川崎町議会 2016-12-14
平成28年度第5回定例会(第3日) 本文 開催日:2016年12月14日
最初のヒットへ(全 0 ヒット) 午前10時00分開会
◯議長(見月 勧君) どなたもおはようございます。皆様にお知らせをいたします。
携帯電話をお持ちの方は
マナーモードにするか、電源をお切りいただくようお願いいたします。ただいまより本日の会議を開きます。
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日程第1.
会議録署名議員の指名
◯議長(見月 勧君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。本日の
会議録署名議員は、
大谷議員、
西山議員を指名いたします。
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日程第2.日程の通告
◯議長(見月 勧君) 日程第2、日程については配布の
議事日程をもって通告にかえます。
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日程第3.
一般質問
◯議長(見月 勧君) 日程第3、これより
一般質問を行います。
質問は、
質問通告一覧表の順番で行います。質問に入る前に、質問者の方にお願いをいたします。前質問者と重複する質問及び質問者以外の方の
関連質問は避けていただきたいと思います。
質問答弁はできるだけ簡明にお願いいたします。質問は1人30分以内であります。
質問通告書を提出している議員は9名であります。これより質問に入ります。初めに、原議員。
◯議員(10番 原 節雄君) おはようございます。議長。
◯議長(見月 勧君) 原議員。
◯議員(10番 原 節雄君) 10番議員の原節雄であります。質問書は、通告しておりますが、この要綱の中に、用紙の中に書けていない部分がありますので、いささかこの通告書に沿った形でいきますが、中身が書ききれなかった分につきましては、改めてそのまま話ししますので、わかる範囲でよございますので、答弁を願いしたいと思います。あの立ったままでいいですね。
◯議長(見月 勧君) どうぞ。
◯議員(10番 原 節雄君) 私は
中学校統合についてと、大きな柱としてそれが1点と、それから川崎町の
焼却灰最終処分場について尋ねるということで、これは
東部衛生組合ですか、加入して、その経過等ありますので、順を追って尋ねたいと思います。よろしくお願いします。
まず中学校の統合についてでありますが、私もこの
特別委員会の委員をしておりますが、その中で教育長は6キロ以内については、現在の通学路の措置については、6キロ以内は通常の通学、歩いて通学をする範囲だということを申されましたが、しかしながら、昭和の時代と平成の現代の時代、かなりの
交通事情も違っております。昨今の
テレビ新聞等でもご覧になられると思いますが、歩道を歩いておられる
児童生徒でも、これは突発的な何かの原因でその生徒が死亡するとか、大きなけがをするとかいうことが
日常茶飯で行われておるんです。
で、統合することによって、今3校ありますが、池尻、鷹峰、川崎、元々は
川崎中学校1校1800人近い生徒がおったわけですが、そのあまりにも生徒数が多いという形の中で、教育のレベルが非常に落ちてきておるということで、30代学級を目指すということで当時は分校を図っていったというふうに記憶しております。
最近は児童が非常に少なくなっておる関係上で、部活ができなくなっておる学校もある。そういう形の中で非常に公平をきたしておると。
どの生徒においても教育を基本法にのっとった形の中で、心おおらかな人材を育てていくために統合して速やかな開校を目指したいと、町長はこのように申されておりますが、今私たちは
特別委員会で審査した中で、町長が提案しておる川崎町の今の現
川崎中学校案が、町長が提案しておりますが、その中で委員会としては、いろいろ6箇所ぐらいありましたが、その中でしいて言うなら、その隣保館の前あたり、これも
川崎中学校ありきじゃなくして検討してみる余地があるという形の中で、町長に
アンケートを取っていただけませんかというお話をしました。
が、もうその
アンケートを取らずしても町民の意見は
川崎隣保館の近くということであれば、それはもう賛成するに決まっとるやないかという意見が町長から口から出ましたね。町民がそのように願っておる場所を選定できなかったという要因につきましては、用地の確保は非常に難しいと感じるということがございました。
が、用地の確保が難しいという思いだけでは、判断の基準には足りないというふうに感じます。やはり実際に学校を建てるということになりましたら、協力をしていただけますかという案の打診ぐらいはあってもよかったんではないかなと、このように思います。
で、
川崎中学校の今議案が提出されております。中学校を現中学校に編集して3校を1校にするということで、議案が提案されておりますが、委員会はやがて委員会の結果というのは、委員長から明日でも報告があると思いますが、その中でやはり通学路、新しい通学路を作るに至っては始点から終点、この位置は、示されておるわけでありますが路線についての明確な場所は示されておりません。
いろいろと私は私なりに地元の話だとか、その他いろんな方々の話を聞いていく中で、それは教育長が言われたか、町長が言われたか知りませんよ。この永井の土地については、親戚等はおるので用地の買収はそんなに難しくはないということで、永井の用地については、ある程度執行部の方では確定しとるんじゃないかというような話も耳にしております。それが事実かどうかというのはまだはっきりはしておりませんが、そういうことも踏まえて表に出さなかったのかなと疑義を感じるところとすれば、そういったところも踏まえて疑義を感じるわけであります。透明性をはっきりと公にしていただいて、私どもにどういうふうにすればいいのかという形の中で、それぞれの意見を集約してよいものを今後50年、100年、新しい歴史をスタートさせるにおいては、そういった重大な責任が課されておるというふうに感じます。その用地の確保につきまして、そういった経過があったのかどうか、身内がおるということでそういったあの発言があったのかどうなのか。まずそれを尋ねたいと思います。
◯議長(見月 勧君) 町長。自席で結構ですよ。
◯町長(手嶋 秀昭君) 用地の問題については、まだ場所が確定もしてないわけですから、用地の話をするはずもありません。従って、用地の話等については一切誰の話したこともございません。以上です。
◯議長(見月 勧君) 原議員。
◯議員(10番 原 節雄君) 噂が噂でひとり歩きをしておるというように解釈いたしましょう。大体の路線等もありますけれども、そういった形は憶測の中で裏のほうで思いの中で勝手に決まっておるんだというふうに考えておきましょう。
教育長。あなたにお尋ねしますが、この統合につきまして子どもの通学等々につきまして、安全性等々につきましては、どのように考えておられますか。
◯議長(見月 勧君) 教育長。
◯教育長(讃井 明夫君) 先ほど議員がおっしゃったように、
文部科学省の指針では、中学校では6キロまでは
歩行通学可能距離とされております。調査したところ、
川崎中学校から各方面への安宅を除いては、おおむね6キロ未満であります。
しかし、文部省も、これにて加えて
交通事情の変化により6キロということにこだわらずに地域の実態に応じて、1時間以内の
通学距離をというふうな補足も最近出されたところでございます。従いまして、
中学統合後の
通学方法については、統合した他の市町村の例によりスクールバスの運行とか、あるいは
自転車通学がいい、どうなのかとか、いくつかの方法が考えられますが、いずれにいたしましてもこれから
学校関係者やPTAなど構成する
開校準備委員会というのをつくっていきたいと思っております。
その中で協議をし検討して、その
通学バスを出すか、あるいは自転車とすると。そういうことについては
開校準備委員会の中のその委員会の中で結論を出していきたいというふうに考えております。
◯議長(見月 勧君) 原議員。
◯議員(10番 原 節雄君) 続けて質問しますが、6キロ以内というのは、これは昭和の戦後のときにGHQはこれの中での
教育基本法にのっとって制定された6キロです。当時は、川崎町も人口がものすごく増えていて、昭和32年ごろには4万3,000人を少し超えるぐらいの人口に膨れておりました。だから、
川崎中学校であっても非常に賑やかで安全性が保てるし、当時は車もほとんどなかったんです。馬車、あるいは線路を使って石炭を運ぶということで、今みたいにトラックが
日常茶飯でどんどん走るとか、乗用車を各家庭に2台3台あるとか、そういう関係じゃないですね。
今、学校がもし採決でどうなるかわかりませんが、私はこの採決の私の気持ちをはっきりするためにも、今教育長に尋ねておるのはどこまでどういうふうに考えたのかということなんです。だから、今から考えるじゃなくして、再三委員会で質問しております。安全、安心というのは、今は
児童たちにそういった父兄にも安心感を与えなきゃいけない。もちろん勉学も向上させるため努力しなきゃならないけれども、通学あるいは部活をした時に、優秀な子どもというのは部活で優秀な子どもというのは、どうしても5、6時まであるいは大会がある前というのは強化練習したりして遅くなります。その都度教師が送って行きますか。できないでしょう。当然、生徒の
お母さんか
お父さん、あるいは
お父さんか
お母さんがいない場合は、近隣の方々にお願いしてその通学を何とかカバーしようというのは、現状でもそうじゃないですか。更にこれが統合されると父兄の負担は大きくなるんですね。
私が実際に小畔ノ手から
田川病院の近くですよ。あれから歩いてみました。
川崎中学校まで。急いで歩いて、そんなに私も足は遅くないと思いますが1時間20分ですね。もう着いたら汗をかきます。勉強をしに行くのに、朝1時間20分一生懸命歩いて行って疲れますよ。かばんは背負いですか。背中にからうんですか。ぶら下げて、手提げで行くんですか。いずれにしても、1時間20分持って一生懸命歩いて行かなならんし。宿題も当然出るでしょう。夜遅くまで勉強してあるいは塾に行って帰って、子どものゆとりの教育時間というのは、どういう形で土曜日も休み、日曜日も休み、祭日も休み、その無理はどこにいっとるか。
子ども自身にいっとるわけですでしょ。現状では。
だから、その
総合試験をやっても評価が非常に
川崎中学校は低い。これは誰の責任でもない、我々大人の責任なんです。この問題をなんとか穏やかなおおらかな気持ちで
子どもたちに提供しなきゃならないというのが、今度の統合とよりよい環境をつくってのスタートなんです。もう1度尋ねます。この通学等々について、あなたはどのように考えますか。答えてください。
◯議長(見月 勧君) 教育長。
◯教育長(讃井 明夫君) 先ほども申し上げましたように、統合は最終的に
川崎中学校と決まれば、それに対する
準備委員会というのを発足し、その中で
通学路検討委員会等を作成し、そこで詳しく検討していきたいと思っています。
なお、現在は
統合中学校開校までには、現在ある組織としては役場、
教育委員会、学校、それから
田川警察署、
田川県土整備事務所等で構成する川崎町
通学路推進会議というのがございます。
そこで、
危険場所については、そこでこういう点については検討し、そしてそれも
危険場所については指摘し、ある時には県の補助をいただいて修理もさせていただいてるところでございますが、今回の新しく建てる学校について、協議等も考えまして今言いましたように、
通学路検討委員会というのをつくりまして、そこでどのようにすればいいかということを考えていきたいと思います。
従いまして、先ほど昭和と言いましたけれども、今回の平成の
市町村合併と同時に小学校、中学校の統合の推進の文科省の指針では、中学6キロ、小学校4キロ以内というのに加えて、通学時間1時間以内にするということについて、市町村でどのようにするかを工夫しなさいということになっておりますので、これも先ほども申しましたように、
通学路検討委員会というのを今回については、その委員会の大きな枠の
建設委員会の中の一部として大きな位置づけとしてやっていきたいと考えております。
◯議長(見月 勧君) 原議員。
◯議員(10番 原 節雄君) 教育長は4キロ以内ということで、各
教育委員会にその判断を委ねておるという認識でございますね。そうしますと4キロ以内ということになってきますと、小畔ノ手の一部はこれに外れますが、それから安真木、安宅ですね。
◯教育長(讃井 明夫君) 中学校は6キロ以内、小学校は4キロ以内という形で、それであと1時間以内という文科省の指針がございますということです。
◯議長(見月 勧君) 原議員。
◯議員(10番 原 節雄君) 1時間以内ですか。そうしますとキロ数はともかくとして、1時間以内ということは私が歩いて1時間20分ということは、上原坂、前町長の
原口町長がおられました、あの上原坂の
上あたりですね。あの辺が1時間です。
ただし、これは
個人個人の体格の差があるんです。私はこのとおり強健ですから足も速いです。歩いて行きながら途中で追い越して行くこともあります。それぞれの体力の格差というのもあります。これは一番強いところに焦点を置くのか、一番弱いところに焦点を置くのか、教育長どっちを考えますか。
◯議長(見月 勧君) 教育長。
◯教育長(讃井 明夫君) これについては、今言いましたように
通学路検討委員会というので、そのあたりの判断も含めてどのようにすれば
子どもたちが学校に来て楽しく学べるか、そういう体力も含めてその中で検討させていただきたいと思っております。
◯議長(見月 勧君) 原議員。
◯議員(10番 原 節雄君) 教育長、あのねえ。これは新しい中学校を統合してつくるときには、いろんな補助金が使えるんです。
通学バスを買う。何にしろ。理由をきちんと述べて。
検討委員会を作っていても最終的に議会が判断しなきゃならんのです。
検討委員会で作って、
検討委員会で予算の審査はできないんです。考え違いしとらせんですか。そのためのきょうは
一般質問でしょう。違うんですか。もうちょっときちんと説明して下さい。町長。どう考えますか。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 通学路の方法については、いろんな方法があると思いますし、その中のひとつとして
通学バスの確保というようなことも当然考えるというふうに思います。従って、
検討委員会の中ではそういうことも含めて、これから十分検討する必要があるというふうに思っております。
◯議長(見月 勧君) 原議員。
◯議員(10番 原 節雄君) 現
川崎中学校の通学路につきましては、一時変質者が出没するということがございました。これはすでに教育長もご存知だろうと思いますが、まして今からたくさんの、もし
川崎中学校で決定をすれば、いろんなところからたくさんの
女子生徒と
男子生徒が通学をしてくるわけです。そうしますと、より一層安全な通学路にしなきゃならないということになるんです。
現状でも夕方6時ごろになったら永井のどの道を通っても、川崎町の変電所のところ、それから西本町団地のところを見ても真っ暗じゃないですか。車のライトがパッーと照って、今陽が短いですから、ライトが照ると誰か来よるなちわかるけど、学生服は紺色ですからわからないんです。見てもね。だから最近のニュースでは、車はライトはローダウンじゃなくてビームでライトは上さい上げてくださいというような形で、法令も少し変わりつつあります。
そういった状況の中で安全確保するということは、少なくとも日没、防犯灯が点滅をするときにずっと安心して通学できるように、これは防犯灯を整備しなきゃならない。こういうふうに思うんです。私はそう思います。それが少なくても明るく通学をできる、
交通事故等につきましては別ですよ。安心して明るいから、安心してあっこ誰か歩いて行きよるなと。誰が行きよるなというのが遠くからでもこれは見て保護することはできます。見ながら、見守ることはできるんです。
そのことについてどうですか町長。防犯灯をずっとつけて子どもの
安全安心を考えるというのは。児童の。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) いよいよ本格的にやっていくという段階では、そういう通学路の
安全対策ということも当然考えなきゃいけないというふうに思っておりますんで、防犯灯も含めていろいろな角度から
安全対策を検討していかなければいけないというふうに思います。
◯議長(見月 勧君) 原議員。
◯議員(10番 原 節雄君)
学校関係につきましては、
特別委員会の中で、再三議論を交わして、なおかつまだ疑義は感じますけれども、最終的なその意見に到達する前に判断を出さなきゃならないという非常に残念な結果になっております。学校の統合についての質問は、これで終わります。
次に川崎町の焼却灰、
最終処分場についてお尋ねします。まず、この
最終処分場の購入の経過等につきまして、どのような経過でこの東田原の町の
最終処分場の処分場として決定したのか。町長は4年間空いていますんで、わからないところはあると思いますが、わかる範囲で結構ですが。町長。あるいは
担当職員でも結構ですが、わかる範囲で説明願いたいと思います。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君)
用地買収から含めて、いろいろ事業を進めておりますんで、その辺は今準備ができておるかどうか。質問の通告に買ったときの経緯を問うというような質問がなかったから、私どもでしては当然あと調べればわかりますけど、今この時点ではそういう資料を持ってきておりませんので、明確にお答えすることはできません。
◯議長(見月 勧君) 原議員。
◯議員(10番 原 節雄君) そういうことであれば、改めてまた3月定例でも聞かさせていただきます。まず町長は、ここで通告をしておりますように、川崎町が
東部衛生組合に加入した。これは
吸収合併ですね。
対等合併じゃなくして。そのときに川崎町が建設をしている
最終処分場、ここを
東部衛生施設組合の焼却灰の処分場として使いたいという説明が一度ございました。
で、その
住民説明会を開くにあたって、
東部衛生組合の組合長は、私も一緒に同席してもよろしいがとそういう話もあったということでありましたが、それが余り時間がかからないうちに建設の用地としては各7カ町村の首長の会議の中で、川崎町に
東部衛生施設組合が予定しておる
最終処分場については使用できないという判断が示されたということを議会の中で全協の中で説明がございました。その中身を精査していくと、地下に
不純物等が埋設されているということと、ボタ山にボタ土に、一部が面しておるという形の中で好ましくないという形の中で、町長はそのときに何か反論されましたか。その意見を好ましくないという通知を受けたときに、その場で何か反論されました。お尋ねします。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 大量の
産業廃棄物が処分されてる。あるいはボタ山が隣接しているというような状況というのは、いわゆる
最終処分場としては適格性にかけると。いわゆる
不適各地であるというような状況が示されましたので、そのことについて反論する余地はないというふうに思っておりますんで、私は一切反論いたしておりません。それは事実でありまして、もう既に事実はわかっておりましたから。その時点で。だから、それで反論する余地はないということで反論はいたしておりません。
◯議長(見月 勧君) 原議員。
◯議員(10番 原 節雄君) 記憶を私も辿りながら、
三井開発、これかなり永い間やりました。これ私が第1期目当選したとき、町長も
総務委員長をされておるとき、その辺から
三井開発特別委員会ができて、そして用地を購入し、炭住を解体しながら造成をしていって、当時の産廃という規定はそんなに今みたいに厳しくはなかったわけです。大部分がその島廻の奥で焼却されたとか、あるいは今問題になっておる地域で、瓦とか屋根の下地そういったところはその処分をされたというような形があるわけです。
これは町もすでに知っておるというふうに私は解釈しました。知らないということはあり得ないと。その永い歴史の中で、どこに処分したらいいのかということで、それぞれが行政区と話し合い、地権者と話し合い、そしてこの
最終処分場をつくるに至っても、その知らなかったという形は、そら町長は知らなかった。けれども永い歴史の中では、どこかに議事録として残っておるはずなんです。
三井開発の中で当然、焼却処分するのはどういうふうにすればいいのかと。
それで町長は答弁の余地がなかったということでありますが、これはそうではないでしょう。今の技術でいけば、下に粘土層を50センチぐらいを転圧して敷いてその上に焼却灰を捨てる。ボタ山の面したところにもその捨てながら粘土層で層をきちっと分断をしていくということは、通常の産廃の処分場についてはそういう工法で行われておるんです。密着をさせないという遮断する方法を、これはシートなんかではできませんから。せめてそういうことで、この2億円近くを投じて環境アセスもやりました。土地も買いました。処分場として使えます。
で川崎町単独でその焼却場建設をし、単独で処分場で使うといったときには、今の予定の処分場ここを使うわけでしょう。どうですか。使ったわけでしょう。現在違いますけど、どうですか。川崎町がもし単独で行った場合。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 単独ですれば、そこを予定しておったんですからそこを建設する場所になっておったんじゃないかというふうに思いますけども、しかし万が一そのことが事実がはっきりして、県の方もそのことを掌握すれば、これは
不適各地だから、これを止めなさいというような指導が入ると思います。それが県は知らずに、そのままいけばもうもしかしたらそのままいったかもわかりませんけども、しかしそうでなければ指導が入ると思います。適正な取り方。
それから、今あなたが言われるように産廃の上に泥を置いてするとか、それから横のボタを捨てているボタ山の横にまた泥をして遮断するとか、そういうようなことを言ってもそういうことは
最終処分場の建設地としてやる場合については、それはそんな簡単なことでは許可いたしません。全部撤去するか、きちんと処理をしたそうした後できちんと防水シートを敷いてやっていくということであれば、許可してもらえると思いますけど、今泥を置いたぐらいのことで、そんなのは許可の対象になるとは当然私は思っておりません。
◯議長(見月 勧君) 原議員。
◯議員(10番 原 節雄君) これは見解の相違があると思いますが、当然やっぱり本町の不良債務を消化しようというなら、あの手この手を使いながら苦心しながら、努力をして町民の負の遺産となるこういうものを排除しなきゃならない義務があると思うんです。
でないと約2億円近い金額というのは、国に返さなきゃならない。返さなきゃならないけれども、これは町民の血税です。固定資産等々払わないものにつきましては差押えするぞと。あるいは競売を実施するぞという形を片一方は強制執行の手を上げながら、払えますかどうしますかと。
こういった強権を発動しながら得る税でございます。その税をわずか反論も余地がないという、その議会にも対応の措置のどうしたらいいかという話も何もないで、反論の余地がないのでそのまま鵜呑みをしたというのは、これはちょっと勇み足過ぎたんじゃないですか。今どう考えていますか。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 私は良識人として当然の行為を行ったというふうに思っておりまして、むしろあなたが今言われるようなことを、ましてむしろこの法律の違反をして、なんか隠ぺいするようなことをせいというような言われ方していますけども、そのことのほうが川崎町にとって大変な汚名を被ることになるというふうに思っておりますし、私はそんなことは法律に違反するようなことを隠ぺいするようなやり方っていうのは、これはやっていけないというふうに思っております。
従って、これは
用地買収の時点で既にいろいろ鉱害の賠償のあれになっている。土地の登記簿の謄本を見れば、明らかにいろいろ問題点があるということは分かってるわけですよ。だから、その時点でこれはむしろ土地を購入すべきでなかったと、私はそういうふうに思っている。
だから、今あそこに
最終処分場として進めようとしたそのことの行為が私は間違っておったというに思っておりますから、私は反論しなかったというのは当然のことでありまして、それが何ら批判されることは一切ないというに思っています。
◯議長(見月 勧君) 原議員。
◯議員(10番 原 節雄君) 多大な負債を抱える状態になりまして、当然の行為ということでありますが、やはり不可能なところは可能にするというのが知恵じゃないですか。違反することは何もない。いいですか。知恵ですよ。当然、県の指導に従って、じゃあどうすればいいか、その指導に従って着々とやっていきさえすれば、これ違反でも何もない。そのように思う。あなたはその努力が足らなかった。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) ちょっと反問権行使。
◯議長(見月 勧君) どうぞ。
◯町長(手嶋 秀昭君) あなたは今言っていることは、自分が言ってることは、どれだけ重大なことを言ってるかわかってるんですか。恥ずかしいことですよ。本当に。そんなことは平気でこの議場の中で、言えるというようなことは私はちょっと神経を疑います。
あの土地をあなたはもう1回せっかく買った土地だから、全部いろんな手続きもやっているから、
最終処分場で向いているからやれと、今あなたはそういうふうに言われますけども、言われる根拠を教えてください。私に。私は考えられません。あなたの言っていることが。何でそんなことができますか。法律をあなた無視してできますか。あなたの言われて、あそこに進めようとする根拠。
2億2,000万金はかかってますよ。かかってるけども、もったいないから私は何とか田川郡でできることであれば、市郡で
最終処分場として活用できることであれば、それが一番喜ばしいというふうに思ってましたけど、しかしそれが土地が欠陥の土地であったということがはっきりした以上は、それを土砂を処分したり
産業廃棄物を処分したりしたら、もっと多額のお金がかかるから田川の8カ市町村としてはここを適正化
最終処分場の候補地とすることについてはできないということになっただけの話で、それを、あなたはもっと金をかけてやれと言うんですか。
そんな今2億2,000万かかっているから、もっと金はかかりますよ。そして、できなかったらどうするんですか。あなたの考え方をもっと言ってください。
◯議長(見月 勧君) 原議員。
◯議員(10番 原 節雄君) 私は県とよく協議をして、そして県の指導のもとで遮断をつくっていくと。当然、粘土層ができますよ。粘土層できちっとその上に防水シートを張るということなんです。
やはりそういった現在の知識等々の技術力を持って、やはり対応すべきであったというふうに考えるんです。それは町長と私との見解の相違。私は
産業廃棄物を実際にやってきて、運営もやってきて、そこの管理者もしていましたからわかかるんです。何でそのくらいのことを言えなかったのかなと、非常に歯がゆい。それは憤慨しました。何でかっち。
これだけの2億1,000万近い金を町民に負の遺産としてかけて、今から払わなきゃならない。いろんな事業をやらなきゃならない。これだけの2億1,000万の金があったら、単費があったらかなりの事業ができるんやけどな。おしいでしょうがないです。何か利用方法は他に考えられますか。現時点で。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 今の状況の中では、何か利用方法というのは私は考えられないというふうに思っています。だから私は、あくまでもいろいろ
産業廃棄物を処分したり何かしないと後の活用ができないというふうに思っております。
だから、私は県の指導と言いますけど、県の指導ではそんなことは、あなたが言うような簡単なことで、そんなことでできるはずがないんですよ。あなたが言うのは脱法行為をやれと言うことを言っていると同じですよ。だから、私はそういう脱法行為はできないということをはっきり申し上げているわけです。
◯議長(見月 勧君) 原議員、残り時間が2分になっています。
◯議員(10番 原 節雄君) はい。貴重な時間でありますので、私は違反しなさいということを言ってないです。見解の相違ですから、いろいろと話が違いましょう。町長は前所有者に対して、裁判等を起こしてきちっとカタをつけたいという話がございましたね。以前の所有者。この流れにつきましてはどのようになっています。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) これは弁護士とも協議をしながら、裁判ができるかどうかそういうことも含めて今後検討していきたいというふうに思っています。
◯議長(見月 勧君) 原議員。
◯議員(10番 原 節雄君) 弁護士と相談というのは、その相談するのはそんなに長くかからないですよね。実際、できないというほうのが近いんじゃなかろうかと思うんです。できない場合は、やはり町民に対する負の遺産だけを残してということになりますが、これは当然その負の遺産については議会とも再度協議をして、どうするのか。やはりきっちりとした形で、どっかで終止符を打ちたいと思います。だから、私は、町長は軽はずみに判断をしたということに対して疑義を感じています。私は感じておる。
◯議長(見月 勧君) 個人的なやりとりはやめてください。もう時間が来ました。
◯議員(10番 原 節雄君) 終わります。ありがとうございました。
………………………………………………………………………………
◯議員(12番 櫻井 英夫君) 議長。
◯議長(見月 勧君) まだですよ。異議か何か。
◯議員(12番 櫻井 英夫君) 議長。
◯議長(見月 勧君) はい櫻井議員。
◯議員(12番 櫻井 英夫君) ちょっと休憩に落としていただけますか。
◯議長(見月 勧君) 休憩ですか。
◯議員(12番 櫻井 英夫君) 私どもは質問席に立つんですから、理事者も1回目の質問に対しては、ちゃんと答弁席で答弁していただきたいというお願いです。
◯議長(見月 勧君) これ前回皆さんで決めたことですよ。皆さんで諮って決めたことですよ。
◯議員(12番 櫻井 英夫君) いつ決めたんですか。
◯議長(見月 勧君) いつ決めたって、全協で決めたじゃないですか。皆さん決めたでしょ。
◯議員(12番 櫻井 英夫君) いや
一般質問のやっぱり質疑応答は質問席、そして答弁席に立つのは、これ普通のルールですよ。
◯議長(見月 勧君) 全協で決めたんですよ。全協で全員で決めたんですよ。
◯議員(12番 櫻井 英夫君) 記憶にない。
◯議長(見月 勧君) それはあなたが記憶ないだけで、他の人に聞いてください。
◯議員(12番 櫻井 英夫君) その答弁席というのは一切何もいらなくなるじゃない。
◯議長(見月 勧君) いや、それはきょうだけやないじゃないですか。
◯議員(12番 櫻井 英夫君) だから、普通のルールだから全国共通の。1回目の質疑については答弁席に立って答弁してもらいたいんです。
◯議長(見月 勧君) その件はもう一度全協で。わかりました。
◯議員(12番 櫻井 英夫君) だから、再質問については自席でいい。
◯議長(見月 勧君) わかりました。もう時間がない。
………………………………………………………………………………
◯議長(見月 勧君) 次に櫻井議員。町長。1回目だけいい。
◯議員(12番 櫻井 英夫君) どなたもおはようございます。20年前から地域おこし協力隊の精神で、させていただいてます12番議員の櫻井英夫でございます。55回目の
一般質問をさせていただきたいと思います。
質問に入る前に、昭和天皇の末弟三笠宮親王殿下におかれましては、去る10月27日に100歳の御長寿で薨去(こうきょ)されました。改めてこの場をお借りいたしまして哀悼の意を表したいと思います。
さて11月14日田川青年会議所が、麻生グループ会長で九経連連合会長の麻生泰氏を講師に招いて講演会を開催いたしましたけれども、要はすなわちテーマと情熱が地域づくりに肝要だというふうに語っておりました。
また、九州から日本を変える。飯塚を日本一のまちにすると。高らかに宣言をしておりました。そのポイントは医療と教育だそうです。講演冒頭、長者原から福岡空港に地下鉄を通してもらうように兄貴すなわち麻生太郎さんに頼んでいるとおっしゃってましたので、私は質疑応答の中で田川の交通インフラは何とかなりませんかと尋ねましたところ、福岡空港と北九州空港のアクセスを図る中で、田川経由の交通を考えようではないかというふうに言って下さいました。
とにかく猫の手でも人の手でも借りて、全力でふるさと田川、川崎の振興を図っていこうではございませんか。
それでは質問に入らさせていただきます。今回は、大きなテーマ3件。そして7問について通告をさせていただいております。先ほど原議員が焼却場のことにつきましては質問され、答弁、私と重複するところがありますが、それ部分を省略しながら質問していきますし、また、株式会社De・愛についていても既に決算書も出されまして、その時点で答弁終わるかなという部分もありますけれども。
それから、教育の点検報告につきましても、26年度の分は出していただいておりますので、そういう意味では通告と若干内容が変わった質問になろうかと思いますけれども、その点はガチンコ勝負というところで、しっかりと議論を深めていきたいというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは第1件目のごみ
最終処分場建設事業問題についてということでお尋ねをしてまいりたいと思います。9月30日の全員協議会で報告説明のあったごみ
最終処分場建設事業問題について、まず田川
東部衛生組合から川崎町東田原に整備予定のごみ
最終処分場を活用したいと、その要請を受けその後衛生組合が事前調査したところ、当該地にボタ山が存在、
産業廃棄物も捨てられているので不適となったというようなことだそうでございますが、町単独で整理した場合は県から許可が受けられ整備可能だったのかどうか。
先ほども若干その説明がありましたけど、改めてですね。コンサルタントは入ってるわけですね。コンサルタントの調査結果はボタ山、産廃の存在についてどのような報告がなされているのか。
産業廃棄物は適法に処分されたものなのか。違法の場合の処理はどうされるのか。先ほどはその辺の答弁が、まだ明確ではなかったので明らかに明確に答弁していただきたい。
それから2)として、整備予定地の適否について。
東部衛生組合から指摘を受けるまで、問題を意識しなかったのはどうしてか。どうしてよそから言われて初めてハタと気が付かなきゃならないのか。
東部衛生組合はどのような独自の事前調査をされて、その結果について容易に処分場不適の問題点を把握できたのか。どのようにされたのか。伺ってますか。
3点目。全協では損害賠償の訴訟も視野に入れ、経緯を調査すると発言がございましたが変更ないですか。先ほど原議員のその中で若干出てきましたけども、検討するって話でございますけども、この3点につきましてまず答弁をいただきたいと思います。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) まず、この事業開始でありますけども、平成24年6月の
用地買収から始まって、その後、地質測量調査業務委託、環境アセスメント基本設計及び実施設計など、業務委託を経て平成27年3月に完了いたしております。事業総額は約2億2,000万を投入いたしております。
御質問の町単独で実施した場合、公共事業でありますので、県の許可は要しませんけれども、着工60日前までに設置届を県に提出しなければなりません。川崎町単独でこの事業を実施したとしても、
産業廃棄物が確認されれば、当然、適切な廃棄物処理をしなければならないということでございます。
また、用地購入の際、土地登記簿謄本にて所有者地籍抵当設定権等を事前に調べます。この調査の中で、用地の一部に鉱害賠償登録と地役権設定の表示がされております。その後、地質測量調査を実施しております。その際、炭鉱の古道が3箇所存在していることは、測量立会時に確認されておりますし、委託業務報告書にもその旨最上部では建設発生残土やボタ山による埋土が分布していることが報告されております。
次に東部組合から指摘を受けるまで問題を認識しなかったということかの質問でありますけども、実施設計等業務委託は既に完了いたしておりますので、不適格用地であるという認識は持っておりませんでした。しかし、東部組合でのこの候補地が不適格地となった理由は、まず8市町村処理での排出量がこの町単独計画での処理能力では3年半の処理能力しか満たず、さらに
産業廃棄物の存在及び軟弱地盤で、自然発火の危険があるボタ山であること。このボタを産廃処理をするには多額の費用がかかり、焼却灰の処分地には適さないと判断され、本町での建設を断念したという経緯でございます。
このような事実が発覚後、直ちにこの一部の試掘調査を実施いたしましたところ、大量の建設廃棄物が確認されました。さらに当時の従事した職員及び地質測量を実施した委託業者等に聞き取り調査を行い、どのように事務処理を進めてきたのか確認いたしたところでございます。
それから、御質問の9月の全員協議会での損害賠償等の訴訟の関係についてでございますが、私しては当然損害賠償を視野に入れながら調査をしておりますので、町顧問弁護士とも相談し、ただ今その協議を行っているという途中でございます。
◯議長(見月 勧君) 櫻井議員。
◯議員(12番 櫻井 英夫君) では再質問させていただきます。この
最終処分場用地が決定していくまでに私も議決に関わった議員でございますので、先ほど原議員が指摘しましたけども、そういう産廃があろうがボタ山であったろうが、それはどうにかすればどうにかなるという解釈があったのではないのかなと想像されるんですけども、そういうことであそこの土地の状況、過去の状況をわかってる人たちがたくさんいたと思うんですけども、誰もそこに問題意識を持たなかったと。迷惑施設ですので、受け入れてくれるならば、これ幸いということで事が進んでいったんではなかろうかなというふうに思いますけれども、まずもってこの経緯をしっかりと精査をして、そしてまたもちろん弁護士とも相談してるということでございますけども、訴訟を行うについては、その経緯を議会にも説明をいただいて、そして調査結果をご報告して、そして訴訟に臨むというふうに御約束をしていただけますか。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 訴訟を起こす場合については、当然議会の議決を必要といたしますんで、議決をいただく場合については、その間の説明を全部資料として提出をさせていただいて、そして議決をいただくようにいたしたいというふうに思っております。
◯議長(見月 勧君) 櫻井議員。
◯議員(12番 櫻井 英夫君) そういう意味では、前執行部のやってきた事業の後始末をこの手嶋町長がしっかりとされるというふうに私は認識をしていますので、齟齬(そご)のないように脱法行為とかもちろん論外の話でありますんで、しっかりとこれが少なくとも損害が最小限で済むように御尽力をいただきたいというふうに思うわけでございます。以上で1件目の質問は終わります。
続きまして、株式会社De・愛の経営状況についてということでお尋ねをしていきたいと思います。
通告書では書いてございますけれども、もうこれは既に経営状況が27年度につきましては報告されております。もうそれでもう答弁終わったということになろうと思いますけれども、その中であえて質問させていただきたいと思うんですけれども、この議案を出すに至った経緯、地方自治法第243条の3。私は前政権のときから何度も何度もこの経営結果を出してくださいよと言ってまいりました。そして、いちいち経営状況を議会なり委員会で尋ねてまいりました。何かこの出すべき根拠はないかとずっと探しておったんです。会社法とかそういうのを探しておった。ところが灯台下暗し、自治法の中にこれがあった。どなたがいつこれ気が付いて出さなければならないというルールになっているか、どなたがいつの時点で気が付かれたのか。この辺をまず答弁いただきたいと思います。
◯議長(見月 勧君) 担当課長。
◯農商観光課長(中野 新壱郎君) 農商観光課長の中野です。私が農商観光課長になったのは今年の4月1日ということで、株式会社De・愛、2分の1以上町が出資してる法人及び株式会社については、議会に報告しないといけないということを知ったのが、申し訳ありません、監査委員から指摘があって、であるならばやっぱりちゃんと報告しようということで、今回報告させてもらいました。
櫻井議員が先ほど平成26年度の決算はまだちゃんと報告してないんじゃないかということでありました。それについては、26年度決算、今回27年度決算を議会の方に報告させてもらってるんですけど、26年度決算については、8月3日の全協のときに大まかでありますけど、来客数、売上及び人件費、原材料とかいう形で決算を簡略でありますけど報告させてもらいましたので、今回の分についての27年度は6日の本会議で報告させてもらっております。
以上です。
◯議長(見月 勧君) 櫻井議員。
◯議員(12番 櫻井 英夫君) その答弁100点。100点ですよ。監査から指摘があった。まさにそのとおり。私は、監査と協議しとったんです。私も大体同じぐらいの時期にこの条項にたどりつきまして、早めにこれ私が通告書を出しておったんで、その前に出てきたというなら、これ本当100点、200点。
そういうことで、しっかりと自治法のルールを熟知をして、きちっとやっていただきたい。そして、その後に経営がいいとか悪いとかいうことになるわけです。やっぱさらさないといけないわけです。それで今回損益計算書が出てまいりました。結構なことです。ようやくまな板に乗ったわけです。
そして、この中でこれは通告してませんけれども、この政策を始めるときに月収750万が入る、記者会見で言っている。損益分岐点450万。この27年度の損益の収益を考えると210万です、210万、レストランの売上が。
そして、この言い訳がこれは都市と農村の交流施設だから、売上、経営は問題じゃない。交流が進めば、それは付加価値として認められるんだという考え方がまかり通ってきたわけです。
しかし、私はそうはいかないと思います。何でか。一切、交流事業なんかやっていない。ただご飯食べるだけ。食事を食べるだけの実態しかないわけですから。そういう誤魔化しを重ねていってはいけないと思うんですが、どうして210万しかないんですか。理想値は750万、損益分岐点は450万、現状は210万。その経営分析、後のページの方で問題点は全部わかっていますね。書いていただいて今後もどうしようかと町長わかっていらっしゃいますけれども、210万、27年度の月売上目標ってのはどのぐらい設定して、こういう結果になったんですか。
◯議長(見月 勧君) どなた。
◯議員(12番 櫻井 英夫君) 町長。社長。
◯議長(見月 勧君) 担当課長。
◯農商観光課長(中野 新壱郎君) 櫻井議員の今の質問でありますが、今すいません、資料すいません持ってきてございませんので、後で報告したいと思います。すいません。
◯議長(見月 勧君) 櫻井議員。
◯議員(12番 櫻井 英夫君) この株式会社De・愛の問題点については、全部認識されております。そういうふうに信じてます。3月までには方向性を出すと言われてます。それを信じてます。ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。答弁できないことなんて、たくさんあるんです。これが現状なんです。それを住民のみなさんにわかっていただくだけでも結構です。これで2件目終わります。
最後の教育事務の管理執行点検評価についてということで質問させていただきます。これも一番最初は24、25、26とこの点検評価が今まで出てきたものが出てきてなかったというところから、質問のテーマに上がったわけでございますけれども、27年につきましては出ておりました。26年度につきましても12月に入って教育長がんばって出していただいております。しかしながら、評価員評価の記述が見当たりませんでした。ですから、とにかく何とか出そうと。形だけはしっかり整えようという努力のあれは伝わってまいりました。どうしてこの26年度は評価員評価の記述が得られなかったのかというところですね。
それから、27年の報告書の中で指摘されております、各ボランティアの高齢化と減少への対応とか、それから生涯学習推進対策について、どのようにお考えがあるかというのを説明をいただきたいと思います。
それから、これも27年度の評価を見て感じた点ですけども、障がいを持つ学童、生徒への支援に関する記述が見当たらないということで、この辺のところに視点が注がれていないのではないかと。確かに福祉の分野ちゃ福祉の分野なんですけども、福祉と教育の連携を図る必要があるのではないかという点で、この教育事務の管理執行点検評価に対して、今の細かい点も含めてどういうスタンスでいらっしゃるのかお答えをいただきたいと思います。
◯議長(見月 勧君) 教育長。
◯教育長(讃井 明夫君) まず教育事務の管理執行点検評価についてでございますが、私は平成27年5月25日に教育長に就任いたしました。従いまして、平成25年度分の未提出分については私のほうではわかりません。
それから、26年度分につきましては、前任の教育長がしておりましたけども、これは辞められて約2カ月近くの区間でございましたけども、これは次の教育を進めるためには、点検評価しなければならないということで、27年を評価すると同時に並行しながらやっておりましたけども、これは遅れて今月出させていただきましたけども、これについてもそのときに1年の教育をどう評価するかと、こういうことについては学識者等の評価委員が外部からいりますので、その選考がなされておりませんでしたので、従って該当者がなしという形で、従って26年度の分についても評価については、一応
教育委員会で簡単に─簡単というよりも外部評価なしで出させていただきました。
しかし、27年については法律どおりにやらしていただいております。従って、前の2年間については1年分は全くわかりませんでいたけど、2年分については振り返りながら委員会評価という形にさせていただいたというのが事実です。
それから、内容ですけども、各ボランティアの高齢化への対応、あるいは生涯学習対策についてですが、議員御指摘のようにボランティアの高齢化と減少ということが続いております。広報紙等によって募集を行っていきたいと考えておりますけども、現実的にはなかなか集まらない状況があります。
従って、ことしからは県立大学やティーチ・フォー・ジャパン、これは世界的な組織なんですけどもティーチ・フォー・アメリカとかそういうのを含めて、そういうところと連携を強化をして、外部の人たちとの交流あるいはPTA等を通じまして、若い人たちへの教育ボランティアを掘り起こしていきたいというふうに考え、平成28年度については、まず県立大学の土曜の風という形で若い学生を週に土曜に来ていただきましたし、ティーチ・フォー・ジャパンについては3校にやっていきました。
次に生涯学習についてですけれども、現在、教育振興計画を策定中であります。その中で生涯学習の推進については、私はもう非常に重要な課題ということで、学校教育と生涯学習は非常に密接な関係あるということで、コミュニティスクールの計画等も行っているところでございます。いずれにしろ生涯学習というのは、学習を通じて多様の人たちが集い、協働するための体制づくりを社会全体の教育力を上げていくためには非常に重要だし、それを強化しなければならないと思っております。人々が主体的に社会に参画し、相互に支え合うような状況を目指していきたいと教育振興計画の中には入れていきたいと考えております。
最後の質問ですけれども、障がいを持つ学童・生徒への支援に関わる記述がないとありました。これについては、障がいのある
子どもたちの就学支援として、毎年新学年に始まる前にどこでどのような教育を受けることが適しているかなどの意見を聞くために、就学指導委員会を、これは法的にも規定されておりますが、それを開催しております。この就学指導委員会の意見と学校生活状況調査あるいは新小学校1年生においては、保育所での生活状況調査などを元に適切な就学先を決めていっているところでございます。
適切な教育の支援等を確保してために、家庭との連携も不可欠であり、それに加えて保育所、社会福祉課、川崎特別支援学校などと、もっともっと交流を深め、また情報を共有し図りながら、障がいのある
子どもたちの就学支援を推進していくことが急だと考えております。特別支援学級の担任教員の積極的な研修等も行い、指導力も高めていきたいということで、法律も今度の法律が変わりまして、ゆくゆくは全教員が特別支援の教員免許を持つようなシステムに作っていきたいという、そういうふうな文科省の考えもあるようでございますので、とりわけ今うちのほうについては今後は障がいのある
子どもたちの就学支援について、今の現状をもう少しきちんと評価しながら、本書にも来年度から記載していきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
◯議長(見月 勧君) 櫻井議員。
◯議員(12番 櫻井 英夫君) それでは再質問させていただきます。冒頭ちょっと御紹介が遅れまして、麻生泰さん、こないだ講演会の中では讃井さんの教育長の名前を出して、頑張ってるというふうに言ってくれておりました。私もびっくりしましてね、固有名詞が出たんで。
この報告書の関係ですけど、25年度については就任前の話でわからないということですけども、そのとき讃井教育長でなくても別な教育長がいたわけです。事務局もいたわけです。担当課長じゃなかったかもしれないけど。
教育委員会はあったんです。だから、どこに原因があるかというのをちゃんと認識しないと、責任問題ですよ、これは。行政が途切れるわけないんだから。連続してるんですから。ですから、このへんは答弁を求めませんけど、しっかり自覚をしていただいて、どなたが首長になろうが、どなたが教育長になろうが、どなたが課長になろうが、そういうおろそかにしてはいけないわけです。讃井教育長じゃなければこれ文書を作れないとか、そんなことはあってはならない話ですので、しっかりと受け継いで、どなたが教育長になろうとやらなきゃいけないというふうに思うわけでございます。
またボランティアにつきまして、岡目八目でございますけども、田川市がつくったボランティア登録制度というのをつくっております。それから、香春ではかわら版を生涯学習課が発行しております。いろんな事例を研究していただいて、川崎の特色を出したその生涯学習のあり方というのを、しっかりと確立をしていただいて発展を図っていただきたいというふうに思います。
それから3点目の障がい者への視点。この報告書の中にないと、正に今ここで答弁されたようなことがあの報告書の記述にあってしかるべきであります。だから、まだまだ住民の多くの方々の中にその辺のとこです。意識の低さというのがあるのではないのかなと。まだ課題になってない。何となくやってる。何となくの存在なんです。しっかりと障がい者にも光をあてて、パラリンピックもようやく認識されて、拍手を送るようになりましたけどテレビでも昔は放映されなくて、そんなのがあっているのかという状況でございました。だから、認識を高めていくということが大切なわけであります。私の意見も入ってますけども、今の再質問の1、2、3点、ちょっともう1回答弁していただきたいと思います。
◯議長(見月 勧君) 教育長。教育長、自席でいいです。
◯教育長(讃井 明夫君) まず1つの点検評価につきましては、
教育委員会というのがあるわけですから、それに基づいてきちんとした評価をしていくことが大切だと思っておりますし、今後、二度とないように気をひき締めていきたいと思っております。
それからボランティアの募集につきましては、これは今本町の教育ボランティアは、学びっこに71名、それから放課後のアンビシャス広場で約40名、ダブっている人もおりますけども、その他今、課外等にも参加してくれる人たちが何人か出てきまして、そういうことを含めますと約110名ほどが今来ておりますけども、今言う高齢化という大きな波にさらされておりますし、それよりも若い母親とか父親、親がとか若い人たちの参加がやっぱり今後の活力を生んでいくということがありますので、若い人たちの掘り起しに努力していくこともしていきたいというふうに考えております。
それから、障がいのある
子どもたちに対する教育については、とりわけ私たちのこれからの社会はそういう教育の大きな視点をあてながらやっていくことが重要だし、そのことがまた教育全体のレベルを上げていくということにつながると思っておりますので、その辺についても頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思っています。
以上です。
◯議員(12番 櫻井 英夫君) 議長。
◯議長(見月 勧君) 櫻井議員。
◯議員(12番 櫻井 英夫君) 3件7問の質問をさせていただきました。おおむね誠意ある答弁をいただきました。満足をいたしているところでございます。今後も御努力をいただきまして、一般行政にしろ教育行政にしろ、ますます本町が発展できるように祈念をしまして、私の質問を終わらさせていただきます。ありがとうございました。
………………………………………………………………………………
◯議長(見月 勧君) 次に寺田議員のところでございますが、繁永議員との間で交代をさせていただきたいということを要望がありましたので認めます。次に繁永議員。
◯議員(3番 繁永 英樹君) 皆さん、おはようございます。繁永です。微妙な時間となり、皆さんの時計を見る目が大分気になってまいりましたので、執行部にお願いをしておきます。
簡明な答弁をいただきましたら、短時間で終了しますので、よろしくお願いいたします。
早速質問に入ります。まず、認可地縁団体について伺います。制度が導入され27年度から課税対象となりましたが、2年間の税収状況等をお尋ねいたします。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 認可地縁団体の届け出でございますけども、現在13団体と把握いたしております。税務課ではそのうち10団体に、平成27年度より固定資産税を課税し納税をいただいております。
◯議長(見月 勧君) 繁永議員。
◯議員(3番 繁永 英樹君) 税収状況の内容と登録していて課税がなされていない3行政区ですか、3団体についてもう一度、税務課のほうから説明お願いします。
◯税務課長(小松 芳文君) 認可地縁団体が─。
◯議長(見月 勧君) 許可してませんよ。
◯税務課長(小松 芳文君) 議長。
◯議長(見月 勧君) 担当課長。
◯税務課長(小松 芳文君) 税務課の小松でございます。議員御質問の認可地縁団体の課税状況のことということでございます。認可地縁団体はそれぞれ独立した団体ですので、個人情報に当たるものでその制約がございます。ただし、13団体中10団体に土地の所有が認められまして10団体に課税させていただいておりますが、10団体の総額で470万の課税と収納していただいております。
◯議長(見月 勧君) 繁永議員。
◯議員(3番 繁永 英樹君) ありがとうございました。財政改革の一環制度でございますので、その成果を確認することができました。また、制度導入時に行政区が放棄した土地などもあると伺っておりますので、財産管理台帳などが的確に作成管理されていることと思います。この件は終わりにいたします。
次に入ります。次に町有財産で、不動産以外のものについてお尋ねをいたします。本町は財政が厳しい、苦しいという看板のようになって、このフレーズが定着しつつあります。しかしながら、今や工業団地にはどんなセールスをしても企業誘致が達成できなかった代わりに自然エネルギー利用のソーラー発電企業が、そのほとんどを満たすくらいの進出や稼働を始めています。このことにより、塩漬けになって年間数1,000万円の維持管理費を費やして維持してきた土地が売却できたり、20年間の超高額な土地使用料徴収、また、固定資産税も増収となりました。
また、この設備施工におきましても、町内だけでも推定延べ作業員は、3億人を超えると言われ約8年間の町民の雇用対策にも大きく貢献されたと思われます。現在も維持管理などに関わる人が、年間延べ1,500人程度いると推測がされています。これは20年スパンで収支計画がなされた町民財産の一部であろうと思われ、過去に予想もつかなかったら収益数億円は町民サービスとして還元されることを期待しています。このような事例から、先を読むばかりでなく自分なりに過去の投資事業も勉強してみた結果、約50年から60年前の町の計画の中で町有動産に目を引くものが多くありました。
行政の持続性から、この計画の維持管理は続いているはずですが、予算執行上で検証できる数字や説明がございませんので、町民の希望となりうる財産などがありましたら、ここで公表をお願いいたします。
◯議長(見月 勧君) どなたですか。町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 議員御質問の不動産以外の町有財産とは、町が所有管理している動産と思いますけれども、その中で主に公用車が89台、それから草刈り機、乗用の草刈り機が2台を含みますけれども27台、それから職員用のパソコンが208台、基金現金といたしましては28年8月現在で29億9,445万円など、すべて担当課で管理しているものであり、ほとんど減価償却等をされる資産でございます。議員お尋ねの不動産以外の町有財産はどこにどれくらいあるか。そういうことについては、今年度中に各課が管理している不動産や動産をまとめた固定資産台帳を整理いたしておりますので、9月の予算決算時にはあわせて報告ができるというふうに思っております。
◯議長(見月 勧君) 繁永議員。
◯議員(3番 繁永 英樹君) 僕が得た資料上の計算では、町の計画で植樹されたヒノキ林、これが私が把握しているだけで町内2箇所、町外にも1箇所あります。約30万平方メートルあり、そのすべてに近いぐらいの植樹されたものが50年生を迎え、伐採、収穫の時期が来ていると推測がされます。このようなことがありますので、台帳の整備を的確に行って、その運用や収益で町民を幸せにしていく政策を期待したいと思いますが、進行状況について管財課長お願いいたします。
◯議長(見月 勧君) 課長。
◯防災管財課長(中野 清隆君) 防災管財課の中野でございます。今、議員御指摘の山林、50年以上ということでございます。確かに町内には分収林ということであります。これにつきましては、町の土地に県が地上権を設定したものと、それから町が民地に地上権を設定した分収林というのがございます。先ほど議員さん御指摘の町外ということは1件ございます。これにつきましては、旧庄内町にございまして、約64,000平米ぐらいです。1段の団地、1筆でございます。これにつきましても、ちょうど場所につきましては大法山病院から高倉越と言いますか、山道を上がって行きます。一番てっぺんから下りてきますと旧高倉山荘というのがございました。その右手の一番頂上、田川市との堺にございます。
そういった内容につきましても、今後先ほど町長が述べましたように財産台帳を今整備しておりますので、そういった中でしっかり内容を示していきたいというふうに担当課としては考えております。以上でございます。
◯議長(見月 勧君) 繁永議員。
◯議員(3番 繁永 英樹君) このようなものが多く出てきて、皆さんが期待が持てるような案件が出揃えばと期待をしております。台帳できた暁には議会のほうで報告をいただければと思います。
他にもまだ投資事業としては、数点記録がございますので、執行部の皆さんも昔のことの掘り起こしとか、継続できているから木も育ってきたと思うんです。事業実態等もよく確認のうえ、町民に豊かな還元ができるように強く要望して今回の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
◯議長(見月 勧君) ここでトイレ休憩を10分取ります。11時40分再開いたします。
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午前11時30分休憩
………………………………………………………………………………
午前11時40分再開
────────────・────・────────────
◯議長(見月 勧君) 休憩前に続き、会議を再開いたします。
次に、樋口議員。
◯議員(6番 樋口 秀隆君) それでは、
一般質問を行います。樋口です。件名は、今日2件ありますので、それぞれ内容に応じて行きたいと思います。
まず1件目ですけども、町境、つまり添田と川崎の町境の付近から吉原町、あるいは本町にかけて懸念される水害の予防を早期にという内容で、
一般質問を行ないます。
先だって、地元地区民の要請で町長が確か現場のほうを見ていただいているという事でありますので、それを踏まえて町長に対応策などの質問を致したいと思っております。城戸薬局、藤川邸、それから弁天食堂、いわゆる吉原通りにおける水害の危険性が日増しに高まっているということですけども、これまでとは明らかに違う状況が生まれているということをまず、行政の皆さんには認識を新たにしていただきたい。その認識を新たにしていただいたうえで、速急の対応、予防措置を講じていただきたいということが、今回の質問の主旨であります。
本題に入る前に1点、確認しておきたいことがあります。平成25年、今から2、3年前ですけども、吉原町の山根区長の名前で、水害の危険、懸念が高まっているから早めの措置をしていただきたいというふうな要望書が町に出ておったということを聞いておりますし、実際それの控えも見ましたが、この要望書が、行政側に今残っていないということを聞いたんですよ。その要望書が無くなっていると聞きましたが、その本当のところはいかがでしょうか。まずそれを先に確認したいと。どなたか。
◯議長(見月 勧君) 担当課長。
◯建設課長(小木曽 五男君) 建設課の小木曽と申します。
その要望書につきましてはあります。それは間違いない。確認しました。ありましたのでお知らせします。
以上です。
◯議員(6番 樋口 秀隆君) わかりました。いずれにしても要望書は、あったけどもこの3年間余り、根本的な対応をされてなかったということで、今回は改めての質問というか、対応策を尋ねるということになりました。
昨今は、集中降雨、ゲリラ降雨という状況は、発生の頻度がとても高くなっておりまして、これが当該現地のその他の要因、状況と重なってとても厳しい状況が今後発生するのではないかというふうに考えます。この現地の状況、その他の状況というのは、今先ほど言いましたゲリラ的集中降雨の発生頻度が高くなっていることに加えて、櫛毛川、最上流の治水用水路が堆積物などで水流が阻害されていると。これは現地の地区の方たちがとても心配している上に、いろんな角度からこうして写真を撮って、これは町長も確か見ていただいたと思いますし、担当の課長も既に見ているので、もうここでは披露するのは控えますが、状況を見ると、川の中に草ではなくて、木が生えてるんです、木が。もうそういう状況です。
それから、近くにJRの線路が通ってますけど、それの石垣に木の根っこが食い込んで、ばらけ出している。それとあるいは、近くのこれ藤川さんというお宅ですけども、水かさがずっと上がってきて、もう2段ブロックをついているのを超えそうになったので、今それに2段継ぎ足してるけど、これも時々嫌な感じになっているというふうな状況が生まれております。
これはゲリラ的集中降雨の問題だけではなくて、多分、用水路の堆積物がそのまま、どんどん積もって行っていることが原因だと。何よりもあそこはですね、あの水路が蛇行しているんですね。だからそれも含めて原因の1つになっていると。
もう1つ懸念されるのは、飛渡から添田にかけての山野にソーラーの設置がもう既に始まっております。これは、ソーラー発電っていうのは、山野を削って、だからつまりその土地の山野の治水能力がとても落ちるわけですよ。一気にゲリラ降雨の時に下に流れて落ちて来るということも相まって、先程言ったような状況が生まれる。それから、今後は、島廻りに久良知さんという人が乗馬クラブをやっておりました。ここもかなりの規模のソーラー発電の計画があるようであります。これも多分そうなりますと来年の雨季がとても心配になって今おるような状況であります。スムーズな水はけは期待できない。
まず一番最初に浚渫を全部して欲しいんですけど、それだけでは懸念材料が取れるとは思いません。もう1つプラスされて、大峰地区の改良がこれからどんどん始まります。あすこの改良が始まると排水能力を高めることによって、逆に言えば一番下のほうに一気に水が流れてくるということなども考えられるし、総合的な対応が必要だというふうに考えます。
今説明しましたゲリラ降雨、それから堆積物の問題、ソーラー発電の問題などなどをまず行政側としてはどの程度把握しているのか。そしてどういう認識を持ってるのか。来年の雨季に危険度が大幅に増すことに対して、どういう考え持っているのかをまずはお尋ねしたいと思います。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 最近ゲリラ豪雨のご指摘がございましたけども、九州では平成24年の九州北部豪雨以来、川崎町ではその時、24年の7月14日に時間雨量として72ミリを観測したという状況がございますが、それ以降はまだ大きい雨は降っておりません。
しかし、今日の全国各地で、異常降雨というのが発生しておりますから、またどういう状況が出て来るか分かりませんので、常にやっぱり警戒をしておかなければいけないというふうに思っております。
それから櫛毛川でありますけど、添田町境から流れ込む全町220メーターで、下流は2級河川で田川県土事務所河川課の管理区域でございます。県河川となっております。
議員ご指摘の河川の堆積物などで、水流が阻害されていることは、水害発生の一因となるということは認識をいたしておりますので、これも私も現地を見ておりますし、町の河川であれば、建設課で。それから県河川であれば田川県土整備事務所の河川課ということで、対応して行く必要がありますんで、これは県のほうは、県のほうでお願いをしていきたいとこのように思っております。
それから櫛毛川の上流の上部に、添田町と川崎町にまたがってソーラー発電の開発がされておるという事でありますけど、林地開発による降雨対策は、流用計算をし、水路それから調整池が整備、設置されております。降雨時の対策が講じられていると認識はいたしておりますけども、さらに注意をしていく必要があろうというふうに思っております。
それから、地元行政から要望書が提出されており、私も現場を先ほど申し上げましたように確認をさせて頂きました。大雨が降ったときに、河川がオーバーフローしているということも伺っておりますので、事業化に向けての検討をしたいというふうに思っております。ただ今、何とか補助事業に乗せることは出来ないかといろいろ検討はしておりますけども、今のところまだ、そのところまで到達いたしておりませんので、今後引き続いて検討していきたいというふうに思っております。
それから、現在建設中の大峰改良住宅の件でありますけども、都市計画法に基づきまして、開発許可の承認を受けており、降雨の雨量計算、流量計算をして、近隣の河川や敷地への影響が及ばないように、団地敷地内に調整池を設け、河川への放流をするようにしておりますので、それでも大量の雨が降ればですね、また影響がでるということは予測されるところでありますけども、我々としてはそういう状況で、今後できるだけ補助事業が乗れるような状況が出れば一番ありがたいわけですけども、なんとか工夫をしていかなければいけないというふうに認識をいたしておるところです。
◯議長(見月 勧君) 樋口議員。
◯議員(6番 樋口 秀隆君) 町長が言われた貯水池の件ですけれども、確かに貯水池は必要であるし流量計算しなければなりませんが、現在ですね、これは東小学校の近くにある貯水池が既に埋まっておりまして、その下に流れてくる水が本町の駅付近にとても大量に流れてくる状況があって、少し冷や冷やしております。
つまり、これは櫛毛川と今言った本町の駅付近に流れてくる水が合流した場合にも、これも懸念がありますので、全体的な流量計算をして欲しいなと。実は、今6階建ての町営住宅を造っている道路の島廻側にも、実は大きな貯水池があったんですけど、これ完全に埋まってるわけですよ。だから、あれもせっかく造った貯水池が用を達してないということもありますので、町長の言われるように充分な調査、対策を練ったうえで、抜本的な解決をしていただきたいというふうに思っております。
これはここで今すぐ結論が出るような問題ではないと思いますので、来年の雨季に向けて、とにかく何だかの先ずは、初動の対応をとっていただきたいという強い要望を込めて、最初の質問を終わらせていただきたいと思います。
続きまして2点目の
中学校統合における問題でありますが、これは実は、この一般
質問通告書を出したときには、まだ町長から
川崎中学校提案がなかったときに、私はこれ出したわけですよね。だからそういう意味では、少しちぐはぐな状況が今、生まれてしまっております。
しかし、それを踏まえての質問になろうと思います。答弁しにくいところもあろうかと思いますけども、どうか可能な範囲で答弁をお願いします。
ただこの問題に関しては、明日、私ども議会が重要な判断を迫られます。つまり町長提案の
川崎中学校案が、
特別委員会では否決をされました。だけども明日の本会議で、私どもは改めて重要な判断を迫られるわけですけども、その川中案を承認するか、あるいは別の方向を探るのかという議員の、明日の採決の判断材料となればという思いで、それに沿った質問をさして頂きますのでよろしくお願いをいたします。
この中学校を統合して、場所をどこか1箇所に集めるというのはですね、教育問題のみにとどまらないというふうに私は思っております。この町の今後50年を決めて行く1つの大きな要因になる、非常に重要な案件であるというふうに考えます。それゆえ
特別委員会の設置をして、議会などでも慎重かつ踏み込んだ対応をしながらこの3カ月間を過ごしてきたわけですけども、ここで行政側の説明、議会での審議、そして議員としての政務活動で、私としては明らかになったことが1点あろうと思いますが、それは行政が進もうとしている方向性、つまり
川崎中学校案、それと住民の願い、住民の期待、現場の教職員の考え、この2つの中に大きな隔たりがあるということがあらわになって参りました。
せんだって行われた議会報告会の中でも、大半の方たちの意見は、川崎中学案でいいのかと。町の中央にするべきではないのかというふうな意見が大半を占めておりましたので、住民の声としては、
川崎中学校案でどうかという思いが強うというふうに考えております。住民の願いというのは、意外と単純なものでですね、今後の50年の大計を考えて町の中央通りに接したところに、町内でたった一校になってしまう中学校を町の真ん中辺に造って欲しいというのが、まず最初にあります。
それから、先ほど原議員質問の中にありましたけども、部活で遅くなる生徒に不安な帰路を歩かせたくない。特に冬場はどうしても早目に日が暮れますので、そういった中で不安な帰路を多くの部活で帰る生徒に歩かせたくない。
それから、まだまだかなり教育的にはですね、讃井教育長の尽力でよくなっているとは言え、補導上の問題もまだまだ出てくると思います。はたして補導上、補導をするうえでの問題に対して、
川崎中学校と町の中央ではどちらが対応しやすいのか、対処しやすいのかということ。
それから、一般の住民にとってみてですね、学校の施設というのは教育施設にだけにとどまらないわけですよ。大きな意味では社会教育施設としての側面も大いにあるわけで、より便利な場所であって欲しいといったようなことは、聞こえてまいりました。
最近東京都で都民ファーストという言葉が使われておりますけど、私も住民ファーストという言葉を使えば、このファーストと言うのは、住民第1主義という考え方を指すわけでありますけども、この住民の単純な願いであるけども、強い願いであるところに、行政としては何とか答えていっていただきたいというふうに考えます。
それでまず、教育長と町長に個別の質問をしたいと。まず教育長お願いいたします。部活で遅くなる生徒に不安な帰路を歩かせたくない。それからまだまだ課題のある補導上の問題に対応しやすい場所であって欲しい。この2点に関して、これまでの審議の中でどのように考慮し、どのように判断したのか、教育長としての見解をお尋ねします。
◯議長(見月 勧君) 教育長。
◯教育長(讃井 明夫君) まずは通学の、部活の帰りが遅くなった時の対策はどうなるんかという質問でございますが、先ほど原議員の質問のときにもお答えしましたように、
通学路検討委員会みたいなのを作りまして、そこでそうした登校時から下校時までの安全、安心な
通学方法を確保するための方策については、考えて行きたいというふうに考えております。
それから2つ目の補導上の問題ですけども、補導上については、例えば今の
川崎中学校であろうと、他の町内の所であろうと、これは町民全体で考えていかなならない中身であるし、特に都会では、非常に町内、市街地にある中学校では、かえって例えば、直ぐに遊興施設に走ったり、様々な問題も抱えておりますし、どこがどうというような問題が、補導にいいかということについては、やはり
子どもたちの教育環境はやはり左右するというふうに考えておりますので、教師たちのチームワーク、組織力、あるいはそれに対応する教育を取り巻く諸条件、そういう事を勘案しながら今回も判断をさせて頂いたところでございます。
◯議長(見月 勧君) 樋口議員。
◯議員(6番 樋口 秀隆君) 優秀な先生方が、それぞれの各々の立場で、それぞれ別個の中でいろいろな工夫をしていくということは、それは当然大事なことだろうと思いますが、ただこれは現場の先生方が言ってることでありまして、
川崎中学校よりも町の中央にあった方が、補導上のその対応はしやすいという声があるのは事実であります。これに関しては、あの
アンケートをとるという方向を一旦考えましたけども、残念ながらそうならなかったので、ここでは先に進んだことは、突っ込んだ質問にはしたくないというふうに思います。
それでは今度、町長にお尋ねをいたします。今後の50年の大計を考え、町の中央通りに接したところに町内でたったの1校になる中学校を作って欲しい。これは人口流失を止める地方創生の考え方にもそぐうところでもあります。
また、学校施設は教育施設に止まらず、社会教育施設としての側面もありますので、より便利な場所に造って欲しいといったようなことの、これは教育的な問題ではなくて社会教育的な観点でそういう話が出ました。
先だって
特別委員会で
アンケートを、改めて
アンケートを取りたいというふうに言いましたところ、町長は
アンケートを取ったら、そら町の中央部をみんな選ぶに、方向になってしまうんではないかというふうに、町長はおっしゃられました。つまり住民の願いが、町の中央部にあるということの空気は、既に町長は御理解をしておったということでよろしいわけですね。その上で今、町の中央通り、あるいは社会教育施設として便利な場所であって欲しいという願いに関しては、どういうふうに考えて川中のほうに選んだのかをお尋ねします。
◯議長(見月 勧君) 町長。自席でいいですよ。
◯町長(手嶋 秀昭君) 教育は、100年の大計にあるという言葉は、聞いたごとありますけども、50年ちゃあんまり聞きませんが、いずれにしても100年を見越して、町の将来を考えて行かなければいけないというふうに思っております。
そんな中で、中学校の場所をどうするのかというようなことでありますけども、中学校を
川崎中学校の場所に今、提案をさせていただいているのは、何度も説明させていただきましたけれども、今の川崎の町内3中学校の現状が、子どもがどんどん減って来て部活ができないというような状況もある。
将来は1つの学校に1学級しか編成できないと。こういうような状況も出て来ると。そうすると益々教育効果が薄れて行くというような状況があって、小学校から中学までずっとクラス編成もなしで、クラス替えもなしに同じ
子どもたちが、小学校1年生から中学校3年生まで終えてしまうと。こういうようなことになってくると、
子どもたちのお互いが切磋琢磨して行くというですね、そういうようなところが非常に欠落してくると。そのことによって、
子どもたちの将来に大きな影響を与えかねないというような状況があるというふうに思っております。
そういった意味でですね、場所が1番、他のことを考えずに、こっちか、こっちかどっちかという事になったら希望者としては、私は、今の小学校前の隣保館の近くのあの土地を確保するという事が住民からすると希望者として多いだろうというふうに、私は先ほど申し上げたようにそういう認識をしております。
しかし、今の状況、教育状況が今日の状況をしっかり踏まえたうえで、対応して行かなければいけないと。しかし、あすこは確かに便利は良いけども、それだけのことで周りの人に、今度は地域住民の皆さんにも、その他でいろんな意味で、またご迷惑をかけるという状況も出て来るというようなこともありますし、それから
用地買収をしてですね、あなたは1年間一応
用地買収して、そして上手くいかなければ止めたら直ぐ変更すればいいやないかというような話もされておりましたけども、
用地買収に掛かって全体が上手くいかないで反対者が出て来たから、これ上手くいかないからもうこれ止めたというような話で、また別のとこに動くというようなですね、そんなことは行政としては絶対できないことなんですよ。
用地買収で了解していただければ、用地を買収して行かないといけない。そして、学校を建設する場合については、まず県のほうの位置を決めて、県のほうの了解をいただいて、そしてその上で、補助金等の確定が出て来るわけですから、それが
用地買収で上手くいかんから途中で止めて、また別の所に行くというようなそんな見通しのないように、行き当たりばったりの行政を進めては、これは絶対に信頼を欠くことになりますから、それは出来ません。
従って、我々としては大所高所からいろいろ判断して、そして
用地買収が多少、駐車場の用地が必要になってきます。あるいはまた将来道路を建設するという場合については、新しい通学道路を建設する場合についての
用地買収も必要になって参りますけども、将来的なことも考えてやった場合については、今の
川崎中学校跡地が一番適切であろうという判断をさせていただいたということでありまして、私はいろんな、それこそいろんな角度から検討した上で最終的には、今の場所に決めたということで住民の皆さんが一面的なところだけでその判断をするというようなことであってはいけないと。やはり大所高所いろんな角度から検討した上で場所を選定していかなければいけないというふうに思っております。あといろいろ検討課題ありますけども、私は、あすこが一番適切であろうというふうに判断をしたということであります。
◯議長(見月 勧君) 樋口議員。
◯議員(6番 樋口 秀隆君) 場所の交渉に、複数のところの交渉をするのは行政的には、好ましくないという町長のお考えですけども、今東京でオリンピックの場所を選定するのに複数のですね、候補地を選びながらそれぞれ別個の交渉しながら、裏表あろうかと思いますけど、その中で最善を尽くす。
住民の思いが町の中央にあるというのであれば、ギリギリのところまで努力をする必要があるのではないかというのが、私の考えでもあるし住民の考えもあろうかと思います。
これから先は、私個人の考えになりますけども、私は当初7億円の予算の差がありましたけども、
川崎中学校では道路をつくる費用と駐車場をつくる費用を引きますと約3億ちょっとの差に縮まっておるというふうに認識しております。
あともう1つ、4年待つということに対して町長はとても教育的な観点でかなりの重きを置いてるようでありますが、私としては、3億円かけてでも、4年待ってでも、何度も言いますけど50年間建物があそこに続くわけですから、町の中央にあったほうがいいのではないか。これからずっとですね、何であのとき川崎、あの山奥の場所ではなくて、町の真ん中に持ってこなかったのかとずっと言われ続けるわけですよ。
しかも、これから先、多分人口が減る、そして生徒も減っていくわけですから、コンパクトな学校運営をすることが望ましいと思います。ますます学校施設そのものも町の中央で、社会的な位置づけ、社会教育の位置づけで利用する場面も出てこようかと思うので、私は、この質問の中で提案という私の思いになりますけども、明日の判断材料としては、少し話をさせて頂きました。3億円余計に掛かってでも、4年待ってでも、町の中央にという考えがありますので、一応私の質問はこれで、話しは終わりますけども、なんせ明日提案されてしまったもんでですからね、とっても話がしにくくなってますけど、町長最後によろしかったら。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 町の中央、町の中央と何回も言われますけども、今の
川崎中学校のほうが、全体的な池尻方面、真崎方面、大峰どこから見てもですね、距離は
川崎中学校のほうがむしろ、ちょうど中央にあるんですよ。だから真ん中という状況とは、ちょっと認識が違うんじゃないかというに思います。
それから4年待って、4年遅れるだけというような言い方してますけども、
用地買収を始めて、今から新しいところ、確か17筆ぐらいあったと思いますけども、それを買収して、ささっとやって行って4年遅れるだけですけども、あとは事務的な問題で4年遅れるというだけですね、
用地買収が遅れれば、その分だけ遅れが加算して行くわけですから、だから4年遅れれば出来上がるというものではないという事を認識をしていただきたいと。私はその
用地買収が、遅れが、ずっと、とにかく1人でも話が上手くいかなければですね、これ工事が掛かれないわけですからね。だから、そういう事で全部
用地買収が完了するためには、一気に話ができるという状況には無いという判断をして、
用地買収の伴わない
川崎中学校の跡地のほうが
用地買収という意味からすると、ずっとこっちのほうが建設しやすいと。
川崎町の置かれている教育の今の混乱状況からすると、1日も早く校舎を建てて、環境整備をして、
子どもたちがいい環境の中で、教育が受けられるようなそういう状況をつくって行く。それがこれから先の川崎町の教育が30年、40年先を見通した上でも、私は、今の
川崎中学校跡地のほうがいい教育環境として、子どもの教育を進めることが出来るとこういうふうに思っておりますので、今回提案をさしていただいたということでありますので、よろしく御理解いただきたいと思います。
◯議長(見月 勧君) 樋口議員。
◯議員(6番 樋口 秀隆君) 冒頭に申しましたように、これは提案後の
一般質問になってしまいましたので、若干やりとりがですね、ちぐはぐな面が出てきたことはもうやむを得ないと思います。
最後に一言だけ、私が町の中央と言ったのは、地図上の平面的なことではなくて、交通アクセスのことも含めての話であります。つまり、西鉄バス路線の直ぐ直近にあると。バス停から5分も歩けば隣保館の用地はいけるわけで、そういう意味では西鉄バスを利用しての通学が、できれば安全性の面でもいいのではないかと。そういう交通アクセス上のことも含めての町の中央というふうに思っていることを御理解いただければと思います。
明日の採決の為の情報提供みたいになってしまいましたけども、以上で
一般質問を終わります。
◯議長(見月 勧君) 12時を回りました。ここで昼食休憩をとりたいと思います。午後再開は、1時10分。1時10分に再開したいと思います。
────────────・────・────────────
午前12時13分休憩
………………………………………………………………………………
午後01時10分再開
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◯議長(見月 勧君) 休憩前に続き会議を再開いたします。次に、寺田議員。
◯議員(13番 寺田 響君) 13番議員の寺田響です。前回と引き続き昼1番ですが、気を引き締めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
私は、子育てについて2つほど質問をさせていただきます。子育てについては、手嶋町長就任して以来、小学校6年生までの医療無料化というものに早く段階で実施をしていただきました。
来年の4月からは、中学3年生まで医療の無料化ということで、今、進んでいるというふうに思っておりますけど、他の市町村、近隣の市町村から見れば、中学3年生までの医療の無料化というものは実施しているところがございます。
ただ、福岡県全体で見れば、60の市町村のうちで28の団体が中学3年生まで無料化なってると。その中を見れば、比較的早い段階で中学3年生までの医療無料化に従事していただいた、実施していただくことについては、この川崎町で子を育てる身としも環境が整いつつあるなというふうには感じております。
ただ、これから子どもをこの川崎町で育てていくとゆううえで、手嶋町長が、依然少し言及された子どもの森ということ、確かに、近隣の市町村に比べて、子どもを遊び育てるというところが、他町村に比べて少ない。これといったところがないというのが現実ではなかろうかと思います。
私は、民生文教委員会のほうで山形県の東根市というところに遊育ということで、あそびやランドというところを研修視察をさせていただきました。このあそびやランドというところ、他の普通の遊育施設とは違い、遊具がほとんどないんです。ただ、プレイパーク事業といって、
子どもたちに穴掘りとか基地づくりとか、そういったことを繰り返しやっていると。このあそびやランドというのが、他の遊育施設と、ほぼ根本的に違うのがコンセプトでございます。他の遊育施設については、
子どもたち、大人が連れて来て遊んで学ばせると、遊んで育てるというところなんですけれども、このあそびやランドというのは、自分たち
子どもたちが、みずからやってみたいと、こうしてみたいということを挑戦させて育てるというのが、このあそびやランドのコンセプトであります。
町長がおっしゃったような子どもの森とゆうこと、もしかすると、こういった、あとで参考していただきたんですけど、東根市のあそびやランドに近いものがあるかも知れないんですけども、いずれにいたしましても、川崎町の自然を活かした、そして、なおかつ市町村、近隣の市町村にはない遊育施設が、今後、子育てをするうえで必要になってくるのではないかと思いますけども、そのうえ、その点について、町長の考えをお伺いします。
◯町長(手嶋 秀昭君) 子どもの森の遊び場の関係でありますけども、先日11月の26日に、平成28年度の子ども議会が開催されましたが、このうち、二人の子ども議員から同様の
一般質問がなされております。遊ぶところが少なく、家に引きこもってゲームなどをして目が悪くなってるので、公園を作って欲しい。外で遊ばなくなると体力も落ちる。友達と触れ合う時間が少なくなるので、新しく公園を作れないか、こういった質問でございました。
公園など外で体を思いっきりぶつけ、思いっきり使って遊ぶことは、子どもの体力向上につながりますし、友達同士のコミュニケーション能力や豊かな想像力を高めることにもなりますし、まさに、心と体の発達を促すという立場からも、極めて重要であるという認識をいたしております。
そこで、私も、今、議員御指摘のように子どもの森をどっかで作りたいとゆうことでまあ、いろいろその適当な山がどこにあるのかということいろいろ探しておりました。
ところが、思いがけないところにございまして。たまたま太田の人が、4月の桜の時期に、太田の入り口の坂の桜を、中元寺川の向こうから写真を撮って、撮った写真でありますけど、それが、たまたま太田のうえの城山が写っておりまして、城山のうえのほうに、白いあれがあって、あの花が白くなっておった。それを見て、これは桜じゃないかというようなことで、実際その桜を確認のために登ってみたら、本当に桜があったと。2メートル以上の非常にまあ樹齢300年かと思われるような、そういうようなすばらしい桜がございました。
で、それを、聞きまして、私も是非行ってみたいとゆうことで、すぐ登ってみました。そうすると、桜が、確かに立派な桜がございましたし、それから、あと1本あるんだったら、まあ他にもあるんじゃないかということで探してみたら、結構大きい桜が4本見つかりました。
それから、古い大きい楠の木もあります。それともう1つは、もともと、ここは城山とゆうふうに呼ばれておりまして、そして、昔、上に城があったとゆうようなことで、1番頂上まで登ってみますと、非常に景観がいいとゆうことで、これは、是非川崎町のひとつの名所にしたいとゆうことで、ボランティアの皆さんにも木を切ってもらったり、手伝ってもらったりやっておりまして、そして、現実に川崎町の学芸員の方にも現場を見てもらったら、これはもう室町時代のお城で、非常にいいと、それで、これだけ形がきちんと残ってる城跡とゆうのは、福岡県の中では珍しいとゆうようなことを聞きまして、讃井教育長さっそく県のほうにも行きました。
それから、県の学芸員の方にも見ていただいて、そしてその城跡が、ほんとに文化的な価値があるのかとゆうことで見てもらったら、それはもうこれすごいというような状況でありますから、今、学術調査を史跡の調査を今こうやってもらっております。
従って、まあ、大きな木もありますし、それからなだらかな遊ぶところも結構ありますから、これを、そしてそれがもともと、永井行政区の土地だったんですけども、地縁団体にするときに、26年に永井行政のほうから、もうこれは土地はいらないから町のほうにあげるということで、名義は、今、川崎町の名義になってまして、それこそ文字どおり川崎町の土地でありますし、そういうことでありますから、大きい木もありますから、これは、自然の森としては最高の木もあるし、それから、土地もあるということで、これを是非整備したいとゆうことで、ことしの子どもの議会の中でも質問があっておりましたんで、そういうことを念頭にしながら、今、準備を進めておりまして、来年度はこれを整備をしていきたいと。
やから、補助金のつくところがあれば補助事業にのせて、整備をしていきたい。
それから、補助金のつかないところについては、ふるさと創生資金、ふるさと応援資金を活用して、そして、この寄附金を活用して子どもの森を整備をしていきたいというふうに思ってまして、今、議員がご指摘のように単なる遊具をするとゆうことじゃなくて昔のターザンごっこができたり、いろんな自然の木を活かした、自然の山を活かした遊び場が十分確保できるというふうに思っておりますので、そういったところ是非取り組みをしていきたいというふうに思っているところです。
◯議長(見月 勧君) 寺田議員。
◯議員(13番 寺田 響君) 先ほど説明がありましたような、貴重な財産もありつつ、子どもの森として
子どもたちに本当になんてゆうんですかね、挑戦しながら、
子どもたちがみずから、あそこに行って遊んでみたいとかそういった子どもの森になるということを望みながら質問を終わらせていただきたいと思います。ぜひとも一応、後で資料のほうをお届けしたいと思いますけど、是非東根市のあそびランドを参考にしてください、よろしくお願いします。
それでは、2つ目の質問に入らせていただきます。質問の内容としましては、こちらに通告しているとおりなんです。保健センター内に子育て支援センターがあると合理的ではないかということなんですけれども。
事例と、それから、ひとつちょっとわかりやすく、事例も踏まえてお話をひとつさせていただきたいと思います。子どもが3人いる母親、家庭です。5歳の子ども、2歳の子ども、生まれたばかりの0歳の子どもが、まずは、生まれたばかりの子どもの健診や手続など、母子手当の手続きなどで役場に電話すると、そうすると、健康づくり課のほうにあります健康保健センターのほうに電話がつながります。そのあとに2歳の子どもを入園の関係で保育園や幼稚園などで入園させたり手続のためには、社会福祉課のほうに電話をまわされる。
そして、自分の育児、子育てについての相談については、そのまま子育て支援センターのほうに連絡がいきます。そして、もちろん電話でそういった対応がありますので、行っても3箇所です。子育て支援センター、保健センター、本庁舎の中の社会福祉。そして、返ってくる回答も3つからなんです。担当課が分かれていて、なおかつ、担当の人が違うのだから3つから返ってきても、それは当たり前ではないかという感覚、それは当たり前なのかも知れません。
しかし、いちこの町民として相談させていただくのは、子育ての相談としてひとつなんです。で、私は、子育て支援センターと、そして、書いてありますように健康保健センター、これが情報の共有、本社もそうですけど、情報の共有化がされていればまだいいんです、子育てにおいて。ただ、それも現状的には、なかなか十分情報の共有化というのがされてないのが現状ではなかろうかと思います。
町長、私は、せめて、せめて自分の子どもの育児の問題、そして、子育ての問題と自分の子どもの健康の問題、保健の指導の問題、これはせめてひとつであるほうが望ましいというふうに私は考えております。すなわち、そういった内容については、保健センターが中心となり、関連各所の部署とのつながりを強めるという面についても、保健センター内の庁舎の中に子ども支援センターがあるということが、私は望ましいと考えておりますが、今後の子育ての支援のことについて町長のお考えをお伺いいたします。
◯町長(手嶋 秀昭君) 子どもを育てる上で、一番求められることは、子どもの健康であるとゆうふうに認識をいたしております。体の健康、それから、心の健康どちらが欠けても正常な発育は望めませんが、そんな中、保健センターでは妊婦検診をはじめ、生まれてすぐこれからの赤ちゃん訪問、乳幼児健診、予防接種、栄養指導等の業務を実施するとともに、言語聴覚障害等を含む発育相談事業も展開をいたしております。
このような状況下で、議員がいわれるように、保健センターと子育て支援センターの連携は大変重要であるいうふうに認識をいたしておりまして、今後さらに増加するであろう子育ての諸問題に対処するためには、保健センター業務と子育て支援センター業務を同じフロア内で行うことが望ましいと感じるところでございます。
しかし、今、本町の中では、残念ながら保健センターそのものも非常に手狭でありますし、なかなかこの子育て支援センターと一体的なフロアの中でやっていくという状況が困難でありますので、なんとかどういう方法があるのかということも含めて今後検討してまいりたいとゆうふうに思っております。
また、この件に関連いたしまして、本年6月に公布されました児童福祉法等の一部を改正する法律において、母子保険法を改正し、子育て世代包括支援センターの設置根拠を設け、市町村は、平成32年度末までに同センターを設置するように努めなければならないとされていることも認識をいたしておりますので、こういうことも展望した新しい施策を取り組んでいかなければいけないとゆうふうに考えております。
◯議長(見月 勧君) 寺田議員。
◯議員(13番 寺田 響君) 町長のおっしゃるとおり、国もそのような方向性を示してというのは、私のほうも民生のほうで勉強させていただいております。ただ、今後、まさにそういった状況が、緊迫してくる状況が続いてくるというふうに、今もそうなんですけど感じておりますので、是非とも課は違っても情報の共有化ということだけは必ずして、対応できる住民サービスの向上にむけて対応していただきたいというふうに感じております。
今後についても、この件については、民生文教委員会の中でも勉強して、いろんな形で
子どもたちの育てるために手をとり合って、頑張っていきたいなとゆうふうに思っております。よろしくお願いします。
以上で質問を終わります。
◯議長(見月 勧君) 次に、千葉議員。
◯議員(9番 千葉 加代子君) 皆さんこんにちは、9番議員の千葉加代子です。よろしくお願いいたします。
はじめに、高齢者対策についてお尋ねします。町主催の敬老会は、町民の皆さんも楽しみにしていると思いますが、敬老会が近づくと、いつも話題になるのが記念品です。他の市町村の人がもらっていたとか、来ていない人の分ももらっている、何回も並んで受け取っている、若い人が受け取っている。
また、品物がなくて、引換券をもらって、後日受け取ったとゆう方もいました。ことしは特に記念品が不足したせいか、1人で6個ももらっていた人がいて、町の職員から呼びとめられて返したとゆう噂が流れました。実際に私もこの噂を耳にしまして、課長にお聞きしたら、そういうことはなかったということを返事をいただいています。
他の市町村では、引換券を前もって交付し、それと引き換えにしている所があります。せっかくの敬老会で受付でトラブルをおこし、嫌な思いをするのはよくないと思いますが、かなりの方からもう少し対応を考えて欲しいとゆう声を聞きました。今後、配布方法について、何らかの検討をしていただきたいのですが、いかがでしょうか。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) お年寄りの方に感謝し、楽しんでいただくため、川崎町では毎年9月に敬老会を開催いたしているとこでございますが、開催の際、入場口でお祝いの記念品をお渡しいたしております。記念品を渡す際、ひとりが何度も出入りして何個ももらっている、また町外からの参加者にも渡していと聞いたとのことでありますけれども、町外者については町広報紙に町内の高齢者のみと記載をして周知しております。
また、当日は入口を別にしていますので、参加者が約750人と多く、確認は行っておりませんけれども、明らかに町外者と認定、確認できる場合についてはもらっているものについては、それは確認をできたときには返してもらっているということであります。
また、第1部の式典では、記念品を配布しておりますけれども、第2部のアトラクションは、一般の方も入場できるようにしておりますので、記念品はお渡しをいたしておりません。このようなことがないように、町外者については、今後については、町外者には記念品はお渡しできませんと大きく書いた看板等をまた来年度は設置をして、そういうことを防ぐようなことにしていきたいというふうに思っております。
それから、1人が何個も記念品を持っておったというような話もありましたけども、それは確認したところ、愛光園の職員が愛光園老人ホームで参加された方の分をもう職員が全部一括して記念品を受け取っておったということで、その人がよその人から見た場合に、それを分からずに、若い人が何個も記念品を持っておったというような印象を受けたのかも知れませんけれども、そういうことが、そういうことをした関係で、その人が誤解されたのかなというふうな感じもいたしましたんで、一応そういうこと、愛光園の職員が愛光園の老人分を何個かまとめて受け取ったという経過があるということについて御理解いただきたいと思います。
◯議長(見月 勧君) 千葉議員。
◯議員(9番 千葉 加代子君) 毎年、今回も私、敬老会の始まる前に住民の方から記念品のことについて、きちんとした管理をして欲しいというようなことを言われていました。大変だと思いますけれども、あの行政区の区長さんにお願いして、組長さんを通じて出席希望者の把握とかしていただいて、名簿を、最初はまあ大変だと思うんですが、来場された方の確認をチェックだけで済ませるような形をとっていただいたらどうかなと思うんですけど、無理でしょうか。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 高齢者といっても、比較的年齢の若い人から、それこそ100歳近くの人までいるわけですから、その名前をチェックをするということについては、非常に難しい、チェックをすることで、かえって高齢者の皆さんには精神的負担をかけるというような状況等もございますんで、いろいろまあ、どういう方法があるかということは考えたりはしておりますけれども、せっかく皆さんに喜んでいただこうという敬老会ですから、あまり会場の入り口から不快な思いをさせるような、そういうなことをしてはいけないと、そして気持ちよく敬老会に参加をしていただけるようなそういう雰囲気づくりが極めて重要だというふうに思っておりますんで、まあ多少そういった景品の問題で少し行き違いがあったにしても、それよりもむしろ町民の皆さんが、高齢者の皆さんが気持ちよく、安心して、そしてしかも楽しい雰囲気で敬老会に参加していただけると、こういうようなことをつくるほうが大切ではないかなとゆうふうにまあ思っておりますので、特別な対策等についてはやらないほうがいいだろうと、むしろ、そういう認識で今やっておりますけども、今後さらにどういう方法あるかということについて、また検討もしてまいりたいというふうに思います。
◯議長(見月 勧君) 千葉議員。
◯議員(9番 千葉 加代子君) ではよろしくお願いいたします。
次に、介護保険についてお尋ねします。介護保険制度は、3年ごとに制度改正が行われます。平成27年度からの第6期介護保険事業計画では、介護サービスの必要量の見込みとそれを確保するための方策、費用の適正化などが定められました。
団塊の世代が75歳以上になる2025年、平成37年以降は、医療や介護の需要のさらなる増加が見込まれます。高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住みなれた地域で自分らしい暮らしを最後まで続けることができるように、地域の包括的な支援サービス、地域包括ケアシステム確立のための取り組みが進められています。
そこでお尋ねします。要支援の人を介護保険の給付から移行させるための受け皿が総合事業となりますが、介護保険の給付に係る利用者は、状態の重い人へと重点化されることになります。こうした人々が、病院から地域へと数多く移行するとなれば、それを地域で支えるための体制づくりが、大きな課題となります。在宅医療、介護連携の具体的な施策は考えられているでしょうか。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 川崎町では、平成28年4月より全国一律の予防給付の訪問介護、通所介護を市町村での地域支援事業として、介護予防日常生活支援総合事業に移行いたしました。
現在は、国が示している緩和した基準によるサービスA型の訪問介護と通所介護の事業の田川のほか、他市町村との協議のうえ来年度中に実施したいというふうに考えております。在宅介護それから介護連携につきましては、医師会と協議を行って進めているところでありますが、今現在におきましては、本年度中に町内の医療介護の施設、事業所等の情報を集約した冊子を作成し、病院、事業所、役場窓口等で配布したいというふうに考えております。
認知症施策推進につきましては、認知症の相談があれば、地域包括支援センターの専門職員が対応しておりますけれども、特に認知症の初期の症状で、病院の受診が困難な方においては、本年7月より見立病院と委託している認知症初期支援チームとの連携して対応していくということになると思います。
以上です。
◯議長(見月 勧君) 千葉議員。
◯議員(9番 千葉 加代子君) 平成30年4月から、地域医療・介護連携推進事業をスタートさせることになります。地域の医療、介護資源の把握、課題を明らかにして対応策を検討し、地域住民への普及啓発も必要となります。進んでいるところでは、包括支援センターと社会福祉協議会、担当の課の連携がしっかりと取れて、住民への周知も図られています。あと1年3カ月しかありません。住民が安心できるシステムの構築をお願いしたいのですが、いかがでしょうか。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 御指摘の点については十分承知をいたしておりまして、特に川崎町は地域福祉計画というのを作成しておりまして、その地域福祉計画の中でも、これから先は社会福祉協議会を中心とした地域福祉計画を進めていこうということで、取り組みを考えております。
御指摘のように、社会福祉協議会、それから包括センター、そういったところの十分な連携がとれるような、そういう対応しながら、少しでも地域の実情に合った取り組みが進めることができるように、今後努力していきたいというふうに思います。
◯議長(見月 勧君) 千葉議員。
◯議員(9番 千葉 加代子君) 9年後、予備軍も含めて700万人に達すると言われている認知症対応の新事業も、平成30年度からすべての市町村でスタートすることになります。先ほどもちょっとお答えいただきましたが、認知症初期集中支援チームの設置も義務付けられますし、地域の実情に応じて、認知症対策のための施策の企画立案等が必要となってきます。認知症対策について、現状とこれからの方向性をお尋ねします。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 認知症というのは、認知症として本人が自覚をしていただけるというのは、なかなか難しい問題がありまして、自分のほうから病院に行ってちょっと調べてもらおうというようなことを言っていただく部分については、非常に対応がしやすいんですけども、なかなか本人が認知症として認めようとしないというようなところについては、非常に家族の対応についても困難な状況が出ているということが、そういう事例がいくつも見られます。
そういったこともありますんで、特にそういったことについては、きめ細かな対応ができるように、御指摘のようなことも含めて取り組みをしていかなくてはいけないというふうに思っております。特に、これからあと20年もすれば、とにかく65歳以上は5人に1人が認知症にかかるというようなことが言われておりまして、そのためには今から認知症を予防していくための取り組みというのが求められておるという思っておりまして、ほんとに日本が認知症ばっかりになってきたら大変なことになりますから、そういうことにならないように、今から要望も含めて取り組みをしていかなければいけないというふうに思います。
◯議長(見月 勧君) 千葉議員。
◯議員(9番 千葉 加代子君) 大変だと思いますけれども、他の市町村に負けない事業の展開をお願いしたいと思います。
最近、人工透析を必要とする方が増えています。本人も大変苦しい思いをしますし、医療費も高額になります。その大きな要因が糖尿病だと言われています。
また、糖尿病網膜症で失明したり、血管や神経も障害を受け壊疽になり、指の切断に至ることがあります。自覚症状がない場合が多く、重症化するケースが多いと思われます。以前、町で糖尿病予防教室が開催された記憶があるのですが、指導を含め、どのような予防対策を考えておられますか。お答えお願いします。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) まずは健康診断を定期的に受診をしていただくということが、極めて重要であるというふうに思っております。
次に、保健センターにおいて、その検診結果の説明を行い、正常値を超えている場合は、保健師及び管理栄養士による指導を行っております。特に、糖尿病については重点的に指導アドバイスを強化し、医療機関との連携も取りながら、病院受診へとつなげていくということで取り組みを進めております。
また、町内公民館等において、糖尿病予防学習会を年間に34回開催をいたしておりまして、そういった運動と食事の両面から学習していただき、糖尿病に対する正しい知識と対策を身につけていただくよう努力をしているところでございます。
また、その他、毎月1回プチ食育館と称したバランスのとれた食事体験の場を提供し、塩分、糖分、脂肪分等を控えたメニューのレシピの配布も実施しておるところでございます。今後も以上のような業務をより一層強化していきたいというふうに思っております。
◯議長(見月 勧君) 千葉議員。
◯議員(9番 千葉 加代子君) 次に、幼児の健診、療育についてお尋ねします。現在、3歳児健診で視力検査はされているでしょうか。もし実施されている場合、どのような検査ですか。
◯議長(見月 勧君) 担当課長。
◯健康づくり課長(松村 光彦君) 健康づくり課の松村でございます。3歳児健診において、視力検査はもう既に実施されております。方法といたしましては、健診日の前日に保健センターのほうから保護者宛てに、こういった3歳児健診用のセットがございます。これをお送りいたしまして、まず家庭でやっていただいております。
そして、その検査と同時にいろんな
アンケート、ものを見るときに目をしかめてないかとか、苦しそうにしてないかとか、いうようなことも
アンケートで示していただくようになってます。
そして、それを健診日当日に保健センターのほうに持って来ていただきまして、それで結果を出すわけですけど、保護者の方の中には、それをできなかったというようなこともありますけれども、そういったときは健診日当日に保健センターのほうで実施しているというところでございます。
以上でございます。
◯議長(見月 勧君) 千葉議員。
◯議員(9番 千葉 加代子君) 最近、田川市立病院の小児科の医師が、3歳までに視力の異常に気づき手当てをすると完全によくなる。その検査をする機械は100万円程度だと言われたそうです。私の三男も3歳の誕生日会の時、保育園の先生から片方の目が全く働いてない、勝手に動いているというようなことを言われて、近くの眼科に連れていきました。そのときには、これはもう一生治らないというふうに言われて、とてもショックを受けたことを覚えています。
で、いろいろ調査をして福岡市の眼科に行って検査をしていただきました。虫を取ったりとか、いろんなことをしてもらったんですが。田川のほうの病院でも治療ができるということで、ちょうど3歳の誕生日前ぐらいから良いほうの目を絆創膏で塞いで、度の強い眼鏡をかけてずっと訓練をしました。で、小さかったから絆創膏が夏のときとか剥がしたら皮膚も一緒に取れて、親も一緒に泣いたりとか、そういうこともあったんですが。本人もとても辛かったと思います。
でも、小学校の5年生のときに完全によくなって、もう今は視力が両方とも1.5で正常になっています。もし機械による検査ができたら、そういう子供たちが早期に発見できて治療ができると思いますお金が掛かることは大変だと思いますけれども、検討はできないでしょうか。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 現在、実施している3歳児健診での視力検査方法は、国が示すマニュアルに則っておりまして、何ら支障ないというふうに思っております。議員のいわれる視力検査用機器を使用する場合は、専門の眼科医本人か、または立ち会いのもと操作しなければならないものではないかと考えられますので、今後、検討課題として対応させていただきたいと思います。
◯議長(見月 勧君) 千葉議員。
◯議員(9番 千葉 加代子君) よろしくお願いいたします。
ここにメッセージがあります。川崎町議会のお問い合わせフォームから送信されたものですが、読み上げたいと思います。
教育前に療育できるようにして、幼児期しかないの、時間がないの、早く対応して欲しい。よく広報などで教育に力を、学力に力を入れているのを見かけます。小学生の学びっ子など土曜日などの塾、子どもは言葉が遅く悩んでいます。言葉が遅いだけ、年相応になれば話せると軽い感じていたし、あなた方もそう思っている方もいると思います。
保健所に田川市の乳幼児発達検査に行けと勧められていくと、言語障害がある。普通の小学校にはいけない。療育をする必要があると専門医に言われました。びっくりです。安易に考えていました。さあどうしよう、大きな病院へ行こう。何か療育できるところはと相談しても、田川のいろは園は満員、待ちに1年。言語障害の子どもはたくさんいるんです、との役場の返答。ふざけんな、たくさんいるなら町で何とかしろよ。教育に力入れる前に教育をみんなと同じように受けれるように、療育にも力を入れてよ。たくさんいるんでしょ、ならなおさら療育すれば、ちゃんとみんなに追いついて勉強できる子どももたくさんいるんだよ。療育には時間がないの、この幼児期にしか。小学校に行くまでにしないと、1年も待てないの。その1年がどんな意味があるか。言語障害以外にもたくさんある。ほっとけば学習障害になる子たちだっている。もう中には普通の小学校に行ってる子どもで学習障害の子どもたくさん隠れていますよ。
保健所に言語聴覚士はいるけど、相談のみしかできない。トレーニングとかできないみたいです。なんで、意味ないじゃん。療育すれば、隠れ学習障害や言語障害、いろんな小さな障害がなくなり、みんないい教育が受けれるじゃないですか。学習障害を幼児期に改善できれば、よく見る広報での成績だって上がるでしょ。隠れ学習障害がある小学生にいくら教育したって、幼児期に改善できてないから学校の授業受けるのだってやっとなんだよ、頭に入らないの。川崎にちゃんと療育できる場所や専門の先生方がいればいいのに、役場に行けば後ろの席にふんぞり返って耳掃除をしている人や、書類下に携帯隠れながらしている若い職員さん。そこにお金をかけずに教育前の療育です。
支離滅裂な文面、失礼な言葉、申し訳ない気持ちも恥ずかしい気持ちもありますが、私が言わなきゃ始まらない。というメールです。
幼児期に療育し、改善すれば救われる子どもがいます。学習障害LDの子どもは、基本的には全般的な知的障害に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する、または推論する能力のうち、特定なものの習得と使用に著しい困難を示す様々な状態を指すと言われています。できるだけ早く養育をし、訓練をすることで改善できるケースが多くあります。療育の必要な子どもへの対応はどうされているでしょうか。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 障がいのある子どもとその保護者に対しては、乳幼児期から学校卒業まで一貫した効果的な支援を、身近な場所で提供するということが重要であると認識をいたしております。
療育相談につきましては、保健センターのひまわり相談や子育て支援センターの発育相談を実施いたしております。子育て支援センターの発育相談は毎月2回、そのうち1回は臨床心理士による面接相談を行っており、状況により医療機関や幼児相談所を紹介したり、心理判定検査を勧めております。
保健センターや子育て支援センターが障害福祉サービスを必要と判断した場合は、社会福祉係が相談を受けております。療育相談の多くが居宅介護や短期入所、就学前の子どもを対象にした児童発達支援と就学児童を対象とした放課後デイサービス等の通所支援でございます。相談を受けた場合は障害児の心身や家庭の状況等を勘案し、相談支援事業所等と協議をしつつ適切な福祉サービスを提供できるよう努めております。
しかしながら、言語療育に関しては専門的知識を持った言語聴覚士の指導が必要でございますが、田川圏域では言語聴覚士がいる事業所が少なく、利用希望者は多いため、予約待ちの状況であるというふうに聞いております。
本町といたしましても、今後も事業所等、関係機関と連携を図りながら、療育が必要な
子どもたちに適切な福祉サービスが提供できるよう努力をしてまいりたいと思っております。
◯議長(見月 勧君) 千葉議員。
◯議員(9番 千葉 加代子君) 以前、同和保育所建設の是非を問うときにもお願いしたのですが、民間の保育所ではお金がかかってできないこと、対応が困難な
子どもたちを公立の保育所で受け入れていただけたらと思います。お金が掛かって大変だと思いますが、訓練をしていけばよくなる子ども、今30人に1人が問題があるというようなことを言われています。昔と違って、そういうことがよくわかるようになってきてるからだと思うんですが、言語聴覚士も資格が新しくて、その資格を持ってる方も少ないかもしれませんが、
子どもたちの一生がかかっていますので、病後児の保育のときもそうです。病気の回復期であるけれども集団保育ができない子ども、私も子育てしながら働いてきましたので、どこも預ける所がなくて職場に連れていってこたつに寝かしていたこともあります。
で、病中の子どもは無理だと思いますけれども、病後児保育を同和保育所のほうで、何とか受け入れていただいたり、また訓練をすれば快方に向かう
子どもたちに、ぜひ町の中でお金がかかって大変だと思いますけれども、そのいうふうな検討をしていだきいただきたいんですが、いかがでしょうか。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 御質問の病後児保育とは、児童が病気の回復期であり、かつ集団保育が困難な時期において当該児童を病院、診療所、保育所等に付設された専用スペースや専用施設で一時的に保育する事業のことだと思いますが。
この保育の実施要件としては、病院、保育所等に敷設された専用スペース等が必要で、看護師、保健師、保育士等の人員配置の基準も満たさなければなりません。保護者の皆さんが安心して暮らしていける町にするためにも、病後児保育は必要と考えておりますが、小さな町村単位での取り組みは極めて困難な状況もございます。従いまして、本町といたしましては、当面は郡内の町村と同様に、平成26年4月に開設しております田川市病後児保育室「ひまわり」での広域利用で対応していきたいと考えております。
なお、川崎町民が「ひまわり」を利用する場合、1日3,000円の利用料と、1枚1,080円の医師の証明書が必要となりますが、まずは来年度からこの証明書の作成料1,080円の助成を行っていきたいと考えております。
◯議長(見月 勧君) 千葉議員。
◯議員(9番 千葉 加代子君) 次に、耕作放棄地の固定資産税の減免についてお尋ねします。本町の基幹産業は農業ですが、後継者不足や高齢化により耕作放棄地がふえています。年金収入のみの高齢者にとって固定資産税の納付が大きな負担になっています。土地の価値というのは一般的にその土地から得られる収益性で判断されます。収益が全くない土地については、減免を考えていただきたいのですが、どうでしょうか。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 御指摘のように近年、耕作放棄地が非常に急増してると言うっていいぐらい増えてます。そういう状況の中で、耕作放棄地の固定資産税を減免するということになってまいりますと、耕作放棄地を推奨するような逆の結果が出かねないということで、私のほうとしては耕作放棄地をできるだけ減らしていくというような、今努力をしているところでありますけども。それを固定資産税を減免するということになると、逆の結果が出るということが心配されますので、この点については、特に税の公平性という観点からしても問題が出てくるという可能性が、心配がありますんで、今のところは残念ながらそういう状況は考えておりません。
◯議長(見月 勧君) 千葉議員。
◯議員(9番 千葉 加代子君) 国は農地に係る固定資産税を改め、農作放棄地を重税化し、農地バンク、県農地中間管理機構に貸し付けた農地を減税化する地方税改正法案を出しています。平成29年度から、一定の遊休農地、耕作放棄地は固定資産税を約1.8倍にする増税が決まっています。
今でさえ納税が負担になっているのにますます厳しくなります。そこで、耕作放棄地を県主導でなく、町が仲立ちをして、農業に関心を持ち意欲のある方たちに貸与して、本庁に居住するプロジェクトを立ち上げていただけないでしょうか。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 耕作放棄地等について、できるだけ耕作ができる人に貸し付けをすると、そして耕作放棄地を少なくしていくというようなことで、県のほうでそういう貸借関係の─、あれ名称は何と言ったかね。あとでちょっと説明させますけども、貸し借りをするときの窓口がありますんで、そこを通してすれば安心して、所有権が難しくなる、あるいはまた小作権が発生して困難な状況が出てくるというようなことがないようにするための、そういう制度でありますから、それを活用しながら、とにかく貸借の関係は地元の人が土地を借りていただく、いうのが基本になりますんで、そういう努力をしていきたいというふうに思っております。あと県の取り組みの名称は担当課長のほうから説明してください。
◯議長(見月 勧君) 担当課長。
◯農業委員会事務局長(寺内 幸夫君) すいません農業委員会の寺内でございます。先ほど議員が農地の課税強化について、少し触れられたと思います。この農地の課税強化については、毎年、農地につきましては利用状況調査というのを行います。で、利用状況調査を行いまして遊休農地になっているものについては、意向調査というのを行わなければならなくなっています。で、その意向調査をしまして、自分で耕作するとか、売るとか、貸すとか、それとか回答のないものについては、リストをうちが農地中間管理機構のほうに上げるようになってます。
で、その上げた農地につきまして、優良な農地について、これは借り手がいるなというみたいな農地に関しては、中間管理機構のほうから、うちのほうに連絡があります。それについて農地法に基づきまして、うちが協議の勧告を行うようになってます。で、その協議の勧告を行ったものについて、今農地の税の軽減で農地の価格に0.55という補正を行っています。その勧告を行った農地については、この0.55の補正を外すということになっておりますが、平成29年度、本町におきましては、この0.55の係数を外すというものの該当はございません。
それと、新規参入者の件につきましては、これ今新規参入者、法人なんかも立ち上げまして、そういう新規参入者の方に適切に農地を貸すような政策を今、農政係のほうで進めておるところでございます。
以上です。
◯議長(見月 勧君) 千葉議員。
◯議員(9番 千葉 加代子君) ありがとうございました。これで私の
一般質問を終わります。
◯議長(見月 勧君) 次に、手嶋真由美議員。
◯議員(1番 手嶋 真由美君) 議席番号1番の手嶋真由美でございます。本日は、2つの質問をさせていただきます。初めに、ベジライスダイニング穀×極周辺の環境整備についてお尋ねをします。今後の具体的な整備の計画などはありますか。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 今のところ、De・愛やレストラン穀×極の周辺の整備については、将来的な構想としては、吊り橋を架けたり、あるいはまた子どもの遊園地等を設置ができるような状況をつくりたいと、いうような気持ちはありますけども、今のところはちょっと財政状況も厳しい状況がございますんで、なかなかできかねるという状況がございます。
ただ、先ほど答弁をさせていただきましたけども、あの近くのすぐ上のほうに城山がありますんで、その城山については何とか子どもの森という位置付けの中で、史跡公園も含めて、そういったことで整備をして
子どもたちが、とにかく一日中遊べるような、そういう場所は提供していきたいと、いうふうに考えております。
◯議長(見月 勧君) 手嶋議員。
◯議員(1番 手嶋 真由美君) 穀×極ができたときに、対岸に渡れるように橋を架ける企画があったと聞きましたが、その後は今、町長のほうからも計画が進んでないということですけれども、先日、鮎返りのあたりから真崎、安宅、魚楽園方向へ散策をしてみました。心地よい気分になり、とても気持ちが癒されました。
穀×極のあるこの土地は、安宅川と中元寺川の合流するところで、昔から出合いと呼ばれているそうです。川崎町観光協会の盛りだくさんの企画などで今もたくさんの出会いの場となっております。
また、さまざまなボランティアの皆様のおかげで、川がとてもきれいになり、たくさんの魚が生息しています。水のきれいな場所では、蛍もふえていくと言われております。今の自然環境を最大限に活かし、河川を利用して楽しめる企画を考えてみてはいかがかと思いますが、どうでしょうか。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 今、議員御指摘のような取り組みというのは大変重要だというふうに認識をいたしております。従って、もともとあそこは鮎返りという地名がついてるように、昔滝があって鮎がそれから上れなかったというような状況ということがありましたけども、今はもうそれがなくなってます。しかし、鮎が泳ぐ川にしていきたいというふうに思っておりますんで、とにかく川崎町が蛍と鮎で、これから大いに皆さんに親しんでいただける、そういう環境を作っていかなければいけないというふうに思ってますので、そういった取り組みはしていきたいというふうに思ってます。
それから、最近、鮎返りのところも以前は草がぼうぼう生えておりましたけども、ボランティアの皆さんが年に1回、あるいは2回草刈りをしていただいたり、掃除をしていただいたりということで、非常に環境がよくなってきておりますんで、さらにこういう環境を改善のために努力をしていきたいというふうに思っております。
◯議長(見月 勧君) 手嶋議員。
◯議員(1番 手嶋 真由美君) ちょっとイメージをしてみてください。橋を架けて渡れるようにしてみる。向こう岸には親子で遊べる公園や散策道がある。川ではカヌーなどで遊んだり、水に触れてみたりすることができる。陸では、レンタサイクルでの周辺の散策などができる。観光ガイドと歩く史跡巡り等。
また、穀×極から見る風景はとてもきれいで心が癒されます。川の両サイドに季節を彩る木や花があれば、さらに美しさを観賞することができるのではないでしょうか。
また、ガラス張りのフロアを利用して、結婚式やコンサートの場にすることも可能だと思います。こういう企画等もないかなというふうに思いますが、考えを聞かせてください。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 川崎町の中でも、この農産物直売所De・愛、それから鮎返りの河川敷周辺は自然が豊かで、景観もすばらしい地域でありますので、この地域の河川を活用した取り組みなどは、非常に積極的な御提案をいただきましたんで、そういう点については今後努力をしてまいりたいというふうに思っております。
また、あわせて環境保全あるいは河川を活用した事業支援など、地域の皆さんが取り組んでいく、そういうものについても積極的に支援をしていくと同時に町も将来的にはしっかりここを将来的な構想を描きながら、具体的に一つ一つ取り組みが進行するような、そういう計画を今後進めてまいりたいというふうに思います。
◯議長(見月 勧君) 手嶋議員。
◯議員(1番 手嶋 真由美君) 9月にリニューアルオープンした穀×極は、以前に比べて10月、11月の来店者数等は増加をしたのでしょうか。また、その以前に比べての評判は今どういう状況でしょうか、お尋ねいたします。
◯議長(見月 勧君) 担当課長。
◯農商観光課長(中野 新壱郎君) 農商観光課の中野です。9月の30日にリニューアルオープンしました。10月については、昨年度よりも来客数は増えております。残念ながら、本来10月から11月にかけて、11月のほうが本来であれば、その来客者数が増えるところでありますけど、現実、11月は減少してるのが実態であります。
◯議長(見月 勧君) 手嶋議員。
◯議員(1番 手嶋 真由美君) 今、11月は減少しているとゆうことでしたが、来客数アップの取り組み等、また施策等は考えておられますか。
◯議長(見月 勧君) 担当課長。
◯農商観光課長(中野 新壱郎君) 11月、今後、本来であれば、26年、27年の傾向を見たら、11月を最高のピークとして、12月、1月、2月、3月といってだいたい閑散期といいますか、ずっと減少してるのが、26年と27年の実態であります。で、今現在、来客数の減少にむけて、今特に取り組んでいるとゆうのは今のところちょっとないんですが、それについて、また、議員さんのほうに相談することになろうかと思いますので、そのへんよろしくお願いしたいと思います。
◯議長(見月 勧君) 手嶋議員。
◯議員(1番 手嶋 真由美君) 積極的に、お客様に対しての
アンケートを実施してみたりとか、満足度はどれくらいだとか、議員のほうも試食会に行って、提案等、食事のことについての提案等はさせていただきました。それが、反映できているのかなあというのが、2度、3度と行ったときに、余り変わりがないようにも感じられましたので、今後はいろんな接客サービス等とかいろんな面で考えなければいけないところがたくさんあると思いますので、集客数がアップする施策等の取り組みをよろしくお願いいたします。
また、この穀×極と直売所De・愛は、自然豊かな安真木の地に町の内外を問わず、多くの方々に足を運んでもらえる環境整備を実現し、環境観光地化を進めることで、集客数が増えていくと考えます。
また、これは将来的には町の活性化にも必ずつながっていくことだと思っておりますので、今後もっと積極的に、また、女性の職員とゆうか、あそこで働いている女性の方の意見等も聞きながら、どうしたらここにたくさん集ってもらえるかという提案を重ねていっていただいきたいと思います。
次の質問に移ります。子ども議会での提案や要望についてお尋ねをいたします。11月に開かれた子ども議会では、各学校から、自分たちで決めた課題での研究発表があり、さまざまな分野で感じたことを述べていました。写真などを使用して、工夫がされていてわかりやすく、勉強になりました。
一般質問では、狭い通学路、危険個所の多い通学路での安全確保について、また、女子トイレや外灯増やして欲しいなど、児童からの提案や要望がありましたが、町としてはどう対処をしていくのでしょうか、教えてください。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 川崎町子ども議会は、町制施行70周年記念事業の一環として平成20年度に開始され、今年度で9年目になっております。今年度は7月22日に第16回定例会、11月26日に第17回定例会を開催をいたしました。
第17回定例会では、4小学校による分科会の発表がありました。池尻小学校は、池尻を
安全安心な地域にしよう、公園と通学路を中心にをテーマに、自分たちで通学路を歩き危険箇所を点検し、その原因と改善策について発表がありました。
川崎東小学校は、ふるさと再発見、私たちの川崎町をテーマに、川崎町の名物、川崎町の歴史、川崎町の取り組み、川崎町の名産、川崎町のいち推し施設、川崎町の有名人の6つの項目を調査し発表しました。
真崎小学校は、ふるさと真崎いいとこ発見をテーマに、De・愛、穀×極、戸谷原古墳、魚楽園について現地の見学を行い、直接取材することで、郷土を愛する心を養い、多くの人に真崎を訪れて欲しい、そういった発表が行われました。
川崎小学校は、第16回子ども議会で宣言した、子ども宣言の中から決まりを守り仲よく助け合っていくことをテーマに、きずなづくりと校則を守ることを2つの大きな取り組みとして、スポコン大会や熊本大震災で被災した熊本の
子どもたちへの支援などを通じて、きずなづくりの取り組みの大切さを発表、校則を守ることについては、
川崎中学校の校則を参考に自分たちで新しい川崎小学校の校則を作り、意識して校則を守ることで、校則が当たり前になったとゆうことの発表などがありました。
また、
一般質問では、校舎の改修、女子トイレの増設、プールや遊具の改善、真崎地区の事故の多い交差点の対策、みんなが遊べる公園を作って欲しいなどなどの質問が出されておりました。
新聞各紙でも紹介がございましたように、子ども議員からの提案のあった注意喚起の看板設置につきましては、県土整備事務所との打ち合わせ後、既に看板作業業者と設置について打ち合わせ中でありまして、もう少しすれば設置ができるというふうに思っております。
学校施設の改修については、池尻小学校の大規模改修を行うことで多額の予算が必要になることから、女子トイレの増設やプールの改修などは、すぐには行うことはできませんけれども、順次改修が必要な箇所については行ってまいりたいというふうに思っております。
いずれにしても、子どもの目線で考えた提案や要望につきましては、できる限り実現できるよう努力してまいりたいと思っておるところでございます。
以上です。
◯議長(見月 勧君) 手嶋議員。
◯議員(1番 手嶋 真由美君) 今の町長のほうからも答弁がありましたけども、議会中でも今のように答弁はされていましたが、できるだけ、
子どもたちにも述べたことが、その後どうなっているかという様子も、学校を通じて知らせていただきたいと思います。
また、児童から指摘のあった池尻小学校区、真崎小学校区の通学路の点検は、今されたのではないかというふうに認識しましたが、池尻小学校校区では建設課の皆さんのおかげで、注意喚起の文字が入れられてはおります、ですが、私が目にする範囲では、スピードを落とせの文字が異常に多く感じるんですけれども、これは、何か意図がありますか。
◯議長(見月 勧君) 担当課長。
◯建設課長(小木曽 五男君) 建設課の小木曽です。そこは
教育委員会、教務課とも協議して、それなりに一応現地で要望のとおりしたつもりでございます。
以上です。
◯議長(見月 勧君) 手嶋議員。
◯議員(1番 手嶋 真由美君) スピードを落とせで、わかるのはわかるんですが、できればもう少し工夫をしていただいて、通学路ありとか、横断歩道ありのときに囲む、どういったらいいんですか、車線で囲んでいるようなところも見受けられます、そちらのほうが、ここの先に道路があるんだなとか、横断歩道があるんだなとか、歩行者がいるんだなとゆう運転者に対しての認識も促せるようになると思いますので、もう少し工夫をしていただけたらと思います。
そして、スピード落とせでは、なぜなのかってゆうのがわかりづらいってゆうのが、私は通ったときに感じました。後もう少し工夫もしていただきたいとは思います。
真崎小学校区の真崎保育園の横ですけれども、昨日もちょっと確認をしましたが、以前なかったものが、De・愛からまっすぐ行って左に曲がったところあたりで、注意喚起の文字がありましたけども、今度は逆にちょうど保育園前の停止線のところに、左側に石の上に建てられたガードレールが異常にでっぱってありました。かえって危険だなというふうに私思いましたし、普通車とか軽ではいいですけども、トラック等が行った場合は、逆に今危険な状態に逆効果でさらされているようにも思いますので、ここもまた、現地をしっかり点検をしていただいて、
子どもたちの安全確保に力を注いでいただきたいと思います。
いずれにしましても、どちらもいろんな意味で改善はされているようですけれども、ただ文字を入れる、ただここにこうすればいいとかじゃなくて、もう少しいろんな意味で工夫を凝らしていただきたいなというふうに思います。止まれの標識の前の停止線は、以前もゆったんですけど、せっかく止まれってゆうのがあっても、停止線がなければ
子どもたちも車も、どこがどうなのかっていうのが、もうわかりづらい状態なっていますので、あわせて検討のほうもお願いしたいと思います。
これからも、天候の悪い日などは見通しが悪くて危険がますます伴ってきますし、今から先は早目に日が落ちて暗い時間が長くなりますので、
子どもたちの安全確保のためにも、早急な改善をお願いして、きょうの
一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
◯議長(見月 勧君) 質問者がこの後2名おられます。時間的にトイレ休憩をとりたいと思います。再開は、2時30分、2時半といたします。
────────────・────・────────────
午後02時18分休憩
………………………………………………………………………………
午後02時30分再開
────────────・────・────────────
◯議長(見月 勧君) 休憩前に続き会議を開きます。
次に松岡議員。
◯議員(2番 松岡 久代君) 2番議席の松岡久代でございます。
私は、東田原の
最終処分場経緯についてお尋ねします。東田原の役員と町職員とで3年前でしょうか、佐賀県の脊振山へ
最終処分場を視察し、ストーカ方式から灰溶融炉ですかね、溶融炉。溶融炉、2度焼きし、処分灰の少なさに納得した役員の方もいたようです。少なかったんですよね。2度焼きしたらですね。溶融炉。誰からも嫌われる、迷惑施設の
最終処分場を区民の方は、1度受け入れたわけなんです。前区長は自分の在任中に、迷惑料が少しでも入れば区民が潤うとして、区民のことばっかり気遣っていました。それが途中で頓挫してしまったっていう事を、今新しい区長に変わりましたので、このようなことを言わせていただきます。
何人かの議員の
一般質問も大任へ変わった経緯はわかりましたが、区民に説明していただけたらありがたいと思いますが、町長いかがでしょうか。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 川崎町の単独ごみ処理施設計画は、上真崎地区に焼却場及びリサイクルセンターを、そして東田原行政区のところに埋め立て施設建設を予定をいたしておりました。
平成25年、26年度でこれに費やした事業費は、約3億4,700万円。このうち埋め立て施設予定地においては、総額2億2,000万円の事業費を投入しており、またこの用地購入費においては、面積5万1,150平米。金額にして9,751万3,000円で土地購入を行っております。
現在、し尿処理及びごみ処理施設の建設を田川が1つに結束をして、8市町村での広域化で進められております。9月30日の全員協議会において説明いたしました、7月25日に東部組合より東田原の予定地を活用させて欲しい旨があり、先ほど説明いたしました購入した土地のほかに、隣接地には約2万平米の町有地もあり、組合に購入していただければ、大きな町の財政的にも軽減になるというふうに見込んでおったところでございます。
こうした中、東部組合長と今言われましたように、日程調整を行いまして、地元に、東田原行政区に
最終処分場を、広域化の
最終処分場を建設をさせて欲しいということで、要請させていただくということで、10月の4日の日に日程調整をさせていただいて、決定をしておりました。
そこで第1回の説明会を開催する協議を開催させていただくという予定にしておりましたけども、ところが東部組合よりこの候補地に様々な諸問題がある指摘を受けました。処理能力が足りない。または、この予定地には大量の廃棄物が投棄されている。さらに、一部ぼた山が分布し、県に問い合わせても、軟弱地盤で自然発火の危険があり、このボタ及び
産業廃棄物処理をするには多額の費用を要し、焼却灰の処分地には適さないと判断され、東田原での建設を断念したという状況でございます。
地元の東田原行政区の区長さんには、担当である環境保全課の職員が事業をそこで実施することはできないとこういう説明を、報告をさせていただきまして、区長さんもそういうことであればということで、了解をしていただきましたので、それ以上の話し合いの進展はなかった。だから説明会も1回もやってないからですね、だから中止についての説明もしないまま今日に至っているという状況でございます。
◯議長(見月 勧君) 松岡議員。
◯議員(2番 松岡 久代君)
最終処分場を造るというときには、区民を集めてお話したことがあるんです。それで、承諾していただいたということもあります。あの前区長が、それから後11月4日ですかね、お話があるということでお待ちしていたんですけど調度それがないようになりましたけど、あとの経過説明が全然なかったもんですからね、どうなってるかなていう気持ちは区民としてはあると思います。
だから、何か会合があるときにでも区長に言っていただいて、そのときに幾らくらいその今投資したお金とかあるでしょう。そんなのは、きちっと説明していただけたら区民も納得すると思います。それだけの、投資したお金がどうなるんかということもあるしですね、それをよろしくお願いしておきます。
私が、一番腹立たしいのはボタ山があり、大量の廃棄物が捨てられてたとわかっておりながら、コンサルト会社が2億2,000万円を投資させ、決定したという経緯があるということをものすごく私は腹立たしく思っております。再三質問を議員がなさっておりますけど、町長、コンサルタントに対して、何かの報復処置っていうかですね、そんなのあるんでしょうか。そこんとこ私すごく気になってですね、お答えください。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) このコンサルが調査した段階で、先ほどの答弁をさせていただきましたけども、ここに空洞が3つあるとか、
産業廃棄物が大量に捨てられてるとか、そういう説明はしてるわけです。
だから、職員がそれを町長に報告したかどうかというのは、定かでありませんけども、職員に対してはそういう説明はしてるわけです。だから、そしてあの報告書にも書いてるわけです、そのことをきちっとだから仮に町長は、報告を直接職員が報告していなくても、報告書を見れば、それは書いておるわけですから、これもう不適格地ということは判断できるんじゃないかというふうに思います。
ましては、もう
用地買収の段階から公害で保証しているとか、いろいろな登記簿の謄本に全部そういう事もみんな記載してますから。だから、買収の段階では必ず、登記簿の謄本がどうなっているかということは必ず見るはずですから、それにいろいろ書いとったら、私はだいたいその時点でここは、買収する時点で、これは適切な土地ではないというふうに判断すべきではなかったかというふうに思っているところです。
◯議長(見月 勧君) 松岡議員。
◯議員(2番 松岡 久代君) 町長が、先ほど言われた裁判に持っていくっていう言葉を信用しながら、私はこの産廃の話は終わらせていただきます。
だけど、やはり区民として、説明責任だけはしていただきたいなと思っております。どれだけの経費が使われたかということもしていただかないと、何のためにそこが無くなったかっていうこともありますからね。
ほんと区民の人達は、お話を受けたときに、誰も反対する人がいませんでした。だから、そのところは、私は本当、東田原区の人たちはみんな人がいいなあと思いながら、いつも反対が起こるやないですか、区として。それが無かったっていうことはね、私ほんとに嬉しいかなんか知りませんけどね、気持ちはよかったような気がいたします。
それでは次に質問させて頂きます。川崎町の図書館でございますが、何かちらほら私の耳に聞こえてきたんですけど、民間に委託するとか、指定管理者にするとかいうお話が今あるんでしょうか。そこのところをお聞かせください。
◯議長(見月 勧君) 教育長。
◯教育長(讃井 明夫君) 今、さまざまな図書館に対する御意見をいただいておりますが、現在、庁内で事務改善委員会を設置しておりますが、その中で指定管理も視野に入れて、今検討しているところでございます。
◯議長(見月 勧君) 松岡議員。
◯議員(2番 松岡 久代君) 本を読むことは大人であり子供であり、大切なことだと思います。今私がいつも言うように活字離れが進む中、図書の充実が一番大事と思います。それには司書教諭ですかね、その方がやはり専門的に居られると思います。今、学校図書なんかで司書教諭を置いてる所があるんでしょうか。
◯議長(見月 勧君) 教育長。
◯教育長(讃井 明夫君) 議員の言われますように、教育にとって学習の基本は何と言っても本を読むことだと思っており、学校図書室の役割は非常に重要であります。
今、図書司書、司書教諭の配置の件でございますが、国では12学級以上の学校には司書教諭の配置が義務付けられております。本、川崎町では、7校がありますが、小中7校ありますが、その内2校が12学級以上という事で配置しなければならないということでございます。それで2校とも配置をしております。
それから、また司書教諭の配置があり、義務付けられていない、他の5校については、4校にも司書教諭というのは免許を取らせて、そして配置をさせて頂いております。残る1校については、図書室担当教諭を配置して、学校図書活動をしておりますが、早いうちに、今年でも人事異動等がありますので、司書教諭の免許を持った教諭を配置して行きたいというふうに考えるとともに、できない場合については、研修にやって、そこで司書教諭の免許を取らせていきたいと思います。
いずれにしろ、今後も司書教諭、担任などが中心になって、朝の読書タイムの実施の推進とか、あるいは
子どもたちに本を読む楽しさを実感させ、そして学力向上に繋げて行きたいと考えておりますのでよろしくお願いしたいと思います。
◯議長(見月 勧君) 松岡議員。
◯議員(2番 松岡 久代君) 2校だけまだ配置してないという事なんですけど、やはり学校ていうのは、教育の場っていうのは平等でなければいけないと思うんです。だから、そういうところを早急にしてあげてもらいたいと思います。
それと、学校図書の司書教諭ですね、これやはり免許を持った人でないと駄目なんでしょ。いっぺん、何年か前ほとんど辞めさせていったりしたような経験があるんです。図書の司書教諭っていうのを。
田川市なんかは、5年に1ぺん切り替えて、その人たちを司書教諭っていう事でねしておると思います。5年ごとに切り替えて、新しい人、新しい人入れて。だから、いっぺんに辞められるんじゃなくてね、半分、半分くらいで、5年、5年で切り替えて行ってるようなことを聞きました。
だから、やはり図書っていうのは教諭が必要だったら、配置していただくことが一番だと思っておりますので、そのとこをよろしくお願いいたします。
生徒児童は落ち着いて本を読める場所が一番大事と思うんです。だからそこのところを、
子どもたちの純粋な気持ちを、大人がわかってあげてすることがいいと思います。親だけで子どもを見守るんじゃなくて、地域の人も今から先、子どもを見守っていくていうことが一番だと思いますので、そこのところ教育長、今から先のことを見通して、
子どもたちの目線に立って教育してあげてください。教育長には私、崇拝してる部分がありますので、よろしくお願いいたします。
それでは次に、さっきおっしゃられた民間委託っていうことを言われてたでしょ。パピルスホールですかね。だけど、パピルスホール自体を、あまり知らない
子どもたちが多いんですよ。どこにあるかっていうことも。
そしてまた、民間委託ってするには、あの人口の多いところだったら、今スターバックとかいろんなものが入ってからコーヒーを飲みながら本を読むっていうようなことも行われておりますよね。だけど、川崎町にしたら人口も少ないしですね、なにかいい方法がないかなとある人から言われたときに考えたんですけど、一番いいのはどういう方法がいいでしょうか。
子どもたちが寄りやすいっていうことを、私はよく宗像の方に行くんですけどね、コミセンで図書館が多いんですよ。コミセンの中にそういう方法もできるんでしょうか。コミセンの中に。ちょっとお聞きします。
◯議長(見月 勧君) 教育長。
◯教育長(讃井 明夫君) 図書館法のよれば、場所等について、そういう例えば住民センターとか、そういうところと共同してもういいという事になっております。
◯議長(見月 勧君) 松岡議員。
◯議員(2番 松岡 久代君) そういうのが、各所に場所、場所にあれば、子どもも寄りやすいと思うんですよ。親から見たら、他人の目から見れると思うんですけど。今ほんと大人の考えで物を申したら私、悪いと思うんですけど、子ども目線で今みんな大人が見てるかなっていうような気持ちがものすごくあるんです。子どもの遊び場所にしても先ほども言われましたけど、川崎町にはありません。言ったら
筑豊ハイツに行ったらいいじゃないかってゆうような事も言われました。
筑豊ハイツに行くっていっても、親が車で行くか、バスで行くか。あそこ広いんですよ、場所が。目が行き届かなかったら子ども何するかわからないって言うのが
筑豊ハイツなんですよね。そういうことを考えたら、今先ほど城山ですね、あれを整備していただけたら
子どもたちも遊ぶところができると思って、私も楽しみにしている一人と思います。
そして、もう1つあるんです。今はその指定管理とかいうけど、アイデアを募集して、なにか良い方法がないかなと思うんですよ。しても良いんですけどね、アイデアをもう少し出し合ってしたらいいんじゃないかと思うんですよ。みんないい考えを持ってるのを職員の中にも沢山居られると思います。今若い人がだいぶ入っておられるから、年いった人が駄目とは言ってるんじゃないんですよ。アイデアは持っておると思います。その所を引き出してですね、していただけたらいいと思います。
それとですね、子どもがちょっと私に行った言葉がですね、利用したくてもね、祝日とか休日が多すぎるって、パピルスホールも。だから、受験勉強とか、試験勉強ね、そういう時に休みが多いから行かれないって。だから、それはどうかなりませんかっていう言葉を聞いたんですよ。そこは、条例改正かなんかでできるんでしょうか。
◯議長(見月 勧君) 教育長。
◯教育長(讃井 明夫君) 休日、特に祭日なんかは、条例に基づいて休館とするというなっておりますので、ずっと検討しておる所でございますが、できるだけ子どもや大人が、町民のみなさんが、ほんとに使いたい時に図書館を利用できるそうゆう体制づくりの為の条例についても検討しなければいけないなという話はしている所でございますが、まだ具体化しておりませんけども、今そういう話をしている所でございます。
いずれにしろ、公立の図書館と言うのは、ただ単に図書を読むところじゃなくして、1つの生涯学習の大きな土台になる所でございますので、慎重に審議をしながら、一番使いやすくて、そしてしかも皆さん方が寄り付きやすいような、そういう環境づくりをしたいと。その一環として、先ほど言ったような指定管理のことも頭に入れながら検討しているということでございます。
◯議長(見月 勧君) 松岡議員。
◯議員(2番 松岡 久代君) 私も、勉強っていうのは大事と思います。家に居たら、ゲームしたり、私がよく電車に乗る時見るんですけどね、みんな携帯を見てるんですよね。本持ってるって人は、見たことがありません。みんなもう並んでる人が、みんな携帯こうして見てるから、人の顔とか見えませんよね。私ら使う事がないからお客さんを見て電車に乗るんですけどね。そこのところから図書館というのは、大事じゃないかなと思っております。今言うたように、受験勉強とか、試験勉強とかそういう時に使われるような図書館であって欲しいと思っております。
今、教育長言われたようにね、条例改正でもできるっていうお話を頂いたので、その子どもにも、ちゃんとそういう考えはあるよという事は教えておきたいと思いますので、よろしくお願いしておきます。
短くなりました、これで私の質問は終わらせて頂きます。ありがとうございました。
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◯議長(見月 勧君) 最後になりました。谷口議員。
◯議員(7番 谷口 武雄君) 7番議員の谷口武雄でございます。
私は、最初に議会に文化芸術をということで質問をさせていただきます。
先日、ある新聞に茨城県の古河市議会で、このほど開かれた第3回定例会で、4回目となる議会コンサートが開催されたとの記事が掲載されておりました。市民に議会を身近に感じてもらおうとの趣旨で始まったそうです。この日は傍聴席に市民など約50人が着席し、市内で活動するきらめき琴の会の演奏を披露。また四季の歌や太鼓を打ち鳴らし古河城下町等を歌ったそうであります。コンサートは、昨年12月から定例会ごとに開催しているとのことであります。
このような議会演奏会は、全国に少しずつ広がっており、今マスコミを賑わしている東京都議会、また地方県議会、そして今日紹介しました市議会等々であります。
ここで手嶋町長に伺います。川崎町も文化、芸術で頑張っておられる方々もたくさんおられます。町村で全国初の町議会議場での、定例会前の議場コンサートを開催してはと私は思いますが、町長のご見解をお願いします。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 議員が言われますように、西東京市議会は年1回程度、議員席や執行席、傍聴席を利用して議場コンサートを実施されており、今年度は12月4日に市議会15周年を記念して、午前と午後のコンサートを開催しております。
またその他、姫路市議会や八王子市議会、そして兵庫県議会なども本会議の前に、議場コンサートを実施しているようであります。どこの議会も市民及び県民の方々に議会をより身近なものに感じて頂くために実施しており、大変意義深いことだと思います。
本町の町議会におかれましても、議会改革等で毎年多くの視察を受け入れており、先駆的な取り組みが注目されていますので、議場コンサートなどの開催については、画期的なことではないかというふうに評価をいたしております。
いずれにしても、他の県や市町村における議会に関する取り組みについては、今のところそれぞれ県議会や市議会が主催し、精力的に取り組んでいるようでありますので、本庁といたしましてもまずは、町議会の中で議論を深めていただき、取り組みについて御検討いただきたいと思いますし、またその後、ご要望等がございましたら、町のほうも是非ご支援をさせて頂きたいというふうに考えております。
以上です。
◯議長(見月 勧君) 谷口議員。
◯議員(7番 谷口 武雄君) 前向きな答弁いただきましたし、また議会のほうもそういう形で考えてもらいたいというふうに思います。
それでは次の質問に移らせていただきます。次は認知症の高齢者を見守ろうということでお尋ねをいたします。宮崎市は、今年度から認知症サポーター要請講座を全市立小学校48校で働きかけており、実現すれば全国でも先進的な取り組みとなります。
同講座は認知症を正しく理解するサポーターを増やし、認知症になっても安心して暮らせる地域づくりの担い手を養成するものであります。宮崎市によると、市内の認知症高齢者は、1万236人、4月末現在。その数は、高齢者の約1割に及びます。小学校での講座は、理解力などを考慮した上で、5年生の児童が対象で実施されております。
全国キャラバンメイト連絡協議会のスタッフが、講師となりわかりやすい言葉と図を使った認知症の説明や、認知症患者と出あった時の対応を考えるための寸劇や紙芝居などを行います。市によると現在までに10校で講座が実施されておるようにあります。
そこで、これは教育長にお伺いいたします。川崎町の認知症患者の実態を掌握されておりますか。
2点目に、宮崎市が実施している認知症見守り講座を川崎町も取り入れてはいかがと思いますので、小学校の関係でありますき教育長にお尋ねをしたいと思います。
◯議長(見月 勧君) 教育長。
◯教育長(讃井 明夫君) 認知症の数については、私のほうは正確には把握しておりません。
しかし、あの認知症は、今後の社会問題の大きな1つになるということで、認知症サポート養成講座については、平成26年度から取り組んでおります。
今までに計14回行って、参加者が大人が169名、そして小中学生が390人で計559人の認知症サポーターを養成しております。小中学生の認知症サポーター養成につきましては、地域包括センターの職員により、町内の全小中学校の小学校の4年生と中学1年生を対象に、高齢者疑似体験と認知症サポーター養成講座を行なっているところでございます。
講座の内容につきましては、認知症の方や高齢者、障がい者の方への接し方や見守り等を車いす等を用いて、疑似体験を通して学んでもらうものでございます。
◯議長(見月 勧君) 町長。
◯町長(手嶋 秀昭君) 認知症の数の問題とかありましたんで、私のほうから答えさせていただきます。
川崎町の65歳以上の高齢者数は、11月末時点で5,895人となっております。人口1万7,533人に対する高齢者の割合は33.7%となっており、割合は毎月増加の傾向にあります。
認知症の患者の数につきましては、確認は難しく、できておりませんけれども、介護保険における病院の医師からの意見書により、認知症と確認できている人数は、平成28年11月25日時点で、1,318人となっており全高齢者に対する割合は、22.3%でございます。
今年度の認知症による相談件数は、19件上がってきております。対応といたしまして、早期治療が必要なため、病院受診に繋げたり、場合によっては見立病院との委託による病院の先生を中心とした認知症初期支援チームと協力して対応しているという状況でございます。
◯議長(見月 勧君) 谷口議員。
◯議員(7番 谷口 武雄君) 今の町長と教育長に認知症の件を伺いましたところ、他の地域よりも先駆的に先駆けでやられているという事を答弁頂きましたので、今後さらに福祉の面につきましても、教育の面につきましても進めて頂きたいことをお願いしまして、私の
一般質問を終わらせて頂きます。ありがとうございました。
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◯議長(見月 勧君) 以上で本日の日程は全部終了致しました。
本日はこれにて散会いたします。なお次回の本会議は明日15日木曜日となっておりますので、ご報告いたします。どなたもお疲れさまでございました。
午後03時03分散会
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