◆
白川敏明 委員 ですから、今までと
指定管理者になった場合、つまり市としての
持ち出しはどうなのか。
持ち出しというか、かかる費用、差額というか。
◎
公園緑地課長 持ち出しについては、現在の金額とさほど変わりはないのかなというふうに思っております。
◆
白川敏明 委員 確かに売店、
おぐら茶屋にしたって、今愛想も何もなくて
本当サービス悪いですよね。何年か前に行っただけなのですけれども。
○
大平洋人 委員長 質問。
◆
白川敏明 委員 いや、別にいいです。感想。
○
大平洋人 委員長 意見ね。
◆
須貝昌弘 委員 今ちょっと数字出るかどうかわからないですけれども、さっき言ったような
人件費とか
光熱水費とか、
あと樹木の剪定とか芝生ありますよね、あそこ。あの年間の今までにあれに投入された
維持管理費というのはどのぐらいですか、毎年。毎年決まっていますよね。
嘱託職員4人とか、
人件費は
人件費で、それも含めて
光熱水費とか樹木の剪定とか、あれ管理するために年間どのぐらいかかっているのですか。
◎
公園緑地課長 まず、
人件費のほうですけれども、
嘱託職員4名雇用しておりまして、年間約900万円、それから
あと施設の
維持管理費につきましては年間約400万円程度がかかっております。
◆
須貝昌弘 委員 そうすると、トータル大体ざっと約1,300万円が
維持費としてかかっていると、わかりました。
それで、先ほどから
おぐら茶屋は
おぐら茶屋でやっているのですけれども、米蔵は、私も何回か行ったのですけれども、あそこは休憩室ですか。何かやってもいいような説明書きかかっているのですけれども、実際あそこは休憩のほかに何か使っているのですか。
◎
公園緑地課長 米蔵につきましては、当然
休憩スペースにもご利用いただけますし、あと小さな
イベント、それから
展示スペースとして使っているということでございます。
◆
須貝昌弘 委員 今度公募して決まった
指定管理者が米蔵を例えば
喫茶店にして使いたいとか、そういったことは可能なのですか。
余り雰囲気を壊さないで、蔵の
イメージを使いながら、例えばここを喫茶室にしたいと、お客さん来たとき。
おぐら茶屋だけではなくて、中でもこういうような、そういう使い方というのはオーケーなのですか。
◎
公園緑地課長 あそこだけでの
喫茶店というのはちょっとあれだと思うのですけれども、
おぐら茶屋のほうで買っていただいた飲み物とかを、こちらの
おぐら茶屋にテーブル、椅子ありますけれども、そちらのほうで飲んでいただいて休憩する、そんなことは可能だと思っておりまして、新たにまた別のあそこだけの
喫茶店をやっていくというのは、スペース的にもちょっとそういう場所もないものですから、
おぐら茶屋で購入していただいたものを米蔵のほうに持って、あそこで飲んでいただくというのは想定されると思います。
◆
須貝昌弘 委員 これたしか平成13年に開設したのです、
近隣公園として。当初は、あそこは
都心南地区といって、
都心南地区の川から陸への
まちづくりとか、昔そういう話があって、歴史に学ぶ
まちづくりということで、銅像があったり、お寺があったり、
船着き場があったり、そういったものを利用しながら回遊性と
都市観光にも合わせて、あそこ一つの大きな市民の
交流拠点としての
位置づけで、たしか
阿武隈川の平成の大改修の記念碑的な大きなあれとしてあそこをつくったのだけれども、
船着き場のところ、私もあそこに屋形船を寄せたらどうかとか、いろんなこと言ったのだけれども、なかなか
維持管理が大変だとか云々ということでできなかったのですけれども、あそこのところの隈畔から歩いてきてあそこのところを見ると、何かの
ぺっとしていて無機質で、全然
江戸時代の
雰囲気がまるっきり、ここが
船着き場だったのかなんて、なかなか。そういったことで、そういった
イメージをもっとあそこつくってもらえればいいななんて思っていたのですけれども、なかなかそれがならなかったのですけれども、あそこ本当に福島の
水辺環境というか、
船着き場を
阿武隈川の舟運の歴史で一番福島では大事な部分なので、もっとあのあたり
環境整備して、なおかつ
指定管理者にいろんなお知恵拝借してやっていただければいいのですけれども、そのあたりの
環境整備ができればいいななんて思っていたのですけれども、なかなかできないままで、今度
指定管理者に行くわけですけれども、あとあそこの蔵、あれたしか
上杉藩の蔵ですよね。軒瓦見るとわかるのですけれども、
上杉藩の。私わざわざ見に行ったのですけれども、そうしたらそのときはすごくよかった。あれをこっちに持ってきて今度やり始まったらば、非常に
漫画チックな、何か歴史を感じられないような土蔵になってしまったのね。外側にはかまをはかせたか何かして、あれはもうちょっともっと昔の
雰囲気を出せるような、そういったあれにできないのかななんて思ったりして、話余計な話になったのですけれども、そういったところも含めてちょっとしっかり
指定管理者にやっていただかないとと思っているのですけれども、あそこ。ちなみに、あそこを
観月会とか生け花とか、
あとお茶会とかいろいろ使っていましたけれども、あそこの
利用状況はどうだったのですか。
イベントやっていましたよね。結構やっていたのですか、あそこ。
余りしんとしているから、たまに
展示場所のあそこの交差点のところに
観月会だとかなんとか、
お茶会とか何か看板ついて、ああ、何かやっているのだなと思いますけれども、
利用状況はどうだったのですか。
◎
公園緑地課長 御倉邸のこれは平成29年度の実績でございますけれども、
御倉邸の
来訪者につきましては約1万2,800人ほど、見学も含めて、そういった
イベントでいらっしゃった方も含めて大体1万2,800人ほどの
来訪者があります。その中で有料の部屋を使っていただいた方については約2,600人、1万2,800人のうち約2,600人がその部屋を使っていただいております。
◆
村山国子 委員 定期的に
お茶会とかやっていたということなのですが、
指定管理者制度になって、定期的な
お茶会とか、そういうのは民間がやるわけですから、もうからないとなればやめてしまうみたいな、そういうのというのはどうなりますか。
◎
公園緑地課長 お茶会につきましては、茶道の
連絡協議会の方に年間を通して
お願いをしていまして、
お茶会につきましては、今後につきましても市のほうで
お願いをしてやっていきたいというふうに考えております。
◆
村山国子 委員 これまでは無料だったと思うのですが、今度は有料になっていく。
◎
公園緑地課長 お茶会については市の事業でございますので、
部屋代はかからないようになります。
◆
村山国子 委員 あと、あの建物築何十年かという感じで、相当古いのかななんて思うのですけれども、耐震とか定期的な改修とかというのは、その都度市がそれはやっていくということになるのですか。
◎
公園緑地課長 建築は昭和2年の
建築物でございまして、
木造建築でございますけれども、その都度修理をしながらやってきておりまして、今後についても必要があれば修理に入っていきたいと思います。
◆
川又康彦 委員 今回の7条の変更については、営利を目的とする行為に類する行為の部分の改正だと思うのですけれども、こういったことが可能になることによって、この
御倉邸を利用してにぎわいをもっと大きくしていこうとか、そういった部分を市側が考えてやっていくというのも重要だとは思うのですけれども、むしろ地元の今運営されている
協議会とか、地元の
町内会とかがこの
御倉邸を活用してこの近くにもにぎわい取り戻したいのだというような強い要望という部分が非常に重要なのではないかと思っているのですけれども、こういった
要望事項というのは、運営していく中で
公園緑地課のほうにこんなことできたらいいのですけれども、何でできないのですかねみたいな、そういったことというのはたびたびあったのでしょうか。
◎
公園緑地課長 地元の団体は、もともとそういったあの地区を活性化させるために構築したところでございますので、既に10年以上のおつき合いがございますので、その中でいろいろとお話を承ってまいりました。そういった中でよりあそこを発展させるためにはそういった
指定管理者制度を導入して、市だけでは活性化になかなかつながらない部分ございますので、そういった部分で民間のそういったノウハウ、意見、考えを取り入れてあそこの部分を活性化していきたいというふうに考えております。
◆
村山国子 委員 先ほど
おぐら茶屋がNPOの
まちづくり協議会、地元の
町内会の人たちがやっているということだったのですが、公募のそれはNPOなので、対象には入るのですか。
◎
公園緑地課長 NPO法人入ります。
◆
梅津一匡 委員 課長は答えづらいことだと思うので、部長の答えになるのかもしれないですけれども、
指定管理について本会議の中でも先ほどから委員の皆さんからもありましたけれども、
おぐら茶屋にしてみれば茶会であったり、お月見会であったりとか、ライブであったりとか、いろいろ先ほど説明いただいたところだったのですけれども、今回の提案理由の説明として、公の施設の
設置目的を効果的に達成するためということなのですけれども、本会議の答弁を聞いていると、職員の方々のスキルが低いのだと言わんばかりの言い方だったのです。決して私そういうことではないと思うのですけれども、部長、どうです、その点。
◎
都市政策部長 決して職員のスキルが低いというようなことではないと思います。ただ、我々の公的な考え方にプラスして民間の違った方向からの考え方、こういったものも取り入れながら活用していったほうがより市民に対しての
サービス向上につながるのだろうなというような考えであろうかと思います。そして、今回の全体的な中身でやっぱり限られた予算の中で
サービスの質を上げるのだということと、もう一つ丁寧にもう少し経費を節減できないかという2点の観点でやっておりますけれども、
おぐら茶屋に関しましてはどちらかというともっと
サービスを上げていきたいというようなことなのだろうというふうに我々のほうでは考えてございます。ですので、先ほどいろいろご質問いただいたように、地区の方あるいはあそこで、国土交通省のほうで水辺で乾杯とか、こういった
イベントとかも開催されるようにもなってきておりますので、より地区の核として使われるような運営をしていただくためにも、我々のほうだけでなくて民間のノウハウも入れていきたいというような考えでございます。
◆
梅津一匡 委員 うんとあの答弁がひっかかっていて、絶対そんなはずはないと思いながらもあれだったので、議事進行をかけてもよかったのかなと思うくらいの話ですけれども、ただそういう考えというのをやっぱり部長から示していただきたいなという思いで聞いたのですけれども、あと今後の
指定管理をやったときの市とのかかわり方というところは、例えば先ほど来質問等々でも答弁でもありますけれども、そういうかかわり方やっていくということですけれども、市としての責任の持ち方というのは、今後どういうような展開でこの
御倉邸に関しては、
御倉邸というか、今後いろいろ考えられる
指定管理全体に広がってしまうのかもしれないですけれども、ここで聞くべきものではないのかもしれないですけれども、今後のどういう責任の持ち方、市としての持ち方をするのかというところをちょっと皆さんにお示しいただければと思います。
◎
都市政策部長 後ほど
指定管理者の取り扱いについてということで
協議会の中で報告をさせていただく中身にはあるのですけれども、当然市のほうとしても
指定管理にしたから、全く責務がないのだということではございませんで、
指定管理以後も
指定管理者との協働によって、パートナーという形の中で、今ほどいろいろ意見いただいた中身あるいは地区からの中身を聞いた中で、それを伝えながら、ともにパートナーとして協力して運営をしていくというような責務は持っているというふうに感じているといいますか、そういった責務はあるのだというふうに認識しております。
◆
川又康彦 委員 1つ聞き忘れて。
おぐら茶屋の運営については、現状は先ほど
嘱託職員が4名で
御倉邸を管理されているというお話だったと思うのですけれども、
おぐら茶屋の運営自体はその方たちも担っているのですか、それとも
おぐら茶屋はNPOの
協議会のほうから人も出して、そこだけで一応収支を、ボランティアでやっているのか、どういうふうにしているのかわかりませんけれども、そういう形態なのですか、それとも
嘱託職員の方がやっているような感じになるのですか。
◎
公園緑地課長 嘱託職員の4名につきましては、あくまでも
御倉邸本宅と、それから周りの岩の部分、それの
維持管理と、あと申込者の受け付け業務関係をやっております。
おぐら茶屋につきましては、
NPO法人のほうから申請をいただいて、市のほうで許可を出して、使用料をいただいて、
協議会のほうで収益を上げて運営をしていくというような形態になっております。
◆
川又康彦 委員 先ほどの説明だと、
おぐら茶屋も含めて
指定管理の範疇に入るというお話だったと思うのですけれども、そうすると
おぐら茶屋についても市のほうで何らかの関与をするようになるのですか、それとも
おぐら茶屋のあり方は今と変わらない形で、どこが
指定管理者になったとしても
協議会が運営を続けていくことが可能になるという話なのですか。
◎
公園緑地課長 指定管理者がどなたになるかわからないのですけれども、
指定管理者のほうに今まで同様に茶屋として継続していけるように
お願いをしていきたいというふうに思います。
○
大平洋人 委員長 さて、いかがですか。よろしいですか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
大平洋人 委員長 では、質疑を終結いたします。
続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
大平洋人 委員長 以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
ご意見ないですので、簡易採決でよろしいですね。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○
大平洋人 委員長 それでは、採決の方法は簡易採決といたします。
お諮りいたします。議案第82
号福島市
都市公園条例の一部を改正する
条例制定の件について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○
大平洋人 委員長 ご異議ございませんので、議案第82号については原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第65号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、
都市政策部所管分を議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎
都市政策部長 議案第65号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、
都市政策部所管分につきまして説明をいたします。
今回の
補正予算でございますけれども、議案第65号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、
都市政策部所管分のうち、歳入につきましては、都市再生整備計画事業費補助金追加に伴いまして、国庫補助金を補正するものでございます。
歳出につきましては、都市計画総務費について社会資本整備推進費の追加計上でございます。
なお、内容等の詳細につきましては、次長より説明いたしますので、よろしく
お願いします。
◎
都市政策部次長 それでは、議案第65号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、
都市政策部所管分についてご説明いたします。
歳入につきましては、
補正予算説明書の6ページ、7ページをお開きください。15款国庫支出金、2項国庫補助金、6目土木費国庫補助金、3節都市計画費補助金で、都市再生整備計画事業費補助金250万円を追加計上するものでございます。
次に、歳出についてご説明いたします。
補正予算説明書14ページ、15ページをお開きください。8款土木費、4項都市計画費、1目都市計画総務費でありますが、都市計画推進事業費として社会資本整備推進費500万円を追加するものであります。補正額の財源は、国庫補助金250万円と一般財源250万円を充当いたします。
続きまして、
委員会資料の4ページをお開きください。都市計画課の所管分でございますが、社会資本整備推進費でございます。現在本市では中心市街地の活性化に取り組んでおりますが、1番、事業の目的でございます。この事業は、2020年に迫りました東京オリンピック・パラリンピック大会で本市開催の野球、ソフトボール競技に国内外から訪れる方々に対しまして、震災からの復興を強くアピールし、おもてなしと福島らしさを演出するとともに、来られた方に驚きと感動を与えることを目的としまして、JR福島駅前を中心に事業を実施するものであります。
期待される事業効果でありますけれども、市民はもとより国内外からの観光客をターゲットとしまして、ICTをツールとしまして、観光、買い物、
イベント情報などの発信、目的地への案内などにおいて視認性を高めることが可能となる、中心市街地の活性化と回遊性の向上が図られることを事業効果として期待するものでございます。
3番の事業の計画概要についてでございますが、今年度におきましては各施設管理者、関係機関と協議を行いながら、大型ビジョンやデジタルサイネージなどの導入を想定しました企画、設計を行うものでありまして、この事業は都市再生整備計画事業、福島市中心市街地地区第2期に
位置づけしまして、記載の年次計画により整備を行うものでございます。
説明は以上です。
○
大平洋人 委員長 それでは、これより質疑を行います。質疑のある方はお述べください。
◆
村山国子 委員 単純な疑問なのですけれども、企画、設計で500万円かかるのですか。何か高いかなという気がしたのですけれども、そんなことはないのでしょうか。
◎
都市計画課長 今回このような内容のもので企画と設計をしますので、設計としては大分低い額かなというふうには捉えてございます。
◆
白川敏明 委員 現在中合のところに大型ビルありますよね。あれはどういう契約か何かになっているのですか。
◎
都市計画課長 中合さんといいますか、辰巳屋ビルの角にビジョンがございます。あれは、民間の事業者がビジョンを設置したものでございまして、皆さんご存じかとは思いますが、今回新たにちょっと改修をして若干大きくなったのがことしの春でございました。
◆
白川敏明 委員 ですから、それが今ある業者のですけれども、契約は毎年契約とか、それとも何年契約とかというあれがあるのですか。
◎
都市計画課長 今ほど申し上げましたように
民間事業者のほうでやっているものですから、そこの契約は市のほうでは把握はしていないという状況でございます。
◆
白川敏明 委員 契約って建物だけではなくて、市でいろんな広報するのに
お願いしているわけでしょう。どういうのを流してくれとか。
◎
都市計画課長 ちょっと存じ上げてはいないのですけれども、コンベンション協会のほうで行っているのでしょう。
◎
都市政策部長 民間のものであって、あと市のほうで広報関係の中で何らかの機会の中で
お願い的な部分をやっている部署というのがあるという可能性もあろうかと思いますけれども、
都市政策部のほうの所管でなかったものですから、ちょっとお答えできない内容でございます。申しわけございません。
◆
白川敏明 委員 大型の、今度は市で設置するのですね、市として。そうした場合に例えば今の同じ場所であれば、あそこの辰巳屋ビルは壊す方向であると思うのですが、その辺との関連はどうなっているのですか。
◎
都市計画課長 中身がなかなかまだわかりづらいところがございまして申しわけございませんが、今年度補正をさせていただいて企画、設計をさせていただく中で、どこの場所にどのようにするというのはこれから考えたいと思っています。ちょっと
委員会資料の4ページ見ていただければと思うのですが、福島駅東口、西口ございます。今白川委員おっしゃったように、今の辰巳屋ビルさんにあるものもどのようにされるか、今後今の状況でいえば再開発という情報もありますので、今後はなくなる可能性も多いでしょうし、そういうところも含めて駅前広場がいいのか、どの辺が集客とかにぎわいに効果があるのか、それも回遊性も含めて検討した中で設置場所、何をするかも含めて今回決めていきたいなというふうに思っていますが、この資料はあくまでたたき台としてお読み取りいただければと思います。
◆
川又康彦 委員 今ほど民間が現状あって、オリンピック・パラリンピックに特に向けて震災からの復興の部分をやりたいということで、駅東口と西口と大型マルチビジョンを使って観光
イベント情報等を流していくと。運営していくの自体も市が都市計画のほうでずっとやっていくということを考えていらっしゃるのですか。
◎
都市計画課長 運営を市で行うか、民間に
お願いするかを今まだ決定はしていない状況でございます。
◆
川又康彦 委員 一旦つくって、大型マルチビジョン、大きさもちょっとお伺いしたいのですけれども、どの程度の大きさなのか、それなりの年間で運営していくのにも費用はかかっていくと思うのです。今辰巳屋のところにあるのは民間でやっていますので、広告入れたりとか、そういった部分もあって、当然運営費賄っている部分はあるかと思うのですけれども、一旦つくるのはいいかもしれませんけれども、その辺についてある程度計画の段階でまだ何も考えていませんというのはいかがなものかと思うのですが、その辺はどうなのですか。
◎
都市計画課長 場所にもよるのですけれども、駅前広場で広告の問題もあるので、確かに今委員おっしゃるように
維持管理費、前のビジョンというのはLEDでないので、今回LEDで考えていますので、ある程度
維持費は多少抑えられるのかなというふうには思ってございますが、今ほどおっしゃったように広告とかそういうもので運営費を賄うのが一般的でございます。ですので、場所も含めてそこも今両てんびんといいますか、市で持った場合と民間でやった場合と、場所にもよるものですから、民間で運営を
お願いする場合も考慮はしているというふうにとっていただければと思います。
◆
川又康彦 委員 ちなみに、当然LEDだと思うのですが、先ほどちょっとその質問の答えがなかったのですが、大きさがどの程度なのか、
維持管理で想定しているのが今年間大体どれぐらいかかるのかという部分もおわかりになりますか。
◎
都市計画課長 まず、大きさでございます。まだ想定の段階でございます。4ページの下のほうに年次の平成30年、平成31年、平成32年というふうに書いてあるところに、工事というところで1億8,000万円というふうに書いてございますが、まず大きさでございます。辰巳屋ビル、中合さんのところにあるのが250とかそのぐらいというふうに聞いてございます。250インチ程度と聞いておりまして、場所にもよるのですけれども、300インチ以上ぐらいのは今のところ想定です。300インチぐらいとしての想定はしています。ただ、ほかの今回大型ビジョン以外のデジタルサイネージ等も今のところ検討しているところなので、そういうところを含めた
維持管理費用としては年間五、六百万円程度、ただこれは他市の事例なので、大きさとかそういうものが決まれば決まってくると思います。
◆
鈴木正実 委員 そうすると、ことし出す予定の500万円という金額、これは一体何をやるためなのですか。経費なのはわかるのですけれども、企画、設計って何のたたき台というか、どういうふうにしたいという構想も今伺っていると余りないようなのですけれども、これを企画という形で、その会社に企画まで全部つくってもらうという意味での500万円なのですか。
◎
都市計画課長 今ほどおっしゃった企画の部分も多少は
お願いする部分はあると思いますけれども、今現時点ではここに平成31年、平成32年に行う情報板の大型マルチビジョンを含めた形でのものを想定した形で企画設計費をはじいているという状況でございます。
◆
鈴木正実 委員 想定している中身がさっきから聞いていると場所はまだ未定だし、大きさも未定だし、何をどういうふうに管理するのかも未定だし、一体この500万円で何をやるために出しているのかなというのがすごく明確ではなくなってしまうのです。事業に取っかかるためだけのものでの考えということなのか。そういうのが全て入ると、企画そのものの企画料という形のほうが何となく私はでかいような気がするのですけれども、今わずかというお話だったのだけれども。そうすると、設置場所も何も決まっていなくて、頼まれた人たちは何をもって考えるのですか。それも考えろということ。
◎
都市計画課長 場所もまだ明確には決まっておりませんが、想定はある程度してございます。その中でできるかどうかの検討を踏まえた上で設計という形に入っていきますので、トータルこのぐらいの企画設計料というふうに捉えてもらえればと思います。
◆
鈴木正実 委員 お聞きしているのは、どこにつくるのか、大きさもわからないで設計しろということなわけという、そこを聞いているのです。
◎
都市計画課長 先ほど申し上げましたように300インチ程度の大型ビジョンと情報板、デジタルサイネージといいますが、そういうものをある程度数は想定はしてございます。それをもとに設計費ははじいてございます。
◆
鈴木正実 委員 大きさ云々ということは今おっしゃいましたけれども、場所、あとはそこに例えばデジタルサイネージ置くにしても、必要な工事とかといえば、当然そのあたりも含めた中でいろんな場所の選定もかかわってきますよね。言っている意味はよくわかるでしょうけれども、結局何も形になることがわからないままで設計しろと言っているとしか思えないのです。想定はしている、何基つけますよ、これは2基つけますよ、場所も含めて全て設計の中で考えろということなの。
◎
都市政策部長 今回の内容の中で企画と、それから設計というふうになっておりまして、通常建物でも何でもそうですけれども、建設をこれから計画していくのだという段階の中には構想というのがあって、その構想の中では規模何ぼだと、これはあくまでもこのぐらいの規模なのですと、あるいは階数はどうなのだと、どういった部屋が欲しいのだと、これもきちっとしたものも決まっていない中での構想を建て主といいますか、オーナーのほうと協議をしながらやっていくというような中身になろうかと思います。まさしく今回の企画というのも、どこにどういうふうに設置するのだというものは想定はしているものの、ここよりはもっとこっちのほうがいいのではないですかというような提案もいただきたいですし、そういった相手との、受注者との協議をしながら形、設計に持っていくという全体を含めての中身なものですから、設置する位置がまだ決まっていないというのも実際決まってはいないのですけれども、これから想定している、我々がこういったことという何カ所か想定ありますけれども、その中での想定あるいは福島を見た中でもっと違うところがいいのではないですかと、こういった企画といいますか、協議をしながらの企画をしていただいて、それに基づいた設計をしていただくということなものですから、それを想定しての費用ということで今回算出しているものですから、今ほどいろいろご質問いただくと、大きさも約このぐらいを今現在見ています、あるいは場所は東西の駅の部分を考えていますといったような、はっきりした答えができていないというのは大変申しわけないところなのですけれども、実態としてそういったものも詰めながら企画をしていただいて設計をしていただくと、これを今年度内に何とかやっていきたいというのが今回の内容でございます。
◆
鈴木正実 委員 丁寧な説明ありがとうございます。そういうことだというのはわかりましたが、これ管理運営というところが初めから考えていないと多分大変なのだと思うのですけれども、流すものを監修したり、あるいはそれをこれを流す、流さないとか、何時間流す、ここからここまでというプログラムだとか、あるいはそれを流すためのデータ室的なものも、ももりんビジョンは多分あのビルの中にパソコンがあって、そこで全部操作しながら流しているのだと私は思っていたのですけれども、そういう管理室的なものはどうするのか、デジタルサイネージも同じで、多分そういう映像管理、あとは時間管理、こういうものをやっぱりある程度想定していなくてはならないのではないかなと思うのですけれども、驚き、感動を与えることになるのは、何をしたかよくわからなくて驚き、感動になってしまうかもしれないので、そのあたりをある程度構想の中でどういうふうにお持ちなのかちょっと教えてください。
◎
都市計画課課長補佐 今回のマルチビジョンとかデジタルサイネージの考え方なのですが、一番は今回2020の東京オリンピック、福島はソフトボール、野球会場ということで多くの方が訪れると、その多くの方にどう福島の印象を持たせるかというのがまず出発点でございました。そこで、一つの動線的な考え方、例えば東口にどうおりる、西口にどうおりるといったところで、場所的なものは今後想定案の中からある程度業者さんと一緒に一番最適なものを選ぶというのもありますし、あとはこの
維持管理コスト、どういうふうに運営していくかというものもありますので、そういった運営企画段階を一緒にやりながら、一番いいベスト方向を探っていきたいというのが本音でございます。その後、実際そういった第一印象を与える中で情報提供をするという中でありましたが、今回補助事業というのを
位置づけておるものですから、その中で社会資本整備交付金の中ではある程度制約がございます。といいますのは、いろんなCM情報とか、そういったものをばんばん流せるかと申しますと、実は補助金というものはある程度利益の中での運営費までというのがございまして、多くの利益を追求してはいけないという項目がございます。そうしますと、そういったものを勘案しながら、ある程度の情報発信をどうするか、そしてCMとかのものをどうするか、何もない収益面をどうやって得るかというものもございますので、その対抗手段としまして考えていますのがアプリ、つまりマルチビジョンとデジタルサイネージと自分で持つ携帯アプリ、そういったものを連動させて、携帯アプリにそういった収益情報を求められる、またクーポンとかそういったものを持って町なかに歩けるような、そういった構想を持っているところでございます。それらを含めて今後企画、設計していくというような形でございます。
◆
村山国子 委員 今年度は2分の1が補助出るのですけれども、平成31年度、平成32年度も国庫補助というのは2分の1ずつ出る事業になっているのですか。
◎
都市計画課長 基本的には2分の1を要望はしたいと考えていますが、どうしても国庫補助事業ですので、満額つくかどうかは国の判断によると思います。
◆
村山国子 委員 あと、平成32年度にアプリ構築して運用開始ということだと思うのですが、平成32年度のいつごろが運用開始になるのですか。オリンピックに間に合うようにはなるのでしょうね。
◎
都市計画課長 今委員おっしゃったように、オリンピック・パラリンピック2020のそのときには間に合わせたいというのが本音でございます。
◆
川又康彦 委員 国庫補助金のほうが出るということで、これは国のどの辺のどういった補助事業を活用されるご予定なのですか。
◎
都市計画課長 国交省の社会資本総合整備交付金でございまして、都市再生整備計画事業に
位置づけた事業になるのです。この資料では読み取れない部分があるのですが、全国で
申し込みをしたのがことしの2月だったものですから、そこで内示を受けて採択になったというのが現状でございます。
◆
川又康彦 委員 今2月に
申し込みということで、市の中でいろいろなところからのこういうのがいいのではないの、多分これが風格ある県都の部分なのかというようなところも何とも言えないところですけれども、そういう部分もあるのかなと思うのですけれども、先ほどの答弁の中でも実は結構かなり考えていられる部分も、これからどういうふうに運営していくかとか、その辺も考えている部分もあるのかなとは思うのですけれども、2月に
申し込みされるどの段階から構想自体があったのか、大型ビジョンみたいなのをやりたいなとか、そういった部分というのは何かあったわけですか。
◎
都市計画課課長補佐 もともとの出発点でございますが、こちらのビジョンそのものの考え方は平成28年当時から持ってございました。当初は、経済産業省の補助を狙っておりまして、いろいろ公募とか求めておったところなのですが、なかなか採択されなかったというのがございます。ただ、今回国土交通省でこういったビジョン的なものとか、そういったものができるというようなことがあったものですから、公募させていただいて承認いただいたという経過があるところでございます。
◆
川又康彦 委員 今実際につくる段までは多分都市再生整備のほうを使われて、都市計画課のほうでやられるようになると思うのですけれども、個人的な感覚としてそういったもの、中心市街地の活性化的な部分で都市計画課も当然絡むとは思うのですけれども、例えば運営についての所管とかというのは、市側でやる際に都市計画課のほうでずっとやってきたのですか。例えば商工観光部のほうにやってもらうとか、そういったことも構想の中には入っているのですか。
◎
都市計画課長 福島の顔づくりということで、庁内で幹事会を設けるということにしてございます。それには商工観光部、もちろん商工観光部だけではございません。関係部署、これから運営の部分も含めて2020のオリンピックを目標としていますので、その際にはいろいろとオリンピックに向けた協議も含めて、幹事会の中で詰めていきたいというふうに思っています。
◆
粟野啓二 委員 ここにもWiFi
環境整備一式という項目が入っているのですけれども、さっき川又委員言ったように、今回の
一般質問でも商工観光部でも同じような計画持っているので、これは市として都市計は都市計、商観は商観というばらばらに持っているの、それともトータル的なもので持っているのですか、この整備計画というのは。
◎
都市計画課長 今回の福島の顔づくりの部分のWiFi環境の整備というのは、まだWiFi
環境整備を整えましょうという方針であって、今委員おっしゃった商工観光部さんのほうでやっているものにするかは、これから協議をさせてもらえればと思います。実際のところWiFiも物によって変わるので、範囲もありますし、市全体での考え方がまだ整理されていないのは申しわけございませんが、これは駅周辺に限っての部分でいくか、商工観光部で持っているところとの合わせわざでいくか、そこはこれから詰めたいと思っています。
◆
粟野啓二 委員 要するに今課長おっしゃるようにその辺なのです。ここだけなのか、要するに皆さん知りたいのは、容量の問題も
一般質問でもあったように、どの辺まで見ているのだということも含めて、向こうは向こう、こっちはこっちという形で文字面が出てきてしまうと、別々なことやっているのではないかととられてしまうから、その辺は顔づくりというのは商工観光部でも同じようなテーマを持っているのでしょうから、どこかで淘汰するしかないのではないかと思うのだけれども、俺ら両方聞けないから、ちょっとつらいのだけれども、結局その辺が皆さん言うように大きいビジョンみたいなものが見えない、わからない、途中経過だという、あと2年しかないわけだから、ちょっと大丈夫なのかなという心配もあるのではないかと思うのですけれども、その辺は大きな福島の顔づくりというので多分淘汰されるというふうに思っているのだけれども、余り無駄のないように
お願いしたいと思います。
◆
川又康彦 委員 WiFiの話出たので、商工観光部のほうだとWiFi、正直言ってFukushima City Wi―Fi本当に使いづらくて、多分どこからもいい声というのは聞いてこないと思うのです。職員の方だって多分何なのだ、これはと思いながらいらっしゃる方多いと思うのですけれども、商工観光部のお答え聞いている限りだと、商工観光部のほうだと変えるつもり多分ないなと思わざるを得ないので、こういう計画もしあって、そこら辺が一緒にできるのであれば、違う形のものをこの際やっていただくようにイニシアチブとってもらいたいという言い方は変ですけれども、ぜひとも動いていただきたいなと思います。ちなみに、県の補助金、国からのインバウンドの予算で福島交通沿線の駅に、飯坂温泉もそうなのですけれども、WiFi機器を新しく設置したのです。それについては、メールアドレスとIDとかというのの入力というのは必要ない形のものを設置しております。非常に使い勝手のいい形のものもありますので、ぜひともそういったものを前向きにご検討いただければなということで、これは要望として。
◆
村山国子 委員 運営は市がやるか民間がやるかまだ決まっていないということだったのですが、国庫補助入っていて民間に運営していただく、そういうのというのは可能ですか。
◎
都市計画課長 国土交通省の補助事業ですと、協議をしないと判断ができないところもあるものですから、この事業を進める中では民間に運営を
お願いできるものかどうかは、今後協議をしながら判断をしてもらうということで。
◆
須貝昌弘 委員 ちょっと細かいことなのですけれども、お聞きしたいのですけれども、先ほど課長のほうから一応場所は想定しているのだと、都市計画のほうでは一応。それで、業者とまた話し合ってどうするか決めるのだと。ちなみに、この場所、丸ついているところ、大型ビジョンとデジタルサイネージ、この場所教えてください。市で考えている。
◎
都市計画課長 まだあくまでも想定の段階でございますが、東口は花時計ございます。花時計の北側のあたりというふうに今考えています。あくまでも想定でございます。西口は、西口出たあたりのところで考えています。
【「どこ」と呼ぶ者あり】
◎
都市計画課長 西口の駅ビルを出た正面のところのちょっと脇のあたりで考えています、大型ビジョンは。ただ、これから変わる可能性もあるので、そこはご承知おきいただきたい。
デジタルサイネージは、駅前通りの場所で2カ所ほど、東口については駅前通りのエスタ前と、あと新学部のあたりで一応考えています。西口は、コラッセのほうに向かうあたりのところで考えていると。ただ、もう一回つけ加えさせていただきますが、数が減るとか、大きさも変わったり、配置も変わったりは今後あり得るということでご承知おきいただきたい。
○
大平洋人 委員長 どうですか。ありますか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
大平洋人 委員長 では、以上で質疑を終結いたします。
続いて、自由討議、討論に移ります。ご意見のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
大平洋人 委員長 以上で自由討議、討論を終結いたします。
これより採決を行います。
採決の方法は、簡易採決といたします。
お諮りします。議案第65号平成30年度福島市
一般会計補正予算中、
都市政策部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○
大平洋人 委員長 ご異議ございませんので、議案第65号中、
都市政策部所管分について原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、報告第5
号福島市
一般会計予算の繰越明許費繰越しの件について、
都市政策部所管分を議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎
都市政策部長 報告第5
号福島市
一般会計予算の繰越明許費繰越しの件につきましては、平成29年度福島市
一般会計予算の繰越明許に係る歳出予算の経費を平成30年度に繰り越しいたしましたので、その
都市政策部所管分につきまして報告をするものでございます。
詳細につきましては、次長より説明いたしますので、よろしく
お願いします。
◎
都市政策部次長 報告第5
号福島市
一般会計予算の繰越明許費繰越しの件中、
都市政策部所管分につきましてご説明申し上げます。
これは、さきの3月
定例会議におきましてご承認いただきました平成29年度福島市
一般会計予算の繰越明許費につきまして、平成30年度への繰越額が決定しましたので、ご報告するものでございます。
議案書の84ページをお開きください。開発建築指導課所管、8款土木費、1項土木管理費の
建築物耐震診断促進助成事業でありますが、金額2,363万円、翌年度繰越額2,363万円でございます。これは、診断を行う
建築物が営業や居住など対象施設を利用しながらの調査となりますので、入居者との調整などにより診断調査に不測の日数を要したため、繰り越すものでございます。
85ページをお開き願います。交通政策課所管、8款土木費、4項都市計画費の阿武隈急行線施設整備促進事業でありますが、金額3,918万3,000円、翌年度繰越額3,918万3,000円でございます。こちらは、国の
補正予算に対応しまして、平成29年度末からの事業着手となり、完了は平成30年度となることから、繰り越ししたものでございます。
同じく交通政策課所管、大町地下歩道リニューアル整備事業でございますが、金額4,055万円、翌年度繰越額4,055万円であります。こちらは、ほかの工事との工程調整に不測の日数を要しまして、平成29年度内の完了が困難となったものでございます。
同じく市街地整備課所管で八島町地区周辺道路整備事業でありますが、金額5,205万3,000円、翌年度繰越額5,193万7,200円であります。こちらは、近接する工事との日程調整やJRAの移転工法協議に不測の日数を要しまして、平成29年度内の完了が困難となったものです。
同じく市街地整備課所管、福島駅前通りリニューアル整備事業でありますが、金額629万8,000円、翌年度繰越額629万8,000円であります。こちらは、沿線商店街における建物外壁整備に対する修景整備補助につきまして、施行箇所に面する県道工事等との調整に不測の日数を要しまして、平成29年度内の完了が困難となったものでございます。
同じく市街地整備課所管、栄町地区都市再構築型優良
建築物等整備事業でありますが、金額7,398万円、翌年度繰越額7,398万円でございます。こちらは、この事業の地下構造物解体工事におきまして、軟弱地盤等により解体に不測の日数を要しまして、工事の平成29年度内完了が困難となったものでございます。
同じく市街地整備課所管、上町地区暮らし・にぎわい再生事業でありますが、金額2億3,000万円、翌年度繰越額2億3,000万円であります。これは、旧病院の解体工事を行うにあたりまして、関係機関との調整に不測の日数を要し、工事がおくれ、平成29年度内完了が困難となったものでございます。
続いて、86ページをお開き願います。同じく市街地整備課所管、上町地区周辺道路整備事業でありますが、金額5,389万4,000円、翌年度繰越額2,970万4,578円であります。こちらは、平成29年度中の完了を見込んでいた道路改良工事等におきまして、交通規制内容の調整や電柱等の移転協議に不測の日数を要したため着手がおくれ、年度内完了が困難となったものでございます。
同じく市街地整備課所管、土湯温泉町地区都市再生整備事業でありますが、金額9,769万円、翌年度繰越額9,273万2,371円であります。こちらは、各種工事での地元
協議会との調整などに時間を要し、平成29年度内の完了が困難となったものです。また、修景整備補助においても地形、気候などの影響により着手がおくれて、年度内の完了が困難となったものでございます。
説明は以上です。
○
大平洋人 委員長 これより質疑を行います。質疑のある方はお述べください。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
大平洋人 委員長 なければ質疑を終結し、報告第5号中、
都市政策部所管分については終了いたします。
次に、報告第10号
専決処分報告の件、すなわち専決第11号和解の件について議題といたします。
当局の説明を求めます。
◎
都市政策部長 報告第10号
専決処分報告の件中、専決第11号の和解の件につきましては、昨年11月に発生した交通事故について、相手方と和解が成立しましたので、報告をさせていただくものでございます。
なお、内容等の詳細につきましては、
下水道室長より説明いたしますので、よろしく
お願いします。
◎
下水道室長 報告第10号
専決処分報告の件中、下水道室所管分の専決第11号和解の件につきましてご説明を申し上げます。
議案書の117ページをごらんいただきたいと思います。昨年11月21日に市内太平寺字児子塚87番地先、市道続堀―城ノ内線路上におきまして、下水道総務課の職員が下水道受益者負担金徴収業務中に上記地内で信号待ちのため停車していたところ、後方から相手方車両が追突をし、双方の車両が破損したほか、公用車の助手席に同乗していた職員が負傷したものであります。相手方との和解が調いまして示談いたしましたことから、報告するものでございます。
和解の内容につきましては、1つ目に車両損害額に対しては7万848円、2つ目に本市職員の負傷に係る治療費等に対しては33万4,696円でございまして、それぞれ損害賠償額の全て相手方の負担となるものでございます。
なお、本事故につきましては、両当事者とも将来にわたり一切の異議申し立て請求争訟等は行わないとするものでございます。
説明は以上でございます。
○
大平洋人 委員長 これより質疑を行います。質疑のある方はお述べください。
◆
川又康彦 委員 ぶつけられた形で治療費33万4,696円というのは結構少なくない金額だと思うのですけれども、職員の方の負傷の度合いというか、並びに後ろからぶつけられた、首のけがなのかなというふうにも推察するのですけれども、後遺症とかそういったものについてはどのようになっているのか教えていただければと思います。
○
大平洋人 委員長 プライベートな部分あるので、そこ気をつけて答弁してください。
◎
下水道総務課長 まず、職員の負傷の関係ですけれども、治療費等の中には治療費のほかに通院交通費ですとか、慰謝料とかも含まれてございます。負傷の状況なのですけれども、いわゆるむち打ち症といわれる状態、診断名でいきますと外傷性頭頸部症及び外傷性頸部神経根症ということになっております。通院のほうは3カ月ということで、そちらのほう治療が終わったということで和解に至ったということでございます。
○
大平洋人 委員長 ほかありますか。
【「なし」と呼ぶ者あり】
○
大平洋人 委員長 なければ質疑を終結し、報告第10号、すなわち専決第11号について終了いたします。
協議会開催のため、
委員会を暫時休憩いたします。
午前11時25分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午前11時49分 再 開
○
大平洋人 委員長 委員会を再開いたします。
都市政策部の審査は以上で終了しました。
当局退席のため、暫時休憩いたします。
午前11時50分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午前11時52分 再 開
○
大平洋人 委員長 委員会を再開します。
本日の午前中の審査はここまでとさせていただいて、なお1時より議会運営
委員会が開催されますので、それが終了後、追って午後より所管事務調査について協議をしたいと思いますので、一旦休憩ということにさせていただきますので、よろしく
お願いします。重ねて申し上げますが、再開時間は追って連絡いたします。
午前11時52分 休 憩
建設水道常任
委員長 大 平 洋 人...