みやこ町議会 2018-12-14
12月14日-04号
平成 30年 第4回定例会(12月)───────────────────────────────────────────平成30年 第4回(定例)み や こ 町 議 会 会 議 録(第12日) 平成30年12月14日(金曜日)───────────────────────────────────────────
議事日程(第4号) 平成30年12月14日 午前10時00分開議 日程第1
一般質問──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1
一般質問──────────────────────────────
出席議員(14名)1番
肥喜里雄二君 4番 柿野 正喜君5番 中山 茂樹君 6番 小田 勝彦君7番 田中 勝馬君 8番 飯本 秀夫君9番 中尾 昌廣君 10番 金房 眞悟君11番 浦山 公明君 12番 大束 英壽君13番 上田 重光君 14番 中尾 文俊君15番 柿野 義直君 16番
熊谷みえ子君──────────────────────────────
欠席議員(1名)2番 吉竹 次男君 ──────────────────────────────欠 員(1名)──────────────────────────────
事務局出席職員職氏名事務局長 三隅 忠君 書記 吉武 博一君──────────────────────────────説明のため出席した者の
職氏名町長 …………………… 井上 幸春君 副町長 ………………… 辛島 秀典君
総務課長 ……………… 山見 紀幸君
財政課長 ……………… 荒巻 誠君
行政経営課長 ………… 進 光晴君
観光まちづくり課長 … 本吉 敏之君
税務課長 ………………
川寄光一郎君 教育長 ………………… 屏 悦郎君
学校教育課長 ………… 秋吉 良晴君 生涯
学習課長 ………… 中村 銀次君
住民課長 ……………… 進 友雄君
農林業振興課長 ……… 三角 房幸君
保険福祉課長 ………… 田中 靖一君 子育て・
健康支援課長 ……………………………………………………… 亀田 国宏君
都市整備課長 ………… 村中 隆秀君
建築課長 ……………… 坂邊 芳則君
上下水道課長 ………… 原田 陽二君 ──────────────────────────────
◎
事務局長(三隅忠君) 報告いたします。本日、2番、
吉竹次男議員より欠席の届け出があっております。午前10時00分開議
○議長(
熊谷みえ子君) おはようございます。ただいまの
出席議員は13名です。したがいまして、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の
議事日程は、お手元に配付のとおりです。
議事日程に従いまして、議事を進めます。────────────・────・────────────
△日程第1.
一般質問
○議長(
熊谷みえ子君) 日程第1、
一般質問を行います。 では、通告順により質問を許可します。
通告順位5番、
議席番号5番、
中山茂樹議員。
◆議員(
中山茂樹君) おはようございます。
議席番号5番の
中山茂樹でございます。本日は、
久保小学校の皆さん、傍聴に来ていただきましてありがとうございます。 1年がたつのは早いもんで、もう12月も中旬になって、あと2週間足らずでこの1年が終わろうとしております。日本には、春、夏、秋、冬の四季があって大変いいのでございますが、季節によっては台風、大雨の水害と例年各地で起こっておりますが、これから先、12月は冬で、雪も心配されるところですが、今のところ、暖冬のようにもありますけど、毎年災害には注意していく必要があろうかと思っております。 前置きはこれぐらいにしまして、早速
一般質問に入らせていただきます。 本日は3項目ほどありますが、
福祉行政の中で特に高齢者に対する
交通手段の確保についてと、2つ目が、
教育行政の中で
スクールバスについてをお尋ねします。3つ目が
災害復旧工事の関係で、工事の
進捗状況を主に尋ねたいと思っております。 福祉の関係で、
交通手段の確保のことでございますが、
町内移動手段のない高齢者の支援策を問うということで挙げております。中山間地の多いみやこ町にあっては、谷合いが多く、役場・支所、農協等の金融機関、買い物、駅等に行くのに、自家用車がない人にとっては移動が大変に不便であります。その対策をただしたいと思っております。 数年前より、
交通機関の発達している都市部にあっても、
高度経済成長時代につくられた団地では高齢化が進み、
幾ら都市部といえども、
買い物難民ということで、そういう言葉が使われてきております。都会であるからいいということではありません。 そういうことが社会問題になっておりますが、当みやこ町についても、高齢者の
買い物等についての
移動手段の問題は深刻な問題になってきております。1つ、対策として、今現在、
デマンドタクシーの普及に町として努力していることは十分理解しておりますが、まだまだ十分ではないようでございます。 また、車の免許証を返納し、高齢者が心配していることは、返納した後に
移動手段がないことであります。子供が近くにいて、月に1回ないし週に1回の
買い物等に子供が家まで帰って手伝ってくれる人はいいんですが、そうでない高齢者の方にとっては非常に不便になっております。 先日も
同僚議員から質問がありましたが、月1回病院に行って薬をもらうにしても、
移動手段がない方は
タクシーを利用せざるを得ません。こういう方は、
タクシーを利用して往復しますと、約1万円ぐらいかかる人もおります。薬代は仮に1,000円、2,000円で済んでも、
移動手段の
タクシー代のほうがかかると。これを何とかしていくべきではないかと思っております。
デマンドタクシーを利用できる人はいいんですけど、これは今現在、
みやこ町内、勝山、犀川に限られております。豊津は今後普及するでしょうけど。 大半の方は、病院に行くにしても、町内の病院でなくて、北九州ないし行橋の総合病院とか大きな病院に行く人が高齢者も多いようです。その方たちが移動するときに、駅までは
デマンドタクシーが使えても、駅の階段の
上りおりには大変に不便を来しております。元気な方であれば
上りおりは楽にできるんですが、足腰の弱い方にとりましては大変不便を感じている人が多いようです。そういう人に対しての優しい方策を町としては考えるべきではないかと思います。 次に、2番目の
教育行政についてでございます。前回、
一般質問はしましたが、
スクールバスの運行の検討結果をお尋ねしたいと思います。 3つ目が、
災害復旧工事の現在までの進みぐあいをお尋ねいたします。 この場での質問は以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君)
井上町長。
◎町長(井上幸春君) おはようございます。
中山茂樹議員の質問にお答えをいたします。 最初に、
福祉行政について、
交通手段の確保についてのお答えをいたします。 町内には、
平成筑豊鉄道を初め、国道201号、496号には
太陽交通バスがあり、犀川駅から
帆柱地区までを結ぶ
コミュニティバスが
定期路線として運行しています。これらの鉄道や
路線バス等は、決められたルートは決まった時間で運行するため、利用者にとりましては行動時間や行動範囲などが制限されるものとなっております。 町としまして、この
定期路線が運行している沿線以外の
公共交通空白地域を解消するため、平成25年度から
相乗りタクシー、デマンドタクシーの導入を開始しました。 導入時は勝山、
諌山地区のみの運行でしたが、平成27年度には
勝山地区全域、平成28年度には犀川、
伊良原区域へと
運行地域の拡大を行ってきました。また、平成31年3月には、残る
豊津地区への区域拡大を予定しており、これにより、みやこ町全体での導入が達成されます。
相乗りタクシーは、自宅から
公共施設や病院、
商業施設等への利用ができることから、中
山間地域の多いみやこ町にあっても利便性の高い
交通手段であると認識しておりますので、活用していただきたいと考えております。 今後は、
相乗りタクシーの利用向上に向けて、チラシの配布や広報紙への掲載等、周知を進めていきたいと考えております。 教育問題につきましては、後ほど教育長から答弁をしていただきます。 次に、
災害復旧工事についての工事の進み
ぐあいについてお答えをいたします。 去る7月5日から7日間の
梅雨前線豪雨災害により、町道を初め河川や林道、また、ため池や井堰など、みやこ町全域195カ所の
農業用施設等が多く被害を受けております。 その内訳は、町で対応するものや他機関、県庁等に依頼したもの169カ所余と国へ
災害復旧申請した26カ所ですが、町としましては、早期に復旧するため、7月中に現地調査をし
被害状況の把握、8月末までに測量設計を行い、9月から10月にかけて国の
災害査定を受け、終了いたしました。 現在は随時
工事発注を行っておりますので、今年度末には復旧できると考えております。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君)
屏教育長。
◎教育長(屏悦郎君)
犀川地区の
スクールバスの運行に係る御質問です。
スクールバスは、みやこ町
スクールバス運行規則により、
犀川地域において、通学距離が2.6キロメートル以上となる
児童生徒の安全な通学を確保するため、2台運行しております。来年度に向けて、
犀川地域における
児童生徒のさらなる
利便性向上のため、平成31年2月に新たに
スクールバス1台を追加導入し、3台体制とする予定になっております。 来年度には
運行規則を見直し、
スクールバスの
利用対象地域の拡大を図るなど、さらに安全な通学を実現できるものと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君)
中山茂樹議員。
◆議員(
中山茂樹君) 高齢者の多くは、戦中戦後に生まれ、日本の
高度経済成長を支えてきた人たちであります。この人たちの多くは、数十年間、各種税金を町に払い、町のために尽くしてきた人たちでございます。このような人たちが、今、大変困っており、病院、
買い物等に、今こそ、
町内移動手段のない高齢者への支援策について、具体的な策はないかお尋ねします。
○議長(
熊谷みえ子君)
進行政経営課長。
◎
行政経営課長(進光晴君) 現在、
相乗りタクシーを、
犀川地域、それから
勝山地域で運行しております。この
相乗りタクシーにつきましては、先ほど申し上げたとおり、来年の3月末には
豊津地域にも範囲を広げ、そして
町内全域というのが、まずもって最初の目標だというふうに考えております。 議員の御質問の中にもございましたが、
免許返納者の方々の問題もございますので、それらの方たちが日常生活を営む上での最低限の
交通手段の確保というふうな形で現在は捉えておりまして、先ほど言われておりました、町外、行橋とか、それから北九州への病院というふうな形につきましては、今現在考えておりますのは、まずは
町内全域への普及を目指すこと。 それから、町外への乗り入れもしくは乗り継ぎへの支援等につきましては、全域に普及した後の課題の一つというふうには捉えておりますので、その当時の例えば
人口状況、それから
利用状況等を勘案しながら、1つの課題として捉えながら検討していきたいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 5番、
中山茂樹議員。
◆議員(
中山茂樹君) 免許証を返納した方、
乗り合いタクシーの将来的に考えるということですが、みやこ町全体に
乗り合いタクシーが普及しましたと、その方たちが、それだけでは不足であるから、行橋とか北九州にどうしても、要は体の悪い方、足腰が悪い方、そういう方は
タクシーを利用せざるを得ませんが、その方たちのことも近いうちに考えていただけると考えていいんですか。どんなぐあいでしょう。
○議長(
熊谷みえ子君)
進行政経営課長。
◎
行政経営課長(進光晴君) 今、御質問の、体が不自由な方で
タクシーしか使えない方に対してということに対しましても、
公共交通機関、最低限の足の確保と、あとは福祉との絡みもございますので、総合的に考えながら検討していきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 5番、
中山茂樹議員。
◆議員(
中山茂樹君) これは、私の一つの提案にはなるんですが、高齢者、そういう
免許証返納の方に対しての対策を講じていく上ではかなりの資金が必要ではなかろうかと思うんですが、先般お聞きしました、
ふるさと納税という寄附金がございます。その財源を、貴重なお金でございますから、高齢者のために使うとか、そういうことは考えていないでしょうか。お尋ねします。
○議長(
熊谷みえ子君)
本吉観光まちづくり課長。
◎
観光まちづくり課長(本吉敏之君) ただいまの質問にお答えします。
ふるさと納税の活用の件ですが、
ふるさと納税をされる際は、
ふるさと納税する方が、みやこ町に対して、7事業あります。その7事業というのは、
ふるさとづくり寄附金条例及び同施行令の中の7事業、福祉、環境の問題とかありますので、そのことを勘案して検討という形になると思います。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 5番、
中山茂樹議員。
◆議員(
中山茂樹君) 今は
ふるさと納税のお金のことをお話ししましたが、本当に積極的にこういう高齢者の方の対策をとる意気込みというか、そのためにはかなりの財源が要ると思いますが、今現在、みやこ町には各種の使い道の決まっておる基金がございますけど、近い将来に、二、三年以内に使う予定があるのもあろうし、ないのもあろうと思うんですが、その
各種財源を見直して、もっと高齢者のそういう
交通手段の不便な方に対しての対策を積極的にとるべきじゃないかと思うんですが、そこはどうですか。
各種財源の、基金の見直しですけど。
○議長(
熊谷みえ子君)
荒巻財政課長。
◎
財政課長(荒巻誠君) ただいまの御質問にお答えします。 議員の御指摘のとおり、みやこ町には基金がございます。その基金につきましては、それぞれの
使用目的というのがございます。
福祉目的であり、建設目的であり、いろんな基金がございます。その
使用目的に合わせまして、その財源を、今御提案ありましたように有効的な活用、それは今までも検討してまいりましたし、これからも検討していきたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 5番、
中山茂樹議員。
◆議員(
中山茂樹君) 検討するということですから、多分、そういう財源は福祉には回せないと理解していいんですか。
○議長(
熊谷みえ子君)
荒巻財政課長。
◎
財政課長(荒巻誠君) ただいまの御質問にお答えします。 昨年以来、基金につきましては、実態調査を行っております。その中で、休眠している基金がないか、活用が十分できていない基金はないかとか、いろんなことについて各課と協議を持っております。その中で、活用できる分については積極的に活用できないかというふうな話し合いの場を持っておりますので、検討するというのは、前向きに検討するというふうなことでございます。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 5番、
中山茂樹議員。
◆議員(
中山茂樹君) 理解はできまして、
福祉行政については以上で終わりますが、次に、
教育行政の
スクールバスのことでございます。 前回もありましたが、2.6キロメートル以上の方を対象に、
スクールバスの運行を、来年2月に1台車を購入して来年度見直すということですが、なぜこれが至急、例えば今すぐ見直して1月、2月からできないのか、そこ、何か理由はありますか。
○議長(
熊谷みえ子君)
屏教育長。
◎教育長(屏悦郎君) 現在、
犀川地区で三十数名、40名弱の
子供たちが利用しております。
運行ルートを決定する上で、やはり幼稚園生も含めての
子供たちが乗っておりますので、乗る時間にはある程度制限があろうかと思います。ということで、今運行している2台体制で運行する場所を広げてルートをつくるということになると、時間も延長せざるを得ないというようなことがありますので、来年度に向けてということで3台体制になったところで見直しをし、それから学校の再編の関係もあって、
犀川小学校に行く
子供たちの数も若干ふえそうな感じがしておりますので、そういうことも含めて3台体制の中で見直しをさせていただきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(
熊谷みえ子君) 5番、
中山茂樹議員。
◆議員(
中山茂樹君) 来年度見直すということは、来年の4月1日から、現実的に2.6キロメートル以上の人は対象になると考えていいんですか。
○議長(
熊谷みえ子君)
秋吉学校教育課長。
◎
学校教育課長(
秋吉良晴君) 来年の2月にもう1台
スクールバスをふやす予定にしておりますので、
先ほど教育長が申しましたとおり、来年度からは、議員がおっしゃるような形の運用で対応ができると考えております。
○議長(
熊谷みえ子君) 5番、
中山茂樹議員。
◆議員(
中山茂樹君) ちょっと細かいことを尋ねますが、3台に、今現状の
スクールバスの運転手というのは、委託なのか、今後1台導入する車の運転に関しても、町職員なのかどうか、そこをお尋ねしますが。
○議長(
熊谷みえ子君)
秋吉学校教育課長。
◎
学校教育課長(
秋吉良晴君) 現有で4台。
犀川地域につきましては、2台の
スクールバスを運行しております。そして、
伊良原学園で2台運行しておりますが、全て運転手につきましては委託業務ということで行っております。
○議長(
熊谷みえ子君) 5番、
中山茂樹議員。
◆議員(
中山茂樹君) わかりました。そしたら、早速、とにかく4月1日から運行するということを理解いたします。
教育行政はこれで終わりますが、引き続き、災害の関係でお尋ねをいたします。 7月の豪雨で、工事とは別なんですが、
犀川地区には地区で1カ所、生き埋めになって家が全壊になったところがありますが、その全壊の方に対して、家を撤去するとか何かの工事の見舞金とか、そういうのは出るんでしょうか。お尋ねします。
○議長(
熊谷みえ子君)
村中都市整備課長。
◎
都市整備課長(
村中隆秀君) ただいまの質問にお答えします。 撤去というんですか、一応あそこは今回、
林地崩壊復旧事業ということで対応になって、国のほうに今回申請して、
県代行申請になりましたが、今、復旧をしている状況でございます。 以上です。
○議長(
熊谷みえ子君)
田中保険福祉課長。
◎
保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 7月6日の
豪雨災害の被災者に対しましては、被災後、直ちに
井上町長が直接訪問いたしましてお見舞いを申し上げるとともに、本町と福岡県からのお
見舞い金を支給させていただいたところでございます。 また、全壊した被災者の方には、そのほかに
生活再建に役立てていただくよう、福岡県
被災者生活再建支援金が支給されております。また、その後に、福岡県に全国から寄せられた義援金が2回にわたり本町に配分されましたので、福岡県
義援金配分委員会で決定した配分方法によりまして、被災者に支給をさせていただいているところでございます。 以上です。
○議長(
熊谷みえ子君) 5番、
中山茂樹議員。
◆議員(
中山茂樹君) 私が言うのも何ですが、ありがとうございました。皆さんの
災害復旧に対しての御苦労は、大変立派であったと私は理解しております。 再確認なんですが、町が
復旧工事に係る工事については、もう既に来年3月いっぱいまでには完成すると理解していいいもんでしょうか。以上ですが。
○議長(
熊谷みえ子君)
村中都市整備課長。
◎
都市整備課長(
村中隆秀君) ただいまの質問にお答えします。 一応、本年度末を目標に、今現在、随時発注をしております。基本的には終わる予定でございます。 以上です。
○議長(
熊谷みえ子君) 5番、
中山茂樹議員。
◆議員(
中山茂樹君) もう一つ尋ねたいのは、
ハザードマップで
危険箇所に指定されたところで、その
危険箇所が壊れたというか、災害に遭った場所については、今後、そこには家を建てることはできないのかどうか、お尋ねしますが。
○議長(
熊谷みえ子君)
山見総務課長。
◎
総務課長(
山見紀幸君) ただいまの御質問にお答えします。
ハザードマップにつきましては、今現在、危険な箇所はここですよということでお知らせしているものでございます。 建てられないかということでございますけれども、基本的には、どうしても建てるという御本人の、あれば、例えば危険を回避して建てていただくという形になるかと思います。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 5番、
中山茂樹議員。
◆議員(
中山茂樹君) 言葉尻をとって悪いようですけど、危険を回避して云々というのは、その工事をするには、本人がすることは多分不可能と思うんです、土砂、山の崩れた部分は。そこは町なり県なりが工事をして、その後に住民が家を建てることは可能なのか、お尋ねします。
○議長(
熊谷みえ子君)
山見総務課長。
◎
総務課長(
山見紀幸君) 基本的には御本人個人の土地でございますので、町として、その方が建てられるときに、その1軒が例えば申請してきて、町のほうで先に工事をするという形は、現状では行ってはおりません。 ただ、国のほうで、全体の
土砂災害を防止するとかいうような、そういった事業があるというようなこともちょっと耳には挟んでおりますけれども、済いません。現状で明確にちょっとお答えできないので、申しわけございません。
○議長(
熊谷みえ子君) 5番、
中山茂樹議員。
◆議員(
中山茂樹君) 町としては、そういう
危険箇所に、個人的に、今までそこに住んでいたから再度そこに住みたいといった場合に何らかの指導とか指摘とか、何かありますか。
○議長(
熊谷みえ子君)
山見総務課長。
◎
総務課長(
山見紀幸君) 一応、建てるときに
建築確認申請が必要となってございますので、その時点で、ここが例えば
危険箇所であるということの御指導ということはございます。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 5番、
中山茂樹議員。
◆議員(
中山茂樹君) これで終わりますけど、要望としては、強く要望しますけど、
交通手段のない方の高齢者への対策を早急に町としてはしていただきたいということを要望しまして、私の
一般質問を、早いですが終わります。(拍手)(発言する者あり)
○議長(
熊谷みえ子君) 傍聴席での発言はしないようにしていただきますようにお願いをいたします。
中山茂樹議員の
一般質問を終わります。………………………………………………………………………………
○議長(
熊谷みえ子君) ここで暫時休憩といたします。再開は10時45分といたします。午前10時32分休憩………………………………………………………………………………午前11時03分再開
○議長(
熊谷みえ子君) これより、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
一般質問を続けます。
通告順位6番、
議席番号4番、
柿野正喜議員。
◆議員(
柿野正喜君) おはようございます。4番議員、
柿野正喜です。ちょっと水を差されたような感じになりましたが、早速質問をさせていただきます。 平成30年度12月定例会での
一般質問をいたします。今回4点にわたり質問をさせていただきます。 1点目は、定住対策である
子育て支援についてであります。
出産祝金の支給時期についてでありますが、額はともあれ、祝金は一般的には祝い事が生じたときに渡すのが常でございましょうが、みやこ町が支給する
出産祝金は、出生後1年を経過した後、対象者からの請求に基づき交付することになっております。 他の市町村では、出生後2週間以内に市町村に届け出をしなければならないことになっている出生届を提出したときに交付しているような町もございます。当町も祝金でありますので、できるだけ早期に支給するように改善してはどうでしょうか。お答えください。 2点目は、安心・安全な居住環境づくりに係る道路行政についてであります。 ことしも救急車のサイレンの音をよく耳にします。京築消防の救急車の発動状況を見ますと、現時点では去年を上回る発動状況です。御案内のとおり高齢化が進み高齢化率も年々高まっており、そのことも要因の一つと考えられます。緊急患者対応には、緊急自動車、特に救急車は庭先まで来てほしいと思うのは私だけでしょうか。 しかし、集落には、消防自動車、救急車が容易に進入できない狭い道路が点在しているように見えます。その道路を拡幅を緊急車両道路拡幅整備事業などで対応すべきではないでしょうか。お答えください。 3点目に、勝山諫山地域を走る県道の整備についてであります。 勝山長川から池田、そして岩熊間の県道整備は、国道201号から味見トンネルへの重要なルートであり期待をしておりましたが、工事は途中までで一向に進みません。その整備計画と
進捗状況はどうなっておりますか、お答えください。 次に、同じく勝山諫山地域にとって活力になると期待をしておりましたが、苅田・採銅所線は、苅田町白川地域でとまったままの状態です。そこで、この苅田採銅所線の全線開通の見通しはどうなのか、お答えください。 最後に、障がい者のスポーツについてであります。 平成26年にスポーツ基本法ができました。その基本理念には、「スポーツは障がい者が自主的かつ積極的にスポーツを行うことができるよう、障がいの種類及び程度に応じ、必要な配慮をしつつ、推進されなければならない」と記されております。 地方公共団体の責務として、みやこ町は障がい者スポーツにどのように取り組んでいるか、現状をお答えください。 以上、壇上からの質問とします。簡潔な答弁のほどよろしくお願いをいたします。
○議長(
熊谷みえ子君)
井上町長。
◎町長(井上幸春君)
柿野正喜議員の質問にお答えをいたします。 定住対策についての中の
出産祝金の支給時期を出生後1年後ではなく、他団体並みに出生時に支給するよう改善すべきでないかという質問にお答えをいたします。
出産祝金は出産を祝福することで、定住の意味を高めるために交付するものです。祝福のため出産の日から申請の受け付けを始めている自治体もありますが、申請後1年以上定住する意思の確認を行っています。そのため、みやこ町では定住の意欲を確認するために、出産の日から1年を経過した日から受け付けを開始しております。 また、申請漏れ、忘れがないようにするため、母子健康手帳の交付時や赤ちゃんの全戸訪問、12カ月児童相談等で
出産祝金制度の説明も行っています。 質問の申請日については、補助金の整理合理化会議等で今後協議をしてみたいというふうに考えております。 次に、道路行政について、集落内には、緊急車両が容易に進入できない狭い道路があるが、緊急車両道路拡幅整備事業等で対応すべきでないかについてお答えをいたします。
みやこ町内には、国道・県道・町道等の道路があり、町が管理している町道につきましては1,061路線、455キロメートルの延長があります。限られた予算で多くの住民の方に安心・安全に道路を利用してもらうため、道路の改良及び修繕時など、担当課の職員に対応させている状況です。 御指摘の緊急車両が容易に進入できない狭い道路があるが、緊急車両道路拡幅整備事業等で対応すべきではとのことですが、人命を左右する道路につきましては、関係課や他機関と連絡調整をし、現地調査を行って対応していきたいというふうに考えております。 次に、同じく道路行政の中の勝山長川から池田、岩熊間の整備計画と
進捗状況についてお答えをします。 この道路は、県道上矢山・中黒田線のバイパス工事区間であります。この道路は、福岡県京築県土整備事務所が計画し、平成23年度まで施工しておりますが、所有者の所在不明のため用地買収が難航し、現在は休止していると聞いております。 この道路は、国道201号線と県道苅田・採銅所線につながる大変重要な路線と考えております。町としても、早期完成に向け、強く働きかけを行ってまいりたいと考えております。 同じく道路行政の中の苅田・採銅所線の全線開通の見通しについてお答えをいたします。 県道苅田・採銅所線は、苅田町神田町の国道10号を起点とし、香春町採銅所の国道322号に至る総延長約26キロメートルの道路です。 この道路は、福岡県京築県土整備事務所が計画し、現在、苅田・採銅所線、山口1・2期工区延長約4,400メートルが整備され、平成30年度から平成38年度までに、山口3期工区約410メートルのバイパス整備を予定していると聞いております。 この道路が開通すると、苅田町の中心部へのアクセス性の向上が図られ、通勤時間が大幅に短縮されます。町としましても、早期完成に向け、強く働きかけを行ってまいりたいと考えております。 次に、障がい者支援対策についての中のみやこ町の障がい者スポーツの現状を問うという質問に対してお答えをいたします。 障がい者のためのスポーツは、リハビリ用のスポーツが発展してレクリエーションスポーツになり、さらに発展して、競技スポーツとなりました。 みやこ町の住民が参加しているレクリエーションスポーツの代表的なものは、福岡県身体障がい者体育大会があります。大会は、30メートルの距離に等間隔の旗を置き通過するスラロームや、ソフトボールを投げ、規則に沿って競技する投てき競技などがあり、平成30年度は8人が参加をしております。大会要綱は、みやこ町身体障害者福祉会に送付され、参加希望者全員が競技に出場をしております。 残りにつきましては教育長のほうから答弁をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(
熊谷みえ子君)
屏教育長。
◎教育長(屏悦郎君) 障がい者スポーツのみやこ町における現状についての御質問です。 生涯学習課では、障がい者スポーツの推進につきましては、第2次みやこ町総合計画において、アダプテッド・スポーツの取り組みを行うと定めているところです。 アダプテッド・スポーツとは、障がい者や高齢者、子供や女性などが参加できるように考えられたスポーツレクリエーション全般を示すものであり、現在スポーツ推進員の協力により、ボッチャやカローリングなど、誰でも気軽に参加できるニュースポーツの教室を毎月開催しているところです。 しかし、障がいのある方だけを対象としたスポーツ教室等につきましては、障がいの種類や程度が多様であることから、指導者の確保など課題が多く、開催できていない状況にあります。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 4番、
柿野正喜議員。
◆議員(
柿野正喜君) ありがとうございました。 それでは、再質問をさせていただきます。 まず、
出産祝金の件ですが、周知はある程度できているということで、申請漏れはないというふうに考えてよろしいかお伺いいたします。
○議長(
熊谷みえ子君) 亀田子育て・
健康支援課長。
◎子育て・
健康支援課長(亀田国宏君) ただいまの御質問にお答えいたします。
出産祝金につきましては、先ほど町長のほうも申し上げましたとおり、母子健康手帳の交付、または赤ちゃんの全戸訪問、または12月健診のときに再度広報というか周知を行っておりますので、今のところ対象になる方については申請があるということで考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 4番、
柿野正喜議員。
◆議員(
柿野正喜君) それで、出生後1年を経過してから対象者から申請を受けるということになっております。それで1年を経過する、その期間についてですが、1年を経過した後、受給して、その後に転出、要するに定住対策ですので1年は住んでくれちゅうようなことだと思うんです、定住を促すというか。 それで、請求して相手に
出産祝金を渡した後に、その方が転出をした事例がありますか。
○議長(
熊谷みえ子君) 亀田子育て・
健康支援課長。
◎子育て・
健康支援課長(亀田国宏君) 今、みやこ町のほうにつきましては、出生後から1年間の部分については、途中で転出された方は交付しないというのが今のルールでございます。また、出生後に交付した後に転出したかという質問でございますが、今現在そういう、それのデータを取得していない状態でございますので、今現在、そういう人数がおるかということについては、ちょっと御回答がない状態でございます。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 4番、
柿野正喜議員。
◆議員(
柿野正喜君) それで、なぜそういうことを聞いたかというと、これ1年間は交付するためにこちら側から1年間待っておる、年限を区切っておるわけです。それで、それが転出していないならば、この1年ちゅうのは無駄な期間だと思うんです。そういうことがないわけですね、もらうために1年間おるということじゃないんです、要するに。 じゃあ、それならこれを5年間にするとどうなるかちゅうと、それもやっぱり同じことだと思うんです。そうやって1年経過した後に転出したならば、これはやはり、こういう1年経過した後に交付するのが正しいのかなと、定住対策としては正しいのかなと思うんですが、その後に皆さんもらってもそこに住み続けているのなら、それは、もらうためにそこにおるというふうには理解できないですね。それは普通はそう思いますね。 それで、こういうふうにして期間を設ける、そして設けていない市町村もありますが、それはどうしてもその市町村、設けていない市町村はそういうことはもういいというような形なんです。やっぱりどこも定住対策として、思いは市町村同じだと思うんです。そこら辺についてみやこ町だけは、みやこ町だけではないですが、そういうことをするということに、やはりなかなか定住対策としては、余りよいことじゃないんだと。 せっかくこういう制度をつくっておきながら、町民の方にハードルを設ける、もらわないようにハードル。しかし、そのもらった後に転出とかそういう事由が見られないと、多分ないと思います私、もらうために1年間住むとか、そんなことはしないですね普通。 例えば、生まれも育ちもみやこ町の方で、結婚した後、子供さんができたと。そして、あんたもらった後転出するんでしょうち、そういう疑いをかけるわけですね。いや、本来なら出生届って出したときに渡すんやけど、それは転出するかどうかわからんと、信用できんと。だからストップをかける、1年間だけ、そこで様子を見ると。それで、もらった後には転出をしないとですね。そういう意図があれば、もうそこでもらった後転出しますよね、だけどないんです。 だから、そこら辺はもう少し町民の方を信用する、信用するちゅうか、もう当然のことだと思うんです。だから、その辺も踏まえて、再度この制度について考えを見直しをしていただきたいと思います。その辺の考えを伺います。
○議長(
熊谷みえ子君) 亀田子育て・
健康支援課長。
◎子育て・
健康支援課長(亀田国宏君) 申請日の受け付け期間の御質問でございます。 他の自治体のほうでは、出生したときに一時金みたいなものをお支払いし、また1年後に払って、2年後に払うとかいうふうな支払いというか、申請方法をとっている自治体もあるということは理解をしているところでございます。 よって、交付の仕方がどうかということで検討は今後、町長のほうも申し上げましたが、補助金の合理化対策に関する会議等を町のほうは持っておりますので、その中でこの補助金の申請時期について再度どうかということを検討させていただきたいというふうに思っているところでございます。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 4番、
柿野正喜議員。
◆議員(
柿野正喜君) そのようにしてください。 それで、この交付要綱の中に検討という条項を儲けております。それで、3年以内にこれをもう一回検討するんだというふうにうたわれております。それで、これが27年4月1日から施行をしているんです、この要綱そのものです、見直しを、直近の施行期日がです。 それでもう30年の12月です。だから当然一回検討しているのかと思うんですけれども、そこら辺はどんなふうだったでしょうか。
○議長(
熊谷みえ子君) 亀田子育て・
健康支援課長。
◎子育て・
健康支援課長(亀田国宏君) 今、要綱の検討期間の御質問でございます。 議員が申し上げていただいたとおり、平成27年4月1日に告示をさせていただいて、そこについては議案第2条及び3条関係の検討をさせていただいて公示したところでございます。 今現在につきましては、期間等について、再度一回検討はさせていただきましたが、期日として変更をする内容にはなりませんでしたので、3年後でございますが、条例等の変更はしていない状態でございます。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 4番、
柿野正喜議員。
◆議員(
柿野正喜君) ありがとうございます。 そこで、その期間の話なんですが、1子目ができた場合、1年経過後に交付申請を受けますね。そして2子目のときはどうなりますか。
○議長(
熊谷みえ子君) 亀田子育て・
健康支援課長。
◎子育て・
健康支援課長(亀田国宏君) 今、
出産祝金の申請につきましては、第1子、第2子、第3子、第4子以降というふうに分けているところでございますが、全てについて出生後1年後というふうにしているところでございます。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 4番、
柿野正喜議員。
◆議員(
柿野正喜君) そこで、1子目のとき何事もなかったんですね、1年して。それで、また3年後に2子目ができたと。そこでもまた、あなたはまだ1年も住むか住むかわからんよという疑いを、信用性の問題ですね。こういうふうになっているんです。3子目もできたときに、いや、まだあなたは転出するんじゃないかと、そういうふうになるんです、これからいけば。 だから、そこまでやらなくちゃいけないかと思うんです。3子目ができて、4子目ができて、また1年待つのかと。今までずっとこうやってきてるじゃないかと、何十年も、それでもやっぱり同じ取り方になっている。そこら辺はぜひ改善していただきたいと思うんですけど、そこら辺はどうですか。
○議長(
熊谷みえ子君) 亀田子育て・
健康支援課長。
◎子育て・
健康支援課長(亀田国宏君) 第2子目、第3子目の受け付け期間の御質問でございます。 みやこ町のほうで今のところ第1子で交付する方も多くおる状態でございますが、今年度、前年度も含めまして、第4子の出産で交付したという件数も増えてきている状態でございます。これは、第1子、第2子のときは交付しなかったけど、第3子の方がこういう補助制度があるので、みやこ町に住んでみようということだったと思いますが、そういうことに対して、第3子から初めて交付したという方も中にはおられる状態です。よって、そういう状態のところも含めて、出生後1年についての検討はさせていただきたいというふうに思っているところでございます。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 4番、
柿野正喜議員。
◆議員(
柿野正喜君) ぜひ、見直してください。 それから、この交付対象者です。今は町民税納入義務者でありとこういうふうに限定しているんです。町民税納税義務者、義務者以外はだめだということなんです、これを見ると。例えば非課税者、それから生活保護者、この方たちはどうなるんでしょうか。
○議長(
熊谷みえ子君) 亀田子育て・
健康支援課長。
◎子育て・
健康支援課長(亀田国宏君) 今現在のところ、非課税者の方については、非課税者の方がいなかったというのもあるんですが、交付は実績がないところでございます。 また、生活保護者の方につきましても交付は行っておりますので、住民税非課税者の方が早急に出るかどうかの検討も行い、そういう方についても交付できるように検討していきたいというふうに思っているところでございます。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 4番、
柿野正喜議員。
◆議員(
柿野正喜君) 生活保護者であっても、今のところ交付しているということです。しかし、この要綱自体はそうなっておりますので改定をしないといけないですね。 それとあわせて、この金額の見直しはそこはどうなんでしょうか。今、3万、5万、10万、20万となっております。そこら辺はどうなんですか。よその近隣市町村でこういう制度を設けているところと比較してどんなふうでしょうか。
○議長(
熊谷みえ子君) 亀田子育て・
健康支援課長。
◎子育て・
健康支援課長(亀田国宏君) この結婚祝金につきましては全ての町村で交付しているものではなく、定住促進関係で実施している市町村が多いところでございます。 私のほうの調べたところによりますと、第3子、4子から20万というところは多く感じられるところでございます。多いところによれば、みやこ町よりも多く交付しているところもございますが、金額につきましては平成27年度に10万円のところを20万円に上げたところでございます。よって、町の財政等も含めて、これにつきましては金額の検討というのはさせていただきたいと思いますが、財源的に厳しいということは今の状態になっているところでございます。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 4番、
柿野正喜議員。
◆議員(
柿野正喜君) ありがとうございます。 こんな市町村がありました。1子、2子ですね、今出生率ちゅうか1人の出生人数、大体3人いかなくて2.幾らぐらいじゃないかと思うんですけども、私が思うに、ちょっと調査していないんですけど、それで3子目にがばっと祝金をあげているところもあるんです。 だから2人目ぐらいまではみんな産むちゅうか、これは失礼だけども、3人目はちゅうところで、ここでインセンティブをつけたんです、そこは。だから例えば、3万、5万円やったら次は50万とか、そんなところもありました。だから、この改定するに合わせては、そういう工夫もされたらいいんじゃないかと思います。 いずれにしましても、この期間については、ぜひ見直しをして、お祝いだと、お祝金ですので、そういう疑いとかそういうことじゃなくて、すぐにやれるようなことにしていただけるとありがたいと思います。それは検討してください、よろしくお願いします。 以上で、
出産祝金については終わりたいと思います。 次に、集落内の狭道、狭い道路についてでございます。 この狭道調査はされたことはありますか、各集落の。
○議長(
熊谷みえ子君)
村中都市整備課長。
◎
都市整備課長(
村中隆秀君) ただいまの御質問にお答えします。 本来、地区要望に基づいてしていますので、基本的には全体の調査はしておりません。 以上です。
○議長(
熊谷みえ子君) 4番、
柿野正喜議員。
◆議員(
柿野正喜君) それで回答書をいただいているんですが、「人命を左右する道路については」と云々と書かれております。人命を左右する道路というのはどういった道路なんでしょうか。どういうふうにして基準を設けているんでしょうか。
○議長(
熊谷みえ子君)
村中都市整備課長。
◎
都市整備課長(
村中隆秀君) ただいまの質問にお答えします。 一応、今回の議員の質問の中というんですか、指摘の中に、狭い道があるということで、狭い道路とかあると緊急車両が入れないということになりますので、人命を左右するような道路については検討していきたいというんですか、そういうような考えを持っております。 ただ、先ほど言いましたけど、地区要望をまず優先にしておりますので、そういうのは調査はしていないというのが現状でございます。 以上です。
○議長(
熊谷みえ子君) 4番、
柿野正喜議員。
◆議員(
柿野正喜君) ちょっと視点を変えます。 道路ですよね、しかし私が申し上げたいのは、そういう道路がどうのとそういう面よりも、安心・安全な防災面ちゅうんですか、そういった視点からの今回質問なんです。それで、この村の中では救急車も通れないような道があるんだと、それは防災面ちゅうか、安心・安全な居住づくりなので、今は現場のほうから道路をということじゃないんです、私の申し上げたいのは。 だから、そういう調査をしたかというのは、ここはみんな住んでいて安全なのかと、そういう判断をしていただきたいと思って質問をしているんです。そこら辺をちょっと違っているような、回答が違っているような気がするんです。 その安全面からの道路幅、建築基準法ではどうなんですか、何メートルですか、建築基準法、道路の、どうなんですか。
○議長(
熊谷みえ子君)
村中都市整備課長。
◎
都市整備課長(
村中隆秀君) 建築基準法では4メーター以上というふうになっております。 ただ、4メーター道路以上なんですが、昔からある狭い道、要するに4メートル以内というのがありますが、そういうのに対して、中央からというような話で、現在は4メーター以上ないとできないんですが、昔からある部分については4メーター以内というところもあります。 以上です。
○議長(
熊谷みえ子君) 4番、
柿野正喜議員。
◆議員(
柿野正喜君) そうなんです、昔からあるやつは。 だから、こういう狭道の整備事業で広くしたら安心・安全な、救急車がいつでも入れるとか、消防車が入れるということになるんだと考えておる、だから言っているんですが、それで実際には4メーターないでも、救急車なら入れますね、がっとは入ると思います。 しかし、すれ違いができないんです。だから4メーターちゅうのがその幅になったらしいんです。災害時に向こうから来て、対向車になって、どっちがバックするんだとそういう時間も本当は欲しくないですよね、そういうところに。だから、その4メーターちゅうのをつくったわけです。 だから、今ある村の中の道、土地の提供、うちは土地を提供しますよ、道を広くしてください、そういう条件がそろえば、無償で提供する、そういうところについては、そういった事業で拡幅をしていって、安心・安全な町づくりをしてはと、そういう意味での質問でございます。そこら辺はどうなんでしょうか、安心・安全なまちづくりの見地からです。
○議長(
熊谷みえ子君) 回答は町長ですか。
◆議員(
柿野正喜君) できれば方針を。
○議長(
熊谷みえ子君)
井上町長。
◎町長(井上幸春君) 私のほうでこの町内をずっと見て回ったんですが、ある地域ではかなりの道路の中で、町道であってもセンターラインがある地域もありますけれども、残念ながら町道であってセンターラインもないような地域がかなりあります。 そういうところをどういうふうにしていったらいいのかということは、担当課とも相談をしているんですが、なかなか用地ができないということであります。 そういう中で、今度
スクールバスを入れたときも、中まで入っていけないようなそういう地域がかなりあります。あるいは入っていったとしてもUターンができないような地域もあるので、その辺はこれからどうしていったらいいのか、ぜひやっぱり柿野議員からのお力添えも賜りながら、そういうところの解消を私は勧めていきたいというふうに思っております。
○議長(
熊谷みえ子君) 4番、
柿野正喜議員。
◆議員(
柿野正喜君) ありがとうございます。 無償で土地を出したり、こういうことをやると町のほうが示せば、各集落もそんなふうに取り組もうというところも出てくるんだと思います。ぜひ、そうしていただきたいと思います。というのも、やっぱり道路幅は4メーターないと家を建てられないとか、そういう支障が出ないようにしていただきたいと思います。 今、冒頭申し上げましたが、救急車の今活用が今年度11月末で、みやこ町は1,126件です。これは去年1年間、29年中、1,102件ですので、もう1月まだ余しておるんですが、もう去年を上回っているんです。そういう状況でございます。だから、ぜひとも救急車を庭先ぐらいまでぽんと入れるようなことにしていただければと思っております。 以上で、この安心・安全な居住環境づくりについては終わりたいと思います。 次に、県道整備でございます。 町長はこの県道を両方とも全うして、早期完成に向けて強く働きかけをしていくということで回答をいただきました。そこで、この必要性を、まず長川、池田、岩熊間のこの工事の必要性ですね、どういうふうにしていっているかというと、私なりに必要性を挙げております。 まず、長川区、それから岩熊区、大型トラック車、その大型車が通行するともう離合ができません。普通車と大型トラックでもできません。そこでどういうふうに離合するかというと、向こうのこっちに来そうだなと思ったら、手前のほうで通過するまで待っておくんです。今はそういう状況です。 それで、その状況を打破するためには、この長川、池田、岩熊間の今休止になっておる、これを、していただきたい。というのも、例えば、仲哀トンネルで交通事故等があります。そうしたら交通遮断するんですね。そうしたら警察どうしよるかというと黒田橋があります。そこから味見トンネルに車を流すんです。そうしたら、さっき言うように、長川のところでもう離合できない、そして今度は、岩熊の集落もできないんです。だから、あそこ大渋滞するんです。岩熊からずっとつながるんです、そのときは。今そういう現状があるんです。 そして、今度は味見トンネル越えて、香春町のほう322のバイパス、あれが横にどっと出てきます。だから、その道に警察のほうはやろうとするわけです。だから、事故以外に322に呼び込んだあれが開通したら味見トンネルの活用が私はふえるんだろうと、そういうふうに読んでおるんです。だから、ぜひこの道の完成に向けて強く働きかけを、回答した同時に働きかけをしていただきたいと思います。 それともう一つは、この工事について、例えば、県と町が折半してお金を出すとか、そういうこともあり得るんですか。やろうと思ったらあり得るんですか。そこら辺をちょっとお尋ねを──いや、県道だからそんなことはできんよちゅう、どうなのかの。町も半分出す、そのかわり急いでつくってくれと、そういうこともできるのかどうかです、可能かどうかです。
○議長(
熊谷みえ子君)
村中都市整備課長。
◎
都市整備課長(
村中隆秀君) ただいまの御質問にお答えします。 県道管理者が通常しますから、県道については県土整備事務所になりますので、町は協力はできますが、お金等の費用についてはするようなことはありません。 以上です。
○議長(
熊谷みえ子君) 4番、
柿野正喜議員。
◆議員(
柿野正喜君) それでは強く働きかけをしていただきたいと思います。 そして、次は、苅田・採銅所線の件です。これは回答をいただいているのは平成38年度までに山口工区と、山口ですかこれ、白川地区ですか、412メートルとなっております。これで全線開通になるんですか、そこら辺を伺います。
○議長(
熊谷みえ子君)
村中都市整備課長。
◎
都市整備課長(
村中隆秀君) ただいまの質問にお答えします。一応、山口3期工区ということで、山口工区については終わるという話です。あとまだ残りがありますので、終わらないという状況でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 4番、
柿野正喜議員。
◆議員(
柿野正喜君) そうですよね、そうしたらもう38年度、もう随分年月を要するということです。 それで、私はこの道について考えているんですが、考えというか思いがあるんですが、この道をもうやめてもらいたい、そして新たに行橋市の見立地区とそれから入覚、その間があります。そこから県道をつくって、長峡中学校の裏を通って吉国方面につなぐ、それのほうが今後、味見トンネルの活用についても有利になると思います。 そして今、採銅所線をやっているところ、私、開通しても余り効果がないような気がするんです。それというのも、あそこのみやこトンネル、みやこトンネルに行ってもわかると思いますが高台にあります。それで今、ほとんどもう活用されていないんです。そして、あれを開通してもそこに、あれ、上っていきますので、なかなか利用者がふえないんだと思うんです、私の思いですよ。 だから、こっちの平地のほうを田んぼの中を通して吉国方面に流す。そうすれば今度は201号の混雑緩和にもなります。そういう面からすれば、その県道を新たに線を引き直してやるほうが、私は得策だと思っておるんです。 そこら辺はどんな風に思いますか。いやいや、それはもう突飛なことだと思うのか、回答は要りません。そう思えば思っていいですけど、そんなふうに私は感じておりますので、総合的に、県道だから県に任せ切りというよりも、やっぱりそれは町の発展のためです、だから道ができないということは、みやこ町の発展を私は阻害していると思うんです。 やはり、今まで道路をなかなかできていないです、道路整備が。それは本当にくやしいですし、やはり、みやこ町が発展するには道路はぜひ必要だと思っておりますので、回答していただいているとおり、早期開設に向けて強く働きかけをすると、それはぜひ実行していっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは、最後の障がい者スポーツのほうに入らせていただきます。 回答では、県大会のほうには8人が競技に出場したとなっています。この障がい者のスポーツ人口ちゅうか、そういうのは何かでありますか、どういったことで障がい者のスポーツをやっていると、そういう情報があればお知らせいただきたいと思います。ちょっと済みません。
○議長(
熊谷みえ子君) 再質問。
◆議員(
柿野正喜君) ちょっと質問わかりにくいかと思いますので。 障がい者スポーツには福祉的な部分と、あともう本当にスポーツ、アスリートを目指すような障がい者スポーツがある。その区分けですけど、その福祉的なスポーツとそれからアスリート的なスポーツ、分けて考えていただきたいんですけど、当然その担当も分けられています。かたや厚生労働省、かたや文科省というふうに分けられると思うんです。 それで、今言われた障がい者スポーツの情報、それとあわせて、この回答していただいたスポーツ推進委員によるこの障がい者も参加できるようにとなっております。それで、その一緒くたに、将来的には私は一緒くたでいいと思うんです。しかし、まだそこまではいっていないと思うんです。 だから、このスポーツ推進委員の方に、この研修とかはされておるんですか。障がい者の方と一緒にやるちゅうのはです。健常者とはまた違うと思うんです。そこら辺の研修とかは考えられておるんでしょうか。
○議長(
熊谷みえ子君) 中村生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(中村銀次君) スポーツ推進委員のその障がい者スポーツに関する研修ですけれど、全員ではないんですが、そういった研修会の情報がこちらに来たときに、スポーツ推進委員の方に行ってもらっている現状でございまして、実際に障がい者の方と一緒に何かをするというところまでは、まだいっていないという状況でございます。 以上です。
○議長(
熊谷みえ子君) 亀田子育て・
健康支援課長。
◎子育て・
健康支援課長(亀田国宏君) 済みません、福祉関係というか、リハビリを含んだスポーツ関係ということについて御質問でございます。 その福祉関係のスポーツ関係にしましては、先ほど町長のほうも言いましたが、ソフトボール投げとか30メートルのスラローム、または座って行う感じになりますが、卓球等があるところでございます。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 4番、
柿野正喜議員。
◆議員(
柿野正喜君) それで、その今座ってやるとか言っておりましたが、じゃあ、それを我々の目のつくところで、どこかでされておるんですか、それを。みやこ町の体育施設でされているのか、それともほかのところでされているのか、実際はですね、そこら辺はどうなんですか。
○議長(
熊谷みえ子君) 亀田子育て・
健康支援課長。
◎子育て・
健康支援課長(亀田国宏君) 今言われたソフトボール投げなどの練習というか、そういうことはやられているかという御質問でございますが、みやこ町のほうでは、そういうことの練習とかいうのはなく、本番で一発勝負という言い方がどうかわかりませんが、本番のみの競技というふうになっているところでございます。 福祉関係については以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 4番、
柿野正喜議員。
◆議員(
柿野正喜君) それで、そういった形ではなく、ボール投げとか、それはそういう端的な部分なんですが、それは何か常日ごろから、そういう競技になるとやっぱりスポーツ関係になると思います。レジャーちゅうかリハビリを兼ねたような、そういうスポーツちゅうのは、やっぱり日ごろからしないとその効果というのはあらわれないと思うんです、その身体障がい者のですね。 だから、そこら辺を町としてどんなふうにしていくことを今考えているかです、要するに。その町の計画ないで、そこがもう勝手にしよるんだというようなことじゃないかと思うんです。だから、こういうスポーツ振興計画ですよね、障がい者のスポーツ振興計画ちゅうのはないですよねそれは。ないと思うんです、みやこ町にはないと思うんです。だから、この市町村の責務ちゅうのが果たされていないような気がする、本当に。だから、そこら辺をどうしてしないのかと思うですけど、何か理由がありますか。
○議長(
熊谷みえ子君) 中村生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(中村銀次君) 障がい者スポーツの推進につきましては、やはり障がいの形態が多種多様、いろんな方もおられます。指導していくとか、何をどんな大会をしていいかとか、そのようなものがまだちょっと整理といいますか、できていない状況でございまして、しかしながら、今現在、やはり障がい者スポーツを推進していかないといけないという認識もございますので、スポーツ推進会議とか関係団体等と協議して、何ができるのか、どうやってやったらいいのかというところを整理して、実施に向けて検討していきたいと思っております。 以上です。
○議長(
熊谷みえ子君) 4番、
柿野正喜議員。
◆議員(
柿野正喜君) ぜひ、そういうふうにして一歩でも前に進んでいただきたいと思います。 先だって北九州市のほうで風船バレーというのがありまして、その全国大会がありました。毎年それは北九州でやっているんですが、去年もちょっと見学させてもらって、ことしも見学させてもらったんですけど、見られた方はおわかりだと思いますが、ここまでやるかというようなスポーツだと感じたんです。 なぜかというと、6人おって、その中に車椅子に乗って、車椅子にその障がい者の方が乗っているんですね。だけどその方、動けんのですよ。だからどんなふうにするかといったら、みんなそれぞれ1回は触らないと向こう側に返せないんです、ルールとして。それでどうしよるかというと、付き添いの方が車椅子を動かすんです。そして寝ている人は、目だけ開いているんです。その人はどうするのかというと、ゴロゴロと動かして、その頭にこう当てて、本人が押すんじゃないですよ、付き添い人がいてそこまで行くんです。 もうここまでやるんか、それでやっぱりそれに比べたら、もうそういう新興、普及を全然させてないちゅうのは、私は鳥肌が立つと思います、それは。動かして、本人の頭に当てて、そのままボールがぽんと浮くんですが、その車椅子の一部に触ってもいいんです。そこまでやって、やっぱり普及をさせようとしている、そういうところがあるんです。 やはり、その環境、そういうレベルのものを我々やっぱり人類として、やはり戦争にもつながると思うんです、これは、戦争防止にも。そこまで人をやっぱり助けるちゅうか、そうしてみんなで幸せになろうと、そういうことだと思うんです。 だから、ぜひ、この障がい者に関することは、この基本理念のように、ぜひ少しでも前に進めていただきたいと思います。そうでないと、今みやこ町の体育施設、健常者のものです。障がい者は使っていないんです。今は結構、障がい者いますよ、福祉計画見てもわかると思いますが。 このことをきょうは
一般質問で、本当に人間として、やはりこういう部分に力を入れるこそが、私はそのことが町政の、町民の活力になると思うんです。ぜひそれは推進をしていただきたいと思います。そして、計画的にやっていただきたいと思います。町長、どうでしょうかその方針は、やっていただけますか。
○議長(
熊谷みえ子君)
井上町長。
◎町長(井上幸春君) 大変大事なことだと思っております。以前、いろんな大会でそういうものを私も見たことがありますし、そういう話は先般、担当課とも相談をしております。 今後、どういう方法でできるかちょっとまだ具体的には決まっておりませんが、そういうことも検討して前向きに進めてまいりたいと思っております。
◆議員(
柿野正喜君) ありがとうございました。 以上で
一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(
熊谷みえ子君)
柿野正喜議員の
一般質問を終わります。………………………………………………………………………………
○議長(
熊谷みえ子君) ここで暫時休憩といたします。再開は13時10分といたします。午前11時56分休憩………………………………………………………………………………午後1時10分再開
○議長(
熊谷みえ子君) これより、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
一般質問を続けます。
通告順位7番、
議席番号9番、中尾昌廣議員。
◆議員(中尾昌廣君) 9番、中尾昌廣でございます。通告に従いまして、4点ほど質問をさせていただきたいと思います。 まず1番目に、日本一高い水道料金福岡県みやこ町ということと、高齢者対策について。それから、犀川支所をケアの場に。移動販売、この4つを質問をさせていただきます。 まず1番目に、日本一高い水道料みやこ町、全国水道料金の改定率が高いと推測される事業体の上位50ということで、見出しで、全国版で掲載されました。記載には数値は推測値であるけれども、2040年時点において最も料金の改定率が想定される事業体ランキングをそのまま掲載したとあります。 料金改定率は2015年時点を、2040年を比較して想定される数値、データは日本水道協会による水道統計2015年度版でありますが、国立社会保障・人口問題研究所による日本の地域別将来推計人口、2013年からの推計だそうでありますと、テレビ等で報道がありました。 全国1,741市町村の中、断トツのトップであり、我が町みやこ町にとって大きな打撃であります。まして町民の方たちは、地元にダムができており、できたことにより水道料金が安くなると期待した町民がいることも確かであります。私どもが今心配しているのは、この報道により、今後水道使用をやめたり、若者が移住しなくなったり、企業も来なくなる可能性がないのか非常に懸念をするところであります。 将来を見据えてどのような打開策を出すのか。そして、この根拠と今後どのような対策をとるのかをお伺いをいたしたいと思います。 御承知のとおり、改正水道法が今月の6日に衆院本会議で可決されました。この水道法改正では、官民連携と広域連携とあります。特にみやこ町は今現在急ピッチで人口減少に突き進んでおり、
豊津地区の水道事業も30年が経過して、老朽化した水道管の更新が待たれ、今後莫大な費用がかかることも苦慮しなければなりません。 また、この水道法改正により、町民の不安をより一層かき立てていることが間違いのないところであります。あわせて、町民の方々にしっかりと御説明をしていただきたいと存じます。 2番目は、高齢化と過疎対策についてお伺いをいたします。 少子高齢、過疎、限界集落、消滅集落などと言われてから久しいのですが、当初この言葉を聞いたときには、大げさな言い方だなと思っていた人たちが多くいるんではないでしょうか。さきの上水道問題を推測した国立社会保障・人口問題研究所と同じところが推測していたと記憶にあります。 限界集落は、全国に1万91集落あるといいます。今後ますますふえると予測しております。御承知のとおり、我が町は県下60市町村の中、高齢化率38.5%、5位であり、団塊世代の人たちが3年後には75歳となり、非常に厳しい時代を迎えることとなりました。みやこ町の高齢者対策を今後どのようにするのかお伺いをいたしたいと思います。 また、今現在、
デマンドタクシーや巡回バス等が行っていることは承知しておりますが、高齢者が一番今苦言が多いのは、支所がほとんど手続がとれない。そのため本庁まで出かけるのに大きな負担がかかる。今高齢者のため、免許証等を返上し、支所や本庁に出かけるにも非常に困難である。また、税金の介護保険などは通帳から引かれているのですが、高齢者へのさまざまな引かれるは、貯金通帳からしっかりと引いている。高齢者サービスと言いながら、全く感じられない。このような声が大きく聞かれることは間違いのないところであり、このようなものをどう今後対策を練っていくかをお伺いをいたしたいと思います。 3番目に、犀川支所を診療所とケアセンターにという問題であります。
犀川地区では、医院が1つ、週一度でも診察ができないのかをお伺いをいたしております。
犀川地区の高齢者は今現在40%に等しい。将来を見据えたとき、運転を返上し、せめて一度でも診療ができる診療所をお願いしたい、そういうふうに思っております。 今現在、いわゆるみやこ町はこの解体を思い立って、支所を思い立っております。しかしながら、コミュニティーセンターの図書室が空き、そして迎賓館、いわゆる茶室が今空になっております。全く使っていません。そういうところをしっかりとこのコミュニティーセンターに、私はやはり高齢者のための、月に1回でも、2回でも診療所を設けていただきたい。今現在1つの医院がありますが、その1つの医院には、非常に混雑をしいていると聞きます。私は大きな医院ではなく、やはり風邪引きや小さな病気を見つけてもらう、高齢者に安心安全で気持ちを出していただくならば、やはり1つ支所を設けていただきたいと思っております。 今非常に、各谷合いの集落は本当に限界どころか消滅するんではないかという感を持っております。そういう高齢者に優しい政策をどうでもお願いをしたいと思っております。 そのためにも、やはり支所とついでにケアができる場所、そういうものをつくっていただきたい。今お年寄り、いわゆる高齢者が望むところは、足が悪い、腰が悪い、そういう人たちが今買い物ができない、そして下にも下れない、支所・本庁にも行けない、そういう苦言が非常に多く出ております。そういう人たちのために、私はコミュニティーセンターでありますがゆえにコミュニティーをしっかりとってもらうような、心の経営ができる、そして月に一度でもいい診療所ができる、そして役所のケアをしてもらい、そういうところを今計画しないと、今後ますます高齢者の増加で苦難の道にたどることは間違いのないところであります。よろしくお願いを申し上げます。 第4番目は、移動販売についてでございます。 9月からと言っていたんですが、10月からグリーンコープと提携の移動販売ができました。この移動販売は先般からお願いをしたところなんですが、この移動販売によって、私はやはり各地区のお年寄りが昼時間に出てきてコミュニティーがとれ、そしてみんなでお互いが話し合って健康を確かめ合う、そういうものの一つが含まれた買い物だろうと、そういうふうに思っております。 今、行政も10月から実行していたんですが、どのようなことが起きたのか、どういうものなのか。まだ1カ月ですから感想を聞かせていただきたいと思っておりますし、今後、私は、今勝山だけでなく、やはりみやこ町の隅々のところまで順番的に行ってもらうようにお願いをいたしたいと思いますし、今後このような、やはり高齢者に優しい政策であり、執行部であってほしいなとお願いをするところでございます。 まずもって、壇上ではこれで終わらせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。
○議長(
熊谷みえ子君)
井上町長。
◎町長(井上幸春君) 中尾昌廣議員の質問にお答えをいたします。 最初に、水道料金の改定率が全国一になると推計されていることについての質問にお答えをいたします。 この推計は、平成30年3月に日本有限責任監査法人及び水の安全保障戦略機構事務局から発表された「人口減少時代の水道料金はどうなるのか」の研究結果に記載されたものです。 この研究結果は、人口減少社会の到来の中で、老朽化した水道インフラを再整備し、生活基盤を支え続けるため、多くの議論を前進させるよう作成されたものではないかと思われます。また、水道法の改正による水道事業の広域化と民営化を見据え発表されたものであると推察しています。 その中で、みやこ町の将来の水道料金は、20立方メートル当たり4,370円から2万2,239円へ改正しなければ赤字になると推計されています。 この推計結果は、全国1,236事業体を、2015年の水道統計等のデータをもとに、収入面では人口減少による給水収益の減少、国などからの補助金等をゼロとし、支出面では施設の更新費が増加するものとして、条件を仮定した上での推計であります。 この中で、本町の計算においては、過剰な更新投資需用費で計算されております。そのため、減価償却や借り入れの支払い利息等の費用も増加しているものとなっており、実情を把握しているものでなく、全国一律に推計したためにこのような結果になったと考えています。 しかしながら、人口減少等による水道使用料の減少や老朽化した水道インフラの再整備等は、本町でも避けて通れる問題ではないと認識しております。 今後の対策としましては、施設のダウンサイジングや廃止を考え、コスト削減に努め、事業の効率化をできるだけ図った上で、水道料金の見直しには慎重に検討していく所存であります。また、近隣市町村との広域連携等についても模索していく必要があると考えているところです。 今回、町への何の連絡もなく一方的に発表をし、このような報道がなされましたことはまことに遺憾であり、町民並びに議員の皆様に御迷惑と御心配をおかけしましたことにつきましては、この場をお借りしまして深くおわびを申し上げます。 今回、マスコミ等で報道があった後、水の安全保障戦略機構
事務局長へ厳しく抗議するとともに、何の根拠を持ってこのような数字となったのか明らかにしていただきたいと電話で申し上げました。先方から、人口減少時代の水道料金はどうなるのか及び人口減少時代の水道料金全国推計を公表し、各自治体の困難な水道事業の将来について、国及び国民に広く知っていただき、各自治体、議会及び住民によって解決していくことを期待をして公表したとのことです。 そのため、特別事業体の具体的実態を勘案しないで行っていることから、2015年に公表した水道料金推計から大きく増減しているケースが発生したと話され、我々の研究の趣旨を御理解くださいとの、そういう話でございました。 なお、議員からも御指摘がありましたが、このことは町民の皆様、また今月末には駐在員会議等もあります。いろんなところで今回のことは全く偽りであり、実際のことではないんだということを報告をしながら、御理解を努めていきたいというふうに考えております。 次に、高齢化と過疎化対策についてお答えをいたします。 今後の10年先、20年先を見据え、将来にできるだけ負担を残さないようにするため、みやこ町が抱える
公共施設のあり方について6月にみやこ町
公共施設再配置計画を策定しました。 再配置計画に基づき、合併してサービス内容や機能が重複した施設を中心に統廃合を検討し、質・量・コストの観点から利用率や年間の維持管理費等を精査して、みやこ町の実情に合った施設の総量及び配置の適正化を検討しております。 犀川・豊津、両支所については、現状の建物は解体して、今とは違う形での有効活用を検討いたしますが、支所機能自体は隣接する中央公民館、豊津支所別館にそれぞれ移転して、引き続き事務を行うようにしております。 移転後、取り扱う事務に関しましても、できるだけサービスの低下を招かないように、町民ニーズの把握に努め、必要な窓口サービスの実施を検討してまいりたいと考えております。 次に、旧犀川町役場を診療所とケアセンターにしたらどうかという質問にお答えをいたします。 私たちが医療機関から医療の提供を受ける形態は、病気やけがの内容、程度によってさまざまです。このため、国はかかりつけ医を中心とした日常的な医療を基盤としながら、必要に応じて専門的な治療が受けられるよう地域医療の流れを示しているところです。 しかし、みやこ町の地域医療を担う病院は、平成22年度には13医療機関がありましたが、現在では7医療機関まで減少しています。この要因は医師不足によるもので全国的なものであります。 それを解消するため、福岡県では、福岡県医師会と僻地のある自治体でつくる福岡県僻地医療支援協議会や2市2郡でつくる京築区域地域医療構想調整会議で医療機関の状況などを協議しているところですが、改善ができないということが現状であります。そのため、みやこ町では病気の早期発見・早期治療が1人でも多く住民に受けてもらえるように、健康診断の受診者の増加に努力をしているところであります。また、保健師や管理栄養士が地域に出向き、出張講座を行っています。そこでは、血圧測定や体調の状態等をお聞きして、専門医への受診が必要なときは医療機関の紹介を行っております。 次に、移動販売についての質問にお答えをいたします。 高齢者の買い物支援や地域の交流づくりを目的に、グリーンコープによる移動販売を10月から勝山松田地区において試行的に実施しております。開始後、2カ月が経過いたしましたが、毎週15名程度の方が利用され、実際に商品を手にとって品定めをしながら買い物をされています。また、販売予定時間前から数名が集い、楽しく会話をしている様子も見られ、地域のコミュニティーの場づくりの好事例となりつつあります。 今後は、全町的に住民ニーズの再調査を行いながら、この取り組みを必要な地域へ拡大することで、引き続き買い物に困難をきしていると思われる方々への支援に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 9番、中尾昌廣議員。
◆議員(中尾昌廣君) 今この趣旨がわかりました。いわゆる諸費用が非常にかかったところから推定されたということだと思うんですが、やはり私の問題するところは、この大きな全国版で載ったということを、私は大きく捉えているんです。 町長も御承知のとおり、先般東京から崎山の人が帰ってまいりました。その人でさえ、今はどうなっているんだという声を聞きまして、本当に町民の方々も今本当に不安を持っております。と申しますのが、いわゆる今、それこそ物価も上がり、そして消費税も上がり、さまざまなものが上昇する中、年金は目減りしております。高齢者が今年金を取って、そして1人が入所、入園すれば、1人はもうできないという今状況に追い込まれているということを私たちはしっかり考えなければならないと思うんです。そういうところのものに私はこの水道がもし若者住宅などで、今安く入らせてもらっております。しかしながら、若者もこの新聞等でよって、ああ、これではここにおれんのではないかという感を持つかもしれません。そして、もともとが、水がクロマンガンや金気や、そういうものがあったときには、だから水道を選んだという、このすばらしい水がある犀川でさえ市内のほうはとっています。その市内の方たちが今空洞化して、そして水道をやめる。そして井戸をもともと掘っていた人たちは、こんなに高いのなら、もう1回私たち、もとの井戸に戻そうではないか、そういう声も聞きました。 やはり今後、私はこの大きな報道で、また会社等誘致するならば非常に困難なこともあろうかと思います。莫大な非難をこうむることになるわけでありまして、今言うように、意見を申し上げたというならば、本当にしっかり私は報道でお返ししてもらいたい、訂正してもらっていただきたい、そういうふうに思っております。そして、町民にもしっかりとした、このことわけをお知らせをお願いをしたいと思っております。 そして、今、この民間になり、官民連携と広域連携と独自でやるというような三択があろうかと思います。今、今後、このみやこ町が本当に水道料金が上がっていくのか、下がっていくのか、民間に任せて非常に高くなるんではないかという懸念も町民はしております。今現在、水道事業民営化は諸外国においても大きな議論がされております。みやこ町は人口減少に伴い利用者も減ってくる可能性もあるでしょう。今後少しでも安い料金で供給できるように頑張っていただきたいと思いますし、また、町民にこのことをしっかりと御報告をお願いをしていただきたいと思います。 そして、この今、この官民と広域の法案が通りました。この法案に通って、町長はどのように今後これを捉えているのかをお願いをいたします。
○議長(
熊谷みえ子君)
井上町長。
◎町長(井上幸春君) 水道法改正に関して、私はメリットとデメリットがあると考えております。町としては、民に任せると、そういうことは考えておりませんけども、ただ、一つだけメリットと言える部分は、近隣の市町村と連携をしながら、みやこ町の水を供給できる、あるいはそういうことが可能なために、私はプラスになるんではないかなというふうに思っております。もし仮に民が入るとしても、それは大きい都市圏ではないとなかなかそういったところも入ってこないのではないかと思っておりますので、今回の改正法についていろいろと議論があろうかと思いますけれども、今後の近隣市町村との連携を考えると、私はメリットがあるんではないかというふうに思っております。
○議長(
熊谷みえ子君) 9番、中尾昌廣議員。
◆議員(中尾昌廣君) やはりこの水道水、いわゆる水は人間の根幹であります。原本であります。これがないと生きられないわけでありますが、やはり安い料金で提供していただくと、こういう努力をしっかりとお願いをしていただきたいと思いますし、また将来に向けてしっかりと議論、論議をしながら、そして将来に向けて、この水道法、改正法を取り込んでいくというようなことですから、一生懸命お願いを申し上げておきます。 第2に、高齢者と過疎対策でございますが、今お願いいたしました将来に負担を残さないように、実績に合った施設の適正化を行う、そして中央公民館に移すということであります。 そして、移転後もなるべくサービスの低下を招かないように、町民ニーズの把握に努め、必要な窓口サービスの実施を検討していくということでございますが、これは、私は当然だと思うんです。計画どおりに区の財産はやはり解体しましょうし、小さくするのは当然だと思うんですが、ただ、取り残されているのが、私が言うのが、今、高齢者対策なんです。過疎対策はなかなか全国津々浦々難しいものが自治体にもあり、苦慮しているところです。成功した例は余りないように聞いております。それでも成功したという市町村もあります。 しかしながら、私が申し上げたいのは、その過疎地域の問題もありますけれど、高齢者が今私は支所や本庁に行くのに非常に困難になっているということ。これは去年よりもおとどしよりも今が一番なっているような気がします。これは年々間違いなくふえていくんだろうと思います。 そして、その高齢者が買い物に行きたい、病院に行きたい、そして支所に用がある、本庁に行きたい、連絡があった。そして今度は、ある人なんですが、祝金をもらえる、うれしかった。連絡したら本庁まで行ってください、こういう連絡がありましたそうです。仕方なく
タクシーで本庁まで来て、帰りにうどん1杯食うたらなくなったと、こういう話もあるわけで、そして、全てのものがこの本庁に来て、来なければならない状況が今生まれております。本当に安心安全で優しい高齢者に対するものならば、私は今後こういう人たちをどうするのか。そして、今支所に行けば、支所から本庁に車で乗せていってくれる、そういうサービスを行っていると聞きましたけれども、そういうものがあれば、なぜ私は町民に知らせないのか。町民でそれを知った人はおるでしょうか。まずいないと思います。そうすれば、どうかこうか支所に来て、支所から自動車で本庁に行かれるということもありましょう。 しかし、病気やけがや、けがのひざが悪くなったり、もともとが膝、腰が悪いだり、そういう歩けない人がいます。そういう人たちにどう対処するのか。私は今ですね、この町長、インターネット時代に、私はわざわざここまで来なくてもできる限りは支所でできるような形をとれないのだろうか。 それこそ光ファイバーも通っています。私のこのインターホンでも、この議会が移ります。楽しみにしています。非常にみやこ町はその点では進んでいます。ありがたいことですが、その分、年寄りが置き去りにされています。皆さんのお父さん、お母さんたちを考えてください。行きますよ、お母さんそこに行きますから、私が行きますからというのは10回に1回なんです。そして、年寄りは1人でも迷惑をかけないということで、無理やりにも自分が
タクシーに乗ってわざわざ来るんです。 ある節丸の人たちはバスに乗って豊津にある長末病院に行きたい、四、五人乗ったそうです。1人は高血圧で頭がフラフラしている。1人は膝、1人は腰が悪い、そういう人たちがバスに乗って来たところ、図書室のところで、役場の前でおろされた。それから長末病院は五、六百メーターあります。済いませんが、そこまで行ってもらえませんでしょうかというお願いをしたんですが、それはもともと行政ではコースというものがありますから、事故や何事あったときは大変ですから、それはお断り申したということで、それは当然でしょう。 しかし、今後そういうものが、豊津には長末病院ともう一つのぐち病院ですか、医院があるんですけれども、やはりその近いところに乗せていくという手立てと優しさがないと、今後私は絶対に、この高齢者対策はこういうものを、建物を右左に動かすんではなく、私は高齢者の今現在できないことを行政がやってやるというのがまちおこしだろうと思います。そして高齢者対策なんです。過疎の町を今からたくさんの人に来てもらおうって夢みたいな話はしません。また、なかなか難しい話ですが、本当の高齢者対策とは、今の、現在おる高齢者を手立てをしてやるというのが私は行政だろうと。この近くに、本庁の近くに来る人も、20キロもかかった、帆柱や伊良原や上高屋や鐙畑、ああいう人たちも同じ税金なんです。向こうのほうが税金が安いかというと、そういうことはありません。きっぱりと貯金通帳から取るんです。 私は、貯金通帳でマイナンバーも今あります。しっかりと納税はそっから引きます。それから、いろいろなものを貯金通帳からどんどんと引いていきます。しかし、祝金や、その人たちに行政がサービスしなければならないようなものはしっかりと黙って来てもらって、わざわざここまでに高齢者を動かして、そして祝金など、そして手続はほとんど今は本庁なんです。 今言うように、町長、やっぱりインターネットの時代ですから、今会社に行くのも行かないで家ででも仕事ができる人たちがたくさんおるんです。そういう連携ができないのか。ここをやはり今後私は、町長、本当にしっかり考えていただいて、そういう支所でもまあまあできる。そして祝金は、おめでとうございますと言うて、通帳にも振り込む、そういうものができないかどうかですよ。 私は、今後、これから私も3月までですが、これから本当にどうしようもならないような高齢者がわんさとみやこ町はふえますよ。全国で何位、福岡県で5位ですから、全国的でも50番以内、この水道料と一緒ですよ。入っていますよ。そういう高齢対策をしないと、私はますますこの大きな苦言が山ほど寄せられております。今後そのような対策ができないかどうかを、どうでも検討していただきたいと思います。そういうシステムはできないんでしょうか。一言お願いいたします。
○議長(
熊谷みえ子君)
井上町長。
◎町長(井上幸春君) このことは委員会等でもそういう指摘がありました。それで今、新しい年度を迎えたときに、そういった支所の中でも、もう少し体制を考えていきながら対応をしていきたいなというふうに思っております。我々の思いと、支所の中での意思疎通がうまくいってなかった点もあるのかなと反省はしておりますけれども、やはりもう少し心の通うそういった対応をしていただきたいなというのが私の本音であります。このことは次のときにはしっかりとそういうことも訓示をしていきながら、お願いをしたいというふうに考えております。
○議長(
熊谷みえ子君) 9番、中尾昌廣議員。
◆議員(中尾昌廣君) それはもうどうでもですね、課長たちもしっかり、その意を踏まえて対応できるようなシステムにつくっていただきたい。そうしないと、本当に今から高齢者は、ここは50%になる可能性は大でありますので、よろしくお願いを申し上げます。 それと、いいサービスは大体どこの自治体もそうなんですが、とることはしっかりとる、サービスは言わない、こういうのが自治体だろうと思うんですが、やはりみやこ町は、やっぱりそういう支所にどうかこうかたどり着けば、それから本庁に運転していきますよというやつをしっかり私は支所と連携をして、そして支所の方々にも、どうか私が連れて行きますので、何でしょうかというようなことを言ってもらうのと、それと町民にしっかり周知をしていただきたいと思います。そうすれば、やはりこの、ああ、行政も変わっているんだなということで苦言も半減すると思いますので、このことは私は必ず掲載をして、ぴしゃっと載していただくようにお願いをいたします。 それと医療機関のほうですが、今言うように、建物は、この将来性を見て大きな負の財産でありますので解体をしたりすることは確かでありますが、今話は、引き続きと同じようなことなんですが、そういう高齢者が、いわゆる安心安全ということを町長うたっていますよね。日本一元気な町で安心安全ということになりますとね、心の安心をさせないと私は本当の行政の心が伝わらないと思うんですよね。 今言うようにグリーンコープの話でも一緒ですが、行ってもらえるとコミュニティーができる。そして、そういうことによって、またその人たちが元気だよということで、みんなが話が、会えることによって健康を確かめ合う、それと同時に、何時何分に一月に1回でもいいんです。何時何分にバスが行きます。皆さん1階に乗りましょう。そしてここに書いていますように、保健師やさまざまな人、関係者がそこに集ってみてもらって、あなたは健康ですよ、いいですよ、今度は健康診断受けましょうね、そういうサービスなんです。 それと、私は今、医療不足、確かにそうでしょう。しかし、本当に医療の関係者に相談に行ったことがあるんでしょうか。私が知ったところでは、それはある程度お金はかかるかもしれませんけれども、常時じゃなくて出張するということなら可能ですという言葉も聞きました。 それと、今伊良原のほうに支所が来てますよね。その支所の人たちの先生を私は毎日そこにおるんじゃなくてたまに来るんでしょうが、それも一つは犀川支所にも来てもらうという手もあるんじゃないでしょうか。そうすることによって、今本当の高齢者のサービスが、私はお金をかけなくても、そんなにデマンドバスや車を走らせなくても、周期的につかまえて、周期的にそこでコミュニティーと医療と連携してケアをすれば、私はそれで他にないものができるんではないかと思ってます。これをどうしてもしてほしいと思いますし、今後ますます75歳に団塊時代もなります。そういう、すれば、本当にみやこ町は、もうこの高齢者そのものの対策を練らないと、今から練っておかないと、必ずや不平不満が倍増するということもあるでしょう。 そして、最終的には、納める税金も皆さんが集金に行くような形になるかもしれません。動けない、出れない、家に座ったばっかりという人たちはたくさんおります。そういうことを踏まえて、今後やっぱりそういう対策を練ってほしいと思いますし、今これでは犀川支所の跡地、館ということを書いてますんですが、壊すならばしっかり解体をしていただいて、そしてコミュニティーセンターが空いてますよね。図書室が今度空きます。あそこは物すごく広い部屋になっています。100人、200人座り込めば相当な数が入れます。 そして、もう10年前から言っているんですが、茶室がやはり閑古鳥です。とうとう20年間も閑古鳥が鳴いたままの家になってしまいました。そして、修理だけはしなければいけないということで、ハクビシンが上がったときには屋根も修理いたしました。それからなかなか、やはり利用者が少なかったということで、非常に私たちも反省をしているところなんですが、そういうところにケアの場とか、コミュニティーの場とか、そして今言う診療所の方々が月に1回でもいい、来てもらって、座っているだけでお年寄りというのは安心なんです。そういう安心安全の高齢者づくりを、町長、どうでも進めていただきたいと思いますし、そんなに経費のかかるものではないと私は思っておりますし、また、調べてみても、ここは経費をそう使われていいかなというもののもんもあろうかと思いますので、やはりこれから高齢者対策が一番だと思いますので、よろしくその分は町長お願いをしたいと思います。 それと、移動販売についてですが、移動販売は非常にお願いをしたところなんですが、ちょっと感想をですね、どうあったのか。ここに書いてますが、これからどうしたほうがいいという感じが、受けたのか、聞かせていただきたい。課長、よろしくお願いします。
○議長(
熊谷みえ子君)
田中保険福祉課長。
◎
保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 高齢者の買い物支援やコミュニティーの場づくりとしての移動販売を10月から勝山松田地区において試験的に実施をしてまいりました。 現状ですけれども、当初予定、想定をしておりましたより若干多いお客様が直接品物を手にとって生鮮食料品や日用品など、必要なものを買い物をされております。また、移動販売車が来る時間の前より数名が集いまして、会話が弾んでいる様子も見受けられています。 当初目的としておりました、必要な方に必要な品物が適正な価格でお届けできるよう、また、そこで見守りや安否確認、井戸端会議など、コミュニケーションが育まれるような形態にしてまいりたいと考えておりましたが、実際に目的どおりの検証ができたと感じております。 今後は詳細なニーズ調査を行いながら、必要な地区へ拡大を検討してまいりたいと考えております。来年度につきましては、箇所数をふやす検討をしているところでございます。 ただ、以前にも申し上げましたけれども、家族や少し離れた親族及び近隣住民間での買い物支援、それから助け合い、共助などにより課題解決がなされている地域や民間の小規模な商店や移動販売がある地域もあることがわかっております。そうした地域の自主、自立、共助といったコミュニティーについては尊重し、様子を見守りたいと考えておりまして、本当に支援が必要な地域への拡大を今後してまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(
熊谷みえ子君) 9番、中尾昌廣議員。
◆議員(中尾昌廣君) ありがとうございます。 やはり、それが高齢者対策なのよね。やっぱりそういう買い物、行くことによって、地域が集まりね。今さっき言うようにコミュニティーがあったり、そして健康を確かめ合う。そうすると、1カ月1回行っても、1カ月1回15名という方々が、あの小さな村が15名集まる、大したものですよ。そして、そこが少しでもにぎわう、これが地方創生だと思うんです。 今後、やはりそれを
犀川地区、
豊津地区に、そこにお店があるとかいうたら余り邪魔してはいけませんが、遠くの谷あいがまだたくさんございます。それにどうか次々と回っていただいて、それにひっかけて健康を確かめ合ったり、安全であったり、役所のいよいよ今さっき言ったサービス業の仕事、サービスするというところの、本庁に車で行きますというものも、そういうところにたまには課長も出かけていって同じコミュニティーをしたり、そういうお知らせをしたりということが大事だろうと思うんです。今後ともに、そのエスコープとの連携をしっかり保ちながら、どうしても継続をね、しっかりしてお願いをしたいと思います。 以上をもちまして終わりたいと思いますが、後の──はい、終わります。ありがとうございました。
○議長(
熊谷みえ子君) 中尾昌廣議員の
一般質問を終わります。………………………………………………………………………………
○議長(
熊谷みえ子君) ここで暫時休憩といたします。再開は14時10分といたします。午後2時00分休憩………………………………………………………………………………午後2時10分再開
○議長(
熊谷みえ子君) これより、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
一般質問を続けます。
通告順位8番、
議席番号14番、中尾文俊議員。
◆議員(中尾文俊君) 大変お疲れでございます。14番の中尾文俊でございます。早いもので、平成30年も残すところ2週間余りとなりました。来年4月末では、この平成の時代も終わろうといたしております。 現在、進めている行政改革あるいは
公共施設の統廃合の必要性、それは将来のみやこ町の存続に極めて重要であると認識をしつつも、その手続あるいは手法において危惧される面が多々見受けられます。例えば、犀川支所の設置条例は今議会に議案として提出されているにもかかわらず、その内容は具体的に決まっていないなどの問題も実はございます。 最終的には、利用される町民の方々とのコンセンサスを十分に配慮していかなければならないというふうに考えております。そのことを申し上げ、早速通告に従い、一般事務に関する質問を行います。 1点目は、農業問題の耕作放置対策についてであります。 田畑など、耕作者の高齢化が顕著に進み、耕作放置の田畑などが多く発生してきております。その対策には、今日までさまざまな観点から取り組んで努力をされていることとは存じますが、その一つとしてエミューの飼育があります。本年の10月に犀川の区長会として佐賀県の基山町のエミューの飼育を視察いたしました。 エミューは、飼育がしやすく、優しく、そして広大な土地も要らない。また、エミューは肉、羽、などなどほぼ全身が利用できるというふうにお聞きをしています。耕作放置対策としては、極めて有効だというふうに思いますがいかがお考えでしょうか、お伺いをいたします。 その際、あわせて町内の耕作放置の実情を細部にわたって調査をすべきだと考えますが、いかがでしょうか。 実は先日、熊本市の農業委員会に視察に参りましたが、農業委員会と流動化推進委員とで、耕作放置の実態調査と認定を踏まえ、貸し借りの場合には所有者と協議をし、確認をとる、そういう取り組みをことしからスタートし、来年の中ごろまでにはその結論が、策定ができるというふうにお聞きをいたしています。このことがすぐにみやこ町でできるとは思いませんが、耕作放置の田畑の認定に基づき、エミューの飼育や他の作物を作付することについても有効な手段と考えますが、いかがでしょうか。 次に、順番は変わりますが、生活環境整備についてお聞きをいたします。 先ほどの
同僚議員からの質問もございましたが、国会において、水道事業あるいは管の新設など、広域あるいは民間委託にすることによって、先般のテレビ、新聞などでみやこ町の人口減少に伴い、水道料金が全国1位になって2万円になるとの報道がなされましたけども、みやこ町は合併をして以降、特に犀川、勝山地区に水道管の布設工事が一挙に進んだことが、その原因にあるというふうに思います。 特に、
犀川地区の水道の既存布設工事の現状での割には加入者が少ないことがありますが、伊良原ダムの建設に伴う今後のみやこ町の取水量を考えると、加入戸数の増加が極めて必要であるというふうに思います。町として今後の努力を期待するところでございます。 そこで質問ですが、上大村地区は基本設計が済んでいるにもかかわらず、布設工事が進んでいない実情です。10月には地元の区長から上大村地区全戸が加入をするので、水道の布設を早急にお願いしたいとの要望が提出されているにもかかわらず、今日まで対応が見られないようでございますが、どのようにお考えかお伺いをいたします。 あわせて、柳瀬小学校も基本設計は済んでいると思われますが、まだ布設をされておりません。小学校というのは
子供たちの、言うなら将来の健康面でも極めて必要というふうに考えます。どのようにお考えかお伺いをいたします。柳瀬小学校は、確かに平成31年末で廃校予定でございますが、町長は将来的には宅地造成を計画するとのことでありましたが、とすれば水道布設は必要最低限の条件になると思いますが、いかがでしょうか。上大村地区及び柳瀬小学校への水道の布設工事を早急に実施をすべきだと考えますが、いかがお考えでしょうか。 最後に、教育環境の整備についてお伺いをいたします。 1月19日だったと思いますけども、
犀川地区小学校校舎の新設工事の安全祈願祭が行なわれました。少子化の現状を考えれば、唯一の選択肢として認識をしておりますが、元気な
子供たちの育成は、のびのびと運動ができる環境だと考えています。安全祈願祭の後に、たまたま児童が狭い工事現場の壁沿いに並んで行進をしていました。教師にどうしたんですかというふうにお聞きをしたら、マラソン大会が間近なので練習をしていますということでした。多分に、校外に出たか、運動のできる場所に移動したと思いますが、
犀川小学校の児童は伸び伸びと運動ができる体制や場所の確保は極めて大切だと思いますが、どのようにお考えか、そしてどの場所を確保しているかをお聞きをいたします。 以上、3点にわたってこの場での質問にかえさせていただきます。よろしくお願いします。
○議長(
熊谷みえ子君)
井上町長。
◎町長(井上幸春君) 中尾文俊議員の質問にお答えをいたします。 最初に、耕作放置施設についての質問にお答えをいたします。 犀川区長会のエミューの視察につきましては、私も一緒に参加をさせていただきました。 佐賀県基山町は、耕作放棄地対策としてエミューを農地で飼育しており、今では指定管理先である「きやまファーム」によるエミュー事業として、エミューの卵や肉、脂などを加工販売し、有効活用などを図るなど事業を展開していることを伺ったところです。 その後、再度、
農林業振興課長らと基山町へ視察に行きました。担当者から事業内容の説明を受け、エミューの飼育農場や加工施設などを視察いたしました。 本町で、エミューを活用する場合、まずハード面から受け入れ可能地域、農地の選定や水やり施設や飼育小屋、防護ネット等の附帯施設の整備も必要となります。また、ソフト面から成長後の個体処理をどのように行うかなど、さまざまな問題があることから、これらについて解決策を検討することが必要なため時間をいただきたいと考えております。 なお、担当課長と相談をしながら、一人専門的に今調査をしながら、どういうふうにしていったらできるのかということは指示をしております。 耕作放棄地についての調査については、どうなっているかについては担当課のほうから説明をさせますので、よろしくお願いします。 教育問題は、教育長のほうから答弁しますので、よろしくお願いします。 生活環境について、大村地区、柳瀬小学校への上水道の布設についての質問にお答えをします。 大村地区の上水道整備につきましては、平成25年度に事業認可を受け、計画しています。柳瀬小学校は、廃校予定のため現在実施は見合わせているところでございます。今後の計画については、どういうふうにするのか、担当課長から答弁をさせたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
○議長(
熊谷みえ子君)
屏教育長。
◎教育長(屏悦郎君)
犀川地区小学校の建設に伴う運動場の対応についての御質問でございます。 現在、新しい
犀川地区小学校の校舎を、
犀川小学校の運動場に建設する工事に着手していますので、児童が使える部分が狭くなっており、児童には不便な思いをさせております。工事着手に際し、体育の授業での
利用状況等について、学校と十分事前協議を行い、植栽の撤去や不整地部分を整地するなどし、利用できる運動スペースを確保している状況です。 また、今後、教育活動においてより広い運動スペースが必要な場合には、
スクールバスでの移動により犀川運動公園を利用することを考えております。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 三角
農林業振興課長。
◎
農林業振興課長(三角房幸君) 御質問にお答えさせていただきます。 現在、町内の耕作放棄地の現状ということでの御質問でございます。 これにつきましては、例年12月、1月にかけまして国へ調査の報告を行っております。平成29年度の調査実績としましては、再生利用可能な荒廃農地として約16ヘクタール、また再生利用が困難と見込まれる荒廃農地として約14ヘクタール、合わせて30ヘクタールという形で荒廃農地の調査の中で報告させていただいているところでございます。 以上です。
○議長(
熊谷みえ子君) 原田
上下水道課長。
◎
上下水道課長(原田陽二君) 御質問にお答えします。 大村地区の上水道の件でございますが、先ほど町長からの答弁もございましたように、一応、大村地区の上水道整備につきましては、一応測量設計は終わっております。先ほど柳瀬小学校が廃校予定となることで、現在見合わせるところでございますが、現在、今整備中の計画に基づいて配水管布設を行っておりますことから、補助金等の関係がございまして、今まだ検討しているところでございます。おそくなり大変申しわけございませんけども、今後早急に協議して回答したいと思っております。 以上です。
○議長(
熊谷みえ子君) 14番、中尾文俊議員。
◆議員(中尾文俊君) それでは、再度質問させていただきます。ありがとうございました。 エミューについてですが、時間はかかると思いますよ。だから、問題は場所の確保だと思います。耕作放置、先ほど三角課長からありましたが、それを本人との、言うなら了解のもとに使っていいよという確認も含めて取らなきゃいけないという手続が一つあります。手続がですね。それとあわせて、1羽4万円ということでございますけれども、本当にやろうとすれば私はまずは出資者を募っていく、出資者を。そして、どこが、言うなら母体になって具体的な作業をやるのか。そこで今言う卵のふ化とか、網なんちいうのは町でできるでしょうが、そういうふうに具体的に一つずつ積み重ねていかなければならないと思っています。 ただ、私はエミューありきだけではないと思うんですよ。タマネギもあるでしょう。あるいは唐芋もあるでしょう、サツマイモちいいますか。先般、やねだんにも行きましたが、サツマイモで焼酎つくって売っていましたけどね。だから、そういういろいろ耕作放置のいわゆる田畑に、言うなら何ができるかということをまず考える。最終的には、やはりエミューというのは大変飼育しやすいし、この界隈では基山だけですから、佐賀県ですから、福岡県はまだしていませんから、やはりやるとするならばやっぱり福岡で一番最初にやると。それを、今のイノシシ、鹿の解体所が使えるかどうかわかりませんよ。わかりませんけども、そういう具体的なものを一つずつ積み重ねていくべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
熊谷みえ子君)
井上町長。
◎町長(井上幸春君) 6次産業につながるような農業の活性化とかいろんなことを考えながら、今私も模索をしているところです。先ほど申し上げましたように、課長と相談して誰か一人専門職をつけて、そして調査をしていって、どういう方向がいいんだろうかと。やみくもに飼って、ただ後でだめだったということではちょっといけませんので、その辺はしっかり調査をしていって、そして誰かにやっぱり手を挙げていただかないと、町がなかなかできるものではありませんので、その辺は少し時間をください。私も2回も見に行ってきましたので、何かいい方法はないのかなというふうに今考えているところです。
○議長(
熊谷みえ子君) 14番、中尾文俊議員。
◆議員(中尾文俊君) 確かに模索をしなければならないと思っています。だから、そのことに対して、やってみようという意欲があるだけでまず、そのことでやっぱりいろんな努力をしていく、その結果としてできなければそれはやむを得んというふうに思いますので、ぜひ努力を進めていただきたいというふうに思います。 続けていいですか。
○議長(
熊谷みえ子君) はい、どうぞ。
◆議員(中尾文俊君) 次に、生活環境整備、いわゆる水道事業についてでありますけども、私は犀川におりますから、
犀川地区で一番最初に続命院から本庄からずっと布設をしてきました。今大村までですか、大村、谷口までですか。ただ、残念ながら加入者が少ないんですね。加入者が。そのことを、言うなら費用対効果といえば費用対効果です。だから、これは町長もそうですが、担当課長もより水道を引いていただくことをやはり努力をしなければならい。 確かに、水というのは地下水ですから、やっぱり、実は私の家が山鹿区の中心にあるんで、中心にあるというのはおかしいね。中心にあります。実は圃場整備を、その山の向こう側で圃場整備をしたときに、水がなくなったんです。水が減った。もう本当減ってしもうたんです。井戸水でしたけど。 ということは、地下水というのは田んぼとの関係が極めて大である。そうすると、私どもの年代ならもうどんな水飲もうといいですよ。うちは引いていますけどね。どんな水飲もうといいと思うんですが、やはり小さな、将来のある
子供たちがいらっしゃる家庭などはやっぱり水道を引かなければならない。そういうものを含めて、やっぱり加入数をふやしていく努力をしてもらいたい。 今いう上大村ですね、大村地区は全戸で入りますと、全戸入るって言っているんですから、今まで布設工事を犀川総延長何キロでしたか、やりましたが、その中で何%が入っているか、当初、言うなら取水目標というのは、
犀川地区でどれだけ水道に加入しますという比率で出しているんですね。だから、そういう意味でいえば、本来いえばそれにしますというてしなかった人は本来おかしいわけです。しなきゃいけない。そうはいっても、そのときどきの事情があるでしょうから、それは仕方ありませんけども、やっぱりいろんな状況を踏まえて努力をしていただきたい。上大村、100%入るっていっているんですから、でしょう。費用対効果でいえば100%ですよ。でしょう。 柳瀬小学校は、言うならば今はとめているっていいますけど、本来小学校というのは早くしなきゃならないんですよ。そうでしょう。
子供たちですから。じゃあ、31年度末で、言うなら廃校になります。
犀川小学校にみんな行きます。そこを宅地造成する一番、言うならここは宅地としてしやすいからやりますというような今考えがあるわけですから、私は水道を布設するべき。 上大村についていえば、町長の同級生に一番手前におるTさんは、自分で引いたんですよ。田んぼの中、自分で、水道。あそこは、河川の土手だから、使えませんというわけですよ。今大坂に行くあの道はですね。だから、左側の住宅の道路は使える。大変そういう意味じゃ、なしてそんなばかなことをしたかって私言ったんですけども、そうしないと水道は引けない。田んぼの水が減ったから、井戸の水が減る。この前の水害いうような集中豪雨で、結局井戸水が濁ってしまう。そういういろんな実情があって、今水を買っている人は2人ぐらいいるんですか。 だから、早急にやっぱり実施をしていただきたいというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(
熊谷みえ子君) 原田
上下水道課長。
◎
上下水道課長(原田陽二君) ただいまの御質問にお答えします。 先ほども申し上げましたけども、今前向きに検討を行っておりますので、もう少しお時間をいただければありたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 14番、中尾文俊議員。
◆議員(中尾文俊君) 前向きに検討とか、善処していますとかいうのは大体やらないということが多いんですけどもね。ぜひ、本当に冗談じゃないんですよ。やっぱりそれは費用対効果も明確でしょうもん。確かに布設の言うならお金からすれば、微々たるものでしょう。しかし、それは住民福祉でしょう。だから、そういうスタンスに立ってぜひ早急にやっていただきたいというふうに思いますが、よろしくお願いします。町長、いかがでしょうか。
○議長(
熊谷みえ子君)
井上町長。
◎町長(井上幸春君) 先ほど担当課長が言っていましたけども、いろんな予算等の関係もありますので、その辺のことを含めて、前向きに進めていきたいと思っております。
○議長(
熊谷みえ子君) 14番、中尾文俊議員。
◆議員(中尾文俊君) ちょっと不満ですが、これ以上は言うべきじゃないと思うのでやめますけども、次に教育環境についてですが、先ほど申し上げましたようにただ教育長からも答弁もございました。
スクールバスで犀川運動公園を活用すると。いいんです。遠いですね。
スクールバスで行くとすれば10分あれば行くんでしょうけども。 やっぱり当初、これは済んだことですが、当初の計画は小中一貫やったですね。当初は。小中一貫で
犀川小学校に校舎を建てて、中学校をグラウンドとして活用するということやったですよね。町長、覚えているでしょう。そうだったでしょう、当初は。それで、言うなら校舎の位置をどうするかというふうにして、
犀川小学校に校舎を建てて、中学校をグラウンドとして活用するということになったと思いますけども、違いますか。
○議長(
熊谷みえ子君)
屏教育長。
◎教育長(屏悦郎君) 平成24年に学校のあり方検討委員会で検討したときの答申では小中一貫校が望ましいであろうということで、その後、設置場所等について2年間検討をいたしました。その検討の段階では、小中一貫校というのを一つの視野に入れて検討いたしました。そして、最終的に平成24、5、6、平成27年の2月に今後の再編について発表するときには、
犀川地区の4校の統合ということで発表しておりますので、教育委員会として小中一貫校を設置するということを正式決定をしたことはございませんので、御理解をいただきたいと思います。
○議長(
熊谷みえ子君) 14番、中尾文俊議員。
◆議員(中尾文俊君) それは失礼しました。ただ、そういうことが議論をされた経緯があるというふうに申し上げました。 そうしたときに、中学のグラウンドが、言うならあいているということもございますよね。そこは小学校と中学校の連携で、やはりそんなに遠くにいかなくて、できれば中学校のグラウンドをお借りをすると。小学校も6年生になれば中学校との交流もあるわけですから、ぜひそういうことでやっていただけたほうが、やっぱり将来にわたってはいいんではないだろうかというふうに思いますので、ぜひそのようにしていただきたいと存じますが、中学校も運動があるでしょうから、なかなかいつもいつもということにはならないでしょうけども、マラソン大会ももう終わりましたので、今後の運動に関してはそういうふうに小学校、中学校が連携をとってやっていくようなことを考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(
熊谷みえ子君)
屏教育長。
◎教育長(屏悦郎君) 体育の授業については週3回程度、5、6年生は3回ないんですが、3回程度の授業です。6学年ありますので、週にすると十六、七駒の体育の授業になります。それと、もう一つは体育の授業の中で外を使わないといけない授業というのは、時数的にいうと年間で10時間もないぐらいです。それで、通常の授業では十分対応できるというふうに思っております。 ただ、一番課題なのが運動会、これが一番ネックになっておりまして、ここは御迷惑をおかけます。それで、先ほど申し上げた
スクールバスでというのは、犀川の運動公園を、もう来年は5月25日の土曜日の体育の運動会ということを計画して、その前の2週間を犀川のB&Gの一番上のグラウンドは小学校が占有できるようにと。計画的にそこに移動してという練習ができるような確保は今ところ努めているところです。 それから、議員が御指摘の中学校のということも一つは考えたんですが、工事車両が入る場所が裏門というか、あそこを今もう工事車両が入るようにしているので、中学校に行くのは逆にすごく遠回りになるんですね。あそこからすっとおりれればよかったんですが、中学校のほうを利用することを考えるのであれば、もう
スクールバスで運動公園に行ったほうが便利がいいのかなとも思っております。 だから、体育の授業で本当に外で広々としたところでやりたいという計画が出てきたときには、
スクールバスで移動して、なるべく
子供たちが伸び伸び運動できるように配慮をしてまいりたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
熊谷みえ子君) 14番、中尾文俊議員。
◆議員(中尾文俊君) 耕作放置対策にしても、あるいは水道布設工事にしても、なかなか大変な事業だというふうに思います。しかし、少なくともやる気があれば、あるいは努力をすればその結果は出ます。努力をした結果できなければできないで、それは皆さん納得をすると思いますよ。だから、少なくともそういうふうに努力をいただきたい。 とりわけ、水道事業についてはさまざまな憶測があるということは事実でございますけども、したがって町長にも、あるいは担当課長にもお願いしたいのは、やはり
犀川地区、勝山もそうでしょうけども、より水道を引いていただく加入者、これをやはりふやしていく、その努力をしていただく、費用対効果、費用対効果と言われますから、ただ私は今大村のことを言いましたけども、費用対効果でいけば100%ですから、ただその金額と収入がどうかかわるかということになれば、補助金も出さなきゃいけない、あるいはいわゆる御手水方式をとるのかどうかということもあるでしょう。そういうことも含めて具体的に検討し、努力をいただきたいというふうにお願いをしまして終わります。ありがとうございました。
○議長(
熊谷みえ子君) 中尾文俊議員の
一般質問を終わります。────────────・────・────────────
○議長(
熊谷みえ子君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 本日は、これにて散会にしたいと思いますが、御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
熊谷みえ子君) 異議なしと認めます。17日は午前10時より、
通告順位10番及び11番の
一般質問を行いますので、よろしくお願いします。 本日は、これにて散会といたします。お疲れさまでした。午後2時45分散会──────────────────────────────...