ツイート シェア
  1. 糸島市議会 2018-03-27
    平成30年 第2回糸島市議会定例会(第5日) 本文 2018-03-27


    取得元: 糸島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       (午前10時00分 開議) ◯議長(田原耕一君)  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付しているとおりでございます。  これより議事に入ります。 日程第1 議案第41号       副市長の選任について 2 ◯議長(田原耕一君)  日程第1.議案第41号 副市長の選任についてを議題とします。  当局の提案理由の説明を求めます。月形市長。 3 ◯市長(月形祐二君)  議案第41号 副市長の選任について、提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、前副市長の退職に伴い、平成30年4月1日から後任の副市長として、甘利昌也氏を選任いたしたく、地方自治法第162条の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 4 ◯議長(田原耕一君)  これより質疑に入ります。伊藤議員。 5 ◯16番(伊藤千代子君)  副市長の選任について若干質疑をさせていただきます。  まず、副市長の職務とは何なのか、最も大切な仕事は何なのかについて、第1点はお尋ねをします。
     それから、この副市長の候補者になっていらっしゃいます甘利昌也氏の経歴についてですけれども、住所としては東京都の方になっております。私どもの市にこの東京都の方がどうして来られるのか。地方再生というふうにおっしゃっておりましたが、一体どこの出身の方でいらっしゃるのかというのが2点目ですね。  まず、その2点を伺います。 6 ◯議長(田原耕一君)  洞総務部長。 7 ◯総務部長(洞 孝文君)  まず、副市長の最も大きな職務とはということでございます。  当然のことながら、市長を補佐するということが大きな職務であろうかということで考えております。  それと、どうして東京都の方が来られるのかということについては、後ほど市長のほうから答弁がありますので、その後のどこの出身かということでございます。このことを私のほうから先に答弁をさせていただきます。  副市長の選任におきましては、出身地というものは要件はございません。議案に記載をしておりますとおり、現住所は東京都内であるということで御理解をお願いしたいと思います。  なお、職員の採用におきましても考え方を述べさせていただきますけれども、日本国憲法第14条第1項に基づきまして、これは条文を読みますと、「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」、この趣旨を踏まえまして、職員採用におきましても、受験生の本籍地、出生地については聞き取り等は行っておりません。このことを御理解いただきたいと思います。  以上です。 8 ◯議長(田原耕一君)  伊藤議員。 9 ◯16番(伊藤千代子君)  それでは次に、私は中央官僚のこととかよくわかりません。この方は総務省ですか、自治省ですか──総務省からですかね、いらっしゃるんですか。  例えば、きょうは国会で公文書の改ざん問題でああいう事件があっているわけなんですけれども、今回この経歴を見た場合に、わずか17年の間に自治省、あるいは県の職員、総務省、7回も退職をしたり、入ったり、入省したりしていらっしゃるというのを見ると、私ども中央官僚のことがよくわからない人間にとっては、1~2年、時には1年足らずで職場を変わっていらっしゃるというのは、腰を落ちつけて、どのようなお仕事をなさってきたのかということをちょっと疑問に思うんですよね。  ですから、この甘利昌也氏が、やはりその辺では私たち一般市民にわかるようなちょっと御説明をしていただければと思います。  それから、先日、市長が私どもに全協の控室でおっしゃったのは、大型プロジェクトを推進していかなきゃいけないんだというふうなことをおっしゃっていました。今の部長の答弁を聞くと、その補佐としてお見えになったというふうに私は感じたんですね。そのことがちょっと非常に納得のいかないところがあります。  先ほど市長の補佐とおっしゃいましたが、もっと副市長には大事な仕事があるんじゃないかと思うんですけど、その点に関しては、市としてはどのようにお考えですか。 10 ◯議長(田原耕一君)  洞総務部長。 11 ◯総務部長(洞 孝文君)  最後に言われました、もっと大きな仕事があるんじゃないかということでございます。  当然のことながら、先ほど言いました市長を補佐するということが第一でございますけれども、事務的な統括的なことを副市長が行われるというふうに考えております。  それと経歴でございますが、お手元の議案に資料としてつけさせていただいております。これをごらんになられるとよくわかると思います。最新の現時点でございますけれども、平成29年4月からは総務省自治行政局地域政策課の地域の元気創造推進室に在籍をしておられます。  以上です。 12 ◯議長(田原耕一君)  伊藤議員。 13 ◯16番(伊藤千代子君)  大事なことの点においては、例えば、地方自治法とか、地方公務員法の中で、やはり副市長の職責というのは職員の監督がとても大事だと私は思っているんですよ。つまり、公務員倫理をきちんと守らせるとか、法令遵守をきちんとしていく。ですから、そういう中で、あるいは虚偽とか、今ちょっと改ざん問題が国会でもあっていますけれども、中央官僚でもあっているのに、地方でもそういうことが蔓延してきたら、公平なきちんとした市役所の運営はできません。そういう点で市として、そういう法令遵守、あるいは公務員倫理をきちんと守らせることができるのか。私は前回それができないと判断して反対をしました、4年前は、あの副市長の関係ではですね。  今回も、今その点においての副市長になられる方に対して、糸島市がこれまで市長の補佐という名目で、実際には会社がないのに業者選定をしたりとか、そういうような不適切なことをやって、不適切な公文書をつくってきた、そういうことについても副市長に対してきちんと説明責任を果たした上での副市長の提案なのかということだけを確認したいと思います。 14 ◯議長(田原耕一君)  洞総務部長。 15 ◯総務部長(洞 孝文君)  伊藤議員言われるように、これまでも地方公務員法地方自治法に基づいて、ちゃんと法令を遵守した形で行政運営を行ってきております。前副市長も行ってきておりますし、今度新しく候補者として挙がっております甘利氏においても法令遵守されることは当然のことであります。よろしく願いいたします。 16 ◯議長(田原耕一君)  月形市長。 17 ◯市長(月形祐二君)  副市長人事について、今、御質問をいただいておりますが、国からお見えになる、そのことをもって現状のことを言ってありますが、甘利氏については、公明、そして、公平に副市長としての任をとり行っていただける方と私は信じております。  それとあわせまして、東京のほうからということでございますが、東京に限ったことではなくて、広い視野で私は選定を総務省のほうにお願いをさせていただきました。その中で糸島市のためにお尽くしをいただける方ということで総務省のほうから御推薦をいただいております。 18 ◯議長(田原耕一君)  柳議員。 19 ◯10番(柳 明夫君)  質疑させていただきます。  まず、今回、総務省からお見えになる甘利さんの任期ですね。通常4年だと思います。しかし、国の都合もあるでしょう。どのように任期を考えておられるか。これが1つ目です。  それから、23日に全員協議会で御説明がありました。糸島市から総務省に要請したというふうに聞いております。その理由が地方創生の推進である、それから、これからいろんな大型プロジェクトを進めるので、国との連携が必要だ、たしかそういうふうにおっしゃられたと思います。  まず、総務省から来てもらって進める地方創生、これはどのような事業を主に進めていこうと市としてされているのか。また、大型プロジェクトというものはどのようなことを考えておられるのか、これをお伺いいたします。 20 ◯議長(田原耕一君)  月形市長。 21 ◯市長(月形祐二君)  まず、地方創生ということでございますが、私どもも平成28年3月に総合戦略をつくらせていただいております。この総合戦略を実効的に進めるために御尽力をいただきたいということで総務省のほうにお願いをさせていただいております。  任期につきましては自治法では4年ということになっております。ただ、今、柳議員言われましたとおり、国の事情もあるかと思いますが、そのことについては、基本的に4年でございますが、国と相談をさせていただくというふうに思っております。  大型プロジェクトにつきましては、私の公約にも掲げております。運動公園、あるいは新庁舎のことについて推し進めていきたいというふうに考えております。 22 ◯議長(田原耕一君)  柳議員。 23 ◯10番(柳 明夫君)  今、運動公園、新庁舎、これが大型プロジェクト、想定しているものはそうだということなんですが、既にそれは合併推進債等で国から補助を受けるのはこれだけだよという計画は発表されていて、それで総務省から来てもらって、どのような役割をこの副市長に期待されているのか。  それから、今後、それにとどまらず、九州大学との連携であるとか、サイエンスパークである、いわゆる前原北部、あの地域を中心とした再開発が行われていく予定なんですが、それとの関係というのはございませんでしょうか。 24 ◯議長(田原耕一君)  洞総務部長。 25 ◯総務部長(洞 孝文君)  先ほど市長のほうからも総合戦略を策定して地方創生を進めておるということで答弁をしたわけでございます。  先日も全員協議会の中で議案説明時に私のほうからも答弁をいたしましたけれども、平成30年度の当初予算、現在、骨格部分を予算計上させていただいております。6月には肉づけ予算も計上するわけでございますが、この中に本市が取り組んでおります地方創生推進交付金を活用した事業、これが全部で肉づけまで含めると24事業の事業に取り組むわけでございます。これ以外にも各省地方創生絡みの交付金等もございますので、さらにこういう事業を活用して本市の地方創生に取り組んでまいりたいということを考えております。 26 ◯議長(田原耕一君)  馬場企画部長。 27 ◯企画部長(馬場 貢君)  私のほうが総合戦略のほうを所管させていただいておりまして、今、総務部長が答えたとおり、いろんな事業の部分を推進させていただいております。また、国のほうからは地域創生推進交付金をいただきながら事業をさせていただいておるところでございます。  また、今、柳議員が言われましたとおり、九州大学関係の部分でもいろんな取り組みをさせていただいておるという中で、今回、副市長の候補として挙がっている甘利さんにつきましては、総務省の地域力創造グループ地域政策課のほうにおられたということで、全国のいろんな取り組みの部分を御存じだというふうに思っております。そういうようなことをこの糸島の中で生かしていただきたいし、国とのパイプという中でも糸島の今後の総合戦略に基づくまちづくりに対しまして力になっていただけるのではないかというふうに企画部のほうとしても思っておるところでございます。  以上です。 28 ◯議長(田原耕一君)  これをもちまして質疑を終わります。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第41号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯議長(田原耕一君)  御異議なしと認めます。議案第41号は委員会付託を省略することに決定しました。  これより討論を行います。柳議員。 30 ◯10番(柳 明夫君)  反対討論を行います。  甘利さんという方のお人柄、お仕事ぶり、これは全く私どもにはわかりません。ですから、その個人についてということではなくて、あくまで市として国に副市長の派遣を要請した、その意図、狙い、これが釈然としない、これが大きな問題であります。なぜ糸島市の施策や業務、個々の職員を熟知した内部の人材ではなくて、国から呼ぶのかということであります。  さきの質疑ではっきりわからなかった部分もありますけれども、九州大学関係等も含めた大型プロジェクト、いろんなことを、例えば、新しい交通システム等、相当コストのかかるような新交通システムの検討、調査費を計上して、そういうことも、今、市はやっている。そういう方向に大きく糸島市のこれからの市政が傾いていくのではないか。  地方創生を進めていくということは、これはもう本当に糸島市の、私は、農林水産業を土台にした、そして、恵まれた資源を生かした内発的な地域経済振興の方向、これは確かに市の方向性にあります、それを大いに進めていくことは当然でありますけれども、しかし、この地域創生という、今、国が意図していること、これは必ずしも全ての地域の活力を引き出すということにはならない、コンパクトシティという、聞こえはいいんですけれども、結局、その地域の市の中で、もう人口の少なくなった、いわゆる過疎のようなところ、これをなくして拠点づくりを進めていくような、そういう方向もはっきり打ち出されてきているわけです。  我々が望む全ての地域を振興、元気にさせるということと、そこは国の意図は矛盾してくる、総務省から来るということは、そのような国の意図もストレートに入ってくるおそれもある、そういう懸念があります。  そういうことで反対ということにさせていただきます。 31 ◯議長(田原耕一君)  賛成討論ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 32 ◯議長(田原耕一君)  反対討論ありませんか。伊藤議員。 33 ◯16番(伊藤千代子君)  私も反対討論をしたいと思います。  私は、原発の再稼働のことに関しても地方の意見を聞かない、そういう国の姿勢に心から憤りを感じています。そして、今度またこういう大事なときに、中央官庁から副市長を呼ぶというよりも、もっともっと市民の声を聞いた市政が糸島市には求められているのではないでしょうか。  先日からずっと市長は、新庁舎だとか、雷山の運動公園大型プロジェクトを完成しなければいけないということを一生懸命おっしゃっています。それに関して多くの市民が疑問に思っている、そして、先日の一般質問でもわかってきましたけれども、市が本当に市民の声を聞かない、中央ルートアンダーパスであっても、市民の声を聞かずに推進をしている、こういう大型公共事業をどんどんやるということが市の財政を圧迫して、しかも、市民の生活を苦しめることにつながる、私はそういう点で、この副市長の任命に反対をしたいと思います。  そして、先ほど部長の答弁を聞きました。法令遵守地方公務員倫理は今までも全くこれまでも守ってきたと。私はそれを聞いて、本当に反省がないんだなということをつくづくと思いました。市がこれまでやってきた不適切なさまざまな行政の問題に関して、きちんと反省をした上で地方公務員法地方自治法にのっとった法令遵守、あるいは地方公務員の倫理を守るような市政をやっていくというので、中央から人を呼ばれるのであれば、歓迎します。しかし、そうではないということが、今、明確にわかりました。  私は最近総務省に電話をして、そのときには詳しくは話さなかったけれども、市自身が自分たちが決めた決まり、応募資格がないのに、それを受理するような、そういうことをしていることについてはどうしたらいいでしょうかねということを言ったら、市は守らなければいけませんと、市がつくった決まりはと、そういうことを聞くと、そこまで中央は私は腐っていないというふうに思いました。つまり、きちんとした法令遵守をちゃんとここの糸島市で職員を監督できる、そういう副市長が必要なんです。私はそのことを心から訴えたいと思います。  そういう点で、今回も全く大型プロジェクト推進のための副市長であって、そういう本当に地方公務員法等に基づいた観点で副市長を選ぼうとしていないという点で反対したいと思います。 34 ◯議長(田原耕一君)  賛成討論ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 35 ◯議長(田原耕一君)  反対討論ありませんか。
      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 36 ◯議長(田原耕一君)  これをもちまして討論を終了します。  これより議案第41号 副市長の選任についてを採決します。  本案は同意することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 37 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第41号は同意することに決定しました。  ここでただいま副市長の選任同意を受けられました甘利昌也氏より御挨拶をお受けしたいと思います。 38 ◯副市長(甘利昌也君)  ただいま御紹介いただきました甘利昌也と申します。御同意いただいたことにつきまして一言お礼の言葉を申し上げさせていただきます。  このたびは御同意を賜り、厚く御礼を申し上げます。身に余る光栄と存じますとともに、責任の重大さを痛感いたしております。  もとより若輩の身ではございますが、糸島市のさらなる発展に向け、月形市長が唱えられました10の公約を実現できますよう、誠心誠意努力してまいる所存でございます。  議員の皆様方には、今後大変お世話になることと存じますが、どうか御指導、御鞭撻のほどを賜りますよう切にお願い申し上げ、甚だ粗辞、簡単ではございますが、お礼の言葉とかえさせていただきます。  本日はまことにありがとうございました。 日程第2 請願第1号       「糸島市運動公園等整備計画」につ       いて市民への説明と意識調査を求め       る請願 39 ◯議長(田原耕一君)  日程第2.請願第1号 「糸島市運動公園等整備計画」について市民への説明と意識調査を求める請願についてを議題とします。  本件については、総務文教常任委員会に付託しておりましたので、委員長の報告を求めます。井上健作委員長。 40 ◯総務文教常任委員長(井上健作君)  総務文教常任委員会に付託されました案件について御報告申し上げます。  今定例会において総務文教常任委員会に付託されました請願第1号 「糸島市運動公園等整備計画」について市民への説明と意識調査を求める請願について、審査の経過と結果を報告いたします。  審査では、まず、糸島市運動公園等整備計画について、市民アンケートやパブリックコメント等の市民意見の把握の状況及びこれまでの経過について執行部に説明を求め、確認をいたしました。その後、紹介議員に対して、請願の意図について確認を行いました。  委員からは、市民に愛される施設とするために、できるだけ多くの市民に計画の内容を知っていただき、その上で広く意見を求めるべきではないかという意見や、この整備計画の策定に当たっては、統計学的にも必要な数を超える約4,000人もの市民からのアンケート等の回答を得るなど、既に十分に市民意見を反映していると考えるという意見などが出されました。  その後、採決を行った結果、賛成少数で不採択と決しました。  以上、報告を終わります。 41 ◯議長(田原耕一君)  これより委員長報告に対する質疑に入ります。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 42 ◯議長(田原耕一君)  これをもちまして質疑を終わります。  これより請願第1号 「糸島市運動公園等整備計画」について市民への説明と意識調査を求める請願の討論を行います。討論の通告があっておりますので、発言を許可します。徳安議員。 43 ◯11番(徳安達成君)  請願第1号について反対討論を行います。  私の反対討論の理由は3点ございます。  まず1点目、請願の中身についてです。  この請願を要約すると、請願者は選挙を通じて運動公園等整備計画に不安を持った。請願者が詳しい情報を知らないので、1.全市民に説明会を開催してほしい。2.廃止施設、費用、維持費などを説明して市民アンケートをとってほしいということでございます。  この中で全市民にかかわることと書かれているものの、請願者が不安に感じたので、全市民への説明会と市民アンケートをとるという理由が私には理解できませんでした。  請願者の不安や疑問には、全市民への説明会ではなく、まずは出前講座の活用や、または、身近な議員に説明を求め、相談するなどされたほうがよいのではないかと思います。  次に、請願が求める市民アンケートでございますが、何を問うアンケートであるかが書かれておりません。目的のはっきりしないアンケートを認めることはできないと考えます。これが1点目の理由です。  2つ目の理由です。計画策定まで市民の意見を聞いてきているということを申し上げたいと思います。  これまで市は、計画策定までに利用者アンケートや市民モニター、市民満足度調査、パブリックコメントのほか、整備検討委員会の調査検討、体育協会、子育て支援団体、障がい者関係団体、防災士会などなど多くの市民と意見交換をしてきています。  また、私も同僚の波多江議員や藤井議員、そして、紹介議員である柳議員も含めて、非公式ではございますが、市民との意見交換を行い、基本構想についてのパブリックコメントに多くの市民の声が反映されるように取り組んだこともございました。確かに全市民の意見ではないかもしれませんが、できるだけ多くの市民の声を取り入れたいという中で取り組まれた結果によって、この計画はつくられているということを申し上げたいと思います。  3点目の理由を申し上げます。それは議会としての責任です。  私たち議員は、市民の負託を受け、市民を代表する立場として、議員活動、議会活動を行っております。これまで運動公園等整備計画については、執行部からの説明を受け、議員それぞれの立場で質問や意見を述べてまいりました。  また、検討委員会の報酬や調査費用、計画策定についての予算をその都度議決してきております。そして、糸島市長期総合計画の後期基本計画においては、「公共施設等総合管理計画を踏まえて」という文言を加え、修正案を全会一致で可決しております。運動公園の整備によって、他の施設にまで影響を与えることはよろしくないとの判断から、運動公園も公共施設等総合管理計画の中でしっかり管理せよとの議会の意思が反映されていると思います。  請願の採択から現在に至るまで、2回の市議会議員選挙を経ており、議会に対して決して市民が白紙委任をしているわけではないと判断する中で、平成24年3月議会の請願の採択、議会における調査特別委員会の提言、後期基本計画修正案の可決、このような経過を見ても、議会はこの運動公園整備計画について、市民の代表としてこれまで進めてきた責任を持つ必要があります。  また、私も一般質問で財政計画を示すことを求めたように、同僚議員もさまざまな角度で議論をしてきた経緯もございます。これまで議会と執行部が切磋琢磨し進めてきたこの計画を後戻しすることはできないと考えます。しっかりと計画を進めることを多くの市民が望んでいるとも確信しています。  以上が3つ目の理由です。  そして、最後に申し上げます。  1月28日、糸島市長選挙が行われました。月形市長と高橋前議員が出馬されました。高橋候補の主張の中には、この運動公園等整備計画の見直しがしっかりと訴えてありました。この市長選挙の結果は、やはり一つの市民の判断であると私は考えます。  本請願に関しては以上の理由で反対いたしますが、私は今後もさまざまな形でこの運動公園について市民の意見を届けていきたいと思っております。その上で多くの市民に喜ばれる、そして、真に必要とされる運動公園となることを切に願いまして、私の請願に対する反対討論といたします。  以上です。 44 ◯議長(田原耕一君)  柳議員。 45 ◯10番(柳 明夫君)  賛成討論を行います。  本請願が訴えていることは、市の将来に大きくかかわる施策が市民によく知られていない、特に事業費、将来の市民の負担、体育施設が5つも廃止され、地域の防災力に不安が生じることなどに、市民の意見を聞くことなく計画が進められている、それはちょっと待ってくれということだと思います。  全市民を対象に、現在の計画の全てを明らかにし、できるだけ多くの市民が参加できる説明会を行い、アンケート調査も行うべきだという請願の趣旨は至極当然の願いです。知りたい、疑問を解決したい、自分の意見を言いたい、市民として主体的にかかわろうとするこの願いに、議会として真摯に向き合わなければならないと考えます。  この案件は、議会で検討委員会をつくり結論を出した、また、市は各団体の代表を交えた検討作業を進めてきたので、今回の請願に応える必要はないとの意見があります。ここで私は地方自治の現実的な問題に論及したいと思います。  そもそも現在の地方自治制度は、条例の改廃請求、議会の解散請求、議員や市長などの解職請求など、国政と比べて格段に厚い直接民主主義の制度が保障されています。  国の第30次地方制度調査会は、今回の案件のような大規模な公の施設の設置に係る住民投票制度について、その投票結果に地方公共団体が法的に拘束される制度の導入を、多様な住民のニーズを、より適切に地方公共団体の行政運営に反映させる有益な試みであると論じています。  このように国の地方制度調査会でも住民が直接に公の施設の設置の決定にかかわる制度の設計が検討されてきたことを私たちは重く受けとめる必要があります。  私は、市の施策の決定への市民参加のあり方、市民の意見の反映、市民合意のあり方が問われていると思います。  一昨年秋のスポーツ団体への説明会は強く反対するスポーツ関係団体の方々と市の説明は、最後まで平行線をたどりました。「御理解をいただきたい」という市の言葉は全く宙に浮いているように感じました。その後、基本的には何の変更もなく計画が進行しています。  私たち日本共産党糸島市議団が昨年秋に実施した市民アンケートは2万世帯に配布をいたしました。回答いただいたのは960人ですが、そのうち運動公園多目的体育館の建設に反対の意見が62.6%を占めました。とても市民の合意を得て進められているとは言いがたいと思います。  全住民の合意を得て大きな成功をおさめた施策として、柳川の掘割の浄化があります。  「柳川掘割物語」という映画にもなっていますが、柳川の掘割を何度も大金をかけて市が浄化してもうまくいかず、異臭を発するどぶになってしまって、ついに市は埋め立てを計画した。  それに反対した市の下水道課の係長が市長を説得し、各区長に全住民に呼びかけた住民懇談会を開催してもらい、100回以上に及ぶ住民懇談会で住民の手による地域の掘割のヘドロ除去作業を話し合い、全住民が参加し、ついには今日の美しい水路を復活させたということなんです。  この係長の方は、市が一方的に施策を打ってもうまくいかなかった。現場に出向いて住民と膝を突き合わせて語り合い、考え合い、そこで生まれた施策はいい地域をつくる、また、その行為はとても民主的だと言われています。  施策のテーマ、性質は違いますけれども、大変参考になることではないでしょうか。  以上の理由で本請願が提起している内容は当然のことであり、賛成いたします。 46 ◯議長(田原耕一君)  松月議員。 47 ◯12番(松月よし子君)  請願第1号 「糸島市運動公園等整備計画」について市民への説明と意識調査を求める請願について、反対討論をいたします。  請願には、市民説明会やアンケート調査によって全市民がこの計画への理解を深められ、その上で出た市民の意見を反映した計画を進めていただくことを請願いたしますと書かれています。端的に言いますと、市民の意見を計画に反映してほしいという趣旨であり、この趣旨自体は私は当然のことであると考えます。  では、この糸島市運動公園等整備計画は市民意見を反映していない計画なのかどうかが問題となります。  これまで何度も執行部から説明がありましたが、ここで新人議員もおられますので、あえて説明をさせていただきます。  市民の願いである請願を平成24年に市議会として採択し、その後の調査特別委員会の提言を踏まえて、運動公園整備に向けた取り組みが進められてきました。約5年間かけて整備計画の策定に至ったわけですが、この間、市民アンケートや施設利用者アンケート、パブリックコメント、検討委員会の設置など、多くの市民の意見を聞きながら、整備方針、整備構想、そして、整備計画と段階を踏んでまとめられてきています。  私は、これまでの経過を踏まえると、市民の意見を聞き、市民の思いや意見を可能な限り反映させた整備計画であると判断しております。  また、整備方針、整備構想、整備計画の各段階において、広報紙やホームページで広く市民に情報を発信されています。あわせて市議会においても、多くの議員が運動公園整備について一般質問を行い、その内容はその都度議会だよりなどで市民にお知らせしております。  請願者は、私たちは詳しい情報を知らないと言っておられますが、少々厳しい言い方をさせていただきますけれども、市民も受け身ではなく、日ごろから市政に関心を持っていただき、知ろうとすることも大切だと私は思っております。  以上のとおり、市民意見をさまざまな方法で把握した上での整備計画であると私は考えますので、「糸島市運動公園等整備計画」について市民への説明と意識調査を求める請願については反対とさせていただきます。  最後になりますが、執行部は、障がい者関係団体や子育て支援団体などと運動公園整備について意見交換を行い、市民意見の反映に努めておられるところではありますが、今後も一層に関係団体との意見交換を続け、配慮してほしい点など、可能な限り意見を取り入れ、スポーツ関係者だけでなく、子供から高齢者まで、障がいがあるなしにかかわらず、糸島市域から幅広い世代の多くの市民が気軽に利用でき、防災意識も高められる機能が備わった運動公園の実現を目指していただきたいと執行部に申し上げまして、私の反対討論とさせていただきます。 48 ◯議長(田原耕一君)  藤井議員。 49 ◯8番(藤井芳広君)  請願第1号について賛成討論をいたします。  先日の総務文教常任委員会での請願審査の際に、執行部より運動公園の整備に関するこれまでとこれからの市民との意見交換会について説明を受けました。  今年度は体育協会、子育て支援団体、障がい者関係団体、防災士会との意見交換会を実施され、来年度は体育協会、スポーツ施設利用団体、子育て支援団体、障がい者関係団体、防災士会との意見交換会を予定されているとのことでした。その点に関してはぜひそこで出た意見をこれからの計画に反映していただきたいと思いますし、今後もしっかりと実施していっていただきたいと思っています。  一方で、その中には請願者が求めておられる対象者を限定しない、市民が誰でも参加できる説明会、意見交換会は、これまでもこれからも一つもありませんでした。  私は運動公園の計画そのものに反対しているわけではありません。しかし、多くの税金をかけて整備する運動公園を、市民みんなから愛される施設にしたいと考えています。それは執行部の皆さんも同じ思いだと思います。  そうであるなら、少しでも多くの市民の声を反映するために、少しでも多くの市民の納得を得られるように、対象者を限定しない説明会、意見交換会を開催すべきだと考えます。  説明会をしたら、参加者から不満の声が出るかもしれません。しかし、整備をしてから不満の声が出るほうがもっと問題であり、それは取り返しがつきません。まだ変更の余地がある今の時点で多くの市民に説明し、意見を聞いておくべきだと考えます。  当然、市民の声を聞いたら、それに対して対応する必要が出てきます。それでも、そのプロセスに時間をかけて丁寧に慎重に進めていかなければならないと考えます。請願者が書かれているとおり、運動公園の計画は公園を利用しない人も含めて全ての市民にかかわる重大な計画だからです。
     一つは、現時点で総額50億円という莫大な建設費、それは市民の税金を使って建設するものです。  そして、もう一つは、今回、多目的体育館を建設したら、現在廃止を予定している体育施設のほかに、新たに7,000平米の公共施設を廃止しなければならないという点です。私はその重要性への認識が低過ぎるのではないかと考えています。  先日、委員会において執行部より、これまでの運動公園の整備に関する説明を受けましたが、その中で体育施設の廃止は運動公園の整備にかかわらず実施しなくてはならないことで、運動公園を整備したからといって廃止になる施設がふえることはないと説明を受けました。  そのときにも指摘しましたが、昨年3月議会の私の一般質問に対して総務部長より、多目的体育館を整備しないと仮定すると、削減率は約2ポイント下がって約23%となり、削減必要面積は約7,000平米減少すると明確にお答えいただいています。逆に言えば、多目的体育館を整備したら、その建設費用や維持更新費用によって、公共施設等総合管理計画における公共施設の削減率が2%上がり、削減必要面積が約7,000平米増加するということです。  それをよしと考えるかどうかはそれぞれの考えなので、ひとまず置いておいて、多目的体育館を整備したら、ほかに廃止しないといけない公共施設が約7,000平米ふえるということは、我々議員も執行部の皆さんも全員が認識しておかなければいけない重大な事実です。  その上で1,000平米の体育館を2つ廃止して、新たに7,000平米の体育館をつくることが統廃合だと言えるのか、公共施設等総合管理計画を踏まえた計画だと言えるのか、私はもっと厳密に精査する必要があると考えていますが、その点は今回の請願に直接関係することではありませんので、ここではこれ以上言及しません。  我々議員は議決責任を有しています。我々の決断が10年先、20年先の将来世代に大きく影響を与えることになります。それだけの重い議決責任を有している議会として、少しでも多くの判断材料を得るために、今回、請願者が求めている対象者を限定しない説明会やアンケートを執行部に求めるのは当然だと考えますし、むしろ議会としても独自に実施したほうがいいことだとも考えています。  今回の件に限らず、民主主義社会においては、市民への情報公開、説明、市民の納得形成が重要です。一つ一つの案件への納得よりももっと重要なのはプロセス全体への納得です。そのためにも、今回の運動公園に関して、全市民を対象とした説明会やアンケートを実施すべきだと考えますので、本請願に賛成いたします。 50 ◯議長(田原耕一君)  波多江議員。 51 ◯9番(波多江貴士君)  請願第1号について反対討論を行います。  3月7日の請願質疑において、私は柳議員に請願者が求めているアンケート調査は市民に何を問うアンケート調査なのかと質疑させていただきました。その答えは、整備費用、年間の維持費、防災力の低下、施設の統廃合の4点について、詳細に市民に説明した上で、それについて市民の意向を問うアンケート調査であるとの答弁でした。  その後、私なりに答弁内容を整理してみましたが、市民に説明した上で市民の意向を問うアンケート調査とは、結果として、運動公園整備の是非を問うアンケートになると思われます。  これまで何度も執行部から説明があったとおり、運動公園等整備計画は過去多くの市民の御意見を聞きながら段階を踏んで策定されてきており、我々市議会としても平成24年の請願採択に始まり、調査特別委員会での調査、審議、全員協議会での質疑、定例会での一般質問、そして、整備に向けた基金条例や新市基本計画の変更を議決してきたところです。  また、今回の請願には、全市民の理解が必要と書いてありますが、現実的には全市民が理解し、満足する運動公園を整備することは不可能です。市民の多種多様な意見を大切にすることは大変重要ですが、政策や事業を進めていく上では一人でも多くの市民の意向を踏まえ、市民の代表である議員が客観的に判断していく、そのために議会があるのだと私は考えますし、現状としてそのプロセスは経ていると思っております。  スポーツ機能、交流機能、防災機能を備えた約5万8,000平米の運動公園を現在の雷山運動広場周辺に整備すること、約7,200平米の多目的体育館や屋外運動スペース、フリースペース、児童公園などを整備することなど、私たち市議会も確認しており、運動公園等整備計画は決定事項です。  市民への説明やアンケート調査を行うような段階はもう既に済んでおり、今後は整備計画で決定している整備の基本をベースに、スポーツ、交流、防災のあらゆる面から、より多くの市民の皆さんに喜んでもらえる運動公園をいかに整備していくか、そこに力を注いでいく必要があると思っております。  昨年、整備計画を策定した後、体育協会や子育て支援団体、障がい者関係団体、防災関係団体と意見交換をなされていますが、これは非常にいい取り組みだと思っております。日ごろから目的を持って活動している団体だからこそ出てくるアイデアなどがあります。さまざまな団体と個別に意見交換を行い、団体のアイデアなどを運動公園整備に生かしていくことで、より利用しやすく、多くの市民に喜んでもらえる運動公園になっていきます。これからは市民の意見やアイデアなどを可能な限り取り入れながら、運動公園整備を前へと進めていく段階であると私は考えます。  以上のとおり、これまでの経過を踏まえると、市民説明会の開催や市民アンケート調査を行う必要はないと判断し、「糸島市運動公園等整備計画」について市民への説明と意識調査を求める請願については、反対とさせていただきます。 52 ◯議長(田原耕一君)  これをもちまして討論を終了します。  これより請願第1号 「糸島市運動公園等整備計画」について市民への説明と意識調査を求める請願を採決します。  本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決します。  本件は採択することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 53 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員少数です。したがって、請願第1号は不採択と決定しました。 日程第3 議案第3号       糸島市指定居宅介護支援等の事業の       人員及び運営に関する基準等に関す       る条例について      議案第6号       糸島市手数料条例の一部を改正する       条例について      議案第7号       糸島市国民健康保険事業財政調整基       金条例等の一部を改正する条例につ       いて      議案第8号       糸島市後期高齢者医療に関する条例       の一部を改正する条例について      議案第9号       糸島市介護保険条例の一部を改正す       る条例について      議案第10号       糸島市指定介護予防支援の事業の人       員及び運営に関する基準等に関する       条例の一部を改正する条例について      議案第12号       糸島市休日・夜間急患センターの指       定管理者の指定について 54 ◯議長(田原耕一君)  日程第3.議案第3号 糸島市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等に関する条例についてから議案第12号 糸島市休日・夜間急患センターの指定管理者の指定についてまで7件を一括議題とします。  本件については市民福祉常任委員会に付託しておりましたので、委員長の報告を求めます。笹栗純夫委員長。 55 ◯市民福祉常任委員長(笹栗純夫君)  今定例会において市民福祉常任委員会に付託されました議案7件について、審査の経過と結果を報告します。  議案第3号 糸島市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等に関する条例について、議案第6号 糸島市手数料条例の一部を改正する条例について、議案第7号 糸島市国民健康保険事業財政調整基金条例等の一部を改正する条例について、議案第8号 糸島市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例について、議案第10号 糸島市指定介護予防支援の事業の人員及び運営に関する基準等に関する条例の一部を改正する条例について、議案第12号 糸島市休日・夜間急患センターの指定管理者の指定についての審査では、提案理由の説明を受けた後、討論・採決を行った結果、全員賛成で原案どおり可決と決しました。  議案第9号 糸島市介護保険条例の一部を改正する条例についての審査では、提案理由の説明を受けた後、国による介護保険料の負担軽減措置が一部で講じられていること、市は長期的な視野で介護保険料の負担増加を抑制するために介護予防事業や健康づくり事業に取り組んでいること、介護保険制度では、国、県、市が公費で負担する割合と被保険者が保険料で負担する割合が定められており、市が独自に一般会計から法定外繰り入れを行うことにより、負担軽減を図ることができる仕組みになっていないこと等を確認しました。  討論では、これまでも段階的に介護保険料が引き上げられてきたので、市民の負担が増加している。滞納により介護を受けたくても受けられない市民を生じさせないように、市は負担軽減策を講ずるべきだとの反対討論がなされましたが、採決を行った結果、賛成多数で原案どおり可決と決しました。  以上、報告を終わります。 56 ◯議長(田原耕一君)  これより委員長報告に対する質疑に入ります。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 57 ◯議長(田原耕一君)  これをもちまして質疑を終わります。  これより議案第3号から議案第8号までの討論を行います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 58 ◯議長(田原耕一君)  これをもちまして討論を終了します。  これより議案第3号 糸島市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等に関する条例についてを採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 59 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第3号は原案のとおり可決されました。  これより議案第6号 糸島市手数料条例の一部を改正する条例についてを採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 60 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第6号は原案のとおり可決されました。  これより議案第7号 糸島市国民健康保険事業財政調整基金条例等の一部を改正する条例についてを採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 61 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第7号は原案のとおり可決されました。  これより議案第8号 糸島市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例についてを採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 62 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第8号は原案のとおり可決されました。  これより議案第9号 糸島市介護保険条例の一部を改正する条例についての討論を行います。討論の通告があっておりますので、発言を許可します。柳議員。 63 ◯10番(柳 明夫君)  反対討論を行わせていただきます。  本条例案は第6条で平成30年度から平成32年度までの介護保険料を値上げすることにしております。標準的な第5号被保険者で毎月490円、9.2%のアップであります。介護保険料は年金から天引きされるので、年金額の実質的な引き下げともなります。  私の質疑に対する市の答弁では、介護保険加入者のうち、第3段階までの非課税世帯の方が8,519人で31.1%、本人非課税の第5段階まで含めれば、1万6,972人で61.5%と、所得の低い方々が多くを占めることが明らかになりました。この値上げは低い所得の方々に、ますます重い負担となってのしかかり、医療機関への受診抑制や介護サービス利用の抑制ももたらしかねません。  既に要支援1、2の人の訪問介護と通所介護が保険給付から外され、支援事業に移行しており、さらに、財政制度審議会は、要介護1、2の人の在宅サービスも保険給付から外すことを建議しています。そうなれば、6割の人が介護保険でサービスを受けられなくなると言われており、サービスがなくても高い介護保険料だけ払わされるという状態になってしまいます。負担はあっても介護なしです。  低所得者が多く、また、介護保険サービスも利用できなくなる。そのような中での介護保険料の値上げは介護保険制度への信頼をますますなくしてしまうことになり、国の制度改悪が大きな原因とはいっても、市が値上げすることには反対いたします。一般会計からの繰り入れを検討すべきであります。  一方、市の介護保険財政はますます厳しくなっています。特に準備基金を今回負担抑制のために全て取り崩し、3年後にはゼロとなってしまう問題は深刻です。この点は国の責任が大きく問われます。  現在、保険給付費に対する国の負担割合は25%ですが、糸島市の場合、調整交付金を払わないといけないので、国の負担は23.5%に実質的に下げられます。これでは65歳以上の被保険者、40歳から64歳までの国保加入者の負担は増すばかりです。国が保険給付費への国庫負担を抜本的に拡大することが喫緊の課題であることを申し添えて、反対討論といたします。
    64 ◯議長(田原耕一君)  これをもちまして討論を終了します。  これより議案第9号 糸島市介護保険条例の一部を改正する条例についてを採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 65 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第9号は原案のとおり可決されました。  これより議案第10号及び議案第12号の討論を行います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 66 ◯議長(田原耕一君)  これをもちまして討論を終了します。  これより議案第10号 糸島市指定介護予防支援の事業の人員及び運営に関する基準等に関する条例の一部を改正する条例についてを採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 67 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第10号は原案のとおり可決されました。  これより議案第12号 糸島市休日・夜間急患センターの指定管理者の指定についてを採決します。  本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 68 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第12号は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩いたします。なお、再開は11時10分の予定です。       (午前10時59分 休憩)       (午前11時08分 再開) 69 ◯議長(田原耕一君)  再開します。 日程第4 議案第4号       糸島市旅館等の建築等の適正化に関       する条例について      議案第11号       糸島市公園条例の一部を改正する条       例について      議案第13号       いとしま応援プラザの指定管理者の       指定について      議案第14号       市道路線の廃止について      議案第15号       市道路線の認定について 70 ◯議長(田原耕一君)  日程第4.議案第4号 糸島市旅館等の建築等の適正化に関する条例についてから議案第15号 市道路線の認定についてまで5件を一括議題とします。  本件については建設産業常任委員会に付託しておりましたので、委員長の報告を求めます。小島忠義委員長。 71 ◯建設産業常任委員長(小島忠義君)  委員長報告をいたします。  今定例会において建設産業常任委員会に付託されました議案5件について、審査の経過と結果を報告します。  まず、議案第4号 糸島市旅館等の建築等の適正化に関する条例について報告します。  本条例は、ラブホテル類似施設の建築について規制するものであり、今回、二丈地区の用途地域が指定されていない地域にも規制をかける内容となっています。  審査では、本条例による規制内容や他市の状況等について確認を行いました。  その後、討論・採決を行った結果、全員賛成で原案どおり可決と決しました。  次に、議案第11号 糸島市公園条例の一部を改正する条例について、議案第13号 いとしま応援プラザの指定管理者の指定について、議案第14号 市道路線の廃止について、議案第15号 市道路線の認定について報告します。  これら4議案について、執行部から説明を受け、審査を行いました。また、議案第14号及び議案第15号に係る市道路線については、状況を把握するため現地調査を実施しました。  その後、討論・採決を行った結果、全員賛成で原案どおり可決と決しました。  以上、報告を終わります。 72 ◯議長(田原耕一君)  これより委員長報告に対する質疑に入ります。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 73 ◯議長(田原耕一君)  これをもちまして質疑を終わります。  これより議案第4号から議案第15号までの討論を行います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 74 ◯議長(田原耕一君)  これをもちまして討論を終了します。  これより議案第4号 糸島市旅館等の建築等の適正化に関する条例についてを採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 75 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第4号は原案のとおり可決されました。  これより議案第11号 糸島市公園条例の一部を改正する条例についてを採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 76 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第11号は原案のとおり可決されました。  これより議案第13号 いとしま応援プラザの指定管理者の指定についてを採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 77 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第13号は原案のとおり可決されました。  これより議案第14号 市道路線の廃止についてを採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 78 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第14号は原案のとおり可決されました。  これより議案第15号 市道路線の認定についてを採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 79 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 日程第5 議案第24号       平成30年度糸島市一般会計予算      議案第25号       平成30年度糸島市住宅新築資金等貸       付事業特別会計予算      議案第26号       平成30年度糸島市国民健康保険事業       特別会計予算      議案第27号       平成30年度糸島市介護保険事業特別       会計予算
         議案第28号       平成30年度糸島市後期高齢者医療特       別会計予算      議案第29号       平成30年度糸島市渡船事業特別会計       予算      議案第30号       平成30年度糸島市二丈福吉財産区特       別会計予算      議案第31号       平成30年度糸島市二丈一貴山財産区       特別会計予算      議案第32号       平成30年度糸島市水道事業会計予算      議案第33号       平成30年度糸島市下水道事業会計予       算 80 ◯議長(田原耕一君)  日程第5.議案第24号 平成30年度糸島市一般会計予算から議案第33号 平成30年度糸島市下水道事業会計予算まで10件を一括議題とします。  本件については予算特別委員会に付託しておりましたので、委員長の報告を求めます。笹栗純夫委員長。 81 ◯予算特別委員長(笹栗純夫君)  委員長報告を行います。  平成30年度の糸島市の当初予算に係る議案第24号から議案第33号までの10議案について、審査の経過と結果を報告します。  これらの議案については、3月5日に設置された議員全員で構成する予算特別委員会に付託され、5日間にわたり慎重に審査を行いました。  予算案を審査するに当たり、まず、予算の概要資料等に基づき、予算編成の基本的な考え方について説明を受け、総括質疑を行いました。  次に、議案第24号 平成30年度糸島市一般会計予算について審査を行いました。  一般会計の総額は337億6,640万1,000円となっており、前年度より1.8%の減額となっています。これは平成30年1月28日に市長選挙を控え、新規事業や政策的な経費を除く骨格予算として編成されたためとの説明がありました。  一般会計については、まず、債務負担行為、地方債について質疑を行い、続いて、歳入は一括して、歳出は款ごとに、前年度との予算額の比較や新規の事業を中心に具体的な事業概要等の説明を受けた後に質疑を行いました。  審査では、各項目において各委員から、事業を実施する根拠や目的、効果、財源、事業手法等の確認が行われました。  特に10款.教育費の特別支援学校建設用地取得事業費については、県立特別支援学校の新設校が糸島市内に設置されることを目指し、用地取得のため必要となる不動産鑑定や測量分筆等を委託する予算であることから、複数の委員から活発な質疑が行われました。  続いて、議案第25号から議案第31号までの7つの特別会計及び議案第32号及び議案第33号の2つの公営企業会計予算について、予算概要等の説明を受け、質疑を行いました。  これらの審査を経て採決を行った結果、議案第25号及び議案第28号から議案第33号までの7議案については全員賛成で、議案第24号、議案第26号及び議案第27号の3議案については賛成多数で、それぞれ原案のとおり可決と決しました。  執行部におかれましては、各委員から出された指摘事項について十分に検討し、予算編成の基本的な考え方である「元気で魅力あるいとしまの持続・発展」を図り、適正な予算執行に努められることを期待し、予算特別委員会の報告を終わります。 82 ◯議長(田原耕一君)  これより委員長報告に対する質疑に入ります。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 83 ◯議長(田原耕一君)  これをもちまして質疑を終わります。  これより議案第24号 平成30年度糸島市一般会計予算の討論を行います。討論の通告があっておりますので、発言を許可します。柳議員。 84 ◯10番(柳 明夫君)  糸島市一般会計予算に反対討論を行います。  その主な理由は、県内でも例外的と言えるほど大型開発事業を進めることを前提とする予算となっており、財政の悪化を招き、将来に大きなツケを回すものであること、その一方で、市民にとって切実な負担の軽減が考慮されず、子供の教育のための予算も求められる水準から大きく乖離した内容となっていることであります。  問題点は、まず、市庁舎新設と運動公園、多目的体育館の巨額の事業を同時に進めるものであることです。調査検討委員会の予算が計上されていますが、この委員会で検討されることは最大で78億円以上かけようとしている庁舎新設基本計画を前提としたもので、巨額の公共事業を推進するものです。第1回検討委員会の議事録を情報公開で求めましたが、50億円の事業費をかける運動公園等整備事業と同時に進めていくことを問い直すものではありません。  また、地域住民の強い反対の声を無視して総事業費50億円の中央ルートアンダーパス化を進める予算も計上されています。  浦志の新駅建設については、予算質疑で明らかにされましたが、議会に5億円出ると説明してきた国庫支出金が3億500万円に大幅に減額されるという事態を招いており、私の質疑でも明らかになったように、結局、市有地を売却して財源に充てざるを得ないことになりました。  市有地は当然市民の財産です。その売却収入は寄附金であるふるさと納税の収入とは性格を異にします。昨年の9月議会での一般質問に対する市の答弁は、使途を明確にした特定財源として受け入れるから問題はないとの内容でしたが、これは財源の名前を変えただけであって、実態は市民の財産を駅舎建設に充てることにほかなりません。駅舎建設に市の財政は使わないという約束に背くことになる大きな問題だと思います。  一方で、国保への法定外繰出金を2億円減額、介護保険への財政支出はない、学校改修費も一見増額されているものの、学校からの要望に応えられる比率はこれまでの20%台から18%に下がるという、私の予算質疑への答弁がありました。これでは傷みの激しい校舎や体育館を早く直してほしいという市民の願いに応えられるものにはなりません。  さらに、これまで守ってきた給食の自校方式が崩されてしまいかねない学校給食運営施設整備検討業務委託事業も計上されています。  教育関係の予算には特別支援学校の土地を確保するための積極的な予算も計上されていることなど、これは評価いたしますが、全体として求められる水準から乖離した内容です。  以上のことから本議案に反対いたします。 85 ◯議長(田原耕一君)  伊藤議員。 86 ◯16番(伊藤千代子君)  私もこの予算案に反対をしたいと思います。  私が市民と話をすると、高齢になって運転ができなくなったから、バスの便をもっともっとふやしてほしい、糸島中にたくさんバスを走らせてほしい、新駅よりも本当はバスの便の増設のほうが欲しかった、そういう方たち、あるいは国民健康保険税が高過ぎて毎月毎月本当に大変ですというたくさんの業者の人たち、その方たちは一般会計のこの予算から経済的な減免制度をつくってほしい、そういう人もたくさんいます。  生活が苦しい方たちがたくさんいる中で、税金の使い道が余りにも大型プロジェクトに集中しています。近所の認知症の奥様を持っている方は、年金で入れる介護施設が欲しいと常々言っています。多くの方が国民年金の中で5万円から10万円の年金生活、そういう中で介護保険料を納めても自分たちは介護施設に入ることができないぐらい大変なんです、そういうことをおっしゃっています。  こういう市民の声が糸島市の市政に反映をされていない、私はそのことが最も問題だというふうに考えています。  先ほどの同僚議員の反対討論の中にもありましたが、学校の老朽化は本当にひどいです。そして、一刻も早くそれを最優先で計画を立てなければならないのに、なぜ新庁舎を優先するのか。今こうやって耐震の工事もしているのに納得がいきません。  また、先日の予算委員会の中で、学校の図書費が16校で300万円、これは1校当たり平均12万円です。本当に考えられない少ない金額です。九大、九大、学術研究都市、あるいは子育て支援と言いながら、こういう貧しい教育費で本当にいいのかということを考えさせられます。  私は、やはり今の市政の中で財政を圧迫しているのは、まず第1に、随意契約であるごみ関連の事業の中で余りにも高い随意契約の委託料が市の財政を圧迫している。これにメスを入れないことには市の財政はまともにならないと考えます。  次に、先ほどからもおっしゃっているように、大きな大型プロジェクトです。それは例えば、中央ルートアンダーパスに関しては、これはもう10年がかりで松本前市長が県からの太いパイプとしてやってまいりました。そして、行われましたが、本当に地域が大反対しても平気で進めてこられました。そして、最近でも昨年、住民説明会でこのアンダーパスをやるということに関して、住民に対する説明の中で、新しく踏切を拡幅するためにはアンダーか、オーバーでないとできないんだ、道路法で決まっているんだというような説明があったと、法律で決まっているんだったら仕方がないのかと思っていたら、本当はそうではなかったということがわかりました。  福岡県や福岡市に聞いても、福岡県は民意が大切と言いました、福岡市も地元の意見を聞いてと言いました。決して道路法で決まっている、そういうふうなことは言われませんでした。糸島市は目的のためには本当に何でもする市役所なんだなということ、私は全く信用していません。  そこで、この件に関して、市がこの中央ルートアンダーパス、50億円もかかる。たった390メートルに1メートル当たり1,280万円もかけてJRの下をくぐる巨大な地下8メートル、幅員が34メートルの道路をつくろうとしている。私は環境破壊であるという住民の皆さんとともに、こういう予算には絶対に賛成ができません。  来年度、30年度は測量をやって、それから10年かかって、こんな大きな工事しようとしていますが、それよりもきちんと道路を拡幅してあげるほうがいいのではないでしょうか。この件に関しては福岡市が狭かった7メートルの幅員を16メートルまで平面で拡幅した、そのことをきちんと学ぶべきだというふうに思います。  それから、市長がどうしてあんなに雷山の運動公園と市庁舎建設をあれほど優先するのか、私には納得が参りません。  私が、この前の総務委員会の中でも指摘しましたけれども、雷山の運動公園に関しては平成グループのコンサルタントがこの計画段階に入っていました。私は工事を請け負うかもしれない業者がこういうことをすることに対しては、こういう人たちを委員に入れるということについては絶対に反対しています。  そういう意味でも…… 87 ◯議長(田原耕一君)  伊藤議員に申し上げます。時間がございませんので、まとめてください。 88 ◯16番(伊藤千代子君)続  はい、わかりました。そういう点で私はこの予算に反対します。 89 ◯議長(田原耕一君)  これをもちまして討論を終了します。  これより議案第24号 平成30年度糸島市一般会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 90 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第24号は原案のとおり可決されました。  これより議案第25号 平成30年度糸島市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の討論を行います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 91 ◯議長(田原耕一君)  これをもちまして討論を終了します。  これより議案第25号 平成30年度糸島市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 92 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第25号は原案のとおり可決されました。  これより議案第26号 平成30年度糸島市国民健康保険事業特別会計予算の討論を行います。討論の通告があっておりますので、発言を許可します。柳議員。 93 ◯10番(柳 明夫君)  反対討論を行わせていただきます。  国保税の引き下げや負担の減免措置の拡充が可能であるのに、それが行われていないことであります。  私の予算質疑の答弁で明らかになりましたが、平成30年度から県が国保財政の運営主体になります。市町村の国保税はこれまでの市町村ごとの医療費等を賄うために必要な額から県が示す国保事業費納付金を納められる額に変わります。その結果、糸島市は3年間国保税は上げなくてもよい見込みであるという答弁もありました。しかし、予算の内容を見ていくと、これまで国保加入者の負担を抑えるために行われてきた一般会計からの繰入金が3億円から1億円に減らされ、国が市町村の厳しい国保財政支援のために措置する保険者支援金は、予算書で見えるだけで平成29年度の2億4,204万3,000円から3億6,591万7,000円に1億2,400万円近く増額され、さらに、県への国保事業費納付金を減殺するためにも充てられているという説明でした。国からの糸島市への支援金の総額は4億円は超えているのではないかと思われます。  一般会計からの繰入金を減額しなければ、国保加入者の平成30年度の見込み数は2万7,416人ですから、1人当たり年7,295円、3人世帯で年2万2,000円近くの引き下げが可能です。減らす額を1億円にとどめたとしても、1人当たり年3,647円、3人世帯で年1万1,000円近くの引き下げとなります。  国保加入世帯の負担は深刻です。昨年の12月議会の私の一般質問で指摘いたしましたけれども、所得200万円以下の世帯数が糸島市は76.1%、職業別の構成では無職が52.6%も占めており、無職の割合は国の平均よりも8%高い状況です。  また、所得に対する負担の割合でも、平成27年度の国の平均、これは介護保険分の負担を入れないで計算した数字ですが、国の平均は10.2%、糸島市は平成28年度で11.6%と全国平均よりも1.4%高くなっています。  このような状況のもとで介護保険料の値上げも提案されており、国保の引き下げなしには高齢世帯の多い糸島市の国保加入世帯には全国の平均的な世帯に比べても大きな打撃となります。これは地域の消費購買力、ひいては地域経済にもマイナスとなります。  さらには、葬祭費支給額が4万円から3万円に減額され、これも厳しさを増す家計には打撃だと思います。  以上の理由で負担の軽減、減免を行わず、葬祭費の値上げを含む本予算案に反対いたします。 94 ◯議長(田原耕一君)  これをもちまして討論を終了します。
     これより議案第26号 平成30年度糸島市国民健康保険事業特別会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 95 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第26号は原案のとおり可決されました。  これより議案第27号 平成30年度糸島市介護保険事業特別会計予算の討論を行います。  討論の通告があっておりますので、発言を許可します。後藤議員。 96 ◯4番(後藤宏爾君)  議案第27号 平成30年度糸島市介護保険事業特別会計予算について反対の表明をしたいと思います。  第1款第1項の介護保険料の第1目.1号被保険者保険料について、平成28年度から平成29年度にかけては5,583万6,000円の伸びでしたが、平成30年度では一気に1億8,470万3,000円の伸びになっており、これだけ上がっている要因として、私の質問で市は65歳以上のお年寄りの人口がふえているのと介護保険料の増加を理由として述べられました。65歳以上のお年寄り人口の増加につれて被保険者も増加しているのは、第7期介護保険計画の第7章で見ても理解はできます。ならば、独自の減免措置について県全体の状況を把握し、市民の負担を軽減することを検討すべきだと思います。  糸島市は災害や所得の3割減による減免措置は実施しているとのことですが、それ自体は評価します。しかし、資料によれば、福岡県内で保険料の減免を実施している市町村は20カ所もあり、特に飯塚市の場合、保険料の基準値の8分の7を減額しており、災害、所得の激減による減免、生活困窮による減免などの措置がなされています。所得の激減による減免の例を見ても、収入減に応じて減免がなされていると、2017年6月14日に更新されたホームページを見てもありました。これを見ても糸島市は非課税の低所得者に対する減免措置などを含めた独自の負担軽減策について検討すべきではないでしょうか。  支え合って介護をしていくというならば、なおのこと介護保険料の引き上げはすべきではなく、これ以上の低所得者に対する負担は介護保険の崩壊を招きかねません。  予防措置をするにしても、健康増進政策をとり、介護保険に依存しないようにすると言っていますが、市の政策では65歳以上の人口がふえるたび負担が増大していくということになります。本来なら、市独自の減免措置を実施し、介護保険料の市民の負担を軽くするようにすべきで、国が50%の負担をするよう市として要望していくべきであり、市民の生活を守るというのならば、それが当たり前ではないでしょうか。  介護保険料のこれ以上の負担は断固として容認できません。負担の軽減と引き上げの反対を表明して、私の反対討論を終わりにいたします。 97 ◯議長(田原耕一君)  これをもちまして討論を終了します。  これより議案第27号 平成30年度糸島市介護保険事業特別会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 98 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第27号は原案のとおり可決されました。  これより議案第28号から議案第33号までの討論を行います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 99 ◯議長(田原耕一君)  これをもちまして討論を終了します。  これより議案第28号 平成30年度糸島市後期高齢者医療特別会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 100 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第28号は原案のとおり可決されました。  これより議案第29号 平成30年度糸島市渡船事業特別会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 101 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第29号は原案のとおり可決されました。  これより議案第30号 平成30年度糸島市二丈福吉財産区特別会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 102 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第30号は原案のとおり可決されました。  これより議案第31号 平成30年度糸島市二丈一貴山財産区特別会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 103 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第31号は原案のとおり可決されました。  これより議案第32号 平成30年度糸島市水道事業会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 104 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第32号は原案のとおり可決されました。  これより議案第33号 平成30年度糸島市下水道事業会計予算を採決します。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 105 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第33号は原案のとおり可決されました。 日程第6 諮問第1号       人権擁護委員の候補者の推薦につい       て      諮問第2号       人権擁護委員の候補者の推薦につい       て      諮問第3号       人権擁護委員の候補者の推薦につい       て      諮問第4号       人権擁護委員の候補者の推薦につい       て      諮問第5号       人権擁護委員の候補者の推薦につい       て      諮問第6号       人権擁護委員の候補者の推薦につい       て      諮問第7号       人権擁護委員の候補者の推薦につい       て 106 ◯議長(田原耕一君)  日程第6.諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦についてから諮問第7号 人権擁護委員の候補者の推薦についてまで7件を一括議題とします。  これより討論を行います。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 107 ◯議長(田原耕一君)  これをもちまして討論を終了します。  これより諮問第1号 人権擁護委員の候補者の推薦についてを採決します。  お諮りします。本件はこれを適任とすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 108 ◯議長(田原耕一君)  御異議なしと認めます。諮問第1号はこれを適任とすることに決定しました。  これより諮問第2号 人権擁護委員の候補者の推薦についてを採決します。  お諮りします。本件はこれを適任とすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 109 ◯議長(田原耕一君)  御異議なしと認めます。諮問第2号はこれを適任とすることに決定しました。  これより諮問第3号 人権擁護委員の候補者の推薦についてを採決します。  お諮りします。本件はこれを適任とすることに御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 110 ◯議長(田原耕一君)  御異議なしと認めます。諮問第3号はこれを適任とすることに決定しました。  これより諮問第4号 人権擁護委員の候補者の推薦についてを採決します。  お諮りします。本件はこれを適任とすることに御異議ありませんか。
      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 111 ◯議長(田原耕一君)  御異議なしと認めます。諮問第4号はこれを適任とすることに決定しました。  これより諮問第5号 人権擁護委員の候補者の推薦についてを採決します。  お諮りします。本件はこれを適任とすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 112 ◯議長(田原耕一君)  御異議なしと認めます。諮問第5号はこれを適任とすることに決定しました。  これより諮問第6号 人権擁護委員の候補者の推薦についてを採決します。  お諮りします。本件はこれを適任とすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 113 ◯議長(田原耕一君)  御異議なしと認めます。諮問第6号はこれを適任とすることに決定しました。  これより諮問第7号 人権擁護委員の候補者の推薦についてを採決します。  お諮りします。本件はこれを適任とすることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 114 ◯議長(田原耕一君)  御異議なしと認めます。諮問第7号はこれを適任とすることに決定しました。 日程第7 議案第39号       平成29年度糸島市一般会計補正予算       (第7号) 115 ◯議長(田原耕一君)  日程第7.議案第39号 平成29年度糸島市一般会計補正予算(第7号)を議題とします。  当局の提案理由の説明を求めます。月形市長。 116 ◯市長(月形祐二君)  議案第39号 平成29年度糸島市一般会計補正予算(第7号)について提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、国の平成29年度補正予算を活用した事業及び庁舎改修事業に係る経費を追加計上しております。  歳出の中で追加します主なものを申し上げますと、10款.教育費で、小学校空調設備整備事業費635万1,000円、小学校大規模改修事業費1億764万1,000円などでございます。  歳入の中で追加しますものを款ごとに申し上げますと、14款.国庫支出金3,661万2,000円、21款.市債7,240万円でございます。  今回の補正により、歳入歳出それぞれ1億901万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ358億4,513万6,000円とするものでございます。  次に、継続費の補正では、追加が1件、変更が1件でございます。  繰越明許費の補正では、追加が1件でございます。  地方債の補正では、追加が2件でございます。  御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 117 ◯議長(田原耕一君)  これより質疑に入ります。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 118 ◯議長(田原耕一君)  これをもちまして質疑を終わります。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第39号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 119 ◯議長(田原耕一君)  御異議なしと認めます。議案第39号は委員会付託を省略することに決定しました。  これより討論を行います。  反対討論ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 120 ◯議長(田原耕一君)  賛成討論ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 121 ◯議長(田原耕一君)  これをもちまして討論を終了します。  これより議案第39号 平成29年度糸島市一般会計補正予算(第7号)を採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 122 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第39号は原案のとおり可決されました。 日程第8 議案第40号       平成30年度糸島市一般会計補正予算       (第1号) 123 ◯議長(田原耕一君)  日程第8.議案第40号 平成30年度糸島市一般会計補正予算(第1号)を議題とします。  当局の提案理由の説明を求めます。月形市長。 124 ◯市長(月形祐二君)  議案第40号 平成30年度糸島市一般会計補正予算(第1号)について提案理由の御説明を申し上げます。  本案は、庁舎改修事業費に係る経費を追加計上しております。また、加布里小学校大規模改造事業を国の補正予算を活用した事業として平成29年度に前倒しすることに伴い、平成30年度事業費を減額しております。  歳出の中で追加します主なものを申し上げますと、2款.総務費、庁舎維持管理費2,267万5,000円でございます。  一方、減額します款は、10款.教育費、小学校大規模改造事業費1億764万1,000円でございます。  歳入の中で減額しますものを款ごとに申し上げますと、14款.国庫支出金3,548万5,000円、18款.繰入金1,900万円、21款.市債3,010万円でございます。  今回の補正により、歳入歳出それぞれ8,458万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ336億8,181万6,000円とするものでございます。  次に、地方債の補正では、追加が1件、変更が1件でございます。  御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 125 ◯議長(田原耕一君)  これより質疑に入ります。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 126 ◯議長(田原耕一君)  これをもちまして質疑を終わります。  お諮りします。ただいま議題となっております議案第40号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 127 ◯議長(田原耕一君)  御異議なしと認めます。議案第40号は委員会付託を省略することに決定しました。  これより討論を行います。  反対討論ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 128 ◯議長(田原耕一君)  賛成討論ありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 129 ◯議長(田原耕一君)  これをもちまして討論を終了します。  これより議案第40号 平成30年度糸島市一般会計補正予算(第1号)を採決します。  本案は原案のとおり決定することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 130 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、議案第40号は原案のとおり可決されました。 日程第9 選挙管理委員及び補充員の選挙 131 ◯議長(田原耕一君)  日程第9.選挙管理委員及び補充員の選挙を行います。  本件は、平成30年3月28日をもって任期満了となります糸島市選挙管理委員及び補充員の後任として、地方自治法第182条の規定により、選挙管理委員及び補充員をそれぞれ4人議会において選挙するものでございます。
     お諮りします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選としたいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 132 ◯議長(田原耕一君)  御異議なしと認めます。選挙の方法は指名推選とすることに決定しました。  お諮りします。指名の方法は議長において指名することとしたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 133 ◯議長(田原耕一君)  御異議なしと認めます。議長において指名することに決定しました。  まず、選挙管理委員に、市丸宗雄氏、吉村耕治氏、行友淳次氏、中西憲子氏を指名します。  お諮りします。ただいま議長において指名しました4人の方々を選挙管理委員の当選人と決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 134 ◯議長(田原耕一君)  御異議なしと認めます。ただいま指名しました4人の方々が選挙管理委員に当選されました。  次に、補充員に、木下怜子氏、伊藤秀幸氏、二木正伸氏、植谷桂三氏を指名します。  お諮りします。ただいま議長において指名いたしました4人の方々を補充員の当選人と決定することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 135 ◯議長(田原耕一君)  御異議なしと認めます。ただいま指名いたしました4人の方々が補充員に当選されました。  お諮りします。補充員の順序は指名順としたいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 136 ◯議長(田原耕一君)  御異議なしと認めます。補充員の順序は指名順とすることに決定しました。 日程第10 発議第1号       糸島市議会委員会条例の一部を改正       する条例について      発議第2号       糸島市議会会議規則の一部を改正す       る規則について 137 ◯議長(田原耕一君)  日程第10.発議第1号 糸島市議会委員会条例の一部を改正する条例について及び発議第2号 糸島市議会会議規則の一部を改正する規則についてを一括議題とします。  提案理由の説明を求めます。寺崎強議会運営委員長。 138 ◯議会運営委員長(寺崎 強君)  発議第1号及び発議第2号の提案理由を申し上げます。  発議第1号 糸島市議会委員会条例の一部を改正する条例については、糸島市議会の委員会の公開について明確にするものでございます。  次に、発議第2号 糸島市議会会議規則の一部を改正する規則については、糸島市議会の協議、または調整を行うための場を明確にするために改正するものでございます。  以上、よろしくお願い申し上げます。 139 ◯議長(田原耕一君)  お諮りします。ただいま議題となっております発議第1号及び発議第2号は、質疑、討論を省略したいと思います。御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 140 ◯議長(田原耕一君)  御異議なしと認めます。発議第1号及び発議第2号は質疑、討論を省略することに決定しました。  これより発議第1号 糸島市議会委員会条例の一部を改正する条例についてを採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 141 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、発議第1号は原案のとおり可決されました。  これより発議第2号 糸島市議会会議規則の一部を改正する規則についてを採決します。  本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員の挙手を求めます。   〔賛成者挙手〕 142 ◯議長(田原耕一君)  賛成議員多数です。したがって、発議第2号は原案のとおり可決されました。 日程第11 議会活動に関する調査特別委員会の設      置について 143 ◯議長(田原耕一君)  日程第11.議会活動に関する調査特別委員会の設置についてを議題とします。  設置の理由について申し上げます。  本特別委員会は、議会のあり方や運営方法等を調査研究し、議会の改革及び活性化を図るために設置するものであります。  なお、本特別委員会の設置の根拠、付託事項等につきましては、お手元に配付のとおりでございます。  お諮りします。議会活動に関する調査特別委員会を設置したいと思いますが、御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 144 ◯議長(田原耕一君)  御異議なしと認めます。議会活動に関する調査特別委員会を設置することに決定しました。  ただいま設置されました議会活動に関する調査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、お手元に配付のとおり、6名の議員を指名します。  ここで、委員会条例第9条第2項の規定により、正副委員長互選のため暫時休憩します。  なお、再開は庁内放送でお知らせします。       (午前11時52分 休憩)       (午後0時01分 再開) 145 ◯議長(田原耕一君)  再開します。  議会活動に関する調査特別委員会の正副委員長が互選されましたので、報告します。  委員長に三嶋栄幸議員、副委員長に藤井芳広議員が互選されました。 日程第12 閉会中の委員会の継続調査の申し出に      ついて 146 ◯議長(田原耕一君)  日程第12.閉会中の委員会の継続調査の申し出についてを議題とします。  各委員長から、目下、委員会において調査中の事件につき、会議規則第111条の規定により、お手元に配付のとおり、閉会中の委員会の継続調査の申し出があっております。  お諮りします。閉会中の継続調査に付することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 147 ◯議長(田原耕一君)  御異議なしと認めます。閉会中の継続調査に付することに決定しました。  以上をもちまして、平成30年第2回糸島市議会定例会を閉会します。       (午後0時03分 閉会)  地方自治法第123条第2項及び糸島市議会会議規則第88条の規定により、ここに署名する。    糸島市議会議長  田 原 耕 一    糸島市議会議員  加 茂 正 彦    糸島市議会議員  後 藤 宏 爾 Copyright © Itoshima City Council Minutes, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...