みやこ町議会 > 2017-09-22 >
09月22日-03号

  • 離農抑制(/)
ツイート シェア
  1. みやこ町議会 2017-09-22
    09月22日-03号


    取得元: みやこ町議会公式サイト
    最終取得日: 2022-11-29
    平成 29年 第5回定例会( 9月)───────────────────────────────────────────平成29年 第5回(定例)み や こ 町 議 会 会 議 録(第16日)                             平成29年9月22日(金曜日)───────────────────────────────────────────議事日程(第3号)                         平成29年9月22日 午前10時00分開議 日程第1 一般質問──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 一般質問──────────────────────────────出席議員(16名)1番 肥喜里雄二君       2番 吉竹 次男君3番 橋本 真助君       4番 柿野 正喜君5番 中山 茂樹君       6番 小田 勝彦君7番 田中 勝馬君       8番 飯本 秀夫君9番 中尾 昌廣君       10番 金房 眞悟君11番 浦山 公明君       12番 大束 英壽君13番 上田 重光君       14番 中尾 文俊君15番 柿野 義直君       16番 熊谷みえ子君──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名事務局長 三隅  忠君     書記   吉武 博一君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長 …………………… 井上 幸春君   副町長 ………………… 辛島 秀典君総務課長 ……………… 山見 紀幸君   財政課長 ……………… 荒巻  誠君行政経営課長 ………… 進  光晴君   観光まちづくり課長 … 田中 靖一君税務課長 ……………… 高辻 一美君   教育長 ………………… 屏  悦郎君学校教育課長 ………… 秋吉 良晴君   生涯学習課長 ………… 中村 銀次君住民課長 ……………… 本吉 敏之君   農林業振興課長 ……… 三角 房幸君保険福祉課長 ………… 前田 正光君                     子育て・健康支援課長 ……………………………………………………… 亀田 国宏君都市整備課課長補佐 … 白川 義徳君   建築課長 ……………… 坂邊 芳則君上下水道課長 ………… 原田 陽二君   農業委員会事務局長 … 山野 和寿君──────────────────────────────午前10時00分開議 ○議長(熊谷みえ子君) おはようございます。 ただいまの出席議員は16名です。したがいまして、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の日程に入る前に、子育て・健康支援課長より発言の申し出があっておりますので、これを許可します。亀田子育て・健康支援課長。 ◎子育て・健康支援課長(亀田国宏君) おはようございます。 平成28年度みやこ町決算総括表及び平成28年度みやこ町一般会計歳入歳出決算書の正誤表についてでございます。平成27年度から平成28年度に繰り越しをしました国庫補助金の子どもための教育・保育事業補助金に収入未済額がないのに32万5,000円の収入未済額を計上いたしました。訂正箇所につきましては、初めは平成28年度みやこ町決算総括法6ページの15款国庫支出金と収入合計の行、列といたしましては、調定額と収入未済額の列になります。 次に、平成28年度みやこ町一般会計歳入歳出決算所です。3ページから40ページまでの15款国庫支出金と2項国庫補助金と収入合計の行、調定額と収入未済額の列になります。あわせまして決算審査意見書の11ページの訂正になります。 大変御迷惑をおかけいたしました。今後このようなことのないよう十分注意いたします。よろしくお願いいたします。 ○議長(熊谷みえ子君) ただいま説明がありました認定第1号につきましては、お手元に配付の正誤表のとおり訂正をお願いいたします。 それでは、ただいまより本日の日程に入ります。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。日程に従い、議事を進めます。────────────・────・──────────── △日程第1.一般質問 ○議長(熊谷みえ子君) 日程第1、一般質問を行います。 では、通告順により質問を許可します。通告順位1番、議席番号7番、田中勝馬議員。 ◆議員(田中勝馬君) 皆さんおはようございます。議席番号7番の田中勝馬でございます。 平成24年7月に九州北部豪雨から5年がたちまして、またことしの7月11日、14日に、長期停滞する前線の影響により、北部九州、熊本、大分、福岡に甚大な被害が発生いたしました。被災情報を聞くたびに、心を痛めずにはいられませんでした。不幸にしてお亡くなりになられました方々に、謹んで哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われました皆様に対し、心からお見舞いを申し上げます。 災害は忘れたころにやって来ると言われますが、最近は地震、豪雨災害等が頻繁に起きています。他人事とせず、あすの我が身に置き換えて、備えあれば憂いなしと申しますように、万全の体制を整えておく日ごろの防災意識の必要性を再認識させられました。 それでは早速、本題に入らせていただきます。今回は、農業経営基盤強化促進ということで、認定農業者制度についてと地球温暖化防止対策、リース方式によるLED照明の導入について質問をさせていただきます。 初めに、認定農業者制度について、6月28日水曜日、JA福岡京築犀川支所2階会議室において、平成29年度みやこ町認定農業者の総会に産業建設常任委員会副委員長として出席させていただきました。私は、農家生まれでありながら農業の経験がありませんが、みやこ町では、農林業は主要産業と思います。 農業、農村を取り巻く環境は農業従事者の減少や高齢化、耕作放棄地の増加など、依然として多くの構造的な課題が山積している状況となっております。農業従事者の減少や高齢化が進む中、農業経営の目標に向けて、みずからの創意工夫に基づき、農業改善に取り組むやる気と能力のあるいわば農業経営のスペシャリストを目指している会員の皆さんが出席され、総会が開催されました。 農業の現状、経営耕地面積の推移を見ますと、2市5町、行橋市、豊前市、苅田町、吉富町、上毛町、築上町、みやこ町全体の耕地面積は1万373ヘクタールありますが、その中でみやこ町が2,550ヘクタールで、約25%を占めて一番多いということになっております。 また、農家戸数の推移を見ますと、平成2年には1万3,809戸あった農家が、平成27年度には6,896戸と、50%減少しています。 担い手の状況については、2市5町で集落営農組織96の中で、みやこ町は32で33%、一番多い。また、認定農業者全体で330人中、みやこ町は83人で26%とこれもまた一番多い。青年農業者、39歳以下は全体で50人中、築上町が13人でみやこ町が10人で2番目。新規就農者数、全体で12人中、築上町が5人、行橋市が3人、みやこ町が2人で3番目となっています。 農業の現状を見ますと、新規就農者以外は、みやこ町が他市町より農業に携わっている方は多いということがわかります。 平成28年4月1日から、新たな農業委員会制度が始まりました。農業委員会は、主たる任務、使命である農地利用の適正化をよりよく果せるため、法律の改定が行われました。みやこ町の基本計画の中で示されていますように、農地を維持し、地域を守っていくために、多様な担い手の確保と永続的な農業経営による農地の保全に努めて、作業の効率化や農業所得向上に向けて、農業生産基盤、生産体制の強化に取り組んでいかねばなりません。 ところで質問ですが、農業委員会と推進委員との関係についてお伺いをいたします。農業委員会の役割はいかがなものか、推進委員の役割はいかがなものかについて。 次に、2点目は認定農業者制度について。認定農業者の認定はだれがするのか。認定基準、要件についてはどのような要件があるのか。認定の手続についてはどのような方法で行うのかついて質問をいたします。 3点目、平成30年以降の減反政策と行政の役割についてお伺いをいたします。農業経営目標農業ビジョンについてお伺いします。特産品目標指標についてお伺いをいたします。 4点目、認定農業者制度の補助金について、現在みやこ町が出している補助金について、多いと思うか、少ないと思うか、適当と思うか、見直しをする必要性についてのお考えをお聞かせください。 2点目の質問ですが、リース方式によるLEDの照明の導入で節電対策についてでございます。 初めに、LEDの歴史、発明についてですが、LEDは第一世代のろうそくから始まり、第二世代の白熱電球、第三代世代の蛍光灯に続く、第四世代の明かりと言われております。LEDへの歴史は1962年、昭和37年にアメリカのニックアップ氏が赤色LEDを発明して以来、今日まで目覚ましい進歩を遂げています。 照明技術の分野については、1993年、平成5年に青色発光ダイオードが発明されたことにより、白色のLED照明が実用化されることになり、地球温暖化防止対策に貢献できる明かりとして注目を集めております。LEDは、電気を流すと発光する半導体の一種で、日本語では発光ダイオードを意味しています。 ところで、皆さんも御承知のように、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、エネルギー政策は大きく見直される転換が課題となり、電気分野だけの問題ではなく、社会全体で考えなければならないテーマとなっております。 電力消費が多大な我が国においては、逼迫する電力事情を背景に、省エネ対策として公共施設へのLED照明の導入を積極的に検討すべき課題ではないかと思います。また、LED照明の導入は、電気料金値上げによる財政負担の軽減を図ることにもつながります。 しかし、LED照明への切りかえをするとなると、照明器具が高騰なため予算確保に時間がかかることは予想されます。また、導入できても初期費用は重い負担とならざるを得ません。逼迫する電力事情、省エネ対策を推進するために、こうした事態を打開したいところです。 その一つの手法として、LED照明導入費用の負担を軽減できる補助金、助成金の活用、また民間投資を活用したリース方式による公共施設へのLED照明導入を進める動きがあります。LED照明導入により削減された電気をリース料に回ることにより、新たな予算措置をすることなく、電気料の節約相当分でリース料金を賄うことが可能とするものです。 関係市町村においても、LED照明経済産業省代表に、エネルギー効率向上や温暖化対策に対して補助金支援制度を活用し、導入費用の抑制またはリース方式によるLED化を進めております。よって、本町でもリース方式によるLED化を進めるべきだと考え提言したいと思います。 一昨年だったと思いますが、防犯灯、街灯を蛍光灯からLEDに変えたその費用対効果についてお伺いをいたします。 なお、防犯灯は幾らあるのか、街灯の設置数は幾らか、お伺いします。そして、設置基準及び照度はどのようになっているのかをお伺いいたします。 2点目、公共施設、本庁の電気のリース方式によるLED照明の導入について。本庁の電気器具、照明個数は現在幾らあるのか。電気代及び器具等の交換費用は年間幾らかかっているのかをお伺いいたします。 以上で、壇上からの質問を終わります。簡潔な御答弁を求めます。 ○議長(熊谷みえ子君) 町長。 ◎町長(井上幸春君) おはようございます。田中勝馬議員の質問にお答えをいたします。 最初に、農業委員と農地利用最適化推進委員との関係についてお答えをいたします。 農業委員の役割については、平成28年4月1日に改正農業委員会法が施行され、農地利用最適化推進委員を委嘱する農業委員会は、総会を機動的に開催できるように、本町農業委員の定数が25名から13名に条例改正されております。 農業委員の役割については、農地法に基づく権利移動の許可、農地の転用案件への意見具申、農地等の権利移動の許可に係る現地調査、農地転用許可に係る現地調査、日常業務の中での農地パトロール、遊休農地の現地調査及び意向調査、農業一般に買う調査及び情報提供に取り組んでおります。 推進委員の役割については、平成28年4月1日に、改正農業委員会法が施行され、本町農業委員会農地利用最適化推進委員が新設され、定数は26名で条例化しております。 農地利用最適化推進委員の役割は、事前調査会に出席して、推進委員とし意見を述べる、農地等の権利移動の許可に係る現地調査、農地転用許可に係る現地調査、日常業務の中での農地パトロール、遊休農地の現地調査及び意向調査、農業一般に関する調査及び情報提供など、みずからの担当地域において、農業委員と連携をとりながら、主に現場活動に取り組んでおります。 続きまして、認定農業者の認定につきましては、農業経営基盤強化推進法第12条第1項の規定に基づき、随時農業者から提出される農業経営改善計画の認定申請の内容を審査し、町が認定を行うこととなっています。 農業経営の現状、農業経営の規模の拡大、生産方式の合理化、経営管理の合理化、農業従事者の態様等に関する改善の目標、また目標を達成するための措置等の申請内容について、町の農業経営基盤の強化の促進に関する基本的な構想に照らして、適切なものであること、農用地の効率的かつ総合的な利用を図るために適切なものであること、計画の達成される見込みが確実であることなどが、認定の要件となっています。 手続及び認定につきましては、農業者は町に農業経営改善計画認定申請書を提出した後、事前に普及指導センター、農協、町職員により個別ヒアリングを行い、みやこ町農業振興連絡協議会で審査し、認定をしているところです。 続きまして、平成30年以降の減反政策と行政の役割についての問いでございます。これにお答えをいたします。 平成30年以降の経営所得安定対策事業における米の直接支払交付金制度が廃止されます。集落座談会を通じまして、農業者に制度の説明を行い、主食用米から麦、大豆、飼料用米などの作物への作付の推進、またみやこ町地域水田農業推進協議会で作成する水田フル活用ビジョンによる産地づくりを行っています。 本町では、米、麦、大豆を初めイチゴ、アオネギ、シロネギ、ブロッコリー、ゴボウ等のさまざまな農産物が生産されています。土地利用型作物については、需要に応じた主食用米の作付の確保を基本とし、交付金を有効活用しながら、飼料用米の生産拡大、麦、大豆等については地域営農への生産拡大の推進を図っています。 また、土地利用型の作物以外は、比較的小規模な作付になっております。販売での優位性などを考慮すると、一部作物を選定し、生産量の拡大を進めることが必要であるため、毎月開催しています農業振興連絡協議会において、新興作物の選定や新たな作物の掘り起こしを進め、種苗等の助成を行う旬産旬消事業を実施しています。イチゴ、アオネギ、ゴボウ、ハワサビ等の特産品についても、農家及び関係機関と連携し、作付の拡大及びPRを図っているところです。 今後も、産地づくりに向けた取り組みを進め、地域農業の振興を図ってまいります。 続きまして、認定農業者制度の補助金についてでございます。みやこ町認定農業者の会は、会規則の目的である農業生産者として会員相互の連帯と親睦を図り、また先進的な農業、経営改善した農業を実践し、地域農業のリーダーや担い手となり、みやこ町の農業振興に寄与することを目的に組織された農業者の団体です。 現在の会員数は29名で、主な活動内容は、県主催の協議会会議や研修会への参加、また会員同士の圃場の視察、産業祭りへの出店などとなっており、町からは25万円の補助金を支出しております。 町としては、認定農業者の会の活動は、農業振興並びに地域農業の活性化につながるものであると考えており、運営に関しても会員からの会費徴収及び町の補助金の範囲内で有効かつ効率的に運営が行われていることから、適切ではないかと考えております。 今後につきましては、会の活動状況によるところであり、その状況を鑑みながら、対応してまいりたいと考えております。 続きまして、地域温暖化防止対策についての中の防犯灯等についての質問でございます。 町内の街灯及び防犯灯は、全部で4,468台あり、そのうち県等が管理している防犯灯が96台、残りの4,372台がみやこ町と地元の管理している街灯になります。みやこ町では、昨年度にコスト縮減対策地球温暖化対策の一環として、町内全域の防犯灯及び街灯をLED化しました。 最初に効果についてですが、みやこ町の管理している防犯灯は1,279台あり、その年間の電気代は671万円からLED化により418万円程度と推測しており、250万円程度削減できるものと考えております。 街灯の電気代は、地元が直接払っているため、正確な額は把握できませんけれども、40ワットの電気代のときに支払っている額は、およそ1,020万円だといたしますと、今回のLED化によりおよそ612万円になったと推測されることから、約40%程度の削減効果があったと思われます。 次に、街灯の設置基準についてですが、その運用につきましては、みやこ町街灯等規程に基づき設置しています。 内容については、主要道路における街灯はおおむね150メートルに1基を基準とし、環境、そのほかの状況を勘案し、設置しております。なお、特別な事情、カーブ等で見通しの悪いところなどがある場合は、その都度協議を行い、必要に応じて設置しております。 また、維持管理につきましては今回、6年間のリース契約ですので、器具の不良や落雷等での故障につきましては、全てリース業者が対応することとなっております。 続きまして、本庁の電気節電対策についてにお答えをいたします。 現在、本庁──本庁別館も含みますが──に設置している照明器具の8割が蛍光灯であります。電気照明灯の設置個数は923個であり、そのうち187個がLED灯であります。 次に、平成28年度の本庁の電気代ですが、照明灯だけにかかる電気代を把握しにくいのですが、空調、電気機器等全てが含まれた電気代は、平成28年度で1,343万円となっています。 LED灯については、消費電力が蛍光灯の半分以下、寿命も3倍以上であり、導入すれば大きな節電効果が期待できると考えております。また、平成28年度の電気器具等の交換費用につきましては、年間3万円程度となっております。 今後につきましては、経済性だけでなく、環境面といった観点からも、LED灯へ変更した場合の電気料金のシミュレーションやLED照明のリース契約と購入した場合の具体的な比較検討などを行った上で、本庁舎の照明器具のさらなるLED化に取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(熊谷みえ子君) 7番、田中勝馬議員。 ◆議員(田中勝馬君) 御回答ありがとうございました。 今、農業委員会の役割については、先ほど説明をいただきましたように理解することができました。農地の利用の適正化を積極的に推進していくということが、大きな役割ではなかろうかと、このように理解しておるところでございます。 このたびの改正におきまして、農業委員会の事務の重点化、農業委員の選出方法が変わったということになっておると。選挙制度からどういうふうな方向に変わったのかお伺いいたします。 ○議長(熊谷みえ子君) 山野農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(山野和寿君) それでは、田中議員の質問にお答えいたします。 農業委員の選出ですが、公職選挙法に基づくものから、町長が議会の同意を要件とする任命制に変わりました。 また、農業委員の任命については、認定農業者が農業委員の過半数を占めること、農業者以外の者が中立な立場で公正な判断をすることのできる者を1人以上入れること、女性や青年も積極的に登用することとなっております。ちなみに、本農業委員会では、認定農業者が7人、中立の立場が1人、女性が1人、農業者が4人で、合計が定数の13人になっております。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 7番、田中勝馬議員。 ◆議員(田中勝馬君) ありがとうございました。 要するに、認定農業者が過半数が原則ということだというふうに理解いたします。 次に、推進委員の役割でございますが、先ほども御説明をいただきました。推進委員の選出方法、これはどのようにされるのかお伺いします。 ○議長(熊谷みえ子君) 山野農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(山野和寿君) それでは、農地利用最適化推進委員の選出ですが、国の説明では農地面積100ヘクタールに1人の割合で設置できることとなっております。これに従い、本町の農地面積は2,744ヘクタールあり、27人設置できますが、区域別に四捨五入で積み上げると犀川地区が11人、勝山地区が8人、豊津地区が7人で、合計26人に設定しております。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 7番、田中勝馬議員。 ◆議員(田中勝馬君) だから、人数はわかったんですが、そういう推進委員の選任方法はどうしてやるかということです。選任、決めるもん。 ○議長(熊谷みえ子君) 山野農業委員会事務局長
    農業委員会事務局長(山野和寿君) 選出方法の流れといいますか、それは農業委員会が区域ごとに候補者の推薦や公募を実施します。そして、農業委員会が候補者の選考を行い、農業委員会が委嘱することになっております。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 7番、田中勝馬議員。 ◆議員(田中勝馬君) それでは、農業委員及び推進委員には、個人情報が含まれる農地台帳の作成が義務づけられおりますが、情報の漏えい等の問題についてはどのようになっておるか。漏れるようなことはないか、個人情報が流れるようなことはないか。これに対してはどういうふうになっているか、決まりは。 ○議長(熊谷みえ子君) 山野農業委員会事務局長。 ◎農業委員会事務局長(山野和寿君) 農業委員及び農地利用最適化推進委員秘密保持義務です。これは、農業委員会等に関する法律第57条にうたわれておりますので、守秘義務があります。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 7番、田中勝馬議員。 ◆議員(田中勝馬君) ありがとうございました。 それでは、認定農業者制度についてですが、先ほど説明をいただきました。市町村が認定するということになったということで、農業者に対しての重点的な支援措置を行うというのが、農業委員の制度じゃなかろうかと。 また、認定基準の要件等については、もちろん基本構想に照らした適切なものであることとか、あるいは効率的かつ総合的な利用を図るために適切なものであることとか、計画の達成される見込みがある確実なものというのが要件になっているということを先ほど説明でお伺いいたしました。 認定の手続につきましては、経営規模の拡大に関する目標ということで、やはり作付面積とか、あるいは作業受託面積とかいうようなことがうたわれております。また、生産方式の合理化の目標として、機械化あるいは施設の導入、圃場の連担化とか新技術の導入というのが、手続の中にも書くようになっております。また、経営管理の合理化の目標には、複式簿記で記帳をするというようなことも決められているようであります。また、農業従事者の様態等に関する改善目標ということで、やはり休日制の導入というのが、こういうふうな手続の基準にもなっているというように伺っております。 ということで、認定農業者には今後、法人、団体、株式会社等もなれるということであれば、農家だけではなく企業が農業委員会へ参入することも可能になるのかどうか、お伺いいたします。 ○議長(熊谷みえ子君) 三角農林業振興課長。 ◎農林業振興課長(三角房幸君) 御質問にお答えさせていただきます。 御質問の企業はなれるかということで、企業につきましては、要件を満たせば農業生産法人というような形でなれます。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 7番、田中勝馬議員。 ◆議員(田中勝馬君) 次の問題ですが、30年、来年度以降の減反政策と行政の役割についてということでございますが、昭和45年に始まった減反制度は約50年ぶりに大転換され、今まで10アールあたり1万5,000円の定額補助金も、来年度から段階的に削減。また、廃止というようなことで、農家のほうから自主的な経営判断を重視する政策に移行することとなっておりますが、減反政策廃止に当たっては、町はどのような対応策を検討し、農業経営目標というか、農業ビジョンについてはどのようなことを目指すかということは、先ほども説明いただきましたが、さらにはどのようにして農業を守っていこうと考えているのか。現在、検討をされていることがありましたら、具体的に説明を求めたいと思います。 ○議長(熊谷みえ子君) 三角農林業振興課長。 ◎農林業振興課長(三角房幸君) 御質問にお答えさせていただきます。 経営所得安定対策、これにつきましては、30年から現在米に対して交付金を支出しておりましたが、それがなくなります。そういったことで、これにつきましては、毎年2月から3月にかけて、集落座談会というものを行っております。その中で、内容につきましては説明をさせていただきまして、具体的には今後もどうなるかということでございます。国からの今まで目標数量という形で示されておったんですが、今後は国の需要を見越した中のという形の情報提供ということでございます。 それで現在、県、また県の協議会のほうで、今後国の示していった数字をもとに、それを県の協議会から自治体の協議会という形で提示して、そこで町のほうで独自に作付計画をつくっていくという形で、それに基づいて農家に対して作付面積の計画を出してもらうと。そういった流れで今、検討をしている中でございます。 いずれにしましても、これにつきましては現在、水田フル活用ビジョンというものを作成しております。主な内容につきましては、まず本町は、基本は主食用米、水稲が半分を占めています。その中で、残りの転作、麦、大豆、飼料用米、そういったものを転作作物として現在も推進しておりますし、今後もさらに作付面積の拡大を図っていきたいと思いますし、あわせて野菜、地域振興作物、また地域定着作物、そういった形の中で、産地交付金という交付金がありますので、それをうまく活用しながら、従来どおり推し進めて、作付面積の拡大をしていくという形で、農家のほうには今、周知しているところでありますし、今後もさらにそういうことを周知していって、過剰米にならないという形で取り組んでまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 7番、田中勝馬議員。 ◆議員(田中勝馬君) みやこ町は高齢者が多く、山間地域では自家米の生産以外にお米はつくらなくなるんじゃないかということが心配されます。ということで、耕作放棄地はさらにふえるのではないかと思いますが、現在みやこ町の耕作放棄地の現状はどのようになっているのか。また、当町としての今後の対策についてはどのようにやっていくと計画されているのかお伺いします。 ○議長(熊谷みえ子君) 三角農林業振興課長。 ◎農林業振興課長(三角房幸君) 御質問にお答えさせていただきます。 まず、耕作放棄地の現状ということで、これにつきましては例年、農業委員会並びに農林業振興課のほうで、毎年現地調査、またあわせまして夏に行っています減反の現地確認、そういった中で調査を行った数字としましては、例年報告しております。現在、遊休農地、耕作放棄地につきましては約29ヘクタールという形で今、報告をしているところでございます。 いずれにしましても、この耕作放棄地の問題は非常に難しいところがあります。現在、町としての対応は、まず高齢化で農業ができない。そういった方がどうするかというのが、一番問題と思っております。 そういう中で、平成24年から人・農地プラン、要は地域のほうで地域の農地を今後どうやって守っていくかというのを話し合ってもらうという形で、ずっと進めていただいております。 その中で、地域の担い手になっていただく人間というのは、認定農業者、それと集落営農と考えております。そういう方々に作付をお願いする、そういうことをお願い、今、進めておりますし、あわせてまたそういうつくっていただく方が見つからない場合は、中間管理機構というそういう機関がありますので、そこに農地を預け入れして、農地の出し手、貸り手という形のマッチング作業、そういったものの制度がありますので、それを活用していただくという形で、皆さんに周知しておるところでございます。 それとあわせまして、地域のほうで多面的機能交付事業、また中山間直接支払交付事業、そういったものに取り組んでおりますので、そういうことを取り組みながら、地域の荒廃農地を解消していくという形でお願いしているところでございますし、今後、農業委員会とも連携しながら、地域の農地を守っていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 7番、田中勝馬議員。 ◆議員(田中勝馬君) ありがとうございました。 山間地域を抱える我が町では、やっぱり集約集積の困難な農地を数多く抱えるのが現状でございます。この集約集積が困難な農地、耕作放棄地に対する施策など、どのように有効活用していくかというのが、今後の課題ではなかろうかと思います。例えば、耕作放棄地の対策として農地バンク等の検討、または山間地域の農地の有効活用の一例として、高冷地野菜の栽培の検討をしてはどうかというようなことを私は考えていました。 例えばキャベツ、白菜は、温暖な低地では、冬場が旬で生育に適しておいしい通年的な人気の野菜でありますが、高冷地で夏場にキャベツや白菜を栽培し、供給量の少ない夏場に出荷することで、高値が期待できるのではないかと思います。 皆さんも御承知のように、当役場を退職された方が今現在、帆柱のほうで野菜を栽培されております。とても好評と聞いております。また、本人とお話させていただきましたが、なぜこんなすばらしい土地柄、気候が生かされないのだろうかと、私は不思議に思うというようなことを本人いわく言われておりました。 そういうことで、収益性の高い高付加価値の作物が農家の収入の向上に資するものであり、農業経営の安定化、ひいては魅力ある農業として、新規就農者の定着、増加につながるものと考えます。 今、直面している課題は、農業所得をどう上げていくかということだと思います。所得が上がれば、若い人が入ってきて、中山間地にも人が住み、生活を営むことができます。 農業所得を構成する要素は、販売価格、販売量、コストという3つの要素があるのではなかろうかと思います。新たな担い手の育成や担い手のレベルアップ対策、農業者の所得拡大、農業生産の拡大等についてのお考えはどのように考えているのかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(熊谷みえ子君) 三角農林業振興課長。 ◎農林業振興課長(三角房幸君) 御質問にお答えさせていただきます。 まず、農地バンクという御質問がありました。これにつきましては先ほど、ちょっと説明不足のところがあったかもしれません。今現在、農地中間管理機構、これ県の機構になるんですが、そこがある意味で農地バンク的な役割という形で、農地をできない方は出し手となって、逆に集積を図ろうとする借り手という形で、そういうマッチング作業を行っている、そういう制度もありますので、これについては農家の皆さんにはお知らせしているところでございます。 引き続きまして、高冷地野菜の推進ということでございます。これにつきましては現在、帆柱地域で町職員OBがやっているということで、私も承知しているところでございます。 これにつきましては、この取り組みというのは地域農家については、非常に刺激があるものだと考えております。そういった中で、それがもう8年近くなるという話を聞いておりますが、その分がふえたかというのは、余り目に見えた効果はない。一部、シロネギとかはつくっているという話は聞いておりますが、いずれにしろ所管としましては、今後、伊良原ダムが間もなく完成しようとしております。そういった中で、農家レストラン、直売所ができるという話も聞いております。 そういった中で、今現在、そこに出す地元野菜を少しでもつくっていくという形で、作付の推進を農家が約20名ほど参加しているということですので、そういうところでどんどん支援してまいりたいと考えております。 また、あわせまして、野菜につきましては収益性が高い作物でございますので、現在、みやこ町農業振興連絡協議会で随時、ことしはこういうものを進めて行こうという推進作物の掘り起こし、またそういうのを現在考えておりますので、それに対する助成を行っております。その中で、秋キャベツということを承知しております。約4反の作付計画で、これを今後進めていきたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 7番、田中勝馬議員。 ◆議員(田中勝馬君) ありがとうございました。 新規就農者数の全体で、今2市5町で10中、築上町が5人、行橋市は3人、みやこ町が2人ということで、3番目になっているんですが、目標数としては、32年までに10人程度にふやすというような計画をみやこ町は立てられております。新規就農者をふやすためには、どのような方策を考えているのかお伺いしたいと思います。 なお、この前、新規就農者対策として8月6日、北九州市内で開催された福岡県新規就農者相談会へ農林振興課の職員を派遣し、みやこ町への定住、農業についての勧誘を行ったとお聞きしておりますが、何名か希望者がいたかどうかお伺いします。 ○議長(熊谷みえ子君) 三角農林業振興課長。 ◎農林業振興課長(三角房幸君) 御質問にお答えさせていただきます。 新規就農対策でございます。これにつきましては、まず8月11日ですか、北九州市のほうで就農相談会がありました。6名の対応を行っております。結果的には、就農という形の結果には、まだ現在結びついておりませんが、うちのほうも根気よく、機会があればまた電話して、どうなっているだろうかっていう確認をする必要も考えているところでございます。 いずれにしろ、新規就農につきましては、3人が研修を受けて現在就農しておるところでございます。昨年からずっと2名おりましたが、2人とも今、就農して、今現在、農業に従事しておりますし、あわせて新規就農者じゃなく、現に農家の後継者、そういったものに対して今現在、一部補助の対象にならない部分もありますが、青年就農給付金という国の交付金があるんですが、それを活用しながら現在、取り組んでおる若手農家、約45歳未満になりますが、そういうような方が今6名おります。 そういったものをどんどん掘り起こして、担い手という形で町のほうは考えておりますし、それに対して支援を行っていこうと考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 7番、田中勝馬議員。 ◆議員(田中勝馬君) 時間の関係で、ちょっと急ぎ足に進みますが、みやこ町の特産品の目標指標についてお伺いします。 これまで勝山ネギ、柳瀬ゴボウ、河内タケノコ等ブランド化に取り組み、またイノシシ、シカ肉等の加工品の開発等に町として支援してきましたが、成果と効果についてはどのようになっているかお伺いしたいと思います。 そして、柳瀬ゴボウつくりの協力隊員の成果と今後の定住期待についてですが、万が一、隊員が定住しなかったとき、柳沢ゴボウつくりは今後どのようになるのかお伺いしたいと思います。 ○議長(熊谷みえ子君) 三角農林業振興課長。 ◎農林業振興課長(三角房幸君) 御質問にお答えします。 まず、アオネギ、またゴボウにつきましては、従来から特産品という形で今、推進しております。作付面積もほぼ横ばいでありますが、それなりの今一定の収益等を上げております。このまま作付面積をどんどん拡大していくっていう形の支援として農協、町という形で進めているところでございます。 あわせまして、柳瀬ゴボウにつきましては現在、地域おこし協力隊員が2名、平成28年2月、3月から入っております。主な活動内容につきましては、地元の営農組織に入って常時、営農活動を行っているということでございます。毎月活動報告を町に提出していただいておりますので、活動状況、また今後のことについても若干話はしますが、まだ具体的にどうするっていうところまでの結果は出ておりませんし、残りあと1年半ありますが、この1年半を有効に使っていただいて、定住してもらうっていうのが、ある意味の最終の目的じゃないかと考えておりますので、そういう形で支援してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 7番、田中勝馬議員。 ◆議員(田中勝馬君) ありがとうございました。 私は、7月11日に国際交流協会視察研修に参加し、小郡市のラッシュファームという会社のビニールハウス栽培でミズナ、コマツナ、レタス等の葉物野菜を大規模に生産販売するところに行ってきました。年間2億円という売り上げをあげているということもお聞きしました。労働者不足で、フィリピンやベトナム、外国人労働者雇用に取り組んで、現在23人程度、3年間の研修期間として雇用しているということをお聞きしました。 みやこ町も、過疎化とともに高齢化が進み、農業の人手不足のため耕作放棄地、ビニールハウス等の放棄等が目立ちますが、外国人労働者の受け入れ等も今後の課題ではないかと思いますが、いかがお考えかお伺いいたします。 ○議長(熊谷みえ子君) 三角農林業振興課長。 ◎農林業振興課長(三角房幸君) 御質問にお答えさせていただきます。 今、議員が言われます外国人労働者、これにつきましては、農林業振興課の職員もその研修に同行しております。それで、報告書を見させていただきました。そういった中で、この外国人労働者、正式には外国人技能実習生という名称でございます。 ちょっと管内の状況を確認しますと、まずみやこ町に既に酪農家3軒あるんですが、そこにもう実際に入っております。あわせて上毛町にも入っているということで、みやこ町の酪農業3軒については、5名ほど入っておるという状況でございます。 いずれにしろ、これにつきましては、労働力の軽減、また農業経営の規模拡大にするには、十分必要な労働力となり得ると思いますので、こういうのを今後どんどん農家に我々招致していきたいと思いますし、このようなものを受け入れられるだけの農家の育成を図っていきたいと考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 7番、田中勝馬議員。 ◆議員(田中勝馬君) 最後に、平成29年度みやこ町認定農業者の総会の中で、平成28年度の決算報告があり、会員の質問の中で補助金、現在25万円と会費5,000円だけでの経営は大変厳しいものがある。補助金の見直しをしていただきたいという要望がありました。会員数も多く、これからさらにふやし、農業の活性化を図っていくためにも、見直しの検討が必要ではないかと私は考えていますが、町長のお考えをお伺いいたします。 ○議長(熊谷みえ子君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 先ほども答弁をさせていただきましたけども、この件につきましては、私もその会に議員と一緒でございましたが、同席をし、そのような話を聞いておりますので、今後どのようにしていったらいいのか、検討していかなければいけないと、そういうふうに考えておりますので、少しお時間をいただきたいなというふうに思っております。 ○議長(熊谷みえ子君) 7番、田中勝馬議員。 ◆議員(田中勝馬君) ありがとうございました。よろしくお願いします。 農業を取り巻く環境は変わり、従来の農業振興政策では厳しい情勢を乗り切れない状況にあります。農業者は、みずから考え行動することが、今後の農業経営では欠かすことのできない絶対条件ではなかろうかと思います。 これからの社会は、会社、行政、農林業、何事においても管理の基本、PDCAと問題意識、常に創意工夫し、仕事を通じて人間としての成長を促す自己改革と自己啓発に努めてなければならないのではないかと思います。 行政が先頭に立って、農業経営の活性化を御指導お願いし、農業認定の問題についての質問を終わります。 続いてよろしいですか。 ○議長(熊谷みえ子君) はい。 ◆議員(田中勝馬君) 続きまして、防犯灯、街灯、蛍光灯をLEDに変えた効果についてということでございますが、防犯灯の整備等の背景は、昭和30年代に入っても戦後の混乱が後を引き、夜の町は依然として暗く、女性や子供たちが安心して歩ける状態ではありませんでした。政府は、闇における犯罪防止、公衆の安全を図る目的で、昭和36年に防犯灯整備対策要綱が閣議決定し、全国的に明るいまちづくり音頭が展開されたことで、防犯灯が盛んに設置されるようになって半世紀が経過しようとしています。 みやこ町においても、防犯灯規程を設け施行され、一昨年LED照明灯に交換いたしました。防犯灯、街灯をLEDに交換したのはリース方式だと思います。設置数は先ほどお伺いいたしましたが、リース期間は6年ということですが、リース期間中の修繕費用等は、もちろんリース会社がするんだと思います。みやこ町の防犯灯規程の見直しが必要ではないかということで、今までは蛍光灯であったのが、今度はLEDになったというようなことで、維持管理費のところは費用負担の問題等がありますので、この辺を見直す必要についてはいかがお考えでしょうか。 ○議長(熊谷みえ子君) 山見総務課長。 ◎総務課長(山見紀幸君) ただいまの御質問にお答えいたします。 みやこ町の街灯等規程のことをおっしゃっているのだと思いますが、確かに設置基準でありますとか、費用負担の問題とか、この中でうたわれておるところでございます。 現在のこの規程の中では、いわゆる設置者が負担する、あるいは受益者が負担するというような内容がうたわれておりますが、この時点ではまだリース契約という観点でつくっておらないこともあります。今後、この中身についてはもう少し精査させていただきまして、実情に合った規程のほうに変えていきたいというふうに考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 7番、田中勝馬議員。 ◆議員(田中勝馬君) 時間も少なくなりましたんで、防犯灯の1基当たりの月額、蛍光灯の使用料は細かいことはありますが、これは大体245円程度かかっておるということで、LEDではこれが124円になるというようなことになります。 また、街灯の場合、蛍光灯使用料は929円というような値段が、LEDに変えた場合は249円になるというようなことになっております。 いずれにいたしましても、蛍光灯からLEDに変えたということで、大きなメリットはここに出ている250万円程度、電気代の削減効果があらわれたということでございますので、なおチェックが必要ではないかと。 なぜかといったら、せっかくついておるのにもかかわらず、非常に木の陰になって見えないというようなところがたくさんあります。これも私のところに、こうして写真を何枚をとって、ここはどうなっておる、あそこはどうなっておるというようなことを持ってきていただいております。 そういうことで、やっぱり町民の皆さんも明るくなったけど、まだせっかくつけたのに、こういうふうな見えないところがたくさんあるということで、1回やっぱり役場としても、つけたらつけっ放しじゃなく、精査する必要があるんじゃないかということも御指摘いただいておりますので、この辺もあわせて一度、点検方をお願いしたいと思います。 それと、私、いつも朝早くジョギングしておるわけですが、この前、ちょっと生涯学習課長から回答をいただきましたけど、図書館とかあるいは歴史資料館は、あれは防犯灯じゃないというようなことで、そしてつけておったけど、歴史資料館あたりは暴走族みたいな人が来て割ってしまうことがあるというようなことで。 だから、その割ってしまうぐらいだったら、防犯灯が割るぐらいだったらいいんだけど、そういうふうな歴史資料館の玄関とかいうようなところに石でも投げて割ってしまうと、また大変なことになるんじゃないかと思いますので、これはもう防犯灯じゃないにしても、防犯灯のように、せっかくあるんだからやっぱりつけておく必要があるんじゃないかと思います。 その辺もあわせて検討方よろしくお願いしたいと思います。 先ほども言いましたように、やっぱり電気の削減方法はたくさんあります。職場の規模や環境において、必要な対策を実施することは、電気代だけども大幅にコスト削減できます。例えばITを使った電気代の削減方法については、蛍光灯からLEDに変更して基本使用料金の抑制とか、また自動灯システムの導入で、電気のつけっ放しの防止とか、あるいはデマンドコントローラーの導入で、最大使用量電力の抑制等が図られます。 また、LEDの効果、特徴につきましては、蛍光灯ランプの寿命が約2年でございます。蛍光灯の器具の寿命が5年ということで、LEDの寿命が約10年、そして時間的には4万時間もつということになっております。電気代が約2分の1になるということが言われております。そして、防弾ガラスを使用しているので割れにくいと。熱を余り発しない。赤外線を出さないので虫が寄らないとか、二酸化炭素、CO2の排出量を削減し、地球温暖化防止に貢献できるメリットがあるということでございます。 したがって、本庁の照明器具、照明灯は、先ほど御回答をいただきましたが、ある程度の部分はLEDに変えられているということでございますが、187個は変えられているが、923個だからまだ736個ぐらい変えていないということでありますので、この辺が2分の1に、先ほど私が言ったように、リースですればリース代で賄えるというようなことがありますので、やはり経費節減ということをいつも言われておりますので、この辺のできるところからやっていったらいいんじゃなかろうかなと思います。 LEDの導入は、現在の蛍光灯に比べて総エネルギー効率や耐久性に優れ、温暖化を起こすCO2の排出量と維持管理費減少の2つの方策をともに実行できるものとして期待がされております。本庁においては、人口減少の歯止めがかからず、地方税の伸び悩みや地方交付税の縮減に影響を及ぼし、地方財政は非常に厳しい状況下にあります。 社会や経済の情勢は絶え間なく変化する中で、時代にあった不断の見直し改善が、必要不可欠ではないかと思います。行政改革を初め公共施設の統廃合、業務のスリム化、効率化は重要課題だと思います。できるところから一つ一つ改善し、でき得る限りコスト削減に取り組み、財政健全化を念頭に置いた財政運営を求めたいと思いますが、この辺について町長の御所見をお伺いしたいと思います。 ○議長(熊谷みえ子君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) LED化の問題も御指摘のとおりだと思います。そういったところの問題につきましては、できるところは早急にやっていきたいし、今後また、先ほど御指摘がありました地方財政等の伸び悩みもありますので、その辺のことも考えながらまちづくりを進めていきたいというふうに思っております。 よろしくお願いします。 ○議長(熊谷みえ子君) 7番、田中勝馬議員。 ◆議員(田中勝馬君) LEDの問題については、時間の関係でちょっと飛ばしていきまして、大変質問事項に触れなかった部分がございますが、以上をもちまして、私の質問を終わります。御清聴ありがとうございました。 ○議長(熊谷みえ子君) 田中勝馬議員の一般質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(熊谷みえ子君) ここで暫時休憩といたします。再開は11時10分とします。午前11時00分休憩………………………………………………………………………………午前11時10分再開 ○議長(熊谷みえ子君) これより、休憩前に引き続き会議を再開をいたします。 一般質問を続けます。通告順位2番、議席番号8番、飯本秀夫議員。 ◆議員(飯本秀夫君) おはようございます。議席番号8番、飯本秀夫、ただいまより本9月議会で大きく4項目について質問させていただきます。 まず、1項目として防災対策についてお聞きいたます。 6月議会においても、本町の防災に対する備えをお伺いいたしましたが、それから何日もたたない7月5日から6日にかけて、九州北部豪雨により福岡県では特に朝倉市や東峰村周辺のいたるところで川が氾濫するとともに、山崩れやがけ崩れが発生し、死者並びに行方不明者を合わせますと40名を超す尊い命が奪われております。先に同僚議員がおっしゃっておりましたが、謹んで哀悼の意を表しますとともに御冥福をお祈りいたします。 それでは、本町の防災対策について2点尋ねいたします。 自主防災組織の編成状況あるいはカバー率については先般お聞きし、前進していることを確認いたしました。今後、本町の自主防災組織は、育成並びに強化を図る段階と考えるが、町長のお考えをお聞かせください。 次に、もし本町が被災した場合の備えについてお尋ねいたします。みやこ町は地形上、複数の谷に分かれており、迂回路がなく、行き止まりの集落も多くあります。ライフラインの何か1つが困窮いたしますが、抜け道のない道路が損壊した場合、集落あるいは民家は完全に孤立してしまいます。被災時の救援等について町長のお考えをお伺いいたします。 2項目に、防衛施設周辺対策についてお聞きいたします。 けさ、ここに来てテレビで見た中でも、もう既に北朝鮮の問題等映っておりましたが、隣国である北朝鮮は、国連の勧告を無視し、核実験やミサイル発射実験あるいは発射練習を頻繁に行っており、近隣諸国を脅威に陥れております。 現在のところは、世界への威嚇が続いておりますが、いつ我が国に標的を定めるかわかりません。定石として大都市並びに軍事施設をいの一番に攻撃してくるのは必至です。その標的となるミサイル基地がみやこ町には存在しております。また、周辺には航空隊の基地もあります。地域住民は常に危険と騒音にさらされているわけです。 町長は、町民の命と財産を守ることは町として最も大きな使命と常日ごろよりおっしゃっております。防衛施設周辺対策についてお考えをお伺いいたします。 3項目として、河川並びにため池の環境問題について質問させていただきます。 まず、河川からですが、今川についてはしゅんせつ等も行われ、河川本来の機能を十分に満たすとともに、川土手も整備されております。しかし、祓川については整備が行き届いておりません。今後、ダム湖の貯水作業にかかると思うが、並行して整備を行えないのかお伺いいたします。 次に、ため池の環境問題ですが、転作による畑作物の増加と合わせて、用水路の整備によってため池に頼る水田農業が減少してきたことにより、利用しないため池あるいは完全に空にしないため池がふえたためか、浮草類が非常に増殖し、水面も見えないありさまです。夏場は青々として浮草にそれぞれ花が咲き、大変きれいではあるのですが、秋口になると悪臭を放ちながら枯れていき、次の年はさらに増殖の繰り返しです。周辺の住民は環境の悪化に大変迷惑をしております。 そこで、除去あるいは改善することは可能なのか。可能ならば誰の責任で実施するのかお伺いいたします。 4項目として、農業問題について質問いたします。 本年度より新たに水田利用の施策が変わることは周知のとおりです。いまだ、みやこ町としての柱が見えません。みやこ町水田利用協議会に示された方針も現施策と余りかわりばえがしておりませんが、農業生産性の向上をいかに進めるかお尋ねいたします。このことについては、先ほど同僚議員が質問しておりましたので、答弁が同じなら答弁書は割愛していただきたいと思います。 次に、害獣対策について質問いたします。 1点目は、過去に補助事業で設置したワイヤメッシュやワイヤネットの補修あるいは補強については、助成措置の対象となりうるのかお尋ねいたします。 2点目は小動物による被害が年々ふえておりますが、その対処策についてお尋ねいたします。 最後に、井上町長の進退についてお尋ねいたします。我々町民は井上町政をさらに充実させるためにも続投を望んでおりますが、差し支えなければお気持ちをお聞かせください。 以上、第1回目の総括質問を終わらせていただきます。 ○議長(熊谷みえ子君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 飯本秀夫議員の質問にお答えをいたします。 最初に、防災対策について、自主防災組織についての質問にお答えをいたします。 近年、各地で頻発する災害に備えて、地域における自主防災組織の役割がますます重要となっています。みやこ町での自主防災組織につきましては、現在32行政区において、自主防災組織を立ち上げて活動を行っています。それぞれの防災組織についての活動は、各組織単位の自主的な運営に委ねています。地域によっては毎年2回ほど防災のテーマを設け、訓練を行っているところもありますし、活発な活動に至っていない地域もあって、活動の内容あるいは回数もまちまちなのが実情です。 大きな災害が起きた場合、国・県・町の対応いわゆる公助の部分だけでは限界があり、日ごろから自分の身は自分で守るという自助と、普段から顔を合わせている地域や近隣の人々が集まって互いに協力し合いながら防災活動に組織的に取り組むという共助が必ず必要と考えています。 町といたしましても、今後は自主防災活動の重要性について町民の皆さんお一人お一人に認識していただけるよう、広報活動や各区の区長さん等を通じまして、必要な情報を提供するとともに、組織の活動についてもサポートできる部分はできるだけ協力させていただいて、関係機関とも連携を図りながら組織の強化につながるように努めてまいる所存です。 続きまして、防災対策についての我が町での対策についてでございます。 我が町の防災体制は、気象庁より大雨警報等の発令が発表されますと、24時間体制で防災担当職員が登庁し、速やかに県防災担当局、京築広域消防、行橋警察署、陸上自衛隊小倉駐屯地や築城航空自衛隊等の各関係との連絡や情報共有を行います。 その際、必要だと判断した場合には、住民に避難の呼びかけを行うとともに、そのほかの職員についても災害の状況に応じて本庁へ駆けつける体制となっております。 その後、状況を確認するため町職員が町内を巡回するほか、地元消防団や区長さん等と連絡を取り合って災害発生状況を収集するとともに、大規模な災害発生により救援が必要な場合は、即座に関係機関に要請することとしております。 また、避難等で緊急に必要となる救援物資につきましては、現在、缶詰のパン500食と飲料水500本程度を備蓄しておりますが、まだ十分な量とは言えませんので今後、段階的にふやしていきたいと考えております。 続きまして、防衛問題についての質問でございます。 昨今の国防問題では、隣国北朝鮮をめぐって、たび重なる中距離弾道ミサイルの発射実験や自国内での核実験の実施、また一方では米韓の合同軍事演習やそれに係る日本の後方支援など、緊張状態が続いております。 本町におきましても町内にミサイル基地があることから、有事の際少なからず影響があるのではないかと大変危惧をいたしております。 議員の質問の安全対策についてですが、北朝鮮は過去に例を見ない頻度で弾道ミサイルを発射し、平成28年8月以降弾道ミサイルの弾頭部分が日本の排他的経済水域内に落下する事実も起こっております。 北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する場合、弾道ミサイルは極めて短時間で日本に飛来することが予想されます。仮に、北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性がある場合には、24時間いつでも全国瞬時警報システム──Jアラートを使用し、緊急情報を伝達します。北朝鮮が予告することなく弾道ミサイルを発射した場合には、事前にお知らせすることなくJアラートを使用することになります。 Jアラートを使用すると、町の防災行政無線等が自動的に起動し、屋外スピーカー等から警報が流れるほか、携帯電話にエリアメール、緊急速報メールが配信されます。なお、Jアラートによる情報伝達は国民保護に係る警報のサイレン音を使用し、弾道ミサイルに注意が必要な地域の方に幅広く行います。 その際の対処方法といたしましては、屋外にいた場合、近くのできるだけ頑丈な建物や地下に避難する。近くに適当な建物がない場合は、物陰に身を隠すか地面に伏せ、頭部を守る。 また、屋内にいた場合は、できるだけ窓から離れ、できれば窓のない部屋へ移動するなどの対処をとるよう内閣府から通知が来ております。 今後も国からの新しい情報が更新され次第、随時、国民の方々に情報提供するとともに、関係機関と緊密な連携を図り、適切な対策を講じたいと考えています。 続きまして、環境問題について、河川とため池についての質問でございます、これにお答えをいたします。 町内には、県営河川11本、町営河川61本があります。 河川の整備につきましては、地元要望により、町営河川の改修やしゅんせつを行っているところです。また、県営河川については、管理者である県土木整備事務所に草刈り及びしゅんせつ等を強く要望しているところでございます。 特に、議員のほうから祓川の整備についてはどうなのかという質問がありました。このことにつきましても県道整備事務所にこのことを申し上げ、しゅんせつできるところはしゅんせつをするように、このことはお願いをしていきたいと思っております。 次に、ため池の整備についてです。現在、町内には173カ所のため池たあります。 近年の農業を取り巻く環境の変化や農家人口の減少に伴い、ため池の現状が大きく変化しております。具体的には、ホテイアオイやヒシ等の水草が大量に発生し、ため池を覆いつくしているところもあり、町としてもため池の管理者に対し、非かんがい期にはため池の水位を下げることや、町の補助事業を活用し、しゅんせつの実施など、適切な管理をお願いしているところです。今後も引き続き、ため池の管理者に対し適切な管理をお願いしてまいります。 次に、農業問題の中の水田利用についてお答えをいたします。 平成30年以降の経営所得安定対策事業における米の直接支払交付金の終了に伴い、米の作付面積拡大が生じ、米価が下がることが懸念されます。 このことにつきましては、本年2月に行った集落座談会で農業者に制度の説明を行い、主食用米から麦・大豆・飼料用米などの作物への作付の推進、また「みやこ町地域水田農業推進協議会」で作成する水田フル活用ビジョンによる産地づくりについて説明しているところです。 土地利用型作物については、需要に応じた主食用米の作付の確保を基本とし、交付金を有効活用しながら飼料用米の生産拡大、麦、大豆等については地域経営の採算拡大の推進を図っています。 また、土地利用型の作物以外は、比較的小規模な作付になっております。販売での優位性など考慮すると、一部作物を選定し、生産量の拡大を進めることが必要であるため、毎年開催しています農業振興連絡協議会において、振興作物の選定や新たな作物の掘り起こしを進め、種苗等の助成を行う、旬産旬消事業を実施しています。 今後も、産地づくりに向けた取り組みを進め、地域農業の振興を図ってまいります。 続きまして、有害対策についてお答えをいたします。 有害鳥獣に対する駆除につきましては、みやこ町有害鳥獣捕獲奨励金制度や、国の事業であります鳥獣被害防止総合対策推進交付金、鳥獣被害防止緊急捕獲活動支援事業、県の鳥獣被害対策強化事業、有害鳥獣広域捕獲対策事業を活用し、捕獲数は増加傾向にあります。 有害鳥獣対策の有効な方法は、捕獲することが重要と考えますが、イノシシ、シカの絶対数の把握ができないため、被害防止対策として今後も電気柵やワイヤーメッシュ柵等を設置し被害防止を進めていきます。 また、被害地域においては防護柵等の十分な管理を行い、圃場に侵入させない、未収穫作物をなくし、圃場に寄せつかせない、樹木の伐採や除草作業を行い緩衝地帯をつくることなど、地域でできる被害防止対策を周知してまいりたいと考えております。 それから、小動物に対する対策はどうなのかという質問もありました。この小動物というのはいろんな動物がいるわけですが、特に最近ではアライグマが多く発生をしておりまして、大変ないたずらをするということで被害状況が大きくなっております。 このことにつきましては、町のほうもそういった箱穴等を貸し出しをしております。ちょっとここでは件数等は答えることができません。後ほど担当課長から個数につきましては答弁させたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 最後に、私に対する出処進退はどうするのかという質問でございます。 私は、このことは12月議会で皆様に表明をしたいというふうに考えておりましたが、今飯本議員からこの質問がありましたのでお答えをさせていただきます。 私は、心身ともに健康であります。これまで皆様の御協力をいただいて元気なみやこ町をつくっていこうということで、今8年目になりますけれども、そういうふうに仕事をしてまいりました。まだまだやらなければいけない多くの課題があろうかと思っております。今後も公平無私、則天去私という言葉がありますが、そういった言葉にのっとりながら、私は日本一元気なまちづくりを推進していきたいと考えておりますので、来年の町長選挙には町民の審判を仰ごうというふうに思っており、出馬することを今考えているところでございます。よろしく御指導のほどお願いいたします。 ○議長(熊谷みえ子君) 三角農林業振興課長。 ◎農林業振興課長(三角房幸君) 先ほど言われました、アライグマに対しての対策でございます。 現在、小動物用の箱穴を貸し出しております。ただ、これについては捕獲数、貸し出した数だけ捕獲されているんじゃないかなという形で町のほうは考えております。いずれにしろ、捕獲後の対応につきましてはお願いしておるところでございますので、数までは確実なところは把握していないところでございます。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 8番、飯本秀夫議員。 ◆議員(飯本秀夫君) 町長、ありがとうございました。 これで、町長と中期的、長期的な議論ができると思いますのでよろしくお願いいたします。 それでは、最初の自主防災組織についてお尋ねいたします。 先ほど町長のほうからもいろいろとありましたが、実際的には公的共助には限界がありますということを伺いましたが、今行っている公的共助があったら教えてください。 ○議長(熊谷みえ子君) 山見総務課長。 ◎総務課長(山見紀幸君) 公的な共助ということでは、例えば消防団でございます。そういったところとの連携というのは共助というような形になろうかと思っておるところでございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 8番、飯本秀夫議員。 ◆議員(飯本秀夫君) そういうことになるんですよね。そしたら今、私もたびたび質問する中で、消防団を基準とした防災組織の枠組みをしたらどうかということを皆さんに今までお話してきましたが、その辺は検討はされています。 ○議長(熊谷みえ子君) 山見総務課長。 ◎総務課長(山見紀幸君) 大変難しい問題というか、一応消防団組織というのは、昔からかなり地域に根づいた組織としてやっていただいておるところでございますが、この自主防災組織につきましては、今32地区ということで、まだまだ組織率も低い段階で、今一番私どもが考えているのは、先ほど、最初の質問の中で、ちょっと議員のほうからもありましたけれども、要するに交通手段を遮断されたところとか、そういったところの自主防災組織の設置がまだ行われていないというのが実情なんで、そういったところから、うちのほうとしては推進していきたいと、また御協力を、また地元の消防団についてもそういったところで側面から支援していただきたいという形を考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 8番、飯本秀夫議員。 ◆議員(飯本秀夫君) 最近、この近所でたびたび起こるのは水害です。毎年起こっているんです。早く機動力のある防災組織をつくって、これは町が主導しながらしないと、機動力があるちゅうたら、そこそこ50代、60代の人が10人程度おらんと機動力になりませんよね。じいちゃん、ばあちゃんばかりおって、一つの集落の中で10軒の家がまとまって自主防災組織を結成しましたって言っても、全くの機動力なんてない。ただもう、失礼な言い方ですが、助けを待つ集落になってしまいます。自分自ら予防したりとか、防災を、事前に防ぐとかもしなったときに、人を助けるということはとてもできないと思うんです。 その辺の機動力のある防災組織を結成していかなきゃならない。まだ、カバー率が十分じゃありませんということですが、将来的には消防団の範囲への中の取り組みとか必要だと思うし、進んだところでは、ある区長さんは、この前熊本でしたか、一斉に1人もけがをさせずに町のバスと連携をして避難させてしまいましたと。今、やはり集落の中でまとまることも大事なんですが、やり方がわからない集落というのは多いと思うんです。だからその辺を、多分代表として区長が出てきていると思うんですが、そういうことを常に、危機感をあおって、危機感というよりも毎年ありよるんやけ、実際危機感じゃありません。そういうのは実際、区長に認識をしていただいて、町としてどういう補佐ができるかとか、そういうところを実際やっていただきたいと思っております。 答弁はないでしょう。(笑声)あればお願いします。 ○議長(熊谷みえ子君) 山見総務課長。 ◎総務課長(山見紀幸君) 自主防災組織の中でも、活発な活動をされているところにつきましては、例えば住民を定期的に集まっていただいて、その中でワークショップをして、実際にこういう災害があった場合はどういうふうに避難するのかとか、どういうことをやらなければならないのかとかいうような、ワークショップ等もやっている地域もございます。 これ、こういったことをもう少し他の地域にも広げていきたいというふうに私どもも思っておりますので、今後ことあるごとに努力をさせていただきたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 8番、飯本秀夫議員。 ◆議員(飯本秀夫君) 自主防災組織の強力な組織化を望んで、次の質問に移らせていただきます。 先ほど少し、山見課長のほうから話がありましたが、みやこ町はとても谷が多いところですね。余り谷がないというのは旧豊津町ぐらいで、あとはみんな谷があるんです。それで道路は1本です。それで、幹線道路というのも大きな川とか、ちょっと氾濫しそうな川とか、全部面している。面しているというか横を隧道しております。 そういう場合、ちょっとしたことで逃げない、避難が、さっきのJアラートですか、それと一緒、避難勧告を出しても、Jアラートは北朝鮮ですけど、町の避難勧告を出すときに、もう既に間に合わなかったという事例は今まで大いにあります。その辺を事前に、そこが取り残されても1日2日ぐらいは生き延びられるよというぐらいの、地域に備蓄は考えているのか。先ほど、町長の答弁の中では500食を中央に持っていますと。中央に持っていても届けられんのです。そういう危ないところは、区長なりに少しでも管理をしていただくという方法ができるものかできないものかお尋ねします。 ○議長(熊谷みえ子君) 山見総務課長。 ◎総務課長(山見紀幸君) ただいまの御質問にお答えします。 今、議員御指摘のとおり、取り残されたときにやはりそこの地域についてはある程度の備蓄は必要だと、私どものほうも考えておるところです。 実際には、先日、台風接近に備えて自主避難所を町内で開設いたしました。その折にはその自主避難所に、備蓄品を分けて配置をさせていただいたところでございます。 今後ともその備蓄に関してはもう少し充実をしたいなと、いわゆる避難所における備蓄というところを考えたいと思っておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 8番、飯本秀夫議員。 ◆議員(飯本秀夫君) みんな冷蔵庫の中に何か入っとるだろう、それだけ、1日2日で困らんだろうと思っていますが、大体取り残されたときには電源が切れてますけね、使いものにならんのです。だから、そういう長期保存のきくものとかそういうものを、幾らかでも形でそういう孤立しそうな箇所については、十分注意を払っておいていただきたいと思います。 次に、防衛施設周辺についてでございます。 今、Jアラートということもありまして、町長Jアラート言いましたが、向こう発射してから大体、ニュースでは聞くんですが、俺たちが耳にして、打ち上げたちゅうて、もう六、七分後には太平洋に落ちましたちゅうようなのがこの前あったですよね。北朝鮮から打って、日本の九州まで来るっていったら大体どれぐらいかかるんですか。 ○議長(熊谷みえ子君) 山見総務課長。 ◎総務課長(山見紀幸君) ミサイルの種類にもよるとは思いますが、ただいま議員がおっしゃったとおり、もう数分で到達すると思います。実際には10分かかるか、かからないかというような時間だと考えております。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 8番、飯本秀夫議員。 ◆議員(飯本秀夫君) この前のニュースでは7分でもう太平洋に落ちとったけね。やっぱり性能のいいのと悪いのがあるんでしょうね。この前はニュースは7分で太平洋に落ちていました。 そういう、いつも危険と騒音にさらされております。よく私があれに出すのは、呰見地区とか下原地域とか、ああいう線引きをされているところを口に出すんですが、確かに道を挟んでとかいろいろあって、危険は変わらんのですから、いつも危険にさらされて騒音にさらされているのですから、いつやられるかわからないちゅうとこで、日ごろぐらい少しぜいたくをしてもいいんじゃなかろうかと思って、言い方物すごく悪いですよ。日ごろはそういう危険な場所に好んですんだわけじゃないんですから。 もともとあるところにそういう危険な施設が、危険ちゅうてもこれは防衛上絶対大切なことなんですけど、どこかに防衛上置かないけんというのは私の持論ですが、それがたまさかの集落の中にぽんときて、だからそこは常に騒音はあろうし、いろんな使いにくいところもあります。例にとるなら、田んぼ一つ行くんでも基地の周りをぐるっと、遠回りしていかな常日頃から不便な目を見ているんですよ。 防衛庁直接の施設局からはできないと思いますが、その辺はちょっと町のさじ加減で救うことは、隣と全然条件が違うちゅうのはどんなもんかなという気がしますので、町としてそれは考えてくれているのかどうかお尋ねします。 ○議長(熊谷みえ子君) 進行政経営課長。 ◎行政経営課長(進光晴君) ただいまの御質問にお答えいたします。 今、議員が御質問された部分につきましては、恐らく騒音区域の線引きの部分のことではないかというふうに考えております。騒音部分につきましては、騒音のレベルによりまして区域を分けて線を引いているというふうな現状ではございますが、先ほど議員御指摘のとおり、では例えばミサイルが飛んできたときの危険度合いとかいう形の部分とはまたちょっと、少し違う部分もあるというふうには感じております。 危険なのということで考えればもう、みやこ町、基地があるということから言えば、少なからず危険なところだというふうにも考えております。また、先ほどありました、町としてのさじ加減というふうな形で御質問いただいた部分ではあるんですが、その部分については、今国の施策の部分でできる部分については手当をできるだけしたいというふうにも考えているところでございまして、その不足している部分については何とかできないかというふうな形で、国のほうにも事あるごとに強く要望しているところではございます。 また、町として対応できる部分についても、ちょっといろいろ勉強させていただきたいなというふうに考えておりまして、これからちょっと考えたいというふうに考えておりますので、御理解いただければというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 8番、飯本秀夫議員。 ◆議員(飯本秀夫君) ちょっとお断りしたんですが、さじ加減ちゅう悪い言葉を使ってしまいましたが、議会だよりにはそういう言葉を使いませんので。(笑声) それから、まだ私もミサイルの音を聞いたことがないんです。あれ、今飛行場よりももっと激しい音がするでしょうね。まだ私も直接ミサイルの音を聞いたことがないんですが、あそこは騒音はないんじゃねえかとかいわれても、いよいよミサイルが迎撃をすることになると非常に、それどころかやかましいんじゃないかと思うんですが、課長、聞いたことあるなら教えてください。 ○議長(熊谷みえ子君) 進行政経営課長。 ◎行政経営課長(進光晴君) ミサイルの音に関しましては、私も聞き及んでおりません。ただ、動画の関係でウェブで配信されているのとかを聞いた限りでは、よく判断ができないというふうな形でございますので、実際にはどういった形で騒音があるのか、また時間はとかいうのもちょっと聞き及んでおりません。申しわけございません。 ○議長(熊谷みえ子君) 8番、飯本秀夫議員。 ◆議員(飯本秀夫君) 考えるに多分、ジェット機よか大きい音がすると思うんです。同じエンジンの構造から見ても、ジェット機の比じゃないと思うんです。 そういうこともありますので、ぜひそういう、常に環境的に悪いところに住んでいるというところの人の平等性と公平性と、救うという意味で町のほうで幾らかでも考えていただければと思います。 次に、河川のことについては、先ほど町長のほうから答弁いただきましたが、まず、ことしがかなり雨が降ったのに、祓川はあんなにしゅんせつができていなくて、何も事なきに終わったというのは、今ダムの中であらかた止めていたりとか、そういうことあったと思うんです。それと、いろんな流木とかもあそこで止まったちゅうようなことも私は考えていますけど、その辺がどうかということと、いつから水を本当に、本格的にためるのはいつから、それと、それに合わせて定期的に水が流れるようにするためにも、祓川のしゅんせつ等についてはいつごろから、町長は県のほうにはお願いして早速と言っておりましたが、目安がつけば教えていただきたいと思います。 ○議長(熊谷みえ子君) 白川都市整備課長補佐。 ◎都市整備課長補佐(白川義徳君) 伊良原ダムの貯水の件ですが、今、ダム建設事務所のほうが国と協議中ということで、近々ためるというふうに聞いております。今、国のほうと協議中とは聞いております。国土交通省のほうと協議中であると聞いております。 それと、祓川のしゅんせつの件ですが、強く県土事務所のほうにしゅんせつの要望をしていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 8番、飯本秀夫議員。 ◆議員(飯本秀夫君) ぜひ、そのようにして、早く水がたまれば私たちもいいなと思っておりますし、併せて祓川のしゅんせつと土手の整備等とか、今川に比べると本当に祓川の土手は整備されておりません。その辺も合わせて一緒にお願いしてみていただきたいと思います。 それでは次に、浮草の問題ですが、先ほど町長のお話の中で、町の補助事業と併せてそういう除去作業をしたらどうかというお話がありました。まず、その補助事業ちゅうのはどういうのかをお尋ねいたします。 ○議長(熊谷みえ子君) 白川都市整備課長補佐。 ◎都市整備課長補佐(白川義徳君) 浮草に関しての補助事業ですが、除草剤あるいは中和剤等の資材を区のほうにやるような手配を今考えております。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 8番、飯本秀夫議員。 ◆議員(飯本秀夫君) 浮草については少し勉強させてもらったんですが、新芽が出る、ヒシにしてもですね、ホテイアオイにしても新芽が出るときにやらんと効果ないらいしいんです、除草剤で枯らすとすれば。そうしますと、水が満タンのときですよね。別に、毒性は多分ないような薬をお考えになってくれているとは思うんですが、満水のときにどういう使用方法でやったら効くのかなという、新芽が出るときやないと効果がないちゅう。 実際、小さな水田を掘って魚を飼っている方おりますね。その人たちは実際、なんだったかな……有名な除草剤だけど忘れた、皆さんがやっている。あの成分がほとんどですよね。カメスリーか何かでしょう。そういうのがあるんだけど、湛水したときに果たして効くのだろうかちゅう懸念があるんです。池一面が湛水していますので、どうすれば効くのかと思っております。そこは一緒にまた勉強しながら、そういう薬剤を研究していただけるというのであれば、していただきたいと思いますが。 きょう、課長がお休みでしょう。飛んでもいいですか、話が。ため池自体を潰すにはどうしたらいいですか。 ○議長(熊谷みえ子君) 白川都市整備課長補佐。 ◎都市整備課長補佐(白川義徳君) 御質問にお答えします。 ため池を潰すということですが、一応、ため池の管理は地元が管理者となっておりますので、地元のほうと協議して、本当に必要ないため池かどうかを確認して判断したいと思っております。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 8番、飯本秀夫議員。 ◆議員(飯本秀夫君) ちょっとどうかな。税法上、今度どうるんやろか。今までため池には税金かかっていませんよね。埋めたと途端に宅地並みの課税されたら区としてもたまったものじゃない。その辺は、税法上はどうなるんやろか。 ○議長(熊谷みえ子君) 高辻税務課長。
    ◎税務課長(高辻一美君) 宅地になれば、宅地の課税になると思います。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 8番、飯本秀夫議員。 ◆議員(飯本秀夫君) 今、えらい口調が強かったね。(笑声) そうなると、買い手が決まってからでないと埋められんですね、実際的には。もう、危険が多いから埋めましたって課税をぼっこりされたら、その辺ちょっと、今後やっぱり考えていくべきところだと思います。また、その点についてはまた相談させてもらいます。 それでは、農業問題について質問させていただきます。 いろいろ、先ほど同僚議員の田中議員のときにもお話を伺ったんですが、まず柱です。今までと余り変わっていないんじゃないかと思います。方策がです。まず、それだけ聞きます。 ○議長(熊谷みえ子君) 三角農林業振興課長。 ◎農林業振興課長(三角房幸君) 御質問にお答えさせていただきます。 今、飯本議員が言われますように、農業の柱っていうことでございます。これにつきましては、何回も言わせていただいておりますが、水田フル活用ビジョンの中にうたい込んでおります。みやこ町としましては、耕作面積の半分が主食米用の水稲米ということで、それ以外を転作作物という形で、国の経営所得安定対策その交付金、合わせて産地交付金、それをうまく活用しながら作付面積の拡大を図っていく。併せて逆に、野菜、柿、そういったものについては、地域振興作物という形の名称で産地交付金等を活用しながら作付面積をふやして、野菜等の収入を図っていくっていう形の大きなところの柱という形で進めております。 それに伴いまして、生産性の向上ということで各認定農業者または集落営農組織という形に技術の研修、機械購入の補助、そういったものを行っております。 特に、土地利用型の農業につきましては、麦・大豆、連作っていうのが、これが連作障害っていうのを起こしております。これにつきましてはまず、収量のアップっていうのが必要最小限の一番大事なところだと思っておりますので、排水対策、また土壌改良、有機物、そういうのを投入して、地力を増進するというそういう対策は今後必要じゃないかと私どもはちょっと考えておるところでございますので、関係機関とこういうところを連携しながら、作付面積の拡大とともに、そこそこの収量のアップというのが非常に大事なところと考えておりますので、そういうところを努めていきながら、水稲は必要とする分だけの需要、それに合わせて転作作物の拡大、野菜、そういったところの推進を図っていくという形で考えておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 8番、飯本秀夫議員。 ◆議員(飯本秀夫君) わかりました。じゃあお聞きしますが、答弁はちょっと短くて結構ですので、近年になく、ことしは大豆、とてもよくできていますね。でも草がいっぱい生えていますね。唯一連作をしても害が少ないのは、豆の中で大豆だけなんです。ほかの豆ちゅうのは連作できんでしょう。課長、御存じのようにエンドウ豆とかソラマメというのは同じところに2年つくれんでしょう、すぐ枯れてしまうでしょう。唯一豆で連作がある程度効くのは大豆だけなんです。今、米が水田の資料稲を進めていると今言われましたね。それ、天井知らずなんですか。一言でお願います。 ○議長(熊谷みえ子君) 三角農林業振興課長。 ◎農林業振興課長(三角房幸君) お答えさせていただきます。 一応これは、先方との契約的なものがありますので数が制限あると思います。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 8番、飯本秀夫議員。 ◆議員(飯本秀夫君) それでしたら、今大豆が一番いいのは3年に1回つくるのが一番いいんです。2年に一遍ですと、雑草の防除もできないし、かなり忌地になっています。収量が上がりません。どこも、県南この地で大豆の生産性が高いのは柳川地区です。柳川地区においても転作面積がふえたから3年に1回の2年間休ませることができないから収量落ちましたねという話なんです、いつも。 前回、コントラクター、そのとき課長おられたかどうか知りませんが……いましたね、畜産農家のコントラクターの育成をしました。しかし、後ろ頭数はどんどん減っていくばかりで、今WCA、ホイールクロップですね、あれの需要がかなり減ってきているでしょう。そのときコントラクターとして手を挙げた人が今どうなっているかというと、みやこ町の中では売れていないんです。持ち出しをせんと売れんのです。コントラクターを、多分三角課長が推進したんじゃないと思います。県が推進したんだと思います。コントラクターを育成したけど、コントラクターの首をどんどん絞めていくというような情勢があります。それで、飼料稲が今天井知らずですかって聞いたんです。 ただ、国の施策とかにずっと乗っていっていたら、町としては楽ですよ、しかし、その中で潰れていく農業者はどんどん出ていくんです。あくまでも大豆ばかり進めていったら、たまたまことしは天候が最高によかったんです、大豆のための天候は。それでも草が物すごく生えているでしょう。というのは、もう連作するから水田に2年間戻さんと絶えんのです。今後ますます激しくなっていくと思います。 今、今度何をするかというと、今計画しているのは、大豆の葉っぱが置ちた時点で、上から除草剤やろうかちゅう、皆さんが反対しよった、遺伝子組み換えと同じやり方を今度日本では推進しよんでしょう。御存じでしょう。稲の葉が落ちたらラウンドアップでやりなさいと、除草剤。皆さんが外国の輸入品はだめだと言っている遺伝子組み換えがだめだと言っているときはそういうことを言いよったんです。あのときは、除草剤をやっても枯れない大豆で遺伝子を組んでいたんですが、今は枯れたからやりなさい。余り変わっていないんです。 根本的な地域の農業を考えないとそういう状態になってしまうんです。だから、きょうの今、課長はあれはできないと思いますが、今度一緒に、私たち議員が一緒に考える場面がないもんね、四者会議とかいって町長も言われていましたが、あの席に入ることはできないんです。農業者が絶対入っていないでしょう。全部、農林だの役場だの普及者だの。あの中に農家が一人も入っていないんです。だから国の政策をそのままになって、地域の農業というのはちょっとおろそかになっているんじゃないかと考えています。その辺も、今後課長、課題にしていただきたいと思います。 それじゃあ害獣対策についてですが、町長の答弁の中で里山づくりがありました。今、イノシシの害ちゅうのは本当に農作物の害はないんです。今、入れませんので。課長は御存じだろうと思いますが、入れないから、非常に害、減っています。農作物の直接の害はです。それを今度、補強、補修、やはりむやみに突進してきて破ったりとかありますね。いろんなやり方のところがあります。 大体、今農家ちゅうが集落に残っているのは年とったばっかりの人です。だから、元気な人を日当を払ってちゅうで、1反当たり何千円かを出させてしよる集落もあります。実施的に。課長御存じ。ない。あるんです。その受益者面積に応じてお金を出し合って、そして若い人にしてもらうと。それは別に補助事業として違反じゃないでしょう。それを人にして、できん人がするという互助作業ですから、違反にはならんと思います。けど、そういうことでもせんと柵は今張れない状況なんです。 だんだん減ってきていますが、その中で補修について、ワイヤーメッシュは補修はほとんどいらんです。もう支柱が倒れる被害とか、しかし、ワイヤーネット、これはかかったら必ず切らなですけね。かかったらそこを切ってしまわんととれんのです。そうすりゃそこの1枚分の1メーターかなんぼの補修が絶対必要になるんです。それか2メーター範囲の1本を張りかえてしまうかです。2メーターの支柱から支柱までを張りかえてしまうかをしなきゃならんようになります。 そういうのの事業というのはあるのか、ないのか、またなければ町独自でそういう補修をするのかを合わせてお尋ねいたします。 ○議長(熊谷みえ子君) 三角農林業振興課長。 ◎農林業振興課長(三角房幸君) 御質問にお答えさせていただきます。 今、防護柵に対しての補修ということでございます。これにつきましては、過去にも何度か質問をいただいているところでございます。現在、町単独で行っております事業の中をもう少し精査させてもらって、しかも現場を確認させてもらって、今言ったようにシカがネットに引っかかった場合は、もうそこの部分を切断しますので、使いものになくなります。そういったものの一部分っていうのか、多分、1つのスパンっていうのが2メーターとか5メーターとかそういう形になっとろうと思いますので、今の要綱をいま一度よく読み起こして、一度現場を確認して対応できる範囲で対応できればと思っておりますので。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 8番、飯本秀夫議員。 ◆議員(飯本秀夫君) ぜひ、そういう強いやつでお願いします。海苔網は余り効きません。ぜひお願いしたいと思います。 それから、小動物です、箱わな。この箱わなの、ことしの例を挙げて済いませんけど、ことしはもう返ってきましたよと。その間の期間がかなり空きましたね。次の人が使うまでの。その使うまでの、どうせ設置せないけん、誰々の狩猟許可がいるとか、その辺のところを、何で期間が短くて、また回収できてもすぐには設置できないのかとか、その辺の流れをちょっと教えてください。 ○議長(熊谷みえ子君) 三角農林業振興課長。 ◎農林業振興課長(三角房幸君) 御質問にお答えさせていただきます。 まず、冒頭でちょっと私のほうでこれ、勘違いしたところもありましたので、まず、アライグマの対応する小動物のわなは、現在23基持っております。 そういった中で、それに対応する貸し出しっていう形で行っているところでございますが、まず、県の取り扱い要綱等を利用しまして、自分の住んでいるところに出没するアライグマに対しましては、区長名で申請していただいて、そこに対応する個人に対して許可を与えています。そして設置しているという形でございます。 それで、その許可については、一応1年間の許可をしておりますので、その間使えるという形で、そういう形で貸し出しているところでございます。 それと、別に逆に一部農地とかで出る場合は、駆除員等の名前を借りて設置しているということで、それで今、頻繁に多いのが自分とこの屋敷内、敷地内に出てくるというのについては、区長名の申請をいただいて、そういう形の対応という形で今行っているところでございます。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 8番、飯本秀夫議員。 ◆議員(飯本秀夫君) 最後になりますが、最長1年間ですか。私から言わせたら最長1年間も貸すのですか。 ○議長(熊谷みえ子君) 三角農林業振興課長。 ◎農林業振興課長(三角房幸君) 質問にお答えさせていただきます。 貸し出しの期間は2カ月から3カ月としております。また、捕獲した場合はすぐに返してもらうという形で、許可のあれが1年間でございます。済いません。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 8番、飯本秀夫議員。 ◆議員(飯本秀夫君) どうもありがとうございました。これで私の一般質問を終わります。どうもありがとうございました。 ○議長(熊谷みえ子君) 飯本秀夫議員の一般質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(熊谷みえ子君) ここで、暫時休憩といたします。午後の再開は13時20分といたします。午後0時10分休憩………………………………………………………………………………午後1時20分再開 ○議長(熊谷みえ子君) これより、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。 通告順位3番、議席番号15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 柿野義直でございます。私は、今議会に3点の質問を通告しております。 第1点目は、介護体制であります。町はどのように介護を支援しているのか。どのような体制で介護を支援しているのか。在宅介護の支援はどのようなものか。今後予想される要介護者の増加にどのような体制で取り組もうとしているのかという内容でございます。 2点目は、教育環境の改善であります。教員の長期労働是正に向けてどう取り組むか。現状は長時間労働是正に向かっていると思うか。具体的にはどうするのかという内容でございます。 3点目には、農業振興策でございます。町の農業の重点施策は何か。農業振興計画など各種計画は進んでいるのか。町には3つの農産物直売所があるが、地元みやこ町の生産物の販売状況はどうかという内容でございます。 よろしく御答弁をお願いいたします。 ○議長(熊谷みえ子君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 柿野義直議員の質問にお答えをいたします。 最初に、介護体制、町はどのように介護を支援しているのか、どのような体制で介護を支援しているのかということに対しましてお答えをいたします。 役割は保険福祉課が担当し、介護保険の制度の運営に介護保険係が当たり、係長以下9名です。また、高齢者の支援及び介護予防を推進する部署として地域包括支援センターを設置し、センター長以下20名を配置しています。総括責任者である保険福祉課長まで含めると、総員30名の体制で行っております。 次に、在宅の介護についてお答えをいたします。 要支援、要介護の状態の方々を支援する方策としては、介護保険による在宅で受けられるサービスがあります。代表的なものの1つとして、日常生活を支援する目的で、有資格者による身体介護や家事援助が挙げられます。また、病院に通わずに在宅で医師の指示により、看護師から介護や療養生活のお世話が受けられる訪問看護などでもあります。 介護保険外では、高齢者の方であれば御本人の希望にもよりますが、要件を満たすことができれば各種サービスをお使いいただくことができます。 続きまして、今後予想される要介護者の増加にどのような体制で取り組もうとしているのかについてお答えいたします。 8年後に団塊の世代と言われる方々が後期高齢者になる2025年問題を考えた場合に、現在の体制で大丈夫かどうかは、今の段階では明確にお答えすることは厳しい状況であります。しかし、基本的な考え方として、人に対する支援は人でしかできないために、必要な人材の確保をどのようにするかということになると考えます。専門的な資質を備えた職員をどのように配置するかを考えるに当たっては、町の職員定数との問題も絡んでくることから、検討が必要であると認識をしているところです。 教育問題は教育長のほうから答弁をしますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、農業振興策、町の重点施策は何なのか、農業振興計画はなど、各種計画は進んでいるのかという質問でございます。に対してお答えいたします。 主なものについてですが、農業の担い手の育成、確保については、新規就農者の確保に向け、年に2回程度福岡市や北九州市で行われている相談会へ出席し、今後の担い手として活躍が期待される就農者確保に努めています。 平成28年度の就農相談は8件で、29年度の第1回目が先月行われ、4名の相談がありました。この就農相談を機に、昨年秋から1名が就農しているところです。 また、集落営農組織については、平成28年度1組織が法人化し、平成29年度は3組織の法人化に向け支援を進めているところです。 農家の生産技術の向上支援については、JAや京築普及指導センターと連携し、栽培技術や収益確保の指導を行っており、平成28年度の栽培講習会は3回行い、104名、29年度は73名の農業者の参加があり、安心、安全な農産物の生産拡大につながっていると考えています。 農地の維持確保、農業生産基盤及び生産体制の強化促進につきましては、農地中間管理事業を活用し、平成27年度6ヘクタール、平成28年度は8ヘクタールと、担い手へ農地の集積、集約化を図っています。 また、補助事業を活用し、機械の導入や園芸作物の生産拡大のための苗や資材の支援を行い、ブロッコリー、ロマネスコなど、作付面積の規模拡大を図っており、今年度は秋キャベツを新たな振興作物として取り組んでいるところです。 有害鳥獣対策については、平成28年度から国庫事業を活用し、ワイヤーメッシュ柵を23地区、総延長約123キロメートルを設置し、今年度については18地区、総延長約66キロメートルを設置する計画を進めているところです。 いずれにしましても、各事業の実施につきましては、関係機関と連携しながら、また、毎月開催していますみやこ町農業振興連絡協議会を有効に活用しながら、農業の振興を図ってまいりたいと考えています。 同じく農業振興の中の、町には3つの農産物直売所があるが、地元みやこ町の生産物の販売状況はどうなのかという質問でございました。に対しましてお答えをいたします。 本町には、農産物直売所が3店舗あり、いずれの直売所も町内で生産された新鮮な農林産物を町内で消費する地産地消の拠点として、安心、安全な農林産物を提供しています。 経営体系としましては、第3セクター方式として、犀川四季色犀館と国府の郷の2店舗があります。そして、福岡京築農業協同組合の経営によります勝山採れたて市場の1店舗があります。 各店舗の販売状況につきましては、犀川四季犀館の野菜等の売り上げは平成27年度9,824万2,000円、28年度は9,977万3,000円です。国府の郷の野菜等の売り上げは平成27年度3億1,985万5,000円、28年度は3億3,420万4,000円です。勝山採れたて市場の野菜等の売り上げは平成27年度9,162万5,000円、28年度は9,215万1,000円となっています。 ○議長(熊谷みえ子君) 屏教育長。 ◎教育長(屏悦郎君) 教員の働き方改革に係る御質問でございます。 福岡県が平成26年度に実施した公立学校教諭の勤務実態に関する調査によれば、本県公立学校の教諭等は、平均して1日当たり1時間半から2時間半程度正規の勤務時間を超えて業務に従事しており、大多数の教職員が日々の業務に忙しさや負担を感じていることが明らかになるなど、学校現場の多忙な実態が明らかになりました。 教職員は、日々教科指導、生徒指導、部活動指導等を一体的に行っており、こうした日本型学校教育は国際的にも高く評価されており、学校は子供たちの人格的成長に大きな役割を果たしていますが、学習指導や生徒指導に加え、複雑化、多様化するさまざまな課題への対応がその都度学校に求められてきているのが現状です。 教員の業務の状況は、学校種や学校規模等によっても異なりますが、小学校においては学級担任制ですので、授業時数が多く、昼休みも給食指導を行い、休憩時間も児童と一緒に活動し、児童の安全への配慮等を行っていることから、児童在校中は公務や授業準備を行う時間の確保が難しい状況にあります。 中学校においては教科担任制ですので、担当教科によって授業時数は異なりますが、生徒指導や進路指導にかかわる業務の負担が大きくなるとともに、進路保障のための学力補充や、土・日を含む部活動にかかわる時間など、超過勤務の状況は続いております。 次に、改善に向けた具体策についての御質問です。 教職員の超過勤務の縮減及び負担軽減を図り、教科指導や生徒指導などの職務を着実に遂行できる環境を整えていくため、業務の精選や効率化、職員個々の意識改革など、管理職のリーダーシップのもと、適切な業務マネジメント、業務改善の取り組みを一層推進し、限られた時間で効率的かつ効果的に業務を遂行することが必要であると考えております。また、社会や経済の変化に伴い、子供や家庭、地域社会も変容し、生徒指導や特別支援教育等にかかわる課題が複雑化、多様化しており、学校や教員だけでは十分に対応できない課題も年々ふえております。 このような状況に今後適切に対応していくためには、組織として教育活動に取り組む体制をつくり上げるとともに、心理や福祉、さらには法律などの専門家や、専門機関と連携分担する体制を整備し、学校の機能を強化していくことが重要であると考えます。 このようなチームとしての学校の体制を整備することによって、教員一人一人がみずからの専門性を発揮するとともに、心理や福祉など、専門性を有する人たちの支援を得て、学校における指導上の課題などの解決が図られるよう努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) それでは、1番目から再度質問をさせていただきます。 今介護ですね、これの全体の総数ですかね、そして、これは施設介護とそれから在宅介護がありますから、その2つの仕分けで、件数をお願いします。 ○議長(熊谷みえ子君) 前田保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(前田正光君) それでは、柿野議員の御質問にお答えをさせていただきます。 現在、高齢者の方、みやこ町全体で7,600人を超えております。高齢化率でいうと38%に近い数字をきております。その中で、介護保険の認定を受けている方が現在18%程度、18%を今少し超えたところでございます。人数でいいますと、1,300人を少し上回ったところの間で、月時で変わっていきますので、現在それぐらいの数字ということで御理解をいただきたいと思います。 また、その中で在宅でない、施設を利用されている方については、およそ270名前後、残りの方が在宅という形で私どもは今、これは国民健康保険連合会のほうに介護保険の給付費を請求して支払いをするので、その資料のもとでの数字がそうなっておりますので、若干古いかもしれません。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) そうしますと、こういう在宅の方が1,000人近くいらっしゃるという中で、30名近くの人員を要してサービスに当たっているという状況でよろしいんですか。そういう解釈でよろしいんでしょうか。 ○議長(熊谷みえ子君) 前田保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(前田正光君) 申しわけございません。今議員がおっしゃった内容とは少し違う理解を私はしております。 この1,000名の方自体を、みやこ町の介護保険制度の中で利用していただいているという理解はしておりますけれども、ほかに介護保険のサービスを提供する事業者の皆さんたくさんおられますので、その方々が主な支援の主役でありまして、私どものほうは、介護保険係にしては、その制度の運営の資格の管理であったり、給付の管理であったり、そういうことを承っております。また、包括支援センターのほうは、要支援1、2の方、またそれ以外の認定を受けていない高齢者の方で、支援が必要になりそうな方、問題を抱えた方、そういう方々を支援させていただいているというところでございますので、この30名だけで介護保険の部分を全部運営しているというわけではございません。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) そうしますと、みやこ町のこの30名の方ですね、実際に介護に当たっているという方が30名というふうに考えていいと思うんですけども、その30名の方がどれくらいの、全体的なコーディネートはするんでしょうけれども、実際に介護にかかわっている、介護を受ける、要介護者ですよね、介護を受ける方はどれくらいになりますか。 ○議長(熊谷みえ子君) 前田保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(前田正光君) 直接関与させていただいている方の数につきましては、見守りのために訪問をさせていただいている高齢者の方、もしくは要支援を受けている方で、みやこ町の地域包括支援センターがケアプランを持たせていただいている方、それと、それ以外に問題を抱えているんだけれども、そういうところの数字に上がってこない方というふうに3つに分けられると考えております。 実際の数につきましては、まず今要支援1、2の認定を受けている方が四百三、四十名おられます。毎年の高齢者の方の訪問をさせていただいている方の人数が、延べ人数で訪問をさせていただいた実績がありますが、ちょっと今手元に探し出せませんので、また後日その数については御報告をさせていただきたいと思います。 また、集中的にこちらのほうが支援をしないといけない方というのが大体常時10名前後はおられるという認識で考えております。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) そうしますと、この30名近くの方が介護関係で働いているということですが、このうち正規職員ですね、正規の役場の職員、これと非正規の職員はどれぐらいの比率でしょうか。 ○議長(熊谷みえ子君) 前田保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(前田正光君) お答えさせていただきます。 正規の職員は、私を含めまして30名のうち10名でございます。残りの職員につきましては、雇用形態が変わる場合がございますが、19名が嘱託職員、非常勤の補助職員が1名、計全部で30名でございます。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) そうしますと、この方たちですね、非常勤の方が結構いらっしゃいますが、この方たちの中で資格者の方は、職員も含めて介護に対して資格というのがあるんですかね。それの資格者というのはどれくらいいらっしゃいますか。 ○議長(熊谷みえ子君) 前田保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(前田正光君) それでは、済みません、係ごとにちょっと報告をさせていただきたいと思います。介護保険係の9名のうちに、専門的な資格を持っているのは保健師が1名、介護支援専門員が4名の計5名、それと包括支援センターの中で20名のうち社会福祉士が1名、主任ケアマネが1名、保健師が2名、看護師が5名、介護支援専門員の資格を持った者が8名、計17名、私を含めれば23名有資格者がおるということで考えていただければ結構です。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) そうしますと、この非常勤の方たちの勤続年数といいますか、大体どれぐらいで、10年が限度だというふうな話も聞いておりますが、10年まで満期で勤められる方というのは、あるいはそれ以上勤める方もいらっしゃるんですかね。どういう状況でしょうか。何年ぐらい勤められますか。 ○議長(熊谷みえ子君) 前田保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(前田正光君) 申しわけございません。現在職員がいつから勤務し始めたかという資料は手元に持ってきておりませんので、勤続年数については正確な数字を覚えておりませんので、後日報告をさせていただくことでよろしいでしょうか。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 1つは、在宅介護を受けて指導されている方もいらっしゃると思うんですけども、短期にやめられると、介護の継続性の上で特に支障があるようなことはございませんか。 ○議長(熊谷みえ子君) 前田保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(前田正光君) お答えさせていただきます。 基本的に、嘱託職員の場合、4月の1日から3月の末までの1年間の契約ということで雇用契約を結ばさせていただいておりますので、仮に御本人が3月の末で契約を更新をしないという御希望をされた場合、今おる職員でその方の分の手分けをして、受け持ちを決めた上で、新規に雇用する職員を募った上で、その職員に新たにその分を受け持ってもらうということで、空白を生じないように、そういう配慮をさせていただいております。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 私は、ちょっと最近の経験ですけども、認知症を在宅介護している方たちの井戸端会議という会議がございまして、その包括支援センターの方も出席をされておりますので、それは課長のほうに報告が上がっていると思います。彼らの考えといいますか、思いは、やはり大変だと、介護するのに。だから、四六時中見ていかなければならない、だから、かわっていただける人がおれば、かわっていただけるようなことがあってほしいんだけどもというふうなことをおっしゃいました。 私は、スタッフが30人近くいらっしゃるわけですから、この中にそういう介護をかわれるような人をつくれないのかなというふうなことも感じました。 もう1つは、ボランティアで介護ができるような人を養成していくという方法があるんじゃないかなというふうに思いました。なかなか難しい面があるみたいです。何というか、家族の中では心を許しても、なかなか介護となると下の面倒を見たりしますので大変だろうなと思いますけれども、専門家がこういうふうにいらっしゃいますので、介護の手当てもできるんじゃないかなというふうに思いましたが、その点についてはどんなふうにお考えでしょうか。 ○議長(熊谷みえ子君) 前田保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(前田正光君) お答えさせていただきます。 基本的に、介護保険課に配属されている職員は、緊急時を除けば直接の介護の実態の行為をすることは基本的にありません。仮に御自宅にお伺いをした場合、倒れている。ほかに家族の方がいないという場合は応急の措置をするなりの手当てをすることはございますし、お一人暮らしでその方に身寄りがなくて、どうしても困っている状態があれば、それはその都度私の判断で指示をしておりますが、通常御家族がおって、介護保険の制度を御利用できる場合であれば、介護保険のサービスをきちんとした手順を踏んでいただいてサービスをお使いいただくと、そういうふうに基本的には考えております。なので、介護保険課の職員がサービスの実行者としてという考え方は、今のところ緊急時を除いては持っておりません。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 家庭的に、やっぱりちょっと一息つきたいなというときがあるみたいでして、そういうときの緊急的な対応は、やろうと思えばできるんじゃないかなというような感じもしますが、その点について、私、検討していただきたいと思います。 それと、ボランティアですよね、これの養成についてはどんなふうなお考えでしょうか。 ○議長(熊谷みえ子君) 前田保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(前田正光君) 現在、そのボランティアの性格にもよりますけれども、介護のサービスを実務者としてやるということになりますと、これは介護保険制度がまず第一義として考えられるものですので、そちらのほうにお任せをいただいたほうが私はよろしいと考えております。 ただ、お話を聞く傾聴であるとか、外出時に同行を支援するだとか、そういう実行的なサービスにつながらないものですね、身体的な介護を伴わないものであればそういうことも可能だと考えております。ただ、今の現在のところでそういうボランティアをやっていただこうという方は、なかなかこの周辺にはおらないのが状況でございます。ただ、社会福祉協議会もございますので、ボランティアの育成には今後も努めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) ぜひそういう方を養成して、在宅介護の支援が幾らかでもできるようにやっていただきたいと思いますが、もう1つは、この30名からの人たちの仕事ですよね、仕事、それは端的にはどういう仕事になるんですかね。在宅介護をしているところに行って支援をするわけではないわけですよね。30名からの人がどんな仕事をされているんですかね。 ○議長(熊谷みえ子君) 前田保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(前田正光君) 先ほど申しました介護保険係は介護保険の保険制度の運営に携わっている職員ですので、訪問調査等を除けば、内局、外に出ないというふうに御理解をいただきたいと思います。 包括支援センターの職員は、外部からの相談事であったり、困難事例を抱えた方からの御相談があった場合に、在宅、御自宅のほうにお伺いをして、その方のお話を聞いた上で、可能な範囲の中で支援できるサービスを一緒に考えさせていただく。あと残りのケアマネジャーは、御本人の御要望をお聞きした上で介護保険制度のサービスにどのようにプログラムを組むか、俗にいうケアマネジャー、マネジメントと言われているもので、ケアプランを作成をさせていただいて、その方からの御要望によりヘルパーを用意したり、訪問看護を組み合わせたり、デイサービスを組み合わせたり、そういう調整をする役割を承らせていただいております。あと、保健師、主任ケアマネ、看護師等は連絡が入った場合に訪問をさせていただく、あとは介護予防教室の運営であったり、議会でも御提案をさせていただきましたサロンパスの運営、そういう予防政策のほうに主眼を置かさせていただいているところです。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) そうすると、短期間で人がかわるということで、どのような支障が生まれるのかなというふうにちょっと感じました。結局、直接介護にかかわってはいないわけですよね。そうしますと、井戸端会議で話されていた状況が、どんなことがそういうふうに短期間でやめることが支障が出るのかなというのは、ちょっと私もわからなくなっているんですけども、それについてはどんなふうなお考え、どんな点に支障が出そうな感じですか。 ○議長(熊谷みえ子君) 前田保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(前田正光君) 私がちょっと承知している範囲で申しわけございませんけれども、ここ最近短期でやめた職員が1人しかおりません。その職員は、理学療法士で、サロン等に出向いて運動を指導する立場の職員でしたので、個人個人の方とそれほど信頼関係をつくることになってなかったので、そういう意味で申せば、皆さんが人がかわって困るという状況はなかったかと思います。また、そのかわりの職員をほかの保健師や看護師が担当しましたので、その分については問題がなかったと考えております。恐らくその井戸端会議の皆様が言われておられるのは、やっと信頼関係が職員とできたのに、嘱託職員という身分が1年雇用の継続性はあるにしても、そういう不安定な職場なので、あんたたちがかわったら私たちが困るよと、そういうことをおっしゃりたかったのかなと、私個人的には類推をさせていただきます。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) わかりました。 それにしても、御家族は介護されている御家族がちょっと一息つけるような、かわっていただきたいという状況がやっぱりあるみたいですので、それに対する手当てはやっぱりしていくべきだなというふうに私は思いますし、その点については担当課としてもしっかり考えていただきたいと思います。 今後予想される25年度の問題ですよね。相当な数の認知障がい者も含めて、介護を受ける人がふえるような状況があるというふうに思いますが、それに対して、もうあと何年しかないわけですよね。6年しかありませんが、これに対して、やっぱりしっかりした手当てを立てておく必要があるんじゃないかなと思いますが、これについてはどうですか。 ○議長(熊谷みえ子君) 前田保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(前田正光君) お答えさせていただきます。 確かに、もうあっという間に2025年が来るだろうというふうに私も考えております。ただ、今の介護保険制度自体が3年をスパンに1期の計画を考えるように厚労のほうからの指示が出ておりますので、あくまでも目先の問題としては3年間を捉えたいと考えております。ただ、その先を捉えた上での3年を考えるように、現在7期目の計画を立てておりますので、そういったところもバランスをとりながら考えていきたいなと考えております。 また、介護の供給がもしかしたら足らないのではないかという御心配の向きがあると思いますが、それにつきましては、現在私、これは今の数字を使いましてちょっと試算をしてみました。仮に、現在の認定率が10%上がる。利用されている方が今19%ぐらいですので、それが5ポイント、5%上がる。高齢者の数は社会減、自然減を含まない、ふえる一方で計算をした場合に、施設を利用される方、658人という推計の数字が出ました。今みやこ町の中にあるベッド数、介護保険施設と言われているもの全て含めますと、みやこ町の中には784床あります。ただ単純に数字だけを比較すると、大丈夫だろうと。ただ、これは現在の数字をそのまま当てはめていますので、それがいきなり答えになるとは思っておりませんけれども、この状況を勘案しながら、3年ごとにその先を見据えた計画を立てていった上で、みやこ町の高齢者の方が介護保険サービスが受けられないことがないような体制をとっていきたいと思います。 ただ、どんどんどんどんサービスをお使いいただくということを推奨しているわけではございません。やはり、予防をしていただくことで、使わないでいい方は使わないまま歳をとっていただく、そういうのがやはり原則になろうかと思いますので、そこのバランスをとりながら、介護保険の政策を進めさせていただきたいと思っております。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) ぜひきちっとした計画性を持って検討していただきたいという、検討されているんでしょうけども、明らかになる時点で、やっぱりしっかり出していただきたいと思います。 次に、教育環境の改善についてに移らせていただきます。 この回答を見る限りでは、長期労働の是正に向けて動いているようには見えませんが、どんなふうにお考えですか。 ○議長(熊谷みえ子君) 屏教育長。 ◎教育長(屏悦郎君) 今、国のほうでも中央教育審議会の中で学校における働き方改革特別部会というのが、ことし8月でしたですか6月でしたか、設置をされまして、議論が始まったところです。 一番忙しさというか、多忙、長期勤務の実態を改善する方法の一番は、やはり定数改善だろうというふうに思っております。 先ほども小学校の例で申し上げましたけれども、小学校の場合は学級担任制ですので、子供たちがいる間はなかなか例えば教材研究といったような基本的なことですらする時間が勤務時間内にないというのが現状です。 これについて、やっぱり変えていくためには、ある程度持ち時間、授業数を減らしていく、そのためには教科担任制というような形を取り入れないと難しいんではないかなというふうに私は思っています。 みやこ町では、議会の御理解もいただいた上で、町雇用の先生方を少し配置をしております。そういう面では、みやこ町の学校においては持ち時間という面では、かなり恵まれているのかなと。定数ぎりぎりでやっている学校に比べたら、というふうに考えております。 それで、進んでおらないように見えるがということですが、実際なかなか進めるのは厳しいなというふうには思っております。今後、国から示されたいろいろな対応とかを検討しながら、できることからやっていきたいというふうには思っております。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 実は、実態もよくわかっていないのではないかなというふうに私は思います。 先般、教職員組合のほうから要望事項が要請がありましたよね。その中で、やっぱり実態をきちっと教育委員会としても把握する必要が私はあるじゃないかなというふうに思いました。 それで、1つは出退勤のチェックをやっぱりしてほしいという思い切った組合側からの要望も出ております。タイムレコーダー、タイムカードをつくってほしいという要望さえ出ておるわけですよ。場所によっては、大牟田とかタイムカードを導入しておるそうです。宮田町も何かそれらしきことをやろうとしているみたいです。久留米市は、自己管理でしょうけども、パソコンに自分の出退勤の記録を残しているという状況があるみたいでして、それぞれの自治体で、それぞれのやり方で、ただ実態はどうなのかということをやっぱりつかもうとしておるように感じられます。 我がみやこ町も、やっぱりしっかりした実態を調べた上で、きちっと縮減ですね、長時間労働の縮減に向けて取り組みを進めていただきたいと思いますが、要望に対してどんなふうな対応をされるおつもりでしょうか。 ○議長(熊谷みえ子君) 屏教育長。 ◎教育長(屏悦郎君) 出勤、退勤の時間の把握ということで、これは全国的に把握ができてないんじゃないかというような指摘もあっております。 みやこ町では、校長会の中で、その把握をぜひお願いしたいということで、私のところにも幾らか報告が上がっております。実態として、私も学校に勤めておりましたので、感覚的にはわかっております。その感覚どおりの数字が出てきているんですが、ある中学校の例を申し上げますと、15人の先生方の出勤から退勤までの総延べ時間ですね、それの平均としては10時間40分と。だから、朝出てきて、帰るまでに約10時間半ぐらい学校にいましたという実態が出てきております。 これについては、先ほど申し上げましたが、福岡県が実施した勤務実態の調査、その中でも申し上げましたけれども、1日当たり1時間半から2時間半程度の超過勤務というか、ありますよというその実態と重なっている内容だというふうに思っております。 ということで、実態としては細かく把握したとしてもそういう時間帯だろうというふうに思います。ただ、組合のほうから要望があっておりましたタイムカード等につきましては、京築全体の問題でもありますので、近隣の市町村の対応等も見ながら、一緒に検討していきたいというふうに思っております。 それから、縮減については、先ほど言いましたように、一番はやはり勤務時間の中で仕事を終わらせる努力、実際には先ほど言いましたように大変厳しいんですが、なるべく遅くならないで、勤務時間を考えた上で仕事をしていくというような先生方の意識改革みたいなものも必要なのかなというふうに思っております。実態としては、やはりだらだらというのは失礼な言い方かもわかりませんけれども、教材研究をしながら、子供たちの話を、子供たちの状況を情報交換しながら7時、8時となってしまうという現状もあろうかと思いますので、やはり7時までには帰ろうとか、きょうはもう5時半で帰るよというような学校の体制も、これから管理職にそういう意識づけもしていかないといけないというふうに思っているところでございます。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 私は、全国的に教職員が置かれている環境というのは、大体過労死ラインに達しているような状況があるんじゃないかなと。いわゆるそういう状況が蔓延しているような感じを受けます。だから、この改善策については、国を挙げて喫緊の課題として取り組むべき課題ではないかなというふうな思いがあって、私は教職員からの支持も受けておりますけれども、それ以上に働く者、あるいは教育者として、やっぱりゆとりのある気持ちで生徒に接していただきたいということから何回も取り上げております。 だから、ぜひこれという方法が、今見つけ出さなければ、やっぱりその一歩として例えばこれをやってみる、あるいはこういうふうに検討してみるというような取り組みをやっぱり進めていただきたいと思います。 定数改善について、教育委員会なり町が国に対して定数改善の要望を出したでしょうか。 ○議長(熊谷みえ子君) 屏教育長。 ◎教育長(屏悦郎君) 定数改善につきましては、福岡県の市町の教育長会議協議会というのがございます。そこの国への要望の中では毎年改善をお願いをしている状況でございます。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) どういう反応ですか、国は。 ○議長(熊谷みえ子君) 屏教育長。 ◎教育長(屏悦郎君) 直接の要望行動に私は参加しておりませんので、その辺はちょっとわからないんですが、今の現状から見ると、国のほうも定数改善にはなかなか前向きじゃないというのが、文科省は一生懸命やっているんですが、財政当局との話の中で、うまくいってないというのが新聞報道等も出てきますので、そういう状況なんだろうなというふうに思っております。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) そうすると、今喫緊の課題であるその超過勤務の縮減に向けての一番問題である定数改善が、私はそういう状況では進まんのではないかなというふうに思っております。だから、自治体としても、これこれこういうふうなことで定数改善を要望していくということが、やっぱり必要じゃないかなと思うんですよね。自治体としても、県の教育委員会等に任せるんじゃなくて、それについては行動を起こしていただきたいと思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(熊谷みえ子君) 屏教育長。 ◎教育長(屏悦郎君) 先ほど申し上げましたように、教育長の協議会の中では、全国的にそういう行動は起こしております。あと、今後お願いするとすれば、町長等にもお願いをして、首長の団体といいますか、そういうところで要望していただけるように、町長にはお願いしたいというふうに思っております。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。
    ◆議員(柿野義直君) 町長、どうでしょうか。 ○議長(熊谷みえ子君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) この問題に関しては、たしか議会のほうからも意見書が出たと思います。そして、柿野議員からも再三こういう要望が出ておりまして、教育委員会とは相談をしながら、お願いをしております。先ほども教育長からるる説明がありましたように、教育委員会としてもやっておりますけど、我々のほうで、首長の中でそういう話す機会があれば、そういうこともしていかなきゃいけないのかなと。私も個人的には、教職員の職務というのは大変だなということは思っておりますので、その辺は理解しているつもりですが、なかなか国の状況は厳しいということもありますけども、その辺は今後そういうことを話す機会があれば、話していきたいと思っております。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 私は、国が、教育に対する姿勢がやっぱりちょっと間違っているちゃ間違っていると、おかしいんじゃないかなと思っております。OECDの中では、義務教育費の国庫負担が一番低い、OECDの先進国の中でも、GDPに対する比率ですけども。やはり定数を改善して、きちっとした教員に対する給与なり支払うことによって、私は教育も改善されるんじゃないかなと思っております。 それと、まずは過労死の状況に置かれている教員の実態をやっぱり何とか改善していこうという姿勢が、国にどうして見えないのかなということを私はちょっと不思議でなりません。教育改革とか教育の学力とかという問題は一生懸命になっておりますけども、教員の子供に対する気持ちを高めていくような姿勢がどうしてとれないのかなということを私はちょっと不思議に思っておりますけれども。今や教職員組合はもう本当3割を切っております、組織率はですね。だから7割の人は教職員組合じゃないわけですよ。それらの人たちもかなり厳しい環境に置かれていて、そういう人たちはどういうふうな主張をされているか私はよくわかりませんけれども、多分、やはりこの状況を抜け出したいなというふうに私は思っていると思います。ぜひ、教職員組合が主張されるように、職場の改善をいっときも早くやっていただきたいなというのが私の切なる願いです。 そうしますと、町長、どういう機会があったら、定数改善について国のほうに要望を出すお考えですかね。 ○議長(熊谷みえ子君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 私も、日本の教育というのはちょっと、教育現場というのはどうなのかなということは個人的には思っております。ヨーロッパやなんかでは、学校はもう教えるだけと、道徳教育とかスポーツは全て家庭がやることだということで、クラブ活動もありません、全て市民クラブになっておるので。そういうことが、日本ができるかできないかというのは今後の課題だと思うんですけど、いずれにしても、何か改革をしていかないと、本当に大変だなというふうには私は思っております。その中で、今、町村会の私は理事もしておりますので、そういうことも町村会の理事会の中で、こういうこともありましたということは私は話していってみたいなと、そういうふうには思っております。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 私は自治体の首長として、国に申し上げることは申し上げるという姿勢で、町村会の組織じゃなくて、各個別の自治体の首長として、国にこういう問題がありますということを、やっぱり率直に申し上げたほうがいいと思うんですね。私はそれを切に望みます。 一応要望を出してはおりますタイムカード、これの導入についてはどんなふうなお考えでしょうか。 ○議長(熊谷みえ子君) 屏教育長。 ◎教育長(屏悦郎君) 先ほども申し上げましたとおり、近隣の市町村との兼ね合いもございますので、状況等を把握しながら協議してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) そうしますと、ほとんど状況は動きません。私はそんなふうなイメージを、イメージちゅうか印象を持っております。やはり、どこかが何らかの形でそれを切り崩していくような姿勢で取り組まない限りは、横並びでやれば何か進むんじゃないかというような……、だから、今の状況が生まれているんじゃないでしょうか。ぜひ、そういうことをしっかり考えて、具体的な取り組みをお願いしたいと思います。 次に移ります。農業振興策ですけれども、農業振興計画というのがございますが、この中で、生活が維持できるような、何というか、典型のイメージ、どれぐらいの収入があったらどれぐらいの所得があって、だから、こういう農業経営を目指しますという、そういうイメージの計画はあるんでしょうか。 ○議長(熊谷みえ子君) 三角農林業振興課長。 ◎農林業振興課長(三角房幸君) 御質問にお答えさせていただきます。 今言われるようなものは、町としては現在つくっておりません。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 15番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 私は、町が振興計画なりつくっておりますけれども、私、漠然としていて、これは効果が余り出ないんじゃないかと思っています。それと、稲作中心に水田農業の担い手ばっかし言いよるですけれども、今、水田農業がどんな状態か知っておるでしょう。3町4町つくっておっても、生活できるような実態じゃないですよ。私は、もっと所得の面できちっとしたイメージを町民に持ってもらって、その経営指針をしっかり築いていかないといけないと思うんですよね。 ここに2015年の販売農家の数字が出ております。行橋市と上毛町まで2市4町ですか、大概は売上高100万円以下ですよ、みんな、ほとんどの。販売農家1,225戸というふうになっております、みやこ町ですね。このうちの1,000戸が100万円以下ですよ。売り上げですよ、所得じゃないですよ。だから、どれぐらいの売り上げが目標として持って、これだけ売り上げしたら、所得はこれぐらいありますよというイメージを、実際には持たせる必要が私はあるんやないかなと思います。だから、こん中でみやこ町が仮に、1億円近い人も2軒いらっしゃいます。それから、3,000万から5,000万という人も2軒いらっしゃるんですよね。2,000万から3,000万というのは1軒、1,500万から2,000万というのは3軒、1,000万から1,500万円2軒ですね。というふうに、結構高額の所得やないですけど、売り上げの農家もいらっしゃるんです。だから、きちっとした販売計画を持ってもらうように私はするべきだというふうに思います。時間がないので、細かいところは言えませんけども、実は、私も農業を結構、3町ぐらい他人から預かってつくっておりますけども、毎年所得はマイナスです。ここもう2年ぐらいはマイナスですよね。だから、お米を中心とした稲作ちゅうのは難しいような状況になってきております。だから、それにかわるものは何かということになりますと、野菜作のどの部分かというのはあると……、野菜とか花きですね。そういうことをやっぱりイメージとして持ってもらえるためのモデルをつくっていただかないといけないと思います。私の知り合いで、私よか若い方ですけども、野菜作だけで子供を大学にやり、夫婦二人でしっかりやっていらっしゃる方もいらっしゃいます。そういうところの所得分析をやっぱりしっかりやって、こういうスタイルであれば農業もやっていけるんだということを、町民の前に大きく見せたらいいと思うんですよね。ぜひ計画をして、それをつくっていただきたいと思います。 あと、産直所が三つあります。直売所が三つありますが、それぞれ乗り合いですよね。要するに、他の自治体からの商品も来ております。勝山の「採れたて市場」というのがあります。これは農協直営ですけども、これもやっぱり行橋や苅田や、あるいは豊前市から、築上町からいろんな野菜が届いております。だから、みやこ町の売り上げは年々減っていっているんじゃないかと、私は逆に思っているんですよ。そこをしっかり分析をしていただいて、やっぱりイメージを持ってもらうためにはどうしたらいいかなというふうに思いますので、その点については、いろんなところとの協議があっているわけでしょうから、その中でしっかりモデルを出していただくような形で、話を持っていけばいいんやないかなと思います。 もう話ができないんですけれども、実際にみやこ町は、この近辺では一番農業が盛んといえば盛んなところです。行橋市よりも農家戸数も販売農家の戸数も多く、それから専業農家も一番多いです。専業農家で食っていけるかちゅうと食ってはいけないんですけれども、農業だけをやっている農家というのは400戸ぐらいあるわけですよ、みやこ町で。だから、しっかりした計画を立てて、それをこつこつと実現していただきたいなというのが思いです。課長さん、その点について御答弁あればお願いいたします。 ○議長(熊谷みえ子君) 三角農林業振興課長。 ◎農林業振興課長(三角房幸君) 御質問にお答えさせていただきます。 るる御指摘をいただきました。いずれにしろ、所管の中で十分検討させていただきまして、また県として、ある意味のこういったモデルというのを本当表に出して、それに向けて農業の振興を図っていくという具体的な計画を今後詰めていきたいと思っておりますので、御協力のほどよろしくお願いします。 ○議長(熊谷みえ子君) いいですか。 ◆議員(柿野義直君) ありがとうございました。 ○議長(熊谷みえ子君) 柿野義直議員の一般質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(熊谷みえ子君) ここで暫時休憩といたします。再開は14時30分とします。午後2時20分休憩………………………………………………………………………………午後2時30分再開 ○議長(熊谷みえ子君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。 通告順位4番、議席番号10番、金房眞悟議員。 ◆議員(金房眞悟君) 議席番号10番、金房眞悟です。 通告のとおり質疑をいたします。 昨年、熊本、大分を襲った大地震、本年7月5日からの九州北部朝倉、日田、東峰、添田町の豪雨災害、また昨17日から19日と日本列島全国を縦断した台風18号、尊い命が奪われ、改めて自然災害の恐ろしさを知らされました。心からお悔やみ、お見舞いを申し上げます。一日も早い復旧、創造的復興と被害者の救済を強く要望します。改めて、当町の被害が少なかったことに感謝をいたします。 では、先般の質疑と重なる面もあるかと思われますが、ただいまから一般質問をいたします。成果等も含めて、答弁お願いします。 それでは最初に、町財政について。国、県、各自治体、厳しい財政状況の中、どう取り組まれるかということでございます。その中で、国作団地、例の新聞問題になりました国作団地の事業実績と、さらには歴史資料館、京築でも立派な資料館が、2万人の人口の当町で改修されましたが、その実績についての質疑でございます。 それから、さらにはダム関連事業、伊良原学園道路関係、ほかの施設でお願いします。 それから道路、これ201号線の改良バイパスですから、いろいろ質疑もなされておりましたが、大きい問題であるから、なかなか難しい面もあろうかとは思われますが、その後どうなっているかということでございます。 それから橋梁の整備ということで、全部ダム関連でいろんな橋梁の整備等ございましたが、そういう中で、国、県、県道、農道新設等について、やはり大きい方の事業もありますけど、町内業者の育成といいますか、極力町内業者に仕事を指名をするということをお願いしております。 続きまして企業誘致でございますが、どう取り組まれたかと。厳しい情勢であるが、成果と今後の見通しがどうかということでございます。 次に、3番目に過疎対策についてでございますが、御承知のように全国的な過疎の地域が田舎ではふえておりますが、昨今、地域社会の格差どう取り組まれるかということでございますが、これは地域社会というのが町内の地域の格差じゃなくして、市町の行政単位の格差が広がっていっているのではないかと思われます。難しい問題ですが、どう取り組まれるかということで、御答弁お願いしたいと思います。 ○議長(熊谷みえ子君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 金房眞悟議員の質問にお答えをいたします。 最初に、財政問題についてです。国、県、各自治体、大変厳しい状況の中でどのように取り組むのかという質問でございます。 その中で、国作団地、歴資料館、ダム管理事業、道路、橋梁の整備、国、県、町、農道の新設、改良取り組みについてでございます。それに対してお答えしたいと思います。 国作団地につきましては、13区画のうち12区画が販売完了しております。現在、五、六棟の住宅が建築中です。 次に、歴史民俗博物館ですが、平成26年度から27年度にかけて小宮豊隆の記念展示室等の改修工事を行い、各方面から好評を得ています。多くの方にみやこ町に来ていただき、みやこ町のすばらしい歴史遺産を見ていただくことによる地域活性化の取り組みの一つでもあります。 また、ダム関連事業ですが、県営事業であり、ダムの完成が平成29年度となっておりますので、早急に事業を進めてまいります。 次に、国道201号のことでございますが、この国道201号につきましては、残念ながらみやこ町内だけのルートが決まってないということでございます。現在、国や県に働きかけをしまして、早期に国道201号がどういう方向で進むのか、そういったお願いをしているような状況でございます。 橋梁につきましては、町民の生活向上に必要な社会資本であります。生活環境の向上やみやこ町の発展に向けた道路整備等を行ってまいりたいというふうに考えております。 これから想定される厳しい財政状況を考えますと、要望される全ての事業に取り組むことは不可能ではないかと考えているところです。将来のまちづくり、重要性や緊急性などの優先順位、さらに費用対効果を十分に検討しながら、取り組んでまいりたいというふうに考えております。 次に、企業誘致についての質問でございました。 本年度2件の自動車関連部品製造企業と操業に関する協議を進めてまいりました。 そのうちの1件については、当該土地が騒音規制の対象となっており、協議が中断をしているような状況です。近隣に住家もなく、工場誘致に適していることから、庁内関係各課と連携し、福岡県と騒音規制緩和の協議を進めているところです。規制の緩和が完了すれば、誘致の協議を再開したいと考えています。 また、もう1件につきましては、個人所有の居抜き物件や町の遊休施設を紹介いたしましたが、条件が折り合わず誘致には至りませんでした。今後も、企業誘致に活用できる土地や建物の調査並びに情報収集を十分に行い、企業誘致に努めてまいりたいと考えております。 続きまして、過疎対策についての質問でございます。これについて、お答えをいたします。 過疎化は全国的に進んでおりますが、当町におきましても人口減少や少子高齢化の進展に伴い、冠婚葬祭など地域内における住民相互の日常的な生活扶助機能の低下、身近な生活交通手段の不足、空き家の増加、離農者の増加などの問題が発生している集落も多くあることから、引き続き総合的な過疎対策事業に取り組む必要があると考えております。 当町ではこれまで、みやこ町過疎地域自立促進計画に基づき、交通通信体系の整備、情報化及び地域間交流の促進に関する事業や生活環境の整備事業のほか、インフラ整備や光ケーブル整備事業による地域のブロードバンド化の推進、公共交通空白地域にデマンドタクシーの運行の拡大など、地域格差の是正に努めてきたところです。 また、特に高齢化が進む地域につきましては、集落支援員を配置することにより、集落の状況を把握するなど、集落対策を講じてきたところです。 今後も、地域格差の是正を図るために、地域の生活を守る施策を継続させ、住民の皆様が将来にわたって住み慣れた地域で暮らしていくことができるように努めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(熊谷みえ子君) 10番、金房眞悟議員。 ◆議員(金房眞悟君) それでは、再度1番の町財政ですが、その中で国作団地ですけど、この先般、昨年5月分譲地17区画で13区画を売り出しということで、今、町長のほうから12区画が売れたということでございますが、費用対効果を町長も今、言われておりましたが、これは7,000万円ですか。一応概算7,000万円の工事費の中に2分の1、舗装の不完全さの分について、7,600万程度の支出です。それで結局、12区画は幾らで売れて、単純計算でどういう形になっとるんですか。支出的に。 ○議長(熊谷みえ子君) 田中観光まちづくり課長。 ◎観光まちづくり課長(田中靖一君) ただいまの金房議員の御質問にお答えいたします。 国作分譲地におけます今までにかかった費用的なものと、それから総売り上げの部分の御質問でございます。 現在、13区画中12区画販売をいたしております。現在のところ、収入が3,078万円収入済みということでございます。 それから、工事にかかった部分でございますけれども、これにつきましては、約7,800万ぐらいですか、工事費、設計費等を含めまして、それぐらいかかったと、そういう結果になっております。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 10番、金房眞悟議員。 ◆議員(金房眞悟君) 今、町長答弁にあったように費用対効果ということで、全体的にはできないが、それぞれ私の今、継続事業等についても実施してくださいということで、全体的にはできないが、費用対効果の点を考えて実施するということでございます。 そういう中で、結局、これ差し引きすると5,000万ぐらいの、4,000万円ですね、4,000万分、町費を投入したということになります。12区画で4,000万。単純計算で町が幾ら消費したから、損得の企業がございませんので、その点は単純計算で済ませる問題ではなくてして、人口等の絡みもございましょうが、ちょっとは費用対効果の率といいますか、比率がちょっと大きいような気がするんですけど。 ○議長(熊谷みえ子君) 田中観光まちづくり課長。 ◎観光まちづくり課長(田中靖一君) ただいまの金房議員の御質問にお答えをいたします。 みやこ町を初め、自治体として宅地分譲を行う主な目的は、御承知のとおり子育て世代などの移住定住を促進し、人口の流出防止や増加によって町の活性化を図ることでございます。国作分譲地におきましては、現在13区画中12区画が販売、そして最後の1区画につきましてもお申し込みをいただいているところでございます。このうち10区画が町外からの転入者であり、移住定住に関しましては一定の成果があったものと考えております。 また、この土地に家を建てた場合の固定資産税や住民税、それからその先に生活していく上での消費税を初めとする、各種国税等の交付金など、将来にわたる増収を勘案し、長期的な観点からいたしますと、収支を計算いたしますと十分その効果があるものと考えております。 また、数字的な収支のほかにも、定住人口の増加につきましては地域コミュニティー機能の維持です。例えば町内会、自治会といった住民組織の担い手として期待できる。消防団員確保や地域防災力の維持などにも貢献できると考えております。 また、地域の歴史や伝統文化の継承や地域の祭りのような伝統行事の担い手としても期待できるものと認識しており、こうした数字では表すことのできない費用対効果もあるものと考えております。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 10番、金房眞悟議員。 ◆議員(金房眞悟君) 課長、あなたはあなたなりの今、答弁されて、あなたはそういうあれでいいですけど、7,800万から3,000万引くと単純に、人口では住民に固定資産で等々ということでございますが、あわせて、こういう形の事業をされれば、町内業者の大幅な宅地業者、あまり聞いてないですけど来ません。県が宅地できんです、町がこういう形のあれやったら。そこら辺です。あとは町長に進言してあれするんですけど、答弁についても、あなたはあなたの当然そういうことで、やりっぱなしでやったんやないでしょうけど、ちょっと数字を見た場合、感じさせられました。 そういうことで、ちょうど私、見たら、去年の5月ですか、新聞が出て、あなたが言うようにしてたけど、ちょっと費用対効果がるるに言われておりますから、幾らなもんかということで指示したわけでございますが、これはもうこういうことで建っておりますので、今後においては慎重審議して、事業実績についてお願いしたいということで終わります。 次に、歴史資料館ですが、今のあれがありましたが、歴史資料館、確かにこの文化的な施設はいいということで、あわせて多少の補助事業的なあれもあったということで、私は全部は改修した事業やないかねと、補修的な事業ということですけど、建物自体がいろんな建て方が、単純に家を建てて体育館的な施設やないということがわかりますが、ちょっと高いような気がしたんですけど。これ入場者どんなふうですか。大体全般ですね。小学校ぐらい、町内の方は保育から小学校、中学校、見ていただいて、さらには高齢者等々の将来的なものもいかがなんていうことをしとったですけど、どう検討されて、今、どのくらいの利用者ですか。今、答弁あってのかね。 ○議長(熊谷みえ子君) 中村生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(中村銀次君) 博物館の入場者でございますが、28年度実績で9,730名でございます。リニューアル前、26、27年度を除きまして、リニューアル前の年度の3年間の平均からいたしますと1,000名程度ふえておるところです。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 10番、金房眞悟議員。 ◆議員(金房眞悟君) 9,700で1,000名程度ふえておるって8,700ということですね。リニューアルというか、あれだけあれして、初めやからどうかと。私も1回見せてもらっただけですけど。宣伝ちゃおかしいですけど、これ新しくできて、私言うように小学校とか中学校、それから近所の方も新しく改装されて、新しく改装されたらおかしいですか、新装改装されていようかということの数字じゃないかと思われます。 宣伝と言ったらおかしいですけど、いろんな方、高齢者の方々の招待的な事業もええかと思われますし、金額招待じゃなかったら、助成してくれた、その地区地区の高齢者の見学等々させるのもええし、あわせてほかの他町村にもこんなあれは少ないと思われますので、見たい人もおるし、聞いて行ってよかったなという方あろうと思われます。せっかくのあれですから、リニューアル費で8,700から9,700人で、あんまりもったいないような気がするんです。何億単位の金がかかっとるんですから。今、何回も言うように費用対効果というのを考えた場合、よろしくお願いいたします。 それから次に、ダム関連事業ですけど、ダム関連事業については、これ私、いろいろ言っておったんですけど、この事業は何ですか、水資源対策課と協議ということで、当然、委託的なダムの補償的な工事が主でしょうし、また関連の、個人的、公共的な補助等々の工事でしょうけど。この何ですか、設計、あれは水資源対策課に協議して設計の審査そこで受ける。担当は、それぞれどこがしよるのかな、ダム関連対策。 ○議長(熊谷みえ子君) 白川都市整備課長補佐。 ◎都市整備課長補佐(白川義徳君) ただいまの質問にお答えします。 ダム関連事業は都市整備課のほうで担当しております。水対局とは常に情報の提供はしております。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 10番、金房眞悟議員。 ◆議員(金房眞悟君) 年あれで、耳がちょっとあれになったんでしょうか。何か今、ちょっと口が速かったんであれですけど。もう一回聞き直しますけど、その大きい事業があります。設計書の審査、それから協議、水対策課が委託的な事業といいますか、協議と関連してやりよるんでしょうけど、設計書のあれはどこがする、審査は、検査も。 ○議長(熊谷みえ子君) 白川都市整備課長補佐。 ◎都市整備課長補佐(白川義徳君) ただいまの質問にお答えします。 設計書の審査は県の水資源対策課のほうとも審査をしていただいております。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 10番、金房眞悟議員。 ◆議員(金房眞悟君) かなり済んだ事業もありまして、それを私、掘り下げてどうこうということじゃないですけど、実はこの水資源対策課の協議ということですけど、昔、50万、100万の災害の実施設計でも県に言って、やあやあ言われたときあったんです。 特に、農業土木なんかも、ただ張り芝を筋芝に変えるというだけのことで審査を受けてなっとったんですけど、そんな中で、3億7,000万の事業が1億6,000万、これは5メーターの道路を1メーター、4メーターにするということで、細かい理由は言いませんけど、結局、幅員が5メーター、4メーターなっていったということで、1億何千万かの減額数字が出ておるんです。1メーター、幅員が狭小、狭くなって。その理由についても、ここでは言いませんけど。 内容は見たんで、単純計算で幾らのもんだということで、今、質問したんですけど、これは県の水資源対策課があれされれば、3億7,000が1億6,000ですか。それに700万の設計変更の、設計変更打ち合わせということで聞いとったものですから、設計変更して、変更の図面つくるまでの700万ということですね。課長、そうでしょう。(発言する者あり) ○議長(熊谷みえ子君) 担当課が手を挙げておりますので、白川都市整備課課長補佐。 ◆議員(金房眞悟君) はい、議長。 ○議長(熊谷みえ子君) いいわけですね。それでは10番、金房眞悟議員。 ◆議員(金房眞悟君) 今、場所はどこかということですけど、何ですか、公園ですか。森林公園的なあれが、5メーター道路が、それだけいらんからということで、いらんやったですね。4メーターで当初設計でそこです。単純に100万、200万ならわかりますけど、億単位の金がするのはいかがなもんかということでしたんですけど、それはこういうふうになって進んでいっておりますので、ようございますけど。何回も言いますけど、今、費用対効果のあれ言われておりますので、特に職員の方、自分のお金って言ったら悪いんですけど、この事業等については精密に精査していただきたいと思います。 余分になりますけど、犀川町と一緒に勝山犀川線の農道、道路、上の道をつくりました。あのとき、原田課長おるけど、全体設計して、測量を連合会にしてもらって、町の職員、土木事務所が設計してくれたんです。それをあって、それから町内業者が、町内業者というのが、大手にせんで地元の業者にさせてくれんかということでいろいろあったんです。それで細かく切ってするのを測点大型機械なんかつかっとったから、測点で切られんわけです。大型ブルが、20メーター行ったら10メーター向こう行って、そういうことで原田課長は何遍手がきで設計変更ちゅうか、繰り返し繰り返し、ああまいだこうまいだと、手分けで設計しよったんです。 今も設計、今700万ということでぽっと出といて、今、仕事も多なったでしょう。合併して職員が多くなったでしょうから、職員どうこうと言いません。職員は忙しいでしょうけど。気を付けて、計画の時点から精査してちょっとこういうことのないようにお願いしておきます。 それから、続きまして伊良原学園ですけど。伊良原学園で、何か水漏れが出たとか新聞に出ておったんですけど、どんなふうでうすか、水漏れ。 それと、一緒に今、生徒数と先生、教師、それと、いじめ等はないですか。学園の、伊良原学園ですか。 それと、ガラス張りも大分平気ですか、天井低かった、ガラスの体育館がありますね、ガラスの。あれはどんな風ですか、寒暖の差で影響は。精神上、生徒の。それとらせん状の階段、あれがやっぱり全部一緒に上がったり下りたりするときは、広い回るいかなるものか、まわっていってあれが、かえって危ないんじゃないかと思われるんですけど、その狭いところですけど。 それと、新建材全部日本材ですか、地元材ということでしようということでしよったですけど、全部地元材ですね。今、ふしもつくるちゅうからわからんですけど、全部、壁があれでしょ、地元材ですね、使用材料、内部材料は。それはっきり言っておいてください。 それで、当初設計から最終設計の段階では、ちょうど選挙の折やったんですけど、あそこの学校のあれを上がるの上がるのということで、これはこまったね反対しよるんかちゅうて、何で反対するんかと思ったところなぜこんだけ上がるんかっていう逆の質疑が出て、そういう状況もあったことを思い返しているわけですけど。当初設計から何パーセントぐらい上がったですか、最終的には。 ○議長(熊谷みえ子君) 屏教育長。 ◎教育長(屏悦郎君) たくさんありましたので、落ちがあるかもわかりませんが。 まず1つは、昨年の隙間ができたところから雨漏りがしたという件がございました。それについては、昨年も報告させてもらいましたが、すぐ対応して、現在はそういうことはあっておりません。 それから、いじめ等ということでございますが、もちろん子供たち、いろいろな課題を持った子供たちも来ておりますので、トラブル等はありますけれども、継続していじめというようなことはございません。 それから、ガラスの件というのが、ちょっと私は理解できなかったんですが、日光が直接入るということで、それを遮断するためのフィルムを貼るというようなことは対応させていただきました。 それから木材についてですが、1階のオープンスペースのところの壁、壁面の木材については地元産ということでございます。全部の木材が地元産というわけではございません。 それから、らせん状の階段については特別、課題は感じておりません。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 10番、金房眞悟議員。 ◆議員(金房眞悟君) 今、ガラスのあれです。あれは冬は寒くて、夏は暑いんやないかと思うて質問したんですけど、懸念して。フィルム貼ったということですけど。あれ側面だけですね、ガラスは。天井はガラスやないやろ。寒暖の差が夏は暑い、冬は寒いんやないかと思うけど。そういう形で進んでいったらあれですけど。 それと、全部ではない国産の木材。そういうことで国産の木材を使うということで、横の板からフロアーは当然そうでしょうけど。率はどのくらいの率で建築されたですか。笑いよるけど、あんた笑わんでください。笑いごとやないよ、あんた。 ○議長(熊谷みえ子君) 屏教育長。 ◎教育長(屏悦郎君) 済いません、率についてはちょっとわかりません。(発言する者あり) ○議長(熊谷みえ子君) 10番、金房眞悟議員。 ◆議員(金房眞悟君) それでは、どうしましょうか。さく井の件ですけど。あったでしょう、500万で何か水が悪かったから、なんか水質が悪かったからって500万ぽんとまた別のあれで、500万の支出しとったんですけど。工事の計画でどういうふうになった、水質が悪かったら、この当初のあれのときですね、契約のとき交わしておったか、極端な、もう悪かったら、もう1本打てと言われたら、もう1本打ちますか。 ○議長(熊谷みえ子君) 秋吉学校教育課長。 ◎学校教育課長(秋吉良晴君) 金房議員の御質問にお答えさせていただきます。 さく井につきましては、当初建設時に掘削いたしましたボーリングの水質が飲料水として不適な部分がございまして、その後、掘削をやり直しております。その後、4月以降掘削完了をいたしまして、2カ月おきに水質の検査を行っておりますが、それ以後、飲料水として不適の結果が出たことは、今のところ1度もございません。 伊良原学園につきましては、そのような状況がございましたので、2カ月に1回の通常の定期検査のほか、6カ月に1回、水道の、水の供給の関係の全てを一応点検かけるような状況で、現在行っております。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 10番、金房眞悟議員。 ◆議員(金房眞悟君) 500万程度の事業費ですけど、契約の時点で、何回か水質検査してもらって、あれを打ち込む前に水質の検査して、小さい径のときです。そうすれば、お互いに施工業者も発注者もあねしても、四分六にしても500万、500万ということで、ちょっとびっくりしたんですけど。やっぱり町民の方に聞いたら、町民の家が悪かったら空いてくれっていうのも、なかなかうまくいかんもんで、それが常識で問題ないとは思わないですから。契約のほうに、いろんな、この井戸だけやなくして考えていただいて、お願いしておきます。 それから、道路関連ちょっと多かったんですけど、勝山プレスです。勝山プレス、またちょっとあとで費用の関係でしますけど。ことし40周年ということで、先般、祝賀会があって、せんということで、これも後でまた言いますけど、あの前の農免道路ですけど、今、逐次、改良してなったようにありますけど、なんかあれを建設委員会にしとったんですけど、そのとき質疑すりゃよかったんですけど。諫山のほうに出そうかという計画と、それから、201号線の今の既設の道路ですね、あれをあそこの初代川の橋がアバットが低いで、ちょっとだいぶ下がったような形。昔のあれは高くするのがお金がかかるからさせんやったです。それで、させんやったものですから低いということですけど、その向こうに行くにはなんか代わる道をつくるという話はちらっと聞いたんやけど、その計画はどうなっとる。 ○議長(熊谷みえ子君) 白川都市整備課長補佐。 ◎都市整備課長補佐(白川義徳君) 御質問にお答えします。 確か26年度に基本設計は行いました。ただ、その基本設計の図面により、用地の関係で御相談に行きました。どうしてもやっぱりほ場整備の田んぼの中を通りますので、田んぼの形が変則になるということで、用地のほうがちょっと(「それは、長川やね」と呼ぶ者あり)長川です。ちょっと用地のほうが難航している状態で、今その状態であります。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 10番、金房眞悟議員。 ◆議員(金房眞悟君) そういえば初代川にかかっておりますが、あれが農免道路として。当時についてはあのぐらいのあれでしたけど、もう1メーター上げとったらなかなかスムーズに行くんやないかと思われます。後でちょっと質疑もしますが、勝山プレス、ユニプレスが400億のあれを上げて、600人の従業員という企業になりました。そういうことで、労使、それから地元と市、会社がいろいろ立ち変わっていくということが大切じゃなかろうかと思われますとき、それについては、道路の整備は急務やないかと思われます。201号線まで出るのが。そういうことで、固定資産ですね。それから建物と土地ですか、プレスのあれが相当な額になるんやないですか、税額についても。やはり、大事な企業だと思われますので、今、逐次改良しようですね、あれ拡幅の計画ですか。 ○議長(熊谷みえ子君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 金房議員がおっしゃるとおり、ユニプレスは大事な企業であります。それで、道路が狭い部分があるというので、会社にもお伺いして、どういうふうにしたらいいのかっていうようなことを、私も聞いてまいりました。それでユニプレスの正面の入り口のところも法面を何とかしていただけないかと、そういうような要望がありましたので、その辺は担当課と相談をしながら話をしたり、また国道201号に出る際、直角になっているのでアールの部分をしていただけると、車の出入りが入りやすいということを言っておりますので、今、警察と協議を行いながら、また地権者にもお願いをしながら、車が国道201からスムーズに入れるように、そういうような協議をお願いをしているという状況でございます。 なお、あそこのホテルがありますところの橋の部分です。あそこの部分に対しても、今後どういうふうにしたらいいのかと、今現在では、耐震構造には問題がないというふうなことを言っておりますけれども、若干狭いのかなと思っておりますので、その辺のことも踏まえて、今後、どういうふうにするのかを担当課と検討しながら進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(熊谷みえ子君) 10番、金房眞悟議員。 ◆議員(金房眞悟君) 町長のほうから説明いただきましたけど、あれ重量物を搬出しますから、相当な10トン以上の車がどんどん走るんじゃないかと思われます。特に、今言われた、201号に出るアールは気を使うと思われるです。ボートレースですか、レース場もありますし、時間的には混雑します。 それというのが、新町の交差点がつかえるというか、朝大変です。そのしわ寄せが、言いませんけど椎勝線、椎勝線ができて何十年なりますか。また、私事ですけど、あそこに私とこの苗代があって、バスが一体の何年のバスやのうて、50年前60年前、の話ですけど、両側に田があったんです。そのころは、なかなか米の関係が給与関係と比例しとったもんで、土地を売らんで困ったもんです。そこを私のところが苗代として。それから反対側のあれ、両方です。したという経緯が特にあるから。それが今、トラクターとかコンバインとか。コンバイン行ききらん。ずっと回って一番近いところ入って、川端をまわんと。それは今、椎勝線をとばしていくということが考えられんですけど。そういうことで、もう言いませんけど、201号線ですね、町長。あれは今、期成会をつくって努力していただいていると思われますけど、ぜひ、いろんな方にお願いしていただいて、201号にさばけりゃ、こっちも楽やないかと思われます。 それから、地元からあそこの大久保犀川線の設計、設計の内容。何かもうむちゃくちゃにコンクリートぶっちゃけてしたところもある、本線の土羽には、あまり上まで高速やないでいいですけど、ちょっと課長、あれ見てごらん前後の、設計見て、それで今どんなものか考えてください。ちょっと、地元の者も言いよってです。 それでは、あれこれちょっと言いますけど、どうしましょう。 それから、一緒にちょっと町長にしとかな農道の舗装です。今言いよるように、こういう状況になって、過疎化、なおみやこ町も過疎化進んでいるんやないかと思われますが、先般、東京のほうで試乗させてもらって、私感じたのが、列車の車窓から見ると景色が違うんです。青いの赤いのと、黄ない景色があるんです。昔はずっと青だの田んぼやったんでしょうけど。そういうことで、あれは草やないかと思うんですけども、3年したら絶対あたれなですね、もう。田んぼにならん。雑草が生えたら。そういうことで、ここみやこ町、やはり昔から、祖父の時代から田んぼをして、米作で栄えたじゃないですけど、生活してきて。それぞれみんなつながりがあったわけですから、やはり、いまいち私、草っ原にしたくないという気持ちがあるから、圃場整備した道路、4メーター、5メーター、近いのは、別にしてもらって、それは、地元の負担金を取るなら取っても、あとは全々町単やなくしても、起債等の考慮いただいて、進めていただきたいと思いますので、その点、お願いしておきます。 それから、それじゃ、いろいろごちゃごちゃ言いましたけれども、次に企業誘致ですね。企業誘致については、なかなかこれ難しい問題で、赤誠の、二、三年前に何か一遍聞いたかもしらんですけど、会社、何ですかね、従業員がどのぐらいおられるんですか。あそこで私が──隣ですけど、道路挟んで──何をつくりよるかねと見ると、ちょちょちょっと水組みよるけど、会社はどこで、何しよるかねと思うけど、地元の人はもう全然打ち合わせがなかったちゅうことで、今後企業について、とにかく前にですね、お互い説明していかなきゃ。それで隣ですけど、何かいつ排水出しよるか、U字溝に出すんやなかろうか、本当はあちら側のほうには長いけ行かん。通常、溝に出してから大きい水路がありますから、思いますけど、あれはどんなふう。 ○議長(熊谷みえ子君) 田中観光まちづくり課長。 ◎観光まちづくり課長(田中靖一君) ただいまの金房議員の御質問にお答えをいたします。 勝山の大久保旧給食センター近隣に、平成24年度自動車関連工場が操業したことは承知いたしております。当物件は、用地及び建物につきましては、別の企業が所有しているものであり、操業開始に当たって、当該所有企業が地元区長や水利関係者への説明を実施していると聞いております。なお、水利に関しましてですけども、この費用に関しましては、工場で生産をする活動において水は使わないということと、それから、従業員のお手洗い、それからトイレ等に排水はあるということで、これにつきましては、合併浄化槽を通して排水していると聞いております。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 10番、金房眞悟議員。 ◆議員(金房眞悟君) 水は使わないということですけど、なにかにつけて、協議したって言うけど、私の隣で、私に言わんやったんと思いますけどね、私、全然知らんやったんですけど、農道を挟んでおるんですけどね。それで声かけんやったと思いますけど。そういうことで、それから、給食センターの跡地、あれは何か食べ物会社か、町長、なんかないでしょうか、関連業者的なあれが。あそこに、何ですか、今何か、キシネみたいな……、あ、何か……、小動物が出て怖いちゅうんですよ、隣近所、住宅のとこ、牧野さんとこなんかね。速いんよ、あれが。暗渠の中入ったら、ちょっと、えっと、ぽーんともう逃げたら、ものすごく激しいですね。怖いいうことですね。それとやっぱり、長年しっちょったら、あれもありますが、隣ですからありますけど、そりゃもう申しませんけど。どうするかね。あとはするんか崩すかどうかしていただかんと。そういう状況ですけ、特にお願いしておきます。 ○議長(熊谷みえ子君) 荒巻財政課長。 ◎財政課長(荒巻誠君) ただいま、金房議員の御質問にお答えします。 現在、旧給食センター土地、それと建物についてなんですけれども、今のところ何にもなっていない状況ですので、今から土地、建物を含んだ売買のほうを検討をしております。売るということを検討しております。動きとしましては、10月号の広報にその広告を出しますので、その中で買いたい方を公募し、入札等にかけていきたいというふうな、今動きをとっております。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 10番、金房眞悟議員。 ◆議員(金房眞悟君) 10月中に、何の広報。私がちょっと耳が難聴かしらんですけど。何のあれを載せるんですか。 ○議長(熊谷みえ子君) 荒巻財政課長。 ◎財政課長(荒巻誠君) 失礼しました。みやこ町の、町の広報にですね。それと、ホームページあたりにも載せて、周知を図りたいというふうに考えております。 ◆議員(金房眞悟君) 売り出しの広報。 ◎財政課長(荒巻誠君) そうです。入札の広報ですね。 以上でございます。 ◆議員(金房眞悟君) 売り出すんよね。 ◎財政課長(荒巻誠君) はい、そうです。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 10番、金房眞悟議員。 ◆議員(金房眞悟君) 売り出しについても、やはり時期的に早いのがいいんやないですか、どっちにしても。ああいうふうな状態になって、小動物が入ったりしてしておったら、中も悪いしね、食品会社も来んちゅうことになって、そしたら、だんだん狂うてくる、曲がらんようになるですかね、古くなっていったら。わからんけども、崩しにくいですしね、危ないから。早うやるのがいいんやないかと思われます。それで、私も隣接しておりますので、いいんですがあれが、私がごときが言いにくいですが。田んぼが隣接しておるもんですからね。建てるとき、1メートルしか開いていないけども、のけえちゆうことは、私も言わんけど、行橋市長が来ておったんですけど、こういうふうになってきたということで、言っておったんですけど。 それでは、あっちこっち飛んでいってわかりにくかったとも思われますが、企業誘致もそりゃなかなか右左行くというような問題やないですけれど、できるだけ努力していただきたいと思いますんで、頑張ってください。 それから、最後の過疎対策ですが、言えば、本町は米作生産を基幹産業とする農山村で、のどかで牧歌的な情緒の町勢を前にする3町合併でみやこ町ができました。そういうことで、田んぼということになれば、私も自分の庭といいますか、気持ちいい感じで走って回っていたんですけど、今もう、なかなかこういう時代になって、情勢が極めて厳しくなって、行政下の過疎対策というのが、集落の過疎やないで、町村間の過疎、みやこ町はもう今いろんな予算でやっていきよるけど、今、お手上げちゅうか、消滅自体がないから、おばあさんも陰では言われておるのがあるんですよ。今、ダム関連、いろんな事業が合併した双方でやっていきよるけど、先がおおごとじゃないかというような、要らん世話焼くなちゅうことですけども。これは考えていく必要があると思われまして、今、農村がこういう状態になっているけど、これが今まで働きに働いて、産炭地が厳しい状況になったですから、働くだけ働いて、産炭地の方々のせいじゃないんですよ。農業にしてもしかりで、同胞はみんな諦めて、終戦直後の厳しいときに強制執行という厳しい時期があったんですよ、米を出しなさいということで。それ以外にもあったけど、それももう昔話になったみたいですけどね、これは食の問題、どうすることもできんですが、世界的な中に、こういうふうになっていったんですけど、それはそれとして、みやこ町はみやこ町として、どう行ったら一番いいかを考えて、町長、いただくことが時期やないかと思われまして、それ以外に、やはりみやこ町はみやこ町の行き方で、遅々なる歩み方でもしていただいて、考えてください。 ちょっとまとめが悪かって、わかりにくかったこともありますが、以上で終わります。議長、終わります。 ○議長(熊谷みえ子君) 金房眞悟議員の一般質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(熊谷みえ子君) ここで暫時休憩といたします。再開は15時35分といたします。午後3時25分休憩………………………………………………………………………………午後3時35分再開 ○議長(熊谷みえ子君) これより、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。通告順位5番、議席番号11番、浦山公明議員。 ◆議員(浦山公明君) 11番、浦山公明です。 一般質問初日、最後になりました。改めて、お疲れさまでございます。 この秋の季節、過ごしやすくなり、農繁期の稲刈りもほぼ終わりました。また、テレビの報道では早くも年末商戦が聞かれ、一段と月日の流れが早く感じられます。 しかし、自然災害は後を絶つことなく発生しています。昨年の熊本地震、今年は7月に発生した九州北部豪雨災害と、予期できない災害が発生して多くの方が亡くなられ、また被災された方々に、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。前日の9月17日には台風18号が九州に上陸、忘れもしない24年前の台風19号と同じコースで最大級の台風と報じられ、直撃と、準備万端で覚悟をしていました。しかし、台風の進路が変わり、安堵したところであります。またいつ来るか、大自然の恐ろしさ、今後の防災に対する認識、取り組みが求められます。前置きが長くなりましたけど、本題に移ります。 まず、1項目め、定住促進の施策についてであります。 町長は、就任以来2期8年になります。就任挨拶の中、1期目は、日本一元気な町にしたい、2期目には、もっと元気な町にと、一歩進めとのスローガンのもと数々の施策を展開しているところであり、定住促進の施策として人口減の歯どめ、人口増の目的で、ソフト面においては結婚祝金、出産祝金、高校生までの医療の一部無償化、また転入移住者に新築祝金を助成し、ハード面では若者向け住宅の建設、町営住宅の建てかえ、他の市町村に先駆け取り組んでいることは評価でき、町外の人からは、「みやこ町は子育てや町民の健康管理が行き届いており、いい町ですね。」と言葉を聞き、正直嬉しかったです。こういった施策は腰折ることなく、今後も続けていってほしいと思います。 住みやすくにぎやかな町にするためには、人口がふえることが不可欠であります。定住促進、今申したように、町も住環境面での最善の施策を尽くし、取り組み、また、まずは人口減に歯どめをかける方策が一番と思います。少子高齢、我が町だけ抱えた課題ではありません。子育て施策と並行に高齢者施策においても、健康管理面で健康寿命を延ばす取り組みに努めていることは理解しています。もっと元気な町に、上限はありません。 そこで、1項目め、定住促進施策の中で質問の要旨をお伺いいたします。 安心して定住、移住できる居住環境の整備にどう取り組んでいくか、小項目では、町民または町外から移住希望の人が持ち家を建設したい意向であっても、生活排水問題、また廃棄物処理等々で末端でのトラブルが、また悩み等を聞くことが事例として、その解決処理はどうしておられるか。 2番目に、生活排水問題に関して、水利組合や水利権者との調整、啓発指導はどうしているかについてお伺いをいたします。 移住して定住するには、町外から新規に家を建て、また空き家を活用して居住しますが、定住される方は、職業、仕事面、友人からの誘い、また町の美観環境等々により、不安と先を夢見て一世一代の家を建て、また空き家、アパートを賃貸して定住を決断すると思います。家を建て居住するまでには、土地、設計、確認申請書、それから登記等々の数多くの工程があり、法に準じて物事が進めば何ら心配もなく問題ありません。しかし、法定外の生活環境面の末端でのトラブルの悩みを相談を受けました。その方は町外からの方で、土地を買い、水路の管理者に、生活排水は合併浄化槽等の放流の承諾と挨拶を兼ねて行ったそうです。結果は、水利組合に負担金として──あえて負担金は申しませんが、負担金を払わなければならないと聞き、ちゅうちょしていると言っていました。また、この地に土地を買わなければよかったとも聞いています。事実の事例であります。国も奨励し、町も補助金を出している合併浄化槽のことも知り得ての相談を受けましたが、私としても、右左の対応はできません。 そこで、町に住む以上、町も定住促進を進めている以上、緩和策を模索し、行政の立場として取り組みを考慮し、窓口にしていただきたいと思います。 次に、2項目に移ります。安全安心なまちづくり行政推進について。 この質問事項は、今年度、機構改革がされましたので、資料を正副町長、総務課長、行政経営課長、都市計画課長に配付をしてあります。もう私も、長い年月がありますので、再度資料に目を通したわけです。よく目を通して流れを思い出していただきたいと思います。(「そうだそうだ」と呼ぶ者あり)ふれあい公園、通称を言いますが、緊急場所を備えた施設整備の計画は、であります。 1点目は、子育て支援や触れ合い、交流の公園整備は、有事の際には緊急避難場所、また被災廃棄物の仮置き場にも転用でき、今後は必要不可欠な施設だと思うがどう考えておられるか。2点目は、以前から庁舎周辺に公園整備を要望、質問をしてきたが、その後の進捗状態はどうなっているかについてであります。 要旨が類似しておりますので一括して質問をします。再三の質問でありますけど、御理解をいただきたいと思います。私も、ふれあい公園広場に関しては、歴代2方の町長に、今回含めて7回目であります。この質問になりますが、井上町長には2回目であります。また、同僚議員からも質問を受けていると思いますけど、平成15年から長い年月ですが、改めて歴代町長の答弁をかいつまんで要約して読み上げさせていただきます。 これは、梅本町長時代の勝山時代の答弁書であります。 平成16年、町営グラウンドに福祉センター「ゆいの郷」を建設。その機能の代替として多目的広場として、憩いの森、ふれあい広場、駐車場等を計画。16年度、事業計画用地交渉に行ったけど用地が完全にできなく、予算の組み替えで、17年度、再度事業計画に計上した。場所は、管理面で役場周辺、今後の青少年育成環境の意識の醸成面から目的に向かった努力をする。これは、その当時、基本設計が500万、土地取得が4,000万予算計上されておりました。 平成17年、財政的な面と用地取得が困難性が出て、また合併のきわみで位置を凍結してあるけど、これらにつきましても、やはり合併後において当然必要性なりあるいは町民グラウンドにかわるものであり、ぜひ、継続事業として申し送りたいと考えている。これが勝山時代の梅本町長の答弁であります。 平成18年、合併したときですけど白石町長のときです。 勝山町のグラウンドの用地を代替地として、そういう懸案事項は予算査定の段階で承知をしている。そのことについては約束どおり履行する予定で進めている。グラウンドの土地取得に対する基金の問題も賜っており、対応してまいりたい。平成20年、平成15年計画、16年用地交渉、一時見送り扱い役場近くスポーツ施設、多目的広場、グラウンド設置を実施計画に計上、今回もしている。教育委員会と協議、有効利用で再度位置を考えながら協議を進めていきたい。再度協議を開始したい。これが白石町長のときであります。 平成22年、井上町長は初めての町長になられたときです。 旧勝山時代に調査費用、平成22年実施分として計上に上げている。合併後、同じ目的を持つ施設の統廃合を検討を要することから、平成22年予算計上には至っていない。公共施設あり方検討する中で、あわせて検討する。これは、町長がなられた5、6年前のことでありますけど、町長からの答弁では、農水省のふれあい事業、大きな補助金を活用してできなかったか今になって大変残念に思っている。私も初めての質問であり、真摯に受けとめ、「やる」「やらない」これから検討していきたい。いろいろ棒読みになりましたけど、これが、私がふれあい広場についての一般質問の各町長からの答弁でありました。今読み上げました答弁書が、今までの流れ、経緯であります。 今回、冒頭に申し上げたように、最近は、温暖化のせいか自然災害が頻繁に発生し、それも、予期できぬ大きな災害が年々多発しています。報道等で見る限り、被災地現場、救済対応状況が生々しく放映され、他事ではなく整備の必要性があると思います。災害時には、一時的には最寄りの施設に避難すれば一時しのぎはできますが、長引けば、やはり目の届く役場周辺が、行き届いた救済支援ができるのではないかと思います。 そこで、ふだんは、子育て親子、また老若男女全ての人がふれあいの場としてレクリエーション、イベント等にも活用、貢献でき、笑い声の聞こえるにぎやかな町に機能がある公園、広場の整備を要望し、町の取り組み、考えをお伺いいたします。 以上で、この席からの質問を終わります。よろしくお願いをいたします。 ○議長(熊谷みえ子君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 浦山公明議員の質問にお答えをいたします。 最初に、定住促進のための施策についての質問でございました。 住宅を建設する場合は、建築確認申請書の提出が必要です。そして、その申請書には、家庭から排出される汚水をどのように処理、排水するか記載することになっています。 このようなことから、設計者は、あらかじめ建築予定地と道路、水路がどのように配置されているか調査確認し、必要に応じ町の関係窓口を訪れ、道路や水路の管理者に対し手続を行っており、転入転出の手続を行う場合には、窓口にてごみの排出場所等を事前にお伝えし、関係資料をお渡ししているところです。 町としては、このような対応をしてもなお、不安を抱えた方がいらっしゃる場合には、その内容に応じ、所轄課で対応したいと考えているところです。 次に、生活排水に関する質問にお答えをします。 農林業振興課では、農用地利用計画変更申出書の際に、添付書類として、無処理の生活排水に関し、状況等により水利関係者からの承諾書の提出を求める場合があります。 農業用排水路への生活排水の放流につきましては、農業用の水路であることから、農業関係者等が毎年維持管理作業を行っています。その水路への放流は、トラブル防止のために、事前に水利関係者への連絡が必要ではないかと考えます。 また、地域によっては水利費が生じている場合があるようです。ただ、この点につきましては地域の実情によるところであり、町が水利関係者と調整等について介入することは難しい面があると考えるところです。 なお、合併処理浄化槽設置による放流についての同意書等の添付は違法の疑いが強いと国からの通知が行われていることを御報告いたします。 続きまして、安全安心な町づくりの行政推進について、ふれあい公園──これは通称ですが──と緊急場所を備えた施設整備の計画はどうなっているのかという質問でございます。この質問に関しましては、1項目と2項目めが関連をしておりますので、続けてお答えをさせていただきます。 近年、全国的に頻発する地震や水災害等の大規模な災害の際に、地域の公園が緊急避難場所、被災廃棄物の仮置き場等に利用されており、地域の公園が、防災の観点から見ても有用な施設だと認識しております。このため、現在見直しを行っている町地域防災計画の中で、既存の公園や広場については、緊急時の避難先等に活用することを改めて盛り込む必要があると考えております。 本庁舎は国道201号線沿いの勝山上田960番地にあり、現在国道201号の勝山区間の整備改良を、みやこ町国道201号整備改良促進期成会を中心に強く要望しているところですが、国道沿線及びその周辺の土地利用につきましては先行きが定まっていない状況にある中、公園の整備も現段階では具体的な計画は策定できておりません。 しかし、今年度から来年度にかけて2カ年で、みやこ町の将来のまちづくりのあり方を考える都市計画マスタープランを作成することとし、町内主要幹線道路である国道201号線はもとより、まちづくりにおきましても、町民の皆様を交え、将来の姿を考えることとしております。また、公園の整備につきましても、地域の皆様に密接なかかわりを持つことから、広く意見を聞きながら検討してまいりたいというふうに考えております。 なお、裏山議員のほうから歴代の町長に対しての質問、また回答について、ここで御披露されました。私もこのお話しを聞いておりまして、確かにこのふれあい公園というものは大事だというふうに考えておりますが、先ほど申し上げましたように、国道201号がどういう方向に行くのか、このことによって、私は決定する必要があるのかなというふうに思っております。そのためにも、まず国道201号がどういう形で道路ができていくのか、このことが第一ではないかなと考えております。それに沿いまして、このふれあい公園も将来はつくっていく必要があるのかなというふうに考えておるということを御報告をいたします。 ○議長(熊谷みえ子君) 11番、浦山公明議員。 ◆議員(浦山公明君) ありがとうございました。 定住、再度質問であります。定住促進の施策でありますけど、先ほど町長も言われたように、類似しておりますので一括してまたお伺いいたします。 私も、今家を新築、私じゃないですけど、そこで、今家を新築、または改修にしても、合併浄化槽の設置が通常化しております。下水道が完備している地域ではトラブル等は聞きませんが、未完成地域は大小の悩みが伺えます。町長の答弁どおりでありますけど、例えば水は上流から下流に流れます──当たり前でありますが、途中で障害物等に当たり、トラブル、物事が発生をいたします。町長から、みやこ町に定住する方、また他町からみやこ町に定住される方、先ほど言ったように、一世一代の家を建てるわけでございます。家を建てるだけでも大事業ですが、また子育てと普通の日常生活と、不安を抱えての定住であります。定住される方からいろいろな諸問題、トラブル等のことを言われたら、やはり門の戸をたたき、たたかれたら門をあけて耳を傾け、対応策でもっと元気な町になるのではないかと私は思っております。決して、排水の放流で負担金を取るなとか払わないとかではありません。緩和策を模索して、一歩でも住みよい、住んでよかったと思える町に期待をするとこであります。 そこで、町の進めている定住促進、人口増、また人口減の歯どめ等にも、そういう、先ほど申しました負担金のこと等について、町が進めておる定住促進に私は、若干逆行しているように思えますので、その点をお伺いをいたします。 ○議長(熊谷みえ子君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 合併浄化槽につきましては、国のほうから、添付書類等はすることは違法の疑いがあるという通知が出ております。しかしながら、地域の慣習等があろうかと思います。その辺のことは、今後、我々もそういうことがあるときに話をしながら、定住促進に向けての御協力はお願いできないかと、そういうような話はしていきたいなと思っております。 ただ、地域の方々のこれまでの水路等の問題もあろうかと思いますので、その辺はなかなか、町として関与することが難しいところがありますけども、議員もおっしゃるように、こういう人口減の中、どういうようにしていくのかというところの観点からも、一考に値するんではないかなと、そういうふうに考えております。 ○議長(熊谷みえ子君) 11番、浦山公明議員。
    ◆議員(浦山公明君) ありがとうございました。 先ほど町長が申されましたこと、逆行しないように、一気に解決、納得は難しいと思いますが、改革に向けて、町民の声は行政の行動が頼りであるかと思います。小さく、大きな課題でもありますので、水利権者、管理者とのまずは意見交換をしていただいたらいかがかと思います。私の例でありますけど、農業委員会とか区長会の会議、会合のときでも、町の定住促進の施策等の取り組み、説明を理解してもらうのも、緩和策の一つではないかと思いますが、その点どうお考えですか。 ○議長(熊谷みえ子君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 確かにそのとおりだと思いますので、そういう会があるときに、そういう話をしながら、そして、やっぱり地元の水利権者等の意見も聞くということも大事じゃないかなと思っております。いずれにいたしましても、今までいろいろな問題で、合併浄化槽を設置するときにはそういった添付書類が必要ということで厳しい時代もあったようですが、国からはそういう通達が出てとりますので、その辺のことは御理解をいただくように、今後説明をしていく必要があるのかなと、そういうふうに考えております。 ○議長(熊谷みえ子君) 11番、浦山公明議員。 ◆議員(浦山公明君) 合併浄化槽も、先ほど町長も申されましたこと、国の奨励もあり、町も補助金まで出して推進しているわけであります。地区によってのばらつき等もございますが、できるだけ、先ほど言ったこと、金を取らないとか払わないとかじゃなくて、本当に一番の解決策、理解していただくには、やはり意識を持っていただいて、少しでも町の進めておる人口減に対しての対策に備えていただきたいと思っております。 議長、続けていいですか。 ○議長(熊谷みえ子君) はい、どうぞ。 ◆議員(浦山公明君) それでは、そういう合併浄化槽、排水問題に対してもいろいろありましょうが、よろしく御理解と御指導をお願いをいたします。 続きまして、安全安心なまちづくりであります。ふれあい公園、通称でありますけど、緊急避難場所を備えた施設整備についてであります。 答弁をいただきました。今まで、災害の状況を見聞されての公園、防災施設など認識をいただいており、本当に幸せだと、幸いであります。整備計画、進捗状況を踏まえた上での検討ということでありますけど、先ほど町長が申しておられましたマスタープランですか、都市計画マスタープラン、これには公園整備とか地域のかかわりがあるので、広く意見を聞いて検討をしていただくということですね。それから201号改良整備のルートがまだはっきり決まっていないさなかでありますので、ルートが決まれば前向きに検討じゃなくて計画していただけるように私はとりましたが、それでよございますかね、町長。 ○議長(熊谷みえ子君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 今、国道201号につきましては、マスタープランにのっとって、これから国のほうにそういった資料を上げていくわけですが、現状としては、現道を拡幅するのかあるいはバイパスをつくるのか、そういうことはまだ白紙の状態であります。 そういう中に、先ほど議員のほうから、合併時のときに、梅本町長からのそういう申し送りがあったということも聞いております。このことは尊重しながら、将来に向けて計画する必要があるのかなというふうに考えております。昨今、いろんな災害等も起きておりますので、そういうところのことも鑑みながら進めていかなければいけないというふうに思っておりますが、残念ながら今の状況では、国道201号の状況は、ちょっとまだ見通しが立たないという状況でございますので、その中において、このことは将来にわたって進めていくというふうに私は考えております。 ○議長(熊谷みえ子君) 11番、浦山公明議員。 ◆議員(浦山公明君) 201号線に委ねておられる。あとはもう財政面でありますけど、どこの課があれされておるかわかりませんが、勝山時代、昔のこと言って大変申し訳なく失礼でありますけど、1億6,000万ですか、開発基金をためていったんですけど、その1億6,000万という金は存在しておりますか、どうですか。 ○議長(熊谷みえ子君) 基金、どっちいく、財政課長、どっち……。山見総務課長。 ◎総務課長(山見紀幸君) ちょっと、私の担当ではないんですけども、前の経緯がございますので。一応、それにつきましては、現在、土地取得特別会計の中で基金助成をしているうちの、確かに原資1億6,000万程度勝山の分が入っていることは間違いございません。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 11番、浦山公明議員。 ◆議員(浦山公明君) 私もきのう夢にまで見たんですけど、まずは1つは安心をしたように思います。先ほど、マスタープラン、今度も新しい総合計画ができておりますけど、大変無失礼ですけど、行政経営課長さん、その総合計画、もちろん先を見据えての計画書でありますけど、今までの、前のこともありますけど、大体どのくらいぐらい有効利用できておるんですかね。そのとおりには物事、一緒には、理想と現実は違いますので変わると思いますが、大体、ほぼ計画どおりに計画書というものは進んでおるもんでしょうか。 ○議長(熊谷みえ子君) 進行政経営課長。 ◎行政経営課長(進光晴君) 現在、第2次の総合計画を策定させていただいております。この中で、計画年度は28年度から32年度というふうな形でございまして、28年度につきましては、現在終わった段階といいますか、決算の中でもありますが、進捗状況について、今どういった形で進んでいるのか、もしくはできていない部分については今後どうするのかといった調査をしている段階でございます。したがいまして、また結果が出次第、ホームページ等とかも公表したいというふうに考えておりますが、毎年、進捗状況の確認を行いながらいってございます。現在の進捗といたしましては、ほぼ、いい形で進んでいるのではないかなというふうには、私としては考えているところではございます。 以上です。 ○議長(熊谷みえ子君) 11番、浦山公明議員。 ◆議員(浦山公明君) ありがとうございます。 そのための計画書でありますので、有効に使って、そのとおりには行かないこともあるかと思いますが、まずは基本ですので、わかります。 私は、町長、先ほど検討と言いましたが、本当雲の中から、前は、何といいますか、計画に上がったり調査費がついたり何回も繰り返してきました。やはり、町の財政上またいろいろ土地の問題もありましたけど、そういうことで、言葉は悪いですけど、一生懸命お願いしたいという地元町民の方の意見を持ってきて、お膳を落とされたような気分でありましたけど、今度は町長、お膳じゃなくて、これが、検討が実施に向けて進むことをしてください。何か、飛行機に乗ってパラシュートなして突き落とされるような気分にならぬことを、よろしくお願いします。 私は、箱物をつくったりグラウンドをつくったりそういうことは思っておりません。私はですよ。しかし、地元の方といろいろそれについて会合をすればどうなるかもしれませんが、やはり財政上、もう合併したのですけですね、さっき言ったこと、誰でも簡単に触れ合いができて、そして、まずは、避難場所にするなら最初から浄化槽を埋設しておくとか、そういう心構え、心構えというかするなら、してほしいんですけど、浄化槽の埋設、それからもう箱物はいりません。ただ、雨や日をよけるテラスですね、そういうとがあって、最初はそれでしのいでいけば、それと、仮にルートがどうなるかわかりませんが、このままのルートでは恐らくないと思いますけど、あの池を利用した、そういうことも自分なりに絵は描いてありますけど、これは本当に構想ではあります。 それから、まずイベント、レクリエーションと言いましたけど、町長も御承知のように夏祭りも終わりまして、今、よその田んぼが周辺にある農道であげさせていただいております。ことしもおかげさまで、委員長として3,500名ほどの夏祭り見学者がおって、きのう反省会をしたばかりでありますけど、そういうイベントにしても、朝も花火の殻が道路にはもちろんですけど、田んぼの中にもカップが落ちて大変でありました。それで、そこ辺、そういう施設等々があれば、また散歩するにしても何にしても、もちろん活用ですけど、そういうイベントに対しても、まだまだ笑い声の聞こえるにぎやかな町になって、もう一歩突っ込んだ元気な町になるんではなかろうかと思っております。 どうか、そういうことを踏まえて前向きに、前向きというのがもう実施計画、まずは土俵にのせていただかないと、相撲を取るはどっちでも構いませんけど、土俵にのせて計画書にのせて、実施計画に行くように、どうか、地元町民を代表して、よろしくお願いをいたします。何かありましたら一言。早く終われということでさっきから言われて、何か雑音ばっかり入ってきてですね。 ○議長(熊谷みえ子君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 先ほど、山見課長からも答弁しましたように、そういった基金はしっかり役場の中に残っているということでございます。また私も、この申し送り事項も最初町長になったとき読みましたので、そのことは肝に銘じて理解しているつもりですが、先ほどから申し上げていますように、201号がどういう方向に行くのか、そのことも大事なことであり、将来にわたってこのことは、勝山地域にとっても大事な、私は憩いの場になると思っておりますので、将来はそういうふうにできるというふうに思っておりますけど、ただ、国道201号のことが決まらないので、ここで今、すぐするとか言うことができないことは大変申し訳ないんですが、将来は必ずそういう方向に進むというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(熊谷みえ子君) 11番、浦山公明議員。 ◆議員(浦山公明君) ありがとうございました。 また話は横に行きますけど、町長、毎年私は障子ケ岳に行って、さっき言いよりましたこと、雲の間から日が出るとを待って、その日の出るとを拝んでから死にたいと思いますので、ぜひ設置に向けて、また201号線が一日も早くできるように努力をしていただきたいと思います。 これで質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(熊谷みえ子君) 浦山公明議員の一般質問を終わります。────────────・────・──────────── ○議長(熊谷みえ子君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 本日は、これにて散会にしたいと思いますが、御異議ありませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(熊谷みえ子君) 異議なしと認めます。なお、25日は午前10時より、通告順位6番から9番までの一般質問を行いますので、よろしくお願いをいたします。 本日は、これにて散会といたします。お疲れさまでした。午後4時15分散会──────────────────────────────...