福島市議会 > 2018-06-26 >
平成30年6月26日議会運営委員会−06月26日-01号

ツイート シェア
  1. 福島市議会 2018-06-26
    平成30年6月26日議会運営委員会−06月26日-01号


    取得元: 福島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-22
    平成30年6月26日議会運営委員会−06月26日-01号平成30年6月26日議会運営委員会  議会運営委員会記録  平成30年6月26日(火)午前9時32分〜午前11時49分(9階909会議室) 〇出席委員(11名)   委員長      後藤善次   副委員長     白川敏明   委員       沢井和宏   委員       佐々木優   委員       川又康彦   委員       誉田憲孝   委員       萩原太郎   委員       阿部 亨   委員       石原洋三郎   委員       梅津政則   委員       真田広志 〇議長   議長       半沢正典
    委員外議員   副議長      粟野啓二欠席委員(なし) 〇市長等部局出席者(なし) 〇議会事務局出席者   局長            下田正樹   次長兼総務課長       安藤芳昭   議事調査課長        渡邉洋也   総務課長補佐庶務係長   山田正明   議事調査課長補佐調査係長 松本未和子   議事調査課議事係長     半澤一隆 〇議題   議会運営委員会検討事項議会ICT化の推進に関する調査)について   1 参考人招致     (株)ドコモCS東北 法人営業部      ソリューションサポートセンター 主査 福田将士 氏   2 次回の議会運営委員会開催日程(案)について ─────────────────────────────────────────────                午前9時32分    開  議 ○後藤善次 委員長  皆さん、おはようございます。ただいまより議会運営委員会を開会いたします。  本日の議題につきましては、お手元に配付の次第のとおりであります。  初めに、参考人招致を議題といたします。  本日は、福島市議会ICT化の推進に関する調査の一環といたしまして、株式会社ドコモCS東北法人営業部ソリューションサポートセンター福田将士主査を参考人としてお迎えし、議会ICT化におけるタブレット端末の有用性について、そのご説明をいただき、その後、タブレット端末を使った実地研修を行います。  なお、本日は4名の議員が、まだ到着しておりませんが、傍聴される予定でございます。通常の委員会同様、大変申しわけありません。ご発言はできませんので、ご了承いただきたいと思います。  それでは、早速ではございますが、福田参考人、ご説明のほどよろしくお願いいたします。 ◎福田将士 参考人  それでは、皆さん、おはようございます。ドコモの福田と申します。このたびは、このようなご説明の場を設けていただきまして、誠にありがとうございます。以後、きょうお昼前ぐらいまで、私どものほうから、タブレットで始める議会のICT化と題しましてご説明をさせていただきたいというふうに思います。  きょうは、何名かの体制でわらわらと押しかけてはいるのですけれども、我々ドコモのほうから、私は仙台のほうから来ているのですが、福島支店のほうの営業のメンバーと、あとはきょう議会タブレットのソフトウエア、このサイドブックスという青いパンフレット、カタログのほうをお渡ししていますが、こちらの開発会社でございます東京インタープレイさんもお越しいただいていますので、後ほど終わった後にご質問等、詳しい話とか、そういうのを、お時間あれば、頂戴できればなというふうに思っておりますので、以後よろしくお願いしたいというふうに思います。  それでは、早速始めていきたいと思いますが、きょうはお手元にタブレットもお渡ししているのです。お隣の方のタブレットもごらんいただきたいのですけれども、大小2種類のタブレットを実はお持ちしています。皆さんから見て右側の方が大きいタブレットになっていますかね。そういう形になっていまして、大きいタブレットが大体13インチぐらいの大きさになっています。そして、小さいほうは11インチぐらいの大きさになっております。大きいほうは、A4の紙と同じぐらいのサイズになってございます。今後そういう議会資料をそういうタブレットでごらんになっていただく際に、やはり大きいほうが見やすいだろうという話に当然なりますし、いやいや、小さいほうが持ち運びやすいだろうと、そういう議論もあるかと思いますので、そういったところもございますので、お隣の方と見比べていただきながらぜひご利用いただきたいなというふうに思います。  検討が大分進んでいるというふうに伺っているのですが、タブレットを今回初めてさわるという方はこの中にはいらっしゃいますか。ありがとうございます。きょうは、基本的な操作も、既にわかっているという方は復習の意味も兼ねて、やっていきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。  私の説明なのですが、皆さんから見て左手のこちらのスクリーンに、お渡ししている紙の冊子と同じ資料をこちらに投映しています。そして、右側、あちらです。こちらのほうには、私の手元にも皆さんと同じタブレットがあって、操作説明をする際にこちらのほうから一緒に操作を、まねて操作していただければいいかなというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。  では、早速操作に入る前に、ちょっと前説というか、そういったものをさせていただきたいなというふうに思います。きょうの進行、大体2時間弱ぐらいで終わらせていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  では、初めにということなのですけれども、なぜ議会でタブレット化が進むのかというのはいろんな目的ですとか議論があると思いますけれども、ひとえに背景としてこういったようなデータがございます。東北の生産年齢人口ってどうなのだという話です。これは、国交省さんですとか、そういったところからいろんなデータ出ていますけれども、今の最新の予測ではこのように2030年ぐらいまでには3割ぐらい生産年齢人口が減るという推測が出ています。この生産年齢人口というのは、15歳から64歳までのいわば働ける人の数ということです。これが3割減るということは3割もっと働こうという意味ではないというのは、さんざん東京のほうで、霞が関のほうでいろいろ論じられている働き方改革というところの話に持っていける話かなというふうに思いますけれども、3割減るので、やり方を効率的に変えていかないと、じり貧になるぞという話です。こういったところにあって、そういうふうなタブレットのようなICT機器がそれに功を奏すというふうに言われているということになります。  では、民間企業どうしているのかという話をちょっとさせてください。これは、業務効率アップに向けてということで、百貨店業を営まれている会社さんの事例でございます。百貨店業です。デパートです。デパートでも会議を当然やっています。その会議資料の準備に紙と時間を浪費するというところです。当たり前ですけれども、会議ですから、紙刷りますね。印刷します。紙代、印刷代、あとホチキスとかやりますよね。人の手間。終わった後シュレッダーとかするかもしれません。ごみが出ます。保管しなくてはいけない。そういうさまざまな時間と経費がかかるということになります。それをタブレットで見るとやりましたら、あらゆるコストが削減されましたということなのです。これ非常にわかりやすいです。そして、ここ会社さんですから、営業マンがいます。営業マンは、こういうカタログ等を重い思いをしてバッグに入れて、ひいこら、ひいこらと町なかを回るわけなのですけれども、それをこのようにタブレットにかえるだけで営業効率とか精度というのは格段に上がるというふうにお褒めをいただいているということになります。これは、皆さんが今ご検討いただいている議会のペーパーレス化と全く同じことをやっているということです。民間企業もこういった形で模索をして、先ほどの生産年齢人口にあらがっている、そういうふうな状態になっています。  民間企業というのは、パソコンの導入率というのは実にもう10年以上前に9割を超えて、100%ほぼ民間企業にはパソコンというものが入ってきています。いわゆるICT機器です。こういったものはもう10年前に整ってきていたということなのです。ただし、議会に関して言えば、これ公開されているデータなのですけれども、パソコンですとかタブレットの利用というのは実に9割が未導入という状態です。これは、歴史上いろいろな営みがあったかと思うのですけれども、議案の資料の電子化というのも同じように9割が未導入の状態ということになります。今まさに皆さん検討が進まれているというふうに思いますけれども、これがちょっとずつ今導入し始めている時期に来ているのだなという状態にあるかと言えると思います。  ICT化を実現する道具の種類というのはさまざまあるのですけれども、皆さんおそらくノートパソコンなんていうのがタブレットに近いものなのかなというふうにお思いの方も多いと思うのですけれども、これは似て非なるものです。スマートフォン、皆さんお持ちの電話とパソコンの間、それがタブレットのようなものだというところです。この後、詳しくお話をさせていただきますが、電話機能があるのかないのかとか、キーボードがあるのかないのか、そういったような差があるのではないかなというふうに思います。  では、タブレット今回初めてさわるという方も中にはいらっしゃるというふうに伺いましたので、タブレット基本操作というところを皆さんと一緒にやっていきたいなというふうに思います。では、お手元にタブレット大小ございますけれども、これはもう既に電源が入った状態でお渡しをさせていただいています。もうさわったことあるという方は、簡単過ぎるというふうな話もあるかもしれませんけれども、一緒にやっていきたいなというふうに思います。  まず最初に、紹介だけしますが、電源ボタンとか、そういうボタン類ってどうなっているのかというお話なのですけれども、皆さんの画面の向かって右上のあたりに、このへりの部分です。側面と言ったらいいでしょうか。へりの部分に電源ボタンというのが小さくついています。そこを押したりすることで電源を入れたり切ったりすることができるということです。きょうは押さなくても結構ですけれども、既に電源が入っていますので。ここを押すと電源が入れたり切れたりすることができる。そして、右側面に音量の上下させるボタンがあります。これは、なかなか議会の中ではないと思いますが、動画をごらんになるとか、そういうときに音を上げ下げするというふうになる。議員活動の中で動画を再生することはあるかもしれませんよね。そういったようなものがあるというふうに覚えていていただければというふうに思います。  これちょっとやってみましょうか。ロック画面というのがあるのです。ロックって何なのかというと、画面を真っ暗にするということなのです。操作できなくするということです。これ何のためにあるかといいますと、例えばですけれども、ちょっと出かけるよ、かばんに入れるというときに画面つけっ放しだと勝手に動いてしまったりしますので、画面を暗くするということなのですけれども、これは先ほどご紹介したへりにある電源ボタン、これをぽちっと押しますと、ああいうふうに真っ暗になります。ちょっと軽くぽちっと押してみてください。これは、カチッと鳴りましたよね。これは、テレビのスイッチを切るとやったことと一緒なのです。ただし、主電源は入っていると、そういうような状態です。なので、画面を切ったというような状態です。もう一回同じ電源ボタンをぽちっと押しますと、画面がつくということになります。おわかりになりますか。ただし、ほっておくと、また消えてしまうのです。これは省電力なのです。使う準備が整っていない状態ですよということなのです。なので、ちょっとこのサイクルに沿ってやっていただきたいのですけれども、真っ暗な画面で結構なのですけれども、ここに白い丸ボタンがあると思うのです、皆さん。配っているので、黒い方もいるかもしれませんけれども、ここに丸ボタンがあるので、それを押しますと1回つきます。もう一回押しますと戻ってきますので、ちょっとやってみてください。2回押すのです。もう一回押します。皆さん、ありがとうございます。スムーズですね。ちょっとわからないという方はいらっしゃいますか。大丈夫ですか。では、ちょっと伺います。これが切れた状態で、これを押しますとこうなって、もう一回押していただくともとに。ありがとうございます。これ何げにやった行為なのですけれども、これは非常に実は重要なサイクルでして、ここに書いてありますけれども、3から1に戻るときに暗証番号を施すことができるのです。これは、実際ご導入いただいたら絶対やっていただくことになります。何でかというと、ここの真っ暗になって、机にぽんと置いていたときに、勝手に誰かにさわられたら困るではないですか。なので、暗証番号を施すというのは非常に重要です。あってはいけないのですけれども、例えばですけれども、何か講演をされた後に会場に忘れてきてしまったというときに誰かに勝手にさわられてしまったとか、懇親会のときに置いてきてしまったとか、そういうことがあったらよろしくないので、暗証番号を設定すると、これ皆さんの携帯電話スマートフォンと一緒です。暗証番号を施すというのは非常に重要なことになります。こういうことができます。きょうは都合上そういった暗証番号はやっていませんけれども、皆さんに押していただくのは大変ですので、そういうのはやっていませんけれども、そういうふうにすることもできるということになります。  次に、画面の回転というのをちょっとやってみたいのですけれども、皆さん今おそらく縦の状態になっていると思うのです。私も、あちら、縦になっています。これをちょっと持ち上げていただいて、横に90度倒すと、こんな感じになります。持ち上げるというのがポイントです。なぜ持ち上げたかというと、どっちが下向きなのかというのをセンサーが把握しているからです。これは、ジャイロというセンサーがついていまして、どっちを向いているのかなというのがこれでわかる。カーナビにも同じような仕組みありますけれども。こんなような形で画面を回転させることができる。これ、ただ回転しておもしろいなということを言いたいわけではなくて、この後、議会資料をごらんになるというフェーズになったときに、横の資料なのか、縦の資料なのか、刷った方向というのがありますよね。なので、見やすい方向に倒すというものは非常に重要な操作方法になりますので、これを忘れないようにしていただきたいというところでございます。  では、このタブレットなのですが、先ほど申したとおり、キーボードですとか、マウスとか、パソコンについているような附属品やそういうものはありません。では、どう操作するのかというと、指でタッチするということになるのです。1つ操作してみましょう。皆さんの画面で、ここの並びは私とちょっと違う方も結構いらっしゃると思うのですけれども、下の並びは一緒だと思うのです。左下に時計ございますか。時計を指でぽんとさわってください。このぽんです、操作としては。ぎゅうではないです。ぽんと押すという感じです。時計が立ち上がると思います。これは、このタブレット、きょうお持ちしたのはアップルさんのアイパッドというタブレットですけれども、時計という機能を呼び出したということをやったのです。タブレットの中にある時計という機能を呼び出したということです。ソフトを立ち上げたようなものだと思っていただければと思います。これは、いろいろこの時計の中にはストップウオッチをしたり、アラームかけたりというさまざまな機能あるのですが、時計を見るという機能を立ち上げたというのは皆さん同じ状態です。今やったのは、さわるだけでこの機能を呼び出せたということが重要なのです。非常に操作が簡単ですということです。  では、前の画面に戻りたいのだけれども、どうすればいいのだといいましたら、一番最初、先ほど押したこの丸ボタン、それをぽちっと押すと、もとに戻ってきますということです。これホームボタンといいます。ホームというのは、この画面のことをホームというのです。ホーム画面などと呼んだりしますが、ホーム、家ですよね。始めるときの一番スタートする画面なので、ホームと呼んでいます。そういうようなことです。今やったのは時計を見ました。ホームボタンで戻りましたということです。何て簡単なのでしょう。そういうことで、操作は非常に簡単なのですよということです。今後、議会資料をこの後ご説明しますけれども、そういうふうな見るときも、呼び出して戻す、この流れだけで問題なくさわれるというふうに認識いただいて結構だということになります。今やりましたのは、時計を呼び出して、ホームボタンで戻るということをやりました。パソコンなどさわられているときに、何だ、この画面ちょっとわからなくなってしまったという方結構いらっしゃると思うのですけれども、私なんかよくなるのですけれども、このアイパッドの場合はとりあえずわからなくなったらこのホームボタンを押せば必ずここに戻ってきますから、そういうふうな混乱がないというところが非常に重要です。  では、次に行きたいと思います。ちょっと練習続けます。この時計の右隣にカメラのマークがあろうかと思います。今度は、これを指でぽんとさわってみましょう。そうしますと、机に置いている方は真っ暗になります。なぜかというと、背面にカメラがあるからです。ちょっと持ち上げてみていただくとわかりやすいかなというふうに思います。ここを見ていただくとわかるのですが、画面の右端に二重丸のようなマークあるのですが、それシャッターなので、ちょっとシャッターを切って遊んでみてください。パシャッという感じです。思い思いにシャッターが切れるかなというふうに思います。私も何枚かテストで撮らせていただきたいなというふうに思います。その白い丸なのですが、長押しすると連写になりますので、ちょっとやってみてください。いいですね。いいですね。いい音しますね。今ので多分5,000枚ぐらい撮れたと思いますけれども、そういうふうに連写をして、動いている被写体もきれいに撮ることができると、そういうことができるということです。  このカメラなのですけれども、何もカメラが撮れてうれしいなという話だけを申したいわけではなくて、カメラというのは非常に重要です。この議会の議場の中で使うという機会はほとんどないかと思うのですが、事議員活動で、例えば請願なり陳情を受けて、例えばここのガードレールが壊れているぞなんていう話があったとき、現場に行ったときに、デジタルカメラなんて持っていく方って結構いらっしゃると思うのです。そのデジタルカメラ、これがあればいいのです。これで撮れますから、その場で。そして、後ほど詳しく説明しますが、このタブレット議会資料を見ることができるということは、これ通信でつながっていますから、どこにいても議会資料を見ることができるのです。なので、現場で写真を撮る、その場で議会資料を見る、そのまま住民の方に説明するという、そういうふうなサイクルが実現できるのです。なので、カメラを撮れるということは非常に、どこでもカメラが起動できて楽しいなだけではないのです。そういうふうに便利に使っていただくことができるということがポイントになります。デジタルカメラって撮りますよね。事務所なり、例えばこの庁舎に戻ってきて、パソコンにつないで、パソコンにコピーして、保存して、印刷してとかっておそらくやることあると思うのですけれども、これあればいいのですと。これあれば、撮って、その場で見れて、そのまま説明できて、今私がやっているように、そういうことができるので、印刷も要らないということです、とどのつまり。印刷って何のためにするかというと、説明するために、配るためにやりますよね。説明する、このままでできるということです。ですので、デジタルカメラ市場というのは、今その最盛期から10分の1ぐらいに下がっています。スマートフォンですとかタブレットというのが出始めて、実に画質も、今テレビで、CMとかで4K、4Kとかというテレビやっていますけれども、それと同じぐらいの画質で撮れるのです。ですので、非常に高精細です。皆さんのお持ちのデジタルカメラより、もしかすると高精細かもしれないと、そういうようなものでございます。  では、ちょっといろいろ話が長くなりましたけれども、皆さん思い思いに撮っていただきましたけれども、20番のちょっと下に先ほど撮ったのではないかと思われる写真がこっそり小さく載っていると思いますが、そこを指でぽんと開くと、撮った写真出てきます。出てきましたよね。このときなのですけれども、ちょっと1つ新しい操作をしてみたいと思います。この画面、今出ていますけれども、指1本、先ほどからぽんぽんぽんとさわっていましたけれども、なぞるという操作をやりたいのですが、画面の左半分をさわって右にすっとなぞる、画面に触れたままなぞると、1つ前の写真が出てくるはずです。こんな感じです。もしかして皆さん最後連写やったので、似たような写真が出てくるかもしれませんけれども。いっぱいめくっていると、そのうち出てくるかもしれません。というような感じで、ページをめくるという行為なのです、これは。今写真のページをめくっていますが、今後、議会資料を見るというときもこの操作です。ページをめくるというのはこの操作です。このような形で資料を見ていくということができるということです。皆さんは、もうタッチとなぞるという操作をできましたので、これでもう議会資料を読むということはほとんどできるという状態に今あると言えると思います。  では、この写真なのですけれども、ちょっともう一つ操作やります。2つの2本の指使います。もうわかっている方わかっていると思いますけれども、ちょっと嫌らしいのですが、お金のマークをつくっていただいて、手で。人さし指と親指を画面にくっつけて、そしてそのまま広げるとどうでしょうか。写真が拡大されませんか。ぎゅっと、こんな感じです。こんな感じで拡大されます。済みません。ズームにさせていただきましたけれども。真剣に学ばれている様子でよかったなというふうなところでございますけれども。このように拡大、逆の操作です。広げた指を、触れてぎゅっと画面に触れたものを縮めていくと、もとの大きさに戻っていくかなというふうに思います。こんなような形で写真を大きく見るなんていうこともできます。後ほど、何度も言いますけれども、議会資料を見るときに、文字がちっちゃいなと思ったときにこの操作をやるということです。そういうふうに覚えていていただければというふうに思います。  では、カメラをやると、皆さんおもしろくなってしまって、長くなってしまうので、この辺で終わりにさせていただいて、ではホーム画面に戻ってください。覚えていますか。ホームボタンを押しましたね、ぽちっと。もとに戻ります。わからないという方いらっしゃいますか。ありがとうございます。  では、次に行きたいと思います。では、資料、次です。もう一つぐらい練習しましょう。地図をやります。先ほどさわっていただいたカメラの右隣に地図のマークがあろうかと思います。これ地図のマークなのです。あろうかと思いますって、資料わかりづらいですね。これ地図のマークなのですけれども、これをちょっと指でぽんとさわっていただくと、このように地図が開きます。皆さん、今どの辺の地図が出ていますか。      【「ここの地図」と呼ぶ者あり】 ◎福田将士 参考人  そうですよね。ありがとうございます。ここなのです。なぜここがわかったかというと、GPSが入っているからなのです。タブレットはGPSも入っています。ということは、例えば出張に行かれたときですとか、新しく行かれた場所、ここ初めて来たなというときに、これ大活躍します。そして、ここで、なぞるとか拡大するという操作を先ほどやりましたが、ちょっとおのおの操作してみてください。地図が大きくなったり、ほかの場所が見れたりということがこれでできるようになります。こんな感じです。そして、余りに動かしてわけわからなくなってしまったなという方がいらしたら、画面右下です。日立さんのようなマークありますけれども……。      【「日立さんのマーク」と呼ぶ者あり】 ◎福田将士 参考人  似ていると思いませんか。そのマークをぽちっと押していただくと現在地に戻ります。よろしゅうございますか。  きょうは、たっぷりお時間いただいているので、もうちょっと操作してみましょうか。画面の右上、ひし餅のようなマークが見えますか。これをぽちっと押していただくと、下からにゅっとメニューが出てくるのです。その中で真ん中ら辺に航空写真というメニューがあると思いますので、そこを指でぽんとさわっていただくと、地図がばばばっと切りかわるのです。このままではちょっと画面が暗くてよくわからないので、航空写真のほうを指でぽんとさわると下のメニュー消えますので。こんな感じで。この状態で、拡大、縮小とか、なぞるという行為でちょっといろいろさわってみてください。こんな感じですよね。かなりのところまで拡大します。これをやると、必ず皆さんご自宅を探しに行くのですけれども、おそらくそうなるかなという気がします。俺写っていないかななんていって、つい探してしまいますけれども、これ大体リアルタイムな写真ではないのです、残念ながら。場所にもよるのですが、大体一、二年前ぐらいの写真、場所によっては3年ぐらい前の写真が出てきたりします。あとは、なぜか、これを縮小どんどんしていってみるとわかるのですが、福島県下はおろか、日本地図が見えてきて、世界まで見えてくる。これ世界のどこでも見ることができます。場所によっては海の底まで見れます。店の中まで見れます。砂漠も見れます。ということで、いろいろちょっと探してみていただければという話をすると、なぜか某お隣の国を見たくなるのですけれども、そういうことをやったりする方もいらっしゃいます。というふうに、この地図を見ているだけで私一晩過ごせてしまうぐらいおもしろい、いろいろなことを見れて楽しいなと、旅行した気分になってしまうというのがあったりしますけれども。  ちょっと高度な使い方ですけれども、先ほどの地図の操作を複雑な操作しますと、こういうふうに、ここどこですかね。目の前の道路だと思いますけれども、こういうふうに現場が今どういうふうな感じの道路なのかななんていうのをこれで当たりをつけて現地を見に行ったりとか、先ほど請願、陳情でガードレールがなんていうくだりのお話ししましたけれども、どの場所だなんていうのをこういうので見てから現地に行かれるですとか、そういうのもいいのかもしれませんね。こういうふうな地図の使い方さまざまできますので、この地図というのは、これが無料で使えるというのは非常にいいですよね。無料といいますけれども、これ通信費はかかっていますから。ということでございますので。ということで、こういうふうな地図というのが使えるというのは非常におもしろい機能かなと。今やりましたのは、なぞるということで地図を動かすという操作と拡大、縮小ができるのだよということを皆さんにご体験いただいたということになります。  ここまでで、操作でちょっとよくわからなかったとか、質問されたいという方はいらっしゃいますか。大丈夫そうですね。ここまで操作できれば、もうアイパッドの9割の操作できていると思っていただいて結構です。ほかにちょっと難しい、2回連続押すとか、3回連続押すとか、ちょっと細かい操作はいろいろあるのですけれども、ここまでもうわかっていれば特に問題ないかなというふうに思います。  それでは、地図でいろいろ探したいのはやまやまなのですが、ホームボタンホーム画面に戻っていただいてよろしいでしょうか。ここまでご体験いただいて、何かタブレット欲しくなってきたなという方がいらっしゃったらぜひお声がけいただければと思いますけれども。ということでございます。  では、操作体験をやっていただいたということで、そんなに難しくないのだなとわかっていただければ十分かなというふうに思います。  では、ここからは、しばらくちょっと操作はお休みということで、議会におけるタブレットの動向というお話を差し上げたいなというふうに思います。  では、まずちょっと動画を前面のスクリーンでごらんいただきたいのですけれども、ご存じの方はご存じだと思いますけれども、神奈川県の逗子市というのが5年前ぐらいに議会でタブレットというのを導入して運用してきた自治体さんです。そのあたりの導入のいきさつですとか、どういった形で入れたのかというのをまとめた動画になりますので、前面ごらんいただきたいなというふうに思います。 (動画の音声)神奈川県逗子市、全国で初めて議員と市の幹部職員全員がアイパッドを活用した議会を行った自治体です。そのアイパッド導入を牽引したのは、行政ではなく、議員のほうでした。  行政側にアタックしたら、市長さんは、予算も今のままだったら導入しても構いませんと。議長車の専有をやめまして、教育長、それから市長、それから私と共有ということで。それから、全て法令がこの中に入るので、加除費というのですか、新しくなったときに差しかえる費用が出ていたのですよね。それもやめましょうということで、費用はそのままで何とかおさめたということで。  そして、平成25年6月より議員全員がアイパッドを活用するようになりました。  どうせ入れるならやっぱり議会だけで展開するのではなくて、行政側も入れないと、せっかくの投資が有効には使えないと。パソコンの入れかえにあたっての予算の枠組みの中で、入れるのだったらもうやろうということで決めました。  議員へのアイパッド配付からわずか半年後に議会に参加する市の幹部職員にもアイパッドを配付、サイドブックスというクラウドアプリから議会に必要な全ての資料を閲覧しています。  議案資料、そのほかに、ほとんどの行政計画を入れました。議員さんに行政からのいろんな案内がございますが、議員さんもポストのために来られるとか、そういう状況であったのですけれども、瞬時にその議員さんのお手元に案内が行くというのでとても便利でございます。  こうして実現した逗子市議会のペーパーレス、さらにアイパッド活用の場は議会を超えて広がっています。  市長、副市長と打ち合わせの会議とかあるのですけれども、極力これに資料を入れて会議をしていると。  常にこれを持ちまして、例えば津波ハザードマップなんていうのは、市民にその場で、津波はどうなのかしらねといったときには、ここはあなた何メートルになるのよと指示説明できるというのはすばらしいことだと思うのです。  議会、行政、そしてアイパッド、その先にある市民サービスの向上に焦点が向かっているようです。 ◎福田将士 参考人  という動画でございました。  では、この先、ちょっとこの動画の内容を振り返っていきたいなというふうに思うのですが、紙でも資料をお配りしていますけれども、せっかくですから、タブレットで私が映している資料も一緒に見れたらいいだろうなということで、そちらのほう資料を配信というのをやっていきたいと思います。  では、皆さんのタブレットの時計、カメラ、地図とやってきましたが、その向こう、反対側に本を開いたような水色のマークがありますね。これをさわってみてください。こんなような画面が出てくるかなというふうに思います。これが東京インタープレイさんのサイドブックスという議会資料タブレットで見るためのソフトを立ち上げたというような状態になっております。  では、私が今から皆さんのその画面をこちらの資料に映し出すというのを遠隔でやってみたいと思いますので、ちょっとだけお待ちください。皆さんの画面、ちょっと待っていると同じ画面が出てくるかなというふうに思います。出てきていると思います。出ましたか。ありがとうございます。今私が変えますねと言って皆さんの画面変えましたが、この機能もサイドブックスの中の機能の一つで、発言する方、例えば議会で進行する方が、私今からこの資料の説明をしますねと言って皆さんの画面を切りかえる。例えば紙であれば、この資料の52ページを見てくださいねなんていうふうにご案内しますよね。それと同じことをやっているということです。それをタブレットでやると、こんなようなイメージで画面を切りかえることができるということになります。こんなような機能も入っているのだなというふうに思っていただければというふうに思います。  それでは、以後、紙の資料をごらんいただきたい方は見ていただいてもいいのですが、せっかくタブレットでペーパーレスを目指されているということでございますので、そちらでご案内いただいても結構だなというところになります。ちょっとわかりづらいので、こっちの私の右側の画面は一旦消して、こっちで説明を続けさせていただきたいなというふうに思います。  では、ページのめくり方なのですけれども、ページのめくり方は、先ほど写真のページめくりをやりましたよね。それと同じです。右から左にすっとやるとページが進みます。逆の操作をするとページが戻ります。そんな感じです。細かい文字が出てきたなとなったらどうすればいいのでしたっけ。拡大ですね。そういったものが必要になってくるというのがありますので、そのときはご案内します。私の資料細かい文字が出てきませんので、余り拡大しなくてもよろしいかなというふうに思います。  では、動画を振り返っていきたいと思います。全国初のタブレット議会ということで、神奈川県の逗子市です。これ海岸沿いにあるまちで、先ほど最後にハザードマップがというようなコメント出てきましたけれども、そういうことをやっていらっしゃるまちでございます。ここに導入台数ですとか運用開始時期とか、こういうのが書いてありますけれども、2013年です。そして、ちょっとこの議会と執行部、行政側と入れている時期が違うなというのが何となくわかると思いますけれども、これは議会が主導して、入れたいなというふうになった後に、執行部のほうも、これいいねとなって、後ほど入れていただいたという、こういうふうな事例でございます。そして、端末、アイパッドというふうに書いていますが、これが皆さん今さわっているものと同じようなものが入ったと。同じようなと言ったのはなぜかというと、それから5年ぐらいたっていますから、皆さんのほうがいいものを使っているということになります。新しいものということです。きょうお持ちしたのは、一番いい、新しいものをお持ちしています。ということです。そして、費用負担ですが、公費だったというのは動画で出てきたことかなというふうに思います。  では、次のページに行きます。逗子市議会の導入目的なのですけれども、まとめると2つあるかなというふうに思っています。まずは、議会資料の電子化です。これはわかりやすい。業務の効率化を目指したということですね、電子化して。その一方で、先ほどから何度か私お話ししていましたが、カメラですとか、地図とか、そういった機能を使って、議員活動で、よりこのタブレットを使って業務品質を上げていこうということのこの2つの路線があったかなというふうに思っております。  では、まず1つ、議会資料を電子化する利点って何なのかということなのですけれども、下に3点ほどまとめてあります。議会資料を電子化すると、情報伝達が瞬時になりますよということです。これは、どういうことかというと、今までですと、資料をつくりますよね。例えば執行部のほうで資料つくりますといった後、どなたかがプリントします。議員の皆様にどうやってお渡しするかというと、ある自治体では、本当に議員さんのご自宅ですとか事務所に1軒1軒回って資料を置いてくるというふうな自治体さんも当然あります。それをやるのではなくて、このタブレットを使えば、先ほど私がやったように、資料をばっと送り込むことができるのです。それやれば情報の伝達が速いですよねということです。実際この議会のタブレットというのを導入いただいた自治体さんはもう結構いらっしゃるのですけれども、何が楽かって、この情報の伝達が速くなるところが一番だというふうに皆さんおっしゃいます。やっぱり1軒1軒回って紙を置いてきた。そしたら、手直しが入って焼き直しになった。また配りに行くと、そういうふうなところがなくなったというのは非常にいいし、効率的でもあり、情報が正確に速くたどり着くというのは非常にいいですという話をよく伺います。そして、資料をどんどん、どんどん入れ込んでいけば、過去の資料もどんどん見ることができますので、資料を探すとか、そういうことがなくなっていくということです。3年前の決算書を見なくてはといって、例えば書庫をあさって段ボールを開いてなんていうことをやる必要はなくなるということです。そして、印刷コストが減る。これ当たり前のことですね。ということです。  では、次です。議員活動タブレットを活用する利点って今度は何なのかということです。先ほどハザードマップというくだりがあったという話をしましたけれども、こういった議員活動タブレットを利用するということは、カメラや地図で視察等の精度が向上しますと何度かご紹介していましたね、この話は。あとは、いつでもどこでも住民説明ができるようになりますということです。今私がやっているように、このタブレットをこういうふうに大きなスクリーンに出すというのは別にそんな難しいことではないです。ただケーブルつなげばいいだけなので。ここを無線でやってしまう機械もあるのですけれども、いろいろありますけれども、こういうふうに線でつなげば、すぐこういうふうに映し出すことができるということです。例えば地図、こういうふうなハザードマップというのがありますけれども、例えばここで道路工事はこうなりますなんていうふうな地図を出したりすることあると思いますけれども、こういったものを拡大、縮小、さっきのしながら地図を映したりという、非常に有効かなというふうに思います。そして、連絡体制がより強固なものとなるというふうに書いていますが、これどういうことかというと、後ほど詳しく説明しますが、このタブレットというのは、皆さんお持ちの携帯電話スマートフォンと同じように、チップが入っています。つまりそれは通信しているということなのです。通信をしています。ということは、メールとかネットとか見れるわけです。ですので、メールをいつでもこれでもう業務連絡を受け取れるということは、連絡体制がどんどん強固なものになっていくのではないかなということになります。ここのやり方はいろいろあるので、この後ちょっといろいろ事例も交えながらご紹介したいなというふうに思います。  では、次のページに行きたいなというふうに思います。そして、逗子市は、導入検討は議会が主導したというのは先ほどの導入時期からお話ししましたよね。一番最初なのですけれども、パソコンだったのです、最初は。検討の段階は。パソコンを持ち込んだらいいのではないかという話から始まったのです。なのですけれども、議場にパソコンを持ち込んで何やるのだという話です。カチャカチャカチャとやるのですかという話です。いろんなルールあるでしょうけれども、カチャカチャカチャと音出したらいかんというふうなもちろん議会さんもありますし、そもそも議場で資料ってつくるのかという話になったのです。つくらないでしょう。では、何したいのだといったら資料を見たいのです。受け取りたいのです。ということに特化しているマシンは何なのかといったらタブレットではないかという話になったわけです。タブレットは、軽くて、薄くて、電池のもちもいいわけです、パソコンよりも。そうなりますと、資料をつくるわけではないのだから、これで見やすければ一番いいではないか。時が2013年、そのころちょうどタブレットというのが世の中、市場にどんどん出始めていた時期だったのです。では、タブレットというのがいいのではないかということで選択いただいたということになるわけです。ポイントなのですけれども、このタブレットって先ほど言ったとおりチップが入っていますので、いつでも資料を受け取って見ることができるという環境をすぐつくれたというのは大きいですよね。わざわざ庁舎を工事するとか、そういったことは必要ないということです。これをお求めいただければ、すぐもう資料を見るような環境が整うということになります。ですので、一番最初にパソコンタブレットスマートフォンと何か絵をお見せしましたけれども、目的との合致ってどうなのだというところが非常に重要なのです。パソコンって何なのかといったら、つくるものなのです。では、タブレットは何なのかというと、見るものです。なので、パソコンタブレットを比較するということ時点でちょっと違うのです、我々から言わせると。では、パソコンアイパッドどっちが議会の運用に適しているかというのはもう一目瞭然かなというところになります。  では、次です。ということで、逗子市さんのほうでは、議会でもう使い始めたら、執行部のほうも、これいいね。うちも入れれば、執行部も入れれば情報連携がもっと密になるのではないということで入れていただいたということです。ここに書いていますけれども、執行部と議会間によって資料の共有がはかどるということです。さっきも言いましたが、執行部のほうで資料こしらえますね。そして、ぽんと保存すれば、議員さんすぐ見れるわけです。そういうことができるということです。そして、会議時間の短縮につながるとありますけれども、やっぱり印刷して配って何とかという準備よりも、すぐぽん、いつでも見れる、つくりさえすれば見れるという環境をつくることで会議時間短縮になります。そして、自治体全体で、紙を出さなくなるとか、ごみが減るとか、さまざまな面でコスト削減が期待できるということになります。  その辺を定量的に示しているのが福岡県の嘉麻市議会というところで資料が出ていますので、ご紹介したいなというふうに思います。これは、九州のほうで先進的にタブレット化というのを進めていただいた自治体になるのですけれども、こちらの嘉麻市議会、定数22名の議会ですけれども、紙資料の年間配付枚数というのは1人当たり3,700枚あるというふうに計算しています。それが70部つくりますとなりますと、掛け算すると26万枚ぐらい紙を使うということです。これタブレット化するとどうなるのだと、印刷要らなくなりますよねということです。そうなりますと、直接経費の換算としては大体250万円ぐらいになるというふうにおっしゃられています。では、250万円というと、何か余り大したことないなと正直思ったりする方もいるかもしれませんが、それはあくまで物代です。経費なのです。そうではない。この下の3行のところに書いてあるところにご注目いただきたいのですけれども、直接的な経費ではなくて、では人の稼働ってどうなのだというところをぜひご注目いただきたいのです。先ほどもちょっと1つ例を出しましたが、議案等の配付に要する人が動く経費というのがばっと減るというところが一番大きいのではないかということです。差しかえってどうなのだ。もう一回印刷して、ホチキスほどいて、とめて、また渡すのか。そうではない。保存さえすれば、上書き、ぽん、終わりというふうにするのかどうかってどっちがいいのだという話です。ファクスって必要なの。タブレットになれば要りません。資料保管ってどうなるの。紙ではないから、もう考えなくていいです。書庫とか要らなくなります。廃棄費用に係る、廃棄って必要なの。紙ではないから、削除とすればいいだけです。こういうふうにどんどん変わっていくわけです。そういうふうな経費がどんどん、どんどん下がっていくので、この250万円だけではないのだよ。この辺は、ちょっとまだまだはかるにはデータが足らないけれども、こういったところが非常に功を奏しているのではないかというふうにおっしゃられて、こういうふうに資料を公開されているというふうな事例ということです。これ非常に大きい話かと思います。  ほかにもいろんな声ありますけれども、例えば本当にファクスやめた、毎月250枚ほど送っていましたけれども、やめましたですとか、紙と違って、資料を事前に共有できるので、会議時間が減りましたですとか、インターネットをいつでも見れるということで、委員会の中で調べ物がしやすくなって、議論がどんどん深化していきましたなんていう話があります。これも何が大きいかって、これは本当にインターネットをすぐに見られるというのは非常に大きいですから、これさえ持っていれば調べ物本当に楽ですよね。関係ないですけれども、うちの子供は、漢字わからないというと、あっさりこのタブレットで調べに行くのは本当に困るのです、逆に。便利な反面、そういうふうなところもあったりなかったりするのですけれども。つまりそういう社会にある中で使わない手はないだろうということなのです。そういうことでございます。  次のページからちょっと事例を幾つかご紹介しているので、ごらんいただきたいのですけれども。まず、東北の事例として、活用事例1ということで、山形の米沢です。そちらのほうの事例をちょっとご紹介したいなというふうに思います。この事例は、これ何の写真が写っているかというと、ここに私こっそり写っているのですが、これは実際導入いただいて、納めさせていただいて、では納めてバイバイと私らやらないのです、当たり前ですけれども。こういうふうに、どういうふうに使うのだというのをご説明上がったときの写真でございます。当たり前ですけれども、我々皆さんがスムーズに使っていただけるように導入のお手伝いって間違いなくさせていただくのですが、その一面でございます。こんなふうに最初使っていただいた方かなりご高齢の方もいらっしゃったのですが、今ではさくさく使っているというふうなお声をいただいております。目的としてはコスト削減なのですけれども、先ほどの逗子市と同じように、執行部と同一のシステムを構築して使っているというところがおもしろいところかなというふうに思います。  次です。これは、秋田県の大潟村でございます。沿岸のほうの自治体ですけれども、これも説明会に伺ったときの写真でございます。この大潟村のおもしろいところは、ペーパーレスのシステムを入れるだけではなくて、チャットツールの併用をやっているというところがおもしろいところです。チャットツールという言葉を聞いてぴんとくる方はありがたいですけれども、チャットツールってどういうものかというのをちょっとご紹介したいなと思うのですけれども、メールってございますよね。メールとちょっと違うのです。これ1つ参考で出しているのですけれども、メールって普通こんな感じですね、左側のような。お世話さまです。こうです、こうです、ああですと、こういうふうにメールをするものです。このメールって何がつらいかというと、見たのかどうかがわからないことなのです。送りっ放しになっている。送ったほうは、送ったことに満足しがちなのですよね。俺言ったじゃんとなるので。ただ、受け取った側は見ていないよと、こうなるわけです。なので、なかなかこの情報が届く、届かないというのがわかりづらいのですが、チャットというのは、中に皆さんLINEとかというのを使っている方がいるかもしれませんけれども、こういうふうに会話形式でやりとりができるものをチャットというのです。これタブレットでも使うことができまして、例えばこういうふうに議案を差しかえたので、見てください。わかりました。では、あしたの臨時会よろしくねなんていうふうな、こんなやり方をすることによって、すぐもうやりとりが終わってしまうということです。これを見ると、大体電話一本すればいいのではないかという方も中にいるのですけれども、これ文字で証跡が残るというのも非常にポイントになるかなというふうに思います。  では、私ここに実際に動くチャットツールを今準備してもらいましたので、ちょっと参考にやってみたいなというふうに思います。右側のスクリーンごらんいただきたいというふうに思います。真っ白なこの画面、これチャットツールを立ち上げた状態なのですけれども、なぜ真っ白かというと、まだ何も会話していないから、真っ白なのです。ちょっと言葉を入れてみたいなというふうに思います。例えばお疲れさまですなんて入れます。今これ誰に送ったかというと、こっちの隣にいる私のスタッフにちょっと送っているという状態です。こんなふうにすぐ返事が来るのです。今彼女が入力してもらったのがすぐ届くということです。例えば彼女が何かどこかの現場に行っているとしましょう。現場の写真ちょっと送ってもらいたいなというふうに思います。ちょっと送ってみてもらっていいですか。こういうふうに写真をあっさり送ったりできます。現場はこうなっているのだ、セミナーね、いいね、いいねなんていうことで、こういうふうに見たりすることができる。このセミナーってどこでやっているのだったかな、どこでやっているのか知りたいな。委員会の様子、なるほど、なるほど。場所はどこでやっているのかななんていうふうに思っていると、こういうふうに場所が飛んできて、福島でやっているのだ。福島、ここね、なるほど、なるほど。ちょっとGPSがずれているななんていうふうにこれでわかったりするわけなのですけれども、こういうふうにチャットというのは、メールと違って、どんどん、どんどん情報が手元に来るのです。というのがこのやりとりの速度です。メールと違ってどうですか。統計をとると、メールというのは大体24時間サイクルの情報伝達ツールだと言われています。送って、次の日返事が来て、それで満足しているのです、みんな。満足しているのです。あしたにでも返事来ればいいかなんて思っているのです。こっちはもう分、秒単位です。今やりましたよね。これでどれだけの情報を得たのかということです。24時間サイクルと、こっち、どっちがスピード感があるかということです。ということに気づかれた大潟村さんだったということなのです。議会資料ペーパーレス化するだけではなくて、このタブレットを有効に使いたい。例えば議会資料入れましたという情報がみんなに届くわけです。とか、あしたのスケジュール、こう変更しますとかというのがこういうふうな形で来る。これは便利ですね。ぜひご検討いただくとよろしいのかなというふうに思います。  では、次です。岩手県の北上市というところです。これは、ペーパーレスを同じようにやっていただいたのですけれども、スケジュール共有アプリというのも入れていただいたというのがおもしろい事例です。これどういうものかというと、次のページに載っているのですが、これちょっと見づらいかもしれないですけれども、帯状の何かカラフルなもの出ていますよね。これ何かというと、その議会のスケジュールもそうなのですが、議長さんのスケジュールをとにかくみんなに共有したいということなのだそうなのです。ということで、議長さんのスケジュールを入れて、ここはできるのだ、できないのだというのをこれで一瞬にしてみんな把握できる。これがリアルタイムでどんどん変わるわけです。そして、これを一元的に事務局のほうで管理して、それでみんなで見れるというふうな環境をつくるということです。1つのスケジュールをみんなで見れる、タブレットからということを実現したという事例です。なので、ペーパーレスをやるだけではなくて、このタブレットというのはいろんなソフトを入れることで千変万化、いろんな機能がどんどん追加されるのだというふうに思っていただければわかりやすいかなというふうに思います。  もう一つぐらい。滋賀県の大津市のご紹介をしたいなというふうに思います。これ何やっているかってちょっとわかりづらいので、ちょっと拡大しようかなと思ったのですけれども、拡大できるかな。皆さんに拡大、ここら辺のモニターのところでやっていただければわかりやすいのですけれども。これ何やっているかというと、大津市というところが非常に支所が多いところなのです。ということで、琵琶湖の反対側とかに支所があったりしまして、そこと行ったり来たりするだけで物すごい手間。会議をするだけでも大変ということで、その遠隔地とテレビ会議をつないだ事例です。こういうふうに議場に出すだけだったらそんなにおもしろくないのですけれども、この手元のタブレットでも見れるのです。ということはどういうことかというと、ここに行かなくてもいいのです。極端な話、ご自宅でもその会議を見ること、参加することができるということです。移動中の新幹線の中ではちょっとうるさいかもしれませんけれども、そういうことを見ることだってできるということです。こういうことをやっていらっしゃった事例です。これもおもしろいですよね。ペーパーレスをやりつつ、移動の手間まで省けてしまう。タブレットっていろんな可能性ありますよね。ということです。  では、次のページに、成功しているそんな議会さんの特徴をまとめているので、ぜひ参考にいただきたいのですけれども、まず1つ、赤丸なのですけれども、通信回線が内蔵したタブレットを皆さん導入いただいています。それが成功する秘訣ですというふうに書いています。これ何かといいますと、先ほども何度かご紹介しているのですが、このタブレットというのはチップが入るという話は何度かご紹介しているとおりです。このチップが入っていることによって、皆さんの持っているスマートフォンとか携帯電話と同じように通信ができました。先ほどのチャットもそうです。通信しているから、やりとりが届くということなのですけれども、ではそのチップ入っていないとどうなのだという話なのです。ただの箱です。それでは箱になってしまう。お弁当箱です。これに資料が届くのか、届かないのかって、届かなくなってしまいます。ですので、通信ができる、できないというのは非常に重要なのです。後ほどご紹介しますが、ここにWiFiと書いていますけれども、通信のチップが入っていなくても、例えばこの部屋だけだったら通信できるのだよなんていうふうなタイプのタブレットもあるのです。狭いエリアの中だけ通信ができるというタイプのもあるのです。それだとどうなのかというと、最初は皆さんそれがいいななんて言い始めるのです。何でかというと、議場だけ使えればいいのではないかというふうに思う方もいるのです。ただ、それは成功しないのです。なぜかというと、それを出た途端、弁当箱になってしまうからです。先ほど言ったような、チャットをお見せしましたけれども、チャットできるのか、離れた場所で。できません。外にいて地図見れるのか、メール受け取れるのか、そういうことできなくなるわけです。なので、決まったエリアだけで通信できるというふうなのは余りお勧めできないです。いろんな考え方はありますけれども、せめて三役の方だけはこの通信回線を内蔵したタブレットを導入いただくなんていうふうな、そんなことを考えていらっしゃる自治体さんもいらっしゃるかなというところです。このあたりは、ちょっと詳しく後でやりたいと思います。  次です。黄色の丸です。タブレットの導入を目的にしてはならないということです。これ当たり前の話ですけれども。タブレットは、あくまで手段でございます。皆さん何をなさるかというための手段、ツールでございます。ですので、導入するぞ、もちろんそれは私どもにとっては大変ありがたいのですけれども、その先に何がある。例えばコスト削減があるのか、効率化があるのか、いろんなところです。あとは、運用のルールです。これ何に使うのということです。ゲーム入れていいのですか、そういうふうなルールというのは決めていただいたほうがいいのではないかなというふうに思います。  そして、次です。ここがいよいよ本題に入ってくるのですが、タブレットだけでは会議はできないですということです。タブレットで先ほど地図とかカメラとかやりましたけれども、それで会議できますかと、できません。今皆さん見ていただいているサイドブックスのような、こういうふうなすぐれたアプリがあれば、議会で会議というのが運用できるようになるということです。カタログ、きょうお渡ししていますけれども、これ最新のカタログですけれども、開いていただくとわかるのですが、6ページ目あたりだったかなと。後ろのほうに導入自治体一覧なんていうのが載っていますけれども、実際にかなりの数の自治体さん、今110ぐらいの自治体さんがもう導入いただいているということになります。ということで、このタブレットだけではなくて、会議に適した資料をたくさん入れておけるとか、会議のためにページを簡単にめくれるとか拡大できるみたいな、そういうふうなものに特化したシステムが入っているというのがやっぱり成功している議会さんの事例の特徴かなというふうに思っております。このあたりもまた後で詳しく触れていきたいなというふうに思います。  では、ちょうど1時間ぐらいたちましたので、ここで一旦小休憩を入れたいなというふうに思います。後ろの時計で今25分ぐらいですので、35分までお休みしたいなというふうに思います。                午前10時24分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午前10時34分    再  開 ◎福田将士 参考人  それでは、ちょっと30秒ぐらい早い気もしますけれども、おそろいということで続けさせていただきたいなというふうに思います。
     では、休憩前までは、タブレット基本操作だったり、それを使ったいろんな自治体での事例なんかをご紹介してきましたけれども、いよいよサイドブックスを使ってどのような形で資料を見るのか、そういったところに触れていきたいなというふうに思います。  では、資料をめくっていただきますと、ペーパーレス会議システムのご紹介ということでページが出てくるかなというふうに思います。ちょっと資料わからなくなってしまったという方いらっしゃいますか。大丈夫ですか。  では、このサイドブックスと呼ばれる、これは非常に自治体シェアとしては高い製品になるので、こちらをきょう、非常にいいものだということで、持ってきているのですけれども、何でサイドブックスが議会に選ばれるのかというと、これもう何度かきょうご紹介してきていますが、きょう皆さん今私がめくっている資料をごらんいただいていますが、サイドブックスで今見ているという状態だというのは今もう大体わかっていただいていると思うのです。どうですか、さわってみて。何か違和感ありますか。ページをめくったりとか、拡大、縮小、中にはされた方もいると思いますが、非常にスムーズに動くな。そんな面倒くさくないなという、この感覚が非常に大事なのです。さわってみて何か難しいなとなってしまうとなかなか浸透しないというのは、我々売る側といいますか、提供させていただくとしても、やっぱりそこが非常に大事な感覚になるのかなというふうに思っているところです。このページ移動ですとか拡大、縮小等の基本動作が非常に快適ですということです。そして、ICT、ITにふなれな方でも安心なシンプルなつくりというところも非常に重要なところかなというふうに思っております。そして、3点目です。議会の声を反映したというくだりがありますけれども、これもとても重要で、一番最初に逗子市に入ってもう5年ぐらいたつわけですけれども、そういったときにいろんなもちろん、こういうふうな機能ないのかとか、こういうふうなのがあればいいのにというお声を吸い上げながら、どんどん、どんどんバージョンアップしていっているのです。ですので、非常にそういうふうな声を反映したリアルな声の機能がどんどんついていっているというところも非常におもしろいところかなというふうに思っております。  きょうは、時間の都合もあって、3つの機能をご紹介したいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。いろんな機能あるのですが、3つの機能をご紹介します。まずは、文書の検索というのができますということです。文書の検索になっています。後ほど詳しくやります。次にページの通知というのができますということです。これも後また詳しく説明します。まず、手書きでメモがとれますよという機能をご紹介さしあげたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。  ではまず、文書の検索なのですけれども、まずこちらをごらんいただきたいのですが、紙ですと、言葉を検索するというのができるかというと、できないのです。例えばさっき言いましたけれども、3年前のあの資料の、たしかあの人が発言した何かがあったはずなのだけれどもなと一生懸命探すというのはよくある話だと思うのです。事電子だったらどうなのかというと、インターネットで検索するのと同じです。言葉を入れてぽんです。この違いをちょっとご体験いただきたいなというふうに思います。  では、今皆さん私のこの資料を見ていると思いますが、また皆さんの資料をぽっと移動させたいと思いますので、ちょっとお待ちください。画面が切りかわると思います。今私の右側の隅に出していますけれども、これは平成29年の9月定例のときに使った委員会資料をちょっとサンプルで拝借させていただいているのですが、そちらをこちらのサイドブックスに入れ込んだというふうな状態です。幾つかページ、ちょっとちょろちょろっとめくっていただきますと、横に今持っている方はこういうふうに見開きでごらんになれているというのがわかりますか。見開きです。これは、縦に刷られた資料でございますので、縦向きにすると単一のページになります。わかりますか。やってみるとわかると思います。そして、横に持つと縦が2枚にそろっているという資料になると思います。何だ、文字ちっちゃいなとなりますよね。拡大ができるということになるわけです。そういうふうにいただいてこういうふうに資料を見るということです。これは、休憩前に何度かやった操作をただこの資料に置きかえているというだけでございます。どうですか。ページのカールする感じ、めくれる感じ、指を当てた位置に従ってページがめくれている感じがわかるかなと、裏移りしている感じとか結構私は好きなのですけれども。というような感じの機能がついたりするということです。紙が今タブレットに入っているわけです。これ皆さんが実際にごらんになった委員会資料、ごらんになられなかった方もいるかもしれませんが、そちらを入れ込んでいますので、本当にこんな感じなのだなということがこれでおわかりいただけるのではないかなというふうに思います。  では、こちらの資料、今テーマは検索でございますので、実際こちらの資料で特定の言葉を探すというのをやってみたいなというふうに思います。皆さんどこのページにいらっしゃっても結構なので、画面の真ん中あたりを指でぽんとさわりますと、上下から黒い帯が出てくると思います。こんな感じです。わからないという方いらっしゃいますか。ありがとうございます。これがメニューなのです。操作メニューということになります。特殊なことをやりたいときは、こういうふうにメニューです。今までページめくったり、拡大というのはどこでもできるのですけれども、ぽんと真ん中をさわると、こんな感じでメニュー。では、上の虫眼鏡があると思うので、虫眼鏡をさわっていただきます。そうしますと、パソコンと似たような感じになりましたね。キーボードが出てくるのです。おそらく皆さんのアイパッドは、あいうえおという感じで出てきていると思います。私、ちょっと都合上、こういうふうに英語のやつを出しているのですけれども。ちょっと私も日本語に切りかえよう。こんな感じになっているかなというふうに思いますけれども。これは、いつでも切りかえられるということです。ということで、きょうは、これは農村振興条例に基づく年次報告ということになりますので、私たまたまこの間鳥獣害対策をタブレットでやるみたいな、そんな案件をやっていたもので、鳥獣害に今ちょっとうるさいのですけれども、イノシシとちょっと入れてみたいなというふうに思います。イノシシなので、い、の、し、しとタッチしてください。タブレットでどうやって鳥獣害対策するのだと気になった方もいると思いますけれども、その話はまた別の機会にさせていただきたいなと思いますけれども。い、の、し、しと入れると、平仮名でこんな感じで入りますよね。きょうは片仮名で検索かけたいと思いますので、どうやって片仮名にするのだという話なのですけれども、い、の、し、しと入れていただくと、ここの五十音のちょっと上に片仮名出ていますよね。そこを指でぽんとさわると片仮名に変わります。ここまででわからないという方いらっしゃいますか。ありがとうございます。では、この状態で、画面の右下に検索という青くなったところあると思うので、そこをぽんとさわってみてください。そうしますと、出てきましたね。どんな感じで出たかというと、この年次報告には、41ページの資料ですけれども、8ページと27ページと28ページにイノシシに関する話が出てきていますよということがこれでわかるのです。ですので、これをちょっと開いてみましょう。例えば8ページと書かれた行を指でぽんとさわると、こんな感じに切りかわるということです。このまま27とか28というところを押していくと、こういうふうに画面がどんどん変わっていくのです。わかりますか。こんな感じで画面が変わるということになります。では、例えば8ページと押した状態で、資料のほう、どこでも結構なので、ぽっと指でさわると検索の結果が消えますので。こんな感じでページを簡単に遷移することができるという、こういう仕組みになっていますということです。今やりましたのは、この年次報告41ページの資料から特定の言葉を探すという営みをやりましたけれども、もちろん複数の資料から特定の言葉を探すということはできます。きょうは、ちょっと時間の都合で、ここ割愛しますけれども、同じようなやり方で複数の資料を特定の言葉を探す、できます。ですので、資料を入れれば入れるほどこの検索の意味が増すというのは何となくイメージつかめますか。ですので、さっきちょっと画面をお見せしましたけれども、例えば定例会単位でこういうふうにフォルダーにまとめたりとか、年単位でフォルダーにまとめたりとかというふうな整理の仕方をしておいて、それで検索をかける。こういうふうな使い方ができますので、イメージつかんでいただければというふうに思います。というわけで、こういうふうに文字の検索ができる。これは、紙ではできないところになりますので、やっぱりペーパーレスをやると同時に、こういうの、効率化というのが生まれるというのはこういうところにあるというのをイメージつかんでいただければというふうに思います。  では、皆さん、これが検索の結果でございますけれども、皆さんの画面そのままで結構ですので、こっちの上面のスクリーンちょっとごらんいただきたいと思います。文書の検索やりましたね。高速な検索ってしましたよね。ぽっとやって、ぐるぐるぐるなんてならずに、ぱっぱっぱっとすぐ結果出ました。高速な検索です。あと、曖昧検索って、インターネットやっている方わかると思いますけれども、何か言葉入れて、スペース入れて、何とかとかってやりますよね、検索の仕方。あれと同じようなことができますということです。先ほど言いましたが、複数の資料から検索できますというお話でございました。  では、次です。画面はそのままで結構です。手書きメモ機能というのをやってみたいと思います。では、手書きメモ機能って何なのかというと、やっぱり紙をお配りすると当然皆さんボールペンでいろんなことを書き込みますよね。では、タブレットになったらメモできないのかというと、そんなことはないということです。ここで登場するのが皆さんに実は一緒にお配りしていたこのペンが登場することになります。お手元にペンがないぞという方いらっしゃいますか。大丈夫ですか。ありがとうございます。これがアイパッド専用のペンなのです。実はこれ指のかわりになるので、ちょっとお試しいただきたいのですが。皆さん今おそらくこのページ開いていると思いますが、これでページめくってもいいのです。これでページめくれるということです。できますか。指のかわりになるということです、まずこれが。そして、この後、手書きでメモをとるというのをやるのですけれども、逆に指ですと、指で文字書くって結構大変なのですよね。なので、ペンがあったほうが便利ですということなのです。それをちょっと皆さんで試していきたいなというふうに思います。  では、皆さんのページどこでも結構ですので、若干余白があるようなページのほうがいいですかね。どちらでも結構です。ここでメモの使い方というのをやっていきたいなというふうに思います。ここから先の操作は、指でもペンでも結構ですので、私がさわってくださいと言ったらどっちかでさわっていただければと思います。画面にまた真ん中あたりに触れていただきますと、上下から帯が出てくると言ったのは先ほどと同じとおりです。先ほど虫眼鏡やりました。その2つ隣です。右隣に紙とペンが刺さったようなマークあると思うのです。それをタッチしますと、このような画面出てきます。お察しいい方はわかると思いますけれども、何色で書くのだとか、こういうふうな設定する画面です。では、もうこの状態で結構ですので、皆さん余白にちょっとペンを滑らせてみてください。もう書けると思います。おそらく今赤の細いペンで書かれていると思います。そういう設定で皆さんお配りしていますので。そういうふうに操作ができるというものです。もちろんふだんとっているメモのように文字を書いていただいても結構でしょうし、大事なところを丸で囲むとか、いろんなやり方があると思いますけれども、こういうふうな普通の赤のボールペンの感覚でこういうふうに使うことができるということです。ちょっと書く場所が狭いなと思った方は、拡大してメモをとるとか、そういうのもいいでしょうね。そういうことも一つのテクニックかと思います。  大体ここまでやると、皆さん案外ぬるぬる書けるものだなというふうに思ったと思います。私のぬるぬるというオノマトペが正しいかどうか、ちょっとあれですけれども、滑らかに書けるというふうに申したらいいですかね。滑らかに書けるのではないかなというふうに思います。  このペンってお幾らするかわかる方っていらっしゃいますか。これ100円、200円では買えないのです。100円の大体100倍ぐらいするのです。というぐらいの結構高価なものではあるのですけれども、精密機器になります。電気の力で動いているのです、実は。これも充電しないと動かないのです、実は。というものなのです。実はこれ本当にプロの画家の方とかも使うような、そんなような製品なのです。なので、このサイドブックスとはまた別のちょっと離れた話になりますけれども、本当画家の方とかが使うと、これ筆圧とかまでちゃんと感知しますので。どれぐらいの強さでさわっているのかとか、とめ、払い、はねみたいなのももちろん感知しますし、そういうふうなプロの仕様にもたえられるペンということになります。話はそれましたけれども、こんなような形で滑らかに書くことができるということです。  では、ちょっと今いろいろ書いていただきましたけれども、保存したいと思います。保存なのですけれども、画面左下に完了という文字が見えると思いますので、完了を押しますと、一旦このメモは確定しますというような状態です。  では、ちょっともう一つぐらいメモの練習してみたいと思いますので、やっていきたいと思います。また同じように上下から帯を出していただきます。画面真ん中あたりをさわると帯が出てきます。同じようにもう一回メモのところをぽんと、虫眼鏡の2つ隣です。ここを押していただくと、さっきのパレットが出てきますので、ちょっと違うメモのとり方したいと思います。今ここのパレットの表示がペンの赤のちっちゃい丸となっていると思いますけれども、これってどういうことを示唆しているかというと、赤いペンを細く書きますということを言っているのです。なので、これちょっと変えていきます。緑にしてもらっていいですか。箱で囲まれると思うのです。緑の大きい丸、一番大きい丸を選んでもらっていいですか。これは、太い緑にしますということを意味しているというのはもうおわかりだと思います。そして、最後に、その隣にアルファベットのAがぐじゃぐじゃっとなっているような表記があると思いますけれども、これ今左側が選ばれていると思いますが、右側を選んでください。では、その状態でメモをとってみてください。ペンの緑の太いのAの右側です。この状態で。      【「マーカーだ、マーカー」と呼ぶ者あり】 ◎福田将士 参考人  そうです。おっしゃるとおりです。ありがとうございます。蛍光ペン、マーカーなどと呼ばれる文字の書き方になるかなと思います。これは、緑を太くしたというのと同時に、最後に選んだアルファベットのAというのは何だったのかというと、半透明にするというところを許可したというような状態なのです。実は2つありましたけれども、不透明と半透明、そういうふうな設定だったのです。今半透明にしたので、こういうふうに数字が透けて見えますよね。こんなような状態になっていると思います。なので、大事なところに線を引くなんていうときに使えるのではないかなというふうに思います。これも非常におもしろいペンの書き方の工夫と言ったらいいのですか、そんなようなものになるというふうに思います。  では、いろいろ皆さん書いていただきましたけれども、間違って書いたとか、消したいとかという要望が当然出てくるのです。それをちょっとやってみたいと思います。いろいろ消し方はあるのですが、きょうは特定の場所を選んで消すというのをやってみたいと思います。ちょっと高度な操作になるので、ついてきていただければというふうに思います。皆さんいろいろ思い思い書いていただいたと思うのですが、画面の下のほうに指のマークがあると思うのです。見えますか。こんな感じの指のマーク、画面の中央の一番下のあたりです。それを押してください。この指って何のことということなのですけれども、選択する、選ぶということを意味しているマークなのです。では、何選ぶのかって、消したいものを選びたいわけなのです。それをやっていきたいと思います。例えば私こんなふうなメモを書きましたけれども、このメモちょっと汚く書いてしまったので、消したいなと思ったとします。それを選択するのです。選択なのですけれども、これもちょっといろんな選択の仕方ありますが、範囲を選択するというのをやりたいのです。私ここの範囲全部消したいので、範囲、左上から右下にぐっと引っ張るのですけれども、ちょっとやってみたいと思います。わかりづらい方は、ちょっと画面見ていただければと思うのですけれども、こんな感じです。ぎゅう、ここで指をぱっと離す。これが選択されたという状態です。ちょっとやってみてください。消したい範囲の左上から右下に引っ張る。指を離す、指かペンを離すというような操作です。うまく選択されると、こういうふうに色が変わります。ポイントは、ぐるっと囲むとかの操作ではなくて、左上から右下に引っ張るというような感じで覚えていただければというふうに思います。対角線を引くような感じです。ここまでできたら、さっき指タッチしましたけれども、その右、右の端っこのほうにごみ箱マークあります。これを押してみてください。その選択した場所が消えますという状態です。わからなかったという方いらっしゃいますか。ありがとうございます。こんなように選択した範囲を消すことができるということです。ちなみに、何にも選択していない状態で、いきなりごみ箱を押すと、このページに書いたメモ全部消えます。一旦リセットしようということであれば、いきなりごみ箱を押していただければ全部消えるということになります。ほかにも、ちょっと書いてしまったものを1手戻すとか1手やり直すみたいな、よくパソコンにある機能なんていうのももちろん搭載されていますので。ここは、いろんなやり方があるということです。こんなようにメモをとることができる。ほかにも、写真を撮って張りつけるとか、キーボードをもしお持ちであればキーボード、このタブレットにくっつけるキーボードなんてあったりするのですけれども、そういうのをうまく活用していただいて、文字を入力して、ここに書き込むなんていうふうなテクニックもあるのですが、きょうはとりあえずこのペンをお持ちしたので、このペンで書き味をちょっとぜひ体験いただきたいなということで、ひとまず手書きのメモということをご紹介したということでございます。  では、思い思いにメモをとっていただきましたが、画面左下、完了を押しておいていただいてよろしいでしょうか。  というわけで、一つの委員会資料をこんな感じで見て、メモをとるのだな、検索もできるのだなというのは何となくわかっていただいたと思います。きょう皆さんやった操作は、ページをめくるとか、あと拡大、縮小するとか、あとはメモをとる、検索するというのを何となくわかっていただいたので、これでペーパーレス議会のほとんどはもう実現可能です。あとは、ちょっと応用的な機能は少しずつ始めればよろしいかと思いますし、初めはこういうようなベーシックな機能を使っていただければ十分活用度は広がっていきますので、ぜひご検討いただければなというふうに思います。  では、皆さんそのままでまた資料は結構ですので、前面のスクリーンをごらんいただければというふうに思います。  では、もう一つ機能あるということでご紹介しましたが、ページの通知機能というのをご紹介したいと思います。これは、議会というのは会議の一種でございますので、やっぱり今私がまさにやっているとおり、特定の方がお話をして進行するということが当然必要になりますよね。そのときに、ここの資料を見てくださいねというふうにお知らせする機能のことを通知というふうに呼んでいますということで、これ実はもうきょう何回か私やっているのです。皆さんの画面切りかえますねなんて言ってやったと思うのですけれども、それのことを意味しています。またちょっと画面切りかえたいと思います。最新の議会だよりを通知します。また皆さんの画面変わると思います。こんなようなことができることを通知機能というふうに呼んでいますということです。こういうふうに、進行する方が、どこどこの資料を見てくださいというふうにご案内することももちろんできるというのがあるのですけれども、ここ設定が2種類実はありまして、今私やったのは強制的に皆さんの画面を変えるということをやったのですが、どうなのでしょう。皆さん先ほどメモをやっていましたけれども、メモをやっている途中に画面が変わったらちょっと困りますよね。ということで、ここに書いていますけれども、自動でページを移動させることもできるのですけれども、移動させずにお知らせだけするというふうな、そういうふうな機能もあります。そのお知らせだけするというのはどういうことかというと、もう一回通知を私のほうから出しますが、一瞬なので、見逃さないでほしいのですが、画面の右下にちょっと青い、ぽっというのが出てくるのをちょっと見逃さないでください。画面の右下あたりに出てきますから。ぽっと出てきたのはわかりますか。一瞬だったので、わからなかったと思うのですけれども、それ実はゼロ秒だけお知らせして画面が自動で変わるというふうな設定にしているのです、今。ゼロ秒。なので、自動で変わったような気がするというような設定にしているのですけれども、何秒間さっきの青いのを出しておくかなんていう設定は細かくできるのです。そして、それをお知らせとして、そしてこういうふうな、どこどこを見てくださいねとお知らせがひゅっと出てくるだけというふうな設定もできますので、そこはいかようにでもお好きなように設定ができます。きょうは、ちょっと私のお話の都合上、自動で、ひゅっと出てすぐ変わるというふうな設定にしたというだけですから。どちらがいいかというのは、いろいろやり方あろうかと思いますけれども。そういうふうないろんな設定ができて、こういうふうに特定のページを見てくださいとお知らせする機能があるということになります。  ちなみに、やり方はすごく簡単なのです。どこのページでも結構ですが、また上下から帯出してもらいますと、ここに福島市議会参加中というのが出てきていると思います。そこで発信とやるだけなのです。そうしますと、皆さん、きょう今会議に参加している方のページが影響されるということになります。とやると、どなたかここでやってしまう方がいるのですけれども、きょうはやる方いないですね。      【「やりました」と呼ぶ者あり】 ◎福田将士 参考人  ありがとうございます。という感じで皆さんでやってしまうと、しっちゃかめっちゃかになるのだなというのもよくわかると思います。ここが非常に重要なポイントなのです。なので、進行される方がこの機能は使うのだなというふうに何となくわかっていただいたのではないかなというふうに思います。それが言いたかっただけなのですけれども。ということで、非常にこういう重要な機能があったりします。  そして、いっぱい通知が来て、わけわからなくなってしまったということもあると思うのです。そういうときどうすればいいかというと、実はここの先ほど発信というところをごらんいただきましたが、その右隣に一覧というのがあるのです。これを押すとわかるのですけれども、どういう通知が来たかという履歴がばあっと残ります。何秒前とか何分前みたいなのが出てきますので。      【「いっぱいやったな、これ」と呼ぶ者あり】 ◎福田将士 参考人  はい。いっぱいやりましたね、皆さんということなのです。  というふうに、迷子にならないような仕掛けもありますので、そこはご安心いただければなというふうに思います。ということです。ここの通知機能というのが非常に進行上重要な機能になって、これが会議の同期性というのですか、話す方と見ている方、参加する方が同じことをやっているということが紙ですと何となくできるのです。どこどこを見てくださいと言って、ここかなんて見るのはできるのですけれども、タブレットだとどうなのだというのを懐疑的に皆さんなるのですけれども、こういうふうな機能を上手に使えば大丈夫ですから。私今やったように、通知します、できましたか、見れましたねと言って始めればいいのですから。そういうことです。そんなに難しいことではないかなというふうに思います。  では、ちょっとまた皆さんの資料をもとの資料のほうに書きかえさせていただきます。スクリーンのページに戻ってきたかと思います。これがページ通知機能です。ほかにもサイドブックスにはいろんな便利な機能があります。例えば特定のページにしおりを挟んで、お気に入りみたいな感じでとっておいて、いつでもそのページを呼び出すなんていう機能があったりとか、いろんな便利な機能があるのです。きょうは、代表的な機能を3つほどご紹介させていただいたということになります。  では、資料最後にまとめに入って終わらせていただきたいなというふうに思います。その次からサイドブックスの導入自治体一覧というページがずらずらずらっと7ページぐらいにまたがって続いているというふうに思います。これをぜひごらんいただければというふうに思います。ちょっと生々しいデータではありますけれども、ぜひごらんいただきたいなというふうに思います。何ページがめくっていきますと、オレンジ色に着色した行があると思うのですけれども、これ何かというと、東北での事例というふうにごらんいただければというふうに思います。  ここなのですけれども、ご注目いただきたい点が何点かありまして、そこをご紹介したいのですけれども、真ん中の機種という列です。見ていただければわかると思うのですけれども、アイパッドというのが非常に多いです。何で多いのかというと、きょうさわっていただいてわかったと思うのですけれども、難しくないからです。自分が思ったとおりに動いてくれる、これが非常に重要です。会議中にとまってしまって、紙のほうがやっぱりよかったのではないかなんていうふうな議論が起きづらいというのが非常に重要なポイントになると思います。  そして、1つ右隣です。通信方式というふうな欄があると思います。ここの通信方式なのですけれども、通信事業者というふうに書かれている行が非常に多いと思います。これが先ほど言ったチップが入っているかどうかというタブレットのその差だと思ってごらんいただければと思うのですけれども、中にWiFi、さっきちょっとご紹介したWiFiというのが出てくると思うのですが、これが例えば議場だけ通信できるというタイプの使い方をしているタブレットになります。  そして、その2つ隣ですけれども、一番右端、ここに執行部という列がありますけれども、これは執行部さんも一緒に入れたかどうかみたいな感じでごらんいただければと思います。丸とついていれば入っているし、執行部のみと書いているときは本当に執行部のみが入っているというようなパターンということになります。  こう見ますと、直近は非常に東北での事例もふえてきているなというのがおわかりいただけるのではないかなというふうに思います。  私も東北での事例は大体各自治体さんお邪魔しているのですけれども、最近本当に盛んになってきているなというのは肌で感じているところです。そして、やはりファーストチョイスはアイパッドなのだなということです。これは、きょう皆さんさわっていただいて、これって結構いいものだねと思っていただいたと思うのですが、そこに尽きるかなというところだと思っています。  一部、ちょっとこの一覧の中に、非公開ということで、書いていないものにもあるのですけれども、今もう数えるところ110ぐらいになってきているということになります。  では、ページをしばらくめくっていただくと、タブレットアイパッドがというくだりのページが出てまいりますので、そこまで進めていただいてよろしいでしょうか。タブレットアイパッドが一番人気、何でなのという話ですけれども、先ほど言ったとおり、誰でも簡単に使えますよという話。そして、見逃しがちなのですが、電池のもち、これが非常に重要です。これはなぜかというと、ノートパソコンというのが、やっぱり使っていると、パソコンですと例えば5時間とか6時間で電池がなくなってしまうのです。といったときに、例えば本当に1日がかりでやる委員会とか議場での会議というときに、5時間、6時間で切れてしまって、午後からちょっとしんどいことになってしまったということにならないように、このアイパッドというのは大体七、八時間ぐらいはもつのです。といったときに非常に楽だということになります。運用上は、やはりそういうふうに会議があるときは満充電にしてきてから来てくださいねということになるのですけれども、そういうふうに電池のもちというのは非常に大事です。そして先ほど申したとおり、電子ペンがありますということです。これも先ほどメモというのをご体験いただきましたが、メモをとる上でペンというのが非常に活躍します。最近は、ペンも一緒に入れていただいているケース非常に多いです。指でもメモ何となくとれるのではないかと思いますけれども、やっぱりつらいです。ちょっとお試しに先ほどのメモの機能を指で、もしやられる方がいらっしゃったらやってみていただきたいのです。非常に大変です。サイドブックスを利用する自治体の8割以上がアイパッドを選択しているという実績があります。  次です。タブレットは、通信事業者回線利用が最適ですというお話です。これはなぜかというと、先ほどから何回か申し上げていますけれども、いつでもどこでも使えるというのは非常に大事なのです。先ほどWiFiで入れていただいている自治体さんが何件か導入事例の中にあったという話ししましたけれども、議場を一歩出た瞬間資料が見れないとか、そういうふうになってしまうと、やっぱり活用度がなかなか上がらないということなのです。そこがいつでもどこでも使えるというのは非常に大きいです。そして、黄色、赤なのですけれども、これも非常に重要なポイントで、なぜ通信事業者からこんなタブレットを買うのだという話なのです。電気屋さんでも売っているのではないかと思うわけです。何で電気屋さんで買ってはだめなのという話なのですけれども、電気屋さんで、例えばある自治体さんは、お金出すから、タブレットみんなで買ってこいというふうにした自治体さんもあるのです。そうなりますと、みんな思い思いのタブレットを買ってきてしまうのです。おまえ何買ったのと。それ全然わからないから、俺は教えられないとか、そういうふうな話になって、足並みがそろわないのです。そして、電気屋さんは、こんな導入支援とか故障対応とか、どこまでやってくれるのだという話なのです。なかなか難しいです。使い方を教えに来てくださいなんていうのを電気屋さんに言ったって来てくれないわけです。といったときに、先ほど事例のときに写真とか見せましたけれども、ああいうふうに我々通信事業者の場合は、しっかり一括して、いいものを、いい設定でお渡しして、説明まで申し上げますので、そこが非常に重要なポイントになるかなと思います。故障したときの対応です。我々ドコモの場合は、福島にも支店ありますし、そういうふうに駆けつけてすぐ対応することは全然できます。そして、赤丸の紛失時のセキュリティー、これも非常に重要です。一番最初に暗証番号を設定しましょうねなんていう話ちょろっとしましたけれども、それでもなくなってしまったらどうするのだなんていう話あります。どこかに飲み会のときに、懇親会のときにタブレットを置いて帰ってきてしまった。店に問い合わせたら、ない。もうやばい。情報漏えいか。情報漏えいって2017年度の損害平均賠償額というのは5億円とかですから。1件当たり5億円ですから。タブレットをぼっと置いた瞬間、うわっ、やばいということにならないように、紛失時のセキュリティーって非常に重要です。通信事業者だと何がいいかということなのですけれども、チップが入っていると、何度も言っていますけれども、チップ入っています。といったときに、このチップを通じて遠隔で情報を消してしまったり、電源が入らないようにしたりとかってできるのです。遠隔時のセキュリティーというのは非常に重要です。こうやれば、なくしたといったときも、では情報を消しておきましょう、ぱっとやればいいわけです。こういうことをやれば、このタブレットはすっからかんになりますし、あとはもう電源が入れられないようにするということで、非常にセキュリティーも保たれるということです。もちろん物が戻ってくるかというのは別の話ですけれども、そういうふうな話があったりします。というわけで、サイドブックスを利用する自治体の80%以上が通信事業者回線を選択しているというのはそういうことです。WiFiだと、そうはいかない。なぜかというと、お弁当箱になった何も通信できないタブレットがどこかに行ってしまって、もう探しようがないですから。その違いです。  では、最後にまとめです。サイドブックスの導入経緯ということなのですけれども、これは議会が先行して検討したのかとか、同時導入なのかというのを割合で示したものなのです。議会先行型が当初は非常に多かったのですけれども、最近はやっぱり同時導入というのが非常に進んでいます。一番最初に逗子の事例を見せましたけれども、やっぱり執行部と足並みをそろえることでコスト効果というのが出てくるわけです。例えば議場に行ったときに、議員の皆さんだけがタブレットを持っていて、執行部の皆さんがまだ紙でやっている。どこまで効率化できるのかというと、なかなか難しそうな気がしますよね。両方同じシステムが同じもので動かしていることによって、運用がよりスピーディーになってくるというところで、それに気づかれている自治体さんがどんどんふえてきているということになります。  では、最後ということです。タブレットの導入効果って何だったのかというのをまとめたいと思います。議員の皆さんどういうことできますかということなのですけれども、資料の受領がいつでもどこでもできるようになりますということです。タブレットを持ち歩けますから、いつでもどこでも資料を見れます。もちろんそれは議会の資料だけではなくて、いろんな行政資料、行政計画、そういうのも入れれば見れるようになるわけです。先ほど議会だよりをお見せしましたけれども、広報紙とか、そういうものを入れておけば、いつでもどこでも見れる、住民の皆さんに説明できるということです。そういう資料の携行ができる、持ち運べるということです。資料の保管、紙ではありませんから、保管スペースもう要りません。資料の検索ができます。必要な資料、例えば5年前のあの資料をすぐに探す、そういうことができるようになります。検索やりましたね。タブレットの活用です。メール、カメラ、地図、一番最初にやりました。ああいう機能を使えば、議員活動にいろいろ役立てられます。デジタルカメラ、そんなのもう要らなくなります。そういうことです。  そして、執行部、議会事務局の皆さんどうかというと、やはりコスト削減が如実にあらわれてきます。用紙代、紙代、印刷代、郵送代、ファクス代、いろいろそういうのが浮いてきます。廃棄費用も減るという実績が出ています。そして、労務の軽減、これも非常に重要です。製本、配付作業、こういうのが非常に軽減されたという話をよく聞きます。先日、山形の寒河江市に、既にタブレット入っているのですけれども、あそこも。そこにお邪魔したときに、やはりこれです。配付作業がめちゃくちゃ減って助かっていますという話を聞きました。あそこは、事務局の方が本当に1軒1軒お伺いして議会資料を配付していたという、それがなくなったというのが本当にうれしいですという話をおっしゃられていました。そういうところで、そこの労務費の削減というのは定量的に示すととんでもない額になりますから。1人当たりのお給料ってどれぐらいかかっているのだという話です。それがどれだけ浮くのか。そして、それが削減されて人が減るのかって、そうではないですから。人が減るのではない。その人がその配付作業をやらなくなって、違うことができるようになるということです、本来業務が。それが働き方改革の骨子ですよね。そこが本来やるべき業務を、こっちを楽にして、こっちできるようになろう。幅を広げよう。縦だったのを横にしようというのが働き方改革の骨子、そこがここに寄与できてくるところではないかなというふうに思っております。  また、ペーパーレスというのはやはりいきなりできるものではないということだけは言っておきたいなというふうに思います。ペーパーレスは、徐々に進めるものだということです。このタブレットが、ばっと入ったからといって、もう紙全部やめよう、なかなか難しいわけです。まずは、これでどんなものを紙からタブレットにできるかな、最初にまず検討いただくのがお勧めです。これの1ページのこの資料だったら紙やめてもいいのではないかとか。例えば議案書、議事録とか、そういうものだったら紙に焼かなくてもいいのではないか、これもタブレットでやっていこうよというふうに決めて、徐々に徐々にタブレット比率を上げていくというようなことです。ただし、多くのご質問いただくのですが、過年度の資料とか比較とか、A3資料とか予算書、決算書はどうなのだと、大きい資料です。そういったものは、紙がタブレットよりいい場合があります。紙のほうが見やすくないか、これはと。これではちっちゃくないかというふうな議論は当然あります。ですので、全てゼロ%、紙がゼロになるというのはなかなか難しいと思います。その中で、前面のスクリーンだけでちょっとやってみるのですけれども、当然資料の比較というのができるのです。これどういうことかというと、画面を分割することができるのです。例えばこんなふうに右側に議会だよりを出しつつ、左側に先ほどの委員会資料、こんなふうにそれぞれ独立してこういうふうに動かすということは、これは機能としてあるのです。あるのですけれども、果たしてこれでどこまで予算書、決算書を頑張って比較するのかというふうな話になると、例えば当年度の資料だけこっちに出して、こっちは、昔のやつは紙で見たほうが比較はしやすいのではないかとかって、そういうふうな話になりますね。そこは、無理はしないほうがいいだろうという選択肢は出てくると思いますので、そういうものがあるというのはぜひ覚えていていただきたいなというふうに思います。これがなかなかもとに戻すのが難しいのですけれども。というふうな形です。なので、ペーパーレスは徐々に進めていただくというのがお勧めですということです。  というわけで、間もなく時間になってまいりましたが、ご利用料金ということにつきましては、これはいろんなプランがありますので、皆さんスマートフォンとか携帯電話というのが人によって料金違うのは何かというと、プランが違うからですね。それと同じように、タブレットにもプランがいっぱいありますので、一概に何円ですと申し上げられないのが非常に心苦しいのですが、考え方としてはアイパッドの本体の代金プラス月々の通信費ということになります。これは物代です。あとは、サイドブックスの月々の利用料という考え方になりますので。サイドブックスに関しては、先ほどお配りした青いパンフレットの裏面にこういうふうな利用料なんていうのが書いてありますし、あとはこちらの青と黄色のアイパッドの結局どのくらいかかるのという話なのですけれども、これは皆さんがふだんからお使いのスマートフォンと同じぐらいかかるという感覚で結構です。それと大体同じぐらいなのです。ちょっとわかる方だけのご説明になってしまって非常に申しわけないですが、通信費って何で決まるかって、容量で決まるのです。通信容量、どれぐらいの容量でお金を払うというのが決まっているのです。ここで大体多くの自治体さんは1ギガないし2ギガという契約の仕方をしています。それで足りるのと思った方が、わかる方だったらわかるのですが、1ギガ、2ギガで十分です。それぐらいで運用できています。1ギガってどれぐらいかと言われると、何とも言えないのですけれども。例えばこちらの資料が大体これで200キロとか、それぐらいなのです。単位が違うので、ちょっとわかりづらい。0.02ギガぐらいですかね、これで大体。それで1ギガという単位になりますので。それで、どのくらい資料を見れば1ギガにたどり着くのだみたいな、そういう計算は頑張ればできるのですけれども、基本的に目安としては1ギガ、2ギガで契約いただいている自治体さんが多いということなのです。それで大体、目安でしか申し上げられないですけれども、五、六千円ぐらいになると、1台が。それぐらいの契約になってくるということになります。ということです。  というわけで、わあわあ言ってまいりましたけれども、きょう我々何でドコモが来ているのだという話でよく聞かれることがあるのですけれども、我々ドコモという会社は通信をやっている会社でもあるのです。無線という会社なのですけれども、もちろん有線回線というのも工事していますし、世の中のいろんな、アイパッドというハードだったり、サイドブックスというソフトを、いろんなものを全部要は360度手がけていますということなのです。きょうは、一番いいものをお持ちしたつもりなのです。我々一番いいものを、そして一番いい事例が出ているものをお持ちしたということなのです。なので、そういうふうに360度こういうものを網羅しているということから、我々皆さんのほうに一番いいものをお持ちして、お手伝いできるかなということで、はせ参じた次第でございました。  では、きょうは参考人という形で出させていただきましたけれども、ちょっとひどい発言もあったような気もしますが、ぜひ一つの参考になればというふうに思っております。  では、ここで一旦終了となりますが、私のほうで何か答えられる質問があれば頂戴したいと思いますが、何かあればよろしくお願いいたします。 ○後藤善次 委員長  福田参考人は、ここまでで一応締めるようになります。  ここまでの中で、お聞きになりたいことがあれば、今その場でお聞きいただければと思います。 ◆梅津政則 委員  どうもありがとうございました。物すごく細かい話で申しわけないのですけれども、サイドブックスの機能の話になるのかもしれませんけれども、メモをしたやつを資料差しかえてもメモは残るというのも資料にも載っていましたけれども、差しかえしたときにメモが載っかって、多分位置で上にメモが載っかっているようなイメージだと思うのですけれども、そのときは差しかえ部位というのは、もとの様式とか位置とかというのを全部、それをちゃんと意識して修正をかけないとだめだということになるのですか。 ◎福田将士 参考人  ありがとうございます。今おっしゃっていただいた、確かに非常に高度な質問ありがとうございます。  このメモの考え方なのですけれども、まず前提となるのは、もとの資料というのがありますよね。もとの資料が、横から見ると、私の手のあれだとすると、透明なセロハンみたいなのをかぶせて、その上にメモを書いているような状態なのです。先ほど皆さん選んで消すということをやりましたけれども、消しているのはこっちのほうなのです。こっちは残っている。なので、こっちはまず傷がつかないというところがまず1つあります。  先ほど差しかえ云々というのは、ここに書いているところなのですけれども、差しかえるというのは、こっちかこっちかというと、こっちを差しかえるわけです。こっちは、メモを書いているところ、セロハンのほうです。こっちを差しかえるとどう変わるかというと、今おっしゃっていただいたとおりで、メモを書いた場所、例えばこの辺に書きましたといったときに、裏の資料が差しかわったらメモはここに残るのです。なので、差しかわった資料に沿ってメモが勝手に動いてくれるとか、そういうことはないのです、残念ながら。なので、大幅に下の資料が変わってしまうと、メモがちょっとずれたりというのはもちろんリスクとしてあります。ですので、例えばこういうふうな文字が、例えば数字が間違っていたとかというふうに差しかえたら、普通にここが変わるだけですので、こっちのメモは有効に残るかなということになります。一番気をつけなければいけないのは、ページが削除されたとかというふうなときです。ページそのものが削除されたとかになりますと、ページが詰まりますから。そうなりますと、メモはメモで残ったままになりますので。そういうふうにちょっとずれるというのがあったりします。ですので、考え方としては、それぞれ別な領域に書かれているものだと思っていただければ、おおむね間違いないかなというところになります。 ◆梅津政則 委員  会議資料もそうなのですけれども、例えばそういう削除とかって、条例とかって多いので、会議資料ではなくて、議会そのものの条例だとか市の資料としての条例とかというのだったら削除される、ぼこっとその部分がぽっかりなくなったりとか詰まったりとかしたりするものですから、そういうときって例えば個人的というのはおかしいのですけれども、その条例に対して自分でいろいろなメモを書き込んでいたとすると、その条例が改正になったときにそれが全部吹き飛ぶようなイメージなのかなと思ったのですけれども。 ◎福田将士 参考人  そこは、ちょっと運用のテクニックも多少あるのですけれども、多くの自治体さんでは、削除するとか上書きするというのを極力しないという選択肢をとっている場合があります。例えば改正版ということで別のファイルとして置くとか、そういうふうな運用にします。そうすることで、メモというところが影響を受けたりというのをなるべく少なくしようということで、例えばこの資料が第2版、新しくできるとか、そういうふうにやるということで、削除するということになれば、もとのやつは残しておくのです。削除したバージョンというのも新たに置いておくというような、そういうふうな運用にするというのが一番リスク少ないかなというふうに思います。 ◆梅津政則 委員  資料は、バージョンアップでいいと思うのですけれども、条例にこだわるつもりはないですけれども、条例はそういうわけにいかなくて、何月何日施行、何月施行、施行と、全部書きかわっていって、第何版というのを、それが何年施行、どれが一番新しいのだとかというのもあるのかなと思って、ちょっと伺いました。 ◎福田将士 参考人  そうですね。やっぱりそこは運用ルールを多少決めなくてはいけないところかもしれませんね。一番最新のものだけを残していくのか、それとも、一番最後にあるやつが新しいのかとかなんとかというのは、ある程度目安をつけて。例えば旧版というのは、古いバージョンは別のフォルダーにぽっと入れるとか、一番頭に出しているのが一番新しいやつだとか、そういう資料の格納ルールというのですか、そういったものはお決めいただくというのが有効な使い方かもしれません。 ◆梅津政則 委員  先ほど文章というか、キーワードの検索がありましたけれども、仕組みはいいのですけれども、例えば数字の資料とかを勝手に自分でグラフ化したりとか、経年でグラフにしたりとかという使い方するときに、イメージではなくて、エクセルみたいな数字、要はデータベースがどうなっているかというのもあるのですけれども、そこら辺というのも、エクセルで入れておいたのをエクセルで抜き出すとか、そういうことも可能なのですか。 ◎福田将士 参考人  まず、このサイドブックスが対応しているファイル、入れられるファイルですけれども、基本的にはPDFなのです。ですので、エクセルでと今例を出していただきましたけれども、エクセルのまんま入れるということはできないのです。なので、エクセルを保存する際にPDFとして保存というのができるのです。保存していただいて入れていただくという流れになります。ですので、それをグラフ化したい、例えばこういうふうな表のデータをグラフ化したいということであれば、このデータを保存していただいて、ご自身のパソコンで編集という形になりますかね。ここの中でそういうふうなグラフ化するとか、そういうことはまずはちょっと、PDFなので、難しいということになります。 ◆梅津政則 委員  PDFからまた、PDFの読み込みでファイル変換みたいなので、ワードでもエクセルでもいいのですけれども、呼び出して、その数字、でも正確にその数字が変換されるかどうかは別として、そういうことですね。 ◎福田将士 参考人  おっしゃるとおりです。そこのファイル変換というのがちょっとテクニックが要るからしれません。 ◆川又康彦 委員  仕組みの基本的なところなのですが、本棚というシステムというのは、今回35人の議員がいると、本棚自体が全体のいろいろフォルダー階層も拝見させていただいて、かなり今いっぱい入っていましたけれども、これが35個分全部あるというふうに考えてもいいのですか。 ◎福田将士 参考人  ありがとうございます。そこは、自由にデザインが可能です。いい資料があるのですけれども、すぐ出てくるかな。ここのフォルダーをどうつくるかみたいな話は、自由にすることができます。なので、自治体さんによっては、例えばこれは一つの例ですけれども、議員フォルダーというのをつくって、その下にまたフォルダーを誰々さん、佐藤さん、鈴木さんみたいなフォルダーをつくっていって、そしてそれぞれに権限というものを与えるということです。例えば佐藤さんのフォルダーは佐藤さんしか見れないですとか、例えば委員会だったら何々委員会のみの人だけが見れるですとか、そういうふうな細かい権限設定とかもできますので、そこは最初に、これは一つの例ですけれども。例えば議会の下に平成何年というのがあって、その中に定例会とか委員会とかというのが下にどんどん、どんどんぶら下がっていくのです。こういうふうな例を1つサンプルとしてこれお渡ししているというケースもあるのですけれども、こういったような形で、最初にどうやってフォルダーつくっていこうかねというのは最初に検討いただくところになります。 ◆川又康彦 委員  聞き方がちょっと。その定例会の部分で、それは共有フォルダーなのですけれども、例えばメモを書きましたと。私が書いた。彼も書いた。その人数分、別のフォルダーができているのかという。 ◎福田将士 参考人  ありがとうございます。失礼しました、質問の意図を履き違えて。それは、メモに関してはお一人お一人の領域に保存されるところで、資料は1つでもメモだけは複数存在するというイメージになります。 ◆川又康彦 委員  メモだけ。 ◎福田将士 参考人  はい、そうです。そこは、ファイルが複製されるというよりは、そこをちょっときょう省いてしまったのですが、ログインする人によって出てくるメモが違うという考え方なのです。ファイルがあって、誰の名前でこのタブレットを見たのかということによって出てくるメモが違うということなのです。先ほどメモのところでちょっと省略したのですが、こういうふうにメモをとった後、タブレットをぶちっと切ります。立ち上げると、もちろん昔のメモ残っています。そして、このタブレットをお隣の方に渡して、そのお隣の人の名前でログインします。ログインというのは何かというと、使い始めるという意味なのですが、そうしますと、そのお隣の方のメモ、前とったメモが出てくるということなのです。なので、このタブレットによって出てくるメモが違うというわけではなくて、これを使っている人、IDとかパスワードというものによってこのメモがひもづいているという考え方なのです。ちょっと難しいのですけれども、そういうふうな、これは俗に言うクラウドという考え方になるのですけれども。 ◆川又康彦 委員  メモが今のような形だと、さっきのPDFの変換にもかかわってくるのかもしれないのですけれども、ローカルに保存したいといった場合に、そのときにそのメモの部分というのは一緒に保存されていないのですか。 ◎福田将士 参考人  ローカルに保存する際は、いろんな操作方法はあるのですけれども、それは可能です。例えばメモが反映された状態でPDFとして外に出したいということですよね。それは可能です。 ◆川又康彦 委員  普通に、通常にこれやったときに、ローカル本棚にコピーするという機能があって、これをここでやると、そうなっているのですか。 ◎福田将士 参考人  このローカル本棚という機能は、またちょっと別のお話になるのですが、通信ができていないというか、例えばですけれども、通信事業者が言うのも恥ずかしいのですが、トンネルの奥とか、山の頂上とか、そういうふうにつながらないところでも、これはどうしても見たいというときに、通信できていないところで見るための機能の一つというふうに思っていてもらえればというふうに思います。 ◆誉田憲孝 委員  ありがとうございます。今議員が使うとなった場合の使い勝手だとか有効な機能について教えていただいたと思うのですが、こういったのを導入すると、今も話に出ていたPDFの部分、あとフォルダーとかファイルの数が物すごく膨大な量に当然なっていく。そこで我々議員側の視 点ももちろん大事なのですが、これを管理するというか、そこに入れる人、当然事務局であったりとか、そういったところの負担の状態だとか、場合によっては、きょうは時間ないので、きょうはいいかと思いますけれども、もし簡単に見せていただけるのなら、どんなふうにしてそこに入れてつくっていくなんていうのを見せていただけるとイメージが湧くかなと思うのですが。 ◎福田将士 参考人  ありがとうございます。まるで話すかのように用意されていた画面ですけれども、これは、今こちらの左側のスクリーンに出していますのは、先ほどのこのタブレットの本棚とちょっと似て非なるものなのです。ちょっと色合いが違うというのはわかりますけれども、これはパソコンで見たサイドブックスです。タブレットではなくて。パソコンで見ると何ができるのかということなのですけれども、パソコンの場合、最初にちょっとご紹介しましたが、タブレットというのは受け取って見るものだというふうにご紹介しましたね。パソコンは、資料を入れ込むことができる存在なのです。先ほどワードとかエクセルから変換してPDFにしてなんていう話がありましたけれども、ちょうどいいワードファイルとかがないのですが、例えばですが、ここの平成30年3月定例会、ちょっと後ろの方見づらくて恐縮です。そう書いてあるのですが、平成30年3月定例会議と書かれているここの本棚のこの場所に資料を上げたいなというふうになったときに……ちょうどいいファイルがあれですかね。ちょっと全然関係ないファイルですけれども、ちょっとアップしてみたいと。こういうふうにファイルを持っていくだけなのです、事務局の方が。事務局の方がやるのか、資料を書いている主管部の方がやるのかというのは、いろいろそこはルールづくりはあると思いますけれども。こういうふうに、ぱっと離すと、資料をアップしますが、よろしいですか、はい、どうぞと、こうやるだけで終わりなのです。そうすると、ここでもう完了しているのですけれども、ここにぽっと収納する。ということで、皆さんのファイルにも出てくると思うのですけれども、平成30年という定例会のほうに今アップしたファイルが出てきていると思います。もし余裕ある方ごらんいただければと思いますけれども。私が今入れたファイルがここに出てきているのです、このように。これ全然関係ないですけれども。小学4年生のドリルのあれをちょっと。済みません。このような、学校に行って、ちょっとこの辺のお話ししていたもので、この辺のファイルをちょっと上げたのですけれども。今パソコンのほうでぽっと入れたファイルがすぐこういうふうにタブレットで見れるというのはこういうことなのです。ですので、今おっしゃられたご質問に関して申し上げるとすれば、やる作業自体はさほど難しいことではないのです。なのですけれども、ルールづくりです、やはり。例えば執行部のどなたかの部がつくったところが議会事務局さんにお渡しして、議会事務局さんがこの今の作業をやるのか、それとももうちょっと簡略化して、執行部の主管部の方がこれをやってしまうのかというのはもうルールづくりの世界です。となりますと、執行部の皆さんも使い方を覚えていただかなければいけないという話になりますので。そうなりますと、いろいろな根回しというのですか、そういったものは必要になるかなというふうに思いますので。そういうふうな状況になります。 ○後藤善次 委員長  それでは、いろいろとお聞きになりたいこともあるかもしれないのですけれども、 ここから10分少々になりますけれども、実地研修を、いじりながら、触れながらやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎福田将士 参考人  ありがとうございました。では、私の説明は以上になります。ありがとうございました。      【この間、実地研修中】 ○後藤善次 委員長  それでは、そろそろ時間も押してまいりましたので、確認されたいこと、どうしてもこれだけはお聞きしたいという方がいらっしゃれば。なければ、そろそろ終わりにさせていただきたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○後藤善次 委員長  それでは、以上で終わりにしたいと思います。  福田参考人におかれましては、本当にありがとうございました。  ただいまタブレット端末におきまして詳細なる説明をいただきました。また、タブレットに直接触れることで、その有用性を感じることができた次第でございます。委員会を代表いたしまして改めて御礼を申し上げる次第でございます。本当にありがとうございました。  今後、当委員会におきましても、本日のご説明を参考に、詳細なる検討、協議を進めてまいりたいと存じます。本日は誠にありがとうございました。  以上で本日の参考人招致は終了いたします。  参考人の方の退席のため、暫時休憩をいたします。どうもありがとうございました。                午前11時46分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                午前11時47分    再  開 ○後藤善次 委員長  委員会を再開させていただきます。  次に、次回の開催日程についてを議題といたします。  次回の委員会は、本日の参考人招致の意見開陳及び当局説明について協議をいたさせていただきたいと思います。  日程なのですが、7月11日水曜日、午前中なのですけれども、皆さん手帳などお持ちでしょうか。7月11日午前10時から議会運営委員会を開催したいと思いますが、皆さんのご予定はよろしいですか。よろしければ7月11日午前10時から議会運営委員会を開催させていただきまして、本日の意見開陳等々、当局説明をいただくような形をとりたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。  準備した議題は以上でございます。  そのほか委員の皆様から何かございますか。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○後藤善次 委員長  特にございませんようですので、以上で本日の議会運営委員会を終了いたします。                午前11時49分    散  会
                                議会運営委員長   後 藤 善 次...