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  1. 糸島市議会 2017-03-17
    平成29年 予算特別委員会(第2日) 本文 2017-03-17


    取得元: 糸島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       (午後1時55分 開議) ◯委員長(笹栗純夫君)  これより本日の会議を開きます。  昨日に引き続き、議案第28号 平成29年度糸島市一般会計予算を議題とします。  154ページから183ページ、6款.農林水産業費の説明を求めます。平野産業振興部長。 2 ◯産業振興部長(平野謙二君)  6款.農林水産業費の御説明を申し上げます。  6款.農林水産業費につきましては、154ページから183ページでございまして、総額12億7,848万円を計上させていただいております。前年度より2億6,180万9,000円の減額となっております。  減の理由につきましては、2項.農業費、6目.農業土木費6,745万5,000円、3項.林業費、3目.瑞梅寺山の家管理費1,115万4,000円、4項.水産業費、3目.漁港費1億6,986万3,000円、この減によるものが主なものでございます。  予算の主な内容でございますが、まず、2項.農業費でございますが、155ページになります。平成28年度より設置をされました34名の農地利用最適化推進委員の報酬並びに費用弁償等を含みます農業委員会運営費2,723万7,000円。  次に、159ページ、地域農政推進事業費として継続実施をしております中山間地等直接支払事業補助金に加えまして、新規事業でございます福吉地域元気づくり事業として、地域おこし協力隊にかかわる経費を含みます4,266万2,000円。  続きまして、163ページ、青年就農給付金として6,000万円。  167ページ、農業農村が有します多面的機能の維持発揮を図る地域活動を支援いたします多面的機能支払交付金事業1億5,086万9,000円。新規事業といたしまして、農業生産基盤、集落基盤の整備を県事業により実施するための負担金を計上いたします集落基盤整備事業500万円を計上させていただいております。  次に、3項.林業費では、175ページ、広域基幹林道開設事業費4,995万6,000円。  177ページ、森林再生プロジェクト事業費として2,178万円。  179ページ、森林整備事業費としまして5,440万7,000円を計上いたしております。  また、4項.水産業費では、181ページ、新規事業といたしまして、地域おこし協力隊を活用する水産物ブランド化推進事業を含みますその他水産振興事業費1,772万2,000円を計上させていただいております。  どうぞよろしくお願いを申し上げます。 3 ◯委員長(笹栗純夫君)  それでは、質疑に入ります。質疑のある方は挙手をお願いいたします。
     初めに、藤井芳広委員。 4 ◯1番(藤井芳広君)  6款.農林水産業費から2つの項目について質疑いたします。  予算書159ページ、6款2項3目、地域農政推進事業費の中の地域おこし協力隊関連予算265万3,000円、及び予算書181ページ、6款4項2目、その他水産振興事業費の中の地域おこし協力隊関連予算581万1,000円について、あわせてお聞きいたします。  この地域おこし協力隊に関しては、昨年、建設産業常任委員会の視察で訪れた島根県邑南町において、農家レストランを活用した地域おこし協力隊の受け入れをされており、視察報告書において、本市でも地域おこし協力隊を活用した第1次産業支援と定住支援を結びつける取り組みを検討すべきと提言させていただきましたので、大変注目しております。その視点で幾つか質疑させていただきます。  なお、農業振興課における地域おこし協力隊水産商工課における地域おこし協力隊とあわせてお聞きしますので、両者に共通するものに関してはどちらかに、異なるものに関してはそれぞれお答えいただけたらと思います。  1点目お聞きします。  協力隊員の選定方法と選定までのスケジュールについてお聞きいたします。 5 ◯委員長(笹栗純夫君)  溝口農業振興課長。 6 ◯農業振興課長(溝口和也君)  4月に入りまして募集を行いまして、5月末までに書類による1次選考を行い、その後、面談によります2次選考を行って決定する予定にしております。  面談につきましては、所管課職員と受け入れる地域代表による、五、六人程度の選考委員によって選考委員会を設置して実施をしたいと考えております。  7月に入りまして、委嘱、配置をかけたいと思っております。  以上です。 7 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 8 ◯1番(藤井芳広君)  では、どのような方に協力隊員になってほしいと考えているか、協力隊員に求めるスキルや選定の基準について、また、年齢制限があれば、それもあわせてお聞きいたします。 9 ◯委員長(笹栗純夫君)  溝口農業振興課長。 10 ◯農業振興課長(溝口和也君)  基本的には、地域づくりに対する情熱を持った人、そして、地域になじんでいただく、それから、委嘱期間が終わりまして、引き続いてその地域に定住をしてくれる人、そういう方を望んでおります。  スキル的なことで申し上げますと、友好的でコミュニケーション能力が高い人、それから、地域行事等に積極的にかかわっていただいて、ボランティアの活動意欲がある方、それから、機動力、柔軟な発想を持った方、それと、情報発信等に努めていただきますので、パソコン、インターネットにたけた方、それから、商品開発、販路拡大等にかかわっていただきます関係で、食に対する関心が高くて、そういった知識、経験がある方、これらのことを基準として選考をしたいと考えております。  それから、年齢につきましては、定住してからの人口増ということを考え、募集要項に20代から40代というような条件をつけたいなと思っております。  以上です。 11 ◯委員長(笹栗純夫君)  重冨水産商工課企画監。 12 ◯水産商工課企画監(重冨敏彦君)  水産のほうの地域おこし協力隊につきましては、やはり水産に関する知識を有した人、経験がある人というのが一番望ましいとは思っておりますが、積極的な人とか、意欲的な人、そういう人を選考していきたいというふうに考えております。  あと、活動の時間帯が結構不規則になってくるのではないかなというふうに思っておりますので、そういうことにも対応していただけるような方を採用したいというふうに思っております。  以上です。 13 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 14 ◯1番(藤井芳広君)  私はこの事業の肝は、こちらが求めている人材と協力隊として来られる方がやりたいと思っていることがうまくマッチできるかどうかが肝ではないかと考えています。  そこで、隊員募集の告知方法についてお聞きいたします。 15 ◯委員長(笹栗純夫君)  溝口農業振興課長。 16 ◯農業振興課長(溝口和也君)  市のホームページはもちろんのことでございますけれども、多くの移住希望者が活用しております総務省のサイトがございまして、移住・交流情報ガーデンというもの、それから、一般社団法人移住交流推進機構、JOINと言われておりますけれども、そこのサイトでございます日本移住・交流ナビ、こういった募集のサイトを活用して、多くの人に来ていただきたいと思っております。  以上です。 17 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 18 ◯1番(藤井芳広君)  私はこの協力隊員には、まちづくりに関心のある人やまちづくりに自分のスキルを生かしたいと考えている人にやっていただくのがいいと考えています。そして、先ほど地域づくりに情熱のある人という答弁でした。そうであれば、例えば、まちづくりにかかわっているNPOなどに隊員募集告知の協力のお願いをしたりとか、SNSを使って、まちづくりや糸島に関心のある層にリーチできるよう拡散するなど、告知の工夫をしていくべきと考えますが、それについても検討されているかどうか、これから実施されていくかどうか、お聞きいたします。 19 ◯委員長(笹栗純夫君)  溝口農業振興課長。 20 ◯農業振興課長(溝口和也君)  周知の方法、先ほど申し上げましたけれども、まだそのほかにもいろんなやり方があるだろうと思っております。今、御提案いただきましたNPO、まちづくりの団体ということもございますが、市が協定を結んでおります団体であるとか、市の観光大使、県の東京事務所大阪事務所、そういうところに紹介をしてPRしてもらうということもあります。それから、フェイスブック等のSNSを活用して募集の周知をすると。いろんなことが考えられますけれども、できるだけ多くの手段を使いまして、多くの方に応募いただけるよう努力をしたいと思っております。  以上です。 21 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 22 ◯1番(藤井芳広君)  ぜひよろしくお願いします。  もう少し聞きたいんですけど、協力隊の任期が3年ということですが、この制度は任期終了後、隊員の定住、定着を図っていくとなっております。任期終了後、隊員をどのようにして定住につなげていくのか、お聞きいたします。 23 ◯委員長(笹栗純夫君)  溝口農業振興課長。 24 ◯農業振興課長(溝口和也君)  委嘱の期間は3年となっております。それで、3年目には定住してもらうための準備をするということになろうと思いますが、協力隊員の意向を十分に踏まえまして、必要な支援に努めたいと考えております。もし、就農したいというような御希望であれば、農地を探したり、市の新規就農者として就農計画づくりであるとか、市の補助事業等で御支援できるものというふうに思っております。  また、起業するということであれば、この制度によって3年目、それから、その翌年について、その年に限って上限100万円の支援が、これはこの制度によって特別交付税の措置がございますので、こういった活用もできろうと思っておりますので、そういう支援をさせていただきたいと思っています。 25 ◯委員長(笹栗純夫君)  重冨水産商工課企画監。 26 ◯水産商工課企画監(重冨敏彦君)  任期終了後も隊員の皆さんが活動中に学んだノウハウといいますか、そういうものや地域の人たちのつながり、そういうのを生かして、糸島の水産業に携わり続けたいと思っていただけるような、また、携わっていただけるような、そういうサポートを市としてもしていきたいというふうに考えております。  以上です。 27 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 28 ◯1番(藤井芳広君)  隊員にとっては3年で一定の成果を上げなくてはいけないというのは大きなプレッシャーだと思います。  そこで、糸島に来た後、すんなりと活動に入っていけるように隊員の受け入れ態勢も重要だと考えますが、その点に関してはどのようにお考えでしょうか。 29 ◯委員長(笹栗純夫君)  溝口農業振興課長。 30 ◯農業振興課長(溝口和也君)  農業振興課では、課の中に協力隊員の机を配置いたしまして、週に1回程度市役所のほうに来ていただいてミーティングをしたいと考えております。その中で、取り組み活動の進みぐあいですとか、隊員の悩み解決の場にしたいと思っております。  また、福吉地域におきましては、当初予算を議決いただきますと、協力隊員をサポートする組織を設置するということになっております。隊員、地元、市で連携を密に行いまして、協力隊員の活動をサポートしていきたいと思っております。  以上です。 31 ◯委員長(笹栗純夫君)  重冨水産商工課企画監。 32 ◯水産商工課企画監(重冨敏彦君)  水産振興の活動をしていただきます隊員につきましても、糸島市でまず受け入れます。漁協や直売所と水産の関係者を含めて一緒に協力をしていきまして、受け入れ態勢を整えたいというふうに考えております。  以上です。 33 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 34 ◯1番(藤井芳広君)  この件に関しては、最後の質疑になります。  今回、農業関係で1名、それから、水産関係で2名の協力隊員を予定されていますが、この3名の連携ですね、この1名、2名の合わせて3名の連携、交流により、悩みやノウハウを共有したり、相談し合ったりすることも重要だと考えますが、そのような連携や交流も考えておられるかどうか、お聞きいたします。 35 ◯委員長(笹栗純夫君)  溝口農業振興課長。 36 ◯農業振興課長(溝口和也君)  協力隊員は3名でございますけれども、いずれの方も糸島市外の出身者でございまして、初めての土地で生活をして活動をするということになりますので、非常に多くの不安を抱えられるということが予測されます。  それで、隊員3人の交流、それから意見交換、これらについては、隊員同士がコミュニケーションを図るということ、それから、お互いの悩み、それを解消する、また、3年間で一定の成果を上げるというプレッシャーがあると思いますので、その軽減、また、それ以外にも活動について双方で3人で連携するということもあろうと思いますので、こういった意見交換の場は定期的につくってまいりたいというふうに思っております。  以上です。 37 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 38 ◯1番(藤井芳広君)  よくわかりました。どうぞよろしくお願いします。  次に、予算書179ページ、6款3項5目森林整備事業費についてお聞きします。  荒廃森林の整備についてですが、荒廃森林の整備はこれまで必要面積の全体量のどこまで終わっているか、それから、今回の予算でどれだけの面積を整備する予定か、そして、それによって何%が終了となるのか、あわせてお聞きいたします。 39 ◯委員長(笹栗純夫君)
     浦志農林土木課長。 40 ◯農林土木課長浦志素彦君)  荒廃森林再生事業では、平成20年度から平成28年度までで森林整備面積1,395ヘクタールで、当初の整備必要面積1,408ヘクタールの99%が整備され、ほぼ計画どおりに整備が進んでおります。  さらに、平成29年度予算では、140ヘクタールの整備を予定しておりまして、当初計画の109%の達成率となる見込みでございます。 41 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 42 ◯1番(藤井芳広君)  では、今回の整備が終わった後、今後の森林整備をどのようにして進めていかれるのか、お聞きいたします。 43 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志農林土木課長。 44 ◯農林土木課長浦志素彦君)  市全体の森林面積が9,800ヘクタールで、そのうち、人工林が約6,000ヘクタールございます。この6,000ヘクタールに対しまして、平成29年度末で2,370ヘクタールが整備されることとなりまして、整備率として約40%という状況が見込まれます。  しかしながら、森林整備というのは1回すれば終わるというものではなくて、今後も10年から15年に1回のサイクルで間伐等が必要となってくることから、継続した森林整備が必要になりますので、今後とも国及び県の有利な補助事業を活用して、計画的で継続的な森林整備を進めていきたいと考えております。 45 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 46 ◯1番(藤井芳広君)  私が、今着ているジャケットが50%杉の間伐材でできているジャケットなんですけれども、今、全国でそういう間伐材の利用、いろんな利用の仕方が進んでいると思いますが、今回のこの整備においても間伐材の利用が重要だと思いますが、それに関してはどのようにお考えでしょうか。 47 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志農林土木課長。 48 ◯農林土木課長浦志素彦君)  間伐材の利用につきましては、当然重要な問題というふうに認識しておりまして、市でも職員の希望者にはこのような間伐材を利用した名札の購入、あるいは名刺につきましても台紙について間伐材を利用した台紙を使うこと、そういったものの推進も行っているところですが、現在、御指摘のとおり、荒廃森林再生事業あたりでの間伐につきましては、切り捨て間伐と申しまして、森に置いてくる間伐が主流となっておりますので、間伐材が未利用資源となっている現状がございます。  まずは、間伐材を森から貯木場であります伊都山燦のほうへ持ち出し、集荷ができるような施策を進めてまいりまして、その後、有効利用をさらに図っていきたいと、このように考えております。 49 ◯委員長(笹栗純夫君)  藤井委員。 50 ◯1番(藤井芳広君)  ぜひより活発な利用をお願いしたいと思います。  それでは最後に、今後の森林環境税、今回のこの荒廃森林整備は、福岡県の森林環境税を活用していると思いますが、今後の森林環境税及び荒廃森林再生事業の存続がどうなっていくのか、お聞きいたします。 51 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志農林土木課長。 52 ◯農林土木課長浦志素彦君)  森林環境税を活用いたしましたこの荒廃森林再生事業ですけれども、11年目以降につきましては森林環境税についての検討がなされることとなっておりまして、平成28年、昨年の10月6日に福岡県森林環境税検討委員会が福岡県の中で設置をされまして、これまでの取り組みの状況、あるいは森林の現状を検証し、今後のあり方が検討なされております。その意見を注視したいというふうに考えております。  したがいまして、現段階では存続についての結論はまだ出ておらず、平成29年度中に判断されるものというふうに聞いております。 53 ◯委員長(笹栗純夫君)  次に、那須英仁委員。 54 ◯7番(那須英仁君)  私は藤井委員と重複をしております。ただ1点だけお聞きしたいんですが、この地域おこし協力隊員のこの事業ですが、これは3年というふうに…… 55 ◯委員長(笹栗純夫君)  恐れ入ります。ページ数をおっしゃってください。 56 ◯7番(那須英仁君)続  159ページです。この話は181ページと同様の内容でございます。  この地域おこし協力隊員の事業は何年間の事業でしょうか。 57 ◯委員長(笹栗純夫君)  溝口農業振興課長。 58 ◯農業振興課長(溝口和也君)  その隊員がその地域に入るというのは3年間でございますけれども、この事業そのものは、国としては骨太の方針2016によりますと、地域おこし協力隊の拡充をするということで書いてございますので、しばらくはこの制度は続くものと思っております。 59 ◯委員長(笹栗純夫君)  那須委員。 60 ◯7番(那須英仁君)  一応3年はするが、その後も続くだろうということですか。それとも、ぜひ続けていただきたいと思うわけですが、そのあたりは選択できるということでしょうか。 61 ◯委員長(笹栗純夫君)  溝口農業振興課長。 62 ◯農業振興課長(溝口和也君)  1人の隊員に対してこの制度が活用できますのは3年に限っております。それで、もし、必要であれば、また別の方に3年の範囲で来ていただくというようなことになろうかと思います。 63 ◯委員長(笹栗純夫君)  次に、伊藤千代子委員。 64 ◯17番(伊藤千代子君)  私も177ページの、今、関連した森林再生のプロジェクト事業についてちょっと若干お聞きします。  森林の状況がきちんとしていないと、保水能力が下がってきますので、災害に弱いまちになってしまいます。そういう点での森林の維持は大変大事なことなんですけれども、先ほどの御質疑の中で、1万ヘクタールほどの森林がある中で6,000ヘクタールが人工林というふうにおっしゃいました。その中で、例えば、公有林と私有林のほうの割合的なものはどのようになっているんでしょうか。 65 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志農林土木課長。 66 ◯農林土木課長浦志素彦君)  数値を確認して報告したいと思います。 67 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 68 ◯17番(伊藤千代子君)  済みません、先に言っておけばよかったです。  今、先ほどの質疑を聞いていて思ったんですけれども、未利用の間伐材の活用に関して、私どもがいろんなところに視察に行くと、やはりバス停のベンチだとか、あるいは学校の椅子とか、さまざまな活用をされているんですけれども、もう一つだけです。つまり、庁内の中で縦割り行政じゃなくて、庁を挙げて、地場のそういう資源の活用については、庁内の縦割り行政を越えた中でも検討とかを市がした中で、こういう政策をつくっていらっしゃるのかということをちょっとお尋ねしたいと思います。 69 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志農林土木課長。 70 ◯農林土木課長浦志素彦君)  木質化について庁内のほうで規定を設けまして、公共事業を行う際に木質化を推進するということで、私どものほうの課から全体のほうに呼びかけをしまして、それに対する補助制度も林野庁のほうにございますので、活用ができないかということで関係課のほうに通知をしているところでございます。 71 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 72 ◯17番(伊藤千代子君)  わかりました。ここの分野は一生懸命やってほしいと思うものですから、今のようなさまざまなところで活用を広げる必要性があるというふうに思ったので、申し上げました。  その前のページ、175ページですけれども、広域基幹林道の開設事業費が4,995万6,000円と非常に毎回ここは高額な金額が出ています。市債も大きいですよね。これに関しては、進捗状況はどうなっていますか。 73 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志農林土木課長。 74 ◯農林土木課長浦志素彦君)  広域基幹林道につきましては、計画延長50.52キロメートルでございまして、平成28年度末で48.4キロメートルが完成をいたしまして、進捗率96%という状況でございます。 75 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 76 ◯17番(伊藤千代子君)  ということは、もうあと2キロメートルぐらいで福岡市のほうとつながるというふうに思うんですけれども、あと何年ぐらいでこれが終わる予定になっていますか。初め、私どもが議会に入ったときには、それこそ100億円の大事業というふうに聞いていたんですけれども、もうそういうような状況まで来ているということでしょうか。 77 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志農林土木課長。 78 ◯農林土木課長浦志素彦君)  委員、御指摘のとおり、残りあと2キロメートル程度になっておりまして、本年度の平成29年度の予算では1,079メートル分の延長の予算を組ませていただいておりまして、平成30年度末には完了する予定となっております。 79 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 80 ◯17番(伊藤千代子君)  ということは、もう30年度末でこの広域基幹林道100億円の道路は完成の見込みとなりますよね。そうなったら、もうその後はいわゆる維持ということになっていくと思うんですが、あとこれをしながらの周辺の保安林の状況とか、あるいは福岡市とつながった場合の道路が残土捨て場にならないような対策とかも一緒に進めていらっしゃるんでしたよね。 81 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志農林土木課長。 82 ◯農林土木課長浦志素彦君)  ごみの不法投棄などにつきましては、現在も林道パトロールなどを行っておりまして、その中で点検、監視を行っております。  また、観光シーズンとなります5月から11月にかけましては林道パトロールを強化するということで、2名体制から4名体制、広範囲にパトロールができるという体制をとっております。  あわせまして、議員御指摘のとおり、保安林につきましても保安林指定を進めておりまして、平成27年度では5件で11.2ヘクタールが保安林に変わっていると、このような状況でございます。 83 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。
    84 ◯17番(伊藤千代子君)  思い出しますと、広域基幹林道の周辺というか、雷山でも残土捨て場の住民紛争があり、また、長糸でもありました。そういう点で、広域基幹林道が今後もそういうような問題をはらんだ道路であるということを指摘して、その次に行きたいと思います。  ちょっと先に、その前に……。 85 ◯委員長(笹栗純夫君)  執行部のほうから発言がありますので。浦志農林土木課長。 86 ◯農林土木課長浦志素彦君)  先ほど面積をお答えしておりませんでしたので、答えさせていただきます。  森林面積9,800ヘクタールのうち、国有林面積が1,100ヘクタール、民有林が8,700ヘクタールという状況でございます。 87 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 88 ◯17番(伊藤千代子君)  ということは、圧倒的に民有林が多い中での整備というのは非常に難しいというか、ということになってきますね。はい、わかりました。  それから、157ページ、ちょっと前のほうに戻りますが、ここに耕作放棄地の再生に関する補助金が出ています。400万円ほどの補助金ですよね。それで、今の糸島市の空き家とかも皆さん非常に心配ですけれども、やはり山間地だけではないこの耕作放棄地の現状についてお知らせを願います。 89 ◯委員長(笹栗純夫君)  友池農業委員会事務局長。 90 ◯農業委員会事務局長(友池康英君)  平成27年度に全体調査をいたしまして、耕作放棄地の面積が210ヘクタールございます。このうちに農振農用地が120ヘクタールございますので、耕作放棄地の補助金を使って、農振農用地の120ヘクタールを農地に再生していきたいという活動を継続しております。  以上です。 91 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 92 ◯17番(伊藤千代子君)  わかりました。私はなぜこれを聞いたかというと、原発の災害で戻っておられる方たちが荒廃した農地を見ながら呆然としてあるのを見て、本当に農地の再生というのはお金がかかるわけですよね、お金とエネルギーが。そう思ったら、本当に大切にしていく必要があるんじゃないかと思いました。  次に、165ページなんですけど、農業施設の整備事業費で3,500万円ありますが、これはいわゆる地域要望に基づいた農業施設の改良工事だと思うんですけど、これは地元負担が1割になっている、その工事であるのは間違いないですか。 93 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志農林土木課長。 94 ◯農林土木課長浦志素彦君)  そのとおりでございます。 95 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 96 ◯17番(伊藤千代子君)  先日の一般質問でも、やはりこういう身近な糸島市の農業を支える施設工事は非常に重要なんですけれども、これは地域要望の大体何%ぐらいをやった中での、何%ぐらいが市としてやれているのかということが気になるんですが、来年度はどんなふうになるんでしょうか。 97 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志農林土木課長。 98 ◯農林土木課長浦志素彦君)  農業施設の改良の要望につきましては、平成27年度でちょっと数字を持っておりますので申し上げますが、要望件数146件に対しまして、対応件数115件ということで、79%に対応しているという状況でございます。 99 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 100 ◯17番(伊藤千代子君)  わかりました。  次に、その前のページなんですけど、ちょっとこのごろ余り話題に出てきませんが、鳥獣被害の防止の対策事業費が出ておりますが、今、糸島の鳥獣被害については現状をお知らせください。 101 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志農林土木課長。 102 ◯農林土木課長浦志素彦君)  平成27年度の数値で報告をさせていただきます。  平成27年度の農林水産物の被害額は6,100万円発生しております。  以上でございます。 103 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 104 ◯17番(伊藤千代子君)  非常に金額が大きいですよね。昔から何回か聞いていますけど、それは鳥とか、イノシシとかの原因というか、それはわかっていますか。 105 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志農林土木課長。 106 ◯農林土木課長浦志素彦君)  そのうち約6割がイノシシによる被害で、あと2割がアナグマによる被害、あと2割につきましてがカラスなどの鳥類となっております。 107 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 108 ◯17番(伊藤千代子君)  これをするのは、もちろんその実態を踏まえた上でこの予算を立てられたと思うんですけれども、これはやはりこれだけのことをすると、前年度もされたと思うんですよね。それでもやっぱり6,000万円の被害が出たというところの対策の予算を立てても、やっぱり6,000万円と言えば大変な被害が出るということを考えると、動物相手は非常に難しいんだなと思うんですが、これに関しては課題としてどのようなことを分析してありますか。 109 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志農林土木課長。 110 ◯農林土木課長浦志素彦君)  有害鳥獣対策につきましては、今後も駆除などの防除対策と、あと侵入防護柵などを張っての防護対策、この2つ、両輪で今後も進めていきたいというふうに考えております。  特に侵入防護柵につきましては毎年60キロメートル程度を設置させていただいておりまして、これがもうしばらくしますと、全域に進捗していくだろうと思いますので、それによって被害も減るものというふうに考えております。 111 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 112 ◯17番(伊藤千代子君)  私が1回山手のほうに行ったときに、せっかくつくったのがもう収穫しようと思ったら踏み荒らされていて、もう呆然となったというようなことを聞くと、やっぱり動物って本当によく知っているんだなと、もう収穫する、しようと思った日にしてしまうというような話をお聞きするわけですけれども、この6,000万円もの被害を出さないために、例えば、もうちょっと予算をふやしたりすることをしたら、もうちょっと減るんじゃないかと思ったりするんだけれども、そういうのとはまた違いますか。 113 ◯委員長(笹栗純夫君)  浦志農林土木課長。 114 ◯農林土木課長浦志素彦君)  今現在でも国の補助金を活用いたしまして、捕獲報償金等の支払いもやっております。あわせまして、糸島市におきましては、それに上乗せ補助という形で1頭当たり2,000円の補助も出しておりますので、十分かどうかというのはいろいろな考え方があろうかと思いますけれども、市としてできる範囲はやっているというふうに考えております。 115 ◯委員長(笹栗純夫君)  これで6款.農林水産業費を終わります。  執行部の交代がありますので、しばらくお待ちください。   〔部の入れかえ〕 116 ◯委員長(笹栗純夫君)  次に、182ページから191ページ、7款.商工費の説明を求めます。平野産業振興部長。 117 ◯産業振興部長(平野謙二君)  7款.商工費の御説明をさせていただきます。  7款.商工費につきましては、182ページから191ページでございます。  総額2億6,331万7,000円を計上させていただいておりまして、前年度より3,737万3,000円の増となっております。  予算の主な内容でございますが、185ページ、商工会運営補助金、新規起業者応援事業補助金を含みます商工会運営補助事業費として2,512万1,000円、企業誘致事業費といたしまして223万3,000円、187ページ、いとしまブランド推進事業費におきまして1,334万7,000円、新規事業のDMO設立支援業務委託を含みます観光のまちづくり事業費といたしまして2,324万6,000円、次に、189ページ、その他消費者行政費といたしまして919万1,000円を計上させていただいております。  どうぞよろしくお願いをいたします。 118 ◯委員長(笹栗純夫君)  質疑に入ります。  初めに、徳安達成委員。 119 ◯8番(徳安達成君)  質疑させていただきます。  189ページでございます。7款1項4目、189ページの下のほうの丸ですね。その他消費者行政費ということで、消費生活嘱託員報酬が計上されております。消費生活相談員の嘱託員数と、ここ3年程度で結構でございます、救済額がどのように推移しているのか、お知らせいただきたいと思います。 120 ◯委員長(笹栗純夫君)  川上水産商工課長。 121 ◯水産商工課長(川上重則君)  消費生活センターの相談件数でございますが、平成26年度が901件、平成27年度が891件でございます。  それから、救済額というお話ですが、あくまでも想定というか、推計でございます。あっせん交渉によって実際に返金された金額とか、被害に遭わなかった金額等で試算をさせていただいております。平成27年度が1,348万円程度でございます。  以上です。 122 ◯委員長(笹栗純夫君)  徳安委員。 123 ◯8番(徳安達成君)  嘱託員数はお二人でよろしかったですかね。 124 ◯委員長(笹栗純夫君)
     川上水産商工課長。 125 ◯水産商工課長(川上重則君)  失礼しました。3名でございます。 126 ◯委員長(笹栗純夫君)  徳安委員。 127 ◯8番(徳安達成君)  3名で655万2,000円で、1,348万円程度の救済額があるということでかなりの効果が出ているんではないかと思います。  具体的にどのような相談が今のところ多いのか、そこら辺の割合についてわかればお知らせいただきたいと思います。 128 ◯委員長(笹栗純夫君)  川上水産商工課長。 129 ◯水産商工課長(川上重則君)  先ほど申しました平成27年度の891件のうちですが、一番多いのがデジタルコンテンツ、アダルト情報のサイトの苦情とか、出会い系サイト、オンラインゲームの苦情等で105件、11.8%になります。2つ目がフリーローン、サラ金ですね、55件で6.2%、あとは消費一般、電話による商品販売等で49件、5.5%になります。 130 ◯委員長(笹栗純夫君)  徳安委員。 131 ◯8番(徳安達成君)  高齢化が進んできているので、そうした高齢者を対象にした相談も多いのかなとは思っていたんですが、どちらかというと、今ふうの携帯電話等を使った、そういうふうな相談に偏っているんだなと思いました。  こうしたものに対して、やはり事前に予防していくという活動が重要だと思います。印刷製本費や会場借上料も計上されていますけれども、被害に遭わない予防の部分、啓発活動の部分はどのようにされるおつもりなのか、お尋ねいたします。 132 ◯委員長(笹栗純夫君)  川上水産商工課長。 133 ◯水産商工課長(川上重則君)  被害防止につきましては、啓発講座を3回実施いたしております。それから、啓発のグッズあたりを配布したりいたしております。出前講座とそういう消費者力のアップ講座等を開催しているという状況です。 134 ◯委員長(笹栗純夫君)  徳安委員。 135 ◯8番(徳安達成君)  質疑ですので、これ以上はもう申し上げませんが、ネット関係が多いようなので、最近、若者向けのいとネット等を配信されています。そういうことも活用されてはどうかというふうに思いました。  次に入らせていただきたいと思います。  185ページの7款1項2目.商工振興費でございます。その中に、企業誘致の事業費と企業立地の関係費が計上されてあります。昨年、後期基本計画の中で誘致企業が既に内定しているというふうな答弁もございました。あれから1年たちましたけれども、現状の様子はどのようになっているのか、お知らせいただきたいと思います。 136 ◯委員長(笹栗純夫君)  川上水産商工課長。 137 ◯水産商工課長(川上重則君)  昨年の6月補正で債務負担行為の議決をいただきまして、その後、住民説明会とか、会議を何回か開かせていただきました。そうした中で、地権者から快く売買契約の締結に至ることができました。全て24名から売買契約の締結ができたということでございます。ことし6月ぐらいには造成工事に入りたいと思っております。  先ほど御質問の中で進出企業のお話がございましたが、その中で、一応4区画に造成を考えておりまして、4区画に4社の進出を見込んでおりますが、現在のところ、進出申込書というものを4社のほうに出しまして、3社からはそれを出していただいております。もう1社につきましては、今、検討されているという状況でございまして、平成30年度販売を予定しておりますので、造成が完了次第、うまくいけば、全て完売するというふうなことで進めております。 138 ◯委員長(笹栗純夫君)  徳安委員。 139 ◯8番(徳安達成君)  済みません。企業誘致について、今、現状をお聞きしたつもりだったんですが、4社うまくいきそうだというふうな御答弁で安心しました。  その受け皿となるのが現地の開発になると思うんですが、先ほど住民説明会等のこともちょっと言われましたけど、そっちの受け皿になる開発行為のほうは今どのようになっているのか、済みません、ちょっと答弁が、耳が違うところを向いていたので、済みません、お願いいたします。 140 ◯委員長(笹栗純夫君)  川上水産商工課長。 141 ◯水産商工課長(川上重則君)  造成の関係でございます。先ほど申しました多久の行政区の説明会、それから、地権者の説明会、それから、多久の工業団地周辺の説明会、3回を実施いたしております。その後、測量設計の開発の委託とか、不動産鑑定業務、外周の測量設計委託を行っておるところでございます。  以上でございます。 142 ◯委員長(笹栗純夫君)  徳安委員。 143 ◯8番(徳安達成君)  順調に進んでいるというふうなことで理解したいと思います。  1つ、地元の要望として、あそこが水道を引かずに井戸水を使われているところがあって、そこの要望が来ていると思います。やはり企業を誘致すると、誘致された企業と地元の関係というのは本当に重要だと思いますし、今後も協力関係をきちんとしていかなきゃいけないという意味で、そうした合意というものをきちんと結んでいかなきゃいけないと思います。そうした部分の対応というのはどのようにされるおつもりなのか、お知らせいただきたいと思います。 144 ◯委員長(笹栗純夫君)  川上水産商工課長。 145 ◯水産商工課長(川上重則君)  説明会の中でも、もともと水道管は引いてある地域なんですけど、井戸水に頼って使ってあるということで、企業が進出すると枯渇とか、水が汚くなるとか、いろんな心配をされています。そうしたことで、当然ながら、企業が来て、生活に支障があるわけにはいきませんので、支障がないように市としては何らかの対応をしていきますということも申し上げておりますし、もともと揚水試験、どれだけ水をとったら影響が出るかとか、そういう試験は着工前にはするようにしております。そういう話で地元には話しておりまして、特段その分については御納得いただいているというふうに思っております。 146 ◯委員長(笹栗純夫君)  徳安委員。 147 ◯8番(徳安達成君)  わかりました。この企業誘致というのはやはり重点プロジェクトである、仕事づくりであったり、今、糸島では食品クラスター協議会、そして、糸島市の税収にもかかわる大きな事業でございますので、うまく進むように祈っております。どうぞよろしくお願いいたします。  以上でございます。 148 ◯委員長(笹栗純夫君)  次に、松月よし子委員。 149 ◯9番(松月よし子君)  187ページ、いとしまブランド推進事業費、2点お伺いをいたします。広告宣伝等委託、キャラクター活用事業委託についてお伺いをいたします。  広告宣伝等委託ですけれども、これは昨年は500万円、平成29年度は900万円でふやしてありますが、広告宣伝費等はどのような内容の委託になっているのか、お伺いいたします。 150 ◯委員長(笹栗純夫君)  中村シティセールス課長。 151 ◯シティセールス課長(中村隆暢君)  広告宣伝等委託の内訳でございますけれども、現在まで継続してきております糸島認知向上等に関する広告等宣伝委託費が800万円、これは雑誌とメディアでの糸島情報の有料記事掲載や糸島市東京事務所サービス等の経費でございます。  それから、29年度より新たに実施をいたします糸島マーケティングモデル推進事業におけます、その事業において改良、開発された商品の宣伝等の広告宣伝費というふうになってございます。 152 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 153 ◯9番(松月よし子君)  今800万円のほうで東京事務所という御答弁をいただきましたが、その東京事務所の役割というのはどういうものか、お伺いをいたします。 154 ◯委員長(笹栗純夫君)  中村シティセールス課長。 155 ◯シティセールス課長(中村隆暢君)  5点ほどございまして、市内産品の関東圏内での優良店での販売、それから、市内生産者や事業者への販売機会の紹介、市が指定しますターゲットへの糸島情報発信及び観光誘致、それから、関東での交流会の開催、首都圏の情報収集と提供ということで、5点仕事として与えておるところでございます。 156 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 157 ◯9番(松月よし子君)  これは、東京事務所というのは事務所を置くというイメージではないのかどうか、それをお伺いします。 158 ◯委員長(笹栗純夫君)  中村シティセールス課長。 159 ◯シティセールス課長(中村隆暢君)  これは関東での日常的な情報収集等をシティセールスの一部を民間に委託したものということで、事務所を置いているということではございません。 160 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 161 ◯9番(松月よし子君)  そこで、東京市場というのは非常に魅力があるわけですけれども、市場は、今、東京市場一点集中型になっているのかどうか、その辺お伺いいたします。 162 ◯委員長(笹栗純夫君)  中村シティセールス課長。 163 ◯シティセールス課長(中村隆暢君)  シティセールスのプロモーションといたしましては、関東圏を中心に今現在行っておるところでございます。  関東圏につきましては、まず確実に糸島ファンを増加させるプロモーション、それから、福岡を含みます北部九州、こういったところについては糸島人気を維持するためのプロモーションを行っておりまして、関東圏に偏ったプロモーションということではなく、関東圏へのプロモーションと九州、福岡へのプロモーションを分けたところで行っているという状況でございます。 164 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 165 ◯9番(松月よし子君)  今の答弁ですと、関東のほうには魅力を感じているというところで力を入れているということですけれども、実際、オリンピック・パラリンピックに向けて、他の自治体では事務所とか、アンテナショップ等展開を進めているところもありますが、糸島市においては、その辺についてはどのようにお考えでしょうか。 166 ◯委員長(笹栗純夫君)  中村シティセールス課長。 167 ◯シティセールス課長(中村隆暢君)  合併以降、地道にこういったプロモーションを積極的に行ってきたつもりでございます。したがいまして、現在行っている東京事務所を中心とした関東へのプロモーション、それから、地道に福岡県、九州圏内については同様なプロモーションを継続して行っていきたいというふうに考えております。  事務所を置くとかということは、現在のところは考えておりません。
    168 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 169 ◯9番(松月よし子君)  今のはオリンピック・パラリンピックに向けてはどのような戦略を組んでおられるかというところを今お伺いしたところです。 170 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員に申し上げます。少し一般質問に近いような内容でございますので、予算書に従って発言していただくようにお願いいたします。  答弁できますか。中村シティセールス課長。 171 ◯シティセールス課長(中村隆暢君)  オリンピック・パラリンピックに向けた取り組みということではなく、継続して確実に糸島ファンを関東圏のほうで増加させる、そういった取り組みの中で、食材や観光地としての魅力や移住候補地というような魅力を発信させる地道な努力を行っていきたいというふうに考えております。 172 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 173 ◯9番(松月よし子君)  じゃ、よろしくお願いいたします。  次に、キャラクター活用事業委託についてお伺いをいたします。 174 ◯委員長(笹栗純夫君)  ページ数をおっしゃってください。 175 ◯9番(松月よし子君)  187ページです。これはいとゴン予算ですけれども、例年度より削減をされております。過去、ゆるキャラコンテストにも挑戦して、やる気満々ないとゴンでございました。糸島のキャラクターいとゴンはどうなるのかと心配しているわけですが、この削減についてどのようなお考えがあるのか、お伺いをいたします。 176 ◯委員長(笹栗純夫君)  中村シティセールス課長。 177 ◯シティセールス課長(中村隆暢君)  糸島市のキャラクターでありますいとゴンにつきましては、平成29年度より委託派遣方式から地域への貸し出し方式というふうに移行したいというふうに考えております。これは委員おっしゃいますように、多くの地域でいとゴンが活躍をしておりますけれども、経費等の削減、そういった部分を含めまして、貸し出し方式への移行をしたいというふうに考えております。 178 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 179 ◯9番(松月よし子君)  ということは、今まであったいとゴンの委託のあり方とか、システムを変えるということだと思いますけれども、じゃ、実際に委託はどこにして、どういう仕組みをつくっていかれるか、お伺いをいたします。 180 ◯委員長(笹栗純夫君)  中村シティセールス課長。 181 ◯シティセールス課長(中村隆暢君)  平成29年度につきましては、4月1日から5月31日までの2カ月間につきましては、貸し出し方式への移行期間ということで、平成28年度まで委託をしておりました委託派遣方式を維持するということで考えております。  それ以降につきましては、観光協会のほうに委託をして、受け付け業務、それから、ホームページの更新等をお願いするということで考えております。したがいまして、いとゴンの貸し出し業務については観光協会のほうで貸し出していくというふうになっていくことにしております。 182 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 183 ◯9番(松月よし子君)  それでは、市民に広く皆さんが貸し出しができるという形に変えて、もっといとゴンを身近に感じることができるという方針に変えるということなのか、それと、利用料金などについてもお伺いをいたします。 184 ◯委員長(笹栗純夫君)  中村シティセールス課長。 185 ◯シティセールス課長(中村隆暢君)  経費をかけずに多くの人にいとゴンに親しんでもらえるようになるというふうに考えておりまして、特に市内の地域のイベント等で気軽にいとゴンを利用していただければなというふうに思っております。  利用料金については無料でございます。 186 ◯委員長(笹栗純夫君)  松月委員。 187 ◯9番(松月よし子君)  最後にしますけれども、ということは、私たちが借りて、それを着ることができるという形に、もっと身近になったということで、いいように変えていかれたと感じてもよろしいでしょうか、受け取っても。 188 ◯委員長(笹栗純夫君)  中村シティセールス課長。 189 ◯シティセールス課長(中村隆暢君)  委員おっしゃるとおりでございます。 190 ◯委員長(笹栗純夫君)  次に、波多江貴士委員。 191 ◯2番(波多江貴士君)  187ページ、7款1項3目、DMO事業に関して質問いたします。  こちら実施計画のほうに企業研修プログラムのほうをニーズ調査するというふうにありますが、具体的に企業研修プログラム、どのようなイメージを持ってありますでしょうか。 192 ◯委員長(笹栗純夫君)  中村シティセールス課長。 193 ◯シティセールス課長(中村隆暢君)  企業研修プログラムにつきましては、福岡県内の50社ほどの企業のほうに研修のニーズ調査を行う予定にしております。その中で、糸島市内の観光につきましては、平日、あるいは冬等の閑散期がございますので、その時期に、できれば企業の研修をしていただきたいというふうに考えておりまして、企業で行います農業体験、あるいは水産業の体験であったりとか、体験観光プログラムを中心とした研修を実施いただければなというふうに考えております。 194 ◯委員長(笹栗純夫君)  波多江委員。 195 ◯2番(波多江貴士君)  では次に、DMO事業委員会の構成についてお願いします。 196 ◯委員長(笹栗純夫君)  中村シティセールス課長。 197 ◯シティセールス課長(中村隆暢君)  現在考えておりますのは、観光協会を中心とした組織というふうに考えておりまして、その中に市、それから商工会、JA、JF、それから、観光関連の事業者、この中には宿泊施設、飲食店等を含みます。また、いとしま応援プラザ、それから、農林水産業者であるとか、商工業者、糸島市文化協会、それから、観光のボランティア、金融機関、新聞社、そういったところを今現在考えているところでございます。 198 ◯委員長(笹栗純夫君)  波多江委員。 199 ◯2番(波多江貴士君)  観光協会が核となるということですが、その観光協会はそのDMO組織の中において、具体的にどのような役割を担うようになるのでしょうか。 200 ◯委員長(笹栗純夫君)  中村シティセールス課長。 201 ◯シティセールス課長(中村隆暢君)  DMOにつきましては、現状把握、あるいはニーズ調査等を中心とした観光戦略の立案、それから、この観光事業におけますマネジメントを行っていただくようなことがDMOの役割というふうに考えておりまして、今までの勘や経験、あるいは思い込みによる誘客体制ではなく、マーケティングを中心とした調査によって連携される事業者と一緒にマネジメントをしていただくというのが観光協会の役割というふうに考えております。 202 ◯委員長(笹栗純夫君)  波多江委員。 203 ◯2番(波多江貴士君)  今のお話を伺いますと、やはり観光協会としては非営利的な活動がほとんどになると思います。  今後、現在の行政連携型から事業運営型へと移行していくために、平成30年の発足を前に、観光協会自体が、体制、体力の強化、また、稼げる仕組みづくり、そういった計画を促すことが重要ではなかろうかと思います。  現在、体験型観光推進事業というものも同時に上がっておりますが、それ以外に具体的な計画等があればお願いします。 204 ◯委員長(笹栗純夫君)  中村シティセールス課長。 205 ◯シティセールス課長(中村隆暢君)  今、考えておりますのは、体験型観光プログラムを中心として稼げる観光業ということで考えております。そういうことでございます。 206 ◯委員長(笹栗純夫君)  波多江委員。 207 ◯2番(波多江貴士君)  体験型はずっと言われていることで、それ以外にもいろいろと取り組めることがあると思います。観光協会自体が自走できるように、独立して運営できるように、また補助金の増と、DMOをつくることでならないように取り組みのほうをお願いします。  以上です。 208 ◯委員長(笹栗純夫君)  これで7款.商工費を終わります。  ここで暫時休憩をいたします。再開は3時10分といたします。       (午後2時58分 休憩)       (午後3時07分 再開) 209 ◯委員長(笹栗純夫君)  それでは、再開いたします。  次に、190ページから209ページ、8款.土木費の説明を求めます。三角建設都市部長。 210 ◯建設都市部長(三角孝志君)  それでは、8款.土木費について御説明をさせていただきます。予算書は190ページから209ページまでとなります。  歳出総額は37億787万1,000円、対前年度比12億6,124万4,000円、51.6%の増となっております。  主な事業を御説明いたします。新規事業といたしまして、JR荻浦踏切歩道設置事業の詳細設計委託費1,100万円、耐震改修促進計画策定業務委託費300万円、二丈コミュニティプラザ整備事業費2,200万円、同コミュニティプラザ用地借地料134万円を計上いたしております。
     継続事業の主なものといたしまして、新駅関連の駅舎自由通路、南北交通広場、北口停車場線等の整備費16億2,181万4,000円、波多江駅自由通路整備事業費2億882万9,000円、筑前深江駅周辺整備事業費6億2,030万円、新田久保田線整備事業費9,719万7,000円、橋梁長寿命化事業といたしまして、久保田橋の架けかえ工事費及び橋梁点検業務委託費2億7,890万円、カーブミラーの点検委託やガードレールの設置、カラー舗装等の交通安全対策費3,820万4,000円、前原東土地区画整理事業組合への補助金・負担金9,076万5,000円、都市計画基礎調査業務委託費631万2,000円、崖地近接等危険住宅移転事業費990万4,000円、木造戸建て住宅耐震改修促進事業補助金300万円、市道関連といたしまして、新設改良費4,000万円、維持補修費3,000万円を計上いたしております。  どうぞよろしくお願いいたします。 211 ◯委員長(笹栗純夫君)  質疑に入ります。質疑のある方は挙手をお願いいたします。  初めに、井上健作委員。 212 ◯18番(井上健作君)  197ページ、8款.土木費、2項.道路橋梁費、4目の交通安全対策費についてお伺いを申し上げます。この中に、今回、新規事業で出されております、もう私ももうすぐ70になりますので、特に聞いておきたいと思っておりますが、運転免許証を返還するという、それについての助成といいますか、出ますけれども、これは全国的にやっぱり高齢者の交通事故等で死者が出ておるという状況下の中で、75万円という金額がここに出ております。これは市費で行われるものか、補助金と合わせての75万円なのか、この辺をまずお聞かせ願いたいと思っております。 213 ◯委員長(笹栗純夫君)  樗木危機管理課長。 214 ◯危機管理課長(樗木芳秋君)  この事業につきましては、県の補助事業を活用して実施するものでございまして、2分の1補助がございまして、自主返納者1人につきまして2,500円が補助の限度額ということになっております。 215 ◯委員長(笹栗純夫君)  井上委員。 216 ◯18番(井上健作君)  今おっしゃいました限度額が2,500円ということでございますが、事前の説明の中で、事業内容について、市内コミュニティバス等回数券5,500円分、それから、タクシー回数券5,250円、JR九州ICカード乗車券、これが4,500円ですね。こういった中で2,500円が出るのはわかる。あとの残りは市費だということだと思いますが、この金額の差というのは、返納する人は市民でございますし、なぜここに差異があるのか、この辺がちょっとわかりづらいんですよね。この辺の説明をきちっとしないと、何でやと。うちは4,500円しかもらいよらんばい。うちは5,500円もらう。1,000円の差があるわけですよね。この辺の差異についての理由づけ、この辺を御回答お願いします。 217 ◯委員長(笹栗純夫君)  樗木危機管理課長。 218 ◯危機管理課長(樗木芳秋君)  自主返納者1人に係る経費といたしまして、市がお一人に5,000円を支出するということをもとに乗車券等を給付するということにしております。  まず、バス券でございますけれども、5,000円の支出に対して買える券が5,500円分購入できる。5,000円分プラス附属する500円分がついてくるということでございます。タクシー回数券につきましては、これも市費では5,000円を支出いたしますけれども、250円が付随してくるということでございます。  JR九州のICカードにつきましては、これはSUGOCA券という券になるわけですけれども、500円はカードの当初の初期費用ということで500円になります。運賃として使えるのが4,500円分ということで、これもお一人分の経費といたしましては5,000円ということで、ここに差がついておりますのが結果でございまして、これを5,000円で給付額を5,000円ということでそろえることが少し難しゅうございましたので、こういう形になっておるところでございます。 219 ◯委員長(笹栗純夫君)  井上委員。 220 ◯18番(井上健作君)  ちょっと我々が余り使わない券でございますので、大変わかりづらいんですが、基本的には5,000円しか出しておりませんよということですね。例えば、先ほどおっしゃいましたJRの場合は、5,000円は出しますけれども、その手数料として500円取られて、実質4,500円ということですか。 221 ◯委員長(笹栗純夫君)  樗木危機管理課長。 222 ◯危機管理課長(樗木芳秋君)  このJRのIC乗車券、カードでございますけれども、カードをつくる最初の経費として、カードの作成費用と申しますか(発言する者あり)初期費用で500円要るということで、このカードは次にまた金額を入れていけばまた使えるというようなものでございます。そういうことで500円分減額されて、乗車分は4,500円というような形になっております。 223 ◯委員長(笹栗純夫君)  井上委員。 224 ◯18番(井上健作君)  じゃ、タクシーは何で250円ここにつくんですかね。 225 ◯委員長(笹栗純夫君)  樗木危機管理課長。 226 ◯危機管理課長(樗木芳秋君)  タクシー回数券につきましては、福岡市タクシー協会というところが発行しております。糸島市で運行されてあるタクシー会社もそこに入っておられまして、ここのシステムとして5,000円では250円が加算されると。5,000円分に250円分が加算されるというシステムになっておりますので、その結果でございます。 227 ◯委員長(笹栗純夫君)  井上委員。 228 ◯18番(井上健作君)  その分まで出しますよということですね。はい、わかりました。  そういった中で、これが1回始めると県が出さんでも、団塊の世代が、我々の世代ですけれども、これのピークというのが大体10年先になっていこうかと思っているんですが、1回やり始めると、これはずっとやっていかなければいけない。それは確かに交通事故が減ったけんやめますよとか、そういうことにはならないだろうと私は憶測しますし、この辺の考え方について、県が半分出すけんやったということじゃなく、やはり市費も半分は出しております関係で、この辺の考え方についてやらないと、市民からの不満、不平が出てくる可能性がございますが、この辺の考え方についてどのようにお考えでしょうか。 229 ◯委員長(笹栗純夫君)  樗木危機管理課長。 230 ◯危機管理課長(樗木芳秋君)  高齢者の交通事故の状況については御理解はいただけるかと思います。本事業の目的といたしまして、高齢者の自主返納を促すいいきっかけづくりということで新規に取り組ませていただくわけでございますけれども、これについては、平成29年度から事業を開始いたしまして、その効果を見させていただきたいというふうに思っております。それを分析いたしまして、今後どういうふうに進めていくかを決定していくということで御理解いただきたいと思います。 231 ◯委員長(笹栗純夫君)  井上委員。 232 ◯18番(井上健作君)  確かに効果というのは何であるか。事故が起こらないことか。いっぱい返してもらって、交通事故で亡くなる方を減らすのか、その目的というのは何でしょうか。効果、この辺をよろしくお願いします。 233 ◯委員長(笹栗純夫君)  樗木危機管理課長。 234 ◯危機管理課長(樗木芳秋君)  議員おっしゃいますように、交通事故件数、即これの効果と。この事業の効果ということにつなげることは難しいかと思います。ただ、自主返納された方の動機づけになったかどうかという調査は返納申請時に市のほうで行いたいと思っておりますので、そこのところを効果ということで考えていきたいと思っております。 235 ◯委員長(笹栗純夫君)  井上委員。 236 ◯18番(井上健作君)  理解はしましたが、今年度初めて75万円という予算がつきましたよね。3月1日から受け付けますよと説明で受けましたけれども、大体75万円というのは100名ちょっと超しますよね。150名、そういった中で、例えば、今年度200名あった場合どうなさるのか。補正を組むのか。この辺の考え方、これは県が出すかどうかわかりませんけれども、この辺のことについてはどのようにお考えなんですか。 237 ◯委員長(笹栗純夫君)  樗木危機管理課長。 238 ◯危機管理課長(樗木芳秋君)  当初予算に上げております150名という数字でございますけれども、これのもととなりましたのが平成28年1月から12月までの130人という実績に基づいて150人ということを想定させて予算を上げさせていただいておるところでございます。これを上回ったときについては、予算の増額等もお願いすることも考えております。 239 ◯委員長(笹栗純夫君)  井上委員。 240 ◯18番(井上健作君)  わかるんですけれども、初めてこの事業なんですよね。今課長がおっしゃったのは、130名だったから、それに合わせて、20名ぐらいふえるだろうという予測の中で、当初予算に75万円という金額が上がっております。私も1回尋ねられたことがあるんですけれども、返納したいんだけど、何かないんですかと年とった人から聞かれたんですけど、この効果というのは、返納する効果というのは、1年目は特にあるんじゃないかなと思っておりますので、その辺の配慮、今年度の予算でございますので、途中でお金ののうなったけんとか、そんなことは言えないだろうと思いますので、この辺のところをよく精査して、私はやっていただきたいなと思っておりますし、やはり私たちが70を越して、ピークになるときにこの制度がなくならないように私はお願いを申し上げまして、この質疑を終わらせていただきます。 241 ◯委員長(笹栗純夫君)  次に、三嶋栄幸委員。 242 ◯11番(三嶋栄幸君)  203ページ、8款4項2目.公園費の中の上から3、4行目のところに公園工事費と載っておりますけど、217万6,000円、どこの公園なのか、御答弁をお願いします。 243 ◯委員長(笹栗純夫君)  中園施設管理課長。 244 ◯施設管理課長(中園道也君)  217万6,000円につきましては、ことし83カ所の遊具点検を行っております。その遊具点検で出ました緊急度、緊急度Aというのはございませんでしたけれども、修繕が必要な遊具等がございまして、それの撤去及び工事に対する費用を上げております。  以上でございます。 245 ◯委員長(笹栗純夫君)  三嶋委員。 246 ◯11番(三嶋栄幸君)  この費用は、遊具の点検撤去のための費用だという御答弁ですけれども、撤去なさった場合、糸島市は安全性を考慮して撤去していることはわかるんですけど、新設はしないという方針、これはまだ変わっていないでしょうか、御答弁をお願いします。 247 ◯委員長(笹栗純夫君)  中園施設管理課長。 248 ◯施設管理課長(中園道也君)  この工事費につきましては、撤去の工事費でございまして、もう一つ、修繕というのも組んでおります。基本的には、修繕ができない場合について、当然、行政区等に話をさせていただきまして、その中で撤去する場合については撤去させていただき、先ほど議員が言われました再設置については、もし要望があればまたその中で検討をさせていただくという考えを持っております。  基本的には、撤去した場合についてはしないという考えは変わっておりません。 249 ◯委員長(笹栗純夫君)  三嶋委員。 250 ◯11番(三嶋栄幸君)  市は常々子育て教育環境の市民満足度を高めていくことで、子育て世代が住みやすいまち糸島を目指すと言われておられます。なぜ遊具の更新などを含めた公園整備をなされないのか、御答弁をお願いします。 251 ◯委員長(笹栗純夫君)  中園施設管理課長。 252 ◯施設管理課長(中園道也君)  公園の遊具につきましては、現在までいろいろなところで事故等があっております。仮に、再度設置する場合につきまして、新しい遊具についても事故等があっておる中で、現段階につきましては、老朽化した遊具につきまして撤去させてもらうものでございます。 253 ◯委員長(笹栗純夫君)  三嶋委員。 254 ◯11番(三嶋栄幸君)  今の御答弁を聞いていますと、古くなって危ないのは撤去される、それは当然のことですよ。じゃ、遊具が危ないのであれば全部撤去なさったらいかがと思いますが、いかがでしょうか。 255 ◯委員長(笹栗純夫君)  中園施設管理課長。 256 ◯施設管理課長(中園道也君)  済みませんでした。古くなった遊具については撤去させていただくものでございます。
    257 ◯委員長(笹栗純夫君)  三嶋委員。 258 ◯11番(三嶋栄幸君)  私の質問の意図がよくおわかりじゃないかと思いますけど、糸島市は子育て世代の方に住んでもらいたいという施策を今打たれているんですよ。なのに、公園を新しくもつくらない、古くなった遊具は撤去するだけの施策を打たれていますけど、なぜそういう施策を打たれるかどうかをお尋ねしております。 259 ◯委員長(笹栗純夫君)  三角建設都市部長。 260 ◯建設都市部長(三角孝志君)  公園設置の考え方でございますけれども、公園設置、新規につきましては設置しないということではございません。必要に応じて設置をしていきたいというふうに思っております。  それから、公園遊具の関係でございますけれども、これはさきの議会でも答弁させていただきました。公園遊具があればいい、これにこしたことはないと我々は思っておりますけれども、近年、公園につきまして、重大事故が非常に多く発生してきております。糸島市内におきましても発生してきております。そういう中で、今までは公園遊具も設置をしておりましたけれども、老朽化したもの、非常に危険が高いものについては、安全点検をした上で廃止をさせていただくと。ただ、まだ修繕がきくものについては、できるだけ置きたいという考えは持っておりますので、修繕については、修繕できるものは修繕をしていくと。その中で、どうしても老朽化が進んで修繕もできないと、非常に危険だというものについては廃止をさせていただきたい。確かに今まで遊具がありましたので、遊具で遊んでいらっしゃった方もいらっしゃるかもしれませんけれども、遊具がなくても、広場として当然整備はしていきますので、その中で、ボール遊びなり、そういう遊びというものはできるかというふうには思っておるところでございます。  以上でございます。 261 ◯委員長(笹栗純夫君)  三嶋委員。 262 ◯11番(三嶋栄幸君)  まず、ボール遊びが禁止されている公園がほとんどじゃないですかね。ちょっと質問を変えますね。(発言する者あり)  私は、子育て世帯が住む場所を決めるときに、やはり学校までの距離、買い物が便利なのか、子供を遊ばせる公園は近いのかというのは大きなファクターだと私は思うんですけど、市はそうは思われないかどうか、御答弁をお願いします。 263 ◯委員長(笹栗純夫君)  三角建設都市部長。 264 ◯建設都市部長(三角孝志君)  子育て世代におきまして、確かに公園というのは近くにあると、これにこしたことはない。だから、公園整備を否定するものではございません。ただ、遊具につきましては、近年、大変大きな事故も発生してきておりますので、先ほども言いますように、広場としての活用は、遊具がなくてもいろんな遊びというのはできるかというふうに思っておりますので、ぜひそこで御理解をいただきたいと思っておるところでございます。 265 ◯委員長(笹栗純夫君)  三嶋委員に申し上げます。予算書から少し離れておるようでございますので、どこの箇所で何ということで、それに沿って質疑していただくようにお願いいたします。  三嶋委員。 266 ◯11番(三嶋栄幸君)  これ以上ここで申し上げてもいたし方ありませんが、私の意図を重々部長はおわかりだと思います。また、執行部の方もおわかりだと思います。子育て世代を住ませたいと思われるのであれば、やはり見た目はとても大切だと思いますので、どうか御配慮をお願いします。  以上です。 267 ◯委員長(笹栗純夫君)  次にまいります。柳明夫委員。 268 ◯5番(柳 明夫君)  私は、ページ数で言いますと、201ページの耐震改修促進計画の策定業務委託と、205ページの新駅関連事業費について主にお伺いしたいと思っております。  まず、205ページの耐震改修促進計画策定業務委託ですけれども、まず委託先、これは……(発言する者あり) 269 ◯委員長(笹栗純夫君)  ページ数をもう一度。 270 ◯5番(柳 明夫君)続  201ページです。201ページの耐震改修促進計画策定業務委託ですけれども、まず委託先ですね、これは決まっているのかということと、それから、2つ目がどんな計画をこれで立てる予定なのか、お伺いいたします。 271 ◯委員長(笹栗純夫君)  林都市計画課長。 272 ◯都市計画課長(林 良典君)  まず委託先でございますが、これは来年度、指名競争入札によって決定する予定でございます。  それから、計画の内容でございますが、耐震化の現状と課題の整理、それから、耐震化の目標設定、耐震化の基本方針、それから、公共建築物、民間特定建築物及び住宅の耐震化の方針、それから、耐震化の普及、啓発、指導、そういったものを計画を策定する予定でございます。 273 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 274 ◯5番(柳 明夫君)  これは、実は私、昨年の6月議会で取り上げさせていただきまして、まだ未作成だと。急いでぜひこれはつくるべきだということを申し上げたということで関心を強く持っているわけですけれども、今のお答えの中で、現状と課題というお話がありました。この現状の把握ですね、木造の家屋あるいは集合住宅等、それが現状で耐震化率、耐震化の進捗状況はどうなる、あるいは公共の建物や、私は行政区の公民館も含めてこれはやるべきではないかと思っておりますが、そこら辺の計画はいかがでしょうか。 275 ◯委員長(笹栗純夫君)  林都市計画課長。 276 ◯都市計画課長(林 良典君)  公共的な建築物につきましても耐震化の促進を図るところで、そういったことも計画の中に盛り込んでいきたいというふうに考えております。 277 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 278 ◯5番(柳 明夫君)  行政区の公民館については、この計画で策定していくということにはなりませんか。 279 ◯委員長(笹栗純夫君)  林都市計画課長。 280 ◯都市計画課長(林 良典君)  公共的な建築物という中に含まれるかどうかを含めまして、そういったものの耐震改修促進が必要であるかを含めまして、その策定の中で検討してまいりたいというふうに考えております。 281 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 282 ◯5番(柳 明夫君)  それから、市内の住家ですね、民間の建物、住家であったりとか、店舗であったりとかあるわけですけれども、これについても耐震化の現状というのはこれできちんと把握されていくということになるわけですね。それはいかがでしょうか。 283 ◯委員長(笹栗純夫君)  林都市計画課長。 284 ◯都市計画課長(林 良典君)  これは推計という形になりますが、その策定の中で調査してまいるということになります。 285 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 286 ◯5番(柳 明夫君)  それでは、ぜひこの計画で、市内の耐震化が進むように期待をしたいと思うんですけれども、いつごろまでにつくる予定かについてお伺いします。 287 ◯委員長(笹栗純夫君)  林都市計画課長。 288 ◯都市計画課長(林 良典君)  年度明けまして、なるだけ早い時期に発注いたしまして、年内をめどに作成したいというふうに考えております。 289 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 290 ◯5番(柳 明夫君)  その点は了解いたしました。  それでは、ページ数でいいますと205ページ、新駅関連の施設整備事業費でありますけれども、これは実施計画書も大いに関連してまいりますので、実施計画書のページでいきますと、147、148、153、154、158ページ、この5ページ分にわたっております。今年度の予算、そして、この実施計画を見ていきますと、この自由通路については、昨年度の計画に比べて30年度までの計画が、金額にして6,000万円プラスになっていますね。駅舎については3,000万円プラスになっているわけです。大体昨年度ですと、駅舎も含めて25億円ちょっとというのが26億円を超すような状況になってきているわけですけれども、私、たしか昨年の3月議会で質問いたしました。そのときは、前年に比べて5億円ぐらい上がっていた。その要因が、設計をきちんと完了したということと、それから、用地、労務費、資材等の値上がりがあるというふうなお答えが、そういうことが値上げの要因であるというふうにお答えがありました。  さらに今年度、去年ほどではないにしても上がっているわけですが、これはどういう要因なんでしょうか。 291 ◯委員長(笹栗純夫君)  林都市計画課長。 292 ◯都市計画課長(林 良典君)  まず、自由通路、浦志自由通路でございますけれども、こちらにつきましては、労務資材単価の高騰、これによって約3,000万円、それから、予備設計から実施設計に移行する際の精査、これを行いまして、3,000万円の増、合計6,000万円増加した形ということでございます。  それから、駅舎につきましては、改札の通路数、これを波多江駅と同じ数ということで、3から4にふやしました。それから、ホームの上屋、これを2両までしか見ておりませんでしたけれども、これを6両分見るということで変更、それと、JRの事務費の減等ございましたけれども、相殺しまして3,000万円の増と。これもやはり予備設計、それから、平成24年度の概算から見直しを行った結果ということでございます。  以上です。 293 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 294 ◯5番(柳 明夫君)  その労務、資材の高騰ということなんですけれども、これは今後もオリンピックが近づくにつれて、さらに懸念されるということではなかろうかと思うんですが、そこら辺はいかがですか。 295 ◯委員長(笹栗純夫君)  林都市計画課長。 296 ◯都市計画課長(林 良典君)  ここのところ数年、毎年労務単価、これにつきましては平均で約7%程度上がっておりまして、言われるように、オリンピック等を控えている中で、こういう状況はまだ続くのではないかというふうに考えております。 297 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 298 ◯5番(柳 明夫君)  そうしますと、平成30年度はさらに上がることも否定し切れないということは言えるわけですね。いかがですか。 299 ◯委員長(笹栗純夫君)  林都市計画課長。 300 ◯都市計画課長(林 良典君)  まだこの実施計画の数値につきましては、昨年の秋ごろの数値でございまして、さらにそれ以降も実施設計の協議を行っている中で、いろんなものを検討していっているということでして、今年度の設計が終わりますと、来年度当初に実施協定、建築の協定を結びますので、その中で、額はある程度固まるかというふうには考えております。 301 ◯委員長(笹栗純夫君)
     柳委員。 302 ◯5番(柳 明夫君)  きっちり精査するから固まるという御答弁ですけれども、価格の上昇、労務費、資材費等の価格の上昇ということも考慮しているんでしょうか、いないんでしょうか。 303 ◯委員長(笹栗純夫君)  林都市計画課長。 304 ◯都市計画課長(林 良典君)  その辺の要因も盛り込みながら、あと実施設計の中で明細等を先方から提出されますので、不要なものを省いたりとか、グレードを検討したりとかして、経済性は追求していきたいというふうに考えております。 305 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 306 ◯5番(柳 明夫君)  それでは、また別の角度からなんですけれども、国の補助金、交付金として、社会資本整備交付金が充てられているわけですね。昨年度の計画までは──昨年度といいますか、平成28年度まではこの交付率というのが、補助率が55%ということで計画がつくられていました。ところが、ことし示された実施計画書によりますと、これが40%になっていますね。15%ほど交付率が下がっているわけです。これがもたらす影響、当然のことながら、国庫補助が減る、そうなりますと、市の負担分がふえる。一方で、価格の上昇も懸念される、そういうことに単純に考えればなるわけですが、その点はいかがでしょうか。 307 ◯委員長(笹栗純夫君)  林都市計画課長。 308 ◯都市計画課長(林 良典君)  昨年、新駅自由通路、交通広場につきましては、補助率55%の補助事業として要望しておりまして、要望額に対して、国の交付率が27%しかありませんでした。一方、別メニューの補助率40%の補助メニューにつきましては、約8割の交付率であったということで、県、国とも相談しまして、来年度は若干補助率が低いメニューでございますが、交付率が高く期待できる補助メニューに、計画事業に変更したということでございます。  結果としまして、一般財源の金額は下がることにつながるのではないかというふうな期待はしております。 309 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 310 ◯5番(柳 明夫君)  補助率が下がって、一般財源が下がるというのはちょっと考えにくい話なんですけれども、私はこれは単純な比較なんですけど、去年とことしの実施計画を比較しまして、駅舎はまた別の要因、これは50%の補助率というのは変わっていないんですが、やっぱりほかの事業については、地方債ですとか、あるいは一般財源の金額ですとか、これはどうも上昇している。1億から2億ぐらい上昇しているんじゃないかなというふうにちょっと計算してみたんですが、それはどうなんでしょう。いかがでしょうか。 311 ◯委員長(笹栗純夫君)  林都市計画課長。 312 ◯都市計画課長(林 良典君)  起債の額ということでございますか。(「そうですね、地方債」と呼ぶ者あり)当然、補助率が40%でございますので、残り60%の9割、これが起債になりますので、起債もその分でふえているということでございます。 313 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 314 ◯5番(柳 明夫君)  ですから、起債がふえれば、別にそれに交付税措置があるわけではないでしょう、これはね。もう社会資本整備交付金をもらっているわけですから。ですから、結局、それは市の債務ということになっているわけでしょう。それはいかがですか。 315 ◯委員長(笹栗純夫君)  林都市計画課長。 316 ◯都市計画課長(林 良典君)  この分につきまして交付税措置があるということで計画を進めております。 317 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 318 ◯5番(柳 明夫君)  じゃ、これに充てられる交付税措置もあると。何%ぐらいですか。 319 ◯委員長(笹栗純夫君)  林都市計画課長。 320 ◯都市計画課長(林 良典君)  約3割程度というふうには伺っております。 321 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 322 ◯5番(柳 明夫君)  3割ということですね。それは了解いたしました。  それで、こういうぐあいに55%を見込んでいたものが、採択が非常に悪くて27%ということでしたね。40%のほうだったら安心してとれそうだという話なんですが、結構ほかに実施計画書を見ますと、社会資本総合整備交付金で55%を充てているのがあるわけですよね。この違いはどこにあるんでしょうか。 323 ◯委員長(笹栗純夫君)  林都市計画課長。 324 ◯都市計画課長(林 良典君)  55%のメニューにつきましては、基幹事業として、社会資本総合整備計画に位置づけたものでございます。40%につきましては、都市再生整備計画、この中に位置づけた事業が4割の補助ということでございます。 325 ◯委員長(笹栗純夫君)  柳委員。 326 ◯5番(柳 明夫君)  ちょっとそこら辺が都市再生整備ということは、これはこの新駅構想が始まって変わっていないと思うんですが、それが55%とれなくて、当初の計画は55%でしたよね。それがよくわからない。そこに国の交付金支給に対する方針の変化というものがあるのかないのかということなんですが、土地の購入について一旦補正で取り消しと。それでまた、平成29年度予算で立てていますね。これは国の交付金がつかなかったからだと。一旦補正でそれを削減して、今年度またとりますよということなんですが、非常にこの各市町村が国の補助金、交付金のとり合いをしている。国としては、地方交付税は、これは大きく減らしはしないけど、ふえているわけではない。パイは同じだと。そういう中で、非常にこういうものを当て込んでいきますととれなかったり、ちょっと減らされたり、そういうことになっていくんではないかという気がしますが、これは最後の質問です。その点はいかがでしょうか。 327 ◯委員長(笹栗純夫君)  林都市計画課長。 328 ◯都市計画課長(林 良典君)  その点の懸念がございましたので、国あるいは県のほうに要望、協議に行って、できるだけ補助をいただくところで協議をしてきたところでございます。 329 ◯委員長(笹栗純夫君)  次に、高橋徹郎委員。 330 ◯3番(高橋徹郎君)  今の柳委員の質問の関連の部分からちょっと僕もお聞かせいただければと思っております。  ページ数で言うと205ページの波多江駅自由通路整備事業費と、それから、浦志の自由通路整備事業費に関してなんですけれども、実施計画書の153ページと163ページを見ますと、総事業費が浦志自由通路整備事業費は、ことしは5億1,400万円で、平成27年から平成29年度の実施計画の予算の総事業費を見ますと3億5万5,000円でした。総事業費が非常にふえております。波多江駅自由通路整備事業のほうを見ますと、平成27年から平成29年度の事業費を見ますと3億3,796万円で、本年度の事業費を見ますと4億6,900万円、これも事業費が非常にふえております。当初予定の事業費と、それから、本年度出てきた事業費のこの差というのはどこから生まれてくるのかをお願いいたします。 331 ◯委員長(笹栗純夫君)  林都市計画課長。 332 ◯都市計画課長(林 良典君)  こういった自由通路につきましては、波多江駅につきましても、新駅につきましても、建築工事の部類に入りますが、まず予備設計、それを行って、実施設計に入るということになりまして、予備設計の段階では、平米単価幾らとか、あとはメーター幾らとかいった金額で入れておりましたけれども、さらに実施設計になりますと詳細に積み上げて単価等を入れていくという作業になりまして、より詳細な部分に入っていって、当然金額は移動すると。そういった中で、今回についてはプラスのほうになったということであります。それも先ほどから申しておりますように、労務資材単価の高騰、こういったものが大きな要因となっているところでございます。 333 ◯委員長(笹栗純夫君)  高橋委員。 334 ◯3番(高橋徹郎君)  とすると、これは当初の設計段階では、もうわからない、無理だという話になるんでしょうか。 335 ◯委員長(笹栗純夫君)  林都市計画課長。 336 ◯都市計画課長(林 良典君)  自由通路といった物件につきましては、なかなか市のほうで経験がない物件でございまして、同様の部分で先行事例、他市の事例を持ってきまして、その金額を基準として最初入れていくと。そういったものが、結果として時間が経過していたということもありまして、金額がその分に比べますとかなり大きくなっていったということでございます。  それと、例えば、土木事業とかでありますと市も経験豊富でありますから、ある程度予測はつくんですけれども、自由通路につきましては、そういったことになりまして、いたし方ない面があったのかなというふうには考えております。 337 ◯委員長(笹栗純夫君)  高橋委員。 338 ◯3番(高橋徹郎君)  そうしますと、いたし方のない面があって上がってくる予算に対して、私たち議員はそれがいいのか悪いのかを見ていかないといけない。で、金額が最終的に上がっていたら、僕たちもいたし方なかったというふうになっていきますと、市民への説明責任という意味では非常にあやふやなものになっていくのではないかと思っております。そこら辺でもうちょっと、何というんですかね、最初の事業費が、市が今までやったことがない不得手な部分だからということで出された金額を、何とか実際の数字に近づけるよう努力をしていただきたいと思いますが、その辺、いかがでしょうか。 339 ◯委員長(笹栗純夫君)  林都市計画課長。 340 ◯都市計画課長(林 良典君)  この公示価格につきましては、工種別の単価、数量、工事費の内訳明細をJR九州のほうから提出いただいて、それを精査しまして、不要なものは落としますし、先ほども申しましたが、グレードも落とせるものは落として経済性を追求したところで行っておりまして、できる範囲におきまして担当のほうで金額のほうを低く抑えるという努力はずっとしておりますし、これからもしていくというつもりでございます。 341 ◯委員長(笹栗純夫君)  高橋委員。 342 ◯3番(高橋徹郎君)  なかなか難しいことだとは思いますけれども、よろしくお願いいたします。  もう一点お聞きいたします。予算書の203ページです。ここに、公園費の中の用地借上料があります。この用地借上料はどこの用地の借り上げなのかをお願いいたします。 343 ◯委員長(笹栗純夫君)  中園施設管理課長。 344 ◯施設管理課長(中園道也君)  用地につきましては、二丈コミュニティプラザ前の旧公民館跡地を考えております。これが134万円と、もう一カ所、波多江西広場につきまして90万円の予算を計上しておるものでございます。 345 ◯委員長(笹栗純夫君)  高橋委員。 346 ◯3番(高橋徹郎君)  事前の説明で、この二丈コミュニティ広場用地借上料で、面積の区分的に67%が公園での借地面積、そして、残りの部分が福祉作業所用の面積となって、両方とも糸島市が今後もお借りするということでの予算計上かと思いますけれども、まずそれで間違いがないのか、お願いいたします。 347 ◯委員長(笹栗純夫君)  中園施設管理課長。 348 ◯施設管理課長(中園道也君)  委員のおっしゃるとおり間違いございません。
    349 ◯委員長(笹栗純夫君)  高橋委員。 350 ◯3番(高橋徹郎君)  そうしますと、用地借上料的には今までと変わっていないのか、それとも、平成29年度では多少の金額の動きがあったのかをお願いいたします。 351 ◯委員長(笹栗純夫君)  中園施設管理課長。 352 ◯施設管理課長(中園道也君)  今までの借上料と変わっておりません。  以上でございます。 353 ◯委員長(笹栗純夫君)  高橋委員。 354 ◯3番(高橋徹郎君)  これは請願に基づく公園の整備ということでございますが、その請願に関しまして、私が属する総務文教委員会からは附帯意見がついたと思います。その附帯意見が3つついたんですけれども、そのうちの1つが、用地の借用については他の地域との公平性を考慮することという附帯意見がついたと思いますが、この附帯意見についてはどのようにお考えをして、今回のような用地の借上料の決定になったのかをお願いいたします。 355 ◯委員長(笹栗純夫君)  中園施設管理課長。 356 ◯施設管理課長(中園道也君)  今回の整備計画は、二丈コミュニティプラザの機能充実のための駐車場確保と広場整備でございます。本来でありましたら整備をするところにつきまして購入という形になるんですけれども、近隣の国の公示価格、県の基準地価、実勢価格等を調べますと、平米当たり約3万円、用地にしまして1億1,400万円ほどかかります。これにつきましては、借地用の60年間分に相当いたします。  このように、多額の財政負担が生じることから、引き続き有償により借地をお願いするものでございます。  以上のことから、公園設置の経過、無償、有償の判断等、それぞれの事情に違いがあり、他の地域との公平性は崩れることはないというふうに考えております。  以上でございます。 357 ◯委員長(笹栗純夫君)  高橋委員。 358 ◯3番(高橋徹郎君)  他の地域で見ますと、固定資産税分のやりとりだけでお借りしているところもあると思いますが、そういうところとの公平性がどうだという話で委員会の中ではしまして、それに対する附帯意見が、用地の借用については他の地域との公平性を考慮することというこの附帯意見となりました。もう一度、今の御説明ですと、ちょっとそこら辺がうまく理解できませんでしたので、お願いいたします。(「市が借りておるのがあろうが。あるっちゃろうもん」「わかるように説明してよ」と呼ぶ者あり) 359 ◯委員長(笹栗純夫君)  中園施設管理課長。 360 ◯施設管理課長(中園道也君)  議員の質問でありますのが、例えば、無償で借りて、固定資産税分を市のほうがもっておると、払わなくていいというものと、今回借りております土地についてはどうなのかということでの質問でよろしゅうございますか。(「はい」と呼ぶ者あり)  それにつきましては、現在も今までも今回のコミュニティについては土地をお借りしております。その額につきまして安価ということで、525円という安い価格でございますので、この分について、先ほど言われます別のところで無償で借りておりますが、固定資産税等を考えますとほぼ同等だというふうな判断をしております。  以上でございます。 361 ◯委員長(笹栗純夫君)  高橋委員。 362 ◯3番(高橋徹郎君)  固定……(「借りとうところば言いない」「糸島市が借りとおところがあろうが、金払うてからさ」「いくらでっちゃあろうが。高っか金払うて」「言葉遣いが悪いですよ」と呼ぶ者あり) 363 ◯委員長(笹栗純夫君)  委員会中は、委員長の指名する委員以外の発言は謹んでいただきますようお願いいたします。  高橋委員。 364 ◯3番(高橋徹郎君)  固定資産税と余り変わらないというようなお話だったかと思いますけれども、固定資産税とほぼ同額のところもあれば、固定資産税よりも多く払っているところもあると思います。今回のここの場所は、固定資産税よりも随分多く払っているんじゃないかなと僕は感じているところなんですけれども、そうすると、ほかのところとの公平性が保たれていないのではないかというところですが、いかがでしょうか。 365 ◯委員長(笹栗純夫君)  三角建設都市部長。 366 ◯建設都市部長(三角孝志君)  まず、今回の二丈コミュニティプラザについて固定資産税より多く払っているのではないか、確かにそのとおりでございます。固定資産税分と借地料を含めて、今回の130万円程度ということになっておると。それは、あくまでも今回の二丈コミュニティプラザは、先ほど課長も言いましたように、公園の機能を充実させると。あそこは駐車場はございませんので、当然、公園機能の充実として駐車場を整備すると。加えまして、請願も出まして、採択をされました。広場整備機能も合わせて整備するということでございます。当然、今はあそこの旧深江公民館跡地につきましては、公園の駐車場のみならず、福祉施設、福祉作業所、あそこの駐車場としても利用をしておったと。あるいは、特別支援学校のバスが来ておりますけれども、あそこのバスの回転広場としても使っておると。いわゆる市がどうしてもあそこの土地が必要だということでお願いをして、今回整備するということでございますので、当然、借地料はお支払いをするということになってまいります。ほかにも、先ほどから意見が出ておりますように、有償で借りておるところはほかにも、例えば、職員の駐車場でありますとか、きららの湯、あるいはラポール、それからクリーンセンター、先ほど言いました波多江駅の西広場等もございますので、他地区との公平性が崩れると、そこそこの事情がございますので、そこの事情に応じて、無償なり有償になってくるというふうに考えておりますので、他地区との公平性が崩れるということにはならないというふうに思っておるところでございます。  以上でございます。 367 ◯委員長(笹栗純夫君)  高橋委員に申し上げます。この質疑を続けられますか。(「あと1点だけ」と呼ぶ者あり)高橋委員。 368 ◯3番(高橋徹郎君)  それでは、3年に1回料金の見直しとか、そういう協議ができるということがあったと思いますけれども、それが、今年度協議があるかと思いますが、その協議の中でそういう減額ですとか、そういうようなことはされていくのかをお伺いして、終わりとさせていただきます。 369 ◯委員長(笹栗純夫君)  中園施設管理課長。 370 ◯施設管理課長(中園道也君)  今年度につきましては、平成26年度にもう既に協議が終わって、平成27年度から平成29年度までの部分の協議が済んでおります。今回、賃借料についての協議はしておりません。 371 ◯3番(高橋徹郎君)  済みません、その先です。 372 ◯委員長(笹栗純夫君)  まだ指名していません。高橋委員。 373 ◯3番(高橋徹郎君)  失礼しました。なので、平成30年度以降の協議を今年度やっていかないといけないかと思うんですけれども、その平成30年度以降に向けての協議についてです。 374 ◯委員長(笹栗純夫君)  中園施設管理課長。 375 ◯施設管理課長(中園道也君)  賃貸料につきましては、3年に1回協議することとなっております。先ほど言われますように、平成29年度に平成30年度から平成32年度の3年間を協議するようにしております。 376 ◯委員長(笹栗純夫君)  高橋委員。 377 ◯3番(高橋徹郎君)  なので、その中で、減額のこととかをやっていくということでよろしいですかね。減額のことの交渉とかも入るのかということです。 378 ◯委員長(笹栗純夫君)  中園施設管理課長。 379 ◯施設管理課長(中園道也君)  値下げ交渉についてということですよね、値下げについて。(「はい」と呼ぶ者あり)  値下げにつきましては、先ほども言いましたように、平米当たりの単価が525円ということで、他の公共施設の賃借料に比べますとかなり安いということもありまして、また、仮に市がこの土地について貸し付ける場合につきましては、路線価等で計算しますと、平米当たり1,300円前後になります。こういったことも合わせまして、平成29年度にする値下げ交渉については、現在のところ考えてはおりません。(「わかりました。はい、ありがとうございます」と呼ぶ者あり) 380 ◯委員長(笹栗純夫君)  次に、伊藤千代子委員。 381 ◯17番(伊藤千代子君)  土木費について伺います。  私もまず新駅関連、205ページにまずは1つ載っておりますが、来年度の343億円の予算のうち、16億円が新駅の関連予算で、土木費が50%以上も来年度増加したというのは、この16億円もの新駅の予算が非常に大きいということは間違いないですね。まずそのことから始めます。確認です。 382 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員に申し上げます。もう少し明確に質疑をしていただきたいと思います。伊藤委員。 383 ◯17番(伊藤千代子君)  つまり、私が言いたいのは、来年度の343億円という予算の中で、1割以上を占める土木費の37億円というのは、前年度の50%増なんですよ。非常に大変な金額なんですよね、ほかを一生懸命節約しながらしている中で。それがこの新駅の16億円から来ているんだという認識はちゃんと持ってありますよね。まず1回目。 384 ◯委員長(笹栗純夫君)  林都市計画課長。 385 ◯都市計画課長(林 良典君)  この分につきましては新駅、それから波多江駅、それから深江駅、この事業がいよいよ本格化していくという中で、予算についても本格化に伴いまして、予算が大きくこの分で上がったということでございます。 386 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 387 ◯17番(伊藤千代子君)  先ほどからお聞きしていると、市が財政計画をいろいろ説明されて、不用額が出たらそれを回すとか、いろんな額を建設に回すとか、いろんなことを5年先、10年先まで計画を出されているんだけれども、補助金がとれる予定がとれなかったり、資材が高騰するとかいうようなことで、1億とかそういうお金が、何千万というお金がどんどんふえちゃうような状況があると、市の財政計画自体の信憑性があるんだろうかという心配をするんですよね。その先まで本当に見通すことができるのかしらというふうなことを考えるんですが、この駅の関連費用も、先ほど柳委員の質問に…… 388 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員に申し上げます。簡潔にポイントを抑えてください。 389 ◯17番(伊藤千代子君)続  そうですね。じゃ、本当にこれ以上、新駅関連でふえていってしまうと、市の財政計画自体が絵に描いた餅というふうなことになってしまうわけなんですけれども、その点での市としての考え方はどうなっているんでしょうか。 390 ◯委員長(笹栗純夫君)  洞総務部長。 391 ◯総務部長(洞 孝文君)  少し答弁させていただきますけれども、財政見通しも5年先、10年先を何か私どもが主導して出したようなことは言われましたけれども、これは一昨年の議会で長期的に少し5カ年間じゃなくて、もう少し長期的に出すべきだという御意見をいただいて、今回、5年間の中長期の財政見通しプラス参考資料として、プラス5年間出させていただいておりますので、そこは御理解いただきたいと思います。  そういうことから、現在推計できる見通しを10年間分出したということでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 392 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員に申し上げます。8款.土木費に限って質疑をお願いいたします。 393 ◯17番(伊藤千代子君)
     でも柳委員の質疑を聞いていたら、非常に5年先のことも心配になってきたから、私は今言ったんだけれども…… 394 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員、まだ私、指名しておりません。伊藤委員。 395 ◯17番(伊藤千代子君)  委員長、わかりました。  ただ、やっぱり私が議員になったころに初めて新駅の整備事業費の予算を見たときに、6億だったんですよ、その当時、10年ぐらい前に。だから、この金額の上がり方に恐れおののいてしまって、今ちょっとそのことを私言ったんですよ。  じゃ、次に行きます。(「委員長、しっかりせんかい」と呼ぶ者あり)委員長はしっかりしてありますよ。  次、じゃ聞きます。  まず、197ページのところの橋梁長寿命化事業費なんですが、この中の工事改良費の2億4,200万円についての久保田橋関係で進捗状況を教えてください。 396 ◯委員長(笹栗純夫君)  友池建設課長。 397 ◯建設課長(友池光洋君)  久保田橋につきましては、今年度で下部工の工事が終わりまして、来年度、上部工の桁をかけるようになります。最終年度の平成30年度で取りつけ工事を完了するという予定にしております。 398 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 399 ◯17番(伊藤千代子君)  わかりました。一体いつで終わるんですかとよく聞かれるので、ちょっとお尋ねをしました。  それから、次に205ページの波多江駅の自由通路の整備事業費にかかわることなんですが、この2億800万円の内訳、また、その進捗状況を伺います。 400 ◯委員長(笹栗純夫君)  林都市計画課長。 401 ◯都市計画課長(林 良典君)  波多江駅につきましても、新駅と同じ年度でございますが、平成29年度、30年度の2カ年で自由通路をつくる予定でございます。その1年目の予算でございます。  それと、内容につきまして、借地料と用地買収、そういった予算でございます。 402 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 403 ◯17番(伊藤千代子君)  詳しいことは個別に聞きますが、それから、後ろのほうから聞きます。207ページなんですけど、住宅維持管理費のところですが、1,292万円のところがありますが、この糸島市の住宅は、市営として管理しているのはたしか274戸ほどあると思うんですけれども、その住宅を今、政策空き家として幾つかは入れていない部分もあるとは思いますが、今後、来年度に向けては、市営住宅等の増設等の考えとかがあるんでしょうか。その計画について伺います。 404 ◯委員長(笹栗純夫君)  中園施設管理課長。 405 ◯施設管理課長(中園道也君)  来年以降の増設につきましては、現在、全庁的に公共施設等総合管理計画を策定しております。それに従いまして、個別計画を来年以降つくりますので、その中で計画を考えていきたいというふうに考えております。 406 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 407 ◯17番(伊藤千代子君)  低所得者の方たちが市営住宅を求める声が結構あるわけですよ。だから、有益な公共事業として私は市営住宅は大事だと思っているんですけれども、確認したいんですが、高齢者とか障害者の方々にとっては、なかなか一般のアパートに入るときの保証人が見つからないんですけれども、市の市営住宅に関しては、その辺の事務はどうなっていますか。 408 ◯委員長(笹栗純夫君)  中園施設管理課長。 409 ◯施設管理課長(中園道也君)  原則、保証人はつけていただきますが、どうしても親族等がいないという場合につきましては、それを免除する分がございます。 410 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 411 ◯17番(伊藤千代子君)  わかりました。  あともう一回確認をしたいんですが、市営住宅274戸の、私は減らさないでふやしていきたいと思うんですけれども(発言する者あり)まあ、いいです。お願いします。  それから、その次に、205ページの上の都市計画街路整備事業費の5,400万円の内容について伺います。 412 ◯委員長(笹栗純夫君)  林都市計画課長。 413 ◯都市計画課長(林 良典君)  こちらにつきましては、都市計画道路北新地新田線の整備事業費でございます。 414 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 415 ◯17番(伊藤千代子君)  そうですか。済みません、わかりました。  それから、201ページなんですけど、公園の管理委託が4,300万円出ています。これはシルバー人材センターに委託をされている部分ですよね。この非常に大きなお金ですよね。全件的にどんなふうになっているか調べていないからあれなんですけれども、この公園の管理委託に関しましては、シルバーに丸投げするようなことがあってはならないと思うんですが、どのような委託の仕方をされているんでしょうか。再々委託にもなっている部分があると思うんですけど、その辺は把握してありますか。 416 ◯委員長(笹栗純夫君)  中園施設管理課長。 417 ◯施設管理課長(中園道也君)  この分の予算につきましては、シルバー人材センターに53の公園を委託しております。これは丸投げというか、委託を全てさせてもらっております。  その中で、議員が聞きたいということであるのが再委託の件だというふうに思いますが、再委託については、その中の43公園につきまして再委託をさせてもらっています。これにつきましては、契約の中で市に届け出を出し、市のほうがそれを認めるという形での確認をしております。  以上でございます。 418 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 419 ◯17番(伊藤千代子君)  ちょっと私の言葉も悪かったんですが、つまり、受けて全部を上げるというんじゃなくて、ちゃんとその中の部分的な委託ということでいいわけですね。 420 ◯委員長(笹栗純夫君)  三角建設都市部長。 421 ◯建設都市部長(三角孝志君)  先ほど丸投げというような発言がありましたけど、丸投げではございません。公園管理の一部をシルバーに委託しているというものでございます。 422 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 423 ◯17番(伊藤千代子君)  公園管理の一部をというか、公園管理を頼んで、その公園管理の中でシルバーが、また例えば障害者団体に発注するとか、そういうふうな状況になっているんでしょう。 424 ◯委員長(笹栗純夫君)  中園施設管理課長。 425 ◯施設管理課長(中園道也君)  済みません、説明が悪うございまして。  公園管理につきましては、その借りる、借りないというのは、市のほうで申請許可をとっておりまして、全てをシルバー人材センターに委託しているものではございませんでした。  以上でございます。 426 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 427 ◯17番(伊藤千代子君)  その意味がよくわからないんですけど、例えば、丸田公園だったら、昔は丸田公園を障害者団体が掃除してありました。それをシルバー人材センターに10年ぐらい前に変えたんですよ。そのときに私はショックを受けてあったのを知っています。その後に、だけども、今度はシルバーからそこに委託をするようになった。だから、市から直接障害者団体に行けばもっとそのまま行くのに、シルバーを通過することで、向こうに行く委託料が減るんじゃないかと心配したりするんだけど、そういうような委託の仕方は具体的にどうなっているのかと思ってきょう今聞きよるんですよ。 428 ◯委員長(笹栗純夫君)  三角建設都市部長。 429 ◯建設都市部長(三角孝志君)  いま一度その委託の流れを説明させていただきたいと思いますけど、市の53の公園についての管理についてシルバーに委託をしておりますけれども、公園の一般の方が利用される貸し出し事務といいますか、それについては、市のほうでやっておるというところでございます。  それから、シルバーからまた53の公園のうち、例えば、高木の剪定であるとか、あるいはトイレの清掃であるとか、そういうものを公園によって委託しているという状況でございます。  以上でございます。 430 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 431 ◯17番(伊藤千代子君)  そうですね。じゃ、シルバーが丸田池の公園だったら、それを受けているのを、例えば、トイレは障害者の団体に、あるいは大きな樹木はプロのそういう造園士さんにとかいうふうに、また再発注をするというふうな形で市の公園を管理しているということになるわけですよね。 432 ◯委員長(笹栗純夫君)  三角建設都市部長。 433 ◯建設都市部長(三角孝志君)  そのとおりでございます。 434 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 435 ◯17番(伊藤千代子君)  いいです。これはそういうふうなやり方自体、ちょっと私はそれでいいかなと思うところがあったので、お尋ねをしておりました。
     今回はこれだけでいいです。 436 ◯委員長(笹栗純夫君)  これで8款.土木費を終わります。  ここで暫時休憩をいたします。再開は4時25分といたします。       (午後4時15分 休憩)       (午後4時23分 再開) 437 ◯委員長(笹栗純夫君)  再開いたします。  次に、208ページから217ページ、9款.消防費の説明を求めます。浜地消防長。 438 ◯消防長(浜地広喜君)  9款.消防費について御説明を申し上げます。  予算書では208ページから217ページでございます。  歳出総額は13億326万1,000円で、対前年度当初予算費8億6,947万5,000円の減となっております。  それでは、主な事業等について説明をさせていただきます。  予算書209ページ、9款1項1目におきまして、胸骨圧迫訓練評価システムの導入に伴うセンサー用シートの購入、211ページ、9款1項1目におきまして、防火対象物、危険物施設の災害危険情報をデータ化する消防情報管理システム導入事業、213ページ、9款1項2目におきまして、消防団自動車班員の防火衣等の購入を目的とした消防団装備整備事業、215ページ、9款1項3目におきまして、消防署志摩出張所の消防ポンプ自動車整備事業、同じく、9款1項3目におきまして、消防署前原出張所の高規格救急自動車整備事業、同じく、9款1項3目におきまして、消防団深江分団、一貴山分団の消防団消防ポンプ自動車整備事業。  以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 439 ◯委員長(笹栗純夫君)  これから質疑に入ります。岡村一伸委員。 440 ◯4番(岡村一伸君)  ページ数が217ページ、9款1項5目19節.運転免許試験講習負担金ですね、これは大型免許になろうかと思います。この点について質疑をいたします。  まず、今年度の予算でありますが、この分は何人分になるんでしょうかということ、それから、これまでに取得された人数ですね、多分、今年度から始まった事業だと思いますけれども、そして、この応募の要項で、ゴールド免許が対象だというふうに聞いております。それから、今まで取得された人数の1人当たりの取得するまでの日数、時間、それから、1人当たりの免許取得の金額ですね、これは平均で結構でございます。以上の点について、まずお答えをお願いいたします。 441 ◯委員長(笹栗純夫君)  樗木危機管理課長。 442 ◯危機管理課長(樗木芳秋君)  まず1点目の29年度の取得の予定でございますが、4人を予定しておるところでございます。本年度の取得人数は4名でございます。取得に要した日数ということでございますが、1名、中型免許保持者が入っておりましたので、その者以外、通常、普通免許から取得に着手したものは13日、中型免許を持っておった者は10日という日数がかかっております。期間としましては、自動車学校に入りましてから免許取得まで2カ月かかった職員が最短でございまして、4カ月近くかかった職員もございます。  それと、費用でございますけれども、平均で申しますと24万8,000円が1人当たりの費用でございます。 443 ◯委員長(笹栗純夫君)  岡村委員。 444 ◯4番(岡村一伸君)  自動車学校に通ったということですけれども、通常の自動車学校に通って2カ月ぐらいかかった職員さんもいらっしゃったということですかね。今、短期で免許が取れる集中型もあるようでございますけれども、そうではなくて、通常の一般の自動車学校に通われて免許を取得したと、こういうことでございましょうか。 445 ◯委員長(笹栗純夫君)  樗木危機管理課長。 446 ◯危機管理課長(樗木芳秋君)  普通の自動車学校に通って取得をしておるところでございます。 447 ◯委員長(笹栗純夫君)  岡村委員。 448 ◯4番(岡村一伸君)  この取得する時間帯なんですが、たしか昨年聞いたところによりますと、公務の時間に行かせるということだったと思うんですが、場合によっては、公務時間外の自動車学校の講習実技等も、もしあればその時間帯については残業代もつくというような記憶だったんですが、その点についてはいかがでしょうか。 449 ◯委員長(笹栗純夫君)  樗木危機管理課長。 450 ◯危機管理課長(樗木芳秋君)  本年度の実績でございますけれども、講習は昼間の勤務時間内での受講で済んでおります。時間外はございません。  以上です。 451 ◯委員長(笹栗純夫君)  岡村委員。 452 ◯4番(岡村一伸君)  それから、今まで4名の方が取得されたということですが、この方々のいわゆる運転技術ですね、これを磨くために、本市のバスを使って、訓練といいますか、そういうことをさせるというふうなことでございましたけれども、その点については、そういうことが行われてきたのかどうか、伺いたいと思います。 453 ◯委員長(笹栗純夫君)  樗木危機管理課長。 454 ◯危機管理課長(樗木芳秋君)  平成28年度は、実施はまだしておりません。平成29年度から実施をしたいと考えております。 455 ◯委員長(笹栗純夫君)  岡村委員。 456 ◯4番(岡村一伸君)  免許をとっても、すぐに大型免許というのは本当に運転するのは難しゅうございます。それで、期間の短いうちに1回、2回は必ずそういうバスを使って訓練を行うほうがいいと思います。  この原子力災害時における大型免許の取得ということなんですけれども、災害が起きなかった場合、もちろん、運転免許を取得された方が退職をしますよね。その退職したときに、退職した後で、例えば、災害が起きたというふうになれば、その退職者も含めて、そういう災害時における運転も協力してもらうのかどうか、その点についてお願いします。 457 ◯委員長(笹栗純夫君)  樗木危機管理課長。 458 ◯危機管理課長(樗木芳秋君)  現在は在職時までということにしております。退職後の協力のシステムは現在構築しておりません。 459 ◯委員長(笹栗純夫君)  岡村委員。 460 ◯4番(岡村一伸君)  その点は了解しました。  あとは、免許というのは、これは運転免許に限らず、全ての資格というのはその人の財産になります。一生の財産になりますので、その点も含めて、残業時間にもそういう公務で行くことが今後あれば、少しお考えになられて、できるだけ費用のかからないような形でお願いしたいなということで、私の質疑を終わります。 461 ◯委員長(笹栗純夫君)  次に、伊藤千代子委員。 462 ◯17番(伊藤千代子君)  217ページの委託料の原子力防災屋内退避施設保守点検業務委託の79万4,000円です。これはどこの施設を、何を点検する仕事になるのでしょうか。 463 ◯委員長(笹栗純夫君)  樗木危機管理課長。 464 ◯危機管理課長(樗木芳秋君)  姫島に設置しておりますはまゆうの退避施設の空調施設の点検、それと、非常用発電機の点検でございます。 465 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 466 ◯17番(伊藤千代子君)  はまゆうの施設というのは、つまり、原発事故が起きたときに、放射能から住民の皆さんが200人ぐらいでしたかね、避難するためのここの施設になっているけれども、それを空調というのは外と遮断しますよね。ということは、外に空気が出たり入ったりはできないようになるわけなんだけど、どういうふうな、具体的によくわからないんですよ。素人がわかるような説明をしていただけませんか。どういう中身を具体的にどう点検するというのか。 467 ◯委員長(笹栗純夫君)  樗木危機管理課長。 468 ◯危機管理課長(樗木芳秋君)  屋内退避時に施設の建物の中の気圧を少し上げて外気の流入を防ぐというシステムがございますので、それを点検するのが1つ。  それと、外気から放射性物質を除去するためのフィルターがついたエアコンがございますので、それの点検で、その2つでございます。 469 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 470 ◯17番(伊藤千代子君)  ということは、かなり専門的ですよね。放射性物質がついているか、ついていないかというような点検とかは、普通のどこかの業者にぱっと頼めるような中身じゃないですけど、これも、例えば、業者の委託とかを入札とかでなさるんですか。 471 ◯委員長(笹栗純夫君)  樗木危機管理課長。 472 ◯危機管理課長(樗木芳秋君)  この空調の関係の点検でございますが、設置業者であります九電工糸島営業所に現在委託しておるところでございます。 473 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員。 474 ◯17番(伊藤千代子君)  ということは、原発の事故、原子力発電所を稼働させる九州電力の子会社が、今度はまたそういう原発の避難に対しても、何というんですか、こういう仕事でもうかるような仕組みになっている、ある意味では。だって、UPZ圏内で…… 475 ◯委員長(笹栗純夫君)  伊藤委員に申し上げます。質疑の時間でございますので、簡潔にお願いいたします。 476 ◯17番(伊藤千代子君)続  ちょっと驚いたから、ちょっと私は言いよるんですよ。つまり、国は今、原発再稼働に関連して、こうやってシェルターをつくっていっているわけなんだけれども、これはまだ1年、たしかここがまたできて2年目か3年目のところじゃないですか。新しいから、79万円ぐらいの予算で済んでいるけど、今後、老朽化していけば、どんどんとそれの維持とか点検業務の費用がふえていくということを今思ったので、お尋ねをしたんです。  とにかく国が再稼働について、この仕事の目的、つまり国は再稼働を、やはり国の再稼働の政策の一環としてこういうものをつくっているわけですから、そういうことについては…… 477 ◯委員長(笹栗純夫君)
     伊藤委員に申し上げます。予算審議でございますので、趣旨から外れております。 478 ◯17番(伊藤千代子君)続  そうですね。余り横からいろいろ言わないでくださいよ。  とにかく私としては、これを見たときに、この原子力防災の関連と、先ほど岡村委員がおっしゃった運転免許、これに関しては、とにかく大型バスを運転して、あるいはそういう避難のために今回、こういう予算を計上せざるを得ないというふうに思うんですけど、そういうことですよね。 479 ◯委員長(笹栗純夫君)  樗木危機管理課長。 480 ◯危機管理課長(樗木芳秋君)  必要と判断いたしまして、計上させていただいております。 481 ◯委員長(笹栗純夫君)  よろしいでしょうか。  これで9款.消防費を終わります。  お諮りします。本日はこれにて散会したいと思いますが、御異議ございませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 482 ◯委員長(笹栗純夫君)  御異議なしと認めます。  本日はこれにて散会いたします。       (午後4時37分 散会) Copyright © Itoshima City Council Minutes, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...