遠賀町議会 2018-12-05
平成30年第 8回定例会−12月05日-03号
尾下康文議員の除斥を解きます。
しばらく休憩致します。
─── 休憩 午前10時00分 〜 再開 午前10時00分 ───
○
議長(
仲野新三郎) 再開致します。
尾下康文議員に申し上げます。
ただいま、
尾下康文議員に対する
議員辞職勧告決議が、全会一致で可決されましたことを告知致します。
△
日程第10
「各
委員会の閉会中の
所管事項及び
特定事項調査について」を
議題と致します。
第一
常任委員会委員長から、閉会中の継続調査の申し出があっております。また、第一・第二・議会広報常任
委員会の所管事務調査及び議会運営
委員会の所掌事務調査について、
会議規則第75条の
規定によって、お手元に配布致しました各委員長からの申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があっております。
お諮りを致します。
各委員長からの申し出のとおり、閉会中の
継続審査及び継続調査とすることに、ご
異議ございませんか。
───
異議なしの声 ───
○
議長(
仲野新三郎) ご
異議なしと認めます。
よって、第一常任
委員会からの
継続審査、継続調査また第一、第二、議会広報常任
委員会の所管事務調査及び議会運営
委員会の所掌事務調査については、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の
継続審査及び継続調査とすることに決しました。
ここで、原田町長より発言を求められておりますので、これを許可致します。原田町長。
◎町長(原田正武)
議長より発言の許可をいただきましたので、貴重なお時間でございますが、少しお時間をいただきたいと思います。
平成22年10月21日に前木村町長がご逝去され、この
遠賀町政をどうして行くのかという、短時間の中で決断をするにあたり、時代の変革期の中で、町民が住みやすい町、住みたくなる町と感じられる活力と魅力にあふれるまちを築いていくために、主体性と自らの責任において精力的にまちづくりを進めて来られた木村町政を引き継ぎ、それまでのまちづくりの流れを止めることなく育んでいくことが私の天命と肝に銘じ、
平成22年12月12日に第23代
遠賀町長として、今日まで2期8年間、全力でまちづくりに取り組んでまいりました。
細かい取り組み成果につきましては省かせていただきますが、1期目につきましては前町政の政策を確実に継承することに大半の力を注いでまいりました。2期目は継承した施策と新たな潮流の中での対策として、まず、子どもたちの未来をひらく、そしてインフラ整備で未来をひらく、持続可能な未来をひらく、安全・安心な未来をひらく、協働のまちづくりで未来をひらくという、この五つの成長戦略を持って、笑顔と自然あふれる生き生きとしたまちづくりに邁進をしてまいりました。
その間、国におけます地方創生によるまちづくりで、われわれ基礎自治体の生き残りをかけた競争意識を煽られ、知恵を絞れば金も出すという、そういう少子高齢化の中での人口急減社会への対応にどう立ち向かって行くか、その課題の克服に取り組んでまいらなければなりませんでした。
平成26年度から、地方創生先行型事業、加速化交付金事業、推進交付金事業、拠点整備交付金事業などで、地方版総合戦略策定をはじめ、
遠賀信用金庫
遠賀川支店の跡地活用事業、障害児学童保育
施設整備、農産物ブランド化推進事業、起業支援事業、コンパクトシティ形成を見据えた
遠賀地所推進事業など、まだまだ多くの事業、28事業ございましたが、すべての職員の英知の中で実施をしてまいりました。
特に、国道3号今古賀交差点改良事業、白毛踏切改良事業、都市計画道路老良・上別府線などの道路関係事業の実施、そして町内3地区での119ヘクタールの農地の暗渠排水工事などの農業基盤整備事業の実施、虫生津排水機場、高家排水機場、広渡排水機場などの灌漑排水や、防災機能の向上の観点からの排水機場の改修事業の実施、そして、教育関係事業の中で、小中学校の空調整備やトイレ改修事業など、学校
施設環境改善事業の前倒しでの実施、子育て支援関係では町内3カ所の保育園の増築や大規模改修、2カ所の学童放課後クラブの新設、また、子ども医療の中学生まで完全無料化など、さまざまな施策に対し、執行部と議会とが一体となって、国・県などの要望活動の結果、実現できましたことに対しまして、あらためて皆さまに御礼を申し上げたいと思います。
さらに、
平成23年3月の東北大震災以来、異常気象による大雨、数多く発生する台風、熊本・北海道胆振地震等で、日本列島が毎年のように大規模災害に見舞われるなど、その大規模災害が私どもの前に大きく立ちはだかっており、これに対峙するための新たな施策は避けられない現状がまた一つそこにあり、これからの新たな課題ではないかと思っています。
昭和48年12月17日に本町職員として入庁以来、本日まで約45年間の行政職として、日々、ひたむきな努力、謙虚第一の姿勢、不撓不屈の精神を、私の行政、そして政治姿勢の信条とし、皆さまの負託に応えてまいりました。
町民の皆さま、
議員の皆さま、そして本町職員すべての皆さまに支えられ、何とか無事大過なく、あと数日で任期が満了しようと致しております。本当に長い間、本当にお世話になりました。心より、感謝・御礼を申し上げます。
結びになりますが、第25代古野
遠賀町政に対しましても、私同様、ご指導・ご理解を賜わりますよう、心よりご祈念申し上げますとともに、今後の皆さまのご健勝・ご多幸をご祈念申し上げまして、退任の挨拶とさせていただきます。本当に長い間、ありがとうございました。
○
議長(
仲野新三郎) 以上で、本日の
日程は、終了致しました。
これをもちまして、
平成30年第8回
遠賀町議会定例会を閉会致します。
一同起立、礼。
─── 閉会 午前10時08分 ───...