古賀市議会 2019-08-28 2019-08-28 令和元年第3回定例会(第2日) 本文
あと、それからSIMの件でございます。平成30年度中におきましてはSIMの古賀市版はつくってございません。
あと、それからSIMの件でございます。平成30年度中におきましてはSIMの古賀市版はつくってございません。
471 ◯議員(5番 奴間 健司君) 酒田市では、財政情報をまず提供して、それをもとに何をビルドし、何をスクラップするかを市民とともに考えるSIM2030というワークショップが今始まっています。さっきのような市長の財政計画はないと断言されるような古賀市ではですね、財政情報を共有して市民と一緒にこれからどうしよう、こういうワークショップできますか。
SIM2030の考え方により一歩前進したと評価したいと思いますが、これはあくまで執行部内部の問題だと思います。 久山町が最近新国富指標の考え方を取り入れた当初予算を公表しました。全世帯アンケートを行い、各施策に対する町民が幾ら払えるのか、支払い意思額を聞き出し、住民ニーズをより正確に把握いたしました。それに基づき公園整備や保育所充実などに予算を配分したそうです。
2年間に12回行っているんですが、何が特徴かというと、まちづくりシミュレーション、ローマ字でSIM2030、ちょっと聞きなれない言葉ですが──を導入したことです。中身では、市民がワークショップの中で仮想の部長ですね、に任命され、5年ごとの予算を考える。行政からきちんと財政情報が提供されます。それをもとに何をビルドするか、何をスクラップするかを考えるんですね。
たまたま、昨年12月15日の西日本新聞を読んでいましたら、財政シミュレーションゲーム、シム2030、SIM2030という記事が出てまして、そこに3点の視点が強調されていて、古賀市の予算編成説明と極めて共通してる考え方を知りました。1つは、情報を共有しなければ優先順位を決められない。2点目は、立場を越えなければ話が深まらない。