志免町議会 > 2022-06-03 >
06月03日-01号

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  1. 志免町議会 2022-06-03
    06月03日-01号


    取得元: 志免町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-19
    令和 4年第3回 6月定例会1 議 事 日 程(第1号)   (令和4年第3回志免町議会定例会)                                    令和4年6月3日                                    午 前 10 時 開議                                    於   議   場 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 招集あいさつ(町長) 日程第4 議会運営委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第5 総務文教常任委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第6 厚生建設常任委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第7 議会広報特別委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第8 学校プール調査研究特別委員長報告継続審査分) 日程第9 一部事務組合議会報告及び広域連合議会報告及び質疑 日程第10 第27号議案~第31号議案上程及び報告第1号(提案理由説明、質疑、委員会付託)2 出席議員は次のとおりである(14名)  1番  稲 永 隆 義              2番  岩 下 多 絵  3番  亀 崎 大 介              4番  木 村 俊 次  5番  小 森 弘 美              6番  藤 瀬 康 司  7番  丸 山 卓 嗣              8番  安河内 信 宏  9番  大 熊 則 雄              10番  丸 山 真智子  11番  牛 房 良 嗣              12番  大 西   勇  13番  古 庄 信一郎              14番  末 藤 省 三3 欠席議員は次のとおりである(0名)4 会議録署名議員  5番  小 森 弘 美              13番  古 庄 信一郎5 職務のため議場に出席した事務局職員職氏名(2名)  議会事務局長  稲 永   正          書記      平 山 聡 彦6 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(21名)  町長      世 利 良 末          副町長     丸 山 孝 雄  教育長     金 子 眞 恵          会計管理者   牛 房 大 和  総務課長    内 野 克 志          まちの魅力推進課長                                   高 山 真佐子  経営企画課長  篠 原 優 人          税務課長    前 田 憲一郎  住民課長    塩 崎 幸 恵          福祉課長    今長谷 智 子  福祉課参事   佐 藤 利 江          健康課長    徳 永 康 國  子育て支援課長 藤 野 和 博          生活安全課長  太 田 成 洋  都市整備課長  砥 上 敏 之          上下水道課長  圓能寺 豊 博  学校教育課長  池 松 貴 恵          学校教育課参事 中牟田 いずみ  社会教育課長  安 楽   実          総務課長補佐  二 村 研 司  経営企画課長補佐米 澤   大            ~~~~~~~~~~~~~~~~              開会 午前10時00分 ○議長(丸山真智子君) おはようございます。   ただいまから令和4年第3回志免町議会定例会を開会します。   これより本日の会議を開きます。   日程に入る前に報告します。   本議会におきましては、ウイルス感染防止のため、これまでと同様に会議中は議場の扉を開放して換気を行い、マスク着用での発言をお願いいたします。   なお、庁舎内は5月1日よりクールビズを実施しておりますので、議場もこれを許可いたします。   それでは、日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(丸山真智子君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、5番小森議員及び13番古庄議員を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会期の決定 ○議長(丸山真智子君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。   本定例会の会期は、本日から6月14日までの12日間にしたいと思います。これに御異議はありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山真智子君) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日から6月14日までの12日間に決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 招集あいさつ(町長) ○議長(丸山真智子君) 日程第3、町長招集あいさつを議題といたします。   世利町長。 ◎町長(世利良末君) 本日ここに令和4年第3回志免町議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には大変御多用の中にもかかわりませず御参集賜り、誠にありがとうございます。議員皆様におかれましては、町政推進のため多岐にわたり御活躍しておられますことに、心から敬意と感謝を申し上げる次第でございます。   さて、新型コロナウイルス感染者数は全国的に減少傾向であり、今年の1月20日に発令された福岡コロナ警報も約4か月ぶりに解除となりました。ようやく世の中がコロナ流行前に戻りつつあり、様々な事業やイベントが再開され、社会経済活動活性化を図っていかなければなりません。本町におきましても、これまで長い間制限をお願いしてきました施設の使用や行事、イベントの開催につきまして、感染防止策を実施することなどの条件はございますが、制限の解除を行いました。   しかし、福岡コロナ警報が解除されたとはいえ、県内の1日の感染者数はいまだ1,000人近くあります。これからも一人一人が基本的な感染防止対策を徹底し、適切に行動することが重要であるため、気を緩めずにしっかりと感染予防対策周知啓発を行ってまいります。   また、毎年のことではありますが、これからの時期、降雨による災害が心配になるところであります。災害時の初動態勢はもとより、避難所新型コロナウイルス感染予防等、しっかりと備えをしてまいる所存であります。   さて、本6月議会は、5議案及び報告1件、最終日には固定資産評価審査委員会委員人事案件2件を上程させていただく予定でございます。御審議の上、議決賜りますようよろしくお願いをいたします。   最後に、この場をお借りいたしまして、2050年に温室効果ガス実質排出ゼロを目指すゼロカーボンシティ宣言をさせていただきます。   志免ゼロカーボンシティ宣言。近年、地球温暖化が原因と考えられる気候変動の影響により大規模災害が多発しており、これまでに経験したことのない集中豪雨や猛暑などによる被害が毎年のように発生し、志免町においても浸水被害が発生するなど、町民の生活に大きな影響をもたらしています。   地球温暖化は私たちにとって避けることのできない喫緊の課題であり、2015年のパリ協定では世界共通の目標として世界の平均気温上昇を2度未満に抑え、1.5度以下に抑える努力をすることとされ、この目標に向け、我が国も2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすることを宣言しました。   私たちは、この世界の危機的な状況を認識し、脱炭素への取組を強化し、将来にわたって住み続けられる志免町として次世代に引き継いでいく必要があります。そのため、私たち一人一人が今まで以上に地球環境に強い危機感を持ち、日々の暮らしの中でできることを考え、行動し、その対策に積極的に取り組まなければなりません。志免町では2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにするゼロカーボンシティ志免の実現に向けて、町民、事業者、行政が一体となって環境に優しく快適に暮らせる町を目指し、取り組んでいくことをここに宣言します。令和4年6月3日、志免町長世利良末。   今、宣言をいたしましたとおり、脱炭素社会の実現には、町民、事業者の皆様と共に、省エネルギーの徹底した取組や再生可能エネルギー導入促進食品ロス対策など、一人一人が身近でできることを考えながら、脱炭素へ向けた生活スタイルへの転換を目指すことが重要であります。   その実現のため、今後志免地球温暖化対策実行計画区域施策編を策定し、誰もが安心して暮らしていける生活環境を将来にわたって持続させ、住み心地がよく、住み続けられる志免町へ全力で取り組んでまいりますので、皆様の御理解、御協力をよろしくお願い申し上げます。   以上をもちまして招集の挨拶とさせていただきます。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議会運営委員長報告及び質疑(継続審査分) ○議長(丸山真智子君) 日程第4、議会運営委員長報告及び質疑を議題といたします。   末藤議会運営委員長。 ◎議会運営委員長(末藤省三君) 議会運営委員会の報告を行います。   4月6日、5月27日に議会運営委員会を開催をいたしました。   4月6日の委員会では、延期となっておりました一般会議の開催について協議を行いました。申込団体と再調整した日程で、議員全員で参加して対応することとし、役割分担等の詳細については、全員協議会において協議し、決定することといたしました。   5月27日の委員会では、令和4年第3回定例会について協議を行いました。また、標準町村議会委員会条例の改正を受け、オンライン委員会について事務局から説明を受けました。   会期は6月3日から6月14日の12日間といたします。   会議の一般質問は7名より通告があり、2日間で行うこととなりました。   議案付託は第27号議案から第31号議案の5議案で、ほかに報告1件であります。各議案の委員会付託審査日程は表のとおりとなっております。   一部事務組合議会及び広域連合議会については、2組合議会の報告が行われます。   人事案件では、志免固定資産評価審査委員の選任2件が最終日に提案をされます。   請願、陳情、意見書はございません。   また、オンライン委員会について、今後、全員協議会協議を進めていけるように、議会運営委員会で変更が必要な関連法規等のたたき台の準備を進めていくことといたしております。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山真智子君) 質疑なしと認めます。   これで質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 総務文教常任委員長報告及び質疑(継続審査分) ○議長(丸山真智子君) 日程第5、総務文教常任委員長報告及び質疑を議題といたします。   稲永総務文教常任委員長。 ◎総務文教常任委員長稲永隆義君) 総務文教常任委員会の閉会中審査事項について報告いたします。   審査は、4月19日、5月20日、5月31日に行いました。   1、コミュニティスクールの現状と今後の取組について。   昨年6月定例会後の閉会中審査で、令和3年度からの第2期志免教育振興基本計画審査いたしました。その中で、基本施策3、学校、家庭、地域の連携、協働の推進でコミュニティスクールの設置が強調されました。そのときはいつ頃設置されるか明確には回答はありませんでしたが、3月定例会予算審査において、今年度4月から志免町の全小・中学校コミュニティスクールを開設する準備が整ったとの報告がありました。コミュニティスクールは非常に大きなテーマであり、その理念、目指す方向性仕組み等について委員会でも共有する必要があるため、3月定例会後の閉会中審査としました。   学校教育課よりコミュニティスクールの現状と今後の取組について説明を受けました。   コミュニティスクールとは。   学校運営協議会を設置している学校のことで、地域の意見を学校運営に反映させる仕組み。   コミュニティスクールが目指すものとは。   1、地域と共にある学校づくり地域と一体となって子どもを育てる学校づくり)と、学校と共にある地域づくり学校地域の連携の中で、地域の将来を担う人材を育て、持続可能な地域づくり)を目指す。2、社会に開かれた教育課程の実現を目指す。社会に開かれた教育課程とは、教育の理念を学校と社会が共有し、社会との連携及び協働により目標を実現すること。   学校運営協議会の目的と仕組みと役割。   1、志免学校運営協議会規則を定め、目的は、学校が掲げる教育目標の実現に向け、地域住民及び保護者学校運営への参画や連携を進め、一体となって児童・生徒の健全育成に取り組むものとした。2、委員は12名以内とし、教育委員会が委嘱または任命する者。3、役割は、校長が作成した学校運営基本方針の承認、学校運営について意見することができる、協議の結果に関する情報を地域住民等に知らせ理解や協力を求める等であり、以前の学校評議委員会より責任が大きい。   コミュニティスクール仕組みを取り入れるメリットは何か。   1、組織的、継続的な体制の構築。校長や職員に異動があっても、学校運営協議会によって地域との組織的な連携が継続される。2、当事者意識役割分担関係者当事者意識を持ち、役割分担をもって、連携、協働による取組ができる。3、目標ビジョンを共有した協働活動学校運営協議会で合議することによって、目標、ビジョンが共有ができる。   今年度の取組。   1、コミュニティスクールディレクターの配置(1名、週2回)。コミュニティスクール志免スタイルの計画、立案。2、各校に学校運営協議会の設置。4月23日、全小・中学校で第1回学校運営協議会を開催し、委員への委嘱状渡し学校経営構想の説明及び承認を行った。3、志免学校運営協議会全体会議を5月と2月に開催予定。4、今年度の志免小・中学校全校での共通取組。挨拶を通して、小・中学校及びその地域、家庭が一体となって子どもを育てる。   主な質疑は。   質疑1、学校運営協議会規則委員対象学校に在籍する児童または生徒の保護者が入っているが、児童・生徒を入れたほうがよいのでは。答弁。中学校とか小学校でも高学年を対象に学校運営協議会とは別に、地域の方と子どもたちが熟議する場を設定している学校もある。子どもを中心に据えた取組であるので、子どもを置き去りにしないよう工夫する。   質疑2、学校運営協議会が始まって変わった点や追加になった点は何か。例えば、西小だと西っ子守る会が挨拶・見守り隊にネーミングを変えただけでは。答弁。取組自体はこれまで学校地域で築かれたものを継続していくが、変えたいのは意識で、学校に頼まれたからやるのではなく、当事者意識を持って、自分たちに何ができるかという意識改革に力を入れる。それが志免スタイル。   質疑3、人の意識を変えるのは大変難しい。どの辺から取り組むか。挨拶運動からか。答弁。お互いにしたくなるような環境をつくっていくというのが挨拶運動に期待しているところ。その中でいろんな課題や成果が見えてくると思う。学校運営協議会子どもたちも巻き込んで熟議を定期的に行い、意見を交換し合って、それぞれの立場のところに持ち帰って、そこで広めていく。その繰り返しが大切と考える。   質疑4、地域で取り組むという意識は今の家庭の中では薄い。このコミュニティスクールも、しっかり何回も何回も家庭の中に植え付けていかないと、家庭が受け入れなかったら進まないのでは。答弁。そのような現実があるから始まったとも言える。学校から地道にそこを浸透させていくのがまず第一歩で大事だと考えており、この考え方を学校も共有し、家庭に、地域に広めていっていただくところから始めたい。   質疑5、志免町のコミュニティーの中心は町内会という方針はきちんと出されている。町内会の所管は社会教育課とかまちの魅力推進課ではないのか。そことの連携はしっかり取られているのか。答弁。スタートとしてどういった方々を巻き込んでいくか大変熟慮した。まずは学校教育課が主導し、助言や指導を受け持ち、それぞれのコミュニティスクールの組織には社会教育課の職員を配置した。学校教育課社会教育課も、この運営を学ぶことが初年度の大事なゴールと考える。   委員会は、教育委員会コミュニティスクールにおいて、学校、家庭、地域子どもたちの教育を、自分事とし、当事者意識への意識改革を最重要視してあると受け止めた。まずは挨拶運動から。注視するとともに協力していく。   2、ヤングケアラーに対する志免町としての取組について。   子育て支援課からヤングケアラーに関する国の動向について説明を受けました。   国はヤングケアラーの実態に関する調査研究を平成30年度、令和2年度、令和3年度に実施している。市町村の要保護児童対策地域協議会(要対協)がヤングケアラーをどのように捉えているかとの調査では、ヤングケアラーという概念を認識している要対協は平成30年度調査では約28%であったのが、令和2年度の調査では約93%に増加している。令和2年度の中高生を対象とした調査では、世話をしている家族がいると回答したのは、中学2年生で5.7%、全日制高校2年生で4.1%、定時制高校2年生相当で8.5%、通信制高校生で11.0%。令和3年度の小学生を対象とした調査では、家族の世話をしていると回答した小学6年生は6.5%などとなっている。   また、各調査研究による課題や提言では、ヤングケアラー認知度が年々高まっているが、ヤングケアラーについて正しく理解しているのは、要対協、学校子ども自身でもまだまだ低いと考えられる。講演会研修会だけでなく、子ども自身の目に届き、分かりやすいようなツール等を用いながら、様々な形で周知を行うことが今後も求められている。   半数前後の学校ヤングケアラーと思われる子どもがいると認識しているが、ヤングケアラーと思われる子どもが抱える課題は、学校だけでは解決しづらいことが多い。そのため、要対協を中心として、学校からの相談などを受ける窓口などを周知するとともに、日常的に情報共有等を行うなど、相談をしやすい体制づくりが求められる。   ケアが長期化することで、子どもが制約されることも多くなることが推察されるため、学校と要対協等の市町村の窓口の関係が身近である小・中学校のうちに、早めに対応していくことが望まれる。   相談体制については、学校での相談体制の充実を求める声もある一方で、先生や周りに気づかれたくないといった意見もあり、子どもたちにとって身近な居住自治体において、ヤングケアラーの状況を含めて子どもの困り事などを相談できる相談窓口の周知、設置など、子どもたちが相談しやすい環境を選択できるよう、多様な相談体制の整備が望まれる。   ヤングケアラーである状況を改善するには外部からの支援などが必要になることが多く、ヤングケアラー支援ニーズについてのアセスメントを行い、必要な支援につなげていく体制を整備していくことが重要であるなどとされている。   また、担当課より今後の町の取組について説明を受けました。   1、早期発見、把握として。   ヤングケアラー早期発見、把握のためには福祉・介護・医療・教育等関係機関ヤングケアラーについて正しく認識する必要がある。福岡県の令和4年度予算において、ヤングケアラー早期発見を支援することを目的に、教員やスクールソーシャルワーカー等に対し、ヤングケアラーの現状や発見の着眼点などに関する研修を実施する費用が計上されており、これらを活用し、関係機関ヤングケアラーについて正しく認識することを推進する。特に学校において各種アンケートや児童・生徒からの相談、家庭状況を把握する際、ヤングケアラーの視点から支援の必要性の把握に努める。   2、支援策の推進として。   国が、多機関連携によるヤングケアラー支援の在り方についてマニュアル作成等を実施するとされており、これらを活用し関係機関の連携による支援を推進する。町では要保護児童対策地域協議会の全体会議(虐待等防止ネットワーク会議)に介護保険関係者障害者支援施設障害者相談支援事業所代表者が参加しており、全体会議を通してヤングケアラーに対する周知を行い、連携の強化に努める。   3、認知度の向上として。   国は、2022年度から2024年度までの3年間をヤングケアラー認知度向上集中取組期間とし、広報媒体作成等を通じて社会全体の認知度を向上させるとしており、国の取組と合わせ、認知度向上に取り組む。また、町内小・中学校を対象とした実態調査実施により、児童・生徒のヤングケアラーに係る認知度向上を図ることは可能であるが、国の令和3年度ヤングケアラーの実態に関する調査研究において、今後自治体等小学生本人への調査を行う際には、ヤングケアラー当事者への影響等のリスクを踏まえた上で、支援体制を整えつつ実施の要否を判断することが求められるとされ、児童・生徒を対象とした実態調査については、教育委員会協議を行っていくとのことでした。   委員会で、ヤングケアラーコーディネーターの方を配置したらどうかとの質疑に、今年度から子ども家庭総合支援拠点の整備で、子育て支援課スクールソーシャルワーカーの資格を持つ虐待対応専門員家庭支援員が配置された。この方々と我々とでコーディネーターの役割を担っていくとの答弁でした。   委員会からの提言として、ヤングケアラー実態調査には匿名でのタブレットによるアンケート調査等が考えられる。工夫をお願いしたい。   以上で報告を終わります。 ○議長(丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山真智子君) 質疑なしと認めます。   これで質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~~
    △日程第6 厚生建設常任委員長報告及び質疑(継続審査分) ○議長(丸山真智子君) 日程第6、厚生建設常任委員長報告及び質疑を議題といたします。   岩下厚生建設常任委員長。 ◎厚生建設常任委員長(岩下多絵君) 厚生建設常任委員会の閉会中の審査事項について報告いたします。   4月19日、5月18日、5月31日の3日間審査を行いました。   地域猫活動野良猫の実態について。   地域猫活動とは、地域住民の合意の下、その地域住民活動グループが主体となり、不妊去勢手術や一定のルールに基づいた餌やり、トイレの管理などを行うことにより、猫による生活環境被害を軽減しつつ、猫に一代限りの生を全うさせ、数年かけて地域から野良猫を減らしていく環境美化のための取組のことです。   野良猫問題を解決するには、地域の猫を助けたい方と猫に困っている方とがお互いに歩み寄りの気持ちを持ち、長期的な視点で解決を目指すことが求められます。   町では、地域猫活動支援事業として平成31年4月に要綱を制定し、取り組んでいるということで、今回も継続して審査しました。前回の審査にて、まず担当課より全体の説明を受け、2回目に地域猫活動団体の視察を行い、今回、その後の状況などの説明を受けました。   地域猫活動団体は、前回3団体と説明していましたが、3月に新たに1団体追加となり、4月現在で4団体となったということです。   地域猫活動団体の支援については、今年度も不妊去勢手術費委託料、合計126万円を予算計上し、支援していくということです。内訳はオス、1万6,000円掛け30匹、メス、2万6,000円掛け30匹です。メスのほうが高額なのは開腹手術を伴うためです。   また、3月のしめ広報にて地域猫活動の特集記事を掲載し周知を行ったところ、猫に困っている方から猫よけセンサーの貸出しに数多く問合せがあったとのことです。猫よけセンサーの貸出しは昨年10月から開始しており、4機準備していましたが、これでは足りないため、今年度10機に拡充したということです。貸出期間は最大で20日以内、効果がある場合は今後購入をお願いしており、利用者アンケートでは、ほとんどの方が効果があったとの回答結果だったということです。   委員会の意見として、去勢手術にしろ、保護にしろ、活動団体に頼りきりになっている。そもそも、この事業は飼い主のいない猫を原因とする住環境への被害等の防止及び町民の良好な生活環境の保持に寄与することを目的として行っているにもかかわらず、活動団体への負担が重いのが現状である。行政主体で基金をつくったり、条例化する等の支援策も必要ではないか。野良猫問題を解決するには時間がかかる、町内会等でも意識を高め、地域で解決していくことが大事。やはりそれには行政主導での周知活動が必要である等の意見が出ました。   回答は、基金や条例についても他の自治体の状況を見ながら調査研究していきたいということでした。   また、委員から、猫よけセンサーの購入に関して、どこでも売っていないし、機種により効き目のあるもの、ほとんどないものがある。町民から問合せがあった場合はアドバイスをしてほしい等の意見が出ました。   最後に、委員会から3つの提案をいたしました。   1、町として、町民の良好な生活環境の保持に寄与することを目的とするならば、事業としてしっかり予算をつけて取り組むべき。2、活動団体へのバックアップ。例えば、町からの依頼で動いていると住民が一目見て分かるようなバッジやワッペン等の作成。3、猫よけセンサーの購入時の補助金の検討。以上を提案し、今後も委員会として見守っていこうと思います。   志免地球温暖化対策実行計画について。   令和4年3月に策定された志免地球温暖化対策実行計画(事務事業編)について、2回に分けて担当課より説明を受けました。   この計画は、志免町の事務事業に伴う温室効果ガス排出量の削減に向けた様々な取組を行うことで、町の事務事業に伴い排出される温室効果ガスを削減するとともに、町民や事業者の模範となることで、町民や事業者の自主的な行動を促進することを目的としています。   副町長以下、各課の課長を中心に志免地球温暖化対策推進委員会を組織し、作業方針の検討、温室効果ガス排出量の調査等の現状分析、庁舎内の環境配慮行動調査、計画内容の検討を行ったということです。   委員からは、この計画を達成しているのか、問題点や改善点がどうであるか等は今後協議会で年間どの程度話し合っていくのかという質問がありました。   それに対して、今年は初年度ということで、まずは1年間目標達成に取り組み、年度末か来年度に話合いの場を設けるとのことでした。   また、委員会の意見として、今後町民への温室効果ガス排出量の削減として、例えば、資源ごみリサイクルについて時代の流れに合った回収方法の検討を要請しました。   コロナ禍で町内会での資源回収が減り、段ボール等を燃えるごみに出さざるを得ない状況もある。理由としては、例えば、家での置き場所の問題であったり、役場裏の回収ボックスまで持ってくるのが困難であったり様々です。町民が取り組むべき温室効果ガス排出量の削減は、ごみの削減が一番効果的。資源ごみの回収率アップのため、町と回収業者との協議も必要ではないか。町民が利用しやすい方法を考えてほしいという意見が出ました。   以上で報告を終わります。 ○議長(丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山真智子君) 質疑なしと認めます。   これで質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 議会広報特別委員長報告及び質疑(継続審査分) ○議長(丸山真智子君) 日程第7、議会広報特別委員長報告及び質疑を議題といたします。   亀崎議会広報特別委員長。 ◎議会広報特別委員長(亀崎大介君) 議会広報特別委員長報告をいたします。   議会広報特別委員会は、令和4年3月定例会終了後から、議会だより101号の作成に向けて5回委員会を開催いたしました。   5月1日に議会だより101号を発行いたしました。   以上で議会広報特別委員長報告を終わります。 ○議長(丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山真智子君) 質疑なしと認めます。   これで質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 学校プール調査研究特別委員長報告継続審査分) ○議長(丸山真智子君) 日程第8、学校プール調査研究特別委員長報告を議題とします。   丸山卓嗣学校プール調査研究特別委員長。 ◎学校プール調査研究特別委員長(丸山卓嗣君) 令和4年4月14日、5月23日に学校プール調査研究特別委員会を開催いたしましたので報告いたします。   今回の委員会では、3月に提案した提言書の素案を基に協議を重ねました。今定例会会期中においても委員会を開催し、提言書を完成させたいと考えております。   以上で報告を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 一部事務組合議会報告及び広域連合議会報告及び質疑 ○議長(丸山真智子君) 日程第9、一部事務組合議会報告及び広域連合議会報告及び質疑を議題といたします。   粕屋南部消防組合議会の報告を求めます。   7番丸山卓嗣議員。 ◆7番(丸山卓嗣君) 令和4年第2回粕屋南部消防組合議会臨時議会が令和4年5月23日に開催され、議案6件が上程されましたので、報告いたします。   議案に先立ち、諸般の報告をいたします。   令和4年度の新規採用職員は8名が採用されました。4月6日に福岡県消防学校に初任教育生として入校させ、基礎教育を習得し、9月22日に修了予定です。   4月20日に消防本部にて新旧組合長就退任式及び副組合長就任式が行われ、新たに組合長に粕屋町長箱田彰氏、副組合長に久山町長西村勝氏が就任されました。   議案第6号粕屋南部消防組合職員定数条例の一部を改正する条例の制定について。   消防力整備計画に基づきまして、消防力の増強を図るため、職員定数を現在の187名から202名へと改めるものです。全員賛成で可決されております。   議案第7号粕屋南部消防組合職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。   国家公務員に関わる妊娠・出産・育児等と仕事の両立支援のために講じる措置のうち、非常勤職員の育児休業、介護休暇等の取得要件の緩和等の措置が改正されことに伴い、現行条例の一部を改正するものです。全員賛成で可決されております。   議案第8号粕屋南部消防組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について。   令和3年の人事院勧告に基づき、本組合の期末手当の改正を行うものです。全員賛成で可決されております。   議案第9号財産の取得(化学消防ポンプ自動車Ⅱ型)について。   粕屋南部消防組合第6次消防力整備計画に基づき、中部消防署に配備している化学消防ポンプ自動車Ⅱ型を更新するものです。   契約の方法、指名競争入札。指名業者は、株式会社福岡トーハツ、株式会社消防防災、愛知ポンプ工業株式会社、株式会社モリタ福岡支店の以上4者。契約金額は6,303万円。契約の相手方、株式会社福岡トーハツ。   新規車両の概要といたしまして、通常の化学消火剤に加え、一般建物火災でも有効なフォームプロという消火剤自動混合装置を備えた車両であります。   議案第10号財産の取得(高規格救急自動車)について。   粕屋南部消防組合第6次消防力整備計画に基づき、中部消防署西出張所に配置している高規格救急自動車を更新するものです。   契約の方法は指名競争入札。指名業者は、株式会社消防防災、日産自動車株式会社、福岡トヨタ自動車株式会社、有限会社メディカルエイトの以上4者。契約金額は3,267万円。契約の相手方、福岡トヨタ自動車株式会社。   新規車両の概要といたしまして、総排気量2,693㏄、四輪駆動車でございます。   議案第11号財産の取得(緊急連絡車)について。   粕屋南部消防組合第6次消防力整備計画に基づき、本部警防課に新たに配置するものです。   契約の方法は指名競争入札。指名業者は、株式会社福岡トーハツ、株式会社消防防災、キンパイ商事株式会社福岡支店、福岡トヨタ自動車の以上4者。契約金額は674万7,400円。契約の相手方、株式会社福岡トーハツ。   新規車両の概要といたしまして、四輪駆動の荷台付多目的乗用車で、悪路走行に加え、大型車両では対応できない登山道においても活用できる車両となっております。   以上で報告を終わります。 ○議長(丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山真智子君) 質疑なしと認めます。   これで質疑を終わります。   次に、宇美町・志免町衛生施設組合議会の報告を求めます。   3番亀崎議員。 ◆3番(亀崎大介君) 宇美町・志免町衛生施設組合議会の報告をいたします。   令和4年第2回宇美町・志免町衛生施設組合議会臨時会が4月20日に開催されました。   4月1日付で、宇美町の安川町長が新しく組合長に、志免町の世利町長が副組合長に就任されました。また、宇美町において町議会改選後の初議会でしたので、両町の全議員が自己紹介を行いました。   議事日程第1号で議長に志免町の丸山議長、議事日程第2号で副議長に宇美町の古賀議長が就任されました。   議案は人事案件の1件です。   第3号議案監査委員の選任については、全員賛成により、宇美町の藤木議員が承認されました。   以上で報告を終わります。 ○議長(丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山真智子君) 質疑なしと認めます。   これで質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第10 第27号議案~第31号議案上程及び報告第1号(提案理由説明、質疑、委員会付託) ○議長(丸山真智子君) 日程第10、第27号議案から第31号議案上程及び報告第1号を一括して議題といたします。   町長から提案理由の説明を求めます。   世利町長。 ◎町長(世利良末君) ただいま議題に付されました第27号議案から第31号議案までの5議案及び報告1件を一括して提案説明をさせていただきます。   第27号議案専決処分の承認を求めることについてであります。   地方自治法第179条第1項の規定によって、志免町税条例の一部を改正する条例の制定を専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。   第28号議案専決処分の承認を求めることについてであります。   地方自治法第179条第1項の規定によって、志免町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定を専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。   第29号議案専決処分の承認を求めることについてであります。   地方自治法第179条第1項の規定によって、令和4年度志免町一般会計補正予算(第1号)を専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。   第30号議案志免町空家等対策協議会条例の制定についてであります。   空家等対策の推進に関する特別措置法第7条第1項の規定に基づき、志免町空家等対策協議会を設置するため、必要な事項を定める必要があるものです。   第31号議案令和4年度志免町一般会計補正予算(第2号)についてであります。   歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,652万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ160億6,496万円とし、及び債務負担行為の補正を行うものであります。   報告第1号令和3年度志免町繰越明許費繰越計算書についてであります。   令和3年度志免町繰越明許費繰越計算書を別紙のとおり調製したので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものです。   以上、5議案及び報告1件の提案説明をさせていただきました。御審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(丸山真智子君) ただいまの提案説明に対する質疑はありませんか。   大西議員。 ◆12番(大西勇君) 今の第30号議案の空家対策協議会条例について、確認のため2点お伺いします。   この件については厚生委員会付託となっておりますので、詳細は後日委員会でやりますけども、その前に設置理由として、特別措置法に基づいてと書いてありますが、この件は委員会としても継続審査をして強く要請していたことの一つであります。その要請を受けて今回の議案提出となったと思っております。この点は率直に大きな前進だと受け止めて感謝しております。   しかしながら、よく見るとこの条例の委員会の中には議会議員という項目が入っておりません。当然、委員会中も申しておりましたけども、他町の協議会のように議員も入るものと思っておりました。そこで、1点目は議員が入っていない理由、根拠。   2点目は、この協議会の設置を提案されたことで、改めて空き家対策に対する町長の思いをこの本会議場でお伺いしたいと思っております。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 以前から、この空き家問題に対しましては議会からいろんな御提言、御質問を受けておりました。この空家対策協議会設置条例につきましての委員の選任につきましては、いろいろと協議を重ねてまいりました。その中で1番のものにつきましては、志免町は他町と違って志免町みんなの参画条例がございます。その施行令の第22条の中に、町議会議員等の委員の制限という項目がございます。その項目の中に、町議会議員は法令に特別の定めがある場合を除くほか、原則として委員に委嘱または任命をしないものとするという項目がございます。それを受けて、今回町議会議員の委員は入っていないということでございます。   それから、2点目のこの空き家対策につきまして、先ほど申しますとおり、以前から議員の皆さん方から空き家問題で非常に困ってるというような、地域の住民からも声がかかっていました。今回の空家対策協議会を設置したことによって、地域の方、それから町と行政と一体となってこの空き家対策、この空き家対策っていうのは志免町だけのことではなくて、もう日本中いろんなところで問題になっていることでございます。しっかりと取り組んで、空き家対策を志免町が先進的な町としてできるように、努力してまいる次第でございます。どうか御理解をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(丸山真智子君) 大西議員。 ◆12番(大西勇君) どういう形であっても、今思いを聞きましたけども、こういう空き家問題というのは、重要な緊急課題として、これからも一歩も二歩も前進してもらいたいと思います。   以上です。 ○議長(丸山真智子君) ほかにありませんか。   末藤議員。 ◆14番(末藤省三君) 専決の3号について、1点お尋ねをいたします。   国民健康保険料金の値上げをされてるようですが、今の物価が130%って言われる状況の下で値上げはいかがなものかと、うち、志免町でどうのこうのではないと思いますけど、お考えとしてはどういうお気持ちでこの提案をされたんでしょうか。 ○議長(丸山真智子君) 世利町長。 ◎町長(世利良末君) 国民健康保険というのは、高齢者が多いわけでございます。その中で、議員が言われますように、値上げっていうのは非常に我々としても避けたいっていう部分はございます。これは志免町だけの問題ではございませんので、いろんな県との考えもあると思います。しかしながら、町民の皆さん方には、国民健康保険、一番心配するのは、やっぱりかなり高額な金額でございます。そういった意味では、町民の皆さん方に大きな負担を課してるという認識はございます。しっかりとこのことにつきましては、県との協議も含めて、滞納対策、収納対策をしっかり取りながら、上位機関との協議を進めていきたいというふうに思っております。   以上でございます。 ○議長(丸山真智子君) ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山真智子君) ないようですので、これで質疑を終わります。   ただいま議題になっております議案のうち、第27号議案総務文教常任委員会に、第28号議案及び第30号議案厚生建設常任委員会に、第29号議案及び第31号議案は予算常任委員会に付託したいと思いますが、御異議はありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丸山真智子君) 異議なしと認めます。したがって、議案付託表のとおり各担当委員会に付託することに決定いたしました。   以上で本日の日程は全部終了いたしました。   本日はこれで散会いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              散会 午前10時56分...