△日程第6
厚生建設常任委員長報告及び質疑(
継続審査分)
○議長(
丸山真智子君) 日程第6、
厚生建設常任委員長報告及び質疑を議題といたします。
岩下厚生建設常任委員長。
◎
厚生建設常任委員長(岩下多絵君)
厚生建設常任委員会の閉会中の
審査事項について報告いたします。 4月19日、5月18日、5月31日の3日間
審査を行いました。
地域猫活動、
野良猫の実態について。
地域猫活動とは、
地域住民の合意の下、その
地域の
住民活動グループが主体となり、
不妊去勢手術や一定のルールに基づいた餌やり、トイレの管理などを行うことにより、猫による
生活環境被害を軽減しつつ、猫に一代限りの生を全うさせ、数年かけて
地域から
野良猫を減らしていく
環境美化のための取組のことです。
野良猫問題を解決するには、
地域の猫を助けたい方と猫に困っている方とが
お互いに歩み寄りの気持ちを持ち、長期的な視点で解決を目指すことが求められます。 町では、
地域猫活動支援事業として平成31年4月に要綱を制定し、取り組んでいるということで、今回も継続して
審査しました。前回の
審査にて、まず
担当課より全体の説明を受け、2回目に
地域猫活動団体の視察を行い、今回、その後の状況などの説明を受けました。
地域猫活動団体は、前回3団体と説明していましたが、3月に新たに1
団体追加となり、4月現在で4団体となったということです。
地域猫活動団体の支援については、今年度も
不妊去勢手術費委託料、合計126万円を予算計上し、支援していくということです。内訳はオス、1万6,000円掛け30匹、メス、2万6,000円掛け30匹です。メスのほうが高額なのは開腹手術を伴うためです。 また、3月のしめ広報にて
地域猫活動の特集記事を掲載し周知を行ったところ、猫に困っている方から猫よけセンサーの貸出しに数多く問合せがあったとのことです。猫よけセンサーの貸出しは昨年10月から開始しており、4機準備していましたが、これでは足りないため、今年度10機に拡充したということです。貸出期間は最大で20日以内、効果がある場合は今後購入をお願いしており、利用者アンケートでは、ほとんどの方が効果があったとの回答結果だったということです。
委員会の意見として、去勢手術にしろ、保護にしろ、活動団体に頼りきりになっている。そもそも、この事業は飼い主のいない猫を原因とする住環境への被害等の防止及び町民の良好な
生活環境の保持に寄与することを目的として行っているにもかかわらず、活動団体への負担が重いのが現状である。行政主体で基金をつくったり、条例化する等の
支援策も必要ではないか。
野良猫問題を解決するには時間がかかる、
町内会等でも意識を高め、
地域で解決していくことが大事。やはりそれには行政主導での周知活動が必要である等の意見が出ました。 回答は、基金や条例についても他の自治体の状況を見ながら
調査研究していきたいということでした。 また、
委員から、猫よけセンサーの購入に関して、どこでも売っていないし、機種により効き目のあるもの、ほとんどないものがある。町民から問合せがあった場合はアドバイスをしてほしい等の意見が出ました。 最後に、
委員会から3つの提案をいたしました。 1、町として、町民の良好な
生活環境の保持に寄与することを目的とするならば、事業としてしっかり予算をつけて取り組むべき。2、活動団体へのバックアップ。例えば、町からの依頼で動いていると住民が一目見て分かるようなバッジやワッペン等の作成。3、猫よけセンサーの購入時の補助金の検討。以上を提案し、今後も
委員会として見守っていこうと思います。
志免町
地球温暖化対策実行計画について。 令和4年3月に策定された
志免町
地球温暖化対策実行計画(事務事業編)について、2回に分けて
担当課より説明を受けました。 この計画は、
志免町の事務事業に伴う
温室効果ガス排出量の削減に向けた様々な取組を行うことで、町の事務事業に伴い排出される
温室効果ガスを削減するとともに、町民や
事業者の模範となることで、町民や
事業者の自主的な行動を促進することを目的としています。 副町長以下、各課の課長を中心に
志免町
地球温暖化対策推進
委員会を組織し、作業方針の検討、
温室効果ガス排出量の調査等の現状分析、庁舎内の環境配慮行動調査、計画内容の検討を行ったということです。
委員からは、この計画を達成しているのか、問題点や改善点がどうであるか等は今後
協議会で年間どの程度話し合っていくのかという質問がありました。 それに対して、今年は初年度ということで、まずは1年間目標達成に取り組み、年度末か来年度に話合いの場を設けるとのことでした。 また、
委員会の意見として、今後町民への
温室効果ガス排出量の削減として、例えば、資源ごみリサイクルについて時代の流れに合った回収方法の検討を要請しました。 コロナ禍で
町内会での資源回収が減り、段ボール等を燃えるごみに出さざるを得ない状況もある。理由としては、例えば、家での置き場所の問題であったり、役場裏の回収ボックスまで持ってくるのが困難であったり様々です。町民が取り組むべき
温室効果ガス排出量の削減は、ごみの削減が一番効果的。資源ごみの回収率アップのため、町と回収業者との
協議も必要ではないか。町民が利用しやすい方法を考えてほしいという意見が出ました。 以上で報告を終わります。
○議長(
丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山真智子君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。
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△日程第7
議会広報特別委員長報告及び質疑(
継続審査分)
○議長(
丸山真智子君) 日程第7、
議会広報特別委員長報告及び質疑を議題といたします。 亀崎議会広報特別
委員長。
◎議会広報特別
委員長(亀崎大介君)
議会広報特別委員長報告をいたします。 議会広報特別
委員会は、令和4年3月
定例会終了後から、議会だより101号の作成に向けて5回
委員会を開催いたしました。 5月1日に議会だより101号を発行いたしました。 以上で
議会広報特別委員長報告を終わります。
○議長(
丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山真智子君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。
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△日程第8
学校プール調査研究特別委員長報告(
継続審査分)
○議長(
丸山真智子君) 日程第8、
学校プール調査研究特別委員長報告を議題とします。 丸山卓嗣
学校プール
調査研究特別
委員長。
◎
学校プール
調査研究特別
委員長(丸山卓嗣君) 令和4年4月14日、5月23日に
学校プール
調査研究特別
委員会を開催いたしましたので報告いたします。 今回の
委員会では、3月に提案した提言書の素案を基に
協議を重ねました。今
定例会会期中においても
委員会を開催し、提言書を完成させたいと考えております。 以上で報告を終わります。
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△日程第9 一部
事務組合議会報告及び
広域連合議会報告及び質疑
○議長(
丸山真智子君) 日程第9、一部
事務組合議会報告及び
広域連合議会報告及び質疑を議題といたします。 粕屋南部消防
組合議会の報告を求めます。 7番丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) 令和4年第2回粕屋南部消防
組合議会臨時議会が令和4年5月23日に開催され、議案6件が上程されましたので、報告いたします。 議案に先立ち、諸般の報告をいたします。 令和4年度の新規採用職員は8名が採用されました。4月6日に福岡県消防
学校に初任教育生として入校させ、基礎教育を習得し、9月22日に修了予定です。 4月20日に消防本部にて新旧組合長就退任式及び副組合長就任式が行われ、新たに組合長に粕屋町長箱田彰氏、副組合長に
久山町長西村勝氏が就任されました。 議案第6号粕屋南部消防組合職員定数条例の一部を改正する条例の制定について。 消防力整備計画に基づきまして、消防力の増強を図るため、職員定数を現在の187名から202名へと改めるものです。全員賛成で可決されております。 議案第7号粕屋南部消防組合職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 国家公務員に関わる妊娠・出産・育児等と仕事の両立支援のために講じる措置のうち、非常勤職員の育児休業、介護休暇等の取得要件の緩和等の措置が改正されことに伴い、現行条例の一部を改正するものです。全員賛成で可決されております。 議案第8号粕屋南部消防組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 令和3年の人事院勧告に基づき、本組合の期末手当の改正を行うものです。全員賛成で可決されております。 議案第9号財産の取得(化学消防ポンプ自動車Ⅱ型)について。 粕屋南部消防組合第6次消防力整備計画に基づき、中部消防署に配備している化学消防ポンプ自動車Ⅱ型を更新するものです。 契約の方法、指名競争入札。指名業者は、株式会社福岡トーハツ、株式会社消防防災、愛知ポンプ工業株式会社、株式会社モリタ福岡支店の以上4者。契約金額は6,303万円。契約の相手方、株式会社福岡トーハツ。 新規車両の概要といたしまして、通常の化学消火剤に加え、一般建物火災でも有効なフォームプロという消火剤自動混合装置を備えた車両であります。 議案第10号財産の取得(高規格救急自動車)について。 粕屋南部消防組合第6次消防力整備計画に基づき、中部消防署西出張所に配置している高規格救急自動車を更新するものです。 契約の方法は指名競争入札。指名業者は、株式会社消防防災、日産自動車株式会社、福岡トヨタ自動車株式会社、有限会社メディカルエイトの以上4者。契約金額は3,267万円。契約の相手方、福岡トヨタ自動車株式会社。 新規車両の概要といたしまして、総排気量2,693㏄、四輪駆動車でございます。 議案第11号財産の取得(緊急連絡車)について。 粕屋南部消防組合第6次消防力整備計画に基づき、本部警防課に新たに配置するものです。 契約の方法は指名競争入札。指名業者は、株式会社福岡トーハツ、株式会社消防防災、キンパイ商事株式会社福岡支店、福岡トヨタ自動車の以上4者。契約金額は674万7,400円。契約の相手方、株式会社福岡トーハツ。 新規車両の概要といたしまして、四輪駆動の荷台付多目的乗用車で、悪路走行に加え、大型車両では対応できない登山道においても活用できる車両となっております。 以上で報告を終わります。
○議長(
丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山真智子君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 次に、宇美町・
志免町衛生施設
組合議会の報告を求めます。 3番亀崎議員。
◆3番(亀崎大介君) 宇美町・
志免町衛生施設
組合議会の報告をいたします。 令和4年第2回宇美町・
志免町衛生施設
組合議会臨時会が4月20日に開催されました。 4月1日付で、宇美町の安川町長が新しく組合長に、
志免町の
世利町長が副組合長に就任されました。また、宇美町において町議会改選後の初議会でしたので、両町の全議員が自己紹介を行いました。 議事日程第1号で議長に
志免町の丸山議長、議事日程第2号で副議長に宇美町の古賀議長が就任されました。 議案は
人事案件の1件です。 第3
号議案監査
委員の選任については、全員賛成により、宇美町の藤木議員が承認されました。 以上で報告を終わります。
○議長(
丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山真智子君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。
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△日程第10 第27
号議案~第31
号議案上程及び報告第1号(
提案理由説明、質疑、
委員会付託)
○議長(
丸山真智子君) 日程第10、第27
号議案から第31
号議案上程及び報告第1号を一括して議題といたします。 町長から提案理由の説明を求めます。
世利町長。
◎町長(
世利良末君) ただいま議題に付されました第27
号議案から第31
号議案までの5議案及び報告1件を一括して提案説明をさせていただきます。 第27
号議案専決処分の承認を求めることについてであります。
地方自治法第179条第1項の規定によって、
志免町税条例の一部を改正する条例の制定を専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。 第28
号議案専決処分の承認を求めることについてであります。
地方自治法第179条第1項の規定によって、
志免町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定を専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。 第29
号議案専決処分の承認を求めることについてであります。
地方自治法第179条第1項の規定によって、令和4年度
志免町一般会計補正予算(第1号)を専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。 第30
号議案志免町空家等対策
協議会条例の制定についてであります。 空家等対策の推進に関する特別措置法第7条第1項の規定に基づき、
志免町空家等対策
協議会を設置するため、必要な事項を定める必要があるものです。 第31
号議案令和4年度
志免町一般会計補正予算(第2号)についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,652万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ160億6,496万円とし、及び債務負担行為の補正を行うものであります。 報告第1号令和3年度
志免町繰越明許費繰越計算書についてであります。 令和3年度
志免町繰越明許費繰越計算書を別紙のとおり調製したので、
地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものです。 以上、5議案及び報告1件の提案説明をさせていただきました。御審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
丸山真智子君) ただいまの提案説明に対する質疑はありませんか。 大西議員。
◆12番(大西勇君) 今の第30
号議案の空家対策
協議会条例について、確認のため2点お伺いします。 この件については厚生
委員会付託となっておりますので、詳細は後日
委員会でやりますけども、その前に設置理由として、特別措置法に基づいてと書いてありますが、この件は
委員会としても継続
審査をして強く要請していたことの一つであります。その要請を受けて今回の議案提出となったと思っております。この点は率直に大きな前進だと受け止めて感謝しております。 しかしながら、よく見るとこの条例の
委員会の中には議会議員という項目が入っておりません。当然、
委員会中も申しておりましたけども、他町の
協議会のように議員も入るものと思っておりました。そこで、1点目は議員が入っていない理由、根拠。 2点目は、この
協議会の設置を提案されたことで、改めて空き家対策に対する町長の思いをこの本会議場でお伺いしたいと思っております。
○議長(
丸山真智子君)
世利町長。
◎町長(
世利良末君) 以前から、この空き家問題に対しましては議会からいろんな御提言、御質問を受けておりました。この空家対策
協議会設置条例につきましての
委員の選任につきましては、いろいろと
協議を重ねてまいりました。その中で1番のものにつきましては、
志免町は他町と違って
志免町みんなの参画条例がございます。その施行令の第22条の中に、町議会議員等の
委員の制限という項目がございます。その項目の中に、町議会議員は法令に特別の定めがある場合を除くほか、原則として
委員に委嘱または任命をしないものとするという項目がございます。それを受けて、今回町議会議員の
委員は入っていないということでございます。 それから、2点目のこの空き家対策につきまして、先ほど申しますとおり、以前から議員の皆さん方から空き家問題で非常に困ってるというような、
地域の住民からも声がかかっていました。今回の空家対策
協議会を設置したことによって、
地域の方、それから町と行政と一体となってこの空き家対策、この空き家対策っていうのは
志免町だけのことではなくて、もう日本中いろんなところで問題になっていることでございます。しっかりと取り組んで、空き家対策を
志免町が先進的な町としてできるように、努力してまいる次第でございます。どうか御理解をよろしくお願い申し上げます。
○議長(
丸山真智子君) 大西議員。
◆12番(大西勇君) どういう形であっても、今思いを聞きましたけども、こういう空き家問題というのは、重要な緊急課題として、これからも一歩も二歩も前進してもらいたいと思います。 以上です。
○議長(
丸山真智子君) ほかにありませんか。 末藤議員。
◆14番(末
藤省三君) 専決の3号について、1点お尋ねをいたします。 国民健康保険料金の値上げをされてるようですが、今の物価が130%って言われる状況の下で値上げはいかがなものかと、うち、
志免町でどうのこうのではないと思いますけど、お考えとしてはどういうお気持ちでこの提案をされたんでしょうか。
○議長(
丸山真智子君)
世利町長。
◎町長(
世利良末君) 国民健康保険というのは、高齢者が多いわけでございます。その中で、議員が言われますように、値上げっていうのは非常に我々としても避けたいっていう部分はございます。これは
志免町だけの問題ではございませんので、いろんな県との考えもあると思います。しかしながら、町民の皆さん方には、国民健康保険、一番心配するのは、やっぱりかなり高額な金額でございます。そういった意味では、町民の皆さん方に大きな負担を課してるという認識はございます。しっかりとこのことにつきましては、県との
協議も含めて、滞納対策、収納対策をしっかり取りながら、上位機関との
協議を進めていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山真智子君) ないようですので、これで質疑を終わります。 ただいま議題になっております議案のうち、第27
号議案は
総務文教常任委員会に、第28
号議案及び第30
号議案は
厚生建設常任委員会に、第29
号議案及び第31
号議案は予算常任
委員会に付託したいと思いますが、御異議はありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山真智子君) 異議なしと認めます。したがって、
議案付託表のとおり各担当
委員会に付託することに決定いたしました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれで散会いたします。
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~ 散会 午前10時56分...