筑紫野市議会 2006-03-22 平成18年第1回定例会(第4日) 本文 2006-03-22
この内容は、「掘削作業等を行うと硫化水素ガス濃度が1,000ppmを超える状態になり危険性が増大する。よって、時間的経過による分解、自然還元としての廃棄物処理を考慮した改善計画とすることが望ましい。」このようになっております。これは業者が産業廃棄物を撤去しないお墨つきになって、何の改善も今もされていません。日々周辺環境の水を汚染し、悪化させています。
この内容は、「掘削作業等を行うと硫化水素ガス濃度が1,000ppmを超える状態になり危険性が増大する。よって、時間的経過による分解、自然還元としての廃棄物処理を考慮した改善計画とすることが望ましい。」このようになっております。これは業者が産業廃棄物を撤去しないお墨つきになって、何の改善も今もされていません。日々周辺環境の水を汚染し、悪化させています。
当該施設からの放流水に関して、高濃度の硫化水素臭を含む排水が現在も継続的に放流されているとの1月1日の新聞報道がなされ、市民に対する社会不安と行政に対する不信感を抱かせる事態を招いた。 こうした事態を受け、三井石炭鉱業田川事務所が経済産業局、田川市の立ち会いのもと、当該施設からの放流水の実態を、去る1月23日に調査を行った。
廃棄物の違法埋め立てや硫化水素発生等の原因究明の問題につきましては、いやしくも法律違反をした者が得をすることがないように、第一義的には原因者であるこの事業者が、みずからの労力と費用をもって解決にあたるべきでございます。 しかし、議員もご承知のとおり、管理・監督者の福岡県から改善命令、措置命令の行政処分や指導がなされておりますが、命令どおりになっていないのが現状でございます。
しかし、この産業廃棄物処理場が閉鎖になったとしても、依然として山神ダム上流には100万立方メートルを超える膨大な廃棄物の山が存在し、その処理場からは死亡事故から6年を経過しても、国の基準を上回る水質汚染や致死濃度の硫化水素ガスが発生しており、今後の周辺環境、とりわけ市民の水がめである山神ダムへの悪影響について、今日までの強い危惧と不安が払拭されたわけではありません。
S─3調査地点の確認など、説明を受けながら場内を視察しましたが、2期拡張処分場を視察する際、硫化水素のにおいが充満していたことと、大量のプラスチックの山に驚愕したことを感想として報告します。 次に、議会会期中の12月13日に人権環境政策部及び上下水道部に出席を求め委員会を開催しました。 まず、上下水道部から、筑紫野市水道水源保護審議会の意見書の説明を受けました。
1つは、最近硫化水素ガスの発生などが報告をされておりますが、山神ダムの上流域にある産業廃棄物処分場での環境汚染であります。水道原水への汚染の広がりを市民は大変心配をいたしております。この点から、こうした現状について状況を明らかにしていただきたいと思います。
│ │ │ │ │ ├──┼──────┼────────────────────────────────┤ │14│(13) │1.山神ダム上流域の産業廃棄物処分場問題について │ │ │上村 和男 │ (1)硫化水素ガスの発生など報告されているが、水道原水への汚染の │ │ │ │ 広がりを
さらに、硫化水素ガスについては、同じ7月20日の調査で300ppm、8月24日の調査で1,100ppmの高濃度のガスが検出されています。硫化水素ガスが致死量を超える量が8月に発生していたことが明らかとなり、市民の間には改めて20万市民の水がめである山神ダムは大丈夫なのかという不安が強まっています。しかも、県が1カ月半もこのことを公表しなかったことは、改めて県の対応に不信の声が上がっています。
(株)産興処分場問題について │ │ │ │ (1)二期拡張処分場からの致死量の硫化水素ガスが検出された。原因 │ │ │ │ 究明を強く県に求めるべきと考えるがどうか。 │ │ │ │ (2)一期処分場のSt─31B、St─12地点からウランが滲出し │ │ │ │ 続けている。
また、筑紫野市が行う定期モニタリングでは、5月24日の採取時点では異常はなかったものの、県のモニタリング報告で7月にはS―3、S―4、ST―11において基準を超えたCOD、BODが検出され、通気管内ガス調査でも硫化水素ガスが300ppmを示すなど、相変わらず孔内温度についても最高53度にもなり、化学変化が続いていることがうかがえます。
また、改善作業が完了したと言われております第2期処分場からも国が定める水質基準の18倍もの汚濁があっておりまして、硫化水素についても、300ppmという高濃度の発生が見られているところでございます。これら不法に埋め立てられた産業廃棄物の撤去、水質汚濁や高濃度硫化水素発生の原因究明につきまして、これまでにも増した強い措置を県に強力に要請をしてまいりたいと考えています。
これは、(株)産興処分場で平成11年10月の硫化水素ガスによる死亡事故以来、福岡県事故調査委員会による調査ボーリング孔内や場内に地点を定め、福岡県が毎月観測調査をしているものです。今回は、平成16年11月から平成17年1月までの結果が報告されました。その中での水質調査では、(株)産興の事務所横の集水地や第2期処分場調整池横のB─6地点でCODの値が基準値を超えた以外は、基準値以下の値でした。
これまで5年前の硫化水素によります3名の痛ましい死亡事故を初め、許可容量を超える埋め立てや会社関係者による畳等の不法投棄など、多数の違反行為が継続し、私のところへもこの間、多くの市民から不安の声が寄せられていたわけであります。
これまでも硫化水素ガスによる死亡事故を初め、許可容量を超える埋め立てや会社関係者の不法投棄などの違反行為が続発をし、廃棄物処理に対する市民の不信感は極限に達していました。遅かりしの感は否めませんが、今回、廃棄物処理法違反として行政処分の手続が開始されましたことは、産業廃棄物問題に対する抜本的解決へ向けて新たな、そして大きな一歩が踏み出されたことにほかなりません。
また、ボーリング孔の測定では、硫化水素ガスは平静を保っているものの、孔内温度が48度を示すところがあり、化学変化が続いているものと思われるとのことでした。
(株)産興は、水源地の別の場所の農地にも産業廃棄物を埋めて、埋め立てたという恐れがあるということで、硫化水素が発生し、山神水道企業団が告発をしているわけですね。
測定の結果でございますが、二酸化硫黄は環境基準値の10分の1の0.01ppm、二酸化窒素につきましては環境基準値の3分の1の0.012ppm、浮遊粒子状物質につきましては環境基準値の3分の1の1立方メートル当たり0.038ミリグラム、塩化水素は環境基準値の5分の1の0.004ppmでありました。
38: ◯環境課長(平田繁光) 5項目調査するんですけれども、水素イオン濃度と生物化学酸素要求量、それから浮遊物の質量、溶存酸素量、それから大腸菌群数、この5項目を調査しておりますけれども、大体基準以下に適合しておるということの調査結果が出ています。 39: ◯委員(佐藤義廣) それは、いつごろから基準内に入るようになりましたか。
一方、第2期拡張分のボーリング孔の硫化水素の検出はないもののメタンガスの検出があり、孔内の温度が30度前後から高いときで48度を示すなど、依然として埋立物内での化学変化が見受けられるとの報告です。 続いて、村川組の処分場の許可申請時において埋立容量に大きな誤差があったことが判明し、筑紫野市として福岡県知事に対し産業廃棄物処理場の安全性を求める要望書を提出したとの報告を受けました。
本市は、まだ(株)産興の硫化水素事故の問題が解決をしておりませんし、市民の間には不安が残っておると、こういう状況でございます。加えまして、今回の産業廃棄物埋め立ての審査内容を明らかにしてこなかった県の姿勢につきましては、行政と市民との信頼関係を損ねるものではないかと、このように危惧をいたしておるところでございます。