志免町議会 2022-03-08
03月08日-03号
令和 4年第2回 3月定例会1 議 事 日 程(第3号) (令和4年第2回
志免町議会定例会) 令和4年3月8日 午 前 10 時 開議 於 議 場 日程第1
一般質問番号質 問 者件 名要旨・質問内容質問の相手5稲 永 隆 義1.
地球温暖化防止対策について。(1)
地球温暖化防止に志免町としてしっかり取り組む必要がある。
①町長の志免町としての
地球温暖化防止に対する取組みについての所見を伺う。
②志免町
地球温暖化対策推進委員会について。
ⅰ.志免町
地球温暖化対策推進委員会の活動実績とこれからの活動方針を伺う。
③志免町
地球温暖化対策実行計画(事務事業編)について。
ⅰ.
パブリックコメントが終わり製本中とのこと、内容を簡潔に説明願う。
ⅱ.事務事業編に対するものは町全体としての
地球温暖化対策実行計画と考えるが、作成予定を伺う。
④温室効果ガスの吸収作用の保全及び強化について。
ⅰ.志免町の森林の現状と森林保全について伺う。
ⅱ.志免町の農地の現状と農業の保護について伺う。
⑤ゼロ
カーボンシティ宣言をしている自治体が増えている。
本町の方向性を伺う。町長2.志免町
公共施設個別施設計画=令和2年(2020)年度-令和26(2044)年度について。(1)
公共施設個別施設計画は息の長い課題で、エンドレスの可能性もある。次世代の為に常に見直し、改善を。
①公民館の長寿命化改修の
トップバッターとして南里3公民館の改修が無事終了した。
確認:20年後は建て替えと考えてよいか。
②25年間の計画だが、令和2年度から令和11年度までの10年間の実施計画しか示されていないのは何故か。
③令和11年度までの10年間の費用は45.7億円(年平均4.6億円)が見込まれている。また、全施設建て替えた場合40年間で約564億、長寿命化改修では約277億となり40年間で287億円縮減されると説明されている。長寿命化改修は40年で277億円で年平均約7億円、令和11年度までの10年間の平均よりも多い。積算根拠に疑問を感じる。説明を伺う。
④示されている実施計画の中間年(令和6.7年)くらいで計画の見直し及び拡充が必要と考えるが町長の所見を伺う。町長3.役場の入り口の
手指消毒スプレーの横に生け花を。(1) 潤いも必要。
①昨年の年末から今年の年始にかけて、役場入り口の手指消毒のテーブルに生け花が飾ってあり、粋な図らいと感心した。継続すべしと考える。町長の所見を伺う。町長6丸 山 卓 嗣1.まちづくりとインフラ整備について。(1) 地下鉄の延伸について。
令和3年3月議会一般質問で夢を持ち実現に向けて動くべきと提案した。その後、福岡県において
福岡市営地下鉄空港線福岡空港駅と
JR福北ゆたか線長者原駅の接続に関する基礎調査費が予算化され、志免町を横断する調査ルートが想定される。
①事前の協議等はあったのか。また、現在の状況は。
②この計画に関して町の考え方は。
③この機を逃さず積極的にアプローチを。
(2) 都市高速の延伸について。
都市高速延伸についても同じく令和3年3月議会一般質問で取り上げた。町長の答弁を振り返りながら問う。
①国も都市高速延伸を進めたい、町も近隣自治体と連携してアピールしていくとのことだが、その後の進展・行動は。
②地下鉄の延伸と併せて積極的にアプローチを。
(3) 福祉巡回バスの
コミュニティーバス化について。
令和3年4月から
公共交通ネットワークの構築や整備に関する部署を経営企画課に一元化して検討が進められている。
①これまでの経過と現在の状況は。
②今後の方向性と考え方は。
(4) 緑道について。
これまで「旧勝田線の復活!!」をテーマに緑道の有効活用や
交通インフラ整備の重要性について提案してきた。
①今後の方針と考え方は。
(5) 望山荘跡地について。
望山荘の解体が完了し、跡地の活用について町民の関心や期待も高まっている。
①跡地活用の計画は。
②町のビジョンや考え方は。町長2.ふるさと納税について。(1) 町の考え方と今後の目標について。
収入(受入額)、支出(経費)、利益率(財源繰入額)など現状の検証と今後の取り組みについて。
①志免町の収支、利益率は。
②糟屋郡内市町の収支と利益率の状況は。なぜ新宮町が突出しているのか。
③志免町が目指す目標、考え方は。
④クラウドファンディング型ふるさと納税について。町長3.教育について。(1) 学校教育(
GIGAスクール)について。
令和3年2月から町内小中学校6校全てで
GIGAスクールが本格的に始動した。
①タブレット端末を使用した学習状況について。
②欠席者、不登校者への対応について。
③開始から約1年が経過、その評価と課題は。
(2) 中学校の部活動について。
令和元年9月議会一般質問で提案した
部活動指導員制度と民間諸団体認定制度の導入について、その後の対応と現在の状況について。
①外部指導者、部活動指導員の活用、導入状況は。
②糟屋郡内、福岡県内の自治体の導入状況は。
③部活動にない活動をしている生徒へのサポートについて。
(3) 社会教育(屋外施設、グラウンド)について。
社会教育施設はコミュニティの基盤であり、施設への投資は公共サービスの充実に繋がる。令和2年9月議会一般質問で要望した各グラウンドの整備状況と今後の計画について。
①トイレ、駐車場、観覧席等の状況は。
②今後の施設整備計画について。町長
教育長7古 庄 信一郎1.事務引継ぎの怠慢で、施策の不継続による混乱の一例から見る近年の無責任職員像の現況について。(1) 平成30年6月
議会二宮議員提案の「
公文書管理条例」策定と、古庄提案の「
事務引継ぎマニュアル」の策定についてのその後。
①「公文書管理条例」の策定の検討状況とその後は。
②「事務引継ぎマニュアル」の策定の検討状況とその後は。
(2) 事務引継ぎの怠慢による重大な施策不継続と不履行の実態での損失。
①事務引継ぎの怠慢による重大な施策不履行の一事例の検証と課題について問う。町長
教育長2.学童保育事業に於ける施策の混乱事例から見る町組織の問題点と課題について。(1) 10年以上に於ける学童保育事業の混乱の元凶は、教育委員会の認識不足と、組織の矛盾から。
①学童保育に関連する「教育委員会」及び「学校教育課」の国の指針を無視する一連の対応について。
ⅰ.社会教育法による「市町村の教育委員会の事務」の不履行について。
ⅱ.「総合教育会議」の責務の認識と実態について。
ⅲ.国の学童保育事業及び基準への理解と努力不足。
②「子育て支援課」と「学校教育課」との連携と協調不足が今日迄、特に今回の混乱の原因。
③ その他懸念された事例。町長
教育長3.全庁的な機構・組織改革を断行すべき。(1) 組織の矛盾からくる自治運営のマンネリ化、弊害、職員の公僕意識の衰退、業務に対する責任感の希薄等々への対応の為にも組織改革を断行すべき。
①近年に於ける町の組織改革の経過と趣旨は。
②近隣町の実態は。
③「子育て支援課」を教育委員会の組織下とし、町として一貫した子育て事業として取り組むべきであり、併せて業務範囲の広さと膨大な業務の福祉課他、時代に即した機構・組織改革を行い、併せて職員の意識改革に期すべき。町長8末 藤 省 三1.原発問題について。(1) 玄海原発の火災事故について。
①昨年の玄海原発の火災事故をどう受け止めているか。
(2) 大地震や津波等の大規模災害時に万一事故が起こった際の町の対策について。
①
防災体制の総点検が必要と思われるが。
②防護服及びヨウ素の備蓄状況は。
(3) 放射能汚染に関する児童、生徒への情報の提供について。
①放射線副読本の配布状況について。
②原発汚染処理水に関するチラシの配布について。町長
教育長2 出席議員は次のとおりである(14名) 1番 稲 永 隆 義 2番 岩 下 多 絵 3番 亀 崎 大 介 4番 木 村 俊 次 5番 小 森 弘 美 6番 藤 瀬 康 司 7番 丸 山 卓 嗣 8番 安河内 信 宏 9番 大 熊 則 雄 10番 丸 山 真智子 11番 牛 房 良 嗣 12番 大 西 勇 13番 古 庄 信一郎 14番 末 藤 省 三3 欠席議員は次のとおりである(0名) 4 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(2名) 議会事務局長 稲 永 正 書記 平 山 聡 彦 5 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(21名) 町長 世 利 良 末 副町長 丸 山 孝 雄 教育長 金 子 眞 恵 会計管理者 牛 房 大 和 総務課長 内 野 克 志 まちの魅力推進課長 高 山 真佐子 経営企画課長 篠 原 優 人 税務課長 前 田 憲一郎 住民課長 塩 崎 幸 恵 福祉課長 今長谷 智 子 福祉課参事 荒 牧 裕 樹 健康課長 徳 永 康 國
子育て支援課長 藤 野 和 博 生活安全課長 太 田 成 洋 都市整備課長 砥 上 敏 之 上下水道課長 圓能寺 豊 博 学校教育課長 池 松 貴 恵
学校教育課参事 中牟田 いずみ 社会教育課長 安 楽 実 総務課長補佐 二 村 研 司
経営企画課長補佐米 澤 大
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~ 開議 午前10時00分
○議長(丸山真智子君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 日程に入ります。
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~
△日程第1 一般質問
○議長(丸山真智子君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許可いたします。 1番稲永議員。質問時間30分です。 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) おはようございます。 通告に従いまして一般質問を行います。 本日は3項目の質問を予定しております。 1項目めは、
地球温暖化防止対策について。
地球温暖化防止に志免町としてしっかり取り組む必要があるという要旨で質問いたします。 まず、お断りします。
地球温暖化防止対策と表現したほうが分かりやすいと思って
地球温暖化防止対策としましたが、
地球温暖化防止対策と
地球温暖化対策はほぼ同義であると御理解ください。 地球温暖化が人類の課題として国際的に取り上げられるようになったのは、30年前の1992年、平成4年にブラジルのリオデジャネイロで開催された地球サミットからであります。地球サミットは、約180の国と地域が参加した環境と開発に関する国連会議のことです。この地球サミットで
気候変動枠組条約が定められ、1994年に発効しました。条約に基づいて具体的な対策をどう進めるかについては、条約を締結した国々が集まって、毎年会議が開催されます。その会議を
国連気候変動枠組条約締結国会議、COP、コップといいます。有名なCOPは、1997年京都議定書が合意されたCOP3です。初めて2020年までの具体的な温暖化対策の国別目標と手法が合意されたことは画期的でありましたが、目標は達成されませんでした。 2015年に2020年以降の枠組みとしてCOP21パリ協定が定められました。地球の平均気温上昇を2度Cより十分に低く、1.5度Cに抑える努力をすることと、全ての参加国と地域に
温室効果ガス削減目標を定めることが求められました。 日本は、2030年において、温室効果ガスを2013年比26%削減を目標としました。昨年2021年のCOP26では、今世紀半ばの
カーボンニュートラル、その経過点である2030年に向けて、より野心的な目標が求められました。日本は、温室効果ガスを2013年比46%削減し、2050年までに
温室効果ガス排出を実質ゼロにすることを目標として公表しました。 気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の2021年の第6次報告によれば、2100年の平均気温は、世界が協力して地球温暖化に取り組めば、最小1.1度の上昇に抑えられ、何もしなければ5.7度上昇するとしています。
世界平均海面水位は、28センチから最大101センチ上昇と予測しています。世界的な取組はたかだか30年で、始まったばっかりとも言えます。最近の豪雨、洪水、大型台風等は、地球温暖化による異常気象の発生頻度、表土の上昇が実感されます。日本においても、
地球温暖化防止は喫緊の課題であります。 そこで、①町長の志免町としての
地球温暖化防止に対する取組についての所見をお伺いします。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君)
地球温暖化対策に対する所見をということでございます。 御承知のとおり、現在、世界的に地球温暖化が進み、それに伴い国内外で温室効果ガスの削減の機運が高まっております。先ほど議員が言われますように、1997年に京都議定書が発効されました。その翌年に佐賀県庁で観光庁からまず取り組もうという会議がございました。私、担当としてその佐賀県庁の会議に出席をいたしておりました。それを受けて、総務課と協議をし、まずできることから始めろということで、ペーパーレスの両面とか、ガソリンの削減とかという取組をまず官公庁から進めろということで始めたのがこの対策でございます。 また、以前令和2年10月には、菅元首相が2050年
カーボンニュートラル宣言を行い、脱炭素社会の実現を目指すことになり、今まで以上にこの
地球温暖化対策の機運が高まって、脱炭素の動きが大きく転換しているものと思っております。 志免町としての取組ということでございます。 先ほど申し上げますとおり、当時から取組は行っておりましたが、第6次総合計画の実施計画でも、町の取組内容として
地球温暖化対策を行うこととしており、その足がかりとして、まず志免町
地球温暖化対策実行計画(事務事業編)を策定することといたしております。町として地球温暖化の模範を示すように、地域全体における
温室効果ガス削減への機運を高めていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) 前向きな答弁ありがとうございました。 志免町は、面積も狭いし、地球から見たら米粒ぐらいもないと。そういうところで
地球温暖化対策をやってもそんなに効果がないんじゃないかというような答えがされたらどうしようかと思ってましたけど、ありがとうございました。 次に、②番でありますけど、志免町
地球温暖化対策推進委員会について伺います。 志免町
地球温暖化対策推進委員会設置要綱(令和3年5月10日、志免町告示第77号)が告示されております。その第1条は、
地球温暖化対策の推進に関する法律第21条第1項の規定に基づき志免町
地球温暖化対策実行計画を策定し、この実行計画に従った事務事業の推進を図るため、志免町
地球温暖化対策推進委員会を設置する。第2条、委員会の所掌事務は次のとおりとする。1、実行計画の策定及び見直しに関すること、2、実行計画の推進及び進行管理に関すること、3、前2号に掲げるもののほか、
地球温暖化対策の推進に関すること。第3条の2項、委員長には副町長を、副委員長には生活安全課長を、委員には各課等の長または委員長の指名する者をもって充てるとあります。志免町
地球温暖化対策推進委員会の活動実績と、これからの活動方針を伺います。
○議長(丸山真智子君)
太田生活安全課長。
◎生活安全課長(太田成洋君) 3月中に公表を予定しております志免町
地球温暖化対策実行計画(事務事業編)ですが、この策定に関し、この推進委員会では、作業方針の検討、
温室効果ガス排出量の調査などの現状の分析、町内の
環境配慮行動調査、計画内容の検討などを1年間かけ様々な議論を行ってまいりました。この計画を実効性のあるものとするために、推進会議自体は計3回実施をしております。また、計画の策定後に、推進委員会では推進及び進行管理を行います。計画が2030年度までの取組となっておりますので、
温室効果ガス排出量の削減目標の達成を目指すため、毎年
PDCAサイクルによる進行管理を行ってまいります。 今後の進め方として、1年間のスケジュールを設定、目標の取組の共有、取組の実施、各施設の
エネルギー使用量の点検を行い、次年度に向けた見直しを行い、温室効果ガスの排出量や目標の達成状況等を毎年公表いたしたいと思っております。 以上です。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) 次に、③です。志免町
地球温暖化対策実行計画(事務事業編)についてお伺いします。 令和3年度の当初予算に
地球温暖化対策実行計画策定業務委託料409万2,000円が上程され、可決されたわけですが、現在
パブリックコメントも終わり、製本中とのこと、内容を簡潔に説明願います。
○議長(丸山真智子君)
太田生活安全課長。
◎生活安全課長(太田成洋君) 志免町の事務事業に伴う
温室効果ガス排出量の削減のため、施設整備の運用改善や導入、更新、環境配慮行動を行い、町民や事業者の模範となることで地域の機運を高めることを目的としております。2030年度、令和12年度までに2013年度比、平成25年度比で
温室効果ガス排出量を50%削減することを目指しております。このことにより、職員一丸となり、
温室効果ガス排出削減のための取組を行ってまいりたいと思っております。 以上です。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) この中の主な対策、どのような対策を立てておられるか、3つほどお願いします。
○議長(丸山真智子君)
太田生活安全課長。
◎生活安全課長(太田成洋君) 温室効果ガスの主なものとしては、電力が一番大きなものになっております。
再生可能エネルギーに関する取組として、施設における
自然エネルギーの導入に努められる内容としては努めてまいりたいと思っております。また、
エネルギー使用量が多い施設等の
再生可能エネルギーの導入の検討を行っております。また、身近なところにおきましては、日常業務に関する取組として、物品購入時はグリーン購入を心がける。また、モニターやプロジェクターを駆使し、
ペーパーレス会議を推進する。冷暖房の室温を適正温度に保つ等々、各項目に向けて具体的な取組を示しており、これに向けて取り組んでまいりたいと考えております。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君)
地球温暖化対策というと、雲をつかむような面が一面あります。何をやっていいのかと、個人個人が何をすべきかというようなことがなかなかつかみにくい面もありますけど、結局無駄をしないとかそういうことになってくるんだろうと思います。 次に、事務事業編を今回つくられたわけですけど、町全体として取り組む
温暖化対策実行計画というものをつくる必要があるだろうと思いますが、その作成予定はありますか。それを伺いたいと思います。
○議長(丸山真智子君)
太田生活安全課長。
◎生活安全課長(太田成洋君) 計画には2種類ございまして、今回策定をいたしました事務事業編は、志免町役場が一つの事業所として
温室効果ガス削減のための取組を行うものでございます。 一方で、町全体の取組を行うのは、区域の自然的、社会的条件に応じて温室効果ガスの排出の抑制等を行うための施策として、区域施策編というものがございます。こちらの区域施策編を議員おっしゃってあると思いますが、こちらにつきましては策定について現時点では未定でございますが、今後地域の状況等を把握し、しっかり検討を行ってまいりたいと考えております。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) 確認しますけど、地域施策編でいいですか。
○議長(丸山真智子君)
太田生活安全課長。
◎生活安全課長(太田成洋君) 区域施策編となります。区域でございます。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) まだ作成の予定がないということでありますけれども、2030年が一応一つの区切りの目標だと思いますので、2026年ぐらいまでには作成をする必要があるだろうと思っています。よろしくお願いします。 それから、次は④ですけれども、温室効果ガスの実質ゼロということを目標にしておるわけですけれども、実質ゼロというのは排出と吸収が均衡している状況ということでありますので、吸収する作用の保全及び強化が必要になると思います。 それで、伺いますけれども、まず1つ目、志免町の森林の現状と森林保全についてどう考えておられるか、お伺いします。
○議長(丸山真智子君)
砥上都市整備課長。
◎都市整備課長(砥上敏之君) 志免町の森林の面積は、令和3年4月1日現在でございますが、39ヘクタールで、これは志免町の総面積の約4.5%に当たります。森林が所在してるのは、総合公園に近い王子3丁目周辺や片峰山周辺でございます。 森林の保全については、志免町緑地保全と緑化推進に関する条例を定め、この中で
緑地保全林地区の指定を規定しております。町では、片峰山について、土地所有者の承諾を得た土地を
緑地保全林地区と定め、保全林等の保全や環境整備を目的とした補助金を土地所有者に交付しているところでございます。また、保全林地区の土地購入についても、土地所有者との協議が調った場合は順次行ってきてるところでございます。 そのほか、緑地保全会、これは町内の神社や八幡宮でございますが、こちらに対して補助金を交付して、森林の保全に努めているところでございます。 以上です。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) いろいろ答弁いただいたんですけれども、結局将来的に今現在の森林は保全されていくと考えてよろしいですか。
○議長(丸山真智子君)
砥上都市整備課長。
◎都市整備課長(砥上敏之君) 先ほど申しました町内の39ヘクタールのうち、総合公園等の官地のようなところがそのうち32ヘクタールで、民地が7ヘクタールでございますので、7ヘクタールの民地につきましても、森林計画等を5年に1回県知事のほうに提出するというところで管理をされているような状態でございます。特に32ヘクタールの役場等の森林については、今後とも守っていきたいというふうに考えております。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) 次に、志免町の農地の現状と農業の保護について伺います。
○議長(丸山真智子君)
砥上都市整備課長。
◎都市整備課長(砥上敏之君) 志免町の農地の面積でございますが、令和3年現在で66.7ヘクタールで、これは志免町の総面積の約7.7%に当たります。また、10年前の平成23年の面積は78ヘクタール、5年前、平成28年の面積は72ヘクタールとなっておりまして、農地の面積は年々減少しておるところでございます。 志免町の農業については、農業従事者の減少、高齢化、担い手不足やこれらを起因とした耕作農地の休遊地化などが顕在化してる状況でございます。これらの状況を踏まえまして、町といたしましては、志免町農業委員会とともに国や県、農協などと連携しながら、志免町の農業の維持に努めていく必要があるという認識をしておるところでございます。 以上です。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) 森林の保全、農地の現状、農業の保護について、町長はどういうお考えか、お願いします。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 先ほどから担当課長が申し上げますとおり、この農地の保全といいますのは、やっぱり担い手不足等が一番に挙げられるんじゃないかなあというふうに思っております。新規参入がなかなか見込めない中で、いかにこの農地を守っていくのかということも大事な要素だと思っております。農業政策におきましては、農業委員会としっかり連携を密にしながら、この農地の保全につきましてしっかり守っていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) 次に、⑤政府が
カーボンニュートラル2050を宣言した後、ゼロ
カーボンシティ宣言、これは2050年までにCO2排出実質ゼロを表明した自治体のことでありますが、ゼロ
カーボンシティ宣言をする自治体が増えています。2022年1月31日──今年の1月末です──で543の自治体が宣言しております。福岡県では17の市町村が宣言しており、近隣では福岡市、古賀市、宗像市、大野城市、篠栗町等があります。本町の方向性、ゼロ
カーボンシティ宣言をどのように考えておられるか、お願いいたします。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) このゼロ
カーボンシティ宣言につきましては、先ほど御質問の中にありました区域施策編と同時に宣言をしようというふうに思っております。そのために、なるべく早くこの区域施策編に取り組んで、同時にこの宣言をしたいというふうに思っております。この宣言をするだけではいけないわけでございまして、この宣言をすることによってどういうことをするのか、それから国もこの宣言の中にあるいろんな施策について補助を出してるということもございます。そういった意味では、太陽光発電だったり、いろんな施策を考えながら、志免町としての取組を進めていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) ぜひとも志免町の
地球温暖化対策に町長、副町長のリーダーシップを発揮していただきたいと考えます。 次に、第2項目め、志免町
公共施設個別施設計画、令和2年、2020年度から令和26年、2044年度について伺います。 昨年の6月定例会で、志免町
公共施設個別施設計画について質問をしましたが、納得のいく回答が得られませんでしたので、
公共施設個別施設計画を再度質問いたします。 タブレット等をお持ちの方は、志免町のホームページで個別施設計画あるいは議会だより98号の9ぺージを検索して参照していただきたいと存じます。個別施設計画で検索できます。個別施設計画の26ページからが10年間の改修スケジュールになります。 ①でありますが、今年度、公民館の長寿命改修の
トップバッターとして、南里三公民館の改修が無事終了しました。ありがとうございました。お疲れさまでした。2月の中旬に町内会長に頼んで中を見させてもらい、お話を伺いました。外観は非常にきれいになって、中も1階は大広間の舞台をなくして床を広くし、男子トイレの向かい側に多目的トイレと女子トイレが新しく設置されていました。2階は、和室をなくし、板張りの1部屋とし、アコーディオンカーテンで仕切れるようになっていました。床面を広くするのは、ウイズコロナ時代に向けてすばらしいと感じました。 町内会長のお話は、半導体不足の影響で工期が予定より長くなった。町内会の役員と社会教育課と業者の3者会議を11回も持って工事が進められて、私たちの意見が反映されてよかった。そして、一番強調しておられたのが、20年後は建て替えと聞いているが、はっきりしていただきたい。20年後、私たちがいるか分からないので、建て替えであれば今から覚悟を持ってしっかりやっていくというものでありました。 そこで、確認いたします。 20年後は計画どおり建て替えというのは若干曖昧な面もありますから、新築建て直しと考えてよろしいでしょうか。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 計画の中で、木造、軽量鉄骨につきましては、目標使用年数を50年と定めております。そういった意味では、今議員が言われますように、20年後が建て替えの時期になるんじゃないかなというふうに思っております。そのときの社会情勢、施設の老朽化等々を鑑みながら、若干前後する場合もあろうかと思いますが、おおむねそのように計画をしているとこでございます。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) 20年後は建て替えと、計画どおりということで承りました。 では、②この個別施設計画は25年の計画でありますが、令和2年度から令和11年度までの10年間の実施計画しか示されてないのはなぜなのか、その点をお伺いします。
○議長(丸山真智子君) 篠原経営企画課長。
◎経営企画課長(篠原優人君) 10年間の設定につきましては、計画策定時に協議を行いまして、計画期間があまりに長期になりますと、具体的な計画の見通しができずに計画倒れになる可能性が懸念されることから、10年間とさせていただいております。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) そもそも計画が25年というのはどのような理由があるんですか。
○議長(丸山真智子君) 篠原経営企画課長。
◎経営企画課長(篠原優人君) 平成28年9月に策定しました志免町総合管理計画につきまして、その計画期間が25年となっていたために、同じような計画期間を設定させていただきました。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) 10年というのはすぐに経過します。やっぱり10年は短いと思われます。町長ももうこれでいいと認められたということでしょうか。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 先ほどから担当課長が申しますとおり、計画的には25年という計画の中で、10年というこの計画ができたわけでございます。当然途中でいろいろなことがあろうかと思いますんで、その辺は随時見直し等を行っていきたいというふうに思っております。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) 前回の質問でも納得がいかなかったところがあるというのは、ページ22、令和11年度までの10年間の費用は45.7億円、これは28ページに書いてあります。また、全施設建て替えた場合、40年間で約564億円、長寿命化改修では約277億円となり、40年間で287億円縮減されると説明されています。長寿命化改修は40年で277億円で、年平均約7億円、令和11年までの10年間の平均よりもかなり多い。この後の積算根拠に疑問を感じるということで、説明をお願いします。
○議長(丸山真智子君) 篠原経営企画課長。
◎経営企画課長(篠原優人君)
公共施設個別施設計画記載の40年間で更新費用277億円、年平均7億円の記載につきましては、長期間の見込みを行うことから、国監修の単価表を基に、総務省のソフトを活用して積算したものとなっております。 また、10年間で45.7億円、年平均4.6億円の試算につきましては、現実の施設ごとに実際に想定される金額を積み上げて計算したものとなっていますので、年平均に違いが生じている次第でございます。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) ですから、40年間についても、次の10年間、2030年からの10年間、2040年からの10年間、2050年からの10年間というような説明はできないですか。
○議長(丸山真智子君) 篠原経営企画課長。
◎経営企画課長(篠原優人君) このシミュレーション上は、どの施設をどの年度に更新するっていうふうな計画自体はございます。ですけども、計画に掲載してるのが10年までしか掲載してないということになっておりまして、例えばこのシミュレーションで言いますと、この緑色の部分、後半になると増えてくる部分がございますけども、こういったところは新たに80年が経過して新たに施設を新設する費用ですので、莫大な費用がかかるようなシミュレーションになっておりますので、それについても積算根拠としてこの年度はどういった施設を建てるというふうなデータ自体は手元にはございますが、計画上は10年しか載せていないというふうなこととなっております。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) そこで納得ができないのは、40年間で277億円という試算があるわけですね、数字はもう出てるから。それを個別に計算したら分からないと。それが納得ができないんですね。277億円になる根拠はあるはずなん。その辺をもうこれ以上聞いても駄目ですかね。
○議長(丸山真智子君) 根拠。 篠原経営企画課長。
◎経営企画課長(篠原優人君) 先ほども申しましたが、一応シミュレーション上はどの施設にどのぐらいの費用がかかるっていうのは国のソフトによって計算しております。それで数字自体は出てるんですが、ただどの施設を改修するっていうのは直近の10年間しか公表してないという、計画上は盛り込んでいないっていうふうなことになっておりますので。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) 10年間しか公表しない。公表というか、その辺がよく分からんです。じゃあ、何で277億円という数字が出てきたか。
○議長(丸山真智子君) 篠原経営企画課長。
◎経営企画課長(篠原優人君) 先ほどの277億円ですが、国のソフトによりまして、それを活用して業者のほうに積算させたところ、その数字が出てきたということです。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) ということは、AIに任せて、AIがこういう金額が出てきましたということを町民の皆さんに説明したということですか。自分たちはよく分からんけど、AIがこういう具合に式と建設年月日を入れれば答えが出ましたよということですかね。
○議長(丸山真智子君) 篠原経営企画課長。
◎経営企画課長(篠原優人君) 一応こちらのシミュレーションは、国がこのソフトを使いなさいということで、40年間の積算はこのソフトを使うべきだということを推奨されまして、そのソフトを使ってシミュレーションを組んでおりますので、何もAIの言いなりとかそういうふうな形ではないとは思っております。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) やっぱり日曜日の昼から碁をよく見るんですけれど、その上にAIで、黒と白、どっちが強いとか、弱いとか出ますよね。1手打ったら、もう90%ぐらい黒のほうがもう優勢と。そやけど、黒の人がまたおかしな手を打ったら、白がまた優勢になると、そういうのが面白くて見てるんですけれども、結局AIは、一目勝負でもその優勢か勝者は大体決まってます。分かってます。打つのは人です。失敗したり、本当にいい手を打ってるかどうかも分からんし、AIも最善の手を使ってるかどうかもよく分からんけど、AIが言うことをうのみにしてやっていくのもどうかなあと。ある程度自分たちで確信を持って、政策というか、それを進めるべきではないかと思いますが、いかがですか。
○議長(丸山真智子君) 篠原経営企画課長。
◎経営企画課長(篠原優人君) いろんなデジタル技術は活用すべきだと考えますので、そういった活用して職員の事務負担を軽減するのは一つの手ではないかと考えております。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) それだけですか。いや、私が聞きたいのは、AIはAIで答えは出ると思うけど、その出た答えをどのように消化するかということだと思うんですよね。次というか、できるだけ説明がされるようにということをお願いします。 それで、④ですけど、この示されている実施計画、10年間の、その中間年ぐらい、令和6年か7年くらいで計画の見直し及び拡充、これは実施計画のあと10年ぐらいを足したりということが必要であると考えますが、町長、どのようにお考えでしょうか。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 公共施設、施設計画の見直し時期の設定は行っておりませんが、今後予期せぬ改修工事やそのときの財政状況、また社会環境の変化等もあるわけでございます。当然そのようなときには見直しを行う必要があるというふうに思っておりますので、今後そういったことに対しまして随時見直しを行っていきたいというふうに思っております。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) それじゃあ、3番目の項目に移ります。 役場の入り口の
手指消毒スプレーの横に生け花をと。潤いも必要という趣旨で質問いたします。 昨年の年末から年始にかけて、役場入り口の手指消毒のテーブルに生け花が飾ってあり、粋な計らいと感心しましたが、すぐになくなりました。「粋な」という意味は、さりげなくお客さんを迎えるということであり、コロナで毎日大変ですね、みんなで頑張りましょうというメッセージが感じられたからであります。 2月24日に一般質問通告書を提出した翌日の25日にボタ山協議会出席のため登庁したところ、手指消毒の横に今もある花が飾られていました。さすがすぐやる世利町政と感心しました。町民の皆さんへのメッセージとして継続するべきと考えますが、町長の考えを伺います。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 年末年始のお正月飾りの生け花に関しましては、新しい年の節目に合わせ公費で購入し、設置をいたしているとこでございます。そのほかにも成人式や表彰式等で使ったお花につきましては、そのお花をまた受付等で飾ったりいたしております。また、時にはコスモス等を御自分で栽培されてる方が役場にお持ちになって、飾ってくださいっていう場合もございます。そういった意味からしますと、議員が言われますように、そういうストレス解消や癒やしにつながるんじゃないかなというふうに思っておりますので、今後も引き続き取り組んでいきたいというふうに思っております。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) ぜひとも継続をお願いします。 以上で一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
○議長(丸山真智子君) これで稲永議員の一般質問を終わります。 ただいまから休憩に入ります。再開は11時といたします。
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~~~~~~~~ 休憩 午前10時48分 再開 午前11時00分
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○議長(丸山真智子君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。 次に、7番丸山卓嗣議員。質問時間30分です。 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) 通告に従いまして質問させていただきます。 今回のテーマは、大きく3つに分けて質問いたします。1つ目は、まちづくりとインフラ整備について、2つ目は、ふるさと納税について、3つ目は、教育についてです。全体的に過去の質問、提案、答弁を振り返りつつお聞きしていきたいと思います。 では、早速質問に入ります。 地下鉄の延伸についてです。 これは令和3年3月議会の一般質問において、私は実現に向けて積極的に動くべきと提案させていただきました。その後、新聞やニュースでも報道されましたので皆さんも御存じかと思いますが、福岡県において、地下鉄福岡空港駅とJR長者原駅の接続に関する基礎調査費が予算化され、最大予算を約3,000万円に設定し、延伸に関わる概算費用や接続の採算性について調査するというものでした。 そこでまず、お聞きします。 この計画について事前の協議などはあったのでしょうか。また、現在の状況について教えてください。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 今回の福岡市営地下鉄と福岡空港駅との接続につきまして、事前協議はあったのかということでございます。事前協議は行っておりません。 現在の状況から説明申し上げますと、平成28年に飯塚市、飯塚商工会議所を中心とした民間団体が接続促進協議会を設立され、糟屋地区でも研究会が開催され、署名活動を行い、県知事に要望されたことにより、令和3年2月に筑豊地区2市3町、糟屋地区6町で構成する福岡市地下鉄福岡空港駅、JR九州長者原駅接続促進期成会が設立をされました。その後、福岡県において、基礎調査、実態の、今議員が言われますように、令和3年6月に補正予算3,000万円の調査費用が計上され、現在調査が行われているところでございます。 調査結果につきましては、3月までに調査報告書が取りまとめられると聞いております。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) 以前、町長は、答弁の中で、志免町に地下鉄の駅ができることは非常に期待していると、福岡市や近隣の糟屋6町としっかり連携を図りながら協議をしていくとおっしゃいました。このときはまだ県の調査費も予算化されていなかった頃だと思いますが、しかし今地下鉄の延伸の計画が現実的に一歩進もうとしております。改めてこの計画に関して、町の考え、町長の思いを聞かせていただきたいというふうに思います。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 長者原駅から空港接続ということでございまして、接続がどのようなコースになるか、今3ルートほど計画をされているというふうな話は聞いております。この接続に関しましては、1キロ当たり約400億円かかるという見通しでございまして、直線で行きますと長者原駅から空港まで3キロでございます。そういうことを考えますと、直線で行きまして1,200億円かかるわけでございます。沿線自治体としては、駅がどうしても志免町にできれば非常にありがたいなあという思いもあります。県に対しても、数度、こういう計画の中で志免町として駅はぜひとも欲しいというふうな話はいたしておりますが、何分この協議会、いろんな話の中で、コロナ禍の中で、もうリモートだったり、書面決議だったりっていうことが非常に多ございますんで、なかなか面と向かってこうこうっていうのは非常に難しい状況でございます。しかしながら、今言われますように、近隣自治体といろいろ協議をしながら、町にそういう駅ができたら大変ありがたいなと思ってるとこでございます。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) 費用の面、多分にあると思いますが、直線的に結ぶことになりますと、駅が志免町にできないという可能性もあります。地下鉄延伸は非常に期待してるとこですけども、駅が志免町にできなかったら正直あまり意味がないんじゃないかというふうに思いますので、ぜひとも駅をつくって延伸にということで町長には動いていただきたいというふうに思います。 では次に、都市高速の延伸について質問させていただきます。 私は、むしろ地下鉄延伸よりも早期に実現できるのではないかというふうに期待を持っているとこでありますけども、この件も先ほどと同じく令和3年3月議会の一般質問で取り上げさせていただきました。その際、町長から、都市高速について今いろんな話があり、九州地方整備局長との話では、国も都市高速の延伸を進めていきたい、ある程度の図面をいただいている中で、福岡インターや須恵インター等との関連も含め、近隣町と連携を図りながら町としてしっかりアピールしていかなければならないとの答弁をいただきました。 そこで、お聞きします。 この図面の内容を教えていただくことはできますでしょうか。また、その後何か進展等はあったのでしょうか。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) この都市高速延伸につきましては、当時、九州地方整備局、九地整のほうから話がありまして、3ルートほどルートが示されました。立花寺、あそこで止まっている都市高速を福岡インターか須恵のインターのどこかにっていうような話もございました。この話は須恵町、粕屋町にも行ってお話をされたということで、須恵町、粕屋町とは話は共有しているとこでございます。具体的なルートっていうことではなくて、今言いますように、都市高速から志免町を通って須恵町に抜けるか、粕屋の福岡インターのほうに抜けるかというような3つの案が示されていたと思っておりますが、まだ具体的にそれからの話は進んでいない状況の中で、毎年九州道路協会とか国道協会とかの総会があって、九州地方整備局の方もお見えになって、いろんな話をするわけでございますが、一昨年コロナが発生しまして、全ての会議がリモートだったり、書面だったりという中で、なかなか話が進んでいかないということもございます。機会あるごとにそういったことについては話を進めていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) この件も、地下鉄同様、この機を逃さずアピールしていただきたいというふうに思います。実際いろんな、町長今おっしゃるとおり、機会を通じてアピール、主張するというか、そういうところは機会が少なくなっている状況であると思いますが、今後も引き続きよろしくお願いします。 次の質問に移ります。 では、3点目の福祉巡回バスの
コミュニティーバス化についてでございます。 この件は、私の議員活動の一丁目一番地でもあります。私が議員になって初めて令和元年6月議会の一般質問で取り上げ、その後も幾度となく提案させていただきました。
コミュニティーバス化の必要性は十分に御理解いただいているものと認識しております。 少しこれまでの経緯を振り返らせていただきますと、令和2年9月議会において、町長より、現状は担当する部署がばらばらで連携が図れていないため、早急に部署を一元化して、1つの課または係でしっかり考える仕組みを整備すると前向きな回答をいただきました。その年12月議会では、経営企画課で一元化し、しっかりとしたものをつくり上げていきたいと明確な答弁をいただきました。そして、令和3年4月、業務の統合が行われ、現在経営企画課で検討が進められており、実現に向けて大きな期待を抱いているところでございます。 そこで、お聞きいたします。 以前に議会でも審議された経緯がありますが、その後どのような検討がされてこられたのでしょうか。これまでの経過と現在の状況について教えてください。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 以前から議員は、この福祉バスの
コミュニティーバス化をうたわれております。このことにつきましては、今年度予算化しておりますが、詳しいことは予算説明の中で申し上げたいと思っておりますが、このコミュニティーバスというか、AIバスつきましては、福岡市が実証実験も終わって、今運行を行っております。また、福津市も実証試験が終わって、現在運行を行っているとこでございます。 先日、国会議員の先生が先月の末にお見えになって、町の課題等をしっかりお話しする機会がございました。2時間にわたって町の課題等をお話しする中で、こういった話も出てきました。今そういったことに対しましてしっかり国の補助金も活用があるというような話も伺いました。しっかりこのことについて取り組んでいきたいというふうに思っております。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) この件に関して今後の方向性、町の考えについてお伺いしようと思っておりましたが、今議会の予算委員会で詳細は説明するというふうに今お聞きしましたので、今日はコミュニティーバスの私のイメージといいますか、そういうものだけを述べさせていただきたいというふうに思います。 私の思うコミュニティーバスというものはどういうものかといいますと、さきの令和元年6月議会で申し上げましたとおり、コミュニティーバスには朝夕の通勤通学、昼は銀行や病院、スーパーを周遊するようなイメージを持ってます。営業時間は、休日なしの朝6時から夜9時頃までが必要と考えてます。市町村をまたぎ、駅までの相互乗り入れは必要であるというふうに思います。また、乗合タクシーや乗合バスといったピンポイントのものとは少し違うものを私はイメージしております。また、費用についてですけども、いわゆる受益者負担、多く乗られる方が多くお金を払ってもらうと、または広告収入等を検討すべきだというふうに思っています。 また、このコミュニティーバスというか、こういうもの、新規事業に関しては、一定期間投資する覚悟といいますか、最初からある程度順調にいくというものではなく、何年かかけて正常化させていくという投資する覚悟というものは必要かと思います。 そしてまた、今現在、ネーミングの点で福祉巡回バスというふうになってますけども、名前的に乗りにくいという意見もよく聞きますので、乗りやすい名前に変えてもらうということも検討していただければというふうに思います。 それでは、次の質問に移ります。 4点目、緑道についてです。 私は、これまで旧勝田線の復活ということをテーマに、令和元年9月議会並びに令和2年9月議会一般質問にて、日本一長い緑道の価値をアピールするべく、鳥取県の水木しげるロードなどの事例を参考に、企画デザインを有名人とタイアップすることで観光振興につなげてはいかがかと、または視点を変えて、AIを導入した無人自動運転バスを緑道に走行させることで、旧勝田線の復活を目指し、未来型交通システムを検討してはいかがかと提案をさせていただきました。町長からも、緑道の価値をもっと多くの人に知ってもらうためにアピールしていかなければならない。また、渋滞緩和やインフラ整備の点でも有意義であると思う。また、今すぐというのは非常に難しいと思うが、アンケート調査やニーズ調査など、将来的にはそういったものが必要ではと回答をいただいております。 そこで、質問させていただきます。 この緑道について、現状のまま維持管理していくのか、それとも何か有効活用を図るのか、今後の町のビジョンやお考えをお聞かせいただけばと思います。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 旧勝田線の跡、緑地について、以前からいろいろと御質問をいただいておるところでございます。今現在、宇美町から志免町を通って緑道が続いているわけでございます。現在はいろんな意味で活用をしていただいております。亀山の広場においては、そこで保育園等の運動会も行ってあるみたいでございますが、今現在、町の大きな課題としては、道路網の整備が非常に大きな課題でございます。志免宇美線を含めて道路網の改修、それから県道68号線の渋滞緩和、五斗蔵の改修も含めて今後の推移を見なくてはいけないというふうに思っております。 先ほど申し上げますように、先月末に国会議員の先生と2時間にわたり町の課題等を議論をさせていただきました。1番に挙げるのが、先ほど言いますように渋滞緩和でございます。その中でも緑道の話も出ました。実際に他の自治体、東北のこの震災の後の鉄道網の改修、鉄道がもう引けない。その中でバスを開通する。東峰村の話も出ました。しっかり国会議員の先生も勉強していこうという話でお願いしたところでございます。そういった志免宇美線の開通、それから五斗蔵の改修等を踏まえて、今後、その緑道の改修についてはいろいろな状況を見ながら検討していきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) 私も新たな交通網の開拓という意味で、緑道にバスを通すというものが一番町民の皆さんに喜ばれるのではないかというふうに思ってます。私のイメージ的には宇美八幡宮と福岡空港をつなぐようなルートでできたら最高じゃないかなというふうに思っております。 では、次の質問に移らせていただきます。 望山荘跡地についてです。 望山荘の解体工事も完了し、跡地の活用について、町民の皆さんの関心や期待も高まっていると感じます。何ができるのか、どのように利用するのかなど、様々な意見やお尋ねも入ってきております。 そこでまず、お聞きします。 望山荘跡地の活用について、何か計画等はあるのでしょうか。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 望山荘の解体も終わりまして、今更地になっている状況でございます。跡地の計画はあるのかということでございます。今現在っていいますと、今の計画はございません。令和4年度を目途にしっかり計画を立てていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) 答えれる範囲でいいんですけども、活用について、町の方針というか、考えとか、思いというものはございますでしょうか。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) お尋ねのとおり、望山荘は大変見晴らしのいいところでございます。引き続き公園として活用するのか、それとも何か別の施設を建築して、そこで町民の方々に利用していただくのか、それとも民間を活用した施設を建設するのか、そういったことに絞られるんじゃないかなというふうに思っております。しっかり議員皆さん方の御意見を聞きながら、また町民の皆さんの御意見を聞きながら、4年度中ぐらいにはしっかりそういう方向性をまとめていきたいというふうに思っております。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) ぜひとも町民の皆さんに支持されるよう、喜ばれる施設を造っていただきたいというふうに考えます。 次に、大きな2つ目のテーマでありますふるさと納税について質問に移りたいと思います。 まず最初に、なぜ今回取り上げたのか、結論から申し上げますと、今やふるさと納税は立派な財源であるということをしっかりと認識していただきたいというふうに感じたからです。また、本会議初日の町政報告においても、町長は企業版ふるさと納税の寄附金を活用して、文化、体育施設を順次整備を進めていくというふうに表明されました。ぜひ様々な可能性を模索し、積極的な取組をお願いしたいというふうに思っております。 ではまず、志免町の収支の状況と利益率について教えていただきたいと思います。
○議長(丸山真智子君) 米澤経営企画課長補佐。
◎経営企画課長補佐(米澤大君) 令和2年度の志免町への寄附の状況につきましては、寄附件数5万9,476件、寄附額7億9,671万2,565円となっておりまして、そのうちふるさと納税推進事業に係る経費は4億1,157万9,152円、寄附に占める割合は51.7%、応援基金に積み立てた額につきましては3億8,513万3,413円で、寄附額に占める割合は48.3%となっております。令和3年度の現在の状況でございますが、2月末現在で寄附件数が5万5,000件、寄附額が7億7,000万円となってございます。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) 支出のところで、志免町民の皆さんがほかの市町村にふるさと納税する場合、この分も減る分だと思うんですけど、それはどのぐらいありますかね。最終的に町に残るお金というのもお願いします。
○議長(丸山真智子君) 米澤経営企画課長補佐。
◎経営企画課長補佐(米澤大君) 令和2年度におきまして、志免町の方が他の自治体に寄附をした、志免町から出ていった税額というものが6,492万6,000円となるため、ふるさと納税としての差引きでいきますと、最終的には3億2,020万7,000円、寄附額に対する割合で言いますと40.2%になってございます。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) ありがとうございます。 次に、糟屋郡内の各町の収入とある程度の件数、約でいいので教えていただけますか。
○議長(丸山真智子君) 米澤経営企画課長補佐。
◎経営企画課長補佐(米澤大君) 糟屋郡内市町の令和2年度の寄附額と件数につきまして、古賀市が約7億5,000万円で件数が4万件、宇美町が6億8,000万円で5万3,000件、篠栗町が約1億円で8,000件、志免町が7億9,000万円で5万9,000件、須恵町が約8億7,000万円で5万9,000件、新宮町が約39億円で34万件、久山町が2億6,000万円で1万3,000件、粕屋町が約2億円で8,000件となってございまして、最も寄附が多かったのが新宮町、2番目が須恵町、志免町については3番目となってございます。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) このうちの利益に関しましては、返礼品並びに事務手数料を寄附額の半額以下に抑えるというふうになっておりますので、大体想像はつく、40%前後じゃないかと思いますけども、そこで新宮町が約40億円、34万件の群を抜いていると、突出しているという状況なんですけども、なぜここまで突出しているとお考えでしょうか。
○議長(丸山真智子君) 米澤経営企画課長補佐。
◎経営企画課長補佐(米澤大君) 新宮町の寄附金額が突出して大きくなっている理由としましては、農産物や相島をはじめとした海産物、福岡県産品などの返礼品が充実していることが考えられます。特にあまおうにつきましては高い人気があるほか、金額に比べてお買い得感があり、家庭で容易に調理可能な食品も人気の返礼品となっておりまして、寄附に結びついてるのではないかと考えてございます。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) もちろんそういう面は多分にあると思います。そこが一番大きな部分だと思うんですけども、私なりに新宮町の件調べてみました。 新宮町は、2015年、約7年前からふるさと納税業務を業務委託事業として一般社団法人新宮町おもてなし協会というとこに委託してあります。返礼品を発掘すること、返礼品の開発から管理、送付までの全ての作業を一元化して委託しているということです。また、業務委託事業の開始1年目で約5億円、2年目で10億円、3年目には20億円の寄附を集め、現在に至るというとこです。収益が増えることで補助金に頼らず、現在は自主財源で運営をされているというふうにお聞きしております。 今日ここでこのおもてなし協会について、業務委託も含め掘り下げて質問するつもりはございません。自治体が中心にやること、業務委託すること、あらゆるは方法がある中で、何か業務委託がいいふうに聞こえるような感じもしますけども、私は恐らく一長一短、いい面、悪い面あるものだというふうに思っております。しかし、ここで私がおもてなし協会に感じることは、結果を出しているということだと思っております。しっかりと目標を立てて、市場を分析し、目標を達成するための根拠を持って行動していると感じます。 そこで、質問させていただきます。 結果として志免町が目指す目標金額、また目標達成に向けての取組や考え方等はございますでしょうか。
○議長(丸山真智子君) 米澤経営企画課長補佐。
◎経営企画課長補佐(米澤大君) 志免町としてのふるさと納税の寄附額の目標といたしましては、第6次志免町総合計画、第2期総合戦略の中の健全な財政運営を行うというところの成果をはかる指標といたしまして、令和元年度の実績額6億5,000万円から令和7年度には9億円に増加させる目標を掲げてございます。 ふるさと納税の考え方といたしましては、議員もおっしゃられたとおりに、自主財源の確保、あとは町民の他自治体への寄附による税収減への対応に加えまして、まちの魅力の発信や町内事業者の育成支援という観点から推進をしている事業でございます。 今後の寄附募集においては、もちろん総務大臣の定める基準をしっかりと遵守しながら、ポータルサイトの活用や返礼品の新規開拓、あとは返礼品提供事業者の要件の見直しなどを行いまして、より寄附を集められるよう内容を充実させるとともに、他自治体の取組事例も参考にしながら、適正な制度運営に努めていきたいと考えてございます。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) 要件の見直し等を十分に進められて、返礼品の数とかというものを、一番今売れてるものとか、売れやすい金額のものとか、そういうものをしっかり市場調査をして、さらに進めていただきたいというふうに思いますけども、この目標のところで令和7年に9億円というふうな目標を立てられておりますが、ほぼほぼ目標を達成している金額に近いというふうに思うんですね、今8億円なんで。ここを町長にお尋ねしたいんですけども、現在8億円、目標9億円という状況ですけども、3年後並びに5年後、この目標に関してどのようにお考えでしょうか。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 令和7年度に9億円を目指すという目標を掲げております。これは実現可能な目標だと思っております。目標は高ければいいという考え方もあろうかと思います。しかしながら、実現可能な目標として今9億円を上げさせていただいておるところでございます。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) まずは9億円を達成していただいて、3年後には15億円、20億円という目標に上方修正していただくような気持ちで取り組んでいただきたいというふうに思います。 最後に、クラウドファンディング型のふるさと納税についてお聞きしたいと思います。 クラウドファンディング型のふるさと納税につきましては、以前より可能だ、検討するといった答弁を私に限らずいただいておりますが、実際に取り組んだ例はございますでしょうか。
○議長(丸山真智子君) 米澤経営企画課長補佐。
◎経営企画課長補佐(米澤大君) クラウドファンディング型のふるさと納税につきましては、今のところ志免町では実施をしておりません。また、近隣の自治体では、福岡県内で5団体が実施している状況でございます。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) クラウドファンディング型のふるさと納税は、通常のクラウドファンディングと違って、目標を達成しなくても、ちょっと言い方悪いですけど、返さなくていいというものだと思います。ある意味資金調達の上で有効な手段というふうに考えますけども、今後取り組む考え、または取り組む上で大事なこと、どういうものだというふうにお考えでしょうか。
○議長(丸山真智子君) 米澤経営企画課長補佐。
◎経営企画課長補佐(米澤大君) クラウドファンディング型のふるさと納税というのは、寄附の使い道を具体化することによりまして、寄附者のまちづくりに貢献をしたいという思いを形にしやすくなるものでございます。しかしながら、そのためには寄附者に事業の趣旨に賛同いただける、共感を得られるような事業、プロジェクトの企画が重要だと思っております。志免町におきましても、寄附者の共感を得られるような事業を企画をいたしまして、寄附の募集に取り組んでまいりたいと考えてございます。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) ぜひとも積極的な取組をよろしくお願いします。 それでは最後に、3つ目の大きなテーマであります教育についての質問に移りたいと思います。 まず、質問に入ります前に、
GIGAスクールについて整理しておきますと、この
GIGAスクール構想とは、令和元年12月に文部科学省が発表した教育改革案のことです。全国の児童・生徒に1人1台の学習端末の整備を行い、AIを使い、個別に最適化された教育を目指す取組というふうに認識しております。当初は令和元年から5年間かけて整備する予定でしたが、コロナ禍の拡大を受け、端末導入のスケジュールを大幅に前倒しされた経緯があります。 この
GIGAスクール構想の本来の目的、効果を私なりに解釈すると、大きく3つの目的、効果があるというふうに考えております。1つ目は、タブレット端末で小テストや宿題等を行い、間違ったところや理解できていないところをAIが採点し、そしてどこが分かってないかというところを検証し、どこが理解できていないかを判別することで、個人の理解度に合わせた学びを提供することができる。結果、全体のレベルを上げていくことにつながるというふうなところが1点目だと思います。2点目は、教育のICT化により、島や山奥など地域の環境にとらわれずに同レベルの授業を受けることができる。3つ目は、欠席者や不登校者、学校へ行けなくてもタブレット端末を活用すれば自宅で遅れずに授業を受けることができる。また、現在コロナ禍において学校、学級閉鎖等のケースでも、学校へ行けなくても授業が遅れないというような大きく3つの目的、効果があるというふうに私は考えております。この効果を踏まえ、開始から約1年がたちますが、
GIGAスクールの現状についてお聞きしたいと思います。 まず、タブレット端末を使用した現在の学習状況について教えてください。
○議長(丸山真智子君) 中牟田
学校教育課参事。
◎
学校教育課参事(中牟田いずみ君) タブレット端末を使用した学習状況について御説明いたします。 タブレット端末を使用した学習は、学校内における活用と家庭とつなぐオンライン配信による活用が大きく2つあると思っています。 まず、学校内における活用ですが、これも大きく3つございまして、1つは、一斉授業にあります。一斉学習において、電子黒板とタブレットをつないで教材提示をすることが一つあります。2つは、個別学習です。先ほど丸山議員がおっしゃったように、タブレットドリル、AIドリルを使って、個人のペースで学習を進めること、それやインターネットを活用して調査する、また音楽や動画などの制作をする活動などができています。3つは、共同学習です。グループでプレゼンテーションをしたり、タブレット上で意見集約をしたり、協議に活用することができています。 次に、オンライン配信による活用です。学校と家庭をつないだオンライン授業やオンライン朝の会、オンラインによる課題のやり取りなど、実態に応じて使い分けております。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) いや、今言われたものがしっかりと実行されていれば、すばらしい
GIGAスクールだというふうに思います。ぜひともしっかりと実行していただきたいというふうに思うとこです。 2つ目に、欠席者や不登校者の対応についてお聞きしたいと思います。 現在、学級閉鎖や学年閉鎖等もある状況でありますが、不登校者や欠席者に対して現状どのような対応、方策を講じられておりますでしょうか。
○議長(丸山真智子君) 中牟田
学校教育課参事。
◎
学校教育課参事(中牟田いずみ君) 現在はコロナウイルス感染症対応として、おっしゃるとおり、学級閉鎖などの集団による出席停止の場合は、オンライン朝の会、オンライン授業、オンラインによる課題等のやり取りなどを発達段階や状況に応じて行っています。 また、感染者や濃厚接触者となり、出席停止を余儀なくしている児童・生徒への個別の対応といたしましては、まん延防止期間をめどに授業のオンライン生配信を行っております。通信の容量などに制限がある家庭もあることを考慮いたしまして、一日中の配信というのはかないませんが、日に応じて教科や時間などを設定して配信しております。また、授業以外でも朝の時間や放課後等にタブレットを用いて課題を家庭に送り、その提出、評価などのやり取りをするということもあります。 不登校への対応といたしましては、まん延防止期間中、また今現在コロナ感染対策を先ほど申し上げたとおりに行っておりますので、同様の対応を不登校の子どもたちへもしております。日常においては、タブレットを用いた支援として、放課後の時間にオンラインで教師と御本人がお話をしたり、学習支援をしたりしています。校内の不適応指導教室とつないで、次に教室へ一歩足を進める一助というふうなことでも活用をしているところでございます。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) 今おっしゃられた対応について、教育長はじめ皆さんにはしっかりと検証、評価していただきたいというふうに思います。 次に、質問といいますか、通告にもございませんでしたが、教職員の皆様にもこの
GIGAスクール構想というのは恩恵を受けるといいますか、教職員の業務負担につながると思うんですけども、教育長はどういうふうにここら辺をお考えでしょうか。
○議長(丸山真智子君) 金子教育長。
◎教育長(金子眞恵君) 働き方改革の一助になっているかどうかという御質問かと思っております。 学校では、いろいろな実態調査をするために紙での今まで配付をさせていただいて、それを何百枚、何千戸分というふうに集めて、紙での集計をさせていただいておりましたけれども、このオンラインがつながる機器を導入しましたことによりまして、調査はオンライン上で集計をさせていただき、この業務軽減は大変大きなものに、これ一つ取っても大きなものであるというふうに思っております。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) 私もその点感じてるんですけども、出欠やら遅刻、欠席とか、例えば成績の分析とか、そういうものを情報共有できれば、どこに視点を置いて授業をすればいいかとか、いろんな意味で活用されれば、教員の負担軽減、働き方改革につながるんじゃないかというふうに私も考えておりますので、ぜひともその点も注視しながら進めていただきたいというふうに思います。 実際、
GIGAスクール、指導から1年たつんですけども、評価と課題についてしっかりともうお聞きしましたので、不慣れな点多々あると思いますが、子どもたちにとってはこの一年はこの一年しかない1年なのでしっかりと、不慣れな点はあると思いますけども、進めていただきたいというふうに思います。 では、次の質問に移ります。 部活動外部指導者、外部指導員についてです。 部活動について、令和元年9月議会の一般質問にて、現在外部指導者制度が導入されておりますが、さらに
部活動指導員制度の導入を提案させていただきました。念のためここで確認しておきますと、今現在導入されている外部指導者は、あくまでもサポート的な役割で、いわゆる簡単に言えばコーチっていうような立ち位置で、指導員は、大きな点として、引率して大会や練習試合に行ける、監督になれるというものだと私は認識してます。まず、現在の外部指導者、外部指導員の活用、導入状況について教えてください。
○議長(丸山真智子君) 池松学校教育課長。
◎学校教育課長(池松貴恵君) 町で謝金を支払っている外部指導者は、志免中学校で5名、男子バスケットボール、女子ソフトテニス、女子バレーボール、女子卓球、吹奏楽、志免東中学校で7名、サッカー、陸上、卓球、軟式野球、剣道、男子バスケットボール、女子ソフトテニスで、合計12名の方に活動していただいております。 また、志免中学校では、そのほかにも町で謝金を支払ってはいないんですけれども、外部指導者の方に陸上、水泳、男子卓球、ラグビーなどについて技術指導等をしていただいている現状があります。 部活動指導員に関しては、志免町ではまだ導入しておりません。 以上です。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) 近隣市町村、糟屋郡における外部指導員の導入状況を教えてください。
○議長(丸山真智子君) 池松学校教育課長。
◎学校教育課長(池松貴恵君) 糟屋地区におきましても、部活動指導員を導入しているところはなく、全て外部指導者を置いているとのことでした。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) 令和元年9月議会において、私、当時の学校教育課長から部活動指導員の配置について、国や県の指針においても積極的な活用が示されており、今後の方針としては、導入に向けて学校と調整しながら進めていきたいと非常に前向きな回答をいただいてたところであるんですけども、その後の対応、また現在の状況としてまだいまだに導入されていない、できていないというのはどういう理由なのか、お聞きしたいと思います。
○議長(丸山真智子君) 池松学校教育課長。
◎学校教育課長(池松貴恵君) 一つには、前課長のときに予算要望を上げましたけれども、認められなかった経緯があります。もう一つには、学校の働き方改革を踏まえた部活動改革ということで、休日の部活動の地域移行として、学校部活動から地域部活動への転換ということが打ち出されておりまして、これは休日の部活動に代わり、生徒が自主的にスポーツ、文化活動に取り組み、体力や技能の向上を目指す活動機会を保障する観点から、平日における学校の活動としての部活動と休日における地域の活動として行われる部活動との連携を図ることを目指すものということなんですが、そういった動きも見ながらと考えておりましたので、すみません、私に代わりましてからは部活動指導員の予算要望を行っておりませんでした。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) 外部指導員の導入に関しましては、教育長をはじめメリットというものは十分に理解していただいてるものというふうに私は思っておりますので、ここで改めてメリットを述べるつもりはありませんが、この外部指導員に関しまして、こういう言い方しますとあれですけど、ほかの市町村がしていないからしなくていいとか、例えば人材がいないからしなくていいとかという考え方ではなくて、教育委員会、志免町としてこういう方針でいきたいというものをしっかりと示していただきたいなと。もっと言えば、人材がいるから制度をつくるとかじゃなくて、制度をつくって教育環境を上げていくと。志免町の方針っていうものをしっかり示してもらいたいなというふうに感じています。 では、次の質問に移ります。 次に、中学校の部活動にない活動をしている生徒へのサポートについてです。 同じく令和元年9月議会の一般質問の中で、中学校の部活動にない活動をしている子、いわゆるクラブチームで活動している子を町がクラブチームを認定するような形で補助金制度も含めて町が活動をバックアップしてほしいというふうな提案をさせていただきました。しかし、補助金制度であれば、部活動にないものは数多く存在しますし、校外活動に対してどこまでサポートすればいいか、また公平性など難しい分が多分にあると思います。だからといって、校外活動を頑張ってる子たちを校外活動だからというのみで終わらせてはいけないというふうに私は思ってます。状況をしっかり把握して、何かできる方法はないかという視点で検証することが重要でないかというふうに考えます。教育長、こういう考え方についてどのように考えますでしょうか。
○議長(丸山真智子君) 金子教育長。
◎教育長(金子眞恵君) 部活動にない活動でございますけれども、子どもたちが運動、文化に力を注ぐというのは人間性を育む上で大変重要なことと思って、私も応援しているところでございます。 部活動にない活動についてのサポートにつきましてでございますが、まず中体連の大会が上部にあるような競技で学校に部活動がない場合、こういった場合には学校を通して参加の申込みを行って、部活動はないんですけれども、学校の教師が引率して参加、出席をさせていただいておりますし、上部大会に行ったときには、その参加時の旅費等について町から補助しております。 サークル等他のスポーツ団体等に属してスポーツ、文化にいそしんでいる子どもたちにつきましては、社会教育のほうから、部活動にない活動でも上級大会に行ったときの旅費の補助とか、そういった経費補助をさせていただいているところでございます。 社会教育のほうから説明をさせていただきます。
○議長(丸山真智子君) 安楽社会教育課長。
◎社会教育課長(安楽実君) 補足になりますけども、間接的な支援になりますが、町の青少年の健全育成のため、スポーツや文化活動を行っている団体に対して事業費の一部を補助しております。令和3年度の実績になりますが、町の中学生が在籍している7団体に対し、それぞれ5万円の補助金を交付をしております。また、当該団体が活動を行う施設の使用料については、全額減免としております。そのほか、教育長も言われましたけども、九州大会や全国大会など規模が大きな大会に参加する個人または団体に対し、奨励金を交付しております。令和3年度の実績では、中学生6名に対して各1万円を交付しております。以上です。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) 今聞く限り、しっかりと対応していただいているというふうに思います。ただ、私が一つ感じるとこでいきますと、もちろんそういう対象になる方はそういう形で何らかのサポートを受けることになると思ってるんですけども、個人によってはより高いレベルっていうか、高い環境を求めていろんな県外であるとか、いろんなクラブチームに所属してやってる子たちもいると思うんです。そういう子たちの気持ちというか、よき理解者に担任の先生がなってもらいたいなというふうに思います。いろんな場面で挫折したり、苦しんだりすることもあると思うんですけども、学校の先生がそういうところを理解してくれてるということが心の支えになったりすると思いますんで、今後そのようなサポートというか、気配りというか、そういうものも先生たちにお願いしたいというふうに思います。 それでは、次の質問に移ります。 次に、社会教育、主に屋外施設、グラウンドについてお聞きします。 令和2年9月議会で、私は、町民の皆さんが豊かな暮らしを実感するためには、社会教育の充実こそが行政に求められている重要な要素であり、その施設への投資は公共サービスの充実へつながるというふうに考えますと提案させていただきました。町長の答弁の中でも、当選当初から社会教育施設の充実は重要との認識を持たれており、その思いは私と同じです。また、今後も老朽化が進むため課題は山積みだが、予算の関係などしっかり計画を立てて進めていきたいと力強い回答をいただきました。 そこで、質問ですが、令和2年9月議会、町内各グラウンド7施設のトイレや駐車場、観覧席等について改修整備の要望をさせていただきました。その後の対応や現在の状況についてお聞かせいただきたいというふうに思います。
○議長(丸山真智子君) 安楽社会教育課長。
◎社会教育課長(安楽実君) 公園内に併設されている屋外スポーツ施設の利用者が利用するトイレ及び駐車場につきましては、都市整備課が所管し、整備を進めておりますが、関連施設として私のほうからまとめて報告をさせていただきます。 まず、総合公園テニスコート前のトイレですが、公園管理事務所の建て替えに合わせてトイレを新たに整備し、令和3年4月に供用を開始しております。また、同時期において、テニスコート前駐車場の拡張整備を完了しております。総合公園野球場横のトイレにつきましては、現在施工中であり、本年4月の供用を予定しております。 次に、観覧席ですが、一部施設の計画はございますが、現時点では未整備の状況となっております。 そのほか熱中症対策として、令和2年度から令和3年度にかけ、日よけとなる移動式のダッグアウトを町民広場、西地区運動広場、東公園グラウンドにそれぞれ2基ずつ設置をいたしました。また、南小学校グラウンドには、ジュニア団体の要望もございましたので、固定式のダッグアウト2基を設置しております。 以上が議員から御指摘、御提案があった社会教育関連施設の整備状況となります。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) 本当に限られた予算の中でしっかりと優先順位をつけていただきながら計画的に進めていただいてるというふうに感じました。引き続きよろしくお願いいたします。 では最後に、町長にお伺いしたいと思います。 先ほどより町内各グラウンド整備状況はお伺いしました。志免町は面積が小さく、新たなグラウンド等を新設するほどの広大な敷地が確保されているわけではないと思います。ですので、現状は今ある施設をよりよいものに整備を行い、利用者の満足度を高めていく必要があるというふうに私は感じておりますが、最後、今後の屋外施設の整備計画や、また方向性などについてお聞きできればというふうに思います。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 議員が言われますとおり、志免町で新たにグラウンドを造るっていうのは大変難しい状況の中で、今ある施設をいかに充実したものにするかっていうのが課題ではないかと思っております。先週土日に集団接種に会場に行ってみますと、シーメイトのグラウンドはラグビー、多目的広場はサッカーと、もう子どもたちが非常に元気よく活動をしてありました。そういう意味では、シーメイトグラウンド、多目的広場はよく活用していただいております。 今後の活用計画といいますと、やはり昭和50年代初めに設置しました総合公園野球場がございます。野球場も設置当時は郡内で一番すばらしい施設だと皆さんから言われた施設でございました。これもかなり年数がたち、老朽化が進んでおります。今後、この野球場整備につきましてしっかり取り組んでいきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) 町長の最後の思いを聞きまして、これからも引き続きお願いしたいというふうに思います。 今日の一般質問は以上で終わります。本日はありがとうございました。
○議長(丸山真智子君) 丸山卓嗣議員の一般質問を終わります。 ただいまから休憩に入ります。再開は13時といたします。
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~~~~~~~~ 休憩 午前11時54分 再開 午後1時00分
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○議長(丸山真智子君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。 次に、13番古庄議員。質問時間30分です。 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) 私は、この2月に発刊された議会広報の100号を記念し、今年の1年間の抱負ということで、議員生活6期23年の経験を生かして、行政と議会に苦言を呈すると書きました。それが議会なり、議員の責務だろうと思っております。今日の一般質問もそういう思いでさせていただきたいと思いますけれども、私は、11年前、議長退任後に、議会の使命として一番大事な予算の審査について予算常任委員会の委員長を11年間務めました。そして、委員会改革に全力で取り組んでまいりました。しかし、昨年12月議会で、志免町の長年の課題となっていた学童保育問題、特に西小第五学童保育所関連の予算審査において、議会が大変混乱をいたしました。その結果、子どもの安全を最優先とした国の方針から外れ、志免町では初めて大変な経費を使って学校外の民間施設の方向へと進むことになりました。 その要因を私なりに分析をいたしますと、第1は、学校教育課での施策の継続が全く不十分で、混乱を来した。第2は、国の施策を全く理解せず、その責務を放置し続けた学校教育課。第3は、縦割り行政による関係課の協調不足とリーダーの調整不足、この3点が大きな要因であろうと。以上のことが長期間に及ぶ西学童問題が紛糾した主な要因の重要なポイントで、その結果、当局と議会に疑惑、疑念が持たれるような言動が発生いたしました。私はこれらことを追求しようといたしましたが、残念ながら時間と議会内の環境雰囲気がそうではなく、これをしてきた私たちが何か悪者のような捉え方をされる羽目になり、結果、残念ではありましたが、私は断腸の思いでやむなく予算常任委員長を自ら辞職することとなりました。関連する予算は成立しましたが、何が問題であったか、議会側の問題はやがて精査されると思いますが、行政側についてもしっかり精査し、志免町の将来の自治運営の糧として検証し、ただしておかなければなりません。そのような思いで今日の一般質問をさせていただきたいと思います。 まず初めに、平成30年6月議会で当時同僚議員であった二宮議員提案の
公文書管理条例策定、私のほうが提案した事務引継マニュアルの策定について、その後の検討なり、対応についてはどうなっているのか、お伺いをいたします。
○議長(丸山真智子君) 内野総務課長。
◎総務課長(内野克志君) まず、二宮議員の
公文書管理条例の策定につきましては、平成30年6月議会の一般質問にて御提案をいただきました。議会終了後にこの条例策定についての目的、それから必要性や実施の可能性の検討、問題点の洗い出しなどを行いました。やはり公文書の管理におきましては、文書の作成基準や保存期間などの管理に関するルールは必要不可欠であり、もちろん職員一人一人が公文書の作成や管理に対する重要性をしっかりと認識しておかなければなりません。現在のところは統一的ルール、それからレコードスケジュール、コンプライアンスの確保は規定のほうで行っておりますので、現在あります文書管理規程で運用できるという結果になっております。 また、二宮議員からは、公文書については住民のものであるという意識が必要である、その文書が歴史的なものになることもあるということなどの提言をいただきましたので、いま一度職員には公文書管理規程等について改めて認識を深めていかなければならないということで、ファイリング研修、それからの文書、書式規定についての職員研修を行っております。先月2月にも、これは主には若手職員なんですけど、職員研修を行っております。 それから、事務引継マニュアルも続けてよろしいでしょうか。 事務引継マニュアルにつきましては、古庄議員からの御質問と、これと別に職員提案のほうでもございましたので、検討をいたしました。事務引継につきましては、職員服務規程第12条で担任事務、文書、物件を後任者に引き継がなければならないと義務づけております。その引継マニュアルの策定をとの御指摘でありますけど、行政関係の書籍に引継ぎの様式がありますので、現在のところは各課においてその様式に準じたところで引継書を作成しております。マニュアル化につきましても議論する中で、町の業務は多岐にわたっており、共通化が難しい内容もあるため、全庁的に統一した様式の作成までには至っておりません。 一方で、マニュアルがなくて業務に支障を来していると思われることもあるため、人事異動の際には各課長の責任において確実に事務引継が行われるよう、課内の決裁を改めて徹底しております。課長間の事務引継におきましては、副町長決裁を行っております。 また、議会、それから委員会からの要望や政策提案は、一般質問等てんまつ整理簿で3か月に1回振り返りをして、更新しております。 以上です。
○議長(丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) あの当時答弁いただいた総務課長が今日ここにおられるけど、今おっしゃったように一般質問とてんまつ整理簿っていうものがあって、委員会の中でのいろんな提言とか、お互いの約束事とか、そういうこともそういうところに統一して書いて、引継ぎというふうにしていこうというふうな答弁いただきました。 それで、急なことで、福祉課長、あなたのところは非常に業務が広く多岐にわたってるけど、こういう質問てんまつ整理簿っていうのは見たことありますか。
○議長(丸山真智子君) 今長谷福祉課長。
◎福祉課長(今長谷智子君) 今おっしゃっていただいてるのは、事務引継マニュアルとは別に一般質問等の引継ぎというてんまつ書ということでお尋ねになってることかと思います。その分については、もちろん課長として見たことがございます。 以上です。
○議長(丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) 認識は違うけれども、当時委員会でのやつはどうするんだと、それも一般質問のそれと同じようにそこに記して、委員会の中でもやるというふうに答弁いただいたから今聞いたんだけども、結構です。 それで、昨年の9月議会で、この西小学校保育についての方針を学校教育課から出されました。学校就業時刻から学童保育施設までの移動を考えると、安全面等から学校敷地内に建設することが望ましく、学校敷地内での建設を基本に検討を行っておりますというふうなことで、先日12月議会の予算常任委員会で、こういった方針を令和元年9月議会で出されてるじゃないかと、このことについてどう認識してるのかと、どうやってんだと、そういうことを学校教育課長に聞きましたところ、当時私は学校教育課におりませんでした。ここに書かれておりますプール敷地などのどうのこうのちゅうの、多額の費用がかかるので令和元年度中に断念したと。校門付近等については検討を続けていたのではないかと思っておりますと。全く言ってることはでたらめなことを言ってるんです。もう一つ一つ反論があるんなら言ってください、私言いますから。ということは、令和元年9月のこの議会に出された学校教育課のこの方針というものが全く継続されてないということなんです。このことについて、町長、どう思われますか。あの当日、町長は、この答弁のときもおられました、横に。何かおっしゃるかと思いましたけど、全く何もおっしゃらなかった。教育長もそう。当時は混乱してましたから、このことについていろいろと追求はしませんでしたけど。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 令和元年9月議会での当時の学校教育課長の答弁の内容ということでございます。 当時は、今議員が言われますとおり、学校敷地内での検討を行っておりました。いろんな検討を行った結果というか、非常に厳しい、また予算等も含めて莫大な費用がかかるというようなことが判明いたしました。そういった意味で、当時はやはり敷地内がベストだろうという判断の中でそういう考えを示したところでございました。しかしながら、先ほど言いますように、いろんなことを考え合わせ、断念したという結果になったわけでございます。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) これ予算審議資料の中です。この言葉じゃないんです。文言できちっと明記されてんです。これについて違うよということを言われたことは、その後いつと思われますか。町長、もうこのことは蒸し返しませんけど、プールの問題があるから、1年その結論を出すのを待ってくれと町長が言われた。それが令和元年の先ほど言いました9月議会。1年後っていったら令和2年です。その後、プールのことについて正式に言われたのは令和3年のプール特別委員会か何かのときに学校教育課のそういう考え方は言われました。一貫してこのことについてどうだということは一回もなかった。だから、やられてるものと思います。しかし、先が迫ってきたから、令和3年8月に、そういうことならもう一回議会として候補地になるようなその案を提案するということで、それからスタートしたんです。結局その間1年半、全く進んでなかった。もう蒸し返しになりますからこれ以上言いませんけど、今日はこういうことを言おうとしてるんじゃないけども、結局こういうふうな事務引継についてどういう形できちっとされてあるのか。先ほどの答弁を聞いて、私はびっくりしました。当時私はそこにいなかった。課長じゃなかった。もう二十数年前になりますけど、水の問題で私はもう本当に名言だと思ってるんです。ある課長さんが物すごく大事なことを決めてあることがどこにそれは載ってるのかと、どこにあるのかと、こんなことを言われました。当時の課長は、いや、当時の議員さんの手帳にメモか何かで書いてありますよって。びっくりしました。そういうふうなことで、大事なこととかこういう政策のこういうものはきちっと引き継ぐなら引き継いでいかなきゃいけないんです。これ、私、今異論があるなら言っていただいて結構ですけど、平然ということが出てくる。言葉の揚げ足を取るわけじゃないけど、そういうことがそこの課の課長の言葉と出てくると、その課がこの問題についてどれぐらいの熱を持ってやってるかということなんです。それが推し測れるわけです。逆に言ったら、もう懲罰もんだと私なんか思うんです。当然課長じゃなかったんだから、こんな理由を平然と言うような行政になったら、事務の引継ぎなんて、施策の継続なんて皆無です。じゃあ、何のために一生懸命議会とこうやって議論してんのかと。お互いの信頼と信用の下に自治運営やってるわけだから、このことをまず最初に申し上げておきます。 その次に挙げていますけども、第2の問題点ということで挙げてますけども、学童保育に関連する教育委員会と学校教育課の国の指針を無視する一連の対応についてというようなことで挙げてますけども、そこで聞きたいんですけども、これは前に一度聞きましたけども、社会教育法による市町村の教育委員会の事務というものについてどう認識されてるのか、お伺いいたします。
○議長(丸山真智子君) 池松学校教育課長。
◎学校教育課長(池松貴恵君) 社会教育法第5条第1項で、市町村の教育委員会は、社会教育に関し、当該地方の必要に応じ、予算の範囲内においてその事務を行うと規定されており、以下、1号から19号まで規定されております。その第13号に、主として学齢児童及び学齢生徒に対し、学校の授業の終了後または休業日において、学校、社会教育施設、その他の適切な施設を利用して行う学習、その他の活動の機会を提供する事業の実施並びにその奨励に関することとあります。この規定は、授業終了後あるいは休業日に、学校、社会教育施設、その他の適切な施設を利用して行う学習、その他の活動機会を提供する事業の実施と、その奨励を行うことを定めたものであり、教育委員会が社会教育の範疇で必要に応じ予算の範囲内でそれらの事業を行うことあるいは事業実施を奨励することを規定したものであると認識しており、今回学童保育所の施設を提供することに関する規定ではないと理解しております。
○議長(丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) 何も学童保育の施設を提供するためのどうのこうのということを聞いてるわけじゃないんです。社会教育のこういう市町村の教育委員会の事務の中に、放課後、つまり授業後の子どもたちの在り方ということについても事務としてうたわれているわけです。この当時これがつくられたときは今のような状況では少しなかった。それは理解いたします。 その後、次に私、掲げてますけど、総合教育会議というのがあります。これの責務の認識っていうやつかな、どういうものなんですか、お伺いいたします。
○議長(丸山真智子君) 内野総務課長。
◎総務課長(内野克志君) 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定に従い、総合教育会議を設置しております。総合教育会議の責務の認識としましては、総合教育会議は首長と教育委員会が教育行政の大綱や重点的に講ずべき施策等について協議調整を行う場であり、両者が教育行政の方向性を共有し、一致して執行に当たることを目的として設置するものと認識しております。 以上です。
○議長(丸山真智子君) 金子教育長。
◎教育長(金子眞恵君) ただいま総務課長が答弁いたしましたように、首長と教育委員会が教育行政の方向性を共有して、一致して執行に当たることを目的として設置するものでございますので、そういった内容に見合った協議を行うものと考えております。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) 志免町にも志免町総合教育会議設置要綱というのがあります。内容は、国、ほれから各自治体がやってる同じものです。この中で第2条の(2)、これはどのように理解されておりますか、お伺いいたします。
○議長(丸山真智子君) どなたがお答えになりますか。 内野総務課長。
◎総務課長(内野克志君) すいません、2条の2を読まさせていただきます。 教育を行うための諸条件の整備、その他の地域の実情に応じた教育、学術及び文化の振興を図るため、重点的に講ずべき施策についての協議となっております。 以上です。
○議長(丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) その2において、具体的に何をやりなさいというふうになってるんですか。どう理解してるんですか。
○議長(丸山真智子君) 具体策の質問ですけど。 金子教育長。
◎教育長(金子眞恵君) 志免町にとりまして教育を行うために重点的に講ずべき施策についての協議でございますので、例えば教育大綱、大きな柱について、あるいは今までかつて経験したことがないコロナ禍における学びについて等々、重点的にそこで協議したほうがよいことについて話し合うものと思っておりますし、そのようにしてまいりました。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) 大綱ちゅうのは、その要綱、全国の国のそれもそうですけど、第1でした、大綱をつくるちゅうのは。それは当然のことです。 この2の趣旨は、一番大事なところ申し上げます。福祉部局と連携した総合的な放課後対策、子育て支援のように町長と教育委員会の事務との連携が必要な事項をやるんだと。こういうことも書いてあります。首長と教育委員会の意思疎通が十分でないため、地域の教育の課題やあるべき姿を共有し、それぞれの役割を十分に果たすことができていないという指摘があると。だから、国としては、首長と教育委員会が相互に連携を図りつつ、教育に関する重要な課題や必要な教育会議を地方公共団体に設置すると。そして、その2は、教育を行うための諸条件、その中に福祉部局と連携した総合的な放課後対策ということもきっちりと銘打ってあるんです。違いますか。
○議長(丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) なぜこの教育総合会議でそういうことをうたいながらやろうかということは、これから後からまたお話聞きますけど、結局志免町の場合は、この総合教育会議といいますか、教育会議についてやってることは、教育大綱、町長側とつくってある、今日ここへ持ってきてますあれと、それから学校の年間の関係。その中を見ると、知徳体、こういうことを書いてます。今、世の中で言われてるのは、そういう子どもたちにとって社会形成上一番大事なところの一つには、放課後の子どもたちをどう育てていくか、そこから子どもをどう育んでいくかとかというふうなことが教育委員会なり学校としても大事なところであるから、放課後対策をしっかりこの総合教育会議の中でお互いに検討しなさいと、しっかりと、そうなってるわけです。 じゃあ、総合的な放課後対策っていうのは一体何なのかと、ここで言われている、国も含めて。どのような流れになってこういうことがうたわれるといいますか、こういうことになってきたのかって、教育長はどのように理解されてますか。
○議長(丸山真智子君) 金子教育長。
◎教育長(金子眞恵君) 総合教育会議の中で放課後子どもクラブ等々が入ってきたその経緯でよろしゅうございましょうか。 小1の壁と言われる入学すると子どもたちの放課後、行き場のない状況、それは学童保育定員数がなかなか希望者に追いついていない状況があって、放課後子どもたちをどのように過ごさせるかというところが重要な問題であるというところからこの中に入ってきているというふうに私は理解しております。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) そういう趣旨で、今のそれに対する考え方で、国が文科省なり厚労省なりではどういうことをやってきたのか、どう理解されてますか。
○議長(丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) 平成19年に厚労省と文科省が共同して、放課後児童クラブと放課後子ども教室を一体的、また連携して実施することを盛り込んだ放課後子どもプラン、そして平成26年度から放課後子ども総合プランに引き継がれていって、そういう中で先ほどの申し上げましたこの総合会議含めて放課後のこういう子どもたちに対する対応をしっかりやりましょうということになってきたんです。そうですね。 (教育長金子眞恵君「はい」と呼ぶ) それじゃあ、続けて言いましょう。 放課後子ども総合プランっていうのは、内容的にはどういうことをやるんですか。
○議長(丸山真智子君) 金子教育長。
◎教育長(金子眞恵君) 総合プランに掲げる目標といたしまして、放課後学童保育については、2021年度末までに約25万人分を整備して、待機児童解消を目指す、そしてその後も女性の就業率の上昇を踏まえて、2023年度末までに約30万人の受皿を整備いたしましょうという目的でこの総合プランが掲げられているところでございます。このプランの具体的な方針といたしましては、学校施設を徹底的に活用することとして、新たに開設する放課後学童保育ですけれども、放課後児童クラブの約80%を小学校内で実施するということを目指すというふうに打ち出したものでございます。よろしゅうございましょうか。 以上です。
○議長(丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) ここに言われてる大変重要なところは、教育長、各市町村において教育委員会が主導をして、福祉部局と連携を図り、原則として全ての小学校、放課後の子どもたちの安全、健やかな居場所づくり、つまり今言われた学童保育とか、それから子ども教室とか、そういったことについて推進をしなさいと。そして、それには余裕教室の利用や小学校敷地内の実施を基本としてやりなさいと。そういうことを行政と主体となって、先ほど言いましたこの総合会議でしっかりとお互いに検討をしなさいとなってるんです。 なぜこんなことを、私、今一生懸命言ってるかっていったら、あまりにも志免町の教育委員会なり、学校教育課なり、これまでの対応について、こういうところが全く希薄です。そう思ってるから今質問してるんです。よその自治体なんかは、福岡市もそうですけども、そういうことをしっかりと捉えながら教育委員会がやってるんです。だから、この総合教育会議を活用してしっかりやりなさいということになっとるわけです。そして、やり方は、余裕教室の徹底活用に向けた検討。これは学校教育課だけじゃないんです。先ほど言いましたように教育総合会議とか、後でちょっと言いますけども、ほかの運営委員会なんかもつくったりいして、いろんな皆さんと一緒になってこの余裕教室の活用とか、放課後における一体的な利用とか、いろんなことを協議して検討していきましょうというのが国のやんなさいと言ってることなんです。何が言いたいかっちゅったら、そういうことに対してあまりにも志免町の教育委員会は無頓着であると。何か反論ありますか。
○議長(丸山真智子君) 池松学校教育課長。
◎学校教育課長(池松貴恵君) すいません、そもそも余裕教室というものがあるのであれば、そういう…… (13番古庄信一郎君「そういうことを聞いてるんじゃないでしょう」と呼ぶ) いや、そういう活用に関してそういった運営委員会等で協議していくということにもなりましょうが、志免西小学校の場合は余裕教室と言われるべきものはないと認識しております。
○議長(丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) そういうことを聞いてるわけじゃないでしょうが、今私が聞いてるのは。あなた、そういういつも答弁するからね。 じゃあ、聞きます。 ここでうたっているのは、余裕教室があるかないかということを第三者も含めて客観的に検討していきなさいということなんです。努力しましょうということなんです。学校当局は学校当局の考え方だけで物事を判断するでしょうが。だから、こういうふうなことをつくって、客観的な判断なり、考えなり、対応を求めていきなさいと、そういうことなんです。じゃあ、余裕教室がないって、あったらどうするかと。じゃあ、こういうやり方をしたら余裕教室になっていくじゃないかとか、そういうことを言ってんですよ、この組織としては。だから、志免西小学校は余裕教室がないからこんなことをやる必要はないんですよって、それはあなたの考えでしょう。まあ、いいよ。どうぞ。
○議長(丸山真智子君) 池松学校教育課長。
◎学校教育課長(池松貴恵君) すいません、実際問題として西小学校では、特別教室を次年度に向けてどういった活用をしていくかということを、どこの学校でもそうなんですけれども、各学校においては特別教室の使用計画を毎年前年度末に作成していきます。基本的にはそれらの計画に沿った活用がなされていくんですが、西小学校においては、特別教室の使用計画を作成する際には、どのように調整したら各学年、各学級が支障なく活用できるかっていうことを非常に頭を痛めながら計画策定しているような状況でありますので、そういった状況の中でこういう使い方をすれば余裕教室が出てくるんじゃないかとか、そういったところにいけるような状況ではないんですよね。
○議長(丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) あまり言いたくないけど、それじゃあ庁舎内の中でも、ある課長さんは、いや、あるみたいですよというようなこともある。総務文教委員会にあなた方が来たときに説明したときは、余裕教室が出ると言ったじゃないですか。それがその次は今度は出ませんと言う。いろんなことがあるから、ここで今放課後子どもプランの中の基本的考え方、もう一遍言いますよ。余裕教室の利用や小学校敷地内での実施を基本として、体育館とか保健室等とかそれぞれもろもろ弾力的な活用に努めて、それを検討しましょうと。検討するのは、市町村の行政、学校、放課後児童クラブ、社会教育、児童福祉、PTAの各関係者及び地域住民等で構成する運営委員会をつくって、そういうところでこういうことも含めて検討しましょうと。それには今度は先ほど言いました教育総合会議も、この中でもしっかりとまたこういう協議しましょうと。結局そういうことを全くされないで、あなた方のただ課の課長とか、あなたたちの判断だけじゃない、学校当局と。だから、学校内での放課後の子どもたちのこういうもの進まないんです。だから、こういうことをやって、計画的に物事を進めなさいということを言ったんです、国は。もうええです、あなたとこれ以上これを議論したって意味ない。教育長、よく分かってくださいね、今言ってること。分かられませんか。分かられませんかね。
○議長(丸山真智子君) 金子教育長。
◎教育長(金子眞恵君) 総合会議の中で学童保育の在り方について協議する、それが柱となって協議することはございませんでした。その一年に一度でございますので、大きなうねりの中で一度は、先ほど申しましたような大きなことが柱になってきておりましたので、その件について協議をしたところでございます。もっと前の段階であれば、例えば学童保育をどんなふうに持つかとか、在り方をどうするかというようなことも協議できたと思われますけれども、随分先に進んでおりまして、学校の中あるいは敷地内で設置するか、あるいは外の施設を利用するかという段階になっておりましたものですから、中か外かというような場所についての審議がたくさん進んでおりましたので、総合教育会議の中で協議をすることはございませんでした。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 内野総務課長。
◎総務課長(内野克志君) 直接的に学童保育を議題としたことは総合教育会議の中ではございません。放課後の子どもの居場所づくりについて、校庭や公民館などを利用をするか、地域の力の活用などについて協議をさせていただいたことはございます。総合教育会議は町長と教育委員会の協議、それから調整の場であるため、議題、すなわち決定事項となるものではないと考えております。しかしながら、重要な施策において町長部局と教育委員会の連携を図ることは重要でありますので、総合教育会議の場で学童保育についての意見交換を行い、共通認識を持つことは有意義だと考えます。 しかし、先ほど申しましたように、総合教育会議は議題、すなわち決定事項となるものではございませんので、学童をどこで開設するかなどの決定を総合教育会議の中で決めることはないと考えております。 以上です。
○議長(丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) 志免町では、志免町の大きな課題として、学童保育の待機という問題を何十年間議論してきました。何年間議論してきたと思いますか。これは町長が町長選に出られたときも、報道関係でもそういうことを書いてました。学童保育の待機学童。大問題の課題であったんです、ずっと。そして、学校の中になぜできないかということで、かたくなに教育委員会は学校の中にはできないとやってきたんです。ところが、昨年、一昨年かな、中央小学校にでき、東にもでき、何が言いたいかっつったら、それこそ会議の中で今志免町の課題、そして教育現場、学校のこと、これだけの課題になっていることに対してなぜこの会議が議題にしない。つまりそれだけ認識がないということなんです。行政当局、福祉部局のほうは物すごくある。何とかせにゃいかんと。こちらのほうは全くない。だから、これが何十年間できなかったんです。もうそれが根本にあるんです、志免町の場合。だから、あえて初めて言いますけども、こういう大綱をつくって、その後に年間のあの中に学童保育の放課後の子どもたちの在り方とか全く触れられてない。もう非常に残念でなりません。どれだけ遅れているか。そのことを申し上げて、教育長、今から申し上げること、よく聞いてください。 我が国の学校教育のキーワードには生きる力、知徳体、バランスよく育てる、生きる力の育成というのが基本理念に言われてますよね。志免町の令和3年の教育大綱でも、何かこれに似たようなことを書かれてます。しかし、中央教育審議会の答申とか、教育基本法第13条でもうたわれてますけども、答申にうたわれてるこれらの延長上に、つまり子どもたちの生きる力の育成のために放課後等における子どもの健全育成に入ることが必要であるというふうに中央の教育審議会とか教育基本法も含めて出してきてるんです。つまり学校の中の教育だけじゃない。それぞれの地域において、社会教育の一環上、子どもたちの。じゃあ、もう一つ大事なことは、放課後、子どもたちがいる学童保育とか学童教室、こういうところでの子どもの在り方、それが大事なんだよということを言ってるんです。だから、学校もしっかりこの放課後の学童保育等についても一緒になって考えてやりましょうよと。ちょっとほかのことを言ったらあれですけど、チーム学校やらはもう言われてる。それはどういう人たちがなるか、それは別として、こういうことですから、教育委員会当局も放課後の学童保育というふうなものについては真剣に考えていただきたい。 町長に申し上げますけども、ここにうたってるというのは、主体的には教育委員会がやるべきだと言ってるんです、学童保育は。これは後のことにつながりますけど。このことを申し上げておきます。 時間がなくなってきたので次のほうに進みますけど、今回の問題で大きく私も問題だと思ってますのは、はっきり言って子育て支援課と学校教育課との連携の協調不足、これは本当に混乱の原因になってきたんではないかと思ってます。この議場でお互いにいろいろ言えないでしょう。しかし、学校教育課の課長の言葉じゃないけど、学童保育は子育て支援課の仕事でしょうというような感覚の言葉が出てくれば、どうなるのかな、これはと。町長、「省あって国なし」という言葉、知ってありますか。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) いや、存じ上げません。
○議長(丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) これは昔のなんやけども、国のそういうところで各省庁がいろんな利害を持って、省関係で、自分のところの省のことばっかりしか考えない。だから、国のことなんか考えてない。「省あって国なし」という言葉なんです。申し訳ないけど、私、課あって町なし、課あって子どもなし。ある方が言ってますけど、今のこの自治体の中の組織というので一番駄目なのは、嫌なっていうか、面倒な仕事っていうか、厄介な仕事っていうか、何かそういうのはもう自分の仕事ではないという風潮でしたがる風潮がありますよということをいろんな文献でも言ってますけど、それが「省あって国なし」ということなんです。私、どうもこういう傾向が志免町の行政の中にあるんじゃないかと思ってるんです。今聞いても答えられないでしょ、それは自分たちの課のこととか、よそとの課の関係との問題について。でも、それがあるということだけは、町長、どう思われますか。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 各課の所掌事務というのがございます。各課に与えられた事務でございまして、先ほどから言われますように、学童保育について、これは学校が見るべきじゃないかという御意見もございます。確かに他の自治体を見ますと、学校で学童保育、学校教育課で学童保育持ってるとこもございます。そっちのほうが多いかもしれません。 あるとき、私も就任してしばらくして、学校教育課と子育て支援課は統合したほうがいいんじゃないかといういろんな議論もしたこともございます。場所の問題とかいろんな事務の問題とか多岐にわたることが多いんでできておりませんが、そういった意味では学童保育も今子育て支援課が担っておりますが、そういった両方とのしっかりした連携がかなり必要になってくるんじゃないかなというふうに思っております。
○議長(丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) もう時間がなくなってきましたから、次に挙げてます組織改革の断行のところで、組織改革の経過と実態と趣旨って、これはこれまでの歴史と、それから近隣町の実態についてお知らせください。
○議長(丸山真智子君) 篠原経営企画課長。
◎経営企画課長(篠原優人君) 志免町におきましては、近年では令和3年4月に第6次総合計画のスタートに合わせまして、計画の施策に基づきまして効率的に事務を実施するために機構改革を行ってます。簡単に言いますと、統計調査事務に関するものを経営企画課からまちの魅力推進課へ、そして生涯学習館の管理に関することをまちの魅力推進課から社会教育課に移管しております。また、令和2年5月には、窓口改修に合わせまして、子育てに係る手当て事務を子育て支援課から住民課に移管しております。その他大きな機構改革を行いましたのは、平成28年4月の第5次総合計画基本計画のスタートに合わせまして、当時の地域交流課をまちの魅力推進課に課名の変更を行い、広報や地域の魅力創造や魅力を発信する業務を行うようになりました。同時に、生活環境課が生活安全課となり、防災、防犯、消防、安全安心センターに関する業務を行うようになっております。 そして、ほかの町の状況でございますが、近隣町の実績としましては、宇美町は平成31年3月に第6次宇美町総合計画…… (13番古庄信一郎君「すいません、ちょっとごめん、もう子育てと教育委員会関係の部分だけ教えてください」と呼ぶ) はい、分かりました。 子育ての関係に関しましては、宇美町が、先ほど申しましたが、平成31年3月に子育て支援を担当するこどもみらい課を教育委員会へ設置を移管しております。そのほか、学童保育に関しましては、現在は郡内は志免町と新宮町のみ町長部局で担当しておりまして、その他につきましては教育委員会部局のほうで担当しております。 以上です。
○議長(丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) ほかにいろいろ申し上げたかったことがあったんで、町長、国立教育政策研究所の渡邊恵子部長の論文というのがあって、それに今自治体では子ども行政が広がっていると。その子ども行政が広がっているというのは、子どもを持つ家庭にとってワンストップサービス、つまり子育てに関する様々なサービスを一つの部局が行うと、こういう子ども行政というのが全国に広がりつつあるんだと。それをやることによっていろんな弊害が、今回の志免町のこの学童保育の問題もそうです。子育て支援課が所管して、本来なら学校のことを学校教育課はもっと真剣にやらなきゃ。でも、そういう弊害が出てきて、長年ずっと問題が起こって、こういう大問題が起こってくる。そういうふうなことで、つまりワンストップサービス、子ども行政というものをやりなさいと。だから、従来の教育委員会の所管事務と首長部局の所管事務をどちらかに一元化して一本化すると、子ども行政として捉えてやりなさいというのが広がってるんです。郡内でも今の話があったように、もう教育委員会の中に子育て支援に関するところを入れていって、教育部局にすると。しかし、中にはできない部分もあります。それは今度は町長部局のほうで子育て支援課とかの名前じゃなくて、そういうところを担当すりゃあいいんです。あと、福祉部も、私、そう思ってるんです。あんだけ大きな業務を抱えて、一つの課が、大変だと私は思います。ほかにもありますけど。だから、こういうことを契機に、町長、組織の改革というものを真剣に考えていくべきだと思うんです。そうじゃないと、こういうことがずっと続いていったら、もう議会、我々もフラストレーションたまります。職員の皆さんもたまると思うんです。だから、もっと的確に行政組織がきちっと運営できるような組織変更っていうのも考えていかなきゃいけない。その一つに、今言いましたように子ども行政ということで、子どもに関することについてはもう1つの部署。そして、それには教育委員会部局が持つのが一番いいだろうなと、こう思います。そうすれば今回のように学童保育は子育て支援、学校は学校の教育の現場のことだけ考える、こんなことはなくなっていくんじゃないかということを提言をして、町長の御所見を最後に伺いましょう。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 貴重な御指摘だと思っております。各課の事務において、時代、時代に伴ったいろんな行政、古賀市がデジタル課を設けたように、時代、時代に沿ったいろんなことが考えられると思っております。 今言われますように、子どもに関することの一元化というのは非常に大事じゃないかなと。先ほど言いますように、私も平成28年から厚労省に職員を派遣して、厚労省の事務官と話す中で、その事務官も言ってありました。子どもに関することは一元化のほうがいいんじゃないでしょうかっていうようなお話も伺っております。貴重な御意見として、今後そういったことに関しましてしっかり議論をして、いい方向に進めていきたいというふうに思っております。
○議長(丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) あと今年一年、あと町長どうなるか分かりません。4年の任期っちゅうのはあと一年ありません。しっかりひとつ考えて、期待する方向を出してください。 じゃあ、終わります。
○議長(丸山真智子君) 古庄議員の一般質問を終わります。 ただいまから休憩に入ります。再開は14時5分といたします。
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~ 休憩 午後1時55分 再開 午後2時05分
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○議長(丸山真智子君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。 次に、14番末藤議員。質問時間30分です。 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) まず、質問に入ります前に、ロシア軍による攻撃とウクライナの主権侵害に強く抗議して、質問に入りたいと思います。 昨年の玄海原発の火災事故、これをどう受け止めるかということであります。 昨年の11月16日午前2時頃、九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)3、4号機で建設工事中のテロ対策施設「特定重大事故等対処施設(特重施設)」で火災が起きました。九州電力玄海原発は、火災発生の確認から唐津市消防本部への通報まで約20分かかっております。さらに、玄海原発では、ぼやなどを含む出火が相次いでおり、九電では管理職による現場確認の強化など再発防止をまとめておりました。しかし、同原発では、2019年10月に敷地内の変電所で起きた火災でも、発見から市消防への通報が約20分かかっております。これを受けて、唐津市の市長は、九州電力に対して厳しい指摘をしているところであります。火災の情報が行ってから、消防にはすぐに連絡をする、このことが基本じゃないかということで繰り返し行われております。 今回に続く前段のところでは、75年から81年まで、このときには蒸気発生器の細管から事故12時間後に報告がされてる。第2の事故として、化学体積制御系ベント誤操作による放射能漏れ、1976年3月9日、第3の事故であります。制御棒クラスタ案内管がたわみ、ピン20個のひび割れ、これを発見、第4には、加圧器逃し弁のシート漏れ、自動停止、57時間遅れて連絡があってる。さらに、給水制御棒弁の故障、自動停止、さらに蒸気発生器細管に223本の原因損傷。一方、連続10回の損傷事故は、全体の39.4%になっております。1994年、蒸気発生器取替え、さらに玄海1号機の事故、故障は29件起こっております。今度の火災事故、このことについてどのようにお考えか、まずお尋ねしたいと思います。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 原子力施設での火災等災害につきましては、放射性物質または放射線の放出という特有の事象が生じる可能性があり、重大な事故につながるおそれがあると認識をいたしております。先日も九州電力からお見えになったときにも、そのことについてしっかり再発防止をいただきたいというふうなお話もさせていただきました。ここにおいても何度となくこういった事象が発生しております。さらなる安全対策等をしっかりと町としても呼びかけていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) なぜこの原子力発電のこの事故等を重視して質問をするかといいますと、今度のトンガ噴火が身近にございます。これは噴火があったのは15日の1時10分頃、トンガの首都ヌクアロファで80センチの津波が観測されました。午後7時過ぎ、日本沿岸では若干の海面変動が予想されるけれども、被害の心配はなしとする情報を気象庁は出しました。午後8時頃から国内の太平洋沿岸で潮位の変化が観測され始め、津波の到達予測時間よりも2時間以上早い地点で押し寄せてきました。トンガと日本の間にあるサイパンなど、大きな波が観測されなかったこともあり、同庁は津波と判断、いわゆる気象庁は判断しなかったということです。ところが、鹿児島大学の井村教授は、世界で100年に一度あるかないかという大きな現象だと指摘をいたしております。後でまた質問していきますが、このことが玄海の原子力の自然界で行ったときに、直接志免町には来ませんけども、もしそういう福島の事故みたいになれば、ものの3時間で風向きによっては飛んできます。この対策が必要ではないかと、私はそのように思います。 そこで、この防災対策、これもいつ自然が行われるか分かりません。そういうことから見て、されたらいかがかと、見直したらいかがかなということでありますが、いかがでしょうか。
○議長(丸山真智子君)
太田生活安全課長。
◎生活安全課長(太田成洋君) 原発事故ということでお答えさせていただきます。 大地震や津波などの大規模災害時に玄海原発で事故が発生した場合の志免町の災害対応策は、志免町地域防災計画原子力災害編で定めております。この計画は、玄海原発で東日本大震災により福島県で発生いたしました福島第一原発と同様の事故が万が一発生した場合に備えるために策定をしております。町が原子力災害対策特別措置法に基づき県から特定事象発生の連絡を受けた場合は、災害対策本部を設置し、関係機関から情報収集を行い、町民への情報提供活動を行います。また、放射性物質の拡散により県を通じて国の指導、助言、指示があった場合は、屋内避難などの措置を講ずることとしております。さらに、事態の状況によっては、糸島市からの避難者の受入れ等も行います。 現在のところ国の防災基本計画及び福岡県地域防災計画原子力災害対策編また国の原子力規制委員会が定める原子力災害対策指針に変更などはありませんので、現在のところ町はこの計画に基づいた対応を考えております。 なお、今後、国の防災基本計画や福岡県地域防災計画原子力災害対策編、また原子力災害対策指針の改正等があった場合につきましては、適宜修正を行ってまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) この火山による過去の津波災害、1792年に長崎県の島原半島にある眉山火山性地震で山自体が崩壊して津波が発生し、対岸の肥後、熊本を含め1万5,000人規模の犠牲者が出ました。このときは島原大変肥後迷惑、このことがございます。 今回、各地の潮位変動が津波の到達予測時間よりも早かったことや、トンガから離れた日本や米大陸などの比較的大きな潮位変動が観測されたことが謎を呼んでおります。先ほど鹿児島大学の教授は、山体崩壊の海底での爆発、カルデラ陥没などで海面が変化して津波が発生するのが普通だが、今回は何が起こっているのかは分からないと話しております。その上で推察される原因として、噴火に伴う空気振動、いわゆる空振が海中に伝わる。波よりも早く到達し、気圧の変化が最初の波をつくる可能性を挙げました。1メートルを超える潮位変化は気圧の変化だけではつくれないのではないかと指摘し、その後に海中を伝わって津波が到達するなど、潮位変化には複合的な現象が絡んでいると、このように表明されております。こうした自然界を見たときに、玄海原子力発電所は、私たちから見たら身近なところであるわけであります。 そこで、西山断層帯で津波の場合に、福岡、佐賀、長崎、3県の津波浸水到達データ、これが出ております。これから見ますと、福岡、福津市、3.8メーター、これは時間的には1分です。こういうことが経産省から出ておりますけど、このとについてなにかお分かりの点ございますか。
○議長(丸山真智子君)
太田生活安全課長。
◎生活安全課長(太田成洋君) 先日、西日本新聞のほうにも同様の記事が載っていたんではなかろうかと思いますが、西山断層でマグニチュード7.6の地震が発生した場合にということで、近隣の市町村に津波の到達時刻、また高さ等の予測というのが載っておりました。これの中に玄海原発が含まれているということは承知しております。
○議長(丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) そこまで目を通してあるんならば。 そこで、糸島、これは24分かかって2.3メーターの津波、玄海はどのくらいの津波が来る予測になってますか。
○議長(丸山真智子君)
太田生活安全課長。
◎生活安全課長(太田成洋君) 新聞報道を読んでおりますので、これを基にお答えさせていただきます。 玄海町は42分、2.6メーターでございます。
○議長(丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) そうしますと、玄海でこの西山断層に関わる津波が来たときに、今言われた高さ、このことから見ると、当然福島の二の舞する可能性は十分ある。自然界、地球温暖化に伴ってそういうことがされてくる。来たときに防災計画等も見直しが必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(丸山真智子君)
太田生活安全課長。
◎生活安全課長(太田成洋君) まず、今の地震、津波によって玄海原発に事故や損傷があるかないかということでなってくると思っております。今の内容に耐え得るということであれば特に問題ないのではなかろうかと考えております。
○議長(丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 西山断層におけるところは、壱岐、対馬、これは大体19分で7メーター、それから糸島2.3メーターで24分かかります。玄海町が2.6メーター、42分、松浦が20分、4メーター、対馬20分で3メーター、こういう津波が来ることを通産省も把握して、体制を取りなさいよということではないかと思うんです。さらに近隣では、福津、1分で3.8メーター、古賀市、1分で2.6メーター、新宮町、5分で2.4メーター、福岡市、7分で1.9から2.6メーター、こういう津波が予想される。このことも私たちに警告を与えているのではないかと思うんです。 そこで、先ほど言いましたように、トンガの直接の世界的にこういうふうな気象庁も追うことができないというのがこの前の事件の発端です。だから、これについては情報は流さなかった。しかし、波の速さは2時間前にこのことが到達してる。考えもされないような事態が起こりつつあるわけです。そういうことから見ますと、この玄海原子力発電所でなったときにはどうするのかと。その体制でいいのかどうか。我がこの議会から南部消防署に派遣されてる議員さんがおられます。このときに消防で聞いたときの防御服、これはどうなってるのかと。志免町はこのことを把握されとりますか。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 糟屋南部消防本部の防護服につきましては、末藤議員が消防議員でおられるときに防護服の件で質問があったろうかと承知をいたしております。その後をもって防護服を南部、中部と配備をいたしておるところでございます。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 中南部、北部にどのくらいずつ設備してあるん。それと、ヨウ素の配付、備蓄、できたら我が町もヨウ素の備蓄がどの程度進んでいるのか、お尋ねします。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 安定ヨウ素剤は備蓄はいたしておりません。 油圧式化学防護服を2着、それから化学防護服タイケムというものですが、3着、化学防護服タイベック救助用が10着と救急用が200着、RI防護服が2着ということを伺っております。中部消防署も同じ数を配備しているということでございます。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) この福島のなぜ津波とかのことを聞くかといいますと、福島の原発のことと同じことが今行われようとしてる。先ほども言いますように、西山断層、ここについても津波の玄海については42分で3メーターが来る。そうしたときに、このことは福島も、共産党の議員が、こういう津波の引き潮、これによって福島は大打撃を受けますよと再三再四注意をしたんです。しかし、財界と国は無視して、ところが福島にはついにやってきたんです。このことがあるから、津波も何もなくて、普通平穏に生活ができとるっちゅうなら、そんなことは聞きません。しかし、トンガのを見たらお分かりのとおり、いついかなるところで起こるか分からないという状態が現実にあるんです。原発の蒸気発生器などでは熱交換のための多数の細管が冷却水の流れで生じる振動によって装置と細管が触れ合って減肉することや、ピンホール規模の沸騰条件による乾いた金属表面と沸騰水に含まれるぬれた状態の繰り返しで不純物が結晶化し、細管破断事故につながることもあり得ると。さらに、それより大きな問題は、原子炉が緊急停止したときに核燃料は崩壊熱で溶融が始まりますから、直ちに冷却水を送り込まなければなりません。このとき送水ポンプを動かすのに必要な電源は、主に外部からの火力発電所からの電力であります。これがどんな場合でも絶たれないようにしなければならない。ところが、現実には外部電源喪失の例は幾つもあります。例えば、台風による東京鹿島幹線の送電鉄塔倒壊、北陸電力志賀原発の送電鉄塔崖崩れ、倒壊した事故、東電福島第一原発構内受電鉄塔倒壊などであります。このために電源が通じずに、また地球温暖化によって豪雨災害、崖崩れ、超大型台風、竜巻の発生が頻発して危険性が高まることは必至であります。事故では津波で水没して発電できず、内部電源喪失状態になりました。緊急停止に際して原子炉補助建屋にあるディーゼル発電機が内部電源として働くことになっておりましたけれども、内部、外部の両方の電源喪失、すなわち全電源喪失となると、原発の核燃料から放出される放射性崩壊熱を取り出さないと、核燃料を包んでいる被膜管のジルコニウムが1000度Cを超えて溶融し始める。ジルコニウムと水蒸気が反応して、軽い水素が破損部分から原子炉圧力容器内、さらに原子炉建屋に流出し、爆発下限濃度に対したところで水素爆発が起こってる。これが福島の現実です。このことがこの引き波、引き潮、これによって玄海にも同じことが言える。さらに、先ほどから言いますように、小さい事故、たくさんあります。スリーマイル島やロシアの原子力発電所のことについても、こういうことが立て続けに起こり得るだろうと。やはり住民の命が第一ですから、このことも必要以上に注意喚起、何遍も言いますが、世界的に地球温暖化、変動が続いております。このことが、くどいようですが、西山断層をはじめとするこういう津波の高さが呼び込んでくる。そうしたときにではもう手後れで、遅いのではないかと。 志免町ではヨウ素はどんな状況で備蓄されとるんでしょうか。
○議長(丸山真智子君)
太田生活安全課長。
◎生活安全課長(太田成洋君) 志免町におきましては、安定ヨウ素剤の備蓄は行っておりません。 以上です。
○議長(丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) なぜその備蓄はされんのですか。
○議長(丸山真智子君)
太田生活安全課長。
◎生活安全課長(太田成洋君) 志免町は、玄海原発から約60キロに位置しており、国の原子力災害対策指針による原子力施設からおおむね半径30キロを目安とした緊急防護措置を準備する区域、いわゆるUPZの圏外となっております。また、安定ヨウ素剤は、緊急時において気体状または粒子状の物質を含んだプルーム、一団の通過時の防護措置が必要な範囲や実施すべきタイミングを正確に予測することができず、またプルームの到達を観測してから安定ヨウ素剤を服用しても十分な効果が得られないおそれがあることから、効果的に実施可能な防護措置であるとは言えないこともあり、当町では安定ヨウ素剤の備蓄は行っておりません。
○議長(丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 糸島市は全所帯に、30キロ圏内ですけど、配付してますよね。それは御存じでしょ。
○議長(丸山真智子君)
太田生活安全課長。
◎生活安全課長(太田成洋君) 5キロ圏内のところについては配付をされてある。そして、30キロ以内の市町村におきましては、配付が可能なように近くの公民館等に備蓄をして、必要なときには医師の下というか、服用できるようにというような体制が取られていると考えております。
○議長(丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 少なくともせめて消防団だけの備蓄ぐらいは町としては必要じゃないですか。町長、そう思いませんか。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) ヨウ素剤の備蓄について必要じゃないかという御意見でございますが、準備は当然しとったほうがいいとは思いますが、状況等によって、そのヨウ素剤がどれくらいもつのかとか、いろいろその辺を確認しながら、近隣町等も含めて、先ほどから担当課長申しますとおり、60キロ圏内で風の流れによっては放射性物質が流れてくるというふうな情報は当然持っておりますが、そのときのそういったシミュレーションの中で、必要ならばどうかということはしっかり検証していきたいというふうに思っております。
○議長(丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 先ほどから今までと違った福島原発のあの事故が玄海原子力発電所でいつ起こってもおかしくない状況が自然界にできつつある。先ほどトンガの話を少ししましたけども、いつ来てもおかしくないと。せめて志免町の消防団員ぐらいの人数のヨウ素の備蓄ぐらいされたらどうですか。いつどういう事故が起こるか分かりません、今の状況では。町長、そう思いませんか。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 言われるように準備はしっかり整えたほうがいいというのは思いますが、しっかりその辺は検証して、先ほど申しますとおり、地域の方々とよく連携を取りながら検討していきたいというふうに思います。
○議長(丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 西山断層帯のことについても志免町は関係ないと言われているような気がするんです。西山断層帯の先ほど津波の時間帯と高さ約3メーター、この津波が押し寄せてくる。この近くでも、先ほどから言いますように、新宮、古賀、福津、福岡市、約3メーターが来ます。こういうことを鑑みますと、防災の見直しはどうしても必要だと私は思うんですけど、町長は今のままでいいと、来るはずがないと思ってあるのかどうか分かりませんが、私はその準備ぐらいはしとってもいいのではないかと思うんです。せめて第一線で動かれる消防団の皆さん方にもヨウ素ぐらいは必要じゃないかと思いますが、再度お尋ねをいたします。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 先ほどから申しますとおり、準備は何でもしておいたほうがいい。志免町と言わず、日本というとこは火山の上にいるわけでございますので、いつ何どき何が起きるか分からないのが現状だと思います。 備蓄につきましては、消防団というよりも、まずは消防署のほうが先じゃないかなあと。緊急応援の中で消防署が緊急に応援に行くことも考えられます。そういった意味では、消防団もその一員だと思いますが、まずは消防署等も含めてしっかり協議をしていきたいというふうに思います。
○議長(丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) いや、消防署には、我が町、この我が議会から議員が選出してありますので、そのときにも防護服すら中南部、北部1着ずつというのが精いっぱいと。昔の話じゃありません。ヨウ素もあるのか、ないのか、よう分からない。まるで自然界のことがありますけども、福島の二の舞はこの津波によって必ず来ます。そうなってから右往左往しても遅いのではないかと思うんですけども、そのくらいで止めておきます。 次に、学校での原発汚染水、この安全チラシ、これは文部省から我が町も届いとるでしょ。どのようにされとるんでしょうか。
○議長(丸山真智子君) 中牟田
学校教育課参事。
◎
学校教育課参事(中牟田いずみ君) 文部科学省から届いております放射線副読本のことを今おっしゃっているのではないかというふうに思いますが、こちらに関しましては文部科学省のほうから志免町のほうにも届いております。各学校のほうに届いております。対象は、小・中学校とも1年生を対象に届いております。 志免町の各学校におきましては、その副読本及びチラシも一緒に届いてるのですが、そちらに関しましては、指導とともに子どもたちのほうに配付をするというふうな手順を取っております。今の現状で申し上げますと、もう既に授業を済ませている学校もございますし、まだ授業が済んでいない学校もございます。 この放射線に関わる教育についてでございますが、新学習指導要領にその教育を行うというふうなことが明記してございます。毎年この副読本については文部科学省のほうから届いておりまして、各学校では理科や社会、総合的な学習の時間の中で発達段階に応じた指導をしております。 以上です。
○議長(丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 各都道府県の教育委員会を経ずに文科省から直接学校、小・中高校まで配付されてる。このチラシの中には、アルプスで処理水を処理する。どうしてもトリチウムは取られない。このチラシが安全だと、いわゆる福島の海洋投棄をするための全国版のチラシじゃないかと。全国で今回収が行われている。我が町はもう生徒たちに配ったということですけど、安全だと。トリチウムの入った汚染水を取り寄せますが、教育長、あなたは生徒の前で飲んでみせますか、安全だということを。
○議長(丸山真智子君) 金子教育長。
◎教育長(金子眞恵君) たとえ私が子どもたちの前で、あるいはここで飲んだからといって、安全性が証明できるものではないというふうに思います。その行動については意義がないと思いますので、そういったパフォーマンスにはお答えできません。 以上です。
○議長(丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) せめてその間違ったチラシを子どもたちに配るのではなくて、回収すべきじゃないですか。全国で今これが大問題になってる。子どもたちには配付しなくて、教育委員会が回収して、そのままにしてる。そして、文科省や通産省のところに抗議が全国から行われている。我が町は、配付をしたということになれば、安全だと。トリチウムは安全なんだと。アルプスで汚染水を除去して、トリチウムだけが残った。安全だと。子どもたちに誤った教育をするようになるのではないですか。
○議長(丸山真智子君) 中牟田
学校教育課参事。
◎
学校教育課参事(中牟田いずみ君) こちらの副読本についてでございますが、全国の他県で回収をされてある県があるというふうなことでございまして、私も福岡県のほうに確認いたしました。間違った方向であったらいけないので、志免町が配ることに対して。福岡県に関しましては、配付するようにというふうなことでございました。そのことを受けて、志免町ではじゃあどうするかというふうなことを考えるわけでございますが、副読本を確認したときに、副読本のこの内容には、放射線のこと、それからその放射線がどのように使われているかとか、自然界にどのようなことがあるかっていうふうなことのみならず、おっしゃるような福島の事故のことについても触れておりまして、福島での事故のこと、それからその後の福島の復興のこと、それに加えて課題としていわゆる汚染水というふうに今おっしゃるような廃炉に向けた課題っていうふうなことについてもちゃんと明記してあります。こういったことをきちんと子どもたちが知ることで、その後の自分の生活に対しての考えを持ったり、それからこういった事実があることから生まれる風評被害であったり、差別意識であったり、そういったものをなくしていくっていうふうな目的を持って、先ほど申し上げましたように、これはただ配付するだけではなく、授業、指導を通して子どもたちの手に渡るようにというふうに考えておりますので、安全だっていうふうなことを前面に押すような渡し方っていうふうなことは学校ではしないようにしております。
○議長(丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) チラシには、先ほどから何遍も言いましたように、アルプスで福島の汚染水を処理して、トリチウムっていうのはどうしても取りにくい、残らざるを得ない。ですから、全国の小・中高校について、安全ですよ、安全だから福島では海へ流してもいいんですよと前提があるんです。私は、こんな間違ったトリチウムの入ったことが安全と恐らく言えないと思うんです。私はこのチラシは回収すべきだと。子どもたちに誤った認識を与えたらいけないと。ですから、先ほどそうした誤ったかどうかと、トリチウムの入った汚染水を、教育長、お飲みになるんですかとわざわざ聞いたんです。このようなことが子どもたちにチラシまで作って、放射能の副読本と併せて、ふだんは県教に送って、県教から来るのが普通なんですけど、直接来ているんです、学校に。
○議長(丸山真智子君) 末藤議員、時間見てください。
◆14番(末藤省三君) はい。
○議長(丸山真智子君) 時間見てください。
◆14番(末藤省三君) まだ1分あるじゃないですか。 そういうふうなことで、ぜひこのチラシを回収していただきたい、そのことを申し上げ、終わります。
○議長(丸山真智子君) 末藤議員の一般質問を終わります。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれで散会いたします。
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~~~~~~~~ 散会 午後2時51分...