遠賀町議会 2018-03-01
平成30年第 2回定例会−03月01日-01号
△日程第13
議案第18号「遠賀町
重度障害者医療費の支給に関する条例の一部改正について」を議題と致します。
議案第18号に対する
提案理由の説明を求めます。
原田町長。
◎町長(
原田正武) 議案第18号「遠賀町
重度障害者医療費の支給に関する条例の一部改正について」に対する
提案理由の説明を申し上げます。
「
障害者の
日常生活及び
社会生活を総合的に支援するための法律」の改正に伴い、引用する法令の項ずれを修正するものでございます。
ご審議のほど、よろしくお願い致します。
○議長(
古野修) 以上で、
提案理由の説明は終了致しました。
△日程第14
議案第19号「遠賀町
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」を議題と致します。
議案第19号に対する
提案理由の説明を求めます。
原田町長。
◎町長(
原田正武) 議案第19号「遠賀町
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」に対する
提案理由の説明を申し上げます。
「就学前の子どもに関する教育、
保育等の総合的な提供の推進に関する法律」の改正に伴い、引用する法令の項ずれを修正するものでございます。
ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
古野修) 以上で、
提案理由の説明は終了致しました。
△日程第15
議案第20号「遠賀町
学童保育所設置及び
管理運営に関する条例の全部改正について」を議題と致します。
議案第20号に対する
提案理由の説明を求めます。
原田町長。
◎町長(
原田正武) 議案第20号「遠賀町
学童保育所設置及び
管理運営に関する条例の全部改正について」に対する
提案理由の説明を申し上げます。
遠賀町の
学童保育所利用者について、
生活保護世帯等及び
住民税非課税世帯に関して
保育料の助成を行う予定であり、また、
学童保育所も2ケ所新設されたため、これらの変更に伴い、条例を改正するものでございます。
ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
古野修) 以上で、
提案理由の説明は終了致しました。
△日程第16
議案第21号「遠賀町
航空自衛隊芦屋基地周辺地域整備基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定について」を議題と致します。
議案第21号に対する
提案理由の説明を求めます。
原田町長。
◎町長(
原田正武) 議案第21号「遠賀町
航空自衛隊芦屋基地周辺地域整備基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定について」に対する
提案理由の説明を申し上げます。
航空自衛隊芦屋基地滑走路延長工事に伴い、基地内の森林及び
保安林伐採を
芦屋基地が行います。このことによる
基地周辺地域の
民生安定対策のための財源に充てるため、遠賀町
航空自衛隊芦屋基地周辺地域整備基金を設立するものでございます。
ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
古野修) 以上で、
提案理由の説明は終了致しました。
△日程第17
議案第22号「遠賀町
役場課設置条例の一部改正について」を議題と致します。
議案第22号に対する
提案理由の説明を求めます。
原田町長。
◎町長(
原田正武) 議案第22号「遠賀町
役場課設置条例の一部改正について」に対する
提案理由の説明を申し上げます。
遠賀川
駅南地区の開発と、遠賀川駅を中心としたにぎわいのある空間を創出し、まちの活性化を図る
拠点整備を推進するため、
本庁組織機構の見直しを行い、新
機構案を策定致しました。新
機構案につきましては、現行の
町長部局9課を9課1室に改編するもので、遠賀町
役場課設置条例の一部改正を提案するものでございます。
併せまして、
地方創生を推進していく上で、町の
情報発信を一元化するため、
広報事務を住民課へ移管させる
事務分掌の見直しを行うものでございます。
ご審議のほど、よろしくお願い致します。
○議長(
古野修) 以上で、
提案理由の説明は終了致しました。
△日程第18
議案第23号「遠賀町広場の設置及び
管理運営に関する条例の制定について」を議題と致します。
議案第23号に対する
提案理由の説明を求めます。
原田町長。
◎町長(
原田正武) 議案第23号「遠賀町広場の設置及び
管理運営に関する条例の制定について」に対する
提案理由の説明を申し上げます。
本町の防災減災機能の充実や多様な住民活動や交流の促進、青少年の健全育成等を推進することにより、住民生活の向上と本町の活性化を図ることを目的として、平成28年度から今古賀ポケットパーク、別府運動広場、広渡防災広場、今古賀イベント交流広場の四つの広場を順次整備致しました。
これらの供用開始にあたり、設置及び
管理運営について定めるため、「遠賀町広場の設置及び
管理運営に関する条例」を制定するものでございます。
ご審議のほど、よろしくお願い致します。
○議長(
古野修) 以上で、
提案理由の説明は終了致しました。
△日程第19
議案第24号「遠賀町職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について」を議題と致します。
議案第24号に対する
提案理由の説明を求めます。
原田町長。
◎町長(
原田正武) 議案第24号「遠賀町職員の
育児休業等に関する条例の一部改正について」に対する
提案理由の説明を申し上げます。
人事院規則の改正に伴い、「再度の育児休業の取得」「育児休業期間の再度の延長」及び「育児短時間勤務の終了から1年を経過しない再度の育児短時間勤務」ができる特別の事情として、待機児童に係る規定が明文化されましたので、国と同様に規定の整備を行うものでございます。
ご審議のほど、よろしくお願い致します。
○議長(
古野修) 以上で、
提案理由の説明は終了致しました。
△日程第20
議案第25号「遠賀町職員の
退職手当に関する
条例等の一部改正について」を議題と致します。
議案第25号に対する
提案理由の説明を求めます。
原田町長。
◎町長(
原田正武) 議案第25号「遠賀町職員の
退職手当に関する
条例等の一部改正について」に対する
提案理由の説明を申し上げます。
雇用保険法の改正に伴い、災害や倒産・解雇等により離職した場合の給付日数の延長等、雇用保険の失業給付等の拡充措置が講じられましたので、町条例における失業者の
退職手当の規定について、所要の改正を行うものでございます。
また、国家公務員
退職手当法が改正され、
退職手当の官民均衡を図るため、基本額の調整率が100分の87から100分の83.7に引き下げられたことに伴い、町条例の調整率を国に準じて改正するものでございます。
ご審議のほど、よろしくお願い致します。
○議長(
古野修) 以上で、
提案理由の説明は終了致しました。
△日程第21
議案第26号「平成29年度遠賀町
一般会計補正予算(第6号)」を議題と致します。
議案第26号に対する
提案理由の説明を求めます。
原田町長。
◎町長(
原田正武) 議案第26号に対する
提案理由の説明を申し上げます。
「平成29年度遠賀町
一般会計補正予算(第6号)」でございますが、年度末も近づいてまいりましたので、事務・事業の整理確定に伴う予算を主に計上致しております。補正額は、歳入歳出それぞれ1億5,401万8,000円を減額し、予算総額を68億1,280万9,000円に致すものでございます。
歳入につきましては、町税で470万円の減。これは固定資産税、軽自動車税の増及び町たばこ税の減が主なものでございます。地方譲与税81万7,000円の減。配当割交付金300万円の減。株式等譲渡所得割交付金450万円の減。地方消費税交付金850万円の減。自動車取得税交付金600万円の増。地方交付税6,921万9,000円の増。分担金及び負担金14万9,000円の減、これは民生費負担金の減によるものでございます。使用料及び手数料で25万1,000円の減、これは土木使用料の増及び総務使用料の減が主なものでございます。国庫支出金で6,933万5,000円の減、これは民生費国庫補助金、教育費国庫補助金の増及び総務費国庫補助金、土木費国庫補助金の減が主なものでございます。県支出金で1,679万7,000円の減、これは民生費県負担金、民生費県補助金及び総務費県委託金の減が主なものでございます。財産収入で1億2,077万1,000円の増、これは不動産売払収入の増が主なものでございます。寄附金45万3,000円の増、これは豊かなふるさと遠賀寄附金の増でございます。繰入金2億3,035万円の減、これは退職準備基金、まちづくり基金及び教育関係施設基金からの繰入金の減が主なものでございます。繰越金で5,612万円の増。諸収入81万8,000円の増。町債6,900万円の減、これは土木債及び消防債の減でございます。
次に、歳出につきましては、議会費218万円の減、これは議会運営費の減でございます。総務費7,150万4,000円の増、これは一般管理費の増及び企画費の減が主なものでございます。民生費で6,181万4,000円の減、これは社会福祉総務費、老人福祉費及び介護保険事業推進費の減が主なものでございます。衛生費で3,590万9,000円の減、これは清掃総務費の減が主なものでございます。農林水産業費662万1,000円の減、これは虫生津排水機維持費の減が主なものでございます。商工費124万8,000円の減、これは消費者行政費の減が主なものでございます。土木費5,826万9,000円の減、これは都市計画総務費、老良・上別府線改良事業費の減が主なものでございます。消防費で953万7,000円の減、これは非常備消防費、消防施設費及び災害対策費の減でございます。教育費で4,754万4,000円の減、これは事務局費及び小学校施設整備事業費の減が主なものでございます。公債費で240万円の減、これは償還金利子の減でございます。
なお、第2表においては、個人番号カード交付事業、山手線切替事業、総額2,691万1,000円につきましては、年度内に事業が完了する見込みがないことから、繰越明許費の設定を致しております。
また、第3表においては、駅南3号線整備事業用地取得事業の期間及び山手線切替事業の限度額を変更致しております。
また、第4表においては、防災行政無線更新事業に伴う緊急防災・減災事業債の廃止及び老良・上別府線2工区整備事業、山手線道路切替事業、今古賀交流広場整備事業に伴う公共事業等債、それから県防災・行政情報通信ネットワーク再整備事業に伴う緊急防災・減災事業債の起債限度額を変更致しております。
以上、概要を申し上げ、
提案理由と致します。ご審議のほど、よろしくお願い致します。
○議長(
古野修) 以上で、
提案理由の説明は終了致しました。
△日程第22
議案第27号「平成29年度遠賀町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)」、
△日程第23
議案第28号「平成29年度遠賀町
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)」、
△日程第24
議案第29号「平成29年度
遠賀霊園事業特別会計補正予算(第3号)」、
△日程第25
議案第30号「平成29年度遠賀町
学校給食事業特別会計補正予算(第2号)」、
△日程第26
議案第31号「平成29年度遠賀町
地域下水道事業特別会計補正予算(第3号)」、
△日程第27
議案第32号「平成29年度遠賀町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」、
△日程第28
議案第33号「平成29年度遠賀町
公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)」、
△日程第29
議案第34号「平成29年度遠賀町
土地取得特別会計補正予算(第1号)」、
△日程第30
議案第35号「平成29年度遠賀町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)」の9議案を、一括して議題と致します。
議案第27号から議案第35号までの9議案に対する
提案理由の説明を、一括して求めます。
原田町長。
◎町長(
原田正武) 特別会計補正予算に係ります議案第27号から議案第35号までの
提案理由を、一括して説明を申し上げます。
まず、議案第27号「平成29年度遠賀町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)」についてでございますが、歳入歳出それぞれ9,769万2,000円を減額し、予算総額を26億7,626万9,000円に致すものでございます。
歳入につきましては、
国民健康保険税303万5,000円の減。国庫支出金2,078万3,000円の減、これは療養給付費等負担金及び高額医療費共同事業負担金の減が主なものでございます。前期
高齢者交付金43万1,000円の増。県支出金で792万4,000円の減、これは高額医療費共同事業負担金の減が主なものでございます。共同事業交付金で6,199万8,000円の減、これは高額医療費共同事業交付金及び保険財政共同安定化事業交付金の減によるものでございます。繰入金で1,004万8,000円の減、これは一般会計繰入金の減によるものでございます。繰越金421万8,000円の増。諸収入で144万7,000円の増。
歳出につきましては、総務費で23万5,000円の減、これは一般管理費の減でございます。保険給付費で6,324万円の減、これは療養諸費の減でございます。後期
高齢者支援金78万円の減。共同事業拠出金3,097万1,000円の減、これは高額医療費共同事業医療費拠出金の減でございます。保健事業費で52万9,000円の減、これは特定健康診査等事業費及び保健衛生普及費の減でございます。諸支出金で56万5,000円の増、これは償還金の増でございます。介護納付金250万2,000円の減。
次に、議案第28号「平成29年度遠賀町
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)」についてでございますが、歳入歳出それぞれ10万2,000円を減額し、予算総額を915万4,000円に致すものでございます。
歳入につきましては、繰入金で98万6,000円の減、これは基金繰入金の減でございます。繰越金23万4,000円の増。諸収入62万2,000円の増、これは国貸付金元利収入及び町貸付金元利収入の増でございます。財産収入2万8,000円の増、これは基金利子の増でございます。
歳出につきましては、総務費で10万2,000円の減、これは一般管理費の減でございます。
次に、議案第29号「平成29年度
遠賀霊園事業特別会計補正予算(第3号)」についてでございますが、歳入歳出それぞれ80万4,000円を減額し、予算総額を6,466万2,000円に致すものでございます。
歳入につきましては、使用料及び手数料で55万8,000円の減。繰入金962万9,000円の減、これは基金繰入金の減でございます。繰越金855万4,000円の増。諸収入で82万9,000円の増。
歳出につきましては、総務費で80万4,000円の減、これは一般管理費の減でございます。
次に、議案第30号「平成29年度遠賀町
学校給食事業特別会計補正予算(第2号)」についてでございますが、歳入歳出それぞれ796万2,000円を減額し、予算総額を1億4,668万3,000円に致すものでございます。
歳入につきましては、分担金及び負担金6万6,000円の増。繰入金で804万1,000円の減、これは一般会計繰入金の減でございます。繰越金1,000円の増。諸収入1万2,000円の増。
次に、歳出でございますが、総務費で796万2,000円の減、これは一般管理費の減が主なものでございます。
次に、議案第31号「平成29年度遠賀町
地域下水道事業特別会計補正予算(第3号)」についてでございますが、歳入歳出それぞれ3,163万6,000円を減額し、予算総額を9,846万7,000円に致すものでございます。
歳入につきましては、使用料及び手数料15万4,000円の増。国庫支出金1,779万8,000円の減。財産収入6万9,000円の増。繰入金1,473万2,000円の減、これは基金繰入金の減でございます。繰越金で67万1,000円の増。
歳出につきましては、総務費で3,163万6,000円の減、これは一般管理費の減でございます。
次に、議案第32号「平成29年度遠賀町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」についてでございますが、歳入歳出それぞれ93万8,000円を減額し、予算総額を9,453万3,000円に致すものでございます。
歳入につきましては、収益的収入93万8,000円の減、これは下水道分担金の増及び一般会計繰入金の減が主なものでございます。
歳出でございますが、農業集落排水費93万8,000円の減、これは維持管理費の減でございます。
次に、議案第33号「平成29年度遠賀町
公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)」についてでございますが、歳入歳出それぞれ540万4,000円を減額し、予算総額を6億2,276万7,000円に致すものでございます。
歳入につきましては、収益的収入35万4,000円の減、これは雑入の増及び一般会計繰入金の減が主なものでございます。資本的収入505万円の減、これは受益者負担金の増及び事業債、一般会計繰入金の減が主なものでございます。
歳出につきましては、収益的支出3万4,000円の減、これは維持管理費の減でございます。資本的支出で537万円の減、これは管渠施設事業費の減が主なものでございます。
なお、第2表においては、
公共下水道管渠施設事業費の事業確定による起債限度額の変更を致しております。
次に、議案第34号「平成29年度遠賀町
土地取得特別会計補正予算(第1号)」についてでございますが、歳入歳出それぞれ3,911万4,000円を追加し、予算総額を2億7,690万円に致すものでございます。
歳入につきましては、繰入金7万1,000円の減。財産収入3,732万8,000円の増、これは不動産売払収入の増ございます。繰越金で185万7,000円の増。
歳出につきましては、総務費3,911万4,000円の増、これは一般管理費の増でございます。
次に、議案第35号「平成29年度遠賀町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)」についてでございますが、歳入歳出それぞれ30万3,000円を減額し、予算総額を3億2,992万7,000円に致すものでございます。
歳入につきましては、
後期高齢者医療保険料345万4,000円の減。繰越金315万1,000円の増。
歳出につきましては、広域連合納付金30万3,000円の減、これは
後期高齢者医療広域連合納付金の減でございます。
以上、概要を申し上げ、
提案理由と致します。ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
古野修) 以上で、
提案理由の説明は終了致しました。
ここで、しばらく休憩致します。
─── 休憩 午前10時16分 〜 再開 午前10時26分 ───
○議長(
古野修) 再開致します。続いて、
△日程第31
議案第36号「平成30年度遠賀町
一般会計予算」を議題と致します。
ここで、議案第36号の
提案理由の説明を求める前に、平成30年度の施政方針演説を許します。
原田町長。
◎町長(
原田正武) 平成30年度の施政方針を述べるにあたりまして、昨年を振り返りますと、福岡県の中南部を襲った7月の九州北部豪雨により、朝倉市をはじめ、その周辺市町村で甚大な被害が発生致しました。被災地の1日も早い復興を願いますとともに、本町におきましても、国内で毎年のように発生している大規模災害の教訓を胸に刻み、災害に対する備えと一層の危機管理体制の構築を図っていかなければなりません。
さて、平成29年度は、「第5次遠賀町総合計画後期基本計画」の初年度でありました。前期基本計画の進捗状況を踏まえ、新たなまちづくりを進めるため、四つの重点戦略を掲げ、施策を推進致しております。本町が標榜するまちの将来像、「笑顔と自然あふれるいきいきおんが 〜みんなで育む絆のまち〜」に向かって、一歩一歩、着実に計画を進めていくことで、常に申し上げております「この町に住み続けたい」「住んでみたい」と多くの人々に思っていただける、魅力ある町になると信じております。
また、起業支援施設PIPITの開設、「
芦屋基地周辺まちづくり基本計画」の策定、「遠賀町地域防災計画」の見直し、小中学校の空調機器設置やトイレ改修による教育環境の改善、国道3号今古賀交差点改良事業など、住民、議会、関係機関のご協力のもと、多くの継続あるいは新規事業に取り組むことができました。
平成30年度もこの流れを停滞させることなく、これまで以上に、誠心誠意努力してまいる所存でございます。
以下、本議会において、平成30年度の施政方針を述べさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
まず、大きなくくりの1番目として「自然と共生する快適なまちづくり」でございます。
環境保全の推進でございますが、「遠賀町環境基本計画」に掲げる「おだやかな心で育む水と緑のまち おんが」の実現を目指し、環境保全に関する取り組みを総合的に推進してまいります。また、河川などの水質調査の継続、地域環境美化活動の促進に努めてまいります。
次に、河川・水路の整備と活用の促進でございます。防災面や親水空間・水辺景観に配慮した西川の河川敷・堤防の整備につきましては、引き続き整備区域の延伸を国や福岡県に働きかけてまいります。
公園・緑地の利用促進でございます。公園施設につきましては、「遠賀町公園施設長寿命化計画」を策定し、公園施設の点検及び計画的な整備による、安全で安心して利用できる環境づくりを行ってまいります。また、平成28年度から平成29年度にかけて整備を行ってまいりました4カ所の広場につきましては、災害時に指定緊急避難場所と位置付けるとともに、新たな住民交流の拠点として、多目的に活用してまいります。
資源の有効活用の促進でございます。ごみの分別・再資源化の徹底を図るため、資源ごみ集団回収、電動式生ごみ処理機購入、ダンボールコンポスト購入などの補助制度を継続して実施してまいります。また、広報おんがや遠賀町協働のまちづくり出前講座を活用した、ごみの適正な処理について啓発に努めるとともに、遠賀・中間地域広域行政事務組合と連携して、多量排出事業所から排出されるごみの分別・リサイクル化を進め、ごみの減量化や生ごみの堆肥化を推進してまいります。
省エネルギー対策の推進でございます。家庭用太陽光発電施設設置補助金交付事業を継続するとともに、国の補助事業を積極的に活用し、町内の各所に設置している防犯灯のLED化を計画的に進め、省エネルギー対策と併せ、温室効果ガスの排出を抑制することにより、地球温暖化の防止に努めてまいります。
災害に強いまちづくりの推進では、平成29年度に見直しました「遠賀町地域防災計画」をもとに、各地区における「自助・共助」の防災意識を高める取り組みを進めるとともに、「公助」の視点では、「遠賀町業務継続計画」を策定し、非常時に備えた災害に強いまちづくりを進めてまいります。防災上の重要な役割を担う広渡排水機場の更新や戸切川・吉原川の河川改修につきましては、早期整備を福岡県へ働きかけてまいります。
防犯対策の充実では、通学路や犯罪発生危険箇所の防犯灯、公共施設への防犯カメラなどの防犯設備の整備を進めるとともに、自主防犯組織や警察など関係団体と連携協力しながら、犯罪のないまちを目指します。また、関係団体と連携強化を図り、青色回転灯装備車(青パト)による巡回を強化するとともに、地域安全パトロールや遠賀町あるき隊などによる地域防犯活動を支援してまいります。
交通安全対策の充実では、交通事故防止のため、カーブミラー・防護柵などの交通安全施設設置や、通学路を優先した計画的な歩道整備を図るとともに、早急に対策が必要な通学路には、路面表示や路側帯のカラー舗装化のための事業を継続し、安全確保に努めてまいります。
消費者行政の推進です。中間市・遠賀郡4町での相談窓口の広域化で、より相談しやすい体制となり、消費生活相談員によるきめ細やかで専門性の高い、充実した相談体制を継続し、被害を未然に防ぐ啓発と相談事業を推進してまいります。特に、各地区への出前講座や、被害者の約6割を占める
高齢者への啓発を強化してまいります。
下水道などの整備でございます。農業集落排水事業・
公共下水道事業・地域下水道事業・小型合併処理浄化槽設置事業の推進により、平成28年度末の汚水処理人口普及率は約96.3%に達しており、引き続き早期接続を促進し、住民の生活環境の改善を図ってまいります。
公共下水道事業につきましては、今後も計画的に事業計画区域の整備を進めるとともに、効率的な整備を視野に、事業計画の変更を行ってまいります。小型合併処理浄化槽設置事業につきましては、農業集落排水事業や
公共下水道事業の区域外における水洗化を進める事業として、引き続き取り組んでまいります。また、近年進めてまいりました下水道会計の複式簿記への移行を行い、計画性・透明性の確保を図り、経営の健全化を進めてまいります。
幹線道路の整備でございます。国道3号今古賀交差点改良事業につきましては、国や福岡県への積極的な要望活動を継続し、早期完成を目指してまいります。県道直方・芦屋線につきましては、歩行者の安全確保のため、実現可能な箇所からの整備を福岡県へ働きかけてまいります。また、JR遠賀川
駅南地区につきましては、老良・上別府線2工区の供用開始に向けた整備に引き続き取り組んでまいります。さらに、県の戸切川改修工事と並行し、千代丸地区の山手線切替事業を進めてまいります。
生活道路の整備でございます。住民の生活に密着した道路の安全性を確保するため、計画的な道路改良工事を継続致します。また、「遠賀町狭あい道路拡幅整備促進計画」に基づく道路整備を行ってまいります。橋梁につきましては「遠賀町橋りょう長寿命化修繕計画」に基づき、優先的に補修が必要な箇所から計画的に改修を行ってまいります。
既存住宅の有効活用として、「遠賀町空き家等対策計画」及び「遠賀町定住促進計画」に基づき、空き家の適正管理、利活用の促進により、町内への移住・定住を図ってまいります。また、住民や移住希望者向けに、空き家バンクを活用した
情報発信や、新築住宅や中古住宅取得に対する補助制度の運用を通じて、引き続き人口減少に歯止めをかける定住促進に取り組んでまいります。
安全・安心な住宅づくりの促進でございます。「遠賀町耐震改修促進計画」に基づき、地震による建築物倒壊などが原因で発生する被害を未然に防ぐとともに、住民の生命、身体及び財産を適切に保護するため、国の補助事業を活用して、昭和56年以前の旧耐震基準で建てられた木造戸建住宅の耐震改修の促進に引き続き努めてまいります。
公共交通の充実でございます。「遠賀町地域公共交通網形成計画」に基づいた、公共交通施策を推進してまいります。また、町内を運行する遠賀町コミュニティバス運行事業と、JR遠賀川駅から町南部地域や鞍手町を経由し、直方市まで運行している西鉄バスに対する運行赤字補填を継続し、生活交通の確保に努めてまいります。
ユビキタスネットワーク社会の推進でございます。「遠賀町地域情報化計画」に基づき、遠賀町ホームページにおける行政情報サービスの提供と充実、行政手続きのオンライン化を進め、いつでも・どこでも・だれでも行政情報サービスを利活用できる環境づくりを進めてまいります。公平で公正な社会の実現に向けたマイナンバー制度の運用が行われていますが、住民情報を管理する庁内システムが情報連携できる安定した環境を維持するとともに、引き続きセキュリティ対策に万全を尽くしてまいります。また、住民の利便性向上を実現するため、マイナンバーカードを活用した住民票、印鑑証明書のコンビニエンスストア発行を実施してまいります。さらに、子育てに関する行政手続きをスマートフォンなどから行える「子育てワンストップサービス」の環境を整備することで、住民サービスの向上と事務の効率化に努めてまいります。
次に、2番目の「はつらつと生活できるまちづくり」でございます。
まず、子育て支援環境の充実として、「遠賀町子ども・子育て支援事業計画」に基づいた地域の子ども・子育て支援の充実と、子どもの健やかな成長のための適切な環境の確保に努めてまいります。保育所につきましては、事業所内保育と併せ、保育士の確保等を行い、待機児童の解消に努めてまいります。学童保育につきましては、二つの施設を新設致しました。平成30年度より、非課税世帯等への学童保育の
保育料について助成を行い、学童保育を利用しやすい環境に整えてまいります。また、15歳以下の子どもを対象に、遠賀町産米「夢れんげ」を交付する遠賀町子育て応援事業を継続して実施し、子育て世帯の支援に取り組んでまいります。遠賀町ふれあいの里センターの「ぐっぴい」、遠賀町中央公民館の「おでかけぐっぴい」及び「はじめのはじめのいっぽセミナー」等の事業も継続して行ってまいります。さらに、子ども医療費の助成や
保育料負担の軽減を継続し、子育て世代の経済的負担の軽減を図り、子育てしやすい環境づくりに努めてまいります。
高齢者福祉サービスの充実でございます。平成29年度に策定致しました「遠賀町
高齢者保健福祉計画」に基づき、団塊の世代が後期
高齢者となる2025年を見据え、住民の皆さんが安心して暮らしていけるよう、在宅総合支援センターや町内の医療機関、介護事業者などと連携した在宅医療の推進と、超高齢社会に対応した地域包括ケアシステムの構築を図ってまいります。
高齢者福祉サービスにつきましては、遠賀町社会福祉協議会をはじめとする関係機関と連携して、介護予防事業、配食サービス事業を継続してまいります。買い物困難者対策の移動販売事業につきましては、グリーンコープ生協と実施している区との連携を維持し、
高齢者の生活環境の改善を推進してまいります。また、介護予防・
日常生活支援総合事業の充実に取り組み、
高齢者の社会参加と地域での支え合いの視点に立った生活支援体制の充実を図るため、多様なサービス提供を実現する体制整備を行ってまいります。地域包括支援センターにつきましては、地域の実情に合った
高齢者支援策や処遇困難事例などへのきめ細やかな対応を継続するとともに、地域ケア会議の充実を図り、在宅支援体制の向上を図ってまいります。また、地域包括支援センターに配置している認知症地域支援推進員を中心とした認知症施策を進めてまいります。遠賀町シルバー人材センターにつきましては、新たな事業への展開や経費節減などの働きかけを継続し、国からの補助金削減に対応できる運営の確立や
高齢者の生きがいづくり、働く場の確保を促してまいります。さらに、各地区で活動する単位老人クラブ及び遠賀町老人クラブ連合会の活性化を図るため、会員増への支援と地域ボランティアの主体となるべく人材の育成に努めてまいります。
障がい者福祉サービスの充実でございます。平成29年度に策定致しました「遠賀町障がい者計画」及び「遠賀町障がい福祉計画・障がい児福祉計画」に基づき、施策を推進してまいります。障がい児・者の地域生活を支える障害福祉サービスや地域生活支援事業等の各事業につきましては、これまでと同様に、遠賀郡・中間市や障がい者支援施設等と連携しながら、継続したサービスを提供していくとともに、国が求める地域生活支援拠点の整備や基幹相談支援センターの設置など、新たな課題について共同で検討してまいります。なお、障害児放課後等対策事業「にこにこクラブ」につきましては、ふれあいの里内に新たに整備致しました施設におきまして、児童福祉法による放課後等デイサービス事業として運営し、障がい児や発達の気になる児童などの放課後等における預かりや療育を進めてまいります。
国民健康保険・
後期高齢者医療制度の安定運営でございます。医療費の適正化のため、特定健康診査・特定保健指導、後期
高齢者健康診査・健診結果相談会を推進し、生活習慣病の予防・早期発見により、医療費の抑制に努めてまいります。また、新たな
国民健康保険事業を円滑に行うため、福岡県と一体となって、安定的な
財政運営や効率的な事業の確保等に取り組んでまいります。
母子保健事業の充実でございます。妊婦健康診査につきましては、公費負担を継続し、妊婦の健康管理の充実と経済的負担の軽減を図ってまいります。併せて、母子健康手帳交付から乳幼児健診を通して、妊娠期からの健康管理に取り組み、低出生体重児の予防や早期からの生活習慣病予防に努めるとともに、教室や相談事業、健康診査の実施により、乳幼児の健康増進に努め、安心して子育てができるよう取り組んでまいります。また、幼児の発達障害に関する相談件数の増加に伴い、療育の専門家による療育指導を継続し、子育てへの不安解消や子どもの健やかな発達を支援してまいります。
健康診査事業の推進・予防事業の拡充でございます。各地区公民館での集団健診における特定健診や各種がん検診の同時実施、各医療機関での個別健診を継続するとともに、積極的な受診勧奨など、住民の健康維持を図るため、健診受診率の向上に取り組んでまいります。また、特定健診受診後の結果相談会や訪問などにより、生活習慣病予防や重症化防止に努めてまいります。胃がん検診につきましては、平成29年度から胃X線検査に加え、個別検診による胃内視鏡検診を導入致しました。個別の胃内視鏡検診及び乳がん・子宮頸がん検診につきましては6月から翌年2月まで、特定健診は翌年3月まで受診可能とし、受診しやすい環境づくりを進めるなど、今後も住民一人ひとりが健やかに生活できるよう、健診や教室、相談事業などを充実してまいります。予防事業につきましては、予防接種法に基づき行っている定期予防接種の普及啓発に努め、接種率の向上を図り、疾病の予防に努めてまいります。また、住民の健康的な生活習慣の定着や健康づくりを後押しするため、健康づくりポイント事業を実施してまいります。
地域福祉連携体制の充実でございます。すべての住民が住み慣れた地域で安心して暮らすことができる地域づくりの実現を目的にした「遠賀町地域福祉計画」に基づき、地域福祉の連携を進めてまいります。また、福祉ネットワーク網の充実を図るため、各地区に組織された福祉ネットワークを中心に、遠賀町社会福祉協議会・老人クラブ・ボランティア団体などとの連携強化をあんしん地域づくり協議会の中で図るとともに、認知症
高齢者への見守り対応など、安心して暮らせるまちづくりを推進してまいります。併せて、避難行動要支援者の中でも、特に支援が必要な人への個別支援体制を強化し、自主防災組織と連携しながら、住民が地域で安心して生活できる町を目指してまいります。
次に、3番目の「豊かな心を育むまちづくり」でございます。
学校教育の推進では、まちづくりは人づくりという基本理念や基本目標に基づき、「確かな学力」「豊かな人間性」「健康と体力」を培う教育を推進し、小中連携教育の推進を主要な手立てとしながら、人間として「生きる力」を学ぶさまざまな教育内容の充実を図ってまいります。また、ALT2名を継続配置し、児童・生徒の英語能力の向上に努め、グローバル社会に対応できる児童・生徒の育成に努めてまいります。さらに、学校や家庭との連携を図る教育相談員などの専門的相談体制を継続し、特別支援学級の設置など、きめ細やかな教育支援の充実に取り組んでまいります。遠賀町食育交流・防災センターにつきましては、安全・安心・おいしい給食の提供を第一に、効率的な運営に取り組むとともに、米飯週4日制を継続し、地産地消に努めてまいります。併せて、食育活動室を活用した望ましい食習慣を身に付けていただくための研修を進めてまいります。
学校施設の整備と活用でございます。学校施設の計画的な整備として、空調整備につきましては、島門小学校の工事を実施致します。トイレの改修につきましては、遠賀中学校、浅木小学校の改修を行ってまいります。以後、残る小中学校につきましても、計画的に整備を行ってまいります。さらに、浅木小学校と広渡小学校の給食用エレベーターの改修工事を実施致します。島門小学校、遠賀中学校につきましては、平成31年度に実施する予定としております。
生涯学習機能の充実でございます。「遠賀町生涯学習まちづくり実施計画」における施策の進捗管理を行い、時代に即した生涯学習活動の支援を継続してまいります。生涯学習の拠点施設である遠賀町中央公民館につきましては、文化祭や各種講座・教室を継続し、事業の充実を図ってまいります。また、遠賀町立図書館につきましては、指定管理者と連携し、おはなし会・講演会・映画上映会など、定例イベントの継続と各種事業の充実を図り、「だれもが、いつでも、どこでも」自由に学ぶことができる生涯学習のまちづくりを推進してまいります。
地区公民館活動・コミュニティ活動でございます。地区公民館対抗行事や地区公民館施設補助など、公民館活動に対する支援を継続し、公民館相互の連携強化とコミュニティ活動の活性化を図ってまいります。
スポーツ・レクリエーションの推進では、遠賀総合運動公園につきましては、指定管理者と連携し、民間の活力を生かしながら、地域に根差した各種事業の取り組みを進め、さらなる利用者サービスの向上を図ってまいります。また、毎年多くの人でにぎわうおんがレガッタは、20回記念大会を迎えます。関係市町や商工会等の協力を得て、大会内容の充実を図り、参加者の皆さまの心に残る大会にしてまいります。
文化財の保存・活用です。蟹喰池の天然記念物「オニバス」再生事業につきましては、引き続き関係機関と連携して、生育に適した自然環境を維持してまいります。また、島津・丸山歴史自然公園や民俗資料館の利活用を図るとともに、町文化財の適正な保存に努めてまいります。
次に、4番目の「にぎわいのあるまちづくり」でございます。
農業振興への支援としては、本町の農業の中心形態である土地利用型農業の持続的発展を図るため、国や福岡県の支援制度を積極的に活用するとともに、水稲・麦・大豆の優良品種の種子補助や営農支援対策事業など、まちの独自補助を継続し、安定的な農業経営の基盤となる経営規模の拡大につなげてまいります。また、農業委員会や認定・志向農業者連絡協議会などの関係機関との連携を強化し、荒廃農地の解消、農地利用の最適化、新規就農の促進及び担い手の育成に努め、農業の活性化を図ってまいります。
農業収益の確保でございます。本町の基幹産業である農業のあり方につきましては、国の農業施策にのっとり、米・麦・大豆を基軸とする土地利用型農業を推進してまいります。遠賀菜の花プロジェクトにつきましては、新たに整備致しました格納倉庫を活用し、基幹作物として菜種の作付け拡大を図ってまいります。併せて、高収益作物や施設栽培への転換を推進してまいります。また、人・農地プランにおいて各地域との協議を通じて、国や福岡県、町独自の補助事業の活用を促し、効率的な栽培に向けての農地の集積と集約化を図ることで、高品質・多収量につなげ、生産者の所得増を目指してまいります。地元農産物を特産品として商品化している「夢れんげ」「赤しそドリンク」「菜種油」につきましては、生産者や団体などとの連携をさらに強化し、引き続き2次加工事業所の開拓に取り組み、民間への移譲の試みを進めてまいります。さらに、安全安心で地域に愛される特産品として、さまざまなイベントで積極的にPRを行い、販路拡大を図るなど、農商工連携とブランド化の推進を通して、農業収益の確保を目指してまいります。
農業農村整備事業の推進でございます。農村災害対策の重要な役割を担う虫生津排水機場と高家排水機場につきましては、今後も国や福岡県との連携を図りながら、再整備事業の促進に努めてまいります。また、福岡県農村整備総合事業や多面的機能支払交付金などを活用しながら、井堰や用排水ポンプなど、農業施設の長寿命化を図り、生産基盤の確保に努めてまいります。
商工業の振興でございます。「遠賀町産業振興計画」や「遠賀町商店街振興計画」に掲げた各種振興施策につきましては、遠賀町商工会、商店街組合、商店街の若手事業主や子育て世代の女性、青年農業者や行政などで構成する「活性化未来会議」と連携し、商店街の空き店舗情報の発信や交流イベント等の実施を通して活性化に取り組んでまいります。また、起業支援施設PIPITを拠点として、交流会やセミナーの開催、スモールオフィス等の提供などを通じた起業支援を行うとともに、おんが創業支援協議会での創業塾や創業セミナーを広域的に行い、創業予定者の掘り起こしを行ってまいります。新たな雇用の創出と中心市街地活性化を図ると同時に、町外からの企業誘致を推進してまいります。さらに、地域消費活動に有効なプレミアム商品券への助成継続や、商工会や商店街組合が行うマルシェや体験型ワークショップなど、にぎわい創出のための自主的な活動を支援してまいります。
定住促進に向けた環境づくりでございます。「遠賀町人口ビジョン及び総合戦略」や「遠賀町定住促進計画」に基づき、住み続けたい、住んでみたいと共感できるまちづくりを推進するため、住宅施策、結婚・子育て支援、雇用の創出をはじめとした、多岐にわたる定住に向けた支援を行ってまいります。
新たな都市開発でございます。まち全体の居住機能や福祉・医療・商業などの都市機能の立地、公共交通との連携に関する包括的なマスタープランとなる「遠賀町立地適正化計画」に基づき、コンパクトなまちづくりを進めてまいります。また、本計画と併せ、社会資本整備総合交付金を活用した事業の推進により、暮らしやすいまちづくりを実施してまいります。
駅南・駅周辺地区の新たなまちづくりの推進でございます。JR遠賀川
駅南地区につきましては、遠賀川駅南土地区画整理準備組合と協議・連携を図りながら、「遠賀町都市計画マスタープラン」に基づく事業を進めてまいります。今後の具体的な土地活用につきましては、本組合設立のための地権者合意に向けた準備組合及び業務代行予定者との協議の中で検討を進め、さらなる
駅南地区の開発促進を図ってまいります。また、駅周辺を中心としたまちづくりを進めるため、まちづくり構想策定支援事業を活用した「芦屋飛行場周辺まちづくり基本計画」をより具体的に示す実施計画を策定してまいります。併せて、JRとの駅舎改修に向けた関係機関との協議を継続し、にぎわいの創出と活性化を図ってまいります。この駅南・駅周辺地区の新たなまちづくりをより推進していくための機構改革を行い、駅周辺都市整備推進室を設置致します。
次に、5番目に、「自立したまちづくり」でございます。
地域コミュニティの推進については、地域コミュニティ活動の核となる自治会と連携を深めてまいります。また、自主的な活動である小学校区ごとの勉強会を支援し、自治会への加入促進や、自治会の安定的な運営に向けた積極的な取り組みの支援を継続してまいります。さらに、少子高齢化社会に対応するため、「自助・共助・公助」の役割のもと、住民・地域・行政が一体となった協働のまちづくりを推進してまいります。
広報・広聴活動の充実では、住民への行政情報の発信源である広報おんがや遠賀町ホームページにつきましては、レイアウトの工夫、内容の充実と分かりやすい表現を徹底し、「読みたくなる」「見たくなる」情報媒体となるよう努めてまいります。ホームページにつきましては、新鮮な行政情報の提供に努めてまいります。また、SNSを活用した
情報発信につきましても検討してまいります。広聴活動につきましては、「町長への手紙」「ご意見箱」やホームページなどを活用した「住民相談コーナー」による、迅速かつ丁寧な対応を継続し、行政施策への理解を求めてまいります。
住民参加の促進でございます。協働のまちづくりを推進するため、出前講座や遠賀町がんばる地域まちづくり事業を継続するとともに、協働について考えるきっかけの場となる事業報告会や交流会を積極的にPRし、住民による事業のさらなる活用促進を図ります。また、NPOやボランティア団体などの活動団体やコミュニティ活動団体の人材づくりに努め、その活動を支援してまいります。
人権啓発の強化でございます。人権教育・啓発の推進につきましては、「遠賀町人権教育・啓発基本計画」及び「遠賀町人権教育・啓発実施計画」に基づき、人権啓発やあらゆる人権課題の解決に取り組んでまいります。
男女共同参画社会の推進でございます。男女共同参画社会の実現には、住民・団体、企業、行政がそれぞれの役割を認識し、相互に連携することが重要となります。「遠賀町男女共同参画社会推進計画」に基づき、全行政区を対象とした出前講座をはじめ、男性向けの男女共同参画講座、新たな女性リーダーの育成とその活動を後押しする女性交流セミナー、推進事業者登録制度などの取り組みを通じて、男女共同参画に関する学習機会の提供や意識啓発に努めてまいります。
国際交流の推進でございます。人権や生涯学習などのさまざまな施策と協調しながら、多文化共生への理解を深めるとともに、本町の国際交流を推進するための取り組みを、4月発足予定の遠賀町国際交流クラブと協力・連携しながら進めてまいります。
行政運営の健全化・効率化でございます。行財政改革につきましては、本町の集中改革プランである「第3期遠賀町自立推進計画・行動計画」に基づき、行
財政運営の健全化・効率化を図り、行財政改革を推進してまいります。また、高度情報化の広域的な対応として、総合行政情報システムの共同利用をさらに進め、社会保障・税番号制度の利用につきましても、共同利用のメリットを最大限活用できるよう、業務の効率化に努めてまいります。職員の人事管理につきましては、「遠賀町人材育成基本方針」に基づき、次代を担う人材の育成に努めるとともに、人事評価制度や各種研修を通して、職員の資質や能力の向上を図り、今後も適正な定員管理を行ってまいります。
財政運営の健全化・効率化でございます。「遠賀町財政計画」に基づき、補助金・交付金などの特定財源を中心とした歳入の確保や、基金・財産の有効活用を図ってまいります。また、歳出につきましては、今後の扶助費やインフラ整備費の増加に備えるため、経常的経費の一層の削減を図り、歳入・歳出の両面において、財政の効果的・効率的な運営に努めてまいります。さらに、新公会計システムにより、トータルコストの縮減や平準化を図るとともに、「遠賀町公共施設等総合管理計画」により、計画的かつ効率的な公共施設管理を進めるなど、中長期的な視点に立った健全な
財政運営を進めてまいります。自主財源の確保及び本町のPRの観点から取り組んでおります「豊かなふるさとおんが寄附金」につきましては、返礼品の拡充や制度の充実に努め、推進を図ってまいります。基礎自治体である本町は、住民に最も近い行政の責務として、一層の行財政改革に努め、財政基盤の強化と適正な行政サービスが提供できる、持続可能なまちづくりを推進してまいります。
広域行政の推進でございます。遠賀・中間地域広域行政事務組合の「行財政改革実施計画」の進捗管理を1市4町で行っていくとともに、円滑かつ着実な事業推進を促してまいります。広域連携につきましては、遠賀郡4町と中間市及び北九州市を構成団体とする北九州都市圏広域行政推進協議会や、北九州市を中心都市とする遠賀郡4町と中間市、直方・京築地区などの17市町で構成される連携中枢都市圏北九州圏域での取り組みを進めてまいります。また、福岡県や遠賀郡4町・中間市で取り組んでいる遠賀・中間広域連携プロジェクトにつきましては、四つのプロジェクト事業を継続し、本町の魅力発信を行うとともに、遠賀・中間地域にとって効果的な事業を検討し、地域の活性化につなげてまいります。
以上、平成30年度の施政方針を述べさせていただきました。
平成30年度は、「第5次遠賀町総合計画後期基本計画」を中心とした各計画に基づき、生活基盤の向上と元気に満ちた遠賀町のまちづくりに向けた取り組みを継続致します。本町が一層飛躍できるよう、堅実に、そして住民と行政が一体となって、魅力と活力あふれるまちづくりを目指す所存でございます。
今後とも、議員の皆さまの町政に対するより一層のご支援・ご協力を重ねてお願い申し上げまして、平成30年度の施政方針とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
○議長(
古野修) 以上で、施政方針演説は終了致しました。
議案第36号に対する
提案理由の説明を求めます。
原田町長。
◎町長(
原田正武) 議案第36号に対する
提案理由の説明を申し上げます。
「平成30年度遠賀町
一般会計予算」についてでございますが、本年度予算額70億3,683万円、前年度予算額67億7,073万2,000円、前年対比2億6,609万8,000円(3.9%)の増でございます。
歳入歳出の主なものを、款を追って説明致します。
まず、歳入につきましては、町税20億2,506万1,000円、前年対比1,664万3,000円の減、これは固定資産税及び町たばこ税の減が主なものでございます。地方譲与税6,500万円、前年対比175万2,000円の減。利子割交付金200万円、前年対比7万9,000円の増。配当割交付金1,000万円、前年対比増減なし。株式等譲渡所得割交付金700万円、前年対比200万円の減。地方消費税交付金3億2,000万円、前年対比1,000万円の減。ゴルフ場利用税交付金1,600万円、前年対比100万円の減。自動車取得税交付金1,600万円、前年対比350万円の増。地方特例交付金1,200万円、前年対比19万2,000円の増。地方交付税13億1,123万5,000円、前年対比1,802万1,000円の増、なお、ここで留保財源の調整を致しております。交通安全対策特別交付金で350万円、前年対比増減なし。分担金及び負担金3億2,128万7,000円、前年対比9,458万9,000円の増、これは民生費負担金及び学校給食事業特別会計の廃止に伴う給食費負担金の増でございます。使用料及び手数料6,762万8,000円、前年対比674万円の増。国庫支出金10億3,780万3,000円、前年対比397万8,000円の増、これは民生費国庫負担金、土木費国庫補助金、教育費国庫補助金の増及び総務費国庫補助金の減が主なものでございます。県支出金5億1,533万3,000円、前年対比1,227万9,000円の増、これは民生費県負担金の増が主なものでございます。財産収入1,194万円、前年対比657万4,000円の減。寄附金100万円、前年対比増減なし。繰入金7億3,004万9,000円、前年対比1億9,895万3,000円の増、これは財政調整基金、灌漑排水施設維持
管理運営基金、教育関係施設基金の増及び土地取得特別会計繰入金の減が主なものでございます。繰越金で8,000万円、前年対比増減なし。諸収入7,560万円、前年対比416万9,000円の増、これは雑入の増が主なものでございます。町債で4億839万4,000円、前年対比3,843万3,000円の減、これは消防債の増及び土木債の減が主なものでございます。
次に、歳出につきましては、議会費で1億325万6,000円、前年対比498万8,000円の減。総務費7億8,419万4,000円、前年対比1億1,201万6,000円の減、これは一般管理費の増及び財産管理費の減が主なものでございます。民生費で26億2,589万3,000円、前年対比5,143万7,000円の増、これは障害福祉費、児童運営費の増及び社会福祉総務費の減が主なものでございます。衛生費で5億341万8,000円、前年対比233万9,000円の増。労働費1,000円、前年対比1,000円の減。農林水産業費2億3,403万5,000円、前年対比5,959万円の増、これは高家排水機維持費、水利施設管理費の増が主なものでございます。商工費で7,506万1,000円、前年対比309万5,000円の増、これは商工業振興費の増が主なものでございます。土木費9億4,895万3,000円、前年対比1億2,003万4,000円の増、これは道路新設改良費、住宅管理費、都市計画総務費の増及び老良・上別府線改良事業費の減が主なものでございます。消防費で2億8,046万9,000円、前年対比1,414万9,000円の増、これは非常備消防費の増及び災害対策費の減が主なものでございます。教育費9億845万9,000円、前年対比1億2,664万7,000円の増、これは先ほど歳入でご説明致しました学校給食事業特別会計の廃止に伴う学校給食費、小学校施設整備事業費の増及び事務局費、学童運営費の減が主なものでございます。災害復旧費100万円、前年対比増減なし。公債費5億5,209万円、前年対比581万2,000円の増。諸支出金1,000円、前年対比増減なし。予備費2,000万円、前年対比増減なし。
また、第2表におきましては、麦・大豆優良品種種子補助金、減減米栽培補助金及び小中学校給食用エレベーター改修事業の債務負担行為の設定をしております。
第3表におきましては、公共事業等債限度額1億2,710万円、緊急防災・減災事業債限度額2,220万円及び臨時財政対策債限度額2億5,909万4,000円の設定を致しております。
以上、概要を申し上げ、
提案理由と致します。
なお、詳細につきましては、こののちの委員会で担当課長が説明を致しますので、ご審議のほどよろしくお願い致します。
○議長(
古野修) 以上で、
提案理由の説明は終了致しました。
△日程第32
議案第37号「平成30年度遠賀町
国民健康保険事業特別会計予算」、
△日程第33
議案第38号「平成30年度遠賀町
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」、
△日程第34
議案第39号「平成30年度
遠賀霊園事業特別会計予算」、
△日程第35
議案第40号「平成30年度遠賀町
学校給食事業特別会計予算」、
△日程第36
議案第41号「平成30年度遠賀町
地域下水道事業特別会計予算」、
△日程第37
議案第42号「平成30年度遠賀町
農業集落排水事業特別会計予算」、
△日程第38
議案第43号「平成30年度遠賀町
公共下水道事業特別会計予算」、
△日程第39
議案第44号「平成30年度遠賀町
土地取得特別会計予算」、
△日程第40
議案第45号「平成30年度遠賀町
後期高齢者医療特別会計予算」の9議案を、一括して議題と致します。
議案第37号から議案第45号までの9議案に対する
提案理由の説明を、一括して求めます。
原田町長。
◎町長(
原田正武) 特別会計予算に係ります議案第37号から議案第45号まで、一括して
提案理由の説明を申し上げます。
まず、議案第37号「平成30年度遠賀町
国民健康保険事業特別会計予算」についてでございますが、本年度予算額22億9,007万9,000円、前年度予算額27億4,770万4,000円、前年対比4億5,762万5,000円(16.7%)の減でございます。
歳入の主なものにつきましては、
国民健康保険税3億5,587万1,000円。県支出金17億3,192万円、これは保険給付費等交付金が主なものでございます。繰入金1億5,979万7,000円、これは一般会計繰入金が主なものでございます。繰越金4,000万1,000円。諸収入230万5,000円。
歳出の主なものにつきましては、総務費で2,271万8,000円。保険給付費16億8,173万7,000円、これは各種療養給付費及び高額療養費が主なものでございます。
国民健康保険事業納付金5億6,078万5,000円、これは医療給付費、後期
高齢者支援金、介護給付金でございます。保健事業費1,773万3,000円。諸支出金205万3,000円。予備費500万円でございます。
次に、議案第38号「平成30年度遠賀町
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算」についてでございますが、本年度予算額905万3,000円、前年度予算額922万3,000円、前年対比17万円(1.8%)の減でございます。
歳入の主なものにつきましては、繰入金674万8,000円、これは住宅新築資金等貸付事業基金からの繰入金が主なものでございます。諸収入219万7,000円、これは貸付金の元利収入でございます。
歳出につきましては、総務費796万4,000円。公債費98万9,000円、これは借入金の償還金でございます。予備費で10万円でございます。
次に、議案第39号「平成30年度
遠賀霊園事業特別会計予算」についてでございますが、本年度予算額5,913万円、前年度予算額6,594万4,000円、前年対比681万4,000円(10.3%)の減でございます。
歳入の主なものにつきましては、使用料及び手数料2,183万5,000円。繰入金3,578万4,000円、これは霊園
管理運営基金からの繰入金でございます。繰越金100万円でございます。
歳出につきましては、総務費5,713万円、これは霊園の維持管理のための委託料、工事請負費及び遠賀霊園
管理運営基金元金積立金が主なものでございます。予備費で200万円でございます。
次に、議案第40号「平成30年度遠賀町
学校給食事業特別会計予算」についてでございますが、平成30年度より学校給食関係予算は
一般会計予算に計上し、平成30年度末で遠賀町学校給食事業特別会計を廃止する予定でありますので、精算に係る予算計上を致しております。
本年度予算額1,000円、前年度予算額1億5,463万1,000円、前年対比1億5,463万円(100%)の減でございます。
歳入の主なものにつきましては、繰越金1,000円、これは前年度繰越金でございます。
歳出につきましては、総務費1,000円、これは一般会計繰出金でございます。
次に、議案第41号「平成30年度遠賀町
地域下水道事業特別会計予算」についてでございますが、本年度予算額6,816万6,000円、前年度予算額1億2,997万5,000円、前年対比6,180万9,000円(47.6%)の減でございます。
歳入の主なものにつきましては、国庫支出金2,150万円。繰入金4,286万3,000円、これは地域下水道
管理運営基金からの繰入金でございます。諸収入280万円。
歳出につきましては、総務費で6,766万6,000円、これは団地浄化槽の管理費と
公共下水道へ接続するための管路改築工事費や浄化槽撤去工事費等が主なものでございます。予備費で50万円でございます。
次に、議案第42号「平成30年度遠賀町
農業集落排水事業特別会計予算」についてでございますが、本年度予算額9,092万4,000円、前年度予算額9,547万1,000円、前年対比454万7,000円(4.8%) の減でございます。
歳入につきましては、収益的収入で9,092万4,000円、これは使用料収入、一般会計繰入金が主なものでございます。
歳出につきましては、農業集落排水費9,042万4,000円、これは施設の管理費及び借入金の償還金が主なものでございます。予備費50万円でございます。
次に、議案第43号「平成30年度遠賀町
公共下水道事業特別会計予算」についてでございますが、本年度予算額6億6,139万6,000円、前年度予算額6億2,603万3,000円、前年対比3,536万3,000円(5.6%)の増でございます。
歳入につきましては、収益的収入2億4,544万4,000円、これは下水道使用料、一般会計繰入金及び事業債が主なものでございます。資本的収入4億1,595万2,000円、これは国庫補助金、受益者負担金、事業債及び一般会計繰入金が主なものでございます。
歳出につきましては、収益的支出1億8,981万7,000円、これは下水道施設の維持管理経費が主なものでございます。資本的支出4億7,107万9,000円、これは管渠施設工事費、借入金の償還金が主なものでございます。予備費に50万円でございます。
また、第2表におきまして、
公共下水道事業債限度額1億2,820万円及び公営企業会計適用債限度額1,420万円の設定を致しております。
次に、議案第44号「平成30年度遠賀町
土地取得特別会計予算」についてでございますが、本年度予算額240万7,000円、前年度予算額2億3,778万6,000円、前年対比2億3,537万9,000円(99.0%)の減でございます。
歳入の主なものにつきましては、繰入金227万2,000円、これは土地開発基金からの繰入金が主なものでございます。
歳出の主なものにつきましては、総務費235万6,000円、これは土地開発基金元金積立金及び一般会計繰出金が主なものでございます。予備費で5万円でございます。
次に、議案第45号「平成30年度遠賀町
後期高齢者医療特別会計予算」についてでございます。本年度予算額3億4,448万3,000円、前年度予算額3億3,086万9,000円、前年対比1,361万4,000円(4.1%)の増でございます。
歳入の主なものにつきましては、
後期高齢者医療保険料2億6,701万6,000円、繰入金7,694万3,000円、これは一般会計繰入金でございます。
歳出の主なものにつきましては、総務費1,151万9,000円。広域連合納付金3億3,276万3,000円、予備費5万円でございます。
以上、概要を申し上げ、
提案理由と致します。
なお、詳細につきましては、各委員会で担当課長が説明を致します。
なお、また、今回、議案の配布後に、一部差し替え等がございました。議員の皆さま方には、本当に大変ご迷惑をおかけしましたことをあらためてお詫びを申し上げたいと思います。
以上で、
提案理由を終わりたいと思います。
○議長(
古野修) 以上で、
提案理由の説明は終了致しました。
以上で、本日の日程は終了致しました。本日は、これにて散会致します。
一同起立。礼。
─── 散会 午前11時30分 ───...