志免町議会 > 2023-12-04 >
12月04日-02号

  • "開放"(/)
ツイート シェア
  1. 志免町議会 2023-12-04
    12月04日-02号


    取得元: 志免町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-19
    令和 5年第8回12月定例会1 議 事 日 程(第2号)   (令和5年第8回志免町議会定例会)                                    令和5年12月4日                                    午 前 10 時 開議                                    於   議   場 日程第1 一般質問番号質 問 者件    名要旨・質問内容質問の相手1丸 山 真智子1.志免町の特徴・特色に対応した取組みで、更なる町の発展や住民福祉の増進を図るために質問。(1) 「まちを元気に」   志免町は面積が狭く人口が多い人口密度が高い町。   また、森林が少ない。町花は桜等いろいろな特色があるが、その中から選択し質問します。  ①志免町は人口密度が高いので、財政効率がとてもよい自治体と言える。財政効率がよいメリットを利用して、住民サービスの向上につなげる必要がある。事例として下水道料金が安いが、他に何があるのか。   そもそも、そういった視点で町政運営をしているのか。   町民が実感できる施策を行い、住んで良かったといえる町にしたい。   例えば、免許自主返納者への他の町より高いサービス(タクシー券の配布、交通系ICカードの増額)や西小校区への子育て支援施設の建設(※学童保育は建設が計画された)等、いろいろ考えられると思うが。  ②志免町は比較的公園が多いが、あまり活用されていない公園もある。町長選1期目の争点にもなったが、活用され賑わいのある公園にするために改善されたのか。  ③志免町は森林が少ない。その中で、樹木のある公園は地球温暖化防止も担っている。だが、整備されていない環境や古くなった樹木は二酸化炭素の吸収量が少ない。整備はどうなっているのか。次世代のために植林など考えられないのか。  ④「平成の森公園」は志免町で唯一『森』が付いた公園。板碑(いたび)周辺等、樹木や竹が倒れたままになっている。森で遊べる公園に再生するために、『子どもの権利条例』の参加表明権も活用し、プロジェクトをつくったらどうか。  ⑤志免町の町花は桜。町民も知らない人が多い。芝桜や秋にも咲く十月桜、四季桜などを植えて、もっと「桜の町」をアピールできないのか。   (例)記念植樹で増やすこともできる。  ⑥「志免音頭」の継承が危ぶまれている。志免町で生まれ育った子どもたちへの継承はされているのか。音楽は「志免音頭」だが、踊りは炭坑節のような動画もできている。正しく動画にして、各公民館に配布したらどうか。各公民館には大型テレビがあるので活用できる。町長2.クラウドファンディング型ふるさと納税企業版ふるさと納税といった新たな取組みの実施。  (総合計画・総合戦略)(1) 「まちを元気に」  健全な財政運営を行うための課題は財源の確保。従来のふるさと納税だけではなく、新たな納税を増やし、財源にしたらどうか。  ①第2期志免町まち・ひと・しごと創生総合戦略では、健全な財政運営のために、クラウドファンディング型ふるさと納税企業版ふるさと納税(令和6年度まで)に取り組むとなっているが、町の新たな財源にできないのか。町長3.七夕谷水源(七夕池)について。(1) 「水道ビジョン」では渇水時の水源地となっている七夕谷水源が放置されたままになっている。今後について問う。  ①七夕谷水源の環境が良くない。近くの民間所有の土地も何とかならないのか。放置された経緯と今後について、どうする予定なのか。町長2佐 藤 貴 士1.中学校部活動の地域移行について。(1) 中学校2校の部活動の状況と今後の方向性について。  ①中学校2校における部活動数と両校共にある部活・各々の中学校にしかない部活動は。  ②中学校2校における部活動に所属している生徒の数・割合は。  ③地域のクラブチームに所属している生徒数は。
     ④中学校2校での、部活動を担当している先生の人数・割合は。  ⑤中学校2校での、部活動を担当したいと希望している先生、担当したくないと言われている先生は把握出来ているのか。  ⑥中学校2校での、外部指導者・指導員の現在の人数と部活動名。  ⑦部活動の地域移行の現状は。地域クラブに移行出来る部活動は。教育長2.通学路等における歩行者の安全について(1) 歩車分離信号を積極的に導入し歩行者の安全を確保する。  ①現在の志免町における、歩車分離信号の設置場所と設置数。  ②その中で、小中学校の通学路にあたっている歩車分離信号は何処か。  ③今後、通学路における歩車分離信号設置予定箇所、あるいは設置の要望が出ている箇所はあるか。  ④南小学校下の交差点は、公安委員会に横断信号の時間調整をお願いしたが出来ないとの回答だが、その際歩車分離信号は検討したのか。  ⑤役場前交差点は、通学路となっており南里1・南里3・王子・志免6の4つの町内会の子供達が登下校している、こういった交差点こそ歩車分離信号を導入すべきでは。町長3小 森 弘 美1.子育てしやすい環境の充実を。(1) 志免町における地域子育て支援拠点事業について。   少子化や核家族化の進行、地域のつながりの希薄化が進み、3歳未満児の約7~8割は家庭で子育てを行うと思われる。そこで危惧されるのが子育ての孤立化である。子育ての不安感・負担感を軽減するため、町が取り組む地域子育て支援事業について何点か見解を伺う。  ①志免町の地域子育て支援拠点について伺う。   ⅰ.0~4歳の人数に対して、志免町の地域子育て支援拠点はいくつあるか。   ⅱ.利用者の現状は。   ⅲ.利用者からの要望の把握はできているか。  ②地域子育て支援拠点は、子育て中の親子が気軽に集い、相互交流や子育ての不安・悩みを相談できる場となっているか現状を伺う。   ⅰ.子育て世帯への声掛け、情報の周知は。   ⅱ.子育て・子育て支援に関する講習等の開催は。   ⅲ.町の保育園事業所・NPOなど多様な主体の参画による地域の支えあいは。  ③今後、地域における子育て親子の交流等を促進する子育て支援拠点の考え方、拠点の増設等について町の見解を伺う。町長2.予防できるがんを知ってもらおう。(1) 歩車分離信号を積極的に導入し歩行者の安全を確保する。 (1) 子宮頸がんを予防するHPVワクチン接種の再度徹底周知を。   令和4年度にHPVワクチンの積極的推奨が再開された。それに伴い、約9年間の推奨差し控えの影響を受けた対象者も3年間の期間限定で定期接種と同条件で接種ができるキャッチアップ接種が設けられた。   令和4年度のキャッチアップ接種の開始に伴い、志免町でも対象者には通知されたと思うが、現状と取組みについて何点か伺う。  ①令和5年度からは、よりカバー率の高い9価HPVワクチンも定期接種として使用可能となったが、志免町では郵送通知等含めて、対象者に周知はできているか。キャッチアップ接種対象者も含めて現状を伺う。   ⅰ.定期接種の対象者は。   ⅱ.対象期間は。   ⅲ.キャッチアップ接種対象者は。   ⅳ.対象期間は。  ②子宮頸がんはワクチンで予防できる、との啓発を学校でも行っているか。   ⅰ.保護者へのお知らせは。 (2) HPVワクチンの男性への接種費用助成を。  ①HPVワクチンの男性への接種費用助成に関して、令和5年度から新規で開始する自治体が増えている。昨年11月には当事者である男子大学生らが男性へのHPVワクチン定期接種化を求める約1万5,000件の署名を厚労省へ提出した。HPVワクチンの男性への接種の助成について町の見解を伺う。   ⅰ.HPVが関係する男性の疾病にはどのようなものがあるか。   ⅱ.男性もHPVワクチンを接種することで、どのようなことが期待できるか。   ⅲ.接種費用はどの程度かかるか。   ⅳ.海外の公費接種の状況は。  ②町で男性へのHPVワクチンの接種助成を行うことで、町民の健康を守り、将来の子育て世帯への支援になると考えるが町の考えはいかがか。町長4岩 下 多 絵1.若い世代からも愛される町。(1) 第6次志免町総合計画、基本目標1「“ひと”と“まち”がにぎわい魅力あふれるまち」よりスポーツ活動の振興をもっと積極的に!!  ①今年はWBCやバスケットボール、バレーボール、ラグビーのワールドカップ等スポーツイヤーであった。志免町も多くの有名な選手を輩出した町である。町のコミュニティの根幹はスポーツと文化である。   ⅰ.子どもたちや若い世代のスポーツ振興のため、いま現在の町の取組みについて問う。   ⅱ.幸い、わが町では既にスポーツのクラブ等活動が盛んでありコミュニティも確立しているが、町として今あるものを育てるというような支援拡充の考えは。  ②グラウンド等、スポーツをする場所について。   ⅰ.ラグビーや、サッカーをする場所としてシーメイトグラウンドの芝生化計画は。   ⅱ.気軽にバスケットボール(3on3)ができるような公園はあるか。また何ヶ所あるか。   ⅲ.小さな子どもたちを対象とした公園は数ヶ所あるが、中高生など若い世代が思いっきり身体を動かせるような公園がない。スケートボードなど禁止箇所を増やすのではなく、可能な場所を考えるというような姿勢はないのか。 (2) 若い世代の居場所について。  ①昨年、武雄市の図書館を見に行ったが、地元の中高生で溢れ、とても賑やかな雰囲気だった。カフェ図書館や、自習室、ミーティングスペースなど若い世代が喜ぶお洒落な空間があってもいいのではないか。  ②若い世代の居場所づくりについて町の見解は。町長2 出席議員は次のとおりである(14名)  1番  荒 牧 裕 樹              2番  稻 永 義 美  3番  佐 藤 貴 士              4番  野 中 秀 樹  5番  安河内 祐 子              6番  稲 永 隆 義  7番  岩 下 多 絵              8番  小 森 弘 美  9番  藤 瀬 康 司              10番  丸 山 卓 嗣  11番  牟田口 武 史              12番  丸 山 真智子  13番  牛 房 良 嗣              14番  大 西   勇3 欠席議員は次のとおりである(0名)  4 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(2名)  議会事務局長  稲 永   正          書記      平 山 聡 彦  5 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(20名)  町長      世 利 良 末          副町長     内 野 克 志  教育長     金 子 眞 恵          会計管理者   牛 房 大 和  総務課長    二 村 研 司          まちの魅力推進課長                                   圓能寺 豊 博  経営企画課長  篠 原 優 人          税務課長    徳 永 康 國  住民課長    塩 崎 幸 恵          福祉課長    今長谷 智 子  福祉課参事   佐 藤 利 江          健康課長    松 田 直 子  子育て支援課長 高 山 真佐子          生活安全課長  太 田 成 洋  都市整備課長  砥 上 敏 之          上下水道課長  百 田   光  学校教育課長  池 松 貴 恵          学校教育課参事 中牟田 いずみ  社会教育課長  安 楽   実          経営企画課長補佐米 澤   大~~~~~~~~~~~~~~~~              開議 午前10時00分 ○議長(丸山卓嗣君) これより本日の会議を開きます。   日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 一般質問 ○議長(丸山卓嗣君) 日程第1、一般質問を行います。   順番に発言を許可します。   12番丸山真智子議員。質問時間30分です。   丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) おはようございます。通告に沿いまして一般質問を行います。   今回は、志免町は様々な特色、特徴があるわけですが、そういった点を生かして町の発展や住民福祉の向上、増進につなげる必要があると日頃から考えておりますので、その中から幾つか選んで、それを中心に質問をさせていただきます。   まず、1つ目なんですが、志免町は面積が8.69平方キロメートルと狭く、人口は4万6,500人以上と、人口密度がとても高いというようなことをよく町長も挨拶等で言われますし、町村では日本一だと言われてるというようなことも言われております。ていうことは、財政効率がとてもいいということだと思うんですよね。町政運営のこれは大きなメリットです。それが一番現れてるのが、下水道料金が糟屋地区でも一番安いといったこととかがあるというふうに思うんですが、町長として、この財政効率のよさを財政運営に意識しながら生かしてあるのかということをまず伺いたいというふうに思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 町域が狭くて、財政効率が非常によいということでございます。確かに、そういう意味では財政効率が非常にいいんじゃないかなという思いでございます。そういったことを町政に生かしてるかという御質問でございます。町域が狭いと、道路整備だったり、いろんな意味では効率がいい自治体ではないかなというふうに思っております。   しかしながら、財政効率がいいという反面、町域が狭いとなると固定資産税の効率が、広いとこに比べると少ないんじゃないかなという思いも確かにございます。そういった意味では、財政をどのように効率よく進めていくかということが問われているわけでございますが、今、志免町は近隣の自治体に比べて公共施設等が、町民センターも含めて少し早く、昭和50年代前半に建った施設が多いわけでございます。そういった意味で、今、議員の皆さん方にお示ししましたとおり、公共施設の計画どおりに改修工事等を進めていかなければならない。そういった意味では、多額の費用がかかるということが懸念されているわけでございます。そういったことを年次計画によって少しずつ進めていっているわけでございます。   しかしながら、今言われますように、町民の皆さん方に、こういうことは大変助かっているというふうな、実感できる町政づくりというのが問われているわけでございます。そういった意味では、下水道等、今言われますように、郡内では安いほうだと思っております。それから、今回、6月議会で承認いただきましたオンデマンドバスについても、宇美町は全域で行っておりますが、他の自治体におきましてはある地域を固定したオンデマンドバスというふうな地域でございますが、志免町では全域で公共施設等を町民の皆さん方に利用していただけるのは非常に効率がいい、狭いからこそできることではないかなというふうに思っております。そういった狭いことを利点として、今後そういったことを積極的に進めていきたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) まさにそうだというふうに思うんですよね。やっぱり実感できる、下水道料金の安いことはあまり、どちらかといったら上水道料金が高いほうが実感されてて、町民の方は。だけど、一方では財政効率がいいから、だからもうちょっとそういったことをまちづくりに生かしていかないといけないというふうに思って、まさに町民の皆さんが実感できるように発信していかないといけないというふうに考えるんですね。   先ほど、オンデマンドバスを町長が話をもうされましたけれども、オンデマンドバスだって狭い町を走るわけですので、オンデマンドバスに限らず、狭いというところはそれだけ距離が短いということになりますので、例えば、事例を挙げてますけれども、自主返納された高齢者の方に今5,000円の交通券のICカードしか配ってらっしゃいませんけれども、もう少し、よそはもっとサービス高いところ御存じだと思いますけど、同じ糟屋郡内でも高いところもあるし、オンデマンドバスだけではなくて、ICカードだけではなくてタクシー券を配付するとか、何かそういうふうなことが、狭いからそれができるというような具体的な、1つ事例を挙げてますし、同僚議員も同じような質問を後からされるみたいですけれども、そういったことを、これ一番分かりやすいと思うんですよね。この事例、私が今提案する事例ですね。これどんなふうに御検討されましたか。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田生活安全課長。 ◎生活安全課長(太田成洋君) 現在、志免町では、福岡県の市町村高齢者運転免許証自主返納支援事業補助金交付要綱に基づきまして、70歳以上の運転免許証自主返納者に対しまして交通系ICカードの支援事業を行っております。他の自治体におきましても、金額が変わったりとかするところはありますが、いずれにしても1回の交付というところが多いんではなかろうかと思っております。御質問の額の増額につきましては、今後の検討とさせていただきたいと思っております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 通告したので検討されたと思うんですけど、どんなふうに検討されて、今からまた、すぐは決めれなかったという、その説明をお願いします。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今回の一般質問で通告があってるわけでございますが、今すぐどういう結論が出るかというのは非常に難しいわけでございます。近隣でいきますと、今言われますように高いとこもありますが、志免町と同じような金額でされているとこもあるわけでございます。これが、多く出すことが町民の方に大変喜ばれるということは理解できますが、財政等も含めて、これからその金額が妥当なものかということをしっかり検証させていただきたいというふうに思っておるとこでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 効率のよさをぜひ生かしていただきたいなと思いますし、もう一つが、前回の質問になりますけれども、子育て支援施設の南北格差、これはとっても大きいことだと思うんですよね。私は、具体的に、学童保育は建設されるというような提言がされましたよね。子育て支援施設はどうして建設ができないのかなというふうに不思議に思うわけですね。とっても大事な部分だというふうに思ってるんですよね。前回の質問の続きになりますけれども、幼児教育・保育の無償化になってないゼロ、1、2歳を家庭で育ててある、特に西小学校校区が多いという、そういう実態の中で、孤立化とか相談できないとかいろんな問題が起きてますよね。だから、そういった解決のためにも何とかしないといけないというふうに思うんですけれども、これについてはどんなふうにお考えなのか、もう一度確認させていただきますが。 ○議長(丸山卓嗣君) 高山子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(高山真佐子君) 9月の一般質問でも説明をさせていただきましたが、子どもの多い西小校区への子育て支援施設の建設は、場所もなく、難しいところです。子育て支援センターで行っています事業を西小校区内にある公共施設や私立保育園等で実施しています。例えば、赤ちゃんサロンは、保育士の資格を持つセンター職員が手遊び等を行い、子育ての相談等にも応じていますが、その場所を別府つくし保育園西地区社会体育館志免中学校において出張子育てサロンとして実施しております。その他の事業につきましても、子育て支援センター以外の公共施設や公園、民間施設の協力を得て事業を実施しているところでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) これって前回の蒸し返しになるわけだから、今回の質問の要点は、学童保育は建設するという予算が計上されて、子育て支援施設はどうしてしないんですかという質問なんですよね。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今、子育て支援課長が申し上げましたとおり、公共施設等を建設するにはそれなりの場所、それから駐車場等も必要なわけでございます。今、課長が申し上げたとおり、民間の施設等でしっかり利用いただいて、拡充をしていかなければいけないというふうに思っております。今ある施設をしっかり利用して、今後の子育て関係に利用できればというふうに思っております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 私も3人の子育てを経験しておりますけれども、毎日無料でどこかに行ける、何か相談したいときはそこに相談できるというような、そういうところが求められてるという意味なんですよね。だからこそ、1週間に1回ここで何かがあってるとか月に1回あってるとかということではない、そういったものが特に西小校区で必要じゃないかというふうに思ってるし、そういったことももう少し子育て世代の方に聞いていただきたいというふうに思うんですよね。だから、これはもう同じ質問の、お答えも同じだったので、蒸し返しになりますので、これ以上は申し上げませんけれども、かなり大きな課題だというふうに思っておりますので、もう一度協議を進めていただきたいというふうに思います。   この質問の趣旨は、町民が財政効率のよさを実感できる、ほかの自治体より高い住民サービスを実施して、住んでよかったと言われる町を目指してもらいたいということが趣旨なんですね。今のところ、そういうものが感じられていません。下水道料金が安いのはそうなんですけれども、それすら町民の方はよく分かってらっしゃらない面もあるしですね。だから、もうちょっとそういったところを訴える必要があるし、実際やる必要があるというふうに思うんですよね。そこのところをぜひ課長の皆さんも執行部の皆さん考えて、これからやっていっていただきたいというふうに思います。   次に進みますけれども、2つ目は、志免町は公園が多いわけですが、あまり活用されてないということで、町長選の1期目の争点にもなりました。その後、何か改善されるようなことを、あれもやりこれもやりって、いろいろあったんですかね。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 活用されてない公園が多いというような御質問でございます。確かに、今言われる公園につきましては、特に近隣で私の耳によく入るのが、旧役場庁舎跡地のふれあい公園が利用しづらい、またちょっと怖いというようなイメージでございます。今、都市整備課とその件については、今後どうするのか、6年中にある程度絵ができないのかということで協議を進めているとこでございます。そのほかの公園につきましても、いろんな意味で利用しづらい公園もあるわけでございます。緑道公園が以前、歩きづらい、薄暗くて怖いというようなイメージでございました。伐採できるとこは伐採して、歩道もカラー舗装にし、利用しやすい緑道になってるんじゃないかなと。今、多くの方が散歩やウオーキング等で利用していただいてるものというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 町長はそんなふうにおっしゃいますけれども、町民全体としてはあまりそういうのは実感してませんし、特に今おっしゃったふれあい公園は入り口のところにスケボー禁止とか書かれて、何かもう少しね、一番いい位置にあるのに、そこはぜひ進めていただきたいなというふうに思いますし、それと、南小校区にあります、4番に行きますけど、4つ目になりますけれども、関連してますので、平成の森公園なんですけど、せっかく、森がついてるというのは平成の森公園だけなんですよね。だから、もう少し、公園もいろいろあっていいと思うんですね。遊具が置いてあるなかよしパークとか、中の坪公園とか芝生が敷き詰めてあってって、ああいういい公園も、すごく活用される公園もありますけれども、平成の森公園はせっかく森がついてるということなのに、何となく樹木が生い茂って、それはそれですごくいいんですけれども、倒れた木がそのままになってたりとかね。この質問をするに当たって歩いてみましたけれども、板碑のところとかは放置された樹木がそのままになっていますし、そういったところを考えると、子どもの権利条例と結びつくわけなんですけれども、子どもたちに少し意見を聞いて再生したらどうかなというふうに思うんで、ほかの公園でもいいですけれども、もうちょっと子どもたちが遊んでみようというような公園。特に、平成の森公園は桜丘団地に本当に歩いて行けるところなんですけれども、桜丘のお子さんてあまりそこに行ってる姿見受けたことがないんですよね、蛍のときは家族で私も行ったりとかしますけれども。だから、意見表明権もどこかで活用するということになると、公園が一番いいんじゃないかなというふうに思うんですね。   意見表明権の話になりますけれども、今度、こども基本法ができたでしょ。こども基本法もそこに力を入れるんだそうですよ。この前、勉強会に行ったんですね。子どもの権利条例の、あすばるフォーラムでありましたので。そしたら、そういった話がございました。だから、意見表明権と公園と今回結びつけましたけれども、これについてはどんなでしょうかね。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今言われます平成の森公園につきましては、議員が言われますとおり、中のほうが竹が倒れとったり、いろんな意味で見かけの悪い公園になっております。一つは、実は公園管理人さんというのが各公園に3名ほどおられて、その方たちが整備をしたり草刈りをしたりしていただいているわけでございますが、ちょうど半年ほど前から、平成の森公園の管理人さんが1人体調不良でお辞めになったということもあって、2人体制で行っていました。今、管理人さんもパソコンで利用状況を確認したり、いろんな業務が増えたわけでございますが、11月1日から新しい管理人さんが来ていただくようになりました。しっかりその辺は整備をしていかなければいけないというふうに思っております。   それから、子どもの権利条例の子どもたちの意見を聞いたらということでございます。確かに、言われるとおり、実際に子どもたちがどのように思ってるかということで、意見を聞く機会を、実は12月の、ちょっと日にちは忘れましたが、議会終了前後に聞く機会がございます。子どもの権利条例の実行委員、十数名の子どもたちと意見交換をするようにしておりますので、そのときに、平成の森公園を今後のみんなが使いやすい公園に、どんな意見を持ってるかをお伺いしたいなというふうに思っておるとこでございます。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) ぜひ子どもたちに、実際そこに行って実態を見て、どういうふうに、自分たちがこんなふうにしたらもっと活用するよみたいな、そういったことをぜひ実現させていただきたいなということで、町長、これは実現するということでいいですか。できる、できないは別ですよ。例えば、ジェットコースターをつくってくださいと言ってもできないわけだからですね。だから、できる、できないは別として、子どもたちの意見をしっかり聞いて、できることはやるという方向になるということでよろしいですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 子どもたちの意見を聞いて、今言われましたように、できることはしっかり実現したいというふうに思っております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 何回も言いますように、森がついてるということで、ちょっとまた3つ目のほうに戻りますけれども、志免町は森林がとても少ない。要覧では0.39平方キロメートルというふうになっておりますけれども、そんな中、ゼロカーボンシティ宣言をした町として、樹木というのは、皆さんも御存じのように、二酸化炭素、CO2を吸収してくれるとても大事なもので、きちんと整備し、大事にしないといけないというのは皆さんの共通認識だというふうに思っています。それで、先ほど平成の森公園は木が倒れたままになってますよって言いましたけれども、整備しなかったら、吸収は当然しなくて、CO2を逆に排出したりしてて、全く逆の状況になるんだそうですよ。とにかく整備が大事。きちっとした整備が大事。だから、少ない森林、樹木をきちっと整備される、その整備の取組についてまず確認したいというふうに思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 志免町の公園の樹木は、まずは保全をすることを目的としまして、日常、日々の維持管理、整備をしております。維持管理は、下草刈り、落ち葉の清掃、園路などに飛び出した枝やひこばえの剪定程度にとどめておるところが今の現状でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) よく私のほうにも、木が生い茂ってるからと言って、それは民有地もありますけれども、そういった相談もありますが、町のほうの樹木も決してきれいに整備されてるとはあまり思わないんですが、それで財源の話になりますけれども、令和4年度のふるさと納税の、皆さんふるさと納税してありまして、寄附の使途の中に自然環境の保護や景観づくりに関する事業、これ桜の愛護、保全とか植栽事業を含むということで、1,080万円も寄附されてるんですよね。これは令和4年度ですよ。だから、その前も累積してきてるというふうに思うんですが、そういったものとか、あと森林環境譲与税ね。そういうのも、僅かでは、僅かと言ったらいけないですよね、貴重な税金ですので。そういったものも交付されてるということで、一体そういうものがどこに使われてるのかなって思うんですけど。森林の整備、それに使って、もうちょっと、民間に例えば補助するとかでもいいんじゃないかなとも思ったりするんですけどね。民間のところが結構整備されてないところがあるから、お金がかかりますもんね。そういったところがちょっと見えないというか。 ○議長(丸山卓嗣君) 篠原経営企画課長。 ◎経営企画課長(篠原優人君) ふるさと納税の応援基金の話なんですが、先ほどの自然環境の保護や景観づくりに関する事業につきましては、緑道の舗装の改修工事、こちらのほうに毎年充てるようにしております。また、そのほか、地球温暖化対策実行計画の策定についてもその基金を充てております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) その後の桜の話にもつながるんですけれども、それで、志免町の町花は桜ですよね。このことは、残念ながら町民の方も御存じない方も多いということなんですが、せっかくなのでシバザクラを植えたりとか、水車橋公園にいっとき植えてありましたけれども、流されたのか、今はありませんが。それから、秋に咲くジュウガツザクラ、2回咲くシキザクラとか植えて、もっと桜の町をアピールできないのかなというふうに思うわけですよ。そういったものに対しても分かりやすい、ここにふるさと納税、桜の愛護・保全・植栽1,000万円てなってるわけなので、今、緑道とか、緑道に桜ありますかね。それとか地球温暖化、ちょっと違うんじゃないかなと、使途がね。思いがあって1,000万円も寄附してあるわけなんですけれども、だから、やっぱり桜の愛護とか増やすことに使わないといけないんじゃないかなというふうに思って、この質問にもつなげているわけなんですけども。それと、せっかくなので桜の町というのをもうちょっとアピールして、これが志免町の特色でもあるわけだからですね。こういったことに、桜の町ということをどういうふうに意識してあるのかなっていう、町長の考えを伺いたいというふうに思いますが。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 志免町の花は桜でございますが、アンケートを取ったわけではございませんが、桜の時期になるといろんなとこから問合せ、例えばライトアップはいつするのかとか、問合せがあっている状況でございます。また、忠霊塔の桜につきましては、結婚式の前撮りだったり、桜の時期に前撮りされたり、そういったこともされている状況でございます。逆に、町外の方が志免町で、桜の下で写真を撮ったりする方も多いわけでございます。桜が認知されてないということではないんじゃないかなというふうには思っております。今言われますジュウガツザクラにつきましては、桜に特化した寄附をいただいて、それを総合公園の池側に今回植樹をさせていただきました。もうしばらくすると、ジュウガツザクラが見頃になるんじゃないかなというふうに思っておるところでございます。   以上でございます。              (12番丸山真智子君「すいません、ふるさと納税の件は。特化した、ふるさと納税の件の質問」と呼ぶ) ○議長(丸山卓嗣君) 篠原経営企画課長。 ◎経営企画課長(篠原優人君) 以前は、桜の関係で特定の事業で桜の愛護・保全・植栽事業というふうに項目を1つ設けてたんですけども、現在は自然環境の保護や景観づくりに関する事業のほうに取り組んでおりまして、桜の保全の寄附金を頂いた分につきましては、以前は総合公園の中に植栽するような、桜の木を植えるようなことをやったことがございますが、今のところは特別、桜に向けての事業を行うという予定はございません。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 桜の町をアピールするには、ソメイヨシノだけではなくてシバザクラとか、今申し上げたようにシキザクラとかいろいろな種類があるわけなんですけれども、そういった取組はされていかないということですか。いっときシバザクラも植えてありましたよね。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 桜をいかにアピールするかということでございますが、今課長が答えますとおり、桜も近隣の方に御迷惑かけたりいろいろするわけでございます。今、全く保全をしてないわけでございますが、公園等に桜が咲いてるのには、歩行に邪魔にならないように枝を伐採したり、そういったことも必要なわけでございます。桜は、植える場所等があれば、ソメイヨシノだったりジュウガツザクラだったり、シバザクラにつきましては、桜という名前はついておりますが、木としての、どうかなと。植える場所があれば、しっかりそういったことも取組をさせていただきたいというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 花いっぱい運動をやめてしまって、今でも何でやめたのみたいな意見もいただきますけれども、花いっぱい運動をやめたので、桜をもうちょっとアピールするために植えるとか、そういうふうなことがあったほうがいいんじゃないかなというふうに思ってるわけですよね。それで、増やすために記念植樹をするとか、例えば子どもさんが生まれたときに記念植樹するとか、そういった木を植える取組、桜に限らずですよ。志免町は森林が少ない、樹木が少ない、だからもうちょっと増やしていく。それと、だんだん老木になってくるとCO2の吸収量が低下していくとかというのがあるので、老木は切って新しい木を植えていかないと、光合成でCO2を吸収しないという、そういうふうになっていますので、もうちょっとそこのところを考えて、桜の木もそうですけれども、さっきの木を植えるっていう、そういったことの一つの方法として記念植樹をするとか、そういった考えはないんでしょうか。ぜひ、していただきたいと思うんですが。
    ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今、花いっぱい運動をやめてしまったというようなことを言われましたけども、このことにつきましては、委員会で議員さんのほうから費用対効果について問われ、都市整備課のほうでしっかり考えて、費用対効果としてどうなのかという検討をした結果、現在のようなことになっているわけでございます。桜の植樹といいますか、自然環境を守るためには、志免町は以前から、片峰公園の森といいますか、竹林等につきましては、お売りいただける場合はずっと買収して、あそこの森を残そうという取組も以前から行っておるとこでございます。そういった意味で、今の地球温暖化のカーボンニュートラル宣言をする前から志免町はそういった取組をしっかり進めているとこでございますが、木があまりに多過ぎても困るわけでございますが、二酸化炭素の吸収も含めて、植えれる場所、また景観等もいい場所については進めていきたいというふうに思っておるとこでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 今、花いっぱい運動で委員会でどうのこうのというのがございましたけれども、あのときの議論は、中途半端に花いっぱい運動をするのではなくて、志免町は花いっぱいの町だよとか、もうちょっとそういったことを、中途半端だからやめなさいということだったんですよね。何もやめてください、それだけではなかったというふうに議論を聞いておりましたけれども、だから逆にその予算を、桜の木をいっぱい植えて、志免町は桜の町だよっていうのも、それはあの議論に通じるものがあるというふうに思うんですよね。花いっぱい運動をやめたのが議会からの、せいと言ったら言葉が悪いですけれども、そういった言い方は違うんじゃないかなというふうに。あのときおられた議員の皆さんはやめろやめろと言ったんではなくて、もうちょっとしっかりとアピールするように、花をもし植えるんだったら、桜でも何でもいいと思うんですよね、もうちょっとアピールするために、そういったほうに予算を生かしたらどうかというふうな議論だったというふうに私は理解しておりますけれども、町長はもうやめろと言われたというふうに理解されてるんですかね。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 昨年の予算査定、ちょうど今の時期に都市整備課のほうからそういう提案がありました。都市整備課は、議員のほうからそういったことを受けて、私も唐突にそういった話があったんでびっくりしたわけでございますが、議員から費用対効果等を言われて、しっかり取組をしているにもかかわらずそういったことが出されたということで、本当はそのまま私は続けたほうがよかったんじゃないかなと査定の折には思っておりましたけども、都市整備課がそういった認識をしていたということでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) ちょっと残念な食い違いがありますけれども、もう少し、せっかく狭い町でもあるし、花でもいいし、私はせっかくなので桜があったほうがいいなというふうに思っておりますし、シバザクラは木じゃないよねと言われたけど、志免町の町花、花が桜なんですよね。志免町の町木が桜ではありませんので、だからシバザクラでもいいんじゃないかなというふうに思いますよ、町長。ちょっとお願いします。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 私もシバザクラは好きで、家のほうにシバザクラを植えております。本当に、咲いたときは見事なシバザクラであります。これ毎年毎年、手入れも必要でございますが、きれいな花を咲かせるわけでございますので、植える場所等があれば、ぜひ植えていきたいというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) ぜひ、桜がいっぱい、四季折々に桜が咲くというような町を目指したいなというふうに思いますし、狭いから、志免町に入ったら桜がいっぱいだよって。せっかく特色があるわけだから、それをもっともっと生かしていきましょうね。というふうに思います。   1つだけ確認をさせていただきたいんですが、記念植樹をできるようにしていただけますか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 先ほど言いますように、植える場所等があれば、新しい施設等があれば、記念植樹はしっかり取組をさせていただきたいというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 次に、3つ目の質問になりますけれども、志免音頭の継承についてなんですが、コロナで夏祭りがここ何年かありませんでしたよね。せっかく志免音頭というのがあるのに、継承が危ぶまれてるんじゃないかなというふうに実感するわけなんですね、せっかくいい音頭なのに。それで、私が検索したんですね、志免音頭と。そしたら、動画が流れてくるんですけれども、歌は志免音頭なんですけど、踊りは炭坑節なんですよ。そういうのが流れてくるようになってるので、私は本当に危機感を持ってて、私たちは若い頃、婦人会があったときは、夏祭りは婦人会が主催してましたよね。だから、練習に行かないといけなかったんですよ、各公民館から。だから、鍛えられてるから踊れるんですけど、今そういうのがなくなってしまってますので、正しく動画にして公民館とかに配って、前、大型テレビもデジタル化になったときに各町内会に配りましたよね。だから、そこで見れるようにしたらどうかなという提案なんですけれども、これについてはいかがでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 志免音頭につきましては、私もちょうど職員時代に志免音頭を作るときの担当をさせていただいておりました。思い入れは非常に高いわけでございます。地域の夏祭り等に行かせていただきますと、ほとんどの夏祭り会場で志免音頭が流れます。私も一緒に踊ったりもするわけでございます。志免音頭がなくなっているんじゃないかという懸念をされているわけでございますが、地域の夏祭り等では志免音頭が流れてるんじゃないかなというふうに思っております。希望等が公民館でございましたら、そういった動画の配信等もできれば行いたいというふうに思っております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) これについては正しい継承という意味なんですよね。ただ踊るんではなくて、きちっとした正しい志免音頭を継承していくという意味ですので、そこのところは御理解していただいて、ぜひ正しい動画を作っていただけたらなというふうに思います。   次に進みます。2番目になりますけれども、クラウドファンディング型ふるさと納税企業版ふるさと納税といった新たな取組の実施ということで、総合計画にも、健全な財政運営のためにこういったことを取り組むというふうに明記されておりますけれども、企業版ふるさと納税については令和6年度までになってしまいました。志免町はどのように取り組む予定なのかお伺いをいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 篠原経営企画課長。 ◎経営企画課長(篠原優人君) 企業版ふるさと納税クラウドファンディング型ふるさと納税がございますが、志免町におきましては昨年度、野良猫による生活環境被害を減らすために、動物愛護団体や個人ボランティアの方々が実施されています地域猫活動への支援の原資とするため、クラウドファンディング型ふるさと納税を実施しまして、全国から268万3,000円の寄附をいただいております。また、企業版ふるさと納税につきましても、昨年度1件、そして今年度も現在1件、企業の方から御寄附をいただいており、体育施設の整備の財源として活用させていただいております。今後も、クラウドファンディング型ふるさと納税の活用や、積極的に町外の企業の方々への企業版ふるさと納税制度のPRも行い、町の新たな財源確保に努めていきたいと考えております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 企業版ふるさと納税というのは、自治体が作成した地方創生に関わる事業に対して企業が寄附を行った際に税額が控除される仕組みなんですよね。控除される金額が最大9割に引き上げられて、企業も積極的に取り組んであるというふうなことなんですけれども、志免町もそれをされたということですか。されてるんだったら、何の事業に対して幾らというのを知らないですけどね。もうちょっとアピールしてもいいんじゃないですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 篠原経営企画課長。 ◎経営企画課長(篠原優人君) 企業版ふるさと納税につきましては、令和4年度が体育施設の整備事業のほうに、南小のダッグアウトの整備工事のほうに充てさせていただいておりまして、これは令和4年7月に1件10万円の寄附をいただいております。また、令和5年度につきましては、令和5年9月に10万円企業の方から頂いておりまして、それについては弓道場の建設工事に充てるように現在考えております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) これについては、企業版ふるさと納税ポータルサイトにいろんな各自治体の寄附事業が一覧に載ってますけれども、そういうのにも載せられたんですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 篠原経営企画課長。 ◎経営企画課長(篠原優人君) 企業版ふるさと納税については、現在、新しいサイトへの掲載についての準備を進めてる段階で、早々にそのサイトに掲載しまして広く企業の方にアピールして、ふるさと納税をしていただけるように進めていこうと思っています。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) いや、志免町のが載ってないからですね。もうちょっとやっぱりアピールをね、議会にもしてください。企業版ふるさと納税のことってあまり報告されてませんよね、はっきり言って。令和6年度までですので、積極的に町長、発信していただけませんか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今、課長が申し上げますとおり、今回、ふるさと納税制度、サイトを新しくやり替えたということもあって、新しい企業によって、そういったものをしっかりアピールできればというふうに思っておりますんで、進めていきたいというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 少なくなってる一般のふるさと納税がありますので、企業版ふるさと納税にもう少し力を入れる必要があるというふうに思いますので、頑張ってください。お願いします。   最後の質問になりますけれども、七夕池水源地、七夕池ですね。七夕池の状況をどれくらいの方が御存じかどうか知りませんけれども、以前、昭和53年の水飢饉のときには本当にこれがあったから活躍して、あの池は救世主だったと言われてる中で、もう今、荒れ放題。草ぼうぼう。隣接した民有地も放置されたままになってて、環境がとても悪い。志免町にとって私、一等地じゃないかなと思うんですよね、見晴らしもよくて東小校区にあってということなので。大体、どうしてこういうふうになったのか、まず経緯を伺いたいというふうに思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 百田上下水道課長。 ◎上下水道課長(百田光君) 七夕谷池は、平成30年に池の水を全部抜き、現在も水を抜いた状態で、年2回、護岸周辺を中心に草刈りを行いながら、水道用地として管理を行っております。現況に至る経緯を御説明いたします。   平成30年当時は、全国各地で豪雨によりため池の決壊が発生し、被害が出たことから、豪雨や台風に備えて、国や県からため池の緊急点検の要請がなされた時期でありました。七夕谷池につきましても、老朽化により護岸等の損傷が各所で見受けられたことから、貯水池として管理するには危険と判断し、池の水を抜き、翌年の令和元年度に、池の損傷度と、今後改修工事が必要と判断された場合の工法と改修費用の調査検討を行っております。調査の結果、池全周にわたり沈下や陥没などの劣化が見られ、今後貯水池として利用する場合、多額の工事費用が必要となることが分かりました。コスト面のほか、今後水源として必要かという判断では、水を抜いた平成30年度からこれまで、少雨による水事情が厳しい状況が何度かありましたが、七夕谷池の取水の必要性はなく、福岡地区水道企業団からの受水や自己水源の運用により安定的に水道供給が行えていること。七夕谷池の水がカビ臭等により水質として適していないこと。このようなことから、貯水池として利用する必要性も極めて低いと判断し、今後貯水池として利用しないことを決定したところです。   次に、活用の基本的な考えと、これまでの検討状況についてお答えいたします。   公営企業は、常に企業の経済性を発揮するとともに、公共の福祉を増進するように運営させなければならないという経営の基本原則があります。企業効率から考えると、水道事業の経済性を発揮するために、できるだけ土地の遊休期間を短く、活用を図ることが重要であることは重々認識しております。一方、七夕谷池は企業会計の中で水道事業の資産に位置づけされております。原則として水道事業以外には使用することはできないことになっておりますので、安易に処分や売却を検討するのではなく、水道事業の合理性や能率性を考えて効果的な事業に活用することに主眼を置いて、これまで土地活用を検討してまいりました。検討を重ねた結果、現在、1つの活用方針に向けて事業を進めていこうと考えておるところでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 一応、水道ビジョンでは渇水時の水源地というふうに位置づけられてるけれども、水道事業としてはもう必要ないという結果になったということですかね、町長。いや、いいです、それで。もういいということなら。でも、あまりにもひど過ぎますよね、あの状況を見たら。水道事業しか絶対活用できないって、何で決まってるんですか、そんなの。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今、七夕谷池につきましては水道の貯水池として認知をされているわけでございます。それを変えないとできないというふうなことでございます。丸山前副町長時代に、私も近所の方からいろいろ御指摘を受けました。どうするのか、あの状態をということで、私も何度も現地に見に行きました。何とかならないかということで、当時、丸山前副町長に、埋立てをするとどれくらいの量の残土が必要かということも検討していただいた経緯がございます。そういった意味で、なるべく私も、何とかしないといけないということは常日頃から水道課と協議を重ねてまいりました。今言いますように、一つの案として御提示できる案が今できたわけでございます。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) そうしましたら、今、案ができたということなので、あそこの荒れ放題は改善する方向に向かってるというふうに理解していいんですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) あの状況をどうするのかということで、先ほど課長が申し上げたとおり、今後の活用として、志免町はゼロカーボンシティ宣言を行っております。そういった意味では、今、電力使用量の非常に多いシーメイトについて、土生山浄水場が非常に多いわけでございます。この七夕谷池を、今荒れ放題になってるとこを、太陽光発電で土生山浄水場の電源を賄えないかということで今検討をし、令和6年度中に、費用対効果といいますか、そういったものをしっかりと検証するように進めております。本当に近隣の方には申し訳ございませんが、私も近隣の方にはそういった説明をさせていただこうと思っております。費用対効果がしっかりできる、それからまた、太陽光をしますと当然反射があるわけでございます。近隣の方に太陽光パネルの反射等がないかどうかもしっかり検証した上で、令和6年度中にその決定をしたいというふうに思っておりますので、いましばらく、それがゴーサインが出ますと、太陽光で土生山浄水場の電源を賄うということになろうかと思いますので、もう一年お待ちいただければというふうに思っております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 七夕池の環境がよくないというのと、隣接してる、民間の土地だから私たちがいろいろ言えないかというふうに思うんですが、不動産会社に取りあえず電話してみたんですよ。大阪なんですよね、あそこ所有されてるのは。問合せは結構あってるそうなんですよ。だけど決まらないということをおっしゃってたので、私は、町長が自らそこに電話して、早く、志免町としても一等地なので、何とか活用していただけないかみたいなことは町長だったら言えるんじゃないかなと。私、一議員だったので、そこまで言いきらんかったんですけど、それくらい私は動いてもいい土地じゃないかなと思うんですよね、あそこの土地は。また、水源地の環境もよくなるようだったらですね。ぜひ、そういった動きも、どうなんですかね。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今言われてるのは旧九州産交跡地だろうと思っております。今、御船グループが所有してある、大阪の会社でございます。私も、中熊社長、代表取締役に電話をいたしました。もともと御船グループは運送関係の事業を展開されている企業でございます。あそこの状況を説明しますと、出入口が、下の県道から入る道が狭いということもあって、運送業としてはどうかなという懸念を社長もされております。社長いわく、住宅用地としてのノウハウが御船グループにはないということもあって、今後、住宅関係で何とか再生できないか。近隣もあの状態で非常に迷惑といいますか、荒れ放題になってる状況は、町としても景観も悪いし、いろんな事件、事故が発生する可能性もあるということをお伝えしております。中熊社長といわれますが、中熊社長いわく、池のこともお話をさせていただきました。そういったことで、町もそういったことを取組されてるんだったら、しっかり検討させていただきたいというふうなことを言ってありました。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) よかったです。町長もそんなやってから動いていただいてるということが聞けて安心しました。町のトップとして、あそこの周辺をぜひ環境をよくして、志免町の発展につなげていっていただきたいなというふうに思います。   それと、今日の質問の内容なんですけれども、志免町には特色がいろいろあって、それの幾つかしか今回は上げていませんよね、私は。だけど、一番感じるのは財政効率がいいということだというふうに思うんですね、ちょっとデメリットのこともおっしゃいましたけれども。だから、もうちょっとそういったことを施策に生かして、それを町民が実感できるような、そういう体制、対応を取っていただきたいなというふうに思いますし、いろんな特色があるわけだから、もっともっと生かして住みよいまちづくりに、町長の手腕と、一丸となって行政が取り組んでいただきたいなというふうに思いますので、これからも頑張ってください。   これで私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山真智子議員の一般質問を終わります。   ただいまから休憩に入ります。再開は11時10分とします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午前10時59分              再開 午前11時10分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山卓嗣君) 休憩前に引き続き会議を再開します。   いま一度確認します。マナーモードの設定をお願いします。また、傍聴席では会話や私語は禁止となっておりますので、御注意ください。   一般質問を続けます。   3番佐藤議員。質問時間20分です。   佐藤議員。 ◆3番(佐藤貴士君) 通告書に従いまして一般質問を行わせていただきます。   私も4月の選挙で当選させていただきまして、今回が最初の一般質問でございますので、拙い点もあるかと思いますけれども、よろしくお願いいたします。   私のまず1つ目の質問としては、中学校の部活動の地域移行の件でございます。令和4年3月議会において、同僚議員でもあります丸山卓嗣議員より、中学校の部活動の外部指導、指導員についての一般質問がございました。外部指導者はコーチの役目、外部指導員は監督としての役割との認識は私も同様でございます。指導を行う方は、運動活動及び文化活動に関わる専門的な知識、技能が必要で、学校教育に関することも理解されている方がよいと考えてはおります。前回の池松課長の答弁の中で、謝礼金ありということで、志免中学校で外部指導者が5名、男子バレーボール、女子ソフトテニス、女子バレーボール、女子卓球、吹奏楽、同様に志免東中で7名、サッカー、陸上、卓球、軟式野球、剣道、男子バスケットボール、女子ソフトテニス、志免中の謝礼金なしということで陸上、水泳、男子卓球、ラグビーとの答弁がございました。部活動の地域移行の動向を見ながらということもございました。令和5年度から令和7年度までの3か年で地域に部活動を移行する中で、現在の状況と地域移行に関する進捗状況をお聞きしたいと思っております。   では、質問に入らせていただきます。   まず、中学校2校における部活動の数と、両校ともにある部活、おのおのの中学校にしかない部活動をお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 池松学校教育課長。 ◎学校教育課長(池松貴恵君) 志免中学校は17部、志免東中学校は14部あります。そのうち、どちらの中学校にもある部は、軟式野球、サッカー、陸上競技、男子ソフトテニス、女子ソフトテニス、男子バスケットボール、女子バスケットボール、男子卓球、女子卓球、剣道、女子バレーボール、吹奏楽、美術の13部です。志免中学校にしかない部は、ラグビー、太鼓、放送、水泳の4部です。志免東中学校にしかない部は、男子バレーボール部の1つです。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 佐藤議員。 ◆3番(佐藤貴士君) 今お聞きした理由というものは、両校ともにある部活が一緒にできないかとかということもございますし、おのおのの中学校にしかない部活を、例えば東中にしかない部活を志免中学校の子がやりたい、志免中にしかない部活を東中でやりたい子がいた場合の、そういうこともあるのかなと思ってお聞きをいたしました。   次に、中学校2校における部活に所属している生徒の数、割合をお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 池松学校教育課長。 ◎学校教育課長(池松貴恵君) 志免中学校は610人で60.8%、志免東中学校は337人で68.8%となっております。 ○議長(丸山卓嗣君) 佐藤議員。 ◆3番(佐藤貴士君) 今お答えをいただきまして、両校とも、志免中が60%以上、東中においては70%近くの子どもたちが部活動をやっているということを認識いたしました。ありがとうございます。   次に、地域のクラブチームに所属してる生徒の数というのは分かっておられますでしょうか。よろしくお願いいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 池松学校教育課長。 ◎学校教育課長(池松貴恵君) 地域クラブチームに所属しております生徒数につきましては、志免中学校のみが把握しておりまして、東中学校のほうでは把握しておりません。志免中学校で把握している分につきましては、硬式野球が30人、サッカーが42人、バスケットボールが12人、水泳が19人、空手が8人、柔道が2人、卓球が7人、ラグビーが3人、ダンスが18人、新体操が5人、剣道が2人、ドッジボールが1人、体操が1人、ハンドボールが9人、ゴルフが1人、バレエが10人、スケート1人。以上、合計171人が地域のクラブチームに属しております。 ○議長(丸山卓嗣君) 佐藤議員。 ◆3番(佐藤貴士君) 私も今初めて、これだけの外部のクラブチームに所属してる生徒がおられるということで、初めてお聞きしました。ありがとうございます。   次に、中学校2校、志免中学校、東中学校での部活動を担当している先生の割合というのをお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 池松学校教育課長。 ◎学校教育課長(池松貴恵君) 志免中学校で部活を担当している教職員の人数は57人で100%、志免東中学校は教職員30人で、こちらも100%となっております。 ○議長(丸山卓嗣君) 佐藤議員。 ◆3番(佐藤貴士君) これだけの先生が部活動に関わっておられるということで、先生方の負担も多いかと思います。この次の質問で、志免中学校、東中学校2校での、部活動を担当したいと希望している先生、もしくは担当したくないと言われてる先生の数は把握できてるのかお聞きしたい。よろしくお願いいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 池松学校教育課長。 ◎学校教育課長(池松貴恵君) 志免中学校では、今年度4月当初、全員顧問、複数顧問であること、各部活動2人から4人の顧問制であることを説明しまして、部活動顧問に関する希望調査を実施し、家庭の事情なども考慮して配置していますが、複数顧問制のためもあってか、希望調査時に顧問をしたくないと言われた方はいなかったということでした。また、志免東中学校につきましては、昨年度の調査になりますが、部活動の地域移行に向けた状況確認のために実施したアンケート結果から、希望して配置された教職員は61.5%、そうでない教職員は38.5%となっていました。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 佐藤議員。 ◆3番(佐藤貴士君) 先生の負担軽減ということで部活動の地域移行も始まってると思いますので、担当したくないと言われてる先生もおられるのは当然かと思っております。   次に、中学校2校での外部指導者、指導員の現在の数と部活動名をお聞かせください。令和4年3月から増えているのか、減っているのかというのもお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 池松学校教育課長。 ◎学校教育課長(池松貴恵君) 外部指導者としましては、志免中学校が5人で、部活動の種目は女子ソフトテニス部、女子バレーボール部、女子卓球部、男子卓球部、陸上競技部です。志免東中学校は9人で、部活動の種目はサッカー部、男女卓球部、陸上競技部、軟式野球部、剣道部、女子ソフトテニス部、男子バスケットボール部、女子バスケットボール部、美術部になります。 ○議長(丸山卓嗣君) 佐藤議員。 ◆3番(佐藤貴士君) 今お聞きした答えでありますと、前回、令和4年3月から減っている部活もございますけれども、この理由というのは指導員の方の御都合なのか、お聞きしたいんですが。 ○議長(丸山卓嗣君) 池松学校教育課長。 ◎学校教育課長(池松貴恵君) 指導員の方の都合がほとんどですね。指導員の方の都合になっております。 ○議長(丸山卓嗣君) 佐藤議員。 ◆3番(佐藤貴士君) そこも含めまして、現在の部活動の地域移行の現状ですね。クラブとまでは行かないのかもしれませんけれども、移行できる部活動を把握していれば、お答え願いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 池松学校教育課長。 ◎学校教育課長(池松貴恵君) 現在、部活動の地域移行に向けて、中学校教員、志免町スポーツ協会、志免町文化協会、中学校の保護者、それから志免町の競技団体等の代表者と教育委員会職員をメンバーとする地域部活動推進協議会を立ち上げて、地域移行に向けて、志免町の学校部活動の状況や地域の登録団体等、志免町の実情を把握している段階で、まだ地域クラブに移行できる部活動を協議する段階には至っておりません。 ○議長(丸山卓嗣君) 佐藤議員。 ◆3番(佐藤貴士君) 取りあえず今、7つの質問を行わせていただきましたけれども、令和7年までには完全移行ということでございますので、よろしければ教育長、そちらのほうで教育長のお考えがもしあれば、お聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(丸山卓嗣君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 議員がおっしゃいますように、国の方針では、休日の部活動の地域移行につきましては令和7年度までが集中取組期間となっておりますので、町といたしましても人材確保等に最善の努力をしているところでございます。あわせまして、先ほどお尋ねになられました教員の働き方に関する希望も踏まえたいと思っておりますので、その両点につきまして十分考察をしながら推進をしたいと思ってるところでございます。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 佐藤議員。 ◆3番(佐藤貴士君) ありがとうございます。昨日の西日本新聞で1面に、中学校部活はキャンパスでということで、福岡大学で大学生が、城南区ですね、近隣の6校の子どもたちを指導するというふうな形で新聞の1面にも載っておりました。志免は、こういった大学が近くにあるような環境でもございませんし、4万6,500人の人口の中でそういった技能を持つ方もおられるかと思います。私も子ども3人おりまして、中学校の部活動でお世話になっておりました。小学校から中学校に上がるときに、中学校になって部活動を始める子どもたちもたくさんいると思います。こういった子どもたちも安心して技術指導等が受けられるようにしていただいて、部活動を行った子どもたち、高校に進学する上でも学校推薦とか特待生制度なんかもございます。そういった意味で、今後の部活動の地域移行を見守らせていただきたいと思いますし、私も協力できるところは協力させていただきたいと思います。   では、次の質問に入らせていただきたいと思います。   私の選挙公約の中で、通学路での歩車分離信号の積極的導入ということでうたわせていただきました。通学路での子どもたちの安全を確保するためには歩道の確保や防護柵などの設置等がございますが、やはり信号がある交差点を渡らなければなりません。御存じかとは思いますが、歩車分離信号とは、車の通行と歩行者の横断が交わらないように設定されている信号のことでございます。車側の信号の待ち時間が多少長くなることもございますが、歩車分離信号を導入することにより交差点での事故防止効果が高い有効な手段でございます。過去には警察庁が、平成22年度から平成26年度末までですが、各都道府県に対して具体的な数値を上げて、歩車分離信号を増やすようにとの目標値まで示していた時期もございます。福岡県では、平成22年度末で全部で9,795基の信号がありまして、114基ある歩車分離信号を平成26年度末までに180基まで増やす目標値が設定されておりました。それから年数が経過いたしまして、令和5年3月末の福岡県の数値で、現在394か所に歩車分離信号が設置されております。   では、質問のほうに入らせていただきます。   まず、現在、志免町内における歩車分離信号の設置場所と設置数、その中で小学校の通学路に当たっている歩車分離信号があれば、お教え願いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 現在、町内にございます歩車分離信号は志免城戸交差点と迎田南交差点の2か所でございまして、そのうち小学校、中学校の通学路となっているのは志免城戸交差点でございます。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 佐藤議員。 ◆3番(佐藤貴士君) 今お答えしていただきましたけれども、今後、通学路における歩車分離信号の設置、あるいは設置の要望が出ている箇所というのはございますでしょうか。よろしくお願いいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 通学路におけます歩車分離信号設置予定箇所につきましては、現在のところはございません。ただ、要望が出ている箇所につきましては、通学路アンケートで、志免中学校から新屋敷交差点に歩車分離信号をとの要望が出ております。これについては検討すべき事項も多く、現状の把握とかもございますので、令和6年2月頃開催予定の志免町の通学路安全推進会議で協議を行う予定としております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 佐藤議員。 ◆3番(佐藤貴士君) 今の答弁で、今のところ1か所ということでございましたけれども、次に、2016年の時点で、志免町のホームページで確認をしたところなんですが、志免南小学校の下の交差点ですね。こちらが、公安委員会に横断信号の時間調整をお願いしたが、できないとの回答でしたというのが載っておりました。2016年から現在までそのままの状態なのかですね。こちらに歩車分離信号を導入するような要望、ないしは、そのときに時間調整ではなくて歩車分離信号を導入しようという声がなかったのかというのをお聞きしたいです。よろしくお願いします。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長
    都市整備課長(砥上敏之君) 南小学校下の交差点での歩車分離信号を検討したということでございますが、まずは、2016年の要望につきましては歩行者信号機の時間を長くしていただけないかというような御要望でございました。公安委員会と協議しますと、それは交通渋滞の原因にもなるので、できませんということでございました。歩車分離信号の検討ということでございますが、これについては検討しておりません。これは、当初の御要望では歩行者信号を長くしてくださいということでございますが、歩車分離信号になりますと歩行者の信号の時間が短くなりまして、当初の要望と違うことになってきますので、これは要望はしてございません。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 佐藤議員。 ◆3番(佐藤貴士君) 実は私、志免六町内会に住んでおりまして、志免六公民館の前の片峰交差点というのがございまして、こちらが経友団地から志免中学校のほうに下りていくほうは通学路にもなっておりまして、これ町内会長からの要望で、1年以上要望からかかったんですが、時間調整というか、経友団地から下りてくるほうが時間にして3秒ほど長くなったという経緯もございます。結婚式場のほう、裏の道が時間帯の一方通行になっておりまして、経友団地から下りてくるほうの車の渋滞もございまして、そういう要望を出して改良されたという経緯もございますので、きちんとそこら辺も町内会からのお話合い等があれば、もしかしたらできたのかもしれないなと思っております。南小学校下の交差点も当然、小学生、中学生の通学路にもなっておりますので、また別の方向でも検討していただいて、子どもたちの通学の安全を守っていただきたいと思います。   次の質問に入りますが、役場前の交差点ですね。こちらが登下校時に、南里一、南里三、王子、志免六と4つの町内会の子どもたちの通学路になっております。こういった交差点こそ歩車分離信号にすべきではないかと考えますけれども、いかがでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 役場前の交差点でございますが、現在、地域や学校から歩車分離信号の要望が出ていない状況でございますので、地域や学校から要望がございましたら、利点、欠点を検討しまして関係機関と協議を進めていこうと考えております。 ○議長(丸山卓嗣君) 佐藤議員。 ◆3番(佐藤貴士君) 要望がないということも今言われましたけれども、こちらが下校時ですかね、筑紫台のスクールバスもフタタのところに止まりまして、高校生の子どもたちも役場前の信号を利用してるような状況でございますので、学校等と協議する場があれば提案をしていただきたいなと思っております。   今、こちらの歩車分離信号の導入ということで質問させていただきましたけれども、もしよければ町長、お考えをお聞きさせていただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 子どもの安全を守る上では、歩車分離信号は非常に効果的な信号であるというふうに認識をいたしております。しかしながら、県道を歩車分離は、朝の渋滞、夕方の渋滞が県道は著しくて、今日の朝、私、県道を車で来たんですが、県道がずっと渋滞で、ふだんは10分から15分で私の家から役場まで着くんですが、今日は30分ほどかかりました。原因を考えますと、大的が全く進まない。何でかといいますと、大型車が左折するときに歩行者をずっと待ってると。で、行けない。右折車は右折レーンがありますから待ってるわけでございますが、子どもたちにもぜひ学校を通じてお願いしたいのが、子どもたちには速やかに横断歩道を渡っていただきたい。そうすることによって県道の渋滞緩和に少しは寄与するんじゃないかなというふうな思いでございます。   歩車分離信号は、そういった意味では、先ほど課長が答弁しましたように、歩車分離になったおかげで歩行者の信号が短くなるというふうなデメリットもあるわけでございます。しかしながら、車は通らないというメリットもあるわけでございます。その辺は、場所によっては有効なことじゃないかなというふうに思っておりますので、しっかり場所等を検討しながら、今後の歩車分離については検討してまいりたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 佐藤議員。 ◆3番(佐藤貴士君) 今、町長の答弁にもございましたが、歩車分離信号にすることによって、車も歩行者を気にしないで右左折ができることも十分考えられますので、ある意味、車もスムーズに通行できるのではないかと思います。昨日の議会報告会のほうでも、通学路の安全確保ということでいろいろな意見をいただきました。歩道の確保は、道路幅の問題や工事も行わなければいけませんので、すぐにできないこともあるでしょうが、歩車分離信号というのは信号機のロジックを変更するだけでできて、コストもかからない方法だというふうに聞いております。もし、町内会等、学校等で協議する場があれば、積極的に行政のほうから提案していただいて、現在2つある歩車分離信号をもうちょっと志免町に増やすようなことをしていただきたいと思います。   以上で私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(丸山卓嗣君) 佐藤議員の一般質問を終わります。   ただいまから休憩に入ります。再開は13時といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午前11時39分              再開 午後1時00分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山卓嗣君) 休憩前に引き続き会議を再開します。   一般質問を続けます。   8番小森議員。質問時間30分です。   小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 通告に従い、一般質問を行います。   1つ目の質問事項、子育てしやすい環境の充実をから、質問要旨、志免町における地域子育て支援拠点事業について何点か伺います。   近年、少子化や核家族化の進行、地域のつながりの希薄化が進む中、子どもや子育てをめぐる環境が大きく変化しています。また、3歳未満児の約7割から8割は家庭で子育てを行うため、子育て中の孤独感や不安感を感じる親が増えています。厚労省は、このような社会背景から、地域子育て支援拠点事業を行うことで地域において子育て親子の交流等を促進するために、子育て支援拠点の設置の推進を行い、地域の子育て支援機能の充実を図り、子育ての不安感等を緩和し、子どもの健やかな育ちを支援することを打ち立てています。そこで、志免町の地域子育て支援拠点について何点かお尋ねいたします。   1つ目、ゼロ歳から4歳の人数に対して志免町の地域子育て支援拠点は幾つございますでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 高山子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(高山真佐子君) 小森議員、地域子育て支援拠点事業のこども家庭庁が出しております資料が令和4年10月1日現在のものを見て言われているかと思いますので、その時点でお答えさせていただきます。   志免町のゼロ歳から4歳までの人数は令和4年10月現在で2,242人で、地域子育て支援拠点は交付金ベースでは子育て支援センターに1か所設置をしております。その他、町立保育園2園においても、地域子育て支援拠点の事業内容でもあります子育て等に関する相談や、子育て支援センターが発行しておりますにっこりカレンダーによる子育てに関する行事の情報提供や、子育て親子の交流の場の提供と交流の促進として園開放を実施をしているというところになります。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 2,242人ですか。2,147人。              (子育て支援課長高山真佐子君「42人です。すいません」と呼ぶ)   私の資料では2,141人てなってるんですけど、あれですかね。いや、大丈夫です。分かりました。   それでは、支援拠点の利用者の現状を教えてください。 ○議長(丸山卓嗣君) 高山子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(高山真佐子君) 子育て支援センターは、祝日や年末年始、休館日の月曜日を除く火曜日から日曜日までの週6日間、開館しております。子どもの遊び場や子育て親子の交流の場、子育てに関する悩み相談の窓口の一つとして、毎月約670名の親子が子育て支援センターを利用しております。また、子育てに関する様々な講座やイベントを企画、運営しており、毎月約195名の親子が、英語やリトミック等の子育て広場や、ホームケアやトイレトレーニング、生活リズム等の子育てに関する講座に参加しております。   なお、統計は、すいません、利用数のみで、年齢につきましては詳細な統計は取っておりませんが、平日はゼロ歳から2歳までの子どもとその保護者の利用が多く、週末になると、3歳以上の就学前の子どもや、兄弟児の小学生と保護者等が家族そろって利用されている状況でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 延べで2万1,288人の方が利用されてあると書いてありましたけど、そうですよね。毎月の数を累計した数がこれになってるということですよね。大丈夫です。はい。   じゃ、次の質問です。利用者からの御意見、御要望を町として把握をされているでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 高山子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(高山真佐子君) 利用者からの要望につきましては、各種講座やイベントの際に、事業内容の感想や希望する講座内容、参加者の居住地や交通手段に関するアンケート調査を実施しております。講座の運営の改善や次年度の実施事業の資料として活用をしております。また、各講座の満足度につきましては、よかった、とてもよかったとの回答が全体の97%を占めておりまして、満足度は大変高いと思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 先日頂いた広報の中にも、にっこりカレンダー、私も見させていただきました。本当に充実した子育て支援が行われていると思います。ただ、御要望の中で交通手段等をおっしゃってある方というのは実際に具体的に掌握されてますか。 ○議長(丸山卓嗣君) 高山子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(高山真佐子君) 交通手段につきましては、9月の議会の一般質問等でありましたので、10月からまだ統計を取り始めたばかりですので、数字としては現れておりませんが、車をお持ちでない御家庭も特に西地区のほうで増えておりますので、子育て支援センターに来るまでに遠いとか、なかなか参加がしにくいとかというふうなことはあるというふうに聞いております。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) しっかりそちらのほうアンケートを取っていただいて、また生かしていただきたいというふうに思っております。   先日、私も、子育て中のパパというか、お父さんとお話をする機会がありました。近頃は、子育て相談もママと同じぐらいパパも増えてきているなというのが実感で、ようやく、私が子育てをしていたときには、夫は仕事を一生懸命してれば、僕は子育ては関係ないぐらいの感じの御家庭も多かったと思うんですけど、今は男女で共にお子様を育てるという、そういう意識が深いような気がしますが、子育て中のお父様より御自身の悩みを打ち明けられました。仕事と育児の両立が困難であるということでした。物価高騰の中、家計を守るために一生懸命夜遅くまで働かなきゃいけない。でも、ここのお子様は多分小さいお子様だったんでしょうけど、ワンオペで奥さんが一日中お子さんを子育て頑張っている。でも、そのお母さんが心が折れそうになる。そこを何とか助けたいけれども、なかなかできないんだって。早速、私、こういうのを持っておりましたので、今、志免町の公式LINEにも子育てのお知らせは来ますので、そういったものをお知らせしまして、にっこりカレンダーを見ながら、室内遊びののびのびキッズだったら行きたいなっておっしゃったんですけど、ただ、お昼は車がないので、奥さん一人では交通手段を使っては無理なんですよねという、そういった御意見がございまして、そのお話を聞いたときに、もっと気軽に、申込みもせずにふらっと行けるような、そういった子育ての支援拠点があればなというふうに思って、このたびこの質問をさせていただきました。   2つ目の質問要旨に入りますけど、地域子育て支援拠点は、子育て中の親子が気軽に集い、相互交流や子育ての不安、悩みを相談できる場と定義をされていますが、この点、志免町の現状を以下何点かお伺いいたします。   子育て世帯への、例えば子育ての悩みとかそういった声かけ、また子育てに関する情報の周知はどのように行われているでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 高山子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(高山真佐子君) 子育て世帯への声かけにつきましては、子育て支援センターにおります保育士資格を持つセンター職員が来館者や各種講座の参加者に声かけをし、子育てに関する相談に応じたり、子育て中の親子が交流できるよう保護者同士をつなぐ役割も担っております。また、子育て世帯への情報周知につきましては、先ほども議員が言われましたように、にっこりカレンダーで皆さんに周知をしているわけですが、役場の子育て支援課の窓口や健康課、それから図書館等、町の公共施設等に来られるときにはお声かけをしておりますし、施設にも掲示をしておりますし、言われましたようにLINE等でも周知を図っているところです。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 分かりました。   次の質問です。子育てについての相談、子育て支援に関する講習の開催は行われていますか。 ○議長(丸山卓嗣君) 高山子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(高山真佐子君) 子育て、子育て支援に関する講習等の開催につきましては、子どもを対象とした事業や保護者を対象とした事業等を行っております。現在、各種講座やサロンは月に12回から13回開催をしております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 講習が月に12回から13回行われている。子育て広場でですか。サロン。すいません。 ○議長(丸山卓嗣君) 高山子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(高山真佐子君) すいません、全ての事業をまとめてお話ししております。申し訳ありません。週2回、赤ちゃんサロンを行っておりますが、そのうち1回は保健師相談があっております。月1回の開催は、子育て広場、子育てミニ講座、室内遊び、お話し会、出張子育てサロンというふうな形です。外遊び事業は年4回になっておりまして、おおきな木とかプロジェクトX等の外部の団体に委託して実施をしていただいております。それから、小学生向けのサロンは長期休暇中、夏休み等に行っておりまして、それを年8回行っております。また、双子ちゃん、年子ちゃんの会のサロンは年に2回実施しているところです。あと、パパママ応援講座も年2回、両親が参加しやすいように日曜日に実施をさせていただいております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 分かりました。   子育て支援拠点事業の一環を、町の保育園事業所、NPO法人など、多様な主体の参画による地域の支え合いで今後行っていこうという考えはございませんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 高山子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(高山真佐子君) 町の保育園事業所、NPOなどの多様な主体の参画による地域の支え合いにつきましては、今、東中学校で実施しておりました出張サロンを令和4年度から志免中でも実施して、令和5年度より、町内の中学校2校に加え、さらにふれあいセンターとか西地区社会体育館、それとか別府つくし保育園等、地域に出向いて事業を実施しているところです。今までコロナ禍でしたので、できておりませんでしたので、今年度からやっと始めることができておりますんで、まだ回数少ないんですが、今後も町内の保育施設等の施設の協力を得ながら事業を展開していこうと検討しているところです。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 検討していただいてるんですね。まだまだ増える可能性もあるということでよろしいですか。分かりました。   企業型の保育園とかも入れると、志免町ってたくさん保育園が、町立の保育園もありますし、認定保育園もありますし、とにかく保育施設がたくさんあるなというふうに私以前から思っておりまして、例えば自分の地域の保育園とか保育事業所が子育て支援拠点を担ってくれると、こういった行きにくい、交通手段のないお母さんとか、情報がなかなか、こういった情報ってそういう困ったお母さんて入手しにくいところにあるというか、これを言い出したら切りがないんでしょうけど、地域に根差した、そういった施設が拠点事業を担っていただけると、子育てってもっとしやすくなるんじゃないかなというふうに思いました。例えば、つくし保育園以外の保育施設で、支援拠点事業をやってもいいですよと名のりを上げてくださる保育事業所ってございましたか。 ○議長(丸山卓嗣君) 高山子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(高山真佐子君) 西地区のほうに亀山保育園、それからみなみの風等、施設を利用してもよいというお話はいただいております。ただ、保育園事業がやはりメインですので、いつでも気軽に来れるというところまではなかなか難しい。町が実施します事業を受け入れてくれるというお話までは伺っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 例えば、保育事業所が支援拠点をするときには部屋をつくらなきゃいけないという規定があるというふうに厚労省の書類には書いてありました。そこには、拠点事業にしますという認定さえすれば補助金が町から出るというふうに聞きましたが、それは間違いないでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 高山子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(高山真佐子君) 地域子育て支援拠点事業の子ども・子育て支援交付金がございますので、それを活用していただくと実施はできるということになりますが、今現在のところ、日頃の保育事業でも保育士等不足している状況ですので、なかなか難しいところではあるなというふうに感じております。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) でも、名のりを上げてくださる保育事業所さんというか、絶対にいらっしゃると思うので、ずっと声かけをお願いしたいというふうに思います。   厚労省は、子育て支援拠点施設として、公共施設、空き店舗、公民館、保育所等の児童福祉施設、小児科医院等の医療施設などを子育て親子が集う場に適した場所と定めるというふうにございました。子育て支援拠点の全国平均は1.9か所だそうです。先ほど課長がおっしゃった、志免町のゼロ歳から4歳までの人口が2,142人でしたっけ、に対して、人口1,000人当たりの支援拠点箇所数というのが出ておりまして、データで。志免町は1,000人当たり0.46か所になります。福岡市は、ゼロ歳から4歳までの人口6万3,192人に対して支援拠点は15施設ございます。1,000人当たりにいたしますと支援拠点箇所数は0.24と、志免町よりもぐっと低い数字になるんですね。これは人口に値するものなので仕方ないなというふうに思うんですけど、一方、粕屋町さん、お隣は、ゼロ歳から4歳の人口が2,633人でございます。それに対して子育て支援拠点施設が6か所。これは、1,000人当たりにすると2.28か所という数字が出てくるんですね。   お隣ですので、何でなんだろうなと思って、私、粕屋町の、先月あったんですけど、わっしょいフェスタという、粕屋町さんすごいんですよ。粕屋町の子どもの日というのを設定していて、そこでお祭りをするんですね。児童館というところがあるので開催しやすいのかなというふうにも思ったんですけど、ここの行事に私も参加して、童心に返り、遊んでしまいましたけれども、とても楽しい行事でございました。そこにおられるボランティア団体の方とかそこの職員の方と懇談をさせていただきまして、お話を伺ってきました。なぜ支援拠点が2.28、6か所もあるんでしょうかと言ったら、いやいや、小森議員て。もっともっと粕屋町は増やしていこうというふうに思ってるんですよって。実は児童館だってもう一か所ぐらいつくってほしいぐらい、町民からも要望が出ているんですって。町全体で子育てをしているんですよという、誇らしげなボランティアの方のお話を聞いたんですね。よく聞くと、全部ではないですけれども、公民館単位で子育て広場を行ってあります。これは20年ぐらい前から行っていて、ずっと染みついているんですって。公民館単位で行っているところに来たお母さんたちは、それこそ申込みも何もしないで、回覧板が回ってきた日付に子どもと一緒に遊びに行くような思いで来られて、そこで子育ての悩みとか育児の相談を、また発育の相談をされているそうです。そこに何と、公民館に地元の保育園の保育士さんが来られて、そこで手遊びとかリトミックとか、また保育園でやっている読み聞かせとかを実際に保育園の先生がしてくださるという、そういった場を毎週、多いところは週に2回とか行っているというふうに聞きました。それは、粕屋町も中央の都会になるとそれができなくなる地域もあるけれども、やっているところは昔からそれをやっているんだというふうにおっしゃってありました。   例えば、利用する親子に対して、志免町も子どもはたくさんいますし、1つだけというのは少ないかなというふうに感じるんですけど、この点、町長はいかがお考えでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今、小森議員が言われますとおり、志免町は校区単位では1か所の拠点でございます。昔というか、我々の頃は、地域が子どもを見守るというような体制でございました。今、そのような状況ではないことは十分承知をいたしております。粕屋町が非常にそういう拠点が多いということを聞きますと、志免町も、一番いいのは今言われます公民館単位でこういう事業をするのが、車じゃなくて歩いていける地域の公民館がいいんじゃないかなという思いもあります。こういったことはしっかり参考事例を、いい事例を検討しながら、志免町でもよりよい子育てができるように努めてまいりたいと思っております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 小さければ小さいほど手が届く、そういった支援になるかと思います。行政だけでは手いっぱいだというふうに思います。これだけの子育て情報を毎月のようにしてくださるだけでも本当にありがたいというふうに私思っております。ただ、そこに行ききらない親子があぶれてしまうということは大変残念なことだと思いますので、どうか民間や保育事業所、また町全体で子育てを応援していくって、そういった流れをつくっていただきたいというふうに思います。前向きな検討をよろしくお願いいたします。   それでは、2つ目の質問事項に入ります。予防できるがんを知ってもらおう。質問要旨は、子宮頸がんを予防するHPVワクチン接種の再度徹底周知をの質問に移ります。   子宮頸がんを予防するヒトパピローマウイルス、これを略してHPVワクチンと言いますけど、HPVワクチンの件は令和3年9月議会でも、私、がん教育の中で取り上げさせていただきました。そのときは、HPVワクチンを期間内に打つことができなかった方に対して町の費用助成をというふうなお願いの質問でございましたけれども、その後、令和4年度にHPVワクチンの積極的勧奨が再開されました。それに伴い、約9年間の勧奨差し控えの影響を受けた対象者も3年間の期間限定で定期接種と同条件で接種ができるキャッチアップ接種が設けられました。令和4年度のキャッチアップ接種の開始に伴い、各自治体で対象者に郵送通知が実施されているかというふうに思います。そこで、志免町のHPVワクチン接種の現状と取組について何点かお伺いいたします。   令和5年度から、4価HPVワクチンに加え、よりカバー率が高い9価HPVワクチンも定期接種として使用されるようになりました。志免町では、再度郵送通知も含め、対象者にはこのような接種期間などの周知はできていますでしょうか。またあわせて、キャッチアップ対象者も含めて現状をお伺いいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 松田健康課長。 ◎健康課長(松田直子君) 回答の前に、子宮がんについて説明させていただきます。   ヒトパピローマウイルスは、性行為により感染し、性行為経験者の50%以上は一度は感染するという一般的なウイルスです。HPVに感染した多くの方は、自然に検出されなくなります。一部が、数年から十数年後に前がん病変として発症いたします。子宮がんは、国内で年間約1万1,000人発症、年間2,900人が死亡すると言われてます。ワクチンでHPV感染を防ぐとともに、子宮がん検診によって前がん病変を早期発見、早期治療することで、発病や死亡の減少が期待できると言われております。   御質問の定期の接種対象者ですが、小学校6年から高校1年生相当です。参考に、定期接種の接種状況を申し上げます。令和4年度は、対象1,557人に対しまして接種件数は289件、3回接種するんですが、1回でも打った方を入れて延べとしております。令和5年度の接種件数は、10月末時点で129件です。個人で接種回数が異なりますので、接種率は出しておりませんが、一時接種を差し控えていた時期は年間でも10件程度しかございませんでしたので、それと比べますと徐々に増えてきてると思います。   続きまして、対象期間もよろしいでしょうか。              (8番小森弘美君「はい」と呼ぶ)   定期接種の対象期間、ワクチンの接種間隔として回答させていただきます。定期で使用されているワクチンは3種類ございます。ワクチンによって異なりますが、2価と4価と9価があるんですが、2価、16型、18型、株の種類なんですが、2つの株がありまして2価と言われます。標準的な年齢は13歳、中学校1年生で、全部で3回打つんですが、最初の2回は1か月間隔を空けて1回、2回打ちます。その後、1回目から6か月以上空けて3回目を打ちます。4価です。同じ13歳、中1で打つのが標準的です。1回目と2回目は2か月間隔を空けて打ちます。その後、1回目から6か月空けて3回目を打ちます。最後に9価です。これは今年4月から定期接種になりました。接種間隔は4価と一緒です。ただし、9価のみ、15歳未満で1回目を打っていれば、1回目より5か月以上たっていれば2回で接種完了することができます。この3つのワクチンとも、おおむね1年間で接種完了することが望ましいとされております。   続きまして、キャッチアップ、よろしいでしょうか。              (8番小森弘美君「はい」と呼ぶ)   キャッチアップ対象者とは、HPVワクチンは平成25年4月から定期接種開始となりましたが、同年6月に健康被害の届出が多く上がり、国は一時的に接種勧奨を行わないと各自治体へ通達がありました。その後、国で審査を重ね、安全性に特段の問題がないと、懸念がないということが確認され、令和4年4月、差し控え終了となり、通常の接種となりました。これと同時に、差し控え期間中に接種を逃した方に公費で接種が行えるよう経過措置を取りました。この措置をキャッチアップ接種といいます。   対象者ですが、積極的勧奨を控えてた時期、平成25年から令和3年度の対象者、生年月日でいいますと平成9年4月2日から平成19年4月1日生まれの方、16歳から26歳程度ですね、女性が対象です。経過措置期間は、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間となります。接種対象者は2,049名いらっしゃいまして、全てに個人通知を行っております。接種状況ですが、令和4年度、キャッチアップにつきましては251人、令和5年度10月末時点ですが、148人ということで、差し控え時期に少なかったことを見れば、増えてきていると思われます。   続きまして、接種期間のほうも併せて報告いたします。先ほど説明した接種対象者と同じ接種間隔でございます。過去に1回接種した方は、残りの回数2回を受けることになります。間隔が長く空いたとしても打ち直す必要はなく、残りの回数を打っていただければ結構です。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 本当に詳細にわたって説明いただきました。いつもこのような説明を身近に対象者が聞ければいいんでしょうけれども、今聞いただけでも、対象者や対象期間がごちゃごちゃになってしまいがちでございます。明確に対象者に告知をしてあげないと、してはくださってるんでしょうけど、しっかり周知を徹底してやらないと、接種期間をきっと見逃すのではないかなというふうに心配をしております。はがきだけではなく、周知徹底のほかの手段というのはございますか。どのような形で行ってあるでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 松田健康課長。 ◎健康課長(松田直子君) まずは、基本的には接種の周知ということで、期間ということもですが、定期接種であったとしても強制等はできないので、何回も周知というのは少し難しいとは思いますが、ホームページ、あと広報10月号等で、あと各施設の窓口に置いて周知をさせていただいております。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 分かりました。それでは、次の質問に入ります。   子宮頸がんはワクチンで予防できるという啓発を学校でもしてあるでしょうか。教育長、いかがでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 子宮頸がんのワクチン啓発につきましての保護者へのお知らせについてでございますが、各小・中学校では、学校に子宮頸がんワクチンに関する保護者向けのチラシの配布依頼があった場合には、児童・生徒に担任から説明をして配布をさせていただいております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) それは小学校、中学校ともにでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 小・中学校ともに行わせていただいております。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 分かりました。さっき松田課長がおっしゃったみたいに、中学1年生が標準接種の年齢に当たるということですので、小学校6年生、中学校のこの期間というのがとても重要になるかと思います。あわせて、保護者の方へも誤解がないように、あくまでも任意接種ですけれども、大切な予防接種だということを保護者の方にもお知らせしていただきたいのですが、この点いかがでしょうか。教育長、いかがでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 配布をもって保護者には、こういった資料を送らせていただいているというような説明を加えながら周知していただくようにしております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 分かりました。徐々に増えているという報告だったので、少し安心をしておりますけど、でもやっぱり、全国的にもHPVワクチンの接種率というのは伸び悩んでいる状況です。国は、接種による有効性が副反応を上回るというふうに言って積極的接種を再開したんですけれども、任意接種でもありますし、対象者になかなか正しく伝わっていない部分があります。このままでは日本の子宮頸がんは減らせないというふうな専門家の警鐘を鳴らす声も聞こえているということですので、しっかり志免町は取り組んでいっていただきたいというふうに思います。   先ほど、子宮頸がんの説明がございましたけど、すいません、私ごとですが、私も29歳のときに子宮頸がんになりまして、初期で、妊娠のときに分かったので、すぐに切除をして今ここに命があるんですけれども、がんになったときというのはすごく自分を責めるというか、いろんな思いがあって複雑でございました。子宮頸がんは若い女性が特にかかるというがんでありますし、さっき報告がありましたように、年間2,900人の方が子宮頸がんで亡くなっておられます。比較的若いと言いましたけれども、20代から増え始めて、30代までに見つかってがんを治療したとしても、子宮を失ってしまうという、赤ちゃんが産めないという、そういった状況になってしまうわけでございます。子宮を失う女性も年間で1,000人ぐらいおられるということでございますので、女性のがんによる死亡の第2位が子宮頸がんでございます。子宮頸がんというのはワクチンで防げるんだということをしっかり訴えていただきたいというふうに思います。   定期接種を過ぎた後の接種というのは、公費がなければ、3回接種とさっきおっしゃってありましたけど、4万円から5万円かかります。カバー力の強い9価ワクチンになると8万円から9万円自己負担になるそうです。そうなると、とてもでないけど高額で経済的負担が多いので、打つ人ってなかなかいないというふうに思うんですね。なので、志免町の若い女性の命を守るためにも、キャッチアップ対象者も含め、打ち忘れがないように、また認識が間違っていないような、そういった啓発をいま一重積極的に行っていただきたいというふうに思いますけど、この点、町長はいかがお考えでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 以前、子宮頸がんワクチンに対して後遺症等がテレビでも盛んに放映をされておりました。その影響かどうか分かりませんが、接種をされる方の悩みというか、じゃないかなというふうに思っております。13歳、小学校6年から中学校1年生ぐらいの子どもさんのことですから、親御さんの理解が一番じゃないかなというふうに思っております。そういった意味では、しっかり保護者の方にワクチン接種の大事さを説明する必要があるんじゃないかなというふうに思っております。病気はかからないほうがいいわけでございますので、ぜひともそういったことに対しましては保護者の理解を得ながら進めていきたいというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) それでは、次の質問に移ります。HPVワクチンの男性への接種費用助成に移らせていただきます。   HPVワクチンの男性への接種費用助成に関して、令和5年から助成を開始する自治体が増えてきました。昨年11月には、当事者である男子大学生の方が、男性へのHPVワクチン定期接種化を求める1万5,000件の署名を集めて厚労省に提出したというふうな記事がありました。女性だけに感染予防を強いるのではなく、男性も予防に取り組むべきというふうに私も考えました。そこで、HPVワクチンの男性への接種助成について町の見解を何点か伺います。   1つ目の質問ですが、HPVが関係する男性の疾病にはどのようなものがございますでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 松田健康課長。 ◎健康課長(松田直子君) 男性でのHPV関連がんは、中咽頭がん、肛門がん、陰茎がん等がございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 膀胱がんとか尖圭コンジローマもですよね。分かりました。   2つ目の質問です。男性もHPVワクチンを接種することで、どのような効果が期待できるでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 松田健康課長。 ◎健康課長(松田直子君) 男性へのワクチン接種につきましては、令和2年12月に4価ワクチンが適用となり、9歳以上での任意での接種が可能となっております。国でも、男性への定期接種化に向けて、国の委員会でも議題に上がり、検討に入る準備をしてるところと聞いておりますので、ワクチンのがん発症の予防効果及びパートナーへの感染を予防することが期待できると考えられます。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) そのとおりです。予防接種を男女が共にしていくことで感染リスクがどんどん下がって、社会全体で集団免疫が得られるということも上げられておりました。それでは、認定されている4価ワクチンを3回打つのは接種費用は幾らでしょうか。先ほど言ってしまいましたけど。 ○議長(丸山卓嗣君) 松田健康課長。 ◎健康課長(松田直子君) 現在、日本で男性の接種が認証されてるのは4価ワクチンのみです。医療機関で若干費用は異なりますが、1回接種当たり1万6,000円から2万円かかり、1人3回接種すると5万円から6万円の費用となります。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) おっしゃるとおりです。本当に高額でございます。それでは、海外の公費接種の状況はいかがでしょうか。御存じでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 松田健康課長。 ◎健康課長(松田直子君) 正確な数は把握できておりませんが、海外での男子の接種は約40か国程度と思います。アメリカ、オーストラリア、イギリスなどの主要国で公費での接種が行われているようです。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) WHOのホームページを私は開いたんですけど、57か国に今上っているそうです。オーストラリアでは73%、カナダでは73%、とにかく男性の接種率は高い、外国のほうが進んでいるということですね。海外の状況を鑑みると、先ほど課長もおっしゃったように、今後日本も追従する可能性が高いというふうに思われます。であるならば、先んじて実施する志免町、また町民の健康を大切に考える町として、男性へのHPV接種の助成というのはとても大きなアピールになるかと思いますけど、この点は町長、いかがでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 議員がおっしゃいますとおり、子育て世代の支援につながるものと認識をいたしております。今現在、国も定期接種に向けて検討を進めていると伺っております。先んじて志免町でどうかという御質問でございますが、接種勧奨を行ったり、いろんなこともございますが、しっかり国の動向を見据えて進めていきたいというふうに思っております。   以上でございます。
    ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 実際に男性への接種助成を実施する自治体は、任意接種ですので、全体の対象人数の1.5%から2%の方が接種するだろうというふうに想定して予算を立ててあります。志免町の場合、私がこれ勝手に人口のあれを見て計算したんですけど、小学校6年生から高校1年生までの男性は1,358人でした。その2%が任意接種するとしても27人なので、140万円の費用計算になります。命を守るお金であれば、これぐらいのお金はというふうに私は思ったんですけれども、次の質問に入りますけど、町で男性へのHPVワクチンの接種助成に取り組むことで、先ほども申しましたように、町民の健康を守り、将来の子育て世帯への大切な支援につながると思います。どうぞ前向きに御検討願いたいと思います。   最後に、HPVに感染した男性と女性の感染、子宮頸がんの発症を防ぐとともに、男性の性感染症を防止し、接種を希望する保護者の負担軽減をするために、今後、男性への任意予防接種の費用助成を検討していただきたいというふうに思います。   以上で私の一般質問を終わります。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員の一般質問を終わります。   ただいまから休憩に入ります。再開は14時といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午後1時49分              再開 午後2時00分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山卓嗣君) 休憩前に引き続き会議を再開します。   一般質問を続けます。   7番岩下議員。質問時間30分です。   岩下議員。 ◆7番(岩下多絵君) 通告に従いまして質問をいたします。   今回の質問のテーマは若い世代からも愛される町ということで、若い世代の視点からの質問を行っていきます。町の支援はというと、母子や乳幼児、高齢者や障害者にスポットが当てられがちですが、今回の質問は、そのような支援には当てはまらない中高生や大学生など、10代から30代の若い世代にも目を向けてほしいという思いから質問をしたいと思います。町の考えをしっかりとお聞きしたいので、今回もよろしくお願いいたします。   それでは、通告に沿って進めていきたいと思います。   第6次志免町総合計画、基本目標の1、ひととまちがにぎわい魅力あふれるまちより、スポーツ活動の振興をもっと積極的にということですが、ここの中にはスポーツに関連した関係者がたくさんいらっしゃるので、運動音痴な私が質問するのが気が引けるなという感じがあるんですけれども、質問していきたいと思います。   第6次総合計画の中でも施策の2としてスポーツ・文化活動の振興の部分なんですが、町が取り組むべきこととして、スポーツ活動を支援する、スポーツ・文化活動ができる場を提供するとありますが、では実際にどのような支援が行われているのでしょうか。今年は、WBCやバスケットボール、バレーボール、ラグビーのワールドカップとスポーツイヤーでしたが、志免町も多くの有名な選手を輩出した町でもあります。例えば、皆様も御存じのように、プロ野球ではソフトバンクホークスの大津亮介選手、プロバスケットボールBリーグでは香川ファイブアローズの末廣力久選手など、両選手とも町長を訪問されているんですが、スポーツに取り組んでいる町の子どもたちの目標にもなっていることだと思います。私は、町のコミュニティーの根幹はスポーツと文化であると思っております。そこで、質問に入ります。   子どもたちや若い世代のスポーツ振興のため、今現在、町の取組についてお伺いいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 安楽社会教育課長。 ◎社会教育課長(安楽実君) 町においては、スポーツ協会、スポーツ推進委員と共催して今年10月に初のスポーツフェスタを開催し、多くの子どもたちにスポーツやレクリエーションを体験してもらうことができました。そのほか、アビスパ福岡のコーチを迎えての健康づくり地域交流フェスタや公民館対抗の綱引き大会、新体力テストを主催し、スポーツの振興を図っているところです。また、熱中症対策として日よけのダッグアウトや体育館にはスポットクーラー等の設置ということで、スポーツ環境の整備を行っているところです。また、関係団体であるスポーツ協会においては、ジュニア向けの大会を含め、年間17の大会を開催していただき、スポーツの振興に貢献していただいております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 岩下議員。 ◆7番(岩下多絵君) 次の質問ですが、幸い、我が町では既にスポーツのクラブチーム等の活動が盛んであり、大会の支援等も町では行ってあるということなんですけれども、こういったコミュニティーが既に確立していると思います。町として、今あるものをさらに育てるというような支援の拡充について、考えはいかがでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 安楽社会教育課長。 ◎社会教育課長(安楽実君) 各スポーツクラブ等への支援の拡充についてですが、経済的な支援については、青少年が所属するスポーツ、文化活動を行う団体に対し、青少年特別育成補助金を交付しております。また、郡民スポーツ大会や県民スポーツ大会へ出場する選手への助成金、県の代表として九州大会や全国大会等へ出場する選手に対し、奨励金を交付しています。また、青少年が所属している登録団体には体育施設の使用料を全額免除としております。このように、経済的な支援については近隣町と比較しても手厚いほうだと思っております。   受益者負担や公平性の観点から、補助金の増額など金銭面に関する支援の拡充については考えておりませんが、スポーツクラブなどが使用する、先ほども申し上げました体育施設の環境整備につきましては引き続き取り組んでいきたいと思っております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 岩下議員。 ◆7番(岩下多絵君) 今の答弁でありました体育施設等の環境整備という点では、今どのようなことをお考えでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 安楽社会教育課長。 ◎社会教育課長(安楽実君) ここ数年行ったのは、先ほど申し上げましたとおり、熱中症対策として移動式のダッグアウト、固定式のダッグアウトを各グラウンドに設置をしております。また、体育館におきましてはスポットクーラー、学校体育館におきましてもスポットクーラーの設置を進めております。また、町では今後、学校体育館へのエアコンの設置等が検討されているところです。社会教育課としても、社会教育課が所管する町民体育館や西地区体育館においても今後、空調等の検討を、改修に合わせて検討していきたいと考えております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 岩下議員。 ◆7番(岩下多絵君) 今、町の支援はよく分かりました。先ほど、同僚議員の質問の答弁にもありましたけど、こういったクラブチームに通う志免中の生徒さんが100名以上いるというような答弁がありましたが、教育長への答弁の相手を記載しておりませんでしたが、ここの部分、学校としての支援というのはお答えできますでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 午前中にお答えしたとおり、本町の中学生でスポーツに関わっている子どもたち、部活動、それから地域のクラブチームに入っている子どもたちが六、七割を超えておりまして、大変多いと。スポーツで心身を鍛えている子どもたちが多いなということをお伝えいたしました。学校への支援ということでございますけれども、現在部活動の地域移行が進む流れの中で、スポーツ協会が核となっていただいて、広く地域の方々と子どもたちがスポーツでつながることは、コミュニティ・スクールのみならず、地域コミュニティーを築く上で大変意義深いと思っております。こういった仕組みをつくることに今全力を尽くしておりまして、一つは、学校への支援というのはそういった仕組みづくりを行うことだと思っておりますし、子どもたちの支援、学校への支援を総じて申しますと、先ほど担当課の課長が申しましたように、大会に出らっしゃった子どもたちへの補助金、それから安心・安全なスポーツができる環境整備、関心を高めるためのイベントを開催するといったような支援をさせていただいて、町のにぎわいの核となる文化、スポーツの振興に力を入れているところでございますが、大きく言うと、そういった支援が学校の支援となって返っていくものと考えております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 岩下議員。 ◆7番(岩下多絵君) ありがとうございます。今、町の支援と学校からの支援ということでお聞きしましたが、もう一つ、総合計画の現状というところの中に記載されているんですけれども、町民からの声として、各団体のお困り事を聞くようなソフト面での支援、例えば施設の利用時間を改善してほしいなどというような声も上がっています。例えば、月曜日が休みとかですね。そういったものに関してはいかがでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 安楽社会教育課長。 ◎社会教育課長(安楽実君) 365日全て体育館、グラウンド等を使用することは、施設の維持管理上、週に1回は管理、点検等もございますので、そういう日を設けて清掃であったり維持管理だったり修繕をしたり、そういうものは各施設必要だと思っております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 岩下議員。 ◆7番(岩下多絵君) 今、スポーツ施設等のお話だったんですけれども、これから公園等の質問にも入っていくので、公園のほうにも触れていきたいと思います。利用時間とかというところになってくるんですけれども、例えば平成の森公園に至っては夏でも17時には閉まる。バーベキューをする場合、15時までには撤収までしないといけないとか全く融通が利かないなど、これまでこういったものを改善しようというような議論にはならなかったんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 平成の森公園等でございますが、通常は閉園が5時なんですけど、夏休み期間中とかは19時まで開けてたりとかということもございまして、バーベキュー場も、以前は11時から16時までだったんですけども、利用者の御要望、1時間で準備してお昼から食べ始めるというのは無理があるというようなこともございましたので、それを今は10時から15時まで。15時までにしたというのが、これまたございまして、近隣の方とかいろいろありますけども、どうしてもお酒が入ったりして帰らないという方もいらっしゃったみたいで、そういうトラブルもあったものですから時間的にも変えたというところでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 岩下議員。 ◆7番(岩下多絵君) 町民に寄り添った政治が必要なのではないかと思うんですけれども、こういったところ、町長の見解はいかがでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) スポーツ施設、また文化施設といいますか、平成の森公園の施設等につきましては、スポーツ施設につきましては体育協会がございます。体育協会としっかりそういったものについては御相談していただければというふうに思っております。また、利用時間等につきましても、近隣の状況等も踏まえて今設定してるわけでございます。そういったことについても、スポーツ施設であれば体育協会等と相談していただければというふうに思っております。また、平成の森公園の利用につきましては、先ほど課長が申しますとおり、健全に利用していただける分には全然問題ないかなと思っておりますが、一部の人がそういったことになると近隣からいろんな苦情もあるわけでございます。そういったことがなければ、もうちょっと長くとか、もうちょっと幅広い考えを持つこともできるんじゃないかなというふうに思っております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 岩下議員。 ◆7番(岩下多絵君) それでは、次の質問に入りたいと思います。グラウンド等、スポーツをする場所についてのところなんですけれども、これは主に子どもたちにラグビーをさせている保護者から寄せられている声がありまして、今回、質問とさせていただいてます。   ラグビーやサッカーをする場所としてシーメイトグラウンドの芝生化計画はという質問なんですが、これは私としても、芝生化することで、竪坑周辺、今度緑地化されますが、そことの流れで景観もよくなるのではないかと考えてます。また、東区とかシーメイト周辺の住宅地への砂の飛来を防いだり、地球温暖化対策にもつながるのではないかと考えていますけれども、これについてはいかがでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) シーメイトグラウンドの芝生化につきましては、私も就任当初から、東区町内会の議員の方から芝生化、ほこりがしない対策をということでいろいろ御質問がありました。芝生化するとほこりが舞わないというふうなこともあるわけでございますが、取り立ててそのときは、東区町内会の住宅近くに木を植えたりですね。よく聞くのが、当然、風が強いときに砂ぼこりがするわけですが、今の話を聞きますと、雨等でラグビーとかサッカーとか駐車場として使った場合にグラウンド整備をトラックでするわけです。そのときに結構ほこりがするというようなことも聞いております。そういったことは少し改善をしなければいけないというふうに思っております。   先ほどから芝生化についての御質問でございましたが、当時もしっかり検討させていただきました。totoの補助金を使ってできないかというようなこともありました。いろいろ検討させていただきました。まだ結論が出たわけではございませんが、サッカー、ラグビー等については芝生化のほうがやりやすいスポーツだと思っております。問題の中にあるのが、ソフトボールはジュニアの場合は問題はないんじゃないかなと思いながらも、大人のスポーツがソフトボールはどうかなという心配もあります。それから、イベントをしたときの駐車場として町民広場を使うわけでございます。ここが大きな今障害になっているとこでございます。芝生化は、見てもいいし、環境にも優しい、砂ぼこりにも対応できるということで、私は芝生化が進められたらいいかなというふうに思っております。人工芝も検討いたしました。人工芝よりも天然芝のほうが環境に優しい面ではいいかなという思いもございますが、まだまだ課題がある状況でございますので、その辺はしっかりまた検討させていただきたいというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 岩下議員。 ◆7番(岩下多絵君) 次の質問に移ります。   気軽にバスケットボールのスリー・オン・スリーができるような公園があるか、または何か所あるかということなんですけれども、これについては、バスケットのゴールを設置してほしいという声が多数あります。この近辺でそれができるところといったら博多の森になるんですが、今そこしかないなという声も上がっております。これについてはいかがでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 公園について、バスケットボールができる公園ということでございますが、現在のところございません。 ○議長(丸山卓嗣君) 岩下議員。 ◆7番(岩下多絵君) 公園はなくとも、例えば駐車場にゴールポストが立ってるようなところというのも今のところないでしょうか。例えば、公園横の駐車場とか。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 公園の横に駐車場がございます場合は、公園利用者が利用する駐車場となりますので、そこにゴールポストをつけるということは難しいかなと思ってます。他町なんかを見ますと、例えば第2駐車場、通常開けないような駐車場につけてるというとこはあるんですけども、町内はそういうとこはございませんので、ございません。 ○議長(丸山卓嗣君) 岩下議員。 ◆7番(岩下多絵君) そうなんです。他町で公園の横の駐車場にゴールポストをつけてるようなところがございましたので、今回私も質問してみたんですけど、例えば、役場の庁舎の職員駐車場の使ってない時間とかに、はじっこのほうにポストがあるだけでも、夕方6時以降とか、操法大会の練習がないときとか、そういったときに子どもたちが来て遊べるというか、そういった居場所になるんじゃないかなという気がしているんですけれども、そのあたりはいかがお考えでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 役場駐車場にバスケットのリングをという、私は発想もしてなかったことでございますが、なるほどなと今感心をしておるとこでございます。いろんな問題というか、空いてる時間帯でバスケットができるかなと今急に思っておりますが、どうでしょうかね。役場の駐車場も、違法駐車等を含めて、なるべくそういうことがないように戸締まりをしてるわけですから、そういった意味で使うことができるのかなとは思います。今、急に言われたんで、なるほどなと思いながらも、そういった発想もあるのかなと今感心をさせていただいております。 ○議長(丸山卓嗣君) 岩下議員。 ◆7番(岩下多絵君) 次の質問に移ります。   小さな子どもたちを対象とした公園は数々ありますけれども、中高生など若い世代が思い切り体を動かせるような公園がありません。例えば、今言ったようなバスケットができるようなところとかキャッチボールができるというような場所、スケートボードなども禁止箇所をどんどん増やしていくのではなくて、そういった可能な場所を考えるというような、実際そういった議論とか姿勢はなかったのかということでお聞きします。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 町内の公園でございますが、ここには遊具がございまして、日々子どもたちが遊んでいるところでございます。若い世代が体を動かせる公園ということでございますが、どういう動かし方をするかにもよるんですけども、これまで数々の地域からの御要望といいましょうか、ございましたけども、中高生が固いボールを使って周りのことを気にせずに遊んでるとか、それこそ一度注意しに行ったのは、金属バットを振り回して野球をやってるとか、あとサッカーとか、公園のフェンスとかいろんなところにぶつけたり、フェンスを飛び越えるような遊びをしてるので、そういうところでいろんな御要望がございまして、今なかなかできるところが公園ではないというところでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 岩下議員。 ◆7番(岩下多絵君) できるところがないから、結局、小さい子が遊んでる横でそういうふうにやって危険なところになってしまうということなので、そういったできる場所をつくるというような発想は今まで生まれなかったのかというところなんですけれども。 ○議長(丸山卓嗣君) 砥上都市整備課長。 ◎都市整備課長(砥上敏之君) 私たちもいろいろと検討はいたしました。どうしても公園というところでございますので遊具があったりということがございまして、ボールで遊ぶなということではなくて、例えば、今注意喚起してございますのはフェンスを越えるようなボール遊びはしないでくださいというふうなことで、それでできるようなことはやっていただいてもいいですよというふうな形で、もちろんほかの利用者のことも気にしながらですね、ということで今しております。 ○議長(丸山卓嗣君) 岩下議員。 ◆7番(岩下多絵君) 公園のことなんですけど、逆にこういった声もあります。公園があまりにもきれいに整備をされ過ぎて、泥んこ遊びなど穴を掘ったり山を作ったり、トンネルを掘って水を流したりして遊ぶようなところが、今、我々が小さい頃やっていたような遊びができなくなっているというような声も聞きます。午前中の答弁にもありましたように、町長が今度子どもたちとの意見交換会を行うという場があるということだったんですけれども、やっぱりその世代の声はその世代に聞くのが一番いいと思うんですが、こういったことを踏まえまして、今後あらゆる世代の声を聞くという、その辺に関しては町長、どうお考えでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今言われるとおりだと思います。若い子たちはいろんな意見を持ってるかと思います。小学生は小学生なりの意見、中高生は中高生なりの意見があるんじゃないかなと。言われるとおり、中高生の思い切り体を動かすような場所がない。これいいかどうか分かりませんが、私、時々シーメイトの周りに土日に行くと、あそこの多目的広場ってグラウンドじゃなくて上の広場で中高生だろうと思われる子どもたちがキャッチボールしたり、これは団体じゃなくて個人だからそう怒られるようなことはないんじゃないかなと思いながら、それが利用可能かどうかは別として、そういった場所で子どもたちが思い切りキャッチボールしている姿を時々拝見させていただいておりますが、今言われますように、中高生がほかの子どもたちを気にせずに思い切り体を動かせる場所が本当にないなと、今つくづく感じてるとこでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 岩下議員。 ◆7番(岩下多絵君) では、次の質問に入ります。   今までの質問は体を動かすという部分だったんですけれども、次は、2番、若い世代の居場所についてということで、学生たちが、例えば放課後とか休日とか、友人と集まったりおしゃべりをしたりして過ごせるような、ちょっと行けるような場所という居場所ですね。そういったものがあってほしいという思いからの質問になります。   去年、武雄市の図書館を見に行ってきました。学校帰りの地元の中高生であふれていて、とてもにぎやかな雰囲気でした。友達と談笑しながら宿題をしたり、思い思いに本を読んで過ごしたり、併設するカフェを利用したり、若い世代の憩いの場になっておりました。静かに本を読むという従来型の図書館も必要ではあるんですけれども、こういったようなカフェ図書館や自習室のようなところ、ミーティングスペースやワーキングスペースみたいな、若い世代が喜ぶようなおしゃれな空間があってもいいのではないかと思うのですが、こういった点では町の考えとしてはいかがでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 安楽社会教育課長。 ◎社会教育課長(安楽実君) 武雄市の図書館ですけども、こちらは民間が管理運営しており、スターバックスが入っていますし、本の販売などもしております。また、内部の空間デザインにも優れた魅力的な施設だと思いますが、町民図書館と比べて比較対象にならないような大規模な施設だと思っております。町民図書館ではスペースが限られておりますので、公共図書館としての役割、蔵書数とのバランスを考えながら、居心地のいい新しい空間づくりを研究していきたいと考えております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 岩下議員。 ◆7番(岩下多絵君) 今回は、中高生、大学生、10代から30代の若い世代などが体を思い切り動かせるような場所、そして若い世代の憩いの場所としてのおしゃれな空間とか、そういったところにとにかく目を向けてほしいということで質問をいたしました。最後になりますが、若い世代の居場所づくりについて町長の見解をお聞きしたいと思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 若い世代、恐らく中高生だろうと思いますが、若い世代の居場所づくり。武雄市の図書館のお話がありました。民間経営で、民間のいいところを取り入れた施設で、志免町の図書館と比べると、それは及ばないわけでございますが、私、時々TSUTAYAに行きます。TSUTAYAの中で、パン屋さんの近くにスペースがあって、そこで若い人が飲物を飲みながらとか雑談している姿を時々拝見させていただきます。ああいうスペースが、武雄市の図書館にも併設したようなことじゃないかなという思いでございます。万が一、志免町がそういった図書館、今の図書館も手狭でございまして、将来的には独立の図書館が必要になってくるという思いでございます。そういった場合には、武雄市の図書館等を参考にしながら造らなければいけないというふうに思っております。   それから、若い世代の居場所づくりについては、今まで幼児期、高齢者等について目を向けてありましたが、中高生については、なかなか今までそういったところに着目した施策が取れてなかったということもございます。今回、町民センターの改修をする中で、あそこの町民センターのフロアの一角がそういったことになればという思いもございますので、今後は中高生の居場所についてもしっかりと町として取組を検討しなければいけないというふうに思っております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 岩下議員。 ◆7番(岩下多絵君) 志免町の図書館も本当にすばらしいものだと思っております。別に志免町の図書館が悪いと言っているわけではなく、若い世代の居場所ということで、静かに過ごすのではなく、もうちょっと声を出したりとかみんなで談笑したりできるスペースが欲しいという思いで今回は質問させていただきました。もっと魅力ある志免になるように、そういった期待を込めて今回の質問とさせていただきます。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 岩下議員の一般質問を終わります。   以上で本日の日程は全部終了しました。   本日はこれで散会します。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              散会 午後2時30分...