岡垣町議会 > 2012-08-21 >
09月07日-01号

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  1. 岡垣町議会 2012-08-21
    09月07日-01号


    取得元: 岡垣町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-03
    平成 24年 9月定例会(第3回)岡垣町告示第59号 平成24年第3回岡垣町議会定例会を次のとおり招集する    平成24年8月21日                                岡垣町長 宮内 實生1 期 日  平成24年9月7日2 場 所  岡垣町議会議場──────────────────────────────開会日に応招した議員横山 貴子君          西 美千代君小野 元次君          太田  強君西田 陽子君          安部 弘彦君下川路 勲君          平山  弘君中村 好伸君          広渡 輝男君神崎 宣昭君          市津 広海君曽宮 良壽君                ──────────────────────────────9月10日に応招した議員なし──────────────────────────────9月11日に応招した議員なし──────────────────────────────9月20日に応招した議員なし──────────────────────────────9月24日に応招した議員なし──────────────────────────────応招しなかった議員なし────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────平成24年 第3回(定例)岡 垣 町 議 会 会 議 録(第1日)                            平成24年9月7日(金曜日)───────────────────────────────────────────議事日程(第1号)午前9時30分開議  日程第 1 会議録署名議員の指名について 日程第 2 会期の決定について 日程第 3 議案第37号 平成23年度 岡垣町一般会計歳入歳出決算認定について 日程第 4 議案第38号 平成23年度 岡垣町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 5 議案第39号 平成23年度 岡垣町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 6 議案第40号 平成23年度 岡垣町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 7 議案第41号 平成23年度 岡垣町水道事業会計利益の処分及び決算認定について 日程第 8 議案第42号 平成23年度 岡垣町下水道事業会計決算認定について 日程第 9 議案第32号 岡垣町子ども医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例 日程第10 議案第33号 岡垣町防災会議条例の一部を改正する条例 日程第11 議案第34号 岡垣町災害対策本部条例の一部を改正する条例 日程第12 議案第35号 岡垣町立体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 日程第13 議案第36号 平成24年度 岡垣町一般会計補正予算(第1号) 日程第14 報告第 4号 平成23年度 財政健全化判断比率等の報告について 日程第15 報告第 5号 平成23年度 公益財団法人岡垣サンリーアイ文化スポーツ振興財団決算報告について 日程第16 報告第 6号 和解及び損害賠償の額の決定に係る専決処分の報告について 日程第17 請願・陳情について──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第 1 会議録署名議員の指名について 日程第 2 会期の決定について 日程第 3 議案第37号 平成23年度 岡垣町一般会計歳入歳出決算認定について 日程第 4 議案第38号 平成23年度 岡垣町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 5 議案第39号 平成23年度 岡垣町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 6 議案第40号 平成23年度 岡垣町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について 日程第 7 議案第41号 平成23年度 岡垣町水道事業会計利益の処分及び決算認定について 日程第 8 議案第42号 平成23年度 岡垣町下水道事業会計決算認定について 日程第 9 議案第32号 岡垣町子ども医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例 日程第10 議案第33号 岡垣町防災会議条例の一部を改正する条例 日程第11 議案第34号 岡垣町災害対策本部条例の一部を改正する条例 日程第12 議案第35号 岡垣町立体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 日程第13 議案第36号 平成24年度 岡垣町一般会計補正予算(第1号) 日程第14 報告第 4号 平成23年度 財政健全化判断比率等の報告について 日程第15 報告第 5号 平成23年度 公益財団法人岡垣サンリーアイ文化スポーツ振興財団決算報告について 日程第16 報告第 6号 和解及び損害賠償の額の決定に係る専決処分の報告について 日程第17 請願・陳情について──────────────────────────────出席議員(13名) 1番 横山 貴子君        2番 西 美千代君 3番 小野 元次君        4番 太田  強君 5番 西田 陽子君        6番 安部 弘彦君 7番 下川路 勲君        8番 平山  弘君 9番 中村 好伸君       10番 広渡 輝男君11番 神崎 宣昭君       12番 市津 広海君13番 曽宮 良壽君──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 高山 昌文君       係長 神屋 聖子君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長 …………………… 宮内 實生君   副町長 ………………… 山田 敬二君企画政策室長 ………… 渡辺 一郎君   情報推進課長 ………… 太田 周二君総務課長 ……………… 門司  晋君   地域づくり課長 ……… 青山雄一郎君税務課長 ……………… 秋武 光男君   会計管理者 …………… 安部 信義君健康づくり課長 ……… 川原 政人君   福祉課長 ……………… 川原 義仁君住民環境課長 ………… 鳥谷 幹二君   こども未来課長 ……… 武谷  勝君都市建設課長 ………… 吉田  茂君   産業振興課長 ………… 高山 哲郎君上下水道課長 ………… 藤岡  賢君                     教育長 ………………… 花田 敏彦君   教育総務課長 ………… 本田 典生君生涯学習課長 ………… 辻  芳和君   監査委員 ……………… 石田 光明君──────────────────────────────午前9時33分開議 ○議長(曽宮良壽君) ただいまの出席議員は、13名であります。 定足数に達していますので、これより平成24年第3回岡垣町議会定例会を開会します。起立、礼。 直ちに、本日の会議を開きます。本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名について ○議長(曽宮良壽君) 議事日程第1号、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 本定例会の会議録署名議員は、岡垣町議会会議規則第112条の規定により、議長において、5番、西田陽子議員、6番、安部弘彦議員を指名します。────────────・────・──────────── △日程第2.会期の決定について ○議長(曽宮良壽君) 日程第2、会期の決定の件を議題とします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日から9月24日までの18日間としたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、会期は18日間と決定しました。────────────・────・──────────── △日程第3.議案第37号 △日程第4.議案第38号 △日程第5.議案第39号 △日程第6.議案第40号 △日程第7.議案第41号 △日程第8.議案第42号 ○議長(曽宮良壽君) この際、日程第3、議案第37号平成23年度岡垣町一般会計歳入歳出決算認定について、日程第4、議案第38号平成23年度岡垣町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第5、議案第39号平成23年度岡垣町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、日程第6、議案第40号平成23年度岡垣町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、日程第7、議案第41号平成23年度岡垣町水道事業会計利益の処分及び決算認定について、日程第8、議案第42号平成23年度岡垣町下水道事業会計決算認定について、以上6件を一括議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) おはようございます。初めに、議案第37号平成23年度岡垣町一般会計歳入歳出決算認定について、提案理由の説明をいたします。 平成23年度は、台風12号及び15号による記録的豪雨で甚大な被害が発生するなど、自然災害により多くの尊い命と財産が奪われました。東日本大震災の発生により、現在もなお多くの方が避難生活を余儀なくされており、戦後最大の大災害が我が国の社会経済に大きな損失とさまざまな影響をもたらしました。 しかし、その復旧活動において、家族間や地域社会における人と人との絆の大切さが再認識され、ボランティア活動の活発化や住民の防災意識の高まりなどがみられました。今後においても、東日本大震災からの復旧・復興にできる限りの支援を行うとともに、あらゆる災害に迅速かつ的確に対応できるよう町として必要な対策を進めてまいります。 さて、平成23年度は第5次総合計画の初年度であり、輝き、安全安心、心の豊かさをキーワードとする町の将来像の実現に向けて、JR海老津南側道路等整備事業などの重点プロジェクトを初め、医療、福祉、防犯、防災など住民の皆様が安全で安心して生活することができるよう各施策を実施しました。 それでは、平成23年度岡垣町一般会計の決算概要を説明します。 平成23年度の一般会計決算は、歳入総額90億1,750万3,406円、歳出総額84億9,172万3,134円、歳入歳出差引5億2,578万272円です。平成24年度へ繰り越すべき財源1億2,289万7,000円を除いた実質収支額は、4億288万3,272円となり、単年度収支も平成22年度に引き続き3,592万4,505円の黒字となりました。実質収支額のうち歳計剰余金の処分として1億5,000万円を財政調整基金に繰り入れし、残りの2億5,288万3,272円は、平成24年度に繰り越します。 次に、歳入の主な内容について説明します。まず、歳入の根幹である町税は、景気低迷などにより町民税と固定資産税が減収となりましたが、市町村たばこ税が税率改正の影響により2,210万8,000円増加したことなどにより、町税全体では前年比272万円減の28億8,395万4,000円となりました。 次に、地方交付税は前年比1億1,941万7,000円増の24億1,711万6,000円となり、普通交付税の振替措置である臨時財政対策債は前年比1億782万6,000円減の5億1,283万9,000円となりました。 次に、国庫支出金は、JR海老津南側道路等整備事業小中学校耐震化工事に係る交付金が増加したことなどにより、2億2,292万円増加しました。 また、繰入金は、平成22年度の基金再編に伴う基金繰入金が減となったため6億6,427万9,000円の減となり、諸収入はサマージャンボ宝くじに係る交付金1億円などにより1億3,407万8,000円増加しました。これらにより、歳入合計で前年比2億2,861万1,000円の減となりました。 続きまして、歳出における主要な取り組みについて、第5次総合計画に掲げるまちづくりの3つの将来像ごとに主要な施策の成果を説明します。 まず、輝き、自然の恵みを守り活かし輝くまちでは、3カ年をかけて実施した三里松原海岸侵食調査に基づき、研究者を交えたシンポジウムを開催し、原因究明とともに今後における有効な対策について検証を行いました。 また、県の森林環境税を財源とする荒廃森林再生事業に引き続き取り組み、森林の荒廃状況調査と間伐による保全を行いました。 次に、農業振興においては、新たに岡垣町認定・志向農業者連絡会が行う新規就農者育成に対して支援を行ったほか、農業生産基盤の整備を図るため、元松原地区などにおける県営ほ場整備事業に継続して取り組み、生産性の高い優良農地への転換と効率的かつ安定的な経営体育成を行いました。 漁業振興においては、アワビの種苗放流や藻場再生事業海水殺菌装置設置に対する補助を行い、根付け漁業の振興と漁業者の経営安定に向けた支援を行いました。 次に、商工業の振興では、長引く経済不況下において、商工業者の経営安定を図るため、制度融資と制度融資保証料補助を継続して実施するとともに、商工会活動の充実により町内経済を活性化させるため、商工会に対してプレミアム商品券発行補助を初め各種補助金交付などの支援を行いました。 また、県のふるさと雇用再生特別基金事業を活用し、民間事業者が進める西部地域農業公園整備に対して支援を行うとともに、企業誘致を促進するため県や銀行からの情報収集や製造業等の企業訪問を積極的に行いました。 次に、安全安心、みんなが安全で安心して暮らせるまちについてです。まず、重点プロジェクトであるJR海老津南側道路等整備事業では、社会資本整備総合交付金の補助を受け、町道海老津・白谷線道路に係る用地購入、移転補償及び道路の一部施工を行うとともに、駅南側広場及び地下自由通路の設計を行いました。24年度以降も国の補助を受けながら、計画的かつ着実に事業の進捗を図ります。 また、平成19年度から事業に取り組んでいる吉木・海老津線歩道設置事業は、歩道設置を完了し、歩行者及び車両の安全な通行の確保を図りました。 次に、良好な住環境整備と定住人口拡大の取り組みについては、町営住宅の予防的な維持補修と老朽化した一部住宅の建てかえを計画的に進めるため町営住宅長寿命化計画を策定しました。 また、空き家増加に伴う防犯上の課題解決や定住人口拡大に向けた施策検討の基礎資料とするため、町内の空き家実態調査を行いました。 次に、住民が健やかで安心して暮らせるための取り組みとして、各種がん検診介護予防事業、障害者の自立支援サービスなどの施策を着実に実施するとともに、地域での健康づくり活動の充実を図るため、保健推進員等の養成講座やその活動支援に取り組みました。 また、高齢者並びに障害者の福祉施策の向上を図るため、高齢者福祉計画障害福祉計画を策定したほか、災害時の要援護者に対する支援体制確立に向けて、災害時要援護者支援システムを導入するとともに、制度の理解促進を図るためのパンフレットを作成しました。今後、自治区等関係団体と連携を図りながら、要援護者避難支援個別計画の策定を順次進めます。 次に、防犯対策として、校区コミュニティなどによる自主的な防犯パトロールに対して支援を行うとともに、まちづくり交付金を活用して防犯灯の整備を行いました。 防災の取り組みでは、戸切百合野地区に防火水槽を整備するとともに、緊急防災無線の増設に向けて調査及び設計を行いました。 また、県からの補助を受けて避難用資機材を購入し、各校区コミュニティに設置しました。 それでは、次に心の豊かさ、地域を愛し、心豊かな人が育つまちについてです。まず、母子の健康づくりを支援する取り組みとして、引き続き妊婦健診費用の14回分の公費負担を行うとともに、乳幼児感染症予防接種や発達相談などを実施しました。 また、女子中学生等を対象とした子宮頸がん予防ワクチン接種、乳幼児を対象としたヒブワクチン・小児肺炎球菌ワクチン接種全額公費負担で実施しました。子育て家庭に対する支援としては、国の制度である子ども手当給付を行うとともに、届出保育所保育料補助制度を新たに創設し、届出保育所に子どもを預ける保護者に保育料の一部補助を行いました。 また、乳幼児医療費の支援を引き続き実施し、平成24年度から入院費自己負担無料の対象を中学生までに拡大するための制度改正を行いました。 次に、子どもたちが安全に安心して学ぶための環境づくりとして、小中学校の耐震化事業に取り組みました。岡垣中学校校舎戸切小学校校舎海老津小学校体育館耐震補強工事を完了するとともに、海老津小学校校舎内浦小学校体育館の耐震診断、吉木小学校校舎耐震補強等の実施設計を行いました。なお、平成24年度において全ての小中学校の耐震診断を終える予定であり、その結果に基づき平成26年度をめどに、全ての小中学校の耐震補強工事を完了させる見込みです。 また、地域に開かれた学校づくりを推進するため5つの小中学校で学校運営協議会を設立し、学校・地域・家庭の連携のもと児童生徒の健全育成と教育力の向上に取り組みました。 次に、地域に誇りを持ち個性あふれる人材を育てる取り組みについてです。岡垣サンリーアイにおける自主事業や文化講座のほか公民館講座、生涯スポーツイベントを引き続き実施し、住民の生涯学習機会の充実を図るとともに、核兵器廃絶と平和の尊さを啓発するためサンリーアイ並びにRKB毎日放送との共催で核兵器廃絶平和の町宣言事業を実施しました。 また、平成24年10月に町制50周年を迎えるに当たり、町民全体に一体感が生まれるような取り組みを実施するため、実行委員会で記念事業の検討を行うとともに、記念DVDや記念イメージマークを作成しました。 最後に計画の推進に掲げる取り組みについてです。平成23年度は、国際交流及び環境に係る事業について外部評価を実施し、さまざまな意見を頂きました。これらの評価結果を踏まえ、より実効性の高い事業となるよう検証を行い、方向性を決定したいと考えております。 また、データセンターを活用したクラウド方式による総合行政システムの再構築を行い、窓口サービス改善とさらなる事務効率化を図りました。 以上、歳出における主な取り組み内容について説明しました。 平成23年度決算は、平成22年度に続いて単年度収支が黒字となり、経常収支比率も前年度並の86.8%となりました。また、財政健全化判断比率は、実質赤字比率連結実質赤字比率資金不足比率とも平成22年度に引き続き比率が算定されていません。将来負担比率は、23年度に比率なしとなり、実質公債費比率も0.9%減の4.9%に比率が改善しており、これらの数値からも健全な財政状態を保っていることが判断できます。このように、平成21年度以降は地方財政対策の好転や人件費削減などの効果により、各財政指標が改善していますが、歳入の内訳を見ると町税収入が近年において減少傾向となっているため、自主財源の確保とさらなる経常経費削減が課題となっています。平成22年5月に策定した事務事業見直し行政組織改編実行計画に基づき、外部評価を行った情報プラザ及びいこいの里入浴施設の管理運営手法見直しなどに着手しておりますが、今後においてもこの計画を確実に実行し、より効果的かつ効率的な行財政経営への転換を進めてまいります。 また、本町は昭和40年代以降住宅団地の開発などにより人口が増加してきましたが、平成23年度は人口が減少に転じました。これは、転入人口の減少が主な要因であり、将来に向けて自主財源の増加を図り、安定した行財政経営を行うためには、定住人口増加と企業誘致を進める必要があります。そのためにも、重点プロジェクトであるJR海老津南側道路等整備事業を初め、中心市街地の活性化、定住化促進の制度構築などの取り組みを着実に進めてまいります。同時に、自然災害の多発や少子高齢化が進展する中において、防災対策を初め医療、福祉など住民の安全安心を守る対策を確実に実施し、第5次総合計画に掲げるまちの将来像の実現に向けて邁進する所存です。 続きまして、議案第38号平成23年度岡垣町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、提案理由の説明をいたします。 岡垣町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算額は、歳入総額36億8,021万5,622円歳出総額36億5,122万9,548円歳入歳出差引2,898万6,074円となっています。長引く景気低迷の影響を受け、国民健康保険税の調定額は減少しましたが、収納額は前年比47万2,000円のわずかな減と、前年並みの税収は確保しました。国保財政の収支に大きく影響する保険給付費については約1,889万円、率にして0.7%の微増でした。実質収支では約2,898万円の黒字ですが、単年度収支では約1億1,380万円の赤字となりました。 景気が大きく回復しない限り今後の財政運営は厳しい状況が継続することが予測されます。 今後も、特定健診等の受診率向上など住民の健康づくりに力を注ぐとともに、国保税の収納率向上に努め、安定的な事業運営に取り組んでまいります。 続きまして、議案第39号平成23年度岡垣町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、提案理由の説明をいたします。 岡垣町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算額は、歳入総額4億6,318万3,332円、歳出総額4億5,553万4,291円、歳入歳出差引764万9,041円となっています。 後期高齢者医療特別会計は、町が徴収した保険料や、一般会計からの保険基盤安定繰出金などを一旦受け入れ、取りまとめた上で、広域連合に納付する予算が中心の会計です。保険料は、被保険者数の伸びなどにより、約703万円、率にして1.9%の増となりました。 歳出のうち、広域連合への納付金は、約4億4,382万円と全体の97.4%を占めています。 続きまして、議案第40号平成23年度岡垣町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、提案理由の説明をいたします。 平成23年度の住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算額は、歳入総額226万7,693円、歳出総額77万989円、歳入歳出差引残額149万6,704円となっています。 続きまして、議案第41号平成23年度岡垣町水道事業会計利益の処分及び決算認定について、提案理由の説明をいたします。 今年度から議案名称として利益の処分を加えています。これは、平成24年4月に施行された地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」により地方公営企業法の一部が改正され、法定積立が廃止されたため、利益の処分について、決算認定とあわせて議決を受けるものです。 水道の給水戸数は、前年度より71戸増加し、年度末で1万2,039戸となっています。また、年間配水量は337万6,659立方メートル、年間有収水量は296万4,429立方メートル、有収率は、87.79%となっています。 財政状況につきましては、税込みの収益的収支が収入決算額4億9,611万8,833円、支出決算額4億7,268万5,134円、差し引き2,343万3,699円となり、消費税調整後の純利益は、940万7,147円となっています。 平成23年度の未処分利益剰余金983万521円の処分につきましては、減債基金に50万円、建設改良積立金に900万円、残額の33万521円を平成24年度繰越利益剰余金とするものです。資本的収支につきましては、税込みで収入決算額1億4,700万円、支出決算額3億4,437万8,239円となっています。 なお、資本的収入額資本的支出額に対して不足する1億9,737万8,239円につきましては、内部留保資金で補?しています。資本的支出の主な事業内容は、建設改良事業として、受電設備改良工事1件、配水管改良工事12件、配水管布設工事2件、使用期限満了の量水器取替工事を実施し、税込み総額で2億1,572万9,892円を支出しました。 水道事業は、清浄にして豊富で低廉な水の安定供給を図ることが使命です。岡垣町は、県内でも比較的低い水道料金で、平成2年以降実質的な改定を行っていません。平成23年度は天候等の関係で給水収益が減少をしていますが、効率的な経営により黒字決算を継続しています。 今後も、第5次総合計画に掲げるおいしい水を安定して供給するため、効率的な運営を図りながら水道事業の展開を行います。 続きまして、議案第42号平成23年度岡垣町下水道事業会計決算認定について、提案理由の説明をいたします。 下水道事業の処理区域内人口は2万9,663人、普及率は前年度より0.09ポイント減の91.09%となっています。 また水洗化戸数は、1万839戸、水洗化人口は、2万7,624人、水洗化率は、93.13%となっています。財政状況につきましては、税込みの収益的収支が収入決算額7億7,687万757円、支出決算額7億1,427万8,876円差し引き6,259万1,881円となり、消費税調整後の純利益は、4,940万3,575円となり、昨年度と引き続き黒字となっています。 下水道事業については、繰越欠損金が生じているため、地方公営企業法第32条第1項の規定により純利益をもって欠損金に充てています。資本的収支につきましては、税込みで収入決算額3億7,784万2,000円、支出決算額7億3,123万5,034円となっています。資本的収入が資本的支出に不足する額、3億5,339万3,034円につきましては、内部留保資金で補?しています。資本的支出の主な事業内容は、公共下水道事業で、管渠築造工事7件、管渠測量設計等4件、ポンプ増設工事等を実施し、税込みで総額2億4,404万9,912円を支出しました。 今後も、第5次総合計画に掲げる、きれいで住みよい環境をつくるため、下水道事業の展開を図るとともに、下水道財政のさらなる健全化に努める所存です。 以上をもちまして、議案第37号から議案第42号までの提案理由の説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(曽宮良壽君) これをもって提案理由の説明を終わります。 続いて、本件に関して代表監査委員から決算審査に関する説明をお願いいたします。代表監査委員、石田光明委員。 ◎監査委員(石田光明君) 皆さん、おはようございます。代表監査委員を拝命しております石田光明でございます。座って意見書を朗読させていただきます。どうも失礼します。 今回は議案37号と議案41号と42号の一般会計並びに水道事業会計及び下水道事業会計につきまして、決算の審査意見書を朗読させていただきます。 お手元の議案42号の次に審査意見書としてインデックスが貼ってありますので、そちらをお開けください。それのまず一般会計でございますけれども、1ページ。審査の概要としまして、審査の対象が5つほどあげてあります。 23年度岡垣町一般会計歳入歳出決算、同じく岡垣町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、同じく岡垣町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算、同じく岡垣町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算、同じく岡垣町決算附属書類となっております。審査の期間につきましては、平成24年7月25日から同じく8月8日まで。決算の手続ですけれども、私、石田光明と議員であられます安部弘彦監査委員と2人で行いましたが、審査の手続きにつきましては、この審査に当たっては、町長から提出された、各会計歳入歳出決算書、歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書、財産に関する調書について、まず関係法令の規定に従って調製されているかを確認し、会計管理者及び関係各課が所管する諸帳簿、証拠書類との調査照合を行い、必要に応じて関係職員の説明、必要参考書類の提出を求め、各計数の正確性、予算の執行状況、事務処理の適否などについて審査を行った。 4番目、審査の結果。審査に付された各会計の決算書及びその他の書類は、関係法令の規定に従って調製されており、計数も関係諸帳簿と照合した結果、正確であると認めました。あと以下ずっと決算の概要等が続きますが、20ページ第5にむすびがございますので、総括としてむすびを読ませていただきます。 第5、むすび。1、一般会計。本年度一般会計の歳入歳出決算審査に当たっては、前述のとおり各会計ともに予算の目的に沿った執行がなされており、計数についても誤りはなく正確であることを認めた。 歳入の特徴としては、臨時財政対策債が減少して普通交付税が増加しているが、経済不況による個人所得の低迷などにより町税収入が減少している。自主財源比率は前年の47.5%から42.9%に大幅に下降しているが、これは前年度、基金再編に伴う繰入金が発生したことによるものであり、これを除いた前年度の自主財源比率43.2%と比較すると0.3ポイントの減である。 歳出決算額は前年度と比べて3億2,405万4,000円減少している。歳出決算額を性質別に分類すると、義務的経費において、人事院勧告による給与等の減や退職手当の減により人件費は減少し、子ども手当の制度改正等により扶助費は増加している。また、投資的経費において、小中学校の耐震化事業JR海老津南側道路等整備事業などによって普通建設事業費が増加している。その他、積立金が大きく減少しているが、これは前述のとおり、前年度の基金再編の影響によるものである。 平成23年度の一般会計における収支状況は、実質収支4億288万3,000円の黒字であり、財政調整基金からの繰り入れを行わずに収支の均衡が図られている。経常収支比率は前年の86.5%から0.3ポイント上昇し86.8%になった。歳入面では町税収入などの自主財源が減少しており、地方交付税を初めとする依存財源の収入状況により収支が左右される状況にある。また、臨時財政対策債発行額は、前年に比べ減少しているものの、平成23年度末現在高は地方債現在高合計の64.9%を占めており今後も増加することが考えられ、比率に悪影響を及ぼすと予想される。安定した財政運営を行うためには、町税を初めとする自主財源の確保を図るとともに、経常的経費のさらなる圧縮を進める必要がある。 このような状況の中、平成22年5月に策定した事務事業見直し行政組織改編実行計画に基づき外部評価が実施され、経費削減と収入増を図るための取り組みに着手している。特に、電算システムについては、民間データセンターを活用したASP方式を採用し、効率的なシステム運用へ再構築したことにより、以降の維持管理費等のコスト削減が期待される。 今後、この計画を着実に実行することで、より効果的かつ効率的な行財政運営への転換を図るとともに、自主財源の確保及び将来的な発展性を求めたまちづくりを実現するため、中長期的な視野に立ち、経済性・効率性に配慮し効果的な事業の遂行に留意され、より一層健全な財政運営に努力されたい。 2、特別会計。本年度特別会計の歳入歳出決算審査に当たっては、前述のとおり各会計ともに予算の目的に沿った執行がなされており、計数についても誤りはなく正確であることを認めた。 特別会計における収支状況は、昨年に引き続き、国民健康保険事業会計、後期高齢者医療会計及び住宅新築資金等貸付事業会計の3会計において、黒字となっている。 特別会計は医療費の移行や制度改正などの特殊要因に左右されやすく、一般会計からの繰入金にも依存していることから、今後も厳しい財政状況が予測されるが、情勢に応じ、より一層健全な財政運営に努力されたい。 引き続きましてその次。その次と申しますのは、8ページ後のほうに平成23年度岡垣町水道事業会計決算審査意見書というのがございます。それの1ページ。そこに第1、審査の概要とございます。第1、審査の概要。1、審査の期間、平成24年7月5日から平成24年7月6日まで。2、審査の場所、岡垣町役場監査室。3、審査の手続。これも一般会計と同じく、議員であられます安部弘彦監査委員と2人で行いましたが、この決算審査に当たっては、地方公営企業法第30条第2項の規定により町長から提出された平成23年度岡垣町水道事業会計の決算書類、決算報告書、損益計算書、剰余金計算書、剰余金処分計算書案、貸借対照表、その他関係帳簿などが、水道事業の経営成績及び財政状態を適正に表示しているかどうかを審査した。 また、本事業の経営内容を把握するため、計数の分析を行い、経済性の発揮及び公共性の確保を主眼として考察した。 第2、審査の結果。1、決算諸表について。審査に付された決算諸表は、水道事業の経営成績および財政状態が適正に表示されているものと認められた。また、計数は、関係帳簿及び伝票などと照合した結果、正確であることを認めた。 以下2番以降、業務実績等書いてありますが、これは余りにも詳しくなり過ぎますので飛ばして、5ページ目の5、むすびを読ませていただきます。 5、むすび。平成23年度の水道事業会計は、総収益4億7,269万3,000円、前年度4億8,521万4,000円に対し、総費用は4億6,328万6,000円、前年度4億7,026万1,000円を要し、純利益は940万7,000円となり前年度より554万6,000円減、対前年度比率62.9%となっている。収益についての特徴をあげると、営業収益の大半を占める給水収益が1,464万4,000円減の4億4,001万2,000円であったものの、その他営業収益は、口径別納付金の増により、前年度と比較して414万8,000円増の2,822万1,000円となっている。口径別納付金の増加は、前年度に比べ集合住宅等の建設戸数が増加したことが大きな要因と考えられる。 総配水量は337万6,659立方メートル、前年度344万4,232立方メートルと前年度と比べて減少し、総有収水量も296万4,429立方メートル、前年度303万6,562立方メートルと減少している。有収率は87.79%で前年度の88.16%を約0.37ポイント下回っている。全国平均の83.9%と比較すると高い数値であるが、引き続き有収率の向上と効率的な経営に努め、水の安定的供給に努められたい。 続きまして6ページ後ですか、平成23年度岡垣町下水道事業会計決算審査意見書がございます。それの1ページ、第1、審査の概要。1、審査の期間、平成24年7月5日から平成24年7月6日まで。2、審査の場所、岡垣町役場監査室。3、審査の手続、これも同じく議員であられます安部弘彦監査委員と2人で行いました。この決算審査に当たっては、地方公営企業法第30条第2項により町長から提出された平成23年度岡垣町下水道事業会計の決算書類、決算報告書、損益計算書、剰余金計算書、欠損金処理計算書、貸借対照表、その他関係帳簿などが、下水道事業の経営成績及び財政状態を適正に表示しているかどうかを審査した。 また、本事業の経営内容を把握するため計数の分析を行い、経済性の発揮及び公共性の確保を主眼として考察した。 第2、審査の結果。1、決算諸表について。審査に付された決算諸表は、下水道事業の経営成績および財政状態が適正に表示されているものと認められた。また、計数は、関係帳簿及び伝票などと照合した結果、正確であることを認めた。 下水道事業の経営内容の把握については、公共下水道、農業集落排水及び漁業集落排水事業の別に分析を行い考察した。 それぞれの事業ごとの考察結果は以下のとおりでありますが、これも詳しくなり過ぎますので、ページを飛ばしまして8ページ、第6、むすびを読ませていただきます。 第6、むすび。平成23年度の公共下水道、農業集落排水及び漁業集落排水各事業の合計値を見ると、総有収水量が277万4,000立方メートルで有収率は89.86%となり、有収率は前年度と比べて2.17ポイント下降している。 経費回収率は、0.5ポイント下降し62.2%、汚水処理原価254.3円に対し使用料単価158.2円、前年62.7%となっており、総収益7億5,492万8,000円に対し、総費用は7億552万5,000円を要し、純利益は前年度から267万7,000円増加して4,940万4,000円となり黒字である。前年総収益7億5,618万8,000円、総費用7億946万2,000円、純利益4,672万6,000円。 総費用7億552万5,000円のうち下水道使用料により回収されている金額は4億3,885万1,000円、前年4億4,460万5,000円で、総費用から下水道使用料を差し引いた残額は2億6,667万3,000円、前年2億6,485万7,000円となっている。また、一般会計からの繰入額は、4億7,300万円、前年度同額である。 今年度の決算では、水道使用量の減少に伴い下水道使用料が減額となったが、一般経費の節減に努められたことなどから、昨年度に引き続き黒字となっており、累積欠損金の補?に充てられることとなっている。 下水道事業にあっては、多額の資産を有し、中長期的に経営を判断する必要があることから、今後も累積欠損金の解消に向けて効率的で健全な企業経営に努められたい。以上でございます。 ○議長(曽宮良壽君) これより1議案ずつ質疑を行い、付託委員会を決定いたします。 まず、議案第37号平成23年度岡垣町一般会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。質疑はありませんか。5番、西田議員。 ◆議員(西田陽子君) 23年度の一般会計の決算の報告がなされました。これは、数年来、歳入の一番根幹をなす町税ですね、これは景気の低迷、あるいは団塊の方たちの退職等によって、非常にこの数年来、この町税の収入が落ち込んでいるということが前提としてあると思うんですね。 また、これから、この二、三年後あたりまでも、このような状態は恐らく続くだろうと。地方交付税あたりで補?はされていますけれども、非常にここの部分が厳しいということは言えると思うんですね。 そういう中で、どのようにその厳しい収入を、自主財源比率あたりも今回確保してまして、それはいろいろ基金の再編の部分があったと思うんですけれども、同じ岡垣町と類似団体に比較すると、かなり良好な状態ということではないような気がいたします。 そういう中で、そういうふうな収入の中で、義務的経費のこの監査委員さんの意見書の中の6ページですけれども、前年度に比べて義務的経費が増加になっています。それから、一般行政経費も増加になっています。もちろん投資的経費も増加してるんですけども、そういうふうな、入るをはかりて出ずるを制すというのがありますけれども、この点の増加の大きな要因をお答えまず願いたいと思います。 それから、それは財政力指数あたりが、じゃなくて経常収支比率ですかね、そのあたりがやや悪化してるようなこともあって、そういう意味で、この要因をまずお聞きしたいと思います。 ○議長(曽宮良壽君) 今、質問、質疑がございましたが、1点目は、代表監査委員に対する質疑ということでいいですか。2点目については、総務課長が手を挙げましたが、2点目については総務課長ということでいいですか。(「はい、いいです」と呼ぶ者あり)代表監査委員お願いします。義務的経費云々ということで。石田代表監査委員。 ◎監査委員(石田光明君) お答えいたします。 例年発言させていただいておりますけれども、決算審査というのは、12カ月、毎月毎月、例月の現金出納監査等で積み重ねてきたものの13回目の監査という感じで行っておりますけれども、監査委員の仕事というのは、予算が適切に執行されてるかどうかということが主たる職務でございますので、今御質問のございました義務的経費の内訳の動向についてと言われましても、私の職務上、お答えするような立場にはないかと思いますので、できれば総務課長様のほうから御回答願えればありがたいかと思っておりますが、いかがでございましょうか。
    ○議長(曽宮良壽君) 門司総務課長。 ◎総務課長(門司晋君) 御質問が義務的経費と、それから投資的経費ですね、これの増の大きな要因ということですけども、義務的経費の中では人件費は減ってます。そのかわり扶助費が上がっている。トータルすると若干義務的経費がふえてる。それから、投資的経費の中では、普通建設事業費が増加によって投資的経費の合計がふえているということになってます。 詳細については、また連合審査会の中で御説明をしたいと思います。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに質疑はありませんか。5番、西田議員。 ◆議員(西田陽子君) 義務的経費、一般行政費のところもお尋ねしてると思いますけれども。これ2回目になると困るんですけども、それは。(「一般行政費」と呼ぶ者あり)はい、そこですね。その要因というところもお尋ねしてますけど。これは、先ほどまだ1回目の質問の答えですから。 ○議長(曽宮良壽君) 付託が総務委員会、しかも連合審査ということで、詳細については、今門司課長が答えたように、その場で説明をしますということで悪うございましょうか。(「答えられるでしょう」と呼ぶ者あり)もう付託委員会、あるいは連合審査の中でということで。(「答弁させてくださいよ」と呼ぶ者あり)門司課長。 ◎総務課長(門司晋君) もう一つが、物件費ですね。物件費がどういう状況かということですけれども、その中でも需用費とか、委託料あたりが詳細の中では数値がふえてます。あと備品購入とか、役務費とか、そういうものは減ってきておりますので、それが相殺されて約4,300万程度の増額、率にして2.9%の増になってるということであります。 また、詳細は連合の中で説明させていただきます。 ○議長(曽宮良壽君) 西田議員。 ◆議員(西田陽子君) 2回目ですけれども、私それお尋ねしたのは、なかなか自主財源の確保が難しい中で、そのような非常に経費が、経常的な経費がふえてるということで、岡垣町にあっては非常に行財政改革といいますか、数年来、10年近く前から行財政改革に取り組まれてきてると思うんですけれども、その行財政改革の反映が増加になっているもんですから、どのような行財政改革がきっちりやられてきてると、後の部分にもずっと成果評価のとこにも書いてありますので、それとのリンクがどのようになってるかということをお尋ねしたかったからでございます。行財政改革の具体的なあり方が今回の決算にどのように反映されてるかということをお尋ねいたします。 ○議長(曽宮良壽君) 渡辺室長。 ◎企画政策室長(渡辺一郎君) 先ほど代表監査の御説明の中にもありましたけども、事務事業の見直しの実行計画つくりました。個別の各事業について、これは以前御説明しましたけども、廃止・縮小などの整理を行いまして、それに基づいて各事務事業の見直しを行っています。 その結果、先ほど一般行政経費などについて、物件費は増加になってますけども、補助費、維持補修費などは減少になってます。 それと、個別の事務事業について、それぞれ見直しを行ってますので、23年度の決算の中に即効果としてあらわれるものが幾つあるかというのはここでお答えはできませんけれども、将来的にそういった効果が発揮されてくるということで、事務事業の見直しに着手したからといって、23年度の決算に即時反映されるということではなくて、今後の経費削減につながっていくというふうに判断をしておりますけど。 ○議長(曽宮良壽君) 西田議員。 ◆議員(西田陽子君) 今それをお尋ねしたのは、監査委員の意見書の中にも毎年ございます。経常的な経費をしっかりと削減していくと。この見直しをすることなしには、なかなか今の景気の低迷の中で本当に厳しい財政状況ということがあると思うんですね。そういうことが今すぐにはわかるものではないというふうにおっしゃる。数年来からこの事務事業の見直しあたりはやってきているわけですから、それがきちんとわかるような形で説明があって私はしかるべきだろうと思うし、そういうふうな中で、経常経費の本当に削減も取り組まれてるとは思うんですけども、それがどのような形できっちりと数値としてあらわれているかということをまずお尋ねしたかったということと、それから、そういう中で、投資的経費もかなりの増になっていると。そういうふうなところで、岡垣町の本当に財政規模といいますか、収支のレベルの中において、この投資をすることが私は否とは言ってないんで、だめだということは言ってないんですけれども、その投資的な規模、事業のその中身なり、そういうふうなものについて、今後の、先ほど決算の中では、これからも投資的、企業誘致などを含めて投資的なものも進めていきたいというのはあったんですけれども、岡垣町の財政規模においての身の丈に合った状況でやられていかなくてはいけないと私は思っていますので、その点についての答弁をお願いいたします。 ○議長(曽宮良壽君) 宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 岡垣町の財政規模に応じた投資という部分ですね。確かにそういうこともあるだろうというふうに思いますけども、やはり安全安心という部分については、これはやるべきことをきっちりやらなきゃならないと。例えば耐震化の問題であるとか、子どもたちの安全を守るというところから、これは早くやり上げなければならないということで、耐震化も診断も今年度中に終わります。あとは耐震補強工事で、これはもう26年度までに全て終わる予定でありますから、これは財政規模がどうであろうと、こうであろうとやらなきゃならない。  そしてまた、自主財源の確保については、企業の誘致であるとか、あるいは固定資産税の増収を図ると、こういうところにもやはり投資をしていくということが重要であろうというふうに思うんですね。このままでは減収、町税の減収ということにしかならない。そこで手を打っていくということが重要であろうというふうに考えております。 ○議長(曽宮良壽君) 副町長。 ◎副町長(山田敬二君) 今町長が投資的な部分をお話されておりますけども、審査意見書の中の33ページ、地方債の現在高を見ていただいたらわかると思います。この中で、今岡垣町の地方債は、23年度末で59億なんですね。そのうちに臨時財政対策債が38億、残りが約20億ですよ。この20億というのが公共投資、公共事業等に大体投資をして、起債を借りた。 この起債というのは、本当県下、それから全国の類似団体から見ても、岡垣町の起債の残高というのは非常に少ない。むしろそういうことから考えますと、投資に使ってるお金が少ないということなんですね。 だから、町としては、この公債比率等を見ていただいてもわかりますように、町の私たち借金とは申しませんけども、負債残高が非常に全国でも、福岡県でも本当に非常に少ない位置にあるわけですね。 だから、先ほども町長が言われてますように、本当に岡垣町が発展性を求める、このまんま手をこまねいているということになれば、人口も減っていくという、そういう状況の中で、町としてぴしっとした投資を行っていくということは、それは当然のことというふうに考えております。そういう数字的なものを見ていただいたら、岡垣町の財政状況、本当に決算の状況を見ていただいても健全であると思うんです。 その中でも特に申し上げたいのは、類似団体比べると、財政力が少し弱い。これはどういうことかということは、やはり自主財源が少ないということなんですね。そのために、町としても投資をして、公共事業等にもう少し投資をして、そして発展性のあるまちづくり進めていく必要があろうと、そういうふうに考えております。 ○議長(曽宮良壽君) 平山議員。 ◆議員(平山弘君) 8番、平山です。今も副町長が答弁されたように、町長も決算報告もされましたように、岡垣町は財政状況が良好であると判断できるということですね。 しかし一方では、景気の低迷によって町民税が、また固定資産税が減っているということですね。これは、大方の町執行部も議員も町民もそういうふうに感じているというふうに思います。 それで、財政状況が健全な状態を保っているということですけども、国の動向、景気の低迷が産業の動向が大きく左右されるというのは、国の財政にとってもそうです。また、国の財政によって、地方の自治体も地方交付税、国庫支出金などで、それが補?されてきているわけですけども、そういう意味では、岡垣町としては健全な財政状況にあるけれども、国全体の状況を見るとどうなのかと。今の景気状況見るとどうなのかということがやはりつきまとってくるというふうに思います。 そういう上で、健全な財政状況というのが、総体的にそういうふうに判断できるということなのか。また、絶対的に今の岡垣町の財政状況が良好と、健全財政の状態にあるというふうに判断されているのか、町長、答弁求めます。 ○議長(曽宮良壽君) 宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 国が非常に経済も社会状況も先が見えないという状況。このことによって、非常に景気が低迷をしていくと。国の財源が非常に厳しいと。そういう国と地方との関係の中ではですね、非常に地方としては厳しい。 特に岡垣町は依存財源ということで、交付税に非常に大きく左右されるということでありますから、そういう点からすると、岡垣町が財政が安定してるということは言えないと思うんですね。本当に安定しているのは、安定させるためには、地方交付税を必要としないまちづくり、財政基盤、こういうところが一番重要だろうというふうに思いますけども、そこまでいくためには、企業誘致であるとか、そういうところを手だてをしていかなければならないと。 残念ながら岡垣町は、過去のずっと依存財源、国の交付税によって成り立ってきていると。一番その交付税の多いときが、財源の60%ですよね。今は四十数%でありますけども、だんだん景気低迷とともに自主財源の率が非常に厳しくなってると。そういう状況の中で、このまちづくりをどうしていくのかというところについては、自主財源の確保と、そしてまた、それに伴って支出、行財政改革によって、効率的、効果的なまちづくりの運営、町の運営をしていくと、これに尽きるだろうというふうに思います。そのための努力をやっているというところであります。 ○議長(曽宮良壽君) 平山議員。 ◆議員(平山弘君) 決算認定の報告書の中でも触れられております海老津駅南側事業について、社会資本整備総合交付金というものをもって、多分3億6,000万円ぐらいの予算でスタートしました。しかし、実際は相当減額執行になっているわけですね。約1億3,000万円ぐらいの減額執行になっています。これもやはり景気の低迷といいますか、社会的な現象による国の財政状況がそういうふうにさせているんだろうというふうに思いますけども、その点についての町長の考え方を聞かせていただきたい。 それからもう一つは、そのことにも、このことにも関係しますけども、最近の国会の情勢見てみますと、自民党、民主党の総裁選、代表選ということがあって、一応国会はもうこれで終わりということになると、国が一番、一番ちいうて言うたら語弊がありますけども、財政の上で当てにしている国債がどうなるかわからないということで、先般、新聞でも、テレビ、ラジオのニュースでも、財務大臣がこのままでは予算が枯渇すると。財政枯渇すると。だから、交付税を含めて、いろんな交付金についても減額措置していかなければならないというようなことが新聞でも報道されているわけですね。まだまだ実際どうなるかわかりませんけども、そういうことも言われております。 厳しい、特に厳しい自治体については平年どおりしたいということも言われておりますけども、全体的には厳しい状況にあるということが言えると思いますね。そういうものも、先ほどの点と関連するわけですけども、国の財政状況と考えられて、この海老津駅南側事業について、財政的にはどのような見通しを持ってされているのか答弁をしてください。 ○議長(曽宮良壽君) 宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) まず、駅南の件ですけども、これは整備交付金ということで55%ですね。これは、一旦国から県に配分されて、県からそういう事業を行う自治体に配分されるわけですね。そういうパイが非常に絞られてるという部分は1点あります。ありますけども、岡垣町みたいに、この事業を始めて1年、あるいは2年という自治体と、まさに4年目、5年目で事業を完成するところとでは配分が違うわけですね。 そういうところで、岡垣町は取りかかって2年目ということですね。1年、2年目ということで、そういう関連から非常に絞られているという部分はありますけども、ただ、制度としての55%という部分は、これは変わりませんから、国が交付金が少なくなったから単費を追加して事業をするということにはなりません。期限が延びるということは考えられますけど、国の支援する補助金、これが55%ということについては変わらないというふうに思っております。 それから、非常に特例公債法が国会でなかなか通過しないということで、地方に対する地方交付税を削減すると。抑制をしていくと。金がないからですね。そういう部分でありますけど、市町村には影響のないようにするというような状況でありますから、これは一応交付額も決定をしておりますし、その交付額については確保されるという見通しを持っておりますし、特例公債法案も、いずれにしても、与党、野党の中でいろいろありますけども、これは年内には必ず通すということにならなければ、地方も含めて国自体が成り立っていかないというふうに思っておりますから、これは時期の問題だろういうふうに思います。 今騒がれているのは、一時的な財源がないという部分についての暫定的な取り扱い、抑制をしなきゃならないという部分で、そういうところで報道されている、国の動きがそういうふうになっているというふうに思っております。 ○議長(曽宮良壽君) 平山議員。 ◆議員(平山弘君) 客観的には、一応町長の言われましたように、全国的にも、福岡県内でも健全な状況にあると。この決算などの中ではですね。ただ、それでもって健全な財政状況やから、住民の暮らしや福祉や教育、その他のことが十分行き渡っているということではないということも確かでありますし、今後の財政運営についても、町民の立場に立って、必要なところには必要な予算措置をしていくというようなことも求められていくというふうに思います。 それで、海老津駅南側の事業につきましては、23年度の進捗状況、土地の問題、それから家屋の移転とか、そういうのもありますし、移転や、それから家屋補償とかいうのが、どういう基準でされているのか、そういうことなど、連合審査の中で資料でもって説明をできるようにしていただきたいというように思います。どうですか。 ○議長(曽宮良壽君) 宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) どこまでの資料かという部分は慎重に取り扱う必要があろうかと思いますけども、いずれにしても、全体的な土地の家屋の件数であるとか、そういう部分については、可能な限り資料を提出したいというように思っております。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 お諮りします。議案第37号については、会議規則第66条の規定により総務産業常任委員会に付託し、文教厚生常任委員会との連合審査会としたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第37号については、総務産業常任委員会に付託し、文教厚生常任委員会との連合審査会といたします。 次に、議案第38号平成23年度岡垣町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 お諮りします。議案第38号については、会議規則第66条の規定により文教厚生常任委員会に付託し、総務産業常任委員会との連合審査会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第38号については、文教厚生常任委員会に付託し、総務産業常任委員会との連合審査会といたします。 次に、議案第39号平成23年度岡垣町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 お諮りします。議案第39号については、会議規則第66条の規定により文教厚生常任委員会に付託し、総務産業常任委員会との連合審査会としたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第39号については、文教厚生常任委員会に付託し、総務産業常任委員会との連合審査会といたします。 次に、議案第40号平成23年度岡垣町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 お諮りします。議案第40号については、会議規則第66条の規定により総務産業常任委員会に付託し、文教厚生常任委員会との連合審査会としたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第40号については、総務産業常任委員会に付託し、文教厚生常任委員会との連合審査会といたします。 次に、議案第41号平成23年度岡垣町水道事業会計利益の処分及び決算認定について質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 お諮りします。議案第41号については、会議規則第66条の規定により総務産業常任委員会に付託し、文教厚生常任委員会との連合審査会としたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第41号については、総務産業常任委員会に付託し、文教厚生常任委員会との連合審査会といたします。 次に、議案第42号平成23年度岡垣町下水道事業会計決算認定について質疑を行います。質疑はありませんか。平山議員。 ◆議員(平山弘君) 下水道事業も去年、おととしでしたか、利用料金を上げて、収支の中では純利益を上げているわけですね。それで、下水道事業とあわせて、合併浄化槽の事業も進めていって、どちらかというと、どちらかというとって語弊がありますけども、合併浄化槽についても多く利用してもらって、効率的な公共下水道事業をしていこうということだというふうに思います。 そういう中で、23年度の事業の中で、公共下水道の事業の区域内にあるけれども、そういう合併浄化槽の設置によって効率的な事業を進めていこうという考え方のもとで、合併浄化槽がどの程度普及できているのか答弁してください。 ○議長(曽宮良壽君) 鳥谷住民課長。 ◎住民環境課長(鳥谷幹二君) 合併浄化槽の推進につきましては、平成23年度の設置個数が4基です。非常に少ない個数になっております。7人槽1基、5人槽が3基ということで、4基のみの整備ということになっております。したがいまして、24年度はこの補助金を有効に活用していただくために、今後も啓発に努めたいというふうに考えております。 ○議長(曽宮良壽君) 平山議員、現在の質問については一般会計の分野であります。答えがですね。公共下水が今議題に上がっておりますので、その点を御承知の上質問をお願いいたします。平山議員。 ◆議員(平山弘君) びっくりした。一般質問のところで質疑しよるんかなと思うた。公共下水のとこで質疑しよるとでしょう。 ○議長(曽宮良壽君) 答弁は今一般会計の答弁です。(「答弁は私の責任やないから」と呼ぶ者あり)基本的に議題外です。(「議題外ちいうたって、公共下水道のそういう進捗を進めていく中でね」と呼ぶ者あり)公共下水について決算ですね。これについての質問をお願いいたします。(「だから、23年度の事業の中で、そういう方向で下水道事業してきよるやないですか。だから、公共下水道事業進めて……」と呼ぶ者あり)本会議なんで、その辺を議事の整理上、公共下水が今議題です。そういうことで質疑をお願いいたします。(「公共下水道に絡んで質疑しよるとやないの」と呼ぶ者あり)質疑を進めてください。 ◆議員(平山弘君) それで、担当課長答えられたけど、町長としてどういうふうに思いますか。 ○議長(曽宮良壽君) 宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 小型合併浄化槽という部分については、公共下水の区域を範囲を広げました。広げても、効率の悪い公共下水道、できないという部分がありますから、そういう地域については、公共下水の恩恵を受けられないと。そしてまた、一般会計から毎年4億7,300万円の繰り入れを下水道もしてるわけですね。そういうことで、恩恵を受けられない人については、環境の問題もあります。そういう問題もあるから、小型合併浄化槽の補助を国、県、町で50%補助を、町が35%ふやして、15%で、自己資金15%でこの設置ができるように、24年の4月から、ことしの4月からやっております。 そういうことの中で、非常にまだ事業を、こういう補助があるからということで、着工件数は少ないんですけども、PR等を含めて、町民の皆さん方に徹底をしていきたいというふうに思いますけども、最終的にはお金の要ることですから、これは個人が合併浄化槽を設置していただくという本人の意思ということになりますから、そういうところは、環境の問題に対する配慮であるとか、衛生的な部分であるとか、そういう住民の方々に認識が高まってくれば、こういう制度を活用して、小型合併浄化槽の設置ということに踏み込んでいただけるんじゃないかなと、そういうように思っております。 ○議長(曽宮良壽君) 西田議員。 ◆議員(西田陽子君) この公共下水道ですかね、これについては、議会の住民懇談会の中で、この収支といいますか、これからの方向性といいますか、そういうふうな非常に危惧するというか、どのように岡垣町はこの収支の状況がなっているのかという質問がございました。私は個人的にはその人にはお答えしてるんですけれども、この今回の数字を見ましても、単年度の、2年前でしたかね、料金を値上げして、そしてかなりの欠損金がございまして、今回あたりも一応余剰金というか、500万程度の余剰が出てて、利益が出ておりまして、それがずっと欠損金に充てられていくということでございます。 しかしながら、この公共下水道については多額のいろんな、そこに書いてありますように、試算といいますか、これをメンテナンスを常にしていかなくてはいけないということがあって、私は公共下水道を否定してるんでも何でもないんですけども、それが本当に今の状態で、なおかつきちんと維持管理されていって、その下水道の恩恵に岡垣町の町民があずかっていくためには、かなりの収支がこれから、水道の使用料あたりも、人口の減少あたりありましたり、気候の変動などあって減少してますので、そういうふうなこともあって、その水道の使用料と連動したところもありますので、この下水道の収支というものについて、これからの方向性といいますか、今回の決算の概要というか、あれと、今後の方向性というか、住民が心配してる部分も、私自身もございますので、町長、担当課ですかね、町長お答え願いたいと思います。 ○議長(曽宮良壽君) 宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 住民の皆さんが何を心配されてるのかということがわかりません。西田議員のお話の中ではですね。どういう心配をされてるのか。財政的に心配されてるのか、公共下水道の将来の運営に対する心配なのか、そういう具体的な、何を心配されて、何を求められているのかということが、今発言聞いてわかりませんから、それについては、どういう回答をするのか私もわかりません。 ○議長(曽宮良壽君) 西田議員。 ◆議員(西田陽子君) その収支の状況とかいうのをずっと読み解かれて、そして資本的収支、収益的収支のずっとところを見られて、これからずっと欠損金に充てられていくということはあったにしても、これからいろんなメンテナンスの料のほうがかなり上回ってくるんじゃないかというようなことも、その財政的なものを問うています。 ○議長(曽宮良壽君) 宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 財政的な問題については、この下水道料金の値上げもさせていただきました。値上げ、比較的県内での下水道料金が低いという中で値上げをさせていただきました。その当時は2億3,000万ぐらいの累積赤字がありました。これを現状のままの料金でいくと、もう下水道の運営ができないということに陥るという中で、下水道の料金を値上げをさせていただきました。そのことで、二億三千数百万の赤字が、2年で1億5,000万まで縮小できたということでありますから、言われるように、下水道のいろんなメンテナンスとか、相当な経費が将来的にかかってきます。こういう部分についても、まずは赤字を解消をしていきながら、そしてしっかりとした下水道の財政基盤を確立して運営をしていくと、経営をしていくと、そういうことになる。 今の状況でいけば、28年度ぐらいまでには、この赤字の解消ができるというように思っておりますので、まずはこの赤字を解消するということですね。そして、将来いろんなメンテナンスとか、いろんな経費がかかる、それに十分対応できるような財政基盤の確立をしていくということになろうというふうに思います。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 お諮りします。議案第42号については、会議規則第66条の規定により総務産業常任委員会に付託し、文教厚生常任委員会との連合審査会としたいと思います。 これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第42号については、総務産業常任委員会に付託し、文教厚生常任委員会との連合審査会といたします。 ここで暫時休憩いたします。再開を11時25分の予定といたします。午前11時00分休憩………………………………………………………………………………午前11時23分再開 ○議長(曽宮良壽君) 再開します。────────────・────・──────────── △日程第9.議案第32号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第9、議案第32号岡垣町子ども医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の件を議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 議案第32号について提案理由の説明をいたします。 児童手当法の一部を改正する法律が平成24年3月31日に公布され、平成24年4月1日から施行されたことに伴い、子ども医療費の支給において準用している児童手当の所得制限が改正されたため、本条例の一部を改正するものです。 なお、詳細については、健康づくり課長に説明させますので、よろしくお願いします。 ○議長(曽宮良壽君) 川原健康づくり課長。 ◎健康づくり課長(川原政人君) 議案32号について詳細説明をさせていただきます。 子ども医療費の支給制度は福岡県の補助を受けて実施しておりますので、福岡県の補助要綱に沿った条例改正をしているところでございます。 県の補助要綱においては、医療費の助成対象者になるかどうかの所得判定は児童手当の関係法令に準拠しております。そういうことから、児童手当法の改正に伴って県が補助要綱を改正することとなりましたので、岡垣町においても県の要綱改正にあわせて条例を改正するものでございます。 詳細を新旧対照表で説明します。2ページをご覧下さい。第3条第2項第2号のアンダーラインの部分でございます。法改正前の児童手当法施行令では児童手当の所得制限とは別に、被用者ですね厚生年金に加入しているサラリーマンなど、それから公務員に支給される特例給付の所得制限というように2段階の所得制限が設定されてありました。しかし、法改正後は特例給付に関する所得制限がなくなりましたので、この条文を削除するものでございます。 1ページにお戻り下さい。附則第1号において、本年4月1日から適用することとしております。 詳細説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(曽宮良壽君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。広渡議員。 ◆議員(広渡輝男君) 議案第32号の岡垣町子ども医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例に質疑をさせていただきます。 この改正条例の中で、提案理由につきましては、先ほど児童手当法の一部を改正する法律が施行されたためということで、それを踏まえて県の補助要綱が改正されて、それにあわせて条例の一部を改正するということでございます。 その中で、この新旧対照表を見る中において、この所得制限が改定による条文の整備という説明がなされております。このことについては、町民の該当者に影響を与えるということが想定されますので、まず1点ですね、関連でありますけども、児童手当法の改正の概要と、それから2点目は、所得制限がどのように変わったのか。また、これによって岡垣町民にどのような影響なり受けるのか、その世帯数はどの程度あるのか。その3点について質疑をさせていただきます。 ○議長(曽宮良壽君) 川原課長。 ◎健康づくり課長(川原政人君) 児童手当法の改正の概要でございます。ここに影響する部分だけをお話いたしますと、所得制限が非常に拡大されたと、結論から言いますとですね。例えば4人家族、お父さん、お母さん、それからその子どもという4人家族の場合に、これまでは児童手当は574万円という所得制限があったんですね。これが特例給付では646万円でしたけれども、これが一本化されて736万円と、こういうふうに拡大されました。約100万円近く、特例給付と比べると。だから、100万円近く拡大されたので、給付対象者がふえるということでございます。 現在、現時点で把握できている、岡垣町で拡大される、今度この影響を受けて、13人程度ではないかというふうに算定をしているところでございます。以上でございます。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに。平山議員。 ◆議員(平山弘君) 今、広渡議員から質疑がされました。一定質疑に基づいて、担当課長から答弁をされました。その内容を文教厚生常任委員会で審議をスムーズに進める上でも、やはり町民にとってこの条例がどうなるのかということなどは大きな問題でありますので、そういう資料をもって説明ができるようにしていただきたいと思います。町長、どうですか。 ○議長(曽宮良壽君) 委員長において処理をお願いいたします。それは委員会審議の中で、委員長の職権の中でお願いをいたします。平山議員。 ◆議員(平山弘君) 資料を用意してください。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 お諮りします。議案第32号については、会議規則第36条の規定により文教厚生常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第32号については、文教厚生常任委員会に付託することに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第10.議案第33号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第10、議案第33号岡垣町防災会議条例の一部を改正する条例の件を議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 議案第33号について提案理由の説明をいたします。 災害対策基本法の一部を改正する法律が平成24年6月27日に公布、施行されたことに伴い、条例の一部を改正するものです。 今回の改正は、東日本大震災の教訓・課題を受け、講ずるべき防災対策の全般的見直しに基づき、地方防災会議と災害対策本部の役割の見直しを行うものです。あわせて、地域防災計画に多様な主体の意見を反映できるよう、また、男女共同参画の推進を図るために、防災会議の委員構成を改正するものです。 なお、詳細については、地域づくり課長に説明させますので、よろしくお願いします。 ○議長(曽宮良壽君) 青山地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(青山雄一郎君) 議案第33号について詳細の説明をさせていただきます。新旧対照表で御説明いたします。 議案の2ページ目をご覧ください。 新旧対照表の第2条第1項第2号において、これまで災害が発生した場合において、情報収集をすることが防災会議の所掌事務として規定されていましたが、今回の法改正により、このことが災害対策本部の役割として位置づけられましたので本条例から削除し、新たに防災会議の役割として、町長の諮問に応じて町の地域に係る防災に関する重要事項を審議することを第2号に、また、重要事項に関し、町長に意見を述べることを第3号に規定するものです。 次に、第3条第5項で防災会議の委員の構成を規定していますが、東日本大震災での教訓から、男女共同参画の推進及び各種団体等、多様な主体からの意見を防災計画等に反映させ、各種防災対策の充実を図っていくため、自主防災組織を構成する者又は学識経験のある者を第8号として新たに加え、任期を2年とすることを第3条第7項で規定するものです。 また、このことにあわせて、第3条第6項で規定している防災会議の委員定数について、柔軟な組織体制として対応ができるようにするため、それぞれ定数を限定せずに若干名に変更します。 1ページ目の附則をご覧ください。この条例は、公布の日から施行することとしております。 以上で、議案第33条の詳細説明を終わります。 ○議長(曽宮良壽君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。10番、広渡議員。 ◆議員(広渡輝男君) 議案第33号の岡垣町防災会議条例の一部を改正する条例について質疑を行います。 先ほどこの改正条例の中の2条ですか、これは、この法律の改正によって位置づけが、要するに市町村の責任を明確にするという意味でされたということについては承知しておりますけども、この第3条の中で、この6号ですか、旧条例では、それぞれ委員の定数が定められておりました。先ほどの説明の中では、弾力的な取り組みをしていくために定員ですか、それを若干名とするというふうになっておりますけども、少なくともこのことについては、おおむね町長が選任されると思いますけども、ここのところの考え方について、若干名では私ども、今までは明確にその委員数が出ておりましたけども、その点、若干名ということになっておりますので、町長の条例を提案するときの基本的な考え方について、この定数についてお尋ねしたいというふうに思います。 ○議長(曽宮良壽君) 宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 旧条例は、それぞれ委員の定数は、それぞれが3人、1人、1人、4人及び3人とするように決められておりますけども、それぞれ若干名ということですから、それぞれの委員の持つ役割であるとか、防災会議と照らし合わせて、どういうこの防災会議の中で役割を果たしていただけるのか、そのことによって自由に決められる、町長が決めるということに改正をされたわけですね。 したがって、この若干名というものが、決してこの全体的な数が少なくするという意味では決してないというように思います。このことによって、自由に、効果的に、効率的に、その自主防災組織を担っていただくという部分については、町長の諮問に応えていただく、あるいは自由に意見を述べる、この目的を達するために、若干名として町長が選任をしていくということになりますから、ここはそれぞれの委員が果たす役割といいますか、そういう防災会議の中で、この防災会議の目的を達するために何人ぐらいが適当であるかという部分については、十分この辺のところを今回の改正の趣旨に沿った委員定数といいますか、そういったものを決めるということになろうというふうに思っております。 ○議長(曽宮良壽君) 10番、広渡議員。 ◆議員(広渡輝男君) この防災会議の委員の考え方については、そのように町長の考え方示されましたが、あえてこの条例の中で若干という言葉が一つの法令用語として考えたときに、若干というのは、例えば1から2ぐらいなのか、1から3ぐらいなのか、そこのところ、いろいろ若干名という言葉を使用するときに、一定想定されると思いますけども、条令用語としての若干名ということについて、もし想定されるところがあれば聞かせていただきたい。あくまでもなければ、その全体的な中でということですけども、当然条例を、これを改正されるときには、そこのところも審議されたと思いますので、その状況についてお尋ねしたいと思います。 ○議長(曽宮良壽君) 宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) この若干名という部分については、先ほどこの趣旨は説明をいたしました。具体的に選任をしていく、選んでいく中では、今の旧条例に基づいて防災会議の委員を選出しておりますから、この部分と、この若干名のすり合わせ、この辺のところが、防災会議そのものの目的を達するために有効な委員という、あるいは有効な数ということで、3人、1人、1人、4人及び3人というふうになってますから、これからするなら、4人の範囲の中でそれぞれ決めていくということになろうかと思うんですね。 だから、まだまだ誰にするかとか、何名にするかというところまでは検討しておりませんので、何度も申し上げますけども、この防災会議が果たす役割、これは東日本大震災の教訓に基づいて、こういった法の整備がなされているわけでありますから、岡垣町の実態に合った、あるいは災害等が発生したときに即対応できる、あるいは災害を予想して、防災会議の中でさまざまな意見なり、そういったことが出せるような、そういう防災会議の委員を選任をしていきたいというように思っておりますから、若干名ということで、1人、2人ということにはならないんではないかな。少なくとも今の委員よりも、全体的により多くの人たちから意見を聞くということになろうかと思うんで、その辺のところは十分考えていきたいというふうに思います。 ○議長(曽宮良壽君) 副町長。 ◎副町長(山田敬二君) 今、広渡議員が御質問されている委員の部分ですけれども、この委員で今までは定数を定めておりました。この定数を定めてる部分は、行政関係とか、例えば地方都市の行政機関の職員の中からとか、それから県知事の部局からとか、それから警察官、そういうところの極端に言うたら充て職ですね。充て職で任命してる部分を今までは定数を定めておったわけですね。 それではどうしても、極端に言うたら女性の参画とか、そういうことも含めた中で非常に、現在も女性が1人もいらっしゃらないわけですよね。そうした中で、ここらあたりについてもある程度弾力性を持たせて、そういう今まで1名とかいうことじゃなくて、女性とか、そういう方たちも入っていただけるような形で、こういう若干名と、そういうふうに今回変えてるわけです。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 お諮りします。議案第33号については、会議規則第36条の規定により総務産業常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第33号については、総務産業常任委員会に付託することに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第11.議案第34号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第11、議案第34号岡垣町災害対策本部条例の一部を改正する条例の件を議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 議案第34号について提案理由の説明をいたします。 災害対策基本法の一部を改正する法律が平成24年6月27日に公布、施行されたことに伴い、岡垣町災害対策本部条例の一部を改正するものです。 今回の改正は、都道府県と市町村の災害対策本部の役割を明確にするために、新たに法第23条の2として市町村災害対策本部について規定されたことに伴い、関係条文を整備するものです。 なお、詳細については、地域づくり課長に説明させますので、よろしくお願いします。 ○議長(曽宮良壽君) 青山地域づくり課長。 ◎地域づくり課長(青山雄一郎君) 議案第34号について詳細の説明をさせていただきます。新旧対照表で御説明をいたします。議案の2ページ目をご覧ください。 新旧対照表の第1条ですが、災害対策基本法の改正に伴う条文の整備を行うものです。 これは、議案第33号と関連がありますが、これまで災害対策基本法において、市町村災害対策本部については都道府県の災害対策本部とあわせて第23条に規定されていましたが、今回の法改正により第23条の2が新たに設けられ、都道府県災害対策とは別に市町村災害対策本部について規定されたことに伴うものです。 1ページ目の附則をご覧ください。この条例は、公布の日から施行することとしています。 ここで、議会運営委員会の中でお尋ねのありました、県と市町村の災害対策本部の役割が法改正においてどのように変わったのかについて御説明をさせていただきます。 都道府県と市町村の災害対策本部には、主にはそれぞれ3つの役割があります。そのうち、2つの役割は共通しています。それは、1つ目は、災害に関する情報を収集すること。2つ目は、災害予防や災害応急対策を的確かつ迅速に実施するための方針を作成し、実施することです。これら2つの役割以外に都道府県の災害対策本部には、災害予防や災害応急対策に関して、都道府県が広域的自治体として関係機関相互の連絡調整を行うことが規定されております。 また市町村の災害対策本部では、災害予防や災害緊急対策に関して、必要に応じて関係機関との連携の確保に努めなければならないというふうに規定をされております。 以上で、議案第34条の詳細説明を終わります。 ○議長(曽宮良壽君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。平山議員。 ◆議員(平山弘君) 今、提案説明と詳細説明を聞きました。それで、都道府県と市町村の役割を明確にするということで、その説明もありました。そういう内容も含んであるんだろうと思いますけども、23条の2というのの概要を大体どんな概要か説明してください。 ○議長(曽宮良壽君) 青山課長。 ◎地域づくり課長(青山雄一郎君) 23条の2の概要でございます。市町村災害対策本部については、改正前の災害対策基本法では、都道府県災害対策本部と同一の規定で定められていました。それを今回、23条の2として別個に規定するものですけども、改正に関する基本的な考え方ですけども、まず、都道府県災害対策本部に係る規定の考え方と基本的には同じでございます。 それで、先ほども申しましたように、都道府県としては、広域自治体であるということから、連絡調整、各関係機関の連絡調整ということが明確にされたということです。そして、市町村の災害対策本部の事務としては、そのことについては明記をされておりません。 それから、市町村災害対策本部においても、市町村が実施すべき災害予防及び災害応急対策について、関係指定地方行政機関等との連絡調整に密にすることが重要であるということから、努めなければならいというふうになっております。 それからあと、災害応急対策等に当たっては、国、都道府県、他の市町村含む関係機関との連携の確保に積極的に努めていくということが規定をされております。以上です。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 お諮りします。議案第34号については、会議規則第36条の規定により総務産業常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第34号については、総務産業常任委員会に付託することに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第12.議案第35号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第12、議案第35号岡垣町立体育施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の件を議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 議案第35号について提案理由の説明をいたします。 現在、町内の体育施設は、多くの方が利用されており、曜日や時間帯によっては、利用できない場合もあります。このような状況を少しでも解消するため、現在会議室として設置している町民武道館2階会議室を、卓球など体育関係の利用もできるように、条例の一部を改正するものです。 なお、詳細については生涯学習課長に説明させますので、よろしくお願いします。 ○議長(曽宮良壽君) 辻生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(辻芳和君) 議案第35号の詳細説明をさせていただきます。 現在、町内の屋内体育施設は、町民体育館を初め、武道館、弓道場及び各小中学校施設の開放に関する規則に基づく学校体育館があります。 屋内体育施設は、定期利用の団体でほぼ満杯状態となっており、もっと練習がしたい。借りれる施設はありませんか、など利用者からの要望が出ております。そこで、現在会議室として使用しています、町民武道館2階の2つの部屋を、体育施設として利用できるようにし、町民のより一層のスポーツ振興、健康の増進を図っていくために条例の改正を提案するものです。 なお、2つの部屋は今後も会議室としても使用できるよう、名称を会議室から多目的室としたいと考えています。また、使用料は現在会議室として、他の施設の会議室の金額を参考にして算定しているものを、屋内体育施設の使用料を参考に改定をするものです。 1ページを開けていただきますと、別表第5中、使用料のところですが、会議室、町内全部使用の町内ですね、使用料及び照明料も全部含んでおりますけれども700円。それを多目的全部使用で町内で400円というふうに改めたいというふうに思っております。附則につきましてはこの条例は24年の10月1日から施行したいというふうに考えております。 ○議長(曽宮良壽君) 辻課長、今思っていますって表現を使いましたけど、案でしょうか。(「失礼しました」と呼ぶ者あり)訂正をお願いします。 ◎生涯学習課長(辻芳和君) 失礼しました。……というふうに提案するものです。よろしくお願いします。 ○議長(曽宮良壽君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。10番、広渡議員。 ◆議員(広渡輝男君) 議案第35号の中で、今回、岡垣町の体育館の設置及び管理に関する条例の一部を改正するという中で、提案理由としては、住民のより一層のスポーツの振興、健康増進を図っていくということについては、全く大事なことというふうに思っております。 ただ、この中で1点だけお尋ねしたいのは、先ほど提案理由の中でも、この会議室を多目的室にするときのスポーツ施設としての整合性をとるということで言われておりました。それで、この金額については、この新旧対照表の中で、例えば会議室が700円から400円ということで、一部使用については250円から200円ということで、この減額の考え方、実際会議室は今度多目的施設になると400円というか、43%の削減ということになりますが、こういう取り組みについては、町民の方が利用しやすいようになるということについてはもっともなことだと思いますけども、全体的な体育施設としての整合性については、先ほどそういうバランスをとるようなことも言われましたけど、その整合性については、どのような考え方でこの金額を決定されたのか、その点についてお尋ねをいたします。 ○議長(曽宮良壽君) 辻課長。 ◎生涯学習課長(辻芳和君) 議員も御存じだと思いますけど、屋内の体育施設、現在は町民体育館については730平方メートルほどあります。ところが、武道館、会議室全部使用しても191平米という、約4分の1程度しかございません。しかしながら、面積要件で使用料を算定しますと、100円または100円以下となってしまいますので、ここについては、同じ屋内体育施設というようなことで400円とさせていただいております。 これについては、先ほどもお話しましたように、照明料も込みということで、同じ屋内体育施設として、面積要件に関係なく400円とさせていただきました。これについては、面積要件等で使用料を出しますと、現在、公民館等の会議室を使用されてる方々が安価になったということで、今度は武道館のその多目的室を会議室として使用するおそれがありますので、そうした場合、他の公民館等の会議室の利用の減を加速すると思われると思いまして、これは面積要件関係なしに、屋内体育施設については400円ということにさせていただきました。さらに、なおかつ会議もできるというようにさせていただきました。以上です。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに質疑はありませんか。平山議員。
    ◆議員(平山弘君) 今、広渡議員から質疑がされて、答弁されました。それで、面積要件とか、屋内体育施設との整合性、それから会議室等の整合性というようなことも答弁されたというふうに思います。 それで一つは、武道館の2階の平面図ではどのようになるのか。それから、一応そこを多目的室と言うて、卓球その他というふうに言われましたけども、どういう体育スポーツの利用ができるのか。それと、今言われたような面積要件、その他ほかの体育施設との整合性、会議室との整合性なども、少しわかる資料でもって文教厚生常任委員会で説明をしていただきたいというふうに思いますけども、いかがでしょうか。 ○議長(曽宮良壽君) 質疑ではありませんので、それは委員長の判断で資料を求めていただきたいと思います。ほかに質疑はありませんか。平山議員。 ◆議員(平山弘君) 今資料求めましたので、ぜひ準備してやっていただきたいというふうに思います。町長、いいでしょうか。 ○議長(曽宮良壽君) ただいまの平山議員の発言は要望であります。質疑ではありません。要望でありますので、委員長において処理をお願いいたします。 ほかに質疑はありませんか。(「町長、資料を求めますので、よろしくお願いします」と呼ぶ者あり)西田議員。 ◆議員(西田陽子君) 私はこのことは、町民がいろんな中でスポーツを通して、健康増進なり、いろんなことに寄与していくということで基本的にはよいと思っていますけれども、今この議案が出されていく中で、利用者からのいろんな要望があったというようなことが申されたと思います。 これは、いろんなスポーツ施設に限らず、いろんな文化施設、文化活動してある方、いろんなさまざまな町民のいろんなことで利便性を高めてほしいというようなことで、さまざまな分野で要望が生涯学習課なり、また他の課に行っていると思うんですね。区長さんあたりを通して、個人では言えないとかいうようなことになって、区長さんあたりでまとめて要望を町に持っていけというようなことに今までなってると思うんですけれども、この場合は、この方の要望がこのような形で反映されて、この方だけではなく、いろんな軽スポーツやられる方に反映されていきました。だけど、さまざまに、ほかに要望があったときに、それがどのような形でその課の中で処理され、そしてどのような形でそれがつながれて、きちんと他の方に反映されていくような、全ての要望がこのような形で反映されてないと思うんですよね。 だから、そこんとこの利用者からの要望があったら、いろんなさまざまな、1人ではないともちろん思いますけども、その要望の集約の仕方、それからそれの手続なり、それからその考え方、いろんなさまざまところから要望があったときに、それを全部していくかということになっていかないと思いますので、基本的な考え方を。 ○議長(曽宮良壽君) 西田議員、質疑の最中ですが、議案についての質疑にお願いいたします。今西田議員がされてるのは一般質問に該当すると思いますので、質疑にしてください。 ◆議員(西田陽子君) そしたら、利用者からの要望ということがあったけれども、その利用者からの要望であれば、それは全てなっていくということに理解してもいいんでしょうかね、それは。それをお尋ねします。 ○議長(曽宮良壽君) 辻課長。 ◎生涯学習課長(辻芳和君) 先ほど利用者だけのということがありましたけども、現在町では、軽スポーツ、ニュースポーツというような生涯スポーツを推進しております。そういう中で、町の考え方または利用者等の御意見等を踏まえながら、できることを考えながら、今回、会議室を多目的室にして利用していただくと。今後もそういう要望等も踏まえながら、そういうことできるものについては、スポーツも使えるようなことを考えていきたいというふうに思っております。以上です。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 お諮りします。議案第35号については、会議規則第36条の規定により文教厚生常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第35号については、文教厚生常任委員会に付託することに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第13.議案第36号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第13、議案第36号平成24年度岡垣町一般会計補正予算(第1号)の件を議題とします。 提出者から提案理由の説明を求めます。宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 議案第36号について提案理由の説明をいたします。 岡垣町一般会計予算の歳入歳出に、それぞれ1億1,673万1,000円を追加し、総額で92億9,073万1,000円とするものです。今回の補正は、ボランティアセンターを設置するための費用や有線放送施設の老朽化状況及び今後の情報伝達手段について調査検討する経費のほか、町制50周年記念事業に係る経費、緊急雇用創出事業の経費、商工会プレミアム商品券発行補助の経費、7月の梅雨前線豪雨により農業施設や道路等に発生した災害復旧に係る経費などについて必要な予算の調製をし、補正を行うものです。 なお、詳細については、総務課長に説明させますので、よろしくお願いします。 ○議長(曽宮良壽君) 門司総務課長。 ◎総務課長(門司晋君) 議案第36号岡垣町一般会計補正予算第1号について詳細説明を行います。 まずきょうお手元に配付いたしました資料で、歳出についての主要な項目を説明をいたします。資料の2ページをお願いいたします。 2款総務費です。1番、ボランティアセンター運営事業、ボランティアの紹介などの総合的な窓口となるボランティアセンターの設置とその運営に要する費用269万3,000円の増です。これについては10月からの設置運営を予定をいたしております。2番有線放送等整備事業、有線放送施設改修等調査委託料を計上するものです。既設の有線放送施設の現状調査と今後の情報伝達システム設置について調査を行うものです。291万9,000円の増です。 3款民生費、5番、老人福祉一般経費です。介護基盤緊急整備補助金、県広域連合の第5期介護保険事業計画において、岡垣町に認知症高齢者グループホーム、1ユニット、9人定員が決定をいたしましました。事業者の公募を行い、先日広域連合で正式決定いたしております。2,625万円の増です。これは全額県の支出金で対応をいたします。 4款衛生費、6番、環境関連計画策定事業、再生可能エネルギー発電設備適地抽出調査委託であります。これを県の補助金を活用いたしまして、岡垣町の太陽光や風力発電の適地調査、また公共施設の再生可能エネルギー導入の検討を、行うものです。532万5,000円の増、その内500万円は県の支出金で対応をいたします。 5款労働費、8番、緊急雇用創出事業、県の補助により公共施設図面の電子化業務を委託をするものです。今後の公共施設長寿命化計画の策定に向けて、公共施設図面の電子化を行います。委託料730万4,000円の増です。これも全額県支出金で対応をいたします。 次に6款農林水産業費、11番、農村環境整備事業です。県補助による農村環境整備事業で新松原の東坂水路を改良するものです。その設計費と工事請負費等821万4,000円の増です。12番、農業用水路維持補修経費です。早急に対応が必要な農業用排水路5カ所の整備事業費を計上するものです。現行予算の残額との差額231万3,000円の増額となります。 7款商工費、13番、商工会活性化事業です。昨年度に引き続き、商工会プレミアム商品券の発行への補助金を追加するものです。500万円の増となります。 8款土木費、14番、特定防衛施設周辺整備調整交付金事業の道路分となります。これは調整交付金の2次配分を見込みまして、即時に対応が可能なようにあらかじめ3路線の測量設計費を計上するものです。600万円の増となります。 15番、排水路整備事業、これは調整交付金の排水路分となります。こちらも2次配分を見込んで、あらかじめ4カ所の測量設計費800万円を計上するものです。 9款消防費。16番、非常備消防一般経費です。岡垣町消防団消防ポンプ操法件大会出場に伴う経費175万8,000円の増となります。 次に10款教育費です。中学校施設適正化推進事業。平成25年度の岡垣東中学校学級編成に伴って、特別支援学級の新設及び生徒数の増加により普通教室が不足をいたします。したがって2階建て2教室のプレハブ教室設置をするものです。本年度予算では2カ月間のリース料を計上いたしまして、以降は債務負担行為を設定をさせていただいております。180万2,000円の増です。 19番、保健体育施設整備事業です。これは総合グラウンドのテニスコート4面の内、特に老朽化の激しい2面を早急に改修を加えるものです。1,218万円の増となります。 11款災害復旧費です。20番が農業施設単独災害復旧事業、21番が公共土木施設単独災害復旧事業になります。本年7月3日、14日、16日の豪雨によって農業施設が15カ所、土木施設同じく15カ所の災害が発生しております。その復旧費、それぞれ430万円と1,150万円を計上するものです。 次に歳入について説明をいたします。予算書、議案のほうに戻っていただきまして議案の2ページをお願いをいたします。 財源については県の支出金それから町債等を計上しております。 その他については地方交付税を5,711万6,000円計上をするということになります。 次に4ページお願いいたします。4ページは債務負担行為の補正であります。先ほど説明いたしました岡垣東中学校プレハブリースを追加をするものです。 最後に5ページです。地方債の補正になります。これも先ほど説明いたしました災害復旧費に係る起債を追加させていただくものです。 以上です。よろしくお願いします。 ○議長(曽宮良壽君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより質疑ですが、質疑を休憩後の13時30分よりの再開後に質疑を行います。 暫時休憩します。午後0時8分休憩………………………………………………………………………………午後1時30分再開 ○議長(曽宮良壽君) 午前中に引き続き再開をいたします。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。広渡議員。 ◆議員(広渡輝男君) 議案第36号平成24年度岡垣町一般会計補正予算について、基本的なことについてお尋ねをさせていただきたいと思います。 この予算ということにつきましては、その当該年度に執行する予算として、歳入歳出等精査して当初予算に計上されるというふうに思っております。その中で、緊急的な発生する事案、あるいは災害対策ということについては、当然補正予算で計上されるというふうに思っておりますが、ここでこの補正予算の内容を自分なりに見せていただいた中においては、本来、当初予算で計上されるべきものがあるんではないかなという、そういう感じがいたしましたので、詳細な質問につきましては連合審査会の中でさせていただきますが、この補正予算の計上に対する町長の基本的なお考え方をお尋ねしたいというふうに思います。 ○議長(曽宮良壽君) 宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 基本的には、当初予算で当然この1年間起こり得ることを想定して予算編成をするということが基本であり、原則であるし、そういうことで平成24年度一般会計予算も編成をいたしております。 ところが、災害を含めて、この当初予算編成後に起こったものについては今回の補正予算で計上しておりますし、また当然、当初予算で計上すべきものであったという部分も中には、50周年の記念事業であるとか、あるいはテニスコートの補修であるとか、そういう部分も当初からという部分がありましたけども、そういう部分については当初予算に計上いたしておりません。 しかし、この年度の事業を遂行していく上で、財政的な面、あるいは25年度以降に事業をやっていくと、工事をやっていくという部分については、非常に財源的な、一挙に財源を伴って消化しなければならないというところもありまして、そういうところを勘案して、少しでも、一部でも前倒しをして事業ができるものについては、今回そういったことで上げさせていただいてる、そういう事業もあります。 そういうことで、基本はあくまでも当初予算、その1年で起こり得る事業については当初予算で計上すると。そして、災害等、突発的に起こったものに対しての予算計上が補正予算であると、考え方はそういうことで変わりません。そういうことであります。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに質疑はありませんか。平山議員。 ◆議員(平山弘君) 8番、平山です。まず、グループホームの補助金のことでお聞きしたいと思います。 制度名がどういう制度名なのか、それから整備事業者、そして施設規模、何か五、六人というような話も説明の中では、私の聞き違いかもわかりませんけども、そういう施設規模、それから設置場所といいますかね。それと、みどり園、もと遠賀病院のところにあったみどり園等はどうなるんですかねと、ちょっと思いました。それで、みどり園は別な施設なのかというふうに疑問を持ちましたので、説明してください。 ○議長(曽宮良壽君) みどり園は芦屋ですが。平山議員。 ◆議員(平山弘君) すみません、みどり病棟に訂正します。 ○議長(曽宮良壽君) 川原課長。 ◎福祉課長(川原義仁君) 介護基盤緊急整備補助事業についてです。これは認知症対応型の生活共同介護施設ということで、俗に言うグループホームというものであります。 この事業を実施する業者では、業者名は有限会社ハートケアなごみという業者で、直方が本店となっております。それから、認知症対応型の1ユニット9名の方が入所される施設になります。場所につきましては、三吉の385番地。町営住宅のちょうど県道を挟んで向かい側になります。(「みどり病棟とは関係ないですね」と呼ぶ者あり)みどり病棟については、うちのほうでは把握しておりません。以上です。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに質疑はありませんか。平山議員。 ◆議員(平山弘君) もう一つ、8年間の債務負担行為があります。東中のプレハブ教室2階建てということですけども、学級編成も言われましたけども、8年間ということですので、この間の児童生徒の推移について、教育委員会としてどのように把握されて、こういう計画になっているのか説明してください。 ○議長(曽宮良壽君) 本田課長。 ◎教育総務課長(本田典生君) 山田小学校の児童数の増加により、岡垣東中学校の学級数の推移というのは、教育委員会でも検証しております。その結果、平成25年度には現在の11クラスが13クラスとなり、2クラス分が不足する結果が出ておりました。東中学校には、広さ等、普通教室転用できる教室が2クラスありましたので、当面はそのままで対応できると判断しておりました。 東中学校には現在、知的障害の生徒に対応できる特別支援教室が1クラスありますけども、平成24年3月に情緒障害の生徒に対応できる特別支援教室の設置が認められました。そのため、普通教室に転用できる教室が1クラスとなり、今回補正をして、平成25年度の4月には対応できるようにということで補正をお願いしております。 また、普通教室の転用可能な教室も1クラスありますけども、実際は学校運営協議会などの会議室とか、あるいは卒業式とかの控室などにも活用しておりますので、今回は教室不足と学校運営上必要な部屋の確保ということで、2クラス分のプレハブをお願いするものです。 なお、現在、東中学校の推移ということでお尋ねなられてますけども、山田小学校の児童数の増加が影響しておりますので、大体東中学校のクラス数についても2クラスぐらいが今後も不足が少し続くのではないかというふうに予想はしております。以上です。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 お諮りします。議案第36号については、会議規則第66条の規定により総務産業常任委員会に付託し、文教厚生常任委員会との連合審査会としたいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、議案第36号については、総務産業常任委員会に付託し、文教厚生常任委員会との連合審査会といたします。────────────・────・──────────── △日程第14.報告第4号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第14、報告第4号平成23年度財政健全化判断比率等の報告についての件を議題とします。 提出者から報告の内容説明を求めます。宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 報告第4号について、内容説明をいたします。 平成23年度の岡垣町の財政健全化判断比率等について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定に基づき、報告するものです。 健全化判断比率及び資金不足比率は、いずれかの比率が基準を超えた場合、財政健全化計画または財政再生計画を策定する必要がありますが、岡垣町における平成23年度の比率については、いずれの比率も財政健全化基準を超えるものはなく、健全な財政状況を保っています。 なお、詳細については、総務課長に説明させますので、よろしくお願いします。 ○議長(曽宮良壽君) 門司総務課長。 ◎総務課長(門司晋君) それでは詳細説明を行います。 まず最初に実質赤字比率からです。これは普通会計を対象にしております。一般会計と住宅新築資金等貸付事業特別会計の2つです。実質赤字額の標準財政規模に対する比率で算定されますが、2つの会計とも黒字の決算になっておりますので、実質赤字比率は算定をされません。 次に連結実質赤字比率についてです。今申しました普通会計に2つの特別会計と2つの公営企業会計を加えた全会計が対象となります。これも実質赤字額の標準財政規模に対する比率で算出されますが、特別会計においては実質収支が黒字、公営企業会計についても資金不足額が生じておりませんので、連結赤字比率については算定をされないということになります。 次に実質公債費比率についてです。これは普通会計が負担する元利償還金及び準元利償還金の標準財政規模等に対する比率で算定をされます。3カ年平均で算出されまして、今年度の数字が4.9%、昨年比0.9%の減となっております。平成23年度単年度の数値については平成22年度の単年度の数値より0.2%上がっております。ただし、平成21年度から22年度にかけて大きく数値が下がりましたので、3カ年平均で算出すると0.9%の減という数値になっております。早期健全化基準25%は大きく下回る数値となっております。 次に将来負担比率についてです。これは普通会計が将来負担すべき実質的な負債額等の標準財政規模等に対する比率ということになります。昨年度は0.7%算出されましたが、本年度においては充当可能財源額等いわゆる基金等ですね、これが将来負担額を上回ったため算定をされないという結果になりました。 次に資金不足比率についてです。公営企業ごとの資金の不足額が事業の規模に対してどの程度かを示す比率です。2つの公営企業会計、いずれも資金不足額が生じておりませんので、その比率が算定されないという結果になります。 以上で、詳細説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(曽宮良壽君) これをもって報告の内容説明を終わります。 本件は報告でありますが、特に質疑のある方の発言を許します。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。────────────・────・──────────── △日程第15.報告第5号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第15、報告第5号平成23年度公益財団法人岡垣サンリーアイ文化スポーツ振興財団決算報告についての件を議題とします。 提出者から報告の内容説明を求めます。宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 報告第5号について、内容説明をいたします。 岡垣サンリーアイの指定管理者である財団法人岡垣サンリーアイ管理公社は、その公益性が認められ、平成23年4月26日から公益財団法人岡垣サンリーアイ文化スポーツ振興財団となりました。 これにより、平成23年度の決算報告については財団法人岡垣サンリーアイ管理公社と公益財団法人岡垣サンリーアイ文化スポーツ振興財団に区分したものとなっています。 さて、岡垣サンリーアイは、町の文化スポーツの交流拠点施設として整備し、この公益財団法人岡垣サンリーアイ文化スポーツ振興財団を指定管理者として、生涯学習の推進と人々との交流の場、憩いの場としての充実や地域の人々との協働による事業を展開するなど、効率的で効果的な事業の推進と管理運営に努めてまいりました。事業実施に当たってはNHK公開番組の誘致や共催事業を積極的に行い、質の高い事業を幅広い年齢層に提供しました。 主な事業としましては、鑑賞型事業として中学生文化鑑賞事業である九州管楽合奏団コンサートや秋川雅史コンサートなどを開催しました。住民参加型事業としては、ゆめフェスタ・サンリーアイや第9回ぴあのリレーマラソンなどを開催しました。 また、サンリーアイと岡垣町、RKB毎日放送の主催で岡垣町核兵器廃絶平和の町宣言事業私たちは平和を守ります岡垣の子どもたちが訴える核兵器のない世界づくりを開催し核兵器の廃絶と平和の尊さについて訴えました。 スポーツ事業としては、子どもから大人までを対象としたバスケットボールクリニックin岡垣やときめきカップインIN FUKUOKA2011、第30回福岡県少年空手道選手権大会などを誘致しウエーブアリーナの利用促進が図られました。 また、図書館では毎月最終月曜日の図書整理日を夏休み期間中の7月及び8月に限り休館日である水曜日に変更したことやフィットネスジムに1時間利用券を導入したことによる利用者数は増加しましたが、平成23年度の館全体の年間利用者数は、約27万2,800人であり、前年とほぼ同じ利用者数となっています。また、年間経費は職員の人件費の減や事業及び施設管理の委託契約の統合・見直しによる減等により前年比1.57%減の約2億6,470万円となっています。 今後も、各種イベント等創意工夫を凝らし、良質な事業展開を図り、一層の管理運営の充実に努めていきたいと考えています。 以上、公益財団法人岡垣サンリーアイ文化スポーツ振興財団の平成23年度の決算報告をいたしました。 ○議長(曽宮良壽君) これをもって報告の内容説明を終わります。 本件は報告でありますが、特に質疑のある方の発言を許します。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。────────────・────・──────────── △日程第16.報告第6号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第16、報告第6号和解及び損害賠償の額の決定に係る専決処分の報告についての件を議題とします。 提出者から報告の内容説明を求めます。宮内町長。 ◎町長(宮内實生君) 報告第6号について報告内容の説明をいたします。 平成24年2月12日の午前9時30分頃、岡垣町消防団員運転の消防自動車が交差点を左折する際に後続の車両との接触事故が発生しました。 また、平成24年6月28日の午後4時35分頃、上下水道課職員が公用車を役場敷地内駐車場に駐車した際、サイドブレーキの引き忘れ等により、後方に駐車していた車両との接触事故が発生しました。本件事故に関する和解及び損害賠償の額の決定につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分を行いましたので、同上第2項の規定により議会に報告するものです。 なお、詳細につきましては、総務課長に説明させますので、よろしくお願いします。 ○議長(曽宮良壽君) 門司総務課長。 ◎総務課長(門司晋君) 詳細説明を行います。 まず、専決処分その1についてです。町長が申されましたように、消防訓練に出動中の第4分団の消防車両と北九州市在住の男性が運転する後続の車輛、これが接触したものです。消防車両の左側後方部分が後続車両の右前面に接触いたしました。事故当事者各自で損害額を負担するということで和解をしまして、示談書を取り交わしております。当方の車両の修理費用が73,500円でありました。これについては保険で支払いをしております。 次にその2についてであります。これも町長申されました通り、職員が公用車のギアをパーキングに入れずサイドブレーキを引き忘れたことによって、その車両が移動して、駐車していた乗用車の前面に接触したものです。 相手車輛の修理費用としては総額15万円です。これについては示談書を取り交わし、当方の保険にて支払いをしております。なお、公用車のほうはバンパーの角が接触したために損傷はほとんどありませんでした。 以上で、詳細説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(曽宮良壽君) これをもって報告の内容説明を終わります。 本件は報告でありますが、特に質疑のある方の発言を許します。質疑はありませんか。平山議員。 ◆議員(平山弘君) 今の説明で、両方とも示談で解決したと。そして、費用については保険で支払ったというふうに説明されたというふうに思います。ということは、事故を起こした当人たちのそういう被害についての弁済とか何とかは何もないということなのかどうか、説明してください。 ○議長(曽宮良壽君) 門司総務課長。 ◎総務課長(門司晋君) 2件とも、消防団員も町の職員も弁済するということはありません。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに質疑はありませんか。10番、広渡議員。 ◆議員(広渡輝男君) 同じくこの報告第6号の中で、1点目の事案については、平成24年2月12日ということで、今から7カ月ぐらい前ですかね。その事案が今ここに上がってきてるということについて、それまで協議が整わなかったのかどうか、その点について1点と。 それから、引き続きまた6月28日の事故ということについては、公用車なり、そういうのを運転するときについては慎重な対応が求められるわけで、この事案で済んだからいいようなものの、この交通事故の防止に対するいろんな職員の指導なり、徹底についてどのように考えられてるのか、その点、2点ほどお伺いいたします。 ○議長(曽宮良壽君) 門司総務課長。 ◎総務課長(門司晋君) まず、1点目の御質問についてですけれども、事故が発生したのが2月12日です。最終的に示談書が取り交わすことができたのが5月の25日でありました。それから、この示談書取り交わしてから支払いの手続等入りましたので、6月議会に間に合わなくて、今回報告をさせていただくということになります。 ○議長(曽宮良壽君) 山田副町長。 ◎副町長(山田敬二君) 2点目の件でございますが、ここにも概要をお知らせしていますように、これは全く職員の不注意で、車を離れるときにサイドブレーキの引き忘れ、そういうことで事故が起きてる。このことにつきましては非常に申しわけない。また、本人にも強くそのことについては指導いたしました。今後、職員についても、公用車、もちろん私用車も含めた中で、安全運転については徹底した研修等を進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。────────────・────・──────────── △日程第17.請願・陳情について ○議長(曽宮良壽君) 日程第17、陳情・請願についての件を議題とします。 お手元に配付しております文書表により審議します。 陳情第3号の件をお諮りします。会議規則第86条の規定により総務産業常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。よって、陳情第3号は、総務産業常任委員会に付託することに決定しました。 お手元に配付しております会期中の日程については、先日の議会運営委員会に諮り決定していますので、会期中の会議通知はいたしません。御了承願います。────────────・────・──────────── ○議長(曽宮良壽君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日は、これにて散会します。起立、礼。午後1時54分散会──────────────────────────────...