令和 3年第5回 9月定例会1 議 事 日 程(第1号) (令和3年第5回
志免町議会定例会) 令和3年9月3日 午 前 10 時 開議 於 議 場 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 町政報告及び質疑(町長) 日程第4
議会運営委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第5
総務文教常任委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第6
厚生建設常任委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第7
予算常任委員長報告(継続審査分) 日程第8
議会広報特別委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第9 一部
事務組合議会及び
広域連合議会報告及び質疑 日程第10 第35号議案~第47号議案上程及び報告第4号~第5号(
提案理由説明、質疑、委員会付託) 日程第11 請願第1号
公益法人志免町
シルバー人材センターのパワハラ及び不正疑惑の調査請願2 出席議員は次のとおりである(14名) 1番 稲 永 隆 義 2番 岩 下 多 絵 3番 亀 崎 大 介 4番 木 村 俊 次 5番 小 森 弘 美 6番 藤 瀬 康 司 7番 丸 山 卓 嗣 8番 安河内 信 宏 9番 大 熊 則 雄 10番 丸 山 真智子 11番 牛 房 良 嗣 12番 大 西 勇 13番 古 庄 信一郎 14番 末 藤 省 三3 欠席議員は次のとおりである(0名)4
会議録署名議員 6番 藤 瀬 康 司 13番 古 庄 信一郎5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(2名)
議会事務局長 石 津 吉 章 書記 平 山 聡 彦6 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(21名) 町長 世 利 良 末 副町長 丸 山 孝 雄 教育長 金 子 眞 恵 会計管理者 牛 房 大 和 総務課長 内 野 克 志 まちの
魅力推進課長 高 山 真佐子
経営企画課長 篠 原 優 人 税務課長 前 田 憲一郎 住民課長 塩 崎 幸 恵 福祉課長 今長谷 智 子 福祉課参事 荒 牧 裕 樹 健康課長 徳 永 康 國
子育て支援課長 藤 野 和 博
生活安全課長 太 田 成 洋
都市整備課長 砥 上 敏 之
上下水道課長 圓能寺 豊 博
学校教育課長 池 松 貴 恵
学校教育課参事 中牟田 いずみ
社会教育課長 安 楽 実
総務課長補佐 二 村 研 司
経営企画課長補佐米 澤 大
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~~~~~~~~ 開会 午前10時00分
○議長(丸山真智子君) おはようございます。 ただいまから令和3年第5回
志免町議会定例会を開会いたします。 これより本日の会議を開きます。 日程に入る前に報告いたします。 お手元に配付しております
議員派遣報告書のとおり議員を派遣いたしました。 また、本議会におきましては、
ウイルス感染防止のため、前議会と同様に、会議中には議場の扉を開放して換気を行い、マスク着用での発言をお願いいたします。 次に、このたび町議会議員として長期にわたり
地方自治振興の発展に尽くされた功績により、
糟屋地区議長協議会から、10年以上在職された安
河内議員が10年表彰を受けられました。ここに議員各位と共に栄誉をたたえ、心からお喜び申し上げます。 なお、表彰につきましては、私に対しても18年表彰をお受けいたしましたので、併せて報告をいたします。 これより表彰状の伝達を行います。 安
河内議員、前へお願いいたします。 表 彰 状 志免町 安河内信宏殿 貴殿は長きにわたり議会議員として地方自治の振興発展に寄与され、特に大きな功績を残されました したがって、これを表彰いたします 令和3年8月2日
糟屋地区議長協議会会長 古賀ひろ子 (拍 手) ─────────────────────
○副議長(牛房良嗣君) 表 彰 状 志免町 丸山真智子殿 貴殿は長きにわたり議会議員として地方自治の振興発展に寄与せられ、特に大きな功績を残されました よって、これを特別表彰します 令和3年8月2日
糟屋地区議長協議会会長 古賀ひろ子 (拍 手) ─────────────────────
○議長(丸山真智子君) 以上で報告を終わります。 それでは、日程に入ります。
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△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(丸山真智子君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、6番藤瀬議員及び13番古庄議員を指名いたします。
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△日程第2 会期の決定
○議長(丸山真智子君) 日程第2、会期の決定の件を議題といたします。 本定例会の会期は、本日から9月21日までの19日間にしたいと思います。これに御異議はありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(丸山真智子君) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日から9月21日までの19日間に決定いたしました。
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△日程第3 町政報告及び質疑(町長)
○議長(丸山真智子君) 日程第3、町政報告及び質疑を議題といたします。 世利町長。
◎町長(世利良末君) 本日ここに令和3年9月議会を招集させていただきましたところ、議員の皆様方には大変御多用の中にもかかわりませず御参集を賜り、誠にありがとうございます。 変異株が猛威を振るう
新型コロナウイルス感染症の全国的な拡大により、8月17日に福岡県に4度目の
緊急事態宣言が出され、外出制限や営業自粛要請により、志免町においても多くの施設の利用制限や様々なイベントを延期、中止せざるを得ない状況が続いており、町民の皆様に多大な御不便と御負担をおかけしております。しかし、こうした状況下において、一人一人が
感染防止対策を徹底していただき、感染拡大を防ぐことが命を守ることにつながっていきます。引き続き
感染防止対策を徹底いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 次に、順次進めております
ワクチン接種の現在の状況について御報告させていただきます。 9月2日現在の接種対象者12歳以上約4万900人のうち、2回目接種済みの方は1万7,321名で、全体の42.4%となっております。そのうち65歳以上の町民の方は、対象者1万1,354名のうち2回目接種済みの方は1万96名となっており、65歳以上の方の88.9%の接種が完了いたしました。
ワクチン接種は
感染拡大防止策として最も有効な方策と考えておりますので、一日も早く
ワクチン接種を希望される町民の皆様全員が接種できますよう、最善の努力を尽くしてまいりたいと考えております。 さて、議会の開催に当たり、令和2年度のまちづくりの総括について思いの一端を述べさせていただきます。 まず、令和2年度は、
新型コロナウイルス感染症の拡大により
緊急事態宣言が出され、多くの経済活動が休止し、学校においても長期にわたる臨時休業が行われるなど、終始
コロナ対策事業に奔走する年となりました。そうした中、
緊急経済対策として全町民に10万円を支給した
特別定額給付金給付事業や町独自の
上下水道料金の全額減免、町内の
小規模事業者に対する緊急支援金の支給や小・中学校全児童への
タブレット端末の配付など、あらゆる分野において全庁挙げて事業を展開してきたところであります。議会の皆様の御理解、御支援により、専決処分を含め、様々な対策の補正予算を成立することができ、支援策を迅速に実施することができましたことにつきまして、ここで改めてお礼を申し上げます。今後とも御心配、御苦労をおかけすることが多々あるかと思いますが、御理解と御協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。 また、第5次志免町
総合計画後期基本計画の最終年である令和2年度は、
新型コロナウイルス感染症の影響が大きく、様々なコロナ対策を実行しながらも計画の実施に取り組みましたが、思うような成果を上げることが難しい年となりました。そのような中、2年をかけて新たな第6次総合計画及び第2期総合戦略を策定しました。今後は、新たな町の将来像である、みんなで未来をつくるまち~手と手を取り合い住みつづけたいしめ~の実現に向け、取り組み、将来見込まれる全国的な人口減少の深刻化や高齢化の急伸など社会情勢の大きな変化に対し、持続可能なまちづくりを進め、子どもから高齢者まで誰もが住みやすさを実感し、住み続けたいと思えるまちづくりを目指して、心して行政運営を進めてまいります。 また、福祉分野においては、これまで対象者別、分野別に策定いたしました福祉関係の計画を統合し、第1期志免町
福祉総合計画を策定しました。誰もが様々な困難を抱えた場合でも社会から孤立せず、身近な地域で安心してその人らしい生活を送ることができる社会の実現に向け、取組を進めてまいります。 次に、子育てしやすい保育環境を整えるために、志免中央第3、第4学童保育所と東第2学童保育所を建築し、また南第2学童を小学校の家庭科室を利用して開所し、全体で160人の定員拡充を行い、待機児童の解消を図りました。今後は、
西学童保育所の新規開設についてしっかりと取り組んでいきます。 また、学校教育の分野では、町内の小・中学校の全児童・生徒に
タブレット端末を1人1台配付し、ICTを活用した学校教育の情報化を進めました。これらにつきましては、明日9月4日に、自宅に
オンライン環境のある児童・生徒を対象に
リモート授業を実施する予定としております。今後もそれらを活用し、未来を担う子どもたちの育成に努めてまいります。 最後に、平成29年度から継続事業であります
竪坑櫓保存事業につきましては、令和2年度も継続して工事を行い、令和3年10月の工事竣工に向け、順調に進んでおります。今後は、竪坑櫓周辺の整備に向けて検討してまいります。 以上、令和2年度のまちづくりの主な取組について簡単に述べさせていただきました。 次に、令和2年度一般会計の決算につきまして申し上げます。 当初予算においては、財源不足を補うために
財政調整基金4億8,000万円を取り崩しておりましたが、コロナ禍の影響もあり、最終的に約1億5,900万円を取り崩すことになりました。詳しくは
決算特別委員会にて説明させていただきたいと思いますが、その総括を申し上げますと、一般会計の決算規模は歳入総額約212億円、歳出総額約202億6,000万円で、収支額は約9億4,000万円の黒字でありました。令和元
年度決算規模と比較しますと、歳入は約62億5,000万円の増、歳出は約57億7,000万円の増となっております。このように決算規模が大幅に拡大した要因は、町民1人当たり10万円を支給した
特別定額給付金給付事業費46億4,700万円や
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金約5億5,000万円などが上げられます。 次に、令和2年度の
国民健康保険特別会計の決算につきまして、
国民健康保険の被保険者数は年度平均で令和元年度は9,166人でありましたが、令和2年度は9,109人と57人減少しており、ここ数年、
社会保険適用拡大の影響や
後期高齢者医療への移行者の増加を受けて減少し続けています。令和2年度も昨年に引き続き、約4,000万円の歳入超過となりました。この歳入超過の主な理由は、令和元年度の歳入超過分の繰越しによるもの及び保険税収入の増加分となっています。歳入においては、令和2年度においても保険税率の増額改定を行い、保険税収入を微増しています。歳出においては、前年度に比べ、保険給付費は約8,800万円の増額、保健事業費は約350万円の減少となっております。なお、保健事業の減少は、コロナ禍の影響を受け、特定健診事業の規模を縮小したものです。 以上、令和2年度の振り返り、主な施策、そして決算の概要につきまして述べさせていただきました。 最後に、繰り返しとなりますが、現在実施しております
新型コロナウイルスワクチン接種に全力を注ぎ、一刻も早くコロナ禍を終息させ、町民皆様が安心して暮らせる日が一日も早く訪れますよう、町としても万全を期してまいりますので、議会の皆様の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、町政諸般の報告とさせていただきます。
○議長(丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) 1点お伺いいたしますけども、私もいろんな場所でお話しさせていただくときに、例えば今回のコロナの問題で、特別に国からの臨時交付金が多額に入ってきて、それをもっていろんな事業を展開してるわけですけども、ただいまの町長の報告では、例えば
緊急経済対策で特別給付金10万円とか
上下水道料金全額減免とか、るるいろいろその他申されましたけども、このほとんどが国からのコロナの臨時交付金で対応したわけですね。常に申し上げますけども、町民の方々は、これは全て町がやってくれてるというふうな感覚の部分もあって、財政的に大丈夫なのかというふうな感覚もあります。私は、そのたびに、これは国からの臨時交付金として、それを町が使い方を検討して実施してるんだということを申し上げております。そういうことを本会議でもしっかりとおっしゃっていただきたい。そうでないと、国は全く何もしとらんのかということになります。 そのことをまず申し上げて、そしてその次に決算の中で、ここに計上されておりますけども、当然のことながら、今回のコロナによってこれだけの歳入歳出が約60億円前後上がるというのは当たり前のことであって、そういう中で、コロナに対する対応、それからコロナじゃない部分の通年の事業の対応、そしてそれには一般財源、自主財源がどうなってるのかとか、それから税収の推移がコロナによって令和2年はどうなったのかとか、それから臨時交付金は除いた部分の財政状況がどうなったのかと、こういうところは決算の審査の中でお話を質問しながら聞けば分かるわけですけども、こういう町政報告をなさるんならば、これぐらいの観点からの所見は町長としておっしゃるべきではないかというふうに思いますけども、そういう思いはございませんですか。 質問になりますけども、自主財源はどうなって、それについて町長はどう思われるのかとかね。それから、税収がどうなったのか、それに対してはどうなのかとか、そういうことについてお話しになるべきだと思いますけど。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) まず、1問目の国からの給付金につきまして、これは国からの支援金じゃないかという御指摘で、ここの場でしっかりそういう説明をするべきだというふうな御質問でございます。当然、国からの支援金を使わせていただいてるわけでございますが、10万円の給付金は国からの要請があって、町がそういう事業をしたわけでございますが、もともと、ここに述べさせていただきました
上下水道料金の2か月免除につきましては、まずは一般会計で上げとったわけでございます。しかしながら、国からの支援金があるということで、それで対応させていただいたということも含めて、そういった意味では議員が言われるように、多くのことは、コロナ対策につきましては国から支援金が来てるということを町民の皆様にしっかり報告しなければいけないというふうに思っております。 それから、税収ということでございます。当初、心配をいたしておりました。コロナ禍の中で経済活動が非常に衰退しているというふうな状況の中で、税収がかなり落ち込むのではないかという心配をしておりました。蓋を開けますと、収入のうちの町県民税につきましては昨年より少し増えた、同額だということでございます。しかしながら、法人税につきましてはやはり減少をいたしております。そういった意味では、
社会経済状況、またコロナ禍の中の経済状況がひとつ衰退してるのではないかなと心配をしているとこでございます。これからそういったことも含めまして、経済活動を見せた上で政策をしていかなければいけないというふうに思っております。町民の皆さん方にはそういったとこをしっかり報告し、またこの場で報告してなかった分もあろうかと思いますが、しっかりそういったことを皆さん方にお知らせしていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) ほかにありませんか。 木村議員。
◆4番(木村俊次君) 町長に1つだけお伺いします。 2ページの一番最後のほうに、将来見込まれる全国的な人口減少ということを書いてあります。全国的には人口減少になると思うんですけど、福岡都市圏はそんなに減らないと思うんですよね。それで、全国的には減ってくるかもしれませんけど、福岡都市圏では今の現状維持がいっとき続くんではないかと考えておりますが、そういう考え方も少し持ってもらわなければならないと思いますが、その辺について御回答お願いします。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 人口減少問題につきましては、今のとこ志免町は人口は僅かでありますが上昇しております。しかしながら、出生率、以前は年間に600人、700人の出生率がありましたが、今は500人程度でございます。やっぱり出生率は下がっているわけでございます。当初は、平成30年、31年ぐらいが人口増加のピークだろうと予想をしておりました。しかしながら、その予想を超えて、今現在も人口は増加をいたしております。大変うれしい限りでございますが、いつかは人口減少が来るということは予想しとかなければいけないというふうに思っております。 福岡市の影響で人口は増加をしておりますが、この都市圏においても人口減少が来ることは、必ずやってくるんじゃないかなというふうに思っております。そういったことを見据えて、いろんな対策をしていかなければいけないというふうに思っております。人口の推移につきましては、予想を超えるいろんな状況下であろうかと思いますが、しっかりそういったことを、将来を見据えた対策をしていかなければいけないというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) ほかにございませんか。 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 町政報告につきまして2点お尋ねをいたします。 第1には、第5次
総合基本計画、これに取り組んだけれども思うような成果を上げることが難しいことになったという報告ですけども、どのようなことが具体的になされてなかったのか、まずそれを一点、最初にお尋ねします。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 令和2年度が第5次総合計画の最終年でございまして、御存じのとおり、令和2年からコロナの感染が響き、いろんな経済活動が中止せざるを得なくなったわけでございます。計画の中に盛り込んでましたいろんな対策、イベント等も含めまして実施できなかったということをここに書いておりますように、対策ができなかった難しい年になったというふうな表現の仕方をしていたところでございます。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 学校が始まりまして、おとといですか、昨日ですか、中央小学校のところで保育園、幼稚園のクラスターが出てるという報道がされておりましたけども、そういうやつを勘案しますと、先般お尋ねをいたしました学校での消毒、これについては検討するというお話でございましたけども、これは子どもたちに広がりを見せております。先生たちに消毒を実施させるんではなく、前回行った一般の方に消毒の実施をお願いしたいということのほうがいいのではないかという質問をいたしておりましたけども、これは早急に関わることですので、この場での御回答をお願いしたいと思います。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 町政報告の御質問の中ではないんじゃないかなということを思っておりますが、さきの委員会でそういう質問がございました。早急に学校と対応しまして、消毒につきましては別な、先生方以外でできるような対策を今練っております。恐らく、近々そういうことで実施をしたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員、どうぞ。
◆1番(稲永隆義君) 明日9月4日から、自宅に
オンライン環境のある児童・生徒を対象に
リモート授業を実施する予定としておりますとなっておりますが、具体的に何年生、全学年でやるのか、中学生まで、どういう規模感でやられるか。それからまた、
リモート授業に対するこれからの考え方、どういう具合に心を持ってやっていかれるつもりかお尋ねいたします。
○議長(丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 町政報告の中に、明日9月4日に子どもたちに向けてICTを使ったタブレットでの実施を行うというふうな説明をいたしました。詳しくは教育長から説明をさせたいと思います。
○議長(丸山真智子君) 金子教育長。
◎教育長(金子眞恵君) 9月4日、9月18日が小学校、中学校の土曜参観実施日に当たっておりまして、そこで学校に登校せずに家庭での授業配信を受けるというところで進めているところでございます。その中で、学童さん方、あるいはまだ環境が整っておらず、家での
リモート授業を受けることができない児童・生徒につきましては、学校に来て、その場で授業を受けるというようなことで、全児童・生徒を対象にした
リモート授業を行うことにしております。 以上でございます。
○議長(丸山真智子君) 稲永議員。
◆1番(稲永隆義君) 環境が整ってない児童・生徒の方には貸出しとか、そういうのは対策を取ってるはずなんですが、どうなんですか。
○議長(丸山真智子君) それまで答えてもらっていいですか。 金子教育長。
◎教育長(金子眞恵君) 環境が整っていないと、ルーターを貸し出して、そういった御希望があられる方々については環境が整っている方々になっているんですけれども、中には自らデジタル化を進めないという教育方針でされていらっしゃる御家庭も、いろんな考え方がありますので、そういった方々につきましては生での授業を行うというふうにさせていただいてるところでございます。 以上です。
○議長(丸山真智子君) ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(丸山真智子君) これで質疑を終わります。
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△日程第4
議会運営委員長報告及び質疑(継続審査分)
○議長(丸山真智子君) 日程第4、
議会運営委員長報告及び質疑を議題といたします。 末藤議会運営委員長。
◎議会運営委員長(末藤省三君) 議会運営委員会の報告をいたします。 7月6日、8月5日及び8月30日に議会運営委員会を開催をいたしました。 7月6日までは、志免町議会業務継続計画、BCPの策定について協議し、全員協議会に諮る計画案を策定いたしました。また、一般質問録画映像のインターネット配信について、志免町議会も行えないか協議し、次回委員会に持ち越しいたしました。 8月5日では、志免町議会業務継続計画、BCPの策定について、7月30日開催の全員協議会で協議した結果を踏まえて協議を行いました。今後も継続して協議した後、再度全員協議会に諮りたいと考えております。また、一般質問録画映像のインターネット配信について引き続き協議し、次の8月30日の委員会において、一般質問の録画映像配信について実施を進めるということを各常任委員会に報告することになりました。 8月30日の委員会では、令和3年第5回定例会について協議を行いました。 会期は、9月3日から9月21日の19日間といたします。 今議会の一般質問は8名より通告があり、2日間で行うこととなりました。 議案上程は第35号議案から第47号議案の13議案で、各議案の委員会付託と審査日程は表のとおりとなっております。 決算について、
決算特別委員会正副委員長選出を総務文教、厚生建設各常任委員会から1名ずつ選出をし、話合いで正副を決めることにしました。 人事案件では、教育委員会委員1名の任命1件が最終日に提案されます。 請願が1件提出され、その取扱いについて協議いたしました。
公益法人志免町
シルバー人材センターのパワハラ及び不正疑惑の調査請願は厚生建設常任委員会に付託。また、その他意見書が1件、最終日に提案の予定となっております。 一部
事務組合議会及び広域連合議会については、4議会の報告と1議会の資料配付が行われます。 最終日に、国鉄志免炭鉱跡地であるボタ山の土地について、国鉄志免炭鉱ぼた山開発推進協議会へ志免、須恵、粕屋の3町長からの諮問が予定されているため、国鉄志免炭鉱ぼた山開発推進協議会委員の選出を行い、そのほか、任期満了に伴う糟屋郡篠栗町外一市五町財産組合議会議員選挙を行います。 以上であります。
○議長(丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) 議会運営委員会の報告については、本議会が始まる数日前に議会運営委員会の報告を受けて、いろいろと委員会としての考えといったものもまとめながらやるということで本議会の二、三日前ぐらいに委員会をやっとるわけですけども、今回も、その中で御報告いただいたものの中に、例えばインターネット配信とかこういったものについてもそうですが、議運に出ていないメンバーが建設的な意見をずっと提案しとるにもかかわらず、そういったことに対する議論とか審査というものが行われていない。どうなってんだろう、そういう気がいたします。そのことについて、議運に出ていないそれぞれの議員さんの特に建設的な意見については、しっかりと理解をされて審査をいただきたいと思います。 それから、ぼた山開発推進協議会の委員の選出ということですけども、3町長から諮問が予定されてるというのは初めて伺いました。こういうのは、そういうことが分かっておるんであれば、何なのかということも報告いただきたい。その内容によっては、出る委員なり、そういったものも考えたり検討していかにゃいけない。全く、今日、今初めて聞きました。どういうことが諮問される予定なのか教えていただけませんでしょうか。
○議長(丸山真智子君) 末藤委員長。
◎議会運営委員長(末藤省三君) まず最初に、インターネットの配信の件でございますが、前回、インターネットの録画の配信をしたらいかがかという問題が出てまいりました。このときに、生配信につきましては予算が伴うことなので、予算のことまでは審議いたしておりませんでした。しかし、各委員会に持ち帰って、インターネットの配信をしたいということを皆さんに問いかけていただきたいということで、一応議会運営委員会としてはネット配信を行うということでしましたが、各委員会に持ち帰って、また違う意見が出るかも分からないという形で、このことをお願いした次第であります。 それから、ぼた山委員についても、諮問がどのような形で行われたかというのは、議運ではそのことは聞いておりません。ただ、これについての委員を選出するというのみ報告があったわけであります。 以上であります。
○議長(丸山真智子君) 古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) まず、1点目は、これ以上申し上げるつもりはありませんでしたけど、今の御回答を聞いていたら、全く御理解いただいてないというか。今回改めて申し上げたわけじゃなくて、その前の委員会のときからもずっと申し上げてるんですよね。これは議長にも申し上げときますけど、インターネット配信というのも、こういう時代ですから、若い議員がチームをつくったり、またそういう何かものをつくって、そこで一生懸命このことについて検討して、よりよい方向性をつくり上げていくと、議員でですね。そういう意味で、議会運営委員会が主導してインターネット配信を進めるというのは少し違うんじゃないかなと。ぜひ、若い人たちの知恵と、そういうものを活用してやってくださいということのお願いをしたんですけども、全く御返事がありません。だから、そうなると本議会前の委員会での議運の報告なんて必要ないんじゃないかということで、これは議長のほうもぜひひとつ分かっておいていただきたい。 それから、ぼた協で諮問が予定されてるとだけ聞かれたんであれば、それは仕方ありませんけども、できればどういう諮問なのか、大変重要な問題ですのでね。内容によっては大変重要な問題になりますので、こういうのはぜひ確認をしていただきたいということをお願いをしときます。
○議長(丸山真智子君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(丸山真智子君) これで質疑を終わります。
~~~~~~~~ 〇
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△日程第5
総務文教常任委員長報告及び質疑(継続審査分)
○議長(丸山真智子君) 日程第5、
総務文教常任委員長報告及び質疑を議題といたします。 稲永総務文教常任委員長。
◎総務文教常任委員長(稲永隆義君) 総務文教常任委員会の閉会中審査事項について報告いたします。 審査は、7月19日、8月17日、9月1日に行いました。 第2期志免町教育振興基本計画について。 審査の理由は、今年度からの第2期志免町教育振興基本計画の内容の確認であります。 第6次志免町総合計画と連動して、その教育施策である志免町教育大綱と志免町教育振興基本計画が見直され、策定されました。志免町教育大綱は、町長と教育委員会で構成される総合教育会議で策定され、第2期志免町教育振興基本計画は、識者1名、全校長6名、社会教育関係者、公募町民、教育委員、町内会長、PTA会長各2名ずつの17名で構成された志免町教育振興基本計画策定審議会で審議され、策定されました。教育大綱と教育振興基本計画の計画期間は5年間です。 第2期志免町教育振興基本計画の内容は、志免町の教育の目標と9つの基本施策は教育大綱に即しており、教育の目標は、夢や志を持ち、ふるさと志免を拓く人づくりであり、9つの基本施策は、基本施策1、確かな学力、体力の向上を図る教育の推進。2、豊かな心を育てる教育の推進。3、学校、家庭、地域の連携、協働の推進。4、社会に羽ばたく力を育成する教育の推進。5、安全で快適な教育環境の整備推進。6、地域活動の支援。7、スポーツ、文化活動の推進。8、ふるさと意識の向上。9、人権教育、啓発の推進であります。各基本施策には1つから4つの施策及び具体的施策があり、21の施策で構成されています。21の施策にはそれぞれ、施策の方向性、主な取組、指標(令和元年度の現状値と令和7年度の目標値)が示されています。 前期の基本計画との主な違いは、基本施策3と基本施策9が加えられたことと、21の施策の中で2つの施策が重点施策と明示されたことです。重点施策は、施策番号1の確かな学力の向上で、具体的施策が、授業づくり、集団づくり、習慣づくりの推進と、基本施策2の中の施策番号5のきめ細かな生徒指導の充実で、具体的施策が、いじめ、不登校への対応です。また、教育施策体系の中で前期にはなかったワードとして、授業づくり、集団づくり、習慣づくり。いじめ、不登校。地域と共にある学校づくり。学校、家庭、地域の連携、協働体制の整備。職場体験。英語力の向上。GIGAスクール構想。情報活用能力の育成。学校の組織力の向上。教職員の指導力量。ライフステージに応じたスポーツの支援等があります。 学校教育課と社会教育課から、前期との違い等を中心に全ての施策について説明を受けました。主な質疑は、次のようなものでした。 1、策定の趣旨に志免町総合教育会議の文言がなくなったのはなぜか。答弁。志免町教育大綱と志免町教育振興基本計画を見直しする過程での志免町総合教育会議と教育委員会との関係は前期と同様で、次回見直しのとき訂正する。 2、今回、基本施策1が確かな学力、体力の向上を図る教育の推進となっており、前期の豊かな心を育てる教育の推進と逆転しているが。答弁。心が育って学力は育つとの考えは変わっていないが、志免町の現状を見ると、学力、体力の向上が喫緊の課題である。学力、体力向上のためには学校力の向上が優先すべき課題であり、向上することによって、いじめ、不登校等も改善されると考えている。 3、学校力を上げるには何が重要か。答弁。教育課程編成と教師の力だと考えている。 4、中学生の運動部に部活動指導員の配置が進んでないが。答弁。予算的な面で難しいが、配置を検討する。 5、不登校復帰率の令和元年度の小学校の現状値は39.7%なのに、令和7年度の目標値は22.8%となっている。おかしくないか。答弁。あくまでも全国平均を目標値としており、毎年度の見直しの際は分析を十分行い、現実的な目標値にする。 6、町立図書館と各学校の図書館の読書通帳を共通にはできないか。答弁。町立図書館と学校のシステムが別で、今は難しいが、次の通帳運用の時期が来たらシステムの連動を図っていきたい。 7、施策8の地域と共にある学校づくりの推進ではコミュニティ・スクールの設立を予定しているとのことだが、いつ頃になりそうか。答弁。今年度は準備期間と捉え、準備委員会を設けて、志免町のコミュニティ・スクールのありよう等を話し合い、皆様にお示ししていく。 8、施策8の地域と共にある学校づくりの推進の主な取組に土曜授業とあるが、理解できない。答弁。土曜授業の本来の目的は、学校の教育を地域に開くこと。授業時数の埋め合わせで行うものではない。今は本来の姿ではない状況であり、検討していく。 9、施策16の教職員の指導力量を高める研修の充実、働き方改革の推進で教職員のメンタルヘルス対策の充実とあるが、具体的には。答弁。教職員全員がストレスチェックをして、管理職等が確認する。それと、管理職との面談やスクールカウンセラー及び県の相談窓口等も紹介している。 10、青少年の健全育成については取組等、毎回同じことが書かれている。指標も、自分の周りに挨拶や相談等ができる人がいると答えた割合で令和7年度の目標値が100%。100%なんか達成できるのか。昨年9月、志免中で悲しい事件が起こったのに、全く熱意が感じられない。答弁。この基本計画では、地域と共に子どもたちを見るとか連携して支えるとか地域を盛り上げていく、そうすれば子どもたちの教育的支援ができるという思いで策定した。5年を見通して、しっかりその体制づくりを行う。 11、第2期志免町教育振興基本計画は毎年見直しをし、冊子も更新するのか。答弁。5年間の計画として策定した。冊子は更新せず、進捗状況を毎年報告する。 総務文教委員会としては、各施策について結果の確認が十分に行われ、PDCAサイクルの循環によって5年後の目標値に少しでも近づくことを期待するとともに、提言も行っていきます。コミュニティ・スクールは非常に重要な課題であり、注視してまいります。 以上で報告を終わります。
○議長(丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(丸山真智子君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。
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△日程第6
厚生建設常任委員長報告及び質疑(継続審査分)
○議長(丸山真智子君) 日程第6、
厚生建設常任委員長報告及び質疑を議題といたします。 岩下厚生建設常任委員長。
◎厚生建設常任委員長(岩下多絵君) 厚生建設常任委員会の閉会中の審査事項について報告いたします。 7月20日、8月18日、8月31日の3日間審査を行いました。 1、認知症対策について。 日本における65歳以上の認知症人数は2025年には約700万人になり、高齢者の5人に1人と予測されています。町民にとって身近なものであり、町の対策について担当課より説明を受けました。 志免町では、推計では2025年の高齢者人口は1万1,492人となります。その中で、認知症有病率が一定である場合は2,126人となり、上昇する場合は2,298人と推測されます。町としては、認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らせる施策を推進しており、内容は以下になります。 認知症ケアパス。認知症の進行と主な症状、利用できる医療、介護サービスをまとめた冊子で、3年ごとに更新している。今年、令和3年は改定年となっております。 認知症初期集中支援チーム。認知症の症状や対応で困っている家庭へ看護師や主任ケアマネジャーのチームが訪問し、支援を行う。40歳以上の在宅生活者で医療や介護サービスにつながっていない方が対象となります。 しめカフェ(認知症カフェ)。認知症の方やその家族、地域住民、専門職が気軽に集える場で、志免町地域包括支援センターと認知症サポーターで運営している。 認知症ささえあい上映会。認知症について幅広い世代に関心を持ってもらうために、認知症をテーマにした上映会を実施しています。今年度は8月にオンラインで上映されました。 認知症サポーター養成講座。認知症の方やその家族が地域の中で安心して生活できるよう、認知症を正しく理解し、困っていることをサポートする応援者のことで、認知症サポーター養成講座を受講するとサポーターになることができます。令和元年度末累計2,642人の方がサポーターとなっておられます。 認知症高齢者探してメール。認知症高齢者等徘回SOSネットワークのことで、事前に福祉課へ登録が必要になります。家族の希望により事前に登録された方が行方不明になったときに、捜索に協力してくれる協力サポーターへメールを一斉配信するシステムになっています。徘回するのは町内と限らないために、福岡市、宗像市、福津市、糟屋郡1市7町と連携している。 最後に、町では、認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らせる施策を今後も充実したいと考えているため、医療や介護サービスも必要だが、何より住み慣れた地域で認知症本人や家族を見守り、支えていける体制の整備が必要だと考えているということです。 委員会からは、認知症高齢者探してメールに登録されていない場合も数多くある。もっと町民へ周知徹底してほしいという意見が出ました。 そのほか、認知症について幅広い世代に関心を持ってもらうために、保護者を含めた学校教育の面へのアプローチも積極的に行ってほしいという意見も出ました。 また、認知症サポーター養成講座を受けただけで実践的な活動に至っていない。今後どう活用していくのかという質問に対しては、今年度よりステップアップ講座を計画しており、まずは町内会会長会で案内し、町内会ごとの講座開催、その後はそれ以外の既存の団体へ対象を広げていく予定との回答でした。 2、障害者支援について。 (1)障害者優先調達推進法。 平成25年4月から施行された法律で、障害者就労施設で就労する障害者等の経済面の自立を進めるため、国や地方公共団体、独立行政法人など公機関が物品やサービスを調達する際、障害者就労施設等から優先的、積極的に購入するために制定されたものです。志免町として調達の推進方法をまとめ、各部署に周知し、物品の調達につなげているということです。これまでの実績は、4事業所より、事務用品やイベント用のお菓子の購入、印刷、折り込み等があります。 委員会からは、障害者就労施設等の供給する物品等を知らない町民も多い。公機関だけでなく一般町民も利用できるよう、町のホームページで周知してはどうかという意見が出ました。それに対しては、早速ホームページ等で周知したいとのことでした。 (2)障害者サービス。 障害者への福祉サービスの基本は、地域社会における共生の実現に向けた理念の下、障害者総合支援法に規定されています。障害者総合支援法の目的には、障害者自立支援法以前の法律から、能力や適性に応じ、自立した生活を支援するという内容が削除され、基本的人権を持つ個人として尊重されるということが追加されました。また、基本理念には、身近な場所で支援が受けられることや社会参加の機会が確保されること、どこで誰と生活するかについての選択の機会が確保されるということが盛り込まれました。給付等の対象者は、身体障害者、難病等により一定の障害がある方も含まれます。知的障害者、精神障害者、発達障害者を含みます。 障害者総合支援法による総合的な支援は、自立支援給付と地域生活支援事業で構成されています。自立支援給付には、障害区分が一定以上の方に対して生活、療養上の必要な介護を行う介護給付。身体的、社会的なリハビリテーションや就労につなぐ訓練等給付。介護給付や訓練等給付等のサービスを受ける上で必要な計画を立てる相談支援等があります。相談支援には、計画相談支援、地域相談支援、障害児相談支援の3つがありますが、町では計画相談支援を行っており、現在7事業所が指定されているということです。地域生活支援事業については、各自治体が地域の実情に応じて行う様々な事業で、中でも意思疎通支援として、志免町では手話通訳者を役場内に設置しています。これは、糟屋郡内では志免町、須恵町、篠栗町の3町だけということです。その他、日常生活用具給付等では喀たん吸引器やネブライザーを給付または貸与を行っています。地域活動支援センターとしては、3事業所との提携があります。その他、任意事業としては、訪問入浴サービスや日中一時支援も行っているということです。 委員会からは、志免町ではこれだけのサービスが充実しているのに、町民は知らない方が多い。身近な場所で支援が受けられることや社会参加の機会が確保されることで、本人や家族の人権は尊重され、生活の質が上がります。町民へもっと知ってもらうことが大事だという意見があり、周知徹底を要請いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(丸山真智子君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。
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△日程第7
予算常任委員長報告(継続審査分)
○議長(丸山真智子君) 日程第7、
予算常任委員長報告を議題といたします。 古庄予算常任委員長。
◎予算常任委員長(古庄信一郎君) 予算常任委員会の閉会中の審査事項、新型コロナウイルス対応についてと西小学校学童保育について、8月3日、8月30日に委員会を開催いたしましたので、報告をいたします。 まず、新型コロナウイルス対応については、最新の感染状況と対応が重要であり、直近の8月30日開催委員会での状況を主として報告をいたします。 志免町
新型コロナウイルス感染症対策本部の報告として、福岡県では8月2日からまん延防止等重点措置の対象区域となっていたが、8月12日に初めて県内の陽性者が1,000人を超え、病床使用率、重症者数、重症病床使用率も急増し、8月20日から9月12日までの期間、緊急事態措置を実施すべき区域として指定をされたと。 県の対応として、8月30日現在、陽性患者受入れ病床を1,433床、うち重症病床202床確保。救急搬送時の受入れ未決定事態に備え、8月末をめどに酸素投与ステーションの新設。宿泊療養施設は10施設2,106室を確保し、そのうちの1施設で中和抗体薬の投与を開始。自宅療養者には全員にパルスオキシメーターを貸出しする。次に、休日、夜間専用ダイヤルを8月13日から運用する。食料等の確保困難者へのレトルト食品等の無料配付を行っているとのこと。また、県民への要請として、まん延防止時期の要請に加え、新たに、百貨店地下食料品売場等、混雑する場所への外出の半減。酒類またカラオケ設備を提供する飲食店、喫茶店等の休業要請。酒類及びカラオケ設備の提供を行わない飲食店、喫茶店等の営業時間を5時から20時までとする営業時間短縮の要請を加えた。また、学校等の取扱いは、感染リスクの高い活動はしない。課外授業等は資格取得、進路指導に関するものを除いて実施しない。部活動は公式大会への参加及びそのための必要最小限の活動以外は実施しないとの要請であります。 志免町としては、町施設の使用は休館の継続。町主催の事業、イベントは原則中止。コロナへの周知啓発の徹底を行うとのこと。 次に、志免町のコロナ感染状況として、8月29日現在での糟屋郡の感染者数が2,835名で、志免町はこの2割程度、570名ほどとなります。また、町内の保育園で1週間前に園児、職員計23名の感染が報告され、9月1日の新聞では、園児12名、職員12名、計24名のクラスターが発生と報道されました。 次に、コロナワクチンの接種関係では、先ほど町長報告での実数は9月2日現在で、これから報告をいたしますものは8月26日現在で、数字が少し違ってまいることを御了解ください。 8月26日現在で、接種券配付数に対する2回接種済みが、65歳以上が88.6%、60歳から64歳が68.6%、基礎疾患等対象者が83.3%と、高齢者、基礎疾患者への接種は順調に推移をしております。町での接種が開始された30歳以上を加えた2回接種済みの合計人数が1万5,635人で、全人口に対する接種率は33.7%、12歳以上の接種対象者に対しては38.8%となっております。 一方、ワクチンの供給状況は、8月26日現在の入庫数は36箱4万1,730回分で、2回接種として2万865人分が入庫済みで、9月入庫確定分が9,360回分、4,680人分で、合計5万1,090回、人数で2万5,545人分となります。仮に、接種率が総人口の80%と想定すると3万7,200人分、70%とすると3万2,250人分となり、入荷済み及び確定分に対して不足がそれぞれ1万1,700人分、6,700人分となります。9月以降の入荷見込みは、15クールとして5箱、推定5,850回分、約2,900人分で、あと4,000人分が見込めれば、数字上では接種率70%には対応できることになります。町外での職域接種での接種数や若者の接種動向、また8月31日に予約開始をした12歳から15歳の接種希望の動向が今後の課題となります。 また、接種そのものはワクチンの実確保でスケジュール化するわけで、接種希望に対して接種が滞る時期もあるが、10月末から少なくとも11月には接種完了の見込みとのことであります。 また、千葉県での妊婦コロナ感染による新生児死亡を受け、町内妊婦202名に
ワクチン接種の通知を行い、20名の申込みがあり、9月4日、5日、11日、12日に接種を行うとのことであります。 次に、まさに委員会当日の8月30日から、志免町の小・中学校は長い夏休みを終え、前期後半のスタートを切ったわけですが、全国的にデルタ株の猛威を受け、長期休み明けの小・中学校への対応が重要な課題となり、児童間での感染が報道ほかニュースで取り上げられ、語られているのに、志免町の教育委員会、つまり教育長、
学校教育課長は、町感染対策本部と議会がコロナに対する会議を開催しているのに、これに参加をせず、学校対応の報告は冒頭の県としての方針だけと言っても過言ではない内容で、町長にその緊張感のなさ、その感覚について強く苦言を申し上げ、急遽両名の参加を要請いたしました。 委員長としてこんなことは何度も言いたくありませんが、今の時期のコロナ対応の問題として一番審査、議論しなければならない学校所管がこのような認識に、多分、参加要請がないので参加しない、議会に報告する必要がないといった認識と思え、憤りを感じます。また、審査の質疑中にもかかわらず、教育長及び
学校教育課長両名は顔を見合わせ、笑っているしぐさに、委員長として強く叱責をいたしました。一連の言動に対して、議会軽視も甚だしく、審査拒否にもつながる行為であることを強く申し上げておきます。父兄がこの状況を見て、何と思うでしょうか。出席後、謝罪の言葉も一切ありません。以後、このようなことが行われれば、議会として、委員会として、厳格な対応を行うことを申し上げておきます。 以下、報告する内容は、出席を要請して初めて提示された資料に基づくものであります。 学校再開に当たっては、8月24日に臨時校長会を開催し、新学期に向けた対応について協議が行われ、開始前までに、電話連絡やクロームブックを活用。オンライン朝の会等で児童・生徒の健康状態を確認する。本人、家族の陽性者数の把握をし、教育委員会に報告。風邪症状がある場合は登校させない旨、メールで伝達等々が決められ、開始後の対応は、30日、31日は給食なしの午前中授業。9月1日から3日までは、小学校は給食後下校、中学校は5時間目までで下校。下校後の職員によるトイレ掃除や消毒。感染の不安を抱いている家庭への学習プリントのポストインやオンラインを使った安否確認等での支援。今後起こり得る学級閉鎖等への対策。家庭学習の作成、タブレットでの学習教材の作成等。不安や悩みのアンケート実施。これらの対応を行い、1週間様子を見て、期間の延長や対策の変更の必要性等、新たな対応を探るとして、9月2日に臨時校長会を開催し、検討するとのことであります。 また、スタートに当たって、保護者向けの
新型コロナウイルス感染症対策についてのお願いの報告を受けました。子どもや同居家族に感染が判明した場合他の対応や臨時休業について、児童・生徒の
ワクチン接種後の副反応での出席停止対応等々が配付されました。 委員からの主な質疑は、教職員用の抗体検査キットの配付が文科省から指示されていないか。配付すべき。従前と同じく、消毒作業の外注を検討すべき。児童・生徒向けのマスクの配付を検討すべき。学校再開後の給食の場所について、ランチルームなのか。児童・生徒や家族のコロナ感染陽性者の把握は教育委員会が独自で行うのか。教職員の
ワクチン接種の実態について報告を求めたが、把握していないのか報告する意思がないのか、なされず、教職員も接種が進むよう、町の優先接種での対応検討を町長に要請をいたしました。重ねて、子育て支援課所管の学童保育においての関係者の予防接種についても把握し、善処するよう町長に要請をいたしました。 次に、審査事項、西小学校学童保育について報告をいたします。 令和元年5月から現在の議員構成による議会となったわけですが、その6月議会で、それまでの議会での検討内容や方向性を無視して、唐突に中央小学校と西小学校の学童保育施設建設の設計費が補正予算として上程され、議会が紛糾し、この設計費を削除いたしました。この経緯の関係から、両校の学童保育増設に関しては予算常任委員会で閉会中の付託案件として審査することとなりました。 これを受け、令和元年8月に両校と東小学校を視察し、3校の増設に関する場所ほかの提案を議会として正式にいたしました。また、視察時に、西小学校で利用されていないプール施設の一部を解体し、そこに増設する案が浮上し、町長から、プール問題は全町的問題として今後1年をかけて検討するので待ってほしい旨の提案がなされ、その後、西小での教室利用による学童保育が可能となり、令和2年1月の臨時議会で西小第5学童所の関連条例の改定と関連予算が可決し、運営が行われ、今日に至っております。 そして、今年6月に子育て支援課課長より、この西小学校第5学童所の使用が令和5年3月末で切れるため、増設を含め、建設設計や対応にはこの秋に決定しなければ間に合わない。敷地内での増設にしても、校外の民間施設活用にしても、いずれかの結論を出さねばならない時期との進言を受け、予算常任委員会の閉会中の審査といたしました。 全町的プール問題の行政と議会との合意形成がない中、行政内でも、西小についてプールを除いた校内敷地内での候補地の検討が全くなされておらず、議会としても、プール敷地検討が優先検討事項となった経過から校内敷地案を提案していないため、今回、8月3日に副町長、子育て支援課も同行いただき委員会視察を行い、校内4か所の候補地を提案し、同時に隣接する民間施設も視察を行いました。これを受け、8月30日の委員会に、委員会提案の校内候補地4か所への教育委員会としての見解と、民間施設2か所の施設概要、利用した場合の経費の概算が子育て支援課より報告があり、今後、これらを含め、早急にかつ慎重に審査し、詰めていくことといたしました。 以上、予算常任委員会の閉会中の審査の報告といたします。
○議長(丸山真智子君) 以上で
予算常任委員長報告を終わります。 ただいまから休憩に入ります。再開は11時25分といたします。
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~~~~~~~~ 休憩 午前11時16分 再開 午前11時25分
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○議長(丸山真智子君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
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△日程第8
議会広報特別委員長報告及び質疑(継続審査分)
○議長(丸山真智子君) 日程第8、
議会広報特別委員長報告及び質疑を議題といたします。 亀崎議会広報委員長。
◎議会広報特別委員長(亀崎大介君)
議会広報特別委員長報告をいたします。 議会広報特別委員会は、令和3年6月定例会終了後から、議会だより98号の作成に向けて5回委員会を開催いたしました。 8月1日に議会だより98号を発行いたしました。 以上で
議会広報特別委員長報告を終わります。
○議長(丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(丸山真智子君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。
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△日程第9 一部
事務組合議会及び
広域連合議会報告及び質疑
○議長(丸山真智子君) 日程第9、一部
事務組合議会及び
広域連合議会報告を議題といたします。 粕屋南部消防組合議会の報告を求めます。 7番丸山卓嗣議員。
◆7番(丸山卓嗣君) 令和3年度第3回粕屋南部消防組合議会報告をいたします。 令和3年粕屋南部消防組合定例会が8月10日に開催され、議案4件が上程されましたので、報告いたします。 議案に先立ち、粕屋南部消防組合本部より諸般の報告がありましたので、報告いたします。 8月1日に行われる予定でありました粕屋地区消防操法大会の中止に伴い、志免町をはじめ、糟屋郡各町の消防操法大会が中止となっております。 議案第11号財産の取得(災害対応特殊救急自動車)について。 提案理由は、粕屋南部消防組合消防力整備計画に基づきまして、南部消防署に配置している高規格救急自動車を更新するものでございます。 現在の南部消防署高規格救急自動車は、平成26年12月に整備しており、7月末現在で7年を経過し、距離21万5,000キロを走行しております。 契約の方法は指名競争入札。指名業者は、株式会社消防防災、日産自動車株式会社、福岡トヨタ自動車株式会社、有限会社メディカルエイトの以上4社。契約の相手は福岡トヨタ自動車株式会社。契約金額は3,292万3,000円です。 新規車両の概要ですが、当該車両は、アイソレーターという感染症患者からの感染症の飛沫拡散を防止することを目的とする患者搬送用の密閉式カプセルを備えた排気量3,215㏄、四輪駆動車でございます。年内配備が予定されております。 議案第11号は全員賛成で可決されました。 議案第12号令和3年度粕屋南部消防組合一般会計補正予算(第1号)について。 中部消防署西側の県道35号線拡張工事に伴い、既に県に売却している土地の工事が開始されるに当たり、既存の工作物等の撤去及び新設費用につきまして、福岡県が移転補償費を当組合に支払うため、補正を行うものです。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ673万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ21億3,510万1,000円とするものでございます。 議案第12号は全員賛成で可決されました。 議案第13号令和2年度粕屋南部消防組合一般会計歳入歳出決算認定について。 地方自治法第233条第3項の規定により、令和2年度粕屋南部消防組合一般会計歳入歳出決算を議会の認定に付する。 令和2年度粕屋南部消防組合一般会計歳入歳出決算は、歳入総額22億2,660万6,830円、歳出総額は21億9,383万4,222円、歳入歳出差引き額は3,277万2,608円となります。 歳入は、分担金及び負担金20億9,469万9,000円で、志免町の分担金は4億5,139万3,164円で、各町負担金の内訳は、粕屋町4億5,207万3,825円、宇美町3億9,261万3,551円、篠栗町3億3,842万5,540円、須恵町3億670万7,725円、久山町1億5,348万5,195円です。使用料及び手数料320万3,850円、繰越金1,440万9,335円、諸収入5,139万4,645円、組合債6,290万円、国庫支出金、県支出金はあっておりません。 歳出は、議会費152万434円、総務費6,946万422円、消防費18億1,420万1,099円、公債費3億865万2,267円、予備費に支出額はありません。 議案第13号は全員賛成で可決されました。 議案第14号令和2年度粕屋南部消防組合粕屋中南部休日診療所事業特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定により、令和2年度粕屋南部消防組合粕屋中南部休日診療所事業特別会計歳入歳出決算を議会の認定に付する。 令和2年度粕屋南部消防組合粕屋中南部休日診療所事業特別会計歳入歳出決算は、歳入総額4,785万1,527円、歳出総額3,541万5,052円、歳入歳出差引き額は1,243万6,475円となります。 歳入は、分担金及び負担金は平成19年度からありません。使用料及び手数料736万2,528円、財産収入4万3,580円、繰越金2,174万5,983円、諸収入7万5,436円、繰入金1,862万4,000円。 歳出は、総務費9万7,400円、衛生費3,531万7,652円、公債費、予備費はありません。 議案第14号は全員賛成で可決されました。 以上で報告を終わります。
○議長(丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(丸山真智子君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 次に、北筑昇華苑組合議会の報告を求めます。 4番木村議員。
◆4番(木村俊次君) 北筑昇華苑議会の報告を行いたいと思います。 令和3年北筑昇華苑組合議会第2回定例会が8月2日に開催されましたので、報告いたします。 報告1件、議案2件です。 報告第1号。 組合監査委員から令和2年度の出納検査結果報告、定期監査結果報告があり、監査委員からの指摘事項はなかったという報告を受けました。なお、結果報告に関する資料は議会事務局のほうに保管しております。 第3号議案専決処分について(福岡県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増加及び福岡県市町村職員退職手当組合規約の変更について)。 改正理由は、令和3年4月1日から、田川地区広域環境衛生施設組合が新規設置により福岡県市町村退職組合に加入するためです。令和3年2月15日付で専決処分されております。 第3号議案は全員賛成で承認しております。 第4号議案令和2年度北筑昇華苑組合会計決算の認定について。 地方自治法第233条3項の規定により、令和2年度北筑昇華苑組合会計決算を監査委員の意見をつけて組合議会の認定に付するものです。 令和2年度北筑昇華苑組合会計歳入歳出決算は、歳入総額4億5,353万3,115円に対して歳出総額3億7,526万5,489円、歳入歳出差引き金額7,826万7,626円、実質収支額は7,826万8,000円となります。 歳入は、分担金及び負担金1,900万円、使用料及び手数料2億1,932万4,588円、財産収入52万9,200円、繰越金1億4,613万1,413円、諸収入6,854万7,914円です。志免町の分担金、負担金は、経常費分担金500万円のうち41万4,000円、創設費分担金1,400万円のうち116万9,000円です。 歳出は、議会費128万1,632円、総務費1億179万2,148円、葬祭場費2億5,833万8,342円、公債費1,385万3,367円です。 第4号議案は全員賛成で認定されました。 以上で報告を終わります。
○議長(丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(丸山真智子君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 次に、篠栗町外一市五町財産組合議会の報告を求めます。 6番藤瀬議員。
◆6番(藤瀬康司君) 令和3年第2回糟屋郡篠栗町外一市五町財産組合議会定例会が8月26日に開催されましたので、報告いたします。 議案は2件上程されました。 議案第3号令和3年度糟屋郡篠栗町外一市五町財産組合一般会計補正(第1号)予算について。 歳入歳出予算の総額8,573万2,000円に1,241万9,000円を増額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9,815万1,000円とするものです。 歳入につきましては、繰越金1,241万9,000円が増額されます。 歳出につきましては、予備費が1,241万9,000円増額されます。 議案第3号は全員賛成で可決されました。 議案第4号令和2年度糟屋郡篠栗町外一市五町財産組合一般会計歳入歳出決算の認定について。 令和2年度の決算は、歳入総額が1億1,705万9,564円、歳出総額が8,463万9,610円、歳入歳出差引き額が3,241万9,954円です。 歳入の主なものは、市町村負担金2,030万円、県補助金が3,641万8,280円、財産売払収入が2,164万5,674円、繰越金が2,455万2,229円となっております。 歳出の主なものは、総務管理費が1,374万2,189円、林業費が5,379万9,746円、道路橋梁費が1,631万3,645円となっております。 議案第4号は全員賛成で可決されました。 以上で財産組合の報告を終わります。
○議長(丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(丸山真智子君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 次に、福岡県介護保険広域連合議会の報告を求めます。 世利町長。
◎町長(世利良末君) 令和3年福岡県介護保険広域連合議会第2回定例会が令和3年7月30日に開催されましたので、報告をいたします。 議会に先立ち、令和3年7月6日に広域連合長及び各支部長で構成する運営協議会が開催され、それを受けて粕屋支部運営委員会が令和3年7月14日に開かれました。 7月議会は、人事案件、令和2年度決算など、同意1件、承認1件、認定2件が上程をされました。 同意1号は、識見を有する者のうちから選出される監査委員の選任についてです。 本案件は、中嶋裕史監査委員が令和3年9月2日をもって辞職されるため、地方自治法第196条第1項の規定に基づき、新たに久芳菊司氏の選任について議会の同意を求めたものです。 原案のとおり同意されました。 承認第3号は、福岡県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の増加及び福岡県市町村職員退職手当組合規約の変更についてでございます。 広域連合が加入している福岡県市町村職員退職手当組合において、田川地区広域環境衛生施設組合が加入したことにより地方公共団体数が増えたため、全ての加盟団体に当組合規約の変更について議決を依頼されたものです。令和3年3月30日までに議決を求められたため、令和3年3月29日付で地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したものです。 原案のとおり承認されました。 認定第1号は、令和2年度福岡県介護保険広域連合一般会計歳入歳出決算について、地方自治法第233条の規定に基づいて議会の認定を求めるものです。 概要といたしましては、予算総額20億2,713万7,000円に対し、歳入総額が20億140万1,000円、歳出総額が19億5,402万6,000円で、歳入歳出差引き額は4,737万5,000円となり、市町村負担金及び県補助金の精算金として翌年度繰越しとなります。 歳入の主なものは、市町村負担金8億3,723万6,000円で41.8%を占め、次いで国庫負担金の低所得者保険料軽減負担金が5億4,769万4,000円で27.4%、県負担金の低所得者保険料軽減負担金が2億8,102万3,000円で14%、市町村の低所得者保険料軽減負担金を含む雑入が2億8,811万3,000円で14.4%、前年度繰越金が4,236万6,000円で2.1%となっています。 歳出の主なものは、人件費等から成る総務費が8億3,578万6,000円で42.8%、介護保険事業特別会計繰出金を含む社会福祉費が11億1,652万5,000円で57.1%です。 認定第2号は、令和2年度福岡県介護保険広域連合介護保険事業特別会計歳入歳出決算について議会の認定を求めるものです。 概要といたしましては、予算総額708億4,396万6,000円に対し、歳入総額が703億6,661万6,000円、歳出総額が681億2,773万円で、歳入歳出差引き額は22億3,888万6,000円となり、この差引き額は、介護給付費、地域支援事業における国、県等の法定負担金、市町村負担金精算金などとして翌年度繰越しとなります。 歳入の主なものは、第1号被保険者保険料が148億9,488万7,000円で21.2%を占め、主に介護保険給付費負担金である市町村負担金が94億6,091万円で13.4%、主に介護保険給付費負担金や調整交付金から成る国庫支出金が159億7,757万8,000円で22.7%、第2号被保険者の保険料負担分である支払基金交付金が174億1,231万8,000円で24.7%、県支出金が98億6,740万4,000円で14%などとなっています。 歳出の主な経費は、保険給付費が611億9,661万6,000円で89.8%を占めており、次いで地域支援事業が46億5,686万1,000円で6.8%、基金積立金が12億5,771万6,000円で1.9%、総務費が8億3,226万7,000円で1.2%などとなっています。 認定第1号及び認定第2号は原案のとおり認定をされました。 以上をもちまして令和3年福岡県介護保険広域連合議会第2回定例会の報告といたします。
○議長(丸山真智子君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(丸山真智子君) ないようですので、これで質疑を終わります。 次に、福岡県
後期高齢者医療広域連合議会につきましては、議会報告として広域連合から送付された資料を配付しております。
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△日程第10 第35号議案~第47号議案上程及び報告第4号~第5号(
提案理由説明、質疑、委員会付託)
○議長(丸山真智子君) 日程第10、第35号議案から第47号議案上程及び報告第4号から報告第5号を一括して議題といたします。 町長から提案理由の説明を求めます。 世利町長。
◎町長(世利良末君) ただいま議題に付されました第35号議案から第47号議案までの13件及び報告2件を一括して提案説明をさせていただきます。 第35号議案志免町会計年度任用職員の給与、費用弁償及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 会計年度任用職員の報酬について、月額による支払いを可能にするため、所要の規定の整備を行う必要があるものです。 第36号議案志免町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準及び子ども・子育て支援法施行規則の一部を改正する内閣府令が施行されたことに伴い、所要の規定の整備を行う必要があるものです。 第37号議案志免町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令が施行されたことに伴い、所要の規定の整備を行う必要があるものです。 第38号議案令和2年度志免町一般会計歳入歳出決算認定についてであります。 まず、地方自治法第233条第2項決算及び第241条第5項基金の規定並びに地方公営企業法第30条第2項の規定により審査に付された令和2年度志免町一般会計、特別会計歳入歳出決算及び基金の運用状況並びに令和2年度志免町水道事業会計決算、志免町流域関連公共下水道事業会計決算については、令和3年8月25日付で志免町監査委員から審査意見書の提出がありましたことを報告するとともに、これにより令和2年度の各会計の決算について提案をさせていただきたいと思います。 令和2年度志免町一般会計の決算についてであります。 歳入決算額は212億29万9,084円で、前年度に対し、41.8%の増で、62億4,969万1,377円の増額となっています。一方、歳出決算額は202億5,837万4,100円で、前年度に対し、39.8%の増で、57億6,716万9,249円の増額となっています。歳入歳出差引き額は9億4,192万4,984円で、翌年度へ繰り越すべき財源は1億557万7,000円、実質収支額は8億3,634万7,984円であります。 決算の詳細その他主要な事務事業の成果などにつきましては、
決算特別委員会にて各課から説明いたしますので、よろしく御審議をお願いいたします。 第39号議案令和2年度志免町公共施設公益施設整備拡充基金特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 歳入決算額804万4,000円、歳出決算額804万4,000円で、歳入歳出差引き額0円となっております。 第40号議案令和2年度志免町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 歳入決算額1,244万7,050円、歳出決算額5万5,990円で、歳入歳出差引き額1,239万1,060円となっております。 第41号議案令和2年度志免町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 歳入決算額41億5,079万214円、歳出決算額41億1,043万7,464円で、歳入歳出差引き額4,035万2,750円となっております。 第42号議案令和2年度志免町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 歳入決算額6億5,541万9,750円、歳出決算額6億2,907万728円で、歳入歳出差引き額2,634万9,022円となっております。 第43号議案令和2年度志免町水道事業会計剰余金の処分及び決算認定についてであります。 収益的収支については、事業収益9億7,869万5,566円に対し、事業費用8億5,450万5,704円で、収支差引き額1億2,418万9,862円の当年度純利益を得ました。 資本的収支については、資本的収入4,375万5,000円、支出額4億168万9,796円で、収支差引き額3億5,793万4,796円の不足額を計上しました。この不足額は、過年度損益勘定留保資金1億7,275万4,442円、減債積立金1,500万円、建設改良積立金1億5,000万円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,018万354円で補填したものであります。令和2年度志免町水道事業会計決算に伴う剰余金を、令和2年度志免町水道事業剰余金処分計算書案のとおり処分するものであります。 第44号議案令和2年度志免町流域関連公共下水道事業会計剰余金の処分及び決算認定についてであります。 収益的収支については、事業収益11億1,781万6,697円に対し、事業費用9億9,457万134円で、収支差引き額1億2,324万6,563円の当年度純利益を得ました。 資本的収支については、資本的収入5億1,653万3,780円、支出額7億6,409万5,016円で、収支差引き額2億4,756万1,236円の不足額を計上しました。この不足額は、過年度損益勘定留保資金2億3,656万1,236円及び減債積立金1,100万円で補填したものであります。令和2年度志免町流域関連公共下水道事業会計決算に伴う剰余金を、令和2年度志免町流域関連公共下水道事業剰余金処分計算書案のとおり処分するものであります。 第45号議案令和3年度志免町一般会計補正予算(第5号)についてであります。 歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ4億6,287万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ161億6,216万3,000円とし、並びに債務負担行為の補正、地方債の補正を行うものであります。 第46号議案令和3年度志免町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ820万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ41億5,880万3,000円とするものであります。 第47号議案令和3年度志免町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,634万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ6億7,417万9,000円とするものであります。 報告第4号令和2年度決算に基づく健全化判断比率についてであります。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、監査委員の審査意見書を付して令和2年度決算に基づく健全化判断比率を報告するものであります。 報告第5号令和2年度決算に基づく資金不足比率についてであります。 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、監査委員の審査意見書を付して令和2年度志免町水道事業会計及び志免町流域関連公共下水道事業会計決算に基づく資金不足比率を報告するものであります。 以上、13議案及び報告2件の提案説明をさせていただきました。御審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(丸山真智子君) ただいまの提案説明に対する質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(丸山真智子君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 ただいま議題になっております議案のうち、第38号議案から第44号議案までの7議案は、議長及び議会選出の監査委員を除く12人で構成する
決算特別委員会を設置し、これに付託したいと思いますが、御異議はありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(丸山真智子君) 異議なしと認めます。したがって、第38号議案から第44号議案までの7議案は、12人で構成する
決算特別委員会を設置し、これに付託することに決定いたしました。 ここで正副委員長決めのため暫時休憩といたします。
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~~~~~~~~ 休憩 午前11時58分 再開 午後0時5分
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○議長(丸山真智子君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
決算特別委員会の正副委員長につきまして報告いたします。 委員長に木村議員、副委員長に丸山卓嗣議員です。 次に、第35号議案から第37号議案の3議案は総務文教常任委員会に、第45号議案から第47号議案の3議案は予算常任委員会に付託したいと思いますが、御異議はありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(丸山真智子君) 異議なしと認めます。したがって、議案付託表のとおり各担当委員会に付託することに決定いたしました。
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△日程第11 請願第1号
公益法人志免町
シルバー人材センターのパワハラ及び不正疑惑の調査請願
○議長(丸山真智子君) 日程第11、請願第1号
公益法人志免町
シルバー人材センターのパワハラ及び不正疑惑の調査請願を議題といたします。 紹介議員に趣旨説明を求めます。 13番古庄議員。
◆13番(古庄信一郎君) 請願。件名は、
公益法人志免町
シルバー人材センターのパワハラ及び不正疑惑の調査請願。請願者は、志免町吉原の志免町
シルバー人材センターを正す有志の会の代表、榊原広治さんです。紹介議員は、私、古庄であります。 請願の事項を読んで、請願の提案に代えたいと思います。 請願事項。町の補助金交付団体であり、高齢者福祉を担っている公益社団法人である志免町
シルバー人材センターで、長年にわたる現事務局長によるパワハラの実態を調査して明らかにしていただきたく、お願いをいたします。 2番目に、3年前から志免町長及び福祉課に現事務局長のパワハラの実態を訴え、対応を要請いたしてまいりましたが、何の具体的進展もなく放置され続けてまいりました。また、今年7月に再度町長に窮状を訴え、対応を約束いただいたが、何の進展もありません。法人には血税である多額の補助金を出し、一方、町発注の事業も多く、法人の理事としての運営にも参画している自治体としての監督指導の責務を果たされていない。監督機関でもある議会として、この実態を調査し、明らかにしていただきたい。 3、志免町
シルバー人材センター運営費補助金交付要綱第2条、補助金の交付目的にある目的に沿った運営がなされているか、議会で精査をお願いいたします。 4、シルバーは準公共機関であり、補助金を出している役場の中でもシルバーを管轄している福祉課に、公益を無視した補助金の使い方をしている志免町
シルバー人材センターに対し、強く監督指導をお願いいたしたい。 以上、過去からの事案供述を参考資料として添付し、請願を申し上げますということであります。よろしくお願いをいたします。
○議長(丸山真智子君) ただいまの説明に対する質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(丸山真智子君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 本請願については、厚生建設常任委員会において審査されますよう付託いたします。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれで散会いたします。
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~~~~~~~~ 散会 午後0時09分...