糸島市議会 2011-09-16
平成23年 決算審査特別委員会(第2日) 本文 2011-09-16
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◯委員長(浦 伊三次君)
ただいまの出席委員は21名で、定足数を満たしておりますので、ただいまから
決算審査特別委員会を開会いたします。
昨日に引き続き、各部の決算に対する審査を行います。
これより建設都市部の所管の審査を行います。
これより質疑に入ります。
質疑の通告があっておりますので、指名により発言を許可いたします。
伊藤千代子委員。
2 ◯16番(伊藤千代子君)
私は、まず
道路維持管理事業についてお尋ねをいたします。
まず、この道路の
維持管理事業は、市民の生活道路の関係になりますが、まず、この市が道路を維持管理しなければならない総延長はどうなっているのかということ、それから舗装率がわかればお知らせをください。
また、何人の職員でこの仕事に対応なさっているのかをお知らせ願います。
3 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
4 ◯建設課長(岩永綾夫君)
まず、私ども建設課で管理しております道路の延長ですが、総延長924キロメートルでございます。
それから、職員の従事数につきましては、管理係と維持係合わせました10名でございます。
それから、舗装率でございますが、84%となっております。
以上でございます。
5 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
6 ◯16番(伊藤千代子君)
これは非常に市民の生活に大切な道路の維持補修ですので、ぜひ力を入れてやっていただきたいと思いますが、この中で修繕の金額としては4,300万円出ています。この中で22年度に行った事業の中で行政区等地域から、やはり危ないとか、ぜひ改善してほしいとか、そういうものについてはどれぐらいの対応ができているのでしょうか。率がわからなければ、積み残しがどれくらいあるというような答弁でも構いません。お願いいたします。
7 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
8 ◯建設課長(岩永綾夫君)
修繕につきましては、行政区長さんからの通報、それから付近を利用される方からの通報等で、修繕につきましては、ほぼ100%対応し切れている状況でございます。
以上でございます。
9 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
10 ◯16番(伊藤千代子君)
ということは、地域からやっぱり要望があっているのは、なかなか新たに直さないと、改良しないといけないようなところがあるということですね。
それから、この4,000万円は維持補修だから随意契約も多い、小さな工事が多いと思うんですけれども、どのようなランクの業者の仕事となっているのか。それから、土木工事に関しましては、AからDのランクのあたりではどれぐらいの数の業者がいるのかということがわかればお知らせ願いたいんですけど、わかりますでしょうか。
11 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
12 ◯建設課長(岩永綾夫君)
本維持管理の修繕工事につきましては、ほとんどが随意契約、130万円以下、災害等の緊急やむを得ない場合を除き、130万円以下が大半でございますので、入札に付している案件はございません。
業者数につきましては、調べて後ほど回答させていただきます。
13 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
14 ◯16番(伊藤千代子君)
今非常に不景気な中で小さい業者さんたちがこういう仕事が1つでも得られれば本当にありがたいという話をお聞きします。そこでお尋ねしました。
それから、ここに街路樹の剪定の委託というふうに書いてありますが、これは100万円ぐらいしかありませんけれども、どのようなところに委託をされていますか。
15 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
16 ◯建設課長(岩永綾夫君)
街路樹の剪定につきましては、
シルバー人材センター、それからあと糸島管内の指名を出してあります造園の業者さんに発注いたしております。
17 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
18 ◯16番(伊藤千代子君)
わかりました。それはいいことだと思います。ただ、なかなかまだまだ市道のわきにやはりきれいにしてほしいところはたくさんあるので、この委託料をもっと増額してほしいというようなことは市民的にはあるんですけれども、この業者さんとか、あるいはシルバーの中からもそういうような声は出ておりませんでしたでしょうか、22年度いかがでしょう。
19 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
20 ◯建設課長(岩永綾夫君)
一部業者さんからお伺いしたこともございます。
21 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
22 ◯16番(伊藤千代子君)
そういう点を来年度に生かしていただきたいなと思います。
それから、
道路整備交付金事業について伺います。
この9,700万円の予算のうち、工事の請負費は7,500万円ですが、これに関しましては、行っている事業のそれぞれの総延長はどのようになっておりますでしょうか。
23 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
24 ◯建設課長(岩永綾夫君)
道整備交付金事業の関係でございますが、まず最初に福永武線、これは二丈地区でございますが、その延長は1,300メートルでございます。次に、雷山小学校横になりますが、多久蔵持線、これの延長は約230メートルとなっております。
25 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
26 ◯16番(伊藤千代子君)
これは今、昨年度は受注業者はどうなっておりますか。
27 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
28 ◯建設課長(岩永綾夫君)
福永武線につきましては、農地の取水等の関係もございましたので、5工区に分けて発注いたしております。すべて糸島管内の業者さんでございます。
次に、多久蔵持線につきましては、2工区に分けて発注いたしております。これも糸島の業者さんが受注されてあります。
29 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
30 ◯16番(伊藤千代子君)
ある意味では、分割発注のようなことをされたということですね。そういうふうに理解いたします。それはよろしいことだと思います。
それから、この道路工事に関しましても、そうやって地域の仕事になるということはよろしいことではないかというふうに思いました。市民の危険な道路がきれいになった上に、地場業者の振興にもなっております。
それでは、次に321ページですね。市単独の道路整備事業に関しまして、これに関しては1億6,390万円の大きなお金になっていますが、これの概要をお知らせください。
31 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
32 ◯建設課長(岩永綾夫君)
市単独の道路整備事業の関係でございますが、事業費は約1億6,400万円、これにつきましては、一昨年のきめ細かな臨時交付金を活用させていただいております。これは昨年3月の本議会におきまして、明許繰り越しの議決を経たものでございます。内容につきましては、地域から要望がございます事業を主に道路整備等の事業を行っております。
以上でございます。
33 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
34 ◯16番(伊藤千代子君)
私がこれを聞きましたのは、今おっしゃった本当に必要な道路にきちんとお金を出す必要があるという点では賛成をしているからお聞きしました。そして、これは70路線だったですよね。ということは、本当にさまざまな地域の必要な道路がこのきめ細かな臨時交付金によって改善がされたというふうに考えます。
そこで、先ほどの1番目に御質問しました
道路維持管理事業及びこの
道路整備交付金事業、また市単独の道路の整備事業ですけれども、国からの補助が全く出ていない。もう市だけでしなきゃいけないというのは、この
維持管理事業ですよね。これだけですよね。ほかは大体国から半分以上の──特に
道路整備交付金事業に関しましては負担割はどのようになっておりますか。
35 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
36 ◯建設課長(岩永綾夫君)
維持管理の修繕業務等につきましてはほとんどが市で、補助金等は利用しておりません。先ほど申しました、このきめ細かな分についてでございますが、補助率としてはございませんが、100%補助となっております。
37 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
38 ◯16番(伊藤千代子君)
わかりました。道路の事業でも本当に必要な事業でこうやって国とか、ほとんど国ですけれども、補助があって地域の皆さんの道路の補修がうまくいっているなということを、そういうところにまた業者の仕事が生まれているというふうに感じます。
これは全部工事費としては、この3つで工事総額をちょっと私が今計算していないんですけれども、計算してあったらお知らせをください。
39 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
40 ◯建設課長(岩永綾夫君)
済みません。後ほどお答えさせていただきます。(発言する者あり)
約1億円弱となっております。
41 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
42 ◯16番(伊藤千代子君)
ありがとうございました。担当課にちょっと御迷惑をおかけして申しわけありません。
非常にここは大事なところですので、10名の職員さんでやっていただいてありがたいと思います。高度成長期に整備をされたたくさんの道路が今あっちこっちでやはり老朽化をして、その維持管理、本当に費用が増大をして、どこの自治体も苦しんでいるようですが、糸島市は非常に面積が広うございます。そういう意味でも、924キロの管理は大変だと思います。ありがとうございます。
以上です。
43 ◯委員長(浦 伊三次君)
黒田公二委員。
44 ◯7番(黒田公二君)
ページ327ページ、8款.土木費の
公園緑地管理費の中の報償費、
開発公園地元清掃管理報償費についてお伺いをいたします。
この開発公園、市内に何カ所あるのか。そして、この開発公園の管理状況、あるいは利用状況についてお伺いをいたします。
45 ◯委員長(浦 伊三次君)
行友施設管理課長。
46
◯施設管理課長(行友淳次君)
市が管理します総公園は219カ所でございますけれども、そのうち開発公園につきましては184カ所でございます。約10.7ヘクタールということで、平均面積は580平方メートルになるかと思います。管理につきましては、地元に管理委託している分と、あと、シルバーのほうに管理委託をしている分がございます。あと、地元で管理してあって、もう費用は要らんよというような公園もございます。
利用状況につきましては、把握している数値はございませんけれども、一般的に小さい子供がおられる場合は親子で利用という場合もありますけれども、だんだんと成長されるに従って利用されていないという状況にあります。
なお、先ほど580平方メートルと言ったんですけれども、この184カ所のうちの113カ所が200平方メートル以下の公園でございます。美咲が丘とか南風台という大きな公園があるから580平方メートルという形になっています。
以上でございます。
47 ◯委員長(浦 伊三次君)
黒田公二委員。
48 ◯7番(黒田公二君)
ありがとうございます。
恐らくこの324万円というのは184カ所の開発公園、今580平米と言われましたけれども、開発公園だけをすると、もっと小さいと思うんですよね。数がこれだけ百八十数カ所ということで数が多いので、なかなか管理状況、利用状況というのは掌握しづらいと思うんですが、報償費をこの300万円以上出しているわけですから、ぜひこの管理状況や利用状況というのはやっぱりきちっと掌握していただきたいというふうに思います。
以前、私は旧前原市のときに、この利用状況を調査したことがあります。20カ所程度でした。だから、ほんの一部ですけれども、さっきおっしゃったように200平米以下というのは大変多い、小さくなればなるほど利用率というのは非常に低くなるんです。そういう調査をしたことがあります。
そこで、ほとんど利用されていないところもありましたので、例えば、公園じゃなくて、もっと地域に役立つそうしたことができないかという質問をしたことがありますが、そのときは開発による公園なので、これはできないというふうな答弁をいただきました。
そこで、きょうは1つお聞きしたいのは、この公園を利用されていない、利用状況が低い公園に関して、防災公園として活用できないか、それが可能かどうかということをお伺いしたいと思います。
これは具体的には、防災用の資機材倉庫を設置すること、これは可能かどうか。また、例えば、浸水地域がたくさんありますね、糸島市にも。そういったところの、例えば一時的な豪雨時の、豪雨災害のときの一時的な貯留池に活用できないか、こういった、このほかにもさまざまあると思いますが、こうした防災公園として活用することが可能かどうか、この1点お伺いしたいと思います。
49 ◯委員長(浦 伊三次君)
黒田委員に申し上げます。
ただいまの発言は、質疑の範囲を超えているように思います。内容を変えるか、その後の討論のときにやっていただくかということをお願いしたいと思います。どちらにしましょうか。
黒田委員。
50 ◯7番(黒田公二君)
防災公園として活用は可能かどうか、これ1点だけいいですか。
51 ◯委員長(浦 伊三次君)
みずからの意見を、みずからの考えをこっちに出してもろうたら困る。はっきり言って、委員の考え方をこっちに出すよりも、今使ってもらった金額を聞く分には関係ないですね。質疑なんです。今議事でやっておるのは疑わしきものに質疑をしてあるんです、あなたは。だから、それをこっちの公園に変えてくださいということは質問のほうになりますので、そう考えますと、質疑の範囲を超えているということに判断しましたので、よろしく内容を変えるか、後の討論のときに言っていただくかお願いしたいと思います。
どうぞ。
52 ◯7番(黒田公二君)
それでは、終わります。
53 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋俊蔵委員。
54 ◯8番(三嶋俊蔵君)
91ページの歳入でございます。住宅使用料につきまして質疑いたします。
調定額1億915万9,000円、そして収入未済額がそれの30%以上の3,465万3,000円となっております。それで、この内容につきましてまずお尋ねいたします。
55 ◯委員長(浦 伊三次君)
行友施設管理課長。
56
◯施設管理課長(行友淳次君)
決算書の4節の住宅使用料、議員がおっしゃいましたように調定額が1億9,000万円(P60ページで訂正)からあって、収入済額が7,400万円ということで、未済額が3,460万円からあるということでございます。主な内容につきまして御説明させていただきますと、この中でも公営住宅使用料が7,362万9,000円の調定額に対しまして、収入額が6,737万9,000円ということで、収納率は91.51%でございます。
一方、過年度の公営住宅の関係でございますけれども、3,107万円の調定額に対して359万6,000円ということで、過年度が11.57%という形で、低調に終わっているという状況でございます。
以上です。
57 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋委員。
58 ◯8番(三嶋俊蔵君)
今、現年、過年度の収納率を申されました。非常に過年度が11.57%という低い状況でございます。それで、収納率の向上に向けての対策はどういうふうに取り組まれておられるのか、お尋ねいたします。
59 ◯委員長(浦 伊三次君)
行友施設管理課長。
60
◯施設管理課長(行友淳次君)
先に済みません。先ほど1億9,000万と申したそうでございますけれども、1億900万円の間違いでしたので、済みません。
現在の取り組み状況でございますけれども、公営住宅使用料なり駐車場の使用料につきましては、納付書なり口座振替によりまして納付をしていただいているところでございます。文書なり電話によっての納付指導、また滞納者には昼間、庁舎のほうに来ていただいたり、夜間に訪問したりという形の中で臨戸訪問等個別協議はしております。その中で納付誓約、納付額がどれぐらいあるのか、また納付を破られた場合は退去の手続になりますよとか、支払い計画なり払われない理由等々の納付誓約書を提出していただいての対応をしております。
61 ◯委員長(浦 伊三次君)
檜和田正子委員。
62 ◯15番(檜和田正子君)
ページ335ページ、二丈の武住宅が昨年既に解体をされているということで、570万円の計上がされておりますけれども、これについて質疑をいたします。
この住宅は既に老朽化していたということで、台風などの被害が起こるときには継続してそこに住宅を置くことができないということで、そこがもう更地にされているというふうに思うんですけれども、この住宅が廃止されて、その跡地についての計画などはどのようになっているか、市営住宅の建設計画があるのか伺います。
63 ◯委員長(浦 伊三次君)
行友施設管理課長。
64
◯施設管理課長(行友淳次君)
今現在は予定はありませんけれども、平成25年度までに市営住宅の長寿命化計画を策定する予定にしております。その中で検討していきたいというふうに考えております。
65 ◯委員長(浦 伊三次君)
檜和田正子委員。
66 ◯15番(檜和田正子君)
市営住宅を希望される方が現在どういう状況か、足りているのか、その公募の時期などはどうやって公募されているのか伺います。
67 ◯委員長(浦 伊三次君)
檜和田委員に申し上げます。
ただいまの発言は質疑の範囲を超えておりますので、注意をいたします。今しているのは武住宅移転事業費ということで質疑を受けておりますので、内容を変えるか、その後の討論のときに発言されるかにしていただきますようお願いします。
檜和田委員。
68 ◯15番(檜和田正子君)
住宅が足りているかどうかということの質問になるんですけれども、それはだめですか。
69 ◯委員長(浦 伊三次君)
自分で判断していただきたいと思います。僕にこれがいいか悪いかという聞く必要はないんです。
70 ◯15番(檜和田正子君)
それで、私が二丈で感じていることがあるんですけれども、きららの湯の前にも雇用促進住宅とかそういうのがあるんですよね。それを見ているとほとんど入居者がいなくて、建物があるというのがあるんですけれども、糸島市の住宅が足りているかどうかということでお伺いしたいのは、もしそういう計画が平成25年度までにされるということですけれども、そういう空き家が多いというのを見て私が感じたことを申し上げた次第ですけれども……。
71 ◯委員長(浦 伊三次君)
檜和田委員に申し上げます。
その件につきましては、この会でなく一般質問等でお願いしたいと。(「はい。そしたら、この質問は終わります」と呼ぶ者あり)
岩永建設課長。
72 ◯建設課長(岩永綾夫君)
先ほどの伊藤議員の御質疑の中でお答えできませんでした部分の糸島管内の業者ですが、AからDまで56社でございます。うち修繕工事にかかわられました業者さんは28社でございます。
以上でございます。
73 ◯委員長(浦 伊三次君)
これをもちまして、決算書についての質疑を終わります。
続きまして、選定事業の審査に入ります。
事前に通知いたしておりました九州大学関連道路(波多江泊線)整備事業について説明を求めます。
吉村建設都市部長。
74 ◯建設都市部長(吉村靖博君)
決算審査選定事業の4番、九州大学関連道路(波多江泊線)整備事業について御説明をいたします。
この波多江泊線、通称中央ルート整備事業と言っておりますけれども、本市の長期総合計画の基本目標であります快適に暮らすことができる安全・安心のまちづくりとして掲げている事業であります。
本事業の目的は、波多江泊線の整備を行い、国道202号及び同バイパスを結ぶ南北の道路網を構築することによりまして、国道202号、県道瑞梅寺池田線などの交通混雑を緩和し、市民の利便性や九州大学との連絡機能の向上を図り、研究・産業立地や地域と九州大学の連携を推進するものでございます。
事業の計画予定年度は、平成17年度から平成30年度までの14年間でございます。
事業の概要でございますが、波多江泊線の事業主体は福岡県で、本事業の計画区間は、起点を県道津和崎潤線から終点を南側の国道202号バイパスまでに至る区間の総延長2,490メートルであります。
本事業は、大きく道路事業と街路事業の2つの事業に分かれております。全体事業費は約120億円で、その内訳は、道路事業区間が約34億円、街路事業区間が約86億円であります。道路事業区間は1,540メートルで、事業費は約34億円、市の負担はございません。
街路事業区間は、国道202号を挟んで南北950メートルで、事業費は約86億円、市の負担金は約14億3,000万円でございます。
平成22年度に実施されました事業の概要につきましては、用地買収が約2,500平方メートルと、物件の移転補償で建物9棟、工作物12件と、道路の工事が約90メートルとなっております。
続きまして、事業の必要性について御説明をいたします。
まず、九州大学の移転を契機に、これをまちづくりの重要な軸として進めていくための九州大学学術研究都市構想において、国道202号バイパスと九州大学伊都キャンパスを結ぶ地域ネットワーク道路として位置づけ、九大から人、物、情報を糸島市へ誘導するための重要な道路でございます。
また、九州大学関連の教職員、学生の定住化促進や企業誘致などによる市税の増収、雇用の場の確保、糸島地域の活性化を図るものでございます。
さらに、本市の交通は東西方向の交通量が多く、特に国道202号の混雑が慢性化しており、国道202号から国道202号バイパスへ交通量を円滑に誘導することで交通混雑を解消し、市内の南北道路の幹線とすることによって地域交通の整備を図ろうというものでございます。
本計画の妥当性でございますけれども、波多江泊線は平成13年6月策定の九州大学学術研究都市構想の中で、先ほど申しましたように地域骨格軸として位置づけられ、その後、前原市の第4次総合計画、前原市の国土利用計画等におきましても市議会において御承認をいただいておる事業でございます。
さらに、合併後の新市におきましても長期総合計画において九州大学へのアクセス道路の整備を促進するとされ、「人も元気 まちも元気 新鮮都市 いとしま」の実現に向けた重要施策として取り組んでいっておるものでございます。
続きまして、緊急性でございますけれども、九州大学の移転を千載一遇の大きなチャンスとしてとらえ、これと連携した政策を進めることで、これからのまちづくりを進めていくものでございますけれども、九州大学の移転は既に平成17年から始まって、平成31年度に完了する予定で進められております。九州大学と関連した企業誘致や新たな産業活動を創出し、自然と調和した糸島市独自の活性化を図っていくためには、その社会基盤整備を早急に整備する必要があるというふうに考えております。
続きまして、本事業の効率性でございますけれども、本事業は県事業として事業を実施していただいておりますことから、全体事業費約120億円に対する市の負担金は約14億3,000万円ということで全体事業費の約12%であり、本事業の効率性は極めて高いというふうに判断をしております。
最後に、本事業の効果としましては、国道202号バイパスと九州大学伊都キャンパスを結ぶ地域ネットワーク道路として九州大学から人や物、情報を糸島市へ誘導するための重要路線であることのほかに、九州大学関連企業の誘致などによりまして、雇用の場の確保や市税収の増など、糸島市全域の活性化が期待をできます。
さらに、近年の大型地震など自然災害が発生した場合、緊急避難経路や緊急支援活動、物資の購入など、南北を結ぶ市の幹線道路としての効果が期待できます。
以上、選定事業の御説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。
75 ◯委員長(浦 伊三次君)
これより質疑に入ります。質疑のある委員の挙手を求めます。井上健作委員。
76 ◯17番(井上健作君)
ただいま部長より御説明がございました。ちょうどまさに九州大学が入校される時期から始まって、それ以前に大塚新開池線が、これは市がつくった道路でございまして、これとの関連も大変強うございます。そういった中で、国道から雷山川までのこの用地につきまして、現在買収がどの程度まで行っているのか、もう完全に終わったのか、その辺のところの件数等々についてお答え願いたいと思っております。
77 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
78 ◯建設課長(岩永綾夫君)
平成22年度末、したがいまして3月時点でございますが、おおむね74%ほどの用地の取得が完了いたしております。現在は、国道取りつけ部を含めます区間の用地の協議中でございまして、それが進むと、おおむね用地に関しては100%という形になると思います。
79 ◯委員長(浦 伊三次君)
井上委員。
80 ◯17番(井上健作君)
今、課長がおっしゃいました国道までの分は大体終わっているという判断をさせていただきます。それに伴う202号線との接点部、これは南部も同じだと思いますけれども、かなりの広い場所をとっていく可能性がある、そこの協議が今進んでいるというお答えでございました。
私は、これはぜひとも急ぐべき道路だと思っております。そういった中で、九大とを結ぶ九大学研都市駅と結ぶ九州大学、それとインターから行っております志摩線の九大との関連、これは部長がまさに申し上げました糸島の宝をこちらのほうに引き寄せる大きな原動力になるし、この中央ルートというのは、私はぜひとも平成30年、この目標値であります30年までには完成をお願いしたいなという気でいっぱいでございます。
これからの作業といたしましては、この202号線までの道路の完成目標年数につきまして、どのように計画をなさっておるのかお聞かせ願いたいと思っております。
81 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
82 ◯建設課長(岩永綾夫君)
国道202号線までの区間につきましては、平成24年度までに供用開始を見込んでおります。国道202号線から国道202号バイパス区間につきましては、現在のところ平成25年に事業認可を取得いたしまして、平成31年までに完成に至る予定で事務のほうを進めさせていただいております。当然、県事業ということでございます。
83 ◯委員長(浦 伊三次君)
井上委員。
84 ◯17番(井上健作君)
25年までには雷山川にも橋がかかって、供用開始が25年までにはできるだろうということでございますので、ぜひともこれには25年までには完成をしていただきたい、県のほうにも強く要望をしていただきたいと思っております。
その後の残りの部分につきましては約1キロほどの長さになりますけれども、大変な事業だと私も思っておりますけれども、市民に対して安全で、そして平成31年、まさに九州大学が全員参りますときには完成の日を見ることを願いまして、この質疑を終わらせていただきます。
85 ◯委員長(浦 伊三次君)
執行部の皆さん並びに委員の皆さん方にお願いですけれども、簡潔に質疑、答弁をお願いしたいと思います。聞きよりまして若干長いかなと思います。
三嶋栄幸委員。
86 ◯4番(三嶋栄幸君)
中央ルートについて、3つの質疑を行わせていただきます。
この説明資料に添付されています図面のほうでお尋ねしたいんですが、この水色部分で県道福岡志摩線から九大南門まで点線がついておりますが、この点線部分の事業主体はだれなのかと、いつ事業化の御予定なのか。もしも決まっているのであれば、その区間の長さと想定工事費は幾らぐらいを試算されているのかが1番目。
次に下のほう、黄色部分の202号バイパスと中央ルートの接点分には、新たなインターチェンジの計画があるのかどうか。
3つ目ですけど、202バイパスの有田東から前原インターチェンジの横を通って前原東までのバイパスの整備計画はどうなっているのか、この3点についてお尋ねします。
87 ◯委員長(浦 伊三次君)
一遍に3項目質疑されましたね、今のとは。岩永課長、いいと。
岩永建設課長。
88 ◯建設課長(岩永綾夫君)
まず、1点目のお手元に御配付いたしました資料の点線区間につきましてですが、これにつきましては都市計画決定いたしております部分で、事業主体は糸島市が行う予定でございます。
それから、2点目の波多江インターの関係でございますが、これに関しましては現在もそうですが、国土交通省へインターの設置要望を含めたところで取りつけ部分ですね、今後も強く要望してまいりたいと考えております。
それから、3点目の御質問で、この終点区間から真方までですかね、区間の整備状況ということで、これにつきましては有田、現在、国土交通省では有田から真方までの区間の事業のほうを着手していただいております。着手と申しましても、現在、用地買収、それから文化財の発掘調査等です。これに関しましても、国土交通省のほうへ早期完成に向けて強く要望してまいっているところでございます。
以上でございます。
89 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋委員。
90 ◯4番(三嶋栄幸君)
なぜこの点線部分を尋ねているのかという疑問の声が上がっているようですので、それについて御説明させていただきます。
このちょうど元気クラブのところから現在の九大正門までは2.1キロメートルございます。この門があくかあかないかで、九大の効果を糸島市に向けれるか向けられないかについて大きな影響があると思っておりますので、今質疑をさせていただいておりますが、いつごろ事業計画の予定かという質問にまだ答えられておりませんので、その点について質問をします。
それともう1つ。
91 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋委員に申し上げます。
ただいまの発言は質疑の範囲を超えております。ましてや、本人が質問ということを言われましたので、はっきり言って注意をしていただきますか、また、この後の討論のときに発言されるかお願いしたいと思います。
92 ◯4番(三嶋栄幸君)続
了解しました。
では、中央ルートの交通量予測はいつの時点でなさって、どれぐらいの交通量を予想されているか、御答弁お願い申し上げます。
93 ◯委員長(浦 伊三次君)
田中都市計画課長。
94 ◯都市計画課長(田中幸昌君)
中央ルートの当初の予測ですけれども、平成17年の交通センサス量に基づきまして、池田で1日2万3,719台、加布里で1万900台、県道瑞梅寺池田線で産の宮で2時間交通量で7時から19時ですけれども、こちらにつきましては約1日で1万1,000台というふうな形で、あとはパーソントリップ調査等をもとに出しております。
95 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋委員。
96 ◯4番(三嶋栄幸君)
私の質疑の仕方が悪かったと思いますが、中央ルートの交通量はどれぐらい予想されているかをお尋ねしているのが1つ。
それと、最後になります。新たな予想値を出されるお考えはあるかどうか。これで最後にします。
97 ◯委員長(浦 伊三次君)
田中都市計画課長。
98 ◯都市計画課長(田中幸昌君)
申しわけありません。的確に質問にお答えできなかったことをおわびします。
中央ルートの将来の予測としましては、1日1万3,400台を当時予想しております。
それから、今後の調査の予定ということにつきましては、先ほど建設課長が申されました平成24年度以降に県が事業主体で新たに交通量調査等をなされることと思います。
99 ◯委員長(浦 伊三次君)
古川忠正委員。
100 ◯20番(古川忠正君)
国道202号線から雷山川の区間についてお伺いいたします。
先ほど道路と市街化区域の延長とか費用についてはおっしゃられましたが、この区間トータルして国、県、市の負担をお聞きいたします。
そして、用地買収にかかった農地と宅地の件数、その費用、また今年度に用地買収は済むということですが、できていない件数と予算がどうなっているのか。今までにかかった事業費と今後発生する事業費、これは202号線から雷山川までの区間であります。お伺いいたします。
101 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
102 ◯建設課長(岩永綾夫君)
さきの国道202号から雷山川の区間につきましての事業費ですが、これは、さきの一般質問の中でお答えしたことかと思いますが、いかがでしょうか。(「国、県、市の負担割合」と呼ぶ者あり)はい。国が44億円……
103 ◯委員長(浦 伊三次君)
2人でこそこそ話さんどって。何ばしかのごと。一般質問でしたと言わっしゃれたが、したかしとらんか本人がわかるやろう。
古川委員。
104 ◯20番(古川忠正君)
負担割合ではなくて費用です、私がお尋ねしているのは。負担割合は確かに聞きました。費用について。
105 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
106 ◯建設課長(岩永綾夫君)
費用ということでございますので、お答えさせていただきます。
道路事業区間が15億円でございます。工事費が約8億円、それから用地買収が3億8,000万円、これにつきましては、面積は約1万5,000平方メートルほどとなっております。それから、物件の移転補償、これは倉庫でございますが、これが2,000万円ほどとなっております。
次に、街路事業でございますが、事業費は25億円でございます。
工事費のほうは4億円で、用地買収につきましては6億円ほど予定いたしております。これにつきましては、面積は約1万1,200平方メートルでございます。
それから、物件の移転補償が約10億円ほど、これにつきましては、住宅、店舗等で約30戸ほどとなっております。
以上でございます。
107 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭晶子委員。(発言する者あり)いっちょん挙げんめーが、手ば。終わってから大分待っとんなるとよ。
古川委員に申し上げますが、開会前の全員協議会で質疑は3つ程度にしてくれと。(「3回でしょう、今度」と呼ぶ者あり)いやいや、違う。その3回じゃなくて、1つの項で10個ぐらい言った。(「いやいや、3つです」と呼ぶ者あり)
古川委員。余りどっさり言わんでおって。
108 ◯20番(古川忠正君)
今までにかかった事業費と今後発生する事業費、完成が24年度ですからね。その事業費をお尋ねしています。これまで答えてください。
109 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
110 ◯建設課長(岩永綾夫君)
本事業は平成17年から着手いたしております。これまで──これまでと申しますか、平成22年度ですが、かかった事業費は約13億8,000万円です。これに対します市の負担金は2億3,000万円ほどとなっております。(「課長、もう1つでしょうが。今後発生する事業費」と呼ぶ者あり)
111 ◯委員長(浦 伊三次君)
答弁のもういっちょ残っておるて。
岩永建設課長。
112 ◯建設課長(岩永綾夫君)
大変失礼いたしました。
今後の残事業費ですけど、今申し上げました13億8,000万円を120億円から引いた106億2,000万円が残事業費でございます。(発言する者あり)
113 ◯委員長(浦 伊三次君)
三遍終わりました。古川委員、発言は許可していませんので。
江頭晶子委員。
114 ◯13番(江頭晶子君)
私は、赤の路線の部分で202号線から南側のところを質疑させていただきます。
先ほど街路事業区間が、この部分は平成25年度に事業認可を取るというふうに先ほど答弁されました。どのような手続で事業認可をされるのか、もし事業認可をされるとなると、道路わきの住宅は何軒立ち退きになるのかということをまず質疑させていただきます。
115 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
116 ◯建設課長(岩永綾夫君)
まず、平成25年の事業認可の関係でございますが、平成24年以降で現地のほうの交通量調査を含めたところで一定調査が行われる予定でございます。事業認可は県が取得される場合は大臣認可という形になりますので、平成25年度で大臣認可を取得される予定でございます。
それから、国道202号から南側区間の立ち退きの移転の軒数でございますが、約31軒となっております。
117 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
118 ◯13番(江頭晶子君)
この住宅調査を24年度までにするんですかね。その部分をするのかどうかなのかということと、31軒の方々が立ち退きを拒否された場合どのようになる、立ち退きに同意しなかったらどうなるのかということをお尋ねいたします。
119 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
120 ◯建設課長(岩永綾夫君)
まず、調査に関してですが、事業認可のための調査でございますので、当然、物件等に関しましては調査はいたしません。これさきにも申したと思うんですが、県事業でございますから、地権者の皆様が御同意されない場合のことにつきましては、県と私ども粘り強くお一人お一人交渉させていただきます。
以上でございます。
121 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
122 ◯13番(江頭晶子君)
ここの部分はアンダーパスになる部分だというふうに思っています。この装置がつくとあそこは潤という地域です。水がたまるということはわかっているので、道路にはポンプをつけるというふうに以前説明をされています。
先ほど部長は、災害のときに大きな道路になる、大切な道路になるというふうにおっしゃいましたが、水がたまる場所、ポンプを使わなければ水がはけない場所に、それが大きな集中豪雨、それこそ水がたまった場合には使えなくなるというふうに予測がされます。事故が起きたときの責任はだれがとるのか。
これから高齢社会になります。車がふえるという先ほどの話がありましたが、この横の側道ですね、私は、このアンダーパスの横につけられる側道はとても危険な場所だというふうに思います。この側道についての防犯という視点、それから水がたまるという視点、それから地域の中での住民がだれも望んでいない道路をつくろうというふうにされている、この地域のきずなを壊してまでつくろうとされていることについて、市はどのようにお考えなのか。
今、きずなを大切にしようという大きな流れになってきています。道路は人を大切にする道路です。人の心と心のきずなを破壊する大きなあのアンダーパスになる道路を建設して、本当にまちの活性化につながるというふうにお考えかどうか、最後に質疑をさせていただきます。
123 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員に申し上げます。
ただいまの発言は質疑の範囲を超えております。御注意をお願いしたい。また、内容を変えるか、その後の討論のときに発言されるようお願いしたいと思います。
江頭委員。
124 ◯13番(江頭晶子君)
では、先ほど言いましたように水がたまるということですね。これは災害に大きな役に立つというふうに先ほど部長はおっしゃいましたけど、これは、私は役に立たないというふうに思っていますが、その点。
125 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員に申し上げます。(「それと防犯について」と呼ぶ者あり)今の質疑も質疑の範囲を超えております。(「側道についての防犯についてどのようにお考えか」と呼ぶ者あり)あなたの考えを執行部のほうに言ってあります。それにつきましては発言を停止するか、内容を変えるか、次の討論にお願いします。(「側道については、防犯の面を考えているかどうかを聞いているんです」と呼ぶ者あり)
岩永建設課長。
126 ◯建設課長(岩永綾夫君)
監視装置等、まだ認可は取っておりませんので、難しい面がございますが、当然、側道、あるいはアンダー部分につきましては、防犯等は県と十分検討してまいりたいと考えております。
127 ◯委員長(浦 伊三次君)
吉村建設都市部長。
128 ◯建設都市部長(吉村靖博君)
防災上で役に立たないではないかというような質疑でございましたけれども、災害というのは大雨だけじゃなくて、地震とかそういった部分ございますので、大雨時にはここはやはり電光表示、通行どめ、そういった部分で使えなくなる可能性もございますけれども、だからといって自然災害すべてに対する幹線道路としての役割がないというふうには考えておりません。
129 ◯委員長(浦 伊三次君)
徳安達成委員。
130 ◯1番(徳安達成君)
質疑させていただきます。
先ほど三嶋委員からの質疑の中では交通量について少しお尋ねがありましたけれども、以前の予測の件についてはわかったんですが、現在の池田地区での交通量、そして波多江交差点付近での交通量が今出ていれば……
131 ◯委員長(浦 伊三次君)
徳安議員、中央ルートの話ですからね、その地域には中央ルートはありませんので。
132 ◯1番(徳安達成君)続
中央ルートの交通量について先ほど質疑があったと思ったので、こちらについても質疑しようと思ったんですが、でしたら、質疑を変えます。
先ほどこの中央ルートをつくることによって安全で快適な歩行空間の確保ができるということは今回の説明資料のほうにも載っているんですが、東風小学校の生徒さんで、そこでの交通事故の件数等はあるのでしょうか。これがあるからこそ、こういうことが書いてあるんだろうと思うんですが、その点についてお聞きしたいと思います。
133 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
134 ◯建設課長(岩永綾夫君)
交通事故等に関しましては、後ほど調査させていただきたいと思います。
135 ◯委員長(浦 伊三次君)
徳安委員。
136 ◯1番(徳安達成君)
では、済みません、質疑を変えますが、この安全快適な歩行空間の確保について、現在どのような措置がとられているのかをお聞きしたいと思います。
137 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
138 ◯建設課長(岩永綾夫君)
先ほども申し上げましたとおり、本道路につきましては、まだ供用は開始いたしておりません。歩道等もとれる状況ではございませんので。
139 ◯委員長(浦 伊三次君)
徳安委員。
140 ◯1番(徳安達成君)
今の答弁の内容でいくと、現在はそういうところまでの配慮はないということですか。それとも、今後配慮もないということでしょうか。
141 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
142 ◯建設課長(岩永綾夫君)
当然配慮はいたして計画はされております。ただ、今、数値としてとか、そういう部分でつかむとしたら、供用は開始いたしておりませんので、つかみようがないという部分でお答えしたつもりでございます。
143 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤千代子委員。
144 ◯16番(伊藤千代子君)
同じく九州大学関連道路(波多江泊線)整備事業に関しまして、質疑を行わせていただきます。
わずか2.5キロの道路に120億円をかける問題について今まで質疑がされましたので、同僚議員と重ならないように質疑をさせていただきたいというふうに思います。
まず、1番目です。中央ルートの予想通行量を、あの東風小学校の前ですよね、1万3,400台というふうにおっしゃられましたが、今現在は1日何台通行しているのかを伺いたいと思います。
それから、JRの下をくぐる道路は地下何メートルになり、道幅は一番広いところで何メートルになるのか。ここは4車線になるというふうに聞いておりますが、何メートルになるのかをお尋ねをしたいと思います。
それから、3番目までは覚え切りますよね。次3番目ですね。
22年度、工事がされました。これは用地の取得がほとんどでしたので、工事は90メートルしかされていないと先ほどおっしゃられましたが、工事の内容としては、どこがどのような工事を、どこの業者が受注をしてどのような工事を行ったのかということ、この3点についてお答えを願います。
145 ◯委員長(浦 伊三次君)
田中都市計画課長。
146 ◯都市計画課長(田中幸昌君)
まず、1点目の中央ルートに関して、東風小学校の前の通行量ということですけれども、これについては調査はされておりません。
147 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
148 ◯建設課長(岩永綾夫君)
JRと交差いたしますアンダー部分の深さに関しましてですが、まだ計画段階ですが、7.5メートルでございます。そこの幅員につきましては、これも計画でございますが、側道も含めて全幅36メートル、4車線でございます。
それから、工事の概要でございますが、道路改良工事がおおむね60メートルほど、これはL型工事等で、業者さんは市内の業者さんが受注されております。
149 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
150 ◯16番(伊藤千代子君)
市内の業者はどこがしたのかということをお答え願います。
それから、この中央ルートに関しましては、決算書には1億446万8,000円というような金額が出ています。先ほどまで私は、小さな道路工事の維持事業費とかのどれだけたくさんの生活道路が1億円のお金できれいになったかという話をしたんですが、今回は、この中央ルートに関しまして今話をしているんですけれども。
もう1つは、この事業効果のところに、202号バイパスから202号まで全事業が完了しないと十分な事業効果はあらわれないというふうに書いてありますが、ということは、この事業が例えば、国が東日本大震災等の関係で本当にもうお金がないと、県も今、借金財政で大変だと、3兆円ほどの借金を県は抱えています。そんな中で、県もやはり中止せざるを得ないというような状況になったときには、この北側、もうすぐ来年度で事業が終わっちゃうということなんですけれども、ということは、南側ができなければ無駄になってしまう、そういうような道路であるというふうに理解をしていいんですねというのが2番目。
それから3番目は、今回現地を行ってみますと、やはり国道の、前あった、あそこにあったいろんな大きな店舗等がなくなっています。パチンコ屋さんの前から橋のすぐそばまでかなりの距離です。この中央ルートで立ち退きをされる国道わきは何メートルにわたって店舗、住宅がなくなるのかをお尋ねします。
151 ◯委員長(浦 伊三次君)
吉村建設都市部長。
152 ◯建設都市部長(吉村靖博君)
まず、2点目の質疑でございます。
ここに事業効果、成果を上げておりますけれども、現在のところ、用地買収、あるいは物件移転補償で、今後、事業が進んで初めて供用が開始されます。ですから、道路としての本来の機能の効果測定につきましては、供用の開始があって初めて測定値としてあらわれるということでこういうふうに書いております。
153 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
154 ◯建設課長(岩永綾夫君)
平成22年度に受注されました業者さんでございますけど、業者さん名を申し上げます。株式会社高木建設さん、それから青木建設さん、株式会社平川工業さん、それから鈴木建設株式会社さん、それと有限会社柴田技建さんです。
それから、国道取りつけ部の部分ですが、延長は370メートルです。
移転の戸数は8戸、店舗、住宅合わせて8戸となっております。
155 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
156 ◯16番(伊藤千代子君)
ちょっともう一回確認しますが、370メートルも道路、国道沿いがなくなるということは、それはどうしてそんなに、北側は4車線でもなく2車線なのに、どうしてそれだけの幅にわたって移転をさせなければならないんでしょうかということ。
それから、国道の南側も既に移転をさせられているところがありますが、そこのあたりは北側の事業としてされているのかということですね。
その2点でいいです。
157 ◯委員長(浦 伊三次君)
岩永建設課長。
158 ◯建設課長(岩永綾夫君)
先ほど申しました国道部分の交差点の取りつけ区間約370メートルでございますが、この区間の延長の必要性については道路構造令等に基づいて県が確定されておることと思います。
それから次に、北側の一部用地買収でございますが、これにつきましては交差点部を含む部分で北側の工事とは別ということで買収は一部なされております。
以上でございます。
159 ◯委員長(浦 伊三次君)
ここで暫時休憩いたします。
なお、再開は11時25分といたします。
(午前11時14分 休憩)
(午前11時23分 再開)
160 ◯委員長(浦 伊三次君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
これより討論に入ります。
九州大学関連道路(波多江泊線)整備事業に対し、意見のある委員の挙手を求めます。
反対討論の挙手を求めます。徳安委員。
161 ◯1番(徳安達成君)
反対討論をさせていただきます。
私は、3月11日の東日本大震災以降、経済優先の考え方から地域に、そして国全体が安全・安心について考えていく必要があると思っております。
その点で先ほどの質疑の中では、現在供用開始前ではあるということでしたが、東風小学校の横を通る大きな道路、そしてアンダーパスを含んだ将来的な事業計画を含む、この波多江泊線の事業計画について、今後の交通計画も含め見直しの検討があると思いますので、今回の決算審査においては反対をしたいと思います。
162 ◯委員長(浦 伊三次君)
賛成討論を求めます。小島委員。
163 ◯5番(小島忠義君)
波多江泊線、いわゆる中央ルートの必要性及び事業効果は、これまでに何度となく執行部より説明を受けてまいりました。また、先ほどは事業概要説明で必要性から事業効果までるる説明を受けたわけです。
この道路の果たす役割の一つに、広域道路ネットワーク構築に大きく寄与することが挙げられると思います。いずれ実現するであろう学園通り線との連携で、学術研究都市の利便性が向上するとともに、鉄道が走っていない志摩地区の活性化にも大いに貢献できる道路だと思います。短期的な視野での費用対効果の判断で行政の施策決定を左右していれば、まちの将来は危ういものとなります。
もちろん、予想される個々の問題、騒音や水害対策の解決に当たるのは当然です。道路づくりは将来にわたってまちの振興、活性化のため、そのための先行投資です。まさしく行政は百年の体系のもと、基本方針の軸がぶれてはいけません。行政は長期的見地に立っての施策の立案、実行をすることが不可欠です。
自主財源不足が本市の課題であるとすれば、この道路が一日も早く完成することにより、20年先、30年先の糸島市の市税増収に大きく貢献してくれる可能性は大きいと思います。
このことを期待して、賛成討論といたします。
164 ◯委員長(浦 伊三次君)
反対討論を求めます。三嶋栄幸委員。
165 ◯4番(三嶋栄幸君)
反対討論を述べさせていただきます。
市は、中央ルート建設が将来のまちの発展に大きく寄与する事業であるととらえられておりますが、私は疑問を感じております。
先ほど質疑しましたとおり、九大南門インターチェンジ新設、バイパスの延長などの課題が未定のまま中央ルート建設を推進しておりますが、本当に予測されるだけの交通量があるのでしょうか。
全国各地に新しい道路が建設、もしくは予定されています。私からすれば、本当に必要なのかと疑問を抱く事業がありますが、少なくとも当事者である地元は、それこそ住民を挙げて望んでおられます。
中央ルート建設について大変不思議に感じるのは、多くの地元住民が建設の必要性を感じていないばかりか、反対の方がむしろ多いということです。それは、議員本人の主観ではと言われるのであれば、せめて中央ルート周辺の住民を対象に建設の賛否を問う住民投票を行うべきではと考えます。
14億円の税金を使い、地域住民から喜ばれず、可能性が低い事業ですが、既に決まったことだからとやみくもに推進することはいかがかと思います。
大切な多額な税金を投入する事業です。3.11の震災以降、今までのやり方が本当に間違いなかったのかと考える国民もふえてきております。私は、九大の知的財産を生かしたまちづくりや企業誘致、定住化促進に反対しているものではありません。むしろ、市にとって最重要課題だと考えております。同じ税金を投入するのであれば、もっと効果的な使い方があるのではと申し上げているのです。
例えば、二丈、志摩地区を含めた糸島全体の発展を考えれば、加布羅橋周辺の道路整備を含めた東回りルートを優先すべきと思います。
中央ルート建設が市の将来の発展に必ず寄与し、多くの市民が喜ばれると真にお考えであれば、地元住民の声を再度聞かれるべきだと思います。この点について、再度十分検討されることを願いまして、私の討論を終わらせていただきます。
166 ◯委員長(浦 伊三次君)
賛成討論を求めます。井上健作委員。
167 ◯17番(井上健作君)
私は、この事業は福岡県が九州大学、また学研都市駅前、それからインターチェンジからの西回り、こういったものを想定しながら、この中央ルートの建設に踏み込んだと私は思っております。
それと同時に、県がリサーチパークをつくっておりますが、九州大学との関連研究事業等々についてのやはり効果を、県はみずからが道路をつくることによって、私はこの建設に踏み込んだ。これについて、糸島市としては泊カツラギ地区の地区計画等々についても、今後道路が必要だということで、新開池線をつくったわけです。これにあわせてインターチェンジ、または九州道との接続をしなければ、今後のそれぞれの施設についても発展がないという判断のもとで、私はこの計画に踏み込んだと思っております。
確かに、14億円近くのお金を費やしますけれども、私が今後の長い目で見た糸島の九州大学を取り巻く事業については、もっともっとたくさんの事業が展開できるものと確信をいたしております。そういった中で、今回のこの中央ルートの建設については、私はやっと202号まで到達したということで大変喜んでおります。この上は、平成31年までの事業がスムーズに行きますように、私は地元の、執行部として全力を挙げて、一日も早い完成を夢みたいと、このように考え、賛成討論とさせていただきます。
168 ◯委員長(浦 伊三次君)
反対討論を求めます。古川忠正委員。
169 ◯20番(古川忠正君)
中央ルートは九大が来ることによって計画された道路であります。そのこじつけとして、九大と産業団地を結ぶということを言ってありますけれども、実際、産業団地があそこにできて、何台の車が通るでしょうか。また、九大からの学生、教職員、この人たちが中央ルートを通ってどこに行くというんでしょうか。
現在も九大は、福岡市方面には2つの大きな道ができております。なおかつ、長垂山から西の区域に至っては人口増を言ってありましたが、20万人の人口ということで計画されております。実際は、人口は15万人から余りふえないということがわかっております。交通量の予測にしても、大幅な予測をしてあります。その点については中央ルートを再度、国道から南の中央ルートは中止すべきであり、中央ルートには反対いたします。
170 ◯委員長(浦 伊三次君)
賛成討論を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
171 ◯委員長(浦 伊三次君)
反対討論を求めます。
伊藤千代子委員。
172 ◯16番(伊藤千代子君)
中央ルートは税金の無駄遣いの象徴であり、また、財政を圧迫し、市民の暮らしを踏みにじっている、その象徴でもあります。私は、どうしてこんな道路が地元の大きな住民の反対を押し切って進められるのか不思議でなりません。
先日、高田のお母さんたちが「本当に子供の通学路が悪くて困っているのに、どうしてあんな無駄遣いの道路をあんなに広い道路をつくるんでしょうか。納得がいきません」、こんなふうに言っていました。
また、中央ルートのすぐ近くに住んでいる方たちは、「1万何千台もここを車が通るようになるとは絶対に思えませんね」と、そんなふうに言っていました。「本当に、こんな道路を推進しているのはだれですか。一体、市長や議会でだれがこんな道を推進しているんですか」、そんなふうに言われます。しかも、きょうの私の質疑の中でもわかったように、国道から南に行きますと地下がJRをくぐるところでは7.5メートルの地下になります。そして、道幅は36メートル、本当に巨大は道路です。博多駅の近くにもこういう道路がありますが、集中豪雨のたびに水につかったりしています。本当に危険な道です。
糸島市は自然との共存とか、そういう美しいことを言っていますが、なぜ、こんなに環境を破壊するような、住民の暮らしを圧迫するようなことをするのでしょうか。今、多くの人が本当にこの不景気の中で仕事を探し、生活にも苦労しています。こんな中で、この14億3,000万円の市が出すお金は決して少ないお金ではありません。
糸島市は、市民が願うような市民プールを初めとしたスポーツ施設も本当に満足にありません。なぜ、市民の願う要求が後回しにされて、こういう無駄遣いのようなことが推進されるのか、議会の中で、100年先のために中央ルートをつくると言った方がいました。私はそれよりも今、一生懸命暮らしている市民のためにこそ税金を使うべきです。そして、市の職員の皆さん、先ほど生活道路のために道路を直したり、一生懸命頑張っていることがわかります。そういう仕事こそ優先してやっていただきたいんです。そのほうが地場業者のためにもなります。地下が7.5メートルでJRをくぐるような、そんな巨大な道路は地域の中小業者の仕事にはなりません。環境を破壊して、本当に地域の分断や水害の危険性がある。こういう道路を、今3兆円もの借金財政となっている福岡県に、糸島市は、この議会の推進している議員の方たちとともにやらせようとしています。
私は、この中央ルート道路は一刻も早く中止をすべきだと思います。そして、北側のもう既に買収が済んでいるところ、ここを夕方散歩しながら、主婦の皆さんが話をしています。「伊藤議員、本当にこの道路、こんだけ用地が買われて、どうにかならないんですかね」、その話がされています。
私は、4年前から市役所の前で毎月1回、中央ルートに反対する皆さんと御一緒に中央ルート反対の宣伝行動を行ってきました。通りがかりの人たちから頑張れという激励を受けてきました。この道路に関しましては、多くの方々とこれからも手をつないで、そして、この議会でも、きょう反対の質疑がされました。こういう方たちとも手をつないで本当に糸島市の財政を圧迫する、この道路計画を何としてもやめさせるために全力を尽くして頑張りたいと思います。
そういう意味でも、この道路計画は絶対に中止すべきであり、反対をいたします。
以上です。
173 ◯委員長(浦 伊三次君)
賛成討論を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
174 ◯委員長(浦 伊三次君)
反対討論を求めます。江頭晶子委員。
175 ◯13番(江頭晶子君)
反対討論をさせていただきます。
平成17年8月31日、第189回福岡県都市計画審議会が県庁で行われました。その審議会の資料の一つに、平成17年5月15日、前原市が主催した公聴会の開催記録がありました。その公聴会は、覚えてある方もあると思いますが、口述人13人、公聴会では、口述の対象となる道路は5本ありましたが、すべて中央ルートに対して建設しないでほしい、反対意見のみだったのです。賛成意見は一つもありませんでした。
この件について、県の審議会の中でも議論があっております。私は、住民の方々と傍聴に行き、そして、住民の方々の署名を持ち、県議会に建設反対に向けて審議会の中で認可しないでほしいと、事業認可しないでほしいというお願いに上がっておりました。
この県の審議会開催の前段に、平成17年8月8日、第37回前原市都市計画審議会が開催されています。この審議会では、学園通り線は地域の骨格軸と位置づけてありました。中央ルートは波多江駅と九大を連絡するネットワークと位置づけられていたのです。地域の骨格軸と位置づけられている学園通り線は、なぜ進まないのでしょう。地域の骨を先につくるべきではないかと私は思います。
道路というものは本来、地域住民の要望でつくるものだというふうに私は思います。都市計画道路は、住民の知らないところで勝手に線引きがされ、それを知ったときに、何で私たちはここを立ち退かなければならないのかという住民は大きな疑問を持ちます。
これから糸島市、日本じゅうと言ってもいいと思います、少子・高齢社会です。地域のきずなが大切にされる時代なのです。あの潤地域、アンダーパスがこれからできようとするあの地域では、この中央ルートの建設については全く喜ばれていません。ましてや、あのアンダーパスの道路ができることにより、災害が予想される道路、側道においても防犯という面においては、とても危険な道路になるだろうと、そう思います。
今、「人の心を大切に」と言い、「人と人とのきずなを大切に」と言われているこの時代に、きずなをぶっち切る道路は、私は必要ないというふうに思います。道路に多額の税金を使う価値は全くありません。
私は、202号線から南側の道路は絶対に中止していただきたく反対の意見を述べ、これを反対討論といたします。
176 ◯委員長(浦 伊三次君)
賛成討論ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
177 ◯委員長(浦 伊三次君)
これをもちまして、討論を終了します。
これをもちまして、建設都市部に対する審査を終わります。
委員の皆さんは、配付しております選定事業評価審査表に審査結果を記入し、議員控室で書記に渡してください。
ここで、部の入れかえをいたしますので、しばらくお待ちください。
〔部の入れかえ〕
これより農林水産部所管の決算を審査します。
これより質疑に入ります。
質疑の通告があっておりますので、指名により発言を許可いたします。
伊藤千代子委員。
178 ◯16番(伊藤千代子君)
私は、地域農政推進事業についてお尋ねをいたします。271ページです。
中山間地における農業・農村は、単に食料を供給するだけではなくて、水源の涵養あるいは土壌の浸食などの災害防止、また、さまざまな役割を果たしています。そういう意味で、この中山間地の地域等直接支払事業について、きょうはお尋ねをいたします。
まず、これに対して今、糸島市で指定をされている団体は何団体あるのか伺います。
179 ◯委員長(浦 伊三次君)
わかりますか。瀬戸農業振興課長。
180 ◯農業振興課長(瀬戸道孝君)
市内の団体数でございますが、16団体ございます。
以上でございます。
181 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
182 ◯16番(伊藤千代子君)
16団体の中で、農業協定等を結んでされていると思いますが、参加人数は総勢どれくらいになるのかを伺います。また、協定面積等がわかればお知らせください。
183 ◯委員長(浦 伊三次君)
瀬戸農業振興課長。
184 ◯農業振興課長(瀬戸道孝君)
まず、面積でございますが、合計で201.9ヘクタールでございます。協定に基づきます参加人数については、今資料を持ち合わせておりません。
以上でございます。
185 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
186 ◯16番(伊藤千代子君)
それで、今ちょっと時間がございますので、後でよろしゅうございますから、ちょっとお調べください。
それから、これに関しましては、もう3期になったのではないでしょうか。たしか10年前から始まって、大体農業関係の補助金というのは非常にくるくると変わる中で、農家の方々がいろんな書類を書くのに本当に大変だということをおっしゃっていますが、これについては、もう3期目になっています。そして、ことしは特に前年度とはちょっと変わって、国の負担割合も多少変わったと思いますが、2期までと、今回3期目に変わって、平成22年度からはどのようなところに違いが出ているのか。
それから、先ほどの団体数をおっしゃいましたが、この16団体は始まったときに比べてふえているのか、減っているのかについて伺います。
187 ◯委員長(浦 伊三次君)
瀬戸農業振興課長。
188 ◯農業振興課長(瀬戸道孝君)
今、委員が申されますように、今回で3回目の制度でございます。新たに加わりました項目といいますのが、協働の取り組み活動が行われる複数の団地の合計が1ヘクタール以上と、こういうような項目が追加されております。
それから、この団体数がふえたかという御質問でございますが、当初に比べますとふえております。
以上でございます。
189 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
190 ◯16番(伊藤千代子君)
ふえているのはよいことだと思います。私も山間地で育ちましたので、農家の方たちが猫の額ほどの土地を耕しながら、山間地のやはり景観だとか、あるいは水源を保全してきたということは本当に貴重だと思います。
そこで、特に山間地の場合は非常に私も糸島の、行くわけですけれども、耕作放棄地をやはり減らすということも、この目的の中にあるのではないかと、この事業の目的にあると思いますが、その辺での効果、あるいは担当課あたりでごらんになって、その辺はどのように把握をしてあるか伺います。
191 ◯委員長(浦 伊三次君)
瀬戸農業振興課長。
192 ◯農業振興課長(瀬戸道孝君)
この耕作放棄地の問題につきましては、やはり大きな課題でございます。
地域のほうで、この耕作放棄地の復興等がこの協定の中に含まれておりますと、これも復興対策についても補助対象の事業になるというふうになっております。
それから、先ほどの人数でございますが359名と、あと1法人がこの協定に参加されております。
以上でございます。
193 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
194 ◯16番(伊藤千代子君)
わかりました。特にこの事業は、先ほども言うように、耕作放棄地の防止あるいは水路や農道の管理など、山村地域の日常に保全に役立っているというふうに思っております。
ことし国のほうでは、いろいろ山間地でも急な傾斜地の場合と両方ありますよね、2つほど条件が。そういう意味では、糸島の場合は、この急傾斜地あるいは、そこまでないような緩傾斜地というんですか、そのあたりはどのような割合になっているのかを、ちょっとわかればお知らせください。
195 ◯委員長(浦 伊三次君)
瀬戸農業振興課長。
196 ◯農業振興課長(瀬戸道孝君)
この割合でございますが、ちょっと資料はあるんですけど、それぞれの集計をする必要がございますので、ちょっとしばらくお待ちしていただきたいと思います。
197 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
198 ◯16番(伊藤千代子君)
詳しい、難しい数字そのとおりでなくてもいいんですけど、やはり、特に雷山山系に参りますと非常に山も急ですよね。そして、かなり上のほうまで二丈のほうもそうですし、雷山もそうです、白糸もそうですが、かなり上のほうまで農業をしてあります。そういう意味では、糸島の場合はかなりこの急傾斜の農村が多いのではないかと思ったんですけれども、その辺ではどちらが多い程度ではお答えできるのではないでしょうか。
199 ◯委員長(浦 伊三次君)
瀬戸農業振興課長。
200 ◯農業振興課長(瀬戸道孝君)
急傾斜と緩傾斜の割合でございますが、今、田んぼにつきましては急傾斜のほうが9割、緩傾斜のほうが1割というような数値になっております。
以上でございます。
201 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
202 ◯16番(伊藤千代子君)
わかりました。ちょっと私の想像以上に、急傾斜が多いんだなということがわかりました。
例えば、水田だと急傾斜2万1,000円ですか、10アール当たり。それから、緩傾斜の場合だと8,000円というふうに全然その費やす労苦が違いますから、補助金も大分違ってまいりますよね。そういう意味でちょっとお尋ねもしたわけです。
この事業は、ことしでもう本当に10年ぐらいなるわけですけれども、平成22年度、今回これやりまして、この参加している団体の皆さんの声というのは、平成22年度お聞きになっていらっしゃいますでしょうか。
203 ◯委員長(浦 伊三次君)
瀬戸農業振興課長。
204 ◯農業振興課長(瀬戸道孝君)
これにつきましては実績報告等をいただいておりますので、その節に内容についてはお聞きいたしております。
以上でございます。
205 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
206 ◯16番(伊藤千代子君)
私は、この事業についてはぜひ拡大をしていってほしいと思っているから今申し上げているんですけれども、先ほど今度は国が新しくことしは多少これに関して拡充をしました。先ほどおっしゃったように、形がちょっと飛び地になっていても、あるいは不整形であった水田でも、これを1ヘクタールとかまとまれば対象とするというような形になったし、それから、国の補助金の割合も3分の1から2分の1にたしか上がったのではないでしょうか。
そういう意味でも、さらに今後、こういうことを活用して、山間地の農業を守っていくために、この補助事業を広げていくような可能性はあるのでしょうか、伺います。
207 ◯委員長(浦 伊三次君)
瀬戸農業振興課長。
208 ◯農業振興課長(瀬戸道孝君)
地元のほうも継続していただきたいというような要望が出ておりますし、市としましても、できる限り、この協定の地域を拡大したいと、このように考えております。
以上でございます。
209 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
210 ◯16番(伊藤千代子君)
糸島市の中では、非常に農業を一生懸命されている方たちがたくさんいます、誇りを持ってですね。そんな方たちとお話をする中で、特にやはり山間地の水源の保全を一生懸命おっしゃっているわけですから、こういう中山間地の支払い等の事業を拡充していくこと、そして、それをそのことによって中山間地でも農業が続けられるような農政を望んで終わります。
211 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋俊蔵委員。
212 ◯8番(三嶋俊蔵君)
283ページ、普通作振興費につきまして負担金補助及び交付金1,955万7,000円、3事業に支出されておりますが、その内容についてまずお尋ねします。
次に、主要施策の成果に関する調書、68ページでございますが、平成22年度主食用水稲の作付実績の表の中で、水田経営面積3,149.6ヘクタール、その中で水稲作付実績面積1,896.7ヘクタール、作付率60.22%となっておりますが、その内容について御説明をお願いいたします。
213 ◯委員長(浦 伊三次君)
瀬戸農業振興課長。
214 ◯農業振興課長(瀬戸道孝君)
負担金補助金でございます。まず、福岡地域良質米麦大豆政策協議会負担金でございますが、米、麦、大豆の生産する土地利用型農業では、地域の農業の担い手の育成と売れる米、麦、大豆づくりが課題となっております。消費者ニーズに即した品種の作付を誘導し、地域間競争に対応できる生産体制を目指す必要があります。
そこで、福岡地域の17の市町、6JA、福岡県等で構成します生産協議会を結成いたしまして、消費者のニーズに即した品種の作付の推進、それから、県産米の消費拡大事業を行っているものでございます。
次に、稲作研究会育成事業補助金でございますが、糸島地域の稲作農家37戸、49人でございますが、これらで構成されます研究会に対する補助金でございます。研究会では、有望品種の試験栽培や新品種の実験栽培、それから、稲作技術の向上を図るための現地研修会などの事業に取り組まれております。
それから、水田農業担い手機械導入補助でございますが、認定農業者や営農組織等がコンバインやトラクター、田植え機等の高性能機械導入に対しまして購入補助を行うものでございます。平成22年度の実績といたしましては、自脱型のコンバイン3台、それからトラクター1台、合計4台の購入補助を行っております。
それから、2点目の水稲作付目標の目的と作付目標面積はどのように決定しておるのかという御質問でございますが、日本人の主食であります米の需要の均衡、それと価格の安定を図るために、水稲の生産数量目標を設定いたしまして、生産調整が行われております。
生産数量目標の決定方法につきましては、全国の過去の年間需要実績をもとに、米の需要見通しを算出いたします。これに民間の在庫量を勘案いたしまして、翌年度の米の数量生産目標を決定いたします。国の生産目標に基づきまして県、市町村、地域レベルでの配分が行われているところでございます。
ちなみに、平成21年度の実績でございますが、63.19%、平成22年度が63.40%、それから平成23年度が62.27%となっております。
以上でございます。
215 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋委員。
216 ◯8番(三嶋俊蔵君)
わかりました。それで、個人が水稲作付目標面積以上に作付を行った場合のメリット、デメリットがあるのかどうかお尋ねいたします。
2点目といたしまして、糸島市として水稲作付目標面積以上に作付が行われた場合、戸別所得補償や国の補助事業等に影響があるのかどうかお尋ねいたします。
3点目といたしまして、主な作物の戸別所得補償の10アール当たりの助成額は幾らになっておるのかをお尋ねいたします。
217 ◯委員長(浦 伊三次君)
瀬戸農業振興課長。
218 ◯農業振興課長(瀬戸道孝君)
1点目につきましては、水稲生産数量目標の達成は米の戸別所得補償交付金10アール当たり1万5,000円でございますが、これと米価変動補てん交付金、これは米の価格が標準価格よりも下がった場合に交付される交付金でございますが、この交付要件となっております。したがいまして、水稲作付生産数量目標以上に作付を行った場合、米の交付金が受けられなくなります。逆に、農業者みずからの経営判断で米の交付金を希望しない場合は、目標にとらわれず作付をすることができます。
2点目が、御質問で糸島市のメリット、デメリットでございますが、平成21年度までは米政策におきまして生産調整の未達成地域につきましては、ペナルティー措置が講じられておりましたが、平成22年度から実施されます戸別所得補償制度では、生産調整を達成した農業者に対して米の交付金を交付するというメリット措置に方針が転換されております。したがいまして、市として数量目標を達成できなかったとしてもメリット、デメリットはございません。
それから、3点目の助成額は幾らかという御質問でございますが、まず、米につきましては、米の戸別所得補償交付金、これ10アール当たり1万5,000円でございます。それから、米の価格が標準よりも下がった場合に交付されます交付金、これがございます。これは価格が決定しないと、まだわからないような状況でございます。
麦につきましては、10アール当たり3万5,000円でございます。ただし、二毛作、裏作の場合につきましては1万5,000円になります。
それと、数量払いということで収穫量によって支払われる交付金でございますが、小麦につきましては60キロ当たり6,360円、大麦につきましては50キロ当たり5,330円、それから、大豆でございますが10アール当たり3万5,000円でございます。これも数量払いがございまして、60キロ当たり1万1,310円の交付金が支払われます。
以上でございます。
219 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋委員。
220 ◯8番(三嶋俊蔵君)
今の戸別所得補償の助成対象者数、それから、助成額は幾らになってあるのかお尋ねいたします。
221 ◯委員長(浦 伊三次君)
瀬戸農業振興課長。
222 ◯農業振興課長(瀬戸道孝君)
昨年実施されました戸別所得補償制度のモデル対策事業では、2,685名の農家のうち、1,823名が交付を受けられております。
交付金額でございますが、米の所得補償交付金、定額部分が約2億5,000万円、それと、米の価格の下落分が約2億5,000万円、それから、水田活用の所得交付金が約4億5,000万円、合計しますと9億5,000万円となります。
本年度の試算によりますと、米の所得補償交付金が、定額部分が2億5,000万円、それと、麦、大豆等の面積による交付金が4億5,000万円、収量による交付金が2億円、合計しますと9億円ですが、先ほど申し上げましたように、米の下落部分、昨年度2億5,000万円ございますので、これを合わせますと11億5,000万円になるのではないかというふうに試算をいたしております。
以上でございます。
223 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋委員。
224 ◯8番(三嶋俊蔵君)
この質疑は最後になりますが、部長にお尋ねいたします。
農家の戸別補償制度が平成22年度から実施されております。これにつきましては、農家にとりましてどういう評価を持ってあるのか、お尋ねいたします。
225 ◯委員長(浦 伊三次君)
洞農林水産部長。
226 ◯農林水産部長(洞 孝文君)
戸別所得補償が導入されまして、先ほど課長が答弁しましたように、糸島市内の農家へ約9億5,000万円の交付がなされておるわけでございます。その評価ということでございます。実は本年2月に農林水産省のほうで戸別所得補償制度に関する意識意向調査ということで、実際に農家のほうに調査をされてあります。それによりますと、4人に3人が非常によい制度である、または多少の改善点はあるものの骨格は維持すべきといった評価が出ております。
私どもも実際、糸島市内の農家にこの所得補償制度についてどうなのかということをお聞きしましたら、やはり将来、今後どうなっていくのかがやはりまだ不安な部分があるということで、御意見をいただいております。私どもも国の食料・農業・農村基本計画、昨年の3月に閣議決定をされておりますけれども、その中でも将来にわたる食料の安定供給、これについては国民に対する国家の最も基本的な責務というふうに明記されております。したがいまして、戸別所得補償制度とあわせて、やはり環境直接払い制度、これらの充実を国策として図っていただきたいというふうに考えております。
以上でございます。
227 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋委員。
228 ◯8番(三嶋俊蔵君)
次に、285ページ、農業用施設の維持管理費でございますが、維持につきまして、16節.原材料費、これにつきまして予算現額が250万円となっております。それに対しまして133万6,000円と約50%近い不用額が出ております。それの理由につきましてお尋ねいたします。
229 ◯委員長(浦 伊三次君)
瀬戸農林土木課長。
230 ◯農林土木課長(瀬戸利三君)
昨年7月に梅雨前線豪雨発生によって大半を執行したわけで、台風災害に備えまして補正をさせていただきました。そのおかげで、台風の災害等の発生がなかったために一応不用額として130万円ほど不用となっております。
以上です。
231 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋委員。
232 ◯8番(三嶋俊蔵君)
台風などの災害が発生しなかったということで不用額が出たということでございますが、3月補正等で減額してもよかったんじゃないでしょうか、どうでしょうか。
233 ◯委員長(浦 伊三次君)
瀬戸農林土木課長。
234 ◯農林土木課長(瀬戸利三君)
3月で補正を落とすべきではなかったかということでございますが、井堰とかため池、農業水路、農道等の地元要望にこたえるために補正減をいたしておりません。
以上です。
235 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋委員。
236 ◯8番(三嶋俊蔵君)
次に、289ページ、林業総務費につきまして質疑いたします。
ここに日本さくらの会負担金5,000円が計上をされております。この日本さくらの会とはどのような団体でしょうか。また、この会に加入するメリットは何かあるのか、お尋ねいたします。
237 ◯委員長(浦 伊三次君)
瀬戸農林土木課長。
238 ◯農林土木課長(瀬戸利三君)
糸島市としましては、日本さくらの会の賛助会員として年間5,000円をさくらの会のほうに負担をいたしております。
さらに、さくらの会の概要でございますけれども、昭和39年9月に旧建設省の認可で財団法人として設立されたもので、日本の国花であります桜を愛する心を広く国民に呼びかけ、その恒久的な保存、育成の推進を図るために、さらには桜による国土の美化を図るために設立されたものでございます。
以上です。
239 ◯委員長(浦 伊三次君)
いいんですか。(発言する者あり)瀬戸農林土木課長。
240 ◯農林土木課長(瀬戸利三君)
今までの事業としましては、旧前原市では平成15年度に平田公園の広域基幹林道沿いなどに植栽事業を実施いたしております。また、旧志摩町では、平成17年度に泉川沿いに300本の植栽をなされております。また、旧二丈町におきましては、平成4年に曲り田スポーツ公園内に70本ほど植栽をしております。
以上です。
241 ◯委員長(浦 伊三次君)
これをもちまして、決算書についての質疑を終わります。
これをもちまして、農林水産部に対する審査を終わります。
ここで暫時休憩いたします。
なお、再開は1時10分としたいと思います。
(午後0時10分 休憩)
(午後1時07分 再開)
242 ◯委員長(浦 伊三次君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
これより商工観光部所管の決算を審査します。
これより質疑に入ります。
質疑の通告があっておりますので、指名により発言を許可します。小島忠義委員。
243 ◯5番(小島忠義君)
決算書307ページ、糸島ふるさと大使事業に関して質疑を行います。
この糸島ふるさと大使事業は、現在46人の方にふるさと大使として任命されていますけれども、この平成22年度中に、その方たちはどういう活動をされたのか確認したいと思います。
244 ◯委員長(浦 伊三次君)
井上商工観光課長。
245 ◯商工観光課長(井上祐二君)
平成22年度中のふるさと大使の皆さんの活動状況ということでございますけれども、まず昨年度は糸島市在住のテレビタレントなり環境アドバイザー、演歌歌手の方々やそれぞれ──父親の出身地が糸島市の志摩、芥屋というところのソウルオリンピックの銅メダリストの柔道家の方々を任命いたしまして、それぞれの部門で糸島市のPRをしていただいているところでございます。
平成22年度につきましては、まず観光名刺を2,000枚配布をしておりまして、糸島の名前を広めていただいております。そのほか、ふるさと通信を発行いたしまして、市の状況等を情報提供を行っております。
また、大使の方からの要望があれば資料提供も随時行っております。また、大使の仲介によりまして水素エネルギー製品研究試験センターへの視察等も行っております。
また、市政への提言などを集約するため、大使へのアンケートや都内での市政報告会、情報交換会を実施いたしております。
以上でございます。
246 ◯委員長(浦 伊三次君)
小島委員。
247 ◯5番(小島忠義君)
ということは、糸島市全般のPRをしてもらっておるということになろうかと思いますけれども、今一部は答弁でございましたけど、そのPRをしていただく際に、糸島市として用意しておるツールというんですかね、道具類はどういうのを用意されておりましょうか。確認します。
248 ◯委員長(浦 伊三次君)
井上商工観光課長。
249 ◯商工観光課長(井上祐二君)
ふるさと大使の方が糸島市をPRしていただくためのツールということでございますが、まず観光用名刺、これは100枚を提供いたしておりまして、これは随時追加をさせていただいております。
まず、これには糸島市並びに糸島市観光協会ホームページのQRコード、また国宝の内行花文鏡や各観光名所の写真、福岡県空港からのアクセスを載せております。
また、「広報いとしま」や糸島の近況や新作の特産品等を紹介するふるさと通信、また、糸島関連の新聞スクラップ等を毎月発送いたしております。そのほか、糸島市を取材した全国テレビ番組などの情報を電子メールやファクスでお知らせしているというところでございます。
今後は、小島委員以前からもその必要性を言っておられましたけれども、観光プロモーション、PRツールとしてDVDやパンフレット、カタログ等を現在作成中でございますので、そのようなものを使ってPR活動をしていただきたいというふうに考えております。
250 ◯委員長(浦 伊三次君)
小島委員。
251 ◯5番(小島忠義君)
多岐にわたる活動というのは想像つくんですけれども、最近はこの糸島市というのが福岡周辺では一種のブランド化しておるんですが、この糸島大使事業を取り組んだ結果、具体的な効果があったなら、それを教えてください。
252 ◯委員長(浦 伊三次君)
井上商工観光課長。
253 ◯商工観光課長(井上祐二君)
ふるさと大使事業の効果ということでございますが、テレビ、ラジオ、雑誌等で糸島市のPRをしていただいたり、地元のイベントをマスコミを通して紹介していただくなど、また首都圏等の会議等で、ふるさと大使の名刺を配っていただくことにより多くのPRができているというふうに思っております。そのことで観光入り込み客数の増加にも多くの効果が出ているのではないかというふうにも考えております。
また、さらに今後はもっと具体的に糸島個別産品の首都圏での最初の消費者調査、また消費者、広告塔の役割を担っていただきたいというふうに考えております。このことが大使本人だけでなく、その御家族や御近所にも糸島産品のファンが広がっていくことが期待をされるというところで、さらなる効果を期待しております。
254 ◯委員長(浦 伊三次君)
小島委員。(「以上です」と呼ぶ者あり)
伊藤千代子委員。
255 ◯16番(伊藤千代子君)
私は、商工観光部におきます企業誘致事業費について、まず質疑をさせていただきます。
決算書の305ページです。
バブル崩壊後の景気低迷などで工業用地が売れ残り、全国の自治体の財政を圧迫している中で、本市におきます企業誘致の内容についてお伺いをいたします。
まず、平成22年度までに市が誘致をした民間企業の数は何社でありますか。
256 ◯委員長(浦 伊三次君)
川上企業立地課長。
257 ◯企業立地課長(川上重則君)
お答えします。
平成22年度につきましては、立地企業はございませんが、前原南産業団地におきましては、7社に既に完売いたしております。
それから、泊カツラギ地区におきましても、現在3社と協議を進めておりますので、内容等に合意がいただければ立地が可能というふうに考えております。
以上です。
258 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
259 ◯16番(伊藤千代子君)
ただ、その前原南産業団地の1社は移転をやめておりますよね、そういう意味では、そこはあいたままになって、そこでの雇用というのは今見込めない状況ではありますよね。
それから、旅費のところで職員の普通旅費、あるいは職員の研修旅費等が計上してありますが、これに関しましては何回の旅費を使ったのかということと、何社と接触をなさったのかということを伺います。
260 ◯委員長(浦 伊三次君)
川上企業立地課長。
261 ◯企業立地課長(川上重則君)
まず、旅費につきましての御質問でございます。
まず、県内の企業訪問、あるいは県庁とか総会等に延べ49回出席いたしております。それから、東京方面、大阪、静岡方面に延べ12回の出張をいたしております。
会社の数につきましては、総数でございますが、349社と接触をいたしております。
以上です。
262 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
263 ◯16番(伊藤千代子君)
349社ということは、かなりの企業と接触をなさったということですよね。
それで、その企業と接触するときに、市として、いわゆる商品としては、どこの産業団地をもって宣伝、セールスをしてこられたんでしょうか、伺います。
264 ◯委員長(浦 伊三次君)
川上企業立地課長。
265 ◯企業立地課長(川上重則君)
地区におきましては、どこの地区を優先的にやったということはございませんで、糸島全体を営業として、全体を紹介するということで、企業のほうには企業誘致パンフレットをつくっておりますが、これをもとに糸島の強みとか、九州大学の問題とか、半導体、それから水素のセンターあたりの立地の状況を説明いたしております。
以上です。
266 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
267 ◯16番(伊藤千代子君)
私も自分が一市民というふうな気持ちで、どういう工業団地があるんだろうかということをインターネットで調べてみました。つまり、先ほどからおっしゃられている九州大学南口の泊の研究団地、それから前原インター北地区の西の産業団地、そして前原インター北地区の東の産業団地、そして前原西部地区の産業団地、そして松隈工業団地に武工業団地、このような場所を案内されたということですよね。
268 ◯委員長(浦 伊三次君)
川上企業立地課長。
269 ◯企業立地課長(川上重則君)
おっしゃるとおり、このパンフレットに沿って地区を定めておりますので、そこの地区を御紹介したということです。
270 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
271 ◯16番(伊藤千代子君)
それでは、ちょっとお尋ねしますが、私も細かく見たことがなかったので、これを見てちょっと思ったり、ちょっと質疑をさせていただきますが、平成22年度にこういうのを持っていかれたときに、例えば武工業団地や松隈工業団地は、どこに排水を流すのかというのについては、排水溝を経て川に流すというふうなことで川の名前が書いてありますが、こういうことに関しましては、地域の住民の理解を得た中でこういうふうになっているのかを伺います。
272 ◯委員長(浦 伊三次君)
川上企業立地課長。
273 ◯企業立地課長(川上重則君)
具体的には地元のほうにはそういう、どういう形態で水を流すとかいったことはまだ協議いたしておりませんで、造成工事が進む中で、計画をした段階でそういうものは地元説明会におろしていきたいというふうに思っております。
以上です。
274 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
275 ◯16番(伊藤千代子君)
今私が取り上げた、この松隈工業団地とか、あるいは武工業団地の場合は、企業の、例えば九州大学南のように研究団地、研究に関する、そういうようなものとは別に何か規制があるんですか。例えば、こういうような工業団地にするとか、それとも一般的な何が来てもいいよというふうな形での工業団地として販売をされているんですか。
276 ◯委員長(浦 伊三次君)
川上企業立地課長。
277 ◯企業立地課長(川上重則君)
泊の研究団地におきましては、地区計画の変更ということで今議会にお願いしております。そういったことで、建てられる用途が決まっておりますので、その分に関しての誘致ということになります。
松隈地区とか武地区におきましても同様に、そういう制限がありますので、そういうことで説明をいたしております。
以上です。
278 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
279 ◯16番(伊藤千代子君)
制限というのは、どのような制限ですか。
280 ◯委員長(浦 伊三次君)
川上企業立地課長。
281 ◯企業立地課長(川上重則君)
例えば、工場ですと製造業とか、そういったことで危険を伴うような製造業はつくられなくなっておりますので、そういった制限だとか研究施設、研修施設、あるいは宿舎とか、そういった地区計画に基づいた制限がございますので、その部分を説明いたしておるということでございます。
以上です。
282 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
283 ◯16番(伊藤千代子君)
私がこの地図を見たときに、例えば武工業団地の場合などは、この予定の地域のそばには住宅等があります。そういう意味で、排水の流入先が川になっていますけれども、それが地域の方々にもう了解をとってからされているのかなと思ったのでお尋ねをしました。
それから、前原西部地区産業団地、これはもう私も何回も一般質問でH建設の会社の社長が大地主であるというところの産業団地なんですけれども、ここの場合の排水は流入先が公共下水道となっておりますが、ここはすぐ近くに公共下水道が来ているからこういうふうに書かれているのでしょうか、お尋ねします。
284 ◯委員長(浦 伊三次君)
川上企業立地課長。
285 ◯企業立地課長(川上重則君)
先ほどから申しておりますが、一応ここに載せておる地域につきましては、糸島市長期総合計画並びに国土利用計画に九州大学の連携地域、あるいは工業流通地域ということで、地域を指定しております。この地域について誘致をやっていくということで考えておりまして、先ほど言われました西部の産業団地についての排水の関係ですが、これについても、まだ造成の具体的な計画はございませんので、そういったことで地元とは調整をやっていきたいというふうに思っております。
以上です。
286 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
287 ◯16番(伊藤千代子君)
しかし、公共下水道が流入先とこちらはなっておりますので、やはりこちらの場合は、ここに企業が来る場合は公共下水道をつくってやるというふうに理解してよろしいんですね。
288 ◯委員長(浦 伊三次君)
川上企業立地課長。
289 ◯企業立地課長(川上重則君)
下水道問題につきましては、将来的にそこの下水まで接続をやっていくということが前提になってきますので、そういった事業内容についても説明をやっていきたいと思っております。
以上です。
290 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
291 ◯16番(伊藤千代子君)
志摩地区は海もあって非常に漁業が豊かです。そういう意味では、川をさかのぼったところで森林を保全するとか、あるいは川の保全が非常に大事だと私は思いましたので、先ほどの松隈の工業団地の問題とかをちょっと取り上げたわけです。
それから、先ほどからおっしゃられていますさまざまな産業団地の案内をされているわけですが、特にこの写真を見たときに、インターの周りの広大な緑が失われることになりますが、何ヘクタールぐらいの緑がこの産業団地の開発で失われるのかというような点に関しては、市として大きな目で森林の保全とか環境の保全を言っていらっしゃるからお尋ねしますが、どれぐらいになるのか御存じなんでしょうか。
292 ◯委員長(浦 伊三次君)
川上企業立地課長。
293 ◯企業立地課長(川上重則君)
私どもで把握しておりますのは、一応造成団地におきましては、開発時に面積の10%は公園とか緑地をつくりなさいといったことで進めておりますし、進出した企業におきましても宅地内で10%の緑地をとりなさいという指導も行っております。合わせますと、大体おおむね開発面積の20%は産業団地内でとれるということで考えております。
それから、南産業団地を例にとりますと、これは開発面積の大体25%が緑地としてとられております。
以上です。
294 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員に申し上げます。ただいまの発言は、質疑の範囲を超えております。注意していただきますようお願いします。内容を変えるか、その後の討論のときに発言をするようにしてください。伊藤委員。
295 ◯16番(伊藤千代子君)
時間もないので、それではあともう1つ、その他の商工振興費のところで伺います。
その他の商工振興費ですが、これは358万7,120円という決算になっています。このほとんどは、がんばる中小企業者応援補助金と、ですからこうなっていますが、これは何件分の業者に対して、幾らぐらいの補助を出した結果であるか伺います。
296 ◯委員長(浦 伊三次君)
井上商工観光課長。
297 ◯商工観光課長(井上祐二君)
がんばる補助金の平成22年度の件数でございますが、件数につきましては22件でございます。金額につきましては352万2,800円ということになっております。
以上でございます。
298 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
299 ◯16番(伊藤千代子君)
ということは、1件当たり幾らになりますか、ちょっと計算ができないんですが、1件当たり平均でどの程度の援助を22件にしたということですかね。
300 ◯委員長(浦 伊三次君)
井上商工観光課長。
301 ◯商工観光課長(井上祐二君)
1件当たり約16万円程度になろうかと思います。
302 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
303 ◯16番(伊藤千代子君)
がんばる中小企業を応援する、応援したという実績としては22件に16万円ということですが、糸島市において商工会に加入しているような中小業者は何件ですか。また、加入率はどうなっていますか。
304 ◯委員長(浦 伊三次君)
井上商工観光課長。
305 ◯商工観光課長(井上祐二君)
糸島市全体での商工会の加入者、商工会の会員数ですが、平成22年度におきましては1,422名、組織率におきましては57.9%ということになっております。
306 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
307 ◯16番(伊藤千代子君)
ということは、2,600から700ぐらいの──大ざっぱにいえば業者さんたちがあるというわけで、その中では非常に、その他の商工振興費としては1けた違うぐらいの決算としては少ないのではないかなと思ったので私はお尋ねをしました。
以上です。
308 ◯委員長(浦 伊三次君)
これをもちまして、決算書についての質疑を終わります。
これをもちまして、商工観光部に対する審査を終わります。
ここで部の入れかわりをしますので、しばらくお待ちください。
〔部の入れかえ〕
これより教育部所管の決算審査をいたします。
これより質疑に入ります。
質疑の通告があっておりますので、指名により発言を許可します。吉丸克彦委員。
309 ◯14番(吉丸克彦君)
4項.社会教育費の1目.社会教育総務費の中の19節、ページ数が373ページです。負担金補助及び交付金についてお尋ねいたします。
青少年育成事業費の中に、負担金、補助及び交付金が388万4,000円のうち、アンビシャス広場の補助金が25万円と載っておりますが、このアンビシャス広場は何年に制定され、その目的は何だったんでしょうか。また、それを担う人たちはだれだったんでしょうか。お尋ねいたします。
310 ◯委員長(浦 伊三次君)
秋吉生涯学習課長。
311 ◯生涯学習課長(秋吉富男君)
アンビシャス広場でございますけれども、平成13年度に当時の麻生県知事の提唱により開始された県費補助事業でございます。
目的といたしましては、放課後や休日に子供たちが気軽に立ち寄り、思い思いの活動ができる居場所を地域の中につくり、子供同士や大人、高齢者との触れ合いを通じて地域ぐるみで子供を育てようという取り組みでございます。
運営でございますけれども、各校区のボランティアや高齢者の方々により運営をされてまいりました。
以上でございます。
312 ◯委員長(浦 伊三次君)
吉丸委員。
313 ◯14番(吉丸克彦君)
平成13年につくられたということでございますが、制定された当時、広場は幾つあったのでしょうか。そして、今はまた幾つあるのか、お知らせ願いたいと思います。
それから、活動の内容は変わっているか、その成果についてはどうかということをお尋ねします。
314 ◯委員長(浦 伊三次君)
秋吉生涯学習課長。
315 ◯生涯学習課長(秋吉富男君)
平成13年度に加布里、怡土、深江校区、平成14年度に一貴山校区、平成16年度に可也校区、平成19年度に桜野校区、以上6カ所で開設をされております。
現在は5カ所でございますけれども、そのうち加布里、怡土、深江校区については自主運営に移行されております。あと、現在5校区が実施をされてございます。
内容でございますけれども、それぞれの校区で事業内容を工夫されまして自主的に運営をされております。子供たちの居場所づくりということになっておりまして、あわせて地域住民との交流の場となっております。
以上です。
316 ◯委員長(浦 伊三次君)
吉丸委員。
317 ◯14番(吉丸克彦君)
それでは、今さっき、これからも続けていくということでございますね、お尋ねします。
318 ◯委員長(浦 伊三次君)
秋吉生涯学習課長。
319 ◯生涯学習課長(秋吉富男君)
この事業につきましては、子供たちの健全育成のために校区を挙げて取り組んでいただいております。今後も公民館を中心に支援をしていきたいと思っております。
なお、県費の補助事業につきましては、打ち切りになっているものがございますので、今後は校区での自主運営にゆだねていくということで考えております。
以上でございます。
320 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋俊蔵委員。
321 ◯8番(三嶋俊蔵君)
371ページ、二丈中学校グラウンド照明施設設置事業費について質疑いたします。
この照明施設の整備の経過と利用状況について、まずお尋ねいたします。
322 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
323 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
二丈中学校のグラウンド施設の設備事業でございますが、まず二丈中学校の周辺には歴史の里曲り田野球場、そして深江コミュニティプラザテニスコートにはナイター設備がございます。しかし、サッカークラブとか他の校区を含めた校区行事等が日没後にできにくいという状況がございまして、そのような中から校区や地域のスポーツ団体からの要望がございまして、照明設備の設置を行ったものでございます。
以上です。
324 ◯委員長(浦 伊三次君)
西生涯学習課担当課長。
325 ◯生涯学習課担当課長(西 重幸君)
二丈中学校の利用状況でございますけれども、これは平成22年8月から供用を始めましたけれども、平成22年度は合計で47回の利用があっております。
以上です。
326 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋俊蔵委員。
327 ◯8番(三嶋俊蔵君)
平成22年度が47回、今年度は8月までの利用状況はどうなんでしょうか。
それから、どのような種類の団体が数多く利用されてあるのか、お尋ねいたします。
328 ◯委員長(浦 伊三次君)
西生涯学習課担当課長。
329 ◯生涯学習課担当課長(西 重幸君)
今年度の状況でございますが、8月末までに8回の利用があっております。春から夏場までは日が長く明るいために利用が少ないという状況でございます。
それから、どういう種類の競技かといいますと、サッカーが主であります。
以上でございます。
330 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋俊蔵委員。
331 ◯8番(三嶋俊蔵君)
できた経過というのが、地元校区、それからスポーツ団体等の要望でということでございました。ただ、昨年できて8月からが47回、今年度はまだ8回と非常に少ないと思うわけです。それでサッカーが主だということですが、私たちは若いときは野球とかソフトボールが非常に多かったと思うところでございます。
それで、大体どうして少ないのか、そういう理由はどうとらえてあるのかお尋ねいたします。
332 ◯委員長(浦 伊三次君)
西生涯学習課担当課長。
333 ◯生涯学習課担当課長(西 重幸君)
利用状況でございますけれども、現在、二丈地区のスポーツ団体のみの利用で、他の地区から夜間照明を利用する団体はありません。
そういうことで、利用地区が偏っているということで今少ない要因の一つではないかと思っております。
334 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋俊蔵委員。
335 ◯8番(三嶋俊蔵君)
利用状況は二丈地区の方たちが多くということだそうでございます。
この照明施設3,600万円、平成20年度、使用されておりますが、どの程度の種類の競技ができるんですかね、お尋ねいたします。
336 ◯委員長(浦 伊三次君)
西生涯学習課担当課長。
337 ◯生涯学習課担当課長(西 重幸君)
競技種目ですけれども、野球、ソフトボール、それからサッカー、こういったものができることになっております。
338 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋俊蔵委員。
339 ◯8番(三嶋俊蔵君)
野球もできるということならば、照明施設は明るいというふうに理解いたします。
それで、この利用増に向けての今後の対応策はどのように考えてあるのか、お尋ねいたします。
340 ◯委員長(浦 伊三次君)
西生涯学習課担当課長。
341 ◯生涯学習課担当課長(西 重幸君)
これまで体育協会や体育指導員会を通して、また広報でも利用を勧めてきましたけれども、今後は、さらに二丈地区の屋外競技団体のみならず、二丈地区外のスポーツ団体等、市民に広く広報を行って利用の促進に努めたいと考えております。
342 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋俊蔵委員。
343 ◯8番(三嶋俊蔵君)
ぜひともそういう形で利用増に向けてお願いしたいと思いますが、最後に部長にお尋ねいたします。
現在まで質疑いたしましたが、この照明施設に対しての評価をどうとらえてあるのか、お尋ねいたします。
344 ◯委員長(浦 伊三次君)
宗教育部長。
345 ◯教育部長(宗 哲夫君)
これは御存じのように二丈時代に検討されてつくってあると思います。立派なものでございますし、私どもとしては、スポーツの振興を図るためにぜひとも大いに活用しなきゃいけないと思っておりますし、今後、先ほど課長が申し上げましたような形で利用促進を図り、スポーツに親しんで、より多くの時間帯、夜間照明ということで時間帯もふえますので、そういう部分で促進を図っていきたいというふうに思っております。
346 ◯委員長(浦 伊三次君)
波多江一正委員。
347 ◯10番(波多江一正君)
393ページ、図書館管理運営費の18節、395ページです。
図書館用図書の1,400万円、この中の内訳ですが、児童書と一般書の配分をお尋ねいたします。
348 ◯委員長(浦 伊三次君)
西生涯学習課担当課長。
349 ◯生涯学習課担当課長(西 重幸君)
ここに計上しておりますのは、糸島市図書館、いわゆる前原にあります、ぱぴるす館の図書館ですけれども、平成22年度の購入冊数は一般書が4,991冊、それから児童書が3,340冊、合計の8,331冊になっております。
以上です。
350 ◯委員長(浦 伊三次君)
波多江委員。
351 ◯10番(波多江一正君)
次の質疑です。
同じく395ページの二丈館、志摩館開設準備等事業費、これの18節、次の397ページです。備品購入費のうち施設用備品と図書館用図書の二丈館と志摩館の振り分けを教えてください。
352 ◯委員長(浦 伊三次君)
西生涯学習課担当課長。
353 ◯生涯学習課担当課長(西 重幸君)
施設用備品2,096万6,400円の内訳でございますけれども、二丈館分が1,370万5,860円、それから志摩館分が726万540円になっております。
以上です。
354 ◯委員長(浦 伊三次君)
いいですか。西生涯学習課担当課長。
355 ◯生涯学習課担当課長(西 重幸君)
失礼しました。
それから、図書館用図書の1,499万9,580円の一般書と児童書の冊数、二丈館と志摩館の割合についてでございますが、二丈館と志摩館を合わせた一般書と児童書の冊数は、一般書が4,685冊、児童書が5,161冊の計9,846冊です。
なお、二丈館と志摩館の冊数の割合は同じ50%になっております。(「終わります」と呼ぶ者あり)
356 ◯委員長(浦 伊三次君)
小島忠義委員。
357 ◯5番(小島忠義君)
決算書347ページ、349ページの備考の13節の委託料、外国語指導助手業務委託について質疑いたします。
この外国語指導助手、ALTを活用したこの事業の目的をお聞きしたいと思います。
358 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
359 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
このALTを活用したこの事業の目的でございますが、外国語指導助手を活用することによって、外国語活動の事業の教材研究、そして教材作成、そして教師の事業の進め方、そして子供たちへのコミュニケーション能力の育成、こういうものを図るための事業でございます。
360 ◯委員長(浦 伊三次君)
小島委員。
361 ◯5番(小島忠義君)
それじゃ、このALTは現在英語の授業でなされていると思いますけれども、ここ糸島市はアジアの玄関口である福岡の地で韓国、中国からの留学生、観光客が増加している中、この中国語、韓国語でのALTを活用した事業の必要性に対して、学校現場並びに教育委員会内での議論があるのかどうか、お伺いしたいと思います。
362 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
363 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
今のところ、小学校、中学校における外国語活動において、韓国並びに中国語での授業をするという論議は行っておりません。
以上です。
364 ◯委員長(浦 伊三次君)
小島委員。
365 ◯5番(小島忠義君)
この事業の決算額は897万4,365円計上をしてあります。市内全小・中学校で実施されたわけですけども、1学級当たり週何時間の授業がなされたのかと、それともう1つは、1人のALTが担当する時間は1カ月当たり何時間になったのでしょうか。
366 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
367 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
学校数、また学校の規模、児童数の規模、学級数の規模によって回数が違っておりますが、各学校の派遣日数については15日から40日の幅の中の派遣となっております。
また、1学級当たりは平均で約20時間程度のALTの活用となっております。
以上でございます。
368 ◯委員長(浦 伊三次君)
小島委員。
369 ◯5番(小島忠義君)
それでは、このALTを活用した授業を教育委員会並びに学校現場としては、どういう効果があったというふうにとらえてあるか、お尋ねいたします。
370 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
371 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
ALTを活用した本事業で、学校のほうから、またはALTのほうから実績報告書というのがございます。これを見ますと、大きく4点の成果があったというふうにとらえております。
まず1点目は、ALTの発音を注意深く聞き、正確な発音を心がけるようになってきていること。2つ目は、親しみを持ち、コミュニケーションに対する意欲が高まってきていること。3つ目は、英語に対する関心が高まり、発音を楽しむようになってきていること。そして最後に、ALTの母国の文化に触れることで、英語に対する学習意欲が高まっていること、以上の4点が報告の中から上がっております。
372 ◯委員長(浦 伊三次君)
小島委員。
373 ◯5番(小島忠義君)
今の答弁では、どれもこれもなかなか好評であるというふうにお聞きしておるわけですけども、そういう好評であるこのALTを活用した授業、一度見学したことがあるんですけども、学校現場のほうでは、ALTを活用した時間数をできればふやしてほしいという要望もありましたけれども、予算も関係あるかと思いますが、教育委員会としては予算増額に対する議論があっているのかどうか、お尋ねしたいと思います。
374 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
375 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
小学校における外国語活動で、ALTを活用することについては、先ほども申し上げましたとおり、子供たちにネイティブな英語にかかわらせ、そして体験的な理解を深めることができるということで効果が上がっているというふうに認識しております。
以上のことから、教育委員会としましても、外国語活動の研修会を初めとしまして、ALTの活用について、充実は検討していかなければならないというふうに考えております。
以上です。
376 ◯委員長(浦 伊三次君)
黒田公二委員。
377 ◯7番(黒田公二君)
363ページ、長糸小学校屋内運動場大規模改修工事委託料についてお伺いをいたします。
この委託については、設計委託と、それから耐震診断の委託でございます。特に私は、設計委託についてお伺いをいたします。
今回の1年余りの遅延の原因、それは先日の一般質問でも触れられましたけれども、この平成22年の計画段階、いわゆる教育委員会と設計者の打ち合わせが不足していた、あるいは認識不足、チェック漏れから今回の問題が起こった最大の要因だと思っています。
もう原因には触れませんけども、二度とこうしたことを起こさない、そのためにもしっかり問題点を検証して、これから再発防止に努めることが大事だと思っています。
そこで、この再発防止の具体的な対策についてお伺いをいたします。
378 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
379 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
二度と同じミスを繰り返さないためには、業務における作業内容を提示し、双方でチェックする対策を実行いたします。このため、設計業務におきましては、各種業務における法規制なども含めまして、詳しい項目を設定したチェックリストを作成しております。
作業漏れがないか確認するために、業務の資質向上、確実な業務を行っていくように努めてまいりたいと考えております。
以上です。
380 ◯委員長(浦 伊三次君)
黒田委員。
381 ◯7番(黒田公二君)
そのチェックリストというのは、もう作成は終わったんですかね。
382 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
383 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
現在、他県の使用されているチェックリストを参考にして、チェックリストの今素案を作成している段階でございます。
384 ◯委員長(浦 伊三次君)
黒田委員。
385 ◯7番(黒田公二君)
わかりました。これは教育委員会だけで作成をされているんでしょうか。
386 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
387 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
現段階におきましては、今教育委員会のほうで情報を収集いたしまして、チェックリストの素案の作成を行っているというところでございます。
388 ◯委員長(浦 伊三次君)
黒田委員。
389 ◯7番(黒田公二君)
ぜひ、そうしたチェックシート、チェックリストを作成していただいて、二度とこういうことが起きないようにお願いをしたいと思います。
以上でございます。
390 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋栄幸委員。
391 ◯4番(三嶋栄幸君)
351ページ、教育センター事業費についてお伺いをします。
まず1番に、具体的な事業内容について御説明お願い申し上げます。
392 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
393 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
教育センターの事業内容でございますが、事業研修講座を年間に4回、そして研究講座を年間4回、基礎講座、年間4回、英語活動研修講座を年間3回、生徒指導担当者研修会を年間3回、学力向上コーディネーター研修会を2回、そして主題研修という一番の長い事業です。これは30回、以上を行っているものでございます。
394 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋栄幸委員。
395 ◯4番(三嶋栄幸君)
各種の研修会を行われることは理解しましたが、この研修について、アンケート調査等は行われているかどうか、確認したいと思います。
396 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
397 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
研修会を実施するごとにアンケートは実施しております。
以上でございます。
398 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋栄幸委員。
399 ◯4番(三嶋栄幸君)
本年度より小学校においても外国語の授業が始まりましたが、この教育センター事業の中で小学校の教職員を対象とした英語の研修活動は実施されているのかどうか、確認をしたいと思います。
400 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
401 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
先ほども述べましたが、小学校がことしから新学習指導要領の改訂に伴いまして全面実施となりました。それもありますが、平成22年度におきましては、外国語活動の研修会を3回実施させていただいております。
以上です。
402 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋栄幸委員。
403 ◯4番(三嶋栄幸君)
最後となりますが、この教育センター事業費、総額481万円のうち、センター長報酬と嘱託員報酬合計で414万円、ほとんど大半を占めておりますが、これだけの研修を行われ、糸島地区の教育の向上に寄与するためにこの教育センターがあるのであれば、もっと予算をふやして外部講師を充実させるとか、逆に予算配分を再検討するべきではと考えますが、その点についていかがでしょうか。(発言する者あり)
404 ◯委員長(浦 伊三次君)
三嶋委員に申し上げます。ただいまの発言は質疑の範囲を超えております。わかりますか。自分で予算を上げれと、ふやせということでございます。決算にはなじみませんので、発言の内容を変えるか、その後の討論のときに発言されるようにしてください。三嶋栄幸委員。
405 ◯4番(三嶋栄幸君)
発言内容を変えさせていただきます。
教育センター事業費、総額481万円のうちセンター長報酬と嘱託員報酬だけで414万円と大半を占めております。この予算配分についてはどう考えられるか、再検討されるべきではと考えますが、いかがでしょうか。
406 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
407 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
決算いたしますこの費用の中に、教育センターの所長の業務等がかなりの枠ではないかということでございますが、まず、教育センターの所長の業務でございますが、施設の長としてこの研修計画の計画、そして実施、そして事後評価、研修全般にわたりまして具体的な指針を指し示していただいたり、または教員の行政職員の手腕を生かしまして、さまざまな関係機関との連絡調整、そして、ここでお招きいただく外部講師との交渉、そういうところも一手に受けていただいておる、非常に重要なポストでございます。
なお、事務職員につきましても、各学校や福岡県の教育研究所連盟というのがございまして、そちらのほうに対する事務等がございます。どちらも重要な役割と認識しておりますので、予算についての変更は考えておりません。
以上でございます。
408 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭晶子委員。
409 ◯13番(江頭晶子君)
93ページ、教育使用料の中の学校教育使用料、教職員駐車場使用料が536万9,000円上がっております。
この件についてお尋ねをいたします。
教職員から駐車場料金を徴収してあります。たしか年間1万円だったですかね、この徴収の目的について、まずお尋ねをいたします。
410 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
411 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
目的でございますが、行財政の健全化の一環といたしまして、歳出の削減はもとより歳入の確保に取り組んでおります。
徴収した使用料金は教育予算に充当いたしまして、教育環境の整備や教育内容の充実に充てさせていただいているというところが目的でございます。
412 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
413 ◯13番(江頭晶子君)
教職員は、もともと自動車通勤は手段の一つだというふうに思っています。学校の多くが通勤に不便な場所です。公共交通機関が少ない。多くが自動車通勤をしなければ通勤できにくい。通勤は必要性があると思いますし、自分だけでなく教材の持ち運びも、それから家庭訪問、必然的に車を使わざるを得ない、当然車通勤が必要だと思うんですが、その事実と駐車料金を取るということの整合性について、お尋ねをいたします。
414 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
415 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
公共交通機関が利用できない勤務場所、こういうところや勤務方法は幾つか選択枠があると思いますが、自動車通勤は一つの選択枠として先生方がお選びになった場合に、この駐車料金ということを徴収させていただいているということでございます。
以上です。
416 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
417 ◯13番(江頭晶子君)
駐車料金をとっているにもかかわらず、駐車場の整備ができていない学校がありますが、その点についてはいかがですか。
418 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
419 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
学校によっては、今御指摘されたようなところもございますが、平成22年度には前原小学校、そして一貴山小学校、前原東中学校で整備について実施しております。
今後も施設改修や環境整備とあわせて実施させていただきたいというふうに考えております。
420 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
421 ◯13番(江頭晶子君)
教職員の自動車通勤は、先ほど手段の一つというふうにおっしゃいましたけれども、駐車場使用料を徴収する法的根拠はあるのか、ないのか。あればお示しください。
422 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
423 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
駐車場使用料を徴収する根拠でございますが、まず地方自治法の第238条4第7項及び第225条の規定がございます。
以上でございます。
424 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
425 ◯13番(江頭晶子君)
その規定については、各教職員にきちんと示されているのかどうか、お尋ねをいたします。
426 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
427 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
駐車場使用料を実施する段階で、校長会でこのことについては周知させていただいております。
以上です。
428 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
429 ◯13番(江頭晶子君)
93ページについては終わります。
次、行きます。351ページ、教育センター事業費についてお尋ねをいたします。
先ほど三嶋委員もおっしゃいましたので、重ならないようにいたします。
予算のほとんどが報酬と賃金になっています。そこでです。事業内容を幾つかおっしゃいましたが、この事業を受ける対象者数を教えてください。
430 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
431 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
対象者数というのでございますれば、糸島市内のすべての教職員ということになります。
以上でございます。
432 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
433 ◯13番(江頭晶子君)
受講者数です。よろしくお願いします。
434 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
435 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
おおむねでございますが、研修事業の総数は約500名の教職員が参加したことになっております。
以上でございます。
436 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
437 ◯13番(江頭晶子君)
教職員全体の数と、それからこれは500というのは延べなんでしょうか、それとも個人が500名、それぞれが1つなのか、重なって受講をしているかどうか、お尋ねをいたします。
438 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
439 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
教職員の数は約600名でございまして、この500名というのは延べ人数でございます。
以上でございます。
440 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
441 ◯13番(江頭晶子君)
外部講師について、講師料をどの程度支払ってあるのかお尋ねします。
442 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
443 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
平成22年度の講師謝金については5,000円の支出を行っております。
以上です。
444 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
445 ◯13番(江頭晶子君)
1年間で5,000円なんでしょうか。確認です。
446 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
447 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
そのとおりでございます。
448 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
449 ◯13番(江頭晶子君)
所長は講師になられたことがおありなんでしょうか。もしなられているんだったら、どの授業を担当なさってあるんでしょうか。
450 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
451 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
所長が講座を持つことはございませんが、先ほども申し上げましたとおり、さまざまな研修会での趣旨の説明であるとか、企画立案であるとか、そういうところで重要な役割を持っていただいております。
以上でございます。
452 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
453 ◯13番(江頭晶子君)
主題研修の中身を教えてください。
454 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
455 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
主題研修につきましては、昨年度は4名の先生方が、一つのテーマに向けて年間通して自分の研究を深めるというものでございます。
以上です。
456 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
457 ◯13番(江頭晶子君)
テーマは御自分で持つのでしょうか、それとも決められているのでしょうか。
458 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
459 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
テーマについては、各先生方が自分の科材に応じて設定はさせていただいております。
以上です。
460 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
461 ◯13番(江頭晶子君)
この4名の方は小学校何名、中学校何名というふうにわかれば教えてください。
462 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
463 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
昨年度は小学校、中学校それぞれから分かれて募集をさせていただいております。
464 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
465 ◯13番(江頭晶子君)
主題研修の研修時間は、時間帯はいつか教えてください。
466 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
467 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
原則としまして、15時30分から16時45分までの研修となっております。
それと、先ほど申しました研修員でございますが、小学校が3名、中学校が1名の研修員でございます。
468 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
469 ◯13番(江頭晶子君)
15時30分から16時45分ということは、まだ子供たちがいる時間ですね、これは出張扱いなんでしょうか。どのような扱いでここに研修に来られているんですか。
470 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
471 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
これは出張扱いとして出していただいております。
472 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
473 ◯13番(江頭晶子君)
この先生は担任を、子供たちの受け持ちがあるのか、ないのか、お尋ねをします。
474 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
475 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
平成22年度に研修に来られました4名の先生方は、すべて担任の先生でございます。
476 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
477 ◯13番(江頭晶子君)
ということは、子供たちをどなたかに預けて出てくるということになるというふうに思います。
研修自体が受講生が500名、延べ500──何人の本当に先生たちが受講してあるのかというのは、きちんと個人名をあれしない限りわからないと思いますけど、今学校の中で課題になっている発達障害の特性についてとか、そういう項目が事業内容の中にはなかったんですけど、このような子供たちの特性についての講座とかはやられないんでしょうか。
478 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
479 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
本年度は県立福岡聴覚特別支援学校の永嶌先生を講師にお招きしまして、「特別支援教育の充実に向けて」という講話と講演を行いました。
これまでも福岡県の教育センターの特別支援教育班の指導主事がLDやADHDへの対応についてであるとか、臨床心理士による児童の心がわかる生徒指導、教育相談のあり方などの研修は実施させていただいております。
以上です。
480 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
481 ◯13番(江頭晶子君)
この研修については、今やられた研修について受講した先生方はどのくらいおられたのか、わかりますか。わからなかったら調べて後でいいです、教えていただきたいと思います。
できるだけこの事業が本当に先生たちの資質向上、レベルアップにつながる事業であってほしいと思って質問をしているんです。できれば、それこそおもしろ科学のような理科実験が本当におもしろいというようなことが先生たちにちゃんと指導ができる、子供たちに伝わるような研修内容であってほしいなと思っておりますので、これでこの質問を終わって、次へ参ります。
389ページ、その他文化振興費、その中の糸島子ども劇場補助金2万8,500円です。
交付金決定の根拠について、お尋ねをいたします。
482 ◯委員長(浦 伊三次君)
池田文化課長。
483 ◯文化課長(池田龍司君)
去る3月議会でもお尋ねになりましたもので、そのときもある程度お答えしておりますけど、1市2町会からの引き継ぎで、その根拠については明らかになっておりませんが、その妥当性について調べさせていただいております。
この補助につきましては、ほかの補助は全部、いわゆるプレーヤーといいますか、演じる人のための補助でございますが、この子ども劇場につきましては、観客、芸術に触れる観客サイドの補助でございますので、うちのほかの補助にはこのような補助はございませんので、近隣の中部10市と福岡市の状況を調べてみました。そしたら、一応11自治体のうち平成20年度に1団体はこの補助を廃止しております。本市を含み5自治体が子ども劇場に対する補助を行っておりますが、うち3自治体は団体補助であって、文化財振興としての補助ではございませんでした。うちと同じように文化振興のための補助を行っておるのが福岡市でございまして、こちらは年間45万円の補助を行ってありました。ここは、福岡市は会員数が2,400人、糸島市は154人となっておりますので、人数で割りますと約6.4%になります。これを45万円に乗じますと2万8,800円になります。福岡市は平成23年度に5万円減額して40万円になる予定でございますので、それから計算いたしますと妥当な金額というふうに判断いたしております。
以上でございます。
484 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
485 ◯13番(江頭晶子君)
この子ども劇場は、本来なら子供たちの文化の心を育てる団体で、市がやるべき事業を子ども劇場がやっている。やはり育てるという意味では、子供たちを育てていくという意味では、多少私は少ないんではないかというふうに思っております。これは討論の中でまた思いを伝えたいと思いますので、きょうはこれでおしまいにします。
以上です。
486 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤千代子委員。
487 ◯16番(伊藤千代子君)
教育部におきます小学校及び中学校の給食事業費について、質疑をさせていただきます。
まず、学校において糸島の未来を担う子供たちに地産地消でおいしい給食を提供することは、とても大事な仕事です。
そこで、小学校16校のうち、自校直営で行っている学校は何校ありますか。それから、民間委託をしている学校は何校ありますか。
488 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
489 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
糸島市内の小学校で自校直営方式を行っている学校は7校でございます。また、民間委託を行っている学校は9校でございます。
以上です。
490 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
491 ◯16番(伊藤千代子君)
中学校においては6校ありますが、分校を除きますと。同じく自校直営、あるいは民間委託の学校、そして全く学校に給食室がないのはどこの学校でしょうか。
492 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
493 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
中学校におきましては、すべて民間委託でございます。
給食施設のない中学校については、二丈中学校、福吉中学校の2校でございます。
494 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
495 ◯16番(伊藤千代子君)
それでは、まず民間委託の学校の委託総額を伺います。
小学校は幾ら、中学校は幾らでしょうか。
496 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
497 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
平成22年度の総額は、小学校は7,735万8,349円、中学校におきましては9,544万5,968円となっております。
以上です。
498 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
499 ◯16番(伊藤千代子君)
委託先において、市内の業者が何社、市外の業者は何社でしょうか。
500 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
501 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
平成22年度の委託先でございますが、市内の業者が1社、市外の業者が4社となっております。
502 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
503 ◯16番(伊藤千代子君)
これに関しましては、ことしまた入札を行って、市内の業者は来年はゼロになりますよね、たしか。これは決算ですからいいですけど。
それから、小・中学校における食材のことをちょっとお尋ねしますけれども、米はすべて学校で糸島産を使用していると私は思っているんですが、それはいかがでしょうか。
また、学校の中に給食室がない二丈中と福吉中については、主食はどうなっていますか。
504 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
505 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
米については100%糸島産の米を使用しております。
二丈、福吉中学校においても同じく糸島産の米を100%使用させていただいております。
506 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
507 ◯16番(伊藤千代子君)
それでは、野菜についてですけれども、市内の小・中学校の自給率は、野菜については平均ではどうなっておりますでしょうか。
508 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
509 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
平成22年度における市内の小・中学校全校の野菜の地産地消率でございますが、平均で42.3%となっております。
510 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
511 ◯16番(伊藤千代子君)
できれば、一番多いところと少ないところの数字がわかれば教えていただけないでしょうか。それについて、ちょっと調べないとわからないかもしれませんね。
それから、昨年民間委託になった東風小学校、あるいは前原東中学校の自給率と残渣率はどうなっておりますでしょうか。
512 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
513 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
東風小学校の地産地消率は、昨年度は67.8%、残食率については2.1%でございます。
前原東中学校につきましては、地産地消率が60.2%、残食率が1.1%となっております。
514 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
515 ◯16番(伊藤千代子君)
大変これはいい数字ではないかと思いますが、二丈中と福吉中においてはいかがですか。自給率、残渣率はどうなっていますか、野菜とかの。
516 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
517 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
二丈中、福吉中学校の地産地消率でございますが、これは25.1%でございます。
そして、残食率についてでございますが、二丈中学校については1.3%、福吉中学校については3.9%となっております。
518 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
519 ◯16番(伊藤千代子君)
二丈中と福吉中は学校の中に給食室がなくて、たしか福岡のほうから来ますが、その中にそれを使っているというのは、どのような形で使われているんですか。
520 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
521 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
二丈中学校、福吉中学校の給食についてでございますが、大野城市のほうで給食をつくっていただきまして、それを専用の機器の中に入れて、そして両中学校のほうに運搬をしていただいているという形式でございます。
522 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
523 ◯16番(伊藤千代子君)
ですから、その大野城市でつくるときに、糸島の野菜等を持っていって25%を使っていただいているということなんでしょうか。
524 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
525 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
すべての野菜ではございませんで、一部の野菜、移送しているときに傷が入らないとか、そういうものを極力使っていただくようにしていただております。
526 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
527 ◯16番(伊藤千代子君)
大野城市から学校までの時間は何時間ぐらいかかるんでしょうか。多分、高速で来ると思いますけど。
528 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
529 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
約1時間20分ほどで到着しております。
530 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
531 ◯16番(伊藤千代子君)
大変申しわけないんですが、聞き忘れていました。
志摩の小学校に関しましては、これは自給率、残渣率はどうなっていますか。
532 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
533 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
志摩につきましては、可也小学校が地産地消率が65.4%、残渣率が1.4%、引津小学校の地産地消率は66.6%、残食率は1.6%となっております。
以上です。
534 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
535 ◯16番(伊藤千代子君)
全国的にも非常に志摩とか前原の給食の自給率、あるいは残渣率はすばらしい中身になっておりますが、前はもっとよかったと記憶をしております。
それでは、次に、野菜とか食材の購入にかかる産直農家との話し合い、あるいは発注事務は、ここの給食事業費の中には入っているんでしょうか。どなたがされているのかを伺いたいと思います。
536 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
537 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
まず、この農業生産者、地元生産者と話し合いの中の費用は、この中には含まれておりません。
また、地元生産者の話し合いでございますが、この話し合いには学校栄養職員や調理員が生産者会の中で話し合いに参加しております。
以上です。
538 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
539 ◯16番(伊藤千代子君)
調理員というのは民間委託の会社ですか、それとも市の直営の調理員が、そこの学校にはいなくても発注に加わっているというふうに理解してよろしいんでしょうか。
540 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
541 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
ここで述べております調理員については、市のほうで採用しておる調理員ということでございます。
542 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
543 ◯16番(伊藤千代子君)
ということは、民間委託をしている学校のほうがもう既に多いですから、少ない市の調理員が民間委託された学校のそういう事務も請け負っているというふうに理解してよろしいんですね。
544 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
545 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
民間委託を行っている学校については、学校栄養職員が行うことになっております。
以上です。
546 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
547 ◯16番(伊藤千代子君)
それでは次に、私どもが保護者をしておりましたときには、よく学校で直営の調理員さんたちとかが試食会等を行っていただいて、学校全体でよく食べて、いかに食事が大事かとか地産地消が大事かということを学んだのですが、そういう学校の保護者への試食会等は今もすべての学校で行われているのでしょうか、お尋ねします。
548 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
549 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
すべての学校で行われているかどうかは把握は今できておりませんが、東風小学校におきましては、PTA行事の一環として、年間に2回給食試食会を実施いたしております。
以上です。
550 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
551 ◯16番(伊藤千代子君)
学校から、子供たちがよく調理員がつくった給食ニュースを持って帰っていました。この野菜はどういうふうな栄養があるんですよとか、体にはこういうふうに健康にいいんですよとかいうのが大きく載っていて持って帰っていたんですが、そういうようなニュースの発行も仕事としてこの事務の中に入っているんでしょうか。また、されているんでしょうか、お尋ねします。
552 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
553 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
給食ニュース、給食だよりとか、いろんな名前を言いますが、これは学校栄養職員、または栄養教諭という役割の者もおりますが、この業務でございます。
以上です。
554 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
555 ◯16番(伊藤千代子君)
ということは、民間委託した会社の中では、そういう業務は調理員は行っていないというふうに理解していいですね。実際あの──いいですね。
556 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
557 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
そのとおりでございます。
558 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
559 ◯16番(伊藤千代子君)
私どもが学校に子供をやっていたころは、それこそ小学校の1年から6年生までよく調理員さんたちに面倒を見てもらっていたんですけれども、今の委託先が3年間で変わりますよね。そういう意味では、今、前原東中学校も、去年からことしになっては、もう会社自体は変わって、子供たちは違う会社の方々の給食に変わっているというふうに今理解していいですね。
560 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
561 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
そうでございます。
562 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
563 ◯16番(伊藤千代子君)
では、最後のほうになりますが、小・中学校全体において、これはわかりますかね。お米を何トン使って、それに関しましてはどれぐらいの費用がかかったのか、また野菜に関して、あるいはそういうほか全部ですね、に関してはどのぐらいになったのかをお知らせください。
564 ◯委員長(浦 伊三次君)
馬場学校教育課長。
565 ◯学校教育課長(馬場 隆君)
平成22年度の学校給食の米の使用量でございますが、市内全体で約89トン、費用としまして約2,900万円程度となります。
また、米以外の食材でございますが、これは費用で約3億9,700万円となっております。
以上でございます。
566 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
567 ◯16番(伊藤千代子君)
わかりました。つまり、食材としては4億3,000万円ぐらいの食材を子供たちが食べて、それが6割以上、7割ですね、子供たちは地域の産業に貢献しているということですね。ありがとうございます。
568 ◯委員長(浦 伊三次君)
今んとは間違いないっちゃろう。
これをもちまして、決算書についての質疑を終わります。
ここで暫時休憩いたします。
なお、再開は2時35分といたしたいと思います。
(午後2時27分 休憩)
(午後2時35分 再開)
569 ◯委員長(浦 伊三次君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
続きまして、選定事業の審査に入ります。
事前に通知していました志摩歴史資料館管理費について、説明を求めます。宗教育部長。
570 ◯教育部長(宗 哲夫君)
説明に入ります前に、配付しておりました添付資料に誤りがございましたので、訂正をお願いしたいと思っております。
資料に、決算審査選定事業の資料という部分の最下段の部分にその他の事業というのがございます。その欄の1段目に福岡県立美術館移動美術館の開催日が平成22年9月11日からというふうになっておりますけど、9月18日からの誤りでございますので、大変申しわけございません、訂正をお願いしたいと思っております。
選定いただきました志摩歴史資料館管理費について御説明をさせていただきます。
この事業の目的は、糸島半島部の遺跡より出土した考古資料を中心に展示し、中国や朝鮮半島との交易や日本各地との交流の歴史を広く紹介し、市民の教育、芸術及び文化の発展に寄与するものでございます。
この資料館は、常設展示室と企画展示室を備えておりまして、常設展示室では、海をテーマとした糸島市の歴史展示をしており、特に国指定史跡新町遺跡や考古学史上有名な御床松原遺跡の出土品や日本最古の戸籍などを展示しております。また、子供たちがより歴史に親しみを持ち、理解しやすくするために、レプリカなどを多く活用する展示としているところでございます。
一方、企画展示室では、昆虫展など各企画展を行っており、平成22年度には4回の企画展を開催するとともに、福岡県立美術館移動美術館などを開催し、9,124人の入館がございました。
課題といたしまして、今後とも資料館での体験講座や講演会、コンサートなど、幅広い利用を検討しながら、文化施設としての活用促進を図りたいと思っておるところでございます。
以上、選定項目について説明させていただきました。御審議のほうをどうぞよろしくお願いいたします。
571 ◯委員長(浦 伊三次君)
これより質疑に入ります。質疑のある委員の挙手を求めます。松月よし子委員。
572 ◯2番(松月よし子君)
この歴史資料館は、概要説明にありましたように、文化、芸術の創造という意味もありますけれども、歴史資料館の果たす目的と費用対効果をどのように見ているか、お伺いいたします。
573 ◯委員長(浦 伊三次君)
池田文化課長。
574 ◯文化課長(池田龍司君)
この歴史資料館の果たす役割につきましては、博物館につきましては考古学とか歴史のものを主に展示いたしております。この資料館につきましては、幅広くコンサートとか、会議とか、それから今やっておりますように貝殻展とか、余り歴史とは関係ないものもここで広げております。費用対効果ということですが、あくまでこの種の施設につきましては採算ベースには絶対乗りません。費用対効果は、目に見えない効果、教育にどれだけ影響を与えるかというところではかり知れないところがございます。
以上でございます。
575 ◯委員長(浦 伊三次君)
松月委員。
576 ◯2番(松月よし子君)
今おっしゃったように、見えない効果というのが非常に重要な点だと思います。平成22年度の決算より嘱託員の給与が前年度より上がっておりますけれども、この辺についてお伺いいたします。
577 ◯委員長(浦 伊三次君)
池田文化課長。
578 ◯文化課長(池田龍司君)
平成22年度から、今まで職員は嘱託員1名と臨時職員1名の体制でございました。合併いたしまして、平成22年1月から嘱託職員2人の配置になっております。
以上でございます。
579 ◯委員長(浦 伊三次君)
松月委員。
580 ◯2番(松月よし子君)
国や県の補助金等は受けていないようですけれども、この歴史資料館は登録博物館なのかどうかお伺いしたいのと、平成22年度決算より企画しているのがたくさんあるのが先ほどおっしゃいましたけれども、企画の制限等があるのかどうかをお伺いいたします。
581 ◯委員長(浦 伊三次君)
池田文化課長。
582 ◯文化課長(池田龍司君)
この建物につきましては起債事業で建てまして、一応平成22年度で起債の償還が終わっておりますので、その点の縛りはございません。
これは、博物館法に基づく博物館ではなくて、いわゆる博物館類似施設でございますので、企画展等の制限はほとんどございません。ただ、条例によりまして、営利企業には貸さないようにいたしております。
以上でございます。
583 ◯委員長(浦 伊三次君)
吉村勝委員。
584 ◯23番(吉村 勝君)
平成22年の入館者が3,955人ふえておりますが、その下の入館者数が4,533人と書いて、その他の事業で3,028人ということになれば、合計するとどうしても9,124人になりませんが、その分はまずどうなっておるのかと、それと平成22年、急激にふえた一つの要因といいますか、そういう分がございますればお願いいたします。
585 ◯委員長(浦 伊三次君)
池田文化課長。
586 ◯文化課長(池田龍司君)
志摩歴史資料館につきましては、開館日数が308日でございます。おっしゃいました4,533人というのは、春季、夏季、秋季、冬季の企画展の入場者数でございまして、数が合わないのはその企画展をしていない日にち、119日ほどありますけど、そのときの平日の入館者、常設展だけを見られた方の数を合わせるとこの九千何がしになります。ちなみに、その平日においでになった方は1,562人でございます。
それから、平成22年度にふえた理由でございますが、まず第1にアナウンス効果があると思います。というのは、今まで旧志摩町では1万7,000人に対してのアナウンスでございましたが、糸島市になりまして広報で10万人に対してのアナウンスができるようになりました。それとあと1つは、職員──職員の努力じゃございませんが、企画展を志摩町時代より1回ふやしております。集客にはとにかく企画展が必要でございますので、そういうことがふえておる理由と思っております。
以上でございます。
587 ◯委員長(浦 伊三次君)
吉村委員。
588 ◯23番(吉村 勝君)
数が合いましたところで、今年度まで順調にそういう数がまた平成23年度も進んでおるのかという部分と、それとさっき使用目的が博物館とは違うからいろいろなイベントもされるというような答弁でございましたが、類似施設として今博物館が怡土にあるわけでございますが、これとの連携いうのがまずどうかされないかなというのが一つ考えるわけですが、2点についてまずお願いします。
589 ◯委員長(浦 伊三次君)
池田文化課長。
590 ◯文化課長(池田龍司君)
本年度の状況でございますが、昨年は申しましたように移動美術館展で3,000人の集客を得ておりますので、とても昨年並みに本年度もというわけにはいかないと思います。ただ、長期計画で目標としております年間6,000人、これは平成27年を目標に計画いたしておりましたが、そこまでは何とか本年度もやっていきたいと思っております。
それから、伊都国歴史博物館との連携でございますが、私ども連携についてはいろいろは考えておるとですけど、まず怡土の博物館と志摩の資料館は根本的にテーマを変えております。怡土の博物館につきましては、伊都国の発掘品を主にやっておって、ある程度子供さんが行ったらわかりにくいかなというふうな、ちょっと難しい博物館になっておりますけど、志摩の歴史資料館を見ていただけばわかるように、小学校の低学年なり中学生を対象に、例えば、目線も身長130センチの方をメーンに置いて、そこからが一番見やすい展示になっておりますし、それと特色としましては、怡土にない貝塚ですね、貝塚のレプリカとかも置けるし、漁具の古いのも置いておりますので、類似施設というふう──類似施設ですけど、メーンテーマを別々に設けております。連携については、今後、考えていきたいというふうに思っております。
以上でございます。
591 ◯委員長(浦 伊三次君)
吉村委員。
592 ◯23番(吉村 勝君)
松月委員の質疑の中で、費用対効果はあんまり考えておらんという、当然のことやろうとは思うわけでございますが、やはり六百九十何万円かも費用を使うて、使用料が24万円ぐらいという非常に大きな差があるわけでございます。あんまり目もつぶられんような状態じゃなかろうかとは思うわけでございますが、もう委員長からとめられるかもしれませんが、実は立地条件というのも大きな入館の増員ではなかろうかと思うわけですが、合併5年後で一応志摩庁舎が閉じるということになっておりますが、志摩庁舎を中心にした、あの地域の発展のためにも、歴史資料館の果たす役目は今からのやり方では大きな課題になるっちゃなかろうかと思うわけでございます。その分までもひとつ考慮した今からの運営、やり方をやっていただきたいと思います。
終わります。
593 ◯委員長(浦 伊三次君)
吉丸克彦委員。
594 ◯14番(吉丸克彦君)
先ほど松月委員、それから吉村委員の話をお聞きしまして、執行部のほうの答弁をいただいたわけですが、大体私の聞きたいことの大半はそれで済んだわけですけど、1つだけ最終目標、糸島市の長期総合計画の中で6,000人という最終目標がありますが、これを、例えば、そういう企画展なんかをして引き上げるというか、もう既に9,000人は超しておるわけでございますので、そういう目標値を上げるということは考えてありますでしょうか。
595 ◯委員長(浦 伊三次君)
池田文化課長。
596 ◯文化課長(池田龍司君)
一応合併前は平成27年に6,000人行くだろうかというところであれしておりましたけど、こういう結果が出ましたので、目標値は変えませんけど、それを超える努力は今後とも続けていきたいと思います。
597 ◯委員長(浦 伊三次君)
吉丸委員。
598 ◯14番(吉丸克彦君)
それでは、もう1つ質疑をさせていただきます。
志摩の歴史資料館2階の常設展示場は、非常によく展示をしてある、8つのテーマでですね、本当にすばらしいと思います。この常設展示場を、今さっきお答えいただいたんですが、小学生なんかにもわかりやすくというようなこともありますけれども、もっと入館者をふやしていけるんじゃないかなというふうに思っておりますが、そういう工夫は考えてありましょうか。
599 ◯委員長(浦 伊三次君)
池田文化課長。
600 ◯文化課長(池田龍司君)
常設については今のところ扱う予定はございませんが、企画展に力を入れて、常設展になるだけ上がってもらうようなやり方をやりたいと思います。(「終わります」と呼ぶ者あり)
601 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭晶子委員。
602 ◯13番(江頭晶子君)
私は、企画展はどこでどのようにして決めてあるのかということと、企画するときに市民へのアンケートとかをとられているのかということを、まずお尋ねしたいと思います。
603 ◯委員長(浦 伊三次君)
池田文化課長。
604 ◯文化課長(池田龍司君)
企画展につきましては、文化課及び教育委員会で案を練ってからやっております。今のところアンケートとかは考えておりません。
605 ◯委員長(浦 伊三次君)
江頭委員。
606 ◯13番(江頭晶子君)
怡土の歴史博物館のほうにはボランティアさんが結構いらっしゃいますが、志摩のほうにはボランティアさんがいらっしゃるのかどうなのかということと、先ほど課長が、目線が子供たちに合うというような工夫もなさってありますが、学校との連携はどのようになっているか、お尋ねをいたします。
607 ◯委員長(浦 伊三次君)
池田文化課長。
608 ◯文化課長(池田龍司君)
怡土のボランティア50名いらっしゃいますが、その方たちの応援によって、必要なときは志摩の資料館のほうにも行っていただいております。ちなみに、平成22年度は5回ほど派遣いたしております。
それから、学校との連携でございますが、議員たちにもお配りしておるとおり、企画展をやるたびに先生にも招待状と、こういうことをやっておりますというのをお配りしております。もうそれ以外は今のところやっておりません。ただ、学校からお見えになるときは当然無料という形にしております。
以上でございます。(「終わります」と呼ぶ者あり)
609 ◯委員長(浦 伊三次君)
これをもちまして、選定事業についての質疑を終わります。
これより討論に入ります。志摩歴史資料館管理費に対して、意見のある委員の挙手を求めます。
反対討論を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
610 ◯委員長(浦 伊三次君)
賛成討論を求めます。伊藤委員。
611 ◯16番(伊藤千代子君)
私は、この志摩歴史資料館の管理費の審査に関しましては賛成討論をしたいと思います。
まず、この選定理由に、合併による類似施設の利用状況等を検証するためとありました。ということは、やはり合併したことで、類似施設があるから、この間はもう600万円もかかるし閉館したほうがいいのじゃないかというようなやはり意見が一部にはあったのではないかというふうに思います。しかし、ただいまの議論を聞いたりとか、私自身は余り行っていないんですけれども、貝殻展に行ったりとかしている子供さんたちの声を聞きますと、やはり夏休みとかにそういうところに行ったことがとても楽しかったということを聞きます。糸島市においては、もちろんスポーツ施設も乏しいし、また子供たちのための施設も少ない中では、やはりこういう目に見えない子供たちへの教育環境は大事にしたほうがよろしいのではないでしょうか。特に合併によって志摩の庁舎がなくなる、あるいは花火大会がなくなる、さまざまなことが次々となくなっていく中では、やはり効率ばかりを考えて、そういうふうになくしていくということについては非常に危惧を覚えます。そういう意味で、この間、この志摩の資料館自体が、私ももっと足しげく通わなきゃいけないなと思ったんですけれども、本当にもっともっと地域の人たちのために使われるようになるように、工夫や改善をさらにしていくことをやはりしながらも続けていかれたほうがいいということで賛成討論としたいと思います。
612 ◯委員長(浦 伊三次君)
反対討論を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
613 ◯委員長(浦 伊三次君)
賛成討論を求めます。松月よし子委員。
614 ◯2番(松月よし子君)
糸島半島の遺跡より出土した考古資料を中心に展示がしておりまして、レプリカを多用したわかりやすい常設展示は、市民の教育と文化の発展に非常に寄与していると思います。相当な工夫がされた、かなりレベルが高い誇りを持てるものと、私は何度も通っておりますが、思っております。
経済性、効率性と相合わぬ歴史資料館運営と思いますが、かなり入館者数も上げておりまして、糸島市全体の利用も広がっております。九大との連携事業も活発に行われておりまして、さまざまな企画を創意工夫してあると思っております。
総合計画の中にも施策として上げられておりますし、経済効率は非常に見にくいところではございますけれども、糸島市の文化は市民がはぐくむべきだと思っております。糸島市の多様な知の広がりを発信する一つの拠点として、伊都国歴史博物館の博物館運営とは異なった、法制上の登録博物館ではないよさを生かす志摩歴史資料館の創意工夫の有効利用は存在がとても大きなものだと思っております。特に市庁舎統合後は、志摩地域の歴史資料館のみの目的だけでなく、今努力しておられます多種多様な企画による有効活用が期待されると、私は賛成討論をいたします。
615 ◯委員長(浦 伊三次君)
反対討論を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
616 ◯委員長(浦 伊三次君)
賛成討論を求めます。江頭晶子委員。
617 ◯13番(江頭晶子君)
歴史資料館は、伝承された風俗、習慣、地域文化を伝えていくものです。歴史資料館に来られたからといって、何か目新しいものがあるとか、何かを生み出すということではなく、だから、必要ではないという意見もあれば、無駄な施設のように感じられるときもあります。ところが、展示されているものを見、触れることにより、心が満たされ、心が豊かになっていく効果、これは即あらわす効果ということにはなりません。歴史には地域のルーツがあり、生活史があります。志摩歴史資料館は、先ほど課長がおっしゃったように、伊都国歴史博物館ではやれない企画がされています。ここでは暮らしの中の文化を体験できる場だと私は思いますし、のぞいてみたくなる企画、子供たちに見せたくなる企画も多いと感じています。近年、職員の努力、工夫が企画展にあらわれていると強く感じているところです。人と文化をつなぐ場として大切にしたい施設、私は歴史資料館をこのまま子供たちに有効活用したいという思いで賛成討論といたします。
618 ◯委員長(浦 伊三次君)
反対討論を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
619 ◯委員長(浦 伊三次君)
賛成討論を求めます。吉丸克彦委員。
620 ◯14番(吉丸克彦君)
糸島半島部の中世、近世の歴史資料、糸島半島より出土した考古資料、中国や朝鮮半島など海を通した交易、日本各地との交流などの歴史等を紹介したわかりやすい常設展示に加え、地元の歴史、民俗、世界の博物などの特別企画展などを、その他、県の移動美術館、音楽会と、新しい取り組みが入場者をふやしたことにつながると思います。今後は、さらに糸島市の歴史、民俗、博物等の掘り起こしと日本有数の博物資料を持つ九州大学との連携を推進し、これは私も九州大学の箱崎に行って見てまいりましたが、7万点ぐらいの博物資料がございます。それらをお借りして博物資料のサテライト展示場として活用すれば、また新しい展開が望めるのではないかと思います。
伊都国歴史博物館とは違う個性を持った博物館の拠点になり、今後さらに小・中学校生はもちろんのこと、市民の教育及び文化の発展に資することができると私は信じています。よって、賛成討論といたします。
621 ◯委員長(浦 伊三次君)
これをもちまして、討論を終了いたします。
これをもちまして、教育部に対する審査を終わります。
委員の皆さんには、配付しております選定事業評価審査表に審査結果を記入し、議員控室で書記に渡してください。
部の入れかえのため、ここで暫時休憩いたします。
3時10分より再開いたしたいと思います。
(午後3時00分 休憩)
(午後3時08分 再開)
622 ◯委員長(浦 伊三次君)
休憩前に引き続き会議を開きます。
これより上下水道部所管の決算の審査を行います。
これより質疑に入ります。質疑の通告があっておりますので、指名により発言を許可します。
伊藤千代子委員。
623 ◯16番(伊藤千代子君)
上下水道部に関します質疑をさせていただきます。
まず、私は建設改良費について伺います。
決算書の9ページから10ページにかけて建設改良の工事の概況が載っております。今、大変不景気な中で、下水道工事は業者の中の方たちにとっては命の綱になっておる部分でもあります。平成22年度は7億3,900万円の工事がされておりますが、市で条件つき一般競争入札を行ったのは何百万円以上の工事に関してでしょうか。
それから、条件というのはどのような条件をつけられたのかということを教えてください。
624 ◯委員長(浦 伊三次君)
岡本業務課長。
625 ◯業務課長(岡本 昇君)
まず、一般競争入札の件数でございますけれども、15件で、その他、指名競争入札で22件の工事を行っております。
一般競争入札の条件でございますけれども、3,000万円以上の工事金額でございます。
以上でございます。
626 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
627 ◯16番(伊藤千代子君)
その3,000万円以上に関しましては、条件というのは糸島市内の業者というような条件つきであったのでしょうか。
628 ◯委員長(浦 伊三次君)
岡本業務課長。
629 ◯業務課長(岡本 昇君)
糸島市に本店、または支店等で登録されている者でございまして、糸島市の糸島市入札参加者名簿にその糸島市の本店、または支店等で登録されている者でございます。
630 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
631 ◯16番(伊藤千代子君)
業者のランクについて伺います。
糸島市内にある業者だけというのでは非常にあれなんですが、ランクについては、まず糸島市内の土木業者に関して、Aランク、Bランク、Cランクの業者、特にAとかBとかCに関しては何社、どのような業者がありますか。
632 ◯委員長(浦 伊三次君)
岡本業務課長。
633 ◯業務課長(岡本 昇君)
まず、ランクA、B、Cでございますが、Aランクが8社、それからBランクが20社、Cランクが22社の登録でございます。
以上でございます。
634 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
635 ◯16番(伊藤千代子君)
それでは、Aランクの8社はどのような業者がありますか。業者名をお知らせください。
636 ◯委員長(浦 伊三次君)
岡本業務課長。
637 ◯業務課長(岡本 昇君)
今、手持ちの資料ございませんので、後ほどお答えさせていただきます。
638 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
639 ◯16番(伊藤千代子君)
この9ページに、いろいろな工事が載っています。それで、先ほどおっしゃった条件つきの15件に関しましては、条件つき一般競争入札は、すべてくじで落札業者が決まったのでしょうか。
640 ◯委員長(浦 伊三次君)
岡本業務課長。
641 ◯業務課長(岡本 昇君)
そのとおりでございます。
642 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
643 ◯16番(伊藤千代子君)
それでは、それは3,000万円以上というふうにおっしゃったと思うんですが、この9ページの中で3,000万円以上というと、例えば、上から載っております、まず東汚水幹線、これあたりはどこの業者が受注したとか、そういう資料ございますか。
644 ◯委員長(浦 伊三次君)
岡本業務課長。
645 ◯業務課長(岡本 昇君)
お待たせいたしました。東汚水幹線(枝線)その9築造工事3,739万6,800円でございますけれども、久保建株式会社糸島支店(P104ページで訂正)でございます。
646 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
647 ◯16番(伊藤千代子君)
これを全部聞いていたら時間がかかるからあれなんですけど、つまりそうやってくじで決まったわけですね、今おっしゃったようなこの工事は久保建さんがとられたと。私がこれに関してお尋ねしたいのは、昨年、このくじをするようになって、業者のばらつきがやっぱりかなりあったのではないかと思うからお尋ねしているんです。一番たくさんくじを当ててたくさんとった業者からいうと、例えば、この業者さんは何本だったとかいうふうなのでは、その15本はどのようになっておりますでしょうか。
648 ◯委員長(浦 伊三次君)
岡本業務課長。
649 ◯業務課長(岡本 昇君)
先ほどの15件のうち、4件受注が1社、3件受注が1社、2件受注が1社、それから1件受注が6社となっております。
それから、先ほどのAランクの分について出してもよろしいでしょうか。
650 ◯委員長(浦 伊三次君)
どうぞ。
651 ◯業務課長(岡本 昇君)続
これは公表でございますけれども、Aランクの9社でございますけれども、久保建株式会社糸島支店、株式会社澄男工業糸島営業所、有限会社兵頭組、笠原建設株式会社福岡営業所、株式会社環境施設糸島支店、株式会社へいせい、松隈重機工業株式会社、松吉建設株式会社、申しわけございません、9社と申しましたが、8社でございます。
以上でございます。
652 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
653 ◯16番(伊藤千代子君)
3,000万円以上の場合は、大体そのランクにつきましてはA社とB社あたりのそういうここの辺までですよというような条件はつけていらっしゃるんでしょうか。
654 ◯委員長(浦 伊三次君)
岡本業務課長。
655 ◯業務課長(岡本 昇君)
ランクづけのことだと思いますけれども、2,000万円以上につきましてはA、Bランク、それからそれ未満につきましてはCランクでも入るようになっております。
以上でございます。
656 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
657 ◯16番(伊藤千代子君)
つまり2,000万円以上がA、Bランクの方たちで、2,000万円未満がCランクも入れるようにと聞くと、2,000万円未満にはAとBも入れるというふうに理解をしているんですか。それとも2,000万円未満はC以下の小さな業者さんたちにというふうに理解をしていいんでしょうか。
658 ◯委員長(浦 伊三次君)
岡本業務課長。
659 ◯業務課長(岡本 昇君)
Cランク、2,000万円未満につきましては、その点数、評点によりまして項目、指名することがございますので、Cランクでも入れますという表現をさせていただきました。工事によりまして、さまざまなランク、Cランクのうちでもいろいろ条件をつけさせていただいていますので、先ほどの答弁をいたしました。
660 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
661 ◯16番(伊藤千代子君)
済みません、私の理解がちょっと悪いんですけど、2,000万円以上を受注できる業者さんたちは、というか結構2,000万円以上が多いわけですよ。2,000万円未満は本当に少ないじゃないですか、ほかにも指名のほうはあったとしても。だから、C以下の小さな工事に関しては、とにかくAとBは遠慮していただくというか、そういうふうになっているのかなというのをちょっとお聞きしているんですけど。
662 ◯委員長(浦 伊三次君)
岡本業務課長。
663 ◯業務課長(岡本 昇君)
主にそういうふうになっております。
664 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
665 ◯16番(伊藤千代子君)
それから、先ほどのくじの結果なんですが、1社の方は4本とったけども、ほか1本とれた方たち以外にとれなかった業者もたくさんあったんじゃないかなと思うんですね。そこで、福岡市とか県ですかね、総合評価方式とかでこういうくじを使わないでやっているところもありますが、今回の件に関しまして、平成22年度は、この結果に関して業者の方々からの不平とか不満の声はあったでしょうか、伺います。
666 ◯委員長(浦 伊三次君)
岡本業務課長。
667 ◯業務課長(岡本 昇君)
直接は伺っておりません。
668 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
669 ◯16番(伊藤千代子君)
ということは、非常に私どもは聞くんですけれども、やはり市に対してはなかなか、発注元であり、言いにくいだろうなと今ちょっと聞きながら思いました。
ここに、例えば、9,000万円の工事がありますが、この工事は9,161万7,750円の工事が、東多久汚水幹線で1億円近い工事がありますが、これはどういう、これも入札の仕方はどのようになさって、どこが受注したのか伺います。
670 ◯委員長(浦 伊三次君)
岡本業務課長。
671 ◯業務課長(岡本 昇君)
これも一般競争入札でございまして、株式会社大永でございました。
以上です。
672 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
673 ◯16番(伊藤千代子君)
かなりの金額ですが、こういう場合はもちろん下請の方たちたくさん使うと思いますが、くじによって最低価格で落札をした工事ですよね、これも。確認します。
674 ◯委員長(浦 伊三次君)
岡本業務課長。
675 ◯業務課長(岡本 昇君)
はい、そのとおりでございます。
676 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
677 ◯16番(伊藤千代子君)
こういう最低価格で落札をされたりする場合に、下請さんたちへの工事の発注の仕方とかが非常に気になりますが、まずそこが1つです。
それから、先ほど申し上げました、くじによっては非常にばらつきがあります。運、不運がありますからね。そういう点では、他市の、例えば、1回目引いたところは、ランク分けをしているんですから、同じような力を持っているところが入札に参加していると思うんですけれども、そういうところは辞退とするとかいうような、そういうような新たな入札の試みについての検討とかを平成22年度の結果を受けて今されているのかを伺います。
678 ◯委員長(浦 伊三次君)
岡本業務課長。
679 ◯業務課長(岡本 昇君)
下請、最低価格のことで言われましたけれども、まずは最低制限価格につきましては、公共工事の契約制度の運用の合理化を図るための中央公共工事契約制度運用連絡協議会の基準によりまして最低価格を設定させていただいておりますので、下請工事の方の都合、そういったことについては十分この協議会基準によりされておるものと理解しております。
それから、落札の件数を制限することがないのかどうかというふうな御質問だと思いますけれども、1件落札した後の入札を辞退させる、そういった御質問だと思いますけれども、入札の競争性確保のためということで、現在のところ制限はしておりません。辞退については、入札参加者の任意というふうにしております。
以上です。
680 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
681 ◯16番(伊藤千代子君)
わかりました。やはり他市とかでも、非常にこういうばらつきの問題で総合評価方式をとってみたりとか、あるいは辞退をさせてみたりとか、いろんな方法をとっているわけですけれども、本当に今、下水道工事において、たくさんの仕事が地域に発注されることになるようにお願いをしたいと思います。
以上でいいです。終わります。
682 ◯委員長(浦 伊三次君)
岡本業務課長。
683 ◯業務課長(岡本 昇君)
先ほど東汚水幹線(枝線)その9築造工事の業者さんにつきましては久保建株式会社糸島支店さんと申し上げましたけれども、テンホウ建設さんでございましたので、修正させていただきます。どうも申しわけございませんでした。
684 ◯委員長(浦 伊三次君)
これをもちまして、決算書についての質疑を終わります。
続きまして、選定事業の審査に入ります。
事前に通知いたしました農業集落排水事業についての説明を求めます。中村上下水道部長。
685 ◯上下水道部長(中村繁治君)
それでは、決算審査対象事業ナンバー6でございますけれども、事業名、農業集落排水事業について、提出いたしております資料に基づきまして説明をさせていただきます。
農業集落排水事業は、農業振興地域を対象に下水道の整備を行う事業でございまして、平成9年度から事業に着手をいたしております。事業の対象といたしましては、旧前原市の7地区を計画し、平成17年度末までに三坂、西堂、瀬戸の3地区を供用開始し、本年の4月から怡土地区、それから長糸地区の一部を供用開始いたしております。平成22年度末現在、怡土、長糸、白糸及び高上地区が採択を受けまして、事業対象地区のすべてが事業に着手いたしております。また、平成24年4月からは白糸地区及び高上及び山北の供用開始を予定しているところでございます。
なお、事業期間は平成9年度から平成32年度までの計画で、総事業費は61億3,000万円を見込んでおります。平成22年度に実施しました事業費総額は、そこの表にも載せておりますけれども、4億153万2,000円で、主な工事といたしまして、怡土と長糸地区の管路施設やマンホールポンプの開設工事及び白糸地区の処理場施設造成工事で、工事費合計は3億2,593万6,000円、汚水管路延長といたしましては5.17キロメートルを敷設いたしております。そのほか、委託料といたしまして、高上、怡土、長糸の管路施設実施設計委託及び白糸地区の汚水処理場の実施設計委託、合計7,556万4,000円等でございます。財源の内訳といたしましては、国の汚水処理施設整備交付金1億9,418万5,000円のほか、その表に記載しておるとおりでございます。
裏面をお開き願います。
指標の達成状況でございますけれども、計画整備面積327ヘクタールに対しまして、平成22年度末現在174.8ヘクタールの整備実績で、達成率は53.3%となっております。
その事業の必要性なり妥当性等々でございますけれども、この農業集落排水事業は、先ほど申しました農業振興地域の農村集落を対象とした下水道整備事業でございまして、公共下水道と同様に市民の生活環境の改善と公共用水域の水質保全のほか、農村地域の過疎化対策等としても必要性は高い事業であるというふうに判断をいたしております。
また、この事業は、快適な生活環境を確保し、先ほど申しました公共用水域の水質保全を図ることを目的とした事業でございまして、市民生活に密着したものであり、公共の福祉を増進するためにも行政が行わなければならない事業であると考えております。
なお、平成14年3月から随時供用開始をしておりますが、未整備地区の市民の方は早期の整備を強く望んでおられる事業でもございます。
また、効率性でございますけれども、市全域の下水道を整備するには、すべてを公共下水道で整備すると非常に不経済となるほか、長い整備期間を必要とします。このため、市では公共下水道、集落排水、合併浄化槽の3つの事業を組み合わせて、その地域に最も適した整備手法によって整備を進めております。また、長い整備期間の中で、整備地域の状況の変化などによりまして、公共下水道区域と集落排水区域の接続、さらには集落排水区域の一部を合併浄化槽に見直すなどの、それらは常に効率性に視点を置いて取り組んでおるところでございます。
効果でございますけれども、平成22年度末に供用開始しております三坂、西堂、瀬戸の水洗化の状況は、整備済み世帯186世帯のうち173世帯が水洗化されておりまして、水洗化率は現在93%となっております。整備による効果といたしましては、農業集落排水区域で最も大きな怡土地区、それから2番目に大きい長糸地区を本年の4月1日に供用開始したことによりまして、今後、水洗化も進むと思われますし、それに伴い水路や河川の水質改善が大いに期待できるところでございます。
以上で平成22年度決算審査選定事業であります農業集落排水事業の説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。
686 ◯委員長(浦 伊三次君)
これより質疑に入ります。質疑のある委員の挙手を求めます。伊藤委員。
687 ◯16番(伊藤千代子君)
農業集落排水事業につきましての質疑をさせていただきます。
まず、今御説明がありましたが、93%の水洗化率とおっしゃいましたが、それは下水道の整備地区と比べたら高いほうになっているのか、あるいはそうではないのかということを1つ伺います。
それから、市において下水、合併浄化槽、農集の普及率の割合はどのようになっているのでしょうかというのが2点目です。
それから、3点目ですね。ここにおきます処理水はどのような形になっているのでしょうか。再利用にされているのでしょうか、また汚泥はリサイクルにされているのでしょうか、3番目に伺います。
688 ◯委員長(浦 伊三次君)
三島下水道課長。
689 ◯下水道課長(三島由紀夫君)
最初の御質問でございますけれども、93%は高いのか低いのかというのは、市内の他の下水道と合わせてということでございますか。(「はい、そうです」と呼ぶ者あり)平均的なところにございます。
それから、普及率でございますが、これは県内の普及率ということでございますか。
690 ◯委員長(浦 伊三次君)
県内でよかて。県内の農集。三島下水道課長。
691 ◯下水道課長(三島由紀夫君)続
申しわけございません。農集の普及率につきましては、人口普及率といたしましては12.2%となっております。
それと、処理水の関係でございますが、三坂、西堂、瀬戸につきましては、処理場を建設しておりまして、既に河川、水路等に放流しております。ことし供用開始しました怡土、長糸につきましては、公共下水道のほうに接続をいたしております。それと、今建設中の白糸につきましては、処理場を建設する予定にいたしております。
それから、汚泥の処理方法につきましては、すべて前原下水管理センターに運搬しまして、管理センターのほうで市内の業者に処理していただいて、土壌改良剤として再利用いたしております。
以上でございます。
692 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
693 ◯16番(伊藤千代子君)
それでは次に、この下水道の普及がなかなか進まなかったこと、問題だったところの一つに、例えば、家の敷地が広かった場合は、なかなかつなぎ込むのにお金がかかったりするというのがあったりもしましたが、この農業集落排水事業の場合は、受益者の分担金はどのような形でお取りになるのかということが1つです。
それから、管理委託に関しましては、今おっしゃった三坂や西堂、瀬戸地区のほうはもう供用開始になっていますが、ここらはどこの会社に管理を委託してあるのでしょうかということを伺います。
694 ◯委員長(浦 伊三次君)
三島下水道課長。
695 ◯下水道課長(三島由紀夫君)
受益者分担金につきましては1平方メートル当たり600円でございますけれども、市街化調整区域につきましてはすべて、農集はすべて市街化調整区域でございまして、19万8,000円、330平方メートルが限度でございます。
管理につきましては、公共下水道の前原下水管理センターとあわせまして株式会社環境設備公社に委託しております。
以上でございます。
696 ◯委員長(浦 伊三次君)
伊藤委員。
697 ◯16番(伊藤千代子君)
それでは次に、最後になりますね。この決算書の中にある、例えば、10、11ページの農業集落排水事業の工事が載っています。これをそこに持ってありますか。それでは、本年、やはり3億円もの工事を建設改良工事としてしたわけです。これがやはりどのようなところが受注をしたのか。特に先ほどおっしゃった一般競争入札、条件つきのところでされた2,000万円以上の分がずらずらと並んでおりますが、2,000万円以上の分でよろしゅうございますので、受注業者名をお知らせください。これも、やはりすべてくじで受注したというふうに考えてよろしいんですね。これが最後の質問です。
698 ◯委員長(浦 伊三次君)
三島下水道課長。
699 ◯下水道課長(三島由紀夫君)
先ほど業務課長が申しました中に、公共下水道、農業集落排水事業、ともに含まれております、15件の中に。農業集落排水事業につきましては3,000万円以上が一般競争入札ですが、1件、下から5番目の3,025万6,000円、これは指名競争入札でございます。ですので、3,000万円以上は3件が一般競争入札になっております。
一般競争入札の業者さんの名称ですが、3,396万6,450円の怡土I期地区管路施設その25工事でございますが、これは馬場建設株式会社、その下の怡土I期地区管路施設その27工事につきましては明王建設株式会社、右ページ、11ページの一番上にございます怡土I期地区管路施設その26工事につきましては松吉建設株式会社でございます。
以上でございます。
700 ◯委員長(浦 伊三次君)
これをもちまして、選定事業についての質疑を終わります。
これより討論に入ります。農業集落排水事業に対して意見がある委員の挙手を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
701 ◯委員長(浦 伊三次君)
なしと認めます。
これをもちまして、上下水道部に対する審査を終わります。
お諮りします。本日はこれにて散会したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
702 ◯委員長(浦 伊三次君)
御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもちまして散会いたします。
(午後3時37分 散会)
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