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12月06日-04号

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  1. 志免町議会 2023-12-06
    12月06日-04号


    取得元: 志免町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-19
    令和 5年第8回12月定例会1 議 事 日 程(第4号)   (令和5年第8回志免町議会定例会)                                    令和5年12月6日                                    午 前 10 時 開議                                    於   議   場 日程第1 一般質問番号質 問 者件    名要旨・質問内容質問の相手9稻 永 義 美1.文化・スポーツ大会等への町民参加について町の見解を問う。(1) 町内会や各団体への参加案内並びに参加促進は、どのように行われているのか。  ①参加町内会が少ないが、町としての関わりに問題はないのか。   特に子供を対象とした会への町内会参加が著しく少ない   例えば、子供ソフトボール大会:3チーム       子供バレーボール大会:6チーム   今のままでは、今後の継続が困難ではないか。   成人を対象とした会は、参加チーム数が見込めている。   例えば、ミニバレーボール大会:19チーム       ソフトボール大会:21チーム(企業3チーム)       バレーボール大会:男女別9チーム  ②文化の催しについても、参加者が多いとは言えないのではないか。   商工会の頑張りに対して町の取組みは。 (2) 今後の対応については。  ①該当団体や各協会との関わりについて。町長2.都市計画マスタープラン人口推移について、見解を問う。(1) 2023年2月末   国が出生数80万人割れが予想より8年早く起こったことを発表、当町のマスタープラン修正や変更等はあるのか。  ①町の根幹を成す人口動向において、国の出生数発表を受け当町においても将来の人口減が早まることが予想されるが、住民サービスにおける対応は問題ないのか。   学校・教育環境関連:各学校の維持高齢者支援関連支援体制 (2) 人口を増やす対策は。  ①限りある土地資源の活用策として、現在建ぺい率の変更に向けた検討が行われているところと思うが、それ以外に市街化調整区域の変更等の「志免町ビッグバン」的な構想はないのか。  ②町外居住者転居促進策等はあるのか。町長3.高齢者支援について見解を問う。(1) いじめは、他人を傷つけ、自らも一生傷つく。
    (1) 町の高齢者支援策を確認。  ①75歳以上の方の高齢者福祉について、現状と今後予定されている支援策は。   子供は国・町の宝であり皆で守り育てることに異議は無いが高齢者への支援策もしっかり行う必要がある。町長2 出席議員は次のとおりである(14名)  1番  荒 牧 裕 樹              2番  稻 永 義 美  3番  佐 藤 貴 士              4番  野 中 秀 樹  5番  安河内 祐 子              6番  稲 永 隆 義  7番  岩 下 多 絵              8番  小 森 弘 美  9番  藤 瀬 康 司              10番  丸 山 卓 嗣  11番  牟田口 武 史              12番  丸 山 真智子  13番  牛 房 良 嗣              14番  大 西   勇3 欠席議員は次のとおりである(0名)  4 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(2名)  議会事務局長  稲 永   正          書記      平 山 聡 彦  5 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(20名)  町長      世 利 良 末          副町長     内 野 克 志  教育長     金 子 眞 恵          会計管理者   牛 房 大 和  総務課長    二 村 研 司          まちの魅力推進課長                                   圓能寺 豊 博  経営企画課長  篠 原 優 人          税務課長    徳 永 康 國  住民課長    塩 崎 幸 恵          福祉課長    今長谷 智 子  福祉課参事   佐 藤 利 江          健康課長    松 田 直 子  子育て支援課長 高 山 真佐子          生活安全課長  太 田 成 洋  都市整備課長  砥 上 敏 之          上下水道課長  百 田   光  学校教育課長  池 松 貴 恵          学校教育課参事 中牟田 いずみ  社会教育課長  安 楽   実          経営企画課長補佐米 澤   大~~~~~~~~~~~~~~~~              開議 午前10時00分 ○議長(丸山卓嗣君) おはようございます。   これより本日の会議を開きます。   日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 一般質問 ○議長(丸山卓嗣君) 日程第1、一般質問を行います。   2番稻永義美議員。質問時間30分です。   稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) 通告書に従い一般質問をさせていただきます。よろしくお願いします。   1つ目の質問は、文化・スポーツ大会への町民参加について、町の見解をお伺いいたします。   私は今、スポーツ協会の役員をしている関係上、特に10月以降、毎週行われているスポーツ大会等に参加させていただいてます。その中で、毎週のように町長、教育長、安楽課長とは各大会で同席させていただいて、いろいろなお話もいただいております。特にこのお三人におかれましては、スポーツに造詣が深く、スポーツの振興に御理解があると日頃思っております。   その上で質問をさせていただきます。   先ほどもお話ししましたように、今志免町で行われております文化やスポーツ大会への町民参加について、現在、町内会や各団体への参加の案内並びに参加の促進はどのように行われていますか。 ○議長(丸山卓嗣君) 安楽社会教育課長。 ◎社会教育課長(安楽実君) スポーツ協会文化協会の皆様には、文化、スポーツの振興ということでまちづくりに貢献されていることを感謝申し上げます。   広報的などういう案内かということなんですけども、年間行事等においては広報、ホームページ等で御紹介、掲載をさせていただいております。また、年の初めには、年間行事が出来上がれば、各町内会、公民館長さんのほうが取りに来られている状況です。また、スポーツ協会が主催する行事、こちらについては公民館長とか町内会の役員さんが替わったり、スポーツ協会の役員さんも替わることもあるでしょうから、それが総会等が終わって、5月に町とスポーツ協会スポーツ推進委員、各公民館の体育部長ということで3者で会議をして、その中でスポーツ協会の行事についてもお知らせをしているところです。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) しっかりお伝えはされてるようですが、町が発行してる「みんなで未来をつくるまち」、これをしっかり読ませていただくと、66ページに基本構想の3、基本目標1には、誰もがスポーツ文化活動等を楽しむこと、交流を深めることができる活動環境を整備しますと町がしっかりうたってあります。実際これに沿って活動はされてると思うんですが、特にコロナ制限が明けた去年の秋頃から成人ソフトボール大会が始まり、各大会、文化等の催しが行われていますが、実際コロナの影響も大きいとは思いますが、各大会、催しに対して参加者が非常に少ない現状です。特に子どもの大会、今年行われました子どものソフトボール大会においては、30町村の中で参加チームは3チームです。3町村しか参加されてません。また、バレーボール大会においても6チーム、6町村です。今のままでは大会の継続自体が困難になってきます。また、大会がなければ子どもたちの活躍の場が失われ、またほかの町内会との交流を図るという場も失われる重大事由になってきます。   対して、成人の大会につきましては、この前も行われましたが、ミニバレーボール大会においては19チーム。1町内で複数参加のチームもありましたので、19町内会ということではありませんが、多数が参加されてます。成人ソフトボール大会においては、21チーム。企業が3チーム入っておりますが、18町内会が参加されてます。男女バレーボール大会は少し少なくはなりますが、それでも9チーム、9町内会が参加されてます。   子どもたちの大会と大人の大会で何が違うのか。人集めのいろいろな問題もあるでしょうけど、この違いについてもしっかり検証する必要があると思いますが、今回はこの問いについては差し控えます。しかしながら、今お話ししたスポーツの大会に限らず、商工会の皆さんが行われてるような文化の集まりとか文化協会さんが行われてる文化の催しについても、参加者が多いとは言えない状況だと私は感じています。   そこで、先ほど担当課長のほうからお話がありましたが、町としての関わりに問題はないのか、また可能であれば、何で参加者が少ないのかお答えいただければと思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 安楽社会教育課長。 ◎社会教育課長(安楽実君) 町の関わりに問題はないのかということですが、子どもを対象とした町内会参加が少ないということで、これは町内会の子どもを対象にした大会に言い換えることができるんではないかなと思います。チーム編成は町内会ということになると思います。スポーツ協会さんのほうがこれまで同じ方法で町内会に御案内をして、前回より著しく参加者が少なかったと、参加チームが少なかったということで、これを町の関わりに関して問われていらっしゃいますが、スポーツ協会社会教育課、すぐ事務所も近くにありますし、まずは相談をしていただきたかったなとも思いますが、今回の件、ジュニアの大会の減少につきましては、昨日の町民運動会の廃止の経緯、この構図に似たようなものがありますが、子どもたちは今習い事やクラブチームでの活動、趣味やスポーツ、日常の暮らし方など選択肢が多様になっていると思います。子どもたちの周辺環境の変化が下地にあると。それに加えて、最大の要因がコロナ禍によって継続性が失われ、3年間で地域の関わりも薄れてきたんではないかなと思います。また、そのことによって子どもたちも集まらない状況が続き、地域の指導者、担い手不足も考えられるのではないかなと思います。   前回のソフトボールの大会、ジュニアの大会が令和元年ということで、ジュニアソフトボール自体が大体5、6年生あたりが多分主になってくると思うんですけど、その元年の大会のときの1、2年生が今回の大会の対象者になるわけで、その間地域で継続されて大会が開けてなかったということで、人集め等、9人いないと成り立たない、またソフトボール等稻永議員も野球されてあるから分かると思いますけども、技術的にある程度やっぱり練習等が必要になってくるということで、一定期間の練習量というものが必要になって、そういうことも地域の負担、子どもたちが集まらないのだと私は考察をいたします。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) 今お話の中で、例えばスポーツ協会さんのほうから今度ジュニアソフトボールがありますが3チームしかありません、少ないですよという相談があれば何らかの対策を打てたようなニュアンスの言葉がありましたが、そういう相談があった場合はどういうふうな対策を打たれるんですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 安楽社会教育課長。 ◎社会教育課長(安楽実君) 少し答弁が漏れてたかもしれませんけども、このジュニアの大会等はスポーツ協会さんのほうが主催されておりますので、最終的な判断はスポーツ協会さんのほうに委ねることになりますが、この問題に関しては町も一緒になって方向性について考えていきたいと思いますし、もし相談があれば、どのような現状があるのか調査をして、各3チーム、来られた町内会さん、その状況、どうやって3チームが出てきたのか、そういうものも調査をして今後どうするかっていうのを一緒に考えていきたいと思っております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) 今特に少なかった子どもたちを対象にしたソフトボールについてお話をしましたが、結局どの大会についてもコロナを機に参加者がどんどん減ってるというのが現状です。それは文化の催しにしてもそうですし、スポーツもそうです。高齢者の集まりに対しても少ないという現状もあからさまに出てますので、それこそ各競技団体とか文化団体さんだけに任せるのではなくて、主管は当然そちらのほうに今移管されてますので、今の課長の答弁も重々分かるんですが、もう一歩踏み込んで町としても指導してやっていただければと思います。ですから、今もありましたけども、今後は町としてどういうふうな対応、関わり方を取っていかれるのかをもう一度お願いします。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 昨年の子どもソフトボール大会が3チームの参加だったということで、本当に危惧をいたしております。私も若い頃、地域の子どもたちソフトボールの監督を何年かさせていただいて参加していました。その当時は多くのチームが参加し、盛り上がった大会になっておりました。   平成10年からスポーツ協会主催ということで、当時は町主催で行っておりましたけども、平成10年から各競技協会の主催ということになりました。これがいい悪いということではなくて、3チームしか出場されなかった、先ほど課長が申し上げますとおりコロナの関係もあるかと思います。しかし、これは町内会の方々の、役員の方々の、弱くてもいいから出てみろやっていう熱意の一つをもう一回お願いして、参加チームを増やす努力をしなくてはいけないというふうに思っております。町内会長会議公民館長会議で、ぜひともその辺を強く訴えて、強い弱いというよりも子どもたちスポーツをする機会を与えるという意味で参加の促しをしていけば、少しずつコロナ前に戻るように努めていかなければいけないというふうに思っております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) 今町長がおっしゃったように、参加数を増やすのは子どもにしても大人にしても町の頑張りだけでは到底できないことは重々分かってます。ですので、町民の皆さんに御理解いただく、それから町内会の皆さんに御理解いただく。そのときには当然スポーツ協会とか文化協会とかも町と一緒になって、一丸となって町が活性化できるようにすることが成功へ導けるなせる技と思ってます。   ただし、特にこの4年間弱はコロナ禍でしたので、今までどおりのやり方では当然元に戻らないんですよね。車だって信号で止まって動き出すときに一番ガソリンがかかるように、コロナ禍で止まった経済活動や各コミュニティーの活動は、今まで以上にアクセルをかけて、力を入れて動き出さないことにはコロナ禍前には戻らないと思います。コロナ禍前に戻ったとしても、実際子どもの数が減ってるわけですから、さっき安楽課長もおっしゃったように、各競技でするしないが明らかに分かれてるとそれ自体の存続が厳しくなってきますので、先ほど世利町長もおっしゃいましたけど、今こそ世利町長はじめ担当部署の方がしっかりとしたビジョンを持って、強いリーダーシップを発揮していただいて町内会や町民の方へ各行事への参加、これは文化、スポーツに限らず参加の案内や呼びかけをしていただいて、また次も出てみたいなと思えるようなものにしていただきたいと思いますけど、最後になりますが、町長、いかがでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今稻永議員が言われるとおりだと思っております。しっかりとその辺は町内会の皆さん方、役場も一緒になってこの文化、スポーツを絶やさない、衰退させない動きをしなければいけないというふうに思っております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) ありがとうございます。やっぱり、さっきもおっしゃってましたが、町と文化協会スポーツ協会等の各団体としっかり連絡を取って、密に打ち合わせることが特に今の時期は大事だと思います。昨日の質疑答弁の中にも、質問とちょっと違うような答弁があったりするのは、言い間違いとか思い込みがあってそういうことも出てきますので、何をするにしてもしっかりと連絡を取って打合せをしていただければと思います。今後の町長をリーダーとする町の文化、スポーツ活動復興に期待してますので、よろしくお願いいたします。   それでは、次の質問に移ります。   都市計画マスタープランの人口の推移について、町の見解を伺います。   2023年2月末に国が子どもの出生数を発表しました。これは何かというと、出生数が80万人を切ると予想したのが当初の計画から8年以上早く、子どもの出生数が少なくなっているという現状を発表しました。昨日牛房議員の質問の中にもありましたように、志免町においても平成22年には630人ほどのお子様が誕生されてたのが、去年令和4年に至っては363人と半分近くに減っています。このように、子どもの数が減ってくる、当然志免町においても人口が今後どうなるか分からない。実際、以前からこれとか町が発行してあるやつは、数字に興味があったので議員になる前からしっかり見させていただいてましたが、これに基づくとあと15年間ぐらいは志免町は人口が増えると予想されてます。特に今においては、令和7年度の人口の予想値を超えてるということが出てます。人口が増えることはうれしいことではありますが、逆に言うと国が8年も出生率が早く80万人を切ったと、予想より早く子どもが減ってますよということを踏まえると、志免町においてもここ15年近く人口が増え続けるというこの計画自体が変わってくるのではないかと思います。その点において、志免町においてマスタープランの変更や修正等を考えてあるかどうかをお聞きします。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長砥上敏之君) 国立社会保障人口問題研究所の推計でございますと、今おっしゃられたとおり、令和22年度までは人口が増えるということになってございます。このマスタープランはおおむね20年後のまちづくりを考えて作成したものでございまして、10年後にはその中間見直しをするということになっております。基本的に、今のところ修正や変更等は考えてございませんが、今年度2023年度に社人研のほうから推計値が発表される予定になってございますので、大幅に人口が減るとかというようなことになりましたらまた変更の検討はしなくちゃいけないかなというふうに考えております。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) ということは、今のところ10年後に見直す、それから大幅に減れば見直すということですが、現状において住民サービスにおいて問題はないと町のほうは考えていらっしゃるんでしょうか。特に子どもの教育関係、学校の施設の問題とか各学校の生徒数の維持の問題とか、それから高齢者の支援体制、その辺については10年間は見直さないということであれば、問題はないというふうに判断していらっしゃるんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長砥上敏之君) マスタープラン上では将来的に減少に転ずるおそれもあるというようなことも考えまして、志免町の中に都市拠点と地域拠点というのを設定いたしまして、そこに商業施設であるとか公共公益施設を誘導、集約するというような形にしておりまして、そこを公共交通であるとか地域の連携軸、大きな通り、道路ということで連絡するということにしてございまして、将来を見据えた都市計画という形にしてございます。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) やっぱり計画は計画であって、いろいろ状況が変わりますよね。まさか何年か前にウクライナで戦争が起こるとは思ってませんし、こんなに為替が1ドル150円になるとは誰も思ってないわけですよね。やっぱり日々変わるわけですから、特に町民の皆さんが感じる前に、町と執行部としてはいろいろ状況に合った対応をぜひお願いしたいと思います。   特に人口を増やす対策は、子どもさんが生まれて人口が増えていく、それは一番望ましいことではありますが、なかなか現状では厳しいし、子どもさんを増やす策っていうのは、生まないという選択もあるわけですし、望んでてもなかなか恵まれないということもありますので、一概に人口を増やすというのは難しいと思います。その中で、特に志免町については土地が狭いと。限られた土地の中で多くの住民の方が住んでありますので、限りある土地の資源を活用するために、現在建蔽率の変更に向けた検討が行われているようですが、今後それ以外に市街化調整区域の変更とか容積率の変更とか、天神であったようないわゆる志免町ビッグバン的な構想は志免町にはないんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長砥上敏之君) ビッグバンのような、例えば規制緩和というようなことについては、今のところ志免町では予定、構想はございません。市街化調整区域を市街化区域にするということでございますと、町主体での事業計画であるとか、民間主体での区画整理や開発事業、地区計画、そういうことがございまして、県との協議等が整えば編入は可能かというふうに考えております。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) 以前もお話がありましたように、市街化調整区域の変更等は条例や規制がいろいろあって厳しいというのは重々分かってます。ただし、やはり先ほどお話ししましたように、狭い土地である志免町においては何らかの形を取っていかれないことには明らかに人口が減っていく。人口が減るということは財政も将来しぼんでいくわけですから、その辺を踏まえて、先ほどもお話ししましたように、後々、将来を見据えていろんな対策を打っていただければと思います。   もう一つ、人口を増やす方法としては、志免町内でお子様が誕生して増えていく、当然うれしいことですが、あと町外の方を志免に住んでいただくとか、いわゆる町外移住者を志免町に迎え入れるときの転居の促進策とかというものがもしあれば教えてください。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長砥上敏之君) 都市計画マスタープランの件でお話がございまして、先ほど議員もおっしゃられましたように、建蔽、容積の変更等を今考えてございまして、これはいろいろお問合せがございまして、2世代住宅にしたいんだけどなかなか建蔽率、容積率が小さくてできないと。というのは、志免町の中で今変更しようかと考えているところが面積が2番目に広い第1種低層住宅というとこでございまして、そこの建蔽、容積の変更を今検討しておりまして、これが変更ができればある程度建蔽率、容積が大きくなりますので、2世帯住宅もできるということで、都市計画としてはここで人口を増やす施策ということで考えている次第でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) それは先ほどの質問に対してのお答えであって、今私が聞いたのは、町外の方を志免町に呼ぶ、住んでいただくための何か促進策とかがあれば教えてください。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長砥上敏之君) すいません、ちょっと言葉が足りずすいませんでした。町外にいらっしゃるお子様たちが志免に戻ってきたくて、親と同居したいんですけどなかなかできないというようなことで、都市計画のほうではそこを考えまして、検討して今やってるというとこでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) 私の質問が悪かったみたいです。過疎地域においては、例えばうちの町に住んでもらったらとか、うちの村に住んでいただければ住民税を1年間、例えば極端に言うと要りませんよとか、住居費を負担しますよとか、そういうのがありますよね。志免町は過疎地域ではないのでそれが一概には当てはまらないと思いますが、もし何か策があるんであれば教えてください。ないんだったらないと言ってください。 ○議長(丸山卓嗣君) 篠原経営企画課長。 ◎経営企画課長(篠原優人君) 移住される方に町とか村が補助金をやるとか、そういった施策を取ってある過疎地域はございますが、志免町は現在人口が増えている段階ですので、今のところはそういった施策は行っておりません。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) 分かりました。じゃあ増えてるときではしないってことですね。今後もし、先ほどの御答弁ではないけど、極端に人口が減ればまた考えていただけるということですよね。人口は減らずに、少なくとも今の水準は維持していただければと思います。   志免町のホームページ、役場のホームページにも毎月人口の推移が出てるんですよね。今が4万6,500人ちょっと超えてるんですけど、毎月見てたら令和2年5月ぐらいから初めて4万6,500人を超えて、多少の増減はあるものの変わってないんですよね。令和2年5月から変わってないということは、3年間ぐらいほとんど人口は変わってないんですよね。それは先ほどの出生率が減ったのか、いろいろ原因はあると思いますが、先ほどの質問にも戻りますが、どうも17年後まで人口が増え続けるという計画自体がちょっと怪しくなってきてると思いますので、今後その動向を見据えて町のほうの対応をよろしくお願いします。   最後の質問に移らせていただきます。   最後の質問は、高齢者の支援について町の見解をお伺いします。   現在、町の高齢者、特に75歳以上というふうに今回は区切らせていただきましたが、75歳以上の高齢者の方について、何か施策等は町のほうで行われてますか、もしくは今後何か検討されてることがあれば教えてください。 ○議長(丸山卓嗣君) 今長谷福祉課長。 ◎福祉課長(今長谷智子君) 町の施策ということですので、志免町の総合計画より現状の高齢者福祉について説明させていただきたいと思っております。ただ、総合計画におきましては、65歳以上を高齢者としており、事業によって対象年齢等要件がございます。   総合計画の17ある施策の中に、施策の9、高齢者福祉の充実があります。町が取り組むべきこととして3つ掲げ、具体的な取組として各事務事業を実施しております。1つ目の取組、地域で高齢者を見守り、支援するには高齢者在宅相談事業や高齢者緊急通報システム事業など16事務事業あり、2つ目の取組、高齢者の社会参加と生きがいづくりを支援するにはシルバー人材センター運営補助事業など7事務事業あります。3つ目の取組、介護予防と健康づくりによる自立した生活を支援するには介護予防ケアマネジメント事業など6事務事業あります。   今後予定されている施策はということですが、国におきましても、高齢者が介護が必要になっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい、医療、介護予防、生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を推進する方針を出しております。また、認知症施策等につきましても、認知症の施策の大綱を策定して進めております。そういう国の方針等を踏まえまして介護保険の事業計画──これは福岡県の広域連合が策定するものになりますが──こういう介護保険事業計画であるとか町の総合計画、また福祉総合計画であるものは、そういう先を、中・長期的な視野に立った計画になりますので、これに基づいて、沿って各事務事業を実施しておりますので、今後の支援策につきましては、これらの事務事業を毎年評価、検証、精査してまいりますので、今後毎年の振り返りにおいて、必要に応じて必要な事業につきましては新しく施策を考えたり、縮小していかなければならないものについてはっていう視点でも考えていかなければ、ビルド・アンド・スクラップをしていかなければならないというふうに考えております。より効果的な事業を推進してまいりたいというふうに考えております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) いろいろ施策は打ってあるというふうには御説明を受けましたが、ちょっと私が理解しづらかったんでもう一度聞きたいんですが、例えば子どもが生まれれば1人1万円の子ども支援策があるとか、2人目だったら幾らあるとか、金銭的な支援がいろいろ子どもにはありますよね。高齢者には何らかの形の金銭的な支援というか、そういうものはあるんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 今長谷福祉課長。 ◎福祉課長(今長谷智子君) 町の単独の事業ということでは、金銭的な補助をというものは敬老金の給付というのはありますが、それは一時的なものですので、高齢者の生活を支援するというような意味合いとはちょっと違うのかなというふうには思っておりますが、金銭的なことっていうふうに、町のというふうなことであれば、お答えできるのは敬老金の給付事業かなというふうには、それしかないのかなっていうふうには思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) 確かにそれしかないんですよね。子どもの対応については国も町もいろいろ対策が打ってあって、子どものために幾ら使いますよ、何をしますよ、細かいことで言えば今度給食費の30円上がる分も志免町が負担しますよ、いろいろ手当ては打ってあります。ただし、高齢者に対しては、何歳になったらお祝い金をあげますよというものがありましたが、それもさきの定例会で年齢の制限を設けて縮小されてしまいました。   後期高齢者、特に75歳以上になると、先ほど65歳以上を高齢者と定めているということをお聞きしましたが、75歳以上の後期高齢者になると、例えばサラリーマンの息子の扶養家族になってた親御さんは、75歳以上になった時点で扶養から外されるんですよね、たしか。間違いないと思います。そうすると、後期高齢者になった時点で年金から後期高齢者のための保険料も負担しないといけないです。これが大体平均で1万円、今度来年度から上がりますので、1万5,000円ぐらいです、月。それから、介護保険料、これも年金から自動的に引かれます。介護保険料は地域等によって差がありますが、これも全国平均でいくと6,000円ぐらいです。そうすると、後期高齢者の社会保険料と介護保険料を合わせると2万円ぐらい自動的に年金から引かれるわけですよね。厚生年金を受けてあった方であればそこそこの厚生年金をもらってあるかもしれません。掛けた年数によって当然違いますけど。ただし、国民年金しかいただけないというか、国民年金も真面目に40年間、480か月ずっと納めて65歳から年金をもらいましたよという形をすると、年間80万円弱ですので、月6万7,000円前後しかもらえないんですよね。80万円であれば所得税は引かれませんが、月6万7,000円の年金から後期高齢者の保険料を払って介護保険も払って2万円引かれると、手取り5万円を切るんですよね。4万7,000円とかという話でしょ、1か月。仮に夫婦で御健在だとしても10万円ないという話ですよね、月の生活費が。こういうことは、明らかに年金制度になれば国の問題が云々が当然ありますので、志免単独で年金倍増しますよとかそういう話はできないと思いますが、志免町でできる高齢者の施策というのはしっかり今後考えていただかないと、子どもを育て守るというのは国もそうですし、町のみんなで守り育てることに異議はありませんが、どうしても高齢者のほうが置き去りになってしまうとバランスが崩れると思います。   子どもを産まない理由がいろいろありましたが、私がいろいろ今まで仕事上でお会いした、例えば30代、40代のお客さんとかに会ったときの声は、自分が年を取ったときに将来介護にお金がかかると。しかし、年金は幾らぐらいしかもらえないので、自分にかかるお金を子どもに負担させるのは明らかにかわいそうなことだ。例えば年金6万7,000円もらってる方が施設に入って月12万円かかります、15万円かかるといったら、差額10万円ありますよね。それを子どもに負担させるというのは明らかに将来が怖くてできませんとおっしゃるんですよね。今からこつこつとためましょうといってもなかなか厳しいものがあるので、国もさきに老後2,000万円問題とかいろいろ言いましたが、しっかり高齢者は高齢者で志免町として守るとこは守るというようにバランスをしっかり考えていただいた予算組みとかを切にお願いしたいんですが、今の声は、町長、いかがでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 高齢者問題につきまして、稻永委員が言われるとおりだと思っております。特に国民年金の受給者について、言われるとおり、本当にこの金額で生活できるのかっていう心配もあります。これは国のほうでもいろいろ議論をされておりますが、一向にその改善策が生まれないというような状況でございます。   町でできること、できないこと、できないことが多いわけですが、その中でもできることをしっかり町として検討していかなければいけないと。このままでいくと、本当に高齢者が孤独になってしまう状況は本当に私も稻永議員が言われるとおりだと思っております。しっかりその辺は検討して、実は今65歳以上の方にお米券を配布いたしておりますが、国の物価高騰対策の補助金でいろいろ検討をした中で、子どもとかいろんなとこには手厚くいろんなことをやってるが高齢者には何にもやってないねっていう話から今回のお米券になったわけでございます。言われるとおり、高齢者の方々が長く住み慣れたとこで生活できるような対策を取ることが、町、私たちの課せられた責務ではないかなというふうに思っておりますので、しっかりその辺は検討してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永議員。 ◆2番(稻永義美君) ありがとうございます。執行部の皆さんはまだお若いので、親御さんの介護というのがまだ現実味にない方もいらっしゃるかと思います。実際、自分の子どもが育ち上がった頃には、今度は親の介護というのが親御さんが健在であれば必ずかかってきます。私、今年60になったんですが、50半ばぐらいから同級生が集まると大体話に出てくるのはお互いの健康のことですよね。血圧が高くなったとか、体が動かんごとなったとか。その次に出てくるのは、親がちょっと認知になって介護が大変だとか、体が不自由になって大変だと。そうすると、やっぱりそこにお金がかかってるという声が出てくるんですよね。これはやっぱり自分の親なので、みんながしっかり自分の親を守ろうということは言ってますが、そこにかかる費用が大きいものがありますので、さっき町長がおっしゃっていただいたように、ぜひ志免町ができることはしっかり志免町で対応していただいて、ずっと志免町に住み続けたいと思っていただけるような策をぜひ打っていただきたいと思います。先ほどもお話ししましたように、いろいろコロナ禍で厳しい現実があると思います。財政に含めても人の動きにしても。今こそ町長と執行部と議員が一丸となってコロナの閉塞感から抜け出して、活気ある町にしていきたいと思います。   議会のスローガンで、先日議員と語ろう会の中にもあったスローガンでは、「きっと志免は今より面白くできる」というスローガンの下、町民の方に参加をお声掛けさせていただいて、多くの町民の方が参加いただきまして、いろいろな意見を聞きました。私たちが思わないような視点からもいろいろ意見をいただきました。志免町のスローガンにも「みんなで未来をつくるまち~手と手を取り合い住みつづけたい しめ~」というのがしっかりうたってありますので、ぜひその実現に向けてみんなで力を合わせて頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。   以上をもちまして私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(丸山卓嗣君) 稻永義美議員一般質問を終わります。   以上で本日の日程は全部終了しました。   本日はこれで散会します。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              散会 午前10時42分...