• "笹栗純夫"(/)
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  1. 糸島市議会 2020-03-16
    令和2年 予算特別委員会(第6日) 本文 2020-03-16


    取得元: 糸島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1      (午後2時44分 開議) ◯委員長(笹栗純夫  これより本日の会議を開きます。  各分科会の審査の報告及び各委員の意見等につきましては、お手元の配付のとおりでございます。  これより総務文教分科会所管部分に係る最終質疑に入ります。  質疑の通告があっておりますので、発言を許可します。  初めに、松月委員。 2 ◯12番(松月よし子)  いずれも予算書10款1項2目、3点質疑させていただきます。  1点目、学校生活支援事業教育部予算歳出資料の5ページ、実施計画書の63ページです。  ここでは、まず学校生活支援業務委託の内容について、また、どのような専門機関運営委託をするのか、家庭に閉じ籠もりがちな不登校児童・生徒に寄り添った工夫を開設日、時間帯設定にどのように反映しておられるかをお伺いします。 3 ◯委員長(笹栗純夫  田中学校教育課長。 4 ◯学校教育課長田中健悟)  まず、業務委託の内容についてでございますが、委託内容につきましては、居場所の開設及び運営、不登校児童・生徒の学校復帰等に向けた支援保護者に対する相談、助言、スクールソーシャルワーカーや不登校対応指導員との連携、病院や臨床心理センターとの専門機関との連携を想定しております。  また、委託先専門機関としましては、現在、九州大学を想定しております。  続きまして、開設日及び時間帯についてでございますが、開設日は、時期にもよりますが、週に1日から2日程度で年間64回、時間帯は9時から17時までを想定してございます。  以上でございます。 5 ◯委員長(笹栗純夫  松月委員
    6 ◯12番(松月よし子)  居場所について、利用できる児童・生徒は多様な理由や原因、特性が考えられます。先ほど答弁にありました病院ということもありますが、児童・生徒の対象の範囲についてお伺いをし、そういう子たちに対してどのような居場所の提供の仕方をお考えか。生活の場なのか、学習の場なのか、相談の場なのか、自宅以外のどのような居場所を想定してお考えなのかをお伺いします。 7 ◯委員長(笹栗純夫  田中学校教育課長。 8 ◯学校教育課長田中健悟)  対象の児童・生徒ですが、対象の児童・生徒は、不登校児童・生徒のうち、欠席が長期化している、年間出席日数が10日以下の者を中心に想定しております。  居場所での内容ですけれども、臨床心理士1名を配置いたしまして、心理的不安が強い児童・生徒の状況が予想されるために、児童生徒本人との話合い、どのような活動を行うか自己決定させる考えでございます。初めは相談をしたり、読書をしたり、パソコンで調べものをしたりして心地のよい空間をつくることを想定しておりまして、その後、個々の変化に合わせまして、段階的に復帰に向けたコミュニケーションスキルトレーニング等も取り入れていく予定でございます。 9 ◯委員長(笹栗純夫  松月委員。 10 ◯12番(松月よし子)  今の御答弁だと、不登校児ということで発達障害とか精神障害、軽い知的な子供たちということも範囲に入るのかということをまずお伺いいたしまして、受入規模について、先ほど日にちだけだったですね。受入規模ですね、それと、この情報の周知の仕方ですね、それと、申込制なのかということをお伺いしまして、保護者の送迎によるのか、給食、先ほど保護者相談の場ということをおっしゃいましたけれども、そのような点についてお伺いをいたします。 11 ◯委員長(笹栗純夫  田中学校教育課長。 12 ◯学校教育課長田中健悟)  まず、特別な支援を要するお子様も対象の一部というふうに考えております。不登校の子と重なっている部分があると思いますので。  続きまして、受入れの規模ですけれども、部屋の広さから、一度に最大15人程度までは入れるところを想定しております。  続きまして、周知の仕方ですけれども、教員やスクールソーシャルワーカー、あるいは不登校対応指導員家庭訪問等を実施した際に、不登校児童・生徒、保護者の願いを踏まえた上で個別に周知していくことと考えております。  また、保護者の送迎かということですが、基本的には週1日から2日程度ですので、保護者安全面を考えて、保護者の送迎を基本と考えております。 13 ◯委員長(笹栗純夫  松月委員。 14 ◯12番(松月よし子)  今、一度に15人ということですけれども、特性がある子たちは、一緒に過ごすことができない子たちもいると思います。その場合の対処の方法。  それと、今回、新規事業ということですけれども、この糸島独自の事業なのか、ほかの自治体にもある事業なのかということをお伺いします。 15 ◯委員長(笹栗純夫  田中学校教育課長。 16 ◯学校教育課長田中健悟)  一度に15人ということまではちょっとなかなか難しいところはございますので、運営スタッフについては、臨床心理士に加え、臨床心理を専攻とする学生等の活用も一部想定しております。  また、市の独自の事業かというところでございますが、市の独自の事業でございます。 17 ◯委員長(笹栗純夫  松月委員。 18 ◯12番(松月よし子)  申し訳ありません。他の自治体にもこの同様な事業があるのかということと、今15人ということで、空間利用が一緒にできない子たちの対応というか、その場合はどのようにされるか、お願いします。 19 ◯委員長(笹栗純夫  田中学校教育課長。 20 ◯学校教育課長田中健悟)  なかなか、自分だけのスペースを確保して対応できるようにテント等を設置するということも考えております。  糸島市独自のものかといいますと、他市町村ではメンタルフレンド事業等、大学に行っている学生が対応するような事業を行っておりますが、こちらはそういった事業ではありませんで、糸島市独自でやっている事業でございます。 21 ◯委員長(笹栗純夫  松月委員。 22 ◯12番(松月よし子)  2点目に入ります。  特別支援教育専門員配置事業です。予算歳出資料4ページ、実施計画書65ページです。  特別支援教育専門員1名配置の目的と、これはかなり専門的な方の配置ですけれども、具体的にはどのようなことを期待しての配置なのか、お伺いをいたします。 23 ◯委員長(笹栗純夫  田中学校教育課長。 24 ◯学校教育課長田中健悟)  目的でございますが、小・中学校における特別支援教育の充実を図ることを目的としておりまして、主な業務として、教員や特別支援教育支援員への研修会等の実施、教育相談関係機関との連携、それから、就学判定に関するものを実施しております。  今後ですけれども、各学校全ての教員が特別支援教育の理解を深めること、特別支援教育コーディネーター担当教員資質能力の向上、支援を要する児童・生徒の保護者への情報提供充実等を実施していく予定でございます。 25 ◯委員長(笹栗純夫  松月委員。 26 ◯12番(松月よし子)  ここの事業内容の中に市長部局福祉施設との連携とありますが、具体的にはどのようなことなのか、また、どのような効果を求めているのか、お伺いをいたします。 27 ◯委員長(笹栗純夫  田中学校教育課長。 28 ◯学校教育課長田中健悟)  現在、要保護児童対策協議会構成員として参加し、支援を要する児童・生徒とその保護者学校との情報共有を行っております。また、就学時健康診断時の児童・生徒、保護者支援、糸島市就学指導委員会判定会議における相談対応等市長部局健康づくり課子ども課の協力をもとに実施しております。  また、福祉施設との連携については、放課後等デイサービス等福祉施設との連携も必要に応じて実施することしております。  効果ということでございますが、保護者等、また、教員等への適切な指導支援相談というふうに考えております。 29 ◯委員長(笹栗純夫  松月委員。 30 ◯12番(松月よし子)  加えまして、事業内容なんですけれども、県立特別支援学校九州大学研究機関との連携と書いてありますけれども、目的と業務内容について。  また、県立特別支援学校はどこなのか、九州大学研究機関とはどこなのかをお伺いします。 31 ◯委員長(笹栗純夫  田中学校教育課長。 32 ◯学校教育課長田中健悟)  現在、糸島市のほうに県立聴覚特別支援学校のほうから教育相談を週1回受け付けておりまして、その連携を一つ考えております。  また、今後としましては、県立特別支援学校が開設される際には、センター的機能の一つとして連携できる内容が提示されれば、その連携できることを考えていきたいというふうに考えております。  九州大学との連携につきましても、こちらは不登校との関係等も少しございますので、先ほど述べました居場所づくりのような感じのところとの連携も一つ考えられるというふうに考えております。 33 ◯委員長(笹栗純夫  松月委員。 34 ◯12番(松月よし子)  3点目に入ります。  不登校対応指導員配置事業についてお伺いします。  予算歳出資料ページ5、実施計画書62ページです。  年間30日以上欠席が基準と伺っている不登校児童・生徒の推移について、平成28年度から3年間、お伺いをいたします。 35 ◯委員長(笹栗純夫  田中学校教育課長。 36 ◯学校教育課長田中健悟)  ここ3年間では、平成28年度が134人、平成29年度が180人、平成30年度が210人と増加傾向にございます。 37 ◯委員長(笹栗純夫  松月委員。 38 ◯12番(松月よし子)  今お伺いしましたところ、不登校児童・生徒が増えていることは確かですが、この指導員の配置ですけれども、単に対象者増による増員なのか、増員のその理由と事業についてお伺いをいたします。どのような支援の強化をするのかというところも加えてお伺いいたします。 39 ◯委員長(笹栗純夫  田中学校教育課長。 40 ◯学校教育課長田中健悟)  不登校対応指導員の主な業務は、校内適応指導教室での支援相談、それから、家庭訪問等でございますが、指導員を増員する理由につきましては、平成30年度9月から不登校対応指導員を不登校児童生徒数が多い小学校に1名、中学校に1名配置して対応してきております。  不登校対応指導員支援により、学校や学級への復帰に係る一定の効果が見られたことから、不登校児童・生徒が次に多い中学校2校にも配置し、支援を充実させる必要があるためというふうに理由を考えております。 41 ◯委員長(笹栗純夫  松月委員。 42 ◯12番(松月よし子)  今学校の名前はあえて聞きませんが、今家庭訪問ということは、保護者相談支援も行っているということか。また、学校外施設での相談支援というのは糸島市適応指導教室のみなのか、先ほどのフリースペースも加えて、そのほかの施設があるのかどうか、お伺いをいたします。 43 ◯委員長(笹栗純夫  田中学校教育課長。 44 ◯学校教育課長田中健悟)  家庭訪問を不登校対応指導員は行いますが、本人と家庭のほうで玄関先で出会える場合、それから、保護者と出会って相談する場合がございますので、相談家庭訪問に行った際に、保護者とも相談する機会が多少はあるかというふうに考えております。  また、学校外施設での相談支援についてでございますが、不登校対応指導員の主な業務におきまして、校内適応指導教室家庭訪問ですが、必要に応じて市の教育相談室適応指導教室との連携をして相談支援を行う場合がございます。  フリースペースにつきましても、必要があれば相談等も行っていきたいというふうに考えております。 45 ◯委員長(笹栗純夫
     松月委員。 46 ◯12番(松月よし子)  事業内容の中に校内適応指導教室ということが書いてありますが、現在、どのように設置をされているか、実績についてお伺いをいたします。 47 ◯委員長(笹栗純夫  田中学校教育課長。 48 ◯学校教育課長田中健悟)  実績ということですが、後ほどお答えさせていただきます。 49 ◯委員長(笹栗純夫  松月委員。 50 ◯12番(松月よし子)  すみません。一番初めの学校生活支援事業のときに、給食はどうかということをお伺いしておりますが、その御答弁をいただいていません。よろしくお願いします。 51 ◯委員長(笹栗純夫  田中学校教育課長。 52 ◯学校教育課長田中健悟)  すみません。給食等は提供できませんので、時間帯が昼を挟む場合は弁当を持参していただくということになっております。  また、校内適応指導教室の設置の実態ですけれども、令和元年度6月時点になりますが、小学校で7、中学校で4つを校内適応指導室を設置してございます。  また、設置をしていない場合におきましても、空き教室等を活用して対応することとしております。 53 ◯委員長(笹栗純夫  松月委員。 54 ◯12番(松月よし子)  先ほどの学校生活支援事業保護者の送迎について、その送迎について、場所はあえてお伺いをしませんけれども、1か所だろうと思いますので、そこまで送っていく、自分で歩いていく、バスを使うという、どういうことになさるのか、その辺もお伺いしたいと思います。 55 ◯委員長(笹栗純夫  田中学校教育課長。 56 ◯学校教育課長田中健悟)  不登校児童・生徒のうち、年間出席日数が10日以下のお子様たちを対象としておりまして、心理的不安が大きいと考えておりますので、必ず保護者の車等での送迎、またはバスや徒歩でも送迎のお願いを考えているところでございます。 57 ◯委員長(笹栗純夫  松月委員。 58 ◯12番(松月よし子)  最後ですが、今保護者が送迎をするということで、臨床心理士さんとの接触がありますが、その場合に、親に対して、保護者に対しての指導、相談ということも受けられるのかどうか、お伺いします。  最後になります。 59 ◯委員長(笹栗純夫  田中学校教育課長。 60 ◯学校教育課長田中健悟)  保護者相談も受けられるように考えております。 61 ◯委員長(笹栗純夫  よろしいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)  続いて、柳委員。 62 ◯10番(柳 明夫)  10款2項2目の小学校就学援助事業、10款3項2目の中学校就学援助事業について、まとめてお伺いをいたします。  説明資料でいきますと、8ページと11ページになります。  まず、中学校の就学援助費が昨年比で206万4,000円ほどの増額になっておりますけれども、その要因についてお伺いいたします。 63 ◯委員長(笹栗純夫  田中学校教育課長。 64 ◯学校教育課長田中健悟)  就学援助費の増額の要因でございますが、制度の浸透による援助者の増加と援助単価の増加がございます。 65 ◯委員長(笹栗純夫  柳委員。 66 ◯10番(柳 明夫)  援助単価の増額というのは、分かる範囲で御説明いただければと思います。 67 ◯委員長(笹栗純夫  田中学校教育課長。 68 ◯学校教育課長田中健悟)  単価ですが、国が示す要保護児童・生徒援助費補助金予算単価に準じて援助を行っておりますが、具体例としまして、新入学学用品は4万7,400円から5万7,400円、1万円の増。卒業アルバム代が新設されておりまして、上限が8,710円。修学旅行費ですが、これは5万7,590円から6万300円へ2,710円の増。上限額でございますが、2,710円の増。学用品費ですが、190円の増。校外活動費ですが、50円の増となっております。 69 ◯委員長(笹栗純夫  柳委員。 70 ◯10番(柳 明夫)  それは具体的によく分かりました。  それでは次に、小学校中学校の令和2年度の認定見込みの数、それから、予算ですから、入学前支給ですので、3年度の入学予定者ということになると思いますけれども、入学前支給の見込みの人数と、それぞれの前年との増減についてお伺いいたします。 71 ◯委員長(笹栗純夫  田中学校教育課長。 72 ◯学校教育課長田中健悟)  令和2年度の小学校の認定見込数は890人で、前年比43人減、中学校の認定見込数は552人で、前年比11人増、合計1,442人を見込んでございます。  また、入学前支給、令和3年4月入学に当たりますが、小学校の見込数は121人で、前年比37人増、中学校の見込数は185人で、前年比40人増、合計306人を見込んでございます。 73 ◯委員長(笹栗純夫  柳委員。 74 ◯10番(柳 明夫)  それでは、これは最後の質疑にいたしますけれども、令和2年度の就学援助の認定基準額、認定基準の所得額、税額、そして前年との増減についてお伺いいたします。 75 ◯委員長(笹栗純夫  田中学校教育課長。 76 ◯学校教育課長田中健悟)  令和2年度の認定基準額でございますが、所得額で226万1,600円、前年度比が2万2,400円の増加、税額で7万1,700円、前年度比1,200円の増加を予定しております。 77 ◯委員長(笹栗純夫  柳委員の質疑を終了いたします。  続いて、加茂委員。 78 ◯3番(加茂正彦)  予算書221ページ、9款1項3目、実施計画書147ページの防災行政無線整備事業費2,950万円、これの防災行政無線移動系整備事業とのことですが、システムの老朽化及び電波方式が使用できなくなるとのことから、令和2年度において、現在のアナログ電波からMCAプラスIP方式に更新を行うとのことですけれども、この事業内容と、これを更新することによって見込まれる効果をお伺いします。 79 ◯委員長(笹栗純夫  久保危機管理課長。 80 ◯危機管理課長(久保 孝)  説明いたします。  この事業は、アナログ電波の運用が令和4年11月30日をもって廃止されることと、財源とする緊急防災・減災事業債の事業期間が令和2年度となっておりますことから、災害時に職員が使用しているアナログ方式のハンディ型と公用車に積載の無線機をMCAプラスIP方式と言われるデジタル方式の無線機に更新するものでございます。  ハンディ型の無線機を83台導入する予定としております。MCA無線とエリアが広いIP無線を一体化することで、携帯電話の電波が入らないエリアではMCA無線がカバーしまして、通信距離がかなり広くなる場合にはIP無線がカバーすることになりますので、今より安定した通話が確保できることとなります。  以上です。 81 ◯委員長(笹栗純夫  加茂委員。 82 ◯3番(加茂正彦)  それでは、この防災行政無線、先ほどは移動系ということだったんですけれども、火災発生時の情報、放送なんですが、これはメールでも連絡が来ているんですが、時に消防団として火災発生現場を特定しづらいことがございます。今日の日向峠さくらの里公園というメールとかもすぐこれは分かりやすいんですが、場所によっては大まかな地名の東西南北、東側、西側とか、そういう情報が混乱を招く場合もあるのですけれども、このような防災無線による情報発信に対して、この発信のやり方に関して要望があったり、また、それを協議されたことはありますでしょうか。 83 ◯委員長(笹栗純夫  井手消防本部次長。 84 ◯消防本部次長(井手正信)  防災無線放送につきましては、119番通報により火災発生を受信し、指令システム上の住所地を特定することで公共施設、バス停等の目標物が自動的に選定され、防災無線を通じて放送が開始されます。119番受信時では当然まだ火災現場を現認していませんので、住所地が間違っている場合もあることから、防災無線では特定の地番を省き、この目標物を示して、例えば、糸島市二丈福井、糸島市消防署二丈出張所方面で一般建物火災が発生しています等の内容で自動的に放送するシステムとなっています。  なお、以前に消防団からもう少し詳細な火災発生場所の情報が必要である旨の意見があったことから、協議の上、現在、消防職員と同内容の災害情報メールを送信しております。 85 ◯委員長(笹栗純夫  加茂委員。 86 ◯3番(加茂正彦)  二丈福井の例を使っていただきまして、ありがとうございました。分かりやすかったです。  最後になりますけれども、火災の場合において鎮火したときに、先ほどの火災は無事鎮火しましたと昔何か放送があっていたと思うんですけれども、防災メールのほうは鎮火情報は確かに入ってきます。ただ、メール登録されていない市民の方は、まだ鎮火しないのかなと不安がられる声もありますし、今朝の火災においても高祖とか井原の方々は何か気になるんじゃないかと思ったりしてですね。逆に行方不明者の捜索の場合とかは、無事発見されたと放送があってもほっとするところもあるんですけど、火災の場合の鎮火放送をしなくなった経緯とか、今後こういうことに関してどう対応されるか、お尋ねします。 87 ◯委員長(笹栗純夫  井手消防本部次長。 88 ◯消防本部次長(井手正信)
     御指摘のとおり、以前は二丈、志摩地区において鎮火放送を行っておりましたが、1件の火災で発生と鎮火の2回放送を行うことになりまして苦情が多かったこと、及び前原地区におきましては、かなり以前から既に鎮火放送を行っていなかったこと等から、消防団等とも協議し、鎮火放送をやめさせていただいております。  なお、糸島市消防本部火災情報メールに登録していただいている方には鎮火情報を送信しており、今後さらに登録の促進を図っていきたいというふうに考えております。 89 ◯委員長(笹栗純夫  加茂委員の質疑を終了します。  続いて、徳安委員。 90 ◯11番(徳安達成)  予算書でいいますと75ページから77ページでございます。実施計画では109ページ、110ページになります。  バス路線運行事業についてでございます。実施計画においては、実施主体が糸島市と昭和自動車株式会社ということになっております。  通告しておりますけれども、バス運行に係る苦情についてということで、苦情の件数とその内容、また、その対応について御答弁をお願いいたします。 91 ◯委員長(笹栗純夫  波多江地域振興課長。 92 ◯地域振興課長(波多江修士)  苦情につきましては、こちらのほうに月に1~2件程度電話で届いておる状況でございます。  内容につきましては、運行事業者、昭和自動車のサービス面への苦情、乗客のマナー等へ対する苦情が主でございます。  その対応につきましては、連絡が必要な方、要望された方につきましては、運行事業者である昭和自動車にお伝えしながら対応をお願いしているところでございます。 93 ◯委員長(笹栗純夫  徳安委員。 94 ◯11番(徳安達成)  あわせて、地域からの要望等に対してどのような要望が出ているか、また、それに対する対応はどのようにされているか、御答弁をお願いいたします。 95 ◯委員長(笹栗純夫  波多江地域振興課長。 96 ◯地域振興課長(波多江修士)  要望の面につきましては、バス停の新設、また移設、JRとの乗り継ぎのためのダイヤ改正、そのような要望が届きます。これにつきましては、昭和自動車、また、関係機関等との協議を経て、糸島市地域公共交通会議に諮り対応しているところでございます。 97 ◯委員長(笹栗純夫  徳安委員。 98 ◯11番(徳安達成)  確かに御答弁のとおり、バス停の新設やベンチの設置等についても大変助かっているという声をいただいております。この点は迅速で、課長としては予算のやりくりなどで大変御努力をいただいていることと思います。  それで、今答弁の中にダイヤ改正の件もございました。この質疑の中で苦情についてということでお尋ねしていますけれども、私のほうにバス運行について、時間どおりにバスが来ないというクレームをいただくことがあります。大体どこら辺というのはイメージはつくんですけど、そのような内容は把握されていらっしゃるのか、また、その原因についてはどういうふうな理由なのか、御答弁をお願いいたします。 99 ◯委員長(笹栗純夫  波多江地域振興課長。 100 ◯地域振興課長(波多江修士)  そのような内容はこちらにも届いておるところです。バスの定時性につきましては、渋滞が原因というふうに分析しております。 101 ◯委員長(笹栗純夫  徳安委員。 102 ◯11番(徳安達成)  恐らく国道を通る分だと思います。国道を通る分について、やはりJRとの乗り継ぎを、市民の方は予定どおりにいくことを想定してバスとか家を出る時間とか設定されていると思います。そういうことを含めると、時間どおりにやっぱりバスが来るということ、また、時間どおりに到着するということが利用者にとって必要なことであると思いますし、市のサービスとしてもやはりここは何とかしていかなきゃいけないところだと思います。  予算としても昭和自動車さんのほうに1億円を超す補助金をお支払いしていることを踏まえますと、これは市と昭和自動車さん、昭和自動車さんには市民の足として交通関係について御尽力をいただいていることとは思いますけれども、これはやはり協力しながら、何かしらの改善が求められていると思いますが、どうにかできないのかというところで御答弁をお願いいたします。 103 ◯委員長(笹栗純夫  波多江地域振興課長。 104 ◯地域振興課長(波多江修士)  議員御指摘のように、バスの定時性につきましては、JRの乗り継ぎ等でとても大事な部分がございます。  今後につきましては、時間ごとや曜日ごとの渋滞状況の把握等に努めながら、所要時間の見直し、また、それに基づくダイヤの改正などができるのか等につきまして、しっかり運行事業者である昭和自動車と協議しながら、サービスの向上を図り、分かりやすく利用しやすい公共交通を目指して取り組んでまいりたいというふうに思っております。 105 ◯委員長(笹栗純夫  徳安委員。 106 ◯11番(徳安達成)  よろしくお願いいたします。  次の質疑に入らせていただきます。  これは先ほど松月委員がほとんど聞いてしまっているんですが、生徒指導充実事業費の学校生活支援業務委託でございます。ほぼ聞いてありますが、1点だけ。  設置場所については御答弁がなかったと思いますので、よろしくお願いいたします。 107 ◯委員長(笹栗純夫  田中学校教育課長。 108 ◯学校教育課長田中健悟)  市の既存施設を考えておりまして、具体的には志摩の可也公民館の別館かがやきを想定してございます。 109 ◯委員長(笹栗純夫  徳安委員。 110 ◯11番(徳安達成)  分かりました。  あとは大体聞いていただいて、そうですね、食事については弁当持参ということでございました。  給食等が出るのであれば利用料金も発生するかなというところで心配はしておるところでございますが、実際、利用料金というのは想定されてありますでしょうか。 111 ◯委員長(笹栗純夫  田中学校教育課長。 112 ◯学校教育課長田中健悟)  基本的には無料で考えております。 113 ◯委員長(笹栗純夫  徳安委員。 114 ◯11番(徳安達成)  分かりました。この点は以上でございます。  続きまして、通告の3つ目でございます。予算書では225ページになりますが、教職員健康管理事業費についてお尋ねいたします。  昨日の総務文教分科会を傍聴しておりましたが、本事業に関する答弁におきまして、留守番電話等を導入するとの話の中で、時間外勤務の10%削減目標に対しては順調に進んでいるというふうな御答弁をされてあったと思います。教職員の働き方改革の進捗状況として、令和元年度の目標の達成状況についてお知らせをお願いいたします。 115 ◯委員長(笹栗純夫  宗教育総務課長。 116 ◯教育総務課長(宗 真司)  令和元年度の目標達成はできたかという部分でございます。  令和元年度の教職員の働き方改革の取組の中で、超過勤務時間の削減目標につきましては、平成30年度の実績に対しまして、同月比で10%削減という目標を掲げております。2月までの合計の実績で説明させていただきますと、まず、小学校ですけれども、小学校におきましては、平成30年度41時間54分、これは元年度におきまして43時間16分、3.9%増という形になっています。また、中学校におきましては、平成30年度83時間32分、元年度73時間46分ということで、11.8%の減ということになっております。小学校では目標が達成できておりませんけれども、中学校におきましては、目標以上の達成となっております。  小学校が未達成となっている要因につきまして説明させていただきたいんですけれども、まず、平成30年度の小学校での超過勤務時間の記録を7月からスタートしております。御承知のとおり、4、5、6の年度当初の繁忙期の時間が平成30年度の実績には入っておりません。この時間を除いたところで同月比という部分で前年比を比較しますと、小学校においても4.7%の削減という状況でございます。それでも目標の10%には到達しておりませんので、その要因を分析いたしまして、次年度以降目標達成に向けて取組をしたいということで考えておるところでございます。  以上でございます。 117 ◯委員長(笹栗純夫  徳安委員。 118 ◯11番(徳安達成)  もともとこの教職員の働き方改革取組指針においては、平成30年度の目標としては、超過勤務時間の正確な把握、そして、令和元年度では前年比同月比の10%減が目標になっているところでございます。  今の御答弁でいいますと、中学校については11.8%の削減ということで達成されているところでございますが、小学校に関しては目標が達成できていないことと併せて、平成30年度で正確な把握ができていないというふうなことになるんではないかと思いますけれども、ここら辺でどういう課題があるのかなと思うんですけれども、御答弁をお願いしてよろしいでしょうか。 119 ◯委員長(笹栗純夫  宗教育総務課長。 120 ◯教育総務課長(宗 真司)  教職員の在校時間の把握のために、平成29年度からどのような方法で超過勤務を把握していくかという部分を検討していたわけですけれども、小学校での超過勤務の把握のために、パソコンを使いまして、また、簡易に在校時間が把握できるように、バーコードシステム等を導入するという部分も取組ました関係で、小学校におきましては、ソフト部分とハード部分の整備のために、7月からの開始となったということでございます。7月以降については、中学校と同様に正確に把握しているというところでございます。 121 ◯委員長(笹栗純夫  徳安委員。 122 ◯11番(徳安達成)  いわゆる先ほども御答弁がありましたけれども、4月から6月というのが超過勤務が多い時期でございまして、やはりそこの比較をするというのが今回の指針といいますか、事業の大きな目的だと思います。ということであると、本年度の目標はどう立てるのかというふうなところになると思いますけど、その前に、今回、3月でも一斉休校になって、トータルの数字で言うと少しずれが出てくるんだろうと思います。そういうところも理解しますし、恐らく開校すれば4月が時間外勤務等々も増えるんではないかと思うところでございます。ここら辺の対策といいますか、どういう考え方でこの事業を行っていくのかというところを御答弁いただければと思います。 123 ◯委員長(笹栗純夫  宗教育総務課長。 124 ◯教育総務課長(宗 真司)  この教職員の働き方改革の取組の推進につきましては、昨年5月に教職員の働き方改革推進委員会というのを設置しております。構成といたしましては、教育委員会の職員と小学校長会、中学校長会、それから、職員組合の代表で構成する推進委員会を設置しております。  その推進委員会の中で、働き方改革の取組状況の内容等を十分検討しまして、新たな対策を実施しながら、実効性のある取組を進めていくということで考えておりますので、推進委員会を中心として、学校と連携して今後も取組を進めていくということで考えているところでございます。 125 ◯委員長(笹栗純夫  徳安委員。 126 ◯11番(徳安達成)  通告をさせていただいているとおり、令和2年度の目標値の部分というのが難しいだろうなと思っておるところでございます。それで、もともとこの指針のほうも県の目標と併せたところで策定されていると思いますが、これは県の動きというのは何か把握されてあるんでしょうか。 127 ◯委員長(笹栗純夫  宗教育総務課長。
    128 ◯教育総務課長(宗 真司)  県のほうでは、働き方改革の中で在校等時間の上限時間を設定するということで検討なさっておりまして、令和2年度6月にはその関係の規則等を制定して、新たに指針等も多分改定なさるということで考えております。市の取組指針につきましても、県の動向を踏まえまして、見直しをしていきたいというところで考えているところでございます。 129 ◯委員長(笹栗純夫  徳安委員。 130 ◯11番(徳安達成)  今の御答弁は、これまで事業といいますか、コンピューターでエクセルでデータを取ってきたものを、県のほうもひっくり返すと言うたら失礼でしょうけど、今まで超過時間だったものを在校時間に変えるという方針を立てられているということですか。本年度は恐らく平成30年度から比べると20%の目標削減、これが私が質問の通告をしている主な趣旨なんですけれども、ちょっと趣旨が外れているような感じがありまして、その点はどうなんでしょうか。 131 ◯委員長(笹栗純夫  宗教育総務課長。 132 ◯教育総務課長(宗 真司)  令和2年度の目標も、私どもも元年度実績に対して10%減という目標を立てておりますし、今現在ではそれは変わりませんし、県も変更なさるまではその目標で進んでいくと。ただ、国から在校等時間で上限時間を設けなさいというような指導もあっておりますので、もし変更になれば、それを参考に糸島市も変更していくということで考えているところでございます。 133 ◯委員長(笹栗純夫  徳安委員。 134 ◯11番(徳安達成)  大体趣旨は分かりました。  1個だけ答えをいただいていないなと思っているのが、この4、5、6月の目標値はどう設定するんですかということで、難しいのであれば難しいなりに、どのような対応をすることが市の教育委員会として考えているのかというところをお示しいただければと思いますが、いかがでしょうか。 135 ◯委員長(笹栗純夫  宗教育総務課長。 136 ◯教育総務課長(宗 真司)  説明がうまくいかなくて申し訳ないですけど、指針のほうを見ていただきますと分かるように、前年度の実績に同月比で10%削減を行うという目標を立てていますので、元年度については4、5、6月も把握しております。2年度においては、それを10%削減していくという形の目標に今の指針ではなっているということでございます。 137 ◯委員長(笹栗純夫  以上をもちまして総務文教分科会所管部分に係る最終質疑を終了いたします。  執行部の交代がありますので、しばらくお待ちください。   〔執行部の入替え〕 138 ◯委員長(笹栗純夫  これより市民福祉分科会所管部分に係る最終質疑に入ります。  質疑の通告があっておりますので、発言を許可します。  初めに、藤井委員。 139 ◯8番(藤井芳広)  市民福祉分科会所管分から3点質疑させていただきます。  1点目が、予算書で85ページ、2款1項10目、歳出予算資料だと1ページ目、環境基本計画策定事業について質疑させていただきます。  これは以前、一般質問をさせていただいたときに、生物多様性地域戦略について質問させていただいたときに、環境基本計画の中に生物多様性地域戦略を盛り込むというお答えでしたが、改めて確認したいと思います。  今回、策定される環境基本計画の中に生物多様性地域戦略も盛り込まれるのかどうか、まず最初に確認させていただきます。 140 ◯委員長(笹栗純夫  進藤生活環境課長。 141 ◯生活環境課長(進藤博文)  来年度策定を予定しております環境基本計画の中に生物多様性地域戦略を盛り込むところで考えております。 142 ◯委員長(笹栗純夫  藤井委員。 143 ◯8番(藤井芳広)  盛り込まれるということで1点確認したいんですが、それによって、これまでの環境基本計画の策定との変更点、メンバーであったりとか、回数であったり、協議内容であったり、多少変わってくるのかなと思うんですが、現在、予定されているものがあればお教えください。 144 ◯委員長(笹栗純夫  進藤生活環境課長。 145 ◯生活環境課長(進藤博文)  この計画策定につきましては、環境審議会を予定しておりまして、環境審議会の回数も増加するところで今考えております。  それから、この委員のメンバーも、これまで14名で対応しておりましたけれども、15名というところで今予定しておるところでございます。 146 ◯委員長(笹栗純夫  藤井委員。 147 ◯8番(藤井芳広)  では、通告しています、どのようなスケジュールで策定されるのか。1年かけてつくっていかれると思うんですが、先ほどあった回数の増加の点も含めて、何回程度、どのようなタイミングで、スケジュールで進めていかれるか、お聞きいたします。 148 ◯委員長(笹栗純夫  進藤生活環境課長。 149 ◯生活環境課長(進藤博文)  スケジュールにつきましては、環境審議会を7回開催し、原案をパブリックコメントいたしまして、令和2年度中に計画を策定するところで予定しております。 150 ◯委員長(笹栗純夫  藤井委員。 151 ◯8番(藤井芳広)  では、通告の最後ですが、どのようにして策定されるのか、どのようにして市民や環境団体の意見を反映されるのか。特にこの生物多様性地域戦略に関しましては、策定後、市民の皆さんに生かしていただくということが重要だと考えます。その上では、策定の段階からたくさんの市民の方や環境団体の意見を取り入れていく市民協働で進めていくことが重要だと考えますが、例えば、ワークショップを開催したりとか、そのようなことも含めて、どのようにして市民協働で進めていくか、お聞きいたします。 152 ◯委員長(笹栗純夫  進藤生活環境課長。 153 ◯生活環境課長(進藤博文)  環境審議会や、それから、パブリックコメントによりまして、多くの方の意見を聞きながら計画に反映させていきたいというふうに考えております。 154 ◯委員長(笹栗純夫  藤井委員。 155 ◯8番(藤井芳広)  ただいまのをお聞きしていますと、これまでの環境審議会で公募委員なり、審議委員さんに意見を聞いて、パブコメというのはほかの様々な計画と変わらないような形かなと思うんですが、先ほど申しましたように、策定後に市民の皆さんと一緒に進めていくという上では、今回、策定方法は今分かりましたが、この策定した後に、どうやってそれを市民の方と一緒に進めていこうと考えているか、今おっしゃった策定方法で、それがどのような形で図られると考えておられるか、お聞きいたします。 156 ◯委員長(笹栗純夫  進藤生活環境課長。 157 ◯生活環境課長(進藤博文)  この環境審議会のメンバー構成といたしましては、公募委員3名を予定しております。それから、ボランティア団体も3名ということで、多くの市民の方がこの委員会のほうに参加をいただくようになりますし、パブリックコメント等で御意見もちょうだいしたいというふうに考えておりますので、その辺で計画書を作った後、実行までいたしまして、これは環境審議会、また毎年開催も行って検証してまいりますので、その辺で進捗状況等の意見交換はできるかというふうに考えております。 158 ◯委員長(笹栗純夫  藤井委員。 159 ◯8番(藤井芳広)  この件は今の点で分かりました。この件をまた改めて聞かせていただきたいと思います。本日の予算の点では分かりました。  2点目の予算書85ページ、2款1項10目、創エネルギーのまち・いとしま推進事業についてお尋ねいたします。  これは市民福祉の分科会の中では、家庭用の燃料電池に関しては質疑があったんですが、太陽光発電設備に関しては質疑がなかったので、その点についてお尋ねいたします。  1点目が、家庭用太陽光発電設備設置への補助の基準に関してお聞きいたします。 160 ◯委員長(笹栗純夫  進藤生活環境課長。 161 ◯生活環境課長(進藤博文)  補助対象といたしましては、市内に居住される住宅に、太陽光発電設備の2キロワット以上10キロワット未満で設置される世帯を対象と考えております。 162 ◯委員長(笹栗純夫  藤井委員。 163 ◯8番(藤井芳広)  昨日の同僚議員の一般質問の中で、市内の電気の自給率が10%とあったんですが、市内の現在の太陽光発電設備の設置状況に関して、件数としてどれぐらい現在設置されているのか、お尋ねいたします。 164 ◯委員長(笹栗純夫  進藤生活環境課長。 165 ◯生活環境課長(進藤博文)  市内の住宅用太陽光発電設備の買取り件数でございますが、平成30年度末で3,742件、約12.7%の設置状況となっております。 166 ◯委員長(笹栗純夫  藤井委員。 167 ◯8番(藤井芳広)  それでは、太陽光発電設備の今後の設置目標、これも件数でですね。今回の事業によって、もしくはその先も含めて、目標件数を設置されていましたらお聞きいたします。 168 ◯委員長(笹栗純夫  進藤生活環境課長。 169 ◯生活環境課長(進藤博文)  住宅用太陽光発電設備の買取り件数が、令和2年度末で4,500件を目標といたしております。 170 ◯委員長(笹栗純夫  藤井委員。 171 ◯8番(藤井芳広)  ただいま目標数が4,500件ということなので、約700件強増加していこうということだと思います。
     それを今後どのようにして増やしていくか、目標に達成していくのか、お聞きしたいんですが、FIT価格も今下がってきていたりとかしていく中で、特に今回のようなメガソーラーじゃない、家庭の屋根の上に発電していくということがコスト面とか環境面においても重要ですよということを発信していくということもこれから重要ではないかと考えますが、そのような意義を伝えていくということも含めて、どのようにして今の目標件数に達するのか、お聞きいたします。 172 ◯委員長(笹栗純夫  進藤生活環境課長。 173 ◯生活環境課長(進藤博文)  今回の補助事業につきましては、広報やホームページ、記者発表等によりまして周知をいたして、設置件数を増やしていきたいというふうに考えております。 174 ◯委員長(笹栗純夫  藤井委員。 175 ◯8番(藤井芳広)  私が今お伝えしたような意義をどう伝えていくかということもこれから重要なのではないかと思うんですが、それが今の広報やホームページで伝えていかれるのかどうか、その点だけお聞かせください。 176 ◯委員長(笹栗純夫  進藤生活環境課長。 177 ◯生活環境課長(進藤博文)  これまでも公共施設等をはじめ、小水力発電、それから太陽光、これは国の補助等を活用しながら設置を進めてまいりました。生活環境課の窓口にも大きいモニターを設置して、公共施設の設置状況等について周知、啓発を行ってきております。  また、創エネルギーのまち・いとしまフォーラムというのを毎年これまでずっと開催してきておりまして、こういった部分でも太陽光発電の勉強会を企画したり、再生可能エネルギーの大切さを勉強会等で周知しておる状況でございます。 178 ◯委員長(笹栗純夫  藤井委員。 179 ◯8番(藤井芳広)  では、3項目め、最後の事業についてお聞きします。  予算書で111ページ、3款1項1目.生活困窮者自立支援事業費についてお聞きいたします。  これは以前、債権管理条例が上程された際に質疑させていただいて、市としても滞納者に対する徴収率を上げるだけではなくて、その方たちを生活困窮者支援につなげていくこともこれからしていきますということでしたが、通告は、市税や公共料金や家賃等を滞納している方の中に生活困窮者の方がおられた場合、どのようにして福祉的な制度につなげていくのか、既につなげていっておられるのか、お聞きいたします。 180 ◯委員長(笹栗純夫  山崎福祉支援課長。 181 ◯福祉支援課長(山崎一枝)  市税等の窓口と連携を行っておりますので、生活困窮者自立支援事業の対象になりそうな方がいらした場合には、福祉支援課のほうに連絡が入るようになっております。 182 ◯委員長(笹栗純夫  藤井委員。 183 ◯8番(藤井芳広)  その上で、今回、新たに令和元年度から始まった生活困窮者家計改善支援事業において、実施計画書の中に滞納の解消や各種制度の利用に向けた支援もされるとなっておりますが、具体的にどのようにして滞納の解消につなげていかれるのか、お聞きいたします。 184 ◯委員長(笹栗純夫  山崎福祉支援課長。 185 ◯福祉支援課長(山崎一枝)  家計改善支援員が本人と一緒に関係課や関係機関へ出向き、徴収猶予や分割納付ができるかどうかを担当部署と調整するなど、連携して支援しながら、滞納の解消につなげているところでございます。 186 ◯委員長(笹栗純夫  藤井委員。 187 ◯8番(藤井芳広)  本日、午前中の同僚委員の一般質問においても、なかなか生活困窮者の方であったり、福祉支援を必要とされている方へのアプローチが手が届いていないという現状があるのかなと。現状だと生活困窮者の方が窓口に来て相談していただくということになるかと思うんですが、そこに全ての方がまだ来ていただけていないという現状があるのかなと思います。  その中で、やはりこういう債権管理業務、実際に滞納されている方に会いに行けるという、その利点を生かして、債権管理業務と本事業の連携をつなげていくことが重要ではないか、その連携をより強化していくことが重要ではないかと考えるんですが、まず、市としてはその連携についてどのように考えているかという点と、それから、今後より連携を強化していくようなことも考えておられるか、その2点併せてお聞きいたします。 188 ◯委員長(笹栗純夫  山崎福祉支援課長。 189 ◯福祉支援課長(山崎一枝)  生活困窮者の早期把握、早期支援のためには、連携して対応していくということが大切であると考えております。  そこで、市では債権管理業務と生活困窮者の支援、双方を進めるために庁内連携会議を設置しまして、情報共有と連携の強化を図っているところでございます。 190 ◯委員長(笹栗純夫  藤井委員の質疑を終了します。  続いて、柳委員。 191 ◯10番(柳 明夫)  私は歳入についての質疑になります。  1款1項1目の個人市民税、1款2項1目の固定資産税についてなんですけれども、今議会に提案された補正予算を見ますと、所得割に1億円の増額補正を行っている。元年度予算としては、結局、これで42億4,005万8,000円となったわけですが、2年度予算を見ますと42億28万1,000円と、結局、補正後の元年度予算を4,000万円近く下回ることになります。令和2年度の一般会計予算案の概要というペーパーを見ますと、2年度も納税義務者の増、経済状況の改善を見込んでいるわけですけれども、この4,000万円という差がちょっとかなり大きいなというふうに私感じておりまして、なぜ下回るのかと、この理由について御説明をいただければと思います。 192 ◯委員長(笹栗純夫  小金丸税務課長。 193 ◯税務課長(小金丸敏浩)  令和2年度の当初予算は、平成30年度決算や予算編成時点の調定額などを勘案して予算を見込んでおります。令和2年度予算は、前年比約700人の納税義務者の増で見積もっておりますが、令和元年度、今議会の3月補正では既にその数を上回る納税義務者数となったためでございます。  以上でございます。 194 ◯委員長(笹栗純夫  柳委員。 195 ◯10番(柳 明夫)  今の御説明、要するに、補正と本予算を編成する、組み立てる時期のタイムラグがあったと、補正が後になったというふうに理解してよろしいですか。好調に人口増が望めるというふうな趣旨のお答えだったと思います。  それでは次に、個人市民税を構成している各種の所得についてなんですけれども、給与所得、営業所得、農業所得、そして、その他の所得という具合に分類されていると思います。それぞれの市民税収入の見込みについて、元年度予算との比率、例えば、給与所得は105%であるとか、そんなふうな形で概括的にお答えいただければと思います。 196 ◯委員長(笹栗純夫  小金丸税務課長。 197 ◯税務課長(小金丸敏浩)  当初予算編成時の比較で申し上げます。給与所得が前年の1.03倍、営業所得が1.08倍、農業所得が0.84倍、その他で1.02倍で見積もっております。  以上です。 198 ◯委員長(笹栗純夫  柳委員。 199 ◯10番(柳 明夫)  今のお話をお伺いいたしますと、給与所得1.03倍、これは人口の増ということとかなり密接に関連があるように思うわけですね。営業所得が1.08倍です。この営業所得と償却資産税のほうなんですけれども、これも密接な関連があると思います。  それで、3つ目の質疑ですけれども、償却資産の固定資産税について、補正予算では設備投資の増により3,500万円の増額補正を行いました。償却資産分の元年度予算としては6億532万4,000円という具合になったわけですが、しかし、2年度予算の償却資産分は5億6,557万2,000円なんですね。経済状況の改善を見込む、今のお答えのように、営業所得も1.08倍、かなりの増を見込んでいると私は感じるわけですけれども、しかし、この償却資産の固定資産税の予算、これも4,000万円近く下回っている。先ほどおっしゃったように、編成時期のいわゆるタイムラグということかなとも思うんですが、その理由についての御説明をぜひお願いいたします。 200 ◯委員長(笹栗純夫  小金丸税務課長。 201 ◯税務課長(小金丸敏浩)  償却資産は毎年1月に申告を行っていただきます。企業の新規の設備投資の増を見込むことができませんで、当該年度に把握しております償却資産に1年の減価が進む見込みで、毎年10月に当初予算を編成しているため、新規の設備投資を見込めないという状況があるということを御理解いただきたいと思います。 202 ◯委員長(笹栗純夫  柳委員。 203 ◯10番(柳 明夫)  確かに償却資産税ですから、減価償却していきますと残存価格が減っていく。そういうことでベースが減ると、そういう見通しのもとに立てられたということはよく分かります。  このように、補正でかなりの増額補正があった。経済状況というのはどのように変化するかというのは非常に予測の難しいところではあるわけですが、要するに、市として、今おっしゃったように、順調に人口も増え、そして、営業所得のほうも確保できるというふうに見込んでおられるということは分かりました。  要するに、補正でかなり増えたんですが、ここのところはしっかりと、かなり増額になりますよみたいな見通しは立てずに、ある意味で堅いところでいくというふうに考えていらっしゃるということでよろしいかということをお伺いして、これで最後の質疑にいたします。 204 ◯委員長(笹栗純夫  小金丸税務課長。 205 ◯税務課長(小金丸敏浩)  今、委員の御説明があったとおりに考えておるところでございます。  以上です。 206 ◯委員長(笹栗純夫  柳委員の質疑を終了します。  続いて、波多江委員。 207 ◯9番(波多江貴士)  4款1項2目.健康増進事業費、予算資料でいいますと4ページ、実施計画書で31ページ、胃がんリスク検査事業についてお伺いいたします。  この事業は、胃がんによる死亡減少を図り、市民の健康寿命の延伸を図ることを目的に、平成30年度より試験的に40歳のみを対象にスタートした事業でございますが、平成30年度の実績については資料のほうにありますが、本年度の見込みについてお伺いいたします。 208 ◯委員長(笹栗純夫  山北健康づくり課長。 209 ◯健康づくり課長(山北敬子)  先ほど委員おっしゃいましたように、平成30年度の実績は、93人受診されて、除菌が必要な方は11人で、そのうち除菌が確認されている人は4人でございました。  今年度の見込みとしましては、現在受診されている方が112人で、うち除菌が必要となった方は17人です。その17人のうち、現在までに除菌の確認がとれている人及び治療中の方は8人でございます。 210 ◯委員長(笹栗純夫  波多江委員。 211 ◯9番(波多江貴士)  この事業の最大の目的、死亡率の減少、健康寿命の延伸、それを図るためにはやはり受診率、そして何より除菌実施率、この向上が第一であるのかなと思います。全体の胃がん検診の実施率が10%に満たない中で、本年度も10%を受診率の目標に設定されてありますが、これを達成するための取組についてお伺いいたします。 212 ◯委員長(笹栗純夫  山北健康づくり課長。
    213 ◯健康づくり課長(山北敬子)  40歳を節目としまして、国保の対象者に対しましては、特定健診の案内と併せて個別に封書で郵送しております。また、40歳の方で特定健診を窓口や電話でお申込みの際には個別に胃がんリスク検査の受診勧奨を行っております。それと、検査当日、検査会場におきましても受診されるようにお声かけをいたしております。  以上でございます。 214 ◯委員長(笹栗純夫  波多江委員。 215 ◯9番(波多江貴士)  すみません。併せて聞けばよかったんですが、除菌実施率、これの向上、昨年に比べるとちょっと上がっているのかなと思いますが、この部分についてもお願いいたします。 216 ◯委員長(笹栗純夫  山北健康づくり課長。 217 ◯健康づくり課長(山北敬子)  除菌の実施率につきましては、最初申し上げましたように、平成30年度は11人のうち4人でございましたので36.4%、今年度に関しましては112人のうち17人、その17人のうち8人でございますので、47.1%と思っております。  それと、除菌の実施率の向上の取組につきましては、除菌対象者の結果の通知の際に、検査結果を分かりやすく説明したチラシ等を入れて除菌勧奨を行っております。  それと、今後も除菌の有無を確認するため、封書で追跡を行いながら、それでも確認がとれない場合は、再度電話などして勧奨を行っていっております。 218 ◯委員長(笹栗純夫  波多江委員。 219 ◯9番(波多江貴士)  この部分の実施率向上をどうやってしていくのかというのが、この事業の最初40歳に限定された検証の部分なのかなと思っております。ここを十分上げていただいて、早くこの助成の拡大、40歳以上につながるようにお願いいたします。  続きまして、3款2項2目.待機児童緊急対策事業費、予算資料の11ページ、実施計画書で55ページになります。こちらについてお伺いいたします。  まず、実施計画書のその他の事業の中で、来年度の定員増加分がアソカ幼稚園のこども園化でプラス36人、とまりの森の新設と泊保育所の定員減でプラス70名、その合計106名が定員増加分であることを確認いたしました。  その上で、来年度の待機児童の見込みは何名になるのか、そのうち3歳未満児が何人になるのか、お伺いいたします。 220 ◯委員長(笹栗純夫  小嶋子ども課長。 221 ◯子ども課長(小嶋智嗣)  まず、令和2年4月1日の待機児童数の見込みでございますが、これにつきましては、本年1月に第1次入所申請選考の状況を基に、申請者3,100人、受入枠2,790人、入所保留310人、そのうち特定のみの希望者や企業主導型保育園、幼稚園との併願者216人を差し引いた94人程度の待機児童が発生するという見込みを発表させていただいております。ただいま第3次の選考中でございまして、数値が確定をしておりませんけれども、ほぼ今当初の見込みと大差ない結果となると予測をしております。  先ほどのお尋ねのあった令和2年度4月1日で待機児童数の3歳未満児はどのぐらいになるのだろうかというところでございますが、こちらにつきましても、あくまでも予測値でございますが、例えば、平成31年4月1日時点の待機児童数のうち、0~2歳児が占める割合は74.3%でございました。これを先ほどの待機児童数の見込みに単純に置き換えますと、69人程度になろうかというふうに推測をしております。  以上でございます。 222 ◯委員長(笹栗純夫  波多江委員。 223 ◯9番(波多江貴士)  昨年と比較して106名の定員増があった上で、約94名の待機児童が発生する見込みということですね。  それらを解消する事業として3歳未満児保育所等入所確保事業がありますが、この事業についてなんですが、平成30年度を基準年度として補助金を交付すると実施計画書の中にありますが、そうなりますと、4月1日の事業スタート時点で補助対象となる園が発生すると思いますが、それが何園でどのくらいの金額になるのか、お伺いいたします。 224 ◯委員長(笹栗純夫  小嶋子ども課長。 225 ◯子ども課長(小嶋智嗣)  3歳未満児保育所等入所確保事業につきまして、この計算方法でございますが、結論から言いますと、現段階ではどの程度の園が補助交付の対象になるのかは不明でございます。  理由といたしましては、この計算方法が平成30年度の年間平均の3歳未満児の受入人数、それと、令和2年度の3歳未満児の年間平均、これを比較しまして人数を割り出しまして、それでその交付の金額が決定するというものでございます。当然今、各園の平成30年度の年間平均の受入人数は把握しておりますけれども、今後の動きというのは、そのような形での計算方法ということになりますので、先ほど申し上げましたように、現時点ではその部分についてはちょっと申し上げられないというところでございます。  以上でございます。 226 ◯委員長(笹栗純夫  波多江委員。 227 ◯9番(波多江貴士)  いずれにしましても、この待機児童を解消していくためには、各園、一部定員に達していない園を除いては保育士を確保していくというのが課題となってくるのではと思うんですが。  そこで次に、保育人材確保事業についてお伺いいたします。  これは来年度より保育協会の自主開催とされておりますが、本年度の実績を基に、この事業において何人ぐらい確保できると見込んでありますでしょうか。 228 ◯委員長(笹栗純夫  小嶋子ども課長。 229 ◯子ども課長(小嶋智嗣)  保育士等人材の確保フェアにつきましては、令和元年10月に行いましたフェアにつきましては、来場者50人、その中で結果的に就職に結びついたのが正職員6名、パート3名の計9名というところでのフェアの結果となっております。来年度予算を可決いただきますれば、早急に保育協会とその会場、やり方、告知等を協議していくんですが、結果的に確保できる人数は、令和元年度と遜色ない結果を目指していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 230 ◯委員長(笹栗純夫  波多江委員。 231 ◯9番(波多江貴士)  その次の事業として、職場環境改善の取組として保育補助者雇上強化事業があります。補助者が担う職務内容、それと、その補助者に対して求める条件についてお伺いいたします。 232 ◯委員長(笹栗純夫  小嶋子ども課長。 233 ◯子ども課長(小嶋智嗣)  まず、第1点目の保育補助者の仕事内容ということですが、例えば、保育士の補助として園児の見守りを行ったり、保育室の清掃を行ったり、保育園行事の準備を行ったりといった仕事内容が考えられます。  この事業における保育補助者とはということのお尋ねでございますが、こちらにつきましては、保育所等において保育士の補助を行う者、保育補助の要件としまして、保育士資格を有していないこと、原則として勤務時間が週30時間以下であること、それから、福岡県が実施する子育て支援員研修や保育園が実施する保育に関する40時間以上の実習などを受けた者、またはこれと同等の知識及び技能があると認められる者ということになっております。  以上でございます。 234 ◯委員長(笹栗純夫  波多江委員。 235 ◯9番(波多江貴士)  本事業は、保育の負担軽減のみならず、補助者の保育士資格取得による保育士確保に努めるようにと国も求めておりますが、そういった部分への働きかけはどのようにされるのか、お伺いいたします。 236 ◯委員長(笹栗純夫  小嶋子ども課長。 237 ◯子ども課長(小嶋智嗣)  本事業におきましては、保育士確保の一環として、おっしゃるように、保育補助を雇用して保育士の業務負担を軽減すること、保育士の離職防止を図ること、これを目的の第一義としておりまして、直接に新たな保育士を養成するものではございません。  ただ、雇用された保育補助者の中には、保育所などで働くことを通じて保育士を目指す方が出てくることは十分考えられますので、その意味では、本事業がきっかけとなって新たな保育人材確保につながるということの可能性は感じております。  以上でございます。 238 ◯委員長(笹栗純夫  以上をもちまして市民福祉分科会所管部分に係る最終質疑を終了いたします。  ここで暫時休憩といたします。なお、再開は16時15分といたします。      (午後4時04分 休憩)      (午後4時15分 再開) 239 ◯委員長(笹栗純夫  再開します。  これより建設産業分科会所管部分に係る最終質疑に入ります。  質疑の通告があっておりますので、発言を許可します。波多江委員。 240 ◯9番(波多江貴士)  7款1項3目.観光のまちづくり事業費の中の観光案内、情報発信事業委託についてお伺いいたします。  予算資料の12ページになります。  まず、この事業の委託業務の内容についてお伺いいたします。 241 ◯委員長(笹栗純夫  松本商工観光課長。 242 ◯商工観光課長(松本健一郎)  業務委託の内容といたしましては、本市を訪れる観光客に対する観光案内及び本市への誘客を促す情報発信を充実させるため、糸島市観光協会窓口における観光客への観光案内、来訪予定者に対する観光パンフレットの発送、観光客に対する旅程の提案、観光ボランティアガイドの紹介及びマッチング、新聞社や雑誌社、テレビ局に対する観光情報や画像の提供や記事校正、観光協会窓口の利用状況の調査及び集計を委託するものであります。 243 ◯委員長(笹栗純夫  波多江委員。 244 ◯9番(波多江貴士)  委託している業務の成果に対するチェックはどのようにして行われているか、お願いいたします。 245 ◯委員長(笹栗純夫  松本商工観光課長。 246 ◯商工観光課長(松本健一郎)  委託料につきましては、四半期ごとの支払いをしておりまして、各期の業務委託完了後、実績報告書を商工観光課に提出していただきまして、提出書類を審査確認後、委託料を支払うこととしており、また、業務の完了後は実績報告書等関係書類を商工観光課で最終検査することとしております。 247 ◯委員長(笹栗純夫  波多江委員。 248 ◯9番(波多江貴士)  今伺った委託業務の内容に入っているか分かりませんが、一例を挙げますと、観光協会のホームページ上の「食べる」というカテゴリーを見てみますと、協会員が約70名いるのに対して掲載が34店舗、うち写真の掲載がないのが18店舗という状況です。こういったもののチェック、もし委託業務でないのであれば、委託業務以外の部分に対する担当課としてのチェックや協議する体制はとれているか、その点についてもお伺いいたします。 249 ◯委員長(笹栗純夫  松本商工観光課長。 250 ◯商工観光課長(松本健一郎)
     糸島市観光協会のホームページの情報発信につきましては、当該事業の委託業務には含まれておりません。  ただし、糸島市観光協会におきましては、随時内容を充実させる更新を随時行っているとともに、現在のホームページを全面的にリニューアルする意向もあり、財源も含めて検討されているところであります。  市と観光協会ではDMO連絡会議を月に1回程度の頻度で開催しておりまして、観光協会の事業の進捗確認や今後の取組について意見交換を実施しております。 251 ◯委員長(笹栗純夫  波多江委員。 252 ◯9番(波多江貴士)  今指摘した内容は、平成29年の建設産業常任委員会のときにもさせていただいているんですね。そのときから状況は全然変わっていないです。たしか数年前にもホームページのリニューアルを予定しているということは確認しているんですが、やはりホームページで「糸島 観光」としたときに、一番に出てくるのは観光協会ですし、その部分での情報発信というのは本当に基本の基だと思います。そういった部分からのチェックをお願いしたいのと、本年度から同様の内容で業務を委託されております。1年がたとうとしておりますが、当初の予定では、本年度には自走している予定だったDMOの業務も担っている観光協会です。現状でマンパワー、そして予算、そして体制について非常に危惧しております。その点について、先ほどお話にあった協議の中で話が出ていないかどうか、また、予算編成の中でどのように捉えてあるか、その点について最後お伺いいたします。 253 ◯委員長(笹栗純夫  松本商工観光課長。 254 ◯商工観光課長(松本健一郎)  先ほど言われましたホームページのリニューアルにつきましては、DMO連絡会議の中でもホームページにつきまして協議をさせていただいているところでございます。ホームページの内容につきまして情報を共有いたしまして、よりよいものになるように更新していきたいと考えているところです。  もう一つの質問が、マンパワーと予算の体制につきましては、今業務委託の中では、常時観光窓口案内に2名体制と業務の推進管理につきまして1名以上を配置することで業務を委託しているところでございます。  今後の体制、今のDMOの観光協会につきましては、レンタサイクルの充実やカフェチケットの事業の実施を行っておりまして、継続して行っていただいております。また、SNSを活用した情報発信や海外に向けた情報発信の強化等に着実に取り組んでおりまして、DMOとしての観光協会も進められているところでございます。 255 ◯委員長(笹栗純夫  波多江委員の質疑を終了いたします。  以上をもちまして建設産業分科会所管部分に係る最終質疑を終了いたします。  ここで執行部が退席されますので、しばらくお待ちください。   〔執行部退席〕 256 ◯委員長(笹栗純夫  お諮りします。議案第23号から議案第32号までについては、討論を省略して、議案ごとに採決を行うことにしたいと思います。これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 257 ◯委員長(笹栗純夫  御異議なしと認めます。  議案第23号から議案第32号までについては、討論を省略して、議案ごとに採決を行うことに決定しました。  議案第23号 令和2年度糸島市一般会計予算を議題とします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 258 ◯委員長(笹栗純夫  賛成委員多数です。したがって、議案第23号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第24号 令和2年度糸島市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算を議題とします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 259 ◯委員長(笹栗純夫  賛成委員多数です。したがって、議案第24号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第25号 令和2年度糸島市国民健康保険事業特別会計予算を議題とします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 260 ◯委員長(笹栗純夫  賛成委員多数です。したがって、議案第25号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第26号 令和2年度糸島市介護保険事業特別会計予算を議題とします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 261 ◯委員長(笹栗純夫  賛成委員多数です。したがって、議案第26号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第27号 令和2年度糸島市後期高齢者医療特別会計予算を議題とします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 262 ◯委員長(笹栗純夫  賛成委員多数です。したがって、議案第27号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第28号 令和2年度糸島市渡船事業特別会計予算を議題とします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 263 ◯委員長(笹栗純夫  賛成委員多数です。したがって、議案第28号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号 令和2年度糸島市二丈福吉財産区特別会計予算を議題とします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 264 ◯委員長(笹栗純夫  賛成委員多数です。したがって、議案第29号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第30号 令和2年度糸島市二丈一貴山財産区特別会計予算を議題とします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 265 ◯委員長(笹栗純夫  賛成委員多数です。したがって、議案第30号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第31号 令和2年度糸島市水道事業会計予算を議題とします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 266 ◯委員長(笹栗純夫  賛成委員多数です。したがって、議案第31号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第32号 令和2年度糸島市下水道事業会計予算を議題とします。  これより採決を行います。  本案は原案のとおり決定することに賛成の委員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 267 ◯委員長(笹栗純夫  賛成委員多数です。したがって、議案第32号は原案のとおり可決されました。  お諮りします。本日はこれにて散会したいと思いますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 268 ◯委員長(笹栗純夫  御異議なしと認めます。  本日はこれをもって散会いたします。      (午後4時28分 散会)  糸島市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。    糸島市議会予算特別委員会       委員長   笹 栗 純 夫 Copyright © Itoshima City Council Minutes, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...