ツイート シェア
  1. 福島市議会 2018-09-03
    平成30年 9月定例会議−09月03日-01号


    取得元: 福島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-22
    平成30年 9月定例会議−09月03日-01号平成30年 9月定例会議                 平成30年9月3日(月曜日) ───────────────────────────────────────────── 出 席 議 員(35名)   1番  沢井和宏            2番  佐々木優   3番  丹治 誠            4番  川又康彦   5番  誉田憲孝            6番  二階堂武文   7番  梅津一匡            8番  小熊省三   9番  後藤善次            10番  鈴木正実   11番  斎藤正臣            12番  根本雅昭   13番  白川敏明            14番  萩原太郎   15番  大平洋人            16番  小松良行   17番  羽田房男            18番  村山国子   19番  小野京子            20番  阿部 亨   21番  石原洋三郎           22番  梅津政則   23番  高木克尚            24番  半沢正典   25番  黒沢 仁            26番  尾形 武   27番  土田 聡            28番  須貝昌弘   29番  佐久間行夫           30番  粟野啓二
      31番  粕谷悦功            32番  山岸 清   33番  真田広志            34番  宍戸一照   35番  渡辺敏彦 ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長        木幡 浩       副市長       紺野喜代志   副市長       山本克也       政策調整部長    川村栄司   総務部長      羽田昭夫       財務部長      渡辺千賀良   商工観光部長    横澤 靖       農政部長      斎藤房一   市民安全部長危機管理監         環境部長      遊佐吉典             横田博昭   健康福祉部長    加藤孝一       こども未来部長   永倉 正   建設部長      菊田秀之       都市政策部長    鈴木和栄   会計管理者会計課長佐藤博美       総務部次長     信太秀昭   市長室長兼秘書課長 三浦裕治       総務課長      松崎 剛   財政課長      松田和士       水道事業管理者   八島洋一   水道局長      佐藤保彦       教育長       本間 稔   教育部長      山田 準       代表監査委員    井上安子   消防長       阿蘓 武       農業委員会会長   宍戸 薫 ───────────────────────────────────────────── 議会事務局出席者   局長        下田正樹       次長兼総務課長   安藤芳昭   議事調査課長    渡邉洋也 ───────────────────────────────────────────── 議 事 日 程   1 会議録署名議員の指名   2 会議の期間の決定   3 議案第96号ないし第120号、報告第13号ないし第19号の提出       議案第 96号 平成30年度福島市一般会計補正予算       議案第 97号 平成30年度福島市下水道事業会計補正予算       議案第 98号 平成30年度福島市農業集落排水事業会計補正予算       議案第 99号 平成30年度福島市国民健康保険事業費特別会計補正予算       議案第100号 平成30年度福島市飯坂町財産区特別会計補正予算       議案第101号 平成30年度福島市介護保険事業費特別会計補正予算       議案第102号 平成30年度福島市工業団地整備事業費特別会計補正予算       議案第103号 平成29年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件       議案第104号 平成29年度福島市水道事業会計決算認定及び剰余金処分の件       議案第105号 平成29年度福島市下水道事業会計決算認定及び剰余金処分の件       議案第106号 平成29年度福島市農業集落排水事業会計決算認定の件       議案第107号 福島市長の選挙におけるビラの作成の公費負担に関する条例の一部を改正する条例制定の件       議案第108号 福島市頑張るふくしまっ子復興夢応援基金条例制定の件       議案第109号 福島市手数料条例の一部を改正する条例制定の件       議案第110号 サンスカイつちゆ条例を廃止する条例制定の件       議案第111号 福島市立認定こども園条例制定の件       議案第112号 福島市養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件       議案第113号 損害賠償の額の決定並びに和解の件       議案第114号 市道路線の認定及び廃止の件       議案第115号 工事請負契約の件       議案第116号 工事請負契約の一部変更の件       議案第117号 財産取得の件       議案第118号 財産取得の件       議案第119号 財産取得の件       議案第120号 財産取得の件       報告第 13号 福島市一般会計予算継続費精算の件       報告第 14号 平成29年度福島市健全化判断比率及び資金不足比率報告の件       報告第 15号 福島市農業・農村振興条例に基づく年次報告の件       報告第 16号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づく報告の件       報告第 17号 福島市中小企業振興基本条例に基づく報告の件       報告第 18号 市が資本金を出資している法人の事業計画等提出の件       報告第 19号 専決処分報告の件   4 市長の提案理由の説明   5 議案第118号、第119号の先議   6 議案第118号、第119号に対する質疑   7 議案第118号、第119号を所管常任委員会に付託   8 議案第118号、第119号の委員会における審査の結果の報告   9 委員長報告に対する質疑、討論、採決 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   議事日程に記載のとおり                 午前10時00分    開  会 ○議長(半沢正典) 定足数に達しておりますので、これより9月定例会議を開会いたします。  会議録署名議員の指名をいたします。  10番鈴木正実議員、22番梅津政則議員を指名いたします。  会議の期間の決定をいたします。  会議の期間は、議会運営委員会の決定のとおり、すなわち本9月3日から25日までの23日間といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(半沢正典) ご異議ございませんので、会議の期間は本9月3日から25日までの23日間と決定いたしました。  なお、本会議の議事日程質問通告等の締め切りは、お手元に配付の印刷物のとおりでありますので、ご了承願います。  議案等の説明を求めるため、会議の期間中、市長以下必要と認める執行機関の職員の出席を求めることにいたします。  諸般の報告をいたします。  報告の内容は、お手元に配付の印刷物のとおりでありますので、ご了承願います。  ただいま市長から議案及び報告の提出がありました。  議案及び報告は、さきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  日程に従い、議案第96号ないし第120号、報告第13号ないし第19号を一括して議題といたします。  市長の提案理由の説明を求めます。 ◎市長(木幡浩) 議長、市長。 ○議長(半沢正典) 市長。      【市長(木幡 浩)登壇】 ◎市長(木幡浩) 皆様、おはようございます。提案理由を申し上げるに先立ち、冒頭、平成30年7月豪雨により犠牲となられました方々とそのご遺族に対し、謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災者の皆様に衷心よりお見舞い申し上げます。  本市といたしましては、中核市災害相互応援協定等に基づき、岡山県倉敷市、山口県光市へこれまで20名の職員を派遣し、災害廃棄物の処理業務をはじめ、被災者の健康管理、相談業務、農地や水路等関係の復旧業務などへの人的支援を行うとともに、備蓄しておりましたトイレットペーパー等の物的支援を行ったところであります。  今後も被災自治体等からの要請等に応じることで、被災地の一日も早い復旧復興を力強く支援してまいるとともに、被災地での経験を本市での災害対応に生かしてまいります。  次に、市政の近況等についてご報告いたします。  初めに、公共施設戦略的再編整備中心市街地まちづくりについて申し上げます。  公共施設戦略的再編整備につきましては、福島市公共施設戦略的再編整備検討委員会をこれまで3回開催し、再編整備の基本的な方向性や官民連携可能性等について検討を重ねております。  また、中心市街地まちづくりにつきましては、福島市中心市街地将来ビジョン検討委員会をこれまで2回開催し、まちづくりに必要な機能を面的に整理、検討しております。  両検討委員会検討内容につきましては、市政だよりや市ホームページ等で公表するとともに、広く市民の皆様などからご意見を募集し、検討委員会での議論の参考にさせていただいております。  今後、さらに市民の皆様のご意見を伺う機会を設けた上で、両検討委員会での検討を踏まえながら、県都にふさわしい公共施設の整備や中心市街地にぎわい形成に向け誘導する高次都市機能の配置等について、本年中に全体の青写真をお示しできるよう取り組んでまいります。
     次に、福島市・飯野町合併10周年記念事業について申し上げます。  福島市と旧飯野町との合併から10年を迎えたことを記念し、8月8日に飯野中学校において記念式典と記念講演が開催されました。  この開催にあたっては、実行委員会の皆様にご協力を賜りますとともに、合併にご尽力された方々や飯野中学校の皆様をはじめ、多くの地区住民の皆様にもご出席をいただき、10周年を記念するにふさわしい事業とすることができました。  今後におきましても、飯野地区の魅力あるまちづくりに地区の皆様とともに取り組んでまいります。  次に、構造改革特区の認定について申し上げます。  果実酒やどぶろく等の酒類製造に関しての規制を緩和する構造改革特別区域の申請をしておりましたが、8月8日付で国からの認定を受けました。  市内全域を対象に福島フルーツ盆地(ぽんち)酒特区とすることで、果実酒、どぶろく等最低製造数量規制が緩和され、本市の農作物を活用した酒類の製造や、くだもの王国福島の特色ある産品創出を促進できるようになります。  今後は、関係機関や事業者等に周知を行いながら、事業者による特区を活用した活動を支援し、6次産業化や産品ブランドの振興を推進してまいります。  次に、東京2020オリンピックパラリンピック競技大会について申し上げます。  東京2020大会組織委員会からは、オリンピック聖火リレーは2020年3月26日に福島県からスタートするとの発表がありました。  さらに、オリンピック競技スケジュールが示され、2020年7月22日にはソフトボール競技、29日には野球競技県営あづま球場で開催されることが決定いたしました。  特にソフトボール競技は、開会式に先駆け、東京2020大会で一番早く行われ、福島からオリンピックが始まることになります。まさに復興五輪にふさわしい幕あけであり、福島に対する注目も一層高まるものと考えております。  オリンピックの開催は、これまでの支援に対する感謝と復興に取り組む姿を世界に発信する絶好の機会と捉えており、東京2020大会の成功に向けた準備を一段と加速させてまいります。  次に、除染の進捗状況及びリアルタイム線量測定システムについて申し上げます。  除染の進捗状況につきましては、生活圏における除染に伴う除去土壌の現場保管の解消に向け、小中学校等は平成31年度末を、住宅等は平成32年度末を目標に仮置き場への搬出を進めているところであり、うち小中学校等につきましては、全91校中、7月末時点で9校が完了し、平成30年度内にさらに44校の除去土壌の搬出を実施すべく、調整しているところであります。  また、フォローアップ除染につきましては、最終的に環境省が対象箇所として選定した48カ所を実施しているところであり、今月中に全て完了する予定であります。  なお、除染対象外である道路等の側溝堆積物の撤去につきましては、7月末時点の進捗率は約85%となり、10月末完了に向け、今後も着実に進めてまいります。  また、国によるリアルタイム線量測定システム配置見直しにつきましては、多くの市民の皆様に説明会への参加の機会を提供するよう、原子力規制庁に要望し、8月30日と9月2日の2回、住民説明会が開催されたところであります。  本市といたしましては、現場保管されている除染に伴う除去土壌が搬出されるまでは、現状の線量測定体制を継続するよう国に強く要望しているところであり、その後においても、市民の皆様が安全安心を確認するよりどころとして、国が責任を持って相当数を配置し、長期的に測定を行うべきと考えており、住民説明会の結果も踏まえ、今後も、国と十分に協議しながら対応してまいります。  次に、新工業団地の整備について申し上げます。  福島おおざそうインター工業団地につきましては、7月30日に安全祈願祭をとり行い、造成工事に着手したところであり、平成31年度早期の一部区画の引き渡しと平成32年3月の全体完成を目指してまいります。  また、予約販売につきましては、分譲用地2区画に対し、それぞれ1社の申し込みがあり、分譲に向けた手続きを進めているところであります。  残りの区画の分譲に向けましても、引き続き、私のトップセールスをはじめとする企業誘致活動を積極的に展開することによって、地域の物的、知的資源を生かした福島らしい産業の集積と振興を図り、地域経済の活性化と雇用の創出に努めてまいります。  次に、福島大学農学群食農学類の設置について申し上げます。  福島大学食農学類施設整備に対して財政支援を行うにあたり、8月6日に福島大学との連携協力に関する基本協定を締結いたしました。  この協定は、人材養成並びに調査研究等の成果を地域社会への還元に努める責務や修学者の地元定着など、各種事項における本市と福島大学との連携協力などを定めたものであり、今後はこの協定に基づき、地域社会の発展と産業振興に努めてまいります。  また、8月28日に、食農学類の設置について、文部科学省より認可があり、今後、学生募集など来年4月の開設に向けた準備が進められることになります。  食農学類の開設により、農業をはじめとして地域産業まちづくりなど、さまざまな分野へ好循環の輪が広がり、地域への波及効果を期待するものであります。  次に、産官学の包括的な連携に関する協定について申し上げます。  8月27日に、市内の全ての大学と福島商工会議所などの経済団体により、県内初となる福島市産官学連携プラットフォーム構築と包括的な連携に関する協定を締結いたしました。  この協定は、桜の聖母短期大学をはじめとした市内の大学が主体となって、地域の課題を大学の課題として捉え、地域の将来を担う人材の育成や若者の地元定着などの地方創生にかかわる事業を実施するものです。  これらの事業に、産業界とともに本市も参画し、今後、産官学が連携協力してさまざまな事業に取り組み、地域の活性化につなげてまいります。  次に、東北中央道と道の駅の活用による地域活性化社会実験について申し上げます。  国に東北中央自動車道と沿線の各道の駅を拠点とした、広域観光周遊地域内周遊による地域活性化について検証する社会実験の公募申請をしておりましたが、7月25日に採択されました。  この社会実験につきましては、県や各市町、各商工観光団体で組織しております東北中央道地域活性化社会実験協議会において取り組んでまいりますが、期間を限定し、広域観光周遊として相馬福島米沢間の道の駅に停車する周遊バスを運行するとともに、それぞれの道の駅に広域情報コーナーを設置し、各地域の観光情報などを提供することを予定しております。  また、地域内周遊の取り組みとして、各道の駅周辺の歴史観光施設をめぐる周遊バス運行やレンタサイクルなどの事業を行い、これらの実施により地域の活性化を図るための可能性を検証するものであります。  こうした実験の結果も踏まえながら、本市の道の駅の整備や広域の産業、観光の振興に生かしてまいります。  次に、福島体育館の再整備事業について申し上げます。  福島市体育館・武道場につきましては、中心市街地における屋内体育スポーツ拠点施設として、平成28年度から整備を進め、本年7月には本体工事が完了し、現在、外構工事等を行いながら準備を進めており、10月21日にオープンする予定であります。  今後におきましても、子供から高齢者まで多くの皆様が、生涯にわたりスポーツに親しむことができる環境の整備に努め、本市の体育振興及び市民の健康増進を図ってまいります。  次に、サン・チャイルドの今後の取り扱いについて申し上げます。  サン・チャイルドは、現代美術作家ヤノベケンジ氏の作品であり、福島の復興の象徴となり得るものと期待して、一般財団法人ふくしま未来研究会からの寄贈を受け、8月3日に、こむこむ館前に設置いたしました。  設置後、設置の継続を求める意見がある一方で、設置に反対する意見も多く、市民の皆様の賛否が分かれる作品を復興の象徴として設置し続けることは、困難であると判断いたしました。  今後、できるだけ早く展示を取りやめた上で、取り扱いを検討してまいります。  この設置によって不快に思われた皆様、設置に期待をされていた皆様には、改めておわびを申し上げます。  次に、陸上自衛隊福島駐屯地における第11施設群部隊について申し上げます。  第11施設群部隊は、本市にとって大変重要な部隊であり、その移動は、今後の災害対応、復興道半ばの本市の復興に大きなマイナス要因となることから、継続配置を強く要望してまいりました。  今般、要望がかない、現状のまま存続されることとなりました。  今後とも福島駐屯地と連携を密にし、市民の安全安心を確保してまいります。  次に、本定例会議に提出いたしました案件について申し上げます。  提出いたしました案件は、平成30年度福島市一般会計補正予算等の議案25件及び報告7件であります。  議案第96号平成30年度福島市一般会計補正予算は、歳入歳出予算、継続費及び地方債の補正であり、歳出予算の追加額は27億6,200万円余であります。  その財源には、国、県支出金5億9,600万円余、基金繰入金1億3,900万円余及び地方債2億8,900万円余を追加し、差し引き17億3,700万円余には臨時財政対策債及び繰越金等を充当いたします。  歳出補正の主な内容といたしましては、平成32年度の施設完成、オープンを目指し、地域振興施設道の駅の外構設計を実施いたします。  インバウンドの推進につきましては、観光パンフレット公共交通マップの多言語版を新たに作成するほか、花見山へのアクセス及び公園内をはじめとする花見山周辺の案内表示の多言語化、波来湯、中之湯、あったか湯の施設内サインの英語案内の併記など、2020年東京オリンピックパラリンピックの開催も見据え、さらに対応を強化してまいります。  待機児童対策については、平成31年4月の開園に向けて、市立認定こども園3園の整備を進めるとともに、民間が設置する小規模保育事業所整備費用を補助いたします。  また、基準不適格や老朽化により対応が必要な公共施設等ブロック塀撤去工事を早急に実施するとともに、市民の皆様が実施するブロック塀撤去にかかる費用の一部を補助いたします。  このほか、最新の洪水ハザードマップの全世帯、全事業所配布祓川浸水対策の実施、小中学校耐震補強事業学校ICT環境整備事業等に係る経費を計上するものであります。  継続費の補正は、小中学校屋内運動場耐震補強設計を2カ年度にわたり実施するため追加するものであります。  議案第102号平成30年度福島市工業団地整備事業費特別会計補正予算は、造成完了用地の迅速な引き渡しのため、用地測量等債務負担行為により行うため追加するものであります。  議案第103号平成29年度福島市各会計歳入歳出決算認定の件ないし議案第106号平成29年度福島市農業集落排水事業会計決算認定の件は、それぞれの決算の認定並びに水道事業会計及び下水道事業会計剰余金処分について議決をお願いするものでありますが、監査委員審査意見書のほか、各会計における主要な施策の成果等につきましては、附属書類のとおりであります。  議案第108号福島市頑張るふくしまっ子復興夢応援基金条例制定の件は、東日本大震災からの復興を担い、夢や希望を持って頑張る子供たちを応援する事業を効果的に推進するため、基金を設置するものであります。  議案第110号サンスカイつちゆ条例を廃止する条例制定の件は、土湯温泉町の都市再生整備計画事業による新たな施設の整備の中で、老朽化が進むサンスカイつちゆを廃止することに伴い、条例を廃止するものであります。  議案第111号福島市立認定こども園条例制定の件は、福島市立ふくしま中央認定こども園福島市立ひらの認定こども園福島市立いいの認定こども園の3園の幼保連携型認定こども園を設置するため、条例を設けるものであります。  議案第113号損害賠償の額の決定並びに和解の件は、福島市森合町地内における給水管漏水事故に係る損害事件について、損害賠償の額を決定し、和解するものであります。  議案第115号工事請負契約の件は、福島市一般廃棄物最終処分場建設工事について、請負契約を締結するものであります。  議案第117号ないし議案第120号財産取得の件は、救助工作車、仮称ふくしま中央認定こども園園舎、仮称ひらの認定こども園園舎、高機能消防指令システムについて、それぞれ取得するものであります。  報告第13号福島市一般会計予算継続費精算の件は、平成29年度において継続年度が終了した継続費について、精算の報告をするものであります。  報告第14号平成29年度福島市健全化判断比率及び資金不足比率報告の件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、健全化判断比率及び資金不足比率について報告するものでありますが、監査委員審査意見書につきましては、附属書類のとおりであります。  報告第15号福島市農業・農村振興条例に基づく年次報告の件は、条例の規定により、農業、農村の動向及び農業、農村の振興に関して講じた施策について報告するものであります。  報告第16号地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づく報告の件は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定により、教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行状況についての点検及び評価結果を報告するものであります。  報告第17号福島市中小企業振興基本条例に基づく報告の件は、条例の規定により、中小企業振興プログラムに基づく施策の実施状況について報告するものであります。  報告第18号市が資本金を出資している法人の事業計画等提出の件は、福島市観光開発株式会社ほか6法人の経営状況を説明する書類を提出するものであります。  このほかの議案の提案理由及び報告につきましては、それぞれ補正予算説明書または議案書に記載したとおりでありますので、ご了承願います。  以上が提出議案及び報告の概要ですが、詳細につきましては、ご質疑または委員会等において申し上げたいと存じますので、よろしくご審議の上議決を賜りますようお願い申し上げます。  なお、議案第118号及び議案第119号財産取得の件は、仮称ふくしま中央認定こども園園舎と仮称ひらの認定こども園園舎をそれぞれ取得するものですが、平成31年4月の開園に向け、契約の締結等、早期の対応が必要でありますので、ご先議くださいますようお願い申し上げます。  また、会議の期間中に人事案件を追加提出したいと存じますので、ご了承をお願い申し上げます。 ○議長(半沢正典) ただいま市長から先議の要請がありました。  これより議案第118号、第119号の議案調査のため、暫時休憩いたします。                 午前10時28分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                 午前11時24分    再  開 ○議長(半沢正典) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程に従い、議案第118号、第119号に対する質疑を行います。  質疑の通告があります。  18番村山国子議員。      【18番(村山国子)登壇】 ◆18番(村山国子) 議長、18番。 ○議長(半沢正典) 村山国子議員。 ◆18番(村山国子) おはようございます。日本共産党の村山国子です。議案第118号及び議案第119号財産取得の件について質疑をいたします。  福島市は、平成31年4月から福島市立ふくしま東、南、西幼稚園を廃止し、仮称ふくしま中央認定こども園に、ひらの幼稚園を廃止し、仮称ひらの認定こども園にする計画で、議案はその増設分の取得になっています。そういたしまして、増設分の構造が軽量鉄骨造平屋建て及び付属設備とありますけれども、どのような建物なのか、既存施設との違いも含めてお伺いいたします。 ◎こども未来部長(永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長(永倉正) お答えいたします。  軽量鉄骨づくりにつきましては、厚さ6ミリメートル以下の鉄骨を柱、はりとして使用し、鉄筋などでできたブレースと呼ばれる補強材を用いてつくる建物で、電灯設備や空調設備等の電気設備、給排水設備、ガス設備等の機械設備が附属設備となっております。なお、既存施設は、厚さ6ミリメートルを超える鉄骨を使用してつくった重量鉄骨づくりとなっております。 ○議長(半沢正典) 村山国子議員。 ◆18番(村山国子) 既存の施設が重量鉄骨ということで6ミリ以上、今度の新設が6ミリ以下というところで、それの違いで、防音とか、そういう問題については同じなのか伺います。 ◎都市政策部長(鈴木和栄) 議長、都市政策部長。 ○議長(半沢正典) 都市政策部長。 ◎都市政策部長(鈴木和栄) 今ほど構造についての質問がございましたので、軽量鉄骨造、それから既存が重量鉄骨造というふうに答弁させていただきました。今ほどの防音についてということでございますので、これにつきましては建物の構造と防音性というのは直接的な関係はございませんので、今回の建物について、防音についても十分考慮した施設になっているかと思っております。
    ○議長(半沢正典) 村山国子議員。 ◆18番(村山国子) 次に行きます。  仮称ふくしま中央認定こども園と仮称ひらの認定こども園の増設分は、どのような工法とするのか、その工法を採用した理由も含めて伺います。 ◎こども未来部長(永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長(永倉正) お答えいたします。  仮称ふくしま中央認定こども園と仮称ひらの認定こども園の増設部分は、リース方式による軽量鉄骨づくりの工法としたところであり、実施設計から建設まで一体的に行うことができるものです。この工法を採用した理由は、工期の短縮ができ、また安全性、耐震性が確保されることから、採用いたしました。 ○議長(半沢正典) 村山国子議員。 ◆18番(村山国子) 増設分の工法だと期間が短縮できるということなのですけれども、着工後どれぐらいの工期になるということなのですか。 ◎こども未来部長(永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長(永倉正) 実施設計から完了まで7カ月程度を想定してございます。 ○議長(半沢正典) 村山国子議員。 ◆18番(村山国子) 7カ月だと、これから発注すると、本当にぎりぎりという感じになるのですね。  次に行きます。既存のふくしま東幼稚園及びひらの幼稚園の壁は、モルタルとなっていると思います。今回採用した工法と既存の工法の違いを伺います。 ◎こども未来部長(永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長(永倉正) お答えいたします。  今回採用したリース方式による軽量鉄骨づくりは、実施設計と工事を一体的に行い、工場で製作、加工した部材を建築現場で組み立てることから、安定した品質が確保でき、工期が短縮できるものとなっております。既存施設の市の直接工事による重量鉄骨づくりは、基本設計後、実施設計委託を行い、その後に工事請負契約を行うもので、建築現場における作業が今回採用した工法よりも多いため、整備に一定期間を要するものとなっております。 ○議長(半沢正典) 村山国子議員。 ◆18番(村山国子) 今回採用したシステムが安定した品質というふうに言われたのですが、こう言われると、既存は安定した品質ではないのかというふうに言いたくなるのですけれども、その点についてはいかがでしょうか。 ◎こども未来部長(永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長(永倉正) お答えいたします。  安定したというふうな言葉でお答えさせていただきましたが、あらかじめ建築現場で組み立てる前に工場で正確に計測したことによっての部材を使用するために、安定したという言葉を使わせていただきましたが、既存の重量鉄骨づくりにつきましては現場で溶接等の工事等も行い、一般的にはその溶接工の技量等にもよって少し差は出てくるものというふうなことを言われているというふうに思っております。 ○議長(半沢正典) 村山国子議員。 ◆18番(村山国子) 次に行きます。  各施設の内装の材質を既存施設の内装の材質との違いも含めて伺います。 ◎こども未来部長(永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長(永倉正) お答えいたします。  今回取得する各園舎の内装の材質につきましては、建築基準法等により児童福祉施設の保育室は難燃以上、通路等は準不燃以上としております。既存施設は、これまでの学校から、より基準の厳しい児童福祉施設に用途変更になるため、増設部分と同等の材質になる改修工事を行うこととしております。 ○議長(半沢正典) 村山国子議員。 ◆18番(村山国子) 次に行きます。  幼稚園から認定こども園になるということで、調理室が設けられます。同じ子供の施設でも、建物の使途も、適用される法律も変わると思います。各施設の既存の園舎と耐火対策の違いについて伺います。 ◎こども未来部長(永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長(永倉正) お答えいたします。  今回取得する各園舎の耐火対策につきましては、児童福祉施設の基準により使用区分が異なる部分の間にございます壁である界壁を防火上主要な間仕切り壁として、内装は保育施設を難燃以上、通路等は準不燃以上としております。既存施設は、これまでの学校から、より基準の厳しい児童福祉施設に用途変更になるため、排煙設備を設けるとともに、増設部分と同等の界壁、内装の材質になる改修工事を行うこととしております。 ○議長(半沢正典) 村山国子議員。 ◆18番(村山国子) 各施設と既存の園舎との耐震強度の違いについて伺います。 ◎こども未来部長(永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長(永倉正) お答えいたします。  既存園舎は、昭和60年2月及び昭和61年12月に建築しているため、昭和56年改正後の建築基準法に合致しておりますが、今回財産取得する園舎につきましては既存園舎と同等以上の耐震性を確保することとしております。 ○議長(半沢正典) 村山国子議員。 ◆18番(村山国子) 次に行きます。  各施設と既存の園舎との断熱対策の違いについて伺います。 ◎こども未来部長(永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長(永倉正) お答えいたします。  既存園舎は、外壁に軽量気泡コンクリートを使用しておりますが、今回財産取得する園舎につきましては外壁に窯業系パネル、断熱材にグラスウールを使用いたしますので、既存園舎と同等以上の断熱効果があるものと考えてございます。 ○議長(半沢正典) 村山国子議員。 ◆18番(村山国子) 次に行きます。  福島市が建物をリース方式で取得するのは初めてのことと思います。増設分についてリース方式を採用した理由を伺います。 ◎こども未来部長(永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長(永倉正) お答えいたします。  市立認定こども園の整備にあたりましては、本市の重要課題である待機児童を早期に解消するため、事業を進めているところでございます。今回のリース方式は、実施設計と工事を一体的に行うため、工期の短縮ができ、従来の方法よりも早い平成31年4月の開園が可能となることから、採用いたしました。 ○議長(半沢正典) 村山国子議員。 ◆18番(村山国子) リース方式のメリット、デメリットについて伺います。 ◎こども未来部長(永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長(永倉正) お答えいたします。  リース方式のメリットは、工期が短縮できること、賃借料の支払い期間を5年間均等支払いとするため、初期費用が軽減され、財政負担が平準化されることが挙げられます。デメリットといたしましては、一般的に支払いにあたり金利負担等の発生に伴うコストが発生することが挙げられますが、待機児童の解消が本市の喫緊の重要な課題と捉え、リース方式を採用いたしました。 ○議長(半沢正典) 村山国子議員。 ◆18番(村山国子) リース方式のメリットとして、初期費用がないとか、平準化されるということだったのですが、全体としての費用面としては高上がりになるということなのでしょうか。 ◎こども未来部長(永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長(永倉正) お答えいたします。  一般的な考え方といたしまして、リース方式の場合には、その期間に係る利息が発生するというふうなことから、若干なりとも増大するものというふうには考えてございます。 ○議長(半沢正典) 村山国子議員。 ◆18番(村山国子) 瑕疵が生じた場合、設置後5年以内と5年以降の受注者の責任を伺います。 ◎こども未来部長(永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長(永倉正) お答えいたします。  無償譲渡特約つき賃貸借契約上、賃貸借期間の5年間の瑕疵につきましては受注者の責任に、5年以降の責任につきましては瑕疵の内容などにより協議が必要な場合もあるというふうに考えてございます。 ○議長(半沢正典) 村山国子議員。 ◆18番(村山国子) そうすると、5年以降でも、内容によれば受注者の責任で修理とか、そういうのがなる場合もあるというふうに考えていいのですか。 ◎こども未来部長(永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長(永倉正) お答えいたします。  一般的に隠れた瑕疵などと言われておりますが、瑕疵担保責任等の場合も今後予想されることがございますので、そういった場合には協議によって解決されるものというふうに考えております。 ○議長(半沢正典) 村山国子議員。 ◆18番(村山国子) その瑕疵の内容というのは、こういうものだと該当するよというのはわかりますか。 ◎こども未来部長(永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長(永倉正) お答えいたします。  現段階において、具体的なことにつきまして検討はしてございません。 ○議長(半沢正典) 村山国子議員。 ◆18番(村山国子) なったらば、その都度協議ということですね。  次に行きます。リース期間を5年とした根拠について伺います。 ◎こども未来部長(永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長(永倉正) お答えいたします。  長期になりますと金利分がふえて割高になるため、財政負担の平準化とのバランスを考慮して、5年間としたところでございます。 ○議長(半沢正典) 村山国子議員。 ◆18番(村山国子) 最後です。4月に中核市となり、保健所の事務事業が移譲となりましたので、食品衛生の監査を市が担うようになります。そういたしまして、各施設は市の食品衛生指導計画の食品管理運営基準に合致しているのか伺います。 ◎こども未来部長(永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長
    こども未来部長(永倉正) お答えいたします。  園舎の増築にあたりましては、調理室の適正な温度や湿度を保つ環境に配慮しながら、施設基準に合致するよう関係機関に助言を受けながら整備を進めているところでございます。運営にあたりましても、本市の食品衛生監視指導計画及び福島市食品衛生法施行条例に基づき、管理運営基準を遵守してまいります。 ○議長(半沢正典) 以上で村山国子議員の質疑を終わります。  以上で質疑は終結いたしました。  会議規則に定める午後5時までの会議時間を超えることが見込まれますので、この際、時間を延長いたします。  日程に従い、議案第118号、第119号を所管の常任委員会の審査に付することにいたします。  委員会開会のため、暫時休憩いたします。                 午前11時41分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                 午後2時39分    再  開 ○議長(半沢正典) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程に従い、議案第118号、第119号の委員会における審査の結果の報告を求めます。  文教福祉常任委員長、3番。 ◎3番(丹治誠) 議長、3番。 ○議長(半沢正典) 文教福祉常任委員長。      【3番(丹治 誠)登壇】 ◎3番(丹治誠) さきの本会議におきまして当文教福祉常任委員会に付託になりました議案に対する委員会の審査の結果につきまして、ご報告申し上げます。  議案第118号財産取得の件、議案第119号財産取得の件、以上につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、ご報告申し上げます。 ○議長(半沢正典) ただいまの委員長報告に対し、ご質疑のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(半沢正典) ご質疑がなければ、質疑を終結いたします。  討論に移ります。  ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(半沢正典) ご意見がなければ、討論を終結いたします。  これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第118号財産取得の件、議案第119号財産取得の件につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわちいずれも原案のとおり可決することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(半沢正典) ご異議ございませんので、議案第118号、第119号につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわちいずれも原案のとおり可決されました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  この際、お諮りいたします。明4日ないし6日は、議案調査のため、それぞれ休会といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(半沢正典) ご異議ございませんので、明4日ないし6日は、議案調査のため、それぞれ休会とすることに決しました。  7日は午前10時から本会議を開きます。  本日は、これをもって散会いたします。                 午後2時42分    散  会...