志免町議会 > 2011-03-04 >
03月04日-01号

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  1. 志免町議会 2011-03-04
    03月04日-01号


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    平成23年第3回 3月定例会1 議 事 日 程(第1号)   (平成23年第3回志免町議会定例会)                               平成23年3月4日                               午 前 10 時 開議                               於   議   場 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 招集あいさつ(町長) 日程第4 議会運営委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第5 総務文教常任委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第6 厚生常任委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第7 建設常任委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第8 志鉱跡地対策特別委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第9 福岡都市圏広域行政調査特別委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第10 議会広報特別委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第11 一部事務組合議会及び広域連合議会報告 日程第12 第5号議案~第27号議案上程(提案理由説明、質疑、委員会付託)2 出席議員は次のとおりである(16名)  1番  堤   久美子            2番  大 熊 則 雄  3番  助 村 千代子            4番  丸 山 真智子  5番  吉 住 龍太郎            6番  池 邊 満 男  7番  牛 房 良 嗣            8番  大 西   勇  9番  西 川 蓉 子            10番  古 庄 信一郎  11番  吉 田 耕 二            12番  稲 永 正 昭  13番  大 林 弘 明            14番  熊 本   廣  15番  二 宮 美津代            16番  末 藤 省 三3 欠席議員は次のとおりである(0名)4 会議録署名議員  3番  助 村 千代子            13番  大 林 弘 明5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(2名)  議会事務局長  武 田 泰 治      書記      吉 川   求6 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(20名)  町長      南 里 辰 己      副町長     吉 原 清 光  教育長     長 澤 利 信      会計管理者   稲 永   健  総務課長    安 田 豊 重      経営企画課長  北 原 干 城  上下水道課長  稲 永 正 志      生活環境課長  世 利 良 未  地域整備課長  丸 山 孝 雄      地域整備課参事 世 利 茂 春  税務課長    児 嶋 賢 始      税務課参事   見 好 卯 敏  福祉課長    藤   龍 己      健康課長    中 山 和 彦  子育て支援課長 坂 田 龍 二      住民課長    長   秀 樹  学校教育課長  笹 田 輝 弥      生涯学習課長  井 上   章  総務課長補佐  岩 下 義 文      経営企画課長補佐権 丈 伸 吾            ~~~~~~~~~~~~~~~~              開会 午前10時00分 ○議長(古庄信一郎君) おはようございます。 ただいまから平成23年第3回志免町議会定例会を開会します。 これより本日の会議を開きます。 日程に入る前に報告をいたします。 このたび稲永議員、大林議員、熊本議員、二宮議員が、全国町村議会議長会並びに福岡県町村議会議長会から、町議会議員として15年以上在職し、地方自治振興の発展に尽くされた功績により表彰を受けられました。また、末藤議員におかれましても、福岡県町村議会議長会から、町議会議員として23年以上在職し、地方自治振興の発展に尽くされた功績により表彰を受けられました。ここに議員各位とともに栄誉をたたえ、心からお喜び申し上げます。 これより表彰状の伝達を行います。 末藤議員、稲永議員、大林議員、熊本議員、二宮議員、前へお願いをいたします。            表  彰  状   福岡県志免町 稲永正昭殿 貴殿は町村議会議員として多年にわたり地域の振興発展に寄与せられた、その功績はまことに顕著であります よって、ここにこれを表彰します   平成23年2月9日   全国町村議会議長会会長 野村弘            (拍  手)          ─────────────────────            表  彰  状   福岡県志免町 大林弘明殿 以下同文            (拍  手)          ─────────────────────            表  彰  状   福岡県志免町 熊本廣殿 以下同文            (拍  手)          ─────────────────────            表  彰  状   福岡県志免町 二宮美津代殿 以下同文            (拍  手)          ─────────────────────            表  彰  状   糟屋郡志免町議会議員 末藤省三殿 貴殿は長きにわたり議会議員として地方自治の振興発展に寄与せられ、特に大きな功績を残されました よって、これを表彰します   平成23年2月24日   福岡県町村議会議長会会長 野田剛敏            (拍  手)          ─────────────────────            表  彰  状   糟屋郡志免町議会議員 稲永正昭殿 以下同文            (拍  手)          ─────────────────────            表  彰  状   糟屋郡志免町議会議員 大林弘明殿 以下同文            (拍  手)          ─────────────────────            表  彰  状   糟屋郡志免町議会議員 熊本廣殿 以下同文            (拍  手)          ─────────────────────            表  彰  状   糟屋郡志免町議会議員 二宮美津代殿 以下同文            (拍  手)          ───────────────────── ○議長(古庄信一郎君) ここで表彰を受けられました5名を代表して、末藤議員よりごあいさつをお受けいたします。 ◆16番(末藤省三君) 今般5人の議員の表彰を受けました。これは、ひとえに町民の皆さんの御支援と励ましの言葉の一端であろうかと思います。また、議員の皆様にも御協力と執行部のこういった協力があればこそ今日まで私たちも住民の要求を議会に届けて活動してまいることができましたことを心から感謝をいたしてるところでございます。 思いますと、住民要求、このニーズにこたえて就学までの医療費の無料化を初め、中学校の学校給食、あれほど給食はやれないと言っていた給食問題、自校方式で県下にも指折りの中学校給食が新町長になりまして実現の運びになり、県下でも大いに自慢をする結果となったこと、ひとえに喜ばしいことであります。さらには、小規模登録制度、働く人の中小零細企業の人たちに仕事を与える、こうした制度もあり、また国民健康保険の減免制度、これもまた実現をしたところであります。 私たちもここ、今日表彰を受けるまでには、こうした要求実現とともに、さらに今後、住民の要求を議会に届けて、住みよい、暮らしよい志免町をつくっていきたい、このように考えておるところでございます。引き続き、また御支援いただきますことを心からお願いをいたしまして、ごあいさつとさせていただきます。本日はどうもありがとうございました。 ○議長(古庄信一郎君) 受賞されました皆様、本当におめでとうございました。御苦労さまでございます。 それでは、日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(古庄信一郎君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、3番助村議員及び13番大林議員を指名します。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会期の決定 ○議長(古庄信一郎君) 日程第2、会期の決定の件を議題とします。 本定例会の会期は、本日から3月24日までの21日間にしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古庄信一郎君) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日から3月24日までの21日間に決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 招集あいさつ(町長) ○議長(古庄信一郎君) 日程第3、町長の招集あいさつを議題とします。 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 本日ここに平成23年3月議会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には大変御多用な中にもかかわりませず御参集賜り、まことにありがとうございます。 さて、例年であれば、今議会は平成23年度の予算審議の議会であり、また、第5次総合計画に基づき、新たなまちづくりに向かって走り出す最初の議会でもあります。 一方では、来月の統一地方選挙を控えた定例議会でもあります。 来月4月の統一地方選挙において、町民皆様の審判を受け、もし私が引き続き4期目の町政を担当させていただくことになりましたならば、次の議会においていま一度原点に立ち戻り、新たな気持ちをお示しし、出発したいと考えております。 このようなことから、平成23年度の一般会計当初予算につきましては、4月から6月までの3カ月間の暫定予算の編成とさせていただいております。何とぞ御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 今後とも町政推進に関しまして議員の皆様の御理解と御協力をよろしくお願いを申し上げ、議会招集のあいさつとさせていただきます。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議会運営委員長報告及び質疑(継続審査分) ○議長(古庄信一郎君) 日程第4、議会運営委員長報告を議題とします。 大西議会運営委員長。 ◎議会運営委員長(大西勇君) 議会運営委員会の報告をいたします。 1月7日、2月4日、28日と委員会を開催いたしました。 2月13日の議会報告会では、皆様の御協力に感謝申し上げます。 そのときのアンケート集計結果が作成され、当委員会に提出されました。 また、前議会で御指摘いただきました費用弁償の件は、検討した結果、0にすべきだ、また1,000円にすべきだという意見や、現状のままでよい、もう少し審議が必要だ、さらには議会報告会等での住民の意見交換をやってはという意見があり、この件は改選後の委員会でさらに検討してもらうということになりました。 次に、今議会に課の設置条例の改正案が上程されており、可決されれば、それに伴い最終日に志免町議会委員会条例の改正案を議員提案として提出することになっております。 最後に、要望書2件、女性農業委員の登用に関する要望書と、志免町農業委員会における学識経験者農業委員の必要性についての2件については、全員協議会で協議することとしております。 以上で議会運営委員会の報告を終わります。 ○議長(古庄信一郎君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 16番末藤議員。 ◆16番(末藤省三君) 議運の委員長にお尋ねをいたします。 議会報告会の報告がなされておりましたが、この場で11名の参加者のうち、私一人だけ発言をさせなかった。こういう差別を堂々と行って、それが基本、住民に対しての説明会と言えるでしょうか。まず、1点お尋ねをいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 大西議会運営委員長。 ◎議会運営委員長(大西勇君) 議会報告会の件でありますけども、今、末藤議員が言われましたように、発言されなかった方がおられたということは、私が司会いたしまして不行き届きだったとは思いますけども、それ以前に、検討段階で全員発言をモットーに各委員会で、議運でもどうしたら全員発言できるかっていうようなことをしっかり検討いたしまして、それでは各委員会の報告のときに各委員会で検討して、委員会の全員発言、参加者の全員発言でやろうっていうことで検討いたしました。その中で、答弁も、質問があれば、またどういうふうな、だれが答弁するかというようなんもいろいろなシミュレーションとか、そういうものも仮定して、そしていろいろな研究しながら準備を進めてまいりました。その中で、総務文教委員会におきましては末藤議員にも委員長のほうから、この件は末藤議員のほうから発言してくださいとお願いされたそうですけども、末藤議員は、それはいいということで拒否された、拒否っていうか、そういうことをされたっていうことで発言の機会がなくなったんじゃないかと思いますけども、私も末藤議員が発言されなかったことに関しては申しわけなかったと思っておりますけども、議会報告会に関しては全員発言をモットーにいろいろなものを準備したつもりでございますので、そのところは御了承願いたいと思います。
    ○議長(古庄信一郎君) 16番末藤議員。 ◆16番(末藤省三君) この5名の方がいろんな用ごと、あるいは公務も含めましてお休みになっとったわけですが、この5名の方々にもこの趣旨に対しての発言の内容的にも割り振りされとったんでしょうか。どう考えても、この私含めて6名の方に意識的に、恣意的に発言をさせなかったというふうに思うわけで、この辺がどうなのか。それから、総務委員長のことからありましたっちゅうことにつきましては、総務に請願が上がりました56条の家庭内の労賃の問題であります。これは、請願ですから。しかし、請願は他の議員がまとめて報告をされていたわけですから、考えてみますと、6人の方にはそういう発言の機会が冒頭からされなかったのではないかと、こういう気が。もし参加されとれば、そういう方々についても発言の機会、項目がないのに発言させる気だったのかどうか、お尋ねをいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 大西議会運営委員長。 ◎議会運営委員長(大西勇君) 末藤議員の質問にお答えします。 まず、基本的には、各常任委員会の主な議案の報告は常任委員会で、その参加者、欠席者だれになるかわかりませんけども、届け出もありましたけども、事前に、まず委員会の中で委員長を中心に報告していただくということにしておりましたので、各常任委員会でこの件に関してはだれが発言してください、だれが発言してくださいというような打ち合わせは各委員会に、委員長にお任せしておりました。そこで、欠席される方にはどうなったのか、その各委員会でですけども。それと、特別委員会なんかの発言に対しては、予算特別委員長、副委員長を中心に割り振りをしてくださいというのをお願いしておりましたし、決算にしても決算特別委員会の委員長、副委員長にだれが発言するか、そこら辺は、まず司会としては委員長に投げますので、委員長がだれに答弁していただくということを割り振りしてくださいということをお願いしておりました。そういうことで、全員に発言されるようなチャンスを、それを一番重視して今回はやったつもりでございます。 それから、請願に関しては、請願、陳情、要望に関しては、どういうものかという報告をする責任者というのは議員さんにお願いしたところでありますけども、答弁に関しては、各委員会の担当、所管の委員会の中でそれに関して質問があれば答弁するようにということで割り振りをしておりましたので、全員に発言、いろいろな機会を与えたということで、と思いますけども、欠席者に対して初めから答弁させなかったということではありません。全員に発言の機会を与えるように細心の注意を、努力をしたつもりでございます。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) ほかにありませんか。 16番末藤議員。 ◆16番(末藤省三君) 会場を終わりまして、あなたはなぜ発言をしないのか、再三、人から返答を求められました。それは、今委員長が言われるごと、うちの総務委員会では請願の件だけで、その第56条の質問があれば答弁してもいいという返事を委員長からじきに聞きまして、そういうふうなことでありました。委員会全体で、この問題についてはこうするという打ち合わせはございませんでした。そのときに、11人の中で住民の方から何で質問しないのかと、報告しないのかと言われてですたい。その気持ちは委員長おわかりだと思いますけど、今後されるときにはそういうことがないように、あなた、司会でチェックしてあるわけですから、こういうチェックもしっかりしていただきたいと要望しておきます。 ○議長(古庄信一郎君) 要望で。 ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古庄信一郎君) ないようですので、これで質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 総務文教常任委員長報告及び質疑(継続審査分) ○議長(古庄信一郎君) 日程第5、総務文教常任委員長報告を議題とします。 助村総務文教常任委員長。 ◎総務文教常任委員長(助村千代子君) 総務文教委員会におきまして閉会中に所管事務の調査研究を1月20日、2月21日に行いましたので、報告をいたします。 学校教育について。 志免中学校の耐震補強・大規模改造工事は、進捗率は85%で、6カ所の耐震補強工事は3カ所が完了しており、残りの3カ所の工事が行われております。 大規模改造工事については、玄関部、職員室の増築工事、パソコン室、音楽室、普通教室4教室などと、2カ所の便所増築のうち1カ所が完了しています。 学力向上について、毎年4月に小学校6年生と中学校3年生が対象に行われる国語、算数・数学の全国学力状況調査結果及び6月に実施の社会と理科と英語の福岡県学力実態調査の結果については、全体的に正答率が低い結果になっています。毎年対象となる児童・生徒が異なるので、前年度とは比較はできません。 両調査の結果を受け、町として学力向上の主な取り組みとしては、少人数対応の学級補助員10人を配置し、習熟度や個の課題に応じた授業や小・中学校の9年をひとまとまりと考えた小・中連携による基礎的、基本的な内容の定着を図る授業づくりの推進、教職員に対しては、教えるプロとしての指導力量を高める研修の充実を図ることに取り組んでいるということです。 さらに、今後の取り組みとしては、今まで宿題が出しづらかった春休みに宿題を出す、また、来年度は学年学級間格差をなくすため、学校内で基本的な学び方と教え方を共通認識、板書とノートや学習プリントの一体化に取り組みたいということです。 委員会からは、担任教師によって学習に格差がないようにしっかり取り組んでいただくよう要請をしております。 新学習指導要領の内容と対応については、小学校は23年度から、中学校は24年度から新しい新学習指導要領が実施されます。実施に向けて、小学校における外国語活動新設への対応は、21年、22年度は移行期間に当たり、志免町においては外国語活動は21年より先行実施されております。小学校教員の外国語活動に関する指導力を高める研修は、計画的に実施をされており、また外国語指導助手(ALT)を小学校に派遣し、外国語活動の充実に努めているところです。 24年度からの中学校における武道必修化への対応は、志免町は男女ともに柔道で、3年間の中で10時間から15時間の取り組みを行うということで、すべての中学校保健体育教科教員を対象に、武道の伝統的な行動の仕方や基本技能の指導法、安全に関する留意点を盛り込んだ研修会を福岡県教育委員会が主体となり開催し、指導力向上に取り組んでいるとの報告を受けました。 委員からは、柔道着は学校で貸与するというが、一人一人個人に貸与すべきではないかの意見が出されましたが、経済的にも無理で、50着ほど準備するということです。 新しい新学習指導要領では、授業時数が、小学校では23年度から1、2年生の間は年間70時間、3年生から6年生は年間35時間増加します。 小・中学校の授業時数増への対応は、志免町は2学期制をとっており、3学期制よりも余裕時数が20時間ほどありますので、3学期制の市町よりも対応が難しくないということで、小学校では既に対応を終えている。中学校は、教科担任制のため対応がやや難しくなるが、22年度内には対応を終えるということです。 図書館運営について。 心を豊かにすることや教育の支えという役割の図書館、今の財政状況の中で効果的な図書館運営を行っているが、図書館の利用は17年度から利用者が年々減少しているということです。利用者は、町内より博多区の人が多く、宇美町の図書館が開館してから宇美町へ流れている、それに加え、粕屋町の図書館、イオンの書店へも流れているということが減少の一因と考えられる。 図書館の利用を高めるための取り組みとして、子どものときから本に親しんでもらえるように小・中学校へ読み聞かせ、朝読書などの支援、志免中学校の図書委員会には読み聞かせの指導、また地域公民館への本の貸し出しも行われており、町民が利用しやすい環境づくりを図る魅力ある図書館にしていきたいということです。 審議の中で、図書館に関する請願が以前採択されていますが、生かされていない。また、図書館の場所がわかりにくい、もっとわかりやすくする工夫が必要などとの意見が出されました。 委員会としまして、これからは高齢化が進み、図書館に遠い地域には、現在行っている配本も大事ですが、以前から提言しているブックモービルの導入などの住民サービスも必要ではないかと改めて提言をいたしました。 最後に、住民参画条例の進捗状況について。 平成22年11月14日日曜日に第1回住民参画条例ワークショップが開催され、志免町で活動する各種団体や町内会長、高校生、大学生、職員など10代から80代30人の参加で、初回は「協働のまちづくりを知る」をテーマに、まず住民参画条例を制定する背景と協働のまちづくりを学び、同じ目的に向かって一緒にやっていくことが話し合われたとの報告を受けました。 これからの流れは、ワークショップが重ねられ、23年7月にフォーラムの開催が予定され、条例の骨子を報告、12月議会に上程したいとのことです。 今回の住民参画条例を制定するに当たっては、審議会以外の手法で新しい人材の選任登用を委員会から強く要請を行っていました。このことは、担当課において努力をしていただいたと思っております。 ワークショップの報告をワークショップニュースとしてホームページで報告しているということですが、広くだれもが見ることができるように、役場ロビーやシーメイトなどにも掲示するように提言いたしました。 若い人たちや今まで町のことにかかわっていなかった方々が、このワークショップの機会を通してまちづくりに参画していただけるのではないかと思っております。 以上で委員長報告を終わります。 ○議長(古庄信一郎君) ただいまの報告に質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古庄信一郎君) 質疑なしと認めます。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 厚生常任委員長報告及び質疑(継続審査分) ○議長(古庄信一郎君) 次に、日程第6、厚生常任委員長報告を議題とします。 丸山厚生常任委員長。 ◎厚生常任委員長(丸山真智子君) 閉会中の継続審査及び調査の報告をいたします。 未就学児の子育て支援(虐待防止も含む)と保育行政について。 まず、保育園の待機児数は3月1日現在23人、世帯数で19世帯です。年齢別内訳は、ゼロ歳児が12人と一番多くなっています。タンポポ保育園の増改築で定員が20人ふえるのは、5月からの予定です。 志免保育園については、公園変更の閲覧が終了し、公聴会は行われておりません。 11月28日に町長のほうから全員協議会で方向性についての説明がありましたが、その後、志免保育園に今通園されている保護者会役員、次に職員、全町立保育園の職員や嘱託職員全員に対して説明して、その後役員以外の保護者にも報告したとのことです。 保護者からの意見として、場所が余り変わらないし、新築されるということでの反対の意見はなく、民営化についてはできれば同じ保育士さんで保育ができないかといった意見が出たということです。 議会の承認を経て、再度説明を行うことを伝えてあります。 委員会では、民営化について基幹園としてどの保育園を公立で残すのか、先に検討すべきとの意見も出されました。また、民営化した別府つくし保育園の検証はどうなっているのかといった意見も出ています。これに対して、全部民営化する考えはないので、他の市町村の事例等を把握し、公立でどの保育園を残すのか、同時に進めていきたいとの考えです。町としてのメリットは財政面にあり、年間運営費は6,000万円ぐらい違いがあるとのことです。 場所についても、候補地の一つである望山荘下の用地を検証するため、1月21日に委員会として新屋敷バス停から歩いてみました。距離にして920メートル、時間は約15分近くかかり、園児連れでは大変ではといった感じですが、反面、環境的には最適といった感じを受けました。 町の負担が12分の1で、これまでの12分の3より負担割合が少ない安心・子ども基金の補助申請は、3月議会で予算計上しないと間に合わないとのことです。県内で110団体が申請中です。23年度に着手すれば補助が可能なので、24年4月1日から民営化で計画したいとのことでした。また、3月議会終了後、都市計画審議会に諮られます。 次に、未就学児の子育て支援については、シーメイトのにじいろポケットのあり方について人的配置が必要かアンケートをとっています。 また、ボランティア養成についても、考えていくとのことです。前回報告いたしましたが、須恵町のつくしんぼや宇美町のゆうゆうの視察を生かして、子育て中の方たちに役に立つような居場所となるよう要請いたしました。 障害児(者)福祉について。 まず、災害時要援護者支援計画について、1階の情報コーナーで素案の閲覧が行われ、パブリックコメントの募集があっておりましたので、障害のある方の支援計画について審査いたしました。 対象者の把握は、まず希望者が手を挙げる手上げ方式、社会福祉協議会や民生委員を通じて勧める同意式で、段階的に整えていくとのことでした。 委員会では、支援計画ができることを対象者に周知することが大事なので、例えば身体障害者協会等の協力も得るように提言しています。 就労支援については、障害者就業・生活支援センターの事業として粕屋南部の事業所を対象とした障害者の方が就労されている状態を現場で見る視察が予定されているとのことで、商工会等を通じて参加を勧めてほしいとの意見が出されました。また、セミナー開催も重ねて要請しています。 医療制度改革と健康づくりについて。 健康課からは、子宮頸がんワクチン、Hibワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンについて説明を受けましたが、2月4日の臨時会で審査され補正予算が決まっていますので、省略をいたします。 介護予防事業である脳げんき塾の特別講演会を実施するということでしたので、内容が公民館等で実践を踏まえて活動されている講師の話とのことで、効果が出ることにつながればと思っています。 特定健診の受診率は34.0%です。計画の目標値は38%でした。 保健指導の評価については、40歳から64歳の積極的支援の全対象者は79名で、結果、説明会時点での脱落者が50名おられます。最終評価の対象者は22名で、6割の方に効果が上がったということです。 また、21年度の対象者79名のうち、平成22年度に検診を受けた42名の追跡評価は、80%に効果が出ているとのことです。 健診結果については、ほぼ全員、結果説明会に来られ、生活指導等を受けてありますので、まずは健診の受診率向上に努めて、健康づくりにつなげていくように要請いたしました。 議会報告会で住民の方から、健診場所が公民館など身近なところであれば受けやすいのではといった意見が出ましたが、健康課からは、以前実施していたこともあったが、今の健診は総合健診となっているので、多種のがん検診等でバスのスペースの確保が必要で、公民館では難しいとの回答でした。 最後に、請願第4号「永住外国人への地方参政権付与の法制化について慎重な審議を求める請願書」については、今回は付与に賛成の意見も参考にして審査いたしました。前回は、請願者の日本会議福岡事務局長から付与に慎重な意見を伺っています。委員会の中で慎重に審議した結果、結論には至りませんでした。委員会として継続といたします。 以上、報告をいたします。 ○議長(古庄信一郎君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 11番吉田議員。 ◆11番(吉田耕二君) 厚生委員長に1点お伺いいたします。 最後に御報告されました永住外国人の地方参政権に関する請願に関してですけども、厚生委員会におきましては慎重な審議をされたのだろうと思っております。ただ、今回の請願の趣旨といいますのは、まさしく厚生委員会で行われましたような慎重審議をその国の国政の場でも行ってほしいというのがその請願の趣旨であります。つまり、この制度に関して賛否を問うですとか、これに関しましての決議を求めるというものではなかったと思っております。その辺の請願の趣旨に関しましては、厚生委員会の中でどのように取り扱われたんでしょうか。1点お伺いをいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山厚生常任委員長。 ◎厚生常任委員長(丸山真智子君) 吉田議員の質問にお答えいたしますが、確かにこれは国会のほうで慎重審議を求める請願書であったということは理解しております。そこで、先ほども報告いたしましたように、12月に参考人の方においでいただいて、日本会議の事務局長の方だったんですが、そちらの方にお話を伺ったときは、どちらかといったら付与に対して反対だというふうな御意見だったんです。それで、今回は賛成の意見もあるわけですので、そちらのほうもいろいろ調査研究いたしまして、委員会として地方議会としてはなかなかそういったことは結論は出せないということで、今回は継続というふうにさせていただいたんですが。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) ほかにありませんか。 15番二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) 委員長の報告の中になかったんですけれども、調査研究という項目がございましたので、その中でお尋ねをしたいと思っております。 1点は「コミュニティの部屋」のことなんですけれども、せっかく整備されたということで私たちは喜んでいるんですけれども、私たちのほうの耳に届きます声としましては、とても使いづらいということと、それから玄関に雨の降った日なんかはとても使いづらいと。そして、特に車いすの方なんかが来られると大変使いづらいというような意見が入っておりますが、そういったことについては委員会の中では何も調査研究されなかったのかどうかお尋ねをいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 丸山厚生常任委員長。 ◎厚生常任委員長(丸山真智子君) 二宮議員の質問にお答えいたしますけれども、先ほど二宮議員がおっしゃったことは、実は個人的に私も伺ってるんですが、委員会の中では、完成いたしまして現場を調査しようということになっておりますが、まだそれは行っておりませんので、随時進めていきたいというふうに思いますけれども、ちょっと期限切れというか、次ありましたらそういったことも引き継いでいきたいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古庄信一郎君) ないようですので、これで質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 建設常任委員長報告及び質疑(継続審査分) ○議長(古庄信一郎君) 日程第7、建設常任委員長報告を議題とします。 稲永建設常任委員長。 ◎建設常任委員長(稲永正昭君) 建設常任委員会に付託されました閉会中の付託案件について審査の報告をいたします。 上水道事業の経営について。 平成22年度は、下水道関連排水管布設がえ工事1件、水道単独配水管布設がえ工事15件、施設の更新及び新設工事3件、配水池設計業務委託、耐震診断業務委託の2件、合わせて21件の工事及び業務委託を発注しておりますが、うち14件は完了いたしております。 残り7件の2月末現在における進捗状況は、桜丘低区配水池更新工事実施計画業務委託は80%、土生山浄水場緩速ろ過池耐震診断業務委託は70%、配水管布設がえ工事の5件につきましては65%から90%の進捗率であります。すべて工期内に完了すると報告を受けております。 また、12月議会でも報告しておりましたが、福岡地区水道企業団関係の渇水状況について報告をしておきます。 12月24日、渇水対策本部が水道企業団に設置され、現在筑後川取水制限を20%していますが、今後状況が変わらなければ、3月15日以降、30%のカットが予定をされております。これから春の渇水期となるので心配されるところですが、現時点では30%にカットされても宇美川の状況あるいは御笠川の状況、土生山浄水能力等を勘案いたしますと、住民の生活には影響ないものと考えております。 次に、下水道事業の経営について。 平成22年度の公共下水道工事の発注及び工事の進捗状況について報告をいたします。 工事発注件数は2件で、7月に1件、8月に1件、補助対象工事として発注をいたしておりますが、すべて完了いたしております。 本管の整備については、平成25年度を目標とする現認可区域内においてはおおむね完了の状況であるが、部分的に整備困難な地域については、他の課と協力及び地元関係者や地権者との協議を積極的に行い、普及率、水洗化率の向上をさらに図るよう申しております。また、23年度から企業会計に移行するので、経営の効率化、収入の確保、企業感覚を身につけ、対処するよう申しておるところであります。 次に、平成23年2月末現在の水洗化状況につきましては、処理区域内人口4万3,122人に対し、水洗化人口4万237人で、水洗化率93.3%になっております。 次に、都市計画街路志免・宇美線の促進について。 現在、事業を推進しております宇美町起点から認可区間につきましては、平成26年3月の開通に向け、推進をしております。また、事業費の変更もあっておりますので、報告いたします。 当初事業費は43億5,600万円でしたが、40億円に変わっております。 22年度末の進捗状況は、用地補償関係が93%まで進んでおり、残りの7%は平成23年度に買収の予定であります。 工事の進捗状況につきましては、13%で、残り87%は平成23年、24年、25年度に行う予定と聞いております。事業費ベースで77%の進捗率であります。 次に、内水対策及び都市下水路事業について報告いたします。 本年度計画しておりました東公園台地内の水路内に残っていたコンクリートの橋脚の撤去工事、それから南里久保田地区の逆流対策工事は、完成をいたしております。 また、須川の土砂撤去につきましては、3月末完了の予定と聞いております。 最後に、宇美川関係の工事につきましては、日枝橋上流の3カ所の工事のうち2カ所と、田富地区往来寺橋下流の復旧工事が完了しております。残り1カ所、日枝橋上流の工事も、3月末には完了する予定と報告を受けているところであります。 次に、防災、防犯に関することについて。 志免町災害時要援護者支援計画について、1月4日から1月28日の間、パブリックコメントを実施し、計画の策定を行い、県に報告したと報告を受けております。 災害時要援護者の登録につきましては、平成23年4月以降行うとのことであります。 防犯については、12月から2月にかけて痴漢行為等が発生が多く、粕屋警察署から地域安全情報かすやなどで注意を呼びかけているとの報告を受けております。 また、平成23年2月9日水曜日午後11時過ぎごろ、粕屋町酒殿で歩行中の高校生2名が飲酒運転の普通乗用車にはねられ、亡くなった事案についても報告を受けております。 ちなみに、飲酒運転事故の県別といいますか、県別件数で福岡県がワーストワンであるということは、もうマスコミ等で御承知かと思います。福岡県が337件で、プラスの41件、次に多いのが大阪府の325件で、マイナス74件、次が、3番目が千葉県の310件で、マイナス10件となっております。ちなみに、何ですか、人口10万人にして飲酒運転事故の割合は、一番少ないのが東京都で、一番多いのが沖縄県というようになっているようであります。 防災関係については、河川改修工事が完了し、平成21年10月に浸水想定区域の修正案が示され、平成22年度浸水想定区域を県が公表予定とのことを受けて、志免町においても防災マップの作成を計画していましたが、関係市町との協議に時間がかかり、今年度作成を見送り、平成23年度に防災マップを再作成を予定しているとこということで報告を受けております。 以上、建設常任委員会の報告を終わります。 ○議長(古庄信一郎君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 4番丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) 1点質問があるんですけど、内水対策です。 被害に遭われた地域にお住まいの方は、とてもこのことについて関心が高いのは当然です。それで、2月13日の議会報告会でも、建設委員会の報告の中で時間雨量の100ミリでは町全域の検討は無理ということと、だけれども、下水道補助事業などの導入で対応できないか指摘をしたということで、見出しも内水対策に下水道補助事業での対応をということで大きく載せてありますけれども、どういった補助事業があるのか検討されたっていうことが、これ、9月議会の報告なんですけど、12月議会でもあっていない、今回の3月議会でもあってないということですので、100ミリに対する町全体の対応について、建設委員会としてはどのように御審議なさってるのか、質問をいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 稲永建設常任委員長。 ◎建設常任委員長(稲永正昭君) 内水対策に対する補助事業でできないか、補助の件名はというお尋ねであるようですが、補助の件名は幾つかあります。私も正式には全部は覚えておりませんけども、政権が交代していきながら補助の格好も変わっていっております。一番最初は、都市下水路と、それから汚水排水管と競合しながら整備をするということであったんですけれども、汚水管のほうだけを先行投資をしたために、下水路のほうはそのままになってきたといいますか、新設はほとんどあってないと思います。整備はそれなりにしてきて、時間雨量の50ミリ前後は今ははけるということですが、時間雨量の100ミリを計画して、それを補助をもらおうといっても、これはもう全国的に100ミリというのははけるだけの能力をつくるためには、それはもうとてもじゃないんじゃないかなと。それで、やっぱりその地域に合った対策をしなければならないんですけども、いきなり100ミリを対応にということで申請も、それは困難といいますか、無理な話ではないかなということです。 委員会でもいろいろ審査というよりも、話は出ておりますけども、その結論とか、あるいはこうして100ミリを対処してくれというのは、言えるというか、上に言えるような条文にはならないんじゃないかなという気がいたしております。 ○議長(古庄信一郎君) ほかにありませんか。 4番丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) いや、個々にもう建設委員会の報告として補助事業で対応してほしいということを指摘されてるわけだから、何らかの形で審査を続けていかないといけないんじゃないかなあって。とにかく、うちの委員会でもそうだったんですけど、今度議会報告会で住民の方から出された意見については、審査をしたんですよ。それで、先ほど報告をいたしました。それで、このことも、議会報告会の中で住民の方から御指摘があってますので、それについて委員会の中でどのように審議をなさったんでしょうかというのも重ねてお伺いをいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 稲永建設常任委員長。 ◎建設常任委員長(稲永正昭君) 今のお尋ねの件は、委員会でして、所管の担当課にもちゃんときちっと申し上げとります。ただ、所管のほうで、いろんなよその事業を聞いたり調査したりして勉強しますということで、それ以上の追求はいたしておりません。 ○議長(古庄信一郎君) ほかにありませんか。 15番二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) 委員長さんに1点お尋ねをいたします。 今回報告はございませんでしたけれども、委員会で審査しておられると思いますのでお尋ねをいたしますが、下水道企業会計への移行ということで、9月議会も12月議会も報告があっておりましたけれども、この件についてですけれども、前回の議会報告会のときにも住民の方から出たんですが、企業会計に移行するということによって住民にどういったメリットがあるのかという質問がございました。このことについては、委員会の中に執行部から何も説明はありませんでしたという報告がなされて、大変ひんしゅくを買ったわけですけれども、やはりこの情報を公開するということについては、企業会計にして一般会計からどれくらいの繰入れがあってるのかっていうことについては明らかになるというような説明もありましたけれども、委員会の中で企業会計に移行するということについてどういった報告がなされているのかお尋ねをいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 稲永建設常任委員長。 ◎建設常任委員長(稲永正昭君) 下水道の経営について企業会計に移行するのは、メリットあるいはデメリットもあるかもしれませんけども、まず企業会計、下水道会計の、何といいますか、透明性を出すのが一番メリットだと思っております。ただ、これをしないでおくということはできないわけですよ。もう法律的に企業会計にしなさいとなっておるわけで、もっと早目にしとくべきでなかったかなという気がいたしております。本当に透明性を持って、自分のうちから流したものが多々良川の処理場で処理して川に流れ、海に流れていくまでのお金の配分、自分のうちが払っているお金がどのようになるかというのは、当然出てくるわけです。その辺がメリットであろうかなと。それが、本当にすぐ赤字を解消するとか、そういうことにはならない。赤字を解消しようというたら大変な受益者負担が発生する。発生しないように、この工事費の起債の分は一般会計で払うということも明記されておるということでございます。これからの下水道の経営については、監査委員さんもしっかり監査をしていただきたいというふうに思います。 ○議長(古庄信一郎君) 15番二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) 監査委員さんもきちっと精査をしてくださいっていうことでしたけれども、私たちも見させていただいておりますが、住民の方々から出る声については、今委員長が説明ありましたように、やはり独立採算だということが一番大きく出てくるわけです。そうしますと、独立採算になれば、やはり受益者負担として下水道料が上がるんじゃないかというところが一番心配されてるところなんですよ。それで、確かに総務省のほうからの通達があって法的にやっぱりやらなきゃならないということは皆さんわかっておられると思いますが、いま少しダウンをして、総務省もやらなくてもいいよというようなところにも来てるというふうな話も聞いておりますし、やはり皆様方にしっかりと情報を出していただきたいということもお願いをし、要望としてさせていただきたいというふうに思っています。 ○議長(古庄信一郎君) ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古庄信一郎君) ないようですので、これで質疑を終わります。 ただいまから暫時休憩をいたします。再開は11時15分といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午前11時03分              再開 午前11時15分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古庄信一郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 志鉱跡地対策特別委員長報告及び質疑(継続審査分) ○議長(古庄信一郎君) 次に、日程第8、志鉱跡地対策特別委員長報告を議題とします。 牛房志鉱跡地対策特別委員長。 ◎志鉱跡地対策特別委員長(牛房良嗣君) 去る2月28日に志鉱跡地対策特別委員会を開催いたしましたので、御報告いたします。 平成21年9月に委員会の改選により、以前9名でした委員も7名になり、スタートして1年半になりました。 この間、基本方針として決定してまいりました自然活用型のボタ山開発について審議を行ってまいり、合同での視察も行ってきました。 また、昨年のボタ山開発推進協議会総会の席で、年1回の代表者会や総会だけでは意見の集約も難しく、このままではいつまでたっても前進がないため、各町より代表者を出し、プロジェクトチームをつくる案がなされておりました。 この件について、当委員会で審議を行い、プロジェクトチームの作成については、委員会全員の同意が得られましたが、位置づけや役割、チームの委員構成など課題もあり、名称変更同様、新しい議会で検討されますことを望みます。 以上、報告を終わります。 ○議長(古庄信一郎君) ただいまの報告に質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古庄信一郎君) 質疑なしと認めます。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 福岡都市圏広域行政調査特別委員長報告及び質疑(継続審査分) ○議長(古庄信一郎君) 次に、日程第9、福岡都市圏広域行政調査特別委員長報告を議題とします。 吉田福岡都市圏広域行政調査特別委員長。 ◎福岡都市圏広域行政調査特別委員長(吉田耕二君) 福岡都市圏広域行政調査特別委員会の報告をさせていただきます。 去る2月28日に志免町の広域委員会を開催いたしております。 12月議会で報告をいたしておりましたが、休会中、執行部に対しまして、本格的にこれから動き出す空港整備問題に関し、この機会を利用して地域の活性化につなげていくための協議などを隣接する自治体の首長間で行い、必要な事案については積極的に国、県へ要望する旨の申し入れをいたしております。 また、任期中、最後の委員会ということで、各委員より、単町の考え方から脱皮をし、今後とも広域的見地から物事を考えていくことが大切。取り組むテーマごとに臨機応変に協議する自治体の枠組みを変えて、調査研究することが必要などとの意見が出されております。 以上、福岡都市圏広域行政調査特別委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(古庄信一郎君) ただいまの報告に質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古庄信一郎君) 質疑なしと認めます。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第10 議会広報特別委員長報告及び質疑(継続審査分) ○議長(古庄信一郎君) 次に、日程第10、議会広報特別委員長報告を議題とします。 堤議会広報特別委員長。 ◎議会広報特別委員長(堤久美子君) 議会広報特別委員会報告をいたします。 閉会中、第59号発行に8日間編集委員会を開きました。 この広報委員会のメンバーは今回が最後となることから、これまでの紙面のレイアウトは今の状態を維持し、重要な議案に対する表決の氏名公表は、全国自治体でも推進されていることから続けていくことを申し送りしていくことを全員が合意しました。また、議会基本条例制定のもと、2月13日の議会報告会において、議会だよりを資料とされるなど、これからの議会広報特別委員会の議会だよりづくりは重要な要素を含んでいるものと思います。 これまでにも増して、議長、事務局にかかわっていただき、議会の動きを正確に、限られた紙面の中で伝え、町民の自治意識の高揚に努めることが大事であると思います。 4年間、常任委員長、議員個々人にも広報づくりに対して御協力をいただきましたことを感謝申し上げ、報告といたします。 ○議長(古庄信一郎君) ただいまの報告に質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古庄信一郎君) 質疑なしと認めます。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第11 一部事務組合議会及び広域連合議会報告 ○議長(古庄信一郎君) 次に、日程第11、一部事務組合議会及び広域連合議会報告を議題とします。 粕屋南部消防組合議会の報告を求めます。 14番熊本議員。 ◆14番(熊本廣君) 平成23年第1回粕屋南部消防組合議会定例会は2月18日金曜日13時から開催され、議案として専決処分承認案件1件、条例改正案2件、平成22年度一般会計補正予算及び休日診療所事業特別会計補正予算2件、平成23年度一般会計予算案及び休日診療所事業特別会計予算案の2件、専決処分の報告1件が上程されました。 まず、組合長より、平成23年度一般会計予算及び特別会計予算の査定を各町財政担当課長に行わせ、また正副組合長も実施した旨等の諸般の報告がなされ、続いて消防長、警防課長、予防課長より事務報告がなされました。 続きまして、議案第1号専決処分の承認について。 平成22年度人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定及び組合構成町の職員の給与改定状況等諸般の事情を勘案し、当消防組合職員の給料月額及び諸手当の改定を行うもので、組合議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法の規定により専決処分が行われ、議会に報告があり承認を求められました。 審査の結果、全員賛成です。 議案第2号粕屋南部消防組合手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について。 この案件は、危険物施設に対する設置許可等に係る手数料をおおむね9%引き下げるという改正であり、ちなみに今回対象となる危険物施設は、当消防組合管内には現在のところありません。 審査の結果、全員賛成です。 議案第3号粕屋南部消防組合火災予防条例の一部を改正する条例の制定について。 この議案は、火災予防条例中、住宅用防災警報器等の設置の免除の規定の中で、設置しなくてもよい条件を満たすものを1件追加するものです。 審査の結果、全員賛成です。 議案第4号平成22年度粕屋南部消防組合一般会計補正予算(第1号)について。 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,005万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を16億8,256万3,000円とするものです。 今回の補正の主なものは、歳入では、昨年同様に本年度構成町分担金を歳出決算見込みに合わせて減額し、還付するものです。 分担金891万2,000円の減額。各町負担割合に基づき、3月の第6期分担金で調整をいたします。 歳出では、平成22年度人事院勧告に基づき給与等の人件費の減額及び救助工作車契約減等でございます。 審査の結果、全員賛成です。 議案第5号平成22年度粕屋南部消防組合粕屋中南部休日診療所事業特別会計補正予算(第1号)について。 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ545万4,000円を減額し、歳入歳出予算総額を4,417万9,000円とするものです。 今回の補正の主なものは、歳入では診療所使用料の減額、歳出では医療材料費の減額です。これは、平成21年度において、新型インフルエンザの流行で患者が多かったのに対して、22年においては減少したためのものです。 審査の結果、全員賛成です。 議案第6号平成23年度粕屋南部消防組合一般会計歳入歳出予算について。 平成23年度の一般会計歳入歳出予算総額を17億7,822万円とするものです。 予算総額の前年度比は8,560万円の増となっており、各町の分担金は予算額16億2,803万7,000円で、前年度比3,001万6,000円の増となっております。 主な事業としましては、新型インフルエンザ対策費、高機能消防指令センター中間整備、消防救急デジタル無線基本設計などが計上されております。 また、増額の主な要因では、高機能消防指令センター中間整備で、消防費が7,318万8,000円増額されております。 なお、志免町負担金の合計では、3億2,905万9,261円です。 審査の結果、全員賛成です。 議案第7号平成23年度粕屋南部消防組合粕屋中南部休日診療所事業特別会計歳入歳出予算について。 平成23年度特別会計の予算総額を3,809万8,000円とするものです。 歳入歳出予算総額の前年度比1,153万5,000円の減額となっております。 また、減額の主な要因は、新型インフルエンザの流行が徐々におさまり、通常の状態になりつつあるため、医薬材料費等が減額されております。 なお、前年度同様に各町の負担金は計上されておりません。 審査の結果、全員賛成です。 報告第1号専決処分の報告について。 南部消防署タンク車が、建築物検査に出向中、方向変換をするために後退した際、車両後部を停車中の普通乗用車の右前部に接触させ、破損させたものです。相手車両修理費24万9,150円を支払うことで示談しました。なお、損害賠償金は、全額保険により補償されており、南部消防署タンク車については損害はありません。 審査の結果、全員賛成です。 以上で報告を終わります。 ○議長(古庄信一郎君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 15番二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) 何点か質問があるんですけれども、今、報告の中で火災予防条例の改正というところで、警報器をつけなくてもよいというふうに私今理解したんですが、警報器をつけなくてもよい場所っていうのはどういうところなのか。特に警報器が今どのくらいの割合でつけられているのか、報告がありましたらお知らせをください。 それぞれ、質問の後にもう一度質問いたします。 ○議長(古庄信一郎君) 14番熊本議員。 ◆14番(熊本廣君) お答えいたします。 提案理由の中に複合型居住施設用自動火災警報装置設置の実用化及び商品化に向けた技術開発が進んだことを踏まえ、複合型居住施設用自動火災報知機設置を住宅の部分に設置した場合の住宅用防災警報装置等の設置免除の規定の追加を設けるものということで、共同住宅の場合のことを指しているんだと思います。 それから、警報器の設置のパーセントにつきましては、再度確認した上で正確な数字をまた出したいと思います。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 15番二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) 今の報告の中で、各町分担金の増というお話が出ておりましたけれども、その中で高機能消防施設の設置というところで今説明があったかと思いますけれども、先般、新聞記事で見たんですけれども、いろんな救急車両ですよね。今、この高機能消防施設の設置に関連しての質問なんですけれども、救急車の平均搬送というのが、全国的に福岡県が一番速いということで、東京に比べると24分も少ないということで、27分くらいの時間帯が出てましたけれども、糟屋郡内、そういったいろんな高機能のものを使って、そういったことに反映されてるのかっていうことと、特に通報からそういった現場に到着する時間帯というものがきちっと出されてるのか。もし出されてるのであればお知らせをください。救急の搬送の時間、通報から医療機関へ入る時間と、それから通報から現場に来る時間というのが、糟屋郡内がどのような状況なのかお知らせをください。 ○議長(古庄信一郎君) 14番熊本議員。 ◆14番(熊本廣君) 火災件数、それから野焼きの面積とか、いろいろ損害額がいろいろありますけども、21年度よりも22年度のほうが件数にしましては少なくデータは上がっているところでございます。 それから、救急車の時間とかいろいろ件数につきましては、詳しくはちょっと今、要領を得ませんけども、いろいろ消防車の、何ですか、救急に119を呼ばれる内容が、もう今、特に本当に救急な案件の事案よりも、何かこうそれに値しないような案件も要求が多いということで、いろいろ消防署のほうも憂慮しているところでございますけども、件数につきましては、その前の案件とともに一緒にその件数は書面で出したいというふうに思っております。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 15番二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) 済いません。最後に要望なんですけれども、議会で一般質問ができるというふうに思っていますが、ぜひそういった取り組みで一般質問でもしていただければいいかなということで要望したいんですが、地域の防災力の向上への取り組みということで、これも新聞に大きく取り上げられました。そういったことが一般質問に出てるかどうかわかりませんが、もし出ていればお答えいただきたいと思いますが、今、消防団に入る方が少なくなっている現状が全国的にあります。そういったことで、女性の消防団ですとか、それから消防少年団という、そういったとこへの取り組みっていうのが各地で行われているようでございます。それにつきましては、やはり消防庁管内で結構カリキュラムを組んで、そういったことを推進していくっていうような状況もありますので、粕屋南部消防署においてもそういった取り組みがなされてるのかどうか、もしありましたらお知らせをいただきたいんですが、なければそういったことも要望してくださるようにお願いをいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 14番熊本議員。 ◆14番(熊本廣君) 二宮議員の言われたとおりに、やはりそういうことも一般質問で上げてお聞きしなきゃならんというふうに思うとりますけども、私どももやはり消防議会で一般質問もあるわけでして、それとこれとの融合性ですか、そういうとこもちょっと考えてるとこでございます。 その次に、消防団につきましては、今、二宮議員が言われた、女性の消防団もありますし、これからはやはり男性、女性問わず、そういう人材がありましたら、志免は大体定員200人でしてございますけども、現在、200人はいるかと思いますけども、正式な人数は把握しておりませんけども、それに対してはやはり女性の消防団もいろいろ今後検討していく余地もあるんじゃなかろうかというふうに私個人のほうは思っております。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) ほかにありませんか。 16番末藤議員。 ◆16番(末藤省三君) 組合議会の議員に1点お尋ねをいたします。 緊急デジタルになるわけですけど、これのデジタル化のシステム、これはどういう形で導入されるのか。 それから、これに伴う、先ほどは7,318万円とおっしゃってましたが、この各町の負担金、これはデジタル化によってどの程度負担しなきゃならないのか、金額が出てれば説明お願いします。 ○議長(古庄信一郎君) 14番熊本議員。 ◆14番(熊本廣君) お答えします。 デジタル化についての各町の分担金の金額は、まだ出ておりません。消防議会では、それまで細部にわたり、各町分担金まではお話はなかったというふうに理解しております。 デジタル化のシステムの導入を23年度から前倒しでやるということで、負担金のこともそれまでは金額的にまだ出ておりませんけども、前倒しで23年度からやるということでございます。 以上です。 ○議長(古庄信一郎君) 16番末藤議員。 ◆16番(末藤省三君) 例えば、この無線のデジタル化によって、無線を例えば福岡県に一本化するとか、大きいですね。それを、今、3町の南部、中部、北部、このそれぞれ無線技士がおりますから、これを福岡県に各町一本化して、例えばこちらから119をやった場合にはこれは粕屋のほうだと、こういうふうなシステムになるのか、デジタル化はいいですけど、どういう形でシステム化になるのか、デジタル化になるのか、ここがまだ不透明なもんですから、23年度から実施って言われましたけれども、やるからには、どういうふうなデジタル化、福岡県一本にするのか、中南部、北部一本化するのか、このあたりをどのようになってるのかお尋ねをしたいです。 ○議長(古庄信一郎君) 14番熊本議員。 ◆14番(熊本廣君) 23年度の予算につきましては、再度申し上げますけども、16億2,803万7,000円で、前年度比3,001万6,000円増となっております。この主なものとしましては、インフルエンザもありますけども、高機能消防指令センター中間整備、消防救急デジタル無線基本設計などが計上されておりますということでございますので、そのシステム、その内容につきましては、詳しく私も理解しとらん面もあると思いますけども、もう少し消防長のほうに聞きまして、その性能、それから中間整備して、その消防救急デジタル無線の基本の設計等も、また後で報告したいと思います。 ○議長(古庄信一郎君) ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古庄信一郎君) ないようですので、これで質疑を終わります。 次に、宇美町・志免町衛生施設組合議会の報告を求めます。 16番末藤議員。 ◆16番(末藤省三君) 宇美町・志免町衛生施設組合の審査の経過と結果について御報告いたします。 1号議案宇美町・志免町衛生施設組合長期継続契約を締結することができる契約を定める条例の制定についてであります。 契約について、商習慣上、複数年にわたり契約を締結することが一般的であると認められる契約であって、1、物品(ソフトウエアを含む)の賃貸に関する契約、2、物品の保守・点検業務に関する契約、3、施設(機械設備等を含む)の管理業務、その他年間を通じて役務の提供を受ける契約。長期継続契約を締結する期間は5年以内とするもので、イ、事務事業の簡素化及び競争の原理が働くことなどで、全員賛成で可決であります。 次に、平成22年度宇美町・志免町衛生施設組合一般会計補正予算(第1号)です。 歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ24万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億6,789万6,000円とするものであります。 平成23年度宇美町・志免町衛生施設組合一般会計予算の総額、歳入歳出それぞれ3億8,481万9,000円であります。 歳入につきましては、分担金及び負担金3億3,084万4,000円、繰越金400万円、総収入4,997万5,000円、分担金及び負担金、宇美町負担金1億7,906万7,000円、志免町負担金1億5,177万7,000円。内訳といたしまして、浄化センター運営費搬入量割、宇美町5,574万8,000円、志免町3,574万5,000円。リサイクルセンター運営費搬入量割、宇美町5,487万4,000円、志免町6,433万4,000円。均等割、宇美町5,159万6,000円、志免町5,159万6,000円であります。 諸収入、雑入であります。嘱託職員雇用保険個人負担金戻入6万5,000円、乾燥汚泥売却費1万1,000円、自動販売機使用料18万6,000円、資源物売却費4,971万3,000円。 歳出の主なものは、議会費186万円、総務費2,430万1,000円、衛生費2億6,061万1,000円、公債費9,604万7,000円、予備費2,000万円であります。 リサイクルセンター運転維持管理業務委託料で1,600万円の増になっている件でありますが、リサイクルセンター運転維持管理業務、人員が増員の原因であります。当初、わかすぎの不燃物残渣を宇美町の最終処分場に運ぶ車両に帰りの空の車両にリサイクルセンターから発生する可燃物残渣を入れてわかすぎに運搬する予定でありましたが、わかすぎからの不燃物の量が減少し、またリサイクルセンターの可燃残渣の量が多いため、現在委託している業者の方が1人増員になるためであります。当初、計画日数が年間288日でありましたが、実際には307日で、19日間多くなりました。1人増員の経費と23人の分の19日間増加したため、全体で1,635万円増加したものであります。 審査の結果、全員賛成で成立、可決を見たところであります。 以上で平成23年度宇美町・志免町衛生施設組合の一般会計予算の報告を終わります。 ○議長(古庄信一郎君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 4番丸山議員。 ◆4番(丸山真智子君) 質問は、今、浄化センターの金額のことは報告がありましたけれども、どれくらいの処理量を見込んであるのか、宇美と志免の場合のですね。それと、もう一つは、当然、先ほど建設委員長さんの報告の中で水洗化率が高くなってるというようなことを御報告なさいました。ということは、一方では浄化センターの処理量は少なくなっていくわけですが、将来の見通しとして、組合の議員さんたちの中でそういったことの議論がなされてるのかどうか。されてるんだったら、どういった話し合いが行われているのか質問をいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 16番末藤議員。 ◆16番(末藤省三君) お答えいたします。 処理量につきましては、詳細な1日のキロリットル、電気、それから薬品、そういうものについての持ち合わせがちょっと持ってきておりません。それで、後ほどこの資料についてはすぐセンターから送っていただいて報告したいと思います。 それから、水洗化率の高くなっているところで処理量が減っていると、この見通しについてはと。現在までのところ、宇美町のくみ取りが2,400戸、それから志免町が1,400戸。話し合いの中では、いずれはこの戸数が減れば、大野城や福岡市のほうに委託してもいいのではないかと。そうすることによって、この解体も視野に入ってくると。しかし、この戸数が何戸になればそういう外部の委託ができるのかどうかと。これは、検討課題という形で、数字も含めて、それは相手さんがおられるわけですから、ここにも相談に行かなければならないと。それで、そういうふうな論議は行っております。ただ、先ほど言われました、率が高くなって、詳細な数字につきましては、後ほど御報告いたします。 ○議長(古庄信一郎君) ほかにありませんか。 13番大林議員。 ◆13番(大林弘明君) 1点質問します。 リサイクルセンターの運営費が1,600万円ふえたということですが、これができたときに1億円以内でも高いというあれやったんですけど、意見が多かったんですけど、これは年々ふえていくんじゃないですかね。そこら辺をひとつ説明していただけんですか。 ○議長(古庄信一郎君) 16番末藤議員。 ◆16番(末藤省三君) 御指摘のとおり、今回は1,635万円増加になっております。内容につきましては、先ほど説明したとおりです。見通しとしては、この残渣物がどの程度出るのかということによっても、人員の増加あるいは減額ということにも考えられると思います。その年によって若干変動があるのじゃあないかということで、見通しとしては、そういう、だろうという見通しは立てられないので、現実、前年度を比較して対案を出していきたいというふうに論議がされてるところであります。 ○議長(古庄信一郎君) 13番大林議員。 ◆13番(大林弘明君) もう一点お伺いします。 人件費もその中に出してあると思いますが、1人当たりの人件費ですね、その数字を出していただきたいことと、本人に手渡りよう人件費ですね、その数字がわかれば教えてください。 ○議長(古庄信一郎君) 16番末藤議員。 ◆16番(末藤省三君) この人件費の1人当たりの金額、例えば見積金額が当然出るわけですけども、これが言われる下請とか、あるいは公契約が今進んでおるわけですけど、いずれはこういうところにやって、見積もりどおりやられるかどうか。そうしますと、各個人に、ここお勤めになってる一人一人に当然聞いていかなきゃなりませんけど、行政として見積もりどおりされてるのかどうか、これはチェックする必要があるのではないかということで、先般その話をしたところであります。 それから、金額についても、当然値上がりしてくるのではないかということでありますけども、これも、今言われる人件費の問題等、果たしてそうなのかどうか。途中でそういう金額が違うようになってるのではないかという論議はしておりますけども、こういうことが具体的に実際の問題がどうかというのは、これから論議がされたところですので、いずれは決算の前にでも明らかになるのではないか、私たちもそのように思ってるところであります。なかなか見積もりどおりに行政が踏み込めない弱さがあります。果たして、これはリサイクルだけじゃなくて、ここの志免町の行政の入札につきましても、本当に入札どおりされてるのかどうかというのは、行政の側はこれ以上は踏み込めませんちゅうのが実態なところであります。しかし、これでは何のために税金投入してるのかわからないという議論もございまして、先ほど言いましたように、この1人当たりの金額、あるいは人件費の総金額、これも出させていったらどうかという御意見もありまして、監査の前に、監査にもこのことを要望していきたいというふうに議論をしたところでございます。 ○議長(古庄信一郎君) ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(古庄信一郎君) ないようですので、これで質疑を終わります。 次に、北筑昇華苑組合議会の報告を求めます。 2番大熊議員。 ◆2番(大熊則雄君) 北筑昇華苑組合会議報告。 2月16日、平成23年北筑昇華苑組合議会第1回定例会が開催されましたので、報告します。 提案された議案は、2議案です。 第1号議案、平成22年度北筑昇華苑組合会計補正予算(第2号)について。 今回の補正は、歳入歳出それぞれ968万円を増額し、歳入歳出予算総額を2億2,544万4,000円とするもので、補正の内容といたしまして、歳入では、使用料及び手数料968万円増額し、歳出では、議会費の費用弁償を20万円減額し、職員人件費を717万3,000円を増額し、財政調整基金1,766万8,000円を増額し、及び葬斎場管理費61万5,000円を減額するものです。 採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決されました。 第2号議案平成23年度北筑昇華苑組合会計予算について。 歳入歳出予算総額は、歳入歳出それぞれ2億2,474万1,000円とするものであり、歳入の主なものは、分担金及び負担金で、経常費分担金500万円のうち、志免町分は40万2,000円、創設費分担金1,385万4,000円のうち志免町分は114万9,000円です。葬斎場費使用料8,113万2,000円、財産収入52万9,000円、繰越金1,909万円、前年度の繰越金は50万円です。 歳出内容、議会費143万6,000円、総務費4,080万5,000円、葬斎場費1億6,364万6,000円、公債費1,385万4,000円、予備費500万円で、採決の結果、全員賛成で可決しました。 以上、報告は終わります。 ○議長(古庄信一郎君) ただいまの報告の中で、私のほうから3カ所訂正しておきます。 第1号議案の費用弁償20万円を減額し、職員人件費717万3,000円を、これは「減額」、「増額」ではありません、「減額」であります。 第2号議案、葬斎場使用料「8,113万円」とありますが、「1億8,113万2,000円」。前年度繰越金「50万円」というところ、「500万円」というふうに一応訂正をいたしておきます。 それでは、ただいまの報告に質疑ありませんか。 15番二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) 1点質問がございます。 ちょっと私が理解してなかったかもわかりませんが、23年度予算の中で、一番最後報告されたのは23年度予算なんですかね。その中で、葬斎管理費が1億6,364万円、これ、まだ端数言われましたけれども、があった、が認められたということで可決っていうふうにお聞きしたんですが、この中で、質問していただいたかどうかわかりませんが、もしなければ後で結構ですけれども、今全国的に問題となってる事案がございまして、北筑組合の処理がどのようになってるのか報告はございませんでしたけれども、遺灰のずさんな処理ということで、この管理費に問題があるということなんですね。それで、厚労省が全国的に調査をしています。この調査の状況というのが、今まで報告がなされませんでしたけれども、そういった状態が報告されてるのかどうか。特に遺灰のずさんな処理ということで、これは土壌に汚染するおそれがあるとして大変問題だということになっています。北筑昇華苑組合の処理がどのようになされてるのかということが1点と、それからもう一点は、入札に問題があるということなんです。これは、残骨灰の中に歯にかぶせてる金とか、そういうものが入ってて、結構お金になるということで、入札が1円入札というふうなことが行われてるということで、そういった受注競争が加熱すると、こういった処理が大変ずさんになってくるのではないかということが問題だということが新聞に取り上げられています。そういったことが組合の中でどういった報告がなされてるのかお尋ねをいたします。 ○議長(古庄信一郎君) 2番大熊議員。 ◆2番(大熊則雄君) 二宮議員の問題にお答えします。 骸骨灰は、骸骨灰、今、問題になっとう骸骨灰は、議題に上がって今、協議しよう最中です。 それと、もう一点は、何やったですかね。 入札の問題、あれは、今、それと骸骨灰と入札の問題で、今会議しようわけです。それやけん、問題は片づいとりません。 以上、報告を終わります。 ○議長(古庄信一郎君) 15番二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) 今、お答えいただいたんですけれども、まだ問題は解決しておりませんということですけれども、やはり問題があるということで議論になされてるのか、問題はないけれども全国的にやるからされてるのか、そのあたりをちょっと詳しくお知らせいただけませんでしょうか。 ○議長(古庄信一郎君) 2番大熊議員。 ◆2番(大熊則雄君) 問題があるから会議しようわけです。 ○議長(古庄信一郎君) ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古庄信一郎君) ないようですので、これで質疑を終わります。 ただいまより休憩に入ります。再開は1時15分といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午後0時12分              再開 午後1時15分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(古庄信一郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 次に、篠栗町外一市五町財産組合議会の報告を求めます。 12番稲永議員。 ◆12番(稲永正昭君) 平成23年第1回糟屋郡篠栗町外一市五町財産組合2月定例会が2月28日に開催されましたので、報告をいたします。 議案は3件上程されました。 議案第1号平成22年度糟屋郡篠栗町外一市五町財産組合一般会計補正予算について。 既定の歳入歳出予算の総額6,874万1,000円に歳入歳出それぞれ734万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を7,608万3,000円とするものです。 主な歳入の要因は、不動産売払収入の687万9,000円及び繰越金の336万2,000円の増と間伐材売払収入の273万円の減を調整したものであります。 主な歳出は、基金費に600万円を積み立て、作業員賃金不足額200万円を追加するものです。 採決の結果、全員賛成で可決です。 議案第2号平成23年度糟屋郡篠栗町外一市五町財産組合一般会計予算について。 歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ5,229万6,000円と定めるものです。 主な歳入は、負担金1,870万円、県補助金1,564万5,000円、財産収入1,431万2,000円などであります。 一方、歳出の主なものは、議会費132万1,000円、総務費838万5,000円、事業費4,128万9,000円、予備費110万円などであります。 採決の結果、全員賛成で可決であります。 議案第3号糟屋郡篠栗町外一市五町財産組合功労者表彰の推薦について。 財産組合表彰条例第3条第1項4号の功労者に該当する有隅二三男氏を推薦するものです。 採決の結果、全員賛成で採択し、表彰をいたしております。 以上、財産組合の報告を終わります。 ○議長(古庄信一郎君) ただいまの報告に質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古庄信一郎君) 質疑なしと認めます。 次に、福岡県後期高齢者医療広域連合議会の報告を求めます。 8番大西議員。 ◆8番(大西勇君) 平成23年第1回福岡県後期高齢者医療広域連合議会が1月26日に開催されましたので、その報告をいたします。 今回の定例議会に付議されました案件は、議員提出議案1件、専決処分の承認1件、補正予算2件、当初予算2件、条例改正2件、請願1件です。 なお、一般質問は1名の議員がされました。 以下、報告をいたします。 議員提出議案第1号福岡県後期高齢者医療広域連合議会会議規則の一部改正について。 会議規則に定める議会において議員からの異議などに必要な議員の数を経過措置期間、23年3月31日までですけども、議員定数72人の12分の1以上の「6人」といたしましたが、経過措置期間が終了した平成23年4月1日以降の議員定数が34人に減少することに伴い、会議規則に定める議員からの異議等に必要な議員の数を「3人」に変更するものです。 全員賛成で可決です。 次に、専決処分の承認について。 専決第5号福岡県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例。 高齢者の医療の確保に関する法律施行規則の一部を改正する省令が平成22年12月17日に公布され、その施行日が平成23年1月1日であることから、議会を招集する時間的余裕がなかったため専決処分とするものです。 改正の内容は、福岡県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例第2条中で引用する施行規則第9条第4号を第5号に繰り下げる改正が行われたことに伴うものです。 なお、施行規則の改正は、医療を受ける活動または当該活動を行う者の日常生活上の世話をする活動を目的として入国、在留する者を後期高齢者医療制度の適用除外とする項目が加えられたものです。 全員賛成で承認されました。 次に、議案第1号、議案第2号は一括提案です。 議案第1号平成22年度福岡県後期高齢者医療広域連合一般会計補正予算(第1号)。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ37億6,620万2,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ41億9,844万9,000円とするものです。 内容の主なものとしましては、国の平成22年度第2次補正予算の成立に伴い、平成23年度の保険料軽減措置のための高齢者医療制度円滑運営臨時特例交付金を受け入れ、臨時特例基金に積み立てるものです。 議案第2号平成22年度福岡県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ52億9,870万7,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5,958億4,027万1,000円とするものです。 内容の主なものとしましては、平成21年度実績に基づく国県負担金の返還、精算を行うもの、平成22年度高額医療費及び高額介護合算療養費不足による補正を行うものです。 一括採決により、議案第1号、第2号ともに全員賛成で可決しております。 次に、議案第3号、議案第4号は一括提案です。 議案第3号平成23年度福岡県後期高齢者医療広域連合一般会計予算。 本予算は、議会費を初め広域連合組織の事務管理を行うための経費が計上されており、予算額は歳入歳出ともに4億6,149万7,000円です。 平成22年度と比較しまして、派遣職員の人事異動や派遣元自治体の給与制度変更に伴う人件費単価の増加、被保険者への制度周知を図るため、新聞掲載等の拡充を図るもの等により、2,925万円の増となっております。 歳入の主なものは、構成市町村からの事務費負担金3億5,943万9,000円で、歳出の主なものは、派遣職員等の給与等関係費3億485万3,000円、事務所貸借料、事務機器などの使用料を含む財務・会計・財産管理関係費3,247万円、お問い合わせセンター運営費を含む広報関係費3,558万6,000円等であります。 全員賛成で可決です。 議案第4号平成23年度福岡県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療特別会計予算。 予算額は、歳入歳出ともに6,200億9,579万1,000円です。 平成22年度と比較しまして、医療費の伸びに伴い、295億7,583万9,000円の増額となっております。 歳入の主なものは、市町村からの共通経費、事務費負担金は前年度比6,483万7,000円減の9億3,931万2,000円。同じく市町村から受け入れる保険料と保険料の軽減分に相当する負担金542億2,832万7,000円。同じく療養給付費の負担金488億6,954万4,000円、国庫支出金1,982億2,017万9,000円。県支出金537億7,646万6,000円、若人からの支援金である支払基金交付金2,580億3,389万6,000円です。 歳出の主なものは、事務費等の総務費が前年度比1億7,463万7,000円増の12億390万9,000円。保険給付費は前年度比293億7,233万9,000円増の6,173億9,511万円で、全体予算の99.6%を占めております。 賛成多数で可決です。 次に、議案第5号、議案第6号は一括提案です。 議案第5号福岡県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療制度臨時特例基金条例の一部改正について。 国の平成22年度補正予算において、現行の高齢者医療制度の負担軽減を平成23年度も継続するための財源として、高齢者医療制度円滑運営臨時特例交付金が交付されることとなりました。 当該交付金については、臨時特例基金に繰り入れた後、必要額を取り崩すこととされたことに伴い、本条例について所要の改正、処分の要件等の追加、基金の廃止時期の変更等を行うものであります。 議案第6号福岡県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部改正について。 国の平成22年度補正予算により後期高齢者医療制度に関する保険料の負担軽減のための財源が措置されたため、平成23年度においても保険料の軽減措置を継続するものです。 1、被用者保険の被扶養者であった者に係る被保険者均等割額の9割軽減の継続。 2、低所得者に係る被保険者均等割額の8.5割軽減の継続。 一括採決により、議案第5号、第6号ともに全員賛成で可決です。 最後に、後期高齢者医療制度に関する請願について。 本請願は、請願人、福岡県社会保障推進協議会会長、武田正勝氏より提出されております。 請願項目は、1、高過ぎる保険料を引き下げること、2、短期保険証の発行をやめること、3、後期高齢者医療制度の即時廃止を強く国に迫ること、4、新たな高齢者医療制度の検討を中止し、老人保健法に戻すこと、以上です。 採決の結果、賛成少数で不採択です。 なお、請願に対する執行部の答弁、一般質問の答弁等の会議録については、議会事務局に置いてありますので、御希望の方は閲覧していただきたいと思います。 以上で後期高齢者医療広域連合議会の報告を終わります。 ○議長(古庄信一郎君) ただいまの報告に質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古庄信一郎君) 質疑なしと認めます。 ここで議長を交代いたします。              〔議長交代〕 ○副議長(大西勇君) それでは次に、福岡県介護保険広域連合議会の報告を求めます。 10番古庄議員。 ◆10番(古庄信一郎君) 平成23年福岡県介護保険広域連合議会第1回定例会が1月26日に開催されましたので、報告をいたします。 本議会に上程されましたのは、承認が3件、議案が7議案です。 承認第1号は、平成22年度福岡県介護保険広域連合介護保険事業特別会計補正予算(第1号)で、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ2,307万6,000円を追加するものです。これは、平成21年度の支払基金交付金超過分の精算による返還で、9月末日までが精算期日のため、専決処分がされたものです。 承認第2号は、人事院勧告に基づいて、国の一般職員の給与に関する法律の一部が改正されたこと等により、広域連合職員の給与に関する条例等の一部を改正する必要があり、専決処分がされたものです。 承認第3号は、糸島市と当介護保険広域連合との間における事務委託の廃止には、それぞれの議会の議決を必要であるため、専決処分がされたものです。 以上、承認3件はいずれも承認されました。 次に、議案の報告をいたします。 議案第1号は、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部が改正されたことに伴い、福岡県介護保険広域連合職員の育児休業等に関する条例の全部を改正するものです。 原案のとおり可決されました。 議案第2号は、地方公務員の育児休業等に関する法律の一部が改正されたことに伴い、福岡県介護保険広域連合職員の勤務時間、休暇等に関する条例の全部を改正するものです。 原案のとおり可決をされました。 議案第3号は、平成22年度福岡県介護保険広域連合一般会計補正予算(第1号)についてであります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億8,648万5,000円を追加し、総額をそれぞれ11億2,334万4,000円とするものです。 歳入の主なものは、市町村負担金1億1,488万5,000円の減額、介護保険事業特別会計繰入金2億5,000万円等です。 歳出の主なものは、総務費1億8,671万5,000円です。 原案のとおり可決されました。 議案第4号は、平成22年度福岡県介護保険広域連合介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。 歳入歳出予算の総額にそれぞれ15億4,701万9,000円を追加し、総額をそれぞれ564億3,031万8,000円とするものです。 歳入の主なものは、介護保険料5,031万6,000円の減額、分担金及び負担金1億1,839万8,000円の減額、支払基金交付金3億8,474万5,000円、県支出金1億165万1,000円、繰入金6億5,754万1,000円、繰越金5億674万7,000円です。 歳出の主なものは、保険給付費7億5,632万3,000円、基金積立金1億6,438万3,000円、諸支出金6億1,139万4,000円です。 原案のとおり可決されました。 次に、議案第5号は、平成23年度福岡県介護保険広域連合一般会計予算についてです。 歳入歳出予算の総額はそれぞれ9億787万2,000円、前年度予算に対して2,898万7,000円減、3.1%の減額となります。 歳入の主なものは、市町村負担金9億701万円。 歳出の主なものは、人件費等の総務費が8億9,424万1,000円です。 原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号は、平成23年度福岡県介護保険広域連合介護保険事業特別会計予算についてです。 歳入歳出それぞれ579億9,723万3,000円とするもので、前年比31億3,701万円、5.7%の増額となります。 歳入の主なものは、保険料95億9,501万6,000円、分担金及び負担金81億2,568万9,000円、国庫支出金137億134万9,000円、支払基金交付金166億7,940万5,000円。 歳出の主なものは、総務費14億9,175万円、保険給付費548億9,801万円、地域支援事業費15億2,300万円です。 原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号は、八女市と当介護保険広域連合との間における事務委託が平成23年3月31日に廃止になるため、議会の議決を求めるものです。 原案のとおり可決されました。 以上で平成23年福岡県介護保険広域連合議会の報告を終わります。 ○副議長(大西勇君) ただいまの報告に質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(大西勇君) 質疑なしと認めます。 ここで議長を交代いたします。              〔議長交代〕            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第12 第5号議案~第27号議案上程(提案理由説明、質疑、委員会付託) ○議長(古庄信一郎君) 日程第12、第5号議案から第27号議案を一括して議題とします。 町長から提案理由の説明を求めます。 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) ただいま議題に付されました第5号議案から第27号議案までを一括して提案説明させていただきます。 第5号議案志免町課設置条例の全部を改正する条例の制定についてであります。 時代の流れに対応できる体制づくりと人材の育成確保に取り組んでいける町政運営を実現するため、町長の補助機関としての組織を見直し、再編するため、本条例を改正するものであります。 第6号議案志免町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 平成22年給与改定に伴い、介護休暇を取得する職員の給与の取り扱いについて所要の規定を整備する必要があるため本条例を改正するものであります。 第7号議案志免町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 国家公務員の育児休業等に関する法律等の一部を改正する法律による地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正が、平成23年4月1日から施行されることに伴い、非常勤職員の育児休業について所要の規定を整備する必要があるため、本条例を改正するものであります。 第8号議案志免町特別職の職員及び教育長の給与等に関する条例の特例に関する条例を廃止する条例の制定についてであります。 本町の厳しい財政状況に対応するため、平成17年度から実施している特別職の職員及び教育長の給料月額及び期末手当の減額について、平成23年度は実施しないことから、本条例を廃止するものであります。 第9号議案志免町下水道施設整備基金条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 平成23年4月1日から志免町公共下水道事業地方公営企業法の全部適用による企業会計方式とするため、本条例を改正するものであります。 第10号議案志免町総合福祉施設「シーメイト」条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 志免町総合福祉施設「シーメイト」条例に、シーメイト多目的広場の管理、運営及び施設使用料の追加をすること等に伴い、本条例を改正するものであります。 第11号議案志免町高齢者福祉センター「望山荘」条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 志免町暴力団排除条例を的確に執行するため、志免町高齢者福祉センター「望山荘」条例に暴力団排除条項を追加すること等に伴い、本条例を改正するものであります。 第12号議案志免町立町民ふれあいセンターに関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 志免町立町民ふれあいセンターに関する条例のうち社会福祉事業に関するものが、志免町総合福祉施設シーメイトに移ったことに伴い、本条例を改正するものであります。 第13号議案志免町下水道事業区域外流入分担金に関する条例の制定についてであります。 志免町多々良川流域関連公共下水道事業計画の認可外区域については、地方自治法第224条に基づく分担金として賦課徴収するため、本条例を制定するものであります。 第14号議案志免町暴力団排除条例の的確な執行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてであります。 志免町暴力団排除条例の的確な執行に伴い、関係条例を一部改正するため、本条例を制定するものであります。 第15号議案志免町道路線の認定についてであります。 道路法第8条第1項の規定に基づき、町道路線を認定するに当たり、同条第2項の規定により議会の議決を求めるものであります。 第16号議案平成22年度志免町一般会計補正予算(第9号)についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9億6,742万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ118億6,616万9,000円とするものであり、翌年度に繰り越して使用できる経費の追加は第2表繰越明許費補正により、地方債の変更は第3表地方債補正によるものであります。 第17号議案平成22年度志免町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,147万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ44億8,105万7,000円とするものであります。 第18号議案平成22年度志免町老人保健特別会計補正予算(第2号)についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ59万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,172万7,000円とするものであります。 第19号議案平成22年度志免町後期高齢者医療特別会計補正予算(第4号)についてであります。 歳入予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入予算の金額は、第1表歳入予算補正とするものであります。 第20号議案平成22年度志免町下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,669万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億7,569万3,000円とするものであり、債務負担行為の廃止は第2表債務負担行為補正、地方債の変更は第3表地方債補正によるものであります。 第21号議案平成22年度志免町水道事業会計補正予算(第3号)についてであります。 収益的収入及び支出の予定額の水道事業費用を330万3,000円減額し、8億5,946万3,000円とするものであります。 また、資本的収入及び支出の予定額の建設改良費を2,400万円減額し、資本的支出を4億6,258万3,000円にし、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額4億4,890万6,000円は、過年度損益勘定留保資金2億2,452万1,000円、減債積立金1,000万円、建設改良積立金2億円及び当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,438万5,000円で補てんするものであります。 第22号議案平成23年度志免町一般会計暫定予算についてであります。 歳入歳出暫定予算の総額は、歳入34億7,997万9,000円、歳出33億6,612万6,000円とし、その他債務負担行為、地方債などを計上するものであります。 平成23年度一般会計予算につきましては、昨年議会の承認をいただきました第5次総合計画の初年度に当たり、この総合計画と連動した大変重要で多分に政策的判断を必要とすること、あわせて私自身、この4月の統一選挙で町民皆様の審判を仰がなければならないなど総合的に勘案し、今回一般的な社会通念の例によりまして、4月から6月までの3カ月を期間とする暫定予算といたしました。議員の皆様には何とぞ御理解いただきまして、御審議のほどよろしくお願いいたします。 第23号議案平成23年度志免町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についてであります。 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,365万6,000円とするものであります。 第24号議案平成23年度志免町国民健康保険特別会計予算についてであります。 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ43億7,900万円とするものであります。 第25号議案平成23年度志免町後期高齢者医療特別会計予算についてであります。 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億629万6,000円とするものであります。 第26号議案平成23年度志免町水道事業会計予算についてであります。 収益的収入及び支出については、収益的収入の予定額を9億8,269万9,000円とし、収益的支出の予定額を8億3,667万1,000円とするものであり、また資本的収入及び支出については、資本的収入の予定額はなく、資本的支出の予定額を6億3,200万8,000円とし、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額6億3,200万8,000円は、過年度損益勘定留保資金3億9,989万円、減債積立金1,000万円、建設改良積立金2億円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,211万8,000円で補てんするものであります。 第27号議案平成23年度志免町流域関連公共下水道事業会計予算についてであります。 収益的収入及び支出については、収益的収入の予定額を9億188万3,000円とし、収益的支出の予定額を9億9,138万3,000円とするものであり、また資本的収入及び支出については、資本的収入の予定額を4億1,012万8,000円とし、資本的支出の予定額を6億5,204万6,000円とし、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額2億4,191万8,000円は、当年度損益勘定留保資金1億8,491万8,000円及び引き継ぎ資金5,700万円で補てんするものであります。 以上、23議案の提案説明をさせていただきました。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(古庄信一郎君) ただいまの議案提案に対する質疑はありませんか。 15番二宮議員。 ◆15番(二宮美津代君) 町長に1点質問をさせていただきます。 第11号議案と第14号議案の志免町の暴力団排除条例とこの的確な執行ということでございますけれども、ここに出されていますのは条例の中身の改正だと思うんですが、昨年の7月に県の暴力団関係の排除という形で強化するという意味で、工事請負条項の改正がなされています。それで、委員会でもそのことについて申し入れをしたいと思っていましたけれども、何か2月ごろに全部条例の中身はさわって、やっぱり中身を変えるということでしたけれども、今回そういった財務規則の中のもさわっておられませんけれども、条例の改正のときに、やはりそういった県がなされてることについて、そのことについて調査をするとか、やはり一定の時期にきちっと改正をされないと徐々におくれてくると思うんですが、そういったところの精査はされてないんでしょうか。 ○議長(古庄信一郎君) 北原経営企画課長。 ◎経営企画課長(北原干城君) ただいま第11号、第14号議案に関連いたしまして、町が行います請負契約等の中につきましても、この暴力団条項等々の改正が必要ではないかというような御質問の趣旨であるというふうに理解をしておりますが、今、議員が御指摘になりましたように、工事に限りませんけど、請負契約上のそういう措置も県のほうから文書等々が来ておりまして、今、課内でその準備を進めておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(古庄信一郎君) ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古庄信一郎君) ないようですので、これで質疑を終わります。 ただいま議題になっております議案のうち、平成22年度補正予算関連、第16号議案から第21号議案及び第22号議案の平成23年度暫定予算並びに第23号議案から第27号議案の平成23年度予算については、議長を除く15人で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託したいと思いますが、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古庄信一郎君) 異議なしと認めます。したがって、第16号議案から第27号議案については、議長を除く15人で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託することに決定しました。 なお、正副委員長については、予算特別委員長に吉田議員、予算特別副委員長に牛房議員と丸山議員にお願いしたいと存じますが、御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古庄信一郎君) 異議なしと認めます。したがって、予算特別委員長に吉田議員、予算特別副委員長に牛房議員と丸山議員に決定しました。 次に、第5号議案から第8号議案及び第14号議案については総務文教常任委員会に、第10号議案から第12号議案は厚生常任委員会に、第9号議案及び第13号議案並びに第15号議案は建設常任委員会に付託したいと思いますが、御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(古庄信一郎君) 異議なしと認めます。したがって、議案付託表のとおり各担当委員会に付託することに決定しました。 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会します。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              散会 午後1時55分...