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平成26年 第2回糸島市議会定例会(第4日) 本文 2014-03-13
平成26年 第2回糸島市議会定例会(第4日) 議事日程・名簿 2014-03-13

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  1. 糸島市議会 2014-03-13
    平成26年 第2回糸島市議会定例会(第4日) 本文 2014-03-13


    取得元: 糸島市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1      (午後2時00分 開議) ◯議長(浦 伊三次君)  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりでございます。  これより議事に入ります。 日程第1 一般質問 2 ◯議長(浦 伊三次君)  日程第1.一般質問を行います。  質問は、事前の抽せん順に許可いたします。  3番高橋徹郎議員の発言を許可します。高橋議員。 3 ◯3番(高橋徹郎君)  総務文教常任委員高橋徹郎です。議長の許可を得ましたので、通告どおり質問させていただきます。初めての質問で緊張しておりますが、皆様よろしくお願いいたします。  本日、中学校卒業式に参列させてもらいまして、そこで心に残った光景が2つほどありました。まず1つは、欠席者のかわりに3年生全員が返事をしたことと、それから式終了後、3年生が帰る際、立ち上がった瞬間に担任の教師にありがとうとお礼を述べたことです。非常にそれが僕の中には心に残る、非常に感動するいい光景でした。そしてまた、そういう日に僕が今から小学校中学校に関する一般質問をさせていただけるということで、喜ばしく思っております。  本日──緊張しておりますので、済みません。本日、大きく2つの質問をさせてもらう予定にしております。1つが、糸島市の海岸線沿いの松枯れについて、そしてもう1つが、郷土愛を育むための学校給食についてです。  それではまず、糸島市の海岸線沿いの松枯れについてから質問させていただきます。  まずは、幣の浜を見てわかりますとおり、松枯れした松を伐採しておりまして、現在、見るからに非常にひどい状態になっております。昔の面影がそこにはありません。そこでまず、現在の松枯れの状況についてお伺いします。 4 ◯議長(浦 伊三次君)  洞農林水産部長。 5 ◯農林水産部長(洞 孝文君)
     現在の松枯れの状況でございますけれども、糸島地区におけます松枯れ、平成22年以降が非常にひどい状況になってきております。で、平成22年以降、平成25年度まで、4年間の合計本数答弁をさせていただきます。  まず、国有の土地の松林でございますが、平成22年から平成25年度の4年間で約3万7,000本が枯れております。次に、市が管理する松林の松枯れの状況でございますが、同じく4年間で約1万6,400本が枯れております。この合計で、4年間で約5万3,400本の松が枯れた、このようになっております。  以上です。 6 ◯議長(浦 伊三次君)  高橋議員。 7 ◯3番(高橋徹郎君)  5万3,400本という非常にたくさんの松が枯れておるわけなんですけれども、これは糸島市内では大体何%の松が枯れているかというのはおわかりでしょうか。 8 ◯議長(浦 伊三次君)  洞農林水産部長。 9 ◯農林水産部長(洞 孝文君)  先ほど平成22年度からの松枯れの状況答弁させていただきました。現在、糸島市全体の松の本数でございますけれども、これは推計でございますけれども、国有の松林が15万本ございます。また、市が管理する松林、約5万本ございますので、合計20万本といたしますと、約4分の1、25%程度が枯れた状況になっております。  なお、先ほど言いました合計20万本といいますのが推計でございました。で、平成24年度に九州大学と連携をしまして、九州大学のほうに研究をお願いいたしました。で、九州大学玉泉准教授現地調査をされて、詳細に推定された本数が、平成24年度時点で10万9,000本という数字が上がってきております。これが現在の状況に一番近い数字ではなかろうかと思っております。 10 ◯議長(浦 伊三次君)  高橋議員。 11 ◯3番(高橋徹郎君)  全体でおよそ25%の松が枯れているということのようなんですけれども、幣の浜のあたりをドライブしてみますと、あそこら辺は本当に壊滅的な状態でありますので、一般の人のイメージで見ますと、この25%という数字ではなく、あそこの幣の浜だけのイメージですと、もう80%も90%も松枯れしているのではないかという、そういう印象になっているかと思います。非常に見た目にも格好の悪いと申しますか、そういった姿になっているという印象を私も持っております。  今後のことについては、きのうの松月議員への答弁で、松苗を植える、それから広葉樹を植えるなど、ゾーニング案を検討していくということでございましたが、既に松苗植えをしているところもあるようなので、その松苗植え、大体どれぐらい植えているのか。土地の中の何%、もしくは本数、いろいろあるかと思いますが、どれぐらい植えているのかというのを教えていただきたいと思います。 12 ◯議長(浦 伊三次君)  洞農林水産部長。 13 ◯農林水産部長(洞 孝文君)  松苗植えの現状ということで、糸島市におけます松苗植林方法でございますが、国が管理しておる国有林ですね、これについては森林管理署のほうで植林をしていただいております。また、県が保安林である民有林植林する方法、それと市や地域自治会等植樹祭として植林する方法、大きく分けてこの3つによる方法植林をしてきております。  平成25年度の状況でいいますと、国の福岡森林管理署が幣の浜の国有林、これはちょうど芥屋ゴルフ場の入り口と、その西側にあります駐車場中間点付近海岸、一番ひどいところでございますが、ここに国のほうで6,000本植林をしていただいております。また、福岡県におきましては、保安林緊急改良事業という事業によりまして、幣の浜の東端、これは野北の海水浴場付近でございますけれども、ここに5,850本を植樹していただいております。で、この中に、昨日も答弁をいたしましたけれども、糸島ライオンズクラブボランティア活動の一環で、約220名参加していただきまして800本の植林。それと、同じくこの中で、福岡宅地建物取引業協会博多支部地域協議会のほうで、これは松苗まで寄贈していただきました、700本寄贈していただきまして、この地域に600本植林をしていただいております。で、それ以外の場所でございますけれども、箱島に一貴山財産区の管理会の委員、地元校区区長会で50本植林。また、深江校区福吉校区、引津校区、そして二丈中に、自治会所有地、あるいは中学校の敷地内に植林をしていただいておるところでございます。これらを総計いたしますと、平成25年度で糸島市内植林された松苗合計本数が1万2,912本というふうになっております。  以上です。 14 ◯議長(浦 伊三次君)  高橋議員。 15 ◯3番(高橋徹郎君)  まだ枯れた松に比べると一部と。そして、この松が全部育つわけではなく、間伐もしていかないといけないということを考えますと、ほんの一部かというふうに想像ができますが、残りの松を伐採した後の場所などは、ゾーニングを考えながら手をつけていくということでよろしいでしょうか。 16 ◯議長(浦 伊三次君)  洞農林水産部長。 17 ◯農林水産部長(洞 孝文君)  昨日も答弁いたしましたけれども、これからゾーニングを決めていきます。松でないとだめなところ、広葉樹でも代替がきくところか、そういう区分を決めまして植林を進めていくというふうに計画をしております。  以上です。 18 ◯議長(浦 伊三次君)  高橋議員。 19 ◯3番(高橋徹郎君)  ありがとうございます。  いずれにしろ、印象としてまだまだ今からという感じかと思いますが、いわばこれからという状態だからこそ、松枯れして伐採した海岸教育の場として小学生中学生にかかわらせることができないかというふうに思っております。  きのうの松月議員一般質問で、洞農林水産部長答弁には、アダプト制度を導入していくと。で、その中に市民、企業、団体、学校などが想定されているということでした。さらに、環境教育ができるのではと期待していると。小学生中学生に参画してもらうよう考えていくという答弁でした。  そこで、せっかくならば授業として学校単位、もしくは学年単位で参加できないかというふうに思います。そのためには総合学習の時間がいいのではと考えておりますが、まずは現在、小学校中学校総合学習ではどのような学習をしているのか、教えていただきたいと思います。 20 ◯議長(浦 伊三次君)  井土教育部長。 21 ◯教育部長井土敏幸君)  総合的な学習の内容でございますけれども、まず中学校のほうを説明させていただきたいと思います。  中学校で主な学習の内容といたしましては、一番多いといいますか、感じ取っておりますのが、職場体験といいまして、それぞれの働く場所に生徒が出てまいりまして、そこで職員の方と協力しながら仕事をさせていただくと、こういうことが多うございます。それからあと、福祉の関係、身障者、あるいは高齢者施設関係でのそうした福祉体験。また、伝統文化に親しむということで、修学旅行等もその中に入ってございます。それから、進路を決めていくという形の中で、高等学校の見学、あるいは高校から来ていただいて話を聞くということ。あるいは二丈中学校には太陽光の発電設備が整っておりまして、二丈中におきましてはエネルギーの関係でのことを総合学習として取り組んでおります。また、姫島におきましては、野村望東尼、こちらをテーマにして総合学習も開かれています。それぞれの学校で、その独特な特性と申しますか、そうしたことも活用しながら総合学習が行われております。  それから、小学校でございますけれども、例えば、子供たち米づくり等を行っておるところもございますし、近くを流れております大きな川、これらをテーマに、こういった川について考えようという、こうした取り組みが行われているところでございます。  以上でございます。 22 ◯議長(浦 伊三次君)  高橋議員。 23 ◯3番(高橋徹郎君)  御答弁の中に、それぞれの学校で活用という御答弁がありましたので、各学校でいろいろ決められているというふうに理解をさせてもらいました。  小学校中学校総合学習で、郷土愛を育むための教材として海岸を利用することをぜひ検討していただきたいというふうに考えております。  福岡市のお隣の町、新宮町に新宮中学校という中学校があるんですが、ここでの発表を先日聞いてきまして、それをちょっと御紹介させていただこうと思いますが、新宮中学校海岸から直線距離で800メートルのところに学校があります。で、この総合学習の時間を使いまして、中学1年生が海岸に出て、地元ボランティア組織、これは白砂青松を取り戻す会というボランティア組織なんですけれども、その方より松林の現状の講演をしてもらい、間伐作業を行っています。ここも松くい虫にやられて松が枯れ、そして松苗を植え、その植えた松の間伐作業、草取りなどをしていると。そして、これを2001年から続けております。それから、海岸清掃絵画スケッチなどを行っております。さらに、この学校は、全学年を対象としまして、同じく総合学習の時間で、砂浜で砂の芸術という授業を行っております。全学年を対象にしまして、あるテーマを決めまして、そのテーマに基づいて、オリンピックですとか、動物ですとか、それで砂で1つの像をつくっていくというものなんですけど、これが三十数年続いておりまして、こういう地元海岸授業で使って郷土愛を育む、そして自分たちの住んでいるところの環境を身近に感じてもらうと、こういうような授業をやっておるわけです。で、そういうことが積み重なってなんだと思うんですけれども、生徒会から期末テストが終わった後、自分たち自分たちの町をきれいにしようというごみ拾い活動が行われるようになりました。これは非常に郷土愛が育まれた一つのいい例なのではないかというふうに思っております。  このように松枯れした海岸も、生徒に直に触れてもらい、海岸林の再生を自分たちの手で育てることで、郷土愛を育むための教材になるのではと考えます。市長の所信表明で、3つ目基本方針子育て支援と特徴ある学校教育の充実、この中に地域資源九州大学などの知的資源を活用した特徴ある教育活動に取り組んでまいりますとあります。松枯れした海岸地域資源だと考え、活用していってはいただけないでしょうか。いかがでしょうか。 24 ◯議長(浦 伊三次君)  井土教育部長。 25 ◯教育部長井土敏幸君)  先進的な取り組みを御紹介いただきました。本市におきましても、総合的な学習ではございませんけれども、土曜日授業等を活用いたしまして、地域の方々とともに松林海岸清掃等奉仕作業等に取り組んでいる小学校中学校もございます。  で、議員の御提案でございますが、糸島市の松枯れの現状を知り、その解決に向かう活動を生徒みずからが行うことは、郷土愛を育む上で有効であり、意義のあることだと考えておりますが、総合的な学習の時間に学習する内容につきましては、学校行事や各教科等学習に配慮しながら、地域の特色を踏まえまして学校が決定することとなっておるところでございます。そこで、松枯れ対策に関する市や関係団体等取り組み等の情報を、年間指導計画を立案するときの検討資料となりますよう、学校のほうに提供してまいりたいというふうに、このように考えております。  以上です。 26 ◯議長(浦 伊三次君)  高橋議員。 27 ◯3番(高橋徹郎君)  ありがとうございます。ぜひよろしくお願いいたします。  続いての質問に移らせていただきます。  続いては、郷土愛を育むための学校給食について質問します。  糸島市としては、平成23年に策定されました2015年までの計画、糸島市農力を育む基本計画、この中に食育の推進に対する基本的な考え方として、家庭、学校地域が一体となり、地元の新鮮で安全・安心な旬の地場産農畜産物を利用した食生活や健康づくりを推進しますと、このようにあります。この考えでいきますと、さらなる学校給食地産地消を進められるのではないか、また郷土愛を育むための学校給食がさらに実現できるのではないかと考えております。  そこで、まず基本的なこととして質問いたします。  学校給食における地元産の食材の利用率、今現在どれぐらいなのか、これを教えていただきたいと思います。 28 ◯議長(浦 伊三次君)  井土教育部長。 29 ◯教育部長井土敏幸君)  一番新しいものといたしまして、平成25年4月から本年2月までの給食の材料の地産地消率で申し上げます。  まず、米でございますけれども、99.7%でございます。で、野菜及び果物でございますけれども、39.1%。この総量で申し上げますと57.9%となっております。  ちなみに、前年度、平成24年度の1年間の数値でございますけれども、米が98.9%。野菜、果物でございますが、こちらが43.8%。総量で申し上げますと61%ちょうどという、こういう状況でございます。  以上です。 30 ◯議長(浦 伊三次君)  高橋議員。 31 ◯3番(高橋徹郎君)  お米は、もうほぼ100%地元産のものを使っているということで、そして野菜や果物も非常に高い地元食材利用率だということがよくわかります。  さらに、今現在、こういった数字をもっともっと上げていくようなことは可能なのでしょうか。もし可能ならば、取り組みとしてどういったことを取り組もうとしているかなど、教えていただけたらと思います。 32 ◯議長(浦 伊三次君)  井土教育部長。 33 ◯教育部長井土敏幸君)  教育委員会としましては、米につきましては100%を目標に、そして野菜、果物につきましては50%を目標に進めておるところでございますが、その利用率をアップするための取り組みといたしましては何点かございます。  代表的なものを申し上げますと、1点目といたしまして、地元生産農家と、夜間、定期的に物資の納入につきましての割り当て会議、これを開催いたしております。2点目といたしまして、学校ごと地元生産者グループとの納入契約を結んでいるところでございます。3点目といたしまして、地元生産者へ日ごろの感謝を子供たちの手紙で伝えるということで、生産者の意欲と申しますか、生産意欲を高めていただく、そうした取り組みも行っている、こういったことが代表的なものと考えております。  以上です。 34 ◯議長(浦 伊三次君)  高橋議員。 35 ◯3番(高橋徹郎君)  ぜひやっていただきたい策がありまして、それは食材オール糸島産100%を目指すふるさと発見ランチ、もう全部糸島産のものでできた給食なんですよというものをメニューをつくって出すことができればというふうに考えておりまして、そうしますと、給食を教材にして子供たちに、これも糸島産なんだよ、これも糸島産なんだよと説明しながら、糸島でとれる食べ物について考える機会になるのではないかと、糸島の1次産業をもっと身近に感じてもらう機会になるのではないかと思いますが、これについてはいかがでしょうか。 36 ◯議長(浦 伊三次君)  井土教育部長。 37 ◯教育部長井土敏幸君)  議員ただいま御提案されましたふるさと発見ランチの趣旨につきましては、子供たち糸島市の食材について考えてもらうよい機会であるというふうに理解をいたします。各学校では、現在、そのような目的のためにさまざまな取り組みを実施しておるところでございます。今後、どのような方法を実施していくかにつきましては、各学校が独自に決定していくこととなります。そこで、各学校に対しまして、御提案の内容を周知してまいりたいというふうに考えます。  以上です。 38 ◯議長(浦 伊三次君)  高橋議員。 39 ◯3番(高橋徹郎君)  ふるさと発見ランチ、糸島産オール100%で考えますと、糸島市の小・中学校全体で同じ日に一斉に行うというのは、これはもう難しいということはよく想像ができますので、給食は献立委員会が基準献立をつくりますが、各学校の実情に合わせて、メニューを栄養士が変更しているという現状もあるようですので、自校式の給食を行っている学校の独自の取り組みとして、栄養士、生産者学校、保護者の意見を伺って、賛同したら行っていけるようなものをそういう形で目指していければなというふうに思います。  そして、100%糸島産ということなんですけれども、例えば、今の時期ですと、お米、糸島産であります。それから、メニューで考えますと、ツボミナのみそ汁。もちろんみそも糸島産でつくったもの、もしくは自分の学校自分たちの手づくりでつくったもの。そして、豚肉と白菜のミルフィーユ蒸し。これは、味つけは塩としょうゆ、ゆずごしょう。それから、果物に「あまおう」。こういうメニューを考えますと、糸島産100%ということが可能ではないかというふうに思っておりまして、そんなのも給食を食べる、食べながら授業にもなるというような、そんなことも考えております。
     また同じような質問になるかもしれませんが、今のをちょっと聞いていただいて、いかがでしょうか。 40 ◯議長(浦 伊三次君)  井土教育部長。 41 ◯教育部長井土敏幸君)  大変おいしそうな給食の内容を示していただきました。  先ほど申し上げましたように、学校のほうに伝えてまいりますが、かたい話になるかもしれません。カロリーだとか、あるいは栄養のバランスだとか、そうしたものも一つ子供たちにとって大切なものになりますので、そうした材料がそろうのかどうか、このあたりも学校が取り入れていく上での判断材料になろうかというふうに考えております。ただ、おもしろいといいますか、楽しい御指導でございますので、その分につきましては学校のほうに確実に伝えてまいります。  以上です。 42 ◯議長(浦 伊三次君)  高橋議員。 43 ◯3番(高橋徹郎君)  糸島産で、毎日じゃなくてもいいので、1年に1回とか半年に1回そういうものをやったときに、実は栄養価は低くなってしまうんだけれども、全部糸島産と。こういうのも勉強の一つなのかなというふうにもちょっと考えます。  それから、保護者に伝えるということも大切なことで、先ほどお米はほぼ糸島産100%ということでした。で、これは生徒を通じて渡されます献立表、こういう献立表があるんですけれども、献立表には残念ながらそういうすばらしいことが紹介されておりませんで、うちの娘、前原中学校1年生なんですけれども、うちの娘に、おまえ、給食で食べているお米ってどこのお米か知っているかと聞いたら、知らんと、こう言うんですよ。あれ糸島産よ、ほぼ100%でつくっとうとよと言ったら、へえと言っておりました。非常にこれは残念なことで、子供がそういう状態ということは、その保護者の方も余り知らないんじゃないかなと思っておりまして、せっかくいい取り組みをやっていることを、もっと子供を通じて、もしくは保護者に伝えると。そういう情報をもっと発信していってはいかがかなというふうに考えます。  で、福岡市なんですけれども、実は学校給食で使用する食材の産地というのが予定の段階で公表されております、公開されております。これを見ますと、お米とか、パンとか、牛乳、肉類、こういったものを大体主にどこからとるのか。どこどこ産、福岡県とか、九州産とか、そういったことが載っております。野菜類も、ホウレンソウ、春菊、パセリ、キャベツ、キュウリ、一つ一つ載っております。ほとんどが福岡市、もしくは九州の産地になっております。そして加工品ですと、今度これが一転、ほとんどとまではいかないにしても、六割、七割は原材料の産地が海外になっております。こういった情報を福岡市では発信をしております。  福岡市の情報の、この公開の意味合いは違うと思いますが、糸島市においては、糸島のものをたくさん使っているということを情報発信して、保護者とか生徒にアピールしていったらいいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 44 ◯議長(浦 伊三次君)  井土教育部長。 45 ◯教育部長井土敏幸君)  各学校糸島産のものといいますか、それは各学校でも紹介をしております。ただ、言われておりますように、米だとかいうものについては不足しているのかなというふうに思っておりますので、今後、どんどんそうした情報は発信してまいりたいと、このように考えます。 46 ◯議長(浦 伊三次君)  高橋議員。 47 ◯3番(高橋徹郎君)  ありがとうございます。  それから、実はこの一般質問のために、小学校の栄養士にお話をお伺いしに行きました。すると、びっくりするようなことを教えていただきまして、何と今、給食調理室の設備が古いと、あえものが出せないということなんですね。で、あえもので代表的なというか、一番わかりやすいところで言うと、ポテトサラダが出せないということなんですけれども、ちなみにこれは市長は御存じだったでしょうか。 48 ◯議長(浦 伊三次君)  井土教育部長。 49 ◯教育部長井土敏幸君)  あえものの関係でございますけれども、これはO-157が発生をいたしまして、非常にその時点から食品衛生に対する管理基準が厳しくなりました。で、常温で置くことが認められなくなりましたので、いわゆる冷蔵庫だとか、そうしたところにおさめる必要があるということになっております。  で、本市の給食施設でございますけれども、新しいものから、古いものになりますと30年以上たった施設がございます。で、そうした施設の規模の中で、新たにそうした大型の冷蔵庫等を備えるスペースがないところもございます。そうしたところでのばらつきがあるという状況の中で、あえものができないところにつきましては、ソテーだとか、そうしたものを出すということで、いわゆる冷蔵庫に入れずに済む食材で食品加工──食品といいますか、給食をつくりまして提供しているという状況でございます。  以上でございます。 50 ◯議長(浦 伊三次君)  高橋議員。 51 ◯3番(高橋徹郎君)  給食室の設備が古いとメニューが狭まるということもあるようです。郷土愛を育むための学校給食を出すという意味でも、なるべくメニューは豊富であったほうがよろしいと思いますので、今後、給食室を改装するですとか、学校全体を改装するような機会がありましたら、ぜひともその給食室の設備を更新する。そのときに、今は仕切りがないといろいろつくれないと。昔はワンフロアで揚げ物をして、焼き物をして、あえものをしてということも可能だったようですが、今はそれは仕切りがないとそれぞれのものをつくってはいけないというようなこともあるようですので、設備更新ですとか改装をするときには、給食室の設備の充実もぜひ図っていただきたいと思っております。それについてはいかがでしょうか。 52 ◯議長(浦 伊三次君)  井土教育部長。 53 ◯教育部長井土敏幸君)  議員御指摘の整備状況に差がございます備品につきましては、給食室の改修計画や、あるいは備品の購入年次計画の中で、学校の要望等を聞きながら整備を進めてまいりたいと、このように考えます。  以上です。 54 ◯議長(浦 伊三次君)  高橋議員。 55 ◯3番(高橋徹郎君)  ありがとうございます。ぜひ子供たちのためにも、給食設備、いいものにしていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上をもちまして、私の一般質問を終了させていただきます。皆様どうもありがとうございました。 56 ◯議長(浦 伊三次君)  これをもちまして、高橋議員一般質問を終了いたします。  ここで暫時休憩いたします。  なお、再開は午後2時40分といたしたいと思います。      (午後2時32分 休憩)      (午後2時40分 再開) 57 ◯議長(浦 伊三次君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  4番岡村一伸議員の発言を許可します。岡村議員。 58 ◯4番(岡村一伸君)  皆さんお疲れさまです。総務文教常任委員会の岡村一伸でございます。ただいま議長のお許しをいただきましたので、これより一般質問をさせていただきます。最後までどうぞよろしくお願い申し上げます。  せんだって市長の所信表明がございましたが、内容の濃い、すばらしい表明だと思っております。糸島市が発足して4年が経過をし、本市の現状を飛行機に例えると、うまく離陸した状態だということでございました。今後は、この飛行機を上昇気流に乗せるために、パイロットの市長と副パイロットの副市長を初め、執行部であります乗務員の皆様の手腕がまさに問われることになろうかと考えております。早く安定飛行に持っていかなければならないと思いますが、それには乗客である市民の協力を仰ぎながら、目的地に向かってフライトを進めることが肝要でございます。そういった意味においても、今後の4年間ですばらしい糸島市に、元気な糸島市にするべく、御尽力いただけるものと願っております。  今回、11の基本方針の中の一つに、子育て支援と特徴ある学校教育の充実がございました。そこで、市長にお尋ねをいたします。  特に子育て支援につきましては、今後4年間をどう充実させていかれるのか。また、目標などございましたら、お考えをお聞かせいただきたいと思います。 59 ◯議長(浦 伊三次君)  月形市長。 60 ◯市長(月形祐二君)  子育て支援についてお答えをさせていただきたいと思います。  子育て支援は、糸島市長期総合計画における三大重点プロジェクトの一つに掲げる事業であり、私自身も所信表明の中にも入れさせていただいておりますが、最重要施策として取り組むべき課題であると認識をしているところでございます。  私は、糸島市における子育て支援は、今、本市にお住まいの方々が安心して子供を産み、育てることができるまちづくりが基本であると思っておりますが、その推進の結果として、糸島市に住みたい、住んでよかったと言っていただけることになりまして、ひいては定住化につながると強く確信をいたしております。 61 ◯議長(浦 伊三次君)  岡村議員。 62 ◯4番(岡村一伸君)  ありがとうございました。  ただいまの市長の心強い答弁を聞きまして、安心はいたしましたが、きょう、先ほど1階にあります2月28日現在の人口を見ますと10万261人でございました。福岡県の市町村の中では、合併当初は人口も7番目でございました。昨年、これが筑紫野市に抜かれまして、8番目になりました。その大きなまちにふさわしい、しっかりとした子育て支援策を講じていただけると確信はしておりますが、そこで本市で行われております子育て支援状況についての質問でございます。  例えば、他市と比べて遜色ない行政サービスが行われているのかどうかについてお伺いをいたします。 63 ◯議長(浦 伊三次君)  井上人権福祉部長。 64 ◯人権福祉部長(井上日出海君)  他市と比べて劣っていないところというところまではわかりませんけれども、特に糸島市として特徴ある事業、このあたりを少し説明させていただきます。  まず、子育て支援センターを持っております。この中で、子育て広場、あるいは教室、セミナー、療育事業を行っております。  それから、家庭訪問、生まれた赤ちゃんを全て家庭を回る、そのきめ細かな事業もやっております。  それから、放課後児童クラブですけれども、これは全校区設置をしておりまして、申し込みをされて、基準内の方であれば全てお預かりしている状況でございます。  それから、家庭相談事業、これは市役所等で行っておりますけれども、職員と嘱託員を入れながら4名で対応して、かなりの相談を受けておる。これは多いのがいいかどうかわかりませんけれども、それだけの需要があるということでございます。  それから、保育所でございます。現在、公立も入れて19園ございますけれども、基本的には待機児童はございません。このあたりで法人の方、あるいは市もお金を出しながら保育所の整備を進めておるところでございます。  それから、乳幼児医療、これにつきましては、先ほど前の議員にもお答えしましたけれども、現在は小学校以下が完全無料でございます。  それから、病後児保育、俗にコアラと言っておりますけれども、これについては病気の回復期の子供を預かる施設でございます。  以上が説明でございます。 65 ◯議長(浦 伊三次君)  岡村議員。 66 ◯4番(岡村一伸君)  わかりました。非常に力を入れていただいておるということが伝わってまいりました。  近年、働くお母さん方が非常にふえてきている状況がございます。総務省の労働力調査によると、子育て世代の35歳から44歳の女性のうち、就業者と求職者が占める割合は、2013年1月から11月平均で、2012年より1.6ポイント上昇し、71.3%となったとあります。この年齢層で70%を超すのは初めてのことだそうです。  そこで、本市における安心して働ける環境づくりの現状といいますか、お考えをお聞かせください。 67 ◯議長(浦 伊三次君)  井上人権福祉部長。 68 ◯人権福祉部長(井上日出海君)  少し先ほどの答弁とかぶるところがございますけれども、まず放課後児童クラブでございますけれども、これはやはり開所時間の延長をして、例えば、福岡市にお勤めの方にも7時まではこっちで面倒見るというふうな対策もとりたい、こういうふうに考えております。  それから、乳幼児医療については、もうきのう話があっておりますので、お答えは控えたいと思います。  それから、やっぱり保育所、待機児童を出しちゃいかん。これからも就業する保護者の方は多くなりますので、子供は横ばいですけれども、保育のニーズは高くなる。このあたりの対応が必要であろうというふうに考えております。  それからまた、きのうも申し上げましたけれども、これだけではやっぱり安心して子供は産み育てられないと。やはり糸島市は安心で安全なまちであると、このあたりの作戦も必要でないかと思っています。それから、教育の問題、それから遊び場、公園の問題、それから母子保健の問題、それから近くに働き場がある雇用の問題、このあたりも重要な要素と思っております。  以上でございます。 69 ◯議長(浦 伊三次君)  岡村議員。 70 ◯4番(岡村一伸君)  わかりました。待機児童もいないということでもございますし、これからそういった、いわゆる子育て支援の策のほうに、皆さんのアイデアを駆使しながら、いろんな策を講じていただきたいというふうにも思っております。  まさに働くお母さん方に、やはり優しい社会をこの糸島市もつくっていかなければならないと思っております。そういった意味では、先ほども答弁の中にありましたが、放課後児童クラブですね。これは、共働き、ひとり親家庭等の保護者が安心して働くことができる施設です。子供たちが毎日の放課後を安全で安心して生活することができるわけですから、その必要性も年々高まってきております。本市においては、小学校数と学童保育数を比較した設置率、これも100%を超えております。非常に喜ばしい限りです。また、4月から、先ほどの答弁の中にもございましたが、預かり時間が1時間延長されますので、保護者の御負担が軽減されることは、これもうれしい限りでございます。
     そこで、ずばりお尋ねをいたしますが、対象児童を6年生まで引き上げてはと思いますが、いかがでしょうか。その理由は、これまでの児童福祉法では、学童保育の対象児童はおおむね10歳未満の児童とされていましたが、昨年8月に改正された児童福祉法では、小学校に就学している児童が対象となったわけであります。すなわち6年生までが対象となったわけでございます。2012年の調査では、約47.8%の自治体が6年生までを受け入れております。改正される前から約5割の自治体で実施されている現状を鑑みますと、そのニーズが高かったこともあって、児童福祉法の改正につながったと思うところでございます。本市においても、働く保護者の方々の御負担を減らすためにも必要と思われますが、いかがでしょうか。 71 ◯議長(浦 伊三次君)  井上人権福祉部長。 72 ◯人権福祉部長(井上日出海君)  まず、糸島市の現状でございますけれども、確かに児童福祉法の旧の改正前でございますけれども、低学年を対象とするということで進めておりました。これは、設置義務はございませんけれども、努力義務ということでございまして、糸島市は早くからやっているところでございます。ただ、今の状況としましては、1年生から3年生までをお預かりするということで整備を進めてまいりました。施設によっては、もう今でもいっぱいであるというところもございます。したがいまして、3年生までを安全に預かるということで、今、整備を進めておる状況でございます。4年生までとか6年生まで入所がいいかどうかという判断はまた別の問題としまして、やはり上学年を入れると、その施設の問題、それから運営の問題、それとお金の問題、非常に多くの課題があります。今、きのうも言いましたけれども、そういう総合的なアンケートもとっております。このあたりを見据えて総合的に検討していきたいと考えます。 73 ◯議長(浦 伊三次君)  岡村議員。 74 ◯4番(岡村一伸君)  わかりました。  確かに財源もかかりますし、4年生以上の、それじゃ、本当にニーズがあるのかと申しましたら、それもちょっと糸島市においてはどうかというところではございますが、確かに学年別の入所児童は低学年が9割を占めております。しかしながら、高学年の比率も、これは年々高くなってきております。6年生にもなりますと、さすがに子供から嫌がるケースもあるかもわかりませんが、安全な放課後生活を求める保護者の強い要望や、治安も悪くなっている状況もありますので、4年生から5年生までのニーズは高いのではなかろうかというふうに私個人的には思っております。したがいまして、今の答弁の中には、なかなかいつからということは申し上げられないかもわかりませんが、できるだけ早く引き上げをお願いしたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。 75 ◯議長(浦 伊三次君)  井上人権福祉部長。 76 ◯人権福祉部長(井上日出海君)  私が決めるわけいきませんけれども、やはり重要な施策であるというふうに考えております。やはり乳幼児医療の問題、いろんな施策、提言もいただいております。やっぱり優先順位もありましょうし、お金もございます。そこいらを見据えて、やっぱり十分検討する価値があるというふうに考えておりますので、できれば早急に検討していきたいと考えています。(発言する者あり)早急に検討するということでございます。なるべく早い時間に、できればしたいなということでございます。 77 ◯議長(浦 伊三次君)  岡村議員。 78 ◯4番(岡村一伸君)  ぜひ検討して、財源がなければ市長のほうに御相談申し上げて、何とかこれを早い時期に行ってほしいなというふうに思いますけれども、わかりました。  昨年8月に成立した子ども・子育て関連3法ですね。これによって、学童保育にかかわって、6年生まで利用できる対象を引き上げる。また、学童保育の基準も市町村の省令、条例で定める。また、事業計画に基づき計画的に整備を図る。あるいは市町村に実施責任のある市町村事業とする。また、指導員の待遇の改善、人材確保を図るなどが決められたわけですが、本市では学童保育の条例はございますでしょうか。 79 ◯議長(浦 伊三次君)  井上人権福祉部長。 80 ◯人権福祉部長(井上日出海君)  条例がございまして、糸島市放課後児童クラブ条例を持っております。 81 ◯議長(浦 伊三次君)  岡村議員。 82 ◯4番(岡村一伸君)  はい、わかりました。  それでは、もう少し具体的に放課後児童クラブの中身についてお尋ねします。  放課後児童クラブの、今、入所定員の決め方はございますでしょうか。 83 ◯議長(浦 伊三次君)  井上人権福祉部長。 84 ◯人権福祉部長(井上日出海君)  今のところ定員は決めておりません。申し込みをされる方、これはやっぱり働く親という限定になりますので、今のところ全て受けておるという状況でございます。 85 ◯議長(浦 伊三次君)  岡村議員。 86 ◯4番(岡村一伸君)  わかりました。ないということでございます。  私が特に気になりましたのは、国のガイドラインでは集団規模、いわゆる1施設の放課後児童クラブの集団規模ですね。これはおおむね40人程度が望ましいと。最大でも70人までとございます。しかし、先日、子ども課からいただいた入所児童数推移というのがございます。これを見ますと、特に波多江や前原、南風、怡土などでは一時的に40人を超えておる状況にもなっております。特に夏休みなどでは、1年間では最大の人数になっております。で、施設の規模によって、もちろん入所定員数もおのおの違うとは思いますが、小学校生徒数も違いますので、定員オーバーはやむを得ないところもあるかもしれませんが、いわゆる子供たちの事故やけががふえたり、その子供たちの騒がしく落ちつかなくなるなど、あるいはとげとげしくなる、ささいなことでけんかになる、指導員の目が行き届かなくなるなどの弊害も危惧をされておりますので、できる限りそこら辺は善処いただきたいと思っておりますが、いかがでしょうか。 87 ◯議長(浦 伊三次君)  井上人権福祉部長。 88 ◯人権福祉部長(井上日出海君)  放課後児童クラブの規模では、少し大きさが違いますので、人数のばらつきがございます。確かに国ではそういう定めもございますけれども、私どもは、やはり設置基準に合わせたということでございますけれども、1人当たり1.65平米、このあたりを、もうこれはガイドラインでございますので、決まりじゃないんですけれども、大体これを超えないようにしたいということでございます。したがいまして、現在、いろんなクラブを建てておりますけれども、これは、やっぱり超えたところについては、今後の将来の見込みを考えて整備を進めていく、このように考えております。 89 ◯議長(浦 伊三次君)  岡村議員。 90 ◯4番(岡村一伸君)  ありがとうございます。  前向きにまた答弁をいただきましてうれしい限りでございますが、その放課後児童クラブの施設の建設にかかわる建築基準ですね、これはありますでしょうか。 91 ◯議長(浦 伊三次君)  井上人権福祉部長。 92 ◯人権福祉部長(井上日出海君)  厚生労働省のガイドラインというのが出ておりまして、具体的にはそう書いていないんですけれども、衛生及び安全が確保されるとともに、事業に必要な設備、備品を備えることとなっております。で、糸島市としても、指定管理者との協定書において設備等の整備についても定めておるところでございます。 93 ◯議長(浦 伊三次君)  岡村議員。 94 ◯4番(岡村一伸君)  わかりました。国のガイドラインに準じて今のところやっておるということでございました。  今月、たしか前原第2クラブが竣工いたします。そして、4月から開所予定だというふうに聞いております。よくある話としましては、やはり建築後に、ああすればよかったな、ここをこうしたほうがよかったなという改善点はどうしても出てくると思うんですよ。  で、先日、長糸クラブを訪ねました。そのときに、もう少し畳の部屋を広くすべきだったなというふうにおっしゃっておられました。ですので、私はそういった現場の声をいかに次へと生かしていくかがやはりポイントになろうかと思いますし、大事なことだろうと思っております。設計の際には、現場のそういった指導員も同席しての打ち合わせをしていますでしょうか。 95 ◯議長(浦 伊三次君)  井上人権福祉部長。 96 ◯人権福祉部長(井上日出海君)  端的に申し上げて、しております。指導員に入っていただいて、いろんな意見をいただいて設計を進めております。 97 ◯議長(浦 伊三次君)  岡村議員に申し上げます。  通告と少し狂っておりますので、通告の枠内でやっていただきたいと思っております。通告を見てもらえばわかりますけれども、かなりそれておりますので、通告に従ってお願いしたいと思っております。どうぞ、岡村議員。 98 ◯4番(岡村一伸君)  わかりました。ちょっと議長からお叱りを受けましたので(131ページで訂正)、今後は…… 99 ◯議長(浦 伊三次君)  済みません、叱った覚えはない。 100 ◯4番(岡村一伸君)続  わかりました。失礼しました。 101 ◯議長(浦 伊三次君)  今のと、お願いですけど、議事録から削除していただかんと、議事録には議長から叱られたと載りますので、叱った記憶はございませんので、よろしくお願いします。岡村議員。 102 ◯4番(岡村一伸君)続  じゃ、今の発言を訂正させていただきます。  先ほど言いました、放課後児童クラブの入所の数もおのおの施設ごとに違いますし、あるいはまた、その中で働いております指導員の数も違うと思いますけれども、いずれにしましても、やはり大事なお子様を預かって、そこで数時間面倒見るわけでございますから、そこら辺は事故のないように、これからも指導員の徹底方、よろしくお願いをしたいと思います。  それでは次に、ファミリーサポートセンターについての質問に入ります。  御存じのとおり、ファミリーサポートセンターは、育児の手助けを受けたい方と行いたい方とを結ぶ援助活動組織でございます。このまちに定住したいと思う必須条件の一つに、子育て支援の行政サービスの充実度が上げられております。本市は、予想される人口削減を食いとめるべく、今後はいろんな策を講じていかなければなりませんが、このファミサポも放課後児童クラブ同様に、大変重要な施策だと考えておりますが、お考えをお聞かせください。 103 ◯議長(浦 伊三次君)  井上人権福祉部長。 104 ◯人権福祉部長(井上日出海君)  私どものほうも、やっぱり子育て支援の重要な一策と考えております。できれば、先ほども何回も言っていますけれども、これもアンケートの中にも入れておりますので、このような中で一つの策として総合的に検討してまいりたいと考えております。 105 ◯議長(浦 伊三次君)  岡村議員。 106 ◯4番(岡村一伸君)  わかりました。一応ファミサポも重要だという御認識をいただいたわけでございますけれども、ちなみに、ちょっと福岡県内の状況を申し上げますと、既に60の中の21の自治体が既に設置がされております。先ほども申し上げましたとおり、人口ベスト10、糸島市は8番目に大きなまちです。しかしながら、10位内の自治体の中におきましては、本市がまだございません。郡部であります志免町とか、粕屋町、宇美町、水巻町、那珂川町、筑前町なども実施をしておるわけでございます。また、ファミサポは、いわゆる国が進める政策でございますから、予算の関係もあるかとは思いますけれども、できれば具体的な今後の計画をお聞かせください。 107 ◯議長(浦 伊三次君)  井上人権福祉部長。 108 ◯人権福祉部長(井上日出海君)  少し経過を言わせていただきます。  確かに、県内でかなりの市町村で実施をされておりまして、合併前でも論議をされた経緯がございまして、ただ、そのときには少し需要のほうが少なかったというふうに聞いております。したがいまして、少し話がとまっておったんじゃないかと考えております。  このファミリーサポートセンターですけれども、これは市町村で実施をしてやっていく保育所と違って、やはり要求の側と受けられるボランティアの方の世話をしていくというのが重要だと思っていますけれども、まだいつの段階でどうするかというのは全く決めておりませんので、今後、検討の課題だと考えております。 109 ◯議長(浦 伊三次君)  岡村議員。 110 ◯4番(岡村一伸君)  わかりました。これから検討していくということでございますが、いわゆるファミサポのいいところも大変多うございまして、例えば、子育てを終えた60歳過ぎの世代の方々が、いわゆるこういったファミサポを通じて子供を預かることによって、それがその方の生きがいにもなったりするわけでございますから、またどうしても仕事が入っていて子供を病院に連れていけない、そういう場合には、やはりこういうファミサポを利用して、お母さん方も大変助かっておるということも、いろんな地区で聞いてもおりますし、ネットで調べてもそういう状況はたくさん出てまいります。そういった意味においても、当市においては、定住促進という面から考えますと、やはり早急な実施がなされるほうが非常に本市にとってもメリットがあるだろうというふうにも思っております。  ちなみに、このファミリーサポートセンターを実施した場合の金額的な予算であるとか、そういうのはシミュレーションで計画はしたことはございますでしょうか。 111 ◯議長(浦 伊三次君)  井上人権福祉部長。 112 ◯人権福祉部長(井上日出海君)  シミュレーションではございませんけれども、やっぱり先ほどおっしゃいました筑紫地区あたりは同じような人口規模でございましたので、少し調べてはおります。大体1,000人ぐらいの会員を想定しますと、大体500万円から600万円余になると思います。
     以上でございます。 113 ◯議長(浦 伊三次君)  岡村議員。 114 ◯4番(岡村一伸君)  意外と少ない金額でできるものなのかなという印象を今受けました。もっと、本来は何千万円という予算。当然最初は、それぞれが受けたい方、行いたい方、またそれを両方行いたい方の講習等がございますから、そういったものにもお金がかかりますので、総合すると最初は初期投資で結構なお金がかかるかもわかりませんけれども、いずれにしても、非常にこれは新糸島市にとっては私は大事な施策だというふうに思っております。そこら辺をぜひ執行部の方々にはお願いをしたいというふうに思います。  きょうの質問をこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。 115 ◯議長(浦 伊三次君)  これをもちまして、岡村議員の一般質問を終了します。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。本日はこれをもちまして散会いたします。      (午後3時07分 散会) Copyright © Itoshima City Council Minutes, All Rights Reserved. ↑ ページの先頭へ...