4.梅雨時期になって現在の体制で万全なのか町長
担当課長交通問題1.県道68号線の交通対策
2.酒殿南西地区の大型店舗進出による交通対策
3.都市計画街路「志免宇美線」の促進について町長
担当課長粕屋南部消防署、救急車の対応1.夜間、土、日、祭日の病院側の受け入れ態勢、専門医の確認等を随時行っているのか町長
担当課長2 出席議員は次のとおりである(18名) 1番 大 熊 則 雄 2番 助 村 千代子 3番 丸 山 真智子 4番 吉 住 龍太郎 5番 池 邊 満 男 6番 牛 房 良 嗣 7番 大 西 勇 8番 西 川 蓉 子 9番 古 庄 信一郎 10番 吉 田 耕 二 11番 稲 永 正 昭 12番 大 林 弘 明 13番 熊 本 廣 14番 二 宮 美津代 15番 野 上 順 子 16番 稲 永 康 人 17番 末 藤 省 三 18番 佐 藤 哮3 欠席議員は次のとおりである(0名)4 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(2名) 議会事務局長 長 秀 樹 書記 坂 田 龍 二5 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(23名) 町長 南 里 辰 己 助役 吉 原 清 光 収入役 上 田 博 昭 教育長 中牟田 修 身 総務課長 脇 田 義 政
企画財政課長 入 江 信 雄 環境課長 二 宮 克 美 建設課長 権 丈 和 孝 下水道課長 世 利 章 水道課長 石 川 善 弘
地域振興課長 児 嶋 賢 始 税務課長 安河内 勇 水道課参事 入 江 勝 利 総務課長補佐 安 田 豊 重
学校教育課長 緒 方 博
社会教育課長 長 澤 利 信 福祉課長 山 本 万司子 健康課長 木 村 俊 次 子育て課長 堀 内 善 之 住民課長 権 丈 良 平 出納室長 稲 永 猛 彦
総合福祉施設建設室長 田 村 秀 一 宇美川対策室長 世 利 茂 春
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~ 開議 午前10時00分
○議長(大林弘明君) これより本日の会議を開きます。
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~
△日程第1 一般質問
○議長(大林弘明君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許します。 3番丸山議員。質問時間90分です。 3番丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 通告のとおりに一般質問を行います。 まず初めに、団塊の世代がこれから10年で定年期を迎える。町としてどうとらえ、対応していくのかを問うということですが、団塊の世代、つまり1947年から52年生まれまでが1,453万人いるということなんです。私も対象になりますけれども、前に座ってらっしゃる職員の方も対象になる方が多いかとは思いますけれども、
高齢者雇用安定法では、支え手の確保、つまり社会保障とか年金の支え手の保障が必要ということで、65歳まで働いてもらう環境づくり、65歳定年制が考えられておりますけれども、まだ今のところ企業の反発もあり、すぐにはそうなるかどうかはわかりません。いずれにせよ、団塊の世代の定年はもう行われてるわけです。それで、そのことについて業界も注目しておりますし、つまり有望な市場としてとらえてるということなんです。例えば、旅行業界とかはプランを練ってるとかという情報が入ってきますけれども、確かに個人的なことなんです。個人的としてとらえるのか、社会現象としてとらえるのか、そういった視点をお持ちなのか、町のリーダー、首長としての町長の所見をまず伺いたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。
○議長(大林弘明君) 答弁を許します。 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 団塊の世代と言われております、第2次大戦後数年間のベビーブームによって生まれられた世代のことではないかと思いますが、これ
堺屋太一がそのように命名したように言われておりますけども、その昭和22年から26年ころまでに生まれた方々が定年期を迎えられるということは、これはもう今社会の大きな問題であるというふうに思います。これを個人的な視点でとらえるのかということでございますが、いえ私は個人的ということではなくて、社会的な問題としてとらえなきゃならない。そしてまた、私どもの役場でもその方が定年をされるということだけではなくて、役場としてそういうたくさんの方々が退職をされるということに対しての対応、対策、そしてまた後のフォローがどうなのかということについても考えていかなきゃならないというように思います。ちなみに我が町での今後10年間の退職されるであろう予定者を考えてみますと、約80人おられるんです。昭和19年生まれの方から昭和28年生まれの方まで79人でございますけども、約80人の方が60歳の定年ということになれば、その定年の時期を迎えられるわけでございまして、これは私は個人的なその方の問題だけではなくて、社会あるいはそういう何といいましょうか、みんなで考えなきゃならない社会的な問題であるというように考えておるところでございます。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 今町長の御所見を伺いましたけれども、定年期ということで、男性のですね、特に働いていらっしゃる方の男性の数だったのかなというふうに思いましたけれども、これは女性も含まれるというふうに思うんですが、2月8日に那珂川町の方で
福岡ボランティアの集いっていうのがございまして、それに参加いたしました。志免からも
ボランティアグループの方がたくさん参加されてて、その基調講演のテーマが、高齢社会と生涯学習というテーマでお話があったんです。講師は社会教育、生涯学習の研究者であります
三浦清一郎先生っていう方で、その先生のお話がとても興味深かったので、ちょっともう御紹介いたしますけれども、定年、社会の中でずっと仕事をされてて、これ女性も含むことなんですけれども、定年退職をしてずっと時間的な拘束があったので、定年退職したら時間が自由になるわけです。だから、定年退職したらあれもしようこれもしようって、自由時間がいっぱいあるので、例えば晴耕雨読の生活をしようとか、いろいろ夢を描くっていうことなんです。ところが、なかなかいざ自由になったからといって、そんな夢のことが待ってるのかといったらなかなか難しい。その先生も御自分が体験されたっていうことでお話があったんですけれども、もう自由になったけれども何をしていいかわからないっていう、結局これですね。何か自由の刑っていうふうに言うそうなんです、自由の刑。そういった状況で、結構定年うつ病っていうのも多いっていうふうにお話をされておりました。 それと、逆にそれを迎える妻の方ですね、夫の方が定年退職したときに、妻の方も
主人在宅症候群、結局御主人が定年退職して家にいらっしゃるようになるわけです。自分で食事とかもされる方もいらっしゃるかもわかりませんけれども、どちらかといったらもう昔何ていうの、わしも俗とかいろいろ言われました。何かもう奥さんの方が出かけるときには自分のお昼御飯どうするんだとかそういうふうなことがあって、妻の方もどちらかっていったらすごくもう苦痛になるっていうか、そういうふうなのがあるっていうことで、
主人在宅症候群っていうことが起こるっていう、そういう説明があったんです。昔は労働の停止っていうのが活動の停止だったんです。もう人生が短かったですので、ですけれども、っていうことで人生は労働につながってたっていうことなんです。ですけれども、今は平均寿命も長くなりました。ということは、定年後の人生も長くなってきたわけです。生産活動、サービス活動が終わるっていうことが、これをずっと移行させていくっていうことがとても重要だというふうにおっしゃるんです。確かに年とってくると心身の機能とかっていうのが衰えてくるのはもう仕方ないことなんですけれども、これがいかに衰えさせていくのかっていうのが一つのポイントだっていうふうにおっしゃるんです。いろいろお年寄り、定年退職を迎えてずっと年とっていくわけなんですけれども、今でも私の周りにも定年退職されてて、本当に地域の中でとか
ボランティア活動の中でいろいろと活躍されてる方もいらっしゃいます、確かに私の周りには。ですけれども、全員が全員そうなってるのかっていったらなかなかそうはならないっていうことで、これは私の表現ではないんですけれども、もういろんなことで活動している元気老人っていうか、元気老人っていう方もいらっしゃるし、余り何もされてなくてちょっと表現はどうかなと思うんですけれども、その先生がおっしゃるには厄介老人っていうか、そういうグループがもう出てくるそうなんですよ。どちらかっていったら元気に活動されてる方の方がまだ少ないということで、そういう現象をやっぱりしっかり受けとめないといけないっていうことなんです。その先生は、生涯学習っていうかそちらの方を研究されておりますので、生涯学習が結局受け入れるっていうこと、元気をずっと取り戻していくっていうことに有効だっていうふうに考えてらっしゃるんですけれども、果たしてそしたらこの志免町でどうなのかっていうことを考えるときに、プログラムとかのメニューがたくさんあるのかなっていうふうに私思うんです。もうメニューが貧弱なのではないかと。 それと、興味とか関心とかも触発されるようなメニューがたくさん果たしてあるんだろうかっていうふうに考えるんです。いろいろ生涯学習っていうことで、生涯学習のまちづくりとかを私の町はされておりますけれども、そこで生涯
学習まちづくりにおける
支援システムについてということで、生涯学習館とか公民館の方でそういう生涯学習の推進というのができるんではないかなというふうに思いますけれども、ちょっと紹介いたしますけれども、私が調べた利用者状況なんですが、生涯学習館の方で、ああまず1つ質問がございます。 生涯学習館の方で男性と女性の割合がどうなのかっていうのと、もう一つできましたらその生涯学習館の稼働率ですか、そういうのがおわかりになったら教えていただきたいっていうことなんです。というのは、この前2月15日に芸文の集いっていうのがございました。それには御案内がありましたので行きましたけれども、最初に式典みたいなのがあったんです。式典でその壇上に上がられた方たちは、もうほとんど何か議長職の方とかそういった方たちがその舞台上に座られましたので、ほとんど男性の方なんです。志免町は女性の会長さんがいらっしゃいますから、女性の方は1人だけごあいさつになりましたけれども、あとはほとんど男性なんです。それが終わって、今度はいざ舞台が始まります。そこで踊られたりとか、80歳近い女性の方が生き生きとフラダンスを踊ったりとかしてありましたけれども、そういったことを生き生きと活動されてるのは何か女性が多いんです。だから、そういったことで女性と男性の比率はどうなのかなっていうふうにちょっと考えまたので、その点を1つだけ質問をさせてください。お願いします。
○議長(大林弘明君)
長澤社会教育課長。
◎
社会教育課長(長澤利信君) 生涯学習館等の男女の割合というか、利用者の割合というお尋ねですけれども、15年度の利用者の状況を見ておりますと、18%が男性でございます。あと82%が女性ということで統計上は出ております。 それから、施設の稼働率ということですけれども、統計上、開館日の1日を1回として基準での場合でということでお答えをさしていただきたいと思いますけれども、それでいきますと1号館それから2号館、それから中央公民館合わせまして、稼働率としては、これ14年度ですけれども72.4%になっております。 以上でございます。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 今の統計ありがとうございました。 町長は御存じでしたでしょうか。それは後からちょっと答えられてください。 それと、いろんな志免町、あそこ
ボランティアセンター、
ボランティアネットワークセンターっていうふうな名前がついておりますけれども、これに関する条例がございます。
受け入れ体制のことを話しているんですけれども、今この第4条に生涯学習館に、館長その他必要な職員を置くっていうことでなっておりますけれども、私が申し上げたいのは、そういったその受け入れとかをするときに、今の生涯学習館のあり方でいいのかなっていうのをちょっと心配してるからこういった質問につなげてるわけなんですけれども、今館長が不在っていうことで、その機能的にどうなのかなっていうのがあるんです。その点が1点です。 もう一つ、生涯
学習推進委員会っていうのが設置されてます。それの役割なんですけれども、住民の参加と民主的な運営を図るために設置というふうになってるんです。会議は委員長さんが招集されて、必要に応じて部会を設置できるっていうふうになっております。私はここの推進委員会の中でそういったテーマで話をされたりとか、また重要になってきてますので、
受け入れ体制が重要になってきてますので、例えば別に部会を設置して、住民の方を交えてそういった話し合いをする、意向とかそういうのはないのかとか、そういったものを私はちょっと考えてるわけなんですけれども、その件に対してはどうでしょうか。 まず最初に、先ほどの利用状況が御存じだったのかっていうことです。 それと、生涯学習館の館長の件です。 それと、生涯学習の推進委員会の件、その点をお願いいたします。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 先ほどから芸文の集いを初め、生涯学習のあり方等についての御質問をいただいてますけども、そういう中でその稼働状況が70%程度ということを知っておったかということでございますが、私はもっと高いのじゃないかなという思いをいたしておりました。 それから、男性、女性の差、あるいはそういう芸文の集いを初め、文化祭等もございます。また、きのうもいろんな生涯学習の発表会等がございましたが、そういうところを見ましても、非常に女性の方の参加が多い。そしてまた、ウエートも高いというようなのが現実ではないかと思います。そういうことを翻ってよく考えてみますと、今は男女共同参画型の社会ですから、男性、女性と区別することはないと思いますけども、やはり男性は今までの言うならば仕事一筋でまいってまして、そういう趣味を持ったり自分の将来に対しての一つのテーマを持ったりというそういう時間がとりにくかったということから、言うならば定年退職をしますと、あと何をしていいかわからないという状況になりがちであるというなふうなことが言えるんじゃないかと思うんです。そのようなことから、何かそれをフォローするような生涯学習のメニューといいましょうか、あるいは対応といいましょうか、そういうようなことが求められるんじゃないかと思います。そのようなことにつきましては、今もその対応は完全ではございませんが、対応をさしていただいておるとは思いますけども、十分でないようでしたらまたいろんな御提言等もいただきたいというふうに思います。 それから、
推進委員会等のことにつきましては、
社会教育課長の方からその状況等については答弁をさせたいというふうに思います。
○議長(大林弘明君)
長澤社会教育課長。
◎
社会教育課長(長澤利信君) 御質問にストレートにお答えする内容ではないかもしれませんけれども、現在生涯
学習推進委員会は年間に4回の実施をさせていただいております。 内容としましては、現在は生涯学習館の運営等に関する件が主な内容になっておるかと思います。推進委員会では、本来はおっしゃいますように志免町の生涯学習の進め方、基本的なものを進めていくべき、それを検討すべきではないかという御意見も委員会の中でいただいておりますけれども、現実的には私どもの方からも問題提起もさしていただいたんですけれども、自主的に生涯
学習イコール社会教育というような形の中で、現実的には進んでいる中で、社会教育が抱えております委員会というのが、社会教育で言えば
社会教育委員会であるとか、体育関係で言えば
体育指導委員会であるとか、青少年関係で言えば
青少年問題協議会とか、
青少年指導委員さんの会議であるとか、いろんな会の趣旨を踏まえながら生涯学習、社会教育を進めているわけですけども、先ほど言いましたように生涯
学習推進委員会の中では、年度の初めに生涯
学習学習計画というのを出さしていただいておりますけども、そういったものについても本来生涯
学習推進委員会の方で諮るべきではないかというような意見もいただいているわけですけれども、そこまでには至ってないのが現実でございます。 以上でございます。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 先ほど町長のお話の中に、きのうの生涯学習館の発表会の話が出ましたけれども、実は私も生涯学習館の方で男性の料理教室の講師をして5年になるんです。きのうは学習発表会がございましたので、男性が今17名いらっしゃるんです。その方たちと一緒に梅ヶ枝餅をせっせせっせとあんこからつくって、一応600個の予定だったんですけれども、チームワークよろしく、何と最終的に売り上げが970個分あったんです。本当に私も忙しい中でこの講師を続けてきてる意味っていうのは、やっぱり男性の方に、男性に限って今言っておりますけれども、何ていうか地域の中におり場がなかなか少ないというふうに思うんです。だから、そういった方たちが何か生涯学習館とかもういろんなところで受け入れられるような、さっき言いましたようにメニューがたくさんあったらいいなっていうふうに考えてるんです。そして自分が体験して本当に男性の方がまだ現職の方もいらっしゃいますけれども、多くの方がどちらかといったら定年退職されて、この男性の料理教室の中での話ですけれども、家族の方がお父さんが退職したら私どうしようかなと思ってたって奥さんが言われるんです。そして、自分はパートに行かれてるんです。毎日御主人の方がいらっしゃるので、私はもう御飯の用意とかもして行かないかんからどうしようかなと思ってたと言ってたら、料理教室に通うことになって、何か食事の準備をされるそうになったそうなんです。もう先生これ本当に夫婦円満の秘訣ですよねっていうふうに言われるんです。 それと、どちらがそれこそ先に亡くなるかわからないっていうことで、中には奥様の方を先に亡くされてひとり暮らしになられて、必要に迫られて来られてるっていう方もいらっしゃるんです。だから、これはちょっと本当に手前みそになってしまいますけれども、例えばそういうふうなメニューがいろいろ生涯学習館だけではなくても公民館も私の町では充実しております。だから、そちらの方でもいろんなメニューが用意されてもいいんじゃないかなというふうに思うんです。
町内公民館主事会研修会の平成17年4月の資料があるんです。これの講師は長澤課長だったということなんですけれども、この中でこれからの自治公民館のあり方っていうことで、1つは地域の若い活力を生かす、2つ目が世代間の連帯を強化する、3つ目にあるんですよ何と、熟年男性の地域復帰を図るっていうのが。だから、こういった講師としてそういった講演というか、学習会をされてるということですけれども、現在地域公民館でこの3点、特に熟年男性の地域復帰を図るっていうのが行われてるんでしょうか、その点をお伺いしたいっていうふうに思います。
○議長(大林弘明君)
長澤社会教育課長。
◎
社会教育課長(長澤利信君) 熟年男性を巻き込むための施策的な講座とかそういうのもやってるかということですけれども、現実的には基本的にはその方々がまず社会参加をしていただかなければならないということで、いろんなメニューの提供等も考えるわけですけども、現在生涯学習館では現実的には今多くやっておりますのはパソコンの研修会、そんなものにより多くの方を参加していただきたいということで、それも初心者とか中級者とかということではなくて、目的別の例えばチラシをつくるとか、デジカメをつくるとか、そういったような具体的なものできっかけとして参画をしていただく、そういったものにも企画を考えております。 それから、地域公民館の方には直接的な指導はいたしておりませんけれども、
公民館研修会等の中でやはりそういった熟年の方々の御参加をいただける企画、プランをしていただきたいということ。 それと、残念ながら話を聞きますと、やはり主事さんたちの話を聞きますと、地域では組長さん等についても名前は御主人の名前で上がって、実質的には奥様が活動なされていたり、そういった実態の中で活動がなされているということで、これは反対的な意見かと思いますけども、何らかの形で熟年の方々を、その経験を何らかの形で地域に生かしていただきたいというのが切なる希望でございます。 以上でございます。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 今パソコン教室のことなどの御紹介がございましたけれども、私やっぱり体験して思うんですけれども、男性の方っていうのはちょっとやっぱりプライドが高いところがあって、扱い方っていうかちょっと表現がうまく出せないんですけれども、そういったことがとても必要なんです。気をつけないといけないっていうか、それでぜひ生涯学習館が1号館、2号館ある、地域公民館がもう本当にどこの町内会にも設置されてるっていうことで、ぜひ生涯学習館の方では推進委員会の方で住民参加ということで、民主的な運営を図るということになっておりますので、そういう方たちも巻き込んで、ぜひそういった団塊の世代の定年期についてぜひ
受け入れ体制を整えていただきたいなというふうに思いますけれども、町長の御所見を伺います。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 団塊の世代の皆さん方が今から大挙、言うならば定年を迎えられる。先ほど私は町長として役場の体制ということでのお話をさせていただきましたが、これは社会問題としても本当にそのことに対しての問題が今議論をされておるところでございますけれども、私はぜひそういう皆さん方に元気になっていただくことが一番でありますし、またそういう現役でいろんな勉強され、経験を積まれ、実績もある皆さん方に引きこもってしまわれないで、ぜひそういう言いますならば今度のシーメイトを初め、何というんでしょうか、
シルバー人材センターとか、あるいは生涯学習館、また先ほど御提言があってます公民館を初め、いろんなところでそういう力を発揮していただきたい、おかしいただきたいというような思いでございます。 それともう一つは、いろんなボランティアにも参加していただけるんじゃないかというふうに期待もいたしております。ということで、ボランティアのコーディネートをするといいましょうか、そういう皆さん方のいろんな力を聞き出して、そしてそれをうまくいろんなところに配分をし、そういう潜在的なパワーを出していただくような、そういう取り組みが今からしなければならないことじゃないかというように思います。そういうことで、今回の建設いたしますシーメイトが、そういういろんな皆さん方がお集まりになって、いろんな話をしていただいて、そういう中から自発的にといいましょうか、自動的に出てくるそういうことによって新しい体制が何かできるんじゃないかなと、ひそかな期待も持っておりますし、またそういうことについては私どもが誘導すると言うたら何でございますが、リードさせていただければという思いでございます。そういう意味からも、すべての町民がシーメイトにより集い、そしていろんな問題を提言し合い、悩みを語り合い、そんな中から何か新しい取り組みが出てくるということに期待をいたしたいというように思っております。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 今町長の方から総合福祉施設
シルバー人材センターの話が出ましたのでそちらの方に移りますけれども、ボランティアの拠点、地域福祉の拠点ということで総合福祉施設が4月にオープンになりますし、
シルバー人材センターもできました。 そこで、総合福祉施設の中に
ボランティア活動室もできます。それで、今そのボランティア団体に所属してある方たちの男女比っていうか、それをちょっと出してもらったんですけれども、今登録者数がダブってる人を除くと273名なんです。男の方が41名で、女の方が232名、大体1対6の割合なんです。それで、ボランティアコーディネーターの話がございましたけれども、具体的にどんなふうになってるのかなって思うんです。私所管の課で、まだそこまで行ってないんですけど、ボランティアコーディネーターの件と、あとやっぱりボランティアの養成講座っていうのが必要じゃないかなっていうふうに思いますけれども、そういった養成講座の充実の件です。 それと、
シルバー人材センターのことなんですけれども、3月20日に総会の予定ということで、今1月16日現在で385名が会員登録されてるということで、すごい人数だなというふうに思っておりますが、ほとんどの方、緑の会の方がそのまま移行されてる方が多いのではないかなというふうに思いますけれども、これから先は緑の会の事業とかじゃなくて、ほかのこともいろいろやっていかないといけないというふうに思うときに、私は独自の事業っていうのを考えられないかなっていうふうに思うんです。大体3年後には法人化に活動していかれるというふうに思いますけれども、果たしてその緑の会のそういった業務内容プラスアルファちょっとぐらいでいいのかなってちょっと心配してるんです。だから、その独自事業について考えたらあるのかっていうことです。その3点、ボランティアコーディネーターの件と、養成講座の件と、独自事業の件を答弁をお願いいたします。
○議長(大林弘明君) 山本福祉課長。
◎福祉課長(山本万司子君) お答えいたします。 今度できます総合福祉施設の中で、高齢者、障害者、児童の方が利用できるということと、その中でそういう総合福祉施設の機能として福祉の情報を提供するとか、地域福祉に関すること、高齢者福祉に関すること、障害者福祉に関すること、児童福祉に関すること等を行うわけですけれども、そういう事業を行うに当たりまして、ボランティア、先ほど言われておりますいろんな方の力をかりて、この館をやはり町民の手で運営していくっていうことが今後求められると思います。特に、今の質問の中で団塊の世代ということですけども、こういう方はいろんなノウハウを持った方、今まで経験を持たれた方、こういう方たちが集まってこられるわけですので、こういう方たちの力を活用して町民が望むような施設を運営していくということが求められてくると思いますので、そういう部分でボランティアの皆さんの力が必要になってくると思われます。そういうボランティアの方をコーディネートしていくというのがボランティアコーディネーターなんですけども、現在のところ先ほど丸山議員が言われましたように、ボランティア連絡協議会という会がございまして、そこの中の活動でございますけれども、それは今そういうボランティアのいろんな福祉的なボランティアをされる方のグループでございますけれども、今後はやはり個人的に自分はこういうことをしようとか、あるいはもっと幅広い
ボランティア活動もあると思いますので、こういうようないろんなボランティアを受け入れて、そしてそれをコーディネートしていくと、こういう役割が必要になってくると思います。そして、町民の皆さんが何ですかね、より福祉的な生き方ができるようなシステムづくりが必要になってくると思います。そのことがボランティアコーディネーターの役割だと思っております。 そして、あわせてやはり今ボランティアの養成ということで言われましたので、いろんなボランティアが今ありますのは、福祉課の方で、福祉課といいますか、社会福祉協議会の方で取り扱っておりますのは、福祉的なボランティアの団体でございますが、それにとどまらずに、やはりいろんな自分はこういうことだったらできるというようないろんなことがあろうと思います。そういうようないろんなボランティアの養成が今後必要になってくると思いますが、それはやはり町民の皆さんの中から出てくる部分もございますので、そういう部分の養成というのは今後必要になってくるというふうに思っております。 それで、
シルバー人材センターの独自事業ですけれども、
シルバー人材センターについては緑を守る会の方がほとんど会員になっていただいておりまして、事業の展開におきましても公園等の除草とかそういう部分が大きくなってくると思いますけれども、やはりシルバーという組織を立ち上げますので、当然独自の事業というのも今後開発をしていかないといけないというふうに思っております。その一つの中に、例えばちょっと提案されたものに、これは提案でございますので、それが事業として成り立つのかどうかというのは今後そこの中で検討していかないといけないということもあるんですけれども、犬の散歩に、基本的には犬の何ですかね、ふんをとっていただくというのが基本で、条例の中にもあるんですけども、やはり実際散歩させてると犬のふんがあったりというようなことがございますので、そういうようなことをシルバーの中で仕事としてできないかというようなことも一つの提案がございました。そういうようなこともございますので、今後やはり独自の事業も立ち上げて、あわせてその事業のことについても検討をし、取り組んでいかないといけないというふうに考えております。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) せっかく総合福祉施設シーメイト、
シルバー人材センターができますので、ぜひ活動の場っていうか、それの充実を図っていただきたいというふうに思いますが、次の熟年の活力を地域の活力としてどう結びつけるのかっていうことで、ちょっと一例として紹介したい例がございます。 実は、シニアライフアドバイザー養成講座募集っていうのが新聞に掲載されておりましたけども、これがシニアルネッサンス財団っていうところが認定してるんですが、略称SLAっていうふうに言うんです。中高年者の総合生活相談に応じ、生きがいを持って
ボランティア活動に取り組んでもらおうと、養成講座を開き認定しているっていうことなんです。九州内で230名の方がいらっしゃるんです。この新聞記事では受講料がテキスト代を含め6万900円かかるということで、志免町にこういう方が、受講された方がいらっしゃるのかなっていうふうに思うんですが、古賀市の例ですけど、小学校内に高齢者生きがいづくり支援センターえんがわクラブっていうのがございます、これ有名になりましたけども、ここを運営担当してるのがそのシニアライフアドバイザー協会の方なんです。だから、こういった方っていうか、活用する方法もあるのではないかなというふうにちょっと考えるんですけれども、この点いかがでしょうか。御存じでしたか、御存じだったのかっていうことと、志免町にいらっしゃるのかっていうことです、お聞かせください。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 古賀市のえんがわクラブというのはよく新聞等で紹介されておりますので存じております。そしてまた、私どものいろんな何といいましょうか、町政に御提言をいただく、言いますならば21世紀まちづくり懇談会という住民の方々のグループがございますが、その中の方の中にこういう講義を受けられたといいましょうか、そういう方がおられるということは今横の方から聞きましたので、ああそうでしたということで、たしかこれは新聞に、この方のことは新聞に紹介されておったというように思いますので、志免町にもそういう生活相談といいましょうか、中高年者のそういう相談に乗っていただけるそういうアドバイザーがおられるということは、志免町にもあると思います。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) これは一応一例を挙げただけで、これを養成してくださいとかそういう意味ではないんですが、そういうことも情報としてありますよということでお伝えいたします。 最後に先ほどの福岡のボランティアの集いの講師の話に戻りますけれども、老後の孤立、孤独っていうのは、地縁とか血縁とか職縁ではなくて、志縁とか学縁がいいっていうことなんです。というのは、志縁っていうのは志の縁です。学縁っていうのは学ぶっていうか、生涯学習、まさに生涯学習だというふうに思うんです。そういったことでいろいろ輪が広がっていく、目的が見つかっていくっていうことでその生きがいにつながっていくっていうふうな、一応先生の結論だったわけなんですけれども、志免町でもこの縁が築かれるような支援プログラムの充実をぜひお願いいたします。これでこの件につきましては、質問を終わらせていただきます。 次に進んでよろしいでしょうか。
○議長(大林弘明君) いいですよ。
◆3番(丸山真智子君) 次に、食農教育についてということで質問いたします。 食育基本法の素案がまとまり、国会提出の予定、町としての食育推進はどうするのですかっていうことですけれども、自民党の食育調査会のプロジェクトチームが食育基本法の素案をまとめ小泉首相に提出いたしました。首相は、人間の命と健康にとって食育ほど重要なものはないと、とても関心が高いということなんです。今まさに鳥インフルエンザとか猛威を振るっておりますけれども、あとBSE問題、きょうの新聞では国内で11頭目のBSE感染牛が見つかったというような報道もされておりましたけれども、それと輸入野菜における残留農薬、農畜産物の産地偽装表示、牛乳の食中毒事件、もう私も一消費者として食に対する不安が広がってきておりますけれども、今ほど食に対する関心が高まってきてるときはないというふうに思いますし、一方ではライフスタイルや価値観が多様化し、私たちの食生活も大きく変化してるわけです。脂質や塩分の取り過ぎによって栄養バランスが偏り、糖尿病とか心臓病などの生活習慣病の増加、その若年化が進行するとともに、食生活の乱れが拡大してきております。 さらに、食の簡便化志向が高まり、食の外部化やサービス化が進む中で、家庭における食に関するコミュニケーションが不足し、望ましい食生活や食習慣を身につける機会が減少することにより、食品やその安全性に関する基本的な知識や、食について考える習慣を持たず、みずからの健康を守れないと懸念される人が弱者層を中心に増加してるっていうことなんです。こういったことは町長もよくわかってらっしゃるというふうに思いますけれども、これに対しての御所見を伺いたいというふうに思います。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 今いろいろ述べられましたように、食べ物に対する安全性が問われておると言っても過言ではないというように思います。今お話をされましたように、最近は特に鳥インフルエンザでいろんな報道関係は非常に騒がしいような状況でございます。以前はBSEの関係でそうでございました。私どもには余り関係のないようなふうに感じておりましたけども、でも実際はそういうことが身の回りでたくさん起きておると。そういうようなことから、食に対する見直しという点で今国会でも、あるいは総理大臣がそういうことに対しての将来的な子どもたち、将来を担う子どもたちの教育の中に知、徳、体とありますが、その中に食育、知育、徳育、体育に加えて食育も加えるというような、そういう方針で食に対する見直しというものが今提言をされているところでございます。そのようなことから、私も志免町の将来を背負う子どもたちにつきまして、その子どもたちが心身ともに健やかに、そしてたくましく育つためには、それは私どもの責任でございますけども、最近は特にそういう子どもたちの食生活の乱れといいましょうか、そういう食文化がなくなっておるんじゃないかなという思いがいたします。それは私ども大人の責任でございますけども、余りにも物が豊かであり過ぎまして、言うなら飽食の時代と言われておりますけども、そういう時代で先ほどのお話のように、利便性を追及するインスタント化といいましょうか、インスタント食品がはんらんをするようなことから、生活習慣病にまで及ぶというようなそういう中で、非常に食生活が乱れておると、私もそのように思います。そういうようなことから、日本古来の食文化に対するやっぱり見直し等が今求められておるんじゃないかというように思いますが、何といってもやっぱり健康の源は食事である、食であるというようなことは、これはもう御存じのとおりでございますけども、その食品、食料に関するものが安全、安心なものが求められておるというような状況ではないかというように思います。特に今、日本の食糧の自給率というのは40%から42%のカロリーベース、それから何というんでしょうか、金額ベースでは70%程度でございますけども、そういう自分たちの食糧を外国に依存しなければならないそういう体質、そしてまたそういう食糧がどのような環境のもとに、どのようにしてつくられておるかというのが見定めることができないというようなことから、今そういう食品の安全性についても定義がされておるとこでございます。そういうことから、食育について私どもが今しっかりとここで検討し、将来を見据えないことには、今からの子どもたちがいつもお湯をかけたインスタントラーメンか、何か電子レンジに入れればチンとして出てくるようなものだけでいいのでしょうかというようなこと考えますと、日本の食文化も含めて今ここでしっかりとした論議を交わし、そして将来を築く子どもたちがどのような食生活をし、そしてそのことによって健全で健やかになっていくのかということを考えなきゃならない、そういう時期に来てるというように私も思います。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 食育を語るときに、やっぱり学校現場っていうのが考えられるというふうに思いますけれども、学校給食は子どもたちにとって1日3回の食事のうちの1回に過ぎませんけれども、子どもたちの心身の成長と将来の食生活に大きな影響を与えると思うんです。中学校でランチ方式の給食が始まっておりますけれども、聞くところによりますと残菜が多いとかという問題が出ておるということなんですけれども、これから先教育現場で食に関する指導の具体的な内容をどんなふうに、学校で食に関する指導の具体的な内容と、成果及び今後の対策とかをもしされてるようでしたらお聞かせ願いたいんですが、教育現場でどのように食育っていうか、それを位置づけをして、どのように指導をされてるのかっていうことをお聞かせください。
○議長(大林弘明君) 緒方
学校教育課長。
◎
学校教育課長(緒方博君) 今申されるとおり、食文化の影響というのが社会的に環境が大きく変化してて、個々の人々の食行動の多様化が進んでることはもう言われるとおりでございます。カルシウム不足とか脂肪の過剰摂取など、偏った栄養摂取、肥満症等の生活習慣病等の増加や若年化など、食に起因する新たな健康課題の問題が多々あります。生涯にわたって健康で充実した生活を送るための基礎を培う健康教育の一環である食に関する指導という形で学校の方は取り扱っております。 食に関する指導といたしましては、給食の時間や特別活動の学級活動や学校行事を初め、学校の教育活動全体で行っております。基本的に食育という中身につきましては、まだ指導要領の中にはうたっておりませんので、今町長申されますような形で今後の検討課題だというふうに思っております。特に食に関する指導に当たりましては、教科書だけの問題じゃなくって、給食時間というような形が一番指導的には位置づけられますので、そういう形では学校給食は生きた教材というふうになっております。15年度から中学校給食も始まりましたので、そういう面では皆さんと一緒に食事をすることによって社会性の寛容を位置づけたり、体の健康だけじゃなくてみんなと一緒に食事をすることによって心の育成とか、そういう形も踏まえた形の食に対する指導を今行ってる状況でございます。 以上です。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 農林水産省が食育活動の総合的な展開ということで、平成15年度で食育関係の予算を78億7,000万円つけてるんです。そういうことを御存じでしたでしょうか。 それと、九州における食育推進体制ということで、九州農政局ございます。九州農政局が中心になって、例えば職員が小学校へ出向いて、食と農について子どもたちの理解を深める出前授業というのを行ってるんです。だからそういうものとかを利用されて、志免町だけに頼らずいろんなところと連携を取って、学校教育にも食育をぜひ推進していただきたいなというふうに思いますが、そういった情報は御存じでありませんでしたでしょうか、お尋ねいたします。
○議長(大林弘明君) 緒方
学校教育課長。
◎
学校教育課長(緒方博君) 出前講座のことの話は聞いておりますけども、具体的な形の事例ということではまだ上がってきておりません。 以上です。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) それと、食の教育、それを地域再生に生かす視点はあるのかっていうことで、前回の議会のときに私は町長の公約っていうことで、ふれあい
ファーム構想のことをお尋ねいたしました。私は地域での食育っていうか、それが私はふれあい
ファーム構想につながっているのではないかなというふうに考えておりますけれども、町長、あのときの御答弁に今園芸療法福祉センターの計画案っていうのをお友達から聞いて勉強してますよということだったんですけれども、その点何か進んでおりますでしょうか、お答えをお願いいたします。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 食育の推進につきましては、それぞれの立場でのそれぞれの役割があるというように思います。先ほど
学校教育課長が答弁をいたしましたが、学校は学校の役割、また家庭は家庭の役割ですね、それから地域は地域の役割があるというように思います。そういう中で、私ども行政としてどのような役割があるかということを考えますと、私はふれあい
ファーム構想というものを昨年の町長選に出るときの公約的なものとしてそういうことを考えておりました。それを広く皆様方にお話をする機会というのはございませんでしたけども、資料をつくっておった関係で、それを見ていただいて、このようなことはどうなのかと、その実現性についてというようなことでお話をいただいたと思います。私は今まさにそのようなことが議論をされておりますが、何か感ずるところもありまして、本当のスタートはそういう園芸あるいは農業を通じて地域の高齢者の方々との交流を図り、そしてそこで生産されたものを学校給食の食材の一部にでも使うことができるならば、高齢者の方々が自分の孫やらひ孫のために私たちが、自分たちがつくったものが役に立っておるという喜びを感じていただけるんじゃないかと。そのことから、高齢者との生きがい対策、そしてまた子どもたちがそういう農場に遊びに来ることによって、そういう食の教育を受けることができる。あるいは、食べ物についてのいろんな勉強ができる、そしてまた地域の皆様方も、もちろんシーメイトができますのでおふろに入ったり、あるいはカラオケを歌ったり、いろんなそういう施設を利用されることもいいかもしれないが、自分はさんさんと輝く太陽のもとで、言うならば畑の草取りをしたり、何か小動物のお世話をしたり、そういうことの方が好きよと言われる方もおられるかもしれない。そういう方々に対してはそういう言うならばタマネギをつくっていただくとか、ジャガイモをつくっていただくとか、そういう簡単なものをつくっていただくことによって、またそこには指導者がおって、そういうものを言うならばコーディネートする、指導することによって高齢者の方々のそういう憩いの空間にすることができないかという思いでございます。 しかし、最近食の教育、あるいは食育というようなことがクローズアップされ始めてきましたが、まさに私は食品あるいは食の農業とのかかわり、あるいは食品がどういうものがどういうところでつくられておるのかということを、これはみんなが知らなきゃならないことじゃないかと思います。特に今の子どもたちでは、魚なんていうのはどんな姿をしとるのか、もう骨があるのかないのかもわからない。言うならば各家庭に包丁がないとかまないたがないとかというような、そういうふうなことを聞きますと、本当に日本の食文化はそれでいいのであろうか、もう本当に心配をするところでございます。そういうようなことを考えれば、何か余りお金をかけないで、そして幸いに我が町には農地も今のところございますので、そういうことをうまく使って、そしてそういう事業が展開できないかという思いをいたしております。そのことについては、私もそういういろんな友人関係がおりますので、知恵を授かりながら勉強しておりますが、今回本来ですと提案でもしたいところまで思いは来ておりましたが、このように厳しい財政状況の中でもう少し温めたいという思いでございます。その中で私の一番ネックになつておりますのは、何といってもやっぱり指導者ですね、リーダーの関係がどのようなことなのか。それから、
シルバー人材センターとの関係で、片方では
シルバー人材センターとしての事業が展開される。私が考えてます構想というのは、そういう報酬を払うことができるのかどうなのかというようなこと等もございますし、言いますならばそういうすべてのことがうまく行くという見通しが立たないことには展開できません。 それから、用地の関係もございます。農地の関係がある程度まとまった用地を計画したいというようなふうに思いますので、そういう諸条件を今ずっとにらみながら温めておる状況でございます。ただ、この計画を断念したわけじゃありません。しっかりと温めておりますので、その機が熟せばぜひ取り組まさしていただきたいというように考えております。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 私がこの一般質問の食育についてじゃなくて、なぜここに農が入って、食農教育になったかっていうの今町長のお答えの中にちりばめられておりましたけれども、やはり食を語るとき、食糧ですね、つまり食糧を生産する農業とは、もう本当に密接な結びつきがあるというふうに思うんです。食と農と健康、これはとても結びつきがあります。だから、そういったものでこの3点の原点を見詰め直して、みずからが自分の健康とか農業とか農村の維持とか、それとか環境ですか、環境の維持とか保全について、それぞれが行動することが重要じゃないかなっていうふうに考えてるんです。だから、ぜひ町長のそのふれあい
ファーム構想ですか、実現していただきたいなというふうに考えております。何か先ほど費用がかかるからっていうふうにちょっとおっしゃいましたけれども、私は費用をかけない方法があるというふうに思うんです。余りかけないで済む方法があるというふうに考えてますので、今度
シルバー人材センターもできますし、私の方が
シルバー人材センターの中でそういった農業とか、それとか食品加工とかの部門を立ち上げたらどうかっていうふうなことも提案しておりますので、ぜひ検討していただきたいというふうに思います。済みません、失礼いたしました。次に移ってよろしいでしょうか。
○議長(大林弘明君) はい、どうぞ。
◆3番(丸山真智子君) そしたら次に、水害後の対策についてということで、総合治水対策について質問をいたします。 2月7日に県の土木事務所によります宇美川改修計画の説明会がありました。19日には宇美町の役場でも説明会がありましたし、上流地区の障子岳の方でも3月1日に説明会があってるんです。私はその志免と宇美の役場の方であった説明会に参加しましたけれども、その中で新聞にも載りましたように、批判が相次ぐ説明会になったということなんです。宇美でも災害があった後に7カ月もたってるのにどうなってるんだというようなそういう追及的な質問もあっておりました。10月とか11月に査定があってからじゃないと復旧工事ができないっていうことなんですが、被災に遭われた方たちはことしの梅雨は大丈夫なんだろうかというふうに心配されてるんです。だから、その点についてソフト面とハード面で大丈夫なのかっていうことでお答えをお願いいたします。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 昨年の7・19で本当に我が町も大きな被害を受け、そしてまた被災をされた住民の方々にはまだその傷もいえてないんじゃないかという思いがいたしました。本当に私どもも恐縮に思います。そういういろんな町民の方々の視点からいたしますと、大体どうなっとっとかいなという思いがするんじゃないかというように思います。実は、私も依頼しておるわけでございますが、これが言いわけになるかもしれませんけども、私ども町の事業であれば即対応できるんじゃないかというように思いますが、県あるいは国との関連があるものですから、なかなかその模様が見えないというのが実情でございます。詳しくは後ほど宇美川対策室長がおりますので、現状等についての説明をさせたいと思いますけども、そういう思いの中で今できることに努めておるところでございます。当面は被災をしましたところは、大型土のう等で緊急な対応をさせていただいておりますが、もういよいよ梅雨というのも5月になりますともう梅雨時期を迎えるわけでございまして、こういう護岸等の復旧工事というのが一月程度ではできないということ等を考えますと、ことしの梅雨というのは現状で迎えなければならないのかなという思いでございます。しかし、今もいろんなところで着工しておりますので、何とか梅雨までには一応の安全が確保できる体制まで整備ができるように土木事務所とも協議をさしていただいておるところでございます。 特にそういう中で私どもにできますことは、固定堰がございますが、水車橋上流に8つの固定堰がございますけども、そういう固定堰が水位を上げるということにつながり、そのことが越水をする大きな要因になっておるようでございますので、その固定堰を撤去することはできませんが、そこにございます堰板というのがございますが、その板を抜く農業団体の皆様方に相談をさせていただきまして、できるだけ農業に支障のない程度でその堰板を取り外していただくように相談をさせていただいておるところでございます。農業団体の方々におかれましても本当にそういう点を御理解いただきまして、協力をしてやろうというような言葉もいただいておりますので、いよいよもう田植えも前になりまして、井堰の板を外すということは、本当に稲がつくれないということでございますので、農家の方々には死活問題でもございますが、いろんな知恵を働かせてそういう水を融通し合いながら協力をしていただけるような、そういうお願いをさせていただいておるところでございます。そういうことによってできるだけ流用断面を確保したいという思いで今取り組んでるところでございますが、詳しくは担当がおりますので、担当の方から説明をさせたいというように思います。
○議長(大林弘明君) 世利宇美川対策室長。
◎宇美川対策室長(世利茂春君) 現在までで御報告できる分を御報告したいと思います。 水車橋から下流につきましては、現在災害を受けてる箇所については、5月までに復旧できる見通しであります。上流につきましては、町長申し上げたとおり、大型土のう等で今現在ついておりますが、復旧に関しましては抜本的な復旧をするということで、今年度は復旧を行えないと思います。今測量、調査等全線行っておりますので、それが決まり次第復旧の内訳がわかってくると思います。 続きまして、災害後宇美川に大きく土砂が残っております。現在まだ5,000から6,000立米は撤去しておりますが、今月までに7,000立米撤去を行いたいと。4月以降に関しましては、1万立米ほど梅雨前に行うということを聞いております。 それと、町長申しましたように、井堰に関しましては馬越第2井堰、吉原地区に特に逆流する地区があるんですが、ここの板を農区の方々の御協力により、可動堰に変わるまで外すということで協力をいただいております。これで幾分この地区に関する断面確保はできるのではないかと思っております。 簡単ですが、以上でございます。 (3番丸山真智子君「ソフト面もよろしいですか」と呼ぶ)
○議長(大林弘明君) ああ、町長ソフト面を答弁なさってないですが。 脇田総務課長。
◎総務課長(脇田義政君) お答えいたします。 宇美川河川のそういった水害等に対するソフト面の整備なんですけど、まず何点かあると思うんですけど、まず危険情報というんですか、災害情報っていうんですか、そういった情報の提供の整備ですかね、そういったことをまず図っていきたいというふうに考えております。 具体的には、町のホームページ上に新たに防災コーナー等設けまして、すぐ検索できるように、アクセスできるようにいたすことはもちろんなんですけど、気象情報、それから雨量情報あるいは河川の水位、これ今までは片峰新橋だけだったんですけど、新たに田富橋に1カ所水位、そしてそこの河川の状況、監視カメラを設置しますので、そういった状況が随時リアルタイムで見れるようなシステムを構築したいと思っております。この河川の水位情報あるいは状況、カメラ等で実際の状況を見られるシステムについては、宇美町の方も宇美川本流、それから支流の方にも設置する計画というふうに聞いておりますので、そういった情報も上流域の情報も同時に見れるようにしたいというふうに考えておるところでございます。 また、防災メールというんですかね、そういった登録をされた方には、随時危険情報等を携帯端末に流すようなシステムもとっていきたいというふうに思っております。 それから、初動体制というんですか、初期の役場の方の体制というんでか、そういったことについては昨年の教訓踏まえまして、県それから南部消防署、そういった機関と十分連絡を取りながらやっていきたいというふうに考えておりますし、またその連絡体制についての確立は図っているところでございます。 以上です。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 吉原の方の農地は土が入り始め、田植えに間に合うのかなっていうことでちょっと安心しましたけれども、それと内水対策については建設委員長さんの方から御報告がございました。それで、今いろいろと説明がございましたけれども、果たして昨年の4月19日と同じような雨っていうか、降ったら本当にことしの梅雨は大丈夫なのかなっていうふうに思いますけれども、十分なそれなりの今できる範囲で対策が講じられてるっていうふうに理解してよろしいのかなっていうふうにちょっと不安げに思いましたけれども、次に進みますが、四、五年かかる宇美川の改修計画についてでございますけれども、助成事業で30億円ですか、水車橋を起点にして上流から障子岳橋まで助成事業で30億円、国からの助成があるということで、下流域の方で復緊事業として150億円です。この金額なんですけれども180億円っていうことですけれども、この補助金の割合ですね、県も多分助成するんではないかなと思いますけれども、その180億円っていうのは全部が国が出すんですか、そのことが1点です。 それと、その180億円っていうその金額の算出方法なんですけれども、あらかじめこういった改修をするから予算が立てられたのか、とりあえずその180億円立てて、その中で何か改修計画を立ててくださいということなのか、ちょっと私の方が理解しておりませんので、お答えをお願いいたします。
○議長(大林弘明君) 世利宇美川対策室長。
◎宇美川対策室長(世利茂春君) 予算の面に対する御質問だったと思うんですが、丸山議員言われるとおり、後者の方になりまして、予算を多く獲得したいということで、事業費内訳については過去の他県の災害、いろんな等の範囲を見まして確保しておる状況でございます。詳細については、測量設計に入りますので、事業費の変動は今後も起こってくるとは思いますが、その時点につきましては報告したいと思っております。 以上でございます。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 今のところ決壊堤防のまず改修がございます。それから、堤防をかさ上げするところとか、あと堆積土砂の撤去ですか、それと川底の掘り下げとか、井堰が固定から可動堰へとかいろんなことが考えられておりますけれども、その設計図っていうのは今度四、五年かかるっていうことで計画の説明会がこの前ございましたけれども、設計図っていうのはもう作成されてるんですか。
○議長(大林弘明君) 世利宇美川対策室長。
◎宇美川対策室長(世利茂春君) 具体的な設計にはまだ入っておりません。基本的には坂瀬川の合流の下流地点で、現在の流下能力が280トン、パー立米、1秒間に流れる水の量なんですが280トン、昨年の水害時流れた推定の水量が355トン、これを緊急に370トンに改良するということで15トンの余裕を持たせるような河川に緊急に改良するということで、今言われてますように掘り下げるとか広げる、土砂の撤去はもう大部分出てくると思うんですが、詳しい内容についてはまだでき上がっておりませんので、でき次第説明したいと思います。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) それで、ちょっと気になることがあるんですが、7・19の浸水対策連絡協議会つていうのができて、その御笠川、宇美川部会、遠賀川部会っていうのができてて、1月8日に第2回の会議があったというふうに新聞に載ってまして、災害復旧の見通しが立ったっていうことが載ってたんです。これは180億円の予算がついたということだというふうに思いますけれども、その後御笠川についてなんですけど、御笠川流域の、その後やなくてその中で、御笠川の流域の遊水地整備については、掘削工事などに比べ事業費が6倍以上もはらむとして、河川本体の改修を進めることを確認したっていう、これだけの記事が載ってるんです。その後に2月なんですけれども、福岡市の方が山王公園に水位調整池を着工すると。河川流域の5市で雨水流出の抑制策を協議するために、御笠川流域5市浸水対策会議っていうのを別に設置したという記事が載ってるんです。新年度中に具体的にその保水とか雨水対策ですか、それを予算計上するっていうことになってるんです。その中に雨水の浸透しやすい舗装とか、側溝の整備を検討するっていうことで、5市が一緒になって御笠川へのその雨水流量を雨水流入量ですか、それを抑えるための方策っていうことで、いろんなことを対策を立てるっていうことが掲載されたんです。 さて、その宇美川なんですけれども、その7・19程度の耐える川になるのかなって思うんです。最大この前の7月19日は最大101ミリの雨が降ったというふうに説明会の方でお伺いしたんです。記録的な豪雨です。でもこの記録的な豪雨がこれからないのかっていったらもうはっきり言ってことしでもあるかもわかりません。先ほど流量の話が出ましたけれども、水車橋はこれまで330トンだったと。ですけれども7月19日は355トン流れて、改修後は370トンになりますっていうような説明とかも私お伺いしたんです、説明会の方で。私は、ピークカットっていうか、合理式と貯流関数法があるっていうことちょっと勉強してるんですけれども、この件につきましては12月議会の町長の町政報告の質問で、同僚議員の方が質問された内容になるんですけれども、今宇美川っていうのは合理式で計算されてるって言われるんです。合理式っていうのは、大体流域面積が50キロ平米のところが対象になる。でも宇美川は流域面積が72キロ平米あるんです。だから、この合理式で計算してて、その370トンですか、それに対応する川に改修するっていうのは大丈夫なのかなっていうふうに思うんです。ですから、私は貯流関数法のハイドルグラフっていうの作成して、結局川の改修っていうのは短期的に考えると住民の方たちに当面不安を取り除くっていうことで大事だというふうに思いますけれども、将来的に考えたときには、それだけで本当に大丈夫なのかなって思うんです。つまり川だけで対処するんじゃなくて、流域の雨水対策をしっかり立てて、河川に無理をかけないっていうようなことが必要じゃないかなっていうふうに思うんです。もう川だけで解決しようということになったら、もう結局生き物とかそういうのも住まないような、放水路のような川になってしまうというふうに思うんです。だから、そうならないためにも何かピークカットっていうのがもう必要じゃないかなというふうに思います。このことは志免の説明会のときに九大の重松先生が御指摘されてました。それで、一番川の水がピークしたときに、その川の容量を超えない対策が必要だというふうに考えるんですけれども、このハイドログラフの作成というのはどうなってるんでしょうか。 それと、これは河川対策課っていうか、県の方ですか、県の河川対策室ですか、そちらの方の方もこのハイドログラフが必要じゃないかなという認識はお持ちだっていうことも伺いましたけれども、その点について伺います。
○議長(大林弘明君) 世利宇美川対策室長。
◎宇美川対策室長(世利茂春君) 今御質問されてる点ですが、御笠川につきましては2年ぐらい前に激甚受けてますので、資料が非常にそろっていたということで、宇美川に関しては資料不足ということで、緊急な処理ということで、今の段階ではこのようになっていますが、今後の検討として県の方にはちょっと検討申し入れますが、恐らく単年度で整備したいという意向で資料収集のためにこのようなことでしたと思います。資料が非常に不足してまして、当初部会に入った時点でも、3回については宇美川の資料は全くございませんでした。どうにかこうにか今追いついてる状況であります。 それと、今福岡市の方で協議がなされてるということを聞きましたが、これも部会の方で上がってきてます。内部調整で近隣の関係市町村で調査費を上げて、今後長期に取り組むことが必要だということで、福岡市その上流域の太宰府とかが遊水地等の検討はしていくと思います。ただし、今言われてますように、土地代、事業費代が非常にかかるということで、河川改修と比較すれば河川を拡大する方が非常に安いという形の結果は出ております。 それと、今言われたほかの件ですが、上流域の山林の保水能力の向上、遊水地の設置、これ大型団地等の貯留施設の設置、道路の排水施設の透水化、これは御笠川、宇美川部会でも今出ております。それで、一つの役所においても複数の部、課にまたがるということで、今度長期に向けていろんな形の部会等が必要じゃないかということで、検討課題にはなっておりますので、これにつきましては非常に時間がかかると思います。各貯留式の桝の設置にしましても費用がかかることでありますし、指導方法としてもほかの市町村でも問題になっているんですが、貯留施設つけたのはいいが雨水前に水を抜いてなかったとか、いろんな課題を残しますので、今後いろんな形で勉強会等が行われると思いますので、ちょっと参考にはしたいと思っております。 以上です。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 今後期成会とかもできて、そちらの方でも検討される内容かとは思うんですけれども、やっぱりいろいろ浸透性の舗装とか側溝とか、重松先生が提案されてました校庭に地下ダムをつくるとか、そういったものを検討するときに、このハイドログラフっていうのが必要になってくるっていうふうに言われるんです。それで、資料の件なんですけど、宇美と志免に関しては利水調査で調べができてるっていうふうに伺ってるんです。だから、あと下流地域だけが資料がそろったら、このハイドログラフも早いうちにできるんじゃないかなっていうな本当ちょっと伺いましたけれども、この点いかがでしょうか。その利水関係の調査で宇美と志免の部分は資料がそろってるということに御存じでしょうか、その件を伺いたいというふうに思いますが。
○議長(大林弘明君) 世利宇美川対策室長。
◎宇美川対策室長(世利茂春君) 詳しいことは聞いておりませんので、調査次第御報告したいと思います。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) ぜひ河川対策室に調整されて、この件もぜひお願いいたします。 あと、もう時間が少なくなりましたけれども、中・長期的に行う対策についてということなんですが、2月24日にまちづくり協議会の方で昭和の森の方を視察に行ってまいりました。これ新聞にも載りましたけれども、私は災害があった後にすぐにも行ってきました。それで2回目だったんですけれども、少しも変わらずに土砂とか流木が流れてきておりまして、推定10万立米ですか、10万立米ぐらいの土砂がたまってるということを伺っておりますけれども、とても長期的な展望からすれば山のことがとても気になるんです、あの流された山がです。だから町長とかもその件についてはどういうふうにお考えになってるのかなと。志免の説明会のときに重松教授のことがいろいろ御指摘されてましたけれども、その山のことについて長期的なことでお伺いいたします。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 災害を再び受けないためにも、今しなければならないこと、そして長期的にすることですね、短期、長期のいろんな計画があると思います。短期的なことにつきましては今いろいろと取り組んでおるところでございますが、長期的なことにつきましては、やはり上流域の環境をどのように整備するかです。特に今までは農地等がありましたが、都市化の進展に伴ってそういう遊水機能を持っておった農地が減ったわけでございまして、そういうことから地域に降った、あるいは上流域に降った雨水が一挙にして川を駆け下ってくるという状況から水害につながっておるわけでございますので、そういう言うならば涵養する機能というものを上流域につけなければならないというように思います。そういうことはどういうことかと言いますと、今御提言があっておりますように上流域での治山治水、特に山林のそういう保水力を増加させるような取り組みが必要ではないかと思います。ただ、若杉山あるいは三郡山系を思ってみますときに、非常にそそり立った山でして、そしてその懐が狭いといいましょうか、遊ぶところの空間といいましょうか、そういう場所が少ないわけで、もう一挙に駆け下ってくるわけでございますので、なおさらのことでございますが上流域の国有林だと思います。営林署というのは国有林だと思いますので、国有林あたりの木の種類を今から見直してもらう、あるいはそういうことに対してのいろんな提言をしていく。言うならば今人工林として杉、ヒノキ等が植えられておりますけども、こういうところに広葉樹を植えることによってその葉が落葉する。落葉することによって下に腐葉土ができる。腐葉土ができることによってそこに保水機能が生まれてくるというような、そういう山林の持つ特性等を活用しなきゃならない。そのための取り組みをしなきゃならない。でもこれは百年の計であるというように思います。 それから、御提言があっておりますいろんな住宅、工場あるいは公共投資等について保水機能を、あるいは時間差の役に立つような、そういうその涵養する、あるいは地下に水をため込むことによって一挙に駆け下ってこない対応等についての見直しが必要ではないかなというように思います。そういうことで、中・長期的なこと、そして今しなければならないこと、あわせてしていかなきゃならないと思いますが、皆様方にもいろいろお知恵を拝借したいというように思います。
○議長(大林弘明君) 丸山議員。
◆3番(丸山真智子君) 昭和の森の流された山林のことなんですけれども、一応国有林と県有林と私有林とどれもあるということなんです。一番多いのが国有林ということで、国有林を管理してるのは今営林署っていうふうに町長おっしゃいましたけれども、今もう名前が変わってて森林管理署っていうふうに言うんです。だから、今ちょっと森林管理署の方ともそのお話をお伺いしてるんですけれども、ぜひ私たちも住民として、中流域の住民としてそういった植林活動とかも
ボランティア活動とかもやっていけたらなというふうに思っております。ぜひ町長は町長として抜本的な対策をされて、ぜひ住民の安心と安全につなげていただきたいというふうに思います。ぜひよろしくお願いいたします。 これで私の一般質問は終わります。ありがとうございました。
○議長(大林弘明君) 丸山議員の一般質問を終わります。 12時を過ぎますが続けます。 次に、10番吉田議員。質問時間60分です。 吉田議員。
◆10番(吉田耕二君) 通告に従いまして質問させていただきますので、御答弁の方よろしくお願いいたします。 最初に、中学校の教育についてということで質問させていただきたいと思います。 クラブ活動の活性化というふうに題目を述べさしていただいておりますけれども、現在中学校の現状におきましては、皆さん御存じのとおり、また御父兄の皆さん方の間でもいろいろと問題が指摘されてるとこだと思っております。その件につきましては、その担当課、担当の委員会等々でいろいろと調査をし、議論はされてあることだとは思っております。そういった中、正規の授業の質を向上させる、そういうこととともに放課後のクラブ活動です。部活、こういったものの充実を図っていくということも車の両輪としてとても大切なことではないかと、そのように思っております。このクラブ活動、部活、こういったものへの積極的な取り組み、こういうものを通じまして今現在いろいろと問題になっております中学校の諸問題、そういったこと、また風土の改善、そういったことにつなげることはできないか、そのように考えてる次第でございます。 そこで、まずお伺いいたしますけれども、現在の中学校におけるクラブ活動、部活の現状はどのようになっておりますでしょうか。 また、そういった現状を通しましてどのような御見解をお持ちになっておられますでしょうか。教育長の方にお伺いいたします。
○議長(大林弘明君) 緒方
学校教育課長。
◎
学校教育課長(緒方博君) 部活動につきましては、もう御存じだと思いますけども、基本的に教育課程外の活動であるということの御認識をまずいただきたいと思っております。 議員さんおっしゃるとおり、クラブ活動につきましては、生徒の発達段階におきまして、自分の趣味や特技を生かす場として、その学校教育の現場に取り入れることは教育的効果があるという形で今現在顧問の先生方が一生懸命取り組んでいただいてる状況でございます。 部活動の時間は基本的に日没までということで決めております。ちなみに土曜、日曜、祝祭日等につきましても、生徒のための練習や練習試合がある部活動のために顧問は今出勤している状況でございます。現状と申しましては、志免中学校では部活動の数は16部あります。455名の生徒が加入をしておりまして、加入率といたしましては70%、志免東中学校につきましては15クラブあります。288名が参加をいたしまして、加入率が71%でございます。県の平均を見ますと約60.2%でございますので、県内でも部活動は一、二位を争うんじゃないかということでも学校長は申しておりました。 以上でございます。
○議長(大林弘明君) 吉田議員。
◆10番(吉田耕二君) 今それぞれ志免中、また東中の現状に関して御報告いただきましたけども、志免中の方が70%、また東中の方が71%の生徒たちが活動に参加してるということなんですけども、そして実際に現実的な場ですよね、数字の面ではそうなんでしょうけども、実際どのような活動がなされてあるのか、そのあたりのことはどのように把握していますか。どのように御認識されてあるでしょうか、そのあたりにつきまして教育長の方、また担当の課長でも結構ですけども、御報告いただければと思っております。
○議長(大林弘明君) 緒方
学校教育課長。
◎
学校教育課長(緒方博君) 一つ一つのクラブの活動状況というんなら御答弁ちょっと苦慮するんですけども、ただ勧誘状況等でもようございますでしょうか。それとも一個一個のクラブ活動の内容についての状況、済みません、申しわけございません。
○議長(大林弘明君) 吉田議員。
◆10番(吉田耕二君) ちょっと質問の仕方が悪かったのかもしれませんけども、大体今感じてあるといいますか、理解してある自主的なクラブ活動の状況、どのように把握されてあるのかなということをお伺いできればと思っておりますけど。
○議長(大林弘明君) 緒方
学校教育課長。
◎
学校教育課長(緒方博君) 御答弁ちょっと違うかもわかりませんけども、軟式野球部とかサッカー部、男子バスケット部というふうな形があるということでよろしいでしょうか。 クラブ活動といたしましては、志免中では軟式野球部が47名の参加、サッカー部34、男子バスケットが21、女子バスケットが19、男子ソフトテニス42名、女子ソフトテニス29、女子バレーボールが31……。
◆14番(二宮美津代君) 今課長が言われたのでわかりましたが、私はこれ児童虐待防止法というのができてから、近くにそういう子どもがいるよっていって通報をしてくださる方がふえたのかどうかということもちょっとお聞きしたかったので、その質問をさせていただいたんですけれども、私は結構どこに通報していいのかわからないということもあるし、相談したけど、何か虐待かどうかわからんよというようなこともあって、手おくれになるというようなこともあってるんじゃないかな、そういう事態はないですかということで聞きたかったんですね。通報を求めるシステムというのが私は要るんじゃないかなというふうに思いはしてたんですけれども、そういった事情がちょっとわからなかったものですから、このことについてはまた後で課長にお聞きいたします。今までいろんな新聞紙上でもいろんな問題になったのは、そういうふうにして虐待じゃないかなといってわかってるのに通報がなされなかったということとか、それからこの間の岸和田の子ども、男の子の事件では、学校の対応がとても悪かったということが、これはもうどうかわかりませんけれども、新聞で報道されてる分とか、テレビで報道されてる分を聞きますと、児童相談所への通告がきちんとなされなかったということであると、というのはそれは新聞報道でしたか、そういう報道ではそういうふうに言われてるんですね。それで、なぜそういうことになったのかなというふうなことを解説で聞いてますと、学校は学校だけで何とかしようという教師集団のそういう意識があるのではないかと。結構高い壁をめぐらしているというようなことも報道でやってましたけれども、こういった啓発の取り組みというか、住民への啓発もそうですけれども、私はやはり学校、小学校とか、中学校とかというのは子どもさんを預かってる、預かってるというか、生活の面で言うととても長い時間子どもがいますよね。それで、こういった児童の虐待を見つける一番近くにいらっしゃる方ではないかなというふうに思うんですけれども、志免町の教育委員会としてはどういった対応がなされているんでしょうか。
○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。
◎教育長(中牟田修身君) お答えいたします。 二宮議員がおっしゃいましたように、児童虐待が続発しているということで、1月30日付で文部科学省の方から通知が出されておりますが、それをちょっと読ませていただきたいと思いますが、「学校の教職員は職務上児童虐待を発見しやすい立場にあることを再確認し、学校生活のみならず、幼児・児童・生徒の日常生活面について十分な観察、注意を払いながら、教育活動をする中で児童虐待の早期発見、対応に努める必要がある」ということでございます。そういうことから、学級担任、それから生徒指導担当教員、養護教諭等で日ごろから児童・生徒の状況の把握に努めることということで、これそれぞれ学校の方に申し上げております。この通知につきましては、今読ませていただいたとおりでございますけれども、学校の方としてもそのような対応を日ごろからやっているということでございます。 以上です。
○議長(大林弘明君) 二宮議員。
◆14番(二宮美津代君) 文部省通達は出されてるかもわかりませんが、ちょっと私危惧してますのは、日本子どもの虐待防止研究会が発行してる学術書があるんですけれども、このときに学校の先生に調査をしてる調査結果が出てるんですね。それを見ますと、今虐待防止法の中で、子どもの虐待だとして定義されてる4つの項目がありますね。身体的な虐待、それから心理的な虐待、性的虐待、それからネグレクトという育児の放棄という、こういう4つがあるんですけれども、この4つの事例を想定して、学校の先生方にこういった状況を見つけられたときにどういうふうに対応しますかというような調査してるんですよ。そうしますと、私もう本当に驚いたんですけれども、学校の先生、全然対応ができてない部分があるんですね。わからないって。私はやはり先ほどから子どもの様子をよく見なさいと言われるけれども、私はマニュアルをつくってくださいということがここに課題として上がってるんですけれども、先ほどマニュアルがつくられてるのかどうか、さっきお聞きしようかなと思ったんですが、教育委員会としてこういったマニュアルはつくられてるんですか。マニュアルの中には具体的な虐待に関する方法として、発見のポイント、それから対応の仕方、地域の相談機関、相談する機関を教育委員会が中心になってすぐ連携ができるようにつくっていただきたいということと、虐待に関する研修なんですね。この虐待に関する研修はもう必ずしてくださいよというのは、担任の先生は自分が自分の預かっている子どもを、どうも虐待じゃないかなといって見つけたけど、自分で対応する場合に勝手に対応ができないから、主任の先生とか、教頭先生とか、校長先生とかに相談をしたら、校長先生にしたら、もう学校から出したくないから待っときなさい、私たちが対応しますよということで、そのままになってるというな事例なんかも書いてありまして、私は管理職の研修も必要だし、こういったマニュアルの作成を早くしていただきたいという課題が上がってるんですが、志免町としてはそういった対応はなされてるんでしょうか。
○議長(大林弘明君) 中牟田教育長。
◎教育長(中牟田修身君) 本町におきましては、各学校ごとに危機管理マニュアルは作成しておりまして、その中で若干の項目を入れている程度でございまして、虐待についてのマニュアル、そういうものについてはまだ作成はいたしておりません。 それと、学校の先生の方からもやっぱり連絡、報告等につきまして、言われましたように、皆無に近いわけでございます。それにつきましては、やはり体の見える部分にやはり傷があるとか、打撲とか、そのような具体的な状況でないとなかなか発見がおぼつかないということで、これまで私が記憶しておりますのは、手のひらにたばこの火をつけられた跡があるということで報告がありまして、それにつきましては、当然のことながら児童相談所の方に通報をいたしておりますけれども、やはり対応策ということからいきますと、これは虐待についてではございませんけれども、やっぱり問題行動の児童・生徒に対応するためのケース会議は今までも何回か開催しておりますけれども、それにつきましては、やはり町内会長さんとか、民生委員さん、場合によっては警察、保護司さん、それからPTA、保護者等も含めて、もちろん学校関係者もですけれども、そういうような形でケース会議等も開いておりますので、形としてはそのような形に準じるのではないかというふうに思っております。 以上です。
○議長(大林弘明君) 二宮議員。
◆14番(二宮美津代君) ぜひ今それで対応ができるということかもわかりませんけれども、やはり虐待というのは少し危機管理マニュアルとは違うところもあるのではないかなというふうに私今ちょっとお話聞いてても思ったんですけれども、今スクールカウンセラーの派遣もされてますね。先生方が一番やはり対応するところとして持っていっているのはもうスクールカウンセラーさんに相談をしてるというような実態もあるようでございまして、スクールカウンセラーさんの援助ということも大変重要かもしれませんけれども、一人一人の先生方が一人一人の自分の子どもたちの様子をきちっと見る、そういうポイントというようなものも含めて、ぜひマニュアルを作成していただければなというふうに思いますので、お願いをしておきます。 それから、さっき子育て課長が児童相談所のことについてお話をされたんですけれども、福岡県内には8つの児童相談所があります。糟屋郡もこの志免町は中央児童相談所、春日のところにある分なんですけれども、これがやはり範囲、管轄範囲というのがとても広いんですね。それで、私こういうふうに見てみますと、こんなに広い範囲を本当に子どもたちに適切な処理ができるのかなというふうに思いますが、県の中央児童相談所の管轄というのは、古賀から筑紫郡、それから宗像、遠賀ですね、あちらの方までもずっとまたがってます。糸島郡の方までまたがってますね。私はやはり今から児童虐待防止法も改正にはなってきましょうから、町村のそれぞれの役割も明確になってくるとは思いますけれども、やはり子育て支援という形の中で児童虐待に至らない、それまでに見つけることも大事だけれども、児童虐待をさせない、そういう手だてが今から本当に必要じゃないかなというふうに思ってるんですね。そういったことも含めて
ネットワーク化というのはとても大事じゃないかなというふうに思ってますが、いろんなところで今地域の子育てサークルの広がりもございますし、公的にそれぞれ子どもの発達に応じた支援事業にも取り組んでいただいていると思います。そういう状況も承知はいたしておりますが、やはり一番問題なのは、私はいつも申し上げます、前助役に申し上げたら、そういうことはできないんですというふうにお答えになったんだけれども、縦割り行政の弊害というのは本当に言われるところ、これは住民からの指摘もたくさんあります。もう相談に行ったけども、あっちに回ったり、こっちに回ったり、どうしても一つのところで相談ができなかったという事例がたくさんあるんですね。この子どもの虐待というこういう問題に関しては、本当に縦割り行政の弊害というものをなくして、いろんなところの連携が行われないと、私は子どもたちのそういった支援にはならないのじゃないかなというふうに思ってますが、今一番大事なそういったネットワークの実践というものが、子育て課長、ありますか。
○議長(大林弘明君) 堀内子育て課長。
◎子育て課長(堀内善之君)
ネットワーク化についての御質問でございますが、二宮議員さんも志免町の虐待防止連絡網というのはもう御存じかと思います。それであえて私は申しませんが、そういうことで、うちの方で虐待防止に努めているとこでございます。それについて一方では糟屋郡地域内でも同様に、これはちょっと郡内ということでちょっと道筋が外れるかと思いますが、糟屋郡内でも虐待防止連絡協議会てございます。そういうふうな形においても志免町の子どもじゃなくても、志免町の子どもが他町に行ったとしても、虐待というのは志免町だけじゃなくて、よその連携がございますので、そういうふうな糟屋郡の連携がしとるわけでございますが、児童相談所とか、民生委員さんとか、弁護士会とか、保育所とか、いろんな連携で23名で構成するとこでございます。そういうことで、その中に援助活動チームという形で設置を今回16年2月20日に会議がございますので、それで連絡、ネットワークを図るということも含めて、志免町においてもなお一層そういうふうな
ネットワーク化が必要、今教育長が申されましたように、いろんな児童民生委員さん、地域とか、学校とか、保育園とか、幼稚園とかということで教育長が申されましたように、さらに視点強化を図っていくと同時に、今児童改正法に基づいて16年2月10日に閣議決定されて、国会に提出されとります。それについても余り児童相談所の受け持ちが広いということで、今度は市町村にそれを移すということで、それともう一つは地域協議会をつくるということで法制化されたのが今回の特徴ですね。そういうことを含めてさらに今の連絡網よりもさらにそういうふうな制度の改革があった、それを受けて
ネットワーク化の強化を図っていくように考えるとこでございます。
○議長(大林弘明君) 二宮議員。
◆14番(二宮美津代君) 子育て課長が今おっしゃったとおり私もそれを申し上げたいと思ったんですが、その援助チームができるその案までは、この間児童相談所に行ったときお聞きしてるんですよ。それはもうつくられるということはもう確実に今おっしゃったからつくられると思いますけれども、そういった児童虐待防止に関するそういうネットワーク、ネットワークと、それから子育て支援をするネットワークと、お互いに虐待をさせないそういったネットワークをつくっていくために、この間課長は厚生委員会の研修でついていかれたということを聞いてますので武蔵野市の状況を知っておられると思うんですが、私はこれはもう条例をつくってるんですね、武蔵野市は。それで、私は志免町も条例でくくって、啓発、それから啓蒙するのも、やはりこの条例でくくって皆さんにお知らせをするということがとても大事だし、この条例でもってやはりいろんな条例の中でこういうことしましょ、こういうことしましょと言いながら、やはり条例でくくらないと進んでいかない部分というのがあるのじゃないかなというふうに思ってるんですが、条例は必要ですか、必要ないですか。課長。
○議長(大林弘明君) 堀内子育て課長。
◎子育て課長(堀内善之君) 条例が必要であるかどうかということです。二宮議員さんもずっと子どもの権利条例つくるときにおっしゃっておるのが、権利条約をつくるためにはプロセスが大事ということで盛んに言っておりました。そういうことで、これは必要かどうかということは今後子どもの権利条例のときにまた協議会とか、いろんなあれが会議がございますので、それも検討してると思いますが、まずはそのプロセスを子どもの権利条例とイコール虐待は結びつくものでございますので、そういうことも含めて検討、プロセスを大事に私はしていきたいなというように考えるとこでございます。
○議長(大林弘明君) 二宮議員。
◆14番(二宮美津代君) 課長、プロセスであなた逃げないでください。私はもうこれは物すごく早急につくらなければならない。確かに今から次世代育成支援計画も立てられます。子どもの権利条例もつくられます。それはもうわかった上で言ってるんです。だけど、まだまだ子どもの権利、子どもたちが権利をきちっと保障できてるかといったら、できてない。そして、虐待がなぜ起こるか、もう本当に子育て支援をきちっとやっていかないと、まだまだふえるよという状況の中で、本当に子どもがかわいくない、子どもを育てるのが大変だと言ってるお母さんたちをどういうふうに支援していくか、もう虐待に至らないまでのネットワークが大事ですよということで、私はこの条例でくくっていただきたいというふうに思ってるんですね。もし行政が出さなければ、私たち議員提案でも出します。出しますが、もし行政が必要だと、もう少し考えさせてください、調査しますよというなら待ちますけれども、そこら辺のところもう一度答えていただいて、終わりにしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(大林弘明君) 堀内子育て課長。あと1分です。 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 先ほどから課長がいろいろお答えをさしていただいておりますように、志免町子どもの権利条例を制定をするという段取りを今つけておるところでございますが、それとかなりリンクするところがあるんじゃないかというように思います。そういうことからあわせて検討していきたいというように考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
○議長(大林弘明君) 二宮議員。
◆14番(二宮美津代君) あと1分ありますので、町長もう一度確認をいたしますが、私はつくられることはわかりながら言ってるんです。だけど、本当にこれはもっと急を要する、住民の方にも啓発をしていただきたい、その意味で条例をつくって……。
○議長(大林弘明君) 時間です。
◆14番(二宮美津代君) きちっとしてもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 終わります。
○議長(大林弘明君) 二宮議員の一般質問を終わります。 次に、池邊議員。質問時間60分です。
◆5番(池邊満男君) 通告どおりに質問したいと思いますが、午前中と重複するところがありますので、それは省きながら質問したいと思います。質問に入ります。 2月7日、土木事務所から所長を初めとして10人ぐらいのスタッフで説明があったんですが、このときに宇美川の水害の改修工事について事業主は福岡県の土木事務所と、工事区間が多々良川河口から、宇美、障子岳橋までと、約17キロの工事区間であります。工事費が約180億円と、工事期間が平成15年、15年も余り残ってないですが、平成15年から平成19年度まで5年間ということで説明がなされております。この中で水車橋の下流と上流を分けて説明がありましたが、下流の方が150億円と、上流は30億円と、上流の方が下流からしたら下流の方が約5倍多いわけですね。そうしますと、48年の水害の後にたしかもう水害が、その明けの年ぐらいから、下流から多々良河口の下流から亀山の別府の小串建設の裏のところまでぐらい、ある程度の改修はなされとるということで、その150億円と30億円の割り振りといいますか、この内容が恐らくまだはっきりしちゃおらんと思いますけど、わかる範囲内で説明されたらお答えを願いたいと思います。
○議長(大林弘明君) 世利室長。
◎宇美川対策室長(世利茂春君) 御質問に対してわかる範囲でお答えいたします。あくまでも今内容についてはわかっておりませんので、確かに今言われるとおり、志免町区間内において御手洗地区より別府の一部までは改良が終わっております。それと、それに対して福岡市が終わっておるかというと、福岡市の方が志免町域に比べれば終わってない箇所が多いということで、この150億円の予算のうち福岡市に投入される分が幾らあるかということは聞いておりませんが、橋梁等で福岡市、志免町上流部を改修すれば福岡市の一部が弊害になるという箇所は話で聞いておりますので、福岡市に事業費がどれだけ入って、志免町に事業費がどれだけ入るという内訳は聞いておりませんが、志免町に関しても多大な予算は投入されると思います。一部用地買収等も聞いておりますので、内訳については以上でございます。
○議長(大林弘明君) 池邊議員。
◆5番(池邊満男君) 町長、御手洗から下ですよね。御手洗から下の多々良河口までの間、あれは福岡市に入りますよね。その分の中へこの150億円がかなりの配分が入とっちゃなかろうかと私、この辺が心配のあれになっとるとですよね。その辺のとこ、町長も答えにくいと思いますけど、この辺の町長のやっぱり福岡県の土木事務所の動向なり、成り行きをやっぱり敏感に察知しながら、やっぱりぶん取り合戦やないですけども、その辺は町長やっぱりその辺は政治手腕を発揮してもらいたいなという気持ちがあるんですよ。どうぞ。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 今回の7・19の災害ではその基準となるところが水車橋というようになっております。それはもう過去の改修の経緯からしまして、水車橋というになっておるというように私は認識をいたしておりますが、その上流域が30億円、それは障子岳橋まで、といいますと、障子岳の、言うなら中流域までだと思いますが、藤木さんのもみすりの工場のあるところあたりではないか、水管橋が通っておるところじゃないかと思いますが、そのあたりまで。下流は多々良川の河口まで、言うなら博多湾までということで、距離にしてもかなりの差があるように思います。ただ、そういう中で先ほど室長が答えましたように、福岡市分にも相当な整備がなされる。それもかなりお金を必要とする整備がなされるということが、実は私どももやっとわかり始めたところでございます。ただ、私どもといたしましては、上流域についても、あるいはまた下流域についても、両方が整備をされないと、自分のところだけよくなったからといって、それで水害がないか、災害がないかということにはならないわけでございますので、まずはやはり下流域が整備をされるということ、もちろん流域の皆さん方が被害に遭われないということも必要でございますが、私どものところに降った水がいち早くスムーズに処理をされるような、そういう整備がなされることを期待をいたしたいし、上流域については、午前中もそういう論議をさしていただきましたが、上流域としてのいろんな涵養、あるいは保水力をたたえた、蓄えたようなそういう整備がなされないことには、上流と下流から守られての我が町ではないかというふうに思います。そういうことから考えますと、私もいろいろ言うならば我が町だけの整備に多額の金を使ってほしいという望みはありますが、でもよく考えると、なるほどそうかなという思いもございます。でも、やはり我が町では今ここを手だてをしておかないと、それが決壊して住民が大きな痛手を負うというようなそういうところについては、何としても、言うなら、先ほどお話にございました分捕り合戦でもしてでも、これは確保しなきゃならないと思いますが、多々良川の下流域、もう既に筥松のあたりにはもう工事にかかってありますが、そこせんでうちをしてくださいよと言うのは非常に申し上げにくいという思いもいたしております。そういう中で我が町がいかに安全、安心なそういう環境がつくられるかということに今後も鋭意努力してまいりたいという思いでございます。
○議長(大林弘明君) 池邊議員。
◆5番(池邊満男君) 次に行きますが、井堰の改修をやはり2月7日の日に宇美川のすべてとは聞き漏れたかもしれませんが、全体的に固定井堰を可動井堰にしたいと、しますというような発言があったように、説明があったように私はあのときは聞きましたが、固定井堰を可動井堰にするてかなりの金額が、何千万円で済むような工事じゃないし、何億円の何億円かかる工事なんですが、固定井堰から転倒、可動井堰でもいいんですが、可動井堰にかわるそういう内容がわかれば、教えてもらいたいと思います。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 詳しくは今回の宇美川の関係の室長に答えさしたいというように思いますが、私の認識を先に申し上げさしていただきますと、実はこれは水車橋のすぐ下にあります南里本井堰と、それから軒屋井堰、軒屋井堰が流出をいたしておりますので、それを統廃合して、南里本井堰で賄いますが、その分の計画は入っておりません。この南里本井堰を転倒井堰になすについては、約5億5,000万円が1基についてかかるということでございます。特にこの南里の本井堰というのは規模も大きゅうございますし、川幅も広うございますから、そのようなことにそういう状況でございますが、それからいろいろ推測をいただきますと、馬越の第2、1、それからいろいろ上流域に7つ、8つございますが、そういうところの試算が出るんじゃないかと思います。ただ、私はこれをどれもこれも転倒井堰にするというのは非常に経費がかかるから、本当は統廃合していただきたいのですが、とこう言いたいんだと思いますが、御存じのようにこの井堰というのは農家の水利権がありますので、それを土木事務所の方で勝手にこれを幾つぐらいにということは言い切らないのではなかろうかなというふうに思います。そのあたりにつきましては、宇美川の対策室長の方に答弁をさせますが、私はできることなら農家の皆様方に相談をして、そしてまた町のためでもあるという御認識をいただきながら、何とか統廃合でもさせていただいて、いろんな障害になることを、障害にならないように御協力をいただくようなそういう努力をしてまいりたいと思いますし、その受け口といいましょうか、窓口として農区長会の皆様方6人の方々でそういう宇美川水利対策委員会を立ち上げていただいておりますので、そこと相談をしながら井堰の数等については今後調整をさしていただきたい。そして、そのことによって、県の方に私どもでできることはこういうことですから、よろしくお願いをしたいというようなことで、申し上げていきたいという思いでございます。
○議長(大林弘明君) 世利室長。
◎宇美川対策室長(世利茂春君) 済みません、補足さしていただきます。 改修井堰につきましては、馬越第2井堰、馬越第1堰、川原井堰、瀬戸井堰、吉原鹿田、鹿田井堰、往来路井堰の7つが対象になっております。当然今半分可動堰になっております瀬戸井堰も対象になっております。これ今町長が統廃合の件を申し上げましたが、今の段階につきましては、7基全部可動堰という基本方針は持っておりますが、池邊議員申されますように、予算規模からしてできるちゃろうかという不安は私も一部あります。それと、田富の中井堰が対象になっておりません、正式に言えばですね。これも今後煮詰めていかにゃいかんということは県の方にも申し上げております。1基だけが固定井堰で残り、1基だけが管理しにくいような堰板を外したり入れたりすることは、今後田富農区さんにおっても、ほかの農区と比べて不自由な面があろうから、その点は今後協議していきます。それと、町長申し上げましたが、6農区長会におきまして宇美川水利対策委員会を設立していただいておりますので、今後の窓口としてお願いしたいということで、協力していただくようにはなっております。 以上でございます。
○議長(大林弘明君) 池邊議員。
◆5番(池邊満男君) 次に行きます。私が一番この宇美川の中で重点的に聞きたいのは、吉原の決壊した場所と、吉原橋を含めたあそこの改修工事を私は重点的に考えておるんですが、というのは水害が7月19日、吉原のあれ水害を考える会ですか、あれと町長との折衝、協議をした日にちが7月24日9時半やったと思いますけども、そのときも町長は、あそこの吉原橋の決壊したあの辺の区域を用地買収かけてでも、用地買収かけて広く、川幅を広くして改修するということを皆さんの前ではっきりおっしゃっております。そして、私どもがその後に建設委員会で福岡県の土木事務所に行ったときに、そのときに陳情かねがねお願いに行ったときに強く申し入れしたところで、やっぱり吉原橋両サイドというか、左岸側は用地買収してでももう改修しますということを福岡の土木事務所の所長さんが言っとるわけです。今度の年明けて2月7日の日に説明では、あそこを川幅、もともとあそこは川幅が狭いところですが、瀬戸井堰の向きもある、片一方、片側だけ転倒井堰で片側半分だけは固定井堰ということで、変則で来て、非常にどういう改修しても、やっぱり決壊するおそれのある場所であろうかと私は思うんですが、強く申し入れたところであそこは用地買収かけてでも広くするという明言を聞いてきとります。2日の日には、2月2日の日にはもう話がころっと変わって、川底を下げて、下げたらあの吉原橋がフーチングが見えたりなんか、補強しますと、両サイドを下げて補強しながら、橋も補強しますと、何も何一つ用地買収してこうしますちゅう言葉が、説明がなかった。そのときに私は慌てて手を上げて、いつの間にそれ変わったんですかって、そういう話がいつの間に変わったんですかって、皆さんの前でこう言うとって、こうやないですかって、今度は川幅広げるって言うて、みんなの前であなた言うとるやないですかって。今度はみんなの志免町に来て説明会したときには、川底を下げて、下げたら橋が浮き上がります。それを補強して改修しますて。私あれびっくりしました、あのときは。所長は2年おきか3年おきかかわっていくかもしれませんので、あのときはああ言ったけども、そのときの所長が言うたけん、もうそれはもう予算もないしされんとですもんねって。もし所長が今の所長がどっか行ったときですよ。今の土木事務所の中の宇美川の担当は非常に困っとると思いようとですよ、私は。町長は逃げ道がないですよ、あれだけ言うとっちゃけ。福岡土木事務所があげん言うたけん、もうしようないとですもんねって、南里辰己町長はそんなこと言えんですよ、あなた言うた以上は。それは地権者もおられるから、いろんな問題あるかと思いますけども。私これ宇美川のこと出したのも、これ言いたいばっかりで私いろいろ話したとですよ。町長、何かお考えがあったら言ってください。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 今池邊議員が申されましたこの件につきましては、実は昨年の7月24日災害が起きてすぐ、私と建設課長と土木事務所を訪れました。いろいろと抗議をしたり、陳情したりしたわけでございますが、そのときにも、もう数度にわたる災害であるので、言うならば、私どもの要請もまた再び、あるいは再度災害が起きないように抜本的な改修をしてほしいという要請をしたところでございます。そのくだりについては課長も聞いておりますので、そこでも私どもは一定の方向性を聞いておりました。それから、その後も対策室長もおりますので、いろいろ交渉もいたしておりますし、私どもも何回となく折衝いたしておりますが、言うならば、再発をしないように抜本的な改修に向けて努力をするということは土木事務所は今まで言ってきたわけでございます。先ほど御指摘のように、2月7日の志免町の全体の説明会のときには、流量断面の確保のために河床の掘り下げ等を行って対処したいということで、今御指摘のように以前とのスタンスが違ったわけでございます。そのことについて厳しく池邊議員は追及をされましたが、そのときの回答といたしましては、重要な懸案事項として検討させてほしいというように、これは土木事務所長が言ったことでございます。私はそんなことは言っておりませんとは言わなかったわけでございまして、私どももそういう認識のもとにどれくらいの用買にかかるのか、どうなのかはわかりませんが、あそこをまたとないようにするためには、その井堰が民家の方といいましょうか、左岸側を向いておるわけですから、どうかしなければ、今のまま何度石積みをしてもまた法線が突き当てるということになるから、そこのところは抜本的に改修しなきゃならない、言うならば用買を少しでもして、それは用買をするのか、あるいは堤体をすべてコンクリートにするのか、そこら辺は知りませんが、川の向きも含めて検討しなきゃならないということは、私どももそういう話を聞いてきたわけでございます。そういうことから私どもも非常に強く要請をしておることと含めて、そのような方向になるというようなふうに感じておったところでございます。私がそういうことを公式の場で云々ということでございますが、そういう方向性でございましたので、私も一定の私どもの期待がかなえられるものという認識に立っておったのは事実でございます。そういうことから担当課は、担当課長も含め、対策室長はそのことについて本庁へも何回となく行っております。言いますならば、私も、じゃあ、土木事務所がしてくれないなら、私もやっぱり何とかそういうことを実現させるためには私なりに努力しなければならないということも考えますと、いろんな方法を考えるわけですが、ちょっとそれは待っといてくれというようなことも言われるというように聞きますので、今担当室長はそのことに一生懸命努力をいたしております。担当がおりますので、そのあたりの見解等について担当の方からも答弁をさせたいというふうに思います。
○議長(大林弘明君) 世利室長。
◎宇美川対策室長(世利茂春君) 経過については、町長申されたとおりなんですが、2月7日以降、土木事務所にも数度足を運んでおります。このままの改修では困るよということで、拡幅を含めと、水衝部に当たるから、ここも曲がったような突出しとうから、何らかの形で拡幅等を考慮して改修したいという旨は公表されてるでしょうということで、してますが、池邊議員もおっしゃられたとおり、担当の方は指示に従って動いておりますので、今後町長とも相談いたしまして、いろんな方向からは働きかけを行っていきたいと思っております。
○議長(大林弘明君) 池邊議員。
◆5番(池邊満男君) 次に行きます。これ4番目はもう午前中これいろいろ話されておりますので、そこの68号線の通称私は宇美県道、宇美県道言いましたが、この宇美県道のことでちょっといろいろ話してみたいと思います。町長、今は68号線自分が感じるとこはどう感じられますかね、交通状態は。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) 私は最近余り外に出る機会が少なくなりましたので、68号線の状況については余り詳しくはわからないような状況になってます。しかし、現実に感じますことは、言いますなら、5年前に役場に出てくるときとを比べたら、今は倍の時間がかかるようになりました。例えば自宅から4年前は5分で大体役場にぴしゃっと届いておりましたが、今は8分から9分はかかるという状況でございます。そういうことからいろいろ考えを及ぼしてみますと、もう今この68号線というのはもう限度いっぱい、麻痺状態であるというように言えると思います。特に私は帰り道に思いますことは、6時ごろ博多の方、市内の方向けて帰るときなんかは、もう新屋敷の信号からずっと日枝、あるいは仮屋まで渋滞をしておるという状況でございます。もう麻痺状態であるというように思いますし、また田富方向につきましては、余り詳しくはございませんけれども、いずれにしても非常に混雑をするというか、余り時間が当てにならないようなそういう状況になっておるという非常に厳しい状況であるというように思います。特に今回外環状線が開通をする、そしてまた皆様御心配のダイヤモンドシティがオープンをするということになりますと、今後どのようになるであろうかと、非常に心配をいたしております。
○議長(大林弘明君) 池邊議員。
◆5番(池邊満男君) この宇美県道は私が昭和35年にその県道のすぐ横に、横さへ出てきたんですが、たしかあれ舗装したのが昭和38年ごろ舗装しておりますよ、この道を。それまではバラスを入れながら道路の脇にバラスをずっと置いて、それでくぼみができたら補修する人がおって、ずっと補修しながらずっと宇美県道使っとる。この68号線はその当時のたしか38年と思います、38年にこれずっと舗装して、そのときの道路の幅の道路幅の状態ですね、ほとんど変わってないですよね、町長ね。それで、この縦の道路は1本しかない、横から入ってくる道路やっさできた。例えば須恵から、新生から下深へ出てくるとこの道にしても、いろんな横から、桜丘からおりてくる道にしても、横から入ってくる道は結構ついたんですよ。ところが、縦の道路がいっちょ、なかなかできない。今もできていない。井尻線の今環状線、外環状が北立花寺に抜けてますけども、もう時間がありませんので、まとめて質問したいと思いますけど、ダイヤモンドシティが今度はあのダイヤモンドシティの建物はどっちが表かというたら、志免側が表なんですよね、あれ。この間何日かの日、いつじゃったですか、私尋ねたら。どっちが表ですかって、どっちもダイヤモンドシティって看板が出とうですがって言うたら、これ志免側が表側ですよと。ダイヤモンドシティの駐車場、駐車するスペースっていうんですか、3,200何ぼやったですね。3,370台。当時は4,000台って言よったですけど、ちょっと減っとりますけど、3,370台分の駐車スペースをつくりますと。買い物する、来らっしゃった車の台数は3,000、例えば満車になっても3,370台ですたい。これ何回転するかですよ。恐らく3回転はあろうかと思いますね。買い物に来た、あ、出ていかしちゃ、次の人も入ってくるちゅうの。その3回転するとすると、1万超しますよね。その車が全部志免の方に入ってくるか入ってこんかは別の話として、かなりの車が68号線を基本としてかなりの志免町内の町道に入ったり、相当の車がやっぱり入ってくると思いますね。やっぱりそうすると、道路環境非常に悪くなるんじゃなかろうかと。そうしますと、縦の線というのは私はこの3番目に出しとう都市計画街路、これは平田のナーセリーから宇美の中学校まで、あれ中学ですね、中学校までのあの間の道路ですよ、あの道路整備。許認可も出て、もう、測量とかいろんな下準備かかってますけども、これが今のところ3工区で、1工区が7年と、宇美からするということになれば、20年からかかるということで、私は2工区ぐらいしてもらって早くするのか、志免側からもかかるのか、これはダイヤモンドシティを許認可出したのもやっぱり国、県が出した以上はそれだけの責任もあると思うんですよ。もうそれ結局新しい道路をつくるというても、例えば大間・南里線ですか、もある、それも何も、須恵・吉原線もない、線引きばっかあっても何もあれがない。とりあえず志免・宇美線を何とか政治力使っても1年でも早く何とかつくってもらいたいという気持ちがあるんですよ。もう何かどうかせにゃ、もうにっちもさっちもいかん。もう志免はもう車の入ったらもうどうもこうもされんよということ、どっちみち、どういう手法とってもなるかと思いますけども、何かこうせんことには今一番できやすいのは宇美・志免線がもう許認可もおりとるから、何とか推進を早くする、何かしらんがないもんかと、その辺をお尋ねしたいと思いますが。
○議長(大林弘明君) 南里町長。
◎町長(南里辰己君) この宇美・志免線につきましては、もう宇美町では早期に取り組みがなされておりました。それに呼応するような形で志免町も促進期成会、建設促進期成会というのが当時平成7年だったと思いますが、宇美志免広域行政調査特別委員会をもととして県議、あるいは国会議員の先生方に名を連ねていただきまして、その協議会ができておるというように思っております。そういうことで宇美町はもうかなり既にもう用買等も進めてあった関係から、かなり動き出したというようになっております。また、認定もされたということで、一段と弾みがついたところでございます。今池邊議員言われますように、68号線、言うなら宇美県道が非常にもう麻痺状態であり、将来的に考えましても非常に心配される、危惧をされるわけでございます。そのようなことを考えますと、県道68号線にかわる新しい県道としての志免・宇美線というものの早期完成を望まれるところでございます。何工区かに分けて、志免町側からも推進をしていかないかという御提言でございますが、そのあたりにつきましては、建設課長が詳しいと思いますので、建設課長の方から答弁さしたいと思いますが、いずれにいたしましても、もう志免町の道路事情というのは非常に厳しい状況でありまして、そういう中で今度外環状線がそこを新屋敷のところが開通をいたしますので、今の68号線を経由しておった車が外環状線に乗ってくれれば、少しは田富方面の通過車両が少なくなるのかなという思いはいたしますけれども、いずれにいたしましても須恵から宇美からそういう地域の車があるわけでございますので、そういうことを考えますと、御指摘のとおりでございます。そういうことからできることは努力をしてまいりたいと思いますし、状況等につきましては、建設課長の方からお答えをさしていただきたいと思います。
○議長(大林弘明君) 権丈建設課長。
◎建設課長(権丈和孝君) お答えをいたします。 志免計画道路志免・宇美線につきましては、68号線のバイパスとして補助事業で行うようになっております。現在宇美町起点より約1.2キロが平成14年度に事業認可になっておりまして、現在工事着手に向かって測量調査を行っている状況でございます。先ほど池邊議員も申されましたように、この区間の残り2.6キロがあるわけでございますが、これを一応2工区で行うということでございまして、約20年間かかるということでございます。これも県道68号線の慢性的な渋滞を考えますと、志免・宇美線の早期完成は急務だと思いますけども、今日の県と国の財政事情を察しますと、このような計画になったと思われます。しかしながら、先ほど町長も言いますように、早期に向かって県当局に陳情を強くしていきたいと思っておるところでございます。よろしくお願いします。
○議長(大林弘明君) 池邊議員。
◆5番(池邊満男君) やっぱり今度ダイヤモンドシティが非常にやっぱりネックになろうかと思うんですがね。やっぱりもう南里地区あたりはもう自分の家からも出られんことになるっちゃなかろうかとか、いろんなこと心配しますよね。何か道路をどうつくってもこうつくってももちろん渋滞はするかと思うですけど、何か何かどうかしちゃらな、町民にも言いわけも立たんとやなかろうかという私は実際気持ちがあるんですよね。 次に移ります。議長、いいですね。
○議長(大林弘明君) はい、どうぞ。
◆5番(池邊満男君) 粕屋南部消防署のことですから、ちょっとここで質問するのも的違いかと思いますけども、志免の貴重な財源なうちの一般財源から2億7,418万6,000円ということで、16年度は予算組んでありますので、負担金を払ってありますので、一応お尋ねしたいとこもちょっとあるんですが、要するに新聞にも、私も新聞の切り抜きはめったにせんとですけども、私泊まり日直とか、いろんなやっぱりアルバイトで夜間置いとうとかという問題ですよね。結局夜間とか、日曜、祭日は非常にやっぱり病院がといいますか、担当医が帰って後はアルバイトで置いとると。そういう病院がかなりあるんですよね。ほとんどとは言いませんけど、ほとんど近いぐらいに。アルバイトの経験の少ない医者を置いとるということで。これは私の友人でもう40年来の友人でもある南里の5月で70歳にならっしゃった男性の方ですが、多分狭心症じゃろうと思うんですが、私と同じ病気やったから。たまたまそっちの奥さんと話す機会がありましたので、非常に私も質問されました。どうやったですか、どげんやったとですかて大分今度も聞かれましたが、やっぱり涙の出るような思いをしましたけども。去年の8月17日、8月17日は日曜日ですよ、盆明け、17日日曜日の夜中、もう18日に日にちは移行しておりますけども、その3時ごろ心臓発作で苦しい、私の主人が胸が痛いと、苦しいということで、救急車呼んでくれというて救急車を呼んだと。そんで、救急車で庭まで入ってきて、私は家から、その主人は家から救急車まで歩いて救急車に乗ったと。それで、粕屋町のある病院に救急車が連れてきたと。そこでおりて、もう病院に入って気のついたら4時ぐらいになっとりましたと。18日の4時ぐらいになっとりましたと。そこの病院に入って、専門医がいないということで、点滴が一応打ってありましたけども、治療はせんずく、ベッドに寝せられたと。それで、18日のもうお昼近くになって循環器専門の専門医が来たと。何時と、何時ごろやったですかとお尋ねしたら、時間はわからん、もうお昼近くやったですもんねって、こうおっしゃったですね。それで、それからすぐもう患者、私の友達と夫婦と家族でいろいろ話して会話して、あれやと連れて帰っちゃりやいやと、ちょっと別、病院かわろうかとか、入佐病院がおれの体よう知っとるけん、入佐病院にちょっと電話かけちゃってやいとか、いろんなやっぱり会話がその中あっとうとですよ。それで、そうしようるうち、あ、今からカテーテル検査っていうたら、言葉はカテテール検査というたら、造影剤を入れる手術なんですけど、今からカテテール検査をしますと。カテーテル検査腕から入れたり、ここの足のつけ根、ももどから入れたりするんですが、その人はももどから入れて、カテーテル検査して、カテーテル検査の手術室の中入って、1時間か、もう時間ようと覚えませんでよ、何時間、どのくらいしたら呼ばれたんですかって言うたら、ちょっと来てくださいと言われて行ったと。もう主人死んどりましたと。亡くなっとったとですよって、こう言われました。池邊さん、カテーテル検査するときはこれ全身麻酔ですか、大分質問されました。いや、違います、局部麻酔ですよって、私も今度11月と12月1カ月おきで2回しましたから。それで、結局私が何を言いたいかっていや、結局粕屋南部消防署がどこの病院に、結局心臓発作でどうあるということを救急車の隊員には言うとると思うんですよ。電話も、心臓発作で心筋梗塞がどうやなのか、それの専門医のおらんような病院に連れていく自体間違うとりゃせんですか、町長ね。消防の使命はいっつも言よん。生命、身体の財産を守るて、何ば守りようるですか。2億円7,000万円の商売しょうちゃ、志免町じゃ何軒こういう総売上の2億7,000万円の業者何軒で、数えたら数えられる、指で数えられますよ。簡単に2億7,000万円ぽんとやってよろしゅうに、そして、あいさつの中でもいろいろ生命、身体、財産守ってどうのこうのって格好ばっかりつけて。私は本当言うて、11月1日の日、ちょっと気分が悪くなって、11月2日の日、夜中にやっぱり同じ病気でした。その友達の人がそういう話がなかったら、私は救急車に乗っとるかもわからん。私はそのとき救急車に乗りきらんやったとですよ。やっぱりそういった町長、やかましく言っちゃないですよ、消防署にやかましゅう言うてくださいて言ようとですよ。やっぱり生命、財産を本当格好ばかりつけたあげんして金ばっかり使うてこうしようがですが、市の救急車と粕屋消防署との違いがもうこれではっきりわかりました、調べて。事例私はあと2つぐらいあるんですよ、もう言いませんけども。私もこうでしたという言われる方があったんですよ。私はカテーテル検査するとき、これはもう医療の関係に入っていく、カテーテル検査すると、3日かかる、4日目にやっとしてくれたんですよ、危ないからなかなかされんですもんねって言うて。そんなでたらめな夜中の3時ごろ夜間に連れてきて、そして何、ほんならもう救急車は運び屋ですかて。もし総務課長もまずそういう関係してありますので、町長と総務課長と、ちょっと何かこうそういう見解でもいいですけども、あったら私ばっかりわんわん言よったちゃどうもなるめえけ、言うてくださいよ。
○議長(大林弘明君) 脇田総務課長。
◎総務課長(脇田義政君) お答えいたします。 消防議会については、消防署を含めて消防議会ありますので、町長の方からいろんなそういった救急の実態、あるいは今後の活動のあり方、そういったことを含めていろんな意見等をおっしゃっていただくというふうになろうかと思いますが、基本的には池邊議員に御理解をいただきたいと思っておりますのは、救急業務の事務の所管というのが、これ粕屋南部消防署にございますので、私どもから業務の内容等について説明、あるいは報告というのができませんけど、ただ粕屋南部消防署本部の方から今回の回答というんですか、についていただいておりますので、それを読ませていただきたいと思っておりますが、よろしいでしょうかね。 夜間土、日、祭日を問わず、平日でも刻一刻と
受け入れ体制は変化していますので、随時担当医師、入院ベッド数等の確認を行っています。救急搬送時は原則として直近でその症状に適応する救急指定病院から手配しますが、かかりつけの病院があればそちらも検討します。また病院に専門医がいても設備や検査の都合で搬送を拒否される場合もあります。特に夜間、休日等に脳や心臓の専門医が当直して救急患者を直接診察する病院はほとんどなく、内科医、外科医が救急患者をまず診察して、必要な場合専門の医師に連絡しておられ、より高度な救急指定病院などは救急医と呼ばれる救急専門医が診察しています。また、患者さんから症状に合わない病院を希望される場合がありますが、例えば転倒して骨折の疑いがあるのに内科病院を希望されるなど、救急隊員も医療従事者としてインフォームドコンセント、説明と同意を行わなくてはいけませんので、別の病院へ行くときには説明し、同意をいただいて搬送しています。しかしながら、粕屋南部消防本部管轄内に夜間小児の救急に対応した施設はなく、脳外科を持った施設も1施設しかなく、特に南部署管内は重傷者を受け入れる病院はありません。最後に救急隊は平成15年4月からメディカルコントロール協議会を発足させ、救急患者の応急処置及び病院選定等について大学病院や救命救急センターの医師に毎月報告書を提出、事後の検証を行い、指導助言を受けて、より高度な救急医療を目指し、日々努力していますという回答が出ておりますので、よろしくお願いします。
◆5番(池邊満男君) やっぱり文書の中にもありますように、心臓と脳、やっぱり脳卒中、脳卒中の中に脳梗塞、いろんな病名がありますけども、やっぱりいつも例えば心臓であれば不整脈がいつもあって、かかりつけの病院があるとか、そういう人は救急車が来てから、どこどこの病院がかかりつけ、そこへ連れていってくださいって、それでいいんですよ。例えば一遍も心臓病にかかったこともない、頭の病気もかかったことない、それで脳卒中で倒れた。どこの病院に行っていいかわからん。心臓でも一緒ですよ。心臓でももう全然かかったことない。どこの病院がどうて、後で聞いてわかるようなもんで、やっぱりそれは救急車が来てから、そんときにこうですよと言うたら、やっぱりそこで、あんたこれも運やもんなあて、持って生まれた寿命やろうとかて言われたら、本当情けないですばい。やっぱり助かる命を生命、身体、財産を守るというあれがお題目があれば、その辺のやっぱりもう少し、きょうはどこどこの例えば夜は専門医、あれがおらんとか、そういうので随時確認して、それでどこの病院連れていかにゃいかんとか、その辺ぐらいのあってもいいかなという気持ち持ってますけどね。私もそういう今度は初めてそういう経験をしましたので、私は強く町民の皆さんのためにもならせんかなということでこういう機会があればお願いしたいと。きょうも同僚議員が消防議会に2名出てありますので、私がある程度の実際あったような話ししますので、次の10月、多分10月消防議会があるけ、そのとき一般質問出しちゃらんね、話聞いちゃるよきって私は言いました。やっぱり何かでこれお返ししたいなという気持ちありますので、もう答弁は要りませんが、これで一般質問を終わります。
○議長(大林弘明君) 池邊議員の一般質問を終わります。 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会します。
~~~~~~~~ 〇
~~~~~~~~ 散会 午後3時25分...