岡垣町議会 2013-09-09
09月09日-02号
平成 25年 9月定例会(第3回)───────────────────────────────────────────平成25年 第3回(定例)岡 垣 町 議 会 会 議 録(第4日) 平成25年9月9日(月曜日)───────────────────────────────────────────
議事日程(第2号)午前9時30分開議 日程第 1
一般質問 1. 9番 太田 強 2.10番 下川路 勲 3. 1番 横山 貴子 4. 3番 広渡 輝男──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第 1
一般質問 1. 9番 太田 強 2.10番 下川路 勲 3. 1番 横山 貴子 4. 3番 広渡 輝男──────────────────────────────
出席議員(12名) 1番 横山 貴子君 2番 中村 好伸君 3番 広渡 輝男君 4番 平山 弘君 5番 神崎 宣昭君 6番 小野 元次君 7番 曽宮 良壽君 8番 西 美千代君 9番 太田 強君 10番 下川路 勲君11番 安部 弘彦君 13番 市津 広海君──────────────────────────────
欠席議員(なし)──────────────────────────────欠 員(1名)──────────────────────────────
事務局出席職員職氏名局長 高山 昌文君 係長 廣渡 要介君──────────────────────────────説明のため出席した者の
職氏名町長 …………………… 宮内 實生君 副町長 ………………… 山田 敬二君
企画政策室長 ………… 門司 晋君
情報推進課長 ………… 中山 朝雄君
総務課長 ……………… 川原 政人君
地域づくり課長 ………
青山雄一郎君
税務課長 ……………… 川原 義仁君
会計管理者 …………… 渡辺 一郎君
健康づくり課長 ……… 太田 周二君
福祉課長 ……………… 来田 理君
住民環境課長 ………… 鳥谷 幹二君
こども未来課長 ……… 武谷 勝君
都市建設課長 ………… 吉田 茂君
産業振興課長 ………… 高山 哲郎君
上下水道課長 ………… 藤岡 賢君 教育長 ………………… 花田 敏彦君
教育総務課長 ………… 本田 典生君生涯
学習課長 ………… 辻 芳和君 ──────────────────────────────午前9時30分開議
○議長(市津広海君) ただいまの
出席議員は、12名であります。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。起立、礼。 直ちに、本日の会議を開きます。 本日の
議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。────────────・────・────────────
△日程第1.
一般質問
○議長(市津広海君)
議事日程第2号、日程第1、
一般質問を行います。
一般質問の通告書に従って、受付順に順次発言を許します。 まず、最初に9番、
太田強議員の発言を許します。9番、
太田強議員。
◆議員(太田強君) 皆さんおはようございます。9番、太田強。議長の許可を得ましたので、通告書に基づき
一般質問を行います。 まずもって、昨日は2020年のオリンピック、パラリンピックの東京開催が決定いたしました。暗いニュースが多い中、久方ぶりのビックニュースで、日本の総力を挙げての成果であるとも報じられました。国民の一人としてこの上ない喜びに浸っております。 また、本年の夏は、連日35度を超え、日本列島は各地で観測史上初めてと言う
記録ずくめの猛暑でした。とりわけ高知県では、41度という歴史的な猛暑で連日
マスコミの話題ともなりました。さらに、東北地方をはじめ各地で
ゲリラ豪雨による被害も続出し、異常気象で、今まで経験したこともないという局地的な災害、被害も出ました。被災地の一刻も早い復旧、復興を願うものであります。さて、本年7月に行われました
参議院議員の選挙は、
マスコミの事前報道でも予測されていたとおり、民主党の凋落、自民党の圧勝で、翌7月22日の新聞報道では、大見出しで自民圧勝、
ねじれ解消と報じられました。しかし反面、
アベノミクスの評価と共に、まだ国会が始まらないその時点でも
社会保障制度改革、TPPの問題、原発再稼動の問題、また沖縄のオスプレイの問題、あるいは日本近海を取り巻く外交問題など先送りしているとも指摘事項が報じられておりました。 しかし、私は、何と言っても
衆参ねじれの解消が今回の選挙の特筆で、
アベノミクスの本質である経済再生に一層拍車がかかるであろうと思います。山積する問題ばかりですが、政党間の
駆け引きばかリで国内問題すら手をつけられない政治では困ります。安倍内閣に今期待するのは、地方に目を向けて、地方の声を吸い上げていただくことではないかと思います。そういう意味では、
ねじれ現象の解消は地方も
問題解決に期待ができますし、それができる環境にあると判断いたします。 そこで岡垣町に目を向けて見ますと、現在
宮内町長が進めている
JR海老津駅
南側道路・広場の
整備事業についても国と大きな関わりがあります。一時賛否の声もありましたが、平成27年度
事業完工に向けて順調に進んでいると伺っていますが、まだまだ本格的に工事が進んでいる姿が見えません。そこで町長にお伺いいたします。 一つ、
JR海老津駅
南側道路・広場等の
整備事業の
進捗状況とこれに伴う国からの補助金の
交付状況について伺うものです。 次に、
JR海老津駅
南側道路・広場等の
整備事業は、平成27年度完成との事ですが、より利便性、効果を得るためにはこれらにつながる
幹線道路の整備も必要ではないかと考えます。そこで数年前一度計画に上がったと記憶いたしておりますが、この道路について、2.
JR海老津駅
南側道路・広場に連結する
幹線道路としての
都市計画道路、海老津・
源十郎線のその後の経過についてお伺いいたします。 次に国道3号線について、上畑地区に橋脚ができ数年になります。一時
トンネル掘削を含めた複線化の計画もあったようですが、中断して久しくなります。何の不都合もなく見過ごしていましたが、本年7月5日、大雨により旧3号線上畑で道路脇の山林の崩壊で交通が遮断され、いまだ工事も続いています。同時期に大雨により、一時
高速道路が通行止めになった事がありましたが、そのときの渋滞は大変なもので宗像から
トンネル内はもとより、
山田峠付近まで渋滞いたしました。宗像、遠賀町部分は4車線であり
岡垣部分のみ2車線です。将来に向けて、3.国道3
号岡垣バイパスの4車線化に向けた
事業促進を国に積極的に
働きかけるべきではないかと考えます。 今こそ地方の声を国に届ける時と考え、町長の考えを問うものです。以上述べまして後は質問席にて御質問いたします。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君) 皆さんおはようございます。
太田議員御質問の「1.
JR海老津駅
南側道路・広場等の
整備事業の
進捗状況とこれに伴う国からの補助金の
交付状況について」に対してお答えします。
JR海老津駅
南側道路・広場等の
整備事業については、
社会資本整備総合交付金事業による国からの補助を受け、平成23年度から、
海老津宝地区側からの
道路工事及び
用地買収や
上海老津地区の
家屋補償に着手し、
土地開発公社による
先行取得も含め、14軒の
地元地権者と契約が成立しています。なお、残り2軒の地権者とも、整備に向けて協議を進めています。平成24年度末までの
進捗状況は、
用地買収及び
家屋補償を主体に進めていますが、公社による
先行取得を含め、おおむね3割完了している状況です。補助金の
交付状況については、厳しい状況ではありますが、昨年度は、国の経済対策や
政権交代による
大型補正予算の追加があり、当初予算額の約8割を受けることができました。 また、本年度は、当初予算額の約4割の
交付決定を受けており、宝地区から
上海老津地区へ至る
道路のり面の工事や
自由通路の一部整備、
用地買収1件並びに
家屋補償1軒を予定しています。 今後も、国の方針等を見極めながら、関係機関への
働きかけを積極的に行い、
追加配分等、財源確保に努め、平成27年度の
事業完成に向けた取り組みを進めていきます。 次に「2.
JR海老津駅
南側道路・広場に連結する
幹線道路としての
都市計画道路、海老津・
源十郎線のその後の経過について」に対してお答えします。本年6月議会における
広渡議員の
一般質問に対して、お答えした内容と重複する部分もあるかと思いますが、よろしくお願いします。
JR海老津駅
南側開発事業は、
JR海老津駅の機能を高めるため駅を中心とした
幹線道路網の形成、
公共交通ネットワークの充実による
居住環境の向上を図ることが目的の一つです。このため、駅へ向かう
幹線道路網がその効果を高める重要な課題となります。現状として、
JR海老津駅へ向かう県道原・
海老津線は、朝夕の通勤・通学時間に役場付近から駅まで
交通混雑が慢性化している問題が挙げられます。 こうしたことから、海老津駅
周辺道路の
交通混雑の緩和及び国道3
号岡垣バイパスへの
アクセス向上のために、現在、未
整備区間として残っている
バイパスから公園通りに至る
都市計画道路、海老津・
源十郎線の整備が大変重要です。このため、県道原・
海老津線バイパスとしての整備の
早期実現を県へ要望している状況です。この路線の整備については、県も今後取り組みたいという意向ですので、整備の推進に向け積極的な
働きかけを行っていきたいと考えています。 次に「3.国道3
号岡垣バイパスの4車線化に向けた
事業促進を国に積極的に
働きかけるべきではないか」に対してお答えします。 国道3号は、福岡市と北九州市との両政令市を結ぶとともに、物流をはじめとした観光、
生活交通の大動脈として、大きな役割を担う極めて重要な路線です。そのため、年々増加する交通量に対し、順次4車線化の改良が図られてきました。 しかしながら、
岡垣バイパスについては、
山田ランプから城山峠までの区間に関して、いまだ完成しておらず、
岡垣バイパス上で一旦事故等が発生すると、城山、岡垣両
トンネル内での渋滞による二次災害の発生も懸念されるところです。さらに、迂回路となる旧3号線が渋滞し、バスの定時運行や緊急車両の通行に影響するなど、
住民生活に大きな影響を及ぼしています。 このため、本年7月に、
北九州国道事務所へ
整備計画状況についての
要望確認等を行い、それを踏まえて、地元選出の
国会議員へ、早期4車線化の実現に向けた陳情書を提出しています。 この中で、現在発生している上畑地区の土砂災害により、迂廻路である旧3号線が通行どめとなっている状況や、
岡垣バイパスで事故等が発生すれば、九州の大動脈は遮断され、多方面に多大な影響を及ぼしかねない状況についても報告しています。 また、県に対しては、福岡県北東部の17市町で構成される
地方拠点都市地域整備推進協議会から、本年8月に事業の促進について要望を行っています。今後も引き続き、4車線化に向けての要望に全力をあげて努めていきたいと考えています。 つきましては、
JR海老津駅
南側道路・広場等の
整備事業の推進、及び4車線化の
早期実現に向けて、議会の方からも積極的な
働きかけをよろしくお願いしたいと思います。 以上この場でお答えしまして、あとは自席から質問を受けながらお答えしますので、よろしくお願いします。
○議長(市津広海君) 9番、
太田議員。
◆議員(太田強君) 私は、演壇で7月に行われました
参議院議員の選挙から国政におけるねじれの解消を取り上げました。ここに私は7月22日の新聞を持ってきておりますけれども、このように大きな見出しで、
ねじれ解消ということが書いてあるわけでございます。山積する問題の中で、政党間の
駆け引きばかりであったんじゃないかと私は記憶いたしておりますけれども、今回
安倍政権が強力なリーダーシップのもとに、
問題解決に期待をしたからでございます。 とりわけ地方の声が政権に届くように願ってのことでございますが、まず町長にお伺いいたします。今回の
参議院選挙の結果を踏まえて、現政権にどのような期待、あるいはどのような感想をお持ちであるかをお伺いいたしたいと思います。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君) 昨年政権が交代をいたしました。現政権に何を期待するかということでありますけども、
民主党政権3年間、国のほうにいろいろとお願いをする、民主党のほうにもお願いするということがございました。 ところが、御存じのとおり、なかなか決められない、結論が出ないというのが前政権の時代ではなかったかなというふうに思います。そういった面では、地方の私どもの意見をストレートに聞いていただける場が持てるということで、地方の声が届きやすい、そして先が見えやすいと、だめなものはだめだ、いけるものはいける、そういう方向性だけでも十分速やかに出していただけるのではないか、そのように考えております。
○議長(市津広海君) 9番、
太田議員。
◆議員(太田強君) 私は、国政について
宮内町長と討論するものではございません。国と地方の関係において、
衆参ねじれの解消で大きな変化を期待しておるということでございます。これにつながる岡垣町との関係についても、今まで以上に大きなパイプを期待してのことでございます。そこで私は、現在町が進めている
JR海老津駅
南側道路・広場の
整備事業について、その
進捗状況とこれに伴う国の補助金の
交付状況について説明を求めました。町長の答弁書によりますと、いずれも
予定どおり、厳しい交付金の状況があるということでございますけれども、少なくともきちっと進めておるというお言葉でございます。 そこで、改めてお伺いいたしますが、工事においても
予定どおり進んでいて、平成27年度の完成で進んでいると、こう理解してよろしいでしょうか。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君) まず、財政の問題、国の補助金への交付の割合、そういったものが順調にいけば27年度ということになります。事業で、あるいは工事で一番大事な部分が
家屋補償、あるいは用地ということです。これができれば、通常的には用地が片づけば90%事業が完了に向かってるんだということであります。 先ほど申しましたように、16軒の
用地買収、
家屋移転につきましては既に14軒完了しておりますし、1軒も近々契約できる、そしてもう1軒も既に内諾を得てるという状況でありますから、この23年度からの分については
用地買収、そして
家屋移転補償が主体的な事業でありました。23年度から一部工事は、着工はしておりますけども、いよいよ広場と道路、
自由通路、この工事にこれからかかってくるということになります。そうすると、国の補助金が
予定どおりつけば、27年度完了ということになるわけであります。そういうことで、まずは国の事業の財政的な支援、これを確実にやっていただけるようにこの3年間で努力をしていきたいというふうに考えております。
○議長(市津広海君)
太田議員。
◆議員(太田強君) 工事の
進捗状況については非常に詳しく御説明をいただきましたが、実はこれに関連する問題として、7月18日に発生いたしましたJR九州の
システム障害、これで白谷の踏切が長時間にわたって閉鎖されると、そして交通がずっと車がつながって、ところがバックしようにもバックできないような状況だったということで、大変な苦情が発生いたしております。町長も既にお知りだと思いますけれども、こういう状況を踏まえて、町長どう思われますか。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君)
システム障害で6時半から8時半まで、いわゆる電車がとまって動き出すまでの間約2時間、8時半まで2時間ということでありました。この間ちょうど白谷踏切の前に貨物列車が停車をするということで、駅の情報によりますと、この2時間の間JRが走ることができなかったということを聞いております。 したがって、2時間は遮断機がおりたままだということで、議員がおっしゃるように、本当に渋滞、前にも進めない、あとにも引けない、そういう状況が長時間続いたということを聞いておりますし、地元の関係する町民の人から、早くそういうことが起こらないように駅周辺の整備をしていただきたいという声も聞いております。そういう状況であります。
○議長(市津広海君)
太田議員。
◆議員(太田強君) 町長が今お話されましたように、後ろからの車は、前で何が起こっているかわからないわけです。だんだんだんだん車が渋滞になってきだしたら、前にも進めない、あるいは後ろにもバックできない、戻れない、こういう状況で2時間ですよね。これは、そこを利用する車の方々は何が起こっているかわからないで、じっと待っとるけれども、あかない。こういうことが起こるんですね。これは、私は駅南の方々含めて、あるいはその道を利用される方々を含めて早急な迂回路の、こういう問題が発生しても十分に駅が利用できるように、一刻も早い整備が必要ではないかと考えます。 次にまいります。この
都市計画道路、海老津・
源十郎線についてですけれども、町が県などへ
働きかけていることはよくわかりました。しかし、一度計画が中断される、これは、県の担当者はいろんな
条件整備が完全に整わないと、次に仕事がされません。私はこう思うんです。新しいものに取り組むのではなくて、一度やめるとか、一度何か障害になったら、その計画を俎上に上げるというのは大変に労力がかかる、難しい問題ではないかと思います。これは岡垣町の役場においても、
担当課長の方々が上げた、それが何かの条件で整備が整わない、あるいは同意が得られない、こういう問題の中で中断されたときにその課の課長さんが再度いろんな声で問題を上げても、これは町長さんは
条件整備はどうなってるかこうなってるかと、厳しい査定をされるのではないか、このように思います。町長これはいかがですか。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君) 海老津・
源十郎線の県道の
都市計画道路の整備につきましては、
バイパスから公園通りまでの間、抜ける道、これが810
メーター、そしてもう一つは庁舎の北側の交差点、そこのですね。それから、
水源地付近まで180
メーター、これが当初の計画でありました。 ところが、その後、
用地買収とか、そういったことがなかなか進まないということで、中断をされておりました。これを再度県の計画にのせるということは非常に、議員おっしゃるように、厳しい状況ではありますけども、今の駅の
交通渋滞の問題であるとか、あるいはいつ、どこで、どういった災害が起こるかわからない、そういったところで
インフラ整備については、いつ何どきでも、どういう道路からでも通行が確保できるということは安全安心の大事な一つの要件でありますので、これを、先ほど申しましたように、県のほうに
働きかけて、早期に計画にのせて、そして着工をしていただくと。そういうことで県のほうにお願いをしておりますし、今後も議員の皆さん方とともに、力をお貸しいただきながら県への要望をさらに強めていきたいというふうに考えております。
○議長(市津広海君)
太田議員。
◆議員(太田強君) 私は、演壇でも申し上げましたように、
JR海老津駅の
南側道路、あるいは広場の
整備事業完成したときには、その完成だけでは効果がいかがなものかという声もございました。駅南側にお住まいの方々の人口とか、いろんな問題が過去、それから利用者の問題とか、それから
踏切利用者の問題と、いろいろ御質問が出たように記憶いたしておりますけれども。しかし、海老津駅につながる道路がこれ1本では、何かが起こったときにはとにかく海老津駅への渋滞、それから今でも雨降りなんかにはお子さんをお迎えする方々で車がいっぱい、こういう状況を踏まえて海老津・
源十郎線、途中で切れておりますけれども、これが開通して、そして中西部、そういう方々がいろんな形の中で迂回がされるとかいうようなことの利便性、これを求めるには、
源十郎線の開通というのは必要ではないかと思います。 これがいずれできるという問題かもわかりませんけれども、私は本来でしたら平成27年度の駅裏の整備と同時に行われるのが一番好ましいわけですけど、しかし、これは先ほど申しましたように、いろんな事情で中断したりとか、できなかったという問題からするならば、なかなか
条件整備は難しいと思いますけれども、私はぜひとも一層の効果を得るためには駅裏の整備とか道路の整備、それから広場の活用、この効果を得るためには何としても
幹線道路の整備。私はそもそも岡垣町の
幹線道路の整備ということについて町長にお伺いするつもりでございましたけれども、余りにも漠然となったらいけませんので、この
源十郎線ということに絞ったわけでございますけれども、ぜひとも
幹線道路の整備ということは、より利便性、より効果を生むためには、ぜひとも町として力を挙げて県のほうに
働きかけていっていただきたいというふうに思います。(駅裏については、60頁に発言の訂正あり) 次にまいります。国道3
号バイパスの4車線化についてです。 宗像、遠賀町は、既に4車線となっております。聞くところによりますと、
民主党政権のときに今の交通量で十分ではないかということで、この事業は完了というような判定がなされたというふうに私も伺っておりますけれども、しかしながら、既に上畑地区には橋が立っておるんですね。橋脚が立ったままです。ずっとそのままですけれども、この
事業完了という問題は、町長、間違いございませんですかね。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君) 完了という言い方が適切かどうかはわかりませんが、一応
岡垣バイパスの部分については完成している、事業としては成り立っているんだということの結論が
民主党政権のときにされたように聞いております。 どういうことかというと、
岡垣バイパスの間2車線で、そして旧国道3号が下のほうに走っています。現在の
町道上畑線も含めて、ここの交通量が非常に多いと。したがって、
バイパスを通行するよりも旧国道3号線のほうの利用が非常に多いんだということで、この2つで既に
バイパスの4車線化をする必要はないんだという結論がなされております。それも私ども過去そういう要望をずっとしてきたにもかかわらず、一旦これは完成ですからやめますよということも事前に知らされないままそういう状況になったそうであります。 そういうことで、再度これをまた計画にのせるということについては相当のエネルギーと地元からの私どもが相当なパワーを出して国のほうに要望しないと、なかなか実現、着工には至っていかない、そういうことを聞いております。
○議長(市津広海君)
太田議員。
◆議員(太田強君) この
バイパスについては、過去
トンネルの中でも事故があったと、こういうことも聞いておりますし、今年7月、大雨のときに
高速道路が一時通行規制になりました。このときは3号線の
バイパス、これが大変な渋滞でして、私はこれがずっと宗像から遠賀、いわゆる山田峠を含めて、車が動かない、こういう状況だったんですね。それを踏まえて、私は、4車線化は今のうちから力を入れて、そして国に
働きかけるべきじゃないかと、ましてや上畑には橋の橋脚すらできておる、あのままに放置しとってよろしいのかということを町として理解をすべきじゃないかと思います。 町長もう一度、国に積極的に
働きかけるべきだと思いますけれども、町長の声をお聞かせいただきたいと思います。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君) そこの少し経過と現状をちょっとお話をさせていただきたいと思います。現政権ができまして、私ども国のほうに陳情に上がりまして、現状を十分お伝えをしておりますけども、非常に一旦そういった計画が終結しているという判断のもとでは、政権がかわっても、急速にはそれがまたもとに戻るということにはならないということも伺っております。そういったところで、ちょうど7月の4日だったでしょうか、
岡垣バイパス2車線と旧国道3号線では非常に、もし事故なり災害が起こったときには交通が非常に渋滞しますよということで、7月の4日の日に国の国道工事事務所に、私が行けなかったから副町長に行ってもらって、災害の起こる前の日に、そういう状況であるので、速やかに4車線化に着手していただきたいという要望を上げました。上げて翌日に上畑線ののり面が崩壊する、そのために全面通行どめということになりました。非常に国道3号線が渋滞をする、その渋滞をするその中で、また事故があれば、また2次災害を引き起こすということにもつながりかねないわけですね。 そういう状況の中で、今日本でどういう状況が起こってるかというと、集中豪雨、
ゲリラ豪雨、非常にピンポイントで時間雨量が100ミリを超えるというような状況、あるいは竜巻が襲ってくる、これも本当に至るところで頻発してるという状況でありますから、どのような災害がいつどこで起きるかわからないというのが日本列島の災害の状況だというふうに思います。そういったところからするなら避難するにも、あるいは現状から打開するにも、道路という部分があってこそ初めて災害から逃れることも可能になるという部分もあろうと思うんですね。そういったところが2本の大事な
バイパス、これが4車線化ならともかく、2車線でありますから、上下1本ずつということでありますから、そういったところでは、これは今の災害の状況からして町民の安全安心、あるいは国民の安全安心は、岡垣町内においては維持できないと、こういうふうに考えております。 こういうことをぜひ国にも直接現状をお伝えして、何とか早期着工に持っていきたいというふうに考えておりますし、ただ、我々だけでは、その辺は非常に弱い部分もあろうと思うんです。そういったところで、地域の関係者の皆さん方が一緒になって4車線化に向けての力強い国への
働きかけをやっていく、そのことによって4車線化が早期に着工できる、そういうところに進んでいけるのではないかなと、このように考えております。
○議長(市津広海君)
太田議員。
◆議員(太田強君) 今町長の言葉のように、一度否決された、あるいは一度工事が俎上に上がったものが何かの条件でうまくいかなかった、これを改めてもう一度やり返すというのは大変な労力、あるいは努力が必要ではないかということはよくわかります。私もそう思うんです。非常に難しい問題、今回私は、
宮内町長が海老津・
源十郎線の工事についても、これは県がやる。それから、この国道
バイパスにつきましても、これは
宮内町長が俺がやるというわけにいかん。国にも
働きかけないかん。それからまた、先ほどの問題も県にも
働きかけないけない。こういうことからすれば、
宮内町長1人が思いが、私がやろうということでやるわけにいかないような問題だということはよく理解します。 しかし、これ町長が、執行部が、町がその気になってやらないと、これはできないんじゃないかと、こういうふうに私は考えて、あえてきょうは町長に進捗はどうなってるか、この経過はどうなってますかと、あるいはこの国道につきましても、もう数年前に上畑に橋脚、脚だけができてるけれども、全く進んでいない。むしろこれのほうが異様じゃないかと、私は演壇で申し上げましたように、今まで上畑を何回も通りましたけど、脚が立っておるけれども、何の違和感も何の不都合も感じなかったんです。これが私どもの認識が足らなかったというようなことでございますが、しかし、改めてああいう町道、上畑の山崩れが起こって、交通が遮断されましたら、改めてわかるんです。私はこういうときほど町を挙げて国に、あるいは県に
働きかける必要があるのではないか、これには私は、町長がそんなものは放っておけと、こういうことであったら私ども議会やら、あるいは町民が一生懸命何とか声を上げても、これは進むはずがない。 私は、あえて今回オリンピックのことを冒頭に話しました。これは総理大臣以下、国を挙げてロビー活動、ロビー活動と言ったらいけませんけれども、招致運動を一生懸命やったと、その結果が積み重ねだというふうにも一部言われております。私は、町長だけが、あるいは町の執行部だけが、
担当課長だけが、県に国にやってください、やってくださいと言ったって、これは難しいと思います。難しいというよりも、一度中断したものをあえてやるというのが難しいということを申し上げておるんです。 ですから、私は、町長が議会にも十分に説明をして、その気持ちを私どもにお聞かせいただいて、それから町民にもこういうところが必要です、国に
働きかけなきゃならない、県に
働きかけなきゃならない、こういう意欲を示して、強力なリーダーシップでやってもらわないと、少なくとも町民の中で期成会というか、これは問題がいかに簡単にできるものではないかもわかりませんけれども、町民の力、これは町と議会と、そして町民の皆さん方の力を結集して
働きかけなければなかなか進展しないんだと思います。私は町長の認識のもとに強力なリーダーシップを期待いたしまして、私の
一般質問を終わります。
○議長(市津広海君) 以上で、9番、
太田強議員の
一般質問は終わりました。………………………………………………………………………………
○議長(市津広海君) しばらく休憩します。再開は、10時35分の予定とします。午前10時15分休憩………………………………………………………………………………午前10時34分再開
○議長(市津広海君) 再開します。 10番、下川路勲議員の発言を許します。10番、下川路勲議員。
◆議員(下川路勲君) 10番、下川路です。ただいまから、私の
一般質問を始めます。 住みよいまちづくりの理念のもと、町職員の皆様をはじめ、地域の方々と一丸となって、常日頃より奮戦されておられますが、私はその姿を見る時、頭の下がる思いであります。 岡垣町は自然豊かな、人情味あふれるこの地に居を構えたことに、私自身、まさに正解であったと思っているところであります。また、この町に住んでおられる方々のボランティア精神の強さ、その関心の深さに感銘しているところでもございます。このよき習慣は、次世代の方々に確実に申し送るべき義務と責任があると思っております。 先月8月23日、東部公民館におきまして、折尾警察署の方々の青パトについての講習会が19時より開催されました。私もこれに参加させていただきましたが、その受講者の多さと熱心さにも感心いたしました。少々残念に思われたのは、若年層の方々の参加者が心なしか少なく感じられたことです。若年層の方々にも参加していただくよう、また参加しやすい方法を考えるべきではないかと思っております。 発想の転換と仕組みづくりで、皆様のお知恵を拝借しつつ、協力を得ながら、今一歩、もう一歩の前進が必要であると考えております。 住みよいまちづくりの手順といたしまして、区長会・校区コミュニティ・校区育成会・寿会・PTA・子ども会・各種ボランティア・婦人会等、多種多様な団体と複雑化、またそれにともなう補助金の見直し等も必要ではないかとの意見も先日の集まりでも出ておりました。 次に、地区公民館の使用内容についてお尋ねいたします。犯罪、補導活動、青少年補導員については、私も参加して感じたことについてお尋ねしたいと思っております。 後は質問席より質問いたします。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君) 下川路議員御質問の「1.地域におけるコミュニティ活動について(1)校区コミュニティについて①活動内容を問う②運営経費等を問う」については関連がありますのであわせてお答えします。 本年3月議会の下川路議員の
一般質問に対する答弁と重複する部分もあろうかと思いますが、よろしくお願いします。 各校区コミュニティでは、自治区では対応が難しい課題や校区単位で取り組んだほうがより効果的と考えられる防犯・防災、環境美化・保全、健康・福祉の3つの分野について、それぞれの校区の実情に応じて活動計画が策定され、主体的に取り組まれています。 具体的には、防犯・防災分野では校区コミュニティ設立当初から全校区共通して防犯パトロールに取り組まれており、刑法犯認知件数は取り組み前と比べると35%減少しています。環境美化・保全分野では、校区内の一斉清掃やペットのフン害防止のための啓発活動、不法投棄防止のパトロールなどに取り組まれています。健康・福祉分野では、健康増進を目的とした健康づくり活動などに取り組まれています。これらは、地域の皆さんのボランティアの力によって取り組まれ、活動の成果が着実に現れてきています。 岡垣町では、このような校区コミュニティの活動計画に基づき、毎年地域づくり交付金を交付しています。地域づくり交付金は、部会を運営するための経費、事業を実施するための経費、人口に応じた調整財源の3つにより構成されており、交付額については、校区コミュニティごとにヒアリングを実施し、それぞれの実情や活動内容の確認を行った上で決定しています。 次に③校区育成会との関わりを問うに対してお答えします。 議員が御質問の、校区育成会との関わりとは、校区コミュニティと校区育成会の役員が重複しているとの御指摘だと伺っています。校区コミュニティや校区育成会等の組織の役員は、地域の実情や活動目的に応じて定められたそれぞれの規約等に基づき、地域の主体性をもって選出されています。私は、役員の選出に際して大切なことは、地域の様々な人材が役員として活動していただくことだと考えています。そのためには、人材育成が必要であると認識していますので、各組織の活動に対して多くの人材の協力を得られるよう教育委員会と連携して人材育成に努めます。 次に「(2)地区公民館のあり方を問う」に対してお答えします。 議員御質問の地区公民館は、自治公民館のことを指しているものと理解し、お答えします。自治公民館は、地域住民が連携または協調して自主的に活動を行い、かつ、規約を定め民主的な運営がなされる自治区の活動拠点です。町としては、この自治公民館を地域の皆さんが活発に利用されるよう支援していきます。 次に「2.防犯・補導活動について(1)青色回転灯装着車による防犯パトロールについて①啓発・巡回方法等について」に対してお答えします。 このことについても、3月の下川路議員の
一般質問に対する答弁と重複する部分もあろうかと思いますが、よろしくお願いします。 青色回転灯装着車による防犯パトロールは、校区コミュニティやNPO法人里山宮の森、岡垣セーフティパトロール、本町職員等が継続的に実施しています。また、海老津駅前や海老津駅駐輪場、戸切スポーツ広場等においては、校区コミュニティやNPO法人里山宮の森、岡垣セーフティパトロールが、青色回転灯装着車での巡回だけでなく、徒歩によるパトロールを実施されています。青色回転灯装着車のスピーカーからの啓発放送については、パトロールの時間帯や地域の実情に応じて臨機応変に活用されています。また、必要に応じて、子どもたちへの声かけも実施されています。 次に「(2)青少年補導員による補導活動について①巡回方法等について」に対してお答えします。 岡垣町では地方青少年問題協議会法に基づき、青少年の非行防止における施策等を審議するため、青少年問題協議会を設置しています。また、青少年の非行を未然に防ぐため、各自治区から推薦していただいた54名の地域の皆さんを青少年補導員に委嘱し、補導活動に従事していただいています。 補導活動は防犯活動とも密接に関わっており、折尾警察署や折尾警察署から委嘱されている少年補導員、町内の防犯団体などと連携を図りながら補導活動を実施しています。最近では、8月25日号の広報にも掲載したとおり、7月19日に実施された折尾警察署管内一斉防犯パトロールに補導活動も兼ねて、青少年補導員の皆さんに加わっていただきました。今後は、さらに連携を強化し補導活動を実施していきたいと考えています。これら青少年補導員の皆さんをはじめとした補導活動などのおかげで、岡垣町は県内でも非行の発生件数が非常に少ない状況となっています。これまで校区コミュニティにおける活動や防犯、補導活動等について答弁しましたが、それらの活動には地域の多くの皆さんがボランティアとして参加され、支えていただいています。この場をお借りして、心より感謝を申し上げます。 なお、教育委員会における「1.地域におけるコミュニティ活動について(1)校区コミュニティについて③校区育成会との関わりを問う(2)地区公民館のあり方を問う2.防犯・補導活動について(2)青少年補導員による補導活動について①巡回方法等について」に対しては、教育長からも答弁させます。 以上この場でお答えしまして、あとは自席から質問を受けながらお答えしますので、よろしくお願いします。
○議長(市津広海君) 花田教育長。
◎教育長(花田敏彦君) 下川路議員御質問の「1.地域におけるコミュニティ活動について(1)校区コミュニティについて③校区育成会との関わりを問う」に対してお答えします。 私も、協働のまちづくりを進めていく上で重要なのは、人の力であり、より多くの住民の皆さんに地域活動に協力していただくことが、地域コミュニティの活性化につながると考えています。 教育委員会では、校区コミュニティや校区育成会の役員など、より多くの住民の皆さんに地域での活動を担っていだだけるよう、人材育成を目的に、今後も引き続き公民館講座や出前講座を行っていきます。 次に「(2)地区公民館のあり方を問う」に対してお答えします。 岡垣町では、自治公民館の新築、増改築に対する主体工事費並びに電気、給排水、ガスの付帯工事費及び施設の買収、施設用地の取得費に対して、その事業費の一部を補助し、町内におけるコミュニケーションセンターとしての施設の充実を図っています。 また、各自治区の公民館活動に対しては活動に要する経費、専任の自治公民館長を設置している自治区に対してはその費用の補助を行い、コミュニティ活動の活性化を図っています。 そして、各自治区の公民館長で組織される自治公民館連絡協議会において、自治公民館相互の連絡提携を図り、地域における公民館活動の一層の充実を促進しています。今後も自治区の交流拠点である自治公民館の活動が活発に行われますよう取り組んでいきます。 次に「2.防犯・補導活動ついて(2)青少年補導員による補導活動について①巡回方法等について」に対してお答えします。 青少年の非行防止策として、問題行動を早期に発見し、適切な対応をとる必要がありますが、近年は他人の子どもにあまり関心がないという状況で、青少年補導員による青少年への声かけや会話は非常に重要な役割を果たしています。町内において、海老津駅周辺は、特に青少年が集中する場所であり、同年代の子ども達が集まり好奇心から非行に走りやすい場所となっています。このことから、青少年補導員の皆さんには、主に海老津駅や周辺のコンビニエンスストア、カラオケ店など青少年が多く集まる場所を中心に年間30回程度、中学生や高校生の通学時間帯や帰宅時間帯に、声かけを中心とした徒歩による補導活動を行っていただいています。 今後も、青少年問題協議会の中で、青少年の非行を未然に防ぐための対策を検討していくとともに、青少年補導員の皆さんの協力をいただきながら補導活動を継続させていきたいと考えています。
○議長(市津広海君) 10番、下川路議員。
◆議員(下川路勲君) 答弁申書の中で詳しく活動内容なんか、わかりやすく書いていただきましてありがとうございました。校区、5校区ありますが、その活動について非常にきめ細かく熱心にされている校区もあるやに聞いておりますし、そうでもないんじゃないかなという話も聞いておりますし、そこのばらつきは町長としてどういうふうに考えておられますかね。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君) 校区コミュニティのあり方、これは基本的には、先ほど申しましたように環境に関する問題、あるいは福祉・健康の問題、そしてもう一つは防犯・防災と、この3つが基本的に取り組んでいただこうと、これは1つの区ではなかなか解決が難しいということでありますから、そのほかに各校区の地域の特性があります。内浦、戸切校区は、非常に過疎地域と、比較的中規模の吉木小学校、人口が急増している、生徒数がふえている海老津校区と山田校区と、そういう5つの校区のそれぞれの違いがあります。 そういう地域の特性を地域で考えていただいて、この3つの基本的な問題のほかに地域の特性、地域に合った校区コミュニティで解決する問題について、そこの役員さん方、あるいは校区の住民の皆さん方が話し合いを継続されて、取り組みを進めていただくということが基本であります。それぞれいろんな違いがありますし、非常に活発にされているというところと自治区の区長をされながら兼任をして、非常に忙しい中で校区コミュニティ活動に取り組んでいただいている校区もあります。それぞれ校区の取り組み方はさまざまでありますけども、大事なことは地域で十分話し合って、そして地域コミュニティを活発にしていただく、そのためにはどういった方法がいいのか、そういうことを常に議論をしていただくということが大事であろうというように考えております。
○議長(市津広海君) 下川路議員。
◆議員(下川路勲君) この質問は町長に差し上げるよりも、実務者である教育長とか、社会教育、生涯学習のほうが詳しいんではないかなと思うんです。そして、その方々がより一層具体的に地域の方と一緒に考え、悩み、そして取り組む姿勢が必要ではないか、きのうのテレビの放送の中でもちょっと見ておりましたら、行政はややもすると、縦割り社会であるというようなことを言われておりまして、町長をトップにして課長さんなり、また職員にずっと流れていくわけですけど、それが地域の人に間違いなく伝わっているか、そして町長の狙いとする動きがあるのかということになると、地域の方からすると、非常にわかりにくいとか役がふくそうしとるとか、そういう話が私の耳にしょっちゅう入ってきます。わかった人はわかっているんですけど、わからない人がいろいろ言われるから、また困るわけなんです。ぜひわかるように、わかりやすく担当のほうで地域の方にきちっと説明しておかないと、このあたりぐらいでわかるだろうぐらいでは、一層わからなくなるんやないかなと思うんです。 やはり活動状況についてもしっかりかなり、町長が言われたように、大規模校とそうじゃない学校については格差があるやにも聞いておりますし、それから岡垣町全体として足並みをそろえて前進するようにやっていかなくてはいけないんやないかなと思うんですけど、その考え方について、いや、それはおかしいばいとかそれは違うとるばいとか言ってもらったら、私も地域の方にそれは違いますよと、ある程度大きい学校、小さい学校の差はやむを得ませんと言われたら、私も言わざるを得ないんですけど、そこのところを
担当課長なり、町長さんから答えていただけたらと思います。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君) 基本的には、下川路議員言われるとおりです。各校区がいろんな役割を分担しながら担っていただく、その中で校区コミュニティが活発に本来の目的に添って進んでいただくということが大きな問題でありますけども、対町民に対してとか校区との意見交換とか、そういう取り組みの状況については、
地域づくり課長に説明させます。
○議長(市津広海君) 青山
地域づくり課長。
◎
地域づくり課長(
青山雄一郎君) 今議員が御質問された内容についてお答えします。 まず、住民の皆さんに対しての周知については、広報おかがきなどで周知を図るとともに、年1回シンポジウムを開催しております。24年度から住民の方、一般の方もそのシンポジウムに参加できるようにということで、サンリーアイで開催をしております。 それから、あと役員の方々にも部会ごとの連絡会、それから役員の連絡会、そういったところで各校区の皆さん集まっていただいて情報の交換をしたり、いろんな案内をしたり、それからあと地域コミュニティの基本方針という冊子をつくっておりますけども、この中でも各校区の皆さんの御意見をいただきながら、その目的を達成できるようにということでつくっております。 それから、今年度住民の皆さんがいろんな場で、このコミュニティに接するときにわかりやすく説明できるようなパンフレットもつくるようにしております。
○議長(市津広海君) 下川路議員。
◆議員(下川路勲君) 先ほど町長の答弁の中に運営費の話がちらっと出ましたが、この運営費も吉木、山田のように世帯の多いところ、それから内浦、戸切の少ないところ、これは役員の中からかなり運営費についてばらつきがあるんやないかとか、差があるんやないかということを私は聞いておりますが、先日
担当課長にお聞きしたら、いや、ちゃんと補助金をつけてやっておりますということですので、そういうこともしっかり役員さん、また世話されとる方に説明しないと、そこのところ誤解から誤解を生んで、大きな学校は損するな、こまい学校は有利やなというようなイメージ持たれると、非常に町の職員としても心外じゃないかなと思うんです。ぜひひとつしっかりわかるように説明していただきたいと思いますが、答弁できますか。
○議長(市津広海君) 青山課長。
◎
地域づくり課長(
青山雄一郎君) 今御指摘いただいた件ですけども、先ほど町長が申し上げましたように、地域づくり交付金を決定するときに各事務局とヒアリングを行って決定をしております。それから、各校区の費用弁償などについても以前からいろんな御意見いただいてましたので、25年度から事務局長会議などを行いまして、その内容について御検討をいただいて、改正等を行っております。また、部会においても、そういった内容について御説明を差し上げているところでございます。
○議長(市津広海君) 下川路議員。
◆議員(下川路勲君) 次に、校区コミュニティのかかわりについて、これは非常に校区コミュニティ、それから育成会、非常に役員が兼任されて、一般の人からするとわかりにくい。 やはりこれは全員参加の明るいまちづくりですので、極力やってもらいたい人に町のほうから、日ごろから人間関係つくりながら人材育成するような、あとからもちょっと出そうと思っておりますが、校区は青パトの講習会も70代、80代の方が非常に多い。さっき演壇でも申し上げましたように、次の世代につながっていない。次に世代の方は、恐らく今65まで働かなくちゃいけないという時代になってきとると思うんです。 ですから、70代以下の人に町のほうが、言葉は悪いですけど、引っ張り出す、出てもらうような体制づくりを知恵を絞ってやらないと、このままだったら5年、10年先になったら、私は大変なことになるんやないかなと思うんです。ぜひこの役員の兼任についてはしっかりとそれぞれ専門に任せて、そしてやるというような、少年野球やないですけど、全員参加の事業展開にしないと、やる人は熱心にやられても、その方が高齢になると、あとできないということになると、その方が一生懸命されたあのことは一体何だったんだろうかということになるんです。 ぜひ継続して、次の方にバトンタッチできるように、私が演壇で申し上げましたように、私たちはしっかりとあとの人に申し送る責任、義務があるということを考えてやっていかないと、来る人だけ、おる人だけでやりゃいいとは言いませんが、それではあと続かないんやないかなと思うんです。大変ですよ、今皆さん方、人生でお疲れやから。そこを皆さんで協力していただきたい、そして地域づくりを皆さんそれぞれに取り組んでいただきたいということを行政やなくて、みんなと一緒に考えましょうやというような話に持っていかないと、どうも上から目線で物を言うと、地域の方は年配者で、社会経験豊富やから、それは俺がするこっちゃないわ、役場がしよるこっちゃと言われたら、身もふたもないんやないかなと思うんです。 ぜひ人材発掘を町職員の方はやってもらいたいと思います。大変難しいと思うんですけど、私はそういうことを考えてるんですけど、今ごろそんなことを考えんでいいっちゃそれでもいいんですけど、そのことについて青山課長はどう思われますかね。
○議長(市津広海君) 地域づくり課、青山課長。
◎
地域づくり課長(
青山雄一郎君) 今議員が言われましたように、校区コミュニティの活動については継続的に長くやっていくということが大切です。そのためにはやはり若い方々が、地域の人材がこの校区コミュニティの活動に参加していただくということが大切になります。そういった意味でも、私ども町を挙げてそういう若い方が参加していただけるようにこれからも啓発活動、それからシンポジウムなどを通して、この重要性、そして皆さんに参加していただきたいということに努めてまいりたいというふうに考えております。
○議長(市津広海君) 下川路議員。
◆議員(下川路勲君) 私の短い人生の中で、人を薦める手順として、ただやってくれではなかなかやり手がないんです。あなたならできる、あなたこそできるという説明をすれば、少し勇気のある人だったら、俺でよかったらやってみろうかとか、やろうという気持ちになるんやないかなと思うんです。やはり人の薦め方、なかなか難しいと思うんですけど、私の経験からしても、やっちゃらんな言うても、なかなかやってくれません。次の方策として、あなたならできる、あなたこそできるということになれば、恐らく引き受けられるし、引き受けてもらいやすいんやないかなと思うんです。そのかわり私たちも協力します、青山課長も、私たち職員として協力できることは目いっぱい協力します、そして一緒に考えましょう、悩みましょうと言えば、よし、俺もやってやろうということになると思うんです。そこの意気込みが、捉え方に目覚めるようにやってもらわないといけないんやないかなと思うんですけど、もうこれは答弁いいです、私の考え方ですので。 次にまいります。公民館のあり方についてですけど、まず47でしたか、行政区がある中で全部、今各行政区に公民館なり集会所なり、正式な類似公民館というのは、既に全部設置されとるんですかね。
○議長(市津広海君) 辻生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(辻芳和君) お答えします。全54区ありますけども、そのうち6区は設置しておりません。
○議長(市津広海君) 下川路議員。
◆議員(下川路勲君) その6区は、どういう事情でできないんですかね。
○議長(市津広海君) 辻課長。
◎生涯
学習課長(辻芳和君) 区の事情もありましょうし、公立公民館があるところについては、そちらを利用していただいております。
○議長(市津広海君) 下川路議員。
◆議員(下川路勲君) その中で、水洗化の入っている公民館は何カ所になっておりますかね。
○議長(市津広海君) 辻課長。
◎生涯
学習課長(辻芳和君) 先ほど54区のうち農漁排、公共下水道の供用開始区域、全区水洗化をされています。公民館を設置している公立公民館をのけた48区のうち、41区がもう既に水洗化をしております。
○議長(市津広海君) 下川路議員。
◆議員(下川路勲君) 私がなぜこういうことを聞くかということは、わかりやすく言えば公民館が高齢者のたまり場に私は持っていきたいわけなんです。どうしても年を召されると、家に閉じこもりがちになる。ということは、公民館に行っていろんな話をすれば、よもやま話でいいと思うんです。そして、おもしろい話があったから、また次行こうとか、そういう高齢者のたまり場になると、やはりトイレがなからないといけない。できることなら水洗化のほうがいいんではないか、夏は涼しくて冬は暖かいというような、自分の家で、居間でじっとしとくよりも、公民館に行って、近所の人と一緒に憂さ晴らしをしましょう、話をしましょう、そして過去の話をいろいろしましょう、そういう話をすると、いやが応でも寄ってくるんじゃないかなと思うんです。 そういう人の集まる場所をこれから地域づくりのために、私は公民館を大いに活用したほうがいいんではないかなというような気がするんですけど、この公民館については日曜日でしたか、お昼の番組でたまたま、私は余りテレビ見ないんですけど、お昼見ているときに子どもたちが公民館の中で水鉄砲をつくって遊ばしとったんです。地域の高齢者の方が子どもの面倒を見ながら、最初ちょっと勉強なんかさせて、それであと水鉄砲をつくって遊ばせて、そして水をかけ合いっこして楽しむような番組だったんですけど、そういうような活動になれば、子どもたちも喜んでくるんじゃないかな。きのう吉木小学校でそういうような行事があって、何かビー玉とかけん玉とか、いろいろ行事があって、こう見たときに、ああ、きょう父兄の方、大変やなと思って感じたんですけど、そういう行事を各区で、それこそお互い切磋琢磨して、あんたの区は竹馬つくらせよんなとか、何かぱっちんさせよん、今ごろの若い子は、ぱっちんなんか言うても知らんから、めんこをさせよんなとか、そういう話をしたら、いやが応でも、あっ、それは私の若いときにやっていたということで、子どもたち集めて、要するにやっていたことには興味があるんやないかなと思うんです。ぜひそういうような公民館の使い道をしたほうが地域の活性化になるし、住んでよかったまちづくり、非行化もなくなるんやないかなと思っております。 実は私、こういう肥後守、これ小刀、大体今肥後守という言葉を皆さんも御存じないと思うんです。子どもどころか、40代、50代の方が。これ私が小学校のときに使っていた小刀、肥後守です。俗に折り畳み式のこれで竹を切ったり、紙鉄砲つくったりして遊んでいた、それこそ60年ぐらい前の小刀なんです。昔やからよく切れるし、今でも大事にとっているんですけど、私、こまいときには、男の子は大抵小刀を持って自分で私も竹細工をしながら、手を切った経験があります。手を切った経験があった、あっ、これは小刀を使うときには気をつけらな危ないなとか、あっ、こういうことをしたら危ないなということを経験してくるんじゃないかなと思うんです。 最近の子どもは鉛筆削り機もあるからというて、鉛筆削り機でする。私たちは、これしかなかったんやから、これを今の子どもに使わせたらどういう使い方をするかといったら、鉛筆をこっち側に向けて、刃をこっちに向けて使うんです。私に言わせたら常識以前の問題です。刃がこっち向いて滑ったら、自分に刺さるです。私なんかこまいときには、それが自然と向こう向いて竹を切るというような道具に使っていたんですけど、今の子どもはかわいそうに余し文化が進み過ぎて小刀一つ使いきらん。 だから、大きくなっても鎌も得意やない。地元の作業にもなかなか男の人は勤めの関係で出ろうとしない。出ても、男性でありながら女性と同じような仕事をしとる。かえって女性のほうがたくましく草を刈ったりして、道路清掃なんかやっている。全部とは申しませんよ。それがこまいときにこういうような経験をさせておくと、特に男の子は大きくなって一家を構えたときに、俺がこの家を守るんだとか、俺がするんだというような気持ちになると、父親という存在価値が出るんじゃないかなと思うんです。もう全て家内に、あんたやっとき、あんた行っときち言いよったんじゃ、子どももその姿を見て、ああ、うちの父ちゃん、だめちゃんやなということになるんやないかなと思うんです。 やはり父親は、一段高いところにおるのが父親の私は立場と思うんです。ぜひそういう子どもたちに経験をさせておいたら、いつか40代、50代、60代になったときに男として、これは俺の仕事だとか、鎌を使うについては俺がやるんだとか、草刈り機は、自分で買うてでも草刈り機を使おうとか、そういうようなことになると、黙っとっても地域がよくなるんやないかなと思うんです。ぜひ小さなときからそういう経験をさせていったら、勉強も大事ですけど、人間の生きるということをしっかり小さなときに植えつけていたほうが、あと自然と自分がそっちに向いていくんじゃないかなと思うんです。私でさえ、この小刀1本で、あっ、思い出すとです。これでここ手をけがしたな、危ないな、大事に使わないかんなというところで、ぜひこの1本の肥後守、今肥後守ってみんなわからないと思うんです。私みたいな年代になると、肥後守、小刀、場合によっちゃ刃が出てくるから、今はやりの短刀か何かになるぐらいしか思わないかもしれませんが、ぜひ青少年のとき、小さい、学校上がる前にそういう危ないことも教えながら指導をやると、大きなったときに、これは危ないもの、これを扱うときに気をつけらないかんということになるんやないかなと思うんですけど、ぜひそういうような公民館の活動の場を地域の年配者が子どもたちを集めて指導する、教える、そして年配者も暇が潰れる、そして子どもたちのコミュニケーションができる、一石二鳥、三鳥になるんやないかなと思うんですけど、そういうような公民館活動に、私は方向に持っていったほうがいいんではないかなと思うんですけど、これは一般の方が相手ですので、どだい無理だと思うんですけど、無理無理って何もでけんですものね。ぜひ一歩ずつと言わず、半歩ずつでもそういう方向にみんなが、地区の方が向いていくと、私はすばらしい地区になるんやないかな。 今岡垣は幸いなことに、町長の答弁の中にも犯罪者が少ないということは、やはり住みよい町やから、私もここの岡垣に借金して土地を買うた。私の先見の明があったと思うて、家でもしきりに言っとるんです。ぜひそういうような町をみんな、全員総がかりでやっていかないと、一部の方だけが、町の職員だけがしゃかりきになってしても、これはなかなかおいそれとはいかんと思うんです。 ぜひ町職員を先頭にして地域の方と悩み、考え、取り組んでいってもらったら、この公民館活動については自然と活発になるし、人間闘争本能があるから、よその国には負けまいとか、よその校区には負けまいというようなことに、特に日本人はそういう気質があるから取り組んでいただきたいと思いますが、それはどだいここでは無理、それでなくても忙しいということでおちつくかなというような気がするですけど、私の考えについては、それはちょっと至難のわざばいとか、それはできんばいと言ったらそれまでですけど、できんことからまず、どっかの方が言いよったです、今こそ。今こそという言葉がはやっとるですたいね。私は、公民館活動についてはそういうふうに考えてるんですけど、答弁者の中で私と同調するような考えがあればありがたいなと思っておりますが、よろしくお願いします。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君) 小さな子どもたちに対して我々が何をすべきかということだろうというふうに思います。これには行政としてやらなければならないこと、あるいは教育委員会としてやらなきゃならないこと、あるいは地域と家庭というそれぞれの役割があるわけであります。一つの事例として、地域の公民館でそういったことができないかということでありますけども、小さな子どもたちに対する教育としての基本的な考え方は教育委員会のほうから答えていただきますし、公民館の活動のあり方の一つに子どもたちを集めてという部分についてはそういったところも現実されているところもあります。基本的には自治公民館連絡協議会というところで、54区の自治公民館長さんたちが連絡協議会の中で、それぞれの地域の取り組みを発表したり紹介したり、あるいは調査をしたりということで、そういうところから子どもたちに対して生きる力といいますか、生活する上で将来的に役に立っていく、あるいは思い出の一つになるというような取り組みも非常に重要なところだろうというように思います。 そういったところで、現状の取り組み、これは教育委員会のほうから答えていただきますし、また将来に向けての考え方も子どもたちに対してどういう基本的な姿勢で臨んでいるかということについては教育委員会のほうから答弁をさせます。
○議長(市津広海君) 辻生涯
学習課長。
◎生涯
学習課長(辻芳和君) 先ほど議員がおっしゃったいろいろな活動の内容と異なることがあるかもしれませんけども、自治公民館活動費ということで、内容的には子どもたち、青少年の健全育成にかかわるもの、親子ふれあい行事、キャンプ等、それからスポーツ、運動会、レクリエーション、また芸術等について補助金を出しております。 ただ、一事業について1万5,000円を限度としまして、補助率は50%で、1区当たり4万円ということで、昨年も54区全ての区において活動されましたので、活動費を支払っております。
○議長(市津広海君) 下川路議員。
◆議員(下川路勲君) 町長が先ほどおっしゃったように、これは連絡協議会とじっくり話し合って進めてみようということですので、私もそれを大いに期待するところであります。 それから、青色回転灯の件ですけど、前日の講習会のときに警察官の方が赤色よりも青色のほうがわかりやすいという話を聞いて、これは青山課長もそのとき出席しておられましたが、私は今まで赤のほうが見やすいと思って考えていたんですけど、警察官が言われることですので、赤よか青のほうがわかりやすいというところで、青色回転灯と言われておりましたので、ちょっと私も色に対する考え方を変えらないけんなと思ったんですけど、赤でも青でも、それはどっちでもいいんですけど、私が一緒に青パトに乗った中で、ややもすると、熱心な人は、一生懸命熱心にして、そして有線ですか、あれも目いっぱい鳴らしっ放しで回る人、それから全然それをかけない人、早く言えばかなり個人差があるんじゃないかなと思うんですけど、子どもたちが通学しておれば臨機応変に、そしてここは住宅地だから、夜勤の方もおられるし、体調の悪い人もおられるということになったらボリュームを下げてとか、そういう考えたような青色回転灯の活動をしないと、のべつくまなくおらびたくるということはいかがなものかなというような気がするんですけど、そういう話は
担当課長のほうで聞いていないというたらそれでもいいんですけど、私の耳にはそういうふうに入っておりますので、またそういう苦情も聞いております。 それで、同し車の中で、あんたちょっとボリュームを上げ過ぎとるばい、もうちょっと絞らんなち言いにくいというところもあるやに聞いておりますし、そういうことは青山課長のところ聞いたこと全くないですかね。
○議長(市津広海君) 青山
地域づくり課長。
◎
地域づくり課長(
青山雄一郎君) ボリュームについては、直接は聞いたことはございません。現在、今議員が言われた青パトで回るときに放送設備を使って、スピーカーを使ってしてるのが内浦校区、吉木校区、戸切校区です。それから、海老津校区については夜間回ることがございますので、放送は使っておりませんけども、子どもたちへの声かけとか、肉声での声かけ等を行っているという状況でございます。それから、山田校区についても同じように声かけをしながら、パトロールを回っておるということでございます。
○議長(市津広海君) 下川路議員。
◆議員(下川路勲君) 最後に、青少年補導員の件ですけど、これは主に駅前の巡回ですけど、私も一緒に巡回させてもらっております。巡回されとる方は、この人、何で来たんやろうかというような顔をされとったですけど、私は別に名乗ることでもないと思って、一緒に巡回させてもらって、皆さんの巡回しながら、話をそれこそちまたの話として気楽に聞かせてもらって、私の感じたことですけど、端的に言えば回ればいいということでは、私はいけないと思うんですよね。私は前回の質問のときも言っていたですけど、一を知ったら十を悟れということを言ったと思うんです。一つを見て、これはどういうことかということを、俗に言えば勘を働かせれということになるんです。どうもそれが高齢者になると、一つ見ても、どこに見たかわからんというような、誰とは申しませんが、私がちょこちょこ回った中で、もう少し巡回しよるんだったら、例えば駅の下の駐車場、回ったときにつるっと回るんじゃなくて、全体を見て、ここ暗いなとか、ここの蛍光灯ついてないが、何でついてないんかな、これは外に向かっとるから地元がつける蛍光灯かなとか、いや、消えていても、中も明るくなるんやからつけらないかんなとか、つけてもらいたいなとか、それとか回るうちに私も交番に寄って、今駅前巡回しておりますということを言ったら警察官も、それは大変ですねと、いや、岡垣町をよくするために回っておりますと、何かあったら言うくださいと、いや、逆に私たちも何かあったら言わせてもらいますから、よろしくお願いします、これが一つの情報交換だと思うんです。 去年私が回ったときに、あるアパートの人が交番に寄ろうやと言うたら、俺はそんなところ寄らんでもええと言うたですたいね。要するに、悪いことをしてないから、寄る必要はないという感覚ですたいね。そうやない、いいこと悪いことやなくて、巡回しよるんだったら、パトがおるときなら、とまっとるときなら寄って、今巡回させてもらっております、どうですかという話をしても、これは情報交換が大切ではないかなと思うんです。そこのところがどうも、よく言えば真面目、何か考え方に幅がないというか、何でいっちょのことを見たときに、裏から見てこういう考えもあるんやな、ああいう考えもあるんやなというような巡回をしないかなというのが気になるんです。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○(9月10日の会議録90頁に発言の取り消しあり)駐車場へ行って、暗いところというのはみんな行きたがらんのです。悪いことをする人は暗いところへ行ってしよるとです。感覚が違うんです。明るいところで、そんなことをする人はおらんとです。ですから、暗いところへ暗いところへ行って見て、車の中のぞいて、そしてタイヤまであるかということも、やはり巡回するんやったらそこまで目くばせ、気配りをしないと、私はいけないんやないかなと思うんです。なかなか一般の方は、そういう気持ちには行き着かんと思うんです。 ですから、講習のときに、巡回するときには車の中に異常がないかとか、タイヤはとられてないですかとかいう話もしたら、心ある人はじっと聞いて、ああ、なるほどタイヤの確認もせないかんなとか、車の中もちょっと懐中電灯をつけて照らしてみようかなということになると思うんです。普通の考えでは、そこまで考えつかないと思うんです。ぜひ考えつくように町職員が巡回される方にそういう指導をしなくちゃいけないかなと思うんです。 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○(9月11日の会議録120頁に発言の取り消しあり) 以上で私の
一般質問を終わります。
○議長(市津広海君) 以上で、10番、下川路勲議員の
一般質問は終わりました。………………………………………………………………………………
○議長(市津広海君) しばらく休憩します。なお、再開は、13時30分の予定とします。午前11時28分休憩………………………………………………………………………………午後1時30分再開
○議長(市津広海君) 再開します。 横山議員の
一般質問に入る前に、
太田議員から発言の訂正の申し出があっておりますので、これを許可します。
太田議員。
◎議員(太田強君) 私は午前中の
一般質問の中で、駅南側の道路・広場の整備と言うべきところを数カ所、駅裏の整備という言葉を使ったようでございます。いずれも駅南側の整備ということで、駅裏を駅南側ということに訂正をお願いいたします。
○議長(市津広海君) 申し出のとおり発言の訂正については、これを許可したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。本件については、許可されました。 1番、横山貴子議員の発言を許します。1番、横山貴子議員。
◆議員(横山貴子君) 皆様、こんにちは。1番、横山貴子でございます。通告書に従いまして、
一般質問をさせていただきます。 初めに、学校教育施設の環境整備について伺います。今年の3月定例会
一般質問でも、安心安全のまちづくりついて(1)公共施設及び学校施設の整備として、学校施設は子どもの学習・生活の場であるとともに、災害時には公共施設、学校施設は地域住民の応急避難所としての役割を果たします。そのための安全性の確保をしておくことは極めて重要と思います、という方向から耐震化・天井等落下防止対策、照明のLED化等について伺いました。答弁としては、国の補助金等の活用しながら計画的に進めていくこととしているとのことでした。 今回の
一般質問では、いまだから、学校教育環境の整備は並行して進めなくてはいけないのでは、との視点から町長の考えを伺います。 現在、岡垣町は第5次総合計画のもと、「住みたい・住み続けたい・みんなが輝く元気なまち 岡垣」をめざし各事業が進められています。その中でも大きな事業が
JR海老津駅
南側道路等
整備事業です。駅南側の開発は遠賀町も行っています。私はこの事業と並行して進めておかなくてはいけない事業のひとつに、学校教育施設の整備があげられると思います。 町は定住人口の目標値を平成32年に35,000人と設定しています。子育て世帯の方々が住まい、マイホームを求めるときの選択肢に、子育てに対する環境が整っているか、支援が充実しているかが大きなウエイトを占めるとも聞いています。 こどもの教育環境がどうであるかは大きな判断ポイントになります。豊かな自然、岡垣町は、遠賀郡のなかで最も広い面積をもっています。他の3町がすっぽりはいってしまう広い面積をもっています。そこには、海あり、山あり、豊かな自然も多く、そしておいしい水、子供たちはさまざまな体験ができる自然環境が存在しています。また、学校施設のほかに武道館、総合グラウンド、松ヶ台グラウンド、岡垣サンリーアイ、ウエーブアリーナ、こども未来館と周辺施設も整っており、これらの施設を活用してのスポーツクラブ等も活発です。子育て支援事業においても、来月の10月より子ども医療費支給制度が拡充され、子育てしやすい環境がさらに充実されることになります。私は
JR海老津駅
南側道路等
整備事業完成とあわせて学校教育施設環境整備もしっかり行っておくことは、定住化・定住人口の増、自主財源の確保、安心安全のまちづくりに必要であると考えます。 そのうえでまず、(1)トイレの整備、(2)LED化の推進についてです。長年の懸案事業であった吉木小学校のトイレ整備も昨年、耐震化補強工事とあわせてトイレの整備が行われ、今、子どもたちは快適にトイレを使用しています。吉木小学校のトイレの改善については私も
一般質問で取り上げたことがありますが、それよりも、故矢島議員が現場視察を行い、ことあるごとに
一般質問、委員会等で改善を訴えていたことも吉木小学校のトイレ改善への大きな行動だったと思います。そして、照明のLED化ですが、これは内浦小学校の体育館の改修とあわせて照明がLED化され、想像していた以上の明るさであり、快適な環境が整っています。この2つの事業が町内全ての小中学校に、
JR海老津駅
南側道路等
整備事業の完成とあわせて整えばと思いますが、町長の考えを伺います。 次に(3)暑さ対策について伺います。今年の夏は各地で過去最高気温が記録されるなど、記録的な猛暑日が続きました。熱中症にかかった子どももいたと聞いています。来年以降もこの猛暑は続くと思われます。9月から二学期も始まり、各小学校では運動会の練習も開始されます。まだまだ暑さは続くと考えられます。教育環境の整備として暑さ対策、熱中症対策は急務と考えますが、町長の見解を伺います。 次に、2.高齢者が元気な町へ、について伺います。全国的に高齢化が進んでいます。そして、岡垣町は全国レベル、県レベルよりも高い高齢化率になっています。平成24年26.9%、平成25年27.8%、そして平成26年は28.8%になるであろうと予想されています。 このことにより、高齢者夫婦のみの世帯、高齢者単独世帯、支援が必要な高齢者の増加が考えられます。およそ3人に1人が高齢者という時がそこまできています。高齢者の方だけでなく人は、健康で元気に住みなれた地域でいつまでも安心して暮らせることを願っています。 町は岡垣町健康増進計画、また、高齢者福祉計画等を策定していますが、いずれも平成21年からの実施となっています。本年で5年目となります。そこで、高齢者が元気な町への(1)これまでの高齢者の健康づくりに向けた取り組み状況と今後の方向性について伺います。 次に、介護ボランティアポイントについてです。
一般質問ではありませんが、以前、定例会の中で介護ボランティアポイントの導入について取り上げさせていただきました。 高齢者を取り巻く環境はますます多様化しています。一人暮らしの高齢者や認知症高齢者の増加、地域における福祉のあり方、お互いが支え合う共助、互助のボランティアが必要不可欠な社会情勢です。介護ボランティアポイント制度の導入は多くの町民の皆様に、ボランテイアに参加していただけるきっかけになる大変有効なものであると思います。 県からでていますこのポイント制度の事業概要は、市町村登録した65歳以上の高齢者が、高齢者福祉施設でボランティア活動に参加、あるいは、介護予防・健康づくり教室に参加する場合にポイントを付与、たまったポイントに応じて現金や地域商品券に交換する制度としています。 岡垣町には、障害者福祉、児童福祉施設もありますので、登録年齢、対象施設等、特色のある事業内容とされ、このボランティアポイント制度の導入を望みますが、町長の見解を伺います。 以上この場で質問し、あとは質問席にて質問いたします。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君) 横山議員御質問の「1.学校教育施設の環境整備について(1)トイレの整備について(2)LED化の推進について(3)暑さ対策について」については関連がありますので、あわせてお答えします。 私は、町長として就任させていただいた時から、学校施設は、児童生徒の学習や生活の場としてだけでなく、災害時には町民の皆さんの避難場所として、安全な環境を確保するために、計画的に整備を進めてきました。特に最優先の施策として、校舎及び体育館の耐震化に取り組み、今年度の岡垣東中学校校舎の耐震補強工事をもって全て完了します。 また、耐震化とあわせて施設の改修等にも取り組み、吉木小学校のトイレや、内浦小学校体育館の屋上防水改修工事とLED化を進めました。現在、教育委員会では、校舎の多目的トイレ整備の検討が進んでいますので、今後、体育館についても、また現状の洋式トイレのあり方についても、検討するよう指示を出しています。 体育館照明のLED化については、現在、戸切小学校の床改修工事とあわせて取り付け工事を行っています。他の体育館についても、継続的にLED化を図っていきます。 厳しい暑さの中で、子どもたちの学習環境をどう守っていくかは大きな課題であると認識しています。その解決のための方策として、現在、太陽光発電システムとあわせてエアコンの設置を研究しています。いずれにしましても、そうした事業の緊急性、重要性等総合的に判断しながら、計画的に取り組んでいきます。事業の実施にあたっては、非常に大きな経費を伴いますので、国の補助金等の積極的な活用を図りながら、効率的な財政運営に努めます。 「2.高齢者が元気な町へ(1)高齢者の健康づくりに向けた取り組み状況と今後の方向性について」お答えします。 高齢になっても、いつまでも住み慣れた地域で、自立した生活ができるようにするためには、加齢に伴って低下する心身の機能を可能な限り維持できるよう自らの健康に関心を持ち、健康づくりや介護予防、認知症予防の取り組みを日常生活の中で実践していただくことが重要です。 岡垣町第5次総合計画では、みんなが健やかで安心して暮らせるまちをつくるために、住民の健康づくりを支援し、意識を高める取り組みを進めることとし、世代ごとの取り組みについては、健康増進計画をもとに取り組んでいます。今後は、高齢化の進展に伴って増加する高齢者が生きがいをもって生活できるよう、介護予防事業や健康づくり事業を高齢者福祉計画や第2次健康増進計画に基づき、さらに効果的に進めていきたいと考えています。 次に「(2)介護ボランティアポイントについて」に対してお答えします。 横山議員御質問の介護ボランティアポイントとは、ボランティア登録をしている高齢者が、高齢者福祉施設などで行ったボランティア活動に対してポイントを付与し、たまったポイントに応じて現金や地域商品券等に交換できる制度であると理解しています。この制度の目的は、高齢者が自発的にボランティア活動に取り組むことにより、介護予防や健康づくりを促進するとともに、生きがいづくりの場として活用してもらうことにあります。本町においては、今後も高齢化がさらに進むことが予測され、介護予防を効果的に実施する必要があることから、本制度の必要性を認識しています。 現在、岡垣町ボランティアセンターにおいて、ボランティア活動に関する情報発信やコーディネーターによる相談窓口の開設など、ボランティア活動の推進に向けた環境づくりを進めています。その取り組みの一つとして、様々な世代の人々が継続的かつ気軽にボランティア活動に参加するための仕組みとして、ボランティア全般に関するポイント制度の導入について検討を行っています。介護ボランティアポイントについては、この中で具体的に検討を行っていきたいと考えています。 なお、「1.学校教育施設の環境整備について(1)トイレの整備について(2)LED化の推進について(3)暑さ対策について」については、教育長からも答弁させます。 以上この場でお答えしまして、あとは自席で質問を受けながらお答えしますので、どうぞよろしくお願いします。
○議長(市津広海君) 花田教育長。
◎教育長(花田敏彦君) 横山議員御質問の「1.学校教育施設の環境整備について(1)トイレの整備について」に対してお答えします。 学校施設は、多くの児童生徒が学習等で一日の大半を過ごす場であり、耐震化等で安全な環境を確保することにより、確かな学力の定着が図られ、豊かな特性を育むことができます。 教育委員会では、トイレの整備ということで、現在、多目的トイレのない内浦小学校、戸切小学校、岡垣中学校及び岡垣東中学校において、既存のトイレの改修で対応できるのか、別の箇所に設置しなければならないのかを調査しています。 今後、具体的な改修計画をつくり、町長部局と協議しながら整備を進めます。なお、町長から体育館の多目的トイレの設置と、現状の洋式トイレのあり方についても検討するよう指示がでていますので、あわせて調整をしていきます。 次に「(2)LED化の推進について」に対してお答えします。 町長答弁にもありましたが、学校の耐震化とあわせてこれまでに内浦小学校体育館のLED化を行いました。LEDは消費電力の削減と蛍光灯より長く使用できる特徴があり、保守の手間も省くことができます。当初は、LED照明の明るさに不安がありましたが、現状では問題なく利用されています。 現在、戸切小学校体育館の床改修とあわせてLED照明の取り付けを行っており、今後も体育館のLED化については継続して実施できるよう、町長部局と調整を行っていきます。 次に「(3)暑さ対策について」に対してお答えします。 各小中学校において、図書室やパソコン教室、プレハブ教室などにはエアコンを設置しています。また、教室内の暑さ対策として、学校長の判断で、扇風機を使用している学校もあります。 町長答弁にもありましたが、現在、太陽光発電システムとあわせてエアコンの設置が研究されていますので、教育委員会としても連携し、検討していきたいと考えています。
○議長(市津広海君) 横山議員。
◆議員(横山貴子君) 再質問させていただきます。町長の答弁の中に耐震化、学校の校舎の耐震化については、学校施設の耐震化は、今年度の岡垣東中学校校舎の耐震化補強工事をもって全て完了となるということでした。これは全国にも自慢できるっていうか、すごい前倒しの事業であったかなと思います。 文部科学省の発表資料の中に、公立学校施設の耐震改修状況調査の結果についてということで、すごく長い、いろんな項目についての評価がありました。その中に調べていくと、過去3年間の耐震化率の伸びが50%以上の町村ということで、73町村が発表されておりました。その中の27番目に岡垣町が公表、紹介されていました。それだけの22年度に29.2%であったものが、ことしの25年度、今年度で完了ですので少し100%までにはいきませんが95.8%。この22年度から25年度で66.7%の伸びを持っているということで、これは本当国の財政支援制度を最大限に活用して、また思い切って事業をできるだけ前倒しで着手してきた努力だと評価いたします。 学校施設の耐震化というのはこれで完了で、今後は非構造部材の耐震対策、体育館とかも入りますけど、その分が行われていくことになるかと思います。体育館の照明のLED化もその中で実施される。財政支援制度も活用しながらということになります。 私の質問の趣旨は、今
JR海老津駅南側の開発が行われております。それが完成した時にやはり私は
一般質問、いろいろな賛成討論等の中で、自分の姿勢を示す中で、この海老津駅南側の開発が町の発展につながる事業にしていかなければならない。それが議員の努めであるということを自分の中で訴えさせていただいたかなと思います。 私は学校環境を27年度までに、このLED化、またトイレのことについても一緒に合わせて完成を見込んでいくぐらいのスケジュールを組むべきじゃないかな、ということがありますので、その辺の町長の気持ちっていうのをお伺いしたいと思います。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君) 学校の施設のLED化ということで、これについては省エネの部分と、取りかえするときには工事費等がかかりますけども、あとの維持管理については耐用年数が非常に長いということと電力量の消費が少ないということで、効果が著しい、非常にいいということは十分認識をいたしております。 27年度までに全て学校校舎も体育館もできればいいんですけども、財政等の問題で、果たしてどこまでできるかということは、この場ではお答えできませんけども、まずは効率的、効果的な部分からやっていきたい。というのが内浦小学校は既にしてますし、今戸切小学校はやってます。体育館のほうからやるべきだというふうに考えてます。これはなぜかというと、体育館の電灯が非常にバレーボール等で切れやすいということがあります。切れればすぐ取りかえるということになるかというと、そうはならない。なぜなら1個取りかえるのに、足場を組むのに何万もかかるということがあります。 したがって、どうせ足場を組むなら3個なり4個なりという、切れるのを待って取りかえをしているという状況でありますから、まずは体育館のほうから早くやりかえる、そして電灯が切れる、いわゆる長く対応できるようにしたいという、そういうまずは体育館のほうから先に進めていきたい。ことしは戸切小をやってますけども、来年度体育館をどこまでやれるのかということです。これは、また実施計画等を十分検討してやっていきたい。校舎については、LED化という部分についてどこまでいけるか、これはエアコン等の設置も含めて、十分に検討しなきゃならないというふうに考えてますし、もう一つは、自然エネルギーの活用、太陽光をどういうふうに各学校施設に取り込んでいくのか、これもあわせてそのときに電灯、LED化も含めて検討をしていく必要があるんじゃないか、そのように考えております。
○議長(市津広海君) 横山議員。
◆議員(横山貴子君) 今町長の答弁の中に、太陽光発電の事業ということもちょっと今出てまいりました。文科省の発表の中に、非構造部材との耐震化対策とあわせて太陽光発電の事業を行う場合の財政支援というのもあるかなと思います。 町長の答弁の中には太陽光とエアコンの設置をということで、太陽光発電システムとあわせてエアコンの設置が研究されていますのでということでありましたけれども、この非構造物との体育館の補修とあわせての、さきにエアコンという前に構造物の改修とあわせて、そこで逆に太陽光を先にセットして、そこで財政支援を受けていくというような、そういう活用というのはできるんですか、それとそういう考えがあるのでしょうか。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君) 体育館、校舎、いわゆる学校施設、これは各小中学校、建設年度も違いますし、それから防水も大体10年でやりかえるという状況あります。だから、そういう改修とあわせてできれば、基本的にはそういうものと一緒に考えていくということに、それが一番効率的なやり方だろうというふうに思います。 したがって、そういうところを十分検討して、改修工事が必要なところ、小中学校、そういうときに一緒に太陽光、あるいはLEDとか考えていくべきだろうというように思います。 それで、先ほど体育館の太陽光ということを言いましたけど、体育館は太陽光発電にはちょっと不向きだと、対応が難しいというふうに聞いておりますので、あくまでも校舎を太陽光をいつからどの時点で取り組んでいくのかということになろうかと思います。十分全体の状況をまず把握して、その中で効率的な事業を進めていくということにしたいというように考えております。
○議長(市津広海君) 横山議員。
◆議員(横山貴子君) 確かにいずれの事業をするにしても、予算というのはついて回るし、本当計画的にやっていかないといけない、重要性のあるところからやっていかないといけないということは十分わかってますけれども、やっぱりタイミングというのがあるかと思うんです。 その辺も検討されながら早く、少しでも国の支援とかを活用しながら、いろんなメニューが今後もまた発表されてくるんじゃないかなと思いますので、その辺を活用しながら、早くその辺が整うように、できれば、再度申し上げますけど、27年度、JRの海老津駅南側の開発の完成とあわせてできれば本当いいなと思っております。 この暑さのことです。先ほども述べましたけれども、とても暑い日が続きまして、昨年も暑かったんですけれども、ことしはもっと暑かったです。いろいろな暑さ対策について、ことし6月議会、9月議会からいろんな町村議会で取り上げてもあるかと思います。 でも、その中でも子どもたちは勉強に励みながら、いろんな成果を残して、クラブ活動に汗を流しながら成果を上げていると、保護者の方から、こんなにして頑張ってるよということで、よい成績を残しているということで、保護者の方から、またPTAの方からもお聞きしたりいたしますけれども、そのあたりのことを子どもたちの頑張りというんですか、そういうのは担当のところで把握はされていますでしょうか。
○議長(市津広海君) 本田
教育総務課長。
◎
教育総務課長(本田典生君) 個別な子どもたちの体育部門とか、いろんなことについては今回も中体連の関係とか、いろいろなことで子どもたちも頑張っていると思います。 ただ、客観的なものとしては、最近国の全国学力・学習調査の結果が出ております。その中では、小学校の算数のB、主として活用の部分になりますけども、全国及び福岡県公立学校の平均よりも若干下回りましたが、そのほかの小学校の国語A、主として知識の部分になりますけども、それとB、あるいは算数のA、中学校の場合でありますと、国語のA及びB、数学のA及びBは、全て全国平均、あるいは県平均を上回る好成績となっております。 また、引き続いて県の学力・学習調査も公表になりまして、小学校6年生、社会、理科、中学校については、3年生が社会、理科、英語になりますけども、これも全て県の学力の平均点を上回っていると、非常に子どもたちも頑張っていただいてるという認識はしております。
○議長(市津広海君) 横山議員。
◆議員(横山貴子君) 自分たち大人からしてみたら、本当出ていくのにも勇気が要るという外の温度の中、子どもたちはそれと余り変わらない中で、今頑張ってもらっているということです。この暑さ対策に対しては、家庭の保護者とかに対して、ことし特に暑かったです。暑かったときにこういうことをということで、お願いと周知されたこととか、どういうことを家庭に向けての発信とかを小中学校からされたのか、またこの猛暑による熱中症で体調を崩した生徒もいたように聞いていますけれども、この辺は把握されているでしょうか。
○議長(市津広海君) 本田
教育総務課長。
◎
教育総務課長(本田典生君) 熱中症で、特に何かひどい児童生徒がいたと報告は受けておりません。日々の体育とか、いろんな活動でちょっと体調が悪かったというようなことは、話は聞いておりますけども、それですぐ大きな何か事故、あるいは入院等につながったということは聞いておりません。 また、暑さ対策として学校側では子どもたちに今水筒とか、いろんなものを子どもたちが持ってくる中で、学校医のアドバイスなどをお尋ねして、水だけではなくて、できたらスポーツドリンクのような、少し塩分とかカロリーとかが入ったようなものもあわせて活用するようにというようなこともありましたので、各学校のほうでは学校だよりを通じて、家庭のほうにも水筒を持ってくるなりの心がけ、あるいは体育をする場合は、学校側でもこういうふうな対応をしてますというようなことでは、お知らせは出すようにしております。
○議長(市津広海君) 横山議員。
◆議員(横山貴子君) 熱中症で体調を崩した生徒、クラブで帰ってきた子が、帰ってきてちょっと気分を悪くして、病院に行ったら熱中症だったということで、私のほうも二、三人、声を聞いております。それほど暑いということです。 私、熱中症というか、このことで、先日苅田町の新津中学校というところに行ってまいりました。目的としてはミストファンというのがあります。それの実物を見たくて行ってまいりました。これは苅田町、10号線沿いのあちらのほうは結構暑さ対策についていろいろ行いをやっているみたいです。 町長の話の中に、教室についてのエアコンと太陽光をあわせてという考えがあるということがありましたけど、もう一つは野外で活動する、屋外での運動場を使ってのとか、部活動、外についても今後要るのではないかなという、このミストファンというのは工事現場でもよく使われてた、今まで新たにこの暑さになったからできたという機具じゃなくて、もともと工事現場とかで使われていた熱中症対策商品のようなんですけれども、町長御存じですか。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君) ミストファンですか、初めて聞きましたけど、霧が出るような、そういうことだろうと思います。そういうことが非常に取り入れられれば、生徒にとって一番体にいいんじゃないかなというふうには思います。
○議長(市津広海君) 横山議員。
◆議員(横山貴子君) ミストファン、少々苅田町の中学校からの受け売りですけれども、話をさせていただきます。現在、7月、8月、急遽だったので、7月から苅田町というのは導入したみたいです。苅田町は、小学校が6校、中学校が2校あるところです。各学校に1台ずつのミストファンを設置したみたいです。このミストファンというのは本当霧状のものが出て、上にファンがついてて、それを通じて、そこの横に噴射するような穴があいてまして、そこからミストが出てくる。35リッターの水を入れて、2時間連続運転をして大丈夫だということで、レンタルということでした。 夏休み中になると、小学校ではそれを使わないので、小学校6校の分を3台、3台に分けて、2つの中学校に持ってきて、だからクラブ活動のとき、夏休み中は4台、4台、中学校が使ったことに、9月になったら3台は、また小学校のほうに戻っていったということで聞いております。 部活動でやってる子どもたちがちょっとトイレの帰りとかにそこに寄って、その霧というか、そこのファンの前に立ったりして、暑さ対策にはすごく好評であったという。7月、8月、たしかことしは5月ぐらいから暑かったですけれどもと言ったら、いや、町からの設置が7月だったと、でも、来年から予算があれば、5月ぐらいから設置していただけたらいいですねということで言われてました。すごく全国的には水道管にホースを通して、そこに何か穴みたいなのがあって、霧状にそこから出てくるというものがありますけれども、それじゃなくて、体についても全然水を、湿気がないというみたいな感じで、その空気が暖かくなるという感じで言われてました。この資料もありますので、野外での暑さ対策ということで検討もお願いできたらなと思いますけれども、ちょっと述べただけですけれども、リースです。検討の余地はいかがでしょうか。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君) リースということでありますから、一度現物を見てみたいなと、もうちょっと時期を過ぎてますけど、学校のほうで、各学校とりあえず1台ずつぐらい使ってみるとか、そしてよければそれを一番効果的、効率的なところに設置するとか、いろいろやり方あろうかと思いますけれども、いずれにしても、外で使えるということでありますから、そういった面では非常にいいんではないかな、ぜひいろいろ調べさせていただいて、検討させていただきたいというふうに思います。
○議長(市津広海君) 横山議員。
◆議員(横山貴子君) 予算等については、ちゃんと町のほうに聞いてくださいということで、私のほうではわかりませんけれども、ぜひ検討して、来年の中に入れていただけたら、多分、ほかの学校とかも、またこれにはいろいろ注目してるところがあるので、早目の申し込みがいいのではないでしょうかということもありましたので、あわせてお伝えさせていただきます。 答弁の中に、暑さ対策については、太陽光とエアコンと、あわせた研究というか、今行っているということで答弁をいただきました。その中で、エアコンとなると、一概にじゃ来年とか、すぐはできないと思うんです。大きな費用、岡垣町内100クラスぐらいあると聞いてますので、大体じゃ8,000万ぐらいかかるのかなという、維持費を考えたら年間2,000万ぐらいかかるのかなという感じがいたします。それを組むには、じゃ来年からということにはならないと思います。 扇風機という考え方もあるのではないかなと思います。ここの検討されるために一応御報告だけさせていただきます。ここは行橋市もそうだと言われてましたけど、行橋市のほうは廊下側の壁に扇風機を2台、固定化でつけているということで言われてました。 でも、これには配線が要って、電気工事とかかかるので、ちょっとうちではということで、この視察に行った苅田の中学校では、割と背の高い大き目の扇風機が2台設置するように、それを教室の前と後ろで回してということで言われてました。これでかなり熱気抜けるんですかと言ったら、ほぼこれで大丈夫ですということも言われてました。エアコンが整えば、それは一番いいのではないかなと思うんですけれども、エアコンが苦手な子どももまたいるわけですよね。 だから、その辺を検討したときに極端に何もないところからエアコンではなくって、その辺の検討もされながら、子どもにとって一番いい環境をつくっていっていただけたらいいなと思います。もし、この扇風機とかであれば、体育館に大型の扇風機4台つけたとしても、多分エアコンつけるよりも10分の1ぐらいでいくのかなという、私の考え方でその辺かなと思うんですけれども、そういう考えも一つ、それであればそんなに、ひょっとしたら来年ぐらいからでもできるのではないかなと思ってます。 それと、製氷機というのも一つの考え方かなと思います。何か今一瞬にしてしゅっと冷やすものもあると言いますけれども、そこ製氷機というのが置いてあって、子どもがちょっとぐあい悪くなったときに、ちょっと急激に冷やしたりするのに使ったりとか、口に含ませたりということでありましたけれども、この辺が小中学校からはそういう製氷機という要望、私も実際視察に行ってみて、ああ、これってあったら便利だよねと思ったんですけれども、そういう要望というのは上がってきてないですか。
○議長(市津広海君) 本田
総務課長。
◎
教育総務課長(本田典生君) 製氷機のようなものについては、学校から特段要望としては上がってきておりません。
○議長(市津広海君) 横山議員。
◆議員(横山貴子君) 上がってきてない。でも、考えてみて、うちの町、あったらいいなというものであるのであれば、整えておくこともあるかなと思いますので、暑さ対策についての検討課題として上げていっていただけたらいいなと。各町、子どもの学校教育の環境づくりということではすごく手を入れております。先ほど
教育総務課長のほうからありました。そういう環境の中で、それだけの学力を残すという、子どもたちの努力というのもあるかと思いますので、ぜひ子どもの環境というのは整えていっていただきたいなと思いまして、学校教育施設の環境整備はスピード感を持って整えていっていただきたいとお願いして、次に移ります。 高齢者が元気な町へです。 先ほども述べましたが、我が町の高齢化率は、現在27.8%、県は22.7%、この間に国が入ってくるという、毎年1ポイントずつふえているという状況です。国の現状認識からすると、2013年には4人1人が65歳以上の高齢者、その後、2035年には3人に1人、さらにその20年後、2067年には2.5人に1人が65歳以上の高齢者になると推計されています。 その上で、国は団塊の世代が65歳以上となる2015年、さらに75歳以上となる2025年を転機として政策を展開しています。岡垣町というのは、この国のレベルよりも高いレベルで高齢化が進んでいます。そう考えたときに、国よりも高い意識を持って、先んじた高齢者が安心して暮らせるまちづくりが、その環境づくりが望まれます。そこにはますます住民の、町民の方々の支え合う力が必要と思いますが、町長の考えはいかがでしょうか。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君) 高齢化の問題、非常に我が町、高齢化率が高いということでありますけども、全国的、全県的にも今から高齢化は避けて通れないと、そういう状況であります。そういった中で、高齢者の問題をいかにどうするか、これは社会保障制度の制度設計も含めて、国、県、そして町で取り組んでいかなければならない。基本的にはそういうことでありますけども、当面岡垣町としては健康づくりの問題と、そして高齢者福祉の問題、これを大きな課題として捉えて取り組みを進めていく必要がある。特に、高齢者の皆さん方が住みなれた地域で、いつまでも元気で過ごせることができるということが一番大事なことであります。 そのためにはやはり健康づくり、これを1人でできる場合もありますけども、1人でやるというのは非常に意思が本当に強い人であればできるんでしょうけども、なかなかそうはいかないんですね。そこは仲間とともに、一つのグループ化を進めて、そういった地域なり、あるいはグループを通して健康づくりに励むということが重要だろうというふうに思います。 また、食生活の問題もあわせて食の問題と、そして運動の問題、これは高齢者にとっての健康づくりの大きな要素というふうになります。そのためには町でやらなきゃならないこと、そして地域でやってもらわなきゃならないこと、あるいは各団体でやっていただく、そういうことを総合的に進めていかなければ、高齢者がいつまでも元気でというふうにはいかないというふうになります。したがって、健康づくりについては健康づくり課を中心にして、そして健康づくりの計画をきちっと立てて、そしてその計画に基づいて地域の皆さん方と協力して進めていくということが必要だろうというふうに思います。
○議長(市津広海君) 横山議員。
◆議員(横山貴子君) この介護ボランティアポイントというのは全国的に見ると、まだまだそんなに進んでいるものではないんですけれども、各自治体も注目をしてきている制度であります。昨年は80団体ぐらいの市町村だったか、取り入れたところがあったかなと思います。県内でこの事業をしている自治体というのは、幾つぐらいあるのでしょうか。
○議長(市津広海君) 来田
福祉課長。
◎
福祉課長(来田理君) 福岡県内で介護ボランティアポイント制度を実施しておられる自治体は、6団体ございます。
○議長(市津広海君) 横山議員。
◆議員(横山貴子君) 済みません。あわせてお聞きすればよかったんですけれども、これは県が一応方向性として出してる65歳の高齢者という枠のみだけの実施でしょうか。
○議長(市津広海君) 来田課長。
◎
福祉課長(来田理君) はい、そのとおりでございます。対象年齢は、65歳以上の方のみになっております。
○議長(市津広海君) 横山議員。
◆議員(横山貴子君) 答弁書によりますと、岡垣町としては65歳じゃなくて、もうちょっと年代も考えて、また対象の地域も考えてということで答弁があったかに思います。今いろんな形できっかけづくりということで、若年層のボランティアに参加という部分もありますし、でも、これによって効果というのもすごく、いえば御本人がお元気、人を支えるという立場になって使命感というか、自分の立ち位置ができて、お元気になったということもありますし、介護保険の給付費が減ったという話もありますし、いろんな効果が出てきております。導入も今後されていくのではないかなと思います。 さっきの私の話の中でも、壇上での話の中でも、岡垣町というのはこども未来館もありますし、母の家という児童福祉施設もあります。多様な形態での介護ポイントということも考えないといけないなというものがあります。検討して、この答弁書からいくと、どちらかというと、いずれは取り入れる方向性で考えているということはわかりましたけれども、おおむね実施スタートの時期というのは定めておいて、今検討がされているのでしょうかお伺いいたします。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君) 介護ボランティアポイント、それからボランティアポイント制ですね。これはおおむねいつごろからということで検討さてるかということでありますけども、時期でいつから実施をするために今検討しておりますということではありません。ことしの4月に地域交流センターを寿屋の2階に開設しまして、そこにかねてから課題でありましたボランティアセンター、これを設置いたしました。今まさにそこにさまざまなボランティアの団体の皆さん方が集い、そしていろんなボランティアセンターとして今後どういうふうにしてやっていくのかということで検討がなされております。というのが有償ボランティアもあるし、全くの無償ボランティア、さまざまなボランティアの取り扱い方の違いがあるんですね。 だから、そういうところでは、無償でやっていくには限界があるのではないかと、やはり長く続けていただくということが重要だろうと、だからそういうところで、各団体の取り扱い方がさまざまな違いがあってはいけない。極力同じような形でボランティアを育成していく、あるいは支援をしていくということが大事だろうというふうに思います。そこに有償ボランティアポイント、いわゆるボランティアポイント制、これはまさにそこに行き着くんではないかなというように思っておりますので、各団体の皆さん方に十分、あるいは行政のほうと十分協議、検討をしていく中で、時期についても、できるだけ早い時期にどういう形でポイント制をやっていくのかというのは、まだ具体的には見えておりませんけども、いずれにしても、何らかの形でポイント制は必要なことでありますから、そしてまたそこにきっかけづくりができますし、またやりがいも生まれてくるわけでありますから、そういった点では早い時期にポイント制を導入していけたらということで、検討を進めていきたいと考えております。
○議長(市津広海君) 横山議員。
◆議員(横山貴子君) 今答弁の中で、介護にとらわれず、ボランティアということについて幅広く考えていきたいということが町長のほうで答弁いただきました。本当この考えにのっとって、岡垣町の特質を生かしたボランティアポイント制度が早期に導入されることを願って、私の
一般質問を終わります。ありがとうございました。
○議長(市津広海君) 以上で、1番、横山貴子議員の
一般質問は終わりました。………………………………………………………………………………
○議長(市津広海君) しばらく休憩します。なお、再開は、14時45分の予定とします。午後2時25分休憩………………………………………………………………………………午後2時44分再開
○議長(市津広海君) 再開します。 3番、広渡輝男議員の発言を許します。3番、広渡輝男議員。
◆議員(広渡輝男君) 3番、広渡輝男でございます。昼からの4時限目ということで大変お疲れのところでありますが、議長の許可を得ましたので、
一般質問通告書に基づき
一般質問を行います。 まず、その前に地球温暖化の影響といわれて毎年各地に様々な被害が発生しています。ことしの夏は、猛暑、集中豪雨、
ゲリラ豪雨、渇水の気候不順の夏だったといえます。まず猛暑、高知県四万十市では、4日連続で最高気温が40度を超え、8月12日には41度と、6年ぶりに国内最高記録を更新。そして集中豪雨、7月28日の山口県と島根県の集中豪雨、8月8日から9日の秋田県と岩手県の集中豪雨、気象庁がこれまでに経験したことのないような大雨と発表をし、豪雨により大きな被害が発生しています。また、9月2日、4日においては埼玉、千葉、栃木県内に発生した竜巻による甚大な建物被害が発生しております。岡垣町においても上畑地区の旧国道3号線への崩落で通行どめになりましたが、このたび、本格的な復旧へ向けて着手されていると思います。このたびの集中豪雨、竜巻で被害をこうむられた皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、一刻も早い復旧、復興を御祈念申し上げます。 今回の
一般質問は、まず、1.ライフライン公営企業の充実についてお尋ねをいたします。
住民生活に欠くことのできない生活基盤ライフラインは、消防、学校、一般道路の建設・整備は賦課徴収される租税によって賄われる一般行政が担う公共事業と、住民に対して個々のサービスを提供する上水道、公共下水道は、サービスの対価である料金収入で維持する公営企業によってライフラインの提供と運営が行われています。しかし、全ての住民が同じサービスを受けられない地域や地区が生じています。公営企業の独立採算性から、同じサービスの提供が受けられない住民に対しても、等しくサービスが受けられるように、また同等に近いサービスの提供ができる新たなシステムの取り組みと充実を求める立場から、町長にお尋ねするものであります。 まず(1)上水道の給水区域の拡大と未給水地区の解消についてです。上水道は、健康で快適な生活を営むうえで欠かすことのできない重要なインフラであり、安定した供給を行うため、昭和37年に村営の簡易水道が計画給水人口5,000人で開始されています。昭和43年に岡垣町上水道事業として公営企業として拡張、昭和52年には上水道第3次拡張事業が完了し、山間部を除き町内全域給水が開始されました。平成24年では、岡垣町の総人口32,597人に対し給水人口29,220人、普及率89.6%となっており、世帯でみると総世帯数13,225戸に対して給水戸数は12,156戸で91.9%、町全体で上水道の未給水人口は3,377人となっています。 この主な要因は、岡垣町水道事業給水条例第2条並びに岡垣町公営企業の設置等に関する条例、この規定によって給水区域が行政区域のうち湯川、上畑、上高倉の3行政区が地域の特性、配水池との標高差や配水できない地区や住居が分散している地区こういうことから除外されていることや、給水区域内にありながらも公営企業の独立採算制から非効率的な世帯は給水されていないのが現状ではないかと思います。 しかし私は公営企業の独立採算制度であっても、行政サービスの公平性から、行政は住民の等しく給水を受ける権利を守るとともに、上水道を給水する義務を果たすことは基礎的自治体の責務であると思います。岡垣町第5次総合計画前期基本計画の施策の展開方針でも、新たな水源確保や未給水区域の解消を図るとされています。 そこで、湯川、上畑、上高倉の3行政区を未給水区域から解消する方策について、並びに、給水区域内の未給水世帯を解消するため、
配水管工事負担金に関する規程の拡充と、給水区域、未給水地区にかかわりなく地形、地物によって配水管が敷設不可能な世帯であっても、生活用水の確保のため新たに井戸等をボーリングする事業を支援する補助する制度が創設できないか町長にお尋ねするものです。 次に(2)下水道の普及とし尿処理についてです。下水道は快適で住みよい生活を送るうえで欠くことのできない施設で生活環境の改善と公共用水域の水質保全を目的に昭和59年に公共下水道事業の都市計画決定と、昭和60年高陽地区に着工、平成3年には第1期計画区域が共用開始されてから平成24年度では行政区域内人口32,597人この内処理区域内人口29,948人普及率91.87%、水洗化人口27,967人で水洗化率93.39%となっています。現在も岡垣町の汚水処理構想、事業計画に基づき下水道処理区域内の下水道工事が進んでいます。 しかし一方では、下水道処理区域外の住民2,649人、また下水道処理区域内でありながらも傾斜地や汚水管の敷設が不可能な地域など水洗化できない世帯が1,981人生じています。こうした状況に対処し、行政サービスの公平性を目的に公共下水道、農業・漁業集落排水施設の計画区域外の世帯や、計画区域内であっても整備がおおむね7年以上の場合の世帯に対処するため、一般行政の補助事業で小型浄化槽設置
整備事業補助金交付要綱が大幅に改正され、補助率が85%になっております。一般行政、公営企業間の行政の公平性を期する画期的な補完制度であります。さらなる岡垣町の住みよい生活環境の改善、また公共用の水質保全を推進するため、まず普及率の拡大と水洗化率の拡大へ向けた取り組み、また合わせて小型浄化槽設置
整備事業の推進計画をお尋ねします。 またこれに関連いたしまして、下水道の普及と水洗化率の向上によって公共下水道への依存割合は着実に増していくことになり、一方ではし尿処理量は減少の一途をたどるものと思われます。し尿処理は遠賀・中間地域広域行政事務組合で事務処理が行われていますので、所管外ではありますが、し尿処理の中長期の見通しや方針については、構成町においても検討し提言すべきであると考えます。そこで、現在のし尿処理施設、曲水苑は、平成8年4月に設置されてから17年経年し施設の老朽化が進んでいますが、処理量は減少の一途をたどっています。岡垣町の処理量の動態を見ると、平成20年のし尿、汚泥処理量は7,996キロリットルであったものが、平成23年度の4カ年でし尿汚泥処理量は6,962キロリットルと87%に減少、1市4町では、80%に減少しています。今後さらに水洗化が進む中、一方、し尿処理施設は一層老朽化が進むことから、財政厳しい状況の中で効率的な処理方法を検討すべき時期と考えます。 そこで町長にお尋ねします。し尿処理施設、曲水苑の改修と1市4町の現有の下水道処理施設を活用した処理計画の二面の角度から比較検討すべきときと考えますが、いかがでしょうか。 次に2.外郭団体等の自立支援についてです。外郭団体の定義は、岡垣町の行政組織の外にありながら、町から出資・補助金を受けるなどして行政の補完的な業務を行う団体の事とされていますが、平成24年度予算に補助金が計上されている団体は、私の調査でありますので、この点については整合性についてはとれないかわかりませんけど、予算として調べた中においては、45団体事業程度となっています。出資・補助金の交付の根拠は、地方自治法第232条の2で、地方公共団体は、その公益上必要がある場合においては、寄付または補助することができるとされています。平成24年度予算に計上されている補助金は、これも私の調査ですけど概算ですが107件2億2,900万円が予算化されているというように思っております。岡垣町が公共・公益事業を直接携わるより、ボランティア活動や公益団体の支援協力を得ながらまちづくりを進めることは、まさに協働のまちづくりの推進につながることから大事な施策であると思います。 一方では、補助金として支出された予算の適正な執行とチェックする機能の充実は外郭団体の自立支援につながるものと考えます。 そこで(1)財政支援制度とチェック・補完機能についてお尋ねします。地方自治法第232条の2の規定では、公益上必要がある場合においては、寄付または補助することができるとされ、本町においても協働のまちづくりや民間活力を活用したまちづくりを進めていくため、外郭団体の活動を支援する補助金、助成金、交付金などが予算化され、申請に基づき交付されています。一方では、地方自治法第221条第2項は予算の執行の適正を期すため、地方公共団体の長は補助金、交付金、貸付金の交付もしくは貸付を受けた者に対してその状況を調査し、または報告を徴収することができる、いわゆる予算の執行に関する長の調査権等が規定されています。また地方自治法第199条第7項では、監査委員は、町長の要求があるときは、補助金、交付金、負担金、貸付金等の財政援助を与えているものの出納、その他の事務で、財政的援助に係るものを監査することができるとされています。以上が自治法上の財政支援制度とチェック・補完機能であると考えます。 国・地方を問わず厳しい財政状況の中、税金を社会の需要に応じて適正にかつ効率的に活用することは、地方自治の本旨であり最小の経費で最大の効果につながるものと考えます。 そこで、お尋ねします。地方自治法第221条第2項に基づく予算の執行に関する長の調査権の行使状況はどのようにされているか、まず1点。地方自治法第199条第7項を活用した監査委員に対して監査要求が行われたことがあるのか、その状況について。以上2点について質問するものでございます。 以上、通告書に基づき、質問をいたします。なお、関連する詳細な質問は、質問席から行いますのでよろしくお願いいたします。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君)
広渡議員御質問の「1.ライフライン(公営企業)の充実について(1)上水道の給水区域の拡大と未給水地区の解消について」に対してお答えします。 水道は、住民の日常生活に直結し、欠くことのできないものであり、水は貴重な資源であることから、自然的・社会的な条件を踏まえながら、地方公営企業として、適正かつ能率的な運営に努めてきました。昭和37年に計画給水人口5,000人でスタートした岡垣町の水道事業は、住民の命を守る重要なライフラインであり、飲用水、その他日常生活に必要な水を安定して供給できているものと思います。 議員御指摘のとおり、町全体に給水することが公平な行政サービスではありますが、採算性、効率的な経営という面から、全体に給水が出来ていない状況となっています。上水道の給水区域の拡大については、平成26年度の水道事業の認可変更において検討したいと考えています。 また、給水区域内の未給水地区の解消については、家屋が点在しているなど、その原因は様々ですが、いずれもその整備には多大な費用を要しますので、経営状況を勘案しながら、未給水地区の解消に取り組みたいと考えています。 今後も、計画的な施設整備に取り組み、おいしい水を安定して供給するため、効率的な運営を図りながら水道事業に取り組みます。 次に「(2)下水道の普及とし尿処理について」に対してお答えします。 岡垣町は、昭和40年代から北九州市のベッドタウンとして宅地開発が進み人口が急増し、その結果、町内の各河川へ流入する生活排水による汚濁が進み、自然環境や農業用水へ影響を及ぼしていました。このため、昭和55年に将来市街化が予想される東部地区について、公共下水道の基本計画を策定しました。そして昭和59年に事業着手し、平成3年から順次供用を開始しています。 また、西部地区についても、平成8年に農業集落排水事業、平成10年に漁業集落排水事業に着手しました。これら3事業合わせて平成24年度末で下水道普及率は92%となっています。 今後も適宜事業計画区域の拡大を図りつつ、下水道計画区域外については、合併浄化槽の設置を推進し、生活環境の改善に取り組みたいと考えています。 次に、下水道の未整備区域のし尿については、遠賀・中間地域広域行政事務組合が運営するし尿処理施設、曲水苑で処理されていますが、下水道の区域拡大や浄化槽の整備により、その処理量が年々減少している状況です。この曲水苑の運営については、今後も効率的な運営を求めていきますが、通常のし尿の汲み取りだけでなく、小型浄化槽、集落排水、コミュニティプラント等の汚泥処理も行われていることから、当面は存続の必要があると考えています。 次に「2.外郭団体等の自立支援について(1)財政支援制度とチェック・補完機能について」に対してお答えします。 岡垣町では、過去の総合計画、そして第5次総合計画においても、住民と行政の協働によるまちづくりを掲げており、総合計画の将来像の実現のためには、この協働の取り組みを継続することが不可欠です。
広渡議員も御存じのとおり、現在も、54の自治区や5つの校区コミュニティを初め、様々な団体にまちづくりを担っていただいており、このことは岡垣町の行財政運営面で、大きな効果をもたらしています。昨年9月の広報おかがきにおいて、岡垣町のまちづくりと財政を学ぶとして特集記事を掲載し説明いたしましたが、住民と行政の協働力の強さが、職員数の少なさ、言い換えれば人件費の少なさにつながり、健全な財政運営の要因の一つであると考えます。このことは、一朝一夕に構築されたものではなく、岡垣町の長い歴史の中で築き上げられたものであると認識しています。 平成25年度当初予算では、議員御質問の外郭団体等への財政支援を目的とした補助金及び交付金は、40件、約1億1,200万円となっています。 一方で、このような補助金等に対し、過去の行財政改革や構造改革において、一定のルールを定めた見直しを行ってきました。しかし、平成22年度に行った事務事業の見直しにおいては、協働の取り組みをより一層進めていくために、公益性や必要性、有効性や公平性等の基本的な視点から十分な精査を行っていく必要があると整理をし、補助金交付に関する新たなガイドラインを定めることとしました。そして、平成24年3月に岡垣町補助金等交付規則を定め、それに沿って補助金に係る予算執行の適正化を図ることとしています。同時に、必要に応じて個別の補助金ごとにさらに要綱等を定めるなど適切な運用を行うこととしています。平成24年度は、この規則及び要綱に沿って補助金の交付を行ってきました。 今後も総合計画に掲げる協働のまちづくりを進めていくためには、まちづくりを担う団体等への適正な財政支援は必要であると考えます。同時に、その補助金等が、目的達成のために活用されているか、規則に沿って確認を行い、継続して精査していくことが大切であると考えています。 以上この場でお答えしまして、あとは自席で質問を受けながらお答えしますので、よろしくお願いします。
○議長(市津広海君)
広渡議員。
◆議員(広渡輝男君) 町長から答弁いただきました。その中で、上水道の給水区域の拡大と未給水区域の解消についてというこの質問に対して、町長の答弁の中においては、上水道の給水区域の拡大については、平成26年度の水道事業の認可変更において検討したいというふうにお答えされてます。 それからまた、給水区域内の未給水区域の解消についてはということで、その未給水区域の解消について経営状況を勘案しながら取り組むということで、基本的な方向について回答をいただいておりますが、もう一歩ちょっと踏み込んで質問をさせていただきたいと思います。 まず、給水区域の拡大については、平成26年度の認可変更で検討したいということで答弁いただきましたが、この考え方の基本的な方針について、26年度の水道の認可変更ということで、今現在、給水区域、いわゆる逆に未給水区域については、この条例の中で、湯川、上畑と上高倉というふうになっておりますけども、この未給水区域の拡大について、この3地区の対応についてどのようにお考えなのかお尋ねいたします。
○議長(市津広海君) 藤岡
上下水道課長。
◎
上下水道課長(藤岡賢君) 上畑については、
バイパスの高架橋までを26年度で認可をとって拡大していきたいと思っております。(「済みません、ちょっと声が聞きにくかった」と呼ぶ者あり)
○議長(市津広海君) 藤岡課長、再度答弁をお願いします。
◎
上下水道課長(藤岡賢君) 上畑地区については、高架橋までについては26年度、認可変更をとって、その後実施したいと考えております。以上です。
○議長(市津広海君)
広渡議員。
◆議員(広渡輝男君) 上畑の高架橋までということでありますが、その前に湯川と上高倉についてのお考えについていかがなんでしょうか。
○議長(市津広海君) 藤岡課長。
◎
上下水道課長(藤岡賢君) 上高倉と湯川地区については、まだ検討しておりません。
○議長(市津広海君)
広渡議員。
◆議員(広渡輝男君) これは検討されてないと言うが、逆に検討しようがない。非常に難しい。家が散在して、まとまりがないというようなことであったりするということであろうというように思います。その中で、一定上畑の高架橋ということですけども、その上の上畑の本区のほうですね、この点については、高架橋までは26年度見直しやけども、その本区のほうについての考え方はどこまで計画されようとしているのか、ちょっとお尋ねします。
○議長(市津広海君) 藤岡課長。
◎
上下水道課長(藤岡賢君) 高架橋から先の上畑地区については、以前アンケートをとった結果があります。そうした結果の中から、大体井戸の使用でいいということで、水道までは要らないというアンケートの結果が出ております。
○議長(市津広海君)
広渡議員。
◆議員(広渡輝男君) これは、前から上畑地区については自家水道があるというようなことで、今のような御意見もあるということは知っておりますけども、やはり26年度に向けて高架橋までということになれば、一応上畑地区、全地区に対する協議なりされて、今26年度から高架橋までということにされてるのか、前アンケートとられた時期はよくわかりませんけども、その当時のアンケートをベースにしてされようとしてるのか、今直近の状況の中で、そこのところを踏まえて、住民の意思を踏まえてされてるのか、確認をさせてください。
○議長(市津広海君) 藤岡課長。
◎
上下水道課長(藤岡賢君) 当時18年の4月にアンケートをとっております。その結果を考えた中で、認可をとる予定にしております。以上です。
○議長(市津広海君)
広渡議員。
◆議員(広渡輝男君) 今平成18年度ということでありましたけども、今回、来年に向けて検討していく中においてもう一度地区の総意を図った中で、今のような考え方で、いや、上水はいいよと、自家水道でいいということであれば、まさに住民の民意の反映ですから、そのことについては私としてもそれ以上のことは申し上げることは思いませんけども、少なくともこの認可に向けて協議をする上では、再度そこの上畑地区の民意の反映をお願いしたいということ。 それと、もう一点、今回こういう形でしていくときに、上畑水源というのが過去、その当時は日量800トンぐらいの見込みがあるような話を聞いておりましたけども、一応26年度の認可の見直しの中では、上畑水源の確保についてあえてされようとしてるのか、それとも現有水源で賄えるということで考えられようとしてるのか、その点についてはいかがでしょうか。
○議長(市津広海君) 山田副町長。
◎副町長(山田敬二君) 先ほどの上畑の件につきましては、18年にアンケートをとったということでございますけども、その後の状況の変化とか、いろんなものもあると思いますので、再度私どもで本地区のほうの意向も確認しながら、給水区域を拡大したいと思います。 それから、上畑水源の関係については、ちょうど私が当時水道課長をしておりましたので、調査をしたときに大体日量1,000トン近くぐらいの地下水が確保できるという、そういう調査結果がございました。それで、町といたしましても、いわゆる自己水源というのが非常に大事なものでありますので、この件について、その当時水道を布設するということも含めた中で、上畑地区のほうと御相談を申し上げましたけれども、水道は要らんというようなことで、なかなか交渉が進まなかった経緯がございます。それで、現在この部分については、今給水区域を拡大するという部分についての水源、これは決算のときでも今回出てると思いますけども、今上水道については、いわゆる節水というのが非常に普及といいましょうか、行き届いておりまして、どちらかというと、今水道の使用料自体が減ってるという状況にあります。もともと町の水道の給水分と申しますか、確保できてる部分については1万5,280トンまで能力というのはございます。 そうした中で、現在大体日量、多いときで1万トンぐらいでございますので、約5,000トンはまだ十分余裕があるということでございますので、今回上畑、そういうところについての未給水地区の解消、それについては、現在の数量でも十分対応できるというふうに考えております。 しかしながら、自己水源を確保するということは、これ町にとっても、また水道企業にとっても、非常に単価が安く供給できるという利点がございますので、そういった点も含めて、今後十分地元と協議しながら進めてまいりたいというふうに思います。
○議長(市津広海君)
広渡議員。
◆議員(広渡輝男君) 今副町長から26年度に向けての考え方と、それから水源の確保についての考え方のお答えをいただきました。現状の今これは公営企業の設置等に関する条例の中において、水道の給水人口については3万5,400人というのを掲げられ、1日の最大給水量は、先ほど言われました1万5,280トンということで、この岡垣町の今給水能力は、この中で泳いでいくんだということ。今後いずれにしても、でも、原水の確保については大事なことだからということでありますが、そうした場合、ちょっとお尋ねしたいのは現状の水源をその中でということでありますけども、これは
上下水道課長のほうがよくおわかりと思いますけども、ことしの渇水期の中で、あそこの八反田水源ですか、ああしたところについては一番主な水源であると思いますけども、その水源の水位の状況というのは非常に目に見えない状況にあるわけですけども、そこのところは通常の通年と今回のこういう渇水期、このことについての影響というのは出ているのか、全くそんな影響はないというふうなことなのか、その把握をされてると思いますので、ちょっと説明お願いします。
○議長(市津広海君) 藤岡課長。
◎
上下水道課長(藤岡賢君) ことしの8月、盆前の時期に水位観測をしました。その結果が約、1日か2日ぐらいでもとに戻りましたけど、取水量に応じて44
メーターから46
メーターぐらいに、2
メーターぐらい水位が下がったという経緯はあります。 ただ、また取水量が減ってくれば、当然水位が復元したという結果が出ております。以上です。
○議長(市津広海君)
広渡議員。
◆議員(広渡輝男君) やはり地下水というのは非常にどういう形で動いていくのかというのは目に見えない部分がありますので、まさに町民のライフラインである水道水の確保ということについては非常に気を配って、そういう運営をされてるというように思いますが、こういう中で、このマスタープランの中でもおいしい水の安定供給と、地下水の水源を維持確保する、それから安全な水を安定して供給できる環境を維持、整備しますということで取り組まれておりますけども、ちょっと生々しい話で申しわけありませんけども、現在、地下水の水源について高倉であったり、吉木であったり、元松原とか、黒山とか、ああいうところで井戸を掘られて、その中で1トン当たり2円50銭ぐらいのそういうこれは補償費になるとですか、ということで計上されてるということで、その中で今契約が私の中ではまだ元松原が終わってないみたいな話を聞いてるんですが、その中でちょっと地下水に対して町の考え方の中で、地下水は水利権がなく、誰もが自由に採取することができるというふうな、そういうことで元松原地区のほうに出されてますけども、この地区は御存じかどうかわかりませんけども北側に山を抱えて、そこに水源があって、そこから水が湧水して、その湧水を使って農業用水として活用してきたということで、そういう地下水から湧水し、そして農業用水路を通じて流れてくるということについては、これはまさに一つの水利権だと思うんですけども、その水利権の考え方が、水利権がないで、誰もが自由にということは、一般論としてはそういう一つの表現が使われるかもわかりませんけども、地域地域の特性によっては、そこは一定の水利権に近い、そういう性格のものを認めていくという、そういうことから私は補償費というのが出されてると思うんですけども、その点についてはいかがですかね。
○議長(市津広海君) 藤岡課長。
◎
上下水道課長(藤岡賢君) 今言われますように、地下水には地中に含まれる地下水と湧き出てくる湧水があります。この湧水については、昔から農業用のかんがい用水とかとられてありますので、慣行水利権というものが発生してると思います。 それと、地中に滞留している地下水を井戸でくみ上げるという場合は、例えば自分ところで、土地の所有者が生活用として飲み水にするとか、農作物に使用する水ということであれば水利権は発生しないと思いますが、ただ今の岡垣町の水道事業としては、大量にそこの水をくむということになれば、当然地盤沈下も考えられますし、水位低下というのも考えられます。そうしたところについては、水利権とは言いませんけど、地元と十分協議して、取水量を決定していくというのが一番重要やなかろうかと考えておりますので、今までの水道事業はそういう水源の交渉をする中で、そういうところを重点で水源を開発してきたということがいきさつだと思います。以上です。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君) 地下水に水利権がないということは、現状ではそのとおりだろうというふうに思います。ただ、現実の問題として水道をボーリングする、いわゆる水道事業が始まって、その水道のもととなる水源、これは地下水に求めるというところで、大量の水を地下からくみ上げる。その影響は、やはり地域の水田であるとかいうところに影響を与えるというところでは、町もそのことは認めて、事業開始当時は1円と、そしてその後に2円と、水源の取水量を改正して、そしてその後に現在2円50銭ということになっております。そういう中から水利権がないのは当たり前の話で、それは誰もが知ってることで、あえて水利権がありませんよという答えをするのがどうなのかというふうに思いますけども、地元の方もある意味では水利権がないのは当然わかってあって、要は影響があるのかないのかということだろうというように思うんです。 だから、大量の水を地下からくみ上げるということは、それだけ浸透する水を引き落とす効果が非常に影響が出てくるということで、そういった補償を過去やってきた、現在もやっているという状況であります。その水源を求める、そういった経過につきましては、副町長のほうから少し説明させます。
○議長(市津広海君) 山田副町長。
◎副町長(山田敬二君) また、これも当時ちょうど私、水道課長をしよったときに地元のほうから2円から1円上げてほしいという要望が出てまいりました。それで、最終的には2円50銭という形になりましたけど、そのときにこれどうして決まったのかなということで、過去の事績等をちょっと調べてまいりました。そのときにちょうど、辻町長時代にこのことが決定、そういう事績がございました。 それで、地元の皆さんと交渉した経過等がずっと述べられておりましたけれども、要は先ほど町長が申されますように、いわゆる農業者、特に水田とか、そういう部分について大量の水をくみ上げるということは河川、そういうものについても非常に影響が出てくると、そういうことを含めた中で決定されたようでございます。なかなかこれについては、果たしてそのときにきちっとした調査が行われたかということについてはわかりませんけれども、交渉の中で地元の水利組合とか、農事組合、そういう方たちと交渉した中で、そういう決定がなされたというふうに理解をしております。
○議長(市津広海君)
広渡議員。
◆議員(広渡輝男君) こればっかりかかりよったらあれですけども、大事なことですので、一応確認させていただきたいと思います。私も水源の確保ということについては、やはり地域の方と真摯な形の中で協議してもらって、今契約ができてない部分については早急にそこのところを踏まえて協議して進めていただきたいということをお願いしたいと思います。 それから、水利権のことについては、水利権という考え方と地下水という考え方、それぞれ実際あると思います。それで、極端に言うたら熊本市の水道というのは、100%地下水で全て賄ってるということで、じゃその地下水だからということで、水利権全くねえのかとなると、それがなければ、だから何とか熊本の地下水を守ろうという計画をつくって、それぞれのいろんな施策をされてます。だから、井戸でくむことについては抑制しようとかいうようなことで、そういう水利権というよりも、まさにインフラのための原水の確保について積極的に取り組まれていると、先ほど町長言われたように、くんだときの影響が出てくれば、そのことについてはということで、また同じ次元の話でありますので、そうした視点から水道の原水確保についても十分配慮していただきたいと思います。 それから、まさに給水区域の拡大ということから質問いたしまして、それから未給水区域の解消、これは
配水管工事負担金に関する規程というのが、給水区域内であっても3名以上の申し出があって、費用負担が個人に求めるのは3割というようなことで、この配水管の工事についての規程があります。 それで、今後給水区域内にあっても、給水できない地域については、公共下水道の合併浄化槽が85%に引き上げられたということからすると、上下水の整合性からすると、こうしたところの設置工事費の上限の見直しと、それから補助率の見直し、それから一方、これはそういう制度を見直していただきたいということと、現実にある制度ですから、それと同時に、今後末代、給水区域、未給水区域にかかわりなく地形、地物によって配水管が不可能だといったところについては、これはどうかわかりませんけども、一つの考え方として新たに井戸等を掘削する場合と、3名以上とか、何かそろったときにこうした制度が創設できないかということについて、この件について、水道についてはこの点であれですけど、その点についてお尋ねいたします。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君) 給水区域内における未給水の地区の給水、あるいはもともとの給水区域の拡大ということがあります。湯川、上畑、上高倉というのが未給水区域になっております。ここは基本的には地下水、自分でということで、未来永劫、もう水道は通らないよということは考えておりませんけども、基本的に下水道と水道の違いというのは、下水道は、これもう企業会計でやってますけど、一般会計から毎年4億7,300万円つぎ込みをしてるんです。言うなら未給水地域の方も下水道の整備に税金を使われているということがあります。それと、環境の問題、小型合併浄化槽でなくて、汚水も河川に流すということ、このことはやはり環境の面からしても非常によくないということで、今まで国、県、町、合わせて50%の補助でありましたけども、これを促進するために35%上乗せして、負担金を15%にすれば、下水道の分は小型合併浄化槽が設置できますよということにしております。 しかし、ひとり世帯であるとか高齢者であるとかいうことになると、その15%のお金を出してまでというのが非常に厳しい。したがって、新築である、あるいは改築であるときについでに小型合併浄化槽を町の補助金を使ってやろうかということになりますけども、あくまでも上水道と下水道の違いというのはそこにあります。上水道については極力区域を拡大したいという考え方を持ってますけども、配水池の高さでタンクを設置しないと、上に上げられないと、今の圧力では高いところには水道が行かないということもありますし、もともと独立採算制で、水道料金でもって運営をしてるということがあります。多額の費用を投入しますと、その分はやはり利用者の方に転嫁せざるを得なくなるということもあります。 何よりも大事なことは、そういう地域の方々が自分の井戸でなくて、もう上水道が安全だということの考え方を持ってもらったら、町もそういうことに進んでいくということになろうと思うんですけども、上畑の例のように今十分だと、水質もいいと、ポンプ、モーターさえあれば生活できるということでありますけども、水道になると、そこに水道料金を毎月払わなきゃならない。 こういう問題もありますし、ただ、災害もいろいろあります。ライフラインも今まで水質がよくても、いわゆる地震とか、集中豪雨によって井戸そのものが非常に水質が悪くなるという可能性もあります。そういうところも十分勘案しながら、将来的に考えていかなければならないというように思っておりますけども、まずはそういうところに住んである方が何を求めているかという部分も十分調査をしていきたいというふうに考えております。 ただ、何軒かは水質が悪いと、井戸を掘っても、いい水出てこないというところもあります。そういうところは水道という、それは上畑の赤鳥居のあの辺まですることによって解消できますし、くぬぎ原の5軒の部分については、これは広域でボーリングしたけども、非常に赤水が出て、水質が悪いという状況にあります。これも区域の変更認可を伴いますけども、これは遠賀・中間広域事務組合との関連もありますので、そういう広域事務組合と町とが協力して設置する方向にということで、現在、それも検討をいたしております。
○議長(市津広海君)
広渡議員。
◆議員(広渡輝男君) 私は、未給水区域の給水についてはそこそこの地域の特性がある中で、井戸水の水質が劣悪だというようなことで、何とかしてほしいというような、そういう地域もありますし、いろんなしがらみありますので、今回そういう地域の特性に応じた未給水区域の配水管の整備等について考えていただきたいなということから質問してる部分があります。 その点については、町長もその地域の状況に応じて、特にまた私も広域の議員でありますので、広域の中でいろんな課題が出てきております。そういう中で、町長の考え方、方向について示されれば、それをもって私も広域の中でそういう主張をすることができますので、あえてその点について触れさせていただきました。 この上水道の未給水区域の拡大と未給水地区の解消については以上で終わらせていただきます。 それから、あと時間も押し迫ってますけども、下水道の普及とし尿処理ということで、この点についてはもう総論的な質問に対して町長も答弁されておりますので、今後下水道の普及について積極的に取り組んでいただきたいということ、あるいは水洗化率の拡大に向けて取り組んでいただきたいということがありますけども、この中で私は小型合併浄化槽の設置補助金が非常に高率な85%補助になってるということで、実際予算では20基上げられて、実質的には10基程度しか整備されてない。そういう状況の中で、一層公共用水域の汚濁防止を図るために積極的に取り組んでいただきたいということと、もう一点は、これは合併浄化槽の設置事業については、今現在、浄化槽の設置件数326戸と、し尿くみ取り世帯が450戸と、776戸のうち326、42%整備されてるというふうに伺っておりますけども、この設置見込みの促進と、それから今回高率補助になりましたので、前の補助制度で設置された浄化槽を一定耐用年数を超えて、そしてまた改修したいとしたときに何らかの形でこういう方たちを救済するような一度限りの支援できるような措置なり、そういうことが考えられないかということをちょっと町長にお尋ねしたいと思います。
○議長(市津広海君) 鳥谷課長。
◎
住民環境課長(鳥谷幹二君) 単独浄化槽、あるいは合併処理浄化槽でそうした世帯については、ほとんどが公共下水道が整備されたときに単独の浄化槽、あるいは合併浄化槽を廃止されて、公共下水道の浄化槽に接続されたという世帯が非常に多くございます。今
広渡議員が御指摘の古い、つまり単独浄化槽を新制度に基づいて今度新しく、今合併浄化槽しかつくれませんので、その浄化槽に切りかえたときに補助金が変わらないかというような御指摘でございますけども、そうした事例が現在のところありません。浄化槽法の改正によって、これが平成13年の4月1日から新しい浄化槽法が適用されて、合併浄化槽でしか新設はできないというふうになっています。浄化槽のいわゆる耐用年数が約30年です。と申しますと、平成四十何年というようなことで、合併浄化槽から新たにまた合併浄化槽にやりかえるときというのが今から言うと、約20年というようなこともあります。 それから、従前の浄化槽、いわゆる単独処理浄化槽を今回、例えば合併処理浄化槽に切りかえたときにどうなるのかというのは、まだあと10年近くそうした状態が出てこないのではないかというふうに考えておりますので、現状ではどうするというふうなことは考えておりません。 それから、啓発の関係ですけども、こうした啓発は昨年度、平成24年度、2回ほど直接該当される四百数十世帯にダイレクトメールで御紹介をさせていただいて普及に努めてまいりましたが、それでも平成24年度は12基の設置で終わっています。今後もこの分については、その普及についてダイレクトメールを通じてでも啓発に努めてはまいりますけども、本来この制度を活用されるかどうかというのは、そうした住民の皆さんの考え方でございますので、そうした住民の皆さん方の考え方が変わればどんどん普及がしていくのではないかというふうに考えています。以上です。
○議長(市津広海君)
広渡議員。
◆議員(広渡輝男君) 合併浄化槽の改修は設置してからまだ間もない中だから、合併浄化槽の改修の事例は出てこないと、ただ、単独浄化槽が合併浄化槽に切りかえると、そのことについてもまだまだそういう経年してないというようなことで、出てこないということだけども、それは全くあり得ないことではありませんので、今後のここの充実について町長のまさにこういう住みたくなる、住みよいまちづくりを進めるためにそうした形の取り組みについても考えていただきたいと思いますが、町長いかがですか。
○議長(市津広海君)
宮内町長。
◎町長(
宮内實生君) 合併浄化槽の耐用年数が大体30年というふうに言われております。この分については、国、県、町の補助金ありますけども、考え方としては、つけるときは30年間いいですよと、改築するとき、だめですよということにはならんのやないかなと、だからこれ国、県がしないから、町で全部やってくださいよということになると、非常に町も多額の費用がかかる。全部町にぶっかぶってしまうということになるから、非常にそういう面では厳しいと思いますけども、考え方からするなら、国、県の補助金はつけるべきだと、耐用年数を超えればですね。改築する場合には当然出していただかなければならないし、そうなると、町も同じように出すような形というのは、普通考えたらそうだろうというふうに思いますし、そういう方向で、国と、あるいは県ともそういったところを、こういう場合についてはどうなるのかというものを確認したいというふうに思います。
○議長(市津広海君)
広渡議員。
◆議員(広渡輝男君) まちづくりのうえで、この合併浄化槽もまさにライフラインのところになりますので、国、県と協議と、確認したいということでございますので、積極的な取り組みをお願いしたいと思います。 時間がありませんので、最後に財政支援制度とチェック・補完機能ということでしたけども、時間がありませんが、ちょっと1点か、この予算の執行に関する町の調査権の行使状況と、それから監査委員に対して監査要求なりされたケースがあるのか、その点についてちょっとお尋ねします。
○議長(市津広海君) 川原
総務課長。
◎
総務課長(川原政人君) まず、監査の件ですけれども、財政援助団体の監査ということでございますが、これは事例がないものというふうに認識をしております。また、221条の調査権の件ですけれども、とりたてて221条に基づいてやりますとかいうのは、これというのはないかもしれませんけれども、基本的なスタンスとしては、そこに基づいて調査をするということで事務処理をしておりますので、またそれにのっとった補助金の交付規則でもありますから、そうしたスタンスで当たってきたというところぐらいしか申し上げられないのかと思います。
○議長(市津広海君)
広渡議員。
◆議員(広渡輝男君) 今回の
一般質問については、行政サービスを一般行政や公営企業にかかわりなく、町民がひとしく享受できるようにと、そういう視点とまさに税金の有効活用について十分チェック、適正な執行をお願いしたいということで申し上げました。 最後に、今度24年度決算が上がっておりますけど、成果報告ですか、あの中で今回の要綱の改正がなされております。この改正なされた考え方で、十分チェックされて、今回24年度の決算報告に出されてるということで解釈してよろしいですかね。 では、そういうことで確認をさせていただいて、私の
一般質問を終わります。済みません、どうもありがとうございました。
○議長(市津広海君) 以上で、3番、広渡輝男議員の
一般質問は終わりました。────────────・────・────────────
○議長(市津広海君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日は、これにて散会します。起立、礼。午後3時44分散会──────────────────────────────...