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令和元年 第4回糸島市議会定例会(第2日) 本文 2019-12-04
令和元年 第4回糸島市議会定例会(第2日) 議事日程・名簿 2019-12-04

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  1. 糸島市議会 2019-12-04
    令和元年 第4回糸島市議会定例会(第2日) 本文 2019-12-04


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    最終取得日: 2021-05-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       (午前10時00分 開議) ◯議長田原耕一君)  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりでございます。  これより議事に入ります。 日程第1 議案第118号       専決処分について(令和年度糸島       市一般会計補正予算(第4号) 日程第2 議案第119号       教育委員会委員任命について 2 ◯議長田原耕一君)  日程第1.議案第118号 専決処分について(令和年度糸島市一般会計補正予算(第4号))から日程第2.議案第119号 教育委員会委員任命についてまでを一括議題とします。  これより質疑に入ります。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 3 ◯議長田原耕一君)  これをもちまして質疑を終わります。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第118号から議案第119号までは、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 4 ◯議長田原耕一君)
     御異議なしと認めます。議案第118号から議案第119号までは委員会付託を省略することに決定しました。  議案第118号から議案第119号までの討論、採決は、後日の本会議で行います。 日程第3 議案第120号       福岡市の区域内における糸島市道の       設置に関する協議について 5 ◯議長田原耕一君)  日程第3.議案第120号 福岡市の区域内における糸島市道設置に関する協議についてを議題とします。  これより質疑に入ります。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 6 ◯議長田原耕一君)  これをもちまして質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第120号は、建設産業常任委員会に付託します。 日程第4 議案第121号       糸島職員給与に関する条例等の       一部を改正する条例について 7 ◯議長田原耕一君)  日程第4.議案第121号 糸島職員給与に関する条例等の一部を改正する条例についてを議題とします。  質疑通告があっておりますので、発言を許可します。柳明夫議員。 8 ◯10番(柳 明夫君)  議案第121号について質疑をさせていただきます。  まず、住居手当支給対象となる家賃額下限を1万2,000円から1万6,000円に引き下げるとしています。まず確認ですけれども、これは人事院勧告どおり措置であるということを確認したいと思います。そして、この措置によって住居手当減額となる職員は何人いるのか。そのうち、2,000円を超える減額となる職員は1年間の経過措置があるとされていますけれども、その数は何人でしょうか。  続けてですけれども、今回の条例改正は、市三役、議員期末手当も6年連続で引き上げることになります。実施された場合に、県内政令市を除く27市中、高いほうから何番目となるでしょうか。市長、副市長教育長議長、副議長議員それぞれでお伺いしたいと思います。 9 ◯議長田原耕一君)  平野総務課長。 10 ◯総務課長平野真也君)  まず、住居手当改正の分でございますけれども、今回の改正につきましては、人勧どおり改正を行っているところでございます。  それから、住居手当改正に伴います職員への影響の分でございますけれども、今回の支給対象となる家賃額下限が1万2,000円から1万6,000円に引き上げられ、支給上限額が2万7,000円から2万8,000円に引き上げられたことによりまして、減額となる職員は71人、増額となる職員は75人という状況でございます。  それから、2,000円を超える職員はということでございますけれども、今回の改正によって影響がある2,000円以上の影響が出る職員はおりません。  それから、県内での三役、議員報酬順位の部分でございますけれども、まず高いほうからお答えさせていただきますけれども、他団体の今年度改定状況については、把握いたしておりませんので、改正前の金額で答弁させていただきますと、政令市を除く県内26市中の給与報酬及び期末手当の総支給額順位でございますけれども、まず市長が7位、副市長が8位、教育長が7位、それから、議長が6位、副議長が5位、議員が4位という状況でございます。 11 ◯議長田原耕一君)  柳議員。 12 ◯10番(柳 明夫君)  今のお答えで、議長が昨年のお答えでは7位だったのが6位に上がって、副議長が6位が5位に上がるというところで、あとは変わらないということはわかりました。  それで続けて、この会計年度任用職員についてお伺いいたしますけれども、会計年度任用職員給与への人事院勧告反映は、1年おくれるという説明があっておりますけれども、その理由をお伺いいたします。 13 ◯議長田原耕一君)  三角総務部長。 14 ◯総務部長三角孝志君)  会計年度任用職員制度につきましては、令和2年4月からスタートになるということになっておるところでございまして、反映が1年おくれるということになろうかというふうに思っております。  以上です。 15 ◯議長田原耕一君)  柳議員。 16 ◯10番(柳 明夫君)  それでは、3つ目質疑ですけれども、今回の場合、会計年度任用職員は、人勧反映されるとすれば、正規職員と同額の引き上げとなるのか。また、ボーナスは人事院勧告は0.05カ月分の引き上げというふうにしておりますけれども、その内訳は、期末手当分がこれまでの2.60カ月分、これは据え置いて、勤勉手当分を1.85カ月分から1.9カ月分、0.05カ月分引き上げるというものになっています。この措置は、会計年度任用職員にも適用されるのかどうかお伺いいたします。 17 ◯議長田原耕一君)  三角総務部長。 18 ◯総務部長三角孝志君)  今回の人勧につきましては、勤勉手当反映でございまして、期末手当反映ではございません。それで、会計年度任用職員につきましては、勤勉手当がございませんので、会計年度任用職員についての反映はないということでございます。  以上でございます。 19 ◯議長田原耕一君)  平野総務課長。 20 ◯総務課長平野真也君)  会計年度任用職員につきましては、消防職、それから、行政職は1級、2級を適用させますけれども、基本的に翌年度以降人事院勧告どおり職員と同様に金額は上げるということでございます。 21 ◯議長田原耕一君)  藤井芳広議員。 22 ◯8番(藤井芳広君)  議案第121号について質疑させていただきます。  今回の条例改正理由人事院勧告に伴い、国の一般職特別職給与等が上がったからだと聞いておりますが、国の一般職特別職給与等が上がった場合、市として独自の判断をした上で上げるかどうかを決めるのか、上がれば判断余地なく応じて上げていくのか、要するに国の一般職特別職給与等が上がった場合も、場合によっては上げないという判断もされるのかどうか、お聞きいたします。 23 ◯議長田原耕一君)  平野総務課長。 24 ◯総務課長平野真也君)  人事院勧告は、一般職国家公務員対象となっておりますけれども、多くの自治体では、国や他の地方公共団体、あるいは民間事業者との均衡を図りまして、適正な給与水準を確保する上から国家公務員給与等参考に決定しておるところでございます。  本市におきましても同様の考え方に基づきまして給与改定を行っているところでございます。  本市職員給与及び特別職給与等改定につきましても、あくまで国家公務員給与に準じているところでございまして、その根拠となります法律は、職員給与については、一般職職員給与に関する法律、三役、議員につきましては、特別職職員給与に関する法律に基づくところでございます。 25 ◯議長田原耕一君)  藤井議員。 26 ◯8番(藤井芳広君)  今お答えいただいたところは理解した上で聞いているんですが、国に準ずるという場合、国が上げた場合に、市として上げないということもされるのかどうか。今回、国が上げたから判断余地なく上げられたのかどうか、何かしらの判断をした上で市としても上げるのが妥当だと考えられたから上げられたのかどうか、そこのところが聞きたいんですけれども、いかがでしょうか。 27 ◯議長田原耕一君)  平野総務課長。 28 ◯総務課長平野真也君)  先ほどからの繰り返しの答弁になると思いますけれども、基本的には、多くの自治体では、国や他の地方公共団体民間事業者との均衡を図りながら、適正な給与水準、これを確保する点から国家公務員給与参考に決定をしておるという考え方でございまして、本市も同様の考え方に基づきまして給与改定を行っているということでございます。 29 ◯議長田原耕一君)  藤井議員。 30 ◯8番(藤井芳広君)  明日も総務委員会でも聞けるので、引き続きそこはお聞きしたいと思いますが、では最後通告の3番目、今回の引き上げ分財源について、国から補填されるのか、単独市費なのかどうか、お聞きいたします。 31 ◯議長田原耕一君)  平野総務課長。 32 ◯総務課長平野真也君)  今回の引き上げ分財源につきましては、市の一般財源でございます。 33 ◯議長田原耕一君)  伊藤千代子議員。 34 ◯16番(伊藤千代子君)  議案第121号の糸島職員給与に関する条例等の一部を改正する条例についてですが、まず、第5条にある、具体的に支給金額がどのように変わるのかということと、第7条にあります、第7条によって具体的に支給金額がどのように変わるのかというこの2点をお答え願います。 35 ◯議長田原耕一君)  平野総務課長。 36 ◯総務課長平野真也君)  まず第5条、市長、副市長給与の一部改正の分でございますけれども、こちらにつきましては、改正後の12月の期末手当支給額は、市長は193万6,312円で、副市長は155万343円となります。改正前の期末手当額と比較しますと、市長が5万6,125円の増、副市長が4万4,937円の増額となります。  それから、第7条、これは議員報酬の一部改正の分でございますけれども、こちらでは改正後の12月の期末手当支給額はそれぞれ議長が115万7,906円、3万3,563円の増額、副議長が104万1,468円、3万187円の増額委員長が99万4,031円、2万8,813円の増額議員が97万4,625円、2万8,250円の増額となります。  以上です。 37 ◯議長田原耕一君)  伊藤議員。 38 ◯16番(伊藤千代子君)  次に、市長以下三役と議員への総支給総額は、昨年度と比較してどれだけふえるのかについて伺います。 39 ◯議長田原耕一君)  平野総務課長。 40 ◯総務課長平野真也君)  どれだけふえるのかということでございますけれども、今回、期末手当改定でございますので、先ほどの金額と同じ金額になるわけですけれども、市長は5万6,125円の増額、副市長は4万4,937円の増額教育長は4万2,250円の増額、それから、議員につきましても、議長が3万3,563円の増額、副議長が3万187円の増額、それから、委員長は5名いらっしゃいますので、全体では14万4,065円の増額、そして、議員の方につきましては13名いらっしゃいますので、36万7,250円の増額という形になります。 41 ◯議長田原耕一君)
     伊藤議員。 42 ◯16番(伊藤千代子君)  それを全部足せば総支給額になるということなんですけど、それが一般財源からの支出になるということですよね。  最後に、条例提案に当たり、各自治体における非正規職員等の待遇が非常に悪い中で、新聞紙上等でも問題になっていますが、この条例提案に当たり、糸島市における市で働いている非正規職員等のバランスとか、その点の状況についても一緒に検討なさいましたか。 43 ◯議長田原耕一君)  三角総務部長。 44 ◯総務部長三角孝志君)  今回の改正につきましては、本市職員給与、それから、特別職給与等改定については、あくまでも国家公務員給与に準じているものでございます。  非正規職員につきましても、来年度から会計年度任用職員制度がスタートいたします。その給与職員に準じて定めておりますことから、職員と同様に取り扱うこととしておるところでございます。  以上でございます。 45 ◯議長田原耕一君)  これをもちまして質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第121号は、総務文教常任委員会に付託いたします。 日程第5 議案第122号       糸島準用河川占用に関する条例の       一部を改正する条例について 日程第6 議案第123号       財産の処分について(旧糸島市立長       糸小学校白糸分校日程第7 議案第124号       糸島高齢者福祉施設 二丈苑の指       定管理者の指定について 日程第8 議案第125号       工事請負契約の変更について(前原       小学校校舎規模改造工事日程第9 議案第126号       市道路線の廃止について 日程第10 議案第127号       市道路線の認定について 46 ◯議長田原耕一君)  日程第5.議案第122号 糸島準用河川占用に関する条例の一部を改正する条例についてから日程第10.議案第127号 市道路線の認定についてまでを一括議題とします。  これより質疑に入ります。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 47 ◯議長田原耕一君)  これをもちまして質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第122号から議案第127号までは、お手元に配付の議案等付託表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 日程第11 議案第128号       令和年度糸島市一般会計補正予算       (第5号) 48 ◯議長田原耕一君)  日程第11.議案第128号 令和年度糸島市一般会計補正予算(第5号)を議題とします。  これより質疑に入ります。  質疑通告があっておりますので、発言を許可します。松月よし子議員。 49 ◯12番(松月よし子君)  議案第128号 令和年度糸島市一般会計補正予算(第5号)について質疑をいたします。  3点にわたり伺います。  まず7ページ、債務負担行為補正、小学校給食調理等業務委託(長糸小学校)について伺います。  この長糸小学校の給食調理等業務委託をする理由と目的について合わせて伺います。  続きまして、47ページ、8款.土木費、4項.都市計画費、2目.公園費、説明欄の公園緑地管理費、13.委託料ですが、清掃、樹木管理等委託はどのような目的のものであるか伺います。  続きまして、51ページ、10款.教育費、2項.小学校費、1目.学校管理費、説明欄の学校管理費(賃金 臨時職員)、この臨時職員の賃金補正がどのような目的なのかお伺いをいたします。 50 ◯議長田原耕一君)  井上教育部長。 51 ◯教育部長(井上義浩君)  まず、給食調理業務委託の理由と目的につきましては、今までも議会に御説明をしてきておりますように、行財政健全化計画に学校給食調理業務の民間委託の推進を位置づけており、効果的・効率的な行政経営を推進することを目的として、順次、学校給食の民間委託を進めているということでございます。  次に、小学校管理費の賃金の増額でございますが、これにつきましては、特別な支援を要する児童数の増加に伴う特別支援教育支援年度中途からの配置にかかる賃金の不足へ対応するというのが目的でございます。 52 ◯議長田原耕一君)  浦志建設都市部長。 53 ◯建設都市部長(浦志素彦君)  公園緑地管理費、清掃樹木管理委託の目的についてでございますけれども、今回の委託料の内容につきましては、福吉しおさい公園のクロマツが、マツの材線虫病に侵され、約25本程度枯れており、今後、被害が周囲のクロマツに拡散しないように枯れたクロマツを伐採し、公園外に持ち出し破砕処理する伐倒駆除の委託料でございます。 54 ◯議長田原耕一君)  松月議員。 55 ◯12番(松月よし子君)  自校直営方式から民間委託方式になっても、行財政健全化を図りながら学校給食法に基づき、食育や地産地消の推進に努め、安全・安心なおいしい給食を提供されると思いますが、確認させてください。  それと、栄養教諭の配置基準が法的に定められていますが、長糸小学校規模の児童数での栄養教諭の配置をどのようにお考えかを伺います。  伐倒について伺いますが、松枯れによる伐倒ですが、伐倒時期はいつごろが適切と判断しておられるか。また、伐倒時の被害木の細かい木や枝等の処理についてどのようにお考えかお伺いをいたします。  それから、特別支援教育支援の配置の基準と配置がなぜ必要になったのかを合わせて伺いますが、配置の基準をどのように設けておられるのか、また、当初でなく、先ほど御答弁いただきました年度中ということで、12月補正予算で増員が必要になった理由についてお伺いをいたします。 56 ◯議長田原耕一君)  井上教育部長。 57 ◯教育部長(井上義浩君)  まず1点目ですが、学校給食を民間委託にしましても、安全・安心の給食を提供するということは変わりございません。  それから、栄養教諭の配置でございますが、これは自校直営方式か民間委託方式かの区別にかかわらず、国の教職定数の算定基準に従って県から配置されておりまして、民間委託によってその人数が減ることはございません。  現在、長糸小学校の栄養教諭は、前原南小学校配置の栄養教諭が兼務をしておりまして、委託後も引き続き同様の対応をいたします。  それから次に、特別支援教育支援がどんな場合に配置をするのかということですが、これは肢体不自由ですとか、病弱児の食事、排せつ、教室移動の補助といった学校における日常生活上の介助、あるいは注意欠陥・多動性障がい等の情緒的な障害がある児童・生徒に対する安全確保などの活動上の支援などのために配置をしておりまして、その配置の基準につきましては、糸島市小中学校特別支援教育支援配置に関する要綱に基づきまして、学校からの申請により支援を要する児童・生徒の状況を教育委員会が学校に行って確認をした上で配置を行っております。  それから、なぜ途中で必要になったかということですが、年度途中の学校からの要望を受けまして、必要に応じて追加措置をとっておりますので、今回補正をお願いしております。 58 ◯議長田原耕一君)  浦志建設都市部長。 59 ◯建設都市部長(浦志素彦君)  伐倒についてお答えいたします。  伐倒の時期につきましてですが、マダラカミキリムシの幼虫がふ化しない前の冬場が最適と考えておりまして、実施時期につきましては、来年2月末までに完了したいというふうに考えているところでございます。  また、伐倒の方法につきましては、太い幹よりも上部や細い枝のほうにマツノマダラカミキリムシの幼虫が入っている密度が高いと言われておりますので、伐採した木の枝葉も含めまして、公園外に持ち出して、処理場にて処分をすることとしております。 60 ◯議長田原耕一君)  松月議員。 61 ◯12番(松月よし子君)  学校給食の民間委託方式への移行は、糸島市行財政計画の中で定められていますので、議会の承認は要らない計画ですが、保護者への説明と理解についてはどのように行われているかを伺います。  それと、防除と管理についてですが、ここは遊具等を設置する決定がされている市の公園の敷地内で、乳幼児、幼児などの子供が遊ぶ場という想定のもとの防除と管理をどのようにお考えか。また、近くに松林があり、マツクイムシ被害が拡大しないことを考慮してどのようにお考えかを伺います。 62 ◯議長田原耕一君)  井上教育部長。 63 ◯教育部長(井上義浩君)  長糸小学校の給食の民間委託につきましては、11月11日に長糸小学校の保護者へ説明を行いまして、理解をいただいております。 64 ◯議長田原耕一君)  浦志建設都市部長。 65 ◯建設都市部長(浦志素彦君)  福吉しおさい公園のクロマツの保全対策といたしましては、クロマツにマツノマダラカミキリムシが飛来してくる来春にマツノマダラカミキリムシを防除するため、地上から薬剤の散布を公園利用者及び周辺の住民の安全に配慮して行う予定といたしております。  なお、薬剤散布はグラウンド側のみで、遊具のある公園側での散布は行わない予定と考えております。  さらに、被害が周囲に拡散しないようにということで、時期をずらしまして、翌年の冬には残っているクロマツに薬剤を樹幹注入し、マツノザイセンチュウの寄生予防に努めていきたいと考えているところでございます。 66 ◯議長田原耕一君)  柳明夫議員。 67 ◯10番(柳 明夫君)
     この128号、一般会計補正予算(第5号)についてお伺いをいたします。質疑をさせていただきます。  まずページ数で言うと45ページ、7款1項2目の中小企業振興基本条例検討会議委員報償費についてですけれども、中小企業振興基本条例の制定は、私も議会でずっと要望してきたことであり、いよいよ正式に検討作業が始まることは大いに歓迎したいと思います。  そこで、幾つかお尋ねしたいわけですけれども、まずこの検討会議の委員の構成、そして、この予算は何回分の予算なのか。検討する内容はどういうものになるのかということ、それから、この予算から見ると検討会議での作業は今年度中にめどをつけるというふうにもとれるんですけれども、今後の、またこの検討会議が閉じられた後のスケジュールも含めてお知らせいただければと思います。 68 ◯議長田原耕一君)  大神産業振興部長。 69 ◯産業振興部長(大神哲広君)  ただいま4点ほど御質疑がありましたが、まず1点目の検討会議の構成についてですが、委員は中小企業者をはじめ、商工会、経済団体、金融機関等の中小企業支援機関や関係団体、学識経験者、公募市民等で構成し、委員数は10名程度を予定しております。  会議の開催についてですが、予算は4回分を計上しております。  3点目の検討内容についてですが、条例の全文をはじめ、基本理念、施策の基本方針、市の責務、中小企業者や中小企業支援機関、関係団体、金融機関等の役割や市民の協力などについて検討することとしております。  検討会後のスケジュール等でございますが、検討会議終了後、パブリックコメント等を行い、令和年度中の制定を考えております。  以上です。 70 ◯議長田原耕一君)  柳議員。 71 ◯10番(柳 明夫君)  1つは、今年度中に会議はめどがつく、終わらせるということなのかということをもう一度確認をしたいと思います。この条例についてですけれども、私は糸島市の地域経済の特徴や個性を生かして、地域に経営の本拠を置く中小企業者を担い手として、地域経済の循環率を高めて自立したまちづくりに大いに寄与するものになるよう期待しているわけですけれども、そのためには、検討会議としてのさまざまな調査も必要になってくると思います。この点はどのようにお考えなのかということをお伺いいたします。  その次に、53ページの10款2項3目.小学校施設工事費、同じページの3項1目.中学校管理費のその中の修繕料についてお伺いいたしますけれども、この小・中学校の営繕関係の費用が合わせて639万4,000円計上されています。危険箇所にはできるだけ迅速に対応しようとする積極的な措置であるというふうには思いますけれども、そこで、幾つかお伺いいたします。  この項目については、まず施設工事修繕が行われる学校名、そして、どういうところが対象になっているか、どういう工事修繕が行われるかについてお答えをいただきたいと思います。 72 ◯議長田原耕一君)  大神産業振興部長。 73 ◯産業振興部長(大神哲広君)  検討会議年度内で終了する予定かということですが、年度内で一応素案を策定いたしまして、その後、パブリックコメントを行いまして、その結果を見て必要に応じて開催を検討したいというふうに考えております。  それから、調査等につきましてですが、この条例案の作成に当たっては、福岡条例のほか、県内他市の条例参考としますが、糸島市の実情に沿った特色ある条例にしたいと考えております。  以上です。 74 ◯議長田原耕一君)  宗教育総務課長。 75 ◯教育総務課長(宗 真司君)  小学校、中学校の工事費、修繕料のお尋ねでございます。  まず、小学校施設工事356万円の増額の部分でございますけれども、この学校名、内容等について御説明します。  まず、危険箇所点検を行いました部分でA判定となった工事、これが福吉小学校の中庭のコンクリート性の築山のひび割れ、これによりまして撤去する工事、それから、同じく福吉小の渡り廊下の擁壁、腰壁が老朽化により撤去が必要だったという部分、この2件がございます。  それから、消防署の査察分といたしまして、南風小学校の渡り廊下の壁の撤去、この1件、それから、給食施設の立入検査、これは保健所が行ったものでございますけれども、その分としまして、怡土小学校の洗濯機置き場の改修、それから、南風小の給食室のスポットクーラーの吹き出し口、これの改修が必要だという部分で、この2件がございます。それから、自家用電気工作物保守点検分といたしまして、東風小のコンセント回路、一貴山小の空調基盤の回路、それから、長糸小の玄関ポーチの回路、これはいずれも絶縁不良ということで改修工事、この3件を予定しております。  それから、消防設備の保守点検分といたしまして、福吉小学校の防火戸の閉鎖装置の改修、それから、引津小の予備水層の電源装置の改修、この2件、以上の施設工事を予定しております。  それから、中学校の修繕費でございますけれども、これにつきましては、台風と消防設備点検の部分の指摘で修繕を行うものでございます。  まず、台風17号の被害による部分といたしまして、前原中学校の体育館の軒裏ボードの修繕、それから、前原東中学校の武道場の屋根の修繕、それから、二丈中学校の空調機の室外機カバーの修繕、この3件がございます。  それから、消防設備保守点検の部分の指摘といたしまして、前原東中学校、二丈中学校、志摩中学校の自動火災報知器というのがあるんですけれども、この装置等の取りかえ修繕3件、以上の修繕分を予定しておるところでございます。これに必要な補正予算を要求させていただいたということでございます。  以上です。 76 ◯議長田原耕一君)  柳議員。 77 ◯10番(柳 明夫君)  3回目の質疑になりますけれども、今回の措置が行われるのは、これまで学校から要望が上がってきていたところと重なるのか、含まれるのか、それとも違うところかというところをまずお尋ねします。  そして、今、保守点検の具体的な中身をお知らせいただきましたけれども、この保守点検の委託先、そして、業務内容についてお尋ねします。 78 ◯議長田原耕一君)  宗教育総務課長。 79 ◯教育総務課長(宗 真司君)  先ほど説明しました小学校の改修工事、それから、中学校の修繕工事につきましては、保守点検、あるいは査察等で指摘された分で緊急に工事を行う分でございます。学校の要望の部分と重なる部分はございません。  それから、保守点検の委託先等でございますけれども、まず自家用電気工作物保守点検の部分につきましては、委託先が九州電気管理技術者福岡協同組合さんでございます。ここに前原小学校外20校の自家用電気工作物の保安管理業務をお願いしています。業務内容といたしましては、通常点検としまして月1回、それから、定期点検として年1回この自家用電気工作物の点検をしていただいておる分、それから、あわせまして電気工作物の設置、改造等の工事を行うときの工事監督などをしていただく業務をお願いしているところでございます。  それから、消防設備の保守点検でございますけれども、これはまず小学校の分としましては委託先が三和防災工業株式会社様、それから、中学校につきましては、委託先が寿防災工業株式会社でございます。  業務内容としましては、機器の点検業務を年1回、そして、総合点検を年1回していただいておるという部分でございます。それから、危険箇所点検の部分ですけれども、学校施設の危険箇所調査点検業務というのを、これは3年に1回ですけれども、行っております。委託先につきましては、怡土苑総合設計事務所でございます。業務内容といたしましては、学校の施設、設備について建築士の視点で調査点検等をしていただいて、建物設備について判定をしていただく、A判定、B判定、C判定というような判定をしていただいて報告をいただいておるという部分でございます。  以上でございます。 80 ◯議長田原耕一君)  重冨洋司議員。 81 ◯6番(重冨洋司君)  議案第128号 令和年度糸島市一般会計補正予算(第5号)、予算書は37ページになりますが、4款3項2目.じん芥収集費345万7,000円についてお尋ねをいたします。  6月の議会で事業所のごみ袋の値上げが議決されました。この金額は、値上げした分の可燃ごみ、不燃ごみ等の袋に貼るシールの印刷製本費と委託料と思いますけれども、値上げの金額、それに単価、印刷枚数、燃えるごみ、不燃ごみの貼る印刷枚数、そして、これからの予測はいかがでしょうか、お願いいたします。 82 ◯議長田原耕一君)  末松市民部長。 83 ◯市民部長(末松隆明君)  差額シールは値上げ分を負担いただくもので、1枚当たりの価格は、可燃用が77円、リサイクル袋用が51円、その他不燃ごみ袋用が60円となっております。差額シールの印刷枚数でございますが、6月補正でお願いしましたが、想定以上に購入されたことにより、最終的に可燃用18万枚、リサイクル用とその他不燃用それぞれ6万7,000枚を見込んでおります。  今後の予測ですが、差額シールは旧の袋を使用されるときに必要となりますので、旧の袋がなくなれば新しい袋に移行されるため、徐々に減少していくものと考えております。  以上でございます。 84 ◯議長田原耕一君)  重冨議員。 85 ◯6番(重冨洋司君)  ごみ袋の大幅な値上げでございましたけれども、そのことによって、市内の事業所の方たち、この方たちがごみを減量する努力とか取り組みなどを実践しておられると、そういった情報はないでしょうか。また、その後のごみの量の増減に変化はないでしょうか、お尋ねをいたします。 86 ◯議長田原耕一君)  末松市民部長。 87 ◯市民部長(末松隆明君)  まず、指定ごみ袋によります事業所のごみの量でございますが、昨年の10月とことしの10月を比較いたしますと3.2%減少しております。事業所のごみ減量の対策でございますが、現在のところ情報は持ち合わせておりませんが、紙の資源化の推進、可燃袋の小の新設によりまして、今後、ごみの減量化に努めていただけるものと考えております。 88 ◯議長田原耕一君)  重冨議員。 89 ◯6番(重冨洋司君)  3回目の質問ですが、最後の質問ですけれども、大事な質問ですが、ごみ袋の値上げをしました。そのことで、本市の財政的な効果や、まだ半年ですが、予測になると思いますけれども、1年間で見た場合にどのくらいの歳入の増加が見込めるのかお尋ねをいたします。 90 ◯議長田原耕一君)  末松市民部長。 91 ◯市民部長(末松隆明君)  今年度の歳入といたしまして約5,400万円の増加を見込んでおります。また、年間では約1億円の増加となる見込みでございます。  以上でございます。 92 ◯議長田原耕一君)  伊藤千代子議員。 93 ◯16番(伊藤千代子君)  補正予算に関して質疑をさせていただきます。  まず、債務負担行為の給食調理業務に関しましては、松月議員質疑の中で大体わかったんですけれども、1つはとても小さな学校ですけれども、調理予定数としては1日に何食を考えていらっしゃるんでしょうかという点、それから、先ほどの質疑の中で、説明会を行ったとおっしゃいましたが、それは11月の1回だけだったのか、そのほかにも何回かなさったのかということですね。  それから次に、障害児の福祉サービス事業費6,714万2,000円に関する質疑についてなんですけれども、この障害児の福祉サービス、デイサービスに関しましては非常に利用者がふえていますが、この目的についてまず1番目にお伺いをします。 94 ◯議長田原耕一君)  田中学校教育課長。 95 ◯学校教育課長(田中健悟君)  まず、長糸小学校の給食調理室でつくる食数でございますが、児童数と教職数と合わせて約120食程度でございます。保護者等への説明ということですが、こちらは1回のみでございます。  以上です。 96 ◯議長田原耕一君)  藤田人権福祉部長。 97 ◯人権福祉部長(藤田 晋君)  放課後等デイサービスの事業の目的でございますが、障害のある児童に対し、身近な地域で適切な支援を行い、年齢や障害特性に応じた専門的な訓練を行うことで将来の自立を促すことでございます。 98 ◯議長田原耕一君)  伊藤議員。 99 ◯16番(伊藤千代子君)  給食の関係なんですけど、もう一つ、今度委託をなさるということなんですが、指名競争入札になさるであろうと思うんですけれども、それに関連して、市の登録業者はどのようになっていますか。  それから次に、先ほどの障害児福祉サービス事業の関係なんですけれども、この事業の、例えば、利用の内容ですね、週にどれぐらい利用ができるのかとか、あるいは訓練の内容はどのようになっているのかという点について具体的にお知らせを願いたいと思います。 100 ◯議長田原耕一君)  田中学校教育課長。 101 ◯学校教育課長(田中健悟君)  現在、給食調理業務についての指名登録者数は9社ございます。糸島市内の業者はございません。
    102 ◯議長田原耕一君)  藤田人権福祉部長。 103 ◯人権福祉部長(藤田 晋君)  放課後等デイサービスの利用上限につきましては、原則月23日でございます。訓練内容につきましては、具体的に立ち上がりや歩行の訓練、食事や排せつの訓練、読み書きが苦手な児童のための学習プログラム、遊びや運動で感覚を刺激する訓練、対人関係や集団行動を円滑に行う技能訓練といった内容でございます。 104 ◯議長田原耕一君)  伊藤議員。 105 ◯16番(伊藤千代子君)  つまり、100食ぐらいの、120食ぐらいの小さな学校の給食を市外の業者に調理を委託するということになるわけですが、それも結構、東京、大阪等の大きな会社に委託する場合がふえているように感じるんですけど、この9社の登録業者はどこになっているのかを伺いたいと思います。  それから、障害児のデイサービス事業について最後なんですけれども、平成26年に利用者が27人、そして、令和年度では203人ということは、本当にこの事業が求められている大事な事業なんだなということを感じるわけですが、これに関して、財源はどのようになっているのか、それから、財源の割合で結構ですので、それをお知らせ願いたいと思います。  それから、事業所数も非常にふえてきていると思うんですね。事業所数がふえれば、そこで働く人たちがふえて雇用にもつながるわけなんですけれども、市におけるこのサービスを行っている事業所数はどのようになっていますか。以上、よろしくお願いします。 106 ◯議長田原耕一君)  井上教育部長。 107 ◯教育部長(井上義浩君)  給食に関する指名登録業者、9社全ては把握しておりません。なお、現在、糸島市の小・中学校の給食調理業務を委託しておりますのは、横浜市のハーベストネクスト株式会社、それから、福岡市の葉隠勇進株式会社、それから、大野城市の日米クック株式会社、それともう一つ、福岡市のシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社、その4社でございます。 108 ◯議長田原耕一君)  山崎福祉支援課長。 109 ◯福祉支援課長(山崎一枝君)  放課後等デイサービスの財源は、利用者負担を除き国庫負担金が2分の1、県と市の負担が4分の1ずつです。今年度の給付見込額から見ると3億2,800万円ですが、うち市の負担額が8,100万円程度になる予定です。そして、事業所数なんですが、現在15カ所が事業を行っております。  以上です。 110 ◯議長田原耕一君)  これをもちまして質疑を終わります。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第128号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 111 ◯議長田原耕一君)  御異議なしと認めます。議案第128号は委員会付託を省略することに決定しました。  議案第128号の討論、採決は、後日の本会議で行います。 日程第12 議案第129号       令和年度糸島市国民健康保険事業       特別会計補正予算(第2号) 日程第13 議案第130号       令和年度糸島市介護保険事業特別       会計補正予算(第3号) 日程第14 議案第131号       令和年度糸島市後期高齢者医療特       別会計補正予算(第2号) 日程第15 議案第132号       令和年度糸島市渡船事業特別会計       補正予算(第1号) 日程第16 議案第133号       令和年度糸島市水道事業会計補正       予算(第2号) 日程第17 議案第134号       令和年度糸島市下水道事業会計補       正予算(第1号) 112 ◯議長田原耕一君)  日程第12.議案第129号 令和年度糸島市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)から日程第17.議案第134号 令和年度糸島市下水道事業会計補正予算(第1号)までを一括議題とします。  これより質疑に入ります。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 113 ◯議長田原耕一君)  これをもちまして質疑を終わります。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第129号から議案第134号までは、会議規則第37条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 114 ◯議長田原耕一君)  御異議なしと認めます。議案第129号から議案第134号までは委員会付託を省略することに決定しました。  議案第129号から議案第134号までの討論、採決は、後日の本会議で行います。 日程第18 報告第11号       議会の委任による専決処分について       (市が管理する道路の陥没による車       両事故の損害賠償及び和解) 日程第19 報告第12号       議会の委任による専決処分について       (市が管理するカーブミラーの倒壊       による車両事故の損害賠償及び和       解) 115 ◯議長田原耕一君)  日程第18.報告第11号 議会の委任による専決処分について(市が管理する道路の陥没による車両事故の損害賠償及び和解)から日程第19.報告第12号 議会の委任による専決処分について(市が管理するカーブミラーの倒壊による車両事故の損害賠償及び和解)についてまでを一括議題とします。  これより質疑に入ります。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 116 ◯議長田原耕一君)  これをもちまして質疑を終わります。  これで報告第11号から報告第12号までを終わります。 日程第20 請願第2号       入札条件の変更を求める請願 117 ◯議長田原耕一君)  日程第20.請願第2号 入札条件の変更を求める請願を議題とします。  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。柳議員。 118 ◯10番(柳 明夫君)  3つの内容についてお伺いしたいと思うんですけれども、まず現在の糸島市からの市内企業への発注率、この分野に限ってですけれども、金額ベースでどのくらいの割合なのか、おわかりでしたらお答えいただきたいと思います。 119 ◯議長田原耕一君)  平田議員。 120 ◯5番(平田雅紹君)  金額ベースについては現在把握しておりません。 121 ◯議長田原耕一君)  柳議員。 122 ◯10番(柳 明夫君)  金額でわからなければ、件数でももしわかればお答えいただきたいと思います。  それから、糸島市では、こういう比較的小さな規模、中小の自治体の中では、やはり市というもの、市役所がその地域内の最大の投資の主体になると思うんです。建設工事だけでなくて、例えて言えば鉛筆1本から市内企業に市が発注する、それが地域経済に大きな効果をもたらすわけで、その意味で、私は本請願の趣旨には、基本的に賛同できるわけですが、問題は全ての市の工事を元請で行える技術、能力があるかということだと思います。結局、入札にかけても応札できないとかいうふうなことになった場合、できないものは市が市外の企業に随契で発注してもいたし方ないというふうなのかどうか、この点はどのようにお考えかお答えいただければと思います。 123 ◯議長田原耕一君)  平田議員。 124 ◯5番(平田雅紹君)  まず、件数についての御質問ですが、昨年度、平成30年度の契約状況でいきますと、全入札件数106件のうち、本店落札が96件、それ以外の落札が8件、市外が2件という形になっております。それ以上の細かい数字に関しては持ち合わせておりません。  もう一つ、市内の業者で対応できないような工事があった場合に、この条件を適応するかということでございますが、請願者にお聞きしたところ、市内の業者で対応できないものまでについては求めていないという考えでありましたが、それぞれの案件によってこういう条件をつける、つけないというような形のほうがいいのではないかというふうな意見もありますので、これは今後検討していく課題ではないかなというふうに思っております。 125 ◯議長田原耕一君)  柳議員。 126 ◯10番(柳 明夫君)  今のお答えを聞きますと、請願の文書から読み取れるのは、何か一律に市内企業に全て発注するように入札の制度を変えてくれというふうに受け取れるんですが、それはちょっと違うということなのかなというふうに思います。  この請願人は、聞くところによればAランクの方々ということだと思うんですけれども、これはちょっと請願を超えている中身かもしれませんが、Aランクの業者に、例えば、市の仕事が全て行ったとしても、どうしても今までの実績からいったらかなり特定の企業に発注が偏っているという傾向があるようにも思います。
     また、それから市内の企業が元請になっても、結局1次、2次、3次の下請を市外の企業に回したとしたら、地域経済への効果は減殺されるわけですね。つまり、市内のB、Cランク、あるいは規模の小さい企業ともウィン・ウィンの関係をつくる必要が私は求められてくると思うんですが、この点の問題意識というのは、この請願されている企業の中で共有されているかどうか、もしこれがおわかりでしたらお答えいただきたいと思います。 127 ◯議長田原耕一君)  平田議員。 128 ◯5番(平田雅紹君)  まずこの請願者、全部で24社あるわけですが、この24社は、Aランク、Bランクの方々の業者さんがこの請願者になっております。2つ目の質問の下請企業まで市内業者で行うほうが市内の業者育成のためにはいいんじゃないかということでありますが、これは各企業の考え方によってくると思いますので、ここではお答えできません。 129 ◯議長田原耕一君)  ほかに。伊藤議員。 130 ◯16番(伊藤千代子君)  請願を審議することになると思いますので、これについて厳密にどういうことなのかをちょっと聞いておきたいと思います。  入札条件の変更を求める請願となっています。ここの請願事項には、本市に本社、本店を有する業者のみの指名、発注を請願するものでありますと書いてありますが、入札に関しては総合評価方式とか、指名競争入札、あるいは一般競争入札とあるわけなんですが、この全てにおいて本社、本店を有する業者にしなさいというふうに、これを見ただけではそういうふうに判断をするんですけれども、そういうふうな意図で書かれているんでしょうか。 131 ◯議長田原耕一君)  平田議員。 132 ◯5番(平田雅紹君)  総合評価方式の場合は、その条件の1つの中に、本店、支店及び営業所を有するものというふうな条件があるそうなので、その部分を本店のみというふうにしていただきたいというのが今回の請願の意味となっております。  それ以外、総合評価方式というのは基本的に3,000万円以上、大体Aランク、Bランクの指名になるようですが、C、Dランクについては今回請願者にも入っておりませんので、全部が全部、全ての入札に関してということではないと思います。それ以上のことは、私は把握して、C、Dランクの方には意見も聞いておりませんので、ここではお答えはできません。 133 ◯議長田原耕一君)  伊藤議員。 134 ◯16番(伊藤千代子君)  請願者が誰であろうと、この出されているのは入札条件の変更を求める請願ですから、請願者がAランク、Bランク、Cランク、Dランク、どのランクの方々であろうと市の発注に関して入札は市内の業者だけにしてくださいよという請願であるから、これが通った場合は、全てのところに影響がなされるというふうに考えるんですけれども、そのような御理解ではないのかという点が1つですね。  それから、このA、B、C、Dに関して、ランク別に発注をしているはずなんですけれども、今おっしゃったのはA、Bランクの方々たちだけというふうになると、C、Dに関してはそうではないと。A、Bだけだというふうにここには書いていないけれども、そういうふうな条件にするのであればそんなふうに書くべきだと思ったんですが、このままだと入札全部にかかわってくると思いますが、その点での整合性はお考えになっていないんでしょうか。 135 ◯議長田原耕一君)  平田議員。 136 ◯5番(平田雅紹君)  申しわけありませんが、そこまで請願者との意見の調整はできておりませんので、お答えはできません。 137 ◯議長田原耕一君)  ほかにありますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 138 ◯議長田原耕一君)  これをもちまして質疑を終わります。  ただいま議題となっております請願第2号は、総務文教常任委員会に付託いたします。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれをもちまして散会いたします。       (午前10時57分 散会) Copyright © Itoshima City Council Minutes, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...