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令和2年第7回定例会(第4日) 本文 開催日:2020年12月17日
令和2年第7回定例会(第4日) 名簿 開催日:2020年12月17日

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  1. 宮若市議会 2020-12-17
    令和2年第7回定例会(第4日) 本文 開催日:2020年12月17日


    取得元: 宮若市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-16
    2020年12月17日:令和2年第7回定例会(第4日) 本文 ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット)                  午前10時00分開議 ◯議長(遠藤 嘉昭君) おはようございます。本日の出席議員は17名で、定足数に達しております。これより令和2年第7回宮若市議会定例会を再開いたします。  それでは、会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。よって、この議事日程に従って、本日の会議を進めてまいります。       ────────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、6番、染矢議員、7番、安河議員を指名いたします。       ────────────・────・────────────   日程第2.同意第3号 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第2、同意第3号を議題といたします。  本件について、提案理由の説明を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただ今、議題となりました、同意第3号宮若市監査委員の選任について、提案理由を御説明申し上げます。  本議案は、本市の前代表監査委員が本年9月19日をもって任期満了となったことから、福岡県弁護士会に本市の監査委員として、識見を有する方の推薦を依頼しておりましたところ、今般、当該弁護士会から松尾朋氏を推薦していただきましたので、松尾氏を監査委員に選任するため、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意をお願いするものでございます。  なお、松尾氏の経歴は、別紙履歴概要のとおりですが、弁護士としての活動のほか、多くの公職を歴任されており、識見豊富な方で、本市の監査委員にふさわしいと考えております。よろしく御審議の上、御同意いただきますようお願い申し上げます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) お諮りします。ただ今、議題となっております同意第3号は人事案件でありますので、慣例に従い、質疑、討論、委員会付託を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、同意第3号は、質疑、討論、委員会付託を省略することに決しました。  これより採決いたします。
     本件について、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、同意第3号は原案のとおり同意することに決しました。       ────────────・────・────────────   日程第3.2年請願第5号 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第3、2年請願第5号を議題といたします。  本件に対し、総務委員長の報告を求めます。総務委員長◯総務常任委員長神谷喜久雄君)〔登壇〕 ただ今、議題となりました、2年請願第5号につきましては、去る8日及び10日に委員会を開催し、審査をいたしましたので、その審査の経過と結果を御報告を申し上げます。  これは、コロナ危機打開のため、住民の暮らし、地域経済、地方自治体に深刻な打撃を与えている消費税を直ちに5%以下へ引き下げるよう、国の関係機関意見書の提出を願う請願であります。  討論では、反対の立場で10%に引き上げた社会保障費に充当するため、消費税制度を今さら5%に戻すということは、社会保障に対してもマイナスになるので、今の時期にはすべきではないとして、反対討論がありました。  これに対し、賛成の立場で、コロナで景気が悪化する中、消費税負担軽減の声が大きく広がっている、住民の暮らし、地域経済に深刻な打撃を与えている消費税を5%以下へ引き下げることが求められているとして、賛成の討論がありました。  討論を終結し、直ちに採決を行い、採決の結果、2年請願5号は、賛成少数で不採択すべきものと決しております。  以上で、総務委員会の報告を終わります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の委員長報告に対する質疑をお受けします。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 質疑なしと認めます。それでは、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、2年請願第5号に対する討論はございませんか。9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) 反対からよろしいですか。賛成からですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 賛成のほうからお願いします。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) 賛成、じゃあ、反対なんで、一回座ります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 原案に対し、賛成の討論から。10番、和田議員◯議員(10番 和田 善久君) よろしいですね。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) うん。賛成、賛成……。 ◯議員(10番 和田 善久君) 請願5号に対して賛成討論をいたします。  請願5号は、先ほど委員長の報告にありましたとおり、国に対してコロナ危機打開のため、消費税率を5%以下の引き下げを求める意見書の提出に関する請願書については、期間を切っての引下げを求めているものであります。  今年の3月30日付で自民党の衆議院議員安藤裕参議院議員青山繁晴両氏が呼びかけ人となって、コロナ危機での経済対策の策定に当たって、消費税減税に向けての緊急声明を出しています。  提言賛同者議員連盟は、日本の未来を考える勉強会60名、日本の尊厳と国益を守る会52名、このコロナ禍の中での景気対策としての動きが党派を超えて声が上がっております。  12月10日、総務委員会の審議の中で、反対討論の中で、提案理由の文言について、大企業と富裕層を優遇する税政の文言は根拠がないとの理由でありました。法人税率は、消費税導入時、42%から年々税率を23.2%まで引き下げております。さらに、大企業優遇税制には、研究開発税や子会社からの配当を利益から除く受け取り配当金益金不算入、これが大企業優遇税制であります。  富裕層には減税の恩恵があります。所得税最高税率は60%から45%まで引き下げられ、株のもうけや配当所得に対する源泉分離課税消費税導入前の35%から15%に引き下げられております。何を指して根拠がないのかと言っているのか分かりません。  このコロナは世界中に広がりました。現在37か国がコロナ危機に向けて、日本でいう消費税付加価値税の削減を実施をしています。  以上の理由から賛成とします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 反対討論ございませんか。9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) 2年請願第5号について、反対の立場から討論をいたします。  この消費税8%から10%、引き上げられたものに対しましては、社会保障費に充当するために上げた消費税でございます。これを、今さら5%に戻すということは、社会保障に対してもマイナスになります。また、税率の改正に非常に労力がかかりますし、それに伴い、設備等の改修が必要になってまいります。  厳しいこのコロナ禍でありますし、今の時期にするべきではないと判断し、反対いたします。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって2年請願第5号に対する討論を終結いたします。  これより電子表決システムにより採決いたします。本件に対する委員長報告は不採択でございます。よって、原案について採決いたします。原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。                〔電子表決により採決〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 押し間違いはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) なしと認めます。それでは、これをもって表決を終了いたします。  表決の結果を申し上げます。賛成4、反対12。よって、2年請願第5号は不採択と決しました。       ────────────・────・────────────   日程第4.議案第41号・議案第42号・議案第49号及び議案第50号 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第4、議案第41号、議案第42号、議案第49号及び議案第50号、以上の4件を一括して議題といたします。  この4件に対し、教育民生委員長の報告を求めます。教育民生委員長◯教育民生常任委員長(中島 健三君)〔登壇〕 皆さん、おはようございます。ただ今、議題となりました議案第41号宮若市社会福祉センターに係る指定管理者の指定について、議案第42号宮若市生活センターに係る指定管理者の指定について、議案第49号宮若市立幼稚園条例の一部を改正する条例の制定について、議案第50号工事請負契約の締結について、以上4件につきまして、去る12月8日及び9日に委員会を開催し、所管課同席のもと審査をいたしましたので、その審査の経過と結果を報告いたします。  まず、議案第41号ですが、これは宮若市社会福祉センター指定管理者指定期間が本年度末で満了することに伴い、議会の議決を求めるものでございます。  主な質疑として、監査は市が行うのか、また今年度はコロナ禍により行えていない事業があると思うが、社会福祉協議会に支払う補助金額に影響はあるのかとの問いに対し、執行部からは、監査は2年に1回、市が行っている。補助金社会福祉協議会本体を運営していくための人件費であり、事業によって一部中止になっているものもあるが雇用は行えており、人件費等は発生しているため、影響なく例年どおりの執行になると思うとの回答を受けております。  質疑を終了し、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、議案第41号は全会一致で可決するものと決しております。  次に、議案第42号ですが、これは宮若市生活センター指定管理者指定期間が本年度末で満了することに伴い、議会の議決を求めるものでございます。  主な質疑として、民芸庵を利用している人数は、また市から支払う補助金額はとの質疑があり、執行部からは、現在の利用者は10名、補助金については、身体障害者福祉協会に36万3,000円、また民芸庵はNPO法人であるため、委託契約金440万円を支払っているとの回答を受けております。  また、意見として、施設の老朽化が進んでいるため、対策について検討してほしいとの意見があっております。  質疑を終了し、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、議案第42号は全会一致で可決するものと決しております。  次に、議案第49号ですが、これは令和3年4月1日より、宮田北幼稚園宮田南幼稚園に統合することにより、令和3年3月31日をもって、宮田北幼稚園が閉園となるために、宮若市幼稚園条例の一部を改正するものです。  詳細な説明を受けた後、質疑に入りましたが、さしたる質疑もなく、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、議案第49号は、全会一致で可決するものと決しております。  次に、議案第50号ですが、これは宮若西学童保育所、子育て支援センターたけんこ新築工事を施行するため、指名競争入札により、工事請負人を定めたが、その者と工事請負契約を締結するに当たり、議会の議決を求めるものでございます。  審査に先立ちまして、工事現場現地視察を行い、審査を行いました。  主な質疑として、西側出入り口の市道について、安全対策に対する問題はないのか、また住民説明会は行うのかとの問いに対し、執行部からは、西側出入り口側の市道については、敷地の範囲内に2.5メートルのセットバックを行い、将来的な市道拡幅も対応できるよう考えている。また、住民説明会については、近隣の自治会長に相談し、コロナ禍の状況も踏まえ、開催について検討していくとの回答を受けております。  また、意見として、西側入り口の市道のセットバックについて、工事予定箇所ではなく、交通量が多いため、コンビニエンスストアのある道路まで行うべきとの意見があっております。  質疑を終了し、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、議案第50号は全会一致で可決するものと決しております。  以上で、教育民生委員会の報告を終わります。議員各位の御理解、決定、よろしくお願いいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の委員長報告に対する質疑をお受けします。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 質疑なしと認めます。それでは、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、議案第41号に対する討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって議案第41号に対する討論を終結いたします。  次に、議案第42号に対する討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって議案第42号に対する討論を終結いたします。  次に、議案第49号に対する討論はございませんか。10番、和田議員◯議員(10番 和田 善久君) 10番、和田です。49号議案については、反対の立場で討論をいたします。  この議案の中身については、3歳児保育と統合がセットになっております。  まず、3歳児保育をはじめ、それでも園児が集まらないというのであれば、統合もやむを得ないかもしれません。しかしながら、この中身については、関係者への説明も終えているとは聞いております。この統合については、順番が違ったのではないかなというふうに思っておりますので、反対の討論といたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 賛成の討論は。14番、島本議員◯議員(14番 島本 昌典君) 私は、議案第49号に賛成の立場で討論いたします。  幼稚園統廃合につきましては、6月議会の中で請願が採択され、それを受けて教育委員会では宮田地区での幼稚園での3歳児教育及び預かり保育の実施とともに、幼稚園統廃合について、保護者に対して丁寧な説明を行い、理解をいただいていると聞いております。さらに、9月議会においても統廃合及び幼稚園教育サービスの拡充について、報告も受けているところでございます。  宮田地区での、幼稚園での3歳児教育及び預かり保育の実施など、サービスの拡充はこれからの子供たちにとって、とても大切なことであります。それと同時に、その業務を担うスタッフについては、限られた部分があることも承知いたしております。このような状況から鑑みますと、まず、幼稚園統廃合を行い、スタッフをそろえ、その上、サービスの拡充を行うことが、現状では最善の策であると考えております。  以上のことから、今回のこの議案については賛成をいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって議案第49号に対する討論を終結いたします。  次に、議案第50号に対する討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって議案第50号に対する討論を終結いたします。  これより順次採決いたします。  まず、議案第41号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、議案第41号は委員長報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第42号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、議案第42号は委員長報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第49号について電子表決システムにより採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。                〔電子表決により採決〕
    ◯議長(遠藤 嘉昭君) 押し間違いありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) なしと認めます。それでは、これをもって表決を終了いたします。  表決の結果を申し上げます。賛成14、反対2。よって、議案第49号は委員長報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第50号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、議案第50号は委員長報告のとおり可決と決しました。       ────────────・────・────────────   日程第5.議案第40号・議案第43号~議案第48号及び2年請願第4号 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第5、議案第40号、議案第43号、議案第44号、議案第45号、議案第46号、議案第47号、議案第48号及び2年請願第4号、以上の8件を一括して議題といたします。  この8件に対し、産業建設委員長の報告を求めます。産業建設委員長◯産業建設常任委員長(川口  誠君)〔登壇〕 ただ今、議題となりました8件につきまして、去る8日及び9日、委員会を開催し、所管課同席のもと審査を行いましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。  まず、議案第40号ですが、AI開発センターで使用する備品を取得するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。  主な質疑といたしまして、AI開発センターを使用し始めた後は備品の追加購入はないのかとの質疑に対し、所管課から、運営権設定後は、その後の更新関係の費用、維持管理については、運営権者側の負担でお願いすることが基本方針、これをベースに、今後、具体的な契約条項について詰めていくとの回答がございました。  その他、さしたる質疑もなく、討論に入りました。討論もなく、採決の結果、議案第40号については、全会一致で可決すべきものと決しております。  次に、議案第43号、議案第44号、議案第45号、議案第46号につきましては、指定管理者指定期間が今年度末で満了することに伴い、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものです。  まず、議案第43号ですが、主な質疑といたしまして、今回、指定管理が1年というのは、農事組合法人ドリームホープ若宮には伝えているのかとの質疑に対し、所管課から、今回、1年間になることは説明済みとの回答がございました。  その他、さしたる質疑もなく、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議案第43号については、全会一致で可決すべきものと決しております。  次に、議案第44号ですが、主な質疑といたしまして、夢工房の運営状況に関する質疑があり、所管課から、現在、ドリームホープ若宮組合員カステラ等のお菓子を製造しており、昨年度の売上げは約250万程度、以前製造されていた、みそ、漬物については、組合員の高齢化により現在は行っていないとの回答がございました。  その他、さしたる質疑もなく、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議案第44号については、全会一致で可決すべきものと決しております。  次に、議案第45号ですが、所管課より詳細な説明の後、質疑に入りましたが、さしたる質疑もなく、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議案第45号については、全会一致で可決すべきものと決しております。  次に、議案第46号ですが、主な質疑といたしまして、千石峡キャンプ場のバンガローについて、今後、改修等は考えているのかという質疑に対し、所管課から、修繕費がかさむ一方であるため、今後は年次的にバンガロー解体を考えており、いずれは区画整理を行うなど、管理しやすい施設に改修する方向で検討しているとの回答がございました。  また、委員から、右岸側の道路について、一部危険箇所があるため、担当課と協議をお願いしたい、また、トイレの清掃について管理者に使用状況など、日々のチェックを強化し、利用者から苦情がないよう、清掃管理を徹底するように、また、管理棟もかなり老朽化しているため、災害時の対応等、いま一度、確認したほうがよいのではないかとの意見がございました。  その他、さしたる質疑もなく、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議案第46号については、全会一致で可決すべきものと決しております。  次に、議案第47号ですが、吉川小学校跡地に整備するAI研究施設について、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律に基づき、公共施設等運営権を設定するため、同法第18条の規定により、実施方針に関する条例を制定するものです。  主な質疑といたしまして、PFI方式のコンセッション方式を選択した理由はとの質疑に対し、所管課から、吉川小学校跡地については、跡地計画の中で民間事業者に活用していただくという方針であった。そういった中で、株式会社トライアルホールディングスのほうから、学校の校舎をAIの研究施設として活用したいとの申出があり、議論を重ねた結果、施設の整備について、市が補助金等、有利な財源を活用して行い、整備後は通常の指定管理よりも自由度の高い民間活力・経営資源が活用できるような施設を整備したらどうかということで、コンセッション方式の方向で進めているとの回答がございました。  その後、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議案第47号につきましては、全会一致で可決すべきものと決しております。  なお、去る9日に、所管課同席のもと、AI開発センター改修工事の現地視察を行い、工事の進捗状況を確認しております。  足場の組み立て等が若干遅れているものの、解体工事や機材関係の手配は順調に進んでいるということでした。  これまでも委員会で指摘しておりますが、特に給排水の配管関係のチェックは徹底して行うことや外壁のチェックについて再度指摘し、安全管理、品質管理を適切に行い、工期内に納めるよう要望しております。  さらに、さきの10月臨時議会の委員長報告で申し上げましたが、委員会の総意として、リモートワークタウンムスブ宮若は、本市を挙げての大きなまちづくりプロジェクトの一つであり、縦割り行政ではなく、プロジェクトチームを立ち上げ、連携を密にし、情報共有を行いながら、職員一丸となって対応するように改めて要望しております。3月、4月には結果が出ることを期待しております。  次に、議案第48号ですが、市営住宅飲料水供給施設に向田団地飲料水供給施設を追加するため、宮若市市営住宅飲料水供給施設条例の一部を改正するものでございます。  所管課より詳細な説明を受けた後、質疑に入りましたが、さしたる質疑もなく、委員からは、配水管の老朽化が進んでいると思われるため、用心して使用していただきたいとの意見がございました。  質疑を終了し、討論に入りましたが、討論もなく、採決の結果、議案第48号は、全会一致で可決するべきものと決しております。  最後に、請願第4号、これは9月議会定例会におきまして、継続審査と決しておりましたので、去る9日の日に委員会を開催し、審議をいたしました。  請願の内容については、新型ウイルス感染症の影響を受ける企業への支援策として、永久劣後ローンの融資制度の創設を、政府や国の関係機関に要望する内容書の提出を願う請願でありました。  委員から、金利や債権管理機構の設立について危惧するところがある。地元企業に永久劣後ローンができた場合、利用するかと尋ねてみたが、いい返事を頂いた企業はないとの意見のほか、コロナ禍においてこのような制度も必要と思うが、悪用の話も多く聞くので、もう少し時間をかけるべきではないか等の、慎重に審査すべきではないかとの意見があり、これについて諮りましたところ、全員異議なく継続審査と決しております。  以上で、産業建設委員会の報告を終わります。議員各位の御理解、御決定、よろしくお願いいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の委員長報告に対する質疑をお受けします。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 質疑なしと認めます。それでは、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、議案第40号に対する討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって議案第40号に対する討論を終結いたします。  次に、議案第43号に対する討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって議案第43号に対する討論を終結いたします。  次に、議案第44号に対する討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって議案第44号に対する討論を終結いたします。  次に、議案第45号に対する討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって議案第45号に対する討論を終結いたします。  次に、議案第46号に対する討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって議案第46号に対する討論を終結いたします。  次に、議案第47号に対する討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって議案第47号に対する討論を終結いたします。  次に、議案第48号に対する討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって議案第48号に対する討論を終結いたします。  次に、2年請願第4号に対する討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって2年請願第4号に対する討論を終結いたします。  これより順次採決いたします。  まず、議案第40号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、議案第40号は委員長報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第43号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、議案第43号は委員長報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第44号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、議案第44号は委員長報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第45号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、議案第45号は委員長報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第46号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、議案第46号は委員長報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第47号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、議案第47号は委員長報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第48号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、議案第48号は委員長報告のとおり可決と決しました。  次に、2年請願第4号について採決いたします。本件に対する委員長報告は継続審査でございます。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、2年請願第4号は委員長報告のとおり継続審査と決しました。       ────────────・────・────────────   日程第6.議案第51号 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第6、議案第51号を議題といたします。  本件に対し、教育民生委員長の報告を求めます。教育民生委員長◯教育民生常任委員長(中島 健三君)〔登壇〕 ただ今、議題となりました議案第51号令和2年度宮若市一般会計補正予算(第4号)について、去る12月8日及び9日に委員会を開催し、所管課同席のもと審査をいたしましたので、その審査の経過と結果につきまして御報告申し上げます。  補正の内容につきましては、本議案提案時に説明されたとおりでございますが、今回は所管課より、さらなる詳細な説明を受けた後、質疑に入りました。  主な質疑として、障害者福祉費について、ここ数年で障害児給付費の件数が大幅に増加しているが、その原因はとの問いに対し、サービスが浸透し、事業所が多くできたことや、より療育が受けやすい環境が整ってきたことが主な原因と考えているとの回答がありました。  また、西鞍の丘総合運動公園排水路整備事業について、寄附を行った企業のために工事を行う印象を強く受けるが、企業版ふるさと納税の趣旨とずれているのではないか、また企業に対する経済的見返りに当たるのではないかとの問いに対し、西鞍の丘総合運動公園の施設設備拡充に使ってほしいとの申出を受け、所管として、今、一番危惧されている排水路の整備を行い、公園施設の安定した利用を図りたいと考えている。  また、企業が占用的に使うのではなく、公共の排水管なので、経済的見返りには該当しないと判断しているとの回答がありました。
     質疑を終了し、討論に入りましたが、討論はなく、採決の結果、議案第51号については、全会一致で可決すべきものと決しております。  以上で、教育民生委員会の報告を終わります。議員各位の御理解、御決定をお願いいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 次に、産業建設委員長の報告を求めます。産業建設委員長◯産業建設常任委員長(川口  誠君)〔登壇〕 ただ今、議題となりました議案第51号令和2年度宮若市一般会計補正予算について、産業建設委員会に付託されました内容につきまして、去る9日、委員会を開催し、所管課同席のもと審査をいたしましたので、その審査の結果と経過を報告申し上げます。  主な質疑といたしまして、6款農林水産業費では、水田農業担い手機械導入支援事業補助金について、もともと当初予算において予算措置をされていると思うが、なぜ今回、新型コロナウイルス対策事業として出るのかとの質疑に対し、所管課から当該補助金は福岡県において、9月の補正予算で予算措置された事業であり、新しい生活様式を踏まえた人との接触機会を減らすことが可能な農業機械の導入の支援を目的に新たに追加された事業であるとの回答がございました。  8款土木費では、金丸の排水施設について、排水ポンプが稼働する降雨量はとの質疑に対し、所管課から、排水ポンプは毎分30トン排水できるものを2基設置するが、釜場に水位計をつけ、一定の水位が上がった時点で自動的に運転するような形となる。機械が正常に作動するよう、定期的に点検やチェックを十分に行っていきたいとの回答がございました。  併せて、所管課より、排水ポンプは周辺に集まる豪雨時の雨水を全て排水するものではなく、あくまでも避難時間を60分程度確保するためのポンプであるとの説明もございました。  そのほか、さしたる質疑もなく、質疑を終了し、討論に入りました。討論では、反対の立場で、人事院勧告の期末手当の減額が含まれており、反対するとの反対討論がございました。討論を終結し、採決を行い、採決の結果、議案第51号については、賛成多数で可決すべきものと決しております。  以上で、産業建設委員会の報告を終わります。議員各位の御理解、御決定、よろしくお願いいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 次に、総務委員長の報告を求めます。総務委員長◯総務常任委員長神谷喜久雄君)〔登壇〕 ただ今、議題となりました議案第51号令和2年度宮若市一般会計補正予算(第4号)のうち、総務委員会に付託されました内容につきまして、去る8日及び10日に委員会を開催し、所管課同席のもと審査をいたしましたので、その審査の経過と結果につきまして御報告を申し上げます。  まず、今回の補正内容について、執行部より説明を受けた後、質疑に入りました。  主な質疑といたしましては、人件費引下げによる減額分は、新型コロナ対策に充てているのかとの問いに対し、執行部からは、これまで各種対策を行っている、今回は充てていないとの回答がありました。  また、委員から、宮若市独自のコロナ対策をやらないのかと、予算の有効な使い道を考えてほしいとの意見がありました。  また、寄附金は西鞍の丘運動公園の排水設備に使ってほしいとのことだったかとの問いに対し、執行部からは、西鞍の丘運動公園の整備に使ってほしいとのことだったとの回答がありました。  質疑を終了し、討論に入りました。  まず、反対の立場で、新型コロナ危機から住民を守るために、最前線で奮闘しておられる市職員の期末手当の削減をする内容になっているとして、反対の討論がありました。討論を終了し、直ちに採決を行い、採決の結果、議案第51号は、賛成少数で否決すべきものと決しております。  以上で、総務委員会の報告を終わります。議員各位の御理解、御決定をよろしくお願いいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の各所管委員長報告に対する質疑をお受けします。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 質疑なしと認めます。それでは、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。本件に対する討論はございませんか。                〔「あり」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論がありますので、反対の討論からお受けいたします。2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) 2番。本補正予算4号には、西鞍の丘運動公園の排水路の新設費が含まれており、財源としてトライアルからのふるさと納税として寄附金5,500万が充てられています。しかし、この排水路には、トライアルの施設の排水設備が接続されることが見込まれており、このことは、ふるさと納税で禁止されている寄附企業への経済的恩恵を与えることになると考えられます。これでは、せっかくの企業からの寄附の意向を台なしにするばかりか、寄附を行ったトライアルに不名誉なレッテルを貼ってしまうことにもなりかねません。また、内閣府から承認をもらった本市の地域再生計画においても、寄附金の不適切な活用においては、交付金の返還等のリスクを伴い、市民に多大な損害を与えることも想定されます。さらに、不適切な寄附金の活用を念頭に置いた地域再生計画を申請したとも取られれば、国と宮若市の信頼関係は損なわれることになり、今後においても、宮若市民にとって大きな痛手を被ることになりかねません。しかし、私も自身の政務調査において、当公園の排水路の整備は必要なものであると理解したところであります。  一方、国の施策としても、去る11日、政府において災害対応への老朽インフラの修繕事業が閣議決定されたことから、当排水路の整備については、必要であれば国の予算措置が十分可能であると考えられます。  これらのことより、当公園の有効利用に賛同いただいているトライアルからの寄附金は、施設整備の拡充に使ってほしいという申出のとおり、公園遊具等の整備といった、数字でその効果が評価でき得る施策への活用とし、排水路の整備は、他の財源から充当することが適切な予算措置であると考えるところから、今整備に係る予算充当先及び財源の修正を求めることとし、補正予算案4号に反対いたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 賛成討論ございませんか。9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) 議案第51号令和2年度宮若市一般会計補正予算につきまして、賛成の立場から討論をいたします。  今回の補正予算につきましては、小中学校への電子黒板の整備や光ファイバーの整備など、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業、さらには、障がい者の自立した生活を支えていくための障害者福祉サービス費の増額など、重要な予算が提案されており、早期の実現が必要であります。  新型コロナウイルス感染症は、現在、全国的な拡大を続けており、市民生活に様々な制約を受けるなど、極めて厳しい状況にあります。執行部におかれましては、今後も引き続き、市民目線に立ち、市民のための有効な施策の実現に向けて、創意工夫を行いながら、公平公正な行政運営に取り組んでいただきますよう、強く要望し、賛成討論といたします。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに討論ございませんか。3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 3番、藤嶋です。反対討論を行います。  一つは、コロナのもとで奮闘しておられる職員の勤労意欲を減退させる要因となる可能性が大きい期末手当の削減です。  もう一つの点は、トライアルと本市の間で進められている企業版ふるさと納税制度の利用です。同税制は、自治体の地方創生事業に企業が寄附をすれば、寄附額から最大9割の法人関係税を差し引くというもので、事実上、寄附額が税金で払い戻される仕組みです。寄附を受けた自治体と企業との適切な関係を変質させるものです。この税制は国民の理解を得られるものではありません。  以上の趣旨により、本議案に反対いたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって議案第51号に対する討論を終結いたします。  これより電子表決システムにより採決いたします。本件に対する各所管委員長報告は先ほどのとおりでございますので、原案について採決いたします。原案のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。                〔電子表決により採決〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 押し間違いはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) なしと認めます。それでは、これをもって表決を終了いたします。  表決の結果を申し上げます。賛成12、反対4。よって、議案第51号は原案のとおり可決と決しました。       ────────────・────・────────────   日程第7.議案第52号~議案第54号 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第7、議案第52号、議案第53号及び議案第54号、以上の3件を一括して議題といたします。  この3件に対し、産業建設委員長の報告を求めます。産業建設委員長◯産業建設常任委員長(川口  誠君)〔登壇〕 ただ今、議題となりました3件につきましては、去る8日の日に委員会を開催し、所管課同席のもと審査を行いましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。  いずれの議案につきましても、さしたる質疑はなく、質疑を終了し、討論に入りました。  議案第52号におきましては、討論もなく、採決の結果、全会一致で可決すべきものと決しております。  議案第53号につきましては、討論において反対の立場で、人事院勧告の期末手当の減額が含まれており、反対するとの反対討論がございました。討論を終結し、採決を行い、採決の結果、賛成多数で可決するものと決しております。  次に、議案第54号につきましては、討論において反対の立場で、先ほどと同様、人事院勧告の期末手当の減額が含まれており、反対するとの反対討論がございました。討論を終結し、採決を行い、採決の結果、賛成多数で可決するべきものと決しております。  以上で、産業建設委員会の報告を終わります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の委員会報告に対する質疑をお受けします。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 質疑なしと認めます。それでは、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  まず、議案第52号に対する討論はございませんか。3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 議案第52号下水道事業会計補正予算について反対をいたします。  本議案は、人事院勧告を受けて実行されておる一時金引下げは、このコロナ禍の中で第一線で働く公務労働者の労苦に応えず、内需主導型の経済転換にも反するものである。一時金のみを先行して敢行することは論理的にあり得ず、一時金削減ありきは、到底許されるものではありません。よって、反対といたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 賛成討論ございませんか。9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) 議案第52号下水道事業会計補正予算につきまして、賛成の立場から討論をいたします。  今回の補正予算につきましては、人事異動等に伴う人件費の補正が提案されており、円滑な事業運営を図るためにも、早期の実現が必要でございます。執行部におかれましては、今後も引き続き、下水道事業の効率的な運営に取り組んでいただくよう強く要望し、賛成討論といたします。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって議案第52号に対する討論を終結いたします。  次に、議案第53号に対する討論はございませんか。3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 先ほどの52号と同じような内容になりますので、理由は割愛させていただきます。反対をいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 賛成討論ございませんか。9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) 議案第53号簡易水道事業会計補正予算につきまして、賛成の立場から討論いたします。  今回の補正予算につきましては、人件費補正のほか、水質検査等の債務負担行為が提案されており、円滑な事業運営のために、早期の実現が必要でございます。執行部には、今後も引き続き、簡易水道事業の効率的な運営に取り組んでいただくよう強く要望し、賛成討論といたします。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって議案第53号に対する討論を終結いたします。  次に、議案第54号に対する討論はございませんか。                〔「あり」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論がありますので、反対討論からお願いします。3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 3番、藤嶋です。先ほどと同じような内容になりますが、人事院勧告を受けて、一時金引下げは、このコロナ禍の中で、第一線で働いておられる公務労働者の労苦に応えず、内需主導型の経済転換にも反するものである。一時金のみを先行して勧告することは、論理的にもあり得ず、一時金削減ありきは到底許されるものではありません。  以上の理由から反対をいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 賛成討論ありましたら。9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) 議案第54号令和2年度宮若市水道事業会計補正予算について、賛成の立場から討論をいたします。  今回の補正予算につきましては、簡易水道事業会計と同様、人件費補正のほか、水質検査等の債務負担行為が提案されており、円滑な事業運営のために早期の実現が必要でございます。執行部におかれましては、今後も引き続き、水道事業の効率的な運営に取り組んでいただくよう強く要望し、賛成討論といたします。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって議案第54号に対する討論を終結いたします。  これより電子表決システムにより採決いたします。委員長報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。                〔電子表決により採決〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 押し間違いはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) なしと認めます。それでは、これをもって表決を終了いたします。  表決の結果を申し上げます。賛成14、反対2。よって、議案第52号は委員長報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第53号について、電子表決システムにより採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。                〔電子表決により採決〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 押し間違いはありませんか。
                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) なしと認めます。それでは、これをもって表決を終了いたします。  表決の結果を申し上げます。賛成14、反対2。よって、議案第53号は委員長報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第54号について、電子表決システムにより採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することに賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。                〔電子表決により採決〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 押し間違いはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) なしと認めます。それでは、これをもって表決を終了いたします。  表決の結果を申し上げます。賛成14、反対2。よって、議案第54号は委員長報告のとおり可決と決しました。       ────────────・────・────────────   日程第8.議員提出議案第13号 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第8、議員提出議案第13号を議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。11番、安永議員。 ◯議員(11番 安永 友則君) ただ今、議題となりました議案第13号について提案理由を申し上げます。  議員各位におかれましては、反問権の付与につきましては、十分に御承知のことと存じます。我々議員は本会議、委員会において、市の行政全般にわたる質問や質疑を行い、行政の執行状況を監視するとともに、議案の賛否を決定しています。  今回、会議規則の改正を行い、反問権を付与することによって、議員からの質疑、質問においての不明点あるいは疑義のある場合、確認する等、これらについて、また市長等あるいは執行部職員から問い返すことで、より論点や争点を明確にすることができ、行政と議会、双方の活性化につながるものと考えます。  また、近隣市議会においても、既に多くの議会が反問権を認めておるところでございます。本市議会においても、早急に認めるべきだと考え、本議案を提出するものであります。  以上、提案理由とさせていただきますが、議員各位の御理解と御協力をお願いいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) これより質疑に入ります。質疑はございませんか。2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) 2番。反問権の提案理由についてですが、反問権を付与することによって、議員の資質向上につながると述べられています。それは、具体的にどのようなことが起きることによって、議員のどのような資質が向上が見込めるのか、教えていただきたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 11番、安永議員。 ◯議員(11番 安永 友則君) 11番。議会はそもそも議論をする場でございます。議員ももちろん、申し上げましたように、行政を監視する立場でございます。議員も自分の意見を述べますし、質問もします。行政のほうもいろんな考えがありますし、答弁をするわけでございますが、やはり、そこで意見の食い違い等いろいろあると思いますけれども、議員もいろんな意見を聞いて、また一歩、自分も前進になると、職員のほうも前進になるというふうに思うわけでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに質疑……。2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) 今の答弁、的確な答弁ではないと思いますが、難し過ぎたのかなと思って、次の質問、質疑、させていただきますけども、一般的に議会においては、行政運営や行政提出議案について質疑や質問を行っているわけです。つまり情報については、執行部側が圧倒的に持っているわけであり、答弁を行うには有利な立場にあると言えます。よって、反問権、その運営については、質問の意味合いを確認する程度にとどめるべきであると私は考えるわけですが、詰まるところ、我々の質疑、質問は、行政運営に対する市民の知る権利を保障したものと言えるのであります。その権利を阻害するものであってはならないものと考えます。  そこで、本議案における市民の知る権利を担保する仕組みはどのように定められていますか。非常に大切なことなので、明確にお答えください。  それから2点目、反問権については、9月議会の議会運営委員会で議題として最初の投げかけがされております。その議会運営委員会においても、いまだ先進地事例の具体的な調査研究など、行われていない状況です。提案者におかれましては、本議案提出に当たり、調査研究並びに先行事例の検証等行ったのでしょうか。もし行っているのなら、どのようなよい効果が認められたのか、報告もお願いしたいと思います。  3点目、提案理由にもある議論の活性化についてですが、他の先進地事例では、活発な議論の創出ということで、議員間討論を定めているところもあります。本議案では、そこへの言及はないようですが、なぜですか。  以上3点、お願いします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 11番、安永議員。 ◯議員(11番 安永 友則君) 我々議員は市民のそれぞれ代表、皆さん方、全て一人一人が市民の代表でございます。負託された市民、その前にちょっと言いますが、職員からのいろんな提案、議案等については、情報は職員のほう、持っておるということでございますけれども、それは議員さん、皆さん方が自分たちで勉強しなければならないと思います。  それから、報告といいますか、先ほど状況を調べておるのかというようなことがございました。私の知り得る範囲でいいますと、全国的にも、今現在、約800ぐらいの市があるわけでございますけれども、その中で反問権等、付与しておるところは、運用の中でいろいろ中はございますけれども、大体500以上あります。  近隣で言えば、田川市あるいは行橋市、中間市、豊前市、筑豊じゃないで、中部11市というのが、近くでいえば、宗像市、古賀市も入りますけれども、当然あります。で、中部、ここら辺は中部の11市といいますけれども、この11市の中で9つがもう既に反問権を……、運用の中でいろいろございますけれども、付与をしております。  以下は、私が理由を述べた、反問権の行使について理由を述べたとおりでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) 私がお聞きしたのは、市民の知る権利をどう担保するか、どう仕組みが整えられているかお聞きしたのですが、明確な答えがないままで、これで反問権を付与して議会として成り立つのか、いささか心配ではありますが、もう一つ、最後の質問、質疑を行います。  本議会の議会運営委員会では、各常任委員会の意見を踏まえ、全会一致での議案提出を目指しておりました。そこで、私の所属する総務委員会では、反問権付与には前向きながらも、規則の制定についてはよりよい運営を目指すために、先進地事例の調査研究を踏まえ、行うべきだとの意見で一致しております。そのことも踏まえず、提案者が本議案の制定を急ぐのはなぜですか。我々の任期は1年余りです。しかも、我々が再選される保障などありません。しかし、宮若市議会は以降もずっと長く続きます。後世の議会議員のためにも、会議規則における制度の改正には、十分な研究・協議といったプロセスが大切であるはずですが、この点についてもいかがお考えですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 11番、安永議員。 ◯議員(11番 安永 友則君) あくまでも議会は議論の場でございます。職員、市長はじめ職員、それから我々議員と、議論の戦わせをして、少しでもまちづくりをよくしていこうという場でございますので、私は、今がその時期と思っています。  それから、この問題については、以前から説明もあってございました。議運の報告も、今、ございましたけれども、そういうことも存じてはおります。以前から、そういう検討もしておりましたし、私は今がもうその時期だと考えまして、提出をいたしました。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに質疑ございませんか。3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) すみません、1点だけ。この規則を制定されて、これがずっと使われないままに運用がされない自治体もあるということを聞いております。これ、ずっともう、規則をずうっと更新していく上で中身を精査するということは考えておられるのか、それと、こういう制定であれば取り下げると、長年使って、そういうものにあれば、下げるという会議規則となっているのか、そこをお聞きします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 11番、安永議員。 ◯議員(11番 安永 友則君) 11番。まあ、いろんな問題があると思いますけれども、一度制定したらそのままということになる場合もあります、ならない場合もあります。問題が出れば、運用の中でその問題点を見直していくという方法もあると思います。そういうことでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 質疑なしと認めます。それでは、これをもって質疑を終結いたします。  本件につきましては、委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はございませんか。2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) 反問権を設定し、議論の活性化を図るという考えは理解できるのですが、我々議会が最も大切としなければいけないのは、プロセスを重んじるという考えです。  よりよい議会改革を目指し、調査と研究、さらに先進地事例の検証を行い、規則の改正を行うべきとする総務委員会の意見をも尊重されないという考えに、大義はないと言えます。  よって、当議案は時期尚早であることから反対いたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 討論なしと認めます。それでは、これをもって討論を終結いたします。  これより議員提出第13号を電子表決システムにより採決いたします。本件に対し、賛成の方は賛成のボタンを、反対の方は反対のボタンを押してください。                〔電子表決により採決〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 押し間違いありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) なしと認めます。それでは、これをもって表決を終了いたします。  表決の結果を申し上げます。賛成12、反対3、棄権1。よって、議員提出議案第13号は可決と決しました。       ────────────・────・────────────   日程第9.山元秀一議員の議員活動調査特別委員会の中間報告について ◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第9、山元秀一議員の議員活動調査特別委員会の中間報告についてを議題といたします。  本件に対し、山元秀一議員の議員活動調査特別委員長の報告を求めます。特別委員長。 ◯山元秀一議員の議員活動調査特別委員長(中島 健三君)〔登壇〕 山元秀一議員の議員活動調査特別委員会の経過について御報告申し上げます。  本年9月17日の本会議で、地方自治法第100条に基づく調査権限を有した山元秀一議員の議員活動調査特別委員会が設置され、委員として、川口誠君、神谷喜久雄君、茅野勝君、弓削田敬君、清水健太郎君、島本昌典君、染矢正次君、和田善久君、安永友則君、そして、私、中島健三の10名が議長より指名を受けました。  調査に際しまして、本委員会では、まず正副委員長の互選を行い、委員長に中島健三、副委員長に川口誠君が選任されました。  以降、委員会運営に当たっての運営要領を決め、定め、関係者としての証人尋問者を決定し、本委員会の調査事項であります4点、1、本庁舎の空調燃料の入札に関して、入札を辞退した業者へ今回の入札に対して直接連絡を入れるなど、議員としての逸脱した行為に関する事項、2、令和2年6月議会一般質問時における、東町1号線の随意契約に関して、本人が撮影したとする証拠写真とグーグル社がネット上に提供している写真との多くの酷似点に関する事項、3、上記2点についての行為のほか、その他の様々な活動が議員として地位等を利用した、行き過ぎとも取られる行為、また、議員として情報を知り得る立場でありながら、それを利用した様々な行為が市内企業、法人に対して多大なる迷惑を被らせていることに関する事項、4、日頃の議員活動、行動において、議員の立場を利用した本市市議会議員をはじめ、その他、市職員への様々な威嚇、恫喝、脅迫等に関する事項、以上について委任された調査権に基づき、その事実関係や真実の究明に当たっております。  中でも、事実の確認、また真実の究明に欠かすことができない証人尋問におきましては、証人の人権に十分配慮する中で、山元秀一議員をはじめ、関係者7名に対し、証言を求めてまいりました。関係者からの証言を重ねることにより、おのおのの証言等に基づき、現在、慎重にその確認を行っているところであります。  去る11月11日の山元秀一議員の証人尋問においては、まず、調査事項1では、落札業者に2回にわたり電話をした。辞退したことに納得ができず電話をした。行政事務が適正に行われているのか、また、その入札が公平公正の原則に即しているのかを検証する必要があると思ったので電話をした。議員個人に強制力を持つような調査権がないことは承知している。委員会の中で録音記録があるというようなことを発言しているのではあれば、録音記録がある可能性がある。とのことでした。  次に、調査事項2では、一般質問を行った際に提供した写真は、自ら撮影したものではなく、ネット上のグーグルマップ写真だと判明いたしました。  次に、調査事項3では、市内の企業、法人に対して迷惑をかけたことはないとのことでした。  次に、調査事項4では、大声を出して威嚇したり、恫喝、脅迫に近い行為をした記憶はないとのことでした。  また、11月25日の職員の証人尋問においては、落札業者の決定に際し、自分のほうで書き直させて、入れ替えることもできるのじゃないかと、そこまで言われましたので憤りを感じた。責任を問うということで、協議に来られている場面が多く、最初からある程度厳しい話だった。威嚇、恫喝、脅迫等と思われる行為を受けたことがある。大きな声を出されたり、罵声を浴びせられたことがある。自分の意に沿わないことがあれば態度が急変することがあった。恐怖を感じるような言い方をされた。威嚇、恫喝、脅迫等に近い行為を受けたと認識している。内容的にはかなりきつい口調で言われた。職員に対して罵倒していた。その他何回か、かなり強い口調で言われていた。恐怖を覚えた記憶がある。病院にかかるようになり、医者のほうから一番の治療は、その原因から離れることだと言われ休職した。などの証言が得られました。  また、12月4日に議長と議会事務局長から聞き取りを行い、その上で、12月11日に山元秀一議員の証人質問を行いましたが、証言に食い違いがありました。  本委員会では、これまで10回にわたり委員会を開催し、調査を重ねてまいりましたが、現状では、証言に対する認識においても相違があるため、その確認や事実の見極めに時間を要しております。引き続き、本委員会として事実関係を精査の上、真実の究明に努めてまいる所存であります。  以上、調査の現状を申し上げ、山元秀一議員の議員活動調査特別委員会の中間報告とさせていただきます。       ────────────・────・────────────   日程第10.宮若市議会常任委員会及び議会運営委員会並びに各特別委員会の閉会中の所管         事項調査について ◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第10、宮若市議会常任委員会及び議会運営委員会並びに各特別委員会の閉会中の所管事項調査についてを議題といたします。  お諮りいたします。宮若市議会常任委員会及び議会運営委員会並びに各特別委員会よりお手元に配付いたしておりますとおり、閉会中の調査の申出があっておりますので、許可することにしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、これを許可することに決しました。       ────────────・────・──────────── ◯議長(遠藤 嘉昭君) 以上で、今期定例会で予定しておりました議事が全て終了いたしました。これをもちまして閉会いたしますが、本日をもって納めの市議会となりますので、閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  令和2年も残すところ2週間余りとなりました。議員の皆様方には、本日まで各議案をはじめ、様々な案件の審議を頂きましたことを、心から感謝を申し上げます。  今年は、新型コロナウイルスの影響により、マスクの着用、手洗いなど、新しい生活様式を身につける年となりました。また、冬の到来で季節性インフルエンザとの同時流行が懸念されており、一層の感染症対策が求められておるところでございます。  さて、現在、小学校の建設工事やAI技術開発拠点の開設等を行う官民連携事業など、大きな事業が進められており、議会としても進捗を注視し、地域活性化や公共の福祉向上のため、議決機関としての役割を果たしてまいります。  本年の5月には、新庁舎が開庁しましたが、引き続き、議会と執行部が一丸となって、市民の皆様方が安全・安心に暮らせるまちづくりを進めていかなければなりません。  これから寒さが一段と厳しくなりますが、議員の皆様並びに執行部の皆様方におかれましては、健康に十分留意され、新たな気持ちで輝かしい新年が迎えられますことを御祈念申し上げ、閉会の挨拶といたします。  ここで、市長から御挨拶をしたい旨の申出があっておりますので、これをお受けしたいと思います。市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 皆様、お疲れさまでございます。貴重なお時間をお借りいたしますけれども、12月議会最終日に当たりまして、一言お礼を兼ねて御挨拶を申し上げさせていただきます。  まずは、議員の皆様におかれましては、今定例会に提案をいたしました全ての議案について、可決、決定をしていただきましたこと、誠にありがとうございます。心から感謝を申し上げる次第でございます。
     また、この1年、様々な行政課題解決に御理解、御協力を頂きました。改めて、深く感謝申し上げる次第でございます。  本年は、懸案でございました新庁舎が完成をし、記念すべき年でありましたが、その一方で、新型コロナウイルス感染症の国内外における感染拡大に伴い、初の緊急事態宣言の発令、小中学校等の休校措置、外出自粛要請、時差出勤やリモートワークに見られる働き方の見直しなど、日常生活や生活、経済活動に大きな影響を及ぼした年でもありました。  さらに、東京オリンピック・パラリンピックについて、1年程度の延期が決定をし、本市においても、新庁舎の落成式をはじめとした市内開催予定の様々なイベント、行事が中止や縮小を余儀なくされました。感染拡大の防止と経済活動の両立に向けて、本市でも各種支援をやっておるところでございますが、とりわけ本年は、市内外の事業者や市民の方々から、感染予防対策としての寄附あるいはマスクや消毒液等の様々な物資を寄贈頂いたところでございます。皆様の温かいお気持ちは、市内医療機関や福祉施設、小中学校等で大切に活用をさせていただいております。心から感謝を申し上げる次第でございます。  そのような中で、自然災害もまた多く、7月の大雨特別警報発令に引き続き、9月の台風10号に伴う対応も記憶に新しいことかと思います。本市においても、災害対策本部の設置、職員の緊急配備体制を整え、対応したところでございます。幸いにも、甚大な被害は免れておりますが、改めて地域防災の充実、備えとしての防災力の向上が急務であると実感をいたしたところであります。  国政におきましては、9月に菅義偉首相が第99代内閣総理大臣に就任し、菅内閣が発足となりました。7年9か月の歴代最長政権となった第2次安倍政権からバトンを引き継ぎ、安倍内閣の政策を踏襲する方針のもと、コロナ対策と経済再生を最優先にし、規制改革の断行やデジタル庁の新設等、独自施策も示されておるところでございます。まさに、本年の念頭には想定もしていなかった事態を迎え、当たり前の日常が当たり前でないこと、足元にある小さな幸せへの気づきなど、日々、折に触れて実感をしながら、私にとりましても、これからの市政の展望をじっくり見定める機会を頂いたところであります。  アフターコロナの新しい生活様式を見据え、リスク分散など、働き方の柔軟性が話題な中、新たな企業誘致施策といたしまして、9月18日、株式会社トライアルホールディングスとリテールAI技術開発拠点の開設等に関する連携協定を締結いたしました。学校跡地等を活用し、AIも含めた多様な産業の集積するまちへ、地方創生に資する官民協働のまちづくりプロジェクトとして、これを千載一遇のチャンスと捉え、連携して構想実現に取り組み、宮若市のまちづくりに臨んでまいりたいと思っておるところでございます。  また、教育先進のまちづくりを掲げた再編計画は、仮称でございますけれども、宮若東中学校区再編小学校等建設工事に係る起工式を、先般、滞りなく行い、令和4年4月開校に向けた整備を、今後も進めてまいります。  さらに、ハード面の整備と併せまして、全ての児童生徒に対する端末の整備など、ICT教育の実現に向けた取組も進め、子供たちの未来への投資としてつなげてまいりたいと思っております。  令和3年2月をもちまして、本市は市制施行から丸15年を迎えます。本市は、第2次総合計画前期基本計画の3年目、折り返し地点を迎えたところでございますが、これまで気づいてまいりました成果をもとに、ネクストステージへと歩みを進め、将来像の実現に向けて取り組んでまいります。  結びになりますけれども、宮若市の今後ますますの発展と議員の皆様並びに市民の皆様方のますますの御健勝と御多幸をお祈りを申し上げますとともに、新型コロナウイルス感染症の収束と、一日も早く皆様のもとに平穏な生活が戻りますよう御祈念を申し上げまして、私の御挨拶とさせていただきます。  1年間、本当にありがとうございました。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) それでは、これをもちまして、令和2年第7回宮若市議会定例会を閉会いたします。                  午前11時33分閉会       ────────────────────────────── ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃  会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。     ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃    令和2年12月17日                           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                 宮若市議会議長  遠藤 嘉昭          ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                 会議録署名議員  染矢 正次          ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                 会議録署名議員  安河 英幸          ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ Copyright (c) MIYAWAKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....