みやこ町議会 2020-12-14
12月14日-03号
令和 2年 第5回定例会(12月)──────────────────────────────────────────令和2年 第5回(定例)み や こ 町 議 会 会 議 録(第11日) 令和2年12月14日(月曜日)───────────────────────────────────────────議事日程(第3号) 令和2年12月14日 午前10時00分開議 日程第1 一般質問──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 一般質問──────────────────────────────出席議員(13名)1番 内田 直志君 2番
肥喜里雄二君3番 柿野 正喜君 4番 中山 茂樹君5番 小田 勝彦君 6番 中尾 昌廣君7番 浦山 公明君 8番 大束 英壽君9番 柿野 義直君 10番 上田 重光君11番 原田 和美君 12番
熊谷みえ子君14番 田中 勝馬君 ──────────────────────────────欠席議員(1名)13番 飯本 秀夫君 ──────────────────────────────欠 員(なし)──────────────────────────────
事務局出席職員職氏名事務局長 前田 正光君 書記 徳永 篤君──────────────────────────────説明のため出席した者の
職氏名町長 …………………… 井上 幸春君 副町長 ………………… 三隅
忠君総務課長 ……………… 山見 紀幸君 財政課長 ……………… 荒巻 誠君
行政経営課長 ………… 進 光晴君
観光まちづくり課長 … 川本 英紀君税務課長 ……………… 村中 隆秀君 教育長 ………………… 桝口 広二君
学校教育課長 …………
川寄光一郎君
保険福祉課長 ………… 田中 靖一君子育て・
健康支援課長 ……………………………………………………… 亀田 国宏君
都市整備課長 ………… 原田 陽二君 ──────────────────────────────午前10時00分開議
○議長(
田中勝馬君) 皆さん、おはようございます。ただいまの出席議員は11名です。したがいまして、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。日程に従いまして、議事を進めます。 なお、本日の一般質問の持ち時間は、
議会運営委員会の申合せにより30分となっています。────────────・────・────────────
△日程第1.一般質問
○議長(
田中勝馬君) 日程第1、一般質問を行います。 では、通告順により質問を許可します。 通告順位1番、議席番号9番、
柿野義直議員。
◆議員(柿野義直君) 皆さん、おはようございます。9番議員の柿野義直でございます。 今から、12月
議会一般質問を行います。 今、コロナのウイルスの中で、
生活困窮者が増えております。こうした方々の生活を支援していくために、町はどんなことが求められているかを質問いたします。 初めに、コロナ禍の中で、失業や収入の減少などで生活困窮が増えておることに対して、町はどういう状態に置かれているかを把握しておられるでしょうか。まず、それをお尋ねいたします。 次に、
緊急小口資金、
総合支援資金など、状況はどういうふうになっておるでしょうか。さらに、町はどのような支援策を考えているかをお答えをいただきたい。 簡単な答弁をお願いして、簡潔な答弁をお願いして、壇上からの質問といたします。
○議長(
田中勝馬君) 井上町長。
◎町長(井上幸春君) おはようございます。
柿野義直議員の質問に順次お答えをしていきますので、よろしくお願いをいたします。
新型コロナウイルス感染症の影響で生活が困窮している町民の状況につきましては、生活保護の相談や申請内容から見ますと、昨年の同時期に比べて、特に増加傾向は見受けられません。これは、
新型コロナウイルス感染症の影響はあるものの、
各種給付金や貸付金といった支援策が生活の一助になっているものと思われます。 また、
社会福祉協議会が窓口となって貸付けを行っている、休業や失業等により生活資金でお困りの方に対しての特別貸付けである
緊急小口資金及び
総合支援資金につきましても、8月以降の感染者数の減少によるため、10月及び11月の申請や相談件数は減少傾向になっています。 なお、申請や相談される方につきましては、当初は製造業等の勤務の方が多くいましたが、現在では
個人事業主の方が中心となっています。 今後は、第3波の影響により、貸付を希望される方が増加することも考えられますので、
社会福祉協議会と連携を図りながら対応してまいりたいと考えています。 次に、
緊急小口資金及び
総合支援資金の貸付状況につきましては、11月末時点で、
緊急小口資金の貸付けが100件、1,490万円、
総合支援資金の貸付けは88件、4,645万円となっています。 次に、
新型コロナウイルス感染症拡大により、今もなお生活に困窮している町民に対しての支援策についてお答えいたします。 まず、
生活支援策につきましては、現在、
社会福祉協議会が窓口となって貸付けを行っている
緊急小口資金及び
総合支援資金を今後も引き続き活用してまいります。 次に、
経済支援策についてお答えします。 令和2年8月1日を基準とし、町民1人当たり1万円分の元気な
未来づくり商品券を配布しました。この商品券は、額面の10%が換金の際に事業者に交付されるというハイブリッド型の仕組みとしております。商品券の使用期限は2月末ですが、この事業を進めることで、町民の皆様へは生活支援、事業者の皆様へは消費喚起、消費誘導による事業継続の支援が実現するものと考えます。 また、今議会に上程しております
一般会計補正予算(第7号)に、
スーパープレミアム付商品券事業の関連予算を計上しております。これは、販売総額2億円、
プレミアム率50%、額面総額3億円の事業となっております。当町にとって過去最大の発行額であり、
プレミアム率50%は県内でも過去最高の率とのことです。 事業実施に当たっては、商工会と十分に打合せを重ね、なるべく多くの町民に行き渡るように事業を推進してまいりたいと考えております。 なお、
子育て世帯への支援策として、令和2年6月に
児童手当受給者2,101人に1万円、令和2年8月から児童1人に対し2万円の支援を2,006人に対し実施しましたので、併せて御報告を申し上げます。
○議長(
田中勝馬君)
柿野義直議員。
◆議員(柿野義直君) 2回目の質問を行います。 2008年から起こりましたリーマン・ショックのときから、そのときは
年越し派遣村というのが取り組まれて、そういうふうな印象がありました。派遣切りというのが目についたんですけれども、今回のコロナ禍ではこうした非正規の方々へだけではなくて、正職員、あるいは飲食業などの従業者、フリーランスの芸術家やインストラクターなどの様々な分野・職種で、
生活困窮者が広がっているというふうに言われておりますし、それを見せております。 我が町を取り巻く環境といいますか、我が町はどういう環境に、産業構造上、どういう位置づけでおるかをお聞きしたいと思うんですが、どなたかお答え願えますか。
○議長(
田中勝馬君)
田中保険福祉課長。
◎
保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、解雇や雇い止め、休業が相次ぎまして、日々の生活費の困窮や生活保護の申請が全国的に増加している状況は認識をしております。 本町の状況でございますけれども、今年3月から10月までの
生活保護決定件数を昨年の同期間と比較しますと、国からの一律10万円の給付や生活資金の貸付けなどの制度の御利用もありまして、約35%ほど減少している状況でございます。 ただ、
生活保護申請理由が
新型コロナウイルスの影響による収入減という方が4件と、数字的には少ないですけれども、多少なりともその影響があるものと認識をしております。 また、
行橋公共職業安定所による
職業紹介等主要指標を見てみますと、データが公表されております直近8月から10月までの3か月分では、
一般雇用保険の
資格喪失者数、いわゆる失業者が含まれている数値でございますけれども、京築地域全体ではありますけれども、前年同期で平均をいたしまして、約15%ほど減少をしている状況でございます。この指標では、失業者は多くないという状況となっております。 一方、生活圏であります
北九州地域全体ではありますけれども、企業等による
新規求人数でございますが、直近3か月では前年対比20%前後減少しております。そのため、
有効求職者数に対する
有効求人数の割合である
有効求人倍率でございますが、0.93と、前年同期が1.4倍ぐらいでしたので、比べますとかなり悪化している状況と捉えております。このことから、失業数は多くないけれども、新規就職や再就職が困難な状況がうかがえます。 本町では、
給与所得者が一番多く、次いで高齢化率が約40%ということで、
年金所得者が多くなっております。
新型コロナウイルスの影響を直接受ける営業など
事業所得者は、比較的少ない状況となっています。 しかしながら、社会保険から
国民健康保険加入者へ加入された方の中で、非
自発的失業、いわゆる解雇や雇い止めによる方が本年4月から11月が24件、前年同期が13件でしたので、ここでも数字的には小さいですが、
新型コロナウイルスの影響が出ているものと分析をしています。 しかしながら、先ほども町長の答弁からもありましたように、生活の資金に関しましては、11月末現在で
緊急小口資金が100件、特別貸付けの
総合支援資金が88件ということとなっております。こういう状況が中長期的に長引けば、
自動車産業をはじめ製造業に従事される方を含め、
給与所得者の所得減少など、生活を脅かす状況が生じたり、生活資金の貸付けなどの恩恵が切れるような時期になれば、
生活保護申請件数が増加してくるものと捉えております。 今後とも、
新型コロナウイルス感染症の住民生活への影響を注視してまいりたいというふうに考えています。 以上でございます。
○議長(
田中勝馬君)
柿野義直議員。
◆議員(柿野義直君) 私たちの町を取り巻く環境としては、苅田にあります
自動車関連の企業を中心に、輸送機器の従業者が多くを占めております。したがって、全県的に見ても、
自動車産業の多い比率を占める地域においては貸付金の率が高うございます。 宮若市というのがありますけども、
トヨタ関係、それからその次は苅田です。みやこ町も、
プラスチック製造業と輸送機の関連が従業者に占める割合が多うございます。そういうことから、苅田が小口の貸付金が多うございまして、みやこ町もその影響下にあるのではないかなというふうに思っておりました。 苅田では、10月末時点では1,000件近くの貸付金と
総合生活支援の貸付金の総計が984件という大きな数字になっております。みやこ町は11月で188件ですから、人口の比率からすれば結構な数にはなるんじゃないかなと思っております。 したがって、自動車の製造業の関係のある地域においては、こうした
生活困窮者が増えているという状況を如実に反映している資料が県のほうからも出ております。 私は、その中で、特にどういう人たちが生活困窮に陥っているのかということを全国的なレベルからもこの町に照らし合わせて、指摘していきたいと思っています。 1つは、女性に対する貧困が進んでいると、そのために自殺をされる方、これが増えているという、そういう報道があります。その点についてはどういうふうな把握をされておりますか。
○議長(
田中勝馬君)
田中保険福祉課長。
◎
保険福祉課長(田中靖一君)
新型コロナウイルス感染症の拡大の影響によりまして雇用情勢が悪化しておりまして、
自殺リスクが高まっていることから、
厚生労働省のほうから、生きづらさを感じている労働者、求職者の方への支援についてということで、11月27日付で発出をされております。 その後、12月4日に福岡県から通知を受けて、自殺予防の相談体制を強化するために、フリーダイヤルの
福岡自殺予防ホットラインを開設するとともに、
新型コロナウイルス感染症の影響による
特別労働相談窓口の設置などを実施する旨の連絡が来ております。 本町でも、早速こうした機関と連携を図り、自殺念慮を有する労働者や求職者を念頭に
各種支援策の周知を行うとともに、従来からの各施策について、国、県の関係機関と連携をし、適切な支援の実施に努めているところでございます。 なお、この際、住民の皆様方の尊いお命をつなぐために、ちゅうちょせず、生活保護の申請についても御遠慮なく御相談いただければと思っております。 以上です。
○議長(
田中勝馬君)
柿野義直議員。
◆議員(柿野義直君) 女性へのダメージが極めて大きいということが、総務省の
統計労働力調査でも出ておるようです。非正規雇用の減少が、昨年9月比に比べて74万人の減少であります。特に、その中で
女性パートが26万人も減少しているという状況があります。零細業者への救済・助成制度の申請知識がなかなか行き届かないということで、女性のこういう就労者に対する生活困窮が進んでいるのではないかというふうに言われております。 昨今の女性の自殺率を見ると、急激に増えているという状況があります。我が町も例外ではないわけですから、そういう事態が起きなければいいなというふうには思っておりますけれども、ぜひ関心を示していただきたいというふうに思っております。 特に、
ひとり親家庭においては、生活困窮が進んでいるように私は感じるわけです。特に、子供の貧困が高くなっているというふうな統計資料が出ております。2014年に子どもの
貧困対策推進法というのが施行されて、昨年ですか、これが市町村の対策強化が盛り込まれて改正が行われました。これについて、どういうふうな御認識を持っておられますか。
○議長(
田中勝馬君) 子育て・
健康支援課長。亀田課長。
◎子育て・
健康支援課長(亀田国宏君) 子供の貧困に対する御質問でございます。 今現在のところ、子供の貧困関係につきましては、相談を今後強化していくということで考えているところでございます。 それはどういうことかといいますと、この前の
全員協議会のほうでも御報告しましたとおり、
子育てサポートステーションですか、1月から実施しますが、その中でひとり親の家庭だけではございません。子供の悩み事も含めて、そこで御相談もまず聞かせていただいて、各関係機関のほうに順次つなげていけたらというふうに、今現在は考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(
田中勝馬君)
柿野義直議員。
◆議員(柿野義直君)
ひとり親世帯の数は把握されておりますか。
○議長(
田中勝馬君)
亀田子育て・
健康支援課長。
◎子育て・
健康支援課長(亀田国宏君) 人数でございますが、ひとり親関係でございますので、
児童扶養手当受給者でございますが、ちょっとすいません、
児童扶養手当受給者件数については今現在資料を持ってはおりませんが、それについて把握しているところでございます。 以上でございます。
○議長(
田中勝馬君)
柿野義直議員。
◆議員(柿野義直君) ぜひ、関心を持っていただきたいと思います。ひとり親、特に女性の
ひとり親世帯においては、貧困化が進んでいるというふうに言われております。子供の貧困化もそれに伴って進んでいるわけですけれども、そうしますと、収入がなくなって住宅費が払えないということで、そういう困窮世帯も出ているようにも思います。
住宅確保給付金という制度がございますが、これを御存じですか。
○議長(
田中勝馬君)
田中保険福祉課長。
◎
保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。
住宅確保給付金につきましては、みやこ町、苅田町の管轄では、行橋市のほうにあります
自立相談支援事務所で受け付けております。本来、無職の方が対象でございましたけども、コロナに対するために緩和されて、給与が下がった方、それから収入が下がった方、そういった方、それから自営業者にも該当するということで、みやこ町では独り世帯の場合は3万2,000円、2人世帯の場合は3万8,000円、4人世帯の場合は4万1,100円というような金額を限度に、
住居確保給付金を給付しているところでございます。 以上です。
○議長(
田中勝馬君)
柿野義直議員。
◆議員(柿野義直君) それは、みやこ町ではどういうふうに推移しておりますか。
○議長(
田中勝馬君)
田中保険福祉課長。
◎
保険福祉課長(田中靖一君) 行橋市のほうで、
自立相談支援事務所のほうで事務は実施をしておりますけれども、本町の住民の方については今のところ該当ないということで聞いております。 以上です。
○議長(
田中勝馬君)
柿野義直議員。
◆議員(柿野義直君)
生活保護者の世帯は何世帯ですか。
○議長(
田中勝馬君)
田中保険福祉課長。
◎
保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えいたします。 令和2年3月現在、2年度末現在の数値でございますけども、本町の
生活保護世帯については309世帯でございます。 以上です。
○議長(
田中勝馬君)
柿野義直議員。
◆議員(柿野義直君) 先月末、11月末時点ではどういうふうな推移になっていますか。
○議長(
田中勝馬君)
田中保険福祉課長。
◎
保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。
新型コロナウイルス感染症が流行初期から、大体3月ぐらいから先月末、11月末までの統計によりますと、309世帯から14世帯ほど増えているというような状況でございます。 以上です。
○議長(
田中勝馬君)
柿野義直議員。
◆議員(柿野義直君) 私は、生活を支援していく上では、本当に生活保護を私はこの際受けなければならないという人が多いんじゃないかというふうに思っております。 答弁の中には、
コロナ対策の助成等々を利用して、生活の保護についてはそんなに増えていないというふうに言っておられますが、本当だろうかと、14件増えているわけですよね。私は、もっと生活保護についてはそこにつなぐような働きかけを、働きかけと言ってもどうかと思いますけども、生活保護へつなぐ方向で取り組むべきじゃないかなというふうに思っています。 というのは、あと1年、あるいは2年ぐらい、コロナ禍は進んでいくのではないかというふうに言われております。来年のオリンピックがどうかというのは、論外ではないかというふうな話もあります。できるかどうか、私は判断はできませんけれども、そういう状況の中で、ますます制度が切れます。小口等の貸付金が来年の3月まで延びましたけれども、その後はどうするか、はっきりしておりません。ますます生活困窮が増えるのではないかというふうに思っています。 この際、生活保護を受けるべくして受けるように、つないでいく必要があるのではないかと。そのためには、
生活保護バッシングとか、生活保護を本人が嫌うという、そういう偏見がございます。町は、そうした偏見を払拭するような、生活保護に対する制度の広報や周知、これをしっかりやっていくべきだと思いますが、どのようにお考えですか。
○議長(
田中勝馬君)
田中保険福祉課長。
◎
保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 生活保護についてでございますけども、
新型コロナウイルス感染症拡大に際しまして、
厚生労働省のほうからでも事務連絡が出ております。保護の申請相談に当たっては、保護の要否判定に直接必要な情報のみを聴取することとしまして、その他の必要な情報につきましては、後日、電話等により聴取するなど、面接時間が長時間にならないようにすることとされています。 また、保護の要否判定等に当たっては、やむを得ない場合は、
緊急事態措置期間中でございましたが、要保護者の年齢、性別、経歴、健康状態、家族の状況等から総合的に判断する稼働能力を活用しているか否かについての判断を留保することができるとされたほかに、一時的な収入の減少により保護が必要となる方につきましては、
緊急事態措置期間経過後に収入が増加すると考えられる場合は、一定の期間、
通勤用自動車の処分指導を行わないものとして差し支えないというような取扱いをされたところでございます。
緊急事態宣言の経過後につきましても、同様に
厚生労働省から事務連絡が出されておりまして、引き続き同様の取扱いをしていいというようなこととなっております。 また、
新型コロナウイルス影響の従前より、持家等についても通常処分の上、最低生活の維持のために活用されることとなっておりますけども、売却するよりも居住のために使用したほうが価値が高いのであれば保有が認められるケース、それから自動車の保有についても先ほど申し上げましたけれども、鉄道やバスなど公共機関がないような場所、それから仕事探しや就労、子育てのために自動車が欠かせない場合もあること、そして自動車を手放した場合、再度取得することが難しいこともあり、限定的に保有やその活用を認めているケースもあるなど、柔軟な対応も行われておりまして、一度、生活全般について御相談をしていただきたいと思っております。 今後、ホームページや広報などで、周知を図ってまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(
田中勝馬君)
柿野義直議員。
◆議員(柿野義直君) まだ、家族に養ってもらえばいいとか、そういう受付の段階で不適切な水際作戦で受け付けないという、そういう状態が一部で見られるそうです。 私はこういうことが行われないように目配りをしなければいけないというふうに思っておりますが、それではこういうような様々な問題を抱えるコロナ禍の中での生活相談、こういう窓口を私は作っていただきたいと思いますが、どうでしょうか。
○議長(
田中勝馬君)
保険福祉課長。
◎
保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。
生活困窮者の方々の相談窓口については、今現在、県の
福祉事務所、それから
自立相談支援事務所、それから
社会福祉協議会とも連携を図って、みやこ町役場の
保険福祉課福祉係のほうを基軸といたしましてしているところでございます。 この場ではっきりとした御回答は申し上げられませんけれども、検討をしてまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(
田中勝馬君)
柿野義直議員。
◆議員(柿野義直君) ぜひ、様々な支援策が今あるというふうに思いますので、それが周知徹底するように、相談窓口をしっかり作っていただいて、そして町民にそれを周知徹底して、困窮化している家庭に対して、世帯に対して手を差し伸べていただきたいと思います。 以上で質問を終わります。
○議長(
田中勝馬君)
柿野義直議員の一般質問を終わります。………………………………………………………………………………
○議長(
田中勝馬君) ここで暫時休憩いたします。執行部の入れ替わりが済次第に再開いたします。午前10時32分休憩………………………………………………………………………………午前10時33分再開
○議長(
田中勝馬君) これより休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。通告順位2番、議席番号13番、
飯本秀夫議員から一般質問の通告がありましたが、本日欠席が提出されましたため、議場に現存していないために、会議規則第61条第4項の規定に基づき、議員の一般質問は通告の効力を失いました。 次に、これより休憩前に引き続き一般質問を続けます。通告順位3番、議席番号4番、中山茂樹議員。
◆議員(中山茂樹君) 皆さん、おはようございます。議席番号4番の中山茂樹でございます。 早速、一般質問に入ります。本日は、大きな質問として2つであります。
新型コロナウイルス対策についてと、もう一つは福祉行政についてであります。 11月になりましてからだんだんと寒くなり、
新型コロナウイルスの感染拡大が全国的に広まっている状況であります。前回の議会では約2億円の商品券を発行しましたが、今後は商品券の発行の予定はありますか。 次に、同じく地元の経済対策に関してでございますが、経済状況は、航空業界、旅行・ホテル業界、飲食業界等、コロナウイルスの影響で、いまだかつてないほどの厳しい不況になっております。 こういう状況の中ではあるけど、最近の経済状況の中でも、特に日経平均はどういうわけか毎月上がってきておりまして、今12月になりますと、2万6,500円台前後で推移しております。 一方で、株価は上がっているけど、どうも世の中の景気は思わしくないようで、来春卒業する大卒者、高卒者の就職の内定率もかなり悪く、60%という状況であります。 このような中、今後のみやこ町のますますの発展のために、コロナということで委縮することなく、発展のプロジェクトの計画があるかないかということです。例えばですけど、犀川駅裏の開発をするとか、犀川四季犀館の駐車場はお昼どきになるとお客さんが多くて車の止め場もないぐらいな、そういう状況になっております。駐車場の拡大をする計画とか、そういうことも今後のコロナが収束してからのことを考えて、町としても何か計画を伺いたいと思っております。 2つ目が介護支援策でございますが、家で在宅介護をしている家族に対し、何らかの支援金の支給方策がないかをお尋ねします。 以上、この場での質問を終わります。
○議長(
田中勝馬君) 井上町長。
◎町長(井上幸春君) 中山茂樹議員の質問にお答えいたします。 最初に、新たな商品券発行事業についてお答えいたします。 今議会に上程しております
一般会計補正予算(第7号)に、
スーパープレミアム付商品券事業の関連予算を計上しております。これは、販売総額2億円、
プレミアム率50%、額面総額3億円の事業となっております。当町にとって過去最大の発行額であり、
プレミアム率50%は県内でも過去最高の率とのことです。 応募多数の場合は抽せんとなりますが、なるべく多くの町民の皆様に行き渡るような方策を考え、消費の喚起・誘導及び地域経済の活性化に努めてまいりたいと考えております。 次に、犀川駅裏開発や四季犀館の駐車場拡幅等、新しいプロジェクトに関する質問にお答えいたします。 まず、犀川駅裏開発についてですが、犀川駅周辺は道路が比較的整備され、都市機能の集積も見られ、住宅環境としては本町においては恵まれている地域であると思われます。現段階ではこの地域に対する開発計画はない状況ではありますが、今後、みやこ町総合計画、みやこ町都市計画マスタープラン等、各種計画、指針に基づいたまちづくりを行っていく必要があるものと思われます。 また、本年度中にユータウン犀川の改修工事が終わりますので、これを契機にユータウンを重要な観光拠点の1つとして位置づけ、平成筑豊鉄道や駅前商店街や地域住民の皆様と力を合わせて、駅周辺の活性化を図っていきたいと思います。 また、今里
分譲地のような宅地造成は、人口の増加や地域の活性化に直結する施策と考えますので、条件が整う土地があれば、今後も宅地造成を検討したいと考えます。 次に、四季犀館の駐車場拡幅の件です。 四季犀館の駐車場が他の直売所と比較して狭小であることは認識しており、その拡幅も検討課題の1つと考えております。一方で、全国的に少子高齢化と人口減少が続く現在、直売所に今後どの程度の投資をするのが適正か、慎重に検討する必要があると考えているところです。 いずれにしましても、犀川地域に限らず、新しいプロジェクトによる町の活性化が必要という点は私も強く認識していますので、多くの方に御意見をいただきながら、今後、検討していきたいと考えております。 次に、福祉政策の介護支援策についての質問にお答えをいたします。 本町においては、在宅高齢者の介護に当たる家族の経済的負担の軽減を図り、在宅福祉の増進を図ることを目的とした2つの支給制度があります。 1つは、在宅で要介護高齢者を介護している家族に対し慰労金を支給する制度です。支給対象者は、過去1年間において介護保険サービスを利用していない町民税非課税世帯で、在宅介護をしている家族となっています。金額は、要介護3の方については年額6万円、要介護4または要介護5の方については年額10万円を支給することとしています。 もう一つは、同様に在宅介護をしている家族に対する支援として、紙おむつ等の介護用品購入費を支給する制度があります。支給対象者は、前年度町民税非課税世帯で、在宅介護をしている家族となっています。金額については、要介護3の方については月額5,000円、要介護4または要介護5の方については月額7,000円を限度に支給することとしております。
○議長(
田中勝馬君) 中山茂樹議員。
◆議員(中山茂樹君) 答弁ありがとうございました。 プレミアム商品券についてでございますが、今年の農家は収穫前にウンカの被害を大変被り、農家の所得は減っております。そういう状況下の中で、今回、1万円で1万5,000円の商品券の購入ができるというこの制度は大変いい制度ではあろうと思っております。 しかし、詳しい説明を聞いたところによりますと、抽せんするとか、いろんな方法があるようでございます。世帯には抽せん結果によっては当たらないとかいう可能性もあるようですので、そういうことがないように、できるだけ全世帯の方が応募した場合に抽せん漏れがないような方法を願いたいと思っておりますが、そこの点はどうでしょうか。
○議長(
田中勝馬君) 川本
観光まちづくり課長。
◎
観光まちづくり課長(川本英紀君) ただいまの質問にお答えいたします。 今回の商品券につきましては、全体の8割を通常券、紙で発行いたしまして、キャッシュレスにつきましては全体額面総額の2割をキャッシュレスで発行いたします。 通常券の発行に関しましては、抽せんについてはコンピュータープログラムを作りまして、なるべく多くの方に等しく渡るように、そのような仕組みにしたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
田中勝馬君) 中山茂樹議員。
◆議員(中山茂樹君) ありがとうございます。 次に、この1年間というのはほとんど皆さんコロナに集中して、町の今後の発展のための事業とか計画が滞っていたんやないかという考えがありましたから、今、駅裏開発とか、そういうことを気づいた範囲でしておりますが、コロナはいつまでも続くわけはないんですから、町の将来を見まして、当然、201号の拡幅絡みもいろいろありますけど、町がますますよくなり、住民が増加するような方法を真剣に当然考えているんでしょうけど、今後も考えていただきたいと思っております。 このまま次の福祉の関係でございますが、今聞きますと、支援策としては、現状は非課税世帯の方が対象のようにあります。できればこれは非課税云々という制限は外してでも、要は在宅介護をしている人に対しては何がしかの支援方策は考えられないかをお尋ねいたします。
○議長(
田中勝馬君)
田中保険福祉課長。
◎
保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 御指摘のとおり、家族介護慰労金支給制度につきましては、制度がございますけども、今まで支給実績がないのが現状でございました。支給対象者につきまして、従来、要介護4及び5の方が対象でございましたけれども、平成30年度から要介護3まで拡大をしてまいりました。 しかしながら、その後も御利用がないということですので、この制度につきまして、今、御指摘のありましたとおり、住民税課税非課税とか、そういった面についても今後検討をして、制度の見直しを一度検討してみたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(田中勝馬君) 中山茂樹議員。
◆議員(中山茂樹君) 自宅で介護する方にとっては、大変負担がかかっております。しかし、親といいますか、介護は自宅でしたいという方も大勢おりますから、こういう規定等にとらわれず、今後、一律というわけになかなかいかないんでしょうけど、できるだけ自宅介護者に対しては温かい支援策を取ることを期待いたしまして、私の質問はこれで終わります。
○議長(田中勝馬君) 中山茂樹議員の一般質問を終わります。………………………………………………………………………………
○議長(
田中勝馬君) ここで暫時休憩といたします。次は11時から再開いたしますので、よろしくお願いします。午前10時48分休憩………………………………………………………………………………午前10時58分再開
○議長(
田中勝馬君) これより休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。通告順位4番、議席番号11番、原田和美議員。
◆議員(原田和美君) 皆さん、こんにちは。11番、原田和美です。今回は3点質問いたします。 1点目は、観光協会の補助金について質問いたします。 平成24年より3年間かけて、観光協会設立準備会をつくって131万3,000円を使って、平成27年度に観光協会設立がされ、町の補助金1,050万円と観光施設管理費2,554万3,000円、合計3,643万円が歳出されています。平成28年度には国庫補助金地方創生加速化交付金が3,350万円と町の補助金1,050万円と指定管理費760万、管理委託料1,277万5,000円が歳出されています。平成24年からの5年間で約1億円が観光協会に歳出されていますが、決算書は議会に提出されていますかをお聞きいたします。 2点目は、政治倫理条例についてです。行政は政治倫理条例は必要ですかをお尋ねいたします。 3点目は、職員採用についてお尋ねいたします。退職者職員は何名ですか。新規職員採用は何名ですか。また、現在の職員数は何名ですか。嘱託職員、パート職員は何名ですかをお聞きいたします。 壇上からの質問を終わらせていただきます。回答は明確にお願いいたします。
○議長(
田中勝馬君) 井上町長。
◎町長(井上幸春君) 原田和美議員の質問にお答えをいたします。 最初に、観光協会の決算書の提出についてでございます。 平成28年度の国庫補助金地方創生加速化交付金3,350万円につきましては、事業完了後に観光まちづくり協会から町に実績報告書が提出され精査を行った後、町から県経由で国に実績報告書を提出しております。 また、平成28年度運営補助金1,050万円及び総合観光案内所指定管理料160万円につきましても、決算書及び事業報告書を町に提出いただいており、それは平成29年度以降も同様でございます。観光まちづくり協会に限らず、補助団体の決算書につきまして議会への提出は行っておりませんが、事業完了後、規則等に基づいて各々補助団体から町に決算書を提出いただき、支出内容が適正か否か、担当課において必要な審査を行っております。 次に、政治倫理条例についてです。行政にとって政治倫理条例は必要であるかという質問でございます。全国で初めて政治倫理条例が制定されたのは、昭和58年に大阪府の堺市で起きた収賄事件がきっかけだったと聞いております。その後、条例の制定は全国的な広がりを見せ、旧勝山町では昭和63年、旧豊津町では平成2年、旧犀川町では平成7年にそれぞれ政治倫理条例が制定された後、3町合併の際、旧3町の政治倫理条例の目的及び意義を引継ぎ、現在のみやこ町政治倫理条例が制定されたものと認識しております。 この政治倫理条例は、私を含めた町三役と議会議員が、自らその人格と倫理の向上に努め、町政に対する町民の信託に応えることを目的とした条例であると理解しています。 したがいまして、みやこ町政治倫理条例は、町議会及び行政にとって誠に意義深いものであると考えています。 次に、職員採用に関連した質問にお答えいたします。 令和2年度末の一般職員の退職者は6名です。また、令和3年度新規採用予定者は8名となっています。 次に、現在の職員数ですが、令和2年11月末時点の一般職は181名、フルタイム会計年度任用職員は42名、パートタイム会計年度任用職員は211名です。合併直後は277人いた一般職員ですが、平成21年度に策定したみやこ町職員定員適正化計画に基づき、行財政改革の推進とともに効率的な組織編成等に取り組み、平成28年度には目標値である185人まで段階的に削減を行い、現在もその数を上回ることなく職員数を維持しております。 一方、近年、少子高齢化の進展や人口減少社会といった課題が山積する中にあって、保健福祉、環境、定住等における新たな施策への取組のほか、毎年のように迫りくる自然災害や大きな社会環境の変化に対応し得る体制の構築等、求められる行政サービスは多種多様化しております。そのため、職員の業務量は増加傾向にあり、ワークライフバランスに配慮した働きやすい職場環境の充実が求められる中、時間外勤務の増加に伴う健康面への影響も懸念されます。 そこで、平成31年3月末に、目標数値を令和5年度に職員数を191名とするみやこ町職員定員適正化計画を新たに作成し、現在、この計画に沿って職員採用を行っているところです。一般職の職員の採用、会計年度任用職員の雇用、そのどちらもまずは財政的な視点に立つことが必要であり、今後も業務の効率化、機構の見直し等を行いながら、多様化する住民サービスに対応するために真に必要な職員を確保して参りたいと考えております。
○議長(
田中勝馬君) 原田和美議員。
◆議員(原田和美君) 決算書とかは、議会に提出しないちゅう発言でありますけど、国庫補助金が3,350万円入ってますよね。だから、私は何で提示しないのかといいよる。国からの予算書入った分についてはちゃんと予算書に載っちょるんやから、それを観光協会だけに全額したんやから、まくばっていろんな課にね、1,000万ずつとか500万でもまくばってきたんやったら、町長言うように出さんでもいいですよ。しかし、まとめて3,350万円をね、観光協会にやっちょるんやから、その内訳ちゅうもんをね、出してもらわんとね、議会は分からんのよ。そうでしょう。だから質問しちょるんよ、これ。そういうこと言いよったらね、ほんならね、議員ちゃ何ですか、ほんなら。はっきり言うて。予算決算、誰がするんですか。誰の承認がないといけないんですか。議会の承認が要るんでしょうが。それなら、そんな大変なこともあんた、言わんとね。ほんなら3,300万、国から下りてきて何に使うたかちゅう、町民から来たら分かりませんて、それじゃ、あんた、議員、何で失格やないですか、みんな。やっぱり町民から聞かれたときにね、やっぱり回答のできるようなことをね、行政もしていかな。まだいっぱい言いたいことはあるけどね、今日もう、町長さんあれやからあれしますけどね、やっぱりそういうところはね、やっぱりちゃんとしていかんとね、駄目と思うんですよ、私は。ただ相談するだけが行政やない。その審査するのは議員やから。使うていいですよ、あれに使うていいですよ、それに使うていいですよ。その使った結果はちゃんとせないけんのよ。そのために決算委員、決算するんやから。条例でも一緒、何でも一緒ですよ。行政が提出したからね、議会通る議案だったら、それじゃ駄目やと思うんです、私は。やっぱりみんな、議員の皆さんが納得してね、ああ、よかったなというふうにね、するのが私は行政と思うんですよ、町長。
○議長(
田中勝馬君) 井上町長。
◎町長(井上幸春君) 御指摘ありがとうございます。今までそういった慣例にのっとって行ってきたと思いますが、今後、もうその辺のことも我々執行部で検討しながら応えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
田中勝馬君) 原田和美議員。
◆議員(原田和美君) これ観光協会もね、つくって、5年か6年しかならんやけどね。補助金のやり方も大きいしね、いろんなあれの今も聞こうと思うてしちょったけれども、今回、聞きません、もう、町長ね。もう分かるやろう気持ち。こういう気持ちわかってください。観光協会についてはもう聞かん、聞きません。 政治倫理条例はね、町長が説明しちょったけどね、政治倫理条例についてはね、議員がつくったんやから、議員が守らんにゃいけんの。それを行政にこういうふうにみんなでつくりましたけ、このようにお願いしますと提案しちょんやから、そんなところはやっぱり、議員も守る、行政も守ってもらわんとね。何のためにこの政治倫理条例をつくるのにね、莫大な費用を使うてね、弁護士先生とかいろんな先生とか何回も会議みんなで開いて、ほてつくった条例やから、やから議員のじょうに守れ守れちゅうんやない、行政にも守ってほしい、町長。もうそのように今後はしていってください、もう。もうそれ以上、回答いいですけ。 それと3点目のね、職員数についてね、町長、みやこ町のあれでね、191人に定数を上限したち言いよりますけどね、私が言いたいのはね、合併協かなんかで185人ち決めたんやから、せめてそれを実行ね、ずっとしていって、それでも、ああ、やっぱり足らんやったち言うんやったらね、それは191にしてもいいですよ。そうでしょう。嘱託職員とかパート職員とかいう現在の職員数にしたら400人ぐらいの人、おるんでしょう。ほたら合併したときと一緒、そう変わらんごとになっちょるんでしょう。ただ、あのときは正職員やったけどね。パート職員とあと嘱託職員おる、おるからね、あれですけど。ほんでやっぱり合併協議会で3町が一生懸命になって、みんなで取り組んでね、合併したんやから、ほんなそれをすぐ取り崩すとかやないでね、なら何のために3町が一緒になって、合併するとき、けんかすることもあった。そりゃ、いろんな言い訳することもあって、みんな一応そこでキリつけて、みんなで手を握っていこうということで合併協が成立したけ、合併できたんやから。もうやめようかちゅう言いよったんやから。やから、それやっぱりね、基本をつくった元をね、私たちは台無しにしてもらいたくねえわけ。調子がようなったき、変えますとかね、そういうことやないでね。まだ合併して、あんた、10年ちょっとしかなりませんよね。やっと185人に職員を減らすちゅうことで、やっと目標に達成したんやから、10年かけて。ほたらもう、ほんなら職員191人にしますか。そういうことしてほしくねえわけよ。いや、私が何かね、本庁を勝山に持ってきたときもちょうど議員落選でおらんやったけ、町長さんに言うたことあるけどね、合併協が何やったかちゅうことなるやろう。そのときに、私は何で強く言うかというと、合併協を何で強く言うかとね、豊津の庁舎が古いき犀川が取ってください。犀川も蹴ったんですよ。できんちゅうて。勝山でもしてくださいと。勝山も蹴ったんですよ。ほんなどうしますかと言うたら、最終的には豊津がしてくれちゅうことで豊津は引き受けたんやから。そげんところ、豊津はアスベストがあったけ、ちょっと暫定的に勝山の庁舎を借りて、一時的にしましょうかちゅうことで勝山の庁舎にしたんやから。それがね、途中でね、豊津がのうなって勝山が出てきたとかね、納得いかんのよ、それ。そのとき、自分が合併協の中に入っちょったんやから。その当時、本当嘘やないですよ、勝山の議員と犀川の議員けんかしたんですよ、やめるちゅうて。そういういきさつがあって、お互いの議員を私たちが、豊津の議員が止めてやっと合併できたんやから。それはそうね、合併協の中でやったことをね、そうみじんにくるくる変えたちゃ困るわけよ、はっきり言って。ほんな今度あれか、勝山の庁舎が古くなって建て替えするときに、ほんなら防衛庁予算出ますか、ようき。数が出ないでしょうが。そうでしょう。だから、そういうのをね、把握あれしてせんとね、この庁舎もそう、20年も30年もおられないと思いますよ。人口減になるき、なるきね、職も少なくなって議員も少なくなるかも分かりませんけどね、そこやないと思うんよ。やっぱり基本つくった、何でも基本をつくったら、その基本ちゅうもんをね、忘れてもろうちゃ困るんですよ、はっきり言って。それを自分が言いたいんですよ。 まだいろいろ質問あったけどね、今日はもうあれやからもう私はこれで辞めますけどね、やっぱりね、やはり決められたことは守ってもらわな。議員が守るんやない、行政のほうが守ってもらわんとね。議員は、行政から提案された分について審議、承認するだけであって、議員から提案するんやないんやから、そこんとこやはりようと考えてもらいたいと、もらってね、この井上町政をね、やっていってもらいたいと私は思いますので、ひとつよろしくお願いしますよ。 議長、もうこれで私質問を終わらせてもらいます。
○議長(
田中勝馬君) はい。
◆議員(原田和美君) どうもありがとうございます。
○議長(
田中勝馬君) 原田和美議員の一般質問を終わります。………………………………………………………………………………
○議長(
田中勝馬君) ここで暫時休憩します。執行部の入替え次第に再開します。午前11時16分休憩………………………………………………………………………………午前11時17分再開
○議長(
田中勝馬君) これより休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。通告順位5番、議席番号3番、柿野正喜議員。
◆議員(柿野正喜君) 3番議員、柿野正喜でございます。令和2年度12月定例会での一般質問をいたします。大きく2項目について伺っていきます。 1点目みやこ町国民健康保険の運営についてです。 2022年10月から後期高齢者の医療負担割が年収200万以上の人は、現在の1割から2割になる模様でありますが、健康保険は私たちが生きていく上で欠かせない制度で、とても大事であります。このありがたい制度でありますが、そのうち、一部みやこ町国民健康保険での高額療養費の支給申請についてであります。 取り扱いについては、全国的に簡素化が進んでいる状況にあります。みやこ町においても高い高齢化率、元年10月1日現在では39.4%、県内5位にランクしています。また、高齢者世帯の増加等を考慮すれば多少のリスクがあったとしても簡素化に努めるべきと考えますが、町はどのように考えているかお伺いをいたします。 2点目、財産管理について、旧勝山総合運動公園の対処方針についてであります。 昭和62年3月に建設された勝山地区で唯一の運動場を備えた当公園は、本年3月で廃止となりました。みやこ町公共施設再配置計画では企業誘致または宅地販売となっていますが、決定したのか対処方針をお伺いいたします。簡潔な答弁のほど、よろしくお願いいたします。
○議長(
田中勝馬君) 井上町長。
◎町長(井上幸春君) 柿野正喜議員の質問にお答えをいたします。 最初に、国民健康保険運営についての中の高額療養費の支給についてでございます。 高額療養費の制度は、被保険者が医療機関へ支払った一部負担金のうち、自己負担限度額を超えた分について払い戻されるものであり、償還払いを原則として支給しています。そのため、町は支払いの有無を確認する必要があることから、申請の際に、領収書の添付を求めています。また、領収書を紛失された場合は再発行していただくか、医療機関が発行する支払い証明書で確認しています。 高額療養費関係の事務について、勧奨の基準の金額、勧奨頻度、一部負担金等の支払いの確認は、県内で統一するものとされており、支払いの確認については、保険者が支払いを確認できると考えられる方法としています。本町では、支払いの確認方法として、原則、領収書もしくは支払い証明の提示を求めています。 事務の簡素化については、従前より福岡県に対し市町村から要望しており、その動向を注視し、検討してまいりたいと考えています。 次に、財産管理についての中の旧勝山総合運動公園の対処についてお答えをいたします。 現在、旧勝山総合運動公園については、平成30年6月に策定された公共施設再配置計画において、令和2年度より企業誘致または宅地販売を行う計画になっております。旧勝山総合運動公園は本年3月をもって廃止しましたが、現段階において、企業誘致または宅地販売の方向性については具体的に決定していないのが現状で、境界確認、里道の用途廃止、遊具の撤去など実施している状況です。今後の予定といたしましては、確定測量を実施した後、企業誘致などを含め、有効活用に向けた公募等事務手続の検討を行う予定としておりますが、いずれにいたしましても、地域の御意見をお聞きしながら進めてまいりたいと考えております。
○議長(
田中勝馬君) 柿野正喜議員。
◆議員(柿野正喜君) ありがとうございました。
国民健康保険加入者ですが、75歳になると後期医療保険のほうに移行します。それで、現在のみやこ町の町民の方で国民健康保険に何名の方が加入されているんですか、お伺いします。
○議長(
田中勝馬君)
田中保険福祉課長。
◎
保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 現在、本町では国民健康保険のほうに約4,800人ぐらい加入をしているところでございます。 以上です。
○議長(
田中勝馬君) 柿野正喜議員。
◆議員(柿野正喜君) それで、今回質問をしておりますその趣旨にのっとって回答いただきましたことについて質問をします。 まず、償還払いが原則ということで、支払いの有無を確認するということで領収書の添付を求めているということになっております回答ですが、それでは、例えば、75歳以上、それは後期高齢者になるんですが、その方たちのこういう高額療養費が、支給が発生した場合、領収書等の確認はされていないんですかね。
○議長(
田中勝馬君)
田中保険福祉課長。
◎
保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 75歳を超えますと、後期高齢者広域連合がしております、そちらのほうの保険に加入をすることとなっております。この方々は高額療養費に該当いたしますと通知が参って、役場の窓口で申請を一度していただくということとなっています。その際は申請書に記入をしていただくということで、領収書等の添付についてはなくてよいということとなっています。 以上です。
○議長(
田中勝馬君) 柿野正喜議員。
◆議員(柿野正喜君) そこで、そこなんです。なぜ75歳以上になったら領収書が要らないかですよね。そして74歳以下の方は領収書が必要と。その格差ちゅうのはどういった形でつけられておるんですかね。
○議長(
田中勝馬君)
田中保険福祉課長。
◎
保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 国民健康保険におけます高額療養費の制度でございますけれども、こちらにつきましては、被保険者が医療機関へ支払った一部負担金のうちに、自己負担限度額を超えた分について払い戻されるものでございまして、つまり一部負担金等を支払っていない場合は支給できないということとなっております。そのため、償還払いを原則として支給をしております。高額療養費支給申請の際に領収書の添付を求め、一部負担金の支払いの有無を確認するということで領収書を頂いております。これは、国民健康保険を県と共同で運営しております本町の保険者としての責任に基づくものでございまして、現状では高額療養費の支給申請につきましては、国民健康保険法施行規則第27条の17に規定をされます必要事項を記載した申請書、高額療養費支給申請書に添付書類と併せて提出をしていただくというように取り決めがあっておるためでございます。 以上です。
○議長(
田中勝馬君) 柿野正喜議員。
◆議員(柿野正喜君) それから、今ありました添付が必要ということで、それで平成28年に、
厚生労働省のほうから都道府県宛てに通知があってございますよね。それで平成29年に法の改正があっております。 その改正理由としては、全国の市町村から、75歳以上でなくて74歳以下の人にもそういった領収書を省略するような簡素化をしていいよという法の改正をやってくれということで全国の市町村から要望があって、それに基づいて閣議決定されて今の簡素化に向けて今全国で進んでいると思うんですが、それで、その通知に基づく簡素化にはどのように対応して、みやこ町の国民健康保険の中に反映されているかです。よろしくお願いします。
○議長(
田中勝馬君)
田中保険福祉課長。
◎
保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 今議員のほうから御指摘のあったものにつきましては、国から市町村が行う国民健康保険の70歳から74歳までの被保険者の高額療養費の支給申請の手続の簡素化についてというようなことで、高額療養費に係ります療養の対象者が高齢であること及び高額療養費の支給対象となった場合における高齢者の毎回申請、受給に係る負担を軽減する観点から、各市町村の判断によりまして別段の定めをすることにより手続を簡素化することを可能とするという通知のことでございます。 これは、リスク、デメリットもございます。例えば、レセプト情報のみで支給額を決定することとなるため、一部負担金等を支払っていない場合にも高額療養費を支給してしまう可能性があるというそういった危険性もあっておりまして、福岡県内には今60市町村がございますけれども、1つか2つの自治体がこれを採用しているということで聞いておりまして、本町では、今のところ、こういった制度については実施はしていないところでございます。 以上です。
○議長(
田中勝馬君) 柿野正喜議員。
◆議員(柿野正喜君) それでは、今言われた一部負担金を支払っていない場合も高額療養費を支給してしまう可能性があるということでございますよね。それで可能性ということで、現実的にはどうなんでしょうか、状況は。こういったことが起きておるんでしょうか。
○議長(
田中勝馬君)
田中保険福祉課長。
◎
保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 今、現実的な事務の手続でございますけれども、こちらのほうから高額療養費の通知を行いまして、窓口のほうに住民の方が申請に来ていただいております。この際に、ほとんどの方については領収書を添付していただいておりますので、そちらのほうで確認ができております。従前に、今までに、例えば、この2年、3年の間に、みやこ町町内の医院の廃業とか閉院とかいうのがございまして、領収書を再発行するというようなことができない状況がございました。その際については、申請者の方の御了承を得ましてレセプト等で確認をするということと、そういった方法を取らせていただいておりまして、高額療養費については支給をしているという状況でございます。 以上です。
○議長(
田中勝馬君) 柿野正喜議員。
◆議員(柿野正喜君) 国民健康保険では、そうやってレセプトと照合するんですかね、領収書と。それで、例えば、皆さんが今、保険に入っている福岡県市町村職員共済組合、すなわち、職員の方が高額療養の対象になったとします。そしたら、職員の方はどんな手続をされるんでしょうか。
○議長(
田中勝馬君) 山見総務課長。
◎総務課長(山見紀幸君) ただいまの御質問にお答えします。 高額療養費、職員だったらどうなるのかということでございますけれども、基本的には、共済組合からまず限度額適用認定証の交付を事前に受けて医療機関に出せば、自己負担限度額までとすることができます。 ただ、じゃあ、出していなかったらどうなるのかということでございますけれども、職員の場合におきましては、使用していない場合は、後日、高額療養費が支給されることになります。自動的に支給されるということになっております。 以上でございます。
○議長(
田中勝馬君) 柿野正喜議員。
◆議員(柿野正喜君) それでは、皆さんが入っている共済組合では、領収書とレセプトの照合はやっていないということでしょうか。
○議長(
田中勝馬君) 山見総務課長。
◎総務課長(山見紀幸君) これにつきましては、職員の高額療養費につきましては、福岡県市町村職員共済組合の給付金等の支給規則に基づきまして、レセプトをもって請求書とみなし、組合の口座へ送金するということになっているところでございます。 以上でございます。
○議長(
田中勝馬君) 柿野正喜議員。
◆議員(柿野正喜君) それでは、国民健康保険の加入者と市町村職員組合の加入者との格差があるということですよね。国民健康保険のほうはそういう手続を該当者がしなくてはいけない、高齢者であってもね、役場に来て、毎月毎月しないといけないということですよね。それに比べて、職員組合は、皆さんは何も手続せんでいい、そして自分の口座にお金が入ってくると、そういうシステムということですよね。 それでは、国民健康保険の運営者はみやこ町ですよね。それをなぜ、そういう同じようにね、やっていかないかということです。片やレセプトと領収書を宣言している、片やしなくていい。しなくていいんだったら、それは間違いが、さっき言われたように、高額療養費の支給をしてしまう、払っていないのにね、支給してしまう可能性があるということで今このまま、国からの通知があっても、それが問題だということでやっていないわけですよ、みやこ町は。みやこ町がですよ。やっているところもあるんですけど、やっていないということになる。そしたら、つじつまが合わない。そしたら、みんなどうなんですかね。そんなことしちょったら、組合員の方は何も言わなくていいんですかね、「照合しなさいよ」と。誤ってあんたたち、我々のね、組合費を払っているんじゃないか、そういうことにならないですかね、そういうことに。私はそういう感じしますよね。片や、国民健康保険、そういう可能性があるからチェックすると。片や、せんでそのままやっていると。じゃあ、間違って払った場合、誰が責任取るかというふうになりますよね。そこら辺どうなんですかね。それは、共済組合のほうがそれはそれでいいからみんないいんですか。それのほうがいいんですよ。だから国民健康保険もそれのほうがいいんですよ。だからそれを改善せんにゃいけんのじゃないですかね、そういうふうに。自動払いできるように。お年寄りが毎月毎月役場窓口に来るよりも、1回手続したらそれによってやれるわけでしょう、自動払いというのは。それならお年寄りを大切にする観点からいってもいいんじゃないですかね。
コロナ対策からしてもいいと思いますよ、それは。どうなんですか、その辺は。デメリットがあると言われていますけど。
○議長(
田中勝馬君)
田中保険福祉課長。
◎
保険福祉課長(田中靖一君) 御質問にお答えをいたします。 御指摘のとおり、私たちが加入をいたします福岡県市町村職員共済組合でございますけれども、高額療養費の支給申請を行わずに該当すれば自動で振込みをされているということで、このことは共済組合法では、申請に基づいて給付をすることとなっていますが、共済組合の内規でレセプトが来た場合に、申請があったとみなすという別段の定めを行いまして処理をしているためでございます。 また、日本最大の保険者でございます協会けんぽにつきましても、健康保険法施行規則109条による申請書により申請をするということとなっておりまして、領収書の添付については省略をされているところでございます。 このように、それぞれの御加入される保険組合の法令やその規則によって運用がされておりまして、国民健康保険の加入者については国民健康保険法や運営方針に従って事務を行っているものでございます。御理解のほど、お願いしたいと思います。ただ、私も高額療養費の手続をせずとも自動的に振込をされていた恩恵を受けたことがございます。 一方では、今現在、こうして国民健康保険の業務を行う中で住民の方に対しまして、高額療養費の申請に対して負担を強いている現状というものがありまして、御批判を受けるとともに矛盾を感じているところでもあります。国民健康保険法であるとか、国民健康保険運営方針であるとか、そういった法令、定めの範囲内にはなりますけれども、できる限りの事務の簡素化には努めてまいりたいというふうに考えています。 以上です。
○議長(
田中勝馬君) 柿野正喜議員。
◆議員(柿野正喜君) 冒頭の回答で、福岡県に対して市町村から要望をしておると言う回答がありましたよね。この要望内容をお聞かせ願えますか。
○議長(
田中勝馬君)
田中保険福祉課長。
◎
保険福祉課長(田中靖一君) 福岡県のほうに、各市町村、これ国民健康保険連合の会議がございまして、その中で近隣市町の中から、高額療養費の窓口での申請に際して、領収書等の添付について省略ができるようにお願いをしたいというような県に対しての要望をしているところでございます。 以上です。
○議長(
田中勝馬君) 柿野正喜議員。
◆議員(柿野正喜君) ぜひ、そのように努めていただきたいと思います。 それから高額療養費の支給対象者、そういった事象が出たときにその対象者に、「これだけあなたは支給申請ができますよ。だからしてください」ちゅうお知らせを、通知をしていると思います、役場から。その際に、何ですかね5,000円以上の方にその通知をすると。それで、なぜ5,000円以上の方に通知をして、5,000円未満の方にはそのお知らせをしないんですかね、それは。どういう意味でそういうことをされているのかお伺いします。
○議長(
田中勝馬君)
田中保険福祉課長。
◎
保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 言われるように、勧奨の基準となる金額について、5,000円を最低基準とするというようなことで通知をさせていただいております。これは、福岡県内で事務を統一化するということで、福岡県国民健康保険運営方針の中で定められている一つでございます。勧奨等の基準となる金額については、被保険者のサービスの向上、領収書再発行の費用、窓口申請に伴う交通費等を勘案し、5,000円を最低基準とするということと統一的に定められているものの一つでございます。 以上です。
○議長(
田中勝馬君) 柿野正喜議員。
◆議員(柿野正喜君) それはおかしいと思いますね。4,000円の方はお知らせして、5,000円の方にはお知らせすると、それ、例えば、そのお知らせが来なかったら、その方は申請をしないんじゃないですかね。恐らく、推測では、そんな方がたくさんおるんじゃないかなと思います。5,000円未満の方で申請をしない方が。それどうされるんですかね、それ。2年で時効になりますよね、たしか、それ。そういうきめ細かなサービスはする必要があるんじゃないですかね、福祉行政として。それは早急に、みやこ町だけでは変えられないんですか、それ。みやこ町だけで5,000円、それはできるんでしょう、それは。町長、そんなことやっていいんですかね。4,000円の方は請求しないんですよ、多分。もうこれまでずっとやってきたら相当数あると思いますよ、私は。それは早急に変えるべきじゃないですかね、それは。4,000円の方にも3,000円の方にもお知らせをするべきですよ。あんた該当していますよ、だから申請してくださいと。5,000円以上の方にはちゃんとやってね、それはどうなん。町長、どうですか、それは。
○議長(
田中勝馬君) 井上町長。
◎町長(井上幸春君) 御指摘ありがとうございます。今すぐに即答はできませんけれども、担当課といろいろ相談しながら、今後、どうしたらいいのか検討してまいりたいと思っております。
○議長(
田中勝馬君) 柿野正喜議員。
◆議員(柿野正喜君) 早急に改善をしてください。みやこ町が運営主体でございます。そして町民の方、1万9,000人のうち4,800人が加入しているんです。そして75歳になったら後期高齢者医療に移行するわけですが、74歳までの方に国民健康保険に入るのは、短いか長いかだけで、大方の町民の方は皆さん入るんです。いつかは入るんです。今社会保険に入っておる方も、いずれ国保のほうに入るんです。だから、その国保を一番大事なところだと思います。町民の、これは保険なんです。ここをやはり充実させる必要が、私、あると思うんです。みやこ町の国民健康保険がいいよと言われるようなことにするべきだと思います。それは、みやこ町の努力でできるんです、それは。よろしくお願いします。 それから、この中で1つだけお伺いします。 国民健康保険法では、国民健康保険税を1年6月滞納した場合、差止めをするという、うたわれておりますが、現状、今あるんですかね、そういうこと、ケースが。 給付金のですね。これも、高額療養費も対象に入っていますけど、給付金の差止め。
○議長(
田中勝馬君)
田中保険福祉課長。
◎
保険福祉課長(田中靖一君) 御質問にお答えをいたします。 今のところ、そういった給付金の差止め、高額療養費についてはございません。 以上です。
○議長(
田中勝馬君) 柿野正喜議員。
◆議員(柿野正喜君) ここでもう、ここの件については終わりたいと思います。 最後に、運動公園の今後の対処方針ですが、今まだ企業誘致、宅地販売という再配置計画となっておりますが、まだそうするよとは、企業誘致するか、宅地販売するか、それはまだ決定していないと、今後のことと言われるということですね。 それ一番大事なことは、総合運動公園を廃止したことにより、地域の住環境、それが悪化しないこと。そして、地域を疲弊させてはならない、これは、私は必須の条件だと考えておりますので、その対応はよろしいですか、いいですか。
○議長(
田中勝馬君) 井上町長。
◎町長(井上幸春君) 先般の一般質問の中でも副町長もお答えいたしましたが、そういう意見も考慮しながらやっていきたいと思いますし、今回、まず境界とかいろんな形の測量の予算を計上しておりますので、それにのっとって、今後の運営方法を考えていきたいと思っております。
○議長(
田中勝馬君) 柿野正喜議員。
◆議員(柿野正喜君) 最初の回答で、地域の意見を聞きながら進めていきたいと考えているということでございますので、よろしくお願いします。 企業誘致、宅地販売、模様替えしての再公園化、一部団体との指定管理、広い視点に立って方針の決定をしていただくことを要望しまして、一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(
田中勝馬君) 柿野正喜議員の一般質問を終わります。………………………………………………………………………………
○議長(
田中勝馬君) ここで暫時休憩といたします。午後の再開は1時10分からといたします。午前11時46分休憩………………………………………………………………………………午後1時06分再開
○議長(
田中勝馬君) 少し時間は早いですが、これより休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。通告順位6番、議席番号1番、内田直志議員。
◆議員(内田直志君) こんにちは。議席番号1番の内田直志です。通告に従って質問をさせていただきます。 初めに、防災行政に関する質問です。 近年、毎年のように全国各地で豪雨水害に見舞われており、みやこ町も例外ではありません。この状況に対して、国は昨年、全国のダム運用の見直しについて指示をしております。 さきの6月定例会では伊良原ダムでの事前放流の有無について一般質問を行いました。伊良原ダムはゲートレスダムと呼ばれる構造ですので事前放流はないという回答でした。しかし、一方で今年8月31日に福岡県とダム利水者が事前放流に関する治水協定を締結しており、その中に伊良原ダムも対象となっております。 6月の一般質問の訂正が必要と考えましたので、以下質問をさせていただきます。 1つ目、利水者とは誰を指すのか。 2つ目、事前放流とはどのような運用なのか。 そして、3つ目、事前放流による町民への影響の有無と事前放流前後の町の対応についてお尋ねいたします。 次に、災害対応について質問します。 先ほどの質問に関連しまして、近年の豪雨は町内においてもさまざまな爪痕を残しております。大きな災害は復旧されますけれども、特に個人財産の小規模な災害の復旧支援が難しいようで、民家に隣接する山の土砂が流れてもそのままになっているというようなところもあります。特に山を抱えた民家は年金生活による高齢者も多く、自力での復旧が困難です。昨今の豪雨状況を鑑みますと、今後ますます小規模災害も増えると予想されます。 そこで、以下質問いたします。 1点目、土砂の流入、洪水による浸水など豪雨被害は具体的に想定されているのか。されていれば被害戸数などその内容について教えてください。 2つ目、小規模災害復旧に関する町や県の現行の支援はあるのか。あればその内容と適用条件などについて教えてください。 3つ目、毎年発生する豪雨とその被害に鑑み、今後、小規模災害復旧を支援する動きはあるのか。 以上です。よろしくお願いいたします。
○議長(
田中勝馬君) 井上町長。
◎町長(井上幸春君) 内田直志議員の質問にお答えをいたします。 最初に、防災行政、ダムと水害対策についてでございます。 1点目の利水者とは誰なのかという質問でございますが、利水者とは、伊良原ダムの場合、田川広域水道企業団並びに京築地区水道企業団です。 2番目の事前放流とはどのような運用かについてでございます。 福岡県の事前放流ガイドラインでは、事前放流の実施判断は3日前から行うことを基本とし、予想降雨量は、気象庁の予報データを用いるとされています。河川管理者が伊良原ダム管理出張所へ予報情報を提供、事前放流の実施態勢を指示し、大雨予想日から3日間かけて事前放流を行い、ダムの貯水位を低下させるものです。 3番目の事前放流による町民への影響と事前放流前後の町の対応についてです。 事前放流についてですが、大雨の際、急激な水位上昇により堤体から越流する割合を下げることになりますので、減災という点ではとても有利なことであると考えます。しかし、放流時または放流後、一定の期間河川の水位が上昇し、危険が伴う場合もありますので、ダム事務所と十分に情報を共有し、河川沿いの人々に周知を図る必要があります。 その方法については、まず、ダム事務所は沿線住民に広報車を使って知らせるとともに、河川沿いに設置しているサイレンや赤色灯により注意を促します。町としても事前放流の情報がダム事務所からあれば、町の防災無線等を使って、可能な限り沿線住民にお知らせいたしますが、現在、広域消防無線と町の防災無線を連動させて町内の火災発生情報をリアルタイムにお知らせしているように、ダムらからの情報も連動させて、ダイレクトに防災無線で流すことができないものかと考えております。 ダム側のシステムの問題がありますので難しい面もありますが、福岡県に申し入れを行うなど、今後、実現に向けて努力してまいりたいと考えております。 次に、災害対応について、3項目ほどの質問がありましたので、順次答えていきます。 近年の自然災害は、局地化、集中化、ゲリラ化が進み、各地でさまざまな被害を残しています。本町で一番多い災害は台風や豪雨等の水害です。その水害に伴う被害想定としては、土砂災害や浸水被害があります。危険な箇所を知ってもらい、災害から身を守っていただくために、本町では、平成31年4月にハザードマップを作成し、全戸に配布いたしました。 土砂災害警戒区域や土砂災害特別警戒区域については、福岡県が調査し、発表したものを、また、浸水地域についても、平成27年の水防法の改正に伴い、想定最大規模降雨による洪水想定区域として県が公表したものを本町のハザードマップに取り入れています。 災害被害が想定される土砂災害警戒区域、土砂災害特別警戒区域などの急傾斜地、危険箇所にお住まいの方々は約900世帯、浸水想定区域にお住まいの方は約1,800世帯と推測しております。 民家の裏山等が被災して復旧する場合には、国庫補助の林地崩壊防止事業や県費補助の県単補助治山事業を活用し、復旧しております。条件としましては、いずれも関係戸数が2戸以上で事業費が200万円以上の採択基準があります。 御指摘のとおり、山に隣接した民家には高齢者世帯も多く、復旧に苦労していることは認識しておりますが、現状では、個人に対する小災害についての県や町の補助メニューはありません。今後につきましては、近隣市町村等の状況を調査し、県などと協議を行い、検討してまいりたいと考えております。
○議長(
田中勝馬君) 内田直志議員。
◆議員(内田直志君) 御答弁ありがとうございました。 それでは、最初にダムとその水害対策という部分について、もう一度質問をさせていただこうというふうに思います。 今回、先ほども述べましたとおり、6月の時点ではダムの構造がゲートレスダムと、ゲートがレス、ないということだから事前放流はないと、このような説明だったですけれども、実際は必ずしもそうではないというようなことで、近年の状況を鑑みて事前放流ありますということでした。 今、御説明いただきましたけれども、3日前に判断して3日前から放流し始めるという認識であります。 近年の豪雨ですけれど、大体、6月ぐらいから豪雨の季節と言いたくないんですけど豪雨の季節になりました。夏に入って晴れ間は、特に祓川はたくさんのお客さんがおいでのようです。特にほたるの里は本当にお客さんでごったがえすというか、すごいにぎわいぶりだというふうに思います。 ですから、例えば3日前は晴れている可能性も十分あるんです。だけども、天気予報で見てみると3日後は豪雨になるかもしれないということも十分あり得ますので、町として、そういった河川で泳いでいるお客さんたちに対して、どのように危険ですと周知するのかというのが気になるところです。 今のところ、ダム事務所のほうは、サイレン、それから、広報車等を使って危険をお知らせすると。基本的には多分河川流域の方々に対して危険をお知らせするというスタンスなんだろうと思うんですけれども、ただ、川に遊びに来るというのは、町内の方もそうですし、結構、町外の方も来られているようにお見受けいたします。そういった方々にどうやって、今、放流中ですから遊ばないでくださいというのか、それとも、気をつけてくださいというのか。そこの運用をどのように考えていらっしゃるのか、もう少し詳しく教えてください。
○議長(
田中勝馬君) 原田
都市整備課長。
◎
都市整備課長(原田陽二君) 御質問にお答えします。 どういうふうな注意喚起を行うかということでございますけども、一応、先ほど町長の答弁にもありましたように、ダム事務所と十分に情報を共有いたしまして、ほたるの里の公園の利用者についても、うちのほうから出向いていって注意喚起なり等を行うように考えております。 事前放流ということですので、雨量等の観測予報によりまして、流す量も変わってくるんです。少量の場合は当然危険があまり及ばないとは思いますけども、多く流す場合はそういう水位も上がって、かなり上がってきますので、そういうところで行っていきたいとは考えております。 以上です。
○議長(
田中勝馬君) 内田直志議員。
◆議員(内田直志君) ありがとうございます。 あとはいつ終わったかというのも多分わからないと思いますので、そこら辺も分かるようにお知らせいただければというふうに思います。 今の質問の想定としては、晴れている、その後、3日後に豪雨が来るかもしれないという状況ですけれども、今度は連日雨が続いて、物すごい線状降水帯が来るかもしれない。例えばそういうこともあり得ます。これは6月の定例会でも質問をさせていただきました。住民の方から、やっぱり屋内にいると何か言っているけれども何を言っているのかわからないと。だから、そこをもっと何とかしてもらえないだろうかというところで6月に質問をさせてもらいました。確か、防災無線等を使って県と連携しながら対応していきたいということでしたけれども、その6月以降、何か進展等があれば教えてください。
○議長(
田中勝馬君) 山見総務課長。
◎総務課長(山見紀幸君) 6月以降に、1回ダム事務所から、今回の事前放流の関係について、こちらに出向いてこられてお話する機会がございました。その中で、私のほうからはそういった機械的なこと、機械でうちのほうの防災無線と連携できれば非常に助かるんだがというようなお話はさせていただいておるところではございます。 今後とも、それについては努力してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
田中勝馬君) 内田直志議員。
◆議員(内田直志君) 半年たつと、また嫌な季節というか、そういう状況になりますので、もう毎年繰り返される、必ず来ますので、是非とも連携を取っていただいて、住民の皆さん、特に河川沿いにお住まいの皆さんに的確に情報を伝えるようにしていただければというふうに思いますので、改めてここでお願いしたいというふうに思います。 それでは、2つ目の小規模災害への備えということで質問をさせていただきます。 この質問の趣旨は、住民の皆さんから御相談を受ける中で、どうしてもやっぱり小さな災害が取り残されてしまうという現実があるというのを感じたので、今回、質問をさせていただきました。 これが、毎年、度重なる豪雨という条件がなければ、少し見方も私自身変わっただろうと思うんですけれども、昨今の毎年起きる、尋常じゃない雨の降り方があるということを考えたときに、やっぱり小規模な災害の爪痕であっても、何らか復旧していくことを考えたほうがいいんではないかと、このように思うように至りましたので質問をさせていただいております。 一番最初の質問として、被害想定ということで質問をさせていただきました。土砂災害の警戒区域、それから、特別警戒区域、それから、浸水想定区域、それぞれで900世帯と1,800世帯とありますけれども、これはかぶっている、重なっている部分もあるんでしょうか。
○議長(
田中勝馬君) 山見総務課長。
◎総務課長(山見紀幸君) ただいまの御質問にお答えします。 若干、かぶっている部分もございます。 以上でございます。
○議長(
田中勝馬君) 内田直志議員。
◆議員(内田直志君) 若干ということは、おおむね大体900世帯足す1,800世帯で2,700世帯前後がそのように指定されているんだろうというふうに思います。 みやこ町が大体8,500世帯と認識しておりますので、約3割がその対象になっているというふうに思います。これは大きい数字だろうと私は思っております。 こういう認識がある中で、現在、どのような対策をされてれているのか、そこについて教えてください。
○議長(
田中勝馬君) 山見総務課長。
◎総務課長(山見紀幸君) こういう浸水想定区域、それから、土砂災害警戒区域、この辺の認識をまず持っていただくということで、一昨年でしたか、ハザードマップのほうを全戸に配布させていただいておるところでございます。 それから、今、自主防災組織の組織率をアップさせるべく、自主防災組織の興味のある区については回らせていただいて、若干、昨年度から一昨年度、自主防災組織を組織していただいているところでございます。そういったところにつきましては、この中身について、ある程度の情報共有というか、そういったお話もさせていただいているところではございますし、今後とも、この件についてはできるだけ皆さんと情報共有するために、自主防災組織の組織率をアップする中で、周知徹底をしてまいりたいというふうに考えているところです。 以上でございます。
○議長(
田中勝馬君) 内田直志議員。
◆議員(内田直志君) ありがとうございます。 これも自主的にということだと思います。特に、この土砂災害と浸水区域というふうに想定されているところは、私は優先順位は高いと思っております。ですので、自主防災組織、そこの区域が全部作っていればいいですけれども、作らなかった場合どうするのかといったところは、ぜひとも引き続き検討いただければというふうに思います。 今回のここでの質問の趣旨は、多分、この大きな想定から外れる部分だと私は認識しております。それで、2番目の現行の支援、県であったり、町であったり、小さな災害に対してありますかという質問で、関係戸数2戸以上で事業費が200万円以上に対して採択基準がありますということでした。ですけれども、山間部を見ますと、1戸だけというのも結構あるんです。だから、この基準でいうと、最初から対象にならないというようなところもあるわけです。これらの家に対して、ある程度、私はやっぱり想定はしておくべきじゃないかというふうに思っております。 ですから、大きな土砂災害であったり、浸水想定とは別に、その網から漏れる小さなところ、それがどのくらいの戸数あるのか。これは、ある程度、想定をして見積もりというのはしておいたほうがいいんではないかというふうに思います。その見積もりをした上で、これはちょっと対応できないというのか。全部が一気になるわけじゃないですから。毎年なるわけでもないので、ある程度の見積もりをした上で対応が可能なのかどうかという検討はぜひともしていただきたいと思うんですけれどもいかがでしょうか。
○議長(
田中勝馬君) 原田
都市整備課長。
◎
都市整備課長(原田陽二君) 御質問にお答えします。 御指摘のとおり、山に隣接した民家には、裏山が崩壊した場合には皆さん大変苦労しているということは承知しておりますが、現状では、個人に対する小災害についての補助というか、事業はないのが現状でございますので、今後につきましては、近隣市町村等の状況を調査しながら、できるものであれば県などと協議を行い、検討してまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(
田中勝馬君) 井上町長。
◎町長(井上幸春君) ちょっとそれで補足させていただきますけれども、今、内田議員がおっしゃったようなことを、私、福岡県の山村振興連盟の代表として国のほうの機関と会合する会がありますで、福岡県のみならず、全国のそういった地域を抱える県の代表の方から、今、議員がおっしゃったようなことを言われて、何とか国のほうでそういう対応ができないだろうかということを言っておりますし、私もそういうことを訴えたことがあります。 個人的に考えると本当に心苦しく、何とか対応ができないのかと思うんですが、今の現状では大変厳しいということですので、やはりそういった見直しをできないだろうかということは、国のほうにはそういうことを申し上げたこともあります。
○議長(
田中勝馬君) 内田直志議員。
◆議員(内田直志君) ありがとうございます。 ぜひとも引き続き機会がありましたら御要望いただければというふうに思っております。 私が相談いただきましたところは、食事をとるダイニングというか、すぐその横が山でありまして、そこの土砂ががっと流れてきたんです。これは運よくといえると思うんですけれども、家まではかからなかったと。だけど、家のすぐそこまで土砂がばっと流れてきたということだったんです。 私も県のほうに行って相談をさせてもらいましたけれども、残念ながら対象になりませんでした。1つの理由は、規模が小さいと言われたんです。しかし、今後、またその上流から流れてくる可能性もあります。県の方は大丈夫っていうけど、それは一概に言えないんじゃないかと思います。ですから、個人の資産を全部公的なお金で復旧というのは、私もそれは難しいと思います。ですけれども、直接命にかかわる場所においては、これはやっぱり検討の余地があるんではないか。毎年起こる、今年起こった、そのままになっている、来年は大丈夫かっていう保証もありません。ですから、少なくとも直接命にかかわるような、危険だと認められるようなところは、ぜひとも予算をつけていただいて対応していただきたい。 そのために、まず、そういった箇所がざっくりどのくらいあるのかといったところも把握していただければというふうに思います。 3つ目の、近隣市町村等の状況を調査しということがありました。私、1点だけなんですけれども、上毛町さんのほうでそのような事業をされているということでした。これは工事費の2分の1、50万円上限という形でされております。 上毛町さんとみやこ町はもちろん状況が違います。何といっても、やっぱりみやこ町の特徴は、この間も言いましたけども、福岡県で一番大きな町で山間部を抱える、谷も深い、場所によっては花崗岩が風化したまさの土地柄、そういったところは崩れやすい。さまざまいろんな要因を抱えていますので、そういった特色はみやこ町の防災政策にぜひ反映していただきたいと思っております。 最後に1点ですけれども、全国でいろんな災害が起きております。大きいところでいうと地震、最近の豪雨、それから、台風、今起こっているコロナもそうですけれども、本当に災害続きだということで、国のほうは国土強靭化計画ということで大きな予算もつけております。 調べますと、国の国土強靭化計画に基づいて、各自治体が国土強靭化地域計画というものを立てるようになっているようです。内閣官房のホームページを見ますと、策定状況というのが見れまして、みやこ町は令和3年3月に国土強靭化地域計画を策定予定となっておりましたけれども、その認識で間違いないでしょうか。
○議長(
田中勝馬君) 山見総務課長。
◎総務課長(山見紀幸君) ただいまの質問にお答えします。 国土強靭化地域計画の策定につきましては、みやこ町においては今年度中に策定をしたいということで、ただいま製作をしている最中でございます。 以上でございます。
○議長(
田中勝馬君) 内田直志議員。
◆議員(内田直志君) この計画を策定して実行すれば、国のほうから財政的な支援も受けられるというふうに伺っております。 ですから、繰り返しになりますけれども、ぜひともみやこ町の特色を踏まえた上で計画を立てていただきたいというふうに思っております。 私からは以上です。ありがとうございました。
○議長(
田中勝馬君) 内田直志議員の一般質問を終わります。………………………………………………………………………………
○議長(
田中勝馬君) ここで、暫時休憩といたします。執行部の入れかわりが済み次第、再開いたします。午後1時34分休憩………………………………………………………………………………午後1時35分再開
○議長(
田中勝馬君) これより、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。通告順位7番、議席番号12番、
熊谷みえ子議員。
◆議員(
熊谷みえ子君) 12番、
熊谷みえ子でございます。今回は3点について質問を提出をしております。 第1は、築城飛行場周辺まちづくり構想の策定を問うとさせていただいております。 みやこ町パブリックコメント実施での今後の対応等、実施計画と、また、今後の見通し等をお伺いをいたします。 総事業費と補助上限額、どの程度の規模をお考えなのか、ぜひ明確にお答えを願いたいと思います。 次に、
新型コロナウイルス感染症の対策で、今回は税の減免等について質疑をさせていただきます。 新型コロナによる軽減措置などの周知状況、実施状況の報告を求めたいと思います。以下、何項目か税の種類を書いておりますが、みやこ町での軽減措置の状況についてお伺いをいたします。 2番目、税金などの徴収猶予、納付相談はどうなのかお伺いをいたします。ここに外れておりますけれども、水道料、そういうものについても減免の対象となるというのが県の方針として出されております。その点についてお伺いをいたします。 と申しますのが、県が個人・世帯向けの主な支援、事業者向けの主な支援として、福岡県だよりとして発行されているんです。この間、コロナが蔓延する中でいろんな施策が追加をされています。その事業者向けの家賃支援給付金の追加支援、また、飲食店向けの感染症対策助成金、厚生年金保険料の猶予などともなっております。 個人向けでは休業支援金、給付金の支給など5月から10月へと変化をしているのが、変更点が大分出てきております。そういう点について、減免をいかに町民の方に周知をし、その制度を活用していただくか。これは住民の皆さんの命と暮らしを守ることにつながりますので、町としての周知、どういうふうにしていくのか。そして、この制度、今のコロナの状況では、今年度限りの制度がほとんどでございます。そういう中で、来年度も継続をするように国に求めることを改めて要請したいと思います。 また、3番目に、別立てになっておりますけれども、就学援助制度受給状況、本来、教育の学習機会を保障するためにどの子にも就学援助制度を支給すべきですけれども、今回、特に
新型コロナウイルス感染症対策としてホームページにも載っております。 そこで私が大変心配したのが、この期限です。申請が令和2年6月15日から7月15日までというふうに限定されたものになっております。この件に関して、今後の就学援助支給についてはどのようにお考えなのかお伺いをいたします。 以上、壇上での質問は3点、以上明確な御答弁をお願いいたしまして終わらせていただきます。
○議長(
田中勝馬君) 井上町長。
◎町長(井上幸春君)
熊谷みえ子議員の質問にお答えをいたします。 最初に、築城飛行場周辺まちづくり構想の策定についての質問にお答えをいたします。 パブリックコメント実施での対応及び今後の見通しでございますが、パブリックコメントにつきましては、令和2年9月23日から令和2年10月22日までの間、実施し、計12件の御意見をいただきました。今後につきましては、パブリックコメントをはじめ、アンケートやワークショップなどでいただいた意見を参考に、必要な機能や有効活用の図り方などまちづくり構想検討委員会の中で協議し、今年度末までにまちづくり構想にかかる基本計画を策定する予定です。 続く令和3年度には実施計画を策定、令和4年度は工事に向けた国との協議、令和5年度に実施設計、令和6年度から工事に着手するといった計画で進めてまいりたいと考えております。 次に、
新型コロナウイルス感染症の対応についての質問にお答えをさせていただきます。 去る令和2年4月7日に
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策が閣議決定され、
新型コロナウイルス感染症等の影響による収入が減少した被保険者の国民健康保険税、後期高齢者医療保険料及び第1号被保険者の介護保険料の減免の特例が公布され、その取り扱いについて、保険税等を決定した際にそうした決定通知書に減免についてのチラシを全世帯に同封するとともに、ホームページ及び広報みやこにより、町民の皆様方に周知したところです。 その結果、11月末で国民健康保険税20件の減免額約470万円、介護保険料8件の減免額約64万円で、後期高齢者医療保険料については、現在まで申請がない状況です。 また、事業収入が減少している中小企業者等に対し、令和3年度課税分の1年に限り、事業用家屋及び償却資産に係る固定資産税について、事業収入の減少割合に応じて軽減する特例措置が設けられています。なお、これらの特例制度についても、町ホームページに掲載し、今月、発送する償却資産申告書に軽減制度についてのチラシを全事業者に同封することとしております。 次に、税金などの徴収猶予、納付相談等の質問にお答えをいたします。 去る令和2年4月7日に
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策が閣議決定され、
新型コロナウイルス感染症等に係る徴収猶予を行う際、納期限の延長に当たり、無担保、延滞金なしとするなどの特例が公布されました。その取り扱いについて、ホームページ及び広報みやこにより、町民の皆様方に周知したところです。 その結果、11月末で21件の納付相談があり、20件、197万円の徴収猶予を行っている状況です。 なお、今後も引き続き制度の周知を行い、柔軟な対応に努め、無理のない納税をお願いしていきたいと考えております。 この項で、補足部分は担当課から説明をさせますのでよろしくお願いをいたします。 ここからは教育長でございますんで、よろしくお願いします。
○議長(
田中勝馬君) 桝口教育長。
◎教育長(桝口広二君)
新型コロナウイルス感染症対策として、今年度行っている就学援助制度に関する御質問です。 本町では、本年6月以降、
新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減り、小中学校への教育費の支払いにお困りの家庭に対して、緊急対策として、学校での学習に必要な費用の一部を援助する就学援助制度を新設しました。当初の申請は7月15日までとし、4月までさかのぼって支給決定を行ったところです。その後も保護者からの相談に応じ、随時受付を行い、要件を満たしている保護者には随時支給決定を行っております。 令和3年度の就学援助制度に関しては、前年度の所得状況に応じて認定する従来の制度により支給決定を行う予定です。
新型コロナウイルス感染症の影響による所得の減少は令和2年の所得へ反映されることから、支給の判定に支障がないものと考えております。 なお、令和2年度2学期末の就学援助支給予定者は356人、支給額は1,891万6,000円と見込んでおり、うち
新型コロナウイルス感染症対策による就学援助の支給予定者は29人、182万8,000円を見込んでおります。 以上です。
○議長(
田中勝馬君) 進
行政経営課長。
◎
行政経営課長(進光晴君) 先ほどの総事業費、それから、補助上限額というふうな御質問がございましたので、その件について御回答させていただきます。 今回、計画しておりますのは、まちづくり構想策定支援事業という形で、令和2年度、令和3年度の事業になってございます。事業計画を国に出しているのは以上でございまして、今年、今年度、それから、来年度、合わせまして約3,000万円弱の基本構想策定事業というふうにしております。 補助率につきましては、上限額が10分の9というふうな形になっております。 この事業を、計画を作ったのち、今度、国への補助申請といたしまして、令和4年度にする予定になっておりますが、この分については、まだ事業費は固まっておりませんで、規模等はこれから策定していく構想の中で、ある程度、固まっていくものだろうというふうに考えているところですが、実際、事業に当たりましての補助上限額につきましては4分の3というふうな形になっております。 以上でございます。
○議長(
田中勝馬君) 三隅副町長。
◎副町長(三隅忠君) それから、先ほど追加の御質問といたしまして、水道については徴収猶予はどうなっているのかという御質問でございました。 現在、この件につきましても徴収猶予は受付をしておりますが、現段階としては、申請がないという状況でございます。 それから、今、いろんなところでまた減免について、いろいろ国の施策が変わってきている分の周知についてという御質問でございました。 この件につきましては、機会のあるごとに、また町民の皆様には周知をしてまいりたいというふうに思っております。 それと、もう1点、今、今年度末までというような制度もございます。これにつきましては、今、いろいろと国のほうも新たな政策をどんどん入れてきておりますし、延長等もしていると思います。国の動向を注視しながら、町といたしましても、また要望の機会があればしてまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
田中勝馬君)
熊谷みえ子議員。
◆議員(
熊谷みえ子君) あと15分ということでございますが、まず、第1のまちづくり構想の問題についてお伺いをいたします。 ホームページにパブリックコメントの結果報告書が載っておりました。意見提出者数は3人、そして、提出の中身は12件ということでございます。 それで、私がこのアンケートを取るに当たって、見るに当たって、私は町民の方からこのアンケートの趣旨がわからないと。そして、これは自衛隊との相互理解を深めるためにはどのような取り組みが必要だと思いますかという項がございまして、要するに自衛隊のそういう問題をどういう趣旨でとるのかというのを町民の皆さんに重々伝わってなかったというふうに感じます。 そういう点で、ある方は、私は提出しないと。私ももう一つここに預かっていますけれども。 本当になかなか皆さんの協力を得られなかったということがあります。それは、この間、滑走路の延長の問題で、今、アセスメントが行われておりますけれども、その中で、住民の皆さんから本当に聞くのが、今、騒音がひどくなったと。それをやわらげるための意見をかわすための施設であってはならないと。近隣の住民の皆さんの本当に多大な迷惑をかけているし、また、滑走路を延長することによって、米軍の飛来回数、そして、大型飛行機の飛来が予想されると、そういう事態の中で事故、そういうものが起きかねない中での滑走路の延長が行われていくわけです。 こういう施設があって、地域の皆さんに活用していただくのは当然ですけれども、やはり、そこはこういうものを作ったから帳消しにはならないということは、改めて申し上げておきたいと思います。 また、まちづくり支援事業の問題点、これには、自衛隊のみならず、米軍との交流の場として設定をされるというまちづくり構想の支援事業の採択による文書にございます。ですから、今後、そういうことも想定され得るとは思いますが、これは日常的に、地域、みやこ町、そして、近隣住民の皆さんに快適に利用していただく、そういう必要性がございますので、そこは重々優先順位を考えていただきたいということです。 施設の内容については、今後のまちづくり構想検討委員会の中で協議するということでございます。このまちづくり構想検討委員会の構成をどういうふうにするお考えなのかお伺いをいたします。
○議長(
田中勝馬君) 進
行政経営課長。
◎
行政経営課長(進光晴君) ただいまの御質問にお答えを申し上げます。 まちづくり構想検討委員会、現在も開催をさせていただいております。この中で、今、委員さんの構成につきましては、学識経験者、それから、関係機関の団体の職員、例えば商工会であったりだとか、関係の消防、観光協会、それから、区長会長、それから、団体、老人クラブだとか体育協会、それから、一般公募の住民も入っていただきまして、現在、策定をさせていただいているという段階でございます。 以上でございます。
○議長(
田中勝馬君)
熊谷みえ子議員。
◆議員(
熊谷みえ子君) いろんな形で、今後、そういう構想委員会等意見を聞く場もあると思います。ですから、そういう点の住民の皆さんの意見を十分聞きながら、今後の検討求めていきたいと思います。先ほどの仕様の問題については、今後のものですけれども、配慮を求めたいと思います。 次にそのまま入ります。 次の2番目の
新型コロナウイルスの関連の対策についてでございます。 本日、担当課のみの出席となっておりますが、税務課、欠席ですね。そっちにおったか。済みません。それで言いたかったのは、各担当課だけではなく、特に国民健康保険とかは保健福祉課とか、そういう形で各課にわたっております。控室で見ているということですので、そういう点では、この制度をいろんな形で周知をするには、各担当課がきちんと把握をしていただかないと、御紹介もできないと。そして、ホームページでは、今、先ほど言いましたけど、上下水道料金の納付、それから、町営住宅使用料の納付相談についても受け付けていますと、当然、ここにみやこ町としてかいてはあるんだけど、その方々がどの程度これを見ているのかと。町営住宅は町営住宅で基本的にはこういうふうな通知はされているんですか。その1点だけちょっとお伺いします。
○議長(
田中勝馬君) 三隅副町長。
◎副町長(三隅忠君) 今、御質問にありました町営住宅、また、水道につきましても、これについては所管課、それぞれが各利用者の方々に周知徹底のほうはさせていただいております。もし、そこら辺の周知の仕方について、もう少し丁寧にするようにということであれば、また、所管課のほうに確認をいたしまして、指導をしてまいりたいと思います。
○議長(
田中勝馬君)
熊谷みえ子議員。
◆議員(
熊谷みえ子君) そうすると、基本3割減というあれがあるんですけれども、県になると、20%の例もあります。そういう意味では、やはり頭から収入の3割減という枠を自分でしてしまう方も当然出てくるかと思いますので、そういう点も相談を受け付けるのみではなく、本当にそういう現場でしかわからないことだと思うんです。これが該当するとか、個人情報とか、今、なかなかそういう厳しい時代ではありますけれども、やはりそこはいかに知らせて、そして、対象者でありますということが、自覚しないと申請しないです。先ほどの高額療養費の5,000円以下の方もそうですけども、自分でわかっている方は申請する、でもそれが分からない方がいらっしゃる。一番本当は生活で困っているから、なかなかそこまで頭がよそに回らないです。だから、そういう点の窓口でのきちんとした対応をお願いしたいというふうに思っております。 それで、もう一つ、先ほどの報告でありました後期高齢者保険料の現在まで申請がないということです。これは、基本、年金からの天引きです。ですから、普通徴収の方はともかく、年金天引きの場合は、これもなかなか判断が難しいんです。だから、こういう方の減免対象になって、あなたはこれの減免になりますという形でのお知らせがまずできるかどうか、検討をできるかお伺いします。
○議長(
田中勝馬君) 村中税務課長。
◎税務課長(村中隆秀君) ただいまの御質問にお答えします。 一応、後期高齢者についても、広報等でお知らせをして、ただ、1点あるのが、保険者が後期高齢者の場合は広域連合になりますので、一応、受付をして、すべて向こうのほうに書類をそろえて送るというやり方をしているんです。それなもんですから、一応、こちらでは送ることはできますけど、決定権はこちらにないもんですから、一応、広報でしっかりお知らせ自体は現在している状況でございます。
○議長(
田中勝馬君)
熊谷みえ子議員。
◆議員(
熊谷みえ子君) そこは、ちょっとどういう形で取れるかなかなか難しいというふうにも考えながら質問をしているんですけれども、そこは何とかそういう対象者全体の問題に対して周知をお願いしたいと思います。 国民健康保険税の減免の問題です。減免申請書、本当にこれが現物で、いろんな形でそれぞれなかなか大変な量の文書が、これを見るだけで申請をあきらめたという方が出ないかというふうにも思っているんですけど。 もう一つが、私、9月ですよね。世帯主の考え方が政府で途中で変わりました。一応、ホームページ等も変更点を記載されています。そういう点については、早急に対応していただいたちゅうことで感じているところでございます。その点について、その後の減免に関して新たにそういうのも理解した上で、申告があったとか、要するに幅広い方が対象になったということが周知できたかどうか、どうお考えでしょうか。
○議長(
田中勝馬君) 村中税務課長。
◎税務課長(村中隆秀君) 先ほど町長の答弁の中にもありましたように、町の広報でお知らせしますが、今月の12月1日に発送のほうがあるんですけど、そこにしっかり載せて、多く皆さんに周知をしている状況でございます。
○議長(
田中勝馬君)
熊谷みえ子議員。
◆議員(
熊谷みえ子君) 赤字で目立つようには書いているんですけども、そこをちょっとどうかというふうに思ったんで、もう少しわかりやすく、ちょっとチラシ風にお知らせをできないかというふうに考えております。 それと、さっきの後期高齢者のほうにわかりやすい減免の方のが1つあるんです。世帯主が事業等の廃止や失業をした場合は前年の合計所得金額にかかわらず、対象保険料が減免されますと、こういうふうになっていますので、世帯主が事業の廃止、失業、そして、所得が400万円以下の方は必ず減免されると。これはそういうことだと思うんで、そういう点は把握しやすいんじゃないかというふうに思います。それは努力とお願いするしかありません。 それから、もう一つ、先ほどの国保にいきます。 主たる生計維持者の要件が緩和されたというふうに、わかりやすいチラシといいましたけれども、主たる生計維持者の考え方がなかなか皆さんのところに周知できないかというふうに思ったんですけども、そこはぜひ検討の余地があるかというふうに思いますので、お願いをいたします。 いずれにせよ、天引きをされる部分に関して、やはりなかなか自覚がない場合が多いんです。ですから、そこはやはりせっかくの制度ですから、利用していただけるものは利用していただくと。そして、国からの補填もあるというふうに理解しておりますので、ぜひ周知をお願いしたいと思います。 それから、2番目の就学援助制度も同じことなんです。そういう中で、私がホームページを見て、もうこれで終わったと。こういう機会がもうなくなったんだと思います。今日もまだ修正できていませんけれども、そこが書き添えるだけでいいと思うんです。これは変更になりましたと。そして、就学援助制度というのは、本来、随時受付です。だから、就学援助制度のお知らせの中で、家庭生活でいつ困ることがあるかもわからない。そういう中で、就学援助制度は本当に困ったらそのときに申し込んでくださいという制度なんです。だから、これはやはりきちんとお伝えしていただきたいと。そして、これは子供のことですから、やっぱり子供、親の経済状況で子供さんの就学に困難な子供をなくすと、そういう趣旨ですので、ぜひお願いをしたいと思います。 最後にもう1点、近隣で国保税の子供の均等割り、これは今度の
コロナ対策で減額している自治体があります。この件については検討はいかがでしょうか。
○議長(
田中勝馬君) 村中税務課長。
◎税務課長(村中隆秀君) ただいまの質問にお答えします。 子供の1人分の金額を減免ということですか。ちょっと初耳なんでどうするというのもここで回答するのはあれなんですけど、一応調べて、どういうやり方をしたらいいのかというのを調べてから、また対応していきたいと考えております。
○議長(
田中勝馬君)
熊谷みえ子議員。
◆議員(
熊谷みえ子君) 済みません。もう一度、町長、よければ御回答お願いします。実をいうと、吉富町で実施というふうに聞いております。
○議長(
田中勝馬君) 井上町長。
◎町長(井上幸春君) 済みません。私もちょっとこれの勉強不足で、どういうふうに答えたらいいのか、今、村中課長が答えたように、ちょっと勉強させてください。そしてまた答えたいと思います。よろしくお願いいたします。
◆議員(
熊谷みえ子君) ありがとうございました。
○議長(
田中勝馬君)
熊谷みえ子議員の一般質問を終わります。………………………………………………………………………………
○議長(
田中勝馬君) ここで、暫時休憩といたします。14時15分から開会いたします。午後2時06分休憩………………………………………………………………………………午後2時15分再開
○議長(
田中勝馬君) これより休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。通告順位8番、議席番号6番、中尾昌廣議員。
◆議員(中尾昌廣君) 6番、中尾でございます。お疲れのところ、通告に従いまして3問ほどお伺いいたします。 まずは、伊良原496号についてでございます。 国道496号線が上伊良原再び陥没いたしました。通行止めとなっています。上伊良原帆柱地区の方々には再度迂回させられ、非常に御迷惑をかけているところであります。崩落箇所は前回と同じところであり、設計工事等疑問が拭えません。 ダム建設当初から何年も迂回させられ、やっと完成をしたと同時に2度目の迂回に虐げられ、通勤や買い物等の経費など多大なご迷惑をかけておるところであります。どのようにお考えかをお伺いいたしますとともに、また、同じ箇所が三度起こったときには裁判でも辞さないという覚悟で県に強い要請をしていただきたいと思ております。 第2問目でございます。 犀川地区のいわゆる久富から深野の道の開通でありますが、この話も50年前から話が起こっておるところでございますが、まだ、足踏み状態のような気がいたしますが、合併して13年、いまだに開通を見ません今現在の状況をお伺いをいたします。 第3問目でございます。学校建設について。 犀川地区統廃合に伴い、犀川小学校が完成し、外壁のみ完成間近といったところだと思っております。歴史ある古代の山城に囲まれ、犀川地域全体を眼下にした素晴らしい学校と思っております。残念だったのが、児童登下校真横にある植えられた大木のメタセコイヤの木が伐採されました。御承知のとおり、メタセコイヤは80億年前に日本から絶滅をした木でありまして、1946年に中国で発見され、昭和天皇が和名をあけぼの杉と命名され、生きた化石として全国の学校に教材として配布されました。我が犀川小学校も昭和33年から34年ごろに植えられたと私も記憶をしているところであります。 そして、この木が何か有効活用がなかったのかを問いたいと思いますとともに、今後、豊津、勝山町に建設計画がありますが、各々の学校には、やはりこのような思いのこもった記念樹があろうと思います。なるべく残すようにしていただくことはできないでしょうか。お伺いを申します。 もう1点は、統廃合により廃校の表札など、歴史資料館もあることですから、残すべきと考えますが、どのようにお考えかをお伺いをいたしたいと思います。 壇上にて終わります。よろしくお願いします。
○議長(
田中勝馬君) 井上町長。
◎町長(井上幸春君) 中尾昌廣議員の質問にお答えをいたします。 最初に国道496号の件についてお答えいたします。 国道496号線の復旧につきましては、福岡県京築県土整備事務所に確認をしましたところ、本年10月に国の災害査定を終え、現在、工事の発注準備を進めております。今後の計画は、今月中に工事の発注を行い、今年度末の来年3月に竣工する予定と聞いております。 また、関係住民の皆様には大変御迷惑をおかけし、大変申しわけございません。御理解と御協力のほどよろしくお願いを申し上げます。 次に、道路行政の中の県道下深野犀川線開通についてお答えをいたします。 本路線の現状について、福岡県京築県土整備事務所に確認をしましたところ、現在、測量設計を終えて地元関係者と協議をしている状況です。今後も京築県土整備事務所と連携を図り、早期完成に向けて努力してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
田中勝馬君) 桝口教育長。
◎教育長(桝口広二君) 犀川小学校校庭内に、約60年前に植樹された落葉高木樹のメタセコイヤに関するご質問です。 その樹木は、現在、施工中である犀川小学校の新しい正門付近に立つ高さが30メートルを超える大木でした。今回の犀川地区学校再編に合わせ、犀川小学校校区で運行するスクールバスに加え、伊良原学園方面に運行しているスクールバス2台の格納場所も犀川小学校講堂横の駐車場へ移設することを検討していたところで、スクールバスが正門付近を通過するときにメタセの気が支障となるところを懸念していたところです。 また、この木は、当初設計で保存樹とすることを検討していましたが、12月ごろに落葉し、周辺住民や学校からも清掃が大変だとの声が寄せられており、移植に際しても、相当な費用が見込まれることから、外構工事で伐採することとしました。 伐採後の樹木を残す方法として、伐採木を利用したモニュメントや日用品の製作、樹木の種から発芽させ、新たに植栽するなどを検討しましたが、校内にはほかに記念木が存在することから、再利用等は行わず処分することとしました。 今後も豊津地区や勝山地区での小学校の建設計画においては、地域の文化的価値なども地元の方に確認しながら進めてまいります。 また、廃校となった校名の看板等、貴重なものはぜひとも保存していきたいという具合に考えております。犀川小学校の玄関を入りますと、記念の森と歴史の森というような形で、各学校の校旗とか、そういうものを保存しております。豊津小学校でも新しくできます豊津小学校と他の地区の学校再編整備に当たっても、そのような形をとっていきたいという具合に考えております。 以上です。
○議長(
田中勝馬君) 中尾昌廣議員。
◆議員(中尾昌廣君) ありがとうございました。 第1問目の496号でございますが、今、町長からいただきました本年10月に災害査定が終わって来年の3月までに完了する。いわゆる1年近い期間があります。本当に地域の人たちには御迷惑をおかけしています。3月の完成、工事が完了したときから、三度、ないようなことをしっかりやってもらって、三度あれば大変なことです。それだけはよろしくお願い申して次にいきます。 次は、県道下深野から犀川線ですが、これも50年間の話があってから、やっと今、進んでいこうかと思っておりますけれども、やはり、ここでちょっと足踏みがみられます。地域の方々と話し合いということを、先般、課長からもお伺いをしたところなんですが、やはり犀川町、みやこ町が一緒になってから豊津に隣接、隣道したのは、大蔵庵と二月谷のあの道1つです。城井は昔からつながっていたんですが、やはり東九州道、豊前道に通じるには、あそこの道が一番大事な道だと思いますし、勝山のみやこトンネルから一直線に行けるわけですから、どうもこれはしっかり地元の人たちに支援をしながら、また、役場のほうも御協力をお願いして、県にお願いしてもらいたいと、そういうふうに思っております。 学校建設でございますが、残念ですけど、メタセの木がちょうど切られました。最後の犀川小学校の校長として教育長がちょうどお務めなさったところなんですが、ちょうど朝から夕にかけて見回りをしていただいた経過もございますが、確かに私はちょうど本庄地区と犀川小学校の土地との隣接で、あそこは切らないんじゃないかということを初め思って、そのまま思っておりました。私も悪かったんですが、早く有効活用はどうかということを提案申し上げればよかったんですが、切らないだろうということを確信しておりましたので、ちょっと失敗をいたしました。 私が言いたいのは、やはり、町長、今、私たちがどこに寺子屋があったのか、どこに尋常高等小学校があったのか、どこに何々小学校があったのかというのは、地元の古い人たちから聞いて私は知っていますが、ほとんどの人はどこにあったのか、何があったのか、全くもう文献だけになって、その証拠たるものは全くありません。私はやっぱりここみやこ町になってから、そういうものはしっかり大きなものではないんで、いわゆる看板とか、名刹といいますか、学校の玄関には表札がかかります。その表札なんかを歴史資料館があることですから、やはり残していく。この時代からしっかり残していって、年を同じく取っていくわけですから、自分はこの看板で学校に通ったんだというものを今しっかり残していただかないと、これも文献だけによって、文章だけによって、どこに柳瀬小学校があったのか、上高屋小学校があったのか、城井小学校があったのか全くわからないことは、将来を見てもすぐわからないようになるわけであります。 私が言いたいのは、メタセの木や記念樹を切らなければならない事情が出てくると思います。出てきたときには、伐採をしなければならないときには、やはり伐採をして、その木を残す。木を有効活用するということはどういうことかというと、今から十三、四年前に城井小学校の校長さんが玄関の前に表札を作りたいということで相談を受けまして、私が先生はあなたが字を書いてください。木は記念樹を探しましょうということで、ちょうど前の神楽城の初代の宇都宮信房公のお手植えの松というのが毘沙門天城にありました。その木が台風で倒れて、地域の入札で各人たちに何十枚とわけたなんですが、聞いて回っても、炊き物にしたとか、どこにいったかわからないということばかりだったんで、ちょうど内垣の高橋さんという人が保存していただいておりましたんで、1メートル50ぐらいのこれぐらい大きな毘沙門天の松の木に城井小学校と書いて十三、四年前に飾りまして、その横に、これは初代の宇都宮公のお手植えの松だという説明書きを書いて、今、飾っております。そういうものも、今後、廃校になったときはどうなるのか心配しておりますし、そこにない表札もあります。伊良原はもう消えて字は全くありません。隅々が少し枠が出ているんですが、先生、よくしましょうかと、前の教育長になりました大塲先生に教育長だったときに相談しましたら、彫りましょうかという話も出たんですがそのままになっていました。 鐙畑小学校も、もう看板は今はありません。もう朽ちてしまって、雨風に降られてありませんけれども、そういう表札や物事があれば、やはり昔は子だくさんで犀川小学校なんか1,000人近くいた時期もあります。ちょうど私たちが小学校4、5年生ごろには1,000人ぐらいの子供たちがみんなで植樹をしたという記憶がございます。 だから、そういうものをしっかり残すことが私たちの使命ではないかと思うんです。そして、やはりドウサツといいますか、銅板に彫り込んだもの、それから、鋳物に彫り込んだものはまだ残っています。木で書いた表札はあまり残っていません。木で書いたものは、いわゆる行橋の和光塾のシテイの高田夢現先生が全部書いて、いつごろ書いたか知りませんが、現役のときですから、もう四、五十年はたつと思いますが、その分が、今、ほとんどもう木が失せてなくなりました。伊良原は多分向こうに持っていっているんだろうと思いますが、伊良原小学校という字が見えるか見えないぐらいになっています。しかし、入口には、門には、銅板か鋳物でちゃんとはめておりますので、あれをしっかりとって、石はとらなくても、あれをとってもこれぐらい小さな、大きくても30センチぐらいですので、それをやっぱり資料館に残していだたくようにしっかりお願いをしたいと思うんですが、町長、どういうおえかお願いいたします。
○議長(
田中勝馬君) 井上町長。
◎町長(井上幸春君) おっしゃったことはわかりましたので、できるところのことは保存していかなきゃいけないのかなと思っております。 それから、メタセコイヤの木を切った件なんですが、勝山中学のところも同じような木がありまして、残そうということだったんですが、周りの方から自分の家の上にいつも落葉樹が落ちてくると。そして、トイレに詰まって水があふれて出てくるから何とかしてくれということで、今回もいろいろと私も聞いたところによりますと、どうしても支障をきたすということだったので、やむなく伐採したということでございますので、私も残念だとは思いますけど、なかなかそういうことが難しい点はありますので、さっき言った看板等に関しては、できることは保存していきたいというふうに持っております。
○議長(
田中勝馬君) 桝口教育長。
◎教育長(桝口広二君) そのような看板、表札等は、まさに歴史的な価値ある遺産でございます。それを残すことは、まさに私たちの使命であるという具合に考えておりますので、いろんなことを配慮しながら考慮していきたいという具合に思っております。 以上です。
○議長(
田中勝馬君) 中尾昌廣議員。
◆議員(中尾昌廣君) 大変でございますがよろしくお願いいたします。 やはりみやこ町という名前も町長も御存じのとおりですが、やはりそういうものがここには小学校やいろんなものがあったんだ。しかし、大きなものを残すことではなくて、小さなものでも歴史資料館にしっかりと小さな看板を飾って残していくということが私たちの責務であるし、卒業生や今後の教育の材料ともなろうかと思いますのでよろしくお願い申し上げまして、次の世代に渡すように、町長と教育長が御指導願いますようにお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(
田中勝馬君) 中尾昌廣議員の一般質問を終わります。────────────・────・────────────
○議長(
田中勝馬君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会したいと思いますが、御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
田中勝馬君) 異議なしと認めます。 本日はこれにて散会といたします。お疲れさまでございました。午後2時36分散会──────────────────────────────...