岡垣町議会 > 2009-12-17 >
12月17日-04号

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  1. 岡垣町議会 2009-12-17
    12月17日-04号


    取得元: 岡垣町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-03
    平成 21年12月定例会(第4回)───────────────────────────────────────────平成21年 第4回(定例)岡 垣 町 議 会 会 議 録(第11日)                             平成21年12月17日(木曜日)───────────────────────────────────────────議事日程(第4号)午前9時30分開議  日程第 1 議案第58号 岡垣町下水道条例の一部を改正する条例 日程第 2 議案第59号 岡垣町農業及び漁業集落排水施設条例の一部を改正する条例 日程第 3 議案第60号 福岡県遠賀郡芦屋町外二カ町競艇施行組合規約の変更について 日程第 4 議案第61号 福岡県遠賀郡芦屋町外二カ町競艇施行組合の解散について 日程第 5 議案第62号 福岡県遠賀郡芦屋町外二カ町競艇施行組合の解散に伴う財産処分              について 日程第 6 議案第63号 遠賀・中間地域広域行政事務組合の共同処理する事務の変更及び              遠賀・中間地域広域行政事務組合規約の変更について 日程第 7 議案第64号 遠賀・中間地域広域行政事務組合の共同処理する事務の変更に伴              う財産処分について 日程第 8 議案第65号 福岡県自治会館管理組合を組織する地方公共団体の数の減少につ              いて 日程第 9 議案第66号 福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合を組織する地方公共団              体の数の減少について 日程第10 議案第67号 福岡県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減              少及び福岡県後期高齢者医療広域連合規約の変更について 日程第11 議案第68号 平成21年度 岡垣町一般会計補正予算(第4号) 日程第15 議案第69号 平成21年度 岡垣町国民健康保険事業特別会計補正予算(第              3号) 日程第13 議案第70号 平成21年度 岡垣町老人保健事業特別会計補正予算(第2号) 日程第14 議案第71号 平成21年度 岡垣町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第15 議案第72号 平成21年度 岡垣町水道事業会計補正予算(第1号) 日程第16 議案第73号 平成21年度 岡垣町下水道事業会計補正予算(第1号) 日程第17 請願第 1号 改正貸金業法早期完全施行等を求める請願書 日程第18 発議第 6号 改正貸金業法早期完全施行等を求める意見書 日程第19 請願第 2号 下水道料金の値上げに反対する請願書 日程第20 議員派遣の件について(報告) 日程第21 総務常任委員会の閉会中の継続調査について      (1)岡垣町第4次総合計画後期基本計画について 日程第22 文教厚生常任委員会の閉会中の継続調査について      (1)福祉問題について      (2)教育問題について 日程第23 経済建設常任委員会の閉会中の継続調査について      (1)農林水産業の振興について      (2)商工業の振興について      (3)地域振興について      (4)道路・河川の整備について──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第 1 議案第58号 岡垣町下水道条例の一部を改正する条例 日程第 2 議案第59号 岡垣町農業及び漁業集落排水施設条例の一部を改正する条例 日程第 3 議案第60号 福岡県遠賀郡芦屋町外二カ町競艇施行組合規約の変更について 日程第 4 議案第61号 福岡県遠賀郡芦屋町外二カ町競艇施行組合の解散について 日程第 5 議案第62号 福岡県遠賀郡芦屋町外二カ町競艇施行組合の解散に伴う財産処分              について 日程第 6 議案第63号 遠賀・中間地域広域行政事務組合の共同処理する事務の変更及び              遠賀・中間地域広域行政事務組合規約の変更について 日程第 7 議案第64号 遠賀・中間地域広域行政事務組合の共同処理する事務の変更に伴              う財産処分について 日程第 8 議案第65号 福岡県自治会館管理組合を組織する地方公共団体の数の減少につ              いて 日程第 9 議案第66号 福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合を組織する地方公共団              体の数の減少について 日程第10 議案第67号 福岡県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減              少及び福岡県後期高齢者医療広域連合規約の変更について 日程第11 議案第68号 平成21年度 岡垣町一般会計補正予算(第4号) 日程第15 議案第69号 平成21年度 岡垣町国民健康保険事業特別会計補正予算(第              3号) 日程第13 議案第70号 平成21年度 岡垣町老人保健事業特別会計補正予算(第2号) 日程第14 議案第71号 平成21年度 岡垣町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第15 議案第72号 平成21年度 岡垣町水道事業会計補正予算(第1号) 日程第16 議案第73号 平成21年度 岡垣町下水道事業会計補正予算(第1号) 日程第17 請願第 1号 改正貸金業法早期完全施行等を求める請願書 日程第18 発議第 6号 改正貸金業法早期完全施行等を求める意見書 日程第19 請願第 2号 下水道料金の値上げに反対する請願書 日程第20 議員派遣の件について(報告) 日程第21 総務常任委員会の閉会中の継続調査について      (1)岡垣町第4次総合計画後期基本計画について 日程第22 文教厚生常任委員会の閉会中の継続調査について      (1)福祉問題について      (2)教育問題について 日程第23 経済建設常任委員会の閉会中の継続調査について      (1)農林水産業の振興について      (2)商工業の振興について      (3)地域振興について      (4)道路・河川の整備について──────────────────────────────出席議員(16名)1番 市津 広海君        2番 木原 信次君3番 久保田秀昭君        4番 三角 善彦君5番 下川路 勲君        6番 石井 要祐君7番 太田  強君        8番 矢島 惠子君9番 西田 陽子君        10番 竹内 和男君11番 山田 隆一君        12番 平山  弘君13番 藤﨑  光君        14番 大堂 圏治君15番 横山 貴子君        16番 曽宮 良壽君──────────────────────────────欠席議員(なし)──────────────────────────────欠  員(なし)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名局長 高山 哲郎君       係長 神屋 聖子君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長 …………………… 宮内 實生君   副町長 ………………… 山田 敬二君企画政策室長 ………… 渡辺 一郎君   総務課長 ……………… 門司  晋君税務課長 ……………… 秋武 光男君   管財課長 ……………… 川原 義仁君情報推進課長 ………… 笠井 達司君   地域づくり課長 ……… 井上 英治君会計管理者 …………… 石田 健治君   健康福祉課長 ………… 川原 政人君住民課長 ……………… 鳥谷 幹二君   環境共生課長 ………… 河野 正博君こども未来課長 ……… 魚澄ミネ子君   建設課長 ……………… 須藤 智明君農林水産課長 ………… 筑紫 利英君   上下水道課長 ………… 村田 泰孝君教育長 ………………… 十時 榮一君   教育総務課長 ………… 本田 典生君社会教育課長 ………… 田口 貫次君   公民館長 ……………… 高山 昌文君──────────────────────────────午前9時34分開議 ○議長(曽宮良壽君) ただいまの出席議員は16名であります。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。 起立、礼。おはようございます。 直ちに本日の会議を開きます。本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。 日程に入るに先立ち、12月7日、教育委員会委員に同意いたしました竹井久美子君から御挨拶がありますので、これをお受けします。 ◎教育委員会委員竹井久美子君) おはようございます。今回は、私の教育委員としての継続を議会で承認していただきまして、本当に感謝いたしております。今後は、今までの経験を生かすとともに、さらに自己研鑽に努めまして、岡垣町の教育の発展のために全力を尽くして頑張ります。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手) ○議長(曽宮良壽君) 次に、平山議員から発言の訂正の申し出がありました。この件について、平山議員の発言を許します。12番、平山議員。 ◎議員(平山弘君) 発言の訂正のお願いをいたします。12月8日の一般質問で、私が質問を行いました「国民健康保険事業」の中で、「県の資料では1件あると聞いている」と発言した部分を「県の資料では、新型インフルエンザの緊急的な対応として短期被保険者証を交付した世帯の有無は1件ある」に訂正したいと思います。また同じ質問の中で、「インフルエンザの猛威の中で、資格者証がなかったために受診をためらうということがあってはならない」の「資格者証」のところを「保険証」に発言の訂正をお願いする次第でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(曽宮良壽君) お諮りします。申し出のとおり発言の訂正についてはこれを許可したいと思います。御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。したがって、平山議員からの発言の訂正の申し出を許可することに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第1.議案第58号 △日程第2.議案第59号 ○議長(曽宮良壽君) 議事日程第4号、この際、日程第1、議案第58号 岡垣町下水道条例の一部を改正する条例、日程第2、議案第59号 岡垣町農業及び漁業集落排水施設条例の一部を改正する条例の以上2件を一括議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付しておりますので、委員長報告は省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山哲郎君) 報告第55号、経済建設常任委員会報告書、1、議案第58号 岡垣町下水道条例の一部を改正する条例。2、議案第59号 岡垣町農業及び漁業集落排水施設条例の一部を改正する条例。 本委員会は、上記の議案を審査した結果、原案を可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成21年12月11日、経済建設常任委員会委員長石井要祐岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑の場合は議案番号をお願いいたします。質疑はありませんか。12番、平山議員。 ◆議員(平山弘君) 12番、平山です。今度は値上げ条例を出しているわけですけども、9月の議会のときの説明資料では、平成23年度から、戸切、百合野、元松原、高倉などの整備地域を拡大する、そういう認可も得て、そういう計画を立てていくということと、いわゆる終末処理場などの改廃といいますか、新しく設備もしていかないかんというような計画の中で料金値上げということが出されています。 それで、ひとつその23年からの計画のことですけども、民主党政権になって、公共下水道事業を地方に任せようという発言もされたり、来ております。また、そういう中で、合併浄化槽のことについても、公共下水道とそういう費用対効果の問題なども出されて、町としても合併浄化槽について調査をしていこうというような発言もありました。そういうことにかかわって、この説明資料では23年から事業をすることとの関係で、委員会として事業の計画が若干変更され得るということもあるんじゃないかと思うんですけども、そういう事業の計画がどういうふうになっていくのか、そこらあたりどんなふうに審議されたのか説明をしていただきたいと思います。 ○議長(曽宮良壽君) 6番、石井議員。 ◎経済建設常任委員長石井要祐君) お答えいたします。 今、平山議員が言われるように、予定区域、先ほど言われた戸切、百合野にかけての予定区域が完了してすると94%の普及率になるということの計画が出ております。また、合併浄化槽についての考え方においても、私どもの委員会の中で行政の考え方としては、あとの残りの6%という一つの中を解決していく上において、当然合併浄化槽というものも検討していくということの中で、市町村設置型と個人での小型合併浄化槽という一つの方法、これは市町村設置型ということになれば、町の管理というようなことで進められるということで説明を受けております。ただ、個人の小型合併槽においては経費が相当かかるという一つのネックもある要ですけれども、未整備地域については費用対効果を見ながら区域を決めていくという行政の考え方ですけれども、今、質問された、これすべての面もそうだと思いますが、まだ政権が変わって国の考え方はするものも不透明が多い中で、私どもは今それについての考え方として検討はしておりません。以上、報告申し上げます。 ○議長(曽宮良壽君) 12番、平山議員。──さかのぼりますが、議案番号をお願いいたします。 ◆議員(平山弘君) 12番、平山です。議案第58号 岡垣町下水道条例の一部を改正する条例、議案第59号 岡垣町農業及び漁業集落排水施設条例の一部を改正する条例について、委員長に質問をいたします。 私は、整備計画ですね、23年度からの整備計画の変更といいますか、今度の民主党政権の政策が具体的にどうなってくるかわかりませんけども、そういう中で整備計画自体も計画変更が場合によってはあり得るんじゃないかなというふうにちょっと理解しておりましたので、また合併浄化槽との費用対効果の問題も整備計画の中の一つとして公共下水道でいくのか、合併浄化槽でいくのかという、そういう費用対効果などの検討もされるのかなというふうに思っておりました。そうした場合、値上げ条例の前提となる説明資料の計画も若干変わってくる。そうなると、料金の改定にも影響を及ぼしてくるんじゃないかと、そういうふうに思ったので、そういう質問をさせてもらいました。 それで、今委員長のお話の中では、その整備計画以外の残った、もういよいよ──いよいよと言ったら語弊がありますけども、下水道などの整備がなかなか難しいところの問題として言われたように感じましたので、私はさっき言ったようなことでお尋ねしようるわけです。それで、整備計画に関係にないと、今度の民主党の施策についてはですね、ということなんですかね。 ○議長(曽宮良壽君) 6番、石井議員。 ◎経済建設常任委員長石井要祐君) お答えいたします。 私どもの委員会での中では、先ほど回答したのは、政府がこれから各地方の政策に対しての支援といいますか、それに対してのあれは話し合ってないということを申し上げたわけで、ただ今回の改正でですね、もろもろこれから下水道事業を心配する上で、やはり今回の改正で少なくとも5,200万円ぐらいの増にはなるというようなことで、先を見通しながら町としての下水道事業を見通しての今回の改正、しかも平成3年から供用開始された下水道事業をですね、やはりこれだけ町民がいい環境のもとで生活できよるわけですから、この辺を継続していく上においては、当然のことながら国からの補助も考えていくわけですけども、この企業会計にした目的は、やはり自営と経営という一つの意味も含めて今回の値上げを町民の方に御負担を願いたいということだと理解しております。私どもの委員会でも委員の人は皆そういうふうに理解してあると思っておりますが。以上、回答しときます。 ○議長(曽宮良壽君) 9番、西田議員。 ◆議員(西田陽子君) 議案第58号、59号について委員長報告に対して質問いたします。 今回、2,114人の署名をもって、この値上げに反対する請願書が出されていると思います。で、その件に関して参考人を招致し、意見を聞かれ、そしてまた、それについて質疑がなされていると思います。そのところの部分を具体的に、あるいはちょっとかいつまんでお知らせ願いたいということが1件です。それから、今、今回値上げで5,300万円程度の増収になるということで、27年ぐらいが結局一番ピークになるというところで値上げはやむを得ないという町当局の議案の提出理由だろうと思うんですけれども、この5,300万円、今回13%ぐらい、13.8%ぐらいの値上げで、金額的にはそんなにとりわけ一気に多くなるという形ではないんですけども、このことで、今回、今平山議員の御質問にもあったように、将来的にこのことだけで解決していくのか。今、政権が変わって地方にということではありますけれども、やはりこういうインフラ整備あたりについては、やっぱり県や国へきちんと要望していくという、町長もですね、要望すべきはきちっと要望していくということをおっしゃっておられましたので、その要望、要請なりの部分はどのように論議、執行部のほうにきちんと質問されたのかということですね、まずこの2点をお伺いします。
    ○議長(曽宮良壽君) 西田議員、1点目の委員長に対する質疑がどういう質疑なのか、少し具体的に、この点について質疑ということで西田議員の質疑をされる意図が、何か委員会の審議全体に及ぶような内容の質疑になっているようにありますので、その点について、具体的に質疑がわかるようにお願いいたします。西田議員。 ◆議員(西田陽子君) 参考人から述べられた経緯といいますか、どのような主張がなされたのかということと、それからそれに対して議員からどのような質問が出たのかということです。ということですけども、それでは答えられないんですかね。その反対の趣旨についての基本的な考え方が述べられたと思うんですね、参考人から。それに対してどのような質疑が幾つか、代表的なものでもいいんですけれども、委員会で出されたのかということなんですけれども。議長が心配なさらなくても、委員長がきちんとお答えになるんじゃないですか。 ○議長(曽宮良壽君) いいですか、石井議員。6番、石井議員。 ◎経済建設常任委員長石井要祐君) 今、西田議員が言われる分については最初の分については、当然きょうの議題の中で、請願の中で出てくる質問だと思います。そのときに再度してください。請願のときに。 それから、二つ目については、いわゆる先ほどの平山議員の質問にもありましたように、私どもは今の政権の一つの地方への支援の件についてのあれは不透明だから、もちろん西田議員が今言われる町の執行部には、当然のことながら、私どもはそういう支援が変わらないように、今までとこの計画をした当時に当然のごとく同じような支援をしていただけるものという考え方のもとで検討して討議しているわけですから、平山議員にも甚だ今の私の平山議員の質問のときの答弁がやや不足しておったかもわかりませんけれども、私どもはそのことについては正式には討議しておりませんから、先ほど答弁したと思いますけれども、委員会の中ではしておりません。 ○議長(曽宮良壽君) 西田議員。 ◆議員(西田陽子君) 根本的な解決になるかというところがまず私は思うんですけれども、それと一般会計からの負担、補助金あたりが、ずっと4億7,300万円ということで繰り入れられているわけですね、下水道会計にですね。それがずっと変わらない形でずっと計画も立ててあるんですけども、その一般会計あたりからの結局、今もう90%、80数%の水洗化率──水洗化は90%ですかね、普及率が80何%でしたかね、逆かもわかりません。そのぐらい町内で普及している、この下水道事業ですよね。それに対して、一般会計からの繰り入れというね、そこら辺が論議されたのかどうか、それをお伺いします。について検討された、質疑があったのかということです。 ○議長(曽宮良壽君) 6番、石井議員。 ◎経済建設常任委員長石井要祐君) 今度の改定によって、少なくとも、もう今の赤字経営、少なくとも何といいますか、累積赤字が2億、町長が提案されたときにも言われてましたけれども、公営企業会計に移行して毎年赤字が生じておったと。それが、いわゆる累積赤字が今2億2,150万円に到達していると。そして、この今回の改正によって、それが解消されていくという考え方のもとで今回の改正提案がされておると理解されておりますので、一般会計からの繰り入れも、今度の改正をこれはまだ未整備地域がありながら、やはり徴税から、いわゆる一般会計から4億円以上の出費があるということについては、受益者負担の根源から考えていくと、それ以上の一般会計からの、いわゆる西田議員も読まれたと思いますけれども、6月議会の決算時の下水道会計に対しての決算書の中のまとめ、結びの中にもちゃんとそういうふうな結びがしてあります。それで、この結びの会計監査の考え方と今回の町が提案されたものは、私はマッチした考え方と理解しておりますから、やはりそれ以上、一般会計からは負担はかけられないということの考え方での提案だと理解しております。 ○議長(曽宮良壽君) 西田議員。 ◆議員(西田陽子君) 私は受益者負担というところの考え方がちょっと本当に論議されたのかということがあるんですけども、受益者負担と、それから公的な部分で保障していくというね。これはやっぱり本当にこれだけ整備されて、文化的な生活を営む上で、もう欠かすことのできないこの下水道事業が、やはりその受益者負担ということが表面に出てきて、そこの論議がきちんと、どこまでその受益者負担なのか、どこまで公の責任をきちんと果たしていくのか、公共サービスの中でですね、公共福祉にもなりますよね、これはね。そういうふうなところの受益者負担についての論議はありませんでしたか、そこのところを再度。 ○議長(曽宮良壽君) 6番、石井議員。 ◎経済建設常任委員長石井要祐君) 受益者負担の件については、実は請願の中にも出てきましたから、そのときにも答えの中にも入るかと思いますけども、実際には受益者負担についてのあれは請願の件のときに出ました。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。討論される方は議案番号をお願いいたします。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。12番、平山議員。 ◆議員(平山弘君) 12番、平山です。議案第58号 岡垣町下水道条例の一部を改正する条例について反対の立場から討論いたします。 衛生的で、快適な住民生活を送る上で、また自然環境を守る上で、下水道・水洗化の整備と供用は、住みよい町の一つの条件にもなっています。このことをまず強調しておきたいと思います。 今回の下水道使用料金の改定・値上げの町の理由は、「財政基盤の確立と、効率的事業の推進、適正な維持管理」を上げていますが、これは町の財政事情のみに重きを置いたもので、地方自治法の求めている住民の福祉の向上の観点、住民の暮らしの状況についての観点が考慮されていません。 今、国民・町民の置かれている生活状況は100年に一度と言われる経済危機の中で、過去最悪になっています。雇用不安、所得の減少、社会保障の切り下げで日々の生活は大変な状況です。中小零細・自営業者の営業も深刻かつ底抜け状態と言われています。町民の毎日の生活に社会施設の使用料の値上げは、当然大きな影響を家計と生活に及ぼさざるを得ません。 貧困と格差が拡大している上に、経済危機が押し寄せているのです。自殺者3万人超の実態もあります。こんなときだからこそ住民の暮らしに思いをはせることが求められているのではないでしょうか。今こそ財政調整基金19億円の一部を活用すべきではないでしょうか。今住民の生活に思いをはせて基金を活用しないでいつするのでしょうか。 下水道会計は住民の使用料そして町からの一般会計からの繰入金、これが大きな財源であります。いずれにしろ、住民の皆さん方の負担によって成り立っている会計であります。 下水道会計の平成20年度決算の赤字は1,220万円です。内訳は、公共下水道が160万円の黒字です。農業・漁業集落排水事業がそれぞれ680万円の赤字です。累積欠損金2億2,000万円の原因は、平成17年度から下水道会計を特別会計から企業会計にし、減価償却費を計上していることから来る、企業会計にしたための必然でもあります。町民の責任ではさらさらないことは明白であります。 基金から一般会計に繰り入れて、一般会計から下水道会計に繰り入れている町の補助金・負担金をふやすことができないはずがありません。実際、平成17年度から20年度まで4年間で、財政調整基金を5億3,000万円取り崩して一般会計に繰り入れているではありませんか。 水道料金、下水道料金を滞納すると2カ月で給水がとめられます。生活できないことになります。収入が少ない家庭は食費を削ることになりかねません。 所得税、住民税の非課税世帯もたくさんおられます。国保税滞納世帯632、町民税滞納世帯612、生活保護世帯375、町民の実態生活にも思いをはせる町政であることを切望いたします。 以上を述べて反対討論といたします。 ○議長(曽宮良壽君) 平山議員、確認いたしますが、議案は58号のみということでいいですか。59号あわせてですか。 ◆議員(平山弘君) 議長、今、議案ごとにするって言ってなかった。(「一括って言ったろ」と呼ぶ者あり)それは一括で取り上げて審議してきたけどね、その討論と採決、1件ごとにって、今、議長言われたんじゃない。 ○議長(曽宮良壽君) 繰り返します。討論される方は議案番号をお願いいたしますということで、58、59一括かどうかと、討論がですね。それで58号というふうに言われましたので、59号をされる予定があるんであれば、58号ということで議事整理をいたします。 ◆議員(平山弘君) ちょっと休憩して。 ○議長(曽宮良壽君) では、暫時休憩します。午前10時02分休憩………………………………………………………………………………午前10時03分再開 ○議長(曽宮良壽君) それでは再開をいたします。 次に、議案第58号に対する賛成討論の発言を許します。賛成討論ありませんか。14番、大堂議員。 ◎議員(大堂圏治君) 下水道事業は岡垣の町民にとって、文化的に、衛生的に生活をやっぱり保障するという意味で非常に重要な事業の一環、一つであります。これを今現在83.1%の普及率だと思いますが、町民平等に、等しくサービスすることは町の責任でもあるわけです。こういう意味を持ちまして現状を考えたとき、今回は下水道料金の値上げということでございますが、今非常に住民の皆さん、国民の皆さんを含めて、住民負担がふえてきている現状にあります。そして反面、収入は非常に少なくなっていると。そういう不況の真っただ中の中で、やっぱり公共料金を値上げすることは非常に忍びない、提案すること自体もですね、忍びないと思います。ただ、内容を考えたとき、先ほど言ったように、やっぱり住民の皆様に等しく今後は下水道を整備していってサービスをしていくと、そういう観点、そういうことを考えたときにやむを得ないというような判断をいたします。 それで、なおさら今後の事業運営に当たって、まず効率的な運営を図っていただく。先ほど一つの考え方として、合併浄化槽の関係等も出てきました。こういうことも含めまして効率的な運営、そして計画性も非常に大事になってきます。それから現在のコストを幾らからでも切り下げることができないかの努力、それからもしこの条例が通りましたら、住民の皆様方に、やっぱりしっかりと理解活動を深めて、そして説明責任をとっていただく、これは非常に大事なことだと思いますので、このようなことをぜひ実行していただくことをお願いしまして賛成討論とします。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、議案第58号に対する反対討論の発言を許します。9番、西田議員。 ◎議員(西田陽子君) 59号も同様です。議案第58号、59号について反対の…… ○議長(曽宮良壽君) 西田議員、58号についての反対討論をお願いします。 ◎議員(西田陽子君) はい。58号について反対の立場から意見を述べます。 従来より基本料金が160円、また超過料金が1立方メートルにつき20円の値上げとなる今回の議案でございます。まずこのことが、今この時期に本当に妥当か、この時期に本当に妥当なことかということでございます。失業率が過去最高となり、求人倍率は最低、雇用どめ、派遣切りが続く中、貧困率は過去最高となっています。 下水道整備は、私たちの文化的な生活のインフラ整備として欠かすことのできないものです。毎月の必要経費として、たとえ数百円であっても上乗せされていきます。それ一つだけの負担であればまだしも、年金の先細りや医療費や介護保険料の増加など、全体的に見れば、住民一人一人に対しての負担はとどまるところをしりません。 今回、下水道料金の値上げに反対する請願書も2,114人の署名を添えて出されています。今、数百円の値上げを払えない人は、そう多くはないかもしれない。しかし、払える人でも今なぜこの時期にかと、もっと町はやるだけのことをやったのか、削減努力。企業会計の中でも経費のさらなる削減の努力をしたのか等々、説明責任を果たしてくれというような意味で2,114人の署名が出されたものだと私は思います。 私たち議員は、9月議会で、初めてこの下水道会計の状況を知らされました。そして、今12月議会ですぐに上程されているのは、拙速過ぎるのではないかということでございます。町が地域に自ら出かけていって、じっくりと丁寧に説明責任を果たすべきではなかったかということを申し上げたいと思います。それが町長のおっしゃる協働のまちづくりの一歩だと思うからです。 一般会計から4億7,300万円の繰り入れが今現在なされております。それは妥当かどうかはともかくとして、岡垣町の財政状況、客観的に見て、一般的に言って、この1市4町の中では公債比率も一定で適正であるし、比較的健全な良好な状態にあるといえます。これはひとえに先人の職員、あるいは町民の努力の賜物でありましょう。ですから、まだまだ私は一般会計の中でも節減の余地があるのではないか。例えば私が先般からよくもう繰り返し申しておりますけれども、職員の地域手当です。来年からは廃止されますけれども、これ来年はもう廃止、決まっている。過去18年から支出されておりますからね。4年分は期末手当に含まれる部分も入れると1億円以上になるのではないかと私は計算をします。 また、これちょっと話があれなんですけれども、先般、副町長が視察における旅費は議決されているので議員にとやかく言われることではないというようなことをおっしゃったと思います。それはもちろん執行部が主体的に執行されるべき内容だろうと思います。しかし、その発言は、極論すれば、議決された予算は全部使って、だれからも文句は言われないよという昔の予算の使い切りという、そういうふうな旧態依然とした考え方にも思えてなりません。このことは、執行部も日ごろから一方では財政が厳しいとおっしゃりながら、この考え方は現実にそぐわないと思います。たとえ議決を受けていても、一つ一つの支出に対して厳しく自らチェックしていかなければいけないのではないかということを申し上げたいと思います。 その意味で、まだまだ削減の余地が残されている。もっと言うなら、とにかく今、住民等の協働を推し進め、もう今あらゆるところで事務の予算の公開を初め、住民の参画を促しながら、協働を進めながら事業仕分けをしているところも宗像、直方、これ近隣にもあります。そういうところの無駄な予算を少しずつ削減していくような、住民目線で削減していくことに私は力を注いでいただきたい。とにかく食料費がいまだに300万円を超えているところは近隣にはありません。それ一つとっても、まだまだ岡垣町の財政は潤沢であるといってもいいのではないですか。その意味を、今以上の削減の努力をしてからでも下水道料金の値上げは私は遅くないと思っています。 ちなみに、11月現在の町長交際費、同じ規模、あるいはそれ以上の規模で、水巻が50万円、中間市が23万円、宗像が43万円、直方33万円、岡垣町は83万8,000円です。いろんな意味で、もっと一般会計の削減あたりをきちんと精査されて、そしてやはり一定程度の、今以上の一般会計からの繰り入れ、基金からの繰り入れあたりも考えられて、今回のそういうことの努力をしてからでも下水道料金の値上げは私は遅くないと思います。住民への説明責任をきっちり果たされて、いろんな住民の意見を聞かれて進められてもいいんじゃないかなというふうに思います。以上で反対討論を終わります。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、議案第58号に対する賛成討論の発言を許します。7番、太田議員。 ◎議員(太田強君) 7番、太田強。議案第58号について賛成の立場から討論いたします。 国の政権交代に伴い、地方自治体への交付金や補助金の見直しが、まさしく先行き不透明なところもあります。そしてまた、いろいろ報道によりますと景気の低迷から各自治体の税収も前年を下回っていると、こういう状況の報道もあります。 私は、6月の定例会で下水道事業はこのままでよいのかと、こういう趣旨の一般質問を行いました。企業会計を詳しく見ますと、起債の状況とか、あるいは下水道収入、工事費、こういうものから私は先行き厳しい状況になるのではないかと、こういう趣旨での一般質問を行ったわけでございます。 私が住んでいるこの地域は農業集落排水でありますが、まさしく快適な生活を享受できているのは下水道整備のおかげであると感謝しております。しかし、同じ岡垣町の中には、まだ下水道が整備されていない地域もあり、等しく恩恵を受けるべき公の施設も地域によっては経済的効率性から大変難しいところ、あるいはおくれているところが出ているのは事実でございます。下水道事業に関しては、多額の建設投資や維持管理費が必要でございます。現状では企業債が約89億円、一般会計からの繰入金が約4億7,000万円、しかも欠損金の累計額が約2億2,000万円であります。復旧率は89.2%、水洗化率は90.7%であり、今後の下水道使用量の大幅な増加は見込めない状況であると思います。 また、岡垣町でも、税収は減少気味であるとの説明を受けております。できる限りの整備区域の拡大を望むものでございますが、これも町の財政に大きな影響があっては、今後の町の課題に対応困難になりかねません。下水道が供用開始されて以来、今日までの使用料の値上げもありませんでした。今回13.8%の値上げによりましても、その単価は県内では高い位置にあるとはいえません。恩恵を被っているみんなで支え合って健全経営に努めるべきと考えます。以上から、下水道使用料の改定に賛成し、議案第58号に賛成といたします。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、議案第58号に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、議案第58号に対する賛成討論の発言を許します。5番、下川路議員。 ◎議員(下川路勲君) 議案第58号 岡垣町下水道事業の一部を改正する条例の議案につきまして、賛成の立場から討論いたします。 要は、料金の値上げの改正であります。だれでもどなたでも高いよりも安いのがよいのは決まっています。それでなくても今働く場がない、年金も削られ、また現状は厳しい生活です。将来展望を見たときに、果たしてこのままの料金でいいのか考えたとき、平成27年には資金不足に陥る、しかもいまだ未整備の地域もあることを考えると、値上げ致し方ないかなと思っておりますが、2,104名の多数の方の反対の署名も出ております。これは決して岡垣の人口からすると小さな数ではありません。このことを考えると、やはり事前の説明責任、先ほどの委員会の中でも執行部は議会が決まらないとできないという御答弁をいただきましたが、やはり支払う方、これは一般の方、納税者のことですので、その方々に議会で正式には決まっておりませんが、こういう今考え、案を持っております。ぜひ御理解いただきたいということをしっかり一般の方に理解できるように、またわかるまで説明すればこういう2,100数名の署名者の数も変わったのではないかな。 私はいつも言っておりますように、説明責任、説明をしっかりすれば有権者の方は常識のある方ばかりですので御理解いただけるんじゃないかなと思っております。ぜひ今後は、この説明責任、町当局もさることながら、私たち議員もあらゆる場をとらえて事前の説明責任を果たさなくてはいけないと思っております。ぜひこの案件に限らず、いつも事前にわかるように、わかるまで、私はいつも言っておりますが、説明責任を果たしてもらえればよかったんではないかなと思って、それを反省しつつ、この議案第58号につきまして賛成討論といたします。以上です。 ○議長(曽宮良壽君) 議案第58号に対する賛成討論ありませんか。山田議員。 ◎議員(山田隆一君) 11番、山田隆一です。議案第58号 岡垣町下水道条例の一部を改正する条例に賛成する立場から討論いたします。 下水道事業は、生活環境の改善や公共用水域の水質保全等の目的で、岡垣町では昭和59年度より事業を着手し、平成3年3月より順次供用開始、平成22年度をもって、現在の計画区域の整備を終わる予定です。そうしますと、岡垣町全世帯の92%が下水道の恩恵を受けることになるわけです。 現在、下水道事業に毎年一般会計から4億7,300万円を繰り入れて運営しておりますが、累積赤字も2億2,000万円と膨らんできている状況下で、今回の下水道料金の値上げの提案です。下水道料金は、これはあくまでも税金ではありません。利用料金であります。供用開始から約20年経過しようとしておりますが、当初の利用料金設定から値上げは一度もなされておりません。あくまで受益者負担という観点からしますと、議案上程時、木原議員からの質問もありましたように、未整備地区の8%の方は、受益者のために何で自分たちの税金が使われなければならないのかという不満は当然出てきます。また、現在の使用料の県内市町村における岡垣町の位置は45市町村のうち36番目、今回13.何%か値上げになるわけでございますが、これ値上げしても25番目という平均以下の料金です。このまま値上げをしなければ借金は後世に残ります。利用者としては幾らでも安いほうがいいに決まっておりますが、先ほども述べましたように、受益者負担の原則からしますと今回の値上げはいたし方ないと思い、賛成の討論といたします。以上です。 ○議長(曽宮良壽君) 賛成討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 議案第58号に対する賛成討論を終わります。 議案第59号に対する反対討論の発言を許します。12番、平山議員。 ◎議員(平山弘君) 一つ一つ採決するんかと思って、ひとり言を言います。(「採決が先でしょう」と呼ぶ者あり) ○議長(曽宮良壽君) 一括です。 ◎議員(平山弘君) 一括でしとるから一括議題。(発言する者あり)ちょっと…… ○議長(曽宮良壽君) 暫時休憩しましょうか。暫時休憩します。午前10時23分休憩………………………………………………………………………………午前10時24分再開 ○議長(曽宮良壽君) 再開します。 平山議員。 ◎議員(平山弘君) 議案第59号 岡垣町農業及び漁業集落排水施設条例の一部を改正する条例について、反対の立場から討論をいたします。 討論趣旨は、議案第58号のときに述べたとおりであります。以上を述べて反対討論といたします。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、議案第59号に対する賛成討論の発言を許します。山田議員。 ◎議員(山田隆一君) 11番、山田隆一です。議案第59号 岡垣町農業及び漁業集落排水施設条例の一部を改正する条例に賛成の立場から討論します。 議案第58号で述べましたとおりでございます。以上です。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、議案第59号に対する反対討論の発言を許します。9番、西田議員。 ◎議員(西田陽子君) 59号について反対の立場から意見を述べます。 58号と同様でございます。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、議案第59号に対する賛成討論の発言を許します。2番、木原議員。 ◎議員(木原信次君) 2番、木原です。議案第59号に対して、賛成の立場から討論をいたします。 58号と関連が同じ同様のことでございますが、基本的に住民は平等の住民サービスを受ける権利があるわけです。ということは、行政は岡垣町民、皆に同じような住民サービスを施していかなければならない、そういういわば義務があるわけです。それで、この公共下水道にしろ、農業排水事業にしろ、全員に本来町民が希望すれば、そこに設置していくという責任があるわけです。しかし、地形の問題とか、さまざまなことでバランスがくずれております。 また、農業集落排水事業については、希望者ということを登録して設置してきました。しかしながら、先ほども58号で討論がありましたように、20年近くたっておりながら、いまだにまだ設置がなされてない。そこら辺について、この際、真剣に早くそれを実施できるような体制をとっていかなければならない、そのように思います。 しかしながら、自治体ということは、その町が自主的にその町の経営をしていくということでございますが、どうしてもやっぱり町の財政からすると、依存財源の国やら県にやっぱり頼らざるを得ないところもあるわけです。しかしこの下水道事業、農業排水事業は、基本的にこれはその事業で企業会計ということで自主的に収支を均衡していかなければならないという基本があります。しかし、現実は先ほどからありましたように、一般会計からの他会計からの繰り入れでやってきておる。そして、この20年間近くの下水道事業で、もう一番古い、いまだにまだ設置していないところもあるけど、一番最初から供用してきたところについては、それぞれやっぱり補修していかないかん、手直ししていかなければならない。そういう、これから今後ますます、まだ財政の投資をしていかなければ、投入していかなければならないという現実を抱えて、しかもこの事業をやってきたことで起債が95億円からまだ残っているわけです。これをだれが払うのか。国に払いなさい、県に払いなさいと、払うわけがない。岡垣町が払っていかなければならない。そうしたことを総合的に勘案すると、現状のこの企業会計で1世帯300円なりぐらいの負担増になろうと思いますが、これは町民、利益を受けている人たちが等しくやっぱり負担してもらって、いまだにまだ利益を受けていない人、また現在これを利用しているところが安定して、この経営が続けていかれるためには必要不可欠なものでございます。それは人によってはお金を払うよりもただのほうがいいという人もおるかもわからない。しかし、大多数の町民は、やはり自分たちは何らかの利益を受ければ、それに対して対価を支払う、あがなっていくということは、これは当然だと、そのように町民は常識を持ってこの事業について見ておられる、そのように信じております。 町が勇気を持って一つ一つの事業を着実に進めていただきたい、そういうことを申し上げて賛成の討論といたします。 ○議長(曽宮良壽君) 反対討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 賛成討論はありませんか。14番、大堂議員。 ◎議員(大堂圏治君) 58号で申し上げましたので、同じことを繰り返すつもりございませんが、ひとつ下水道事業の役割と目的、それから住民が置かれた厳しい生活、そして今後の安定的な事業に当たってのやっぱり努力事項、先ほど申し上げましたとおりでございます。そして、ぜひ住民の皆さんに対する理解活動に努めていただきたいということ。 それともう一つ加えるならば、やっぱりこの料金の値上げ幅は14%、それと、しかも県下自治体の中で現在の使用料金が下位であると、こういう総合的な客観的な判断をいたしまして今回の値上げは、もうやむを得ないのではないのかというふうな判断をいたしまして賛成討論といたします。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに賛成討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより1件ごとに採決します。初めに、議案第58号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手多数であります。よって、議案第58号の件は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第59号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手多数であります。よって、議案第59号の件は委員長の報告のとおり可決されました。 ここでしばらく休憩します。再開を10時50分といたします。午前10時32分休憩………………………………………………………………………………午前10時50分再開────────────・────・──────────── △日程第3.議案第60号 △日程第4.議案第61号 △日程第5.議案第62号 ○議長(曽宮良壽君) 再開します。この際、日程第3、議案第60号 福岡県遠賀郡芦屋町外二カ町競艇施行組合規約の変更について、日程第4、議案第61号 福岡県遠賀郡芦屋町外二カ町競艇施行組合の解散について、日程第5、議案第62号 福岡県遠賀郡芦屋町外二カ町競艇施行組合の解散に伴う財産処分について、以上3件を一括議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付しておりますので、委員長報告は省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山哲郎君) 報告第51号、総務常任委員会報告書、1、議案第60号 福岡県遠賀郡芦屋町外二カ町競艇施行組合規約の変更について。2、議案第61号 福岡県遠賀郡芦屋町外二カ町競艇施行組合の解散について。3、議案第62号 福岡県遠賀郡芦屋町外二カ町競艇施行組合の解散に伴う財産処分について。 本委員会は、上記の議案を審査した結果、原案を可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成21年12月10日、総務常任委員会委員長三角善彦、岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑の場合は議案番号をお願いいたします。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。討論をされる方は議案番号をお願いいたします。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより1件ごとに採決します。初めに、議案第60号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手全員であります。よって、議案第60号の件は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第61号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手全員であります。よって、議案第61号の件は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第62号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手全員であります。よって、議案第62号の件は委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第6.議案第63号 △日程第7.議案第64号 ○議長(曽宮良壽君) この際、日程第6、議案第63号 遠賀・中間地域広域行政事務組合の共同処理する事務の変更及び遠賀・中間地域広域行政事務組合規約の変更について、日程第7、議案第64号 遠賀・中間地域広域行政事務組合の共同処理する事務の変更に伴う財産処分について、以上2件を一括議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付しておりますので、委員長報告は省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山哲郎君) 報告第56号、経済建設常任委員会報告書、1、議案第63号 遠賀・中間地域広域行政事務組合の共同処理する事務の変更及び遠賀・中間地域広域行政事務組合規約の変更について。2、議案第64号 遠賀・中間地域広域行政事務組合の共同処理する事務の変更に伴う財産処分について。 本委員会は、上記の議案を審査した結果、原案を可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成21年12月11日、経済建設常任委員会委員長石井要祐岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑の場合は議案番号をお願いいたします。質疑はありませんか。12番、平山議員。 ◆議員(平山弘君) 12番、平山です。委員長に幾つかお尋ねいたします。 結局、広域事務組合からの事務を外して京築北九州農業共済組合に引き継いでいくということですけども、この京築北九州農業共済組合というのは、いわゆる公立ですか民間団体ですか。また、今度そういう再編をしていこうということですけども、それに当たってメリット・デメリットについて、どのように審議されてきているのか、メリット・デメリットについて述べていただきたいというふうに思います。 それから、この共済組合の掛金ですけども、農家の人たちと国県などの補助の割合、掛金の割合など、どのようになっているのか。きょう新聞を見ますと、農業共済については復活するんじゃないかみたいなことも書いてありましたけれども、以上について委員長の説明を求めます。 ○議長(曽宮良壽君) 6番、石井議員。 ◎経済建設常任委員長石井要祐君) これは、1番目に公益か民間かということですが、結局これは民間団体との合併ということで理解しておりますが、実際に私どものあれの中では、公益のほうだと理解しております。 それから、デメリットかメリットかということについては、はっきりしたメリットということのあれは立っていませんけれども、決してデメリットではないという考え方を持っております。 一応、それから掛金の割合等については、大体負担金が5カ年で9,800万円ぐらい求められて分割ということで、掛金の割合等については議論しておりません。 ○議長(曽宮良壽君) 12番、平山議員。 ◆議員(平山弘君) 12番、平山です。それで、何人かの農家の方の話も聞いてみますと、この農業共済については、小規模農家には余りメリットがないというふうにも言われております。それから、損害評価といいますか、どう評価するかということでも非常に厳しい面があるというふうに言われています。 それで、そういう中で、どういう人たちがこの農業共済の評価をされるのか、どういう人たちがどのくらいの人数でこの損害評価をされていくのかについて、今度は再編されるわけですけども、再編されてどのくらいの人数になるのか説明をしてください。 ○議長(曽宮良壽君) 6番、石井議員。 ◎経済建設常任委員長石井要祐君) それは議論しておりません。 ○議長(曽宮良壽君) 12番、平山議員。 ◆議員(平山弘君) 私が──これはどこが出したんかな。農業共済の再編についてというチラシが、多分農家の方々には行っておるんだろうというふうに思います。で、再編のメリットとして共済加入者の意向が組合運営に反映されますと。それから新しい共済加入にできますということで、今まで米、麦、大豆、それから建物共済ということが、今度はそれだけに限らず、農作物の共済の枠が広がりまして、いわゆる果樹、野菜などにも拡がるというふうに言われております。園芸施設共済、果樹共済はないんかな、そういうのに幾つか広がるというメリットが言われています。 それから、住民サービスが充実される。共済資源が当然合併すれば資源が大きくなるわけですけどもされるということで、業務の効率化ということが言われております。こういうメリットがあるんだということも言われておるわけですけども、そういう中で、いわゆる今までの広域での事務を扱っていた職員の処遇なんかはどのようになるのかなというふうに思います。また、どこに京築、北九州の運営の本部といいますか、本店といいますか、そこがどこなのか、そして、この岡垣町が利用するに当たって支所がどこに置かれるのか、それと岡垣町としてこの農業共済、重要な基幹産業の農業の部分でありますので、そういう岡垣町として農業共済にどうかかわっていかれるのか、説明をしていただきたい。 ○議長(曽宮良壽君) 6番、石井議員。 ◎経済建設常任委員長石井要祐君) 大体北九州は以前から共済事業としてはJA京築と一緒に事業をしておったように聞いております。JA北九州プラス京築、遠賀、中間ということと理解しておりますので、事務所をどこに置くかということはお聞きしておりませんし、協議の中では出ておりません。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。討論をされる方は議案番号をお願いいたします。 まず、本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。12番、平山議員。 ◆議員(平山弘君) 12番、平山です。幾つかこの件につきまして、担当課なり広域のほうの話も聞かせていただきました。基本的には、農家にとってはメリットもデメリットもないということです。そういう中で、共済の枠が広がるというようなことは、先ほどチラシの中で書かれておるわけですけども、これはこういう内容が本当に担保されていかなければならないというふうに思うわけでございます。広域事務組合の構造改革の一つとして、これは上げられていたというふうに思います。 私たちは、農家の利便性、職員の処遇なども考慮して問題点も指摘してきました。経済建設委員会報告の質疑の中で幾つかお尋ねいたしましたけども、先ほども言いましたように、チラシの中ではメリット5点が掲げられておりますし、当面の農家の負担もないと。運営費につきましても、農家の方々の運営費としての国、市町村の運営費とあわせて、農家の人たちの運営費も100円かかるわけですけども、これも当分関係自治体が負担をするというふうにも聞いております。町としても、これまでどおり担当課がかかわっていくということも聞いております。そういう実情があるわけでございます。 しかし、民主党の事業仕分けや政策執行の中で、所得保障などがどうなるかわかりませんが、私たちはやはり是是非非の立場からその問題も検討してきました。国民の食料を生産する農業を国の基幹産業として発展させ、当面自給率も50%を超えるように、また農業で生活できるように所得保障・価格補償も実施すること、農産物の輸入には一定の国境措置をしていかなければなりません。日米FTAなどは日本農業に壊滅的打撃を与えるものだと言われております。そういう意味では、これからも農業を基幹産業として発展させるために努力していくことが求められていると思います。以上を述べて賛成討論といたします。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに賛成討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより1件ごとに採決します。初めに、議案第63号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手全員であります。よって、議案第63号の件は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、議案第64号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手全員であります。よって、議案第64号の件は委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第8.議案第65号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第8、議案第65号 福岡県自治会館管理組合を組織する地方公共団体の数の減少についての件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付しておりますので、委員長報告は省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山哲郎君) 報告第52号、総務常任委員会報告書、1、議案第65号 福岡県自治会館管理組合を組織する地方公共団体の数の減少について。 本委員会は、上記の議案を審査した結果、原案を可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成21年12月10日、総務常任委員会委員長三角善彦、岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 議案第65号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手全員であります。よって、議案第65号の件は委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第9.議案第66号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第9、議案第66号 福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数の減少についての件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付しておりますので、委員長報告は省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山哲郎君) 報告第53号、総務常任委員会報告書、1、議案第66号 福岡県市町村消防団員等公務災害補償組合を組織する地方公共団体の数の減少について。 本委員会は、上記の議案を審査した結果、原案を可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成21年12月10日、総務常任委員会委員長三角善彦、岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 議案第66号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手全員であります。よって、議案第66号の件は委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第10.議案第67号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第10、議案第67号 福岡県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び福岡県後期高齢者医療広域連合規約の変更についての件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付しておりますので、委員長報告は省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山哲郎君) 報告第49号、文教厚生常任委員会報告書、1、議案第67号 福岡県後期高齢者医療広域連合を組織する地方公共団体の数の減少及び福岡県後期高齢者医療広域連合規約の変更について。 本委員会は、上記の議案を審査した結果、原案を可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成21年12月10日、文教厚生常任委員会委員長竹内和男、岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 議案第67号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手全員であります。よって、議案第67号の件は委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第11.議案第68号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第11、議案第68号 平成21年度 岡垣町一般会計補正予算(第4号)の件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付しておりますので、委員長報告は省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山哲郎君) 報告第57号、総務常任委員会報告書、1、議案第68号 平成21年度 岡垣町一般会計補正予算(第4号)。 本委員会は、他の2委員会との連合審査会において、上記の議案を審査した結果、原案を賛成多数で可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成21年12月15日、総務常任委員会委員長三角善彦、岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。12番、平山議員。 ◎議員(平山弘君) 12番、平山です。議案第68号 平成21年度 岡垣町一般会計補正予算(第4号)について、反対の立場から討論いたします。 山田第二学童保育所施設整備費、そして施設リース費、新型インフルエンザ対策費、緊急雇用創出事業費、学校ICT(情報通信技術)環境整備費、コミュニティバス運行委託費が予算化されていることは了解いたします。 しかし、職員の人件費削減が計上されているので、この議案には賛成できません。先般の臨時議会でその理由について述べましたけども、再度述べさせていただきます。 人事院勧告による国家公務員の給与と期末勤勉手当の両方を引き下げるのは、6年ぶり3度目で、削減額は03年度に次ぐ過去最大規模です。民間大企業は膨大な内部留保を持ちながら、「派遣切り」や賃下げなど労働者に犠牲を押しつけました。人事院は公務員の労働基本権制約の「代償措置」としての役割を持っているにもかかわらず、「民間準拠」の名のもと、公務労働者への厳しい勧告をしたもので許せません。岡垣町職員の給与の引き下げ率は0.24%、期末勤勉手当は0.35カ月分の引き下げとなり、岡垣町職員の年収は1人当たり13万5,491円も減額となります。子どもの学費や家のローンの支払いに苦慮している町職員の生活を脅かすとともに、地域経済に大きな影響を与えるものであります。また、GDP(国内総生産)の6割を占める個人消費をさらに冷え込ませ、公務労働者の給与削減が地場産業、民間企業の労働者のさらなる賃金低下を招く悪循環となり、内需拡大による景気回復に逆行するものであります。以上を述べて反対討論といたします。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。竹内議員。
    ◎議員(竹内和男君) 10番、竹内です。議案第68号 平成21年度 岡垣町一般会計補正予算(第4号)につきまして、賛成の立場から討論をさせていただきます。 今、反対討論をされました平山議員のほうは、地域経済に大きな影響を与える、このことも事実だろうと思います。私も公務員の子どもを持つ親としては忍びないと思います。 ただ、この一般会計補正予算の中には、さまざまな景気対策、雇用対策、先ほど同僚議員も述べられたとおり対策が施されております。その経時を考えたとき、まさに今回の場合は賛成せざるを得ないというふうに思います。 具体的に申し上げます。私どもの中に1点だけ極めて残念といいますか、子育て応援特別手当が今回9月の議会で全会一致で成立を見て、まさにもうこの12月には給付が始まっているという状況であったと、このように思います。お一人お一人、少子化対策として極めて皆様からも要望が多かったと。これは内閣府が行った少子化対策に関する女性の意識調査の中から、どの部分を軽減してほしいか、経済的支援をいただきたいかという問いに対して、女性の皆様からは、一番に上げられているのが幼稚園費等の軽減67.7%、医療費の無料化45.8%、児童手当の引き上げ44.7%、児童手当の支給対象年齢の引き上げ42.5%、まさに今、民主党がやっている子ども手当の、男女でいきますと、今あれだけ財源がないということで騒がれておりますけれども、その中で男性はまだ61%ぐらいが子ども手当には賛成だと。ただし、女性に聞いてみますと44%しかないんですね。これが偶然にも2005年3月に行った、先ほど私が述べました内閣府の調査と同じ結果が出ております。女性の方はやっぱり政策の中身をしっかり見ているのではないか。やはりどこから格差が始まるのかといえば、もう既に生まれたときから格差は始まっている。その大きな短所が、この幼児教育を行うときに、親の年収によって、働いている方は保育所に行かざるを得ない。また自宅にいる方は幼稚園に通わせる。さまざまな公的負担もございますけれども、その負担、OECD加盟の26カ国中、これは2005年ベースですけれども、日本は44.3%ということで、一番高いフランスが95.5%、この先ほど言った加盟国26カ国中、24カ国しか、この公費負担がないと言われております。したがって、この子育て応援手当は、全政権において、この幼稚園費の軽減等に見られるとおり、就学前3年間のお子様方に手当をしようということで、ことしの春には第2子のみ手当を支給させていただいております。それが今回の分については、3歳、4歳、5歳のお子様方に対しての軽減、そして将来的には、この幼児教育を無料化しようという約束のもと、ことしの春、そして今回12月に支給されるであろうものが、こういった手当をやっておったということで、OECDも今回の民主党の政策については、やはり高校生とか、上のほうを先にやるんではなくて、この年少の部分からやるべきではないかという意見も言われております。それが今のようないろんな調査の中で日本の政策的な欠陥といいますか、実はここを本当に先にやらなきゃいけないというところだったんだろうと思います。 本来であれば、この議案に私たちも教条主義的に特別手当、我が党がやったからといって、これを減額されるということで、本来であれば反対する立場でございますけれども、今から申しますとおり、この議案第68号には、学校ICT整備費でパソコン266台、テレビ125台、備品の購入に1億4,000万円という大きなお金をかけるようにされております。まさにそのパソコンについては、環境整備がございますので、説明の中では町内業者は難しい。ただし、テレビ等については、各校区ごとに町内の商店へ直接支出が期待できるということで、執行部のほうもそういう手配をされております。 したがって、職員の減額で失われる地域の消費よりも、こちらの消費のほうが上回ってくるんではないか。そしてなおかつ、先ほど反対討論者がおっしゃいましたとおり、感染症対策としてインフルエンザ予防接種補助金1,506万2,000円措置をされます。これは弱者であります住民税非課税世帯等の対策であるということ。また、山田第二学童への拡充強化がなされていることは、私ども文教委員会の委員ではなくても、あの狭いところ、第一学童もそうですけれども、極めて劣悪な環境の中で、この学童が行われている。そういう意味では、執行部のほうが決断をされて、この拡充強化がなされるということも、極めて高い評価をしたいと、このように思います。 さらに、緊急雇用創出事業では、要件緩和による臨時職員の更新、いわゆる賃金に対する手当がなされることによって、雇用が引き続き確保できる。このように評価をいたしております。 また、岡垣町におきましては、大きな森林を抱えておりますけども、その自然としてのこの森林が荒廃いたしております。今回の予算措置によって、間伐する面積を拡大して、雇用の確保にもつながるものとして大きく評価をいたしております。 このような事情から、本来であれば、私どもが掲げておりました特別応援手当、9月に皆様方から全会一致で議決をしていただいて、また住民多くの皆様方の期待が集まる中、自らの手でこれを葬るということは、極めて遺憾千万であると私は思いますけれども、党も今なお凍結されたこの手当てを経済対策としても解除すべきだと、いまだに主張はいたしております。しかし、私は岡垣町の議員として、このような判断に至ったわけでございます。 そういう意味で、先ほど申し上げました事業をできるだけ効率よく、速やかに措置していただきますことが職員の皆様方、給与を減額された極めて残念であるし、また家計の痛手も被るわけでありますけども、そういう意味で、そのことが住民生活を守るというふうに思っていただいて、ぜひこの議案が通りましたら、事業着手を早期に行っていただくことをお願い申し上げまして、賛成の立場からの討論といたします。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。西田議員。 ◎議員(西田陽子君) 議案第68号について、賛成の立場から意見を述べます。 賛成する前に、1カ所だけ指摘しておきます。海老津旧大洋フードセンターの用地買収の730万円についてです。 来年からのコミュニティバスの運行通路となり、区からの要望もあり、道路拡幅のための補正予算でございます。交通の安全安心のためでもあり、事業そのものはよしとするのですが、やや問題もあります。 一つは、周辺地域一帯の道路計画がなく、中心市街地活性化計画との整合性もまだ確立しておらず、何より他の区からとの要望との優先順位の説明もないこと。また客観的に見て、現在の土地家屋の下落状況、底値を割っているということから考えると、やや価格的に問題があるのではないかということです。そこを指摘しておきます。 で、評価すべき点は、先ほど両議員がおっしゃったのと同様ですが、山田第二学童保育所の工事129万円、新型インフルエンザ予防接種補助非課税世帯への1,506万円、緊急雇用創出事業──臨時職員の雇用ですね、243万円、学校のパソコン、テレビのデジタル化に向けての工事費も入れて1億6,000万円、これは地元の電気屋さんに行き渡るようにしてほしいということも申し添えて、以上の事業の評価をいたすものでございます。以上をもって、賛成の討論といたします。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに賛成討論はありませんか。14番、大堂議員。 ◎議員(大堂圏治君) 議案第68号に賛成の立場から討論をいたします。 まず、総括的なことでございますが、今回は4次の補正ということでございます。そのために1次から4次まで、そのたびに減額補正という現象はあらわれておりません。すべて増額増額の補正でございます。今回は1億5,400万円という高額な追加補正でございます。そして、歳入歳出の規模は約83億円となる、この減少をどうとらえるかということが非常に大事なことだろうというふうに思います。 これはひとえに、やっぱり政権交代が行われまして、国の政策、政治の手法、そしてその一環として地方分権がどんどん進んでくると、一つのあらわれではなかろうかというふうにとらえるところでございます。 ただ、何回も申し上げましたが、岡垣町における標準財政規模というのは75億円ぐらいだろうと言われてきました。恐らく今のようなこういう現象が起こってくれば、75億円の標準財政規模というのは、もう考えられないという減少は続くだろうというふうに私は推測をしております。そういうことによって、政権交代によって、岡垣町の財政規模がどんどん膨らんでくる。国からいろんな事業がおりてくるということで、財政規模はふえてきますが、ただそれに伴う事務事業が非常に煩雑になっている、また経費もかかってくると。そういう現象をしっかりととらえていく必要があるんじゃないかというふうに思っております。 そういう中で、今後も恐らくそういう現象出てきますので、しっかりと国の動きをとらえながら地方自治体としてどう対応していくのか、どうまた国に訴えていくのか、その辺のことは非常に重要なことになってくるんじゃなかろうかというように思います。 全体的にはそのようなことを申し上げまして、個別的には学童保育の問題がありました。非常に私も劣悪な環境の中で非常に憂いを持っておりました。そういう中で、いち早くやっぱり保護者の声にこたえて補正を組んでいただいて、適切に早急に対応していただいたことは、評価できる一つの大きなことだろうと思います。 それから、子育て応援手当については、非常に残念です、私も。多くの方々から「楽しみにしております」という声も聞いておりまして、私も声を大きくして、「今度3万6,000円いただけるよ」と言うた手前もありまして残念ですが、これは国の政策の変更ということで万やむを得ないかなというふうに思います。 ただ、今の政権の中で児童手当は非常にまだ内容が不透明なところが非常にあります。例えば所得制限をすべきじゃなかろうかとか、一律で支給すべきじゃないかとか、いろんな議論があっていますが、恐らく近いうちに結論は出てくるだろうと思いますが、そういうとき地方でしっかりととらえて速やかに実行していくということが求められると思います。 それから、衛生費の新型インフルエンザ予防対策、これは内容につきましては評価をするものであります。ただ、非課税世帯に対する今回は予算計上でございます。現実的に町民の皆様から聞いてみますと、子どもを持つお母様方が非常に不安を持っております。子ども対象は新型、季節性入れますと2回ずつせないかんということで、そのたびに4,000円を取られると。2人子どもがおったら、合計3万2,000円払わないかんというような現実もあるようでございます。そのような配慮もぜひ今後の課題として検討をしていただきたいというふうに思います。 それから、農林水産費の荒廃森林の予算で委託料が582万円計上されています。これは県税であります環境森林税を反映した県からのそういう金だろうというふうに理解しております。 岡垣町が払う環境森林税は、大方600万円ぐらいかなと思っていますが、それ以上に634万円予算計上した、このことをやっぱり町の声の大きさ、そのことについては大きく評価をしていきたいと思います。 ただ、実行に当たっては非常に困難な面もありますので、しっかりとこの予算を有効に使うような手段を講じていただくことをお願いをしたいと思います。 もう一点、土木費の用地買収、先ほどいろいろな意見がございましたが、これはコミュニティバスを今後の運行に当たって、ぜひ必要だというふうに私も理解して、恐らく町民の皆様もそういうふうな期待が大きいだろうというふうに思います。やっぱり住民の安全安心、特に交通安全を守る意味で早く執行していただいて、来年の4月1日の新しい運行形態に間に合わせていただきたいというふうに思います。 以上、今回は大変大型の補正でございましたけど、いずれにしても、住民の生活の向上、福祉の向上に寄与するところが非常に大きいというふうに考えておりますので、実行に当たりましては、どうか公平で効率的な実行を求めて賛成討論といたします。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに賛成討論はありませんか。山田議員。 ◎議員(山田隆一君) 11番、山田隆一です。議案第68号に賛成の立場から討論いたします。 本議案の主なものは、人事院勧告による職員の給与改定が主なものですが、これは民間との給与格差が生じれば人事院勧告がなされるわけで、これに反対すれば地方交付税等に影響があり、これは忍びないが致し方ないことであると思います。当議案の中に、争点になった点を一点指摘して賛成討論にしたいと思います。 道路改良の件で、用地購入費で、まず1番目に補正予算に上程するだけの緊急性があるのか。それから2番目に購入金額で大変高い、便宜強要があったのではないかというのが争点になりました。まず1点の緊急性については、現在購入が予定されている土地については、交通安全の関係から、どうしても改良してほしいと、長年の地区の要望もあり、また地主から建物を壊して建てかえの計画があり、この機を逃がすと平成22年4月から28人乗りのコミュニティバスを通すということについても、ぜひともこれをやりたいというような説明があり、私はこれは当然緊急性があると判断いたしております。 それから、購入金額が高いということでございますが、この土地については、関係した議員が身内にいるので便宜強要があったのではないかというような、根も葉もないいちゃもんをつけた議員がおります。これはもう本当に、私は当人のいちゃもんをつけられた人じゃなくて、この土地を持っている議員の名誉回復のためにも、これははっきり申しておかなくてはいけないと思っております。これは削除されてないわけですね、この質問が。だから、この購入価格については、過去の案件、これは旧3号線の今コスモスが建っている、あそこの土地改良について、土地を町が購入しました。それから、情報センターの立ち退きのときにも購入しました。 そういった価格等を十分調査せずに、ただ身内に議員がいるから便宜強要を図ったのではないかというような、○○○質問がありました。これに対しては、やはり過去の案件に対しても、私はむしろ、やっぱり親が子を思う気持ちもあったんじゃないかと思います。むしろ安いと私は思っております。そういったことから、そういう賛成討論とするわけでございますが、そのほかに先ほどもいろいろ出ましたが、山田学童保育、それからコミュニティ運行経費、その他の重要な予算が上程されておりますので、賛成することを表明して賛成討論といたします。以上です。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに賛成討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 議案第68号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手多数であります。よって、議案第68号の件は委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第12.議案第69号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第12、議案第69号 平成21年度 岡垣町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)の件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付しておりますので、委員長報告は省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山哲郎君) 報告第58号、文教厚生常任委員会報告書、1、議案第69号 平成21年度 岡垣町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)。 本委員会は、他の2委員会との連合審査会において、上記の議案を審査した結果、原案を可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成21年12月15日、文教厚生常任委員会委員長竹内和男、岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。12番、平山議員。 ◎議員(平山弘君) 12番、平山です。議案第69号 平成21年度 岡垣町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)について、反対の立場から討論をいたします。 討論の趣旨は、68号で述べましたように、職員の人件費削減が計上されているからであります。その人事院勧告による人件費削減、68号で述べた趣旨のとおりであります。以上で反対討論といたします。 ○議長(曽宮良壽君) 次に本件に対する賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。 次に、反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 議案第69号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手多数であります。よって、議案第69号の件は委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第13.議案第70号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第13、議案第70号 平成21年度 岡垣町老人保健事業特別会計補正予算(第2号)の件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付しておりますので、委員長報告は省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山哲郎君) 報告第59号、文教厚生常任委員会報告書、1、議案第70号 平成21年度 岡垣町老人保健事業特別会計補正予算(第2号)。 本委員会は、他の2委員会との連合審査会において、上記の議案を審査した結果、原案を可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成21年12月15日、文教厚生常任委員会委員長竹内和男、岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 議案第70号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手全員であります。よって、議案第70号の件は委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第14.議案第71号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第14、議案第71号 平成21年度 岡垣町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付しておりますので、委員長報告は省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山哲郎君) 報告第60号、文教厚生常任委員会報告書、1、議案第71号 平成21年度 岡垣町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)。 本委員会は、他の2委員会との連合審査会において、上記の議案を審査した結果、原案を可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成21年12月15日、文教厚生常任委員会委員長竹内和男、岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。12番、平山議員。 ◎議員(平山弘君) 議案第68号の人件費のところで申し述べたとおりで思います。その内容において反対といたします。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。 次に、反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 議案第71号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手多数であります。よって、議案第71号の件は委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第15.議案第72号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第15、議案第72号 平成21年度 岡垣町水道事業会計補正予算(第1号)の件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付しておりますので、委員長報告は省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山哲郎君) 報告第61号、経済建設常任委員会報告書、1、議案第72号 平成21年度 岡垣町水道事業会計補正予算(第1号)。 本委員会は、他の2委員会との連合審査会において、上記の議案を審査した結果、原案を賛成多数で可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成21年12月15日、経済建設常任委員会委員長石井要祐岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。12番、平山議員。 ◎議員(平山弘君) 12番、平山です。議案第72号 平成21年度 岡垣町水道事業会計補正予算(第1号)について、反対討論です。 内容は、議案第68号で述べました職員の人件費削減にかかわるものであります。さきの議案で述べた討論の内容をもって反対討論といたします。 ○議長(曽宮良壽君) 次に本件に対する賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。 次に、反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 議案第72号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手多数であります。よって、議案第72号の件は委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第16.議案第73号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第16、議案第73号 平成21年度 岡垣町下水道事業会計補正予算(第1号)の件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付しておりますので、委員長報告は省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山哲郎君) 報告第62号、経済建設常任委員会報告書、1、議案第73号 平成21年度 岡垣町下水道事業会計補正予算(第1号)。 本委員会は、他の2委員会との連合審査会において、上記の議案を審査した結果、原案を賛成多数で可決と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成21年12月15日、経済建設常任委員会委員長石井要祐岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。12番、平山議員。 ◎議員(平山弘君) 12番、平山です。議案第73号 平成21年度 岡垣町下水道事業会計補正予算(第1号)について、反対の立場から討論をいたします。 議案第68号の中の職員の人件費削減にかかわって討論をいたしました。その討論をもって反対討論といたします。 ○議長(曽宮良壽君) 次に本件に対する賛成討論の発言を許します。山田議員。 ◎議員(山田隆一君) 議案第73号を賛成する立場から討論します。 これは民間給与との格差が生じれば人事院勧告がなされるということは、もう今までの例からしてあります。そういった意味で、これに反対すれば交付税等措置が大きな影響があるというふうに説明もありましたし、そうではないかと私は思いますので、これはいたし方ないということで賛成討論といたします。 ○議長(曽宮良壽君) 次に反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 議案第73号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手全員であります。よって、議案第73号の件は委員長の報告のとおり可決されました。────────────・────・──────────── △日程第17.請願第1号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第17、請願第1号 改正貸金業法早期完全施行等を求める請願書の件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付しておりますので、委員長報告は省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山哲郎君) 報告第50号、文教厚生常任委員会報告書、1、請願第1号 改正貸金業法早期完全施行等を求める請願書。 本委員会は、上記の議案を審査した結果、原案を採択と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成21年12月10日、文教厚生常任委員会委員長竹内和男、岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより請願第1号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は採択であります。本件は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手全員であります。よって、請願第1号の件は採択することに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第18.発議第6号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第18、発議第6号 改正賃金業法の早期完全施行等を求める意見書の件を議題とします。 職員に議案を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山哲郎君) 発議第6号、岡垣町議会議長曽宮良壽様。平成21年12月17日、提出者、岡垣町議会議員竹内和男、賛成者、同じく西田陽子、賛成者、同じく市津広海、賛成者、同じく矢島惠子、賛成者、同じく大堂圏治。改正貸金業法早期完全施行等を求める意見書、上記の議案を別紙のとおり、岡垣町議会会議規則第13条の規定により提出します。 改正貸金業法早期完全施行等を求める意見書。経済・生活苦での自殺者が年間7,000人に達し、自己破産者も18万人を超え、多重債務者が200万人を超えるなどの深刻な多重債務問題を解決するため、2006年12月に改正貸金業法が成立し、出資法の上限金利の引き下げ、収入の3分の1を超える過剰貸付契約の禁止(総量規制)などを含む同法が完全施行される予定である。 改正貸金業法成立後、政府は多重債務者対策本部を設置し、同本部は①多重債務相談窓口の拡充、②セーフティネット貸付の充実、③ヤミ金融の撲滅、④金融経済教育を柱とする多重債務問題改善プログラムを策定した。そして、官民が連携して多重債務対策に取り組んできた結果、多重債務者が大幅に減少し、2008年の自己破産者の数も13万人を切るなど、多重債務対策は確実に成果を上げつつある。 他方、一部には、消費者金融の成約率が低下しており、借りたい人が借りられなくなっている。特に昨今の経済危機や一部商工ローン業者の倒産などにより、資金調達が制限された中小企業者の倒産が増加していることなどを殊更強調して、改正貸金業法の完全施行の延期や貸金業者に対する規制の緩和を求める論調がある。 しかしながら、1990年代における山一証券、北海道拓殖銀行の破綻などに象徴される、いわゆるバブル崩壊後の経済危機の際は、貸金業者に対する不十分な規制のもとに商工ローンや消費者金融が大幅に貸し付けを伸ばし、その結果、1998年には自殺者が3万人を超え、自己破産者も10万人を突破するなど、多重債務問題が深刻化した。 改正貸金業法の完全施行の先延ばし、金利規制の貸金業者に対する規制の緩和は、再び自殺者や自己破産者、多重債務者の急増を招きかねず、許されるべきではない。今、多重債務者のために必要とされる施策は、相談体制の拡充、セーフティネット貸付の充実及びヤミ金融の撲滅などである。 そこで、今般設置される消費者庁の所管乃至共管となる地方消費者行政の充実及び多重債務問題が喫緊の課題であることも踏まえ、国に対し、以下の施策を求める。 1、改正貸金業法を早期に完全施行すること。2、自治体での多重債務相談体制の整備のため相談員の人件費を含む予算を十分確保するなど相談窓口の拡充を支援すること。3、個人及び中小事業者向けのセーフティネット貸付をさらに充実させること。4、ヤミ金融を徹底的に摘発すること。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。 平成21年12月17日、岡垣町議会議長曽宮良壽、衆議院議長横路孝弘様、参議院議長江田五月様、内閣総理大臣鳩山由紀夫様、総務大臣原口一博様、法務大臣千葉景子様、金融担当大臣亀井静香様。 ○議長(曽宮良壽君) 発議第1号について提出者から提案理由の説明を求めます。10番、竹内和男議員。 ◎議員(竹内和男君) 10番、竹内和男です。提出者といたしまして、多少の今の読み上げていただいた以外の情報を皆様方のほうに御提供いたしたいと思います。 この本題というのは、いわゆる資金需要者、いわゆるサラ金を利用する方々といいますか、お金に困った方々に対する救済をまず行っていこうということが、大きな主眼であろうかと思います。法律が通りまして、来年の6月で完全施行ということでございますけれども、本年12月までに総量規制といいまして、1社で50万円、2社以上を含む場合は100万円までという、貸付限度額というのも本来であれば金融庁等で話し合われて決定しておかなければいけない事項でございます。ただし、そういうことがまだなされていないという事情もありますし、一部の報道等で、この請願していただきました、請願書の中にもありますとおり、この改正貸金業法等の改正の見直しという条項が入っているために、この総量規制だとか、例えばこの業者が5,000万円純資産を持たないといけないという、こういう規制を入れていく、このようなことを見直しをしようというような動きが一部にあるとも言われておりました。 そういう意味で、今回はこの司法書士会、さまざまな御相談に乗られている団体で、一番弁護士の連合会とともに一番事情を知っておられる組織であろうかと思います。そういったところから請願書として出てまいりまして、先ほど議会のほうで採択をしていただいたわけであります。それに基づいて本件の4件やっております。特に自治体では、この相談窓口は現実岡垣町でもやっておるわけでありますけども、ますますふえるこういった相談に対して十分な予算も組んでいただきたいということも我々の事情からしても納得できるような内容も含めまして、早期にこの法律の完全施行、そしてヤミ金を徹底的に摘発すること。そして、このもともとサラ金等の資金需要が起こらないようにするためにセーフティネットの貸付というものを十分充実させていただきたい。 既に御存知の方もいらっしゃるかと思いますけども、50年ぶりにこういったセーフティネットの貸付、例えば社会福祉協議会を通じてだとか、さまざまな政府系の金融機関を通じての小口のセーフティネットが大幅に既に改善はされております。しかし、この受付窓口の対応、そしてこの対応に要する時間というのは、極めて長時間を要するわけです。それで、弁護士会なども要望いたしておりますけども、懇切丁寧な対応をやること、そして社会福祉協議会以外のところもこういった小口の相談に十分乗っていくことによって、根本的に入り口からも解決していくようにという、そのようなさまざまな願いが込められた意見書でございます。ぜひ皆様方の手でこの意見書を可決していただきたいことをお願いいたしまして、説明の趣旨にかえさせていただきたいと思います。 ○議長(曽宮良壽君) これより提出者に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する反対討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより発議第6号の件を挙手により採決します。本件は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手全員であります。よって、発議第6号の件は原案のとおり可決されました。 ここでしばらく休憩します。なお、再開は1時30分とします。午後0時01分休憩………………………………………………………………………………午後1時30分再開 ○議長(曽宮良壽君) 議事に先立ち、山田議員から発言の取り消しの申し出があっています。この件について、山田議員の発言を許します。山田議員。 ◎議員(山田隆一君) 山田でございます。議案第68号 平成21年度 岡垣町一般会計補正予算の賛成討論の中で、用意した原稿にはこういったことを書いてなかったんですが(笑声)つい興奮しまして申しました。「○○○質問があり」という発言をいたしましたが、「○○○」の部分について発言の取り消しをお願いいたします。よろしくお願いします。 ○議長(曽宮良壽君) 申し出のとおり発言の取り消しについては、これを許可したいと思います。御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認め、本件については許可されました。────────────・────・──────────── △日程第19.請願第2号 ○議長(曽宮良壽君) 日程第19、請願第2号 下水道料金の値上げに反対する請願書の件を議題とします。 本件に関し、委員会報告書を配付しておりますので、委員長報告は省略します。 委員会報告書を朗読させます。事務局長、朗読。 ◎事務局長(高山哲郎君) 報告第54号、経済建設常任委員会報告書、1、請願第2号 下水道料金の値上げに反対する請願書。 本委員会は、上記の議案を審査した結果、原案を不採択と決定したから、岡垣町議会会議規則第72条の規定により報告します。平成21年12月11日、経済建設常任委員会委員長石井要祐岡垣町議会議長曽宮良壽様。 ○議長(曽宮良壽君) これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。西田議員。 ◆議員(西田陽子君) 先ほどの宿題をお願いいたします。 ○議長(曽宮良壽君) 改めて質疑をお願いします。 ◆議員(西田陽子君) 先ほどの議案何号でしたかね、最初の58号ですね。58号のところで申しておりました件について、ここでせよということでしたので、その部分を石井委員長にお願いいたします。 ○議長(曽宮良壽君) 改めて質疑をお願いします。(「最初から」と呼ぶ者あり) ◆議員(西田陽子君) 参考人に対して質疑があったと思うんですけれども、参考人がまずどのような趣旨でおっしゃったかということと、それに対してどのような質疑があったかということについてお尋ねします。 ○議長(曽宮良壽君) 6番、石井議員。 ◎経済建設常任委員長石井要祐君) 今、西田議員がお尋ねになられたことですけれども、町長が……本会議場でこの請願のあれを出されたときに、今どういう請願かという内容については、平山議員から、この本会議場でちゃんと説明がありました。それに基づいて私どもも委員会を開いたわけですから、その請願の内容については本会議場で説明をされたと思います。それ西田議員聞いてあると思います。 そして、当日は約8名だったと思います。8人の傍聴人も見えられました。そして参考人も出席していただいて開会したわけですけれども、まずもって請願者の趣旨は今言いますように、本会議場で話されたとおりの説明をなさいました。そして各委員より質疑を行ったわけですけれども、最初の議場でも説明があった段階で、木原議員が参考人に紹介議員にお尋ねされたように、まず最初の委員よりの質問といいますか、質疑は、この下水道の事業に際して、町が4億円以上の一般会計より繰り出しておるわけですけれども、まだ未整備地域は、今度も、きょうも上がりましたけれども、高倉百合野にかけて4地区ですか、元松原を入れて。そういうところの未整備地域がある中で、まだそのほかにも未整備地域がありながら、8%ですか、ありながら、やはり一般会計からの繰り出しということは、しかもその私どもに全員協議会で説明がありました資料等は皆さん、みんな持ってありますけれども、それに基づいて将来、この下水道事業がどうなるかについては財政的なものを含めてちゃんと説明がありました。それに基づいて、そういうふうな未整備地域がありながら、やはり一般会計よりの繰り出しということについて、どういうふうな感じを持っておられるかというような質問が、まず最初にありました。 ○議長(曽宮良壽君) 石井議員、それについて、回答も含めて西田議員からの質問だったというふうに思います。両方ですね、質問とそれから参考人からの答えと。もし必要であれば、ここで休憩して時間をとっていただいても結構です。よろしいですか。6番、石井議員、引き続いてお願いします。 ◎経済建設常任委員長石井要祐君) 内容的には、いろいろ質疑は参考人にされたわけですけれども、最終的には、参考人は財政事情も十分理解してある参考人ですから、決して下水道事業が赤字になることは望んでいないと。そして、平成3年からの供用開始のこの公共下水道工事によって、文化生活が随分くみ取りの時代に比べると文化生活ができる、快適な生活が送られよるというようなことで、結果的には、何かその中には一般会計、財調──いわゆる財政調整基金から出してもいいんじゃないかというようなことなども考え方に、もちろん請願書にも書いてありましたけれども、この件につきましては、町としては財調よりの支出は過去にもあってないし、今もって考えていないというような町の考え方のもとで、参考人にしましても、何かこの厳しい今の町民、国民といいますか、町民の生活が苦しい中には、何かやはりこれ以上支出があると生活が困窮するということの中で、いい方法がないだろうかという気持ちの考え方の中で参考人は請願されたように受けとめております。 ○議長(曽宮良壽君) 西田議員。 ◆議員(西田陽子君) 生活の困窮があるということで参考人がいろいろ署名された方を代表されて代弁されたと思うんですけども、それを受けた総務委員会は、そのことについてはどのように町に問いただされたのですか。(「経済建設」と呼ぶ者あり)失礼しました。経済建設委員会ですね、失礼しました。に、どのように町に、参考人の意向を受けて、その分を町にただされたのか、そこの部分をお願いします。 ○議長(曽宮良壽君) 石井議員。 ◎経済建設常任委員長石井要祐君) どのように町に言われたかといわれますけれども、やはりそれぞれ最初に言いましたように、委員としましては全協から、そしてまた町の説明を受けておるわけです。それからまた、この資料のまとめにもちゃんと書いてありますし、この資料そのものがその前の9月議会の決算監査による、私、午前中も言いましたけれども、監査人が一応今年度の決算では…… ○議長(曽宮良壽君) 石井議員、審議した内容、今、西田議員は参考人の意向を受けて町長のほうに質問をされたかどうかということの質疑になっていますので、その辺のところでお答えいただきたいと思います。 ◎経済建設常任委員長石井要祐君) わかりました。それは当然、私どもは、そういうふうに町の考えということは、今言いかけましたけれども、まとめからいろいろな一つの今までの説明の中で、町の考え方はその場では聞いておりません。(「ちょっと委員長、休憩とって」と呼ぶ者あり) ○議長(曽宮良壽君) 西田議員。 ◎議員(西田陽子君) 今わかりましたけれども、結局何か先ほど議案第58号のところでこのようなやりとりがあって、また最後にこのような請願の報告ということで、非常に再度質疑がちぐはぐに──ちぐはぐというよりも効率的でないというか。これはちょっと議長に要望したいんですけども、また一たんもうそこで可決されたものをまた今度は同じような内容の議案がここに、ずっと時間を経てまたここに来るという、何かそういうふうな点で一括している部分、内容的には部分だから、最初に58号のときに一緒にというか、そういうふうな取り扱いはできなかったもんでしょうか。非常にもう何かちぐはぐのような感じがしているんです。これは何も委員長にお尋ねしていることじゃなくて、今後考えていただきたいなというふうに、これは要望しておきます。 ○議長(曽宮良壽君) 質疑ではないんですね。 ◎議員(西田陽子君) はい、ないです。 ○議長(曽宮良壽君) 質疑ではない。今質疑の時間ですので、要望があれば議長室のほうにおいでください。 ◎議員(西田陽子君) 行きます、後で。 ○議長(曽宮良壽君) 今質疑の時間で。これで質疑がなければ質疑を終わりたいと思いますが、ほかに質疑はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。 これより討論を行います。まず、本件に対する賛成討論の発言を許します。12番、平山議員。 ◎議員(平山弘君) まず反対討論からかなと思いましたけども、それは原案に対する反対討論は議案のときはされてきておるわけですね。(発言する者あり)そういうふうに私は思っております。ちょっとその前提をしておきます。請願第2号 下水道料金値上げに反対する請願書について採択されるよう賛成の立場から討論いたします。 下水道料金の改定について考える会から、下水道料金の値上げに反対する請願書が2,184名分の署名を添えて提出されています。請願の趣旨は、下水道水洗化は生活に欠かせない。その利用料金を値上げすることは、私たちの暮らしに直接大きな影響を及ぼす。私たちを取り巻く経済社会、暮らしや福祉環境は大変な状況にある。貧困と格差が大きくなり、家庭の収入も年々減少し、失業率、求人倍率も過去最悪の状態が続いている。政府の発表でも、昨年からことし年末にかけて24万人を超える人が職を失うことになるといわれています。中小零細企業・自営業の経営も仕事がない、資金繰りがつかないなど、大変な状況にあると報じられている。社会保障制度も年金・医療・介護・障害者福祉など、保険料は増加し、給付費は減らされ、どれをとっても負担がふえている。このような私たちの暮らしの状況の中で水道料金が値上げされれば、家計に大きな影響を与えるので値上げをしないでくださいと述べています。 また、下水道料金改定を考える会のチラシの中には、財政調整基金の活用と駅南側開発についても、福祉くらしにも税金の使い方を向けてと、このように述べられています。しごく当然であります。私の考えもさきの議案の討論で述べたとおりであります。以上で賛成討論といたします。(発言する者あり) ○議長(曽宮良壽君) 次に本件に対する反対討論の発言を許します。山田議員。 ◎議員(山田隆一君) 11番、山田でございますが、最初に確認しておきますけど、要するに下水道料金に値上げに反対する請願書を採択するかしないか、この賛成反対討論ですか。(発言する者あり)というのが、通常ですと反対討論から先にして、次は賛成討論になるわけですね…… ○議長(曽宮良壽君) 暫時休憩します。午後1時46分休憩………………………………………………………………………………午後1時47分再開 ○議長(曽宮良壽君) 再開します。山田議員。 ◎議員(山田隆一君) 余りよくわかりませんけど、それで反対討論ということで議案第58号と59号の中で賛成の理由を述べました。そういった賛成の理由があるために反対をいたします。それが反対討論とさせていただきます。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、賛成討論の発言を許します。西田議員。 ◎議員(西田陽子君) 先ほど議案第58号のところで申したのと同じような意見で賛成をいたします。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、反対討論の発言を許します。市津議員。 ◎議員(市津広海君) 1番、市津でございます。過去に国民健康保険の一般会計からの繰り入れをずっとやってきた経過があります。そこで、相互扶助という形で、当時、私も今サラリーマンであるわけでございまして、私の税金を一般会計に入るわけです。それから国民健康保険にいっていると。これは勢屋議員もよくお話をされておりましたけど、(発言する者あり)国保に変わったら、ころっと変わられたんですが、そのときはそのときで、相互扶助という形で(「なってないよ」と呼ぶ者あり)なってないんやけど、相互扶助と執行部は常に言ってまいりました。 そうした中で、これはやっぱり不公平がある。今回、この下水道の請願に対しましても、確かに我々、湯川地区とか先ほど上高倉、他2地区ですか、あるところはまだ整備がなっていない。そうした中で、同じ税金を払いながら、私のとこはまだできてないのに何でそこに払わなくちゃいけないのという話は絶対出てくるはずです。 そうした中で、やっぱり受益者負担、ここを基本に一般会計からはなるべく繰り入れるべきではないと、私はそう信じて反対討論といたします。以上です。 ○議長(曽宮良壽君) 次に、賛成討論の発言を許します。(「なし」と呼ぶ者あり) 賛成討論なしと認めます。 次に、反対討論の発言を許します。木原議員。 ◎議員(木原信次君) 木原です。この請願書に対して反対の立場から討論いたします。 この請願のもとになりますのが、今回、きょう可決されました議案第58号、59号でございます。この件につきましては、もうさきの全協から、また本議会においても執行部、町長は十分に趣旨を説明されました。そして、これに対しての賛成反対の意見も随分と出されました。そうした中で、今回、経済建設委員会の中で適切に、そして岡垣町の将来を見ながら懸命な委員の人たちが、これは不採択という決断をされました。この決断を尊重いたしましてこの請願書に反対するということを申し上げ、反対の討論といたします。 ○議長(曽宮良壽君) ほかに反対討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) 反対討論なしと認めます。これをもって討論を終了します。 これより請願第2号の件を挙手により採決します。本件に対する委員長の報告は不採択であります。したがって、本請願を採択することについて採決いたします。本請願を採択することに賛成の方は挙手願います。〔賛成者挙手〕 ○議長(曽宮良壽君) 挙手少数であります。よって、請願第2号の件は不採択とすることに決定しました。────────────・────・──────────── △日程第20.議員派遣の件について(報告) ○議長(曽宮良壽君) 日程第20、議員派遣の件について(報告)の件を議題とします。 報告します。お手元のとおり岡垣町議会会議規則第113条第1項の規定に基づき、議員派遣をしましたので報告します。────────────・────・────────────
    △日程第21.総務常任委員会の閉会中の継続調査について △日程第22.文教厚生常任委員会の閉会中の継続調査について △日程第23.経済建設常任委員会の閉会中の継続調査について ○議長(曽宮良壽君) この際、日程第21から日程第23までの委員会の閉会中の継続調査についての件を一括議題とします。 総務常任委員長、文教厚生常任委員長、経済建設常任委員長から、目下委員会において調査中の事件について、岡垣町議会会議規則第70条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りします。各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) 異義なしと認めます。よって、各常任委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。────────────・────・──────────── ○議長(曽宮良壽君) 以上で、本日の日程は全部終了しました。会議を閉じます。これで平成21年第4回岡垣町議会定例会を閉会します。 起立、礼。午後1時54分閉会──────────────────────────────   会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      平成  年  月  日                  議  長                  署名議員                  署名議員...