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令和元年度第5回定例会(第3日) 本文 開催日:2019年09月13日
令和元年度第5回定例会(第3日) 本文 開催日:2019年09月13日
令和元年度第5回定例会(第3日) 名簿 開催日:2019年09月13日
令和元年度第5回定例会(第3日) 名簿 開催日:2019年09月13日

  • 保育無償化(/)
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  1. 川崎町議会 2019-09-13
    令和元年度第5回定例会(第3日) 本文 開催日:2019年09月13日


    取得元: 川崎町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-26
    最初のヒットへ(全 0 ヒット)                  午前10時00分開会 ◯議長(櫻井 英夫君) ただいまより本日の会議を開きます。        ────────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯議長(櫻井 英夫君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   本日の会議録署名議員は、手嶋真由美議員川根議員を指名いたします。        ────────────・────・────────────   日程第2.日程の通告 ◯議長(櫻井 英夫君) 日程第2、日程については、配布の議事日程をもって通告にかえます。        ────────────・────・────────────   日程第3.一般質問 ◯議長(櫻井 英夫君) 日程第3、これより一般質問を行います。  質問は、質問通告一覧表の順番で行います。質問に入る前に質問者の方にお願いをいたします。前質問者と重複する質問、および質問者以外の方の関連質問は避けてください。質問、答弁はできるだけ簡明にお願いいたします。質問は、1人30分以内です。  質問通告書を提出している議員は、5名です。  これより、質問に入ります。始めに手嶋真由美議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) みなさん、おはようございます。議席番号4番の手嶋真由美でございます。本日は、5つの項目について質問をさせていただきます。  最初に、子ども子育て支援サービスの向上についてお尋ねいたします。本町の子ども子育て支援サービスでは、予防接種、検診などのお知らせや子育てについての相談窓口、妊娠から出産、育児までのサポートは十分にできていますか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) みなさん、おはようございます。本日は一般質問ということで、私も一生懸命、御質問に答えてまいりたいと思ってますので、どうぞよろしくお願いいたします。  ただいま、手嶋真由美議員からの御質問でございますが、本町の子ども子育てサービスにつきまして、予防接種や検診などのお知らせについては、広報かわさき、町や子育て支援センターホームページ等で案内をしております。子育ての相談窓口については、保健センター子育て支援センターにおきまして、随時対応しております。
     妊娠から出産、育児までのサポートにつきましては、まず母子手帳交付時に妊婦の状況を把握しながら、相談に対応し、その後サポートが必要なケースにつきましては、訪問を実施し、必要に応じて医療機関などの関係機関との連携によるサポートを展開してるところでございます。また出産後につきましては、乳児家庭全戸訪問を実施いたしまして、予防接種や検診、子育て支援業務等を説明しております。育児不安や乳幼児の発達相談につきましては、臨床心理士の相談につなげたり、訪問する等によって、継続的な支援を実施しているところでございます。  また、来年より、妊娠期から子育て期にわたるまで、切れ目のない支援を行うために、子育て世代包括支援センターを設置いたしますので、今後さらにサポートの体制を構築していって、子どもの子育て支援のほうのサービスを充実させていきたいなというふうに考えております。以上です。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋真由美議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 国では、子ども子育て支援新制度をスタートさせ、総合的な子育て支援を推進しています。妊婦さん、ママ、パパに役立つ情報の提供などをする母子手帳アプリを導入する自治体が最近増えております。子育て世代を応援するということで、この母子手帳アプリは、母子健康手帳と併用し、妊娠から子育てまでを切れ目なく、フルサポートし、妊婦さんの不安の解消や、子育て中のママの孤立の解消を促し、母子ともに見守ることが可能です。また、手軽に必要な情報が取得でき、子育て世代の多様な声を吸い上げる仕組みとして活用することで、子育ての負担の軽減を図ることもできると聞いております。  母子モと、母子手帳アプリというのがあるそうですが、2019年4月には広川町、5月には大木町が母子手帳アプリ母子モを導入いたしました。田川市においては、既に母子手帳アプリを導入しております。  子育てしやすいまちづくりの施策として、本町でも、母子手帳アプリによる子育て支援を導入してみてはいかがでしょうか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 本町におきましても、情報社会の中で、ICTを活用した母子手帳アプリを導入することによって、手嶋議員が今申されたとおり、町の発信した情報が住民の手に届きやすくなるということは十分承知しております。  また、地域の方々の新しいコミュニケーション、そういった機会が増えて、子育て世代が抱える不安や孤独感を解消することができるのではなかろうかというふうに考えております。本町ではまだ導入はされていませんけど、今後、導入に向けて積極的に考えてまいりたいと思っております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋真由美議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 今現在、川崎町のホームページなどでは、子育て支援センター等がブログとかホームページの中で紹介がありますけれども、ホームページの中で分散しているコーナーの一本で情報の共有を図れば、より活用しやすく、内容も工夫することで、川崎町独自の発想を取り入れたオリジナリティーも出すことが可能だそうです。  これは、川崎町は、昨年104人でしたかね、出生率が。100人以下のところは導入するのに、毎月2万円ぐらいということを聞いてますので、NTTさんとかいろいろありますけども、ぜひ検討していただいて、導入に向けていただけたらと思います。  このアプリは、若い子どもたちは「ルナルナ」という女性の分なんですけど、生理の日にちとか子どもさんが欲しい人たちは、この排卵日がここだからとかいうので、まだ妊婦さんになる前の段階では「ルナルナ」というアプリでいろんなことを活用しているとも聞いてます。また、「きずなメール」というのもあるんですけれども、これはNPO法人がやっていますが、お母さんだけに限らず、お父さん、それとか父子家庭の方ですね、その方たちが子育てに困っているときに相談するメールの「きずなメール」というのもあるそうですので、さまざまな分野のいいところをとって、川崎町独自の展開をぜひしていただきたいと思いますので、町長よろしくお願いいたします。  また田川市では、子育て家庭経済的負担を軽減し、安心して子どもを産み育てられる環境づくりと次世代を担う子どもの健やかな成長を目的に子育てクーポン券を支給して、ゼロ歳から2歳までのお子様のおむつ、ミルクなどの育児用品の購入を支援しています。ぜひ本町でも取り組んでいただきたいと思うのですが、これは無理でしょうか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 子どもを育てていく上で、経済的に大変な子育て世代というのは、苦しいということを私も承知しております。その中で今回議員の皆様に、この間説明したとおり、保育料の無償化等について、議員の方々に、今度議決をいただきます、明日承認していただいたら、10月より完全無償化を実施して、少しでも子育て世代の方々の経済的な負担を減らしていきたいというふうに努力していきたいと思っているところでございます。  今議員のお話しになってる子育てクーポン券につきましては、子育て世代経済負担を解消する1つの手段として、田川市等が実施しているということですね。今後、町もそういうことを、いろんな1つの手段としてどういうものがあるか、いろんなことを考えていきたいというふうに考えております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋真由美議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) ぜひ前向きにというよりも、財源がない中ですけれども、1,000円でも1,500円でもいいですので、月々の負担が軽くなればありがたいなというふうに思います。近年、田川市は福祉関係とか子育て関係に力が入ってますので、どうしてもすぐ横に行くと田川市ということで、田川市に移転をされる方も多くいらっしゃいます。やはり子育て世帯から見ると、子どもを育てやすい、そしてまたいろんな面で出産育児金とかいろいろさまざまな分野でフォローされてますので、そういうできる範囲のいいところを、いいとこ取りをしながら、川崎町の定住促進にもつなげていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、通学路の安全対策についてお尋ねいたします。6月に実施された合同点検での危険箇所対策一覧表ホームページでアップされていますが、今回は主として、どこに着眼して点検をされたのか。その後の具体的な対策はどうされたのか教えてください。 ◯議長(櫻井 英夫君) 小峠教育長◯教育長(小峠 英人君) おはようございます。教育長になりまして初めての答弁です。緊張しておりますが、一生懸命答弁したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  通学路の危険箇所につきましては、各学校のほうから、まず心配な箇所をあげていただきました。そして田川警察署、県の土木整備事務所、町の事業課、各小中学校、教育委員会で組織します川崎町通学路安全推進会議にて検討されました。今回の箇所としましては、まず、歩道や道幅があり児童が安全に通行できているか、車から見て見通しがよいか、不審者と出くわした場合助けを求める民家等が近くにあるか、街灯があるか等について協議を行いました。国道や県道につきましては、県の土木事務所を通じてお願いしてるところです。  また見守りの活動強化につきましては、地域ボランティアの呼びかけを行っているところでありますが、川崎町の交通安全協会にも御協力をいただいているところです。また、つい先日田川警察署のほうが、田川地区の登下校の見守り強化としまして、青パトを30台購入しまして、児童生徒下校時刻に合わせて、巡回を行っていただけるとのことです。町道部分に関する箇所につきましては、町の事業課と協議をしてるところです。以上です。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋真由美議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 児童の通学路については、各学校で決まっているのでしょうか。また子どもたちは、自由に思い通りの道をたどりながら登下校しているようです。通学路の徹底はされていますか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 小峠教育長◯教育長(小峠 英人君) 現在把握できている段階でございますが、小学校におきましては、通学路が決まっておりますし、年に数回は教職員が立ちまして、通学路の点検で、集団下校されてるか、集団登校されているかという点検をしている状況です。  中学校におきましては、現段階では、通学路というのが決まっておりませんので、ひょっとすると推奨的な指導はあっているかもわかりませんが、子どもたちが実際どこを通っているかというのが、詳しく把握されてるかというのは、今のところではわかりません。以上です。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 先ほど、教育長のほうから見通しの悪いところとか不審者の出そうなところとか、街灯の設置をしなければいけないところ等の指摘がありました。私自身民生文教常任委員会の中でも、通学路の点検などをしたことがあるんですが、池尻校区においては2カ所、東洋団地から豊州団地に向かう旧中島店前のカーブは、道も狭く、見通しが非常に悪いため、危険が大な箇所です。要望書もあげて、10年以上たってはいますが、一向に改善をされていません。また、その場所の左のほうから、田川市のほうから来る、馬ヶ鼻橋方向から来る車については、現在カーブミラーが設置されていますが、左から来る車が見えない状態です。でこれは、左から来る車用に、カーブミラーの設置をしていただけると、子どもの安全にもつながるのではないかと思います。ここは車の通行量も多くて、ここの道は登下校時には、子どもに気付かずにスピードを落とさず通行する車両をよく見かけます。また保育園バス幼稚園バスがそこを通りますので、バスが通ると子どもたちそしてまた大人も離合する場所がありません。ずっと要望書も出しながら、いろいろ現地視察等もしておりますが、水利組合のほうからも、許可はいただいているのに、なぜかそこが進まないというのが現状ですので、この点もまた考えていただきたいと思います。  もう1カ所は、宝満寺保育園。豊州団地から古川病院のほうに抜ける中島店の延長なんですけども、古川病院の前を通るときに宝満寺保育園というのがあります。ここの道は、県道に出る道沿いなんですけども、宝満寺保育園前の用水路は、道路と柵の隙間が開いているため、ちっちゃな子どもは、足を踏み外したりとか不意なときに落ち込むおそれがあります。また、用水路は田んぼの時期なんかに、水位が上がっているときに落ちたりすると大人が見ていれば安心ですけれども、見ていないときに落ちたときには、水死になったりとか溺れることもありますので、ここもまた点検箇所にもなるかと思います。これも要望書を出しておりますが、現在まで、まだその優先順位があるんでしょうかね、まだ改善までは至っておりません。この古川病院を通り、県道に出るところは、道も狭く、見通しも悪く、県道に出たときには、何度か事故も起こっております。田川の土木事務所に行っても、事故の件数とか、いろんな症例をあげてほしいという形でなかなかそこも改善には至っておりません。点滅の信号があれば、また大丈夫かなとかいろいろ懸念するところですけども、道が狭いために、子どもたちも通行する人も避ける場所がここもありません。また夕方とか雨の降る日、暗く明かりがなければ人影や用水路との境目もわからなくなります。不意に夜とか、車が通らないときに足を踏み外した場合は、柵もありませんので、水路に落ちてしまう可能性もあるかと思います。また、シニアカーで通る皆さんもおられますので、そこを通ったとき、もし横転した場合には、これもまた人が見ていなければ危険箇所となります。いずれも、要望書を提出していますが、どのタイミングで改善されるのか、疑問を私自身は感じています。  次に真崎小学校校区ですけども、県道67号の町立病院からDe・愛前の通学路では、町立病院のほうからDe・愛に向かって左側の路肩が大変狭く、草が生い茂っている状態です。歩道の線はありますけども、そこも通行が不可能なところですので、草を避けようと思うと、車道に出なければいけません。対面には歩道がありますけれども、ここも歩道を通って行くのか、どうなのかというのは懸念されるところです。ぜひガードレールもないために側溝に落ちる危険があるので、ガードレール設置等も考えていただきたい。また、これは地域の方や保護者の方からも声をいただいてますので、よろしくお願いしたいと思います。  それと真崎保育園前の道路は随分改善をされましたが、点滅信号等の設置を視野にいれてみてはどうでしょうか。  やはり危ない箇所ですので、この4カ所については今、漠然と教育長のほうにお伝えしましたが、対応策を今後考えていただけますでしょうか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 小峠教育長◯教育長(小峠 英人君) 議員から御指摘いただきました道路につきましては、今後検討を重ねていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 改めて事業課にちょっとお尋ねしたいんですが、このさまざまな要望書がいろんな方から出ていると思いますが、この今、教育長のほうから検討をというお答えいただきましたけども、事業課につきましては優先順位等がありますでしょうか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 村坂事業課長◯事業課長(村坂 定一君) 事業課長の村坂です。要望書というのは、町内に数多くありまして、予算の関係でありますとか、一番大事なのは、危険性ですね。その辺を優先順位を上のほうにして、対応をいたしております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 要望書の締め切りというのは、以前年に2回ほど、夏と冬というふうに聞いたことがあるんですが、今も2回ぐらいでしょうか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 事業課長◯事業課長(村坂 定一君) 要望書の締め切りの期限というのは、特別ありません。随時受け付けております。ただ、交通安全施設と言って、ガードレールであったりとか、カーブミラーであったりとかは、取りまとめて、年2回に分けて、発注をしております。以上です。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋真由美議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 優先順位は危険性のあるところということですが、私がさっき宝満寺保育園のこと言いましたけども、あそこも優先順位の中には、園児ですので、対応は早目にしていただきたいと思いますので、今後よろしくお願いいたします。  今回の点検では、人通りが少ない通学路の指摘がほとんどでしたが、人の目が行き届きにくい箇所だからこそ、防犯カメラ設置が必要ではないでしょうかと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 小峠教育長◯教育長(小峠 英人君) 議員の御指摘どおり、防犯の抑止につながる通学路の防犯カメラは必要であると考えております。今回の通学路安全推進会議を行うにあたりまして、学校、それから事務局のほうで町内をまわりました。実際に不審者情報等が寄せられている箇所、それから人通りが極端に少ない箇所というのがとても多い状況でございます。設置箇所を十分協議した上で町長部局と審議していきたいと考えております。  また同時に防犯カメラだけでなく、散歩をされている方、買い物をされてる方、言葉は不適切かもわかりませんが、井戸端会議をされているという方のながら見守りというのも今後お願いしまして、推進を行い、教育の見守り強化を図りたいと考えております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 今の高齢者の見守り等もとありましたけども、これは前回質問をしたときに、前教育長のほうからも検討いたしますと、検討課題にしますということでお答えをいただきました。ぜひ実現に向けて、町長の防犯カメラ設置等のことは所信表明の中にもありましたので、皆さんの安全を守るためにも、実施に向けて進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  次に、虐待ゼロを目指して、お尋ねいたします。近年、虐待によって子どもが亡くなる不幸な事件が後を絶ちません。親からの虐待と虐待の恐怖と苦痛の中で亡くなっていた子どもたち、なぜ助けることができなかったのか、心の声を聞くことができていたらと心が痛みます。本町の虐待などの相談や通報の現状を教えてください。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 一応、件数のみでよろしいでしょうか。本町の虐待などの相談や通報、平成30年度で約120人でございます。相談の種別といたしましては、ネグレクトが約その7割を占めております。その他、子育てに対する不安や、子どもの発達などの相談を随時受け付けしておるところでございます。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 虐待について共通認識を確認したいと思います。虐待には大きく、4つの種類があります。1つ、殴る、蹴る、激しく揺さぶるなどの身体的虐待。2つ、性的行為をする、見せるなどの性的虐待。3つ、ネグレクトいわゆる育児放棄。4つ、心理的虐待。虐待のなかで一番多くを占めるのは、どれだと思いますか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) ネグレクトだろうと思います。7割を占めております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) ネグレクトも結構あるんですけれども、一番多いのは、4つ目の心理的虐待と聞いております。子どもの心を傷付けるようなことを繰り返し言ったり、無視をしたり、兄弟の中で差別的な扱いをする、子どもの目の前で暴力を振るうなどの心理的虐待が、最も多くを占めていると聞いております。このほかにもう1つありますが、実はこれは、児童虐待により、死に至るケースで一番多いと言われます。御存じでしょうか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 詳しいことは、正直あまりわかりません。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) もっともだと思います。これがわかれば町長は、さすがにすごいというふうに私は言うところでした。  実は、国の社会保障審議会、ここで私も検索をしてみたんですが、これは、児童虐待等要保護事例の検証に関する委員会というのがあります。この報告によれば、虐待死総数の4割がゼロ歳の赤ちゃんでした。約半数がゼロヶ月の新生児、さらに細かく見ると、ゼロヶ月の赤ちゃんの85%が生まれたその日に殺されています。加害者の9割がその子を産み落とした母親であります。信じがたい話ですが、これは現実のことです。  そのことから私たち公明党は、妊娠、出産から子育てまでの切れ目のない支援体制を構築し、その支援拠点となる子育て世代包括支援センター、日本版ネウボラの設置推進に力を尽くしております。そこで改めてお尋ねいたします。SOSの表現があった場合、またお知らせがあった場合、どのような町として対応を考えていますか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) SOSがあったときのということでございまして、町では、子育て支援センターを中心に、子どもの状況を把握、認識、訪問や関係機関からの情報収集などによって、状況を確認しているところでございます。障がいや暴行など緊急性や危険性が高いケースについては、速やかに児童相談所や田川警察署に通報して、子どもの安全確認確保に努めているところでございます。  また、継続的な支援が必要な場合につきましては、本町の子育て支援センターを中心に関係機関と情報交換を行うことで、共通の認識に立って、それぞれの役割分担を認識し、子どもや保護者に最も効果的な援助を行ってるところでございます。  本町といたしましては、今後も児童虐待を未然に防止できるように、きめ細かな対応、支援を行ってきたいと考えています。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 昨年の3月、東京都目黒区での両親から虐待受けていた5歳の結愛ちゃんが「もうお願い。許して。許してください。」と書いたノートを残して死亡しました。ことしの1月には千葉県で10歳の少女が、8月には鹿児島県で璃愛來ちゃんがお風呂で溺死という悲しい事件がありました。本年6月に、改正児童虐待防止法と改正児童福祉法が成立しましたが、施行は来年の4月です。今こうしていうときにも、どこかで虐待被害が行われているかもしれません。  先ほど120件ですかね、相談件数があるということでしたが、今町長も言われましたけど、連携と情報の共有が本当に大事だと思います。保健センター子育て支援センターとの連携、また保育園、幼稚園を含む教育現場との連携は、今後、今以上に必須な課題となり、担当部署の職員の方には、大変また御苦労をかけますが、具体的にこれからの推進に向けて力を発揮していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、防災減災対策についてお尋ねします。9月1日は防災の日、8日までは防災週間でした。本町での高齢者や障がい者などの要支援の避難対策や福祉避難所の整備予定を伺います。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 災害が発生するおそれがある場合や災害が発生した場合の高齢者や障がい者などの要援護者に対する避難対策についてでございますが、川崎町地域防災計画に基づいて、地区の区長さん、また消防団、民生委員さん等に協力をいただきながら、避難場所の誘導を行ってるところでございます。  また福祉避難所につきましては、現在新しくなりました福祉センターと隣保館を指定しておりまして、一般の避難所での避難生活が大変難しい方につきましては、そちらの避難所を利用していただくということをしております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 町民の命を守るための避難所運営マニュアルや、要援護者リストの作成の状況は進んでおりますか。それとも完成いたしましたか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 本町では、平成30年度に避難所運営マニュアルを作成しております。避難所が必要になった場合、そのマニュアルを活用して、開設運営を行っているところでございまして、要援護者のリストにつきましては、役場福祉課及び高齢者福祉課において作成をしております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 避難所運営マニュアルは平成30年にできあがっているとのことですが、実際に訓練等とか、本当の意味で避難所を運営するのは大変なことですので、途中途中にみんなで意見を出し合うような場をもって、さらにこのマニュアルが活かされるようにしていただきたいと思います。  また、要援護者リストの作成は福祉課、高齢者福祉課とありましたが、それは、それぞれの各課のパソコンの中にあるのでしょうか。それとも現物で、紙媒体であるのでしょうか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 渡邊高齢者福祉課長。 ◯高齢者福祉課長(渡邊 耕二君) 高齢者福祉課長の渡邉でございます。福祉支援システムというのがありまして、そのなかに情報としてありますし、また住基情報とリンクする形でデータで亡くなったりとか、転出とかそういったことも、月々更新をシステムで管理しております。以上です。 ◯議長(櫻井 英夫君) 梅田福祉課長。 ◯福祉課長(梅田 浩一君) 福祉課長の梅田です。障がい者等につきましては、紙台帳でつくっております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 実際にリストの作成はできているようですが、それは具体的にだれがどうとか、この方のところにはもしも災害があった時に避難しなくちゃいけないときへの対応もできていますか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 渡邉高齢者福祉課長。 ◯高齢者福祉課長(渡邊 耕二君) 具体的なデーターとしてはありますけども、もちろん、その連絡先だとかそういった情報も入ってはおるんですけれども、その方たちに実際に起きたときに具体的に指示をするというシステムは、先ほど町長もおっしゃいましたけどもマニュアルを活用するという形なります。それは現実的に訓練等というそういったものが、今後は必要なのかなというふうに思ってまして、今すぐに、それを具体的な対策として、現場として今後活用していくっていう対応は必要になってくるというふうに思ってます。以上です。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 以前も作成して各課の中にあるということを聞きましたが、活用されなければ意味のないリストです。皆さん、その課の方も共有をするということでは、皆さんに知っていただかないと、一人ではできないことですので、これはもう少し具体的に、ただリストを持っている、じゃなくて、活用できるように今後、課題として努めていただきたいと思いますので、よろしくお願いできますか。  そのまま行きます。 ◯議長(櫻井 英夫君) はい、どうぞ、続けて。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 従来から地区の防災計画というのが、国の防災基本計画っていうのがもともとあります。自治体がたてる地域防災計画がありますけれども、それに加えて町内会、行政区、自主防災組織が災害が起きたときの避難方法などを自発的にたてる地区防災計画の普及と推進の現状はどうでしょうか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。
    ◯町長(原口 正弘君) 議員の御質問の地区防災計画につきましては、各行政区あたりの自主防災組織をまずつくっていただいて、その自主防災組織を活用して、地区防災計画をつくるということになっております。  現在川崎町では、安宅区と櫛毛区この2カ所について自主防災組織ができていますので、今後そこを中心にモデル地区のような形で、この地区防災計画をつくっていきたいと思っております。推進していきたいと思ってるところでございます。ただ、なかなか進まないというのがありまして、現在把握している中で、県内では豊前市の1つの行政区だけが、これを作成しているという状況でございますので、そこらへんのつくり方も検討しながら、推進していきたいとそういうふうに考えております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 防災センターの備蓄物資に常温で保存ができる災害時にすぐ飲むことのできる液体ミルクを追加というのは可能でしょうか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 災害時の備蓄資源に、液体ミルクをいうことで。現在、乳児の備蓄といたしましては、粉ミルクとそれに対応した哺乳ボトルですか、それについては常備しているところでございます。  ただ、議員の御質問のとおり、災害があった場合に水等がなかなか来ないということも考えられますので、液体ミルクについてはできるだけ導入に向けて、前向きに検討していきたいというふうに考えております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) この液体ミルクは、本年4月、日本での販売が解禁となりました。保存期間は常温で6カ月と短いですが、16年に起きた熊本地震では使用されております。北海道では使われなかったという例がありますが、これは常温で保存ができるとか、さまざまなことの周知不足のために液体ミルクとはなにかということがわからなくて、使われなかったと聞いております。安心安全に利用することができるこの液体ミルクの導入については、今町長も言われましたけども、保存期間が切れるちょっと前ぐらいには、各保育園に差し上げるという手もありますので、無駄にしない方法もありますから、是非これも検討していただきたいと思います。  また、大事な情報を発信する役割のある防災無線が残念ながら聞き取りにくいという声は、後を絶ちません。地域によっては聞こえにくい家が何件もあるとのことです。高齢者の方にちゃんと伝達できているのか。特に避難情報などがあるときは、伝わらなければ意味がないことで、命にかかわります。担当課は小型受信機の活用を奨められますが、今後の改善策はありますか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) この防災無線につきましては、平成21年度に整備がなされております。約10年過ぎてきたわけですが、災害時の緊急放送や町内のコミュニティ放送等で利用がされているわけでございまして、この機能といたしましては、これまで十分活用はできているんじゃなかろうかなというふうに考えております。  しかし、議員の御指摘のとおり、住民の方から聞き取りにくいとか聞こえずらいという声が上がってきているのも事実でございまして、こういった苦情に対しては、昨日聞こえたから今日聞えないとか、そういった風の具合とか、いろんな自然的な要因もございまして、放送する日によって、いろんな聞こえ方があるわけでございますが、随時、それぞれの不具合が生じた時点で、担当者が出向きまして、それに対応してきたわけでございまして、年々、その苦情も少なくなってきているのが現状でございます。  ただ、まだまだ十分に皆さんの期待に応えられるようなことにはなっていないところもございますけど、町といたしましては、先ほど議員からもお話がありましたが、個別の受信機の貸し出しとかフリーアクセスサービス等を紹介して、無線放送の音声案内を利用していただいたりとか、そういったことも対応しております。当町といたしましても、引き続きさまざまな情報をいち早く住民の方にお伝えするということのために、それともちろん災害時の緊急対応を含めて、整備していきたいと考えております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 今後の改善策の分ですけども、だいたい苦情言われる方は高齢者の方ですので、電話をしたり、もう一回再放送を聞いたりとか、そういうことはまずしないと思います。だから、現状で聞こえるように、少し改善を今後も重ねていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  最後に、選挙の投票状況についてお尋ねをいたします。今年の4月改選となった統一地方選、7月の参議院選における投票率と時間帯別投票率、期日前投票の投票率と時間帯別の投票率を教えてください。 ◯議長(櫻井 英夫君) 中村総務課長。 ◯総務課長(中村 和貴君) 総務課長をしております中村です。この件につきましては、選挙管理委員会の関係になりますので、選挙書記長をしております中村からの報告ということでよろしいでしょうか。それでは、説明させていただきます。  平成31年4月7日施行の福岡県知事選挙の投票率は、42.1%です。時間帯別では、投票開始から18時までが23.87%。18時から19時までが1.35%。19時から20時までが0.44%。不在者投票は1.3%となっています。  次に、平成31年4月21日施行の川崎町長川崎町議会議員選挙の投票率は、75.09%。時間帯別では、投票開始から18時までが34.53%。18時から19時までが1.43%。19時から20時までが0.68%。不在者投票が1.44%です。  続きまして、令和元年7月21日施行の参議院選挙の投票率は、40.57%。時間帯別では、投票開始から18時までが16.54%。18時から19時までが0.97%。19時から20時までが0.52%。不在者投票が1.12%となってます。  期日前投票に移りたいと思います。期日前投票の平成31年4月7日施行の福岡県知事選挙の期日前投票は、15.14%。時間帯別です。投票開始から18時までが13.71%。18時から19時までが0.91%。19時から20時までが0.52%となっています。  次に、平成31年4月21日施行の川崎町長川崎町議会議員選挙の期日前投票率は、37%です。時間帯別では、投票開始から18時までが29.41%。18時から19時までが4.22%。19時から20時までが3.36%です。  最後に、令和元年7月21日施行の参議院選挙の期日前投票は、21.44%。時間帯別では、投票開始から18時までが18.84%。18時から19時までが1.67%。19時から20時までが0.9%です。以上です。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 町内の投票所数とポスターの掲示板数は幾つありますか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 中村総務部長。 ◯総務課長(中村 和貴君) 選挙書記長をしております中村です。川崎町の投票所は、11ヵ所設けております。ポスター掲示につきましては、公選法第111条の規定に基づいて設置しておりまして、川崎町内には、73カ所設置しております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 投票所数の11というのは、もう随分前からだと思うんですが、投票所数とポスターの掲示板数というのを少し減らすということは考えておられませんか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 総務課長。 ◯総務課長(中村 和貴君) 選挙書記長の立場から申しあげられることではないかと思いますが、選挙管理委員会の中では、その議論は今年議論として出ました。ただ、今、なにぶん選挙の投票率の低下等も踏まえて、なかなか判断に踏み込めていけないところが現状だと思います。また、その答弁につきましては、選挙管理委員長にそういう御質問がありましたということで選挙管理委員会のほうで伝えたいと思います。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 年々増加する期日前投票は、投票率の半分を占めるようになりました。4月の統一地方選においても半分以上は期日前に行っているというのがわかります。今後、投票日当日の投票時間や投票時間の見直し等をする考えはありますか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 総務課長。 ◯総務課長(中村 和貴君) 選挙書記長をしている中村です。投票所の開閉時間につきましては、公職選挙法第40条の午前7時から午後8時に閉じると定められております。ただし、選挙人の便宜や投票に支障を期さない特別な事情がある場合におきましては、投票所を閉じる時刻を4時間以内の範囲で繰り上げることが可能となっております。  川崎町におきましても、午後6時から8時までの間に投票される方は、国政選挙で約400人。4月行われた町長町議会選挙におきましては、600名と多数の方たちがまだ来られている状況だと判断しております。  当選者の票差は、大事な投票ですので、その辺は当落の順番が入れ替わる可能性などを考え、今後、投票時間の繰り上げ等は、選挙管理委員会が随時行われておりますので、この投票時間の見直しにつきましては、投票率の低下を懸念されない範囲で、委員会のほうに伝えてまいりたいと思います。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 4月、7月の選挙時には、期日前投票に行かれた皆様から、当日名前を書かなければいけなかった。選挙に携わる皆さんの視線や見られていることで緊張し、脈が早くなった。血圧が上がった。質問をされるのが嫌だ。見られながら名前を書くと手が震え、声が出にくくなった。などの声をいただきました。また、親戚の方がよそから来られて川崎の方を期日前投票に連れて行ったときも「川崎は入場券の裏に宣誓書が無いの」みたいな感じで、自分の町の進んでいることを言ってたというふうに聞きました。で、年々この期日前投票の投票率も上がっていく中ですので、ぜひ宣誓書を記載した投票所入場券への変更が必要になってくるんではないかと思いますが、この件もあわせて検討はしていただけますか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 総務課長。 ◯総務課長(中村 和貴君) 選挙書記長の中村です。現在川崎町では、期日前投票を行うに当たっては入場券に印刷しているバーコードを呼び込んで、本人確認をし、選挙当日の内容を聞きまして、またパソコンによる入力を行い、宣誓書を打ち出し、その宣誓書に署名をしていただいております。署名につきましては、平成31年4月の福岡県知事選挙から7月の参議員選まで今回で3回目になります。この署名につきましては、受付で署名をすることにより、本人確認と同時に不正投票の防止などを目的としたために、こういう制度を行ってまいりました。  しかし、現在の投票率の低下や手嶋議員が言われるような期日前投票に行きやすくするため、宣誓書の記載した投票所入場券に変更等は可能だと思いますので、これも踏まえて選挙管理委員会のほうで検討してまいりたいと思います。以上です。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(4番 手嶋 真由美君) 宣誓書に関しては、ほんとに皆さんが気軽に期日前投票に来れるという状態をつくっていただければ、投票率ももっと上がるのではないかと思います。  そして、また名前を書くために用意されたプリンター3台、その分とかいろんな経費の分、町会に関しては、経費の分も財源の確保のために少し削減をしていける、そういうことから始めていけば、また違うところでお金も使えるようになってくると思いますので、ぜひ前向きに、そしてまた実施できるように検討よろしくお願いいたします。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。        ……………………………………………………………………………… ◯議長(櫻井 英夫君) 次に樋口議員。 ◯議員(13番 樋口 秀隆君) 13番議員の樋口です。それでは、ただいまより一般質問を始めます。きょうは2点にわたっております。  まず1点目。De・愛の目的の農業振興への効果実績と将来構想という内容でありますが、通告書に書いているように、De・愛を設置した当初、目的は、物販の拠点をつくり、利便性を高め、町外からの交流人口を増やすといったこと。もう1つの大きな目的は、本町の基幹産業である農業の振興に寄与することでありました。  で、その後、経営形態が何度か変わりました。今は、生産者組合が指定管理者として、管理委託を受けておりますけども、この生産者組合がして、まだ数カ月しかたってないわけですけれども、これまで管理の形態が変わったことによって、どういった効果があったのだろうかというのが最初の質問であります。  まずは、そこをお願い致します。 ◯議長(櫻井 英夫君) 中野農林振興課長。 ◯農林振興課長(中野 新壱郎君) 今の樋口議員の質問ですが、株式会社De・愛が直売所を指定管理しておりましたけど、4月1日から、出荷者組合が運営して何か変わった点があるかという質問でよろしいでしょうか。 ◯議員(13番 樋口 秀隆君) はい。そうですね。 ◯農林振興課長(中野 新壱郎君) 今までは、特段出荷者組合になったから、すぐに変わったというところは見受けてないと思います。ただ以前は、生産者組合というところが運営しておりましたので、それが出荷者組合ということで、今度はまた4月1日からなったということで出荷者の思いとしてはやはり自分たちの直売所なんだという思いが強いということで、今運営してると思います。以上です。 ◯議長(櫻井 英夫君) 樋口議員。 ◯議員(13番 樋口 秀隆君) 前回、決算報告書に関しては、この交流人口を増やす、あるいは物販の拠点をつくること、そして加えて農業の振興に寄与することについての数字的な説明が入っておりませんでしたので、きょうは、それを中心に質問をしていきたいと思います。回答に関しては、設置以前と設置後と書いておりますけど、これはすいません、私の表現の間違いで設置直後とこれまでの数字の推移。これは加工部とか加工品とそれからまさに路地物として、あそこに出している生産者、農業生産物の2つに分けて、できれば数字を出していただきたいと思います。 ◯議長(櫻井 英夫君) 中野農林振興課長。 ◯農林振興課長(中野 新壱郎君) 今の質問にお答えしたいと思います。設置前というのは、今議員さん言われるようにもう資料がありませんので、まず交流人口についてであります。平成16年から、直売所は運営しております。で毎年の分がいる、でよろしいですか。過去3年分の平均という形でも、よろしいでしょうか。もしあれだったらです。 ◯議長(櫻井 英夫君) 樋口議員。 ◯議員(13番 樋口 秀隆君) できれば、直後と最近というふうに出来た当初と分けて比較できたらありがたいと思います。 ◯議長(櫻井 英夫君) 中野農林振興課長。 ◯農林振興課長(中野 新壱郎君) 平成16年の直後でありますが、1日平均264人です。年間が94,787件です。この数字は、レジを通した件数であります。実際には、家族で来てますので平均2~3という形になると思いますので、これの2倍から3倍ぐらいが直売所のほうに来場されたんではないかなと思っております。  直近であります平成30年度は、1日平均300件。年間にしまして、101,378件、レジを通っております。  また、直売所が農業振興に寄与されたかということでありますが、実は、システム自体、昔の平成16年のシステム自体のデータが、申し訳ありません、出ておりません。過去5年の分しか、保存できないということでありましたので、過去3年分を。ちょっと平均を調べたところ、直売所の年間の販売額は、1億1,700万円です。そのうち、農産物は6,848万円です。総売上に対する割合は、58%です。農産物加工品については、923万8千円で、割合は8%。その他ということで、惣菜とかもろもろの商品ということで、3,919万円ということで、34%となっております。農産物でいえば、66%の占める割合になっております。以上です。 ◯議長(櫻井 英夫君) 樋口議員。 ◯議員(13番 樋口 秀隆君) 私が聞いたところ、これは生産者組合として、いろいろお世話をしているたちの数人の話ですので、数字的には、正しいかどうかわかりませんけども、農産物の伸びは余り伸びてない。で、金額的にトータルとして伸びているのは、加工物。お菓子とかお土産とか弁当とかです。そうなるとDe・愛が農業生産者のてこ入れになっているかどうか、振興に寄与しているかどうかということに関しては、数字的にはちょっと物足りないような気がします。  で、ただし田川市郡にあります道の駅、いろいろ、ざっと聞いてまいりましたけど、加工物の割合がものすごく高いんですよね。例えば、大任の道の駅あたりは、なんと加工物のほうが65%ぐらいあるらしいです。香春の道の駅に限っては、70%を超える加工物ということで、これは裏を返せば、この地域の農産物の生産量がもう限界に来ている。つまり農家が疲弊していてきていることの裏返しだろうと思います。  この数字は、先ほどDe・愛に関しても同じようなことが言えるのであって、露地物を栽培している農家の高齢あるいは後継者不足などなどがあって、このままでは農産物がこの町の基幹産業となりうるには、少し数字的にはさみしいような気がします。  で、それを踏まえて、私としては、1つ将来構想を町長にお聞きしたいのですが、これから、町長もこの町の基幹産業、農業が1つであるというふうに言っておられました。先ほど言ったように、農業生産者が、どんどん減ってきている。高齢しているなどなども含めまして、これから、この町の基幹産業として売り出そうとしている農業に対して、どういったてこ入れをするのか。ブランドあるいは将来構想などを町長お尋ねしたいと思います。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 本町の基幹産業といたしまして、農業を推進していくということは、これはもう大変重要なことだと私も思っております。それで、今言われるように特産品とかブランドということで、今年度から私もそれを特に注目しておりまして、例えば本町でリンゴが大変最近おいしいということで、買われた方とかいただいた方については、皆さん本当に最近は良かったよということで、お褒めの言葉をいただいてるわけでございます。  今回、そういった特産品には違いなかったんですけど、本町のそういった特産品について、シールを張って川崎町独自の特産品だよと、わかるような形のシールを貼っていこうということで計画も進めております。  もう1つ、本町にはマルボシ酢という大企業がございます。そのマルボシ酢と連携して柚子をつくっていきたいなというふうに今のところ考えております。まだ構想の段階でございますが、遊休地を利用してそこに柚子を植えることで柚子の町を、ふるさとの町は柚子ができるよということで、そういったこともまだ計画中ではございますが、推進していきたいと考えております。  それと農業、米でございますが、受託事業といたしまして、今De・愛のほうで、後継者不足で悩んでいる農家の方がいっぱいいますので、そういった方々の手助けになる。そして川崎町の農業を衰退させないという目標をもって、そういった形で取り組んでまいりたいというふうには考えております。以上です。 ◯議長(櫻井 英夫君) 樋口議員 ◯議員(13番 樋口 秀隆君) 町長に考えてほしいことが1つありまして、実は一つのいい例が田川市にあります。パプリカを生産するのに、あそこ今12棟ハウスをつくって、これは公共のお金でつくって、そこ今もういっぱいなんですよね。ただ、3年研修して、自分で栽培する。つまり3年後は別の方が入ってきて、既に4人が申し込みをしてるらしいです。ということは、2組か3組ずつすると、今後10年はそこをずっと活用していくんですよね。そしてパプリカが田川市の農産物として大きく飛躍する、今可能性を秘めてるわけですが。つまり公共が施術をしてるわけですよ。  で、川崎で露地物栽培をする。それぞれの小さな農家に直接税金を投入するというのは、難しいかもしれませんけれども。何か農産物のブランドや施行に関して、公共の支援をするといったようなことは、今何か構想はありませんでしょうか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 田川市のほうがパプリカで結構有名になっているということで、いろんな補助金を使って対応ができているんじゃなかろうかなと思っております。  町もいろんなところで農業を推進していきたいということで、先ほど申し上げました柚子もいろんなところで補助金を活かしながら、圃場の整備をしたり、それとか、議員が言われているようにいろんなところにアンテナを引いて、そういった要は売れるものをつくらなければ何もならないから、販路というものが一番大事になってくると思います。農業も特産品もですね。  そういった意味で、まず売れるものをつくるというのが大事じゃなかろうかなと。その中で、いろんな案があったら町のほうにも教えていただきたいなと、そういうふうに考えております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 樋口議員。 ◯議員(13番 樋口 秀隆君) 多くの露地物を栽培してる農業生産者にいかに公共が関わるか、とても難しい課題が多分あろうかと思います。その中でも柚子あるいはリンゴ等々、基幹産業として育てていきたいという思いを聞かせていただきました。  多くの農業生産者にも、公の力が届くような何かことを考えていただきたいというのが最後のお願いであります。どうかよろしく、この数年の間に何か形ができるように期待をしております。  それでは続いて、2番目の町民の声を広く取り入れる取り組みの進捗は。これに対して町長何か取り組みを初めましたでしょうか、お尋ねをいたします。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 6月の一般質問の時、樋口さんの質問にもお答えしてきたわけでございますが。私の公約でもございます。広く町民の皆さまの意見を聞きながら町政を行っていきたいというのは、答弁したとおりでございます。  現在、進捗状況はということで、どんなことをやってるのかということの質問でございますが。現在、御存知のように町は来年度に向けて、第6次の総合計画、第2次の総合戦略を今スタッフを集めて検討しているところでございます。住民の意見をその中に幅広く反映したいなという思いは、この間御説明したとおりでございまして。現在、アンケート調査が既に終わっております。町民の二十歳以上の方、男女1,800人を対象にしてアンケートを調査を行ったところでございます。  それともう1つ、ワークショップは、今後広報誌などで参加者を募集して、その中で町の現状や課題、住民の思いを把握した中で、町民アンケートと併せて総合計画を作成していきたい。そういうふうに考えてます。  また、総合計画策定後も総合計画にある事業を実施するにあたっては、いろんな方の意見を聞きながら町の運営をやっていきたい。そういうふうに考えております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 樋口議員。 ◯議員(13番 樋口 秀隆君) 町長に実はお願いがあるんですけど。今度の町長は神出鬼没で、いつどこに行っても町長が来てると。大変なことなんですけど、それをお願いしたい。  なぜ、こういう大変なことをお願いするかというと、実はこの町沈みかかってるんですよ。消滅するかもしれん、などと言われてるんです。だから、いわゆるこの4年、あるいはこの8年が私は踏ん張りどころだと思ってるわけですよ。ほんとに沈むか沈まないかという。  つまりここで、これは町長だけじゃなく、執行部の皆さんにも同じ思いで聞いていただきたいんですが。住民と行政の意識がシンクロをしてないと、私は効果が行き違いになるだろうと思ってます。試合でもスポーツでも会社でもそうです。社長と社員の意識がシンクロしてる、きちっと合ってる。それから監督と選手の思いがきちっと合ってて、無言でもわかっていける。つまりそういうことをすると、無駄のない大きな効果が期待できるわけです。  そのためには、行政と住民の意識をシンクロさせるためには、町長が可能な限り現場に出向いていって、直接住民と話をする。これは会議をして目的を一緒にするという意味以上に、気持ちのシンクロが私は起こると思ってるわけです。これはとても大事なことで、この町、それこそ消滅すると言われてるということはポテンシャル、潜在能力がどんどん薄れていってるわけですから、少ないポテンシャルでも無駄なく大きな効果を生まなければいけないということになると、これはまさに緊密な意思疎通、相互疎通が必要になってくる。  ということで、結局ここでお願いしたいのは、町長、とにかくいろんなところに可能な限り足を運んでいただきたい。で、それぞれ執行部の皆さんもそうすることによって住民と行政との──
     当然、私たち議員あるいは議会もそのことを肝に銘じながらやっていきます。数日前に松田監査が、今まで正直言いまして、私も少し反省しておりますけども、大変な提案をしました。まさに今、その危機感を共有することから始めないといけない。この住民の意識、町民の声を広く取り入れることは、この町の危機を救うことにつながると思いますので、いろんなところに出向いていって、この危機をともに乗り切っていければいいなと思っております。  とにかく、この4年、8年が頑張りどころですので、町長、それから執行部の皆さん、我々議員もともに頑張りたいと思いますが、その覚悟のほどをもう一度お尋ねして終わりたいと思います。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 樋口議員のおっしゃるとおり、この4年、この8年が本町にとって一番大切な時期じゃなかろうかなと思っております。大きく言えば、今年新しい令和の時代になりました。これまでの政治のやり方が、もう通らない時代になったと私も認識しております。  だから、私もこの町を今から築いていくためには、各住民の方々といろんなとこを話し合って、住民の方々の意見が通ったまちづくりを推進していきたいと、常に思っているところでございます。  樋口議員は若い頃から地域に根差して活動してきた部分を十分私もわかっております。議員の皆さまは地域の方の代表としてここに来て、議員として活躍されています。私もそして町の執行部もみんな一団となって、川崎町のために1つの目標に向かって一致団結していくことが、今からの川崎町をつくっていく一番大切なことだと認識しております。  先頭に立って頑張っていきたいと思ってます。よろしくお願いいたします。 ◯議長(櫻井 英夫君) 樋口議員。 ◯議員(13番 樋口 秀隆君) まさに一丸となることの思いを町長から聞きまして、とても心強い思いで、私どもも精一杯協力させていただきます。  今後の川崎町の発展、それから消滅するかもしれないと言われないように頑張ることを覚悟いたしまして、一般質問を終わりたいと思います。 ◯議長(櫻井 英夫君) 質問の途中ですけれども、ここで暫時休憩いたします。                  午前11時10分休憩        ………………………………………………………………………………                  午前11時20分再開 ◯議長(櫻井 英夫君) 休憩前に引き続き、一般質問を再開いたします。千葉議員。 ◯議員(11番 千葉 加代子君) 皆さんこんにちは、11番議員の千葉加代子でございます。初めに、子育て世代の対策についてお尋ねします。  乳幼児親子が外出しやすい環境づくりを進めるために、地域社会全体で子育て家庭を支える意識の醸成を図ることを目的に、授乳やおむつ交換のスペースがある施設、これは民間施設も含みますが、これを赤ちゃん駅として登録する自治体がふえています。また、イベント等に使用できる移動式の赤ちゃん駅として、テントが活用されています。今は多くの自治体が購入し、市町村で行われる事業に無料で貸し出しをしています。  前回も一度質問いたしましたが、今回、福祉まつりの実行委員会で授乳室をどうしようかという話が出ました。現状では乳幼児を連れてのイベントの参加は大変です。特に盆踊り大会とか夜の時に、なかなか授乳室の確保は難しいと思います。本体価格は13万円から18万円くらいです。ぜひ、購入を検討していただきたいのですが、いかがでしょうか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 御質問の赤ちゃん駅のことですが。誰でも自由におむつ替えや授乳ができるというスペースの愛称だということでございます。  町が主催する等につきましては、その場所の直近の公共の部屋を開けまして、そこを臨時的に授乳に充てて対応しているところでございまして。ちなみに、パン博では保健センターの一室をそういったところに使っております。また、今回開催しますかわさきフェスタ。それはコミセンの一室を授乳室で対応したいと考えております。  それと議員の今の御提案のテントですかね。13万円から18万円ということですので、それも改めて考えていきたいなと思っております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 千葉議員。 ◯議員(11番 千葉 加代子君) ぜひ、前向きに御検討お願いいたします。確か2年前ぐらいに1回質問させていただいて、検討してくださるということでしたので、全くそれ以降何も手立てができていませんので、ぜひお願いしたいと思います。  次に、病中、病後の際の子どもの介護についてです。仕事があると続けて休むことが困難で、保育所等に預けることもできず。また、今回は中学1年生の子どもが発熱し、心配しながら家に置いて仕事に行ったという話を聞きました。いつも乳幼児の病中、病後のことを念頭に置いていましたけれども、小学生や中学生の子どもについても対策が必要なのではないかというふうに思います。  看護休暇制度では就学前の子どもを養育する労働者は申し出ることにより、1年に5日まで病気や怪我をした看護のために、休暇を取得することができます。2人以上の場合は10日間ということが定められていて、事業所はそれを拒むことができないというふうになっているんですが。しかし、小学校に入学すると、この制度は利用できません。自治体として何らかの手立てができないでしょうか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 千葉議員から今お話のあったとおり、生後3カ月から小学校6年生までの児童につきましては、田川市立病院の横にある田川市病児病後児の保育室ということで「ひまわり」ですか。そこを活用していただくということで、利用する際に必要な書類の作成手数料あたりも町で支援しているという状況で。田川郡でも「ひまわり」が1個あるというのみで、現在3歳から6年生までは対応してるというわけでございますが。その上の中学生の分はどうだろうかということでございます。  中学生以上になったら、御承知のとおり受け入れる施設も今はない状況でございまして、現在、町では全てに対して助成とか支援ができれば当然いいことでございますが。まずは3歳から6歳までの対応をもう少し充実できたらいいなと思うんですけど、なかなかそこら辺についても広域的な取り組みが必要になってきますので、どうでしょうかね、中学生以上につきましては、しばらくの間は家庭で見ていただきたい。そういうふうに考えております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 千葉議員。 ◯議員(11番 千葉 加代子君) 私も子どもを抱えて30年近く働いてきて、子どもが発熱した場合、預けるところがない時は、仕事場に連れていってコタツの中に寝かせたりとか、そういうふうにして仕事をやってきました。今は、その時に比べたら、いくらか恵まれていると思いますけれども、女性が働いていく、共稼ぎをしていくというのは、とても難しいことだと思いますので、ぜひできることから支援の手を差し伸べていただきたいと思います。  次に、子育て世代の支援事業として本町独自の事業がありましたら、教えてください。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 本町独自の支援事業でございますが。子どもの医療費は平成29年度より年齢を下げて、3歳児から中学3年生までの15歳まで全額助成をしております。また、重度障害者医療、一人親医療につきましても、3歳から中学3年生までの15歳までを全額助成を行っているところでございます。  また、令和元年10月から、町独自の政策により、これまでも御説明いたしましたが、ゼロ歳から2歳までのすべての子どもたち保育料を無料にしております。それと副食費等も無料にいたしまして、子ども、子育て支援の充実を図ってまいりたいと思ってるところでございます。 ◯議長(櫻井 英夫君) 千葉議員。 ◯議員(11番 千葉 加代子君) 他の市町村では、一定の条件を満たした子育て世代に住宅取得支援として借入金の利子補給金を助成する。また、新たに中古住宅を取得し、定住する若年子育て世帯、または新婚世帯への購入費用の一部を助成。小学生以下の子ども、出産予定の子どもを含みますが、子がいる世帯が親元に住み替えて同居または近居を始める。他所から戻ってくる。そういう場合に、引っ越し費用の2分の1、10万を限度ということがありますけれども、これを助成している。  こういうふうに子育て世代の人口増加を図るための住宅支援が多く見られています。財政がとても厳しいと思うんですけども、本町でもぜひ検討していただきたいのですが、いかがでしょうか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 子育て世帯の支援ということで、大変重要な項目だと私も認識しております。子育ての方が、この川崎町に多く住んでいただく。これは先ほどから申し上げるとおり消滅しない川崎町となるわけでございます。そういったことでございまして、今年はとにかく保育料を無料にするという施策を打ち出したところでございます。  これから、また来年、再来年という期間もありますのでその中で、財政的なこともございますが、積極的に考えてまいりたいと思っております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 千葉議員。 ◯議員(11番 千葉 加代子君) ぜひ前向きに御検討願いいたします。  次に、手話言語条例についてお尋ねします。昨年4月から田川市郡一斉に施行されましたが、まだ目立った動きが見られません。スタートラインに立ったばかりで、全部の市町村が同じ位置なんですが、これからどういうふうにやっていくかということで、立ち位置が変わってくると思います。  今後どのように取り組んでいかれるのか。先日、議運でもこの問題が取り上げられて、前向きに検討されるということをお聞きしました。役場や学校等、公共施設での対応は今後どのようにされていくでしょうか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 役場では、聴覚障害者等が意思疎通を円滑にできるように、平成10年4月から福祉課のほうで手話通訳者を常備配置しております。  役場以外の公共施設につきましては、手話通訳者の配置はございませんが、福祉課の地域生活支援事業で手話通訳者、要約筆記者の派遣を行っておりまして、聴覚障がい者さんからの要請によって、公的機関における手続きや医療教育に関することなど、社会生活上必要なことについて手話通訳者が同行して支援を行っているところでございます。  また、実行する手だてといたしまして、町では田川聴覚障害者協会、田川手話の会と連携して、手話奉仕委員養成講座を実施しているところでございます。今年も約10名の受講者が参加しておりまして、手話の普及と手話奉仕委員の養成に取り組んでいるところでございます。また、今年度は池尻小学校の放課後子ども教室で手話講習を行うことにもなっておりまして、子どもたちが手話に触れることに良い機会になっていると思っております。  また今後、手話言語条例の周知に向けて講習会など、機会がふえていけば手話の普及につながっていくものではないかなというふうに考えております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 千葉議員。 ◯議員(11番 千葉 加代子君) 先日、保健センターでろう者の方が男性料理教室に入りたいと言ってこられていました。偶然そこに居合わせたのですが、十時課長がとても上手な手話で会話をされていて、私は見ていて感動すら覚えました。十時課長がそういう手話ができるというのを、私も存知あげてなかったので、すばらしいことだなというふうに思いました。ろう者の方もとてもうれしそうに対応されていました。  私も勉強してるんですが、難しくなかなかうまくなりません。せめて、あいさつだけはどこに行っても皆さんが交わせるようになったらいいなと思いますので、今いろいろ実践されているそうですので、もうちょっと裾野を広げて小学校の授業の一部に取り入れていただいたりとか、役場の職員が、窓口に見えた時に、せめて受付の方が手話でおはようございますとか、そういうことができたらいいなというふうに思っています。  福智町もかなり職員の方が手話を学んでいる方が多いので、役場の職員の中でもたくさんの方が手話を、本当は習得されてると思うんですが、なかなかそれが目に見えませんのでどうぞよろしくお願いいたします。  それから、次に介護保険料についてお尋ねします。田川市郡では、田川市と香春町がBグループで、あとは全てAグループで一番高い段階です。以前は田川市も香春町もAグループだったと思います。年間保険料がAグループとBグループでは2万円ほど違います。それを見た人が、どうして川崎町はこんなに高いんだろうか。田川市のほうが安いから田川市に移りたいとか、冗談半分に言われていました。  保険料を引き下げるというのは、利用者の意識改革というのもとても大切になってくると思います。利用率が高いとか、対象者が多い場合はどうしても保険料を下げることはできないと思います。住民の方に意識を変えるための手だてとかいうことは、考えておられるでしょうか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 議員が言われるように、住民の意識の改革というのが一番大切なことでございます。それで私も、まず住民に健康になってもらうというのが、これは介護とか、そういったことだけじゃなく町のまちづくりに対して一番大切なことでございます。健康が第一ということですね。健康を推進することでまた医療費の抑制につながると、介護予防にもなるということです。  そういったことで、今またこれも検討委員会をつくって、来年ぐらいに実施できるように健康対策事業ということで、取り組みをやっているところでございます。その中に……  次がトランポリンなので、その時に答えましょうかね。ということで、健康が第一ということで、それも形にできるように皆さんにまたお知らせする時がくると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ◯議長(櫻井 英夫君) 千葉議員。 ◯議員(11番 千葉 加代子君) 福岡県健康づくり県民会議では、県民の運動習慣に向けた取り組みとして、スロージョギング、ウォーキング、ケアトランポリンの3つを市町村が新たに実施する取り組みへの助成といたしています。  中でも、高齢者や障がい者向けの運動器具として開発されたケアトランポリンは、安全性が高く、膝への負担も軽く、上下運動が心身を活性させるとして、介護予防や要支援と認定された高齢者の機能維持に活用されています。田川市と糸田町では既に取り入れられていて、以前テレビで特集が組まれていました。とても楽しそうに皆さん参加されていました。  県では8月下旬以降に補助金交付要綱を発出し、9月以降に交付申請、交付決定、その後市町村での事業開始というスケジュールを組んでいます。本町でもぜひ取り組んでいただきたいのですが、いかがでしょうか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 議員の御指摘のケアトランポリンということですね、大変全国的に注目を集めている運動でございまして、本町もこれに着目をいたしまして、参加するようなことで現在もう取り組んでおります。先ほどから申し上げてますとおり、健康づくりの政策といたしまして、それも入れた中で住民の健康対策を行っていきたいと考えております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 千葉議員。 ◯議員(11番 千葉 加代子君) 既に考えられているということで、ありがとうございます。  次に、誤嚥性肺炎予防についてお尋ねします。高齢者にとって肺炎はとても怖い病気です。肝炎が死につながるケースも多く、高齢者やその家族にとって日常的な健康課題となります。肝炎は近年、日本人の死亡原因第3位という高い割合を占めています。  誤嚥性肺炎とは、食べ物や唾液などが誤って気道内に入ってしまうことから発症する肝炎のこと等を指します。誤嚥性肺炎の発症には飲み込みに関係する機能が低下している嚥下機能障がいが背景にあります。本町では、予防のために何らかの対策が取られているでしょうか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 本町におきましては、このような誤嚥性肺炎の予防といたしまして、介護予防事業の一環として毎年管理栄養士や歯科衛生士の指導のもと栄養口腔教室を開催しているところでございます。栄養や口の健康の大切さについて、学んでいただいているところでございます。  このような取り組みを通して、多くの高齢者の皆さんが日常的に健康について関心を持ち、実践していただけるように、町としても積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 千葉議員。 ◯議員(11番 千葉 加代子君) 健康と要介護の間には、筋力や心身の活力が低下するフレイルと呼ばれる中間的な段階があるとされています。その手前にある前フレイル期にオーラルフレイルの症状は表れます。  オーラルフレイルとは加齢により噛む力が低下して、食事が喉に詰まりやすくなり、もし飲み込む力が衰えるとお茶や汁物でもむせやすくなります。唾液の分泌が低下すると虫歯、歯周病が進行し、口臭もひどくなります。オーラルフレイルはこうした口腔機能の軽微な衰えを示していますが、筋力や心身の活力低下フレイルの初期症状とも考えられ、老化の最初のサインでもあります。  人は足からじゃなく口から老いるということを私も初めて知ったんですが、口腔機能が衰えると話すことが減るだけじゃなく、栄養状態の悪化で筋肉が痩せ、体力が低下して外に出かけることも少なくなってしまいます。口腔機能に関心を持って社会とのつながりを維持すること、そうしたことが要介護になりにくい体となり、健康寿命を延ばすコツと考えられるようになってきました。  私も最近知ったのですが、行橋市や苅田町、福岡市でも専門の声楽家の指導で、歌いながら誤嚥を予防する講座が開設されています。苅田町のほうでは、かなり前から取り組まれているんですけれども、本町でもぜひ計画していただきたいのですが、いかがでしょうか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 現在、先ほど申し上げましたとおり、この件につきましては町の事業といたしまして栄養と口腔教室を実施しているところでございますので、その中でそういったものも取り入れたらいいのではないかなと考えられますので、今後考えていきたいと思います。 ◯議長(櫻井 英夫君) 千葉議員。 ◯議員(11番 千葉 加代子君) 楽しみながら実践できる教室みたいで、とても好評だそうです。ぜひ、前向きに検討お願いいたします。  最後に、学校教育についてお尋ねします。最初の2つは教師の働き方改革に関するものです。本町では、昨年からタイムカードが取り入れられていると思うのですが、教師の勤務時間の実態把握はできているのでしょうか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 教育長。 ◯教育長(小峠 英人君) 文科省のほうから、ことしの1月に公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドラインというのが出されました。  このガイドラインでは、目安として1カ月、45時間を超えないこと。また、年間360時間を超えないことという具体的な時間の明示がされています。ただし、特別な理由がある時ということで、1カ月100時間未満であることとか、1カ月45時間を超える月は6カ月までするということもされています。  で、本町の先生方の実態でありますが。学校により、かなりまだばらつきがございます。1カ月45時間を超えないことは、残念ながらどの学校においても、現段階ではまだ守られていない状況にあります。中には月80時間を超える先生も数名います。  今後どのようにして時間外勤務を縮小していくのかについてですが。何にどれだけ時間を要しているのか、業務の明確をしていく必要があると思います。その適正を図っていくことが必要だと思っております。場合によっては、環境整備等の改善も検討していくべきだと考えております。  いずれにしましても、著しく超過勤務の多い先生方については、校長会を通じまして学校長と協議をしながら、早急に改善していきたいと考えております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 千葉議員。 ◯議員(11番 千葉 加代子君) 明確に答弁ありがとうございます。  教員の勤務時間外における保護者や外部からの問い合わせに対応するため、服務監督権者である教育委員会は、緊急時の連絡に支障がないよう教育委員会事務局等への連絡方法を確保した上で、留守番電話の設置やメールによる連絡対応をはじめとした体制整備のための支援を講じること、という緊急提言がなされています。  留守番電話の設置は、今現在されているでしょうか。 ◯議長(櫻井 英夫君) 教育長。 ◯教育長(小峠 英人君) 本町には小学校4校、中学校3校ございますが。留守番電話の設置につきましては、現在どの学校も設置しておりません。  先ほどの回答とダブりますが、先生方の働き方改革、勤務時間の縮減等が、今後ますます重要になっておりますし、町民の皆さんの理解等も十分考えながら、現段階では設置はしておりませんけども、今後は考えていかなければいけないと考えております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 千葉議員。 ◯議員(11番 千葉 加代子君) ぜひ、お願いいたします。  次に、不登校の子どもに対する対応をお尋ねいたします。今回、教育長は学校現場を辞して教育長の任を引き受けてくださいました。その経験から学校だけでは対応できないことが多々あると思いますが、今後、不登校の子どもに対してどのように取り組んでいかれるのか、ぜひお考えをお聞かせください。 ◯議長(櫻井 英夫君) 教育長。
    ◯教育長(小峠 英人君) 不登校の子どもたちへの対策ですが。昨年、年間30日以上休んでいる小中学生、小学生で56名、中学生で71名にのぼります。ただし、これは病気等で休んでる分も若干入りますので、全てが本当の不登校という範囲では振り分けが難しいんですが。小学生56人、中学校71人にのぼります。  要因は大変さまざまでございます。当然、友だち関係、進学の悩み等もありますが、家庭環境その他いろいろありまして、その中で実は言葉は怠惰と言いましょうか。なんか朝起きたくない、行きたくないという怠惰傾向にある生徒もかなり含まれております。怠惰傾向にある生徒はお兄ちゃんお姉ちゃんがそういう状況であれば、弟、妹もなっていくという傾向もあります。  そういうすべての不登校の子たちに対しまして、学校では日々児童・生徒の実態を把握するために、保護者の方と連絡を取り合っております。前の私の勤務先では全家庭にまず電話連絡をして、通じないときには家庭訪問をするという形を取っておりました。また、心理的なサポートが必要と考えられる場合には、スクールカウンセラー等によりましてカウンセリングも進めております。  担任だけでは当然対応ができないことも多くありますので、小学校のほうでは7年生というんですけど、担任外の先生がいるんですけれども。担任外の先生とも横の協力をしっかり縦の協力も取りまして、児童・生徒との接触を図り、問題解決にあたっているところです。  ただ、そこだけでも解決できない場合がありますので、県立大学のサポートセンター等の協力も得まして、対策を講じているところです。 ◯議長(櫻井 英夫君) 千葉議員。 ◯議員(11番 千葉 加代子君) ほんとに様々な要因があって、不登校に対応するのはとても難しいと思います。中には学力不足で勉強についていけないから、学校に行ってもおもしろくないと言う子もいますし、夜遅くまでゲームをして朝起きれなくて、学校に行けないという子もいます。また、勉強が段々わからなくなったら昼から学校に行ったりとか。ちょっと不幸なケースで、教務課長にも入っていただいて対応していた子どもが暴力事件を起こして、今収監されてる状態があります。  ほんとに15歳までの大切な時期に、ほんとに短い時期が人生を左右される大きな、その時点では全然本人たちは気がついてないんですが、その時期が人生を左右する本当に大切な時間だということが、保護者にしても子どもたちにしても、きちんと受けとめられてない状態が多いと思います。小学生の子どもでも、どうせ自分は高校に行かないんだから勉強しないでいいという子もいます。でも、判断力がまだ、中学の高学年になるまで、中学3年生ぐらいになればある程度きちんとした考えを持つようになると思うんですが、それまではどういうふうに自分がなっていくかというのは判断できないと思います。  そういうことをきちんと教えていただくのが学校じゃないかな、勉強だけじゃなくて、それが大事ではないかなというふうに思いますので、今私、東小学校の方に学びっ子教室とかアンビシャスで関わっています。学びっ子教室で消しゴムを持ってない子がすごく多いんです。私が自分で購入して貸したりとか、どうかしたらもうあげたりするんですが。ある子どもが私に消しゴムを買ってくれと言いましたので、それはお家の方に買ってもらいなさいというふうに答えました。  勉強を見る時間がないかもしれませんが、せめて筆箱を開けて鉛筆とか消しゴムが入ってるかというのをチェックしていただきたいなと思います。1人2人じゃないんですよ。5、6人の子どもが消しゴムが入っていません。それを何人かの子どもで使い回して勉強してるから、それじゃ普通の授業中は、そういうことはできないのでとても大変だと思います。ほんとに基本的なことですので、ぜひ保護者の方に筆箱の中身点検は言っていただけたらなと思います。  今学びっ子教室のお話しましたけれども、小学校1年生から学力の差が明らかにあります。でも、そういう子どもたちも1年間勉強していたら、2年生の半ば頃には他の子どもたちと差がないようになってきます。いろんな大きな可能性を持っていますので……  ただ心配なのが、本当に宿題を家に帰ってできない子が学びっ子教室に全員来られているのかなというのが、私は心配なんですね。学びっ子教室は授業ができない、家に帰っても保護者が目が行き届かなくて宿題ができないという子どもを初めは対象にしてたと思うんですが、今はそれがきちんと把握できてないんじゃないかなと思います。  ボランティアの数も少ないんですが、みんなの子どもが同じように1年生、2年生の時期を過ごして、次の段階に進めるような状況をつくっていくのが大切だと思います。それで、ぜひ学びっ子にほんとに必要な子どもが入れるような体制を取っていただけたらなと思います。  先生方も協力的で必ず教室に来ていただいてます。これから子どもたちがわからないことがわかって、すごく勉強がみんな大好きになります。目を輝かして2年生の終わりぐらいは掛け算とか本読みとかも、競って聞いてくれと言ってくるようになってきます。  それをどんどん伸ばしていきたいなと思っているんですが、今後、多くの子どもたちが学力をつけるための施策等があれば、お聞かせください。 ◯議長(櫻井 英夫君) 教育長。 ◯教育長(小峠 英人君) 今議員の御指摘どおり低学力、学力の向上については本町だけではなく、田川郡、筑豊の大きな課題となっております。  本町の各学校におきましては、全国学力学習状況調査それから県の学力テスト、中学校ではフクト、その他の学力テストを通じて子どもたち一人一人、生徒一人一人にどの部分に課題があるのかというのを分析を行い、その対策に当たっています。  どの学校においても、今大きな課題として上げられているのが読む力、それから書く力、というのが不足しているということがわかってきております。当然、読む力、書く力というのが不足してる関係で、応用問題においてかなりの課題を残しています。  近年の高校入試においても、出題傾向がかなり変わってきておりまして、そのように読めない書けないと、なかなか回答ができないという問題に変わってきたと聞いております。これはそのまま中学校の中間、期末テストの作り方というところにも、今後は反映していかなければならない課題になっております。  また、それだけではなくて各学校では落ちついた環境づくりという、授業に臨める基本的な生活習慣の見直しというところも、本年度は力を入れていかなくてはならないと考えています。特に、あいさつの励行、それから遅刻をなくす取り組み、チャイム席の徹底。こういうところも徹底して行いまして、生徒指導、生活面、それから授業面、そういうところで低学力の克服に上げていこうと考えております。  以上です。 ◯議長(櫻井 英夫君) 千葉議員。 ◯議員(11番 千葉 加代子君) いろいろ検討していただいているようですので、今後ともよろしくお願いいたします。  これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ◯議長(櫻井 英夫君) 昼食のため暫時休憩いたします。                  午前11時55分休憩        ………………………………………………………………………………                  午後1時00分再開 ◯議長(櫻井 英夫君) 休憩前に引き続き一般質問を再開いたします。   次に川根議員。 ◯議員(5番 川根 節生君) みなさんこんにちは。9月は防災の日があり、防災週間もあります。また防災月間でもあります。この9月は、1年のうちで台風や豪雨による被害が最も多い月でもあります。そういった観点から町長が所信表明でも述べられました災害対策の強化について何点かお聞きします。午前中の手嶋議員と若干重なるところもあるかと思いますけれども、よろしくお願いします。  相次ぐ自然災害からどうやって自分の身を守るのか。本町が作成した防災マップがありますが、この2、3年北部九州では、豪雨により甚大な被害が起こっています。本町においても昨年は、1時間の雨量が110ミリという記録的な大雨で多大な被害が出ました。先月27日の大雨も記憶に新しいところです。このように年々予想を上回る大雨が降っております。これらの自然災害による被害をいかに減らしていくのか、防災力向上にどのように取り組んでいくのかが急務であると考えます。そこでまず2点について伺います。  1点目は、川崎町の全地区が地域の実態を反映させた計画づくりの必要があるのではないか。防災マップを整備し、全地区が地区防災計画を策定していく。本町は安宅と櫛毛の2カ所がもう既に作成されているということでしたが、なぜ必要なのか。地区の危険箇所は、そこに住んでいる人たちが一番よく知っているからです。地区が独自の自主防災組織をつくり、自分たちの地域は自分たちで守るという取り組みを行い、その地域の防災マップをつくり、きめ細やかな情報を地域の皆さんで共有することが重要ではないでしょうか。  あの家はひとり暮らしの家だ、あちらは足が不自由な人が住んでいる、ここは裏山が崩れる危険があるなど地区のあらゆるリスクを共有し、備えることで防災意識の向上となり、共助の要となっていくと考えます。それには、地区の防災計画づくりに行政がしっかり関わっていくことが大事であり、計画のひな形を提供したり、地区の代表者や地区の人たちとの説明会を開いたり、全面的なサポートが必要であると思います。また、避難訓練など町が主導して積極的に開催していくことも重要です。訓練で得た経験や知識を地域で共有することも大切です。訓練だけで終わらず、平時の備えにつなげていかなければなりません。  2点目は、避難が困難な人をどのように避難させるかということです。先月の大雨では、大雨警報警戒レベル3が本町に出ました。防災無線や地域メール等で避難準備情報が出されたと思いますが、ある80歳を過ぎた御婦人が自宅の前の川が急に増水し始め、恐ろしくなって役場に避難所はどこですかと電話をされたそうです。役場からはコミュニティセンターですと教えてもらったのですが、その方はひとり暮らしで、しかも足が不自由でそこまではいけないと言われたそうです。役場からは、近所の友人と一緒に避難してくださいという返答だったため、結局その方は避難せず、自宅にそのままいたそうです。そのことを聞いてこのような方たちが町内にはまだまだ大勢おられるとますます地域のコミュニティをつくっていく必要があると強く感じました。行政が一人一人に関わっていくことは難しいところもありますが、もっときめ細やかな対応が必要ではなかったのか、そう感じたところです。共に支え、共に備え、そんな地域を共助による防災力の向上、安心安全なまちづくりをどのように考えておられるのか伺います。 ◯議長(櫻井 英夫君) 原口町長。 ◯町長(原口 正弘君) 御質問の内容についてでございますが、現在町民の方にお配りしている防災マップにつきましては、平成27年度に作成されたものでございまして、議員が先ほど申されたとおり、近年の九州北部豪雨や大規模災害発生後に新たに定められたガイドラインや警戒レベル等が反映されてない箇所もあります。そのような現状でありますので、本年度よりこの防災マップにつきましては、見直しを行いまして現在のガイドラインを反映させた、より利用しやすい現実にあった防災マップの作成を今年中につくり上げたいというふうに考えております。そして、またでき上がりましたら住民の皆様にお配りをしたいというふうに考えております。  また、防災計画についてでございますが、先ほどの答弁で申し上げましたとおり、各地区の防災計画につきましては、各地域の特性に沿った防災計画をつくらなければいけないということで、現在安宅と櫛毛に自主防災組織ができておりまして、まだそこにも計画ができてない状況でございます。それで先ほど答弁したとおり、その2つをモデル的に地域防災計画、それをつくっていただきたいということで町のほうも支援してまいりたいというふうに考えております。  次に2番目の質問なんですが、避難が困難な人に対してどういう誘導してくるのかという問いでございますが、災害が発生するおそれのある場所や災害が発生した場合の避難が困難な方、要援護者と言われる方々の避難誘導につきましても、先ほどの答弁で申し上げましたとおり、川崎町地域防災計画や災害時要援護者リストがございますので、それらをもとに速やかな対応ができますように、関係機関と連携して地域の皆様の協力の下、対応してまいりたい。やはり地域の防災意識を高めることが一番大切でございます。すべてに対して行政が根を張っていくことは、ちょっと難しいことでございますので、先ほどから申し上げましたとおり、地域の特性を活かした地域の防災組織をつくっていくということが大事ではないかというふうに考えております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 川根議員。 ◯議員(5番 川根 節生君) 町長の答弁では今年度中にこの防災マップを見直し、より具体的なというか危険度がはっきりわかるような、そういう防災マップの整備に努めるという御答弁でした。この地区防災計画の先進事例として、茨城県水戸市では地域住民による自主防衛組織を市内34の全地区に設置をしている、その全地区が防災計画を策定している、避難訓練等も実施をされているそうです。初回目は参加者が少なかったんですけれども、回を重ねるたびに3年目には初回の約3倍、15,000名の参加者があったというふうにも聞いております。また大分佐伯市狩生地区では、独自に自主防災会というものを作って各家庭の防災グッズ、これらを倉庫に一括保管しているということです。そこの住民の方から、いざというときにはもう体1つで逃げればいいというふうに、そのように好評ということであります。本町としてもこのような取り組みを行政が中心となって、積極的に行っていただきたいということを要望いたします。  次に、河川や町道の定期的な点検、整備について伺います。近年、河川特に中山間地域の川ですが、土砂の堆積また葦の繁茂これらが多く見受けられます。添付した資料でございます。添付した資料の1、木城川の状況でございます。写真1、2、これは場所・現状を表したものですが、ご覧のように川砂が堆積し、葦が生い茂っております。このような状態で大雨が降り続くと氾濫の危険があります。ここは、昨年の大雨でも氾濫し、大量の土砂が田んぼに流入しました。また、この場所の下手には民家もございます。大変危ぶまれます。  町道につきましても、こちらも木城地区の町道でございますが、資料2、写真3、4にあるように雑木また雑草、竹などが生い茂って、大雨や大雪が降るとこれらが道をふさぎ、避難の際支障となるおそれもあります。このような川また道路の点検、整備を定期的に行うべきだと思いますが、どのようにお考えなのか、お聞きします。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 町内の管理河川につきましては、14箇所ございます。議員がおっしゃるとおり、常にサイクル的に浚渫作業をしないと維持できないということが現実的でございます。完全にすべてが行き届くような作業っていうのは大変難しいことでございますが、状況に応じて必要なところから進めていきたいというふうに考えております。  議員の御指摘の木城川については、町のほうも常に確認をしているところでございまして、できるだけ早い時期にこの分につきましては対応していきたいというふうに考えております。  また町道につきましても、御指摘の箇所もありますし、まだまだ町内で皆さんご存知の通り、行き届いていないところも多くありますので、随時そこは解消していきたいというふうに考えております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 川根議員。 ◯議員(5番 川根 節生君) この木城川については、区長とも話しましたけれども、もう過去10年以上ずっと町のほうに要望書を提出していると。  で、下手、ずっと下のほうは浚渫作業はあるんですけども、肝心な外木城の公民館近く、これは10年経っても全然、土砂の除去そういうものができてないということでありましたので、あえて今回取り上げさせていただきました。  そういう箇所が町内各地に多くございますので、ぜひ点検管理をし、必要に応じてそういった土砂の撤去また葦の除草等々やっていただきたいというふうに思います。定期的な点検、管理をすることによって災害を未然に防ぐことにつながるこのようにも確信します。みんなが安心して暮らせるまちづくりを切に要望いたしまして、質問を終わります。ありがとうございました。        ……………………………………………………………………………… ◯議長(櫻井 英夫君) 次に、手嶋康徳議員。 ◯議員(6番 手嶋 康徳君) みなさん、こんにちは。6番議員の手嶋康徳でございます。本日の一般質問におきましては、前回の6月の定例会議におきましても、トリをさせていただきました。今回の9月の定例会議におきましてもトリということで今回もまたトリをさせていただきたいというふうに思っております。それでは私の一般質問は、2件ほどお尋ねをいたしたいというふうに思っております。  まず1件目でございます。地方公共交通の広域連携についてでございます。住民が安全で快適で暮らすため日々の移動手段はとても重要でございます。現在、各市町村で地域公共交通の取り組みを行っていますが、住民の利便性、事業の効率や費用対効果を考えても田川全体で地域公共交通を取り組む時期が来ていると思われますが、広域での取り組みについて町長にお尋ねをいたします。 ◯議長(櫻井 英夫君) 原口町長。 ◯町長(原口 正弘君) 各町村での地域交通の取り組みについては、住民の生活と常に密接に連携しているということで、特に高齢者を含むすべての交通弱者の方々におかれましては、大変重要な役割を果たしているものと思われます。  本町におきましても、交通弱者を含むすべての利用者の利便性の向上を目的に国から補助をいただきながら、平成21年度から町バスの運行を開始しているところでございます。本年で11年目を迎えております。過去には、西鉄より添田町から本町を経由して、田川市まで運行されてます西鉄添田線につきまして、利用客の減少を理由に廃止の申し出がございましたけど、この分につきましては、平成23年度より添田町と本町において助成を行うことで、継続して運行していただくということになっているところでございます。  議員が、御指摘されたとおり公共交通の広域な取り組みにつきましては、町民の利便性や効率が向上されることも予想されているところでございますが、現在助成を行っている西鉄バスやJR等の公共交通機関やタクシー業者への影響に対します説明とか、さらに関係する近隣市町村との協議連絡、さまざまな課題がまだ残されているところでございます。  いずれにいたしましても、常に町民の利用者のニーズを把握して、近隣市町村の状況を踏まえて地域の特性に合った運行方法を考えていきたい。特に町バスについても、よその町については、町内の地域を超えてよその町まで行くいうことも現在実施されている町村もございますので、そういうのを含めて、私たちのわが町川崎も広域的な取り組みも必要になってくるのではないかというふうに考えております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋康徳議員。 ◯議員(6番 手嶋 康徳君) 川崎町の巡回バスの取り組みの経過につきましては、先ほど町長からもお答えがあったとおりでございますけども、本町におきましては、昭和63年に、JR上山田線が廃止をされました。その代替交通となっていた西鉄バス路線も廃止となりました。そのため、平成18年4月より、西鉄バスが運行していた路線を中心に町バスの運行を開始され、平成19年4月より、社会福祉協議会にて運行していた福祉バスを町内巡回バスと改めて運行開始したと聞いております。  しかし、限られた車両、便数等での運行により一部の住民しか利用できない交通空白地問題を抱えておりました。特に町の南部にある安真木地区におきましては、総合病院や商業施設がないため、通勤買い物のほとんどが地区外という状況であったというふうに聞いております。  このように町内主要施設、またはこれらを経由し最寄の中心地へ移動できる公共交通サービスの向上が求められ、先ほど言われましたように平成21年に川崎町地域交通総合連携計画を策定し、実証運転をし、その後に巡回バスとして現在に至っておるという流れでございます。  現在、バスを利用している方の声には、福岡・北九州に行くためには、駅に行かなければならないと。それには数回乗り換えをしないけばいけないという場所等もあるようでございます。  そういうふうな形の中で田川地区においては、現在、一部事務組合、消防、斎場、清掃施設、水道企業団、田川郡東部環境衛生施設組合など一部事務組合による広域での取り組みがなされてきております。この公共交通こそ広域で取り組むのが一番望ましい形であると私は思っております。先ほど町長が言われましたように、いろいろ問題があるということです。問題はあります。ありますけども、田川地区はやはり田川を1つの地域としての公共交通の取り組みを進めていくという形が一番よろしいかと私は思っております。地方の足は地方で守るという形でぜひこの広域での取り組みを進めていただきたいというふうに思っております。  そして、9月6日の西日本新聞に田川市地域包括支援センターによる市内の高齢者世帯の聞き取りアンケート調査を実施し、田川市長に提出をしたそうでございます。アンケート調査は、市内在住の65歳以上の人のみで構成された410世帯を対象に各世帯の主に買い物をしている人から直接聞き取る方法で実施されたそうでございます。調査によりますと、委託系福祉施設の入所を除く在宅世帯275のうち約半数の113人が1人暮らし。世帯内での運転免許の所持率は29.5%で、7割が車での自由な外出ができない状態にあるということでございます。54%の世帯が不便さを感じているという結果であったそうです。高齢世帯の7割は、買い物の足なし、公共交通機関は不便というこの調査結果が田川市長に提出をされたそうでございます。これは、川崎においてもこれ以上の不便さがある場所もあるかと思います。これは田川市だけでなく、当川崎町におきましても、近隣市町村におきましても同じような形であるかと思います。  町長がいつも言われております、すべては町民のために町の活性には田川広域での地域公共交通の取り組みが喫緊の課題だと私は思っております。町長のお考えを再度お尋ねしたいと思います。 ◯議長(櫻井 英夫君) 町長。 ◯町長(原口 正弘君) 確かに田川地区の交通網というのは、住民にとって充足されたものじゃないというのは各市町村、常に抱えた課題だということは認識しております。いろんな問題があって、実施するときに、抱える課題というのは各町村まちまちにあるわけでございますが、やはり他の一部事務組合と同じように広域での取り組み、これが実施できたら住民の方にとって大変助かるといいますか、生活しやすいものになるだろうなというふうに考えられますので、私ももうちょっと調査し、勉強して対応していきたいというふうに考えております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(6番 手嶋 康徳君) 広域での取り組みにつきましては、現在関係しております国交省の交通政策基本法に基づくところの地域公共交通連携計画という名のもとに、計画を地域で立ててやるということもできるようになっておるそうでございます。このたび一部の地域公共交通の活性及び再生に関する法律の一部改正があって、広域での取り組みはできるという形も聞いております。  それとあわせて、総務省の事業であります定住自立圏構想、これ田川市がのっております。この田川市と川崎町も提携をいたしておると思います。そういう中でこの総務省が行う事業においても、定住自立圏構想におきましても地域公共交通のネットワークなりバス路線の維持、こういうものについても、広域で取り組んでいっていいですよというふうになっておるようでございますので、ぜひこの広域で取り組むという形のものをぜひ進めていただきたいと思います。  そして、ことしは第6次総合計画の策定の年であると聞いております。令和という新しい時代の魅力ある新しいまちづくりの計画策定には、この田川地区の連携による地域公共交通への取り組みは速やかに進めるべきだと私は思っております。高齢者は待ってくれません。地域公共交通の維持改善は、交通分野での課題解決にとどまらず、まちづくり、観光さらには健康、福祉、教育、環境などのさまざまな分野で大きな成果をもたらすものだと思われます。どうか町長のこの任期以内に方向が見いだされることを切に願いまして、次の質問にいきたいと思います。  2番目の質問でございます。公民館活動の活性について。少子高齢や人口減により、隣組や地域のつながりは希薄が進み、地域の行事や祭りにも支障を来している状態であります。地域での助け合いにおいても、情報不足などから助けを受けるのが困難な状況になっているなど、どのようにして地域の活性に取り組むのか教育長にお尋ねをいたします。 ◯議長(櫻井 英夫君) 小峠教育長◯教育長(小峠 英人君) お答えします。議員の御指摘とおり、近年の少子、高齢、高度情報、都市そして過疎の進行等によりまして、社会情勢は急激に変化しております。その結果としまして、地域の担い手不足、人間関係の希薄などが懸念されております。そういう実態をいかにして持続可能な活力ある社会に構築していくかが今問われているところであります。このような地域的課題を住民相互が私たちの生きていく地域の問題として自覚し、明るく住みよい心の通じ合う地域づくりをすることが重要であると考えております。  こうした地域的課題を踏まえ、本町においては新たに社会教育法にのっとりまして、川崎町自治公民館活動運営協議会を設立しました。そして社会教育主事である中央公民館長を配置いたしました。今後は、この中央公民館長が主体となりまして、集うことができる場、地域を活性するための人材育成の学びの場、また子供から大人までが参加できる行事カローリング等になりますが、そういう開催を通じまして、結ぶ場の中心的な役割を果たす公民館活動を推進してまいります。  いずれにしましても各地区公民館を地域住民のための社会教育を含めた生涯学習を推進する拠点として位置づけ、集う、学ぶ、結ぶことを促し、人づくり地域づくりに努めていきたいと考えております。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(6番 手嶋 康徳君) 現在川崎町には、公立公民館はないと聞いております。公民館類似施設として、コミュニティセンターがあります。平成18年4月より、川崎町の各地区公民館、生活館、集会所の44の公民館館長により、組織されました公推協という名前で言われておりましたが、川崎町地区公民館活動推進協議会により町全体の公民活動を牽引してきたことだというふうに思っております。  そして、今年の6月と今教育長言われたと思いますが、公民館長主事を置いた中央公民館としての事業を展開されるという今お話がありました。そして、この計画がどのような計画を立て、どのような運営を行っているのか、もう少し詳しく取り組みをお尋ねしたいと思います。 ◯議長(櫻井 英夫君) 中村社会教育課長。 ◯社会教育課長(中村 久美子君) 今年の6月27日にさっき言われました公推協が正式に解散いたしました。その後に、川崎町自治公民館活動推進協議会というのが同日設立いたしまして、今、4小学校区に分かれて、正副のブロック長を作っております。  正副ブロック長が、連絡協議会となりまして中央公民館長を主体として、今活動をしていくところで、一足飛びには、昔あった中央公民館にはなりませんけれども、今準備段階として進めているところでございます。以上です。 ◯議長(櫻井 英夫君) 手嶋議員。 ◯議員(6番 手嶋 康徳君) 公民館の原点であります地域住民を集い、学び、結ぶ場。このことにつきましては、先ほど教育長のほうから答弁があったとおりでございますが、地域コミュニティを再生させることが、これから一番重要なことになってくると思います。地域の絆をさらに強くする活動を誇りを持って推進していただきたいというふうに思っております。  そして教育委員会は、学校、家庭、地域、行政が連携し、公民館活動の原点にかえり、さまざまな施策、事業が展開できる計画、施策を早急に取り組んでいただきたいと思います。このことをお願いいたしまして、私の一般質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。        ────────────・────・──────────── ◯議長(櫻井 英夫君) 以上で本日の日程は、全部終了いたしました。  なお、次回の本会議は17日火曜日となっておりますので、報告いたします。どなたも御苦労さまでした。  本日はこれにて散会いたします。                  午後1時32分散会        ────────────────────────────── Copyright © KAWASAKI TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...