遠賀町議会 2019-09-20
令和 元年第 5回定例会−09月20日-04号
─── 異議なしの声 ───
○議長(
仲野新三郎) ご異議なしと認めます。
よって、
委員長報告は、省略することに決しました。
これより、
議案処理結果に対する質疑に入ります。第二
常任委員会委員長に対する質疑を許します。質疑はございませんか。
─── 質疑なし ───
○議長(
仲野新三郎) 質疑も出ないようですので、これで質疑を終わります。
これより、討論に入ります。討論はございませんか。
─── 討論なし ───
○議長(
仲野新三郎) 発言もございませんので、これで討論を終わります。
これより、採決に入ります。
議案第46号「遠賀町
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の
利用者負担額等を定める条例の一部改正について」、本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
本案を、
委員長報告のとおり決することに、ご異議ございませんか。
─── 異議なしの声 ─── 11:0〔12〕
○議長(
仲野新三郎) ご異議なしと認めます。
よって、本案は、
委員長報告のとおり、可決されました。
△日程第3
議案第47号「遠賀町
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」に関し、
委員長報告を求めます。
お諮り致します。
議案第47号に関する
委員長報告については、
会議規則第41条第3項の規定により、省略することに致したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
─── 異議なしの声 ───
○議長(
仲野新三郎) ご異議なしと認めます。
よって、
委員長報告は、省略することに決しました。
これより、
議案処理結果に対する質疑に入ります。第二
常任委員会委員長に対する質疑を許します。質疑はございませんか。
─── 質疑なし ───
○議長(
仲野新三郎) 質疑も出ないようですので、これで質疑を終わります。
これより、討論に入ります。討論はございませんか。
田代議員。
◆8番議員(
田代順二) 8番議員の田代です。議案第47号「遠賀町
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」、反対の立場で討論します。
この議案は、
家庭的保育事業者等について、
連携施設の確保をしないことが可能となり、
連携施設に関する
経過措置を5年から10年に延長するものです。また、食事の提供の
経過措置を
家庭的保育事業にのみ適用されていたものを、居宅以外で実施される
家庭的保育事業にまで拡大するものです。これは、国の
規制緩和策であり、
保育環境の低下を招くものでありますので、この条例の一部改正には反対致します。
○議長(
仲野新三郎) ほかにございませんでしょうか。
─── 討論なし ───
○議長(
仲野新三郎) ほかに発言もございませんので、これで討論を終わります。
これより、採決に入ります。この採決は、起立によって行います。
議案第47号「遠賀町
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」、本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
本案を、
委員長報告のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
───
賛成者起立 ─── 10:1〔12〕
○議長(
仲野新三郎) 起立多数です。
よって、本案は、
委員長報告のとおり、可決されました。
△日程第4
議案第48号「遠賀町
印鑑条例の一部改正について」に関し、
委員長報告を求めます。
お諮り致します。
議案第48号に関する
委員長報告については、
会議規則第41条第3項の規定により、省略することに致したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
─── 異議なしの声 ───
○議長(
仲野新三郎) ご異議なしと認めます。
よって、
委員長報告は、省略することに決しました。
これより、
議案処理結果に対する質疑に入ります。第二
常任委員会委員長に対する質疑を許します。質疑はございませんか。
─── 質疑なし ───
○議長(
仲野新三郎) 質疑も出ないようですので、これで質疑を終わります。
これより、討論に入ります。討論はございませんか。
─── 討論なし ───
○議長(
仲野新三郎) 発言もございませんので、これで討論を終わります。
これより、採決に入ります。
議案第48号「遠賀町
印鑑条例の一部改正について」、本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
本案を、
委員長報告のとおり決することに、ご異議ございませんか。
─── 異議なしの声 ─── 11:0〔12〕
○議長(
仲野新三郎) ご異議なしと認めます。
よって、本案は、
委員長報告のとおり、可決されました。
△日程第5
議案第49号「成年被
後見人等の権利の制限に係る措置の
適正化等を図るための
関係法律の整備に関する法律の公布に伴う
関係条例の整理に関する条例の制定について」に関し、
委員長報告を求めます。
お諮り致します。
議案第49号に関する
委員長報告については、
会議規則第41条第3項の規定により、省略することに致したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
─── 異議なしの声 ───
○議長(
仲野新三郎) ご異議なしと認めます。
よって、
委員長報告は、省略することに決しました。
これより、
議案処理結果に対する質疑に入ります。第一
常任委員会委員長に対する質疑を許します。質疑はございませんか。
─── 質疑なし ───
○議長(
仲野新三郎) 質疑も出ないようですので、これで質疑を終わります。
これより、討論に入ります。討論はございませんか。
─── 討論なし ───
○議長(
仲野新三郎) 発言もございませんので、これで討論を終わります。
これより、採決に入ります。
議案第49号「成年被
後見人等の権利の制限に係る措置の
適正化等を図るための
関係法律の整備に関する法律の公布に伴う
関係条例の整理に関する条例の制定について」、本案に対する
委員長報告は、
原案可決であります。
本案を、
委員長報告のとおり決することに、ご異議ございませんか。
─── 異議なしの声 ─── 11:0〔12〕
○議長(
仲野新三郎) ご異議なしと認めます。
よって、本案は、
委員長報告のとおり、可決されました。
△日程第6
議案第50号から、
△日程第15
議案第59号までを、一括して議題と致します。
10議案に関し、
委員長報告を求めます。
決算特別委員会委員長、
萩本悦子議員。
◎
決算特別委員会委員長(
萩本悦子)
決算特別委員会の
委員長報告を致します。
本委員会に付託を受けました議案第50号「平成30
年度遠賀町
一般会計歳入歳出決算」及び議案第51号「平成30
年度遠賀町
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算」ほか8
特別会計の
歳入歳出決算認定について、9月10日、11日、12日の3日間にわたり、慎重に審査致しました結果をご報告致します。
審査にあたりましては、歳入の
ポイントとして、「収入の確保の努力が十分になされているか」に着目し、具体的には「町税の徴収が効果的になされているか」「補助金を予算どおり確保できているか」「その他、
収入確保の努力が十分であったか」などについて審査致しました。
また、歳出の
ポイントとして、「議決された予算が適正かつ効果的に執行されたか、また、どのように
事業効果が上がったか」に着目し、具体的には「支出が適法適正になされているか」「不用額は妥当であるか」「予算の流用や予備費の充当は適正か」「補助金の効果が上がっているか」などについて審査致しました。
審査を行った結果、委員会からの
指摘事項と致しましては、まず、
一般会計において、「
リサイクル拠点回収ボックスについては、全地区に設置するなど、増設に務められたい」「遠賀町
老人クラブ連合会の
加入団体が減少していることから、組織の簡素化を図るなど、会員の
負担軽減に努められたい」「PIPIT内のオフィスが
長期空室とならないよう、より効果的な募集に努められたい」「
ビジネスプランコンテストについては、町内での起業に向けて、より実現性の高いプランを重視するよう、考慮されたい」「
特別支援教育支援員については、
対象児童が増加していることから、支援員の増員に努められたい」「小中学校の
ブロック塀等の安全性について、継続して点検を行うとともに、
防球ネットの支柱等についても点検を行うよう努められたい」。
次に、
特別会計では、「
国民健康保険事業特別会計において、
健康づくりポイント事業については、
対象事業をより明確にし、更なる啓発に努められたい」。
以上のような指摘を致しまして、本
決算特別委員会に付託されました、議案第50号、議案第59号は、賛成多数で認定。議案第51号から議案第58号までの8議案については、
全員一致で認定致しました。
本
決算特別委員会の決定に、
議員各位のご賛同をお願いし、
委員長報告を終わらせていただきます。
○議長(
仲野新三郎) 以上で、
委員長報告は終了致しました。
ただ今の
決算特別委員会委員長報告に対する質疑を許します。質疑はございませんか。
─── 質疑なし ───
○議長(
仲野新三郎) 質疑も出ないようですので、
決算特別委員会委員長に対する質疑を終わります。
これより、討論に入ります。
議案第50号から議案第59号までの10議案に対する発言を、順不同にて許します。
討論はございませんか。
田代議員。
◆6番議員(
田代順二) 私は、議案第50号「平成30
年度遠賀町
一般会計歳入歳出決算の認定について」は、反対の立場で討論します。
自衛隊との交流が目的の一つになっております
交流センターですが、
災害救助等で活躍する自衛隊には、住民は十分理解し、感謝していると思います。お友だちのように仲を深める機会を設ける必要はないと考えます。
マイナンバー制度に関する事業費、これは税金の
徴収強化と
社会保障費削減が狙いであります。そして、差別を温存する
同和対策費、以上については適切ではないと判断し、反対とします。
議案第59号「平成30
年度遠賀町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」、反対討論します。
福岡県
後期高齢者広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部改正により、
社会保険の被扶養者であった方は、均等割が30年度は5割軽減まで減らされ、
所得割額は基礎控除後の総
所得金額が58万円以下の被保険者に対する
軽減措置が、30年度、廃止されました。低所得の被保険者の生活に重大な影響を与えています。福岡県設置の
財政安定化基金には62億円、福岡県
後期高齢者広域連合の
運営安定化基金には171億円あります。いずれも30年度末です。これらを活用して、
保険料引き上げは止めるべきです。また、
後期高齢者医療制度は廃止して、
老人医療保険制度に戻すことを求めまして反対討論とします。
○議長(
仲野新三郎) ほかにございませんでしょうか。
これより、
議案処理結果に対する質疑に入ります。第二
常任委員会委員長に対する質疑を許します。質疑はございませんか。
─── 質疑なし ───
○議長(
仲野新三郎) 質疑も出ないようですので、これで質疑を終わります。
これより、討論に入ります。討論はございませんか。
─── 討論なし ───
○議長(
仲野新三郎) 発言もございませんので、これで討論を終わります。
これより、採決に入ります。
請願第2号「
建設従事者の
アスベスト被害の
早期救済・解決と
被害者救済基金の設立を検討することを国に働きかける
意見書提出を求める請願書」、本案に対する
委員長報告は、採択であります。
本案を、
委員長報告のとおり決することに、ご異議ございませんか。
─── 異議なしの声 ─── 11:0〔12〕
○議長(
仲野新三郎) ご異議なしと認めます。
よって、本案は、
委員長報告のとおり、採択されました。
△日程第19
「遠賀町
選挙管理委員会委員及び補充員の選挙」を行います。
お諮り致します。
選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
─── 異議なしの声 ───
○議長(
仲野新三郎) ご異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は、指名推選によることに決しました。
お諮り致します。
指名の方法につきましては、議長において指名することに致したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
─── 異議なしの声 ───
○議長(
仲野新三郎) ご異議なしと認めます。
よって、議長において指名することに決しました。
名簿配布のため、しばらく休憩致します。
─── 休憩 午前10時08分 〜 再開 午前10時08分 ───
○議長(
仲野新三郎) 再開致します。
それでは、指名を致します。
遠賀町
選挙管理委員会委員に、福嶋東三子さん、林田伸一さん、花田京次さん、松井由紀子さん、以上、4名を指名致します。
お諮り致します。
ただ今、議長において指名を致しました4名を
当選人と定めることに、ご異議ございませんか。
─── 異議なしの声 ───
○議長(
仲野新三郎) ご異議なしと認めます。
よって、ただ今、指名を致しました4名が、遠賀町
選挙管理委員会委員に
当選されました。
次に、補充員の指名を致します。
補充員に、山田宏生さん、中村順子さん、高杢秀明さん、三宅淳子さん、以上4名を指名致します。
お諮り致します。
ただ今、議長において指名を致しました4名を
当選人と定めることに、ご異議ございませんか。
─── 異議なしの声 ───
○議長(
仲野新三郎) ご異議なしと認めます。
よって、ただ今、指名を致しました4名が、遠賀町選挙管理委員会補充員に
当選されました。
次に、補充の順位について、お諮りを致します。
補充の順位は、ただ今、議長が指名を致しました順に致したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
─── 異議なしの声 ───
○議長(
仲野新三郎) ご異議なしと認めます。
したがって、補充員の順位は、山田宏生さん、中村順子さん、高杢秀明さん、三宅淳子さん、以上の順に決しました。
以上、8名の
当選人には、
会議規則第33条第2項の規定により、のちほど議長名をもって、書面により
当選の告知を致します。
△日程第20
発議第2号「
議員派遣の件について」を議題と致します。
お諮り致します。
発議第2号については、
会議規則第39条第3項の規定により、
趣旨説明を省略致したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
─── 異議なしの声 ───
○議長(
仲野新三郎) ご異議なしと認めます。
よって、発議第2号については、
趣旨説明を省略することに決しました。
これより、
議題質疑に入ります。
発議2号に対する質疑を許します。質疑はございませんか。
─── 質疑なし ───
○議長(
仲野新三郎) 質疑も出ないようですので、発議第2号に対する質疑を終わります。
これより、
委員会付託に入ります。
お諮り致します。
発議第2号については、
会議規則第39条第3項の規定により、
委員会付託を省略致したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
─── 異議なしの声 ───
○議長(
仲野新三郎) ご異議なしと認めます。
よって、発議第2号については、
委員会付託を省略することに決しました。
これより、討論に入ります。討論はございませんか。
─── 討論なし ───
○議長(
仲野新三郎) 発言もございませんので、これで討論を終わります。
これより、採決に入ります。
発議第2号「
議員派遣の件について」を、原案のとおり決することに、ご異議ございませんか。
─── 異議なしの声 ─── 11:0〔12〕
○議長(
仲野新三郎) ご異議なしと認めます。
よって、本案は、原案のとおり、可決されました。
△日程第21
発議第3号「天皇陛下御
即位奉祝賀詞決議案の提出について」を議題と致します。
事務局長に朗読致させます。
事務局長。
───
事務局長朗読 ───
○議長(
仲野新三郎) 以上で、議題の朗読は終了致しました。
提出者に
趣旨説明を求めます。11番、平見光司議員。
◎11番議員(平見光司) 発議第3号「天皇陛下御
即位奉祝賀詞決議案の提出について」、
趣旨説明を述べさせていただきます。
本年は、4月30日に上皇陛下の御譲位のもと、翌5月1日に新天皇陛下が第126代天皇にご即位なされた慶賀すべき年でございます。
天皇陛下の御即位を受け、行われる皇位継承の儀式の中でも、中心儀式となる「即位の礼正殿の儀」が本年10月22日に執り行われ、国民はもとより、海外からも多数の要人が祝福に訪れる見通しであり、日本国民として、天皇皇后両陛下の御即位を心からお祝い申し上げる次第でございます。
つきましては、
遠賀町議会として、天皇陛下の今後のますますのご繁栄と令和の御代の末永い繁栄を祈念するとともに、町民を代表して謹んで慶祝の意を表わすため、賀詞決議を提出するものでございます。
議員各位のご賛同をお願い申し上げまして、
趣旨説明と致します。
よろしくお願い致します。
○議長(
仲野新三郎) 以上で、
趣旨説明は終了致しました。
これより、
議題質疑に入ります。発議第3号に対する質疑を許します。質疑はございませんか。
─── 質疑なし ───
○議長(
仲野新三郎) 質疑も出ないようですので、発議第3号に対する質疑を終わります。
これより、
委員会付託に入ります。
お諮り致します。
発議第3号については、
会議規則第39条第3項の規定により、
委員会付託を省略致したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
─── 異議なしの声 ───
○議長(
仲野新三郎) ご異議なしと認めます。
よって、発議第3号については、
委員会付託を省略することに決しました。
これより、討論に入ります。討論はございませんか。萩尾議員。
◆4番議員(萩尾修身) 私は、反対の立場で討論に参加させていただきたいと思います。
私、前天皇、現天皇が国民に寄り添って、寄り添われている姿を見るのは非常に親近感を持っております。ただし、お祝い事というのは、やっぱし一人ひとりが、自分が感じたことを、その素直な気持ちを表わすということをするものだと私考えておりますので、統一したこの決議案に関しては少し違和感を持っておりますので、私は反対の立場で討論に参加させていただきます。
○議長(
仲野新三郎) ほかにございませんでしょうか。
─── 討論なし ───
○議長(
仲野新三郎) ほかに発言もございませんので、これで討論を終わります。
これより、採決に入ります。この採決は、起立によって行います。
発議第3号「天皇陛下御
即位奉祝賀詞決議案の提出について」、本案を、原案のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
───
賛成者起立 ─── 10:1〔12〕
○議長(
仲野新三郎) 起立多数です。
よって、本案は、原案のとおり、可決されました。
先ほど、請願第2号「
建設従事者の
アスベスト被害の
早期救済・解決と
被害者救済基金の設立を検討することを国に働きかける
意見書提出を求める請願書」が採択されたことに伴い、第二常任委員会より発委第5号が提出されました。
これを日程に追加し、
追加日程第1として議題に致したいと思いますが、ご異議ございませんか。
─── 異議なしの声 ───
○議長(
仲野新三郎) ご異議なしと認めます。
よって、発委第5号を日程に追加し、
追加日程第1として議題にすることに決しました。
議案配布のため、しばらく休憩致します。
─── 休憩 午前10時19分 〜 再開 午前10時20分 ───
○議長(
仲野新三郎) 再開致します。
△
追加日程第1
発委第5号「
建設従事者の
アスベスト被害の
早期救済・解決と
被害者救済基金の設立を検討することを求める
意見書案の提出について」を議題と致します。
事務局長に議題を朗読させます。
議会事務局長。
───
事務局長朗読 ───
○議長(
仲野新三郎) 以上で、議題の朗読は終了致しました。
発委第5号に対する
趣旨説明を求めます。第二
常任委員会委員長、濱田竜一議員。
◎第二
常任委員会委員長(濱田竜一) それでは、
趣旨説明をさせていただきます。
発委第5号「
建設従事者の
アスベスト被害の
早期救済・解決と
被害者救済基金の設立を検討することを求める
意見書案の提出について」、
趣旨説明を述べさせていただきます。
この議案につきましては、先ほど採択された請願第2号が
意見書提出を含意としていることから、この請願を付託され、委員会において
全員一致で採択となりました第二常任委員会より提出致すものです。
発委第5号ですが、アスベストは安価で熱や摩耗、酸やアルカリにも強く、丈夫で変化しにくいという特性をもっていることから、平成18年に使用が禁止されるまで、長年、建築物等における防音材、断熱材、保湿剤をはじめ、多くの建設資材に使われてきました。特に、昭和四十年代半ばからの約20年間は、毎年30万トンもの大量の石綿が輸入され、そのほとんどが建材に使われています。このため、建設業に従事した
人にアスベストによる健康被害が多いと言われており、また、アスベストに起因する病気はアスベストに曝されてから長い年月を経て発症するため、今もなお健康被害が増え続けてる現状にございます。
平成18年には石綿健康被害救済法が制定されましたが、この法律で給付されるのは保険外の治療費3割負担と療養または死亡見舞金280万円のみであり、健康や命を失うという被害そのものに対する賠償は含まれていません。さらには、労災給付に至らない被害者も多いことから、今後も老朽化した建築物の解体や撤去作業等により被害が拡大する恐れがあるなど、課題もたくさんあるところでございます。
こうしたことから、国の関係機関に意見書を提出致し、
建設従事者の
アスベスト被害の早期解決と被害の根絶を図り、被害者に対し速やかに、また、負担なく救済するための「被害者補償基金」創設の検討をすることを求めるものでございます。
なお、福岡県下におきましては、同様な意見書が、60市町村のうち48市町村ですでに可決されておりますことを申し添えます。
以上、
議員各位の賛同をお願い申し上げまして、
趣旨説明とさせていただきます。
よろしくお願い致します。
○議長(
仲野新三郎) 以上で、
趣旨説明は終了致しました。
これより、
議題質疑に入ります。
発委第5号に対する質疑を許します。質疑はございませんか。
─── 質疑なし ───
○議長(
仲野新三郎) 質疑も出ないようですので、発委第5号に対する質疑を終わります。
委員会提出議案については、
会議規則第39条第2項の規定により、
委員会付託をしないこととなっておりますので、直ちに討論、採決へと移ります。
これより、討論に入ります。討論はございませんか。
─── 討論なし ───
○議長(
仲野新三郎) 発言もございませんので、これで討論を終わります。
これより、採決に入ります。この採決は、起立によって行います。
発委第5号「
建設従事者の
アスベスト被害の
早期救済・解決と
被害者救済基金の設立を検討することを求める
意見書案の提出について」、本案を、原案のとおり決することに、賛成の諸君の起立を求めます。
───
賛成者起立 ─── 11:0〔12〕
○議長(
仲野新三郎) ありがとうございます。起立多数です。
よって、本案は、原案のとおり可決されました。
△日程第22
「各委員会の閉会中の
所管事項及び
特定事項調査について」を議題と致します。
第一、第二、議会広報常任委員会の所管事務調査、議会運営委員会の所掌事務調査及び基地周辺対策・遠賀川駅南開発事業特別委員会の継続審査について、
会議規則第75条の規定により、お手元に配布致しました各委員長からの申し出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があっております。
お諮り致します。
各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに、ご異議ございませんか。
─── 異議なしの声 ───
○議長(
仲野新三郎) ご異議なしと認めます。
よって、第一、第二、議会広報常任委員会の所管事務調査、議会運営委員会の所掌事務調査及び基地周辺対策・遠賀川駅南開発事業特別委員会の継続審査については、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決しました。
以上で、本日の日程は終了致しました。これをもちまして、
令和元年第5回
遠賀町議会定例会を閉会致します。
一同起立、礼。
─── 閉会 午前10時28分 ───...