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令和2年 決算審査特別委員会(第5日) 本文 2020-09-09

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  1. 糸島市議会 2020-09-09
    令和2年 決算審査特別委員会(第5日) 本文 2020-09-09


    取得元: 糸島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       (午前10時15分 開会) ◯笹栗委員  ただいまから決算審査特別委員会市民福祉分科会を開催いたします。  これより分科会長の選出を行います。  分科会長には私、笹栗委員を選任したいと思いますが、これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 2 ◯笹栗委員  御異議なしと認めます。  分科会長には私、笹栗委員を選任することに決定しました。 3 ◯笹栗分科会長  これより副分科会長の選出を行います。副分科会長には三嶋委員を選任したいと思いますが、これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 4 ◯笹栗分科会長  御異議なしと認めます。副分科会長には三嶋委員を選任することに決定しました。  これより本分科会所管の予算の審査に入ります。  審査は、部ごとに歳出、歳入の順に進めます。  なお、一般会計の歳出及び歳入については、事前に配付しております決算資料のページごとに確認を行います。  それでは、審査に入ります。  これより市民部所管の決算を審査します。  市民部所管の決算の概要説明を求めます。執行部どうぞ。
    5 ◯執行部  議案第72号 令和元年度糸島市一般会計歳入歳出決算市民部所管の決算概要について説明をさせていただきます。  市民部所管一般会計歳入の総額は107億2,495万7,000円で、主なものは決算書56ページからの市税でございます。  市税の収入済額の総額は99億6,699万1,000円で、前年度に比べ3億9,480万9,000円、4.1%の増となっております。現年度分の収納率は99.6%で前年度と同率、滞納繰越分の収納率は37.2%で前年度に比べ6.3ポイントの増となっております。  次に、決算書64ページからの13款.使用料及び手数料では、火葬場使用料、印鑑証明、住民票などの証明手数料廃棄物処理手数料などが主なものでございます。  次に、歳出でございますが、所管する歳出科目につきましては、2款.総務費においては、環境対策費賦課徴収費戸籍住民基本台帳費など、4款.衛生費においては、火葬場管理費じん芥処理費し尿処理費などで、合計18億5,238万8,000円ほどの決算額となっております。  歳出の主な事業について説明をさせていただきます。  2款.総務費では、決算書165ページ、賦課関係費8,071万4,000円においては、固定資産評価替えに向け、不動産鑑定及び資料作成を行いました。  次に、169ページ、戸籍住民基本台帳関係費9,666万円においては、マイナンバーカードによる窓口申請機器の導入及び戸籍附票の住基連携システムを導入しました。  次に、171ページの住居表示整備事業費992万2,000円においては、荻浦及び神在地域の住居表示を実施しました。  次に、4款.衛生費では、249ページの火葬場改修事業費3,245万円においては、令和元年度から令和3年度までの3か年で、基幹的設備の改良工事を実施しています。  次に、225ページの埋立処分施設管理運営費2,578万9,000円においては、令和元年度から令和2年度までの2か年で浸出水放流管布設工事を実施しています。  次に、7款.商工費では、305ページのプレミアム付商品券事業費のうち1,302万円が市民部の所管で、非課税対象者の抽出、申請書の送付受付、引換券の送付等に係る事務を実施しました。  以上が一般会計の決算概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 6 ◯笹栗分科会長  ありがとうございました。  それでは、歳出決算資料1ページ、その他一般管理費から再生可能エネルギー等推進事業費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。加茂委員。 7 ◯加茂委員  1ページ2段目の網かけの一番下、14-08の作業用車・機械借上料なんですけれども、この作業用車、また、機械借り上げというのは、これは具体的にどういうことなんでしょうか。 8 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 9 ◯執行部  環境対策費の作業用車・機械借上料につきましては、環境美化で水路等の清掃を行われました。それで、発生いたします土砂、これの処分費を計上しておるところでございます。 10 ◯笹栗分科会長  加茂委員。 11 ◯加茂委員  これは27万5,000円の予算に対し決算はゼロとなっています。前の年の決算を見たときに29万円ほどは決算で上がっていましたけれども、今回のこのゼロというのはどういうことなんでしょうか。 12 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 13 ◯執行部  水路の清掃を行って土砂の発生量が非常に少なかったものですから、令和元年度は支出をしていないということでございます。 14 ◯笹栗分科会長  ほかに、この1ページで質疑のある方は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 15 ◯笹栗分科会長  次に、2ページ、その他環境対策費からその他税務総務費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 16 ◯笹栗分科会長  次に3ページ、賦課関係費から徴収関係費について、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 17 ◯笹栗分科会長  4ページ、戸籍住民基本台帳関係費について、質疑のある委員は挙手を願います。長田委員。 18 ◯長田委員  4ページ、1つ目の網かけ、戸籍住民基本台帳関係費個人番号カード交付事業マイナンバーカードの件なんですけれども、先日、交付率が24%というふうに言われていましたが、最新の交付率と、申請率が今現在何%かというのをまず教えていただきたいんですけれども。 19 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 20 ◯執行部  先日、7月末現在の数字で報告させていただきましたけれども、最新の8月末現在の数字が上がってきておりますので、説明したいと思います。  8月末現在で糸島市の交付率が25%となっております。  それと、申請件数につきましては、8月末現在で29.7%というふうな数字になってございます。 21 ◯笹栗分科会長  長田委員。 22 ◯長田委員  交付率が25%で申請率は約30%ですね。糸島市民の3人に1人が交付と申請されているということで、今この数字をお伺いすると、約5%の申請されている方が、取りに来られていないのか、申請されてまだカードが出来上がるまでにタイムラグがありますので、その5%の方はそこに含まれるとは思うんですけれども、申請者がカード交付で受け取りに来ないとか受け取らないというところの理由がどういうことなのかというのと、受け取っていただくための対策というのは何かされていますでしょうか。 23 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 24 ◯執行部  確かに申請件数と交付件数の割合を見ますと約5%の開き、糸島市に直すと約5,000人になりますが、確かに申請件数は、今年5月の特別定額給付金の申請のための際に、これが、申請数が1,000件を超えております。それと、7月、8月もそれぞれ申請数1,000件を超えている状況で、一方で、交付数につきましては7月、8月、やはり交付数も1,000件をそれぞれ超えているような状況でございます。  それと今、申請数と交付数の比較をされましたけれども、申請されて約1か月半ぐらいでカードができてきますので、カードが市役所に届いた数と申請数を比較しますと、約2,000件の方が今現在取りに来ていないというような状況でございます。  この2,000件につきましては、昨年4月時点ではこれが約1,000件だったのが、カードの申請数も多くなってきているということで今、月々約倍になっているというふうになっておりますけれども、この原因としましては、まず、申請数が急に増えたこと、それと、以前までは交付の案内をして取りに来られない方につきましては、再度受け取りに来てくださいねという再通知を出しておりましたけれども、コロナの影響で極力密を避けるために、今現在、再通知を控えているようなところもございますので、そういったことが影響して、今2,000件ぐらいの未交付になっているのかなと思っております。  それと、この2,000件を減らすための対策としましては、窓口でマイナンバーカードの申請にお見えになった際に、本人確認書類を2点持ってきてあれば、そのうち1点は顔写真付の証明が必要になりますけれども、2点持ってきてあって、なおかつ暗証番号の入力を職員のほうにお願いするというような条件がありますが、その辺を分かっていただければ、職員のほうでカードが出来上がってきた際に暗証番号を入力して、本人限定受け取りの郵便で本人さんの御自宅のほうに送るようなことを今積極的に御案内しているところでございます。 25 ◯笹栗分科会長  長田委員。 26 ◯長田委員  ありがとうございます。マイナンバーカードを申請されて、その申請した段階でもうカードができたと思われる市民の方も当然いらっしゃるので、確実に手元に届くようにしていただきたいなと。  あと、今、申請者が約30%ということで、3万人以上が今持たれていると。15歳以下の子供ではなくて、実際、カードを利用する方たちのところでいけば、ほぼもう2人に1人は持っているような感覚だとは思うので、カードの申請交付と、あと国のほうになりますけど、サービスですね。今回、マイナポイント国民健康保険証の併用ということで、またサービスを充実させて、またその御案内を市民の方にしていただければと思います。ありがとうございます。 27 ◯笹栗分科会長  今のは答弁要りませんか。(「大丈夫です」と呼ぶ者あり)  ほかに質疑。後藤委員。 28 ◯後藤委員  同じく個人番号カードの交付事業についてお尋ねしたいんですけれども、これは当初予算額が2,718万1,000円で、予算現額が3,437万8,000円、決算額が2,150万5,998円とかなり変動しているんですけれども、この変動した要因というのは何が考えられるのか、教えていただきたいと思います。 29 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 30 ◯執行部  一番大きな原因は、その網かけの一番下のところでございますが、19-51個人番号カード交付事業交付金のところでございます。  こちらが、当初予算が1,988万1,000円に対しまして予算現額2,609万7,000円ということで、これにつきましては、国のほうが12月に政府補正予算が決定されまして、本市の交付金の上限額がここに予算現額で上げております2,609万7,000円となりましたので、3月の補正で2,609万7,000円を確保させていただきましたけれども、結果的には1,360万円となっております。  原因としましては、国においては個人番号カードの交付数をかなり多く見込んで予算を確保しておりますけれども、国の見込みどおりの交付数には至っていないので、このような結果となっております。この部分が、最初に申されました不用額1,287万2,000円に影響しているものと思っております。 31 ◯笹栗分科会長  後藤委員。 32 ◯後藤委員  先ほどの長田委員の質疑の中の御答弁で、最新の交付率が24%から25%、僅か1%しか上がっていない、申請率が29.7%しかなっていない、これ自体がこの決算額に反映されているんじゃないかと私は思っているんですけれども、やはりマイナンバーカードに対する不安というのが隠せないんじゃないかと思うんですけれども、その不安に対する払拭についてはどのように対策を取られているのでしょうか、その点だけ確認させてください。 33 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 34 ◯執行部  マイナンバーカードに対する不安と言われましたけど、不安があって交付率が伸びていないというふうにはあまり思っていなくて、先日もお話ししましたけれども、やはりカードの使い道がまだ十分じゃないのかなというところでなかなか申請が伸びていないところがあるのかなと思っておりますが、先ほど申しました給付金の関係ですとかマイナポイントの関係で、以前とは違って1,000件を超えるような申請になっておりますので、こういったことで何か使い道があればどんどん申請数も増えていくものと思っております。 35 ◯笹栗分科会長  ほかにこのページでございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 36 ◯笹栗分科会長  次に参ります。  5ページ、住居表示整備事業費から衛生予防費について、質疑のある委員は挙手を願います。加茂委員。 37 ◯加茂委員  2番目の網かけ、衛生総務費、13-19の樹木伐採等委託に関してなんですけれども、夏場にいろいろ樹木とか草を切ってくれという要望を結構いただいていまして、この樹木伐採等というのは何を指すのか、教えてください。 38 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 39 ◯執行部  この樹木伐採等につきましては、樹木、もしくは竹とか、その辺を含めて樹木伐採等で、これは市有墓地、市内に大体120か所ほどございますけれども、こちらのほうの樹木伐採等の費用となっております。 40 ◯笹栗分科会長  加茂委員。 41 ◯加茂委員
     分かりました。  これは当初予算に20万円ですけれども、決算で98万円、前の年の分も見たんですけど、大体75万円ほど決算が上がっていましたけど、120か所あって年間どれだけの樹木を切ってという、ある程度予想できるのかなと思うけれども、これだけの予算と決算額の差が出ている、これの要因等を教えていただきたいと思います。 42 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 43 ◯執行部  予算に対して支出が非常に多いわけですけれども、この伐採につきましては、伐採の相談があった後に伐採をするというところで、補正予算等で対応しているところでございます。 44 ◯笹栗分科会長  ほかにございますか。三嶋委員。 45 ◯三嶋委員  5ページのちょうど中ほど、総務費、戸籍住民基本台帳費住居表示整備事業費の中の13-51、住居表示整備委託で予算現額と当初予算との差額がまあまああるんですが、これを減額した理由についてちょっと御説明をお願いします。 46 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 47 ◯執行部  決算額は838万2,000円でございますが、内訳を言いますと、昨年、荻浦1丁目から5丁目、神在東1丁目から5丁目の住居表示を実施しまして、それに係る業務が726万円でございます。  それと、もう一つの委託が町名検討協議会、志摩区域の町名検討協議会の町割り等の作成業務でございますが、これが29万7,000円、それと、荻浦1丁目から5丁目、神在東1丁目から5丁目の住居表示の実施に伴います戸籍の変更業務、これが82万5,000円ということで、いわゆる入札とかの残が生じたものでございます。 48 ◯笹栗分科会長  三嶋委員。 49 ◯三嶋委員  大体分かりましたけど、その下の、13-52住居表示整備委託(維持管理業務)というふうに書かれてあるんですけど、維持管理業務というのの具体的な業務内容というのは一体何なんですかね、これをちょっと教えていただけますか。 50 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 51 ◯執行部  この維持管理業務につきましては、3つの業務を委託しておりまして、1つは、既に住居表示を実施した区域のプレートの欠落等の現地調査、これが11万5,785円、それと、新築の届けに基づきまして現地調査と住居表示台帳の修正ということで27万5,000円、それと、欠落している部分の、今度はプレートの貼付け業務、これが18万4,100円という3つの委託業務でございます。 52 ◯笹栗分科会長  ほかに質疑ございますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 53 ◯笹栗分科会長  次に6ページ、火葬場管理運営費からじん芥収集費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。加茂委員。 54 ◯加茂委員  一番下のじん芥収集費、これは7ページに行っているんですけれども、13-57環境パトロール業務委託、この環境パトロールというのは具体的にどういったパトロールなのかを教えてください。 55 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 56 ◯執行部  環境パトロールでございますけれども、まず、不法投棄の多発地域を主に、市内を環境パトロールしておるところでございます。  それと、不法投棄物の回収、それから、環境美化活動のごみの回収、それと、不法投棄に関する啓発看板等の設置等の業務がこの業務になっております。 57 ◯笹栗分科会長  加茂委員。 58 ◯加茂委員  これは委託先というのはどこになっているのかと、予算もこれは900万円ですか、ほぼ満額施行されているんですけど、前の年もそうでしたが、やっぱり満額使われて、この決算額を見ながら、この予算で十分なのか、その辺をお答えいただきたいと思います。 59 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 60 ◯執行部  まず、業務の委託先でございますが、1つが、糸島市シルバー人材センター、それともう一つが、香月福祉会MUKAのほうになっております。  シルバー人材センターのほうは週6日稼働していただいております。MUKAさんのほうは週2日ということで、年間で100日程度になっております。  予算の部分でございますが、基本的には年間にしますと357日ほど、極力空きがないような形でMUKAさんとシルバー人材センターさんで回っていただいておりますので、環境美化の後等はちょっと立て込みますけれども、基本的には十分ではないかというふうに今考えております。 61 ◯笹栗分科会長  加茂委員。 62 ◯加茂委員  業務委託等を含めて予算内で頑張っていただいているんでしょうけれども、今年の夏とかコロナ禍の中の海岸ごみとかいろいろ散乱ごみが多くて、また、それをパトロールして回収していただいたりして、そういうのをお見かけして物すごくありがたいなと思いますし、環境美化等のごみ回収も積極的にこれを行ってもらっていると思うんですけれども、予算と決算を見る上で、満額ほぼほぼ使われてこれで足りるのかと。増額を求めるというか、求めているところもあるんですけど、今後、この環境美化、ボランティア等の活動を含め、地域住民とかが地域環境を守るためにどうしていくのか。お金だけで解決せんところもあると思うんですけど、今後これはどういうふうな考えなのかを教えていただきたいです。 63 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 64 ◯執行部  この環境美化事業につきましては、市と市民が協働で取り組んでおるものでございまして、ボランティアで清掃活動をしていただくことで、地域がきれいになることはもちろんですけれども、地域のコミュニティの向上にもつながっておるというふうに考えております。  市としましては、広報や、それから回覧、この辺で多くの方にこの美化活動に参加していただいて、地域の環境は地域で守るという意識の向上を図っていきたいというふうに考えております。 65 ◯笹栗分科会長  ほかにこのページでございますか。三嶋委員。 66 ◯三嶋委員  7ページ、ごみ減量化推進事業費の19-52有価資源回収活動奨励補助金、予算額が1,000万円で決算額568万5,576円となっていますが、この減額の理由について少し説明をお願いします。 67 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 68 ◯執行部  この有価資源回収活動奨励補助金でございますが、キロ4円の補助を行っているものですけれども、当初予算では2,500トン分の回収を見込んでおりましたけれども、結果といたしましては1,422トンの回収にとどまっておりますので、その分で不用額が出たものでございます。 69 ◯笹栗分科会長  三嶋委員。 70 ◯三嶋委員  すみません、今、本当は6ページの質問だったのに、7ページに入っちゃって。ちょっと一遍6ページ整理してもらえますか。 71 ◯笹栗分科会長  もうそのままで。 72 ◯三嶋委員  すみません。  これの下がっているのは、奨励金ですから意識等が下がってきているのか、要因なんかはちょっと把握はされておられますでしょうか。 73 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 74 ◯執行部  団体によります資源回収の減少の理由といたしましては新聞、それから、雑誌の販売数量、これの減少、ネット環境が今非常に広まっていますので、紙媒体のそもそもの販売量の減少、それから、回収場所の多様化といいますか、スーパーとかにも大きいコンテナのボックスあたりを置いて回収してある事業者さんも最近見かけますので、そういった回収場所があちこち出せるようになってきていること。あと、新聞社あたりも自主的に回収されてあるとか、そういう部分で資源回収団体への回収量が減少しているものと考えております。 75 ◯笹栗分科会長  続けていいです。三嶋委員。 76 ◯三嶋委員  続けてもう一つ、その下の19-54ごみ減量化器材購入補助金となっておりますが、予算額と決算額がちょっと乖離があるんですが、これは段ボールコンポストか何かの補助金に当たるものでしょうか。 77 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 78 ◯執行部  段ボールコンポストと、あとプラスチック製のグリーンコンポスト、あの部分の補助になります。 79 ◯笹栗分科会長  三嶋委員。 80 ◯三嶋委員  では、これも減少しておりますけど、減少の要因というのは何か把握されておられますでしょうか。 81 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 82 ◯執行部  減少の要因ということでございますけれども、段ボールコンポストあたりが前年と比べまして170基ほど減少している部分が大きいかと思いますけれども、使っていただいている方にはリピーターとして継続していただいている部分が多うございますけれども、新規で購入して使っていただくという部分が減少の要因と思いますので、市といたしましては、十分啓発をしていきたいというところで考えております。 83 ◯笹栗分科会長  三嶋委員。 84 ◯三嶋委員  じゃ、一番下のごみ焼却処理施設維持管理事業費、これは総体としてちょっと聞きたいんですけど、以前ちょっと御説明をしていただいたときに、クリーンセンターの持込みごみ量が増えているのときに、主な要因はという説明の中に、住宅等、人口が増えているからという説明をされたんですけれども、実際に今、搬入量の推移というのはどんな形で動いているか、おおよそ教えていただけますでしょうか。 85 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 86 ◯執行部  まず、令和元年度が搬入量といたしましては3万3,214トン、それと、前年度が3万2,123トンで、その差が約1,000トンございます。率にして3.4%の増という状況になっております。 87 ◯笹栗分科会長
     三嶋委員。 88 ◯三嶋委員  では、確認ですけど、その要因として1,000トン増えているのは、やっぱり人口増等に伴うものが主な要因、ほかは何か考えられることというのはございますか。 89 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 90 ◯執行部  人口増に伴いまして、世帯数の増加という部分もございますので、平成30年度と令和元年度で650世帯ほど、1.5%住基上増加しておるところでございますので、その辺の引っ越し等に伴う一時的なごみが発生しているものというふうに考えております。 91 ◯笹栗分科会長  ほかにこの6ページ関連で質疑のある方は挙手を願います。ありませんね。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 92 ◯笹栗分科会長  では次、7ページに入ります。7ページ、もう一度確認します。ございませんか。後藤委員。 93 ◯後藤委員  有価資源回収活動奨励補助金の下の令和元年台風17号災害対応事業、これで11-06の修繕料で29万356円、作業手数料で8万5,250円、合わせて37万5,606円とあるんですけれども、この修繕料というのはこれはどこの部分の修繕なのか。そして、作業手数料というのは一体どれぐらいの作業だったのかというのを教えていただきたいと思います。 94 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 95 ◯執行部  こちらの修繕料につきましては、令和元年度台風17号の部分で、交流プラザ二丈館に置いております資源倉庫がフェンスに当たって隣の水路に落ちております。それのフェンスの修理代が修繕料の29万円ほど、それから、その資源倉庫の処分費、これが作業手数料で8万5,000円ほどかかったものでございます。 96 ◯笹栗分科会長  ほかにございますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 97 ◯笹栗分科会長  それでは8ページ、埋立処分施設管理運営費について、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 98 ◯笹栗分科会長  9ページ、リサイクルプラザ管理運営費について、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 99 ◯笹栗分科会長  10ページ、その他じん芥処理費からプレミアム付商品券事業費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 100 ◯笹栗分科会長  11ページ、再生可能エネルギー推進基金積立金について、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 101 ◯笹栗分科会長  一応これで終わりますけれども、その他、市民部の一般会計、歳出決算について、確認しておきたいことがある委員は挙手を願います。後藤委員。 102 ◯後藤委員  決算資料の5ページの住居表示整備事業であるんですけれども、主要施策の成果に関する調書では36ページ、この1点だけです。  住居表示の実施により住所を分かりやすくすることで緊急車両等がスムーズに目的地に到達でき、郵便物誤配達等を防ぐことで、市民生活の利便性の向上を図ると書かれていますけれども、一応この成果として、荻浦1丁目から5丁目、神在東1丁目から5丁目ということで住居表示がなされていますけれども、これによって市民生活の利便性が向上した成果というのはどれだけ上がっているのか、その点だけ教えていただきたいと思います。 103 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 104 ◯執行部  昨年の住居表示につきまして、具体的な成果を説明することはちょっと難しゅうございます。  ただ、住居ごとに整然と規則正しい番号が振られてありますので、住んでいる方もよそから訪問された方もやはり家のほうを探しやすくなっているものと思っております。 105 ◯笹栗分科会長  田原委員。 106 ◯田原委員  すみません、直接、決算となるかどうかは分かりませんが、今、環境美化がありよるですたいね。それがそろそろ、年あたりを考えてきたら、もうそれをどうか考えにゃいかん時期に来ておらんかいなと思いよるとですたい。  結局、今までも私が不信に思っておったとは、町部あたりは業者に頼んで草切りあたりしたりもしようですたいね。それが中山間部あたりに行ったら、環境美化という形でやりよります。今はもう中山間でも結構、年の行って、草刈り機するとが危ないごたる状態にもなってきよおとですたいね。そしたら、これはこれから先考えていかにゃいかんとは、私はこれはもう分科会やけん言うてよかと思うとばってん、産業振興部のほうで中山間地域等直接支払とか、環境保全型農業直接支払とか、ありようたいね。そういうもの使い道が、考えたらうまくいくというところもあるとですよ。  例えば、今、農家の方でも重機、ユンボやら持ってあるけん、その人たちに委託して草切りやらしてもらうとするなら、そのアタッチメントで草刈り機をつける、それを地域で替えるようなやり方をしていくなら、私はまだこれがずっと続いて市民全体でやりよる姿になると思うとですたいね。だけん、みんな年取ってきようけん、そういうところまで、もうやっぱり考える時期に来ておらんかいな。その辺のことも、幸い決算のときですけん、私はこれからの行政は考えていくべきやなかかいなと思いますけん、どげんですか。 107 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 108 ◯執行部  今、高齢化が進んだ地域、参加者が減少しておるというような状況というのは、お話としては十分聞いておるところでございます。  生活環境課のほうといたしましては、できるだけ地域のコミュニティも含めて、地域の環境は地域で守るという部分を重要視していただいて、そういった機械で整備する部分、それから、必ず草刈りとか、そういった作業ばっかりじゃなくて、少し範囲を狭めたり作業内容等の見直しを行われて、できるだけ多くの方に参加していただけるような環境美化活動にしていただきたいというふうには思っております。 109 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 110 ◯執行部  それと、先ほど提案いただいた部分、産業振興部あたりとちょっと協議しながら、どういうことができるかという部分、検討はしてまいりたいというふうに思っております。 111 ◯笹栗分科会長  よろしいでしょうか。(「はい」と呼ぶ者あり)  これで歳出の質疑を終了いたします。  次に、歳入の質疑を行います。  歳入、決算資料1ページ、市町村民税、個人から、軽自動車税までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 112 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  2ページ、市町村たばこ税から総務手数料までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 113 ◯笹栗分科会長  次のページに移ります。  3ページ、衛生手数料から利子及び配当金までについて、質疑のある委員は挙手を願います。長田委員。 114 ◯長田委員  衛生手数料、一般廃棄物処理手数料のところなんですけど、先日御説明の中で、ごみ袋とか差額シールの分で7,700万円の収入増というふうにお聞きしているんですけれども、その収入増の内訳をまず教えていただきたいのと、それと、昨年10月より差額シール等の事業所用ごみ袋の値上げ、差額シールが貼られることによって、値上げによって、当初見込まれていた事業所系ごみの量がどれぐらい減ったのかという成果の部分、それと、今、新しいごみ袋と昔の旧ごみ袋で差額シールを貼られているところが多いと思うんですけれども、この切り替わりというか、それが見込める時期とかというのが分かればお願いします。 115 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 116 ◯執行部  まず1つ目の衛生手数料で7,700万円の収入増ということで御説明しておりましたが、内訳でございますけれども、前年度と比べまして、家庭用のごみ袋が約1,400万円、それから、事業所用ごみ袋が5,300万円、それから、差額シールが約1,000万円の増ということになっております。  それから、2点目の事業所用ごみ袋の見直しでごみの量がどうなったかということでございます。  昨年の10月1日から値上げしておりますが、10月から3月までの半年間で、前年度と比べまして400トン減少しております。率にして14.6%の減ということになっております。  それから3点目が、差額シールはいつまで使うのか、どういうめどかということでございますが、旧ごみ袋につきましては、可燃ごみ袋、こちらのほうが非常に使用頻度が多いわけでございますが、こちらについて徐々にもう既に新しい袋に切替えが進んでおります。  ただ、リサイクル袋と不燃ごみ袋につきましては、出される回数も少ないですし、もともとのごみの発生量自体が少のうございますので、差額シールは当面の間は使用していただくような形になろうかと考えております。 117 ◯笹栗分科会長  長田委員。 118 ◯長田委員  事業系ごみ袋が400トンで率にして14.6%、約15%減ということで、事業所のほうのごみの減量化が、やっぱりごみを出す回数が減ったという成果が上がっているのを確認いたしました。  もう一つちょっと別でお伺いしたいんですけれども、これも先日の説明でごみ袋の販売代理店が1社やめられたということをお伺いしているんですけれども、新たな販売代理店のほうが見つかっているのかということと、現在の販売代理店の数と、例えば、販売代理をしたいとなったときに、申請とか制約等がその販売代理店にはあるのかをちょっとお伺いしたいんですけれども。 119 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 120 ◯執行部  まず、家庭用ごみ袋の販売店でございますが、現在145店舗で販売をいただいております。これは、糸島市内のほとんどのスーパー、それからコンビニ、ドラッグストア等で販売していただいておる状況でございます。  また、福岡市西区の一部の店舗でも糸島市のごみ袋を置いていただいて販売をしていただいている状況でございます。  ですから、今回やめられた1社の代わりという部分ではなく、全体的に145店舗ほどで販売していただいておる状況です。  それから、要件等につきましては、まず糸島市内、それから、糸島市に隣接する市に店舗を有する小売店であること、これだけが条件になっておりますので、福岡市、唐津市等で販売される部分にはできるものと考えております。  それと、販売店になるためには、指定店の申請をしていただいて、市のほうに販売店の登録をお願いしておる状況でございます。 121 ◯笹栗分科会長  ほかにございますか。三嶋委員。 122 ◯三嶋委員  同じく衛生手数料の06のところの家庭系廃棄物処分手数料の当初予算、予算現額、収入済額というのが大分大きく乖離しているんですが、この要因について説明をお願いします。 123 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。
    124 ◯執行部  この部分につきましては、クリーンセンターへの直接搬入の手数料となっておりまして、個人搬入の増加に伴いまして収入済額が増加したものと考えております。 125 ◯笹栗分科会長  三嶋委員。 126 ◯三嶋委員  これは、先ほど歳出のほうでちょっとお尋ねしましたけれども、世帯数が650世帯アップしたとか、そういう要因ではないのですか、それとも、ほかの要因だと考えておられますか。 127 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 128 ◯執行部  要因としては、やはり世帯数の増加というふうに考えております。 129 ◯笹栗分科会長  三嶋委員。 130 ◯三嶋委員  しかし、当初予算、予算現額も含めてですけど、かなりの搬入料アップなんですけど、家庭内のごみを直接搬入した数が、世帯数が増えただけでそんなに増えるものなのかというふうにちょっと疑念を抱くんですが、ほかの分析要因等々で何かございませんでしょうか。なければなくていいんですけど。 131 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 132 ◯執行部  特に要因としては世帯数の増加というところで捉えております。 133 ◯三嶋副分科会長  笹栗委員どうぞ。 134 ◯笹栗委員  今、三嶋副分科会長の関連でございますけれども、糸島市の高齢化が進んでおりまして、言葉がいいかどうかは分かりませんが、断捨離の話をよく聞きます。私も義理のおふくろが介護老人ホームに入ったので、断捨離じゃないですけれども、大量のごみを出しました。すると、すごい行列ですね。だから、ほかの要因があるんじゃないかというと、やっぱり亡くなる高齢者が増えたとか、高齢化も一つの要因と私は考えるんですけれども、その辺はいかがでしょうか。 135 ◯三嶋副分科会長  執行部どうぞ。 136 ◯執行部  高齢化によって空き家等が増加しておるところもございまして、その際に、家の中のごみの整理をされる部分とか、今、家庭のほうにもよくチラシが、遺品整理じゃないですけど、やりますよというようなチラシとかも出ておる状況でございますけれども、そういった独り世帯の家庭で家が空いてしまったような部分については家族の方で整理される、そういったごみも多量に入ってきているのは1つ大きな要因だとは考えております。 137 ◯笹栗分科会長  ほかにございますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 138 ◯笹栗分科会長  4ページ、物品売払収入から雑入について、質疑のある委員は挙手を願います。後藤委員。 139 ◯後藤委員  20の諸収入の05で雑入の滞納処分費で、当初予算額が1,000円、予算現額が1,000円ですけど、収入済額が一気に7万7,140円となっているんですけれども、一気に7万6,140円も増えた要因というのは一体何があるのでしょうか、教えてください。 140 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 141 ◯執行部  滞納処分により処分した部分の滞納処分費が当初の想定よりも出たというふうなところでございます。 142 ◯笹栗分科会長  後藤委員。 143 ◯後藤委員  ですから、その要因については当初予算が1,000円から7万7,140円になっているんですけれども、その処分料が増えたというのはどういった処分料が増えたのかというのをちょっと具体的に教えていただきたいんですが。 144 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 145 ◯執行部  滞納処分費の内容ですけれども、1つは、インターネットで差し押さえた動産を公売した際の公売利用料、それから、あと不動産を公売する際の不動産鑑定料、こういったのが滞納処分費として上がってきます。 146 ◯笹栗分科会長  次に5ページ、総務債について、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 147 ◯笹栗分科会長  これで市民部所管一般会計歳入歳出決算の項目について質疑が終了いたしました。  その他、市民部所管一般会計歳入決算について、確認しておきたいことがある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 148 ◯笹栗分科会長  これで歳入の質疑を終了します。  これで市民部一般会計の質疑を終了いたします。  これより市民部所管の国民健康保険事業特別会計決算を審査します。  最初に、執行部のほうから説明をお願いいたします。執行部どうぞ。 149 ◯執行部  続きまして、議案第74号 令和元年度糸島市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、市民部所管の決算概要について説明をさせていただきます。  市民部では、国民健康保険税の収納及び徴収に関することを所管しております。  まず、歳入の主なものにつきましては、決算書434ページ、1款.国民健康保険税でございますが、保険税の収入総額は24億3,169万1,000円ほどで前年度に比べ7,529万7,000円の減となっております。現年度分の収納率は98%で、前年度に比べ0.4ポイントの減、滞納繰越分の収納率は36%で、前年度に比べ2.2ポイントの増となっております。  次に、歳出につきましては、決算書444ページ、1款2項1目の賦課徴収費のうち3,011万7,000円ほどが市民部所管で、徴収業務嘱託員報酬、督促状等の郵送費が主なものでございます。  以上が市民部所管の決算概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 150 ◯笹栗分科会長  ありがとうございました。  初めに、歳出の質疑を行います。質疑のある方は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 151 ◯笹栗分科会長  これで歳出の質疑を終了いたします。  続いて、歳入の質疑を行います。質問のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 152 ◯笹栗分科会長  これで歳入の質疑を終了します。  その他、市民部の国民健康保険事業特別会計決算について、確認しておきたいことがある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 153 ◯笹栗分科会長  市民部所管の国民健康保険事業特別会計決算の審査についてはこれで終了します。  これにて市民部所管の決算の審査を終了します。  ここで暫時休憩いたします。再開は11時25分といたします。どうも御苦労様でございました。       (午前11時15分 休憩)       (午前11時25分 再開) 154 ◯笹栗分科会長  これより人権福祉部所管の決算を審査します。  人権福祉部所管の決算の概要説明を求めます。執行部どうぞ。 155 ◯執行部  人権福祉部所管の一般会計の決算概要の説明を申し上げます。  まず、歳出決算の概要についてでございます。  決算書の8、9ページ、中段をお願いいたします。  3款.民生費156億690万7,000円、前年度に比べ5億3,346万3,000円、率にして3.5%の増でございます。  1項.社会福祉費は68億3,866万円、前年度に比べ2億1,257万円、3.2%の増でございます。  増の主な要因で所管のものは、障害福祉サービス事業費でございます。  2項.児童福祉費は72億4,746万4,000円、前年度に比べ4億3,237万5,000円、6.3%の増です。  増の主な要因は、保育所等整備交付金、障害児放課後デイサービス費、認定こども園運営費及び私立幼稚園等施設等利用給付費などでございます。  3項.生活保護費は15億2,069万4,000円、対前年比1億1,142万2,000円、6.8%の減となっております。減の主な要因は医療扶助費でございます。  次に、令和元年度に開始した事業について主なものを御説明いたします。  議会事務局作成の歳出資料4ページの下から5行目、生活困窮者自立相談支援事業委託は、平成30年度までは職員と嘱託員による市直営で行っておりましたものを、平成31年度から、令和元年度から糸島市社会福祉協議会に委託し、市役所で社会福祉士資格を持つ相談支援員による就労、その他自立に関する相談支援、自立プラン作成等を行っております。  資料の12ページ、上から3行目、保育所等整備交付金については、とまりの森保育園の新設等により、受入れ枠を70名増加させております。  次に、資料15ページの一番上の丸、子ども・子育て支援事業費の中の3つ目、施設型給付事業では、昨年10月からの幼児教育・保育無償化に伴う事業を、また次の16ページの上から3つ目の丸、待機児童緊急対策事業では、保育士確保のための事業を行っております。  次に、歳入決算でございますが、負担金や使用料などの経常的な収入のほか、歳出に伴う国県補助金や地方債等でございますので、説明は省略させていただきます。  以上で説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。
    156 ◯笹栗分科会長  初めに歳出の質疑を行います。  歳出決算資料1ページ、男女共同参画センター管理運営費から男女共同参画社会推進事業費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 157 ◯笹栗分科会長  3ページ、民生委員関係費から人権啓発事業費について、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 158 ◯笹栗分科会長  4ページ、遺家族援護事務費から我が事・丸ごと地域づくり推進事業費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。後藤委員。 159 ◯後藤委員  4ページの下からの網かけ2番目の民生費、社会福祉費、社会福祉総務費の生活困窮者自立支援事業費の生活困窮者家計改善支援事業について、ちょっと幾つか尋ねたいことがあるんですけれども、これは今年の3月の予算特別委員会で同僚議員が最終質疑の中で滞納の解消について質問された際に、担当部署と連携して支援しながら、徴収の猶予や分割納付など、解消につなげていくと答弁されたのを覚えているんですけれども、昨年はどれぐらいこれが対象になったのか。それから、主要施策に関する調書の中で、新規相談件数が41人、それと家計の改善が図られた人が6人となるんですけど、これは開きが随分あるんですけれども、この開きはどういった要因があるのか、その点をちょっとまずお伺いしたいと思います。 160 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 161 ◯執行部  この家計支援事業につきましては、令和元年の7月からグリーンコープに委託が始まりましたので、今、上げておる数字については令和元年7月から令和2年3月までの数字となります。  新規相談者が41人ということで、主要施策のほうの改善が見られた数に開きがあるのではというところでございますけれども、事業が始まって間もないことから、改善が図られなかった方については、家計以外の問題を関係機関や生活保護申請につないだり、継続して面談や確認を行っている途中でございます。 162 ◯笹栗分科会長  後藤委員。 163 ◯後藤委員  その点については分かりました。  それと、支援プラン件数の14件とあるんですけれども、どんなプランがあったのか。その具体的な内容もちょっと教えていただきたいと思います。 164 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。お願いします。 165 ◯執行部  プランというのは家計再生プラン、家計支援計画とも言いますけれども、そのことを言いまして、おのおのの方の家計状況を把握して問題解決するために本人や家族を含め、家計相談支援員と何を実施するのがよいのかを家計表を一緒に作成して計画を立てるもので、傾向として多いのは、債務が多い方については弁護士等につなぎまして債務整理等を検討いたします。  また、税金の滞納が多い方については、給付計画を考えて収支バランスと家計の見直し、収入増加方法を検討して、家族の協力体制の確認などを行う計画をつくるようになっております。 166 ◯笹栗分科会長  ほかに質疑のある方ございますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 167 ◯笹栗分科会長  次に5ページ、その他社会福祉総務費から障害者在宅福祉費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。長田委員。 168 ◯長田委員  1つ目の網かけ、その他社会福祉総務費、市民後見推進事業、先日、説明で令和元年度は28名が受講されたというふうに伺っております。  この事業が始まりまして、合計で今は何名の方が市民後見の講座を受講されたのかということと、その受講を受けた後、その後の活動内容といいますか、どういうふうなポジションというか、流れになっているのかをちょっと御説明お願いします。 169 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 170 ◯執行部  お待たせしてすみません。令和元年度から市民後見人養成講座を開催しておりまして、31人の方のうち28人の方が無事修了されております。  受講者の方の内訳というか、どんな方が多いかということですけれども、元民生委員の方とか福祉委員を経験された方、市議会議員さん、市の職員、社協の職員、ボランティア活動をされている方が主な内訳となっております。  その後の方針ですかね、見込みとしましては、今のところ令和2年度もさらに研修を受けていただきたいと。まだ、ちょっと研修を積み重ねて、あと実地とかする必要があるということで、令和2年度もさらに今回修了された28人の方のフォローアップ研修ということで、さらに研修を積んでいただいて、その後は実際に活躍していただけるような環境整備とか体制を整えることを市の社協さんと一緒に検討しているところでございます。 171 ◯笹栗分科会長  じゃ、このページ、ほかに質問のある方はいらっしゃいませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 172 ◯笹栗分科会長  次に6ページ、特別障害者手当等給付事業費から障害福祉サービス事業費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 173 ◯笹栗分科会長  じゃ、次のページに進みます。  7ページ、障害者自立支援医療事業費について、質疑のある委員は挙手を願います。長田委員。 174 ◯長田委員  すみません、6ページからの続きというのをちょっと見落としていました。すみません、6ページの分でよろしいですか。 175 ◯笹栗分科会長  はい、どうぞ。 176 ◯長田委員  障害福祉サービス事業費の20-63、共同生活援助1億206万2,302円、ここは当初の予算の部分から含めると3,000万円ほど金額が増額しているんですけれども、この増額した要因を教えていただければ。 177 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 178 ◯執行部  当初、予算策定時には年間延べ720名の月平均60名を見込んで予算を立てておりましたけれども、結果882名、月平均74名ということで、予算を立てたときよりも162名の利用人数が増加したということになっております。  この要因としましては、人数が増えたということもありますけれども、今までは障害支援区分という、介護と同じように、障がいの程度を5から1までの5段階で判定するんですけど、それを取得しなくてもグループホームのほうに入れたんですけれども、それを今回、よりきめ細やかな支援を提供するために区分の取得が必要とする施設が増えまして、その区分を取得されて入る方については1人当たりの単価が上がるということで、給付費自体も上がっている状況になっております。 179 ◯笹栗分科会長  ほかに質問のある方いらっしゃいますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 180 ◯笹栗分科会長  次に進みます。  8ページ、障害者補装具給付事業費から障害者地域生活支援事業費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。後藤委員。 181 ◯後藤委員  上から網かけ3つ目の民生費、社会福祉費、障害者福祉費の障害者意思疎通等支援事業の事業についてお伺いしたいんですけれども、まず最初、これは主要施策の調書を見たんですけど、これを載せなかった理由というのをちょっとお伺いしたいんですけれども。 182 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 183 ◯執行部  意思疎通事業につきましては、従来からの継続事業でもありますし、主要施策のほうに上げている分は実施計画事業を中心に上げさせてもらっておりますので、今回は割愛させてもらっているということになっております。 184 ◯笹栗分科会長  後藤委員。 185 ◯後藤委員  割愛させていただいているというのは分かりました。それで、障害者意思疎通支援事業の手話通訳嘱託員報酬で218万4,000円というのがあるんですが、この手話通訳者は糸島市では何人いるのでしょうか。 186 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 187 ◯執行部  1名でございます。 188 ◯笹栗分科会長  後藤委員。 189 ◯後藤委員  その1名というのは嘱託員ということですね。 190 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 191 ◯執行部  去年まで嘱託員と言っていますが、会計年度任用職員でございます。 192 ◯笹栗分科会長  後藤委員。 193 ◯後藤委員  分かりました。今年の国会で電話リレーサービス等も決議されて、法律で制定されましたので、障害者意思疎通支援事業についてはさらなる充実をしていただくようにお願いしたいと思います。期待しております。 194 ◯笹栗分科会長  今のページで何かほかに質問ございますか。長田委員。 195 ◯長田委員  9ページのほうに入るんですけれども、成年後見制度支援事業、先日、1件の解決ということで伺っているんですけれども、この1件の方、こちらがどのような状況の方の解決に至った内容になるのか、ちょっと教えていただきたいと思います。 196 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 197 ◯執行部  このケースの方1件ということで、50代の女性の方でして、身体と療育手帳もお持ちの障がいがおありだったんですけれども、これを以前そういう成年後見が必要だということで、主張どおりに基づいて家庭裁判所の審判を得られて後見開始されていたんですけれども、成年後見人の方は司法書士の方でありまして、当然報酬を払わないといけなくなりまして、その報酬が障害年金等では払えないということで、今回助成をしておりますけれども、そういう方でございました。
    198 ◯笹栗分科会長  長田委員。 199 ◯長田委員  すみません、報酬ということで今伺ったんですけれども、決算額は33万円なんですが、予算現額が79万円見込んであったというのは、この1件の解決分で見込まれていた分でしょうか。 200 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 201 ◯執行部  1件を想定してではなくて、ほかにも突発的な部分もありますので、予算のほうは大体報酬額の平均が一月2万5,000円から3万円ぐらいになっていますので、それで大体2件分という考えで予算のほうは措置しておりました。 202 ◯笹栗分科会長  ほかにございますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 203 ◯笹栗分科会長  じゃ、次のページに進みます。  9ページ、その他障害者福祉費について、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 204 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  10ページ、重度障害者医療対策費から人権センター管理運営費について、質疑のある委員は挙手を願います。後藤委員。 205 ◯後藤委員  網かけの3つ目の同和対策、これは下の4つ目のあれとも関係あると思うんですけれども、同和対策助成事業で944万3,000円というのが決算額で上がっているんですが、当初予算額を満額使い切っているんですけれども、これは一応どういった成果というのが上がったのかどうかというのをちょっと教えていただきたいと思います。 206 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 207 ◯執行部  部落差別をはじめ、あらゆる差別をなくすための活動をされる団体に対する補助金で、行政が取り組む事業を連携し、推進しております。また、地区住民の自立支援に関する事業を実施しております。  以上です。 208 ◯笹栗分科会長  よろしいですか。ほかに質問のある方。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 209 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  11ページ、保育所等関係費について、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 210 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  12ページ、児童健全育成推進事業費について、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 211 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  13ページ、障害児等療育相談事業費から障害児福祉サービス事業費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 212 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  14ページ、幼稚園関係費から子育て支援センター管理運営費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 213 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  15ページ、子ども・子育て支援事業費について、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 214 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  16ページ、助産施設事業費から母子福祉費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 215 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  17ページ、ひとり親家庭等医療対策費から支給事務費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。長田委員。 216 ◯長田委員  17ページ、1つ目の網かけ、ひとり親家庭等医療対策費、ひとり親家庭等医療費給付事業、ここの減額ですね、7,804万5,265円。ここは、ひとり親の御家庭のところにお子さんが医療にかかるところで使われるお金の助成だと思うんですけれども、金額というわけではないんですが、ひとり親で親御さんが働きに行かれていて、いらっしゃらないというタイミングで、どういったお子さんたちが医療にかかる、病院のほうに訪れるプロセスといいますか、どういう方が支援されて病院に行ったりとか、もしくは年代的にどういったところの子供たちが多いのかをちょっとお伺いします。 217 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 218 ◯執行部  まず、ひとり親の家庭の子供さんの病院にかかるプロセスということになりますと、基本的には、例えば就学前の児童さん、あと放課後児童クラブは就学後ですけれども、そういったところの預かりの施設などから、具合が悪いときは親御さんに連絡が行って、それから病院という運びになろうかと思います。当然その後、お迎えが来られるので、その後、御家庭で具合が悪くなれば病院に行かれるでしょう。それから、そのほかの留守番をしていたとか、そういったことに関しては、ある意味一般的な、私たちも経験してきたような、子供さんがお父さん、お母さんに連絡を取られて、その後、病院に行くとか、そういったことが取られているだろうと推測しております。  その後の内訳的なものは課長補佐のほうから回答させます。 219 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 220 ◯執行部  ひとり親医療を使っている子供さんの数的なものでございますが、実際にどの年代の子供さんが病院に行って使っているかという数字は把握をできていません。  ただ、ひとり親医療証を発行しているのが、小学生から高校生18歳以下のお子さんが対象になっておりまして、医療証を交付している年齢構成比はお答えすることができますので、申し上げたいと思います。  子供さん全体が1,385人、ひとり親医療証を発行しておりますが、そのうち小学生が39.1%、中学生が29.3%、高校生が31.6%になっております。  なお、小学生未満のお子様につきましては、ひとり親家庭等医療ではなくて、子ども医療証のほうを使いますので、今回のひとり親医療証の対象は小学生以上、高校生以下ということになります。  以上でございます。 221 ◯笹栗分科会長  よろしいですか。ほかに質疑のある方いらっしゃいますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 222 ◯笹栗分科会長  18ページ、放課後児童クラブ管理運営費から放課後児童クラブ整備事業費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 223 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  19ページ、児童手当支給事業費から生活保護世帯緊急一時金貸付事業費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 224 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  20ページ、生活困窮者自立相談支援事業等事業費から生活保護各種扶助費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。長田委員。 225 ◯長田委員  1点だけ、20ページの生活保護各種扶助費の中の20-54医療扶助費、ここは毎年、医療費のほうが膨らんできていたと思うんですけれども、今回の決算額で8億8,352万3,382円、当初の予算の10億円から約1億円以上減っているんですけど、ここの要因を教えていただければ。 226 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 227 ◯執行部  まず、医療扶助費についてでございますが、大体毎月約7,000万円から8,000万円程度で推移しております。最も医療費がかかった月というのが1億円近くありましたので、医療費が不足して支払えないようなことがないように、まず支出については余裕を持たせておりますので、不用額としては1億円ほど残ったようになっています。  金額が平成30年度に比べて減少したということでございますけれども、被保護者はもちろん今減少傾向にあります。それが1つと、入院費、これが下がったというのが大きな要因になっているというふうに考えております。 228 ◯笹栗分科会長  ほかに質疑のある方。三嶋委員。 229 ◯三嶋委員  生活保護費全般でちょっとお尋ねしたいんですけど、以前の説明で世帯数がどういうふうに推移しているのかというのと、その理由、それをちょっと教えてください。 230 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 231 ◯執行部  先ほどの説明もちょっと一部かぶるかもしれませんけれども、世帯数の推移としては平成26年度をピークに年々減少しているようになっています。平成30年度にちょっと5世帯ほど増えておりますが、人員としてはずっと減少(発言する者あり)じゃ、平成26年から世帯数を申し上げます。  平成26年、これは年度の平均でございます。平均の世帯数が689世帯、それから平成27年度が661世帯、平成28年度613世帯、平成29年度602世帯、平成30年度が607世帯、令和元年度が585世帯。  以上でございます。
    232 ◯笹栗分科会長  三嶋委員。 233 ◯三嶋委員  減少している数値のほうは分かりましたけど、これは主な要因について把握なさってあったら御説明いただきたいんですけど。 234 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 235 ◯執行部  減少している要因でございますけれども、保護の相談件数は毎年やっぱり200件前後と、あまり変わっておりません。ですけれども、申請をする件数というのは減少傾向にあります。これがなぜかということですけれども、生活困窮者の自立支援事業、これの普及、あるいは浸透、それから相談による効果、それともう一つは雇用状況の好転によるものではないかというふうに分析をいたしております。  その結果、保護の廃止件数のほうが申請件数を上回っておりますので、年々減少しているというふうに考えております。  以上です。 236 ◯笹栗分科会長  ほかにございますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 237 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  21ページ、災害救助事業費から奨学資金支給事業費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 238 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  22ページ、人権・同和問題啓発事業費について、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 239 ◯笹栗分科会長  これで人権福祉部所管の一般会計歳出決算の各事業について質疑を終了しました。  その他、人権福祉部の一般会計歳出決算について確認しておきたいことがある委員は挙手を願います。長田委員。 240 ◯長田委員  決算資料の12ページの児童健全育成推進事業費、ファミリー・サポート・センター事業、今、市のほうで待機児童解決に向けて様々な事業展開をしていただいているんですけれども、これはちょっと決算というか提案のほうになってしまうかもしれないんですが、私は今年7月に、もしコロナ禍でなければ、ファミリー・サポート・センターのお願い、受けるほうの会員の講習に行こうと思っていたんですけれども、私の家の向かいがりんでん保育園になっていまして、私が例えば預かり会員のほうになれば、りんでん保育園のほうに延長保育をされている親御さんとかが、例えば5時から7時とかで預かり会員の形で私が受け入れれば、5時から7時の間の保育士の残業とか、延長保育の分とか支出の分で負担の軽減とかというふうにできないかなとちょっと思って受けようと思っていたんですけれども、今後、高齢化と少子化のほうに流れていく中で、園のほうの待機児童が減るとなってくると、ファミリー・サポート・センター事業自体が預かり会員とか保育園に入れないとかというお子さんの数が減ってくれば、事業展開がちょっと変わってくるんではないかというふうに思うんですけれども、今後、ファミリー・サポート・センターの事業、今現在は待機児童とかが発生しているんですけれども、在り方というか今後の事業方針というか、そういうのが新たにあればお伺いできないかなと思いまして。 241 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 242 ◯執行部  今後の在り方についての御質問だと思っております。  まず、今の状況ということでいくと、まず現状としては需要と供給という意味合いでは、そこの不都合は現在のところ生じていないということを先にお知らせしたいと思います。大体会員数の構成というのは、先進自治体を調べてみると、大体一般的にはお願いをしたい方が7に対して、サポートをする方が3、もしくは8対2みたいな割合になる傾向があると。そういうことでいくと、今、糸島市の現状としては7.5対2.5みたいなところで、ほぼ大体そういう一般的な流れの中での会員の集まり方になっていると思います。  今後ということになりますが、基本的にはこの会員さんが増えていくこともそうですけれども、今、いわゆるお願いをしたいお願い会員さんの方が、ある程度子供さんのお世話が手を離れていった後は、今度はお願いをされる会員のほうに移行していただくような、そういったような働きかけを一つしていかなくてはいけないなというふうに思っています。  もう一つは、今、妊産婦の方がおられます。そういった方にはこういう制度がありますよということで、3か月以降からの支援開始になりますけど、そういったことの活用をちゃんと頭に入れておいてくださいねということを覚えておってくださいねという周知と、また会員になっていただいたら、先ほどと重複しますけど、今度は将来的にはお世話をする人のほうに御協力をいただけるようなというふうな促しを今後もしていきたいと、そういうふうに思っております。  以上でございます。 243 ◯笹栗分科会長  ほかにございますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 244 ◯笹栗分科会長  これで歳出の質疑を終了いたします。  ここで暫時休憩いたします。再開は13時からといたします。どうも御苦労さまでございました。ありがとうございました。       (午後0時01分 休憩)       (午後0時57分 再開) 245 ◯笹栗分科会長  次に、歳入の質疑を行います。  歳入決算資料1ページ、子ども・子育て支援臨時交付金から民生費手数料までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 246 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  2ページ、民生費国庫負担金から民生費国庫補助金までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 247 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  4ページ、民生費委託金から民生費県補助金までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 248 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  6ページ、教育費県補助金から住宅新築資金貸付金元金収入までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 249 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  7ページ、生活保護費貸付金元金収入から雑入までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 250 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  8ページ、総務債から民生債までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 251 ◯笹栗分科会長  これで、人権福祉部所管の一般会計歳入決算の各目について質疑が終了しました。その他、人権福祉部の一般会計歳入決算について確認しておきたいことがある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 252 ◯笹栗分科会長  これで歳入の質疑は終わりました。  その他、人権福祉部の一般会計歳入歳出決算について、確認しておきたいことがある委員は挙手をお願いします。後藤委員。 253 ◯後藤委員  歳入歳出の3ページの一番下なんですけど、生活困窮者就労準備支援事業費等事業。当初の予算額が301万7,000円で収入済み額592万8,000円となってますけど、生活困窮者就労準備支援事業等がうまくいったからの収入済みの増ととらえてよろしいんでしょうか。この1点だけ確認させてください。 254 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 255 ◯執行部  こちらが、2ページの下から5行目、こちらに同じように生活困窮者自立相談支援事業と、こちら負担金がございます。こちらの負担金で当初やっておりまして、市の職員と嘱託員で直営でしておりましたけれども、これを元年度から委託に変えたということで、負担金ではちょっと見られないと。どういうふうにするかということで県と協議しまして、補助金のほうでそちらの分の嘱託員さんの報酬を支出するという形で、こちらが198万円に減っておりまして、その分をこちらに増額させた、組み替えをしたというふうにしております。  以上です。 256 ◯笹栗分科会長  よろしいでしょうか。  ほかにございますか。三嶋委員。 257 ◯三嶋委員  主要施策の成果に関する調書44ページの、男女共同参画社会推進事業費の女性が輝く未来事業の件ですけれども、この事業は昨年で終わっているんですが、成果の部分を読みますと、啓発の本を書きました、出前講座を行いました、就職支援講座を開催いたしましたとか書いてあるんですけれども、これはこういうことをなさって、実際に具体的に何か女性の参画率が高まったとか、そういうデータ的なものはないんですかね。 258 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 259 ◯執行部  女性が輝く未来事業につきましては、3年事業の後、今年度も事業を継続しておりますけれども、今言ったような事業をしましたけれども、直接的な女性の参画率等については、こちらのほうは把握できておりません。 260 ◯三嶋委員  じゃ、引き続きその下の自治会の男女参画促進事業で、目的は行政区役員の女性登用を進めるというのがこの事業の目的になっている。成果が、ガイドブックを作りました、研修会を行いましたとあるんですけど、目的と成果がちょっとずれているんじゃないかと。これは方法の問題を書いてあるんじゃないかなというふうにちょっと思うんですけど、具体的な成果というもので数値に出ているものがありましたら御説明をお願いします。 261 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 262 ◯執行部  直接的なものとしましては、各校区とか行政区の規約に女性の登用を行うような文言等を入れていただいて規約を改正していただくことがどれぐらい行われるかというところで評価というふうにしたいと思っていますけれども、現在のところまだそこまでには至っておりません。  以上です。 263 ◯笹栗分科会長  三嶋委員。 264 ◯三嶋委員  でしたら、やはり今これに書いてあるように、啓発本を作ったり、出前講座をしたというのは、これは具体的なアクションであって成果ではないと思うんですよね。だから、成果は成果としてきちっとそういう書き方をされないと、目的がちゃんとあって事業費をつけて、それに基づいてやるんだったら、今後そういうふうな動きにしていただかないとどうなのかな。私どもが見た場合、この事業に予算をつけて頑張ったのに、本当に必要だったのというのが判断しづらいと思いますので。 265 ◯笹栗分科会長
     執行部どうぞ。 266 ◯執行部  そのようにきちんと検討させていただきたいというふうに思います。ありがとうございました。 267 ◯笹栗分科会長  ほかにございますか。長田委員。 268 ◯長田委員  どうしようか迷ったんですが、やっぱり伺わせていただきたいなと思います。  人権福祉部に限らずなんですけれども、事業が、やはり継続事業が引き続き多いと。福祉の部分、子育て、高齢者の分で継続事業が多いとは思うんですけれども、今年のコロナの流れ、これで通常継続して事業を行っていく中で、当初予算から予算減額になって、決算額というふうな流れになっていく中で、途中増減を加えていかれて事業展開されていくと思うんですけれども、今回、コロナの中で、通常業務を行いながらの残業というのがどれぐらい増えたかというのがちょっと分かればと思うんですけれども。 269 ◯笹栗分科会長  長田委員にちょっと申し上げますけど、ちょっと決算から外れているんだけれども、答弁できますか。 270 ◯執行部  コロナの関係で、従来の継続しておる業務プラスコロナの業務ということで、主に子ども課と福祉支援課がその影響を受けておりますので、それぞれの状況について簡単に説明をさせていただきます。 271 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 272 ◯執行部  まず、子ども課の現状からお知らせをいたします。  令和元年度は皆様御承知のとおり無償化対応一色、ざっくり言うとそういうところでございまして、保育担当全員に過剰な負荷がかかりましたので、全庁的に協力をいただいて応援体制で乗り切ったんですが、今年度は、そういった意味では平常ベースに戻れるというところで、そこの部分は待機児童対策とか、もろもろの攻めの計画を立てていた、そこのところにコロナということで、コロナによりまして、まずは緊急対策事業を当然構築しなきゃいけませんし、執行に関することに多くの時間が割かれます。あと、子ども課としては、保育所と、それから、放課後児童クラブなどは、要は検査を受ける、そういった情報が寄せられれば、検査結果がきちっと出るまで次の指導、フォロー体制を取りますので、そこもずっと待機をしておるというふうなところですから、そういったところでは、今、主幹を含む係長級以上は多い者で月80時間から100時間以上というところ、あと、時間外勤務がカウントされない管理職、課長補佐もほぼ同等の業務ですし、あとそういった意味では、土日祝日も現実問題としては、ほとんど完全に解放されるというようなことはできないということなので、ここについては、当然緊急的なことなので、そこは使命としてやっていくというところでやっておりますが、現実的にはそのコロナの対応というのはかなり大きな負荷がかかっているという状況がございます。  以上でございます。 273 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 274 ◯執行部  福祉支援課の分を申し上げます。  福祉支援課では、コロナ禍で生活困窮の、特に賃貸住宅の家賃に困られている方を対象とした住居確保給付金、これが過去2年度は決定件数ゼロだったんですけれども、今回もう100件を超えているということで、それに対応するための事務が大量に発生しておりますので、そこでの職員の超勤が発生しております。  それと、4月の末に国が決定しました特別定額給付金、これについては、人権福祉部、特に福祉支援課のほうで所管するということになりましたので、それに専任職員が当初4人出まして、土曜日とか、夜間も当初は仕事をしたというところで超過勤務が発生している状況にあります。  以上でございます。 275 ◯笹栗分科会長  長田委員。 276 ◯長田委員  ありがとうございます。すみません。職員の方の大変な御苦労といいますか、勤務時間の残業の分であったりとかというところで、今回の決算には関係ないとは重々承知しているんですけれども、やはり継続事業ということで、事務的な軽減とは違って、福祉支援課の分に関して、人的、相手が人での相談であったりとかというところになってくると思うので、やはりどうしても相談者によっては時間はかかったりすると思いますので、ちょっと今回の残業時間のことを参考にさせていただいて、かつ継続事業ということで引き続きのことをお願いしたいと思います。ちょっとその件でお伺いさせていただきました。 277 ◯笹栗分科会長  ほかにございますか。後藤委員。 278 ◯後藤委員  主要施策の成果に関する調書で、44ページの人権擁護推進事業(性的マイノリティー支援事業)で、118万7,000円と出されていまして、目的で性的少数者とされる人は統計で人口の約5%程度存在すると言われると書いていますけれども、この成果として、受講者数が125人、6月1日に講演会を開催とありましたけれども、この人権擁護推進事業の性的マイノリティー支援事業について、この成果の中で、市民からどれだけ感想が寄せられているのか教えていただきたいと思うんですけれども。 279 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 280 ◯執行部  非常に難しい問題ですので、今回、この事業を、講演会等を取り組みましたけれども、講演会には当事者の方を講演者として実施いたしましたので、非常に実感を持って聞くことができたというふうな感想をいただいております。  以上です。 281 ◯笹栗分科会長  後藤委員。 282 ◯後藤委員  ちょっと先ほど言い忘れていましたけれども、市があらゆる差別の根絶に向けて努力されているということは、先ほどの同和対策のことでも伺って理解しました。これからも同和対策の枠にとどまらずに、憲法の趣旨に照らして差別根絶に向けて取り組まれることを期待しています。 283 ◯三嶋副分科会長  では、笹栗分科会長どうぞ。 284 ◯笹栗委員  先ほど後藤委員が言われた件で、性的マイノリティーの。さっきちょっと答弁で私が聞き漏らしたんですけど、当事者がカミングアウトされたんですか。(発言する者あり) 285 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 286 ◯執行部  講演会の講師の方は、当初より、もう事前から私はゲイであるということを公表されていて、本業は弁護士をなさっているんですけれども、実はその方のパートナーも弁護士であられて、その方もゲイである。「弁護士の夫夫」として、夫夫と書いた「弁護士夫夫」として講演をなさっていると。そういった方に当事者として講師に来ていただいたということです。  以上です。 287 ◯笹栗委員  分かりました。講師の方がね。私は参加者の中でカミングアウトした方じゃなくてね。はい、了解。 288 ◯三嶋副分科会長  よろしいですか。 289 ◯笹栗分科会長  ほかにございますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 290 ◯笹栗分科会長  これで人権福祉部所管の一般会計の質疑を終了いたします。  これより人権福祉部所管の住宅新築貸付等事業特別会計審査を行います。  まず概要の説明をお願いいたします。執行部どうぞ。 291 ◯執行部  決算書は14ページから18ページ、事項別明細は424ページから431ページまででございます。  歳入総額は2,023万138円、歳出総額1,775万6,027円、実質収支は247万4,111円の黒字となりました。  歳入の主なものは、県補助金、繰越金及び貸付金の元利収入でございます。  貸付金の令和元年度末残高は1億7,530万3,000円でございます。  歳出の主なものは、公債費と基金積立金でございます。  貸付けのために市が借り受けた地方債の元利償還金の残高は、令和元年度末現在で88万7,000円で、償還期限は令和3年度末となっております。  また、基金につきまして、約1,482万円を積み増し、令和元年度末の基金残高は1億9,875万8,000円となっております。  以上で説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。 292 ◯笹栗分科会長  それでは初めに、歳出の質疑を行います。  質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 293 ◯笹栗分科会長  続いて、歳入の質疑を行います。  質問のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 294 ◯笹栗分科会長  これで歳入の質疑を終了いたします。  その他、人権福祉部の住宅新築資金等貸付事業特別会計決算について確認しておきたいことがある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 295 ◯笹栗分科会長  人権福祉部所管の住宅新築資金等貸付事業特別会計決算の審査については、これで終了いたします。  これにて人権福祉部所管の決算の審査を終了します。  ここで執行部は退席されますので、しばらくお待ちください。どうもお疲れさまでございました。       (午後1時16分 休憩)       (午後1時19分 再開) 296 ◯笹栗分科会長  これより健康増進部所管の決算を審査します。  健康増進部所管の決算の概要説明を求めます。執行部どうぞ。 297 ◯執行部  お疲れさまです。健康増進部でございます。私のほうからは、決算概要の説明につきましては、一般会計、それから特別会計共に令和元年度糸島市歳入歳出決算書、この冊子を使って説明させていただきますので、御了承いただきますようお願いします。  それでは、議案第72号 令和元年度糸島市一般会計歳入歳出決算の認定についてでございますけれども、主な歳出について御説明いたします。  182ページ、183ページをお願いいたします。  備考欄の一番下、3款.民生費の特別会計関係費につきましては、国保特別会計への繰出金となっております。  続いて、198、199ページをお願いいたします。  一番上の特別会計関係費でございますが、介護保険事業特別会計と後期高齢者医療特別会計への繰出金となっております。  次の後期高齢者医療制度関係費については、連合会への負担金となっており、これらの繰出金、負担金が医療、介護に係る一般会計からの支出でございまして、総額については39億8,000万円となっております。
     その下、老人福祉施設入所措置費でございますが、養護老人ホーム等への入所措置費で、在宅老人福祉費は、高齢者が安心して生活できるよう支援するための事業となっております。  202、203ページをお願いいたします。  2つ目のヤングシニア生きいきプロジェクトにつきましては、健康寿命の延伸と生涯現役活躍社会の実現を目指しまして、おおむね60歳から70歳代前半の方を対象として、健康づくり、生きがいづくりを進めるための事業を実施しております。  続いて、4款.衛生費でございますけれども、238、239ページをお願いいたします。  健康増進費につきましては、がん検診や健康診査等を実施するためのもので、委託費が全体の85%を占めております。  次の母子保健事業については、次ページに続きますが、妊婦が安心して出産できるよう、妊婦健診や妊婦歯科健診、相談事業、それに本年4月に開設をいたしました子育て世代包括支援センターいとハピ、この開設準備事業を行ったところでございます。  予防接種事業費につきましては、乳幼児や高齢者に対する各種予防接種を糸島医師会、県医師会等に委託、実施をしておるところです。  また、一定期間に生まれた成人男性を対象とした風しん追加的対策事業も行っております。  なお、歳入につきましては、歳出の関連財源でございますので、割愛をさせていただきます。  説明につきましては以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 298 ◯笹栗分科会長  初めに、歳出の質疑を行います。  歳出決算資料1ページ、特別会計関係費から在宅老人福祉費までについて、質疑のある委員は挙手をお願いします。長田委員。 299 ◯長田委員  網かけ一番下の在宅老人福祉費、軽度生活援助事業、軽度生活援助事業委託、ここは予算に対して決算額はゼロであるんですけれども、この軽度生活援助とはどういう方々に対する援助なのか、教えていただきたいと思います。 300 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 301 ◯執行部  軽度生活援助事業につきましては、在宅の高齢者に対しまして日常生活の援助を行いまして、在宅高齢者の福祉の向上を図ることを目的とさせていただいております。  市内に居住するおおむね65歳以上の者で、日常生活の援助が必要と認めた者に対するサービス事業というふうになっておりまして、現在は主に大掃除などをするケースが多いという状況になっております。  特に、御自宅で生活しておられて、ごみの処理であるとか、あるいは不要物の処理がお一人ではできないという状況になっておりまして、それが火災の原因になったり、あるいはその方の転倒による要介護状態になるというようなリスクがある場合についての事業というふうになっております。 302 ◯笹栗分科会長  ほかに質疑のある方はいらっしゃいますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 303 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  2ページ、シニアクラブ活動助成事業費から介護予防センター管理運営費までについて、質疑のある委員は挙手をお願いします。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 304 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  3ページ、高齢者いこいの家管理運営費から、その他老人福祉費までについて、質疑のある委員は挙手をお願いします。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 305 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  4ページ、国民年金事業費からふれあい管理運営費までについて、質疑のある委員は挙手をお願いします。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 306 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  5ページ、姫島保健福祉館管理運営費から、その他保健総務費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 307 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  6ページ、健康増進事業費から母子保健事業費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。長田委員。 308 ◯長田委員  7ページ、下の網かけから5つ上、未熟児養育事業、当初予算から決算額が約倍近く膨らんでいるんですけれども、この増えた要因をちょっと教えていただきたいんですが。 309 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 310 ◯執行部  未熟児養育医療費について御説明させていただきます。  未熟児世帯の収入状況に応じて助成していますが、令和元年度につきましては、1世帯、生活保護世帯の方の医療費として424万4,862円を助成することになりましたので、その分で増額をしております。  以上です。 311 ◯笹栗分科会長  長田委員。 312 ◯長田委員  ということは、生活保護費の医療扶助費のほうとはまた別ということになるんですかね。 313 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 314 ◯執行部  別になってきます。 315 ◯笹栗分科会長  ほかに、このページにつきまして質疑のある委員はいらっしゃいますか。三嶋委員。 316 ◯三嶋委員  下の網かけ、予防接種事業費、風しん追加的対策事業費、抗体検査の委託の件なんですけれども、予算現額と決算額で大きな乖離があるんですが、これはどういう要因だったか、ちょっと御説明お願いします。 317 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 318 ◯執行部  風しん追加的対策事業なんですけど、一応当初予算では、全体の予算の50%の抗体検査の予算を見込んでいましたけど、実際に抗体検査を受けられた方につきましては、受診者数が4,932人のうち674人で約13.7%、抗体保有率が低い方が予防接種を受けられますので、その方が令和元年度は129人で2.6%ということで、ちょっと当初予算より抗体検査を受けられている方、あるいは予防接種を受けられている方の人数が減っていましたので、この乖離が生まれております。  以上です。 319 ◯笹栗分科会長  三嶋委員。 320 ◯三嶋委員  金額のことは理解したんですけれども、当初見込みから抗体検査並びに予防接種等もこれだけ減ったというのは何か、どういう原因があるかというふうに分析なさっておられますでしょうか。 321 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 322 ◯執行部  当初見込んでいたより、実際に令和元年度の6月にクーポン券を発送しまして、その後、ホームページ等で周知はしましたけど、ちょっと私どもの周知不足で当初予算の見込みの人数より減っていましたので、今年度につきましては、令和元年度の未受診者に対しては再勧奨を行っていますし、今年度の対象者につきましても4月にクーポン券をお送りしています。今後、また再勧奨なりを実施して抗体検査の受診率を上げていきたいとは考えております。 323 ◯笹栗分科会長  6ページはよろしいですか。  7ページに入りましたけれども、7ページについてもう一度申し上げます。  予防接種事業費について、質疑のある委員は。加茂委員。 324 ◯加茂委員  三嶋委員の関連なんですけれども、この対象者に対してクーポン券の発送というのは、これは段階的にやられているんでしたっけ。 325 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 326 ◯執行部  国のほうの方針によりまして、風しんの追加的対策の対象者におきましては、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性なんですけど、段階的にクーポン券を送るようになっていますので、令和元年度につきましては、昭和47年4月2日から昭和54年4月1日の男性の方にクーポン券をお送りしています。  今年度につきましては、それ以外の方のクーポン券をお送りして、令和元年度の対象者の方には、令和元年度に郵送していたクーポン券の有効期限が1年間延長されましたので、その分の通知もお送りしております。  以上です。 327 ◯笹栗分科会長  加茂委員。 328 ◯加茂委員  先ほど周知不足とはっきりおっしゃいましたけれども、今後、あと2年事業があるんですね。周知不足を解消するためにさらなる施策等がありましたらお願いします。 329 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 330 ◯執行部  一応今年度、令和2年度、令和3年度におきましては、広報、あるいはホームページ、あるいは未受診者の方に対して再勧奨を徹底的に行っていくというような形になっていきたいと考えております。 331 ◯笹栗分科会長  加茂委員。 332 ◯加茂委員  ワクチンのない病気もありますし、これはワクチンがありますので、受診というか、予防接種できる方はとにかくやっていただきたいと思いますので、周知徹底、また啓発をよろしくお願いします。
    333 ◯笹栗分科会長  7ページ、ほかにございますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 334 ◯笹栗分科会長  次のページに進みます。  8ページ、ヤングシニア生きいきプロジェクト事業費から救急医療体制事業費までについて、質疑のある委員は挙手願います。後藤委員。 335 ◯後藤委員  主要施策の成果に関する調書だと46ページで、小学校区単位での健康づくり活動推進事業、ですから、網かけ1番目なんですが、この主要施策に関する調書を見ますと、目的で、最後のほうに生活習慣病対策を強化することで市民の健康寿命の延伸を図るとあるんですけれども、まずは、この生活習慣病というのは、主にどういったものを対象にしているのかどうかをちょっと教えていただきたいと思います。 336 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 337 ◯執行部  生活習慣病は、最重要と思っておりますのが糖尿病です。それ以外にも、高血圧ですとか、がんなどがございます。 338 ◯笹栗分科会長  よろしいですか。後藤委員。 339 ◯後藤委員  それは分かりました。  それと、成果のほうで、校区健康づくり講座、実施校区が15分の14校区、延べ参加数が74人と、そういったことは書いてあるんですけれども、その成果としては、健康寿命というか、改善が見られたとか、そういったことは把握されているのかどうかも、これが最後です。 340 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 341 ◯執行部  この校区健康づくり事業は、長いスパンで考えております。健康寿命の延伸を目標にはしておりますけれども、すぐには、その成果が数字となって表れるものではないと思っておりますので、これからも地道に地域での活動は続けていきたいと思っています。  以上です。 342 ◯笹栗分科会長  ほかに質疑のある方いらっしゃいますか。長田委員。 343 ◯長田委員  ちょっとすみません。1点確認だけお願いします。  8ページの網かけ2つ目、休日・夜間急患センター管理運営費の中の1-51と9-51、医療事故被害調査委員会委員報酬と費用弁償のところなんですけど、今回、決算額では使われていないんですが、この医療事故の委員構成なんですけれども、医療事故にもいろいろ種類が出てくるとは思うんですが、例えば外傷であったりとか内臓系であったりとかというのがあると思うんですが、医療事故によって委員構成が変わってくるのか、それとも、医系の委員なのかというのが分かればお願いします。 344 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 345 ◯執行部  委員の構成ですけど、学識経験者、糸島保健所長など5人以内で組織するようになっています。事故の内容によって、学識経験者であれば医者の診療科目によって変わっていきます。  以上です。 346 ◯笹栗分科会長  ほかにございますか。三嶋委員。 347 ◯三嶋委員  主要施策の成果に関する調書の48ページ、ヤングシニア生きいきプロジェクト事業費の中の健康支援プログラム研究開発事業、これは目的がヤングシニアの健康寿命の延伸、フレイルやサルコペニアに対するスクリーニング方式の開発というのがこの事業の目的になっております。  成果のところで、「フレイル予防教室を開催してデータを分析しました。令和元年11月より自主活動グループ化を支援しております。九大歯科研究員との企画でオーラルプレーの研究を開始しております」というふうに書かれてあるんですが、この実施計画書等も見ておりますと、活動目的等は分かるんですけど、今、成果に書かれている部分は、実施された具体的なアクションが書かれているのであって、実施計画書の成果指標等を見ていますと生きがいを感じる人のパーセンテージを上げるとか、研究事業に参加した人の数を3,000人にするとかというのが成果指標になっているんですが、ここに書かれている成果と実際に行われたことに対しての数値的な成果というのは何か表れているのかどうか、確認をお願いします。 348 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 349 ◯執行部  こちらの現在の成果という部分でございますけれども、先ほどこちらのほうの主要施策の成果に記載をさせていただいておりますのが、令和元年度における成果という形で記載をさせていただいております。  全体といたしましては、このプロジェクト4年間の、健康支援プログラム研究開発事業については4年間の事業ということになってまいりますので、今年度が最終年ということになっております。  当初、初年のときに、実際研究協力者の方が1,641人という状況でございまして、その後、先ほど毎年被験者の方が増えているような状況もございますので、最終的には実施計画書に書かれております成果指標を達成したいというふうに考えております。  それと、あともう一点が、生きがいを感じている人の分でございますけれども、こちらにつきましては、令和元年度にこちらのほうの下に書かれてあります高齢者生活健康調査事業というものを実施しておりまして、そちらのほうで生きがいを感じている人の割合がどれぐらい増えているかというところを最終的には成果指標という形で持っていきたいというふうに思っております。 350 ◯笹栗分科会長  三嶋委員。 351 ◯三嶋委員  確かに、実施計画書は本年度までの事業になっているんですが、この中で私が非常に気にしているのが、3年たちました。最終的にはフレイル予防プログラムの研究開発を行って、そのプログラムの検証作業を本年度まで行うと。それをやったことによって、それが今度は市民の皆さんの健康づくりのフィードバックになるというふうに、それが最終的な成果指標の一つになるというふうに考えてもよろしいんですか。 352 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 353 ◯執行部  そのとおりでございます。 354 ◯笹栗分科会長  ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 355 ◯笹栗分科会長  これで健康増進部所管の一般会計歳出決算の各事業について質疑が終了しました。  その他、健康増進部の一般会計歳出決算について確認しておきたいことがある委員は挙手願います。長田委員。 356 ◯長田委員  決算資料ではなくて、成果に関する調書のほうでお伺いしたいと思います。  調書のほうの46、47、48ページ。全てヤングシニア生きいきプロジェクト事業に関することなんですけれども、これが、先ほどの三嶋委員も言われたとおり、継続事業の中で本年で終わるものもあれば、本年度まで、来年度までというのがあるんですけれども、御存じのとおり、高齢者のシニアクラブ元気化事業であったりとか、生きがいづくり事業であったりとか、運動指導事業であったりとかというのは、今年コロナで全く活動できていない状態になっていると思います。  だから、今年に関してでいくと、事業展開が止まっている状態だと思うんですけれども、事業自体は本年度までということになっていますので、来年度以降、今回予算がここまで、本年度までになっているんですけれども、来年度以降も高齢者の健康づくりであったり、認知症予防であったりというので事業継続ができていくのかどうかをちょっとお尋ねします。 357 ◯笹栗分科会長  答えられますか。執行部どうぞ。 358 ◯執行部  まず、令和2年度、今年度の取組状況で御説明いたします。  5月末まではほぼ全ての事業は中止していたという状況になっております。6月以降については、感染防止対策を講じた上で順次再開をしているという状況になっておりまして、先ほど御説明いたしました健康支援プログラム研究開発事業についても、9月から大規模調査をさせていただいているという状況になっておりますので、何とか今年度予定している事業につきましては実施をしたいというふうに考えております。  令和3年度以降、来年度以降の事業のことでございますが、介護高齢者支援課では、これまで6つの事業を実施してきておりました。そのうちの5つの事業については事業化をするということで、介護保険事業特別会計の中で一般介護予防事業を中心に事業に反映させていくというような予定で現在進めさせていただいております。  また、1事業については、県のほうで持っております基金がございます。こちらを申請いたしまして継続をしていきたいというような考えを持っております。  また、5年間このプロジェクトを実施してきたことによって、新たな課題が明確になってきている部分もございます。そちらについては、現在検討しております総合計画の重点課題プロジェクトの中に超高齢社会という課題がございます。その中で事業化を目指して現在関係課と協議をさせていただいているという状況になっております。 359 ◯笹栗分科会長  これで歳出の質疑を終了いたします。  次に、歳入の質疑を行います。  歳入決算資料1ページ、民生費負担金から衛生費国庫補助金までについて、質疑のある委員は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 360 ◯笹栗分科会長  次のページに移ります。  2ページ、民生費国庫補助金から衛生費県負担金までについて、質疑のある委員は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 361 ◯笹栗分科会長  次のページに移ります。  3ページ、民生費県補助金から雑入までについて質疑のある委員は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 362 ◯笹栗分科会長  これで健康増進部所管の一般会計歳入決算の各項目についての質疑を終了いたしました。  その他、健康増進部の一般会計歳入決算について確認しておきたいことがある委員は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 363 ◯笹栗分科会長  これで歳入の質疑を終了します。  これで健康増進部所管一般会計の質疑を終了します。  これより健康増進部所管の国民健康保険事業特別会計決算を審査します。  決算の概要説明を求めます。執行部どうぞ。 364 ◯執行部  決算書で御説明をさせていただきます。  24ページをお願いいたします。  国保特別会計の歳入総額につきましては130億8,868万3,000円、対前年度比が97.3%でございます。  歳出総額については127億1,626万7,000円、対前年度比99.7%。  歳入歳出差引残額、実質収支額でございますが、3億7,241万6,000円となっております。  20ページ、21ページをお願いいたします。  歳入の主なものでございますけれども、3款の県支出金、収入済額のところを見ていただきたいんですが、87億6,600万円で、全体の67%を占めております。
     次いで、1款.保険税24億3,100万円で、18.6%、5款.一般会計からの繰入金10億9,300万円で、8.4%となっており、これらの収入をもって国保事業を運営しているという状況でございます。  22、23ページをお願いいたします。  歳出の主なものについてですが、2款.保険給付費、支出済額を見ていただきたいんですが、85億5,300万円、全体に占める構成比は67.3%となっております。  次いで、3款.国民健康保険事業費納付金については、後期高齢者支援金と介護納付金を含んでおり、34億5,200万円で、構成比が27.1%となっております。  6款.基金積立金については3億4,800万円で2.7%、平成30年度が4億円でございましたので、約5,000万円減少しているという状況でございます。令和元年度末の現在高については、9億7,600万円となっております。  また、5款の保健事業費7,500万円については、健康づくり課で行う事業のための会計年度任用職員の人件費や特定健診の委託費となっておるところでございます。  説明については以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 365 ◯笹栗分科会長  初めに歳出の質疑を行います。質問のある委員は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 366 ◯笹栗分科会長  これで歳出の質疑を終了します。  続いて、歳入の質疑を行います。質問のある委員は挙手をお願いします。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 367 ◯笹栗分科会長  これで歳入の質疑を終了します。  その他、健康増進部の国民健康保険事業特別会計決算について確認しておきたいことのある委員は挙手をお願いいたします。三嶋委員。 368 ◯三嶋委員  主要施策の成果に関する調書90ページのほうに国民健康保険の被保険者数の推移等が載っていて、これが毎年減少しております。多分、これは後期高齢者医療特別会計のほうに順次移行していくものが主な要因とは思われますけれども、それ以外の要因というのは何かございますか。社保加入率が上がっているとか、そういうこととか、そういう要因はないかどうかの確認です。 369 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 370 ◯執行部  大きな要因としましては、先ほど言われました後期高齢者医療保険のほうに移行される方、やっぱり少子・高齢化の時代ですので、そこが大きな要因でございます。社保等に関しては、動きとしてはそう大きなものはないというふうに思っております。 371 ◯笹栗分科会長  ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 372 ◯笹栗分科会長  これで国民健康保険事業特別会計決算の質疑を終了します。  これより健康増進部所管の介護保険事業特別会計決算の審査を行います。  決算の概要説明を求めます。執行部どうぞ。 373 ◯執行部  介護保険事業特別会計でございますが、決算書の30ページをお願いいたします。  介護保険特別会計の歳入総額については、90億円でございまして、対前年度比の増減率、0.8%増えたという状況でございます。  歳出総額については84億7,000万円で、0.9%減と。差引の実質収支額については、5億3,100万円となっております。  26、27ページをお願いいたします。  歳入の主なものについてでございますが、1款.保険料、3款.国庫支出金、4款.支払基金交付金、これで全体で67.4%を占めております。  5款.県支出金、7款.繰入金については、それぞれ13.7%、14.5%となっております。  28、29ページをお願いいたします。  歳出の主なものについてでございますが、2款.保険給付費が74億4,100万円でございまして、全体の87.9%を占めております。内訳については、介護サービス等諸費が要介護1から5の認定を受けている人に対する給付費でございまして、77.7%、対前年度0.6%の増となっております。  介護予防サービス等諸費については、要支援1・2の認定を受けている人に対する給付費でございまして4.6%、対前年度12.5%増という状況になっております。  4款の地域支援事業については、高齢者の介護予防、生活支援を目的として市町村が実施する事業でございまして、主に要支援者に提供されるサービス事業でございます。決算額は4億6,000万円、対前年度0.6%の減となっております。  5款.基金積立金でございますが、1億9,200万円を積み立てて、令和元年度末の現在高は4億900万円ほどとなっております。  説明については以上でございます。よろしくお願いいたします。 374 ◯笹栗分科会長  それでは、初めに歳出の質疑を行います。質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 375 ◯笹栗分科会長  これで歳出の質疑を終了いたします。  続いて、歳入の質疑を行います。質疑のある委員は挙手を願います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 376 ◯笹栗分科会長  これで歳入の質疑を終了いたします。  その他、健康増進部の介護保険事業特別会計決算について、確認しておきたいことがある委員は挙手願います。三嶋委員。 377 ◯三嶋委員  主要施策に関する調書の97ページ、介護認定審査の状況というところで、中ほどの表で、第1号被保険者中要介護認定者数の推移ということでずっとこの数値を見ておりますと、認定率というのが大体15から14.6という、この数値、令和2年3月末で14.6%という認定率というのは、これは、ちょっと素人目で分からないんですが、高いんですか、低いんですか、他市等と比べて。 378 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 379 ◯執行部  認定率の状況でございますけれども、国、県などと比較した場合については、今は低い水準で糸島市としては推移をしております。つまり、自立して生活していただいて、介護保険を使わずに生活をしていらっしゃる65歳以上の方の割合が多いというふうに我々としては認識をさせていただいているところでございます。 380 ◯笹栗分科会長  三嶋委員。 381 ◯三嶋委員  そういうことはないと思いますけど、審査が糸島市はかなり厳しいと、そういう話ではないんですね。 382 ◯笹栗分科会長  執行部どうぞ。 383 ◯執行部  認定審査につきましては、調査項目、あるいは審査方法というのは、全て国のほうで定められたものがございますので、そちらに沿って糸島市としても実施をさせていただいているという状況でございます。 384 ◯笹栗分科会長  三嶋委員。 385 ◯三嶋委員  これは低いにこしたことはないので、今後ともよろしくお願いしておきます。  以上です。 386 ◯笹栗分科会長  ほかにございますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 387 ◯笹栗分科会長  これで健康増進部所管の介護保険事業特別会計決算の審査を終了します。  これより健康増進部所管の後期高齢者医療特別会計決算の審査を行います。  決算の概要説明を求めます。執行部どうぞ。 388 ◯執行部  後期高齢者医療特別会計の説明をさせていただきます。  決算書36ページをお願いいたします。  後期高齢者医療制度は、県内60市町村で構成をされております県後期高齢者医療広域連合が事業主体となっております。  令和元年度歳入総額14億2,600万円、歳出総額13億9,100万円、実質収支額は3,580万円となっております。歳入歳出とも年々増加の傾向にございます。  32ページ、33ページをお願いいたします。  歳入の主なものにつきましては、1款.保険料で10億3,300万円、全体の構成比は72.5%でございます。  3款.繰入金3億5,700万円、25.1%となっております。  34、35ページをお願いいたします。  歳出のほとんどがこの2款の広域連合への納付金となっておりまして、全体の97%に当たる13億5,000万円となっております。  内訳につきましては、保険料負担金10億3,400万円、保険基盤安定負担金2億9,600万円、事務負担金2,000万円というような状況になってございます。  説明については以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 389 ◯笹栗分科会長  初めに、歳出の質疑を行います。質問のある委員は挙手をお願いします。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 390 ◯笹栗分科会長  これで歳出の質疑を終了いたします。  続いて、歳入の質疑を行います。質問のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 391 ◯笹栗分科会長  これで歳入の質疑を終了いたします。
     その他、健康増進部の後期高齢者医療特別会計決算について確認しておきたいことがある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 392 ◯笹栗分科会長  これで健康増進部所管の決算の審査を終了します。  これより討議に入ります。  本分科会の所管部分について、問題があると思われる委員は、その場所と意見をお願いします。後藤委員。 393 ◯後藤委員  この決算歳出資料でいえば、個人番号カード交付事業ですから4ページになるんですけれども、いろいろと質疑を聞いた上で、一応それでもマイナンバーカードの普及率が25%、わずか1%しか増加していない。ということは、これは使い方が問題というよりも、必要性がないから普及率が上がらなかったのではないかと私は思っております。  ですから、個人番号カード交付事業交付金で、例えば交付事業で2,718万1,000円が予算額だったのが、決算額で2,150万5,998円ですけど、個人番号カード交付事業交付金で、例えば、予算額が1,988万1,000円だったのが予算現額で2,609万7,000円。ところが、決算額だと1,370万3,200円ということは、それだけマイナンバーカード自体の必要性を感じていない方々がまだまだ多いということもあって、私自身これが決算額に乗るということ自体に、はっきり言いますけど、私の考えとしては違和感しか感じません。  ほかの施策については、すごくいいものがあるんですけれども、これがあるということ自体もったいないと感じますので、これについては反対という形で表明したいと思います。 394 ◯笹栗分科会長  三嶋委員。 395 ◯三嶋委員  今の後藤委員の発言を聞きましてちょっと思ったのは、昨年までは普及率が10%台だったのが今25%ぐらいまでなってきている。ということは、おっしゃるとおり、使い勝手が悪いから普及があまりしていない。ということで、今、国のほうでは、国民健康保険にひもづけするとか、いろんな施策を打っている最中です。  だから、使いづらいというか、使い勝手が悪いから普及していないというのは、私は真実と思いますが、だからなおさら普及するように施策をいろいろ打っていくのが本来の姿ではないかなと思うんですが、後藤委員の今の討論を聞いていますと、一体何を言いたいのか、ちょっと私、十分理解し切れなかったので、そこのところをもう少し整理して説明いただければありがたいかなというふうに思います。 396 ◯笹栗分科会長  後藤委員、何かございますか。特にない。 397 ◯三嶋副分科会長  笹栗委員。 398 ◯笹栗委員  後藤委員の個人攻撃じゃないんだけれども、後藤委員、私たちは市民福祉常任委員会に所属しておりまして、令和4年度には国民健康保険がマイナンバーカードに組み込まれるということだとか、将来免許証もなるとか、そして、マイナポータルも、ペイペイだとか、そういうのは9月から5,000円付加されているでしょう、換金はまだだけれども。  そういうことになっている中で、後藤委員に申し上げますけれども、健康保険に令和4年度に加入されたときに、マイナンバーカード自体を否定されているように私は見受けられるんだけれども、あなたは国民健康保険だと思うんですけれども、1号保険者だと思うんですけれども、そうなった場合、どういうふうな対処をなさるおつもりでしょうか。  私が言っているのは、国民健康保険もマイナンバーカードに組み込まれると。これは国の方針なので、それでもまだマイナンバーカードを自分は保持しないという、そこまで徹底抗戦をなさるのかどうなのかということを聞きたかった。 399 ◯三嶋副分科会長  後藤委員。 400 ◯後藤委員  徹底抗戦ということなんですけれども、今の段階ではまだマイナンバーカード自体の普及率がそんなに上がっていないと僕は認識していたので、一応そのマイナンバーカード自体をどう普及させるかというよりも、マイナンバーカード自体がなくてもこれまでの保険証も使えるような形でやっていけるようにしていくのがベストではないかなと私は思っています。 401 ◯三嶋副分科会長  笹栗委員。 402 ◯笹栗委員  話が全然かみ合わないので、これ以上私は言いません。 403 ◯笹栗分科会長  ほかにございますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 404 ◯笹栗分科会長  以上で市民福祉分科会の審査を全て終了しました。  本分科会所管部分についての意見を、お手元に配付しています。意見集約表に記入の上、本日17時までに提出していただきますようお願いいたします。 405 ◯三嶋副分科会長  今、分科会長が言いましたけど、決算特別委員会市民福祉分科会審査報告書の意見集約表につきましては、今日の17時までに必ず提出して帰っていただきますようお願いします。  では、これで今日の分科会のほうを終了させていただきます。どうもお疲れさまでした。       (午後2時10分 散会) Copyright © Itoshima City Council Minutes, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...