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平成31年 予算特別委員会(第5日) 本文 2019-03-13

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  1. 糸島市議会 2019-03-13
    平成31年 予算特別委員会(第5日) 本文 2019-03-13


    取得元: 糸島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       (午前11時15分 開会) ◯小島委員  ただいまから予算特別委員会建設産業分科会を開催いたします。  これより分科会長選出を行います。  分科会長には、私、小島委員を選任したいと思いますが、これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 2 ◯小島委員  御異議なしと認めます。分科会長には、私、小島委員を選任することに決定しました。 3 ◯小島分科会長  これより副分科会長の選出を行います。  副分科会長には、寺崎委員を選任したいと思いますが、これに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 4 ◯小島分科会長  御異議なしと認めます。副分科会長には寺崎委員を選任することに決定しました。  これより本分科会所管の予算の審査に入ります。  審査は、部ごとに継続費、債務負担行為、地方債、歳出、歳入の順に進めます。  なお、歳出及び歳入については、事前に配付しております資料のページごとに確認を行います。  各委員におかれましては、質疑の際には発言の最初に資料、または予算書のページ番号及び事業名等を明確にされた上で、議題に沿ってその範囲を超えないよう簡潔に発言してください。  これより建設都市部所管の予算を審査します。  建設都市部所管の一般会計の概要説明を求めます。執行部どうぞ。
    5 ◯執行部  建設都市部所管の8款.土木費の御説明を申し上げます。  予算書の196ページから213ページでございます。  歳出総額は14億6,902万円で、対前年度比7億7,972万6,000円の減、34.7%の減額となっております。  減額の主な要因は、糸島高校前駅と筑前深江駅の駅関連施設整備事業の完了でございます。  新たな事業としましては、都市計画地図情報のデータ更新3,515万6,000円、都市計画道路検証業務1,090万2,000円、公園遊具設置工事700万円、老朽化が著しい市営住宅の用途廃止に伴う移転補償費480万9,000円などを計上しております。  継続事業としましては、新田久保田線、浦志有田線などの道路整備事業費1億2,203万8,000円、橋梁長寿命化事業における波多江の幸田橋かけかえ工事費1億1,720万円、災害関連地域防災がけ崩れ対策工事費2,689万5,000円、波多江駅自由通路整備事業費2億9,350万1,000円、駅のバリアフリー化設備整備事業補助金7,675万3,000円などを計上しております。  次に、260、261ページの11款2項.公共土木施設災害復旧費につきましては、道路橋りょう災害復旧費として、前年と同額の1,000万円を計上しております。  なお、歳入につきましては、各事業に伴う国庫補助金や市債が主なものでございます。  どうぞ御審議をよろしくお願いいたします。 6 ◯小島分科会長  建設都市部については、継続費はございませんので、債務負担行為から質疑を行います。債務負担行為について、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 7 ◯小島分科会長  これで債務負担行為の質疑を終了いたします。  次に、地方債についての質疑がある委員は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯小島分科会長  これで地方債の質疑を終了いたします。  次に、歳出の質疑を行います。  歳出予算資料1ページ、土地対策費から道路維持管理費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 9 ◯小島分科会長  次のページに進みます。  2ページ、環境美化事業費から交通安全施設整備事業費までについて、質疑のある委員は挙手をお願いします。柳委員。 10 ◯柳委員  網かけの下から3つ目と言ったほうが早くわかると思います。道路新設改良費の狭あい道路整備事業費ですけれども、この中の小町2号線の整備事業費ですね。ちょっと説明をお聞きしましたら、これは志摩の親山地域の市道の幅員が4メートル未満の拡幅工事だというふうに伺いましたが、糸島市の市道で幅員が4メートル未満というのは、ほかにも結構あるのか、幾つあるんだろうかということが1つと、それから、国の補助があるというお話でしたが、国の補助率といいますか、それが何%なのか、そのことをまずお伺いしたいと思います。 11 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 12 ◯執行部  まず、1点目の4メートル以下の道路についてはお調べをさせていただきたいと思います。  それと、国の補助事業でございますけれども、補助率が50%でございます。 13 ◯小島分科会長  柳委員。 14 ◯柳委員  行政区のほうから、うちの行政区の市道の幅員が4メートル未満で広げてくれと、そういう要望というのはほかにはないのかということと、それから、今おっしゃった50%の補助率、国の事業の名称がわかれば教えていただきたいと思います。 15 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 16 ◯執行部  4メートル以下の道路の拡幅要望の箇所についてもお調べさせていただきたいと思います。  国の補助メニューでございますけれども、狭あい道路整備事業でございます。 17 ◯小島分科会長  ただいまの質疑に関連して、同事業に関する質疑のある委員は挙手を願います。平田委員。 18 ◯平田委員  4メートル未満の道路が幾つあるかというのはまだ調査中ということで、後で教えていただければいいんですが、これは当然セットバックということは、地元の道路に用地を提供するというところがまとまらないと、結局はこの事業、先に用地交渉をするなりなんなりしないと事業は進まないと思うんですけど、その辺はどういうふうに考えられていますか。 19 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 20 ◯執行部  この事業に取りかかる前段といたしまして、要望を上げていただくときに、用地の話もさせていただいております。用地の提供が皆さんできるという路線について、この補助事業を申請して進めておるところでございます。 21 ◯小島分科会長  ただいまの質疑に関連して、同事業に関する質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 22 ◯小島分科会長  次、その他の事業に対して質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 23 ◯小島分科会長  次のページに進みます。  3ページ、橋梁長寿命化事業費からその他都市計画総務費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。徳安委員。 24 ◯徳安委員  網かけの上から3つ目の災害関連地域防災がけ崩れ対策事業について、これは平成30年度と平成31年度、30年度の補正で繰越明許が上がっていましたので、ここまで含めたところで総額が出ると思うんですが、箇所が雷山、神在、一貴山、福井とございました。それぞれの事業の箇所の総事業費と分担金条例ができましたので、分担金の額、そしてそれぞれの受益者数をお知らせください。 25 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 26 ◯執行部  まず、それぞれの箇所の総事業費を申し上げます。雷山4,840万円、神在2,420万1,000円、福井1,760万円、一貴山8,910万1,000円でございます。総額の1億7,930万2,000円でございます。  分担金でございますけれども、まず雷山44万円です。神在22万円、福井16万円、一貴山80万7,000円、分担金合計が162万7,000円でございます。  各箇所の受益戸数を申し上げます。  雷山2戸、神在3戸、福井3戸、一貴山3戸でございます。 27 ◯小島分科会長  徳安委員。 28 ◯徳安委員  特に雷山と一貴山については、雷山でいうと44万円の分担金を2戸で、一貴山においては80万円を3戸でということで、1戸当たりの金額が大きいなと思いましたが、一貴山と福井については、もともとの補正、12月の予算では総額で6,000万円ぐらいだったと思いますが、そこからかなりの金額がふえている、つまり分担金もふえているんではないかと思いますが、一貴山で結構です、一貴山はもともとの12月と比べてどのくらい分担金がふえている形になりますかね。 29 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 30 ◯執行部  一貴山の分担金、12月補正で可決いただきましたときが36万4,000円、3月補正で29万9,000円増額、平成30年度の分担金の合計額が66万3,000円でございます。平成31年度の分担金14万4,000円を合わせますと80万7,000円という状況でございます。 31 ◯小島分科会長  徳安委員。 32 ◯徳安委員  たしか条例、規則のほうでは、通知を発送して20日以内に支払わなければならないというふうなルールになっていたと思いますけど、ここら辺の話で、地元とどう、納得されてこういう事業を提起されたんだと思いますが、ちょっとそこら辺の経過がわかればお知らせいただければと思います。 33 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 34 ◯執行部  各地区とも申請をいただいております。分担金のところも御説明をいたしまして了解をいただいておるところでございます。  現在、状況といたしましては、国の内示、事業採択がおりましたので、今、測量設計を順次発注しておる状況でございます。  以上です。 35 ◯小島分科会長  徳安委員。 36 ◯徳安委員  最後になります。雷山と神在が後から上がってきた分ですけど、これがまた総事業費がふえるようなことはもうないと理解しといてよろしいでしょうか。 37 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 38 ◯執行部  雷山、神在につきましては、国との工法等の協議も済んでおりますので、この金額から大幅にふえることはないと考えております。 39 ◯小島分科会長  ただいまの質疑に関連して、同事業に関する質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 40 ◯小島分科会長  その他の事業に対して、質疑のある委員は挙手をお願いします。松月委員。 41 ◯松月委員  網かけの2番目の河川維持費についてお伺いをいたします。
     この河川なんですが、認定河川ということですけれども、認定河川というのはどのようなものか、糸島市に幾つあるのか、そして本来的に維持管理はどこがするのかということでお伺いをいたします。 42 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 43 ◯執行部  河川の数でございますけれども、準用河川が51河川、普通河川が43河川ということになっておりまして、これはどちらも市が管理する河川でございます。 44 ◯小島分科会長  松月委員。 45 ◯松月委員  ここで計画的に事業を遂行するということを書いてあります。実施計画のほうにですね。計画的にということがどういうことなのかということをお伺いしたいんですけれども、各行政区の要望もかなりあると思いますが、その計画的の中に優先的にどのような順位を確保しておられるか、その辺をお伺いしたいと思います。 46 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 47 ◯執行部  平成30年度末のしゅんせつ要望の積み残しが8カ所ございます。河川のしゅんせつにつきましては、我々職員で要望がありましたところ、現地確認をいたしまして、緊急度、順番を決めさせていただいて、来年度するもの、その次の年にするものというような計画を立てて実施をさせていただいているところでございます。 48 ◯小島分科会長  松月委員。 49 ◯松月委員  平成31年度の予算から見まして、どのような工事ができるのか、また今積み残しが8河川あるということですけれども、それも含めて計画的にというのが来年度の予算にどのように反映されるかというところをお伺いいたします。 50 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 51 ◯執行部  平成31年度の予定箇所は5カ所を予定しておるところでございます。この5カ所につきましては、先ほど説明いたしました現地の状況に応じた計画に基づいて実施をしているところでございます。 52 ◯小島分科会長  松月委員。 53 ◯松月委員  先ほどの御答弁から、平成30年が積み残しが8カ所ということですので、平成31年度に5カ所ということは、また3カ所積み残しということになるのか、ちょっと確認をさせてください。 54 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 55 ◯執行部  3件が残る予定でございます。 56 ◯小島分科会長  松月委員。 57 ◯松月委員  理解しましたが、じゃ、緊急な場合の対応ができにくいと、この予算ではできにくいということになりますか。 58 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 59 ◯執行部  各地区から要望が数上がってまいりますけれども、河川の形状、計画箇所等々を比較いたしまして、現地を測量等した結果で判断しておりますので、危険なところは解消できていっているというふうに考えております。  先ほど狭隘道路の要望の数ということで、今、親山を含めて2カ所ということで、1カ所が次の計画箇所として待っていただいておるという状況でございます。  あと、4メートル以下の道路でございますが、道路台帳上、4.5メートルというくくりで整理することになっております。4.5メートル未満の幅員の道路ということでお答えをさせていただきますが、約406キロということになっております。 60 ◯小島分科会長  ただいまの質疑に関連して、同事業に関する質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 61 ◯小島分科会長  その他の事業に対して、質疑のある委員は挙手を願います。平田委員。 62 ◯平田委員  3ページの真ん中付近の土木費、都市計画費、都市計画総務費の中で2点、2事業についてお伺いをいたします。  1つ目は都市計画道路検証事業ですが、これは事前に説明資料を配付いただいておりますが、今、計画されている都市計画道路が37路線、トータル65キロ計画されていますが、上記のうち未整備街路が27路線ということになっております。その中で、平成31年、32年の事業計画が示されていますが、この評価を行うまでは都市計画道路の整備は行わないということでよろしいですか。 63 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 64 ◯執行部  平成31年度、32年度行わないということではございませんで、この間の予定としましては、県営街路事業でありますが、北新地新田線、それから波多江泊線、こちらのほうの整備を行う予定でございます。 65 ◯小島分科会長  平田委員。 66 ◯平田委員  スケジュールに細かく書いてあるんで、それどおり進んでいくのかと思うんですが、検証作業を平成32年度までに行って、それで決定したものを都市計画マスタープランの変更を行うということになるんですが、約2年間の間、必要な道路が出てくるんじゃないのかなと思うんですが、今のところ今の2路線以外の業務、工事を行うということはないということで確認ですが、聞きたいと思います。 67 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 68 ◯執行部  全く行わないということにはならないかと思いますが、どういった要因で生じるかということがございますので、その場合はケース・バイ・ケースの対応ということになろうかと思います。  本来、この趣旨につきましては、長期未着手の都市計画道路が多数存在しておりますので、そういったものの見直しがメーンになろうかというふうに考えております。 69 ◯小島分科会長  平田委員。 70 ◯平田委員  最後なんですが、これは現在計画されている都市計画道路の検証作業ということなんですが、新たに都市計画道路が決定される場合もあるということで間違いないですか。 71 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 72 ◯執行部  先ほど申しましたように、何らかのケースで、例えば、市街地開発事業でありますとか再開発事業、こういったものが生じたときにはそういった路線の指定等は出てくる可能性はあるというふうに考えております。 73 ◯小島分科会長  今、平田委員の質疑に関連する方、柳委員。 74 ◯柳委員  長期未着手の路線の検証がメーンだというお答えがありましたけれども、これが何路線あるのか、それから長期というのは大体最長でどのくらいから未着手ということなのか。  そしてもう一つは、検証の視点といいますか、検証する項目がどのようなものなのか、それをお尋ねしたいと思います。 75 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 76 ◯執行部  長期未着手でございますが、やはり37路線のうちの未整備の街路、27路線につきましては、ほぼ長期未着手といった形でございます。長いもので昭和27年指定のものからございますので、もう70年近くなっているものもあろうかというふうに考えております。  それから、検証の内容でございますが、平成31年度に路線の必要性の評価と実現性の評価、それと概算事業費の算出、それから平成32年度に道路網の評価、総合的検証、それと見直し、候補路線の抽出、公表を行う予定でございます。 77 ◯小島分科会長  ほかに関連の質疑、松月委員。 78 ◯松月委員  違う側面からの確認です。  これ10年ごとの検証とありますけれども、前回10年前というと、合併のときなんですね。その合併ごろの評価というものはどのように検証しておられるか。合併のときにこの計画道路ができたというんで、すごく喜んでおられた市民とかおられまして、それから全然動いていないということで話を聞いております。どのように合併のころ評価をしておられたか、確認させてください。 79 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 80 ◯執行部  前回の検証につきましては、平成17年から23年にかけて実施しておりまして、前原地区につきましては、2路線ほど見直し候補を上げていると。それから、二丈、志摩地域につきましては、見直し候補はなしということで前回の検証をしております。 81 ◯小島分科会長  松月委員。 82 ◯松月委員  計画道路に位置づけがあって、売却しているものとか無断で利用しているとか、そういうことは今のところは全然ありませんか。 83 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 84 ◯執行部  路線内に建物等は現在あります。こちちについては、路線の計画をかける前からあるもの、それから、路線の計画をかけた後に建ったものがございます。路線の指定をかけた後につきましては、都市計画法の53条の許可というものをとって建てられた、実際事業にかかる際の移転補償費等が大きくならないような形、例えば、木造2階建て以下とか、そういう制限はございますが、そういったところでの許可を得た上で計画路線の中に建物を建てたという経過はございます。 85 ◯小島分科会長  松月委員。 86 ◯松月委員  今おっしゃった都市計画法の53条、それできちっと契約をしておられるということで、もし計画道路を利用するようなことになったときは、何も文句も言わずに、何というのかな、立ち退きはできるという形に約束をしてあるということですね。 87 ◯小島分科会長
     執行部どうぞ。 88 ◯執行部  53条の許可につきましては、そこまでの相手方に同意を求めるというものではなく、事業の事業認可等がまだなされておりませんので、当面まだ事業の着手に期間がかかるということでの許可ということで、実際は事業にかかったときには、53条を許可しているときに承諾をとったでしょうということではなくて、そのときのまた補償条件とかで交渉させていただくということになろうかと思います。 89 ◯小島分科会長  ほかに関連ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 90 ◯小島分科会長  その他の事業に対して、質疑のある委員は挙手を願います。平田委員。 91 ◯平田委員  今のから2つ目の網かけの都市計画総務費の中のブロック塀等撤去促進事業、これは昨年、大阪北部地震以降、補助金がついて、市でもその補助金を使って事業を行っていると思うんですが、今年度の実績件数と来年度に向けて申請が出ている件数がわかれば教えてください。 92 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 93 ◯執行部  今年度、現在まで3件のブロック塀の撤去費の補助申請があっております。来年度につきましては、現時点で希望は聞いておるんですけれども、20件を超える要望があっておるという状況です。 94 ◯小島分科会長  平田委員。 95 ◯平田委員  20件でこの金額で足りるのかというのをまずお伺いいたします。 96 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 97 ◯執行部  この109万円というのは10件分を想定しておるんですけれども、1件当たり10万9,000円というのが上限額となっております。皆さんの申請に、工事にかかる額が21万8,000円を超える場合が10万9,000円で打ち切りになるんですけれども、それぞれの見積もりをまだ徴取しておりませんので、はっきりとした金額はわかりませんけれども、20件丸々補助要件に該当するとすればこの金額では恐らく不足してくるんではなかろうかと予想はしております。 98 ◯小島分科会長  平田委員。 99 ◯平田委員  これは広報でたしか周知されたと思うんですが、中には知らなかったという方が何件かいましたけど、実際施工している途中で、もし申請しようとした場合は、補助金対象事業になるのかどうかお伺いします。 100 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 101 ◯執行部  こちらの補助金につきましては、国庫補助、県補助も入っておる事業になります。そういう関係もありまして、交付決定以前に工事の契約をされていたり、交付決定以前に工事の着手をされている場合は補助対象外となります。 102 ◯小島分科会長  ほかには。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 103 ◯小島分科会長  その他の事業に対して、質疑のある委員は挙手をお願いします。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 104 ◯小島分科会長  では、次のページに進みます。  4ページ、公園緑地管理費から駅関連施設管理費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。松月委員。 105 ◯松月委員  網かけの2つ目、都市計画費、公園費、公園遊具設置事業についてお伺いをいたします。  これは拠点的公園に遊具の設置ということですけれども、市としてどのような遊具を設置しようとお考えなのか、お伺いをいたします。 106 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 107 ◯執行部  基本的には複合遊具とブランコ、シーソー、滑り台、こういったものを基本として、市のほうから提案をしながら、設置をする公園の地元の行政区長さん等にニーズを聞いた上で、遊具の種類を決定したいと思っております。 108 ◯小島分科会長  松月委員。 109 ◯松月委員  これは遊具になると非常に安全性ということが大事になると思います。それと、もちろん子供たちが冒険ができたり、挑戦というか、楽しめる遊びということが非常に大事だと思いますが、その辺を安全性を求めながらということをどのくらい考えておられるのか。  それと、今、区長さんにニーズを聞くということをおっしゃいましたけれども、地元の方、保護者の方とか、そういうふうな連携とともにニーズを聞いていくということはなさらないのか、お伺いをします。 110 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 111 ◯執行部  安全性の点につきましては、遊具そのものの安全性について、遊具のメーカー側が国からの指導を受けながらきちんと安全性を確保した遊具を製作しておるということを前提にしております。  さらに、これまでの事故の事例等を省みながら、事故が起こりにくい遊具を設置するということを基本にしていきます。  それから、地元の要望につきましては、拠点的な公園というものを各中学校区に1カ所ずつということで考えておりますので、その中学校区の行政区長会に御相談をさせていただき、必要であれば行政区長会のほうからPTAや子ども会等の役員さん等に意見を求められるというふうに考えております。 112 ◯小島分科会長  松月委員。 113 ◯松月委員  今、遊具のメーカーとおっしゃいましたけれども、要するに遊具の選定なんですが、その辺は国内であるとか海外であるとか、糸島のメーカーであるとか、いろいろあると思いますが、どういう基準でそのメーカーの選定をされるかだけ、最後の質問になりますが、お伺いします。 114 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 115 ◯執行部  メーカーの選定までは現在特定しておりませんけど、安全性を確保するとすれば、国内のメーカーで、大手のメーカーということで考えております。  また、設置につきましては、地元の遊具設置業者さんを指名競争入札で選定していきたいと思っております。 116 ◯小島分科会長  ただいまの質疑に関連して、同事業に関する質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 117 ◯小島分科会長  その他の事業に対して、質疑のある委員は挙手を願います。松月委員。 118 ◯松月委員  施設管理費、駐輪場管理費についてお伺いをいたします。  ここに放置自転車管理業務委託というのがありますけれども、放置自転車はどのぐらいの量があるのか、お伺いいたします。 119 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 120 ◯執行部  ちょっと数字を確認するお時間をいただきたいと思います。 121 ◯小島分科会長  その間、ほかの質疑があったら。わかった。  どうぞ、執行部。 122 ◯執行部  平成29年度の実績で223台となっております。 123 ◯小島分科会長  松月委員。 124 ◯松月委員  223台、非常に多いですね。大体横ばいに223台ぐらい、毎年なんでしょうか、その点お伺いします。 125 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 126 ◯執行部  通常270台、年間予測、予定でしておりますので、大体223台というのは平均ということで、毎年このくらいの数が出ております。 127 ◯小島分科会長  松月委員。 128 ◯松月委員  続いて、その処理の仕方ですね。リサイクルなのか、リユースなのか、もう処分してしまうのか、その辺にこの20万8,000円がかかっているのかどうか、ちょっと幾つも今質問しましたが、一つずつお願いいたします。 129 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 130 ◯執行部  処分の仕方については、各自転車について防犯登録とかはされてありますけれども、その照会を警察のほうにして、所有者が判明した場合は文書を送って、引き取りがないということで、告示してから6カ月経過したものを全て廃棄処分しております。  その処分について、金属部類についてはくず鉄ということで回収してもらって、年間3万円から4万円ぐらいの雑入費が、くず鉄の相場によるんですけれども、雑収入として市に入っております。
    131 ◯小島分科会長  松月委員。 132 ◯松月委員  処分をされる、廃棄をするということは、それはクリーンセンターに持っていって処分をするということになるんですか。 133 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 134 ◯執行部  処分のほうは産業廃棄物の専門業者が引き取っておりますので、クリーンセンターでは処理されておりません。 135 ◯小島分科会長  松月委員。 136 ◯松月委員  すみません、長くなって。  結局はそれも有料で多分処分をされると思うんですけれども、それも有料ですね。 137 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 138 ◯執行部  市の負担はありません。くず鉄で再生というか、くず鉄業者が回収してくれるので、市の負担は廃棄については起こっていません。逆に収入となっております。 139 ◯小島分科会長  松月委員。 140 ◯松月委員  じゃ、全ての自転車、廃棄する分はそちらの産廃業者にお願いして、収入の分だけは3万円から4万円ぐらいは収入になっていますという答弁だったと思います。  次に、駐輪料金なんですけれども、これは無料なのか有料なのかということをお伺いして、他の自治体の状況等はどうか、お伺いをいたします。 141 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 142 ◯執行部  糸島市の自転車駐輪場の使用料については、現在無料でございます。  他の自治体の有料か無料かについては、福岡市さんだけ有料化してあるということは把握しておりますが、他の市町村については把握をしておりません。  現在、行財政改革の関係で、自転車駐輪場の有料化について検討を進めるよう指示を受けておりますので、現在、可能かどうか、実現性について検討しておるところでございます。 143 ◯小島分科会長  関連質疑はございますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 144 ◯小島分科会長  その他の事業に対して、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 145 ◯小島分科会長  次のページに進みます。  5ページ、県営街路整備事業費からその他住宅管理費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。柳委員。 146 ◯柳委員  5ページの網かけの一番最初ですけれども、県営街路整備事業、この負担金が5,875万円出ておりますけれども、これは中央ルートのほうが、実施計画書を見ますと、1,375万円ということですから、残りの4,500万円が北新地新田線ですかね、だというふうに考えてよろしいか、まず確認をお願いいたします。 147 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 148 ◯執行部  そのとおりでございます。 149 ◯小島分科会長  柳委員。 150 ◯柳委員  いわゆる中央ルートの分ですけれども、この1,375万円、これは既に県事業になっていて、県事業に対する市の分担金という性格かということと、それはどのような内容の事業をこれで進めていくのか、この点をお尋ねいたします。 151 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 152 ◯執行部  実施設計を平成31年度は行う予定でございます。実施計画の内容はボーリング調査でありますとか道路設計といったことでございます。こちらにつきましては、委員おっしゃいますように、県事業に対する負担金といった形での支出でございます。 153 ◯小島分科会長  柳委員。 154 ◯柳委員  最後の質疑ですけれども、実施計画書には国庫支出金が3,000万円というふうにあります。県に聞いたところによりますと、今の段階ではまだ国の事業認可がおりていない、これは10日ぐらい前の時点ですけれども、ですから、国庫支出金がここで出されるということはまだ決まってはいないというふうに思うんですが、それを確認したいのと、国庫支出金なしで平成31年度の事業ができるのかどうか、この点についてお答えをいただければと思います。 155 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 156 ◯執行部  この点については、この波多江泊線に限ったことではないんですけれども、現段階では予算、あくまでも計画ということですので、それに対しまして国庫補助金をその額要望しているという状況でございまして、当然まだ認可になっておりませんので、認可は関係なく、ほかの事業につきましても確定している金額ではございません。あくまでも予定ということでの予算でございます。  それと、これは北新地新田線もなんですけれども、補助額が思うようにつかずに減額補正をするとか、そういった言葉がございますし、市としても県に単独費でするのではなく、できるだけ国庫補助がついた範囲内で事業を進めてくださいというふうなことは申し入れております。それが市の立場というふうなことで考えております。 157 ◯小島分科会長  ここで暫時休憩といたします。       (午後0時05分 休憩)       (午後0時57分 再開) 158 ◯小島分科会長  それでは、午前中に引き続き再開いたします。  5ページ、県営街路整備事業費からその他住宅管理費までについて、質疑のある委員の挙手を願います。平田委員。 159 ◯平田委員  土木費、都市計画費、駅関連施設整備事業費の中の波多江駅自由通路整備事業についてお伺いします。  実施計画書でいくと、今年度と来年度、平成31年度、32年度で完成する予定の計画になっていますが、これは完成で間違いないですか。 160 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 161 ◯執行部  平成32年度までの事業ということで、現在計画をしております。 162 ◯小島分科会長  平田委員。 163 ◯平田委員  ことし予算を見ると、設計費と工事費と計上されているんですが、たしか平成30年度で必要な用地取得の金額も上がっていたと思うんですが、基本的に工事に関する用地に関しては、取得は終わっているということですか。 164 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 165 ◯執行部  用地につきましては、まだ全部は買い取っておりませんで、繰越予算の中でまた来年度契約をするということになろうかというふうに考えております。 166 ◯小島分科会長  ただいまの質疑に関連して、ほかにございますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 167 ◯小島分科会長  それでは、その他の事業に対して質疑のある委員は挙手を願います。松月委員。 168 ◯松月委員  網かけの4番目の住宅維持管理費についてお伺いをいたします。  以前、市営住宅長寿命化計画の作成があっていたと思いますが、現在それも計画が有効かどうかの確認をさせてください。 169 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 170 ◯執行部  平成26年度に作成しました長寿命化計画につきましては、現在、公共施設等総合管理計画により大幅な見直しを行っております。 171 ◯小島分科会長  松月委員。 172 ◯松月委員  大幅な見直しをしているということで、それは議会に説明とかはされたんですか。 173 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。
    174 ◯執行部  長寿命化計画そのものの変更点についての説明はいたしておりませんが、公共施設等総合管理計画が長寿命化計画を改正する点が多く含まれておりますので、公共施設等総合管理計画の説明により、長寿命化計画の変更点も説明しておるというように理解しております。 175 ◯小島分科会長  松月委員。 176 ◯松月委員  議員はわかっているんだろうという、理解をしているという御答弁だったと思います。じゃ、私たちも今からチェックをさせていただきますが、今回の事業との整合性というか、そういうものは公共施設マネジメントのほうの説明のときに整合しているということになりますか。最後の質問です。 177 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 178 ◯執行部  質問がちょっとわかりづらかったんですけど、今回の事業というのはどの事業のことでしょうか。 179 ◯小島分科会長  松月委員。 180 ◯松月委員  篠原の住宅の解体とか、その辺の事業です。 181 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 182 ◯執行部  平成31年度の当初予算では、第1中央団地について限定した予算というのは組んでおりませんけれども、入居者に係る移転補償費を支出することで退去をお願いするという予算を組んでおります。  この移転補償費を組んだというのは、今おっしゃいました公共施設等総合管理計画の中で市全体の公共施設を25%削減と、その方針の一環でございまして、それと今計画、策定中でございますアクションプラン、この中で第1中央団地の市営住宅については廃止するという方針を入れておりますので、そういった計画と整合しております。 183 ◯小島分科会長  関連質疑のある委員の方。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 184 ◯小島分科会長  その他の事業に対して、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 185 ◯小島分科会長  次のページに進みます。  6ページ、下水路維持管理費から道路橋りょう災害復旧費までについて、質疑のある委員の挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 186 ◯小島分科会長  これで建設都市部所管の一般会計歳出予算の各事業についての質疑を終了いたします。  その他、建設都市部の一般会計歳出予算について確認しておきたいことがある委員は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 187 ◯小島分科会長  これで歳出の質疑を終了いたします。  次に、歳入の質疑を行います。  歳入予算資料1ページ、交通安全対策特別交付金から財産貸付収入までについて、質疑のある委員は挙手をお願いします。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 188 ◯小島分科会長  じゃ、次のページに移ります。  2ページ、延滞金から土木債までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 189 ◯小島分科会長  これで建設都市部所管の一般会計歳入予算の各目について質疑が終了いたしました。  その他、建設都市部所管の一般会計歳入予算について確認しておきたいことがある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 190 ◯小島分科会長  これで歳入の質疑を終了いたします。  以上で一般会計の質疑を終了いたします。  これで建設都市部所管の予算の審査を終了いたします。  ここで暫時休憩をいたします。       (午後1時05分 休憩)       (午後1時16分 再開) 191 ◯小島分科会長  これより産業振興部所管の予算を審査いたします。  産業振興部所管の一般会計予算の概要説明を求めます。執行部どうぞ。 192 ◯執行部  産業振興部所管の一般会計予算概要について御説明をさせていただきます。  予算書第3表の債務負担行為につきましては、農業近代化資金及び漁業近代化資金の利子補給金2件を計上させていただいております。  また、第4表地方債につきましては、県営土地改良事業外8事業につきまして7,650万円の予算を計上させていただいております。  それでは、歳出のほうの説明に入らせていただきます。  歳入につきましては、歳出に伴います国県支出金、地方債、分担金等でございますので、省略をさせていただきたいと存じます。  それでは、まず5款でございます。  予算書は158ページから159ページとなっております。  5款.労働費の御説明を申し上げます。  予算額につきましては2,015万3,000円で、前年度肉づけ予算後と対比しまして、407万1,000円の減額となっております。減額の主な理由につきましては、雇用コーディネーターによります雇用創出事業の終了によるものでございます。  予算の主なものでございますが、シルバー人材センター関係費といたしまして、1,856万円を計上しております。  次に、6款.農林水産業費の説明を申し上げます。  161ページから189ページでございます。  農林水産業費につきましては、総額14億4,361万7,000円を計上させていただいておりまして、昨年度とほぼ同規模の予算計上となっております。  予算の主な内容でございますが、まず2項.農業費でございますが、地域農政推進事業費として継続実施をいたしております福吉地域元気づくり事業として、地域おこし協力隊にかかわる経費を加えまして1,096万9,000円、新規就農者支援事業といたしまして5,024万1,000円、担い手農家支援事業補助金を含みます担い手育成対策事業費として2,121万8,000円、中山間地域等直接支払事業補助金を含みます中山間地域対策事業費として3,713万8,000円、県の単独補助事業でございます高収益型園芸農業関係費として5,000万円、県営用排水施設整備事業負担金などの農業水利施設等整備事業費2,847万円、農業農村が有します多面的機能の維持、発揮を図る地域活動を支援いたします多面的機能支払交付金事業1億4,920万4,000円を計上いたしております。  次に、3項.林業費では、林業専用道の開設工事などの林道新設改良事業費3,062万1,000円、森林再生プロジェクト事業費として1,953万円、荒廃森林整備などの森林整備事業費として8,616万1,000円を計上いたしております。  続きまして、4項.水産業費では、継続事業として地域おこし協力隊を活用する経費及びカキ小屋整備事業補助金を含む、その他水産振興事業費1億3,371万4,000円を計上いたしております。  次に、7款.商工費でございます。総額2億3,082万4,000円を計上させていただいておりまして、前年度より4,472万8,000円の減額となっております。減額の主な理由につきましては、1項.商工費、2目.商工振興費のコンタクトセンター整備事業、3目.観光費のDMO設立支援事業の減額によるものでございます。  予算の主な内容でございますが、商工会経営改善普及事業補助金、新規起業者応援事業補助金を含みます商工会補助事業費として2,582万9,000円、がんばる中小企業者応援補助金を含みますその他商工振興費1,007万8,000円、地域おこし協力隊関係費を含みます観光のまちづくり事業費といたしまして1,712万3,000円を計上させていただいております。  11款.災害復旧費でございます。  予算は260ページから261ページでございます。  総額1,300万円を計上させていただいておりまして、前年度比300万円の増額となっております。  1項.農林水産施設災害復旧費につきましては、1目.農業用施設災害復旧費500万円、2目.林業施設災害復旧費といたしましては、災害時対応に加えて、昨年度の豪雨対応分、合わせて800万円をそれぞれ計上いたしております。  概要については以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 193 ◯小島分科会長  産業振興部については継続費はございませんので、債務負担行為から質疑を行います。  債務負担行為について質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 194 ◯小島分科会長  これで債務負担行為の質疑を終了します。  次に、地方債について、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 195 ◯小島分科会長  これで地方債の質疑を終了いたします。  次に、歳出の質疑を行います。  歳出予算資料1ページ、特別職交際費から農地・農政対策事業費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 196 ◯小島分科会長  次のページに進みます。  2ページ、農業者年金基金受託事業費から地域農政推進事業費までについて質疑のある委員は挙手を願います。徳安委員。 197 ◯徳安委員  網かけで言うと一番下になるんですが、ページ数でいくと3ページにかかります。糸島キッズファーム事業についてお尋ねをしたいと思っております。  これは実施計画を拝見すると、平成31年から3年間の事業として書かれてあります。平成31年度に600万円、平成32年度に400万円、平成33年度に200万円という事業費になっていますので、これは平成31年度に補助対象となる事業者を選定して3年間補助をするということだと思いますが、何団体を対象とする想定にされているのか、御答弁をお願いします。 198 ◯小島分科会長
     執行部どうぞ。 199 ◯執行部  予定しております団体数は、2団体程度を考えております。 200 ◯小島分科会長  徳安委員。 201 ◯徳安委員  続いて、いただいています資料を拝見しますと、補助対象者という欄がございます。そこには、滞納がないことや非暴力団の要件がございますが、これは1から4まで全てを満たすことを条件にされているんじゃないかと思っております。  考えたときに、1番については「人か法人又は団体」というふうな表記になっています。2番から4番は「人」となっていますが、この点の御説明をお願いします。 202 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 203 ◯執行部  1号で掲げております市の住民基本台帳に記載されている人、それと市内に事業所を有する法人、団体ということでございまして、2号から4号までの「人」ということに限定しておるような表記になっておりますけれども、これは法人、団体を含みます。以後、修正をさせていただいて、公募したいというふうに考えております。 204 ◯小島分科会長  徳安委員。 205 ◯徳安委員  今のお話で1点確認ですが、団体とした場合、市税の滞納がないことは団体の代表者、法人でいえば法人市民税の滞納がないことというふうなことの理解でよろしいでしょうか。 206 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 207 ◯執行部  おっしゃるとおりでございます。 208 ◯小島分科会長  徳安委員。 209 ◯徳安委員  わかりました。それで、この事業自体がどのようなイメージかちょっと湧かないものですから、恐らくDMOと連携を図るということも書かれていますので、お金をいただくことを想定されているんではないかと思います。想定されてある運営者の事業スキームについて御説明をお願いします。 210 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 211 ◯執行部  事業イメージとしましては、単に収穫だけを体験するのではなく、耕作放棄地を含む補助の準備から播種、中間管理作業、収穫までの農業の一連の作業体験、それから、その収穫した農産物を使った親子クッキング、メニューの開発、それから農業、農村のよさをPRするイベントの開催、最終的には農泊などにつながっていくようなイメージを持っております。  個別の取り組みが貸し農園や直売所等の農業施設や観光施設等を巻き込んでエリア的に拡大し、人的にも近隣集落や各種団体、学校などと連携していくことを期待しております。  将来的にはDMOと連携し、グリーンツーリズムの推進と発展につなげていきたいというふうに考えております。  事業スキームにつきましては、3年間の事業計画を公募し、これは4月1日から5月10日ほどを予定しております。実現性、集客性、継続性など8つの視点から審査をしまして、2事業者程度を採択する予定としております。  採択された事業者は、各年度、交付申請を提出し、交付決定を受けて事業を開始するということになります。初年度については、6月1日からの開始を考えております。毎年、事業の進捗状況を確認しまして、指導、助言等を行っていきたいというふうに考えております。 212 ◯小島分科会長  徳安委員。 213 ◯徳安委員  すみません、あんまり、ちょっと私のイメージが湧かなかったので、要はどういうふうに事業でお金をいただいて、経費がどのくらい、どういうことで経費がかかって、採算をとっていく、それが継続性であったり実現性であったりということだと思うので、ちょっとそういう部分をお知らせいただければと思います。 214 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 215 ◯執行部  まずは、ハード事業とソフト事業と大きく2つに分けております。  ハード事業に関しましては、体験の実施に必要な農業用機械あるいは農具、それから簡易トイレ等の施設、それからソフト事業につきましては、事業の開催、運営に要する経費、これから参加費収入を差し引いた額を対象に補助をしていくこととしております。  施設整備なり環境整備が整いましたところで事業を開始していただいて、最終的には4年目以降は、3年間でスキルアップなりノウハウを身につけていただいて自立をしていただくというふうなところで考えております。 216 ◯小島分科会長  徳安委員。 217 ◯徳安委員  今の事業スキームというのは、多分、キッズファーム事業のハード事業、ソフト事業という補助金の御説明の上でのお話しだと思ったんですけど、もしかしたら答えにくいのかもしれませんが、この補助金をもらわれる方がどういうふうな経営をされていくことになるんでしょうかというふうな質問なんですが、先ほど貸し農園とか農業体験とか、宿泊も含めてということでありましたけれども、どのくらいの経費がかかって、それが採算性が合うのかどうかのイメージがちょっと湧かないので、こういうふうな事業をやって収益を上げていかれるんではないかというふうなお話が聞ければと思っております。 218 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 219 ◯執行部  今、補佐のほうからイメージ、いろんな耕作するところから収穫、それを料理するところまでというようなイメージがございます。それについては、当然、参加者を募りまして、参加料を支払っていただくということです。  それで、我々もこの補助事業、補助制度をつくるに当たっては、今、観光農園等をしてあるところにヒアリングをさせていただいて、どういう支援があったらもっと活動の幅が広がりますかというようなことをお尋ねする中では、どうしても初期投資で機械の関係とか、イベントするときにはテントとか、いろんな要望がございました。それで初期投資、受け入れる体制、ハード的には整うということで、あとは財政的な部分で、いきなり多額の参加料を取れば採算は合うのかもわかりませんけれども、ソフトの補助事業、最初は100%、2年目が75%、3年目が50%、4年目で自立していただくということで、その3年間でいろんなイベントで経費がかからずに、また地域の支援を受けながらペイできるといいますか、もうけにつながるようなことを積み上げていただきたいなと思っております。  具体的には、3年間の事業計画を出していただきますので、今、具体的にこういう事業ができますというようなことはお伝えできませんけれども、イメージとしてはそんなところで考えております。 220 ◯小島分科会長  徳安委員。 221 ◯徳安委員  この点はわかりました。  それで、この事業自体は選挙のときに市長公約で挙げられていたもので、公約実現化プランの夢プロジェクト事業構想にやる事業だと思っております。  選挙時の市長の公約を見ると、これは子供たちの農業体験施設の設置とありました。平成30年7月につくられている公約実現化プランには、農業体験の場というふうな記載もありました。また、修学旅行生の受け入れ等のことも書かれてあったと思いますが、今回はそういうところが事業の概要には載っていないようです。これまで、この予算計上に至るまでの経緯をお知らせいただければと思います。 222 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 223 ◯執行部  今、委員おっしゃいますように、これは市長の公約にあった夢プロジェクト事業構想でございます。  今回、農業体験の施設というお話が当初ございました。その後、この事業を産業振興部農業振興課のほうで所管するに当たって、市長のほうとも確認をさせていただきました、ハード的な施設が要るのかということで。そういう構想は持っていないと。あくまで農業体験の場、こういったものを子供たちに提供したいというお話でございましたので、そういった意向に沿ってこの補助事業、組み立てをさせていただいたというところでございます。  経緯といたしましては、それ以降、今、課長とか申しましたように、実際に今やられている方々に内容を聴取いたしまして、金額的なもの、それから中身の整備についても、どういったものが必要かというのを聞かせていただきました。  そういった中で、もう既にやられている方において、他の市町村から、例えば、小学生の受け入れをやっているとかというお話がございました。そこいらも含めて、今後は市長の公約にあったような修学旅行生の受け入れ、こういったものにもつなげていけるのかなというふうには考えております。  ただ、今回、議案審議資料で配りました部分にはそういう部分まで含めては記入しておりませんけれども、そういった思いは持っているところでございます。  以上でございます。 224 ◯小島分科会長  徳安委員。 225 ◯徳安委員  わかりました。  もう一点、確認させてください。  3番の補助対象事業の(2)番に、運営に高齢者、農業者が参画するものとございます。ちょっとこれを見たときに補助対象者と運営という、そこの違いがよくわからないので、その区分の違いをどういうふうに考えればいいのか、お知らせください。 226 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 227 ◯執行部  補助対象者につきましては、先ほど申し上げました1号から4号までというようなところですけれども、高齢者については、その事業者をサポートしていただくというような存在で考えております。  それで、1つの事業者がある農地を中心に事業をされるときに、その周辺の高齢の農家の方がいらっしゃれば、その方が先ほど言ったような耕起から収穫までの作業というのは手なれたものでございますので、指導に当たっていただくとか、あとは地域のおばあちゃんたちがいろんな料理も詳しいので、その辺の料理教室の指導として加わるとかいうことでサポート、支援をしていただくということで、事業者と高齢者等についてはサポート役というようなところで考えておるところです。 228 ◯小島分科会長  徳安委員。 229 ◯徳安委員  わかりました。  先ほど課長のほうも、部長もおっしゃっていたと思いますけど、現在、実施されている団体が4団体ほどあるということがあったと思います。これは実施計画にも載っておりまして、実施計画の198ページを見ていますが、今まで実施されているところは4団体あって、年間開催合計で24回で、採算性として平均約200万円の赤字が出ているというふうな書かれ方をしています。  今回の事業は年間で上限50万円のソフト事業の補助だと思いますが、採算性あたりがとれない可能性もあるんではないかと思うんですが、先ほど事業スキームを聞いていたのはちょっとそこら辺でですね、採算が合わなければ、これは事業計画の段階で審査から落ちてしまうんじゃないかと思うんですが、そこら辺の御説明をお願いします。 230 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 231 ◯執行部  ここで挙げている4団体というのが、手を挙げていただけるかどうかというのはわかりませんけれども、手を挙げていただいて選定した事業者については、市としても、先ほど申し上げましたように、3年間でどこをどう節約するかとか、どこで稼いでいくかというようなものを一緒に検討していかにゃいかんなというふうに思っています。今、補助を準備しないと、なかなか思い切った事業もできないというようなこともございますので、今回の事業計画を上げさせていただいたところでございまして、選定後、市としてしっかりサポートしていきたいというふうに思っております。 232 ◯小島分科会長  徳安委員。 233 ◯徳安委員  ちょっと今の御答弁で気になったんですが、手を挙げていただいた後、市がサポートしていくというふうな話でしたけど、これは向こうが事業計画を出してきて、それで行けるかどうかを判断するものだと思っているんですが、そこの判断が重要じゃないかと思うんですけど、出す前から相談をして、そういう事業をつくっていくというふうな答弁に聞こえましたけど、その点を確認させてください。 234 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 235 ◯執行部  出す前にサポートということではありません。出された後、審査をしますけれども、やっぱり厳しいところは個々のソフト事業の、今、出ておる赤字の部分だろうと思うんです。  ですから、そこを計画として採算がどんなふうな計画で上がってくるかわかりませんけれども、選定したところには赤字が出ないようにするためにはどうしたらいいのかということを一緒に検討していきたいというふうに思っておりますし、また、いろんな事業で人を集めるという部分では、いろんな情報提供もさせていただきたいなというふうに思っています。 236 ◯小島分科会長  徳安委員。 237 ◯徳安委員
     もう一つ気になるのが、赤字にならないようにというふうな話をされていますので、要は事業計画の段階で黒字じゃないとだめだと僕は思うんですが、そこがちょっと説明の中で食い違いがあっているというふうに思います。  事業の審査の内容としては、黒字になることの計画はきちんと立っていることが重要だと思いますけれども、そこは審査の方法としてはちゃんとされるということですか。 238 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 239 ◯執行部  審査の中身については、先ほど継続性とか採算性も当然ありますので、計画書が上がってくる段階では、当然、黒で上がってくると思います。  上がってくると思いますけれども、そうむやみに黒が上がってくるというのは想定しがたいというふうに思っておりますので、自立ということになったときに採算性があって、継続的に黒が出ていくというようなサポートをしていきたいなというふうに思っているところです。 240 ◯小島分科会長  徳安委員。 241 ◯徳安委員  長くなるので、これで最後にしたいと思いますが、要はこのキッズファーム事業がうまくいくかどうかというのは、それだけ需要があって利用されるかということだと思いますので、ちょっとこの実施計画の資料を見る中では、見込みがどうなのかなというふうに思っています。  こうした事業をすることで、他市の状況も聞いたということで聞かれていますが、収益性としては十分いけるような集客性があるのかというところと、あと、これはDMOがある程度動き出してからやったほうが採算性はちゃんと見込めるんじゃないかと思うんですが、この時期に出されているというのはどういうふうな理由があるのかなと思いますので、そこの2点を聞いて終わりにしたいと思います。 242 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 243 ◯執行部  先に、なぜこの時期にということでございますけれども、昨年7月に公約実現化プランが出されまして、政策的に進めていく事業になりますので、早急に着手すべきだろうというようなことで聞き取りもさせていただいて、市長と協議をしながら制度設計をしたということで、DMOの後というか、それが動き出した後にというよりも、並行して進む中で一体的にできる部分はその時期に一体化すればいいんじゃないかなというふうに思っています。  手を挙げた事業者さんも、いきなりうまく事業が進んでいくかというところはありますので、まずはスタートしていただいて、時期を見計らって、DMOと連携をしていきたいというふうに思っておるところです。  すみません、もう一つは。(「どれだけニーズがあるか」と呼ぶ者あり)  いいですか、続けて。 244 ◯小島分科会長  どうぞ。 245 ◯執行部  需要があるかというのは、応募、いろいろイベントをしたときにお客様が来られるかという意味で捉えてよろしいんでしょうか。それとも、事業者を応募したときに事業者が手を挙げてくれるかという、どちらのほうになりますかね。 246 ◯小島分科会長  どうぞ、徳安委員。 247 ◯徳安委員  要は、糸島では既にグリーンツーリズムされてあります。ファームパークであったり、赤米の関係であったりとかされていますが、そことあわせてこの事業をすることで、より、今でも多分利用されているとは思うんですけど、それ以上に利用がないと、この事業はうまくいかないんじゃないかなと思うわけなんです。  プラスアルファで、今回やっているようなイメージがあるので、それだけの需要があって、例えば、ファームパークはもうあふれてしょうがないんです、だからこういうことをやりますということであればまだわかるんですけど、そこら辺がどうなのかなというところで心配しております。 248 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 249 ◯執行部  今、おっしゃった点は、ちょっと整理させていただかなきゃいかんなというふうにも思っているんですけれども、ファームパークとか、今、既にしてあるというようなところもございますけど、今は多分、表現するなら点の部分、事業じゃないかなと思うんです。それぞれの地域あたりでやってある。それをやはり連携ということで線にしながら、また面にしながらやっていかにゃいかんと思いますし、ファームパークがやっている事業であれば、それと差別化できるような事業計画が上がってくることを期待しておるところです。  いずれは、いろんなところで連携ということも出てきますので、例えば、何かの講座をするといったときに、事業者の方が、例えば今、そういう研修施設がないところということであればファームパークをちょっと借りるとか、ほかの施設を借りるとか、そして、そこで連携をしていくというようなことも考えられるんじゃないかなというふうに思いますので、選定する2業者がそういったところの引っ張り役といいますか、先導的な役割をしていただけたらというふうに思っております。  以上です。 250 ◯小島分科会長  ただいまの質疑に関連して、同事業に関する質疑のある委員は挙手を願います。柳委員。 251 ◯柳委員  1点だけですけれども、対象事業で3つの要件、次のいずれにも該当するということでグリーンツーリズム、高齢者、農業者の参画、3つ目に耕作放棄地を解消するものとあるわけですね。  耕作放棄地の解消というのは、なかなかこれは難しい仕事なんですが、それと、このキッズファームというのは、どうもイメージ的に合いにくい感じもあるわけですね。どの程度のことをこれで市として意図しているのか。耕作放棄地の事業というのは別に予算でも別枠があるわけですけれども、それと重なるような、要するに情報で耕作放棄地の解消を目指すみたいな、そんなイメージもあるのか、そこをお伺いしたいと思います。 252 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 253 ◯執行部  耕作放棄地の解消に関して言えば、面積的に非常に大きな面積を解消するということは不可能だろうと思っています。いろんなイベントをする中で、こういう状況があるので、農業は結構厳しいんですよというようなことの実態も知ってもらわにゃいかんということで、その理解を深めるというのが一番大きな意義であって、実際この事業によって面積を何ヘクタールも解消できるということにはつながらないと思っていますが、少しでも解消いただくことによって、そこにかかわっていただくことによって、多くの方が耕作放棄地の実態とか、農業の厳しさとか、収穫物を収穫したときの喜びとか、そういうことを感じとっていただきたいというふうに思っています。  ですから、今、おっしゃった面積的な部分では、余り大きな期待はしておりません。ただ、意識的な部分ですね。  今、中村学園大学も協力していただいておりますけれども、連携して耕作放棄地の解消ということでやっておりますけど、これもやっぱり面積的にはそうまでないんですけれども、それを広くPRするということが非常に重要ではないかというふうに思っています。 254 ◯小島分科会長  関連で質疑。松月委員。 255 ◯松月委員  簡単な質疑ですが、これは農地であることが条件であるということと、市街化調整区域の農地などになったときに、その条件により本事業ができないということがあるのか、伺います。 256 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 257 ◯執行部  キッズファーム事業でその農地を活用して事業を展開してもらいますので、農地であれば場所はいとわないというふうに考えております。  それと、一体的ということからすれば、農地の周りに雑種地とか山林とかがあって、そこも含めて事業を計画される場合も当然あろうかと思います。 258 ◯小島分科会長  関連質疑、ほかにございませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 259 ◯小島分科会長  その他の事業に対して質疑のある委員は挙手願います。柳委員。 260 ◯柳委員  2ページの網かけで2つ目になりますかね、耕作放棄地再生利用事業補助金ですけれども、国の耕作放棄地の補助事業が平成30年度で終わったといいますかね、平成31年度以降はないわけですね、国の補助は。市の単費として計上したということなんですが、要するに国の補助がつかないということで、前年と比べて、たしか半分ぐらいの予算になっているんじゃないかと思うんですけれども、結局、この事業も半分と、縮小してしまうということになるんでしょうか、その点をまずお伺いしたいと思います。 261 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 262 ◯執行部  今回、国の補助事業の終了に伴いまして、市単独事業で実施するに当たりまして、補助内容や要件の見直しを行うとともに、これまでの実績により予算を計上しております。このことによりまして、結果的に昨年に比べまして減額というふうになっております。 263 ◯小島分科会長  柳委員。 264 ◯柳委員  これまでの実績で、結局、200万円ぐらいで今までの実績と遜色ないということなんでしょうかね。たしかこれが10アール当たり5万円と2万円という補助でしたかね。  耕作放棄地というのがなかなか解消できない、ふえていくのを抑え切れないみたいな感じがあるんですけれども、本当にこの予算額で大丈夫かということを最後にお聞きします。 265 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 266 ◯執行部  これまでの実績につきましては、平成25年度から行っておりますけれども、大体年間3~4ヘクタールの解消で推移をしております。  今回、4ヘクタール分の予算を計上しておりますので、要望には応じられるというふうに考えております。 267 ◯小島分科会長  ほかに関連質疑がある方。松月委員。 268 ◯松月委員  耕作放棄地の面積ですね、どのくらいあるのか、お伺いをいたします。 269 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 270 ◯執行部  平成30年に実施しております調査結果ですが、再生可能なA分類、こちらが203ヘクタール、再生困難なB分類、こちらのほうが594ヘクタール、合計で797ヘクタールの結果になっております。 271 ◯小島分科会長  松月委員。 272 ◯松月委員  今の御答弁だと、再生可能であるものが203ヘクタールということは、今回の予算からすると、3ヘクタールから4ヘクタール、毎年、予算づけしていただいて、かなりの時間がかかることになります。  耕作放棄地の再生ということは、糸島市にとっても大事なことだと思いますが、以前の国の補助金は非常に利用がしやすかったということもありますけれども、今回の補助金に関しましては、どのような利用の仕方か、補助要件、そういうものがあるのか、今の時点では予算が少ないというのは十分わかっていますけれども、使いやすさの補助要件がどんなふうになっているのかをお伺いいたします。 273 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 274 ◯執行部  これまでの国の補助金制度につきましては、徐々に対象者要件が厳しくなってきておりまして、最終的には認定農家等の担い手のみを対象にしておりました。  今回、市単独で行う部分につきましては、幅広い農業者の取り組みを促進するために全ての農業者を対象というふうにしております。 275 ◯小島分科会長  ほかに関連質疑ございますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 276 ◯小島分科会長  その他の事業に対して、質疑のある委員は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 277 ◯小島分科会長
     次のページに進みます。  3ページ、新規就農者支援事業費から農村女性活動促進事業費までについて、質疑のある委員の挙手を願います。柳委員。 278 ◯柳委員  網かけでいきますと、一番上になるのか、下から3つ目ですね、農業振興費、新規就農者支援事業費の農業次世代人材投資事業についてなんですけれども、これは平成29年度まででしたかね、市単費で就農支援事業とか新規就農定着支援事業があって、平成28年からはこの2つに加えて100%国庫補助の青年就農給付金事業が始まって、平成31年度予算になりますと、市単費の事業は、これは平成30年度からなくなったんですかね、これがなくて、青年就農給付金事業の名称も平成30年度から、このような農業次世代人材投資事業補助金というぐあいに変わりました。そして、予算額も、去年6,000万円だったのが5,000万円近くというところに減額をされているわけですね。  これでお伺いしたいのが、まずこの制度の概要、どういう方が対象となるのか。そして、給付を受けられる条件、限度額は150万円というふうにたしかお聞きしておりますが、その限度額もまず確認したいと思います。 279 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 280 ◯執行部  この事業につきましては、新規就農者の経営開始時点というのは非常に経営が不安定なものでございまして、就農直後の5年間について資金面で生活の基盤を支援しようということで、毎年150万円を限度として、最長5年間ということでございます。これは全額国庫でございます。  それから、150万円と言いましたけれども、夫婦の場合ですと1.5倍の225万円ということです。この分については、所得の状況によって金額は変わってまいります。  それで、資格、条件等につきましては、まず青年等就農計画というものをつくっていただいて、これは5年間の計画なんですけれども、就農形態とか、将来の経営の構想であるとか、規模であるとか、あと機械、施設の導入計画、こういったものを出していただいて、5年後の所得の目標が300万円を達成するのかどうかということを審査して、それで審査に合格、認定をされますと、その給付金が受けられるというものでございます。 281 ◯小島分科会長  柳委員。 282 ◯柳委員  その点はわかりました。  去年の予算額から減額されている、恐らくこれは実績からだろうと思うんですけれども、その点はいかがでしょうか。 283 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 284 ◯執行部  平成30年度の交付予定額が4,851万2,340円です。前年度実績を踏まえまして、継続の交付対象者と新規交付者分を見込みまして、平成31年度の予算を要求しております。 285 ◯小島分科会長  柳委員。 286 ◯柳委員  平成30年度4,850万円ぐらいの給付実績、これは何人といいますか、何農業者、数ですね、であるのかということ。  それから、以前あった市単費のこの2つの事業ですね、それで対象になったケースがこの事業で対象とならないものがあるのか。  それからもう一つ、ちょっとお聞きしたいなと思ったのが、年齢の要件というものがあるのか、これをお尋ねしたいと思います。 287 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 288 ◯執行部  平成30年度の国の事業につきましては、36経営体でございます。夫婦の方が3組ございますので、39人に給付をしたということでございます。  それから、今度は市の単独事業、これまで2つあったものを統合したので、それが新しくなって、漏れる人がいないのかという御心配だろうと思いますけれども、それは新しい事業に全部引き継がれておりますので、漏れる方はいらっしゃいません。  年齢につきましては、また国の事業に戻りますけれども、給付金は平成30年度までは原則45歳まで、平成31年度からは50歳までということに引き上げられました。  以上でございます。 289 ◯小島分科会長  関連質疑はほかにございますか。松月委員。 290 ◯松月委員  これは農業者として、この事業で定着率なんですが、どのくらいなのかお伺いしたいと思います。 291 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 292 ◯執行部  これまで国の事業で交付してきた方で、やめられた方というのは2件だけです。お一人は病気になられて、それともう一つは家庭の事情でということで、あとはもう全員、今現在も就農をされておるということで定着率は非常に高いということです。審査をかなり、まず市の窓口で受け付けするときにも非常に厳しく相談に乗っておりますし、審査会でも厳しい審査をしておりますので、定着率は非常に高いということでございます。 293 ◯小島分科会長  松月委員。 294 ◯松月委員  それと、先ほど300万円の達成ということを御答弁いただいていましたけれども、経営的な側面からの傾向はどうなのか、お伺いをします。 295 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 296 ◯執行部  人にもよると思いますけれども、年数を追っていけば300万円を達成される方もおられますし、実際、認定農業者のほうになられた方も、現在、10人おられますので、着実に経営は伸びていっていると思っております。 297 ◯小島分科会長  関連質疑ございますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 298 ◯小島分科会長  その他の事業に対しての質疑のある委員の挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 299 ◯小島分科会長  ここで暫時休憩とします。       (午後2時02分 休憩)       (午後2時12分 再開) 300 ◯小島分科会長  再開します。  4ページ、中山間地域対策事業費から高収益型園芸農業関係費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。柳委員。 301 ◯柳委員  上から4つ目の網かけの経営所得安定対策等推進事業費補助金ですけれども、この事業は国の全額補助という事業ですけれども、この事業の概要について、まずお聞きしたいと思います。 302 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 303 ◯執行部  まず、経営所得安定対策の概要ということですけれども、経営所得安定対策につきましては、担い手農家の経営安定を目的に、諸外国との生産条件の格差を補正する畑作物の直接支払交付金と、米価等が下落した際に収入を補填する収入減少影響緩和交付金がございます。  そのほか、米の需給調整としまして、平成30年産から新たな米政策として、国による米の生産数量目標の配分が廃止されまして、生産者みずからの経営判断により、需用に応じた生産を実施しております。  水田で、麦、大豆、飼料用米等の作物を生産する農業者に対しまして、交付金を直接交付します水田活用の直接支払交付金等がございます。  以上です。 304 ◯小島分科会長  柳委員。 305 ◯柳委員  これが糸島の農業の現状の中で、1つおっしゃった外国産との価格差、それからもう一つが、生産のいろんな条件で落ち込んでいるということだったですかね。そういうものに対してどれだけの補助がされてきたのか。それから政策効果、これが上がっているのか、その点をお尋ねします。 306 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 307 ◯執行部  平成30年度の事業実績ですけれども、まず、畑作物の直接支払交付金につきまして、交付金額が2億9,675万6,826円、件数が48件になっております。  それから、収入減少影響緩和対策交付金が170万6,926円、件数が9件になっております。  それから、水田活用の直接支払交付金につきましては、6億2,481万9,269円。件数にしまして951件ございます。  合計しまして、9億2,328万3,021円の交付金額になっております。件数の合計が951件ということになります。  続きまして、事業の効果ですけれども、まず、経営所得安定対策の事業効果につきましては、国の直接支払交付金を活用しまして、農業者の経営安定を支援する効果がございました。  それから、米の需給調整につきましては、麦、大豆、それから飼料用米等の戦略作物の計画的な生産及び米価の安定と農家所得の確保につながっております。  以上です。 308 ◯小島分科会長  柳委員。 309 ◯柳委員  国からの交付、合わせて大体9億2,000万円ですね。(「はい」と呼ぶ者あり)  それで、市の予算措置は、これでいきますと平成31年度予算は687万9,000円ですけれども、これはどういうものに充てられていきますか。これが最後の質疑です。 310 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 311 ◯執行部  こちらの推進事業費につきましてですけれども、こちらにつきましては、事業主体である糸島市地域水田農業推進協議会で行う経営所得安定対策の運営に必要となる事務費補助金ということになります。  協議会における委員さんへの謝金であったり、あと、臨時職員さんの賃金、それから、消耗品等としまして地図を作成している、そういう消耗品代、その他システムの購入費等、そういったものがございます。(「はい、いいです」と呼ぶ者あり) 312 ◯小島分科会長  ただいまの質疑に関連して、同事業に関する質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 313 ◯小島分科会長  その他の事業に対して、質疑のある委員は挙手を願います。柳委員。
    314 ◯柳委員  一番下なんですけれども、活力ある高収益型園芸産地育成事業補助金が5,000万円あるわけですね。結構大きな金額なんですけれども、これまでの実績で、この実施計画書を見ますと、平成30年は10件22戸、これが対象の見込みというふうにあります。どういう取り組みが対象になっているのかを、まずお尋ねします。 315 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 316 ◯執行部  活力ある高収益型園芸作物産地育成事業ですが、園芸作物の品質向上や省力化、規模拡大により所得向上を図るための農業用施設の整備、機械導入などが対象となっております。  平成30年度はハウス整備及び改修、炭酸ガス発生機などの導入、果樹棚整備などに補助を行っております。 317 ◯小島分科会長  柳委員。 318 ◯柳委員  今お聞きしますと、いわゆるこれは米、麦等々が対象じゃないような感じを受けるんですが、どういう作物が主に対象になっているのか、お尋ねします。 319 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 320 ◯執行部  糸島市が指定した園芸作物、野菜、花卉、果樹が対象となっております。  平成30年度は、イチゴ、ブロッコリー、洋ラン、トルコキキョウ、温州ミカンなどを生産する農業者に対し補助を行っております。 321 ◯小島分科会長  柳委員。 322 ◯柳委員  これは、農家の所得の向上というのは大きな目的というふうになっているわけですけれども、これまでの事業で対象となったところの農業算出額、農業所得、これは向上してきたのか。この事業による所得向上を図る上でのポイントはどういうところにあるというふうに考えておられるか、その点をお伺いします。 323 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 324 ◯執行部  平成27年度から平成29年度までに事業に取り組んだ農家戸数は87戸になります。そのうち粗収益が向上した農家は87戸中64戸、農業所得が向上した農家は87戸中48戸となっております。(「所得向上のポイント」と呼ぶ者あり)  所得向上のためのポイントとしては、ハウス新設による経営面積、収量の増加、古いハウスの改修などにより病気の発生を抑制したことによる収量の増加、品質の向上。また、省エネによる燃油使用料の低下などが挙げられます。 325 ◯小島分科会長  その他の事業に対して、ほかに質疑のある方。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 326 ◯小島分科会長  次のページに移ります。  5ページ、その他園芸振興費から農業基盤整備促進事業までについて質疑のある委員の挙手を願います。柳委員。 327 ◯柳委員  一番上の農業振興一般管理経費の中の、特定野菜等供給産地育成価格差補助補給事業補助金と長ったらしい名前なんですけれども、この事業の概要についてですが、特に育成価格差とはどういうことなのか、対象となるのはどういうケースなのか、これをお伺いいたします。 328 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 329 ◯執行部  事業概要についてです。  あらかじめ、国、県、市、生産者で造成した資金を農産物の市場価格が低落したときに生産者に補給金を給付することで、野菜生産農家の経営安定を図り、産地の育成を行う事業となっております。  どのようなケースで補給されるのかということなんですけれども、対象となる野菜の市場価格が一定価格を下回った場合に、その差額につき交付金が交付されます。  国が指定する野菜のうち、あらかじめ補填の予約申し込みをした野菜が対象になっております。  以上です。 330 ◯小島分科会長  柳委員。 331 ◯柳委員  今、あらかじめ補填の予約とありましたが、これは生産者の側から相談があったときに、この作物をお願いしたいよというふうに申し出をしたものについてということになるんですかね。 332 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 333 ◯執行部  はい、あらかじめ予約をした野菜にのみ補給がされることになっております。 334 ◯小島分科会長  柳委員。 335 ◯柳委員  この財源についてですけれども、国、県、市と生産者が出し合うようなお話がさっきあったんですが、生産者が出す分もあるということですね。つまり、これは市の単費ではなくて、一般会計から出すということではなくて、そういうものがあらかじめ財源としてあって、そこから出すという形になるんでしょうか。 336 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 337 ◯執行部  こちらは市の単独事業ではなく、国庫事業となっております。  それから、こちらの事業の実施主体なんですが、公益社団法人福岡園芸農業振興協会というところになっております。こちらの資金造成については、今申し上げました振興協会のほうが資金の造成を行っております。 338 ◯小島分科会長  柳委員。 339 ◯柳委員  最後の質疑ですけれども、これまでの実績、平成30年度で結構です、どういう野菜が対象になったのか、お伺いします。 340 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 341 ◯執行部  平成30年度につきましては、現在、ブロッコリー、冬春トマトなどに対し855万135円の交付があっております。 342 ◯小島分科会長  ただいまの質疑に関連して、同事業に関する質疑のある委員は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 343 ◯小島分科会長  その他の事業に対して、質疑のある委員は挙手願います。並里委員。 344 ◯並里委員  網かけ2番目の下の段、博多和牛ブランド強化対策事業、これは実施計画書には179ページに載っています。  そこで質問です。  現在、経営体が糸島市内で4経営体ということですけれども、これは大規模なんですか、中規模なんでしょうか、小規模なんでしょうか。 345 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 346 ◯執行部  どの程度を小規模と言うかにもよるかとは思いますけど、糸島市の中では中規模の方々が4件と思っていただければいいかと思います。 347 ◯小島分科会長  並里委員。 348 ◯並里委員  そこで仕事されている人数とかは、アバウトで結構なんですけど、どれぐらいかわかりますか。 349 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 350 ◯執行部  4件とも家族経営がメーンだと思います。 351 ◯小島分科会長  並里委員。 352 ◯並里委員  今伺った理由は、皆様御承知と思いますけど、今、空前の和牛ブームです。海外の日本料理店では、高いにもかかわらずお食事に来ていただいているし、インバウンドの方も食事は和牛を中心に、東京とかを中心にやっているという、非常に追い風になっていて、糸島市も今ビッグチャンスと、ビジネスチャンスだと思いますので、それをどう捉えて施策に反映させていけるかなという思いで聞いたんですけど、その辺の認識はいかがでしょうか。 353 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 354 ◯執行部  おっしゃるとおりだと思います。  ただ、この事業については県の単独事業になっておりまして、市の持ち出し分というのはないんですけれども、こういった県とか国とかの事業を活用しながら推進していきたいと思っています。 355 ◯小島分科会長  並里委員。 356 ◯並里委員  その推進した部分を、本市がいかに取り組んでいくかというところが次の目標というか、大事なことだと思います。本年度の130万円というのはあくまでも手段であって、目的はそこに尽きると思いますので、今以上に商工観光課、もしくは秘書広報課との連携も図っていくべきだとは思いますけれども、その辺の受けとめはいかがでしょうか。
    357 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 358 ◯執行部  昨年度から全国和牛能力共進会といいまして、牛の採点をする会がありまして、そこに糸島市も参加するようになりまして、糸島市独自のブランドを上げるために協議会を昨年、農協さんのほうがつくられまして、そこの取り組みの中でブランド力というのを上げていきたいと思っています。  それで、また別におっしゃるとおり、例えば、物産展とかそういったものがあれば、それこそ商工観光課とあわせて、ブランド力を推進していきたいと思います。 359 ◯小島分科会長  関連質疑のある方、挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 360 ◯小島分科会長  その他の事業に対して、質疑のある委員の方。松月委員。 361 ◯松月委員  一番上の網かけの園芸振興費です。  廃プラスチック適正処分推進事業についてお伺いをいたします。  これは、昨年はこの事業があったかの確認をまずさせてください。  そして、廃プラスチック適正処分の推進をする目的をお伺いいたします。 362 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 363 ◯執行部  30年度の実績でございますが、大体毎年行っておりまして、年2回です。7月と11月、全5日間行っております。  回収の実績としては288.4トンという状況です。これは、ビニール、ポリの合計でございます。  目的につきましては、廃棄物の排出抑制と処理の適正化によって、生活環境の保全、公衆衛生の向上を図るということで、法律に基づいて行っておるという状況です。 364 ◯小島分科会長  松月委員。 365 ◯松月委員  288.4トンにつきまして、ことし予算化されています178万6,000円、これが適正な予算なのかどうかということを確認させていただいて、適正な処分をすると。今回、2018年G7サミットで海洋プラスチック憲章が承認されたというこの関係とかも加味しまして、適正処分をどうするのかということを質問いたします。よろしくお願いします。 366 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 367 ◯執行部  平成30年度の実績で金額として申し上げますと、おおむね80万円を支出しております。それに対して、平成31年度の予算が170万円強というようなことになっておりますけれども、2017年に中国が環境規制の見直しを行って、廃プラの全面輸入を禁止したということで、今、鹿児島の業者さんにお願いをしているんですけれども、価格が非常に上がりました。それで、できるだけ金額は抑えるようにそこの社長さんと今度また交渉をさせていただきますけれども、倍程度の負担になるのではないかというふうに思っております。  海洋プラスチックの回収の経費につきましては、農業用のハウスとかのビニール、それからマルチ、そういったものを回収しておりますので、海洋プラスチックとは直接の関係はございません、それの処分に関してですね。 368 ◯小島分科会長  松月委員。 369 ◯松月委員  国連サミットとかそういうところの関係で、日本もプラスチック資源循環戦略というのを組んでいこうとしておりますので、そういう中で、今、中国が輸入を禁止したというところで、日本の中でどのような循環をされるのかなということで今質問をさせてもらったら、鹿児島のほうなんですね。  ちょっとそこだけ、再度確認させてください。鹿児島のどこでの交渉をしておられるか。そして、焼却処分なんですか。 370 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 371 ◯執行部  処分の内容とすれば、埋めるという部分と、あとはそれを再生して利用するという、資材にリサイクルをされておるという状況です。 372 ◯小島分科会長  ほかに質疑ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 373 ◯小島分科会長  次のページに進みます。  6ページ、農業水利施設等整備事業費から交流体験広場管理運営費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。松月委員。 374 ◯松月委員  済みません、簡単にしますね。  上から2番目の網かけの多面的機能支払交付金についてお伺いをいたします。  交付金の対象事業としてはどのような事業になっているのか、お伺いします。 375 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 376 ◯執行部  交付金の対象になっている事業といたしましては、この事業につきましては地域住民が一体となって農地や農業施設など、環境や景観に配慮しながら維持管理を行うことに対する地域の支援事業であります。  今、糸島市内78組織が、この事業に取り組んでおられるところでございます。 377 ◯小島分科会長  松月委員。 378 ◯松月委員  全国的に見ますと、高齢化とかそういうことで活動組織数が減っているということを聞いておりますけど、糸島市のその組織数、活性化についてお伺いをさせていただきます。 379 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 380 ◯執行部  活動組織数につきましては、これまでずっと増加傾向にありましたが、2年前ぐらいに統廃合ということで合併されたところで1組織減ったところと、あと、役員のなり手がないというところで1組織やめられたところがあって、今現在2組織減少というところになっております。  また、来年度につきましては、今2組織加入の検討をされてある状況であります。 381 ◯小島分科会長  ただいまの質疑に関連して、同事業に関する質疑のある委員は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 382 ◯小島分科会長  その他の事業に対して、質疑のある委員は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 383 ◯小島分科会長  次のページに進みます。  7ページ、中山間地域総合整備事業活性化施設管理運営費から林業総務費までについて、質疑のある委員は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 384 ◯小島分科会長  次のページに進みます。  8ページ、水源保全基金運営事業費から森林病害虫防除事業費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 385 ◯小島分科会長  次のページです。  9ページ、森林再生プロジェクト事業費から森林公園管理運営費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 386 ◯小島分科会長  次のページに進みます。  10ページ、森林整備事業費から水産総務費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 387 ◯小島分科会長  次のページに進みます。  11ページ、漁業制度資金利子補給事業費から漁港維持管理費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。平田委員。 388 ◯平田委員  網かけの上から5番目、水産業費、水産振興費、その他水産振興事業費のカキ小屋整備事業補助金についてお伺いいたします。  この事業は、今ビニールハウス等で建っているカキ小屋について、永久的な建物を建てるというのの補助金だと思いますが、この建てた建物については誰の所有になるのか。事業者の所有になるとは思うんですが、それはちゃんと登記をするのかどうか、お伺いします。 389 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 390 ◯執行部  この事業につきましては、糸島漁業協同組合が実施する事業でございます。所有者は漁協になります。登記も当然されるということになります。 391 ◯小島分科会長  平田委員。 392 ◯平田委員  漁業協同組合がその建物を登記して各事業者に貸し出すということだと思うんですが、事業計画を見ると3年、実施計画が3年間でこれは完了するかどうか、お伺いいたします。 393 ◯小島分科会長
     執行部どうぞ。 394 ◯執行部  来年度、岐志漁港にありますカキ小屋を整備させていただきたいと思っております。  その後、船越や加布里の整備をしていきたいというふうに思っております。 395 ◯小島分科会長  ただいまの質疑に関連して、同事業に関する質疑のある委員は挙手願います。柳委員。 396 ◯柳委員  この事業が、実施計画書を見ますと、34年度までの総事業費、これは昨年の実施計画書では1億4,600万円だったと思います。それが4億6,350万円と大幅に増額をされているわけですね。3倍以上ということなんですけれども、その要因として建物の構造強化、浄化槽設置の義務づけということなんだろうと思うんですが、昨年計画したときと比べて、建物の構造というのがどのように変わったか、強化されたポイントとはどういうところなのか。  それから、浄化槽なんですが、今、浄化槽はあそこにはないんでしょうかね。ちょっとそこら辺がわかりませんので、お答えいただきたいと思います。 397 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 398 ◯執行部  建物につきましては、当初、今のハウスの部材を活用して整備できるというふうな話でそういう計画をしておりましたが、開発行為の許可を受けるに当たりまして、強化をしなさいというような御指摘をいただきました。そして、鉄骨の平屋建ての建物に変更させていただきました。  トイレにつきましては、現在、簡易水洗を使っておりまして、事業費抑制のことも考えまして、そのまま簡易水洗で整備をしたいと当初思っておりましたが、浄化槽をつけなさいというふうな指導を受けております。  浄化槽は、今のところ400人槽くらいの大きなものをつけなければいけませんので、それだけでも4,000万円以上かかるという見積もりもありますので、事業費が大きくなったということになっております。  以上です。 399 ◯小島分科会長  柳委員。 400 ◯柳委員  概略そこはわかりましたが、国の交付金、市の補助金、それから漁協の負担金、これは平成34年度までの総額はそれぞれ幾らになりますか。 401 ◯小島分科会長  執行部。 402 ◯執行部  4年間の総事業費で2億8,000万円ぐらいとか、その辺になってくると思います。  それで、半分が国庫ですので、あと国庫補助金の対象の規模になるのかという部分はありますが、基本は半分は国庫補助金でお願いしたいと思っております。(109ページで訂正) 403 ◯小島分科会長  柳委員。 404 ◯柳委員  昨年の計画に比べて、市の補助と漁協の負担、特に漁協の負担が大きくなると大変だなという感じはあるんですけれども、それはふえるのかと。ふえるとすれば、どのくらいふえるのかをお尋ねしたいと思います。 405 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 406 ◯執行部  岐志漁港、来年の分でお話いたしますと、漁協の負担は4,000万円近く多くなっていると思います。 407 ◯小島分科会長  柳委員。 408 ◯柳委員  それはなかなか大変だろうと思うんですけれども、それはそういうことだということですね。  それで、この実施計画書で、23棟が平成35年度までに常設化された場合の雇用者の目標が600人とあるわけですけれども、現在も23棟あるわけですよね。そして、その現在の──仮設店舗というふうに言うと、その今現在の店舗の雇用者よりも常設化によってふえるのかということを最後にお伺いします。 409 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 410 ◯執行部  雇用者数としては、今もパートの方とか入れますので、全体では500人から600人程度を雇用されておりますので、大幅に増加ということではありませんが、労働環境もよくなりますし、雇用者にとっては整備はいいことであると思っております。 411 ◯小島分科会長  関連で質疑のある方は。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 412 ◯小島分科会長  その他の事業に対して、質疑のある委員は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 413 ◯小島分科会長  次のページに進みます。  12ページ、姫島漁港整備事業費から糸島応援プラザ運営事業費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。徳安委員。 414 ◯徳安委員  網かけの4番目、ちょうどこの12ページの中ほどにあります人材確保促進事業でございます。  事業説明のときには商工会で面談会をということでおっしゃってあったと思いますけど、実際、糸島市において、糸島市全体で人材不足、労働力不足ということについては、現状どういうふうになっているのか、お知らせください。 415 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 416 ◯執行部  ハローワーク福岡西の平成30年12月の有効求人倍率は0.63、10年前が0.27で、約0.36ポイント上昇しております。数値的には現在も休職者は多いと考えております。しかしながら、職種によっては労働者の不足があるというふうに聞いております。  また、外国人の技能実習制度を活用しまして、外国人の受け入れも行ってあります。  以上でございます。 417 ◯小島分科会長  徳安委員。 418 ◯徳安委員  以前、似たような質疑をしたときに、糸島市だけの有効求人倍率は出ますかとお尋ねしたことはあるんですけど、何か情報があればお知らせください。 419 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 420 ◯執行部  先ほど申したのは、あくまでも公表されている数字ということで0.63ということでございます。  糸島市だけに限ってお願いして出していただいておりますが、0.99でございます。昨年の12月現在でございます。 421 ◯小島分科会長  徳安委員。 422 ◯徳安委員  限りなく1に近いということで理解いたしました。  ただ、働きたい方がいても、業務の内容とか時間帯、給与も含めて雇用のミスマッチがあるということで話を聞いておりましたけど、こうした課題についてはどういうふうに捉えていらっしゃるのか、お願いいたします。 423 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 424 ◯執行部  ミスマッチがあることは、先ほど言いましたように雇用と求人の関係でありますけれども、それを解消するために、一つの手段としまして、市では公式の就職ウエブサイトによりまして、企業の魅力とか、仕事の内容を発信することで就労につなげたいというふうに考えております。  またもう一つは、就職面談会を開催いたしておりまして、企業からの説明、面談を通して仕事の内容とか、職場環境などを伝えていただいて就職につなげるということで事業をしております。  以上でございます。 425 ◯小島分科会長  徳安委員。 426 ◯徳安委員  職場の紹介とは、たしか今年度までだと思いますけど、雇用促進事業、雇用コーディネーター等を採用されてあったと思いますが、今年度は計上はされていないと思います。この雇用促進事業の成果がどうだったのかというところでお知らせいただければと思います。 427 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 428 ◯執行部  成果ということでございますが、先ほど申しましたように、正職員の就職面談会を行いまして、平成29年度におきましては求職者が98人に対して9人が就職されております。  それから、平成30年度におきましては、求職者90人に対して12人が就職につながったという結果でございます。 429 ◯小島分科会長  徳安委員。 430 ◯徳安委員  雇用についての成果がそういうふうに出たということですね。  平成31年度の雇用についての事業というのが、この商工会の人材確保促進事業だけのようですけれども、今質疑させていただいて、これまでの現状と商工会の人材確保促進事業はどういうふうにつながっているというふうに理解しておけばいいのか、御説明をお願いします。 431 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 432 ◯執行部  市のほうとしましては、この人材確保につきましては商工会補助としておりますが、学校等を訪問しまして、企業紹介の講演会とか、企業も当然やっていきます。ウエブサイトの更新もありますし新規の開拓もありますので、そういうのはやっていきます。  ということで、もう一つはインターンシップの関係で高校側に紹介をするということは市のほうでやっていきますが、商工会の人材育成促進事業につながりはということでございますが、先ほど申しましたように有効求人倍率が上昇しておりまして、就職しやすい環境がある程度整ったということで、労働政策は今回で、平成30年度で終了したということで、商工会のほうからは、人材不足で商工会も面談会に参加したいという声もございます。そうしたことから、商工振興策として今回、商工会で行う事業に補助をするということに切りかえております。  以上です。
    433 ◯小島分科会長  関連質疑のある方。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 434 ◯小島分科会長  その他の事業に対する質疑のある議員は、挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 435 ◯小島分科会長  次のページに進みます。  13ページ、新産業創出事業費から白糸の滝ふれあい里管理費までについて、質疑のある委員は挙手願います。並里委員。 436 ◯並里委員  網かけ上から4番目の観光大使事業の08-51糸島観光大使報償費、これは事業計画書では224ページになっています。  観光大使が6人と1団体に委嘱ということになっていますけど、挙げられるんだったら、1団体の固有名というのは聞いていいんですかね。(発言する者あり) 437 ◯小島分科会長  もう一遍言うて。並里委員。 438 ◯並里委員  糸島観光大使に委嘱されている6人と1団体なんですけれども、その1団体はどういう法人なのか知りたいなと思って。 439 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 440 ◯執行部  糸島観光大使にお願いしております1団体は、糸島にございます糸島二丈絆太鼓さんのほうにお願いをいたしております。 441 ◯小島分科会長  並里委員。 442 ◯並里委員  それで、国際観光大使35人については、左側にありますけれども、主に九州大学の留学生中心ということでよろしいですか。確認です。 443 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 444 ◯執行部  はい、糸島国際観光大使につきましては、平成31年度も九大の留学生にお願いをしたいというふうに思っております。 445 ◯小島分科会長  並里委員。 446 ◯並里委員  進捗状況で、情報発信回数が合計で450ほどございます。174万円を考えた場合、それが適正なのか、高いのか、安いのか、判断材料がないので、わかりませんけれども、これになった何か根拠とかいうのがあれば教えていただければありがたいです。 447 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 448 ◯執行部  数字に対しての根拠というのはなかなか難しゅうございますが、観光大使の皆さんにつきましては、もちろん芸能人の方もいらっしゃいますので、それぞれの分野でテレビなり、あるいはラジオ、いろんなジャンルでしていただいたその延べ回数を市のほうに報告いただいております。  また、この観光大使の方には、少し謝礼を出している状況でもございます。  糸島国際観光大使につきましては、市のほうで大使に任命しました留学生を、糸島市の中で年5回ほどいろんな体験をしていただいて、その都度都度でSNS等で出して、要するにPR、自分の友人、母国、いわゆる海外向けに出していただいております。こちらのほうも回数的に基準があるとかじゃなくて、できるだけ学生さんのほうにたくさん出してくれということでお願いをして、その回数を拾っている状況でございます。 449 ◯小島分科会長  並里委員。 450 ◯並里委員  新聞でたまに留学生を集めた国別の料理大会とかいうのも、これの一環になっているんでしょうか。 451 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 452 ◯執行部  市のほうで現在、商工観光で行っております国際観光大使のメニューについては、こちらのほうで年に5回ほどメニューを用意しております。平成30年度であれば、トンカチ館でマイ箸つくり体験をしたり、博物館を同時に見学したりとか、あるいは調理も、地場産の鯛めしづくり体験と姫島を見ていただくとか、そういった、半日から1日かけたコースで体験と見学で糸島を知ってもらうような取り組みを行っております。  国際交流協会あたりも、留学生対象で調理体験とかはされてはおりますけれども、そちらとのリンクは今のところまだしておりません。 453 ◯小島分科会長  並里委員。 454 ◯並里委員  現状では、福岡市と競合関係にあると思います、糸島市は、観光大使をしたとしてもですね。だから、魅力的な宣伝を九州大学の留学生の皆さんにしていくような情報提供とか仕組みづくりというのが望まれると思いますけれども、いかがでしょうか。 455 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 456 ◯執行部  国際観光大使、来年度もまた募集して、いろんな体験をしていきますけれども、委員御指摘のように、糸島市の魅力が伝わる、糸島市をもっと知っていただける、留学生の友達にとか仲間に知っていただくような魅力的な取り組みをまた企画して実施をしていきたいとは思っております。 457 ◯小島分科会長  並里委員。 458 ◯並里委員  最後ですけれども、事業費の予算が175万円からだんだんと減っている理由は何かあるんですか。平成33年度の事業費が30万5,000円になっています。これは予算の組み替えか何かかなとは思うんですけれども、この数値だけ見る限りはえらい減っているので、どうかなと思って。お聞きします。 459 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 460 ◯執行部  予算額の増減につきましては、観光大使の名刺とかもつくったりとか、あるいは市バスを使って事業を実施したりとかをしておるんですけれども、それの回数の増減によって減ったりふえたりというのはもちろんございます。  事業的な分の精査も行いながら、不要なものは精査して、最低限の中で事業をやっている状況でございます。 461 ◯小島分科会長  並里委員。 462 ◯並里委員  今の御答弁によると、スクラップ・アンド・ビルドをしますよと私は捉えたんですけれども、不要なやつは当然、集中と選択していくのが当然のことなんですけれども、予算的に30万5,000円で、じゃ、一体どれぐらいできるのか。その反面、DMOがそのときはばんばん稼げるような形になっているのかなという期待感もあるんですけど、その辺、改めてお伺いいたします。 463 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 464 ◯執行部  国際観光大使の事業費の部分だろうと思いますけれども、そこが大きいのかなと思っていますけれども、実施計画の中では──この観光大使事業の実施計画上は平成32年度までと計画上なっておりますので、その時点で見直すということは当然ございますし、事業を実施する中では毎年実施をさせていただいておりますけれども、その中で、最小の経費で最大の効果を見ながらやっておりますのでですね。  済みません、実施計画は平成33年度までになっておりますので、それまでは続けさせていただきますが、実施においては、当然、最小の経費で最大の効果が得られるような形で市としては実施をさせていただきますし、今DMOの話も出ましたけれども、DMOにお願いしてする事業があれば当然考えてはいかないかんと思いますし、そのリンクの仕方はこれからの宿題とさせていただければというふうに思います。 465 ◯小島分科会長  並里委員。 466 ◯並里委員  ちょっとしつこいんですけれども、予算が縮減されているから非常に危惧しているところがあるんです。  これは本会議でまた申し上げますけれども、やっぱり稼ぐのは商工観光課がメーンじゃないと稼げないと思うんですよ。そういう面からすれば、予算がかなり、年々、再々、圧縮されているのは、あんまり力入れられていないのかなという私の誤解もあるかもしれませんけど、その辺改めて教えてください。 467 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 468 ◯執行部  観光大使事業の分でお尋ねになっていらっしゃって私は今お答えをしておりますけれども、予算額としては、決算ベースで見てもそんなに、前年度の決算ベースで今見ておりますけれども、予算額ともそんなに大きく減額にはなっていないと思っておりますが。 469 ◯小島分科会長  並里委員どうぞ。 470 ◯並里委員  実施計画書224ページ。  一番最後に申し上げましたけど、それのところの事業費。 471 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 472 ◯執行部  失礼いたしました。  実施計画書の部分で、平成31年度、平成32年度で金額が下がっている分については、現在の6名の観光大使の方にお支払いしています謝礼について見直しをかけて、減額をしていくという方向性を持っておりますために減額になっておるものでございます。 473 ◯小島分科会長  並里委員。 474 ◯並里委員  事業費は174万円で一緒なんですけど(発言する者あり)すみません、もうよろしいです。終わります。 475 ◯小島分科会長  何か答弁はありますか。  関連で質疑のある方は、挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    476 ◯小島分科会長  ここで暫時休憩します。  再開を3時10分といたします。       (午後3時02分 休憩)       (午後3時10分 再開) 477 ◯小島分科会長  では、再開します。  執行部より発言の訂正の申し出があっておりますので、許可いたします。執行部どうぞ。 478 ◯執行部  大変申しわけありませんが、先ほどカキ小屋の整備事業の関係で、今後、4年間で1事業費は幾らかという御質問をいただきました。その際に、国庫補助金のベースで約2億5,000円と申し上げまして、その半分が国庫補助金と申し上げてしまいました。実は約2億5,000万円が国庫補助金で、総事業費はその倍の5億円というふうに訂正させていただきたいと思います。申しわけありませんでした。 479 ◯小島分科会長  それでは、その他の事業に対して質疑ある委員は挙手願います。平田委員。 480 ◯平田委員  網かけ2つ目の商工振興費、その他商工振興費の中で、がんばる中小企業者応援補助金、これはことしから去年と違って補助額が変わるというふうに説明を受けていますが、去年の実績の額、個人、団体を含めて金額についてお伺いいたします。 481 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 482 ◯執行部  平成29年で申し上げますが、申請件数が30件でございます。金額にしまして763万9,000円でございます。 483 ◯小島分科会長  平田委員。 484 ◯平田委員  3年後に3%以上の利益がアップするというのが備考のところに書いてあるんですが、これは申請時には、こういう事業計画をして、3年後にはこれだけ利益が上がりますよという申請書が、たしか記入するようになっているかと思うんですが、この3年後に実際利益が出ているかというチェックは、今までされているんでしょうか。 485 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 486 ◯執行部  3年後ということでございますので、そういう基準にしておりますので、平成27年度に実施した分を平成29年度にアンケート調査をするということでございます。  調査結果につきましては、経常利益が向上した事業者として約4割、それから、平均上昇率としましては49.8%となっております。 487 ◯小島分科会長  ほかに関連質疑がある方。柳委員どうぞ。 488 ◯柳委員  このがんばる中小企業者応援補助金が平成31年度からですね、それまでの農商工連携の補助金、6次化の分ですね、これと統合されて、800万円が1,000万円に増額ということなので、私も増額を求めてきましたから、それはいいことだと思うんですが、ただ、この農商工連携補助金でも、これまでたしか15でしたか、10でしたか、新商品が開発されてきたと聞いておりまして、なかなか立派な役割を果たしてきたんじゃないかというふうに私は思うんですが、今度それと統合したというのは、農商工連携補助金に、多分これは新商品開発が中心だと思うんですけど、そういう意味でちょっと使い勝手の悪さとか、最近は申請件数が減ったとか、そういうニーズの低下みたいなのがあったのかな、ちょっとそこら辺がよくわからないので、要するに一緒にした理由、これをお聞かせいただきたいと思います。 489 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 490 ◯執行部  農商工連携事業につきましては、平成26年度から平成30年度までに、今言われましたように新商品が15品目生まれております。平成26年度から平成28年度の3カ年は、毎年4件の新商品ができました。しかしながら、平成29年度は2品目ということで、平成30年度は1品目に低下しております。事業者のニーズが低下したというところで考えております。  また、がんばる中小企業者応援補助金につきましては経営革新に取り組む事業としておりまして、この中でも新商品の開発と農商工関係の事業も認めるということになっております。ですから、今回はがんばる中小企業者応援補助金の中に農商枠として、通常よりも1.5倍の補助金で創設をしたということでございます。 491 ◯小島分科会長  柳委員。 492 ◯柳委員  確かに農商工連携枠、これは1.5倍になっているんですが、限度60万円、それも県の経営革新を受けるということが条件ですよね。農商工連携の補助金のほうは、たしか限度額が100万円で、新商品を開発するとなるとそれくらいのコストがかかるのかなと思うんですが、60万円の限度ということで、これは落ちちゃったと。それで、新商品開発というニーズに応えきれるのかなという、ちょっとそういう不安があるんですが、そこはどのようにお考えでしょうか。 493 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 494 ◯執行部  まず、農商工連携につきましては、予算の議決をいただいた後に公募をかけまして、2カ月公募期間があります。7月ぐらいに審査会を開いて決定をするというところで、事業実施期間も今まで短かったということもありますので、言いかえるならば使いにくいというふうなことも言えます。  がんばる中小企業者応援補助金につきましては、もう申請を上げていただいて、市のほうで審査をして交付しておりますので、その分については補助金は受けやすいというふうなことで考えておりますので、フルに予算もその分200万円を増額し、1,000万円にしておりますので、事業者の方にフルに使っていただきたいというふうには思っております。 495 ◯小島分科会長  柳委員。 496 ◯柳委員  その新商品の開発に係るコストへの補助ということもあるが、使い勝手のよさ、使いやすさということで活用が進むのではないかというふうに市は期待していると、そういうふうに理解いたしました。  それで、この制度で農商工連携のほうの限度額が、さっき言われた1.5倍になっているわけですが、ただ、このアップ分がソフト事業に用途制限されているわけですね。この理由は何なんでしょうか。 497 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 498 ◯執行部  がんばる中小企業者応援補助金につきましては、ハード整備もオーケーにしております。新商品を開発する中で、全てハード事業に予算を使うのかということになりますとそれで終わってしまいますので、ハード整備を含めまして、ソフト事業もきちんとやっていただきたいという市のほうの期待もございまして、こういうふうに40万円までをハード整備という形で制限を設けさせていただいているところでございます。 499 ◯小島分科会長  柳委員。 500 ◯柳委員  最後ですが、このソフトという中に含まれる範囲ですね、たしか人件費も対象なんですかね、広告宣伝費とか事務経費とか、そういうものになるわけですね。 501 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 502 ◯執行部  差し上げております資料のとおりでございまして、ソフト面につきましては、原材料とか、広告宣伝費とか、印刷製本費等がソフトとして認められる分でございます。あと、備品購入とか、そういうのが当然出てきますので、そういうものに制約をかけたということでございます。 503 ◯小島分科会長  この事業に関する関連質疑がある方は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 504 ◯小島分科会長  その他の事業に対して、質疑のある委員は挙手願います。平田委員。 505 ◯平田委員  観光費、観光まちづくり事業費の中の観光案内・情報発信業務委託ですが、これは新規事業の説明にもありましたが、今までも観光協会に委託をしていたわけですが、ことしから新規事業でこういう委託事業をつくって、委託先は市観光協会というふうになっていますが、これは今までの事業内容と違うというか、観光情報の収集発信窓口業務というのは、今までと同じだったと思うんですが、これはDMOの候補法人になったから、新規事業として立ち上げたということでよろしいですか。 506 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 507 ◯執行部  これまで、平成30年度までは観光協会に対しまして運営事業補助ということで、運営に関する補助金として平成30年度までは支出をさせていただいておりました。委員おっしゃるように、今、DMOとして観光協会が平成31年度から地域DMOの候補法人として事業をスタートするに当たりまして、協会の実際行っております業務、市がお願いしています従来の運営補助によります窓口案内的なものを含めている組織の運営の分を、協会と協議をして、本来市が行うべき業務と観光協会みずからの業務というものについて、いわゆる仕分けじゃありませんけど、こういった制限をさせていただいて、本来、市が行う必要がある糸島市を訪れます観光客の方のおもてなしを行うという観光案内所の業務について明確にして委託業務に切りかえると。協会は、みずからの窓口以外の業務で新たにDMOの部分の業務を受託して事業展開をしていただくということで、すみ分けをさせていただいたということでございます。  また、すみ分けをすることで、協会がDMOとして自立をした運営になっていただけるようにという思いで、今回、窓口に関する部分を委託業務としてお願いをする予定という形にしております。 508 ◯小島分科会長  平田委員。 509 ◯平田委員  委託事業ということは、当然費用対効果のチェックといいますか、どういう費用対効果が上がったかというのを、決算のときにでも出していただくということでよろしいですか。 510 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 511 ◯執行部  これまでの委託業務に切りかえることによりまして、委員御指摘のように、業務に対する責任度は非常に高まってくるというふうに思っておりますし、当然、その業務に対して市からも窓口案内についての指導も行いますし、実績等についてもきちんと報告していただく、毎年毎年報告していただくような形を必ずとっていく形にしていくように考えております。 512 ◯小島分科会長  平田委員。 513 ◯平田委員  これは直接DMOの予算じゃないので、関連として聞きますが、地域DMO候補法人としての認可はおりたかどうか、お伺いします。 514 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 515 ◯執行部  2月に申請してまだ通知は来ておりませんが、月末、3月下旬の登録をされるということで、もう既に事務作業は終わっているところでございます。 516 ◯小島分科会長  関連質疑のある方。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 517 ◯小島分科会長  その他の事業に対して、質疑のある委員は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 518 ◯小島分科会長  次のページに進みます。  14ページ、芥屋キャンプ場管理費からその他消費者行政費までについて、質疑のある委員は挙手を願います。並里委員。 519 ◯並里委員
     網かけ3つ目です。負担金の件でお伺いします。19-01、19-03、19-05、19-57はJAFの会費でしょうから、これは外します。この3つで合計すると280万円ちょうどになります。そのうち、県の観光推進協議会の分が170万円と、ほかのと比べたら何か……(「17万円」と呼ぶ者あり)ごめんなさい、17万円。ごめんなさい、28万円ですね。これはそれぞれ負担金に見合ったリターンというか、情報提供とかいうのはあっているんでしょうか。 520 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 521 ◯執行部  現在、今、委員御指摘の県の観光連盟負担金、あるいは観光協議会負担金、県の観光推進協議会負担金等については、それぞれの各団体の規約に基づきまして、会員として市のほうもお支払いをさせていただいております。それぞれの県の観光連盟、あるいは推進協議会等で、それぞれの事業を実施する中で、糸島をPRしていただける分、当然会員としてPRしていただける分については、それぞれの事業の中でプロモーションでありますとか、観光パンフレット等にも記載をさせていただいておりますので、負担金の相当額の効果はあっているというふうには考えております。 522 ◯小島分科会長  ただいまの質疑に関連して、同事業に関する質疑のある委員の方は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 523 ◯小島分科会長  その他の事業に対して、質疑のある委員は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 524 ◯小島分科会長  次のページに移ります。  15ページ、農業用施設災害復旧費から水源保全基金積立金までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 525 ◯小島分科会長  これで産業振興部所管の一般会計歳出予算の各事業について質疑が終了しました。  その他、産業振興部の一般会計歳出予算について確認したいことがある委員は挙手願います。柳委員。 526 ◯柳委員  集落基盤整備事業というのが、事業実施計画書、今度のやつですと199ページにあるんですが、平成31年度の予算措置はないようなんですが、これはやっぱりそうなんですね。それをまずお伺いします。 527 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 528 ◯執行部  集落基盤整備事業につきましては、平成30年度に県のほうで事業実施計画書を作成する予定でしたが、受益地の確認、事業箇所の確定に期間を要しましたため、3月補正で減額をしたところでございます。平成31年度は予算計上しておりませんが、事業箇所が確定して事業が進められるようになったら、予算計上していきたいと考えております。 529 ◯小島分科会長  柳委員。 530 ◯柳委員  事業が確定したらということですが、その受益地の確定がまだだというふうなことなんですよね。これは平成27年度に糸島市農村振興基本計画策定業務が実施されて、その後は結構年数がたっているわけですけれども、糸島市の計画としてはもうできていて、今は県だということなんでしょうか。 531 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 532 ◯執行部  県のほうで実施計画を作成するようになります。 533 ◯小島分科会長  関連質疑のある委員の方、挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 534 ◯小島分科会長  その他質疑のある委員は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 535 ◯小島分科会長  これで歳出の質疑を終了いたします。  次に、歳入の質疑を行います。  歳入予算資料1ページ、農林水産業費分担金から農林水産業費県補助金までについて、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 536 ◯小島分科会長  次のページに進みます。  2ページ、商工費県補助金から二丈福吉財産区繰入金までについて、質疑のある委員は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 537 ◯小島分科会長  次のページに進みます。  3ページ、二丈一貴山財産区繰入金から農林水産業債までについて、質疑のある委員は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 538 ◯小島分科会長  これで産業振興部所管の一般会計歳入予算の各目について質疑が終了しました。  その他、産業振興部所管の一般会計歳入予算について確認しておきたいことがある委員は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 539 ◯小島分科会長  これで歳入の質疑を終了いたします。  以上で一般会計の質疑を終了します。  これより二丈福吉財産区特別会計予算を審査します。  産業振興部所管の二丈福吉財産区特別会計予算の概要説明を求めます。執行部どうぞ。 540 ◯執行部  それでは、二丈福吉財産区特別会計の概要の説明を申し上げます。  予算書で御説明をさせていただきます。予算書439ページから451ページをお願いいたします。  歳入歳出それぞれ、前年度と同規模の67万3,000円を計上いたしております。  歳出の主なものは、財産管理費の直営林整備委託費となります。  説明については以上です。よろしくお願いします。 541 ◯小島分科会長  二丈福吉財産区特別会計予算について、継続費、債務負担行為、地方債はございませんので、歳出から質疑を行います。歳出について、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 542 ◯小島分科会長  これで歳出の質疑を終了します。  次に、歳入の質疑を行います。  歳入予算について、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 543 ◯小島分科会長  これで歳入の質疑を終了します。  これで二丈福吉財産区特別会計予算の質疑を終了いたします。  これより二丈一貴山財産区特別会計予算を審査します。  産業振興部所管の二丈一貴山財産区特別会計予算の概要説明を求めます。執行部どうぞ。 544 ◯執行部  それでは、二丈一貴山財産区特別会計の概要を説明いたします。  予算書につきましては、453ページから463ページとなります。  本年度予算額につきましては、前年度より801万3,000円の減額となり、歳入歳出それぞれ45万5,000円を計上いたしております。  減額の理由につきましては、立木売払収入を原資といたしまして、基金費を昨年積み立てを行っておりましたが、その部分の減額によるものでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 545 ◯小島分科会長  二丈一貴山財産区特別会計予算について、継続費、債務負担行為、地方債はございませんので、歳出からの質疑を行います。歳出について、質疑のある委員は挙手を願います。徳安委員。 546 ◯徳安委員  ただいま部長から御説明があったとおり、立木売払の分については、本年度は計上されていらっしゃらないということで、これはもうある程度売り払うための立木がなくなったと理解していいのかどうか、そこの答弁をまずお願いいたします。 547 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 548 ◯執行部  平成31年度につきましては、主伐、間伐を実施する計画ではないので、このようにしております。(発言する者あり)ありません。 549 ◯小島分科会長  徳安委員。 550 ◯徳安委員  立木は、今、切って売った後は、伊万里木材市場さんが植えていっているので、この管理費を見たとしても、経費として出ていない以上、新しく伸びる立木というのは伊万里木材市場さんの所有になるんだろうと理解するんですけれども、そうなると、将来的にその立木が成長したときに売り払っても財産区の収入にならないんじゃないかと思っているところが1つ。  それと、今売り払った後の残り、売れるための立木というのが市の所有としてあるのかどうかの確認を今しています。その2点です。 551 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 552 ◯執行部
     主伐した箇所につきましては、財産区の木になりまして、今後管理していくようになります。  今、主伐につきましては約80ヘクタール、間伐について25ヘクタール実施しておりますので、間伐につきましてはまだ木が立った状態になっております。  今後、今、収入額が、売払収入につきましては、下草刈り等を行いまして、あと枝打ち、除伐、間伐というのが今後必要になってきますので、基金等で実施していくようになってきます。 553 ◯小島分科会長  徳安委員。 554 ◯徳安委員  すみません、基金等で運営していくということがちょっとよくわからなかったんですが、その部分の説明をお願いいたします。 555 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 556 ◯執行部  伊万里木材市場と今契約しておりますところにつきましては、主伐後5年間は伊万里木材市場さんのほうで下草刈りを行っていただくようになっておりますので、今後、木の成長ぐあいを見ながら、適時整備のほうを進めていくようになります。 557 ◯小島分科会長  徳安委員。 558 ◯徳安委員  確認なのは、さきにあった福吉財産区のほうは一般会計のほうから直営林の整備委託が出ていますけど、一貴山のほうはそれが出ていない、そこはちょっと違うので、基金で運用されるという部分と、原資は基金の運用なんでしょうけれども、実際の管理はどういうふうな形なのかもお知らせください。 559 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 560 ◯執行部  福吉財産区の管理費につきましては、福寿台の草刈りを計上させていただいております。主に桜の公園として地元の方が活用されているところの整備で、大きく人工林を整備するものではございません。  一貴山財産区につきましては、今後整備が必要なところについて、基金等を活用して整備が必要であれば実施していくということで考えております。 561 ◯小島分科会長  関連質疑のある方、挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 562 ◯小島分科会長  これで歳出の質疑を終了します。  次に、歳入の質疑を行います。歳入予算について質疑のある委員は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 563 ◯小島分科会長  これで歳入の質疑を終了いたします。  これで二丈一貴山財産区特別会計予算の質疑を終了します。  これで産業振興部所管の予算審査を終了します。  ここで暫時休憩とします。       (午後3時37分 休憩)       (午後3時43分 再開) 564 ◯小島分科会長  再開します。  これより上下水道部所管の予算を審査します。  上下水道部所管の一般会計予算の概要説明を求めます。執行部どうぞ。 565 ◯執行部  予算書159ページ、上下水道部所管の4款.衛生費、合併処理浄化槽整備事業費について御説明いたします。  この事業は、地方自治法第153条第1項の規定に基づき、公営企業管理者の権限を行う市長に委任された事業でございまして、下水道整備計画区域外において、合併処理浄化槽を設置される方に対しまして補助金を交付するものでございます。  なお、国及び県、市でそれぞれ3分の1ずつを補助するものでございます。  平成31年度は110基分の予算を計上いたしております。歳入といたしまして、国庫支出金、県支出金にそれぞれの補助金を計上いたしております。  以上、よろしくお願いをいたします。 566 ◯小島分科会長  上下水道部については、継続費、債務負担行為、地方債はございませんので、歳出から質疑を行います。  歳出予算資料1ページ、合併処理浄化槽設備整備事業費について、質疑のある委員は挙手を願います。松月委員。 567 ◯松月委員  実施計画の公共下水のところの121ページなんですけれども、合併処理浄化槽設置整備事業は、下水道認可エリアの方への補助金があるのかどうか、お伺いをします。 568 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 569 ◯執行部  この補助金に対しましては、下水道区域外の方に対しての補助金となります。(発言する者あり)ありません。 570 ◯小島分科会長  松月委員。 571 ◯松月委員  実施計画の119ページなんですけれども、ここに前原と志摩の認可面積というのがありますけれども、志摩の場合は27.9%、そして、前原は88.7%ですけれども、認可面積が志摩100%に近くなるのは何年ぐらいかかるんでしょうか。 572 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 573 ◯執行部  今のところ、志摩の全体計画357ヘクタールに対しまして、平成49年を予定しております。 574 ◯小島分科会長  松月委員。 575 ◯松月委員  20年後ぐらいですけれども、要するに認可エリアに家を建てたいという場合、結局は、そこには補助金は出ないという形になるということの確認をしたいと思います。 576 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 577 ◯執行部  そのとおりでございます。(「わかりました。いいです」と呼ぶ者あり) 578 ◯小島分科会長  関連質疑のある方は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 579 ◯小島分科会長  これで歳出の質疑を終了します。  次に、歳入の質疑を行います。  歳入予算資料1ページ、衛生費国庫補助金及び衛生費県補助金について、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 580 ◯小島分科会長  これで歳入の質疑を終了します。  以上で一般会計の質疑を終了します。  これより水道事業会計予算を審査します。  上下水道部所管の水道事業会計予算の概要説明を求めます。執行部どうぞ。 581 ◯執行部  水道事業会計予算について御説明いたします。  別冊の公営企業会計予算書をお願いいたします。  まず1ページをお願いいたします。  第2条の業務予定量は、給水戸数3万1,100戸、対前年度比で1,000戸の増、年間総給水量は700万立方メートル、対前年度比で40万立方メートルの増、1日平均給水量は1万9,178立方メートル、対前年度比で1,096立方メートルの増を見込んでおります。  主な建設改良事業を御説明いたしますと、原水施設整備事業として、瑞梅寺ダム堰堤改良工事に係る県への負担金、浄水施設整備事業として、瑞梅寺浄水場改良工事に係る福岡市への負担金、配水施設整備事業として、配水管や消火栓の整備、第8次拡張事業といたしまして、前原の東地区、志摩東貝塚地区、二丈松末地区での配水管工事、緊急連絡管整備事業と重要給水管整備事業につきましては、災害など緊急時に備えるため、笹山配水池と師吉配水池及び医師会病院等を結ぶ配水本管の接続、管路の耐震化工事をそれぞれ予定いたしておりまして、6事業合計で6億4,165万2,000円の事業費を計上いたしております。  次に、第3条の収益的収入及び支出でございますが、収入の水道事業収益として17億6,070万円、支出の水道事業費用として17億18万3,000円、第4条の資本的収入及び支出では、収入の資本的収入として4億1,159万1,000円、次のページになりますけれども、支出の資本的支出として9億5,164万9,000円を計上いたしております。  第5条の債務負担行為は4件、第6条の企業債については5件、それぞれ事業ごとに起債しているとおりでございます。  第8条では、一般会計から受ける補助金の額を1億154万8,000円と定めております。  水道事業会計予算については以上でございます。よろしくお願いをいたします。 582 ◯小島分科会長  水道事業会計予算について、継続費はございませんので、債務負担行為から質疑を行います。債務負担行為について、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 583 ◯小島分科会長  これで債務負担行為の質疑を終了します。  次に、企業債について、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 584 ◯小島分科会長
     これで企業債の質疑を終了します。  次に、歳出の質疑を行います。歳出予算について、質疑のある委員は挙手を願います。松月委員。 585 ◯松月委員  実施計画の116ページですが、重要給水施設配水管整備事業についてお伺いをいたします。この事業なんですが、どのような事業なのか、まずお伺いをいたします。 586 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 587 ◯執行部  重要給水施設配水管整備事業については、災害時医療救援活動の拠点となっています医師会病院と笹山配水池の配水管を耐震化することによって、災害時でも安定的な水を送るというような事業を行っております。 588 ◯小島分科会長  松月委員。 589 ◯松月委員  この耐震管布設というのは、距離的にはどのくらいになるのか、また、単価が非常に高いものなのか、お伺いいたします。 590 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 591 ◯執行部  延長として約2,400メートルになっております。工事費としましては、笹山配水池から医師会病院まで大きな管になっておりますので、その分は比較的高い金額になっております。  以上です。 592 ◯小島分科会長  松月委員。 593 ◯松月委員  これは全く独自の配水管になっているのか、一般の配水管には引き込まないとか、あるいは福岡地区水道企業団の水を使うとかいうことは考えていないのか、お伺いします。 594 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 595 ◯執行部  福岡地区水道企業団の管とはまた別になっております。そして、ほかの配水管とは一緒という形になっております。  以上です。 596 ◯小島分科会長  松月委員。 597 ◯松月委員  今の配水管は一緒になっているということがよく理解できませんでしたが、教えてください。 598 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 599 ◯執行部  単独の管ではなく、通常の配水管と一緒ということになっております。その管からも給水がとれる、またいろいろ分岐をしているという状況です。 600 ◯小島分科会長  松月委員。 601 ◯松月委員  ということは、医師会病院のほうに行く管だけが特殊な耐震管で行うということなのですね。 602 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 603 ◯執行部  医師会病院までの管が特殊だけではなく、周りの、そこまで行くまでの管が特殊ということになります。ほかに緊急連絡管とか、いろんな分と重なっている耐震管という状況になります。  以上です。 604 ◯小島分科会長  関連質疑のある委員は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 605 ◯小島分科会長  その他質疑のある委員は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 606 ◯小島分科会長  これで歳出の質疑を終了します。  次に、歳入の質疑を行います。歳入予算について、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 607 ◯小島分科会長  これで歳入の質疑を終了いたします。  これで水道事業会計予算の質疑を終了します。  上水道事業に関するその他の件で質疑のある方は挙手願います。徳安委員。 608 ◯徳安委員  水道事業のほうでは、第8次拡張計画が今進められてありますが、その進捗状況を教えていただきたいと思っております。地元説明会、地域説明会と加入アンケートをとられていると思いますので、その部分も含めたところで御説明をお願いしたいと思います。 609 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 610 ◯執行部  第8次拡張事業の進捗状況ですが、市として水道の危機管理強化と安定供給を強化するために志摩貝塚地区、二丈松末地区の水道管本管同士の接続を現在計画的に行っている状況です。  説明会につきましては、今後、第8次拡張区域内への新規水道管整備の計画を行うに当たって、事前に水道の需要を把握する必要がありました。昨年7月から9月にかけて、計13行政区を対象に、地元説明及びアンケート調査を実施しております。その結果としまして、対象地域全てにおいて、水道整備の実施の目安となっています8割の加入率には届いていなかったという状況になります。また、水道に加入されても既存の井戸との併用ということが多くて、水道の使用がほとんど見込めないという状況でした。  今後、このアンケート調査結果を踏まえながら、慎重に検討していきたいなと思っております。  以上です。 611 ◯小島分科会長  徳安委員。 612 ◯徳安委員  御答弁のとおり、加入アンケートでは全てが8割を超えなかったということでございますが、これは、計画があるけれども、加入のアンケートで満たなかったということは、これからどういうふうになると理解しておけばよろしいですか。 613 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 614 ◯執行部  今回のアンケート、まだ結果としては方向性はきちんと決まっていませんけど、もし、8割を満たなかったということで、また地元要望等があれば、再度同じようなアンケート調査をして、需要を確認しながら計画を進めていきたいなと思っております。 615 ◯小島分科会長  徳安委員。 616 ◯徳安委員  もし進めていくということで、8割を超えて進んでいったとしても、かなり建設改良費なんかがかさんでくると、財政的な見通しとしては厳しくなってくるんではないかと思うんですが、そこら辺の計画を進めるという部分と財政的な見通しの部分のバランスについて、どのようにお考えなのかを教えてください。 617 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 618 ◯執行部  先に結論から申し上げますと、決して裕福というわけではありませんけれども、現在の健全な経営状態、これを維持できると考えております。  主な理由としましては、一応平成27年からの過去3年間、給水収益も上昇しております。これは人口の増加に伴ってと思いますけれども、あと、それに伴いまして、いわゆる単年度収支も黒字を計上しておりますし、いわゆる事業するための現金保有高、こちらにつきましても、問題なく維持できていると。あと、過去、現在、今まで借りていた企業債、そちらのほうの未償還残高のほうも順調に減ってきておりますので、現在の経営状態は維持できるというふうに考えております。 619 ◯小島分科会長  徳安委員。 620 ◯徳安委員  今の御答弁で鑑みますと、8割を超える加入のアンケートの答えがなかったとしても、進めていく可能性があるというふうに理解しておいてよろしいでしょうか。 621 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 622 ◯執行部  今回の第8次拡張事業のアンケート調査をとったところにつきましては、御承知のとおり、人口はかなり少ない地域でございますので、8割の加入がありましても、そこだけで見ますと黒字経営になるということは非常に厳しいというふうには思っております。ただ、やはり糸島公平性の観点からいうと、やはり水道、例えば、その比率が非常に悪くなった、あるいは皆さんが水道に加入をしたいということであれば、うちで整備計画を持っている以上は計画をしなければならないというふうには思っております。  ただ、建設改良費がかさむというのは、もう当然のことになってきますので、今後、アンケートをとって8割は超えませんでした。まだ結論は出しておりませんけれども、今回のアンケートで、そこの整備計画をやめるということではありません。今後、そこのまた地域から、8割を超えなかった地域からでも、地元のほうから8割近い方が加入をしたいという要望があれば、そこは検討する必要があるというふうには考えておるところです。 623 ◯小島分科会長  徳安委員。 624 ◯徳安委員  非常によくわかりました。それで、ちょっと質疑を変えますが、水道料金の改定というのがこれまで糸島市でもあっていたと思います。前回が平成28年度に改定をされたと思いますが、これがたしか4年ごとの改定の検討になっていたと思います。平成28年度から4年後というと、32年度でありますが、そうなれば、平成31年度にそうした水道料金の改定の審議がされるんではないかと思います。  先ほどの業務課長の答弁で考えると、変更はないのかなという考えはありますけれども、お考えをお聞かせいただきたいと思います。 625 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 626 ◯執行部
     一応、上水道事業会計、下水道事業会計ともに毎年10年間の収支計画というのを策定しております。直近の今年度でいいますと、平成29年度の決算承認を昨年9月にいただきましたので、それを新たに加味した、1年ごとに更新して、11月には一番新しい収支計画というのを立てております。その中で、今おっしゃったように、平成30年度、平成31年度の検討ということになっておりますので、今、これから安定的な経営ができるかどうか、事業計画も含めて検討しているところでございます。平成31年度の初めには、具体的な方針をお示しできると考えております。  以上です。 627 ◯小島分科会長  徳安委員。 628 ◯徳安委員  よくわかりました。  最後の質疑になりますけれども、水道法が改正されました。それで、本市としては民営化、また広域化についてどのような考えをお持ちなのか、お聞かせいただければと思います。 629 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 630 ◯執行部  今回の水道法改正による水道事業の民営化についての考えですが、本市水道事業のように、小規模で課題が多い水道事業を受託する民間業者があらわれるか、これは未知数です。  さらに、官民連携による水道料金の値上げ、また収益が上がらない場合の委託業者の撤退、また、水質悪化等の懸念などを勘案すると、現在においては結論を出すことはできないと思っております。  今後、国、県、他自治体の動向を注視していきたいと考えております。  今回、民営化についてなんですが、本水道事業にとっては選択肢の一つがふえたものと受けとめている状況です。また、水道事業の広域化については、経営の健全化や水道基盤の強化を図るため必要と考えております。  しかし、水道事業の広域化は、事業体からの料金や財政状況、水道施設の水準との格差が阻害し、広域化がなかなか進まない状況になります。まずは事業統合に限らず、水道施設管理業務の一体化や配水池の共同化などの広域連携について、近隣の水道事業者と検討を始めていくことが大事と思っています。  以上です。 631 ◯小島分科会長  その他、質疑のある委員は挙手願います。松月委員。 632 ◯松月委員  すみません。先ほど下水道の関係で認可エリアのほうには補助金は出ないということで御答弁いただいておりますけれども、志摩地区なんですけれども、アンケート調査を以前したのは平成20年、合併のころだと思います。今、状況がかなり変わってきて、生活している人たちも高齢化になったりという状況になってきておりますけれども、そうなるときに、もう合併浄化槽のままでいいよという話もあったり、やはりよそから見えた人たちは、今の状況の中で家を建てるときには合併浄化槽の補助金がないというような形になっておりますけれども、その辺の状況はどのように把握をしておられるか。今後考えられることは何かあるのか、お尋ねをします。(発言する者あり) 633 ◯小島分科会長  ほかに質疑ある方。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 634 ◯小島分科会長  これで水道事業会計予算の質疑を終了します。  これより下水道事業会計予算を審査します。  上下水道部所管の下水道事業会計予算の概要説明を求めます。執行部どうぞ。 635 ◯執行部  下水道事業会計予算について御説明をいたします。  予算書の20ページをお願いいたします。  第2条の業務予定量は、公共下水道、特定環境保全、農業集落排水、漁業集落排水、個別排水の5事業、それぞれ起債のとおり業務を予定いたしております。  各事業の主要な建設改良事業を御説明いたしますと、公共事業では、汚水管築造工事として、前原地区の東、富、井原などで、志摩地区では師吉、大石などで工事を予定いたしております。処理場におきましては、前原下水管理センターのストックマネジメント計画を策定することといたしております。  また、雨水対策といたしまして、平成30年度に引き続きまして、前原小学校北側の雨水調整池への流入管路の整備と、加布里地区での浸水対策を予定いたしております。  特定環境保全事業では、黒磯浄化センターのストックマネジメント計画策定や、取りつけ管の設置工事、農業集落排水事業では、怡土、雷山、長糸地区で汚水管築造工事を予定いたしております。  姫島の漁業集落排水事業は、今年度の新規事業の予定はございません。  個別排水事業では、合併処理浄化槽20基分の予算を計上いたしております。  以上、5事業で6億192万6,000円の事業費を計上いたしております。  次に、第3条の収益的収入及び支出でございますが、収入の下水道事業収益として、24億7,670万9,000円、支出の下水道事業費用として20億9,359万円、第4条の資本的収入及び支出では、収入の資本的収入として9億9,360万7,000円、次のページになりますが、支出の資本的支出として18億2,563万3,000円を計上いたしております。  第5条の債務負担行為は12件、第6条の企業債については2件、それぞれ事業ごとに起債しているとおりでございます。  第9条では、一般会計から受ける補助金の額を9億4,245万7,000円と定めております。  下水道事業会計予算については以上でございます。よろしくお願いをいたします。 636 ◯小島分科会長  下水道事業会計予算については、継続費はございませんので、債務負担行為から質疑を行います。債務負担行為について、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 637 ◯小島分科会長  これで債務負担行為の質疑を終了します。  次に、企業債について、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 638 ◯小島分科会長  これで企業債の質疑を終了します。  次に、歳出の質疑を行います。歳出予算について質疑のある委員は挙手を願います。松月委員。 639 ◯松月委員  先ほどはすみません。合併浄化槽のことですが、同じように伝えられるかどうかわかりませんが、平成20年、合併のころにアンケート調査をされていると思います。それから、下水道の認可面積というものが固まりまして、実際に下水道を整備したいというときに、よそから入ってきて家を建てたいときに、合併浄化槽の補助金がないということです。  それと、その当時、下水道がどうしても欲しいという思いをしていた方たちがアンケート調査に書いていまして、今もう10年たって、先ほどの御答弁じゃ20年先ということになりますと、かなりの高齢化になっていきます。すると、おひとり暮らしの方たちも多くなって、もう要らないというような話も聞きますが、市としては、どのようにそういう状況等を把握しておられるか。アンケート調査について、再度アンケートをするとか、そういうことができるのか。一度認定するとそういうものはだめですよと、計画があるからということになるのか、ちょっとその辺をお伺いしたいと思います。 640 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 641 ◯執行部  お答えいたします。  志摩地区につきましては、平成24年度より事業着手をしております。現在、大浦台と稲葉地区の整備を進めておりまして、今後は初を含む市街化区域の整備を予定しております。  残る小金丸、引津地区につきましては、平成32年度に再度アンケート調査をさせていただきまして、その費用対効果を見きわめた上で、整備方針の見直しをしたいというふうに考えております。  以上です。 642 ◯小島分科会長  関連質疑のある方、挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 643 ◯小島分科会長  その他、質疑のある委員は挙手を願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 644 ◯小島分科会長  これで歳出の質疑を終了します。  次に、歳入の質疑を行います。歳入予算について、質疑のある委員は挙手願います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 645 ◯小島分科会長  これで歳入の質疑を終了いたします。  その他全体、下水道に関する質疑がある方は挙手願います。平田委員。 646 ◯平田委員  先日、下水管の修復は完了したというファクスはいただきましたが、板持地区で下水管の破損がありました。これは、工事業者がそこに管が埋設されているというのを知らずに矢板を打ったということで、市としては責任がないというのはもっともなことだなと思うんですが、これ以外に、まず河川を横断しているという管があるかというのと、当然、下水道台帳はシステム化されているので、誰でも閲覧できるんじゃないかなと思うんですが、今後、工事業者がそれを閲覧するということを最初に県と打ち合わせするということが、県に要望して、まずその下水道のシステムからどこに埋設されているかというのを確認して工事を行うということが必要じゃないかと思うんですが、その件についてどうお考えかお伺いします。 647 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 648 ◯執行部  お答えいたします。  瑞梅寺川と同様に、河川の下を埋設している分は1カ所ございます。雷山川1件、埋設をしております。  次に、今回事故がありましたので、今、県のほうと連携をとりながら、必ず工事する前には県の下水道課のほうに報告するように、今協議をしているところでございます。 649 ◯小島分科会長  平田委員。 650 ◯平田委員  今回、初めてバイパスというか、結局、排水が1本しかないというのは初めて知ったんですが、これはやっぱりどの地区も1つの管が破損すると、その受益しているところは影響が出るということで、ここが破損すれば、こっちから回すとかというのは、今のところそういうふうにはなっていないということですかね。 651 ◯小島分科会長  執行部どうぞ。 652 ◯執行部  今回みたいに大きな管については、連携はとっておりません。 653 ◯小島分科会長  全般について、そのほかに。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 654 ◯小島分科会長  これで下水道事業会計予算の質疑を終了します。  これで上下水道部所管の予算の審査を終了いたします。  ここで執行部は退席してください。お疲れでした。委員の方はしばらくお待ちください。   〔執行部退室〕 655 ◯小島分科会長  これより討議に入ります。
     本分科会の所管部分について、問題があると思われる委員は、その場所と意見をお願いいたします。柳委員。 656 ◯柳委員  これはずっと住民の皆さんの反対運動があるんですが、例の中央ルートですね、このページ数でいきますと、建設都市部の5ページです。県営街路整備負担金ですが、これで平成31年度、1,375万円予算の計上があるんですけれども、先ほども質疑をいたしましたように、まだ国の認可がおりていないという段階で、計画が以前からあるから遂行していくのは市としてやむを得ないという側面も確かにわかりますけれども、非常に皆さんの反対が根強くあるわけですね。やっぱり道路事業というのは民意が非常に大事だと。これは、例えば県の担当部と話してもそういうことを言われるわけですね。ですから、これを、いわゆるアンダーパスにしていくという予算になるわけですが、これをこのまま計上していくのは問題があるというふうに私としては考えます。簡単に言えばそういうことです。 657 ◯小島分科会長  ただいまの意見に対して、他の委員からの意見があればお願いします。  今の柳委員の意見について、何かまた別の考えがある方があったらお聞きしますけど。徳安委員。 658 ◯徳安委員  いわゆる中央ルートのアンダーパスの話だと思うんですが、私もアンダーパスをするのは難しいというか、厳しいという意見を持っています。  ただ、今の糸島の、特に前原地区の現状を見ると、南北の交通渋滞というのがやっぱり残っているので、何かしらの南北のルートというものは必要だと思っています。できることならば、暫定的にでも平面交差で開通させて、まずは暮らしの安心とかという部分を担保するようなことが必要だとは思いますけれども、これが、予算に対して賛成、反対というところではないということをつけ加えたところで、私の意見として言わせていただきたいと思います。 659 ◯小島分科会長  ほかに。平田委員。 660 ◯平田委員  この前、地元説明会があって、アンダーパスとバイパスまでのルートを地元に説明したということなんですが、今言われるように、南北の交通ルートが1個遮断されて、渋滞が起きているということで、その中で今度の中央ルートの計画が進んでいるというふうに私は理解しております。  アンダーパスについては、危険だとか、平面交差じゃなきゃいけないんだという議論があるのは、確かに私もそう思っておりますが、最終的には、今のJRとの協議の中で、平面交差で道路拡幅というのをJRが認めなければ、アンダーパスの工法しかないというのが県の意見じゃないのかなというふうに思っております。  今後、地元に対して、用地取得とかそのあたり、いろいろ協議は進んでいくと思いますが、結論的には、平面交差よりかアンダーパスのほうになっていくのじゃないかな、それは法律的にもJRが絶対平面交差の拡幅を認めないというふうな法律もあるというふうに聞いておりますので、そこは、私はアンダーパスの方向性で行くんじゃないかなと。だから、その予算が今回計上されておりますが、それはあくまでも市が県に対する負担金でありますので、事業を進めていく中で、この負担金を負担していくというのはもっともじゃないかなというふうに私は思います。 661 ◯小島分科会長  ほかにありますか。柳委員。 662 ◯柳委員  地元の方々も、道路を拡幅して南北の通行をよくしていくと、これは賛成しておられます。アンダーパスにしますと、非常に長期の、10年ぐらいの期間がかかる。そういうことよりも、早く整備してくれという御意見がほとんどであるということをつけ加えておきまして、そういうふうに予算の執行を変えていただければというのが私の思いだということを、これは私の意見の最後でございますが、申し上げておきます。 663 ◯小島分科会長  ほかに意見ありますか。これ以外のことでも。どうぞ、松月委員。 664 ◯松月委員  今の件に関しましては、私たちはもっと情報が委員会として欲しいなと思っております。その辺の情報をよろしくお願いしたい。  それと、別なんですが、市営住宅に関しまして、きょう質問しました市営住宅の長寿命化計画、大幅な見直しというところを答弁いただいたんですけど、委員会にはその辺の情報提供というものがいただきたいなという思いがしております。  以上です。 665 ◯小島分科会長  何でもいいですよ。徳安委員。 666 ◯徳安委員  私も質疑させてもらいましたけど、キッズファーム事業については、どういうふうに期待すればいいのかがわからないところがあっています。実際、補助金を出して運営されたところで、3年後に独立採算でやられるから事業費を出すということに、形式にはなっていますけど、結構厳しいんじゃないかなという意見を持っておりまして、ちょっとしつこく聞きました。という部分があるので、皆さんの御意見どうかなと思ったところがありますので、聞かせていただければと思っています。 667 ◯小島分科会長  今、キッズファーム、子供の遊び場とか、収穫体験という事業が今度なっておるということで、徳安委員がほかの委員の方の意見をぜひ聞きたいということなので、何か。平田委員どうぞ。 668 ◯平田委員  私もこれが3年後に黒字になるとは、今のところ全く思いません。ただ、これだけの補助金を出して事業をやるということは、ここに書いてあるのはあるんですが、3年後も事業を継続するという担保を確実にとってやるのが私はいいんじゃないかなと、その累積赤字がどうだとか、市がかかわって経営指導していくとか、いろんな事業を絡めて参加人数をふやすとか、そういういろんな努力をしていかないと、この事業はかなり黒字化は厳しいんじゃないかなというふうに私は思っています。ですから、補助金をもらった後の事業継続という担保を確実にとって進めてもらいたいなというふうに私は思っております。 669 ◯小島分科会長  ありがとうございます。  ほかに。柳委員。 670 ◯柳委員  私も同じような意見ですけれども、ちょっと中途半端だなと。これはなかなか大変な事業で、意義はわかるんですね。事業そのものが悪いということではないんですが、本当にやるなら、市としてももっと思い切った考え方、予算措置も含めて、そういうことでいかないと、この3年間援助して、あとは自立をという、ここはなかなか厳しいだろうなというのが私の意見でございます。 671 ◯小島分科会長  ほかにありますか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 672 ◯小島分科会長  じゃ、これでよろしいですかね、討議は。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 673 ◯小島分科会長  以上で建設産業分科会所管の審査を全て終了いたしました。  ただいまいただいた意見も含めて、本分科会所管部分についての意見をお手元に配付しております集約表に記入していただきまして、3月15日までに提出していただきたいと思っております。  これで散会したいと思います。       (午後4時30分 散会) Copyright © Itoshima City Council Minutes, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...