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令和2年第1回定例会(第3日) 名簿 開催日:2020年03月12日
令和2年第1回定例会(第3日) 本文 開催日:2020年03月12日

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  1. 宮若市議会 2020-03-12
    令和2年第1回定例会(第3日) 本文 開催日:2020年03月12日


    取得元: 宮若市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-16
    2020年03月12日:令和2年第1回定例会(第3日) 本文 ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット)                  午前10時00分開議 ◯議長(遠藤 嘉昭君) おはようございます。  本日の出席議員は17名で定足数に達しております。これより令和2年第1回宮若市議会定例会を再開します。  それでは、会議を開きます。  ここで暫時休憩いたします。                  午前10時00分休憩       ………………………………………………………………………………                  午前10時42分再開 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。よって、この議事日程に従って、本日の会議を進めてまいります。       ────────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、4番、清水議員、5番、柴田議員を指名いたします。       ────────────・────・────────────   日程第2.一般質問 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第2、一般質問を行います。  今回は、お手元の一般質問通告書のとおり、10名の議員から15件の通告があっております。したがって、この一般質問通告書の順により質問をお受けいたします。  なお、今回に限って、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一人30分以内と申し合わせていますので、御協力の方、お願いいたします。  執行部におきましても、的確なる答弁をお願いいたします。
     また、地方自治法第121条の規定により、会計課長、監査事務局長建築都市課長には出席を求めていませんので、御了承をお願いいたします。  それでは、染矢議員の質問をお受けします。6番、染矢議員。 ◯議員(6番 染矢 正次君)〔登壇〕 おはようございます。6番、染矢です。  まず初めに、このたびの新型コロナウイルスで亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げるとともに、罹患された皆様と感染拡大により生活に影響を受けられている地域の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。  それでは、一般質問をさせていただきます。  質問事項は、障がい者福祉についてお尋ねします。  質問要旨は、1、手話言語条例の制定についてお尋ねします。2、市独自の障がい者サービスについてお尋ねします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の質問に対し、執行部より答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 皆さん、おはようございます。  ただ今、染矢議員から障がい者福祉について御質問いただいております。順次、御答弁申し上げます。  まず、第1点目の手話言語条例の制定についてでございますが、平成30年2月に策定をいたしました第3次宮若市障がい者計画におきまして、条例の制定について検討することを掲げております。手話を必要とする方々の環境づくりを推進するため、当事者団体との協議を重ねながら、条例制定に向けた検討を進めておるところでございます。  2点目の市独自の障がい者サービスについてでございますが、障がい者サービスの提供につきましては、第3次宮若市障がい者計画に基づきまして、各種障がいサービスを実施しているところでございます。このうち市独自の障がい者サービスといたしましては、福祉タクシー料金の助成事業、障がい者サロン事業自動車改造費助成事業及び自動車運転免許取得費助成事業を実施をいたしておるところでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 再質問をお受けします。6番、染矢議員。 ◯議員(6番 染矢 正次君) 6番、染矢です。手話の始まりは、明治時代の聾学校の設立から始まって、聴覚障がい者の間で大切に受け継がれてまいりました。  しかし、聾教育の中で、子供、健常者と同じように教育するという方針が背景にありまして、口の動きで理解する口話教育が進み、手話は発声訓練の妨げになるという誤解から、手話を使ってはいけないという時代が続きました。聾学校でも手話を禁止された子供たちは、隠れて手話を使ってまいりました。聴覚障がい者は手話を禁止されながらも、どうしても必要なコミュニケーションとして手話を守ってきたのであります。  平成23年障害者基本法で、手話は言語であると認められました。また、障害者差別解消法が平成28年4月から施行になり、現在、27の都道府県、また8つの区、221の市、44の町、1つの村、合計で301の自治体が手話言語条例を成立しております。  近隣自治体では、直方市が平成29年3月に制定し、続けて、川崎町、添田町、福智町、大任町、赤村、香春町、田川市と3自治体が手話言語条例を制定されました。本市も条例の制定に向けた検討を進めているということですが、もし条例を制定した場合、本市はどのように変わるのかお尋ねいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。手話言語条例を制定した場合にどういうふうに変わるのかということでございますけれども、先ほど御質問の中にありましたように、県内でも既に条例を制定している自治体がございます。こういった自治体の条例を見ますと、条例の内容といたしましては、手話の普及啓発、それから自治体、事業者、市民等の役割について定めた理念的な条例となっております。  手話に関しましては、普及啓発はもちろんですけれども、手話通訳者の養成講座などの事業も現在実施をいたしておりますので、条例を制定いたしましたら、そういった、今やっている取り組みも条例に基づいて系統的に行っていくという形になってくるかと思います。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 6番、染矢議員。 ◯議員(6番 染矢 正次君) 直方市はまちづくり出前講座のテーマの中で、気軽に手話を話しましょうを取り入れました。これは、挨拶や簡単な手話についての学習会を行っております。  日本で最初に手話言語条例を制定した鳥取県は、聾唖者の方がまちじゅうなどで聞こえる人とコミュニケーションをとりやすくするために、手話ができることを示す目印として手話バッジを作成し配布しているそうです。また、県内小中学校全員手話学習教材手話ハンドブック」を配布し、手話の普及啓発を行っております。  本市として、学校の授業の中で取り入れたりすることはできんのでしょうか、お尋ねします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。小中学校におきます手話の授業ということでございますけれども、確認いたしましたら既にやっている学校もあるということでございます。  条例制定いたしましたらということでございますけれども、その検討の中でほかの学校でもどういう形でできるのか。そういった方法を教育委員会のほうと協議をしていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 6番、染矢議員。 ◯議員(6番 染矢 正次君) 手話通訳士が少ないようなんですけども、もし条例が制定したら、通訳士の人数は足りるのか。その辺はどう考えているのかお尋ねいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。手話通訳は現在、4名の方が登録をされております。今、手話通訳者の養成講座として、入門編と基礎編という形で、隔年で実施をいたしております。  手話通訳者として登録するためには、この入門編、基礎編というものを受けていただいて、その後、春日市であります講習も受けていただく必要があります。受講者の方は、平成30年度で入門編が12名、それから基礎編で、宮若市の市民の方が9名受けられておりますけれども、受けた後に、春日市のほうの養成講座をさらに受けないといけないといった事情ですとか、あと、お仕事をお持ちの方につきましては日中活動できないといったことで、なかなか新たに登録をされる方がいないというのが現状でございます。ただ、手話通訳者の養成講座という形で継続して実施をいたしておりますので、そういった方々に登録に向けて働きかけを行うといった形で、できるだけ増えるような形にそういった取り組みをしていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 6番、染矢議員。 ◯議員(6番 染矢 正次君) よろしくお願いいたします。  次に、市独自の障がい者サービスについてですが、タクシー利用券についてお尋ねします。サービスを受けられている対象者の配布数についてお尋ねします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。タクシーの利用助成券の配布数でございますけれども、平成30年度で333名の方に配布をいたしております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 染矢議員。 ◯議員(6番 染矢 正次君) 例えば自家用車を持っている方とかは、その対象外になるのでしょうか、お尋ねします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。自家用車をお持ちの方も対象となります。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 6番、染矢議員。 ◯議員(6番 染矢 正次君) 母親と二人暮らしで障がいのある方なんですが、障害年金を受けて生活しております。毎月、障がいのほうの病院とあと内科のほうの病院、月2回かかっているんですが、タクシー利用券を年36枚いただいているそうで月に使えるのは3枚です。2回目病院に行くときには帰りの分が足らないということなんですけども、そのタクシー利用券は、枚数を増やす予定などはないのでしょうか、お尋ねします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。今、御指摘がありましたように通常は年36枚、透析の方が月4枚で年間で48枚という配布数となっております。現状としては、枚数増やす予定はございません。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 6番、染矢議員。 ◯議員(6番 染矢 正次君) タクシー利用券に対して、実際の利用率はどうなっておるのか。また、障がい者の方の種別の利用の分がわかればお示しください。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長◯子育て福祉課長(東  雅也君) タクシー利用券の利用率でございますけれども、直近3年で申し上げますと、平成28年度が、配布数が1万1,819枚に対して6,522枚、率としましては55.1%、それから29年度が、配布数が1万1,553枚に対して、使用枚数が6,164枚、使用率が53.3%で、平成30年度が1万1,356枚に対して5,744枚で利用率が50.5%となっております。  こちらのタクシー利用券につきましては、対象が身体障がい者の1級、2級、それから療育手帳をお持ちの方、精神障害者福祉手帳の1級・2級をお持ちの方が対象となっておりますが、実際請求につきましては、まとめて請求が来ますので、どういった方が何枚使われているかといったところまでは把握はいたしておりません。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 6番、染矢議員。 ◯議員(6番 染矢 正次君) 利用者は50%、大体半分の方が利用しているということですけども、もし障がいの種別別に本当に必要とされる方と全く利用しなくてもいい方がわかれば、本当に必要としている方に利用券が行き渡るようにしていければいいかなと思いました。  あと、文化芸術についてお尋ねします。  平成30年6月7日に障害者文化芸術活動推進法が成立いたしました。そして、その年の10月、大分県県立美術館で全国障害者芸術・文化祭が行われ、障がい者の方が作成した絵画や写真、書道などの芸術作品が展示されました。本市でも文化芸術に力を入れている方もおると思うんですが、市が独自に発表の場を設けるなど、受け皿づくりはできないのかお尋ねいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。障がい者の方の芸術文化活動を独自にということでございますけれども、現状としては、そういった展示会といったようなものは実施はいたしておりません。  ただ、市の中には同じ趣味をお持ちの方が同じサークルで活動されて発表会をされたりとか、あと県、それから国のほうでもいろんなコンクール、展示会などを実施をいたしております。市内にはそういったコンクールなどに応募されて展示をされている方などもいらっしゃいますので、そういう活動があるということも、広報などを通じてお知らせをしていくような取り組みをしていきたいというふうに思います。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 6番、染矢議員。 ◯議員(6番 染矢 正次君) 障がいの方が、展示したいけどもできないと、また、サークルに入りたいけども入れないという人もいるのではないかと思うんですが、本市は文化芸術活動の現状といたしまして、文化活動を希望している人の割合が、実際に参加している人の大体倍ぐらいあると書いていました。また、特に精神障がいの方は、文化活動を希望しているのが、参加している人の大体3倍ほどになっております。本当に参加を希望している多くの人が文化活動に参加し、自分の作品を展示できるような環境があればいいと思うのですが、課長、その辺はどう思われますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。御指摘のように、障がいをお持ちの方でそういった文化活動をされておりまして、展示をしたいという要望をこちらのほうでもいただくこともございます。先ほども申し上げましたように、市内で行われておりますサークルには、そういった制限なく入れるものと考えております。一緒に障がいをお持ちの方も、お持ちじゃない方も、同じサークルの中で活動して一緒に展示ができるというのが一番いいんじゃないかというふうに思っておりますので、そういう場を活用していただくとか、先ほども言いましたけれども、県あるいは市のほうでもいろんな展示などが行われております。そういった場を活用していただくというのが一番いいんではないかというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 6番、染矢議員。 ◯議員(6番 染矢 正次君) 長野県の飯田市というとこで、市独自で障がい者文化芸術作品展。作品募集、絵画、書道、写真、芸術、写真、手芸、工芸ということで募集をかけている市もあります。この飯田市は、障がい者の方が芸術及び文化活動への参加を通して、障がい者本人の生きがいや社会参加を推進するとともに、障がいに対する住民の方の理解と認識を深めることを目指しております。本市もさらなる福祉サービスの充実のために取り組んでいただきたいと思います。  以上で、一般質問を終わらせていただきます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) これにて、染矢議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(遠藤 嘉昭君) 次に、島本議員の質問を一括してお受けします。14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君)〔登壇〕 皆さん、おはようございます。2番目の質問者、14番の島本です。  私は今回、2つ質問事項を上げておりますけれど、時間が30分しかありませんので、的確にひとつ答弁をお願いしたいと思っておりますが。  まず初めに、世界的に感染が広がっている新型コロナウイルス、本市はどう考えて、どう動くのか、そこらあたりを教えてもらいたい。  要旨として1番目に、対策本部の要綱についてをお伺いいたします。2番目に、感染予防対策の備蓄品はあるのか、その確認をさせていただきたいと思います。  2つ目ですが、インフラ整備についてお伺いいたします。  1つ目、宮田・三坑線の進捗状況、2つ目が、勝野・長井鶴線の進捗状況、いろいろ問題がありそうなので、的確な御答弁よろしくお願いいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の質問に対し、執行部より順次答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただ今、島本議員からの御質問について御答弁申し上げます。  新型コロナウイルスについての対応でございます。その1点目、対策本部の要綱についてでございますが、先日、御報告を申し上げましたとおり、本市では新型インフルエンザ等の対策に準じまして、蔓延防止対策等を目的とした、宮若市新型インフルエンザ等対策本部要綱を制定をいたしております。  対策本部につきましては、本部長に市長、副本部長に副市長及び教育長を充て、関係課の職員を本部員として構成をしておるところでございまして、必要があるときは、職員以外の者についても対策本部会議に出席させることができるということといたしております。  この対策本部では、これまで新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた方針決定等の取り組みを進めてきたところでございます。  次、2点目の感染予防対策の備蓄品はあるのかということでございますけれども、現状では、マスク等の感染予防対策の備蓄品はない状況でございます。  続きまして、インフラ整備についての1点目でございますが、宮田・三坑線の進捗についてでございますけれども、宮田・三坑線の整備につきましては、平成27年に福岡県警との交差点協議が整いまして、社会資本整備総合交付金事業を活用して、平成29年度より事業延長250メートルの整備を進めております。本年度は、工事長45.5メートルの整備を行い、令和3年度の整備完了を予定をいたしておるところでございます。  2点目の勝野・長井鶴線の進捗についてでございますが、市道勝野・長井鶴線は、過疎代行事業にてこの福岡県が施工中でございます。事業延長は5.34キロメートルで、宮若市内の区間は4.78キロメートルでございます。  起点であります小竹町勝野の大浦交差点から矢萩団地までの2.14キロメートル、所田交差点から羅漢橋西交差点までの0.7キロメートルを既に供用開始をいたしておるところでございます。工事完成に向け、現在、用地買収を終えた矢萩団地から美里ヶ丘団地までの区間の工事が進められておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 再質問をお受けします。14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君) 市長より今、答弁いただきましたけれども、現実に対策本部の会議は何度か行われているということは耳にしておりますけれども、今、打ち出されている学校のお休みとか、学童保育で面倒見ますよというのはもう聞いたんですけれど、そのほかに何らかの対策をするというようなことは全然お考えにないのか。そこらあたりちょっと聞かせてください。活動が目に見えませんので。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 健康福祉課長◯健康福祉課長(有川 淳子君) 健康福祉課長です。これまで対策本部におきましては、国の基本方針等についての確認、そして情報の共有などを行ってまいりました。  協議の内容については、議員の皆様に既にお知らせのとおり、国や県の方針を踏まえた市主催のイベントについての対応や休校の要請を受けての学校及び学童保育についての対応、そのほか、社会教育施設等の対応などについて協議を行ってまいりました。  新型コロナウイルス感染症を取り巻く状況は日々変わっておりますので、今後も状況に応じて対策本部会議を開催し、適宜必要な対応を行ってまいりたいと思います。  以上です。
    ◯議長(遠藤 嘉昭君) 14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君) いい答弁を聞かせてはいただいとるんですけれど。今、2番目の備蓄品で、市長はないというお答えだったですね。なぜないんでしょうね。今の新聞紙上を皆さん見てください。この筑豊でもほとんどの市町村は、妊婦を初め高齢者へのマスクの提供を行っているんですよ。悲しいかな、我が町だけは、いまだにその状況は目につきません。  何が言いたいか。一番問題ですよ、ここ。各市町村やっているのに、何で宮若。宮若に住んでいる人から私、手紙が来ているんですよ。何でやってくれないんでしょうかね。かなりの高齢者の方です。  それで、感染予防でないんだったら、災害防止、そのこと聞きますけれど、福岡県には要綱があるでしょう、基本方針か。そのためにあなたのほうで備蓄しているということは考えられないですか、総務課長。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。議員お尋ねの件は、災害備蓄品の中でそういったマスク等がないのかということかと思います。議員言われますように、総務課におきましては、災害時において、避難所を設置した場合に必要な備蓄品ということで整備をいたしております。これにつきましては平成24年度から予算化をいただきまして、年次的にその備蓄量をふやしておるというところです。  平成26年に福岡県が県の地域防災計画を基本に県の備蓄基本計画というのを策定しております。各市町村回られまして、備蓄に対しての協力要請が行われているという状況でございます。  現在、本市のほうで備蓄しておりますのは、先ほども市長が答弁したとおり、マスク等を含む医療衛生用品という部分については備蓄がございません。防災担当としましては、やはり食料品あるいは水、それから毛布あるいは防災カーペット、それから、避難所で設置する仕切り、パーテーションですね、こういった部分を優先して整備しているというところでございます。  県におきましても、その計画の中で市町村の特性に応じて必要と判断される物資を備蓄してくださいというようなことになっておりますので、現状としては、優先するものがやっぱり食料、水という基本的な考えを示しまして、備蓄を進めておるというところでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君) 肝心の予防でマスク、手洗いというのが最高に効果があるというふうに我々も報道で感じておるんですけれど。今となってマスクをどうのこうのせいといっても売っていませんので、無理なことはわかっておるんですけれど。もろもろの流れの中で、防災であろうと、感染の問題であろうと、これはインフルエンザがはやったときの問題がありましたよね、そういうとこからしてくると、やっとかないけんということは皆さんおわかりだろうと思うんですけど。現状の宮若市の市民に対して、皆さん方は我ががよければいいという危機管理が薄いですよ。  何が言いたいか。最終的に言うと、定住政策いくら打っても、今から先、人間が減りますということになるんですけど、こういう形のものをぴしっとしていけば、宮若市の市民も、ああ、宮若市に住んでよかった、安心だなという気持ちになるんじゃないないでしょうかね。私はそう思います。できる限り、妊産婦さんという形ではとらなくても、宮若市にも結構な高齢者の方々がたくさんいるんです。そういう方々にぜひひとつ、安心で宮若市で生活できることを提供していただければ幸いだと思っていますけれど。  本当に今回の事件を教訓として、やらなきゃいけないことはやってくださいよ。何もないもんで、やってなかったんです、今まで。急遽、マスクがいるとなったときには何もなかった。指示ができておれば。よそもなけりゃ、しようがないで済まされるですけど、ほかの市町村は全部やっていますからね。そこんとこは皆さんぜひ肝に銘じて、今後の危機管理には取り組んでいただきたいと思います。1番目はこれで終わります。(「今、用意させているんです」と呼ぶ者あり)今、用意させても、売ってないです。どこに行ってもないでしょう、マスクは。一つは、きょうの新聞には、手づくりのやつがっていうのが配っていますよね。何か方策があったらやっていただければ幸い。一番喜ぶんですよ。住民が喜ぶんですよ。我々はやっぱり市民がおっての議会であって、執行部でしょう。根幹を忘れないようにしていただきたいと思います。  2つ目の分ですが、大きく聞こうと思いませんけど、宮田・三坑線、1期目が終わって非常にきれいにはなった。2期目かけてくる。それで終わるかと思うたら、来年までするんですよね。何でそんなに時間をかけるのか。  一つ言うならば、あれは通学路になっとるんですよ。子供が今、不便な思いしています。きれいに柵はつくってくれているから事故にはならないでしょうけれど。この3か年にまたがらないけん理由を教えてください。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。議員、今、御質問の中で、これ5か年の計画についてですが、長期にわたっての計画になっております。これにつきましては、現在施工中の箇所が、工事としましては、令和元年から令和3年度までの3か年、それとその前の基本計画等がございました。これにつきましては、この宮田・三坑線に接続します勝野・長井鶴線等の協議がございますので、このような形で5か年の事業計画のほうで取り組んでいるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君) 勝野・長井鶴線との、それだけ。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。あと、近隣の地域におきます本市下水道課のほうが計画しております下水道の工事等に影響がないような形で事業のほうを進めたいと考えておりますので、この5か年での事業で、今、整備を進めているところでございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君) ということは、今年度に下水を入れて、その後でそこの旧新道通りの交差点の工事に入るということで考えていいわけですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。今度は令和2年度になりますが、2年度のほうは、今現在の交差点の前面側を実施します。ここで当然、下水道との兼ね合いがございますので、双方の事業に支障のないよう、影響がないよう、十分協議しながら工事のほうは進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君) それですと、令和3年には、例の三坑線の旧宮田駅があったところは工事が終わるわけね、終わりますね。それから先はどうなるんですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。ちょうどその交差点の1つ上のほうに杉坂ニュータウンに入っていく3差路のような形の交差点がございます。これからまだ上のほうになりますが、この区間につきましても、引き続きこの社会資本整備総合交付金で実施しておりますけど、事業化するがために今現在調整中でございます。令和2年度におきましては、この区間にかかわります用地等の確定作業を予定しております。この用地確定の作業終了後、事業申請を行い、令和4年度より事業を実施する計画で今、県のほうとも協議のほうを進めさせていただいております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君) それ4年度まで待ちます。ただ、一言言っておくけど、あなた方、皆さん御存じでしょうけど、原町からおりてくる。学童通っているんですよ。歩道がない。多分、歩道拡幅してつくってくれるんだろうと、この計画が出たとき思っていたんですけど、用地買収等がいろいろあっておくれているということでわかっているんですけど。もう令和4年、確実にでき上がること、努力していただきたいと思います。  それから、もう一つ。下水課長、今、建設課長がおっしゃったのは、あなた方の下水を入れんとできんと言っているんですよ。今年度、入れるんですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。今年度を施工するというのはちょっと難しいかと思います。なぜかと言いますと、今現在、下水の計画区域には入っておりますけれども、認可区域、工事を行っていいというところにはまだ入っておりません。ですので、来年度に詳細的な設計を行うときに、旧道であります、今、道路事業者が扱っている道路ではなく、ちょうど白根商店の前が旧道になってくるかと思います。あそこの前に下水管を入れて、杉坂団地の下水を受けたいというふうに考えており、また、今の交差点改良というのは、長年の懸案事項で変則的な交差点でございます。ですので、その事業を妨げることなく下水道管を埋設していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君) 課長、すり合わせがあんまりできとらんことですね。そげすると、白根さんの前の工事、三坑線のほうの舗装事業、もう1年ずれるげな形になりますよ、よろしいんですかね。下水やない、土木課長に聞きよると。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。今、御指摘のところの、ちょうど白根商店さんの前のところにつきましては令和3年度の事業になりますので、令和2年度は前面の交差点のほうになりますので、影響ないと考えております。  以上でございます。(「問題ないね」と呼ぶ者あり) ◯議長(遠藤 嘉昭君) 14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君) それでは、問題ないようですから、そのようになるように、ぜひお願いをしときます。  それで、下水はまた別の議員さんが聞いてあるようですから、そちらでありますから聞きませんけど。土地対策課長、ひとつ教えてください。  この過疎対策法の予算で、今年度までしかつかないというふうに議会でもたしか答弁されたと思うんです。その後の流れをもうちょっと詳しく教えてくれませんか。ここも土地の収用がなかなか難しいので、進んでいないことは皆知っとるんですよ。だけど、このままほってしまうんですか。我々が一生懸命、県に頼んだ経緯もあるんですけど、負けてくるんですけど、そこらあたりの見通しだけ、ちょっと教えてください。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(谷口 公成君) 土地対策課長でございます。御指摘の本年度までで、令和2年度で県の過疎代行事業に対する事業予算は終わってしまいます。その後につきましては、宮若市が引き継いでいくことになると思いますけれども、社会資本整備総合交付金等の有利な補助金を使いながら進めていくことになるかと思います。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君) それ以上聞いても無理なんだよね。答えようがないやろうと思うんですけど。それで一つ、今の勝長線の工事の中から、B&Gから出てきたところの交差点改良という形で、家を2軒買収して広げているというのが現実問題ね。それと、三坑線ぶつかるんでしょう。今のショッピングセンターのとこから出たあの道と。その取り合わせの中にどういう形であそこにすりつけをするのか。いいですか、もし車がたくさん通るようになると思うんですよ、通行させるようになれば。そのときに先のおり口に信号つけば、こっちも信号つけるって今聞いていますので、三坑線のほうにも、幅が狭いんですけど。事故防止のためにどうするのかという考えは、今、打ち合わせされているかどうか。それ一言教えてください。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(谷口 公成君) 土地対策課長です。勝野・長井鶴線の代替道路と市道宮田・三坑線との交差点の安全対策ということでございますが、警察の指導も含め、道路管理者である宮若市、福岡県とで交差点との取りつけ協議を行っております。歩道設置など歩行者及び車両の安全な通行に留意して設計を行っていると聞いております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君) ちょっとよくわからないんですけど、今の三坑線の図面は、産業建設委員会の中に大きく地図張り出してあるんですよ。勝長の接続するところも図面ができ上がったら、ぜひ発注する前にみんなと協議させてください。かなり危ないとこになります。真っすぐ行く分と施設のある分のほうと入る道がありますので、そこらあたりのドッキングをどう考えていくかのところだけは、よく県と打ち合わせをやっていただきたいなと、かように考えていますので。それが一つと、あそこに信号がつきますと、複雑な5差路になるんですね。どういう交通体系をとるのかも一つ考えとっていただきたいなと思います。  もうちょっと時間がありますので、もう一つだけ。それをつくり上げたとしても、肝心のテニスコートの横の土地が解決しなければ、車が通されないという問題が残るんですけれど。この問題で強制代執行ができないのか、本当に。  私は過去、町議時代、平成3年、長井鶴バイパスといいますか、福岡・直方線のバイパスの建設のときに当時の課長に質問しました。都市計画法にのっとってないから代執行できないと、そういう説明を受けたんですけど、今回の道は土地収用法にのっとるでしょう。なぜできないのかをちょっと教えていただきたい。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(谷口 公成君) 土地対策課長です。強制代執行、強制収用のことでございますが、道路建設等で用地取得が難航する場合に強制収用というものがございます。この中で、道路建設などの公共事業で地権者からの合意が得られず土地の取得ができない場合につきましては、土地収用法に基づきまして、土地を取得する制度がございます。手続には大きく2つに分かれまして、初めに事業認定手続という、土地を収用するに値する公共性を有することを認定する手続がございます。また、それが認可されれば、次に収用裁決手続という、補償金の額を決定する手続がございます。事業認定手続と収用委員会手続に必要な申請書の作成委託として、約1,000万程度はかかるかと思います。全てが終わるになりましては、期間的には、おおむね3年から4年以上かかるということでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君) 御説明ありがとうございました。であるならば、何年かかっていますか、ここの交渉に。もう3、4年ちゃ言わないんじゃないですか。その当時、こういう計画をつくっていただいて手順を踏んでおれば、県とのタイアップで負けていただいて、ミヨシさんのお宅を抜ける道ができるんですよ。なぜ欲しいか。市長さんの念願だったんじゃないんですか。東部の開発をして、光陵グリーンパークの球場をつくって、家もたくさんできたんですよ。インターから直線であそこまでお客さんを運ぶというふうには、僕はそう思っていましたけどね。今の段階でそれができないんですよ、悲しいかな。それを今、あなたにせえと言っても無理だということはよくわかっていますけれども。もう少し、執行部、頭のいい方ばっかそろっているんですから。どうやっていこうという、市長に進言しましょうよ。なら、市長、絶対やれと言ってくれるんじゃないかと、私はそう思っているんですけどね。市長、これ捨てますか、この仕事。一言、最後に締めてください。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。土地収用法にかけるというのは最終的な手段ということになるわけでございますけれども、これはいろんな全国の事例を見ておりますと、国の事業でもなかなかそこまでは至らない。至るとしても、相当な時間、経費がかかっておるということで、法的には可能ではありますけれども、ある程度慎重を期さなきゃいけない。ただし、この事業が、当初の予定の2倍も3倍も時間がかかっておるという状況は十分承知をしておりますけれども、なかなか踏み切れていないというのが現状であります。したがって、私といたしましても、最適な手法というものはこれしかないのかどうかというのは、最終的には決断しなきゃいけない時期はあるかと思いますけれども、現実的にはなかなか踏み切れない状況であります。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君) 市長もなかなか前向きに行きたいんでしょうけれども、行けないと。そこらあたり、本当に市長、やりましょうよ。せっかくの立派な計画が、誰が見ても、あそこの千石のピアみたいになりますばい。つくりかけでほったらかしというのがね。何が一番心配か。住民が見たら、何で宮若市、できないんですかってこうなるわけ。今から定住政策、たくさんまだ打つでしょう。人口を減らさんために努力していかないけんのじゃないですか。やりかけて発表したんだったら、最後までやりましょうよ。それが一つと、各課の課の城を守るという課長さんの気持ちはわからんことはないですけど、もっと皆さん方、会議しているんだから横の連絡を取り合っていただきたい。そして、速やかなるものの進行を進めていただく。ぜひ最後に一言お願いしまして、私の一般質問を終わります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) これにて、島本議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(遠藤 嘉昭君) 次に、柴田議員の質問をお受けします。5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君)〔登壇〕 おはようございます。5番、柴田裕美子でございます。  今回、私からは、宮若市の子ども・子育て支援施策について一般質問をさせていただきたいと思います。  子育て世代が安心して子供を産み育てることができるまちづくりは、これからの重要な施策であろうかと思います。待機児童の解決や取り巻く環境、保育のニーズに対応した取り組みには、これまでも行政としていろいろな工夫と努力をされていることと承知をしております。  以前にも、子育てに関する一般質問をさせていただき、子育て支援センターの利用拡大や若宮幼稚園の預かり保育回数の拡大の提案などに、今年度からしっかり対応していただいていることにはとてもありがたく思っております。  しかし、子供の保育・教育環境の充実に対しては、まだまだ市民からの熱い要望は多く、これからの定住政策に向けた課題もたくさんあるのではないかと思います。  質問要旨としては、3点、子ども・子育て支援事業計画について、待機児童の現状について、宮若市立の幼稚園における保育拡充についてお伺いいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の質問に対し、執行部より答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただ今、柴田議員からの御質問につきまして御答弁申し上げます。  まず、1点目の子ども・子育て支援事業の計画でございますけれども、この計画につきましては、子ども・子育て支援法第61条に基づきまして、5年を1期として策定する計画でございまして、幼稚園、保育園などの教育・保育に必要な量を定めるとともに、子ども・子育て支援事業を総合的かつ効率的に提供するための施策について定めるものとなっております。  本市におきましては、平成27年度から平成31年度までを計画期間とする第1期の計画を策定をいたしております。本年2月に令和2年度から令和6年度までを計画期間とする第2期の計画を策定をいたしたところでございます。  2点目の待機児童の現状でございますが、令和元年度につきましては、2月現在で34名の方が待機となっております。また、令和2年度におきましては、令和元年12月1日から本年1月31日までの入所申し込み分につきまして、入所調整を行いました結果、16名の方が待機となっておる状況でございます。  3点目の質問については、教育長のほうから答弁をしていただきます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 教育長。 ◯教育長(中村 直史君)〔登壇〕 教育長です。私のほうから、3点目の質問であります、市立幼稚園の保育拡充について御答弁を申し上げます。  市立幼稚園につきましては、平成24年4月より若宮幼稚園において、3歳児教育及び預かり保育を開始いたしました。預かり保育につきましては、平日の幼稚園開園日に週1回実施しておりましたけれども、平成28年度より週2回に拡充、さらに令和2年度より、来年度より週5回に拡充することといたしております。  今後も市立幼稚園の保育の拡充等につきましては、幼児教育の充実に向けた施策とさまざまな観点から調査研究を行い、検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 再質問をお受けします。5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) 5番、柴田です。ただ今、市長と教育長より質問要旨に対する概況を御答弁いただきましたが、もう少し内容を掘り下げて質問させていただきたいと思います。3つの質問要旨がそれぞれに互換性がありますので、質問が少し前後することがあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。  まず、第2期宮若市子ども・子育て支援事業計画はどのようにつくられたのでしょうか。第1期計画の検証を受けて、今後どのような方針、方向性になるのかをお尋ねいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。子ども・子育て支援事業計画がつくられた経緯でございますけれども、こちらにつきましては、子ども・子育て会議というものを設置をいたしております。これは幼稚園、保育所、学童保育所の保護者代表の方、それと職員代表、それから公募の市民、関係行政機関の代表の方、それから有識者といった構成になっております。  この会議につきましては、平成30年度に設置をいたしまして、2年間の任期となっております。令和元年度が任期となっておりますけれども、まず、第1期の計画の報告と検証、それから2期の計画の計画案の作成という形で進んでおりまして、平成30年度から元年度にかけて計5回の会議を開催いたしております。その中で計画案を策定をいたしまして、昨年の10月6日から1月6日にかけてパブリックコメントを実施をして、最終的な計画を策定したという形になっております。  この第1期の計画の中で、先ほど市長答弁にもありましたように、この計画は教育・保育施設の量の見込みと確保。わかりやすく言いますと、需要と供給について定める計画となっております。  第1期の計画の中で、御承知のように待機児童が出ているということで、保育所に関しては、量の見込みに対して確保が足りていないという状況になっておりますので、それを解消するような形で、第2期の計画を定めているという状況でございます。  以上です。
    ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) 子ども・子育て会議の中では、保育行政の意見として、先ほどパブリックコメントがあったとお聞きしております。具体的にどのようなことが上がっていたのでしょうか。また、それが計画に対してどのように反映されているのか、お尋ねいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。子ども・子育て会議、それからパブリックコメントでどういった意見があったかということでございますけれども、公立幼稚園における全ての園での3歳児教育の実施、それから、預かり保育を実施している園がありますけれども、これを全ての園で実施をしていただきたいということと、あと長期休業期間中に実施をしてもらいたいといった御意見、それから、保護者に対するニーズ調査を実施してもらいたいという意見、あとは、保育の質の確保をしてもらいたいといった、そういった意見が出ております。こちらにつきましては、全てがすぐに実現できるというものではないということで、計画書の中で、今後の検討課題ということで上げさせていただいております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) 今、コメントの具体的なことをお伺いしましたけれども、その中でニーズ調査ですね、近隣市では、計画の策定に当たり、それを策定する前に大規模な市民ニーズ調査、アンケート調査の実施をされております。本市ではいかがでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。ニーズ調査につきましては、第1期のこの計画が、平成27年度から令和元年度までの計画となっておりまして、それを策定するときに平成25年度に実施をした経緯がございます。第2期の計画の策定のときには、こちらの調査は実施はいたしておりません。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) 5番、柴田です。5年に一度の計画策定です。環境の変化や保育のニーズは、それに基づく計画であるならば、状況もどんどん変わってくると思いますので、事前にニーズ調査を実施されて進めていかれることが必要ではなかったかと思います。  続けて、次に第2期の計画書の中で、認定こども園の普及の推進という項目がありました。この内容についての御説明と、今後、市内に認定こども園の開設予定があるのか、お尋ねしたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。認定こども園に関してでございますけれども、第1期、第2期の計画書の中で認定こども園の普及の推進という項目がございます。この中では認定こども園につきましては、教育と保育を一体的に行う施設で、保護者の就労の有無にかかわらずに利用できること、それから、適切な規模の子供の集団を保って子供の育ちの場を確保できるということで、それが一応メリットという形で記載をされておりまして、そういったことから認定こども園の普及の推進を図るという内容が記載をされております。  実際、国のほうでも、認定こども園の普及を推進してきたという経緯がございますけれども、国の動きの中では、私立の幼稚園の協会のほうからの反対などもあって、認定こども園には一本化できずに、現状は幼稚園、保育所、それから認定こども園が併存するという形で、現在、事業が実施をされているというところでございます。  本市の今後の開設予定ということですけれども、現状の中では、既存施設を活用した認定こども園の開設予定というものはございません。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) 認定こども園の内容を少し御説明いただきました。  少しちょっと話変わりますけれども、先ほど市長の答弁の中に御説明いただきました、来年度の待機児童が16名という御報告がありました。昨年3月の末には、100名近い方が待機児童となっておられた記憶がございますが、この数が減少に向かった要因がわかりましたら教えてください。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。待機児童についてですけれども、減少した要因ということでございますが、昨年度につきましては、入所の申し込みが735名ございました。今年度の入所申し込みが、入所申し込みは随時受け付けているんですけれども、第1次の入所調整を行った時点で676名の方の申し込みがあっておりまして、この申し込みの減少というものが、大体60程度ございます。これが待機児童が減った一番の要因だと思いますけれども。  申し込みが減った要因として考えておりますのは、昨年度の年度途中で、企業主導型の保育事業所が開設をいたしておりまして、市内で全部で3つの企業主導型の保育事業所が開設をされております。こちらの入所が、令和2年度で大体50名近くの方が入所をされるということでございますので、昨年度は認可の保育所に申し込みをされて待機になった方が企業主導型に行かれて、ことしは企業主導型に申し込まれた方が、多分認可のほうに申し込みをされていないというのが一番の要因ではないかというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) 5番、柴田です。私も去年、若宮幼稚園の運動会を視察させていただきました。本当に伸び伸びと生き生きとした子供たちの姿に、どれだけいい環境で先生方や保護者、また地域の方々が幼児教育に熱心に力を注いでおられるのだろうと、私の子供や孫がいるわけではございませんが、とてもうれしくありがたく思いました。  しかし、そのような公立幼稚園に通う児童が少ないという現実を、とてももったいなく、より多くの子供さんや御家庭にそのよさを伝えていただければと思いました。  福岡市は、テレビCMで「子育てしやすいまちづくり」と題し、8年間で何人分の保育園を整備しました。幼稚園では夕方まで預かってくれる預かり保育を実施、企業主導型保育施設の設置も進んでいますなど、さまざまな保育施設と連携しながら子育てしやすいまちづくりを進めていますと、短いフレーズでインパクトのあるコマーシャルをしていました。  宮若も同じように、同じような施策に取り組んで、全然引けをとらないすばらしい育児環境があるんだと、テレビCMなどと申しませんが、もっとわかりやすくPRをされてはいかがと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。子育て環境のPRということでございますけれども、なかなかテレビCMといったものはちょっと難しいかと思うんですけど、宮若市におきましても、教育も含めた保育、それから、あとは児童手当といったそういった支援策も含めて、子育てに関する環境をまとめた「すくすく」という冊子を作成いたしております。こちら、以前一般質問の中でも御指摘いただきましたけれども、もっとわかりやすいようにホームページでも周知をということでお話もいただいております。こういった冊子、それからホームページ、広報を通じていろんな施策を行っていることを、今後も引き続きPRをしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) そのようなPR活動、本当に私もこの宮若で子育てできる環境というのは一押しだと思っております。しかし、その中でも一番取り入れていただきたいのが、公立幼稚園の長期休暇時の預かり保育です。  文部科学省の平成28年度幼児教育実態調査によれば、全国の公立幼稚園の預かり保育を実施している割合は66%。私もインターネットでたくさんの幼稚園のホームページを検索してみましたが、その中でも多くの園が長期休暇預かりを実施しています。この長期休暇の預かり保育が進むことによって大きな効果が見えてくるのではないかと思っております。  定員割れをしている公立幼稚園の普及や仕事を持ったママや復職に悩んでいるママも、仕事をしながら預けることが可能になり、それらの不安解消と就労が進むのではないかと考えます。  先日、若宮幼稚園に通う保護者の方から、幼稚園利用に関するアンケート調査が行われたとお聞きしました。この結果と、今後、長期休暇の預かりができる可能性、またできないと考えられる理由がありましたら教えていただきたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 教育総務課長。 ◯教育総務課長(尾藤 康弘君) 教育総務課長です。アンケートにつきましてですけども、アンケートにつきましては今後の幼稚園の運営の参考として、その内部資料の一つとしてとらせていただきました。その中で長期休暇のあり方についても聞いております。その答えは、日数など関係なく、ただこの制度があればありがたいとか、そういったことも制度としてあったらいいかなということで、大体7割程度の方が、確かに長期休暇の制度があればいいというような答えはいただいております。  こういった現状を踏まえて、長期休暇の預かりなんですが、この件につきましては、去年の6月議会の中で柴田議員のほうからも1回質問がございました。その中で私のほうから、この長期休暇については、給食の関係あるいは預かりの保育料の関係、そういったもろもろの調整が必要なので、まだまだ厳しいのかなというようなお答えはしていると思います。  さらに、この幼稚園については、幼稚園本来の目的である教育活動が夏場にはできにくいという事情もございます。というのが、公立幼稚園の先生の研修は夏場に集中して行われます。幼稚園と小学校との連携が求められておりますので、どうしても小学校の研修にも参加をされている状況がございます。さらには市の教育フォーラムあるいは人権研修も夏場には集中いたします。幼稚園連盟、これ幼稚園連盟加盟しているわけなんですけども、こういった研修も夏場に行われますので、この辺は私立の幼稚園あるいは保育所とは違う面かなと思いますけれども。  こういった状況の中に預かり保育、これが夏場に実施されるとなりますと、今度は預かる人がいないという関係もございます。そのための人員をこの時期のために確保もしなければならないと。こういったところもございますし、園長の出張も夏休み、結構ございます。そういったところからいきますと、まだまだ夏休み、夏季休暇の預かり保育の実施というのは厳しいのではないかなというふうには考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) 長期休暇で預かりができないもろもろの理由、私が今受けたのは、職員内部の理由が何か大きな要因のように考えました。それぞれ御都合はあると思いますけれども、市民のニーズに応えた方向で前向きにこれは御検討いただければと思います。  それから、これを提案して利用者を増やすための根拠にはもう一つの理由があります。昨年10月からの幼児教育・保育の無償化によって、子育て世帯には、無償化になった分より子育ての充実のために有効利用されていると思いますが、その負担費用分は国が2分の1、県が4分の1、宮若市が4分の1の額を負担しています。  現在、公立幼稚園の利用率は約半分。市外の幼稚園などに通園されている児童数は約70名ほどとお聞きしております。これは、子育てについて保護者や子供の自由な選択を決して否定するものではありませんけれども、宮若市の行政として、保育の質、サービスを充実させて、もっと市内の幼稚園を利用していただくようにすれば、市外の幼稚園等に負担している分が、本市の公立幼稚園の教材費や特色ある保育内容の向上の経費に充てることができるのではないかと思います。また、市の行財政改革や保育の質の向上のためにもなると考えております。このスパイラルを進めていかれたらいいのではないかと思いました。  そして、もう一つ大きな課題があります。市内の3つの公立幼稚園でも、3歳児保育や預かり保育に対して、地域によって均等な教育の機会が受けられない現実があります。この解消に向けても保護者の強い要望がありますし、子供たちのためにも、一年でも早く検討いただきたいと思いますが、これらについての見解を教育長にお尋ねしたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 教育長。 ◯教育長(中村 直史君) 教育長です。大きく2つのお尋ねがあったかと思います。一つは、市外の幼稚園児をもう少し公立幼稚園に取り込んではどうかという御提案でございます。確かにおっしゃいますように、授業料に限りましては、国が2分の1、県が4分の1、宮若市が4分の1、こういう負担はしております。  これは市外の私立幼稚園の一つのケースでございますが、そのお子さんを本市に取り込んだとした場合、そこに4分の1払っている分がそのままこっちに来るかというと決してそうではなくて、私どもの市でありますと、これだけ全体1年間かかる分があるならば、今、市外の幼稚園は、この4分の1を負担しておると。ところが、私どもの市が、公立幼稚園につきましては、国も県も、それはそれぞれの自治体がやってくださいねというスタンスでありますので、これは全て市が持つということになります。ですから、そこに今おっしゃっているように、これだけが浮くよていう論理はちょっと成り立ちにくいというふうに御理解いただきたいというふうに思います。  ただ、私どもはお金が安いほうを選んで教育施策を行っているわけではございません。先ほどお話がありましたように、若宮幼稚園をごらんになったということでありますが、公立幼稚園が教育要領にのっとって、しっかりとした教育活動を行っているという背景には、つまり夏休みに教員がしっかり研修をし、それからいろんな準備をし、そういういろんな長い間の教員の積み上げの中でこの教育活動が成り立っておりますし、若宮の地区の皆様方が、またこの幼稚園を選んでくださっているということが、決して私は少ないとは思っておりません。ですから、宮若市の公立幼稚園、それから市外でありますが、私立幼稚園あるいは保育所を選ばれるということについては、そういう選択肢があるということは、今、いろんな親御さんのニーズが多様になっている上では、決して悪いことではないというふうには思っております。  私ども教育委員会としては、ここまで長い間受け継いできた幼稚園の教育力、これが衰退することのないように力を入れていきたいというふうには考えております。  もう一点の預かり保育の機会均等の件でございます。教育委員会といたしましては、待機児童の対策にも配慮いたしまして、まず市内3園、3つの園の園区をなくしまして、3歳児保育を市内のどなたでも選択できるという、一応そういう策をとっております。それとともに若宮幼稚園の預かり保育を来年度から週2を週5にすると計画を立てておりまして、とにかく可能なところから、先生おっしゃっている保育条件の拡充の検討を行っているところでございます。  南幼稚園と北幼稚園の3歳児保育、そして預かり保育を検討してはということでございますが、来年度は両方の幼稚園とも複式の学級編成となります。そのことも含めまして、今後の園をどう考えるか、どういうふうに運営していくかということがありますので、御提案の件ともあわせまして検討してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) 5番、柴田です。教育長の御答弁では、長期休暇の預かりは保育の質を落としたくないというふうに私は受け取ったんですけれども、市外の幼稚園に通われることが決して悪いことではないと思うんですけれども、これだけニーズがあるのでしたら、そういう公立じゃなくて私立を選ばれる理由の中に、この長期休暇の預かりという理由が大きいと思いますので、少しでもそれに近づけるような方向に検討していただきたいということでございます。  議長、少し時間過ぎそうですが、もう少しよろしいでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 過ぎてない。ちゃんと見よる。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) もっと具体的に数字で御説明したほうがわかりやすかったと思いますが、今回また時間制限もありましたので、終わりに、市長に考えをお尋ねしたいと思います。  幼児教育・保育については、現在、市内にお住まいの子育て世帯に対して、待機児童の解消はもとより、より充実した保育環境であるかということが大きな関心事項であると同時に、これからの充実が定住化に大きく影響する要因になっているのではないかと思います。これからの子育て支援施策について、市民の皆さんに向けたアピールをぜひお願いしたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。私も子供たちは市民の宝でありますし、日本の宝であると常々申し上げております。そういうことで私の気持ちとしては、他の町に先行して子育て支援策を拡充してきたというような自負もあるわけでございます。市のいろんなPRあるわけでございますけれども、いろんな施策について、これは子育て支援ということに限定するんじゃなくて、あらゆる方面について、あらゆる施策について、これは発信をしていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) いろいろな市の定住施策の中でも、この子育てに関するPRというのは本当に重要であると思いますし、大事なことに影響してくるんではないかと思います。  先ほど、市長、教育長からも子育てに対する方針をいろいろとお伺いいたしましたが、ぜひ市民や時代のニーズに沿ったお力添えをお願いしますとともに、誇れるまちづくりに向けた行政運営を進めていただきたいと思います。  これで私の一般質問を終わります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) これにて、柴田議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(遠藤 嘉昭君) ここで昼食のため一旦休憩し、午後1時10分から再開いたします。                  午後0時04分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後1時10分再開 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  それでは、和田議員の質問をお受けします。10番、和田議員。 ◯議員(10番 和田 善久君)〔登壇〕 10番、和田です。  1回目の質問をさせていただきます。  質問事項としましては、公立学校の教員に1年単位の変形労働時間制について問う。  昨年、12月4日に公立学校の教員に、1年単位の変形労働時間を導入可能とする法案、改正教育職員給与特別措置法が成立をしました。1年単位の変形労働時間制は、労働基準法32条の4で定められた働き方ではありますが、問題のある制度であります。本市の導入にあたって、このプロセスについて質問をいたします。  質問要旨としましては、文科省からの指針、通知についてお尋ねをいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の質問に対し、執行部より答弁を求めます。教育長。 ◯教育長(中村 直史君)〔登壇〕 教育長です。  和田議員からの、公立学校教員の1年単位の変形労働制について問うという御質問に対して、御答弁を申し上げます。  令和元年12月に、公立学校教員の労働時間を年単位で調整できる変形労働時間制の導入を盛り込んだ「教育職員の給与等に関する特別措置法の一部を改正する法律」が成立いたしました。  この法改正は、学校における働き方改革を推進するための、総合的な取り組みの一環として、超過勤務した時間数を夏休み等の長期休業期間中にまとめ取りするため、変形労働時間制を各自治体の判断により、条例で選択的に活用できるようにするものでございます。  また、文部科学省が平成31年1月に策定いたしました「公立学校の教師の勤務時間の上限に関するガイドライン」を法的根拠のある指針として位置づけ、在校時間の縮減を目指すこととしております。  本市における変形労働時間制の導入につきましては、県の動きを踏まえ検討してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わらせていただきます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 再質問をお受けします。10番、和田議員。 ◯議員(10番 和田 善久君) 10番、和田です。  まず、最初に宮若市における公立小中学校の先生たちは、県費負担の職員ではありますが、私の聞きたいところは、この先生たちの身分はどうなっているのか、お尋ねします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 学校教育課長。 ◯学校教育課長(下田 和子君) 学校教育課長です。  お尋ねの公立小中学校の先生の身分ですが、都道府県が給与を負担しているということから、県費負担教職員ではありますが、身分は市町村の職員となります。よって、宮若市の場合は、先生方は宮若市の職員ということになります。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 10番、和田議員。 ◯議員(10番 和田 善久君) 身分が宮若市の市の職員ということであります。そういう観点から質問をさせていただきます。
     文科省が1月から3月までの間に、制度についての省令あるいは指針、それから通知を出していると思います。それぞれを指針あるいは省令を徹底させるために通知を出したと思います。本市に宮若市においては、この通知を受けてのプロセスはどうなっているのか、お尋ねをいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 学校教育課長。 ◯学校教育課長(下田 和子君) 学校教育課長です。  省令と指針についての通知は受けております。今後、この制度についての変形労働時間制について、県のほうから説明があるというふうに確認しておりますが、まだその説明が来ておりません。したがいまして、現状では指針で示されております教職員の勤務時間のガイドライン、つまり残業月45時間以下ということを目指しまして、平成29年度に策定しました宮若市の働き方取組指針に基づいて、各学校のほうは取り組みを進めております。  とりわけ、客観的に在校時間を把握することがとても大切でございますので、校務支援システムをパソコンの中に導入しております。本人の意識だけではなく、管理職のほうも職員の在校時間を把握しながら、長時間労働を減らす取り組みについて進めておるところでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 10番、和田議員。 ◯議員(10番 和田 善久君) 客観的に労働時間の把握、たしかこれは48時間以内だったと。これが条件ということであります。客観的な労働時間の把握というのは、今、課長が言われましたようにパソコンの管理ということだろうと思いますが、タイムカードじゃなくてパソコンの管理、ということはこれはおのおのの職員が持っているじゃなくて、管理職が管理をしているだろうというふうに思います。  それから、今後のスケジュールについて、先ほど課長は県からの説明があるということでありました。本市、宮若市におきましても、今後のスケジュール説明を受けてどういうふうに取り組むのかというのをお尋ねします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 学校教育課長。 ◯学校教育課長(下田 和子君) 学校教育課長です。  通知に基づきますと、国は令和3年度からこの制度の運用を始めたいというふうに考えているようです。そのために、令和2年度中に都道府県教育委員会が各市町村の意向を踏まえて、条例に向けた審議が行われるというふうに考えています。  今後、この県の説明を受けましたら、やはり学校、特に校長先生、そして職員一人一人の声を聞いて、その思いをくみ取って検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 10番、和田議員。 ◯議員(10番 和田 善久君) この導入にあたっては、各管理職が先生たちに説明をして導入をするかというのは決めるだろうというふうに思います。  これは、今の働き方、先生たちの働き方改革の中の一環として、こういう指針が出たんだろうというふうに思いますが、これは過半数の労働者の合意、要するに労使協定なしには導入は不可と。それから、労働者の予定が立てられるよう、あらかじめ一人一人の意見と各労働時間を書面で決めるというふうになって、定められております。  厚労省の通知では、恒常的な残業がないことが導入の目的というふうにされております。国のガイドライン、先ほど私も言いましたけども、残業時間45時間、年365時間以下が減少されていなければ導入はできないというのが示されております。教職員ですね、画一的にこれを求めるものではないというふうになっております。要するに、全ての先生がこの対象ではないということであります。  そこでお尋ねしたいのは、要するにガイドラインが設けられておるわけでありますけど、宮若市の学校においてこのガイドラインの以内なのかというふうに思うわけでありますが、その点について。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 学校教育課長。 ◯学校教育課長(下田 和子君) 学校教育課長です。  宮若市の学校の教職員の勤務状況がガイドライン以内であるかということでございます。本年度の2学期、9月から12月の4か月間の間の本市の教職員の勤務時間調査を行いました。そのときの調査結果で、一月当たり平均の超過勤務時間数が約36時間でした。この中には教諭の方もいらっしゃいますし、管理職も含められたものでございます。  しかしながら、ポジション、校長先生なのか、教頭先生なのか、ポジションで見ていきますと、やはり管理職の一月の平均の超過勤務時間数のほうが教諭、担任に比べると多くありました。月45時間というガイドラインを超えている管理職もいるというのが現状でございました。  このように、勤務時間というのはポジションであったり、又は学校の実情です。突発的な生徒指導の対応であったりとか、時間外の対応、もろもろありますので、市内全ての教職員がこのガイドラインの内であるかということではありません。引き続き勤務状況の把握をしながら、必要に応じて業務の見直し改善が必要であると考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 和田議員。 ◯議員(10番 和田 善久君) 今、私が前回一般質問したときに、宮若市における残業の時間は80時間というふうに聞いております。その後、改善がされて今、36時間、一方ではしかしこの国のガイドラインを超しているところもあるということですね。であるならば、このガイドラインを超えているわけでありますから、それを改善しなければ導入はできないということですね。  この制度は、文科省、文部科学委員会の中で相当議論があっております。その中で、いろんな議論の中で問題点が浮き彫りになって、文部大臣の委員会での答弁があります。その中身を見ますと、大きな問題を含んでおります。通知が来まして、県が条例をつくって、各市町村がそれを導入するかしないかというのは決めると思います。したがいまして、通知の中身については、通知の中については文科省の委員会の中で議論された問題点というのは示されていないと思います。  管理職が先生たちに意見を聞くにあたって、この問題点になった部分もついては、もうここで言いませんけども、後で資料をあげますので、それを見ながら十分な検討していただきたいというふうに思って、私の質問を終わります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) これにて、和田議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(遠藤 嘉昭君) 次に、藤嶋議員の質問をお受けします。3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君)〔登壇〕 3番、藤嶋です。  今、新型コロナウイルス、非常に皆さん方も感じておられるように一刻も早い終息、これ私は願っております。市民の一人として、できるだけ協力をしてまいりたいと思っております。  本日の一般質問、毎年今の時期、特に納税が話題となります。たび重なる消費増税で、暮らしが大変厳しくなっているという声を多く聞きます。本市の税務行政のあり方について伺います。3点伺います。  1点目、確定申告、障害者控除対象者認定証の発行について。  2点目、医療を受ける保護について。  3点目、税の未納問題と生活再建に向けての支援について伺います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の質問に対し、執行部より答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただ今、藤嶋議員からの御質問につきまして、御答弁申し上げます。  まず、1点目の確定申告、障害者控除証明の発行についてですが、税の申告にあたりまして障害者手帳の交付を受けていない65歳以上の方で、障がいの程度が障がい者に準ずる方の控除については、本人の申請により介護保険広域連合の介護認定情報等を確認して、障害者控除対象者認定証を交付をいたしておるところでございます。  2点目の、医療を受ける権利の保護についてでございますが、医療を受ける権利につきましては、国民全員が各種社会保険制度によって保障されておるところでございます。  3点目の、税の未納問題と生活再建に向けての支援でございますが、税の未納問題につきましては、生活改善等による滞納解消を目的にファイナンシャルプランナー相談事業を実施しております。また、生活再建については、生活困窮者自立支援法に基づく家計改善支援事業により、生活再建に向けた家計管理の支援を行っておるところでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 再質問をお受けします。3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 3番、藤島です。  税務署から送られてくる確定申告書手引きの中に、障がい者の項、65歳以上の方で障がいの程度が障がい者に準ずる者として、市町村長などの認定を受けている方という表記がされています。どのような方が対象になるのか、確認をいたします。住民税、介護保険料にも連動することであるから、確認をいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 健康福祉課長◯健康福祉課長(有川 淳子君) 健康福祉課長です。  議員お尋ねの65歳以上の方で障がい者に準ずる者ということで、市長の認定を受けている方の対象者という御質問でございますが、多くの場合は申告の際に身体障害者手帳などを提示することによって、障がい者控除を受けることができますけれども、手帳をお持ちでない方でも障害者控除対象者認定証という書類があるんですが、これを添付した場合は障がい者控除又は特別障がい者控除の適用を受けることが可能になっております。  この対象者ということにつきましては、まずは手帳等をお持ちでない65歳以上の方で、障がい者控除については身体障がい者の3級から6級に準ずる方と、知的障がい者の軽度、中度に準ずる方ということになります。また、特別障がい者控除では、身体障がい者の1、2級に準ずる方、知的障がい者の重度に準ずる方、寝たきり高齢者などになります。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 今、説明されましたけども、住民は早くそういう障がい者の認定証の発行により控除ができるということを、早く知らせてもらいたかったということをよく聞きます。  こういったことから、窓口で申請の段階からそういったことを知らせていただいて、控除の対象になる方にはそういうことを知らせていただきたいというふうに考えます。これに関しては答弁は要りませんけども、会場の日時、そういった税金申告においては知らせがされるわけですから、そういったのの中に資料も同封するということもとっていただきたいというふうに思います。  2点目の医療を受ける権利の保護について、私、調査をいたしました。国民健康保険の資格証明書についてであります。保険料を納付することができない特別の事情がないにもかかわらず、長期にわたり保険料を滞納している方へ、納付相談の機会を確保するために交付しているものであり、機械的な運用を行うことなく、特別の事情の有無の把握を適切に行った上でするというふうに書いてありました。資格証明書を発行する意味、発行の目的を改めて伺います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市民課長。 ◯市民課長(武谷 伸治君) 市民課長です。  資格証明書の交付の目的はということでございますが、資格証明書を発行することにより、医療機関を受診される際には一旦10割をお支払いいただくことになりますが、この資格証明書を交付することによって、ほとんど何も連絡のない滞納者の方にできるだけ来庁していただきまして、窓口で納税相談を受けていただくと、そういった機会を増やすことが目的であると考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 機会を増やすということで目的として発行されている。具体的な事例を挙げていえば、病気で仕事ができなくなった方、以前から滞納がありましたが、分割で納付しておられます。保険証がもらえない。そういうことで相談がありました。  窓口に2回行きましたけども、職員の説明が一遍通り、わからなかったということでありました。高血圧や糖尿病など持病があるので、早く病院に行きたいということで言われました。こういう事例から見れば、資格証の発行において、十分な対話がされていなかったのではないか、機械的な運用がされている結果ではないかと考えます。不十分な対応をされていたのかどうか、聞きます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 税務収納課長。 ◯税務収納課長(菊池 賢豪君) 税務収納課長です。  資格証の発行の前に、まず税を滞納になった時点で督促状が発送されます。それから、催告状が通常4回、そして差し押さえ予告、そして最終差し押さえ予告という手順を踏んでおります。  その中に常にあるものは、納税相談そして特別の事情がある場合には教えていただきたいということが、常にこちらからの発信としてございます。先ほどの議員指摘のお言葉によれば、機械的に「もうわかった。納付する」と、特別な事情をおっしゃらずに無理をして納付をされる方もいらっしゃると思います。  それが、無理をし過ぎたために納付が続かないと。結果、役所のほうにも事情がわからないということで、資格証が発送されるというケースも一部にはあるかもしれません。ただ、役所としましては手続は手続として行い、十分に行った上で次の段階に移るということは、これは確実な手順を踏んでやっておりますので、そこはもしその中で誤解等があれば、改めていきたいと思います。  常にやり方等については検討改善をしておりますので、今後も滞納解消について進めてまいりたいと思っております。資格証の発行についても、特にケースとして問題があれば、今後の検討にしていきたいと思います。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 資格証の目的を聞かせていただきました。こういう改めてする部分もあると。保険のことになりますけど、この資格証の方は新型コロナウイルスに感染にかかわる厚労省の通達ということで尋ねますが、証明書の方が受診前に窓口に来ると感染の危険性があるから、そういう観点から保険料を納付できない事情ということで、資格証明書を保険証として取り扱うと示されています。  しかし、10割の負担があるというふうに誤解したまま症状があっても病院に行かれないということが想定できます。感染防止の拡大で行政ができることとして、短期保険証の自宅に郵送するなどの手だてを打つべきだと判断します。これは、回答は時間の関係上、後で回答をいただきたいんですけども、ぜひ早急に手を打っていただきたいということで、次に進ませていただきます。  資格証が発行がゼロになったということを、横浜市の資料を事前に渡しておりますが、この資料によりますと国の規定どおり滞納すれば、滞納者の接触訪問事務量が膨大になるということで証明を、資格証、短期証の発行をしなくなったという資料をお渡ししております。保険料の収納率は大して上がらなかった。こういう経過があって全員に通常の保険証を交付された。こういうことから、税の滞納処分のあり方、医療を受ける権利を制限することは別の次元のことであると、私は考えております。  税の未納問題、生活再建に向けての支援について伺います。  生活再建に向けて憲法25条、全ての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。市は、この生きる権利についてどのように考えておられるのか、伺います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 人権課長。 ◯保護人権課長(寺本 卓史君) 保護人権課長です。  ただ今、議員がおっしゃられました憲法第25条、この条文におきましては全ての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有すると規定をされております。この理念につきましては、生活保護制度につながってまいります。この生活保護制度につきましては、生活困窮者にとって最後のセーフティーネットとして、人間の生命を守る重要な制度であると考えております。人間の生きる権利にとって、もっとも重要なものというふうに捉えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) その生活保護の制度がセーフティーネットになっていない。多くの方がこの障がい、生活保護を受けることができない。病院に通院したいが車を持っている、これが障がいで保護が受けられない。こういったことがあります。  全国青年司法書士の協議会が先月実施した電話相談で、生活保護を利用できる方という相談で、最も多く上がったのが年金が少ないという理由から生活保護を受けたいと。しかし、この障がいがたくさんあるがゆえにできないということで、貧困層が高齢者に広がっているという実態がありました。  こういったさまざまな事情を抱えて、ファイナンシャルプランナーに相談された方で、年金を担保に融資を受けて、市税の滞納整理をしたほうが毎月の返済額は少なくなる。役所から年金を担保といわれてショックだったという方から、相談を受けました。年金は老後の生活に欠かせないものです。生活再建への救済の道として、そういうアドバイスが適切なのかどうかを見解をお聞きしたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 税務収納課長。 ◯税務収納課長(菊池 賢豪君) 税務収納課長です。  納税相談の中で、特別な事情を窓口のほうでお伺いした場合に、ファイナンシャルプランナーの専門的な意見を聞いていただくために、相談を受けていただくということがございます。  その中で一定の収入がある方で、ただ税の規定では、例えば5万円、毎月5万円必要ですよと。あなたの収入だけを考えたら、特別な事情を考えなければ5万円必要ですよという場合に、御本人は御自分の事情で3万円という数字を上げられると。その中で、客観的にどういう事情があってそれだけ経費といいますか、毎月入り用があって5万円が3万円に下がるのかをファイナンシャルプランナーの方が事情を判断しながら、これはしようがありませんねというようなお話を受けられるとか、いやこれはここは少しは無理をしていただかないかんですよというような生活改善のアドバイスをしていただく、その中で例えば過払い金についてお話があれば、その整理に取り組むとか、高額な利子の借り入れがあれば低金利のほうに変更するとか、またその一環の中で年金が担保であれば、毎月の返済が5万円から2万円に変わるんだよというようなアイデアは当然出てくる話だろうと私どもは思っております。  年金を担保に借金を増やせというようなことが、その場でもし言われたとすれば、そういう表現で押されてショックを受けられたのであれば、これはもう明らかに説明の仕方が悪いということになりますので、改めていく必要があると思います。私どもは当然、規定どおりに5万円は5万円ということで客観的にこういう事情があって、5万円が無理だということが示されない限りは、それ以下の金額というのは提示もできませんし、相談を受けることもできませんので、特別な事情をお伺いしながら、ファイナンシャルプランナーが相談を受けて提示した案だと思っておりますので、そこは滞納者の方も相談をされるからにはある程度信頼をしていただきながら、相談をしていただくということが必要かなと。私どもも、これはもう客観的な判断だということで、ファイナンシャルプランナーの方の専門的な判断であれば、ある程度受け入れていくというような判断をいたしているところでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 客観的な判断、税務相談、それは十分な説明をされてしていただきたいと。平成30年度の決算審査資料で滞納実績、これが先ほど言われた差し押さえ予告の発送が平成30年度に1,600件、前年度の8倍になっています。  この理由と、相談件数ですね、これ3,000件、1年間にあったということと、実際に窓口の納付の相談が1,000件あったということを説明を受けました。この1,000件、3,000件ということは、8倍に増えた結果なのか、理由を伺いたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 税務収納課長。 ◯税務収納課長(菊池 賢豪君) 滞納整理について、毎年その方針については県の特別捜査官、筑豊地区の特別捜査官と協議をしながら方針を決めております。  例えば、31年度であれば給与の差し押さえに重点を置きます。その前、いつがというのはちょっと今、資料がございませんが、動産に力を入れる年、不動産に力を入れる年、給与、貯蓄というような形で、これちょっと表現が適切ではないかもしれませんが、滞納者の方が滞納者同士で、例えば貯蓄をおろして動産に変えておけば押さえられないとか、そういう情報交換をされて画一的な、まさに機械的なパターン処理をしておりましたら、いわゆる財産隠し的な処理をされる場合が見受けられますので、私どもはそういうことがないように、常に変化をかけて財産調査を行っております。  その結果、30年度、31年度については給与対象者を洗い出して差し押さえをするということで進めておりますので、結果、差し押さえ予告書が増えたということになっております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 今は、税金を払えなくても生活再建を果たせば、また納税者になるということで生活、その滞納が生活再建の、生活状況シグナルとして市民生活を改善をしながら、徴税率を向上させるという自治体があります。
     当局にも資料をお渡ししておりますけども、社会保障の推進協議会、この資料では滋賀県の野洲市がそういったさまざまな取り組みでありながら、徴税率が99.38%、この積極的な取り組み、これは当局でもされているというふうに聞いております。税の未納問題、生活再建に向けて一体とした支援、取り組みについてはどのように考えておられるのか、当局の見解を求めます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 税務収納課長。 ◯税務収納課長(菊池 賢豪君) 今の税の滞納解消についての取り組みといいますのは、税務収納課が主でございます。議員のほうから御提供のありました資料についても、調査・検討させていただきまして、改善すべきところがあれば改善を進めていくことになろうと思います。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 生きる権利、行政が徴収する権利ですね、どちらを優先するといった対立する議論ではなくて、お互いが相乗してよりよい結果となるような取り組みが始まっています。  市長にお伺いいたします。税の公平さを保つためとして、滞納者へのペナルティーで事実上の保険証取り上げ、医療を受ける権利を奪い、最悪の場合、命にかかわる寒い北風を吹かせるのか、医療を受ける権利が保護され、生活困窮がわかれば支援につなげていく、いつかは納税者にする、こういった太陽、北風、太陽、どちらを選択されるか、お伺いいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。  国民のほとんどの方が税を納めるというのは義務だと感じて、その気持ちは十分にあるであろうというふうに思っております。ただ、さまざまな事情でなぜ税が納められないのかと。ぜひ、これは相談窓口に来ていただいて、その実態をしっかり説明をしていただいて、いろんな手だてを考えていくのがベストだろうというふうに思っておるところでございます。  当然、生活困窮者に寄り添うというのは我々の当然の責務でありますので、そこら辺はしっかりその実情を訴えてこられて、その対応の仕方というのを行政のほうの相談に乗っていただければというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) お金の使い方として、一つは買い物をするなどの契約によって使うということと、もう一つは事故などで罰金を払うという、この2つの使い方、もう一つは行政に税を納税をして委ねる、こういう使い方があるということを、私は今回の質問をつくる際に勉強をいたしました。  社会保障や福祉、これを充実させてくださいよという市民が行政に委ねているわけであります。市民から信頼をされ、そして相談をしやすい、こういう体制の整備を求めて質問を終わります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) これにて、藤嶋議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(遠藤 嘉昭君) 次に、中島議員の質問を一括してお受けします。15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君)〔登壇〕 15番、中島です。  私は、今回3つの質問をさせていただきます。  1点目が、新型コロナウイルス発症に伴う諸問題と対策を問うと。  2点目が、宮若市工業団地の進捗状況を問う。  3点目が、新国富指標をもとにしたアンケート調査等をどのように活用されているのかを訪ねると。  以上、3点について質問をいたしますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の質問に対し、執行部より順次答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただ今、中島議員からの御質問について御答弁を申し上げます。  新型コロナウイルスの1点目の感染症と、感染状況と傾向でございますが、新型コロナウイルス感染症の国内発生状況については、厚生労働省では3月10日12時時点におきまして、チャーター便、クルーズ船を除いた国内事例における患者発生数は446名と報告をされております。  また、感染経路が明らかでない事例や小規模なん患者の集団、クラスターも把握をされておりまして、引き続き感染拡大を抑制するための取り組みが重要とされておるところでございます。また、本市におきましては現在患者が発生したという報告は受けておりません。  次に、2点目の対策本部の活動でございますけれども、これは先月25日に立ち上げました対策本部については、これまで4回の会議を開催をいたしまして、新型インフルエンザ対策の経験等を踏まえて、業務対応マニュアルや行政組織等の対応に対するガイドライン、業務継続計画を策定をいたしたところでございます。  また、休校の要請を受けました小中学校及び学童保育の対応についての検討・協議や、国県の基本方針等についての周知を図ってまいりました。  次、3点目の民間が主催するイベントなどへの要請についてでございますけれども、市主催のイベントについては国や県の方針にあわせて原則中止又は延期の対応といたしておりますが、市以外が主催するイベント等については、国の要請等を踏まえて関係機関、関係団体の自主的な取り組みを進めていただくよう、呼びかけを行っておるところでございます。  4点目の宮若市や民間企業などの経済面での影響でございますけれども、まず本市の主要企業でありますトヨタ自動車九州の生産ベースに関する新聞報道では、3月16日から3月末までの間は当初計画から6%程度の生産調整が実施されるとのことでありまして、関連企業を含めまして今後の生産見通しは予断を許さない状況であると考えております。  また、中国からの輸入原料を扱っている食料品製造業や、訪日外国人を含めた旅行者の減少の影響が著しい旅館やホテル、観光バス等の観光関連業種などの事業者においては、売り上げの減少等の影響が生じている状況であります。市内の店舗におきましても、マスクやトイレットペーパー等の衛生関連商品が品薄になると、生活面への影響も発生をいたしております。  本市といたしましては、今般、国や県が打ち出しております新型コロナウイルス感染症の発生により、企業運営において著しく影響を受ける事業者を対象とした資金繰りや設備投資、販路開拓、経営環境の整備等にかかる各種支援制度につきまして、国や県等の施策に対応して市内の対応事業者が円滑にセーフティーネット補償制度等の活用ができるよう取り組んでまいりたいと考えております。  次に、工業団地についてのお尋ねでございます。  昨年の6月議会定例会で市長報告をいたしておりましたとおり、公的な工業団地を有してない状況を踏まえ、市内の工業団地適地調査を実施した結果、5か所の候補地を抽出しており、さらに、総合的に比較検討を行った結果、トヨタ自動車九州株式会社の敷地北側に隣接する倉久の尾ノ上地区を最もすぐれた候補地として位置づけをしております。  現在の状況といたしましては、市単独での工業団地の開発造成は事務手続も多岐にわたり、事業費も多額となることなどから、福岡県へ同候補地の事業化に向けて要望協議を進めておるところでございます。  今後、事業化に関して、一定の方向性がお示しできる段階に至りましたら、改めて御報告を申し上げたいと考えておるところでございます。  続きまして、新国富指標についてのお尋ねでございます。  まず、1点目の今まで新国富指標に沿った事業、どのようなものがあるか、又、その評価でございますけれども、新国富指標は経済成長の指標として参照される国内総生産だけでは把握できない長期的に持続可能な発展を計測するため、新たに開発された指標でございまして、平成30年度に実施をいたしました宮若市新国富アンケート調査報告書の結果を勘案し、令和元年度において、電子黒板を活用した市政情報の発信、不妊治療費の助成、宮若米のブランド化を推進するオリジナル米袋の作成、学校給食へ宮若産の食材を導入する地産地消の取り組みの事業を、ふるさと納税を財源として実施をいたしたところでございます。  その評価でございますけれども、学校給食を通じた地産地消におきましては、児童生徒から大変好評をいただきました。これを機に継続して宮若米を導入するなど、就農者の支援につながっているところでございます。  次に、2点目の総合計画に沿った事業計画と新国富指標アンケート調査報告書の整合性についてでございますが、新国富指標の活用は第2次総合計画に掲げる施策の展開に当たり活用をしておるものでございまして、前期基本計画に掲げる重点プロジェクトとの整合性を図り推進をいたしておるものでございます。  3点目の近隣市町で、新国富指標を積極的に取り上げる事業を推進している自治体はということでございますが、久山町は全国で初めて新国富指標を導入した町でありまして、平成30年度には公園への遊具の設置や預かり保育事業等を実施したほか、令和元年度には民間企業と連携した実証実験を行うなど、新規事業への予算の反映に活用しております。  又、直方市では、総合計画の策定に当たり新国富指標と国連が掲げる持続可能な開発目標SDGs等を連携させた活用を進めておられるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 再質問をお受けします。15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) 15番、中島です。再質問をさせていただきます。  まず、1点目のコロナウイルスについてですが、よく経過等は、よくわかりました。それと対策本部の活動も見えてきました。  それで、市内の企業やら、あるいは、個人企業を含めて、そこに勤めている方が、例えば、子育てをしなければならない。今、子供たちが休みですから。そういうときのやむを得ず休みになった場合は、どういうような市としては対策を講じられるのか、お聞きしたいと思います。  それと、とりあえず、それを質問したいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。  今回の新型コロナウイルスに対しまして、事業所の関係から申し上げたいと思うんですけども、今回、国が対策で示しております内容といたしまして、今回、新型コロナウイルス感染症に関する対応として、臨時休業、学校を臨時休業した小学校等に通う子供の世話をする保護者として、世話を保護者として行うことが必要となった労働者に対しまして、これは、市というよりも国の方針、今の現状では方針なんですけども、労働基準法上の年次有給休暇とは別途に、有給、賃金が全額支給される有給の休暇を取得させた事業主に対しまして、1日1人当たり8,330円を上限とした助成を、その雇用した企業に対して支払うということがなされています。これが2月27日から3月31日までの休まれた方を対象にしているということでございます。  それとあわせまして、これは、まだ、細かい内容は、又、詳細は出てないんですけども、今回の新型コロナに関する緊急策の第2弾といたしまして、例えば、業務委託を受けて働いている方と、一般的にいわゆる個人事業主等に対しましても、1人当たり1日4,100円を保証する方向で、今、検討がなされているということで、ただ、詳細については、まだ、はっきりお示しが、今、できている状態ではございませんので、又、そういった内容が示されたら、随時、市として対応していかなくてはいけないところについては、対応していきたいというふうに考えています。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) 多くは質問しませんけれども、こういうとが、方向が宮若市で可能だということができたら、どういうような方法で伝えようと思っておられますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。  現時点で、宮若市として、そういった中小企業事業者等に対応できる方策の一つとして、国が支援策、国の制度であります資金繰り面等での支援として、セーフティネット保証制度というのがございます。これは、今回の新型コロナの関係で、経営の安定に支障が生じている中小企業者に対しまして、一般保証とは別枠の保証の対象とする資金繰りの支援制度がございます。これは、市が、例えば、今回の新型コロナで、2月の事業の利益、売り上げが大きく減ったと。それは去年とことしの2月を比べまして、例えば、20%以上の減額があったというような場合には、市がその認定書を発行いたします。それをその事業主の方が金融機関等に提出されて、そこで審査がありまして、融資の支援が行われるという流れでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) ちょっと私の質問と違うんですが、そういうときには、どういう方法で市民の方にお知らせをしてもらえるんかなと、そういうことをお聞きしていますので、はい。いいです、いいです。最大の努力してください。  それから、先ほど同僚議員の質問にちょっとかぶるかわかりませんが、マスクがないということ、全然ないということでした。それで、それはもう、今、ないんでということでしょうが、市長にちょっとお聞きしたいんです。このマスクが全然なかったということですが、これを受けて、市長、どう思われるかということと、それと、今後、こういう衛生面での準備というのはしていくのか。それとも、企業とか、個人に、そりゃあ、備蓄というのは、個人とか、企業に任せていくのか。そこら辺を市長にお聞きしたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。  私どもが想定をしておりました災害に対応する備蓄品は、やっぱり、風水害あるいは地震の影響によるものを、想定をしておりました。今、よく考えたら、例えば、この避難所に多数の方々が避難されたときに、やっぱり、衛生面で、マスクとか、手袋とか、そういう物、必要だったのかなというふうに思っておりますけれども、そこまでは考えが至らなかったというのが事実でございます。  ただ、こういうことを、コロナがどこまで続くかわからないし、又、こういう新型のウイルスの発生の際には、そういうものも想定した上での衛生品を、これは備蓄をする必要があるなというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) ぜひ、そういう方向を打ち出してから準備をしておいていただきたいと思います。  1点目については、これで質問を終わります。  2点目の宮田工業団地のことでお聞きしたいと思いますが、これは、話はどういうところに、今、あるのか、わかりませんけれども、こういう企業の立地に関しては、行政の内部とそれを立地を許可する法とで、水面下で何かあっていると思いますけれども、そういうところは、ちょっと答えにくいところは答えなくて結構ですので、私は、質問するほうとしては質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、現在までの経過を説明してください。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。  現在までの経過ということでございまして、昨年度、平成30年度になりますが、福岡県の補助事業を活用いたしまして、市内全域における工業団地適地調査を実施しております。この結果といたしまして、昨年の6月の定例会で報告を申し上げましたが、市内の5か所の適地を候補地として、それぞれ市内の土地利用規制など、法的条件、それから周辺の道路環境などの地理的条件、それから、近年の企業が立地します傾向など、さまざまな角度から調査をいたしまして、分析した結果、倉久の尾ノ上地区を最適地ということで、選定をいたしております。  この調査結果をもとにいたしまして、福岡県のほうへ、県が事業主体となって、工業団地の整備ということでの要望等を行っている状況でございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) これは去年の6月に新聞報道で発表になりました。そして、失礼、新聞報道は5月ですか、5月ですね。新聞報道がありまして、6月に6月議会の市長報告で報告があったということですが、この報告内容あるいは新聞等の当時の記事を読んだり、報告聞いたら、もう積極的にどんどん進めていくという印象があったし、市長の言葉として、どこの新聞やったかな、これは西日本新聞ですか。こちらには、こう書いてあったんです。  「有吉市長は記者会見で、小川知事の決断を待っている」と、こういうことが述べてあるんですけど、これだけ積極的に進められて、今、現在、ちょっと、あれ、1年前から全然音沙汰ないしというか、進歩してないんじゃないかということですが、市長どうですか。新聞発表のこの意気込みと、ちょっと違うんじゃないかなという気がして、それと、先日の本会議のあれでも、市長は、いや、そうじゃないんだ、適地調査を報告したに過ぎないというような、私、解釈したんですけど、そこら辺のちょっと、そこら辺の市長の考えをちょっと示していただきたいと思いますが。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。  そうです。まず、新聞報道でございますけれども、少し印象操作されたなという私の受け取り方でございます。記者会見のときには、議会で報告した内容そのまま伝えたところでございます。ただ、やりとりの中で、誰が決断するのかと、それは当然知事でしょうというお話を申し上げまして、そこが、殊さらに取り上げられたなという、これはもう一新聞だけでございますけれども、そういうことでございます。  それから、議会での報告でございますけれども、今までの取り組みの状況を報告させていただきまして、ここが適地だということを、決定をさせていただいた。これは事業費が余りにも膨大なので、ぜひ、県のほうに、これから要望をしていきたいということで、要望もいたしておるところでございますが、なかなか御質問にあるように、前に進んでおる状況じゃないと。これがいつまで続くかということでございますけれども、これは、私どもが、もう、げた預けていますので、どれぐらいの時期かというの、わかりませんけれども、そう遠くない将来、可か非か、結論が出るんじゃないかなというふうに思っています。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) 進めるに当たって、先日のあれで、たしか、同僚議員が2名ほど聞かれたと思いますが、ほかの近くにも適材があるんじゃないかと。工業用地予定候補地として、無理に、この土地にこだわる必要ないんじゃない、そんなに遅いならばということですが、ほかにもたくさんあるよというような話されたと思いますが、そういう、今、進めている企業局にお願いして事業を進めると、こういうこと以外で、市長、何か、うーんというような、迷うようなことありますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。  いろんな条件を整理した上で、この地が、倉久の地が1番最適だということの結論を出したわけでございますけれども、ターゲットは自動車関連でございまして、いろんな情報交換をする中で、ここしかあり得ないだろうという感触はいただいておるところでございまして、ただ、他の公共的な用地は全くございませんので、民間が、どっか、開発が可能な適地があれば、これはもう市も最大限にバックアップをしていきたいというふうには思っています。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) 15番、中島です。  ぜひ、市長、今の、例えば、事務局が県と交渉すると、そういうことの段階は、もう終わっているんじゃないかなと思うんですよ。あとはトップが誰と交渉していくか。手順を間違いなく、手順を間違いなく交渉していくということは、1番のあれじゃないかなと思うんですから、ぜひ、努力していただきたいと思います。  以上で、この2番目の質問は終わらせていただきます。  3点目が、国富論ですね、国富論。1点だけ、質問させてください。というのは、時間もないので、この質問は、次、又、したいと思いますので、さっきの報告の中で、1点だけ。  SDGsが直方市で行っているという、これちょっと説明していただけないですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 秘書政策課長。
    ◯秘書政策課長(吉村 浩子君) 秘書政策課長です。  まず、SDGsについて御説明、簡単に差し上げたいと思います。  SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略で、持続可能な開発目標のことでございます。  先進国、それから途上国、民間企業、NPOと全ての関係者の役割を重視しまして、経済、社会、環境をめぐる広範な課題に統合的に取り組むもので、17のゴールと169のターゲット、それから232の指標から構成をされております。  「誰一人取り残さない」という持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現を目指しまして、国連本部で採択されたものでございます。  これは地球規模で取り組むべき国際目標となっております。又、行われましたサミットにおきましては、日本でも最大限取り組んでいくということを表明されております。  それを受けまして、国におきましては、政府内に持続可能な開発目標推進本部を設置されまして、持続可能な開発目標実施指針が決定をされております。  その中におきましては、このSDGs達成に向けた取り組みの推進に当たっての自治体の役割の重要性が指摘をされております。これに基づきまして、国におきましては、総合戦略のほうに、SDGsの取り組みを盛り込まれまして、本市におきましても、今般、策定いたしました第2期の総合戦略の中に、SDGsの取り組みについて盛り込んでおります。  直方市におかれましては、ちょうど、今、現在、総合計画の策定の時期と当たっております。国のこういった活動に照らし合わせまして、総合計画の策定に、このSDGsの評価をするための一つとして、SDGsの目標に出てきますインフラ、それから健康、教育、自然といった異なる価値を金銭単位に換算して総合的に評価する指標であります新国富指標とかけ合わせまして、取り組みをしていこうということで、総合計画の策定に当たりまして、新国富指標と持続可能なこのSDGs等を連携させた取り組みをやっていくというふうに伺っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) 余りにも大きな次元の話やったので、ちょっと戸惑っておりますが、このことは、次の機会で、又、論議させていただきたいと思いますが、よく市長は、こういう方向に、こういう方向をバックにして、かみしめて進んでおられるのか、どうか、ちょっとお聞きします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。  私もSDGsという言葉を聞いたのが1年半ぐらい前だったと思います。これは北九州市が国の指定を受けまして、SDGsの取り組みをいたしておる、そのときに初めて聞いた言葉でございまして、持続可能な開発目標ということでございますけれども、まだ、よく腹に入ってないというのが、私の率直な気持ちでございます。ただ、新国富とリンクすることによって、基本は総合計画でございますけれども、総合計画の重点目標の中に、そういう目標を定めるということが非常に重要なものですから、そういう手法を使った行政運営も、これからしていく必要があるんじゃないかなというふうに思っています。 ◯議員(15番 中島 健三君) 終わります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) これにて、中島議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(遠藤 嘉昭君) ここで10分休憩します。                  午後2時21分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後2時31分再開 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  それでは、山元議員の質問をお受けします。2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君)〔登壇〕 私からは、表題にあるとおり、契約事務についてお伺いします。  入札、随意契約及び競り売りによって契約を行うに当たりまして、その事務行為全般について、お伺いいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の質問に対し、執行部より答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただ今、山元議員から契約事務について伺うという御質問いただいております。御答弁申し上げます。  地方公共団体の契約事務につきましては、地方自治法及び同法施行令に基本的な事項が定められておりまして、その規定に基づき、一般競争入札、指名競争入札、随意契約及び競り売りの方法により、契約を締結することとなります。  本市の契約事務につきましても、関係法令等に基づき、事務処理の基本原則であります最小の経費で最大の効果を上げることを基本とし、地場産業の育成も勘案しながら、事務処理を行っておるところでございます。  引き続き法令等を遵守し、適切な事務処理に努めてまいりたいと思っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 再質問をお受けします。2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) それでは、ちょっと、最初に、今の市長の答弁を受けて再質問させていただきます。  契約事務の処理に当たっては、最小の経費で最大の効果を上げる。すばらしいことだと思います。それを基本として、地場産業の育成も勘案しながらという答弁でありましたけども、この地場産業の育成というところは、どういうふうか、今、どういう意味なのか、もう一度、確認したいんですが、これは、基本としながらも、いわゆる地場産業の育成のために地場産業に優先的な契約という意味が入っているんでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 副市長。 ◯副市長(向井 敏博君) 副市長。  ただ今、契約事務に関して、市長のほうから基本的な事項を答弁していただきましたが、今、御質問の地場産業の育成はどういうことかということで、基本的には、ある程度、育成する方向で、優先的な視点も踏まえながら、最小の経費で最大の効果ということです。  例えば、指名の登録をいたしておりますが、業者の。地元の業者、本社登録しているところだけを格付をしてランク入れております。それも、特別な事情がない限りは、市外の業者等を入れた入札はいたしておりません。そういうところを、やはり、一つは、地場産業の育成の観点ということで、広く全般にわたりながら、最小の経費で最大の効果という原則を踏まえながら、地場産業の育成を観点とした取り組みを行っているということでございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) 私は、今回、契約の事務について伺っておりまして、登録については伺っておりませんので、契約事務について、地場産業育成の勘案というところの意味は、どういうふうなのかちゅう伺ったんですけども、もう時間がないんでいいです。言うなら、言われてください。お願いします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 副市長。 ◯副市長(向井 敏博君) 先ほど言いましたように、一般競争入札、指名競争入札、随契、競り売す、特に随契をする場合に業者の選定を契約するに当たっては、業者の選定する一般競争入札の一定の基準で、どなたも手を挙げてください。指名競争入札ですと、業者選定するわけですから、業者の選定があって、それから次に契約事務に行きますので、契約事務全般と言いましたら、当然、業者の選定のところも入るという前提で話をさせていただきました。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) 時間がないき、次に移ります。いいですか。  では、ちょっと疑問を持ってあるところで、具体的な事例を上げながら、ちょっと質問させていただきます。  皆さんも御存じのとおり、11月8日に新庁舎の空調用ガス入札が行われました。これはもう、わざわざ言うほどのことでもないと思いますけども、落札業者は、議長、名前を出してもいいですか。公表事例やけ、構いませんかね。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) いや、それは……。 ◯議員(2番 山元 秀一君) 私の判断でよろしいですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) もう本人の判断でしてください。 ◯議員(2番 山元 秀一君) はい、わかりました。  じゃあ、西部ガスエネルギー株式会社が、開札時のときに担当者不在でありましたけども、安い金額を入れたというところで、落札しております。これはもう事実でありますので、何も、皆さん、おわかりと思いますけども、その後、契約の辞退を申し出ておられますよね。これも間違いないと思いますが。  そこで、この契約を行うに当たって、入札に参加している業者の中から、副市長、管財課長、まちづくり課長、この3人で協議をして、有限会社コトブキを相手とする随意契約を結ぶということが決定されたというふうにお聞きしております。この協議ですね、その協議は行われたんでしょうけども、この際、協議の中身の内容、文書、書類等が残ってないということですけども、この事実は間違いないでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 管財課長。 ◯管財課長(野田 哲也君) 管財課長です。  議員言われますように、11月8日の日に新庁舎の空調ガスの入札を行っております。そこで、西部ガスエネルギーが落札者というふうに決定いたしました。その後、同日の昼過ぎでありますけれども、西部ガスエネルギーのほうから、入札を、落札者としてなりましたけれども、契約については辞退をしたいということで、辞退の申し出がございました。  その後、今、議員が言われましたように、副市長と私とまちづくり推進課長というふうに言われましたけれども、先日の総務委員会の折で、私がそういった形で説明したと思いますけれども、私が少し、ちょっと思い違いをしておりまして、当日、私が午後休暇をとっておりましたので、夕刻に出てまいりました。再度。その時点で、最終的な随意契約にする方向性を決めたことにつきましては、副市長と私と管財の担当者3名で方向性を決めました。  それで、そのときの会議録があるのかということで、お尋ねでございますけれども、会議録自体は、記録はございません。当然3人、その3名で協議を行いまして、一定の方向性を決めないといけないということで、随意契約に、落札者が契約をしないということで、地方自治法の施行令にのっとりまして、随意契約のほうに進めてまいったわけですけれども、その時点で、会議の記録はございませんけれども、随意契約にする一定の方向性を決めまして、最終的には、市長までの決裁の起案文書の中に、今回、落札者が契約をしなかったということの事実を報告しまして、地方自治法施行令の規定に基づき随意契約をしたいというふうな形で、最終的には決定をいただきました。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) 先ほど副市長から、地場産業の育成も勘案しながらというところが、ちゃんと市の方針として盛り込まれておりますので、別に、この業者が随意契約によって選ばれたというのは、全然、市の方針どおりなのかなというように思いますけど、ただ、私が思うのは、こういう文書が残されてないというところが問題やないかなと思うんです。例えば、後から、決算でもそうですけど、後々でもそうですが、この事務が適切やったかどうか、検証するとき、どうやって検証するんですか。何も残ってなかったら、検証する方法がないやないですか。その点、どうお考えですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 山本調整監。 ◯調整監(総務)(山本 和久君) 調整監です。  今、協議の折の協議録があったか、なかったかということで、管財課長対応しましたけども、基本的には、その折には、入札の結果と1番手で落札された方が辞退をされたことによります契約の相手方の確認を行ったということで、会議によりまして、協議録をとる場合ととらない場合とありますし、基本的なその時点の結果を踏まえまして、通常なら、こういう手だてでやりますという確認行為を行ったということでございます。ですから、全てにおいて、記録をとるということではございません。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) 丁寧な御説明で、よくわかりました。今の市政のやり方は、こういうふうなやり方をするというところで、私の中で認識して納得したいと思います。  それでは手短にさっさと進めたいので、もう1つ、聞きたいところに移りたいと思いますが、市道東町1号線道路整備工事というのを行われております。これ、ちょっと先日、係の方に経緯を伺ったんで、ここ、ちょっと経緯確認しますが、まず、議長、議長、職員の名前を出してもいいとですか。出さんでいいですか。じゃあ、出さんどきましょうか。はい。  では、まず、Y係員が市内の見回りをしていたところ、歩道に不良箇所があるというところを発見したと。それをもって、担当の係員であるI係員に報告し、I係員は現地に赴き、その状況を確認したと。確認したところ、やはり、歩道に不良箇所があるというところで、歩行に危険があるということを勘案し、上司の係長にその旨を申し出て、係長らによる協議の上、ここを、整備工事を行うというふうになったという先日報告していただきました。  この折、まず工事を起案するに当たりまして、測量を行わないかんということで、現地に赴くというようになったということですが、このとき、写真等の資料は何もないまんま、測量に赴き工事を行うというようなふうになったそうなんですが、これも先ほどと同じように、この実際の工事を、整備工事を行うに当たって、ただ、係員の報告のみによって、こういう工事を行っていくんですか。何の資料もなしに、うん、わかったということで、整備工事を起こしましょうということで、測量に当たるとですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 課長、今、話がありよるのは、私たち、どこのことか、全然わからんわけですよ。山元議員と課長はわかっとらっしゃるとでしょう。そうですか。  土木建設課長。 ◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。  今、山元議員からの御質問ですが、場所につきましては、本市鶴田の鶴田地区にあります東町1号線という道路でございます。  今、山元議員のほうからもお話ありましたが、去年の2月ぐらいに、私どもの職員が道路パトロール中に、この箇所の歩道が隆起しておって、そして、通行に支障があるということで、年度が変わりまして、平成31年度、令和元年度で、この箇所を整備しておるものでございます。基本的に、私ども職員も、現地等道路パトロールする中で、必要に応じて、通行に支障があったり、あと、危険箇所につきましては、当然、これ道路維持費の中での整備になりますが、この予算の中で、道路維持の工事として発注したものでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) もう少し疑問があるんですけど、現地測量を職員の方が、金額を出すために行くんだろうと、するんだろうと思いますが、していたところ、この歩道横の土地の持ち主から、「あんたたち、何しようとや」ちゅうような話があったと。そこで、市の職員は、その持ち主に、「いや、この歩道の整備をやります」といったふうに言うたそうです。歩道の整備するちゅう、ここに、「うちの塀を工事するのに歩道を傷つけるおそれがあるが、もったいないんやないか」ちゅうような話があったというように聞いております。  それで、それを踏まえて、お金が無駄にならないように、その民間の工事と市の工事を調整しながら時期を調整したというふうに係員から聞きましたけども、この随意契約ですね、随意契約でなされておりますよね。随意契約、金額を情報公開で見させていただきましたら、128万なんですよね、128万。随契の多分ぎりぎりですよね、ぎりぎり。だけど、民間の土地の持ち主との協議の中で、民間の持ち主の人が歩道をめくるので、解体工事については、この中に含まないでいいというふうに協議がうまくいったと。わかりますか。要するに、市の工事は、歩道整備をして、本来なら解体も入るはずであるが、民間の工事との調整をしたので、上物の舗装だけでいいというふうに調整がうまくいったと。その調整がうまくいったにもかかわらず、上物だけでいいにもかかわらず、随契のぎりぎりの128万なんです。これ本来、市がちゃんと見回りしてから、本来の工事するんやったら、入札に当たるような工事じゃないですか。これ、どうするつもりやったんですか。最初から、本当は入札も視野に入れた、先ほどの答弁とちょっと若干食い違うげな感じがするんですけど。入札も視野に入れた重要な整備やったんですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。  今、山元議員のお尋ねですが、当然、延長等もございまして、入札も視野にも入れておりましたが、その協議整いましたので、表層のほうで、損傷箇所で、整備すべきところをやったということでございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) なるほどですね、よくわかりました。経緯がですね。じゃあ、もう1点、経緯でわからんところがあるき、教えてください。  最初にいろいろ調査して質問したとき、先ほどから、私も経緯を皆さんにお知らせしましたけども、係員の見回りから工事を行うようになって、金額を出すのに測量に行ったというような経過報告やったんですよね。がしかし、その後、もう1回、この一般質問をするに当たって、係員の人と確認の調査を、確認をしたところ、いつ、その施主さんとそういう調整をしたのかというような話を、じゃない、済みません。いつ、測量したのかちゅう話をしたら、測量のときには、既に壁はできていたと、民間の塀は。先ほどの係員ですね、担当の係員は。最初のときは、測量するに、測量をしに行ったときに、地元の土地の持ち主から、「何をしようとや」ち言われたらしい、言われたというような報告でしたけど、先日もう1回確認したら、測量行ったときは、既にもう壁はできていたと。全然、話が最初と後では違うんですけど、どういうことでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。  最初行ったときは、施工がまだでした。その中で、舗装を先行することによって、当然、境界も、道路側の境界もございます。道側の境界もございます。そこで、工事の手戻りがないような形で、その個人の土地側のほうが、ある程度、工事が終わった時点で、舗装を実施したことは事実でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) そしたら、今の全てまとめますと、最初に測量に行ったときには、塀ができてなかったけど、そのずっと後、測量に時間がかかって、最後のほうの測量のときには、塀ができちょったちゅうことで、よろしいですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。  最初、測量行ったときに、そういう計画が、個人地のほうの計画があるということでした。それで、当然、私どものほうが先に舗装を先行した場合、どうしても舗装に損傷ができる、発生するおそれがありましたので、ある程度、隣接の工事が終わって、ある程度、進捗を図りながら舗装を実施したということでございます。  次に、舗装行ったときにできとったと、舗装をするがために測量に行ったときにできとったということではなく、その壁がある程度できたところで、舗装のほうを実施したということでございます。 ◯議員(2番 山元 秀一君) 議長、時間がないんで、すみません。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) ちょっと聞いたことと、若干ずれており、もう一度詳しく言いますね。私が言いようのは、最初に説明受けたときは、測量に行ったときに、地元の人から何の工事をするとかち言われたち、そういう説明やったんですよね。もう1回確認したら、測量に行ったときには、既に塀はできとったちゅう。いわゆる、確認しますよ。もし、民間業者が塀をするのに当たって、歩道を壊さないかんような事実があるとき、黙って舗装壊せるとですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。  今、言われるように、黙って崩すことはできません。あくまでも、そういう場合は、市に対しまして、工事の着工届、それと占用等の手続をとらせるようなことになります。  以上です。
    ◯議長(遠藤 嘉昭君) 2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) そしたら、さっきのと、つじつまが合わんと思うんです。そうでしょう。だって、もう、歩道壊すのわかっとったわけですから。なのに、この担当の人は、最初に測量行ったときには何もなかったちゅうんですよ。何もなかったちゅう、測量してから、地元の人から声をかけられたちゅうんですよ。それで、その人は、ここに、そういう舗装工事があるんだなちゅうことを知ったちゅうんですよ、だから、協議したと。なのに、もう1回確認したら、もう塀できとったちゅうんですよ。明らかにおかしいやないですか。説明が。どうですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。  再三、同じような答弁になりますが、私が聞き取った中では、今、私が答弁したのが、私の考えでございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) 副市長、今のやりとり聞いとって、どう思いますか。契約事務の執行に当たって。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 副市長。 ◯副市長(向井 敏博君) 副市長。  細かい経過、ちょっと、私も、今、具体的な話は確認はできていませんので、経過を確認しますが、職員との細かいやりとりというよりは、その場所が工事が必要であって、なぜ、この金額でかけたかということが大事であって、それが問題なかったら、手順は、ある程度、行き来したりなったりするかもしれません。大きな視野で考えていただきたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) 副市長の答弁で、よくわかりました。  では、もう、このこと聞きません。別のこと、聞きます。  そしたら、今回の道路整備は、要望はなかったということなんです。要望は何もなかったと。職員の見回りによる不良箇所の発見。それによる工事なんですよ。私はすばらしいと思いますよ、最初聞いたときに。職員の人がみずから市内を見回って、市民に対する危険箇所があるというところを、ここは工事するべきだというふうに起案しましょうと出したわけですから、すばらしい職員だなちゅうふうに思ったんです。ただし、手前みそでありますけども、私、議員になる前から、PTAの役員として、通学路に関してではありますけども、歩道の整備については、さんざん要望を出してきました。さんざんですね。新しい東中学校ができるときも、通学路の整備をしっかりしてくださいねちゅうこと、さんざんお願いしてきました。今回のことを踏まえ、この係員に言いました。「何回要望出しても、なかなか聞き入れてもらえるのは難しいですけど、それなら、担当の職員のあなたに要望を直接持っていったら、すぐに随契で、少しずつでも工事できますね」ちゅうふうに伺ったら、「はい、そうしてください」ちゅうことやったです。こういう事務で、よろしいのですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 副市長。 ◯副市長(向井 敏博君) 副市長。  通学路の整備につきましては、学校とかかわりながら、どこが必要かという段取り決めながら計画的にしておるというふうに、私は判断しています。あと、緊急を要する場面、要する場面がありますが、それは職員だけではなくて、市民の方からも通報がある場合もありますし、自治会が通報ある場合が、特に道路に大きな穴がほげよったりしたら、車が破損する場合等もありますので、何かあったら、土木建設課のほうに連絡するような仕組みは、郵便局の配達の人も含めてしておりますので、その内容の中で、緊急性があるのか、どうなのかというのが土木建設課のほうで判断をしておると思いますので、通学路は、基本的には、委員会等がありまして、内容を精査しながら、年次的に取り組んでおるというふうに理解しております。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) 今の副市長の答弁で、よくわかりました。ということは、やはり、危険箇所がしっかりあって、そこで、危険かどうかが優先されたちゅうことですよね。じゃあ、聞いたがいいですか。1回聞きましょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。  今、議員が言われた箇所それぞれあると思いますけど、そのときそのときで、必要に応じて、危険と判断されたところについては、整備のほうを、1回で終わるときもあります。年次的になるときもあります。一部しかかかれんときもありますけど、整備のほうを進めておるということでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) すみません、時間がないで、ぱんぱんしてしまいまして、歩道の整備については、通学路のところがもともとは主になりますけど、これまで、何度も、私、割と把握ではないですけど、何度も調査したというような経緯があります。今回も、この問題を受けて、資料がないと、本当にここが優先順位が高かったのかどうかなちゅうような私の思いもありましたので、検証しようがないですが、ほかに、こういう同じような同様な危険な箇所がないか、調査しました。そしたら、時間がないけ、あんまりできんですけど、沼口、芹田、長井鶴、羅漢橋、太蔵、本城、東町というところに同様な、写真を撮ってきておりますが、わざわざ出しませんけど、同じような箇所があるんです。これは、こういう場所も踏まえて、あくまでも、これは私見ですけども、余り通行するような場所じゃない歩道だなというふうに、これは私の私見なので、皆さんのいろいろ考え方があるとは思いますが、それにも増して、この市道東町1号線の整備のほうが優先度が高かったということでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。  今の御質問ですけど、整備として必要であったということで、整備のほうはいたしました。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) やめたがいいですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) いや、2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) いいですか。最初に答弁いただきましたとおり、支障が来すような箇所だったので整備したと。優先順位については、市の考え方があると思うんです。写真撮ってきて、先ほど言うたところ、7か所です。先ほど同じような箇所言うたんですけども、これについても、ぜひ、調査していただきたいんです。要望があるかどうか、わかりませんけど。  それと、先ほど言うの、忘れていました。鍋田団地の周辺の歩道、いわゆる対象の歩道です。道を挟んだ前にも、同じように歩道が、不良箇所のようなところが、写真撮ってきておりますけども、ありましたが、ここも同じように、ここよりも、道を挟んだ対象の工事のところが優先だったというふうに理解しとってよろしいですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。  今、ちょっと山元議員の写真も撮られているということでございます。その箇所も含め、それとあと令和2年度で整備する箇所と重複しているかもしれません。それとあと、交差点改良とか、歩道の設置、歩道の整備、それと、交通、通行に伴います安全施設等の設置につきましては、年次的にやっているところもあって、山元議員から御指摘あっている箇所について、今年度、令和2年度以降で整備するところもあるかもしれませんので、逆に、その箇所というのを、改めて、私どものほうに協議していただければ、現地のほうを確認して、対応できるところは対応させていただきたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 山元議員、大体、最初からやりとりは、私どもわかりました。それで、終結が大体つかんもんで、最後の詰めだけ、やってもらえんですか。 ◯議員(2番 山元 秀一君) いいですか。じゃあ、最後の詰めだけ。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) はい、どうぞ。 ◯議員(2番 山元 秀一君) あんまり簡単にぱんぱんと終わる問題ではないかなと私には思っております。公金の使い道について疑義があると思って、私は質問しているわけですからね。いいですか。私は、ここが、優先度が本当に高かったかどうかちゅうの、本当に知りたいんですよ。資料がないからですね。資料ないんですね、本当に。間違いないですか。本当に、この資料ないんでしょうね。本当に、ここ危なかったんでしょう。それを確認したいとですよ。何回も、私、歩道で要望出しとうけど、受け入れてもらえるわけじゃなく、市の担当者が見回り行って、何の確認の資料もないのに歩道整備して、今、それに対して質問して、資料がありませんと。ほかんとこは年次的にやりますと。ここのほうが優先度が高かったと。何の確認資料もないとですよ。間違いないですか。本当ここちゃんと悪かったんでしょうね。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。  去年の工事につきまして、その箇所については、整備の必要があったというふうに、私は認識しております。 ◯議員(2番 山元 秀一君) 議長、最後にします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) わかりました。じゃあ、私が、もし、そんときの写真の資料持っとったら、どうしますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。  工事の着工前の写真については、私のほうも確認しております。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) 着工前の状態どうやったですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(有吉 智和君) 着工前の写真、一部、隆起しているところは、私は確認しております。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) 時間過ぎておりますので、又、次回聞きます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) これにて、山元議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(遠藤 嘉昭君) ここで10分休憩させてください。                  午後3時05分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後3時16分再開 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  それでは、寳部議員の質問を一括してお受けします。13番、寳部議員。 ◯議員(13番 寳部  勝君)〔登壇〕 お疲れさまです。30分ということですけど、なるべく早く終わりたいと思いますので、御協力のほどをよろしくお願いします。  まず、1点目に映画「犬鳴村」についてということで、議長、犬鳴村という言葉がわからんかと思いますけど、1月か2月の初めだったと思いますけど、吉川小学校の体育館で試写会があって、それに市長も行っておられるという話を聞きましたので、それについてお伺いをしたいと思います。  2点目に、市長のお墨つきで、今年度、九州のお米食味コンクールを我が宮若市で行うということを伺っております。そのことについて、少し、若干お聞きしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の質問に対し、執行部より順次答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただ今、寳部議員からの御質問につきまして御答弁申し上げます。  まず、映画「犬鳴村」でございますけれども、その内容が、犬鳴峠周辺を題材にした架空のホラー映画ということで、PR活動について私も慎重に検討を行ってまいりましたが、映画の公開をきっかけに宮若市の名前を広く知ってもらい、実際の本市が自然豊かで魅力ある地域であるということを実感していただけるようなPRを行うことが必要と考えて、これを宮若市の認知度を高める好機と捉えたところでございます。  東映株式会社の主催で1月22日に特別先行試写会が本市で開催をされまして、市民の方を多数御招待をいただいたところでございます。それを機に、宮若商工会議所青年部による真冬のお化け屋敷企画が本試写会とタイアップされまして、盛況に開催をできましたことは、地域の活性化の一つとしてうれしく、また相乗効果をもたらしておるというふうに感じておるところでございます。  2点目でございますけれども、九州の米コンクールでございますが、開催時期や場所等、要項についてでございますが、昨年の九州のお米食味コンクールにつきましては、熊本県菊池市におきまして1月23日に菊池市内にある泗水公民館で開催をされました。本年度におきましては、この施政方針で御報告を申しましたとおり、菊池市と連携をしながら本市で開催をする予定といたしております。  内容詳細につきましては現在検討中でございまして、過去3回の大会において実施をされました内容や規模を踏まえ、構成自治体である菊池市や関係団体との協議の上、早期に決定をしたいと考えております。  以上です。  すいません、訂正、議長から指摘がありましたので訂正をさせていただきます。  昨年の食味コンクール、私、1月とどうも申し上げたようでございますけれども、11月23日の土曜日でございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 再質問をお受けします。13番、寳部議員。 ◯議員(13番 寳部  勝君) まず、試写会のほうに行かれて、私は試写会には行かないで映画を見に行ったんですけど、久山のトリアスのほうに、その中で、宮若市をアピールするような、宮若市を宣伝するようなことがどっかにあったのかということなんです。  私も地元の人間ですけど、ダムの大きさも違うし、トンネルも違うし、背景も違う。どこで撮ったのか、あの映画。私は、宮若市、思ったのは、宮若市の母子手帳だけがぼこんと出てきたんです。これ、どうするのかなと思って。  ちょっと待ってください。宮若市の母子手帳はどういうふうな発行しています。そこをちょっとお伺いします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 健康福祉課長◯健康福祉課長(有川 淳子君) 健康福祉課長です。宮若市の母子手帳の交付に当たりましては、まず病院から出してもらう妊娠証明書を持って届け出をしていただいて、パレットのほうで住民の方であるということを確認した上で交付をいたしております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 13番、寳部議員。 ◯議員(13番 寳部  勝君) じゃあ、あの母子手帳は宮若市から発行された母子手帳じゃないんですね。そこの確認だけ。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 健康福祉課長◯健康福祉課長(有川 淳子君) 健康福祉課長です。私も映画を拝見しましたのでその場面は覚えておりますが、映画に出てきた母子手帳は宮若市が交付している母子手帳とはデザインが異なるものでございましたので、映画の中で使われていたものは宮若市が交付した母子手帳ではないものと認識をしております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 13番、寳部議員。 ◯議員(13番 寳部  勝君) ありがとうございます。  もう一つは、私も今言ったんですけど、背景が全然違うし、あの自然豊かな宮若市をあんなふうな形で表現された部分について、映画自体も見に行く価値もねえかなと思うて思っているんですけど。  誰に聞いたらいいかな。もし、あの映画、何人か見に行かれたと思うんですけど、どんなところがよかったのか、よかったのかという質問のほうがおかしいかなと思うんですけど、課長に聞いたほうがいいかな、どう思われましたか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 秘書政策課長。 ◯秘書政策課長(吉村 浩子君) 秘書政策課長です。私も映画を見に試写会のほうに参りまして、映画を拝見いたしました。  映画のストーリーについては、フィクションとはいえ、複雑な思いで映画を拝見させていただいたところでありますが、唯一、宮若市で撮影をされました場面というのがエンドロールでございます。エンドロールに宮若市の自然豊かな映像を使っていただいておりまして、またこの映像は評判でございまして、SNSにも、今、その宮若市の映像のみがアップされるというような状況だと聞いております。  唯一言いますならば、そういった自然豊かな宮若市をエンドロールでPRしていただいていると感じているところです。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 13番、寳部議員。 ◯議員(13番 寳部  勝君) エンドロールのとこは、私はもう見たくなかったもんで、ちょうどそのときもう出てしまったんですけど、ああ惜しかったなと、今は思っているんですけど、また行こうとは思っていません。うちの母ちゃんもちょっと連れていこうと思って言ったんですけど、とてもじゃないけど、私は1人で行きましたけど。  そんなふうな形で、非常に、電話もかかってきたし、はがきも来ています。私のところに。あの映画をどうかして放映をやめさせないかというなふうな電話も来ています。それで、宮若市のほうも、入り口のほうにコンパネを置いてから、前のほうのガードパイプか何か置いて入れないようにされている部分があろうと思うんですけど。
     結局、あそこにまだ車を横づけして写真撮っている若い人たちがおるんです。久山側にもとまっているし、こっちの犬鳴のほうのトンネルの入り口のほう側にもとまっている。そんなふうな形で、ちょっと交通の部分も危険な部分があるかなと思って、宮若市の担当の方たちも、あそこ通行どめされている部分についていかが、どんなふうに考えてられるのか、ちょっとそこ辺はわかりませんけど。  地元とこれは協議を今からしていこうと思っています。地元の方もかなりいい気持ちじゃないということは、私のほうも把握していますけど、もしそういうときには、市のほうと一緒になって対応を進めていきたいと思いますけど、そこの答弁できますか、市長。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。映画の試写会の前に地元に説明会に一応担当が回っておりますが、そこら辺では、評価の結果というのは聞いていないんですけど、特に反対をされる方はいらっしゃらなかったというふうには報告を受けております。  私も試写会を見ましたけれども、10回ぐらい背中がゾンとしたような感じで、複雑な思いで実は見ました。この映画が宮若市のPRになるかちゅったら、いや、なかなかそこら辺は難しいであろうということで。  ただ、挨拶の中にも言いましたけれども、映画「犬鳴村」、最恐の心霊スポットとかいううたい文句であったわけでございますけれども、いやいや違うんですよ、宮若市というのは、もう山紫水明、自然豊かな場所ですよ、そういう気持ちでぜひ見ていただきたいということで。  メディアのほうもそうそう批判の声も上がらなかったので、ちょっと一安心はしておるんですけれども、これが観光PRになるかちゅったら、なかなかちょっと難しいかなというふうには思っています。  ただ、宮若市を知ってもらうための少しの要素にはなったのかなというふうには感じておるところです。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 13番、寳部議員。 ◯議員(13番 寳部  勝君) 犬鳴ちゅうところは、非常に、皆さん知っているんです。福岡あたりでも、飲み屋行っても、私は犬鳴から来たと言ったら、えっちゅうてから言いますから。本当、犬鳴ちゅうのは有名なんです。若い、ホラー的な感じの形では。そういうところは、ちょっと、なるべくならと思って、私も地元の人間ですので。  この話はちょっとこれくらいで、私もとめたいと思います。余りこういうのにかかわりたくないと言ったらいけないけど、地元と協議しながら、もし地元のほうから何か頑張ってくれ的な話になれば、私もちょっとできるところまでやろうかと思っていますので、そのときはよろしくお願いします。  では、次に話をちょっと、九州お米コンクールの話について、2項目めの話をさせていただきます。  ここで、市長のお墨つきということで、市報誌の中にもうたってあります。なぜ、この九州お米コンクールを開催しようと思ったのか、そこ辺の答弁ができたら、お願いします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。米コンクールにつきましては、米生産者の方が金賞をとったということがきっかけで、食味計を購入をいたしました。  たまたま九州市長会が菊池市であったときに、そこの市長といろいろ米について論議をいたしまして、実は九州米コンクールを菊池市でやっておると。これをやっぱり九州あるいは全国に広げたいという、トップ同士の気持ちが通じ合いまして、3回目まで菊池市でやって、ぜひ次からは宮若市でできんだろうかということで、いろんな方々の御意見聞いても、それはやろうじゃないかということで、費用も開催地が3分の2持って、あとは菊池市が3分の1持つというような形でやっておりますけれども、今も県下の首長さんに何人か声かけはいたしておるところでございます。そういう市長会での菊池市の市長とのいろんな話をする中での、そういうことがきっかけになったわけでございます。  私どもは米どころでもありますし、菊池市は菊池基準という形での農産物の評価を非常に厳しくやっておりまして、ブランド化をやっておる先進地でもありますので、そういうことも参考になるかなという気持ちで進めさせていただこうかなというふうに思ったところでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 13番、寳部議員。 ◯議員(13番 寳部  勝君) 今、市長のほうから表彰なり、国際コンクールですか、の話も出たと思うんですけど、いろんな形で高い評価を受けているというようなふうな形で、宮若のお米。  そこで、ちょっと課長に聞きたいんですけど、今まで宮若市の中でお米含めていろんな形で表彰をもらわれた方たちの報告ができます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 農政課長。 ◯農政課長(竹田 和彦君) 農政課長でございます。これまで宮若市の農業者がいろんなコンクールであったりそういったものを受賞したのが、御紹介できるかということかと思います。  まず、農林水産部門ということで申しますと、個人農家及び農業法人の主な受賞歴ということで御紹介をしたいと思いますが。  まずは、平成23年度、これが全国農業コンクール優秀賞ということで、地黄卵さんがおとりになっています。それから、令和元年、福岡県竹林品評会農林水産大臣賞ということで、竹林の肥培管理が良好ということで、グリーンハートさんが受賞をされております。  米に関するものにつきましては、平成27年度の受賞を皮切りに多数ございまして、まず米の食味分析鑑定コンクール国際大会におきましては、平成27年度金賞、平成29年度優秀賞、平成30年度金賞、令和元年には優秀賞ということで受賞をされております。それから、日本一おいしい米コンテスト、これは山形県で開催されておりますけれども、令和元年度優良金賞を受賞されております。  それから、今、九州米コンのお話が出ておりますけれども、九州のお米食味コンクール、これにつきましては平成29年度から開催されておりまして、29年度が自治体部門で、これは団体部門として2位、令和元年が自治体部門で3位ということで、個人部門といたしましては、令和元年には金賞を受賞されております。それから、優秀賞につきましては、3年連続複数の農家が受賞をされてあるところでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 13番、寳部議員。 ◯議員(13番 寳部  勝君) 非常に、いろんな意味で、林業も含めて宮若市のアピールされている部分だと思うんです。  それで、例えば菊池で行われた商品といいますか、どれぐらい大体1回の商品の中で、例えば宮若でするならばどれぐらいの商品が集まると思うのか、そこ辺、去年のデータなりその前のデータでもいいですけど、お願いできますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 農政課長。 ◯農政課長(竹田 和彦君) 農政課長でございます。菊池のコンクールで出品数がどのくらいかということかと思いますが。  昨年につきましては、九州全域から1,168の検体が出品がなされております。昨年は、非常に、九州、米が悪かったということで、皆様、出品が、自信がなくて少なかったという現象があっておりまして、通常1,500程度、大体集まっておるような状況でございます。  ただ、今度、九州の、熊本、今まで中ほどであっておりましたけれども、九州の北に今度位置しますので、そのあたりがどこまで影響するかということをちょっと考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 13番、寳部議員。 ◯議員(13番 寳部  勝君) 先ほどの市長のお話の中で、自治体との協議を今から進めていくというようなふうな話なんですけど、そこ辺はどんなふうな形の中で自治体、またこれ自治体が増えていけば皆さんから出資いただきながら、意外と経費のほうかけなくてできるんじゃないかと思うんですけど、そこ辺のことが答えられます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) とりあえずは、宮若市と菊池市でやりましょうということで、熊本でも1団体、福岡県で今検討中が2団体ございまして、これは、とりあえず出品をさせてどういう状況かということを確認をした上で参画するかしないか検討させていただこうということでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 13番、寳部議員。 ◯議員(13番 寳部  勝君) うまい米をつくるのには、ちょっと技術も、水管理、肥培管理もあるんですけど。  そこ辺は、例えば宮若の山本君たちがしているグループがあるやないですか。そこ辺との、今度のその九州米コンクールの開催について、今から先ちょっとそこ辺も協議の中には入れて、私自身としては、個人としては、入れて協議していただきたいなと思うんですけど、そこ辺、答えができます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 農政課長。 ◯農政課長(竹田 和彦君) 農政課長でございます。開催をするに当たり、地元の農家等と十分協議がなされるかという御質問かと思います。どのような協議をされるかということですか。  今も認定農業者連絡協議会、それから宮若うまい米コンクール実行委員会、この2団体を中心に、と主に協議をさせていただくということで、御協力をその2団体からいただくということで快諾をいただいておる状況でございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 13番、寳部議員。 ◯議員(13番 寳部  勝君) もう最後ですけど、米は大体、私たちは、昔から、百姓は農協に出すのが米の流通だったんですけど、今、自主流通米というようなふうな形の中で、農協もその中にちょっと入れてほしいなと思った。結局、いい米、農協に出しているんです、私たちも。それで、そこも協議の中に入れてくれないだろうかというお願いが一つ、これで終わりますけど。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 農政課長。 ◯農政課長(竹田 和彦君) 農政課長でございます。JA等を協議に入れたらということでございますが。  今、うまい米実行委員会というのを宮若のコンクール用に立ち上げておりますけども、その中におきましても、今、JAさんが構成組織として入っている状況でございます。  当然、農業に関する大きなイベントでございますので、やはりJAさんの御協力等は不可欠になると思います。  以上です。 ◯議員(13番 寳部  勝君) 終わります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) これにて、寳部議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(遠藤 嘉昭君) 次に、清水議員の質問をお受けします。4番、清水議員。 ◯議員(4番 清水健太郎君)〔登壇〕 4番、清水です。全国で猛威を振るっている新型コロナの影響で、今月より全国の学校等の臨時休業が始まり、教育委員会そして現場が慌ただしくしていただろうというふうに感じております。お疲れさまです。  今回、この学校現場について、学校教育の現状と課題について伺いたいと思います。  質問趣旨といたしましては、市内小中学校の学力について問う、2番目に教職員の勤務実態について問う、この2点について伺います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の質問に対し、執行部より答弁を求めます。教育長。 ◯教育長(中村 直史君)〔登壇〕 教育長です。清水議員からの学校教育の現状と課題について問うという御質問に対して、御答弁を申し上げます。  まず、1点目の市内の小中学校の学力についてでございますが。  学力については、さまざまな観点から捉えることが必要であり、測定できるものに限れば、今年度の全国学力学習状況調査では、小学校6年生は国語、算数ともに全国平均と同等であり、中学校3年生は国語、数学ともに全国平均をやや下回る結果となっております。  学力向上は本市の重点課題であり、分析に基づいた指導の充実、そして学力の基盤である学習習慣等の定着に、引き続き学校、家庭と連携して取り組んでまいりたいと考えております。  次に、2点目の教職員の勤務実態についてでございますが。  本市では、平成29年度に策定いたしました宮若市立学校における働き方改革取組指針に基づいた取組、また校務支援システムによる客観的な勤務実態の把握を通して、引き続き勤務時間の是正に取り組んでまいりたいと、このように考えております。  以上で答弁を終わらせていただきます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 再質問をお受けします。4番、清水議員。 ◯議員(4番 清水健太郎君) 4番、清水です。先ほどの教育長の答弁を踏まえ、学力の結果を踏まえてどのような取組をしているのか、教えてください。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 学校教育課長。 ◯学校教育課長(下田 和子君) 学校教育課長です。全国学力学習状況調査は、学習状況や教育指導の改善に役立てることが目的となっております。本市では、それを教育施策のほうに反映して取り組んでいるところです。  主なものなんですけれども、これまでの結果から見えてきた課題の中に授業改善という視点があります。子供たちの児童生徒質問紙から、自分で考えたり又は友達と話し合って自分の考えを深めたりする活動が十分にできていないという子供たちの声がありました。それを踏まえて、宮若市は、基本的な授業スタイル宮若スタンダードというものを確立し、この形に沿ってベテランの先生と若手の先生が共有して授業改善を図るという取組を行っているところです。  特に、本市におきましては、学ぶことがとってもいい、その価値を実感できるように、教師は子供の発言等をしっかり価値づけて授業を終わる。そういう振り返りの時間をしっかりとるように進めているところでございます。  2点目は、読書量が少ないという課題が宮若市の子供たちから見えてきましたので、全小中学校のほうに図書司書の配置をし、学校での図書館教育の推進を図っております。本年度、その取組の結果が、小学校は全国並み、中学校は全国を上回る結果となりました。  3点目の課題ですけれども、携帯やスマートフォンの使用率が全国的に上回るというのが続いておりました。それにつきましては、数年前からPTAと連携してルールを守って使用するという取組を続けております。これは、継続的な取組が必要だというふうに思っております。  次の課題ですけれども、家庭での学習時間が全国に比べて短いという結果が出てき、それについても同じくPTAと連携して取り組んでいるところです。本年度、ようやっと、家庭での学習時間が、小学校におきましても全国平均を超え、中学校においては全国平均には至っていませんが、年ごとに確実に増えている傾向でございます。  次に、学力の確実な定着、学校の中で学習はしたものの、それが定着するまでにどうも課題があるということがわかりました。そこで、放課後学習、アフタースクールを全市的に取り組み、補充学習の充実を図っております。  本年度から、民間委託のほうで取り組んでおりますが、小学校5、6年生を対象、そして中学校は全中学校に希望制をとって取り組んでおります。中学校につきましては、入試対策のほうを中心に進めておりまして、本年度は中学校の参加率も上がってきております。  このような結果を踏まえた課題、それに向けて取り組んでいるんですけれども、本年度、児童生徒の質問紙からこのような成果がありました。学校に行くのが楽しいですか、それと、将来の夢や希望を持っていますかという問いに対しまして、小学校、中学校ともに全国を上回ったという経過があります。本市の施策の中で、夢や希望を持つ子供を目指すというのがあります。それが、少しずつ結果として子供たちの声から上がってくるようになりました。引き続き、この全国調査の課題を受けて取組を進めていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 4番、清水議員。 ◯議員(4番 清水健太郎君) 非常にいろいろな取組をしてあるということがわかりました。  午前中、先輩議員から質問がありました。勤務実態のことなんですけど、教職員の。長時間労働が問題になっているということですが。それで、教職員を希望する若者たちが減少しています。福岡県の採用倍率ですけど、これが1.3倍に、11月に発表がありましたけど、なっております。  教職員の数が減っている現状の中、近隣市町村では、学級担任がいないまま新学期が始まったという学校があったと聞いておりますが、宮若市ではそのようなことが起こっていないのか、今後起こることがないのか、お聞きします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 学校教育課長。 ◯学校教育課長(下田 和子君) 学校教育課長です。1学期の始業式に学級担任がいないという現状は、宮若市においてはこれまでありません。  今後につきましても、そのことがないように努力してまいりたいと思っています。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 4番、清水議員。 ◯議員(4番 清水健太郎君) 4番、清水です。それでは、今、若い教職員が多いというふうには思いますけど、宮若市内の年齢別の職員数の割合はどうなっているのか、教えてください。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 学校教育課長。 ◯学校教育課長(下田 和子君) 学校教育課長です。年齢別の職員数の割合ということですが、20代が20%、30代が19%、40代が14%、50代が今のところ47%でございます。  本市においては、毎年初任者も入ってきておりますので、世代交代が着実に進んでいるというふうに捉えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 4番、清水議員。 ◯議員(4番 清水健太郎君) 4番、清水です。50代が47%、ほぼ50%近くになるということですけど、5年後はどういう状況になるのか、ちょっとお聞かせください。
    ◯議長(遠藤 嘉昭君) 学校教育課長。 ◯学校教育課長(下田 和子君) 学校教育課長です。50代を見てみますと、50代前半の方と中盤、後半がいらっしゃいまして、今、5年後という形で見ますと、恐らくこの47%の3分の1以上はもうその年になるのかな、退職の年になるのかなというふうに想定できます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 4番、清水議員。 ◯議員(4番 清水健太郎君) 4番、清水です。もう今回、時間ないので、すぐ次に進みたいんですけど。  教員不足のため、近年採用者数も増えております。また、その影響で20代、30代の割合が多くなってきて、今後、若手教員が指導する立場となる40代の教職員がまた少ない状況にあるんじゃなかろうかというふうに思っております。5年後なのか10年後なのかちょっとわかりませんけど、30代の校長が出るのではないかという話もあっております。  なぜ、こういうことが起きるのかというのは、やっぱり先ほどの長時間労働が原因じゃなかろうかというふうに思っておりますけど。  また、教育で最も大事なのは、私は、教員と児童生徒の関係性が学力に影響しているんじゃなかろうかなというふうに考えておりますけど、教員と児童生徒一人一人が向き合う時間を確保するために、宮若市教育委員会がどのようにサポートを行って、教育長はどのように思われるのか、お聞かせください。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 教育長。 ◯教育長(中村 直史君) 教育長です。一つは、教師と生徒との関係性を大切にすると。そのために、教育委員会としては、教員の働き方改革も含めてどう改善していくのかという御質問でようございますでしょうか。  今、おっしゃいますように、人を育てるという仕事は、基本的にもう先生と子供たちの間に温かい人間関係といいますか、信頼関係があるということ、これがもう大前提だというふうに思います。これは、口では簡単に言いますけれども、ある程度やっぱりキャリアを積みながら身につけていくものではあろうと思います。  そういう意味で、御心配いただいている若年教員の教育のことでありますけれども、これは、一つは先輩たちとの交流、あるいは先輩が若年をどう育てていくかという校内研修等はかなり中心になっていくんだろうというふうに思います。  もう一点は、子供たちと実際にかかわる時間のゆとりをつくってあげるということは、これは非常に大事なことだろうと思いますので、これが、先ほど来話題になっております教員の働き方改革と非常につながってくることだと思います。  具体的なことについては、もうるるこれまで答弁してまいりましたので、もう繰り返しはいたしませんけれども、平成29年に国が緊急提言をし、その後、平成30年に事務次官通知が出され、その中で教育委員会は何をしますか、ということが13の視点が示されています。それと同時に、学校が本来すること、あるいは保護者等と連携しながらすること、あるいは地域と一緒にすることという14の視点が示されております。今、これに基づいて、私どもは働き方改革を進めているところでありますが。  宮若市としては、少しずつ、着実に進めているつもりでございますので、今後はこの取組を続けていきたいと、このように考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 4番、清水議員。 ◯議員(4番 清水健太郎君) もう終わりたいと思いますけど。  私もついこの間まで学生だったじゃないかなと思うんですけど。やっぱり嫌いな教員の話は聞きたくないんです。授業を受けたくない。やっぱり好きな先生の話、授業は受けて、嫌いな先生の授業は出ていくという、そんな感じやったですけど。  学校現場は、非常に過酷な状態であって、教員と児童生徒が向き合う時間が減っている中、小学校の再編、今からあると思いますけど、これをしっかりしていくためにも、皆さん、力を合わせてやっていくようにお願いをいたしまして、一般質問を終わりたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) これにて、清水議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(遠藤 嘉昭君) 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。  ここで、10分間休憩します。                  午後3時55分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後4時05分再開 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  それでは、茅野議員の質問を一括してお受けします。16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君)〔登壇〕 16番、茅野でございます。一番最後になりましたけど、あと30分だけ辛抱してください。  今回、私は2点ほど質問を通告しております。1点目が、下水道行政について伺う。杉坂団地の下水道行政の今後の接続計画はどうなっているのか。2点目が、国土調査の意義と目的。国土調査は、法的に適正な手続で行われていると思いますので、適正に行われているのかどうかをお尋ねをします。  言っておきますけど、わかりません、知りません、ありませんということはやめとってください。一番肝心なことですので、文書としてきちっと残っとかないかん問題ですので、ありません、知りません、わかりませんというような、私は質問はしておりませんので、すいませんけど、お願いします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の質問に対し、執行部より順次答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただ今、茅野議員からの御質問に対しまして御答弁申し上げます。  まず、下水道行政についてでございますけれども。  杉坂団地の下水道の接続計画についてでございますが、この地区を接続するためには、本市の事業認可区域を拡大させることが必要であることから、都市計画法による国への申請及び下水道法による県への申請を行うため、福岡県が国と協議を進めておるところであります。許可取得は、本年5月下旬の予定でございます。  来年度以降の事業といたしましては、早期着手申請などにより、全体的な実施設計の早期完了に努めるとともに、道路工事との重複を避けるため、旧宮田駅ロータリー付近の宮田・三坑線道路用地内の下水道管埋設工事を先行してまいりたいと考えております。  また、全体的な接続事業は令和6年度の完了を目標に、年次的に整備を進めてまいりたいと考えております。  2点目の国土調査の意義と目的でございますけれども。  国土調査につきましては、国土調査法に基づき事業を実施をしておりまして、近代的な測量や調査によって、より正確な地籍図及び地籍簿の整備を行い、国土の開発、保全、利用の円滑化を目的とするものでございます。  本市におきましては、平成15年度から国土調査を実施しておりまして、平成27年度からは旧宮田地区、旧若宮地区の2班体制で調査を進めておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 再質問をお受けします。16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 私が杉坂団地のことを聞いておるのは、これは一日も早く計画を進めていただきたい。5月下旬には認可がおりるというようなことでございますので、認可がおりる前に問題点の整理をしとかれる必要があろうと思いますので、お尋ねいたします。  先ほども言いましたように、わかりません、知りません、ありませんはやめとってください。これ、杉坂の人の大事なことの話でございますので、よろしくお願いしときます。  まず、最初に、杉坂の中の宮田241─113番地の土地の所有権者はどなたですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。  241─113番地の所有者でございますけれども、昨年の12月の議会でも御答弁させていただいた内容かと思います。宮若市の土地になってまいります。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) これ、何年に名義が変わったんですか、宮若市は。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) ここの土地に関しましては、当初は、あそこの造成されていた方の名義でございましたけれども、その後に直方の民間会社のほうに所有が変わりまして、今、現在は宮若市となっております。  その時期でございますけれども、それが昭和58年ごろでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) その時点で、中にある汚水施設はあったんですか、なかったんですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。そのころ、58年ごろに旧宮田町のほうの名義に変わっております。恐らくですけれども、そこの団地の造成が終わりまして、分譲が始まっているころだと思います。新築の家等も建ち始めているのかなと思われますので、そのときには既に機械等は設置されていなければ汚水処理は処理ができませんので、機械は座っていたものと考えられます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) それじゃあ、杉坂団地全体の管路と、これの、汚水処理施設の所有権者はどなたですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。先ほどから申し上げておりますけれども、杉坂団地におきましては、昭和54年ごろから土地計画法に基づきます開発行為により、昭和59年ごろまでで完了し、開発完了公告をもって全体整備がなされた団地となってまいります。それにおきまして、道路、公園、上水道並びに雨水管の放流管につきましては帰属をされておりますけれども、下水道の、それを集めます管と終末をいたします処理施設におきましては、これがはっきりと明確にはなされておりません。  これで、今現在、帰属をされておりませんので、現在管理をされております管理組合の方のほうの所有になるのではないかというふうに想定されると思います。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 軽率にそんなこと言うと、大変なことになります。そんなことをできるわけないでしょう。開発のときに条件、きちっと決めて書類をつくるのが、許認可権者の仕事じゃないんですか。  そのときの条件について条件に入っていない。それじゃあ、違う方向で聞きますけど、ちょっと、占用願出ていますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。その管についての占用願でございますけれども、当時、土地計画法に基づき整備されたものでございますので、確かなものということではございますけれども、占用願というのは今現在出ておりません。  当時の手続に恐らく漏れがあったのではないかなというふうに思われますので、数量や規格などを確認いたしまして、是正してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) わからんこと言ってもらったら困ります。だから、そんなこと言ってもらったら困るから言う。  占用許可が出ていないんでしょう。そんなことを調査もせずに、これはしてもらわんと困るんです。あそこの認定許可を申請されたんですか。問題点はいっぱい残したままそんなことするんですか、行政は。  それじゃあ、別の角度からちょっと聞きますけど、汚水ますのふたはどこのマークが入っていますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 今、杉坂団地内にあります汚水ます並びに雨水ますのマンホールのふたは、旧宮田町の町章が入っております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 宮田町のもんじゃないですか、マークが入っとる。占使用許可も出ていないんでしょう。  また、ちょっと別の角度から聞きますけど、こないだ杉坂の中の汚水管の調査をされましたね。その費用は誰が出したんですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。今、既設の下水管の調査についてでございますけれども。  既設の汚水を流すために流域下水道に接続して流すためには、不明水がまずあるのかどうなのかという調査をしまして、遠賀川中流流域不明水監視委員会のほうに報告をしなければなりません。その報告をするのに対しまして、宮若市のほうで公共性があるものと判断し、調査をしているものでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 自分とこのものだから調査したんでしょう。人のもんをしたんですか、税金で。  言っておられることが全然わからん。一日も早くしてくれということを言っとるんです。だから、そういう問題点をきちっと片づけとかないとだめだから言っとるんです。  時間がないから、これ、また行きますけど、答弁になっていない、全然。  それじゃあ、認可された受益者負担金はどうなりますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。  受益者負担金につきましては、宮若市公共下水道事業受益者負担金に関する条例に基づきまして、徴収いたしたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) だから、自分のもんだから、管路で使えるとこは使おうちゅうわけでしょう。  その間、組合に管理だけ委託しとっただけちゅう話にしか受け取れません。当然、受益者負担金は新規に取らなくてはいけない。そのために、金額は高いでも組合員の人は払って、管理して、基金を積んどるわけですから。
     早急に整理していただかんと、5月下旬におりるんです。こんな問題も何も処理せんずくに進んでおられるんですか、だめです、そんなことじゃあ。6月までの間にきちっとした方向性を出しとってください。  時間がないので、2点目に行きます。  国土調査については、よくわかりました。目的と一応きちっとはっきりしとかんといかんということでございますので、それはいいんですけど。  上有木は、国調終わっていますね。上有木のこっちの地域は。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(谷口 公成君) 土地対策課長です。上有木地区につきましては、国土調査はもう終了しております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) これ、個人名言うと問題になるので、皆さんわかっていないと思いますけど、上有木603、この方の財産相続管理人の手続は書類上はきちっとできておりますでしょうね。これ、今の課長はわかられんと思いますので、その当時の担当だった伊藤調整監がきちっと知ってありますので、ちゃんと法律上、きちっとした相続管理人が判を押して、境界とそこは認定してありますね。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 伊藤調整監。 ◯調整監(産業建設)(伊藤  剛君) 調整監です。先ほど言われましたように、私が当時を担当をいたしておりました場所でございます。  この場所につきましては、個人名義でございます。ただ、相続を調査いたしましたけども、相続者がいないということで、国土調査法の中で管理者又は利害関係人ということで、今言われている場所につきましてはのり面でございます。農地ののり面でございます。そののり面の農地の上の部分の所有者の方に確認をしたところ、自分が管理しているというということで、管理者としてその方に境界を確認していただいたということになります。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) もうそのことだけ、後でもう一回調査してもらわんといかんとですけど。  のり面であろうがなかろうが、法的なことには関係ないわけです。相続人がおらんのに、相続権利のない人がその土地の確認をしましたちゃ、判つけるんですか。それが国土調査ですか。  この土地で災害が起こっとるんです。これ、誰が責任とるんですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 伊藤調整監。 ◯調整監(産業建設)(伊藤  剛君) 現在まで、その土地につきましては、戦時中、防空ごうが掘られていたということで、水道がありまして、災害が、水が多く出たときにはそこから水が出るということで、再三にわたって、下のほうの地権者の方から御相談がありました。  それで、市としましても、工事はしたいんでけども、個人所有であるということで、材料支給とか、それからブルーシート張ったりとか、できるだけのことは対応はしてきております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 私は、国土調査が法的にきちっとされておるのか、されていないのかということを聞いておるんです。  法的にきちっと財産相続管理人ちゅう人がおられて、その人が、あなた方が認めて判ついてあるわけやから、そうならそうということを言ってもらえばいい。その方に対して、今度は、横の方が、被害が出たら請求するだけの話なんです。だから、その書類はきちっと整備してありますねということを私が聞いとるんです。  そんなことは何もできずに、その方が相続管理人みたいなことで判つかれたんですか。その関係書類があるはずですから、出してください。その方が相続管理人になるだけの書類をきちっと整備された中で、境界から土地の確認をされて、国調が終わっとるんです。そうでしょう。その人が違うかったらどうなるんですか。  そういうことをきちっと、意義と目的のためにやっていきよるのが国土調査でしょう。そしたら、相続人がおらん、何がおらんということであったら、法務局と相談した中で、法務局の中で告示して、国に土地を返す話だけなのに。  だから、私が言うように、財産相続管理人がおられて、その方が判つかれたということであれば、その書類があるはずですから、出してください。  もう時間になりますので、これはまた6月に、きちっとそれまでの間に回答してもらえばいいので。ただ、伊藤調整監が6月におられないのに、前のことと言われたら困りますので、ちゃっと6月までの間にわかるように、申し送って、書類の整備をしとってください。  これで、私の一般質問を終わります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 伊藤調整監、最後に一言だけ。最後でございますから。 ◯調整監(産業建設)(伊藤  剛君) 調整監です。言われましたように、6月議会には出ませんが、土地対策課長がおりますので、国土調査の内容につきましては、引き続いてしっかりと対応させていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 茅野議員、終わりですか。  これにて、茅野議員の質問を終了いたします。  これをもって、一般質問を終結いたします。       ────────────・────・────────────   日程第3.議案第20号令和2年度宮若市水道事業会計予算撤回について ◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第3、議案第20号令和2年度宮若市水道事業会計予算撤回の件を議題といたします。  市長から撤回理由の説明を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただ今、議題となりました議案第20号令和2年度宮若市水道事業会計予算の撤回につきまして、その理由を御説明申し上げます。  昨日、3月11日に開催をされました予算審査特別委員会におきまして、本予算について産業建設分科会より内容の一部に関して不適切であるとの御指摘をいただき、委員会全体会において否決との結果が出されております。執行部といたしましては、委員会の御指摘内容等につきまして精査、検証を行いまして、まずは本予算案について、宮若市議会会議規則第19条第1項の規定により、撤回をさせていただきたく、議会の承認をお願いをし、その後、改めまして御指摘の内容を是正した上で、令和2年度宮若市水道事業会計予算案を提案をさせていただきたく、お願いを申し上げる次第でございます。  このような事態に至りましたことにつきましては、深く反省をいたしておりまして、反省の上で、今後の市政運営に臨みたいというふうに思っております。議会の皆様方には大変御迷惑をおかけを申し上げますけれども、よろしくお願いを申し上げる次第でございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) お諮りいたします。ただ今、議題となっています議案第20号令和2年度宮若市水道事業会計予算撤回の件を承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。したがって、議案第20号令和2年度宮若市水道事業会計予算撤回の件を承認することに決定しました。  一旦、ここで暫時休憩し、議長団協議、議会運営委員会、各常任委員会を開催いたします。                  午後4時24分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後5時05分再開 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ここで日程の追加をお諮りします。  議案第21号を日程に追加し、追加日程第4として議題としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) よって、議案第21号を日程に追加し、追加日程第4として議題とすることに決定しました。       ────────────・────・────────────   追加日程第4.議案第21号 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 追加日程第4、議案第21号令和2年度宮若市水道事業会計予算についてを議題といたします。  本件について、提案理由の説明を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただ今、議題となりました、議案第21号令和2年度宮若市水道事業会計予算につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  本議案は、令和2年2月28日に提出をいたしました議案第20号につきまして、議会より撤回の承認をいただき、先般の予算審査特別委員会の御指摘等を踏まえまして、改めて、令和2年度宮若市水道事業会計予算を提出するものでございます。  詳細につきましては、水道課長が説明をいたしますので、よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 水道課長。 ◯水道課長(柴田 伸幸君) 水道課長です。ただ今、議題となりました、議案第21号令和2年度宮若市水道事業会計予算について、補足説明を申し上げます。  本議案は、撤回の承認をいただきました、議案第20号令和2年度宮若市水道事業会計予算について、予算審査特別委員会での御指摘を踏まえ、改めて提案するものでございます。  宮若市水道事業会計予算書の40ページをお願いいたします。  収益的支出の額でございますが、浄水場の運転管理業務委託体制を見直し、土日祝日の運転管理業務を業務委託から会計年度任用職員が対応することにより、1款1項1目原水及び浄水費では、当初提出しておりました予算と比較して、236万2,000円を減額した1億1,824万6,000円を計上いたしております。  内訳といたしましては、1節給料では251万4,000円を追加し、1,545万6,000円とし、2節手当では49万4,000円を追加し、412万9,000円といたしております。また、14節委託料では537万円を減額し、3,407万4,000円といたしております。  以上で補足説明を終わらせていただきます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) これより質疑に入ります。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 質疑なしと認めます。それでは、これをもって質疑を終結します。  よって、ただ今、議題となっております議案第21号は、産業建設委員会に付託いたします。       ────────────・────・──────────── ◯議長(遠藤 嘉昭君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。あす3月13日の会議は、議事の都合により、午後1時に繰り下げて本会議を再開いたします。  本日はこれにて散会いたします。                  午後5時09分散会       ────────────────────────────── ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃  会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。     ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃    令和2年 3月12日                           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                 宮若市議会議長  遠藤 嘉昭          ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                 会議録署名議員  清水健太郎          ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                 会議録署名議員  柴田裕美子          ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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