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06月12日-02号

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  1. 志免町議会 2023-06-12
    06月12日-02号


    取得元: 志免町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-19
    令和 5年第4回 6月定例会1 議 事 日 程(第2号)   (令和5年第4回志免町議会定例会)                                    令和5年6月12日                                    午 前 10 時 開議                                    於   議   場 日程第1 一般質問番号質 問 者件    名要旨・質問内容質問の相手1丸 山 真智子1.世利よしみ町長の選挙公約と丸山まちこの選挙公約について。(1) 世利町長のスローガンは「志免町の更なる飛躍を!」、私のスローガンは「まちを人を元気にするまちこです」。   住民の方々との対話で得た意見等も含めながら、その公約を実現するために質問します。  ①今回の町長選挙は無投票となった。公約がわかりづらい。リーフレットには「志免町の更なる飛躍を!」住みやすい、住んで良かったと思える志免町を!私は「実行」します、とあるが、更なる飛躍をさせるために、この4年間で何をどのようにしたいのか決意を伺いたい。   ⅰ.1期目は、「対話と行動力で志免町に新風を!」だったが、8年が過ぎ、果たして新風が吹いたのか?見解を聞きたい。   ⅱ.2期目は「誰もが輝き、子どもたちに未来を」住み続けたいと実感できるまちへ、だったが、誰もが輝くように具体的に何をされたのか。   ⅲ.人事異動で課が代わった課長、昇格となった課長に、町長を支える立場で課の運営方針を問う。  ②丸山まちこのスローガンは「まちを人を元気にするまちこです」。具体的に伺います。   ⅰ.「まちを元気に」。10年後、20年後を見据えて長期的な視点からの質問。     福岡市地下鉄空港線JR福北ゆたか線の接続については、県の基礎調査結果が出た。開業は早くて19年後。期成会の今後は?接続線のルートと志免町の立場は?町益を目指した町長の考えを伺う。   ⅱ.短期的な視点からは、町の魅力up、情報発信が足りないのでは。     よそ者、若者の地域おこし協力隊を採用したらどうか。国の財政措置もあり、県の支援も手厚い。ミッションを明確化した上で募集をすべきではないのか。   ⅲ.「人を元気に」。高齢者の元気な町を目指して、社会参加を促すために「高齢者社会参加ポイント制度」を導入する考えはないのか。   ⅳ.帯状疱疹ワクチン接種費用の助成を求める意見がある。検討課題になっているのか。   ⅴ.シーメイト内のレストランが閉店となっている。どうするのか。健康的な食事の提供で、孤食の防止や交流の場となる『コミュニティレストラン』または『カフェ&おとな食堂』の準備を進めたらどうか。   ⅵ.「誰もが輝く」。福岡県手話言語条例が制定された。志免町議会でも国に意見書を提出した(平成26年9月)こともあり、期待も大きい。その目的は?町としては、当事者の声を聴き、生きた条例にすべきではないのか。町長2小 森 弘 美1.誰もが防災のエキスパートに。(1) 地域防災力強化のための取組みについて。   災害はいつ起こるか分からない。災害発生時に地域住民がどう対応するのかを決める「地域防災計画」の普及など防災力の向上が求められる。志免町として、もしもに備える地域防災力強化の取組みについて見解を伺う。  ①各地域に防災リーダーの育成が必要。町としての取組みは。  ②町として「防災士」育成・推進を行っているか。   現在の「防災士」の人数の掌握はできているか。  ③地域防災力向上の取り組みの一つとして「防災士」の資格取得の奨励は行っているか。
     ④町として、「防災士」に関する助成制度は設けているか。 (2) 防災教育について。   自然災害が激甚化・頻発化する中で、防災教育の必要性が高まっている。  ①「防災教育」の意義は。  ②「防災教育」は学校現場でどう教えられているか。  ③「防災教育」の場に地域・保護者の関わりはあるか。町長 教育長2.アピアランスケアは心の支え。(1) アピアランスケアについて。   志免町では、2022年4月1日より、がん患者及びがん経験者のがん治療に伴う心理的負担を軽減するとともに、社会参加を促進し、療養生活の質の向上を図るために、「アピアランスケア支援事業」を実施している。支援の現況と今後の取組みについて町の見解を伺う。  ①「アピアランスケア支援事業」の周知はどのように行っているか。  ②利用者の人数は。  ③体調不良などで申請が困難な場合の対応は。 (2) 円形脱毛症の方のウイック助成について。   厚労省は今月、円形脱毛症を患う患者の代表より、同病気を巡って、国の難病指定などを求める約1000人の署名を受け取った。がん患者同様、円形脱毛症の患者は治療が長期化する場合ウイッグを使用する場合があるが、以下何点か町の見解を伺う。  ①円形脱毛症の方の相談・助成の問い合わせはあるか。  ②今後、円形脱毛症の患者の方でウイッグの助成を行えないか。町長3.一人も孤独にさせない志免町の実現へ。(1) 町長と「町民井戸端会議」の提案について。   「誰もが住みやすいまち志免町」の実現のためには、町民の皆さまと一体となって町政に取り組んでいかねばならない。そのためには、町民の声に耳を傾け、町長自らの思いを語っていくことがとても大切だと考える。  ①町長自ら、子育てサークルPTA等子育て世代との意見交換の場を持っているか。  ②町民の方の声に、より住みやすい志免町にしていけるヒントがあると考える。ひざ詰めの「町民井戸端会議」の開催を定例化してみてはいかがか。町長3安河内 祐 子1.コミュニティ・スクールの活性化について。(1) 昨年度(初年度)の取組みを生かした、今年度の目標と取組みについて。  ①昨年度は人と人をつなぐ第一歩として“明るいあいさつ“が町全体に広まり、学校・家庭・地域がつながることを目標とし、“あいさつ運動“に主に取り組んできたが、今年度の目標と取組みについて尋ねる。 (2) 小学校と中学校、それぞれの取組みについて。  ①中学校でのコミュニティスクール推進活動について。  ②小学校でのコミュニティスクール推進活動について。 (3) 地域住民や保護者の方々への活動の拡散について。  ①一部の委員、町内会関係者、学校だけでなく、コミュニティ・スクールについて、一般の地域住民の方々や、保護者全体にこの活動を周知拡散し、日常生活の中に取り入れていく重要性を解りやすく説明する場が必要と考えるが。  ②地域集会が開催されなくなったが、学校と地域、地域と保護者、保護者と学校が連携して、共有・協働していけるように、何か代替え案はお考えか。町長 教育長2.防災に対する取組みについて。(1) ハザードマップの有意義な活用について。  ①自然災害や被害が何も起こっていない時は、町民も防災への意識が薄れると予想されるが、学校では火災に対する避難訓練以外に行われている防災訓練はあるか。  ②地域では、高齢世帯、独居世帯等を把握して、自然災害時の避難について、行われている取組みはあるか。  ③学校や地域でハザードマップを有効利用した取組みは行われているか。  ④コミュニティ・スクールとも連携して、自然災害時に生かせるような取組みを考える必要性を感じる。   “コミュニティ“活動の発展のために、今後の自然災害防災教育を取り入れていくお考えは。町長 教育長4稲 永 隆 義1.投票率の向上に向けて。(1) 今回の町議会議員選挙の投票率は32.04%。回を追うごとに低下している。志免町は県内及び近隣町比較でも最下位である。行政と議会共に協力し、投票率低下に歯止めをかけなければならない。  ①町長の現状認識を伺う。  ②教育長の現状認識を伺う。  ③令和4年度の投票率向上のための啓発活動の内容を伺う。  ④令和3年度の事務事業評価に、効率的・効果的な啓発方法について検討の必要があると書いてあるが、結果を伺う。  ⑤これからの投票率向上のための啓発活動について伺う。  ⑥町長、教育長にこれからの取組みについて伺う。  表1 近隣町の投票率 町名投票率志免町32.04%須惠町36.94%篠栗町41.77%新宮町49.07%  表2 当日有権者数と投票率の推移 年月日有権者数男 (%)女 (%)投票率 (%)町長選H23.4.2433,57840.5444.1342.43無H27.4.2634,67243.8948.8046.48有H31.4.2135,86539.7043.9841.95有R05.4.2336,42730.0833.8132.04無  表3 年代別投票率 年齢有権者数投票率 (%)年齢有権者数投票率 (%)18.1989421.5950~596,10331.0020~293,87015.1660~694,52243.1030~395,01920.2270~795,12749.6540~497,32627.3080~3,56639.96  表4 投票区別投票率(良い順) 投票区有権者数投票率南区5,38341.85%東区6,40736.77%中央区11,42831.53%西区13,20926.19%  表1は選挙ドットコムより、表2~4は志免町選挙管理委員会資料より)町長 教育長2.誰1人取り残さない教育のために。(1) GIGAスクール構想のさらなる推進を。  ①不登校児童生徒に対する学びの保障。   ⅰ.令和4年度の不登校児童生徒数と前年比等を伺う。   ⅱ.不登校児童生徒へのリモート授業の実績を伺う。   ⅲ.不登校児童生徒へのリモート授業の実施方法を伺う。   ⅳ.不登校児童生徒へのリモート授業のキャパシティを伺う。   ⅴ.不登校児童生徒へのリモート授業のガイドラインの有無を伺う(出席扱い等)。  ②学習に遅れがみられる児童生徒への対応。   ⅰ.AIが個人個人に応じた出題をし、学習に遅れがみられる児童生徒に対応するとのことだったが、実績とこれからの展望を伺う。  ③町長、教育長に誰1人取り残さない教育に対する所感を伺う。町長 教育長2 出席議員は次のとおりである(12名)  2番  稻 永 義 美              3番  佐 藤 貴 士  5番  安河内 祐 子              6番  稲 永 隆 義  7番  岩 下 多 絵              8番  小 森 弘 美  9番  藤 瀬 康 司              10番  丸 山 卓 嗣  11番  牟田口 武 史              12番  丸 山 真智子  13番  牛 房 良 嗣              14番  大 西   勇3 欠席議員は次のとおりである(2名)  1番  荒 牧 裕 樹              4番  野 中 秀 樹4 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(2名)  議会事務局長  稲 永   正          書記      平 山 聡 彦5 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(21名)  町長      世 利 良 末          副町長     丸 山 孝 雄  教育長     金 子 眞 恵          会計管理者   牛 房 大 和  総務課長    内 野 克 志          まちの魅力推進課長                                   圓能寺 豊 博  経営企画課長  篠 原 優 人          税務課長    徳 永 康 國  住民課長    塩 崎 幸 恵          福祉課長    今長谷 智 子  福祉課参事   佐 藤 利 江          健康課長    松 田 直 子  子育て支援課長 高 山 真佐子          生活安全課長  太 田 成 洋  都市整備課長  砥 上 敏 之          上下水道課長  百 田   光  学校教育課長  池 松 貴 恵          学校教育課参事 中牟田 いずみ  社会教育課長  安 楽   実          総務課長補佐  二 村 研 司  経営企画課長補佐米 澤   大            ~~~~~~~~~~~~~~~~              開議 午前10時00分 ○議長(丸山卓嗣君) これより本日の会議を開きます。   日程に入る前に報告します。   本日は野中議員よりけがによる療養のため、荒牧議員より家族の介助のため欠席の届けが出ております。   それでは、日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 一般質問 ○議長(丸山卓嗣君) 日程第1、一般質問を行います。   順番に発言を許可します。   12番丸山真智子議員。質問時間30分です。   丸山真智子議員。 ◆12番(丸山真智子君) 4年ぶりの一般質問になります。通告書に沿いまして、質問を進めてまいります。   今回の一般質問は、選挙後の初めての一般質問になりますので、公約について質問をさせていただくことになりました。   世利町長のスローガンが「志免町の更なる飛躍を!」、私、丸山真智子のスローガンが「まちを人を元気に」です。私の質問については、選挙活動とその前の後援会活動で得た町民の声も含まれておりますので、その件は御理解していただきたいというふうに思っております。   まず、公約についての質問でございますけれども、まず町長選が無投票になりました。選挙公報が町長選は出されておりません。これは私たち議員の選挙公報なんですけれども、それで、公約がはっきり言って分かりづらいんです。それで、リーフレットを出されておりますけれども、リーフレットの表紙には「志免町の更なる飛躍を!」、開いたら、私は実行します、住みやすい住んでよかったと思える志免町を!と、感嘆符までついております。先に、3期目のさらなる飛躍を聞くよりも、まずはやっぱり1期目、2期目を検証しないといけない、総括しないといけないというふうに私は思っております。当然町民の皆さんもそうですよね。   それで、1期目なんですけれども、「対話と行動力で志免町に新風を!」でした。さて、8年が過ぎました。どのように新風が吹いたのでしょうか。吹き荒れたのでしょうか。お尋ねをいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今、議員が言われますように、今回の選挙におきまして、公的な選挙公報は出すことができませんでした。準備はいたしておりましたけども、出すことができませんでした。最初の、平成27年のことについてお尋ねでございます。果たして新風が吹いたのかという御質問でございます。   これは、私が判断するというよりも、町民の皆さんが判断するべきことではないかなというふうに思っております。その中でも、平成27年5月から、多くの皆さん方、町民の皆さん方の御理解を得て、町政を担当させていただいております。その中でも、できたこと、できなかったことがあるわけでございます。まず、8年間を振り返りまして、できたことにつきまして、二、三、報告をさせていただきます。   私のこの8年間を振り返りますと、小・中学校の、まずエアコン設置を早急にさせていただきました。それから、都市計画道路志免宇美線の事業認可の取得、それから危険な道路、水路の整備、学童保育所の増設による待機児童の解消、最近は落ち込んでおりますが、ふるさと納税による収入増、旧志免鉱業所竪坑櫓保存修理工事、町制80周年記念式典の開催と記念誌の発行、庁舎1階の窓口リニューアル、財政の健全化等が主なものでございます。   就任以来、町民皆様方と、私の肩書にとらわれず、いろんなお話をさせていただいております。これは、町民の皆さんに限らず、職員ともいろんな意見交換をさせていただいております。そういったことが、風通しのよい町政運営になってるんじゃないかなというふうに思っております。それが新風といえば新風に当たるんじゃないかなというふうに思っております。先ほど言いますように、このことは、やはり町民の皆さんが判断するべきことではないかなというふうに理解をいたしております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 結論としては、町民の皆さんが判断するものということで、今日、多くの町民の方が傍聴に来られておりますけれども、どのように判断されるのかは後から伺いたいぐらいです。   8年前を振り返りますと、長期政権というか、そういう政権が続いてて、どちらかと言ったら、石橋をたたいても動かないっていうような閉塞感がありました。そこで、期待を背負って世利良末町長が登場されたわけなんですけれども、新風をとても期待いたしましたけれども、私が今聞く限りでは、ほかの世利良末町長ではなくてもよかったんではないかなとも思いますけれども、それは私が個人的な考えであって、町民の皆様が、新風が吹いたって言われたらそれでいいわけです。   次、2期目に入りますけれども、2期目は、「誰もが輝き、子どもたちに未来を」住み続けたいと実感できるまちへでした。誰もが輝くような、具体的に何をされたのか伺います。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 先ほどの丸山議員のお話の中に、私じゃなくてよかったんじゃないかというような話がありました。非常に憤りを感じております。それは確かに、いろんな方の御意見があるわけでございますが、丸山議員はそのように考えてあるということでございます。理解をしていきたいというふうに思っております。   2期目のスローガンの中に、誰もが輝く、住み続けたい町の実感というようなことを掲げておりました。2期目のスタートでは、町制80周年を終えて、その後というときにコロナの感染が始まります。もう本当にあの頃の、まだ終息はいたしておりませんが、コロナの対策等で、職員挙げていろんなことに取組をさせていただきました、難しいかじ取りの中で、いろんな行事を中止をせざるを得なかった。私が、1期目から続いております町民との対話もできなくなったわけでございます。そういった意味では、本当にコロナ対策に追われた、この2期目でございました。   その中でも、できたことといいますと、待機児童の解消だったり、学童の新設等ございます。また、GIGAスクール等もございます。そういった直接的にはコロナには惑わされることなく、いろんなできることをやってきたというふうに思っております。しかしながら、一番の問題は、町民の皆さん方のいろんな御意見をお聞きすることができなかったというのが残念であります。コロナの終息後、また町民の皆さん方といろんな対話集会も開いていきたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 町長の2期目は、私の議長の活動ともダブるわけなんですけれども、確かに、コロナの影響は大きかったですよね。私も、自分も思うような議会運営ができなかったというふうに、じくじたる思いがしておりますので、この件については私も理解できます。その中で一生懸命されたということで、私もできる範囲でいっぱい一生懸命いたしましたので、その件は仕方ないかなというふうに思ってるわけです。   それで、これからが大事なんですが、3期目となる今後4年間で、志免町をどのようにさらに飛躍させるようにされるのか。町民の期待も大きいわけです。それで、先ほど申し上げたように、公約がはっきり分からなかったということで、熱い思いをここで語っていただけたらというふうに思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 先ほど申しますとおり、3期目がスタートしたわけでございまして、2期目にいろんな課題も抱えております。現在も、いろんな課題の中で、町の一番の課題は何かと問われると、非常に難しいわけでございますが、私は、総合的に考えますと、町を通勤通学でいろんな渋滞が発生をいたしております。この渋滞緩和を一番に解消しなければいけないというふうに思っております。それから、先ほど、いろんな課題があるという中でも、高齢者の問題、それから子どもたちの学業の問題、不登校の問題、いろんな課題があるわけでございます。その中でも、先ほど言いますように、今すぐ取り組めること、長期的な視野で取り組まなくてはいけないことがございます。渋滞緩和につきましては、後ほどまた質問ございますが、志免宇美線のほかに、いろんなことが、今、少し動き出しております。こういったことを一つ一つ、国、県等にもしっかり要望活動をしながら進めていければというふうに思っております。   一言でいろんな、3期目でこうしろああしろっていうのは非常に、したいというのは難しいわけでございますが、しっかり町民の御意見を聞きながら町政を進めていきたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) そこで、次の質問に入りますけれども、二元代表制とよく言います。町長も議員も住民から選ばれています。違いは、町長は独任制であります。要するに、ピラミッド型で、議会は合議制で行われる。町長は、リーダーシップを発揮して、職員とともにトップダウンやボトムアップでよりよい町政を担っていかなければならないというふうに考えております。   そこで、伺いたいというふうに思います。   全員とまではいかないんですけれども、人事異動で課が変わった課長、昇格となった課長さんに、町長を支える立場、総合計画を進めていかなければなりません。町長の公約を進めていかなければなりません。そういう公約も念頭に置きながら、課の運営の方針を伺います。 ○議長(丸山卓嗣君) 圓能寺まちの魅力推進課長。 ◎まちの魅力推進課長(圓能寺豊博君) まず、人事異動、昇格にかかわらず、課長は組織の一員として、町長の方針を理解し、課の運営に努めるものです。また、課の事務処理において、方向性など確認する必要がある場合は、町長はじめ、副町長並びに関係課と協議をさせていただいて決定します。   このことを踏まえ、まちの魅力推進課では、町長が公約で掲げています魅力的なまちづくりの一つ、プレミアム商品券を活用したにぎわいの創出と商工支援については、議員も御存じと思いますが、商工会が行います電子商品券事業しめPayへの支援としまして、町から商工会へ補助金の交付を行います。この事業は、商店等に人が出向くことのにぎわい、購買意欲を促すことによる商工支援につなげています。   また、企業誘致に関しましても、商工会が創業セミナー等の事業を行っていますので、情報交換を行いながら、会員とともに進めていきたいと考えております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 徳永税務課長。 ◎税務課長(徳永康國君) 税務課では、徴税は町財源の基幹であり、公平で適正な課税、収納管理を行い、財政運営の安定を図ることが重要だと考えております。そのために、納税環境の整備や納税者に納税の重要性を理解していただき、納期内納付に向けた取組を行っていきます。   また、地方税法等の改正にも迅速かつ適切に対応できるように努めてまいりたいと思います。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 高山子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(高山真佐子君) 子育て支援課の業務は、子どもが安全に安心して生活できる権利、子どもの権利を守るために、その環境を整えることです。そのために、保育環境や学童保育、また中高生の居場所を整えたり、子育て支援センター等で講座や相談業務を行ったり、子育て支援を実施しております。   保育園と学童保育の待機児童解消については長年の課題でしたが、先ほど町長が言われましたように、施設整備等により現在解消しております。   今年度は、老朽化した志免東保育園の施設更新を行い、保育環境の改善を行うこととしております。 ○議長(丸山卓嗣君) 松田健康課長。 ◎健康課長(松田直子君) 先ほど、町長からも、コロナ禍の方で自粛が求められというお話がありましたが、健康課は、実際行っている取組の中で、これまで以上に、町民の方お一人お一人の健康状態に努め、個別的な支援を行ってまいりたいと思います。子どもから高齢者まで健やかに暮らしていけるよう、健康づくりに関してしっかりとサポートを行い、健康課の役割に努めてまいりたいと思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 百田上下水道課長。 ◎上下水道課長(百田光君) 町長公約のスローガンであります、住み続けたいと実感できるまち実現のためには、当然のことでございますが、町民の皆様が安心して暮らすことができる住環境の整備が重要であると考えております。その中でも、上下水道は、生活する上で欠かすことのできない重要なインフラでありますので、町民の皆様が、日々、そして将来にわたり、安心快適にお使いできるよう、私はじめ、職員一人一人が、まちのインフラを支えるという強い責任と使命を持って仕事に取り組んでまいりたいと考えております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) ありがとうございました。町長、心強いですね。町長、首長は、町の経営者なんです。課長さん、先ほども申し上げたように、独任制でピラミッド型になっていますので、リーダーシップを発揮して、職員の皆さんとともに住民福祉の増進に力を発揮していただきたいというふうに思っています。   世利町長、3期目の期待はとっても大きいんです。世利良末町長だから志免町はとっても飛躍したなと評価されるように、強力なリーダーシップを発揮し頑張ってください。私も議会も応援します。   先ほどちょっと批判的なこと言いましたけれども、そういう耳の痛いこともやっぱりそれはそれで必要だというふうに思うんです。だけど、やっぱり目指すものは一緒、町の発展と住民福祉の増進なんです。だから、議論を闘わせながら共に頑張っていきましょうということで、私はこれについてはエールを送りたいと思って、こういう質問をさせていただきました。   続けて、参ります。   次は、丸山真智子の公約のスローガンに入らせていただきますけれども、まず「まちを人を元気にするまちこ」なんですけれども、まずは町を元気に、政治家は、10年、20年後、どうかしたら50年後ぐらいのことを見据えた長期的な視点からの取組と、今課題となっている、問題となっていることに対する取組が必要だと常日頃から考えております。私が言うまでもありませんけれども。   では、長期的な視点から質問をいたします。   福岡地下鉄空港線JR福北ゆたか線について、県の調査結果が出ました。どのような調査結果なのか、どのように把握されてますでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今回の福北ゆたか線延伸につきまして、どのように理解してるかっていうことだろうと思います。   調査結果の内容といたしましては、ルートが、3から4のルートが示されました。また、それに関わる経費等が示されたわけでございます。期成会の中で報告をお聞きしたわけでございます。このことにつきましては、しっかり受け止めて、町として一番、町の町益につながるルートにつきまして、飯塚の片峯市長ともよくよくお話をする機会がございました。志免町としてはこの路線が一番うれしいんですがねというような話をさせていただきました。片峯市長の弟さんが志免町におられることもあって、志免町の御意向はよく理解をしてるつもりでございますという話も聞かせていただきました。この福北ゆたか線の開通が、本当に志免町の今後の将来に向けて、活気あるまちづくりにつながるんじゃないかなというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) この調査結果っていうのは、私も含め、議会も、新聞でしか知らないんですよ。期成会のことも、詳しいことは議会では報告あっておりません。私は議長でしたので、構成メンバーは伺っておりますけれども。だから、もう少し情報を、今頑張るというふうにおっしゃってましたけれども、何を頑張るのか。そのルートだって、いろいろルートがあるじゃないです。原町とつなぐ線、あと長者原とつなぐ線、あと直線でつなげば、志免町は関係なくなるかも分かりません。あと、2つの中間点を設置するとか、そういった情報って何も知らないんです。町長はそういうのも御存じの上で、やっぱり議会とかの協力も必要じゃないかなというふうに思いますし、期成会もどういう動きがあってるのか、本当に知らないんです。やっぱり先ほども申し上げたように、この問題というのは、10年後、20年後の問題です。   話は変わりますけれども、今、やっと志免町で姿が見え始めた道路の都市計画街路、あれって50年前にその路線が決まってるんです、50年前。それがやっと志免町でああいう形で見えてきた。ただ、いつ全通開通になるかは分かりません。それと同じなんです。今が大事なんです。今、首長として動かないといけないんじゃないか。今動いたというふうにおっしゃってましたけども、やはり熱心さが動かす力になっていくというふうに思いますけれども、私だけが感じたのかどうか知りませんが、今の町長の答弁は、何かちょっと軽く感じたんですけれども、もう少し、内容も含めて、期成会のことも含めて、もう少し厚く報告をしていただいてよろしいでしょうか。
    ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今回の福北ゆたか線の路線につきまして、期成会は1回しか開催をされておりません。その中で、先ほど言いますように、ルートが、3、4ルートが示され、予算が示されたわけでございます。非常に、どこまで議会の皆さん方に説明していいのかっていうようなことも含めて、しっかり県のほうに確認を取り、これが非常にデリケートな問題でもあるわけでございます。その辺も含めて、県とのしっかりそういった、どこまで報告をしていいのか、どこまで図面を見せていいのか、その辺も含めてお尋ねをして、皆さん方にお示しをしたい、そういった機会を設けたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) デリケートな問題っていうのは分かりますけれども、でもやはり、これは今動き出しても、開業は2040年度なんです。だから、やっぱり首長として志免町の町益を考えて、いいですよ、デリケートな問題なので、私たちには、議会には言えないという、それも理解はします。だけど、やっぱり首長として、町益を考え、これまだそういう体制かどうか知りませんけれども、期成会の中に、三浦町長が何か役をされてますし、監事は、たしか木原町長だったというふうに思いますけれども、木原町長はお辞めになってますが、どういうふうになってますか。そういうことも含めて、やっぱり町益を考えた首長としての決意っていうのを、私たちに知らせなくてもいいです、デリケートな問題だったら。でも、やっぱり町民の期待も大きい。直線になってしまったら、もう町益にはつながらないわけだから、中間点を2つつくるという、そこをしっかりと熱心に町益を考えて動かないといけないんじゃないですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 先ほど申しますとおり、この期成会は1回開催されたのみでございまして、その後のことについては、まだ計画は聞いてないわけでございます。先ほど言われますように、期成会の会長は、篠栗の三浦町長がされておられます。また、副会長には、飯塚の片峯市長がされてあるわけでございます。監事等につきましては、まだ、そういったことで、期成会が1回しか開催されてないということもあって、正式には、どういったことになるか決まっておりませんが、このことについては、町としてできることは非常に限られているわけです。そのことは、やはり、県議会議員だったり、また国の国会議員だったりの力を借りなければ、莫大な費用をどう捻出するのかっていう問題もあるわけでございます。今言われますように、町として動けること、できることはしっかり取組をさせていただいて、将来につながるまちづくりを進めていきたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 確かに、コロナがあったので、期成会が1回しか開催されなかったというのは理解ができます。だけど、やっぱり何事も熱心さが大事だというふうに思ってるんです。だから、例えば、せっかく糟屋地区の三浦町長が会長だから、志免町を通る路線でお願いしますとか、言えるんじゃないかなって。それと、県議でこのことを前面に公約にされてる地元の県会議員の方もおられますよね。そういった方に何かアクションを起こされたんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 三浦町長とは、しょっちゅうそのような話、これに特化した話ではございませんが、町の意向としてはそういった話をさせていただいております。県議会議員の皆さんには、町としての考え等も含めて、いろんな時を捉えてお話をさせていただいております。今、町が一番抱えている問題、先ほどから言いますように、渋滞緩和、それから将来、町がどのような立ち位置でいけるのかっていうことは、この路線が開通するしないによって大きく変わるわけでございます。しっかりその辺は、先ほど言います、期成会の三浦会長、それから県議会議員の先生方にも御相談をしていきたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) しつこいようですけれども、町益を考えたら、この中間地点、一応地図でいうと2か所ありますけれども、原町ルートも長者原ルートも、そこに何とか志免町に、志免町だけでなくて、例えば町境でもいいと思うんです。やっぱり、糟屋の発展につなげていく、これはもともと筑豊のほうの発展、どちらかといったら、そっちのほうの思いが強いわけですけれども、やっぱり糟屋の発展につなげていくということがとても大事だというふうに思っています。   準備期間が約9年、建設期間が約10年、開業年度が一番最短で2040年度なんです。はっきり言って、私は生きてるかどうか分かりませんけれども、政治家は、何度も言うように、20年後、30年後、さっきの道路の話じゃないですけれども、50年後を見据えて、今動かないといけない。町益を考えてリーダーシップを発揮しないといけないっていうふうに考えておりますので、ぜひ町長、期待しております。これ以上は申し上げませんけれども、そういったことで、多分町民の方の期待も大きいというふうに思うんです。だから、頑張っていただきたい。これは、議会が応援することがあれば、議会も応援していきたいというふうに思っております。三浦町長に話す機会がございましたら、そういった話題もできたらなというふうに思っているところです。   では、次に進みます。   次は、短期的な視点になりますけれども、私は、町の魅力アップ、情報発信が少し足りてないんじゃないかなっていうふうに思っています。もちろん、地元の人たちが一番町のよさを知っていて、地元愛が強いと感じています。私は、どちらかというとよそ者だからです。ただ、町を活性化するには、よそ者、若者、ちょっとこういう表現はよくないかも分かりませんけど、ばか者って言いますよね。町では、地元商工会とか、特に青年部の方、様々な住民団体が、先週は志免祭が実行委員会主催で行われましたけれども、活発に活動されています。ただ、どの方たちも本業があるんです。とっても忙しい。この前の志免祭の実行委員長なんか、本業を休んでやって、本当に私は大丈夫なのかなと心配いたしましたけれども、そういった活動をサポートしてSNS等で情報発信をする、また新たな魅力の発掘を行ってもらうために、地域おこし協力隊を採用したらどうかというふうに考えております。   まず、地域おこし協力隊をどのように認識されてるのか伺いたいというふうに思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 地域おこし協力隊つきましては、過去において、古賀市、篠栗町で採用された実績があると伺っております。このことは、都市部から過疎地域へ、いろんな志を持った方に定住をお願いして、そのお願いした方たちに、町の魅力、町の今後についていろいろ協力をしてもらうというのが、大きな、この地域おこし協力隊のことではないかなというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 確かに発足当時は、東京とか、そういったところから過疎地域へというふうな動きだったんですけれども、町長、はっきり言って、東京からいったら、志免町も、過疎地域まではいかなくても田舎なんです。そういう認識は必要なんじゃないかなというふうに思います。本当に残念なんですけれども。だから、都市部から地方に生活の拠点を移した者に市町村が委嘱するっていうふうな制度なんですけれども、その程度の認識だったら、私、この質問なんですけれども、多分答えはノーなんですか。伺います。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今の志免町の現状等を考えますと、地域おこし協力隊の方々に、住む場所を提供し、また定住をお願いするというようなことが、果たして志免町に即しているのか等も考えますと、東京からいいますと、志免町は本当に田舎でございますが、しかしながら、都市部に非常に近い。福岡市に近い利便性もあるわけでございます。そういった意味で、いろんな方たちと、業者の方たちとお話をする中で、志免町に家を建てたい、こちらに定住したいっていう方は多いと聞きます。しかしながら、場所がない、土地がないというような話を聞きます。そういった意味では、新しい方に定住をお願いして云々というのは、志免町に、果たして即しているのかっていうような疑問があるわけでございます。そういった意味では、この地域おこし協力隊については、志免町にはそぐわないんじゃないかなっていうふうな認識でございます。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 実は、これはどうしてこのことを提案しようかなと思ったのは、県が、昨年の4月に、地域振興局っていうのを設置しておりますよね。その中に、地域政策監という方がおられまして。その方にお会いしてきました。中南部、志免町も入ってる糟屋地区の中南部の担当者なんですけれども、そちらの方がとても勧められたんですよ。これは御存じだというふうに思いますけども、県も力を入れてますし、国も総務省も力を入れてます。それについては、一応調べてはあるというふうに思いますけれども、どのような支援が行われているんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 圓能寺まちの魅力推進課長。 ◎まちの魅力推進課長(圓能寺豊博君) 私も、そちらの政策監とは、幾度とお話をさせていただきまして、勉強させていただいたところです。国の支援、それから県の支援、いろいろ限度額はありますけれども、そういう支援を受けながら、過疎地域において、3大都市圏、それから志免町も都市地域に当たりますので、志免町の方がそちらのほうに行かれる場合にも、そういう支援が、逆に受けられるということも伺っております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 町長にも伺いたいんですけど、県の支援、国の支援。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 先ほど課長が申しますとおり、そういった支援があるのは伺っております。そういった支援の中で、国、県の支援は短期的でございます。これを継続的に、支援といいますか、町は1回行事を行えば、継続的にいろんな事業を進めていかなければなりません。そういった意味で、短期的な支援で終わりということが非常に懸念をされるわけでございます。そういった支援があるのは重々存じ上げているところでございます。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 具体的に教えてもらっていいですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 圓能寺まちの魅力推進課長。 ◎まちの魅力推進課長(圓能寺豊博君) 具体的な支援につきましては、まず、隊員の募集、受入れについてでございますけども、地域おこし協力隊の募集等に要する経費、1団体につきまして300万円の上限、それからお試し地域おこし協力隊に要する経費100万円、これも上限になります。地域おこし協力隊インターンに要する経費、こちらも上限として100万円、インターン参加者の活動に要する経費、1人1万2,000円1日を上限、それから総務省の支援になりますけど、特別交付税措置で、隊員1人当たりに480万円の上限で支援というふうな具体的な支援があります。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 確かに、こういったものっていうのは、財政支援が3年間かも分かりませんけれども、ほかの自治体では、その方が定住して、まちおこしをずっと続けてある方もおられるんです。何も否定的に考える必要ないというふうに思うんですけれども。町の考えは、そういうものなのかなと思って、ちょっと残念に思っています。   これ以上は、ちょっと時間もなくなりましたので、次に進めてまいりますけれども、非常に残念です。せっかくのチャンスなのに。総務省は、地方への新たな人の流れを創出するために、令和8年度までに1万人とする目標を掲げています。令和4年で6,447人が全国で活躍中なんです。こういったものを、なぜ採用されないのか、私は何か、とても信じられないんですけども、そういう体質なのかなっていうふうに思っています。   次は、人を元気にっていうところで、コロナ禍で人と人とのつながりが希薄になりまして、地域活動への関心も低下してきております。社会全体で、より一層孤立、孤独感が深化していまして、人の暮らしを守る必要があります。特に、高齢者に関しては、特別な対策が求められているというふうに思います。後ほど、フレイル予防の一般質問も出ますし、厚生建設委員会でも、長い間これについては、閉会中の審査で一生懸命取り組まれました。   これにも関連するんですが、フレイルの予防は、運動、栄養、社会参加なんです。昨日、シニアクラブの大会がありましたけれども、本当に楽しい、生き生きと活動をされてました。ああいったシニアクラブの活動をされている方は本当に元気なんです。だから、サロンとか、介護予防教室とかシニアクラブの活動に参加すると、社会参加ポイント手帳にシメッチャのスタンプを押してもらい、ためると、3,000円か5,000円ぐらいのクオカードと交換できるようにするような社会参加ポイント制度を導入したらどうかなというふうに、私は思ってるわけなんですけれども、これについての検討結果はいかがですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 松田健康課長。 ◎健康課長(松田直子君) 高齢者の社会ポイントについては、主に介護予防の観点から、高齢者の閉じ籠もりを減らし、社会参加を促すことで、生きがいづくり、健康づくりにつなげていくものと理解しております。   健康課におきましては、介護予防につながる取組として、うきうきルーム、ウオーキングなどの事業を行ってるところでございますが、社会参加ポイント制度は、このような事業への参加を促すことにつながると考えております。   ただ、一方では、対象者の偏りや評価の仕方、費用対効果などの点について、社会的に理解の得られる範囲を見極めることが難しいところがございます。   健康課におきまして、高齢者を対象とした事業を実施している中で、どのような形でポイント制度を導入できるか、今後、検討を行ってまいりたいと思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) シニアクラブの方から、シニアクラブの会員が、昨日も会長の挨拶であってましたけれども、シニアクラブに入る人が少ないと。せっかくああいういい活動をされているのに。何か、その対策を考えてあるんですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) シニアクラブの減少につきましては、昨日も、会長の挨拶の中にございました。県のシニアクラブの会員さんも減少している。同じように志免町も減少しているという状況の中で、今の会長さんは非常に熱心で、例えば、志免五町内会、私も何回かお邪魔して、できないかと。支える方は何人かおられるわけでございますが、会長とか役を引き受ける方がおられないというような状況でございまして、いろんなとこで参加を促すわけでございます。このことは、町長会の中でも、いろんなそのような話が出てまして、各町も減少には歯止めが利かないっていうような状況の中で、いろんな先進地、例えば四国のある町では、そういった代表で、上の上部団体に行く方たちをNPOが支えて、これはシニアクラブに限らず、いろんな団体のことを、地域では活動するけども、上の上部団体には行きづらい、行く人がいないということを検討をしているとこでございます。今回、四国のその団体について、町長会で視察に行ってみようかっていう話をさせていただいているところでございます。歯止めが利かない、そういういろんな団体の減少については、本当に危惧をいたしているところでございます。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 以前、厚生建設委員会で、東京の稲城市に視察に行きまして、介護支援ボランティア制度の導入を提言いたしました。これまだ実現されておりません。提言してるんです。   ただ、今コロナ禍の後じゃないですか。ボランティア参加というのはとてもハードルが高いというふうに思うんです。それで、愛知県の東郷町の社会参加ポイントの制度のことなんですが、やっぱり社会参加に、今、コロナの後は、やっぱり誘導政策が必要だというふうに思ってるんです。誘導する。マイナンバーカードでクオカードを配布する、それと同じような感じです。誘導施策。私は、時限立法でもいいので、松田課長、時限立法でもいいんです、これ。ぜひ、これは今必要な政策だというふうに強く感じています。あとはそちらのほうに、するしないはお任せいたします。しっかり私は提言いたしましたので。   次なんですけれども、それと、厚生建設委員会の提言もどうなってるのか、いつか教えていただきたいなというふうに思っておりますが。   次、これは選挙活動、講演会活動でいただきました声なんですけど、夫婦で帯状疱疹ワクチン接種をしようとしたら8万円かかると。他の市町村で助成しているところもあるが、志免町でも助成できませんかというふうな御相談がございました。   これについては、町としては検討しているのか、どういう状況なのかお伺いをいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 帯状疱疹ワクチン、帯状疱疹につきましては、私の周りでも非常にかかる方が多い。今回のコロナの関連性が分かりませんが、近年、非常に多いようなことは聞き及んでおります。そのことは、郡内でも非常に危惧をいたしております。先日、5月31日の町長会の中でも、それが議題になりました。県のほうも、提言書が出されてるみたいでございます。糟屋地区で一緒になって考えろということで、令和6年度にはぜひ、この補助金制度を実施したいという、町長会の意向で、令和5年度中に、担当者としっかりもんでいただいて、医師会との問題もございますんで、しっかり検討して、令和6年度実施に向けて進めるというような方向で、今動いてるとこでございます。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) うれしい報告ではございますけれども、何かいつもこういうのを決めるときは、町村会で話をしたとか、何か志免町が率先してやるよっていうのが、何かちょっとありませんね。どちらかといったら、いつもそういうのが多いですよね。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) ワクチンとか、いろんな補助については、単町でなかなか動けないのが現状です。やりたくても、町としては、すぐやりたいっていうような話もさせていただきましたが、これは医師会との問題等もございます。やはり、広域で取り組むことが非常にベストじゃないかなということで、町長会でそういう話をして、一緒になってやろうと、スタートしようという話でございます。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) いい報告ですので、ただ松田課長、この帯状疱疹は私もかかったことないんですけども、ちょっと説明していただいていいですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 松田健康課長。 ◎健康課長(松田直子君) 帯状疱疹につきましては、御幼少の頃、水痘ウイルスにかかった方が、1回それで収まるんですが、年齢とともに、またお年を召されて免疫が落ちると、ウイルス自体が体に実は潜んでいて、神経に沿って潜んでいるんですが、免役が落ちてくると、またそっからもそもそと動いて炎症作用を起こし、それも神経叢に沿ってくるので、長く帯状みたいな形でなると言われてます。早期に治療すればいいお薬もありますので、回復はするんですが、やっぱり長引いていくと、後々、ちょっと痛みが残るということで後遺症があるという方も聞いております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) ありがとうございました。   次に、シーメイトのレストランのことに入りますけれども、総合福祉施設シーメイトのレストランが閉店のままになって、とても寂しい状態にありますけれども、どういうふうにされるんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今年の3月末をもちまして、シーメイトレストランの事業者が退所をされました。シーメイト内で憩いの場っていいますか、くつろげる場所がなくなったっていうのは非常に寂しい限りでございます。いろんなとこ、私も、いろんな商工会、それから、社会福祉協議会等にも、何らかできないのかということで、今、いろいろ検討させていただいております。一番いいのは、やっぱり長期的にずっと続けていただくことが大事でございますんで、例えば、障害者の施設の運営をされてるとこだったり、社会福祉の関係だったり等も一番いいかなとは思うんですが、継続的にできるかっていうことが非常に問題でございます。なるべく早く、そういった方たちに声をかけて実現できるように努力をしていきたいというふうに思っております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 私は、通告書に、コミュニティーレストランやカフェアンド大人食堂はどうかというふうに提案しておりますけれども、これについてはどのように検討されましたでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 議員から提案のコミュニティーレストランや大人食堂、非常にいい提案ではないかなというふうに、私どもの発想にはなかった提案ではないかなというふうに思っております。このことも含めて、しっかり検討させていただきたいというふうに思っております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 通告書提出後に、埼玉県の久喜市のみんなが幸せになるコミュニティレストランきっちん・こすもす、東京の羽村市のコミュニティレストランらるご、コロナになる前に、豊島区東池袋フレイル対策センターいーとこのレストランを見てまいりました。本当に私が理想とするレストランなんです。特に、このきっちん・こすもす、ここは何をしてるかっていったら、すごいんです。障害者の就労実習受入れ事業、無料の子ども食堂、企業や個人から寄附された食材を子育て中の独り親世帯や生活困窮世帯に無料配布するフードパントリー、家で食べ切れないで困っている食材の寄附をしてもらうフードドライブ、そういったことと、あと食事、ランチを食べてまいりましたけれども、とてもこだわってて、特にだしにこだわってておいしい食事でした。その代わり、メニューは2つしかありません。だから、あれこれしなくても、バランスの取れた一汁三菜、私たちは食進会でよく学んで、そういう食事がいいというふうに言ってますけれども、そういった食進会が提供するような食事を提供してありました。値段が抑えてあったんですけど、それは家賃がただなんです。その分を食材に費やしていいようになっていると。コミュニティレストランらるごもそうでした。   ここのフレイル対策センターいーとこは、高齢者の居場所と地域の交流スペースと、あと楽しく食べて楽しく話して元気にコミュニケーション、あとほかのところでは、夜にみんなの居酒屋、独り暮らしの男性とかが来るんだそうです。そこで地域の交流が生まれて、まさにコミュニティーレストランになるという。これは、前向きにぜひ検討していただきたいなというふうに思っています。   話せば長くなりますので、資料はいっぱい私はそろえております。後からでも、一緒に検討できたらなというふうに思っていますし、これはぜひ実現させたいなというふうに思っているところです。   以前、私もがやがやという食堂をやっておりました。あのときは、食材費が5割かかってたんです。ここも多分そんなふうにかかると思います。だから、もうからないというふうに思いますけれども、多分、頑張れば人件費は出ます。がやがやがそうだったんです。だから、ボランティアでは続きませんので、ぜひ行政も応援して、そういったバランスの取れた食事を提供することで、住民の方が元気になれたら、それはそれで費用対効果があるわけじゃないですか。だから、そういった考えで、このレストランをぜひ考えていただきたいなというふうに思っております。   あと2分になってしまいました。   最後に、誰もが輝く福岡県手話言語条例が制定されました。志免町議会でも、国に意見書を、平成26年9月に提出してるんです。そういったこともあり、とても期待が大きいわけなんですけれども、この中には志免町の役割とかも入っていますが、この手話言語条例ができて、志免町としてはどのように対応されるんでしょうか。お伺いをいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 今長谷福祉課長。 ◎福祉課長(今長谷智子君) 県の手話言語条例の目的というのが、聾者が手話を使い、日常生活や社会生活を安心して営むことができる社会の実現に寄与することとされておりまして、町の役割というのも明記されております。市町村は、基本理念にのっとり、手話の普及、その他の手話を使用しやすい環境の整備に努めるものとするというふうにされております。   今現在、町の事業としても、手話通訳設置事業や登録手話通訳派遣事業、手話奉仕員養成講座の開催などがありますが、聾者が手話を使い、日常生活や社会生活を安心して生活していけるよう、今後も町としてどのような取組が必要とされるのか検討しながら、環境の整備に努めてまいりたいと思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) もう一点、大事なこと、県民の役割がありますよね。 ○議長(丸山卓嗣君) 今長谷福祉課長。 ◎福祉課長(今長谷智子君) 県民の役割は、県民は、基本理念について理解を深めるよう努めるものとするということですので、この点に関しましても、県が、この手話言語条例の施行に伴って、新たな事業であったりとか拡充事業を、今年度実施するということで伺っております。町では、やはり住民の方へこの事業を周知するとともに、この条例、福岡県の条例の周知というのをしっかり認識を深めていっていただくように努力しなければならないと考えております。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 先ほども申し上げたように、国のほうに意見書を提出したけれども、国のほうはまだ通っていません。やっと県がこの条例を制定していただいたなというふうに思っております。   この条例を生きたものにするには、やっぱり当事者の声を聞く必要があるんじゃないかなというふうに思うんです。私の質問の趣旨は、当事者の声を聞いて生きた条例にされませんかっていうことなんですけれども、これについてはいかがでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 担当の課長が申し上げますとおり、手話言語条例につきましては、手話が言語であるという認識を持つことが非常に大事じゃないかなというふうに思っております、当事者の皆さん方がどのようなお考えで、今後、取組に期待をされているのかっていうことは、機会がありましたらぜひお話を聞かせていただいて、広く、そのような認識を深めることが大事じゃないかなというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 町長、約束していただけますか。当事者の方と話し合うということ。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 丸山議員が、そういうことで設定していただければ、ぜひお会いしてお話をさせていただきたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山議員。 ◆12番(丸山真智子君) 4年ぶりの一般質問でしたけれども、いい回答もあったし、実現することもありました。これで、私の一般質問は終わります。 ○議長(丸山卓嗣君) 丸山真智子議員の一般質問を終わります。   ただいまから休憩に入ります。再開は11時15分とします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午前11時04分              再開 午前11時15分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山卓嗣君) 休憩前に引き続き会議を再開します。   一般質問を続けます。   次に、8番小森議員。質問時間30分です。   小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 通告に従い、一般質問をさせていただきます。2期目最初の一般質問でございます。何回ここに立っても、とても緊張しますが、私らしく、一生懸命お訴えさせていただきます。   それでは、今回は3つの質問事項を考えてまいりました。1つ目の質問事項、誰もが防災のエキスパートについて、何点かお伺いいたします。   昨日は、晴天晴れやかな下、志免町で操法大会が行われました。本当に、操法大会を見ていく中で、日頃よりたくさんの方が町の防災に尽力してくださってるんだなっていうことに感謝をしながら、最後まで見させていただきました。私の今日のこの防災のエキスパートにっていう、まさしくそういう方たちなんじゃないかなというふうに思いました。   それでは、本題に入ります。   梅雨の季節となり、水害への警戒が必要な季節を迎えました。近年、頻発、激甚化する豪雨災害に加え、政府は流域全体での治水対策として、流域治水や線状降水帯予測強化などを進めています。また、大雨に限らず、災害はいつ起こるか分かりませんし、常日頃の防災意識が必要だというふうに考えます。災害発生時に、地域住民がどう対処するかを決める地域防災計画の普及、周知、地域を巻き込んでの防災力の向上に努めていかねばならないというふうに思います。   それでは、1つ目の質問要旨、地域防災力強化について、町としてのもしもに備える地域防災強化の取組について伺います。   各地域に様々な経験を持った防災リーダーがいてくれると安心だというふうに思います。地域防災計画に、自主防災組織のリーダー等を育成するために研修等を開催し、地域における防災組織の推進を図るとの文言がありますが、町として、防災リーダーの育成の取組はなされているでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田生活安全課長。 ◎生活安全課長(太田成洋君) 防災リーダーの育成といたしまして、町の取組といたしましては、職員が町内会に出向き、地域の防災リーダーになり得る町内会の役員に出前講座を行っております。出前講座では、避難情報や備蓄品について、また過去の災害事例や安否確認、避難所運営などの災害時における地域の主な役割について講座を行い、防災意識を高めるとともに、防災リーダーの育成に努めております。   ほかにも、今年度におきましては、県主催の福岡県自主防災組織、女性防火クラブ等リーダー研修会が開催されますので、町内会長に周知をし、研修参加を促しているところでございます。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) すいません。それは、生活安全課のほうから出前講座をされるということでよろしいでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田生活安全課長。 ◎生活安全課長(太田成洋君) はい。町内会におきましては、生活安全課のほうから出前講座を行っています。内容によりますけど。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 例えば、地域の中の防災リーダーさんが、そういった講座を各公民館等で行うということはあってますでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田生活安全課長。 ◎生活安全課長(太田成洋君) 各公民館におきまして、そこの中でされている町内会がございまして、主にそこで防災クラブをつくられまして、熱心にされているところもございます。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) そういった方を防災リーダーというふうに総括して捉えると考えてよろしいでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田生活安全課長。 ◎生活安全課長(太田成洋君) もちろん、地域におきまして、そういった活動を先進的に行っていただける方を防災リーダーと呼んでいいと思いますが、ただ防災リーダーというのは、やっぱり何かあったときに率先してしていただける方ですので、そういったこと、そういった活動ができますように、生活安全課のほうとしましても、出前講座で各町内会のほうに出向きましてお願いをしているところでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 分かりました。昨日ちょっと操法大会に伺って、女性の消防団の方がおられたかと思いますけれども、そういった方が、例えば地域の中に入って出前講座等されることは今後ございますか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今年の4月から、女性消防団、以前からできないかということで非常に募集をしておりました。やっと何人か、職員で消防団に加入をしていただきました。今後は、職員に限らず、地域の方にもぜひ女性消防団として活躍していただければというふうに思っております。そういう方が、将来的には、今言われますように、地域に行って、女性特有のいろんな話もできるんじゃないかなというふうに思っております。今すぐ、そういったことができるかっていったら非常に難しいわけでございます。そういった方々に研修等に行っていただいて、今後はそういったリーダーになっていただくことが、一番、町として望んでるところでございます。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) ぜひ道筋を立てていただけたらなというふうに思います。   この女性の消防団員さんは何人ぐらいいらっしゃいますか。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田生活安全課長
    生活安全課長(太田成洋君) 現時点では、今2名の登録をさせていただいております。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 貴重な2名の方に、昨日はお会いすることができたということなんですね。ありがとうございます。質問とはないところで、お答えいただきましてありがとうございます。   それでは、2番目の質問、町として防災士育成推進を行っていますか。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田生活安全課長。 ◎生活安全課長(太田成洋君) 防災士の育成につきましては、県が実施する福岡県防災士養成研修・試験事業を活用させていただいております。町のホームページにて、研修受講日や申込みなどを周知し、受講者を募っているところでございます。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 現在の志免町の防災士の資格を持つ方の人数等は掌握されてあるでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田生活安全課長。 ◎生活安全課長(太田成洋君) 志免町内の方で防災士の人数でございますが、令和4年6月現在なりますが、28名、男性25名、女性3名になっております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) すいません。この防災士の資格を取ると、自治体のほうに報告が来て分かるんですか。それとも自己申告制ですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田生活安全課長。 ◎生活安全課長(太田成洋君) 防災士を取られますと、防災士の登録を行いまして、その町内に限りましては、そういった把握をできるようになっております。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) すいません。防災士についてお調べいただけてあれば、ちょっとお教えいただきたいんですけど。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田生活安全課長。 ◎生活安全課長(太田成洋君) 防災士としましては、定義として、自助、共助、また協働を原則としまして、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識、技能を習得したことを日本防災士機構が認証された方でございます。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 私も議員になってしばらくして、防災士の資格を取りたいと思いまして、いろいろ調べておりまして、ちょっとコロナ禍、しばらく防災士の講習等がなかったということがありまして、今回、防災士の免許を取ろうと思ってホームページを開いて調べてみました。防災士の免許というのが、このNPO法人というものが発足した1995年から、阪神・淡路大震災を機に立ち上げられた、そういった制度だというふうに書いてございました。この防災士の免許とか資格を持つと、いろんな意味で、防災のエキスパートになれるような、そういった実地訓練等があるそうで、さっき太田課長もおっしゃいましたけど、志免町には28人おられると。でも、全国では今、23万5,000人の方が防災士の取得を持ってあるということが書いてありました。   防災士になるとなぜいいかというと、災害に関して十分な知識、意識、技能を身につけ、地域での防災リーダー、あるいは防災に対してのコーディネーターとしての活躍が期待されるというふうに書いてありました。この防災士の資格の奨励は、志免町としては行ってあるでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田生活安全課長。 ◎生活安全課長(太田成洋君) 先ほども申し上げましたが、ホームページ等での周知であったり、また地域防災計画の中でも、防災士の育成に関して文言を記載しているところでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) どうしてもホームページというのは見落とす部分でもございます。例えば、志免町の公式のLINE等で、また締切りが間近ですよというお知らせはされてますか。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田生活安全課長。 ◎生活安全課長(太田成洋君) LINE等では行っておりません。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) ぜひ、年に何回かしかございませんので、周知していただけたらなというふうに思います。   私が、ホームページで調べて防災士の資格を取ろうと思って調べておりましたら、かなり資格を取るための金額が高額で、ちょっと引いてしまったんですけれども、例えばそういった補助金制度等を志免町はお考えでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今言われますように、防災士の資格を取るためには、高額な費用がかかるわけでございます。今調べてるとこでは、教本代が4,000円、受講料が3,000円、登録料が5,000円、合計の1万2,000円かかるわけでございます。いろんな資格があるわけでございます。そういったもので、この防災士に特化した助成が可能であるかどうか。町民の理解を得られるかどうか。いろんな資格の中で、これとこれは助成しますよというのが、そういった意味で、理解を得られるのかということはございます。そういった意味では、今非常に、災害はいろんな場面で多く発生しているわけですから、そういった意味での防災士の資格は必要かなというふうには認識はいたしておりますが、しっかり、補助につきましては検討させていただきたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 福岡県で補助制度を実施する自治体は、お隣の町宇美町、遠賀町、大牟田市、岡垣町、小郡市、久留米市、古賀市、豊前市、直方市、宗像市、八女市が助成を行っているというふうに書いてありました。例えば、昨日、活躍をされた消防団の方が防災士の資格を持つと、どれだけまた志免町の防災向上につながるかなというふうに、昨日見ていて思ったんですけれども、そして新しくなられた女性消防団の方も、この防災士の資格を持たれると、どれだけ女性の視点で、また志免町の女性の防災意識向上が高まるかなというふうに思いますけど、この点、町長いかがでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 小森議員が言われますように、今、郡内でも、上限はありますが、補助制度を行っているとこもございます。特に、今言われますように、女性の視点での防災士の資格というのは非常に大事じゃないかな。消防団につきましては、この防災士の資格は、教本等が免除されまして、かなりの、申請のみでできるようなシステムになっているそうでございます。今後のこともしっかり見据えながら、検討させていただきたいというふうに思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) ぜひ前向きに御検討をお願いいたします。   それでは、次の質問、防災教育について、何点かお伺いいたします。   先ほども申し上げましたように、自然災害が激甚化、頻発化する中で、若き世代、とりわけ我が町の小・中学校の方が、減災・防災を自分のこととして学び、その学びや体験を基に、自分が何ができるかという防災教育が、今後、とても必要だと考えます。   1つ目の質問で、防災教育の意義についてお聞かせください。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田生活安全課長。 ◎生活安全課長(太田成洋君) 防災教育とは、災害から命を守ることを学ぶことであり、そのためには、災害発生の理屈を知ること、社会と地域の実態を知ること、備え方を学ぶこと、災害発生時の対処の仕方を学ぶこと、そしてそれを実践に移すことにあります。   また、防災教育は、学校現場だけに限ったものではなく、家庭や地域、職場においても行われるものと言われております。災害時の行動は命を左右するものになります。一部の例を申し上げますと、家庭では、避難所の確認や非常用の食料などの備蓄、地域では、防災訓練や防災用品の備蓄など、職場では、避難訓練などが防災教育になると考えております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) この防災教育の概念が、時代とともに変化しているとありました。学校現場において、避難訓練などの単発的な活動が長年主流でしたが、それが近年になって、防災をより広く捉える傾向になってきております。大きな転機となったのが、先ほども申し上げました阪神・淡路大震災です。自助、共助、公助の中でも、阪神・淡路大震災では、公助に限界があるということが分かりました。隣近所の人に助けられたケースもたくさんあったというふうに伺っております。そして、2011年の東日本大震災では、自分自身の命と周りの命をどうやって守っていけばいいのかということを、改めて突きつけられた、そういった災害でございました。   昨今においても、いろいろ災害が相次ぐ中、災害危険を理解し、いかに備え、命を守れるかを教える学校の使命は大きいかと思いますけど、この点、教育長はいかがお考えでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 学校の使命は大変大きいものと思っております。防災教育は、安全教育の一環として行われるものでございまして、子どもたちに実践的な防火対応能力を培うことを目的といたしまして、生き抜く力を育むことと密接に関係していることから、教育活動全体を通して、体系的そして計画的に防災教育を展開する必要があると考えております。学校教育においては、欠くことができない教育内容、重要な教育内容であるというふうに捉えております。よろしゅうございましょうか。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 学習指導要領では、防災という教科はないというふうに認識しておりますけど、それでよろしいでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 教科はございません。学校教育活動全体において実施されるものというふうに考えます。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) それでは、志免町の防災教育は、この小・中学校では、どのような形で行われているかお尋ねします。 ○議長(丸山卓嗣君) 池松学校教育課長。 ◎学校教育課長(池松貴恵君) まず、各教科の学習内容として学習しております。例えば、小学3年生では、総合的な学習の時間に、ハザードマップを活用し、地域の特色を調べる活動をしたり、社会科で、火事から暮らしを守るという学習において、火事から暮らしを守るために誰がどのような働きをしているかということで、消防署や地域の消防団などについて学習したり、校内や町にはどんな防火施設等があるのか、自分にもできることはないかなどについて学習します。   小学4年生では、社会科の自然災害から暮らしを守るの学習において、志免町ではどのような災害が起きたか、志免町では災害に関してどのような取組を行ってきたか、志免町で起こるかもしれない災害は何か、災害に対する日頃の備えはどんなことがあるのかなどについて学んでいきます。   そのほかにも、地震や水害発生のメカニズムについては理科で学習し、どういうときにけがをしやすいか、けがをしないためにはどうすればよいか、応急措置の方法はどういうことがあるのかなどについては、体育や保健体育の特別活動などで学習しています。   また、全学校で、火災や地震に関する避難訓練を行い、災害時の的確な状況判断、適切な行動の仕方、避難経路の確認等について学習したり、部友会で、地域の防災上の危険箇所の共有なども行ったりしている学校もあります。   また、青少年赤十字が、文部科学省と気象庁の協力の下に作成した自分の命を守る力を身につけること、学校、地域、家庭に防災を広めることで、防災意識を高め、周りの命を救うこと、命の大切さ、思いやる心を育てることを目的とした防災教育プログラム「まもるいのち ひろめるぼうさい」という教材を活用した上で避難訓練を実施しているような学校もございます。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) たくさんの防災教育がなされているということが分かりました。   私が、今回この防災教育についてお尋ねしたのも、岐阜の本巣市というところが、これは中学校ですけど、独自でジュニア防災リーダー養成講座というものを銘打って、積極的に防災のことを学び、先生とともに校内の安全とか地域の安全パトロールをしたりとか、本当に生き生き伸び伸びとしたことをやってあるというのを見て、ああこういうことをすると、志免町の子どもたちも、実際に防災を身近に感じ、自分の命、また地域の皆さんとともに、防災のために頑張っていこうというふうに思うんじゃないかなというふうに思いました。   防災教育というのは、また環境と災害というのが切っても切れない間にありまして、防災を学ぶことで環境を学ぶということも、若い世代に、学ぶとよいというふうに書いてありました。改めて、志免町のこれからの防災教育、このような取組をどのようにお考えでしょうか。例えば、防災リーダー養成講座等、そういったことは、防災教育の中で付け加えていくとかって、そういうことはございますか。教育長、お願いします。 ○議長(丸山卓嗣君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) お答えになるかどうか分かりませんけれども、現在、学校においては、先ほど課長も申し上げましたように、地域、保護者との関わりを持った防災訓練、例えば引渡し訓練を行っている小学校や、先ほど申しましたように、部友会で、町内会長と一緒にハザードマップとか、避難場所を確認している中学校の実践もございます。また、中学校では、通学路や地域の安全について、情報を共有する活動を行っていたりもしております。   また、PTA活動として、避難所訓練を実施、段ボールで仕切りを作ったりとか、サバイバル料理を作ったりとか、水消火器を使った訓練をやってみるというようなPTA活動を実施したりしている状況が、それぞれにございますので、それぞれの学校において、よいプログラムが実践されておりますので、ここで共有させていただいて、一層効果が図れる、期待できるものにつきましては、町内小・中学校6校合わせて同時に取り組むことも考えられる状況でございます。   その中から、先ほどおっしゃられましたようなリーダーを育んでいくという活動につながっていくというふうに考えております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) とても大事なことだというふうに思いました。   昨日、その消防団の操法大会を見ておりまして、まさしくこれが地域の方が活躍する、消防団として、この志免町を守ってくださっているということを、現実に私も目の当たりにして、こういったことを防災教育に取り入れてみてはいかがかなというふうに思いましたけれども、教育長、いかがお考えですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 私も、操作や動作が、あのように無駄なくできる操法訓練、大会といいますのは、日頃のたゆまない練習の成果を見せていただいたなと、その中で、見せていただく中で、いつやってくるとも分からないこの有事に対して、備えを常にということを強くメッセージとして受け取らせていただいたものでございます。   また、団員の方々の町民を安全・安心に守っていくっていう強い誇りも感じることができました。こういったすばらしい防災の活動とか、大人の姿というのは、子どもにも見せたいなというふうに思いました。学校では、教科書を使って、暮らしを守る仕事あるいは活動ということで、いろいろと消防署、消防団も含めて、いろいろな学習をするんですけれども、やっぱり見ること、目の当たりにすることによって、どすんと真ん中に、防災、命を守るということが、子どもたちの中にも置かれるものと思っております。   今後、日曜日でありますし、全員というわけにはいきませんけれども、子どもたち、学校には、こういった大会があることについては紹介させて、参加の呼びかけをしたいなというふうに思いました。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) ぜひ志免町の大人たちの志免町を守るという、ああいった行動を目の当たりにしていただきたいというふうに思います。どうぞ周知をよろしくお願いいたします。   防災教育は、何より多感な時期の子どもたちにとって、自分自身が社会の一員として地域の安全・安心に貢献できる、自己有用感を高める意味で大きな効果があるというふうに言われています。また、将来地域の防災リーダーとして活躍してくださる人材の育成を、この若き小・中学校の時代からしっかり考えていきたいというふうに思いますけど、この点、町長はいかがお考えでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 防災につきましては、今言われますように、小さいときから学ぶことが非常に大事だ。先ほどから、防災士とか、そういった話も出ております。まずは、町民皆さんが、防災についての認識をしっかりと持つこと、備えをすることを第一に考えなければいけないというふうに思っております。   昨日も、テレビのニュース中で、災害が起きたときに持っていく物をいつもまとめておくこと、それから大事なものはいつもパッケージにおいて、通帳だったり、そういったものを持っておくこと、そういったのがテレビであっておりました。非常に大事じゃないかな。そういった意味で、しっかり、災害が起きるものだという認識を、常に町民の皆さん方に持っていただくことが大事だろうと思っております。子どもたちの教育もしかりであります。しっかり、その辺を、いろんな媒体を使って皆さん方にお知らせし、認識をしていただくことに心がけたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 先輩議員が、先日、子どもたちが今、一番なりたい職業は何だと思うって聞かれて、警察官というふうに、なぜか、かっこいいから。多分、昨日の消防団の方の活躍を見たら、子どもたちはかっこいいって、僕も消防団になろう、私も消防団になろうというふうに思うかなというふうに思います。ぜひ消防団の方が減少しないように、子どもの頃から、そういった防災教育を、生きた防災教育をよろしくお願い申し上げます。   それでは、次の質問に入ります。   アピアランスケアは心の支えという命題を打っておりますけれども、アピアランスケア支援事業については、志免町では、2022年4月1日より、がん患者及びがん経験者のがん治療に伴う心理的負担を軽減するとともに、社会参加を促進し、療養生活の向上を図るために、アピアランスケア支援事業を実施しております。   がんと共生し、日々頑張る方の心の支えになるのがアピアランスケア支援事業だというふうに思っております。実施からちょうど1年ぐらいたちますけれども、現況と今後の取組について町の見解を伺います。   アピアランスケア支援事業のお知らせは定期的に行ってありますでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 松田健康課長。 ◎健康課長(松田直子君) アピアランスケア事業の周知につきましては、広報紙、ホームページ、窓口チラシの設置等で行っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 実際に、電話等でのお問合せはございますか。 ○議長(丸山卓嗣君) 松田健康課長。 ◎健康課長(松田直子君) お問合せについては、令和4年度についてはあっておりまして、利用者の人数のほうも、よろしいですか。              (8番小森弘美君「どうぞ、お願いします」と呼ぶ)   利用者の人数については、医療用ウイッグが8名、補正パットが約5人、計13人の利用があっております。   今年度につきましては、6月1日時点で、ウイッグが4人となっております。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 次の質問に移ります。   体調不良等で申請が困難な方の場合の対応をお教えください。 ○議長(丸山卓嗣君) 松田健康課長。 ◎健康課長(松田直子君) 本人が体調不良など、やむを得ない理由によって来所が困難な場合は、家族などの代理人の申請や郵送でも申請が可能にしている状態です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 身近にがん患者さんで、このウイッグの申請の件を、私自分でお教えした方がおられたんですけれども、例えばがんを患うときに、とても気分が悪い、抗がん剤治療等、またいろんな意味で体力が消耗していて、そういったホームページとか、いろんなものに目をやる力がなかったときに、周知徹底がきちんとなされてないと、とても問合せすることすら分からないという方がおられるのが現状でございます。   例えば、そういった方に対する周知とか、もうちょっと丁寧に、公式LINE等を使う等ということは、課としてお考えでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 松田健康課長。 ◎健康課長(松田直子君) LINEの周知は今しておりませんが、今後、そういった点も含めて、体調不良者に届きやすいようにというところは検討はさせていただきたいと思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) ぜひ対応をお願いいたしたいと思います。   それでは、次の質問に移ります。   円形脱毛症の方へのウイッグの助成についてお尋ねいたします。   円形脱毛症についてお調べであれば、ちょっとお話ししていただきたいんですけど、調べてらっしゃらないですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 松田健康課長。 ◎健康課長(松田直子君) 円形脱毛症とは、円形脱毛の原因については、明確な原因は解明されておりませんが、近年では、髪の毛の毛根組織に対して自己免疫疾患、自分の細胞に対して反応してしまうという病気なんですけれども、それが有力とされてます。免疫機能の異常を発生させる要因として、疲労、感染症などの肉体的、精神的なストレスや体質的な要因が考えられており、効果的な治療法としては確立はしておりません。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) すいません。そういった難病というか、まだ原因不明の病気でございます。私も議員になって、何人か、そういった御相談をいただきましてで、先月でしたか、新聞記事に、厚労省が、円形脱毛症を患う患者の代表の方から、この円形脱毛症をめぐって、国の難病指定を求める約1,000人の署名を受け取ったというふうにございました。先ほど、松田課長がおっしゃったみたいに、円形脱毛症というのは、もうとにかく原因がはっきりしておりませんというよりは、治療法の確立がまだ進んでいないという、そういった病気で、またすぐに治る方もいらっしゃれば、長期的に治療を行っても毛髪が生えてこないという、そういったものだというふうに伺っております。そうすると、この円形脱毛症の方も、自分の免疫で髪の毛がどんどん取れてなくなっていって、毛根のない地肌におしゃれなウイッグとかというのが乗せれない。今は女性でも、ちょっと色を変えてみたいとかすれば、ウイッグをかちっとつける、よくアデランスとかの宣伝とかでもございますけど、そういったことが円形脱毛症の患者さんではできないというふうに。だから、医療用のウイッグがいいんですって。アピアランスケア支援事業は、がん患者さん適用で、円形脱毛症には適用されないんでしょうかという御相談が以前あったんです。この件について、お問合せは、現実、町民の方からございますでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 松田健康課長。 ◎健康課長(松田直子君) 円形脱毛症の方についての相談、助成についての問合せにつきましては、今のところございません。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 分かりました。先ほど言いましたように、医療用ウイッグというのは、直接頭皮に装着することを前提としているので、毛根や頭皮に刺激を与えないような材質を使って作ってあるもので、とても特殊なものだそうでございます。がん治療の方と同様、この円形脱毛症を患いながら、また家庭を支え、地域の中で活躍されていらっしゃる方について、しっかり心の支えであるウイッグを助成すると、そういったお考えは、今後ございませんでしょうか。町長のお考えをお聞かせください。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 円形脱毛症の方のウイッグ助成はということでございます。   先ほど、松田課長も申し上げましたとおり、今のとこ、そういう問合せが非常に少ない状況の中で、そういった助成が、やはり町民の皆さん方の御理解を得られるのかっていうのが非常に疑問視するわけでございます。しかしながら、実際そうなってしまうと、本当に外に出づらくなったり、いろんな意味では、かかった方たちには大変な御苦労があるんじゃないかなというふうに思っております。がんと同じような捉え方をできるのかということを含めて、しっかり検討させていただきたいというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) このアピアランス支援事業というものが、去年の4月から施行されたものでございまして、まだまだ町民の皆様にとっても周知し得てない、そういった支援事業だと思います。たまたまそれを見た円形脱毛症の方がお問合せをしてくださったということが、今回、私のこの質問の経緯になるんですけれども、例えば、他県ですけれども、このアピアランスケア事業について、難治性の脱毛症の患者さんも含めようといったところもございます。やっぱりがんとは違う病気で、確かにございますけれども、いつ治るか分からないといった、そういった特に女性であれば、髪の毛というのはとても大切な部署でございまして、そういった医療ウイッグの助成があれば、もっともっと治療をしながら、元気に社会の中で活躍していただけるんではないかなというふうに思いまして、私、今回この質問をさせていただきました。   どうか、少数ではありますけど、困っておられる方に寄り添った支援が行き届くようにというふうに願っております。すいません、最後に町長、この点はいかがでございましょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 先ほども申し上げましたとおり、今の時点でどうこうというのは非常に難しいわけでございますが、先ほど、小森議員から言われました、県のほうにも申請が出てるというようなことでございます。しっかり県の動向を踏まえて検討させていただきたいと思います。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) それでは、最後の質問事項に移ります。   最後の質問事項、一人も孤独にさせない志免町の実現へに移ります。   誰もが住みやすい町志免町の実現のためには、町民の皆様と一体となって、よりよい町政にとの思いで取り組んでいかねばならないというふうに、私考えております。そのためには、様々な機会を通して、町民の皆様の声に耳を傾け、町長自らの思いを、また町民の皆様に語っていっていただくことがとても重要、大切だというふうに思います。   そこで、お尋ねでございますが、町長自ら、子育てサークルとか、例えば子育てサークルはそんなにたくさんございませんけど、例えばPTAの集まりとか、子育て世代の方が集まるような公園、もしくは、お子さんの健診等のそういった場に足を運んで意見交換等をされたことはございますでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 今言われるような、子育て関係、PTA関係には、行って話をしたことはございません。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 世代のギャップもありますし、そういったところに飛び込んでいくというのはなかなか、いきなり町長が来られても、多分皆さんもびっくりされるかと思うんですけれども、例えばそういったところに、様々な町の、国が下ろしてくる支援とはまた違った具体的な政策のアイデアが秘められてるというふうに思います。私自身、議員となりまして、いろんなところに行かせていただいております。本当に毎月毎月いろんなところに足を運んでいく中で、普通の家庭の主婦とか、子育てを頑張っているお母さんが、ぽろっと口に出したことが、ああそれは本当に大事なことですねって思うことがたくさんございまして、これすいません、私ごとでございますが、私も子育て時代に、読み聞かせのサークルの代表をしておりました。この町の、私、普通の私はお母さんだけれども、この子どもたちを守るために、町にどうしても言いたいことがあるんだけど、どうしたらいいのかなって、町長さんのところに突然行っても、多分町長さんは会ってくれないだろうなっていうふうに思ったことが、二十数年前にございました。そのとき、後ろに控えていらっしゃいます先輩議員の大西議員が、新人議員で議員になられておりまして、そうだって、大西さんに相談しようといって、大西さんに相談をして、町長のお部屋に一緒に付き添って入っていただいたことがございまして、そのときの町長さんが、私たち、何人かのお母さんに、皆さんの力をお借りして、誰もが住みやすいまちづくりを進めていきたいから、遠慮なく話してくださいねっておっしゃったのが本当にうれしくて、いろんな意見を忌憚なく話して、そこからかなったことが2つほどございました。本当に町政が身近に感じられた瞬間でございました。   そういった機会を、ぜひ町長に持っていただきたいなというふうに思うのですが、例えばボランティア団体等には、町長、足をお運びになられたこと等ございますでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。
    ◎町長(世利良末君) ボランティア団体というようなことでございますが、ボランティア団体の皆さん方には、事あるごとといいますか、いろんなことでお会いする機会が多うございます。ボランティアサークルの方たちには、今議会が終わって、またお会いするように計画があります。定期的にお会いしてお話をするという機会もございます。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 本当にボランティア団体の方にも、私、お会いすることがございますけど、町のために一生懸命頑張ってある方が、本当に報われるまちづくりには、それこそいろんな意見をお聞きすることが重要じゃないかなっていうふうに思っております。   今日、ここに、欠席した議員もいますけど、新しく新人議員さんも含めて、ここに14人の議員がおりまして、この私たち14人にはいろんなつながりがありまして、ジャンルもいろんな様々です。隣の佐藤さんはモデルだったり、お隣の義美議員は体育協会だったり、とにかくいろんなところにネットワークを兼ね備えた人材がそろっておりますので、どうか、議員も橋渡し的な役割をさせていただきながら、町長といろんなところに行って、町の発展のために、志を一つに、私のこの最後の質問事項でありますけど、膝詰めの町民井戸端会議の開催を定例化していただきたいというふうに思いますけど、町長の考えをお聞かせください。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 名称が、町民井戸端会議という名称ということでございます。名称は違いますが、私就任して、コロナ前まで、町内会の出前講座というような、名前はどうでもいいんですが、行かせていただいて、その中に、中には中学生も来て意見を聞かせていただいたこともございます。要望があれば、ずっと町内会会長の皆さん方にも、ぜひお邪魔してお話しする機会を設けていただきたいということで続けてまいりました。コロナでしばらくはできませんでしたが、また復活したいなというふうに思っております。   先ほどから、議員14名の方でいろんなつながりがあるというお話をされておりました。小森議員は議員必携を熟読されていると思っておりますが、中身について、少し私のほうからお知らせしたいと思います。   今言われますように、いろんなつながりが議員さんにはあられると思います。ちょっと読ませていただきますと、議員必携の、議員の責任について述べさせていただきますが、議員が、ただ単に、住民の声と心を代表し、代弁するだけの役割に終始するだけではなく、一歩踏み出して、常に住民の中に飛び込み、住民との対話を重ね、住民の悩みと声を酌み取りながら議論を重ね、調査研究を進め、住民全体の福祉向上と地域社会の活力のある発展を目指し、時には住民に訴え、時には住民を指導し、その実現に積極的に努力することが大事であるというふうなことが責務として書いてあります。   小森議員は、本当に今、この書いてあるとおり実践をされているわけでございます。そういった声を、私も、できる限り地域に出向いてお話は聞きますが、限度があります。そういった全部が全部できないことを、やはり小森議員、議員の皆さん方には、ぜひ地域の声を吸い上げていただいて、お届けしていただければというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員。 ◆8番(小森弘美君) 本当にそのように思います。今感動いたしました。本当に、町民の皆様のために、町長とまた心を合わせて、一生懸命、私もよりよい町政のためにしっかり働いていきたいと思います。   以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 小森議員の一般質問を終わります。   ただいまから休憩に入ります。再開は13時といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午後0時06分              再開 午後1時00分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山卓嗣君) 休憩前に引き続き会議を再開します。   一般質問を続けます。   5番安河内議員。質問時間30分です。   安河内議員。 ◆5番(安河内祐子君) 何分初めての一般質問でございますので、不備があるところがございますかもしれませんが、その点は御容赦いただきたいと思います。   通告に従い一般質問をさせていただきます。   私は、昨年度、志免中学校学校運営協議会委員として、コミュニティ・スクールに深く携わってまいりました。昨年度は、まず立ち上げの年でしたので、目指す姿を共有し、第一歩を踏み出した感じと受け取っております。昨年度は、通告書にも表記しておりますように、人と人をつなぐ第一歩として、明るい挨拶が町全体に広がり、学校、家庭、地域がつながることを目標とし、挨拶運動に主に取り組んできたという状態でございます。   お尋ねいたします。   コミュニティスクール推進活動の昨年度と今年度の重点目標の違いと、全体的取組についてお尋ねをいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 今、議員がおっしゃったように、昨年度、コミュニティ・スクールを志免町の小・中学校に導入させていただいております。もともとの目的といたしましては、子どもたちを育てるに当たり、学校だけではなく、地域や家庭、それぞれがそれぞれの役割を持って、共に子どもたちを育てるというふうな目的でスタートを切っているところでございます。   その初年度でございました昨年度は、議員がおっしゃったように、まずは学校、家庭、地域がつながることを目指すところから始めるということで、挨拶運動を軸に置いて、挨拶を通して人と人がつながっていくことを取り組んでまいりました。おかげさまで、子どもたち自身が、コロナ禍でなかなか人と声を出して交流を図るというふうなことも少し乏しくなってたところでございましたが、挨拶を通して人とつながる喜びを思い出したり、地域の方々とも、挨拶を通してつながるっていうふうな経験を少しずつ広げてきているというふうなことを伺っております。   この挨拶を通してつながる取組は、今年度も引き続き行ってまいる予定です。   また、今年度のキーワード、今年度からと申しますか、協働ということで、共に協力して働くと書いて協働でございますが、そちらをキーワードに少しずつ移してまいりたいというふうに思っています。学校と地域が共通の目標を持ち、それに向かって、それぞれができることをして、協働しながら子どもたちを育てていくことでございます。   全小・中学校の共通取組の主なものとしては2つございまして、1つは先ほど申し上げた明るい挨拶運動の拡大、それから2つは、校区クリーン作戦の実施でございます。   挨拶運動を拡大するために、学校は、児童会や生徒会での推進を引き続き行い、家庭に対しては、PTAとの連携を深めながら取り組んでまいります。地域に対しては、公民館役員や学校関係者の皆さんが参加されるように呼びかけてまいる予定です。   また、2つの校区クリーン作戦でございますが、その目的は、地域と学校が相互にパートナーとして連携協働して行う活動を通して、地域とともにある学校づくり、学校とともにある地域づくりを目的としております。   校区クリーンアップ作戦への参加、参画の呼びかけを行っておりまして、先日行われました春の校区クリーン作戦では、各公民館で実施される一斉清掃への参加を、学校では呼びかけてまいりました。秋の校区クリーン作戦では、中学校2校の生徒会と志免町役場生活安全課が連携して協働活動の仕方を協議する場を設ける予定となっております。 ○議長(丸山卓嗣君) 安河内議員。 ◆5番(安河内祐子君) 私が今、2番目にお尋ねしようと思ったところを、今ほとんどお話しになられてしまったので、ちょっとかぶるところがありますけれども、私が理解しておりますのも、挨拶運動の拡大は引き続きと思っておりまして、校区のクリーン作戦の実施で、実は、それも含めて、先日の4日の日曜日に春のクリーンアップでございましたけれども、小・中学生の活動についてを具体的にお聞きしたかったということがございまして、小学生の場合は、もう参加型でありまして、中学生も、この春は参加型だったと思うんですけれども、参加っていうことにおいても、具体的にはどのような参加というような形にされたのでしょうか。ただ、草を取ったらいいとか、そういう感じではなくて、どういった形で学生、児童のみんなが頑張るんだよというような指導をされたのかなというところをお尋ねいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 今おっしゃられたように、小学校、中学校ともに、この6月っていうのは参加というふうなことを目指しておりました。今おっしゃった問いというのは、その参加の仕方というか、そこに向かうまでの道筋ということをお尋ねにあったのかなって思うんですけれども、学校としては、まず地域でそういった取組があるというふうなことを子どもたちや保護者に知ってもらうっていうふうな周知をするということ。そして、その中で、どういった参加ができるかなというふうなことについては、こういった参加をしなさいとかというふうな指導をするのではなく、自分たちの住む地域でできることについて、子どもたちが考え、参加していくというふうなことを呼びかけたというふうな働きかけをしております。実際に、中学校のお子様方は参加をなさってあったっていうふうなことを聞いております。   秋のクリーン作戦のほうでは、参画ができるように、子どもたちの参加の意識改革であったりとか、何ができるかというふうなことをもう少し深く考えるような場を、今後は設けていくというふうなことを、学校とも話をしているところです。 ○議長(丸山卓嗣君) 安河内議員。 ◆5番(安河内祐子君) ありがとうございます。私も、そこのところはちょっとお聞きしたくて、中学生の参画型っていうので、中学生がどのような計画段階から、企画運営を携わるようにしていくのか。それを、また町内会とうまく連携していただかないといけないなと。昨年度は、やっと宇美川のクリーンアップ作戦に、中学校の1年生が、コロナ禍の前には参加しておったんですけれども、実は、学校と町内会のほうのスケジュールの調整がなされていなかったので、地域でお掃除をしてしまった後に中学生が来たというようなことがあって、うまくいかなかったということを町内会のほうから報告をもらっておりますので、特に、秋は参画型でございますので、その辺において、中学生が早い段階から、計画、企画、運営について、町内会のほうに、よく部友長を通じてお知らせしていただいて、実りあるクリーンアップ作戦にしていただきたいなと思っております。   それと、今のが2番目になりますので、3番目、すいません。2番目の引き続きなんですけれども、昨年度のクリーンアップのほうはよかったんですけれども、昨年と同様、小学生は挨拶運動が主体なんですけれども、それが家庭とか地域に広がっていくということで、先ほど参事も、家庭とか地域へ広がるようにしておりますということだったんですけれども、実際具体的に、御家庭の保護者さんに、例えばプリントであったり、こういったコミュニティ・スクールを行っていっておりますよというようなことが、保護者の皆様であったり、あとは地域の皆様、町内会の皆様に周知ができていらっしゃいますでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 昨年度は、おっしゃるように、もう本当に周知徹底の1年でございました。いかに保護者や地域に、このコミュニティ・スクールっていうもののスタートについて知っていただくというふうなことを大事にしてまいりました。今おっしゃられたように、その周知の方法といたしましては、まず保護者に関しましては、各学校から志免町コミュニティ・スクールの案内として作ったリーフレットを配布したり、それから保護者の方が学校に集まる機を捉えて、そこで説明をする場を設けたり、それから学校のホームページ、それから学校だより等の通信を通じて、学校の取組については案内、それから報告等をしておりました。   地域の方に関しましては、町内会長会が定期に設けられてるんですけれども、その中で説明をする場を設けて、まず町内会長会の方に知っていただくような場を設ける。また、年の初めに学校経営の構想発表会を校長がするような場を設けてるんですけれども、そこには、議員の皆様、それから町内会長の皆様、社会教育の皆様にお集まりいただきまして、この取組について御報告をさせていただいたり、学校がしたいと思っていることを説明したりしてまいりました。   昨年度の周知といたしましては、そういったやり方でしてきました。 ○議長(丸山卓嗣君) 安河内議員。 ◆5番(安河内祐子君) 先ほどから繰り返しておりますように、中学生は生徒が主導、主体でやっていけると思いますので、今後も、学校を中継点として、中学生と地域で、昨年同様、熟議を行っていただいて、互いに活発に意見を出し合って、そして、むしろ全体が同じ活動ではなく、その地域性に沿った活動を推進していただきたいと思っております。   次なんですけれども、3番目なんですが、コミュニティ・スクールの地域や保護者の方々への拡散を、先ほどからおっしゃっていただいておりますけれども、私も、もともと私の選挙リーフレットに書いておりましたように、実現する、目指すところは、地域とともにある学校づくりと学校とともにある地域づくりであり、それを実現するためには、P、ペアレント、いわゆる保護者、家庭、T、ティーチャー、教職員の方々、学校、そしてC、コミュニティー、いわゆる地域が協働しなければならないと考えます。この3者が共通した認識を持続継続できるような場づくりといいますか、集う必要性については、コロナ禍をやっと超えたところでございますけれども、集う場というところにおいてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 集う場ということでございましたが、まず全体が集う場っていうのはなかなか設けることは難しいと考えています。全体というのは、町民全体がそろうというふうなことですが。ですので、基本的には、中心となって、リーダー格となって、それを周りに広げていく、この理念とか、この協力体制を広めていくっていうふうな方針を取って、今進めているところでございます。   昨年度、各学校に学校運営協議会を設置いたしました。先ほども安河内議員がそちらに所属してくださってたっていうふうなことがございましたけれども、そちらを設置し、それに深く関わられる地域や保護者の方々との、まず目標共有を重点に置いてまいりました。そして、学校の特色、また先ほどおっしゃったような地域の特色を生かして何ができるかっていうことを、各学校で考え、実行してきております。   そして、さらなるコミュニティ・スクールのもっと広がりとか普及啓発というのは、今年度の課題となっております。まずは、学校運営協議会に関わる方、また町内会長様など、率先して地域の活動を担ってらっしゃる方々から地域へ発信していただくっていうことを、昨年度からお願いしてまいりました。さらなる地域住民の方々への周知方法としましては、集う場を設けるというよりも、それぞれ公民館等に集まられる機会があると思いますので、自治会ごとにあると思いますので、そこで開催される会合等がございましたら、学校教育課には、このコミュニティ・スクールのディレクターがございまして、そのディレクターが、例えばそういった会合に参加して説明する場を設ける。そういったことだったり、PTA、それから育成会、老人会等、コミュニティ・スクールに協力をしていただく必要のある団体の会合等がございましたら、そちらにディレクターが参って説明をする、そういったことが考えられるというふうには思っております。まずは、各団体の役員の皆様との連携が必要だというふうに、中心となる方々との連携がまずは必要だというふうに考えてるところでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 安河内議員。 ◆5番(安河内祐子君) 今おっしゃられたことなんですけれども、実はそれは私の感覚としては、昨年度と変わらないかなという印象を持っております。昨年度は、やはり一部の委員、町内会の役員さん、学校が主体でコミュニティ・スクールを活動してきたと。一般の住民の方々や保護者に全体的に活動を周知拡散しているっていうことは、ほとんどできていなかったというような印象を持っております。それで、実は私が発展させてお伝えしたいことが、実はコロナ禍以前は、志免西小学校のことなんですけれども、PTA活動については、地域集会が行われておりました。しかし、昨年度、評議員さんの間のみで行われたアンケートなんですけれども、地域集会の必要性についてのアンケートを取られた結果、PTAの役員の中だけでしたけれども、その必要なしという結果になって、今年度から地域集会がなくなったのだそうです。そのほか一部で行われているところもあるとはお聞きしましたが、ほとんどの小・中学校で地域集会がなくなってしまっている現状をどう思われるでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 地域集会が、今おっしゃったように、少しずつ閉鎖されてる、コロナ禍のこともきっとあったかというふうに思うんですけれども、なかなか集うことが難しかったというふうなことはあったと思いますが、地域集会が、地域によっては閉鎖されているというようなことを伺っております。ですが、中には、やはり残って地域集会を進めていらっしゃる地域もあるというふうに伺っております。   学校が、これは主体となって進めていく部分とは、ちょっと難しいなというふうに思っておりまして、地域の皆様の御意思の下で、その集会は開かれて、これまでもおりましたので、学校として、そういった現状の中で、学校として何ができるのかなっていうふうなことを考えていく必要はあるというふうに思っています。 ○議長(丸山卓嗣君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 昨年度と、コミュニティ・スクールがどのように違うのだろうかというようなお尋ねも含めて、今年、本年度でコミュニティ・スクールが立ち上がって2年目になりますけれども、立ち上がったコミュニティ・スクールに必要なのは、私大切なことは実働であるというふうに思っております。例えば、このたび6月4日のクリーンアップで、共に働く、そういったことによって、例えば、クリーンアップで共に働く、ほかには、例えば運動会、フェスタ、地域での年末年始の行事などなど、そういった機会を一緒に企画、先ほどおっしゃっていただきましたように、一緒に企画運営するというようなことによって、顔見知る、こういった積み重ねを行っていくことによって、連携、協働が進むものというふうに考えております。   熟議は立ち上がる1年目には大変重要でございました。どのようにしていくか、どういった流れで進むか、中核の方々に熟議をしながら目指すものを決めていくというようなことで、これからもネックになっていくものでございますが、その間間には、実働しながら熟議をかませていくことによって、修正したり、価値づけをしたり、獲得をしたりしながら進んでいくというのが、これからのコミュニティ・スクールの在り方だというふうに考えております。顔を見知る活動がとても大切だというふうに、私は考えております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 安河内議員。 ◆5番(安河内祐子君) 今、教育長がおっしゃったように、実動であって、顔見知るということは、結局それは、地域の方々と保護者、子どもの間では可能なんですけれども、私の印象としては、そこには学校が含まれていないかなと。五、六年前ぐらいまでは、まだまだ小・中学校ともに地域集会が行われていたと思います。保護者の参加が少なくなったので、学校の先生方に時間をつくっていただいて、わざわざ地域に出てきていただくのが申し訳ないからというお声もあって中止になった理由っていうのを耳にしてきたりしましたが、実際のところ、学校教育課では、各学校からその地域集会がなくなったことについて、何か報告とかはございましたでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 地域集会についての報告というものは、特には上がってはきておりません。 ○議長(丸山卓嗣君) 安河内議員。 ◆5番(安河内祐子君) これは私の個人的な意見なんですけれども、地域集会も昔行われていたような内容では、やはり正直、参加保護者が減少してしまうのも致し方ないなというような気がします。しかし、地域集会は、私は本当はとても大事だと感じております。そういう機会こそ、互いの親の顔を見知ることができますし、先ほど、実働でも、教育長は顔見知ることができるとおっしゃいましたけれども、そこに先生方の参加があったんです。先生方も地域に出向かれることで、地域性をかいま見ることができると思うんです。町内会長はじめ、地域の役員さん、皆さんも知ることができますので、そういう、私は地域集会っていうのは、私自身、子育てを経験していく中で、すごく保護者間のつながりができる場でありましたし、学校のほうからの報告であったり、学校がこれからどういうことを進めていくよというようなお話が先生方のほうからあった場であったので大事だったのに、とても地域集会がなくなっていったということに対して、残念だなと思っております。   コミュニティ・スクールを推進していく活動と、その地域集会がなくなってしまって、それにおいて、学校に対しても、学校のほうは、先ほどおっしゃられたように、地域集会は学校主体ではないというふうにおっしゃられましたが、しかしやっぱりコミュニティ・スクールというのを立ち上げたからには、三位一体となって取り組まなければいけないのではないかなと、私は思うんです。感じるんです。なので、地域集会がもうなくなっていて、それで平気だというような感覚っていうのは、今現在、コミュニティ・スクールを推進していこうという活動とは逆の動きになっているのではないかというふうには思われませんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 今、先ほど私は、地域集会に関しましては、学校主体で執り行っていたものではないというふうなことはお答えいたしました。そういった集会ではあったんですけれども、決して、それでよかったとか、そういったことを申し上げたつもりはございません。   学校としましては、先ほども申し上げましたように、じゃあ学校で、地域でそういうふうな現状があって、なかなか人が集まらないというふうな現状があって、ただ学校は主体ではないから、それをしてくださいというふうなことも言うことができませんけれども、ただ学校で何ができるかというふうなことを考えて、今おっしゃった、今まさに進めているこのコミュニティ・スクールが、どういうふうに、そこに少しでも何か投じることができるかなというふうに考えたときに、学校では、それに代わるものと、同じような内容ではないんですけれども、例えば、取り組んでらっしゃる学校があって、保護者と地域の方が集うコミュニティ・スクールというふうな場を設ける学校もあったり、地域の方、保護者の方を集って説明会を開いている学校もあります。また、地域の方との対話交流会を催してある学校もございます。   特に、先ほどもおっしゃったように、自分の住んでいる地域の方との交流というのがすごく大事になってきますので、中学校も、部友ごとの部友会というものを、昨年度から、結構、そこに力を入れて、部友会の在り方というものを取り組んで、子どもたちと教員とで、もちろん地域の方と一緒に、どういうふうに在り方としてあっていくかというふうなことについて協議をしながら、学校と、それから子どもと地域の結びつきというものを大事にしてまいっております。   先ほど、教育長も申しましたように、実動がすごく大事で、実際に本当に交流する場を設けるっていうのがすごく大事だと思っておりまして、それが1つ、この清掃活動であったり、運動会とかフェスタの活動であったり、そういったときに、共に一緒に働く経験を持つような機会を、学校は積極的につくっていきたいというふうには思っているところでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 安河内議員。 ◆5番(安河内祐子君) おっしゃるように、実働によって顔見知るということも大事なんですけれども、町内会の行事も、コロナの拡散が少しずつ落ち着いてきて再開しておりますし、折に触れて、コミュニティーで集う場っていうものを設けていただいてで、コミュニティ・スクールを継続した動きとするためにも、いま一度、地域集会の在り方、集会という形ではなくてもいいんですけれども、コミュニティ・スクール推進のための方法や内容を、ぜひ今年度は、昨年度よりも進めていっていただきたいと思います。   それと、先ほど、ちょっと私が小森議員の町の町民井戸端会議っていうのをお聞きして感じたことなんですけれども、町長も公務でお忙しい中であられると思いますので、町長が集っていただけるときは集っていただいて、私たち議員が、その町内会で足を運んで、町民の皆さんと、またこのコミュニティ・スクールについて話す場をいただけるときは、積極的に14名の議員さんのお力もいただきながら、推進していきたいと思います。   全てのことが、一人一人の議員がエキスパートになることはできないので、14人の議員の、それぞれ、先ほど小森議員がおっしゃったように、持ち味がありますので、その持ち味を生かして、学んで、勉強したことを14人で共有しながら、今後に生かしていきたいと思います。   2つ目の防災に対する取組について、続けて発言させていただいてよろしいでしょうか。   防災に対する取組についてで、ハザードマップの有意義な活動についてをお尋ねいたします。   せんだって、新人研修でハザードマップについて詳しく教えていただきました。私自身、ハザードマップについて、全く勉強不足であったと改めて感じました。せっかく立派なハザードマップがあるのに、町民の皆さんもあまり周知できておらず、学ぶ機会も少ないのではないでしょうか。   それについて、コロナ禍で、三、四年、中止になっていた中学1年生のクリーンアップの参加について、先ほどもお話を触れさせていただきましたけれども、今年度は、町内会長のほうから、実は宇美川のクリーンアップではなくて、違った活動というふうに、実は防災のほうの活動というふうにお聞きしておりますので、それについて少し教えて、取組が変わってきたということを教えていただきたいと思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田生活安全課長。 ◎生活安全課長(太田成洋君) 先ほどの午前中の質問でもお答えさせていただきましたが、地域のほうで出前講座等を行っておりまして、その中でハザードマップ、防災についてだったり、ハザードマップの活用の仕方についての出前講座の内容で、地域のほうに行かせていただいているところでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 安河内議員。 ◆5番(安河内祐子君) すいません。町民さんのことというよりも、ちょっと中学1年生のクリーンアップのことについて、私ちょっとお尋ねしたつもりだったんですけど、お尋ねの仕方が悪かったのかなと思っております。   自然災害とか、被害が何も起こってないときほど、町民の防災の意識が薄れると予想されてますけれども、この前、火災避難訓練だけではなくて、地震などに対する防災訓練も行われているというふうには、学校教育課の池松課長のほうからはお伺いしました。中学1年生のクリーンアップをそのまま続けられるのではなくて、先日、町内会長が、中学校のほうに、志免中に限ってなんですけれども、呼ばれたときに、今年はクリーンアップではなくて、防災の訓練に対する取組らしいよというふうに町内会長から伺ったんですけれども、それについて教えていただきたいなと思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 昨年度の、そのクリーンアップに代わるものとして、今年度は防災教育をっていうふうなことでございますが、すいません、そのことについては存じ上げませんでした。恐らく、昨年度、教育課程内でクリーンアップ作戦を行っていたのは総合的な学習の時間の中で、そういった計画を立ててしていたというふうに聞いているんですけれども、その総合的な学習の時間のテーマが、今年は防災教育というふうに変わったのではないかなっていうふうなことを推測いたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 安河内議員。 ◆5番(安河内祐子君) では、志免中学校のほうと、またお尋ねしていただきたいと思うんですけれども、志免中学校の所属している町内会長のほうからは、そのように、私自身は伺っていたのでこのような質問をさせていただきました。   また、そこで、先ほどお尋ねしましたように、私は防災に対しても学校、地域、家庭が連携して取り組む必要性があると考えております。地域では、高齢世帯、独居世帯を把握して、自然災害のときなどについて行われている地域での、役場のほうから例えば指導があったりとかして行われている地域としての避難訓練のような、防災への取組はございますでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田生活安全課長。 ◎生活安全課長(太田成洋君) 町では、災害時または災害発生のおそれがある際に、避難の手助けが必要な方の避難行動要支援者台帳というものを整備しております。対象者につきましては、要介護者や障害者手帳をお持ちの方となりますが、個人情報の提供に同意を得た方について、有事の際には、安否確認や避難支援など、地域支援活動に役立ててもらい、平時においては見守り活動や防災訓練に役立ててもらうよう、町内会や民生委員・児童委員さんに提供させていただいております。   避難についての取組としては、町内会では、学校の体育館など、町が開設する避難所が自宅から遠く、交通手段がないために公民館に避難したいと相談があった際、自主的に公民館に避難所を開設していただいたりしております。   また、民生委員・児童委員さんには、台帳を提供する際に、安否確認を行っていただくようにお願いをしております。   また、地域の自主防災組織の中で、地域の避難訓練等を行っている町内会はございます。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 安河内議員。 ◆5番(安河内祐子君) 先ほども、中牟田参事のほうから、このことについて取り組んでいる学校もあれば、取り組んでいない学校もある。そして、今のお話のように、取り組んでいる地域もあれば、取り組んでいない地域もあるっていうのは、私はちょっと、印象としては若干違和感を覚えます。いい取組をしている地域があるのであれば、先ほどの小森議員のときの質問と私の質問は若干かぶるところがございますけれども、学校で、段ボールを組み立てて、そういった防災の実際にそういったことを行っている学校もあれば、やっていない学校もある、取り組んでいる学校もあれば、取り組んでいない学校があるという差があることと、やっている地域もあればやっていない地域もある。それでは、私はいけないのではないかなと思います。   いい取組を、それがよしというふうに御判断、学校の指導であれば学校教育課、地域の取組であれば生活安全課のほうが把握していただいて、よい取組っていうのは、各学校、公立小・中学校6校、協働して、そしてまた、地域であれば、全町内会にも周知して、訓練を行うべきではないかなっていうふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 議員のおっしゃるとおりでございます。それぞれ置かれている学校の立地条件とか、校区の状況がいろいろでございますので、川に近いところでは、それに合った指導がなされておりますし、山側、傾斜地が校区にある場所では、そういった子どもたちへの指導や地域の中での打合せ等も行われておったり、例えば中核にある学校については、避難所としての役割を、避難所になったときに、皆でどのように過ごしたらいいかというような学びがあったりとか、地域、校区、状況によって、いろんな指導、あるいは活動訓練がなされているところでございます。その中で、先ほど申し上げましたように、共通項で、とても有効だと期待できるような取組がございましたときには、一層効果が期待できるものについては、6校挙げて取り組みたいというふうに思っているところでございます。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田生活安全課長。 ◎生活安全課長(太田成洋君) 地域におきましては、30町内会がございまして、その中で、自主防災組織をそれぞれつくっていただいております。その中で、その取組として、それぞれで行っていただいているところですが、その内容の支援として、役場のほうとしても、充実支援というのに努めておるところです。全てのところで自主防災組織ができているところでもなく、結成率としては高いほうだと思いますが、全てでは、今のところまだございません。おっしゃるように、そういったところ目指して、今後も周知をさせていただければと思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 地域の取組として、私以前、社会教育課におるときに、公民館主事の担当をいたしておりました。公民館主事会で、毎年、事例発表をしていただいて、いいとこの取組は、しっかり、その各町内会の公民館主事の方が、それを持ち帰って町内会に報告をしていただくというような取組を行っておりました。その中で、取組として、今言われます防災訓練を行っている町内会等の事例発表もあっておりました。そういったことがもっともっと広がれば、地域が、もっともっと、この取組はいいことだからということで広がればいいんじゃないかなというふうに思っております。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 安河内議員。 ◆5番(安河内祐子君) ありがとうございます。今後に生かしていただいて、実現していっていただくように、よろしくお願いいたします。   東日本大震災のときも、防災訓練を積んできた学校、そうでない学校、そして日常的に取り組んできた地域とそうでない地域に、明らかに被害の差が出ていたということも事実です。また、災害には火災だけでなく、高潮、志免町の場合は高潮の心配はあまりないと思いますが、洪水、地震、土砂災害など、折に触れて学ぶ必要性を感じます。   あと、この時期ですので、特に注意が必要なのは、大雨による冠水であったりするわけですけれども、子どもたちが学校にいる時間中に災害が起こったとき、常日頃から、学校からの避難ルート、それが大雨になったときの、先ほどちょっと教育長のほうからですか、そういった登下校のルートにおいては、また確認をして進めていきますというような答弁を混ぜていただいていたと思いますので、いま一度、そういった大雨になったときの下校ルートの確認、それと、いつもと違ったルートになるということを、危険地域を避けたルートになるんだよっていうことを、いま一度子どもたち、それから御家族との連携、学校との連携がうまくいくように、再度、取り組んでいただきたいと思います。   あともう一つが、特に被害に遭われる可能性が高い高齢者の方々には、特に、余計にその必要性を感じます。先ほど太田課長が、地域にばらつきがないように、これから進めていきますというような御答弁をいただきましたので、私が所属している町内会も、訓練をしていないというふうに、町内会長から伺いました。ですので、それぞれ議員の皆さんも、それから行政の皆様方も、所属してある町内会で、いま一度、そういった訓練が行われているのかということを、町内会長様などにお尋ねいただいて、また学校教育様のほうは、そういった災害に対することを、強く意識づけを子どもたちと連携してしていただきたいと思います。   すいません。もう一つなんですけど、ハザードマップの有効利用についてなんですけれども、学校のほうでは、何か先ほど、3年生とか4年生の取組についてお聞かせいただけたのでよかったなと思うんですけれども、私もその中の1人でしたけれども、ハザードマップは全然有効に使われていなくて、志免町のどこの箇所が冠水しやすいところだよとか、こういうところが土砂災害として危ないんだよということを、ハザードマップを使った地域での教育っていうのを、もう一度、町内会長様含めて、町内会のほうに、生活安全課のほうから御指導いただいて、そういったハザードマップをとにかく利用しようよという呼びかけを行っていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 太田生活安全課長。 ◎生活安全課長(太田成洋君) ハザードマップにつきましては、やはり自分が住んでいるところを知っていただくってことが非常に大事ですので、いろいろ広報であったり、ホームページであったり、そういったところを通じてまず周知をさせていただいております。町内会の連合会においても、以前、防災の出前講座のほうでハザードマップをさせていただいたということもございますので、今後も、ハザードマップの重要性であったり、そういったことを周知をさせていただきたいと思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 安河内議員。 ◆5番(安河内祐子君) ありがとうございます。たくさん前進の御意見をいただきましたので、私自身も、また再度、改めて活動に取り組んでいきたいと思います。   ハザードマップを有効に使用しながらということと、あと挨拶運動から始まったコミュニティ・スクールの活動の中で、何事においても、この家庭、学校、地域が様々な場面でつながっていき、郷土愛、志免愛が膨らむ町に発展することを切望いたします。   以上で私の一般質問を終わらせていただきます。 ○議長(丸山卓嗣君) 安河内議員の一般質問を終わります。   ただいまから休憩に入ります。再開は14時といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午後1時46分              再開 午後2時00分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(丸山卓嗣君) 休憩前に引き続き会議を再開します。   一般質問を続けます。   6番稲永隆義議員。質問時間30分です。   稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) 2期目です。どうぞよろしくお願いします。   通告に従いまして一般質問を行います。本日は、2問予定しております。投票率の向上に向けてと誰一人取り残さない教育のためにを質問いたします。   まず初め、第1問ですが、今回の地方統一選挙で、志免町の町議会議員選挙の投票率は32.04%でした。回を追うごとに低下しており、志免町は、県内及び近隣町比較でも最下位であります。有権者の3人に1人しか投票していない選挙で選ばれた議会が、真に住民に信託された議会と言えるのか、甚だ疑問であります。民主主義がより健全に機能する志免町をつくるため、行政と議会が共に協力し、投票率低下に歯止めをかけなければならないとの思いで質問いたします。   まず、表の第1表、表の1を見ていただきたいと思います。   近隣町の投票率の結果です。これは、今回、町議会議員選挙があったところの町での投票率であります。志免町32.04%、須恵町36.94%、篠栗町41.77%、新宮町49.07%、新宮町だけが町長選挙が同時に行われております。そのほか、福岡県では15の町で町議会議員選挙が行われました。そのうち2町、2つの町が無投票で、13の町が投票になったわけでありますけれども、その中で、志免町が最下位、32.04%、その次に悪いのが須恵町36.94%でした。市議会議員選挙の投票率を含めて見ましても、志免町よりも悪いのは、福岡市の博多区30.04ですか。志免町は非常に悪くて、福岡市、投票率だけ大都会といいますか、何かそういう感じになっておりますので、これには歯止めをかけなきゃいけないと思います。   第2表でありますけれども、これは、これまでの町会議員選挙の有権者数、投票者、男女別の投票率と投票率を示したものであります。ここにはありませんけれども、11回前の昭和58年4月24日の投票率は84.13%、それ以後、ずっと毎回投票率が下がってきておりまして、表にある前、5回前、平成19年の投票率が50.03%、その後はずっと50%を下回った状況であります。   共通して言えることは、男性の投票率が、女性の投票率を大体4%か3%ぐらい下回っていると、これが現状であります。この点も問題であろうと思っております。   それと、前回の投票率を上回った選挙は、平成27年4月26日の選挙だけでありまして、これは町長選が、世利良末町長と南里辰己元町長の選挙があった年であります。それ以降は下る一方であります。   第3表は、年代別の投票率であります。このような表をまとめたデータを取ってあるかどうか、選挙管理委員会に聞いて出してもらったものであります。年齢別では、18歳、19歳は20代よりも高い。まず最初の投票でありますから、意識は高いんだろうと思われます。あと20代、30代、40代、50代まで、平均より下の投票率であります。特に、20代は15.16、10人に1人半、2人までは投票に行ってないような状況でございます。   それから、第4表、これは投票区別の投票率であります。よいほうから、南区、有権者数が5,383人、投票率41.85%、東区、有権者数6,405人、投票率36.77%、中央区、有権者数1万1,428人、投票率31.53%、西区、有権者数1万3,209人、投票率26.19%、これを見ますと、有権者数が多くなるに従って投票率は下がっています。私一人が行かなくても政治は変わらんだろうというようなことも考えられるところであります。   町長にお伺いいたします。   このような投票率、現状、このような現状についてどのような認識を持たれておるかお伺いいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 投票率の低下につきましては、もう以前から、私も選管事務局におったときから、いろいろと懸念をされ、投票率アップに向けた住民の方たちもいろんな議論をされていた記憶がございます。   投票率というのは、選挙の種類や立候補の状況、また地域性、様々な要因が左右されるということでございます。ここに表をいただいております中にも、やはり、今回、町長選が無投票、それから県議会議員選挙が無投票ということもありまして、投票率の低下、かなり低い投票率となったわけでございます。   以前から、粕屋の箱田町長とよく話すんですが、粕屋町とどっこいどっこいで、いつもあんたんとこのほうがいかったねというような話をしておりました。地域性といいますか、若い世代が多いとこが、いかに若い人たちを選挙に投票してもらうかっていうのが、我々に課せられたことじゃないかなというふうに思っております。   そこの表から見ましても、20代の若い人たちがほとんど選挙に行かない状況の中で、これにどう対応していくかということが、議員の皆さんにもよく、この投票率アップについて、どういう手段が一番いいのか。実は、県議会議員選挙の中でも、期日前投票にお見えになった方もいるわけです。あれだけ無投票と言っている最中でも、投票所にも、朝お見えになった方もおられるそうです。そういったことが、その人は関心がないわけじゃないんですね。投票に来られてるわけですから。しかし、いろんな情報がその方には届いてないということでございます。   投票率アップに向けて、議員さんが言われますように、我々執行部だけではなくて、議員さんたちの御意見もしっかりお伺いして、投票率アップにつなげていかなければいけないというふうに思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) 若い世代が投票率が低いという問題は共有できたかと思います。   あともう一点、町長にお聞きしたいのは、自治体の首長として、自治体の首長の仕事の中には、投票率の維持向上、あるいはコミュニティーの活性化をしなさいというようなことは書いてはおられないんですね。どこ探しても。でもしかし、自治体、自分たちで治めるという自治体の長として、何らかの責任というんですか、そういうのを感じておられましょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 議員言われますように、責任は痛感をいたしております。何らかの方法で、この投票率アップができないかどうか、私個人的な意見を言わせてもらうと、選管とも話してるんですが、期日前投票を別な場所でできないかとか、そういったことによって投票率アップにつなげないかということも、いろいろ選管とは話をさせていただいております。   いろんな制約があって、場所の問題、それからそれを引き受けてもらえるスーパーなり、そういったとこの問題、LINEの問題とか、いろんな制約があるわけでございます。実際にそれを取り入れてる自治体もあるわけですから、そういったことで、責任を問われると、やはり私にも責任は十分感じておるとこでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) 2016年に選挙権が18歳以上ということになって、主権者教育が強化されたと思います。その点も含めて、教育長に、現状の認識をお伺いいたします。 ○議長(丸山卓嗣君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 現状の認識をということでございますが、大変若い世代の低迷と、そして子育て世代の投票率の低迷、低下の状況については承知しております。とても胸が痛くなる状況でございます。   教育でいいますと、これまで小・中学生を対象に、明るい選挙ポスターコンクールの募集がありまして、これに対して多くの児童・生徒が作品を制作したり、制作して応募しておりまして、選挙への関心とか興味関心がないかといったらそんなこともなく、きっかけになっているというふうに考えております。   また、選挙が近まる、はたちのつどいになりましたけれども、これにつきましては、議長から御祝辞をいただく式次第にしておりまして、この中で、この祝辞の中で、選挙投票について呼びかけていただいて、関心を高める機会にさせていただいております。   しかしながら、実際には、先ほど数値を上げていただいたように、投票に行くという行動につながっていない状況がありまして、教育の分野ではどのように啓発すべきか考えてるところでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) 2016年以降、主権者教育は、教科の中ではどのように、増えていったんだと思うんですけど、どのような感じなんですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 中学校の社会科公民の分野で、主権者教育については、十分に、以前とはまた違って、私たちの責任とか、若くから投票することの意味とか責任とか義務とか、そういった公民分野での学びをさせていただいておりますが、数値にはまだ、現在のところまだ現れていないというところでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) 公民の教科は、令和4年度からでしたか。中学校で。 ○議長(丸山卓嗣君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 申し訳ございません、明確ではございません。すいません。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) じゃあ、後ほど確認をお願いします。   それから、次は、令和4年度の投票率向上のための啓発活動の内容を伺いたいと思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 塩崎住民課長。 ◎住民課長(塩崎幸恵君) 令和4年度の投票率向上のための啓発活動の内容ということで、町が取り組んでいることを幾つか申し上げます。   まず、1つ目が、小・中学生を対象とした明るい選挙啓発ポスターコンクールの参加要請、これは県が実施している内容に基づいて、糟屋地区でも実施しているものです。2つ目が、中学校の生徒会選挙における投票箱の貸出し、これは要請があれば貸出しを行っております。3つ目が、はたちのつどいにおける式典における選挙のマスコットめいすいくんの着ぐるみを使った啓発と、4つ目が、同じくそのはたちのつどいでの啓発物資等の配布。また、糟屋地区の共同事業として、地区内の各学校、高校への出前講座や住民の方の啓発物資の配布も行っております。また、選挙期間中は、期日前投票及び投票当日の朝夕の防災無線放送を使った投票の呼びかけ、広報車を使った選挙広報も行っております。この4月の選挙からは、LINEやdボタンを使った投票の呼びかけも始めました。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) 残念ですけれど、最後のLINE以外は、ちょうど4年前の6月の一般質問で、岩下議員が、投票率が41.9何ぼですか。41.95%、18歳以上が投票権を持ったにもかかわらず、41.95%であると、そういう質問をされております。その中で、当時の高山課長が述べられたことと全く一緒の返答でございます。とても残念なことでありますけれども、最後のLINE以外は、特に新しいことはないと理解してよろしいでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 塩崎住民課長。 ◎住民課長(塩崎幸恵君) 主なものっていうことですので、ほとんど変わっていないです。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) 質問の4番目ですけど、令和3年度の事務事業評価に、効率的、効果的な啓発方法について検討の必要があると書いておられます。その結果はどのようなものでしたでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 塩崎住民課長。 ◎住民課長(塩崎幸恵君) 効率的、効果的な啓発活動ということですが、効率的、効果的な啓発活動というのは一概には難しく、様々な検討をしているところですが、見つかっていないのが実情でございます。ただ、何をするにおいても、一過性のものでなく、小・中学生のポスターコンクールやはたちのつどいでの啓発活動のように、長く継続的に続けていくことで、選挙や政治を身近に感じることができるものと考えているところです。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) 次に、これからの投票率向上のための啓発活動、どのようなものに取り組んでいくかを答えていただければと思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 塩崎住民課長。
    ◎住民課長(塩崎幸恵君) 啓発活動は、先ほども述べましたとおり、一過性のものではなく、継続して行うということが特に必要だと考えておりますので、現在行っている啓発活動は続けていく予定です。選挙時にはなりますが、選挙公報というものが、法令による制約から、決して期日前投票初日に間に合うことはありません。しかし、今回の選挙では、少しでも早く公報が見られるように、各戸配布前に、一部町内会の御協力を得て、公民館に配置させていただいたところもあります。今後も協力を呼びかけていきたいと思います。また、同時にホームページにも選挙公報をアップしました。これにより、各戸配布を待たずに、立候補者の情報を確認できるようにということに取り組みました。   加えて、今回、初めてLINEでの投票呼びかけを行いましたが、その際、LINEからでも選挙公報が読めるようにということで、ホームページのリンクを張ったものを送信しました。LINEは何度も通知するとブロックされたりとか、削除されたりということがありますので、効果的に通知することが必要でありますが、LINEを登録している方には一役立てたのではないかと考えております。スマホを持っている世代の方々に、一人でも多く志免町のLINEでつながってもらうようにするということも啓発活動の一つだと考えております。   投票率の向上については、複合的な要素が多くあり、一概に、これを行えば劇的に投票率が上がるというものがございません。また、今回の県議会議員選挙のように、無投票が見込まれているものをどこまで啓発するかというのも悩みどころでした。法令の影響で、立候補者が確定する前に入場券の発送やポスター掲示板の設置を行いましたが、結果無投票となり、ポスター掲示場への無投票になったことへの掲示、それから防災無線、ホームページ、LINE、dボタン等で無投票の発信を行いましたが、先ほど町長も申しましたとおり、やはり期日前も当日も投票所に赴いてこられる方も多く、大変苦慮しておりました。   いずれにしても、投票率向上に向けて、地道に啓発活動に努めてまいりますが、また何かいい案がありましたら、今後、御教示いただけたらと思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) 無投票になると、無投票をどう考慮するかということが難しいと言われたんですけれども、それはちょっと行政としてはそれは違うんではないか。そのためにも予算はつけておるわけで、無投票だからどうのこうのというのはおかしいと思います。行政及び議会とすれば、投票率が上がるように、無投票になるようなことは考えずにやっていくべきだと、私は思います。   それから、投票率の向上について、私が思うところを少しだけ。   まずは、地道な主権者教育が、選挙行け、選挙行けと幾ら言っても、自分にモチベーションがないと、やっぱり行かないものだと思いますので、まずは地道な主権者教育の普及促進、小・中学校での主権者教育、あるいは町主体の講演会、あるいは議会からの出前講座、前期はやろうとしましたけれども、結局、出前講座は中止にせざるを得ない状況でありました。あと、議会の見学会や子ども議会等、考えられると思います。   それから、選挙管理委員会の啓発活動、選挙管理委員会と言えば、選挙を管理する。志免町ではそうなってると思うんですけれども、よその町では、パンフレットを作ったり、条例まで、選挙管理委員会、明るい選挙のための条例をつくっている選挙管理委員会もありますので、もう少し積極的に選挙管理委員会として啓発活動をやっていただければと思います。   3番目に、期日前投票所、さっき町長が言われました、の開設、現在は1か所だけですから、この投票率の低い中央あるいは西地区あたりに、1つ、2つつくってもらうのがいいのかなと思うところであります。   あとは、選挙割というのも、よその自治体ではやっているみたいな、選挙管理委員会から投票済みの券をもらって、それを町内の企業あるいはお店で幾らか使うと、それにクーポンがついたり、割引がついたりと、そういうことをやっておられる自治体もあるそうです。この点も検討をされたらどうかと思います。   最後に、町長に、これから新しいことにもチャレンジしながら、投票率向上に向けてやって、投票率の低下に歯止めをかけるというところで、所見をお伺いいたしたいと思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 投票率アップに向けた取組ということで、なかなか難しい面もあろうかと思います。本当、先ほどから何度も言いますように、これをやったらっていうような御提案をいただければ、本当にうれしいわけでございますが、なかなかそれも難しい。町政報告を議員の皆さん方が行っていただいていると思います。これの参加者がやっぱ非常に少ないという話を聞いております。私は行ったことはございませんが、少ないと聞いております。そのこと、そういうこと自体が、やはり興味がないといいますか、それにも表れてるんじゃないかな。選挙は、当然、国民の義務として行けること、先ほど、1つ提案をされました、選挙割というか、何か選挙に行ったらお土産がついてくるじゃないけど、何かがあれば、若い人の目玉にもなるようなものが何かあれば、選挙に行かれるんじゃないかなと思っております。このことについては、これからしっかり皆さんと協議をして、いい案がありましたら、ぜひ皆さん方からも御提案をいただいて、できることはしっかり取り組んでまいりたいというように思っております。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) 若者が興味を持たないということと、投票率が低いということと、興味を持たせるにはどうしたらいいのか。その辺が問題なのはみんな分かってるんですけど、何をどうすればということは言えないということは、いろいろチャレンジしていくと、もうそれしかないだろうかなと。私が結論を言う必要はありませんけど。   それから、教育長に最後、教育の面から、やっぱし教育が一番大事だと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(丸山卓嗣君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) 主権者意識を育てるというところ、学校でお預かりしている部分だろうというふうに思っておりますが、学校の中では、段階に応じて、主権者意識を涵養するということがとても大切だと思っているんですが、例えば、生徒会活動とか、段階に応じたボランティア活動、こういったものを充実させることが、主権者意識を育てるものであるというふうに捉えるところがございます。2年、3年ほどは、こういった意味も込めて、ボランティア活動や生徒会活動を行っているところでございます。さらにというところで、投票率向上のための取組として、教育の分野で考えられるっていう、チャレンジできるというならば、例えば、小学校では、公民分野の学習と関連づけて議場を見学することが考えられます。また、中学校においては、現在、地域の方々や地域のお世話役との意見交流などが進んでおりますので、その発展学習として、生徒と議員の皆様との意見交換会をするということも考えられます。こういった取組によって、行政、議会を身近に感じられるのではないかなというふうに思っております。   本町では、ふるさとを愛する気持ちを大切にした教育を進めております。ふるさと志免の未来を考えて、魅力あるまちづくりのために1票を投じるという、その大切さを子どもたちに伝えていきたいと考えております。議員の皆様方のお力をお借りしながら取り組んでいきたいと、チャレンジしていきたいと思います。よろしくお願いいたします。   以上です。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) どうもありがとうございました。   それでは、2つ目の質問に入ります。   誰一人取り残さない教育のために、不登校児童・生徒に対する学びの保障、学習に遅れが見られる児童・生徒への対応について、GIGAスクール構想のさらなる推進をという趣旨で質問いたします。   昨年12月議会での私の一般質問で、不登校児童・生徒へのリモートでの授業の配信が十分になされてない現状ではないかという問いに、今、話し合っている段階ですけれども、もう間もなく実施したいというふうに答弁がありましたので、質問をいたします。   不登校児童・生徒に対する学びの保障として、最初の質問ですが、令和4年度の不登校児童・生徒数と前年比を教えていただきたいと思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 令和4年度の不登校児童・生徒数は、小学校で85人、中学校で102人でした。   前年度比でございますが、令和3年度は、小学校が68人、中学校が103人ということで、小学校が17人増加、そして中学校が1人減少となりました。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) そのうち、復帰あるいは解消した生徒・児童数は、何人でしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 申し訳ございません。こちらにその資料を用意しておりませんでした。解消人数は出ているんですけれども、すいません、こちらに持ち合わせておりませんでした。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) ちなみに、昨年度は、小学校で22名解消、中学校が46名となっております。これよりも多い、少ないですか。解消率は増えてます。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 先ほどの数字は、令和3年度ということでよろしかったですか。令和4年度、すいません、こちらに数字がはっきりとないので何とも言えません。すいません。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) それでは、後でお聞きいたします。   2番目ですけど、不登校児童・生徒へのリモート授業、もう近々開始されるということでありましたので、実績を伺いたいと思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 昨年度、このリモート授業は、2月以降から始めさせていただいております。2月以降に始めさせていただいておりますが、令和4年度2月以降の実績といたしましては、昨年度、小学校へ16名、中学校16名でございます。本年度は、希望を調査している段階でございまして、実際に行っている方も数名いるというふうに報告を受けています。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) 16名、16名というのは分かりました。時間的にいうと、どのぐらいなんですか。時間、何時間。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) この16名が、同じ在り方でしているわけではないので、何時間ていうふうなことを明確に答えることはできないんですけれども、大体、学校としては1日に2時間から3時間というふうな時間帯でオンラインをしているというふうに報告を受けています。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) 3番の質問にかぶりますけれども、2時間ないし3時間のリモートの授業は、誰がどのような形で行っておられるんでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) リモート授業は、教室と家庭をつなぐものと、それから教室と学校内の別室をつなぐものがございます。どちらも教室の黒板を画面に映す方法ですので、授業を行っている、その担当者、小学校であれば担任、中学校であれば、その教科担当者が操作をして映し出しているということになります。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) ということは、黒板を、画面は黒板だけ、そこから動かないということですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 映し方といたしましては、今おっしゃったように、教室の黒板を画面に映す方法でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) それは、教科は、どの教科でもできるということですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 教科は、先ほど申し上げましたように、1日の全部ではないので、二、三時間なんですが、大体、5教科に絞った内容で映し出しております。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) その5教科は何でしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 国語、算数及び数学、社会、理科、中学校でいえば、英語の5教科でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) 小学校で20%、中学校で20%も行かない、15%ぐらいの人が、不登校の児童・生徒さんが、リモートで授業を受けている。2時間から3時間。毎日ではないと思いますから、1人の児童・生徒さんに対しては、どれぐらいの授業になるんですか。何時間ぐらいになるんですか。週にでもいいです。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 先ほども申し上げましたとおり、一人一人対応が異なりますので、1人当たりどれぐらいとかっていうふうなお答え方はちょっとできないんですけれども、毎日のお子さんもいらっしゃれば、そうでないお子さんもいらっしゃる。ただ、受けるときには1日に2時間から3時間を限度として受けているというふうなことで報告を受けております。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) 4番目ですけれども、そのキャパシティーというか、不登校の児童・生徒の皆さんが、事情があるにしろ、受けようと思えば受けられるぐらいの能力は、今学校にあるということですか。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 学校に、実際、問い合わせてみたところ、先ほど、時間的な制限でいうと二、三時間ぐらい、人数でいうと、1つのクラスに二、三名程度というのが適している人数や時間、そして教科数もそれに見合うぐらいの教科数というふうなところが、子どもたちに丁寧にきちんと送れたり、教師の負担とかも考えたときに、適したキャパシティーだというふうに捉えております。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) クラスに二、三名の方であれば、不登校の児童・生徒の方に、リモートでの授業ができると理解しました。であれば、ほぼ全員というか、希望者にはリモート授業ができると考えてよろしいでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 今おっしゃったように、希望される方に関しましては、賄えるかというふうに思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) 次でありますけれども、不登校児童・生徒へのリモート授業のガイドラインの有無ということでありますけれども、リモート授業を何時間ぐらい受ければ、出席扱いになるとか、そういう取決めというか、そういうガイドラインはありますか。   それと、そういうガイドラインに沿って授業をして、出席ということは今までにはないということでしょうか。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) ガイドラインにつきましては、国から出ております通知に従って、志免町では執り行っております。今おっしゃった出席の扱いに関しましても、国から、不登校児童・生徒への支援の在り方についてという通知がございまして、そこで触れてあります。通知には、不登校児童・生徒が、自宅においてICT等を活用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱いについては、我が国の義務教育制度を前提としつつ、一定の要件を満たした上で、自宅において教育委員会、学校、学校外の公的機関または民間事業者が提供するICT等を活用した学習活動を行った場合、校長は、指導要録上出席扱いとすること及びその成果を評価に反映することができるとしています。ただ、その要件がございまして、それに沿わない場合は出席扱いはいたしません。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) 教育委員会の、これからの取組、出席扱いを増やしていこうかとか、そういう取組の方向性が決めておられれば、その場その場で授業をやるだけではなくて、何時間ぐらい、その子がリモート授業を受けたら出席扱いにして、段階的に学校に来れるようにとか、そういうところは考えておられますか。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) まず、こちらの出席扱いについては、先ほどの通知にもございましたが、義務教育制度を前提としてっていうふうなところがございまして、国からも留意事項として、このICT等を活用した学習活動を推進することで、逆に不登校が長期にわたってしまうことを助長しないっていうふうなことが留意事項としてあります。そのために、先ほど申し上げた一定の要件を満たした上でっていうふうなことで、一定の要件が幾つもございまして、そちらに、例えば一例を挙げますと、学校でのICTを活用した学習活動を出席扱いとするのは、基本的には学校外の公的機関や民間施設において相談、指導が受けられない場合に学習活動をする場合であることとかというふうな、一定の要件が幾つもございます。そちらに見合えば、もちろん出席扱いというふうに、志免町では容認していくつもりでございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) では、次に行きます。   学習に遅れが見られる児童・生徒への対応ということですけれども、GIGAスクール構想が始まるとき、AIが個人個人に応じた出題をし、学習に遅れが見られる児童・生徒に対応するとのことでありましたけれども、2年以上たった今、実績というようなものを伺いたいと思います。 ○議長(丸山卓嗣君) 中牟田学校教育課参事。 ◎学校教育課参事(中牟田いずみ君) 1人1台のクロームブックのタブレットでございますけれども、そちらにおいて、解いた問題の正解不正解に合わせて、AIが次の問題を個人に応じて出題するドリル形式、こちらを志免町では採用しております。タブレットの導入当初は、小学校4年生以上の算数、中学校全学年の数学のみがその対象だったんですけれども、現在は、国語全学年、理科、社会を3学年以上で使用することができるようになっています。   学校では、授業時間の最後の復習の時間だけではなく、朝の活動や昼の活動など、学校によって時間帯は異なりますが、個人学習の時間を設けて、その時間にそのドリルをしています。教員は、児童・生徒がする問題により、その状況把握ができております。教員や児童・生徒に大変好評でございまして、教師による児童・生徒の理解の把握が早くできることによる適時の指導、それから児童・生徒が自分の理解のスピードに応じた、個に応じた学びができることに展望が持てるというふうに考えております。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) ぜひとも、その他の教科にも広げていっていただきたい。そして、できるだけ遅れが見られる児童・生徒が少なくなることをお願いいたします。   それでは、3番目、町長、教育長に、この誰一人取り残さない、これはSDGsのその辺からだと思うんですけれども、新学習指導要領にもうたわれております。誰一人取り残さない教育に対する所感といいますか、思いをお願いいたします。町長、お願いします。 ○議長(丸山卓嗣君) 金子教育長。 ◎教育長(金子眞恵君) GIGAスクール構想は、コロナ禍の3年間で大きく推進いたしました。導入当初には、学校がいつ休校になっても、学びを止めないためのオンライン授業について、その環境整備や方法習得に注力してまいりました。現在は、ICTの特徴を生かした学びの在り方について、教職員一同が研さんし、日々の授業をより活性化させております。   所感をということですので、私の考えを述べさせていただきます。   先ほどより御質問いただいておりました、不登校状態にある子ども、いろいろな子ども、様々な状況にある子どもたちがおります。その子どもたちを誰一人取り残すことがない教育を行うことは、かねてからの私の強い願いでございます。1人1台端末をはじめとするICTは、様々な学習場面で有効に活用でき、個別最適な学びにおいても、協働的な学びにおいても、大きな可能性を持ち、これまで届かなかった指導、支援を可能にするものと期待しているところでございます。   今後も大いに活用を進めて、あらゆる効果的な活用法を教師が取得して、子どもの学びにつないでまいりたいと思います。そのために、町で行う教職員への研修の内容を、そのときに合った充実させた内容にしたいと考えております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 誰一人取り残さない教育に対する所感をということでございます。   国が進めるGIGAスクール構想にのっとりまして、志免町では、全小・中学校に必要なICTの環境を整備しておりました。環境を整備した機会等に、ふんだんに各学校で、家庭で活用していただければと思っております。   ICT機器だからこそできる、子どもたち一人一人の学びを保障し、ふだん子どもたちが義務教育を終え、社会に出るときに身につけるべきICTの力を携えていけるよう、必要な環境整備、学校教育を支えていきたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永議員。 ◆6番(稲永隆義君) ありがとうございました。   以上で終わりたいと思いますが、投票率の向上は民主主義の根幹でございますので、議会及び執行部が協力して、少しでも向上するように、また不登校の生徒が一人でも多く復帰できるように、どうぞ全力を尽くしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。   以上で終わります。 ○議長(丸山卓嗣君) 稲永隆義議員の一般質問を終わります。   以上で本日の日程は全部終了しました。   本日はこれで散会します。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              散会 午後2時56分...