福島市議会 > 2018-01-25 >
平成30年 1月緊急会議−01月25日-目次
平成30年 1月緊急会議−01月25日-01号

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  1. 福島市議会 2018-01-25
    平成30年 1月緊急会議−01月25日-01号


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    最終取得日: 2021-07-22
    平成30年 1月緊急会議−01月25日-01号平成30年 1月緊急会議                 平成30年1月25日(木曜日) ───────────────────────────────────────────── 出 席 議 員(35名)   1番  沢井和宏            2番  佐々木優   3番  丹治 誠            4番  川又康彦   5番  誉田憲孝            6番  二階堂武文   7番  梅津一匡            8番  小熊省三   9番  後藤善次            10番  鈴木正実   11番  斎藤正臣            12番  根本雅昭   13番  白川敏明            14番  萩原太郎   15番  大平洋人            16番  小松良行   17番  羽田房男            18番  村山国子   19番  小野京子            20番  阿部 亨   21番  石原洋三郎           22番  梅津政則   23番  高木克尚            24番  半沢正典   25番  黒沢 仁            26番  尾形 武   27番  土田 聡            28番  須貝昌弘   29番  佐久間行夫           30番  粟野啓二
      31番  粕谷悦功            32番  山岸 清   33番  真田広志            34番  宍戸一照   35番  渡辺敏彦 ───────────────────────────────────────────── 説明のため出席した者   市長        木幡 浩       副市長       山本克也   政策統括監兼市長公室長          総務部長      八島洋一             紺野喜代志   財務部長      渡辺 勉       商工観光部長    若月 勉   こども未来部長   永倉 正       総務部次長     河野義樹   秘書課長      三浦裕治       総務企画課長    杉内 剛   財政課長      清野 浩 ───────────────────────────────────────────── 議会事務局出席者   局長        羽田昭夫       次長兼総務課長   下田正樹   議事調査課長    安藤芳昭 ───────────────────────────────────────────── 議 事 日 程   1 会議録署名議員の指名   2 会議の期間の決定   3 議案第1号、議案第2号の提出       議案第 1号 平成29年度福島市一般会計補正予算       議案第 2号 福島市部設置条例の一部を改正する条例制定の件   4 市長の提案理由の説明   5 質疑   6 議案第1号、議案第2号を所管常任委員会に付託   7 議案第1号、議案第2号の委員会における審査の結果の報告   8 委員長報告に対する質疑、討論、採決 ───────────────────────────────────────────── 本日の会議に付した事件   議事日程に記載のとおり                 午前10時00分    開  会 ○議長(半沢正典) 定足数に達しておりますので、これより1月25日緊急会議を開会いたします。  会議録署名議員の指名をいたします。  7番梅津一匡議員、26番尾形武議員を指名いたします。  会議の期間の決定をいたします。  会議の期間は、議会運営委員会の決定のとおり、すなわち本1月25日の1日間といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(半沢正典) ご異議ございませんので、会議の期間は本1月25日の1日間と決定いたしました。  なお、本会議の議事日程質疑通告の締め切りは、お手元に配付の印刷物のとおりでありますので、ご了承願います。  議案の説明を求めるため、会議の期間中、市長以下、必要と認める執行機関の職員の出席を求めることにいたします。  ただいま市長から議案の提出がありました。  議案は、さきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。  日程に従い、議案第1号、議案第2号を一括して議題といたします。  市長の提案理由の説明を求めます。 ◎市長(木幡浩) 議長、市長。 ○議長(半沢正典) 市長。      【市長(木幡 浩)登壇】 ◎市長(木幡浩) 本日は、緊急会議を開催いただき、誠にありがとうございます。本緊急会議に提出いたしました案件は、平成29年度福島市一般会計補正予算等の議案2件であります。  議案第1号平成29年度福島市一般会計補正予算は、春の観光シーズンに向けた誘客緊急対策及び待機児童対策緊急パッケージの実施に要する経費を補正するものであります。  まず、商工観光部におきましては、春のふくしま観光緊急対策事業費を計上し、こども未来部におきましては、待機児童解消促進事業費等を追加いたします。  以上の補正による追加額は3,604万2,000円であり、これらの財源には繰越金等を充当いたします。繰越明許費の補正は、春のふくしま観光緊急対策事業の一部において、平成30年度に繰り越して使用するためのものであります。  議案第2号福島市部設置条例の一部を改正する条例制定の件は、行政組織機構の改正を行うため、所要の改正を行うものであります。  以上が提出議案の概要ですが、詳細につきましては、ご質疑または委員会等において申し上げたいと存じますので、よろしくご審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(半沢正典) これより議案第1号、議案第2号の議案調査のため、暫時休憩いたします。                 午前10時03分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                 午前11時10分    再  開 ○議長(半沢正典) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程に従い、議案第1号、議案第2号に対する質疑を行います。  質疑の通告があります。質疑通告者は、4番川又康彦議員、27番土田聡議員、以上2名であります。  順序に従いまして発言を許します。4番川又康彦議員。      【4番(川又康彦)登壇】 ◆4番(川又康彦) 議長、4番。 ○議長(半沢正典) 4番。 ◆4番(川又康彦) おはようございます。真政会の一員といたしまして、今回の緊急議会につきまして幾つかお伺いさせていただきます。  議案第1号平成29年度福島市一般会計補正予算、春のふくしま観光緊急対策事業費について幾つかお伺いさせていただきます。今回の補正予算におきまして、春の観光に対する市長の強い要望もあって、非常に私の予想を超える金額の緊急対策事業費をつくっていただいております。非常に私も期待しておりますので、幾つかお伺いいたします。  春のふくしま観光緊急対策事業費について、具体的な事業内容を金額の内訳も含めお伺いいたします。 ◎商工観光部長若月勉)議長、商工観光部長。 ○議長(半沢正典) 商工観光部長。 ◎商工観光部長若月勉)お答えいたします。  第1は、インバウンド推進事業であり、1,325万円を計上いたします。事業内容は、まず本市及び福島県のターゲット国であり来訪者が多い、台湾及びタイに向けた情報発信を強化するため、仙台、台北間に就航しております航空会社の機内誌に本市の春観光の記事を掲載するとともに、台湾人及びタイ人SNSユーザー等でフォロワーの数が多く影響力の強い方々を招聘し、台湾人及びタイ人の目線で本市の魅力を発信していただくものであります。  また、受け入れ環境を整備するため、台湾向け繁体字版タイ語版観光ホームページ及びタイ語版観光パンフレットを作成するほか、2月にタイのバンコクで開催される国際旅行フェアに出展し、県、飯坂温泉観光協会及び土湯温泉観光協会と連携してプロモーションを実施してまいります。  第2に、SNSを活用した情報発信事業として、インスタグラムを活用して本市の春をテーマに、投稿キャンペーン及びフォトコンテストを実施し、本市の魅力の発信と新たな観光資源の発掘につなげる事業に200万円を計上いたします。  第3に、国内旅行北エリア滞在促進事業として、大手旅行雑誌社と連携し、スマートフォンアプリを活用して、温泉地等への宿泊と県北地域の魅力ある食事や体験メニューを組み合わせ、これらに使用していただけるクーポンの発行を行い、本市及び県北地域への宿泊、滞在を促進する事業に245万円を計上するものであります。 ◆4番(川又康彦) 議長、4番。 ○議長(半沢正典) 4番。 ◆4番(川又康彦) ただいまの質問に対して再度お伺いいたします。  3つの事業のほうをそれぞれお答えいただきましたけれども、このうち伺った内容ですと、第1番目のもの、海外向けというお話あったと思うのですが、国内向けのものは、そうすると2番目と3番目が中心になるというふうに捉えてよろしいでしょうか。 ◎商工観光部長若月勉)議長、商工観光部長。 ○議長(半沢正典) 商工観光部長。 ◎商工観光部長若月勉)お答えいたします。  今、議員おっしゃるとおりでございます。 ◆4番(川又康彦) 議長、4番。 ○議長(半沢正典) 4番。 ◆4番(川又康彦) それでは、次の質問に移らせていただきます。  今回、今しがたご説明いただきました緊急対策事業費1,770万円は、春の花見山おもてなし事業年間事業費4,544.3万円、これに比べましても、補正の金額としては少なくない金額であると思っております。一方、春のふくしま観光については、花見山がやっぱりその中心となります。残念ながら平成27年以降、平成27年については27万人、平成28年については25万人、平成29年については23万人と減少が続いております。  そこで、質問させていただきます。今回の補正における花見山誘客事業目標をお伺いいたします。 ◎商工観光部長若月勉)議長、商工観光部長。 ○議長(半沢正典) 商工観光部長。 ◎商工観光部長若月勉)お答えをいたします。  今回の補正予算における目標といたしましては、本市全体では平成29年の3月から5月までの期間の観光入り込み客数約168万人に対し、本年は2万人増の170万人を目標とする考えであります。この中で、花見山シーズン中の入り込み客数は、平成29年の約22万3,000人に対し、本年は24万人を目指してまいります。 ◆4番(川又康彦) 議長、4番。 ○議長(半沢正典) 4番。 ◆4番(川又康彦) それでは、次の質問に移ります。  待機児童緊急対策パッケージについて幾つかお伺いいたします。1つ目、保育の受け皿拡大については、私立幼稚園預かり保育支援事業金などで2項目、また保育士の確保については、保育士相談支援事業などで6項目が上げられております。  そこで、質問です。今回の補正予算をもって、市長がこれまで話されてきた待機児童緊急対策パッケージの全てなのかお伺いいたします。
    ◎市長(木幡浩) 議長、市長。 ○議長(半沢正典) 市長。 ◎市長(木幡浩) お答えいたします。  本市の待機児童対策といたしましては、保育の受け皿の拡大として7つの施策を、保育士の確保として12の施策を体系化し、昨年12月26日に開催いたしました官民合同による福島市待機児童対策推進会議でお示しし、さまざまなご意見を伺いました。そのご意見を踏まえ、本年4月の待機児童を減少させるため、緊急的に取り組むべき8つの施策を決定いたしまして、うち7つの施策、8事業を今緊急会議補正予算として提出したところでございます。  また、緊急的に取り組む施策とした残りの1施策、8つのうちの7つで残りの1ですが、こちらの公立保育所正規保育士採用試験追加実施につきましては、今月27日から29日にかけまして実施し、保育士を確保してまいります。これらの緊急パッケージの事業と既存の事業を連携させ、本年4月に昨年の10月1日の待機児童数から100人以上の減少を目指してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆4番(川又康彦) 議長、4番。 ○議長(半沢正典) 4番。 ◆4番(川又康彦) それでは、次の質問に移ります。  平成30年4月には新設の私立保育園地域型保育事業などで、昨年4月に比べて237人の定員増加が既に見込まれております。  そこで、お伺いいたします。今回の緊急パッケージで期待される定員増は、何名程度になるのかお伺いいたします。 ◎こども未来部長永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長永倉正) お答えいたします。  今回の緊急パッケージによる保育定員の増はございません。なお、今年度実施しております施設整備により保育の受け皿の拡大を見込んでおりますが、新設の施設では全て新規児童受け入れとなり、当初から定員まで受け入れできない場合がございますことから、私立幼稚園などの既存施設を活用し、保護者のニーズに合った保育施設とのマッチングを図るなど、緊急パッケージの事業との連携により、本年4月に、昨年10月1日の待機児童数から100人以上の減少を目指してまいります。 ◆4番(川又康彦) 議長、4番。 ○議長(半沢正典) 4番。 ◆4番(川又康彦) それでは、次の質問に移ります。  今回預かり保育支援補助金については、対象を私立としておられます。一方、公立保育園の預かり保育は22園中、現状、ふくしま南と笹谷の2園ということになっております。  そこで、お伺いいたします。今回の緊急パッケージで預かり保育をはじめとした公立保育園拡大策、これはどの事業に含まれるのかお伺いいたします。 ◎こども未来部長永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長永倉正) お答えいたします。  今回の緊急パッケージでは、預かり保育をはじめとした公立保育所拡大策は含まれておりません。東浜保育所以外の保育所で一時預かりを実施するためには、新たな保育室確保のため、施設の拡張が必要になるなど、現状での実施は困難であると考えております。 ◆4番(川又康彦) 議長、4番。 ○議長(半沢正典) 4番。 ◆4番(川又康彦) 次の質問に移ります。  公立保育所嘱託職員費、こちらの増加というものは、次年度以降も継続見込まれるのではないかなと思っております。一方、これによりまして、逆に民間施設保育士確保について影響が出てくるものではないかとも思われておりますけれども、そこで質問です。  今回の緊急パッケージで、民間施設保育士確保策が含まれているのかお伺いいたします。 ◎こども未来部長永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長永倉正) お答えいたします。  県外に居住する方が市内の民間保育施設保育士として就職した場合に補助金を交付するUIJターン保育士就労支援補助事業のほか、潜在保育士確保対策事業潜在保育士就労支援事業保育士相談支援事業求人情報就労支援情報発信事業の5つの事業でございます。 ◆4番(川又康彦) 議長、4番。 ○議長(半沢正典) 4番。 ◆4番(川又康彦) それでは、次の質問に移ります。  今回示されたいろいろな緊急パッケージの施策というものは、人件費等に関するものも含まれておりまして、来年度以降も一般会計の予算の中に組み込む必要性があるのかなと感じております。  そこで、お伺いいたします。就労に関するものなど、恒常的に取り組む必要性の高いものが多く見られますけれども、今後の待機児童対策における今回の補正の意義についてお伺いいたします。 ◎こども未来部長永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長永倉正) お答えいたします。  今緊急会議に提出いたしました補正予算は、本年4月の待機児童の減少に向けて緊急的に取り組むべき事業を計上したものでございます。緊急パッケージの事業を含め、福島市待機児童対策推進会議でご意見をいただきました待機児童対策の施策の体系に基づき、次年度も事業を進めてまいりたいと考えております。 ◆4番(川又康彦) 議長、4番。 ○議長(半沢正典) 4番。 ◆4番(川又康彦) それでは、次の質問に移ります。  議案第2号福島市部設置条例の一部を改正する条例制定の件、市長公室設置前には政策推進部が設置されておりましたが、今回、政策調整部が設置された理由につきまして、経緯、政策推進部との違いも含めてお伺いいたします。 ◎総務部長八島洋一) 議長、総務部長。 ○議長(半沢正典) 総務部長。 ◎総務部長八島洋一) お答えいたします。  現行の組織におきましては、政策統括監が中心となって各部局横断的な総合調整及び統括を行ってまいりましたが、老朽化した公共施設戦略的再編中心市街地まちづくり福島大笹生インターチェンジ周辺への道の駅の整備、広域連携の加速化など、多くの重要施策に対して迅速な対応が必要となりますことから、企画機能を強化するとともに、部局間調整を組織として横断的に行うため、政策調整部筆頭部として設置するものであります。  平成23年度に設置しました政策推進部につきましては、政策立案や平成23年度を初年度とします総合計画の着実な推進などを図るための組織としておりましたが、今般の政策調整部においては、総合計画のみならず、総合戦略重要施策部局間調整及び進捗管理について、さらなる強化を図ることを目的としたものであります。  なお、平成23年度当時の筆頭部につきましては、総務部でありました。 ◆4番(川又康彦) 議長、4番。 ○議長(半沢正典) 4番。 ◆4番(川又康彦) ただいまの答弁について再度お伺いいたします。  ただいまの答弁中、道の駅の整備という言葉が出てきたかと思うのですけれども、これにつきまして、現在建設部のほうで管轄されていると思いますが、これがそのまま移るというふうに考えてよろしいのですか、それともそういったものではないというふうに捉えてよろしいのでしょうか。 ◎総務部長八島洋一) 議長、総務部長。 ○議長(半沢正典) 総務部長。 ◎総務部長八島洋一) お答えいたします。  建設部のほうで進めております進め方、それとやはり中に入りますソフト的な部分、つまり観光であったり農政部門であったりという部分も含めて連携が必要になります。そういった各部で進めるもの、部局横断的に進めるために、この政策調整部が中に入りまして進捗管理も含めて進めていきたいというふうに思っております。 ◆4番(川又康彦) 議長、4番。 ○議長(半沢正典) 4番。 ◆4番(川又康彦) ただいまの答弁について再度お伺いいたします。  そうしますと、例えばオリンピック等ですと準備室というものが設置されることがありますけれども、仮定の話なので、お答えにくい部分もあると思いますけれども、道の駅の整備について、例えば準備室というものが設置される場合、こちらの政策調整部の中に入る可能性が高いというふうに捉えてよろしいでしょうか。 ◎総務部長八島洋一) 議長、総務部長。 ○議長(半沢正典) 総務部長。 ◎総務部長八島洋一) お答えいたします。  ただいま答弁させていただいたように、やっぱりハード面の整備、それからソフト面の整備という担当セクションでもってやるという部分を中心としながら、さらにどういった連携が必要か。特に部局間の連携が重要でありますので、そこら辺のそごが生じないように、スケジュール管理も含めて進めていくということをこの政策調整部で行っていきたいと思っています。 ◆4番(川又康彦) 議長、4番。 ○議長(半沢正典) 4番。 ◆4番(川又康彦) 以上で質疑を終了させていただきます。ありがとうございます。 ○議長(半沢正典) 以上で川又康彦議員の質疑を終わります。  暫時休憩いたします。                 午前11時28分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                 午前11時33分    再  開 ○議長(半沢正典) 休憩前に引き続き会議を開きます。  27番土田聡議員。      【27番(土田 聡)登壇】 ◆27番(土田聡) 議長、27番。 ○議長(半沢正典) 27番。 ◆27番(土田聡) 私は、日本共産党の土田でございます。日本共産党市議団の一員として幾つか質疑をさせていただきたいと思います。  今回の緊急会議において目玉の一つであります待機児童対策ですが、木幡新市長は、就任以前よりその対策に関心が高く、来年度より正規保育士の雇用をふやすなどの施策を行う一方で、緊急パッケージということで就任後、昨年暮れですが、福島市の待機児童対策緊急会議推進会議を行い、保育の受け皿の拡大などを決定したところであります。それで今回の緊急会議につながったわけでありますが、そこでお伺いしたいと思います。  1つ目は、待機児童緊急パッケージについて、保育での受け皿を拡大する事業としてどの事業なのか、今回その事業に限定した理由も含めてお伺いをしたいと思います。 ◎こども未来部長永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長永倉正) お答えいたします。  保育の受け皿を拡大する事業は、私立幼稚園預かり保育支援補助金と、保護者相談支援事業の2事業になります。この2事業は、年度内に着手が可能であり、かつ2月と3月の2カ月で本年4月の本市の待機児童の減少に効果が期待できる事業であることから、今回補正予算案として提出したところでございます。 ◆27番(土田聡) 議長、27番。 ○議長(半沢正典) 27番。 ◆27番(土田聡) ただいまの答弁についてお伺いします。  先ほどの私の前に行った質疑の中で、今回は緊急パッケージということで、今後とも待機児童対策は進めていくというお言葉がありましたけれども、公立保育所施設改修、先ほど答弁ありました施設改修などを進めれば、これも保育の受け皿ということになるのですが、そういうことも含めて、来年度待機児童対策を進めていく中での今回の緊急パッケージということで理解してよろしいのでしょうか。 ◎こども未来部長永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長永倉正) お答えいたします。  ただいま答弁申し上げましたけれども、この緊急パッケージにつきましては、本年4月の本市の待機児童の減少に効果が期待できる事業であるということで、取りまとめたものでございます。 ◆27番(土田聡) 議長、27番。 ○議長(半沢正典) 27番。 ◆27番(土田聡) 次の質問に行きます。  保護者相談支援事業の主体はどこが担うのかお伺いします。
    こども未来部長永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長永倉正) お答えいたします。  保護者相談支援事業は、市こども育成課相談業務を行う嘱託職員を配置し、実施してまいる考えでございます。 ◆27番(土田聡) 議長、27番。 ○議長(半沢正典) 27番。 ◆27番(土田聡) そうすると、保護者相談事業というのは、子供、子育て新システムの中でも保護者を支援ということで、いろいろあると思うのですが、それは保育士がそれぞれ担ってきていると思いますけれども、それ以外にまた窓口をつくるということなのでしょうか、ただいまの答弁についてお伺いします。 ◎こども未来部長永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長永倉正) お答えいたします。  こども育成課の窓口におきましては、保護者の皆様からさまざまなご相談、ご質問等を承っている状況にございます。その中で、各保護者の皆様の希望、もしくは所得状況、それぞれの個々の条件によって保育所で受けるべきなのか、場合によっては認可外保育施設のほうが負担が少ないという場合もございます。そのようなものも含めまして、個々のケースに応じた相談を行ってまいりたいということでございます。 ◆27番(土田聡) 議長、27番。 ○議長(半沢正典) 27番。 ◆27番(土田聡) わかりました。  次の質問にまいります。保育士の確保に基づき実施する保育士相談支援事業の目的をお伺いします。 ◎こども未来部長永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長永倉正) お答えいたします。  昨年12月26日に開催いたしました官民合同による福島市待機児童対策推進会議におきまして、保育士として就労する上で、施設の雰囲気のよさ、良好な人間関係などの労働環境の改善や働き方を改革する組織マネジメントが重要であるとのご意見をいただきました。保育士相談支援事業は、これらのご意見を踏まえ、保育士のさまざまな不安や悩みについての相談業務や施設長を対象としたマネジメント研修を実施することで、現在働いておられる保育士の定着や新たな保育士の就労を促進することを目的としてございます。 ◆27番(土田聡) 議長、27番。 ○議長(半沢正典) 27番。 ◆27番(土田聡) 労働環境とかいろいろ出たのですけれども、もともと保育士というのは、特に公立保育士の場合は、一人一人保育のやり方が違うのです。次の質問なのですけれども、そういう保育の相談業務ということも含まれてくるとすると、相談業務には誰が当たっていくのかお伺いいたします。 ◎こども未来部長永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長永倉正) お答えいたします。  保育士相談支援事業相談業務につきましては、市こども育成課に、保育士として十分な経験と豊富な知識を有する嘱託職員を配置し、業務を実施してまいる考えでございます。また、研修には保育施設の組織マネジメントに見識のある講師を招いて実施する考えでございます。 ◆27番(土田聡) 議長、27番。 ○議長(半沢正典) 27番。 ◆27番(土田聡) そうですか、嘱託ということでちょっと疑問なのです。これでなくても正規保育士ことし1人やめていると思うのだけれども、市役所の中の保育士がやめるということは、それだけ重責を担っているのですけれども、そこが嘱託でいいかどうか私は疑問なのですが、いいや。  次の質問に行きますが、潜在保育士就労支援事業費の内訳についてお伺いいたします。 ◎こども未来部長永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長永倉正) お答えいたします。  潜在保育士就労支援事業は、保育士としての就労にブランクがある、保育士として就労したことがないなど、就労に不安を抱えている保育士の有資格者に対し、公立保育所で実地研修等を行うことによって不安を払拭していただき、保育士としての就労に結びつけることを目的としております。事業費といたしましては、実地研修にあたっては、実際に保育士を補助する業務を担っていただきますことから、賃金と共済費を計上しております。 ◆27番(土田聡) 議長、27番。 ○議長(半沢正典) 27番。 ◆27番(土田聡) 保育士をふやそうというのは、私たちも気持ちは一緒なのですが、今回の潜在保育士就労支援事業費なのですけれども、何で保育士さんがそもそも減ってきているかというと、フルタイムで働いてもなかなか賃金が上がらない。それだけやっていたのでは食っていけないから別な職種、しかも保育士の資格を取りながら事務職に移ると、そういう中身になっているのだけれども、今の答弁に対しての質問なのですが、いわゆるフルタイムではなくて、最初はなれてもらうためにパートでやってもらうという話だったみたいですけれども、それで人が来るのですか。潜在保育士掘り起こせるのでしょうか。そこをお聞かせください。 ◎こども未来部長永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長永倉正) お答えいたします。  公立保育所のほか私立保育所の皆様とお話をさせていただいた際に、資格は有しているのだけれども、随分職から離れていて、今さら保育士の仕事できるかどうかすごく不安なのだというふうな声をたまには聞くと。よく聞くということではございませんが、たまにはそういった方もいらっしゃるというふうな声が上げられました。そういった方を一人でも多く保育士としてつなげていくということが保育士をふやす、まずは近道であろうというふうに考えました。そういたしまして、今後は保育士の資格を持っていらっしゃる方に、この事業を実施するということをどのようにアピールしていくか、そこを工夫しながら実施していきたいというふうに考えております。 ◆27番(土田聡) 議長、27番。 ○議長(半沢正典) 27番。 ◆27番(土田聡) 来年度正規保育士ふやすようにして、6人ふやすという市長のご命令だと思いますけれども、今ハローワークに応募してきているのが16人なのだそうです。フルタイムで6人のところ16人いて、さてこの潜在保育士何人来るかなというと、私は来るかどうか怪しいのではないかと思うのだけれども、それは質問ではないので、聞きませんけれども、その次の質問に行きます。  Uターン、Iターン、Jターン保育士就労支援事業費の内訳について、その金額の根拠も含めてお伺いいたします。 ◎こども未来部長永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長永倉正) お答えいたします。  UIJターン保育士就労支援事業につきましては、福島県外より本市に住所を移し、保育士として就労する保育士を確保するため、就労するために必要な経費に対し補助金を交付するものでございます。補助額につきましては20万円を限度とし、対象経費は、引っ越しに係る費用、居住するための初期費用、通勤用車両購入費用などを想定しており、他市の状況等を踏まえ限度額を設定したところでございます。 ◆27番(土田聡) 議長、27番。 ○議長(半沢正典) 27番。 ◆27番(土田聡) Uターン、Iターン、Jターンの人というのは、それなりに意識があると思うのですけれども、金額も20万円はそれはそれでいいと思うのですが、何せ全体で100万円しかないのです。5人しかいない。5人とればいいのかというのがあって、これ緊急パッケージだから、来年度まさにこれ継続してやるのだと思うのですけれども、今の答弁についてお伺いしたいのですが、今回以降もこれはやっていくということでよろしいでしょうか。 ◎こども未来部長永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長永倉正) お答えいたします。  今後につきましても、継続して実施できればというふうに考えております。 ◆27番(土田聡) 議長、27番。 ○議長(半沢正典) 27番。 ◆27番(土田聡) ぜひやっていただきたいと思います。希望を述べまして、次に質問に行きます。  今回の保育士の確保により解消される待機児童を年齢別にお伺いしたいと思います。 ◎こども未来部長永倉正) 議長、こども未来部長。 ○議長(半沢正典) こども未来部長。 ◎こども未来部長永倉正) お答えいたします。  今年度実施しております施設整備により保育の受け皿の拡大を見込んでおりますが、新設の施設では全て新規児童受け入れとなり、当初から定員まで受け入れできない場合がございますことから、私立幼稚園などの既存施設を活用し、保護者のニーズに合った保育施設とのマッチングを図るなど、緊急パッケージの事業との連携により、本年4月に、昨年10月1日の待機児童数から100人以上の減少を目指してまいります。また、待機児童の減少にあたりましては、待機児童数の多い1歳から2歳児の受け入れを促進してまいりたいと考えております。 ◆27番(土田聡) 議長、27番。 ○議長(半沢正典) 27番。 ◆27番(土田聡) 100人以上ということで、これは多分目標だが、そういうふうになっているのだと思います。私たちもこれ全く毎年毎年、正規保育士をふやせという感じで言ってきたわけですが、次の質問に移ります。  議案第2号福島市部設置条例の一部を改正する条例制定の件ですが、政策調整部を新設し、政策の企画調整機能の強化を図るとのことでありますけれども、具体的には何をする部なのかお伺いします。 ◎総務部長八島洋一) 議長、総務部長。 ○議長(半沢正典) 総務部長。 ◎総務部長八島洋一) お答えいたします。  政策調整部は、市長公室で所管していた秘書課、広報課、東京オリンピック・パラリンピック競技大会福島市推進室を移管するとともに、政策調整課を新設するものであります。総合計画のみならず、総合戦略重要施策部局間調整及び進捗管理に加え、老朽化した公共施設戦略的再編中心市街地まちづくりや、福島大笹生インターチェンジ周辺への道の駅の整備、広域連携の加速化など、複数の部がかかわる重要課題に対して迅速に対応するため、企画機能の強化を図るとともに、部局間調整を組織として横断的に行うことを目的とし、部全体の筆頭部として設置するものであります。 ◆27番(土田聡) 議長、27番。 ○議長(半沢正典) 27番。 ◆27番(土田聡) ただいまの答弁についてお聞かせいただきたいのですが、具体的にはということで、今、道の駅というのが出てまいりました。また、後は重要政策について部局横断的に行うということも出てまいりました。例えば、これ例えばの話で申しわけないのだけれども、具体的ということなので、福島市では今、子供の貧困対策の計画を持っていますよね。これは、こども未来部だけではなくて、財務部や市民部や建設部も含めてやらなくてはいけないような計画になっているのだけれども、例えばここの具体化は、政策調整部で行うということになるのでしょうか、お伺いします。 ◎総務部長八島洋一) 議長、総務部長。 ○議長(半沢正典) 総務部長。 ◎総務部長八島洋一) お答えいたします。  ただいま答弁いたしましたのは、喫緊の課題として整備をするものというものということで例示として挙げておりますが、まさに今、横連携が重要な施策に対しましては、こちらの部が基本的に調整機能を持って進めていくということを考えております。 ◆27番(土田聡) 議長、27番。 ○議長(半沢正典) 27番。 ◆27番(土田聡) 子供の貧困対策もそこで調整するということを理解しまして、私の質疑を終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(半沢正典) 以上で土田聡議員の質疑を終わります。  以上で質疑は終結いたしました。  日程に従い、議案第1号、議案第2号を所管の常任委員会の審査に付することにいたします。  常任委員会開会のため、暫時休憩いたします。                 午前11時53分    休  憩 ─────────────────────────────────────────────                 午後2時59分    再  開 ○議長(半沢正典) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程に従い、議案第1号、議案第2号の委員会における審査の結果の報告を求めます。  総務常任委員長、16番。 ◎16番(小松良行) 議長、16番。 ○議長(半沢正典) 16番。      【16番(小松良行)登壇】 ◎16番(小松良行) さきの本会議におきまして、当総務常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の結果につきましてご報告申し上げます。  議案第1号平成29年度福島市一般会計補正予算中、当委員会所管分、議案第2号福島市部設置条例の一部を改正する条例制定の件、以上につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上ご報告申し上げます。 ○議長(半沢正典) 文教福祉常任委員長、3番。 ◎3番(丹治誠) 議長、3番。
    ○議長(半沢正典) 3番。      【3番(丹治 誠)登壇】 ◎3番(丹治誠) さきの本会議におきまして、当文教福祉常任委員会に付託になりました議案に対する委員会の審査の結果につきましてご報告申し上げます。  議案第1号平成29年度福島市一般会計補正予算中、当委員会所管分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上ご報告申し上げます。 ○議長(半沢正典) 経済民生常任委員長、21番。 ◎21番(石原洋三郎) 議長、21番。 ○議長(半沢正典) 21番。      【21番(石原洋三郎)登壇】 ◎21番(石原洋三郎) さきの本会議におきまして、当経済民生常任委員会に付託になりました議案に対する委員会の審査の結果につきましてご報告申し上げます。  議案第1号平成29年度福島市一般会計補正予算中、当委員会所管分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上ご報告申し上げます。 ○議長(半沢正典) ただいまの委員長報告に対し、ご質疑のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(半沢正典) ご質疑がなければ、質疑を終結いたします。  討論に移ります。  ご意見のある方はお述べください。      【「なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(半沢正典) ご意見がなければ討論を終結いたします。  これより採決を行います。  お諮りいたします。議案第1号平成29年度福島市一般会計補正予算、議案第2号福島市部設置条例の一部を改正する条例制定の件につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわちいずれも原案のとおり可決することにご異議ございませんか。      【「異議なし」と呼ぶ者あり】 ○議長(半沢正典) ご異議ございませんので、議案第1号、議案第2号につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわちいずれも原案のとおり可決されました。  以上で、本緊急会議の日程は全部終了いたしました。  本緊急会議はこれをもって閉会いたします。                 午後3時03分    閉  会  以上のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証明するためここに署名する。      福 島 市 議 会 議 長                議 員                議 員...