久留米市議会 2019-06-17 令和元年第3回定例会(第5日 6月17日)
農業生産工程管理、すなわちGAPは第三者認証による国際的なグローバルGAP、アジアGAP、日本版のJGAP、福岡県版GAPなどがあります。 これらの認証を取得し、東京オリンピック・パラリンピックへの出荷意向を示した生産団体もあるとのことでございます。
農業生産工程管理、すなわちGAPは第三者認証による国際的なグローバルGAP、アジアGAP、日本版のJGAP、福岡県版GAPなどがあります。 これらの認証を取得し、東京オリンピック・パラリンピックへの出荷意向を示した生産団体もあるとのことでございます。
認証取得に関する費用についてですけど、これはグローバルGAP、アジアGAP、福岡県GAP、いろいろありますけど、グローバルGAPにつきましては約100万円程度、アジアGAP、ジャパンGAP(JGAP)については約50万円から60万円程度の費用が必要になると言われております。 これらの費用に対する国の支援策といたしましては、最大約30万円、定額補助になりますけど、そのような国の支援策があります。
これを受けて組織委員会は、@国際基準の「グローバルGAP」、A日本版の「JGAP」、B農林水産省のガイドラインに沿った「都道府県のGAP」などの認証取得を要件としています。 しかし、現状の認証取得は、@とAを合わせても、約4,600農場で国内全体の1%という現状です。
この地域協議会では、インバウンド対応や輸出への積極的な取り組みを進めるため、農産物の国際的規範であるグローバルGAPの取得に向けた農家の指導や体制の整備を行っているところでございます。
TPPの諸問題もあり、競争力強化、作業の効率化、販路拡大、また、販路拡大のために国際協争力を獲得するには、世界での標準化が進んでいるグローバルGAPも避けては通れません。 こうして並べてみると、経営環境としては非常に厳しい状況だなと改めて思い知らされますが、農業が抱えるこれら諸問題と向き合いながら、それでも久留米市の農業を衰退させるわけにはいきません。