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09月24日-05号

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  1. 岡垣町議会 2012-09-24
    09月24日-05号


    取得元: 岡垣町議会公式サイト
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    平成 24年 9月定例会(第3回)───────────────────────────────────────────平成24年 第3回(定例)岡 垣 町 議 会 会 議 録(第5日)                            平成24年9月24日(月曜日)───────────────────────────────────────────議事日程(第5号)午前9時30分開議  日程第 1 議案第32号 岡垣町子ども医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例 日程第 2 議案第33号 岡垣町防災会議条例の一部を改正する条例 日程第 3 議案第34号 岡垣町災害対策本部条例の一部を改正する条例 日程第 4 議案第35号 岡垣町立体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 日程第 5 議案第36号 平成24年度 岡垣町一般会計補正予算(第1号) 日程第 6 議案第37号 平成23年度 岡垣町一般会計歳入歳出決算認定について 日程第 7 議案第38号 平成23年度 岡垣町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 8 議案第39号 平成23年度 岡垣町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 9 議案第40号 平成23年度 岡垣町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第10 議案第41号 平成23年度 岡垣町水道事業会計利益の処分及び決算認定について 日程第11 議案第42号 平成23年度 岡垣町下水道事業会計決算認定について 日程第12 議案第43号 岡垣町道路線の変更及び認定について 日程第13 議員派遣について(報告) 日程第14 議員派遣について 日程第15 総務産業常任委員会の閉会中の継続審査について      (1)陳情第1号 陳情書 株式会社ナフコ出店計画について      (2)請願第2号 住民の安全・安心を支える公務・公共サービスの体制・機能の充実を求める請願書      (3)陳情第3号 JR海老津駅南側道路等整備事業の一部凍結並びに縮小見直しに関する陳情 日程第16 総務産業常任委員会の閉会中の継続調査について      (1)企業誘致について      (2)農業振興について 日程第17 文教厚生常任委員会の閉会中の継続調査について      (1)福祉問題について      (2)教育問題について 追加日程第1 問責第1号 西田陽子議員に対する問責決議──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第 1 議案第32号 岡垣町子ども医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例 日程第 2 議案第33号 岡垣町防災会議条例の一部を改正する条例 日程第 3 議案第34号 岡垣町災害対策本部条例の一部を改正する条例 日程第 4 議案第35号 岡垣町立体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 日程第 5 議案第36号 平成24年度 岡垣町一般会計補正予算(第1号) 日程第 6 議案第37号 平成23年度 岡垣町一般会計歳入歳出決算認定について 日程第 7 議案第38号 平成23年度 岡垣町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 8 議案第39号 平成23年度 岡垣町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 9 議案第40号 平成23年度 岡垣町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第10 議案第41号 平成23年度 岡垣町水道事業会計利益の処分及び決算認定について 日程第11 議案第42号 平成23年度 岡垣町下水道事業会計決算認定について 日程第12 議案第43号 岡垣町道路線の変更及び認定について 追加日程第1 問責第1号 西田陽子議員に対する問責決議 日程第13 議員派遣について(報告) 日程第14 議員派遣について 日程第15 総務産業常任委員会の閉会中の継続審査について      (1)陳情第1号 陳情書 株式会社ナフコ出店計画について      (2)請願第2号 住民の安全・安心を支える公務・公共サービスの体制・機能の充実を求める請願書      (3)陳情第3号 JR海老津駅南側道路等整備事業の一部凍結並びに縮小見直しに関する陳情 日程第16 総務産業常任委員会の閉会中の継続調査について      (1)企業誘致について      (2)農業振興について 日程第17 文教厚生常任委員会の閉会中の継続調査について      (1)福祉問題について      (2)教育問題について──────────────────────────────出席議員(13名) 1番 横山 貴子君          2番 西 美千代君 3番 小野 元次君          4番 太田  強君 5番 西田 陽子君(午後4時06分退場) 6番 安部 弘彦君          (午後4時52分入場)                    (午後5時01分退場)                    (午後5時17分入場)           7番 下川路 勲君          8番 平山  弘君 9番 中村 好伸君         10番 広渡 輝男君11番 神崎 宣昭君         12番 市津 広海君13番 曽宮 良壽君                   ──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 高山 昌文君       係長 神屋 聖子君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長 …………………… 宮内 實生君   副町長 ………………… 山田 敬二君企画政策室長 ………… 渡辺 一郎君   情報推進課長 ………… 太田 周二君総務課長 ……………… 門司  晋君   地域づくり課長 ……… 青山雄一郎君税務課長 ……………… 秋武 光男君   会計管理者 …………… 安部 信義君健康づくり課長 ……… 川原 政人君   福祉課長 ……………… 川原 義仁君住民環境課長 ………… 鳥谷 幹二君   こども未来課長 ……… 武谷  勝君都市建設課長 ………… 吉田  茂君   産業振興課長 ………… 高山 哲郎君上下水道課長 ………… 藤岡  賢君                     教育長 ………………… 花田 敏彦君   教育総務課長 ………… 本田 典生君生涯学習課長 ………… 辻  芳和君                     ──────────────────────────────午前9時28分開議 ○議長(曽宮良壽君) ただいまの出席議員は、13名であります。 定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。 起立、礼。 直ちに本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配布したとおりであります。────────────・────・──────────── △日程第1.議案第32号 ○議長(曽宮良壽君) 議事日程第5号、日程第1、議案第32号岡垣町子ども医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配布しておりますので、委員長報告は省略します。 委員長報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山昌文君) 報告第33号、文教厚生常任委員会報告書、1、議案第32号岡垣町子ども医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例。本委員会は、上記の議案を審査した結果、原案を可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成24年9月13日、文教厚生常任委員会委員長平山弘岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第32号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手全員であります。したがって、議案第32号の件は委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第2.議案第33号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第2、議案第33号岡垣町防災会議条例の一部を改正する条例の件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配布しておりますので、委員長報告は省略します。 委員長報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山昌文君) 報告第31号、総務産業常任委員会報告書、1、議案第33号岡垣町防災会議条例の一部を改正する条例。本委員会は、上記の議案を審査した結果、原案を可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成24年9月12日、総務産業常任委員会委員長下川路勲岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第33号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手全員であります。したがって、議案第33号の件は委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第3.議案第34号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第3、議案第34号岡垣町災害対策本部条例の一部を改正する条例の件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配布しておりますので、委員長報告は省略します。 委員長報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山昌文君) 報告第32号、総務産業常任委員会報告書、1、議案第34号岡垣町災害対策本部条例の一部を改正する条例。本委員会は、上記の議案を審査した結果、原案を可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成24年9月12日、総務産業常任委員会委員長下川路勲岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第34号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手全員であります。したがって、議案第34号の件は委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第4.議案第35号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第4、議案第35号岡垣町立体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配布しておりますので、委員長報告は省略します。 委員長報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山昌文君) 報告第34号、文教厚生常任委員会報告書、1、議案第35号岡垣町立体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例。本委員会は、上記の議案を審査した結果、原案を可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成24年9月13日、文教厚生常任委員会委員長平山弘岡垣町議会議長曽宮良壽様。
    ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第35号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手全員であります。したがって、議案第35号の件は委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第5.議案第36号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第5、議案第36号平成24年度岡垣町一般会計補正予算(第1号)の件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配布しておりますので、委員長報告は省略します。 委員長報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山昌文君) 報告第35号、総務産業常任委員会報告書、1、議案第36号平成24年度岡垣町一般会計補正予算(第1号)。本委員会は、文教厚生常任委員会との連合審査会において、上記の議案を審査した結果、原案を可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成24年9月18日、総務産業常任委員会委員長下川路勲岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第36号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、可決であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手全員であります。したがって、議案第36号の件は委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第6.議案第37号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第6、議案第37号平成23年度岡垣町一般会計歳入歳出決算認定についての件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配布しておりますので、委員長報告は省略します。 委員長報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山昌文君) 報告第36号、総務産業常任委員会報告書、1、議案第37号平成23年度岡垣町一般会計歳入歳出決算認定について。本委員会は、文教厚生常任委員会との連合審査会において、上記の議案を審査した結果、原案を賛成多数で認定することに決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成24年9月20日、総務産業常任委員会委員長下川路勲岡垣町議会議長曽良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず本件に対する反対討論の発言を許します。5番、西田議員。 ◎議員(西田陽子君) 議案第37号平成23年度岡垣町一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から意見を述べます。 決算総額84億9,172万3,134円で、収支残高は5億2,578万7,272円です。翌年度への繰越額1億2,289万7,000円を差し引いて、実質収支は4億288万3,272円です。景気の低迷が続く中、町税は昨年の減収に続き今回も272万円の減収になっています。しかし、地方交付税前年比1億1,941万7,000円の増や臨時財政対策債が5億1,283万9,000円の発行で黒字になっています。 岡垣町平成23年度の経常収支比率は0.3ポイント悪化し、86.8%になっています。類似団体の平均は85.6%です。岡垣町の自主財源比率は、前年度の47.5%から42.9%に下降しています。これは、基金再編に伴うものですが、それを考慮しても前年度比で0.3ポイント下降しており、国からの財源に大きく依存している状況は変わっていません。 交付税の振り替え措置としてある臨時財政対策債の発行額は、前年度に比べ減少しているものの、地方債全体の64.9%を占めており、このことは比率に悪影響を及ぼすと考えられると監査委員の意見書にも書かれています。 この臨時財政対策債は、10年前に比べると25倍以上にも膨れ上がっており、国は後で交付税措置をすると言いながら、国自体も借金をしながらの交付税措置であり、岡垣町も平成22年9月の全員協議会でこの臨時財政対策債の財源の不確定さに言及しています。 また、基金59億円の内訳を見れば、そのうちの19億円は譲渡性預金と言われる金融商品であり、平成19年に改正された金融商品に関する会計基準によれば、預金の一種ではあるが、性質は有価証券に該当すると述べており、市場の為替レートなどの変動に左右される不安定なものと定義されていることも指摘しておきます。 よって、これらのことから、岡垣町の財政基盤の不確定さをしっかりと認識する必要があると思います。具体的に個々の事業内容を見れば、評価すべき点は多々あります。 しかし、総事業費21億5,000万円のJR海老津駅南側道路整備事業の第1期工事が着工され、45メートル道路、3軒の移転がなされ、1億9,400万円の決算額となっています。が、結局国からの補助金が当初の見込みを大幅に下回ったため、計画の30%しか事業は進んでいませんし、1億3,000万円の減額補正となったことについて、町はしっかりと説明責任を果たし、当初の計画の大幅な見直しをすべきです。このまま続行することは、当該住民を混乱させるばかりか、後年に借金をふやすことにもなりかねません。 借金には、合理的なものとそうでないものとがあります。例えば、学校や公園等、後年の利用者との平等な負担を考えて必要なものがあります。ところが、収入増や返済の見込みが不確定な中、将来の地域経済の活発化や雇用の拡大など、有効性や波及効果の具体的な検証もなく借金を繰り返すことは、家計や収入を無視してクレジットカードでキャッシングを繰り返すようなものです。住民の大切な税金を任されている町が、将来への財政責任を果たそうとしていないものと言わなければなりません。 また、今回5,500人の署名が添付されたJR海老津駅南側道路整備事業についての見直し、凍結の陳情が出されています。岡垣町のこれだけ多くの住民が、21億円の費用対効果に疑問を持ち、このまま事業を続けていくことは、将来の岡垣町のまちづくりにおいて大きなツケを残す。早急に見直してと陳情しています。 先般の総務産業常任委員会は、たくさんの傍聴者が集まり、その中でこのことが審議されました。一住民が会の代表として注目の中で町の大きな政策に異議を申し立てることは、どれだけのリスクを伴い、どれだけの勇気と精神力を要したことでありましょうか。 しかし、8月17日の町長への陳情行動の際、町長は住民の政治的な関心を高めることにつながった。今回の一連の陳情活動に感謝しますと申されました。町長におかれましては、ぜひともこれらの陳情内容に真摯に、謙虚に向き合い実行し、陳情者の意向に沿った方向性での回答を求めます。 そして、結果として賛成派、見直し派と住民を二分するような残念なことにつながった今回の21億円の大型事業については、もっと計画段階から住民を参画させ、その都度議論の内容を公開し、多くの住民の意見を取り入れながら進めていく必要があったのではないかと思われます。 5,500人もの住民が疑問に思っていること事態、町のこの事業に関しての説明責任が不十分であったことを物語っています。このことを大きな教訓として受けとめ、今後具体的に住民参画の手法を取り入れていくことを求めます。 私自身、今回の陳情活動を通して、岡垣町の住民力の強さ、確かさを改めて実感いたしました。今後のまちづくりは住民との協働なくしては一歩も進まないと思いました。 昨年の3.11以降、被災地ではいまだ復興の見通しが立たずに、多くの方たちが大変な思いを抱えながら生活しています。そのことを私たちは常に胸に刻みながら、少子高齢化が進み、景気低迷や消費税増税が具体化しようとしている今は、地に足のついた地道なまちづくりを町は住民と協働しながら進めていくべきと思います。 岡垣町の財政力を再度徹底的に検証し、身の丈にあった税金の効果的、効率的な活用の仕方を求めるものです。 以上をもって反対討論といたします。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、賛成討論の発言を許します。小野議員。 ◎議員(小野元次君) 議案37号平成23年度岡垣町一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論いたします。 昨年、我が国では、3月の東日本大震災の発生で、多くの尊い生命と大切な財産を奪われ、甚大な被害を受けられた被災地の方々への復旧・復興は、最重要な国民的課題とした支援の年であり、また、原発事故による電力供給の減少と被災企業の影響で、日本経済の停滞・景気の低迷が懸念され混乱した一年でもありました。 そのような中、我が町の第5次総合計画の初年度にあたり、計画目標に沿って、輝き・安全安心・心の豊かさをテーマに、町の将来像の実現に向けて、自然環境の再生、農水産・商工の振興、高齢者・障害者福祉の向上と災害時の高齢者や障害者への対応、医療支援や健康診断の推進、地域の活性化を図る施策等に取り組りまれました。また、教育では、学校運営協議会の推進による学校教育力の向上支援や施設耐震化補強等が実施されています。JR海老津南側道路等整備事業は、将来の岡垣を担う長年の計画事業であり、平成27年完成に向けて着実に実施着工され、町の財政状況を鑑みた運営がなされていることを大いに評価をいたし、平成23年度岡垣町一般会計歳入歳出決算認定の議案につきましては、賛成といたします。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、反対討論の発言を許します。平山議員。 ◎議員(平山弘君) 議案第37号平成23年度岡垣町一般会計決算認定について、反対の立場から討論いたします。 この23年度決算を見ると、岡垣町は町長も会計監査意見書も指摘しているように、町財政は良好な状況にあります。もちろん相対的にであります。実際この一般会計決算でも4億288万円の黒字決算で、単年度収支も約3,600万円の黒字決算です。 町税の納入・滞納状況について、町長も暮らし、営業の悪化が大きな部分といわれました。厚生労働省の白書でも生活の貧困は社会の責任という国民意識を明らかにしています。消費税増税は景気の面でも財政の面でも逆行するものです。 当初予算は財政調整基金から1億9,000万円を繰り入れて編成していましたが、この1億9,000万円を返上し、なおかつ収支黒字決算の中から昨年の1億3,000万円に引き続き、1億5,000万円を財政調整基金に繰り入れました。 黒字決算は一面いいことですが、構造改革、選択と集中で住民要求・要望が一定、抑制・押さえ込まれているし、負担増の反映とも、住民要望の抑制の反映ともいえます。 そういう中でも、届け出保育施設保育料補助金、子宮頸がん・ヒブ・小児用肺炎球菌等ワクチンの無料予防接種、手話通訳無料派遣事業、地域見回り・防犯パトロール、防犯灯整備、小中学校の耐震強化工事、緊急雇用対策事業など評価するものです。 今後も三吉団地の老朽化している木造町営住宅の建てかえ、障害者が安心して暮らせる社会のために障害者サービスの向上と雇用の場の拡大、災害時の避難場所ともなる公民館等への耐震化の進行、また、地域産業の活性化のためには各地で試されずみの、そして波及効果抜群の住宅リフォーム制度、子育て支援として子どもの医療費を中学校卒業までの、通院の場合も無料化していくことを求めます。 決算審議の中の特徴は、職員の人員と給与の削減などの岡垣町行財政構造改革と、議員の削減で、全体で8,000万円経費が削減できたと、地方自治体による役割をはるかにおいて、町の財政第一の考え方を謳歌するものでした。 しかし、職員の家計に、ひいては地域の経済活性化に少なくない影響を与え、自身の健康にも影響を与えてきたことは否めません。若干修正されましたが、国の方針がさらに追い打ちをかけています。 議員の削減によって住民の切なる声・声無き声は、議会に行政に届きにくくなっていることも否めません。そもそも構造改革とは何だったのでしょうか。規制緩和、市場万能主義の小泉構造改革によって貧困と格差が拡大しました。岡垣町の行財政構造改革は、受益と負担の適正化と称して公民館等文化体育施設の利用料の見直し、老人憩いの家入浴料の設定、重度心身障害者タクシー初乗利用券、介護用品紙おむつ等の支給などの在宅老人福祉事業、敬老祝品の見直し、廃止を実施してきました。下水道料金も値上げされました。民間でできるものは民間へという市場化もされました。結局、お年寄りや低所得者、障害者など社会的弱者への負担と住民負担をふやすなど、温かい心が欠如した住民負担増のもとでの結果でもあります。このことを忘れてはならないと思います。 宮内町長は選択と集中という、民間企業の経営戦略の手法で行財政を執行しています。これからも、敬老祝金・敬老特別祝金、私立幼稚園就園奨励金を縮小する考えも出されています。また、いこいの里の入浴施設、老人憩の家など、公共施設の管理運営を民間に任せたり、移譲する。補助金の見直しや役場窓口業務も民間委託する考えも出されています。 東部保育所の民間移譲の具体化が進められていることが明らかになりました。国の子育て新システムでも論議されましたが、公的責任をないがしろにすることには反対です。景気低迷で暮らしと営業が大変なときに、今また、電機産業の13万人ものリストラが進められようとしています。安川電機のモーター部分の非正規雇用のリストラも進められています。 雇用や生活不安がつづく中、地方公共団体・岡垣町として住民の暮らしや福祉を守り、社会的・経済的弱者に光をあてた、温もりと温かみのある町政を求めるものです。 JR海老津駅南側道路等整備事業についてです。約5,500の署名を添付して陳情書が町長にも提出されています。町長は真摯に受けとめ検討していると答弁されました。私の一般質問への答弁も保留されていますが、多くの町民が事業の内容についても、財政規模についても問題意識を持っています。町長も言われましたように説明責任を十分果たし、住民合意を得られていくよう求めます。 以上述べて、反対討論といたします。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、賛成討論の発言を許します。太田議員。 ◎議員(太田強君) 議案第37号平成23年度岡垣町一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場から討論いたします。 平成23年度一般会計歳入歳出決算は、歳入90億1,705万3,406円、歳出84億9,172万3,134円、次年度に繰り越す財源、いわゆる繰越明許費1億2,289万7,000円を差引いて実質収支は4億288万3,272円の黒字決算となっています。平成23年度実質収支4億288万3,272円から22年度実質収支3億6,695万8,767円を差引いた単年度収支においても3,592万5,000円の黒字となっています。 財源構造を見ますと自主財源が前年度より4.6ポイント下がり42.5%となっています。前年度は基金の再編成での繰入金の影響が出ているとはいえ、依存財源による交付金に頼らざるを得ない中、宮内町長の第5次総合計画における前期基本計画の行動目標に向けて、輝き・安全・安心・心の豊かさをキーワードとする岡垣町の将来像を目指した政策の実行がなされていると判断します。 決算書に添付されている主要な施策の成果報告書においても、それぞれの項目において政策・施策の評価と評価に基づく今後の取り組みについて、方向性も明示されています。しかも事業別シートにおいても事業実績や財源内訳、評価もきちんと分析されております。特に昨年に引き続づいて行われた外部評価は異論も出ましたが、それを受けた担当課では、改めて自分の課の仕事ぶりが外部から見られていることでよりスキルアップにつながるものと考えます。今年度の国際交流及び環境に係る外部評価はより実行性の高い事業や方向性が検証され、さらに事業のステップアップにむけて生かされるものと評価します。厳しい財政運営のなか、基金繰入れ1億5,000万円につきましても、これを評価し賛成といたします。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。横山議員。 ◎議員(横山貴子君) 議案37号平成23年度岡垣町一般会計歳入歳出決算認定について、賛成する立場から討論いたします。 平成23年度の実質収支額は4億288万3,000円の黒字であり、単年度収支も昨年に引き続き黒字となっています。財政調整基金からの繰り入れを行うことなく各事業を推進され、さらには1億5,000万を財政調整基金に繰り入れする結果となったことは、職員の一人一人が経営健全化に向けての意識と努力のあらわれと評価いたします。 しかし、今後も、景気の回復がなかなか期待できない現状において、町の財政は町税である自主財源は減少する方向にあり、依存財源である交付税等の収入に左右される財政状況です。 自主財源を確保できる環境、将来にわたって発展性を期待できるまちづくりをと願うとともに、さらなる行財政改革に全力で取り組んでいただくことを要望し賛成討論といたします。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに賛成討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第37号の件を挙手により採決します。 本件に対する委員長の報告は、認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手多数であります。したがって、議案第37号の件は委員長の報告のとおり認定されました。────────────・────・──────────── △日程第7.議案第38号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第7、議案第38号平成23年度岡垣町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についての件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配布しておりますので、委員長報告は省略します。 委員長報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山昌文君) 報告第40号、文教厚生常任委員会報告書、1、議案第38号平成23年度岡垣町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について。本委員会は、総務産業常任委員会との連合審査会において、上記の議案を審査した結果、原案を認定することに決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成24年9月20日、文教厚生常任委員会委員長平山弘岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第38号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手全員であります。したがって、議案第38号の件は委員長の報告のとおり認定されました。────────────・────・──────────── △日程第8.議案第39号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第8、議案第39号平成23年度岡垣町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配布しておりますので、委員長報告は省略します。 委員長報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山昌文君) 報告第41号、文教厚生常任委員会報告書、1、議案第39号平成23年度岡垣町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について。本委員会は、総務産業常任委員会との連合審査会において、上記の議案を審査した結果、原案を賛成多数で認定することに決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成24年9月20日、文教厚生常任委員会委員長平山弘岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず本件に対する反対討論の発言を許します。平山議員。 ◎議員(平山弘君) 議案第39号平成23年度岡垣町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論をいたします。 この制度はうば捨て山と言われたようにお年寄りを家庭内で差別し、年齢でも医療でも差別する制度だといえます。 国は75歳以上で区切った理由として、次のことを挙げました。1、働き盛りと比べ老化に伴う生理的機能の低下により、治療の長期化、複数疾患への罹患、特に慢性疾患が見られる。2、多くの高齢者に症状の軽重は別として認知症の問題が見られる。3、後期高齢者は、この制度の中でいずれ死を迎える。つまり75歳以上の人は、どうせ死を迎えるのに医療がかかりすぎるからこういう制度をつくったとあからさまに説明しています。無慈悲なことです。保険料も平成20、21年度と比べて22、23年度は所得割が9.24%から9.87%に、均等割も軽減措置があるものの、50,935円から52,213円に 引き上げられています。平成24、25年度も引き上げられました。年金から天引きできない、普通徴収の人の中には滞納している人も多く見られます。保険料は2年ごとに改訂され、改訂ごとに引き上げられる仕組みになっています。 国の責任を放棄しているこんな制度は廃止すべきです。 以上述べて反対討論といたします。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。 次に、反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) これをもって討論を終了します。 これより議案第38号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手多数であります。したがって、議案第39号の件は委員長の報告のとおり認定されました。────────────・────・──────────── △日程第9.議案第40号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第9、議案第40号平成23年度岡垣町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定についての件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配布しておりますので、委員長報告は省略します。 委員長報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山昌文君) 報告第37号、総務産業常任委員会報告書、1、議案第40号平成23年度岡垣町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について。本委員会は、文教厚生常任委員会との連合審査会において、上記の議案を審査した結果、原案を認定することに決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成24年9月20日、総務産業常任委員会委員長下川路勲岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第40号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手全員であります。したがって、議案第40号の件は委員長の報告のとおり認定されました。────────────・────・──────────── △日程第10.議案第41号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第10、議案第41号平成23年度岡垣町水道事業会計利益の処分及び決算認定についての件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配布しておりますので、委員長報告は省略します。 委員長報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山昌文君) 報告第38号、総務産業常任委員会報告書、1、議案第41号平成23年度岡垣町水道事業会計利益の処分及び決算認定について。本委員会は、文教厚生常任委員会との連合審査会において、上記の議案を審査した結果、原案を可決及び認定することに決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成24年9月20日、総務産業常任委員会委員長下川路勲岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第41号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は、利益の処分については可決、平成23年度決算については認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手全員であります。したがって、議案第41号の件は委員長の報告のとおり可決及び認定されました。────────────・────・──────────── △日程第11.議案第42号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第11、議案第42号平成23年度岡垣町下水道事業会計決算認定についての件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配布しておりますので、委員長報告は省略します。 委員長報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山昌文君) 報告第39号、総務産業常任委員会報告書、1、議案第42号平成23年度岡垣町下水道事業会計決算認定について。本委員会は、文教厚生常任委員会との連合審査会において、上記の議案を審査した結果、原案を認定することに決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成24年9月20日、総務産業常任委員会委員長下川路勲岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第42号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手全員であります。したがって、議案第42号の件は委員長の報告のとおり認定されました。────────────・────・──────────── △日程第12.議案第43号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第12、議案第43号岡垣町道路線の変更及び認定についての件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配布しておりますので、委員長報告は省略します。 委員長報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山昌文君) 報告第42号、総務産業常任委員会報告書、1、議案第43号岡垣町道路線の変更及び認定について。本委員会は、上記の議案を審査した結果、原案を賛成多数で可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成24年9月21日、総務産業常任委員会委員長下川路勲岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず本件に対する反対討論の発言を許します。西田議員。 ◎議員(西田陽子君) 議案第43号岡垣町道路線の変更及び認定について反対の立場から討論いたします。 井堀・源十郎線野間1丁目を井堀・稗田線に変更し、岩ケ谷・源十郎線野間1丁目の道路を新たに認定する議案です。法的な手続きに問題はないにしても、新しい道路長さ221.4メートルが、まだできてもいないのに、このように認定を求められる事に違和感を覚えます。また、9月議会最終日から4日前にばたばたと追加議案として、議運にかけられ、その翌日には総務産業常任委員会に付託されるということにも、なぜこうまで町が急がなくてはいけなかったのか。緊急性、必要性に疑問を持たざるを得ません。 提案理由は交通の利便性を高めるため、庁舎敷地内での交通事故を防ぐためということでしたが、この道路が1日どの程度の交通量が想定されるものか、また事故を防ぐと言われるが事故多発地域はほかにもあり、道路事業の優先順位について説明がなされていません。今回の道路認定は3月の全員協議会で説明を受けた、土地開発公社のサンリーアイ駐車場の拡幅と住宅の造成事業に関連するものです。3月の説明では68台分とあったものが、一気に98台分となり、住宅30軒が52軒と変更され、工事規模の拡大、17,400平米が一気に25,000平米へ変更され、用地取得も9,800万円から1億1,500万円へ上がり、総事業費も2億8,000万円から4億円に変更され、それぞれなぜそうなったのかについても十分な説明がなされていません。駐車場の拡幅そのものも大きなスポーツ大会があるときに対応するためということでしたが、1年に何回程度、そのようなスポーツ大会があるものか、の説明もされていません。通常は現在は規模で充足していると思います。人口は減少しサンリーアイの利用者はほぼ横ばいということで、ふえてはいませんしそのような中、駐車場を100台近くもふやす必要性があるのか疑問です。 なによりこの5億円以上もかかる大きな事業を土地開発公社が行う。土地開発公社は町の財源を担保にして4億2,700万円を金融機関から借りて行います。土地開発公社とは100%町が出資している町の外郭団体であり理事長がおります。理事長は岡垣町の副町長がその任についています。もし造成した宅地が売却されなければ利子を含む大きな損失を公社がこうむることになります。ということは町が借金を肩代わりするということは、町民の負担となるおそれが想定されるということです。売却の見込みは十分にあると副町長は答弁しましたが、場所がいいからといって昨今の少子高齢化や消費税増税でさらに景気低迷が進むなか、戸建て52戸分の宅地がそう簡単に売却されるのかどうか疑問が拭えません。土地開発公社の役目は本来地価が高騰することが予測されるときに土地を先行取得することにある。それを町に買い戻してもらい町は公共的なことに活用するのです。今のように地価の下落が続くときに土地開発公社の役目があるとは思われません。 また、土地開発公社については平成21年8月26日に総務省から通達が出ています。近年の公共事業の減少や地価の継続的な下落という社会情勢の変化があり、今後も公社を活用した土地の先行取得の必要性が見込まれないとともに経済の低迷などによる事業計画の遅れから先行取得した土地の買い戻しが当初計画のとおりに進まず、土地保有期間が長期化することにより金融機関からの借入金や利息が累増してしまう、いわゆる塩漬け土地を言われるものです。ですから総務省は地方公共団体に将来の財政の健全な運営に資するよう開発公社の将来的な財政負担の明確化と計画的な削減に取り組むこと。つまり公社の解散を含む抜本的な改革を求めています。平成25年度中にです。そのような全国的な流れの中で岡垣町は土地開発公社が土地を先行取得し、事業を行おうとしている。まさに時代と逆行したあり方といえます。9月19日の朝日新聞では横浜市が含み損700億円を抱え土地開発公社を解散するとありました。今このようなただいま申し上げたような理由から今回の道路認定には反対せざるを得ません。 ○議長(曽宮良壽君) ただいまの西田議員の討論の中に多々不適切な発言があったというふうに議長において判断いたしますので、暫時休憩して議会運営委員会を直ちに開いていただいて、御協議をお願いいたします。暫時休憩します。午前10時17分休憩………………………………………………………………………………午後3時55分再開 ○議長(曽宮良壽君) 再開します。 太田議員。 ◎議員(太田強君) 午前中の本会議におきまして、議案第43号 岡垣町道路線の変更及び認定についての件の反対討論において、西田議員が反対討論をされましたが、その折に議長より不適当な発言ということで議会の休憩が求められ、その審議について議長より議会運営委員会に取り扱いが求められました。 直ちに議会運営委員会を開きまして、この時間になるまで議会運営委員会で再開に向けての協議をしてきたところでございます。 その中で、この再開に当たりまして、議運の委員の中から3点について西田議員に説得をするということの意見が出ました。その3点というのは、1つは、この反対討論の中に委員会に対する発言ということで、これは委員会でしかも2回目の議会の中断があったと、こういうことで、西田議員もはっきりこういう問題については理解してあるはずではないかと、こういうことで、この点について議運並びに総務産業委員会は正式に議題に上げておるということで、西田議員にこの点の発言の撤回ないし削除を求めたところでございます。 次に、土地開発公社に対する意見の中で、議会から3名の議員がこの委員会の中に土地開発公社の委員として選出されておるということで、この議会として土地開発公社に対する内容、あるいは運営に対する内容等について、疑義のあるような意見が出ておるということについては、議会の中でもきちんと整理すべきではないかと。 次に、3番目には、議会を長時間にわたりとめたということで、これは議会運営委員会以外の議員、それから町の執行部の出席者に対して長時間のこの議会のとまりに対して、議会できちんと謝罪をしていただきたい、この3つのことを西田議員に申し渡して、この撤回ないし削除を求めたところでございます。 しかしながら、西田議員に議運の委員長である私と安部副委員長と2人で西田議員を呼びまして、この3点についての取り消し、削除、それから謝罪、これをお願いいたしましたけれども、いずれも西田議員のほうから1番の委員会に対する発言、これにつきましては、議会の委員会に言ったものではない、町長、執行部に言ったものであると。 それから、土地開発公社の意見としては、これは議題に直結しておる問題であり、それから、この報告も何も知らないで、道路認定だけでは関連ある問題として捉えてもよろしいんじゃないか。 それから、あとの全国的なこの問題については、全国的な流れということで土地開発公社の問題を提起したのであると、こういう発言であります。 それから、議会をとめた謝罪につきましては、自分がとめてはいないということで、これは議長がとめたものであると、この3つでございます。 しかしながら、私ども議会運営委員会は議長から委ねられて、そしてこの問題に対して再開に早く議会再開をこぎつけたいということでの結論でありまして、これを申しましたけれども、いずれも拒否されたということで、再度この議会運営委員会を開きまして、今後こういうことがないように、それから何度も議会がとまることのないように西田議員に注意を喚起すべきであると、こういう意見がまとまりました。 中には、それは必要ない、そのまま早く議会を再開してくれという意見もありましたけれども、大多数の意見の中に、やはり西田議員に再考を促すということで、問責ないしは懲罰をしたらどうかと、こういう御意見が出ました。 しかしながら、これに該当するかどうかという問題を論じまして、今回は懲罰動議を出すということで議会を再開していただきたいと、こういう結論に至りましたので、報告いたします。 ○議長(曽宮良壽君) ただいまの発言の中で、懲罰動議ということがありましたが、訂正を。太田議員。 ◎議員(太田強君) 失礼しました。問責を出すということで決まりましたので、この方向で取り扱いたいと思います。────────────・────・────────────追加日程第1.問責第1号 ○議長(曽宮良壽君) ただいま太田議員から西田議員に対する問責決議の動議が出されました。この動議に賛成の議員の挙手を求めます。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 所定の賛成者がありますので、動議は成立しました。 この際、本動議を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、この際動議を日程に追加し、議題とすることに決定しました。 ここで暫時休憩します。午後4時2分休憩………………………………………………………………………………午後4時5分再開 ○議長(曽宮良壽君) 再開します。 追加議事日程第1号、日程第1、問責第1号 西田陽子議員に対する問責決議の件を議題といたします。 ここで、地方自治法第117条の規定により、西田議員の退席を求めます。〔西田陽子議員退場〕 ○議長(曽宮良壽君) 暫時休憩します。午後4時6分休憩………………………………………………………………………………午後4時6分再開 ○議長(曽宮良壽君) 再開します。 提出者より提案理由の説明を求めます。太田議員。 ◎議員(太田強君) 西田陽子議員に対する問責決議案の提案理由を申し上げます。 私たち岡垣町議会議員は、住民のために岡垣町をより良い町にするため日々努力を重ねています。その活動の基本は言論であり、議会が言論の府と言われているように議員の発言は保障されております。 しかし、本日の西田陽子議員の発言は平成22年12月16日本会議での発言に引き続き、岡垣町議会の会議運営の秩序を大きく乱すものです。西田議員は議案第43号岡垣町道路線の変更及び認定についての反対討論中に、議会運営委員会の会議運営を非難し、議案と直接関係のない岡垣町土地開発公社の運営や存続について言及しました。これは明らかに岡垣町議会会議規則第50条に反しています。西田議員は、この議案を付託された総務産業常任委員会でも議題外の発言を繰り返し行い、委員長から再三の注意を受けたにもかかわらず、本日また同じ発言を行いました。そのため、議会運営委員会によって、発言の取り消し、謝罪及び今後の発言に注意することという3つの勧告が行われましたが、これを受け入れず、自分の発言や行動には何の問題もないとしています。果たしてそうでしょうか。議会人は、ルールを尊重し、節度ある発言を要求されています。そうでなければ、発言の自由は保障されないと考えています。そのことを常に念頭におき、今後、責任ある発言と行動をしていただくことを求めて、この問責決議案を提出いたします。 ○議長(曽宮良壽君) これより質疑を行います。質疑はありませんか。平山議員。 ◆議員(平山弘君) 提案者に若干質疑を行います。 議事が再開されて、議会運営委員会の説明をされたときに、太田委員長はその経過を説明をする中で、開発公社に対する疑義のある内容の発言があった。そして、議会を長時間とめたと、それで謝罪を求めたと。これまでも何度も議会をとめてきたというふうに言われました。 そして、この議運を開く理由の中で、反対討論が終わった後、議長が不適当な発言だということで、議運に今後の議会の進め方について、いわゆる諮問を受けて議運を開いてきたということです。 それで、1つは西田議員の討論の中のどういうところが不適当な発言であるのか、議運の中でも若干説明がされましたけども、最後これ本会議でありますので、再度明確にしていただきたいというふうに思います。 それから、議会を長時間とめたといいますけども、私は西田議員の反対討論が終わった後、議長が議事の休憩といいますか、そういうものを議長がとったということが真実であります。西田議員が議会をとめたということではないというふうに思います。 それから、この問責決議のところで、私自身会議規則の第50条に反してというふうにありますので、会議規則第50条というのがどういう内容のものかということについて、お尋ねしたいと思います。 以上、幾つか述べましたけども、提案者の説明を求めたいと思います。 ○議長(曽宮良壽君) 時間を要するようであれば休憩して、50条のところいいですか。 ◎議員(太田強君) ええ、50条のところは、また申し上げます。 ○議長(曽宮良壽君) 太田議員。 ◎議員(太田強君) 今平山議員のほうから御質問がございました点についてお答えいたします。 西田氏の発言の中身につきましては、議運の中でこの文言に対して2つのところに皆さん方のお話をしていきました。その中では、上から7行目のところで、また9月議会最終日から4日前にばたばた追加議案として議運にかけられ、その翌日には総務産業常任委員会に付託されたということにも、なぜこうまでして町が急がなくてはいけなかったのか、緊急性、必要性に疑問を持たざるを得ません、このことにつきましては、既に総務委員会の中でも同じような発言がございましたし、議運の中でも議運を改めて開きまして、この点につきましては説明をしておるというところでございますので、改めてこのことについて委員会の中に指摘を受けるものではないと、こういう意見でございます。 それから、また一つは、この文言の中に西田議員のほうから発言で、何よりもこの5億円以上もかかる大きな事業を土地開発公社が行うと、以下いろんな意見が出まして、この土地開発公社に対しての意見でございます。運営の中身に触れているということで、この問題に対して土地開発公社で理事会まで開かれて決まっていることに対して、議会の中で、しかも議会の中から3人の委員が出ておるということで、中身に触れている必要ではないじゃないかと、こういう2点でございます。 それから、最後のほうに西田議員が言われましたこの土地開発公社の先行取得に対し、時代に逆行しておるということでございますが、これにつきましても、土地開発公社の中で十分に論議された問題ではないかと、こういう問題で削除をお願いしたというところでございます。 それから、あと50条につきましては、今手元に資料を持ちませんので、暫時休憩してお答えいたしたいと思います。 ○議長(曽宮良壽君) 暫時休憩します。午後4時15分休憩………………………………………………………………………………午後4時16分再開 ○議長(曽宮良壽君) 再開します。 太田議員。 ◎議員(太田強君) 私のほうは、今7行目と申しましたけれども、このことにつきましては、資料が全員に行き渡っておりませんので、発言を訂正して読み上げます。また、9月議会最終日から4日前にばたばたと追加議案として、議運にかけられ、その翌日には総務産業常任委員会に付託されるということにも、なぜこうまで町が急がなくてはいけなかったのか。緊急性、必要性に疑問を持たざるを得ません。この項目につきましては、既に総務産業常任委員会の中でお答えし、それからまた、これに対して中断して議会運営委員会が開かれ、そして確認をして議題に上程しているという経緯がございますので、この点の疑義、それから、読み上げますと、なによりこの5億円以上もかかる大きな事業を土地開発公社が行う。土地開発公社は町の財源を担保にして4億2,700万円を金融機関から借りて行います。土地開発公社とは100%町が出資している町の外郭団体であり理事長がおります。理事長は岡垣町の副町長がその任についています。もし造成した宅地が売却されなければ利子を含む大きな損失を公社がこうむることになります。ということは町が借金を肩代わりするということは、町民の負担となるおそれが想定されるということです。売却の見込みは十分にあると副町長は答弁しましたが、場所がいいからといって昨今の少子高齢化や消費税増税でさらに景気低迷が続くなか、戸建て52戸分の宅地がそう簡単に売却されるのかどうか疑問が拭えません。土地開発公社の役目は本来地価が高騰することが予測されるときに土地を先行取得することにある。それを町に買い戻してもらい町が公共的なことに活用するのです。今のような地価の下落が続くときに土地開発公社の役目があるとは思われません。 また土地開発公社については21年8月26日に総務省から通達が出ています。近年の公共事業の減少や地価の継続的な下落という社会情勢の変化がある。今後も公社を活用した土地の先行取得の必要性が見込まれないとともに経済の低迷などによる事業計画の遅れから先行取得した土地の買い戻しが当初計画のとおりに進まず、土地保有期間が長期化することにより金融機関からの借入金や利息が累増してしまういわゆる塩漬け土地を言われるものです。 ですから総務省は地方公共団体に将来の財政の健全な運営に資するよう開発公社の将来的な財政負担の明確化と計画的な削減に取り組むこと。つまり公社の解散を含む抜本的な改革を求めています。平成25年度中にです。そのような全国的な流れの中で岡垣町は土地開発公社が土地を先行取得し事業を行おうとしている。まさに時代と逆行したあり方といえます。9月19日の朝日新聞では横浜市が含み損700億円を抱え土地開発公社を解散するとありました。今このようなただいま申し上げたような理由から反対するという言葉でございます。 この分の土地開発公社の業務についての意見のところでございます。 それから、会議規則の第50条でございますけれども、50条は、発言はすべて簡明にするものとし、議題外にわたり、またはその範囲を超えてはならない。 それから、2番目に、議長は発言が前項の規定に反すると認めるときは注意し、なお従わない場合は発言を禁止することができると。 それから、3番目が議員は質疑に当たっては、自己の意見を述べることができない。この3つの中のこの50条の第1項ということに判断をいたしております。 ○議長(曽宮良壽君) 太田議員、あと1点。西田議員がとめたということと、私がとめたということと。引き続いてお願いします。 ◎議員(太田強君) それから、もう一点、西田議員のほうから議長がとめたということでございますけれども、この件につきましては、この議会運営委員会の中でも2回、3回と今まで過去の例からしても、おかしいのではないかということで、この中身について議長のほうから疑義が出たのでとまったんじゃないかと、こういう意見で出ておりました。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに、平山議員。 ◆議員(平山弘君) ちょっと議長、暫時休憩とってもらいましょうか。 ○議長(曽宮良壽君) はい、暫時休憩します。午後4時23分休憩………………………………………………………………………………午後4時23分再開 ○議長(曽宮良壽君) 再開します。平山議員。 ◆議員(平山弘君) 今説明がありました。それで、これは議員必携の中の議員の発言についてのところでございます。議会は言論の府と言われるように、議員活動の基本は言論であって、問題はすべて言論によって決定されるのが建前であると。このため、議会においては、特に言論を尊重し、その自由を保障している。会議原則の基本的なものとして、発言自由の原則が掲げられているのもそのためである。 国会について、憲法において議員は議員で行った演説、討論または表決について、院外で責任を問われないと定め、特別にそのことを明文で保障している。これを免責特権という。これは、戦時中軍部の言論抑圧によって国会が全く機能を失った苦々しい体験から見ても、厳守されるべき当然の規定である。地方議会議員に免責特権はないが、その趣旨や精神は地方議会においても同様であって、もしも言論の自由がなくなれば、議員はその職責を果たすことは到底不可能である。しかし、発言が自由であるからといって、どんな内容の発言も許されるというものではない。おのずから節度のある発言でなければならない。 例えば、議場の秩序を乱したり、品位を落とすものであったり、個人のプライバシーに関する発言まで許されるものではない。 また、議会は多数の議員から構成される合議体であり、議長がその会議を主催しているわけであるから、一定の会議の進行に従った発言が行われなければならない。民主主義を基盤をする議会において、このように秩序を重んじなければならないことは当然であり、おのずから会議のルールに従った節度ある発言が要求されるわけである。 それと同時に、発言者は自己の発言に責任を持つことが要求される。議会での議員の発言は、いかなる思想信条に立つものであろうと、自由であることは前に述べたとおりであるが、発言の内容によっては自己の政治的、道義的責任を問われることもあり、さらに法令や会議規則に違反した発言は、懲罰の対象になることもあるということが書かれております。 総じて議会の運営は、この議員必携などを基本にして進められていくべきだというふうに思います。それで、提案者大変すみませんけども、私がどの部分が不適当な発言なのかということで、再度催促したもんですから、なによりものところからずっと読まれました。それで、この今読まれた部分がすべてが不規則な発言だというふうなことで、俎上に上がっているものかどうなのか、委員長のお答えをいただきたいと思います。 それともう一点、議事録でこの議案につきましての議案を議長が取り上げたときから、休憩になるまでの間の議事録を、ぜひ起こしていただいて、提示していただきたいというふうに思います。 ○議長(曽宮良壽君) 平山議員に申しますが、今現在委員長という発言がございましたけど、太田議員であります。(「はい」と呼ぶ者あり)それじゃ、太田議員。 ◎議員(太田強君) 平山議員が、この議会運営委員会の委員の1人でございます。ただいま言われましたことにつきましては、議会運営委員会の中でも同じような発言をされました。議会の運営委員会の中では、この西田氏の発言に対して、どの部分が抵触している、それから、削除すべきだというところまでは話をいたしておりません。審議いたしておりませんけれども、概略として申し上げましたように、委員会での一つは発言と、もう一つは公社へのこの運営に対して、理事会がきちっと整理しておる問題について発言が好ましくない、このような委員会の中での認識でございます。 それともう一つは、言葉の中に皆さん議員間の中から出ましたのは、議題外に当たる発言が含まれておると、こういうことでございます。 それから、あと先ほど申しましたように、平山議員のほうから全文を読み上げたけれども、どの部分がということにつきましては、一つ一つ文言のこの審議はいたしておりません。 ○議長(曽宮良壽君) 平山議員、あと1点、議事録ですが、一応議会運営委員会の中では、西田議員の発言反対討論が議事上は私の口述以外は、反対討論すべて西田議員の発言ですね。それについては、議会運営委員会に議論をしていただく中で、録音をすべて起こして、そして委員の皆さんには配付をいたしております。ただ、これは委員長の決裁のない議事録でありますので、その点についてのお求めでしたら、今お手元に、平山議員のお手元にあるかと思います。 委員会の議事録ですね、総務産業常任委員会での議事録というのは、今どなたのお手元にもない。現在録音テープの状態ですので、そちらのほうをお求めなら、かなりの時間が要ろうかと思います。どちらをお求めなのかということで、議会の議員の皆さんに、議会運営委員会に所属されてない皆さんには、その議事録を未調整ですが、お配りはできるかと思います。どちらをお求めでしょうか。平山議員。 ◆議員(平山弘君) 私が最後に求めたのは、西田議員が反対討論をしました。その前に議長が反対討論の発言を許しますという趣旨のことを言いまして、西田議員が発言をしました。 その後、議長が正確にどういうふうに言ったか、私わかりませんけども、それをもって暫時休憩と言われたのかどうかわかりませんけれども、そこまでの内容については、西田議員の発言の反対討論の内容については、テープ起こしというか、録音したものを議運の中でいただいておりますので、その前後の議長と議員と、また議長の発言のそこのところを、ちょっと起こしていただいていただきたいなというふうに、そういう趣旨でございます。 ○議長(曽宮良壽君) 暫時休憩します。午後4時32分休憩………………………………………………………………………………午後4時50分再開 ○議長(曽宮良壽君) 再開します。 お諮りします。本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長したいと思いますが、御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、本日の会議時間を延長することに決定しました。 先ほどの平山議員からの申し出、手元に議事録を未調整ですがテープを文章化しておりますので、平山議員の手元にお届けいたします。 暫時休憩します。午後4時51分休憩………………………………………………………………………………午後4時51分再開 ○議長(曽宮良壽君) 再開します。 質疑はありませんか。ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 西田議員に弁明の機会を保障したいと思います。西田議員から弁明の意思があるとのことですので、ここで西田議員の入場を許可したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。〔西田陽子議員入場〕 ○議長(曽宮良壽君) 暫時休憩します。午後4時52分休憩………………………………………………………………………………午後4時52分再開 ○議長(曽宮良壽君) 再開します。 西田陽子議員の弁明を許可します。西田議員。 ◎議員(西田陽子君) 私の議案43号に対する反対討論の中で、不適切な発言があって議運で協議され、問責決議の動議が出されて今に至っているというふうに思います。 私は、今幾つか議運の委員長のほうから説明がありましたけれども、そのことに関して本当に納得できていないというか、非常にちょっと承服しがたいところが多々ございます。 まず1番に、議運の委員会に対する侮辱っていうか、私のばたばたっと提案されたというふうなことについて、議運の委員会をやはりちょっと中傷したんじゃないかというふうに言われました。私はこれ自分でもよく考えてしたんですけども、ばたばたとという言葉が適切だったかどうかは、ちょっと私もそれはあれしますけれども、追加議案として町が議運にかけられて、そしてその後総務産業委員会に付託されるという運びになって、なぜこうまで町が急がなくてはいけなかったのか。町が急ぐ緊急性や必要性、そのことに疑問を持ったというようなことを申し上げたところでございます。ですから、これは議運に対する侮辱の発言にはならないと私は考えています。 それから、2点目の土地開発公社のことですね、これは議案外というようなことでございましたけども、これも今議案外というのが会議規則の50条にあると。結局、議案外にわたるのはいけないと。それから、質疑にわたっては、自己の意見を述べることはできないという会議規則50条に違反しているということで、土地開発公社のことを述べたことがそれに抵触するというふうなことがございましたけれども、これは土地開発公社のことを私がなぜこれを申し上げたかというと、この道路認定が、道路が新しくつくられる道路が、結局そのこととあわせて土地開発公社が造成事業をやるということと、それから駐車場ですかね、駐車場とそれから住宅の造成ですかね、そういうのをやるということがセットになっているというふうに私自身が認識しておりましたので、そういうふうな3月議会の全協の中でそのようなことが出ておって、そして今回本当に緊急にこのような議案が追加されて、その道がつくられる、そしてそれを認定すると。 そのことと、その開発公社の事業とが不可分の関係にあるということで、全くの議案外にわたると私は認識していないし、質疑にわたっては自己の意見を述べることはできないとありますけども、これは討論の最中でありましたから、私の認識が間違っていようと間違っていまいと、私は自分の意見を述べることが保障されていると、そういうふうに認識して土地開発公社のことを述べたのでございます。 一般的に、全国的な流れの土地開発公社のことも申し上げましたけれども、その中で今の岡垣町がやろうとしていることに対して、少し疑義があるということを申し上げました。それは何も議案外のことではないというふうに認識しているし、議員が3人その土地開発公社の中に出ていると。その議員が私たちの代表をして出ている。──代表しているというふうには認識してないんですけども、出ておられて、それが副町長が理事長で、話し合われるその理事会の中で決められたことに対して、何か非常に侮辱ではないかという言い方がございましたけれども、それはどこに、どのように法的な根拠で書かれているものか。 例えば決められたことであっても、その中にそれに対して自分なりの意見を申し述べることができないというような法的な根拠がどこにあるのだろうかというふうに私は考えていますし、自分の個人的な意見、西田があんなふうな、こういうことを言っても、それは全然議案外のことだと思う方もおられるかもわかりませんし、私はその議案にやっぱり関係するし、町のやっぱり大きな予算に関連するということに思ってましたから、やっぱりそれが本当に適正にやられるように求めたわけで、全くその議案にも関係ないということは言えないと思うし、そして、3人の理事の方を侮辱したわけでもなんでもない、その中で話し合われたことに対して、自分の自分なりの意見を申し述べたということで。 本当に、それから3点目の長時間にわたりこの議会をとめたと。私はとめてはいないというふうに自分で認識しているし、本当にこの間客観的に見れば、議会がとまり、たくさんの方の時間に対していろんなことを御心配かけたというか、のはあるかもわかりませんけれども、私は自分では議会をとめていないし、その長時間にわたったことについて謝罪する気持ちはありません。 だから、今回の問責決議ということの意味が、全く私自身納得できないままにここまでやられまして、非常に私としては遺憾に思っています。 岡垣町の町議会というだけでなく、議会というのは本当に議員の率直な意見なり、考え方なり、それが客観的に見て間違っていようが、間違っていまいが、それぞれの住民から本当に負託され、それぞれ何百票という住民の方の思いを受けて、そしてここの議場に立っているわけですから、私なりに考え、私なりに述べる意見に対して、あらゆるものから制約を受けるものではない。 一定程度の、先ほど平山議員がちょっとおっしゃってたみたいな気がしますけども、人を誹謗中傷したり、ほんとプライバシーに入ったり、そういうことで指摘されれば私自身も気がつかなければ、気がつかずにそういうことを申し上げておれば撤回いたしますし、きょうの私の反対討論の中について議長が不適切とおっしゃることの中身が、本当に私自身まだいまだに理解できていないし、非常に今回のことは私は逆に議員の意見を、議員の主張を、そして住民の思いを代表した議員のそのことを本当に保障しない岡垣町議会のあり方に対して、私のほうこそ本当に疑義を持っているところでございます。 問責というのは、本当に私はその可決は多数決の中でそういうふうになっていくのかもわかりませんけど、私自身はこのことについては、全く理解できていませんし、それについてけじめをつけるとか、いろんなことがございましたけども、そのようなことに反省してこれから改めるというふうな、何をどう反省するのかというようなこともございますし、非常に遺憾に思っています。 ○議長(曽宮良壽君) 西田議員には退席を求めます。〔西田陽子議員退場〕 ○議長(曽宮良壽君) 暫時休憩します。午後5時1分休憩………………………………………………………………………………午後5時1分再開 ○議長(曽宮良壽君) 再開します。 これより討論を行います。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。平山議員。 ◎議員(平山弘君) この問責決議に反対の立場から討論をいたします。 1つは、議会を長時間とめた責任が問われておりますけども、私が今いただいた議事録の最後のところは、曽宮議長の発言として、ただいまの西田議員の討論の中に、多々不適切な発言があったというふうに議長において判断いたしますので、暫時休憩して議会運営委員会を直ちに開いていただいて、御協議をお願いいたします。暫時休憩しますという文言であります。 また、討論の内容を見ましても、私が先ほど議員必携の中から読み上げましたように、議員の発言の自由と責任という範疇から逸脱していないというふうに私は判断をいたしております。 以上をもって、反対討論といたします。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、賛成討論の発言を許します。中村議員。 ◎議員(中村好伸君) 日程第1、問責第1号西田陽子議員に対する問責決議に対して、賛成の立場から討論を述べさせていただきます。 今この発言の内容について、議員の発言の自由と責任ということで語られていますが、自由ではあるんですが、やはりその発言の制限という項目もございます。そして、その中には発言は簡明に行い、議題外にわたり、あるいは許可された趣旨の範囲を越えてはならないという項目もございます。 そして、今回再三にわたってその総務委員会の中でも議案外の発言があり、委員長からそこを制止された上で今回の討論に至っているというところもございますし、また、今西田議員の弁明をお聞きしたところ、全くもって遺憾であるということで、議員の発言の自由はある。しかし、ほかの議員の活動もしくは言動に対する制限をしてはならないというところもあるわけであります。に対して、全くもってその聞く耳を持ってない様子がお伺いできますので、これは問責決議としてせざるを得ないと私は判断いたしますので、賛成の立場の討論とさせていただきます。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、反対討論の発言を許します。西議員。 ◎議員(西美千代君) 西田陽子議員に対する問責決議案に対して、反対の立場から討論いたします。 まず、1点目の委員会に対する発言についてですが、西田議員が委員会の運営を非難したものではないというふうに私は考えます。それと、土地開発公社に対する発言については、西田議員の意見を述べられたものであると私は思います。 平山議員が先ほど質疑のときに、議員必携のところを述べられたように、議員の発言の自由と責任は当然あります。自由もありますが、責任もあります。それは当然ですが、議員の発言は保障されるべきであり、今回の西田議員の発言の中身は問責に値するものではないと私は考えます。 以上です。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、賛成討論の発言を許します。賛成討論はありませんか。横山議員。
    ◎議員(横山貴子君) 問責第1号西田陽子議員に対する問責決議、このことの発端は、議案43号岡垣町道路線の変更及び認定についてという中においての発言についてであります。私ども議員の発言は、言論の自由という点で守られるべきものですが、その発言は議会のルールに従う中で行われるものと考えます。 先ほど質疑の中での議員必携の123ページからの発言の自由と責任について読み上げられました。その続きに、先ほど中村議員が言われました発言の制限、その中に、発言は簡明に行い、議題外にわたり、あるいは許可された趣旨の範囲を越えてはならない、先ほどの50条と一緒ですけれども、こういう文言があります。今回の反対討論の中においては、議案内容とは大きく逸脱したところでの討論があったと考えます。その内容部分が全体の討論部分の半分以上、議案内容外に当たると私は考えます。 このことをもって、問責第1号については賛成討論といたします。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、反対討論の発言を許します。広渡議員。 ◎議員(広渡輝男君) 問責第1号西田陽子議員に対する問責決議について反対の立場から討論いたします。 今回上程されております議案第43号岡垣町道路線の変更及び認定についてと、この関係について反対討論をなされておりますが、この反対討論の内容について、今回問責決議が提出されているというふうに思います。 私は、今回の計画につきましては、3月の議会の中で地権者から土地の買い取りの申し出があったと。それに対応して公拡法に基づいて用地を取得したい。その中で、サンリーアイの駐車場用地であったり、あるいは道路整備、また住宅用地造成事業という、こうした計画の内容が説明が行われました。 今回の議会の追加議案で、議案第43号の関連資料として、新設道路を進める手続きとして資料が提出されていますが、これはその当時の資料と今の資料を見ると、基本的には全体の区域の中に位置していることも事実であります。それで、私は土地開発公社事業と密接不可分の関係にあるというふうに思ってます。 以上のことから、西田議員の反対討論に対して問責決議がされてますが、発言の内容については、本来の議案から一歩踏み込み過ぎられた点も否めないというふうに思いますが、議員の活動の基本は言論であります。そういうことで、私は議員の発言を保障するということも最も大事なことではないかというふうに思いまして、今回の問責決議に反対の立場から討論をさせていただきます。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、賛成討論の発言を許します。安部議員。 ◎議員(安部弘彦君) 問責第1号西田陽子議員に対する問責決議に対して賛成の立場から、討論します。先ほど太田議員のほうから読み上げられた、また9月議会終了日から4日前にばたばたと追加議案として議運にかけられ、その翌日には総務産業委員会に付託されるということにもとなってます。 この「にも」という言葉が、その後にあるなぜこうまで町が急がなくてはいけなかったのか、というところに2つに、町が急がなくてはいけなかったのかということと、この「にも」があるために、議運も総務産業委員会も付託をされたのが急がされてばたばたとというところ、それから、先ほどの128ページの発言というところで、発言の内容によっては、自己の政治的、道義的責任を問われることもあり、さらに法令や会議規則に違反した発言は懲罰の対象にもなり得るというところがございます。 もちろん、先ほどから中村議員が言われた内容、それから私自身企業の経営側にいる人間として考えるに、一般的には本社がお金を出してつくった子会社であっても、その子会社から異議がある、もしくは役員会、取締役会等々でそのような内容のことがない限り、普通はその内容に踏み込んで何かを申し述べるということはできません。 したがって、先ほど西田議員が言われた何よりこの5億円以上もかかる事業を土地開発公社が行うというところに踏み込んだ時点で、広渡議員がおっしゃったように問題があるというふうに認識をして、賛成討論といたします。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。下川路議員。 ◎議員(下川路勲君) 問責第1号西田議員に対する問責決議の件ですけど、私委員長としてこの資料にも書いてありますように、再三注意してもなおかつ再度ということになりますと、前の注意が一体何だったんだろうか、どういうふうに理解してくれておるんだろうかというのが、ちょっと私は危惧しております。 それと、この議案第43号については、道路線の変更及び認定ということですので、その枠から外れると、どうしても発言の自由がある、言論の自由があると言いながらも、開発公社の中に入ってこざるを得ない。本人はそういう気がないにしても、やはりそこはそこの住み分けをきちっとしておかないと、自由があるからいいですよ、議員としていいんやないですかということになると、非常に混乱する。 ですから、この件については、第43号は岡垣町の道路線の変更及び認定という枠に固まってしないと、余り発言を尾ひれをつけてくると、こういうふうに混乱するんじゃないかなと思うんですよね。 そこをやっぱり議員としてしっかりわきまえて、反対なら反対、賛成なら賛成ということを言っておかないと、この際というところでほかのことまで言いますと、非常にわからなくなるから、私は問責に値するんではないかな。ましていわんや、過去私から再三に注意されても、聞かれてないということについては、私もこれはやはり問題だと思っております。以上です。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに賛成討論はありませんか。小野議員。 ◎議員(小野元次君) 発言の自由と責任というところで、再三皆様方から、議員の方から発言されております。私も、今回9月21日に総務産業委員会で委員長の制止があったと、内容の制止があったということで、下川路委員長が申されたように、私もその件について再度確認しました。土地開発公社の発言は、議案より逸脱しているので、本議案に戻すよう再三注意したという証言を得ております。ならば、この総務産業委員長の委員会運営の権限の根拠を及ぼすものということですね。 そして、本日総務産業常任委員会の報告書で、やはりそれを踏まえて下川路委員長は議案43号の認定について報告してあるわけですから、そのところの議案の重さっていうか発言とその責任と、それから委員会からの委員長の発言という責任の重さというのを鑑みたときに、私は今回の問責第1号西田陽子議員に対する問責決議については、賛成をいたします。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに賛成討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。 これをもって討論を終了します。 ただいまから採決を行います。西田陽子議員に対する問責決議について、賛成の議員の挙手を求めます。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手多数であります。よって、問責第1号の件は可決されました。 ここで、除斥者の入場を求めます。〔西田陽子議員入場〕 ○議長(曽宮良壽君) 暫時休憩します。午後5時17分休憩………………………………………………………………………………午後5時17分再開 ○議長(曽宮良壽君) 再開いたします。 西田陽子議員に申し上げます。西田陽子議員に対する問責決議の結果の報告をいたします。 西田陽子議員の問責決議は可決されました。 審議をもとに戻します。 議案43号の反対討論まで終わっておりました。 次に、賛成討論の発言を許します。下川路議員。 ◎議員(下川路勲君) 議案第43号岡垣町道路線の変更及び認定についての賛成の立場から討論いたします。 まず、宅地開発して、その後に町道認定の手順でありますが、岡垣中学校方面に行くのには、役場の新館と旧館の間を通らねばならず、非常に危険であります。また、サンリーアイとウエーブアリーナの行事が重なったとき、駐車場が狭く混雑して困っているとの話も聞きました。幸いなことに、地主のほうから土地を手放したいと申し出があり、公社のほうでは交通事故の危険性を考え、駐車場の確保をするということを聞き賛成するものです。 五十数戸の宅地が将来確保できれば、定住人口の増加やそれに伴う税収の収入源が見込まれます。現在、我が町も人口増加が鈍化しています。若い方の定住は、活力と子どもさんたちもいれば、明るく活性化することは相違ありません。この地域は、公的機関、文化施設やスーパーも近くにあり、生活ライフは全く心配ないと思われます。 我が町は北九州、福岡も通勤圏内であり、緑あふれる山の幸、海の幸も恵まれ、人情豊かな本当に住み良い町であります。公社の理事長は、生活環境の整った場所ですから、グレードの高い安心して住める団地にしたいと言われました。そういうことに関して、私は今後を期待して賛成するものであります。 ○議長(曽宮良壽君) 下川路議員に申し上げます。若干議題外に及んだ討論ではなかったかと思いますので、以後御注意をお願いいたします。 次に、反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより議案第43号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手多数であります。したがって、議案第43号の件は委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第13.議員派遣について(報告) ○議長(曽宮良壽君) 日程第13、議員派遣について(報告)の件を議題とします。 報告します。お手元のとおり、岡垣町議会会議規則第113条第1項の規定に基づき、議員派遣をいたしましたので報告します。────────────・────・──────────── △日程第14.議員派遣について ○議長(曽宮良壽君) 日程第14、議員派遣についての件を議題とします。 お諮りします。 お手元のとおり、岡垣町議会会議規則第113条第1項の規定に基づき、議員派遣することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 よって、お手元のとおり議員派遣することに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第15.総務産業常任委員会の閉会中の継続審査について ○議長(曽宮良壽君) 日程第15、総務産業常任委員会の閉会中の継続審査についての件を議題とします。 総務産業常任委員長から、目下委員会において審査中の事件について、岡垣町議会会議規則第70条の規定により、お手元に配布しました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。 お諮りします。 委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第16.総務産業常任委員会の閉会中の継続審査について △日程第17.文教厚生常任委員会の閉会中の継続審査について ○議長(曽宮良壽君) この際、日程第16及び日程17の委員会の閉会中の継続調査についての件を一括議題とします。 総務産業常任委員長、文教厚生常任委員長から、目下、委員会において調査中の事件について、岡垣町議会会議規則第70条の規定により、お手元に配布しました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。 各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに、御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 よって、各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。────────────・────・──────────── ○議長(曽宮良壽君) 以上で本日の日程は、全部終了しました。 会議を閉じます。 これで、平成24年第3回岡垣町議会定例会を閉会します。起立、礼。午後5時23分閉議──────────────────────────────    会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      平成  年  月  日                  議  長                  署名議員                  署名議員...