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09月10日-01号

  • "大西総務文教常任委員長"(/)
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  1. 志免町議会 2004-09-10
    09月10日-01号


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    平成16年第6回 9月定例会1 議 事 日 程(第1号)   (平成16年第6回志免町議会定例会)                               平成16年9月10日                               午 前 10 時 開議                               於   議   場 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 町政報告及び質疑(町長) 日程第4 議会運営委員長報告及び質疑 日程第5 総務文教常任委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第6 厚生常任委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第7 建設常任委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第8 志鉱跡地対策特別委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第9 福岡都市圏広域行政調査特別委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第10 議会広報特別委員長報告及び質疑(継続審査分) 日程第11 一部事務組合議会及び広域連合議会報告 日程第12 第41号~第55号議案上程及び報告第4号 日程第13 請願第2号 「緊急地域雇用創出特別交付金の継続・改善を求める請願書」について 日程第14 請願第3号 「容器包装リサイクル法の見直しを求める意見書提出についての請願」について 日程第15 議会広報特別委員の辞任及び選任について2 出席議員は次のとおりである(18名)  1番  大 熊 則 雄            2番  助 村 千代子  3番  丸 山 真智子            4番  吉 住 龍太郎  5番  池 邊 満 男            6番  牛 房 良 嗣  7番  大 西   勇            8番  西 川 蓉 子  9番  古 庄 信一郎            10番  吉 田 耕 二  11番  稲 永 正 昭            12番  大 林 弘 明  13番  熊 本   廣            14番  二 宮 美津代  15番  野 上 順 子            16番  稲 永 康 人  17番  末 藤 省 三            18番  佐 藤   哮3 欠席議員は次のとおりである(0名)4 会議録署名議員  4番  吉 住 龍太郎            15番  野 上 順 子5 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(2名)  議会事務局長  長   秀 樹      書記      小 池 邦 弘6 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(23名)  町長      南 里 辰 己      助役      吉 原 清 光  収入役     上 田 博 昭      教育長     中牟田 修 身  総務課長    脇 田 義 政      企画財政課長  入 江 信 雄  環境課長    二 宮 克 美      建設課長    権 丈 和 孝  下水道課長   世 利   章      水道課長    石 川 善 弘  地域振興課長  児 嶋 賢 始      税務課長    安河内   勇  水道課参事   入 江 勝 利      総務課長補佐  安 田 豊 重  学校教育課長  緒 方   博      社会教育課長  長 澤 利 信  福祉課長    山 本 万司子      健康課長    木 村 俊 次  子育て課長   堀 内 善 之      住民課長補佐  中 山 孝 一  福祉課参事   田 村 秀 一      宇美川対策室長 世 利 茂 春  地域振興課長補佐稲 永 正 志            ~~~~~~~~~~~~~~~~              開会 午前10時00分 ○議長(大林弘明君) ただいまから平成16年第6回志免町議会定例会を開会します。 これより本日の会議を開きます。 日程に入る前に報告します。 7月28日開催の厚生常任委員会において、野上議員が厚生委員長を辞任され、新たに古庄議員が厚生委員長に互選されました。 次に、8月10日開催の福岡都市圏広域行政調査特別委員会において、古庄議員が福岡都市圏広域行政調査特別委員長を辞任され、新たに吉田議員が福岡都市圏広域行政調査特別委員長に互選されました。 次に、権丈住民課長が病気入院のため欠席ですので、中山住民課長補佐を出席させております。 以上、報告します。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(大林弘明君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、4番吉住議員、15番野上議員を指名します。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第2 会期の決定 ○議長(大林弘明君) 日程第2、会期の決定の件を議題とします。 本定例会は、本日から9月30日までの21日間にしたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大林弘明君) 異議なしと認めます。したがって、会期は本日から9月30日までの21日間に決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第3 町政報告及び質疑(町長) ○議長(大林弘明君) 日程第3、町政報告を議題とします。 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 本日ここに平成16年9月議会を招集をいたしましたところ、議員の皆様方には大変御多用な中にもかかわらず御参集賜り、まことにありがとうございます。 では、議会の開催に当たり、町政報告としまして、宇美川改修計画について述べさせていただきます。 昨年の7・19災害を初め、近年の全国各地において豪雨災害が局地的かつ集中的に発生し、甚大な被害をもたらしております。このような大災害が頻繁に発生するのは、地球温暖化による異常気象が原因となっているのではないかと言われております。特に、ことしは台風が2回続けて九州に上陸するなど、異常とも言えるほど多くのしかも大型台風が日本列島に接近し、各地に被害をもたらしております。 幸いにも本町においては大事に至らず、小規模の被害で済んだと思っておりますが、なお被害を受けられました皆様方には心からお見舞いを申し上げます。 このような経緯から、住民の災害に対する意識は高まっており、地方における危機管理体制の強化が急務となっております。本町といたしましても、昨年の7・19災害の教訓から、防災体制の整備充実に努めてきたところであります。 今後とも、安全で安心なまちづくりのため、ハード、ソフト面の整備充実に一層の努力を傾注してまいりたいと考えております。議員皆様の御理解、御協力をよろしくお願いをいたします。 さて、宇美川の改修計画について報告させていただきます。 これまでの議会でも報告をしておりますが、昨年の7月19日の豪雨により、宇美川は21カ所にも及ぶ甚大な被害を受けました。その中でも、大きな被害箇所は護岸決壊が1カ所、護岸崩壊が8カ所に及びました。この災害箇所の復旧につきましては、本年の5月までに仮復旧も含めて完了いたしております。 また、土石流や濁流による堆積土が流れを阻害し、川の流下能力は著しく低下し、水害の原因となります。このことから、福岡土木事務所に強く要請を行い、特に、堆積土の多い2.5キロメートル区間の2万2,300立米のしゅんせつが梅雨前までに完了いたしました。 今後宇美川の改修につきましては、二度と災害を起こさないためにも抜本的な改修を行っていただくように、災害後福岡県河川課福岡土木事務所に幾度となく陳情を行ってきたことは、災害後の議会等で御報告してきたとおりであります。このことを踏まえ、今日まで県当局においても志免町の強い要請を受け、国土交通省と交渉を重ねてきていただいております。その結果、福岡市多々良川河口から志免町水車橋までの10.2キロメートルを事業費150億円の河川災害復旧等関連緊急事業で、また、志免町水車橋から宇美町障子岳までの6.9キロメートルを事業費30億円の河川災害助成事業で、それぞれ改修事業が進められております。 さて、今後の改修の方向性でありますが、現在報告できる内容について述べさせていただきたいと思います。 まず、河川災害助成事業区間について報告いたします。 この区間には、吉原橋上流の決壊箇所が含まれております。この地区の改修につきましては、吉原地区被害を考える会、また吉原農区、また吉原町内会の連名で平成16年7月7日に抜本的な改修のための要請書を福岡土木事務所に提出していただいております。県当局においても、この地区の改修につきましては、最重点地区と位置づけ、早急な対応をしていただき、平成16年8月6日には、吉原公民館において改修計画基本方針の説明会の開催がなされました。その計画概要につきましては、次のとおりであります。 まず、吉原橋の上流の瀬戸井堰改良についてであります。この井堰は、左岸半分が可動堰になっております。しかし、豪雨のときは転倒するようになっており、転倒した際に、左岸が特に流速が早くなり、その水衝部の護岸が決壊をいたすというような結果をもたらしました。このため、右岸側の固定堰も可動堰に改良することによってその要因を除去し、再び災害が起きぬよう改善するため、現在水利権者である志免農区の方々と協議中であります。御理解が得られれば、本年度中にも改修工事に着手したいとの報告を受けております。 次に、吉原橋付近の改修計画についてであります。 川幅が特に狭い吉原橋の上、下流の川幅を広げ、流量の増大を図るための河積の確保を図りたいとの基本方針の説明を受けております。この拡幅整備を行うには、地権者の方々の御協力が不可欠となります。今後福岡県及び志免町が一体となって、地権者の御理解と御協力をお願いしていきたいと考えております。 また、現在吉原橋は対面交通、また離合が困難であることから、この際拡幅整備も必要であると考えております。この整備については、一定の町費負担が必要であり、現在補助事業での検討を行っているところであります。現在県当局において、実施測量及び実施設計中であるとの報告を受けております。 さらに、吉原橋より下流域の整備についてであります。現在固定堰の川原井堰、馬越第1井堰、馬越第2井堰の改修を中心に統廃合を含めた計画の検討を行っているとのことであります。この流域の整備に関しましても、志免農区の方々の御理解、御協力が必要で、現在打ち合わせ中であります。御理解がいただければ、本年度中に一部着手できるとの報告を受けております。 また、志免町の上流域に位置する吉原鹿田、田富鹿田、往来路堰の固定堰が可動堰に改良される計画になっており、そのための現地の調査を行っているところであります。この流域に関しましては、田富、吉原農区の方々の御理解、御協力を得、平成18年度までには完了する予定となっております。 以上が河川災害助成事業区間の計画であります。 次に、水車橋下流の河川災害復旧等関連緊急事業区間──つまり復緊事業と申しますが──の整備計画について報告いたします。 水車橋より上流の助成事業区間が整備されると、その下流は当然その流量に耐え得る河積が必要となります。このため、現在詳細にわたり現地調査中であるとの報告を受けております。改修の基本方針につきましては、河川内の土砂撤去を行い、河積の増大を図るという工事が主体となり、一部護岸の補強工事やかさ上げ工事が行われる予定であります。なお、計画が固まり次第地元説明会を行い、本年度から一部着手できるよう強力に要請しております。今後とも宇美川の本格的整備に向け土木事務所と十分協議を図りながら、できるだけ早期に事業が進捗し、町民の皆様が安全で安心して生活できるよう努力してまいりたいと考えております。 以上、町政報告を終わります。 ○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑があれば許可します。 古庄議員。 ◆9番(古庄信一郎君) 町政報告に対しまして3点ほどちょっとお伺いいたします。 まず1点目、吉原橋周辺の改修について、一定の町費負担というふうなお話がございましたけども、この場合県費もしくは国費をもってやっていくべき当然な事業だろうと私も思いますし、できれば町費とかそういったものは調整池とか、今回も一般質問でたくさんされると思いますけども、そういった町単独でやらなきゃいけない治水対策といいますか、そういったものがあろうかと思いますけども、なぜ一定の町費負担がそこに伴ってくるのか、もう少しお伺いさせていただきたいという点が1点目であります。 それから2点目でありますけれども、今申し上げましたけども、もう少し志免の治水に関する抜本的な町の対策といいますか、今お話伺いますと、宇美川の改修計画で、これはもう昨年から何度もお伺いしておるところでありまして、特に水車橋の吉原のあのあたりについては地元の皆さんも相当声上げられておる。そういったことはもう当然進んでいるものだろうと思います。それ以外に、志免町でこういった治水対策を長期計画になるのか、それが事業負担がどうなるかは別としても、そういうものを示していくべきではないかというふうに思います。そのあたりはどのようにお考えになっておるのか。 それから3点目ですけども、一番冒頭にお話になりましたけど、先般も台風で職員の皆さんも町内をずっと回りながら、そういう呼びかけをなされておられました。私も拝見して大変感銘を受けたわけですけれども、そういった中で、まず第一次的に各小・中学校といいますか、ここに避難を誘導すると。放送を聞いてみますと、毛布を持ってそこまで行きなさいと。遠いところにお年寄りほか毛布を持ってどうやって行けるかと。そういったところを抜本的に改革しなきゃいけないんじゃないかなと。幸いそういう災害時の避難場所は公民館等共同利用施設もあるわけでして、そこに町内会長さんたちの理解が得れる得れないは別として、そういうものも町の避難場所として指定しとるわけですから、まずそういうところも含めて、もう一回初動のそういう利便性を考えた避難場所の構築をやるべきじゃないかと思いますね。今回のああいった場合に、どれだけ呼びかけをされても小学校の体育館まで行くというのは相当、近くの方はいいですよ。相当な距離があるわけですから、西小学校校区だけでもそこまで行くというのはどれだけあると思われますか。車もない、そういうアクセスもない。そのあたりぜひひとつ考えていただきたいと思うんですが、その3点についてお伺いいたします。 ○議長(大林弘明君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 吉原橋上、下流の改修をいち早く進めたいということで、県あるいは土木事務所に要請をいたしております。につきまして、一部分町費の持ち出しがあるというように先ほど申し上げました。その件につきましては、橋の改修、先ほども申し上げましたが、現在の橋の幅が4メーターでございますが、これを離合できるくらいの橋の幅にしたいという思いでございます。それからもう一点は、言うならば川の幅を広げるということになりますと、その分橋の延長が必要でございます。そういう橋というとらえ方ではなくて、道路としてのとらえ方であろうと思います。そういうようなことから、地元負担が求められるということであると思います。詳しくは担当の方がそういう計算方式もあるようでございますので、説明をさせます。 それから、宇美川の改修ばかりが治水対策ではないのではないかというような御質問でございますが、まずは宇美川を改修をし、そういういろんな面の整備を行いませんと、特に内水対策についてもあるいは宇美川にいろんな雨水が流入しないような方法とかいろんなこともありますが、とりあえずは宇美川の改修が先決であろうというふうに考えます。 それから、これも皆様方には報告をさせていただきましたが、志免4地域というんでしょうか、につきましては、内水対策につきましても1億8,000万円程度の川頭川の整備を行い、そしてその排水対策をしてきたところでございます。そういうことから、いろんな面でこの治水対策をしなければならないと思いますが、当面は県あるいは土木事務所と協力いたしまして、できるだけ早い期間にこの宇美川の改修を進めたいという思いでございます。それに関連する付随したことにつきましては、また大局的な面でも検討しなければならない点はたくさんあると思いますけども、今後の課題であると思います。 それから、特に前回の7・19の災害で被害を大きくしたものの中に、言うならば私どもの体制の不備もあったかと思います。危機管理体制といいましょうか、そういう知らせるというようなこと、情報の共有を図るというようなそういう面において不備であった点ににつきましては、今日までいろんな面で整備をさせていただいております。トータルで整備をしなければならないと思いますが、当面は宇美川を上流域からの流入水、そしてまた最近のこういう環境の変化に伴う洪水に対して、対応できる整備をしていくのが先決ではないかというふうに考えております。 それから、今回の台風16号、18号に対する避難場所等の御指摘につきましては、総務課長の方から答弁をさせたいと思います。 ○議長(大林弘明君) 宇美川対策室長。 ◎宇美川対策室長(世利茂春君) 古庄議員の御質問ですが、町費負担の件なんですが、河川が広がる分についての負担はございません。同じ4メートルの橋で、広がった分を伸ばすということであれば県が行いますけど、河川の幅を広げると。4メートルの橋を今基本計画持ってるのが車道が6.5、歩道2メートル、4.5メートル広がりますので、この分に対する町の負担が出るということです。 以上です。 町の負担の割合ですが、アロケーションという計算を行いますが、橋全体を広げた場合3分の2ほどにはなるんじゃないかなという基本の考えは聞いております。 以上です。 ○議長(大林弘明君) 世利室長、発言の場合は許可を求めてください。 ◎宇美川対策室長(世利茂春君) 失礼いたしました。 ○議長(大林弘明君) 古庄議員それでいいですか。 古庄議員。 ◆9番(古庄信一郎君) じゃあ、今の件についてもう一回お伺いしますけども、橋全体の工事予定の3分の2が町費負担ということですか。それとも、延長される部分の工事費の3分の2ですか。
    ○議長(大林弘明君) 世利室長。 ◎宇美川対策室長(世利茂春君) ちょっと説明がわかりにくかったと思いますが、基本的に今の橋をそのままでいいということであれば負担はありません。ただし、橋の幅を広げれば橋が倍以上になりますので、この計算式はもとの橋の費用を引いた分じゃございませんで、アロケーションという計算式がありますので、その計算式、建設委員会等でも詳しい資料ができれば御説明しますが、来年度予算を組むときに、当然御説明資料になると思いますが、その計算式がございます。面積に対する町負担、県負担という。それで約3分の2ほどになると、町の負担が。 以上でございます。 ○議長(大林弘明君) 古庄議員。 ◆9番(古庄信一郎君) 詳細なこと聞いてるわけじゃないんですから、橋を延長するなり広げるなりするときの全体の工事の3分の2が町負担になるのか、伸ばす部分の3分の2が町負担になるのか、そのあたりがわからないので、アバウトでいいので教えてくださいと言ってるんです。 ○議長(大林弘明君) 世利室長。 ◎宇美川対策室長(世利茂春君) 橋だけの工事費の3分の2です。 以上です。 ○議長(大林弘明君) 古庄議員ようございます。 ◆9番(古庄信一郎君) はい。 ○議長(大林弘明君) 脇田総務課長。 ◎総務課長(脇田義政君) 避難場所のことについてお答えしたいと思います。 台風16号それから18号に伴います避難場所として、今回自主避難ということで各小・中学校の体育館、それから西区体育館ですかね、そういったところ開放したんですけど、あわせて各町内会長さんには地域の公民館を開放していただくようにも要請はしております。自主避難場所として指定したところには、町の方から職員2名ずつ交代でつかせておりますし、また放送では毛布等あるいは食糧等あるいは懐中電灯を持っていってくださいというような放送をしたんですけど、福祉課の方から毛布も数は少ないんですけど配布しておりますし、また食糧についてもうちの方から準備をして運営はしているところでございます。 今後、そういった形で自主避難場所といえども、何らかの形でそういった日用品的なものを準備するなり、それは今後検討していかないけないかなというふうなことは反省事項としてうちの方持っておるところでございます。 以上です。 ○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 17番末藤議員。 ◆17番(末藤省三君) 諸般の報告について3点お尋ねをいたします。 河川災害助成事業、つまり激特事業については、将来的には百年に一度の雨に耐え得るこういう構造になってたと思うんですね。それが、堆積があって4回にわたって被害が出たと。これの100分の1の対応に対する実施計画、これは県は持ってるんでしょうか、1点。 それから、この99年の雨量への対応以上の計画、ただそこをされただけじゃなくて、流量に耐え得るだけの計画、変更させるべきではないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(大林弘明君) 世利室長。 ◎宇美川対策室長(世利茂春君) 今回の事業は、昨年の再度災害防止ということで緊急かつ今後4年以内に行う事業であります。末藤議員言われますように、水車橋までに中小河川の計画がございます。それは、これが終わった後また新たにスタートしていくという事業になろうかと思います。 以上でございます。 ○議長(大林弘明君) もう一点聞かれよったと思いますが。 世利室長。 ◎宇美川対策室長(世利茂春君) 確率計算ですが、今言われてますように、基本計画の確率計算は、以前中小河川とかという、今後また新たに行っていかなければならないと思っています。以前の確率計算は60分の1というのがありましたが、100分の1にするかどうかまだ正確には聞いておりませんので、そこら辺は今後協議していきます。 ○議長(大林弘明君) 末藤議員。 ◆17番(末藤省三君) せっかく改修をやるわけですから、150億円ですか、これかけてやるわけですから、また新たに計画を立てるんではなくて、この中で99年のこの雨量に対応するだけの計画にやはり申し入れをするべきだと。小手先のことでは、また99年の雨量が発生した場合にはまた大きな被害が出るのではないか。こういうことは申し入れる、文書で県にきちっと申し入れるべきだと。それから、先ほど60分の1とか100分の1計算される場合に、実施計画これはあると思うんですね。県にこういうのも明らかにすべきだと思います。 それから、中流域から上流域での遊水地の設置、これ先ほどちょっとお触れになっておりましたが、こういう計画があるのかどうか。それからもう一点は、被災者救済をどのように考えておられるのか。自営業者に対しての融資制度、前回、前々回までしますと、志免町の車の被害だけでも何千台と。金額にしたら何百億円ってあるのではないか、こういう中間報告の被害状況もまだ発表されてない。これは一体どのように、先ほど町長も冒頭の中で危機管理の体制は急務だとこう言われておりますけど、こういう住民に対しての危機管理が急務ではないかと思うんですが、この2点お尋ねをいたします。 ○議長(大林弘明君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 今回の災害、7・19の災害につきまして、今改修計画を立てていただいておるわけでございますが、今末藤議員の御質問の99年というのは平成11年のことではないかと思いますが、そのときの雨量と今回の雨量がどのような関係にあるのか。考えてみますと、7・19の方が被害が大きかったというように認識をいたしておりますけども、私もせっかく復旧をやる。しかもそれを抜本的な復旧を私どももお願いをしておるわけですが、それならばもっと可能性を広げて、いろんな対応をしてもらいたいというような要請はしておるのでございますが、県の方針といたしましては、7・19の災害をクリアできる改修が基本的な条件のようでございます。そのために、いろんな河積の確保をやってみたり、あるいは川の修正をやってみたり、そのために堆積土を除去してみたり、護岸を増強してみたりと、そういうふうな状況になるようでございます。いかんせんこれ県のことでございますので、私どもが主体的にやることじゃございませんので、いろいろな面で県と打ち合わせをし、また私どもの要望を入れてもらうように強く要請行動は今後も続けていきたいというふうに思います。 それから、遊水地の計画はあるのかということでございますが、志免町に遊水地を今設けるという具体的な計画はございません。また、県の方にもそれまでの計画はないというように認識をいたしております。 それから、7・19で被災をされました皆様方に対してのいろんな融資であるとかいろんな対策についてどのようなことか、あるいは被害の状況の取りまとめをしたのかということでございますけども、その関係につきましては担当の方に説明をさせたいと思いますが、今までは大体できるところまではしてきたつもりでございます。町民の方々も被災をされました方々は、本当に今もその傷はいえてないと思いますが、私どももそういうことが再び起こらないようにという思いで県の方にも強く要請をしておるところでございます。しかし、先ほどからも申し上げますように、地球環境とかそういう地球規模での話となってきますと、いつこの災害が起きるのであろうかということを非常に心配をするわけでございまして、そういうことから言いますならば、整備につきましてもできるだけ可能性を広げた改修計画を私どもも要請をしていきたいというふうに思っております。 答弁漏れの点につきましては補足をさせます。 ○議長(大林弘明君) 児嶋課長。 ◎地域振興課長(児嶋賢始君) 末藤議員の7・19の被害金額につきましては、一応中小企業関係の被害額は把握いたしております。きょうここの会場で今その資料等は持ち合わせておりませんので、後日決算特別委員会のときに金額等もお知らせしたいと思っております。 それと、また中小企業の分の融資分につきましても、今回補正予算等にも上げさせていただいておりますので、そのときに御説明申し上げたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(大林弘明君) 末藤議員。 ◆17番(末藤省三君) 災害対策基本法及び水防法等が、行政に災害が起こる可能性のある場合には行政のとるべき対応がここでは明記されておるわけです。これが怠ったために、危機管理がという言葉で反省の点として述べられておりました。果たして今度の台風のことにつきましても、避難体制自体も早くもこのことが指摘されているのではないかという気がします。 それから、これに伴う実際の監視体制、それから連絡体制、住民への避難誘導体制、これ危機管理の中で位置づけはどのようにしてあるんでしょうか。 ○議長(大林弘明君) 脇田総務課長。 ◎総務課長(脇田義政君) お答えいたします。 風水害時における職員の警戒体制ですが、これ先般の議会でもその前でも報告しておると思うんですけど、大雨洪水警報あるいは暴風警報ですかね、そういった気象情報、警報が発令された時点で、係長以上の職員を招集するということを基準に、監視あるいは情報の伝達、広報、そういった活動を行いながら、災害対策に当たっているというところでございます。 以上です。 ○議長(大林弘明君) よろしゅうございますか。              (17番末藤省三君「避難誘導」と呼ぶ) 避難誘導等を今言われてありましたが、脇田課長。 脇田課長。 ◎総務課長(脇田義政君) お答えいたします。 今回の台風もそうなんですけど、宇美川の水位が上がった場合も同様なんですけど、ある程度危険なことを察知すれば、自主的に避難場所へ避難してくださいという情報伝達はいたしております。今回特に台風時の警戒体制の中では、住民の方から個々に警戒本部の方に連絡とかありますので、そういった場合はその内容によっては職員を直接当たらせている場合もあるということでございます。 以上です。 ○議長(大林弘明君) 脇田課長、避難誘導は行政がどのようにしているのかということ聞いてあるんじゃないんですかね。 脇田課長。 ◎総務課長(脇田義政君) お答えいたします。 申し上げましたとおり、基本的には避難誘導はうちの方からの情報提供によって自主的に公民館の方に避難してもらうということでございまして、その辺は町内会とうちの方でそれぞれ役割分担を引いてやっているところでございますけど、その細部についてはまだこれから築き上げていかなければならない点が多々あるかとは思います。 以上でございます。 ○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 4番吉住議員。 ◆4番(吉住龍太郎君) 1点お尋ねします。 町長の今の答弁の中で、遊水地の設置計画はないとのことですが、必要性というのは考えてあるのかどうか。 それと、御笠川に関する遊水地のことで、もう御笠川の近く板付北小学校の地下には調整池をつくるということ。それからもう一つ、2カ所山王公園の近くにつくるという計画案も発表されてありますが、我が町の場合でも小学校のグラウンドの水はけをよくするという考え方から、それと同時の工事もできるというふうに考えますし、また、これから先の計画の中には、国土交通省あたりの交渉の中で、これから先こういう用地を用意してますからどうにか計画的なものが推進できないかというような交渉もやってもらいたいと思いますので、ちなみに台風がここどんどん来まして、210日、どうにかきょうで終わるんじゃないかなと思いますけど、台風が来るたんびに心配しております。もうあふれるんじゃないか、あふれるんじゃないか、毎たびですね。だから、これはこの遊水地というのは必ず必要だと思います。 それから、場所としては私は志免町をそのたんびにぐるぐるぐるぐる回って、大体のこんなところにつくったらいいんじゃないかなという場所ですね、そういうものをちょっと検討してみましたら、ちなみに参考に申し上げますと、前の町長の近くに為五郎ですか、為五郎の前に、川との間に何かあるじゃないですか、ちょっとした林みたいなのが、道挟んで。わかります。そういうところとか、今見たらダイキン工業の手前側にそういう土地が結構ありますし、ああいうところ借りるとか、そういうものも検討してもらいたいと思いますが、町長のお考えどんな方でしょう。 ○議長(大林弘明君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 都市化が進んだ中で、このような災害が起きる。そのことを防御するにはどのようにすればいいか。言うならば河川を改修、改善するか、また河川に流入しないようにするかというようなことであります。そのために、遊水地で一挙に河川に流入するものを緩衝的にとどめておくと。ただこれは相当な量でございますので、そういう場所が確保できるかどうか。それから、もちろん小さなものの寄せ集め、言うなればちりも積もれば山となるということもありますけれども、そういう場所あるいは財政的なもの、そしてまたこれは単町だけではなくて、広域的な考え方もしなければならないんじゃないかというようにも思います。そのようなことを考えあわせますと、都市化が進む我が志免町においては、このような方法が今後の課題ではないかと思います。 ただ、今現在遊水地の計画はあるかというようにお尋ねいただきますと、今のところはそこまではありません。また、県の方も志免町にそのような遊水地をという計画はないようでございます。今後、この地域の災害を防御するにはどうすればいいかということから、そのようなことについても今後の検討課題、研究課題ではないかというように思います。 ○議長(大林弘明君) 吉住議員。 ◆4番(吉住龍太郎君) ちなみに申し上げておきますが、板付小学校の設置費は約4,600万円だそうです。それからすると、今さっき7・19に関する町全体で車が何千台やられたとか、それに結局町から持ち出した金、ほな4,600万円なんか微々たるもんじゃないかと思うんですけどね。だから、そういうものも、金額的なものが把握されてたかどうか。参考までにこのくらいな金額でできるということは申し上げておきます。 以上です。 ○議長(大林弘明君) 答弁要りますか。              (4番住吉龍太郎君「要りません」と呼ぶ) ほかにありませんか。 野上議員。 ◆15番(野上順子君) 1点お伺いいたします。 今回の台風の中で気になりながら宇美川を何回も見に行くというような状況がありましたけれど、その中で早々に今回避難を、放送自体はなかなか聞こえなかった。いつも指摘をするように、放送が全然聞こえないという状況あったんですけれど、その部分を車で隅々に回られてたことに関しましては私も評価をしてるところですけれど、避難をするときに、やっぱり高齢者それから障害者、そういう方たちへ対してのただ行きなさいだけではやはりどうしてもいけなかったという声が、非常に今回多くのひとり暮らしのお年寄りとか障害の人たちから聞くわけなんですけれど、先ほどからも誘導について質問もあっておりましたけれど、特に自分一人ではできない人たち、そういう方たちへの対応というものはどのようにされたのか。そして、そういうことに関して、今後はどういう形でもっていかなければいけなかったんじゃないかなというような反省点がありましたら、1点お伺いをしたいと思います。 ○議長(大林弘明君) 山本福祉課長。 ◎福祉課長(山本万司子君) 今回の避難場所ということで広報いたしまして、自主的に避難をいただいたわけでございますが、実際は電話等で問い合わせがございまして、状況確認して御本人さんで行っていただくということですが、どうしても行けないケースに関しては職員が対応したケースもございます。 以上です。 ○議長(大林弘明君) 同じ質問ですか、野上議員。              (15番野上順子君「同じ質問ですけどいいですか」と呼ぶ) 今のに対してですか。 これ先ほどから皆さんされるとき気がついてたんですけど、町長の町政報告は宇美川改修についてのみ行ってあります。だから、皆さん避難場所とか何とかは1回目だけは質問許しておりますので、そこら辺協力願えんですかね。              (15番野上順子君「お願いだけなんです」と呼ぶ) お願いですか、はいはい結構です。 ◆15番(野上順子君) そのこと知らない方たちというのが非常に多かったんですね。そのように対応していただいているということのPRをぜひしていただくということも安心して住めるという部分でもありますので、よろしくお願いしときます。 ○議長(大林弘明君) 3番丸山議員。 ◆3番(丸山真智子君) 改修計画について3点お伺いいたします。 まず最初に、井堰のことなんですけれども、最初の土木事務所の説明会の中で、井堰に関しては全部可動井堰にしますという報告があったのを覚えてるんですが、実際はどのようになるのか、全部で上流から下流までですよ、何基の井堰があったかはちょっと覚えてないんですが、その点が1点ですね、井堰についてが1点。 もう一点、吉原橋のところの改修計画の点なんですが、私も公民館の説明会に行きまして、思ったより参加者は少なかったんですが、最終的には地元の方がそれだけしていただけるならということで、そういうふうな意見も述べてらっしゃいましたので私もほっとしてるところなんですが、ただ町費負担のことが私の方も気になります。それで、先ほど古庄議員の質問でいろいろ答えていらっしゃいましたけれども、町費負担の分が結局川が拡幅されるということで、土地の購入が必要になってきますよね。それと橋が長くなるということで、橋の説明はございました。そこで、土地の購入とそれと橋の長さが広くなるということだけに対しての町費の負担が発生するのでしょうか。 それと、補助事業のことを申請してるというふうにおっしゃってましたけれども、その補助事業についてもう少し詳しく説明をいただきたいというのがございます。 それと、やはり県が進める河川改修以外についての浸水対策というのをやはり考えていかないといけないというふうに思っております。それで、福岡市の方が御笠川流域5市浸水対策会議というのを別に自主的にというか、そういう会議の中で先ほど話されました遊水地の話とか流域で考えてらっしゃいますよね。それで、やっぱりこれは1町で考えるのはなかなか難しいと思うんですので、流域の話し合いとかというのはどのようにされてるのか。されてなかったら今後の見通しというか、その点をお伺いいたします。 ○議長(大林弘明君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) まず、第1点目の井堰の件でございますが、水車橋を起点としてお話をさせていただきたいと思います。水車橋の上流に馬越第2、それから馬越第1、それから河原井堰、瀬戸井堰、それから吉原鹿田、田富鹿田、それから中井堰、上流に田富の言うなら宇美町との境界までに8つの井堰がございます。そのうちの7つにつきまして、可動堰にしたいという基本的な方針を県の方は持っておるようでございます。ただ、そのすべてを可動堰にするというのも大変でございますし、今後のいろんな問題等もございますので、これは農区との関係もございますので、統廃合できる分は統廃合させていただきたいという要望もございます。そういうことで、農区つまり水利権者の皆様方に相談をさせていただかなければならないこと、既にもうその相談にも少し入っておるところでございます。 それから、町費の負担のことについては先ほど古庄議員の質問と同じじゃないかというふうに思いますが、橋というものの見方を道路と読みかえていただくと非常にわかりやすいんじゃないかと思います。橋ですとなぜ負担しなければならないのかというような気がするんですが、町道というように考えていただきますと、先ほど対策室長が説明しておったように、理解がつきやすいんじゃないかというふうに思います。 それから、3点目の御笠川の浸水対策会議がもう既に流域で折衝されておるようでございます。私も宇美の町長さんとは日ごろそういうふうな話をしておるわけでございます。単町だけで水害のこと考えてもどうもなりません。いうならば上流域の影響をしっかり受けるわけでございます。また、我々の影響を博多湾の河口の方の福岡市の方にも影響を及ぼすわけでございますので、そういう流域の市町がそれぞれ知恵を出し合う、また連携をするということが必要ではないかと思いますので、御提言をいただきまして、弾みとして宇美町にもそのような提案をしてまいりたいというふうに思います。そういう会議を宇美町さんと福岡市と、宇美川の流域についての対策会議か何かを立ち上げることについての提案をしてまいりたいというふうに思います。              (3番丸山真智子君「補助事業のことも」と呼ぶ) 補助事業等につきましては、対策室長の方から、先ほどの町費負担のことも含めまして一緒に説明をさせたいというふうに思います。 ○議長(大林弘明君) 対策室長。 ◎宇美川対策室長(世利茂春君) 吉原橋付近の町費の一部負担ですが、古庄議員のときも申し上げたように、用地費等は含まれておりません。わかりやすく言えば現在の橋はそのまましとくよと言えば負担はございません。橋の幅を広げると、町道の。その分の工事費の負担です。 以上です。 ○議長(大林弘明君) いや、補助事業のことについて。 ◎宇美川対策室長(世利茂春君) 補助事業はですね、地方特定道路という補助事業制度がありますので、これに何とかのるんじゃなかろうかということで今いろんな事業、今の一つの案ですが、何とか今年度中にできないかということであります。 ○議長(大林弘明君) よろしゅうございますか。 丸山議員。 ◆3番(丸山真智子君) 補助率とかというのがわかるんでしょうか。 それと、川を拡幅するということは、少し土地を購入しないといけなくなりますよね。その土地の購入費用というのはどこが負担するんですか。 ○議長(大林弘明君) 世利宇美川対策室長。 ◎宇美川対策室長(世利茂春君) 拡幅分に対する用地等の方は県で全部行います。福岡県の方で負担します。 ○議長(大林弘明君) 丸山議員。 ◆3番(丸山真智子君) そしたら確認いたしますけど、町費の負担の部分はあくまで橋を延長することに対してかかるということを理解したらよろしいんでしょうか。 ○議長(大林弘明君) 宇美川対策室長。 ◎宇美川対策室長(世利茂春君) 延長することに対してはかかりません。幅を広げることに対してかかります。 ○議長(大林弘明君) 丸山議員。 ◆3番(丸山真智子君) そちらの方はちょっと建設委員会の方でも話し合いされるんじゃないかなというふうに思いますけど、もう一点先ほどの流域の話し合いの件ですけれども、町長同じようなこと何回もお話しされてるんですね。だから、やっぱりこれに対してはどこかがアクションを起こさないとできないと思うんですよ。だから、この5市流域浸水対策会議というのは、福岡市長の山崎市長がほかの4市に向けて働きかけてあるんですよね。だから、これはだれかがしないとできないというふうに私は考えますけれどもいかがでしょうか。 ○議長(大林弘明君) 世利宇美川対策室長。 ◎宇美川対策室長(世利茂春君) 御笠川、宇美川対策部会というのがありましたが、その解散時に今後流域抑制対策に向け、各町関係各課調整し、いろんな方向で県の方も提案しておりますので、今宇美川の方も福岡市、宇美町、志免町提案はされております。それで、これ1つの課にまたがらないので、例えば志免町、宇美町内で関係各課協議し、こういう連絡網をつくるということで、福岡県の方が取りまとめて、今後どうなるかわかりませんが、当然宇美川となれば福岡市、志免町、宇美町が抑制対策の今後のいろんなことを勉強会しましょうとか、基本方針を出しましょうとかということに結びつけたいという県の方の宇美川の方の関係はそんなふうに今事前の段階であります。 以上です。 ○議長(大林弘明君) 丸山議員。 ◆3番(丸山真智子君) ぜひ流域で話し合いをしていただきたいというふうに思います。 井堰のことなんですけれども、先ほど町長は水車橋より上流域のことをおっしゃいましたけれども、土木事務所の説明で、全部で11基の井堰があるということで、それが全部転倒井堰にしますという報告をたしかあったと思うんですよ。それはどうなってますか。本当にそうされるんでしょうか。もう一度確認いたします。 ○議長(大林弘明君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 詳しくは対策室長がお答えさせていただきますが、11基というのはどこからどこまでなのかというのがちょっと私にもわかりません。先ほど申し上げましたように、水車橋から上流は8つだというふうに思います。もしかしたら宇美町までずうっといくのかもしれません。あるいは下流域がどうなのか、これもちょっと私には11基の根拠はわかりませんが、その固定堰をどのようにするかについては室長の方から答弁させます。 ○議長(大林弘明君) 世利宇美川対策室長。 ◎宇美川対策室長(世利茂春君) 確かに基本説明会のときに11基という報告あっております。そのうち志免町分が7基です。この7基というのは、可動井堰にしたい井堰が7基あるということでありますので、水利権者の方といろんな御相談をしまして、ここの井堰はこっち1つでいいよとなれば1つ減るわけです。だから、可動井堰対象の井堰はそのままかということじゃなくて、もし減る場合はそこの阻害をある程度解消するという形になります。わかりやすく言えば、可動井堰の半分を切り取って、可動井堰じゃなくてもう障害物をなくしますよとか、そういうことですので、今協議中ですので井堰の件数は減る可能性はあります。 以上です。 ○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 5番池邊議員。 ◆5番(池邊満男君) 改修計画についてちゅうことで上げてありますので、ちょっと私気のついたことなんですが、この護岸工事をずっとやっぱり宇美川の両サイドをしてくると思うんですが、たまたま技研の前であそこは県のあれは堤防が壊れたとこですね、あれ復旧工事の中に入っとうとですが、あそこのやり方が護岸で間知石をついてその上に張りつけたと、ちょっと私わかりませんけど、あそこの目的としては草が生えないと。一つは護岸工事の上の間知をついたとこに、水位が高くなったときに、あのわずかな間、あの間を洗って道を確保されるということの中で、あれを今度の宇美川の改修工事でかなり県の土木事務所と協議されると思うんですが、あれを強く要望してもらいたいなという気持ちが持っております。 それと、多分護岸工事がしっかりしたとこは下を掘り下げて水量をはかせるために河床を下げると思うんですが、そのときのコンクリを下に、御笠川もやっとるんですが、あれをかなりの根固めでコンクリ打ってくると思うんですよ。それだけで終わって、上をしないとこもかなりあると思うとですよ。その辺のところを要望してもらいたいなということ強く思ってますので、よろしくお願いしたいとですが。 ○議長(大林弘明君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 今池邊議員から御意見ございましたことは、私どももそのようにしていきたいというように思います。器で言うならば、一番容積に関係する部分を言うならばのり面のことではないかと思いますが、今堤防の草刈りをしていただいておる、草の生えておる部分を草の生えないように、そしてまたある程度強固なもので固めることによって、その部分も水を蓄えることができるというそののり面のことではないかというように思いますが、先ほどから申し上げております河積の拡大という点から、ぜひその分も補強してもらうというか、その分も河積の拡大に役に立つように私どもからも要請はしてまいりたいというふうに思います。 それから、今御指摘のございました根固めについても、しっかりとした根固めをしませんと、今度は河床を掘り下げるということになりますと、護岸があっちもこっちも損傷するというようなことになりますので、そういうことも踏まえながら、あるいはまたいろんな皆さん方の御意見等もこうしてお聞きをさせていただきながら、県の方と打ち合わせをさせていただき、そしてまたそういうことが反映されるように私どもも努めてまいりたいというふうに思います。 ○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大林弘明君) ないようですので、これで質疑を終わります。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第4 議会運営委員長報告及び質疑 ○議長(大林弘明君) 日程第4、議会運営委員長報告を議題とします。 佐藤議会運営委員長。 ◎議会運営委員長(佐藤哮君) 議会運営委員会の報告をいたします。 まず、9月議会に向けて、9月6日、9月8日、議会運営委員会を開催いたしましたので、その経過について御報告をいたします。 会期につきましては、先ほどの議長提案どおりであります。 一般質問につきましては、11名より質問通告がされており、9月13日、14日、15日の3日間としています。なお、発言順につきましては、お手元の順位とおりです。また、一般質問は後ほどまた詳しく触れますが、議長が許可したときからいわゆる時間が回るといいますか、カウントダウンが始まるようにしておりますので、よろしくお願いいたします。 請願、意見書につきましては緊急地域雇用創出特別交付金の継続改善を求める請願、容器包装リサイクル法の見直しを求める請願が提案をされます。なお、意見書は民間地域への米軍ヘリコプター墜落事故に抗議し、地位協定の抜本的改定を求める意見書案が提案をされます。この意見書案は最終日に提案をされるようになっております。 なお、執行部より最終日に教育委員会委員の任命と人権擁護委員の推薦の人事案件が2件提案されるようになっております。 続きまして、6月以降議会運営委員会に付託をされました案件について御報告を申し上げます。 まず、議会運営に関する事項として、専決処分に関する件、これは専決処分の議案については今後臨時議会を開催をして対応することを申し入れ、執行部も今後そのような対応をしたいということで回答を得ております。また、意見書特に議員提出部分につきましては、議会運営委員会の前日までにできるだけ意見書案も提出をしていただくように、これは請願と同等の取り扱いを行うようにしておりますので、御協力をお願いしたいと思います。なお、議会中に提出をされます請願、意見書については、議会運営委員会で協議をすることとしております。なお、これまで町長の町政報告は議会への議運にテーマが提出をされておりましたけれども、今議会の一般質問との関係上、一般質問用紙を議員の宅へ送付するときに、あわせて町長の町政報告のテーマも同封することと改善をいたしましたので、9月議会より行われていると思います。 次に、9月議会の一般質問については、1質問者持ち時間30分の持ち時間で、試行的に今議会一般質問を行うこととしました。そのために、先ほど言いましたようにこの一般質問のテーマが町長の町政報告とタブらないようにということで早目に送付をいたしましたが、今議会何名かの方が同じ質問の項目が出ているのも事実であります。 それから、この一般質問を持ち時間30分とするために、執行部に答弁書を求めるように議運として要請をして話し合い進めてまいりましたけれども、今議会は議会側の詳細の質問書をまず提出をして、その後段階的に執行部から答弁書が提出されるような形の協議を行ってまいりたいと思っております。 次に、予算決算の一括審査について御報告をいたします。 予算決算につきましては、9月議会決算と合わせて予算も特別委員会で審議をすることといたしましたので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 また、特別委員会の初日に町長より報告を受け、引き続き企画財政課より概要説明を受けた後に、監査委員より意見書の報告を受け、監査委員に対する質疑も受けることと特別委員会でいたしておりますので、そのように御理解をお願いをしたいと思います。 以上、報告を終わります。 失礼しました。予算につきましては、一般会計補正予算を特別委員会で決算と同時に設置をして行うこととしております。 ○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 古庄議員。 ◆9番(古庄信一郎君) 委員長に3点もしくは4点になるかもしれませんが、お伺いをいたします。 まず、一般質問のやり方についてですね、全員協議会でお伺いをいたしましたけれども、大変私ども議員にとって大事なことでありますので、あえて本議会で質問させていただきますけども、一般質問というのは私たち議員にとりまして最大の権利であります。そういった権利を先輩諸氏の非常に御努力で、近隣にない最大90分というようなすばらしい質問時間をつくり上げられた。これが継続、継承されておるわけでありますけれども、今回試行的に質問時間を30分とすると。それも議員側の質問時間を拘束し、回答側の執行部に対しては無制限であるというようなこういうやり方を試行と言いながらなぜされるのか。前議会でも単なるそれは議員の一般質問の時間の短縮ではないかと、こう質問申し上げましたましたら、そうではないという御返事をいただきましたけども、結果時間の短縮であるということになるわけでありまして、そこにはどんなに試行的と言われても一つの基本的な考え方が明確でないといけないというふうに思いますので、なぜこういうことを試行的にやられるのかということの基本的な考え方をまず一つお伺いをいたします。 それから、第2点目でありますけれども、決算それから予算の特別委員会による一括審議でありますけども、これも昨年の9月の決算特別委員会のときに、次回の予算まで今年度3月の特別委員会まで試行的にやりたいということで、前6月議会のときもこの9月の決算審議に関してはその前に一度精査をして、いろんな議論やろうということ本会議でもお述べになられておりますけども、今9月決算議会も特別委員会をやり、また来年度の3月に行われる来年度予算も特別委員会で一括をやると。こうなりますと、2年間試行をやると。なぜそういったところまで継続してやられるのか。私が心配しますのは、こういったすべてのことが既成の事実として確立されていくということに対して大変危惧を持っておりますので、なぜある時期それについて全員で議論ができないのか。次にまたこういうことをやるから試行しよう、次にこういうことやるから試行しようということであれば、ずっと試行をやっていかなきゃならない。そういったところ2点目伺います。 それから3点目ですけども、特別委員会で予算決算を全員でやっていくということになりますと、今常任委員会制度をとって委員会審議を、継続審議も含め一貫してやっております。そういったものとの兼ね合いで、常にもう全員による審議ということになってまいりますと、やはり常任委員会が形骸をしていくというような危惧も持たれてまいります。このあたりとの兼ね合いをどう議運の中で御審議いただいたのかということが3点目と、最後に先ほど執行部からの答弁書の問題をお触れになりましたけども、これは前議会で6月議会の中でたった一言、ただ執行部の答弁書というような形で触れられているだけで、その中身がどういうことをやっていき、どういうことをしていくかということは私どもには全然まだお話いただいてないような状況の中で、もう既に議運の中でこれありきという形で進められ、これを実現するために特別委員会なり時間の短縮なりそういったことをやられるんであれば、大変な問題だろうと思います。もう少し答弁書制度についても、どういう目的でどういう趣旨でどういうふうでやられるおつもりにあるのか、そのあたりをきっちりとお話いただかないと、どうも執行部の答弁書をとるために、そのための試行期間としていろんなことを先行的にやられておるような気がいたしてなりません。そのあたりをお伺いしたいと思います。 ○議長(大林弘明君) 佐藤議会運営委員長。 ◎議会運営委員長(佐藤哮君) お答えをいたしたいと思います。 まず1問目は、一般質問をなぜ行ったのか。これは時間の短縮につながるのではないかという質問でございますけども、この新しい議会になって、議会運営委員会いろいろ試行的に議会のあり方、また住民から負託をされた議員のそういう議会活動の前進を図りながら鋭意努力をしてきたわけですけれども、御案内のとおり、この近隣町一般質問いろいろな仕方があるわけですけれども、今期より一般質問については1問1答方式で議会の皆さん方が納得いく質問を執行部側に十分質問をするという形態で、議長の配慮もあって1問1答方式に改めました。これは皆さん方も既にこの1問1答方式での議会の一般質問のやりとりというのはそれぞれの議員の皆さんが頭の中で考え、これまでの実績等も踏まえて持っておられると思います。そういう中で、片一方で一般質問の1問1答方式の前進部分を提起をし、片一方でこれまで最高時間90分の質問時間を有しておったわけですけれども、この1問1答方式と最高90分の一般質問のあり方を、やはり我々の議会側もでき得る限り詳細に議会と議員の質問と答弁がかみ合うように、議会側も努力をすべきではないかなというそういう立場から議運でも決定をし、今回持ち時間30分といたしましたけれども、先ほど言われますが、最高の上限質問時間を設定をしておりません。これはなぜかと言いますと、例えば持ち時間30分で上限これまで最高90分とすれば、執行部の例えば答弁が長引いて上限の90分の時間内にそれぞれ30分を要するけれども、納得いく回答が得られないという場合は、これは最高90分で時間が終わるわけですが、今回の場合は議会の議員の持ち時間30分で、執行部の答弁の最高限度の時間を設定をしておりませんので、もしかするとこれまでどおりの最高90分以上の質問が発生するかどうかは、これは月曜日から始まる一般質問の推移を見なければ、私はわからないと思います。そういう意味では、今回質問の様式を変えていただきました。より具体的により詳細に提起をしていただいております。その関係で、執行部側が議会側のこの一般質問通告に基づいた答弁をどのように展開をされるのかは、ぜひ私どもも議運としても見ていきたいというふうに思っております。 また、この答弁書を提出をさせる理由が定かではないと言われましたけれども、この答弁書は私どもが一般質問で30分の持ち時間制を導入するときに、先ほど言いましたようによりかみ合った論議ができるように、できるだけ事前に答弁書が配付がされないかということで申し入れをしただけであって、この答弁書は必ずしも執行部側から答弁書の提出をしたいというふうには回答は得ておりません。執行部側が答弁書を提出をする前提としては、議会側が努力をしてもらっておるこの一般質問の詳細の別に、他町で実施をされておりますいわゆる一般質問通告その通告全文に基づいた答弁書、こういう答弁書なら執行部側も検討の一つの材料になるかもしれないけれども、今の時点で答弁書を執行部側から提出をするということは、今9月議会の一般質問の中身を見ながら、あす、あさって、月曜日から始まる質問通告に対して、執行部側の答弁書というのは作成されていこうと思いますので、そういう推移を見ながら私どももこの9月議会の一般質問を見ていきたいというのが議運の考えであります。 それから、決算予算をなぜ特別委員会で設置をしたのかということですけれども、御案内のように、新しい議員さんも含めてこれまで勉強会もしてまいりましたけれども、いわゆる今までの委員会審査はいわゆる議員必携でも指摘をされておりますように、全員による予算決算の特別委員会、これが通常の方法であり、これまで3常任委員会にそれぞれ付託をしていた歴史的な流れはあるわけですけれども、これをぜひ予算決算の特別委員会を設置をして、各常任委員会で今まで、例えばA委員会で指摘ができなかったそういう部分を全員の特別委員会では全体の論議の中で違った角度からの指摘、改善というのもこれまでの経験上出てきておるわけですから、そういう部分ではこの予算決算、特に今9月議会で補正予算については試行的にいろいろ実施をしている中で、ぜひこういう予算についても今回全員による特別委員会を設置をしてという意見があり、議会運営委員会で協議して多数をもってその決定をしたわけですので、御理解をいただきたいと思います。 同じ質問になると思いますけれども、この特別委員会で審査をするというのは、今志免町の議会が本会議中心主義なのか委員会中心主義なのかというのは幾つかの論議があるわけですけれども、例えば委員会で反対の議決がされても、本会議で賛成多数で議決が変わる。これは通常委員会中心主義ならば、その委員会の意見を尊重して本会議等でもそうあるべきだという片一方の解釈指摘もありますけれども、やはり本会議中心主義でそれぞれ今最終決定しておるわけですが、その審議の過程の中で3常任委員会に付託をされた幾つかの案件が、例えば否決なりそういう部分で本会議で反対可決をするという部分がどうなのかなという部分は、これはやはりこういう部分を何回も行いながら、議会の決定、意思決定機関がどうあるべきかというのはやはり皆さん方と一緒に協議をしていく問題であって、試行的にしておる問題をすべてそうありきで進んでいっておるのではないかというふうにとられることは、そのようには進んでいないというように御理解をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(大林弘明君) 古庄議員。 ◆9番(古庄信一郎君) これは議員のまた議会の問題ですので、これからしっかりオープンな形で議論をしていかなきゃいけないことだろうと思います。ただ1点、例えば今回の特別委員会の中で、補正予算といったものも一緒に特別委員会の中で一括やっていくと。私は、常任委員会というのは本議会主義の中の本議会の前に、ある意味では専門的にそれぞれ3つの常任委員会が分担をし、それを見識をもって専門的に審査をして、その結論をもって皆さんに判断をいただくという非常に大事なところがこの常任委員会の部分であろうというふうに思います。本議会主義になってまいりますと、そういう部分が必要ないということになってまいりますし、特別委員会の中でも常任委員会の意見というものが全然取り入れられませんし、本議会の中でもそういった常任委員会による審議の経過というものは発言する時間というのはないということになってまいります。そうなりますと、常任委員会というものがどうなっていくのかなと。当然議員なり常任委員会の議会は町の予算を伴う事業について審議をしておるわけですから、これはすべて予算委員会、決算委員会に関係する事項でありますので、そういう意味ではぜひそのあたりもひとつよく御審議をいただきたいなというふうに思いますし、お願いをしたいと思います。 それから、先ほど言いましたように、もう決算と予算と1回ずつ試行的にやった。その結果またもう一年決算と予算を試行的にやっていくと。それはどういった意味で2年も試行的にやられるのかというところが私もよく理解ができないところでして、本議会の中でも3月の予算委員会が終わったら、一通り予算決算やったので、皆さんと一緒に議論してみたいとおっしゃっておられたけども、また1年続くということについてどういう意図で、どういう意味でまたやられるのか、そこだけもう一度答えていただければと思います。 ○議長(大林弘明君) 佐藤議会運営委員会委員長。 ◎議会運営委員長(佐藤哮君) まず、前段の予算決算のあり方ですけれども、1つは各議会ごとに継続審査の申し出があって、各3常任委員会議会閉会中も継続審査で審議をしてるわけですが、通常議会は本会議及びそういう継続審査案件についても鋭意審査をし、各常任委員会で住民の皆さんの負託にこたえていくというのが基本だろうという、そこの認識は変わらないというふうに思っておりますが、そういう中で今議会私もさきの委員長報告で予算決算が一巡すれば議会運営委員会として予算決算の一括審査、また従来の委員会審査も含めた結論を議運で決定をしたいというふうに考えておりましたけれども、委員の皆さんの意見の中で、ちょっと若干委員長の私と考え方が違っておったのは、私も修正をいたしましたが、各常任委員会の持ち回り1周という字句も入っておったではないかということで、前回一番当初の決算は総務で行っていただいて、2回目は厚生建設というような形になっておったことが、決算予算も総務委員会で行っていただき、今議会厚生委員会が担当持ち回りにしていただくわけですけど、そういう一巡という意味が委員長が言う予算決算の一巡ということと、各3常任委員会を回る一巡ということで、それぞれ経験をしてもらうという意味ではなかったのかという指摘があり、今議会そういう形をとらせていただきましたので、17年3月定例議会予算は建設委員会の持ち回りで行うということに決定をさせていただきましたので、そういうふうに御理解をお願いしたいと思います。 ○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大林弘明君) ほかになければ次に進みます。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第5 総務文教常任委員長報告及び質疑(継続審査分) ○議長(大林弘明君) 日程第5、総務文教常任委員長の報告を議題とします。 大西総務文教常任委員長。 ◎総務文教常任委員長(大西勇君) 総務文教委員会の報告をいたします。 閉会中の総務文教委員会に付託されました案件について審査の報告をいたします。 7月14日、8月19日、9月3日の3回行いました。 まず、学校教育と運営について、2学期制検討委員会については、これまで4回委員会を開き、アンケート調査の検討を行ってきた。これからは、西小のアンケートを踏まえ、新たな項目を立てて10月に全校におけるアンケート調査を行うということです。夏休み中に学校の改修工事を行っております。中央小の外壁工事と給食室工事、志免中のシャッター工事です。 その他として、8月6日、9日の原爆投下の登校日について、また平和授業についての意見が出され、忘れないためにも大事なことでないか等の質問に対して、夏休みの登校日については8月21日に小学校は親子で登校してもらい、親子のふれあい事業の一環として草取り作業をしているということです。 また、平和授業については、原爆が投下されたことに対しては特別にやってないが、人権、命の尊さということでは普段の授業でやっているということですが、それとは別問題として戦争の悲惨さを伝えるためにも大事ではないか。また、このときにはサイレン等鳴らせて町民に知らせてもいいのではないか。いずれにしても、子どもにしっかり伝えていくべきで、平和授業をぜひ実施するべきだとの提言をしております。 地域ぐるみの学校安全推進委員会については、年4回会議を行う予定で、8月3日に第1回の委員会を開いております。内容としては、生徒・児童の活動内容、各団体の活動紹介、推進委員会としての実施要項の確認等行い、意見交換をしたということです。また、各校でのあいさつ運動の強化、不審者に対しての連絡体制について、携帯電話での緊急通報システム等の意見が出たことについて、これらのことを具体的に検討していきたいということと、あいさつ運動の強化については老人会連合会も積極的に進めていきたいということです。 生涯学習について。 本年度の取り組みとして、町民スポーツに関する意識調査、総合型スポーツ教室も2年目となり、総合型地域スポーツをどう進めていくかということでアンケート調査を行う。 2番目に図書館について。 子ども読書推進計画基本策定委員会を立ち上げ、同時に実質レベルでのワーキンググループを立ち上げて、読書に関する調査をしていくということです。 当委員会としては、平成9年にできた生涯学習フローチャートの見直し、生涯学習推進委員会の位置づけや新体制度の役割を明確にすることを提言しております。なお、生涯学習館の館長については、8月の志免広報とホームページで公募した結果、6人男性3人女性3人が応募されており、第1次試験、第2次試験を行い、11月に採用予定ということです。 行財政改革について。 行財政改革推進委員会をこれまで7月と8月に2回行い、来年2月までに答申を出してもらうということです。また、前回は行財政基本プランの提出を受け、それについて審議をしていく予定でしたが、今回閉会中に再構築プランの提出を受け、前回のよりも具体的な取り組みなどが明記されており、それについて2回審議しましたが、まだ内容の説明受けた程度で、いろんな意見も出ましたが、報告までには至っておらず、これから審議して行く予定です。また、これまでについては、使用料、公債費10%、食糧費30%、人件費補助金で680万円の削減をしており、できるものは積極的に前倒しでやっていくということです。また、これまでバランスシートの作成、まちづくり採点表、予算概要書等の作成の提言を行ってきましたが、担当課の努力もあって随分わかりやすく、見やすくなってきたと受けとめております。しかしながら、行財政改革は急を要するものであり、当委員会としても思うように進んでないという感もありますが、確実に一歩一歩前進しているものと確信しております。 これから再構築プランを実行するに当たって、政策評価制度等もしっかり取り組み、政策の立案から政策評価までのプロセスをしっかりやっていくことが行政のむだをなくし、住民に対する説明責任の徹底、必要最小限度の費用で質の高い行政サービスができるということを含めて、これから審査をしていく予定です。また、職員の研修については、個人の資質の向上という点は大事なことであり、資料による勉強だけではなく、現場の研修が大事だとの提言もしております。 以上で総務文教委員会の報告を終わります。 ○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 9番古庄議員。 ◆9番(古庄信一郎君) 総務文教委員長に3点ちょっとお伺いいたしますが、私も一般質問でやりますけども、平成16年度の志免町の教育基本方針というのがさっき呈されて公表されておりますけども、この基本方針について総務文教委員会でどういうふうに審議なさったのか。また、その問題点についてどういった議論がなされたのか。意見等もあったらお伺いをしたいと思います。 それから、第2点目ですけども、学級定数の削減、30人学級といったものが一昨年から請願なり意見書なりが出てまいりまして、本議会としても採択をして国なり意見書も出してまいりました。そういった中で新聞報道でもありましたように、お隣の宇美町では原田小学校が定数削減をして、それも町費でやるというような新聞報道がございました。大変隣の方が先にやられたなという感がいたしますが、そういう請願意見書も私ども通したわけでして、そういった定員削減30人学級の実現について、総務文教委員会でどういうふうに審議なさってるのか。また今回の宇美町のそういうふうな対応について何か御所見なり御意見をなさったのか。そのあたりが第2点目。 それから、第3点目でありますけども、学校等の給食費の滞納については、これも大きな問題で毎回また一般質問も出ております。こういったのも先日の多久市の新聞では保証人制度とかこういうものが出て、なるほどなというふうな一つのアイデアも感じさせていだきました。こういったことが、やはり給食費の滞納について、具体的に何か総務文教委員会の中で、そういった事例も踏まえながら行政側としっかりとした議論どういうふうになさっておられるのかな、そのあたりをぜひお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(大林弘明君) 大西総務文教常任委員長。 ◎総務文教常任委員長(大西勇君) 古庄議員の質問にお答えします。 まず、1点目の16年の教育基本方針についてでありますけども、当委員会としましては、これはいただいております。また内容も精査しておりますけども、別に問題というところはありませんで、別にそういうことでは深く審議しておりません。 それから、30人学級については今回の閉会中にはやっておりません。 そして、3番目の給食費滞納について、これも今回はやっていませんけども、前回やはり給食費は町の行政の努力あって、給食が開始された当時は3カ月で100万円と、また60万円とか言ってましたけども、今回は100万円が60万円になり、60万円が15万円に減っていると。急激に志免町においては給食の滞納というのは行政の努力もありまして減っているということで、それについてもやはりこの滞納というのは一部の人であり、そこら辺もまだ厳しく調査していくようにということは提言はしております。 以上です。 ○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 丸山議員。 ◆3番(丸山真智子君) 1点だけ生涯学習館の館長についてお伺いいたします。 先ほど今6名の方が応募されてて、11月に採用予定ということなんですが、今までの経過を見ますと、民間から館長さんが今までお二人の方が経験されてますが、お二人ともおやめになられました。ここで、どうしておやめになったのかとかそういったことを一度検証しないと、今度新しく館長さんがお決まりになっても、本当にその方の実力とか持ち味とかそういったものが発揮できるのかなとちょっと心配するんですよね。今までと同じような、お二人の方と同じようなことになるのではないかというふうに心配いたしますけれども、そこら辺のところの体制づくりというのはどうなってるんでしょうか。 ○議長(大林弘明君) 大西総務文教常任委員長。 ◎総務文教常任委員長(大西勇君) 丸山議員の質問にお答えします。 生涯学習館の館長の件ですけども、これまでおやめになられた館長に対しては、いろいろな理由があったと思いますけども、いいにつけ悪いにつけあったと思いますけども、そこら辺も当委員会としてはしっかり審議しております。しかし、今回またそういうものを含めて、そして1次試験、2次試験ということで、本当に役割としましては、館長というのは全体の学習館の代表ということで総合的なものを見ていく。また、職員、課長補佐に対しては事務的なものをやっていくというそういう役割分担を明確にして、それからあくまでも町民の施設であるということを重点に、あるいはお互い2人が協力し合って柔軟に使いやすいような体制をつくっていくことが大事ではないかと。そういうものも当委員会としてはしっかり提言をしております。 また、今回の応募に関しても、ただ残った人を入れるというだけではなくて、やはり生涯学習にしっかりといろんな理念を持った人を登用していただきたいと、そういうことを強く要望しております。 以上です。 ○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 野上議員。 ◆15番(野上順子君) 学校教育と運営についての中で、報告がなってなかったんですけど、今回の一般質問の中にも志免中についての体罰の問題が一般質問で出されております。この体罰について、総務委員会で出たのかということをちょっとお聞きしましたところ、そういう報告はされたということでありましたけれど、中身について、一般質問の中で出てくることですのでわかりますけれど、総務委員会でどのような報告がなされ、どういう提言等があったのか、1点お伺いをしておきたいと思います。
    ○議長(大林弘明君) 大西総務文教常任委員長。 ◎総務文教常任委員長(大西勇君) 野上議員の質問にお答えします。 その点に関しては、当委員会は2回起きたということを報告受けております。また詳しく内容もすぐ受けております。そういう対応もこちらの方で提言しておりますので、また一般質問なりでしっかりと質問していただきたいと思います。 当委員会としては、しっかりそこら辺は報告を受けております。 以上です。 ○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大林弘明君) ないようですので、ここで休憩に入りたいと思います。再開は13時とします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午前11時45分              再開 午後1時00分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(大林弘明君) 休憩前に引き続き会議を再開します。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第6 厚生常任委員長報告及び質疑(継続審査分) ○議長(大林弘明君) 日程第6、厚生常任委員長報告を議題とします。 古庄厚生常任委員長。 ◎厚生常任委員長(古庄信一郎君) このたび厚生委員長を受けました古庄でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。 それでは、閉会中の厚生委員会に付託されました案件について、審査報告をいたします。 志免町児童虐待防止及び子育て家庭支援に関する条例の制定についての審査は、8月2日に厚生委員会と総務文教委員会の連合審査会という形で第1回を開催いたしました。 まず、連合審査会のあり方について、議会事務局より説明を受け、そのルールに沿って進めていくことと今後のスケジュールについて合意形成を行いました。 今回は、まず条例の提案者から説明を受け、これに対する質疑を行い、その後主管課である子育て課に意見聴取を行いました。 委員会からは、上位法との関連、児童虐待に関する周辺情報、条例の意味と効力についてほか、多くの意見や指摘が出されました。閉会中の厚生総務両委員会でも、それぞれの付託案件の範囲内で調査することとし、次回連合審査会は9月議会後条例分の中身の詳細について検討することといたしました。今後二、三回の連合審査会開催が必要であり、これを経て12月本議会に報告し、採決を仰ぐ予定であります。 次に、焼却場問題と新清掃センターについて報告をいたします。 まず、焼却場解体については、8月末現在で約89.8%の進捗状況で、煙突、建物はすべて撤去を完了し、1メーターまで掘り下げ作業を行い、土を埋め戻し、雨水が流れ出さないように舗装し、また山側ののり面保護工事で工事は終わりとなります。 ダイオキシン関係調査は、9月10日に地元立ち会いのもと土壌調査を行うとの報告を受けましたが、きょうがその日でありますが、雨のため13日に延期するとのことでございます。調査箇所は事前調査と同じ4カ所とのことでしたけども、委員会として建物の下の下部についても調査するよう指示をし、5カ所の調査となりました。 また、委員会で7月20日焼却場の解体現場を視察し、工事業者に事故がないようにと、予定工期9月中には必ず工事を完了するよう強く要請をいたしました。 次に、焼却場跡地整備委員会の件につきましては、委員の人選に行政側から意見や口を挟まないことを委員会から要請しておりますが、それが守られていないことに対して厳しく指摘をし、予算提案との兼ね合いからも早く解決するよう要請をいたしました。 次に、7月2日に開催された糟屋郡5町ブロック廃棄物処理対策協議会の報告を受けました。詳細は全員協議会で説明を受けたとおりでありますが、主な報告は平成15年の事業の決算報告で、繰り越しは3億3,800万円計上され、この主な要因は産炭地補助率かさ上げによるもの、また志免町の1人当たり年間ごみ発生量は223キログラムで、5町中一番少ない。RDF施設に関しては、法規制により改良が予想され、今後2,200万円が必要となる見込み。また、宇美の最終処分場の排水処理施設の老朽化に伴う補修工事費が概算総額8,000万円、16年度は3,000万円かかるとの報告があり、これらの費用負担が今後発生してまいります。 また、志免の議員から清掃施設組合への加入要請、地域のごみ量の見込み、搬入道路の工事の見込み等の質問が行われ、加入要請道路工事は非常に困難な状況の回答だったとの報告を受けました。 次に、昨年に続きこの協議会に須恵町ほか2カ町清掃施設組合への加入要請の再提出をしたいとの説明があり、了承をいたしました。9月3日に篠栗町長、議長、須恵、粕屋の各首長と組合の議長を訪問し、要請書を提示したとのことであります。 次に、宇美町への不燃物後処理の委託延長要請に関する件といたしまして、現在宇美町とごみ焼却灰及び不燃物残渣処理事務の委託に関する規約を結んでおりますが、期限が平成16年9月30日までとなっており、去る5月18日に延長の要請を宇美町に行い、規約の一部改正を今9月議会に提案するとのことです。委員会としては、延長了解の公文書を宇美町からいただき、議会提案をすべきとして公文書での回答を求めるよう要請し、8月25日に回答を得たとのことであります。 また、宇美町の焼却場とし尿処理施設の解体許可がおり、この地へ宇美、志免2町によるリサイクルプラザの建設に向けて、一部事務組合の規約改正を12月議会で提案したいという報告がありました。委員会としては、2町による事業推進を原則とするが、一方篠栗のリサイクルプラザのキャパは30トン中15トンしか稼働していない。また、宇美町長もかわり、本志免町の本議会でも見直しの意見も出され、参考的に篠栗への加入、宇美との2町事業、両方法による経費ほかメリット、デメリットを提出するよう再度要請をいたしました。 また、委員会として去る7月20日、宇美町の最終処分場の保護マット工事の進捗状況、水処理施設の実情を視察いたしました。マット工事は順調であり、水処理施設の老朽化と改修の必要性についても十分理解をいたしたところであります。 次に、シーメイトと町民の健康づくりについて報告をいたします。 シーメイトに関しましては、委員会として施設や事業内容など45項目の改善要望を提出し、審議しておりますが、その仮定における行政側の回答で、数項目について設計業者が自主性を持ってやったという回答のみで、議論が進まない項目があり、やむなく設計業者を呼び意見を聞くこととし、7月8日に楠山設計九州支所長と設計担当課長においでいただき意見を伺いました。 主な項目報告いたしますと、まず、多目的ホールの出入り口とスペース、安全対策については、実施設計時点では出入り口は3カ所の設計で、2カ所があきと1カ所は車いすでも自分で自由に出入りができるハンガードアとしていたところ、施工段階で変更になって2カ所だけとなり、ハンガードアもカラオケ室にひっくり返されている。また、客席後方への階段取りつけは、実施設計の段階であれば可能ではあった。 次に、屋上の物干し設置については、基本設計、実施設計の段階で要望があっていれば対応できた。また、事業の委託業者が早く決まっていたならば、その意見も聞けたのではという意見でございました。 次に、4カ所の中庭については、メーンの中庭については和風庭園でということですが、あとの3カ所は最終的には工事管理、つまり施工段階で決定されて今の形となったということであります。 また、廊下のざらざら壁については、実施設計でなく施工段階で決定されていると。 これらの設計業者の報告から、設計業者は自主性を持ってやったとの福祉課報告とは相当違うところで決定し、実施されていることが判明いたしました。これをもって福祉課に再度確認したところ、県、消防署の検査も終わり、安全性についても大丈夫、ホールの変更は管理業者のアドバイスもあり変更したとの回答でございました。 委員から、これは福祉施設でない健常者の施設、高齢者、障害者が使いやすい施設ではない。福祉に対する見解の相違、貸しホール的感覚のゾーンとの厳しい意見が出されました。委員会としてはこれらを踏まえ、今後も改善について議論し、指摘をしていくことといたしました。 その他45項目の改善要求項目については、第3日曜日の開館については9月開始で準備を進めていると。また、物干し場については、屋上設置には220万円の予算がかかるとのことで、ショートステイの横の外に物干し場として2対の干しざお設置したいとのことで、この経費は2万円程度と。委員会といたしましては、いずれもメリット、デメリットがあり、費用対効果の観点から再度検討するよう要請をいたしました。 授産品販売は交流サロンの売店で行っているが、1カ月間置いて動向を見たいとのことであります。 ボランティアコーディネーターの設置については、社会福祉協議会に置いているとのことですが、委員から福祉だけでなく生涯学習、学校もあり、関係各課に投げかけ、全町的なコーディネーター設置の検討を推進するよう要請がありました。 その他の情報として、委員よりシーメイトのホールで人前結婚式を行い、レストランで黒い喪服を着た大勢の方が食事をしていた。利用規則はどうなっているか、だれが許可したのか。また、レストランに酒のキープがされていたとか、シーメイトバスの運転手は自分の会社の福祉タクシーの利用を宣伝する名刺を配りPRをしていたとか、入れ墨の利用者が多くて住民が困惑してる等々の情報が委員より指摘され、実態を調査し、厳しく対処するよう要請をいたしました。 次に、シーメイトの利用状況について報告をいたします。 7月の総利用者は1万2,262名で、7月30日に入館者10万人を突破ということで、当初の年間目標が18万人としていたので、目標に向かっているとのことの報告がありました。委員会から再三強く要請をしておりました風呂の地域別利用実態につきましては、7月21日から1週間の調査で、利用総数大人1,210人で志免町内579人、47.9%、町外が631人で52.1%、町内の内訳が東区が101人で8.3%、次に志免二が75人で6.2%、志免四が43人で3.6%、少ないのは水鉛町内会が0で、28町内会中1けた利用が10町内会、町外利用では須恵町が244人で全体の20.2%で全体で第1位、福岡市が144人、11.9%、宇美町が113人で9.3%、粕屋町が52人、4.3%となっている。1日の平均入浴者は230人程度でオアシス篠栗と同程度とのことであります。 委員会として、入館者が10万人突破と大々的に新聞報道がなされましたが、実態とかけ離れているのではと指摘し、福祉課の回答では、受付のカウントで月2万5,000人だが、風呂とかホール等の施設利用者が月平均1万2,000人、この差1万3,000人はただぶらっと来館して帰った数で、すべて合わせて10万人との説明を受けました。つまり、実利用者は半分の5万人程度となるわけで、委員会の意見として、費用対効果も含め、志免町にとって福祉の拠点と位置づけるならば、パフォーマンスではなく、事実に近い数字つまり施設利用者数を重視すべきで、ぶらっと施設を見に来たそれもアバウトな数字をもってパフォーマンスをすべきではない。町内利用率を上げるために、職員総動員で対処するとか、利用数が少ない地域にはなぜかと質問を投げかけたり、いろんな施策をしっかりやるべきだと強く指摘をいたしました。 また、シーメイトにおけるイベントが生涯学習的なものが多く、生涯学習館との兼ね合いも懸念され、もっと福祉に重点を置くべきだと指摘をいたしました。前回経費の実績について資料の提示を要求しておりましたが、3カ月分の説明を受けました。全体的には、当初予定の範囲内で推移しているようで、もう少し時間を経過した段階で詳細に審議したいと存じます。 次に、健康づくりについて報告をいたします。 ふれあい検診が5月25日から6月1日まで8日間行われ、速報として報告を受けました。受診率は前年比17%のアップで、胃がん、肺がん、大腸がん、結核検診等が主な増となっているとのことです。問題は、受診後のフォローで、要精密といっても受診されない事例があり、将来は有料化の検討も必要との報告を受けました。 次に、児童虐待条例審査との関連もあります乳児健診等と自宅訪問の実態について、妊娠届け出、母子手帳交付から就学時健診までの母子保健の流れと実態について説明を受けました。平成15年の主な実績では、母子手帳の実交付数は421件、妊婦健診は延べ936人、4カ月児健診は507人で、未受診は5人、3歳児健診は420人で未受診は33人、問題は未受診者に対するフォローですが、3歳児健診未受診者33人については、22人は家庭訪問で、11人は保育園での観察で全員把握済みである。また、2歳までについてはカルテで調査したところ、現在3人だけ会えておらず、この方々も転入者とのことで、初動の対応、保護者の理解度希薄等がネックなのかもしれないと思います。 また、健診なり家庭訪問時の児童虐待の事例確認については、母子手帳交付のときにもわかることがあるとのことで、懸念がある場合は特に注視して継続的に訪問しフォローしているとのことであります。いずれにしても、大変努力をしていることを理解し、大変重要な部分なので、引き続き今後も審査を続けることといたしました。 次に、介護保険について報告をいたします。 15年度の介護保険事業に関する速報値が出てきたので、概略の説明を受けましたが、正確には後ほど介護保険連合の審査報告もあると思いますが、決算審議で行うこととなろうと思います。要点としては、保険料収納率が普通徴収分で88.02%で、県平均より低い。また、広域連合負担金が2億3,594万円で14年度より減で、これの原因が決算時までは判明をするだろうと。それから、事業費の比較としては、やはり要支援、要介護1の合計が認定者の55%を占めており、全国的流れと同じ傾向である。また、以前は3段階保険料と言っていた来年度からのシステム変更が正式にグループ別保険料システムとなります。これは、市町村保険料の給付額別にA、B、Cの3つのグループに分け、Bを基準の3,940円として、給付の高いところはAとし1割増し、低いところはCとして1割減の保険料とするもので、志免町は多分今までと同じ3,942円のBとなるのではと予想されますが、いずれにしても10月には判断できるものと思います。委員会として、国も来年度に向けて介護保険のあり方について見直そうとしているわけで、内容をよく把握し、それにあわせた施策を今から検討するよう要請をいたしました。 次に、子育て支援について報告をいたします。 東学童保育所プレハブ建設問題については、父母会と十分話を指示しておりましたが、具体的にはプレハブ建設は不要との報告を受け、当初父母の会、障害者の会から要請を受け、特に待機児童もいるということで町執行部が提案し、議会も予算化に賛成したのに、父母会の役員がかわって今度は不要ということでは、委員会として納得ができない旨指摘をいたしました。 次に、子どもの権利条例制定に関しましては、第1回目の制定委員会を7月2日に開催し、今後子どもの権利について意識調査を小学校以上対象に1,500ほど行い、また講演会も検討しているとのことです。 次世代育成支援行動計画策定協議会については、2回ほど開催し、小・中高生のニーズ調査の結果を報告し、行動計画の柱と基本理念の検討に入っている。また、庁舎内の各課とのヒアリングも行うとの報告を受けました。 次に、保育園の改修工事関係について報告をいたします。 東保育園の改修工事入札は、小柳技建、栄工務店、飯田工務店、小串建設、因建設、岩堀工務店の6社が応札し、小串建設が消費税込みで3,559万5,000円で落札いたしました。対予定価格98.3%、工期は7月20日から10月29日、工事内容は給食室、トイレ、屋上の改修等であります。 業者選定と工事内容について説明を求め、学校教育課にもアドバイスを得、調理を担当する厨房の方々にも意見をしっかり取り入れて対応するよう要請をいたしました。 また、各保育園の厨房の冷房化については、時期を逸してはならないという委員からの指摘で、7月までに南、中央、別府の3保育園は設置を完了し、亀山保育園は改修工事の先行として冷暖房設置工事を進めているとのことであります。また、亀山保育園の改修工事は10月から開始、2カ月で終わる見込みとのことであります。 次に、学童保育所、保育園の入所状況について報告を受けました。 学童保育所は、8月1日現在定員310名に対して入所児童309名、待機児童は中央小が0、東が5名、南が10名、西が6名、合計21名。保育園の待機は実質26名とのことであります。これに対して委員から、学童保育の現場では、申し込みをしても無理と初めから申し込みをあきらめている父兄もおり、実数はもっと多く、これらの事例をどう把握しているのか、今後の対応について厳しい指摘がなされました。実情は年初に申し込みを受けた以後の父兄の就労実態や必要性のチェックが行われておらず、委員会として何らかの方法で把握し、本当に学童保育を必要とする人を優先すべきと要請をいたしました。また、定員増なり教室増をすれば対応できるのではとの指摘に、部屋、指導員の数、そして予算が問題との回答を受け、委員会として児童や保育の待機対策として、将来的に数がどうなり、それに対してどう対応していくのかしっかりしたシミュレーションを描き、計画性を持った対応を指示をいたしました。 最後に、ことしのちびっこ広場の参加者は1,500名で、昨年より1,000名の減と。原因はステージの子どもの遊戯をやらなかったこと等が考えられるとのことでございます。 以上で厚生委員会の報告といたします。 ○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑ありませんか。 17番末藤議員。 ◆17番(末藤省三君) 厚生委員長にお尋ねをいたします。 若杉にありますRDFの施設費用が法改正に伴って改良されるということでしたが、先般一部組合の大事故が起こっておりましたが、前回の若杉の火災と同様の火災ではなかったかと思います。その後、若杉のこの施設について、そのような事例があったのかなかったのか。まず第1点お尋ねをいたします。 ○議長(大林弘明君) 古庄厚生常任委員長。 ◎厚生常任委員長(古庄信一郎君) お答えをいたします。 大牟田のRDFにつきましては、多分8月28日だったと思いますが、サイロの爆発といいますか、延焼によってやけどをたしか31歳の方だと思うんですが出たということで、これはもうマスコミ新聞報道載っておりますし、先般のテレビでも9月の大牟田市議会でその後の対応について今議論をされている最中だというふうに私も見ております。そういったことで、本件については大牟田の件については委員会としてはやっておりません。そういう時期ですので。その後、今度は若杉のRDFの問題につきましては、それを受けた改善について閉会中の審議の中で具体的な事例としては審議をいたしておりません。 ○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 末藤議員。 ◆17番(末藤省三君) 健康づくりのふれあい検診でありますが、これも年齢的にはもう十何年されてると思うんですね。これで、ふれあい検診の費用対効果等も含めまして、成果あるいは中間報告これもそろそろ出してもいいのではないかと思うんですが、このあたりはどのように御論議されたんでしょうか。 それと、先ほど委員長が交代したということでありましたが、これは蛇足ですが、どういう理由で交代になったのか、できれば御報告お願いします。 ○議長(大林弘明君) 古庄厚生常任委員長。 ◎厚生常任委員長(古庄信一郎君) 健康づくりの実施については、これはもう数年前から全国的にも言われてることですけれども、集団検診の実効があるのかということで、これは医師会でもまた国もそういったことについて研究をしておるような状況であろうと思います。そういう中で、今回も担当課の方からはそういった疾患的に問題がある方に再検診の要請をしても、なかなか行かれないというようなところで、また同じ方が翌年度も検診を受けられるというふうな事例もあって、そういう実効性を高める意味では将来的には有料化というものも必要ではないかというふうな指摘もございました。いずれにしましても、今回は速報値でいただいておりますので、決算時に前年度の集団検診ほかそういう事業の評価等々もやりたいと思いますし、その中で、今のような御指摘についてもしっかり審議できるものというふうに思っております。 それから、委員長交代ということで、これは委員長の私的な問題を受けまして残念ながら交代させていただきたいということでございましたので、そういうことをひとつ御理解いただきまして、それ以上は御報告するべきではないと思いますので、御容赦いただきたいと思います。 ○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 二宮議員。 ◆14番(二宮美津代君) 委員長に1点お尋ねをします。 ちょっと聞き違いかもわかりませんけれども、学童保育所の待機児童の数なんですけれども、今定員が310で今309名入ってて1名ということかなというふうに思ったんですが、各小学校の数を今言われて、待機が25名ということだったんですね。このことについて、私が聞き間違いかどうかもう一度確認をいたします。 それと、待機児童対策についてはどのような審査内容があったのか、それを教えていただきたいということが1点と、それから学童保育所事業について今までいろんな形で意見が上がってきてると思うんですが、この学童保育所の事業の進め方について、委員会としてどのような審査の意見があったのかということをお聞かせいただきたいというふうに思います。 ○議長(大林弘明君) 古庄厚生常任委員長。 ◎厚生常任委員長(古庄信一郎君) お答えをいたします。 再度確定数字を申し上げます。8月1日現在で、全体の定員310名に対して、入所しておる児童が309名ということです。そうすると1名がまだ枠があるということになろうかと思いますが、待機児童として中央小学校が0、東小学校が5名、南小学校が10名、西小学校が6名、合計21名。保育園の方が待機が26名ということでございます。 それに対してどういうふうな対応云々ということでございましたけれども、私どもも本来ならば待機児童について、また高学年まで受け付けてやるようなそういう気持ちがないといけないというふうな観点から、どういう方法があろうかとか実態がどうだろうかとかいろんなことを審議をいたしました。ただ、今回問題になりましたのが先ほども申し上げましたように、本当に今の時点で入りたい、入れたいという御父兄が、しかし定員いっぱいなので申し込みに行ってももう受け付けられないというような状況の中で既に申し込みもしないと。そういう方は先ほどのカウントの中の待機児童の数にカウントしてないと。だからもっと多いのではないかということと、不公平感を是正する意味で、年度初めに申し込みしたときにそういう調査をしたけれども、期中もしくは定期的に学童保育を受けておる、また受けさせていただいておる父兄の就労実態をしっかりと調査しながら、本当に必要な方を優先的に入れるとかかえるとか、そういうことも考えていくべきではないかというようなことをしっかり議論して提案しながらやっておるところであります。しかし、何分いかん施設の問題、そして指導員の数の問題とか予算の問題とかそういう等々もあって、本来であれば、希望があればすべての方を入れさせたいというのはやぶさかではないというのはもう行政側も委員会の方も同じ考えだろうと思います。 また、全国的なそういう事例についても少し考えて研究していかなきゃいけないなというふうなことを審議をいたしたところでございます。              (「答弁漏れ」と呼ぶ者あり) ○議長(大林弘明君) 答弁漏れあります。大体今答弁されたと思いますが。どういうことやったですかね。 はい。 ◆14番(二宮美津代君) 学童保育の事業についていろんな意見が出てきてると思うんですが、事業の内容、言うなら連合で指導員さんをかえていくとか、結局今父兄の会に委託をしてるので、金だけは出してるけど何も手をつけてないという状況がずうっと続けてあるわけですよね。そういうことについては改善していかなきゃならないんじゃないかということがちょっと出てきてると思うんですが、そういうことについて委員会でどういう御意見があり、どういう審査がなされたんでしょうかということを次に聞いてるんですね。 ○議長(大林弘明君) 古庄厚生常任委員長。 ◎厚生常任委員長(古庄信一郎君) 失礼いたしました。 その問題につきましては、継続的にずっと厚生委員会の中でも審議をいたしておるところです。御父兄の自主性をもってやるというところでありますけれども、指導員の質の問題ですとか、それから運営上の問題ですとか、それから費用の問題、それから父兄が出すお金の問題、そういったものが各箇所によって違ってきたりとか、そういう問題がずっと起こってまいっておりますので、そういうことを是正をしていかなきゃいけない。もう少し行政側が主体を持った一つの考え方をしっかりお話をいただきながら指導していくということも大事ではないかと。そういう中で、金額の均一化とかそういったことは進んでおるようでありますけども、あとそういう父兄の会との一つのコンセンサスがもっと必要であろうというところは私ども感じているところであります。少しずつ中身について改善していくということは指示をし、実際に意見をしているところであります。 ○議長(大林弘明君) 二宮議員それでよろしいですか。 ほかにありませんか。 4番吉住議員。 ◆4番(吉住龍太郎君) 今の報告の中で、広域連合負担金という金額が出てきたと思うんですが、その内容ちょっと教えてください。 ○議長(大林弘明君) もう一遍ちょっと済いません。 ◆4番(吉住龍太郎君) 広域連合負担金だったでしょう。 ○議長(大林弘明君) ありましたかね。介護保険ですね。古庄厚生常任委員長。 ◎厚生常任委員長(古庄信一郎君) 冒頭に申しましたけども、介護事業はこれは広域で福岡県の市町村の希望があったところで事業運営をしております。それの決算報告ほか後ほど町長が介護事業の報告をなさると思いますので、ぜひその点についてそちらの方で御質問いただければというふうに思いますが、連合の中に各町から実績に応じた負担金というものを出しておるわけですね。そのことだろうと、連合負担金というのはそういうことでございます。その内容ほかどうだということは、ぜひ後ほどの議会報告のときに御質問されればというふうに思います。 ○議長(大林弘明君) ほかにないですか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大林弘明君) ほかにないようですので、次に進みます。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第7 建設常任委員長報告及び質疑(継続審査分) ○議長(大林弘明君) 日程第7、建設常任委員長報告を議題とします。 熊本建設常任委員長。 ◎建設常任委員長(熊本廣君) 建設委員会に閉会中に付託されました案件につきまして、7月6日、8月5日、9月3日に審査いたしました結果を報告します。 上水道事業経営につきましては、下水道関連配水管布設替え工事につきまして報告いたします。 7月発注分の6件につきましては、35%から65%の進捗率となっております。8月発注分5件の進捗率につきましては、8月に契約したばかりで5%程度であると報告を受けております。 次に、水道課単独工事の進捗率について報告いたします。4月発注分の志免地区内内水対策整備に伴う配水管布設工事は、6月末をもって完了いたしております。6月発注分の土生山浄水場から桜丘低区配水池までの送水施設の建設、場内整備工事、電気工事、機械工事3部門の8月末の進捗率は、それぞれ15%であります。また、土生山浄水場前処理ろ過構成工事は60%、土生山浄水場前処理ポンプ取りかえ工事も60%の進捗率であると報告を受けております。 続きまして、下水道関連でございますけども、下水道事業の推進について御報告いたします。 8月末現在の工事発注は9件行っております。7月発注分8件につきましては、片峰地内その4、板付ハイツ団地内その8の2件につきましては、進捗率が65%から80%となっております。南里2地内その5、田富4丁目地内その1、水鉛地内その3の3件につきましては、進捗率が30%から50%となっております。南里ヲテゴモリ地内その1、志免東公園台地内その2、志免成和ガーデン地内の3件につきましては、進捗率が10%から25%となっております。8月末に工事発注しました田富2丁目地内その1につきましては、準備段階で着工はしておりません。 次に、下水道の水洗化状況について報告いたします。処理区域内人口2万6,954人に対し、8月末現在の水洗化人口は2万3,240名で、水洗化率といたしましては86.22%となっております。 以上、下水道課の方より報告を受けております。 建設課関連の付託案件について報告します。 都市計画道路志免・宇美線につきましては、前回報告いたしておりましたとおり、事業主体福岡県により、宇美町起点より認可区域の1,230メートルを調査測量設計等の委託業務を行っております。なお、今年度の工事予定はなく、用地改修を一部行う程度であります。 次に、宇美川早期復旧の促進について報告いたします。 この件につきましては、既に町政報告で報告されておりますので、簡単に報告いたします。 まず、水車橋より上流の助成事業6.9キロ区間につきましては、吉原橋付近の河川拡幅及び吉原橋の拡幅を含めた整備のため、実施測量、設計が行われております。また、この助成事業区間には改良予定の固定井堰が7基あり、統廃合及び可動化に向け関係機関、志免、吉原、田富農区各との協議が必要であり、現在下流地区の志免農区の方々と協議中であり、御理解が得られれば今年度より一部着工できるとのことであります。その他の固定井堰につきましても、現地調査に行っており、調査完了後関係農区の方々と協議する予定であります。 次に、水車橋より下流の復旧事業区間10.2キロ区間につきましては、現地調査中で説明資料が整えば現地説明会を行い、本年度より一部着手できるのではないかと報告を受けております。 以上、建設委員会の報告を終わります。 ○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑ありませんか。 丸山議員。 ◆3番(丸山真智子君) 建設委員長に質問をいたします。 宇美川の早期復旧についてでございますけれども、昨年の9月議会の委員長報告の中で、筥松のポンプ場見に行かれたということで、その中で福岡市としてもポンプ場の能力の増強、護岸のかさ上げなど上流自治体と連携し、遊水地、貯水池の設置など9月議会に提案と聞いておりますというのがございましたけれども、そういったことが福岡市議会の方で提案されたかどうか、確認されたかどうか1点ですね。 それと、もう一点は内水対策でございますけれども、これも6月議会で城戸地区と吉原大橋付近の逆流工事、防止工事が行われたということですが、そのほかにいろいろ水路関係で内水対策今後御検討なさってるのかどうか、2点お伺いいたします。 ○議長(大林弘明君) 熊本建設常任委員長。 ◎建設常任委員長(熊本廣君) お答えします。 7・19の水害以降、県としても180億円の予算をつけておりましたが、水車橋から以降150億円ですかね。そういうことで福岡市との議会との話し合いはまだ行っておりません。 また、内水対策にしましては、町長も報告されましたように、1億8,500万円ぐらいの対策で、吉原それから川頭川地域も内水対策でありますけども、いろんな面で今後そういうふうな水路関係、4面側にしたりそれからガードレールをつけたり、そういうふうなことは各担当課より報告を受けておりますということでございます。 以上でございます。 ○議長(大林弘明君) よろしいですか。 丸山議員。 ◆3番(丸山真智子君) 実際市議会の方でそういった遊水地とか貯水池の検討、そういた議案が提案されたのかなというふうに感じましたので質問させていただきました。先ほどの町政報告の中の質問でも私申し上げましたように、これからはやはり流域で連携してやっていかないといけないという状況だというふうに思いますので、福岡市の方は新聞の情報では、御笠川に対しての情報というのはすごく入ってくるんですけど、宇美川の下流に福岡市があるわけですよね。だから、宇美川の方はどうなってるのかなというふうにちょっと心配しておりますので、ぜひ福岡市との連携も考えていただきたいというふうに思います。 それと、水路のことなんですけれども、現在水路台帳とかそういうのが整理されてるんでしょうか。 ○議長(大林弘明君) 熊本建設常任委員長。 ◎建設常任委員長(熊本廣君) お答えします。 遊水地等の問題も、福岡市の方としましては、御笠川の関係につきましては新聞等でいろんな面で同僚議員も言われましたけども、小学校の四千何百万円かの形で遊水地つくるとか、また山王公園の下に40億円とか50億円かけてやるというふうな新聞の記事も出ておりましたけども、その点宇美、志免、そしてこの多々良流域のこの4つの流れですかね、そういう流れとちょっと博多湾に注ぐ一番下のあれが違いますんで、そこんとこは御笠川と宇美川が都合よういろんな面で劣ってるようなふうなこと言われますけども、それはいろんな流域が違うし、また志免町と福岡市の財産的にも違うということでございます。 ○議長(大林弘明君) 丸山議員、水路台帳の件につきましては、一般質問の中で建設課長に聞いてください。そこまで委員長が把握してないと思いますので。 よろしいでしょうか。              (「はい」と呼ぶ者あり) ほかにありませんか。 末藤議員。 ◆17番(末藤省三君) 建設委員長に1点お尋ねをいたします。 先般の議会の中で、下水道のマンホールの沈下の問題について、非常に雨降り等につきましては危険が多いという形で、これを技術的にどのような形でああいう沈下するのか、またそれの原因及び調査されて担当課にどのような形で指示されたのか、お尋ねをいたします。 ○議長(大林弘明君) 熊本建設常任委員長。 ◎建設常任委員長(熊本廣君) 建設委員会としましては、担当が今鋭意検討している最中でございますので、まだ結果は出ていないところであります。 以上でございます。 ○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大林弘明君) ないようですので、次に進みます。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第8 志鉱跡地対策特別委員長報告及び質疑(継続審査分) ○議長(大林弘明君) 日程第8、志鉱跡地対策特別委員長報告を議題とします。 西川志鉱跡地対策特別委員長。 ◎志鉱跡地対策特別委員長(西川蓉子君) 志鉱跡地対策特別委員会審査報告を申し上げます。 平成16年7月12日午後1時より委員会を開催し、企画財政課より国鉄志免炭坑ボタ山開発推進協議会について報告を受けました。翌7月13日志免町役場において、須恵、粕屋、志免3町の町長、助役出席のもと、国鉄志免炭坑ボタ山開発推進協議会が開催され、当志鉱跡地対策特別委員会委員が協議会の委員として出席をいたしました。 協議会での協議内容について報告いたします。 まず、平成15年度国鉄志免炭坑ボタ山開発推進協議会事業報告及び歳入歳出決算についての報告がされました。運営費の歳入決算額は84万3,459円で、歳出決算額は19万8,450円です。また、災害防止対策積立金は1億201万1,349円です。このことは、報告事項として承認されました。 次に、平成16年度国鉄志免炭坑ボタ山開発推進協議会事業計画案及び歳入歳出予算案について協議がなされ、事業計画案として、将来の飛躍に向けた情報収集等の調査活動を行っていく。また、運営費の歳入歳出予算案として、歳入歳出それぞれ64万6,000円とするものです。また、災害防止対策積立金予定額は、1億201万2,000円となるものです。 以上の提案に対し、委員より、災害防止対策積立金が普通預金となっていることについて質問が出され、事務局より前任者からそのまま引き継いでいるが、調査をして確実な運用をしていく旨の回答がなされました。 審査の結果、全員賛成で承認されました。 続いて、土地使用願2件について事務局より説明がなされました。まず1件目は、株式会社SNC、旧社名新日本コンクリート株式会社より借用延長の願いで、期間を平成17年4月1日より平成20年3月31日とするものです。 2件目は、有限会社ネオ広告より、ダイヤモンドシティの交通渋滞緩和のための看板設置の使用願です。 審査の結果、全員賛成で承認されました。 次に、役員の改選について、承認事項として提案がなされ、新会長に粕屋町小池町長、副会長に須恵町中嶋町長がなられました。 最後に、その他の項目として、志免町の委員よりダイヤモンドシティ開発に伴って、ボタ山開発を国鉄志免炭坑ボタ山開発推進協議会として考える必要があるのではないかとの質問が出され、会長より何かしなければならないと思うが、経済の動向、地域の動きなどを見ながら検討してよいのではと思うという回答が出されました。 以上、報告をいたします。 ○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑ありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大林弘明君) ないようですので、次に進みます。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第9 福岡都市圏広域行政調査特別委員長報告及び質疑(継続審査分) ○議長(大林弘明君) 日程第9、福岡都市圏広域行政調査特別委員長報告を議題とします。 吉田福岡都市圏広域行政調査特別委員長。 ◎福岡都市圏広域行政調査特別委員長(吉田耕二君) 冒頭議長の方から御報告ありましたように、今議会より都市圏の委員長を拝命させていただいております。私の方から委員会の報告をさせていただきます。 都市圏広域行政調査特別委員会の報告であります。 7月23日の午前志免町の広域委員会を開催し、合同委員会での議題についての協議を行い、午後志免町議会会議室におきまして、3町合同の広域委員会を開催いたしております。 協議事項は、継続事項の5項目とその他の事項についてであります。 主な内容と結果を報告いたします。 まず初めに、下水道処理水の還流化についてであります。3月末に下水道再生水利用に関する調査報告書及びその概要書ができております。各町それをもとに協議をした結果、須恵町におきましてはまだ下水道整備が完了していない今、まず下水道整備そちらを優先したい。また、宇美町におきましては、現在の財政状況を考えたとき、費用がかかり過ぎるなどの意見が出されておりました。 最終的には、合同委員会としましては、これから先は行政また各町の担当の常任委員会の方でその必要性、方向性などについて議論をしていただくということにいたしております。 次に、公共施設の相互利用についてであります。 現在住民の間におきましては、施設の相互利用は相当行われているようであります。また、とするならば、行政としてその現状をバックアップするシステムづくりこれが必要であるなどの意見が出されております。委員会としましては、3町とも施設の利用状況や空き状況を知ることはできますが、住民の利便性を考えてホームページ上などで同様の表示の仕方にできないか。また、相互利用については、今後担当課レベルでさらに検討していくことを要請し、その推移をしっかりと見守っていくということにいたしております。 次に、福祉巡回バスの乗り入れについてであります。4月7日に3町の実務者レベルで会議が行われています。バス停を町外に設置することに手続上の問題があるのでは。また、そもそも3町の乗り入れを前提にコース設定をしているわけではないので、もし乗り入れをするとなると、町全体の利便性を維持できるかが問題である。また、3町それぞれ運行実態が違うので、この話をすぐに進めるのは難しいとのことでありました。委員会としましては、いろいろ難しい点もあるでしょうが、早急に第2回目の実務者レベルの会議をもって前向きに検討するように要望いたしております。 次に、町境の防犯についてであります。各町それぞれに防犯につきましてはいろいろの施策を展開してあり、また、それぞれの施策の紹介をしていただきました。紹介いただいたような現状を踏まえて、今後は3町共通の防犯マップを作成するなど、町境の防犯に関して3町の担当課で話をするように要請することにいたしております。 次に、治山治水期成会についてであります。去年の7・19の大災害を受け、議会側も対応していこうということで、治山治水期成会を立ち上げようとしてまいりましたが、各町の考え方の違いもあり進行しませんでした。しかも、1年たって宇美川復旧工事も予算化され、また治山対策も進行している今、今後は何か共通のテーマがあればそのときに広域委員会の中で取り上げて対応していこうということで、改めての治山治水期成会は立ち上げないということに決定をいたしております。 その他でありますが、養護学校粕屋南部に申請する要望についてであります。昨年12月議会におきまして、意見書の採択を行っています。しかし、まだ県レベルで具体的に粕屋地区に養護学校高等部をつくると決定されておらず、議会側としましても、今後執行部の後押しをしながら様子をしっかり見守っていくということにいたしております。 次に、九州高速道路の須恵インターの実現についてであります。須恵町より経緯について簡単な説明がありました。しかし、既にインターチェンジ協議会ができており、志免町、宇美町、須恵町が構成団体として参加をしてあり、今後このことを推進していくとの報告を受けております。 今後研究していくテーマとしまして、1、広域によるボランティアのネットワーク化とコーディネートについて情報交換を行っていく。2、3町教育委員会の一本化について、他の自治体で実行されている事例を研究し、その可能性について考える。3、雨水利用などを踏まえた相互治水対策について、以上の3点が提案され、今後委員会で研究していくことといたしております。 以上、都市圏広域行政調査特別委員会の報告とさせていただきます。 ○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑ありませんか。 17番末藤議員。 ◆17番(末藤省三君) 広域特別委員長に1点お尋ねします。 須恵町のインターチェンジのICの構成団体3町ということでございましたが、これの大体の枠と言いましょうか、計画等はまだ出てないんでしょうか、出とるんでしょうか。 ○議長(大林弘明君) 吉田福岡都市圏広域行政調査特別委員長。 ◎福岡都市圏広域行政調査特別委員長(吉田耕二君) 末藤議員の質問にお答えいたします。 御報告しましたように、一応須恵町の方から簡単な御紹介はいただいておりますけれども、まず来年の3月ぐらいまでに予備調査としてインターを開くということをお伺いしております。 それと、報告の中で申しましたように、もう既にこのことは町でもって推進していくということでありますので、広域委員会ではそれ以上深くを審議せずに、その経緯を見守っていくということになっておりますので、詳しいことに関しましてはぜひ執行部なり行政の方にお伺いいただければと思っております。 ○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大林弘明君) ほかにないようですので、次に進みます。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第10 議会広報特別委員長報告及び質疑(継続審査分) ○議長(大林弘明君) 日程第10、議会広報特別委員長報告を議題とします。 助村議会広報特別委員長。 ◎議会広報特別委員長(助村千代子君) 議会広報特別委員会の報告をいたします。 議会だより34号の編集のため、6月23日、29日、7月1日、6日、13日、15日、20日、21日の8日間、うち3日は午後のみ委員会を開催し、8月1日に発行いたしました。34、35、36号に関しましては、議員全員が議会広報に携わるということになり、今回の発行に当たりましては、総務委員会が担当となり、印刷会社も新規となりましたので、割付、印刷までの作業内容等の打ち合わせを行うとともに編集会議を持ち、住民の方々へ限られた紙面の中で、できるだけわかりやすく議会の動きを伝えられるよう紙面づくりに努めました。 反省点としまして、一般質問の依頼書に説明不足がありました。おわび申し上げます。34号の発行を終え、総括したときに、委員会報告は字数を決めてそれぞれの委員会で原稿をまとめてもらってもよかったのではないか。また、一般質問は写真をより大きく使うには、1人1ページという割付でもよかったのではないかなどとの意見が出されました。 以上で報告を終わります。 ○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑はありませんか。 古庄議員。 ◆9番(古庄信一郎君) 委員長に数点お伺いいたします。 3常任委員会で持ち回るということで、特に中身のことについてお伺いするつもりはなかったんですけれども、議会広報というのは議会のありさまを忠実に町民に知らせていくという意味では、大変重要な広報紙でありますし、特に近年はインターネットでホームページの中にもこの議会広報を掲載しておりまして、全世界からこの志免の議会だよりが見られるわけでして、そういう意味では1回の御担当ということであっても、やはり最低限のものはつくり上げていただかなきゃいけないとこう思います。そういう中で、私どもも過去担当して大変気を使った部分は、やはり偽りといいますか、違う部分を載せるというのは大変問題あろうと思いますが、今回私どもの都市圏広域とか厚生委員会とかこのあたりの部分だけ、所管のことでもありますしお伺いをいたしますけれども、まずこの委員会の内容について、各委員会の委員長なりまた委員会に御相談をなさったのかなという点がまず1点お伺いいたします。 なぜかといいますと、例えばこの都市圏広域行政調査特別委員会のこの報告も、正・副委員長会議で次のことを申し合わせ決まったということで、これは正・副委員長会議じゃありませんで、単町志免の委員会のただ一個人の意見として出たものを報告しとるわけでして、こういった形になりますと、3町の合意がこういうことになったということになりますし、これはもう大変な間違いでして、中身もまたするということになっております。それから、中身も都市圏の調査するのは当然であるとこう書いてありますけどよく精査していただきまして、こういうことを言ってるわけじゃなくて、こういうことを載せられると他の町の議員さんたちも見られて、どういうことかということになります。そういった意味で、そういったところよく精査いただいたのか。あえて私は申し上げますけども、厚生委員会にいたしましても、シーメイトについて視察をして、45項目の改善点を指摘をして、それについて鋭意今一生懸命厚生委員会で努力してます。このことがまず私どもは大きな一つの委員会としてのテーマとして取り上げておりますが、一切触れられていないようでありますし、それからリサイクルプラザについても、この記事の載せ方ですと、宇美町は、志免は篠栗に加入すると、こういうふうにとられます。もう本当にこういうことがもし他町から指摘をされますと、どういう形で弁解していけばいいのかという部分も出てまいります。これでいきますと、宇美町とのリサイクルプラザの件で、篠栗町に加入する要件を提示されたかったらそれをするというふうにもう解釈できる。このあたりについてもぜひひとつよく御精査いただきたかったなと思います。そういうことをまずやられたのかどうかということと、それから今後こういった中身について、この34号について、やはり間違っているところは間違っているということ訂正されなきゃいけないと思いますので、そのあたりをこの委員会でなさるのか、または次の委員会にそういうところをされて任せていくのか、そのあたりについてちょっとお伺いをいたします。 ○議長(大林弘明君) 助村議会広報特別委員長。 ◎議会広報特別委員長(助村千代子君) お答えいたします。 私ども委員会としましては、会議録の前の荒原稿を要約して編集しております。もし誤りとか誤解がありましたら、委員会に持ち帰りまして議会録ともう一回照らし合わせて確認をしていきたいと思います。それで、その上で誤りがあったりすれば、また次号で訂正なりおわびなりを掲載しなければいけないのかなと思いますが、まず一たん委員会の方に持ち帰らせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(大林弘明君) 古庄議員。 ◆9番(古庄信一郎君) 今議会最後にまた次の厚生委員会が編集委員会になるわけですから、今の話ですとその前までは総務委員会が編集委員会の担当ですからやられるということですので、ぜひ全体的に見直ししていただいて、もっと指摘したいとこありますが、こういう他町との兼ね合いで、どうしても本当にしっかり間違いを訂正していかなきゃいけないという部分についてはぜひお願いしたいということと、あえてまたおわびという形で、合併の問題についてもおわびで、議長の発行責任者としておられますが、本当に1センチちょっとぐらいのところに見えないとこに載せられてるようなところもぜひひとつ御検討いただいて、次の委員会の方にアドバイスをいただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(大林弘明君) 答弁は要りませんね。 ほかにないようですので、次に移ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第11 一部事務組合議会及び広域連合議会報告 ○議長(大林弘明君) 日程第11、一部事務組合議会及び広域連合議会報告を議題とします。 福岡県介護保険広域連合会議会の報告を求めます。 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 平成16年8月10日、平成16年度福岡県介護保険広域連合議会第2回定例会が開催をされましたので御報告いたします。 議案といたしまして、議案第5号収入役の選任について。次に、承認第2号平成15年度福岡県介護保険広域連合介護保険事業特別会計補正予算(第3号)の承認について。次に、認定第3号として平成15年度福岡県介護保険広域連合一般会計歳入歳出決算の認定について。次に、認定第4号として、平成15年度福岡県介護保険広域連合介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてと、第6号議案福岡県介護保険広域連合情報公開条例の全部を改正する条例の制定について、御報告をさせていただきます。 まず、収入役の選任については、福岡県介護保険広域連合の収入役に、上田博昭氏──我が志免町収入役でございますが──を選任することについて、議会の同意を得るもので、原案のとおり可決されました。 次に、平成15年度福岡県介護保険広域連合介護保険事業特別会計補正予算(第3号)の承認については、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ15億9,981万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ713億3,345万2,000円とするものです。 歳入の内訳は、国庫支出金5億1,471万3,000円、支払基金交付金4億8,494万3,000円、県支出金1億8,943万1,000円、介護給付費準備基金繰入金3億9,288万7,000円です。 歳出の内訳は、保険給付費15億1,544万6,000円、介護給付費準備基金積立金8,443万5,000円で原案のとおり可決されました。 平成15年度福岡県介護保険広域連合一般会計歳入歳出決算の認定については、歳入総額14億4,588万4,555円、歳出総額13億7,488万8,840円で、歳入歳出差引額7,099万5,515円の決算です。 歳入の主なものは、分担金及び負担金12億7,820万1,000円、県支出金7,065万8,000円。 歳出の主なものは、派遣職員人件費払戻8億9,251万5,000円、介護相談員派遣事業や低所得者特別対策事業負担金等の経費が1億3,966万円となっており、原案のとおり可決されました。 平成15年度福岡県介護保険広域連合介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については、歳入総額714億5,395万7,289円、歳出総額713億1,170万8,616円、歳入歳出差引額1億4,224万8,673円の決算です。 歳入の主なものは、第1号被保険者保険料109億849万9,000円。要介護認定や介護給付費にかかわる負担金が87億3,447万6,000円、国庫支出金192億8,162万9,000円、支払基金交付金218億9,327万円等となっています。 歳出の主なものは、保険給付費685億450万5,000円、介護認定審査会費10億8,681万9,000円等となっており、原案のとおり可決されました。 第6号議案福岡県介護保険広域連合情報公開条例の全部を改正する条例の制定については、現行の条例が現在の社会情勢にそぐわない部分が多いため、条例の全部を改正するもので、原案のとおり可決されました。 また、当日の諸般の報告で、グループ別保険料導入経緯及び経過報告がなされました。導入の経緯として、1つ、さらなる広域化を推進するために、連合基盤を堅牢にする必要があることから、市町村合併に伴い加入しやすい保険料の設定をする必要があったこと。2番目に、構成市町村間特に県北地域と県南地域の保険料格差を是正することで、被保険者が納得するバランスのとれた保険料設定が可能となること。3つ目に、グループ別に保険料を設定することで、構成市町村の介護予防事業への取り組みが活性化できることとしています。そして、グループ別保険料導入に関する論点整理として、1つ、グループ分けの期間及び時期は原則として2事業運営期間とする。グループ分けの見直しは、事業運営期間ごとに実施する。2番目に、被保険者の広域内移動の取り扱いについては、年度途中に広域内での移動があった場合でも、その年度の年額保険料、賦課期日は4月1日は変更しない。3つ目に、所得段階の取り扱いについては、原則として現在の6段階の所得段階を継続する。4番目に、低所得者対策、保険料減免については、国の責任において実施するよう要望中であり、広域連合での独自の減免はしない。5番目に、3段階保険料──仮称でございますが──の名称については、所得段階の6段階と区別するため、グループ別保険料とするとの報告がありました。 以上、福岡県介護保険広域連合議会の報告といたします。 なお、先ほど厚生委員長からの報告と重複する分が多々あったかと思いますが、そのようなことで議会が開催をなされましたので報告させていただきました。 以上でございます。 ○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑ありませんか。 古庄議員。 ◆9番(古庄信一郎君) 3点ちょっとお伺いいたしますけども、1点目広域連合の15年度の介護給付費が前年度5,836万3,000円ほどアップになってるんですけども、連合負担金が1,656万円マイナス、減額になっておるということで、これも委員会でちょっと確認したんですけどわからないということでしたんですが、負担金が下がると。初めて下がったような状況の中で、なぜこれだけ7%も下がったのかというのがまず第1点目と、それから志免町の介護認定出現率、つまり介護認定者が若干ですけれども16年度が上がってきておるということで、全体の順位も58位から55位、これ悪い方からなんですから上がるちゅうこと悪くなること、ランクが上がって悪くなってきておるというふうな傾向にありますし、このあたりがどういうふうに町長御所見持たれておるかということと、もう一点厚生労働省が来年介護保険の制度の見直しをいろいろやっていくという中で、新聞報道等でもいっぱい出ております。こういった中で、連合としてこういう国のこういう介護保険の見直し制度について何か議会の中で御議論いただいたのか、対応についてのそういった議会の議論があったのか、その3点についてお伺いいたします。 ○議長(大林弘明君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 連合の決算の中で、負担金が下がるというのはちょっと私も細かい数字よく掌握しておりません。また、調査をして御報告をさせていただきたいというふうに思います。 それから、2番目の認定者が年々ふえておるというのは、先ほども申し上げたと思いますけども、言うならばそれだけ浸透してきたということもあるんじゃないかと思います。それから、もちろん予測はしておったけれども、少子・高齢化が非常な勢いで進んでおると。予測以上に言うならば今そういう認定者がふえておる。あるいは認定のあり方についてもいろいろ問われておる。いろんな問題があるようでございます。そういうことから、先ほど委員長も報告をなされておりましたが、グループ別を取り入れることによって、それぞれが不公平感がないような取り組みをしなければ、今後さらにこの広域連合を発展させるということが不可能じゃないかというようなそういうことから、グループ別を来年だと思いますが、来年の4月からそのような方向に進んでいくんじゃないかと思います。そういうことで、我が町もそうです。認定者がふえておる。どこもふえておる。ただ、県南と県北を比べてみますと、ある地域では言うならば自宅でいろんな介護をされておったり、あるいは高齢者が非常に元気であったり、介護保険のお世話にならないでもいいようなとか、そういう取り組みもあるわけでして、そういうことからいろんな見直しがなされております。そのことによって、今度介護保険そのものが活性化するんじゃないかというようなことも言われておるわけでございますが、何とか72市町村で始めた連合を今後ともに発展させていくための方策として、どこもふえておるようでございますので、その対応をしていきたいということでございます。 先ほど御指摘のように、我が町も認定者がふえておるということはよそと同じじゃないかなという気がいたします。 それから、3番目の連合としての見直しといいましょうか、いろんな面での国を含めた見直しについての議論はなされておりませんが、いずれにいたしましても、やはり自分たちのことは自分たちでしていかなければならないというような基本的なスタンスがあるわけでございますので、国に頼ることがどこまでできるのか。そういうふうに私は思います。今後そういうことについてのいろんな発言の場があれば、私も申し述べてはいきたいというように思います。 ○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 古庄議員。 ◆9番(古庄信一郎君) あえて第2番目の点について申し上げますけども、全体的によそも要介護の対象者がふえてくると、それ当然のことですけども、今回のようにグループ別の云々とこうなってくると、71市町村の中の何番にいるかによって保険負担金がかわってくるわけですから、よそが上がってるからうちも上がってるかという問題でなくて、順位が悪くなるということはうちの負担がふえてくるという可能性もあるわけですから、71市町村の中の71番目に常に目標を置いておかないと、それが15年度が58位が16年度が55位と、だんだん悪く、71市町村の中で悪くなっていってる、だんだん順位が上がる、これ問題になるわけですから、そうするとBのランクのところじゃなくて、やがてAになってしまったら負担金がふえるわけですから、そのことを申し上げたんで、ぜひよそもということではなくて、この71の中のいい方に向かって努力をせないかんということをお願いしたいと思います。 ○議長(大林弘明君) いいですね、答弁。              (9番古庄信一郎君「はい」と呼ぶ) ほかにありませんか。 末藤議員。 ◆17番(末藤省三君) 1点お尋ねをいたします。 グループホームとかいろいろ今の6段階の制度を変える、このものにつきましては、つまり国が社会保障という形で負担金その他補助金、交付金、その他を削減している中で、こういう制度をいじることによって負担金がふえてくると。つまり、加入者の使用料、加入料というのが当然これは値上げという形で出てくるのではないかと思うんですね。ここら辺はそういう論議が議会の中ではどのようにされてるんでしょうか。来年度といいますと、このあたりの話がなければ介護保険というのは議会たびに唐突にそういう話が出るのか、前もってそういう話が、国との関係から見まして、当然私は3,940円というのは値上げになる、このように見ますが、議会ではどのように論議がされとるんでしょうか。 ○議長(大林弘明君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 国との関係というように最初はお尋ねのようでございましたが、国との関係につきましては、県の広域連合では議論されたことはございません。 それから、保険料の3,940円が今後高くなるのではないか、そのことに関係していろんな社会保障制度の恩恵を受けておられる方々にいろんなしわ寄せがくるんじゃないかというような御質問じゃなかろうかと思いますが、先ほども申し上げましたが、そういうことについて県の連合の方では手だてをするんじゃなくて、国の方針で処理をしていただきたいと言いましょうか、保証していただきたいというように基本的に連合では考えておるようでございます。 ○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 丸山議員。 ◆3番(丸山真智子君) 古庄議員の質問ともちょっと関連してるんですけれども、先ほどの志免町の出現率なんですけども、第1号被保険者65歳以上の方が要介護認定者の占める割合ということで、これは71市町村のうちの中で今平成16年3月31日現在で71番目なんですね。これからグループ別保険料に変わっていくということですが、ということになると、出現率だけをとりますと一番いいグループに入るんですね。出現率だけだったらですよ。ですけれども、結局今度は1人当たりの介護サービス給付費によって変わっていくわけですね。ということは、計算すれば今真ん中のグループだというふうに報告されましたけれども、このギャップですね。せっかく出現率は少ないのに介護度は高いというこういう現象だというふうに思うんですよね。だから、いかにして要介護度を低くするそういう施策が必要になってくると思うんですけれども、そこら辺のところどういうふうにお考えですか。 ○議長(大林弘明君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 今度グループ別になったときに、どの段階になるかというのは今のところ私はわかりません。予測はできるような気もいたしますけれども、いろんな算定方法があると思いますので、今のところ私はわからないように思います。 それから、先ほども古庄委員長さんの質問にもございましたが、そういうことから元気な高齢者対策とかいろんなことに取り組んでおるわけでございまして、介護保険のお世話にならない元気な皆さん方をいかにたくさんいていただくようにするのか。それから、今介護保険の世話にならなければならない方々には、そういう手だてをしていただいて、ちゃんと頑張っていただけるように、そういうふうな方針で私は進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大林弘明君) ないようですので、次に粕屋南部消防組合議会の報告を求めます。 3番丸山議員。 ◆3番(丸山真智子君) 粕屋南部消防組合議会の報告をいたします。 7月6日平成16年第2回粕屋南部消防組合議会臨時会が開催されましたので、審査の経過と結果を報告いたします。 議案第8号粕屋南部消防組合消防本部南部消防署庁舎等建設工事請負契約の締結について。 工事箇所は志免町大字田富170番地の1、173番地の1、174番地の1、現在の本部敷地内であります。 工事期間は、契約効力発生の日から平成17年6月30日まで。 構造階数は鉄筋コンクリートづくり一部鉄骨づくり、4階建てです。 契約の方法は、指名競争入札で、請負契約額は11億2,140万円。 工事請負人は、株式会社竹中工務店九州支店です。 地元の企業とのジョイントベンチャーにできなかったのかといった質問が出ましたが、6町長で構成されている運営協議会の中で協議され、今後40年、50年防災の拠点として使用する庁舎でありますので、一流スーパーを全部推薦することに決定をし、地場企業の振興ということでは訓練棟は分離して発注することになったということでした。 賛成多数で可決されました。 議案第9号粕屋南部消防組合消防本部南部消防署訓練棟建設工事請負契約の締結について。 工事箇所は議案第8号と同じです。 工事期間は、契約効力発生の日から平成18年3月15日まで。 構造階数は、主棟が鉄筋コンクリートづくり7階建て、副棟が鉄筋コンクリートづくり2階建て、補助棟が鉄筋コンクリートづくり3階建てです。 契約の方法は、指名競争入札で、請負契約額は2億1,609万円。 工事請負人は、株式会社小串建設です。これには解体工事費用が含まれております。 全員賛成です。 議案第10号粕屋南部消防組合消防本部南部消防署防災コミュニティーセンター施設整備事業の請負契約の締結について。 工事箇所は議案第8号と同じです。 工事期間は、契約効力の発生から平成17年9月30日まで。 視聴覚室、煙体験、地震体験、消火器体験、風体験、通報体験、水害コーナーが庁舎1階部分にできます。 契約の方法は、指名競争入札で、請負契約額は1億174万5,000円。 工事請負人は、株式会社乃村工藝社です。 全員賛成です。 以上でございます。 ○議長(大林弘明君) ただいまの報告に質疑ありませんか。 池邊議員。 ◆5番(池邊満男君) ただいまの報告に対して3つほどお尋ねしたいと思います。 今3つの契約のこと申されましたが、その全金額、これ足したらわかると思いますが、その建設費の財源の内容とそれと消防署の位置が、現在の位置が県道沿いですが、どういう内容から一番奥の田んぼ側に建設されるのか、非常に私もすぐ近くに居てどういう内容でこうなったのかということを知りたいわけです。 それともう一つは、建設費の中にあらゆるネットワークができるんですが、情報システムはこの金額の中に入っているかどうか、それを教えてもらいたい。 ○議長(大林弘明君) 丸山議員。 ◆3番(丸山真智子君) お答えいたします。 3点ですけれども、まず最初に財源内容ということでございますが、今回の消防議会の中ではそのことは審議しておりません。資料としてはいただいておりますので、後ほどよかったら提供したいというふうに思いますが。 それと、一番奥の方にどうして建設されるようになったかということですが、これも一応今回の議会の中では審議されておりませんけれども、私が最初に議員になったときの報告では、いろいろと検討された結果このようになったというふうに伺っております。 それと情報コーナーの件なんですけれども、今後緊急通報指令システムというのが、そちらの方は今後予算の中で出てくる内容だというふうに思っておりますけれども。だから、今回には含まれておりません。 以上です。 ○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 池邊議員。 ◆5番(池邊満男君) この中で、一番私がお尋ねしたいのは、議会の中で協議されたかどうか興味あるんですが、この消防署の位置ですね。これは私消防署の職員さんの内容から聞きますと、これ半年かかったというんですよ。この位置を設定するのが。物すごくこれ協議しましたし、内容物すごく研究しましたと。これ理由があるとですよ、これ。何でこれが後ろに下がったのか。こんな消防署ないですよ。今の消防署は何年たっていると思いますか。30年たっとうとですよ。今度の消防署もかなり金額かけて建てますが、これは30年の計画か50年の計画か知りませんけど、その中で今もあなたに言うたように、訓練棟の中を通って消防車は出てくるとですよ。消防車が出てくるのは今の現在の格納庫のとこから出てくるとですよ。消防車にしても救急車にしても。どうしてこういった大事なことが真剣にされなかったのかという。私はこれあなたに一度聞いたことあります。何で奥へ建つとねって。これはもうちょっと、どこの消防署へ行っても、それで国道べたであれば駐車禁止もちゃんとしたマークもつけてありますし、私これびっくりしとります。今度そういう機会があって発言しても、実際まあそれこそ建設中で、これ移動もしようもない。その前に研究されて、私一度言ったことあるとですよ。あなたにお尋ねしたときには、いやもう私たちが消防議会行ったときはもう決まっとりましたもんて。もうそんときがっかりしましたね。 終わります。 ○議長(大林弘明君) 答弁要らんですね。              (5番池邊満男君「要らん」と呼ぶ) これ、池邊議員わかってあって言ってあると思いますけど、今回の消防議員は行ったとき、先ほども言われましたように決まっとった問題でございますので、よろしくお願いします。 ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(大林弘明君) ないようですので、次に進みます。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第12 第41号~第55号議案上程及び報告第4号 ○議長(大林弘明君) 日程第12、第41号議案から第55号議案までの議案上程及び報告第4号を一括して議題とします。 南里町長から提案理由の説明並びに報告を求めます。 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 議長から一括上程を認めていただきましたので、一括して上程させていただきます。 第41号議案志免町課設置条例の一部を改正する条例の制定であります。 本件は、近年における住民ニーズの多様、増大化は行政課題の範囲の拡大をもたらし、従来の行政事務のとらえ方では要請されるニーズに的確に対応できない場面が想定されます。このため、上水道事業と下水道事業の共有化を図るため、組織を統合することにより、効率的、効果的で機動的な事務事業の執行と住民サービスの向上を図るものであります。これが本条例の一部を改正する理由であります。 第42号議案志免町水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 本件については、全議案の提案理由と同じ理由でありますので割愛させていただきます。 第43号議案志免町上水道資源開発審議会条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 本件は、水道課及び下水道課を統合し、新たに上下水道課を設置することにより、本条例の一部を改正する必要があります。これが本条例の一部を改正する理由であります。 第44号議案平成15年度志免町一般会計歳入歳出決算認定についてであります。 一般会計の歳入総額は、129億4,251万6,000円で、前年度に比べ12億5,725万6,000円、10.8%の増となっております。一方歳出総額は、119億6,583万8,000円で、前年度に比べると11億2,032万8,000円、10.3%の増となっており、実質収支は6億3,726万3,000円の黒字決算でございます。 歳入につきましては、主要な財源の町税は40億3,095万9,000円で、前年度に対して1億1,253万7,000円、2.7%の減となっております。景気の低迷などにより、個人町民税は6,344万8,000円、固定資産税は9,414万7,000円の減収となっています。また、地方交付税は総額において15年度地方財政計画で7.5%の減となっておりましたが、町へ交付された交付税も16億7,297万9,000円で、前年度に対し3億5,850万1,000円の減となっています。町債は、28億6,536万7,000円、前年度に対して10億5,316万7,000円、58.1%の増となっております。ふえた起債の主なものは、志免西小学校校舎建設、総合福祉施設建設及び臨時財政対策債です。なお、臨時財政対策債は8億2,010万円、前年度に対し4億4,920万円の増となっております。 一方歳出について目的別に見てみますと、決算額が前年度より大きく伸びていますのは、民生費が21億8,994万円の増、62.4%。衛生費が1億9,123万円の増、11.4%。7・19の水害による災害復旧費が3,569万円などであります。その主な要因は、民生費では総合福祉施設建設費や障害者支援費の増で、衛生費では広域ごみ処理事業費負担金の増であり、災害復旧費では7・19水害で被災した農地復旧事業費であります。 決算額が前年度より減少しているのは、農林水産業費が1,594万円の減21.6%、教育費が10億5,191万円の減42.5%、公債費が2億392万円の減20.7%などであります。その主な要因は、井堰改修工事の減、中学校給食施設建設の減、ごみ処理施設整備事業債償還終了による減などによるものです。 15年度予算も福祉、環境、教育を柱に予算編成をしたところでありますが、その中で新規あるいは重点的に予算を計上いたしましたものについて述べさせていただきます。 まず、福祉関係ですが、14年度からの継続事業であります総合福祉施設建設事業についての総括は、16年4月にオープンしました総合福祉施設シーメイトについて概略を申しますと、建物の構造は鉄筋コンクリート2階建て、延べ床面積は8,252平方メートルで、総事業費は36億3,530万円となっております。財源の内訳は、県補助金が8,277万円、起債は23億3,140万円で、一般財源は12億2,112万円となっております。主な支出は、委託料が7,522万円で、基本設計、実施設計、工事管理委託業務などの費用です。 次に、工事請負費は33億9,851万円で、14年度から2カ年で完成いたしており、施設の備品としての備品購入費は7,613万円となっております。オープン後は住民の皆様の関心も高く、利用も順調であり、7月末には来館者が予想よりも1カ月早く10万人を超えております。今後も住民各層の御意見などを参考に、よりよい施設の運営を目指していきたいと考えております。 次に、高齢者対策といたしまして、シルバー人材センターを設立いたしました。清掃や除草などの活動を通じて、健康や生きがい、社会参加など福祉の増進を目的にしております。現在390名を超える会員の皆様が活動していただいており、町民に大変喜ばれております。 次に、成人、老人健康対策事業ですが、この事業は、生活習慣病を早期に発見し、早期治療につなげる、また疾病の予備軍を出さないあるいは悪化させないような一時予防の取り組みを実施して、疾病の予防と健康の維持、増進を推進するため、基本健康診査を初めとして、各種がん検診、健康教育、健康相談、訪問事業などを行っております。今年度の決算額は、8,400万円で、昨年度より1,400万円の増となっております。これは検診の受診者増によるものです。 最後に、教育についてですが、15年度新規事業としまして、教える授業からわかる授業を目指し、多動性障害(ADHD)や学習障害(LD)のある児童を支援するため、中央小と東小に担任サポート教員を1名ずつ配置しました。個人にあったきめ細やかな指導ができ、クラス環境にもよい状況をつくることができました。また、不登校生徒対策として、志免中には生徒支援教員を配置し、登校する子が出てきました。また、不登校予備軍の心の支えにもなりました。さらに、東中学校に特殊学級を設置したことにより、志免町のすべての小・中学校に特殊学級が設置され、障害を持つ児童や生徒の視点に立った一人一人に対応した教育的支援が図れるようになりました。 次に、7・19水害関連の経費についてですが、復旧等にかかった経費は予備費の充当、補正予算及び16年度繰越分を合わせて約4億円になります。主なものは、農地災害復旧を含め農業関係が4,136万円、宇美川改修等災害廃棄物処理費用が1億191万円、災害援助資金や災害見舞金関係費用が948万円、公民館復旧費用が377万円、災害復旧道路清掃、下水路しゅんせつ、内水対策、下水路排水整備工事等の費用が9,114万円であります。今後とも災害防止に県などと連携、協力しながら努めてまいりたいと考えております。 ここで、町の財政状況を見てみますと、公債費比率は9.5%で前年より2.8ポイント低くなり好転しております。財政の弾力性を示す経常収支比率は、80.8%で1.1ポイント増となり、2年連続で高くなっており、わずかずつではありますが硬直化が進んでおります。したがって、志免町行財政改革推進委員会も7月から審議を始めていただいており、福祉、環境、教育が調和したまちづくりを視野に入れ、財政の健全化に取り組んでいきたいと考えておりますので、皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。 以上のとおり、一般会計の概要と今後の考えについて述べさせていただきましたが、決算の詳細は特別委員会において担当課より御説明申し上げますので、よろしく御審議をお願い申し上げます。 第45号議案平成15年度志免町公共施設公益施設整備拡充基金特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 歳入総額及び歳出総額ともに1億7,517万6,114円の決算となっております。 第46号議案平成15年度志免町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 歳入総額1,604万7,820円、歳出総額448万3,871円で、歳入歳出差引額1,156万3,949円の黒字決算となっております。 第47号議案平成15年度志免町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 歳入総額33億8,078万6,290円、歳出総額32億112万8,065円、歳入歳出差引額1億7,965万8,225円の黒字決算となっております。 第48号議案平成15年度志免町老人保健特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 歳入総額33億9,362万2,384円、歳出総額33億7,615万312円で、歳入歳出差引額1,747万2,072円の黒字決算となっております。 第49号議案平成15年度志免町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてであります。 歳入総額19億7,394万8,385円、歳出総額18億6,158万3,557円、歳入歳出差引額1億1,236万4,828円の黒字決算となっております。 第50号議案平成15年度志免町水道事業会計決算認定についてであります。 収益的収支の事業収益10億3,215万2,487円に対し、事業費用8億5,345万2,253円で、収支差引額1億7,870万234円の当年度純利益を得ました。資本的収支は、収入額2億8,178万5,673円に対し、支出額6億9,701万1,417円で、収支差引額4億1,522万5,740円の不足額を計上しました。この不足額は、損益勘定留保資金1億8,785万6,578円、建設改良積立金2億円、消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,736万9,166円で補てんしたものであります。 第51号議案平成16年度志免町一般会計補正予算(第2号)についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億7,024万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ108億5,224万円とするものであります。 第52号議案平成16年度志免町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億962万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ35億273万7,000円とするものであります。 第53号議案平成16年度志免町老人保健特別会計補正予算(第1号)についてであります。 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,919万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ33億8,138万1,000円とするものであります。 第54号議案工事請負契約の締結についてであります。 平成16年度下水道事業、田富3町目地内その1、下水道築造工事について。契約の方法は指名競争入札、契約金額は5,770万8,000円。契約の相手方福岡市博多区大井1丁目6番3号、木村土建株式会社代表取締役木村勇と工事請負契約を締結するに当たり、地方自治法第96条第1項第5号並びに志免町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 第55号議案宇美町・志免町ごみ焼却灰及び不燃物残渣処理事務の委託に関する規約の一部変更に関する協議についてであります。 本件は、し尿及びごみの広域処理に間する協定書に基づき、志免町の不燃物残渣処理事務を宇美町に委託するに当たり、宇美町、志免町、ごみ焼却灰及び不燃物残渣処理事務の委託に関する規約の一部変更に関し、宇美町と協議するため、地方自治法第252条の14、第3項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 最後に、報告第4号であります。 平成15年度志免町土地開発公社決算及び事業報告につきましては、公有地拡大推進法第18条第3項の規定により、公社から関係書類等の提出を受けましたので、これにより地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき別紙のとおり報告するものであります。 まず初めに、収支決算について報告いたします。 15年度の収入といたしましては、事業収益605万7,500円、事業外収益8,167円、合計606万5,667円であります。これに対し支出は、事業原価473万3,691円、販売費及び一般管理費394万8,879円、合計868万2,570円で、差し引き当期損金は261万6,903円の欠損金を計上しましたが、この欠損金は準備金より補てんし、準備金の残高は4,030万259円となっております。 次に、事業内容についての報告をいたします。 平成15年度用地取得事業は、志免五公民館建設用地取得の567.22平米を2,840万円の1件であります。売却費用については多目的、福祉課担当分、広場用地、318平米を490万円で志免町へ売却しています。これにより、平成15年度末の保有土地は10件となり、総面積2万7,957.62平米、総額5億9,604万2,218円であります。 以上、15議案を上程し、報告1件を提出させていただきますので、御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(大林弘明君) ただいまの議案上程並びに報告に対する質疑はありませんか。 5番池邊議員。 ◆5番(池邊満男君) 41と42と43の議案に対して、ちょっとこれはいいことをしてあるなということで、行革の一つの感じかなということで思ってますが、ここにも文章化してありますように、非常に住民のニーズにこたえてやっていきますよということ、いいことだと思いますが、建設委員会がこの水道課にしても下水課にしても付託を受けて審査審議ずっとやってきたんですが、もちろん2つが1つになっても私どもやるつもりですが、ただ月例委員会の中でもそういった報告、説明なりも何もなく、ただこの議案書もらってこういった形になるとかなという感じを受けてますが、やっぱり私どもにしてみれば、報告の一つぐらいあったってよかったんじゃないかなと思ってますが、それに対すること何か思いがあればおっしゃっていただきたいと。 ○議長(大林弘明君) 吉原助役。 ◎助役(吉原清光君) ただいまの御質問についてお答えしたいと思いますけれども、今回の水道課、下水道課の統合については、町長の提案理由の説明の中で申し上げましたように、行財政改革の先取りとして事務の効率化を図り、機動的な組織として、ひいては住民サービスの向上を図るということで実施するように提案させていただいたわけですけれども、このことについては調整が長引きまして、なかなか議案成案に至るまで議会直前までかかったわけでございまして、建設委員会に説明するように指示はいたしましたけれども、もうその時点では委員会が終わっておったということで、委員長には報告をさせたところでございます。しかしながら、このことについて検討を町長から指示受けて、私以下総務課長含めて関係課長と検討協議を始めたわけですが、その段階で一定の御報告なり説明をしておくべきであったかなと。このことがすべきかどうか、その時点からするかどうかというのはやはり執行部としてちゅうちょしたところはございます。しかしながら、御指摘をいただき、いささかの配慮が欠けていたのかなということで、そのような思いでございます。 今後推進本部の推移あるいは行革委員会の答申等について、遅滞なく御報告をさせていただきたいとこのように考えております。 ○議長(大林弘明君) ほかにありませんか。 末藤議員。 ◆17番(末藤省三君) ちょっと今の件と少し重なる点があろうかと思いますけど、従来から特別会計と企業会計が今回一緒になるということでございますが、この中で効果的で機動的な事務の執行と住民サービスと、言葉ではそうですが、具体的に会計が全然違うとに、そういうことが果たしてされるのかどうか。また、この時期になぜ急がなければならないのか。この理由がよくわかりませんが、このあたりはどのようにお考えで提案されたんでしょうか、まず1点お尋ねをします。 ○議長(大林弘明君) 吉原助役。 ◎助役(吉原清光君) この事務の効率化、それに基づいて機動性が発揮できるというくだりの御指摘だと思いますが、機動的というのは、御承知のように料金関係については、上下水合わせて計算をし、同時に発送をいたしております。転入者、転出者については、水道課に来てそしてまた下水道課で手続をすると、そのような流れの処理をしていかなければならない。そういうことから、住民の皆さんには1つの課で同時に処理ができるということ、それから機動性と申し上げましても、工事関係で下水道管工事をします。それにあわせて関連工事を水道管の布設替えという形で行っていきますので、これについては1つの課で処理していくということはこれは効率性が上がっていくことだと思います。取り立てて申し上げましたけども、その他もいろんな意味で効率性は上がっていくと思っております。 時期の問題ということでございますが、行政改革推進委員会も発足し、諮問をいたしました。そして、あわせて町内における行財政改革推進本部を設置いたしました。そういうことで、先ほども申しましたように、先取りといいますか、前倒しのような形で一刻も早くできるところからやっていこうというような思いで、10月の人事異動もあわせて実施をしようということで、町長の指示を受けその作業に入ってきたところでございます。 ○議長(大林弘明君) 末藤議員。 ◆17番(末藤省三君) この決算の中で、詳細については特別委員会の中でお尋ねするわけですが、町長が15年度に自信を持って施策を述べられたわけですけども、この施策方針が具体化されたこの評価をどのように決算を見られてお思いでしょうか、まず1点。 2点目は、補正予算これが何回組まれて、どのくらいの金額で内訳等がわかりましたらお願いをいたします。 ○議長(大林弘明君) 南里町長。 ◎町長(南里辰己君) 15年の3月議会で15年の志免町の一般会計予算についての町政報告をいたしました。そのときに、このような方向性で町政を担当したい、また町政を運営したいという思いで姿勢を述べさせていただきました。私個人といたしましては、いろんな皆様方の御支援、御協力をいただきまして、その事業すべてできたんじゃないかというふうに思います。ただ、15年は災害を受けた年でございました。7・19の災害がございました。そのようなことから、予期せぬ負担も生じたわけでございますけども、福祉、環境、教育が結び合った、調和したまちづくりにつなげることができたんじゃないかと、私自身はそのように思っておるところでございます。 第2点目につきましては、質問をちょっと聞き漏らしましたので、教えていただければありがたいんですが。 ○議長(大林弘明君) 補正は何回組まれたか、内容。総額。 ◎町長(南里辰己君) その件につきましては、財政課長に答弁をさせます。 ○議長(大林弘明君) 入江企画財政課長。 ◎企画財政課長(入江信雄君) 補正予算の回数と総額のお尋ねですが、現在ちょっとその資料持っておりませんので、決算特別委員会のときに報告させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(大林弘明君) よろしゅうございますか。              (17番末藤省三君「はい」と呼ぶ) ほかにありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大林弘明君) ないようですので、これで質疑を終わります。 ここでお諮りします。 ただいま議題になっております議案のうち、第44号議案及び第51号議案については、議長及び議会選出の監査委員を除く16人で構成する決算予算特別委員会を設置し、これに付託したいと思いますが、御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大林弘明君) 異議なしと認めます。したがって、第44号議案及び第51号議案については、16人で構成する決算予算特別委員会を設置し、これに付託することに決定しました。 ここで正・副委員長互選のため暫時休憩とします。 ここで、本日の会議時間は、議事の都合によりこの際時間を延長しておきます。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午後3時10分              再開 午後4時30分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(大林弘明君) 休憩前に引き続き会議を再開します。 正・副委員長互選の結果を報告します。 決算予算特別委員長に古庄議員、決算予算特別副委員長に吉田議員です。 次に、第44号議案及び第51号議案を除くほかの議案については、お手元に配付しました議案付託表のとおり、各担当委員会に付託することにしたいと思いますが、御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大林弘明君) 異議なしと認めます。したがって、議案付託表のとおり各担当委員会に付託することに決定しました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第13 請願第2号 「緊急地域雇用創出特別交付金の継続・改善を求める請願書」について ○議長(大林弘明君) 日程第13、請願第2号「緊急地域雇用創出特別交付金の継続・改善を求める請願書」についてを議題とします。 紹介議員に趣旨説明を求めます。 17番末藤議員。 ◆17番(末藤省三君) 緊急地域雇用創出特別交付金の改善・継続を求める意見書案でございます。 総務省が8月27日に発表した7月の労働力調査によると、完全失業率は4.9%、完全失業者数は318万人となっています。長引く不況、リストラなどで失業率は5%前後、失業者数は300万人以上という深刻な事態がここ数年続いており、この状態が改善されなければ住民の暮らしは一層困難になるとともに、地域経済もさらに厳しいものになるのは必至であります。国が実施した緊急雇用創出特別交付金事業は、一定の役割を果たしてきましたが、予算規模が小さく、雇用機関や事業内容などにも制約があるため、失業者を雇用する上で十分な対策とは言えず改善が求められています。 よって、政府におかれては次の事項について適切な処置を講ずるよう強く要望いたします。 1、緊急地域雇用創出特別交付金を大幅に増額するとともに、事業内容を拡充し、事業主体である地方自治体が有効に活用できるよう改善し、平成17年度以降も事業を継続実施すること。 以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出いたします。 平成16年9月30日。 提出先は内閣総理大臣、内閣官房長官、厚生労働大臣、衆議院議長、参議院議長、以上でございます。 ○議長(大林弘明君) 質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大林弘明君) ないようですので、これで質疑を終わります。 本請願については、総務文教常任委員会において審査されますよう付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第14 請願第3号 「容器包装リサイクル法の見直しを求める意見書提出についての請願」について ○議長(大林弘明君) 日程第14、請願第3号「容器包装リサイクル法の見直しを求める意見書提出についての請願」についてを議題とします。 紹介議員に趣旨説明を求めます。 丸山議員。 ◆3番(丸山真智子君) 容器包装リサイクル法の見直しを求める意見書案についてでございます。 西川議員、大熊議員、野上議員、吉田議員の賛同を得て提出をいたしております。 家庭から出されるごみの6割は瓶、缶、ペットボトル、プラスチック等の容器包装ごみが占めております。これらのごみの減量とリサイクルを目的に、容器包装リサイクル法が1995年4月に制定されました。これにより、容器包装廃棄物は地方自治体が収集、選別、保管し、製造者等の事業者がそれを引き取って再商品化することが義務づけられました。しかしながら、この制度では自治体の負担が重く、事業者の負担が軽いために、使い捨てペットボトルなど大量生産、大量廃棄の傾向が助長されています。しかも、最も費用のかかる分別収集や保管が市町村の責務とされていて、負担の割合は総費用の6割に達し、リサイクルに努めれば努めるほど町の財政負担は増加するという構図になっております。容器包装廃棄物を減らすには、循環型社会形成推進基本法に明記された拡大生産者責任EPRの考え方に立って、製造者等の事業者は再商品化の経費だけではなく、収集、選別、保管の経費も製品の価格に含めて負担する方向で、容器包装リサイクル法の見直しが行われますよう要請いたします。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 提出先は衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、環境大臣といたします。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(大林弘明君) 質疑はありませんか。              〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大林弘明君) ないようですので、これで質疑を終わります。 本請願については、厚生常任委員会において審査されますよう付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~ △日程第15 議会広報特別委員の辞任及び選任について ○議長(大林弘明君) 日程第15、議会広報特別委員の辞任及び選任についてを議題とします。 本案件については、助村議員、吉住議員、大西議員、稲永康人議員、末藤議員、二宮副議長より議会広報特別委員を辞任したいと申し出があります。 ここで、地方自治法第117条の規定によって、助村議員、吉住議員、大西議員、稲永康人議員、末藤議員、二宮副議長の退場を求めます。              〔2番 助村千代子君 4番 住吉龍太郎君 7番 大西勇君 16番 稲永康人君 17番 末藤省三君 14番 二宮美津代君 退場〕 ○議長(大林弘明君) お諮りします。 助村議員、吉住議員、大西議員、稲永康人議員、末藤議員、二宮副議長の申し出のとおり、辞任を許可することに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大林弘明君) 異議なしと認めます。したがって、助村議員、吉住議員、大西議員、稲永康人議員、末藤議員、二宮副議長の議会広報特別委員の辞任を許可することに決定いたしました。 ここで、助村議員、吉住議員、大西議員、稲永康人議員、末藤議員、二宮副議長の入場をお願いします。              〔2番 助村千代子君 4番 住吉龍太郎君 7番 大西勇君 16番 稲永康人君 17番 末藤省三君 14番 二宮美津代君 入場〕 ○議長(大林弘明君) 続いてお諮りします。 辞任に伴う議会広報特別委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定によって、大熊議員、丸山議員、吉田議員、古庄議員、西川議員、野上議員を指名したいと思いますが、これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(大林弘明君) 異議なしと認めます。したがって、辞任に伴う委員の選任については、大熊議員、丸山議員、吉田議員、古庄議員、西川議員、野上議員に決定しました。 ここで正・副委員長を決めていただくため暫時休憩といたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              休憩 午後4時37分              再開 午後4時40分            ~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(大林弘明君) 休憩前に引き続き会議を再開します。 正・副委員長の互選の結果を報告します。 議会広報特別委員長に野上議員、議会広報特別副委員長に丸山議員です。 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会します。            ~~~~~~~~~~~~~~~~              散会 午後4時41分...