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平成30年度第9回定例会(第3日) 名簿 開催日:2019年03月15日
平成30年度第9回定例会(第3日) 名簿 開催日:2019年03月15日
平成30年度第9回定例会(第3日) 本文 開催日:2019年03月15日
平成30年度第9回定例会(第3日) 本文 開催日:2019年03月15日

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  1. 川崎町議会 2018-03-15
    平成30年度第9回定例会(第3日) 本文 開催日:2019年03月15日


    取得元: 川崎町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-26
    最初のヒットへ(全 0 ヒット)                  午後01時30分開会 ◯議長(北代 俊雄君) どなたもこんにちは。本日は、午前中に町内の小学校の卒業式がありました。議員の皆さんに置かれましては、それぞれの学校に出席をされて大変お疲れのところでございますが、ただ今より本日の会議を開きます。        ────────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯議長(北代 俊雄君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   本日の会議録署名議員は、見月議員、原議員を指名いたします。        ────────────・────・────────────   日程第2.日程の通告 ◯議長(北代 俊雄君) 日程第2、日程については配付の議事日程をもって通告にかえます。        ────────────・────・────────────   日程第3.一般質問 ◯議長(北代 俊雄君) 日程3、これより一般質問を行います。質問は質問通告一覧表の順番で行います。質問に入る前に質問者の方にお願いをいたします。  前質問者と重複する質問及び質問者以外の方の関連質問は避けてください。質問答弁は、できるだけ簡明にお願いをいたします。質問は1人30分以内です。  質問通告書を提出している議員は、8名でございます。  これより質問に入ります。初めに樋口議員。 ◯副議長(15番 樋口 秀隆君) これは昨年の秋口にも同じような内容の質問をしましたけども、その後状況も変わってるってことと新たな情報、事情が出てきたので改めてこの雨期を迎える前に再度行政の考え方を聞きたいということで、一般質問をさせていただくようになりました。  それでは、件名はそこに書いているように、今年の雨期を想定して備えを始めてくださいと。治水は行政の大きな役目であるということですが、まず最初にきょう少し声の具合が悪いので、説明に手間取るといけないということで、皆さん一人一人にカラー刷りの資料、地図を配布しておりますので、まずこの地図の説明からさせて頂きたいと思います。  これは、まさに鷹峰中学校のすぐ下にあります鷹峰大橋、それから添田に向かうところから吉原通りに入っていく交差点、角に城戸薬局というのがありますけども、それをぬう様にっていうか、沿って河川が流れておりますが、ここに書いているAというふうに書いてる黄色、オレンジ色のラインで塗ったところが、これは県の管轄であります。そしてB、Cつまり、B、CまたBとありますけども、これは町の河川でありましてです。それからD、A、B、C、D、Dって書いているところですけど、これは現在幅が45センチぐらい、深さが70センチぐらいのいわゆる排水路みたいな形でありますけども、これが今後大きな役目を果たすのではないかということで、あえて緑色のラインで入れております。それからピンクはJRの日田彦山線であります。そして、縦に3枚の写真と4つコーナーに切った写真がありますけども、このそれぞれA部分の県の河川の状況です。  実は、まず一番最初にできることは、浚渫をしていただきたいということでお願いしましたところ、BとCとB、この青のラインの川崎町の河川に関しては、とてもみなさん行政のほうで職員の方もとても苦労されてっていうか、頑張って浚渫が終わっております。とてもきれいになりました。この結果、夏場に降った雨が、かろうじてセーフになったことは、もうまさにありがたいなと思っております。  ところが、このAの部分の状況が、いま写真に載っているところでありまして、A部分の河川状況、背中で写真を撮ってる方が一番上に居りますけども、この状況はもう私ずっと見ていますけども、浚渫しないと約30%以上の流れを阻害しているというふうに考えられます。なおかつ、もう1つ心配なのは、この右の4コーナーに写ってる写真ですけど、これはこのAという、まさにこの文字の書いたすぐ横で、すぐ上にJRの日田彦山線が走ってるんですけども、そこの石垣の石がこれは崩れて、つまりその水で洗われて崩落している状況もあります。これ、このまま行くと上のJR日田彦山線にも影響を及ぼしかねないということで、このAの部分をなんとかすることが肝要ではないかということでその写真を載せました。
     実は、今年の最近の新聞に桜島が初めて、47年ぶりに雪を抱かなかった、つまり冠雪しなかった。47年ぶりだそうです。つまり今年は暖冬だったということですが、暖冬のときは冷夏になるというふうな考え方もありますけども、もしこのまま地球温暖の状況が梅雨時に現れてくると、昨年の7月の集中雨を超える雨が降るようにある可能性はあるというふうに懸念がされます。  で、昨年は魚楽園が被害にあった安真木地区を中心に、かなりの雨雲が集中雨が降ったようですけども、あれも大変でした。あれだけでも大変でした。だけどもし、少しずれていて、この今地図に載っている状況のところ、大峰地区だとか、添田方面に、あれだけの雨が降れば、たぶんこの前でさえ、ぎりぎりの状況でしたから、大きく雨が、川が氾濫する可能性があるのではないかというふうに、とっても懸念をしております。  で、安真木地区の水災害も大変でしたが、ここはなんせ人家がずっと繋がっている、なかば密集しているようなところですから、人家被害への影響は、これはまたもっと酷いところがあるのではないかというふうに懸念をしております。  そこで、まず具体的な質問を2つほどさせてもらいます。5年ほど前に、鉱害事業団河川復旧予算が切れるということで、それを県のほうにこの予算をストックする。つまり預けてやるという、これもう実名で言いますけども、当時の県のリュウさんという課長がそういうふうに言い残しておりますし、それはあとの後任の方も記憶にあるというふうに言いました。つまり、このA部分の改修を早めにするための予算は、県のほうは持ってるというふうに私は考えております。ところが、昨年川崎町から要望書が県河川に関して、あるいは川崎河川に対して、早くやってくれと。で、浚渫に関して、そこの写真の上下3枚つづりの写真の浚渫をお願いしたところ、県からはこういう回答が当時来ました。浚渫をするには、搬入路の確保が必要である。この条件を川崎町が整理をしていただければ、対応することとしたいというふうに回答が県から来ております。  で、それから既に5年近く、この要望書というか県からの回答は平成26年4月18日の回答ですので、これは町長宛て。そして町長を通じて吉原、米田などの区長のところにも記録があるものですが。つまり県は、お金があるから早めにあそこに下りて行く搬入路などを作ってくれれば、さっさとやりますよというふうに私は解釈しました。  で、このいきさつ先ほど言いました、県の課長リュウさん、そしてこの回答書にあるように搬入路の確保を町からしていただければ、早速県はやりたいというふうなことに関しては、担当課あるいは町長などには、どういう形でお耳に入っているかを、先ず1点目聞きたいと思ってます。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 櫛毛川の県営河川分の今御質問ですね。これは、今お話ありましたけども、5年前に鉱害事業団のほうの予算は、県のほうに預けているという今話がありましたけども、これは県と事業団の関係ですから、私が色々言う必要もないんですけど。しかし、実際の問題としては、そういうことはあり得ないと。  事業団の予算は、事業団でやるわけですから、事業団が復旧する予算を県に預けたり、しかもそれが1年間だけなら別やけど、5年間も預けるとかそういうことは私はまずないというふうに思っとりますから、それはなんかの間違いじゃないかなというふうに思います。  しかし、いずれにしても、今言われておる部分については、県の県土整備事務所のほうにお尋ねを致しました。河川課のほうに問い合わせを致しました。鷹峰大橋下県営河川櫛毛川につきましては、鉱害復旧事業ではなく県の単費で河川改修、まあ大体120メーターぐらいを平成31年度から工事施工を行って、3年から5年計画で未改修箇所下流部分を施工する予定というような返事をいただいております。 ◯議長(北代 俊雄君) 樋口議員。 ◯副議長(15番 樋口 秀隆君) 確かに私もそのリュウさんという前課長さんに直接確認したわけではありません。当時工事に関わった業者さんなど複数の方から聞いとりますので、これはいずれにしても、そういう考えが事業団、そして県がお金を預かったという思いがあるとしたら、これは何らかの形で確認をしていただきたいと思います。  で、問題は浚渫ですが、浚渫にあたっては、ここに搬入路を確保していただきたいというふうなその回答書がありますけど、これに関してはその後何か対策を取ったんですかね。搬入路を確保するという対策。課長で。 ◯議長(北代 俊雄君) 小木曽建設課長◯建設課長(小木曽 五男君) 今の県営の河川の浚渫については、昨日私も田川県土整備事務所の河川課の課長さんと係長さんとあって、一応31年度から浚渫含めて下部、下流のほうから工事をしたいということで、今町長が説明したように3年から5年かけて、拡幅も含めて整備をすると、そういう報告を受けています。以上です。 ◯議長(北代 俊雄君) 樋口議員。 ◯副議長(15番 樋口 秀隆君) 先ほどから私が懸念を示しているのは、今年の雨期です。そうなるとこれは後手に回る可能性も十分にあるわけですから、地図上のBのところ、町のほうは、ほんとに綺麗になりました。びっくりするぐらいきれいになっておりますが。このCの部分をちょっと黄色で塗ったのは、またそこ溜まってるんですよね。これは機械を入れずに、もしかしたら今のうちに掃けておくことができるのではないかというふうに聞いております。  そして次に、この緑色のDの部分ですけど、これを水路を広げて、そして今の現状の町の河川あるいは県の河川とは別なバイパスをつくる用意があるというようなことを、これは行政のほうから現地の区長さんに説明をされているんじゃないですか。その内容についても、もう1度お尋ねします。 ◯議長(北代 俊雄君) 小木曽建設課長◯建設課長(小木曽 五男君) ここの入り口が、さっき樋口副議長が言いましたように、入り口が、なかなか入りづらいということで、地権者と田川県土の河川課が協議して、一応地元の方も協力していただいて、この地権者に一応仮設道路として承諾はいっているということで、そういう報告を受けて、さっき言いましたように、平成31年度から3年、5年計画で拡幅と浚渫含めてする報告でいってるということで受けてます。以上です。 ◯議長(北代 俊雄君) 樋口議員。 ◯副議長(15番 樋口 秀隆君) 地元のいろんな方にも、地元の行政区あるいは役員の方が間に立って、交渉してもいいよというふうなところまで来て、なおかつ今まで頑なにもう嫌だと言ってたところが少し柔らかくなってるよと言うようなことも聞きました。何度も言うように今年の雨期は、とても心配なことが起こりそうです。  で、この吉原通りから本町にかけての大きな水の流れというのは、一昔前までは良くあったわけですけども、それと同じようなことが、今改修が少し進んでおりますけども、それを超えて後ろのほうが迫ってくるのではないかというふうに懸念しております。  それで、これから先は質問ではなくてお願いになりますけども、このAの部分の県との交渉、確かに31年度、2年度ということですけども、もっと1日でも早く県とのやりとりを進めてもらいたいと。そしてできれば、Aの部分は、浚渫だけではなくて、ここに石垣が崩落しておりますけども、こういったものを含めた護岸のやり替えも視野に入れた交渉を早目にやってほしいというのがあります。  それとここにEというふうに書いてますけど、これ実は既に添田町と川崎町が半分ずつ入るんですけど。もしDのバイパス水路が出来ましたらば、ここに水が落ちるように、池の水だけじゃなくて、ここに落ちるように、この中にも緑の点線で書いてますけども。現地を見ましたらどうもこれが有効なようにあります。一気に城戸薬局の前に水が行かないような方法としては、ありうるのではないかと。  で、この黒でGと書いてます、つまり城戸薬局のすぐ隣なんですけど、ここはもう現場何度も見られたと思いますけど、上からの鷹峰中学校からの道路を凄い量の水が落ちてくるんです。で、川から溢れた水と、この上からの水がここでぶつかって、結局行き場所が吉原通りということになってしまいます。総合的に今のような状況が起こりうるということを十分視野においたうえで総合的な対策を。そして今年の雨期をなんとか乗り切っていただきたいというふうに思っております。総合的な解決策を近いうちに示していただきたいということをお願いして、一般質問を終わりたいと思います。        ……………………………………………………………………………… ◯議長(北代 俊雄君) 次に、谷口議員。 ◯議員(7番 谷口 武雄君) 最初に申し上げますが、本年5月1日より元号が変わります。今回の質問は、現平成元号にてお尋ねを致します。最初の質問は、川崎町の人口の推移についてお尋ねを町長にいたします。  将来的な世帯数、人口減の計画資料等で見てみますと、平成30年、31年の2年間で所帯数が約60所帯の減、人口が約640名の減。平成32年、33年では所帯数が70所帯の減、人口が400名の減。平成34年、35年では所帯数が約80所帯の減、人口が約400名の減となっているようにあります。平成31年度から平成35年度の5年間で所帯数が290所帯に減になり、人口は1,580人の減とのデータが出ております。今後、平成35年度以降高齢とともに企業誘致等の厳しさもあり、人口減少はさらに進んでまいります。  手嶋町長にお尋ねいたしますが、人口減少を抑える攻略を何かお考えでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 急激な人口減少少子高齢が進む中で、本町におきましては平成28年に川崎町人口ビジョンを策定し、人口の現状分析を行い、今後目指すべき方向と人口の将来展望が示されました。この人口ビジョンは、地方創生の実現に向けて、効果的な施策を立案する上で重要な基礎となるというデータでございます。人口ビジョンの中で約10年後の2030年には、川崎町の人口は1万2,893人にまで減少すると推定されております。  この結果を踏まえ、川崎町総合戦略を策定し、本町が安定した人口構造を維持し、将来にわたり活力のある地域社会を実現するため、具体的な施策を進めているところでございます。  施政方針でも述べましたが、特に重点を置く分野としては、人口減少に歯どめをかけていくために若い世代を中心に、魅力ある雇用の場の創出と子育て、教育環境の整備が大きな課題であると考えております。本町といたしましては、その点を重視しながら地場産業の支援、企業誘致の促進及び起業家育成新規就農者受け入れ拡大観光関連産業の活性、切れ目のない子育て支援の実現、教育力の向上等そういったところに力を入れて行く必要があろうというふうに考えています。 ◯議長(北代 俊雄君) 谷口議員。 ◯議員(7番 谷口 武雄君) いま町長の答弁いただきました。今後やはり町長の意見を参考にしながら川崎町健全に努めて、行政はさらなる推進をしていただきたいということをお願いしまして、この質問をお終わりたいと思います。  2点目に入ります。健全財政についてお尋ねをいたします。健全財政の根幹である地方債、町債についてお尋ねいたします。町長も御承知のとおり過去振り返ってみますと、平成12年度決算では、地方債が約192億円となり、当時は赤字再建団体に落とすか健全計画5年間を立てて再建するかの二者択一の財政状況であり、川崎行政は平成13年から平成17年までの5年間の健全計画を立て、立派に再建をいたしました。以来、町債も徐々に減り平成29年度決算では120億7,000万円まで減少いたしました。  しかし、平成30年、31年度の町債見込みでは約150億円まで、中学校統合建設等もあり、膨れ上がっております。町債が拡大すれば、町民に対してのサービスにも影響が出てくると考えます。  そこで町長にお尋ねいたしますが、住民サービスの向上と川崎町財政の健全に向けての将来像をお尋ねいたします。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。自席でいいですよ。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 本町の町債は、平成12年度末で御指摘のように192億円ございました。平成13年を初年度とする財政健全5カ年計画を策定いたしまして、本格的な財政健全へと取り組みを進めてまいりました。皆さんの御協力いただいて、計画より1年早く平成16年度決算において黒字決算へと転換することができました。  その後、平成19年度からそれまでは一般会計だけだったんですけど、19年度から連結決算で見るということになりまして、連結決算になりますと残念ながら、まだ川崎町が連結決算で赤字の団体という状況になりました。そういった状況でございますけども、なんとかそれも頑張って努力をしたおかげで、平成22年度からまた連結でも黒字の決算という状況をつくることができました。  一方、地方債においても少しずつ減少し、昨年度まで130億円弱で推移をしております。しかしながら、川崎町130億円弱で推移をいたしておりますけれども、川崎町総合福祉センターの建替、それから超高速ブロードバンド環境整備事業城山子ども森整備事業等が平成30年度に完了しまして、統合中学校建設事業小中学校エアコン設置工事も平成31年度に竣工予定で、また公営住宅の建替工事も進んでおります、継続中でございます。  以上のことから、平成31年度末の地方債現在高の見込みは、140億円と一時的に増加をいたしますけれども、この中には統合中学校分の19億円も含まれております。また、国の財源不足に伴い、本来交付されるべき地方交付税の代わりに、今臨時財政対策債というのが、新たに今度は発行しております。これは、全部金額としては総額30億円含まれております。この30億分の償還金につきましては、これは100%国のほうから交付税の中に含まれて返って来るというようなことで、今までの起債のあり方とちょっとこの辺が違っておるという状況を御理解いただきたいと思いますが。  いづれにしても懸案の事業につきましては、これで一応、一通り完了するということになりますので、地方債が徐々に減少するという見込みでございます。今後も事業債、事業等の緊急性、必要性は厳しく精査をしながら、歳出の削減や新たな財源の確保に取り組んでいくということによって財政の健全を図っていく必要があろうというふうに思っております。 ◯議長(北代 俊雄君) 谷口議員。 ◯議員(7番 谷口 武雄君) 今、町長の答弁、今後の地方債もだんだんまた、少なくなってくるという答弁でしたので、安心をしました。さらなる住民の住みよい川崎町をつくっていただきたいというふうに思います。これで2点目の質問を終わりたいと思います。  3点目のヘルプマークカード配布をということで質問をさせていただきます。外見では分かりずらい内部障がい者の方々が、周囲に自分が援助を必要としていることを知らせるヘルプマークヘルプカードを配布してはどうかという質問をさせていただきます。  同マークは、裏面に氏名や受けたい支援の内容を記入をした付属のシールを張り付けて、一方同カードは、支援が必要なときや災害などの緊急時に周囲に提示し、支援を求める。この施策は導入をされているところは、長崎県島原市では導入しておりますが、市内の全小中学校に啓発ポスターを掲示するなど、周知徹底されているそうです。川崎町もこういうヘルプマークヘルプカードを導入してはと私は考えますが、町長の意見を伺いたいと思います。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) ヘルプカードは障がいのある方、それから認知症のある方、難病の方、妊娠している方など周囲の手助けが必要であっても外見では不自由さや、あるいは障がいに気付かれにくい人、コミュニケーションがうまくできない人がいますので、このカードを身につけておくことで周囲の人が困っていることに直ぐに気付くことができるように作成されたもので、緊急時には非常に役立つものであるというふうに考えております。  本町におきましても、役場窓口や保健センター総合福祉センターで配布し、また広報かわさきや議会だよりにも掲載していただいているところでございますが、議員が言われるように学校や保育所等の教育関連施設にもリーフレットを置くというようなことは必要かと思いますので、今後そういったことを進めていきたいというふうに思います。 ◯議長(北代 俊雄君) 谷口議員。 ◯議員(7番 谷口 武雄君) いま町長の答弁で納得をいたしました。最後に、私も一般質問は今回きょうで最後になると思いますので、一言だけお礼の言葉を述べたいと思います。  最後に手嶋町長、長い間私と同じご苦労様でした。また行政職員の皆さん、私、谷口武雄は昭和62年から今日まで、8期32年間議員として活動させていただきました。健康上の都合により、引退をすることに決めました。長きにわたって御指導いただき、本当に感謝を申し上げます。ありがとうございました。  これで私の一般質問を終わりたいと思います。        ……………………………………………………………………………… ◯議長(北代 俊雄君) 次に、松岡議員。 ◯議員(2番 松岡 久代君) 2番議席の松岡久代でございます。私は2点についてお尋ねします。ドローンを導入し、活用のお考えをお聞きいたします。町長は、今年度勇退なさる方ですので、次期町長に引き継ぎをすると思いますが、現町長としてお考えをお聞きしたいと思います。  4、5年前はドローンは危険なもの、テロに使われる可能性があると規制をかけなければと認識されていましたが、現代では安価に購入することができ、行政も注目しているのではと思いますが、町長のお考えをお聞きいたします。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) ドローンにつきましては、今まで使った経験から申し上げますと埋蔵文化財の発掘作業が終わって、調査終わって、その遺跡の状況及び周辺地形を上空から撮影する。そして記録保存して行くという場合に使ったこともありますし、それから川崎町の観光PR動画の撮影の際にも活用したことがございます。  ドローンの活用につきましては、荒廃森林整備事業による間伐や進入竹の伐採の竣工検査。それから荒廃森林の現状把握および荒廃農地確認のための農地パトロールに活用できると考えます。また、災害時の現場の状況確認や行方不明者の捜索等においても、少人数で確実にできるなど活用ができる要素があるというふうには思っております。  しかしながら、特性、性能及び維持管理費等、実際使用する人員の育成、そういった要件が挙げられ、費用が必要であると考えております。そういった費用も含めて必要になってくるというふうに思っております。ちなみに飯塚農林事務所で購入したドローンは、本体が12万9,000円、附属品、エアポートタブレットスタンド5,000円、タブレット4万円に、毎年保険料として対人対物、誤って許可をもらっていない方の撮影をして裁判になったという場合の裁判費用として1万830円の費用がかかるということでした。  ドローンの価格は、安価なものから、高性能になれば高価なものまで、いろいろございまして、どれということはなかなか特定しにくいんですが、いずれにしてもどの程度の使用頻度があるのか、そしてそれと購入したときの後の維持管理等どうなのか。いま必要な時リースでやってますけど、どちらが費用対効果という観点から有利になるのかと言うようなことを十分検討していく必要があるというふうに思っています。 ◯議長(北代 俊雄君) 松岡議員。 ◯議員(2番 松岡 久代君) 消防署が一番活用しているのではないかと私は思っておるんです。福岡市内でもドローンの操縦士ですかね、そういうのを要請していることもあるし、また保険もちゃんとかけてる。  私、なんで言うかっていったら、自動車の運転してて、ほんと道がでこぼこが多いんです。今から先、穴がほげることがものすごくあると思います。あそこ、よく黒いコールタールですかね、あれでしてるところがありますけど、やはり膨らんでるんですよね。タイヤ4つで走っててもやっぱりものすごく感じるんです。だからこれから、また4月に入れば子どもたちが学校入学とか、自転車通学がおこると思うんです、バイクとか。そのようなときにそういうことが度々おこるんだったら、それを飛ばして、川崎町の見守るっていうことが1番大事じゃなかろうと私思っております。ここ、川もありますから、どんな危険があるかも分かりません。それと火災で逃げ遅れた人なんか見る、あれもあるらしいんです。  私もこの頃いい具合にドローンに出くわしたんです。それで見せていただいたら、ほんと隅々まで見えるんですよ。だからこれは川崎町にとって安いから、何か活用できないかと思ってこのような質問させていただきました。やはり他所がしてないことを、川崎町でしてもらったらって思ったから、それが1番主だったと思います。  それでもほんとにドローンというのは活用範囲が広いと思いますので、災害なんか起こる前にね、土が緩くなってるかとか、そんなのも見えるらしいんですから、そういうのを活用して頂けたらなと思っておりますけど、いま町長に言われても時期的にそういうあれがないと思いますけど、皆さんもこれがどれだけ活用するってことを知っていただきたいと思って、きょう、こういう質問をさせていただきました。自分が見たから分かったことであって、聞いただけじゃないんです。だからそういう質問で1点目は終わらしていただきます。  2点目は、人口流出の原因をお尋ねします。消費税10%に伴い、保育料の無償化が問われています。子育て支援の制度ですかね、2019年10月から3歳以上児で国が2分の1、県が4分の1、自治体が4分の1となっています。公立保育所は一般財源となっていると思います。  大任町、田川市はいち早く4月から、それもすべての0歳から無償として打ち出しています。そしてきょう新聞で赤村が無償ということで打ち出しました。保育所は広域ができますので、移住しても保育所は変わらなくて済みます。町長が施政方針人口減少を食いとめるためには、川崎町以外に住んでいる人を川崎町に呼び込む社会増を図る政策が重要と言われましたが、移住定住と逆も考えられると思います。町長のお考えをお聞かせください。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。自席でいいですよ。 ◯町長(手嶋 秀昭君) いま国のほうが本年10月の消費税増税等に伴いまして、幼稚園、保育園の無償化を実施をして、3歳から5歳児についてはすべて無償になり、0歳2歳児については非課税世帯と生活保護世帯については、無償化という対象になっているという報道がなされております。  これに先立ちまして、今ご指摘のように大任町、田川市、そしてまたきょうの報道では赤村が、無償化にするというような状況が出ておりまして、確かにこういったことが子どもたちの保育料の無料ということになってまいりますと若いお父さんお母さんにとっては、大変負担軽減という意味でも助かるんじゃないかというふうに思っております。  そこで、川崎がどうするかということですけど、いま御指摘のように私ももう今回で引退するという状況で今年の予算につきましては骨格予算ということで、政策的なものは一切含まれておりませんから、これどうのこうのというような状況にはいきませんから、今度4月で新しいリーダーが誕生いたしますので、新しく誕生したリーダーが、今後新しく政策的に判断していただけるというふうに思っておりますから、そちらの方に委ねたいとこのように考えておりますので、御理解いただきたいと思います。 ◯議長(北代 俊雄君) 松岡議員。 ◯議員(2番 松岡 久代君) 現在の現状で、2019年4月から無償化しようとしたら、川崎町としてできるのでしょうか。そこのところをお聞きしたいんですけど。町長としてのお考えを。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 財政状況が厳しいのはもう御承知のとおりですから、これをやるということになれば、やっぱどこかを削らないと。これだけやってその分余計に収入が入ってくると。歳入を確保できるというようなことがあればいいですけども、なかなかそういうことは今のところは見当たりませんから、どこを抑えれば、この分の費用が捻出できるかと言うことについては、十分検討していかなければいけないというふうに思っておりますから、そういうところでかなり厳しい選択を迫られるというふうには思っております。以上です。 ◯議長(北代 俊雄君) 松岡議員。 ◯議員(2番 松岡 久代君) ほんとう言えば、1市7町村が足並みをそろえていただければ、こういうこと親の戸惑いを無くすことができるんですよね。だからいま私が知ってるのは、ふるさと納税とか、過疎債とか使ってしてるところもあるんです。それもできないんでしょうかね。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 過疎債というのは適応がちょっと難しいと思いますけれど、ふるさと納税は使えると思います。 ◯議長(北代 俊雄君) 松岡議員。 ◯議員(2番 松岡 久代君) 今のところは川崎町は0歳児から4月からないっていうことなんですよね。本当寂しい話なんですけど、子どもは宝と言いながら、こういうはめになっていくっていう、ほんと悲しいことですけど、国からも今からは助成もあるとは思います。こんな格差つくったらいけないということは、もう国もちゃんとわかってることをしているんですかね。補助金として出るときに来るとは思うんですけど、やはりよそより早くこのような手を打つということは、やはり定住移住、これにかかわってくると思うんです。  だから川崎町もそういう形でできたら、子どもたちも喜ぶ。親も子どもたちもいい川崎町で住めるのじゃないかなと思ってこのような質問させていただきました。  町長もこんど御勇退なさるんですけど、もう本当お体だけには気をつけて頑張っていただきたいと思います。これで私の質問を終わらしていただきます。        ……………………………………………………………………………… ◯議長(北代 俊雄君) 次に、櫻井議員。 ◯議員(12番 櫻井 英夫君) 改めまして、どなたもこんにちは。中学校に引き続き、午前中は小学校が卒業式がございまして、また改めて、卒業をされた皆様、御祝を申し上げたいと思います。  冒頭私は、大阪なおみの快挙とか、それから川崎小学校の先生たちの活躍とかその辺のところ、述べさせて頂こうと思っておりました。  きのう、きょうのインターネットのニュースで、大前研一氏が地方議会はなり手不足でいっそのこと市町村議員、議会は廃止してしまえというような論評を発表しておりまして。またかつては、政治学者の小田切先生が、成り手不足の地方議会を大変嘆いておりました。この方々の視点というのが本当に的外れでございまして、やっぱり市町村議会としても、議員としても地方自治法を担っている、一生懸命担っているわけでございます。  また後ほど、質問をさせていただきますけれども、やはりこの選挙を経ると、また議会議員は殆どいいニュースは流れない。不祥事ばかり流す。美談については、もう全部伏せられるというところで、ある意味マスコミが地方議会、国会議員含めて悪いイメージを発信してるとそういう部分で、厳しい選挙を経て議員になってもというところは、宣伝して言ってるんじゃないかなというふうに思っております。  私は、そういう意味で、来たる地方選に新しい方に何人も声かけて、出ませんか、出ませんかとお誘いしましたけど全て断られました。そんなふうで、地方議会の役割、地方自治のその重要性というもの、国を挙げて訴えていかないと、このなり手不足っていうのは、私は解消しないというふうに強く思っております。冒頭長くなりましたけども、それを申し上げたいと思います。  それでは、私にとりましては、16年64回目の一般質問になろうかと思いますけども、今回4件、12問の質問を通告さしていただいておりますので答弁をお願いいたします。  まず1点目の川崎町総合計画についてということで質問をさせていただきます。平成27年度から31年度までの5カ年の計画が満了をいたします。31年度の当初予算でも更新のための予算が計上されてるというところ確認させていただきました。きょうの一般質問があるので、あまり予算委員会で質問を省いたわけでございますけども、これまでの4次の総括としての所見を求めたいと思います。まあ、たまたま町長も勇退されると表明されておりますけども、この間行政運営の活性は、実現できたかどうか町長の考え方を聞かせていただきたいと思います。  2問目、計画を切れ目なく推進するためには、第6次、さっき5次と言いましたかね、ちょっと何次かっていうのは間違ってるかも知れませんけど、通告では6次つていうふうに言ってますんで、間違ってたら5次か6次か確認して答弁いただきたいと思いますけども。6次計画策定を31年度中に完了させる必要がございます。既に予算は計上していただいておりますけども、この事務事業の具体的スケジュールについてお示しをいただきたいと思います。  3問目、総合計画と並行して、国の地方創生という形で、各市町村に総合戦略の策定がなかば義務づけられまして、本町もそれに準拠して戦略をつくってまいりました。これまた31年度で終了するようになっておるようでございますけども、それ以降はどうされるのか。これは国の方針もあろうかもしれませんけども、その辺も踏まえて、31年度以降どうなっていくのかというところを説明をいただきたいと思います。
     それから国の統計調査というところで、国会はいま通常国会をやってますが、てんやわんやして、かなりこれに勤労統計の問題でかなり時間を割いてやっておりますけれども。それだけこの統計が大事であるというところの証だろうというふうにも思います。  本町でも各種のセンサスを実施しております。それらの統計資料が上手く活用されているかどうかと、統計で県や国にあげて、それで終わりということになってはしないかということでございますが、今回、観光計画等とか、中小企業の振興計画とか出てきまして、その中で統計を活用している、数値を使ってるというところが散見されております。ああやってるなと思いながら、この質問が出た後での成果物だったもんですから、あえて深いところ、答弁いただきたいというふうに思います。まず1件目の4問の質問に対して答弁をお願いいたします。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 平成27年度から31年度までの5カ年を第5次総合計画として、住みたい、住みつづけたい川崎町をということをテーマにして、基本目標にしながら、豊かな自然環境、歴史文化を守り育てるとともに、社会に対応した施設、環境整備に努め、また住民の積極的なまちづくりへの参加、参画を促進し、川崎町に住みたい住みつづけたいと実感できるようなまちづくりを行ってまいりました。  この第5次総合計画を基本として、雇用や定住促進、結婚、出産、子育て、安全・安心の快適な暮らしを各分野における取り組みや、目標値を具体的に定めた川崎町、町、ひと、仕事創生総合戦略に基づきまして、さまざまな施策を推し進め、これまでの取り組みが一定の成果を上げつつあるというふうに認識をいたしております。  こうした中、第5次総合計画は平成31年度で終了いたしますことから、平成32年度から36年度までを計画期間とする新たな基本計画の策定を行う必要が出てまいります。策定に当たっては、第5次総合計画の方向性を踏襲しつつ、総合戦略と連動性を重視した総合計画、総合戦略の一本を念頭に準備を進めていかなければいけないというふうに思っております。  総合戦略の到達度についてでございますが、昨年6月に総合戦略推進委員会で検証を行いました。内容といたしましては、多少のばらつきはあるものの、67項目の中で35項目がおおむね達成されておりました。計画策定時に策定された項目の中には、現状に即していないものもありますし、今後も社会情勢を勘案しながら見直しを行っていきたいというふうに思っております。  総合計画と総合戦略を一体するメリットといたしましては、計画の二重管理を回避することができ、総合戦略人口ビジョン総合戦略の目標や数値の整合性がとれ、効果検証においてもより効率的、実用的な運用が可能であるというふうに思っております。  また策定スケジュールについてでございますが、現在計画中ですけれども、平成31年度に基礎調査、住民意識現行計画の達成状況を検証、各課ヒアリング、そして審議会を経て新たな総合計画の草案を考えております。ワークショップの開催やパブリックコメントの実施など住民の意見が十分に反映された計画となるように努めてまいりたいとこのように思っております。  国からの委託で調査の関係でありますけど、国からの委託で行われている各種機関統計として代表的なもので国勢調査、それから住宅土地統計調査、就業構造基本調査、経済センサス基礎調査および活動調査が5年に1度実施をされております。各種の調査結果等を基に政策や計画を立案にすべての計画等について反映されているとは言えませんけど、できるだけ反映をさせなければいけないというふうに思ってます。  また町勢要覧の資料編集は、資料編は平成28年度より更新をしていないという状況でございます。各種統計調査結果および地域経済分析システムを活用できるものにつきましては、活用しながらさまざまな行政政策の立案等に役立てたいというふうに思っております。以上です。 ◯議長(北代 俊雄君) 櫻井議員。 ◯議員(12番 櫻井 英夫君) 第5次の総合計画の成果については、一定の成果というところで答弁がありましたけども。考えてみればその成果について予算決算の折に、議会のほうとしても検証を確認をしてきたところでございますけれども。常に計画をつくったからには執行部のほうも検証をしていくと。自分で自己採点をして、そして足らざるところをまた次に向けて実行していくという形で、頑張っていただきたいというふうに思うところでございます。  続いて2件目の統一地方選挙について、質問させていただきたいと思います。冒頭にも申し上げましたように、なり手不足と、担い手不足と言うところが、この地方政治の中でも、市町村議会の中でも発生してるというところで、私は東京から25年前に移住して、地域おこし協力隊の政治版だというふう認識をして、この川崎町で生活させていただいておりますけども。  これまで5回の選挙戦を戦ってきまして、4勝2敗と数字の合わない中で活動させていただいておりますけども。地縁、血縁のこの厳しい中で、しかも川崎町はものすごい投票率。私がデビューした時は89%、いまだに80%台を超して保った投票率を、驚くべき投票率。選挙には関心が高いというところの現れなんでしょうけども。  平成27年9月の一般質問で指摘させていただきましたけども、文書とかの違反もさることながら私も含めて、自戒を込めて申し上げますけども、さることながらこの票をお金で買うという行為がどうもあるらしいというところで。らしいじゃなくて私はここで一般質問できるのは、体験者だからなんですよ。体験者。そういうお誘いがあったと言うところで、多くの方々がそういう誘惑に遭遇してるんだろうというふうに私は思っております。この頃もそういう手配師の方に遭遇しまして、お断りしましたけども。ですからそういう環境の中でこういう高い投票率が維持されているということであれば、これは断固改めていかなければならないというふうに思っておりますので、選挙管理委員会等このことについてどのようにお考えかお示しをいただきたいというふうに思います。  それからこの国政もそうですけど、統一選もずっと昔から全国市町村同じやり方で何も変わってないってのが実情だと思います。本町は、町選挙ながら議員に対しては800枚の法定ハガキを助成するという形で、本町独自の手当てをされておりますけども。それ以外はご自由にどうぞという状況がございます。この成り手不足の背景も含めて、もっと選挙に出やすい環境を作ったらどうかなという私の提案でございます。5日間の選挙期間中も大変な状況でございます。またポスター張るにしても大変な状況です。こういうところを考えますと、二の足を踏むというのがなろうとする方の心境じゃないのかなというふうに思いますけども、この2点につきまして答弁をいただきたいと思います。 ◯議長(北代 俊雄君) 松江総務課長。 ◯総務課長(松江 利行君) 選挙管理委員会で書記長をしてますので、私からお答えしたいと思います。まず1点目につきまして、私のとこに直接そういった話があったという全然経験がないんですが。櫻井議員が御指摘がありました次の翌年の平成28年度に、庁舎側からコミセンの出入りが分かるように1カ所、それとまたコミセンからコミセンの出入りが分かるように1カ所、合計2カ所を216万円を費やして、監視カメラを2台設置しております。で、また今回の県知事選挙からちょっと御足労をかけますが、入場に来られた方につきましては、宣誓書に自署で御自分の名前を書いていただくように改定をする予定にしております。  それから2点目ですが、先日の予算委員会でも財政課長から説明があったと思うんですが、費用的には1,500万円ぐらいかかるんですよ。これはすべて一般財源になりますので、今後の財政状況並びに近隣の市町村の状況を踏まえたところで、検討課題にさせていただきたいと思っております。以上です。 ◯議長(北代 俊雄君) 櫻井議員。 ◯議員(12番 櫻井 英夫君) 問1のことについては、対応していただいているということですね。やはり私は投票に行かないからって通知書集めて替え玉投票、その方は代理投票と言ってました。これはいいですね、代理投票。私はもう行きません棄権です。ただそれを集めて来て、代理に行ってもらうと。さもボランティア、錯覚するような、錯覚させるような表現で誘っていくという、これは大きな間違いです。私は公の場できちっと表明してそういうことが起こらないように、せめて私は抑止をしていきたいなというふうに思っています。  次に、4点目の3件目の教育改革というところです。質問をさせていただきます。厳しい表現で、通告させていただいておりますけども、機関委任事務というのをそもそも平成11年に地方分権というところで廃止されておりまして、県と市町村は同格というような感じになっておりますけども、こらは私の勝手な感覚でございますが、教育行政というのはどうしても文科省があって、それから県の教育委員会があって、そして市町村の教育委員会という形で、昔のスタイルがずっと継承している体質が、継承しているようなそんな気がしております。  そもそもが、大東亜戦争に敗れて市町村に教育委員会を置こうと言いだしたのはGHQというふうに伺がっておりますけども。そんなふうで首長の教育支配を改めて行こうというのがその戦後の教育改革の本筋だというふうに私は承っておりますけども。  今の教育委員会の現状はどのようになっているか。文科省から県教育委員会から市町村の教育に、この関係性というのはどのようになってるのか。所見を聞かせていただきたいと思います。  2問目、これも何回もお尋ねしましたけど、人生100年時代ということで社会教育というよりも、いま生涯教育ということで、福岡県においては知事部局でも生涯教育という形で教育委員会と並列して施策が行われておりまして、むしろ知事部局のほうが力を入れてるっていう、そういう感じがしてるんですけれども。本町は、私が質問してからどのように変わっていってるか、生涯教育をどこが担うのかというところお答えいただきたいと思います。  3問目、鍛ほめ福岡メソッド運動と、これも福岡県が推奨しておりますけども、本町がどのように受け止め、そういうことをされているか。きのうアンビシャス広場の4校区合同の会議がありまして、アンビシャスのボランティアされている方が、県の表彰を受けたという報告がございましたけども、やっぱりそういったボランティアの方々、過すぐる日は、叙勲の祝賀会がありまして、ですから本町としてもボランティアやあるいは町の発展に貢献した人をどんどん褒め称え検証していくという姿勢が必要でないのかなというふうに思いますけども。福岡鍛ほめメソッドというのは、本町ではどのように受けとめ、実行されているかお尋ねして、この3問答弁をお願いいたします。 ◯議長(北代 俊雄君) 讃井教育長。 ◯教育長(讃井 明夫君) 1点目の機関委任事務の件を含めて、町の教育の独自性の問題ですけども、川崎町の教育改革の一番大きなものは、コミュニティ・スクールを導入を行っております。学校、保護者、地域の3者で学校運営を行っているところでございます。  子どもたちの教育は、生まれた瞬間から始まっております。人権関係が希薄となり、核家族が進んだ現代において、いろいろな世代の人と関わりをもち、子どもたち自身が地域の中でその一員であるということを自覚することは、とても大切なことだと思っております。また、個々の学校により教育方針や教育課題は異なります。各小学校では、放課後に学びっこ教室、そして昨日もいま指摘がありましたように、放課後子ども教室、昔のアンビシャス広場ですけども、これも地域の方の御協力を得て行っております。そして不審者対策についても地域の方々に御協力をして、いま行っており、このご協力なくして、いまの学校運営は成り立ちません。  学校によっては、まだまだ地域の方とのかかわりが薄く、上手く行っていないところもありますけども、今後そういうところも改善を図りながら、川崎町の教育は柱としてコミュニティ・スクール、すなわち学校、保護者、地域三位一体で、子育ての環境づくりをつくり、そして子どもの教育の保証をしていきたいと思っております。  それから2点目の件ですが、生涯学習についてでございますが、議員ご指摘のとおり、いま私たちは、まさに人生100年という時代に突入しております。現在の私たちは、60歳以降も働き続けられるような社会制度見直しがなされて、教育そして仕事、そして引退という3つの区切られた、かつてのライフスタイルが壊れつつあります。このような人生100年時代に向けた政府の論理の中でもリカレント、すなわち学びなおしという教育を、生涯学習を通じた学び続ける生涯学習、非常に重要だと思っておりますし、本町にとってもそういう形で教育を進めていかなきゃならないと思っております。さらなる生涯学習行政を推進していくためには、新年度より社会教育行政の専門的職員である社会教育主事の配置を予定しております。  社会福祉協議会や地域包括支援センター、それからシルバー人材センターとの連携を合わせて、教育委員会と町長部局が一丸になって、相互に連携しながら学校、地域そういう形での取り組みが必要だということで、教育行政1本では、なかなか行きづらいということで、町行政とも協力していきたいと思っています。  また、そうした教育に関わる人材として、町民のボランティアの精神の醸成が必要になってきておると思っております。そういう方で、町民の方々の自発的な意思に基づく社会に貢献していただく、そういういま、ありがたい体制ができつつありますし、多くの人たちが、例えば学びっこであれば70人近く、それから放課後子ども教室では40数名と46名ですか、という形でやって学校と学校教育と社会教育、そして家庭教育三位一体で、ボランティアも含めて、子どもたちの成長を図りたいと思っております。そういうためには、それぞれの学校、家庭、それから地域が密接な連携が必要だというふうに考えております。  いずれにいたしましても、今後いまの川崎町の教育については、生涯学習については、より充実していくためには、地域の方々のさまざまな形での参加する体制づくりが必要だと考えておりますし、今後もそれを進めていきたいと考えております。  それから3点目ですけども、鍛ほめメソッドですけども、これは城戸教育長が、県の教育長が提起いたしまして、鍛ほめ福岡メソッドというのは、各学校で、また地域で特色を活かしながら、教師や指導者が子どもたちに目標を持たせて、そしてそれにチャレンジさせて、そういうチャレンジ精神を実行している子どもたちに対して、褒めてそれでさらにそういう意欲を高めていく、その過程を含めてそういう形でやっております。結果だけじゃなくてプロセスを含めてやっております。  本町でも先ほど縦割りと言いましたけども、こういう例えば早寝早起き朝御飯とかそういうことも含めて、鍛ほめメソッドという形でやっておりますけども、こういうことについては、それぞれの保護者に徹底し、家庭でもそういう奨励をしております。  例えばその1つですけれども、つい最近新聞でも取り上げられましたけども、池尻小学校のハートフル活動と言いますか、プルトップを集めて車いすを贈ろうという形も本当に遠大な目標ですけども、子どもたちが力を合わせながら、そして地域の人たちの協力を得ながら、そういう形をやり遂げていく、そして車椅子を送るというのを、関係した子どもたちの姿が見られております。今池尻の例だけで出しましたけれども、それぞれの小学校中学校で鍛ほめに対する目標を立てて、そして実施してるところでございます。 ◯議長(北代 俊雄君) 櫻井議員。 ◯議員(12番 櫻井 英夫君) 今、コミュニティ・スクールというところで折に触れ、この言葉は聞いておりますけれども、なかなか私が知識不足なのかどうかその点もあろうかと思うんですけれども。これはある町の学校支援ボランティアの活動状況という形で、これあの住民に配られるもののようでございます。このやっていることを、いかに住民に知らしめていくかということも、この広がりを持たせる1つの方法であるわけでございまして。おおいに、コミュニティ・スクールがどういうものなのか。どういうふうに取り組んだのか行政としても広報に努めていただきたいというふうに思います。  多くの住民が、学校現場に入っていくと、今そういうトレンドになってます。川崎でも大いに推進をしていただきたいと思いますし、この質問の中で触れなかった田川の中高一貫の件についても、後ほどまとめて答弁していただきたいと思いますけれども。  2問目の生涯学習のそれでは、コントロールセンター、司令塔は、教育委員会というふうに認識していいのかどうか、それから鍛ほめ福岡メソッド。これについては、子どもだけの話ではなくて、大人の善行に対しても、どう対処していくかという視点で尋ねさせていただいております。昨日のアンビシャス広場での県表彰、これは表彰、推薦した方が偉いと思う。それを認めて、県にあげようというふうに思ってくれた方が本当に偉いと思う。そういう形で本町でも該当しそうなところをあげて顕彰していく、あるいは町独自で顕彰していくというボランティアを強いるだけではなくて、やってくれたら感謝顕彰するという、これが鍛ほめメソッドの理念だというふうに思いますけども、再質問に対して、教育長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。 ◯議長(北代 俊雄君) 讃井教育長。 ◯教育長(讃井 明夫君) まず1つ目のコミュニティ・スクール等の広報がなかなかできてないんじゃないか、町民に広がりを持っていないんじゃないかという、確かにそういう気はあります。したがいまして今、各学校の学校だよりというのを今保護者そして、学校に関係しているコミュニティ・スクールの委員の方々にはお配りしてますので、もう少し幅広くお配りしながら活動報告をさせていただきたいと思っております。  それからもう1つは、学校単位ではどうしてもできないということとで、ことしの1月第1号を川崎町教育委員会だよりというのを発行いたしました。これを今後どのように発行していくのか。だれが発行し、どういう内容にするのかということを含めて、教育委員会だよりという形で、例えば子どもたちの様子、行事の報告、そういう方向等も含めて、始めたばかりでございます。  したがいまして、そういった広報やそれが今鍛ほめの問題にいたしましても、そういう教育委員会だより等を含めて、地域の人たちの教育への関心を高め、そしてまたさらに参加した人たちに対しては、やはり県なり町でやはりそういうことについては、皆さん方の活躍をご報告していく必要があるだろうとこう思っております。  なお、最初にありました中高一貫の教育については28年の2月だったですかね、3月だったと思いますが、福岡県立大学の付属中高一貫校という形で要望いたしております。その後についての方針については、昨年に一度県議会で取り上げられたと聞いておりますけれども、それ以降まだ動いていないというのが状況で教育長会議等でそういう話がまだ出ておりません。そういう点で、今後については様子を見ていきたいと考えております。 ◯議長(北代 俊雄君) 櫻井議員。 ◯議員(12番 櫻井 英夫君) 中高一貫の件につきましては、もともと出所は地元なんですね、地元。それがいつの間にか県の課題に移行していったという訳で、あとはだんだん情報が入ってこなくなって、よくわからないという状況のようでございますけども。果たしてどうなるかと言うところで、気になるところでございますけれども、その後の経過をぜひ把握していただいて、こうした質問があった場合には答えられるようにしていただきたいなというふうに思うところでございます。  続いて最後の4件目の質問に入らさせていただきます。国際の対応ということで3問、通告させていただいております。  1問目が、児童生徒の国際。教育の本町の環境がどうなってるかと、私もおぼろげには、いろいろされているなというのは伝わってきますけども。改めてこの場で示していただきたいというふうに思います。かつてはルーマニアのブレアザと国際交流というものが、政策として行われていましたけれども、それが途絶えてから全く国際的な関わりというのがなくなっているわけでございますけれども。  なきゃないで別に暮らしには困らない政策でございますけれども、今後どうしていくのか、どうされるのか。その辺の考えがあれば、聞かせていただきたいというふうに思います。  本町にも外国人の方が遭遇されますけども、住まわれているんじゃないのかなというふうに思います。本国を離れてこの川崎町で就職であり、それから学業であり、生活している人はいるんじゃないのかなと、その人たちは、地域とどう関わっているのかな、と素朴に思うところなんですけども、この方の存在の把握とかこの方々の福祉というか、関わりというか、どういう状況があるのか、その辺を答弁いただきたいと思います。はい、3点お願いします。 ◯議長(北代 俊雄君) 讃井教育長。 ◯教育長(讃井 明夫君) 国際対策、とりわけ教育の方面で答弁したいと思いますが、来年から、すなわち2020年度から小学校高学年に英語の授業が、年間今50時間ですけども、年間70時間というふうに増えてまいりまして、20時間が増加いたします。また高校や大学入試の出題問題についても時間が延長し、それでヒアリングが入るといったような形で入試制度も変わってきております。  したがって従前の英語の学習授業では、対応できないということは認識しております。このことから、本町では英語教育に対しては、もう少し充実してやっていきたいということで、現在川崎町の学校では外国人講師を招いて、そしてALTですけどもそうして各学校で授業を進めておりますけども、それだけでは十分でありません。  したがって今年今回初めて、ヤングアメリカンという事業を今月5日に行いまして、外国からの大学生ですけれども、36名を招きまして3中学校の1年生を一緒に歌やダンスを創作し交流をすると言ったように、外国人に対するどちらかいうとアレルギーといいますかね、苦手意識をしながら、心を開きながら一緒に行動することによって、より多くのそういう国際に向けた子どもたちが成長するように願っております。  なお、ALTについても、町雇用のほうでもお願いしているところでございますし、今回の予算の中でもあげさせていただいているところでございます。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) ルーマニア国ブレアザとの国際交流は現在どうなっておるかというご指摘でありますけれども、現在は行っておりません。外国との姉妹都市提携につきましては、これはするべきであろうと、必要性は十分感じております。  しかし、一方では多額の費用を要するというようなこともございまして、費用対効果ということも考慮しながら、特に近隣国との間での姉妹提携を結ぶことが、一番今後の対応についても望ましいのではないかというふうにも考えております。したがって、今後の検討課題として取り組みを進めてまいります。  それから、今後増加が予想される外国人旅行者の誘致につきましては、外国人旅行者への情報提供としてホームページに英語による観光案内を載せておりまして、英語、中国、韓国語による観光パンフレットも用意をいたしております。また、観光協会では民泊という手法でアメリカ、台湾の学生を町内で宿泊させた実績もございまして、現在国の補助事業を活用して農家民泊の検証事業、町と観光協会が連携をして取り組みを進めておるという状況でございます。  特に、今年開催されるラグビーワールドカップや来年開催される東京オリンピックパランリンピックを好機として捉え、こういう取り組みを継続、発展させる、そして外国人旅行者の集客につなげていくということが必要であろうというふうに認識をいたしております。 ◯議員(12番 櫻井 英夫君) 3問目は。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 外国人の実態把握ということでありますが、住民保険課では外国人住民に係る住民基本台帳制度を行っておりますので、どこの国の方が何名居住しているかというようなことについては、これは把握ができております。ちなみに2月現在で8カ国、113名の方が現在川崎町に居住してるという状況でございます。  その方々との交流につきましては、民間の方との間ではさまざまな交流があろうかと思いますが、行政としても交流事業としては、英語による日本語教室を開催し、日本での生活が過ごしやすくなるような、そういう事業を予定をいたしております。せっかく遠い国から来られ、川崎町に住んでおられるわけでありますから、町民との心温まる交流ができればと思っております。その方々の意向等も調査しながら検討してまいりたいとこのように思っております。 ◯議長(北代 俊雄君) 櫻井議員。 ◯議員(12番 櫻井 英夫君) 今、国際についても本町としても対応する必要があるというような答弁でございました。今まさに第6次の総合計画の策定にかかっていくというようなところとその6次の計画のなかでも、しっかりと国際について政策課題として掲げて対応策を講じていただきたいというふうに思います。  また、きょう私がお尋ねして8カ国、113名の方々が祖国を離れて川崎町に暮らされてるということで、この方々が町政と町の生活と何ら関わりがないということは寂しい話でありますし、この方々にもアプローチをして川崎町の国際の一翼を担っていただくような施策が必要ではないのかなあというふうに思っておりますので、31年度はより一層新しい施策リーダーも変わるということでございますが、果敢に取り入れていただいて、本当に過疎に悩む本町でございますが、福岡県全体としては人口は増えているんです。この筑豊地区が、筑後もそうですけれども人口減少著しいというところで、今知事選ももっか行われておりますけれども、この筑豊、田川にいかに目を向けさせるかというのが大きな政治課題行政課題であろうというふうに思っております。  以上で、私の64回目の質問を終わらさせていただきます。御清聴ありがとうございました。 ◯議長(北代 俊雄君) ここで、暫時休憩いたします。再開は3時10分といたします。                  午後3時00分休憩        ………………………………………………………………………………                  午後3時10分再開 ◯議長(北代 俊雄君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。次に、手嶋真由美議員。 ◯議員(1番 手嶋 真由美君) 議席番号1番の手嶋真由美でございます。2011年3月11日に発生した東日本大震災から8年を迎えました。依然、避難者は、5万1,778人にのぼり、福島では、約3万2,600人が県外で避難生活を送られております。1日でも早い復興への加速を願っております。  本日の最初の質問は、災害時用備蓄品についてお尋ねをいたします。川崎町防災センターの現在の備蓄品と備蓄品の点検や備蓄食品の有効期限の管理状況を教えてください。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 防災センターの現在の備蓄品でございますが、きょう現在の状況は、昨年の7月豪雨の際に飲料水230リッター、白がゆ、それから梅がゆ、それぞれ489食使用いたしましたので、飲料水310リッターのペットボトル620本、米類が1,258食、パン48食、クラッカー8パック、スープ類は600食、惣菜252食を準備しております。本年度追加備蓄として、飲料水900リッター、これはペットボトルで1,800本分ですが、米類が2,038食、ソフトパン96食、クラッカー14パック、スープ類1,200食、惣菜類540食、乳児用のミルク20箱、飴80袋、発注いたしております。また、食料品以外の備蓄品は、タオル、シーツ、毛布、紙おむつ、体拭き、簡易トイレ、ダンボールベット、医薬品の薬品ボックス等の備蓄をいたしております。  備蓄品の点検や備蓄食料品の有効期限の管理状況でございますが、点検や有効期限の管理は備蓄品台帳を作成しております。これは、特に雨季に入る前、それから年末、そういったときに棚卸作業を行って、日付の確認等、管理をいたしておるという状況でございます。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋真由美議員。 ◯議員(1番 手嶋 真由美君) 備蓄食糧の入れ替え時の食品の活用法とかは考えておられますか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 備蓄食糧の入れ替え時の食品活用方法でありますが、現在備蓄している食料品につきましてはまだ有効期限が十分残っております。しかし、今後、有効期限が近くなってきたものについては、防災訓練等で試食とか、あるいはまた各種イベント等で配布を行うというような計画をいたしております。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋真由美議員。 ◯議員(1番 手嶋 真由美君) 食品ロスの観点からいえば、有効な活用を心掛けていただきたいと思います。また、子どもたちに提供するとか、違う活用の方法もあるかと思いますので、よろしくお願いいたします。  今年度、本町の指定避難所に緊急指定避難所の表示をしていただき、ありがとうございます。まだ十分に町民の皆様に知られていないことですので、今後も周知徹底のほど、よろしくお願いいたします。  緊急指定避難所の備蓄品は、今後に備えていきますか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 指定されている避難所の備蓄品は、今後備えていくかという質問でありますけれども、指定避難場所にも今後、備蓄する必要があるということは認識をいたしております。  しかし、置き場、管理場所、そういったものが必要になってまいりますので、そこらあたりをどう調整するかというようなことがございますので、今後引き続いて検討していく必要があるというふうに思ってます。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋真由美議員。 ◯議員(1番 手嶋 真由美君) 町内には13カ所、指定避難所がありますけれども、いざと言うときの最低限の備蓄が必要ではないかと考えます。毛布と水というのは必ず要るものでありますし、水のほうは期限がありますけれども、毛布とかダンボール等は期限がございませんので各小学校中学校が避難所に指定されていますから、そういうところには最低限のものが必要ではないかと考えますので、よろしくお願いいたします。  次に、DV、ストーカー被害の対応についてお尋ねをいたします。本町でのDVやストーカーについての相談窓口はどこになりますか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) DV・ストーカーについての相談窓口でありますけれども、DVにつきましては人権推進課になっておりますが、相談員が在籍していないために、田川保健福祉事務所と連携しながら対応するということになっております。緊急時は御本人の意思に沿って施設入所等も検討するというような取り組みを考えております。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋真由美議員。 ◯議員(1番 手嶋 真由美君) 住民からストーカー行為についての相談があったとき、役場窓口ではどういう対応をしてくれるのでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) ストーカーについての相談は基本的には警察署になっております。警察からの情報提供はされておるかどうかということもありますが、残念ながら警察のほうは、これは個人情報保護法との関係で、なかなか情報提供してくれないという現実がございまして、非常に対応に苦慮してるという状況がございます。
     したがって、直接町のほうに相談があれば関係部署と緊密な連携をとりながら、問題ができるだけ早く解決するように対応していかなければいけないというふうに思ってます。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋真由美議員。 ◯議員(1番 手嶋 真由美君) 先日、私自身がストーカー被害のことで役場で尋ねたところ、本町にはどこにも相談窓口がないということと、各課が対応できないということがわかりました。ストーカー被害にまで至らなくても、これはストーカーではないのかといえる案件もたくさんあります。ご本人がそれがストーカーの、この行為なんだっていうふうに納得をされていない方もいらっしゃると思います。付きまといとか待ち伏せ、それとか監視をされていること、無言電話をされること、また名誉を傷つけられる行為、それとか汚物、それと動物の死体など不快感与えるようなものを玄関先に置かれたりすること、これもストーカーの一種になると聞いております。  本町でストーカーのことで相談をしたいと思ったときに、私は各課を回りましたが、どの課も対応していただきませんでした。最終的に、住居を引っ越さなければいけないという判断のときに、住宅課で御相談したときには、課長からすごくいい情報を得たりとかして、いい対応はしていただいたんですが、入居に当たっての時に、非常に困る点が何点かありました。  また、住民票台帳の閲覧ができないようにする書類等があるのですが、私は3度ほど警察に行かさせていただきました。それは最終的にその書類は、役場が警察署に出すという書類でした。その書類がないと被害届を出しているという状況もわからないので、団地も借りることができないということが判明いたしました。  このときに、もしも役場の職員の方がその情報を適切に知っていれば、私は3度足を運ぶことはありませんでした。これは、私だったからよかったことですが、もし住民の方が相談に来たときに、各課の共通意識がなければ、その住民の方はたらい回しにされます。この役場の中で福祉課に行くのか、住民課に行くのか、住宅課に行くのか、適切な判断が本人にはできないので、まず窓口にどこかでこの川崎町でそういう窓口がありますかって聞かれたときに、どこの部署でも、それは警察に行くといいですよとか、まだ被害までいってない方は、それはストーカーになるかもしれないのでどこどこに聞きにくいといいですよ、というのを、DVと同じように対応ができるように、川崎町ではしていただきたいと私は切に願います。そしてまた、その住民台帳の、住基ネットを見れなくすることも、皆さんがもし知っていれば、誰かが教えてくれたことですけれども、これは職員の皆さん方の勉強不足だと考えますし、私も知識がなかったというふうに認識をしております。  先日のストーカー被害の中で緊急で転居を要する場合に、団地に入居する際、特別措置というのは本町ではないのでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 今のとこ、特別そういうことを決めたということはありませんけれども、現実の問題としてはそういったDVとか、ストーカー問題で被害にあっているという状況があれば、住宅については斡旋をするという取り組みを現実に行っておるという状況です。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋真由美議員。 ◯議員(1番 手嶋 真由美君) DVやストーカー被害で、DVの場合は、シェルターとかいろいろありますので、県のほうからまた対応してくれますが、町内でもしも団地を変わる場合とかに、団地から団地に変わるときには、新たに入居費用の分で敷金を払ったりとかがあります。このときには、新しく行くところで敷金も払わなくちゃいけない。自分の意思ではないのに、引っ越しする際には、引っ越し費用も払わなくてはいけない。生活にゆとりのない方にとっては、この負担は莫大なものになると考えます。  入居の費用は、減免措置などをしてほしいと願いますけれども、今後いかがでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 現状は、今御指摘のようなことがございますけれども、今後の問題として特に総合的にどうするか、窓口の問題も含めて、先日このDV・ストーカーに対する議会での決議もなされておりますから、そういった状況を踏まえて、抜本的にきちんとしてマニュアルを作って、対応していく必要があろうというふうに思っておりますから、これはこの議会が終わったあとは、その決議を踏まえて、しっかり対応できるような状況をつくりたいというに思ってますから、そのときにはそういったマニュアルも含めて、しっかりしたものをつくりたいというに思っておりますから、そういう方向で検討させていただきたいと思います。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋真由美議員。 ◯議員(1番 手嶋 真由美君) 町民の命を守る施策について、また一人一人にやさしい町づくりについて今後もどうかよろしくお願いいたします。  最後に、定住促進への取り組みについてお尋ねをいたします。本町の定住促進を図る取り組みを教えてください。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 川崎町総合戦略の重要な政策目標の中に、議員がお尋ねのような川崎町への新しい人の流れによる定住促進と交流人口の拡大を掲げております。特に若い世代の人口が減少している状況において、川崎町への定住を促進するためには、住宅政策の充実や良好な住環境づくり、子育て環境づくり、教育力の向上など自治体トータルとしての魅力向上が必要であるというふうに認識をしております。  現在まで結婚新生活補助金制度や保育料の軽減、学習習慣定着のための学びっ子教室、中学校3年生までの医療費無料、超高速ブロードバンドの整備等に取り組んでまいりました。今後も引き続き若い世代の結婚出産子育ての希望を叶える環境づくりを推進することが、定住促進につながるというふうに考えております。  また若者を都会への流出を止めるためだけでなく、外からの多くの人材を呼び込むことも同時に行っていく必要があります。移住者を本町へ呼び込むためには、全国に向けて川崎町の魅力を積極的にPRすることが重要でありますので、国などの移住者向け情報サイトにおいて、今後、本町での仕事や住まい等の情報充実を図り、効果的な移住情報の提供を行い、定住促進に努めてまいりたいとこのように思います。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋真由美議員。 ◯議員(1番 手嶋 真由美君) 宮若市では、宮若市に定住することを目的として、住宅と一緒に土地を取得した人に対して、固定資産税相当額を7年間奨励金として交付をしています。昨年も土地を売り出したところ、30件近い方が転入をしてこられたと聞いております。本町でも、町外から新築の家を建てて転入された方や中古の家を購入し、転入された方の減免措置を考えてみてはいかがでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 町外から転入される方に対する固定資産税の減免措置につきましては、住宅取得等定住促進につながり、有効な取り組みであると考えております。  本町におきましては、企業誘致を促進し、雇用の拡大を図り将来的な税収増を図るために誘致企業、これは法人でありますが、に対しまして、固定資産税の減免措置を行っておりますので、定住人口の増加を図る施策として個人に対しても同様の施策を講じることについては良いことではないかとこのように思っとります。  一方で、単純に助成金を交付するというような移住促進施策は、自治体間の過度の競争を招く可能性がございます。そういう恐れが、危惧する恐れがありますので、個々の自治体が人口減少対策として移住定住を促進することは重要ではありますが、いかに子どもを産み育てやすくする環境整備をして、定住率の向上を目指すのが根本的な対策ではないか、このように考えております。  今後につきましては、他の自治体の施策も研究いたしますとともに、本町における必要経費やその後の税収等も勘案した上で慎重に判断してまいりたいとこのように思います。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋真由美議員。 ◯議員(1番 手嶋 真由美君) 本来、川崎町に住んでない方が、川崎町に転入をするということは、いままで固定資産税が入っていたわけではありません。ただ、その7年間を優遇してやるということで、それはすごい魅力的なことにつながると私は思います。  また、宮若市以外にも糸田町でも、大熊の分譲地のほうに家を建てて住む場合は、助成金とは別に子育て世代の方への応援金とかさまざまなものを、いろいろ政策として実際に実施しているのが現状です。やはり、これは川崎町に住んでも介護保険のお金が高い、税金も高い、全部高い高いで出すものばかりだったら、何の魅力もありません。  よそから転入しているときに、川崎町に長く住むようにすれば、私たちの固定資産税がしばらくの間だけ猶予されるんだっていうのは、これはすごく魅力だと思いますので、ぜひ前向きに、実施に向けての検討を今後もお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 先ほども申し上げたように、今法人税についても減免措置しておりますから、そういう住宅の固定資産税の関係については、検討は充分可能であるというふうに思っております。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋真由美議員。 ◯議員(1番 手嶋 真由美君) 福井県の福井市の子ども福祉課では「ランドセルもらってんで事業」というのが好評で、2019年度の事業継続、拡大が決定いたしました。この事業は、ランドセルが高額で、買うのが負担になっているという親子の声に応えようと、昨年4月家庭で眠っているランドセルを活用するアイデアを同課の職員が考案をし、実現に至りました。事業費は一切掛かっておりません。  魅力あるまちづくりの1つとして制服リユース事業やランドセル仲介事業の展開も本町でもしてみてはいかがでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 本町といたしましても、学校教育での諸活動にかかる保護者の経済的負担については、最小限にとどめる必要があると考えておりますし、物を大切にするという観点からも、制服、学用品等のリユース事業については、賛成をいたしたいというに思っております。  町内各中学校では、卒業生から寄贈された制服を有しており、要望に応じてお譲りすることは可能ではあると聞いておりますが、譲渡を申し入れること自体に抵抗感を持つ保護者もいることと思います。お譲り会や回収箱の設置など、さらに1歩進んだリユースシステムの構築が図れないか検討の余地はあるというふうに思っております。  今後につきましても、資源の有効活用を進め、保護者の経済的負担を少しでも軽減していくため、先進的にリユース活動を行っている学校の事例を校長会等で共有するとともに、制服、ランドセルなどの学用品のリユースにつきましては、広く町民に周知するなどして、さらに各学校が積極的に、リユースに取り組み、より多くの方に協力していただけるように取り組んでまいりたいと考えております。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋真由美議員。 ◯議員(1番 手嶋 真由美君) 今回、入学準備金の支給を早期にしていただきありがとうございました。その甲斐あって、今日の池尻小学校の卒業式では41名中37名が制服で参加をし、また感慨深いものがありました。  さきほどの福井市の職員のひらめきが、子育て世代を応援できたように、一人一人の意識を住民目線に向けて考えてみたら、住みたい住み続けたいまち川崎への実現につながると願い、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。        ……………………………………………………………………………… ◯議長(北代 俊雄君) 次に、繁永議員。 ◯議員(3番 繁永 英樹君) 皆さんこんにちは。鉄壁の政治キャリアを誇ります手嶋町長との対峙のおかげで、研究や勉強を重ねまして、この12年間、町に係る者として、確かに成長できたことを感謝申し上げます。今思えば、手嶋町長の「気持ちはあるが金がない」といういつもの答弁で、町長の伝家の宝刀に対して、一矢報い、生活弱者側の幾つかの僕の発想が住民サービスにつながることを信じ頑張ってきました。  過去には、町がお金を出して、光ケーブルを整備しても使いたい人のほうが少なく、みんな現在のインターネット環境で十分だと言っている、費用対効果を見込めないとの答弁がございました。現在は、どうでしょうか。また町がソーラー発電を整備して補助金を得て環境型社会の先駆けとなり、子どもたちへのエコの意識づけや財政の支援にすることもお願いいたしました。まだ川崎町にソーラー発電が1つもない頃でしたが、僕は九電と経済産業省に何度も足を運び、筑豊地区個人初の大規模ID取得者となりました。のちに、この事業は、総工費70億円総計事業百数十億円に上る商いとなり、非力な僕には、事業の継続が困難となり、有志にこの事業を渡すこととなりました。今では、町内の1次価格と2次価格、3次価格のみの売電で、年間20億円以上の商いが20年間成立しております。さらに、この産業の年間維持管理費も数億円の雇用対策につながっています。  また耐震問題は、教育長に何度も問いただし、災害時避難所になっている学校関係施設の耐震強度の安全性を指摘しましたが、何度聞いても問題なしの回答ばかりで、2次診断特定強度診断など数度となく要請いたしましたが、必要ないとされ、危険な施設の使用が続いていました。それも時が経ち、竣工よりも設計の時期に重点を置き、2次診断が補助金で行われるようになり、体育館や避難所の改築が行われました。また、アスベストの問題で、国が騒がれたときにも、町内施設にその危険性はないとされてきましたが、その後の改築や解体工事では、当たり前のようにアスベスト処理が工事品目に盛り込まれて発注されています。  12年前の僕は研究、学習に努力こそしましたが、説得力が不足していたことを反省しつつ判断に間違いなかったことが、議員としてのプラス要素だったと思っています。これが手嶋町政への最後の一般質問になりますが、やはり教育と福祉が要点となりました。  僕は、安定層ではなく、川崎町の大半を占める、生活レベルが一般もしくは水準以下の意見としての質問をいたします。以前、町長にも御理解をいただきました、朝御飯を食べないで登校する生徒児童のために、無料食堂の開設という案件でございますが、朝御飯を食べないで登校し、授業に集中して、勉学を吸収するエネルギー不足の解消と健康増進に朝御飯提供による効果の発揮は明確ですが、これを持続的に習慣づけるためには、もうひと工夫の行政手腕が必要かと思われます。  そこで提案なのですが、簡単子ども御飯教室のような名称で、あるもので簡単に作れる手軽に数分でできる料理を教えながら、食べさせる機会を提供してはいかがでしょうか。調理師や栄養士などを一切雇わずに、地域のお母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん、また僕らも参加させていただき、子どものころから簡単に自分で作って食べてきた御飯を生徒児童に伝授習得させて、その場で食べさせることにより、親の不在時間で御飯の環境に恵まれなくても、3度の食事時間を空腹で過ごさないスタートラインに導く手段になるのではないかと思います。  この食材元は、De・愛の売れ残りや農家の余るお米などを安く提供していただき、民間の食に係る業種の方々にも町の子どもたちのために必ず協力していただけると思いますし、コミュニティセンターの調理場などを使って開設し、その一方で周知や要請方法を、町がどれだけ工夫できるかも、行政サービスの手腕の見せどころになりますので、人を育てる意識から、すべての職員参加の英知の提案を集める機会をつくり、よい発想提案のできた職員を称えるようなことも絶対必要で、まちづくりに関して全体で取り組む姿勢が芽生えることも狙えると思います。  現在も食育をテーマにサークルや活動が行われていますが、環境に恵まれ、3度の食事の心配のない人が集い、その家族が空腹で過ごすことはないと思われます。しかし、川崎町では、そうでない環境の子どもが多く、食の環境を整えることが難しい保護者の参加や受講が難しい状態にあります。この教室を機に、兄弟姉妹の中で学んだ上の子が、下の子に簡単御飯を伝授していき習慣付けば、次の段階で栄養趣向も取り入れ、絆を深め、それを町が支える係りこそが、郷土愛にも繋がると思います。  町長も勇退されますが、町に必要不可欠な事案として、後進への道標を築いていただきたく、また職員にも記憶にとどめていただきたく質問し、見解を求めます。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 子どもたちが食事を取らずに学校に行く、あるいは保育園に行くというような子どもが、川崎町が非常に多いということで、この食の問題については、かねてから御指摘をいただいておりまして、私はこのボランティアでやっていただくような団体があれば子ども食堂をすることについて、町としては全面的に支援していきたいということは、一般質問でお答えをさせていただきましたけども。  その後正直いって何人か、子ども食堂やってくれないかということも相談をいたしましたけども、残念ながら現実に今のところは子ども食堂をやろうというようなところまで行ってなく、やってくれる人がまだ見つかっていないという状況があります。  そんな中で今、新たな提案がありましたのは、簡単な食事を提供すると。そしてあんまり手間暇のかからないような食を考えて、提供するというようなことの御提案がございましたんで、そういうことについては、考えていく必要があろうかというふうに思いますので、今後の検討課題として、どうすれば具体的に対応できるかというような方向で検討してみたいというふうに思います。 ◯議長(北代 俊雄君) 繁永議員。 ◯議員(3番 繁永 英樹君) 勇退される町長ですが、前向きな回答をいただきまして、ありがとうございました。職員の皆さんも今の言葉を胸に止めていただいて、本当に簡単な御飯でいいので、食べてくるということをスタートさせるということを、町一丸となって進めていただきたいと思います。僕らもあの幼少期には、インスタントラーメンを自分で作ったり、卵焼きと御飯だけで食べたり、そういうことをして太ってきた世代ですので、まずそこから始めるということを町のサービスとして、行えたらなという気持ちで質問をいたしました。  次の質問に入ります。災害時の障がい者対応と日常の支援について質問をいたします。議会報告会でも要望がありましたが、障害者福祉計画や災害時の対応マニュアルが絵に描いた餅になっているようで、今回の質問に至りました。  担当の各課に障がい者名簿や災害対策マニュアルが備えつけてあるはずなのですが、その効果が薄く該当者が安全確保をされていないということから、昨年防災管財課に田川市が採用している災害連絡システムの導入を要請し、この整備が整うまで視覚障がい者宛てに電話番号を登録いただいて、一斉に災害情報や避難場所等の通知を送信していただくようにお願いをいたしました。現在は番号登録さえあれば、特別な費用を要せずに簡単にメールが送信可能なので、すべての人が平等に同じ時間に連絡を取り合い、安心して生活できるよう、行政がサポートする手段が増えたと感じていますし、町のイベントや案内もこれが活用できれば、情報伝達のタイムラグがなくなり、視覚障がい者の約80%がスマホを愛用しておりますので、一人も置き去りにしないことや差別がなくなるためにも効果的だと思われます。  さらに町営公営住宅など住宅設備にドアホンを設置していただければ、訪問者の顔を確認してからの対応が、可能になると思われます。これも推進していただきたいと思います。  また、区の会合などに手話通訳の手配をし、携帯電話を所持していない人にも磁力式の文字盤やタブレットをツールにして、区や隣組で連絡網を確立し、コミュニケーションを図ることを障害者福祉の担当課が指導や要請しながら、社会福祉協議会が中心となって地域社会の連携を推進していただくことが理想であると思われます。これを地域の中でも実践することにより、行政区内の清掃や行事の連絡も的確になり町民挙げての行事も数字が向上し、係る人たちの絆も深まるチャンスになるのではないでしょうか。  情報伝達についての手法はこれで賄えると思いますが、災害避難時の移動手段についてお尋ねします。障がい者の移動手段は徒歩や自転車が多く、大きな災害時に遠くの避難所まで自力で移動することは困難を極め、非常に危険でもあります。これについても行政や地域ではっきりとした役割分担をし、スムーズな避難と安全の確保に努める義務を感じていますが、現在の体制を伺います。  先の説明に対して、町や社協が公用車を出して、メールなどで連絡をとりながら迎えに行く隣組で、その役を決めておくなど3通りぐらいの抜かりない準備が必要かと思われますが、いかがでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 災害時における要援護者に対する安全確保対策については、川崎町地域防災計画と県の防災災害時要援護者支援対策マニュアルに沿いまして、災害時要援護者リストを作成しておりまして、重度の障がい者などに災害時に適切な避難行動をとることが困難な要援護者を把握し、災害時には速やかに災害対策本部及び関係各課と連携できるよう準備をしております。また、視覚障がい者や聴覚障がい者には、いち早く災害を感知できるよう機器の支給を行っています。  いずれにいたしましても要援護者の避難誘導には、地域住民の協力が不可欠になってきますので、区長さんを初め、民生委員さん、隣近所の方々の協力を得ながら対応していきたいと考えております。  次に、日常の障がい者支援につきましては、現在川崎町第5期障害者福祉計画を策定し、障害福祉サービスの利用人数や需要量の増減を予測し、十分なサービスが提供できるよう計画をしており、本町では障害者総合支援法に則って、更なるサービスの充実に努めてまいりたいと考えております。 ◯議長(北代 俊雄君) 繁永議員。 ◯議員(3番 繁永 英樹君) 今の町長の答弁の中にございました、それを支える器具というものを具体的に、私は先ほどの質問の中で磁力を使った文字盤やタブレットのことなどを申し上げましたが、これと同等のものなのか、また変わるものなのかということと、質問の中にありました住宅のドアホンの設置が可能か不可能かということですね。2点を再度お願いいたします。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋社会福祉課長。 ◯社会福祉課長(手嶋 康文君) 社会福祉課、手嶋でございます。今、器具について詳しい説明をということでございますが、視覚障がい者には、腕時計型の、音で災害を知らせる機器と聴覚障がい者には振動で危険を知らせるといった器具の支給を、今行っているところでございますが、ドアホンについては、今のところ検討しておりません。以上です。 ◯議長(北代 俊雄君) 繁永議員。 ◯議員(3番 繁永 英樹君) 回答ありがとうございました。災害が発生したということは、そういうような器具で該当者が認識ができるかと思いますが、災害の中身とか避難先への指示、対応等が振動とか光だけのものでは不備を感じ甚だ危険でありますので、今後ますます情報伝達ツールを町側が予算組みして、全員に支給できるように努めていただきたいと思います。  ドアホンについては、現在は改築を行っている家には標準装備になっていますので、標準のものだという考えのもとに、障がい者を優先して改修を行っていただきたいのですが、いかがでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) ドアホンが、まず具体的にどれくらいかかるのか現実に、そして必要な戸数は何戸あるのかとそういった問題が調査してみないとはっきりわかりませんが、そういった状況が可能であるのかどうかいうことも含めて、検討させていただきたいと思います。 ◯議長(北代 俊雄君) 繁永議員。 ◯議員(3番 繁永 英樹君) 個別に質問をしていてもきりがないと思いますので、私が質問を申し上げたものが、ツールとして必要という認識があるかどうかと、避難についての模擬訓練のようなことが行えるかどうかを質問いたします。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) あればあるにこしたことがないというに思います。しかし、今の町の財政状況でどこまでできるのかということも含めて検討しないと、これが必要だから、それもやろうと言ったって、検討しないと現実問題としては、なかなか財政的に賄えるような状況ではないというに思いますから、やはり町の財政も考えながら、できるだけ安心して暮らしていただけるためには、どういう対応をすればいいのかと。これは必要だと言うけれども、それよりも、そこまでいかなくても、この程度であれば、なんとか安心して暮らせていただけるんじゃないかというような部分があれば、そういったものを今議員から御指摘のやつをみんな検討するんじゃなくて、そういうことも必要だと思いますけれども。  そこまで行かないでも、何とかこれに対応する措置ができるんじゃないかということがあれば、そういったことも含めて町の財政状況で可能な限り、可能な部分について検討するということが必要なってくると思いますから、そういうことで御理解いただきたいと思います。 ◯議長(北代 俊雄君) 繁永議員。 ◯議員(3番 繁永 英樹君) やっぱり最後の質問でも町長の伝家の宝刀は出ましたけど、障がい者にとっては、まず平等。私たちが感じている普通ということを提供していく義務が、町にはあろうかと思われます。まだ平等というところに行き着いてない人たちの手立てとして、支援として前向きに考えていただきたいと思います。  それでは、次の質問に入ります。教育の財源やスポーツのあり方について、取り組みと成果を伺います。先駆者の先輩方がまだ現役でもおられますが、数々の折衝を重ね、三井からの支援金、当時は還流金と呼ばれましたが、町の子どもたちのため、福祉の充実のために基金を創設し、未来の川崎の発展のために活用されるようにと形にして活用されてきました。  翔け子ども基金など教育関連の振興を図る基金が毎年切り崩され、来年度には底をつくような状況に至りそうですが、この背景の中で教育長に質問いたします。行政運営の判断にて基金が使われることは理解し、賛同をしています。毎年多額であり、定額の数字が予算としてあてにされ、切り崩し導入されてきたことは、所管の財源確保に疑問を感じています。  教育長は、諸般の報告の中でも、県にパイプがあり、多くの取り組みを県が支援してくれていると報告してきましたが、多くの基金財源を使い切る中で、子どもたちに関連する勉学、スポーツ、道徳教育におきまして、どのような成果をあげられたのかを伺います。 ◯議長(北代 俊雄君) 讃井教育長。 ◯教育長(讃井 明夫君) 川崎町の子どもたちの教育をより充実させるために、教育委員会は町長部局と協議を重ねながら教育施策を行っているところでございます。その実行にあたり、教育振興に関する基金の取り崩しを多岐にわたって行っております。  毎年度実施させていただいております小中学校のドリル教材の購入。これは川崎町の子どもたちが学力が非常に低いということでテストもできない、それから一斉に副教材といいますか、それも購入がなかなか難しいそういうことで全員に行き渡るようにということで、ドリル教材を購入、小中学校の図書の購入、中学生を対象にした本物芸術鑑賞、これに係る経費等といった経常的なソフト面に係るものから、マイクロバスの購入、あるいは給食食器や給食機材の購入、パソコン整備に係るリース料、耐震診断に関する経費などといった臨時的なハード面に関する経費などにも活用させていただいております。議員ご指摘のように、さまざまな形で一応今の先程のあれですけども、緊急かつ必要なものを使わせていただいているのが現状でございます。 ◯議長(北代 俊雄君) 繁永議員。 ◯議員(3番 繁永 英樹君) 現在の基金の活用状況については、理解をいたしました。しかしながら、基金設立時の皆様方に話しを伺ったところ、これは町からよそに出て行って成果を上げるような子どもたち、また勉学が特に長けている人たちに、次のチャンスを与えたり、子どもたちの交流を図るためにという願いが込めて設立された基金でございます。基本教育の中の副部材として使うようなことは、それは一般財源の中で行政側がやるべきことであって、基金を毎年切り崩して、もう来年度では多分なくなってしまうと思いますが、そういう使い方をする目的の基金ではなかったと僕自身は認識しております。  そういう中で、昨年の議会の中でスポーツ振興の答弁にて、教育長が陸上や屋内競技のことなどを推奨していましたが、ゴルフ、相撲、格闘技、ボクシング、柔道、剣道、アームレスリング、自転車レース、バイクレース、カート、障がい者競技などへどれくらいの助成や支援、後援を行ってきたでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 讃井教育長。 ◯教育長(讃井 明夫君) それらの各競技団体につきましては、体育協会を通して、体育協会に加盟している団体について今本町としては支援をしております。  したがって、これからは体育協会の充実と同時に、そうした各種競技についても体育協会に入っていただいて、一緒に関わりながら、町のスポーツの需要等を調べながら、充実を図っていきたいと考えております。 ◯議長(北代 俊雄君) 繁永議員。 ◯議員(3番 繁永 英樹君) 教育長、体育協会に所属しなくても町の子どもたちなんですよ。認識を改めていただきたいと思いますが。体育協会に入るという制度すら知らない団体もいますし、個人もその環境の中で親御さんや地域の方の支援のもとに、スポーツをさらに上を目指して頑張ってる人たちがほとんどだと思います。
     今の答弁は、多分記録されますので、今後、スポーツやってる方、今から目指そうという方は、体育協会に登録すれば町の支援を受けられるのかと、本当に思うかと思うんですが。  教育長の嗜好に好まない競技に関して支援が薄いのが、もうあからさまに教育長との対峙の8年からの中で見えてきました。学校の中でもたびたび見られるんですが、やはり陸上競技ですね。陸上競技を走る子どもと先生たち、これが中心でスポーツのことを話すことばかりがふえてきたように思います。陸上で頑張る人も町が支えていくわけですけど、スポーツはそれだけじゃないんですね。いろんな人がいますけど、その中で他の競技の中で県や九州、日本でも有数の成果や成長を収めている町民のことは御存じですか。 ◯議長(北代 俊雄君) 讃井教育長。 ◯教育長(讃井 明夫君) 教育委員会に報告があり、そしてこういう形でやってるという報告があったものについては、把握し記録しております。 ◯議長(北代 俊雄君) 繁永議員。 ◯議員(3番 繁永 英樹君) 先ほど述べました8種目についても、これもすべて純然たるスポーツであり、文部科学省主催や公認なんですよ。だから、教育委員会もこういうことを認識の上、平等に取り扱って頑張る子どもには支援をするというスタイルをつくっていただきたいと思います。  近隣町村では、選手の記念品や使用品、テレビ撮影など、ブースを設けて活躍を称えています。  いいですか、議長。発言して大丈夫ですかね。 ◯議長(北代 俊雄君) いいです。 ◯議員(3番 繁永 英樹君) 苅田町役場、鞍手町役場、大任町役場、田川市役所など、拝見したことはあるでしょうか。中には事前情報が入っても教育長の嗜好に合わないものは、スポーツとしての取り扱いも受けず、種目や相手により差別を受けているのではないでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 讃井教育長。 ◯教育長(讃井 明夫君) そういうことについては、情報が入り次第、全部同等に扱ってるつもりです。 ◯議長(北代 俊雄君) 繁永議員。 ◯議員(3番 繁永 英樹君) 野球やサッカー、相撲、格闘技、レースなど、大きな大会に応援に行くたびに川崎の町を挙げての応援や支援もなく、選手本人の郷土愛から来るはずのモチベーションも低下し、市町村の格差、温度差を恥ずかしいぐらい感じている日常でございます。これは青少年の育成や地域のつながり、スポーツ振興を唱える私たち議員の責任でもあり、行政の評価ともなるはずです。なぜなら、教育長が述べた幾つかのスポーツ人口よりも、先ほど僕が述べましたスポーツ人口のほうがはるかに多く、大半を占めているからであります。  前段で取り上げました翔け子ども基金も、このような活動や取り組みに、人を育て地域交流を深めるために、活用できたのでしょうか。もし、基本的な教育整備に基金を切り崩してきたのであれば、当初の基金活用目的と多少のずれを感じます。  結論といたしましては、人を育てる財源確保が難しく、教育委員会に体制とキャパがないのであれば、川崎には優良企業と呼ばれる会社が多くありますので、この経営者の皆さんが町の政策に恩恵を受けて育ったり、町の協力を受けている人たちなのですから、必ずや郷土愛を発揮して賛同してくれると思いますので、商工会議所や社会福祉協議会などとも連携し、官民一体で児童、生徒、町民の育成のため、スポーツの振興と地域の絆づくりに取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 讃井教育長。 ◯教育長(讃井 明夫君) 今のスポーツについては、教育委員会にあがってきた内容については、相撲にしろ野球にしろ、そういう時については川崎からも遠征費等については準備をさせていただきたいておりますし、社協とか、企業との連携については、今後検討させていただきたいと思います。 ◯議長(北代 俊雄君) 繁永議員。 ◯議員(3番 繁永 英樹君) 今僕がずーと取り上げてます基金も有効活用していただきたいし、現在の教育体制になって少子の中ではございますが、不登校生徒数というのが群を抜いて上がっております。川崎町の中では今の水準が一番高いかなというぐらいの数値であるんですが。  このような対策にもこういう基金は使われるべきであったり、教育長が頑なに反対をしてきました小中学校へのエアコンの設置等も、こういう基金で早目に賄っておけば、もっと勉学率も上がったのじゃないかなというふうに思われます。  まず、子どもを育てて人材を育成する、郷土愛を育むというスタイルを行政が持たないと、人口の流出に歯止めがかからないと思いますので、これからもより一層の取り組みを期待いたします。以上です。        ……………………………………………………………………………… ◯議長(北代 俊雄君) 次に、寺田議員。 ◯議員(13番 寺田 響君) 13番議員の寺田です。よろしくお願いいたします。  私は、通告どおり3件の質問をさせていただきます。教育施策について、空き家対策について、耕作放棄地について。  まず、教育施策について質問に入る前に、長年というよりも、4年間教育の施策についていろいろと質問をさせていただきました。町長が4年前に2期目就任して以来、更に教育長そして椎野副町長とともに、まず、最初に教育非常事態宣言というものを発令しました。そして先ほどもお話ありましたように、学びっ子教室、放課後教室、コミュニティ・スクール、スマホ禁止など、低学年を中心にした施策を行ってきたのかなと。  そして、私が感じる中では学校と地域、そして地域と各校、あるいは町と地域というものを、この施策においてつながったというふうに感じております。結果といたしましては、もう数値で表れておりますが、ここ数十年来ない高い学力の伸びを記録しているというふうに私は認識しております。  今後は、先ほど教育長がおっしゃっておりましたコミュニティ・スクール、これを通じて先ほどもお話ありました不登校の問題やなんなり、教育の核である家庭環境の改善、これに向けて取り組み、これが本格的に行われていくべきではないかというふうに感じてしていますし、その道標ができたのではないかというふうにも感じております。  その中で質問の内容に入ります。就学前において、保育園から小学校、幼稚園から小学校、保育所や幼稚園が中核となって、家庭や地域社会とともに幼児教育を総合的に推進していくためには、既存の保育所、幼稚園の枠組みを超えた一層の連携が必要です。子どもの発達が連続していることを踏まえれば、保育所・幼稚園と小学校が相互に教育内容を理解し、各施設で広い視野に立って幼児、児童に対する一貫性のある教育を提供し、支援していくことが必要であると考えております。  就学前教育について教育長のお考えを伺います。 ◯議長(北代 俊雄君) 讃井教育長。 ◯教育長(讃井 明夫君) 議員御指摘のとおり、まさに幼児教育の重要性というのは、私はもっとも大事な時期の教育だと思っております。ことわざにも三つ子の魂百までとありますように、幼児期の教育が、また保育が生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであるというふうに考えております。  そういうことで一貫性のある教育、すなわち保育所は保育所、幼稚園は幼稚園、小学校は小学校という形で、それぞれの段階ありますけども、しかし指導の過程を継続させていく必要があるだろうと。こういう意味では、まず1つは少子、保育園の先生それから小学校の先生の、まず3歳から5歳までの子どもたちの状況、それを先生たちが知り、どう発達してきたかという段階の交流が要るだろう。と同時に、子どもたち自身も年齢が小学校1年生と年長さん組は一つしか違わないんです。一緒に学習してきてますから、そういうことも同じ経験ができるような、そういう交流会が要るだろうと、こういうふうに考えております。  そういうことで幼保と学校間の交流、先生たちの交流と同時に、幼児と児童間の交流も今後検討してまいりたいと考えております。 ◯議長(北代 俊雄君) 寺田議員。 ◯議員(13番 寺田 響君) まさに教育長がおっしゃるように、私も幼稚園教育、そして保育保育、小学校の教育、これを互いに交流する。この機会が僕は川崎町ではかなり少ないのではなかろうかと思っています。  で、その中において、この問題を解くにおいては必ずぶつかってくるのが、幼保一元という問題に必ずぶつかってきますけれども、国の制度で幾度となく幼保一元には議論していただいておりますけど、なかなか棚上げ状態で進展ちょっとできないような状態。その制度を私議論するつもりじゃなくて、先ほど教育長が言ったように交流を図る。この制度をもっと川崎町は進めていくべきであろうかと思います。  幼稚園の先生、そして小学校の先生、そして保育園の先生、私はそこの中にどうしても今後は保護者も入れた中での連携の交流会、それを行政の役割として合同研修会がスムーズに行われるように、情報や資料の提供等を支援していく。これが行政の役割として非常に大切ではなかろうかと思っておりますので、ぜひとも具体的な進め方というものを、今後は課で進めていただきたいというふうに思います。  先ほどから保育園の幼児の無料の教育についてと、昨日の予算委員会の中でも、保育士の処遇についての質問がありました。私は幼児無料について、正直無料については多大なる効果が出ていくだろうというふうにも推測しておりますけれども、その一方で保育をする先生、先生の数や処遇について、これは必ずこれからの川崎町において課題になってくるものだというふうに大きく捉えております。その点も踏まえて、今後も幼児教育について質疑そして勉強させていただきたいというふうに思います。  続きまして、2つ目の質問いかせてもらいます。空き家対策についてです。住居者や管理者がおらず放置されている空き家の増加が、この川崎町でも問題視されています。どこの町でも同じですけれども、空き家であっても比較的きれいな状態で、新しい住民が見込める場合や定期的に管理する人がいる場合などは、今のところ問題にはなりません。問題となるのは管理できなくなって放置された空き家です。  空き家活用応援ガイドブックを作成し、川崎町空き家バンクを開設されていますが、現在までの実績と今後の方針を町長にお伺いいたします。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 空き家対策について、国は抜本的な解決策として平成27年5月に空き家等対策の推進に関する特別措置法を施行いたしました。また、福岡県はこの法に合わせて福岡県空き家対策連絡協議会を設立し、県それから県内の市町村及び関係団体が一体となって、空き家等の対策を推進していくことといたしております。  本町は、平成29年4月に川崎町空き家等対策基本計画を策定いたしました。その取り組みといたしまして川崎町空き家バンクを開設し、宅建協会に協力をいただきながら運用を行っております。  空き家バンクに関する実績でありますが、宅建協会への紹介件数が7件、空き家バンクへの登録件数が4件、成約件数が1件となっておりますが、電話や窓口などでの問い合わせはコンスタントにございまして、少しずつでありますけれども認知度が高まってきたというふうに感じております。  今後も、さらに空き家バンクが周知され、空き家の利活用が進みますように、空き家の活用応援ガイドブックの配布や、空き家に関する情報をホームページや広報紙に掲載し、引き続き情報収集をするとともに、積極的にPR活動に努めてまいりたいと、このように思っております。  適切な管理が行われていない空き家等は安全性の低下、公衆衛生の悪化、景観の阻害等、多岐にわたる問題が生じるため、特定危険家屋に関することは防災管財課、空き地の雑草の繁茂に関することは環境保全課というように、町内の関係部署と連携して対応していかなければいけないというふうに思っております。 ◯議長(北代 俊雄君) 寺田議員。 ◯議員(13番 寺田 響君) 実績として成約に結びついたのが1件ということであります。正直、今の川崎町での空き家状態を見ると、正直この1件という数字を見れば、行政が関与して空き家対策をしていくというものには限度があるのかというふうにも感じています。  配布したとしても、その情報がいろんな意味でプライバシーの保護により共有ができない壁というのが、非常に空き家対策を講じる上ですごく難しい壁になってるんではないかなというふうに思います。これはある意味、今、行政が持っている情報というものはプライバシーの理由で公表はできません。  しかし、この情報をもとにして町単位で動く、そして連携をしてとるというよりも、地域の皆さん、地域の行政区とともに、あるいは組とともに小さく動いていって情報の共有をしながら対策していく必要性があるのだろうと。で、これを言うのはある行政区においては空き家に対して、いろんなつながる情報を持っている。今まで登録されていない情報、つながる情報、空き家に対する情報というものを持っています。その情報といま自治体が持っている情報をうまく共有しながら、町単位で今までのようにガイドブックを発行したりするのではなくて、行政区単位あるいは組単位で、また行政の情報とも組み合わせながら進めていく必要があるのではなかろうかなと。  私も正直、行政区安宅ですけれども、空き家はふえております。その中でも、その情報をもとにいろんな人たちが動いて空き家が埋まっていくというような状態も受けております。そして、今回行政が行っている空き家バンクについても、行政が行うには限度があるなという、その壁も正直感じておりますので、そういった周知の試みも一つ必要だと思いますけれども、ある意味この情報をもとに行政区と、そしてあるいはその地域の皆さんとの共有というものを模索しながら、この空き家対策に努めていただきたいというふうに思います。  以上で、2つ目の質問を終わります。続いて耕作放棄地についてです。以前も、昨年度耕作放棄地について質問させていただきました。この川崎町でも耕作放棄地が増加している主な原因として、農業者の高齢や後継者不足による農業人口の減少がもちろん上げられます。農業を行う人がいなくなり土地が放置されるケースがほとんどです。  本町の取り組みで耕作放棄地の田んぼの受託体制については、整いつつあると私は理解しておりますけれども。耕作放棄地について畑のほうです。畑のほうについての対策、そして町が把握している耕作放棄地の面積と町長の考えをお伺いします。  耕作放棄地については、休耕地、遊休農地、荒廃農地とあるんですけれども、町がいま把握してる耕作放棄地のほう、面積について把握をしていたら教えていただきたいのと、この耕作放棄地、畑に対する町長の考え方をお伺いいたします。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 耕作放棄地の関係でありますけれども、これはもう議員が言われますように増加をしてるという状況がございます。  その要因としては、高齢や後継者不足による農業人口の減少、それに加え近年は有害鳥獣、特にイノシシ、シカによる防護柵を設置をしていても被害を受けるというような状況があって、精魂込めて野菜等を栽培しても収穫前に荒らされるため、農作物栽培を諦めるケースがかなり出てきておる。そのことがまた耕作放棄地につながってきてるという状況がございます。  御質問の畑の耕作放棄地の面積についてですが、これは100%把握しているという状況でありませんが、優良な畑で耕作放棄をしている箇所は特に大ヶ原でおおむね5.7ヘクタール、それから戸山原で2.6ヘクタールがございます。農業委員会及び農地最適推進委員に現場を確認していただいております。  なお、荒廃した農地につきましては毎年調査があっており、手を加えても畑に戻らない面積は8.4ヘクタール、手を加えれば畑に戻ることができる面積は12ヘクタールあります。  また先月、川崎町全地域を対象に人・農地プランを作成いたしました。このプランは、地域で今後農業ができなくなる方の農地を誰につくってもらうか地域で話し合いをし、地域の農地をみんなで守っていくもので、今後の耕作放棄地の対策についても、話し合いの場で検討してもらえるように進めてまいりたいと思います。さらに4月より株式会社De・愛が農作業の受託事業を行うことになっておりまして、耕作放棄地の管理の受託も受ける予定でございます。  いずれにいたしましても、担い手農家、農業委員会、農地最適推進委員及び関係機関と共同し、耕作放棄地の解消や新規就農者の確保を図っていかなければならないと考えております。 ◯議長(北代 俊雄君) 寺田議員。 ◯議員(13番 寺田 響君) そのプランについての、今後の耕作放棄地の畑に対する講じる策も今後期待しております。  先ほどの質問等からも町長にもありました、教育を進めてそして観光を発信して町外に一斉に発信していくと、川崎町のいいところを発信していく、そして農業を通じて新しい雇用をつくっていく、川崎町の特色を活かした定住者をそれでふやしていくということ。これが私、4年間で学んだ、これからの川崎町にとって必要なものであろうというふうに勉強をさせていただきました。  今回は骨格の予算でしたけれども、今後この4年間で勉強させていただきました大事なことを活かして次につなげるように、これからも勉強していきたい、活動していきたいというふうに思っております。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。        ……………………………………………………………………………… ◯議長(北代 俊雄君) 次に、平成最後の定例議会の質問者は、6番議席の千葉議員であります。千葉議員。 ◯議員(6番 千葉 加代子君) 皆さんこんにちは。6番議員の千葉加代子です。最後の質問者となりました。お疲れだと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。  初めに行政区組単位の清掃活動についてお尋ねします。自分の住んでいる地域をきれいにするのは当然のことだと思いますし、町内一斉清掃がきちんと実施されているのは素晴らしいと思います。行政区の組によっては毎月1度実施しているところもあるようです。  そこでお尋ねします。掃除に出ない場合、罰金を取っているところがあるようですが、どのくらいの組に罰金制度があるのか把握されているでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 行政区の清掃を含む行事などに参加されないと、罰金を払わなくてはいけないというところもあるということは聞いてはおります。しかし、実際に何件あって、どういう徴収の仕方をしてるかと、そういうなことについては一切把握いたしておりません。 ◯議長(北代 俊雄君) 千葉議員。 ◯議員(6番 千葉 加代子君) 80歳を過ぎ半身不随の状態の方が組の掃除を強要され、出ないと罰金があるという相談を受けました。区長会の会長にも相談しましたが、町で一定の線引きを提案できたら相談しやすいということでした。  例えば、後期高齢者になる75歳で本人の申し出があれば罰金を免除するという、掃除自体を免除するというようなことを町から提案することはできないでしょうか。もちろん90歳を超えた方でもお元気な方はたくさんおられますので、体調不良等で本人から申し出がある場合に限ったらと思います。90歳近い方でも、庭の草取りがいる時は手伝いに行くよという方もいらっしゃいます。  一概に年齢で切るのは良くないと思いますが、ただし書きをつけたらと思います。いかがでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 行政区というのはいわゆる自治区で、自分たちで運営するというやり方をしておりますから、町がこうしなさいああしなさいという、そういうようなことを言う関係にはないと思っておりますんで、それはあくまでもそこの行政区なり隣組で、住民の皆さんが協議をして、そしてそこでいろいろ協議をしていただいて、そこで決めていただく。  その人たちの状況というのは、隣組に住んでいれば一番家庭の状況なり本人の体調の状況というのがわかるわけですから、当然配慮していくことは必要だろうというふうに思いますんで、そこそこでそういった協議をしていただいて、方向性を出していただくということが望ましいというふうに思ってます。 ◯議長(北代 俊雄君) 千葉議員。 ◯議員(6番 千葉 加代子君) 今回の方の場合、それを申し出たら村八分というんですかね。そういうことになりかねないということでとても心配されて、そういうふうな基準があれば、何とかなるんじゃないかということで相談を受けました。  それで区長会の中で、そういう提案ができればいいのかなと思いますが。区長にいろいろ委託するのは町ですので、できたらそういうこともちょっと口添えしていただけたらと思います。それは絶対無理なことでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 本来やるべきことじゃないと思うんですよ、町のほうがですね。あくまでもそこの行政区なり、そこの隣組あるいはそこの団体がみんなで自分たちが一番環境保全をしていく上で、あるいは生活していく上でやりやすいようなやり方をしていかなければいけないというふうに思いますから、もう全部の行政区を1つの線を引いて、それでこういうふうにやりなさいというようなことは馴染まないというふうに、私はそういうふうに思っています。 ◯議長(北代 俊雄君) 千葉議員。 ◯議員(6番 千葉 加代子君) では、組の理解がなければ、いつまでたっても掃除に出ないといけないということになってくると思うんですよね。その方も何度も半身不随で動けないというけど、それが聞き入れてもらえないということで、とても悩んでおられたんです。  そういう方は免除しなさいということが全くその組では対応できてないということは、誰も組の方たちがそれを納得しない限りは、その方が何歳になっても出ないといけないということになるんですね。また子どもさんも、もし出て倒れて寝たきりになった場合、誰も責任を取ってくれないということを心配されてるんですよね。だから、どこかで線引きをしていく必要があるのではないかなというふうに私は思います。  では、次に昨年集中豪雨の後の地域の清掃で掃除が終わって帰る途中、道路の端が陥没して、そこに落ちて足を骨折した方がおられます。町も保険会社に相談したということですが、結局保険金が下りず、町から見舞金をいただいたという話を聞きました。ボランティアで掃除をして不慮の事故に遭ったのに、町から保険も出ないのはおかしいという申し出がありました。私も担当課に伺いましたが、保険会社から断られたという説明を受けました。  今後、同じような事故が起きないとも限りません。安心して活動ができる手立てが必要だと思いますが、いかがお考えでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) この件については、私も正直言って本当に申し訳ない、気の毒という思いをしてます。道路があって見た目にはどうもなってなかったんです。それをたまたま草刈りの作業をするということで、みんなで出て草刈り作業しておって、そこをたまたま歩いておったら穴がほげてて、そして落ち込んで骨折したというようなことがございまして、あとは埋め戻しはしたんですけども。  その原因というのが、初めから穴がほげていて、そしてそこで転んで怪我をしたということであれば、保険会社としては支払いができると。しかし、何もない、言うなら突然陥落したわけですから、町のほうに瑕疵がないわけですね。町のほうに瑕疵があれば当然保険の支払いはできるけども、町のほうには瑕疵がないから、それで保険で支払うということはできないということで、私どもも随分いろいろ保険会社とも何とか出せんかということで、ほんとに申しわけない気持ちでそういう話をしましたけども、結果としては通らなかったということで、大変申し訳ないけれどもお見舞金は決まってわずかですけども、お見舞金で辛抱してもらった。  だから、これは率直な話がこれは本当に申し訳ないから、お宅のほうが町を訴えて裁判をしていただいて、そして裁判でこうしなさいという判決が出れば、町としてはそれに当然従うわけですから、そういったことがもし判決が出れば対応させていただきますということは申し上げたんですが。  裁判まではする意志はないというようなこともございまして、結果としては私どもとしては、もうそれ以上手の打ちようがないというのが率直なところ、本当に申し訳なかったんですけども、そういう現実が。町に何らかの形で瑕疵があれば、それは保険の適用になるということですけども、そういった状況でできなかったということで、大変申し訳なく思っています。 ◯議長(北代 俊雄君) 千葉議員。 ◯議員(6番 千葉 加代子君) その保険会社の件ですが、不慮の事故ということにはならないわけですか。町に瑕疵がある場合しか保険が出ないというような保険なんでしょうか。  その保険の内容の見直しとかいうことは考えておられませんか。
    ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 一般的には、例えば穴がほげてたからそれで事故が起こったとか、したときにこれはもう町の責任があるやないかというような問題があれば、それ当然保険で適用してもらうということになりますけども。  それが何の瑕疵がないのに、事故があったからそれを町の保険が払えと言ったって、極端な話が道路で歩いている人が、町と関係ない人がぶつかって、そしてそれで怪我をしたと。これは町が保険で払ってくれと言われても、一切町に瑕疵がないから払えないのと同じで、保険の適用というのはなかなかそういうところが難しいということありますけれども、現実問題としては私も随分何とかできないかということでお願いしてみたけれども、できなかったという状況でございます。 ◯議長(北代 俊雄君) 千葉議員。 ◯議員(6番 千葉 加代子君) では、今入ってる保険というのは、町の瑕疵がない限りはお金が出ないという保険なわけですね。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯議員(6番 千葉 加代子君) いやいいです。続けて言います。  私たちが入っているボランティア保険とかの場合は、不慮の事故の場合、瑕疵とかは全然関係なくてそういう場合に出るケースがあります。  で、例えば一斉清掃とかの場合、人数を何人とかいう形でかけて、PTAの保険とかもそうなんですが。何かあったときに出るとかいうような保険とかいうのは検討はできないでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) イベントをする時とか、なんかいう時は当然スポーツ保険とかいろいろありますから、そういうのには入るんですけども。  地域の人が自分たちで草刈作業しようということで申し合わせをして、そして大体農家はみんな田植え前とか何とかには溝掃除したり、そういう作業をみんな総出でやりますけども。そういったことについては、あくまでも地域の皆さんがやっとるわけですから、町は全然それに関わりを持っていないから、それに保険を掛けるとか掛けないとか、自分たちで掛ければ別ですけども、町のほうでそういうことのために保険を掛けるというのは、いまのところやっておりませんから、その点は一般的な保険でしか町は適用できないということで、今回はだめだったという状況です。 ◯議長(北代 俊雄君) 千葉議員。 ◯議員(6番 千葉 加代子君) その周辺の方たちから、たぶん町の一斉清掃の時だったというふうに、私は聞いたんですよ。現実はどうかわからないんですけど。それでもう何も出ないんだったら、もう協力できないみたいな話が出てたというのをちょっとお聞きしたから、何か違う形の保険制度があればというふうに思ったんですが、それはできないということですね。  では次に、まちおこしの対策についてお尋ねします。ここ数年パン博が開催され、若者の間では川崎町というとパン博のある町だという認識が定着してきました。本年は、開催しないということですが、原因は何でしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) パン博は毎年4月に開催をしておりまして、今年は4月がちょうど選挙と重なるということもございまして、4月の選挙の時にパン博はできないだろうということで、秋の開催ということにしたんですけれども。  途中から今度は元号が変わるということで、選挙が1週間繰り上がるということがはっきりしました。したがって、選挙が1週間繰り上がるということであれば、4月の28日の日曜日にはパン博はできるんじゃないかということで、検討してもらいましたけども。もう今この段階ではもうとにかく4月28日は現実的にはもう対応できないと、準備ができないから無理だということになって、結果としては今回の4月は開催ができなかったということで、今のところは後の人が決めることですけれども、4月に変わって秋に開催をしていくということで、実行委員会等ではそういうような議論がされてるという状況です。 ◯議長(北代 俊雄君) 千葉議員。 ◯議員(6番 千葉 加代子君) 秋に開催予定ということで安心しました。大きなイベントを開催しマンネリ化しないためには、アイデアと地道な努力が不可欠だと思います。  せっかくマスコミにも大きく取り上げられ、イメージアップも図られてきたと思いますが、今後、このパン博をどうすべきだとお考えでしょうか。町長が御勇退されますが、何かアドバイス等ありましたらお聞かせください。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) パン博の開催をする時に一番の悩みは、駐車場の確保ということで、これが一番の悩みですけども。今の防災センターの前も少し駐車場を確保できましたし、それから今度子ども広場が向こうにまたできますから、そこにまた駐車場が確保できるということもありますから、少しずつ駐車場は整備されつつあるかなというふうに思っております。そういうことで、今までと同じように運動公園の駐車場も使いながら対応していけば、何とかできるんじゃないかなというふうに思っております。  認知度としては非常に高まってきておるという状況もございまし、それからパン屋さんのほうも非常に積極的に御協力いただいているということもございます。パン博のおかげで篠崎さんが安宅に引っ越してきて福岡から引っ越してきて、今安宅に住んでいただいてるというような状況もございますから、もっともっとそれが広がっていくような取り組みというのは、大変重要ではないかなというふうに思っています。 ◯議長(北代 俊雄君) 千葉議員。 ◯議員(6番 千葉 加代子君) 予算決算決算議会でも質問がありましたが、地域おこし協力隊について今後どのように取り組んでいくのかをお聞かせください。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 地域おこし協力隊については、今募集しておるのはDe・愛が今度農業法人として受託作業を進めていくということになりますんで、農機具のオペレーターをやっていただく人がどうしても必要になってきますんで、そういう人を今募集をしております。  それから、もう1つは今特産品づくりを進めておりますけれども、特産品づくり一人で精一杯で頑張ってますから、もう1人きてくれて2人体制でやっていけばというような思いもありまして、こういうところに地域おこし協力隊を来ていただければ対応したいというふうに思っておりますけど、今のところ残念ながらまだ応募があってないという実態でありまして、農機具を使ってくれる人がなかなか難しいのかなという思いをしながら今見守っておりますけども、一応今のところはそういうところで募集をかけておるという状況です。 ◯議長(北代 俊雄君) 千葉議員。 ◯議員(6番 千葉 加代子君) 地域おこし協力隊は、人口減少や高齢等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に誘致し、その定住・定着を図ることで意欲ある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とする取り組みです。  これは山形県朝日町の「着ぐるみをまとった楽しくおかしな活動の日々」という協力隊員の方の投稿です。  朝日町は、受け入れ体制がすばらしいです。任期の限られた協力隊員制度に対して、どういう処遇が適切なのかをともに考え、僕の申し出もたくさん聞いてくださいました。現状では業務委託として週24時間以上のフレックスタイムでの勤務とし、日本一ゆるい隊員を自称しています。残りの時間は、副収入がもらえる仕事をこなしたりスキルアップに充てるということにしています。そういった時間を使って3年間のあり方をしっかり考えるようにということが町からの提案です。  また、こういう投稿もあります。僕の親しくしている地域おこし協力隊の何人かはとても悩んでいる。彼らは任期の終わる3年後が全く見えないから。ならば、何でわざわざ賃金も低い地域おこし協力隊なんかになるのかというと、地域おこし協力隊の半分くらいは、いい意味でドロップアウトしている感じの人たちなので、フロンティア精神というか、おもしろそうなことができそうという理由が多いのだけど、実際に入ってみるとルールでがんじがらめだったりする。  便利屋さんのような仕事や決まった業務がなく、地域おこしのために自らイベント等を企画運営を目指す仕事だと思ってる方も多いように思われます。私の周りでは、実際には役場や町営施設で職員と同じ業務に携わる方のほうが多いように感じます。  人を呼ぶなら相応の環境を整えてからにしてほしい。それもやらずに予算は取っているからという理由で、自分たちがおこす気もない地域に協力隊をほうり込まないでほしい。本当にどうすればこの地域を活性できるか、外部視線でその地域の観光や地域産業を発展できるか協力できる人に是が非でも来て頑張ってほしい。そういう自治体と、そういう良い応募者ならうまくいくはずですが、大概は単なる国の予算でこき使える雑用扱いなのでしょう。辛らつな意見です。でも、私はこれも当てはまっているかなというふうに思います。  香春町の地域おこし協力隊員は5人います。今、移住交流の拠点、採銅所駅舎第2待合室に勤務し、移住相談や交流イベントの実施、情報発信などの活動を行っています。このうち3人は3月末で任期が終わりますが、12日に活動の報告会がありました。たくさんの方が出席されたそうで、私も参加したかったのですが、残念ながら行くことができませんでした。とても楽しそうに活動している様子がわかります。  本町は、まだ隊員が応募してないということですけれども、町としてもうちょっと隊員の方に、何か町独自の方法で支えるとかいうことはできないのでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 確かに今読まれました内容も我々としても十分反省しなきゃいけないことはたくさんあったというふうに思います。3年間ということで、初めての地域おこし協力隊を迎え入れて対応したんですけども、本当に不十分なところが多かったなと、このように感じておりますけども。  いずれにしても、今後の問題についてはどう対応していくのかということを、この3年間の反省の上に立って、これからの対応というのは十分検討していかなければいけないというふうに思っています。 ◯議長(北代 俊雄君) 千葉議員。 ◯議員(6番 千葉 加代子君) 振興のために、今後どのような政策を進めていきたいと思っているでしょうか、教えてください。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 言うなれば地域おこし協力隊が終わって、そして3年間終わったら、この川崎町で生活し続けられるような環境をどうするかと、本人たちがその目標をしっかり持って、そしてそれに向かって自分たちはこういうふうにしていきたい。そのときに町がどのような協力ができるのかということを考えていかなければいけないというふうに思っておりますけども。今回の場合はそこまで十分、辞めた後どうするかというところまで話は詰めてなかったというのが、一番問題ではなかったかというふうに思っております。  だから、相手のほうも行政に相談しにくい面もあったかと思いますし、こちらのほうも相手の意向が十分理解できてないで対応してきたというような状況があるから、だから地域おこし協力隊の人は、3年間の任務が終わったら川崎町に住み続けてもらうということを前提にして、その時にあなたはここでどういう仕事をしていきますかというようなことを、そのために我々が今からどんな準備をすればいいのかというようなことをしっかりと、前もって議論して考えておく必要があったんじゃなかったかというふうに思っています。 ◯議長(北代 俊雄君) 千葉議員。 ◯議員(6番 千葉 加代子君) よろしくお願いいたします。  最後に、子どもの虐待とDV対策についてお尋ねします。警察庁のまとめでは、2018年に虐待を受けた疑いがあるとして児童相談所に通告した18歳未満の子どもは、前年に比べ2割ふえ8万104人にのぼり、初めて8万人を超えています。2003年から16年度までのうち心中以外の虐待死は727人にのぼり、ゼロ歳児がほぼ半数を占めました。加害者の6割は実母、お母さんですね、実母でした。16年度は49人で、ゼロ歳が32人、半数の16人は生後1カ月に満たない赤ちゃんでした。不審な死亡例を含めると、毎日1人の子供が虐待によって死亡しているかもしれないと考えられています。  本町での実態はどのように把握されているでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) 児童虐待につきましては、厚生労働省が公表したまとめによりますと、平成29年度に全国の児童相談所が対応した虐待件数は、前年度と比べ19%増の12万2,578件と、統計を取り始めて以来、26年連続で増加をしております。皆さんも御存じのことと思いますが、千葉県野田市では母親も食事を与えなかったなどの虐待を繰り返し、逮捕されるという痛ましい事件が起こってしまいました。  本町におきましても、残念ながら今年度途中ではありますが、身体的虐待4件、ネグレクト60件虐待を確認しております。また、子どもの前で親が配偶者等に暴力を振るう面前DVも本町では平成29年度でも6件と、前年度の3件から倍増しているというのが状況です。  児童相談所、警察署、学校等の教育関係機関と連携を取りながら、虐待から子どもの命を守るため、早期発見・防止に努めてまいりたいと考えております。以上です。 ◯議長(北代 俊雄君) 千葉議員。 ◯議員(6番 千葉 加代子君) 養育環境のリスク要因として家族や住む場所が変わるなど、生活環境が安定しない、夫婦の不和やDVが起こっている。親類や地域と関わりを持たず孤立している。経済的に行き詰っている。母子ともに必要な定期健診を受けていないというケースがあります。  家庭関係の調査や公的民間の支援や相談につなぐことが必要ですが、何らかの対策は取られているでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋社会福祉課長。 ◯社会福祉課長(手嶋 康文君) 今、千葉委員が言われるとおり、虐待とドメスティックバイオレンスは非常に密接な関係にあるところでございますが。今、本町では子どもの虐待については社会福祉が、そしてDVについては人権のほうで担当しているわけでございますが。今のところ機構上一元はできておりませんが、関係各課が連携しながら対応していきたいというふうに考えております。以上です。 ◯議長(北代 俊雄君) ここで議員及び執行部の皆さんにお知らせいたします。  午後5時を過ぎると質問、答弁が無効となります。全ての一般質問が終わるまでには会議規則に定める会議終了時刻の午後5時となりますので、したがいまして、会議規則第5条第2項の規定により、本日の会議時間を全ての一般質問が終わるまで延長いたします。  千葉議員。 ◯議員(6番 千葉 加代子君) DV被害者支援団体エープラス代表の吉祥さんは、児童虐待が起きている家庭にはもれなく両親の間にDVがあると考えられると指摘し、それらが縦割りで連携できるシステムがないということに問題があると言っています。今、課長が言われましたようにDVの対策と虐待の対応するところの部署が違う訳ですよね。でも、それは関連づけてしていくことが、これから必要だと思っています。本町だけではとても対応が難しいと思いますが、虐待とDVをともに解決できる対策をこれからも進めていっていただけたらと思います。  それから、しつけという名の虐待が多発しています。昨年3月、目黒区で5歳の結愛ちゃんがノートに、もうこれ以上いじめないでください、叩かないでください、許してください、お願いしますというふうなことを書いて虐待で亡くなりました。  虐待、過度な感情を子どもにぶつける親というのは、自身が心の痛みを抱えているケースが多いと言われています。節度の見極めやアドバイス等ができる場所が必要だと思いますが、相談窓口等はあるでしょうか。  また、家庭に立ち入ることは困難だと思いますが、今は近所の人が子どもの泣き声が聞こえたとか、そういうことで通報しているのが主な原因です。  最近、6歳の男の子が妹がやけどをして、皮がむけているということで、近所のうちに走ってやけどしているのにラップを巻かれただけというような状態の子どもを救出したわけですね。兄が近所に走らなかったら、もしかしたら命を落としていたかもしれません。  そういうようなことをほんとに一般の人が家庭に立ち入るということは、とても難しいと思いますが、何とかするような手だてを考えていただけないでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋町長。 ◯町長(手嶋 秀昭君) DVにしてもストーカーにしても、いろいろ警察のほうとも対応していかなければいけないわけですけれども、警察のほうも個人情報との関係で出せないという部分もあって、非常に難しい対応を迫られるという状況があることも確かです。  しかし、町としても今のような体制では十分ではないというふうには私も認識しておりますから、特に川崎町は児童虐待が非常に多いという現実も、先ほど数字でも申し上げたように非常に多いわけですから。そういったことを少しでも減らしていく、そしてなくしていくというな観点からすると、役場の中にもう少し体制を強化をして、そして、そういった問題に対応できるような取り組みが必要だし、そしてある程度それぞれのマニュアルもつくって、しっかり対応していくということが状況として必要だというふうに思っておりますから。この議会終了後、早急に体制づくりについて庁内で検討し、方向性を出していきたいというふうに考えております。 ◯議長(北代 俊雄君) 千葉議員。 ◯議員(6番 千葉 加代子君) 千葉県野田市の小学校4年生栗原心愛さんが自宅で亡くなった事件は、痛ましい事実が徐々に明るみに出ています。小学校のアンケートでお父さんに暴力を受けていますと書いたことをきっかけに心愛さんは一時保護され、その後は親族宅で生活、しかし父親からの強い要求や恫喝に市の教育委員会がアンケートのコピーを父親に渡したほか、柏児童相談所が虐待のリスクが一時保護解除時より上昇しているのは把握しながら、帰宅を認めたと報じられています。  本町は、昨年4月から子どもの権利条例が施行されましたが、虐待を受けた子ども自身が届出できる体制はできているでしょうか。また、学校でのアンケートで家庭内の暴力等の聞き取りはしているでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 田村教務課長。 ◯教務課長(田村 源次郎君) 学校でのアンケートについてお答えします。  小学校、中学校ともに月1回生活アンケートを実施しております。これいじめの認知と困りごとに対するアンケートであって、何かあれば記述式となっておりますんで、千葉の小4の女の子のアンケートと同様のものかなと思っています。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋社会福祉課長。 ◯社会福祉課長(手嶋 康文君) 先ほど家庭に立ち入ることはできないかと言う御質問でございましたが。  保育所や学校からの情報や家庭訪問により家庭状況や子どもたちの様子を確認することに努めている状況でございますが、深刻な場合は児童相談所との合同家庭訪問を実施しておりますので、明らかな虐待、特に身体的虐待が確認された場合は、児童相談所、警察署に通報するといった態勢をとっております。以上です。 ◯議長(北代 俊雄君) 千葉議員。 ◯議員(6番 千葉 加代子君) できればアンケートに家庭での状況等も書けるような状況等も書けるような欄を設けて、質問項目に入れていただいたらと思いますけど、どうでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 田村教務課長。 ◯教務課長(田村 源次郎君) 実際アンケートに何かございましたら、学校自体でヒアリングなり何なり取り組んでおります。案件によりましては、スクールカウンセラーが必要であったり、児童相談所と協議させていただいていますんで、その点は漏れがないかなと思っております。 ◯議長(北代 俊雄君) 千葉議員。 ◯議員(6番 千葉 加代子君) ありがとうございます。  本町は朝食欠食児童が多いのですが、これは繁永議員が質問されましたので、私は簡単に朝食欠食の実態把握はどのくらいの頻度でされているのか、教えてください。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋社会福祉課長。 ◯社会福祉課長(手嶋 康文君) 実態把握はどれくらいの頻度で行っているかということでございますが、これは毎月の保育所や学校からの定例報告会で把握しているという状況でございます。 ◯議長(北代 俊雄君) 千葉議員。 ◯議員(6番 千葉 加代子君) 対象の家庭について、それぞれの家庭で理由があると思うんですが。学校から何らかの指導とかができるようになっているでしょうか。また、対策は考えておられるでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 讃井教育長。 ◯教育長(讃井 明夫君) 朝食については各学校ごとに把握をし、そしてそれについては全国学力学習状況調査だけではなくて、そのほかに生活調査あたりで、小学校ごとに先ほどのアンケートと同時に個人面談して聞いております。  とりわけ今、学力学習状況調査と同時に体力調査というのをやっております。それは小学校5年生と中学2年生なんですが。それでそこで出てきてるのは、朝食のみならず夕食を家族と一緒に食べますかと言ったら、20%下回ってるんです、川崎町。朝食も問題だけども夕食も問題と、ということは家族の生活自身、家庭自身の生活のあり方自身を考えなければいけないということで、今学校と相談しているところが現実でございます。 ◯議長(北代 俊雄君) 千葉議員。 ◯議員(6番 千葉 加代子君) 本町はネグレクトがとても多いということですが、子どもの虐待等について関係機関との連絡は密にできているでしょうか。 ◯議長(北代 俊雄君) 手嶋社会福祉課長。 ◯社会福祉課長(手嶋 康文君) 本町では児童虐待対策の一環としまして、先ほども少し触れましたが、警察、児童相談所、保護司会、民生児童委員会、それから小中学校で組織します川崎町要保護児童対策地域協議会の中で各々の機関が連携し、また情報共有しながら迅速に児童虐待に対応するため、鋭意努力しているところでございます。以上です。 ◯議長(北代 俊雄君) 千葉議員。 ◯議員(6番 千葉 加代子君) ありがとうございました。
     遅くなりましたが、これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。        ────────────・────・──────────── ◯議長(北代 俊雄君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。本日は、これにて散会いたします。  なお、次回の本会議は18日、月曜日となっておりますので報告をいたします。どなたも御苦労さまでした。                  午後5時15分散会        ────────────────────────────── Copyright © KAWASAKI TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...