志免町議会 2020-09-09
09月09日-03号
これは私の要望ですが、形状から志免ドームにしてはいかがでしょうか。
<
桜丘グラウンド野球場>
・観客席の整備
・ベンチの改良
・トイレの改修(男女共用)
<
志免町民グラウンド>
・観客席、ベンチの整備日陰、観戦場所、休憩場所の確保
<各
小中学校グラウンド>
・
ベンチ式階段等の敷設・整備による観戦場所
・屋外トイレの整備
・駐車場の改修・改良
また、全ての施設における入り口、トイレ、
駐車場等案内板の増設。
③『スポーツ振興くじ助成(
地域スポーツ施設整備助成)』『
公共スポーツ施設等活性化助成事業』等の助成金の活用について問う。
④災害対策の重要性が増す中、グラウンドを地震、災害時の避難場所に活用する場合、施設の強度化や
バリアフリー化を進めて行く必要がある。施設改修の際の『
防災対策機能』について問う。町長6小 森 弘 美1.
認知症予防について。(1) 「
フレイル予防」推進について。
コロナ禍の影響で認知症の増加が懸念されている。国は危機的状況ととらえ「
フレイル予防」を推進している。今こそ、町として「
フレイル予防」を推進していくべきではないか。そこで「
フレイル予防」について町の見解を伺う。
①志免町の高齢化率は。
②平均寿命と健康寿命の乖離が指摘されるが、町としての取り組みは。
③志免町の高齢者の方々に「
フレイル予防」の認知と周知を町としてどのように行っているか。
(2) 「
認知症サポーター」の活躍の場について。
厚生労働省は75歳以上を対象としたフレイル健診を平成30年から実施することを自治体の努力義務としている。そこで、町の見解を伺う。
①現在、志免町の「
認知サポーター」の人数は。
②「認知症サポーター」の活躍の場は。
③「認知症サポーター」の力を借り「
フレイル予防」の啓発運動はできないか。
(3) 健康寿命の延伸のために。
フレイル対策に取り組むことで、健康な状態で長生きする「健康寿命の延伸」につながる。推進する自治体、町の役割はとても重要である。そこで、町の見解を伺う。
①志免町独自の「
フレイル予防」パンフレットを作成してみてはどうか。
②元気な高齢者の方に「フレイルサポーター」になってもらい、
フレイル予防啓発運動に参加してもらってはどうか。
③今後、「
認知症カフェ」など高齢者が集う機会に「
フレイル予防」を専門とする方に講演をしてもらう等、啓発の場を積極的に設けてみてはどうか。町長7末 藤 省 三1.健康について。(1)
健康増進法に対する対応。
①改正健康増進法(
受動喫煙防止法)による町全体と町施設内の対策と対応。COPD(
慢性閉塞性肺疾患)、肺気腫等を増やさないために。
②熱中症対策について。
③季節性インフルエンザへの対策について。町長2.食糧について。(1) 種苗法改正について。
①種苗法改正法案について、農業従事者への影響をどうみているか。
②町内の
農業活性化について、どのように考えているか。
③農家の種子の
自家増殖禁止について、農家への影響をどのように考えるか。町長3.教育について。(1)
特別支援学級について。
①特別支援学級の3密の現状と対策について。
②特別支援学級の設置基準がなくて、3密がまん延しているのでは。町長8大 西 勇1.地域経済の活性化。(1) 商工振興について。
①商工会と行政の協力関係。商工会に対する思い、期待は。
②令和元年度版の市町村要覧に於ける卸・小売業の
年間販売総額。
その部門での1市7ヵ町での順位はどうなっているのか。
③各自治体の商工会に対する補助額の状況については、各町の会員数がまちまちであり、一律の補助額ではなく商工業者一人対する補助額の各町の比較はどうなっているのか。
④この補助額は10年以上も前から変わっていない。時代背景から言って、また貢献度から言って見直すべきではないのか。
⑤商工会の役割、位置づけと商工会が実施している事業の認識について。
⑥地域経済の活性化・町の発展ということに於いて商工会と真剣に議論することが大事であり、時には町長が出向き役員と議論し、激励や熱意を訴えてもらいたいと思うが。
⑦商工振興や新たな創業者の育成支援について、町長の思いを伺います。町長2.環境問題。(1)
空き家対策について。
①空き家の状況について昨年9月議会の答弁では89軒いうことでしたが、1年を経てどのような変化・進展があったのか。
解体のめどが立っている空き家はあるのか。
②今年は7月豪雨や異常な長雨があり次は異常な猛暑。
台風と続き、空き家もさらに劣化が激しく、ひどい状態になっている。空き家環境の悪化という点についてのご所見を。
③危険廃屋も周りの住民の「安心・安全」「生命・財産」を守るという観点から重要な課題である。「注意・指導・勧告・行政代執行(強制撤去)」を簡略化して行うべきであり、計画を立てて危険廃屋は即座に「行政代執行」を行うべきだ。
ふるさと応援基金等も活用し、税金をしっかり投入して解決すべきと思うが。
④町長の
空き家対策についての覚悟・決意をお伺いします。町長2 出席議員は次のとおりである(14名) 1番 稲 永 隆 義 2番 岩 下 多 絵 3番 亀 崎 大 介 4番 木 村 俊 次 5番 小 森 弘 美 6番 藤 瀬 康 司 7番 丸 山 卓 嗣 8番 安河内 信 宏 9番 大 熊 則 雄 10番 丸 山 真智子 11番 牛 房 良 嗣 12番 大 西 勇 13番 古 庄 信一郎 14番 末 藤 省 三3 欠席議員は次のとおりである(0名) 4 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(2名)
議会事務局長 石 津 吉 章 書記 平 山 聡 彦 5 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(21名) 町長 世 利 良 末 副町長 丸 山 孝 雄 教育長 金 子 眞 恵 会計管理者 牛 房 大 和 総務課長 内 野 克 志 まちの
魅力推進課長 高 山 真佐子
経営企画課長 篠 原 優 人 税務課長 前 田 憲一郎 住民課長 塩 崎 幸 恵 福祉課長 本 田 真由美 福祉課参事 今長谷 智 子 健康課長 徳 永 康 國
子育て支援課長 藤 野 和 博
生活安全課長 太 田 成 洋
都市整備課長 砥 上 敏 之
上下水道課長 圓能寺 豊 博
学校教育課長 池 松 貴 恵
学校教育課参事 吉 冨 哲 哉
社会教育課長 安 楽 実
総務課長補佐 二 村 研 司
経営企画課長補佐米 澤 大
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~ 開議 午前10時00分
○議長(
丸山真智子君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~
△日程第1 一般質問
○議長(
丸山真智子君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許します。 7番
丸山卓嗣議員。質問時間30分です。
丸山卓嗣議員。
◆7番(
丸山卓嗣君) おはようございます。通告に従いまして質問させていただきます。 本日は、志免町が取り組むべき課題の中から3点につきまして質問という形で提案させていただきます。
新型コロナウイルス感染症対策が最優先であることはもちろん承知しておりますが、終息後志免町がV字回復するためには、行政の停滞を防ぎ、喫緊の課題も協議を進めておかなければならないと考えております。よろしくお願いします。 それではまず、
自動運転バスの導入についてです。 昨年の9月議会で質問いたしました
未来型交通システムにつきまして、2020年2月の報道で「日本初、
自動運転バスの公道での
定常運転実現」との発表がありました。これは、茨城県境町が
民間企業ソフトバンク子会社の
SBドライブと
株式会社マクニカとの協力による2020年4月から運行予定の事業のことです。この
SBドライブによる自動運転は、持続可能な地域の
移動手段確保を目指して、町内の医療施設や郵便局、学校、銀行などを結ぶ往復5キロのルートを走行する予定です。境町と人口を比較いたしますと、境町の人口は2万4,098人、志免町の人口は4万6,534人。志免町は、町内を貫く県道68号線や旧勝田線の緑道など
未来型交通システムに適したすばらしい条件に恵まれたまちだと思います。また、このような先端技術の導入は、地域産業の活性化や住みよいまちづくりへつながる大きな起爆剤にもなると考えます。 なぜほかの自治体は我先にと導入を目指すのでしょうか。その答えを探すべく、先日私は境町へ
ヒアリング調査を行いました。導入の主な目的、そして議会の承認を含め、実用化の発表を行うまで約2か月、なぜ急がれたのか、またなぜ2か月で実現できたのかという問いに、境町は鉄道路線がなく、
公共交通機関は町外の鉄道駅へ向かう路線バスのみで、しかも幹線道路を走るだけで町内を広くカバーしているわけでもなく、そのため移動にはマイカーが欠かせない地域です。自ら運転するのが難しい高齢者からは、買物に行くたびに家族に車を出してもらうのがつらい。バスを利用する場合も、バス停まで送り迎えしてもらわなければならなく、気が引けるなどの声が寄せられておりました。また、境町の
橋本正裕町長いわく、
公共交通機関が充実するほかの自治体へ転出する人も少なくなく、1995年以降人口が減少傾向にあり、人口減を食い止めるためにも少子・高齢化を見据えた新たな公共交通の構築が急務となっていると、以前より危機感を抱いていたとのことです。これは、町議会でも同じ認識であったとのことです。 今回
自動運転バスの導入を検討し始めたのは、昨年の2019年11月末のこと、すぐに町民向けの試乗会を開き、2020年1月には町議会へ運行に関する補正予算を提案し、審議いただきました。町議会でも危機感は以前からあり、全会一致で可決されました。人口減への危機感が境町を突き動かしましたとの回答をいただきました。また、公道での自動運転は国内初との報道に連日問合せが多数あるとのことです。このような回答を基に志免町に置き換えてみますと、
交通インフラの整備は志免町にとっても将来に備える観点から重要課題だと思います。
交通インフラ整備が遅れることで、福岡市やより便利な地域へと転出され、人口減少といった状況が起きる前に、危機感を持って取り組むべき課題であると考えます。 そこで、質問いたします。 昨年来、緑道を活用した
未来型交通システムの導入、旧勝田線の復活、緑道に
自動運転バスをと夢あるテーマとして提案してまいりました。現在国は全国5地域で
自動運転バスの実証実験を行う予定です。また、民間企業においても、モデル事業を検討しているとの報道もございます。先ほど申し上げましたように、境町にみられるような先端技術を有する民間企業と連携を図ることは、志免町の産業競争力を高め、まちの活性化につながると考えます。 民間企業と積極的に連携を図り、先端技術を有する企業を誘致していくお考えはございますでしょうか。町長のお考えをお聞かせください。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) ただいま丸山議員から旧勝田線の復活というような御提案がございました。勝田線につきましては、昭和60年に勝田線が廃止になりました。それ以後緑道の整備を行い、現在まで30年以上近隣の方々の散歩や交通手段として、既に町民の皆様に定着をいただいているところでございます。 しかしながら、志免町の現状、県道68号線の渋滞等を考えますと、この
交通インフラ整備は非常に今回の提案は有意義な提案ではないかなというふうに思っております。今すぐというようなことは現状等も利用されている方もいますので非常に難しいかと思いますが、しっかりその辺は、
アンケート調査だったりニーズ調査だったり、いろんな志免町の現状を考え、将来的にまちの将来像を考えるときにそういったことも必要じゃないかなというふうに思っております。今回の提案は、そういう意味では非常にいい提案だと受け止めています。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君)
丸山卓嗣議員。
◆7番(
丸山卓嗣君) 非常に前向きな御回答ありがとうございます。 次の質問に移らせていただきます。 さらに、ちょっともっと具体的に言いますと、西鉄バスとの連携についてですが、経済産業省と国土交通省が行う
中型自動運転バスによる実証評価の事業者に選ばれた全国5社のうち、1社が西鉄バスであります。そして、西鉄バスが先駆けて
北九州空港とJR朽網駅を
自動運転バスで結ぶ実証実験を2020年、本年の9月上旬から行う予定です。このような例からも、空港に隣接する志免町は実証実験の条件に適した立地にあると考えます。 志免町での
自動運転バス運行等の連携を今のうちから西鉄バスへ積極的に働きかけてはいかがでしょうか。町長のお考えをお聞かせください。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 西鉄バスとの連携によりまして北九州市が朽網駅から
北九州空港までの
自動運転バスの実証実験を行うというようなことでございました。志免町とかなり条件が違うというのは御承知だと思います。そういった意味で、今の志免町の県道の渋滞状況等、それから道幅等も考えますと、
自動運転バスに適しているかどうかの判断も難しいわけでございまして、しかしながらそういった未来型志向で考えますと、将来的にはそういった形に当然なってくるんじゃないかなという思いもございます。 私も西鉄さんと直接いろんな交通体系についてまだお会いする機会もないわけですが、なるべく早くそういう西鉄バスとの、今の現状等も踏まえましてお会いする機会がございましたら、ぜひともそういった将来的に向かって志免町の現状等をしっかり西鉄のほうにも報告をし、検討していただくようなお話もさせていただきたいというふうに思います。
○議長(
丸山真智子君)
丸山卓嗣議員。
◆7番(
丸山卓嗣君) ありがとうございます。 この
自動運転バスにつきましては、それぞれの地域の事情に合わせて整備していく必要はあると思うんですけども、またこの
自動運転バスにつきまして
道路交通法の法整備を今後見定めながら引き続き前向きな検討をお願いしたいというふうに思います。例えば現在でいくと、
自動運転バスは走行していますが、まだ1人誰かが同乗しておかなきゃいけないとか、そういう事情もまだある状況です。3年後を見据えて法整備が行われるということをお聞きしておりますので、それに合わせてというか、見極めて準備をしていただければというふうに思っております。 続き、次の質問に移らせていただきたいと思います。
福祉巡回バスの
コミュニティーバス化についてです。 昨年6月議会で
福祉巡回バスの
コミュニティーバス化について質問させていただきました。それ以来町民の皆様より、通勤、通学の時間帯に合わせた運行への改善を要望するお声を多数寄せていただいております。当時走行ルート、バス停の場所、運行時間、運休日、特に月曜日の運休など
住民サービスの向上の観点からニーズに合わせた運行の検討をお願いいたしました。現在その期待と反響は大変大きく、どうなっているの、いつから変わるのとよく聞かれ、早急に対応すべき案件であると強く感じているところであります。昨年の議会で町長より、しっかりと検討していくとの答弁をいただきましたが、その後の進展はいかがでしょうか。また、町長の今後のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 今現在の福祉バスの
コミュニティーバス化につきましては、以前から同僚議員からもいろいろ御提案をいただいておりまして、何度かこの
コミュニティーバス化につきましては町としても検討させていただきました。今の現状を言いますと、福祉バスにつきましては、福祉課が担当をいたしております。また、広域的なバスの運行、自治体間の運行につきましては経営企画課が担当しているというような状況の中で、その連携等が一つの部署でなかなかそれができてないという現状を踏まえますと、今の志免町の交通体系、福祉バス、
コミュニティーバスにいたしましても担当部署がばらばらだということもございます。私としては、早急にそういう一つの部署でそういった町の福祉バス、
コミュニティーバスについてそういったことを一元化といいますか、一つの部署でしっかり考える部署が必要だというふうに思っております。早急にそういうものを一つの課、一つの係でできるように整備をしていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君)
丸山卓嗣議員。
◆7番(
丸山卓嗣君) 非常に前向きな回答をありがとうございます。 実際
コミュニティーバスに限らず
乗合タクシーであるとか乗合バスとか、さらに言えば地下鉄の延伸であるとか都市高の延伸というものも考えられます。そういう課をまたぐインフラに関して、課をまたぐ状況が前に進めない、なかなか進まない状況であるのかなと私も危惧していたところであるんですけども、本日そういう課を検討していただけるということで、前向きな回答を非常にありがとうございます。 それでは、続きまして、次の質問に移らせていただきたいと思います。 社会教育の推進と施設整備についてでございます。 初めに、
社会教育法には、社会教育とは学校での教育活動を除き、全ての国民があらゆる機会、あらゆる場所を利用して自ら実際生活に即する文化的教養を高めるような環境を醸成するように努めなければならないと、国及び地方自治体にこのように求めています。また、文科省も、スポーツについては幼児から高齢者まで生涯を通じてその健康や体力に応じた
スポーツ活動等を振興していく必要があるとしています。 町民の皆様が豊かな暮らしを実感するためには、社会教育の充実こそが行政に求められている大切な要素だと考えます。そして、私が考える真の社会教育とは、当事者がスポーツを楽しみ、文化的教養を高めることは当然ですが、例えばお子さんやお孫さんの試合を見に行く、友人の試合を応援に行く、またお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんを応援に行くなど、当事者とその周りの人々が感動や興奮を共有することだと考えます。よりよい集いの場所を創造し、環境を整えることも重要であると考えます。 このことから、屋外施設の整備では、観客席やトイレ、駐車場、道路といった周辺環境を観客にとっても快適に感じていただけるようにする必要があると考えます。また、初めて施設に行く人や利用する人にとっても、入り口が分かりやすく、駐車場やトイレが利用しやすいなど気配りができた施設にする必要があると考えます。これらの屋外施設は、町のシンボルであり、顔でもあります。 そこで質問させていただきます。 施設整備には大変大きなお金がかかります。現在町では、
公共施設個別施設計画によって施設の段階的な改善と長寿命化を図っておりますが、これには現在屋外施設は入っておりません。これに屋外施設も加えるか、または別途で
屋外施設個別施設計画を作成してはいかがでしょうか。屋外施設の老朽化の現状を考えますと、早期に改善、改修案を立案し、長期的な計画で改修工事を行うべきだと考えますが、町長のお考えをお聞かせください。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 今現在
公共施設等の
個別施設計画を策定し、順次その改修を行っているところでございます。今言われますように、
社会教育施設、屋外施設につきましては、そういう施設とは該当しないというような状況でございます。しかしながら、ほとんどが
社会教育関係の部署が担当しているわけでございますが、屋外施設につきましては、担当課のほうで老朽化の具合、今言われます、住民の方が施設に行ってトイレだったり観客席だったりベンチだったり、そういったものを整備することは大変重要だと思っております。私も当選当初から
社会教育施設の充実は願っておりました。今の現状を見ますと、
公共施設個別計画と
社会教育施設計画と一緒にするということはどうかなとは思いますが、
社会教育関係の施設を今順次そういった意味で計画を立てて改修工事を行っています。今総合公園の
テニスコートのトイレだったり更衣室だったりの整備、また町民広場のベンチだったりそういったものも順次改修を行っているところでございます。施設計画につきましては、個別に
社会教育施設として改修を順次していきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君)
丸山卓嗣議員。
◆7番(
丸山卓嗣君) ありがとうございます。 それでは次に、町民の皆様からいただいた具体的な要望を基に少し質問させていただきたいと思いますが、これは先に申し上げさせていただきますが、具体的な要望とともに、一方で管理していただいている関係者の皆様には利用者の皆様より感謝の声をいただくことも多数ございました。本当に限られた予算の中で精いっぱいのことをやっていただいていると私も感じております。それでもなお、将来の社会教育を見据え、中・長期的に考えること、スポーツを通じた社会教育の大切さをいま一度再確認していただきたく、質問という形で提案させていただきたいというふうに考えております。 初めに、志免町
総合公園グラウンド野球場です。
観客席スタンドの設置、トイレの改修、駐車場のアスファルト化の要望がございます。野球観戦や野球教室などのイベントができない。また野球大会の本部の設置ができないなど、あとはトイレは男女共用のため今現在は女性は車で移動してコンビニで借りているような現状です。 次に、総合公園
テニスコートですが、
観客席スタンド設置の要望がございました。 次に、シーメイトグラウンドですが、観客席、スタンドの設置、ベンチの改良、改修、人工芝化への整備・改良の要望がございました。これは私の考えですが、思い切って人工芝化を図ってはいかがでしょうか。建設から10年が経過しまして、グラウンドのニーズも時代とともに変化いたしました。主にサッカー、ラグビー、陸上、ソフトボールなどのプレーヤーと観客が一体感を持てるような施設、みんなが行きたくなる、使いたくなるようなグラウンドを目指すべきだと思います。シーメイトには、町のシンボルとしての可能性、潜在能力がもっともっとあると思います。ぜひ御検討いただきたいというふうに考えております。 続きまして、
東公園グラウンド駐車場の整備、観客席の整備、トイレの改修の要望がございました。現在5台ほどしか駐車ができない状況であります。トイレは暗く、防犯面の問題がございます。これは私の要望ですが、周辺のスタンドを、今おつぼのような状態になっておりますが、ベンチ式階段に改良してはどうかと。また、そこをスタンド化して、土地の形状からドーム化してはいかがでしょうかというような提案をさせていただきたいと思います。 次に、
桜丘グラウンド野球場、観客席の整備、トイレの改修。ネット下の部分をベンチ式スタンドに改良してはいかがでしょうか。また、こちらのトイレも現在男女共用のため、女性はかなり遠いコンビニまで借りに行かれているような状況でございます。 町民グラウンド、観客席、ベンチ整備の要望。特にゲートボール、グラウンドゴルフ等の利用者や観戦者の日陰となる場所がございません。観戦場所、休憩場所の確保につきましては、町の公園全体でも同様なことが言えると思います。 次に、各小・中学校グラウンドですが、
ベンチ式階段等の敷設・整備による観戦場所の確保、屋外トイレの整備、駐車場の改修・改良の要望。学校施設につきましては、
社会教育施設としても使用されております。社会教育また運動会、部活動といった学校教育という観点からも、改良の必要性を感じます。もちろん学校側との協議は必要ですが、学校施設だけを聖域に考えてはならないというふうに思います。 そして、全体を通してですが、町内全ての施設において案内表示の増設の要望がございました。 そこで質問です。 以上のような具体的な要望が寄せられております。もちろん財政面も考慮しながら、維持費を長期的に確保し、施設の統廃合を含めて最適化を図る必要があると考えますが、今後の見通し、特に公共グラウンドの整備計画はどのようにお考えかというところで、先ほどの質問の回答と若干かぶる部分はあると思うんですけど、具体的な要望を基に町長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 志免町の
社会教育施設につきましては、今言われますほとんどの施設がトイレの問題が非常に多いわけでございまして、今、先ほど申し上げますように、今年度は
テニスコートの下のトイレの改修を行っております。野球場のトイレにつきましては、私も野球をしておりまして、今そのトイレの現状は把握しておるわけでございますが、非常に老朽化して男女共用という形もございます。また、駐車場に入るとこの入り口のスペースが非常に狭いということで、私も何回も駐車場に車で行くわけですが、入りにくいというようなことも私も感じておりました。総合公園につきましては、今の下のトイレの改修後にまた整備をしなければいけないという思いでございます。 それから、今シーメイトのグラウンドにつきましては、今年度グラウンドゴルフの方々からも要望がございます。日陰の場所がない。簡易的なことで行っておりましたが、今回ベンチ式の日陰を若干ではありますが設置するように計画をいたしております。 それから、シーメイトの状況、これは町民広場で先ほど言いますようにベンチの設置を見た上で、その内容を見た上でしっかりシーメイトも対応していきたい。また、芝生化につきましては、以前からいろいろ検討した経緯もございます。近隣の砂ぼこりの問題だったりいろいろな苦情も寄せられているわけでございます。しかしながら、シーメイトはソフトボールとサッカーとを併用して使っているという状況の中で、どうやって人工芝化ができるのか、その辺が非常にネックになっております。兼用でできるのであればぜひとも実施したいという思いはございますが、なかなかソフトボールのベース間だったりピッチャーマウンドだったりというのがどうしても非常にネックになっている状況で、なかなか実現できなかったという経緯もございますが、しっかり検討させていただきたいというふうに思っております。いろんなグラウンドの整備の中で、先ほど言いますように、トイレの改修等は早急にしなくてはいけないという認識はしっかり持っているところでございます。
東公園グラウンドにつきましては、以前は、相当前はもともとあそこは国鉄の野球場でございまして、そのときにはしっかりとグラウンドがあって、西鉄も使っているようなスタンド付の施設でございました。今のように改修をし、子どもたちのソフトボールぐらいはできるかなという思いで、当時の改修がなされております。スタンドにつきましてはどうかなと。スタンドの形状はできているわけでございますが、ソフトボール以外で本当はもうちょっと広ければ野球とかもできればそういったスタンドの形状はあるわけですから、できないかなという思いはございます。ちょっと個人的な、個人的といいますか、ドームにつきましては、いい御提案と思いますが、野球ができるドームというのはかなり高いドームになるわけでございまして、あそこが一般住宅でございまして、なかなか工程の問題があったり近隣の問題があったり、このことについては非常に難しいかなと思いながらも、しっかり検討させていただいて、まずはトイレの改修だったり日陰を造ったり、その辺をしっかり整備をさせていただきたいというように思っております。
○議長(
丸山真智子君)
丸山卓嗣議員。
◆7番(
丸山卓嗣君) ありがとうございます。 それでは、次の質問に移らせていただきたいと思います。 先ほどもちょっと申し上げましたが、施設の改修工事には大きな費用がかかります。今後財政面での厳しさも予想されますが、今までにスポーツ振興くじ助成であるとか
公共スポーツ施設等活性化助成事業等、助成金を活用した実績等はございますか。
○議長(
丸山真智子君) 安楽
社会教育課長。
◎
社会教育課長(安楽実君) totoの販売により得られる資金を元に独立行政法人日本スポーツ振興センターがスポーツ振興くじ助成を行っております。その中で、
地域スポーツ施設整備助成というものの志免町での実績は、平成25年に町民広場の防球ネット設置工事、平成27年に西地区社会体育館耐震改修工事、平成29年に総合公園野球場の改修工事という実績がございます。
公共スポーツ施設等活性化助成事業、こちらのほうは一般財団法人地域活性化センターのほうが助成するものですが、公共スポーツ施設等の利用促進のため、システムの整備やソフト事業に対する助成を行っているようです。こちらのほうは、今現在志免町のほうは活用の実績はございません。今後合う事業があれば積極的に活用していきたいと考えてます。
○議長(
丸山真智子君)
丸山卓嗣議員。
◆7番(
丸山卓嗣君) 積極的に助成金等を確保というか探して使っていってもらいたいというふうに思います。そんな中で、他町ではふるさと納税の資金とか、例えばクラウドファンディングという形で資金調節をしている市町村等もあるのですが、それ等の資金調達方法というのは今後検討されていくのかというとこをお聞きしたいんですけども。
○議長(
丸山真智子君) 篠原
経営企画課長。
◎
経営企画課長(篠原優人君) ふるさと納税の活用ということですけども、今それぞれの事業に当てはまる使途に寄附していただけるような形で寄附を募っておりますので、こちらの範囲内で今のところは基金のほうの活用を考えております。そちらに当てはまる事業につきましては、施設整備の費用に充てることも可能と考えますので、そちらのほうで考えていきたいと考えております。
○議長(
丸山真智子君)
丸山卓嗣議員。
◆7番(
丸山卓嗣君) ありがとうございます。これからも可能性がある手段は積極的に活用していただきたいというふうに思います。費用を捻出する努力といいますか、私も調査研究を継続して行っていきたいというふうに思います。 それでは、次の質問に移らせていただきます。 災害対策の重要性が増す中で、ソーシャルディスタンスのためにもグラウンドを災害時の避難場所や仮設住宅設置場所に活用する場合があると思います。施設の強度化や
バリアフリー化、発電機の設置等を進めていく必要もあると思いますが、公共のグラウンド施設に
防災対策機能を持たせるという考えについてはいかがでしょうか。町長のお考えをお聞かせください。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 大きな災害が起きた場合に、学校施設のグラウンドだったり町民グラウンドだったり、そういったとこが災害時の避難場所、またいろんな物資の置き場所等になって、他の市町村の状況を見るとそのような状況になっております。多くの方が避難してくる場合に、そういった
バリアフリー化等も、今後施設の改修等を考えるときに一緒にしていきたいというふうに思っております。 ちなみにシーメイトグラウンド、それから別府のグラウンドにつきましては、大雨時にそこに水をためるようなことも今実際に行っております。そういったことも含めまして、施設改修のときには
バリアフリー化も検討させていただきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君)
丸山卓嗣議員。
◆7番(
丸山卓嗣君) ありがとうございます。 今回私がテーマとしております屋外施設の整備計画を実行する場合、大きな資金が動きます。課も社会教育課はじめ学校教育課、都市整備課、生活安全課も、たくさんの課をまたぐことも予想されますので、特に財政面で経営企画課が中心となってしっかりと進めていただきたいというふうに思いますが、町長はどのようにお考えでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 言われますように、施設整備に係る費用は莫大な費用がかかるわけでございまして、先ほどから言いますように、計画を持って順次そういう整備をしていきたい。また、町の将来的な財政力に合わせた施設整備を行っていきたいということでございまして、非常に町民の皆さん方のニーズも高まって、いろんな意味で課題が次から次に発生する中で、そういったもののしっかりとした計画等をつくっていかなければいけないというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君)
丸山卓嗣議員。
◆7番(
丸山卓嗣君) それでは最後に、令和2年度の志免町教育振興基本計画によりますと、令和元年度の町内スポーツ・文化施設の利用割合30%、目標値50%、施設に対する満足度は令和元年度79%、目標値90%となっております。特に気になるのは、利用割合が30%というところの数字が気になる数字でございます。これからもっと使ってみたい、行ってみたいと思う施設を整備して利用割合を増やしていただきたいというふうに思います。同時に、施設に対する満足度を上げていく必要もあると考えます。そのためには財政と
公共サービスのバランスを取りつつ、社会環境の変化や利用者のニーズに対応する整備計画が必要であると考えています。今後も私自身重要なテーマとして取り組んでいきたいというふうに考えております。本日は町長に終始私の想像する以上に回答をいただきまして、今後の屋外施設整備に大きな期待を抱く質問をさせていただきましてありがとうございます。 以上で終わります。
○議長(
丸山真智子君)
丸山卓嗣議員の一般質問を終わります。 ただいまから休憩に入ります。再開は10時50分といたします。
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~ 休憩 午前10時38分 再開 午前10時50分
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~
○議長(
丸山真智子君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。 次に、5番小森議員。質問時間20分です。 小森議員。
◆5番(小森弘美君) 通告書に従い、一般質問をさせていただきます。 今回は
認知症予防について何点かお伺いいたします。 1つ目の
フレイル予防の推進について。 9月21日は世界アルツハイマーデーであり、9月は世界アルツハイマー月間です。このコロナ禍の影響で外出自粛が続き、全国的にも高齢者の方の健康、特に認知症の増加が大変懸念されております。今年の3月、新型コロナウイルスが猛威を振るう中、日本老年医学会はいち早く全国の高齢者の方に対し、外出自粛が長く続くと心身の活力が低下し、要介護へ移行する中間の状態、いわゆるフレイルが振興するおそれがあると危惧して、「新型コロナウイルス感染症 高齢者として気をつけたいポイント」というチラシを発行しました。こういうものなんですけど、これが裏表で発行されておりました。私も両親が高齢ですので大変コロナの状況の中で体調の不安をずっと言っておりましてとても気になっておりました。これは私の両親に限らず、高齢者の方誰しも思うことだと当時大変に心配しておりました。コロナ禍の今こそ、志免町として認知症を予防する
フレイル予防を積極的に推進していくべきだと私は考えます。 それでは、
フレイル予防推進について何点かお伺いいたします。 まず、志免町の高齢化率は町全体の何%でしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 徳永健康課長。
◎健康課長(徳永康國君) 志免町の高齢化率は、令和2年4月1日時点で23.4%となっております。令和元年度の高齢化率23.2%と比較しますと、福岡県27.1%、国28.4%より低い町となっております。 以上です。
○議長(
丸山真智子君) 小森議員。
◆5番(小森弘美君) 分かりました。私が調べた中には、令和6年には65歳以上の高齢者が1万1,170人で、高齢化率は志免町も24%になるというふうに書いておりました。この志免町の高齢化について、町のリーダーである町長はどうお考えでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 今現在は、志免町は県下でも高齢化率が低い状況だと思っておりますが、近い将来必ずこの高齢化率は上がってくると。今言われますように、令和6年、もっと令和10年になるともっともっと上がるんじゃないかという予測をしております。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) 小森議員。
◆5番(小森弘美君) 町長のおっしゃるように、我が志免町の高齢化がさらに振興するものと予想されます。5年、10年を見据えてしっかり考えていかなければならないことだと思います。日本は今、65歳以上の高齢者が最も多くなる2040年をどう乗り越えるかが大きな課題となっており、超高齢化社会に対応するための様々な健康施策が必要と考えております。 では、次の質問です。 日本は今、総人口の高齢者の割合が世界一となる一方で、健康寿命との乖離が指摘されています。町として健康寿命の延伸を考慮した具体的な取組はありますでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 徳永健康課長。
◎健康課長(徳永康國君) 日本人の健康寿命は、男性72.14歳、女性74.79歳、2016年度となっております。国は健康日本21、平成25年から10年間の目標値として2040年までに健康寿命を男女とも3歳以上延伸することと掲げています。 本町の取組としましても、平成25年度に計画期間を10年とする健康増進計画健康しめ21を作成し、平成31年3月より後期計画に基づいて町民の健康づくりを支援するため健康施策の取組を進めているところです。 主な取組といたしまして、がんの早期発見、早期治療のため、国の指針に基づき加入の健康保険にかかわらず受診できるようにがん検診を実施し、受診率向上に取り組んでおります。また、生活習慣病の発症予防や重症化予防に関しましては、住民課と連携を取りながら、国保特定健診及び特定保健指導を実施しております。受診率の向上や生活習慣の見直しに役立てていただけるように個別に説明し、受診結果をお渡しするように取り組んでおります。 高齢になっても日常的に介護などを必要とすることなく自立した生活が送れるように、公民館や保健センターでうきうきルームを実施し、介護予防事業にも取り組んでおります。 生涯を通じた健康づくりのため、個人の取組とともに家庭や地域、行政や関係機関、団体等などと連携を図りながら健康づくりの施策に取り組み、町民皆様の健康寿命の延伸につながるように支援に努めたいと考えております。 以上です。
○議長(
丸山真智子君) 小森議員。
◆5番(小森弘美君) よく分かりました。平均寿命と健康寿命の差が今9年から12年という何か差があるというふうに調べて分かりました。本日の質問である
フレイル予防のフレイルとは、虚弱を意味する英語、フレイルティからつくられた言葉です。加齢とともに栄養状態や筋力の低下、認知機能が低下し、介護が始まる一歩手前の状態のことを言います。
フレイル予防に大切なポイントは、栄養、運動、社会参加、近頃ではそれに口腔ケアを加えて3プラス1で認識されています。食べて、動いて、人とつながるというライフスタイルが
認知症予防に効果的であるとされています。健康寿命の乖離は、
フレイル予防に取り組むことで健康な状態で長生きする健康寿命の延伸につながると言われています。 今年度より厚生労働省は75歳以上を対象に新たにフレイル健診を始めることを決めました。フレイル健診の質問表は、お茶、お汁物を飲んでむせることがあるか、この1年で転んだことはあるかなどフレイルの特性を踏まえた15項目で構成されています。質問表の活用について厚労省は、健診の際、今さっきおっしゃいました健診の際に活用することはもちろん、市町村の介護予防・日常生活支援総合事業における通いの場などに活用することを期待するとありました。 そこでお伺いします。 志免町の高齢者の方々にフレイルチェックを行うなど、
フレイル予防の周知はできていますでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 徳永健康課長。
◎健康課長(徳永康國君) フレイルとは、日本老年学会が平成26年に提唱した、加齢とともに心と体の機能が低下し、健康な状態から要介護の状態へ移行する中間の段階と言われています。志免町では、介護予防事業の中で運動、栄養、口腔、閉じ籠もり、
認知症予防や高齢者の健康づくりなどの
フレイル予防に取り組んでおります。しかしながら、介護予防関連でロコモティブシンドローム、運動器症候群対策やサルコペニア、筋力、筋力量の減少対策等の用語も浸透してない状況を見ると、片仮名表示は頭に残りづらい現状でもございますので、今後も用語にはとらわれず、介護予防の一環として
フレイル予防に取り組んでいきたいと思っています。 以上です。
○議長(
丸山真智子君) フレイルチェックのことでしょ。
◆5番(小森弘美君) はい。
○議長(
丸山真智子君) フレイルチェックをしてますかという質問ですけど。 徳永健康課長。
◎健康課長(徳永康國君) フレイルチェックはしております。
○議長(
丸山真智子君) 小森議員。
◆5番(小森弘美君) フレイルチェックはしてあるということですね。してあるということですね、はい。健診でですか。
○議長(
丸山真智子君) いつされてますかということです。 徳永健康課長。
◎健康課長(徳永康國君) 志免町も加入しております福岡県こういき高齢者健康診査でも、令和2年度より使用してます。
○議長(
丸山真智子君) 小森議員。
◆5番(小森弘美君) すいません。こういき高齢者……。
◎健康課長(徳永康國君) 後期高齢。
◆5番(小森弘美君) あ、後期高齢。それはいつあっているのでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 徳永健康課長。
◎健康課長(徳永康國君) すいません。今ちょっと手元に資料がないので分かりません。すいません。
○議長(
丸山真智子君) 後から出してください。
◎健康課長(徳永康國君) はい。
○議長(
丸山真智子君) 小森議員。
◆5番(小森弘美君) すいません。では、町長にお尋ねです。 町長はフレイルチェックを御存じでしょうか。また、されたことはありますか。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 今回の一般質問で
フレイル予防について私も初めて知ったわけでございます。用語は、フレイルっていう用語があまり聞き慣れない、志免町としては介護予防事業としてフレイルと同じような事業を過去においてずっと取り組んでまいっておりまして、先ほど健康課長が言いますように、75歳以上を対象とした健診で
フレイル予防ということでございまして、まだ私はフレイルチェックはしたことはございません。
○議長(
丸山真智子君) 小森議員。
◆5番(小森弘美君) ぜひされてみてください。私もしましたけど、何か楽しいですので、ぜひしてみてください。
フレイル予防の目的の一つは、健康に自信がないといった不安な気持ちをこちらが十分に理解した上で、できることから始めようとの前向きな気持ちになって、健康維持のために生活改善のお役に立ててもらうことが
フレイル予防の目的でございます。私としては、町の役割は健康に自信のない方にどうフレイルチェックや
フレイル予防を通して健康のことを考えていただくかということが必要なことなんじゃないかなというふうに思います。 では、次の質問に移ります。
認知症サポーターの活躍の場について。 志免町でも、しめカフェが毎月開催されております。今はコロナであっておりませんが、このようなお知らせのもと、しめカフェが行われております。また、
認知症サポーター養成講座も行われております。 そこでお伺いします。 現在の志免町の
認知症サポーターの人数は何人いらっしゃるでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 今長谷福祉課参事。
◎福祉課参事(今長谷智子君) 平成24年度に地域包括支援センターが志免町に設置されてから、志免町社会福祉協議会と共同で
認知症サポーター養成講座を開催しております。この
認知症サポーター養成講座を受講した
認知症サポーターは、平成24年度から現在まで累計2,642人です。 以上です。
○議長(
丸山真智子君) 小森議員。
◆5番(小森弘美君) 分かりました。そんなにいらっしゃるということが、すばらしいと思います。町長は、
認知症サポーター養成講座を受けられたことがありますでしょうか。また、しめカフェには行かれたことがございますか。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君)
認知症サポーター養成講座を受講いたしております。また、しめカフェにも参加させていただいたことがございます。
○議長(
丸山真智子君) 小森議員。
◆5番(小森弘美君) すいません。私も
認知症サポーターに今年の2月になりました。 すいません。次の質問に移ります。
認知症サポーターの活躍は具体的にどのようなところでしょうか。しめカフェのほかにもありますでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 今長谷福祉課参事。
◎福祉課参事(今長谷智子君)
認知症サポーターとは、認知症について正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の方やその家族を温かく見守り、できる範囲で手助けをする方々です。
認知症サポーター養成講座のほうで紹介しております
認知症サポーターの実践的な活動の場ということでは、先ほど議員のほうから紹介のありました志免町地域包括支援センターが主催しているしめカフェ、もう一つNPO法人が主催しております場がもう一か所、小規模多機能型居宅介護事業所が主催している場所が1か所、計3か所紹介しております。また、そのほかにボランティアの受入れをしてくれている町内の医療介護施設などがありますので、そちらのほうも講座のほうで御案内をしておるところでございます。 以上です。
○議長(
丸山真智子君) 小森議員。
◆5番(小森弘美君) よく分かりました。私もしめカフェに参加させていただきました、今年の2月に。スタッフの皆さんのチームワークがすばらしく、とても楽しく和やかな雰囲気で行われておりました。中にはリピーターの方も数人いらっしゃいました。私が参加した日は、感情老化テストや介護予防基本チェックリストを行い、スタッフの方より
認知症予防のお話もありました。このような集まりがしめカフェ以外にもさらに広がりを増し、地域に広がっていけばすばらしいなとそのときに感じました。先ほどたくさんの
認知症サポーターの方がおられるというふうに分かりましたけれども、
認知症サポーターの方の力を借りて志免町独自の
フレイル予防の啓発運動を盛り上げていくといったお考えはないでしょうか。この点について町長のお考えをお聞かせください。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 本来
認知症サポーターにつきましては、そういったいろんな場所で活躍することも一つは大事ではありますが、家族がかかったときの対応とか、御自分もそうなんですが、そういった意味で
認知症サポーター講座を多くの方に利用していただきたいという思いで講座を開設いたしております。いろんな意味で、そういう御自分もいろんなところに出かけてサポーターになる場合、また家族もしっかりとサポーター講座によってそういう認知症のことを理解するという意味からすると、今後もまた
認知症サポーター講座をしっかりと多くの方に受講していただいて、このサポーターとして広くいろんな方に活躍していただければと思っております。
○議長(
丸山真智子君) 小森議員。
◆5番(小森弘美君) 前向きに検討をお願いいたします。 フレイルチェック、フレイルサポーターの制度は、平成24年から千葉県柏市で実施された東京大学高齢社会総合研究機構の栄養と体の健康増進講座から始まり、今全国に広がっています。柏市では、かしわフレイルサポーター養成講座を実施し、平成30年までに107人のサポーターが登録されました。フレイルサポーターは、毎月市内のいずれかの地域で行われているフレイルチェック講座に交代で従事しています。私がとてもすてきだなと思ったのは、同じ地域に暮らし、一定の研修を受けた方が町の健康づくりの担い手となって活躍されているということです。地域の方の見守りほど高齢者の方にとって心強いものはありません。日頃から地域の高齢者の方に声をかけ、優しく見守る
認知症サポーターの方のお力をお借りして、地域の高齢者の方への
フレイル予防の普及啓発をお願いいたします。 では、次に移ります。 「広報しめ」8月号では、このようにページの開けてすぐのところに、「笑顔で歳を重ねる~住み慣れた場所で認知症とともに生きる~」とのテーマで、時代に沿った認知症の方との関わり方が掲載をされていました。認知症の方と共生していく時代との言葉に、私自身大変共感いたしましたし、また多くの方がこの掲載に興味を持たれたのではないでしょうか。また、左のページには、認知症早期発見のためのチェックシートが掲載されておりました。我が家も早速同居の母が興味津々でチェックをしておりまして、私は認知症じゃなかばいって言っておりましたけれども、これも興味を持ってチェックをされた方がたくさんおられたのではないかと思います。 これは提案になりますが、認知症を他人事ではなく自分のこととして考え、また日々の小さな生活の工夫が認知症を予防する、志免町の
認知症予防のために高齢者の方が自身の体の状態を把握できるような志免町独自の分かりやすいフレイルチェックなどを掲載した
フレイル予防のパンフレットを作成されてはいかがでしょうか。この点に関して町長はいかがお考えでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 先ほど小森議員から紹介されました8月号にそのパンフレット等を入れさせていただきました。今言われますように、認知症は多くの方が今から高齢化時代を迎える中でなるというようなことも予想されております。そういったことを踏まえますと、そういった今回入れましたパンフレットを含めて、これからも随時そういったものを普及し、多くの皆さん方に認知症に対する御理解をしていただきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) 小森議員。
◆5番(小森弘美君) 前向きに御検討をお願いいたします。 私、この
フレイル予防のチェック表をどのように自治体がやっているかというのをお調べしまして、分かりやすいなと思ったのが、八王子市で今年の2月、八王子市独自の「みんなで始める
フレイル予防」というパンフレットを作成しています。これはコピーなんですけれども、A3サイズで見開きでぺらぺらとめくるようになっていて、字も大きくてこんなふうに分かりやすいんですけれども、このパンフレットには15項目の簡単なフレイルチェックのほかに、栄養、運動、社会参加、お口の健康、そういったことがこうやって分かりやすく識別されておりまして、書かれている、こういったものが掲載されていました。また、これを読んだ高齢者の方が、分からないことや不安に思ったことをすぐに尋ねられるように、相談窓口の案内がきちんと添付されていて、とても親切だなというふうに思いました。これは、高齢者の方のみならず御家族の方もつい手にとって見たくなるパンフレットではないかなというふうに思いました。パンフレットのいいところは、わざわざ集わなくても
フレイル予防が分かるということではないかと思います。コロナ禍にあって、各御家庭で
フレイル予防に取り組むことができ、これは
認知症予防のきっかけになるのではないかと思います。 また、私の周りには元気はつらつな高齢者の方がたくさんいらっしゃいます。コロナ前に参加したしめカフェにも、地域の高齢者を守ろうとの心意気にあふれた高齢の
認知症サポーターの方を何人もお見かけしました。このような高齢者の方にフレイルサポーターになっていただき、
フレイル予防の啓発に積極的に参加していただきたいと思いますが、この点町長はいかがお考えでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 認知症につきましては、やはり自宅に閉じ籠もったりする方が認知症にかかりやすいというようなこともお聞きいたしておりまして、今コロナ禍ではありますが、多くの方にいろんなとこに出かけていただいて、いろんな方とお話をするということが大事じゃないかな。先ほどほかの自治体の取組のパンフを紹介されましたけども、いいパンフレットがございましたら私どももそういうパンフレットを取り入れて、そういったいいところはまねをしながら進めていければというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) 小森議員。
◆5番(小森弘美君) パンフレットの検討どうぞよろしくお願いいたします。また、
フレイル予防のサポーターというか、認知症のサポーターの方も割かし高齢の方が私のときには多ございました。そういった高齢者の方が、同じ高齢者の方が生き生きと働く姿にたくさんの刺激を受けて、またその高齢者の方が、私もこの
フレイル予防をしてこんなに元気になったのよっていう、この体験ほど、本当に何よりの薬だと思いますので、高齢者の方のフレイルサポーターもどうぞ前向きに検討をお願いいたします。 これも提案になるのですが、皆様が楽しみにしてあるしめカフェとか様々な場に集うことが今後できるようになりましたら、定期的に
フレイル予防を専門とする方をお呼びして、講習や講演をしてもらうなどの
フレイル予防の啓発の場を設けてみてはいかがでしょうか。その点町長はいかがお考えでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 志免町でもいろんな取組をする中で、介護予防事業の中でも講師を呼んでいろんな自治体の方の取組状況を講演していただいた経緯がございます。名前はフレイルということでございまして、今後もそういったいろんないい講師がおられましたら、そういった講師のいろんな話を聞かせていただいて、
フレイル予防また
認知症予防につなげていければと思っております。
○議長(
丸山真智子君) 小森議員。
◆5番(小森弘美君) ありがとうございます。認知症は誰にでも起こり得る老化の一つであり、町全体で守っていこうとの認識をもっともっと広げていかねばなりません。人生100年時代をいつまでも自分らしく歩んでいけるために、一人でも多くの高齢者の方に
フレイル予防を実践していただきたい。高齢者が生きがいを持てるまち志免町として
認知症予防のための
フレイル予防推進に前向きな検討をよろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) 小森議員の一般質問を終わります。 ただいまから休憩に入ります。再開は13時といたします。
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~ 休憩 午前11時19分 再開 午後1時00分
~~~~~~~~ 〇
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○議長(
丸山真智子君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続きます。 次に、14番末藤議員。質問時間30分です。 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 通告に従いまして質問を行いたいと思います。 まず最初に、健康増進法に対する対応がどのようにされているかということであります。 今回改正
健康増進法につきましては、罰則つきの改正
健康増進法が4月1日から全面施行されております。受動喫煙による健康被害を防止する目的で、多くの施設で原則屋内禁煙となります。このことについてどのように捉えられているか、またどのように、どこで実行されているのか、このあたりをまず最初にお尋ねをいたします。
○議長(
丸山真智子君) 徳永健康課長。
◎健康課長(徳永康國君) 平成30年7月15日に改正
健康増進法が公布され、段階的に法施行となり、今年の4月1日に全ての室内施設がこの改正
健康増進法の対象となりました。当町におきましても、平成30年4月1日に志免町受動喫煙防止条例を公布施行しております。たばこの煙の中には4,000種類以上も化学物質が含まれており、200種類の有害物質と60種類以上の発がん性物質が含まれています。たばこは肺がんの原因の一つで、吸う人と吸わない人では吸う人のほうが2から4倍肺がんで死亡するリスクが高いと言われています。このほか脳卒中、COPD、
慢性閉塞性肺疾患、肺気腫等の生命を脅かす疾病の原因にもなります。また、妊娠中の方の喫煙は、おなかの胎児が低出生体重や早産のリスクが吸わない人の2から3倍高まります。 こうした受動喫煙の健康被害に対する町の対策としては、町のホームページ等にも啓発用リーフレットの配布、ポスターの掲示などで周知を行っております。特に子どもに対しては、周りの家族、大人が特に注意を払っていただくよう、母子手帳の交付時やマタニティー教室、乳幼児健診等で丁寧に説明をしております。 また、記号、事業所の方には、商工会を通じて県主催の受動喫煙対策の説明会や国の補助金制度や企業向けのチラシ等での情報提供を行っております。 今後も様々な場面で町民の皆様が受動喫煙対策に関心を持っていただき、健康で快適な生活ができるように周知啓発に取り組んでまいります。 以上です。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) これは、公共事業だけじゃなくて、志免町全体に及ぶ法律、そのように解釈していいですか。
○議長(
丸山真智子君) 徳永健康課長。
◎健康課長(徳永康國君) この分は、志免町の条例をうたっております。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 先ほど説明の中でありました有害物質の中で、発がん性物質、これはどのように認識されておりましょうか。それと、呼吸器有害物質、まず最初に2点お尋ねします。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) この発がん性物質の中には、60種類ぐらいありますが、主なものにブタジエン、アセトアルデヒド、ベンゼン、ホルムアルデヒド、ニトロソノルニコチン等が含まれております。呼吸器有害物質、この中にはブタジエン、アセトアルデヒド、アクロレイン、ホルムアルデヒド、トルエン、アセトン、アクリロニトリルなどが含まれていると。こういう状況のもとで、今回の
健康増進法の罰則つきの改定が行われたと思います。この罰則については、どのような罰則規定が設けられておるんでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 徳永健康課長。
◎健康課長(徳永康國君) 罰則は50万以下の過料となっております。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 町内に飲食店も含めて行われますが、これはどのような徹底の、罰則も含めてですが、どういう説明をされるんでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 徳永健康課長。
◎健康課長(徳永康國君) 商工会等には啓発や勧告等をしております。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 罰則規定は設けてあるんでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 徳永健康課長。
◎健康課長(徳永康國君) 志免町では罰則規定は設けておりません。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 罰則規定がなければ、今各自治体、恐らく9月議会で各自治体それぞれ罰則つきの規定つきの増進法が提示されるのではないかと思っておりますが、罰則がなければただ叫んでいるだけのことになるのではないでしょうか。この増進法が改正されたいきさつその他についても意味がなくなるのではないでしょうか。そういう意味で、各、他の自治体、この罰則規定を設けている各自治体においては、アンケートを取ったりいろいろお話を聞いたり、そういうことをまとめて行うということになっておりますが、うちはただ提示しただけで罰則規定を設けないというところの
健康増進法が果たして効果を持つのかどうか、甚だ疑問に思うんですが、そこは町長、どうでしょうか。罰則規定については。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 公共施設も含めまして、先ほど言われますように、飲食店等につきましては、原則室内禁煙という第二種の施設になるわけでございまして、喫煙の専用の場所等を設けること、また、ただし小規模事業者については店内の全部または一部を喫煙可能とできるということになっております。ほとんどのそういう飲食店等は室内禁煙が今のところ私の知る限りではなってるんじゃないかなあと思っております。また、町の施設につきましても、対応等をしっかり取っているというような状況でございます。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) これには例外規定がありますね。どういう規定でしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 答えられますか。 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 今回行われております増進法の中で喫煙が新型コロナウイルスへの感染時に重症化、死亡へのリスクを高めることが報告されております。煙に含まれる有害物質が肺や免疫力にダメージを与えるからだと考えられております。日本禁煙学会は、いち早くこの2月21日に厚生労働省に対し新型コロナウイルスとたばこの強い関連性について報告書を提出をいたしております。報告書では、重症化の要因としてぜんそく、COPD、
慢性閉塞性肺疾患、糖尿病とともに現在の喫煙者並びに過去の喫煙者を上げております。同学会のMERS、中東呼吸器症候群の事例を見ると、感染した人の中に喫煙者の死亡例は圧倒的であります。50%ぐらいになっていたと思いますが、その後も徐々に新型コロナウイルス感染と喫煙との強い関連を示す研究論文が出されております。 MERSは2012年に初めて確認されたウイルス性の感染症、原因となったのはMERSコロナウイルス、その報告書によると、喫煙者19人のうち死亡者は10人、非喫煙者10人中死亡はゼロでした。その後も同学会は、喫煙は重症化、死亡リスクを高めることを中国での臨床所見に基づいて報告。禁煙を推奨してきました。中国での新型コロナウイルス感染症患者1,099人の臨床所見によると、喫煙者は生涯非喫煙者に比べ重症化とICU、集中治療室、入所レスピレータ、人工呼吸器管理、死亡に至るリスクが大きいことが分かりました。全面施行と重なったけど、新型コロナの感染拡大で喫煙の影響が危惧されている。総喫煙者の肺が弱くなっていることで重症化しやすいという結果が出ております。さらに冒頭言いましたように、これについて心血管毒性物質、5つありますが、この中で、アクロレイン、ベンゼン、また生殖または発生毒性物質の中に、ブタジエン、ベンゼン、一酸化炭素、ニコチン、トルエンなど、依存性としてアセトアルデヒド、ニコチンなどがある。こういうことで、
健康増進法が施行されて罰則規定が設けられて、先ほど言いましたように例外があるということで、答弁がございませんでしたが、営業している飲食店のうち、資本金5,000万円以下で、かつ客室面積が100平方メートル以下、喫煙室の表示があれば喫煙できると例外を設けて何もかにも駄目だというふうにはなりません。 志免町としては、この例外規定を設けるお考えはございましょうか。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 志免町としてといいますと、公共施設ということでございますか。それとも町全体のこととして捉える…… (14番末藤省三君「全体、全体」と呼ぶ) 今言われます例外規定につきましては、先ほど申し上げましたとおり、第一種、第二種の施設ということで、そういう喫煙場所等を設置するというようなことも明記されております。そういった意味では、今の状況でしっかり飲食店等も対応されているというふうに理解をいたしております。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 飲食店を含めて、このアンケートを取ると、一応基礎として、志免町は、ただ例外があるからそれをすぐ適用するんじゃなくて、基礎としてアンケートを取って、こういう形で今先ほど言いましたように例外規定を適用するという形でアンケートなり取られたらどうでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 喫煙に関しまして、そういう小規模事業者等にアンケートをということでございます。商工会等もしっかりと協議をさせていただいて、どのような対応がいいのか検討させていただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 志免町全体にこの法律を適用されるわけですけども、先ほど何遍も言いますように、例外規定があって、中小零細、先ほど言いました各5,000万円以下、あるいは100平方メートル以下の飲食店を含めて商店については、例外規定という形で、この例外規定もいつまでもずっと続くわけではありませんけども、この例外規定については、いつまで例外規定を設けるかということが触れられてると思うんですけど、これはどのような御認識でしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) いつまでの例外規定がというような御質問でございますが、国の法律等でございます。私どもがその例外規定がいつまでというようなことはちょっとお答えしかねます。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) これは千葉県の条例、罰則つきの市町村では初めてですけど、同様の規制は秋田県でも始まろうといたしております。この罰則規定の例外規定につきましては、2025年3月31日まで努力義務という形で行われようといたしております。このことも含めて、場内の商店街の方も含めて、喫煙する場所についてはこういうアンケートも取られたらいかがと思いますが、その辺はどうでしょうか、アンケートについては。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 先ほども申し上げましたとおり、そういった例外規定等小規模事業者、志免町の場合はほとんど小規模事業者に当たるわけですが、そういったとこも含めて商工会としっかりと協議をさせていただきたいというふうに思います。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 日本では、年間1万5,000人が受動喫煙で死亡しております。これは、交通事故の4倍に当たる数字であります。国立がんセンター研究センター、非喫煙者が受動喫煙すると肺がんや脳卒中、心筋梗塞、呼吸器系疾患、ぜんそくなど様々な病気のリスクを高めることになります。認知症になる危険も倍増いたします。乳幼児突然死症候群のリスクは4.7倍にもなっております。そういう意味で、現在志免町では、例外規定として喫煙所が4階に設置されておるようですが、これはどういう例外規定で設置されとんでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 内野総務課長。
◎総務課長(内野克志君) 現在志免町の公共施設におきましては、全面禁煙としております。役場の庁舎は、第一種施設となりまして、敷地内は禁煙。ただし、屋外で受動喫煙を防止するために必要な措置が取られた場所には喫煙場所を設置できるようになっております。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 庁舎内の例外規定というのはどういう内容で例外規定が設けられておるんでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 内野総務課長。
◎総務課長(内野克志君) 条件としましては、区画線を明確に区別、それから標識の掲示、また通常立ち入らない場所であることということで定められております。 以上です。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 先ほど例外規定がある施設、あるいは商店街、飲み屋さん街についてはいいと、例外を設けるけども、それ以外の中間のところについては、どういう、この増進法、法律が適用になるんでしょうか、例外以外に。それはどのように認識されておるんでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 内野総務課長。
◎総務課長(内野克志君) この法律においては、望まない受動喫煙を防止する配慮義務があり、配慮の対象は住民、職員を問わず受動喫煙にさらされることを望まない全ての人であります。よって、そこには施設によっていろいろ条件があります。学校、児童、福祉行政機関などについては第1種施設、それから事務所、工場、飲食店などは第2施設となって、どちらも原則は屋内、第1施設は敷地内禁煙となっており、第2施設は原則屋内禁煙となっております。よって、そこそこの小規模飲食店については、経過措置があって、店内の全部または一部を喫煙可能となるということになっております。 以上です。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 言葉は悪くなりますが、例外規定以外の中間層の人たちには規制をして、その人たちが役場では吸ってるじゃないかと、そういう場所を提供すればいいという形に、どのような説明をされるんでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 町の施設を訪れる皆様が各施設におきまして望まない受動喫煙の被害を受けないよう、今後も十分注意をしていきたい。また、たばこを吸う人も吸わない人も、それぞれがお互いの立場を尊重し、気持ちよく過ごせる施設としてこのような対策を取っているわけでございまして、そのようなことで、吸わない人に対してそういった受動喫煙にならない配慮を今後も取っていきたいというふうに思っております。 以上ございます。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) いや、この法律は、志免町全体に及ぶと言われながら、志免町の役場では吸ってるじゃないかと住民が感づいたときに、どのように思われますか。例外は別としても。中間層の人たちが役場では堂々と吸ってるじゃないかと。うちだってそういう規制は受ける必要はないと。そうしますと、この法律が何のための法律が制定されたのか一つも分からないという状況になってくるのではないでしょうか。その辺はいかがですか。
○議長(
丸山真智子君) 内野総務課長。
◎総務課長(内野克志君) 先ほども申しましたように、役場としましては敷地内は禁煙であります。ただし、ただし書があって、ルールを屋外で受動喫煙を防止するために必要な措置が取られた場合には喫煙場所を設置できるとなっておりますので、ルールをきちっと守るようにしていければ設置できるようになっております。 以上です。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 次に、これから、台風が9号、10号終わりまして、いよいよ暑い温度が避けられますが、このインフルエンザ、この対策についてはどのようにお考えになってるんでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 徳永健康課長。
◎健康課長(徳永康國君) 季節性のインフルエンザの対策についてですが、季節性のインフルエンザは、インフルエンザウイルスによって感染し、潜伏期間が1日から2日間で、12月から2月に流行し、38度以上の発熱、頭痛や関節痛など全身の症状が急に現れ、特に高齢者の方や基礎疾患を持つ方は肺炎などで重症化することもあります。インフルエンザは、せき、くしゃみ、唾などのしぶきとともに放出されるウイルスを鼻から吸入することによって感染します。インフルエンザを拡散させないためにも、患者、周囲の人がともにマスクを着用することが効果的です。また、飛び散ったインフルエンザウイルスが付着したものを手で触ると、鼻や口、目、肌などを解してインフルエンザに感染することがあります。手洗が感染を防ぐ上で有効なのはそのためです。 この対策は、新型コロナウイルスの感染防止対策と同様で、現在取り組んでいる新しい生活様式を継続していくことが季節性インフルエンザ感染予防にも極めて重要となります。また、季節性インフルエンザにはワクチンの投与が有効で、免疫機能の低下している高齢者には予防接種法で定められている定期の予防接種を推奨しています。また、今年度も10月から来年1月まで指定医療機関で接種することができます。広報9月号及び町ホームページで周知しています。接種後抗体ができるまで約二、三週間はかかるため、インフルエンザが流行する前の10月から11月頃に接種するように勧めています。 今年は特に新型コロナウイルス感染症拡大の可能性もありますので、医療提供体制が逼迫することがないように、今後も緊張感を持って感染症対策に取り組んでいきたいと思っています。 以上です。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) このインフルエンザ対策につきましては、今から恐らく9月議会でいろんな各自治体が取り組まれてくると思いますけど、1,600円とこう言われておりますが、お年寄りにしては今度年金がまた下げられるわけです。そういう意味から、また下げた中でこのインフルエンザ1,600円打ちなさいと。この1,000円であれば行こうかなと、予防接種しようかなという気になりますが、この600円を対象者について配慮するお気持ちはございませんか。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) このインフルエンザの費用1,600円につきまして、新聞等でもよく拝見させていただきますが、自治体によってはこれを町が半分の免除をしたり、いろんな取組をされております。今回のコロナ等含めまして、インフルエンザ等には十分注意を払っていきたいというふうに思っております。今ちょっとインフルエンザにつきましては補正を上げておりませんが、しっかり他自治体等注視しながら、取組を今後できればというふうに検討させてまいりたいと思っております。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 志免町に係る熱中症対策、各学校をはじめ幼稚園、保育園、これについてはどういうふうな対策を取られておるんでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 徳永健康課長。
◎健康課長(徳永康國君) 熱中症は、高温多湿により体内の水分や塩分、ナトリウムなどのバランスが崩れ、体温上昇、目まい、倦怠感が起こり、重症化するとけいれん、意識障害、場合によっては死に至るケースがあります。消防庁の発表、8月19日速報値によると、今年6月1日から8月16日までに熱中症で緊急搬送された方は、全国で3万5,317人です。前年同時期を比較すると1万4,000人ほど減少ですが、前年の同時期1週間、8月10日から16日の搬送者数を比べますと、前年より約5,000人ほど上回っている状況です。 対策につきましては、小まめな水分補給、扇風機、エアコンを上手に使い、室温の調整を行うなど基本的な対策を町ホームページや広報6月から8月号に連続掲載しています。これに加え、防災無線、8月29日、30日でも注意喚起を行っています。また、今年は
新型コロナウイルス感染症対策でマスクの着用が熱中症を引き起こす要因にもなると言われていますので、人との距離が十分に確保できる場合はマスクを外すように呼びかけています。 特に緊急搬送された熱中症の方の半数は高齢者であり、また自宅で発症する方も多いので、当課の高齢者対象の事業では、電話や訪問の際は必ず体調の確認と熱中症予防、対処法として、病院に行くタイミングなどをお伝えしております。 気象庁の9月以降の予想では、今後も残暑の厳しい日が続くということなので、引き続き熱中症対策の注意喚起を行っていきたいと思っております。 以上です。
○議長(
丸山真智子君) 学校。 吉冨
学校教育課参事。
◎
学校教育課参事(吉冨哲哉君) 先ほど健康課長が言われましたとおり、学校のほうでも適切な水分補給並びに空調設備等の整備状況の確認、それから体育の授業中にマスクを外す、あるいは登下校中の間隔が取れる場合にマスクを外す指導をさせていただいております。また、具体的な取組として、WBGT、暑さ指数を各学校測っておりまして、体育の授業をずらしたり、あるいは昼休みに外で遊ぶことを中止したり、そのような対応をとらせていただいているところでございます。 以上です。
○議長(
丸山真智子君) 藤野
子育て支援課長。
◎
子育て支援課長(藤野和博君) 各保育園におきましても、学校が取られているような水分補給や屋外活動の暑さ指数が上がったときなどの屋外活動の自粛等を各施設で行われております。 以上です。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 次に、種苗法改正案について、農業従事者への影響をどう見るかという形でお尋ねをしていきたいと思います。 今度の新型コロナ危機の影響下、世界食糧計画、これによりますと、今世界では飢餓パンデミック世界流行の瀬戸際にある状況だと表明をいたしております。日本の食料自給率は、主要国最低の37%で、私たちの体を動かすエネルギーの63%を海外の食料に依存していることになります。日本は食料輸入が止まったら命の危険にさらされかねないという大きな危険を抱えているのではないでしょうか。新型コロナショックは、食料自給の切実さを再認識させたのではないでしょうか。TPP、EPA、経済連携協定、日米貿易協定を畳みかけるように進められてきた貿易自由化が、危機に弱い社会経済構造の元凶ではないでしょうか。今こそ自由化を見直し、食料自給率の低下に本当に歯止めをかけなければならない重要な局面であります。 コロナショックは、海外からの研修生に支えられている日本農業の不安定な現状もあぶり出しました。コロナの影響で研修生が来日できず、野菜などを中心に農業生産を大きく減少させる危機が浮き彫りとなったのではないでしょうか。 安倍政権は、2018年、主要食糧の種の供給に国が責任を持ち、よいものを安く農家に提供することを定めた種子法を廃止をいたしました。それと同時に、成立した農業競争力強化支援法では、今まで国や県の農業試験場が開発してきた米の種と情報を民間企業に提供しなさいと規定までいたしました。種苗法が改正されれば、栽培した作物から種を採って再び栽培する自家採種が制限されます。農家は、登録されている種を購入するのが原則になります。グローバル種子企業が種を独占し、農家のコストが上昇して農産物の値上がりを招きます。農家と消費者の犠牲の上にグローバル種子企業が利益を得ることは回避しなくてはならないのではないでしょうか。 日本の農業は、大規模農家が生産を拡大しても廃業する農家の生産をカバーし切れず、総生産が減少する局面に突入をいたしております。家族農業がこれ以上潰れたら、
地域コミュニティー等を維持することも国民に安全・安心な食料を安定的に供給することもできなくなります。国連が家族農業の10年を呼びかけているように、家族農業、小規模農業への本格的な支援が緊急に求められていると思います。 こういうことから見まして、今、福岡県の農業試験場、これはどのような状況に置かれてるんでしょうか、お尋ねします。
○議長(
丸山真智子君) 砥上
都市整備課長。
◎
都市整備課長(砥上敏之君) 福岡県の農業試験場でございますが、今現在平成26年4月に農業試験場と林業、それと害虫防除所が合併しまして福岡県農林業総合試験場として存続しております。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 種苗法が改定されまして、これは何を変えようとしてるんでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 砥上
都市整備課長。
◎
都市整備課長(砥上敏之君) 種苗法につきましては、まだ改正法案ということで、いわゆる議決とかはされてないようでございます。もしなった場合の主な改正理由につきましては、育成者が日本で開発した品種、これは登録されれば登録品種となるものでございますが、海外に輸出され、輸出先で増産され、第三国に輸出される事例があったことから、輸出での農林水産業の発展、国内での品種開発が滞ることも懸念されるため、より実効的に登録品種の保護をする必要があると考えられております。外国に苗などを勝手に持ち出さないというような法律だと思われます。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) この法律が改正されますと、一番分かりやすく言いますと、県内でも一番のサトウキビ生産地域、種苗法改定で大打撃になると。これはどういうことかと言いますと、サトウキビは毎年植えるのではなく、収穫の後、株から発芽させて育てる株出し栽培という手法が取られております。欠かせないものになっていますが、ところが株出し栽培は自家増殖に当たり、今回は禁止されるという状況です。芋類、イチゴ、米も自己増殖は重要でありますが、そもそも農民から自家増殖の権利を奪っていいのか。種子は誰のものかといえば農民のものであり、国連の農民の権利宣言で、種子に対する権利が農民にあることを明確にいたしております。しかも、日本の優良な種苗を流出させないと言いながら、17年にできた農業競争力強化支援法では、国や都道府県が持つ種苗の知見を多国籍企業を含む民間企業に渡すことを求めております。 先ほど説明がありましたように、流出防止というのは、単なる偽りの政府の説明であります。
自家増殖禁止の本当の狙いは、国や地方自治体の公的な種苗事業が狙われているのではないかと思います。種苗は、私たちの命を支え、食文化の基礎となるものであり、公的種苗事業の存続は私たちの食の安全に直結するのではないでしょうか。 今世界では小規模農業による有機農業が急速に伸びております。それを可能にしているのは、学校給食での有機化であります。日本でもそうした動きを進め、その基礎となる種苗を公的に守る必要があるのではないかと。今回の改定は、全く逆行いたしております。既に遺伝子組換え食品の承認は、アメリカ以上の速さで進んでおります。安倍政権は、家族農業の切捨て、農協など家族農業を支える制度も壊そうといたしております。 そういう意味で、私たちがこれが出てきますと、志免町民のこの食の安全をはじめとする食料危機、これが目の前に迫ってきている、このことを今度のコロナでは物語っているのではないかというふうに思うわけであります。 食料の生産と供給を人類的な立場で考えるなら、生産の担い手である農業者の権利を守り、地域に合った農産物、種子を確保することは、国や地方自治体の大事な仕事です。その一つが、農業者の自家増殖の権利を保護することだと、私はそのように思います。志免町のこれからの住民の暮らし、安全、これを守るためにはどうしてもそのようなことが必要ではないかと思いますが、町長はどのように食料についてはお考えでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 末藤議員が言われますように、今食料自給率はかなり日本では低い状況の中で、この種苗法の改正案が今検討されている中で、法改正ということでございますので、我々がその法律のことにとやかく言える立場でもございません。食料自給率につきましては、今言われます小規模の農家をいかに大事にしていくか、また後継者をいかに作っていくかというのが志免町の今の現状ではないかなというふうに思っております。後継者をしっかり育てて、志免町もその小規模事業者をもっともっと支援ができる体制づくりができればというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) この農業の後継者、志免町で現在どのくらいの家庭があるんでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 砥上
都市整備課長。
◎
都市整備課長(砥上敏之君) 町内の農家の戸数でございますが、144戸ございまして、そのうち作付、稲作をしている農家が92戸、花農家が2戸、野菜農家が18戸ということで、残りは今休耕ということになっております。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) この野菜の種の97%が全て外国から輸入された種子であります。こういうことで、今度のコロナを見てもお分かりのとおり、外国からの輸入がストップするとなると、志免町の住民にも多大な迷惑どころか、生活に直結する重大な危機に及ぶのではないかと思います。そういう意味でも、地元の農産農家を大切に、今町長が言われましたように、後継者育ち、あるいはそのあたりも本当に考えないと、私たちの生活は成り立たないというとこまで来てるのではないか。先ほどから何遍も繰り返しますように、コロナの今度の危機の状況を本当に考えなければならない時期に来ているのではないかと思います。 もし種子等が他の企業に売り渡された場合は、高い種子を買わなければならないと思うんです。種によっては、8倍もする種子を買わされるという状況であります。こういうことを鑑みてみますと、本当に地元の、先ほど言われた戸数についても144戸のこういう形、あるいは野菜も若い人たちが農業で食っていける、生活できる、こういうことも考えていかなければならないのではないかと思うわけです。今度のコロナは、その意味から見ても非常に考えさせられる対策だと思います。それに反比例して、国は輸入を主体としてしてきてる。このこともはっきりしているのではないでしょうか。 こういう状況のもとで、種を制するものは世界を制すると言われております。種苗法改正は、農業者だけでなく、消費者、国民にも影響するのではないか。国民的議論もせず、コロナのどさくさの中での審議は大問題だ、私はこのように危惧を抱えてるところであります。そういう意味から、自家増殖を一律禁止するというこの禁止対象になる登録品種を農家が栽培する場合、種や苗を全く購入するか、一定の許諾料を払って自家増殖するかを強いられることになる。負担増になることは避けられません。この結果、志免の住民の食料についての値上がりが予想されます。そういうことから、ここで農家の人にも力を入れるべきだと私は思うわけです。そして、学校給食、これにも力を入れて、パン食も農薬が振りまかれている小麦粉を食べさせる。肉もそうです。そういうことから、本当に自立できる、自立しなければならないというのを今度のコロナは大きく再度物語っているのではないでしょうか。私たちに教えているのではないかと思います。そういう意味でも、町内の農業、若い人が農業で足していけるような、こういう状況をつくり出していかなければならないと思います。 時間もありませんが、
特別支援学級について。 現状はどうなっているのか、まず最初にお尋ねします。
○議長(
丸山真智子君) 池松
学校教育課長。
◎
学校教育課長(池松貴恵君) 都道府県ごとの市町村が設置する小・中学校の1学級の児童または生徒の数の基準は、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律に定める数を標準としまして、都道府県の教育委員会が定めることとなっておりまして、
特別支援学級につきましては8人となっております。つまり1つの
特別支援学級に在籍する児童・生徒数は、最大でも8人ということになります。 志免町では、学級数が増えております関係で、ここのところ通常学級の教室を2つに分割して、2クラスにして利用するための工事が続いておりますので御心配していただいているのかと思いますけれども、通常学級は最大で40人が在籍しておりますので、それを半分にしますと20人になりますけれども、
特別支援学級は最大でその半分にも満たない8人ということになっております。このことから、
特別支援学級は通常の学級の教室を半分に割って使用しているところであっても、通常学級と比較して、より以上に密集を避けるための身体的距離の確保はできているところでございますし、通常学級においても
特別支援学級におきましても、常日頃からできる限り身体的距離を確保するように指導しております。 また、少人数であっても間近で会話や発声をする密接の場面がありますけれども、現在も授業においては合唱や調理実習、近距離で組み合うような運動など感染リスクが高いとされる学習活動はいまだに実施を控えているところでございます。 それから、学校におけるマスクの着用も、熱中症にならないように配慮しながら徹底しているところでございます。 そして、密閉に関しましても、熱中症対策を心がけつつ、換気もしっかり行うなど細心の注意を払いながら対策に取り組んでまいっております。 以上です。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員、あと2人弱です。 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) この
特別支援学級の設置基準、これは、この制度が始まってから今も言われましたように毎年子どもたちが学ぶ教室すらない。どうしてこの設置基準は設置しないんでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 池松
学校教育課長。
◎
学校教育課長(池松貴恵君)
特別支援学級の設置につきましては、学校教育法第81条の第2項に、小学校、中学校、高等学校及び中等教育学校には、次の各号いずれかに該当する児童及び生徒のために
特別支援学級を置くことができるとありまして、志免町でいいますと、各小・中学校に設置されております。各小・中学校は、それぞれに設置基準にのっとり設置されておりますので、その中にあります
特別支援学級もまた、設置基準にのっとり設置されているということになります。 以上です。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員。
◆14番(末藤省三君) 文科省の有識者会議、これは6月末ですけど、設置基準について策定することを求められるということを文科省に進言したところであります。これが生かしてこられるかどうかは別といたしまして、毎年のようにこの
特別支援学級の子どもさんたちが多くて、学校が、他の市町村ではプレハブ校舎をつくったり、いろいろして……。
○議長(
丸山真智子君) 末藤議員、末藤議員、時間になりました。 (14番末藤省三君「終わります」と呼ぶ) 末藤議員の一般質問を終わります。 ただいまから休憩に入ります。再開は2時10分といたします。
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~ 休憩 午後1時58分 再開 午後2時10分
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~
○議長(
丸山真智子君) 休憩前に引き続き再開いたします。 一般質問を続けます。 次に、12番大西議員です。質問時間30分です。 大西議員。
◆12番(大西勇君) 通告に従って質問させていただきます。 本日の最後の質問でございます。町長もお疲れの様子でありますけれども、前向きな御答弁をよろしくお願いいたします。 今回は地域経済の活性化について、中でも商工振興についてまず初めに質問させていただきます。 今年は新型コロナウイルスによる感染症のパンデミックにより、我が国も戦後最大の恐怖と経済危機となっております。また、町長におかれましては、今回のことは災害だと言っておられましたが、まさにそのとおりだと思っております。しかしながら、今回は今までの自然災害とは全く違うところがあります。自然災害の場合は、発生時には人命救助優先ということで、復旧的な措置が取られます。そして、それがある程度落ち着いてくれば、生活再建、経済復興に全力を傾けていけるという意味では、時間軸が見えやすいと言えます。ところが、今回は経済復興を強く促すと、ウイルスの感染拡大によって人命も脅かされてくるというような中途半端な状況が繰り返され、時間軸が長期化していく、これが今回のコロナ禍の難しさであり、怖さだと思っております。さらには、長期化すればするほど、東日本大震災のときのように、しばらくして孤立死や自殺等の問題が顕在化していきましたが、今回は大企業を含め、中小、小規模事業者の廃業や倒産となっております。それもかつてない規模での状況となってくると思っております。 当然我が町の商工業者も最大の危機となっております。私自身も、商工会になって40年になります。3月には40周年をと思っておりましたが、全く想像もつかないような状態になっております。そこで、これまでに経済の活性化、商工業の活性化についていろいろと質問してまいりましたが、今回改めて原点に戻って町長のお考えを伺いたいと思っております。 まずは、私は、議員になって今日まで一貫して町内業者の発展なくして町の発展はなしということを言い続けてまいりました。 そこでお尋ねします。 現在町内の商工業者に対して、また商工会に対してどのような思い、また期待を持っておられるのか、行政としてどのような協力関係にあるのか、町長の思いをまず初めにお尋ねします。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 商工会におかれましては、町のいろんな行事に参加をしていただいて、応援をしていただいております。昨年は町制80周年の記念行事も商工会としていろんな行事に参加していただきました。議員が言われますように、商工会の発展は志免町の本当の発展また活性化につながるという思いは一緒でございます。今後とも商工会としっかり連携、密に取りながら、いろんな施策、また商工会にも応援をしていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) 大西議員。
◆12番(大西勇君) それでは、具体的な商工会の関係ということで質問と提言をさせていただきます。 まず、令和元年市町村要覧の令和元年度版を参考にして1か所に絞ってお尋ねします。 その中で、産業経済の分野で卸小売業の
年間販売総額というのがあります。その総額、志免町の分だけで結構でございます。そして、その部分での、古賀を含めてですけど1市7か町の県内での順位はどうなっているのか、通告も書いておりますのでお尋ねします。
○議長(
丸山真智子君) 高山まちの
魅力推進課長。
◎まちの
魅力推進課長(高山真佐子君) 令和元年度版の市町村要覧における平成26年7月の状況になりますが、志免町の卸小売業者の
年間販売総額は1,401億2,200万円であり、糟屋地区1市7町の順位は、粕屋町、篠栗町に次いで3番目となっております。 以上です。
○議長(
丸山真智子君) 大西議員。
◆12番(大西勇君) 1市7か町の順位ということで言いましたけども、郡内3町内を今答弁がありました。じゃあ私のほうから言いますけども、分かりやすいように並びを変えると、60市町村でまずは粕屋町は5位、篠栗町は9位、志免町は10位、古賀市は12位、新宮町が15位、久山町が25位、宇美町が19位、須恵町が30位となっております。何を申したいかといいますと、今課長が答弁されましたけども、郡内では粕屋町、篠栗に次いで志免は3位となっております。県内では、志免町は、先ほど申された卸小売業約1,400億円、それで県内では10位、これは大変に頑張っているということであります。 それを頭に置いてもらって、そこで次に、各自治体の商工会に対する補助ということについて比較してみたいと思います。これについては、各町の会員数がまちまちでありますので、一律の補助額ではなく、商工業者1業者当たりの補助額という点で、各町どういう状況かお尋ねいたします。
○議長(
丸山真智子君) 高山まちの
魅力推進課長。
◎まちの
魅力推進課長(高山真佐子君) 志免町の商工会に対する補助額は1,200万円、商工業者数…… (12番大西勇君「違う、違う。1業者当たりって」と呼ぶ) あ、すいません。 (12番大西勇君「それからでもいいよ」と呼ぶ) 商工業者1人に対する補助額は、7,629円となっており、糟屋地区1市7町の中では8番目ということになっております。 以上です。
○議長(
丸山真智子君) 大西議員。
◆12番(大西勇君) そういう資料を持っていると、通告しとったからね。 (まちの
魅力推進課長高山真佐子君「はい」と呼ぶ) じゃ、各町を言ってみて。持ってます。 (まちの
魅力推進課長高山真佐子君「はい」と呼ぶ) 各町の金額は。
○議長(
丸山真智子君) 高山まちの
魅力推進課長。
◎まちの
魅力推進課長(高山真佐子君) 1事業者当たりでお答えいたします。 1位篠栗町で1事業者当たり1万8,139円、2位が久山町で1万7,060円、3位が須恵町で1万1,306円、4位が古賀市で1万619円、5位が宇美町で1万16円、6位が粕屋町で9,487円、7位が新宮町で7,881円、志免町が8位で7,629円となっております。
○議長(
丸山真智子君) 大西議員。
◆12番(大西勇君) 町長もわかっておられると思いますが、今の順位ですね、いかに志免町が1市7か町でこの1業者当たりの補助額、町でいえば1,200万円といろんな、上がってますけども、各事業者当たりにすれば志免町が最下位です。それをまた頭に入れとってもらって、参考までに福岡地区18商工会の1業者に対する平均補助額は1万252円、さらに福岡県の52商工会の平均補助額は1万4,561円となっております。志免町は、先ほども申しましたように、卸小売業者は県内で10位、糟屋郡内で3位、にもかかわらず、1業者当たりの補助額というのは一番低い。ほとんど1万円以上ですけども、7,280円、一番低いというこういうことになっております。これは、町長、以前からの、前の町長からもずっと続いておるんですけども、これは町長は既に御存じと思いますけども、この補助額は今言ったように10年以上前からの、前町長時代からの補助額であります。先ほどのやり取りにもありましたように、郡内では最低の補助額という、そして県内では10位、郡内では3位の売上げを上げてると、そういうことを鑑みたときに、この最低の補助額というのはいかがなものかと思っております。この点について町長の御所見をお尋ねします。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 商工会1業者当たりの1人当たりの補助額につきましては、昨年商工会の会長と事務局長とお話をする中で指摘をされました。実際本年度に予算を上げたいということで考えております。もろもろのいろんな令和2年度の予算の関係で、もう一年待ってくれということで御相談をして、できますなればそういった令和3年度に考えたいというような話をさせていただきました。今の状況を見ますと、本当に郡内、県内でもこの総額的にはそう自治体としては差はないわけですが、今言われますように1人当たりとするとかなりの格差があるということで、しっかりその辺は検討させていただいて、よく協議をさせていただきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) 大西議員。
◆12番(大西勇君) きょうは全体的に町長の思いというのを聞こうと思っておくんですけども、ただこの補助額が一番低いから上げろと言ってるわけではありません。やはり商工会、先ほども商工会と密接な関係ということを言われましたけども、なぜ、何のためにそう言ってるのかと、なぜ上げにゃいけないのかと、協力せにゃいけないのかということをしっかり理解していただいて、ただ上げるだけじゃない、そこら辺を、これからまた先で言ってまいりますけども、そこら辺の関係をしっかりと理解しながら、金だけの問題じゃあないということを理解していただきたいと思います。 そういうことを含めて、それではこの商工会の事業というのはどういうものか、また実施する事業ということについての認識を、行政の認識をお尋ねします。これも通告に書いてありますので、課長で結構ですけども、よろしくお願いします。
○議長(
丸山真智子君) 高山まちの
魅力推進課長。
◎まちの
魅力推進課長(高山真佐子君) まず、商工会の役割、商工会とはということになりますが、商工業の総合的改善、発達を図るとともに、社会一般の福祉の増進に資することを目的として、法律に基づき設立された特別認可法人であると認識をしております。全国の市町村に約2,800の商工会があるということで、商工業者の経営支援や地域の活性化を図るため、様々な活動を行っていただいております。 志免町商工会は、昨年度中小企業に対する事業として経営相談、IT活用支援事業、小規模事業者支援法に基づく経営発達支援計画の認定実施など29の事業、さらに社会福祉活動として街路灯維持管理事業や「スポ婚」、募金活動など7事業を実施されていると認識しております。 以上です。
○議長(
丸山真智子君) 大西議員。
◆12番(大西勇君) そこら辺のことは一番大事なところであります。商工会は当たり前ということではなくて、商工会の事業、商工会の実施する事業というのはしっかりこのいろんな資料に載っておりますので、町長もそこら辺を理解した上で町の発展ということを考えていただきたいと思っております。そういうことについて、私は冒頭にも申しましたけども、町内業者の発展なくして町の発展はなし。町長は今、商工会の発展はなくしてと言われました。まさしく言い換えれば町長の言われるように、商工会の発展なくして町の発展はなしということも言えると思います。この今述べられた、課長がちょっと説明しましたけども、商工会の仕事というのは、小規模事業者の経営の改善、指導、また地域の活性化、さらには商工業の振興に関する事業の実施、協力または指導等を行っており、町内業者からすれば、なくてはならない存在であります。さらには、イベントの開催、まちづくり、観光、商工業の振興、そして行政への意見活動というのもあります。そこら辺はしっかり商工会報に載っておりますので、意見活動ということはあるということも理解していただいて、いろんな議論をやってもらいたいと思います。 また、来年には立坑櫓も完成して、さらにはオリンピック・パラリンピックも予定されております。これからますます商工会を中心にいろんなまちづくりが行われてくると思っております。しかしながら、過去との関係を見ておりますと、過去の行政との関係を見ておりますと、残念ながら商工会は、過去は商工会から企画要請があれば補助を出す、補助を出すから頑張ってくれというような姿勢を往々にして私自身感じておりました。現在は、現町長になられて大分改善関係にあるとは思いますけども、この町の発展のため、時には町長自ら商工会に出向いて激励をするとか、そして時には町長のまちづくりに対する熱意を訴えるというような、そういう行動がこれからは大事だと思っております。先ほど町長も言われましたけども、大事だというだけではなし、そういう行動を示してもらいたい。そして、具体的にどうしたら発展、商工会と行政の関係、どうなんだということをしっかり議論してもらいたい。町長が来れば、やっぱりみんな来るだけでも激励になりますし、また活力も湧きます。そういう存在だということを自覚していただいて、頑張っていただきたいと思いますけども、こういうまちづくりに対する熱意を訴えるという行動、こういうことを商工会に行って激励するとか、そういうものに対してどうお考えでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 商工会の役員の皆さん方と意見交換することは非常に大事だというふうに思っております。いろんな機会を捉えて商工会の皆さんと意見交換をさせていただいております。実は昨年も商工会に出向きまして、まちの魅力推進課と商工会の役員の方たちと意見交換をさせていただきました。その内容としましては、商工会の今後の在り方とか今の銀座通りの志免町をどうやっていくのか、シャッター通りにならないかというような心配も含めまして、いろんな意見交換をさせていただいております。今議員が言われますように、商工会としっかり行政が連携を取ることが非常に大事だというふうに思っておりますので、今後も引き続き商工会としっかり連携を密に取っていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) 大西議員。
◆12番(大西勇君) 本当に町長がちょっと5分でも10分でも、その堅苦しいものじゃなくて、議論するだけじゃなくて、今日元気ねと、職員にもちょっと顔出して挨拶してすっといける、それだけでもすごい激励になります。時間があれば気楽に行ってもらって、そして顔を見合わせて、そして挨拶だけでもしていただく、こういうことも大事なことであって、難しい話をするときだけじゃないと思います。そこら辺で絆をつくっていくっていうのがやはり大事なことであると思っております。ある格言に、事をなすには水魚の思いをなしてという言葉があります。水と魚。つまり、水と魚、切っても切れない関係ということであります。事をなすには水魚の思いをなしてという、これは行政と商工会も水と魚のような関係、切るに切られないという関係に本当になってもらうには、日頃のそういう気軽な対話、これから始めなければ、形式張ったことだけじゃあ本音は出ないと思います。どうかそういうことでもよろしくお願いしておきます。 そこで、もう一点違う角度から質問させていただきます。 この町の発展は、農商工業の活性化が町の発展につながってくるなと思っております。しかしながら、地域活性化に対する基金ということについて、少し述べさせていただきます。 農業においては、吉原農区活性化基金が2億円、また吉原地域活性化基金が2億円あります。その中で、吉原地域活性化基金は2億円の積立が完了して約10年になりますけども、その活用がいまだに決まらず、そのままの状態となっております。これらは過去にそれなりの理由があっての基金でありますので、私も議会において賛成いたしました。決してそれ自体に異論を唱えるわけではありません。しかしながら、片や商工業に対しては、基金というのは全くありません。こういう点についても、いま一度しっかり議論してもらいたいと思っております。 そこで、最後にお尋ねします。 総合戦略の中に、既存の商工業の振興や新たな創業者の育成を支援しますとあります。であるならば、これからは先ほどの基金等も含んでしっかり予算づけをして支援を考えるべきだと思っております。昨日亀崎議員や木村議員が提言されておりました。志免町で働きやすい環境づくりとありました。同じように志免町で創業しやすい環境づくり、こういうのも町の発展のために考えていくべきだと思っております。そういう点ではいかがでしょうか。
○議長(
丸山真智子君) 高山まちの
魅力推進課長。
◎まちの
魅力推進課長(高山真佐子君) 商工を振興させていくためには、商工業者の創業、経営革新、小規模事業者継続等の経営支援、地域の振興を図るための様々な活動が必要であると考えております。本当にそのためにも商工会の役割は重要であると捉えております。 糟屋南部3町と商工会により策定しました創業支援事業計画に基づきまして、町内の新たな創業者の育成支援を商工会との連携により行い、町民の方々へ情報発信を行ってきたところです。今後も新たな創業者の育成支援を行う上で、継続して事業を続けていきたいと考えております。 以上です。
○議長(
丸山真智子君) 大西議員。
◆12番(大西勇君) この質問は最後でありますので、町長も最後の思いをお願いします。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 今担当が申し上げますように、糟屋南部3町と商工会による創業支援計画というのがございます。これは3町での取組でございまして、先ほど申しますように、商工会と連携を密にするという中で、協議する中でそういった新たな創業支援、育成支援についても議題に上げて、どのような対策が必要なのかというのをしっかり議論をしていきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) 大西議員。
◆12番(大西勇君) これからも一層商工会との関係協力を深めて、行政を行っていってもらいたいと思います。やはり一人一人の絆が大事になってくると思います。商工会と行政ではなくて、町長と商工会員の絆というものが基本になってくるんじゃないかと思いますので、そこら辺はしっかり頭に入れておいて行動していただきたいと思います。 それでは次に、続けていいですか。
○議長(
丸山真智子君) はい。
◆12番(大西勇君) 次に、
空き家対策について質問をいたします。 前回は新しくできた国の法律である空家対策特別措置法と我が町の危険廃屋条例について、その整合性についての問題点と課題について質問させていただきました。今回は内容を絞って質問させていただきます。特に今回はこの空き家問題についての法的なことは前回いろいろやらせていただきましたので、今回は町長の御決意ということを、リーダーシップということを重点にお尋ねしたいと思っております。 空き家問題については、私も1期目からの公約でありますので、今日まで継続して質問させていただいております。そこで、今回初めてであるんですけども、現場の写真を用意させていただきました。写真は後で紹介します。 まず初めに、前回の答弁によると、町内業者の空き家数、89軒だったですか。そのうちに危険廃屋は7軒というような報告だったと思いますけども、まず現状をお尋ねします。また、解体のめどが立ってるようなものがあるのかどうかお尋ねします。
○議長(
丸山真智子君) 太田
生活安全課長。
◎
生活安全課長(太田成洋君) 令和2年8月末現在といたしまして、昨年9月からの増減についてお答えをさせていただきます。 改善により昨年度より5軒減少、そして新規の相談により新たに6軒増加し、1軒増の90軒となっております。 危険廃屋につきましては、先ほど議員さんが申し上げられたとおり7軒と変わっておりません。 解体のめどが立っている空き家につきましては、最終的には所有者の意向によるところが大きく、現在明確に解体予定があると回答できる空き家はございません。しかしながら、空き家につきましては、所有者と話合いをする際、常に解体や売却、修繕等適正な管理を行っていただけるよう、助言や情報提供などを行わせていただいておりまして、この1年で解体された空き家につきましては5軒となっております。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) 大西議員。
◆12番(大西勇君) 先ほども申しましたけども、国の特別措置法と我が町の危険廃屋条例、私はこの条例ができるまで何回も質問してやっとできたということも思っておりますけども、整合性と課題をいろいろ事例を引きながら質問してきましたけども、前回、そのときには町長もいろいろと前向きな答弁をされておりました。その一つに、町の条例と国の法律では大きな違いがあり、今後地域に合った条例の見直しを必要と思うと答弁されております。 そこで2点お尋ねします。 その後、この特措法と我が町の危険廃屋条例、これの整合性、課題、それをクリアして条例改正についての進展はあったのかどうか、手をつけているのかということと、町長御自身がこの1年間で前回私が質問して1年後ですけども、1年間で何軒ぐらいこういう空き家を自分の足で見られたのか。また、この現場の写真、今日2枚持ってきましたけども、こういう現場を見られたことがあるのか、この3点お尋ねします。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 空き家問題に対しまして、大西議員は以前から真剣に取り組まれておりまして、私も担当しているときに、県外まで行かれてこの対策を話をされ、それが解体に至ったっていう過去の経緯もございました。この空き家問題、この1年間といいますか、現状の空き家は本当に気になっております。今の空き家の状況も何回か見に行かせていただきました。今回の台風のような大きな風が吹きますと、本当に近所の方々は心配をされているだろうと思いながら、この空き家問題に対して何とかならないかという思いは常日頃から持っております。先ほど御所望がありました国の法律と町の条例の整合性といいますか、それについてはまだできておりませんが、今後しっかりそういう内容等も含めまして、空き家問題を何とか、特に危険廃屋等につきまして何とかしなくてはいけない気持ちは十分持っております。そういった意味で、しっかりそういった町の条例等も、どのようなものが一番最適かを検討させていただきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) 大西議員。
◆12番(大西勇君) 私も先ほど申しましたけど40年商売をやっておって、小さな店のトップでやっております。だけども、一番言えるのは、自分では足を運んだ分しか知恵は出てこないということなんですね。何ぼ職人と話し合っても知恵は湧いてこない。やはり歩いて、けがをし、何がしぶつかったものだけしか知恵が湧いてこない。そこを言いたいんです。やはり町長が、我が家です、町は。そのお父さんです。じゃあ、その中に住んでる子どもたち、みんなそういうのが危険にさらされてないか、何かっていうのは、卓上の上では分からない。図上では分からない。やはり自分が歩いた分だけ感じ、そこから知恵が湧き出てくるというのが実態ではないかと思っております。ぜひそういう面で、町長もこれからまた自分の足で見て、いろんな知恵をどうしたらいいのか、どうしたら周りの人が安心に寝られるのかという知恵を、机上の論理だけじゃなくて、やってもらいたいと思っております。 今回初めてでありますけども、少しでもわかってもらおうとこの空き家の一番大きな長屋と一軒家の倒壊間近の空き家を用意しました。この現場は、志免東と別府西にあります。こういう現場は、危険廃屋はほかにもたくさんあります。今危険廃屋7軒といいましたけど、全部が危険廃屋だと思っております、空き家はです。もちろん近所の方は何回も役場にお願いしておりますけども、ほとんど10年以上、20年以上この状態で悔やんでおられるのが現実であります。 そこで、ちょっと写真を紹介します。 この写真は、6月に撮ったものであります。これは20年以上放置されております。この周りは新築の家ばかりです。そして、2番が、大体一般に見たらここでしか見えないんです。2番の割れた窓から見たら3番、中はこういう状態。そして4番が、その家の隣です。新築の家。この方が、何回も行くうちにもう2階に上がって見てくれということで、2階のベランダから見たのが1番のこのアングルです。初めて私も見ました。下からしか見たことがありませんので。そして、5番が、突き当たりが、新しい家のこのベランダから撮った写真で、右側の部分が、長屋が1番目の長屋です。そして、左側、ブロックの左側は、4番の玄関に倒れかけてきている長屋、これが4軒あります。両サイドに4軒、4軒あります。住所表示からすれば4軒、4軒になっております。あと2軒長屋があり、あと一件ある。そこだけでそういう固まりになっております。この大きな長屋は20年以上放置されております。 また、次の写真ですけども、これは別府西のほうにあるんですけども、この6番の右端、これが隣の玄関です。2メーターか3メーターしかありません。そして、7番はシロアリです。シロアリはいっぱい、端でしたので、この前の方が実費でシロアリを駆除しております。そして、このプラスチックのほう、網とか白いのをやっとるのは、隣の方がもう少しでも倒れかからん、自分の庭に、来んように目いっぱいの防御をされてあるというのが現状です。これも10年以上放置されております。そして、8番、こういうふうにいつ風が吹いて飛んでもおかしくない状態。そして、9番、左右には家があり、マンションもあります。そして、通学路です。これが、こういうところが、これが10年以上放置されてるという。役場も御存じだと思うんですけども、やはりこういうところが、この2軒の近所の方は、同じように台風や大雨のときは板やトタンが飛んでくるので夜中に何回も起きたことがあると。また、怖くて眠れないと悔やんでおられます。これが、10年、20年と続いていることを想像していただきたいと思います。さらには、シロアリが多く発生したり、猫が子を産んで猫のすみかとなったり、ゴキブリが多い、蛇が出てくる、ムカデがいるなどの苦情を訴えておられました。当然役場も聞いてあると思っております。両方とも小学生の通学路であります。あるときは、小学生が通っているときに蛇が道路を横切って大騒ぎになったというようなこともあったそうです。 御存じのように近年は異常気象、そして今年は7月豪雨、それから長い梅雨、そして猛暑、そして9号、10号の台風です。先日見に行きましたけども、先日もずっと台風が終わったあと、いろんな空き家なんかを見回りましたけども、さらにひどい状態になっております。こういう写真、これが自分の家の隣にあると想像して聞いていただきたいと思います。他人事ではありません。 そこで質問いたしますけども、この町長の空き家問題に対する御努力は認めております。しっかりやっておられると思います。こういう倒壊の危機と同時に、空き家全体の環境悪化ということに対して、町長の御所見をお伺いしたいと思いますが、いかがでございましょうか。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 今写真を見させていただきました。この現場には私も何回か足を運んだ記憶がございまして、それ以上にこの写真を見ますとひどいなという思いであります。担当も毎年のようにこの写真を撮って所有者の方に何とかしてくれということでしております。しかしながら、今言われますように、もう20年もほったらかしといいますか、対応されないという状況の中で、何か方法はないのかということもいつも担当と話をしております。今回みたいな台風が来ると、近所の方のホントの思いは、私の横がこうだったらいても立ってもたまらないんじゃないかなという思いは当然持っております。なかなか手紙等で連絡が取れないとか話がスムーズにいかないっていうこともあろうかと思います。ぜひ所有者の自宅に伺って直接そんな話をさせていただきたいというふうに思っております。 今回このような写真を撮っていただいて、本当にこの状況を見ますと、もう近所の人の御苦労が本当に目に見れるようでございまして、対応させていただきたいというふうに思っております。 以上でございます。
○議長(
丸山真智子君) 大西議員。
◆12番(大西勇君) 本当に生物のたまり場、生き物、ムカデや蛇、いろんなものがたまってきてる。ただ危険廃屋っていうだけじゃないんですね、表だけじゃ。中にどれだけのものが入ってるか。私も月曜日にもまた行きました。この田富。猫がにらみ返すんですね。猫がいっぱいおって、じっと見たらにらみ返して構えるんですよ。それほど自分の家だと思ってる。もう本当想像ができないようなものがあります。私も引きましたけども、本当に。現在空き家が進まない理由、本当に今言ったように私も前回は法律的なものでいろいろ30分議論いたしましたけども、痛いほどわかっております。また、そのようなことで担当課が苦労していることも十分わかっております。しかし、この町の明るい話題とは真逆の暗い部分としての空き家問題も、住民の安心・安全という観点から絶対に忘れてはならない問題だと思っております。そういうことを鑑みたときに、解決に支障を来す法的な理由はさておいて、これからが本題ですけども、国の特措法では、この解決法として注意、指導監督、行政代執行を簡略化することはできるとなっております。そこだけがちょっとこの特措法、欠点だらけの特措法ですけども、進んだ部分だと思っておりますけども、この危険廃屋に、少なくとも危険廃屋に対して計画的に行政代執行、強制撤去、どういう理由があれ、どういうものがあれ、トップダウンでやっていただきたい。周りの人のことを考えたら、もうやる以外ないと思っております。 その点において、今回お尋ねしたいのは、この本題ですけども、町長の御覚悟、御決断ということであります。決してこの写真だけではありません。大熊議員も何度も空き家問題には指摘しておられます。前提的なことであります。前回ふるさと応援基金なども活用してでも解決してはどうかということを提言いたしましたが、前向きな答弁もいただいております。この問題は絶対に後回しにできない問題だと思っております。 もう一点心配しているのは、来年立て坑の修復が完了します。そして、見学者も増えてくると思います。当然炭鉱当時の生活空間、居住空間はどうだったのかということで、こういう旧炭住長屋や危険廃屋にも興味を持ってくると思っております。過去には東公園台の旧炭住街に数人のグループが入ってきて写真を撮って回っていたという苦情を聞いております。また、過去に、覚えてあるか分かりませんけども、立て坑がテレビで放映されたときに、同時に旧炭住長屋と共同便所というのが放映されました。私も志免にこんなのがあるのかとびっくりしましたけども、これは須恵町にあります。今でも現存してます。だけども、近くと言われたら近くですね。やっぱりそういうものを興味本位で危険廃屋などを見学や放映されて、いかがなものかということも心配しております。 そういういろんなことを考えたときに、ちょっとここは腹を決めて解決していただかないといけないと思っております。このことは何度も申し上げますけども、住民の安心・安全、生命、財産を守るということに関わることでもあると思っております。そういう観点において、町長の空き家問題解決に対する御決意を最後にお伺いをしたいと思っております。
○議長(
丸山真智子君) 世利町長。
◎町長(世利良末君) 空き家問題、先ほどから申し上げますように、国の特別措置法と町の条例等の整合性、また先ほど申し上げます行政代執行につきまして、国の法律では所有者がいないと、分からないという場合に行政代執行となっているわけでございまして、そういった意味では、非常にこの行政代執行の捉え方が難しい。一番いいのは、もう町で先行して撤去して、それを費用を請求するというのが一番でございまして、以前今言われます東区の長屋住宅の場合には、撤去した費用を請求して、それを残りを町が買い取る、防災用地として購入した経緯がございました。もう本当に県外にお住まいの方で、当時の担当者が熱心にその町外の方と連絡を取って解決に至った経緯もございました。このような状況下で何としても町のいろんな施策をする中でも、この大重要課題として今後しっかり取り入れていきたい。また、所有者の方の御理解を得て何とかそういった撤去等ができればいいと思っておりますんで、取組をさせていただきたいというふうに思っております。
○議長(
丸山真智子君) 大西議員。
◆12番(大西勇君) 今日は町長の御決意という、法的なものはもう前回ずっといろんなことをやりました。また、できないならやりますけども、もうトップとして、トップダウンでの英断。今はわかったと思います。どれだけこの近所の人が、今90軒空き家があると言われる。その半分以上はこういう思いをしていると思えば、何十人の方が、また家族が、子どもが、孫が、何百人の方が本当にこわごわで夜の眠れないという思いで毎日を過ごしておられるか。それも10年も20年もですよ。みんなそんなです。もう放っておくもんじゃない。私は、この空き家問題で、徳島県のある町に行ってきました。町長はもうトップダウンで、損でもいいからやると。坪2万円、3万円じゃないかと。20坪で何十万円かかるんだ。本当に何千万円もかからない。全部やればそれぐらいかかりますけども、そういうものを予算化してでももうやってしまおうと。そういう、私は全部やれとは言いません。だけど、危険廃屋に関して……。
○議長(
丸山真智子君) 大西議員、時間になりました。
◆12番(大西勇君) はい、すいません。じゃあ、終わります。
○議長(
丸山真智子君) 大西議員の一般質問を終わります。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれで散会いたします。
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~~~~~~~~ 散会 午後2時55分...