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令和2年第1回定例会(第2日) 名簿 開催日:2020年03月02日
令和2年第1回定例会(第2日) 本文 開催日:2020年03月02日

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  1. 宮若市議会 2020-03-02
    令和2年第1回定例会(第2日) 本文 開催日:2020年03月02日


    取得元: 宮若市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-16
    2020年03月02日:令和2年第1回定例会(第2日) 本文 ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット)                  午前10時00分開議 ◯議長(遠藤 嘉昭君) おはようございます。本日の出席議員は17名で、定足数に達しております。  これより、令和2年第1回宮若市議会定例会を再開いたします。  それでは、会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。よって、この議事日程に従って本日の会議を進めてまいります。       ────────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、2番、山元議員、3番、藤嶋議員を指名いたします。       ────────────・────・────────────   日程第2.議案第14号~議案第20号 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第2、議案第14号、議案第15号、議案第16号、議案第17号、議案第18号、議案第19号及び議案第20号、以上の7件を一括して議題といたします。  なお、この7件及び施政方針に対する質疑をお受けいたしますが、議事進行上、まず施政方針に対する質疑をお受けします。質疑はございませんか。2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) 2番。議長、先に、多岐に質疑がわたりますけれども、一括して言ってよろしいですか。  それでは、施政方針に対して質疑いたします。  まず、施政方針書の3ページのところにありました宮若米のブランド力の向上に向けて販路拡大とあります。また、この販路拡大につきましては、10ページの商工のところと、それから最後のふるさと返礼品のところにも販路拡大とありますけれども、具体的な販路拡大の方法等ありましたら教えてください。  それから、スポーツを通じ、関係人口・交流人口の拡大とあります。予算書の中には具体的な取組などはありませんが、どのような市長の考えがあるのか、お聞かせいただければと思います。  それから、9ページの農福連携とあります。これの調査、協議とありますけれども、協議の組織の枠組みとどのような感じで進めていかれるのか、具体的なものがあればお示しください。  それから、11ページ、観光の振興とあります。この内容についても、予算書を見たら、昨年と同様の内容になっておりますが、今、非常に観光に力を入れようという機運が高まっております。このような中で、何か新しい考えがあるのなら、それもお示しいただきたいと思います。  それから、14ページ、不登校対策委員会とありますけれども、これはどのような構成員による組織であるのか、どのような内容が進められていくのかも教えてください。
     それから、最後に16ページ、電子入札が施策の中に入っておりますけれども、この概要だけ教えていただけたらと思います。よろしくお願いします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 農政課長◯農政課長(竹田 和彦君) 農政課長でございます。米の販路拡大ということで御質問をいただいております。  これにつきましては、これまでもやっておりましたけれども、今では近隣市町村大型商業施設、こちらでの米の農産物直売の販売、このお米をメーンにしてやっておりますので、こちらをやりながら、その他いろんな大型商業施設スポット販売があると思いますけれども、そちらでの新しい米袋を活用した販売をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 社会教育課長◯社会教育課長(松尾 竜彦君) 社会教育課長であります。スポーツを通じて関係人口・交流人口の拡大等でございますけど、本課におきましては、各種大会等、広域的にわたるものの大会も行われております。そういった中で、いろんなところからの参加等があり、それは引き続き行うこととし、また、各種スポーツ施設を使っての例えばキャンプ、あとはそれに伴うものの誘致等も積極的に行っているというところから、そういったものを活用しながら交流人口の拡大に努めていくといったものでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 農政課長◯農政課長(竹田 和彦君) 農政課長でございます。すみません。農福連携の進め方のほうがございました。  これにつきましては、まず先進地として佐賀県、熊本県の取組事例がございますので、こちらの視察を予定いたしております。また、市内農業者、それから農業法人等アンケート調査や聞き取り調査を実施をしていきまして、ニーズの把握をしていくとともに、福祉分野とのすり合わせをしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 産業観光課長◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。観光の推進につきましては、例年どおり市イメージアップ事業、追い出し猫を活用したイメージアップ事業、それから、宮若ナビで見える周知を中心に行っていきたいというふうに考えております。  それと、ことしのあれでも新たな事業といいますか、タイアップしていくということで申し上げますと、本年度10月に日本女子オープンが開催されますので、その機を活用いたしまして、市のイメージアップ、それから市の紹介PRをしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 学校教育課長◯学校教育課長(下田 和子君) 学校教育課長です。不登校対策委員会についての御質問の回答です。  構成要員は、各学校の校長先生方に出席していただきまして、教育委員会と協議をしております。内容は、各学校における遅刻、不登校、又は欠席の状況等を共有し、その取組、そして成果の上がった取組等を情報交換しながら進めております。  その対策に係る検討、又は研修会等を実施し、各学校での実践の共有化を図るようにしております。  また、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、関係機関との連携のあり方についても協議を進めております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 管財課長◯管財課長(野田 哲也君) 管財課長でございます。お尋ねの16ページの入札の電子化ということで、電子入札について御説明いたします。  電子入札と申しますのは、現在、紙で行っている入札業務を、インターネットを利用して行うものでございまして、仕様書の入手から開札までの一連の業務をパソコン上で実施するものでございます。  本市の仕様といたしましては、福岡電子自治体共同運営協議会というところが開発しておりますシステムを共同利用させていただくような形で入札の電子化を図ってまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 2番、山元議員。 ◯議員(2番 山元 秀一君) 2番。それでは、販路拡大のところについてなんですけれども、昨年より、大型商業施設での販売等というのは行われていたわけでありまして、余り真新しい内容はないのかなというふうに思います。販路拡大ということで、新たな拡大、新たなところへの売り込みとかいうのが盛り込まれているのかなと思いますけれども、今、それはないということで、ぜひ、また年度を通してしっかりと取り組んでほしいと思います。  それから、もう一点、お聞かせください。自主防災組織というのが9ページにありますけれども、この自主防災組織の概要を教えていただきたいです。  それから、今、もう自主防災組織ができているところがあれば教えていただいて、市がどういうバックアップ等、取組を進めていくのかも教えていただければと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 総務課長◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。自主防災組織につきましては、平成23年度から、総務課のほうが組織の立ち上げ、それから育成ということで、各自治会のほうに呼びかけを行っております。  基本的には、今、各自治会単位での組織化をずっと図ってきているところですが、基本的には防災会長ということで自治会長さんがその役に着かれまして、自治会の役員の方がそれぞれの担当業務を担うという形になっております。基本的にはそれぞれの地区において実施されます訓練、こういった分に関しまして、本市のほうでサポートを行っているというところです。  現在、自治会数がかなり多いわけでございますが、立ち上げられている組織数としては45の自治会で立ち上げが行われております。世帯比にしますと77.6%が一応自主防災組織の中に含まれるという状況になっております。自治会ごとでの設立については、かなりここ数年、もう非常に厳しい状況が見えてきておるというところから、小学校区単位であるとか、あるいは自治会のブロック単位での立ち上げと、複数の自治会での立ち上げについて要請を行っているというところでございます。  昨年度も訓練等、それから研修会を実施してきておりますが、次年度におきましても引き続きそういった訓練を実施して、組織の必要性というのを各自治会のほうに訴えていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) いいですか。ほかに質疑はございませんか。7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) 7番、安河です。2ページの、市内の光ファイバー回線地域解消のために、通信事業者と協力し、吉川地区高速インターネットサービスの導入を図ってまいりますとあります。昨年もこれ請願要望書が出ておりますけれども、ここに、9月にお願いしましたけど、宮若市内の光インターネットのサービスの早急に整備していただくように請願いたしますって、私は若宮地域7名の議員の請願を出しておりますけれども、本当に宮若市内全域ということをお願いしているんです。だから、やっぱり山口校区も今回出ております、要望が。本当に昨年の要望を市内全域ということを考えられなかったのか。  それと、次に3ページ、自然災害対策目的とした国の防災、減災、国土強靱化のための3か年緊急対策と連携しながら、金丸、福丸地区排水施設やくらん谷ため池の護岸整備等行ってまいります。  ここに出ていますけど、あとほかの地域からもいろいろ要望が出ていると思うんです。その辺はどういうふうにされるのか。  それから、次に6ページの上水道は健全な経営確立に向け、中長期的な経営の基本計画である経営戦略の策定に取り組みますとあるが、1年間に水道管の交換がどのくらい工事されているのか。それと、水道管の総延長を教えていただきたい。  以上、3点です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 総務課長◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。まず、2ページの光ファイバーの関係の御質問について御答弁申し上げます。  議員言われますように、昨年度、自治会を含めて要望書が出されております。基本的に、これまでも御答弁申し上げておりますけれども、光の敷設については基本的には民間事業者が敷設するというのが大前提になっております。しかしながら、今般、国のほうが進めます政策の中で、要は5G等の普及が今後進んでいくという中で、そういった情報格差が生じる可能性があるということから、いろんな手だてをされておるところでございます。  今年度といいますか、令和2年度の予算で、吉川地区の光の敷設に関する事業費ということで計上させておりますが、これにつきましては、先般、川口議員からの御質問でもありましたとおり、今回の事業実施に当たりましては、国のほうが電波利用料を財源とした新たな措置ということで、要は、なかなか光の敷設が進まない地区に関して、国として何らかの措置を講じるということで補助金の創設を行ったと。この補助金を活用して1つはやろうということで今回、実施に向けて進めておるところでございます。  したがいまして、その他の地域につきましても、先般御答弁申し上げましたとおり、山口地区の一部、あるいは千石、まだ敷設の見込みといいますか、できていないという状況ですので、こういった部分につきましては、国のいろんな政策等も見据えながら、活用できる財源等を確保するとともに、やはり市域での格差等があってはならないという、こういうスタンスで検討を進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。議員お尋ねの、国土強靱化地域計画での整備箇所でございます。これにつきましては、市内等で必要な箇所等を調査、精査しました。その中で、所管の県等とも協議した中で対応が可能な箇所ということで、令和2年度で2か所の事業を取り組むこととしております。  1つ目のくらん谷池につきましては、護岸の浸食が著しく、また隣接している家屋がありますので、そこの擁壁に対する被災、影響等を考え、護岸整備をするものでございます。  それと、金丸、福丸地区の排水施設の整備につきましては、令和2年度から国土交通省がこの金丸エリアの築堤の事業に着手することから、その事業と合わせまして排水対策のほうを今回の事業で計上させていただいております。  そして、ほかに検討した箇所はということでございましたが、鶴田地区につきましても内水対策等検討しておりますが、隣接する小竹町、それから遠賀川河川事務所等の協議がございます。また、全体的な広域的な対応策を検討する必要がございますので、令和2年度におきましては、金丸地区、それとくらん谷池の護岸整備ということで、予算要求させていただいております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 水道課長◯水道課長(柴田 伸幸君) 水道課長です。配水管の更新状況でございますが、おおむね年間5,000万円程度で、5か年の更新計画を策定し、毎年計画をローリングしながら事業を進めております。  また、配水管の延長ですが、三浦地区、若山地区合わせまして、市内で約200キロの管を管理しております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) 7番、安河です。先ほど、鶴田地区の内水対策ですね。長年、いろいろ要望が出ていると思います。その辺もやっぱり小竹をまたいでありますけど、その辺、長年市民の方からいろいろ要望が出ておりますので、その辺は市のほうも対策を練ってやってもらいたいと思いますので、よろしくお願いしておきます。  あと水道課ですけど、200キロと言ったかね、200キロ全長がありますね。これ今、年間工事の割合として、私としては200キロだったら何十年かかるやろかと思いますけど、その辺をちょっと、計画としてどう思われているか。お願いします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 水道課長◯水道課長(柴田 伸幸君) 水道課長です。今の事業計画でやりますと、約100年の工事計画になります。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。いいですか。ほかに質疑はございませんか。14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君) 上水道課長、100年かかるという形ですけれども、現実には岩淵の水道管落ちたじゃないですか、あそこ。あれ何年たっていたんですか。あの管が。ちょっとそれから教えてやって。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 水道課長◯水道課長(柴田 伸幸君) 配水管ですが、40年が経過しておりました。40年です。その年に更新をする予定だったんですが、その前にちょっと崩落したという形になっています。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君) 島本です。それはよくわかりましたけれども、現実には旧宮田町時代には貝島炭砿閉山後にはそっくりその水道管は移設してもらっているんですよね。それを含めての200キロですか、今古い管があるというのは。  1つ言いたいのは、100年もかけて、あの管の、何ぼあったですか、100メーター。落ちた管だけで何日困ったですか、地域住民は。そういう状況が今から発生するんですよ。吹き上げたところ結構あるでしょう。100年持てんでしょう、管が。もう少しそこらあたりは市民の立場になって、100年をせめて半分の50年ぐらいで入れかえてくれんですか。そうすることのほうが何よりも市民は喜ぶと思いますよ。  生活の糧です。水がなかったら生活できないですよ、飲み水がなかったら。皆さんそう思ってられませんか。それを今まで放置しとったというのは、ちょっといかんのじゃないですか。それは予算の関係があることは十分にわかりますけれども、赤字になるでしょうけれども、まずはやっぱり住民の生活を最優先に考えていただいて、そういうものに予算をつけていただく。100年かかるものを50年、50年かかるものを25年ぐらいでやり上げるぐらいの気持ちで取り組んでいただきたいと思います。  以上です。答弁は要りません。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに質疑はございませんか。9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) 安河議員からいろいろ御質問をしていただきましたので、関連質問にはなるかと思いますが、7ページの水害の部分です。  鶴田地区ということで、出身であるということもありまして、質問させていただきますが、27年の3月に鶴田地区、磯光、それから金丸と請願書を出させていただいたというふうに思っております。  その後、28年の10月に国会のほうに赴きまして、国交省に直接要望ということで、そのときはもう前向きに考えますというふうな答えをいただいて、進んではいっておりますけれども、先ほど安河議員がおっしゃったように、鶴田地区は進んでいない。その原因については小竹の調整ということですが、私、行政区をまたいで意見交換することはあるんですけれども、宮若市のほうが全く動いていないというふうに言われています。いろいろな形で協議を申し込んでいるけど、宮若市のほうが乗ってこないというふうな状況の中で、もう知らんよというふうなことまでちょっと言われました、遠回しに。これについてどうお考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。  それから、8ページ、若小跡です。ここにつきましては再開発ということで、学校跡地を高層マンションということで、そういったお話がありました。これ記者発表も終わりました。住民説明会も終わりました。その後、今どうなっているのか、この話は進展しているのか停滞しているのか、それとも衰退、後退しているのかをお聞かせいただきたいと思います。  それから、10ページのトヨタの関連でございます。トヨタ関連が非常に目まぐるしく企業立地、誘致されておりますけれども、周辺の道路整備は今後どうなっていくのか。この施政方針の中では、道路整備の部分というのは聞き取れないというふうに思いますけれども、トヨタが進出してもう三十有余年になると思いますけれども、大きく変わったというふうには感じておりませんし、渋滞するところの渋滞緩和にも全く変化がないというふうな状況の中で、今後どうされるのか、お聞かせいただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。今、弓削田議員の御質問の中で、小竹地区との協議のほうは、小竹の土木建設課等ともやっております。実際、ここ直近では、今月末に国交省を交えたところで土木協会、今後の進め方も含めたところで協議を計画はしております。実際、その回数としては3回程度ほど小竹のほうと協議のほうはしておる状況でございます。  ただ、当然、地元等からの要望もございます。広域的にもなりますけど、鶴田地区の配水対策には当然国土交通省と隣接します小竹町と協議をしながら進めてまいりたいと考えております。  それと、道路のほうも続けてよろしいでしょうか。  令和2年度におきましては、社会資本整備総合交付金を活用しまして、トヨタの外周を、ちょうどトヨタのメーンゲートの入り口になりますけど、そこの整備のほうを今回計画しております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。若宮小学校跡地の利活用に関してのお尋ねでございます。  跡地につきましては、公共ゾーンと定住ゾーンということで区分いたしまして、昨年度、平成30年度に跡地の利活用基本計画を策定いたしまして、それに沿って事業を進めておるところでございます。  昨年の11月に、地元に対しまして、基本計画の説明会を開催いたしまして、さまざまな御意見をいただいております。跡地の利活用計画でございますが、この説明会で出されました意見全てを取り入れるということは困難な状況でございまして、この地元から出された意見を十分踏まえまして、この跡地につきましては、地元にとっては愛着のある場所等でもございますし、宮若市にとりましても、本市の人口が減少している中、市内でも地区拠点といたしましてポテンシャルの高い地区でございます。  そういったことを踏まえまして、定住政策等を含めまして、今後、地域や宮若市にとりまして、この地区がどのように利活用を図っていけばよろしいのかということを十分時間をかけまして検証して、また新たな計画ができましたら御報告を申し上げたいというふうに思っております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) 小竹との協議ということで、3回ほどされて、今月末も計画するということでございます。小竹町としては、御存じのように、40億の防衛予算でポンプをつけておられるんです。小竹のほうはもうそれで十分であると。あとは宮若市のほうから水が来るから困っていると。だから何とかというふうな話ですけれども、宮若市がその話に乗ってくれないというふうに私は聞いています。  いずれにいたしましても、協議をされているということでございますので、どういうスタンスで、どういう立ち位置で話をされているのかというのはわかりませんけれども、ぜひ、双方がよくなるように協議をしていただきたいというふうに思いますが、どういうふうな内容なのか、もう一度お話の内容についてお尋ねします。  それから、続きましたので、トヨタの外周のメーンゲート付近を整備されるというふうなことでございますけれども、市の中心部からトヨタの方向に向くほうについては、なかなか進まないというところで、おまけに、県道の部分についても、御存じのように、全く進んでない部分があると。もう供用開始できるような状況であって、いつまであのままなっているのかなというふうなところについては、どうお考えなのかをお尋ねいたします。  若小については、正直、質疑ですから、質問じゃないんで、私の思いは伝えられませんけれども、もっとスピード感があっていくのかなというふうに思っていましたけれども、しっかりその辺は住民の意見を聞かれるということでございますので、今後に期待したいと思います。2点です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長
    ◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。議員お尋ねの、今の打ち合わせの内容でございます。平成25年に1度、宮若市、それと小竹町でこのエリアの水利解析のほうを実施いたしました。その中で課題等を見つけ、どこにどういう対策をすればいいのかということで協議してきたわけです。その中で、平成30年度に広域的に雨も降りました。そのときのまたデータをもとに、小竹町さんのほうが新たに水利解析のほうを手がけております。そのデータ、平成30年度に実施したものそれと平成25年の実施したこの2つについて協議して、どういう形で冠水対策を行えばいいかということで協議をほうを今進めておるわけですけど、まだ、先ほどと同じになりますが、3月中には再度、国土交通省も交えたところで協議のほうを行って、進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(谷口 公成君) 土地対策課長です。トヨタ周辺の県道ということでございますが、県道岡垣宮田線の道路改良につきましては、新幹線高架下より倉久川の橋梁付近までの供用開始をしておりますが、残りの福岡・直方線パイパスまでの間につきましては、令和3年度の完成に向けて工事が進められているところでございます。  それと、芹田・石丸線の関係でございますが、芹田・大谷交差点に抜けるバイパス計画が事業化されております。現在、測量・設計・実施調査が行われております。今後も必要に応じて、福岡県より地元説明会が行われることとなっております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) 小竹との協議ということで、いろいろ僕も聞いています。例えば地元、鶴田、磯光付近、天照宮付近も含めて、向野川が氾濫すると、もう完全に水没してしまう。自宅からもう出れない。避難所の公民館にも行けないという状況でございますので、しっかり小竹さんとお話をしていただいて、小竹もあそこ工業団地を持っていますから、そのためのポンプだということで、それに宮若市のほうたまったもんじゃないよというふうなのが思いだというふうに思います。しっかり協議していただいて、早急な対応を求めたいと思います。  それから、トヨタにつきましても、トヨタ周辺の道路整備、渋滞緩和の部分についてはいかがですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(谷口 公成君) 土地対策課長でございます。県道岡垣・宮田線の倉久交差点の渋滞の件でございますが、現在、県のほうには要望しております。まだ、ちょっと回答はあっておりません。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) 谷口課長は御存じですよね、どういうふうな状況かというのは。ここはもう何年前からでしょうか。地元議員がおらっしゃるけれども、相当前からもうずっと要望があって、何ら変わっていないというのが現状だというふうにも、もう認識だと思いますので、引き続き強い要望をしていただきたいというふうに思います。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに質疑はございませんか。4番、清水議員。 ◯議員(4番 清水健太郎君) 4番、清水です。何点かちょっとお聞きします。  6ページの空き家対策の分ですけど、措置手続を進めますということで、何件ぐらい、どのくらい進めるのかお聞きします。  それと、あと、遠賀川中流域の関係です。中流と下流域の連結についてはどうなっているのかお尋ねします。  それと、先ほど、弓削田議員が聞かれました若小跡地の分です。8ページです。8ページの若小跡地の分なんですけど、時間をかけてということだったんですけど、優先交渉権がある業者は時間をかけてずっと待ってくれるのか、ちょっとお聞きします。  それと、あと、次のページ、9ページです。防災行政無線のところですけど、行政無線のほうは消防が使ったり音楽が流れたりして大体使われているんですけど、緊急速報メールについて、他市町村ではたまに練習みたいな感じでメールが入っているんですけど、宮若市はそういうのはしないのか、ちょっとお尋ねします。  それと、次の10ページですけど、今、私も農業をしていますけれども、動物がおりに入らんで、農作物がおりに入っている状況です、今。侵入防止柵で、もう農作物のほうがおりに入っているんですけど、どのくらいまでこの農作物をおりに入れる、今からまたこの支給の補助金、補助の期間と、距離がわかったら。大体もうそろそろ1周ぐらい、宮若市を1周してもいいんじゃないかなというふうに思うんですけれども、それをお尋ねします。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(宗岡 雅人君) 建築都市課長です。空き家対策のことにつきまして、今年度の略式代執行をする箇所でございますけれども、──今年度と申しますか、令和2年度です。令和2年度は太蔵地区にあります1軒の特定空き家を代執行で除却する予定にしております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。急流流域の連携についてでございますけれども、今、現在は、25年に行われました首長会議の中での最後の認識ということで、それぞれの首長さんにこの連携がいいのかどうかというのをお尋ねしている状況でもございます。  なぜかといいますと、首長さんが今かわられたところもございますので、再度それを聞き直しているというところでございます。その後に、また下流と合わせた形での連携についての協議を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。若宮小学校跡地の優先交渉権者についてでございますが、優先交渉権者の提案内容に、現在、実現可能が困難な計画ということが含まれております。  このようなこともございまして、今後のかかわり方等に関しまして、相手方と今後協議を行ってまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 総務課長◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。議員お尋ねの緊急速報メールにつきましては、基本的に携帯通信事業者のほうとの取り交わしによって運用しております。基本的にテストはだめということになっております。  ただ、訓練の中に位置づければこれは可能ということですので、昨年度はたしか日吉地区の自主防災会の訓練のときに1回、訓練の中に組み込んでメールを流すといったことをしたことがあるかと思います。  今後はそういった形で、訓練の中には組み込んでいきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 農政課長◯農政課長(竹田 和彦君) 農政課長でございます。鳥獣の侵入防止柵の状況でございますけれども、令和元年につきましては、トータルで1万4,000メートルが計画設置予定でございます。それから、前年、平成30年度におきましては、約3万メートルの設置をいたしております。ちょっとトータルは数字は把握しておりませんけれども、一番多いときでちょうど5年ぐらい前になると思いますけれども、大体5万メートルの設置をいたしております。  この対策につきましては、今のところまだ継続されるということで聞いております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 4番、清水議員。 ◯議員(4番 清水健太郎君) 4番、清水です。代執行、空き家から1軒ということですけど、それで大体、特別措置法についての空き家はもうその1軒しかないということですか。それをお尋ねします。  それと、あと、連結についてですけど、近隣市町村の首長がかわったということですけれども、これまたもしかしたらかわっていくんじゃないかなというふうに思うんですけど、またその都度協議をしていたら、いつまでたっても始まらないんじゃないかなと思うんですけど、その辺について。一応、この協議はもう終わっているんじゃないかなというふうに思っているんですけど、その辺についてお尋ねします。  それと、若小跡です。業者が待ってくれということで認識していいんですか、これは。時間をかけて、優先交渉権の業者がもう、業者と協議している段階ですけど、要は待ってくれるということですか。協議をずっと何年たっても待ってくれるということで考えていいんですか。  それと、あと、緊急速報メールですけど、ちょっと自分が認識不足もあるんですけど、メールは宮若市全体じゃなくて、その吉川地区なら吉川地区ということで、地区単位でメールが来るのか。ちょっともう一回お尋ねします。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(宗岡 雅人君) 建築都市課長です。特定空き家につきましては、先ほど申し上げました太蔵地区と福丸地区、それから菅牟田地区、竹原地区、計4軒ございます。そのうちの1軒を令和2年度に略式代執行を行うということでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。協議が終わっているというのは、もちろん普通レベルの首長さん方は連携についての、賛成だというところでの話は決まっていると思ってもおります。ただ、下流域とかの、これからのそれぞれの壁がございます。それについての協議をまだ進めるために、本当にこれでいいのかということをお伺いしているだけでございまして、連携に関することに対して反対なのか賛成なのかということを尋ねているわけではございません。  ですので、これから連携についての、また一つ深く入った形での協議を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。優先交渉権者が待ってくれるのかというお尋ねでございますが、先ほど答弁しましたように、跡地の利活用に関しましては、定住政策を含めた形で地元の意見を踏まえて、少し時間をかけて検証したいというふうに考えております。  こういったこと等を含めまして、優先交渉権者とは今後のかかわり等を含めて協議を行いたいというふうに考えております。待ってくれということではございません。それを確認したものではございません。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 総務課長◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。緊急速報メールの関係でございますが、これにつきましては、あくまでも通信事業者のほうとの取り交わしによってやっております。例えば、吉川地区とかそういったピンポイントでのメール送信というのはできない。基本的には、宮若であれば宮若のその周辺という形になりますので、要するに隣接しているところには関係のないメールも送ってきますし、逆にそれ以外の地区がそういった訓練をする場合は入ってくる場合もある。要は、そのエリアにいる方に対して通知を出すということになりますので、宮田に住民票がある方に届くというよりも、そこの付近にいられる方という形になります。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 4番、清水議員。 ◯議員(4番 清水健太郎君) ちょっと最後にもう一回。若小跡地のことを聞きたいんですけど。ちょっといまいち意味がわからないんですけど、もう一回この優先交渉権を、業者はもう一度選定するという認識でもいいということですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。新たに優先交渉権者をまた再度選定するということではなく、その前に地元の意向等をお聞きした中で、どういうふうな──定住を含めましてどういうふうな利活用を図ればいいかということを十分検証していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに質疑はございませんか。5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) 5番、柴田です。何点か質問させていただきたいと思います。  2ページ、14ページにまたがります小中学校ICTの環境整備についてお尋ねしたいと思います。  当年度予算で委託料、機械器具購入費の主な内訳はどんな内容なのか、台数などわかれば教えていただきたいと思います。  それから、8ページ、公共交通モネ・テクノロジーズとの連携導入と書いてありましたけれども、どういった内容の計画があるのか教えていただきたいと思います。  それから、9ページ、安全運転サポート購入補助、国の補正予算でも今度は決定されていたようですけれども、国のサポカー補助金との併用はできるのかお尋ねしたいと思います。  それから、12ページ、企業主導型保育事業の補助、内容説明をお願いしたいと思います。これは市独自の事業なのか。利用者負担補助と保育補助、雇用補助についてです。  これとあわせて、12ページに届け出保育施設、これも利用者負担軽減補助と書いてありましたが、市内に何か所あるのか。  それから、昨年10月から保育の無償化が始まっておりますけれども、去年10月から現在までの補助はなかったのか。  それから、12ページ、学童保育所の指導員処遇改善について、どのような処遇改善内容なのか教えていただきたいと思います。  あと2点、12ページ、高齢者福祉計画介護予防について。介護ボランティア事業の具体的な計画内容について、わかれば教えていただきたいと思います。  あと13ページ、地域包括ケアシステム、包括支援センターの高齢者福祉の支援体制はどうなのか。これについて教えていただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 教育総務課長。 ◯教育総務課長(尾藤 康弘君) 教育総務課長です。まず、ICTの関係でございます。具体的な数字というのは予算書は特別委員会等がありますのでどうかと思うんですけれども、今回、令和2年度につきましては、一応小学校の5年生、6年生、それから中学1年生について整備を行うというふうに考えております。  台数にいたしましては、おおむね751台程度という形になります。金額にいたしましては、タブレットにつきましては令和2年度は小学校がおおむね2,750万程度、それから中学校が1,380万程度になります。これがタブレット代と。これあとLAN工事、それから、ほかにLTE工事等々行いまして、このLANの整備が小学校では主に二千七、八百万、中学校が3,600万程度という形で考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 産業観光課長◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。モネ・テクノロジーズとの連携ということでございますけども、モネ・テクノロジーズという企業、これがトヨタ自動車とソフトバンクの共同出資による会社でございまして、主にICTを活用した次世代の社会基盤の構築等を目指した会社ということでございます。  今回、そのモネとの連携事業といたしまして、そこの業者が開発をいたしております配車システム、の配車システムを使った予約制の乗り合い運行、デマンド運行の実証実験の導入の検討をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 健康福祉課長。 ◯健康福祉課長(有川 淳子君) 健康福祉課長です。まず、1点目のサポカー補助金につきまして、国との併用はできるのかということでございますが、市としては、現状、対象は国のサポカー補助金を受けていない人を予定しておりますので、市としてはどちらか一方の補助金を受けていただくように考えております。  続きまして、2点目の介護ボランティア事業に関して、これからの計画ということでございますが、現在、介護予防事業として高齢者の社会参加活動を通じた介護予防ということで、この取組を行っておりますけれども、引き続き継続した取組を行っていくようにいたしております。  あと、高齢者の支援体制ということでございますが、2025年には団塊の世代が後期高齢者となりますので、介護が必要な高齢者であるとか、あと独居高齢者、そして認知症高齢者が増加することも見込まれておりますので、これを踏まえて、健康寿命を延ばすための取組に力を入れていかなければならないと考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。まず、企業主導型保育事業の利用者負担額の補助でございますけれども、こちらは市の独自の取組となります。企業主導型保育事業につきましても、昨年10月からの教育・保育の無償化の対象となっておりまして、3歳から5歳については無償となっております。こちら、市のほうは直接対応はせずに、国のほうからの直接の対応というふうになっております。0歳から2歳につきましては、対象外となっております。こちらの0歳から2歳の対象外となっている方を対象に、認可保育所との差額分を一定額補助しようという事業内容でございます。  それから、保育補助者の雇用に係る経費の補助でございますが、こちらは国の補助事業でございます。これは保育士の負担軽減のために、各保育所のほうで保育士の補助、保育補助を行うものを雇用した場合に一定額の補助があるという制度でございます。  それから、届け出保育施設の利用者負担額、多子世帯の減免についてなんですけれども、これは、昨年まではなかった事業でございます。これまで認可保育所の多子世帯の減免のみを行ってまいりましたが、公平感を確保するために、届け出保育施設についても、多子世帯の減免を認可保育所と同様に行おうという制度でございます。  市内にあります届け出保育施設につきましては、2つという形になっております。  それと、学童保育所の処遇改善についてですが、こちらも国の補助制度でございまして、学童保育所の指導員の賃金が安くてなかなか確保ができないという現状を踏まえた国の制度でございまして、5年未満、5年以上、それから主任、10年以上のそれぞれの区分に応じた処遇改善の賃金の一部補助があるという制度でございます。  5年未満につきましては12万8,000円、5年以上が25万6,000円、主任、10年以上で38万4,000円という、年額の補助があるという制度でございます。
     以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) 5番、柴田です。公共交通機関のモネ・テクノロジーズとのデマンドの実証実験、これはもう今年度中から始まるということでしょうか。  それから、安全運転サポートの補助です。これはどちらかの選択となるようですけれども、市の補助の補助金の設置と国の補助金のPRというか、そういったのはどうしていかれるのか、お聞きしたいと思います。  あとは、学童保育所の処遇改善、これは全部国からの補助金ということで、これも保育所の保育士に対してもこういう処遇改善の措置ができていけばいいと思いますが、市としてはこういうのは可能なのかどうか、お尋ねしたいと思います。  あと、地域包括センターの、これからいろいろ増えていくということですけれども、支援センターの支援体制は十分なのか、これをもう一度お聞きしたいと思います。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 産業観光課長◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。モネ・テクノロジーズとの実証実験の導入についてでございますけれども、これにつきましては、できるだけ早く実証実験に移りたいですけれども、まず、これを行うに当たって、当然、どういった形、どこの地域を対象にするのか等々、中身の検証なりが必要ですので、可能であれば早目に取り組んでいきたいというふうに考えておりますけれども、いつからかというのは、今現在ちょっと、大変申しわけないですけれども、申し上げることはできません。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 健康福祉課長。 ◯健康福祉課長(有川 淳子君) 健康福祉課長です。12月の議会において、本来、債務負担行為の議決をいただいておりますので、今回、国において高齢者の安全対策ということで、同じような趣旨の補助金が交付されることになりました。本来ならば、広報等で周知をしておかなければなりませんでしたけれども、申請される方にとって有利な選択ができるように、国の補助金について、その詳細が明らかになるまでは混乱を来さないようにということで、現在のところまだ広報については見合わせておった状態でございます。  国のほうも3月中にもう申請を受け付けるということで、もう詳細も明らかになりましたので、今後、事業実施に向けて速やかに、うちのほうも広報に努めたいと思います。  あと、包括支援センターの体制は十分なのかということでございますが、確かに年々処遇困難な事例等の相談件数が増えております。毎日、本当に職員については大変苦労しているんですけれども、これからも必要な人数等の確保に努めたいと思います。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。学童保育所の指導員と同じように、保育士の処遇改善をということでございますが、保育士につきましても、こちら既に実施をされておりまして、同じく国・県の補助を使った事業というのがなされております。補助というよりは、保育所に対しては国・県・市が公的負担を行っておりますので、その中で既に処遇改善が支出をされております。  これは、処遇改善加算という形で、全ての保育士に対して基礎的な処遇改善を行う部分と、処遇改善2という形で、経験年数ですとか、その役職に応じた金額が加算されるという形で既に実施をされております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) もう一点、最後です。企業主導型保育所も届け出保育施設等も、待機児童の解消に貢献できているので、こういった市の独自の事業がなされていくと思うんですけれども、保育士に対する今家賃補助と、もう一つ何か、今ちょっと言葉が出てきませんけれども、あ、そうですね、はい。それは今後対象にはなっていく方向はお考えでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。保育士の補助という形ですけれども、現在、家賃補助と就労支援という形で、就労支援金のほう、支出をいたしております。待機児童の現状に応じた対応が必要になってくるかと思いますけれども、保育士の処遇については、改善に向けて国、それから県のほうでもいろいろ協議がなされておりますし、市のほうでできることがありましたら、また検討はしてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ここで10分間休憩します。15分から。                  午前11時03分休憩       ………………………………………………………………………………                  午前11時16分再開 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続けてまいります。ほかに質疑はございませんか。14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君) 簡単に教えていただければ助かりますけれども、8ページの県が行う過疎代行事業、これはよくわかっているんですけれども、この過疎代行の予算がいつまでつくんですか。先の見通し、ちょっと御説明をいただきたいと思います。  それから、10ページの分です。トヨタ自動車九州、好調なという形ですけれども、今後新たな企業進出、これも何年も前からそういう話をお聞きしています。それで、企業が出てきて、ここに来てくださいと言って、建てられる土地はあるんですか。そのために何か土地開発銀行かなんかつくりましたよね。そこにどのくらい民間の方々から、私はこういうふうに持っていますが来たのかどうか、ちょっと教えていただきたいし、今後、倉久に土地を開発するという話が出ています。どうしているんですか。これ林先生じゃないけど、今でないと間に合いませんよ。そうでしょう。  何が言いたいかというのは、せっかくトヨタさんが繁栄して、関連会社を持ってきてあげようというのに、土地がなかったらまたよそにとられますよ。苅田は手をつけて待っています。余っています。調べたところによると。  そういう状況が、せっかく宮若に世界のトヨタがあるのに、県が予算をつけてくれないんだったら宮若市でやりましょうよ。いかがでしょうか、市長。そこらあたりちょっと見解を聞かせていただきたい。お願いします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(谷口 公成君) 土地対策課長です。福岡県が施行いたします過疎代行事業の予算はいつまでかということでございますが、現実としましては令和元年度まででございますが、予算の繰り越しを含めて、令和2年度までを工事期間としております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。企業が立地する土地はあるのかという御質問ですが、磯光工業団地の完売と市有地の四郎丸地区に企業が進出したことによりまして、公的な土地、企業が立地するような土地が現在不足しているという状況でございます。  そのことによりまして、昨年度、工場バンクということで、民間の土地を企業さん向けにホームページで物件情報を提供するというような制度を設けておりまして、現在、10件の登録がございます。直接は企業さんと地権者の方での協議ということではございますが、また成約に成立した案件はまだございません。  それから、昨年度の事業になりますが、県の補助金を活用いたしまして、工場適地調査というものを行っております。これは、昨年の6月議会でも御報告を申し上げましたが、土地利用の規制等を、地理的条件とか、あと企業の立地の傾向などをさまざまな角度から分析を行いまして、市内で5か所を抽出いたしまして、トヨタ自動車北側に面しています候補地、これ尾ノ上地区と申しますが、ここを最適候補地ということで位置づけを行って調査を行っております。  現在の状況といたしましては、この調査報告をもとに、県のほうへ事業化に向けてということで協議を進めております。宮若市単独で工業団地の開発造成となりますとさまざまな事務手続が多岐にわたること、また、1番は、事業費が多額になるということで、現在のところは県のほうへ要望協議を進めている状況でございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君) すばらしい答弁をいただきまして、調査はしたんですね、課長。で、適地があるからそれをということで県に言った。それで県の予算がつかなかったらやらないんですか。逃げますよ、本当に。  それで、今、宮若市の独自でやったらお金がかかり過ぎるからできないって民間企業がどんどん開発して売ってるじゃないですか。今回やったでしょう、光陵台の住宅団地。つくった見合う単価で売りゃいいでしょうが。そこらあたりが話がずれてるんですよ。なぜ力を入れてこんなことをあなた方に言うかといったら、本当に目の前にこの企業、せっかくトヨタさんがここに来てくれて、ここにたくさんばらまいてくれました。磯光の工業団地も満杯になったじゃないですか。早くやっていかないと。  それと、税金を使うからという気持ちはわかるんですよ。その使った税金、100円使ったら150円で売りゃいいわけですから。まだまだこの宮若市の土地は安うございます。都会から来る企業は絶対買ってくれるから。そういう確約を取りつけるのがあなた方の仕事でしょう。市長、違いますか。トヨタに行って、これだけのものを来てあるよ。じゃ、ここにしますから、この単価まで話してきてくださいよ。そしたら宮若市ができるじゃないですか。  そんなに開発事業に難しいことないですよ、図面をつくって。県の許可をとって。それこそあなた方ができないんだったら専門業者に頼むべきでしょう。思いませんか。そこらあたり、ちょっと市長、一言言ってください。やるのかやらないのか。我が市で。県がやってくれないのだったら。それだけ一言。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。今想定をしております造成区域は、約20ヘクタールぐらいになります。言われるように、ニーズはあるであろうと。それも承知をいたしております。これ20ヘクタールの開発を行うと相当な事業費がかかるであろうという概算も出しております。  ここは一旦、この大規模な事業でありますので、県のほうと今協議を重ねておりますけれども、県がやらなかった場合には市でやるべきじゃないかという御質問ですけれども、その時点になりまして、いずれかの時点でやるのかやらないのかの決断はやらせていただきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君) 市長さん、苦しい答弁であったことはわかるんですけれども、間に合いますか。市長は、よく名古屋まで行って、東京まで上がって、いろんな話をしてきてくれて、ここの宮若市の発展のために動いてくれとるとようわかっとるんですよ。それで情報はとってあると思うんですけれども、来てあげるという話ができておるんだったら。  今の、今度は学校をつくるのに四十何億かかるよね。そのくらいの金、どうですか。50億ぐらい返ってきますよ。と、我々は民間としてはそう考えます。それがひいては宮若市の税収の増大になるし、ましてはいくばくか住宅をつくって宮若市の定住政策の一環につながると思っていますので、ぜひひとつそこらあたりは、再度突っ込んで考えていただいて、よく県と早目に結論を出さないと、何回も言いますけど、つくったわ、企業がよそにいかれるわじゃ困るんですよ。そこだけはひとつよろしくお願いをしておきたいと思います。  それで、もう一つ教えてください。宿泊税が、県がとったものを宮若市に何ぼか返ってくるんですか。書いてあるんですけど、それを活用すると。それをどう活用するのか、一言だけ。深く追及しませんけど。お願いします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 産業観光課長◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。宿泊税につきましては、福岡県がことしの4月から、宿泊者1人1泊につき200円の宿泊税を課税するということでございますけれども、これ今、現在、まだ県の要綱がきちんと定まってはおりませんけれども、県の情報によりますと、県内の自治体に配分をする。それが大体2億円程度の配分予定であると。それは県下全域ですので、これを各市町村で振り分けに対しましては、その振り分けの額についてはまだ確定はしておりません。ただ、市町村への配分の基準といたしまして、宿泊者数、それから旅行者数を加味して、令和2年度は配分をしたいということでございます。  いずれにしても、これがこの事業の内容については、観光について新規性があるもの、それから、それを今から拡充するものに対して、それを交付対象にしたいというふうに県が考えておるようでございますので、また県の要綱が定まり次第、内容が確定しましたら市としても対応していきたいというふうに考えています。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君) よくわかりました。まだ検討段階で決まっていないということね。いや、自分は宮若の旅館に泊まっていただいたお客さん、もらったこのうちの何ぼか返ってくるのかなと思ったもので、そうじゃないんですね。はい、わかりました。  それで、もう一つ、質問しましたように、過疎債等が終わるということですけれども、2年度まではいけますね。その後3年以降どうするんですか。やりっ放しであそこあのまま置くんですか。そこだけ教えてください。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(谷口 公成君) 土地対策課長です。基本的には、予算を含めまして令和2年度で終了いたします。しかしながら、基本的には令和3年度から宮若市が引き継ぐこととなりますが、施工区間で残工事などありましたら福岡県への工事の継続を要望いたします。  それに、基本的には宮若市が3年度から引き継ぐということになります。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君) 宮若市独自で勝野・長井線を今からつくっていくということ。それでこの過疎がとれないから別の名目の県に補助金を要請するということですか、今の言い方。そういう受け取り方でいいですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 伊藤調整監。最後、土産に、あんたちょっと答弁しな。伊藤調整監。 ◯調整監(産業建設)(伊藤  剛君) 今、課長が申しましたとおりですが、令和2年度までは繰り越しで県が事業を行います。令和3年から基本的に宮若市で引き継ぐことになるんですが、まだ事業が残っているところ、まだ事業が完成していないところです。今まで言っておりましたけれども、桐野の交差点までの矢萩団地から。その間については県に引き続いてやってくださいよと。ただ、用地買収ができていないところについては着手しようがないということで、ちょっとこれは難しい。しかしながら、水源も含めまして、勝野・長井線全然通っておりませんので、その部分については市が引き継ぐけれども、優位な補助金を活用して、県も一緒になってやっていきますということを聞いておりますので、一緒にやっていきたいというふうに考えています。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 14番、島本議員。 ◯議員(14番 島本 昌典君) 時間見ましたので、はい。じゃ後は答えが出らんので、一般質問をさせてもらいますので、これで終わります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに質疑はございませんか。(「関連」と呼ぶ者あり)ちょっと待ってください。指しますき。16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) こないだ総務委員会で言われたこと、課長の答弁が全然違うもんやき、この企業誘致の問題。私たちは、上のほうで話があっとるから全然わからんちゅうような話だった。だから、そんなことじゃないだろうと、先ほど島本議員が言われたように、宮若市ででもやっていく気持ちがあるのかちゅうたら、それもわかりませんと。そしたら何で5か所の候補地の中でここはいいち決めたんですか。  うちの委員会で言ったことと本会議場で言うこと、違うことを言ってもらったら困りますよ。私たちは、上層部の話で、県にただお願いしますお願いしますって行きよるだけですと。どうなっているんですか、市長。  市独自でやるんですか。独自でやるというところから5か所の候補地を決めたんでしょう。県がやろうがやるまいが、宮若市の方針とやるんでしょう。それを今の話じゃ、市長の話でも聞いたら、あ、県事業とかなんとかじゃなくて、誘致工場として土地が必要だからというところで5か所を選定して、その中であそこが一番いいというところで決められたわけでしょう。違うんですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 工業適地の調査をいたしまして、ここが最適であろうということを決定いたしました。  ここで最適で、市がやりますよということはまだ何も言っておりません。  県のほうで、こういう適地がありますからいかがでしょうかという今協議をしておるということでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 工業用地が必要やから5か所を選定したんでしょう。今市長の答弁だったら、県に開発してもらうためにここを決めましたという話なんですか。  うちの委員会の話と全然違いますよ。企業誘致としてする土地がないから今までの一般質問の中で、どこか工業団地をつくらなければならないというところから始まっているんじゃないですか。県に開発してもらうためにここがいいですという話だったんですか、最初から。答弁をすりかえてもらったら困りますよ。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 委員会の審議の内容は、私は報告の内容は私のほうは承知しておりませんが、工業適地調査をいたしました。ここが最適であろうということを決定いたしました。  市で行うのか県で行うのかという方向性というものは、まだ全く決めておりません。県のほうには、事業費が余りにも膨大になるから、県のほうでしていただけんでしょうかという協議を今行っておる状況でございます。もうそれ以上もそれ以下もありません。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 押し問答だけ。もう1回でいいですか。いや……。16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 今度から、そういうところをきちっと言っていただかないと、そんないい加減なことで予算を議会は通せませんよ。そんなわけのわからんような答弁をされても困ります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。まさに押し問答になりますけれども、工業適地調査をやって、適地がここであるという御報告をさせていただきました。その後の展開はどうするかということは、まず県にお願いして、これを県のほうで開発をしていただけないでしょうかという今協議をしておるということです。その後、どういうふうな方向になるかというのは今後の話でございます。今、現状がそういうことでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに質疑はございませんか。12番、川口議員。 ◯議員(12番 川口  誠君) 川口です。まず、2ページ。先ほど、工業用地については、再三、先輩議員のほうか議論が出ておりましたけれども、議会のほうからは、適地については理解はしておりますけれども、それ以外には、要は工業特区等々、農地を活用した政策も考えたらどうかというお話は再三させていただいております。それに対して、去年1年間議論をしたことがあるのか。それが今回の施政方針の中に反映があるのかお示しいただきたいと思います。  それと2番目、第2期宮若市まち・ひと総合戦略が出ております。第1次の検証が終わっているのであれば、その内容を報告いただきたいと思います。  いただいた追加書類の中では、成果と課題という言葉が出ております。当然、それに基づいて第2次ができていると思いますので、明確にお示しいただきたい。  それと、本戦略を通じて、将来にわたる活力ある地域の実現。本戦略の目玉とは何ですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 川口議員、ページ数を言ってもらえば助かります。
    ◯議員(12番 川口  誠君) 2ページです。すみません。これが2つ目です。  次にいきます。3ページ、支援対策の目的としたというところで、国土強靱化計画を策定となっていますけど、いただいた書類では、予算が入っておりません。  今まで、皆様方いろんな計画書をつくるのに多額の費用を使って、実になっていない計画もいっぱいあるかと思います。今回、独自でこれがつくれるんであれば、今から先、計画にお金は必要じゃないんじゃないですか。それだけ必要な、できる職員がそろっているんであれば、そういうふうな方向性を今後進めていくのかお示しいただきたいと思います。  続いて、6ページ、これはちょっと私ども所管の分になるんですけど、先ほどの島本議員の質問の中で、うちの柴田課長のほうから、200キロの送水管について、100年かかるという、私ども委員会でも聞いたことがないような話が突然として出てきております。旧貝島のほうからいただいた送水管、要は40年以上、50年を超えた送水管というのが本市の中でどれぐらいあるのか。その5,000万の工事の内訳をお示しいただきたいと思います。  続いていきます。続いて、8ページ、定住促進が一番上に出ております。定住奨励金、家賃補助等を周知を努める。これによってまた定住促進を進めていくんじゃないかと思っておりますが、今回、減額補正が出ております。今から先、これを続けて成果が出るんですか。新たな目玉になるようなものが何かあるんですか。もう磯光の住宅団地は終わった。あとは民間の開発を待つ以外は定住促進というのは非常に難しいかと思います。新たなお考えをお示しいただきたいと思います。  続きます。9ページ、防災行政無線のことをうたっております。これも去年、おととし、2回にわたって、一般質問の中で、緊急メール等々の伝達手法は何度もお話が出ております。その前に、まず予知すること、先に準備するものがほかにいっぱいあるんじゃないかということで一般質問等々をさせていただいております。  今回のこの施政方針、予算書を見れば、私どもが求めたライブカメラの設置など、必要なものの予算措置が全くできておりません。本当にあなたたちは安心・安全なまちづくりをやる意思があるのか、お示しいただきたいと思います。  続いてまいります。11ページの保健福祉の中の、またから書いてある家計改善支援、就労準備支援、この内容について御説明いただきたいと思います。  続いて、12ページ。学童保育のことがうたわれております。南小の学童が増えている。私も認識しております。今の敷地で準備できるんですか。教室が足りないというお話が再三出ております。必要な教室が、必要なものがないところもあると。かつ、中学校道路をつくるときに、道路を左から右に迂回することによって大事な小学校の敷地を削ったりしてやっています。それに対応できるものがあるのか、お示しいただきたいと思います。  それと、その下の支援センターの一時預かり事業として新たな一定の枠について御説明いただきたいと思います。  11ページ、障がい者福祉、毎年毎年障がい者福祉に対するお考えが中身が減ってきているんじゃないかなと思います。チャレンジ雇用、それ以外は書いている内容は全く同じ。新たに本市でどういうふうに取組をしようかという姿って全く見えないんじゃないですかね。  我が所管である農政課のほうからは、農福連携事業、進めていくと強い意思表示がこの施政方針の中に出ております。昨年、私は各調整監のほうに農福連携事業を一緒に進める気はあるのかと確認をしております。調整監は、皆さん口をそろえて、一緒にやりましょうということで私どもは去年、茨城まで行き、現地調査を行い、国に陳情を上げ、話をしてきております。施政方針の中で、一言もそれがうたわれていない。所管課は全くやる意思がないのか。この施政方針をまとめた所管のほうが必要ないからと省いたのか、はっきりお答えをいただきたいと思います。  続いてまいります。これで最後かな。あと2つか。  16ページです。電子入札、先ほど同僚議員から質問がありましたけど、私ども本市がそこまでまだ行き届いているだけの入札制度が確立できておりますか。その場その場で入札内容を変えているのが実態じゃないですか。  昨年、12月に質問させていただいた安全対策に対して何ひとつ報告もない。市長のほうから、やらせますという言葉をいただいた。それに対してあなたたちから一言も、どういうふうな改善を行ったかという話すらない。そういう状態で電子入札なんかできるのか、お示しいただきたいと思います。  それと、最後に、交流事業のことが書いております。いいことだと思います。ただ、カナダに行くばっかりじゃなくて、本市、宗像市のほうに、逆にホームステイ等やるべきじゃないですか。  それと、これやって何年目、これやって何年目、5年、6年ぐらいになるんかな、もう。一定の成果が出ているんであればそういう報告も聞いたことがございません。あるんであればお示しいただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。農地の特区、工業団地等の下特区ということのお話でございますが、具体的な話等は関係機関、関係課等で話のほうは進んでいない状況でございます。  それから、あと続けてよろしいでしょうか。定住政策ということで、新たな定住政策等の調査、このくだりかとは思われますが、現在、宮若市の人口といたしまして、合併当時3万1,300いましたが、現在では2万8,000を切って、約大体3,400人が減少している状況になっております。  平成28年に宮若市人口ビジョンということで策定いたしまして、社人研のほうが2040年の人口として2万2,751人、この人口ビジョンを今年度2月に改定いたしまして、2040年の人口が2万738人ということで、社人研のほうでは2,000人減るというような新たな推計がなされております。  このような中で、定住奨励金、定住政策といたしまして家賃補助等の政策、それから光陵団地の分譲等を行ってきております。光陵団地の分譲につきましては、153件の分譲地のうち約6割に当たります91件の方が市外からの転入になっております。これは一定の定住政策につながったのではないかというふうには考えているところでございまして、今後の政策といたしまして、若宮小学校跡地も含めまして、新たにこういった転入につながるような政策の調査研究を行ってまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 総務課長◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。国土強靱計画にふれまして、これまでのこういった計画の策定業務委託についての御質問だったかと思います。  私のほうからは、今回のこの強靱化計画の策定についてということで御答弁申し上げます。  本計画につきましては、まだ法律で義務づけはされておりませんが、今後、いろんな事業を進めるに当たっては、この計画が必要になってくるということで、令和2年度で策定するようにしております。  策定に当たりましては、国の強靱化基本計画というのがもう既にできております。あわせまして、先般、福岡県においても地域計画というのをつくっておりますので、これらの計画、それから、国が出したガイドラインをもとに、本市の職員において策定をしたいということで考えております。  当然、福岡県内におきましては、まだ北九州市のみの策定ということで、今後状況を調べておりますと各自治体において、令和2年度において作成される状況があると。既に令和元年度においても取り組んだ状況があるということでございますので、それらの先進事例を参考に、マンパワーが必要になってくるかと思いますが、やっていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 秘書政策課長。 ◯秘書政策課長(吉村 浩子君) まず、2ページの第2期総合計画人口ビジョンの件でございます。この第2期につきましては、策定に当たりまして、国の基本的な考え方、第1期では、地方創生につきまして、継続を力にし、より一層の充実強化を図るという指示のもと、第2期における国の新たな視点、幾つかございますが、そういうことも勘案し、本市の基本的な考え方といたしまして、本市におきましても1期での地方創生に関する取組を継続するとともに、2期における国の新たな視点を可能な限り反映しながら、より一層充実強化を図り、本市といたしましては、第2次の宮若市総合計画の重点雨天プロジェクト、これを中心として地方創生に資する事業を盛り込むとしております。  これ第2期を策定する方針は以上のとおりですけれども、これにつけ加えまして、議員おっしゃいました第1期の検証、これも行っております。これにつきましては、基本目標を掲げておりますが、5つの基本目標ごとに評価を行いまして、産業振興、それから人材の定着・還流、それから、結婚・出産・子育ての環境整備と、あと持続可能で元気な地域社会の形成につきましては、ほぼ60%から80%が達成をされているところでございます。  ただ、既存ストックを活用しました交流人口の創出につきましては、評価というのが25%、達成ができておりませんので、この分野については、今後強化していく部分となります。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 水道課長◯水道課長(柴田 伸幸君) 水道課長です。貝島炭砿からの施設の関係でございますが、閉山炭鉱水道整備事業という国庫補助制度を活用いたしまして、新坑地区を中心として整備を行ってまいりました。  議員御指摘のように、確かに、不明管がかなり存在いたします。今、現在ですが、漏水により特に影響が大きい基幹管路を中心として、今整備を行っているところでございます。  今回、経営戦略を作成することといたしております。投資財政計画をきちっと計画しながら、一応10年間の予定で事業を進めてまいりたいと考えております。  以上です。(発言する者あり) ◯議長(遠藤 嘉昭君) 水道課長◯水道課長(柴田 伸幸君) 5,000万円の内訳でございます。基本的に、平成28年度、964メーター、29年度、1,290メーター、平成30年度は971メーターを施工しております。  以上です。(発言する者あり)  水道施設耐震構造指針では、導水管、送水管及び配水枝管が基幹管路として位置づけられております。こちらのほうが現在、1万6,156メーターでございますが、今、このうちこれに適合する管は1万5,886メーターで、98.3%が適合管となっております。  次に、配水枝管でございますが、19万2,602メーターのうち、取水に適合する管は10万7,143メーターで、率といたしまして56.6%となっております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 保護人権課長。 ◯保護人権課長(寺本 卓史君) 保護人権課長です。11ページの自立相談支援の家計改善支援と就労準備支援の事業につきまして御説明申し上げます。  まず、家計完全支援事業につきましては、生活困窮者自立支援法に基づきます生活保護に至る前の段階の生活困窮者に対しまして、家計収支の均衡がとれていないなど、家計の問題に対して家計収支のバランスのアドバイスなどを行う事業となっております。  また、就労準備支援事業につきましては、これも同様に、生活困窮者自立支援事業に基づきます引きこもり状態や長期間就労ができていない生活困窮者に対しまして、福岡県と協働いたしまして、就労につなげる支援を行う事業となっております。  例えば、昼夜の生活リズムの改善など、生活状況の改善について、家族など、支援者とともに実施を行うという事業になっております。こちらは新規事業になっておりますので、福岡県と協働して令和2年から行っていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 総務課長◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。すみません。9ページの質問のほうがちょっと前後しております。ライブカメラ等の設置につきましては、昨年の議会の折にも御質問といいますか、御指摘があったところでございます。防災の基本的な考えとしましては、要は、これで100%ということは、防災事業に関してはないということで、当時におきましても、できるところから着手したいということで御答弁を申し上げたと思います。  現在、国管理の河川、犬鳴川につきましては、国土交通省のほうがライブカメラを設置しております。これ一般で公開できる部分と、我々職員、防災関係職員のみ閲覧できる部分がございまして、現状においてはその部分で河川監視のほうはやっております。  ただ、川口議員から御指摘があった部分につきましては、内水氾濫等が起こるような地区について設置したらどうかというような御質問だったかと思います。これにつきましては、そういった事業の実施、それから設置箇所等々につきましては、関係部署との協議も必要になってくるかと思いますが、財源の確保といいますとそれだけでというような御指摘もいただいておりますが、できるところからやっていきたいというふうに考えております。  今後、ICT関係の技術も発達しますので、そういった部分の活用というのも今後防災行政には必要になってくるんじゃないかというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。まず、12ページの宮田南学童の教室の関係でございますけれども、宮田南学童につきましては、平成30年度までは利用人数が四十数名という状況でございました。1教室で運用してまいりましたけれども、平成30年度に入りまして利用者が増加しまして、これまで七十数名の利用があっている状況です。  平成30年度に、これまで1教室でしてきたものを2教室に増やして、現状運用をいたしております。  通常でございますと、6年生が卒業して1年生の利用者が新たに入ってくるということで、ほぼ横ばいの人数で推移するんですけれども、宮田南学童につきましては、令和元年度の利用者が6年生がゼロという現状がありまして、これに1年生が新たに入ってきた場合に、2教室で足りない懸念があるということで、小学校のほうとも利用人数が増えた場合の教室の確保について協議をしてきております。  ただ、現状は、現状の申し込み数を見ますと、令和元年度と同数の申し込みでございますので、現状としては2教室での運営、これまでどおりの運営という形で考えております。  新年度に入りまして、また人数が増える場合もございますので、その場合につきましては、どういう形で利用していくかということを現在宮田南小学校とも協議をいたしておりますので、特別教室の活用などを軸に検討していきたいというふうに考えております。  それと、支援センターの一時預かりの一定の枠についてなんですけれども、こちらは旧第三保育所のさくらんぼで、定員が5名、それから若宮幼稚園に併設しておりますたけんこで5名で、現在、一時預かりを実施をいたしております。  こちらに、さくらんぼのほうで新たに10名の定員を増やしたいと考えております。さくらんぼでは15名で運営したいと考えておりまして、現状の一時預かりでは週に3日、月に14日という利用の上限がございますけれども、この10名に関しては、この上限を設けずに、保育の優先度が高い方、待機児童になられている方の優先順に御案内をしていきたいというふうに考えております。  それと、農福連携の関係なんですけれども、こちらは御指摘ございましたように、当然、福祉のほうも一緒にやっていくべきものと考えております。農福連携事業に関しましては、9ページのほうに一緒に記載をさせていただいておりますけれども、先ほど農政課長が答弁申し上げました先進地の視察、それから関係団体との協議などには福祉のほうも一緒に対応していきたいと思っておりますし、障がい者団体との協議、意思確認などは実施をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 秘書政策課長。 ◯秘書政策課長(吉村 浩子君) 秘書政策課長です。施政方針16ページの宗像市トヨタ自動車九州株式会社と3社との地域連携で海外交流事業の件について御質問をいただいております。  これにつきましては、平成25年度より3社で実施をしておるところでございまして、令和2年度で8回目を迎えます。これまで参加してきました子供たちにおきましては、事前研修、それから本研修を踏まえまして、成果発表会におきまして、研修を終えてどのくらい成長してきたのか、積極性やコミュニティーの図り方等々についてはその場で発表していただいております。  また、過去の研修生につきましては、その成果発表会の運営をしていただくなど、横軸だけではなく縦軸でも交流を深めるなどということをやっております。  なかなか、人材育成でございますので一定の成果を図るというのは難しいところはございますけれども、こういったカナダ研修に参加していただいたお子さんの中には、積極的に市の政策に興味を持っていただいて、例えば、まちづくり委員会に出席していただくとか、市の行事に参加していただいて司会をしていただくだとか、そういったところで、目に見えるところではそういった貢献をしていただいているところです。  ホームステイにつきましては、この3社の中でこういった海外交流の事業を行っておりますので、今後市が、文化共生の視点からも、市内にいらっしゃる外国人等々との共生を拡大していくというか、そういう取組も将来的には必要になってまいりますので、そういった中で検討させていただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 管財課長◯管財課長(野田 哲也君) 管財課長です。16ページになります。入札の電子化ということでお尋ねでございます。  まず、入札制度について、12月議会で川口議員のほうから御質問が、一般質問のほうで受けておりましたけれども、その際に、入札会場の参加について等々について、入札のたびにといいますか、入札ごとに変更がなされているということが御指摘を受けております。そういった入札制度の内容を改める前に、電子入札にするのはどうかという御質問でございます。  電子入札につきましては、国のほうも推進をしておりまして、談合等の不正の防止や事務の簡素化、あとは入札者、業者さんのほうの負担軽減ということが図られるということで、国のほうも要請をしているところでございます。  本市としましても、メリットとしまして、発注者側、市側としましては、仕様書の配付等、それから開札会場の確保や駐車場の確保が不要になるということと、紙入札等における記載の誤り等がなくなるということがございます。それから、業者側のメリットとしましては、今、郵便入札を行っておりますけれども、郵便の出す必要がなくなるということと、あとは入札会場に参加するということで時間的な拘束がなくなるということで、業者側にとっても経費の節減や負担軽減が図られるということで、今回、予算要望をさせていただいております。  それと、議員言われますように、安全対策についてでございますが、まだいまだに報告がなされてないということでございます。本市におきましては、所管も含めまして現場の安全パトロールというのを行っております。その結果につきましては、現状、御報告ができておりません。それから、工事現場での事故の発生等についての報告のフローといいますか、手順等につきましては、令和元年度中に、現在、今、作成が終わっているところでございます。それに基づいて、今後、現場の安全管理について徹底してまいりたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ここで、昼食のため、一旦休憩し、午後1時10分より再開いたします。                  午後0時04分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後1時10分再開 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  12番、川口議員。 ◯議員(12番 川口  誠君) 幾つか絞って再質問をさせていただきます。  まず最初に、住宅地というより企業進出の件でございますけど、言わんとすることはよくは理解はできるんですけど、たまには議会が言うことも、話も耳を傾けるべきじゃないかなと思います。提案したことに対して全く答えがないんじゃなくて、聞き及ぶところでは、議会ごとにいろんな執行部の中でどういう発言があったかという話し合いがあっているみたいですけど、議員は何もマイナスになるようなことを言う方は一人もいないと私は思っておりますので、必要なもの、必要な措置等についてもやらなくちゃいけないものはみんなで議論はして、結果は今まで出してきていると思います。協力は惜しまないと思いますので、よろしくお願いいたします。  2番目、まち・ひとの件ですけど、そうやってその成果にしても、課題がわかっているんであれば、計画書を出すときに一緒に添付したらどうですか。そうすることによって、こういう質問をしなくて済むと思うんです。別に、計画書をつくっちゃいかんとか、全て何事も報告せえというわけじゃない、ただ、第2次総合計画に次ぐ2番目のこの計画書だと私は思っております、この計画書については。そうなれば、やっぱり説明する義務はあるかと思いますので、今後はそういう体制をとっていただければと思います。  強靱化計画は、何か自分たちでつくるということですから、今から先、職員の皆さん頑張って、新たな計画書は御自分たちの力で、要らん金をかけんように進めていっていただければいいと思います。  6ページの水道の件ですけど、先ほどの課長の答弁からいけば、今から200年かかるんですね、管の入れかえが終わるの。100年。大丈夫ですか。うちの3つの、これはもう委員会の中でやればいい話ですけど、ただ、皆さんにわかっとっていただきたいのは、3か所、4か所ある水源、一遍に漏水が始まったらどうなるの。結果はわかるでしょ、言わんでも。そのために、今までずっと議論してきたけど、前に進んでいない、何も。今議会ではきっちりその辺は検証していくつもりでいますので、水道課のほうも、しっかり御自分たちの意思を持って話を聞いていただきたいと思います。  それと、ちょっと定住についてはちょっと後で再度言わせていただきますけど、先ほど、総務課長のほうから行政無線等々、防災について、今はできることからするじゃない、今は先に準備するのがというのが、僕は言葉は正解じゃないかなと思っております。要は、災害があってからじゃ遅いんです。  最近の例でいけば、朝倉もそうだし、一番激しかったのは、広島もそうじゃないですか。住宅街の中、今、言うように山をせってるところ、予期しないところが一気に鉄砲水が来て、住宅自体がなくなっている。監視カメラ等、もう少し事前に準備できるものをやっとけば、防げるものもあったんじゃないかなと思っています。  うちは、結構、宮若市内、谷に住んでいる方も何所帯もありますよね。その方々だけをという話じゃない、市全体を考えれば大きな河川があるわけですから、その辺の備えというのは、やっぱりこういう施政方針の中では、きっちりどういうふうに防災対策をやっていくんだということはうたい込むべきじゃないかなというふうに考えます。今から進めていくことを期待しております。  続いて、学童の件ですけど、これに書いているのは、受け入れ体制の整備を行うことというふうに書いているから、そういう質問をしてきているんですよね。新たに教室なんかを活用する、今のように、要は生徒数がある程度把握できているんであれば、ちょっと文言の書き方ももう少しお考えになられたらどうかなと思います。そうじゃなければ、そういう質問はしていません。  あと、同じく障がい者福祉の件ですけど、当然、一緒にやっていただけるとそういう言葉が出るんであれば、私どもは質問しないでそういう言葉って出てきませんよね。いや、なくても当たり前だからそれぐらい把握せえと言われれば、そうかもしれないけど、やはり施政方針の中で一緒に、議会も執行部も取り組もうというふうに決めた案件については、ぜひ文章にしてあらわしていただければ、非常にありがたいなというふうに思います。進むべき道は一緒だと思いますので、協力のほどよろしくお願いいたします。  続いて、電子入札ですけど、どうぞやられてください。ただ、今度は誰も立会人もなく入札が行われるわけですから、不正がないように。一番はそこじゃないですか。平気であなたたちは書類が不備であっても、解釈のとり方によってそれが正にすると、非常に離れわざをもっておりますので、必ず今度電子入札になれば誰もいませんよ。あなたたちがそこに立って、入札を、立会人をやるわけですから、間違いないようにしてください。まだうちのレベルではないと思う。その前にやることはいっぱいあるんじゃないですか。予算は総務委員会さんで審議されると思いますので。その中でいろいろ話が出ればいいかと思っております。
     それと、国際交流の件ですけど、私が聞きたいのは、今まで何十人、7年になるんかな、結構な数の子供たちがカナダに行っていますよね。当然、その子たちを通じて、また違う活動が始まっている部分もあるかと思います。  以前、私ども議会で、韓国との国際交流をやっておりました。行くこともあれば来ることもある。同じ行き来することによって、いまだに向こうの子供たちと交流を持っている子供たちもいます。まして、韓国に渡って卒業して、今、若宮の温泉旅館で働いている子たちもいます。要は通訳としてです。そういうふうに、子供のころ、中学生で自分たちがやったことが、今、こうやって身になっている部分というのは非常にありますので、ぜひそういう面では、行くばっかりじゃなくて、こちらに来ることも、受け入れ態勢は非常に難しいかと思いますけど、可能性はゼロじゃないと思いますので、ぜひそういうふうに進めていただきたいと思います。  あと、最後、定住施策ですけど、私はなぜ、きょう、特にこの質問をしようかと思ったのは、今、私どもの定住施策はもう頭打ちだと思います。昨年までは、要は新しい住宅団地、子育て支援策という新たなものを打ち出したから、それなりの成果は出てきていると思います。  住宅団地の整備以外の定住施策については、よその自治体は全部始めていますよね。だったら、やっぱり教育環境がいい、住宅環境がいい、交通網の整備ができている、買い物難民ができないような地域にみんな行っちゃいますよ。だから、先に整備をしなくちゃいけないと思いますけど、ほかに今から考えられる施策というのは、執行部のほうでお持ちですか。今まであるものを検証する、それを継続していくだけじゃなくて、何か目玉があるんであればお示しいただきたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。  先ほどちょっと答弁も申し上げましたが、定住政策におきましては、言われますように、光陵団地はある一定の成果を上げたということで考えております。市外からの転入が6割あったということで、これにかわる新たな政策ということで、今後、どういった政策、光陵団地にかわるものではないですが、新たな政策ということで、今年度、調査研究を行いたいというふうには、定住政策のほうでは考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 12番、川口議員。 ◯議員(12番 川口  誠君) 要はもう行き詰まっているんですよね。若小の問題でも、第2次総合計画にのっとって低層の建物をつくっていけば、地元の反対もなく、もう着手できているんじゃないですか。第2次総合計画でどういうふうにうたい込んでいます。それがいつの間にか高層にかわっている、地元の反発をくらった。それに対して、最終的にはまだ答えが出ない。これ業者さんもたまらんですよ。  もう半年も1年もかける時期じゃないと思いますよ。方向性はきっちり示してやって、今後、あの跡地をどういうふうにするかというのを決めるべきじゃないんかなあと思っております。  それと、最後、これはちょっと市長にお聞きしたいんですけど、定住施策もろもろというのを、成果というのはそれは今まで市長がやれたことに対して、議会も賛成してやってきております。今後、何をするかというときに、要は、大人を対象にするだけじゃなくて、子供のころから、学生のころから、本市にもうちょっと魅力を持ってもらって、本市で、ここで学びをし、最終的に働ける環境を今後つくっていくべきじゃないかなというふうに僕は考えております。  高校を卒業して、大学に行く子、専門学校に行く子、働く子、今、私ども宮若市の子供たちが、何人の子供たちがその後ここに残ってやっていただいているかなと思います。うちの子供3人、3人とも、とうとう去年、北九州に戻りました。親がこういう立場であっても、やっぱり自分たちの生活を考えれば、ここじゃきついという結論に達して3人とも出ていきました。  それは仕方ないなと思っているんですけど、その前に、トヨタ自動車九州という大きな私どもは金看板を持っています。何年か前ですか、市長のほうからも、そこの専修学校、トヨタ自動車学校の話が一時期出た経緯もございました。今から先は、いろんなものをつくるだけじゃなくて、学び舎をつくるべきじゃないかなと思っております。本市で専修学校をつくってそれを運用して、トヨタで働ける子供たちをそこでつくったらどうかというよりも、トヨタにあるものを一緒になって利活用し、ここからトヨタに正社員として働き、そのまま住み続けていただけるような環境づくりを今やって、種をまくことによって何年先に初めて答えが出てくるかと思います。そういう施策を今後ぜひやっていただきたいと、いいお返事をいただけるんであれば、当然議会も一緒になって協力すべき内容じゃないかなと思っております。市長の答弁いただきたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。川口議員の提案、私も異論のあるところではありません。地元の高校から、子供たちの数が非常に減っておる、このままでは廃校の憂き目に遭わざるを得ない。何とかお互い協力して、存続に向けた取組ができないかという御提案もいただいたところでございます。  私もずっと前から思っておりますし、今も思っておりますが、魅力ある高等学校にと、これ魅力あるというのはもう出口が、卒業の先がもう既に、就職口が担保されておる、そういう状況をつくり出せれば一番いいであろうという思いがずっとあります。県のほうにも、教育委員会のほうですけれども、ぜひそういう総合学科の高校に、そういう部門を設置をしていただきたい。そういう働きかけも実はしたことございます。しかし、なかなか遅々として進まないという状況です。  子供たち、小さいときからこの魅力ある宮若市の体験をさせて、そこで育んで、そこに住んでもらう、そういうルーチンができると一番すばらしいかなというふうに思っております。ただ、これといった、今もそういう考えというか政策にたどり着かないという状況でございます。これはもう鋭意努力をしていきたいというふうに思っています。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 12番、川口議員。 ◯議員(12番 川口  誠君) ありがとうございました。トヨタの専門学校については、東中の子供、何年か前に行っていますよね。中学卒業してそのまま。当時のトヨタ自動車九州の役員は非常に喜んで、入学式も参加していただいております。それだけハードルの高いところに、我が市の子供が専門学校に通っています。それをこちらに分校なり、トヨタと一緒にやることによって違う展開ができればというふうな考えのもと、今、発言をさせていただいております。  トヨタ自動車九州、あと2年先で、来て30年になりますよね。10年目のときには、今の体育館とそういう施設をつくっています。20年目はなかった。じゃあ30年目、自分とこのハードばかりじゃなくて、ソフト面で、市と一緒になってできる事業を逆に市長のほうから御提案いただければと思います。  今、言うように、今、僕がこういったからってすぐできるような問題じゃない。僕も勉強させていただくし、行政のほうも、定住促進にもつながる、子供たちの学力の向上にもつながる、それを加味した上で、一番何が必要なことかというのを一緒に考えていかせていただければいいかと思いまして、質問をさせていただいております。一緒に悩み、研究するのも議会も一つだと思っておりますので、協力は惜しみませんので、ぜひよろしくお願いいたします。  終わります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ここで、忠告じゃありませんけど、私、本日の冒頭で、施政方針に対する質疑をお受けしますと言っとる過程の中で、るる質問、質問という言葉が出るわけですよね。ということは、会議録とはマッチしませんもんで、質問という言葉は極力使わないようによろしくお願いしておきます。  以上です。  ほかに質疑ございませんか。16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) まず最初に市長にお尋ねです。副市長でも結構です。  この施政方針とは何なのか。この施政方針とは何なのかと、どういう考え方でこの施政方針をつくったのか、まず最初にお尋ねします。(発言する者あり)答弁全然できよらんとやけんくさ。(発言する者あり)施政方針ならんから先に聞いとかんと、先に質問できんから。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。今まで、そういう質問、質疑になるのか質問になるのかよく私もわかりませんけど、初めてそういう質問を受けましたけれども。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 質問じゃない、訪ね事ですから。施政方針の中身と内容について。質問やない。質問ちゅうたらいかんと言われてとって、施政方針とは何なのかということを。この市長の施政方針とは何なのかということを答弁していただけたら。 ◯市長(有吉 哲信君) だから、年度の予算を編成するに当たって、この市制全般の取組について言及をしておるということです。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) それだったらもう少しきちっとした答弁してください。それで予算を組んであるということであれば、副市長なり市長なりが、僕、お尋ねしてあるわけですから、きちっとした答弁してください。非常に嘆かわしい施政方針だな。  それじゃあ一つ、施政方針に質問やめて質疑ちょっとさせてもらいます。  まず1点目ですけど、1ページの東部運動公園がもう終わった、完成したと書いてあります。これ先日、何か穴を埋めたとか。そしてこれ予算書を見たら、その後の工事費も何も入っていない。これちょっとどうされるのか。  次が、6ページの、これは答弁要りません。非常に、先ほど聞いたように嘆かわしい。市長、副市長の指導性を疑うんです。100年かけて、今から上下水道の健全な計画を立てるんですか。どういう指導をしてあるのか、市長と副市長に、職員の指導性を疑います。これに答弁要りませんけど。そんな答弁させる話じゃありませんよ。これ施政方針になっていません。  次が、7ページ、管財の課長にお尋ねします。  最後に書いてある新庁舎云々と書いてあります。私、いつも駐車場のことを言いますけど、これ細かいことちゅうたって大事なことなんです。小さなことが守れない。今でも守れんのに、今度は新庁舎の駐車場はどういうぐあいに管理されていくのか。どういう計画を持って、どういうぐあいに職員を指導していくのか。また写真撮ってきてあげてもいいですよ。  それから、8ページ、中ほどに代替バスのことが何かいろいろ書いてあります。モビリティーサービス、MONET Technologiesと連携したデマンド、これちょっとようと説明してください。それによって、今のバスの運行が行われとるとでしょうから。大きなバスが誰も乗っていないで、ぐんぐん行っておるのがこのことなのか。私、意味がわからないから。それでやると、時間帯が来ても空のバスがどんどん走る。これちょっとお尋ねします。  次が、地域の商店街の活性化、シャッター商店街のことについては何も触れていない。買い物難民の問題をどうするかと。いっつも皆さん言っておられるんですよ。そのことに対して何にも、どういうぐあいにするか具体的にちょっと説明してください。  それから、教育の問題ですけど、これ教育長答弁してください。  プロジェクトEが始まって、現在までどういうぐあいに成果があって、最終年度の福岡県の平均、日本の平均までいく目標数値まで詳しく説明してください。もう目標年度はないんですから、後。だから、今日までのプロジェクトEの成果と、1回も報告聞いたことがない。  それから、16ページ、地域コミュニティーについて。自治会活動何々うんと書いてあるんです。自治基本条例が何年にできて、今日まで何年かかって、そしてこれすらまだできていない。  先ほど市長が言われた施政方針に対して恥ずかしくないですか。毎年毎年同じようなことが書いてありますよ。きょうが終わればいいという話じゃないんです。行政は継続していかんといかんでしょ。何にも進歩がない。きちっとした答弁してください。きちっとした答弁ちゅうたらおかしいとかな、説明してください。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 管財課長◯管財課長(野田 哲也君) 管財課長です。  7ページの現庁舎解体後の駐車……(発言する者あり) ◯議長(遠藤 嘉昭君) 社会教育課長◯社会教育課長(松尾 竜彦君) 社会教育課長であります。  まず、1ページのテニスコート等の完成による東部運動公園の全面供用開始、これはこの施政方針のとおり、昨年5月、テニスコート供用開始いたしまして、それに伴いまして全面開始したというところでございます。  また、東部の穴ぼこの話でございますが、議員おっしゃるとおり、第1駐車場の一部に陥没が見られましたので、その分につきましては、特定鉱害復旧推進センターのほうより、穴ぼこの補修については手当てしていただいておりますので、予算には計上には至っておりません。  以上でございます。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 事業団がするちゅうことでしょ。 ◯社会教育課長(松尾 竜彦君) そうです。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 間違いないね。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 管財課長◯管財課長(野田 哲也君) 管財課長です。  7ページの現庁舎解体後の駐車場の使用及び管理につきましては、新庁舎の駐車場につきましては、基本的には公用の駐車は行わないというふうにしております。  それから、職員の通勤用の車両につきましては、本市のほうで3か所指定しておりますので、それ以外の駐車については禁止をしております。それで、庁舎敷地内に公用や職員の車両が駐車されているのが見受けられるということでございますが、時に触れて、メール等で注意喚起を行っております。また、その車両のナンバー等が確認できましたら、本人に対しましても車両を移動するような形の指導を行っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 産業観光課長◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。  8ページの、今、公共交通に関する記載の内容ということでございますけども、公共交通については、まず、現行路線のまず存続を基本としながら、随時、新年度も継続してコミュニティバスの運行形態、それから便数、路線等の見直しの検討を行うようにいたしております。  それから、次世代モビリティーサービスを展開するMONET Technologiesと連携したデマンド運行方式等の導入についての検討についてでございますが、先ほどの答弁にも少し重複するところはございますけども、ICTを活用いたしまして、例えば、このデマンド交通を導入することによって、その目的が利便性の向上、それから効率化、それから交通不便地域への移動手段の確保をしたいということとあわせまして、こういったマッチングの先端技術を活用することにおきまして、コミュニティバス事業における乗り手、需要と供給の最適化を図るという目的もございます。こういった観点から、交通移動の不便さの解消に少しでも取り組んでまいりたいということでございます。  それから、買い物難民、それから地域のシャッター街の対策についてが記載されていないということでございますけども、買い物難民につきましては、現在、移動販売を行いまして利便性の確保に努めているところでございます。令和2年度におきましても、現在、委託をしておりますグリーンコープのほうへまたお願いをしてまいることといたしておりますけども、新年度につきましては、さらに6か所程度、また移動販売の箇所を増やして、少しでも買い物の利便性の向上に努めてまいりたいということで考えております。  それから、シャッター街対策については、記載はしておりませんけども、これについても、創業支援ということで商工会、それから商工会議所と連携をしながら、創業セミナー、新しく事業を起こそうとしている方たちに対しましてそういったセミナーを行いまして、そういった創業に向けての知識、それから内容等について研修を行っているところでございます。  それから、創業支援事業でセミナーを受けられた方につきましては、市内で新規に店舗等を構える方については、市の創業支援事業補助金ということで、1人当たり最高で50万円の資金を補助金として交付するような制度もいたしております。こういった全体的な取組の中で、地域の商業の活性化に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 教育長。 ◯教育長(中村 直史君) 教育長です。  学力向上プロジェクトE事業の内容と掲げている目標に向けての現状、成果はいかがという御質問についてお答えをいたします。  この、今、第6期となっています学力向上プロジェクトE事業の具体的な中身ではありますが、列挙いたしますと、一つがみやわかアフタースクールの実施、トヨタサイエンススクールの実施、各学校に配置しております学力向上強化指導員の配置、それから、宮若市の研究指定校の委嘱事業、また、中学校区別にそれぞれの学校が研修会を持っておりますので、そういう研修会の経費もここに含まれます。多くはありませんが、みやわか教師塾の講師への謝礼もこの中に入れております。  学力の向上の成果ということでございますが、いつも申しておりますように、測定できる学力と測定のできない学力というのはございますが、測定できる学力、つまり国が示しています全国学テ等の成果を見ますと、本年度、去年の4月に行われました学力テストですから、その前の年の小学校5年生、中学校2年生の成果でございますけれども、小学校の場合は、国語科と算数科がございますが、国語科は初めてでございますが、宮若市が全国平均を上回りました。それから、算数のほうも、ほぼ全国平均と変わらないという成果でございました。中学校のほうは、若干下回ってはおりますけれども、中学校の国語、数学については全国平均と変わらんところまで頑張ってきたというところでございます。  これはあくまでも測定した、測定される学力の問題でありますけれども、子供の学ぶ意欲でありますとか、子供の人間性であるとか、そういう日常の子供たちの学校での生活状況を見ておりますと、非常に、今、各学校とも落ち着いて教育活動に取り組んでおりますし、子供たちもよく頑張ってくれていると思っております。成果は非常に、この分はなかなか数字で言いにくいですけれども、成果を上げているというふうに思っています。  その背景にありますのは、もちろんこういうお金を使って、予算を使っての研修ごともありますけれども、各御家庭の御協力、特にPTA活動等を通して、大きくここ数年変わってまいりましたのは、家庭学習の時間等がかなり宮若は低うございましたけれども、かなり頑張ってそういう取組もしてもらっているというところでございます。  要は、地道にこつこつ、今までやってきたことでございますので、どうぞこれが後退することのないように、また来年度、再来年度に向けて頑張っていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 自治基本条例かな。地域コミュニティー、16ページ。  秘書政策課長。 ◯秘書政策課長(吉村 浩子君) 自治基本条例につきましては、平成23年度に施行されております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 何を言っとるんかな。自治基本条例、23年度で10年たってもまだできていないということを聞きよるのに。そうでしょ。何年過ぎとるんですか。何を答弁しよるんですか。聞いたことを答えてください。  1点目のことをちょっともう一度聞きますけど、これは後の問題は、全部重要なんでやっていただけるわけですか。そうですね。まだ、これ陥没する可能性もあるし、一番、当初の設計がきちっと調査していなかった、あなたの担当じゃないかもわかりませんけど、していなかったから、こういう重大事件が起こっとるんですけど。  あれで終わるわけないでしょ。後の問題も全部事業団がやってくれるんですか、まず1回聞きましょ。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 社会教育課長◯社会教育課長(松尾 竜彦君) 社会教育課長であります。  特定鉱害復旧事業センターが行う事業といたしましては、現状復旧でございますので、穴ぼこの修理をしていただくといったものになっております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 課長、私の言いたいこと、私がちょっと舌足らずで悪かったけど、まだ陥没する可能性がゼロじゃなかろうと思うわけです。そういう調査、いろんなことについては、新年度予算に上がっていないし、後を誰がするのかということを聞いておるわけ。今、穴を埋めただけの話でしょ。まだ、完全にどこからどこまでどうなっているということを、あなた、今、知ってあるわけですか。だから、もうこれで終わりなら終わりと言っていただければそれでいい。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 社会教育課長◯社会教育課長(松尾 竜彦君) 社会教育課長であります。  復旧につきましてはセンターが行うということでございますが、当然、この後の利用に関する安全性等の確保、こういったのも必要になってくるかと思いますので、その分につきましては、当然、センターが見ませんので、市のほうで早急に周辺の調査等に入ることになろうかと思います。  ただ、その分の当初の予算のほうにはお願いしておりませんが、今年度中、4月から本格的に利用も始まりますので、何とかその年度内には調査に取りかかりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 1回1回聞くけど、それじゃあ、補正か何か出してやるということで考えていいんですか。担当が違うんですか。誰の担当課になるんですか。私、誰が担当課とか……。
    ◯議長(遠藤 嘉昭君) 社会教育課長◯社会教育課長(松尾 竜彦君) 社会教育課長であります。  緊急性を要する、やはり市民の方、利用者の安全性を確保するそういった観点からも、年度内に調査を行いたいというふうに考えておりますので、予備費のほうを使わさせていただいて、調査に取りかかりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 茅野議員。一応、3回、質疑ということになっておりますが、臨機応変に私も見よりますので。16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) さっき何回でもいいということになっとる。1つのことに3回ちゅうこと。いや何回でもいいって言ったけん、言わっしゃったけん良いんかと。わかりました。  それじゃあ、ずっと一遍で1回ずつ言っていかにゃいけんとやな。すいません、あなた何回でもいいっち言わっしゃったけ、何回でもいいとかと思った。  100年のことは、もうそういう答弁はしないでください。非常に恥ずかしい。  駐車場は今でも守られていないのに、どういうぐあいにするんですか。大体、今のような答弁でできるんですか。あしたでもまた写真撮って見せますよ、あなた。何十回言うて、何百回言うたって守れない。市長やら副市長は、大体職員をどういう指導してあるんですか。まちづくりの前に自分の足元を整理するのが先じゃないですか。恥ずかしい話ですよ。きちっと指導してくださいよ、管財課長。あしたでも早急にチェックしますよ、私が。  次に、商工振興に訪ねますけど、あなたが今まで何年かバス路線をしてきたことが今日の結果なんですか。昼なんか誰も乗っていないんですよ。大きなバスでどんどん走りよる。何とも思わないんですか、あなた。バス路線の路線を見直すって、あなた、マイクロバスに1人乗るか乗らん。どうかしたら誰も走っていない。もっと真剣に考えて、代替バスの運行を考えてください。そうでないと、たくさんお金かかりますよ、これ。  それと、地元商店街のことを言われましたけれども、どのくらいのペースで商工会、商工会議所とお話ししておられますか。宮田の商工会議所、商業団。若宮商業団だけが宮若の商業団じゃありませんよ。こちら、旧宮田町側も商業団ありますよ。どのぐらいのペースでやっておられるのか。  それと、販売バスがあるということでございますが、今、何台あって、どういうぐあいにすればいいか、もっと詳細に説明してください。何台増やして、どれぐらい経費がかかるのか。今、何台動いて、どんだけどうなっとるのか説明してください。  それと、総合政策。本当に政策なんですか。自治基本条例が平成23年度にできとるのに、まだ基本条例に基づく職員の地域担当制度の取組を進めます、こんなことが全て防災とか地域とか産業の発展に全部つながっていくんですよ。平成23年に自治基本条例をつくっとるんですよ。本当にまちづくりしようと思ってあるのだったら、もうとっくの昔にできとかないかんのでしょう。よく平然とこんなことを書かれますね。本当に政策考えてあるんですか。もう一度再答弁してください。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 産業観光課長◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。  商業団体との協議ということがございますけども、従前は随時ということでしておりましたけども、昨年の9月から定期的ということで、まず月1度、月1回のペースで、商工団体と協議をさせていただいているところでございます。  それから、移動販売の台数ですかね。移動販売につきましては、今、現在、水曜日と木曜日にそれぞれ6か所ずつ、移動販売を回っているところでございます。新年度につきましても、新たにもう1周移動販売、同じ数、大方6か所程度を新たに設定をさせていただいて、移動販売をしていきたいというふうに考えています。  その介護の困難者支援事業委託事業については、グリーンコープのほうに、ことし合計6か所掛ける3の六三、十八、18か所で一応予算としては98万5,000円を予算計上させていただけるということでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。地域担当制についてのお尋ねでございます。  現在、市内8ブロック自治会を、大きくは旧小学校区域で8ブロックに分けて、地域担当制を活用いたしまして、全ブロック、今事業を実施しております。  事業の中身につきましては、防災関係が中心となっておりまして、研修会や訓練、それから各ブロック独自の催し物といたしましては、若宮ブロックでは、毎年恒例となっておりますクリスマスイベントや、中ブロックにつきましては、清水寺の竹灯籠の製作等、また、他のブロックでは出前講座等を活用した認知症講座など、地域ごとに趣向を凝らした取組等を行われておりまして、これの取組をさらなる制度の推進を進めていきたいということでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) あの、もう、非常に嘆かわしいですな、答弁が。バス路線のことについても。来年度は今のようなバス路線のあり方での予算化はしてないでしょうから、こんなに書いてあるわけですから。全く同じことの予算づけだったらおかしくなりますよ。今度は細かい予算質疑に入ってきますから。  教育長に言っておりますけど、教育長、私、昔から学校の勉強を上げれ上げれち言ったことは一度もない。伸び伸びとした感性豊かな子供に育ててやってくださいと言ったことがある。あなた方は、プロジェクトを維持して学力を上げないかんと言っているのがあなた方ですから。したいと。私は、学力だけじゃない。もう少し伸び伸びとした感性豊かな子供の成長を考えるべきじゃないかと。いいや、学力をどんどん上げていかないかんと。平均ですから、あとそれは言いませんけど、答弁は要りませんけど、そこのところを考えた中できちっとしたことをやってください。  それと、総合施策のあなたに聞いている。今までやってきた地域担当制の話を聞いているんじゃない。おくれて申しわけなかったというのがあなたの答弁なんです。副市長、きちっと指導してくださいよ、職員の指導は。今までの内容の実績を聞いているんじゃない。今までできなかった。できなかったらできなかったでしようがない。早急にやりますという答弁でしょう。きちっと職員を指導してくださいよ。終わります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ここで、10分間休憩します。                  午後1時59分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後2時09分再開 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑ございませんか。6番、染矢議員。 ◯議員(6番 染矢 正次君) 6番、染矢です。7ページの下から4行目、AIやRPAなど、先進的な最新情報処理機能を取り入れた利便性の高い施設設置とありますけれども、開庁までにこれは間に合うのかということと、あと8ページの上から7行目、令和元年度に新設しましたブロック塀撤去費補助金制度によります、これの実績のほうをお尋ねしたいと思います。  それと、最後ですけれども、13ページの下から5行目、特定健診は、国の目標値である60%の実現に向けてとあります。この特定健診は年々毎年上がっているんですけれども、去年の実績をお尋ねしたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 総務課長◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。7ページのAI、それからRPAの関係ということでございます。  AIにつきましては、既に保育所入所の選考に関してですが、これ今年度、令和元年度の予算において、開発、もう既に導入をいたして運用をしているという状況でございます。  あわせて庁舎開設時におきましては、LINEですね、これを活用した形で、市民の方からの問い合わせ等に対応するために、ホームページやタブレット端末等で内容を確認できるような形の、AIチャットボットというような部分、これを庁舎開庁時に運用を開始するようにしております。  一応、当初は子育て関連の部分の情報のみになりますが、令和2年度においては、ごみの出し方、ごみ関連の部分、こういった部分に順次広げていくような形で予定しております。  RPAにつきましては、定型作業の自動化ということで、これにつきましては、ふるさと納税関係で多く使われている部分がありますが、こういった部分を順次自動化にもっていくということで進めていくようにいたしております。  あと、これは法務省からの要請で、登記の移動連携システムということで、これにつきましても、データからの自動入力をさせるような形での自動化ということで、令和2年度に実施するようにいたしております。いずれにしても、一気に全てというわけではなくて、順次導入をしていくような形になろうかと思います。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(宗岡 雅人君) ブロック塀の撤去補助金の件数ということでございますが、これは今年度から創設をされまして、2件を受理しております。金額にして19万2,000円を交付いたしております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市民課長。 ◯市民課長(武谷 伸治君) 市民課長です。特定健診の平成30年度の実績はということでございますが──30年度の実績でございますが、前年度比プラス4.1%増の35.7%でございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 6番、染矢議員。 ◯議員(6番 染矢 正次君) ブロック塀ですけれども、ブロック塀の補助金制度に対しては、これはいつまで補助金制度があるのかと。あと特定健診ですけれども、30年度が35.7%で、31年度の実績をお尋ねします。去年のですね。まだ出ないですか。わかりました。  この特定健診は、その毎年上がっていますけれども、今年度のその目標というものは立てていらっしゃるのか、お尋ねします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(宗岡 雅人君) 建築都市課長です。ブロック塀の撤去補助金制度でございますけど、いつまでかというと、いつまでかはわからないんですけど、とりあえず令和2年度は実施されますし、また今、県からの通知でございますけど、3年度に向けて撤去プラスの新設に向けても、そういった補助制度の改変があるということでお聞きしていますけど、まずそのあたりについては、詳しい内容がまだわかっておりません。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市民課長。 ◯市民課長(武谷 伸治君) 市民課長です。31年度の目標ということでございますが、具体的な数字はちょっと立てておりませんけれども、年々増加傾向にありますので、少なくても昨年度の30年度の実績よりは上回りたいと考えております。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに。8番、神谷議員。 ◯議員(8番 神谷喜久雄君) すみません。重複する質疑になるかと思いますが、御理解をしていただきたいと思います。  10ページ、この農業振興観光センター、現在の施設運営状況について照らし合わせて、効率的な施設とするため、改めて検討を行うというふうに、本年度の施政方針は上がっております。  昨年度は、施政方針、基本計画、基本設計、実施設計等まで盛り込まれておりまして、今まで本当にこの施政方針の中で、宮若市の農業観光振興センターを実施するに当たり、どれだけ今予算を使っているんですかということをお聞きしたいんですよ。  今後、結果的にどのように、これ今年度の施政方針の中でどのように改めて検討を行うということですが、その具体的な内容をお聞きさせていただきたいと思います。  それと、同じ質問、質疑になると思いますが、その買い物の利便性の向上のためということで、同じ質問が一般質問で出ていたと思いますが、そのショッピングセンター、この跡地については、もうある程度新聞にも載っておりまして、本市勝訴という形で報道されておりましたので、今後どういう計画をもって宮若市の買い物の利便性、買い物難民に対しての利便性の向上を図っていかれるのかということをお聞きしたいと思います。  それと、先ほどから同僚議員、茅野議員からもお話があっていましたが、移動販売、これは、今、水曜・木曜と98万5,000円計画をなされて、6か所ということです。これはどの地域を回られるのか、ちょっとお聞きさせていただきたいというふうに思っております。  それと、この施政方針を読ませていただきますと、14ページ、先ほど、茅野議員からおっしゃいました教育・文化の中で、同じ文言が常に上がっております。  この学校教育については、プロジェクトE事業、これ6期、今、教育長がお話しされました6年かかって、6年の事業を今、進めているということでございますが、この中でも職員関係の向上を図るということでお書きになってありますが、この教職員の指導力の向上というのは、毎年この施政方針でお書きになってありますが、具体的な内容についてちょっとお聞きさせていただき、どれぐらいの予算をかけた中で職員さんが向上を進展をしていっているのか、指導力がどれだけアップしているのかということをお聞きさせてください。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 産業観光課長◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。まず10ページの農業観光振興センターについてでございますけれども、昨年は基本設計、実施設計をするというふうに施政方針のほうでいたしておりましたけれども、昨年の3月の議会におきまして、将来的な運営の観点から売り場面積の規模、それからレストランや専業部門の運営形態と、4点にわたって課題が示されたことから、その対応を今回ずっとこの間、検討してまいりました。  その結果、既存の直売施設、それから生産者団体におきまして、生産者の高齢化、それから生産者の高齢化によります出荷数の減少や、利用者の減少による売り上げの減少等々、課題が想定以上に大きく進行しているということが判明いたしまして、このことについては、直売所の運営、それからハード面の整備を行う上で、まずもってこういった対処が先行して必要ではないかということで、生産者の開拓・育成、それから仕入れや販売、事業展開、それから販売促進に向けて取り組みを先行して行う必要があるのではないかということを踏まえまして、将来的に安定した施設運営を行うに当たりまして、課題の解消や効率的な施設運営を図るために、再度、現計画案と従前の増改築案との比較検討や施設運営等のあり方等を含めまして、令和2年度にまた改めて検討させていただきたいということでございます。  内容については、市長報告の内容のとおりでございます。  それから、農業観光振興センターの整備にかかりまして、これまでどのぐらいの事業費があったのかということでございますけれども、平成23年度に整備基本方針を策定いたしまして、まず平成26年度までに基本設計、これは従前の今の既存施設の増改築案でございますけれども、そこで基本設計がまず一旦完了いたしました。  その後、また新たに再検討ということで、新築案で基本設計を終了したのが平成30年度でございます。これまでのそういった調査設計の分の金額をトータルいたしましたら、1,100万の金額がかかっております。  それから、買い物、利便性の向上で、宮田ショッピングセンターの跡地についてでございますが、議員も御承知のとおり、この間、訴訟の対応をしてまいりました。今般、その訴訟が終了いたしまして、再度また仕切り直しを改めて行いたいというふうに思っております。今後どうするかということにつきましては、現時点ではまだ白紙の状態でございます。  それから、移動販売についてでございますが、新年度、どの地域を増やしていくのかということでございますけれども、この詳細については、まず各地域と協議をいたしまして、必要なところに必要とされるところに行っていきたいということで、まだどこの地域に移動販売を実施するかということまでには至っておりません。以上です。(発言する者あり)  すみません。それから現在、移動販売を行っている地域でございますけれども、まず水曜日は6か所ですね。下有木、それから若宮分館、それから下、それから乙野団地、日吉の中畑公民館、旧JA日吉支所駐車場で実施をいたしております。  それから、木曜日につきましては、百合野団地、それから白百合団地、上町、宮田ショッピングセンターと、それから若宮分館、そして飯ノ倉公民館の6か所になっております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 学校教育課長◯学校教育課長(下田 和子君) 学校教育課長です。プロジェクトE事業に関しましては、子供たち、幼・小・中と、この12年間の子供たちの育ちを市の職員が一致団結して育てていこうというのが大きな目的でございます。  その中で、この連携の中には、まずは幼・小では、生活のリズムの確立というところの部分を中心的に取り組んでいるところです。小・中というところにつきましては、2つ取り組んでいる内容がありまして、1つは学習習慣の確立、ここについては、今、先ほど教育長がおっしゃいましたように、子供たちが家に帰ってからの学ぶ習慣を、やはりある学校だけが特別な学校独自にそれぞれするのではなくて、市全体としてやることによって子供の育ちを中学校にしっかり届け、そして社会に役立てていく、そういったところでございます。  先ほどの質問でありました教員の指導力というところになります。ここにつきましては、平成28年度から、先生方の授業スタイル、つまり思うが向き向きに自分のスタイルで授業するのではなくて、子供たちが安心して授業を学ぶというところで、宮若スタンダードという一つ形をつくりまして、それを子供たちが1時間の授業の中でそれを習慣化していく。先生方もそれを基本スタイルとして学んでいく。それがうまく子供たちが安心して学ぶ意欲又は学ぶ態度につながっていきますので、それが小学校、中学校につながって、最後は子供たちが自学する力を培っていくというふうにつくっています。  そのために研修というものを予算化させていただいたり、それとか教科指導員という市の予算で各学校に指導員を配置していただいておりますので、習熟度別であったり、子供の実態に応じた少人数体制での指導に生かしてみたりという形で、動かせていただいております。  なかなかその成果が数値に図れるものではございませんが、やはり子供たちが安心して落ち着いた学校生活を送れているというのは、やはり先生方の方向性がそろった指導ができているというふうに考えております。  しかしながら、若い先生たちの増えるの世代でございますので、それをしっかり確認しながら、やはり先輩方のノウハウが若い先生方につながるような体制を今後も充実していかなきゃならないというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 8番、神谷議員。 ◯議員(8番 神谷喜久雄君) 教育・文化については、今、課長のほうから御答弁をいただきましたが、私もこのプロジェクトEについての一般質問をさせていただいておりました。申しわけないんですが、施政方針の中で、どの所管の文面を見させていただいても、同じ文言、同じ内容、何かもう少し具体性のある結果的に内容があるのか。ここはこういうふうにやるというような文言が、特にこの教育・文化については文言がほとんど変わっていなかったので、質問をさせていただきました。  この10ページの農業観光振興センター、先ほど23年から30年まで1,100万とおっしゃいましたけど、これは間違いございませんか。改良するという事業計画をやることを、それから今度新築をする計画、調査、基本計画、設計まで、そのもう大分やられているんじゃないですかね、これ。これ本当に1,100万で終わっているのかということと。ただ、この施政方針の中で本当にこの農業、宮若市の販路拡大というふうにお書きになってあるが、本当にこの農業観光振興センターをつくっていくのかということなんですよね。これはもう23年からずっとこの問題について方針の中で言ってあるし、また我々議員からも一般質問等も出ていたと思うんですよね。もう少しこれ具体性が見えるような内容が欲しかったなと思います。  それと、ショッピングセンターの計画、結果的にこれも年数が経ちすぎているんやないですか。早くやっぱり地域の買い物の利便性をよくしてあげるのが、行政の務めではないかと思っておりますので、早急に解体予算等も決定してあると思いますので、早目に前に向くような事業計画を進めていただきたいと思います。  以上で終わります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに質疑。3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 3番、藤嶋です。今、教育関係で特徴のある文言が記載されていないというふうな施政方針の質疑がありまして、私は、1ページ目のこの宮田東小と宮田小学校、2小学校の再編につきという部分で、学校給食共同調理場、学童保育所、子育て支援センターという一体的な整備、こういうふうなことが記載されてありました。  同じく4ページで、再編小学校を建設しということでありましたので、この部分について質疑いたします。  2つの小学校が再編されるので、小中一貫とはまた違う異なる部分があると思うんですけど、どういう特徴、どういう特色、こういった小学校がどんなふうな学校の特徴ですね、特色があるのか。それから、これが2つ再編されるということによって、通学路のそういったものの検討とかいうのがされているのか。もう一つは学校給食共同調理場、これには自販炊飯器ですね。炊飯器の自校方式の部分、これが共同調理場には設備されているのか、そこの部分をお聞きします。  もう一つは、後はもう皆さんがたくさん出されて、私の質疑のところは、あと学校教育関係では、11ページ、待機児童を解消する取組、待機児童を具体的に何名いるのか。それから学童の待機、これは何名おられるのかを伺います。  それと、あと16ページ、人権講演会など、人権の問題がここに取り上げられております。男女共同参画意識の啓発を推進するということで、今、国際的な流れは、ジェンダー平等、こういった人権尊重、全ての不平等をなくすという、ジェンダーの平等の問題が取組がされておる中、これがされているのか、伺います。  もう一つ、最後は17ページです。より適正な債権管理の推進に努めると。この徴税率、徴収率がどの数値目標に上げられているのか、見込み額をお答えいただきたい。  以上が、質疑です。
    ◯議長(遠藤 嘉昭君) 教育総務課長。 ◯教育総務課長(尾藤 康弘君) 教育総務課長です。まず、今回学校再編で2つの小学校が一緒になると、その辺で特色はというところでございますが、当然義務教育ですので、ほかの学校と全然違う学校というわけにはいきませんが、今回学校をつくる上で、特色というところで考えますと、今回教室が1学年に2クラスということで、当然12クラスが普通教室はあるんですが、それ以外に少人数教室というのを6クラス設けています。  この6クラスというのは、例えば1学年3クラスになった場合、そういった分が対応できるという形で、現状よりももし生徒数が増えたとしても、教室がきちっと対応できるようなそういったつくりになっているところが一つの特色なのかなと。  それともう一つ、今まで学校をつくっていく中の一つの検証結果といたしまして、例えばその学校の教室になかなかなじめない子というのがやっぱり出てくる可能性もあります。そういった場合の子供たちに対しても、その子供たちが通えることができるような教室、そういった部分をつくっているというところが一つの特色なのかなというふうには考えます。  それから、通学路の検討ということですけれども、これにつきましても、新しく通学路となるべきところの危険性の把握は、事務方で行っていますけれども、再編準備委員会というこの保護者、それから校長先生を集めた委員会がございます。その中で今後通学路については、どの通学路が一番いいのか、そういった分も検討していきたいというふうには考えています。  それから、共同調理所の炊飯関係なんですが、御指摘のとおり、現在共同調理所は、御飯については、たしかほかの業者からこちらのほうに仕入れているという状況だったと思いますが、これにつきましても、新しい共同調理所では、ちゃんと炊飯器を設置いたしまして、共同調理所の中で御飯を炊くという形のほうのふうで考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。保育所におけます待機児童の数ということでございますが、保育所に4月に入所する分につきましては、1月31日までということで、申し込みのほうをさせていただいております。  随時受付は行っておりますけれども、1月31日までの分で、一時調整を行った結果で、16名の待機が出ている状況でございます。こちらの数につきましては、また今後の状況によって変わってくるというふうに考えております。  それから、学童の待機児童につきましては、現在発生いたしておりません。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 社会教育課長◯社会教育課長(松尾 竜彦君) 社会教育課長であります。人権尊重社会の構築の関係の部分でございますので、私のほうから答弁させていただきますが、まずジェンダーの取組といいますか、人権講演会、これを7月に実施しておりますけれども、これにつきましては、同和問題をはじめとするあらゆる人権問題について、市民とともに考えながら、差別を許さない人権尊重社会の構築のために実施しております。  また、地域懇談会、これにおきましても、身近な生活の中にある差別に気づき、そして、お互いの人権が尊重される明るい地域づくり、これを推進するために市内の10か所で地域懇談会を開催しておりますので、こういったもろもろの講演会、懇談会を含めまして、差別の解消等の取組にしておるといったところでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 教育長。 ◯教育長(中村 直史君) ジェンダーの取組はどうかということがございました。地域懇談会の中でも、それから人権講演会でも、去年はその課題を取り上げまして、実際に当事者の方においでていただいて、講演をしていただくというふうなそういう措置をとりました。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 税務収納課長。 ◯税務収納課長(菊池 賢豪君) 税務収納課長です。債権の来年度の見込み額ということのお尋ねでございますが、総括的な来年度の債権の数字というものをまだ持ち合わせておりませんので、税でちょっと数字を申し上げさせていただきたいと思いますが、これは見込みでございますので、予算の総額ということになると考えます。  市税の総額で申しますと、52億3,280万5,000円円ということで、令和元年度よりも9,450万7,000円の増ということで考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 学校給食の自販機ということでされておりますけど、宮若ブランド米として、販路拡大というのをさまざま模索されている中、給食自販、炊飯器はされるわけですから、米飯給食をぜひ増やして、これも拡大になるのではないかとそう思っているところです。  それと、先ほど、ジェンダーの平等というふうな講演会をされておりますけど、ぜひ宮若市、このさまざまなところで私も聞きます。それで性的マイノリティ、性的少数者に対しての偏見、そういったものがないような取り組みをぜひしていただきたいと。  もう一つが、税の徴収のことですけれども、予算書の中で繰り越し滞納税のその予算の歳入の部分に、300万円計上が多くされていると、これが債権管理による税の予算として多く挙げられている分かなというふうに見たんですけど、そうではないですかね。徴収がされるという税の債権がさまざま整理されるということで、収入のことがさまざま皆さん言われますけど、支出、無駄な使い方がされていないか、そういったところのチェックがされているのかというところをもう一つお聞きしたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。当然、我々の責務といたしまして、最小の経費で最大の効果を上げるというのが、基礎・基本であるわけです。それに伴う歳入でございますけれども、その点につきましても、しっかり担税能力のある方からには、それなりに、もし滞納されるという状況であれば、その法的な措置も含めた滞納対策もしっかりとっていくということでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに。10番、和田議員。 ◯議員(10番 和田 善久君) 10番、和田です。2ページの一番上に、トヨタ自動車のことが書かれております。好調な実績が推移されておる、維持されておるということでありますので、市長にお尋ねをいたします。  1月の11日にトヨタ自動車九州の永田社長が、ある新聞のインタビューに答えております。その中で、春にはレクサスの初となる電気自動車、EVの生産をトヨタ自動車九州で始めると、こういうことがインタビューで書かれております。  その結びに、ライドシェアと電動キックボードなどをもう実証実験を始めたということであります。これは、将来的に地域でも役立つんではないかというふうな結びになっております。この点について市長はこのことを、この社長から、あるいは会社から何らかの情報が入っているのか、お尋ねをします。  それから、2点目、同じく2ページの下のほうに、小中学校において、児童一人一人に端末の整備を進めるということでありました。先ほどの答弁では、年次的にやるということでありましたが、何年かかるのか。  それと、今の学校の先生が、過労死ライン寸前の残業をしている中で、果たしてこれが対応できるのかというふうに思うわけですが、これは年次的と言っていますけれども、これは国の補正予算、消費税を上げたときに、景気対策のために補正予算を上げております。これも一環でありますが、これがその時限立法か、期限が切られているんではないかなというふうに思うんですが、その点。  それから、3ページの一番上、施設のユニバーサルデザイン化、これが社会教育施設にトイレをするということを書かれております。しかしながら、このユニバーサルデザイン化事業については、ほかの公共施設のための改修事業も使えるというふうになっております。例えば、授乳室・託児室の整備、多言語による整備、これなども書かれておるわけですが、なぜこれは利用しなかったのかというのが一点。  それから、同じく3ページの国土強靭化のことが書かれております。これは、国の補正予算においても、当初予算においても、この国土強靭化は、国の補正予算の1兆円の予算がついております。私が言いたいのは、これちょっと市長に聞きたいんですけれども、19号の台風の被害があったときに相当な被害が出ました。それを受けて、国の補正予算で国土強靭化の1兆円の予算がついたわけであります。  私が言いたいのは、こういう被害が出れば、恐らくこういう予算がつくだろうという予測のもとに事業計画をなぜ立てなかったのかと。私は、予測ができたんやないかなというふうに思うんですね。  それと、リーマンショック以来、選挙のあるたびに、要するに俗に言うばらまきですよ。それをやってきています。だからそういうのがあるんではないかという予測は、市長は部下に対してどういう指導をしているのか、それをお尋ねします。  それと、6ページ、これはうちの所管ですけれども、先ほどの答弁で、空家対策ですね。これは特定空家について、特措法に基づき略式代執行をする改定に向け、4件のうち1件はすると答弁されましたね。していないですかね。4件のうち1件すると言ったね。  ところが、ことしの、今、国会当初予算はまだ通過していません。しかしながら、この特措法の以外に、所有者による自主的対応が困難な場合に、所有者不明と行政代執行により除去する場合は新たに支援をすると、35億円の予算が計上されています。これを使ったほうが得ではないかなというふうに思うんですが、その点について。  それから最後、12ページの下のほうに、多子世帯を支援するため、保育所認定こども園、学童保育所の利用者負担額の減免を行いますと。これ、具体的におっしゃってください。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。まずトヨタ自動車九州がレクサスのEV化を始める。これは中国向けでございまして、UXを……(発言する者あり)車種です。レクサスのUXをEV化をするということで、これは直接社長から聞いたわけじゃないんですけれども、私も新聞で拝読したところでございます。  そして、ライドシェアの話ですけれども、これはトヨタ九州が、次世代事業室というものを立ち上げまして、将来の自動運転、AIを活用した自動運転、そういうこれがライドシェアが含まれておるかどうかちょっとわかりませんけれども、その次世代事業室、これは副社長の直轄の部署でございまして、その取り組みをもう数年前からやっておるところでございます。  いずれにしても、今度いろいろトヨタのモネテクノロジー、これはトヨタとソフトバンク、そして自動車関連大手がもう全部参加をしているところでございますけれども、施政方針でありますように、そういうところに、来年度、2年度に参画をして、いろんな研究も進めていきたいというふうに思っておるところでございます。  それから、国土強靭化でございますけれども、御質問にありますように、必ず補正予算は来ると。毎年毎年来るであろうということで、次年度の事業の前倒しができるように計画をしておけと。これはもう毎年毎年言っておりますし、それでかなりの事業採択がいただいたところであります。  国土強靭化の計画の福岡県は、非常に策定しておる自治体がもう少ないわけでございまして、これも、これを計画を策定することによって事業が優先的に採択されるぞと、こういう情報も私は知って前から聞いておりまして、これはようやく2年度に国土強靭化計画を策定をして、その計画にのっとって有利な財源を確保したいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 教育総務課長。 ◯教育総務課長(尾藤 康弘君) 教育総務課長です。和田議員のそのICTの関係でございます。  端末は年次的にどのようにそろえていくのかということでございますが、午前中、柴田議員の質疑にもお答えいたしましたけれども、まず令和2年度には、5年生や6年生、中学1年生、それから令和3年度に中学2年、中学3年生、それから令和4年度に小学校3年生、小学校4年生、それから令和5年度で小学校1年生、小学校2年生ということで、令和5年度で全て1人1台、児童生徒に対して1人1台の端末がそろうということでございます。  これにつきましては、国のほうも令和5年度までに、その形で準備するよというふうなことで言われております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(宗岡 雅人君) 都市課長です。今、言われるのは、所有者不明の土地の利用円滑化に関する特別措置法ということになるんですかね、35億円というお話なんですけど。ちょっと私、今現在ではそういう通知がまだ所管のほうには来ていないので、そういった制度の内容というのがちょっとわからないのが現状でございます。すみません。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 学校教育課長◯学校教育課長(下田 和子君) 学校教育課長です。ICT活用による働き方改革のほうに影響があるのではないかというところでございます。  今現在、この取り組みを早い段階から研究してやっているところの検証成果を伺いますと、子供にとってみては、やはり興味、それとか意欲、集中力という形で、かなり成果が出ているといふうに聞いております。  一方で、先生方の効果が本当に上がるのかというところにつきましては、1点、上がっているのは、授業効率がアップしたという報告が一つ上がっております。といいますのは、ICTを使いますので、今まで先生方が手でつくって、コピーして張ったり何だりした作業が、ICT化によって何回も使える。またある先生のいい方法が、別の先生にもまた使えるというそういった効率化が図られるということになります。  しかしながら、そういう指導力というか、技術面が先生方に備わっていないと、これを幾ら環境を整えてもいけないので、本市におきましては、それをICT支援員という方を、ちょっと特に小学校に関しては専門の方が少ないので、月に何回か行って先生たちが困らないように、コンピュータをあけました、あら、切れましたとかなったら、もう全然だめですので、そういったところのサポートであったりとか、先生方の要求に応じて、そういうICTの教材をつくってみたりとか、学校の中で検証をするときに、その方のサポートをして先生方の技術を高めたりとか、そういった支援員の方を本年度予算化しておりますので、少しずつではございますが、教育委員会としましても、調査研究しながら、本当に先生たちにとって効率いいものであるようにしなければ意味がないと思いますので、そのバックアップに力を注いでいきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 社会教育課長◯社会教育課長(松尾 竜彦君) 社会教育課長であります。先ほどの社会教育施設におきますユニバーサルデザイン化、その中で、乳児室等の対応もできるんではないかという御質問でございました。  今回、社会教育施設で改修等を予定しておりますのが、文化センターとマリーホールは山口コミュニティセンターでございます。文化センターとマリーホールにつきましては、和式のトイレが残っておりますので、それを全て洋式化すると。それと、多目的トイレの中におむつ交換台、これを新設する内容となっております。  また、山口コミュニティセンターにつきましても、和式のトイレを洋式化、そして1階の和式部分が少し段差がありますので、その段差の解消というバリアフリー化に取り組むこととしております。  したがいまして、乳児室等が整備はされませんが、既存の、例えば会議室、また応接室等での活用で対応できるのではないかというふうに、今のところは考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。保育所、認定こども園、学童保育所の多子世帯の利用者負担額の減免についてでございますが、こちらは、それぞれの施設を利用される、子供さんが2人以上いらっしゃる世帯の経済的な負担を軽減するために行う事業でございまして、具体的には、18歳未満の子供さんがおられて、2人目に当たる子供さんについては保育料を半額、3人目以降については保育料を無料という形で減免する事業でございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 10番、和田議員。 ◯議員(10番 和田 善久君) 建設都市課長、先ほど情報が入っていないということでしたので、後で資料を上げます。  それと、市長、毎年補正予算とか、選挙のたびに国のほうはやっているわけであります。今度の国土強靭化にしても、事業計画を立てるに当たって、ハードな部分も確かにあると思います。しかしながら、こういう有利な財源がたくさん出ているのをわざわざ見過ごすのはもったいないというように思うんで、常々職員には、ある一定のそういうのが予測できるんだということで事業計画も進めていただきたいというふうに思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに質疑はありませんか。15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) 15番、中島です。私も、今回の質問に当たって、施政方針に当たって、質問をいろいろ考えまして、13個用意したんですが、ずっと消していったら3個になりましたので、3つについて質問させていただきます。  1点目が、2ページの5行目から下のほうに向かって、人口減少のことが書いてあります。人口ビジョンについて。これについてお聞きしたいと思います。  最近、先日も広報が届きまして、これを見ましたら、自然減が非常に多いということですが、転入・転出を見ましたら、転入のほうが多いんです。増えているという。転出のほうが少ないと。これが最近続いているみたいな傾向で、人口ビジョンの統計表を見ますと、そういう結果が出ておりましたが、これはどういう原因からそういうふうになっているのか、市のほうはどういう解釈をされているのかお聞きしたいと思います。  それと、次が4ページ、これの中段の部分で、合併特例債の算定がえの本年度までで終わるというような文章がありますが、これに対して具体的にどれぐらい影響があるのかを示していただきたいと思います。  それと、次が3点目、これは15ページです。15ページの中段の部分です。文化財の保護についてふれてあると思いますが、このことで、我が市には文芸委員さんが何名おられるのか。そしてまた、その文芸委員さんをこの計画に、文化財保護という計画でどういうふうに関与させていくつもりなのかをお聞きしたいと思います。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市民課長。 ◯市民課長(武谷 伸治君) 市民課長です。人口の動向ということで、転入が転出を上回っておるということで、その要因はということでございますが、近年といいますか、最近では、日本人よりも外国人の転入が多いということが1つ大きな要因であると考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 財政課長。 ◯財政課長(井川 健一君) 財政課長です。合併算定がえの適用期間が終了するということですが、令和2年度におきましては、9割カットで約2億円の減となります。令和3年度以降はもう合併算定がえがなくなりますので、3年度以降につきましては2.2億円程度の減になってくると考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 社会教育課長◯社会教育課長(松尾 竜彦君) 社会教育課長であります。中島議員お尋ねの文化財保護委員で、学芸員……。学芸員。  市のほうの学芸員、市役所の中に勤務している者につきましては、学芸員的には1名だったと思います。文化財のほうに詳しく携わっておる職員もおりますので、そういったもの等で協力して従事しているという状況でございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) 中島です。1点目の、人口減は外国人が多いということでしたが、統計をちょっと見ますと、25歳から35歳までの方が急激に転出が多いという傾向、それから、逆に45歳ぐらいの方の年代は入ってくるのが多いというよう傾向が見られるんですけれども、これはどういうふうな解釈をしたらよろしいんでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市民課長。 ◯市民課長(武谷 伸治君) 市民課長です。年代別の転出・転入について、明確なちょっと要因についてはわかりませんけれども、25歳から35歳というのは、ちょうど働き盛りの若い方でございまして、さまざまな要因があるとは思いますけれども、就職の事情であったりとか、就学の事情であったりとか、そういったことがあるのではないかと思っております。  外国人の増につきましては、ちょっと年齢的なものは把握しておりませんけれども、比較的就労人口といいますか、働き盛りの方が市内の事業所等に勤務されるということで入ってこられていると理解しております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 社会教育課長
    ◯社会教育課長(松尾 竜彦君) 社会教育課長であります。申しわけございません。先ほど、私、学芸員が1名、そして職員と協力していろいろやっているというふうに申し上げました。  すみません。正確な数字は、職員の中にも学芸員の資格を持っているものがおりますので、市の職員が2名、そして、雇用契約の職員が1名おりますので、合計3名がおります。  以上です。訂正させていただきます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) 人口の件につきましては、原因を調べられたらいいと思いますよ。25歳から35歳というのは、私の解釈では、ちょうど子育てが始まるような年代なんです。そこら辺の年代が多く100人以上出ていかれるということは、例えば考えられるのは、宮若市の子育てに関する支援が少し足らないのかなというふうな感じも想定できるわけで、その近いところで宗像とか飯塚とか、そういうところが環境がいいので移る。そういうところも調査されて、原因がわかったらそこに対処すべきような方向もされたほうがいいと思っております。  それと、2番目の算定がえの件ですが、これ私、心配しますのは、コロナウイルスが、これが案外すごく経済的に影響を与えるのは物すご報道されています、最近特に。リーマンショック以上の影響があるということがされておりますので、我が市は自動車産業で大部分とは言いませんが、ある程度の経済的な影響、税収の恩恵を受けているわけですが、それに影響があるんじゃないかなというところで見ますと、施政方針を見ますと、好調ということが強調されておるようですが、そこら辺は大丈夫かな、見通しは大丈夫かなというのが、ちょっと質問したいと思います。  それと、最後の文化財保護です。ここ、学芸員の方が3名ということをおっしゃられました。非常にいい傾向だと思いますけれども、ぜひ今度の計画の中で実行するときに、せっかく専門で大学やらで勉強されてきた人がおるわけですから、どうかその方を表に出して、形のあるものでどうか活躍の場を与えてほしいと思うんですが、それに対しては絶好の場ではないかなと思うんです。学芸員の方が、来る人に対して、専門的な知識を持って説明に当たるというのが大事なことではないかと思うんです。  先日、芦屋窯に行ったんです。そしたら、ああ、いいまちづくりをしているなというのがヒントが非常にあって、学芸員の方も非常に現場におられて、丁寧な説明がいただきました。その中で聞いたのが、「宮若はすばらしいですよ、宮若がうらやましい」という話を聞いたんです。「なぜですか。どんなところですか」と聞いたら、「1億年前の化石があるじゃないですか。そういうのを利用せん手はないですよ」と、非常にお互いの学芸員の間の中ではすごくこれは通っている話らしいんです。ぜひそういうことも参考にしていただきたいと思います。  あとは返答は要りませんので、これで終わります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 質疑なしと認めます。それでは、これをもって質疑を終結します。  次に、議案第14号から議案第20号までの質疑を一括してお受けいたします。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 質疑なしと認めます。それでは、これをもって議案第14号から議案第20号までに対する質疑を終結いたします。  お諮りします。ただ今議題となっております議案第14号から議案第20号までの7件につきましては、議長を除く16名の委員で構成する宮若市予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。よって、ただ今議題となっております議案第14号から議案第20号までの7件につきましては、16名の委員で構成する宮若市予算審査特別委員会に付託し、審査することに決しました。       ────────────・────・──────────── ◯議長(遠藤 嘉昭君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  あす3月3日から15日までは委員会審査並びに休日のため本会議を休会とし、16日午前10時から再開いたします。  なお、この後、予算審査特別委員会が本会議場で開催されますので、委員の御参集をお願いいたします。  本日は、これにて散会いたします。                  午後3時11分散会       ────────────────────────────── ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃  会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。     ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃    令和2年 3月 2日                           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                 宮若市議会議長  遠藤 嘉昭          ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                 会議録署名議員  山元 秀一          ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                 会議録署名議員  藤嶋 嘉子          ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ Copyright (c) MIYAWAKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....