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03月05日-03号

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  1. 志免町議会 2024-03-05
    03月05日-03号


    取得元: 志免町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-19
    令和 6年第1回 3月定例会1 議 事 日 程(第3号)   (令和6年第1回志免町議会定例会)                                    令和6年3月5日                                    午 前 10 時 開議                                    於   議   場 日程第1 一般質問番号質 問 者件    名要旨・質問内容質問の相手5牛 房 良 嗣1.町民オンデマンドバス活用で、活気ある町へ。(1) 町民利用を促進するための方策について。  ①まず役場職員バスへ試乗し感想文の提出を。  ②町内会シニアクラブ役場担当課の連携。利用方法についての意見交換会(3月、6月、1年後)を実施し、利活用の協議を。  ③福祉巡回バスの廃止で不安な高齢者もいるのでは。   人生100年時代、高齢者が安心して利用でき、生き生きと活気がある町へ。町長2.病後児保育事業について。(1) 新たな病後児保育施設早期着手を。  ①対象幼児数は。  ②実現に向けて、今後の方針は。町長3.外国人家族へ、温かい支援を。(1) 外国人家族へ、積極的な支援を。  ①志免町の外国人数は、4年で約160人増。   ・平成31年3月 592人(0歳~14歳 69人)   ・令和5年3月 755人(0歳~14歳 84人)   外国人家族への入居サービス、入園・入学への積極的支援を。町長4.子ども英語力向上へ。(1) 先生への投資は生徒への投資。  ①教師デジタル機器活用スキルアップで、子どもたち英語力向上へ。  ②教師英検取得へ町からの支援を   (中学校準1級、小学校準2級)。町長 教育長牟田口 武 史1.町所有の未活用地有効活用を。(1) 志免町の所有地について。  ①所有地箇所数と面積について。 (2) 国鉄志免炭鉱ぼた山活用について。  ①ぼた山に関して志免、須恵、粕屋の三町からなる「国鉄志免炭鉱ぼた山開発推進協議会」が設置されていたが、その後の経過は。  ②今は、「粕屋・志免須恵国鉄炭鉱跡地共同管理執行協議会」に変わっているが、この協議会はどういう動きになっているのか。  ③町長として、ぼた山に関して考えがあるのか。
    (3) 望山荘跡地活用について。  ①望山荘跡地について、町長の考えを伺う。町長2.宇美川沿いの遊歩道について。(1) サイクリングロードとして利用可能な遊歩道アピールを。  ①自転車での通勤・通学に、遊歩道利用促進を。  ②サイクリングロードとして町内、町外へのアピールを。町長2 出席議員は次のとおりである(13名)  1番  荒 牧 裕 樹              2番  稻 永 義 美  3番  佐 藤 貴 士              4番  野 中 秀 樹  5番  安河内 祐 子              6番  稲 永 隆 義  7番  岩 下 多 絵              8番  小 森 弘 美  9番  藤 瀬 康 司              10番  丸 山 卓 嗣  11番  牟田口 武 史              13番  牛 房 良 嗣  14番  大 西   勇3 欠席議員は次のとおりである(1名)    12番  丸 山 真智子4 職務のため議場に出席した事務局職員職氏名(2名)  議会事務局長  稲 永   正          書記      平 山 聡 彦5 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(20名)  町長      世 利 良 末          副町長     内 野 克 志  教育長     金 子 眞 恵          会計管理者   牛 房 大 和  総務課長    二 村 研 司          まち魅力推進課長                                   圓能寺 豊 博  経営企画課長  篠 原 優 人          税務課長    徳 永 康 國  住民課長    塩 崎 幸 恵          福祉課長    今長谷 智 子  福祉課参事   佐 藤 利 江          健康課長    松 田 直 子  子育て支援課長 高 山 真佐子          生活安全課長  太 田 成 洋  都市整備課長  砥 上 敏 之          上下水道課長  百 田   光  学校教育課長  池 松 貴 恵          学校教育課参事 中牟田 いずみ  社会教育課長  安 楽   実          経営企画課長補佐米 澤   大            ~~~~~~~~~~~~~~~~              開議 午前10時00分 ○議長丸山卓嗣君) おはようございます。   これより本日の会議を開きます。   本日は丸山真智子議員より、療養のため欠席の届けが出ております。   日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~~日程第1 一般質問議長丸山卓嗣君) 日程第1、一般質問を行います。   順番に発言を許可します。   13番牛房議員質問時間30分です。   牛房議員。 ◆13番(牛房良嗣君) これから4点ほど質問事項に入りますので、よろしくお願いしたいと思います。   1番目の質問は、町民の新しい足として登場しましたオンデマンドバスに対する役場の取組に対しまして、ひとつ状況についてお聞きしたいと思いますが、私が初めて今回、2月4日ですかね、オンデマンドバス説明会があるということで、シーメイトの2階のほうの講習室へ行きました。日曜日でございまして、本当来られるのかどうかなと、私は内心、むしろそうしたことを心配しておりました。ところが、つえを突きながら、あるいは付添いに抱えられながら、あるいは家族と一緒に、2階の講習室は9時に開かれましたけど、あっという間にいっぱいになりました。私はその異様な雰囲気に、すごいなと、久しぶりに何か胸がどきどきするような思いをしました。そして、今回の議会の冒頭に町長から、登録者が1,000名集まりましたという報告を受けて、いかに町民方たちが足について非常に困っておいでになる。何かこれで役場のほうのこういったことがあって助けてもらえるんじゃないかというような、そういう私はこのオンデマンドバスというのは町民にとったら大きなこれから一つの支えになっていくんじゃないかと思います。ここまでやってこられました町長以下担当課のいろんな必死の取組に対しまして、心から敬意を表したいと思います。   では、最初の1問目の質問に入りますが、これはまだスタートしたばっかりで、質問する云々の話じゃなくて、むしろこれは私の感想を述べさせていただければありがたいと思います。   短期間に1,000名の登録者が出たと。これは担当の課の努力というのは大変なものだったと思いますが、その登録者の1,000人の中身といいますか、いろいろ現場を回られてこうした登録者を集めてこられたと思いますが、どういう点に一番苦労されてやってこられたのか、その辺のところをちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○議長丸山卓嗣君) 篠原経営企画課長。 ◎経営企画課長篠原優人君) 一応全体説明会を4回させていただいたんですが、私ども、最初、そんなに説明会に来てくれるものかということで考えてたんですが、実際やってみると、多数の住民の方が参加いただきまして、改めてびっくりしたところでございます。そして、結構高齢の方がいらっしゃいます。高齢の方も、携帯電話スマートフォン皆さんほとんどお持ちでありまして、家族間でLINEをやってる方もございまして、LINEからの登録が今回可能ですので、LINEを主に登録してほしい、そして志免町の公式アプリにお友達登録をしてほしいということで皆さんにお願いしてさせていただいた次第でございます。お年寄りの方もスマートフォン利用して、これからどんどん利用していただけたらと考えております。 ○議長丸山卓嗣君) 牛房議員。 ◆13番(牛房良嗣君) 町内会とか、あるいはいろいろ志免町には30の町内会と13のシニアクラブがありますが、これについてはどういうふうな対応をされてきたのか、その辺のところもあればお願いしたいと思います。 ○議長丸山卓嗣君) 篠原経営企画課長。 ◎経営企画課長篠原優人君) 町内会へ出向いての説明会は、現在まで8町内会で11回説明会を開催しておりまして、約370名の方に御出席していただいております。大体10名程度の集まりがある場合は、要請があれば私ども出向いて、土日も夜間もするようにしておりますので、そういった感じで、10名以上の集まりがある場合は、要請をしていただいたら出席するようにしております。   以上です。 ○議長丸山卓嗣君) 牛房議員。 ◆13番(牛房良嗣君) 最初の1,000名ですか、1,000名の登録者は、そういうことを目標にされたのか、結果的にそうなったのか。また、今度は次の、今は始まったばっかりですから、次の目標はどういうことをやっていくのか、その辺のところをひとつお聞かせいただきたい。 ○議長丸山卓嗣君) 篠原経営企画課長。 ◎経営企画課長篠原優人君) 3月1日から始まって、今3日間運行しているんですけども、大体利用者のほうが141名の方に御利用いただいております。今、福祉巡回バスと併用でしておりますので、まだ巡回バスがある時点ですので、そちらを利用される方もいらっしゃると思いますので、まだ数字は伸びておりませんが、大体来年度は1日当たり150名程度の利用者を目標としております。将来的には、1日当たり180名までいければいいなと思っております。   以上です。 ○議長丸山卓嗣君) 牛房議員。 ◆13番(牛房良嗣君) これから、今スタートしたばっかりで、皆さん方も、どういうものか、非常にそういったことが興味があって、あるいはまた助けてもらえるんじゃないかというふうな、そういうこともありまして、非常にオンデマンドに対する思いというのが全町民思いだと、私はそう思っております。私も会場に何回も足を運びましたが、御来場の方は、どちらかというと、お年寄りの方もおいでになるけど、数からいけばごくごく一部の方だと思うんですね。問題は、これからもっとやっぱり町内会あるいはシニアクラブあるいはいろいろな団体、スポーツ団体もあるし文化協会の団体もありますが、いろんなところに足を運んでこのPRなり、その活用の仕方なりについて、これからも頑張っていただけると思うんですが、私はここで1つ申し上げたいのは、30の町内会、13のシニアクラブにほかの方を集めまして、それを1つ担当課だけでやれるもんかどうか、その辺のところをもうちょっとお聞かせいただければありがたいと思いますが。 ○議長丸山卓嗣君) 篠原経営企画課長。 ◎経営企画課長篠原優人君) のるーと志免につきましては、全職員に対しましてマニュアルとか登録方法について周知しております。また、一部の職員の方に御協力いただきまして、運転手の事前の教習のときに同乗していただいて、そのときの感想とかもいただいております。そういった形で全職員に周知を行いまして、住民の方々からの御相談に対応できるようにしていきたいと考えております。 ○議長丸山卓嗣君) 牛房議員。 ◆13番(牛房良嗣君) これはもう仕事のやり方というのは、これは町長が受け継ぐんですが、いろいろ変わってきてると思うんですね。私は、昨日の西日本の夕刊を見てましたら、学校の授業が1クラス1人の先生じゃなくて、4クラスを4人の先生で担当してやるような、これはいい悪いはともかくとしても、そういうことも進んできている。私は、今回このオンデマンドの普及に当たって、やっぱり全課が一致して一丸となって取り組む、そういう行政の姿勢というのが大事じゃないかなと思って、それをただ単に1つの課だけでやられるのも、これもいいんですけど、短期間のうちにいろんなことをPRしたり、いろいろ説明に上がったり、課長さんあたりは本当に日曜日なしでこの2か月間ぐらいは頑張ってきたと思うけど、あれじゃなくて、みんなの課がひとつ何かやったら、もっと楽に仕事ができるし、みんなもまた、俺たちがこういうことをやってるというようなものがやっぱり全課長さんや全職員たちにも、俺たちも参加してるんだよというようなことが分かるような、やっぱり全課の、だから具体的に言えば、町内会と各課の一部でもいいですから、何かドッキングして、説明会とかそういった意見交換会とかは、もちろん担当課が行きますけど、ほかのところも行ってそういうことの説明をしていくというようなことも、何か私はこれからの行政というのは非常に多面的に多様性を追ってますから、1つの課が1つのことだけをやっていくというのはちょっと違和感を、私はそういう気を持ってるんですが、町長、いかがです。 ○議長丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長世利良末君) 牛房議員オンデマンドバスに対する思いといいますか、非常にありがたく思っております。   今、議員が言われますとおり、担当課だけでするものではないというふうに思っております。しかしながら、どうしても主な取組ということは担当課が担わせていただく。今言われますように、全職員一丸となってそういったことに取り組むということは非常に大事なことじゃないかなと。職員町内を移動するときには、できるだけオンデマンドバス利用して、その中で気づいたこと、これから改善しなくちゃいけないこと等を含めて、職員皆さん方にはそういったことのお願いをしているところでございます。議員言われますように、職員一丸となってオンデマンドバス、私も二、三年前に宗像のオンデマンドバスのところに試乗に行きました。非常に志免町にこのオンデマンドバスは合っているんじゃないかなと。今、宇美町と古賀市がスタートしておりますが、町域が広いと、なかなか待つ時間が長い。志免町みたいな小さな町には一番合ってるんじゃないかなという思いを抱いております。そういった意味では、全職員挙げてこのオンデマンドバスに取り組むことは非常に大事なことじゃないかなというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長丸山卓嗣君) 牛房議員。 ◆13番(牛房良嗣君) ありがとうございました。   何か一番大事なことは、やっぱり役場全体が一つのチームとして、やっていくぞというような、やっぱりターゲットがあることが一番各課長さんや職員にとっても力強いものが出てくるんじゃないかと思います。そういった意味で、ぜひ、今申し上げましたような、1つの課が1つのことだけというような、その辺の枠を取り払って、やっぱりオンデマンドというような新しいシステムを入れるんだったら、これだけ20人以上の課長さんたちおいでですから、そういった人と力を合わせて取り組むというようなことをぜひひとつしてもらいたいなと、こう思います。   それから、最後の質問になりますが、シニアオンデマンド活用というか、これについては、今バス利用の仕方とか、いろんなことがあるんです。しかし、本当に必要な人というのは、家の中へ入って、なかなか外へ出られないような人が多いわけですが、私がここで町長さんに申し上げたいのは、シニアにひとつ仕事を与えてもらいたいと。これからはやっぱり仕事がないと、外に出ていけとか、何をやれと言われても、なかなかそこまでいかないと思うんですね。何か仕事があれば、やっぱりちょっと仕事をやる場合に足がないと、だからそこへオンデマンドバスが出てくるというような、何かそういった町民の暮らしとも絡み合っていくような、そういうことは町長考えていませんかね。   だから、私は今、現場の課長さんたち自分とこで、どういう仕事町民というか、そういったシニアあたり仕事がやれるかどうか、そういったこと一回洗い出して、そしてそれを町民のほうに知らせながら、こういう仕事があるよと。今、シニアが一番不安に思ってるのは、長生きをしても将来、年金あるいはいろんな面で、苦しい面のほうが多々あると思うんです。だから、元気な人はまだ働きたいという方が大勢おいでになる。そういった意気込みをひとつ行政が吸い上げて、そして仕事を与えながらやっていくようなことをやったら、みんなシニア方たちも明るくなってオンデマンド利用するようなことも多々出てくる。そこで初めてオンデマンドの効用があるんじゃないかなと。ただバスに乗って便利になったというだけでは、これはもうよそ並みの自治体と変わらんですよ。志免町は一歩進んで、何かシニアが働ける、そういった環境を行政がつくってあげるということが、この制度を将来にわたっても本当に町の力として残していけるかどうかの、私はそこが原点じゃないかというような思いを持っているんですが、町長はいかがお思いでしょうか。 ○議長丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長世利良末君) 人生100年時代を迎え、シニア皆さんがまだ働く意欲があるという方たちに対して、何か仕事がないかという御提案でございます。   今、町の役場の関係で、65歳以上の方が約40名ほど働いていただいております。また、いろんな意味で、以前仕事をされておったいろんな経験、豊かな方が多くおられます。そういった意味では、今議員が言われますように、しっかりとそういった経験を生かしていただいた仕事があればいいかなというふうに思っております。こういったことは役場だけではなくて、シルバー人材センターともよく話合いをしながら、いろんなところにシルバーの方の活躍する場をつくっていければというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長丸山卓嗣君) 牛房議員。 ◆13番(牛房良嗣君) ぜひ、私はシニア方たち仕事を与えることはやっぱり元気を与えることと同じなんですね。だから、今シニア方たちが不安に思ってることを希望に変えられるとか、何か明るいニュースになってほしいなと思います。   この前、オンデマンドの披露のときに西鉄の部長から話がありましたけど、今全国の自治体の中で31ですか、オンデマンド利用してるのはね。全国では1,718だと思いますが、今、その中の31番目ですから、もう一番はしりなんですよ、だから、私はこれから志免町がただ待ちの姿勢ではなくて、全国のそういった手本になるようなものを何か1つ、こういったものを機会にオンデマンド活用できて、それが人を変え、町を変えていくような、これになったらすばらしいなと、またそうなってほしいなという思いを持っておりますが、どうかひとつ課長皆さん方にもそういった、ただ単に車を走らせているというようなことではなくて、もっとその先に、そういった高齢化の中で、そういった年寄り方たちと言うと怒られますが、シニア方たちが何か出番が出るような、そういう元気なまちづくりのスタートにしてもらいたい。この志免町だけじゃなくて、全国のそういった範になるようなひとつ仕事をしてもらったら、何か志免町も明るくなってよくなるんじゃないかなと思いますので、これをまだスタートしたばっかりの話ですが、やっぱりそういったところにターゲットを置いてひとつやってもらいたいことをお願いしておきたいと思います。   じゃあ、次のほうの質問に入りたいと思いますが、次の第1番目は病児保育のこと。私がこれ言うと、よく若い人たちから、あれどうなりました、また今年も駄目ですか、駄目ですかと言われて五、六年が過ぎましたけど、この病児保育というのは今志免町には何人ぐらい病児保育対象になる人たちというのがおいでになるか、ちょっと教えていただきたい。 ○議長丸山卓嗣君) 高山子育て支援課長。 ◎子育て支援課長高山真佐子君) 病児保育はゼロ歳から小学校6年生までが対象となっております。令和6年2月1日現在、ゼロ歳から12歳までの児童数は5,955名となっております。   しかし、病児保育事業利用できる要件は、保育が必要な乳幼児や小学生で、保護者が家庭で保育を行うことができない場合というふうになっておりますので、家庭で保育をされている方は対象ではないということになります。 ○議長丸山卓嗣君) 牛房議員。 ◆13番(牛房良嗣君) 町長、いかがですか、病児保育のほうは。 ○議長丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長世利良末君) 以前から牛房議員にはこの病児保育の件について御質問をいただいております。共働きで子どもを見れない親御さんに対しまして、子どもさんをどうするのか、子どもさんが病気をしたときにどうするのかというのが非常に課題でございます。今、おかべ病院とそういった協定を結んで預かっていただいておりますが、後からの質問にあるかもしれませんが、今福岡市のほうでもそういった病児保育、町外、福岡市以外でも見てもらえるようなことになって、国、県からの補助も出ているようでございます。そういった意味では病児保育は非常に大事な病院の一つではないかというふうに思っております。 ○議長丸山卓嗣君) 牛房議員。 ◆13番(牛房良嗣君) 福岡市はもう早々と前からやってますが、福岡県のほうも、保育料ですか、これを県のほうで持って預かるような、そういった、要するに子どもを持って働いている人たちのそういったいろいろな子どもが何か病気をしたとか、ちょっとした風邪を引いたときに、保育園とか幼稚園では預かってくれないから、それを病院のほうで預かって、そして看護師先生がちゃんとそばにいて、そして本人は送り迎えで何とかカバーしてくれるということで、例えばここだったら、県も市も、それから粕屋町もありますね。だから、志免町もこれだけ4万6,000名の人口を抱えているんですから、これはね、いや、あそこにあるから、もうそれで賄えるというんじゃなくて、やっぱり地元の何かそういった施設があれば、そこが一番子どもにとっても親にとっても安心ですので、ひとつこれはぜひ前向きに考えていただきたいなということをお願いしておきたいと思います。   じゃあ、次に外国人の問題、これも私が時々言っているわけですが、今熊本では大変なことが起こってまして、外国人がやっぱり九州、特に福岡、熊本を目指してどんどん集まってきてます。志免町の場合を見ましても、コロナが始まったのは、平成31年頃コロナが始まったんですが、それからコロナ、ロシアの侵攻、それからイスラエルと、もう次々に反乱が起きてきているんですが、この中にあって、ずっと堅実に志免町に住んでる外国人の方というのは今何人ぐらいおいでになるか、御存じですかね。ちょっとお伺い、サポートしてください。 ○議長丸山卓嗣君) 圓能寺まち魅力推進課長。 ◎まち魅力推進課長圓能寺豊博君) 今現在、令和5年3月現在なんですけども、755人の外国の方がおられます。   以上です。 ○議長丸山卓嗣君) 牛房議員。 ◆13番(牛房良嗣君) 課長のほうから話ありましたように、755人ですが、5年前は592名だったですから、それから5年の間に百五、六十名プラスになってるんですね。これは外国の人が増えただけじゃなくて、実を言いますと、子どもも増えているんですよ。だから、そういった意味で、何かもうちょっと外国人のそういったサポートするのに役場あたりはどういうふうな体制を取っておいでになるのか、その辺をちょっと。いや、うちでは外国人に対してはこういうことをしてますとかというようなことがあれば、ひとつどなたか報告をお願いしたいと思います。 ○議長丸山卓嗣君) 圓能寺まち魅力推進課長。 ◎まち魅力推進課長圓能寺豊博君) まち魅力推進課では以前から、日本語ができない在留外国人などが言語の心配をすることなく、困ったことや知りたいことを相談できる福岡外国人相談センターを周知しております。このセンターでは、あらゆる言語を対象に、電話や窓口、メールでの対応をし、支援を行っているところです。   以上です。 ○議長丸山卓嗣君) 牛房議員。 ◆13番(牛房良嗣君) 今報告のとおりでございまして、私が申し上げたかったのは、やっぱり今福岡県のほうもそういった、去年あたりかな、新しい国際政策課というのがあって、そこがいろいろと外国人に対応するような課。アクロスへ行きますと、アクロスもそういったような施設があります。   そこで、私が申し上げたかったのは、もう今志免町は755人という話がありましたが、もうこれはすぐ1,000名、あるいはそれを超えると、こういう可能性というのも多分にあるわけですから、そういったところでいろいろとやっぱり対応してもらうことが大事ですが、一番大事なことはやっぱり窓口だと思うんですね。それで、この前私は窓口の方に、外国の人が来てるかと言うたら、ぼちぼちというか、昔に比べたらかなり増えてるんだろうけど、そんなにどんと来るわけじゃないけど、だんだん増えてきてますと。私が1つ聞いたのは、町長、あんたたちは英語をちゃんと話せるかと。そうしましたら、話せると言った、誰か。片言だけど話して対応してますということですので、窓口には翻訳機ぐらいね。今は翻訳機って簡単に、町長だっていつも使われるんじゃないですか。いや、私はこの前、ある病院に行ったら、外国の人を連れて病院に行きましたら、おばあちゃんが夫婦で来てたんですけど、体壊したもんですからすぐ病院に連れていった。先生が翻訳機持ってきて、日本語で言ったら、向こうには日本語で行くんじゃない、英語で行くんです。その生まれたところのね。今度は向こうで話してきたら、英語で話して結構なんです。先生のほかはみんな分かりませんから。そしたら、ちゃんと翻訳機で、もう向こうが話して間、ちゃんとこっちで出てくる。あれはやっぱりこれからいろいろと外国の人も増えてくるんですから、1台1万円するかしないかなんですよ。だから、そういうものは置くような気はないですか。 ○議長丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長世利良末君) 今議員が言われますとおり、年々外国の方の住民になる方が多くなってきております。そういった意味ではそのような対応が必要じゃないかなと。   今議員が言われます翻訳機というのがありまして、市場で出回っておりますが、携帯のアプリの中にもそういう翻訳機の機能が登録できます。ほとんどの職員はそういったものを登録をしております。そういった意味では、翻訳機の代わりになるというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長丸山卓嗣君) 牛房議員。 ◆13番(牛房良嗣君) ひとつ翻訳機を、町長、1台か2台でも受付に置いておくと、外国の人が来ても、ああ、あっこへ行ったら、ちゃんとあれがあれば、これから子どもたちがいて学校に行く、入園する、いろいろなことがあるんですが、やっぱり来て話したいと思うけど、言葉が通じない、やり方が分からないというようなことも多いと思いますので、役場へ行ったら翻訳機があって、ちゃんとこうして対応できるよというようなことになれば、またその利用度も高くなっていくんじゃないかと思いますので、ぜひひとつこれね。市町村で翻訳機を置いているようなところは志免町だけだというような、そういうことを言えるような、ひとつアレンジしてもらいたい。   それから、もう最後になりましたが、これは英語の話なんですけど、英語の先生は中学だけじゃなくて、今度は小学校がもう5、6年生から英語が教科になりました。それで、ある程度免許がないとできないとか、そういうことがあり得るんです。そういった場合に、今の教育大学ではそんなに小学校先生に英語を教えるような施設というか、整備されてないと思うんですね。そういった意味で、志免町の場合にそういういろいろ小学校先生あるいは中学校の先生方に対する英語の教育というのはどういうようなことを教えておいでになるのか、あるいは指導されているのか、その辺のところが何かあれば、ちょっと最後に教えてください。 ○議長丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 小学校においても英語の学習が始まったというふうなことでございました。   まず、中学校の教師はもちろん、それ相応の力があるということで採用されている教員が英語の教員をしております。小学校においても近年、採用試験の中には英語とか、それから英会話も設けられていて、相応の力がある方々が採用されています。   そして、もし議員がおっしゃるような英検を取得したいなというふうな意欲のある教員に対しては、国のほうも英検補助制度がなされていて、補助金等を助成して受験が可能というふうなことがございまして、そちらについては志免町からも先生方に御案内をしてるところでございます。   また、何よりも、小学校においても、中学校もそうなんですけれども、授業の中で子どもたちが英語の力を身につけることになっていきますので、その授業力、指導力を向上するための研修等を先生方には受けていただいて、その向上を目指しているということでございます。 ○議長丸山卓嗣君) 牛房議員。 ◆13番(牛房良嗣君) 私がこの問題を今提起したのは、これは町長にお願いしようと思ったんですが、要するに学校の先生に投資するということは、これは子どもへの投資なんですよ。だから、決して先生を何かサポートして、私ここで申し上げてるのは、先生の英語力を上げてくださいと。そうすれば必ず子どもたちの英語力が上がるんですと。先生の英語力が低いところに子どもの英語力が上がるわけではない。私はそういった意味で、ひとつ志免町の先生たちに、もうよそが羨むような、そういう支援をやってもらいたいということをお願いしたかったんですが、町長、いかがですかね。 ○議長丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長世利良末君) 子どもたちの教育力の向上というのは、牛房議員が言われますとおり、先生の指導力に大きく関わりが大きいのではないかなと常日頃から思っております。英語に限らず、いろんなものに対しまして先生たちの指導力の差が子どもたちの成長につながるんじゃないかなという思いは持っております。   特に英語に関しましては、できる方、できない方の差が非常にあるんじゃないかなと。そういった意味では、しっかりと町として先生たちに研修の機会を設けていただいて、英語力の向上にしっかり努めなければいけないというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長丸山卓嗣君) 牛房議員。 ◆13番(牛房良嗣君) ぜひこの先生の投資を、先生を何かサポートしてるんじゃなくて、定年までずっと先生はいるんですから、レベルアップをすれば、それが定年までその先生の影響力を持っていることになりますので、ぜひひとつ長い目でというか、そういった視点で先生の英語力をアップ、あるいはさっきおっしゃったように、学力を、指導力ですか、それをアップさせるようなことを、これはもうぜひやってもらいたいと、こういうふうに思います。   時間も来たようですので、今日はこれで終わりたいと思います。終わります。 ○議長丸山卓嗣君) 牛房議員一般質問を終わります。   ただいまから休憩に入ります。再開は11時といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午前10時41分              再開 午前11時00分            ~~~~~~~~~~~~~~~~議長丸山卓嗣君) 休憩前に引き続き会議を再開します。   一般質問を続けます。   11番牟田口議員質問時間30分です。   牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) まず初めに、今年1月に能登半島沖で起こりました地震でお亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げます。また、この地震で被災され、けがされたことにお見舞いを申し上げるとともに、能登半島地区の一日も早い復興を祈念しまして、最初の挨拶とさせていただきます。   それでは、通告に従いまして質問を続けさせていただきます。   まず、志免町における所有する未活用の土地について質問します。   町が所有している土地が眠っている土地、また休んでいる土地についてお伺いしたいと思いますが、志免町が所有している土地について何か所ほどあるのか、またどの辺、数か所でいいので紹介をお願いいたします。 ○議長丸山卓嗣君) 篠原経営企画課長。 ◎経営企画課長篠原優人君) 土地の地番ごとになりますけども、行政財産が591筆、1筆ずつ591筆、そして普通財産が91筆、合計で682筆となっております。   町有地につきましては様々な種類がございまして、公園も町有地になりますし、町道部分についても町有地になります。そういった形で、未活用の土地といいますと、今のところさほど未活用の土地はないかと思うんですが、ただシーメイトの下のバス停、東公園台2丁目のバス停ですか、あそこの周辺の細長い土地がちょっと活用ができそうにないような土地ですので、そういったところは現在普通財産として、経営企画課のほうで草刈り等をして管理している状況になっております。   以上です。 ○議長丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) そういう細かいところではなくて、要するにボタ山跡地とか望山荘跡地、公園として利用されているとは思いますが、そういうところの活用についてちょっとお聞きしたいと思って今回質問しておるんですが。1つとしては、志免役場も町の土地でしょうけど、裏の駐車場とかは借地であるのか町の所有なのか、その辺をちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長丸山卓嗣君) 二村総務課長。 ◎総務課長(二村研司君) 一部借地で、一部が町の所有となっております。 ○議長丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) 町の方から借地としてお借りして駐車場に利用している。これは役場職員の方のための駐車場であるし、また役場利用する方々の利便性も考えて駐車場として利用されてると思いますし、町民広場等も借りてあるんじゃないかなと思いますが、町民広場も借地ですよね。 ○議長丸山卓嗣君) 安楽社会教育課長。 ◎社会教育課長(安楽実君) 町民広場のほうも一部が町有地、一部が借地となっております。   以上です。 ○議長丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) 大変町としても狭い町ですので、町が所有している土地をいかに活用して町民サービスをしていくかということが重要ではないかと思います。そういうところで、ちょっと今、町が所有している土地等について質問させていただきました。   それでは、2番目の国鉄志免炭鉱ボタ山の活用についてということに移らせていただきます。   ボタ山に関しましては、志免、須恵、粕屋の3町から成る国鉄志免炭鉱ぼた山開発推進協議会が以前は設置されていました。その後の経過について質問させていただきます。 ○議長丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 従前の国鉄志免炭鉱ぼた山開発推進協議会は、3町長と各町の10名の議員で構成され、この協議会は、3町共有の財産でありますボタ山の管理を行っている状況が法令に則していないということから、土地管理部門のみを独立させ、地方自治法に規定されている協議会、これが粕屋・志免須恵国鉄炭鉱跡地共同管理執行協議会を設立し、行政による法令に基づいた財産管理体制を実現することといたしました。   このことから、令和2年4月1日に土地管理部門を管理する粕屋・志免須恵国鉄炭鉱跡地共同管理執行協議会と、3町長の私的諮問機関として開発計画に関する国鉄志免炭鉱ぼた山開発推進協議会とに分けることになり、現在に至っております。   以上です。 ○議長丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) それでは、今説明がありました、前の協議会はなくなって新しい協議会ということで、粕屋・志免須恵国鉄炭鉱跡地共同管理執行協議会及びに執行部、町長三役で話合いをということになっておりますが、この中で私たち町民、4年前の協議会に私も入っておりましたけど、その後の経過というのを全く耳にしておりませんでした。   この協議会において、町長にお伺いしますけど、どういう現在流れになってるのでしょうか。 ○議長丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長世利良末君) ボタ山の跡地につきまして、今代表が粕屋町、その前は志免町が代表でございました。その代表のとこに開発計画が来たときに、3町長でヒアリングを受け、どのようにするのというのを、今のところ、私がその代表をしているときに1件ございました。3町長とその開発業者とでヒアリングを行いました。非常に難しい開発計画でございまして、そのときには、これはちょっとどうかなということで、先には進まない状況でございました。そういったことで、今もいろんな業者から開発についてのお話が来ています。そのときには随時3町長が寄って、そのヒアリングを聞くということになっております。 ○議長丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) それでは、業者からの提案がある、それを待っている状態ということで理解してよろしいですか。 ○議長丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長世利良末君) 開発については業者からのそういったことになっておりまして、国土交通省九州地方整備局等の話にも行って、将来的な都市高速の延伸についても並行して協議をしているところでございます。 ○議長丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) 今、都市高速という話が急に出てきたんですけど、前回、志免町議会としましても、都市高の延伸ということで、県の自民党県連のほうに話をしに行ったり、地下鉄の沿線等、話に行った経緯があるんですけど、このボタ山の開発については、やっぱり3町合同で、国とか県とかにこんなふうにしたらいいのかというのを発言していくほうがいい。待つんではなくて、攻めていくという開発をしないと、今までも人工スキー場、ゴルフ場、パーク、運動公園等ですかね、ソフトバンク、それから未来環境都市とか、いろいろ提案があって、それが潰れてきた経緯があると思います。また、それは生き残っているのかもしれませんけど、そういうような話は耳にしてまいりましたけど、今志免町にとって、ボタ山のあの土地は大きな広い土地であります。それをどう活用していくか、志免町のためにどうしていくかということを町としてやっぱり3町の話合いに持っていく、また国、県に持っていくという構想がないと、町としてただ受けるだけでは、この何十年間、ボタ山開発に携わってきた皆さんの何十年という間と同じような流れで、無駄な時間が流れるんではないかと私は思います。   今、志免子どもたちの運動する場所がない。シーメイトのグラウンドにおいては、春日市のラグビーチーム、香椎のラグビーチームが練習に来ている。また、50年という長い歴史がある志免ボーイズというチームが練習場がなくなって困っている状態です。こういう状態を見ながら、地域で子どもたちを育てるという感覚からいうと、ボタ山跡地にそういう子どもたちが運動ができるようなところを造っていったらどうかなということで、私はボタ山開発の一つの案として今回上げさせていただいたんですが、この開発をするに当たっては、とても粕屋町、志免町ではできないんじゃないかなと。これはやっぱり国や県、そういうところに働きかけてボタ山の開発をしていただきたいというお願いをすることが大事じゃないかなとは思うんですけど、町長、どうお考えでしょうか。 ○議長丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長世利良末君) 議員が言われますとおり、この28万平方キロのボタ山を3町で開発というのは非常に難しい。今、ボタのその取扱いが産廃の取扱いになっている関係上、それをよそに持ち出すというのが非常に難しい状況で、議員が言われますとおり、3町でこれを開発するというのは非常に難しい面があるというふうに思っております。   国、県等に働きかけてはという話でございます。先ほど申し上げましたとおり、国土交通省九州地方整備局には、いろんなところに寄ってお会いするたびに、ボタ山のこと、また昨年も3町長で服部県知事に、都市圏からこんな近い場所にあるこのボタ山の開発について、県としてもしっかり対応をお願いしたいという旨を3町長でお願いしたところでございます。そういった意味では、いろんなとこにアンテナを張って、先ほどから言います都市計画、立花寺で止まっている都市高速の延伸、これをどの方向に行くのか、今国土交通省九州地方整備局のほうで検討されておるわけでございます。その中の一つとしてボタ山経由というのがございます。そういったことも含めて、いろんなところにアンテナを張りながら、3町長でしっかりその方向性を示していきたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) 本当にこれはボタ山跡地の長い歴史の中で大事な、また町としてのシンボルでもあるということで、保存をと思ってある方もいらっしゃるとは思いますけど、未来のこと、先のことを考えると、やっぱり志免町は狭い町ですんで、貴重な土地ですんで、この土地をいかに活用して未来の志免町のために役立てるかということを考えていただきたいと思いますし、また町だけではできませんので、3町合同で県、国への働きかけを継続して続けていただきたいと思います。   続きまして、望山荘跡地について質問させていただきます。   望山荘跡地につきましては、町長の今般の初日の挨拶の中で、質問の中で便益施設ということで軽食が食べられるレストランをということで、唐突に発言されて、ちょっと私もびっくりしているんですが、あそこはもともとは福祉施設として、お風呂を利用している方がたくさんいらっしゃいました。お風呂がなくなって、近所の方、近くの方はシーメイトまで行くということで、大変苦慮して、困ってある方がいたわけで。一時期は、あそこにホテルをという話があったんですが、望山荘跡地については、冒頭で言われたような考えで進められるんか、それとも違うのか、ちょっと確認させていただきます。 ○議長丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長世利良末君) 望山荘跡地につきましては、初日の町政報告の中で、いろんな規制があって、ホテルも一つの案として協議をしてまいりました。なかなかそういう規制等が難しい面もあって、今後は公園として利用していきたいというふうなことを今考えているとこでございます。   先ほどから、便益施設、レストランにつきましては、望山荘跡地とは切り離した考え方でございまして、初日の私の挨拶の中で、そういった便益施設ということ述べさせていただきました。このことにつきましてはこれからのことでございます。議員皆さん、いろんな方に御意見を伺いながら、今後はそういった方向性を持って進めていきたいということは申し上げましたが、しっかりと議員皆さん方と協議をしながら進めていきたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) 望山荘跡地は、それこそ利用してあった方にとっては、やっぱり入浴施設がなくなった、シーメイトまで行かなきゃいけないということで、やっぱり入浴施設があるホテル、宿泊施設を誘致されたらいいのではないかなという私の個人的な意見ですけど。ただ、問題は、公園法というのがあると思います。それによって利用がどういうふうにできるのか、制限がどの辺にあるのかということをちょっとお聞きしたいんですけど。 ○議長丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 望山荘がもともと建っておりました土地の部分については、都市公園法と都市計画法の用途地域がかかっておりまして、その用途地域のほうが第1種低層住居専用地域ということで、基本的には住居系じゃないと設置できませんよというような感じでございますので、そこに便益施設とか、公園法では造ることはできず、便益施設とかは都市計画法のほうで駄目ですよということになるということでございますので、役場としましては、公園という形、もともと都市公園の中でございますので、公園として整備を行えればというところで考えているところでございます。 ○議長丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) 望山荘跡地につきましては、福岡市に近く、陸上競技場があり、そこでは今年の7月にはインターハイの大会がある。また、テニスコートでは毎年、今からあるんですけど、3月に入ると選抜全国テニス大会がある。また、ベスト電器スタジアムではサッカーの試合やラグビーの試合等があって、非常に集客力がある福岡市の土地があるんですが、その集客して来られた方がみんな福岡市に流れていく。これを志免町にどう呼び込むかというのが志免町の今後の発展に大事なことではないかと。そういう点でも、望山荘の跡地の近くに、利便性がいい望山荘跡地に宿泊施設ができたら人を呼び込めるわけです。ただ、今言われた公園法でできないということであれば、代替地、公園の広さを保たなきゃいけないということもあると思うんですが、下の広場がありますよね。その辺を、あそこも公園としての登録になってるんですか。 ○議長丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長
    都市整備課長(砥上敏之君) 下の広場については、都市公園法にはかかってございませんが、あの広場についても都市計画法上の用途地域で第1種低層住居専用地域。だから、10メーターまでの民家じゃないと建てれませんよというような感じの土地になってるということでございます。 ○議長丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) それで、いろいろあの辺、望山荘の近くでは、せいぜい建てられても3階建てまでという感覚でよろしいんですね、10メートルというと。 ○議長丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 家の建て方にもよるんでしょうけども、10メートルまでの3階建てであれば可能かなと思います。 ○議長丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) ということはもう、あそこの土地は宿泊施設等としての利用ができないという判断になるのか。それとも、何か公園を移動させるとか。もうこれは国で決まってて、絶対に変更ができないというところなんですか。 ○議長丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長世利良末君) 都市公園法でそのようになっております。しかしながら、今牟田口議員が言われますように、いろんな手法があろうかと思います。その辺は、取りあえず公園でやっておりますが、いろんな手法等を、私も最初からホテルはできないかという思いはございました。ただし、ホテルは町が建設するわけではございません。それを受けてくれる業者がいるかどうかの問題もあります。これは今言われます陸上、テニス、サッカー等施設が福岡市にあるわけでございますが、年がら年中あっているわけではございません。そういった意味で、業者がそういったのに手を挙げてくれるかどうかが大きな問題もあります。そういった規制の問題、それから業者の問題等も含めて、今後しっかりその辺は精査をすることがあるんじゃないかなというふうに思っております。 ○議長丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) 本当に町に利益を生む大事なボタ山跡地、また望山荘跡地をどう活用していくかというのは、志免町の数少ない土地の中で、どう利益を生んで町に潤いを与えるかというのは大事なので、その辺じっくり考えて、これは町民皆さんとかいろんな方の意見を聞きながら推進していっていただきたいと思いますんで、その辺どうでしょうか。 ○議長丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長世利良末君) 今言われたとおり、いろんな方の御意見を聞きながら進めていきたいというふうに思っております。 ○議長丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) それでは、ボタ山、また望山荘跡地利用についてはこれで終わりますが、続きまして、私が上げておりましたサイクリングロード、これはカーボンニュートラルにも関係するのですが、福岡市への通勤、通学に自転車を利用することによって、カーボンニュートラル、二酸化炭素の排出を減らすという考えの下に質問させていただきました。   昨日、同僚議員の安河内議員から自転車の利用について、安全面をしっかり教育してほしいということがありましたけど、その下に、やっぱり自転車を今後利用することによってカーボンニュートラル、二酸化炭素排出を減らしていく、町として大事なことじゃないかなと思います。特に志免町は福岡市に隣接しておりまして、自転車で行くと大体30分もかからないで博多駅や天神まで、天神はちょっと遠いかもしれませんが、大体30分前後でオフィス街まで行ける。うちの子どもも高校時代は自転車で通っておりましたが、やっぱり心配なのは交通安全の問題です。   志免町としては、宇美川沿いに遊歩道がありますけど、それは自転車で通学できると聞いておりますが、その辺はどうでしょうか。 ○議長丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 宇美川沿いの遊歩道に関しましては、自転車歩行者専用道路ということでございますので、自転車も通行できるということでございます。 ○議長丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) なかなか町民皆さんは、自転車で通っていいのかなという感覚がなくて、みんな歩いて行くもんですから、自転車で通っていいのかなという不安を私も持ってました。今回聞きに行って、あ、あそこ自転車もいいんだということが分かりましたし、もっと自転車で通勤、通学に利用できるんですよというアピールをすることによって、68号線の交通渋滞の緩和につながるんじゃないかと思いますし、また自転車を利用している方の安全性、県道68号線を使わなくても、遊歩道を使って、宇美川沿いを使って通勤、通学できるということになると思います。   川の先の二又瀬線のところからずっと宇美川沿いに道があって、亀山の五斗蔵のところがちょっと切れてるんですけど、あの辺、宇美町までも安全に行けるんではないか。福岡県のサイクリング協会というのがあるんですけど、そこからの提案で、福岡市から糟屋郡を通って朝倉へ抜けるサイクリングコースをつくってほしいと。聞くと、意外と動きやすいんではないか。これを利用することによって志免町をアピールができるんでないか。その辺、アピールのし具合いというのは、サイクリングロードとしてのアピールを県外というより、町外にアピールして、通学路としても通勤道としても利用できるということのアピールはどのように考えてあるんでしょうか。 ○議長丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長世利良末君) 宇美川沿い、また、今宇美から志免にかけての旧勝田線跡地の遊歩道等について、サイクリングロードという話がございます。   自転車を使うことは、今言われますカーボンニュートラルについても非常に有効な手段だと思っております。ただ、宇美川沿いの遊歩道につきましては、途中途中で大きな道と交差するところがございます。実は私の息子が遊歩道を自転車で行っているときに、出会い頭に車とぶつかりました。幸い、命には別状なかったんですが、筑後川沿いみたいなずっと一本道といいますか、そういったところであれば何も問題はないかと思いますが、宇美川沿いの遊歩道につきましては、途中途中の道の面があって、非常にそういう面では事故等の心配をするわけでございまして、子どもたちには、そこは一旦止まって、一回自転車から降りて左右を確認して渡るというのが大前提なわけでございます。そういった交通安全指導等もしっかり行いながら、歩行者・自転車専用道路として整備をしているわけでございます。心配するのは、やはり交通事故等を一番心配をしているところでございます。   以上でございます。 ○議長丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) 交通事故に関しては私も考えました。ただ、自転車を利用している方もそうですけど、運転手のほうも、ここがサイクリングロードだよというのがはっきり分かれば、運転する側も注意するだろうし、特に宇美川沿いというのは生活道路で、車を運転される方があると思います。やっぱりその認知度、ここは自転車が通ってありますよという認知度が運転手側にはっきりあれば安全運転する。例えば通学路だったら運転者は注意して運転する。やっぱりサイクリングロードであることを大きく知らせることによって、その安全性の確保はできるんではないかと思いますし、これは本当に大事な、じゃあサイクリングでお願いしますといっても、事故が起きたら元も子もありません。その辺をやっぱりしっかりと周知する。それはサイクリングゴールドですよということを周知するとともに、ここは危険ですよというのも周知する意味もあると思います。はっきりとそういうところは町として、行政としてしていくのも大事じゃないかなと思いますけど、どうですか。 ○議長丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長世利良末君) 牟田口議員が言われますとおり、そういうは周知、町内の方はそういった遊歩道等については御理解をいただけるんじゃないかなというふうに思っております。また、しっかりと町としても交通事故等の注意喚起はしていかなければいけないというふうに思っております。   先ほど申しました、私の息子が出会い頭にぶつかったときには、相手の車の方は営業マンの方でございまして、その方がわざわざ自転車と息子を乗せて家まで、こんなにしてぶつかってしまいましたということで来られて、本当その誠意は見受けられて、いや、これは息子が止まらなかったのが一番の原因ですからということで、その後は何もなかったわけでございますが、そういった町外の方、営業マンの方たち等について、道路標識だったり、そういった注意喚起はもちろんのことではございますが、自転車に乗る場合のマナーというか、そういったこともしっかり意識していきながら、自転車、歩行者の遊歩道として今後もしっかり活用できればというふうに思っております。 ○議長丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) 今日僕が質問した3つの件は、志免町は本当に狭い町で、人口も今4万6,000、これから増えても5万は超えないんじゃないかというところで国も予想している。じゃあ、志免町がどうやって今から発展していくか、その点では、人を呼び込む、人を外部から志免町に来ていただく、そういう観点から今日は質問させていただきました。   ボタ山跡地を運動公園、これは田川地方はボタ山の跡地が運動公園になってます。子どもたちの野球なんかいろんなスポーツが、土地が広いということで、田川地方、筑豊地方に大会等で行っておりますが、福岡、この近辺はなかなか大きなグラウンドがないということで、子どもたちが動ける、遊べる土地がない。その点で、やっぱり県に働きかけて、ボタ山跡地を子どもたちの広場として利用ができるような、また望山荘跡地に宿泊施設、またどんな形でできるか分かりませんけど、町としても考えながらしていただきたいと思います。   サイクリングロードに関しましても、人を呼び込むツール・ド・九州も去年開かれまして、サイクリングブームが起きております。また、今年もツール・ド・九州はあるという話を聞いております。そういう意味でも、町を宣伝する意味では大事な一つのツールではないかと思いますんで、町長も町を元気にするということで、志免町を売り込む、これも大事なことではないかと思いますんで、その辺どうでしょうか。 ○議長丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長世利良末君) 議員が言われますとおり、これから少子・高齢化の時代に突入するわけでございます。突入しているわけでございます。そういった意味では、多くの方に志免町を知っていただく、志免町に住み続けていただくということが非常に大事になってくると。議員が言われますとおり、志免町を内外にアピールする、そういった手だての一つじゃないかなというふうに思っております。その辺は、将来を見据えた、未来ある子どもたちのために、今できることをしっかりとしていかなければいけないというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長丸山卓嗣君) 牟田口議員。 ◆11番(牟田口武史君) 本当に志免町を福岡県だけでは全国に広めていっていただく。特に竪坑櫓という貴重な、世界に3つしかないものがあるんで、ここに人を集めていただいて志免町の未来が栄えるように頑張っていただきたい。ただ、1年、2年先じゃなくて、10年後、20年後、30年後、50年後を見据えたまちづくりを考えていただきたいと思います。   以上で質問を終わります。 ○議長丸山卓嗣君) 牟田口議員一般質問を終わります。   以上で本日の日程は全部終了しました。   本日はこれで散会します。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              散会 午前11時34分...