みやこ町議会 > 2022-06-14 >
06月14日-03号

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  1. みやこ町議会 2022-06-14
    06月14日-03号


    取得元: みやこ町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-29
    令和 4年 第3回定例会( 6月)───────────────────────────────────────────令和4年 第3回(定例)み や こ 町 議 会 会 議 録(第9日)                             令和4年6月14日(火曜日)───────────────────────────────────────────議事日程(第3号)                         令和4年6月14日 午前10時00分開議 日程第1 一般質問──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 一般質問──────────────────────────────出席議員(14名)1番 石松 雄太君       2番 梅本 智明君3番 肥喜里雄二君       4番 柿野 正喜君5番 中山 茂樹君       6番 小田 勝彦君7番 中尾 昌廣君       8番 浦山 公明君9番 大束 英壽君       10番 柿野 義直君11番 原田 和美君       12番 熊谷みえ子君13番 飯本 秀夫君       14番 田中 勝馬君──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名事務局長 元木 隆太君     書記   徳永  篤君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長 …………………… 内田 直志君   総務課長 ……………… 進  光晴君財政課長 ……………… 中村 健治君   会計課長 ……………… 砂田  功君行政経営課長 ………… 古谷 泰隆君   観光まちづくり課長 … 川本 英紀君税務課長 ……………… 川寄光一郎君                     総合行政委員会事務局長 …………………………………………………… 本吉 敏之君教育長 ………………… 桝口 広二君   学校教育課長 ………… 浦山 美範君生涯学習課長 ………… 長尾優美子君   住民課長 ……………… 永川 文子君農業委員会事務局長 … 石谷  守君   農林業振興課長 ……… 長尾 勝芳君保険福祉課長 ………… 田中 靖一君                     子育て・健康支援課長 ……………………………………………………… 進   勲君都市整備課長 ………… 坪石 洋和君   建築課長 ……………… 白川 義徳君上下水道課長 ………… 進  貞敏君                     ────────────────────────────── ◎事務局長(元木隆太君) 皆さん、おはようございます。 開会前に、事務局より傍聴者の皆さんにお願いいたします。携帯電話をお持ちの方は、電源を切るかマナーモードに設定していただくようお願いいたします。 次に、配付資料の確認をお願いいたします。お手元に、本日14日の議事日程第3号、一般質問質問要旨、必要とされた方に一般質問簡易答弁書を配付しております。御確認をお願いいたします。午前10時00分開議 ○議長(田中勝馬君) おはようございます。ただいまの出席議員は14名です。したがいまして、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。日程に従い、議事を進めます。────────────・────・──────────── △日程第1.一般質問 ○議長(田中勝馬君) 日程第1、一般質問を行います。 では、通告順により質問を許可します。 通告順位1番、議席番号11番、原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 皆さん、おはようございます。11番、原田和美です。一般質問に入る前に一言申し上げたいと思います。 ウクライナ情勢等については、毎日、心が痛む報道のあるとおり、早く平和な世界が戻ってほしいものです。また、日本でも長い間コロナ禍であり、早くも4回目の接種が始まる事態となり、規模としては収束に向かっているような見方が出てくるかもしれませんが、町民の皆様には健康に御留意され、健康的に日々をお過ごしできるように願っております。 では、ただいまより内田新町長を向かえて、初めての一般質問をいたします。今回は4点いたします。 1点目は、公文書の取扱いについて。 町民、議員等が資料請求した文書は公文書ですかをお聞きいたします。 2点目は、犬・猫等の避妊手術についてです。 みやこ町は、猫の町として新聞に載っていましたが、適正な犬・猫の飼い方のための施策として、避妊手術の費用の補助金を出していますか、お伺いいたします。 3点目は、議員報酬の見直しについてです。 この案件はコロナが流行する前に質問して、前の町長は見直しを指示するという回答を頂きました。また、議員報酬審議会を開催するとも話していましたが、コロナで開催を延期したいと言われましたが、現町長に見直し等の引継ぎはあったか、また、実施の考えをお聞きいたします。 4点目は、政治倫理条例についてです。 3月の定例会の折に一般質問しました。町長にお聞きいたします。今の一般政治倫理条例は必要ですか。 以上、壇上からの質問をさせていただきます。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) おはようございます。内田直志でございます。 私にとりまして、初めての一般質問の場となります。精いっぱい頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、原田和美議員より頂きました質問について、回答してまいりたいというふうに思います。 まず最初に、町民や議員が資料請求した文書に対する回答資料は公文書という扱いになるのかという質問でしたので、回答いたします。 公文書は、国においては公文書等の管理に関する法律の定義で、行政文書として、行政機関の職員が職務上作成し、または取得した文書等であって、当該行政機関の職員が組織的に用いるものとして、当該行政機関が保有しているものと明記されています。 みやこ町情報公開条例においても、公文書については、公開する情報として実施機関の職員が職務上作成し、または取得した文書、図面、写真、フィルム及び磁気もしくは光学的な情報媒体等による記録であって、当該実施機関の職員が組織的に用いるものとして、当該実施機関が保有しているものと定義しております。 以上のことから、行政組織からの回答資料については、公文書として取り扱うものと理解しております。 次に、みやこ町は、夏目漱石にちなんで猫をクローズアップしているけれども、犬・猫等の避妊手術代の補助金について考えはどうだという御質問であります。 近隣団体を調査いたしましたところ、築上町では飼い犬、飼い猫、地域猫を対象として予算の上限を定め、その範囲内において、町単独財源で73万円余りの補助金を交付していると聞きました。また、県内においても幾つかの市町では、飼い犬、飼い猫のみを対象とする補助金や、過度な繁殖を防ぎ近隣の被害を防ぐための手立てとして、地域猫のみを対象とする補助金など、補助内容の違いはありますけれども、避妊手術補助金制度が設けられております。 このような補助金の内容や目的、効果といったものを実施団体の実績を注視しながら、みやこ町において、今後実施が必要かどうか、調査研究を進めてまいりたいというふうに考えております。 次に、議員報酬の見直しについてお尋ねがありました。報酬審議会につきましては、令和2年3月から開催を予定しておりましたけれども、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、報酬審議会の開催を一旦見送らざるを得ない状況となりました。しかし、本年度には報酬審議会を開催し、町三役を含めた適正な報酬について答申を得たいというふうに考えております。 続きまして、政治倫理条例の必要についてお尋ねがありました。 この政治倫理条例は、罰則によって倫理を遵守させるものではなく、私を含めた町三役及び議会議員が町民の代表者として求められる人格と倫理を自覚し、町政に対する町民の信託に応えるため、公職に就く者としての倫理基準として遵守規定を定めているものと理解しております。したがいまして、みやこ町政治倫理条例は、町議会及び行政にとって大変意義深いものであると考えております。 しかしながら、現在のみやこ町政治倫理条例の規定について、改正するべき点があるということであれば、今後改めて議員各位と共に検討させていただければというふうに考えております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) まず1点目の公文書について再質問いたします。 町長の回答では公文書になるという回答でありますが、その公文書を偽造したときは誰が責任を取りますか。また、何の罪になりますかをお伺いいたします。 ○議長(田中勝馬君) 進総務課長。 ◎総務課長(進光晴君) 公文書の偽造ということであれば、それは公文書偽造という罪に問われるんだというふうに判断しております。 以上でございます。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) それなら、文書を作成した人が責任を取るちゅうこと。 ○議長(田中勝馬君) 進総務課長。 ◎総務課長(進光晴君) 偽造した本人、それからまた役場として責任を取らなければならない場合も、場合によってはあるかもしれないというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 回答にはなっていないようになりますけど、質問している内容と回答している内容が全然違うんです。公文書をやったら何の罪になって誰が責任を取りますかちゅうんやから、そこをはっきりしてもらわんと、次の段階に入れんです、今のような答弁では。それは答弁の仕方が行政としてはそれしかないかも分かりませんけど、質問しちょうほうから見たら納得いかんのです。やっぱりこういうようにみんなの前で一般質問しちょんやから、質問しちょる人の納得のできる回答もらわんと、何のためにここに立って質問しちょうか分からんわけよ。 今の回答でそのままでいいんやったら、次、私やりますよ、これ。そこまでしたくないから、私一般質問しちょんであって、やってもいいんですよ、これ。公文書偽造罪になりますから。公文書偽造罪といったら罰金刑とかないんですよ、これ。調べたら。そこまでしたくないから一般質問しちょん。こういう回答やったら私はやりますよ、資料あるんやから。 初めての町長さんにあまりきついことを言うんも失礼になるかも分からんけど、やっぱり一般質問しちょう人の、自分たちのやっぱり職員の皆さんやら方たちのやっぱりあれを考えて質問しちょんやから。やっぱり質問に対しての回答もやっぱり質問しちょる人の身になってやっぱり回答してもらわんと、その場限りの逃げる回答やったら、回答要らんです。はっきり言って。 また今日は、コロナがあれしとるからって傍聴の人もたくさん見えていますけど、傍聴の人が聞いても何の質問しちょんのかしか聞こえんと思うんです。悪かったら悪い、よかったらいいでいいじゃないですか。そのはっきりした回答もらいたいから質問しちょう。お前のいいとおりしなさいちゅうんやったらやります、私は。そういうふうに。何かある。 ○議長(田中勝馬君) ここでちょっと暫時休憩いたします。午前10時12分休憩………………………………………………………………………………午前10時13分再開 ○議長(田中勝馬君) 休憩前に引き続き会議を再開をいたします。 原田和美議員
    ◆議員(原田和美君) 回答がどうも難しいようにありますので、終わった後に行政との話合いをやりたいと思いますので、そのように理解してください。 ○議長(田中勝馬君) 執行部のほうも、そのようにしっかりと回答お願いします。 ◆議員(原田和美君) 2番目に行きたいと思います。 犬・猫の避妊手術の助成金に対して、みやこ町は出していないんですよね。隣の築上町は聞いたら出しているちゅうけど、もう今、みんな猫とか犬はもう何か飼う人が多くて、やっぱり避妊手術するんが大変なことあるんです。それで、金額にして年間どのぐらいになるか分かりませんけど、やっぱりみやこ町としても、やっぱりそういう動物をかわいがりよる家庭に対して、避妊手術の手術代ぐらい見てやったらいいんやないかなと私は考えるんですが、町長どうですか。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) 私自身も、ちょっとこれについては調べてみました。一番最初にこういった様々な事業をする上で一番重要なのは大体どのくらいか、お金がかかる話ですから、どのくらいで見積もれるのかなというのはやっぱり検討すべきだと思います。それを踏まえた上で、今、みやこ町がどれくらい対象となりうるものが──頭数です──あるのかというところで、今のところ、そこのちょっと情報がないものですから、まずはそこをきちんと調べた上で、そしてこちらでも先ほど回答させてもらいましたけれども、実は飼い犬、飼い猫ではなくて、地域猫と言われていまして、特定の明確な飼い主さんがいないんですけれども、地域でもう認知されている猫がいて、そういう猫からまた増えるというのを防ぐために、地域猫に対してそういう避妊手術をするというようなこともありますので、状況把握と、あとはどういった猫に対して対応していくかというのは検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) やっぱり助成してやらんと、猫とか犬が子供を産んで増えたら、3匹くらいはいいかもしれん、それ以上増えたら、今度はよそに持っていって捨てるようになるんよね。やっぱりそれを防ぐためにも、やっぱり行政としての、年間どれぐらいかかるか町長が考える時期になったらアンケートでも取って、町民の皆さんからアンケートでも取っていただいて、実施してもらいたいんが私の考え方であって、そうせんと、やっぱり犬はつないじょくからいいけど、猫はほったらかしが多いじゃないですか。そしたらどうしても子供を産むんです。犬はもう発情が来たときは箱の中に入れちょったらいいんやけど、猫はそういうわけいきませんので、猫はどんどん増えてくると思うんです。そしたら、増えたらやっぱり子供は捨て、そして捨てれば親だけ取るとかそういうことがあると思うんで、やっぱりこれももう町民の皆さんのためと私は思いますので、町長、そのところはよく考えてやってもらえんですか。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) 議員のおっしゃることはもっともだと思います。併せて、犬・猫を捨てないでくださいというのも併せて一緒にやらないといけないと思います。万が一、みやこ町は避妊してくれるからということで、例えば外から捨てに来られても困るわけです。ですから、私が今住んでいるところ、時々、やっぱり野良猫が多分捨てられたんだろうなという事例もあります。ですから、外から捨てに来てもらわないと、捨てたら駄目ですよという手だてをしながら、そういう今度中で、増えないようにすると、両方でやっていかないといけないと思いますので、まずは状況把握、ここに努めさせていただければというふうに思います。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) そうしてもらわんと、去年の12月5日の新聞に小宮先生のあれで、みやこ町は猫の町と載っちょんやから、猫を保護するためにも、やっぱりそういうところもやっぱり新聞まで載ったんやから、ちゃんと行政としては考えてほしいと思います。そこんところよろしくお願いいたします。 次に、議員報酬についてです。ちょうど町長さんが1年生のときに私質問したの覚えていると思いますけど、もう議員報酬、私が調べましたらみやこ町が一番安いんです、近隣では。やっぱり一番安いちゅうことは、これから今度の選挙でも石松君やら梅本君たちの若い世代が手を挙げてきておりますので、今、自分たちとしてはもう高齢者になっておりますので、若い人を育てるためには、今の報酬では小さい子供を学校にやりながら今の議員報酬で生活するちゅうことは大変なことと私思うんです。それが次の政治倫理条例にもかかるわけですたい。だから議員報酬の見直しをやってくださいちゅう私が言うのはそこです。町長が審議会開きますちゅうことでありますので、早急にそういう、それは報酬を上げたら税金のあれも入ってくる思いますけど、やっぱりそういう若い人を育てると思うなら、やっぱりそういう議員報酬を上げて、議員で子供さんを育てながら議員をやっていけるちゅうようなぐらいの、やっぱり報酬はやらないけないと思います。町長どうですか。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) 大変な重要な御指摘、問題提起をしていただいたというふうに考えています。議員報酬の問題は、今、日本全国の問題でありまして、議員の成り手がいないということが問題になっております。その一つの理由として、議員報酬が少ないということも挙げられているわけであります。これの状況に対して、様々方策を取っているとこもありますけれども、なかなか難しいというのが現状だというふうに考えています。 私も議員を務めさせていただきまして、なかなか自分の口からは言えない部分もあって、大変難しい問題だなというふうには感じております。これは私からのお願いなんですけれども、住民の皆さん、押しなべて皆さん、議員になる可能性があるというか、そういう権利を持っているわけであります。ですから、ぜひとも皆さん、この議員報酬については自分事としてぜひ考えていただきたいというふうに思います。 このままでは、私は恐らく若手がなるのは難しいんではないかなという問題意識は私もしっかり持っていますので、そこから議論をスタートさせていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 議員が議員報酬を上げてくれちゅうことは、町民から見たらあんまりいいあれを持たれないと思うんですけど、合併するときに、四十何人おった議員の中から、合併協の中でも議員は削減していきますよということで、もう最終的に今14人になったんですから、合併した当時の報酬は安かったけど、四十何人の報酬を考えたら、今14人に対しての報酬を上げても、前のときよりも安くなるんやないかなと私は思っておるんです。そうせんと、もう町長も若くなったように、議員さんも若くなっていくと思うんです、もう。そしたらやっぱり、子供さんが高校行ったり、大学行ったりしようと思うたら、やっぱり副業もせんにゃいけないと思うんですけど、やっぱり議員しよってあれかと言われないような、やっぱりみやこ町にも報酬をちゃんと決めていただきたいと思うし、また、議員報酬の審議会にの方にもそういうところをよく行政のほうから説明して、ぜひここの問題は解決していただきたいと思います。町長どうですか。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) 私、4月の選挙のときに住民協議会なるものを立ち上げて、住民の皆さんとぜひ対話、話合いをしたいということを掲げました。これはなぜかといいますと、一つに、やっぱりこういうなかなか取り扱いづらい問題、だけれども避けては通れない問題があるからです。こういったことは、先ほども申しましたとおり、住民の皆さんとやっぱり話し合いながら、意見を聞きながら、なぜなら私たち自身のことですから、皆さんの意見を聞きながら、そして決めていきたいというふうに考えておりますので、この定例会が終わってから、ぜひ私がずっと言ってきたこの住民協議会なるものを進めていきたいと思いますので、そこで取り上げる一つの議題として皆さんと一緒に議論できればというふうに考えております。ありがとうございます。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) お願いします。 次に、政治倫理条例でありますが、必要というのでありますけど、みやこ町政治倫理条例、見直しをしないといけないと私思うんです。政治倫理審査会の報酬にしても、ぶっちゃけ一番高いんです。年間50万とか。行橋市でもこんだけ払うていませんので、やっぱりもう少しちゃんと、何かあったら各町村と平等に歩いていきたい、手をつないでいきたいちゅうのがみんなの口癖のようにありますけど、それやったらやっぱりそういうところも平等に、人口的にもどれぐらいあれかと、見合うようなことをしていかんと、みやこ町どこよりも高いんです、調べたら。うそでも何でもないですけど、もし、わしがうそを言うんなら、悪いけど行橋とか築上町とか聞いてみてください。高いんです、私、調べたんです。 政治倫理審査会を本当にそれだけの、自分が何で言うかというと、自分が政治倫理審査会に手紙を出したことがあるんです。違いますかと。そしたら見てありませんとか、調べてください。それがあんた、質問した人に対しての審査会の回答ですか。そんな回答ないと思います。やっぱり審査会の人でも違う人でも一緒と思うんですけど、やっぱり質問するちゅうことは、大変心をあれしてせんにゃいけないと私は思うておりますので、それを聞いたんに対して分かりませんでは、何のための審査会か分からんです。 私、審査会の会長から来た文書ちゃんともろうて、返事持っていますので、私ここで言うたら、審査会の会長が何言うか、こらっち言うかもしらんけど、私は審査会の会長から返事を頂いたのを持っていますので、そういう持っておるからこそ、政治倫理審査会ももう少しちゃんとするならちゃんとして、もうつくってもう大分なるから、見直しをするとかそういうことをしていかないと、長くなったらぐるぐるべったになっていきようと思うんです。本当に審査会が5人なら5人、1年に何回ちゅって本当に審査しよるんならあれですよ。 ほけ資産報告やら私出さんでしょうが。載せますよ、載せなさいちゅう。私、ちゃんと作るんは作るんですよ、資産報告。しかし、事務局に出さんでくれちゅうて止めておるん。事務局の方、大変やったと思いますよ、私は。そういうことをやっぱり同じ議員として扱うんやったら、やっぱり審査会が本当にあれやったら審査会を、私、呼びつけてでもお前なしかちゅういうような意見をするとか、そういうことをするんが審査会の方も町民からの税金で50万もらいよるんやから、それもせんで、ただ文書でぱらぱらと来て。それで、資産報告を出さんやったら、みやこっちゃに載せて、原田和美資産報告していないちゅうて、載せまいとか、載せられてもいいですよ、納得してしたんやから。しかし、やっぱり審査会とかいうんは平等な立場で人を見らんといけないと思うんです、私は。町長どう思いますか。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) もちろん平等である、ないといけないと思っています。議員がずっとこの政治倫理条例について御提起されてきた姿は、私も見てきました。これができて十数年以上たっているというふうに認識しております。恐らく、当時できたときと状況が変わっているんだろうというふうに私、認識しておりますし、議員がずっとこういう形で問題提起されていますので、一度、これはもう私たちだけではできなくて、やっぱり議員の皆さんの御協力が必要ですので、ここはひとつ皆さんの御理解頂いて、議論の俎上に乗せるということはどうかなというふうには考えております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 政治倫理審査会の件は、もう少し行政のほうから平等に扱うようなことを言うてもらわないと、審査会の報酬は町民の税金から払いよるんやから、私も税金払いよって払っていますので、それやったら平等に扱わんにゃ。私はそう思いますよ。回答出したら、もし分からんやったら、本人呼ぶんが本当じゃないですか。ちょっと来いっち。あんたこういう文書くれたけど、私たちには納得できませんというて話し合うぐらいのことをしてもらわんと何のために、1人でそういうことで1人で負けたとか勝ったとかいうあれやないですよ、これ。そんぐらい大事なことと思うんです、政治倫理審査会。私はつくるときも議員しよったけ、ちゃんと福岡の市川先生が中に入ってしたんですけど、そうでしょ、市川先生やったでしょ。それでつくったんやから。そんときはみんなは議員の皆さんがよかったちゅうてしたんやから、悪かったら悪いで、その時の流れによって内容を変えたり見直しをしてもいいんやないかと私思うんです。そうでしょ。いつまでも、あんた、20年でも30年でも同じことをずっとしているのも、やっぱり時の流れでやっぱり違うことも出てくると思いますので、そこのところはやっぱりこういうようにしたらいいなとか、みんなで知恵を出し合うて、また議員の皆さんもまたみんな、あんた若い人も入ってきたらなおもあれすると思うし、今の政治倫理やったら若い人は何もできませんよ、はっきり言って。私は見直す必要があるんやないかなと思っておりますので、ちょっとそこのところをよくあれしてください。もうこれ以上もう言いませんので。 議長、これで私の一般質問終わらせていただきます。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員一般質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(田中勝馬君) ここで暫時休憩とします。次は、10時40分からとします。午前10時31分休憩………………………………………………………………………………午前10時39分再開 ○議長(田中勝馬君) これより、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。 通告順位2番、議席番号5番、中山茂樹議員。 ◆議員(中山茂樹君) 皆さん、おはようございます。議席番号5番の中山茂樹でございます。今年4月の人事異動で、執行部のほうで女性管理職が新しく2名誕生し、その後、町長選挙、議会議員の補欠選挙により、内田新町長と新しく2名の石松議員、梅本議員が誕生し新体制となり、町民が非常に期待をしていると思います。執行部、職員とも、今後、町の将来のために力を合わせて、頑張っていこうではありませんか。 それでは、一般質問に入ります。 1つが、教育行政をはじめ、環境美化、防災対策、町振興ということで、4つ上げておりますが、教育行政のほうからお尋ねをいたします。 中学校の統廃合の件で、お尋ねをいたします。 旧3町の犀川、豊津、勝山の3中学校を1つの中学校にし、旧犀川町役場跡地に建設してはどうかという質問でございます。なぜならば、旧3町が合併をし、一番人口が減少しておるのは旧の犀川町でございます。豊津、勝山については、あまり旧犀川町ほど人口の減少はないんですが、一番激しい犀川町に均衡ある発展のためにも中学校を建設し、町に活気を取り戻したらどうかという考えの下で一つは出しております。これは、あくまでも私の考えではございますが、そういう提案でございます。 環境美化ということで、道路整備でのお願いになりますが、特にこの梅雨の時期になり雨がたくさん降ってきて、道路を覆いかぶさるように樹木が道路のほうに垂れてきております。普通車で運転するときには、あまり気が付かないかもしれませんが、大型の車が通るときは、その垂れ下がった木が非常に運転を阻害しております。そういう現状があるから、早急にそういう伐採をお願いしたいと考えております。 その同じ道路の関係で、以前も質問は出したと思うんですが、今川の県道のガードレール、皆さん御存じと思いますが、行橋のほうはもうほぼ完全にガードレールが隙間がないようにありますが、犀川、みやこ町から犀川ですね、行橋との境です。それからずっと、みやこ町から赤村に抜ける道ですが、あそこにはガードレールはぽつんぽつんとしかありません。冬の雪の時期になると、やはり何名かが運転を誤って下に落ちておると、こういう危険な道でございます。何となく、ガードレールがないと田舎がなお田舎のようにあって、感覚的としてひなびた感じが受けますので、これも早急にお願いしたいと思っております。 町ができる仕事ではないとは分かっておりますが、町から県なり、いろんなところに働きかけて積極的にお願いします。 次に、防災対策でございます。 河川や用水路の整備、今ちょうど梅雨の時期になっておりますが、この問題も何度か過去に提起はしておりますが、ほとんど、多少は進んでるんですが、あまり進んでないという気持ちがいたします。特に、家の裏山の土砂災害を防ぐことを強く望んでおります。みやこ町は過疎が進み、どうしても住宅の裏には山をかぶっておると言いますか、そういう住宅がありますので、災害時には十分な注意をしておりますが、万が一、土砂災害が発生したときには人命を損なう恐れがありますから、この対策をお願いいたします。 次に、町の振興ということで四季犀館でございますが、四季犀館は皆さん、犀川にある四季犀館御存じと思いますが、主に昼頃になりますと、あそこうどん屋さんができておる関係でお客さんが増えております。駐車場も狭くなって、中にはあそこに立ち寄ることを遠慮して、もうそのまま行ってしまう人もおります。そういうお客さんが立ち寄れるのに広いスペースが必要でありますから、駐車場の確保をお願いしたいということでここには上げております。 皆さん、もう御存じと思いますが、どこの直売所にしろ、道の駅にしろ、かなりの広さの駐車場があるから皆さんが寄っていくのでありまして、現状の四季犀館では駐車のスペースが少ないので、非常にお客さんが寄りにくいと。 それに伴って、売上げもそんなに増加してないようにありますから、四季犀館の売上げ増加のためにも、そういう建設といいますか、駐車場確保に頑張っていただきたいと考えます。 この場での質問は、以上で終わります。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) それでは、中山議員の質問にお答えいたします。 御質問の、中学校の統廃合についてです。 みやこ町では、平成24年度から学校のあり方検討委員会、平成25年度から学校再編整備計画策定委員会を設置して、学校の再編整備について検討を行ってまいりました。 その結果、犀川地区、豊津地区の小学校の再編整備を最優先に行い、勝山地区の小学校及び3中学校の再編整備については継続して検討を行うこととしてきましたけれども、昨年9月の議会定例会において、現在の3中学校を1校に統合する方針を説明して、合わせて校舎の位置などの選定については、候補地や規模等を検討して皆様へ報告することとなります。 また、御提案されました旧犀川町役場の跡地利用につきましても、一つの候補地として検討し、今後の校舎建設についてスピード感をもって統合事業を進めてまいりたいというふうに考えております。 次に、道路に覆いかぶさる樹木の伐採についてお答えいたします。 道路・歩道に張り出し通行の妨げとなっている支障木は、土地所有者に所有権があるため、町で伐採をすることはできません。一方、支障木が原因で事故が起きた場合には、土地所有者に賠償責任を問われることがあります。 町道での支障木に関しましては、現地を確認し、所有者に樹木の適正な管理を文書にて依頼しております。なお、緊急を要する危険箇所につきましては、土地所有者に伐採の承諾を得て、町が伐採を行っております。 また、ホームページ等を利用して、支障木の適正な管理のお願いを啓発してまいります。 町内を通る国道・県道に関しましても、各道路管理者により同様の対応が行われておりますので、通行の際、お気づきの箇所がありましたら、道路の種別を問わず都市整備課に御連絡いただければ対応いたします。 次に、今川沿いの県道のガードレールの全面設置についてお答えをいたします。 ガードレール等の交通安全施設は、道路利用者が安全に道路を通行するためには、当然整備されるべきものであるというふうに考えております。 県道行橋添田線のガードレール全面設置の件を京築県土整備事務所に確認したところ、危険箇所や事故の多発地帯など、対策が必要な個所については随時検討するとの回答をいただいております。 県道行橋添田線は、犀川地区の住民の方が通勤、通学に多く利用している主要な道路でありますので、交通の安全確保のため、ガードレールの整備を含め必要な交通安全施設の整備を要請してまいります。 次に、河川や用水路等の整備ということで、防災対策についてお答えをいたします。 近年、地球温暖化に伴う気候変動の影響等により、洪水、土砂災害などによる災害の頻発、激甚化の増大が懸念されております。 このような中、河川や山林等のがけ地などの整備は、大変重要な施策となっております。町営河川や用水路等の整備におきましては、集落や農地への浸水被害リスクを下げるため、護岸改修や堆積土砂のしゅんせつを行っており、今後も継続的に事業を進めてまいります。 また、県営河川につきましても、出水時に起きている地域の現状等を強く訴え、氾濫等が危惧される箇所の早期整備に県に要請しております。 裏山等の土砂災害の対策では、崩壊の危険性のある個所について関係機関との共同で調査を行い、治山事業、のり面補強等の整備事業を行っております。 しかしながら、災害に備えるための整備は、住民の皆様が不安に思っている全ての箇所に対応できるものでもありません。危険箇所等については、防災ハザードマップ等で区域を示し、降雨が続き洪水や土砂災害等の危険性が高まった場合には、防災行政無線により、早期に安全な場所へ避難するようお願いしているところでございます。 第一に町民の皆様の命を災害から守ることが最重要であることから、災害に対して地域・住民・町が連携して取り組むことができるよう、避難情報の発令や避難誘導等の対応を適切に行ってまいります。 最後に、四季犀館の拡張についてお尋ねがありました。 6月6日の全員協議会において、直近の犀川四季犀館の経営状況を報告させていただきましたけれども、物産直売所「よってこ四季犀館」につきましては、平成17年のオープン以来、お客様はもちろん、生産者、出荷者の皆様に支えられながら運営を続けてきたところです。今後も四季犀館活性化に向けて、様々な方策を検討・実施していかなければなりませんけれども、駐車場の拡張などもその検討課題の一つだと認識しております。 一方で、少子高齢化や人口減少と併せ出荷者の高齢化率は90%を超えるなど、四季犀館の経営を取り巻く環境は、依然厳しさがあります。 今後は、限られた資源をどこに向けて行くべきか、慎重に検討してまいります。 いずれにしましても、直売所が農業活性化、地域のにぎわいづくりに重要な拠点であるという認識の下、出荷協議会及び各出荷者の皆様の理解を得ながら、売場の活性化と経営の安定・発展を促してまいります。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 中山茂樹議員。 ◆議員(中山茂樹君) それでは、再度お尋ねをします。 前回、今回ですが、答申書を令和4年4月ということで全員協議会のときに、みやこ町立保育所民営化検討委員会ということで、その資料の中に子供の出生者数の推移によりますと、年々減少し、平成29年で初めて子どもの出生が100名を切り94名、30年には95名となっている。このような状況では、町内に中学校1校が妥当と思うが、町長はいかが思いますか。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) この問題、大変難しい問題で、前町長も大変お悩みになったというふうに思います。 基本的に、私はこの問題は子供にとってどうだということが、まず中心にあるべきだというふうに考えております。そして、今、議員がおっしゃられましたとおり、出生数はかなり減ってきております。今現在、みやこ町の人口もかなり減ってきている。そういう事実も踏まえた上で検討すべきであるというふうに考えておりますので、引き続き1校ということを中心にして、検討を進めて行きたいというふうに考えております。 ○議長(田中勝馬君) 中山茂樹議員。 ◆議員(中山茂樹君) 次に、今後は勝山地区の小学校の建設が数年先には議題にのってくると思うんですが、中学校にしろ、小学校にしろ、建設をするに際しましては、みやこ町には町有林がありますから、この町有林を有効活用をし、建設は木材の校舎を建てたらどうかと私は思いますから、そこの建設に際しては本当に木材を使うように、本腰を入れて、今後の建設の計画については考えてもらいたいと思いますが、その点いかがでしょうか。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) 議員がおっしゃられます学校の木質化だと思うんですけれども、この木の建物の中での学習というのは、子供にとっても大変いい環境だと思います。 さはさりながら、いろいろ経費もかかる話ですので、そういったものと見合いながら、どこまでできるのかというふうに考えないといけないと思いますので、一つの貴重な御意見として参考にさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(田中勝馬君) 中山茂樹議員。 ◆議員(中山茂樹君) 学校の建設に際しましては、今まで、今現在も豊津の小学校、犀川小学校と建ててきて、それにその反省があれば反省に基づいて、やはりもっとすばらしい学校を建てるべきであると思いますが、そういうことも反省の中に含めて、ぜひとも地元木材を使うように、先ほども言いましたが本腰にかからないと、木材を使うにしてもすぐ使えるわけはないんですから、やはり林道の整備、木材の伐採まで、いろんな作業が前提として必要と思いますから、それいうことも含めた上で、ぜひ、いい方向に考えていただきたいと思いますが、予算の必要なことも分かります。そういうのも含めて検討をお願いしますが、どうでしょうか。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) みやこ町におきます、この杉、ヒノキのことだと思うんですけれども、かつてはお隣に筑豊炭田ですね、坑道を支える坑木として搬出されたということで、今かなりのみやこ町の森林面積が杉、ヒノキだということは伺っております。 今、かなりの部分が伐期を迎えておりまして、これを今後どう利活用していくのかというのは、みやこ町における問題でもありますし、日本全国における問題でもあります。 そういう状況の中で、今、国は森林環境譲与税という交付金を全国に出しておって、みやこ町もいただいております。それを有効活用して、先祖が残してくれたこの遺産を活用していかなければならないと、活用していきたいと。それをみやこ町の起爆剤にしていきたいという考えを私自身持っております。 しかし、議員がおっしゃられますように、すぐ使えるのかというと、そうでもなくて、もちろん木々の手入れもそうですし、搬出する用の道路をつけていく、そして乾燥させる、製材する、そういう様々なプロセスを経て、初めて使えるということになります。 ですから、私も思いは一緒なんですけれども、様々そういうプロセスがありますので、一つ一つ夢がかなうように必要なものを事業化していきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 中山茂樹議員。 ◆議員(中山茂樹君) ぜひ、そういうふうに前向きにいろんなことが進むように、非常に期待をしております。 次の2項目、道路の整備、河川の問題、四季犀館の関係、四季犀館のことは後でまた尋ねますが、道路と河川については以前も尋ねましたけど、これは町が直接関係していないので、今までの回答ですと逃れるとか言ったらなんでございますが、県のほうに話をして検討しますという段階でとどまっておるようにあって、県は県でいろんな要望があって対応することができないとか、何となく今までの感覚として、できないとか不可能という理由については、皆さん何となくすぐ回答が出るんですけど、できないことを現状はできなくても今後とにかくやるんだという、そういう前向きな姿勢というかそれを町長はじめ管理職の皆さん全員に望みます。ちょっとくどいようでありますが、できないという理由は本当すぐ言い訳がたつんですが、前向きにいろんなことを進めていくと、これはあくまでも町民のためになることですから、前向きに進めて行くんだという強い意志を伺いたいんですが、そこのところはいかがですか。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) こういう難しい問題は知恵の出しどころ、そして関係各位の皆様の御協力を得られるかどうかにかかっていると思います。まずは、その、町をつくっていくんだという情熱がなければ協力は得られないと思っておりますので、私も基本的には諦めるとそこで道は断たれるという考えの持ち主なので、何とか問題を解決していきたいと考えておりますので、議員にも御協力いただき、よい知恵がありましたらいただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(田中勝馬君) 中山茂樹議員。 ◆議員(中山茂樹君) 自然災害の関係で、1つ尋ねます。 今、日本各地で自然災害が起こり、その責任について、やはり地方自治体とか県の責任を問われて、住民裁判が各地で起こっているようにあります。ただ、今まででしたら自然災害だから仕方ないと皆さん諦めていたんですが、最近ではどうも住民訴訟というかそういうのが増えてきているようにあります。町としても、そういう住民からの訴訟を起こされないように、当然ハザードマップで危険箇所は把握できてるはずですから、積極的に予算を投入し、災害が起きる前に手当をし、工事をすれば、災害後に復旧工事をするよりも町の出す資金は少なくて済むのでないかと思いますから、そういう住民訴訟が起こる前に危険箇所、当然ここはやはり危険だと、町のほうが住民より当然把握していると思いますから、そこに積極的に投資というか資金を投入する考えはあるかないかを尋ねます。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) それでは、まず方針について私の考えについて述べた後に、担当課からお答えさせていただきたいというふうに思います。 近年、本当に毎年のように特に豪雨が続いておりまして、特に山間部を抱えるみやこ町にとって、この水害、河川もそうですけれども、土砂災害等は、今後引き続き用意・注意しなければならないというふうに考えております。 また、事前に分かる箇所につきましては、議員おっしゃられますとおりハザードマップを準備しております。 ただ、これがどれだけ住民の皆さん、日頃確認して理解いただいているのかどうか分かりません。引き続き、繰り返し繰り返しこういったことは、住民の皆さんに啓発・啓蒙していかなければならないというふうに考えております。 併せまして、基本的な整備等については、私も議員のときには県と掛け合って治山ダムであるとか、砂防ダムであるとか、様々な方策ありますので、そこについては関係機関と協議しながら、対策については進めて行かないといけないというふうに考えております。 補足がありましたら、担当課のほうでお願いします。 ○議長(田中勝馬君) 何かある。坪石課長。 ◎都市整備課長(坪石洋和君) 災害の起こりそうな場所を全てをすぐに工事というのはなかなか難しいと思います。 担当課としては、慎重にその工事をする箇所、慎重に協議しながら事業のほう進めてまいりたいと思います。できるだけ多くのところができるような方法等も考えていきたいと思いますので、議員さんのほうの協力もよろしくお願いいたします。 ○議長(田中勝馬君) 中山茂樹議員。 ◆議員(中山茂樹君) それでは、この質問は終わりますが、次に四季犀館の関係でございます。 壇上でも述べたように、四季犀館、このみやこ町には農家の直売所が四季犀館と豊津国府の郷、勝山にもありますよね。この中で、どうもやはり皆さん分かると思うんですが、四季犀館犀川については駐車場が狭いと、ほかの2つの施設に比べてそういうふうに当然皆さん分かってると思うんですが、やはり町を活性化させていくためには、四季犀館の駐車場も広げ、過去そういう話をしたときに、宅地の確保が困難であるとか、いろいろ理由は聞いておりますが、そこも宅地が確保が困難なようであれば、近くの農地を譲り受けるとか何らかの手だてをして、駐車場の確保。いろんなイベントをするにしても、やはり駐車場がないと、今は非常に人が寄りにくい状態になっております。今後、イベントもするでしょうから、そこを考えて拡張の考えをお尋ねいたします。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 川本観光まちづくり課長。 ◎観光まちづくり課長(川本英紀君) お答えいたします。 確か令和2年12月議会においても、中山議員から同様の御質問をいただいたかと思います。 担当課では、令和3年度に国府の郷、それと四季犀館の担当者、それと税理士、それと我々行政のほうで10回程度会議をして、今後の経営のあり方、駐車場とかそういったことも含めて、検討、話をいたしました。 その中で数字的なものを見れば、御指摘のとおり「よってこ四季犀館」の駐車場は約30台、30台ちょっとのキャパなんですけども、「国府の郷」のほうは100台以上ということで、4倍ぐらいの駐車場の広さがあると。 ただ、一方で四季犀館の売上高につきましては国府の2分の1ということで、駐車場が手狭でありながらも非常に営業努力で健闘しているというところはございます。先ほど町長の答弁にもありましたとおり、町としても駐車場の拡張が検討課題の一つというふうに認識しておりますが、同じく町長の答弁にもありましたとおり資金、資源は限られておりますので、どこに向けて行くべきか今後慎重に検討してまいりたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 中山茂樹議員。 ◆議員(中山茂樹君) この四季犀館に関係することは、県とかはほとんど関係してないと思います。町単独の判断の下、進めて行くことは可能であると思いますから、やはり町単独でできる分は年数をかけずに積極的にどしどしとやっていただきたいんですが、そこ最後お尋ねいたします。年数をかける必要はないと思います。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) 経営の話ですので、スピード感をもって判断、決断をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(田中勝馬君) 中山茂樹議員。 ◆議員(中山茂樹君) 最後に、新しい町長、新しい管理職の皆さん、旧の管理職もおりますから、壇上で言ったようにみやこ町の発展のために、皆さんが精いっぱい頑張っていただきたいと思います。 これで、一般質問終わります。 ○議長(田中勝馬君) これで、中山茂樹議員の一般質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(田中勝馬君) ここで暫時休憩とします。午後の再開は1時15分といたします。よろしくお願いします。午前11時14分休憩………………………………………………………………………………午後1時09分再開 ○議長(田中勝馬君) これより、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。 通告第3位、議席番号1番、石松雄太議員。 ◆議員(石松雄太君) 皆さん、こんにちは。4月に行われました補欠選挙にて当選いたしました、1番、石松雄太です。今回、初めて一般質問をする機会を与えていただきました。 それでは、通告に従いまして、内田町長の所信について2つ御質問いたします。 まず1つ目に、令和3年3月に、みやこ町高齢者福祉計画、介護保険事業計画が作成されており、高齢者が安心して暮らせるまちづくりをみやこ町では進めています。内田町長も、地域の公共交通のサービス向上を目指すべきだとお考えであると思います。 そこで、私は地域住民の移動手段の確保が重要だと考え、4点についてお聞きいたします。 まず1点目に、福祉バスの現状についてです。 豊津、犀川、勝山、3地区の福祉バスの現状と、その廃止の理由をお聞かせください。 次に、2点目についてです。あいのりタクシー利用状況についてです。 利用されるのは御高齢の方が多いと思いますが、予約の申込みはスムーズに行っているのでしょうか、お聞かせください。 3点目は、利用者、住民の意向調査についてお聞かせください。 4点目に、有償ボランティア送迎団体についてお聞きします。 みやこ町にこのような有償で送迎を行っているボランティア団体があることを把握されていますでしょうか。また、行政としての支援策についてお聞きします。 内田町長の所信について、2つ目に、公共施設の再配置計画についてお聞きします。 みやこ町行政改革推進委員会が、みやこ町行財政改革についての答申書を出しております。その中の個別実施計画では、良質なサービスを提供するため、総合管理計画の管理に関する基本原則に従い、質・量・コストの3つの視点から最適化に取り組むこととする。また、施設の総量及び配置の適正化、施設の長寿命化の両観点から、本町の公共施設の在り方についての方向性を検討したとあります。 このみやこ町行政改革推進委員会が作成した、みやこ町行政改革についての答申書に基づき、3点、お聞きいたします。 まず1点目に、個別実施計画の進捗状況をお聞きします。 2点目に、平成18年に旧3町が合併して以降、様々な施設の統廃合が進められておりますが、統廃合集約化機能転換の根拠についてお聞きいたします。 3点目に、長寿命化対象施設はどのような施設が対象となっているのか、お聞きいたします。 以上で、壇上からの質問は終わります。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) 石松雄太議員の御質問にお答えいたします。 まず最初に、地域住民の移動手段の確保についてということでございます。 福祉バスの現状と廃止理由についての御質問でございます。 豊津地区につきましては、現在、すどりの里と豊津地区内を巡回するバス、すどり号が運行しております。犀川地区につきましては、福祉バスの運行状況について確認できませんでしたが、恐らく福祉バスの運行は行われていなかったのではないかと考えております。勝山地区につきましては、平成30年度末をもって廃止されました。 廃止理由といたしましては、一般利用者の利用率が非常に低く、あいのりタクシーも運行していることから、運行区域が重複する公共交通のうち、費用対効果の低い福祉バスが廃止されました。 続きまして、デマンドタクシーの利用状況や予約の申込みについての御質問でございますけれども、あいのりタクシーの件だと思われますので、あいのりタクシーについて回答させていただきます。 あいのりタクシーの令和3年度の利用者実績は2,199人、前年度比733人の増です。 令和4年度につきましては、犀川ミニバスの廃止や、あいのりタクシーの土曜日運行を開始したことにより、4月の実績では、前年度同月比85%の増加となっております。また、予約の申込みについては予約専用電話により行っており、予約方法が分からない場合は行政経営課、あいのりタクシーの委託業者である太陽交通様にお問い合わせいただくこととしております。 なお、あいのりタクシーの4月からの土曜日運行に合わせ、広報4月号にて、あいのりタクシーの周知を図る記事を掲載するとともに、利用方法をまとめたチラシの各戸回覧を行っております。今後とも、あいのりタクシーの利用方法の周知に努めてまいります。 次に、地域住民の移動に関する住民等の意向調査についての御質問でございます。 調査につきましては、平成25年3月策定のみやこ町生活交通ネットワーク計画策定時に、住民意向調査を実施しております。このアンケート結果を基に、町内に住む人が買い物や通院など、生活を維持していくための生活交通の確保、併せて公共交通空白地の解消、既存の公共交通への連携並びに持続的な公共交通の事業運営を目指し、町内全域におけるあいのりタクシーを展開しているところでございます。 続きまして、有償ボランティア送迎団体についての御質問でございます。 現在、有償ボランティア送迎団体につきましては、町内に2団体あると認識しておりますけれども、詳細につきましては確認できておりません。 また、行政の支援の状況につきましても、ボランティア団体が実施している事業内容について具体的に把握できていないため、今後、詳細について確認を行い、町が支援できる団体かどうか、また支援できるのであれば、どのように支援できるかについて検討していきたいと考えております。 続きまして、公共施設の再配置計画についての御質問でございます。進捗状況についてお尋ねがありました。 公共施設の再配置につきましては、計画に沿って支所の移転を始め、学習等供用施設の廃止及び解体など、施設の統廃合を実施しております。 令和4年度以降についても、公共施設の再配置計画に沿って実施してまいりたいと考えております。 進捗状況につきましては、おおむね計画に沿った形で進んでいる状況ですが、計画の実施段階において新たな課題などが判明したことなどから、一部遅れを生じている施設もございます。しかしながら、再配置計画の本来の目的である将来の時代にできるだけ負担を残さないようにすること、併せて、より効率的な行政運営を図るためにも、計画から遅れている施設につきましても、施設の廃止や売却など、できるだけ早期に進めてまいりたいと考えております。 続きまして、統廃合、集約化、機能転換の根拠についての御質問でございます。 公共施設の在り方につきましては、合併による同様の機能を持つ施設の重複や老朽化を踏まえ、本町が所有する公共施設等について、適切な規模の在り方及び効率的・効果的な維持管理運営等の基本的な方向性を示すとともに、財政負担の軽減化・平準化を図り、真に必要な公共サービスを持続可能なものにするために、平成29年3月に、みやこ町公共施設等総合管理計画を策定いたしました。 次に、この総合管理計画の中で重点プランとして掲げた施設について、みやこ町行政改革推進委員会の答申を受け、答申内容に基づき、平成30年6月に、みやこ町公共施設再配置計画を策定いたしました。 現在、これらの2つの計画を根拠とし、公共施設の統廃合を進め、町が保有する公共施設について適切な規模、効率的な管理運営を推進しています。 なお、計画が遅れている施設もありますので、再配置計画の一部見直しが必要であると考えております。 最後に、公共施設の再配置計画における長寿命化する施設についての御質問でございます。 公共施設再配置計画では、長寿命化する施設といたしましては、中央公民館、サン・グレートみやこ、ユータウン犀川、中央図書館、歴史民俗博物館、犀川体育館、犀川運動公園運動場、犀川運動公園野球場、犀川運動公園ゲートボール場、犀川運動公園グラウンドゴルフ場、豊津陸上競技場、豊津運動公園テニスコート、犀川プール、豊津B&Gプール、久保保育所、豊津保育所、いこいの里、いこいの里文化芸能館、いこいの里陶芸館、いこいの里木工館、すどりの里、すどりの里あそびの家、隠国の里、豊津隣保館の24施設と定めております。 これらの施設については、再配置計画に基づき、機能の集約、整理、統合を行った上で各施設の長寿命化を図るものです。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 石松雄太君。 ◆議員(石松雄太君) では、福祉バスの現状について再質問いたします。 福祉バスの現状等については、よく分かりました。しかし、太陽交通さんに委託していたミニバスも廃止になった地域があるとお聞きしております。その廃止になった理由と区間についてお聞きいたします。 ○議長(田中勝馬君) 古谷行政経営課長。 ◎行政経営課長(古谷泰隆君) ただいまの御質問にお答えいたします。 犀川ミニバスの廃止の区間と、その理由ということでございます。 犀川ミニバスの廃止した区間については、犀川駅から犀川帆柱の区間です。犀川ミニバスの廃止につきましては、近年では、運行路線沿線の利用者数の減少により、1便当たりの輸送人員は年々減少しており、令和2年度においては、1便当たりの輸送人員は0.8人となり、1運行当たり1人を割り込んでいる状況でした。 将来的には、さらに利用者は減少することが見込まれること、また、当初導入した車両についても、20年以上の使用により老朽化していることから、車両更新費用の負担が見込まれること、また事業者からも運転要員の確保も難しいとの意見もあり、総合的に判断し、ミニバスを廃止することといたしました。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 石松議員。 ◆議員(石松雄太君) 時間帯によっては、ミニバス利用される方が多い時間帯も、その中ではあったのではないでしょうか。また、廃止にする際、その廃止される区間の地域住民に向けての御説明はあったのでしょうか。2点について、再度お聞きいたします。 ○議長(田中勝馬君) 古谷行政経営課長。 ◎行政経営課長(古谷泰隆君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 1日当たりの運行は、往路4便、復路4便、計8便でございました。犀川駅と犀川帆柱の間を4往復しておりました。 乗車時間帯を集計した統計はございませんが、帆柱から犀川駅方面では朝8時台の便、犀川駅から帆柱方面については10時台の便が多かったようです。 廃止区間への住民説明は行ったのかということでございますけれども、犀川ミニバスの廃止に当たっては、ミニバスを多く利用されていた方々を戸別に訪問いたしまして、ミニバスの現況を報告するとともに、あいのりタクシーの利用方法について御案内をさせていただきました。その際、ミニバスの廃止についておおむね了承していただいたところです。 また、関係する区長さんにつきましても、戸別に訪問させていただき、説明をさせていただきました。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 石松議員。 ◆議員(石松雄太君) そうすると、現在ミニバス等が廃止になり、みやこ町ではあいのりタクシーに一元化されていますが、今後、利便性向上について具体的なお考えはありますか。お聞きいたします。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) お答えします。 私自身も帆柱という、一番みやこ町でいうと山間部の奥のほうに住んでおりまして、公共交通機関に対する思いは強いと考えておりますし、一般の住民の皆さんから、公共交通機関の充実という御要望は多数頂いております。 前回の選挙につきましても、この公共交通機関について、私もお答えさせていただきました。 ポイントは2点、一つは、まずは今現在ありますあいのりタクシー、この利便性の向上を図るということです。それでもって、まだ足りない部分、恐らく出てくるんではないかなと思いますけれども、その部分についてどうするのか、ここは実際の公共交通機関をお手伝いいただいてます地元の事業者さんと相談しながら、どういった形でできるのかということは、私としては積極的に働きかけていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 石松議員。 ◆議員(石松雄太君) 内田町長、ありがとうございます。巡回バスの御要望も多数あるとお聞きしております。実現に向けて御尽力していただきたいと要望しておきます。 次の再質問に移らせていただきます。 続いて、みやこ町高齢者福祉計画、介護保険事業計画が令和3年3月に作成されています。 その中に、あいのりタクシー運行に関して、高齢者等に対する日常生活の利便性向上を図るため、運行しているあいのりタクシーの活用により、高齢者等の社会参加を図りますと記載がありますが、あいのりタクシーは妊婦さんや障がいのある方も乗車できるのでしょうか。お聞きいたします。 ○議長(田中勝馬君) 古谷行政経営課長。 ◎行政経営課長(古谷泰隆君) あいのりタクシーの利用における、障がいを持たれた方、それと妊婦さんの御利用についての御質問でございます。 障がいを持たれている方については、車椅子のまま乗車可能なユニバーサルデザインを採用したタクシーも運行しております。また妊婦の方についても御乗車でき、乗務員の可能な範囲で対応していただいているところです。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 石松議員。 ◆議員(石松雄太君) ありがとうございます。妊婦さんや障がいのある方も安心して、あいのりタクシーを利用できる施策の充実を要望しておきます。 次の再質問に移らせていただきます。 あいのりタクシーが地域住民の移動手段の要となると思いますが、あいのりタクシー利用に関して、今後、地域住民の方に満足度や改善点に関するアンケート調査を行う予定はありますか。お聞きいたします。 ○議長(田中勝馬君) 古谷行政経営課長。 ◎行政経営課長(古谷泰隆君) あいのりタクシーの満足度や改善点などを問うアンケートということでございますけれども、アンケート調査は、事業の効果を評価、測定するための手法の一つとして有効であると考えます。 御指摘のあいのりタクシーのアンケート調査も利用者の方の満足度やニーズ、そして改善点などの把握及び分析につながるものと考えます。高齢化する社会においては、公共交通の持つ役割は今後ますます重要になってくるものと考えます。 地域全体の公共交通の在り方、これらについて検討する中で、あいのりタクシーを含めた地域公共交通全体に関するアンケートの実施について、検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 石松議員。 ◆議員(石松雄太君) ありがとうございます。あいのりタクシーの料金設定に関しましては、犀川地区と伊良原地区とでは不公平感があるようです。ぜひ、料金設定の見直しの検討を要望しておきます。 次の再質問に移ります。 行政支援として、有償ボランティア送迎団体へ町が保有するバスの貸出しは可能でしょうか。使用用途といたしましては、交通不便地区の方の買い物ツアーを考えているとのことです。ぜひ、行政の厚い支援をお願いいたします。 ○議長(田中勝馬君) 進総務課長。 ◎総務課長(進光晴君) 町有バスのいわゆる地域への支援についての御質問でございます。 この町有バスの使用につきましては、今段階、今現在の段階におきましては、団体さんが利用する場合のいわゆる利用規定というのが定められておりまして、この分につきまして、買物支援等に利用する要綱にはなってございません。 ただ、今後、要望等が多く、それから必要であるというふうな判断がなされれば、当然検討の材料に上げないといけないのかなというふうには考えておりますが、現段階ではまだ利用できる状況にはなってないということでございます。 以上でございます。 ○議長(田中勝馬君) 石松議員。 ◆議員(石松雄太君) ありがとうございます。社会福祉協議会として、移送サービスができるようになっています。みやこ町社会福祉協議会では、移送サービスは行っていないようですが、移送サービスの導入について検討していただきたいです。 これで、地域住民の移動手段の確保についての再質問を終わります。 続いて、公共施設の再配置計画について、1点だけ再質問いたします。 6月6日開催の第3回みやこ町議会行政報告及び施策方針において、内田町長は再配置計画を見直さなければならないと述べられていましたが、具体的にどのように再配置計画を見直していくのでしょうか。お聞きいたします。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) お答えします。 これは少し大きな話になるんですけれども、みやこ町は、今、年間約300人、人口が減っています。現人口は1万8,700人をもう既に切っておりまして、当初計画されておりましたスピードよりも速い速度で人が減っているというふうに私は認識しております。 今までは、犀川地区が過疎地域だということで、みなし過疎、一部過疎地域を含む自治体だということでしたけれども、今年4月から全部過疎というふうに指定をされました。総務省に指定をされます。単に人口が減っているだけでは指定はされません。急速な人口減少が伴いますと過疎指定されるわけであります。みやこ町、今、こういう状況であります。 それとともに、みやこ町は福岡県で一番広い面積を有する町であります。町としてですね。市でいうともうちょっと大きいところあるんですけれども、町でいいますと、一番広い町であるということであります。こういう状況の中で、今後どういうまちづくりしていくのかということを考えないといけないわけであります。 一方で、もう既に始まっている事業もあります。それは何かといいますと、都市計画の見直しがもう進められております。これ、何かといいますと、今後、土地の利用に関して、町としてこういうまちづくりをしたいと、だからこういう土地の利用をしていきたいということを考えないといけないんですけれども、果たして今までのように、この広い町を前提としたまちづくりでいいのかと、そういう思いがありましたので、都市計画の見直し、中には恐らくこの再配置計画も見直ししなければならないと、具体的にもう既にありますけど、ここでは述べませんけれども、したほうがいいなという施設もありましたので、その意味で私は申し述べさせていただきました。 それから、この再配置計画ですけれども、答弁しましたとおり、一部遅れが生じている部分もありますし、再配置計画そのものが、たしか令和7年か8年までの計画になっておりますので、そういったことも併せますと、もう一回見直したほうがいいんじゃないかという思いで、そういう発言をしたところでございます。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 石松議員。 ◆議員(石松雄太君) ありがとうございます。 統廃合された施設は個別実施計画が策定されていると思うんですけど、長寿命化対象の施設は、個別実施計画は作成していくのでしょうか。お聞きいたします。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) 今回の補正予算の中でもあったと思いますけれども、生涯学習課担当の施設だったと思いますけれども、長寿命化に向けて、個別の管理計画の作成というのがあります。そのほかにつきましても、基本的にはつくらないといけないなと私は考えています。 ただし、施設も多いですので、それは担当課と相談しながら、今後どれに対して、そういう計画をつくっていくのかということは考えていきたいというふうに思います。 いずれにしましても、もう築、どうでしょうか、かなりたっている建物たくさんあるんです、みやこ町は。昭和40年、50年代に建った建物がたくさんありまして、もう更新期を迎えているようなものもたくさんあります。 そういう状況ですので、仮に長寿命化するというふうになった場合、きちんと管理計画を立てないと、長寿命化の意味をなしません。定期的なメンテナンスしていかないと、せっかくお金かけて長寿命化図ったのに、きちんとメンテナンス計画をしなければ、長寿命化の意味がなくなりますので、そういったことも含めて、きちんと個別の管理計画は必要だと、そういうことがきちんとなされて初めて、みやこ町は今後の正確な財政的な見通しが立つんではないかなというふうに期待しております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 石松雄太議員。
    ◆議員(石松雄太君) 内田町長、ありがとうございます。 平成30年6月に作成されたみやこ町再配置計画では、犀川中学校、豊津中学校、勝山中学校の3校が、平成36年度、令和6年度に3中学校を1校に統合し、開校を目指すとなっております。 今、国では運動部活動の地域移行に関する検討会議の提言が出ています。部活動を学校単位から地域単位への取組とすることが提言されています。そこで、施設の統廃合の見直しについては、慎重に再考されることが必要です。 また、行財政計画は町民生活に影響を及ぼすことが多々あると考えられるため、情報の公開と懇切丁寧な説明をもって対処されることを要望して、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(田中勝馬君) これで、石松雄太議員の一般質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(田中勝馬君) ここで暫時休憩します。再開は1時45分といたします。午後1時36分休憩………………………………………………………………………………午後1時44分再開 ○議長(田中勝馬君) これより、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。 通告順位4番、議席番号9番、大束英壽議員。 ◆議員(大束英壽君) 皆さん、こんにちは。議席番号9番、大束英壽です。通告に従いまして、一般質問を行います。 初めに、公共施設についてということで、閉校された学校、支所等の今後の活用、対策について伺います。 各学校ともに閉校された当初は、地域の住民の皆様方の意見を聞く場を設けて、協議をされてきました。意見を聞くだけで、その後は何も対策を講じてないように思われます。 みやこ町は、数年前、全校を対象に耐震の調査がされました。耐用年数を含め、校舎の利用は今後何年利用が可能でしょうか、お伺いをいたします。 内田町政の下、今後、賃貸、売却、みやこ町の利用、解体し、整地するのか、公有地を含め、方針を決めていかなければなりません。機構改革を含め、活用推進対策係等を配置してはどうでしょうか。 みやこ町として、そのように進めていただくならば、私たち議会としても、正副議長に相談をし、特別委員会を設置し、調査研究をお願いしたいと思っております。このままでは、町の負の遺産として後世に残ります。やるのは今だろうと思います。町長の考えを伺います。 次に、教育行政についてですが、昨年、中学校再編について、いきなり前町長より議会定例会の中で提案がされました。私は、そのときも反対の意を示しました。今の段階では時期尚早です。 町民の皆様は、中学校の再編により、中学校までもなくなると、小学校も統廃合され、小学校もない、中学校もない、役場支所はあるけれども本庁機能は全くない、皆そういうふうに言っております。そんな町に誰が住むでしょうか。過疎化が進むばかりです。今後の財政状況を見ながら、慎重に見極めてほしいと思います。内田町長に中学校再編に対しての方針を伺います。 最後に、防災対策についてですが、崎山、柳瀬、大村地区の護岸整備を県に要請すべきだと思います。この地域は春は桜の名所で、桜が本当にきれいなところです。しかし、一変して、梅雨時期や台風の季節になりますと、毎年と言っていいほど豪雨に見舞われ、町道が度々冠水しています。地域の人たちや消防団員が土のうを作って作業している状況でございます。川底が深く、土砂を揚げると町道が崩落しかねません。河川の民家に隣接した護岸工事もされていないところが多く、大雨になると、想定外の災害が起こる危険性があります。今、みやこ町で最も危険箇所と言ってもいいほどです。一度、町長、担当の方で、大水のとき、見回りを兼ねてそこを1回見てもらえば理解できると思います。 早急の対応を望みますが、多年度の事業となりますので、県との協議を重ね、ぜひとも実施をしていただきたい。町としてどうお考えか、お伺いをします。 壇上での質問を終わります。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) 大束議員の御質問にお答えいたします。 学校、支所等の跡地の今後の活用についての御質問でございます。 令和2年4月に犀川小学校、柳瀬小学校、上高屋小学校、城井小学校を統合し、新しく犀川小学校を開校いたしました。各小学校の跡地活用につきましては、令和元年度に地元意見交換会を実施し、住民の意向を確認した上で令和2年度に公募を実施いたしました。 公募結果といたしましては、柳瀬小学校のみ活用希望業者1者がありましたが、条件が折り合わず不調に終わり、各小学校の活用希望がない状況であります。 なお、城井小学校につきましては、歴史民俗博物館で収容し切れない文化財の保管場所としての活用を進めております。 また、平成31年4月に、犀川支所が中央公民館へ移転したことにより、旧犀川支所庁舎を平成30年度末に廃止しております。 旧犀川庁舎の跡地活用につきましても、令和元年度に公募を実施いたしましたけれども、活用希望者がいませんでした。 また、同じく平成31年4月に、豊津支所が豊津支所別館へ移転したことにより、旧豊津支所庁舎を平成30年度末に廃止しております。 なお、旧豊津支所庁舎の跡地につきましては、老朽化が著しい豊津公民館の建て替え地として、令和2年度より建て替え事業を推進しております。 今後につきましては、現在までの公募状況などを踏まえ、再配置計画の見直しの検討の必要性があると考えております。 また、国道201号バイパス工事に係る都市計画策定も併せ、総合的な土地利用を検討すべきであると考えております。 次に、中学校再編につきましては、ここでは一旦教育長より答弁いただきます。 最後に、崎山・柳瀬地域の護岸整備の要望についてお答えします。 町内を流れる県営河川今川の一部には、護岸が低いところがあり、特に、崎山・柳瀬地域の住民の皆様には、河川の増水に伴い御不安をかけています。 この箇所においては、以前から京築県土整備事務所に護岸整備の要望を行い、令和3年度に河川に堆積している土砂のしゅんせつ工事を実施した際に、堤体の一部を盛土によるかさ上げ等の対策が行われています。しかし、護岸整備まで至っていない状況です。 京築県土整備事務所に、この箇所の改修計画を確認いたしましたところ、残念ながら、現在のところ未計画であるという回答でございました。引き続き、地域の現状等を強く訴え、氾濫等が危惧される箇所の早期整備を県に要請してまいります。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 桝口教育長。 ◎教育長(桝口広二君) 中学校再編計画に関する御質問についてです。 中学校の統合につきましては、少子化が進む中、将来のみやこ町を担う児童生徒の教育環境をより充実したものにするため、学校再編が必要であると判断され、町としましても、3中学校の再編整備については継続して検討を行うこととされてきました。 また、昨年9月の議会定例会においては、現在の3中学校を1校に統合する方針が説明され、併せて、校舎の位置などの選定については、候補地や規模等を検討して皆様へ報告するとしています。 そこで、学校の再編整備については、町内の子供の人数の動向を注視し、時期や具体的な内容を検討して、校舎建設についてスピード感を持って統合事業を進めてまいりたいと思いますので、皆様の御理解をいただきますようお願いいたします。 ○議長(田中勝馬君) 9番、大束英壽議員。 ◆議員(大束英壽君) この町有財産の把握は必要と感じ、再質問をします。 各公共施設の解体費用や、その土地を売却する場合の坪単価の試算等はできていますか。それと、校舎の活用は今後何年利用が可能ですか。何年後に利用が可能ですか。お尋ねします。 ○議長(田中勝馬君) 浦山学校教育課長。 ◎学校教育課長(浦山美範君) ただいまの大束議員の御質問についてですが、すみません、解体費用等については事業費がどのくらいというところを、把握、今のところしておりません。後で、もしよろしかったら資料のほうをお渡ししたいと思います。 耐用年数について、先ほども御質問があったかと思いますが、鉄筋コンクリート造の建物につきましては、耐用年数が60年から70年と、たしか記憶しております。現在、町の所有する小中学校については、昭和40年代前後で建設されたもので、現在、既存のものでもう五十数年を経過しており、耐用年数については残りわずかな期間となっているようです。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 大束議員。 ◆議員(大束英壽君) 一番私が言いたいのは、今現在、例えば、帆柱、鐙畑小学校含めて、城井小学校、上高屋小学校、柳瀬小学校、あと、節丸小学校ですかね、祓郷小学校もすぐそうなると思うんですよ。その中で、その、利用できる年数ですよね、もうそれを過ぎたら、例えば、その、鐙畑小学校になったり、帆柱小学校になるんですよ。 当時、2校ともに賃貸で借りてくれてました、人が、使ってくれてましたけど、今もう現状何もしてないでしょう。そこを含めて解体をした場合どうなるとか、売却した場合どうなる、もうそれが一番大事なんですよ。今からここ30年間、町長がやっぱり1期4年間のうちに、もう早めに計画を立てて、先ほど言ったように、やっぱり担当課なり担当係を決めて、もう進めていかなくちゃあ、もう本当、負の遺産として最後まで残りますよ。そう思いませんか。 その、1課だけじゃないんですよ、財政に移るでしょう。その分含めて財政課が、例えば、豊津の支所が解体されましたよね。そのとき、1億ちょっとかかったんですよ。それを含めて、あっこを例えば公民館にするんですけど、グラウンド側の坪単価が何ぼで、分譲地にしたら幾らかかるとか、そういう計画を立てていかないと、もう本当に残りますよ、このまま。思いませんか。 それを危惧して、議会のほうももちろん議長に本当相談して、特別委員会でも設置して、一緒に知恵を出し合って頑張っていけばいいかなと思って、この質問なんですよ。 もう必ず残ります。実際そうでしょう。鐙畑小学校は道路の上からあるから、もうあのままでいいやってこうなるんですよ。これから先、そうですよ。犀川の3小学校ですかね、ほぼ使い道がないんですよ。いろんなところで、地域性で、道の駅とかお風呂とか、社会福祉協議会が使っている、福祉団体が使ってくれている、いろんなことをしていますよ、地域性にあった地域で。それも含めて、いろんなことを考えんと、そう思います。町長、その、担当で係を配置するか、もうその分だけでいいです、機構改革によって。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) 大束議員に御指摘いただいた内容、大変重要な内容だと思っております。 今、機構改革という言葉頂きましたけれども、私も機構改革をする中で、そういったことが推進できるような体制づくり、行っていきたいと思いますし、今、御提案いただきましたように、議会の皆様と協力して、この町の資産活用、負の資産にならない、もうなりつつあるんですけれども、そういうことを進めていきたいと思いますので、どうぞお力をお貸しください。 ◆議員(大束英壽君) 内田町長、4年間、1期4年間、しっかりとした計画を立てて、前に進んでいただきたいと思いますので、これで質問は終わります、ここ。 次に、教育行政についてですが、私は町長の答弁について、もう残念でなりません。あ、教育長ですか。学校の再編整備、校舎建設については、スピード感を持って統合をしていきたいということなんですけど、もうこの問題はスピード感を持ったら駄目なんです、逆に。ほかにスピード感を持って進める事業はいっぱいありますけど、ここはもうしっかり、その、住民の意見を聞き、生徒の意見を聞き、保護者の意見を聞き、地域性を考えて、例えば、勝山なら小中一貫校をつくるとか、まだまだもうすることいっぱいありますよ。 もう、みんな、今、もうほとんどの町民の人が、勝山地区の人は小中一貫校がいい、それでもう仕方ないならもう豊津と犀川だけ一緒になろうというみたいな意見もいっぱいありますんで、町民の皆さんの意見をしっかり聞いて、これから進めていってほしいと思います。どうですか、町長。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) この学校の、中学校、特に中学校なんですけれども、統廃合の問題の難しさは、私なりに感じているところは、当初、様々な委員会等で議論積み重ねてきたと思うんですよね。その議論、そして答申等踏まえて、そしてこれ、希望、もう言っても仕方ないかもしれないですけど、踏まえてすぐ結論出せばよかったんじゃないかなという思いはあります。ですけれども、それができなかった。ですから、どうやってまた結論出そうかというのは、率直に難しさはあります。また、ゼロから委員会等をつくってやるべきなのか、そのプロセスをどうすればいいのかというのは、率直に考えて難しいなと考えております。 しかし、おっしゃられますように、本当に今日、明日急がなきゃいけないことなのかどうなのか、そういうのを時間間隔とちょっと併せ見ながら、住民の皆さんの、もう一度意見を聞くことは、再三申しましていますとおり、住民協議会等も踏まえて、意見を聞いて、しかし、あんまり先延ばしの結論もできないんじゃないかなという気もしていますので、今ここで、いつまでにというのはちょっと言えないんですけれども、先延ばしはできないな、だけれども、何とかしなければいけないなとは考えております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 大束議員。 ◆議員(大束英壽君) 町の方針は、統合に向けてこうしているんですけども、例えば、伊良原学園があるでしょう。伊良原学園は、特別な学校として見るんですか。町の方針は、合併して1校ずつにするんでしょう。その中で、その、伊良原学園は、もう、あったほうがいいですよ、自分にしてみたら、伊良原学園を、あって当たり前と思うんですけど、今、スピード感を持っても、何かな、一つに集約するということになったら、伊良原学園はどうしたんですかって、こうなりますよ、みんな、町民の方は。違いますか。地元の方は何人いますか。そうでしょう。豊津、犀川から集まっていってあの一つの学校になりよるんでしょう。そこを含めて、もうそりゃあ、あったほうがいいに決まってますよ、中学校も一緒。財政と人数だけを計算して進めるべきじゃないんです、学校の関係は、と思います。十分それを考えて、もうこれから本当に執行に当たってください。みんなが反対しているんですよ。やっぱりもう少しそこで一回、一旦立ち止まらないといけないときがあるんですよ、と思います。 で、これ、終わりますんで、課題として少し考えてください。 防災のその対策なんですけど、ちょうどあっこの、柳瀬の横に自分の同級生がいまして、独り住まいなんですけど、その中で、その、脳梗塞を患いまして、もう十数年前ですかね、それから少し手足が不自由なんですよ。 それが、大雨が出るたびに、妹さんのところに避難するんですよ、それ含めて。もうそんな状況をずっと見ているから、自分も祓川と今川があるでしょう。大雨が出たときに、直下流の横瀬から祓郷小学校ですかね、あっこまで見回りするし、崎山から生立の橋までは見回りをしているんです。 一昨年ですか、総務課長に電話したんですけど、山見課長ですかね、ちょうど町道が冠水して、家に帰ったらこの油木ダムを放流するっちゅうんですよ。ほら悪いと思って、すぐ総務課長に電話して、その後、何ですか、油木ダムの事務所ですか、あっこに連絡をしてもらって、3時間延びたんですよね。3時間延ばそうということで。結果、それから少し雨がやんで、その日は放流せんやったんですよ。それでやっぱり大惨事にならんやったところもあります。 だから、その、緊急に、何かな、連絡網、それだけでもしっかりしとかないと駄目と思いますね。ありますかね、その連絡網、緊急連絡網は。 ○議長(田中勝馬君) 進総務課長。 ◎総務課長(進光晴君) 防災に関して、緊急連絡網は作っているというふうに考えております。 ○議長(田中勝馬君) 大束議員。 ◆議員(大束英壽君) 県事業になりますよね。だから、その、単年度でその事業ができる状態じゃないんですよ。それ、もう複数年にわたってする事業ですから、もう本当に1回見てください、あっこ、お水が出たときに。崎山のあのカーブのところと、あの柳瀬の直線のところですよね。 最近、500メートルぐらいしゅんせつ工事をしてもらったんですけど、もうそれも工事をしてないもんで、こう、何ですかね、土の盛り方がおかしいんですよ。で、その、いつも氾濫するところは、土羽で、ちょっと50センチぐらい上げたのかな、あれ、四、五百メーター。もうあれだけじゃあ、想定外の水が出たときに本当に町道まで壊れて、家まで、民家まで行きますよ、本当。だから、それは県事業ですので、町がどうこうするということはできないんで、県と協議をして、前向きに進めていってもらいたいと思います。いいですかね、はい。 それで、ちょっと短いんですけど、終わります。今言ったことちゃんと考えてください。 ○議長(田中勝馬君) 大束英壽議員の一般質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(田中勝馬君) ここで暫時休憩します。再開は2時15分とします。午後2時08分休憩………………………………………………………………………………午後2時15分再開 ○議長(田中勝馬君) これより、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。 通告順位5番、議席番号12番、熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 議席番号12番、熊谷みえ子でございます。本日、大きな項目、3項目を予定をしております。御協力をどうぞよろしくお願いを申し上げます。 まずは、給食費の無償化を求める問題でございます。 義務教育は無償とした、憲法26条に基づいた対応を求めるとしています。今、物価高騰の中、子育て支援対策としても必要ではないかと思い、掲げさせていただいております。コロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策による負担軽減事業の対象となるということですので、ぜひ制度を活用し、実施を求めるものでございます。 義務教育は無償とするとうたった憲法26条に基づいて、国の制度として、小中学校の給食費を無償とすることを求めます。 町では、給食費は高騰の影響は今のところ少ないとのことですが、全国的には値上げをせざるを得ないところが出ています。また、学校給食法の改定がなされ、4番目に、食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであるということについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うことなど、3項目が追加をされています。教育の一環としての取組のためにも、給食費の無料化を検討していただきたいというふうに思います。 また、学校給食費の無料化は、農産物の地産地消などとも通じて、地域経済の活性化にもつながります。このような取組を求めるものでございます。 以上、子育てしやすいまちづくりについて取り組んでほしいとして、給食費の無償化を求めるものでございます。 次に、安全・安心な地域づくりについて申し上げます。 築城基地の滑走路延長事業が計画をされてまいりました。その中で、住民説明会が開かれてまいりました。航空自衛隊築城基地では、基地地先の公有水面を埋め立てる、そして滑走路の延長300メーターを延長するとしています。このことの環境評価書案の縦覧がなされ、住民説明会が開催されたところでございます。 この件で、従来よりこの延長の挙げられている、その中で今現在では、築城基地では、米軍関係の宿舎建設、米軍専用弾薬庫の建設などが行われているところでございます。これ以上、米軍の要求による基地拡張は許せないものでございます。 また、環境影響評価書案と住民説明会に関連して質問をいたします。 現在、基地関連の工事がされていますが、交通安全対策と住民要望について問うものでございます。 また、今回のアセスメントの説明会において、滑走路延長による工事用車両走行ルートについての意見も出されています。県道58号は通学路となっているので、変更との要望が出されておりました。対応について伺うものでございます。 また、今回の評価書案には、福岡県知事の意見書及び、それに対する事業者の見解が出されています。この件に関してどのように捉えるのか、また住民関係の意見書も掲げられておりました。この内容についても、町としてどのような立場で捉えられるのか、お伺いをいたします。 3番目に、重要土地利用規制法の対応についてお伺いいたします。 重要土地利用規制法、これはわずかな審議の中でスタートいたしました。重要施設とされる築城基地及び高射隊を抱える注視区域について伺います。 これは、重要施設とされている自衛隊基地施設周辺及び所有者等の調査の実施、これが国としてされるとなっています。 少し、土地利用規制法について申し述べておきます。 自衛隊基地や原発など、安全保障上重要な施設の周囲約1キロや国境離島を注視区域に指定し、土地などの利用状況の調査や妨害行為への注視、勧告、命令を可能にする。特に重要な施設や離島は特別注視区域に指定し、土地売買に事前届出を義務づける。命令に従わなかったり、届出を怠ったりした場合の刑事罰も定めているところでございます。ところが、法律にはまだ具体的な事項が書かれておりません。条文には注視区域、特別注視区域の範囲や調査の目的、内容は内閣総理大臣の判断で拡大解釈が可能とされます。特に重要な施設は特別注視区域に指定され、一定面積以上の不動産取引に事前届出制が義務づけられるものでございます。注視区域に指定をされたら、不動産価格が下落する、このような心配の声も上がっています。土地等の利用や処分の制限がされます。このことは真の目的としては、調査名目で、国民や市民運動を監視するための情報収集にあることにあります。 現在、秘密保護法、共謀罪、盗聴法改悪、土地規制法などと、言論表現の自由抑圧などにつながりかねない立法とされています。今回、この法が施行されるにおいて、自治体として、国の要請に応じて、個人情報を提供しないように求めるものでございます。 旧井上町長のときに要望書を提出しております。地域の皆さん、築城基地の米軍基地化を許さない京築住民会議の皆さんと共同での要望書を提出しています。このことに、現内田町長としてはどのようにお考えになるのかお伺いをし、この壇上での質問を終わらせていただきます。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) 熊谷みえ子議員の御質問にお答えいたします。 一番最初の給食費の無償化につきましては、教育長より答弁していただきます。 築城基地滑走路延長事業に関する御質問でございます。 現在実施されている工事につきましては、誘導路の改修及び庁舎の整備工事であります。現在、工事用車両は国道10号を通り基地に入っているため、みやこ町を通っておりませんけれども、今後、県道58号、みやこ町徳永から呰見を工事車両が通る予定になっております。 交通安全対策につきましては、できるだけ生活道路を通らないなど、住民に負担をかけないことや大気質、騒音、振動などへ配慮をお願いしています。 住民要望といたしましては、5月の築城基地滑走路延長事業(仮称)環境影響評価書案の説明会において、住民の方から生活道路は利用しないなど、住民に負担にならないルートを選定してほしいなどの交通安全対策、スクランブルなどによる夜間飛行をなるべく減らしてほしいなどの騒音対策、環境汚染に配慮してほしいなどの環境への配慮などの要望がありました。 続きまして、重要土地利用規制法に基づく自衛隊基地施設周辺及び所有者等の調査の実施状況に関する御質問でございます。 重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律は、公布の日から起算して1年3か月を超えない範囲内において実施されることとされております。おおむね9月ごろに全面施行されるものと考えております。 なお、法律の全面施行により、自衛隊等の重要施設周辺、おおむね1,000メートルの区域における注視区域の指定が行われ、土地等利用状況調査の必要に応じて、関係行政機関等に利用者、その他関係者に関する情報提供を依頼される場合があるのではと考えております。 なお、現段階では、法律の全面施行前でもあり、情報提供依頼はございません。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 桝口教育長。 ◎教育長(桝口広二君) 給食費の無償化についてお答えします。 学校給食は、学校教育活動の一環として児童生徒が正しい知識と望ましい食生活を身につけるための大切な役割を担っていると考えています。 本町の学校給食費につきましては、学校給食法第11条第2項に基づき、給食食材費分を保護者に負担いただいています。 その中で、保護者の経済的負担を軽減することを目的に、就学援助制度や学校給食費補助金制度(3人目無料)を設け、世帯への負担軽減を図っているところです。しかしながら、現在の不安定な社会情勢により物価の高騰が懸念される中、学校給食費への影響も考えられます。 今後、給食費の見直しを検討しなければならなくなった際に、保護者負担の増額とならないよう、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金(原油価格・物価高騰等総合緊急対策)の活用を検討しているところです。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 検討しているということは、まだ実施をするに至ってはいないということでございますね。 なぜ、私が今回の質問要旨に通達の号数までお知らせをして実施を求めた、これは、要するに、国として財源を保障するものであるという意思表示だと思います。 その中で、このコロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策、このことによって、文部科学省の初等教育局長の通知が出ております。この緊急対策の柱立ての一つ、コロナ禍において物価高騰に直面する生活困窮者等への支援が掲げられていると、学校給食等の負担軽減等として、地域の実情に応じ、これまでどおり栄養バランスや量を保った学校給食等が実施されるよう、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を拡充・活用し、物価高騰に直面する保護者の負担軽減に向けた自治体の取組を強力に促し、必要な支援を迅速に行うというふうにされています。 先ほど冒頭に述べましたように、この学校給食における役割、教育的な役割も述べましたところでございます。これはもう財源的なものでございますので、町長自身はどのようにお考えなのかお伺いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) あくまでこの原油価格の高騰による部分に対する考えということでよろしいでしょうか。ではなくて、もう恒久的な学校給食の無償化ということですね。 これにつきましては、気持ちはやりたい、やりたいけれども、今度固定費かかってきますので、それをどう見るかという検討をきちんとしなければならないというふうに考えております。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 回答の中にあるのが、給食費の見直しを検討しなければならなくなったときと、そして回答では、事前の回答では、今のところ給食費の、要するに物価高騰、学校教育の場合には影響はないということでございました。 しかし、実際にもうこの間のコロナに対する支援事業が各種行われてまいりましたけれども、本当に生活困窮者が増え続けている。そういう中では、児童生徒の食生活を確保する。そういう意味で、どうしても必要な事業ではないかと。そしてまた、鳥取県等、いろんな自治体で、この学校給食の無料化または半額、みやこ町においても、第3子からの実施をしていることも理解をしております。ぜひ試算をしてほしいんですね。 就学援助制度として今実施をしている、その金額と、また、今、受けられていない児童生徒の数を把握すれば、幾らの予算でこの事業が実施可能なのか、そういう点についての検討はされましたか。検討されていれば、その内容についてお伺いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 浦山学校教育課長。 ◎学校教育課長(浦山美範君) 今の熊谷議員の御質問についてですが、試算については、現在のところ、まだできておりません。というのも、物価高騰というところの価格の変動について、現在のところ、まだ変動がないという報告ですので、現在のところしておりませんが、今後、物価高騰による価格の変動があった際には、試算等も当然必要になると思いますので、その際は、速やかに試算のほうを行うようにします。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 小麦粉等々、まだ今からの物価高騰が考えられます。そういう中で、どういうふうな子供たちにとって食育を確保していくのか、そういう点からもぜひ学校給食の無償化にぜひ取り組んでいただきたいし、ぜひ検討していただきたいと、ここで申し添えておきます。ぜひ、お願いをいたします。 次に、滑走路の延長事業についてでございます。 本当に、ツープラスツーで、アメリカからの要望で築城基地、新田原基地を使うようになりました。そういう中で、米軍の要請をもって、滑走路の延長がなされています。そういう中で、環境影響調査等がされてきたわけですけれども、このことによる住民の不安、騒音に対する不安等、大変大きなものがございます。 また、沖縄ではいろんな、米軍による、米兵による犯罪、そして築城基地においても部品の落下等、積み重なっています。そういう中で、住民の安心・安全が保たれるのか、そういう点の危惧がされるところでございます。 この件に関して、みやこ町としての意見書、上げていたと思うんですが、その点についての把握は、町長、どうでしょうか。 ○議長(田中勝馬君) 古谷行政経営課長。 ◎行政経営課長(古谷泰隆君) みやこ町の意見書ということでございますけれども、みやこ町の意見書というのはまだ出してはおりません。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 今回、県の、九州防衛局の築城基地滑走路延長事業におきまして、大変な厚みのアセスメントが出ています。また、私も説明会に行ったところでございますが、ダイジェスト版を頂きました。しかし、なかなか、要するに、もう影響はありませんよという、最終的な結論ありきの評価書案になっているというふうに考えています。 この中で、私がぜひ町に知っていただきたいのが、環境保全の見地からの意見を有する者の意見の概要及びそれに対する事業者の見解ということで、3章からずっと書かれています。この中には、大体、騒音、大気質、水の環境、それから、いろんな、中でも多いのは、やはりみやこ町においては騒音に関わる問題が大変多うございます。 この問題について、やはり町として、今回、補正予算で集会所の電気代の補助を取り組まれましたけれども、住民の要望の中では、クーラーの電気代の補助とか、そういう形も出されてきておりました。 そういう中で、この中身を御覧になっていますか。このことについての内容についてどうお考えなのか、お伺いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 古谷行政経営課長。 ◎行政経営課長(古谷泰隆君) 私もその説明会のほうに参加をさせていただきまして、その概要書について中身を見させていただきました。 全てを逐一読んでおるわけではございませんけれども、そのうち、今、議員さんがおっしゃいました、大気質や騒音あるいは振動、これらの問題に関しましては、いずれについても環境保全措置を行うことにより、実行可能な範囲で影響を低減している評価というふうな評価内容になってございます。 これらについて、国においても、この評価結果のとおり実施していただけるものと考えております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 予算審議の中にも出ておりましたが、騒音測定器の問題もあります。ですから、やはりこのことに関しても、ぜひ町として、もう少し台数を増やすとか、やはり住民の不安に応える形でぜひ検討をしていただきたいというふうに思います。そこら辺はどうですかね、騒音測定器に関しては。 ○議長(田中勝馬君) 古谷行政経営課長。 ◎行政経営課長(古谷泰隆君) 今回、購入をいたしました騒音測定器については、移動式でございますので、この滑走路延長がなされる工事の前あるいは工事の後といったような段階において、騒音の測定をするということを検討してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) そこの、移動式なんですよね。定時定点と申しまして、私の家も大変、飛行ルートになっているのか、大変、結構うるさいと思います。これはやはり平均値でいきますから、そこが盲点だと思うんですよ。移動式だと、そのときの数字だけなのか、それが違ってくると思うんです。だから、そこら辺は台数を増やして、きちんと測定をしていって防衛相に物申す、その立場は必要ではないかと思います。 移動式の不利益な点についてはどうお考えですかね。今、私が言ったことに関して。 ○議長(田中勝馬君) 古谷行政経営課長。 ◎行政経営課長(古谷泰隆君) 移動式の点については、やはりその、機動性があるということで、移動をして測定をできると、それについてはメリットであると思いますし、一定の期間据え置くことによって、1か月とか2か月とか、あるいは長ければ3か月程度ぐらいそこに置くことによって、ある一定の期間の評価ができるんではないかと、そして場所を移動することによって、またいろいろな地点での測定ということができるのではないかと考えております。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 要するに、測定の重要性をぜひ考えて検討していっていただきたいというふうに思います。 それと、もう一つ、基地関連の工事の件でお伺いをいたします。 現在、二月谷、高崎のほうから見て山が削られています。この土を現在、築城基地工事関連の土砂として運搬がされています。今、一定の配慮がされて、交通量が少ない朝の時間等に運行しています。しかし、やはりその他の時間も運行しております。 今、本当に山を見て残念なのは、今後、ここが土砂崩れが起こるのではないかと大変危惧しています。そこまでは、じゃあ、国は責任持てないよというのか、そういう点が大変心配されて、今、日々あの地域を通るたびに思うんですが、町長についてはどういうふうに思われます。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) 最近の豪雨等も含めて、適切に対応してほしいなという強い希望はあります。 それは、あそこだけではなくて、ほかにもあるというのは議員も御承知だと思いますけれども、そこについては私自身も取り組んできた経緯もありますし、しっかり注視していきたいというふうに考えております。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 本当に、みやこ町の豊津地域ですけれども、自然環境が破壊されている、そしてこれが築城基地の弾薬庫の土塁になると思うと、本当に残念至極というふうな感想を持っているわけですけれども、そういう中で、もう一つ、今回のアセスメントに関して質問をいたしました。 今回、滑走路を延長するときの土砂の運搬の問題でございます。 アセスメントには、一定の影響を見込まれることから、海上運送を計画しているというふうな内容になっています。これはぜひ徹底をしていただきたい。これ以上、山の斜面の土砂が削られることのないように、ぜひ申入れをしていただきたいというふうに思います。 私、質問いたしましたのは、あの土、赤土なんですね。私は、これが海洋投棄、海の中に捨てられることによって、水環境、水辺の環境が悪化するのではないかという趣旨での発言もさせていただきました。ぜひ、この件に関して、町として強力に申入れをしていただきたいということをお願いしますが、回答をお願いいたします。 ○議長(田中勝馬君) 古谷行政経営課長。 ◎行政経営課長(古谷泰隆君) その説明会の中での、九州防衛局からの回答でございますけれども、それらについては海上輸送が基本ということでお伺いしております。 それともう一つ、赤土については使用しないというふうな回答であったと私は記憶しております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) ということで、ぜひそういう点については、やっぱり回答したことをぜひ守ってほしいというふうに思います。 それから、他の説明会で行われたことなんですが、米軍の緊急時の使用についての質疑が出されています。そういう中で、緊急時の使用について、どのようなものかという説明がなされてまいりました。 ところが、ツープラスツーのときには、これは簡略、米軍が、要するに、訓練に慣れるため、慣熟訓練というものを行うということが想定されています。このことについては、一切ありませんという回答が出ています。 そういう点で、この件に関しては、どのようにお聞きになっていますか、お伺いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 古谷行政経営課長。 ◎行政経営課長(古谷泰隆君) 私どもはその慣熟訓練ということについては、お伺いはしておりません。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) ぜひ承知していただきたいのが、これ、ツープラスツーの、した中でうたわれているんですね。緊急時の使用及びそれに備えた訓練とはどのようなものなのか説明してもらいたいというふうになる中で、緊急時の使用に備えた訓練、1.訓練内容、緊急時において、米軍が円滑に築城基地を利用できるようにするためには、平素から米軍が築城基地に慣れておくための訓練を実施する必要があります。ということで、なお、緊急時の使用に備えた訓練の内容については、今後、日米間で検討していくことになるため、現時点ではお示しできないことを御理解願いますと。 要するに、米軍が築城基地に慣れるための訓練、これは当初から、ツープラスツーの協定ができたときからもう決められていたことなんですね。それをひた隠しにして、緊急時とは明確な回答がないままに来ているわけですけれども、このことは米軍の常時使用につながっていきます。それがひいては、地域の住民の安心・安全な暮らしに関して影響があるというふうに思います。 このことについて、町長はどのようにお考えでしょうか。お伺いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) まずは、私自身がきちんと勉強して、そして地域住民の皆さんの御不安もあると思いますので、先ほどの騒音も含めて、きちんと実態を把握し、私も勉強して、そして委員会のほうでもほかの議員から御指摘いただきましたけれども、もう少し町も、自衛隊関係者と以前会ったと伺っております。密なコミュニケーションを図っていきたいというふうに考えております。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 滑走路の延長に関して、土砂埋立ての平米数が当初より広がっています。そういう点では、基地の中身、内容について、ぜひ町として責任を持った情報収集と対応を求めるところでございます。 3番目の重要土地利用規制法の対応についてお伺いをいたします。 実は、今回の質問をする前に、町長にもお渡しをしておりました。学習会をいたしました。そのときの資料をお渡ししていると思います。このことに関して、町長、どのようにお考えでしょうか。所信をお伺いできれば、お願い……。 ○議長(田中勝馬君) 内田町長。 ◎町長(内田直志君) すみません、ちょっと手元に持ってきてないんですけど、拝読させていただきました。 で、感想ですけれども、やはり安全保障等、地域住民の、何といいますか、例えば、個人情報であるとか、どうしても突き詰めていくと、最後は矛盾するところといいますか、が出てくるというのは重々私も承知しましたし、勉強させていただきました。そこのバランス、どう取るのかが、恐らく基地等を抱える、重要土地を抱える自治体がバランス取っていかなければいけない課題だなというふうに考えております。 ですから、一般論として何か申せることではないなというのは、率直な感想でありまして、実際、9月以降に法律が施行されて、具体的な事案が出たときに様々検討していかないといけないんだろうなと、それまでに自分自身も勉強しておかないといけないんだろうなというふうに感じました。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) ありがとうございます。 一番何が問題かというと、これが曖昧模糊とした法案だから、法律だから問題なんですよね。注視区域等もまだ決まっていない。そして、その氏名等を自治体が公表を求められる。じゃあ、その公表を求められた内容についてどのように利用されるのかも分からない、そういう状況になってまいります。 ですから、この法案について、重要土地利用の地域となる、で、最初言いましたように、不動産関係とか、特に呰見地域は今後どういうふうになるのか分かりませんけれども、基地があることによって、まちづくりの阻害になりかねないというふうに考えます。そういう点が、私はぜひ何とか、この廃案をできればというふうに考えております。 いろんな形で運動もしておりますけれども、個人の情報、プライバシーそのものが大変制限をされる事態になっております。 ちょっとここで少し申し述べておきます。この法案についての意見を少し述べさせていただきます。 思想良心の自由、表現の自由、個人情報及びプライバシーに関する情報にわたるおそれがあります。情報制限ですね。このことによる関係行政機関や関係公共団体の長などに対し、注視区域内の土地等の利用者、その他の関係に関する情報を求めることができるとしています。 ところが、国会審議において、個人、住所、国籍を把握して個人が特定できたとしても、どうやって重要施設内等の機能阻害行為を行うかどうかが判断するのでしょうかと、調査の事前届によって収集された個人情報の扱い、これも特定秘密保護法の関わりとの関係になりますと、調査対象者、対象項目などが一切秘密のままにされ、個人のプライバシーの保障が図れないというふうになっています。 この法案の大変な問題点について、衆参も附帯決議をしております。日本国憲法の保障する国民の自由と権利を不当に制限することのないように留意することとされています。 これは、まだほかにもたくさんあるんですけれども、これほどの附帯決議をされた法律が通って実施をされようとしている、このことについて、本当に日本の安心・安全な暮らしがどこまで守れるのかと、そこの防波堤としての地方自治体の役割が問われてまいります。ぜひ、まだまだ実施の、まだ先のような感じもありますけれども、これはいろんな形でこれから自治体が直面していかなければならない事態だと思います。 ぜひ、このことの重要性をぜひお考えになっていただいて、対応していただきたい。そして、町としても、この関連自治体として廃止の方向にぜひ御協力をお願いいたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員の一般質問を終わります。────────────・────・──────────── ○議長(田中勝馬君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会としたいと思いますが、御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝馬君) 異議なしと認めます。 本日はこれにて散会といたします。お疲れさまでございました。午後2時54分散会──────────────────────────────...