志免町議会 2005-03-10
03月10日-01号
平成17年第1回 3月定例会1 議 事 日 程(第1号) (平成17年第1回
志免町議会定例会) 平成17年3月10日 午 前 10 時 開議 於 議 場 日程第1
会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 町政報告及び質疑(町長) 日程第4
議会運営委員長報告及び質疑 日程第5
総務文教常任委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第6
厚生常任委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第7
建設常任委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第8
志鉱跡地対策特別委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第9
福岡都市圏広域行政調査特別委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第10
議会広報特別委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第11 一部
事務組合議会報告 日程第12 第1号議案上程(
提案理由説明、質疑、討論、採決) 日程第13 第2号~第22号議案上程(
提案理由説明、質疑、委員会付託) 日程第14 第23号議案
志免町議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例の制定について(
提案理由説明、質疑、委員会付託) 日程第15 請願第1号
介護保険制度の改善を求める意見書提出に関する請願について 日程第16
議会広報特別委員の辞任及び選任について2 出席議員は次のとおりである(18名) 1番 大 熊 則 雄 2番 助 村 千代子 3番 丸 山 真智子 4番 吉 住 龍太郎 5番 池 邊 満 男 6番 牛 房 良 嗣 7番 大 西 勇 8番 西 川 蓉 子 9番 古 庄 信一郎 10番 吉 田 耕 二 11番 稲 永 正 昭 12番 大 林 弘 明 13番 熊 本 廣 14番 二 宮 美津代 15番 野 上 順 子 16番 稲 永 康 人 17番 末 藤 省 三 18番 佐 藤 哮3 欠席議員は次のとおりである(0名)4
会議録署名議員 7番 大 西 勇 11番 稲 永 正 昭5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(2名)
議会事務局長 長 秀 樹 書記 小 池 邦 弘6 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(20名) 町長 南 里 辰 己 助役 吉 原 清 光 収入役 上 田 博 昭 教育長 中牟田 修 身 総務課長 脇 田 義 政
企画財政課長 入 江 信 雄 環境課長 二 宮 克 美 建設課長 権 丈 和 孝
上下水道課長 石 川 善 弘
地域振興課長 児 嶋 賢 始
学校教育課長 緒 方 博 税務課長 安河内 勇
社会教育課長 長 澤 利 信 福祉課長 世 利 章 子育て課長 堀 内 善 之 健康課長 木 村 俊 次 住民課長 山 本 万司子
上下水道課参事 入 江 勝 利 福祉課参事 田 村 秀 一
総務課長補佐 安 田 豊 重
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~~~~~~~~ 開会 午前10時00分
○議長(大林弘明君) ただいまから平成17年第1回
志免町議会定例会を開会します。 これより本日の会議を開きます。
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△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(大林弘明君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、7番大西議員及び11番稲永正昭議員を指名します。
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△日程第2 会期の決定
○議長(大林弘明君) 日程第2、会期の決定の件を議題とします。 本定例会の会期は、本日から3月30日までの21日間にしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日から3月30日までの21日間に決定しました。
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△日程第3 町政報告及び質疑(町長)
○議長(大林弘明君) 日程第3、町政報告を議題とします。 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 本日ここに平成17年3月議会を招集いたしましたところ、議員の皆様方には大変御多用な中にもかかわらず御参集を賜り、まことにありがとうございます。 議会の開催に当たり、町政諸般の報告としまして、行財政改革への取り組みについて述べさせていただきたいと思います。 平成16年3月に、宇美町、須恵町、志免町、3町の
任意合併協議会が解散し、またその後の宇美町との合併についても、合併協議会の設立までには至りませんでした。市町村合併は行財政改革の最たるものですが、残念ではありますが、不調に終わりました。今後とも、枠組みも含めて合併に関する検討を行っていきたいと考えております。しかし、この厳しい財政状況の中、また町単独で生き残るためには、独自の改革を進めていかざるを得ません。また、平成12年の
地方分権一括法の施行に伴い、各自治体には自己決定、自己責任の原則に基づく
分権型行政運営に努めていかなければならなくなっており、同時に行政の透明性の確保と説明責任も求められています。一方、バブル崩壊後の長引く景気の低迷により、国税及び町税はともに減少し、町の主要な財源の一つである地方交付税も毎年削減されて、非常に厳しい状況であります。特に、予算要求の段階では2年連続で20億円近くの歳入不足が生じており、平成17年度におきましては、歳出の削減を図りましたが、なお6億8,000万円もの歳入不足となり、基金の取り崩しを行っております。このままこのような状況が続きますと、四、五年で基金を取り崩してしまいます。行財政の運営は、今までにない改革を行わないことには立ち直れないところまで来ております。志免町におきましては、平成8年度に住民のための行政改革、住民自治の確立、活力ある地域社会の創造を基本理念とした
行政改革大綱を策定し、それに基づきさまざまな見直し等を行ってまいりました。しかし、少子・高齢化への対応、情報化、電子自治体への対応、
男女共同参画への対応等どれをとっても行政需要は減ることはなく、ますます多くなり、高度化、複雑化しています。このような厳しい財政状況の中、限りある財源を有効に活用して住民の福祉の向上や、新たなニーズや課題への対応を図っていくことも重要な課題となっています。そのためには事務事業の見直しを初め、健全で効率的な財政運営の確立等、行財政改革は避けては通れないテーマであると思っております。このようなことを踏まえ、平成16年度に、各分野にわたる行財政改革に対する基本的考え、方針を打ち出し、行財政再構築プランを作成し、志免町
行政改革推進委員会を設置し、そこで審議していただき、つい先日答申をいただいたところでございます。 改革を進めるに当たっては、3つの基本原則を踏まえ進めていきたいと考えております。 まず第1に、ゼロベースの原則。すべての施策、事務事業及び経費の支出につきましては、一たん原点に立ち返り、目的性、必要性について再検証を行います。これまでの右肩上がりの経済状況、財政状況は今後見込めないことをしっかりと認識し、限られた財源の範囲で真に必要な施策、事業をどう再構築していくかをゼロベースから検討いたします。 第2に、住民協働の原則。住民の皆さんと行政との情報の共有化を図り、そして施策、事業の企画、立案段階から住民参画を進めるとともに、サービスの提供段階においても、住民の視点と力を生かした施策、事業が展開されるよう住民の皆さんとの協働を進めてまいります。 第3に、説明責任の原則。その施策や事業はどんな根拠や基準に基づいて行うのか、町が行うべきものなのか、目的と目的達成のための手段は適正であるのかというように、町が実施する、あるいは変更する施策や事業の根拠を明確にし、説明責任を果たします。 このように3つの原則に従って改革を進めるには、改革の視点を変えなければなりません。その改革の視点といたしまして、まず第1に、コスト意識と成果志向。多様化、増大する住民ニーズと社会の変化に的確に対応していく行財政運営を確立するために、町が実施する事業全般にわたりコスト意識を持って費用対効果の側面から原点に戻って検証することが必要であります。同時に、実施する事業が最終的に住民や地域にもたらす効果や満足度といった事業の成果を重視していきます。また、必要なところへ必要なサービスが届くように、行政の役割と責任を明確にしながら、資源、つまり人・金・情報の適切な配分を図っていきます。 第2番目に、
住民ボランティア、NPOとの協働と役割分担。公共の分野におけるサービスの提供は、もはや行政だけが独占するのではなく、住民や
ボランティア、NPO、民間事業者など多様な主体が参入して協働、連携し、対等な立場で役割分担をしながら、多様なサービスを創造し提供していくという新たな時代を迎えております。今後は地域や民間でできることは地域や民間が担うを基本に、行政の関与を極力見直し、役割分担を図り、
公共サービス領域への多様な提供主体の参入を促進するとともに、それぞれの提供主体が自立的な活動が行えるような環境づくりを進めてまいります。 3点といたしまして、新たな時代に対応する価値観の創造。厳しい行財政環境が続く中、今後、地方分権という考え方がますます進み、より一層自己決定、自己責任による自立的な行政運営を図っていくことが求められ、このことは内なる分権化を同時に進めていかなければ達成できないことでもあります。地域での問題や課題、ニーズをすべて行政が主体となり解決していく、あるいは支えていくという、長い間なれ親しんできた従来型の進め方や仕組みと考え方を、行政も町民とともに根本的に変えていくという決意と行動が何より必要であります。 このような改革を進めるに当たり、これからの新しい時代に即した自治体運営は、経営的感覚、視点が必要であり、職員一人一人が時代に即した新しい感覚を持って行政執行に当たっていかなければ、現在の極めて困難な厳しい状況を乗り切っていくことはできないと思われます。そのためには職員の意識改革と仕事の進め方を改善、変革を行わなければなりません。具体的な取り組みにつきましては、
行政改革推進委員会の答申を受け、それをもとに全庁挙げての
取り組み体制を構築し、各項目について各課において実施計画を立て、それに基づいた施策や事業を進めてまいりたいと考えております。また、
行政改革推進委員会の答申後も、その進捗状況等を審査するためにも、継続して御審議をお願いしていくこととなる予定であります。16年度は、目出しとして補助金の見直しを行ってきましたが、引き続き17年度も、本来の補助金は自由裁量ではなく客観的に公益上必要であると認められなければならないという原則を踏まえ、予算編成を行ってきたところです。また、今後の補助金等の交付につきましては、補助金等の支出が適正であるかどうかチェックする第三者機関を設置し、公平性、必要性、効果、経済性等の基準により補助金の見直しを図っていきたいと考えております。 また、庁内の
行財政改革推進本部で重要となる項目については、庁舎内職員による
プロジェクトを立ち上げ、調査、研究を行いたいと考えており、各課から及び庁内公募によるメンバーで構成し、若く新しい考え方も取り入れた改革を進めてまいりたいと考えております。 このように志免町の財政状況は極めて厳しい状況であることをお話ししてまいりましたが、町民の皆さんの痛みをともに分かち合い、この難局を乗り切るためにも、私ども特別職の給与を減額する条例をこの議会に上程させていただいております。また、人件費につきましては、平成16年度12人の退職者に対して補充を行わず、特別職の給与も含めて対前年度比7,600万円の削減になっております。何とぞ極めて厳しい財政状況を御理解いただき、御協力いただきますよう心からお願いいたします。 最後に、町政に対します町民、議会の皆様の御理解、御協力を心からお願い申し上げまして、町政諸般の報告とさせていただきます。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑があれば許可します。 古庄議員。
◆9番(古庄信一郎君) 町政報告に3点ほどお伺いいたします。 まず、第1点目ですけども、私も11年に議会に初めて参りましてから、行財政改革、一貫して訴えてまいりました。で、こういう形で非常に具体的なお話を伺ったんですけれども、まず1点、常に町長は、行財政改革の最たるものは合併であると、こうおっしゃられておられました。しかし先ほど、合併が非常にうまくいかなかったと。しかし、この合併がうまくいかなかったというのの責任の一端は町長にあるわけでして、つきましては議会の中で今回の新法なり合併特例法を含んだ法、こういったものに対して大変否定的な御意見を述べられました。そういう中で、この行財政改革の最たる合併が、やはりあの当時実現できなかったというものの責任の一端は町長にもあるということを自覚いただいておるのかなと、そういうふうな感を先ほど抱きました。まず、この点が第1点、お伺いをいたします。 それから、第2点目でありますけども、るる行財政改革のこの一、二年、もしくは答申を受けた中身について申し上げられましたけど、私は、その中身を今一つ一つかみしめてみますと、これまで議員の皆さんもいろんな意味で議論をしてきた。その積み重ねといいますか、集大成がそこにただ言われておるような気がして、そこに町長の行財政改革にかける一つのポリシーといいますか、一つの自分の理念といいますか、言葉が全然伝わってこない。こういうことであれば、本当に行財政改革に対して、トップである町長がどういう本当に覚悟、理念で臨まれるのか、このあたりが私の個人の感覚かもしれませんけども、全然伝わりませんでした。ぜひ町長の一つの行革に対する理念というものを、やはりこの時期明確にお示しにならなければならないと、こう思います。それを2点目、お伺いさせていただきます。 3点目ですけれども、いろいろ施策の中で、職員に対して
プロジェクトをつくったり、いろんな意見を聞かれると、また実行させると、こうおっしゃられました。しかし、具体的なものについては答申をまた受けると、こういうふうなことをおっしゃっておられましたけれども、実際に町長のそういう一つの理念、方針が末端の職員までしっかりと行き通ると、そのために何をやるのかということは、もう今の時点で既に町長にも一つの考えがないといけないと思うんですね。それを、先ほどのお話伺いますと、やはり答申をしたり、また御意見を伺われると。やっぱりこれについても、職員と
行政執行部トップと末端の職員まで一体となった行財政改革に対する理念がないと、これは進むはずがありません。そのあたりで、これから明確に出されてくるんでしょうけれども、こういう時期ですので、全職員挙げての行革に対する一つの理念といいますか、考え方を町長の方からお伺いしたいと思います。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 行財政改革の最たるものは合併である、その合併が成功しなかった、その責任は町長にあるのではないかと、そのことをどのようにとらえているかという御質問であったかと思います。 この問題につきましては、合併に至らなかった、あるいは段階的に発展することができなかったというその段階で、いろいろ私も責任なり、あるいは考え方を述べたところでございます。合併というのは、これはもう御存じのとおりでございますけども、相手のあって合併ができるわけでございます。もちろん相手を引きずり込むぐらいのパワーなり、そういう努力がなければならないということはわかりますけれども、でも相手にもいろんな状況があるわけでございまして、そういうことから、言うならば私の力不足かもしれませんけども、合併への階段をさらに進めることができませんでした。言うならば、合併に至らなかったわけでございます。しかし、そういう貴重な経験を踏まえまして、今私ども町長会でも、言うならば、合併をしなければ生き残れないというところまで来ておるということをお互いの首長同士が確認をしておるところでございます。先ほども町政報告で述べさせていただきましたが、基金もあとわずかしかない、そういう中で本当に地域の将来の絵が描けるんであろうかという危機感をそれぞれの首長は持っておるわけでございます。合併の旧法、そして、もうあと何日かしますと、新法になるわけでございますけども、旧法から新法に至るについては、言うならばデメリットもございます。同じならば、旧法のときにしておけば条件がよかったわけですが、新法は旧法と同じようにはいかないということもございます。しかし、ある程度の条件も見え始めておるようでございますので、今後は新法のもとでのできるだけ早い体制づくりを進めていくべきではないかと、私は考えております。 それから、第2点目に、行財政改革の理念についてのお尋ねでございますが、今、非常に厳しい状況であるということは述べてきたとおりでございまして、議員の皆様方も御存じのとおりでございます。なぜ行財政改革をしなければならないのかということについても、御存じのとおりでございます。少子・高齢社会、本当にそういう厳しい状況を迎えまして、将来に非常に希望が持てない状況が続いております。そのようなときに、今までと同じ状況でいいのであろうかということをしっかりと点検をし、反省をし、そして、そのことについての前向きな取り組みをしていかなきゃならない。言うならば、わかっておったことではございましたが、ここまで来ないとその行動に移せない、この歯がゆさも感ずるわけでございますけども、いよいよそういう時期を迎えたということでございます。そのようなことから、まずは町が変わるためには、あるいはこの状況を打破するためには町長が変わらなければ、役場あるいは職員は変わらない。職員が変わらなければ町は変わらない。これは以前、牛房議員からそのような指摘がございました。私も、まさにそのとおりであるというふうに思います。そのようなことから、昨年の暮れにも、職員に対しての仕事納めの式でも、そしてまた、今年初めの仕事始めの式でも、そしてまた全職員に対して、午前中と午後との2回、そのような話をいたしました。そしてまた、つい先日も、職員の研修会を開催いたしました。もちろん幹部研修と、全職員を含めてでございますが、そういう中で
行政評価システムについての勉強もいたしました。そのように、まずは役場が変わらなければ、言うならば意識改革をしなければ、このことは町民の皆様方にも御理解をいただくことができないであろうということで、今、全庁挙げて、役場の庁舎を挙げてそういう意識改革に取り組んでおるところでございます。そういうことから、今後は
プロジェクトチームをさらに回数をふやしまして、そしてまた、若い人たちの意見も聞き合わせながら、今後の行革に向かっての、そして役場が変わることに向かっての努力をしてまいりたいと、そういう思いでございます。
○議長(大林弘明君) 古庄議員。
◆9番(古庄信一郎君) いい意味での「君子豹変す」であればいいんですけども、先ほどの言葉の中に、これからは追加採用をしないと、そういうふうなことで、こんなに厳しいんだと。私は、条例を変更してまで職員を大幅に増をして、そしてその結果をもってこれからと、私はそういうことも、将来こうなるからということで申し上げてきました。しかし今、そういうお話をなさる。そしてまた、もう一点、先ほどのお話の中で、やっと今になってこういう厳しさがわかるとおっしゃられましたけども、昨年の春、合併の問題についても一生懸命やり、その中で財政的にシミュレーションやったときに、今のようなお気持ちで町民なり、また他町にもしっかりと訴えられれば、事態は変わってきた部分もあろうと、そう思うんですね。そういったものがなぜ今それだけのことをおっしゃられ、当時そういうものをもっと力強くお言葉として出されなかったのか、そういう感がいたします。何かこれまでやってこられた事業なり政策がここで一気に転換されていくのかなと、そういう気もするわけですけど、その中で1点、先ほど私は、町長から町職員の皆さんまで、こういう行財政改革について共通の認識を持つと、これは先ほど言いました庁議や会議とか、こういうときにいろいろ職員に話したと、話しただけではそれは結果は出てこないわけですね。町長、私は、どういうことをもって上から下までの共同の認識を持つというそういうことをやられるのか、会議をやって言ったからできるというもんじゃないと私は思うんですね。そのあたりの具体的な町長のお考えをひとつお伺いしたいと思います。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) このような厳しい状況というのは、実は昨年もそうでございました。同じように、20億円ぐらいの各課からの要求に対しての歳入不足でございました。しかし、昨年の場合はハード面の、言うならば箱物建設等がございましたので、そういうことを延期というか、見直しをいたしました。そして、言うならば補助金等のカットにつきましても、目出しをいたしましたけれども、今回のように大なたを振るわなかったということでございました。といいますのは、やはり補助金というのあたりの削減をやるについては、まず第1段階と第2段階ぐらいにしないと、今回の補助金のカットにつきましても、非常な今反応というか、反響をいただいてます。そのようなことから、いよいよこういう厳しい時代になりましたから、来年はやりますよと、やらせていただきますよということも含めて、目出しとして昨年も補助金のカット等をさせていただいたところでございます。しかし、時はこの3月議会というのは、合併の論議の真っ最中でもあったと思います。合併に対する一つの期待もあったと思います。そのようなこと、そしてまた補助金等のカットについて、あるいは言うならば、具体的に例を申し上げますと、敬老祝い金、敬老金をどうするのかというような具体的な非常に大きな削減というのが昨年はなかったわけでございますので、反応が非常に薄かったんですが、今回はいろんな補助金のカットをさせていただいてます。そのようなことから、非常に大きなセンセーションを巻き起こしているという状況でございます。私どもも、今から21年までの5カ年間で20億円を超える財源不足が生じるということ、これはもう合併のときにもそのようなお話をさせていただいておりましたが、毎年五、六億円は足りないんだという、そういう思いの中で財政運営をしなきゃならない。言うならば、昨年からもそのような態勢には入っておりましたけれども、まずは私どもの意識改革が大事であるという思いでございます。そういうようなことで、まず役場庁舎内におきましては、それは小さなことでございますが、昼休みに電気を消すとか、あるいはエレベーターはできるだけ使わないようにしようとか、車の使い方にしても、それでいいのかというような、いろんな事務事業等につきましても、それでよいのかという見直しをしていくというような姿勢、あるいは空気が、今生まれてき始めたというように思っております。特に今からは、幹部職員もさることながら、若い人たちとのいろんな議論をしたいというように思ってます。つい先日、全職員に対しての研修会をいたしましたところ、私のところにもメールで、いろいろ職員の思いが伝わってきます。私、匿名でいいんです。そういういろんな若い人たちのそういう思いが私に伝わることによって、そして若い人たちがそういう意見を吸収してくれるということを知ってくれることが、今からの改革、改善につながってくるんじゃないかという思いもいたしております。そういうことで、打って一丸となってこの行革に取り組まなきゃならない。言うならば、役場を変えなきゃならないという思いでございます。このことはもう数年前から、牛房議員にはそのような御提言等もいただいておりましたが、そういう以前からもお知らせをいただいておりましたことがいよいよ実行に移さなければならないという時に至ったわけでして、言うならばもう少し早く気がついておけばと、気がついておったんですが、なかなかそのことが実行には移せなかったという部分もあるかと思います。そういう反省を踏まえながら、今は不退転の決意でこの改革、言うならば意識改革をやっていかなきゃならないと、そういう思いでございます。
○議長(大林弘明君) 二宮議員。
◆14番(二宮美津代君) 町長に3点お伺いをいたします。 古庄議員と重なるかもわかりませんけれども、この町長の町政諸般の報告、聞いておりましても、先ほど同僚議員が言われたように、議員の提案してきたものに積み重ねかなという思いもいたしました。その中で、町長が先ほども答弁の中で、ここまで来ないとできなかったということをおっしゃったんですけれども、これは町長も何度かおっしゃっておられると思いますけれども、
地方分権一括法が出ましたときに町長は、やはり職員が変わらなければ町が変わらない、このことはずっと言ってこられたと思うんですね。それで、分権時代に即応する職員の意識改革、自己決定、そして自己責任ということをいつもおっしゃいますけれども、今回もいろいろな場所で、役場が変わらなければ町は変わりません、職員の意識改革をいたしますということを言われていますけれども、そのことが私たちに目に見えてこないという部分があります。これ一括法が出ましてもう5年がたっています。今から5年をかけてやっていくというその決意はわかりますけれども、どういったことをどのように取り組まれるのか、やはり具体的に示していただきたいというふうに思います。1点ですね。 それから、2点目は、町長は何度もおっしゃいますが、住民との協働という言葉を使われます。ですが、具体的にどのように取り組むのかということを、やはりこの町政諸般の報告でやはり私たちは聞きたいなというふうに思ってたんですが、このことについてもやはり、具体的なそういった取り組みの方法というものも示されませんでした。このことが1点。 それから、3点目なんですが、町長は先ほど、補助金の検討委員会というものを立ち上げたいというようなことも申されましたけれども、このことにつきましては志免町
行政改革推進委員会でもそのようなことが出てきていると思いますが、これと別個につくられるおつもりなのかどうか、そのことが1点、お伺いをしたいと思います。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 職員の意識改革を具体的にはどのように進めていくのかという御質問であったかと思いますが、まずは、先ほども申し上げましたように、いろんな研修を踏まえないことには、どうしても長い歴史があるわけでございまして、そういう中から自分を見出し、あるいは自分で責任を持つということがなかなかできないわけでございます。言うならば他責から自責へ。他人の責任から自分の責任へという思いで職員がそれぞれ努力をいたしませんと、200人を超す職員がおるわけでございますので、幹部だけがわかっても、そのことは進まないわけでございます。そういうことから、全職員が、先ほども申し上げましたように、共通の認識で、そしてまた情報の共有を図りながら、そのような厳しさの中で志免町の将来を築いていくという、そういう意識に立たせるという、そういう教育を進めなければならないということでございます。そのためには自己啓発をする、あるいは自己を評価をするということから始めなければならないということでございまして、二、三日前にも議員の皆様方にも講習会、勉強会に参加をしていただきましたが、その後も私どもは4時過ぎまで勉強をいたしました。そういう中で自分の気持ちの中に持っているものを全部出して、そしてそういう中から自己反省をし、これでよいのかと、そしてまた前に向かった進め方、そしてまた言うならば、私どもの役割というのも反省をしなけりゃならない部分もありますので、そういうところをみんなが、言うならば原点に立ち返ってこのことに取り組んでいくという、その作業から進めなけりゃならないというふうに思っております。もう少し早くからということでございますが、もちろんわかっておりまして、ここまで行財政改革再構築プラン等にもそのようなことをうたっておりますし、
プロジェクトも立ち上げとるんですが、なかなかやはりそういう痛みを感ずるところまで来ないとこのことが動き始めないというのは、私も、私の指導力が欠如しておるのかという思いもいたしておりますが、今後さらに努力してまいりたいというように思います。 それから、協働の視点についてのお尋ねがございました。協働というのは、今始まったことではないというように私は思います。言うならば、昔からお互いに協力をし合っていろんな事業を進める、例えば村で言うならば、田植えをするときにお互いに加勢し合うというようなことも協働の一つの思いじゃないかと思います。あるいは今の時代で言いますと、クリーンアップ宇美川、そういうようなことも協働でしょう、花いっぱい運動もそういうことにもつながってくるんじゃないかと思います。いろんなことが協働という、そういう原点であろうかと思いますが、今改めてここで協働と言うと、何か特別に難しいことかのようでございますが、住民の皆様方のそういう
ボランティア精神等を私どもが早くキャッチをし、そして私どもの果たすべき役割と住民の方々が果たしていただく役割と、それを力を合わせてさらにその地域をよくなす、言うならば自分たちの地域を、あるいは自分たちの町を自分たちの力でよくなしていこうというような思いが協働ではないかというように思います。そういうようなことで、今からは財政的に非常に厳しい時代を迎えるわけでございますので、私どもも町民の皆様方にお願いしたいのは、何もかんも行政がして差し上げるということではなくて、町民の皆様方もお力添えをください、私どもの役割と町民の皆様方の力と合わせて地域づくりをしていきたいという思いでございます。そういうことから協働のまちづくりということを提唱させていただいています。 それから、補助金の問題について、言うならばこの検討委員会をどうするのかというお尋ねであろうかと思いますが、なかなかこの補助金を出すのか、あるいはそのことをカットするのかということについては難しい問題がございますので、多くの方々の御意見等をいただきながら、執行部だけでそういうことを検討するということじゃなくて、住民の皆様方の御意見等もいただきながら、補助金の適正な支出の仕方をしたいというふうに思っております。
○議長(大林弘明君) 二宮議員。
◆14番(二宮美津代君) 今、町長は、意識改革として研修をするというふうに言われましたけれども、私は、今までにずっと研修はあってると思うんですね。もう3月議会直前になって、この間研修もございましたけれども、あれがもっと早くやられなけりゃならなかったなというふうに私は思いました。あの研修がですね。それで町長、研修をしたから意識改革ができるかというと、私はその研修で、その研修が生かされなければ、意識改革はないと思うんですね。私は1点お尋ねをしたい。これはもう一般質問でもさせていただきたいと思っておりますけれども、町長はいつも自己責任、自己決定と言われますけれども、我が町のいろいろな計画を立てる段階で、職員みずからが企画し調査をし、計画が出されたことがありますか。全部シンクタンクに依頼をし、その予算は議会で議決をしていただいているじゃないですか。こういうような感じですよね。私はやはり、今までにそういった職員の意識改革がきちっとなされてきて、そして今から5年間をかけてそれを熟成していくという形のものが出てこないと、私は職員の意識改革という形で町長の答弁にはならないと思いますが、そのことについてお伺いをいたします。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 職員の意識改革を促すためには、まずは研修でいろんな問題点を発見し、そしてどうしなければならないのかということを、やっぱり自分で反省をしなければ、意識改革は生まれないというように思います。そのようなことから、今までは若い人たちの、あるいは全職員のそういう意見というのがなかなか吸い上げることができなかったわけでございますが、できるだけそういう自由な意見が出せるような、そういうシステムをつくらなきゃならないと思います。ということは、自分が発言をすれば、そのことはしなければならないんです。言わなければ何もしないでいいかもしれませんが、発言をすれば、発言したことはやっぱりそれを実行しなければならない責任があるわけでございますので、そういう観点から、やっぱり討議をする場をつくり、その討議の場でいろんな発言をしてもらい、発言をしたことはやっぱりそのグループの責任として、いいことであれば実行してもらう。そのようなことが改革につながっていくんじゃないかと思います。
○議長(大林弘明君) 17番末藤議員。
◆17番(末藤省三君) 諸般の報告に対して3点お尋ねをいたします。 行財政改革が叫ばれて、ここ四、五年叫ばれておるわけですが、この兆しすら見えないと、やっと方針が出たのかなという気がいたします。そこで、職員の意識改革もさることながら、この予算議会が今月の30日終わるわけですね。まず最初に、予算を伴わないところでするのは、町内28町内ある中で、毎月、組長会議が月1回行われております。ここに現状の志免町の財政も含めて、幹部職がきょうここに結構おられるわけですが、この説明をここ3年前からこの問題提起しているけど、一向に実施しようとしない。自分たちで予算書をつくったわけですから、町内会のそこは10分なのか15分なのかわかりませんが、幹部職が1日行けば1回で済むことじゃないですか。まずここから始めて、初めて職員の意識改革始まるのではないかと私は思うが、具体的に町長、この30日終わられたらすぐおやりになる、実行力を伴うこれはお考え、いかがでしょうか。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 末藤議員の今の御提言は、もう何回かお聞きをいたしております。全職員で、言うならば町内を回って予算等の説明をしたらということでございますが、職員でも十分に予算書の説明はできると思いますけども、今、第2巡目のまちづくり懇談会を開催をさせていただいております。第1回目は平成11年、私、町長を受けましてから1巡させていただきました。今2巡目を始めまして4つの町内会を回らさせていただいたところでございます。これはどういうことかといいますと、今の地方分権、それから三位一体の改革、言うならばそういう非常に厳しい中で行財政改革を行わなきゃならない状況でございます。ひいては、行く行くは志免町の生き残る道としてはどういう道があるんでしょうかというような問いかけをしながら町内会を回らさせていただいております。そのことは、将来合併をするかどうか、言うならば合併をしなければ生き残ることができないんですよと、そういうところまで私は話すところでは話をいたしておりますけども、そのような現状、それから、今から先の将来的なものについて町民の皆さん方の御意見等を聞いたり、あるいは私どもの方から説明をさせていただいたりをしておるところでございます。もちろん予算について、今年はこのようなことで執行させていただきますというお話を、全町内会、あるいは組長会議でもというようなお話でございましたが、やぶさかではございませんけれども、またこれは受け入れ体制のこともございますので、そういう条件が整備できますならば、私は回らさせていただいてもいいと思います。
○議長(大林弘明君) 末藤議員。
◆17番(末藤省三君) この意識改革、5年かけておやりになるということで、そういうふうにしか聞こえないんですが、予算は30日にもうここで議決が終わるんですよ。それをやるかやらんかの違いでしょう。まずこれを実施すべきじゃないかと思うんですよ。これが、私どもも総務の委員会でいろんなところで視察をさせていただくわけですけど、やはり進んだ町は、職員が率先して予算の説明、あるいは予算の立て方等を住民に説明して、住民の方から予算が自然と上がってくると、こういうとこは行政から立てるんじゃなくて、住民から上がってきてますよ。このことを受けておやりになったらどうですかと、幹部職の皆さんおられるわけですから。この予算の説明すら住民にできないということは、5年かけてもこれは無理ですよ。今まで5年前からもうそれぞれの議員さんがそれぞれ言ってきましたよ。絵にかいたもちとは言いませんが、研修して果たしていつまでやるのか。これについても、私は明確な答えをいただきたい。やるのかやらんのかで結構です。 2番目に、このいろんな改革を言われますが、この数値目標、これもまた5年かけてじゃなくて、数値目標についてはいつまでやるのか、それ明確にしていただきたい。 それからあわせて、実施計画もそうですが、これもいつまでやるのかと期限を切って、こういう状況なんだと、やらないとこの行財政改革、名前はいいですが、進みませんよ。いかがでしょうか。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 今まさに、行財政改革は急務でございます。そういうことから言うならば、本年度の予算が成立すれば、そのことを町民に知らしめ、そういう中でいろんな御意見等を伺いながらそのことを次の予算に反映させる。まことに理想的なことでございます。先ほどから申し上げましたように、町内会長さんですね、お世話をいただく方々の受け入れ体制等もございますので、御相談をしたいというように思います。 それから、行財政改革について、行革委員の皆様方に諮問をいたしておりましたら、先般答申をいただきました。その内容等をよく精査をいたしまして、御提言をいただいてることを忠実に実行してまいりたいというように思います。 それから、5年間という中でできないのじゃないかということでございますが、今回は行革の委員の皆様方にも後のフォローもしていただきたいという思いでございます。行革の皆さんから答申をいただいた、私どもは受けた、だけじゃなくて、その後どうなりようのかということについての後の御指導もいただければという思いでございます。 数値目標等については担当の方から説明をさせます。
○議長(大林弘明君) 脇田総務課長。
◎総務課長(脇田義政君) お答えいたします。 先般、行革委員会の方から答申をいただきましたので、まだ総務委員会の方にもこれから先の具体的な取り組みについてはまだ報告はしておりませんけど、そういった答申を踏まえ、今現在つくっております経営ビジョン、それから改革ビジョンに沿って、内容をまた改めるところは改めまして、実際各課が実施計画、実行計画というんですかね、5年間の実行計画を立てるようにしております。その中で具体的な数値目標を織り込んでいく予定にしておるところでございます。 以上です。
○議長(大林弘明君) 末藤議員。
◆17番(末藤省三君) そこで町長、先ほど報告の中で、経営的な感覚が必要であるとおっしゃいましたが、具体的にどのようなことをお考えでしょうか。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 詳しくは担当の方から説明をさせたいというふうに思いますが、今までの行政のあり方というのは運営であったというように思います。というのは、補助金とか国からのいろんな財政的な支援を受けながら、それをいかに運営をしていくかということであったと思います。言うならば、全国津々浦々どこに行っても同じようなまちづくりになっておったんじゃないかと思いますが、今からは、先ほどからお話をさせていただいておりますように、地方分権の時代、そしてまた、そういうそれぞれの町の特徴により、またリーダーの、あるいは議会の、あるいは住民の皆さん方のそういう意識によってそれぞれのまちづくりができるんじゃないかと、そういう分権の時代になっていこうかと思います。言うならば、それぞれの町がいいところと悪いところ、あるいは同じ形をしてないというような、そういう特徴のある町になるんじゃないかと思います。そのようなときに経営的なセンスというのは、今まではただ運営でしたから、周辺の自治体あるいは先進事例を倣うぐらいでよかったと思いますが、今後はやはりこれでよいのか、あるいは何というんでしょうか、住民と行政とのパートナーシップを推進をしていくとか、あるいは住民志向と成果志向というように、言うならばそのことが本当に住民の皆様方のお役に立っておるのかどうなのかというようなこともしっかり検証していかなきゃならないというように思います。言うならば、先ほども申し上げておりますが、差し上げるだけじゃなくて、そのことが本当に住民の皆さん方に喜んでいただいておるのか、役に立っておるのかということを、やっぱり検証していかなきゃならない、そういうことが経営的な感覚、センスじゃないかというふうに思います。詳しくは担当の方から説明させたいと思います。
○議長(大林弘明君) 補足答弁は要りますか。 (「今、説明いたしますよ」と呼ぶ者あり) 脇田総務課長。
◎総務課長(脇田義政君) お答えいたします。 志免町は、一つの企業に例えれば、毎年100億円ぐらいの投資をしているんですね、この地域に。で、今まではこの100億円という予算を投資した結果、それがどういうふうに使われて、成果がどういうふうに上がったか、そういったことを検証していくシステムもなかったんですね。また、そういった経営資源というんですか、人・物・金・情報、そういった資源を明確に配分する、そういった仕組みもなかった。職員の意識、先ほどから出てるんですけど、これはもう長年この行政組織、これは中央からずっと下の方まで、中央集権的につながった組織の中で、縦割りの中でずっと今までは仕事をしてたんですけど、これからは、先ほど町長も言われたように、内部の論理ではなくて、やはり住民志向というんですかね、あるいは成果志向、そういった物の考え方、仕事の進め方、そして組織をそういったふうに変えていくというんですかね、恐らくこの組織を変えていくというのは一、二年ではなかなかできないと思います。それは先ほど二宮議員がおっしゃられてますように、
地方分権一括法が12年にできましたけど、もう5年たちますけど、意識はなかなか変わらない。そういったことで、そういう意識を変えていく、組織を変えていくという、これから取り組みを総合的に、戦略的に私たちはやっていきたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 西川議員。
◆8番(西川蓉子君) 町長に1点お伺いいたします。 今、町長の答弁をお聞きしますと、職員の意識改革とか、職員の自己責任、自己決定、共通の認識、情報の共有など、いろいろと言われておりますが、職員の意識改革もさることながら、私はその前に執行部、言うならば町長の意識改革を一番にしていただきたいと思いますが、もちろんしてあると思います。町長のお考えはいかがでしょうか。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 先ほども申し上げましたが、職員が変わる前に私が変わらなきゃならない。町長が変わらなければ職員は変わらないというように申し上げました。小さなことの積み重ねであると思います。それは町政報告で述べたとおりでございます。ただ、さらにつけ加えさせていただきますならば、いろんなことを行うときに、これでよいのかということを今常に、自分の気持ちの中で反省をしながら、反復をしながらいろんなことに取り組んでおります。言うならば、今までとは非常に違った、言うならば自分自身が何かこう金縛りに遭ったような気もいたしますけども、でも小さなことの積み重ねが、言うならば職員に伝わるわけでございますので、そういう思いで自分は自分なりに、私は私なりにできる、人に言った分、できることから意識改革をし、意識改革だけじゃなくて、いろんなことに取り組むときに、先ほども申し上げましたように、反省をし、評価をし、毎日を送っておるところでございます。
○議長(大林弘明君) 牛房議員。
◆6番(牛房良嗣君) 今まで町政報告を聞きながら、あるいは議員さんたちの質問に答えられる行政の答えを聞いておりまして感じましたことを1つ、これは注文として申し上げたいんですが、今いろいろ行政改革のことについて話がありますけど、行政改革というのは、これは手段なんです、目的ではないんですね。この辺の取り違いをされてるんじゃないかと。目的は一体何なのかと。だから、これからやる行政改革をやるいろんな理由はもう先ほどからいろいろるる述べられております。問題は、そういう条件の中で行政改革をせざるを得ないと、取り組まざるを得ないと、じゃ5年後に5カ年計画であれば5年後あるいは10年後に志免町がどういう町になるのかと、あるいは志免町へ住んでる住民の人たちがどんな暮らしになっていくのかという、そういう暮らしの視点から見た目的っていうのが、非常に不鮮明なんです。 したがって、個々のことをがらがらがら言ってるけど、それは行革を推進するためのものであって、やっぱり目的はきちっとしないとということを、私は何かこの辺ですっきりさせないと、町民の方へ話してても、もう一つ訴えるものがないと、見えないんです、行革の姿が。 私はそういった面で、行政の仕事というのは一番何かといいますと、町民の暮らしを守り向上させ、安心して生活できるような町をつくるのが私は行政の最たる仕事なんです。それを、行革を通じて5年後にどういう形のものが住民の方たち痛みも伴うでしょうし、いろいろな形のものが出てくるかもしれませんが、私はそういう姿をやっぱりきちっと示し、だからこれからこれをやるんだということを申し上げたいわけです。 それから、先ほど合併の話も出ましたけど、行革は合併が目的じゃないんです、こりゃ。行革をやるために、合併も一つの手段かもしれません、しかしそれは目的ではないんです。しかし、志免町にはまだ別の方法もあります。 例えば、きょう町長、去年のちょうど今の3月の議会のときに、町長は志免町も4万名になりましたよというこの糟屋郡の、あるいはこれは全国でも非常に人口が伸びて4万名を突破していくなんていう町というのはそんなにざらにあるもんじゃない、それを果たした力強いいい町なんだよということを発表されました。そして、今年、きょうですよ、ごらんになったらわかりますが4万740名なんだそうです。こう人口が伸びてきてる。そしたら、行財政改革から5年後には、恐らく4万4,000名前後の町になってるでしょう。それから、あと5年たてば、もしかしたら、もしかしたらじゃなくて、5万名の志免町が新しい町に昇格できるという道筋もあるということなんです。合併だけが志免町のこれから進む道じゃないですよ。そういうところを、何かこう合併しかないんだよなんていうことを私はさっき町長が話されましたことについて、合併もそりゃ考えなきゃいけない、しかし私は片方ではそういったことについても考えていただきたいということについて私の所見を申し上げまして、町長のお考えをお聞きしたいとこのように思います。 以上です。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 将来のビジョンが示されなければ今の目的が果たせないというように私も思います。しかし、今は言うならばこのままじっとしておったら、あるいは将来に夢だけを語れるのではない、今を生きなければならない、今しっかりしなければ破綻をするという状況であるというように思います。そのようなことから、どう生き残るのか、生き残り策をやはり模索をしなきゃならないと思います。 そういうことから、私はやはり合併しなければ、言うならば住民の皆様方のサービスあるいはニーズにこたえることができるでしょうか。我が町がもっと大きな町で、将来人口も今着実におかげさまでふえさせていただいてますが、いろんな面でサービスができればいいんですが、周辺の自治体の皆様方とのいろんなお助けをいただきながら、言うならば広域行政によって生かされている町ではないかというように思います。そういうときに、周辺といかに仲よくし、そして将来にわたっての志免町のビジョンを描いていく、大きな中で志免町の生き方を模索していくということも、我が町の特性ではないかというように思います。 そのようなことから、おかげさまで人口は着実にふえております。そしてまた、住民の皆様方も、今からのまちづくりについていろんな夢を描いていただいてます。そのような中で、リーダーがしっかりとしたその道筋をつけなければならないという思いをいたしておりますが、どうか議会の皆様方と私どもと車の両輪になって、今からのまちづくりを進めさせていただければという思いでございます。5年あるいは10年先の志免町を模索するならば、周辺の町といかに提携をし、そして仲よくし、その中で志免町のあるべき姿を模索していくという道がいいのではないかなというように私は思っているところでございます。
○議長(大林弘明君) 牛房議員。
◆6番(牛房良嗣君) ちょっと補足させていただきます。 私は、合併を何も否定しているわけでも何でもないんです。はっきり申しておきますけど、要するにこの5年間のこの行財政改革5カ年計画というのは、自立自営できる骨太のまちづくりをやろうというのが私は一つの目的でもあるんじゃないかと思うんです。そうしたことを終えてからいろいろ合併の問題もあるでしょうし、あるいは単独の道を、市に昇格させる道を積むこともできる、そういう道もあるんだということを、私はやっぱり行政の方も何かこれしかないんだなんて言うんじゃなくて、そういうことも考えた上で行政の運営を図っていただきたいと。当面はこの行財政改革5カ年計画をやり遂げるということが、私は必須の一番大事な問題である、そういうふうに考えております。 以上です。
○議長(大林弘明君) 答弁されます。 いいですか、町長。 答弁は要らんとですか。
◆6番(牛房良嗣君) いや、結構です。
○議長(大林弘明君) 結構ですね。 吉住議員。
◆4番(吉住龍太郎君) 今行政改革の中での合併推進が今までなされてきましたけど御破算になりました。今から先、新法に基づいての合併推進がまた考えられると思いますが、前回の須恵、宇美、志免、これ3町だけじゃなくて、粕屋町まで含めての合併推進を考えてもらいたいと思います。 なぜかと申しますと、須恵と志免と粕屋町でボタ山も共有しております。 それから、この裏っ側に、役場の横にダイヤモンドシティというのができました。開店してもうすぐ1年ですが、はっきり言って志免町にとっては迷惑施設と私は思っております。交通渋滞が物すごくひどくなりましたよね、それが1点。 もう一点は、人口がどんどんふえてるんですが、隣組に入らない住民が多い、これに対してどういうことを対処されるのか、これ2点お伺いいたします。
○議長(大林弘明君) 吉住議員、ちょっと町政報告の内容とちょっと違うことあるとですよね、質問自体が。
◆4番(吉住龍太郎君) 合併のことに対してのあれやったから。
○議長(大林弘明君) 合併のことに関しては、町長は町政報告こうしなくちゃいけないという、それは言われましたけど、次の質問の隣組ですかね、そういうことなんか、ちょっと町政報告の中でされてないと思いますが。 吉住議員。
◆4番(吉住龍太郎君) それでは、合併推進のことについて、粕屋町を今から先視野に入れて考えられるのかどうかを1点お伺いします。
○議長(大林弘明君) あのですね、何遍も申すようですけど、合併推進とか一つの手段としてそういうこともあるということを言われただけであって、合併推進をきょうの町政報告の議題とかじゃないと思いますが。言葉の中で町長は言われましたけど。 答弁されます。 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 今後の生き残り策という点では、今糟屋地区の町長会でも先ほど申し上げましたとおり、非常に危機感をそれぞれの町長が持っております。 そういう中で、あすの糟屋地区を考える会という勉強会を町長会でもいたしております。これはまた、課長補佐の皆さん方にも勉強会をしていただいておりますが、そういうところで今後のそれぞれの生き方についてのいろんな勉強をしておるわけですが、そういう中でどことどことというところが非常に難しいところでございますので、言うならば今お互いに仲よくといいましょうか、協調を図りながら糟屋地区がどのようになるのかということを、そういう枠組みも含めて勉強しておるところでございます。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 具体的な内容になるかとは思いますけれども、1点だけ質問がございます。 行財政改革の取り組みについての中での3つの原則を話をされましたけれども、私はその中で住民協働の原則っていうのに関心を持っております。 これは、まずは庁舎内が変わることが一番だというふうに思いますけれども、私たち町民も変わらないといけないというふうに思うんですよね。そのためには、今組織されてます町内会とか自治会というふうに言ってるところもあるかと思いますけれども、そこの改革が必要だというふうに思います。 行革推進委員会の中で答申が出されたということですけれども、私たちはまだその内容は資料としていただいておりません。 ですけれども、再構築プラン案の中に、そのことが示されてたというふうに思うんですよね。町内会、自治会の改革、今福岡市の方で校区ごとに自治協議会が設置されてまして、その中で新聞でその運営方法のとらの巻っていうのが作成されたというようなことも発表されておりましたけれども、そういったこともすごく関心を私は持っておりますが、そのことについて今の段階で話ができることがございましたら教えていただきたいというふうに思いますが。町内会の改革についてでございます。
○議長(大林弘明君) 脇田総務課長。
◎総務課長(脇田義政君) このことについては、行革プランの中の具体的な項目の中にも上げておりましたけど、今後住民協働のことも含めて町内会と行政のあり方、そういったことも今後十分検討していく課題には上げております。今のところ具体的に現在の町内会をどうする、こうするとかという話にはまだ私どもも思っておりません。
◆3番(丸山真智子君) 先ほど庁舎内の改革もなかなか行われなかったと、まだ5年たってもなかなか行われてないというようなことがございますので、この町内会改革にしても、何らかの形でやっぱり取り組んでいかなければならない時期に達してるんではないかなあというふうに私は思っておりますので、その点町長はいかがですか、お考えを、もしお聞かせいだたけるんでしたら教えていただきたいというふうに思いますが。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) これは長い歴史があるわけでございますので、そういう中で、今は私どもの行政をいろんな面でしっかりサポートしていただいてる関係もございます。 そういうことから、将来に向けての理想的な姿を模索するとすれば、町内会の皆様方と役員の皆様方とよく話し合いをしなければならないというふうに思います。そういう中で、お互いの理解を得て、改善、改革する方向性が決まれば、そのようにさせていただきたいというふうに思います。
○議長(大林弘明君) 野上議員。
◆15番(野上順子君) 1点お伺いしたいと思います。 今回、これ予算にもかかわっていくことなんですけれど、大幅に敬老金のカットや、それから障害者の見舞金のカットなど、大変厳しく弱者と呼ばれるところの補助金あたりがカットされてきているわけなんですけれど、こういうことがされるときに、同時に行財政改革となるならば、反対に収入として見ていく部分、今すべてが無料でしてる部分に関しても、では一部だけでもじゃ受益者負担もするべきじゃない、してもらわれないだろうかというような討議がどこまでなされたのか、今後もされていかれることなんでしょうけれど、私はやっぱこういうことを切るときに、同時にやはりこういうものを切っているけれど御協力もできないだろうかということを住民にやっぱり訴えていく部分ちゅうのもあるべきじゃないかなと思うんですけれど、行財政改革の中で討議をされたのかお聞きをしたいと思います。
○議長(大林弘明君) 吉原助役。
◎助役(吉原清光君) 確かにおっしゃいますように、一方では補助金をカット、その受益のそれに対して受益を受ける方々からの受益負担ということをどうするのかということでございますけども、当然受益の範囲で負担をしていただくということは、これからはしっかりと検討し実行に移していかなければならないというふうに考えておりますので、一気にこの受益の負担まで17年度において確立することはできませんでしたけれども、17年度中にこの議論をしっかりとやって、受益の公平性、住民の皆さんの公平性を図る意味で、一定の受益の負担をしていただくという方向でまとめ上げていきたいと考えております。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 大西議員。
◆7番(大西勇君) 1点だけ確認したいと思いますんですけども、先ほどから協働のまちづくり、また住民とのパートナーシップっていうような町長、話されましたけども、その中でこの行財政改革の中でこのNPOと
住民ボランティア、民間事業との協働っていうことも先ほど述べられたと思いますけども、これが具体的にこういうNPO法人とか
住民ボランティア団体との協働っていうことで、行革にどういうふうにかかわって効果が出てくるものなのか、どういうふうにそこら辺を認識されてるのか、1点だけ町長の見解を聞きたいと思います。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) なかなかこのあたりは表現が難しいんですが、今までは行政の方がさせていただくというか、しておった部分を、やはり住民の方々にもいろんな面を負担をしていただくことも含め、地域あるいは民間でできることは地域あるいは民間が担うというような、そういうところからこの協働のまちづくりにつながっていくんじゃないかというように思います。 ですから、私どももそういう皆さん方をパートナーシップを持っていただけるようなそういう環境づくり、そしてまたそういう皆様方をちゃんときちっとした評価をするというようなことについても、私どもがしなければならないことじゃないかというふうに思っております。
○議長(大林弘明君) 大西議員。
◆7番(大西勇君) ほかの市でちょっとあるんですけども、そこはこういうことについて、行政パートナー制度っていうのを条例できちっと取り入れて、そしてNPO法人に対してはどういうとこで働いてもらう、またシルバー人材センターの人はどういうとこで働いてもらう、そのかわりに500名の職員を300名にすると、そしてその分をそういうようなNPO法人とかを育てて、そしてそういうものでやっていくっていうのが行政パートナー制度っていうもので、条例化してきちっと推進してるところあります。やはり、経営感覚といったら我々もそうですけども、今の体制であっちもこっちもつけて何もかもやっていこうっていうのは無理だと思うんです。やはりそこら辺は、町長として本当に退職者だけでやるのか、本当に10年、今5年で22人ていう目標は立ってます。しかし10年、そういうときに、どれだけ少数精鋭で効率いいものをやりながら、そういう住民とかNPO法人と協働でやっていくっていうものがなければ、やはりNPO法人を我々も環境問題いろんなことやってNPO法人を立ち上げようとしておりますけども、やはりそういう道筋っていうものをきちっとしたものを持っておかなければ、やはりここら辺は言葉だけの行革になるんじゃないかと思いますので、ここら辺はしっかりこれからまた研究するべきじゃないかと思います。こういう事例でも行政パートナー制度っていうのもありますし、そこら辺の具体的なものをしっかり描きながら進めていってもらいたいと思いますけどもいかがでしょうか。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 今後の生き方だというように思います。行政としての生き方ではないかというように思います。数値的にはいろいろ難しい面もあるかと思いますけども、そういう皆様方のお力添えいただきながら、行政の運営から経営に転換をしていきたい、そういう思いで行政を司らさせていただきたいというふうに思います。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 池邊議員。
◆5番(池邊満男君) この行財政改革、事あるごとに出される、また補足的に出されるような感じを受けとります。私は、この15年の改選後の町長が町政報告をずっとされてる中から、全部議事録を引っ張り出して、行財政改革をここでおっしゃられたことを要点的に引き抜いた部分が幾つかあるんですが、その中でこれは15年9月議会、これがこういうことをおっしゃっとるとですよ。経常比率が79.7%であるということで、要点だけ言います。それで、前年度より1.3ポイント低くなっており、これは公債費比率ですね、公債費比率は1.3%低くなって好転しております。したがって、本町の財政はおおむね健全であると認識をいたしておりますとか、かなり言ってあるんですよ、こういうこと。これは、1年半前言ってあるんですよ、ここで。 それで、その次の中では、やっぱり例えばこのコスモスイベントの314万円を計上しておりますと。事業を通じて緑と潤いのある美しいまちづくりを目指すとともにとか言ってあるんですよ。今度の予算書にはこれはない。一貫性がないんですよ。ストーリーがない、要するに、考え方の。 これは、今おっしゃったように、これみんな言ってもいいんですが時間がかかりますので、私はどういうたらええですかね、1期目、4年1期して、5年目から2期目へ入ったら、自分のどうやっていくとか、どうやっていきたいとか、三位一体のあれはもう何年前に言うとるですか。やっぱり何で4兆円減らしますよとか、見直しますとか、いろんな結局あれ出てきて、町長も相当言われましたよ、ここで。やっぱりきょうもずっと聞きよったら、どこどこへ
プロジェクトつくってこうしますよとか、それを吸収しながら自分もしていきますとか、逆ですよ。職員はしにくいですよ、はっきり言って。おれはこう思うとるけん、こういうことはどうやと、今から金の足らんことになるぜって、こうやっていくけん、こういうふうにおれしようと思うとるが、それでつじつま合わせてどうしたらいいのか、一番いいやり方をお前らで研究しちゃらんやとか、町長初め三役がその辺は、それから先、頭の体操ですよ、はっきり言うて。 私は細かいことよく知りません、知りませんが、ずっときょう1時間半ばかり聞きよると、もうその場その場でやっぱり言ってありますよ。きのうまで、例えば家の中で、何かを買うから銭出せ、何かを買うから銭出せって、そりゃそうと来年は銭あるとやって、いや、お父さん、きんちゃくの中何も銭ないよって、そういう何かイメージがわいてくると。 それと、私が一番町長に対して言いたかったのは、去年まで一言もなかった。しかし、今度の新しい17年度の予算組んでいかないかんとするときに、年末から、そのときに、あるところで私町長のあいさつの中に2回聞きました。もう入ってくる金90億円しかないと。しかし、各課から仕事するためにはこれだけの予算がないと仕事ができませんよって、その予算が上がってきたのが109億円出てきましたと。約20億円ぐらい調整せにゃいかんと。行ったとこ行ったとこで町長があいさつの中でそれを言う。合併の問題じゃ何でじゃ、ああじゃそんなこと話にならんと思うと。生きていくためには、志免町生きていくためにはどうするかですよ。私、あなた大なただって言うたけど、これ小なたですよ、はっきり言うて。大きいなたでも何でもない、私そういう感じがしとう。そうじゃないと生き残らんですよ、はっきり言うて。町長、怖がって自分から言わずに何でも吸収して言う、それをしようと思う。すりかえたらいかんですよ、はっきり言うて。自分が何でも責任持ってこれでおれ行きたいんやねって、これで研究し一番いい方法ば見つけてくれというような、各課に
プロジェクトをつくって何のあれをするとかというて、それから研究してみるようなこと言いよらっしゃる。地方自治法、町長は何で書いちゃんですか。大統領制ですよと書いてあるやないですか。悪かったら、町民の皆さんが悪かったら、4年後に審判受けてあなた落とすだけですよ。そのぐらいの徹底した気持ちでやっていかな、この町は生き残り切らんですよ、はっきり言うて。 私はそういう気持ちを持ってますので、町長、何かそれに対する何かあればおっしゃってください。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 今池邊議員が述べられましたそのとおりだと思います。 しかし、やはり住民の皆さんのいろんな御意見等伺わなければならないわけでございます。言うならば、自分の信念は持っておりますが、やはりいろんな意見を聞きながら、そして運営をさせていただく、そして今からは言うならば経営というそういう厳しい道を選ばなきゃならないわけでございました。 私は、池邊議員からエールをいただいたと思っておりますが、言うならばもっと自分の思うとおりにやれというようなことじゃないかと思いますけども、ただその中にもいろんな御意見を聞きながら、言うならば皆様方の血税を扱わさせていただくわけでございますので、言うならばその責任の重さを感じながら、いいまちづくりにつながるような努力をしてまいりたいというふうに思います。ありがとうございました。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ないようですので、これで質疑を終わります。
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△日程第4
議会運営委員長報告及び質疑
○議長(大林弘明君) 日程第4、
議会運営委員長報告を議題とします。 佐藤議会運営委員長。
◎議会運営委員長(佐藤哮君) 議会運営委員会の報告を行います。 3月議会に向けて議会運営委員会を開催をしましたので、その結果について報告をいたします。 会期につきましては、先ほど議長の提案どおりであります。 一般質問につきましては、10名より質問通告がされており、14日、15日の2日間となっています。 請願、意見書につきましては、
介護保険制度の改善を求める意見書提出に関する請願1件、また最終日に定率減税の継続を求める意見書(案)が提案をされるようになっています。 次に、議員提案の議案につきましては、お手元に配付をしておりますが、政務調査費の交付に関する条例の一部改正について提案をされます。 また、本日提案されます第1号議案志免町特別職の職員及び教育長の給与等に関する条例の特例に関する条例の制定につきましては、提案後質疑を受け、本日採決を行うことといたしておりますので、よろしくお願いいたします。 3月の定例議会は、予算特別委員会を議長除く17名で設置をし審査を行うこととし、委員長、副委員長は建設委員会より選出していただいておりますので、後ほど議長より提案をされます。 一般質問につきましては、最高90分問題と、1質問3回までの件について、これまで試行的に1問1答方式で行ってまいりました。 議会運営委員会は、これまでの経過を踏まえ、最高90分、従来どおり、これは60分も含むわけですが、と持ち時間30分、持ち時間45分の案で協議を行ってまいりました。 結論といたしまして、今後一般質問につきましては、1問1答方式で持ち時間30分、最高時間の設定を行わないことといたしました。 理由といたしまして、一般質問は政策提案、住民要求などを取り上げる重要な場であり、議員が十分な時間をとれるよう、また対提案について納得できるよう質問する大事な場であり、そういうことも踏まえて最高時間の設定をなしとし、また質問と答弁がかみ合うよう、これは執行部にも強く要請をし、持ち時間30分の中で中身のある活発な討論をお願いをしたいと思います。 次に、決算予算につきましては、3月議会は報告どおりといたしますけれども、6月議会までに従来どおりの各委員会分割付託か特別委員会設置かを議運で決定をして、皆さん方にお諮りをしたいというよりも、議運で決定をして報告をしたいと思っております。 議会開会中、閉会中における資料請求について御報告を申し上げます。 審査中における資料請求につきましては、議員は委員長を通じ議長に申し入れをして請求することとしておりますが、まだ徹底されてない部分がありますので、議員はもちろん、各課も資料についてはひとり歩きはしないよう改めてお願いをしておきたいと思います。 また、所管外関係資料につきましては、担当委員会を通じ請求し、議会閉会中や個人が資料を請求する場合は、情報公開条例に基づいて請求するよう改めてお願いを申し上げておきます。 次に、議会だより編集につきましては、6月、9月、12月と3常任委員会で担当し発行してまいりました。 これまでは、3常任委員会より2名ずつ選出をいただき、広報特別委員会を設置をして発行してまいりましたが、今議会より委員会2名にこだわらず、自薦、他薦を含め全議員の中より6名を選出していただきたいと決定をして、2月14日の議運までに希望者があれば議会事務局か議長の方にと報告をお願いしておりましたが、今日まで3名しか報告が上がっておりません。そのために、お手元に配付をしております日程第16で提起をされることとなっておりますので御報告します。 次に、議運に検討課題として提案がありました一般質問の期日の検討の提案がございました。議会の中日を含めて議運で協議をいたしましたが、御案内のとおり議員必携でも一般質問は議会の初めに行うことがよいという指導もあり、議会運営委員会といたしましては、当面現状のままといたしましたので、御理解をお願いをしたいと思います。 次に、新聞記者のインタビューについて、議員が新聞記者のインタビューを受ける場合、電話などによる聞き取りで本人の意思とは違う報道がされることが間々あります。個人といえども議員でありますので、今後基本的には議長室で議長を交えてインタビューを受けるよう御協力をこの際お願いをしておきたいと思います。 この問題は、審査中案件が議会全般の問題として一つの方向づけが一方的に報道される場合があり、誤解を招く要因ともなっておりますので、再度お願いをしておきたいと思います。 以上で報告を終わります。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 古庄議員。
◆9番(古庄信一郎君) 大変重要な案件でございますので、少し質問項目多くなりますけれども、委員長にお伺いをさせていただきます。 まず、2点ずつ伺います。 1点目ですけれども、一般質問の時間の件でありますけれども、先ほどるる御説明なさいました。しかし、私は今回唐突に30分と決定されて委員会に発表になったように感じております。 さきの12月議会でも、委員長は委員長答弁で30分の持ち時間の質問であれば、非常にマイナスの意見が多いと、やりにくいと、そういう意見が出されておるということを本議会でも述べられました。 私も傍聴者の方々にも意見を聞いてみますと、30分の持ち時間制だと、以前より議員の質問に迫力がなくなったと、それはなぜかっていうと、時間ばかり気にをしとると。聞きたいこととか聞きたい人とか聞きたいことを傍聴に行っても、いつ始まるのか、いつからあるのか、皆目見当がつかんと。こういったことは住民無視の議会であって、そりゃ議会が勝手にそのようにやっとんじゃないかと、こういう御意見もいただきました。 あえて委員長は12月議会で30分のデメリットもお話しになられた、その中で、先ほど委員長の御答弁では政策提案ができ、十分時間がとれるように中身のある、そのために議員の持ち時間を30分にしたと。こりゃ大変矛盾することではないかと思うんです、12月でおっしゃられたこととか。 私は十分に政策提言ができてしっかりと質疑できるというのは、従来の90分もしくは45分とか、こういう方法であろうと思いますけども、なぜこのように決められたのか。せっかく先輩諸氏が他に例のないすばらしい90分という質問制度を、なぜ議員のみずからの権利を議員みずからが短縮しなきゃいけないのか、大変私は憤りを感じますが、明確なだれでもわかるひとつ理由をお聞かせいただきたい。 それからもう一点、2点目は、議運の協議結果について遵守するっていうのは当然でありますけれども、しかしその前にあらかじめ議員全員に周知することが必要であると、こういうふうになっております。 今回の問題は周知のあり方がどうだったか、それはそれぞれの委員会から出られておる委員の方の問題もあるかもしれません。しかし、実際議員の中にこれは周知されていないわけです。私が今こう申し上げていることすら周知されてないわけですね。このあたりで、今回の問題をひとつ反省いただいて、今後もこれにもう確定することではなくて、そういったことを引き続き議員の問題ですから、議運の中でひとつ議題として検討を続けていただきたいと、それについてどのように御所見思われるか、まずこの2点についてお伺いいたします。
○議長(大林弘明君) 佐藤議会運営委員長。
◎議会運営委員長(佐藤哮君) お答えをしたいと思います。 まず、1問目の持ち時間30分、なぜそういうふうな決定を行ったのかということですけれども、これまで1質問3回までという前提で長く志免町議会一般質問が行われてまいりました。議会運営委員会、研修を重ねて、まだ全国で地方自治体の中で1問1答方式を導入して一般質問が再開されている議会は約30%に満たっておりません。 しかし、先ほど言いましたように、議会議員が一般質問、すべてこれが議会活動と直結をするというのは御案内のとおりですけども、一般質問だけが議員活動でもないと私は思っております。委員会、審査、休会中のいろいろな協議も含め、研修も含め、一個人が4年間議会議員として住民から負託を受ければ、当然相談事でいろいろな問題にぶつかってくるわけですから、それが大きな政策的な問題として解決が行政側とできない、そういうときにも一つの提案として一般質問というのもあるのではないかなというふうに感じておりますが、1質問3回までをできる限り議員みずから納得のいく政策提言がされる、そのためには最高限度の時間を設定をしない。これは先ほど質問されましたように、持ち時間30分、45分の試行をしてまいりましたが、確かに持ち時間30分のときに議運でも意見のやりとりを行いました。時間が出るわけですが、どうも時間が気になって、自分が予定しておった質問どおりにいかなかったという意見も確かにございます。 しかし、これは一つ一つをやはり積み重ねていくことで、私ども議員もこの一般質問の時間の使い方というのは精査研究をしていかなければならないと思っておりますし、最高時間設定をしない、これが最高時間、持ち時間30分で例えば今まで1質問3問を規定をしておりました90分で時間を設定をすると、それは今言われますように議会みずからが時間を短縮する、そういうことにつながるのではないかということになりかねないと思いますが、設定持ち時間を設定をしないわけですから、前回30分の持ち時間で2時間を超える質問をされた議員さんもおられるわけですから、これはやはり議員みずからが何を重点にし何を執行部側に質問をし回答を得るかという努力は、私は1問1答方式のよい部分を、今後継続発展をさせていくという立場から見れば、みずからやはり努力も行わなければならないのではないかなというふうに思います。 それから、議員の皆さん方に議会運営委員会のいろいろな決定を周知徹底をする、そういう御発言でございましたが、これは各委員会から2名ずつ議会運営委員会に選出をいただいております。それで、議会運営委員会がこの案件について議員の皆さんに報告をし周知徹底をお願いをしたいという場合に、皆さんの意見を集約をして議運で決定する場合と、議運が決定をし、皆さん方に御理解をいただくということはおのずと違ってくるわけですが、議員必携でも中にもありますように、議会運営委員会が所管として協議をし皆さん方にお諮りをする案件というのは一定限られておりますし、議会運営委員会が独自歩きをして、皆さん方の意見と真っ向から対立をしたり、特に民主主義を逸脱した運営決定をした場合には、当然こういう場なりいろいろな場で紛糾がし、やはりそれは指摘を受け、皆さん方から議会運営委員会の存在そのものも問われると思いますが、今議会運営委員会で開催をしておりますいろいろな事項について、議運の決定、議運の重みといいますか、こういう部分は、各常任委員会から2名ずつ選出をしていただいて議会運営委員会を構成、運営をしておりますので、少なくとも私も含めてそうですが、議運の考え方なり方向というのは、3常任委員会理解がいくように和やかに決定された事項について話ができているんじゃないかなというふうに理解をしておりますが、今の点につきまして、もしこういう案件で周知が必要という問題が発生すれば、議長に申し入れて全員協議会なりそういう部分の開催を多くしなきゃいけないのかなという部分は議員の皆さんもお持ちではないかなというふうに思っておりますので、この部分については私どもは議会前進のために協議をしておるというふうに思っておりますので、また後に質問があろうかと思いますが、以上で答弁を終わります。
○議長(大林弘明君) 古庄議員。
◆9番(古庄信一郎君) 今の委員長のお話を伺いましても、45分がなぜ30分なのか、なぜ30分なのかというお答えがいただけてないんであって、持ち時間制になさるということについてあえて反論はいたしておりません。しかし、なぜ45分を試行的にやったのがなぜ30分なのかと。私はそこに根拠がないと。 前回も時間を短縮が目的ですかと、過去ずっと聞きました。時間短縮は目的でないとこうおっしゃられましたけれども、先ほど伺いましたら、30分の持ち時間で2時間もやられる方がおられると。そういったことは、こりゃ議会内の一つのルールとして、議長裁量によっていろんなことでやられるわけですよ。こういうことを時間の問題で議運が解決する問題ではないと私は思います。 それから、周知ということは、何度も申しますが、これは私ども議員個々の一つの権利ですよ。当然一般質問だけが議会活動じゃありません。一般質問以外で一生懸命やってるのは当たり前です。 しかし一方、公に向かって議員個々の一つの主張なり政策提言なり、議論はこの一般質問しかないんですよ、公的に表に出される部分については。そうすると、その時間をみずから短縮するっていうことは、そりゃおかしい。 ですから、私は最後に一言申し上げましたけども、もし45分にできるものであるならば45分にされたらどうですか。そういう検討を議運の中で引き続きやっていただけるのかどうかっていうことをお伺いをいたしましたけど、この部分回答をいただいておりませんので、再度御回答いただきたいというふうに思います。 それから次に、ちょっともう二つ質問させていただきます。 編集委員会の件でありますけども、これ私も編集委員会に属しておりまして、いろんなところに視察に行ったりしております。 しかし、そういう会派があるところとか、それから当選回数によって編集委員会が出るとか、そういう事例はあります。しかし、やりたい者がやれというようなこういう委員会の姿っていうのは、私も聞いたことがございません。なぜこの各常任委員会から2名出てるというルールをなくされたのか。 こういうことをやると、条例では問題になりませんけども、特別委員会のあり方がこういう前例ができて、やりたい者がやればいいというこういう慣例ができてくると大変な問題でありまして、いや編集はこうだったよ、これはこうだったよと、こういうことではないと思うんですね。そういうことに対して、1点お伺いいたします。 それからもう一点、質問順位の変更につきまして伺いますけども、これもまた議運の中で、私は質問通告6番目でありましたけども、なぜか7番目になっております。これは議運の中で変更されたというふうに伺いました。当然そりゃ後半の方々が時間が長くなるという想定のもとに、またこういうことやられること自体がおかしいんですが、順番入れかえられたのかもしれません。 しかし、一般質問の通告というのは、私は訴えたい政策をイの一番に私は訴えたいというこういうものもあるわけでして、過去この議会の中でも通告が同じような内容になったときに、お互いがそこを、先にやる方は当然権利としてやられる、後にやる方は、そこを配慮してまた質問をやると、こういう一つのルールがあるにもかかわらず、こんなことを勝手に本人の了解もなく議運が勝手に順番かえられたんじゃ、こういうところが対応できないじゃないですか。この2点、次に伺います。
○議長(大林弘明君) 佐藤議会運営委員長。
◎議会運営委員長(佐藤哮君) まず3点目、45分の時間、今後検討できないかということでありますけれども、議会運営委員会でこれまで試行的に30分、45分、その前にはその前段となるこれは委員長がみずからどの時間ぐらいが要するのかなという試行的なことを踏まえて一般質問を試行的に行ってきたわけですけれども、言われますように、年4回議会があります。年4回すべて一般質問、また時間を有効に使われる議員さんと、年2回ぐらいの質問でそういう方たちの質問をしておられる方もおられるわけですが、先ほど言いましたように、持ち時間30分で大体約1時間の質問時間っていうのが3分の2ぐらいおられるわけですが、言いますように、年4回の議会中にそれぞれのテーマを持ってそれぞれ質問をしていく、最高時間を設定をしないで30分の持ち時間で従来の、例えば最高90分の時間をとれる。 しかし、しつこいようですが、1問1答方式で皆さんが納得いくそういう質問方式に新しい議会から変更して、今これも試行的な考えで、この1問1答方式だけが決定されてひとり歩きをしているわけじゃないわけですから、誤解があるわけではないと思いますが、1問1答方式のいい部分と持ち時間を設定しないで30分あれば議会運営委員会としても年4回の一般質問、十分に議員の活動が行われる、これはどっかで時間を区切りをしなくちゃいかんわけですから、いい部分だけは先取りしてということにはならないのじゃないかなと。 これは時間の短縮と言われますが、今までの1質問3問までのそういう4問目に入ると議長が提起をし停止をされて自分の納得のいかない質問が終わらないで次に行かれたという議員の皆さんも経験お持ちだろうというふうに思いますが、そういう議会民主主義のルールを犯さない範囲で、やはり全体で時間の持ち時間とそういう一般質問については了解のもとに行っていくっていうのが基本ではないかなというふうに思いますので、検討ができないかということですが、もう1年有余この問題を引きずってまいりました。 平成17年の今議会からとりあえず議会運営委員会としては皆さん方の異存がなければ、また別な意味で何か勉強する機会があって、もう大多数の皆さんがこの持ち時間30分はやっぱり何らかの検討に値するのではないかというそういうあれが出れば別ですが、今議会、あと二年有余残しておりますが、この17年3月以降持ち時間30分で一般質問を継続していきたいというふうに議運では決定をいたしましたので、先ほど委員長報告にそれを報告をしたわけであります。 それから、編集委員会のあり方につきましては、言われますように本来せっかく各常任委員会から2名を選出をして編集委員会をしていただいてきました。当初編集委員会ができたころから比べれば、議会だより、町民の皆さんにも親しみやすく、つくり方もいろいろ努力をされてきておったわけですけども、これも、なぜこういうふうになったのかというのは、もう皆さん既に御案内のとおりだと思います。それで、それは好きなもんだけすりゃいいたいという意味じゃなくて、やはりこれも、物事をつくっていくときに議員の団結がなからないと、私はやはりいいものはできないのではないかなというふうに、そういう部分が議会運営委員会の中でも提起をされ、選出後、これまで3つの委員会、厚生委員会が24ページつくられたり、総務委員会が20ページつくられたり、建設委員会が16ページで終わったりとか、ページ数も日数も、特別委員会の日数もそれぞれページ数が多くなれば広報委員会の日数は当然多くなるわけですから、行政改革のさなか、議会側としてどういうページでどういう日数をかければ議会だよりというのができ上がっていくのかというのが、これは選出していただいた皆さん方にお決めをしていただいて進んでいかなくちゃいかんというように思いますので、ぜひ前回みたいなトラブルが発生しない、トラブルととらえるかどうかは別にしても、そういう方向で新しい議会だより編集委員会というのがお願いができたらなという経過ですので、これも御理解をいただきたいと思います。 それから、一般質問の通告変更と言われましたが、一般質問を通告書を提出をしていただきます。そして時間変更、日程の割り振り、時間その他設定をして質問順位を決めていくわけですが、今回は14、15、一般質問を設定しましたが、時間をある程度、これまでの一般質問の時間を皆さん協議をして、初日に、2日目の午前中1番目にお願いしようとした議員さんを、2日目の初日じゃなくて1日目、14日の6番目にお願いをしただけで、今言われるように順番を変えて変更したわけではありませんので、その部分は御理解をいただきたい。議会運営委員会がこの日数、この時間帯で一般質問の日程を決める場合に、これもよりよい時間配分ができるでは、そういうふうに通告者の変更を行わないように、日にちの変更は当然、初日の一番最後にされる方がもしかしたら2日目の頭に来ることがあるかもしれませんが、今回の場合は、それが逆さまになったということですので、その分は御理解をお願いしておきたいと思います。
○議長(大林弘明君) 質疑の途中ですが、一たん休憩に入り、13時10分より再開し質疑を続けます。
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~~~~~~~~ 休憩 午後0時10分 再開 午後1時10分
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○議長(大林弘明君) 休憩前に引き続き会議を再開します。 質疑を続けます。 古庄議員。
◆9番(古庄信一郎君) 午前中に続きまして、質問させていただきます。 午前中の委員長の回答の中で、一問一答制との関連でお話しになられました。それは理解するにしても、ぜひ引き続き、やはり私たちの権利である一般質問の内容、時間等については議運の中でもぜひ頭に入れて検討していただきたいということをお願いをして、規則も変更しならなきゃいけんだろうし、また一般質問通告の内容についても、一問一答制をもしやっていくのであれば、それに準じたまた議員からの通告というものももう少ししっかり検討していただきたいというふうに思っております。今回の通告は、従来どおりの通告だったろうというように思います。 それから、編集委員の件に関しましてですけども、議会広報は議会と住民との一つの価値観を共通するという意味でも大変重要な広報であります。こういったものが、やはり一つのルールなり伝統なり、そういったものが継続されながらつくり上げていかれるものだというふうに思っております。どこの議会広報を見ても、やはり長い歴史なり、極端なこと言えば何十年も編集委員長やっておられる方がおられたりとか、そういう非常に長いものが必要であると。今回のような形でいきますと、そういうものがどうなっていくのかなというところを懸念をいたします。これにかかるときに、議長は、3常任委員会が全部一通り持ち回って、その中で長所、短所、そういったものもみんなで出し合ってよりよい議会広報はどうかということを話し合いましょうと。それから、先ほど言いました過去の伝統とか、こういった部分がこうだったとか、こういうことをみんなで出し合った中で次の編集委員会をどうしていくかということをやろうと。しかし、そういったことが今回なされずにこういうことが決定されたということは、私は大変残念に思っております。これについては、御答弁は要りませんので。 あと3点、委員長にお伺いをいたします。 1点は、志鉱跡地特別委員会の委員の方に伺ったところ、竪坑櫓の件でNEDOとの交渉の過程で、つい数カ月前の12月議会で町政報告として町長が報告なさったことから大変流動的に変化しているような状況を伺いました。このような大変町政にとって大事なことを、12月議会でおっしゃられたことがみんなのコンセンサスとして進んでおるならば別ですけれども、そういうふうに非常に流動的になっているんであれば、やっぱりなぜ今回の町政報告の中でもそういった状況の報告がなされなかったのかなと。そうじゃないと、ある特別委員会だけの皆さんがそういうものをずっとよく御理解なさって、あと結果だけをこんなになりましたということであっては、大変問題があると。そのあたりを議運の中で御議論いただいたのか、なさったのか、それがまず第1点目であります。 それから、2点目は、先ほど報道からの議員のインタビューについて、議長室でやってくれというお話しございました。私は、開かれた、またオープンな議会を考えるならば、議員個々がそれぞれ責任を持って議会活動をやっております。やはり議長室でやるというのは、公的な立場にある方として、もし報道関係に面談される場合は議長室でやると。それ以外は、私は束縛されてはいけないのではないかというふうに思います。そのあたりについてもう一度、議運の見解としては、議員すべてが議長室でそういうことをやってほしいというふうにお話しになられたのか、それが第2点目であります。 3点目ですけども、委員会審議について伺いますけども、今3月議会は、これはもう前例のない、ばらばらな委員会の日程になっております。本来、16年度補正予算を審議をして、そしてまた新しい17年度予算に関連する修正、条例を含めた議案を審議した後に、17年度の一般会計予算をやるというのが当然のことであります。特に私は、厚生委員会、敬老祝い金の件ですけども、条例変更も伴う予算なのに、先に予算を審議して、予算委員会でそれを採決をして、その後に所管の委員会で条例変更の審議をすると、これは本末転倒でありまして、これは大変問題が出てくると。逆に言えば、予算案も通ったんだから、条例は認めろよということをされようとしているのかとか、そういう気もいたしてなりません。過去、行政は同じようなことをやりました。条例変更することなく予算だけ補正を出してこられたケースがありまして、大変問題を醸して、議会側からも指摘をいたしました。結果、苦渋の決断として、条例が通ってからしか予算執行しないと、このときも議会から相当厳しく指摘をしたわけです。ところが、議会側がこういうことを、今回の予算審議じゃありませんけど、やるということは大変問題があると。ぜひ日程変更の問題ではありませんので、議運なり会議開かれていただいて、委員会の審議の順をひとつ再検討いただいて、余り悪しき事例が残らんように御検討いただきたいというふうに思います。 以上3点お伺いをいたします。
○議長(大林弘明君) 佐藤議会運営委員長。
◎議会運営委員長(佐藤哮君) 補足して答弁をしたいと思います。 まず、一般質問の45分検討問題は、1つは全国主要議会の活性化に関する調査の結果が2004年2月に出されて、改正が昨年、16年度にまた新たに追加されて出されたわけですが、1つは、この一般質問の関係で言えば、今まで一般質問は執行部に質問書を提出をして、執行部はこの質問書の通告に基づいて万全な準備をして一般質問に臨んでおられるわけですが、今、この活性化の一つの意味から言えば、議会側が提出をしておりますこういう質問通告書というのは、逆な面で、あらかじめ用意されたそういう質問書に対して執行部が答弁をする、極端な言い方をすればセレモニー的なそういう質問、そして答弁になりがちであるという、そういう指摘もされておりますし、一般質問通告を、通告書をしないで一般質問を行うという、そういう町村も、もう合併で3,000ありませんが、200近くの町村がそういう通告なしで一般質問のやりとりを行っているという報告も出されておりますので、このことがいいことかどうかは別にしても、そういう一般質問という質問形態が議会側と執行部が切磋琢磨して、例えば傍聴者がおられるとかおられないとかは別にしても、議会の中で一つの変化があれして、議会傍聴に行っても見がいがあるよと、それなりの住民の施策を取り入れる、そういうちょうちょうはっしの質問が行われてるよというのも、一つの議会活性化のそういうことになるのではないかという取り組みが始まったところもありますので、そういう極端な例は別にしても、一般質問、何回も言うようですが、議会の権威でもありますので、皆さんの理解のなしにこの案件を、問題が発生した場合の対応というのも考えなくちゃいかんと思いますので、おいおい皆さんの意見も全協等でお聞きをしながら、検討余地するべきものがあれば検討も加えなくちゃいかんのじゃないかなというふうに思っております。 それから、志鉱跡地と議運の関係ですが、これは各特別委員会、所管委員会もそうですが、できる限り委員会重視という立場から、よっぽどのことのない限り議会運営委員会でこの問題をいろいろ扱うというのはいかがなものかなというふうに思っておりますので、そういう部分は全体が議運で意思統一をすべきではないのじゃないかという雰囲気が発生すれば、検討も加えなくちゃいかんかなという、今はその程度しか答弁はできませんが、御理解をお願いしておきたいと思います。
○議長(大林弘明君) 委員長、これはちょっと答弁が違うようです。町政報告の中に入れるべきじゃないかということを言ってある。もう一遍言うて……。 古庄議員。
◆9番(古庄信一郎君) 大事な12月議会で町政報告されて、非常に大事な案件で、それがこの数カ月の間に大きくいろいろ変わろうとしているような時期に、町政報告でやはりそういったものは報告してもらわないと、一特別委員会だけが知っているというようなことで、結果、今度は6月議会になると、そこでこういうふうになりましたとかで、そんな報告されたんじゃ議会のていをなさないので、町政報告なりでそういう重要な、また継続性のあるものはぜひ報告いただきたいと。そういうことを町政報告の件について、議運の中で何か行政側とされたのかどうかということをお伺いしたいんです。
◎議会運営委員長(佐藤哮君) 失礼しました。 昨年12月の議会で若干触れましたけども、この町政報告に対する質疑、そういう部分と町政報告そのものも、やはりこれはもう執行部がそれぞれの議会の中で重要案件として報告される部分、割愛されていく部分もあるわけですが、そういう部分が、ぜひ定例議会の中でこの問題は最低でも触れてもらいたいという要望があれば、各委員長さんなりを通じたり、各委員長さんが委員会をまとめて、そういう部分を触れるべきではないかというような申し入れなりを議長なりに提出していただければ、関連の案件として議運で協議をすることはやぶさかじゃないと思いますので、できましたら全体、皆さん方もそういう理解で受け取っていただいとけばいいのではないかなというように思います。これは今言われましたので、私、議運で諮ってこの答弁をしているわけじゃありませんが、もっともなあれもあると思いますので、そういう案件が出たときの議運の議題としては取り上げることが不可能ではないのではないかというように感じますので、御理解をお願いしたいと思います。 それから、新聞のインタビューは、もうそれぞれ個々人、住民から選ばれて議員という資格を有するわけですので、それぞれ常識の範囲でお答えなり、電話のあれでも行われると思いますが、ただ、一つの事案が議会全体を左右する、そういう大事なニュースメディアの問題で発生するときは、できるだけ議長を通じて議長室でそういう対応がお願いできればということですので、一つの案件がすべてもう議会も承諾をして、一方的にその方向に流れていっているというような、そういう幾つか限られてくると思いますので。今までも、例えばA議員が議場で手話をして、そういう人たちが傍聴に来られて案内して、たまたまそこに新聞記者等が傍聴に来て、こういう珍しいあれがどういうふうな案件発想で取り上げてされたのかという、そういう個々の問題については、その担当議員さんが、こういう経過でこういうことになったという部分は、それはもう本会議終了後なり、この議場フロアで質問質疑が、休憩時にでも行われると思いますのでね。そういう部分もすべて議長を通してとかこうとかというふうにはならないと思いますので、そこもそれぞれ関係する議員の皆さんがおられますので、ぜひこれはもう18名議員すべてに当てはまることではないかなと思いますので、そういうふうに御理解をお願いをしたいと思います。 それから、最後に、委員会審査の問題は、議会運営委員会でも鶏が先か卵が先かという論議をしたわけですが、国会予算審議の状況を見ますと、確かに言われるように、この平成17年度国家予算も、16年度の補正予算、関連するそういう法令案が可決された後に17年度国家予算の審議が始まって、今まだ行われよるわけですが、そういう部分から言えば確かに言われますように、補正予算、所管審議、条例等を所管で審査をし、17年度町予算を行うのが筋であるというのは理解をして、そういう日程も組んでおりましたが、たまたまと言うたら失礼ですが、町予算の編成がおくれて、30日最終という日程になりました関係上、万万が一予算が暫定予算等になりかねない状況も発生すれば、これも行政当局も大変だろうということも踏まえて、逆さまといいますか、今お手元にある審査の方向にしたわけですが、これは言われますように、できましたら後ほど議運でも開会をして、あす中学校の卒業後、予算審査に入るようにしておりますが、ちょっと時間をいただいて、きょう、後に協議をしてみたいと思いますので、そのように御理解をお願いをしたいと思います。 以上です。
○議長(大林弘明君) 議運を開きたいと思いますので、暫時休憩いたしたいと思います。
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~~~~~~~~ 休憩 午後1時35分 再開 午後1時45分
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○議長(大林弘明君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 なお、古庄議員より要望のありました会期日程の変更については、議運で諮ってもらいました結果、変更いたしますので、資料は後からお配りします。 以上です。 ほかに議運委員長に対して質問はありませんか。 池邊議員。
◆5番(池邊満男君) きょうの報告の中ではなかったんですが、議運の委員長から、去年の3月議会で議長、副議長さんの任期期間のことを質問してましたが、それに議運の委員長さんから答弁があってます内容を、これ議事録からコピーしてるんですが、議長なり相談をし、議運の皆さんにもお諮りして全体の意思統一がなされれば議会の全協等を開きながら決定を見る必要、だらだらとこの問題を引っ張っていくというのもどうかと思いますので、協議してみたいと思いますという答弁がなされとうとですが、議運の中でこれを協議されたのか。また、どういうふうにされたのか、内容的に私たちに全然聞こえてこないし、こういった場所でも報告がなされてませんが、きょうで4回目の議会なんですが、そのどういう過程になっとるか教えてもらいたいと思います。
○議長(大林弘明君) 佐藤議会運営委員長。
◎議会運営委員長(佐藤哮君) お答えいたします。 平成15年度に私ども改選を受けたわけですが、言われますように平成16年、昨年3月議会に、今言われました議会運営委員長の報告を行いました。その中で、正・副議長の2年交代制は、御案内のとおり地方自治法で任期は4年と定まっておるわけですが、答弁の中でも、この交代制の問題は全議員の皆さんの理解がなければ成立するものではないという報告をいたしておりました。その後、議会運営委員会で、そのときにたしか議長、副議長より、その後の委員会で、ちょっとその後の委員会日にちがはっきりしませんが、議運の中でそういう質問を受けて、議長並びに副議長から、地方自治法どおりにやっていきたいという趣旨の発言がありましたので、この問題については議会運営委員会としては審査の対象になっておりましたが、この案件は、常任委員会の2年交代制も含めて議会運営委員会としては、今後扱わないというふうにいたしました。それで、常任委員会の2年交代制は各委員の皆さんが了解ができれば今でも所管変更はできるわけですので、常任委員会の変更についてはそういう2名の方が合意がされて、委員会の変更が受け付けられれば常任委員会の2年の交代は、その方向でお願いをしたいというふうに委員長報告としてしておりましたので、回答はそういうことしかできませんが。もう一度よく、今言われた分でちょっとよく調べ直してみたいと思いますが、そういう報告をしておったと思います。
○議長(大林弘明君) よろしいですか。池邊議員、よろしいですか。 牛房議員。
◆6番(牛房良嗣君) ちょっと、本件は平成15年6月の本会議前に新しい議員の方がお見えになりまして、新しい議長と、それから副議長を選任する委員会が開かれまして、私が年長者ということで委員長になったという記憶しております。そのときに、選挙によって現在の議長、副議長が選ばれました。その折に、議員の中から、2年制にしたらどうかという話と、いややっぱり4年制の方がいいよという2つの意見がありました。しかし、私どもその委員会では、そういうことを審議する場ではありませんので、それは後の議会運営委員なり、あるいは議長、副議長に一任しますと、よろしく御審議をお願いしますということで、一応その後の話が今の話だと思いますので、今、佐藤議員の方からそういう話があったということを私は初めて聞きました。一応そういう今回の2年制、4年制についての話の発端がどこからきたかということだけ、一応皆さん方に御報告させていただきます。 以上です。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 運営委員長に対して、1つの意見と、1点の質問がございます。 意見と申しますのは、議員の一般質問、持ち時間30分についてでございますけれども、私も、どうしてその30分になったかというのが理解できないんですね。先ほど委員長の方が、一般質問というのは議員が十分に政策提案とかする場なんですよというふうなお話がございましたけれども、私もそう思います。以前は45分でもできたわけですね、持ち時間が。なのにどうしてその30分、低下したというふうに私は考えるんですよね。だから、できましたらまたもとに戻していただきたいというのが、それが1つの意見です。 もう一つは、質問なんですけれども、これはきょうの報告の中には含まれてないんですけれども、議会運営委員会の内容になるかというふうに思いますので質問するわけですが、地方議員の勉強会があったのでちょっと参加させていただいて気がついたことなんですけれども、議会の議決権範囲の拡大という議題があったんですね。地方議会の政策形成能力とか、行政監督機能を高めるためには、これまでの首長との関係で制約されていた議決権を初め権限全般の強化を図る必要があると思うんですね。というのは、例えば市町村が議会の議決で定める基本構想を基本構想及び基本計画に改めることができるということなんですね。これは地方自治法の第96条第2項を活用して、議会の議決が必要なものとして条例で規定することができるということになっているんですね。それで、今後この議会の議決権範囲の拡大を議題の中で取り上げていただきたいというふうに私は考えるんですけれども、これに対してどのような意見をお持ちなのか、お伺いしたいというふうに思います。 以上です。
○議長(大林弘明君) 審議をしたかということじゃないと、答弁でけんようですが。 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) こういう議題が上がったかどうか、伺いたいというふうに思います。
○議長(大林弘明君) 佐藤議会運営委員長。
◎議会運営委員長(佐藤哮君) まず、前段の部分は、平成16年8月に全協を行いました。そのときのテーマは、いわゆる問題になりました専決処分と、それからまた一般質問の関係も報告をいたしました。先ほど言いましたように、志免町議会、長い慣例でこれまで一般質問、最高90分行われてきたわけですが、その当時の一般質問は、先ほど言いましたように、1質問3問までということで、私も含めて古い3期以上の議員さんはそういう部分では前議長、前々議長、そういう幾つかの議長さんもずっと経てきたわけですが、ここのとこでもう一つ質問を続行したいという場合に、許される議長さんもおれば、もう3問黙っとったけど4問までもう行ったよと、これ以上しないで次に行ってくださいとか言われて、嫌な思いではありませんが、そういう経験を踏まれた議員もこの中にはおられると思いますが、そういう部分をできるだけ排除といいますか、やはりこの議会の中でそういう一般質問が自分の考えている、そういう提案に対して理解のできない答弁、そういう部分を是正をして、やはり一般質問らしい一般質問を行えるようにというのが、私は議会運営委員会の使命というふうに思って、これまでも。ただ、この時間の変更を、今言われますように、議員の発言を抑えているのじゃないかというようにとらえておられる方もおると思うんですけれども、先ほど言いますように、一問一答方式とこの一般質問質問時間というのは連動してるというふうに考えておりますので、そういうふうに理解をしていただいて、先ほど委員長報告にも述べましたように、私ども側もそういう持ち時間の範囲をフルに使える、やっぱ対応といいますか、そういう部分も課せられているのではないかなというふうに思いますので、その点は御理解をぜひしていただきたいと思う。ただ、先ほど言いましたように、全体でこの時間問題がずっと推移をしていく中で、全体の意見がやはりもう一回改善すべきではないかというふうに大きくなればまた、検討しなくちゃいかんのじゃないかと思いますが、当面はこの時間で推移を見ていきたいというふうに思います。 それから、2番目の、議運では、言われますように議決事件のそういう拡大といいますか、こういう部分というのは、先ほど言いましたように、地方議会の活性化のそういう提案の中にもいろいろ出てまいっておるわけですが、例えば一例を挙げますと、開発公社の報告事務というのは決算で報告がなされておりますが、大きな額は当然議会の議決が要るわけですが、例えば通常この3、6、9、12の議会の中にそういう、これは議決事件じゃありませんが、そういう報告もやはりしてもらうとか、長年普通財産としてずっと放置をされとるとか、そういう部分の案件とかもないわけじゃありませんので、そういう部分が議会活性化と、議決事件の対応になるかどうかは別として、そういう部分も含めて、例えば所管であります厚生常任委員会の国民健康保険税なり老人会計なり、建設委員会が所管しております上下水道関係のそういう部分も、ただそこの所管のみだけでなく、そういう部分では議員全体が知り得る、そういうものも含めて条例改正をして、そこまで行くかどうかは別ですが、そういう事前に前向きな報告を受けていく議会というのは年々ふえているというように報告もなされておりますので、今言われる部分は、積極的に議運でも、議会活性化のための案件として今後見直していく部分は見直していくべきであろうというように思っておりますので、きょうその部分しか答弁ができませんので、御理解をお願いしたいと思います。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ないようですので、質疑を打ち切ります。
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△日程第5
総務文教常任委員長報告及び質疑(継続審査分)
○議長(大林弘明君) 日程第5、
総務文教常任委員長報告及び質疑(継続審査分)を議題とします。
大西総務文教常任委員長。
◎総務文教常任委員長(大西勇君) 閉会中の総務文教委員会に付託されました案件について、1月25日、2月25日、3月7日、8日の4回審査を行いましたので、その報告をさせていただきます。 学校教育と運営について。まず2学期制についてですが、前回各学校の児童・生徒、保護者、教職員から意識調査を行い、その内容について検討委員会で協議され、それを含め審議していくという報告をしておりましたが、その後、検討委員会より答申が出されました。その内容は各議員の皆様にも配付されておりますが、内容としましては、1、学習について、2、夏休みについて、3、評価について、4、秋休みについての4点について詳細に協議し、その問題点への対応と課題ということで予想される問題点への対応策を明確にした上で、今後の課題として次のような課題が出されました。1、長期休業を挟む長いスパンの学期の設定を生かした学びの継続性を確保する方策の具体化、2、中学校における夏休み前の教育相談の内容を含めた進路指導の充実、3、個人面談、教育相談と通知表の内容の充実、4、保護者を対象とした2学期制の趣旨説明の充実、5、秋休みの実施時期や期間等の検討の5点を挙げており、その結論として全小・中学校の試行に基づくアンケートからは保護者の秋休みについての項目以外はまだ十分ではないが、プラス評価を得ることができたということです。その中で、2学期制においては、長期休業を挟んだ長いスパンの学期となるため、学習や学校行事の位置づけに時間的ゆとりが生まれ、児童・生徒主体の教育課程を創意工夫することができる。また長期休業前の通知表がなくなることで教師の精神的なゆとりが生まれ、学習の充実を図ることができる。さらに長期休業後に通知表があり、学習意欲の継続を図れるなどのプラスの変化が見られた。しかし、夏休みや秋休みの期間の内容、学習意欲の継続性や評価の内容充実、さらには中学校の進路指導のあり方などについて、今後も保護者の理解を深めていくことが必要である。これらのことから、2学期制検討委員会としては、平成17年度も志免町の全小・中学校において2学期制を継続することを提言するという答申が出され、それを受けて教育委員会で審議した結果、平成17年度も2学期制の試行を継続するとの報告を当委員会として受けております。当委員会としましても、今後の課題が明確に出ており、継続して成果を見守っていくということになりました。 次に、地域ぐるみの学校安全推進委員会が推進している防犯メールについては、11月から試行導入をしておりますが、1月末日までの保護者における登録者数は1,015名ということです。そのメールによる不審者情報は、現在10件配信されております。また、郵便局においても協力体制がとられ、現在100台のバイクにステッカーを張り、不審者通報の協力をしているということです。その他かけ声運動においては、私服で声をかけても不審がられる場合があるということで、独自でユニホームをつくって取り組んでいるところもあります。また、現在、学校の防犯体制について全国で問題となっておりますが、本町においても、今評判の刺股を各学校に置いたり、学校の正門や裏門を新しく設置したり、いろいろな面で防犯の取り組みを強化しているということです。当委員会としましては、防犯メールに対して現在、保護者だけを対象にしておりますが、申し込みを一般にも広げ、学社融合という点においても町内会長や地域にも事件等の情報をメールで早く流し、全体で防犯の意識を高めるよう提言しております。また、かけ声運動については、さらに幅広い協力体制をつくり、推進委員会より事例発表を行ったり、表彰等も考え、団体をたたえることも必要であり、住民からの盛り上がりが大事なことであると提言をしております。 生涯学習について。都市圏におけるスポーツ施設の広域利用については、当初は4カ所を開放するようにしておりましたが、現在、施設の利用者が多いということで、当面は総合公園の野球場だけ開放するということです。 図書館の館長については、公募で4名ありましたが、書類審査や面接を行った結果、今回は採用には至らなかったとの報告を受けております。今後、公募か選任かは検討中ということです。 次に、かねてから提言している生涯学習推進委員会の体系と構想の見直しについては、最終段階に来ているということですが、当委員会としましては、生涯学習の推進において一番大事なことであり、当初のフローどおりに町長部局、教育長部局、各課が密に連絡を取り合って、早急に進めるよう提言をしております。 最後に、行財政改革について。この件につきましては、現在、再構築プランの中で主な取り組みである34項目における改革の方向性、考え方、目的について審議しておりますが、行革推進委員会の答申が出た後に、34項目の実施計画等を各課に出してもらうようになっておりますが、先日8日に、行革推進委員会より町長に答申が出されたということで、その日に総務委員会にもいただいております。これからその答申の内容と同時に、かねてより当委員会も提言をしておりました
行政評価システムの導入とあわせて審議していくことになっております。 以上で、総務文教委員会の報告を終わります。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 吉田議員。
◆10番(吉田耕二君) 総務文教委員長に2点ほどお伺いさせていただきます。 1点目は、平成17年度もその2学期制を試行していくっていうことですけども、御報告を聞きましたら、これが中止されるってことはないようですけども、ただ西小学校等などにおきましてはもう3年目にもなるわけで、17年度は試行が決まったということですが、例えばもうその後のスケジュール、明確に18年度からは実施をしていくんだとか、そういうふうな明確なタイムスケジュールなどがわかっておられましたら、1点御報告をお願いしたいと思います。 それと、防犯ベルのところで、いろいろ学校の防犯のことについて御報告ありました。確かにいろんな事件が起こった中で各学校、門を閉めるなど、強固な警備になっておりますけども、以前、開かれた学校をさらに推し進めることによってそういった防犯にも対応していくっていうふうな意見も出てたかと思いますけども、そういった御意見等は委員会の中ではなかったのでしょうか。 2点、わかりましたら教えていただけたらと思います。
○議長(大林弘明君)
大西総務文教常任委員長。
◎総務文教常任委員長(大西勇君) 吉田議員の質問にお答えします。 1点目は、2学期制について明確なスケジュールというようなことだったと思いますけども、この2学期制に対しては、西小学校は3年目に入りますけども、今年また試行導入ということで、さっきも申しましたように、いろいろな課題が明確になっておりますので、その課題をもう一つ精査しながら、1年間試行導入をしていくということを聞いております。その後のスケジュールというのはまだ、報告はあっておりません。当委員会としましても、報告したように、そのいろいろな課題を、明確にされた課題をこれからまた試行導入の中で検討し、改善していくということですので、それを我々も見守っていくということをしております。 また、防犯ベル、防犯メールということで、私、報告したんですけども、その件に関して言えば、やはり矛盾点というか、開かれた学校と、そしてそういう防犯についてということで、やはり声かけ運動一つにしても余り下手に、学校では、声かけられても返事しなくて逃げなさい、逃げなさいじゃないですけどね、余りむやみにあいさつしたりはだめだということもあり、また外から言わせれば、いろいろな声をかけて防犯に努めていこうというような、いわば一点、そういう矛盾な面もありますけども、やはりこの防犯メールにすれば、いろいろな今回でもその試行から10件ぐらい配信されておりますけども、やはりちょっとしたことなど、いろいろなとこにこのメールで早急に情報を送るということが、また次の防犯の、事件の抑制になるということで、防犯メールというのは今どんどんふえておりますけども、当委員会でも提言しておるように、一般の方たちにもそういうものをどんどん知らせるというような、そういうものの中で抑制していこうというようにしております。そういうことで、開かれた学校ということと、その防犯ということ、相反する部分ありますけども、やはり地域全体で声かけし、また学校内部では、防犯に対してのそういう訓練というか、刺股あたりの使いようというようなものも教職員もやっておりますし、またCAP授業なんかでも、いろんな生徒にも防犯のことを強化するように、防犯の意識を高めるようにしております。そういうことで、防犯に関してはいろんな手だてを当委員会としても提言しながら、また担当課、教育委員会も、また学校ぐるみの安全推進委員会としても試行錯誤しながら、しっかり今防犯に努めているとこだと思っております。 以上です。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 委員長に1点だけ質問いたします。 生涯学習の推進についてですけれども、今、生涯学習の館長のことと、生涯学習構想についての報告がございましたけれども、私は、もう少し具体的に審査をしていただきたいなという思いがあるんですね。といいますのは、今、住民の方たちから、生涯学習の館の使いやすい、使いにくいとかいろいろ含めていろんな意見、私のところに届くんですね。ですから、例えば厚生委員会の方でシーメイトについて、皆様福祉の向上につながるようにということで何十項目にもわたって詳細についていろいろ質問したことがあるんですけれども、例えばそういうふうな形でもう少し具体的に町民の方たちの本当の意味で、真の意味で生涯学習の推進にあの施設が役に立っているのかっていうようなことを審査していただきたいというふうに私は考えるんですけれども、それに対してどのようにお考えでしょうか。
○議長(大林弘明君)
大西総務文教常任委員長。
◎総務文教常任委員長(大西勇君) 丸山議員の質問にお答えします。 さっき私が、その前に報告したのは、図書館長の件で報告させていただきました。生涯学習の館長は、前回報告しましたので、今回、図書館長として4名あり、その中で至らなかった。生涯学習の館長においても、やはり前回面接して、採用には至らなかったという報告をしております。じゃ我々当委員会としても、図書館長、また生涯学習の館長、どうするのかということも質問しておりますし、そういうのも年齢の緩和というか、年齢なども考えにゃいけないんじゃないかというようなこともいろいろ言っております。また、その中で館長に関しては、職員がそういういろんな館長にかわるような研修も行いながらしっかり館長不在の中をやっているっていうことも聞いております。また、その使い勝手、生涯学習の使い勝手ということは本当に問題になっております。問題になっておるというか、ずっと問題にしてきておりますけども、大分改善されてるとも聞いております。その中でやっぱり、いろいろ不平不満もあるでしょうし、それはもういろいろなありますので、そういうことを当委員会としても検討しております。その中でやはり、5年という期間で出ないけないとかいうふうなことも、今回また5年では修得できないようなものについては、あいてる時間、午後の時間を有料で貸すとか、またいろいろな提言をしながら、またいろいろな社会教育担当課としても考えながら、住民の皆さんが使い勝手のいいようなものに変えていってるということで、当委員会としてもいろんな小さなことに関しても質問したり提言しておりますけども、今徐々にそういうのはよくなってきている段階ではないかと認識しております。 以上です。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ないようですので、質疑を終わります。
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△日程第6
厚生常任委員長報告及び質疑(継続審査分)
○議長(大林弘明君) 日程第6、
厚生常任委員長報告及び質疑(継続審査分)を議題とします。 古庄厚生常任委員長。
◎厚生常任委員長(古庄信一郎君) 閉会中の厚生委員会における継続審査及び調査に関しまして報告をいたします。 まず、第102号議案志免町児童虐待の防止等に関する条例の制定についてであります。 まず、その審査の方法について委員会で検討いたしました結果、撤回された39号議案同様、総務文教委員会との連合審査が望ましいといたし、2月10日に、連合審査会を開催いたしました。御承知のとおり、児童虐待の防止等に関する法律の一部を改正する法律が昨年の10月1日より施行されました。また、この取り組みに加え、次世代育成支援対策を推進するため、児童虐待等の問題に適切に対応できるよう、児童相談に関する体制の充実等を図るため、児童福祉法の一部を改正する法律案が昨年11月26日に成立し、12月3日に公布され、順次施行されることになり、この中で児童虐待対策を初めこれらに対する市町村の業務等が明確にうたわれてまいりました。また、県の対応も、内容は別といたしまして、17年に入り3月にかけて逐次行われてまいりました。これを受け、上位法の改正に伴う志免町行政当局の方針は、児童虐待を含む児童相談の窓口を所管課に設置する、またこの102号議案条例の大きなポイントの一つであります児童虐待防止ネットワークの構築に関しても、既に福岡県児童虐待防止ネットワークで市町村域ネットワークとしてメンバーなり組織を明確に提示されており、あとは市町村が実行するだけであり、行政当局は早急に構築するとの回答が出されました。このように、この数カ月間に上位法の改正と具体的施策が打ち出されてきており、これに対する町当局よりの具体的対応策が提示されてくると、提案の条例との相関なり整合性と条例の意味が疑問視される意見も出てまいりました。これらもろもろの状況を判断すると、提案の条例文では上位法との大差なく、上位法に対する志免町の対応が明確になった上で条例とそれとの整合性を検討し、その補完的事項を取り入れた意義ある条例にできるのであれば、その方が得策との結論に達し、継続審査とし、引き続き審査をすることといたしました。 次に、焼却場問題とリサイクルプラザ関連について報告をいたします。 焼却場周辺の住民の方の健康診断時期に関しましては、平成8年にスタートをし、10年間ということで、17年度まで実施、以後は一般の健康診査で対応するとし、地元住民との合意は口頭ですができてるとのことでございました。 委員会として口頭でなく文章の取り交わしで再度しっかり合意形成をするよう要請をし、早急に行うとの返答を得ました。 次に、焼却場跡地整備委員会の現況については進展なしとのことで、委員会発足がおくれた場合の法的を含めた財産処理や財政での問題点、支障はないか問いましたところ、協定書の早期立ち上げの部分に抵触する以外には問題はないとのこと。いずれにいたしましても、委員会から提言している町長の政治決断をもって、早期発足に邁進するよう再度強く要請をいたしました。 志免・宇美リサイクルプラザ建設に関しては、詳細が一部事務組合の議会報告でなされますので、委員会としても詳細はその場で質疑することといたしました。 しかし1点、事務組合議会での南里組合長の発言、篠栗の地元が強硬に反対しているという内容の報告で確認すべき点があるため、議事録を入手し、必要があれば組合議会報告なり組合長に対して質問することとし、リサイクルプラザ建設に関しては、今後も注視し審査することといたしました。 次に、篠栗RDF関連で、須恵町ほか2カ町清掃施設組合への加入要請を昨年9月3日付で篠栗町ほか関係先に提示しておりました件に関しまして、今月3月3日、組合長の中嶋須恵町長ほかが来庁され、公文書でももって加入は困難である旨回答があったとのこと。 ちなみに今回は、篠栗の地元、ごみ処理施設対策委員会に志免、宇美の加入の打診と検討を要請し、その回答書の写しも添付されておりました。 内容の要点は、ごみ処理施設建設当初の志免、宇美のごみ処理は委託で承諾させられた経緯と、加入を認めると将来施設の拡張も懸念される、また次期ごみ施設の建設候補地が明確にならないと協議に応じられないとのことで、志免、宇美2町の組合加入は承諾しないといった内容であります。 委員会として支援金2億4,000万円の使途や発足当時からの経緯、志免、宇美の事務組合でのリサイクルプラザ建設に伴う今後の問題点等に多くの意見が出されましたが、今後も加入要請をすべきかどうかは、委員会で慎重に検討することといたしました。 その他として、環境対策の一環として、子どもたちを中心として環境フォーラムのようなことを予定をしておると。 また、今月の3月26日に、篠栗町ほか1市5町財産組合の所有する篠栗の荒田高原付近の山林に、小学生を中心とした志免町単独での植林活動をやるということの報告を受けました。 次に、シーメイトとその事業について報告をいたします。 シーメイトの利用状況は、12月末で大体の来館者が延べ22万527名、施設利用者は延べ11万704名で、来館者の約50.2%の方が施設を利用しているとの報告を受けました。 1月の施設利用状況は1万2,382名、2月の施設利用者は1万6,111名です。 委員会として何度も要請しておりますが、来館者の数は出たり入ったりする人も何度もダブルカウントしており、施設利用者とのギャップがあり過ぎるわけで、1月からは施設利用者の実数で審議すべきと提言をいたしました。 また、委員会としてボランティア室、調理実習室、工芸室、検診室等の稼働率、利用状況が大変少なく問題であり、特にニーズがあるといって確保したボランティア室が月間延べ十数名の利用では大変問題で、調査を指示いたしておりましたところ、結果オープン以来社会福祉協議会が申し込みを受け実数管理をしていることを福祉課は知らず、シーメイト事務所が受け付けた数だけを実数として委員会に臨んでおりました。 今年1月を例に挙げますと、委員会報告数は延べ15名ですが、実態は延べ153名の方が利用されていた。オープン後一貫して議論してきたことが、虚偽の実数をもって審議したことになり、福祉課及び担当者の職務に対する認識、熱意の程度を推しはかれる事例で、厳しく指摘をしたところでございます。 また、ボランティア関連で委員会として総合ボランティアコーディネーターの設置を要請していますが、今回視察をした三国町では、ボランティア運営委員会や福祉関係から議員のボランティア、女性ネットワークなど、すべてのボランティアを統括したボランティア連絡会を組織し、総合ボランティアセンターを基幹として全町を挙げた活動が実施されておりました。 しかし、志免は総合福祉施設があるにもかかわらず、福祉だけの
ボランティアの拠点となっており、再度早急な善処を強く要請をいたしました。 また、他施設の例も挙げて、経費削減の観点から浴室コーナーのシャンプー、リンス等々については受益者負担、有料化か設置しない等を考えるべきとの提言もいたしました。 次に、入れ墨者の入浴も相変わらずあっており、対策の一つとして、志免町不当要求行為等防止対策要綱等で入浴拒否の是非を含め、顧問弁護士等に相談するよう指示をいたしました。 結果として、顧問弁護士、県警の暴力団対策課の見解は、公的な機関として開放している施設としては、法的には条例をもっても入浴拒否は難しいとのことで、また不当要求行為の要綱でも対応は無理とのことで、福祉課としては今後もお願い程度はしなければとの回答で、委員会としても対応策の検討は継続するよう指示をいたしました。 ジョギングロードと竪坑櫓関連については、風が強い日に1度落下の事実を地域振興課職員より情報を得たが、月日ほか詳細は得ていないと。厚生委員会内の志鉱跡地委員会委員に確認をしたところ、報告を受けていないとのことでございました。また、シーメイト管理人からも事実の報告もらっていないとの報告を受けました。 後日委員長として確認をいたしてもらったところ、2月1日の大雪で風速30メートルという台風並みの強風が吹いたときとのことでございました。 次に、福祉バスの宇美・須恵線相互乗り入れについても、公的に相互連絡すると表明すれば、条例上及び他交通機関との問題が生ずることも懸念され、調査研究を指示いたしました。 また、シーメイトのバスの有効利用については、ルート、時間ほか発想の転換で検討するよう指摘いたしました。 次に、はつらつ教室を例としたシーメイトでの企画行事については、関連各課との連携をしっかりやるべきで、他に全町的な企画行事が実施されてもよいのではないかとの意見が出されました。 これに関連して、最近のシーメイト企画のイベントは多岐多種に及んでおり、委員会として施設の利用基本と責任について確認したところ、シーメイトの場所を使ってやれるものは、原則何でも企画し開催できると。また、
ボランティアの企画イベントでも、シーメイト内であれば主催責任者はシーメイトであり、すべての責任はシーメイト、そして最終的には町長の責任であることを確認をいたしました。 次に、知的と障害者のデイサービスは定員計30名だが、利用者は定員に満たず、課題として町内の利用者向上に努力するよう指摘をいたしました。社協なり努力はしているが、利用者増にならなければ、広域的な利用も検討を視野に入れなければならないとの福祉課の認識も伺ったところでございます。 次に、介護保険について報告をいたします。 1月26日に福岡県介護保険広域連合議会が開催され、詳細は議会議員の町長より後ほど議会報告があると存じますので、そちらで伺っていただきたいと存じます。 要点は、保険料が志免町の場合3,940円から4,410円に上がる。来年度予算では一般会計からの負担が1.4%、約400万円程度の増の見込みとなりますが、個人が支払う保険料は12%アップということになり、個人負担のアップ率増が大きくなるということであります。 次に、子育て支援と保育園については、まず子どもの権利条例関係につきましては、1月15日に子どもに優しいまちづくり講演会が開催され、98名の参加があったとのこと、その後第4回の委員会を開催し、今後は条例の骨格づくり、小委員会の設置、子どもの意見を聞くとの報告を受けました。 次世代育成関係は1月20日と24日、庁舎内ヒアリングを開催、素案は現在、更正をしているところで、終了次第第5回目の委員会を開催するとのことであります。 学童保育の入所状況は、2月1日現在で待機児童0となったということです。17年度は申し込みを締め切っており、現況では中央学童100人の定員に98名の申し込み、東学童、定員70名に対して申し込み75人、南学童、定員40人に対して35人、西学童、定員100人に対して139人、全体で310人の定員に対し347人の申し込みで、西と東が定員オーバーとなってるということであります。近々、学童保育の役員と審査をするとのことであります。 保育園の待機児童は、3月1日現在、全体で29名であります。 次に、保育園工事関係で12月議会でも報告いたしました亀山保育園改修工事の追加工事は、工期を1週間延ばし、昨年12月24日に完了、内容は柱の補強工事、給食室の窓枠の開口と取りつけ、電力設備の変更等と、追加工事費216万1,798円で、最終総額1,707万1,798円となりました。 その他として、保育園でのノロウイルス対策の指導の徹底を指示をいたしました。 次に、町民の健康づくりについて報告をいたします。 今回は、2つの感染症の実態について健康課から報告を受けました。 ノロウイルスの状況については、1月14日現在で糟屋管内の障害者施設で1件発生しているが、志免町での発生はないとのことです。 インフルエンザの流行状況については、流行はA香港型とB型とのことで、志免町では中央小学校で1年生、2年生、5年生で学級閉鎖が行われたが、2月21日から正常で終息の方向であるとのことです。 高齢者のワクチン接種は、2月14日現在対象者は6,538人に対し3,596人が接種し、接種率55%と高い方だとの報告を受けております。 委員会として、O157も同様、危機管理、危機意識を持って感染症は健康課が中心となって関係各課が集まって初動対応をどうとるか、体制づくりを早急にやるよう指示をいたしました。 最後に、視察の報告をいたします。 2月15日、16日と、福井県の三国町に地域福祉計画の策定等実施について視察に参りました。地域福祉計画の策定は、自治体に義務づけられているわけですが、三国町は全国的にも事例が少ない町レベルでのすばらしい計画策定が昨年なされておる自治体であります。当日は、議長、正・副厚生委員長、福祉関係課の皆さんに温かく解説をいただき、研修をさせていただきました。 三国町は人口2万4,000人の福井県北部の町で、県のモデル事業として平成14年から15年度、2カ年をかけて計画策定をされたもので、大きな特徴は、自治体で策定を義務づけられている老人保健福祉計画のほかに地域福祉計画、障害者計画、児童育成計画、母子保健計画、健康増進計画の5つの分野の計画を策定し、老人福祉計画とあわせて6つの各分野の施策を総合的かつ効率的に展開できるよう、これらを統括して福祉保健総合計画として策定をされております。 つまり、地域福祉の観点からと、老人、障害者、児童、母子、健康と分野を細分化し、それぞれの計画を作成し、これらをもって福祉保健総合計画とした点が大きな特徴でございます。 また、特記すべきことに、地域福祉計画の策定は、住民主体を原則としていますが、今回の研修時に何度も伺った言葉は、分厚い本としてプランができ上がっているが、中身は内容が伴っていないと感じていられるだろうが、これだけのものを住民が何十、何百回と会合を重ね議論をしてつくり上げたこのことの方が大事であり誇りに思うと。最初はあれもやらねばこれもやらねばと要求型の議論でありましたが、だんだんと財政や町が置かれた環境を理解され、現実的計画の策定となったと、こういう言葉でした。 つまり、業者や行政主体での計画策定でなく、本当に住民がつくり上げた計画ということで、これが大事な点だろうというふうに思います。 もう一点は、地域福祉の担い手の一つである社会福祉協議会との信頼関係がすばらしく構築されておりという点で、言葉の端々に社会福祉協議会の存在を強調されておりました。 詳細な内容報告は省略いたします。このプランは、議会事務局か福祉課にありますので、一読いただければと存じます。いずれにいたしましても、福祉の基本計画である地域福祉計画の策定に当たり、大いに参考となった視察研修でありました。 以上をもちまして厚生委員会の報告といたします。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 末藤議員。
◆17番(末藤省三君) 厚生委員会委員長に3点お尋ねをいたします。 シーメイトの事業に絡みまして、最近町民からの苦情が非常に報告がありましたように、入れ墨者の入館者のために志免町ではもう入りたくないという形で他に行こうという声が多いと、またこれは何とかならないかという住民の声が各議員にもそれぞれ行ってるんではないか。 先ほど報告では不当行為、それから法的には対応が無理だと、こう言われましたが、あそこの館長初め職員の対応を、これに実際当たってるのかどうか、ただこういうことが事前にあるので、見守りだけ見てるのか、注意は具体的にやってるのかどうか、このあたりが実態はどうか、どの辺つかんであるのか、まず1点。 それから、介護保険は後で町長の報告があるということでございましたけれども、介護保険の生活保護の減免の制度があろうかと思いますが、これは先般質問の中にも出しておりましたように、当委員会としてこの減免制度があるにもかかわらず申請用紙がないとか、あるいはこの対応がおくれているとか、この辺をどのように論議されているのか。 3点目に、特別養護老人ホームの待機者問題、これは保険料を払って入ることができないということには重大な問題があるのではないかと。単町でできないけれども、こういう特別養護老人ホーム、例えばやすらぎの郷が100床あるのに我が町は3名しか入所できないと。郡内で20床と、あとの80床は福岡筑紫郡関係で、当然この特別養護老人ホームの建設も可能ではないかと、このあたりの論議がされたかどうか、3点お尋ねをいたします。
○議長(大林弘明君) 委員長。 古庄厚生常任委員長。
◎厚生常任委員長(古庄信一郎君) お答えをいたします。 まず、第1点目のシーメイトの入れ墨者の入館につきましては、厚生委員会といたしましても毎回その審議をいたしております。 それで、まず第1点目は、その法的な対応ができないものかということで、先ほど報告いたしましたように、弁護士なりそれからまた県警のそこの暴対担当者、いろんなところの確認報告では、公的な機関としてそこに入浴を拒否するということはできないというふうな報告を受けました。 そうすると、あとはお願いをするといいますか、館長なり職員、そういったものがどうそれに対応していくかということで、職員がじゃそこに入って注意をしたりとかいろんなことをやってるか、現実的には大変難しいところがあるんではないかと。しかし、そういうものも含めて、全職員が一体となって対応していくべきではないかと。 今回行政の方からできる、できないは別としても、全職員で一緒になって中に入ってみようかとか、そういうふうな提案も承りました。全職員が入れ墨をされてる方が入ったときに、何十人の職員が一遍に入るとか、そういうことも意見として行政側からも話になられました。できる、できないは別としましても、それくらい委員会としても苦渋持って毎回審議をしておると。 しかし、このままほっておくわけにはいかないというふうに思っております。各議員さんとも、私もそうですが、町民の皆さんから非常な苦痛のお話は承っておりますので、引き続き精いっぱい議論して、何かいい方法を見つけてまいりたいというふうに思っております。 それから、第2点目の介護保険の減免制度でございます。これは、毎回議員の方から御質問いただきます。前回のときもお答えさせていただきました。 ただ、制度的について、そういったものがあって、それの利用云々については、当委員会としてはこの休会中の審議の中ではいたしておりません。きょういただきましたことについて、制度的なものでそれが志免町の中でその制度がどういうものが、それが対応してないと、形の上ですね、そういうものがあれば、それは検討していきたいというふうに思います。 それから、3番目の特別養護やすらぎ、これは過去も何度も議論し、それからちょっと時期は忘れましたけれども、志免町のその3床というものがもう今は既に取り払われているというふうに思います。しかし、実態はやはり過去の慣例どおり、それぐらいしか入れてないのかなと、そのあたりはまだつかめておりませんが、形の上では志免町ということで数は相当ふえたというふうに、これは議会でも報告をしております。そのあたり、先ほど言われた保険料を払っても入れないというようなことも含め、現状どのようになってるかということは委員会でまた審議をしてみたいというふうに思います。 以上です。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ほかにないようですので、質疑を終わります。
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△日程第7
建設常任委員長報告及び質疑(継続審査分)
○議長(大林弘明君) 日程第7、
建設常任委員長報告を議題とします。 熊本建設常任委員長。
◎建設常任委員長(熊本廣君) 閉会中の建設委員会に付託されました案件につきましては、1月13日、2月8日、3月7日の3日間で委員会審査をいたしましたので御報告をいたします。 まず、上水道事業の経営について、下水道関連、配水管布設替え工事の2月末工事進捗について報告いたします。 7月発注分の6件につきましては、5件が完了し、ほか1件は70%の進捗率となっております。8月発注分の5件につきましては、12月末にすべて完了いたしております。11月発注分の6件につきましては、2件が完了し、ほか4件は35%から95%の進捗率であります。12月発注分の1件につきましては、45%の進捗率であると報告を受けております。 次に、上水道単独工事の2月末工事進捗率について御報告をいたします。 6月発注分の土生山浄水場から桜丘低区配水池までの送水施設の建設、場内整備工事95%、それから電気工事90%、機械工事90%となっております。11月発注分の土生山浄水場緩速ろ過池3号地防食防水工事は完了し、土生山浄水場緩速ろ過池3号地構成工事は、95%の進捗率となっております。1月に発注した亀山新橋配水管布設替え工事、志免東公園台地内配水管布設替え工事、別府44号線地内配水管布設替え工事の3件は、2月末に完了しております。 また、3月に発注した送水管新設工事1工区送水管施設工事、2工区松ケ丘地内配水管新設工事、土生山浄水場砂地置き場整備工事の4件は、発注したばかりであると報告を受けております。 また、17年度からは、淡水化事業の供用開始による企業団からの受水量が増加することと、人口の増加に伴い、水道事業の給水人口が現認可の数値を超えるため、水道事業の認可事項である給水人口及び1日最大給水量の改正が必要であると報告を受けております。 次に、下水道事業の推進について、公共下水道の進捗率について報告いたします。 3月4日現在の工事発注は21件で、14件が完了しております。内訳としましては、7月発注分8件と9月発注分の1件は、すべて完了しております。10月発注分1件は完了し、残り1件90%の進捗率であります。11月発注分8件のうち4件は完了し、ほか4件は70%から90%の進捗率であります。12月発注分1件は、65%の進捗率であります。 また、1月発注分の1件は、90%の進捗率であると報告を受けております。 次に、2月末の水洗化状況につきましては、処理区内人口2万6,954人に対し、水洗化人口は2万4,499人で、水洗化率は90.89%となっております。 次に、建設課関連の付託案件について報告します。 都市計画道路志免・宇美線につきましては、前回報告しておりましたとおり、事業主体福岡県により、宇美町起点より認可区間1,230メートルを調査測量設計等の委託業務を行っております。 次に、宇美川早期復旧の促進について報告いたします。 現在の進捗状況について報告いたします。 まず、水車橋上流の助成事業区間につきましては、馬越第2井堰から馬越第1井堰間の改修工事、馬越第1井堰から川原井堰区間の改修工事、瀬戸井堰下流左岸の河川拡張整備工事、それから瀬戸井堰改修工事及び3月より着手しております志免橋から志免大橋右岸の護岸かさ上げ工事、以上5カ所につきましては、3月末に完成する予定であります。 馬越第1井堰左岸の改修工事は、5月末完成予定です。 また、吉原橋付近の拡幅工事予定地については、現在福岡県また志免町一体となり、本年落水後の着工に向け、用地、家屋補償等の業務を行っていると報告を受けております。 次に、水車橋下流の復旧事業区間につきましては、現在着工しております亀山橋下流右岸の護岸復旧工事、別府上井堰、それから日枝橋間の改修工事、久保田橋から右岸約400メートルの護岸かさ上げ工事は、現在着手のため準備中であります。 以上、3カ所につきましては、本年の5月末には完成する予定であります。 最後に、継続審議でありました第61号議案の志免町法定外公共物管理の管理条例の制定について報告いたします。 この件につきましては、未整備の水路、里道の現状を掌握するため、里道1,681件、水路971件、計2,652件のうち、2月8日に数カ所の現状を見てまいりました。 この条例につきましては、当委員会としまして特に問題はないと思われ、全員賛成です。用途廃止、交換等を行うことが今後考えると思われますが、志免町財産の交換、贈与、無償貸付に関する条例にかかわってくると考えられ、地域の有効利用のためにも役立つと思われます。 以上、建設委員会関連の報告を終わります。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 建設委員長に1点だけ質問をいたします。 宇美川の復旧工事についてですけれども、2月19日の日に意見交換会がございました。それに参加させていただきましたけれども、その意見交換の中で、池邊議員の方が浸水想定区域図のことを質問されてたんですけれども、この浸水想定区域図はたしか去年の10月だったですかね、公表されてるんですよね。そのことを私新聞で読みました。 それで、それについて建設課の方からそういった何ていうのかな、報告があってなかったのかなっていうふうのが1点と、それについて私いつも申し上げてるように、この宇美川の復旧っていうのは、川だけに頼るのじゃなくて、総合治水として考えていただきたいっていうふうに意見を申し上げてるんですけれども、そのことにもつながっていくというふうに思うんですよね。それで、どういった議論がなされてるのか教えてください。
○議長(大林弘明君) 熊本建設常任委員長。
◎建設常任委員長(熊本廣君) お答えします。 2月19日のシンポジウムに関しましては、放水マップですかね、等も今後担当課並びに河川課の方で検討してつくっていきたいというふうに伺っております。 また、送水的な治水等もありますけども、議員も御存じのとおり8.7平方キロの町でございますので、遊水地等いろいろな面でもそういう余裕っていいましょうかね、がございませんけども、いろいろな面で災害の起こらないようなまちづくり、宇美川の改良を、ここ二、三年で完了したいということでございますので、もうしばらくお待ち願いまして御理解願いたいと思います。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 9番古庄議員。
◆9番(古庄信一郎君) 1点だけ御質問させていただきます。 法定外の継続の条例案ですけども、全員賛成で文言の変更もないようでございますけども、そういった関係で要綱とか規則とか、これの下になる部分もつくられて議論されたんでしょうか。それができて、その中で詳細な部分についてやられておるのであれば問題ないと思うんですけども、そのあたりはどのようになってんでしょうか。
○議長(大林弘明君) 熊本建設常任委員長。
◎建設常任委員長(熊本廣君) 第61号議案の志免町法定外公共物管理条例の件につきますけども、今後委員会で全員賛成にしましたけども、前言いましたように、行政とも今後そういうような調査機関っていいましょうか、そういうこともつくりまして、地域とやっぱりいろいろ話し合って、有効に利用できるものがあればしていきたいというふうに行政側の方も今後考えていってくれるものと私も思っております。 以上でございます。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ないようですので、質疑を終わります。 ただいまから休憩に入ります。再開は15時10分とします。
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~~~~~~~~ 休憩 午後2時55分 再開 午後3時10分
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○議長(大林弘明君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ここで、本日の会議時間は、議事の都合により、この際時間を延長させておきます。
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△日程第8
志鉱跡地対策特別委員長報告及び質疑(継続審査分)
○議長(大林弘明君) 日程第8、
志鉱跡地対策特別委員長報告を議題とします。 西川志鉱跡地対策特別委員長。
◎志鉱跡地対策特別委員長(西川蓉子君) 志鉱跡地対策特別委員会審査報告を申し上げます。 昨年の12月24日、また本年1月20日及び2月28日の3日間、志鉱跡地対策特別委員会を開催いたしました。 まず、12月24日午後1時半より第4委員会室で開催。町長及び助役出席のもと、事務局より11月19日付で町から独立行政法人新エネルギー産業技術総合開発機構あてへ、旧志免炭鉱跡地(竪坑櫓)についての意見及び12月9日付の新エネルギー産業技術総合開発機構からの回答の報告がありました。 その内容は、1、猶予期間について、竪坑櫓の取り扱いは、町民及び町議会のコンセンサスを得ることを基本と考え、そのため各専門分野の学識者や技術者の協力を得て技術調査を行うとともに、文化遺産としての観点からも検討する必要があると思われるため、3年の猶予をいただくようお願いしている、2、安全対策の基本プランについては、今回のコンクリート剥離片の落下地点をカバーする緩衝地帯を確保し、進入防止のためのフェンスをもって囲いたい。 なお、費用については協議させていただきたいとの申し込みをしたと報告がありました。 次に、12月9日付の新エネルギー産業技術総合開発機構の回答では、町の回答にあって時間的猶予が欲しいということであれば、その間、跡地の土地と櫓について、民事上及び刑事上の法的責任が町にあることを明らかにすることとして使用貸借契約をNEDOと締結すること。 また、最終回答の猶予期間の3年間は余りにも長く、1年(平成17年12月末まで)が限度と考える、と報告がありました。 このことで、審議は使用貸借契約、猶予期間、安全対策及びNEDOが人命尊重の観点から解体意向の意見が議論される中、委員会の中で、1、国などから維持補修費が見込めないことから、町単独で保存していくことは困難である、2、将来の維持管理については膨大な経費が必要である、3、NEDOは解体すると明確に回答している、4、NEDOの所有であることから、NEDOの方針に任せた方がよい、5、櫓周辺30メーターの安全かつ有効な活用ができるのか、6、解体した方が将来活用できるのではないか、7、保存を考えるとすれば、もっと徹底的に安全対策を万全にすべきではないかなど活発な発言があり、議論を行いました。 執行部はNEDOから回答を受け、1年ではやはり町民のコンセンサスを得るには無理だとして、猶予期間を3年で交渉し、その猶予期間中に調査研究を行い、その結果を検討した上で、町民、議会の意見を聞き、保存、解体の意見を決定する意向である。また、櫓の離隔を30メートルぐらいで立入禁止区域をフェンスで囲い、安全対策を講じたい。契約時期については、危険負担の保険加入を考慮し、4月の新年度として交渉したい、と報告がありました。 次に、1月20日午後1時30分から第4会議室で開催。事務局よりNEDOとの交渉について報告がありました。 NEDOは使用貸借期間を1年とし、安全管理については民事上及び刑事上の法的責任を志免町が負うことを明らかにした上で、契約を締結する回答があったと報告がされました。 このことについて、使用貸借契約内容と時期、期間及び予算について論議しました。 1、竪坑櫓はNEDOの所有であり、3年も引き延ばすことはない、2、解体するよい時期と思われる、3、来年度の使用貸借契約、安全対策費の予算を計上し、方向性などを論議した上で、保存、解体を検討していくべきだ、などの意見がありました。 また、12月議会の折、竪坑櫓について教育、観光、商工活性化の観点から、委員会として議論をしているかの質問に対し、当委員会は石炭産業の保存施設がある自治体を視察に行き、その都度議会の折、委員長報告で状況を報告させていただいておりました。 ここで集約いたしますと、石炭産業の施設を保存している自治体は、それぞれの施設に対し温度差はあるものの、十分な活用はされていないと感じました。 次に、2月28日午前10時から第4会議室で開催。事務局に対し、竪坑櫓に関する調査研究の依頼内容について説明を求めました。 1、2月1日の強風による竪坑櫓の剥離コンクリート落下について、2、1月26日九州産業大学の教授による竪坑櫓の施設視察、3、1月27日のNEDOとの交渉について報告を受けました。 執行部は、調査を行い解体か保存が可能であるかを見きわめるための判断としたいので、猶予期間を3年間と交渉してきたが、NEDOが竪坑櫓の使用貸借期間は平成17年4月1日から1年間を限度とすることを譲歩しなかった。平成17年10月末ごろ予定までにコンクリートの強度、耐震性及び風力等の技術調査を九州産業大学の各専門分野の教授に依頼する予定である、と報告がありました。 この件について、なぜ予算を費やしてまで調査研究をする必要があるのか、また今後執行部は地域懇談会等でこれまでの経過及び現状と今後の方向性を住民に説明するべきだ等の意見がありました。 そこで、委員会としては、地域懇談会を活用し、経過及び現状と財政状況を報告した上で、保存か解体かを含めた住民の意見を集約するよう要請いたしました。 以上で報告を終わります。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 吉田議員。
◆10番(吉田耕二君) 志鉱跡地委員長に2点ほどお伺いいたします。 1点目は、過日住民の方から竪坑櫓及び志鉱跡地委員会の事に対する意見書等が出ておったと思います。これは行政の方が受け付けてあること自体が私はちょっと疑問があるんですけども、いろいろな御意見があるのは当たり前ですので、内容はともかくとしましても、差出人がない部分、そういった内容の意見書が出ておりました。議事録等々も見させていただきましたところも、委員会の中でもやはりそういったことに対して審議等がなされてあったかとは思いますけども、その文章に関して正式な委員会の中で審議することについて、何か委員会の中で議論等はまずはされなかったのでしょうか。まず1点お伺いいたします。
○議長(大林弘明君) 西川志鉱跡地対策特別委員長。
◎志鉱跡地対策特別委員長(西川蓉子君) 吉田議員にお答えします。 ただいま質問がございました。それも、当委員会には来ておりません。執行部の方に参っております。そのことが耳に入りまして、やはりそれに対して東区町内会住民より町へ提出した文書でございました。 そのことに対して、我々委員も志鉱跡地委員会に何の連絡もないまま回答したことについて問題があるとか、それから東区住民あて回答した文書の中の委員会の項目について、誤解を招くおそれがあるので訂正して委員会の承諾を得て再度町内会へ回答したいという助役の返事でございましたが、やはり我々委員会としては、今後こういうことがないように、志鉱跡地の関係する文章においては、委員会に提出していただきたいというようなことを強く申し入れております。 それから、差出人の名称がはっきりしないような状態でございました。
○議長(大林弘明君) 吉田議員。
◆10番(吉田耕二君) デモクラシーの世の中ですのでいろんな意見があるのは十分わかっておりますので、その内容についてはとやかくはないんですけども、やはり差出人等々が明確でないような文章を公式の委員会の場でいろいろと議論されることに関しては、やはり慎重であるべきではないかというふうな私も意見を感じました。 あと次の質問なんですけども、委員会におかれまして竪坑櫓のことを中心にいろいろと御議論いただいてるようですけども、基本的に志鉱跡地委員会というのは、やはり志鉱跡地及びボタ山等々そういった広大な土地をどういうふうに運用していくかっていうことが最大のテーマであると思います。まず、そういったことをしっかりと御議論いただいた中で竪坑の櫓をどうするかとか、そういったことも本来ならば考えるべき委員会ではないかと思いますけれども、そういった広大な敷地の運用ですとか将来のビジョンについてなど、委員会の中で何か御審議等はされてありますでしょうか。
○議長(大林弘明君) 西川志鉱跡地対策特別委員長。
◎志鉱跡地対策特別委員長(西川蓉子君) ただいま吉田議員が質問されましたように、それが第一の仕事、志鉱跡地委員会の仕事と思いますが、今度コンクリートの剥離とかいろいろな問題がございましたもんですから、やはり人命尊重の観点から、技術調査が先ではないかっていうような委員の皆さん方の意見でございました。 今後そういうことも踏まえ議論もしていきたいと思いますが、まず人命尊重、これを一番にして、住民に危害、危険が及ばないようにしたいっていうのが、我々委員会の一致した意見でございます。吉田議員のおっしゃることに対しても、今後議論していきたいと思います。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 古庄議員。
◆9番(古庄信一郎君) 志鉱跡地委員長に質問いたしますけども、竪坑櫓に関しまして大変重要な時期でございますので、今までこの問題について委員会との議論、ほとんどやっておりませんでした。こういう時期ですので、少し集中して質疑をさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 3点ずつ質問してまいります。 まず、先ほどの委員長の御報告を伺っておりますと、行政側の報告をそれぞれ御報告なさいまして、あと個々の委員の意見を大変大半の報告をされております。これらの意見がすべて御報告なっておれば、個々の意見としては成り立つんでしょうけども、どうも客観的に常識ある意見っていうのが述べられてといいますか、報告されていない。それは何か意図的なものがあるのかなと。 例えば、議事録なんか見させていただくと、丸山議員なんかは解体するにも最後のチャンスだけども、残すにも、保存するにも最後のチャンスって、まさにそのとおりなんですよ。こういった意見はほとんど報告なされない。何かそこにひとつ意図があるのか、1点目ですね。 それから2点目ですけども、今回唯一報告の中で、地域懇談会で保存か解体かを住民に意見を集約するように意見を町側に提言されたと、これは唯一委員会として提言されたことであろうかと思いますけども、12月議会で苦渋の町政報告の中で町長が決断をし言われたこと、しかし壊すのは簡単だけども、そこにいろんな意味で費用とか教育とか観光とか商工とか、いろんなものがあるんで、そういったものを精査して十分検討して住民に自分の方針を確定して伝えたいとこう言ってある部分を、今回は今地域懇談会やられておりますけども、そこで住民の合意形成を図れと、つまり何の資料も計画性もプランもなくて、住民にただ残すか壊すか聞けと、こういう答申を委員会としてされたのかどうか。こんなことだったら、余りにも無責任きわまりないことでありまして。 3番目、少なくとも志免町と町民のことを考えるならば残すことも必要であり、また壊すことも必要であります。そのときに、町益のために何が一番大事かということを十分調査するために、私は議会からとしてもNEDOにもう少し私たち住民が納得できる時間をいただきたいと言って、調査の時期を延ばしてくれというぐらいのことを議会側からも発信するのが当たり前のことだろうと私思いますけども、先ほどから伺っておりますと、とにかく住民の懇談会でそういうことも合意形成を図れと、私は逆ではないかと思うんですが、この3点についてまずお伺いいたします。
○議長(大林弘明君) 西川志鉱跡地対策特別委員長。
◎志鉱跡地対策特別委員長(西川蓉子君) 古庄議員にお答えいたします。 1の意図はあるのか、意図は全くございません。 2番目に、地域懇談会で話をしてくれということを委員会より申し入れておりますが、やはり技術調査を先にしたいと、危険があるからということが委員会と執行部の答弁でございました。 そして、3の残すことも壊すことも、これも一緒にしてするべきとか、NEDOに時期の延長を申し入れてくれということも言われましたが、これはまだ委員会ではそういう議論はしておりません。今後このことも踏まえ、一応議題に上げたいと思っております。
○議長(大林弘明君) 古庄議員。
◆9番(古庄信一郎君) 意図がないということであれば、そういう住民の立場からすると、客観的で非常に中立的な意見というものがなぜ報告になさらないのか、私はその点を不審に思っているからお伺いしたわけでありまして、なぜそういう意見が出てこないのか。 2番目に、私はなぜこういうこと言うかと、これ、こうなると、もうすべてそこの委員会語録なりすべてのものを拝見しなければわからないということなんですよ。もしそういうことで御報告なるならば、すべてのある意味では両方の意見なりそういったものもやはり報告いただかなければ、住民はわからないわけであります。 それから、2番目お伺いしました。それぞれ地域懇談会で町長が意見の集約を図れと、早急にね、今既に地域懇談会やられておりますよ。合併のときも同じですよ。じゃ、志鉱跡地がその答申なさったことは、資料も何も計画も何もなくて残すか壊すかということを聞けということを答申されたのですかと私は聞いてるんですよ。そのことについて、そういうことでないならば明確にお答えをいただきたい。 それから、3点目の部分につきましては、これから審議をすると、こうおっしゃられました、NEDOに対してのそういう対応にしても。 しかし、11月云々と先ほどちょっと御報告でもありましたけど、物事は進んでおっとるわけでして、しかし拝見しますと何もされておらない。一方では壊す、一方では残す、いずれもこれは町民のために、町益を考えてやったときに、今何が必要かと考えたときに、一方ではNEDOに対してこういうふうに住民のコンセンサスなり調査が不十分だから少し時間をくれということを行政も言い議会側からも発信するというのが当たり前ではないでしょうか。そのことを先ほどお伺いしたわけです。もう一度明確にお答えいただきたいと思います。
○議長(大林弘明君) 西川志鉱跡地対策特別委員長。
◎志鉱跡地対策特別委員長(西川蓉子君) 1番の意図について私は何もないと思っておりましたけれども、今古庄議員がおっしゃるように、全部の議事録、今後そういう意見も全部委員長報告として肝心なところは報告したいと思います。委員長として何の意図もございませんでした。 それから、地域懇談会などでっていう場合に、委員会としては地域住民に解体ではなく保存をする、これだけ要りますと、調査した結果これだけの費用があるとか、何も解体じゃなくって保存の方向でいきたいっていうようなことで、町長、執行部に説明してほしいということもちゃんと言っております。 そして、最終的には保存派の人の意見もしっかり聞いてほしい、それからまた解体するっていう人の意見もしっかり聞いてほしいと、そのように委員会としては申し入れております。 それから、NEDOに申し入れる、そこまで委員会として今度早急に委員会を招集したいと思いますが、その件につき今度審査していきたいと思います。
○議長(大林弘明君) 古庄議員。
◆9番(古庄信一郎君) くどいようですけども、この数カ月というものが大変大事な時期でありますので、あえて質問させていただきます。 先ほど私が質問しました2点目の件については、壊す、壊さないということを聞けということは、それは当然のことなんです。私がお伺いしてますのは、何をもって町民にそれを問われるのかと、つまり残して何をするんですか、残すために何があるんですか、壊してどうするんですか、そういったものが何もなくて、何をもって町民に問われようと問いなさいということを、委員会としては提言をなさったのですかと。ですから、何度も言いますように何も住民が判断をする材料がないまま右か左か決断せえというのは、それは少し酷なことではないですかということを申し上げたんです。いみじくも、その右か左かを住民に判断できるように鋭意調査しようというのが12月の町政報告での町長の思いであったんですね。ですから、時期的な問題もありますけどもNEDOとの今回の交渉の問題もありますけども、私が言いますのは、もう一回聞きますけども何の資料も計画性もプランもない現状で、懇談会で壊すか壊さないかってことを町民に意見の集約を図れというふうに委員会としては述べられたのですかっていうことを聞いてるんです。
○議長(大林弘明君) 西川志鉱跡地対策特別委員長。
◎志鉱跡地対策特別委員長(西川蓉子君) お答えします。 何をもって資料も何もないのに計画を住民に説明できるのかという質問と思いますが、委員会としてはそこまで審議しておりませんが、今後執行部に対して、そのことも含め申し入れたいと思っております。委員会としても論議していきたいと思っております。
○議長(大林弘明君) 古庄議員。
◆9番(古庄信一郎君) 委員会でも審議されてないことをもって特別委員会の委員会として、先ほど言いましたように今回の報告の中で唯一行政側に提言っていいますか委員会統一として出された。これについて、少し私はおかしいんじゃないかというふうな気がいたします。ぜひ、なぜこういう質問をするかという意図をひとつ御案内いただきたいなと、こう思います。 それから次に、12月議会で私は教育的、観光的、商工活性とかいろんな多くの観点から価値観について審議いただきたいと、こう申し上げました。委員長は審議したいと、こうおっしゃられました。先ほどの御報告を伺いましたら、視察に行かれたと。で、その視察に行ったところのそういう石炭施設は十分活用されておらんというふうな印象、印象っていいますか御意見。私、それは視察に行かれた先に対して大変失礼なお言葉であって、荒尾の万田鉱、ここは映画産業でこれから地域活性をやろうとして中央からも映画でたくさん来ます。田川の文化施設である田川の石炭資料館も、先般福岡県の国文祭、日本の国文祭のとき私も行きましたけど、たくさんの方がお見えになって非常に注目されておりました。軍艦島のことも述べられました、委員長は。軍艦島もシンポジウムに来ました、全国から集まりました。そして、何と長崎の観光協会から、長崎市からタイアップしてやっていこうと。そういうふうなときに視察に行かれてそれを見られて、そして十分活用されてないという、こういう御所見はいかがなものかと。私は、その地域地域にそれぞれの特色があるわけですから、私はよその施設を見てどうだということではなく、この志免においてこれをどう生かせるかということを委員会の中でも議論していただきたい。そういうことをお願いし、今のことについて御所見を承りたい。 それから、12月議会で私、一般質問で過去の竪坑櫓の外壁の崩落について地域振興課に確認をいたしました。地域振興課の答弁では、確認したことがないという答弁でございました。しかし、私は志鉱跡地委員会に何度か傍聴させていただきまして、傍聴してるその中で、あの道まで飛んでおるとかここまでどうだとか、こんな審議をされてて、確認はされてないかもしれません。しかし、委員会の中でそういうことをやられて、そして15年の6月議会では委員長報告でジョギングロードを委員長報告で非常にこれは危険だということを提言されていながら、ジョギングロードを真下につくるという結果になりました。なぜ委員会でそれだけのものを感じておられるならば、このことに対して提言をなさらなかったのかと。一度たりともこのジョギングロードに対する提言がございません。この件についてお伺いいたします。 それから、3点目。同じく15年の6月議会で、NEDOと安全な維持管理について文書で取り交わすようにというふうに委員長報告されております。要請したと。しかし、文書の交換がされておりますか。されとるかどうか、どのように確認されておるか、次にこの3点をお伺いをいたします。
○議長(大林弘明君) 西川志鉱跡地対策特別委員長。
◎志鉱跡地対策特別委員長(西川蓉子君) お答えいたします。 観光的観点とかおっしゃってますが、荒尾の施設がすばらしいとか、我々はまだ行っておりませんが議員がおっしゃるようにすばらしいと思います。だから、今度何かの折には個人的にでも行きたいと思いますが、そういうことに関して、今度志鉱跡地委員会において古庄議員の熱い思いを委員会の方でお話ししていただきたいと思います。それを委員会の中にお諮りしたいと思います。 それから、ジョギングロードのことです。どういうことをしたのかっていうわけですか。もう一回言うてください、2、3を。
○議長(大林弘明君) 古庄議員。
◆9番(古庄信一郎君) 12月議会で一般質問をやったときに、地域振興課に過去この崩落があったかということを確認しましたら、確認していないということを言われました。しかし、私は志鉱跡地委員会に入りましたときにも、私が傍聴している委員会でも、あの道路まで飛んだとかここまで飛んだとか、いろんな議論をなさっておられました。そういう議論をなさっておられて、ジョギングロードが竪坑櫓の真下にできるときに委員会として何を進言されましたかと、何を提言されましたかと、そういう事例をもってですよ。そういうことをなぜされなかったのかということが1点ですね。 それからもう一点は、同じく過去の委員長報告の中でNEDOと安全性、危険性、そういったものについてお互いに公文書でやりとりやんなさいと、こういうふうに委員長が報告されてやられております。そういう事実が、じゃあ確認されたのかと。あるのかないのか。されたことはあるんですか。そのことを次にお伺いしとんです。
◎志鉱跡地対策特別委員長(西川蓉子君) 2番のジョギングロードも、なぜ竪坑の下にああいうのを建設したのかっていうことを議論したのかっていうことでございますか。これはしておりません、委員会としては。 それから、3番目のNEDOの安全性を文書のやりとりで確認したのか。これは、執行部とNEDOとの関係で確認はできておると思いますが、念のために後ほど、それこそ確認いたしまして議員に報告したいと思います。
○議長(大林弘明君) 古庄議員。
◆9番(古庄信一郎君) 大変この事業なり将来にとって大変大事な部分でして、やはりそういう文書をもって確認をしなさいということを提言されたならば、やっぱりそれがあるのかないかは確認されなきゃいけないと思うんですよね。それから、それだけ危ない危ないと言っておられたにもかかわらず、その真下にそういうものができることに対しては何の警告も、それからまた提案も提言もされてない。次、またお伺いいたします。 また反論ありましたら、どうぞお願いいたします。 次に、委員会審議ずうっと拝見していますと、NEDOとの交渉は払い下げ申請中で、諸条件について交渉中と助役の答弁されて、いろんな議員さんが確認なんかされております。しかし一方、何かそれがすべてそのとおりのようなことで委員会の中がなっておる。一方、過去、今もそれは生きておると私は思いますけども、過去NEDOは竪坑櫓と土地について無償で差し上げてもいいんだということを、これは委員会の中でもこの本会議の中でも町長は答弁されてんですよ。そのことについて、一度たりとも委員会の中で確認なり経緯なり現状なり、これからなりっていうことをされてないんですよ。そういうこともされずに、ただただ払い下げについて壊せえどうのこうのと。こういったことを審議されたのかどうか。もしされたとするんであれば、それは私からの抗議文をもってされてるかもしれません。もしそれが違ってたら、どうぞ返答いただきたいと思います。 それからその次に、委員会審議の中でNEDOのものNEDOのものと、こう言う。もう常にNEDOのものであるから、NEDOのものであるからNEDOが決めるんだと。文化財保護審議会の意見書とか、それからいろんなことを、いろんな他の自治体の文化財なりそういったものに対する考えを、また事例をよく研究いただきたい。自分のものでなかったらどうにもならないんですか。我が町の文化財保護審議条例を一度でも検討なさったことがありますか。これが第2点です。 まず、この2つお伺いいたします。
○議長(大林弘明君) 西川志鉱跡地対策特別委員長。
◎志鉱跡地対策特別委員長(西川蓉子君) お答えします。 16年12月24日の委員会において、保存するのであればもっと徹底的に、先ほど申しましたように安全対策を万全にすべきであるっていうような意見と、それから使用貸借契約をした場合、金銭面の使用料はどうなっているのかとか、そういう猶予期間の3年の間はどういうことになるのかっていうような意見に対して、町長が使用貸借契約については無償と考えている。NEDOには無償払い下げを申請中であり、開発公社用地3,000坪とあわせボタ山も含めた有効利用を検討していきたいっていうようなことを答弁されております。これは去年の12月24日のことでございますが、そういう払い下げとかというよりも、今我々委員会としては人命尊重をもとに、これをやはり一番に考えてそのことで議論をしております、委員会としては。だから、古庄議員がおっしゃったようにそういう無償払い下げとか、そういうこともあれば今後していきます。今とにかく事故が起きないように人命尊重の観点からだけで一応やっております。だけど、町長は12月議会以降、NEDOの方にまた話し合いに行っておられます。それは町長の方に一般質問でもお聞きしていただきたいと思います。 それから、NEDOのものNEDOのものと言っているがということに対して、次回、古庄議員をお願いして参加していただいて議論をしていきたいと思います。
○議長(大林弘明君) 古庄議員。
◆9番(古庄信一郎君) 私は、人命尊重の観点、当然そのとおりであります。しかし、少し矛盾するんではないかなと。それだけ今まで危険性というものを、ジョギングロードなり福祉施設ができる前から御認識、御確認いただいていた所管の委員会ですよ。それがなぜそのときにそういうものを堂々と進言し提言して、なぜこうだということをやられなくて、こういうことが起こってですよ。今までそういう事例がなかったんであれば別ですけども。私は、少し矛盾を感じてるので質問をさせていただきました。 先ほどから私を呼んでと、喜んでお呼びいただければ行って議論させていただきたいと思います、許せるものであるならば。しかし、いろんな問題があろうというふうに思いますので、それは委員会の方で御検討いただきたい。やっぱり両方の観点から私は議論していただきたいと。ですから、残すためにはどういうことがあるのかと。じゃあ志免の文化財保護条例をもってこういうことでこういうものと、そうして壊すためにはこうだと、こういう両方からの調査研究なり、そういったものを堂々とやっていただきたいと。そして、住民がそういったものの報告なり声を聞いて、壊すか壊さんかという判断するわけですから。私は、そういうことをしっかりやっていただきたいということを、そしてそれをやるためには本当にこれだけの時間で足りるのかどうかと。であるならば、まず町長も言っとるように議会もNEDOに対して議会を挙げて少しでもいいから延ばしてくれと、こういうことをやるのが当然の行動ではないかと。なぜそれが一言も議論をされないのかということに矛盾を感じとるわけです。もし御返答あったらおっしゃってください。 それから次に、続いてやります。1月10日の朝日新聞掲載の記事について伺います。 これは、もう議運の委員長も触れられておりましたけどもね。公的な志鉱跡地対策特別委員会の副委員長名でコメントを出されております。私のところにも、このことについて多くの方からいろんな意見が参りました。議会では解体派が多数なのかと。私は、こういうことの確認をしたことはございません。一度もありません。こういうことを公的におられる立場の方が発言をし、そのことについて委員会としてどのように御審議なさったのか、先ほど御報告がありません。大変重要な問題としてとらえておりますので、伺いたいと思います。
○議長(大林弘明君) 西川志鉱跡地対策特別委員長。
◎志鉱跡地対策特別委員長(西川蓉子君) お答えします。 朝日新聞の記事についての審議はしておりません。 (「した。しました。しました」と呼ぶ者あり)
○議長(大林弘明君) 訂正されます。
◎志鉱跡地対策特別委員長(西川蓉子君) はい。古庄議員、ただいまの回答について訂正いたします。 委員会においてそういう質問が出たときに、副委員長はその記事に対して否定されました。それを申し上げておきます。 以上です。
○議長(大林弘明君) 古庄議員。
◆9番(古庄信一郎君) 議事録を拝見しますと、数名の委員の方が、それであれば新聞記者に確認すればいいじゃないかという御発言もなさっておられます。それぐらい重要な問題でありまして、結局これが日本じゅうのマスメディアによって日本じゅうに発信されとるわけですよ。ですから、私が確認したいのは単なるそれはミスということではなくて、そういうことを審議なさったのかということを聞いておるんですね。多数派なんですか、この議会では壊すというのが。ただ審議されて、それは違うというようなそういうだけの御回答じゃ、それは御返答にならないと思うんですけども。中をいろいろ読ませていただければそれはよくわかりますけども、委員長からしっかりと御報告をいただきたいというふうに思います。
○議長(大林弘明君) 西川志鉱跡地対策特別委員長。
◎志鉱跡地対策特別委員長(西川蓉子君) お答えいたします。 その件について審議はしておりますけれども、副委員長が否定されております。そういう意図ではなかった、そういう文言は言ってないっていうことで否定してあります。その件については、やはり各委員からこういうことが新聞に堂々と載ることはいかがなものかっていうようなことも出ておりました。副委員長は、その件に関しては自分はそういうつもりでは言ってないっていうお答えでございました。よろしいですか。
○議長(大林弘明君) 古庄議員、ちょっと待ってください。後から志鉱跡地の議事録を読んでいただくっちゅうことでいかんですかね。 古庄議員。
◆9番(古庄信一郎君) 何度も言いますけど、公的にまた将来にも残るっていうのはこの本会議の場のこの議論ですよ。ここで堂々と議論をしておかないと残りません。ですから、あえて私はこういう大事な時期ですから、大事な問題ですから議論をさせていただいとるわけです。ぜひお許しください。 それで、私は、先ほど議運の委員長もおっしゃられましたけども、そのときの成り行きは私はいませんのでわかりません。御本人も私はわかりません。しかし、そういう言葉が載るということに対して大きな問題があるということは、ひとつ委員会としても御理解をいただきたい。私も新聞記者に確認をいたしました。しかし、あえてそのことについて申し上げませんけども、やはりそのことに対して責任を持って対応していただかなきゃあ、これは大変な問題だろうと私は思ってるんです。つまり町民の方は、もう議会は議論もせずに大半、多数解体派だと、こういうことを意識されるっていうことは大変な問題です。私はこのことを指摘して、もしまたありましたら御回答ください。 最後に、先ほどの同僚議員もありましたけども、もう一点。差出人がないような匿名の要望書っていいますか意見書をもって、私は委員会として議会っていうものは一体何なのかと。私は、この匿名の文章が行政から受理され回答されたんであれば、志鉱跡地委員会は議会の立場としてそのものを撤回し回収させるぐらいのことを言うのは私は当然のことだろうと思うんですけども、その回答された中身について一生懸命議論された。中には、伺いますと、ある議員の方なんかも非常に厳しく指摘をされております。それは私も十分理解をし、中身も見とります。しかし、結果、最終的に委員会としてそのことについて何も御所見を出されておらない。委員個々の意見としては大変立派な意見を申されておりますけども、結局回答文の中身の訂正ということでありまして、私は本来ならばそういったものを受け付け、またそういうことによって委員会がこんなに長時間をかけてその中身の回答について審議するっちゅうことに対して、私は本来ならば違うんではないかと。撤回をさせ、返すということを再度やってくださいと要請するのが委員会ではないかと思いますけども、それは意見の違いがあろうかもしれませんけど、その点について御意見を伺います。
○議長(大林弘明君) 西川志鉱跡地対策特別委員長。
◎志鉱跡地対策特別委員長(西川蓉子君) お答えします。 1番目の質問に対しては、きょう議運の委員長が言われたように新聞記者とかいろいろなマスコミが来たときは、先ほど古庄議員はそれもいいけどとかというような委員長に質問してありましたが、そのようなことも当委員会から議運の委員長に申し入れております。 それから、2番目は何でしたかね。差出人のないようなお尋ね文書のようなことを受け付けてもらったら困るということも、委員会でその件につきすごく強く言われておる委員さんもありました。 以上でございます。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 野上議員。
◆15番(野上順子君) 委員長に一点お伺いしたいと思います。 先ほどから聞いておりますと、本当に解体ありきの委員会の中の討議があってるのかなということで大変心配をしてるところであります。その中でぜひ、町長も12月に熱く語られた中に文化財としての大切さ、それから小学校の子どもから抱きつかれて竪坑を壊すのっていうことを聞かれて胸が打たれたということもありましたし、教育長もやはり教育的観点からは大変重要ではないかということの言葉もあってると思います。私は、ぜひ委員会の中に教育長、それから文化財の保護委員の方たちの意見、そういうのも取り入れてもらい、どういう、それと文化財として残すにはどういうやり方があるのかということの審議もこの委員会の中でしていただきたいなと思うんですけれど、そのあたりはしていただけるかどうか確認をとりたいと思います。
○議長(大林弘明君) 西川志鉱跡地対策特別委員長。
◎志鉱跡地対策特別委員長(西川蓉子君) 野上議員にお答えします。 志鉱跡地委員会でも解体ありきではございません。保存っていうこともございます。解体ありきの論議ばかりをしておるわけではございません。 それからまた、今後教育長ほか文化財関係の皆さん、先生方とかいろいろな方を参考人として出席していただいて意見を聞く、そういう場も設けたいと思います。
○議長(大林弘明君) 古庄議員、失礼しました。挙手してあるのが見えず。いいですか。 ほかにありませんか。 末藤議員。
◆17番(末藤省三君) 志鉱跡地特別委員長にお尋ねをいたします。 今まで志鉱跡地が行われまして、2年近く行われた経過がその都度委員長報告でされておりました。その都度、その執行部に対して住民アンケートを、保存か解体かについての中身のアンケートをとるように、またこれの調査費用についても一体幾らかかるのかと、これもやりなさいという報告が委員長報告にあったかと思うんです。これ1年半前の話です。これを執行部は何もやらなかったというふうに委員長報告では私はそのように理解をいたしております。今お尋ねしますと、そういう論議はされてないような言い方がされておりますが、実態はどんなふうでしょうか。執行部にそういうことはきつく申し上げられたんでしょうか、その回答をまた得られたんでしょうか、お尋ねをいたします。
○議長(大林弘明君) 西川志鉱跡地対策特別委員長。
◎志鉱跡地対策特別委員長(西川蓉子君) お答えいたします。 私が委員長になりましてから保存か解体か、それから町民のコンセンサス、いろいろな件について執行部に何回も申し入れしております。それが現状です。もう議論もたくさんしております。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 古庄議員。
◆9番(古庄信一郎君) 議長、動議を提出いたします。
○議長(大林弘明君) 賛成者ありますか。 1名。はい、いいです。 動議成立しました。 中身をお願いします。
◆9番(古庄信一郎君) 竪坑櫓に関する匿名文に対する質疑の件ですけども、先ほどの志鉱委員長に対する質疑の中で町は差出人不明、つまり匿名の手紙を公文書として受け付けて、それへの回答も作成して、結果、議会の志鉱跡地委員会からクレームをつけられて訂正して、まただれかもわからない方に回答するという、行政にあるまじき事件が起こっております。これは本当なのかどうか、今の志鉱跡地委員長への質問ではわかりません。しかし、その詳細が、そして真実がやはり明らかにならなければ私はならないと思います。一方、貴重な時間を費やして志鉱跡地委員会の方はこの匿名の回答書の中身について審議をされております。これらもまた、前代未聞の事例のない出来事であります。こういったことの発端となったその文書の取り扱いについてあいまいにしておけば、今後同様の事例に対して毅然とした対応が行政も議会もできなくなってまいります。よって、ここに町執行部に対して、事の経過なり確認をして事実を把握して今後二度とこのようなことがないように対処する意味でも、また行政のチェック機関である議会の権威のためにも、特別に行政側に対して関連の質問をし、動議をすることを動機として申し上げます。
○議長(大林弘明君) ただいまの古庄議員の動議を日程に追加するかどうかお諮りします。 賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(大林弘明君) 賛成少数です。したがって、日程に追加することは否決されました。 したがって、後日新たに日程に組みます。 ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ないようですので、質疑を終わります。
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△日程第9
福岡都市圏広域行政調査特別委員長報告及び質疑(継続審査分)
○議長(大林弘明君) 日程第9、
福岡都市圏広域行政調査特別委員長報告を議題とします。 吉田福岡都市圏広域行政調査特別委員長。
◎福岡都市圏広域行政調査特別委員長(吉田耕二君) 都市圏広域行政調査特別委員会の報告をさせていただきます。 3月3日、志免町の広域委員会を開催いたしております。今回は、志免、宇美、須恵3町の合同委員会が開催されなかったこともあり、3町の共同テーマ以外のことについてを中心に協議をいたしました。主な協議の内容を報告いたします。 1、現在、議会で虐待防止等に関する条例の審議が進められているところですが、児童福祉法の一部が改正され、各自治体に対する責任がより重く、より明確になってきております。しかし、人材の確保や職員の質の向上など必要な体制の整備を行うには、一つの自治体では経費的にも難しいのではないかということで、3町共同での体制づくりということを合同の広域委員会に提案することといたしております。 次に、
男女共同参画のネットワークをつくること。さらには、これは継続のテーマでもありますが、3町共同の教育委員会を設置することについて今後とも取り上げていくのかどうかということを次回の委員会の中で協議し、志免町としての考えを決めていくことといたしております。 その他としまして、委員より広域委員会のあり方について、3町の合同委員会のある前に、まず志免町は志免町としての独自の検討すべき委員会のテーマがあるはず、また3町間において合同委員会に対する考え方に違いがないようにしっかりと統一を図っていくべきだとの意見が出されております。 次に、視察についての報告をさせていただきます。 2月17日、京都府園部町のマルチメディアセンターの視察を行っております。この施設は、地域ネットワークを活用し、個人や地域間に情報格差のないまちづくりを行うことを目的としており、その概要について、またネットワーク化されている園部町と精華町間の広域的連携についての研修を行いました。一つの先進的な自治体、または自治体間の取り組みとして大変興味深く、今後とも研究していく価値のある事例ではないかと思っております。 以上、簡単でありますけども、都市圏広域行政調査特別委員会の報告とさせていただきます。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 17番末藤議員。
◆17番(末藤省三君) 広域都市圏調査特別委員長にお尋ねをいたします。 共同テーマの中で児童虐待のことが、当議会でもこのことが審議をされとるところであります。これで一番今問題なのは、児童相談員の10万人に1人という枠がどう狭められていくのか、今から審議をされると思うんですが、これの人材確保、上位法との関係がどのように審議をされようといたしておるのか、お尋ねをいたします。
○議長(大林弘明君) 吉田福岡都市圏広域行政調査特別委員長。
◎福岡都市圏広域行政調査特別委員長(吉田耕二君) 末藤議員の御質問にお答えいたします。 まさしく末藤議員がおっしゃったように大変厳しくといいますか、いろいろと大きな問題を抱えとると思っております。今おっしゃった質問に関しては、今ちょうど厚生委員会の中でもしっかりと今審議をいたしております。ですので、私が特別委員長の立場でお答えすることかどうかはわかりませんけども、今言われたような形で各自治体に対する責任、その他いろいろなやらなければいけないことがかなり綿密に多くのものが押し寄せております。その中で、できれば広域的に取り組むことによって自治体それぞれの能力ですとか価値、そういったものを高めることができないかという観点から、少し広域の中でその入り口に関して議論をしてみないかというような提案であると思っております。いずれにしましても各自治体、3町ともども取り組んでいかなければいけない問題でありますので、広域委員会としましてもこれからの各担当常任委員会に落としていくことになるのかもしれませんけども、その窓口のことに関してできるだけしっかりと審議をさせていただきたいと思っております。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ほかにないようですので、質疑を終わります。
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△日程第10
議会広報特別委員長報告及び質疑(継続審査分)
○議長(大林弘明君) 日程第10、
議会広報特別委員長報告を議題とします。 牛房
議会広報特別委員長。
◎
議会広報特別委員長(牛房良嗣君)
議会広報特別委員会の報告をさせていただきます。 第36号議会便りの編集は、建設委員会が担当となりました。当委員会では、編集に先立ち全員で協議し、次の2つのことを取り組ませていただきました。1つ目は、読む人の立場に立ち正確にわかりやすく、しかも簡略をモットーにまとめることとすること。2つ目は、担当制をとり各人が責任を持ってまとめること。短時間の集中で4日半で終了することができました。不十分な点もありましたが、委員会のチームワークでよってやらせていただきましたことを満足しております。 以上、報告を終わらせていただきます。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) 質疑なしと認めます。
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△日程第11 一部
事務組合議会報告
○議長(大林弘明君) 日程第11、一部事務組合議会及び広域連合議会報告を議題とします。 福岡県介護保険広域連合議会の報告を求めます。 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 福岡県介護保険広域連合議会の報告をさせていただきます。 平成17年1月26日、平成17年福岡県介護保険広域連合議会第1回定例会が開催をされましたので報告をいたします。 16議案が上程をされました。まず最初に、承認第1号議案から承認第6号議案は構成市町村の合併に伴い、福岡県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体の増減及び福岡県市町村職員退職手当組合規約を変更することを内容とするものであります。承認第1号議案から承認第6号議案は原案どおり可決をされました。 2番目、承認第7号、承認第8号、議案第1号、議案第2号、議案第3号は、1つ、平成16年度中の構成市町村の合併に伴い、脱退する市町村の介護保険事務を平成16年度末まで委託を受けて行うことの規約を制定すること。2つ、構成市町村の合併に伴い、広域連合の支部の名称、位置及び所管区域を改めることを内容とするもので、原案どおり承認及び可決されました。 3、議案第4号は、福岡県介護保険広域連合介護保険条例の一部を改正する条例を制定するものです。内容は、お手元に配付をいたしております広域連合の周知用チラシのとおり、広域連合構成市町村の高齢者1人当たりの介護給付費の格差が2倍以上になり、不公平感が生じるようになりました。これを緩和するために、構成市町村を3グループに分け保険料を設定すること及び合併による脱退と給付費の増加に伴い、保険料の改定をするものでございます。原案どおり可決されました。 ここで、
介護保険制度開始から現在までの経過について簡単に説明をさせていただきますと、
介護保険制度が始まった第1期事業年度の平成12年度、13年度、14年度の保険料は2,904円でした。第2期事業年度、15年度、16年度、17年度の保険料は認定者数の増加と介護給付費の増加に伴い、3,940円となりました。同時に低所得者に配慮し保険料を安く設定するため、5段階から6段階に改正されました。平成16年度に入り、平成13、14、15年度の高齢者1人当たりの給付額を見てみると、構成市町村間に実績で約2.5倍の格差が出るようになり、相互扶助の精神を超えるような状況になってきました。そこで、給付と負担の不公平感を緩和するため、給付費の高い市町村は高い保険料を、給付費の少ない市町村は低い保険料を設定するようにしました。構成市町村を3グループに分け、それぞれに保険料を設定するグループ別保険料の導入です。さらに合併が進み、構成市町村が71団体から60団体に減り、脱退する市町村が高齢者1人当たり介護給付額が低いことと介護認定者の大幅な増加と介護給付費の伸びを考慮し、平成17年度の保険料を見直さなければならなくなりました。その結果、平成17年度の広域連合全体の保険料、基準月額を4,410円とし、高齢者1人当たり給付額が高い順に第1グループの保険料を5,476円、第2グループの保険料は基準額の4,410円、第3グループの保険料は3,748円としています。そして、被保険者の保険料はこのそれぞれのグループの保険料を基準とし、被保険者の所得階層により6段階に分かれて設定されることになります。志免町は、構成市町村60団体のうち高齢者1人当たり給付額の順位が42番目に位置しています。42番目は第2グループになりまして、保険料は基準額の4,410円になります。 議案第5号、第6号議案は、平成16年度広域連合の一般会計と特別会計の補正予算についてです。一般会計は職員の人件費を減額するものです。これは、16年度当初予算は派遣職員のため15年度の職員の平均給与で見込み計上していた。これを実績に合わせ補正をするものです。 また特別会計は、認定者の増加とホームヘルパーやグループホームに代表される在宅サービスの増加により給付費を補正するものであります。補正額は45億円です。原案どおり可決しました。 5、議案第7号は、平成17年度福岡県介護保険広域連合一般会計予算についてです。予算総額は、歳入歳出それぞれ12億6,876万9,000円とするものです。 歳入の主なものは、市町村負担金12億1,771万2,000円、県支出金5,094万9,000円です。 歳出の主なものは、職員給与等一般管理費10億9,246万7,000円、支部運営費9,372万3,000円、低所得者特別対策事業負担金及び補助金等社会福祉総務費6,793万4,000円です。原案どおり可決されました。 議案第8号は、平成17年度福岡県介護保険広域連合介護保険事業特別会計予算についてです。予算総額は、歳入歳出それぞれ737億3,055万7,000円とするものです。 歳入の主なものは、第1号被保険者保険料113億953万3,000円、市町村負担金106億462万6,000円、国庫負担金143億5,219万7,000円、県負担金89億7,012万3,000円、調整交付金52億6,725万7,000円、介護給付費交付金第2号被保険者分として229億6,351万5,000円です。 歳出の主なものは、介護認定審査会費10億208万4,000円、保険給付費717億6,098万3,000円、高額介護サービス費5億5,061万6,000円です。原案どおり可決されました。 以上、福岡県介護保険広域連合議会平成17年第1回定例会の報告といたします。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 古庄議員。
◆9番(古庄信一郎君) どうしても質問しなきゃいけませんので、2点させてください。 厚生委員会として議会に出られる町長に2点お願いをし、委員長報告でも申し上げました。1点は、介護保険料がBグループの下ということですけれども、Cグループの介護保険料も、今回は国、それから県平均、隣の粕屋町、こういったとこよりも高いような状況で、連合を組んだ意味が本当にどこにあるのかというようなことについて。 もう一点は、介護保険の対象者がふえないような、そういう施策を連合としてもしっかりやっていただきたいと、この2点を議会の中でしっかりと町長の方から御発言いただきたいということをお願い申し上げておりました。その件と今の2件について御所見を賜りたいと思います。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 今回、介護保険料を値上げをしなければならない環境というのは、ただいま申し上げたとおりでございます。最初は相互扶助の精神でスタートいたしましたけども、なかなか思うようにいきません。先ほど申し上げたとおり、地域によっては2倍の保険料というような、市町村ごとの介護給付費に2倍以上の格差が生じておるような状況でございます。今後もその傾向が広がる状況でありまして、そのようなことからグループ別保険料というような改正がなされたところでございます。年々、言うならば要介護の認定者が16%くらい伸びておる状況でございますが、そのようなことについて、今は私一人がこの広域連合の方に出させていただいておりますので意見を十分述べてほしいというような要請をいただいておりました。なかなかこの本会議ではそのような意見を述べるという状況にないわけでございますが、それぞれの支部でこのような支部の会議があっております。その支部の会議を寄せられて、広域連合の中でさらに審議をされるわけでございます。そのようなことから、支部の方でしっかり述べたいというような思いを伝えたというように思いますが、支部の方で何とかならないかというようなことで意見を述べさせていただきました。 幸いといいましょうか、粕屋郡の中には新宮町さんがCランクでございまして、私どもがBランクですね。言うならば、あと少し努力をすればCランクに入れるような状況でございます。そのようなことから、今努力すればCランクになる。なれば保険料が安くなるというようなことから、今からの対応としては介護予防に対してしっかりした取り組みをしなければならないというように思っております。そういうようなことで、それぞれの市町村において、今からはこのグループ別保険料が始まったことによってそれぞれの競争が始まるのではないかというように思います。それぞれの市町村が競争することによって自分たちの地域の保険料が安くなるということでございますので、そのような激しい取り組みがなされるんじゃないかというように思います。ということはじっとしておれば今はBランクでございますが、Aランクにまた戻っていくということもあるわけですので、ここではしっかりとした介護予防について取り組みをしなければならないというように考えておるところでございます。 答弁漏れがございましたら、また後ほど答弁させていただきます。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 末藤議員。
◆17番(末藤省三君) 4点お尋ねいたします。 当初、介護保険が導入されたときに、これから先は高齢化社会に入ると10年先の高齢化率を示してありました。このために高齢化は不公平がないように、県内どこに行っても公平に受けられるようにということでさせて、またコストが安くなるようにという形でこの広域連合がされました。この当議会においても市町村の首長が招集されて、先に介護保険の印鑑がつかされたんですね。そして、議会でこのことを追求しても、いや、そんなことはないという形で、半年後に、いや実は介護保険の加入団体に加盟していたんだということが明らかになりました。このときの言いわけが、先ほど言いましたように福岡県内どこ行ってもこういう意味でやると。コストが安くなると言うけれども、先ほど論議がございましたように連合の意味がなくなってる。ほとんど10項目に当たって説明がなされておりましたが、この介護に加入するときの破綻している現在、そしてまた、どうして3グループに分けるのかと。消費税は高齢化社会のためっていう形で導入されたんです。なぜこういうやつを使おうとしない、そういう意見を出されんのですか。全く県の広域連合が住民に何の説明もないまま4,410円、粕屋町から見ますと非常に我々は住民に説明のしようがない。これがまず第1点。 それから、特別養護老人ホーム、全国で32万人が待機者がふえてる。しかし、その施設がつくられないために、午前中ちょっとその論議しましたが、この特別養護老人ホームに入られない人たち、保険料を払って。こういう人たちをどうしようと論議されよんのか。 また、これに伴う、現在ホームに入っておられる、この10月からホテルコスト代という形で食費と居住代が今の保険料の倍額なる。10月から実施なんです。こういう人たちをどうするのか。施設から追い出される。そういう人たちのフォローは何もない。まして介護保険以前に措置制度で入られた人たち、こういう人たちも容赦なくこのホテルコストで追い出し出される。こういう人たちの手だてを一体どう考えているのか。 それから、介護保険であります生活保護境界線の減免制度があるにもかかわらず、この制度すらない。設置しようとしない。一体どうなっているのか。法律があるにもかかわらず、やらないっていうのは法違反だと。この4点をお尋ねをいたします。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 末藤議員の質問に答えさせていただきます。 最初のスタートは、県内どこでも介護保険を受けられるというようなそういうこともあったかと思います。しかし、現在も御存じのとおり、非常に予測をされておったものの、高齢化率が上がったわけでございます。ただ問題は、言いますならば、そういう介護保険のお世話になる人たちの割合の多いところと、介護保険のお世話にならないで、言うならば頑張っておられるあるいは健康にしておられるというような、そういうところの格差が2倍以上になってきたということが、今回このような取り組みになったところでございます。 それは言うならば、やはり公平、平等という観点からそのようなことをしないと、言うならば、この介護保険そのものがスタートの趣旨に反して破綻をするというようなことから、そのような見直しがされたと思います。 いろいろお話、御質問等ございましたけども、言うならば、介護保険の広域である71市町村でスタートした時には、やはりスケールメリットというのが非常に期待されたわけでございますが、でも私はこのスケールメリットというのは十分に機能しておるというように思います。ただ、地域によって、地域間格差がいろいろあるということでございまして、私どもは、そういうことから今回はBランクでございますが、Cランクになる努力をしたいというようなことを先ほど述べさせていただいたところでございます。 それから、第2点目が、特養ホームに入れない人をどのように対応するのかということでございますが、ちょっと専門的なことで私の方では、いいですか、よく存じておりませんので担当課の方に説明をさせたいというように思います。 それから、3点目のホテルコスト等も含めて、非常に高い負担をしなければならないということから、ホテルコストとして食費の負担が10月から加わるということで、そのことに対して非常に、言うならば圧力を感じるというか、困ったということでございましょうが、でもこれもやはり平等性ということから考えますと、そのようなことも自宅でそのような介護を受ける人と、そういう特養老等でそういうサービスを受ける人たちとのやっぱり格差をなくすことにつながるんじゃないかというように思われます。 それから、減免制度もないというようなことでございますが、そのために、6段階の段階別の保険料が設定をされておるわけでございまして、低所得者の方々に対する配慮もなされておるんじゃないかと思います。かといって、減免が本当にできるかどうか分かりませんけども、そのようなことについての意見も出ておったようでございますので、今後減免できるかどうか、私ははっきりとした回答はできませんけれども、そのような議論も進められるんじゃないかと思います。しかし、低所得者の方々に対する措置は今なされておるわけでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。
○議長(大林弘明君) 末藤議員。
◆17番(末藤省三君) あとは一般質問でしとりますので、ただ、町長にもう一度お尋ねしたいのは、今年の10月からホテルコスト、食費と居住の部分、例えば国民年金これを40年間かけて6万5,000円です、全額受給するのは。今特別養護老人ホームに入ってる人たちが5万5,000円です。これに食費と居住料がつくんです。約倍になります。そしたら、当然年金を40年間納めた人でも、そこから入るわけにはいかん、出らにゃいかんわけです、出らにゃ。あなた公平さと言われるけど、こういう人たちが志免町で一体何人おられるのか、そういう把握が志免町自体がやっているのかどうか。そりゃ出ていかにゃいかんです。また、介護保険の以前の人たち、措置制度で、家はもう長年はされないので、家も屋敷も取り払うてそこの施設に入っちゃう。しかし、その人は今度はそういう居住のあるいは給食の部分が出てくると、いよいよもってその人たちも追い出される。障害者の人たちにとってもってのほかの処置じゃあなかろうかと思うんです。こういう対策が、広域もさることながら、志免町で一体どうされようとしているのか、この先がひとつも見えない。私は入院されている人たちも不安でたまらないのではないかと気がするんですが、ここだけ町長の回答を得たいと思います。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) ホテルコスト等も含め、非常に高齢者の方々、そしてまた弱い立場の方々には負担がかかっていくんじゃないかと思います。それは各町の事情はいろいろあると思います。今、私がここで報告をいたしておりますのは、福岡県の介護保険連合に行ってのことでございますので、そのあたりについて志免町の介護保険等につきましては、今後の委員会あるいは一般質問等でお答えさせていただければと思います。今あれでしたら、担当課長の方からお答えをさせていただきます。
○議長(大林弘明君) もういいですね、一般質問出してあるから。 ほかにありませんか。 二宮議員。
◆14番(二宮美津代君) 町長の報告の中にはなかったんですけれども、今問題になってます介護報酬の不正請求なんです。これは、こないだ私、県の方にも行って研修で聞いてはいるんですけれども、今後新しく、さっき町長は介護認定審査会の予算のことについても話されたと思うんですが、福岡県本当に多いんです、9億円。特に、その9億円プラス県外に行ってもまだ不正を働いて10億以上になってるという報告もあってるんです。このことについては、新たに今度
介護保険制度が改正になりますので、地域包括支援センターとかいろんな形で変わってくるだろうとは思いますけれども、そういったことが広域連合の議会の中で出て、今後このようになるよということについても報告いただきたいと思いますが、そのことについては出てないんでしょうか。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 介護認定の仕方等については、それぞれの地域で差があるんじゃないかなというような話はございます。しかし、そういうことがないように、中央でいろいろ教育をしておるわけでございますので、そういうことが議会の中では話に上がっておりません。ただ、支部の中では、やっぱり認定制度といいましょうか、そのあたりをきちっとしなければ、介護保険は歯どめがきかないようになるんじゃないかというような議論は、私どもはいたしております。
○議長(大林弘明君) 二宮議員。
◆14番(二宮美津代君) 町長の報告では、広域連合の報告だけで、私どもは支部のこと、支部のことと言われますが、粕屋地域のその支部のことは担当の委員会では報告あるかも分かりませんけれども、この介護保険のこのことについては町長のこの議会の報告のみしか委員会ではわからないわけです。そのあたりのことについても、支部のことでこういうことが取り扱われて、こういうことが問題になってるとかということもあれば、今後報告いただければ私たちは参考にさせていただきたいと思いますので、その点よろしくお願いいたします。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 私どもは支部でそういう会議がございますが、また担当者の会議もあっております。そのようなことから、担当者は厚生委員会、所管の委員会にはそのような状況は詳しく説明をしておると私は存じております。
○議長(大林弘明君) 二宮議員。
◆14番(二宮美津代君) 担当委員会さんは、町長の報告がありますから町長から聞いてくださいと言われるでしょ。私どもは、担当委員会は町長が報告されるというふうに思っておられるし、町長は担当委員会には報告されると言われますが、私どもは町長からの報告を聞くんだというふうに受け取っているんですが、違うんですか。先ほども町長からと言われました。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 担当者あるいは事務レベルのことは、私もなかなかそこまでわかりませんで、いろんな先ほど申し上げましたような大きな議題については決定をいたしていきますが、そういう事務レベルからのいろんな積み上げ、そしてまた支部での積み上げが県の連合で審査、審議されるわけでございますので、そのあたりをぜひ御理解いただきたいと思いますが、もし介護保険について詳しい説明等を望まれるようでございましたら、そのときには担当がおりますので、担当の方からでも説明にやらせたいというふうに思います。
○議長(大林弘明君) 二宮議員。
◆14番(二宮美津代君) この介護保険の改革の全体像なんていうのは、私は支部の問題ではなくて、大変大きな問題でございますし、本当に私たちがみんなでよく理解しないと、本当にこの保険料だけのことで、大変皆さん不安に思っておられるということもありますし、どんなふうに介護保険が変わってくるかということについては、私は広域連合のきちっとした大きなところでして、そして、こういうものが地域におりてくる、町村できちっとやらなきゃならないことも今後変わってきますし、平成17年10月にやらなきゃならないこと、それから平成18年に入って4月から施行するというようなこともありますけれども、全体的に改革は形として出てきてるわけですから、県の方でもきちっとそのこと把握しておりてきてるわけですから、私はやはりそのことについてはきちっと広域連合の方で取り扱っておられる分については、私は報告があってしかるべきだというふうに私はとらえておりますが。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 私もこの本会議上で、つぶさなことについてまでは説明をし切れません。そういうことから、住民の皆様方にはよく理解をしていただくために、こういうチラシを全戸配布はさせていただいたところです。今後、どうしてもそのような勉強がしたいということでございましたら、全協でも開いていただきますと、その中で詳しく説明をさせていただきたいと思いますが、よろしゅうございましょうか。
○議長(大林弘明君) よろしいですか。 (14番二宮美津代君「はい」と呼ぶ) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ほかにないようですので、質疑を終わります。 次に、糟屋郡篠栗町外1市5町財産組合議会の報告を求めます。 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 糟屋郡篠栗町外1市5町財産組合議会報告をさせていただきます。 平成16年第2回定例会及び平成17年第1回定例会の報告をさせていただきます。まず、昨年8月の定例会においては、報告事項と平成15年の決算認定の1件についての審議が行われました。それは、第1号議案平成15年度糟屋郡篠栗町外1市5町財産組合歳入歳出決算の認定についてであります。これは、歳入歳出予算額5,000万円に対し、収入済額5,586万5,164円、支出済額4,588万7,461円で歳入歳出差し引き997万7,703円となるとのことであります。 以上、1議案原案どおり可決されました。 その他、報告事項としまして、定例議会終了後の全員協議会において、今後の組合の運営費についての協議が行われ、平成17年度以降、構成市町村に負担金の拠出についての協力依頼がありました。これは、経済の不況に伴い、財産組合の財産から生じる収入での運営が困難な状態になってきたことについてであります。 その原因につきまして、1つ、木材価格の下落による流木売却収入の減少。2、間伐の減少に伴う国、県の補助金の減少、また3、山林保育のため収入減額を補う財政調整基金の長期保有を確保する必要が発生したことにあります。これまでにも、経費削減につきましては、収入役の廃止や議員定数の是正、組合町報酬の見直し等、可能な限りの努力をしてきました。また、世界的に地球環境の破壊が進む中、自然保護の観点から組合運営財源を流木販売に頼る方式を見直す転換期ではないかとの考え、水資源に乏しい加盟市町にとって、治山治水そして水資源の森づくりを断行するとの思い、また組合存続のためには、運営経費の負担の増がどうしても避けられない状況であることとのことで、各構成市町村に負担金拠出の協力要請がなされました。負担内容といたしまして、平成17年度に1口200万円で篠栗町、福岡市、久山町、粕屋町がそれぞれ2口、宇美町、志免町、須恵町がそれぞれ1口の負担でお願いしたいとのことでありました。 以上、平成16年第2回定例会と全員協議会の報告を終わります。 続きまして、平成17年第1回定例会の報告をいたします。 会議は、平成17年2月24日に開催され、第1号議案平成17年度糟屋郡篠栗町外1市5町財産組合一般会計予算案の承認についてであります。これは、歳入歳出それぞれ5,160万円についての審議でありました。 第2号議案糟屋郡公平委員会規約の一部変更に関する協議についてであります。これは、篠栗町外1市5町財産組合を糟屋郡篠栗町外1市5町財産組合に、古賀市外1市4町じん芥処理組合を玄海環境組合に、古賀市外3カ町高等学校組合を古賀高等学校組合に、須恵町粕屋町清掃施設組合を須恵町外2カ町清掃施設組合に改める内容の協議であります。 以上、2議案原案どおり可決されました。また、昨年の全員協議会においての負担金の拠出について、2名の議員さんより意見がありました。福岡市選出の議員さんより、構成市町として平成17年度当初予算の負担金の計上について、福岡市所属の2つの財産区との調整、審議中とのことであり、また今年、福岡市において、全国の緑の博覧会の開催年に当たり、負担金拠出開始について、1年間の猶予をいただけないかとの要望がありました。また、運営費の負担は平成17年度以降からとなっておりますが、いつまでの間というような期限をつけて、再度見直してほしいとの要望がありました。 以上、糟屋郡篠栗町外1市5町財産組合議会の報告とさせていただきます。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) 質疑なしと認めます。 ただいまから休憩に入ります。再開は17時15分とします。
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~~~~~~~~ 休憩 午後5時00分 再開 午後5時15分
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○議長(大林弘明君) 休憩前に引き続き会議を再開します。 一部事務組合議会の報告を求めます。 次に、粕屋南部消防組合議会の報告を求めます。 3番丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 粕屋南部消防組合議会の報告をいたします。 2月28日平成17年第1回粕屋南部消防組合議会定例会が開催されました。審査の経過と結果を報告いたします。 議案第1号から議案第6号まで専決処分の承認については、合併に伴う退職手当組合規約の変更があったもので、全員賛成で可決されました。 議案第7号粕屋南部消防組合職員の勤務時間に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由は、職業生活と家庭生活の両立を推進するための人事委員規則が改正されたことを踏まえ、地方公務員においても、育児または介護を行う職員の福祉の増進、公務の能率の向上を図るための早出、遅出勤務等を条例で規定する必要が生じたことに伴い、粕屋南部消防組合職員の勤務時間に関する条例の一部を改正するものです。全員賛成です。 議案第8号粕屋南部消防組合火災予防条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由は、消防法及び石油コンビナート等災害防止法の一部を改正する法律及び危険物の規制に関する制令及び消防法施行令の一部を改正する政令が公布され、指定数量未満の危険物及び指定可燃物等の取り扱いについて、貯蔵しまたは取り扱う場所の位置、構造及び設備の技術上の基準を市町村条例で定めることとされたこと、並びに再生資源燃料が指定可燃物の品名に追加されたこと等に伴い、当該条例の所要の規定の整備を図るものです。全員賛成です。 議案第9号平成16年度粕屋南部消防組合一般会計補正予算。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ20万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ19億6,686万8,000円とするものです。全員賛成です。 議案第10号平成16年度粕屋南部消防組合粕屋中南部休日診療所事業特別会計補正予算について、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,020万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5,024万4,000円とするものです。全員賛成です。 議案第11号平成17年度粕屋南部消防組合一般会計歳入歳出予算について、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ28億6,383万5,000円。 歳入の主なものは分担金16億188万1,000円で、各町の負担は2億1,149万1,000円の増、15%の伸び率になっております。志免町の分担金は3億1,815万2,597円でございます。そのほか、消防手数料300万円、消防施設整備費国庫補助金8,753万4,000円、組合債11億1,000万円であります。 歳出の主なものは、議会費359万3,000円、総務費14億9,599万3,000円、これには消防本部南部署庁舎建設工事7億5,140万円、高機能消防司令センター整備事業3億3,078万1,000円が含まれます。消防費12億4,573万6,000円、前年度比4,009万6,000円の増です。これは、新規採用職員四名分の増額です。公債費1億1,651万3,000円、予備費200万円であります。支出削減として、消耗品1割カット、職員互助会助成金2割カット、組合長交際費2割カット、議長交際費1割カット、管外災害出動手当ての廃止が図られております。全員賛成です。 議案第12号平成17年度粕屋南部消防組合粕屋中南部休日診療所事業特別会計予算について、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ3,393万3,000円。前年度より610万9,000円の減になっております。 歳入で主なものは、分担金及び負担金で158万円。各町の負担は1,715万7,000円の減となり、志免町分は32万4,942円。これは、前年度繰越金1,019万7,000円全額繰り越しとしたため、各町の負担金が減額となっております。そのほか、使用料及び手数料2,215万3,000円です。 歳出の主なものは、総務費40万4,000円、衛生費3,302万8,000円であります。全員賛成で可決されました。 以上、報告をいたします。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) 質疑なしと認めます。 次に、北筑衛生施設組合議会の報告を求めます。 15番野上議員。
◆15番(野上順子君) 北筑衛生施設組合の報告をいたします。 2月21日第1回定例会があっております。1号議案から6号議案までは、合併に伴う議案でありますので、2号議案より内容については略させてもらいます。 第1号議案専決処分について、福岡県市町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体数の増減及び福岡県市町村職員退職手当組合規約の変更について、宗像郡福間町と宗像郡津屋崎町の合併に伴い変更するものであります。 第2号議案浮羽郡田主丸、三井郡北野町、三潴郡城島町、三潴郡三潴町と久留米市の合併であります。 第3号議案浮羽郡吉井町と浮羽郡浮羽町の合併です。 第4号議案山門郡大和町と山門郡三橋町と柳川市の合併であります。 第5号議案朝倉郡三輪町と朝倉郡夜須町の合併であります。 第6号議案宗像市と宗像郡大島の合併及び朝倉郡小石原村と朝倉郡宝珠山の合併。 以上、6議案全員賛成です。 第7号議案平成16年度北筑衛生施設組合会計補正予算第2号について、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,480万9,000円を追加し、歳入歳出それぞれ1億9,946万9,000円とする。 歳入の主なものは、使用料の830万円の増、基金繰入金250万円の減、繰越金1,900万9,000円の増であります。 歳出の主なものは議会費77万5,000円の減、総務費2,936万8,000円の増、葬祭場費378万4,000円の減です。賛成多数で可決です。 第8号議案平成17年度北筑衛生施設組合会計予算について、歳入歳出予算総額は歳入歳出それぞれ4億3,304万円であります。 歳入の主なものは、負担金1,000万円、うち志免町分は77万9,000円です。使用料1億6,148万円、基金繰入金7,500万円、繰越金500万円、組合債1億8,100万円。 歳出の主なものは、議会費253万7,000円、総務費3,473万8,000円、葬祭場費3億8,566万5,000円、予備費1,000万円であります。平成17年度、平成18年度において行われる火葬炉の改修工事として、2億5,200万円が出されております。議員より質問として、火葬料の料金のあり方について、予備費の組み方について、残骨排出について等の質問が出されております。賛成多数で可決しております。 第9号議案糟屋郡公平委員会規約の一部変更に関する協議について、古賀市外1市4町じんかい処理組合を玄海環境組合に、古賀市外3カ町高等学校組合を古賀高等学校組合に、須恵町粕屋町清掃施設組合を須恵町外2カ町清掃施設組合に改める。全員賛成であります。 続きまして、3月1日第1回臨時議会が開催をされております。議案の内容について報告をいたします。 第10号議案工事請負契約の締結について、工事場所、古賀市青柳145の1、古賀葬祭場。工事概要、火葬炉設置一式、標準炉15、汚物炉1炉。契約の方法は指名競争入札であります。契約金額は3億7,254万円。工事請負人は富山市奥田新町12番3号、株式会社宮本工業所、代表取締役宮本岳司朗です。入札の結果につきまして、設計金額5億6,021万3,850円に対し、契約金額3億7,254万円であります。入札日は平成17年2月21日に行われております。なお、3社に株式会社宮本工業所、太陽築炉工業株式会社、富士建設工業株式会社の3社による入札でありました。工事期間につきましては、完成日が平成18年11月30日であります。工事にかかわる費用は、古賀葬祭場施設整備資金積立金7,500万円と火葬炉設備改修事業債地方債を1億8,100万円借り入れていきます。各町の負担につきましては、今後平成17年度に話し合いがされるということであります。 以上、報告を終わります。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 17番末藤議員。
◆17番(末藤省三君) 報告に1点、お尋ねをいたします。 火葬場の今年度予算の中に、人骨粉の残量、これは今年はどのくらい見込まれて、この人骨粉の残量がどこに運ばれているのか、これはどのように論議されたのかお尋ねをいたします。
○議長(大林弘明君) 15番野上議員。
◆15番(野上順子君) お答えいたします。 今年度は、89万8,000円が予算をされております。灰の最終処分のところにつきましては、石川県に運ばれているという報告を受けております。正しい処理がされているのかという質問が出ておりまして、そのことについて答えが出されておるところであります。 申しわけありません、運送費が予算を組まれてることでありまして、量について何トン出てるということの報告はなかったし、聞いておりません。
○議長(大林弘明君) 末藤議員。
◆17番(末藤省三君) これは後で結構ですので、その石川県のどの町にどういう最終処分、これは産業廃棄物との関係はどうなるのか、それからトン幾らで運ばれてんのかと、これは後で結構ですので、お調べいただきたいと思います。
○議長(大林弘明君) 野上議員、後で報告しとってください。 ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ほかにないようですので、質疑を終わります。 次に、宇美町・志免町衛生施設組合議会の報告を求めます。 5番池邊議員。
◆5番(池邊満男君) 宇美町・志免町衛生施設組合の報告をいたします。 2月17日宇美・志免浄化センターにおいて第1回宇美町・志免町衛生施設組合定例議会が開催されております。 まず、浄化センターの運転状況について、平成16年4月から平成17年1月末までの総処理量は1万8,621キロリットルであります。1日当たり約61キロリットルとなっております。ほぼ計画どおりに処理をされているとの南里組合長からの報告がなされております。 続いて、第1号議案として提出された平成16年度宇美町・志免町衛生施設組合一般会計補正予算についてでございますが、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ700万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億2,344万3,000円とするものであります。この補正により、志免町の負担金が当初予算の1億1,595万9,000円から384万9,000円減額され、1億1,211万円となっております。 次に、第2号議案として提出された平成17年度宇美町・志免町衛生施設組合一般会計予算についてでございますが、歳入歳出予算の総額それぞれ2億4,313万5,000円とするもので、歳入の内訳は両町の負担金が2億4,004万円であります。うち志免町負担分が1億2,076万円、繰越金300万円、諸収入9万5,000円となっております。 歳出は、議会費が208万5,000円、総務費が2,555万8,000円、衛生費1億4,654万6,000円。この中には、これまでの浄化センター運営費に加え、リサイクルプラザ建設に伴う調査設計費として2,310万円が計上されております。次に、公債費6,794万6,000円、予備費が100万円となっております。 2議案とも審議の結果、全員賛成で可決されております。 最後に、2月28日、定例の監視委員会が開催され、組合事務局からセンターの運転状況について、順調に運転されているとの報告があっております。 以上で宇美町・志免町衛生施設組合の報告を終わります。
○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) 質疑なしと認めます。
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△日程第12 第1号議案上程(
提案理由説明、質疑、討論、採決)
○議長(大林弘明君) 日程第12、第1号議案を議題とします。 町長から提案理由の説明を求めます。 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 第1号議案の提案をさせていただきます。 志免町特別職の職員及び教育長の給与等に関する条例の特例に関する条例の制定についてであります。 志免町の厳しい財政状況にかんがみ、特別職の職員及び教育長の給料月額及び期末手当の額を減額することに伴い、志免町特別職の職員及び教育長の給与等に関する条例の特例に関する条例を制定するものであります。どうぞ御承認賜りますようによろしくお願いいたします。
○議長(大林弘明君) ただいまの議案上程に対する質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ないようですので、これで質疑を終わります。 次に討論を行います。 反対の討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) 賛成の討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) 討論なしと認めます。 これから第1号議案を採決します。 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は挙手願います。 〔賛成者挙手〕
○議長(大林弘明君) 全員賛成です。したがって、第1号議案は原案のとおり可決されました。
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△日程第13 第2号~第22号議案上程(
提案理由説明、質疑、委員会付託)
○議長(大林弘明君) 日程第13、第2号議案から第22号議案までの議案の上程を一括して議題とします。 南里町長から提案理由の説明を求めます。 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 議長から1号議案を除く議案の一括上程を認めていただきましたので、一括して上程させていただきます。 第2号議案志免町敬老金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 地方分権及び三位一体の改革が急速に進み、町の財政は大変厳しい状況となり、行財政の改革は必至であります。また、少子高齢化社会を迎えるという社会環境の中で、補助金の総合的な見直しの一環として、敬老金も年齢一律定額の支給を見直すため、志免町敬老金の支給に関する条例の一部を改正するものであります。 第3号議案志免町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 国民健康保険加入者のうち、介護保険第2号被保険者の平成17年度1人当たりの介護納付金負担額が、社会保険診療報酬支払基金から示されたのに伴い、介護納付金分保険税リストを改正する必要が生じたため、志免町国民健康保険税条例の一部を改正するものであります。 第4号議案志免町水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 給水人口の増加に伴い、志免町水道事業の計画給水人口及び計画1日最大給水量の見直しが生じたため、本条例を制定するものであります。 第5号議案志免町道路線の認定についてであります。 道路法第8条第1項の規定に基づき、町道路線を認定するに当たり、同条第2項の規定により町議会の議決を求めるものであります。 第6号議案志免町道路線の変更についてであります。 道路法第10条第2項の規定に基づき、町道路線を変更するに当たり、同条第3項の規定により町議会の議決を求めるものであります。 第7号議案町の区域及びその名称の変更についてであります。 住居表示の実施に伴い、大字南里の一部、大字別府の一部を変更するため、地方自治法第260条第1項の規定により町議会の議決を求めるものであります。 第8号議案平成16年度志免町一般会計補正予算(第5号)についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億2,147万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ104億1,123万8,000円とするものであります。詳しくは委員会にて説明させていただきます。 第9号議案平成16年度志免町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,732万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ37億1,749万8,000円とするものであります。 第10号議案平成16年度志免町老人保健特別会計補正予算(第3号)についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,128万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ37億636万5,000円とするものであります。 第11号議案平成16年度志免町下水道事業特別会計補正予算(第2号)についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,350万円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ16億7,225万7,000円とするものであります。 第12号議案平成16年度志免町水道事業会計補正予算(第2号)についてであります。 収益的収入及び支出の予定額から、収入については3,529万円を追加し、支出については218万円を追加し、収益的収入の予定額を10億4,977万6,000円とし、収益的支出の予定額を9億2,004万4,000円とするものであり、また資本的収入及び支出の予定額から、収入については2,300万円を減額し、資本的収入額から資本的支出額に対し不足する額5億5,109万7,000円は過年度損益勘定留保資金3億109万7,000円、建設改良積立金2億円、減債積立金5,000万円で補てんするものであります。 第13号議案平成17年度志免町一般会計予算についてであります。 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ95億円とするものであります。その概要につきまして述べさせていただきます。 国は、昨年末に平成18年度までの三位一体の改革の全体図を打ち出しております。それによりますと、国庫補助負担金改革は平成17年度、平成18年度において、3兆円程度の廃止、縮減等の改革を行い、これに見合う税源移譲をおおむね3兆円規模とされております。このうち、平成17年度の税源移譲はその8割に当たる2兆4,000億円とし、残りの2割については平成17年度中に検討を行い結論を得るとしています。また、地方団体の安定的な財政運営に必要な財源を確保するということになっている臨時財政対策債を含む地方交付税は平成17年度の地方財政計画において、対前年比で4.5%の減となっており、地方にとっては前年度同様厳しい財政運営を余儀なくされております。 そこで、平成17年度の本町予算への影響ですが、国庫補助金の廃止、縮減額が平成16年度と平成17年度合わせて約2億2,200万円の減に対し、これに伴う税源移譲は1億3,200万円しか見込めず、差し引き7,000万円の実績減となっております。また、臨時財政対策債を含む地方交付税改革は平成16年度の対前年約2億円の減に続き、平成17年度も平成16年度より約6,400万円の減となっております。このように、前年度に引き続き歳入の確保が非常に厳しい中、平成17年度志免町一般会計予算の総額は、前年度と比較しましてマイナス9.4%の95億円で編成いたしております。 今回の予算編成においては、歳入の確保が難しい中、いかに歳出を抑えるかに苦慮いたしました。これまでに取り組んできました事務事業について見直しをいたしました。特に、福祉環境、教育関連の予算につきましては、できるだけ現状のサービスを維持することを主眼に置き編成いたしましたが、これまで行政サービスにかわるものとして交付してきた個人的補助金においては、近年における多種多様にわたる行政サービスの充実により、その補助金の交付目的がそのサービスと重複すると考えられるもの、あるいは団体補助金においては客観的公益性に疑問があるもの等について一部見直しをいたしております。詳細はお手元に資料として配付させていただいておりますが、予算審議の中でそれぞれ担当課より御説明させます。 それでは、一般会計予算の概略を申し上げます。 歳入の主なものを申しますと、町税は前年度に比して1.6%増、6,277万円増の40億1,859万円を計上いたしております。中でも、町民税は4.3%増となっております。中身を見ますと、個人は0.5%減の12億710万円ですが、法人は24.4%増の3億5,500万円を見込んでおり、一部に少し景気の回復が見られると思われます。また、固定資産税は1%増の21億911万8,000円、町たばこ税は8.2%減の2億8,100万円を見込んでおります。地方交付税につきましては、前年度より9,000万円、5.8%の増の16億3,000万円を計上いたしております。地方債につきましては、6億9,220万円を計上いたしております。この中に、臨時財政対策債として4億5,200万円が含まれております。昨年より1億5,460万円減となり、地方交付税を加えた額は、前年度比3.2%減の20億8,200万円となっております。基金からの繰り入れは6億8,380万円で、内訳は市町村災害共済基金組合から6億3,000万円、公共施設公益施設整備拡充基金から5,380万円となっております。 次に、歳出でありますが、普通建設債は前年と比べ5億2,000万円の減となっております。保育園、学校、公民館等の維持補修が主な事業ですが、これからも緊急性のあるものなどを判断し計画的に行っていかなければなりませんが、新規事業としては、県が実施する吉原橋の拡幅工事の負担金1億2,400万円、志免五公民館建設工事7,980万円等が含まれております。公債費は前年と比べ5億8,379万円の減となっておりますが、これは昨年、減税補てん債の借りかえ6億円があったからであります。人件費については、前年と比べ3,000万円の減となっております。これは第1号議案で御審議をいただきました特別職の給与の減額と、行財政再構築プランに基づく一般職等の退職者不補充による人件費の減です。なお、特別会計等を含めれば7,660万円の減となります。 先ほど述べましたように、福祉、環境、教育関連の予算は、現状のサービスを維持することを主眼に編成いたしておりますが、新たな取り組みも考えておりますので、幾つか紹介させていただきます。 高齢者対策として、痴呆高齢者位置情報システム事業費を予算化いたしております。これは、痴呆高齢者が行方不明にならないよう、発信機をつけて24時間位置を確認するもので、家族の負担及び不安感の軽減に資すると思っております。 少子化対策として、子育て課において未就学児の親への教育支援、ノーバディーズパーフェクトプログラム講習会を開催いたします。この事業は、3歳までの子どもの8割が在宅で母親に育てられている状況の中で、地域で孤立しがちな母親を支援することにより、親としての自信をつけさせ、さらに地域の親同士でサポートし合える関係を築かせることを目的といたしております。 健康対策として、マタニティママパパ教室を開きます。これは、御夫婦で子育てをする、子育てを夫婦一緒に考え心の準備をする、そのような目的でお父さんも一緒に参加していただく子育て教室を開催いたします。 また、安全で安心なまちづくりとして、防犯メールシステムを構築し、防災行政無線の音声応答装置を設置するとともに、自動対外式除細動器を役場に設置いたします。いずれも予算の規模は小さな事業ですが、効果は非常に大きいと考えております。 以上、平成17年度予算について申し上げましたが、これからは限られた予算で最大の効果を上げなければなりません。行財政改革推進委員会から答申も受けましたので、早速、具体的な行動計画を作成し取り組んでまいります。それには、町民の皆様の御理解と御協力をいただかなければなりませんので、議員各位の御支援をよろしくお願いを申し上げまして、平成17年度一般会計予算の概要の説明とさせていただきます。また、詳しくは委員会において説明させていただきます。 第14号議案平成17年度志免町公共施設公益施設整備拡充基金特別会計予算についてであります。 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億3,931万円とするものであります。 第15号議案平成17年度住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についてであります。 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1,645万2,000円とするものであります。 第16号議案平成17年度志免町国民健康保険特別会計予算についてであります。 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ38億961万9,000円とするものであります。 第17号議案平成17年度志免町老人保健特別会計予算についてであります。 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ36億6,352万5,000円とするものであります。 第18号議案平成17年度志免町下水道事業特別会計予算についてであります。 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ15億1,800万円とするものであります。 第19号議案平成17年度志免町水道事業会計予算についてであります。 収益的収入及び支出については、収益的収入の予定額を10億4,269万8,000円とし、収益的支出の予定額を9億2,783万円とするものであり、また資本的収入及び支出については、資本的収入の予定額を9,894万4,000円とし、資本的支出の予定額を4億6,316万3,000円とし、資本的収入額が資本的支出額に対し、不足する額3億6,421万9,000円は過年度損益勘定留保資金1億6,421万9,000円、建設改良積立金2億円で補てんするもんであります。 第20号議案糟屋郡公平委員会規約の一部変更に関する協議についてであります。 糟屋郡公平委員会を共同設置する地方公共団体の名称の変更に伴う、糟屋郡公平委員会規約の変更に関し関係団体と協議するに当たり、地方自治法第252条の7第3項の規定において準用する同法第252条の2第3項本文の規定により議会の議決を求めるものであります。 第21号議案福岡都市圏の市町村の図書館等を相互に他の市町村の住民の貸出利用に供することの一部変更に関する協議についてであります。 宗像郡大島村の宗像市への編入合併に伴い、福岡都市圏の市町村の図書館等を相互に他の市町村の住民の貸し出し利用に供することの一部を変更することについて、福岡都市圏の他の市町村と協議するため、地方自治法第244条の3第3項の規定により議会の議決を求めるものであります。 第22号議案福岡都市圏の市町のスポーツ施設等を相互に他の市町の住民の利用に供することに関する協議についてであります。 福岡都市圏における広域行政の推進の一環として、福岡都市圏の市町のスポーツ施設等を相互に他の市町の住民の利用に供することについて、福岡都市圏の他の市町と協議するため、地方自治法第244条の3第3項の規定により議会の議決を求めるものであります。 以上、21議案を上程させていただきますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(大林弘明君) ただいまの議案上程に対する質疑はありませんか。 大西議員。
◆7番(大西勇君) 1点だけお尋ねいたします。 第2号議案について、敬老祝い金についてでございますけども、私は一貫して議員になって敬老祝い金は商品券でということを訴えてきました。それで質問の中でも本当に血税を出すのであれば、それを町民の血税で出せばその町内にきちっと落ちるようなシステムづくりをつくってもらいたいっていうことで、半分でもいいから商品券をというようなことも訴えてきました。その中で、なかなかできませんでしたけども、今回こういうふうにまた条例案が改正されまして、これに対して反対するわけではありませんけども、なぜ年額1万円なのか。これを1万円相当となればお金だけじゃなくて商品券でもいい、商品でもいい、そういうものになるっていうことも前、質問のときに条例が1万円、お金となってるからお金以外は払えないと、そういうことも言われまして、ここでやはり1万円というのではなくて1万円相当っていうものになぜできないのか。また、この99歳の方にも1万円と書いてありますけども、99歳の方に1万円上げて喜ばれるでしょうか。本当それよりも1万円ぐらいの米を町内業者から買うてあげてやったりお茶を上げてやった方が、それこそ目に見えて価値があるんじゃないかと思います。 私は、町長にいつもこの敬老祝い金と商品券を結びつけて質問を今までいたしてきましたけども、受給者が喜ばれることであれば考えないこともないっていう答弁もいただきました。そこで、私ももとの老人会の会長や老人会の方たちに、この敬老祝い金について商品券でもらえれば町の活性化にもなると。そういうことで、今志免町は7割は町外で消費されている状態。また、ダイヤモンドシティなんかできれば余計にそういう消費されてる。その中で、どうせもらうなら町内で消費できるようにその半分でも商品券でもらったらどうでしょうかって言ったら、そういうことだったら応援しようっていう言葉も多くなってきておりました。実際に、1万円のうち半分は商品券でもいいよっていう方も本当に多くなってきた中で、やはりこういう改正になったときに、今町長もいみじくも言われましたけども、限られた予算で最高の効果を上げるっていうことも言われました。また、経営感覚としてもやはり行革のあらしの吹く中で不況の風も吹いております。こういう中で本当に受給者が喜ぶような物、事を考えた場合に、この文言一つでお金しかだめよっていう答弁も前はいただきましたけども、じゃあ文言でその1万円相当とか3万円相当っていう言葉にかえれば、そういう商品券、または商品、町内業者のですね。そういうものでもやれるんじゃないかと思います。そこで、本当に経営感覚とか行革と言われとる中で価値ある、効果のある血税を使うのにおいて、ここら辺の文言をかえてそういう幅の広いものにできないものかどうか。そこら辺のお考えは、もうこれが条例改正すればなかなかできないと思いますので、一言質問させていただきます。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 大西議員の質問にお答えをさせていただきます。 条例では現金というようになっておりますので、今後、今るる述べられましたそういう状況等もあろうかと思いますが、対象となられます高齢者の方々、言いますならば老人クラブの皆様方等にもニーズ調査といいましょうか、お諮り等もさせていただきまして検討をさせていただきたいというふうに思います。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 二宮議員。
◆14番(二宮美津代君) 私も第2号議案について町長にお尋ねをいたします。 このことにつきましては、もう何年か前にも70歳から75歳に引き上げるといったときに、私はやはり既得権者の方、来年はもらえるよという方が大変やっぱり不満がおありになるのじゃないかっていうことがあるので、一律そういう金額がマイナスとして上がってくる分については基金として、それに特定のものを使うというようなことはどうですかということで、前町長だったと思いますが、これは基金として使途をきちっと明確にするということであったんですけれども、そのようになってるかどうかということと、それから今回、大体本来的にこの条例でなくて77歳の方以上は皆さんに1万円差し上げるということであれば3,000万円。ですが、今回これで2,264万円のマイナスになりますよね、これが通りましたら。ですが、この金額についてはそういう使途を明確になさるのか。今、介護保険の改正っていうこともありますし、予防に力を入れるということで筋トレとか、それからそういう予防事業というものも入ってくるのかなあというふうに思いますが、そういうなことを考えておられるんでしょうか。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 今まで三千数百万円の現金を高齢者の皆様方に差し上げておりましたけども、今回それを節目節目ということで二千四、五百万円ぐらい削減をさせていただくことになるわけでございますが、その額を高齢者の方々の何か福祉あるいは基金として積み立てているかあるいはそのような使い方を考えとるかということでございますが、基金としての積み立てはないと思いますけれども、今後介護予防を含め元気な高齢者対策とか、そのようなことで高齢者の皆様方に直接物あるいはお金としては届かないかもしれませんが、今からの時代の超高齢化の時代に向けてのいろんな高齢者の方々に対するサービスに努めていかなきゃならないというふうに思っております。
○議長(大林弘明君) 二宮議員。
◆14番(二宮美津代君) もう一点でございますけれども、これは予算の特別委員会の中でも聞けばいいかなあというふうに思ったんですけれども、いろんな事業が今回お金が足りないということでいろんな事業の見直しがされてますよね。1点、私はこれは不思議だなあというふうに思ったのは、私はこれは町長の公約ではなかったかなというふうに思いますが、コスモス事業の三百数万円が、今回事業が廃目になっておりますよね。私は、これは協働という形で、町長は何度も協働という言葉を使われますが、この事業が私はもう本来的に住民と行政との協働事業だというふうに思ってるんですね。やり方次第では、私は住民が参加をしていただくいろんな催しができるなあというふうに思って、毎年いろんな形で変わってきてるなあというふうに思ってたもんですから、今回見て廃目になってますので、私はこういった一連の流れがある事業をぽっと切っていって本当に同僚議員が言われるようにストーリーがないなあというふうに思いましたが、この1点だけ、あとはもう予算の特別委員会の中で聞きますが、町長のお考えを聞かせてください。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 今回の行財政改革では、言いますならば不退転の決意で言うなら聖域を設けずに事務事業の見直しを行ってまいりました。中でも、このコスモス事業につきましては一定の評価もいただいております。また、私の公約でもございました。しかし、このような厳しい財政状況の中、言いますならばいろんな面で補助金の削減を断行していることを考えますと、これを継続をすることをちゅうちょせざるを得なかったわけでございます。そういうことから断腸の思いで、当分の間休止をするということで今回そのような措置をとらさせていただきました。しかし、今後いつ復活できるかわかりませんけども、コスモスだけではなくてほかの提言等もあっております。言いますならば休耕田に菜の花をつくったらどうなのかとか、また菜の花からいろんな展開がなされるわけでございますけども、そのような提言等もあっておりますので、一度ここで休止をいたしましていろんな状況が好転をいたしますならば、また復活をさせたいという思いはございます。また、そのようなことにつきましても皆様方にも御理解とまたいろんな面での御支援を賜りたいというふうに思います。
○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ないようですので、これで質疑を終わります。 ここでお諮りします。 ただいま議題になっております議案のうち、第13号議案志免町一般会計予算については、議長を除く17人で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託したいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) 異議なしと認めます。したがって、第13号議案については、17人で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託することに決定しました。 なお、正・副委員長については調整ができておりますので報告します。 予算特別委員長に稲永正昭議員、予算特別副委員長に牛房議員です。 次に、第13号議案を除くほかの議案については、お手元に配付しました議案付託表のとおり各担当委員会に付託したいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) 異議なしと認めます。したがって、議案付託表のとおり各担当委員会に付託することに決定しました。
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△日程第14 第23号議案
志免町議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例の制定について(
提案理由説明、質疑、委員会付託)
○議長(大林弘明君) 日程第14、第23号議案
志免町議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 本議案は、牛房議員とともに6名から提出がなされました。牛房議員に提出理由の説明を求めます。 6番牛房議員。
◆6番(牛房良嗣君) 「
志免町議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正する条例の制定について」について、賛成議員池邊議員、熊本議員、大西議員、助村議員、西川議員でございます。代表しまして、私の方より本件の提案理由について申し述べさせていただきたいと思います。 議員としての研究調査等を要する行政の分野は広範囲かつ専門的になってきております。こうした中、議員の研究調査にかかわる費用の支出もふえ、政務調査費の果たす役割は大きいものがあります。しかし、今地方の財政状況は危機的状況にあります。当町でも例外ではありません。この危機的財政状況を突破し、足腰の強いまちづくりを実現していくために、今年度より行財政改革が進められ、緊縮予算の中、町民にもかってない痛みが求められております。もちろん町長ほか特別職、教育長もみずから減給の痛みを感受しております。私たち議員も同じ痛みを分かち合うべきと判断し、御検討いただきたく本議案を提出するものでございます。 以上、提案の理由を説明して終わらせていただきます。
○議長(大林弘明君) ただいまの提案に対する質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ないようですので、これで質疑を終わります。 この議案については、議会運営委員会に付託したいと思いますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) 異議なしと認めます。したがって、議会運営委員会に付託することに決定しました。
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△日程第15 請願第1号
介護保険制度の改善を求める意見書提出に関する請願について
○議長(大林弘明君) 日程第15、請願第1号
介護保険制度の改善を求める意見書提出に関する請願を議題とします。 紹介議員に趣旨説明を求めます。 17番末藤議員。
◆17番(末藤省三君)
介護保険制度の改善を求める意見書提出に関する請願であります。紹介議員に、稲永議員、牛房議員、稲永正昭議員、熊本議員であります。 請願者は、糟屋郡志免町大字南里643-79、介護保険に怒る福岡県一揆の会の木村富士也さんであります。請願の趣旨。これを朗読して提案にかえます。高齢者は、平成12年4月
介護保険制度が開始されて以来、安心できる介護の保障を求めてきました。しかし、この間全国市長会の意見に見られるようにさまざまな問題が生じてきております。特に低年金で生活している高齢者にとっては、緊急に解決すべき点が大きく浮かび上がってきています。平成17年度の
介護保険制度の見直しは、これらの諸問題を解決する上で大きな機会となっています。しかし、厚生労働省社会保障審議会介護保険部会などの動向を見ると、必ずしも高齢者の期待には応えておらず、一層厳しい制度への見直し計画案となっています。私たちは、安心できる
介護保険制度への改善を願い、下記の項目を国及び関係各大臣へ意見書として提出されることを請願いたします。 記。国の介護給付負担金を現行の負担から増額すること。2、第1号保険料は所得に応じ、定率性を採用し、設定すること。3、低所得者の保険料及び利用料について、国の制度として減免制度などを取り入れ、救済の措置を講じること。4、第1号保険料について、現況では世帯単位で比較すると所得がより少ない世帯の保険料が高くなる場合もあり、不公平感が生じることのないよう世帯概念を用いている賦課方式のあり方を改善すること。20歳代など若年層からの徴収拡大の障害者福祉支援制度との統合は、保険者の意見を十分尊重すること。 以上であります。よろしくお願いいたします。
○議長(大林弘明君) 質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) ないようですので、これで質疑を終わります。 本請願については、厚生常任委員会において審査されるよう付託いたします。
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△日程第16
議会広報特別委員の辞任及び選任について
○議長(大林弘明君) 日程第16、
議会広報特別委員の辞任及び選任についてを議題とします。 本案件については、熊本議員、池邊議員、稲永正昭議員、牛房議員、佐藤議員、そして私、大林より
議会広報特別委員を辞任したいと申し出があります。 ここで二宮副議長と議長を交代します。 〔議長交代〕
○副議長(二宮美津代君) 大林議長が
議会広報特別委員として辞任の申し出があっておりまして議席に戻っておられますので、その間議長を務めさせていただきます。 地方自治法第117条の規定によって、熊本議員、池邊議員、稲永正昭議員、牛房議員、佐藤議員、大林議長の退場を求めます。 〔13番 熊本廣君 5番 池邊満男君 11番 稲永正昭君 6番 牛房良嗣君 18番 佐藤哮君 12番 大林弘明君 退場〕
○副議長(二宮美津代君) お諮りをいたします。 熊本議員、池邊議員、稲永正昭議員、牛房議員、佐藤議員、大林議長の申し出のとおり、辞任を許可することに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(二宮美津代君) はい、異議なしと認めます。したがって、熊本議員、池邊議員、稲永正昭議員、牛房議員、佐藤議員、大林議長の
議会広報特別委員の辞任を許可することに決定いたしました。 ここで熊本議員、池邊議員、稲永正昭議員、牛房議員、佐藤議員、大林議長の入場をお願いいたします。 〔13番 熊本廣君 5番 池邊満男君 11番 稲永正昭君 6番 牛房良嗣君 18番 佐藤哮君 12番 大林弘明君 入場〕
○副議長(二宮美津代君) ここで大林議長と議長を交代いたします。 〔議長交代〕
○議長(大林弘明君) ただいまより辞任に伴う
議会広報特別委員の選任を行うため、暫時休憩とします。
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~~~~~~~~ 休憩 午後6時20分 再開 午後6時50分
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○議長(大林弘明君) 休憩前に引き続き議会を再開します。
議会広報特別委員には委員会条例第6条第1項の規定によって、末藤議員、牛房議員、西川議員、丸山議員、助村議員、大西議員を指名したいと思いますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(大林弘明君) 異議なしと認めます。したがって、辞任に伴う選任については、末藤議員、牛房議員、西川議員、丸山議員、助村議員、大西議員に決定しました。 なお、正・副委員長については調整ができておりますので報告します。
議会広報特別委員長に末藤議員、議会広報特別副委員長に牛房議員です。 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会します。
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~~~~~~~~ 散会 午後6時55分...