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  1. 糸島市議会 2018-03-19
    平成30年 予算特別委員会(第2日) 本文 2018-03-19


    取得元: 糸島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       (午前10時00分 開議) ◯委員長(笹栗純夫君)  おはようございます。ただいまから予算特別委員会を開会いたします。  本特別委員会は、糸島市議会委員会条例第19条の規定に基づき、委員長の許可により傍聴を許可します。どうぞ。  それでは、委員会の運営方法についてお諮りをいたします。本特別委員会では、議案第24号 平成30年度糸島市一般会計予算から議案第33号 平成30年度糸島市下水道事業会計予算まで10議案を一括して審査します。  最初に総括質疑を行います。  平成30年度当初予算の概要の説明を受けた後に、答弁を含め1人10分以内で質疑を行います。  総括質疑の範囲は、当初予算の編成の方針及び個別事業を除く当初予算の概要についてといたします。  次に、平成30年度一般会計予算の概要と、歳入全般について説明を受け、第2表債務負担行為と第3表地方債を一括し、答弁を含め1人20分以内で質疑を行います。  次に、一般会計の歳入全般について、答弁を含め1人20分以内で質疑を行います。  歳出については、款ごとに説明を受け、それぞれ答弁を含め1人20分以内で質疑を行い、平成30年度一般会計予算の審査を終了します。  その後、各特別会計及び公営企業会計ごとに説明を受け、それぞれ答弁を含め1人20分以内で質疑を行います。  全ての議案の質疑終了後に、討論の省略をお諮りして、議案第24号から議案第33号の順に採決を行います。  各委員におかれましては、質疑の際は予算書のページ番号及び予算の款、項、目を明確にされた上で、議題に沿ってその範囲を越えないよう簡潔に発言してください。  平成30年度各会計当初予算の審査については、以上のような委員会運営を考えておりますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 2 ◯委員長(笹栗純夫君)  御異議なしと認めますので、そのように運営させていただきます。  執行部におかれましては、的確な説明及び答弁をいただきますようお願いをいたします。  これより総括質疑に入ります。
     平成30年度当初予算の概要について、執行部の説明を求めます。洞総務部長。 3 ◯総務部長(洞 孝文君)  平成30年度予算特別委員会の冒頭に当たり、平成30年度当初予算の概要について御説明申し上げます。  まず、予算編成の基本的な考え方につきまして、3点挙げさせていただきます。  まず1点目が、平成30年度の当初予算は、市長選挙を控えていた関係で、新規事業や政策的な経費を抑えた骨格予算となっております。義務的経費経常的経費を主に計上いたしておりますが、年度当初からの執行が必要な事業や、既に実施している事業等についても計上しております。  2点目が、第1次糸島市長期総合計画後期基本計画を基調とし、合併後の成長発展を確実なものとするため、移住・定住促進などこれまでの取り組みの継続と、一層の推進に向けた予算としています。  3点目は、第2次糸島市行政改革大綱の基本方針や、市役所の仕事総点検の結果を踏まえ、職員数の削減や民間委託の活用など、行財政健全化の取り組みを予算に反映させています。  続きまして、予算規模でございます。  一般会計及び特別会計、企業会計を合計した予算総額は631億3,718万9,000円で、前年度比6.3%の減となっています。  一般会計の総額は337億6,640万1,000円で、前年度比6億1,432万5,000円、1.8%の減となっています。  続きまして、一般会計の概要について御説明いたします。  歳入予算では市が92億6,538万円で、全体の27.4%を占め、続いて地方交付が79億円で23.4%、続いて国庫支出金、県支出金、市債の順となっております。  市などの自主財源の割合は36.3%で、前年度より1.3ポイント増加をしていますが、地方交付国県支出金などの依存財源の割合、63.7%を大きく下回っている状況でございます。  続きまして、歳出予算でございます。  目的別では、民生費が150億3,894万6,000円で、全体の44.5%と大きな割合を占めております。  次に多いのが衛生費で、33億8,352万9,000円、10.0%となっております。  続いて、公債費、総務費、教育費、土木費の順となっております。  性質別では、人件費が52億910万円で前年度比8,524万4,000円、1.6%の減、扶助費は99億5,733万8,000円で前年度比2億3,777万7,000円、2.5%の増、公債費は29億6,281万7,000円で前年度比1億4,237万2,000円、5.0%の増となっております。  これら義務的経費の合計は、前年度比2億9,490万5,000円の増となり、予算総額に占める割合は51.8%から53.6%、1.7ポイント増加しています。  投資的経費は35億3,359万4,000円で、前年度比9億5,195万6,000円、21.2%の減となっております。  また、その他の経費では、物件費が48億4,685万7,000円で前年度比2億1,536万4,000円、4.6%の増、補助費等が25億6,636万2,000円で、前年度比186万1,000円、0.1%の増、繰出金が40億153万6,000円で、前年度比1億7,597万5,000円、4.2%の減となっております。  次に、財政調整基金につきましては5億6,000万円の繰り入れを行います。  最後に、市債の年度末現在高見込みは297億2,559万7,000円となり、前年度末より2億7,070万2,000円減少する見込みでございます。  以上が平成30年度当初予算の概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 4 ◯委員長(笹栗純夫君)  これより質疑に入ります。質疑の通告があっておりますので、発言を許可します。松月委員。 5 ◯12番(松月よし子君)  当初予算編成の方針及び当初予算の概要について総括質疑を行います。  当初予算編成につきまして、先ほど基本的な編成の方針につきまして総務部長より伺いましたので、早速、自主財源、依存財源の比率について伺います。  平成30年度当初予算における自主財源比率は36.3%で、前年度比1.3ポイントの増、依存財源比率は63.7%、前年度比1.3ポイントの減となっていますが、主な増減要因をどのように把握しておられるかを伺います。 6 ◯委員長(笹栗純夫君)  大神財政課長。 7 ◯財政課長(大神哲広君)  主な増減要因につきまして、まず自主財源についてでございますが、諸収入が1.1億円、財産収入及び繰越金がそれぞれ0.8億円、市が0.7億円の増となったことなどにより、総額で2.1億円、1.3ポイントの増となっております。  依存財源につきましては、市債が5.1億円、国庫支出金が3.9億円、地方交付が2.7億円の減となったことなどにより、総額で8.2億円、1.3ポイントの減となっております。  以上です。 8 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 9 ◯12番(松月よし子君)  それでは、地方交付の前年度予算額との比較について伺います。 10 ◯委員長(笹栗純夫君)  大神財政課長。 11 ◯財政課長(大神哲広君)  平成30年度地方交付の予算額は79億円で、前年度比2億7,200万円の減、このうち普通交付につきましては72億6,300万円で、前年度比2億7,600万円の減となっております。  また、特別交付につきましては6億3,700万円、前年度比400万円の増を見込んでおります。  以上です。 12 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 13 ◯12番(松月よし子君)  それでは、普通交付の減額の理由について伺います。 14 ◯委員長(笹栗純夫君)  大神財政課長。 15 ◯財政課長(大神哲広君)  普通交付の減額理由につきましては、国の地方財政計画にある減額1.4億円、それから合併算定替えによる減額分を1.3億円見込んでいるところでございます。 16 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 17 ◯12番(松月よし子君)  その中で、地方交付合併算定替えにおける平成30年度予算の縮減率と、縮減額の見込みについて伺います。 18 ◯委員長(笹栗純夫君)  大神財政課長。 19 ◯財政課長(大神哲広君)  平成30年度の地方交付合併算定替え特例措置の縮減率は70%で、縮減額は約4億4,200万円を見込んでいるところでございます。 20 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 21 ◯12番(松月よし子君)  今いろいろとお伺いしたわけですが、地方交付が前年度比で約2億7,000万円減額となっておりますが、どのような考え方や方針で予算編成を行っているのか、お伺いをいたします。 22 ◯委員長(笹栗純夫君)  大神財政課長。 23 ◯財政課長(大神哲広君)  普通交付は平成31年度も合併算定替え特例措置分が縮減される予定でございますので、予算編成が大変厳しくなることが見込まれます。  平成30年度の予算編成では、歳入面におきましては有利な補助金や起債の発行などの財源確保に努め、歳出面では事業の効率性、必要性、緊急性などを考慮いたしまして予算編成を行っているところでございます。  以上です。 24 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 25 ◯12番(松月よし子君)  じゃ、2番目の行財政改革等の取り組みの反映について入ります。  まず、これの基本的な方針について伺います。 26 ◯委員長(笹栗純夫君)  市丸経営戦略課長。 27 ◯経営戦略課長(市丸直広君)  行財政改革の基本的な考え方、目的につきましては、限りある経営資源を活用して、最小の経費で最大の効果を出すことで、最適な行政サービスを提供し、市民満足度を向上させるというものでございます。  以上でございます。 28 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 29 ◯12番(松月よし子君)  そういう方針の中で相当御苦労して取り組んでおられることはよくわかります。  第2次行政改革大綱、市役所の仕事総点検の結果を踏まえ、職員数の削減、民間委託の活用などを予算に反映ということが配付された平成30年度予算の概要にありますが、その基本的な考え方、方針について伺いますけれども、まずは職員数の削減について伺います。 30 ◯委員長(笹栗純夫君)  市丸経営戦略課長。 31 ◯経営戦略課長(市丸直広君)  民間委託につきまして答弁をさせていただきます。  民間委託につきましては、財政基盤の弱い本市において、職員数削減によるコスト削減行政サービスの維持向上を同時に実現できる有効な手段というふうに考えておりますので、検証を行いながら積極的に進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 32 ◯委員長(笹栗純夫君)  小金丸総務課長。 33 ◯総務課長小金丸敏浩君)  職員数の削減につきまして答弁させていただきます。  職員数につきましては、合併時の目標でございます440人、これは消防職を除いておりますが、を目指して平成30年度は退職者23人、新規採用者18人の差し引き5名減を見込み、平成31年4月の目標達成に向けて取り組んでいるところでございます。  以上です。 34 ◯委員長(笹栗純夫君)
     松月委員。 35 ◯12番(松月よし子君)  再度確認ですが、退職者23人で、新規採用者18名の差し引き5名減ということになるということですか。 36 ◯委員長(笹栗純夫君)  小金丸総務課長。 37 ◯総務課長小金丸敏浩君)  失礼しました。そうでございます。 38 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 39 ◯12番(松月よし子君)  先ほど民間委託の活用ということ、後で質疑しようと思っておりましたが、先に答弁いただきました。民間活用について、方針として、市民の意見の向上とか、市民ニーズに合わせるという観点からはどのようにお考えか、お伺いします。 40 ◯委員長(笹栗純夫君)  市丸経営戦略課長。 41 ◯経営戦略課長(市丸直広君)  民間委託における市民の視点の検証につきましては、毎年利用者アンケートなどを行っておりまして、その市民視点も含め、評価、検証を行っているところでございます。  その評価、検証結果を受けまして、委託事業者に対して指導、助言等を行い、改善を図るということで考えております。 42 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 43 ◯12番(松月よし子君)  改善を図りながら、市民サービスの向上ということに気をつけておられるという答弁だったと思います。  それでは、市民サービス市民満足度などの市民視点が前年度の検証結果や行政評価とともに今年度予算にどのように反映をされているか、最後になりますが、その仕組みについても伺います。 44 ◯委員長(笹栗純夫君)  大神財政課長。 45 ◯財政課長(大神哲広君)  当該年度の予算への反映ということでございますが、まず予算編成につきましては、各課からの予算要求、財政課によるヒアリング、市長、部長査定による意思決定等、一連のプロセスから予算編成については成り立ってございます。  各課におきましては、日常業務の中で地元協議や利用者アンケート、行政区長からの要望活動など、さまざまな場面で市民ニーズの把握に努めております。その市民ニーズの必要性、効率性、緊急性、効果などの視点で評価を行い、その結果をもとに増額や減額、事業手法を見直したりして予算要求を行うことになります。  このように、予算編成プロセスの中で、市民視点を反映したPDCAのマネジメントを行っているところであります。  以上です。 46 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 47 ◯12番(松月よし子君)  今、その仕組みについても伺いますということですけれども、PDCAサイクルというところで、その仕組みは満足するということになりますか。 48 ◯委員長(笹栗純夫君)  委員の質疑を終了いたします。  続いて、柳委員。 49 ◯10番(柳 明夫君)  私は交付措置についてお伺いしたいと思います。  平成30年度の予算書の264ページに、前々年度末、前年度末、そして今年度末の各普通債、あるいは臨時財政対策債等の見込み額が計上されておりますけれども、このうち普通債の(1)の総務債から(9)の教育債まで、それぞれの交付措置額についてお伺いいたします。 50 ◯委員長(笹栗純夫君)  大神財政課長。 51 ◯財政課長(大神哲広君)  起債の件でございますが、平成30年度末の起債総数が560件ございますので、そのうち平成30年度に新たに発行いたします起債24件分につきましてお答えいたします。  平成30年の起債見込み額におきます交付措置額でございますが、総務債が1件で起債の見込み額が1,090万円、そのうち交付措置額が436万円、民生債が1件で見込み額が350万円、措置額はゼロです。衛生債が2件で見込み額が2億6,640万円、交付措置額が1億1,935万9,000円、農林水産業債が5件で見込み額が6,890万円、措置額が1,638万3,000円、土木債が9件で5億9,830万円、措置額が1億2,761万6,000円、消防債が3件で見込み額が790万円、措置額が553万円、教育債が2件で見込み額が1億2,150万円、措置額が2,361万円、臨時財政対策債が1件で見込み額が10億7,209万5,000円、措置額が10億7,209万5,000円となっております。合計の24件で見込み額が21億4,949万5,000円で、そのうち交付措置額が13億6,895万3,000円を見込んでいるところです。  以上です。 52 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 53 ◯10番(柳 明夫君)  臨時財政対策債を含めれば、かなりの金額になるということだと思うんですけれども、これは交付措置額というのは、後年度に基準財政需要額に算入されるということになっておりますが、後年度というのは何年度なんでしょうか。 54 ◯委員長(笹栗純夫君)  大神財政課長。 55 ◯財政課長(大神哲広君)  起債の交付措置につきましては、借り入れを行いました翌年度から普通交付の基準財政額に算入される予定でございます。 56 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 57 ◯10番(柳 明夫君)  起債したときに見込んだ額ですね、今お答えがありましたけれども、そのとおり地方交付収入として市の歳入に入ってきているんでしょうか。 58 ◯委員長(笹栗純夫君)  大神財政課長。 59 ◯財政課長(大神哲広君)  起債時に見込んだ額につきましては、普通交付の交付額を計算する際の基準財政需要額にそのとおりの額で算入されていると考えております。 60 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 61 ◯10番(柳 明夫君)  基準財政需要額への算入はそのとおりというお答えですけれども、税収等の増によって市の歳入が好転をして基準財政収入額のほうがふえた場合、この地方交付の計算式というのは、基準財政需要額から基準財政収入額を引くと、そこでマイナスが、例えば不足額ということで、この不足額が地方交付ということになると、基本的にそういうことだと思うんですね。  この算式からすれば、基準財政需要額が交付措置により増加しても、基準財政収入額の増加分だけ地方交付収入が抑えられる、減債されるというふうに考えられるんですが、その点はいかがでしょう。 62 ◯委員長(笹栗純夫君)  大神財政課長。 63 ◯財政課長(大神哲広君)  基本的には、議員が言われるとおり、基準財政収入額がふえれば地方交付税額が抑えられますが、基準財政収入額につきましては市等収入の75%だけを算入しており、残り25%は留保財源、すなわち一般財源となる仕組みとなってございます。この留保財源は、交付の算定上算入することとされている地方税収の割合を低くすることにより、人口増や企業誘致等により税収がふえた場合に地方自治体が自由に使える一般財源が増加するようにすることで、税収確保努力へのインセンティブを高める仕組みでございます。 64 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 65 ◯10番(柳 明夫君)  ちょっと私なりに単純に考えたんですが、交付措置が3億円でしたと。それで、これが基準財政需要額に加算されても、市収入が1億3,300万円ほど増加すれば、今おっしゃった75%分が基準財政収入額に加算されるということになるんですね。それで、その1億3,300万円の75%分というのは大体1億円なんですけれども、3億円交付措置が乗っかって、結局戻ってくると思ったらば、その収入額のほうが増加した1億円の差し引き、結局戻ってくるのは2億円と、単純に考えればそういうことかということなんですが、いかがでしょうか。 66 ◯委員長(笹栗純夫君)  大神財政課長。 67 ◯財政課長(大神哲広君)  考え方につきましては、先ほど議員が言われるとおり、地方交付は減額になるとは思っております。 68 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 69 ◯10番(柳 明夫君)  要するに減額というより、そういう地方交付の仕組みがあるので、実質的に減債されてしまうということですよね。  それで、自主財源を高めようという努力、私は本当にこれは当然のことだと思うんですけれども、そのために努力して、市収入をふやす、そういう成果を上げれば交付措置による戻りは減ってしまうと、こういう矛盾があると、今の制度にはですね、そういうことだということでよろしいでしょうかね。 70 ◯委員長(笹栗純夫君)  大神財政課長。 71 ◯財政課長(大神哲広君)  先ほど言いましたように、この留保財源の部分がございますので、努力した分につきましては一般財源として自由に使える部分がふえるという部分もございますので、そういった点で御理解いただければと思います。 72 ◯委員長(笹栗純夫君)  続いて、伊藤委員。 73 ◯16番(伊藤千代子君)  来年度の337億6,640億円の当初予算に関して、性質別で見た場合に、説明書では11ページに載っておりますが、義務的経費が53%を占めています。これを見た場合に、扶助費、そして人件費、公債費で半分を占めるわけですけれども、その他の経費として一番多いのが物件費になっております。この物件費についてなんですが、48.5億円ということは非常に大きな金額になっています。この物件費の中身について、どのようなものを物件費として扱っているのか、またそして、この増額の理由と内訳についてお尋ねをします。 74 ◯委員長(笹栗純夫君)  大神財政課長。 75 ◯財政課長(大神哲広君)  まず物件費の、どういった費目があるかということですが、こちらにつきましては、まず賃金、旅費、公債費、需用費、これは消耗品等でございますが、役務費、備品購入費、委託料などでございます。そのうち、この物件費48億4,686万円で、前年度から4.6%ふえておりますが、その増額した費目について御説明いたします。  まず、委託料が31億4,744万円で前年度比1億2,108万円、4.0%の増となっております。続きまして需用費が8億9,394万円、前年度比5,971万円、7.2%の増、次が役務費1億8,353万円、前年度比1,092万円、6.3%の増、続きまして賃金、1億9,177万円、前年度比887万円、4.8%の増となっております。 76 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 77 ◯16番(伊藤千代子君)  ちょっと今聞きながら、ふと考えたんですが、賃金に関して1億9,000万円と今おっしゃいましたね。この賃金は、例えば、福岡県でも全国でも最低賃金というものが言われていますが、これに関しては、市役所における賃金というのは幾らぐらいを見込んでこの予算案を策定してあるのかがわかればお知らせしていただきたいと思います。  それから、先ほど委託料に関して、31億円ということで委託料の金額をおっしゃっていただきましたが、この委託料に関しては、市として何か、ガイドラインのようなものを持っていらっしゃいますか、つまり委託先企業のあり方についてのガイドライン等が糸島市にはありますか。
    78 ◯委員長(笹栗純夫君)  小金丸総務課長。 79 ◯総務課長小金丸敏浩君)  賃金の件を答弁させていただきます。  本市の臨時職員の賃金単価につきましては、7時間15分勤務で6,020円、7時間45分勤務で6,900円、時給に直しますと前者が830円、後者が890円となります。  ちなみに、福岡県の最低賃金が平成29年10月1日より789円となっておりますので、最低賃金より上位の賃金設定をしておるということでございます。  以上でございます。 80 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 81 ◯16番(伊藤千代子君)  わかりました。なぜそのことを聞いたかは、また今度申し上げますね。  次、人件費なんですけれども、5名の削減というふうにおっしゃいましたね。削減額の理由、そして、減らした部署はどのようになっているのか。また職員1人当たりの住民数について伺います。 82 ◯委員長(笹栗純夫君)  小金丸総務課長。 83 ◯総務課長小金丸敏浩君)  まず、削減額の理由でございますが、退職者23人、これに加えまして新規採用者を18人ということで、差し引き5名となりますので、その部分が主な大きな要因でございます。  減らした部署につきましては、平成30年度人事異動の内示前でございますので、本日の答弁は差し控えさせていただきます。  職員1人当たりの住民数でございますが、平成29年4月1日現在の人口数、それと全職員数を使って算定いたしますと、1人当たりの住民数は180.7人となります。  以上でございます。 84 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 85 ◯16番(伊藤千代子君)  決算ではないので、他市と比べることは難しいでしょうから、それは今度でいいんですけれども、なぜこれを聞いたかというと、福祉とか教育とか、そういう関係の分野で職員が減らされて臨時とか嘱託にかわるような状況があっては、ちょっとどうかなと思うところがあったので、ちょっとお尋ねをしました。それはまた今度にいたします。  次、3番目なんですけれども、当初予算の概要の14ページに、市債と基金についてのところが書いてありますが、この辺にですね。基金は1人当たり幾らになっておりますか。 86 ◯委員長(笹栗純夫君)  大神財政課長。 87 ◯財政課長(大神哲広君)  基金でございますが、一般会計全基金の平成30年度末残高見込み額が91億1,748万円で、平成30年2月末現在の人口10万812人で計算いたしますと、市民1人当たり9万440円になる見込みでございます。 88 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 89 ◯16番(伊藤千代子君)  市民1人当たりの基金額は9万4,400円と。そして、今度は債務のほうなんですよね、貯金はわかりました。債務のほうに関しまして、債務は1人当たり幾らになるかという点ではどうですか。 90 ◯委員長(笹栗純夫君)  大神財政課長。 91 ◯財政課長(大神哲広君)  議員、今、基金の分が9万4,400円と言われましたけど、9万440円でよろしくお願いします。  次に、企業会計を含めました市債残高でございますが、平成30年度末残高見込み額が493億8,941万円で、市民1人当たり48万9,916円の見込みでございます。  以上です。 92 ◯委員長(笹栗純夫君)  よろしいでしょうか。  以上で総括質疑を終了いたします。  続きまして、議案第24号 平成30年度糸島市一般会計予算を議題とします。  執行部の説明を求めます。洞総務部長。 93 ◯総務部長(洞 孝文君)  それでは、議案第24号 平成30年度糸島市一般会計予算につきまして、予算書のページを追って御説明申し上げます。  まず、1ページをお願いいたします。  平成30年度糸島市一般会計予算について第1条から第5条まで定めております。  第1条の歳入歳出予算につきましては、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ337億6,640万1,000円と定めております。同条第2項の第1表、歳入歳出予算については、2ページから4ページにかけて、1款.市から21款.市債までの歳入を計上しております。また、5ページから7ページにかけて、1款.議会費から14款.予備費までの歳出を計上しております。  第2条の債務負担行為は、8ページの第2表、債務負担行為において、利子補給やマイホーム取得奨励金など7件について期間と限度額を定めております。  第3条の地方債は、9ページの第3表、地方債において、合併推進債など24件について限度額、起債の方法、利率、償還の方法を定めております。  1ページに戻りまして、第4条の一時借入金については、借り入れの最高額を20億円と定めております。  第5条の歳出予算の流用については、職員の人件費は同一款内で流用ができることを定めております。  続きまして、歳入歳出予算の明細について御説明申し上げます。  14ページをお願いいたします。  まず、歳入でございます。1款.市の合計は92億6,538万円で前年度比6,898万7,000円、0.8%の増となっております。個人市民及び法人市民の増が主な要因でございます。  続いて18ページをお願いします。  2款.地方譲与から22ページの9款.地方特例交付金までは、前年度の決算見込み額などをもとに計上しております。  10款.地方交付は79億円で、合併算定替えの縮減率や国が示した地方財政計画などに基づき、前年度比2億7,200万円、3.3%の減を見込んでおります。  11款.交通安全対策特別交付金については、1,800万円を計上しております。  12款.分担金及び負担金の合計は、5億1,980万1,000円で、前年度比914万3,000円、1.7%の減となっております。  24ページをお願いいたします。  13款.使用料及び手数料の合計は、5億406万3,000円で、前年度比1,262万1,000円、2.6%の増となっております。  30ページをお願いいたします。  14款.国庫支出金の合計は60億1,187万6,000円で、前年度比3億8,414万9,000円、6.0%の減となっております。  34ページをお願いします。  15款.県支出金の合計は31億5,060万1,000円で、前年度比2億7,254万3,000円、9.5%の増となっております。  次に、42ページをお願いします。  16款.財産収入の合計は2億2,830万5,000円で、前年度比8,300万円、57.1%の増となっております。  17款.寄附金は3億500万円を計上しております。  44ページをお願いします。  18款.繰入金の合計は8億447万円で、前年度比90万円、0.1%の減となっております。  46ページ、19款.繰越金は2億3,000万円を計上しております。  20款.諸収入の合計は4億1,063万5,000円で、前年度比1億587万8,000円、34.7%の増となっております。  最後に50ページをお願いいたします。  21款.市債は21億4,949万5,000円で、前年度比5億627万6,000円、19.1%の減となっております。  歳入の説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 94 ◯委員長(笹栗純夫君)  これより質疑に入ります。  8ページ第2表、債務負担行為及び9ページ第3表、地方債を一括して質疑に入ります。  質疑のある方は挙手をお願いいたします。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 95 ◯委員長(笹栗純夫君)  これで債務負担行為及び地方債を終わります。  次に、歳入の質疑に入ります。14ページから53ページまでの一般会計の歳入全般について質疑のある方は、挙手をお願いします。伊藤委員。 96 ◯16番(伊藤千代子君)  43ページの16款.財産収入についてお伺いをいたします。  この不動産売払収入の中の1億8,423万円なんですが、これについて御説明を願います。 97 ◯委員長(笹栗純夫君)  市丸経営戦略課長。 98 ◯経営戦略課長(市丸直広君)  土地売払収入の1億8,423万円のうち、1億5,000万円につきましては、前原東土地区画整理事業区域内の旧柱田ため池の換地分を、新駅の駅舎の整備費に充当するために販売するところで、予定額として1億5,000万円を計上しております。  以上です。 99 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 100 ◯16番(伊藤千代子君)  今おっしゃったことを聞きまして、つまり、どの程度の、1億5,000万円の根拠はどうなっているのですか。 101 ◯委員長(笹栗純夫君)  市丸経営戦略課長。 102 ◯経営戦略課長(市丸直広君)  この1億5,000万円の根拠につきましては、近隣の不動産鑑定価格をもとに1億5,000万円というふうに想定をしております。
     なお、この売り払いにつきましては、来年度、正式に不動産鑑定をとりまして、最低価格を決めて販売する予定にしておるところでございます。 103 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 104 ◯16番(伊藤千代子君)  そうですね。不動産鑑定をしないと正確な金額は出てまいりません。  これは、平米数と単価はどのような根拠で出ているんですか。 105 ◯委員長(笹栗純夫君)  市丸経営戦略課長。 106 ◯経営戦略課長(市丸直広君)  販売する面積が1,913平米で、現在予定をしております1億5,000万円の単価としては、7万8,000円程度を見込んでいるところでございます。 107 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 108 ◯16番(伊藤千代子君)  不動産鑑定をしたらまた変わる可能性もありますね。  これですね、市有地と書いてあるんですよ、市有地と。市有地ということは、市民の財産というふうに理解していいですか。 109 ◯委員長(笹栗純夫君)  市丸経営戦略課長。 110 ◯経営戦略課長(市丸直広君)  市有地でございますので市民の財産ではございますが、このため池につきましては、もともと浦志の水利組合から新駅の設置を見通して地域の活性化のために寄附をいただいたものでございますので、新駅の駅整備費に充当するということでしております。 111 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 112 ◯16番(伊藤千代子君)  確認をしたいんですけれども、このため池のほぼ半分は市の持ち物ではなかったんですか。 113 ◯委員長(笹栗純夫君)  市丸経営戦略課長。 114 ◯経営戦略課長(市丸直広君)  このため池のうち、一部につきましては水利組合の土地もございますが、今回売る土地につきましては市の所有分でございます。 115 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 116 ◯16番(伊藤千代子君)  ということは、市の所有分を売るという以上は市有地であるというふうに理解してここに書いてあるわけですよね。  その使い道に関しては、先ほどは浦志の水利組合の御意見をとおっしゃいましたけど、これは市民の意見を聞く必要はないんでしょうかね。 117 ◯委員長(笹栗純夫君)  市丸経営戦略課長。 118 ◯経営戦略課長(市丸直広君)  先ほども答弁しましたとおり、浦志水利組合の寄附の意向を尊重して決定しておるということでございます。 119 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 120 ◯16番(伊藤千代子君)  じゃ、とにかく市有地と書いてはあるけれども、普通だったら私たち、市有地である以上は、やはり市のさまざまな優先課題はいっぱいあるわけですから、そういうところに使われるだろうと思って後ろのほうにあるのかなと思ったんですが、そうではなくて、もう初めから目的が決まってこの市有地を販売するんだというふうになっているわけですね。もうそれだけでいいです。 121 ◯委員長(笹栗純夫君)  市丸経営戦略課長。 122 ◯経営戦略課長(市丸直広君)  先ほども答弁しましたとおり、浦志水利組合の意向に沿った目的に充当するということでございます。 123 ◯委員長(笹栗純夫君)  よろしいでしょうか。  休憩なしで続けます。  執行部の交代がありますので、しばらくお待ちください。   〔部の入れかえ〕 124 ◯委員長(笹栗純夫君)  これより歳出に入ります。  54ページから57ページまで、1款.議会費の説明を求めます。洞総務部長。 125 ◯総務部長(洞 孝文君)  54ページをお願いいたします。  1款.議会費について御説明申し上げます。  議会費は54ページから57ページまででございます。予算総額は2億6,123万6,000円で、前年度に比べ1,058万6,000円、3.9%の減となっております。  主な要因は、議員定数の減に伴う関連経費の減によるものでございます。  説明は以上でございます。 126 ◯委員長(笹栗純夫君)  質疑に入ります。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 127 ◯委員長(笹栗純夫君)  これで1款.議会費を終わります。  ここで暫時休憩といたします。  再開は11時ちょうどといたします。       (午前10時47分 休憩)       (午前10時57分 再開) 128 ◯委員長(笹栗純夫君)  再開します。  次に、56ページから97ページ、2款.総務費の説明を求めます。洞総務部長。 129 ◯総務部長(洞 孝文君)  56ページをお願いいたします。  2款.総務費について御説明を申し上げます。  総務費は56ページから97ページまででございます。  予算総額は28億1,239万7,000円で、前年度に比べ9,128万円、3.1%の減となっております。  主な事業は73ページ、ふるさと応援寄附推進事業費2億390万円、移住・定住促進事業費1億450万3,000円、91ページ、住居表示整備事業888万3,000円、93ページ、福岡県知事・県議会議員一般選挙費1,467万9,000円などでございます。  説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 130 ◯委員長(笹栗純夫君)  質疑に入ります。質疑のある方は挙手をお願いします。井上健作委員。 131 ◯17番(井上健作君)  ページ数は69ページでございます。  総務費の中で、説明の欄の新庁舎の整備事業費について、報償費として35万4,000円の予算が書かれておりますけれども、この庁舎検討委員会の報償費なんですが、これは昨年からこれが結成されてできておると認識をいたしております。そういった中で、今年度の会議数、そして何人の方、代表の方だと思うんですが、その名簿がございましたら御説明をお願い申し上げます。 132 ◯委員長(笹栗純夫君)  野口管財契約課長。 133 ◯管財契約課長(野口治光君)  お答えいたします。  庁舎の検討委員会の平成29年度の開催は、10月に委員の委嘱を行いましたので、現在のところ、平成29年度については1回の会議を開催しております。  それから、委員の構成ですけれども、総勢13名の方に委員として就任をしていただいております。内訳としましては、学識経験者の方が3名、それから地域の代表として区長会のほうから2名、そして市内の団体の代表の方が6名、そして一般公募で委員になっていただいています方が2名、計の13名でございます。 134 ◯委員長(笹栗純夫君)  井上委員。 135 ◯17番(井上健作君)  そういった中で、この庁舎の問題につきましては、過去、議会、それからまた検討委員会を結成されたと思っております。そういった中の今までの経緯、多分平成24年度ぐらいから始まっておると思うんですが、この辺の御説明をお願い申し上げます。 136 ◯委員長(笹栗純夫君)  野口管財契約課長。 137 ◯管財契約課長(野口治光君)  庁舎の検討につきましては、これまでも議会のほうでも庁舎のあり方等調査特別委員会を設置していただいて御検討をしていただいてきたところですが、委員会の経過につきましては、平成24年度から25年度にかけまして、庁舎の検討委員会を発足させております。その際には、会議の回数は5回行いまして、報告をいただいてきたところです。  そして、平成27年度に再度、庁舎の検討委員会を設置しまして、平成28年度末に策定をしました新市糸島市の新庁舎基本構想・基本計画について御検討をいただいてきたところです。そして、改めて平成29年度に再度、検討委員会を設置しまして、今現在、検討をしていただいているという状況でございます。 138 ◯委員長(笹栗純夫君)  井上委員。 139 ◯17番(井上健作君)
     この庁舎もここに移築されて47年、そしてもう本当に50年に近い年月がたっております。それと、糸島市の合併によって、やっぱり庁舎の運営、会議室、いろんな意味で、現在、3月、4月には、特に市民部のほうのあの窓口というのが毎年毎年混雑をしております。私は市民の皆さんから聞いたことがございます。電話がかかってまいりました。何で2時間もかかるとやというようなこともありまして、そういうのは職員の方も認識をされていると思いますが、我々も認識をしております。そういった中で、やはり庁舎の問題につきましては、職員は減りましたけれども、嘱託職員等を含めますと大変な数でございます。そういった中でお仕事が本当にスムーズに、また市民の方に御迷惑かけないようなものをつくり上げる必要があると私は認識をいたしております。  そういった中で、先ほど課長が説明されました。この検討委員会を13名だとおっしゃいましたね。前の検討委員会のときは15名おりました。そして、今回の説明の中で、平成30年度は15名だということを聞いておりますが、こういった中で、なぜ平成29年度の検討委員会の人が13名だったのか、この辺のことを、御説明がつきましたらお願い申し上げます。 140 ◯委員長(笹栗純夫君)  野口管財契約課長。 141 ◯管財契約課長(野口治光君)  委員さんの総数は、予算上、15名の5回の会議の開催の予定で予算のほうは計上させていただいておりますが、昨年、平成29年度に委員の就任をお願いした方々は13名でございます。これまで庁舎の検討につきまして、さまざまな分野の方をお願いして検討してきたんですけれども、平成29年度以降、庁舎の配置、規模、そういった部分についての検討の視野を、各分野からまた新しい視点でお願いしたいということで検討しました結果、今のところ13名というふうな委員の方で御検討をいただいているところでございます。  庁舎の検討委員会の設置規程の中では、委員の数は15名以内となっておりますので、今後、検討を進める中で、別の視点からの検討も必要だというときには残り2名の枠がございますので、そこに委員さんを新たに追加して検討いただくことも視野に置いております。  以上です。 142 ◯委員長(笹栗純夫君)  井上委員。 143 ◯17番(井上健作君)  わかりました。やはり市民にとって一番利用する老若男女、小さい子供のことから本当にお年寄りの方、お亡くなりになられたとき、結婚のとき、本当に市民が一番ここに集まってくるわけです。そういう機能を持っているのが庁舎でございます。ですので、やはり中途半端な13名じゃなく、私は本年度の予算に組まれておりますように、やはり15名の方をやっていただきたいなと、任命していただきたいなと思っております。これは希望でございます。  それと、それでは今回5回、検討委員会をやるということですが、先ほど課長がちょっと配置とか面積とか、いろんな過去に出てきております要望、議会からも出しております。そういったものを検討されるんだと私は認識しておりますが、平成30年度の計画目標、会議の目標、やっぱり行政としてことしじゅうはこれだけしとかにゃ平成36年には間に合わんばいとか、この辺のところをきちっと検討委員会の方々に御説明されて、そして、やっぱり効率よく委員会が進むように願いたいと思っておりますが、まずは今年度の計画、これについてお伺い申し上げます。 144 ◯委員長(笹栗純夫君)  野口管財契約課長。 145 ◯管財契約課長(野口治光君)  平成30年度の検討目標ということでございますが、今現在策定しております糸島市の新庁舎基本構想・基本計画、この内容をさらに詰めていく予定としております。平成30年度中には、庁舎の具体的な配置の場所、それから庁舎の規模、事業費、そこまでを決定していきたいというふうに今のところ計画をしております。  以上です。 146 ◯委員長(笹栗純夫君)  井上委員。 147 ◯17番(井上健作君)  御質疑もないと思いますが、そして、ちょっとお聞きしていて、前の検討委員会にいらっしゃった15名の中で、今回、平成29年度から会議が始まっておりますけれども、そういう方はいらっしゃいますか。もしそういう方がいらっしゃいましたら、やはり前回も協議されておりますので、皆さんのほうによく周知されて進めていただきたいなと私は思っております。 148 ◯委員長(笹栗純夫君)  野口管財契約課長。 149 ◯管財契約課長(野口治光君)  当然、検討を加えていく中で、継続して御認識をいただく必要もございますので、13名の委員のうち、再任の方は8名おられます。残りの5名の方は新しく入れ替わりをお願いしたというところでございます。  以上です。(「わかりました」と呼ぶ者あり) 150 ◯委員長(笹栗純夫君)  次に、藤井委員。 151 ◯8番(藤井芳広君)  2款.総務費から、3つの項目について質疑いたします。  1点目、予算書65ページ、2款1項6目、庁舎維持管理費の中の光熱水費のうちの電気料金についてお聞きします。  平成29年度から庁舎の電気は入札による契約に変更になりました。平成29年度の入札の条件は二酸化炭素の排出係数のみでしたが、今後、状況を見て、より環境に配慮した条件を追加することを検討されるとのことでした。  そこで、平成30年度の庁舎の電気の契約も入札による契約になっているかと思いますが、平成30年度の入札はどのような条件で行われたのか、お聞きいたします。 152 ◯委員長(笹栗純夫君)  野口管財契約課長。 153 ◯管財契約課長(野口治光君)  電力の入札につきましては、今年2月に入札を行いました。その入札の参加条件として、今回設定した条件につきましては、二酸化炭素の排出係数に加えまして、未利用エネルギーの活用状況、それから再生可能エネルギーの導入状況、それと契約者へのエネルギー、節電に関する情報提供の取り組み、それからグリーン電力証書の譲渡予定量、こういった条件をつけ加えて入札を行っております。 154 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 155 ◯8番(藤井芳広君)  今回の入札には何社の応募があり、どのような選考を行われ、最終的にどこと契約することに決まったのか、お聞きいたします。 156 ◯委員長(笹栗純夫君)  野口管財契約課長。 157 ◯管財契約課長(野口治光君)  今申し上げました入札参加条件に基づいて応募された業者の方は4社ございました。その4社の方々を対象に入札を行いましたが、入札に応札された業者は3社でございました。価格による競争入札を行っております。  以上です。 158 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 159 ◯8番(藤井芳広君)  契約の相手先は今お答えいただけますでしょうか。もし、お答えいただけるのであれば、よろしくお願いします。 160 ◯委員長(笹栗純夫君)  野口管財契約課長。 161 ◯管財契約課長(野口治光君)  入札での落札業者ということでお答えをさせていただきます。  関西電力株式会社さんが落札をされております。  以上です。 162 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 163 ◯8番(藤井芳広君)  昨年度の予算審査の際、庁舎以外の電力も今後入札することを検討していくとのことでしたが、今回、庁舎以外の電力も契約先を変更されたのかどうか、変更されていたら、その施設と契約先をお聞きいたします。 164 ◯委員長(笹栗純夫君)  野口管財契約課長。 165 ◯管財契約課長(野口治光君)  昨年度の庁舎に加えまして、今回は庁舎以外に28の施設を対象として加えております。具体的に申しますと、男女共同参画センターラポール、それから人権センター、それから糸島市斎場、伊都国歴史博物館、志摩歴史資料館、図書館、交流プラザ志摩館、交流プラザ志摩館別館、それから公民館については6つの公民館、それから小・中学校につきましては12校、それと曲り田野球場、それと交流プラザ二丈館、こういった施設を今回の入札の対象施設としております。  以上です。(発言する者あり)  それぞれの施設を7つのグループに分けて、入札7本行いましたが、全て関西電力株式会社が落札をされております。 166 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 167 ◯8番(藤井芳広君)  今回、入札の条件に、より環境に配慮した項目を追加されたこと、それから庁舎以外の電力も入札に変更されたことはすばらしいことだと思っております。今回は結果的に大手の電力会社が契約されるということになりましたが、入札にしたことで新電力会社も参入することができますし、どのような方法で発電しているかを見える化していくことにもつながるかと思います。  ぜひ今後も入札による契約を続けていただけたらと思いますが、今後も続けていく考えがあるかどうか、またさらに施設をふやしていこうという考えがあられるかどうか、あわせてお聞きいたします。 168 ◯委員長(笹栗純夫君)  野口管財契約課長。 169 ◯管財契約課長(野口治光君)  この電力の入札につきましては、今後も引き続き入札を行っていく予定としております。  それから、あと対象施設につきましては、こういった新電力の業者の方が応札できる施設かどうか、それから電気料金の削減効果があるのかないのか、そういったところも調査しながら、可能な施設については今後とも検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 170 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 171 ◯8番(藤井芳広君)  はい、理解いたしました。  次に、予算書69ページ、同じく2款1項6目ですが、公共施設マネジメント推進事業費についてお聞きいたします。  この公共施設マネジメント検証委員会では、平成30年度、どのような検証、検討をされるのか、お聞きいたします。 172 ◯委員長(笹栗純夫君)  中村財政課企画監。 173 ◯財政課企画監(中村隆暢君)  平成30年度につきましては、施設所管課で検討いたしました個別施設計画を我々マネジメント担当のほうで現在集約を行っているところでございます。  検証委員会につきましては、第1期アクションプランを策定していく過程の中で、専門的な知識や委員それぞれの立場から検証し、意見や助言をいただくということにしております。  以上でございます。 174 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 175 ◯8番(藤井芳広君)  第1期アクションプランを策定されるということかと思いますが、この第1期アクションプランの対象となる公共施設の数は幾つでしょうか、お聞きいたします。 176 ◯委員長(笹栗純夫君)  中村財政課企画監。 177 ◯財政課企画監(中村隆暢君)  第1期中に改修や更新等の検討が必要となる公共建築物につきましては、現在のところ145施設が対象となっております。  以上でございます。 178 ◯委員長(笹栗純夫君)
     藤井委員。 179 ◯8番(藤井芳広君)  1つ確認ですが、今お答えいただいた145施設、この第1期アクションプランの対象となる施設ですね。この施設に関して、平成30年度中に統廃合等の方針が決定になるという理解でよろしいでしょうか。 180 ◯委員長(笹栗純夫君)  中村財政課企画監。 181 ◯財政課企画監(中村隆暢君)  現在、策定しております公共施設等総合管理計画の中で対象となっている施設が145施設ございますので、第1期の中でその統廃合、あるいは複合化、そういったものの検討を進めながら決定をしていくということになると思っております。  以上です。 182 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 183 ◯8番(藤井芳広君)  それでしたら、145の施設が第1期アクションプランの中で方針が決定になっていくかと思います。それは、とても住民の生活とも関係の深いところだと思いますので、決定に当たっては住民の声をしっかりと聞くことが重要だと考えます。  この平成30年度においても決定をする前に、どのような方法で住民の声を聞かれるのか、聞かれた声をどのように今後の計画に反映されていくのか、お聞きいたします。 184 ◯委員長(笹栗純夫君)  中村財政課企画監。 185 ◯財政課企画監(中村隆暢君)  公共施設マネジメントの推進に当たりましては、市民との情報共有を進めた上で、アイデア、工夫を出し合う市民協働の取り組みが必要でございます。特に、平成30年度に作成をいたします第1期アクションプランでは、計画作成の段階から説明会やワークショップなどを開催いたしまして、市民の意思を適切に取り入れた計画にしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 186 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 187 ◯8番(藤井芳広君)  よろしくお願いします。  次に、予算書71ページ、2款1項7目、市民協働まちづくり推進事業費についてお聞きいたします。  2年前の私の一般質問において、市民提案型まちづくり事業をバージョンアップさせることを提案させていただきました。そして、それが平成30年度から制度を変更していただいているかと思いますが、平成30年度は平成29年度までと比べてどのような点が変更になったのか、お聞きいたします。 188 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志地域振興課長。 189 ◯地域振興課長(浦志素彦君)  平成30年度の事業の変更点でございますけれども、これまでの市民提案型事業に加えまして、行政が市民と協働で実施することが有効な地域課題を市民団体等に提示し、団体の新たな事業発想、発案をきっかけに企画実施する行政テーマ提供型という事業を運用するように考えております。これによりまして、さらなる市民参画の拡充を目指すものでございます。 190 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 191 ◯8番(藤井芳広君)  今回、新たに追加になった今お答えいただいた行政テーマ提案型ですが、この行政から提案する課題はどのようにして設定されるのか、その抽出の方法についてお聞きいたします。 192 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志地域振興課長。 193 ◯地域振興課長(浦志素彦君)  テーマの設定につきましては、市役所の全部署に対しまして地域課題を募集いたしまして、応募を図っているところでございます。特に市民活動団体と協働で実施することが必要となるような地域課題を提案していただくということで募集をかけているところでございます。 194 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 195 ◯8番(藤井芳広君)  先ほど、この行政テーマ提案型を追加することで市民参画の拡充を図るとお答えいただきましたが、今回、この新たな行政テーマ提案型によって、市民との協働が、より協働が進むのではないかと考えますが、市としては、今回、行政テーマ提案型を新たに加えたことで、どのような効果を生み出そうと考えられているのか。実際に制度を進めていく中で、市民と行政の担当部署が密接にやりとりしながら進めていくようなこともあるのか。実際、先ほどの市民参画の拡充をどのようにして図っていかれるのか、お聞きいたします。 196 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志地域振興課長。 197 ◯地域振興課長(浦志素彦君)  もちろん、課題の解決の実現に向けまして、市民団体と行政と協働して事業を実施する必要があるというふうに考えております。  事業を実施する際におきましては、必要に応じまして、事業採択された市民団体等への助言、情報の提供等、密に行っていきたいというふうに考えております。 198 ◯委員長(笹栗純夫君)  よろしいですか。  次に参ります。伊藤委員。 199 ◯16番(伊藤千代子君)  初めのほうから行きます。  まず、61ページですけれども、61ページの委託料、顧問弁護士委託82万3,000円ですが、これは毎年、大体同じところの弁護士事務所に委託をしておりますが、今回もその根拠としてはそういうことで予定をしてありますか。 200 ◯委員長(笹栗純夫君)  小金丸総務課長。 201 ◯総務課長小金丸敏浩君)  顧問弁護士委託につきましては、合併後、同一の弁護士に委託をしてきております。新年度につきましては、毎年、人選はしておりますので、新年度になりまして、また人選を行って、同一人物になるかならないかを判断するようにしたいと考えております。  以上です。 202 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 203 ◯16番(伊藤千代子君)  この金額の中には、今現在、裁判を進行中のきららの湯の裁判等の弁護士の委託料も含まれていますか。 204 ◯委員長(笹栗純夫君)  小金丸総務課長。 205 ◯総務課長小金丸敏浩君)  この金額につきましては、年間の顧問弁護委託に係る費用でございますので、裁判に係る費用は含まれておりません。  以上でございます。 206 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 207 ◯16番(伊藤千代子君)  それでは関連して、そういう関係の裁判の委託料はどこに入っているんでしょうか。 208 ◯委員長(笹栗純夫君)  小金丸総務課長。 209 ◯総務課長小金丸敏浩君)  まず2款、総務課が所管しております費用の中には含まれておりません。といいますのが、裁判等は当初予算で見込むような事例ではございませんで、突発的に引き起こされるものでございますので、その都度、補正予算をお願いしたり、予備費をお願いしたりということでございますので、費用の中には現在含んでいないということで御理解をお願いいたします。 210 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 211 ◯16番(伊藤千代子君)  それでは次に、71ページのバス路線運行維持事業費は、昨年度よりも90万円ですかね、たしか増額していたと思うんですけれども、これに関して、事業が昨年度と比べてどのように変わったのかという点の御説明を願います。 212 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志地域振興課長。 213 ◯地域振興課長(浦志素彦君)  バス路線運行維持事業費でございますが、平成30年度につきましては、自主運行バスの事業につきまして、新たに1カ所追加をして行う予定をしておりまして、その分の事業費でございます239万9,000円が増額となっているものでございます。 214 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 215 ◯16番(伊藤千代子君)  高齢化が言われて、そして、糸島市が非常に面積が広いと。そういう中で、バスの運行事業を充実させるということが非常に大事なんですけれども、昨年度、今年度に関しまして、やはり削減される路線、あるいは減らされる便数、あるいは地域によってはふえる便数とかがあると思うんですが、その辺に関してはどのようになっていますか。 216 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志地域振興課長。 217 ◯地域振興課長(浦志素彦君)  削減される便数、あるいは変更される便数という部分につきましては、時刻表の変更につきましては交通会議にかけて行っておりますけれども、廃止される路線、減らしている便数についてはございません。  また、当然、今言われますように、バス路線を確保、維持していくために、行政、交通事業者、地域が一体となって、バス利用促進改善策を検討していきたいという思いから、バス沿線校区のほうにバス利用促進協議会を設置していきたいというふうに考えているところでございます。 218 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 219 ◯16番(伊藤千代子君)  バスに関しては、例えば西鉄バスとか昭和バスが障害者への割引等をしておりますが、市のバスに関しては、それはありませんでしたか。 220 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志地域振興課長。 221 ◯地域振興課長(浦志素彦君)  ちょっと確認して、後で答弁させていただきます。 222 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。
    223 ◯16番(伊藤千代子君)  それから次に、先ほどの69ページですが、新庁舎の整備事業費のところでの質疑の続きをちょっとさせていただきたいと思います。  学識経験者が3名、そして、市内の団体が6名とおっしゃいましたけれども、学識経験者は九大の関係者でしょうか。もし、差し支えがなければ、どういう先生方が委員となっていらっしゃるのか、教えていただきたいと思います。  それから、市内の団体に関しては団体名を教えていただきたいと思います。 224 ◯委員長(笹栗純夫君)  野口管財契約課長。 225 ◯管財契約課長(野口治光君)  検討委員会の学識経験者の方3名のうち、2名は九州大学の先生でございます。それからあと、団体の代表ということで、団体名ですけれども、糸島市商工会、それから糸島市社会福祉協議会、糸島市民生委員・児童委員会、福岡銀行パブリックソリューション部、それから子育て支援ネットワークうぃず、NPO法人いとひとねっと、以上の団体でございます。 226 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 227 ◯16番(伊藤千代子君)  次に、83ページをお願いいたします。  ここに行政区の関係費がいろいろ出ています。この中で、今は総会等があちこちであっておりますが、行政区が任意加入である以上、非常に加入率においてもさまざまあると思いますが、今、例えば広報の配布とか、さまざまな点において行政区が糸島市の行政運営にとってはとても重要な役割を果たしておりますが、加入率が下がってくると、これが非常に難しくなってくるわけなんですけれども、加入の状況についてはわかっていますか。 228 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志地域振興課長。 229 ◯地域振興課長(浦志素彦君)  平成29年度中に調査をいたしましたところ、市全体で90.12%の加入率となっております。 230 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 231 ◯16番(伊藤千代子君)  多分それは平均だと思うんですね。今、1割の方々が糸島市の中で行政区に加入していないと。そういう中では、それでもやはり税金を払っている以上は、広報をきちんと配布しなければならないし、また、ごみの収集状況でも、ちゃんと権利があるわけなんですけれども、しかし、その中ではやはり非常に地域的に問題が起きてまいります。  そこで、この90.12%というのは平均だと思うんですけれども、地域によってはさまざま差があると思いますが、それの特徴はどうなっているかをお知らせください。 232 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志地域振興課長。 233 ◯地域振興課長(浦志素彦君)  特徴的なところを申し上げますと、90.12%のうち、戸建て住宅の加入率は92.55%、集合住宅に至っては82.61%ということで、集合住宅での加入率がかなり平均よりも低くなるというのが特徴的なものとなっております。  地域的にはさまざまな差はありますので、ちょっと一概にどこがどうというのはなかなか分析できないところでございます。 234 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 235 ◯16番(伊藤千代子君)  わかりました。集合住宅ですね。地域的なところではなかなか難しいと思いますが、例えば3割を切ったところがあるとか、そういうような加入率の高低においては特徴がありませんか。 236 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志地域振興課長。 237 ◯地域振興課長(浦志素彦君)  高いところはほぼ100%に近いところから、低いところで80%ぐらいになっているところでございます。 238 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 239 ◯16番(伊藤千代子君)  わかりました。そういうところに対する市のさまざまな援助が今後必要になってくるような気がいたします。  それから、その下の防犯灯の管理費なんですけれども、最近また私が町内会の総会などに行きますと、やはりまだ子供の安全とか、子育て支援と言われる中で、やはり防犯灯に関する要望はまだいろいろあるんですが、まだ白熱電灯のところが残っているでしょうか。それはどのように解消していく予定になっていますか。 240 ◯委員長(笹栗純夫君)  樗木危機管理課長。 241 ◯危機管理課長(樗木芳秋君)  白熱灯の防犯灯でございますけれども、まだ市内に残っておる状況でございます。  それの改修につきましては、まず1つはLED化を現在進めております。その中で、白熱灯の球がついているものを優先にLED化を進めておるところでございます。  また、現地に行きまして、点灯はしておりますけれども、傘等がさびて、これは危ないなというものについては、修繕のほうでLEDに交換をさせていただいておるところでございます。 242 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 243 ◯16番(伊藤千代子君)  町内のそういうような総会とかの中で、やはり昔、一生懸命白熱電灯を長い棒でかえていたころに比べたら、本当に変わってきてよかったというふうには言われております。ただ、やはり今おっしゃったように、夜の安全という点でも充実をお願いしたいと思います。  それから、先ほどのバスの関係はわかりましたでしょうか。 244 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志地域振興課長。 245 ◯地域振興課長(浦志素彦君)  お答えいたします。  昭和バスが運営しております昭和バスの路線バス、あるいは糸島市コミュニティバスの運賃につきまして、障害者割引については適用しておりまして、現在200円の定額運賃ですけれども、第1種、第2種身体障害者手帳及び療育手帳をお持ちの方につきましては100円、5割引というふうな状況になっております。 246 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 247 ◯16番(伊藤千代子君)  ちなみに、子供の割引とかはしておりませんよね。 248 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志地域振興課長。 249 ◯地域振興課長(浦志素彦君)  障害の有無に限らず、子供さんにつきましては半額となっております。 250 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 251 ◯16番(伊藤千代子君)  子供はどこも半額なんですけど、さまざまな市の、伊都博物館だとかいろんなところに子供たちが積極的に行けるように、そういうことも将来的に考えられないかなと思うわけですね。  ちなみにその下のほうに、バスの路線運行のところで、バス停の整備改修工事が見込んでありますよね。これは、たしか昨年度に比べたらちょっと金額が落ちているような気もするんですけれども、どこの予定になっていますか。 252 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志地域振興課長。 253 ◯地域振興課長(浦志素彦君)  これにつきましては、バス停のほうにベンチの設置20基を予定しております、その費用でございます。 254 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 255 ◯16番(伊藤千代子君)  よく高齢者が暑い中に、屋根のないようなところに立っていたりするわけですけど、それが今回20基を、それはベンチとおっしゃいましたけど、屋根をつけるような、そういう工事はこの中には入っていないわけですね。 256 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志地域振興課長。 257 ◯地域振興課長(浦志素彦君)  今回の工事の中には入っておりません。(「はい、いいです」と呼ぶ者あり) 258 ◯委員長(笹栗純夫君)  よろしいですか。  では次に、松月委員。 259 ◯12番(松月よし子君)  2点質疑いたします。  最初に、69ページ、公共施設マネジメント推進事業費、公共施設マネジメント検証委員会の委員の報酬についてですが、この検証委員会、これは藤井委員の質疑と重複しておりまして、一部割愛いたしますが、先ほどの答弁より、検証委員はそれぞれの立場から検証するということでしたけれども、公共施設は市民、地域との密着度が非常に高い中、将来を見据えて、量やコストの削減をしないといけないということですが、検証委員会の中で市民意見の検証を行うのかどうか、その辺をお伺いします。 260 ◯委員長(笹栗純夫君)  中村財政課企画監。 261 ◯財政課企画監(中村隆暢君)  先ほど藤井委員の御質問の中で回答させていただきましたけれども、計画の作成段階から説明会、ワークショップなどを開催いたしまして、市民意思を適切に取り入れた計画にするというふうに回答させていただきました。  検証委員会には、その計画にしっかり市民の意見が反映されているのか、そういったところも検証いただきたいというふうに考えております。  以上です。 262 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 263 ◯12番(松月よし子君)  今の御答弁だと、初めの御答弁はそれぞれの委員の立場からそれぞれの検証を行うということだったけれども、市民意見も検証の中に入れるという答弁だと思います。確認いたします。 264 ◯委員長(笹栗純夫君)  中村財政課企画監。 265 ◯財政課企画監(中村隆暢君)
     検証委員会の役割の中に市民の意見が反映されているかどうか、そういったところも検証いただきたいというふうに考えておりますので、そのとおりでお答えしたいというふうに思います。 266 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 267 ◯12番(松月よし子君)  次、75ページ、コミュニティセンター化検討委員会委員報償費ですが、このコミュニティセンター化ということはどうなのか、またどのように把握をしておられるか伺います。 268 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志地域振興課長。 269 ◯地域振興課長(浦志素彦君)  まず、コミュニティセンター化とはということでございますけれども、コミュニティセンターについてちょっと説明をさせていただきます。  コミュニティセンターにつきましては、防犯、防災、環境衛生など、地域の課題や問題をその地域に住む人々がみずからの知恵と力で解決していこうというまちづくり活動を実践するための拠点施設という位置づけをいたしております。  今回のコミュニティセンター化につきましては、現在、社会教育法に基づき設置されております15校区の市立公民館をコミュニティセンターへ移行することを指すものでございます。 270 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 271 ◯12番(松月よし子君)  今のコミュニティセンター化という御答弁に対しまして、実際に今の現状で課題があるからそのようなコミュニティセンター化という課題解決をしようとされていると思いますが、具体的に課題というものはどういうものがあるのか、伺います。 272 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志地域振興課長。 273 ◯地域振興課長(浦志素彦君)  現在、公民館につきましては、社会教育法に基づきまして設置、運営されているものでございまして、さまざまなまちづくり活動が可能となるコミュニティセンターとはなっていないため、それを今回活動がしやすい地域におけるまちづくりの拠点施設として再構築するというものでございます。 274 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 275 ◯12番(松月よし子君)  先ほど社会教育法でないものを関係法令等の調整も行って、まちづくりに寄与するような施設にされるということだろうと思いますが、例えば、具体的にコミュニティビジネスとか、そういうものも今度は活用ができるような形になるということになりますか。 276 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志地域振興課長。 277 ◯地域振興課長(浦志素彦君)  委員が申されますように、社会教育法によります制約がなくなり、今後はこれまでより使いやすくさまざまな活動が可能となるということは想定されます。  また、校区の拠点施設となることで、校区単位のまちづくりの醸成が加速されるものというふうに考えておりまして、委員御指摘のコミュニティビジネス等につきましても、今後、管理運営規定等を定めていく中で検討が必要だろうというふうに考えております。 278 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 279 ◯12番(松月よし子君)  社会教育施設でありますと、これは教育委員会の部署でございましたけれども、その辺はどのようになりますか。 280 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志地域振興課長。 281 ◯地域振興課長(浦志素彦君)  市長部局のほうの所管に移行することとなるというふうに考えております。 282 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 283 ◯12番(松月よし子君)  この委員会、設置期間についてはどのくらいの設置を予定しておられますか。 284 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志地域振興課長。 285 ◯地域振興課長(浦志素彦君)  平成30年度末までを任期として考えております。 286 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 287 ◯12番(松月よし子君)  それでは、その平成30年度を終わりまして、移行を一応予定しているということになりますか。 288 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志地域振興課長。 289 ◯地域振興課長(浦志素彦君)  平成30年度末までに方針を決めたいと考えておりまして、その後、関係法令等の調整を1年かけて行い、それ以降というふうに考えているところでございます。 290 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 291 ◯12番(松月よし子君)  最後になりますが、この委員会の検討内容は、公共施設等総合管理計画とリンクするということになりますか。 292 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志地域振興課長。 293 ◯地域振興課長(浦志素彦君)  コミュニティセンターにつきましては、当然、公設公営の公共建築物ですので、公共施設等総合管理計画の対象施設となります。  ただ、検討委員会の検討につきましては、計画と直接リンクするものではありませんが、計画を念頭に置きまして検討をしていただくというふうに考えているところでございます。 294 ◯委員長(笹栗純夫君)  よろしいですか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 295 ◯委員長(笹栗純夫君)  これで2款.総務費を終わります。  執行部の交代がありますので、しばらくお待ちください。   〔部の入れかえ〕 296 ◯委員長(笹栗純夫君)  次に、96ページから131ページ、3款.民生費の説明を求めます。藤田人権福祉部長。 297 ◯人権福祉部長(藤田 晋君)  3款.民生費の説明を申し上げます。  予算書は96ページから131ページまでとなります。  民生費の歳出予算総額は150億3,894万6,000円で、一般会計の44.5%に当たります。前年度の当初予算対比ではマイナス5,763万7,000円、0.4%の減となります。  歳出予算の主なものにつきましては、97ページ、国民健康保険事業特別会計等への繰出金や負担金、それから103ページ、障害福祉サービス事業費、続く121ページ、保育所運営委託であります子ども・子育て支援事業費、それから125ページ、児童手当支給事業費、129ページ、生活保護各種扶助費を計上いたしております。  また、新規事業につきましては119ページ、児童健全育成推進事業費の中でファミリーサポート事業を計画し、125ページで東風第3放課後児童クラブ建設費を計上しております。  以上、3款の説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。 298 ◯委員長(笹栗純夫君)  質疑に入ります。質疑のある方は挙手をお願いします。徳安委員。 299 ◯11番(徳安達成君)  予算書117ページから119ページにかけてでございます。  3款2項1目.児童福祉総務費の中の児童健全育成事業について質疑をいたします。  この事業は、先ほど御説明もあったとおり、ファミリーサポート事業としてファミリーサポートセンターの運営委託に関する予算ということで説明を受けました。  まず、委託する団体についてお尋ねをしたいと思っております。  これまで議会の中でもファミリーサポートセンターに関する質問もされてきましたし、市民と議会の意見交換会の中でも子育て支援をされている団体との意見交換会もさせていただいてきました。子育て支援団体でファミリーサポートセンターの受け皿になるような協議をされているということ、これは実施計画の中にもネットワーク会議を設立して協議をされているということも書かれていることで存じ上げております。  そうした中で、今回、正式に事業実施に至るわけでございますが、この事業の委託先、そして、その契約方法、またその選定理由についてお知らせをいただきたいと思います。 300 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎子ども課長。 301 ◯子ども課長(山崎義人君)  契約方法につきましては、随意契約、これを予定しております。  委託予定先でございますけれども、市と協働で事業の内容を2年間にわたり検討してきました市内の子育て支援団体の代表者らで構成された団体、これは法人でございますけれども、こちらのほうに委託をする予定でございます。  選定理由でございますけれども、委託業務につきましては、本市の子育ての支援状況等を熟知し、かつ育児に関するノウハウを有していることが必要となってきます。このため、委託予定先につきましては、この条件に適応するそこの一般社団法人でございますけれども、ここしかございませんので、こちらのほうに委託をする予定でございます。  以上です。 302 ◯委員長(笹栗純夫君)  徳安委員。 303 ◯11番(徳安達成君)  よくわかりました。この事業が委託事業ということでありますので、事業の主な活動というのはその委託された団体が行うものだと理解しております。そうした場合に、糸島市としてはどのような役割を担うのか、この事業に関する市のかかわりについてお尋ねをいたします。 304 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎子ども課長。 305 ◯子ども課長(山崎義人君)
     ファミリーサポートセンター事業につきましては、市が実施する事業であり、市の責任において民間団体に委託するものでございます。市ではその実施状況を的確に把握し、活動が効果的に実施されるように運営の支援等を行っていく所存でございます。 306 ◯委員長(笹栗純夫君)  徳安委員。 307 ◯11番(徳安達成君)  効果的な運営の支援というか管理というか、そういう部分ということで理解します。  それで、この事業は市民の中でこのセンターを利用したい方とボランティアをする方とのマッチングをするということが大きな仕事になってまいりますが、そのためには会員の登録が必要になってまいります。会員募集において、ある程度集まらなければならないと思いますが、その目標はどのように考えていらっしゃるのか。  実施計画には最終目標が書いてありますけど、今年度の目標ということでお尋ねしたいと思います。 308 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎子ども課長。 309 ◯子ども課長(山崎義人君)  会員募集につきましては、本年度7月から本格的に開始する予定でございまして、本年度の目標につきましては、最低でも50人、50人から100名を会員として集める目標としております。 310 ◯委員長(笹栗純夫君)  徳安委員。 311 ◯11番(徳安達成君)  はい、わかりました。では、その方々の募集の方法というのはどのように考えていらっしゃるのか、お尋ねいたします。 312 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎子ども課長。 313 ◯子ども課長(山崎義人君)  会員の募集の方法でございますけれども、市の広報紙、ホームページへの掲載、これをまず行います。  次に、公民館、保育所、幼稚園、児童クラブ等へポスターの掲示、あるいはチラシの配布等を行って周知を図る予定としております。  また、提供会員、サービスを提供するほうの会員でございますけれども、こちらにつきましてはシニアクラブ、シルバー人材センター、子育てマイスター等へ直接アプローチをしたいと考えております。 314 ◯委員長(笹栗純夫君)  徳安委員。 315 ◯11番(徳安達成君)  ボランティアする方の会員、提供会員と言われるんですかね。提供会員については、シニアクラブやシルバーの方、また子育てマイスターということで、ベテランの方なので安心できるとは思いますが、それでもやはり一般の方の参加もあると思います。そういう方向けの研修というものはどのように考えてあるのかお尋ねするとともに、あってはなりませんけど、万が一事故があった場合の保険の加入、この保険についてはどのようなお考えを持ってあるのか、お尋ねをいたします。 316 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎子ども課長。 317 ◯子ども課長(山崎義人君)  サービスを行う側の会員さんにつきましては、国のほうで研修、講習会が義務づけられておりまして、9項目にわたって研修を受けていただくこととなります。  事故防止対策、あってはならないことなんですけれども、これにつきましては、全会員さんのほうに保険に入っていただくようになっております。この保険につきましては、センターのほうで保険料は負担することとしております。  以上です。 318 ◯委員長(笹栗純夫君)  徳安委員。 319 ◯11番(徳安達成君)  それでは、利用される側の会員さんに対しての研修というのは予定されてあるでしょうか。 320 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎子ども課長。 321 ◯子ども課長(山崎義人君)  会員になっていただくに当たり、こちらのほうにつきましても、講習会を実施することとしております。 322 ◯委員長(笹栗純夫君)  徳安委員。 323 ◯11番(徳安達成君)  わかりました。やはり私どもも以前、市民福祉常任委員会でファミリーサポートセンターを視察に行ったことがありますけれども、利用される方ができない範囲まで要求されるということもあるということで聞いておりますので、そこら辺、市の責任ということでさまざまな分野のサポート、そして、しっかりとした運営ができるようにお願いしたいと思います。  それで、最後の質疑にしたいと思いますけれども、こうした会員募集とか研修のことを考えますと、少し開始まで時間がかかると思います。7月からの募集ということでございましたけれども、実際に事業が開始できるのはいつごろになるとお考えなのか。また、その場合の利用料金、利用料の支払い方法、そこら辺についてどのようにお考えなのかをお尋ねしたいと思います。 324 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎子ども課長。 325 ◯子ども課長(山崎義人君)  援助活動の開始時期につきましては10月からを予定しております。  次に、利用料金でございますけれども、利用料金につきましては、援助を受ける会員の方が援助をされる会員の方に直接お支払いいただくようになっておりまして、その金額につきましては、市が要綱で定めることとしております。  金額につきましては、近隣の隣の福岡市さんを参考にさせていただいて、1時間当たり600円程度を考えているところでございます。 326 ◯委員長(笹栗純夫君)  ここで暫時休憩といたします。  なお、再開は13時ちょうどといたします。       (午前11時54分 休憩)       (午後0時57分 再開) 327 ◯委員長(笹栗純夫君)  再開します。  休憩前に引き続き質疑を行います。  伊藤委員。 328 ◯16番(伊藤千代子君)  3款.民生費の予算についての質疑をさせていただきます。  まず、119ページですが、先ほども同僚議員から質疑がありましたが、委託料のファミリーサポートセンター435万9,000円についてです。これに関しまして同じ質疑がされましたので、重ならないようにはしたいと思います。  まず、これは糸島市では新規の事業になっておりますが、やはり事業をやる以上は、この事業についてのニーズの把握というものはなさったのか、伺います。 329 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員、予算書のページをお示しください。 330 ◯16番(伊藤千代子君)  先ほど申し上げました119ページの13節.委託料の管理業務委託435万9,000円です。 331 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎子ども課長。 332 ◯子ども課長(山崎義人君)  ファミリーサポートセンター事業のニーズの把握ということでございますけれども、昨年の4月に小学生までの子を持つ保護者2,000人に対してアンケート調査を行っております。有効回答は908人で、そのうち、この事業を利用したいと回答した方は244人で、全体の27%となっております。平成25年にも同様のアンケート調査を行っておりまして、そのとき事業を利用したいと回答した人は6.5%、4年間で4倍以上ふえており、市民ニーズは十分あり、今後もふえていくものと考えております。  以上です。 333 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員、前半のところでちょっと聞こえにくかったと思うんですけど、わかりましたか。伊藤委員。 334 ◯16番(伊藤千代子君)  今ニーズがふえているということがわかりました。そのニーズがふえている原因というか、要因はわかりますか。 335 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎子ども課長。 336 ◯子ども課長(山崎義人君)  家族化の進展、あと地域における地縁関係が若干糸島市でも薄らいできて、そういうことが要因になっているものと考えております。 337 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 338 ◯16番(伊藤千代子君)  子育てする上で、こういうサポートがあると本当に助かるという共働き家庭がふえていますからね、助かるんではないかと思いますが、この委託料435万9,000円は何に基づいて決定されるんですか。 339 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎子ども課長。 340 ◯子ども課長(山崎義人君)  国の交付金の基準に沿いまして算定しております。 341 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 342 ◯16番(伊藤千代子君)  つまり、会員数に基づくというふうに理解しているんですけれども、何人の会員になったらこれぐらいというような、そういう目安がありますか。 343 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎子ども課長。 344 ◯子ども課長(山崎義人君)  先ほども説明しましたように、最低50人以上の会員が必要となっておりまして、50人以上100人未満で基準額が180万円となっております。済みません。50人以上99人未満で基準額が180万円、そういうふうになっております。 345 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 346 ◯16番(伊藤千代子君)  じゃ会員数がふえていけば、また委託料は上がっていくというふうになるんだろうと思います。
     私が気になることは、先ほど同僚議員からも援助を行う方たちの資格の問題、それからもう一つは、会員数によって委託料が変わるとなった場合は、きちんとした会員のやはり資格が明確にならないと、誰でも入れるというわけにはいかないと思うんですが、その辺のやり方としてはどうなっていますか。 347 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎子ども課長。 348 ◯子ども課長(山崎義人君)  サービスを提供する側の会員の資格でございますけれども、まず、市内に住所を有する人、健康で子育て支援に意欲のある20歳以上の人、センターが実施する会員養成講習を受講した人、市内で援助活動が可能な人、この条件を全て満たす方というふうになっております。 349 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 350 ◯16番(伊藤千代子君)  わかりました。初めての事業なので、軌道に乗るように頑張っていただきたいと思います。  それから、次に105ページです。105ページの障がい者の関係の委託料のところに入ります。  まず、1番目ですけれども、手話通訳者と要約筆記通訳者派遣事業委託が75万円というふうに出ております。これは対象者にしては非常にささやかな予算になっているというふうに考えるんですけれども、この予算の根拠は、どのような根拠でこういう予算を立てられたんでしょうか。 351 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎福祉支援課長。 352 ◯福祉支援課長(山崎一枝君)  予算の根拠につきましては、昨年度の実績に基づいて予算を計上しております。昨年度の派遣件数は、手話通訳が平成28年度86件で、平成29年度12月末時点で96件、要約筆記におきましては、平成28年度が2件、平成29年度が1件です。 353 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 354 ◯16番(伊藤千代子君)  非常に耳の不自由な方々にとっては、コミュニケーションの問題を抱える方たちにとっては大事な事業なんですけれども、この要約筆記の派遣事業のほうはなかなか利用者が少ないですが、周知の状況というか、例えば最近、高齢化とかの中で中途失聴になられる方が非常に多くなっているんですよね。そういう意味では、この要約筆記の派遣事業に対して、やはりもっとたくさんの方がこういう制度を知って使っていただけたらいいなというふうに思うんですが、それはどんなふうになさっていらっしゃるでしょうか。 355 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎福祉支援課長。 356 ◯福祉支援課長(山崎一枝君)  周知の方法ですが、広報に毎年掲載しておりますし、ホームページでも周知をしております。あと、公民館とかにもそういう制度の分が置いてありますし、障害者手帳を受け取られた方には、「福祉のしおり」というものをお渡しするときに、説明しながらお渡ししておりますので、そういうところでは周知をしております。 357 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 358 ◯16番(伊藤千代子君)  わかりました。中途失聴者の場合は、なかなか地域の方々と孤立するようなところも出てきたりとかしているのを見受けますので、非常に大事だと思います。  この個人の具体的に派遣の依頼というのはどのような形で行われているのかをちょっと伺いたいと思います。 359 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎福祉支援課長。 360 ◯福祉支援課長(山崎一枝君)  個人派遣の申し込みにつきましては、福祉支援課または社会福祉協議会のほうで申請をしていただくようになります。窓口での申請のほかに、ファクスでの申し込みも可能です。また、緊急時にはメールにおいても対応しておりますので、そういう部分での申し込みをしていただいています。市の主催事業におきましては、基本的に直接主催をするところに申し込みをしていただければ派遣するようになります。 361 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 362 ◯16番(伊藤千代子君)  わかりました。ファクスを持っていらっしゃる方たちにとっては、わざわざ行かなくていいということがわかるので、それは非常にいいことだと思います。  それから、次に、その2つ下の相談支援事業委託という事業がありますね。1,256万6,000円ですが、これはどのような相談支援を委託しているのかということについて、委託先も含めてお知らせを願います。 363 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎福祉支援課長。 364 ◯福祉支援課長(山崎一枝君)  障がい者相談支援事業は、障がいのある方、その家族などからの相談に応じ、必要な情報の提供や権利擁護のための援助を行い、自立した生活ができるように支援しております。市内3事業所に業務を委託しております。3事業所それぞれに、あごらの中にある相談支援事業所と志摩学園、それと木の実のほうに委託をしております。 365 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 366 ◯16番(伊藤千代子君)  わかりました。  この1,250万円ということは、3カ所ですので400万円ぐらいになりますが、どの程度の相談件数が寄せられているんでしょうか。 367 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎福祉支援課長。 368 ◯福祉支援課長(山崎一枝君)  相談件数は、1事業所当たり月に100件、延べ230件ほどの相談があっております。 369 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 370 ◯16番(伊藤千代子君)  わかりました。非常に委託料の割にはたくさんの相談が寄せられているということがわかりますよね。  やはり障がい者の相談というのは、本当に人生にかかわる相談、障がいのある子供さんについて真剣に悩んでいる相談とかいっぱいあるわけですけれども、それについて、その相談に乗ってくださる方々の資格ですね、どういう方々が相談に乗ってくださっていらっしゃるんでしょうか。 371 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎福祉支援課長。 372 ◯福祉支援課長(山崎一枝君)  相談支援を受けてある方は相談支援専門員の資格が必要です。なお、本市の相談支援専門員は、国家資格である精神保健福祉士と社会福祉士を有してある方がしてあります。 373 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 374 ◯16番(伊藤千代子君)  わかりました。とにかく障がいのある方たちの相談に親身になってぜひ進めていただきたいと思うし、予算の増額ができたらいいなというふうに心から思います。  この障がい者の対象者としては今どんな状況にあるかを、ちょっとまだ時間がありますので、お知らせを願いたいと思います。 375 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎福祉支援課長。 376 ◯福祉支援課長(山崎一枝君)  相談内容におきましては、障がい福祉サービスの利用に関するものが多く、特に精神障がい者と知的障がい者の就労に関する相談がふえております。 377 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 378 ◯16番(伊藤千代子君)  では、最後になりますけれども、やはり障がい者は特に災害避難の場合の要援護者とか、そういうものになってくるわけですが、今、糸島市における障がい者の状況ですね、手帳を持っていらっしゃる方たちの状況についてはどのような状況になっていますか。 379 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎福祉支援課長。 380 ◯福祉支援課長(山崎一枝君)  身体障害者手帳をお持ちの方が平成29年12月末時点で4,163人、精神保健福祉手帳をお持ちの方が612人、療育手帳をお持ちの方が790人です。難病の方は県事業になっておりますので、市では把握しておりません。(「いいです」と呼ぶ者あり) 381 ◯委員長(笹栗純夫君)  よろしいですか。  次に参ります。松月委員。 382 ◯12番(松月よし子君)  101ページ、我が事・丸ごと地域づくり推進事業です。この事業は平成29年度からの事業ですが、まず、事業目的を確認させていただき、平成30年度の事業内容と委託先を伺います。 383 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎福祉支援課長。 384 ◯福祉支援課長(山崎一枝君)  この事業の目的は、地域共生社会の実現に向け、住民が主体的に地域課題を把握して解決を試みる体制づくりをするというものです。もう一つが、育児、介護、障がい、貧困など、世帯全体の複合化、複雑化した課題を包括的に受けとめる市の総合的な相談体制づくりを行うことです。  平成30年度の事業内容といたしましては、まず、地域の担い手育成と課題解決型ボランティアの組織化、次に、3番目に校区社会福祉協議会の活性強化、4番目に校区別課題解決会議の開催支援、5番目が身近な圏域での相談支援機関としてのCSW、コミュニティソーシャルワーカーをモデル的に配置するということを行います。  委託先は、糸島市社会福祉協議会を予定しております。 385 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 386 ◯12番(松月よし子君)  実施計画書のほうに福祉相談窓口という言葉を使ってありますけれども、福祉の相談窓口は相談案件によって個別に市役所内でたくさんありますけれども、この福祉総合の窓口というのはどのような役割を果たすのか、また、どこに窓口を設置されるのか、伺います。 387 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎福祉支援課長。 388 ◯福祉支援課長(山崎一枝君)  福祉総合相談の関係につきましては、平成32年度に設置予定にしております福祉に関する初期の相談窓口として、たらい回しの防止を担います。場所的には市の庁舎内に設置する予定です。 389 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員に申し上げます。ほかの委員の方も、実施計画書を引用される場合は、恐れ入りますけれども、実施計画書のページもおっしゃってください。松月委員。 390 ◯12番(松月よし子君)  済みません。実施計画書は30ページでございます。  今御答弁いただきました、たらい回し、これは非常に糸島市で課題だと思っていますので、これは解消に向けてぜひともしていただくことが市民サービスの向上に向かうんじゃないかなと思います。
     今、この事業の目的を伺いまして、育児、介護、障がい、貧困などということで、総合的な複合的な相談窓口ということですが、地域包括ケアシステムというのが糸島で高齢者、障がい者、子供という事業が今構築されて、ケアシステムという形で目指しておりますけれども、5圏域の地域包括ケアセンターとも今からこの事業は重なっていくような気がいたしますけれども、将来的にはどのように重なっていくのか、検討する価値があるのか、伺います。 391 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎福祉支援課長。 392 ◯福祉支援課長(山崎一枝君)  地域包括支援センターとのリンクにつきましては、現時点ではまだ未定です。 393 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 394 ◯12番(松月よし子君)  事業的によく重なっているような気がしますので、今未定ということでしたので、全くしていかないということではないと思います。  次に、国の補助4分の3のこの国のモデル事業なんですが、これは2年目になりますけれども、この4分の3の補助がなくなっても継続できる体制を構築するのか、伺います。 395 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎福祉支援課長。 396 ◯福祉支援課長(山崎一枝君)  平成30年度中に見直しを行う糸島市地域福祉計画では、改正社会福祉法に明記された地域共生社会を目指し、高齢者、障がい者、子供といった分野別ではなく、我が事・丸ごとの理念を反映させ、実行していく予定です。 397 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 398 ◯12番(松月よし子君)  最後の質疑になってきますが、117ページから119ページ、児童健全育成推進事業費、ファミリーサポートセンター事業についてお伺いをいたします。  先ほど徳安委員が質疑をいたしておりますので、重複している部分は一部割愛をさせていただきますが、事業目的としまして、ワーク・ライフ・バランスにより、仕事と育児を両立させるための事業ということでございますが、徳安委員の質疑の中に利用料金について御答弁をいただいておりました。1時間600円程度ということでございましたが、この有料ということで、経済的に困窮して利用しにくいという方、例えば、ひとり親家庭などの児童クラブ利用料金などのように減免とか、就学援助のように経済的に困窮者に対して減免等が今からこれで整備されているかというところをお伺いします。 399 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎子ども課長。 400 ◯子ども課長(山崎義人君)  現在のところ利用料金の減免については規定はしておりません。利用料金の減免につきましては、今後、事業開始後の利用状況を見ながら、必要に応じて判断していきたいと考えております。 401 ◯委員長(笹栗純夫君)  次に、波多江委員。 402 ◯9番(波多江貴士君)  3款1項1目、133ページ、胃がんリスク検査事業についてお伺いいたします。  まず、この事業が予算化に至った経緯についてお願いします。 403 ◯委員長(笹栗純夫君)  それは4款になりますので、3款でございます。3款の質問ございますか。(「済みません。なしです」と呼ぶ者あり)なし。  次に、柳委員。 404 ◯10番(柳 明夫君)  3款の119ページですね。私は、ここの障害児福祉サービス事業費の中の放課後等デイサービスについてお伺いいたします。  急速に予算額が伸びている。この福祉サービス事業費全体が昨年比で6,302万円ほど伸びていると。この大きな要因が、放課後等デイサービスの伸びだというふうにお聞きをしました。  そこで、これは法が改正されて、デイサービスが始まったのが平成24年だと思うんですけれども、それ以降の各年度ごとの事業所数、入所者数、市の決算額、この推移についてまずお伺いします。 405 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎福祉支援課長。 406 ◯福祉支援課長(山崎一枝君)  放課後等デイサービスは、糸島市では平成26年度に事業所が開設され始まっております。  事業所数は、平成26年度1事業所、平成27年度3事業所、平成28年度10事業所、平成29年12月末時点13事業所で、今後3事業所が開設の予定です。  延べ利用件数は、196件、810件、1,133件、1,322件です。  給付費の決算額は、1,459万743円、8,522万8,322円、平成28年度が1億2,563万192円、平成29年12月末時点で1億4,866万36円です。平成29年度の全予算額は2億866万1,000円です。 407 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 408 ◯10番(柳 明夫君)  確認いたしますが、急速に予算額、決算額がふえてきているんですが、これは国が2分の1、県と市がそれぞれ4分の1ということですね。はい、よろしゅうございます。  このように非常に急速に伸びてきているわけですが、この設置基準、それから、入所対象者の基準ですね、それから、この運営に市もお金を出しているわけで、何らかのかかわりを持っていなければおかしいなとは思うんですけれども、運営に対して市がどのようにかかわっているか、この点についてお尋ねをします。 409 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎福祉支援課長。 410 ◯福祉支援課長(山崎一枝君)  設立認定基準は人員配置基準と設備基準があります。人員配置基準は、定員10名につき2人の配置が必要です。設備基準は、指導訓練室、相談室、事務室、手洗い設備、トイレ等が必要になります。  利用対象者の基準につきましては、障害者手帳や自立支援医療受給者証の保持者のほかに、医師の診断書をもらった人が対象になります。  市のかかわりにつきましては、事業所の指定と指導監査権は県にあります。本市では、事業所のサービスの質の確保ですね、それと、関係機関との連携等を図るため、糸島市自立支援協議会に児童専門部会を設置して、市内の全ての障がい児通所サービス提供事業所には部会員として参加をしていただいております。 411 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 412 ◯10番(柳 明夫君)  急速にこの事業所の数や入所者の数がふえている、この要因についてはどう分析されていますか。 413 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎福祉支援課長。 414 ◯福祉支援課長(山崎一枝君)  事業所数や入所者数がふえている大きな要因は、この事業の認識の高まりにより、早期に専門的な訓練を受けることが児童の将来に有効と考える保護者が増加したことです。また、このサービスには送迎も含まれておりますので、普通学校に通学している児童・生徒も利用しやすいことも一つの要因だと考えております。 415 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 416 ◯10番(柳 明夫君)  それでは、これからの運営上の課題、問題点、これはどのように捉えておられますか。 417 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎福祉支援課長。 418 ◯福祉支援課長(山崎一枝君)  課題といたしましては、事業所数の増加、事業所の質の確保やサービス給付費の適正化と考えております。  事業所数の増加につきましては、事業所設置規制が、平成30年4月からは県や市の障がい福祉計画のサービス量の見込み等に基づき認可するようになりますので、規制がなされます。  また、事業所のサービスの質の確保については、平成30年4月から経験者や有資格者の配置が必須化されますし、本市では自立支援協議会の児童専門部会において研修会を行っていきます。  また、サービスの適正化につきましては、利用者の状況についての確認及び把握を行っています。また、年度更新の申請時に保護者からも詳細な聞き取りを行っております。 419 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 420 ◯10番(柳 明夫君)  非常にニーズが高まっていく中で、やはり質の確保も私は大変重要な課題だと思います。そういう方向に向かっているということは今確認できました。  それでは、次に125ページ、2項5目.子ども医療対策費についてですけれども、昨年度に比べて5,860万円減額になっているわけですね。この要因はどのようなものなんでしょうか。 421 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎子ども課長。 422 ◯子ども課長(山崎義人君)  通常、扶助費の予算算定につきましては、前年度の支払い実績をもとに算定いたします。しかしながら、子ども医療費につきましては、平成28年10月に制度の改正を行っております。これによりまして、平成29年度の予算作成時には新制度の支払い実績はございませんで、2割ぐらいしかない国保のデータをもとに医療費を算定しております。  これに対しまして、平成30年度の予算作成につきましては、制度改正後1年間の支払い実績がございまして、これをもとに予算を作成しておりますので、これによりまして、5,860万円の差が出てきているということでございます。 423 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 424 ◯10番(柳 明夫君)  今年度の予算でやっと実績に基づく算定ができているということなんですけれども、いろんなやっぱり変動の要因があると思うんですね。一応の実績で予算を立てた。しかし、例えばインフルエンザが猛威を振るうということになればかなり上がってくるという可能性もある。あるいは、もっともっとそれは減っていくという可能性もある。予測しがたいところだと思うんですけれども、大体こういう線で今後いけそうだというふうな認識はお持ちですか。 425 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎子ども課長。 426 ◯子ども課長(山崎義人君)  平成29年度の決算見込み額でございますけれども、今のところ2億5,850万円程度を見込んでおりまして、これに基づいて平成30年度の予算も約2億5,000万円計上しているところで、今のままの制度でございますと、この金額ぐらいかなというふうには考えております。 427 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 428 ◯10番(柳 明夫君)  了解しました。  いろいろ子ども医療費助成の拡大について、いわゆるコンビニ受診とか、頻回受診と言われる。余計にそれほど必要もないのに受診してしまうんじゃないかというふうな懸念が出されたりしているんですが、余り施行した期間、短いと言っても、そのような受診の傾向というのは見られているでしょうか。 429 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎子ども課長。 430 ◯子ども課長(山崎義人君)  いわゆるコンビニ受診につきましては、夜間や休日など、一般診療時間外に軽症の患者さんが緊急、救急外来を受診することというふうに定義がされると思いますけれども、これに関しまして、平成29年度の糸島市の休日・夜間急患センターの実績でございますけれども、本年の2月末までで月平均1,357人が受診されてあります。平成28年度の月平均1,277人から約6.3%増加しているということでございます。  この急患センター利用者の中で、子ども医療対象者及び、いわゆるコンビニ受診がどれだけあったのかについては把握はしておりませんし、また、把握もできないんじゃないだろうかというふうに考えております。
    431 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 432 ◯10番(柳 明夫君)  その点は余り市としても確かめようがないということになりますかね。6.3%は伸びているというふうなお答えはありました。そのことを確認したいと思います。  次に、同じく125ページ、その下の段の丸ですけれども、放課後児童クラブ整備事業費ですね、この中の放課後児童クラブ管理運営費ですが、これもかなり伸びがあります。去年に比べて1,978万円ほど伸びているというお話なんですが、これだけ伸びている、ふえている、その要因は何でしょう。 433 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎子ども課長。 434 ◯子ども課長(山崎義人君)  増額の要因でございますけれども、児童クラブの運営に対する国県補助金基準額の変更等により、委託料が1,993万7,000円増額になったことによるものでございます。その内訳でございますけれども、基本の運営費、こちらが1,332万4,000円ふえておりまして、そのほか、障がい児の職員の加配加算分、これにつきまして426万4,000円ふえている、こういったことが要因となっております。 435 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 436 ◯10番(柳 明夫君)  ということは、この国県補助の増額というのがほとんどの要因であるということですね。  私も児童数が大分ふえてきているということにあるのかというふうに思ったんですが、この児童数はどうなんですか。昨年、一昨年比でどのくらい今後ふえていくというふうに見込んでおられますか。 437 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎子ども課長。 438 ◯子ども課長(山崎義人君)  放課後児童クラブの受け入れ児童数でございますけれども、4月末現在の数字でお答えいたします。  糸島市全体で平成27年が1,206人、平成28年が1,289人、平成29年が1,348人で、2年間で142人ふえている状況でございます。  平成30年度の人数をどれくらいで見込んでいるかということでございますけれども、平成29年度の実績をもとに年間平均1,314人、この人数で予算は作成しております。 439 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 440 ◯10番(柳 明夫君)  それでは、ふえている児童クラブですね、多いほうから5カ所お願いしたいと思います。  それから、減っているところもあるんでしょうか。  これが最後の質疑です。 441 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎子ども課長。 442 ◯子ども課長(山崎義人君)  先ほどお答えしました平成27年4月末の児童数と平成29年4月末の児童数で答弁させていただきます。  一番ふえている小学校が東風小学校で29人、次が前原小学校で25人、雷山小学校24人、前原南小学校23人、波多江小学校22人となっております。  減っている小学校につきましては2校でございまして、南風小学校が18人、怡土小学校が6人減っているという状況でございます。 443 ◯委員長(笹栗純夫君)  よろしいですか。  次に、藤井委員。 444 ◯8番(藤井芳広君)  3款.民生費から1点お聞きします。  予算書101ページ、3款1項1目.我が事・丸ごと地域づくり推進事業費について、先ほどの松月委員の質疑と重ならない範囲で質疑させていただきます。  1点目が、先ほど松月委員の質疑に対して、平成30年度の取り組みとして5点上げられていましたが、その5点目、CSW、コミュニティソーシャルワーカーについてですが、この方はどのような方の相談に応じられるのか、対象者がどのような困り事を抱えている方を想定されているのか、お聞きいたします。 445 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎福祉支援課長。 446 ◯福祉支援課長(山崎一枝君)  CSWの行う内容は、生活困窮者問題、障がい者地域生活支援、子育て支援、孤立死や虐待の防止対応、ひきこもり対応、買い物困難などの生活課題などいろいろな相談を受け付けます。また、校区活動の支援も一緒に伴走支援を行っていくということで考えております。 447 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 448 ◯8番(藤井芳広君)  実施計画書の30ページのほうに課題解決型ボランティアの養成組織化を行うとあります。先ほども少しありましたが、この養成の方法ですね、課題解決型ボランティアの養成はどのように行われるのか、お聞きいたします。 449 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎福祉支援課長。 450 ◯福祉支援課長(山崎一枝君)  ボランティアの養成につきましては、将来の担い手育成や寄附文化の醸成の観点から、福祉教育プログラムの開発実施など、小中学生の福祉教育への一助となるための調査研究を行っていきたいと考えております。 451 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 452 ◯8番(藤井芳広君)  同じく実施計画書の中の福祉総合相談窓口の設置に向けた検討というところですが、先ほど松月委員の質疑で役割と場所についてはお聞きしましたが、平成30年度の検討について、どのようなことを平成30年度は検討されていくのか、お聞きいたします。 453 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎福祉支援課長。 454 ◯福祉支援課長(山崎一枝君)  福祉総合相談窓口については、平成30年度は現状把握、課題抽出等を行い、相談支援体制を検討していきたいと考えております。 455 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 456 ◯8番(藤井芳広君)  最後です。  昨年の私の一般質問で若者支援について質問させていただいたところ、若者に対する支援もこの福祉の総合相談窓口で対応していくというお答えでしたが、この福祉総合相談窓口は若者も対象と考えておられるか、平成30年度の検討の中で若者を対象とした相談支援体制についても検討していかれるかどうか、お聞きいたします。 457 ◯委員長(笹栗純夫君)  山崎福祉支援課長。 458 ◯福祉支援課長(山崎一枝君)  若者も含めた相談支援を行っていきたいと考えております。 459 ◯委員長(笹栗純夫君)  よろしいでしょうか。  これで3款.民生費を終わります。  執行部の交代がありますので、しばらくお待ちください。   〔部の入れかえ〕 460 ◯委員長(笹栗純夫君)  次に、130ページから147ページ、4款.衛生費の説明を求めます。内野健康増進部長。 461 ◯健康増進部長(内野孝治君)  それでは、4款.衛生費の御説明を申し上げます。  予算書130ページから147ページまででございます。  予算額につきましては33億8,352万9,000円で、前年度に比べ6億2,094万6,000円の増額となっております。増額の主な理由は、し尿処理センター基幹的設備改良事業費の増によるものでございます。  次に、主な事業といたしましては、健康増進事業、母子保健事業、予防接種事業、救急医療対策事業などの保健費に7億5,845万7,000円、火葬場管理運営費、上水道事業補助金などの衛生費に3億5,774万8,000円、じん芥処理費、ごみ焼却処理施設管理運営費、し尿処理施設管理運営費、し尿処理センター基幹的設備改良事業などの清掃費に22億6,732万4,000円をそれぞれ計上いたしております。  市民の皆様の健康づくりを積極的に推進するとともに、ごみ減量化、じんかい収集、ごみ処理などの事業を安全、確実に進めてまいります。  説明については以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 462 ◯委員長(笹栗純夫君)  質疑のある方は挙手をお願いします。並里委員。 463 ◯7番(並里弘二君)  133ページ、13.委託料の5番目、胃がんリスク検査委託、これはピロリ菌のリスク検査の件だと思うんですけれども、本年度の新規事業と思います。それで、対象人数をまず教えてください。 464 ◯委員長(笹栗純夫君)  山北健康づくり課長。 465 ◯健康づくり課長(山北敬子君)  今年度から始めましたリスク検査でございますが、(「平成30年度から」と呼ぶ者あり)平成30年度から。対象人数は、40歳人口を1,300人と見積もりまして、その1割、大体130人から150人を予定しております。  以上でございます。 466 ◯委員長(笹栗純夫君)  並里委員。 467 ◯7番(並里弘二君)  その検診の方法、集団とか個別とかございますけれども、及び実施開始日をお知らせください。 468 ◯委員長(笹栗純夫君)  山北健康づくり課長。 469 ◯健康づくり課長(山北敬子君)  集団検診としております。  それで、平成30年5月中旬からの実施となります。受け付けは4月から始める予定にしております。
     以上でございます。 470 ◯委員長(笹栗純夫君)  並里委員。 471 ◯7番(並里弘二君)  今回の対象は40歳ということでお伺いしているんですが、それでよろしいでしょうか。 472 ◯委員長(笹栗純夫君)  山北健康づくり課長。 473 ◯健康づくり課長(山北敬子君)  40歳のみとしております。 474 ◯委員長(笹栗純夫君)  並里委員。 475 ◯7番(並里弘二君)  ピロリ菌の感染者は、データによりますと、日本人の約6割と言われております。潜在的な感染含めてですね。そのうち約8割が、私含めて50歳代以上の方が潜在的な感染のリスクを持っているという状態ですので、これが平成30年度の分が単年度事業で終わるのか、もしくは、さらに平成31年、平成32年等の継続事業であるのかというのを教えていただければありがたいです。 476 ◯委員長(笹栗純夫君)  山北健康づくり課長。 477 ◯健康づくり課長(山北敬子君)  ことしから実施となっておりますので、まずは40歳からということで、今後の実施状況を見まして、経過を見て判断していきたいと思っております。 478 ◯委員長(笹栗純夫君)  並里委員。 479 ◯7番(並里弘二君)  これはがん対策ということで、医療費の縮減及び健康寿命を延ばすという観点からも非常に、スタートですから予算は小さいですけれども、今後の育成を考えた場合、非常に大事なことだと思いますので、ぜひそれを拡充していただきたい。  とあわせて、もう既に広報活動をおやりになっていらっしゃると思いますけれども、改めて、今後市民の皆様に対してのこの検査の推進というんですかね、啓蒙というんですかね、それをお図りいただきたいと思いますけど、いかがでしょうか。 480 ◯委員長(笹栗純夫君)  山北健康づくり課長。 481 ◯健康づくり課長(山北敬子君)  健康づくり課のほうで作成しております健康情報紙、こちらのほうは4月の上旬に全戸配布としておりますが、そちらの情報紙に載せるとともに、また、広報いとしまのほうでも掲載したいと思っております。 482 ◯委員長(笹栗純夫君)  次に、松月委員。 483 ◯12番(松月よし子君)  143ページ、4款.衛生費、3項.清掃費、2目.じん芥処理費でございます。ごみ焼却処理施設管理運営費です。ここの燃料費ですけれども、今年度予算、平成30年度の予算が1億4,300万円で、昨年度より3,300万円ほど多くなっておりますが、その要因について伺います。 484 ◯委員長(笹栗純夫君)  進藤生活環境課企画監。 485 ◯生活環境課企画監(進藤博文君)  燃料費の増加の要因でございますが、コークス及び灯油の単価が増加したものによるものでございます。このうち、コークス価格の増加の要因ですが、特に中国では高い経済成長を維持していることに加え、社会的資本整備のための公共投資が拡大していることで、中国国内でのコークスの需要が増加していることが要因として考えられます。  以上でございます。 486 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 487 ◯12番(松月よし子君)  今、コークスは中国ということで御答弁いただきましたが、国との関係とか契約の関係があると思います。ごみ量の減量化は当然としましても、燃料費の安定化の模索をどうにかできないかと思いますが、どのようにお考えでしょうか。 488 ◯委員長(笹栗純夫君)  進藤生活環境課企画監。 489 ◯生活環境課企画監(進藤博文君)  燃料費のうち、特にコークスの価格につきましては市場価格に左右されるため、急激な値上がり等、価格が不安定となっております。このため、コークスの使用量削減につきまして、方策を研究、検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 490 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 491 ◯12番(松月よし子君)  次に参ります。  13の委託料の飛灰資源化委託、同じページです。8,000万円ですね。今年度は8,000万円で、昨年度は7,000万円でございました。今年度の委託費が1,000万円ほど高くなっているわけですが、その要因について伺います。 492 ◯委員長(笹栗純夫君)  進藤生活環境課企画監。 493 ◯生活環境課企画監(進藤博文君)  資源化の委託につきましては、資源化にかかわる単価が増加したものでございます。単価が増加した要因といたしましては、委託先において、大気汚染防止法の改正に伴い、排ガス処理対策を講じる必要が生じたため、その費用が増加したものでございます。  以上でございます。 494 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 495 ◯12番(松月よし子君)  その飛灰資源化の委託先、それと処理方法、それと量について伺います。 496 ◯委員長(笹栗純夫君)  進藤生活環境課企画監。 497 ◯生活環境課企画監(進藤博文君)  まず、委託先でございますが、現在の委託業者であります三池製錬株式会社を予定しております。  次に、処理方法につきましては、飛灰から亜鉛や鉛など重金属を取り出して再資源化を行うものであります。  量につきましては、年間約1,400トンを見込んでおるところでございます。  以上です。 498 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 499 ◯12番(松月よし子君)  今、委託ということなんですが、現状の契約で今後単価減になるという可能性とか、そういうものがあるのか、それとも、飛灰の資源化、あるいは処理費用の方法について、まだほかに検討をしていく可能性があるのか、伺います。 500 ◯委員長(笹栗純夫君)  進藤生活環境課企画監。 501 ◯生活環境課企画監(進藤博文君)  飛灰の資源化委託につきましては、現在、資源化できる業者が近隣では1社しかなく、単価も増加傾向にあるため、新たな処理方法や金額、委託先等につきまして、今後検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 502 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 503 ◯12番(松月よし子君)  145ページ、埋立処分施設管理運営費についてお伺いをいたします。  145ページの13.委託料の水質検査等業務委託についてお伺いをいたします。  この埋立処分場の水質検査の目的についてお伺いをいたします。 504 ◯委員長(笹栗純夫君)  進藤生活環境課企画監。 505 ◯生活環境課企画監(進藤博文君)  水質検査の目的でございますが、1つは、最終処分場の維持管理基準に基づきます検査を行うもの、もう一つは、施設周辺の影響調査を行うもの、この2つの検査を目的としております。  以上でございます。 506 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 507 ◯12番(松月よし子君)  今回、やはりここも昨年度より委託費が上がっていますが、その要因についてお伺いをしたいと思います。 508 ◯委員長(笹栗純夫君)  進藤生活環境課企画監。 509 ◯生活環境課企画監(進藤博文君)  委託費が増加した要因でございますが、旧最終処分場があります馬場区内の水質検査を実施する予定としているため、約115万円の増額となっております。この検査につきましては、昨年9月、決算審査特別委員会の選定事業の中で提言をいただきました水質検査項目の追加につきまして、馬場区と協議を行った上で実施する予定としておるところでございます。  以上でございます。 510 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 511 ◯12番(松月よし子君)  決算特別委員会の選定事業での提言を受けたということですが、馬場区内との協議もなさったということで、地元の意見の反映をここでなさったということになりますか。 512 ◯委員長(笹栗純夫君)  進藤生活環境課企画監。
    513 ◯生活環境課企画監(進藤博文君)  廃止に向けて現在協議を行っているところでございますが、まず、放流に向けて今協議を進めております。その中で、水質検査項目を増加して区内の検査を行うというところで協議を進めておるところでございます。  以上でございます。 514 ◯委員長(笹栗純夫君)  よろしいですか。  次に、波多江委員。 515 ◯9番(波多江貴士君)  4款1項2目、133ページ、胃がんリスク検査について質疑いたします。  まず、本事業が予算化に至った経緯についてお伺いいたします。 516 ◯委員長(笹栗純夫君)  山北健康づくり課長。 517 ◯健康づくり課長(山北敬子君)  以前、黒田議員のほうより再三リスク検査についての要望をいただいておりました。それで、前回、9月のときの議会でピロリ菌の導入といいますか、検査を実施するということで回答をさせていただきましたので、検討いたしました。  以上でございます。 518 ◯委員長(笹栗純夫君)  波多江委員。 519 ◯9番(波多江貴士君)  先ほど並里委員の質疑に対しまして、対象が40歳人口1,300人の10%、130人から150人を予定しているということでしたけれども、この数字は前年度のがん検診の数字を当てはめた数字でしょうか。 520 ◯委員長(笹栗純夫君)  山北健康づくり課長。 521 ◯健康づくり課長(山北敬子君)  4月1日現在の40歳の人口を算出しまして、それの10%ということで考えております。 522 ◯委員長(笹栗純夫君)  波多江委員。 523 ◯9番(波多江貴士君)  では、前年度のがん検診の受診率は何%でしょうか。 524 ◯委員長(笹栗純夫君)  山北健康づくり課長。 525 ◯健康づくり課長(山北敬子君)  がん検診でございましたでしょうか、ピロリ菌でございましたでしょうか。ちょっと違うんですけど。 526 ◯委員長(笹栗純夫君)  波多江委員。 527 ◯9番(波多江貴士君)  済みません。胃がん検診です。 528 ◯委員長(笹栗純夫君)  山北健康づくり課長。 529 ◯健康づくり課長(山北敬子君)  平成28年度が、がん検診の受診率が15.09%で実績を超えておりますので、胃がん検診がですね。それで、今年度横ばいといいますか、同じような形で見積もっております。 530 ◯委員長(笹栗純夫君)  波多江委員。 531 ◯9番(波多江貴士君)  ごめんなさい。聞き方が悪かったと思います。今の15%というのは、全体の数字でしょうか、40歳に限った数字でしょうか。 532 ◯委員長(笹栗純夫君)  山北健康づくり課長。 533 ◯健康づくり課長(山北敬子君)  全体でございます。 534 ◯委員長(笹栗純夫君)  波多江委員。 535 ◯9番(波多江貴士君)  40歳に限った数字は持ってありますでしょうか。 536 ◯委員長(笹栗純夫君)  山北健康づくり課長。 537 ◯健康づくり課長(山北敬子君)  40歳の人口はつかんでおりません。 538 ◯委員長(笹栗純夫君)  波多江委員。 539 ◯9番(波多江貴士君)  先ほど並里委員も質問されていますので、重複しないようにしますが、バリウム検査に対しまして、ピロリ菌は発見率が3倍から4倍、検査費用は3分の1、こういったものが全国の自治体の実績から出ておりますが、こういった検査は母数が伴わないと、健康寿命の延伸を図れでありますとか、医療給付費、そういった先行投資の意味、また、PR効果というものも少ないと思いますが、こういった部分を検証した上で、全体への対応、全体に対してこの事業を行うということは検討されなかったのでしょうか。 540 ◯委員長(笹栗純夫君)  内野健康増進部長。 541 ◯健康増進部長(内野孝治君)  今回のピロリ菌検査の導入に当たりましては、まず年齢をどこにするかということを検討いたしました。他団体等を見ますと、中学生全員にするとかいう団体もございますが、本市におきましては、まずは若手のうちからということでの40歳代を手始めに始めていくということで制度設計をしておるところでございます。40歳代のがん検診というのはもうほとんどないんですけれども、実際、年をとってくると、ピロリ菌はもう皆さん感染している方が多くなってきますので、より若い世代のほうが有効であるということで、まずは40歳から始めて、その様子を見て、対象の拡大等もその後検討はさせていただきたいと考えております。 542 ◯委員長(笹栗純夫君)  波多江委員。 543 ◯9番(波多江貴士君)  そもそもの40歳のデータというものが少ない現状で、今後も余り分母が期待できないと思います。その上で、どういったものを検証していく予定にしてありますでしょうか。 544 ◯委員長(笹栗純夫君)  山北健康づくり課長。 545 ◯健康づくり課長(山北敬子君)  リスク検査は、特定検査のときに採血を同時にすることで検査をできるものになっておりますので、特定検診のデータが参りますので、それによって検証を行って、また次の検査につなげていきたいと考えております。 546 ◯委員長(笹栗純夫君)  波多江委員。 547 ◯9番(波多江貴士君)  済みません。もうちょっと具体的に、その検証というものをどの部分でされる予定でしょうか。例えば、行く行くの死亡率なのか、どういった部分でしょうか。 548 ◯委員長(笹栗純夫君)  内野健康増進部長。 549 ◯健康増進部長(内野孝治君)  リスク検査による検証ということですけれども、検証というのが結局は、どういいましょうか、一人ひとりの若手の方の自分の健康に対する意識づけ、まずはそれをしていただくと。そして、結果としてリスクがあれば内視鏡なりの検査をまた再度していただくような形になりますので、まずはリスクの可能性がまだ高くない若年からの取っかかりということで考えておりますので、検証が、具体的にどう検証するかというところについては、ちょっと明確な答えとしては今持っておりません。 550 ◯委員長(笹栗純夫君)  波多江委員。 551 ◯9番(波多江貴士君)  この40歳に限った部分で期待できる効果というと、先ほど部長がおっしゃった若年層からの意識づけ、そういった部分があるのかなとは思いますが、これは先ほどお話にあった黒田議員、また私も含め、一般質問でも取り上げて念願の事業となっています。これは早急に全体への対象拡大、こういったものも検討されながら、期待されることを期待しております。  以上です。 552 ◯委員長(笹栗純夫君)  内野健康増進部長。 553 ◯健康増進部長(内野孝治君)  補足でございますけれども、実際、リスク検査の結果として陽性となった方につきましては内視鏡検査のほうに移っていただくと。その結果として、胃がんの死亡率を下げるという形になってまいりますので、そういう意味での検証を行っていきたいと考えております。 554 ◯委員長(笹栗純夫君)  それでは、白熱しておりますけれども、ここで暫時休憩といたします。  再開は14時10分の予定といたします。       (午後2時00分 休憩)       (午後2時08分 再開) 555 ◯委員長(笹栗純夫君)  再開いたします。  休憩前に引き続き質疑を行います。  井上委員。 556 ◯17番(井上健作君)  ページ数が143ページでございまして、ごみ焼却処理施設管理運営費の一番下の説明の19です。この中に地元協力金というのがございます。190万円。これはクリーンセンター及び先ほど出ておりました馬場地区の協力金ではなかろうかと思いますが、確認の意味でお答え願います。 557 ◯委員長(笹栗純夫君)  進藤生活環境課企画監。
    558 ◯生活環境課企画監(進藤博文君)  今おっしゃったとおり、地元西貝塚行政区、それから馬場行政区、それから、松隈行政区の助成金となっております。  以上でございます。 559 ◯委員長(笹栗純夫君)  井上委員。 560 ◯17番(井上健作君)  昨年の決算のときに選定事業として、私が市民福祉のほうにおりましたので、そのときの選定事業の一端だと思っております。  それで、あそこがもと焼却場があった場所でございまして、そこのため桝とか、いろんな地中から塩分の高い濃度が出ているということはもう知っておりました。しかしながら、昨年、私も気になってお尋ねしたら、かなり落ちついてきたということでございますので、その安定度、塩分が減ってきておる。その安定を示す濃度と、どのような状況であったか、御説明をお願い申し上げます。 561 ◯委員長(笹栗純夫君)  進藤生活環境課企画監。 562 ◯生活環境課企画監(進藤博文君)  旧最終処分場の塩分濃度につきましては、現在、500ミリグラムパーリットル以下ということで、埋め立てを行っておりました平成11年当時は8,000から約1万ほどあった数字が、今500ミリグラム以下ということで数値が下がってきております。廃棄物処理法上、塩化物イオンの濃度の基準はございませんけれども、農業用のハンドブック等で示されております濃度といたしましては、700ミリグラム以下ということで示しをされておるところでございます。  以上でございます。 563 ◯委員長(笹栗純夫君)  井上委員。 564 ◯17番(井上健作君)  今、企画監がおっしゃいましたように、本当に塩分が下がってきたと。平成11年にあそこをやめて、貝塚のほうに新たなクリーンセンターができたわけでございますが、その中で、塩分濃度が井戸には入っていないと思うんですが、先ほど馬場地区の井戸水の検査もやるということでございますので、農業用水に流れ込んでいるということが一つの問題でございまして、その辺のところで今までずっと塩分処理、また濃度の検査をされたと私も思っております。そういった意味で、かなりの低水準になったということが安定的になってきたという今の報告でございますので、地元の住民の方々によくその辺のところを説明されて、私は早い時期にこの協力金を払わないでいいようにしていただければ、やはり糸島の協力金も減ってくるんじゃなかろうかと思っておりますが、その辺のところのお答えとして、最後にお聞かせ願いたいと思っております。 565 ◯委員長(笹栗純夫君)  進藤生活環境課企画監。 566 ◯生活環境課企画監(進藤博文君)  昨年の9月の決算審査特別委員会の選定事業の中で御指摘をいただきました水質検査の項目、この辺を追加いたしまして、十分地元の安全を確認した上で、最終的に廃止したいというふうに考えております。  以上でございます。 567 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 568 ◯16番(伊藤千代子君)  まず、139ページですね。負担金補助及び交付金の中で、福岡県動物愛護推進協議会糸島支部負担金の負担金は、どこにどのような目的でお出しになっていますか。 569 ◯委員長(笹栗純夫君)  宗生活環境課長。 570 ◯生活環境課長(宗 真司君)  この福岡県動物愛護推進協議会糸島支部の負担金につきましては、糸島保健福祉事務所と糸島市、それから、県の動物医師会の糸島支部で構成します協議会、そちらのほうに負担金として交付しておるものでございます。 571 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 572 ◯16番(伊藤千代子君)  目的としては、どのような目的を持って。 573 ◯委員長(笹栗純夫君)  宗生活環境課長。 574 ◯生活環境課長(宗 真司君)  失礼しました。  犬、猫等のペットの動物保護、愛護のための正しい飼い方の研修会とか、あるいは飼い主のモラル、マナーの向上に対する啓発等の事業をイベントとか街頭啓発等で行っているところでございます。  また、つけ加えまして、地域猫の活動を今取り組んでおりますけれども、その地域猫活動、また、狂犬病予防注射の集団接種の分の実行母体という形になっております。  以上でございます。 575 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 576 ◯16番(伊藤千代子君)  どうしてこのことをきょうお尋ねするかと申し上げますと、福岡県が全国でも非常にペットの殺処分がワースト1位の時期が結構長く続きましたが、そういう意味では、今こういうふうに力を入れる中で、糸島市自体もひところ、例えば、特に子猫の殺処分が年間200匹というようなことがあって、やはり注目された時期がありましたが、今現状では改善がなされているというふうに考えてよろしいでしょうか。 577 ◯委員長(笹栗純夫君)  宗生活環境課長。 578 ◯生活環境課長(宗 真司君)  殺処分のお尋ねでございます。糸島市だけの殺処分数というのがわかりませんので、糸島保健所から県の動物愛護センターへの送致数でお答えしますと、前年度で103頭、平成28年度で80頭と。この間に23頭ほど減ってきております。この傾向は、年々こういう取り組みをしてきたという中で減少してきておるという状況でございます。 579 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 580 ◯16番(伊藤千代子君)  わかりました。  これはちょっと一般質問でもないので、これ以上申し上げませんが、学校のほうでこういうペットの殺処分の関係のことを取り上げて、子供たちがやっぱり命の大切さを学んだとかというようなことを保護者から聞いたこともあります。ぜひ頑張ってやっていただきたいと思います。  次に、141ページなんですけれども、じん芥収集費のところです。このじん芥処理費は、特に14億8,500万円という莫大なお金を使っておりますが、この中には主に委託料が非常にたくさん含まれています。  そこで、まず、じん芥収集費は昨年度に比べて今年度も増額になっていますが、その増額の理由と、委託料に関してはどのようになっているのかの2点をお願いします。 581 ◯委員長(笹栗純夫君)  宗生活環境課長。 582 ◯生活環境課長(宗 真司君)  一般ごみの収集運搬委託費の部分でお答えさせていただきます。  この分につきましては、平成30年度の延べの総収集世帯数を43万2,510世帯と、前年度に比べまして1.1%の増を見込んでおります。委託費につきましては、前年対比510万7,000円の増というような状況になっております。この委託料の支払いにつきましては、1世帯当たり1,014円という単価に、実際収集した世帯数を乗じて、また消費を乗じまして委託料としてお支払いしているというところでございます。 583 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 584 ◯16番(伊藤千代子君)  やっぱり毎年のように500万円とかいうふうに増額してくるのは、世帯数がやはり非常にふえてきている。また、小さな世帯が多いというようなこともあると思うんですけれども、ステーション数についてはどのようになっていますか。 585 ◯委員長(笹栗純夫君)  宗生活環境課長。 586 ◯生活環境課長(宗 真司君)  糸島市では、ごみの収集についてはステーション方式をとっております。このごみのステーションにつきましては、全体で3,659になっております。これを業者ごとで申し上げますと、環境技研が2,162、糸島環境開発が1,216、二丈環境整備センターが281という状況でございます。 587 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 588 ◯16番(伊藤千代子君)  次に、この収集運搬することによって、ごみの総量はどのようになっておりますか。 589 ◯委員長(笹栗純夫君)  宗生活環境課長。 590 ◯生活環境課長(宗 真司君)  委託業務に関します収集運搬量につきましては、平成28年度実績で2万7,680トンになっております。 591 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 592 ◯16番(伊藤千代子君)  これはちょっと決算のところで伺ったほうがずっとわかりやすい内容なので、ちょっとこれはこの辺で置いときますが、次に、来年度の予算の中で、ごみの焼却処理費も非常に大きいですよね。これだけで7億9,000万円になっていますが、この中で、運転費用の新日鉄ソリューションズにしているごみ焼却処理運転管理業務委託の1億9,428万9,000円、これは全く去年とたしか同じ金額だったと思うんですけれども、会社の社員の人数は変わったと思うんですが、この金額が変わらない理由というのはどういうことなんでしょうか。 593 ◯委員長(笹栗純夫君)  進藤生活環境課企画監。 594 ◯生活環境課企画監(進藤博文君)  溶融施設の運転委託の人員につきましては、昨年同様、必要人員であります26名で平成30年度も積算をいたしております。  以上でございます。 595 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 596 ◯16番(伊藤千代子君)  28人だったのは、もう大分前のことになるんですか。そのときにはこの金額じゃなくて、2億円を超えていたということですかね。 597 ◯委員長(笹栗純夫君)  進藤生活環境課企画監。 598 ◯生活環境課企画監(進藤博文君)  増額の主な要因でございますが、平成26年度に消費が8%に引き上げられた関係で、人員は28名から現在26名に積算を落としておりますけれども、その消費等の関係で、金額的には1億9,000万円ほどで推移しておるところでございます。  以上でございます。 599 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 600 ◯16番(伊藤千代子君)  業務内容が同じなのに、28人から26人に人員が変えられたというのは、どういうふうな根拠でそんなことができるんですか。 601 ◯委員長(笹栗純夫君)
     進藤生活環境課企画監。 602 ◯生活環境課企画監(進藤博文君)  経費削減の一環といたしまして、粗大の前処理部分を新日鉄の委託から外しまして、別の委託のほうに変えております。  それと、飛灰の資源化で、アームロール車で持ち出しを当初しておりましたけれども、ジェットパック車に改造したことで人員を1名減らすということで、28名から26名に落としておる状況でございます。  以上でございます。 603 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 604 ◯16番(伊藤千代子君)  それから、先ほど燃料費について同僚委員から質疑がありましたけれども、このごみ焼却炉の溶融施設の中での1トン当たりのごみの処理費というのはどのようになっていますか。 605 ◯委員長(笹栗純夫君)  進藤生活環境課企画監。 606 ◯生活環境課企画監(進藤博文君)  平成30年度の予算ベースで、ごみ溶融施設の約7億2,000万円ほどで搬入量の予測3万1,000トンで割りますと、1トン当たり2万3,445円というふうになっております。  以上でございます。 607 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 608 ◯16番(伊藤千代子君)  同じような関係でお尋ねしたいんですけれども、それでは、例えば先ほど飛灰の資源化委託についてもお尋ねありましたが、これでも8,000万円を1,450トンで処理するということだから、1トン当たりの処理費は5、6万円というような感じになると思うんですが。それから、リサイクルプラザの運転管理業務委託のほうは8,471万円と。たしかこれは16人の方の委託になっていると思うんですけど、これに関してはどれだけの見込みになっていて、これも1トン当たりがわかりますか。今言ったのは145ページ。 609 ◯委員長(笹栗純夫君)  進藤生活環境課企画監。 610 ◯生活環境課企画監(進藤博文君)  リサイクルプラザの1トン当たりの処理費でございますが、これまでの実績でいきますと、昨年度、平成28年度の決算でいきますと4万9,642円となっております。基本的には大体5万円前後で毎年推移しているところでございます。  以上でございます。 611 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 612 ◯16番(伊藤千代子君)  高いですよね。ちょっと驚いてしまうけど、飛灰と変わらないような金額が出るのはちょっと恐ろしいんじゃないでしょうか。  前に戻りますが、済みません。  143ページなんですけどね、有価資源の回収活動奨励補助金が1,000万円出ていますが、これは何トンぐらいの回収を見込んだ1,000万円の補助金になっているんでしょうか。 613 ◯委員長(笹栗純夫君)  宗生活環境課長。 614 ◯生活環境課長(宗 真司君)  資源回収団体の回収としまして2,500トンを見込んでおるところでございます。 615 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 616 ◯16番(伊藤千代子君)  2,500トンで1,000万円ということは、非常にここは効率的にごみの処理ができるというふうに考えていいと思います。  それから、147ページなんですけれども、し尿処理センターの基幹的設備改良事業ということで、これは新規事業として、し尿処理センターを新しく改良するために、非常に大きな金額としては、たしか予算額は4億6,196万円となっていますね。これは私たち素人にとっては、非常にどうしてこんな大きな金額になるのかなと思うんですけれども、こういう算定の根拠というのはどのようになさっているんでしょうか。 617 ◯委員長(笹栗純夫君)  進藤生活環境課企画監。 618 ◯生活環境課企画監(進藤博文君)  予算計上の算定の根拠でございますが、プラントメーカーより見積もりを徴取いたしまして、予算計上させていただいておるところでございます。  以上でございます。 619 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 620 ◯16番(伊藤千代子君)  もちろんプラントメーカーとなるとつくるメーカーになるので、やはりプラントメーカーの、言い方ちょっと悪いですけど、言いなりにならないような、そういうチェック体制が要ると思うんですが、それは一般質問じゃないので、そういうふうなことを考えてこれは見るわけですけど、今し尿処理センターでは水と固形物に分けて、水のほうは下水処理場に、そして固形物は焼却場で処理をしているわけなんですけれども、今そこの焼却場に運んで燃やしている分は何トンになるんでしょうか。 621 ◯委員長(笹栗純夫君)  進藤生活環境課企画監。 622 ◯生活環境課企画監(進藤博文君)  クリーンセンターのほうで焼却処理をしておりますし尿の汚泥につきましては、年間約1,000トンから1,100トン発生しておる状況でございます。 623 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 624 ◯16番(伊藤千代子君)  わかりました。  できればやはり、今後し尿の関係も減っていくとは思うんですね、処理するのが。ただ、それを資源化する方向等も考えてやっていくことが大事ではないかなというふうに考えます。  それから、最後に、し尿処理のこの運転管理業務委託は、たしか環境サービスというところになさっていると思うんですが、この4,140万円の金額は大体昨年度並みということでしょうか。 625 ◯委員長(笹栗純夫君)  進藤生活環境課企画監。 626 ◯生活環境課企画監(進藤博文君)  前年度と同額で予算計上をさせていただいておるところでございます。  以上です。 627 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 628 ◯16番(伊藤千代子君)  済みません。1つ忘れていました。  143ページなんですけど、工事請負費というところがあって、これにごみ焼却処理施設の改修工事ということで1億5,000万円が出ていますよね。これは、1億5,000万円というと物すごく大きな工事で、例えば、学校の大改修が一つできるような金額なんですよね。これが毎年毎年出てくるわけなんだけど、これの、例えば学校の改修だったら床直したとか、壁直したとか、全体をどうしたとかいう想像がつくわけですけれども、全く想像がつかないところで毎年1億5,000万円という工事費が出るんですが、これはどういう中身というか、耐火物の交換というふうにおっしゃった、もうちょっとわかりやすく教えていただけますか。 629 ◯委員長(笹栗純夫君)  進藤生活環境課企画監。 630 ◯生活環境課企画監(進藤博文君)  まず、毎年行います工事の必要性といいますか、そういうところから御説明させていただきたいと思います。  溶融施設につきましては、24時間の連続運転を1年間かけて行っておるところでございます。高温による機器の損傷や経年の劣化による機器の破損などが頻繁に起こりますので、ここにつきましては毎年補修工事が必要になるというところで、他団体等に比較いたしましても毎年行っておる状況でございます。  平成30年度の実施予定の工事につきましては、燃焼ガス冷却設備、それから、受入供給設備、溶融炉設備などの施設全般にわたりまして、先ほど伊藤委員申し上げられました耐火物の交換や機器の整備、補修工事を行うものでございます。  以上でございます。 631 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 632 ◯16番(伊藤千代子君)  それでは、工事の見積もりをして、市に請求してくるのは、やっぱり新日鉄というか、運営している会社になるんでしょうか。つまり、私が思うのは、やっている会社が予算を立てて、こんだけ必要ですと言ったら随契なので、いや、もっと安くとか、そういうふうな話はちゃんとできるようになっているのかということを最後に伺いたいと思います。 633 ◯委員長(笹栗純夫君)  進藤生活環境課企画監。 634 ◯生活環境課企画監(進藤博文君)  市のほうの職員で、その辺は対応しているところでございます。きちんと現場を確認した上で、必要な工事、必要な部分について工事を実施するというところで進めております。  以上でございます。 635 ◯委員長(笹栗純夫君)  これで4款.衛生費を終わります。  執行部の交代がありますので、しばらくお待ちください。   〔部の入れかえ〕 636 ◯委員長(笹栗純夫君)  次に、148ページから149ページ、5款.労働費の説明を求めます。平野産業振興部長。 637 ◯産業振興部長(平野謙二君)  5款.労働費の御説明を申し上げます。  予算書につきましては、148ページ、149ページをお願いいたします。  予算額につきましては2,422万4,000円でございまして、前年度対比35万9,000円の微増となっているところでございます。  予算の主な内容につきましては、シルバー人材センター関係費として1,847万7,000円、雇用コーディネーター嘱託員報酬など、雇用創出事業費としまして390万2,000円を計上いたしております。  説明につきましては以上でございます。審議のほど、よろしくお願いいたします。 638 ◯委員長(笹栗純夫君)  質疑に入ります。質疑のある方は挙手をお願いします。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 639 ◯委員長(笹栗純夫君)  これで5款.労働費を終わります。
     お諮りします。本日はこれにて散会したいと思いますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 640 ◯委員長(笹栗純夫君)  御異議なしと認めます。本日はこれにて散会いたします。       (午後2時33分 散会) Copyright © Itoshima City Council Minutes, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...