令和 4年第2回 3月定例会1 議 事 日 程(第1号) (令和4年第2回
志免町議会定例会) 令和4年3月4日 午 前 10 時 開議 於 議 場 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 町政報告及び質疑(町長) 日程第4
議会運営委員長報告及び質疑(
継続審査分) 日程第5
総務文教常任委員長報告及び質疑(
継続審査分) 日程第6
厚生建設常任委員長報告及び質疑(
継続審査分) 日程第7
議会広報特別委員長報告及び質疑(
継続審査分) 日程第8
学校プール調査研究特別委員長報告(
継続審査分) 日程第9 一部
事務組合議会及び
広域連合議会報告及び質疑 追加日程第1 動議(
議長不信任案について) 日程第10 第2号議案~第22号議案上程(
提案理由説明、質疑、委員会付託) 日程第11 ロシア軍の
ウクライナ侵攻に強く抗議し、恒久平和を求める決議(案)について2 出席議員は次のとおりである(14名) 1番 稲 永 隆 義 2番 岩 下 多 絵 3番 亀 崎 大 介 4番 木 村 俊 次 5番 小 森 弘 美 6番 藤 瀬 康 司 7番 丸 山 卓 嗣 8番 安河内 信 宏 9番 大 熊 則 雄 10番 丸 山 真智子 11番 牛 房 良 嗣 12番 大 西 勇 13番 古 庄 信一郎 14番 末 藤 省 三3 欠席議員は次のとおりである(0名)4
会議録署名議員 4番 木 村 俊 次 14番 末 藤 省 三5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(2名)
議会事務局長 稲 永 正 書記 平 山 聡 彦6 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(21名) 町長 世 利 良 末 副町長 丸 山 孝 雄 教育長 金 子 眞 恵 会計管理者 牛 房 大 和 総務課長 内 野 克 志 まちの
魅力推進課長 高 山 真佐子
経営企画課長 篠 原 優 人 税務課長 前 田 憲一郎 住民課長 塩 崎 幸 恵 福祉課長 今長谷 智 子 福祉課参事 荒 牧 裕 樹 健康課長 徳 永 康 國
子育て支援課長 藤 野 和 博
生活安全課長 太 田 成 洋
都市整備課長 砥 上 敏 之
上下水道課長 圓能寺 豊 博
学校教育課長 池 松 貴 恵
学校教育課参事 中牟田 いずみ
社会教育課長 安 楽 実
総務課長補佐 二 村 研 司
経営企画課長補佐米 澤 大
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~ 開会 午前10時00分
○議長(
丸山真智子君) 皆さんおはようございます。 ただいまから令和4年第2回
志免町議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 日程に入る前に報告いたします。 お手元に配付しております
議員派遣報告書のとおり議員を派遣いたしました。 また、本議会におきましては、
ウイルス感染防止のため、これまでと同様に会議中は議場の扉を開放して換気を行い、マスク着用での発言をお願いいたします。 以上で報告を終わります。 では、日程に入ります。
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
丸山真智子君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、4番木村議員及び14番末藤議員を指名いたします。
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~
△日程第2 会期の決定
○議長(
丸山真智子君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。 本定例会の会期は、本日より3月23日までの20日間にしたいと思います。これに御異議はありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山真智子君) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日から3月23日までの20日間に決定いたしました。
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~
△日程第3 町政報告及び質疑(町長)
○議長(
丸山真智子君) 日程第3、町政報告及び質疑を議題といたします。 世利町長。
◎町長(世利良末君) 本日ここに令和4年3月議会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には大変御多用の中にもかかわりませず御参集を賜り、誠にありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を振るい2年が経過をいたしました。第3波、第4波、第5波と感染拡大の波が発生し、現在は第6波と言われる
オミクロン株の感染拡大により全国に
まん延防止措置が適用されている状況にあります。 第6波の
新規感染者数が徐々に減少傾向に転じている一方、1日当たりの死者数は第5波を超えるペースで推移しています。従来株に比べ軽症者が多いとされている
オミクロン株は、感染者が圧倒的に多い故、高齢者の割合が増えているためだとされています。高齢者は、最初は軽症でも、基礎疾患が悪化し、重症化となるおそれがあります。一人一人が
感染防止対策を徹底していただき、感染拡大を防ぐことが命を守ることにつながっていきます。引き続き
感染防止対策を徹底していただきますよう呼びかけてまいります。 ここで、現在の志免町の3回目の
ワクチン接種の状況につきまして御報告をさせていただきます。 12月から国内の
医療関係従事者から
随時ワクチン接種が行われておりますが、志免町でも国の方針に合わせて18歳以上の方については全ての方が2回目接種後6か月以上経過すれば接種ができるようになりました。3回目の
ワクチン接種も、シーメイトでの集団接種と町内の28の医療機関の皆様に御協力いただき、現在実施しているところです。 5歳から11歳までの小児への
ワクチン接種についても、3月7日から予約を受け付けし、翌週から接種を開始します。 65歳以上の3回目の接種に当たっては、接種を希望される方がよりスムーズに予約ができるよう「
おまかせ予約」の仕組みを取り入れるなど、これまでの経験を踏まえて予約方法の見直しを行いました。 3月2日現在の町内の3回目の
ワクチン接種対象者、18歳以上約3万8,000人のうち、3回目接種済の方は7,283人で、全体の19.2%となっております。そのうち65歳以上の町民の方は、対象者1万1,407人のうち、3回目接種済の方は5,798人となっており、65歳以上の方の50.8%の接種が完了いたしました。
ワクチン接種は、
感染拡大防止策として最も有効な方策となりますので、一日も早く
ワクチン接種を希望される町民の皆様全員が接種できますよう最善の努力を尽くしてまいります。 さて、現在の我が国の経済情勢を見ますと、コロナ禍の影響により依然として厳しい状況にありますが、感染拡大の防止策を講じる中で持ち直しの動きが続くと見込まれています。 ただし、
オミクロン株を含めた
新型コロナウイルス感染症による内外経済への影響、さらに先月のロシアによる
ウクライナ侵攻による世界経済への影響など、供給面での制約や原材料価格の動向による下振れリスクが懸念される状況にあります。 そのような中、国は、最近の感染拡大を含め、最悪の事態を想定した上で、各種の対応に万全を期すとともに、経済対策を迅速かつ着実に実行することを通じて、足元の経済の下支えを図り、景気下振れリスクに対応し、感染拡大に際しても国民の暮らし、雇用や事業を守り抜き、経済の底割れを防ぐ、また新しい資本主義を起動し、成長と分配の好循環を実現して、経済を自立的な成長軌道に乗せるとしています。 志免町では、令和4年度は第6次志免町
総合計画基本計画と第2期志免町まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の2年目となる年であり、総合計画の重点取組や総合戦略の具体的な施策に位置づけた取組のうち、成果の上がっていない取組や住民満足度の向上が必要な取組を重点と位置づけ、効果的な事業を展開していきます。
基本目標ごとの主な取組については、人づくりと地域づくりの分野では、令和2年4月に篠栗町で発生しました5歳児に衰弱死事件は、全国的にも報道され、皆様の記憶にも新しいところだと思います。志免町でも、今後このような痛ましい事例が起こらぬよう、関係機関と連携を取って
児童虐待対応や相談業務を担う
子ども家庭総合支援拠点の整備を行い、
児童虐待リスクの早期発見に努めてまいります。 次に、
公共施設個別施設計画に基づき
町民センターの改修を進めるとともに、老朽化した体育施設の整備を行っていきます。また、これらの文化・体育施設の整備については、国や県の補助金等を積極的に活用するとともに、応援寄附金や新たに設けました
企業版ふるさと納税の寄附金を活用して、順次整備を進めていきます。 次に、子どもの分野では、
西学童保育所の整備を早急に進め、学童保育の
待機児童解消を図ります。また、老朽化が激しい
志免東保育園建て替えの取組により、保育環境の改善を行うとともに、町立保育園を町の基幹保育園と位置づけ、町全体の保育の質の向上を目指します。 そのほか第2期の総合戦略の中でも、英語教育の充実を具体的な施策として加えていますが、令和4年度からは英語検定を受検する中学生を対象に検定料の補助を行い、英語学習への意欲を高め、中学生の英語の学力向上に取り組みます。 また、学校、家庭、地域の連携を強化し、それぞれの役割と責任を果たし、地域全体で子どもを育てる体制としてコミュニティ・スクールを導入します。 次に、健康福祉の分野では、町民の
健康寿命延伸を目的に、町の健康づくりの計画である健康しめ21の推進のために様々な事業を行うとともに、新たに40歳未満、小児、AYA世代の
末期がん患者が住み慣れた自宅で安心して生活を送れるよう、経済的な負担軽減を図ります。 次に、防犯・防災の分野では、町内の建築物の耐震診断や耐震改修の促進を目的とした
耐震改修促進計画の改定を行います。そのほか、
道路冠水対策基本計画の優先度に基づき、水路の改修工事を行い、
雨水排水能力の向上を図り、道路の冠水防止に努めます。 次に、住環境、自然環境の分野では、
地域公共交通会議を設置し、国が全国への普及を推進しています効率的な運行が可能な
AIオンデマンド交通の実証実験に向けた取組を進めていきます。 次に、
新型コロナウイルス感染症の経済対策として、コロナ禍での個人消費を喚起し、地域経済の活性化を図るため、商工会が実施されます
電子商品券発行事業を支援をします。 以上、令和4年度のまちづくりの重点的な取組方針について述べさせていただきました。コロナ禍も含め、町を取り巻く状況が一層厳しさを増していく中ではありますが、
ポストコロナに向け、町の実情に応じた実効性のある取組を推進し、魅力的なまちづくりの実現を目指していかなければなりません。 令和4年度の一般会計の詳細につきましては、
予算常任委員会にて御説明をさせていただきますが、年々増大している扶助費の増、
志免宇美線関連事業費の増などにより、予算総額は158億円を超え、昨年の当初予算と比較しましても2億8,500万円の増額となっております。 一方、歳入につきましては、コロナ禍からの景気回復を反映し、町税や地方譲与税の伸びに加え、各種交付金も増加が見込まれますが、
地方交付税等につきましては減額が見込まれ、財源不足を補うための
財政調整基金の3億円の取崩しに加え、その他目的基金等の取崩しを行うことで予算を編成するなど、財政状況は大変厳しいものになっております。 しかしながら、
志免宇美線関連予算などの
インフラ整備に係る経費等、今取り組むべきことにはしっかりと取り組むという覚悟のもと、予算を編成させていただきました。 令和4年度予算案の御審議をお願いするに当たりましては、議員各位並びに町民皆様の御理解と御賛同を賜りたいと存じます。 最後に、一刻も早くコロナ禍を収束させ、町民皆様が安心して暮らせる日が一日でも早く訪れるよう、町としても万全を期してまいりますので、議会の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げ、町政諸般の報告とさせていただきます。
○議長(
丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 2点お尋ねをいたします。 先ほども述べられましたように、ロシアによる
ウクライナ侵攻による世界経済への影響、我が町でももう物価が来月からどの分野でも値上がりするという報告がされているようであります。 これに対して、市町長会あるいは町としてどのようにしようとお考えになっているのか、どういうお考えを持ってあるのか、これがまず第1点。 2点目には、我が町でも、我が議会でも、ウクライナへの侵攻に対する決議を出しますが、糟屋郡の市町長会として、この決議か何かされたかどうか、その2点お尋ねをいたします。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) ロシアの
ウクライナ侵攻に伴って、その前から物価の上昇は非常に顕著なものになっているという状況は承知をいたしております。このことにつきまして、この郡の町長会、
市町長協議会で議論をしたのかという御質問でございますが、はっきり言いますと、そのことにつきまして議論はいたしておりません。この物価の上昇といいますと、なかなか町として対応できることとできないことがあるわけでございます。推移を見守るしか現状ではないんじゃないかというふうに思っております。 それから、決議につきまして、議会でも決議を予定しておりますが、町としても議会、私町長名で抗議文の声明を発表するようにしております。各町長、各市町長を確認しますと、志免町と同様に議会、また町長名で抗議文を出すと。
粕屋地区合同での抗議文ということではなくて、各市町ごとにこれは出すように各市町から伺っております。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) ほかにございませんか。 古庄議員。
◆13番(
古庄信一郎君) 数点お伺いをいたしますけども、まず、今回のこの町政諸般の報告につきましては、以前にない、非常に具体的な、少し具体的な考えを述べられているということは大変評価したいと思いまして、こういうふうに一つの町長の思いとして、これについて今年はやるんだよとか、こういうことが具体的に出されるということは非常にいいことだろうと私は思います。 そういう中で伺いたいと思うんですが、まず、これは質問になるかどうか分かりませんけども、国では新しい資本主義というものをやっていくんだと、私どもいろいろとみさせていただいて、なかなかはっきり言ってぴんとこないなという感覚もあるんですけど、町長のこれに対する所見をどういうふうに思ってあるのか。それは個人的な所見でしょうけど、まず一つお伺いをいたします。 それから2点目に、
子ども家庭総合支援拠点の整備というふうに出されております。一言でいうと、私はこれは遅いんじゃないかと。篠栗の問題の前、志免町では大変不幸な事件があったわけです。これについては、議会も
総務文教委員会も挙げてこの
取り組みようについて行政側の対応についてもただしていったわけですけども、なかなか前向きに明確な答えなり政策が出てこない。そういう中で、今年度子どもの
家庭総合支援拠点の整備を行うということを出されました。具体的にこれは町長の思いとしてどういうことを考えておられるのかということをお伺いをしたい。 それから3点目に、40歳未満の
末期がん患者に対する経済的な負担軽減、これは金銭的な支援をするのか、それからどういうことをされるのかということと、これは志免町の独自政策なのか、国としてなのか、郡内とかを近隣含めて、志免町独自なのか、そのあたりをお伺いをいたします。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 新しい資本主義ということで、今国のほうで打ち出されております。これは、成長と好循環といいますか、いろんな政策の中で一つの非常に困ってある方とか、そういった成長とそういう循環を持った新しい資本主義というような理解をいたしております。志免町でも中高生に補助金を出すようなことをしたり、今のコロナ禍の中でどのような方策が一番いいのか、そういった一番お困りの方に対していろんな対策をしていくということが、新しい資本主義の一つの考え方ではないかなというふうに思っております。 それから、
家庭総合支援整備事業につきましては、議員御指摘のとおり、令和2年に起きた事件でございまして、もう既に2年近くたつわけでございます。進める中で、やはりいろんな課がいろんな対策を取りながら、国の対策も含めた整備を進めていく中で、なかなかすぐできなかったというのは大変申し訳ないと思っております。しかしながら、よりよいこの
拠点づくりに向けた取組を研究していく中で、やっとそういうことが実現したんじゃないかなというふうに思っております。 それから、3番目の若い人たちの末期がんにつきましては、国のそういう補助も確かにあろうかと思います。それ以外に町としてそういう補助をしていきたいと、できれば金銭的な補助を考えておるところでございます。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(
古庄信一郎君)
予算常任委員会で所管課のほうから具体的なことは説明になるんでしょうけども、この本会議の中で町長としてこれだけ具体的にひとつ政策を提言されてきたわけですから、先ほど私が質問しましたのは、
総合支援拠点の整備と、これは具体的に、例えば新しい何かをつくるのかとか、今こういうところがこうやって、こういうものをもっとこういうように強化するんだとか、そういうことを伺いたいんですね。何をしようとされているのか。言葉じゃあ支援拠点の整備とありますけど。 もう一点は、金銭的な対応をしようということですけど、これは志免町独自の施策なんでしょうかということを私はお伺いしました。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君)
家庭総合支援整備につきましては、子育て課も含めた、学校教育課、それから福祉課、いろんな課がそういう情報を共有しながら一つの拠点、この事例ごとの
拠点づくりといいますか、そういったものになろうかと思います。新たにそこに部署を設けるとかということではなくて、一つの事例を持って連携を図りながら、そういう特化した事業について支援をしていくということになろうかと思います。 それから、2点目の末期がんのことにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、国の支援も当然あろうかと思いますが、町独自でそういった支援を行っていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(
古庄信一郎君) くどいようですけど、
家庭総合支援拠点の整備ということを年頭に打ち上げられて、この1年間、これからの1年間は、次、世利町長がどうなさるか知りませんけど、全てのことにこの4年間の集大成としてやり遂げていかなきゃいけない部分もあります。そういう意味で、特にこの虐待なんかに関しては、志免町も、先ほど言いましたように、数年前は大変悲惨な事件があったわけです。そういうことについて、町行政としてもそれを真摯に受け止めながら、真剣にこういうことを頑張ってやるんだと、そういう気持ちが伝わってこなきゃいけないような施策であろうと思いますけれども、だから、今年はこの1年、この支援拠点の整備はこうやるんだということを伺いたかったんですけど、今伺うところによると、既存のいろんなそういう組織が、今までやってきたようなことを少し意識を持ってやろうかと、何かそんな感覚ですよね。これは、もう今日は言いませんけど、もしそういうことでこの本会議の中でこういうことをやるんだということがあるんなら、それはもうしっかりとお話しになったほうがいいと思うんですよ。大事なことだと私は思います。 議会も非常にいろんな苦言を呈しながら、委員会の中でもずっとやってきました。気持ちの中には悶々としたところがあります。だから、これについては、熱い思いで町長も語られたらいいんじゃないかなと思うんですけどね。
○議長(
丸山真智子君) 町長、答弁されますか。 世利町長。
◎町長(世利良末君) 先ほど言いますように、以前からそういった事例につきましては、横断的な対策を取っておりました。しかしながら、
拠点づくりというのは、そういういろんな部署が、県の機関も含めた部署が一堂に会してそういう対策会議を行うということが、一つの
拠点づくりになる。学校を含めた、もう小さなとこから取り組んでいると。県を含めたそういったものについてしっかりと、みんなで一堂に会して議論をするということにいたしておるところでございます。
○議長(
丸山真智子君) ほかにありませんでしょうか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山真智子君) ないようですので、これで質疑を終わります。
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~
△日程第4
議会運営委員長報告及び質疑(
継続審査分)
○議長(
丸山真智子君) 日程第4、
議会運営委員長報告及び質疑を議題といたします。 末
藤議会運営委員長。
◎
議会運営委員長(末藤省三君)
議会運営委員会報告をいたします。 令和3年12月23日、令和4年1月13日、2月28日、3月3日に
議会運営委員会を開催をいたしました。 12月23日は、まちの暮らしを見つめる住民の会より、一般会議の申込みが提出されていましたので、取扱いについて協議した結果、1月26日に
議会運営委員会で対応する予定でしたが、
コロナ警報発動のため次期未定で延期といたしました。 1月13日は、
志免町議会業務継続計画(BCP)に関連する要綱やマニュアルについての策定(案)と
議員コンプライアンス研修についてです。
議会業務継続計画(案)は、昨年7月30日の
全員協議会で諮った折、質問や貴重な御意見をいただきましたので、以後数回にわたり策定に向けて協議検討を重ねてきたところであります。修正等を含めた
議会業務継続計画(BCP)の案がまとまりましたので、2月10日の
全員協議会に諮り、承認を受けることができました。 議員研修につきましては、近年国民のハラスメント、
コンプライアンスに対する世論が高まり、国は
パワハラ防止法を令和2年に施行し、今年4月1日から
全国中小企業に対する防止措置が義務化されました。 厚生労働省は、望ましい取組として研修等の実施を挙げていますので、議会において共通認識を持つ必要性を検討した結果、町民から関連した請願が提出された経緯もありますので、お互いの認識を高め、再認識する必要があるとして研修を実施することにしました。 研修内容や講師、日程につきましては、委員会で検討し、協議し、2月10日午後にオンラインにて研修を実施したところであります。質疑応答も活発で、自治体議員は、住民の模範として行動することが期待されていることを改めて認識をいたしました。 2月28日は、令和4年第2回定例会について協議を行いました。 会期は、3月4日から3月23日の20日間といたします。 会期日程のうち、3月8日の一般質問終了後に
全員協議会を開催し、国鉄志免炭鉱ボタ山開発推進協議会への諮問についてと公共施設等総合管理計画の改訂についての報告を受けることといたしております。 今議会の一般質問は8名より通告があり、2日間で行うこととなりました。 議案付託は、第2号議案から第22号議案の21議案で、各議案の委員会付託と審査日程は、表のとおりとなっております。 一部
事務組合議会及び広域連合議会につきましては、5議会の報告と1議会の資料配付が行われる予定であります。 人事案件では、教育委員会教育長の任命と子どもの権利救済委員の選任3件が最終日に提案をされます。 請願、陳情、意見書はありません。 3月3日は、急遽、ロシア軍の
ウクライナ侵攻に強く抗議し、恒久平和を求める決議(案)について情報提供がありましたので、協議の結果、初日に提案をいたしております。 以上であります。
○議長(
丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 古庄議員。
◆13番(
古庄信一郎君) 3点ほど伺いますけども、3点一遍に質問してよろしいでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) はい、分かりやすく質問してください。
◆13番(
古庄信一郎君) 分かりやすく……しっかり聞いてください。 1点目は、一般会議の申入れがなされたということで、これについて
議会運営委員会で対応すると。私は、議会基本条例は、当時の大西副議長と一緒につくりましたけど、一般会議というのは一体何なのかと、全く理解されてない。
議会運営委員会でこれを何をするんですか。
議会運営委員会というのは、一体議会の中で何をする役目の委員会なんですか。そういうことを全く私たちにもお話にもならずに、
議会運営委員会で対応すると。全くナンセンスでありますよ。その報告を受けたときにびっくりしました。そういう認識なのかね。 2点目は、この議員研修というのをやられました。一言で言って、もうあと一年で議員の皆さんも任期が終わるわけで、パワハラに関しては請願も出たり、そういうところは理解しますけど、本来ならもっと初めに、最初にやっておかなきゃいけないような倫理の問題についての研修でしょう。そのことを申し上げて、もう一点は、以前から、過去からこういう議員全体で、ましてや予算を使って研修をするということは、非常に慎重に考えながら対応してほしいと、対応しようと。なぜかというと、以前の合併の問題やら議会基本条例の問題やらいろんな問題のときに、やっぱり識者なり学者なりいろんな関係のところの声を聞こうと、あなた一生懸命議長はそういうことを提言してきたけども、その方たちはいろんな考えがあるんですよ、それぞれの方たちが。その人のことを聞けば、この人のことも聞かにゃいかんと、いろんなことがあったので、議員全体としての研修については慎重に考えながら、みんなのコンセンサスを得ながらやろうと。ところが、これ、ぽんと私どもに、こんなことをやりますということの、1週間か2週間前にぽんと来ました。全てこれを思いつきでやっておられると思うんです。結果がよかったかどうか分かりませんよ。しかし、そういうことをやっていくということについて警鐘を鳴らしてきたわけですから、そういったことについて
議会運営委員会の中で何か議論なりそういうことをやったのかどうか。議長がこれをやると言ったから、ああ、そうですか、はいって、こうやったのか、そういうところの経過を伺いたい。これは、将来に対しての問題もあります。必要があるならば、これまでの議会は、もしそういうことで、この先生の話を聞きたいとか、こういうことがあるならば、そういう機会を捉えて政務活動費で個々がそれぞれやりましょうと。それについては、何も異論なり物議を醸すわけじゃないんですよ。議会が税金を使って、予算を使って全体でやるということについては、慎重に考えていかなきゃいけませんよということを言ったんです。そのことについて、議運の中で、やったのかやられてないのか、そういう議論を。 それから、3点目は、現在コロナの問題でいろいろと私たちが予想もしないような、もっと早く収束していくんじゃないかとか、しかし高止まりになって、特に今回は小さな子どもたちの予防接種も含めて、学校の流行も含めて、いろんな問題が出てきておりますし、また糟屋郡なり志免町の感染も非常に多い部分があろうと思います。こういうことを今日はたまたま町政報告として町長のほうから報告がありました。しかし、議会はちゃんと報告を受けて聞いてるんですよ。本議会の中で議会から、どういう形でこういうことを報告を町民の皆さんにするのか、やるのか、全くない。私は、予算常任委員長を辞職しましたけど、ずっとやってきました。今回のこの本会議の中で議会がこのコロナに関して、志免町の状態について町から報告も受け、いろんな議論もした、そういったことをどこで報告するんですか。そういうことを
議会運営委員会の中で議論をしたのか。議運というのは、やっぱり今町にとって最大の課題について議会がどう取り組んでいくんだと、そういうことについての議論もしっかりとやりながら、議会運営についてその指針を決めていかにゃいけない。そのあたり、どのように議論をされたのか、3点をお伺いいたします。
○議長(
丸山真智子君) 末藤委員長。
◎
議会運営委員長(末藤省三君) 一般会議の
議会運営委員会で対応の理由については、一般会議要綱第4条で、基本的に全員または所管委員会で対応することになりますが、コロナ感染回避のために全員での対応は行わないといたしました。所管委員会については、今回申込み団体から提出された一般会議のテーマは、これまでの議会全員で慎重に審査を行い、協議の上、判断して結果を出した事案であります。 おっしゃるとおり、今、何遍も言いますように、コロナでこの会議を行うというのは不適当ではないかという判断に立って、
議会運営委員会で対応するというふうにいたしております。 それから、議会の
コンプライアンス実施の理由については、予算を使ってやることなので、これについてもしっかりした方向性を出したらどうかということでございますが、国民のハラスメント、あるいは
コンプライアンスに対する社会認識が強まってきている世論の高まりから見て、自治体議員として原点に戻り、あるべき姿を目指して自分自身の行動を振り返らなければなりませんという議論の下に、議長より議会において共通認識を持って必要性を問われる、議員お互いの認識を高め、再評価する様々な切り口が生み出せればと、研修の必要性を重視をいたしました。 議員が予算を使って対応していく考えがあるかということでございますが、議員全体で行うべきであると考えております。 討論を何かやったのかということでございますが、このことのパワハラのこの前研修を行った以外には、事細かい、じゃあ、ハラスメントとはどういうものがあってどうなのかという議論は具体的には行っておりません。 以上であります。
○議長(
丸山真智子君) コロナのことを議運で、コロナのことを何も報告してないじゃないですか。
◎
議会運営委員長(末藤省三君) すいません。コロナについて議会で特別何か取組をしたかということでございますので、これには全体会議で行っておりますので、このことについて中では事細かいことにつきましては議事録を開けてみないと分かりませんけども、そういう意味で
議会運営委員会としてそういうコロナに対しての報告会を開いたということであります。
○議長(
丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(
古庄信一郎君) 議長が分かりやすくと言われましたけど、全く質問に的確に答えられてないんですよ。それで、じゃあちょっと質問を変えますけど、一般会議で町民の方が求められてきました。コロナがあるから延期したんでしょう。この
予算常任委員会でも、これ、執行部を入れて全体でやるんでしょうけども、コロナがあるから延期をしたわけでしょうが。今、コロナだから、だから
議会運営委員会でやると、全員ではなく。これは、ちょっと理由が立たない。 質問を変えますけども、今回は一般会議は
議会運営委員会でやるということにしたけど、今日のこの議論を受けてもう一回検討し直しますか。検討されますかどうか。もし議運でやるということは、これは本末転倒ですよ、内容的に見て。どう答えるのか、それに対して。
議会運営委員会は、議会の運営のこのことに関していろんな審議をやるんですよ。今回出されている質問といいますか、議論をやろうという内容は、所管の委員会、もしくは全体でしっかりやらなきゃいけない問題なんですよ。だから、それをやれるのかと、
議会運営委員会という立場で。そのあたりしっかり議論してください。 それから、2番目のことは、もうこれは質問で、答え要りません。過去からそういう感覚で、経費を使った議員研修については、いろんな問題があるからみんなのコンセンサスを得ながら進めてほしいと。今回はそういうことが全くなかった。2点目、そういうことを申し上げた。ぜひそのことをひとつ議運の中でも再度話し合って、将来的にまたそういうことがないように。なぜこんなことを言うかというと、そのときそのときの一人の方の考えで、右に行ったり左に行ったり、こんなことをやろうと、そういうことをやられたんじゃ、議会の継続性なりそんなものは全くありませんよ。だから、こういうことではないと、何でもやろうと、そう決めるんならまたみんなでコンセンサスを得て決めりゃあいいんですよ。 それから、3番目、コロナ、これは
全員協議会で報告を受けました。何を言いたいかというと、
議会運営委員会は議会の中のこういうことを議論するわけでしょうが、検討するわけでしょう。
全員協議会で報告を受けたことを議会で誰が報告するんですか。どういう形で報告できるんですか。 だから、そういうことを
議会運営委員会の中で検討していくというのが、
議会運営委員会の務めですよ。そのことを申し上げてるんですよ。だから、結果、今回コロナに関して議会は報告を受けたけども何もこの中で話さないじゃないですか。たまたま町長が町政報告で報告されたから今回は、しかし、本議会の中の議論は起きてる部分もありました。そういうことを申し上げてるんです。だから、そういうことも含めてしっかりやっていただきたい。もう回答要りません。 いや、議長、やらせるんでしょう。いや、やらないならやらないと言って。
○議長(
丸山真智子君) 答弁要らないんでしょう。
◆13番(
古庄信一郎君) いやいや、あなたに聞いているんだよ。
○議長(
丸山真智子君) 末藤委員長。
◎
議会運営委員長(末藤省三君) コロナについても検討されるかどうかということでございますが、今御指摘の点も含めて、再度
議会運営委員会を開催をいたしまして、この件について討議をして、御報告したいというふうに思います。 議員研修につきましても、御指摘のとおり、持ち帰ってそういう基本的なことの話合いを再度させていただきたいというふうに思います。 それから、3点目の全協における討論のどのような形で報告するのかということでありますので、
議会運営委員会で論議をして、その報告を全体会議の中で御報告したいというふうに思っております。
○議長(
丸山真智子君) ほかにありませんでしょうか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山真智子君) これで質疑を終わります。
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~
△日程第5
総務文教常任委員長報告及び質疑(
継続審査分)
○議長(
丸山真智子君) 日程第5、
総務文教常任委員長報告及び質疑を議題といたします。 稲永総務文教委員長。
◎総務文教常任委員長(稲永隆義君) 総務文教常任委員会の閉会中審査事項について報告いたします。 審査は、1月21日、3月1日に行いました。 審査事項は、給付型奨学金制度の可能性についてであります。 審査の理由は、コロナ禍による家庭の収入減やアルバイトの減少等により、困っている学生は多く、志免町として独自の給付型奨学金制度の可能性を探りたいとの思いから、閉会中審査項目としました。 総務文教常任委員会の所管課では、給付型奨学金制度の創設は難しいとの結論に至りました。 まちの魅力推進課より、統計上の推計値として志免町の奨学金を受けている学生の人数(毎年180人程度)と、志免町で奨学金を返済している人の人数(2,700名程度)、福岡県の自治体の給付型奨学金制度(生活困窮者向け、人材育成型、定住型)、国や企業による給付型奨学金制度について説明を受けました。 特に国の奨学金制度が2020年度から新制度となり、給付型奨学金も拡充されたこと、多くの企業が人材確保のため奨学金返還支援を行っていること等を強調されました。 まちの魅力推進課でできる給付型奨学金制度は定住促進型であり、町の活性化、人材確保、公平性等について議論しましたが、人口が増えている志免町の状況では必要ないと思うとのことで、平行線で終わりました。 裏面をお願いします。 報告です。 東中学校での生徒指導要録紛失について。 令和4年1月20日、新聞報道もされた上記事件について、学校教育課より報告を受けましたので、報告いたします。 1、紛失した書類。 第3学年指導要録「学籍の記録」156人分。 「学籍の記録」は、生徒氏名、生年月日、住所、保護者氏名、卒業小学校名等が記載された20年保管の重要書類。 2、経緯。 令和3年6月に3学年担当教員及び教頭は、金庫の中に書類がないことを認識し、探し続けたが見つからず、10月19日、校長に報告、翌20日、校長が町教育委員会に報告。県教育委員会には、校長から報告を受けた10月20日に一報を入れ、教育長が10月25日に県庁に出向き、状況を報告。県教育委員会へは、何度も進捗を報告しながら対応について協議、相談を行った。 その後校内で調査をし、令和3年4月5日に事務作業のため金庫から指導要録を取り出した後、ほかの書類と混同させ廃棄した可能性が極めて高いとの学校としての最終報告が12月15日に町教育委員会に提出され、12月27日に関係者への指導を実施。県教育委員会への報告は、令和4年1月12日に行われた。 令和4年1月15日の土曜授業に合わせ、3学年保護者と3学年生徒それぞれに事案の概要説明をと謝罪を行った。 個人情報漏えいによると思われる被害は確認されていない。 3、再発防止に向けて。 町内全ての小・中学校で文書管理体制を見直し、適正な管理を徹底し、再発防止に努めるよう指導した。 (公文書管理の徹底、保管庫の管理の徹底、教育委員会の公簿点検を年1回を年2回に、報告・連絡・相談の徹底) 報告の内容は以上でした。 委員会でも指摘されましたが、誰しもが首をかしげるのは、管理責任者である校長先生への連絡が気づいてから4か月もたっていたことです。改善願います。 以上で報告を終わります。
○議長(
丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山真智子君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~
△日程第6
厚生建設常任委員長報告及び質疑(
継続審査分)
○議長(
丸山真智子君) 日程第6、
厚生建設常任委員長報告及び質疑を議題といたします。 岩下厚生建設常任委員長。
◎厚生建設常任委員長(岩下多絵君) 厚生建設常任委員会の閉会中の審査事項について報告いたします。 1月19日、2月16日にここを訂正お願いします、3月1日の3日間審査を行いました。 空き家対策のその後について。 空き家対策については、令和3年5月までの閉会中の付託以降の進捗状況について説明を受けました。 1、危険廃屋への取組について。 引き続き空き家の所有者に対して空き家問題の専門家(弁護士、司法書士等)のアドバイスをもらい、対応している。 福岡県空き家サポートセンター「イエカツ」の活用も検討し、解決策を模索している。 デリケートな問題であるため、慎重に進めていく必要があるとのことです。 2、法令の整備について。 令和3年6月に空家対策推進特別措置法に基づく、空家等に関する施策を総合的かつ計画的に実施するための基本的な指針及び特定空家等に対する措置に関する適切な実施を図るために必要な指針の改正について説明がありました。 町としては、空家等対策協議会を令和4年度中に設置する方向で準備を進めており、空家等対策計画は令和5年度までの策定を目指しているとのことです。 また、協議会のメンバーについては、有識者や地元をよく知る方などを考えているとのことです。 委員からは、国の空家等対策の推進に関する特別措置法との整合性を図り、町の条例改正を急ぐべきであるとの厳しい意見が出ました。 委員会としては、これらの回答を受け、町民の安心・安全な暮らしの実現のためにも、今後の対応について注視していきたいと思います。 ふん公害の現状と対策について。 住民トラブルで最も多く寄せられる犬、猫の苦情の現状について、担当課より説明を受けました。 苦情、相談の第1位は、野良猫に対する無責任な餌やりに伴うふん尿被害で、第2位は犬のふん尿被害です。実際に苦情件数は、犬、猫合わせて令和元年30件、令和2年34件、令和3年75件と毎年増加傾向にあります。 猫の苦情、相談は、その他に繁殖、ごみあさり、鳴き声、アレルギー、車への傷、置き餌に伴うカラスの問題等があり、犬に関してはリードなし、放し飼い、鳴き声等になります。 町のふん害の対策。直接指導、広報紙、ホームページ、回覧板、ごみ分別アプリでの周知啓発、看板の設置、イエローチョーク作戦、環境監視作業員による広報巡回、地域猫活動支援事業、条例・規則・要綱の制定、捕獲器、猫よけセンサーの貸出し等で対策を行っているとのことです。 この中の地域猫活動支援事業について、下記の事項で詳しく説明を受けました。 地域猫活動、野良猫の実態について。 地域猫活動とは、地域住民の合意のもと、その地域の住民活動グループが主体となり、不妊去勢手術や一定のルールに基づいた餌やり、トイレの管理などを行うことにより、猫による生活環境被害を軽減しつつ、猫に一代限りの生を全うさせ、数年かけて地域から野良猫を減らしていく環境美化のための取組のことです。 野良猫問題を解決するには、地域の猫を助けたい方と猫に困っている方とがお互いに歩み寄りの気持ちを持ち、長期的な視点で解決を目指すことが求められます。 町では、地域猫活動支援事業として平成31年4月に要綱を制定し、取り組んでいるということです。 事業の目的は、地域猫活動団体の活動を支援することにより、飼い主のいない猫を原因とする住環境への被害等の防止及び町民の良好な生活環境の保持に寄与することです。町内には、現在登録された団体が3団体あり、活動実績については、令和元年度23匹、令和2年度39匹、令和3年度31匹、合計93匹の不妊去勢手術を実施しているということです。地域猫には、手術後必ず耳先をV字カット(雄は右耳、雌は左耳)をし、元いた場所に戻したり、新たな飼い主を探すなど一代限りの生を全うさせ、個体数を減らしていきます。 2月16日、地域の住民活動団体のもとへ視察に行きました。 猫の生態や習性を利用した活動を行っておられ、少しずつ個体数を減らしているということです。 野良猫に無責任に餌やりをするのではなく、餌やり以外のトイレの管理、不妊去勢手術の実施、周囲の環境美化などルールを守ることで、人と動物の共生する社会の実現に向かいます。 団体の代表者から、一番重要なことは活動に対して地域の理解を得ることで、町内会やシニアクラブ連合会への説明の場や、また子どもたちへの命の大切さを学ぶ場が大切だと説明を受けました。 また、独居の高齢者が飼育するペットについて、入院や施設入所等の理由により飼えなくなるケースも増えているとのことで、高齢者福祉との連携にも課題があるということです。 これだけ動物愛護だけの目的ではなく、町民の良好な住環境を守るために活動を行ってあるにもかかわらず、なかなか社会に理解されないというのが現状であると訴えられました。 委員会としても、今回の視察で現状を目の当たりにし、地域猫活動支援事業として条例化をする等、しっかり検証するため継続審査とすることにしました。 以上で報告を終わります。
○議長(
丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 古庄議員。
◆13番(
古庄信一郎君) 1点お伺いしますけども、さきの議会で請願第1号で志免町シルバー人材センターのパワハラ関係の請願を不採択というふうな形でなさいましたけれども、そのときに委員長のほうから、行政側に3つの提言をして、そのことについてこれから継続して対応していくというふうなことをおっしゃられました。今回は閉会中の付託案件に挙げられておりませんので、今の報告の中では、その部分の報告はなされなかったんだろうと思いますけども、町民の方の請願を受け、それだけの約束を本議会の中でも行ったわけですから、この今の段階で報告できるようなことがあるのか、なければこの3月議会の中で何かそういうことをやって、その後の経過なり結果なり現状というものを報告をいただくというような御意向があるかどうかということをまずお伺いをしたいと思います。
○議長(
丸山真智子君) 岩下委員長。
◎厚生建設常任委員長(岩下多絵君) ただいまの古庄議員の質問にお答えいたします。 今回の請願については、閉会中の付託ではないので、この今回の報告では避けさせていただいています。 ただ、町の対応としては、よい方向には向かっているというふうに聞いておりますので、この本議会の最終日で報告することといたします。 以上です。
○議長(
丸山真智子君) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山真智子君) これで質疑を終わります。 ただいまから休憩に入ります。再開は11時15分といたします。
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~ 休憩 午前11時05分 再開 午前11時15分
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~
○議長(
丸山真智子君) 会議を再開いたします。
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~
△日程第7
議会広報特別委員長報告及び質疑(
継続審査分)
○議長(
丸山真智子君) 日程第7、
議会広報特別委員長報告及び質疑を議題といたします。 亀崎議会広報委員長。
◎議会広報特別委員長(亀崎大介君)
議会広報特別委員長報告をいたします。 議会広報特別委員会は、令和3年12月定例会終了後から、議会だより100号の作成に向けて6回委員会を開催いたしました。 令和4年2月1日に議会だより100号を発行いたしました。 100号記念特集として、表紙やアンケートでの住民参加を意識して、今まで以上に読んでいただける方を増やせるようにとの想いで企画いたしました。 また、94号で実施したアンケートで、各議員のことを知りたいという御意見があったこともあり、イラストつきで「今年の抱負」という特集ページを企画いたしました。 以上で
議会広報特別委員長報告を終わります。
○議長(
丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山真智子君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~
△日程第8
学校プール調査研究特別委員長報告(
継続審査分)
○議長(
丸山真智子君) 日程第8、
学校プール調査研究特別委員長報告を議題といたします。 丸山卓嗣学校プール調査研究特別委員長。
◎学校プール調査研究特別委員長(丸山卓嗣君) 令和4年3月1日に学校プール調査研究特別委員会を開催いたしましたので報告いたします。 令和2年9月議会にて、学校プール調査研究特別委員会が設置され、これまで将来の志免町のプール授業の在り方、方向性について調査研究してまいりました。また、令和3年6月より、志免東小学校にて水泳指導業務委託を試行され、11月には当委員会でも授業の視察を行い、その後12月の委員会では、水泳授業終了に伴う関係者からの聞き取り結果について、学校教育課から報告を受けました。 今回の委員会では、これまでの審査経過を集約した今後の方向性・見解を示す提言書の素案を提案させていただきました。提言書については、次回以降の委員会にて意見を集約し、まとめていきたいと考えております。 また、ブリヂストンが水泳指導業務委託を試行しているブリヂストンスポーツアリーナを東進ハイスクールや四谷大塚など学習塾やスイミングスクールを展開するナガセに売却するとの新聞報道を受け、学校教育課に状況確認を行いました。現在の契約に変わりはないこと、施設と雇用は維持することを確認しております。 以上で報告を終わります。
○議長(
丸山真智子君) 以上で
学校プール調査研究特別委員長報告を終わります。
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~
△日程第9 一部
事務組合議会及び
広域連合議会報告及び質疑
○議長(
丸山真智子君) 日程第9、一部
事務組合議会及び
広域連合議会報告及び質疑を議題といたします。 粕屋南部消防組合議会の報告を求めます。 7番丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) 令和4年第1回粕屋南部消防組合議会が2月21日に開催されましたので、報告をいたします。 議案に先立ち、諸般の報告をいたします。 令和3年10月17日、新規採用職員第1次試験を実施し、2次、3次試験を経て8名の採用者を決定させていただきました。 令和3年11月15日、粕屋農業協同組合様から新型コロナ
ウイルス感染防止対策といたしまして非接触型体温測定器6基及び飛沫防止アクリル板80セットを御寄附いただきました。 令和3年11月29日、南部消防署の支援車が納車され、30日より実戦配備。救急車が1月7日に納車され、13日から運用をしております。 なお、納車されました支援車は、福岡国際空港株式会社より助成金をいただいております。 令和4年1月9日、各町消防団出初め式、久山町、中部署合同、宇美町、南部署合同で行われております。 諸般の報告は以上です。 今回提案された議案は5件です。 議案第1号粕屋南部消防組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について。 提案理由といたしましては、粕屋南部消防職員の勤務1時間当たりの給与額算出については、国家公務員適用となる一般職の職員の給与に関する法律を適用しているが、地方公務員については地方公務員法の規定により、労働基準法を適用することが原則であることから改正するものです。 令和2年度実績額を基にした影響額算出を行った結果、対象職員167名で、1時間当たりの平均単価の上昇が約170円程度となり、年間約570万円程度の増額が見込まれます。 また、
新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対応するため、人事院規則の改正により国家公務員の防疫等作業手当の特例が設けられたことに鑑み、同条例の改正を行うものです。 採決の結果、全員賛成で原案どおり可決されました。 第2号議案令和3年度粕屋南部消防組合一般会計補正予算(第2号)。 歳入歳出予算の補正、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,316万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ21億1,193万7,000円とする。 歳入の主なものは、分担金及び負担金4,605万3,000円の減額、繰越金2,777万2,000円の増額です。 歳出の主なものは、消防費2,166万4,000円の減額です。 また、一時借入金の最高額から580万円を減額し、一時借入金の借入れの最高額を5,670万円とする。 採決の結果、全員賛成で原案どおり可決されました。 第3号議案令和3年度粕屋南部消防組合粕屋中南部休日診療所事業特別会計補正予算(第1号)。 歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ413万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4,011万5,000円とする。 採決の結果、全員賛成で原案どおり可決されました。 第4号議案令和4年度粕屋南部消防組合一般会計歳入歳出予算。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ22億6,339万9,000円です。 歳入の主なものは、構成各町分担金及び負担金20億9,873万8,000円。各町分担金内訳は、志免町4億5,037万2,694円、宇美町3億8,224万3,505円、須恵町3億1,147万7,105円、粕屋町4億6,456万407円、篠栗町3億3,167万4,835円、久山町1億5,840万9,454円です。ほか、使用料及び手数料260万円、国庫支出金1,000円、県支出金1,000円、繰越金853万6,000円、諸収入1,992万3,000円、組合債1億3,360万円です。 歳出の主なものは、議会費256万9,000円、総務費1億3,261万1,000円、消防費19億1,124万8,000円、公債費2億1,297万1,000円、予備費400万円です。一時借入金の最高額は1億3,360万円です。 採決の結果、全員賛成で原案どおり可決されました。 第5号議案令和4年度粕屋南部消防組合粕屋中南部休日診療所事業一般会計予算。 歳入歳出予算総額3,685万5,000円です。 歳入の主なものは、分担金及び負担金1,000円、使用料及び手数料978万3,000円、財産収入1,000円、繰越金707万9,000円、諸収入2万3,000円、繰入金1,996万8,000円。 歳出の主なものは、総務費13万9,000円、衛生費3,521万5,000円、公債費1,000円、予備費150万円。 採決の結果、全員賛成で原案どおり可決されました。 なお、議会の際に配付されました令和3年火災・救急・救助統計及び議会後の
全員協議会で報告がありました令和4年度から9年度を計画期間とする第六次粕屋南部消防組合消防力整備計画の資料につきましては、議会事務局に配置していますので、御覧いただければと思います。 以上で報告を終わります。
○議長(
丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山真智子君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 次に、宇美町・志免町衛生施設組合議会の報告を求めます。 2番岩下議員。
◆2番(岩下多絵君) 宇美町・志免町衛生施設組合議会の報告をいたします。 令和4年第1回定例会が2月3日、1日間の会期で開催されました。 初めに、世利組合長より浄化センター、リサイクルセンターの運営状況について報告が行われました。 令和3年4月から12月までの実績についてですが、浄化センターにおけるし尿及び浄化槽汚泥の総処理量は約8,394キロリットル、1日当たりの処理量は約31キロリットルです。また、1キロリットル当たりの処理コストは2,027円です。リサイクルセンターの総搬入量は約2,592トンです。それに対し、総搬出量は合計で約2,550トンで、搬出量の内訳は、資源物売却収入となる有価物分が約1,523トン、委託処理している非有価物分が712トン、不燃残渣等として宇美町の最終処分場へ約248トン、可燃ごみとしてクリーンパークわかすぎへ約67トンを搬出しています。 次に、議案についてですが、2件上程されました。 第1号議案令和3年度宇美町・志免町衛生施設組合一般会計補正予算(第1号)について。 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ200万円を増額し、総額を4億4,535万9,000円とするものです。 歳入については、構成町負担金3,339万8,000円の減額、前年度繰越金539万8,000円の増額、雑入3,000万円の増額で、雑入増の主な要因は、3か月ごとの見積りにより契約している有価資源物売却単価の高騰によるものです。 歳出については、浄化センター運営費の委託料が200万円の増額で、委託料増の主な要因は、浄化槽汚泥搬入量が増加したことにより、脱水汚泥等運搬・処理業務委託料が増額となるためです。 第1号議案は、全員賛成で可決です。 第2号議案令和4年度宇美町・志免町衛生施設組合一般会計予算について。 歳入歳出予算の総額は、それぞれ4億4,373万7,000円です。 歳入については、構成町負担金が宇美町2億735万1,000円、志免町1億8,022万円で、2町合計で3億8,757万1,000円です。ほかには前年度繰越金が400万円、雑入が5,216万6,000円です。雑入が前年度予算に比べて1,377万7,000円増額となる理由は、補正予算の説明と同様、有価資源物売却単価の上昇によるものです。 歳出については、議会費88万円、総務費2,980万8,000円、浄化センター運営費1億789万2,000円、リサイクルセンター運営費2億3,081万8,000円、公債費7,233万9,000円、予備費200万円です。 前年度予算と比べた主な増減として、浄化センター運営費においては、機器類の点検整備数と修繕が増加したことにより、修繕料が1,750万円の増額です。リサイクルセンター運営費においては、組合から宇美町最終処分場へ処理委託している不燃残渣処理業務委託料が1,416万8,000円の減額となっております。この理由として、1トン当たりの処理単価は、宇美町、宇美町・志免町衛生施設組合、須恵町外二ヶ町清掃施設組合の3団体からの搬入量により増減しますが、令和4年度の須恵町外二ヶ町清掃施設組合から宇美町最終処分場への搬入量が大幅に増加することにより、1トン当たりの処理単価が大きく下がるため、大幅な減額となります。 公債費においては、旧宇美町焼却場の解体費等に係る平成18年度の起債の償還金の支払いが令和3年度で終了することにより、元金、利子合計で1,695万円の減額となっております。 第2号議案は、全員賛成で可決です。 最後となりますが、組合議会から組合への要望として、次回より
予算増減理由に係る説明資料を作成し、配付するようお願いがなされたところ、組合より了承がなされました。 以上で報告を終わります。
○議長(
丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山真智子君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 次に、北筑昇華苑組合議会の報告を求めます。 4番木村議員。
◆4番(木村俊次君) 北筑昇華苑組合の報告を行います。 第1回定例会が令和4年2月9日に開催されましたので報告します。 議案は3件です。 第1号議案令和3年度北筑昇華苑組合会計補正予算(第1号)について。 歳入歳出の総額にそれぞれ6,504万3,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億6,050万4,000円とするものです。 内訳としては、歳入は、使用料が1,728万2,000円の増額で2億3,284万4,000円となります。
財政調整基金繰入金が2,550万6,000円減額され、0円となり、繰越金が7,326万7,000円の増額で、7,826万7,000円となります。 歳出は、議会費が128万4,000円の減額で145万1,000円、総務費が9,604万3,000円が増え、1億4,009万7,000円、葬祭場費が2,971万6,000円減額され、2億589万3,000円となります。 第1号議案は全員賛成で可決です。 第2号議案令和4年度北筑昇華苑組合会計予算について。 歳入歳出予算総額は、歳入歳出それぞれ2億7,649万9,000円で、一時借入金の借入れの最高額は1,000万円です。 歳入の主なものは、分担金及び負担金が500万円、内訳は、経常費分担金500万円で、志免町分は41万4,000円です。使用料及び手数料は2億2,036万5,000円、内訳は葬祭場使用料2億1,940万円、財産使用料96万5,000円です。また、財産収入は52万9,000円です。その他、繰越金500万円、諸収入4,560万5,000円です。 歳出の主なものは、議会費276万2,000円、総務費9,430万6,000円、葬祭場費1億7,443万1,000円、予備費500万円です。 第2号議案は全員賛成で可決です。 第3号議案北筑昇華苑組合監査委員の選任について。 議員から、選任する監査委員に西村勝氏を選任したいので、議会の同意を求めるものです。 第3号議案は全員賛成で可決です。 以上で報告を終わります。
○議長(
丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 古庄議員。
◆13番(
古庄信一郎君) 1点お伺いをいたしますけども、補正予算で歳入の使用料が増額になってますけども、この斎場の管内でのコロナの関係に対してのそういう使用料的なものの増というふうに解釈するのか、何かそのあたりは議会の中で報告がありましたでしょうか、お伺いします。
○議長(
丸山真智子君) 木村議員。
◆4番(木村俊次君) まず、補正の分につきましては、当初予算は4,900体で予定しておりましたが、実際に5,300人ぐらいの予定になるということで増額になっております。 それと、コロナ関係につきましては、100体ほどしておりますということで報告があっておりますので。 以上で報告を終わりたいと思います。
○議長(
丸山真智子君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山真智子君) ほかにないようですので、これで質疑を終わります。 次に、篠栗町外一市五町財産組合議会の報告を求めます。 6番藤瀬議員。
◆6番(藤瀬康司君) 令和4年第1回糟屋郡篠栗町外一市五町財産組合議会定例会が2月25日に開催されましたので、報告いたします。 議案は2件上程されました。 議案第1号令和4年度糟屋郡篠栗町外一市五町財産組合一般会計予算についてです。 予算総額は9,236万7,000円で、令和3年度と比較して663万5,000円の増額です。 歳入の主なものは、構成市町の負担金2,030万円で、志免町分は290万円で、前年度と同額です。造林補助金は、森林施業の森林経営計画に基づく森林環境保全直接支援事業補助金で、対前年度比574万1,000円増の2,641万円。生産物売払収入は、利用間伐採の売上げで、対前年比1,114万3,000円増の2,328万1,000円です。繰越金は、対前年度比同額の2,000万円です。 歳入の主なものは、総務費の一般管理費は、特別職の退職記念品、互助会で管理するところの篠栗町荒田地区にある大山祇神社の鳥居の建て替えに際する補助金の費用など194万2,000円増の2,071万9,000円。事業費の林業総務費で、直用の作業班の定年退職による人件費等により155万円の減で6,032万円。事業費の道路維持費で、林道、作業道の維持費が288万7,000円増の531万円です。 議案第1号は全員賛成で可決です。 議案第2号監査委員の選任についてです。 現監査委員の藤佳光氏が本年5月31日をもって任期満了となるため、同氏を再任するものです。 議案第2号は全員賛成で可決です。 以上で報告を終わります。
○議長(
丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山真智子君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 次に、福岡県介護保険広域連合議会の報告を求めます。 世利町長。
◎町長(世利良末君) 令和4年福岡県介護保険広域連合議会第1回定例会が令和4年2月4日に開催されましたので、報告をいたします。 議会に先立ち、令和4年1月7日に広域連合長及び各支部長で構成する運営協議会が開かれ、それを受けて粕屋支部運営委員会が令和4年1月21日に開かれました。 2月議会は、承認1件、議案5件が上程をされました。 承認第1号は、令和3年度福岡県介護保険広域連合介護保険事業特別会計補正予算(第1号)の専決処分の承認についてです。 この補正予算につきましては、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,265万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ724億5,922万2,000円とするもので、支払基金交付金の過年度返還金の清算を行うため専決処分したことについて議会の承認を求めるものです。 原案のとおり承認されました。 議案第1号は、福岡県介護保険広域連合例規における用語等の整理に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてです。 当条例の制定は、条例の用語等を一般的かつ統一した表現にするためのものです。 なお、今回は25条例の改正を行い、個人情報保護法等、国の法律改正を待って対応する条例につきましては、次回以降の議会にて上程をされる予定です。 原案のとおり可決されました。 議案第2号は、令和3年度福岡県介護保険広域連合一般会計補正予算(第1号)です。 歳入歳出それぞれ1億5,671万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ19億5,465万3,000円とするものです。 主な内容は、歳入予算で繰越金等の減により負担金を5,831万4,000円減額、歳出予算で低所得者保険料軽減負担金の特別会計繰出金の減と低所得者特別対策事業費返還金の増により社会福祉費を1億4,998万1,000円減額するものです。 原案のとおり可決されました。 議案第3号は、令和3年度福岡県介護保険広域連合介護保険事業特別会計補正予算(第2号)です。 歳入歳出それぞれ2億678万4,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ726億6,600万6,000円とするものです。 総額として増額となる主な要因としては、繰越金を財源として基金積立金に保険料残額、償還金及び還付加算金に国、県の過年度返還金を計上したことによるものです。 歳入予算では、主に保険給付費の減額に伴い、法定負担分である介護保険料、負担金、国庫負担金、支払基金交付金、県負担金をそれぞれ減額するものです。 歳出予算では、実績見込みにより保険給付費を19億8,399万9,000円減額するものです。 原案のとおり可決されました。 議案第4号は、令和4年度福岡県介護保険広域連合一般会計予算です。 歳入歳出予算総額は、歳入歳出それぞれ20億324万7,000円で、前年度に比べ5.1%減、1億812万1,000円減額となっています。 減額の主な要因は、低所得者保険料軽減負担金が前年度より1億656万8,000円減となったことによるものです。 低所得者軽減負担金は、国庫負担金、県負担金及び雑入で受け入れ、合計を特別会計に繰り出すため、歳出の社会福祉費が10億8,954万3,000円となっております。 原案のとおり可決されました。 議案第5号は、令和4年度福岡県介護保険広域連合介護保険事業特別会計予算です。 歳入歳出予算総額は、歳入歳出それぞれ727億13万6,000円で、前年度比0.4%増、3億1,356万7,000円増となっています。 歳入の主な内容は、介護保険料を前年度比0.13%増の134億6,976万3,000円のほか、基金繰入金を2億5,000万円増の16億5,000万円計上しております。 歳出の主な内容は、保険給付費が前年度比0.18%増、1億1,772万8,000円増の659億8,377万円、地域支援事業費も前年度比4.16%増の56億1,986万2,000円の計上となっております。 賛成多数で原案のとおり可決されました。 以上をもちまして令和4年福岡県介護保険広域連合議会第1回定例会の報告といたします。
○議長(
丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありますか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山真智子君) 質疑なしと認めます。 次に、福岡県後期高齢者医療広域連合議会につきましては、広域連合から議会報告として送付されました資料を配付しております。 (13番古庄信一郎君「議長、動議」と呼ぶ) 古庄議員、何についての動議でしょうか。
◆13番(
古庄信一郎君) えっ、何。
○議長(
丸山真智子君) 動議の内容です。
◆13番(
古庄信一郎君)
議長不信任案の提案動議であります。
○議長(
丸山真智子君) ただいま古庄議員から
議長不信任案の動議が提出されました。 賛成者はありますか。 安河内議員が賛成者ですね。 そうしたら、この動議は賛成者がありますので成立いたしました。 そうしましたら、今動議が成立いたしましたので、この
議長不信任案の動議を本日の日程にすぐに議題とするのか、月曜日にするのかということで採決をしたいというふうに思います。 この動議を本日の日程、直ちに議題にすることに賛成の方は挙手を願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(
丸山真智子君) 賛成多数です。そうしましたら、この
議長不信任案の動議を本日の日程に追加し、直ちに議題にすることが可決されました。 それでは、暫時休憩といたします。
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~ 休憩 午前11時50分 再開 午後0時15分
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~
○議長(
丸山真智子君) 休憩前に引き続き議会を再開いたします。
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~ 追加日程第1 動議(
議長不信任案について)
○議長(
丸山真智子君) 追加日程第1、動議(
議長不信任案について)を議題といたします。 本件は、自己に関する事件ですので、ここで副議長と交代いたします。 〔議長交代〕
○副議長(牛房良嗣君) 本件につきましては、丸山議長は地方自治法第117条の規定に該当し、除斥されますので退場を求めます。 〔議長
丸山真智子君 退場〕
○副議長(牛房良嗣君) では、今動議の提出者より説明を求めます。 古庄議員、お願いします。
◆13番(
古庄信一郎君) 丸山議長の不信任案提案の理由について申し上げます。 まず、第1点目は、
議長不信任案が立て続けに出される異常な議会で、その原因は議長の言動だということであります。 丸山議長は、今回の不信任提案で副議長4年間で2度、そして議長3年間で2度、7年の職歴の中で4度の不信任案を提出されるという、志免町議会の歴史において過去に類がない事態で、特に議長としては昨年3月に続いて2年続けての不信任であります。志免町議会の恥であります。喜んで不信任案を出しているわけではありません。しかし、出さなければならない事態に常に議長の言動がしているわけで、この状態からも尋常でない議長の資質と言動でなされる議会運営の結果、このような立て続けでの不信任という異常な議会になっているわけであります。 第2点は、度重なる不信任案提案時の忠告、提言を真摯に謙虚に考え、その後の言動に生かしてほしいという要請を軽視し、自戒も反省もなく、同じことを繰り返している点であります。 昨年3月議会で私は、丸山議長の議長就任後の2年間に及ぶ行政及び議会対応について、全く議長として不適格、不適任であることを10項目近く挙げ、事例を挙げて指摘をいたしました。特に丸山議長になって議会の混乱が続けて新聞報道される事態となりました。 まず、就任1年目の議会対応で議会が紛糾し、大きく報道されました。 次に、一昨年12月議会で、学校電子黒板入札問題について新聞報道がなされ、その内容は議会と議員を守らなければならない議長の立場を逸脱して、自己保身、自分だけ正当化しようとする意図が明らかな言動と報道でありました。これが、議会を代表する志免町の議長かと、腹立たしい限りでありました。 その後、議会と行政との混乱が数か月に及びました。いまだ行政当局はその疑惑を認めようとせず、曖昧な状態で、結果、現在町民の不信を買い、町民を巻き込む事態となりつつあります。 なぜそうなるのか。私は、先輩議長としてずっと指摘してきました。何ゆえ不信任案が出されるのか、何が問題なのかを真摯に謙虚に考え、その後の言動に生かしてほしいと忠告し続けてまいりましたが、自戒も反省もなく同じことを繰り返しているわけであります。 3点目は、議長の議会基本条例、政治倫理条例の認識、理解不足で招いた指導力不足により、新人議員の間違った議会活動を戒めることなく、結果議会を混乱させているということであります。 昨年12月議会での議会運営、議会対応は、議長失格の最たる事件でありました。私は、6期23年、是々非々の信念の下に議員活動を行ってまいりました。そして、議長退任後は予算常任委員長として今日まで11年間、行政運営の根幹である予算審査の改革に全力投球をしてまいりました。行政当局に屈することなく、堂々と議論し、けんかもしました。また、解決のための妥協策も常に行政当局と模索する努力も行ってまいりました。それらの行動の基本は、平成22年に議長として福岡都市圏で初めて議会基本条例を策定したその理念と思いであります。 しかし、12月議会での事件、そして議長の対応が、この基本条例の理念から大きくかけ離れ、その結果、それを是とする議員が多数を占め、今後の志免町議会の在り方、議員の在り方に大変不安を抱くこととなりました。 その事例は、志免町の長年の大きな課題の一つであった西小学童保育所問題の審査において、
予算常任委員会では、子どもたちの安全を第一に、国の指針どおり校内での運営ができるよう、ぎりぎりまで行政当局と議論なり審査を行っておりましたが、最終段階に入り、早い段階から某議員と行政当局が結託し、校外民間施設の実現に向けて画策を行っているような疑惑を持たれる事件が発覚し、そのことによりひそかに大勢がその方向に向かっていった結果となり、予算委員長、副委員長も全くこのことは知らされておらず、これら一連の行動は
予算常任委員会審査を冒涜する行為として、志免町政治倫理条例及び志免町議会基本条例に抵触するのではないかと議長に対応を要請書でいたしました。 そして、提出時に議長に強く願ったのは、事が事だけに大事に至らぬよう対応していただきたいと要請をいたしましたが、結果は、議員活動の一環であり、一切何の問題もない、某議員は将来もある、要請書を撤回せよと信じられない回答でありました。つまり、我々の要請内容は間違いであると断言したわけで、23年間議員を務め、責任ある議長まで務めた私の見解を一蹴し、お互い十分な議論も精査もせず完全否定をし、某議員を擁護したわけであります。公平性、中立性が求められる議長としての対応では全くありません。 また、事が事だけに大事にならないよう対応の要請をしたのですが、私どもの意を何ら理解せず、撤回要請を含め、その後対応を進め、ますます大きな問題となってしまいました。 また、誹謗中傷がなされたことに関して、誹謗中傷ではないと一蹴されました。他の良識者に聞いても、これは誹謗中傷であると回答いただきました。ましてや受けた本人がそう言っているのに、何を持ってそうでないと言えるのか、全く理解できません。 12月13日の
予算常任委員会の開会前に、某議員も含めた10名の議員の連名で、予算委員長、副委員長宛てに委員会運営に関して要望書が提出され、要望4項目が守られない場合は委員長、副委員長の不信任案動議の提出も辞さないとの、これまた過去に例がない脅迫的要請が出され、それに対して私は、本件については当初から議長に大事にならないように、そのあたりを理解願い、尽力いただきたいと何度もお願いした。私どもの対応は、議員の責務に沿って粛々と対応してきたつもりですが、この10名の委員からの要請に対して、議長は中立的立場からの仲介も解決の行動も全くなく、高みの見物と構え、逆に議員たちの行動を応援しているようにも思え、これ以上こういったことが平然となされる議会運営をする議長の下に予算審査をやることはできないとして、自ら委員長を辞職いたしました。副委員長も同様であります。 翌日12月14日、この件での
全員協議会が開催され、やっと私どもの意図する思いを述べることができました。これを聞いた同僚議員の発言は、議長がこういうことになるから町民とのやり取りは気をつけなさいという感じで終わらせておけば大事にならなかった。またある議員は、撤回せよと言うべきではないと、謝るところは謝って丸く収めるのが議長の責務と。また別の議員は、議長は古庄議員が言っていることをメモもしない。応えようとする誠意ある態度が見えない。聞き流しているだけ。先輩議員として議長の誠意ある対応、どう反省し、教訓とするのかを問うてあるのだ等々、実に的を射た発言、指摘がなされました。まさにこれが丸山議長の姿で、忠告し続けても全く意に介さず、同じことを繰り返す議長の資質、それを的確に言い当てている発言でありました。今回が初めてでない。これだけの指摘を受けるだけでも議長は失格であります。 今議会の先ほどの議運の委員長報告に対する私の指摘についても、全て議長の考えの下、推進されているもので、全く他人事のように聞き流しておられました。 4点目は、議会と議員のあるべき姿を定めた議会基本条例と政治倫理条例の理解が全く違うということでした。私は、平成22年に議長として当時の大西副議長と一緒になって、賛同する議員の皆さんと一緒に福岡都市圏では初めて議会基本条例を策定いたしました。当時西日本新聞の朝刊一面に大々的に掲載をされました。その基本的理念は、議会の組織及び運営の方針と基本的なルールを定める条例であります。しかし、私どもの要請書に対する議長の見解は、今回の某議員の言動は、金銭の授受や利益を受けたわけではなく、全く問題はないとの回答で、私は、金銭授受や利益供与等があれば条例でなく法で裁かれるもので、そんなことを条例でうたうわけがないと申し上げました。その発言から議長の解釈は、法に抵触しなければ何をやってもよいと解釈しているわけであります。この発想、解釈になぜなるのか。 過去の丸山議長の言動を振り返ると、全ての言動が、なるほど、法に抵触しなければ何をやってもよいという解釈からの行動だったのかと理解をできました。たくさんの例がありますが、一例だけ申し上げます。 議会を代表し、少なくとも各議員をサポートすべき立場の議長が、自らのフェイスブックに議長名で私どもが知り得ない情報等をリンクして掲載して、まさに議長の立場を利用した個人のパフォーマンスであります。議会としてこのようなパフォーマンスを容認したのですか。フェイスブックは議員活動としては認められていますが、少なくとも議会を代表する議長としては、他の議員にも配慮があってもよいのではないでしょうか。以前から行き過ぎた個人プレーのパフォーマンスで議員間のトラブルを引き起こしたことからも、個人の資質が推しはかられる。しかし、この解釈で、懸念される重大な問題は、新人議員が多い中、コロナ禍の背景もあって、議員の倫理研修や議会基本条例ほかの議員研修が実施されておらず、まさに議長の見識が、考えがルール、規範となっている現状の中で、今回全く問題がない、撤回せよとの回答となったわけで、さらに問題なのは、その解釈なり結論なりが歴代議長の議員に何の一言の相談もなく、結論を出されたということであります。 今議会は、新人議員が3常任委員会の委員長、副委員長を務める事態となっており、そのことについて異論を唱えるわけではありませんが、今回その一部の新人委員長、副委員長と私たちは、経過と解決策について激論を闘わせ、叱責も受けました。本来指導し、必要があれば説き伏せる立場の議長は、全くその行動もせず、そのことは公平性を守らなければならない議長として失格であります。 さらに、これらの延長としてなされた憂慮する事態は、町民と議会の情報交流の場である議会広報紙に掲載される私たちの反対討論について、本議会の発言なのにその掲載内容に圧力をかけてくる言動が行われました。信じられないことでありました。これらは、全て議長の資質なり議会運営の能力、人を育てていく指導力、そして組織をまとめていく包容力のなさから起こっている事実であります。ここでは詳細は申し上げませんが、他町の議員からも、今の志免町議会はおかしいと指摘をされました。それは、議会広報を見て、その中の審査項目とか内容について指摘を受けるわけですが、そのときそのときの勝手な自分たちの解釈で議会を運営する。誰もが認める建設的な改革は大いにやるべきですが、これまで育まれてきたよきルールや伝統は継承していかなければなりません。しかし、今の議会はあってはならない議会の姿になってきており、将来に大変不安を持たざるを得ません。 今回の学童保育の審査に当たっても、何度も申しますが、国の方針に沿って子どもたちの安全第一にぎりぎりまでその実現に向けて審査を行っていた私が、私たちが、数の論理で少数となり、何か故意に引き延ばし悪いことをしているような捉え方をされております。全く理不尽で不愉快でなりません。少数ではあるが、それなりの経験を積んだ我々の言動に、主張に耳を貸さず、常に自分に利となるような多数の声を誘導し、それを正義として展開する議長の政治手法とは、徹底的に戦わなければ議員としての責務を果たすことができません。 12月議会の
全員協議会で、予算とこの要請書とは別問題として論議すべきとの意見が出され、議長は議会基本条例、政治倫理条例等について共有すべきで大いに議論をしようと回答したにもかかわらず、今日まで全くその行動なり見解の報告もなされません。フェイスブックに食レポを掲載する暇があったら、やるべきことをやれという進言することすら、何かもう切ない気持ちであります。 私も11年間務めた予算常任委員長を、ふがいなく自ら辞しました。しかし、議長は全く反省の意もなく、今もこのように平然と議長として君臨しております。私どもの議員の任期はあと一年です。この議長が自戒をし、変わるわけがありません。私は、今の議会をお友達議会と思っております。議会がクラブ活動の延長のような感覚で、そのときそのときに勝手な解釈論で議会を運営し、結果、議員同士の緊張感もなく、当然行政との緊張感もなく、結果議会の本質、使命を放棄した議会になりかねません。それも全て丸山議長の議会運営が要因であります。 電子黒板問題、今回の西小学校学童保育問題、その本質、何が問題なのかの最後まで追求が全く皆無で、既に闇の中に葬られようとしております。議長は、議長就任の挨拶で、議会の役割のイの一番に監視機能を明言いたしました。しかし、この3年間、町民が期待する監視機能は十分なされたでしょうか。実態を言えば、私たち予算常任委員長、副委員長として議長と反目しながら、この監視機能を実践してきたからこそできてきたわけで、この行動に議長は全く理解を示しておりません。つまり、丸山議長は、行政追従議長と言っても過言ではありません。公約違反の議長であります。 丸山議長、あなたがこの不信任を受けてどう弁明、弁解しようが、過去のあなたの言動を見れば、全く信ずることはできません。もうだまされません。どうか志免町の将来のために、議会を正常化するためにも、自ら辞職をされることを先輩議員として、また先輩の議長として切に願うものであります。このことを申し上げ、
議長不信任案といたします。
○副議長(牛房良嗣君) ただいまの説明に対する質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(牛房良嗣君) 質疑なしと認めます。 次に、討論を行います。 不信任案に反対の討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(牛房良嗣君) 不信任案に賛成の討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(牛房良嗣君) 討論なしと認めます。 これから
議長不信任案を採決します。 この採決は無記名投票でございます。 投票は〇×をもって投票の意思を表していきたいと思います。 ここで念のために申し上げます。
議長不信任案に賛成の方は〇、
議長不信任案に反対の方は×。 白票は否とします。 では、これより投票を行います。 議場の出入口を閉めていただきたいと思います。 〔議場閉鎖〕
○副議長(牛房良嗣君) ただいまの出席議員は議長を除き12名です。 会議規則第32条第2項の規定により、立会人に3番亀崎議員、8番安河内議員を指名します。 立会人に投票箱の点検をお願いします。 〔投票箱点検〕
○副議長(牛房良嗣君) 次に、投票用紙を配付いたします。 〔投票用紙配付〕
○副議長(牛房良嗣君) 配付漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(牛房良嗣君) 配付漏れなしと認めます。 ただいまから投票を行います。 1番議員から投票をお願いいたします。 〔投 票〕
○副議長(牛房良嗣君) 投票漏れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(牛房良嗣君) 投票漏れなしと認め、投票を終わります。 それでは、開票いたします。 立会人の立会いをお願いいたします。 〔開 票〕
○副議長(牛房良嗣君) 開票の結果を報告いたします。 投票総数 12票 有効投票 12票 有効投票のうち 賛成 2票 反対 10票 以上のとおり賛成が少数です。したがって、
議長不信任案は否決されました。 議場の出入口をお開きいただきたいと思います。 〔議場開鎖〕
○副議長(牛房良嗣君) 丸山議長の入場を求めます。 〔議長
丸山真智子君 入場〕
○副議長(牛房良嗣君) 本件はこれで終了しましたので、議長を交代いたします。 どうぞ、丸山議長。どうぞ。 御協力ありがとうございました。 〔議長交代〕
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~
△日程第10 第2号議案~第22号議案上程(
提案理由説明、質疑、委員会付託)
○議長(
丸山真智子君) 日程第10、第2号議案から第22号議案上程を議題といたします。 町長から提案理由の説明を求めます。 世利町長。
◎町長(世利良末君) ただいま議題に付されました第2号議案から第22号議案を一括して提案説明をさせていただきます。 第2号議案専決処分の承認を求めることについてであります。 地方自治法第179条第1項の規定によって、別紙のとおり専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものです。 新型コロナウイルスワクチンの追加接種(3回目)の期間前倒し及び5歳から11歳の住民接種事業を行うに当たり、集団接種の回数を増やすための経費が生じたが、町議会を招集する時間的余裕がないため、専決処分に付するものであります。 第3号議案志免町会計年度任用職員の給与の特例に関する条例の制定についてであります。 コロナ克服・新時代開拓のための経済対策を受け、令和4年4月から令和5年3月までの期間において町立保育園で勤務する会計年度任用職員の期末手当に人事院勧告を反映させない措置を行うため、必要な事項を定める必要があるものです。 第4号議案行政手続における押印見直しに伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてであります。 国が進めている書面、押印、対面を原則とした制度等の抜本的見直しに基づき、当町においても条例で押印を求める行政手続の見直しを行うため、所要の規定の整備を行う必要があるものです。 第5号議案志免町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 特別職の職員の給与に関する法律の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行う必要があるものです。 第6号議案志免町特別職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 特別職の職員の給与に関する法律の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行う必要があるものです。 第7号議案志免町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 一般職の職員の給与に関する法律の一部改正に伴い、所要の規定の整備を行う必要があるものです。 第8号議案志免町特別会計条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 志免町住宅新築資金等貸付事業について、起債の償還が終了したことに伴い、志免町住宅新築資金等貸付事業特別会計を廃止するため、所要の規定の整備を行う必要があるものです。 第9号議案志免町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 全世代対応型の社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律による地方税法の一部改正に伴い、未就学児に係る国民健康保険税の被保険者均等割等を減額する等の所要の規定の整備を行う必要があるものです。 第10号議案指定管理者の指定についてであります。 志免町高齢者等集会所、コミュニティの部屋の指定管理者を指定する必要があるので、地方自治法第244条の2第6項の規定により町議会の議決を求めるものであります。 指定管理者は、松ケ丘町内会です。 期間は、令和4年4月1日から令和7年3月31日までであります。 第11号議案志免町道路線の認定についてであります。 道路法第8条第1項の規定に基づき、町道路線を認定するに当たり、同条第2項の規定により町議会の議決を求めるものであります。 第12号議案債権の放棄についてであります。 債権の放棄をしたいので、地方自治法第96条第1項第10号の規定により町議会の議決を求めるものであります。 第13号議案令和3年度志免町一般会計補正予算(第13号)についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,535万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ180億8,122万円とする補正を行うものです。 繰越明許費、地方債の補正があります。 第14号議案令和3年度志免町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)についてであります。 歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳出予算の金額は、第1表歳出予算補正によるものであります。 第15号議案令和3年度志免町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてであります。 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,823万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ42億3,504万7,000円とする補正を行うものです。 第16号議案令和4年度志免町一般会計予算についてであります。 歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ158億2,500万円と定めるもので、債務負担行為は5件、地方債は4件で、3億8,640万円であります。 令和3年度当初予算と比較しますと、歳入歳出総額は1.8%増となり、当初予算規模といたしましては、過去最大となっております。 なお、詳細につきましては、それぞれの予算審議の中で御説明申し上げますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げまして、令和4年度一般会計予算の概要の説明といたします。 第17号議案令和4年度志免町公共施設公益施設整備拡充基金特別会計予算についてであります。 歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ8,173万3,000円と定めるものであります。 第18号議案令和4年度志免町国民健康保険特別会計予算についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ42億7,726万円と定めるものであります。 第19号議案令和4年度志免町後期高齢者医療特別会計予算についてであります。 歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ6億8,033万4,000円と定めるものであります。 第20号議案令和4年度志免町水道事業会計予算についてであります。 収益的収入及び支出については、収入総額11億989万3,000円、支出総額9億9,344万3,000円とし、資本的収入及び支出については、収入総額3,690万9,000円、支出総額5億4,486万1,000円とし、資本的収支の不足額5億795万2,000円は、過年度損益勘定留保資金、減債積立金、建設改良積立金、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補填するものであります。 第21号議案令和4年度志免町流域関連公共下水道事業会計予算についてであります。 収益的収入及び支出については、収入総額11億3,817万円、支出総額10億5,179万5,000円とし、資本的収入及び支出については、収入総額5億4,334万3,000円、支出総額8億793万7,000円とし、資本的収支の不足額2億6,459万4,000円は、過年度損益勘定留保資金、減債積立金で補填するものであります。 第22号議案志免町職員の育児休業に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 人事院規則19-0(職員の育児休業等)の一部を改正する人事院規則が令和4年2月17日に公布されたことに伴い、所要の規定の整備を行う必要があるものです。 以上、21議案の提案説明をさせていただきました。御審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
丸山真智子君) ただいまの提案説明に対する質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
丸山真智子君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 次に、第3号議案から第7号議案及び第22号議案の6議案は総務文教常任委員会に、第8号議案から第12号議案の5議案は厚生建設常任委員会に、第2号議案及び第13号議案から第21号議案の10議案は
予算常任委員会に付託したいと思いますが、御異議はありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕