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令和元年第3回定例会(第2日) 本文 開催日:2019年09月12日
令和元年第3回定例会(第2日) 名簿 開催日:2019年09月12日

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  1. 宮若市議会 2019-09-12
    令和元年第3回定例会(第2日) 本文 開催日:2019年09月12日


    取得元: 宮若市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-16
    2019年09月12日:令和元年第3回定例会(第2日) 本文 ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット)                  午前10時00分開議 ◯議長(遠藤 嘉昭君) おはようございます。  本日の出席議員は17名で定足数に達しております。これより令和元年第3回宮若市議会定例会を再開いたします。  それでは、会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。よって、この議事日程に従って、本日の会議を進めて参ります。       ────────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、2番、山元議員、3番、藤嶋議員を指名いたします。       ────────────・────・────────────   日程第2.一般質問 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第2、一般質問を行います。  今回は、お手元の一般質問通告書のとおり、9名の議員から15件の通告があっております。したがって、この一般質問通告書の順により質問をお受けいたします。  なお、1日目をどこで終了するかについては、会議の推移を見ながら、私のほうで判断し、会議に諮って決めたいと思いますので、よろしく協力のほどお願いします。また、いつも申し上げておりますが、的確な質問と簡潔なる答弁をよろしくお願い申し上げます。  それでは、柴田議員の質問をお受けします。5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君)〔登壇〕 皆様、おはようございます。5番、柴田裕美子でございます。  今回、私からの一般質問は、宮若のごみ環境問題に対する取り組みについてお伺いしたいと思います。  今日、テレビや新聞報道でも環境問題に対する人々の関心は高まってきているところであります。世界的にも地球温暖化やプラスチックごみ問題が大きく取り扱われているところであります。  今回、一般質問でこの問題を取り上げましたのは、遠い世界ではなく、身近なところから排出しているごみの問題から考えていかなくてはならないということであります。  本市の市民調査、意識調査でも、この自然豊かな環境があるということが定住の満足度につながっていることは明らかになっており、行政も環境保全や廃棄物の処理について、さまざまな施策を講じられてきたことと思いますが、今回、いま一度この問題を行政と市民がともに考えていく上で質問をさせていただきたいと思います。
     質問の要旨としては、本市の廃棄物処理の現状と、問題点に対する姿勢、及び今後の具体的な方向性、施策、計画についてお尋ねいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の質問に対し、執行部より答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 皆さん、おはようございます。  ただ今、柴田議員から、ごみ問題に対する取り組みについて御質問をいただいております。御答弁申し上げます。  本市のごみ処理につきましては、小竹町・鞍手町と構成する宮若市外二町じん芥処理施設組合において共同処理を行っております。可燃ごみにつきましては、固形燃料化施設であります、くらじクリーンセンターでRDFを製造し、大牟田リサイクル発電所の発電事業に参加しておるところであります。  なお、発電事業につきましては、当初終了予定でございました平成29年度から、5年間延長をし、令和4年度末をもって事業を終了することが決定をいたしております。このため、令和5年度以降のRDFの受け入れが可能である宇部興産株式会社と現在、協議を行っておるところでございます。  また、不燃ごみ等につきましては、鞍手町にあります泉水最終処分場において、処理を行っておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 再質問をお受けします。5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) 5番、柴田です。ただ今、市長より、宮若のごみ処理状況について、概況を御答弁いただきましたが、もう少し、細かな視点からの質問をさせていただきたいと思います。  宮若市の一般廃棄物の処理につきましては、先ほど、市長の御答弁の中もありましたとおり、固形燃料化されたものを燃やして、熱エネルギーとして発電されているサーマルリサイクルがなされております。これも、CO2の排出の観点から見れば、問題がないとは言いがたいものですが、これからの環境問題解決として、ごみの排出量を減らすということがとても大きな課題になってくると思います。  本市におけるごみの排出量減量化に向けた実績と、目標値についてお尋ねしたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 環境保全課長◯環境保全課長(関岡 雄二君) 環境保全課長です。  平成30年度のごみの量といたしましては、7,999トンとなっております。5年前の平成25年度と比較いたしますと、約5%、425トンの減少となっております。  また、先ほど、目標値でございますが、第2次総合計画におきまして、令和4年度までに、平成23年度の年間276キログラムから5%を削減した262キログラムというふうな目標値を設定いたしております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) それでは、その定められた目標に対して、どのような具体的な取り組みが行われてきたのかお尋ねいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 環境保全課長◯環境保全課長(関岡 雄二君) 環境保全課長です。  減量化に伴います本市の取り組みでございますが、資源物拠点回収事業を行っております。第1・第3日曜日におきましては、くらじクリーンセンターストックヤードにおきまして実施しており、第2・第4日曜日につきましては、市役所の本庁と若宮総合支所において実施しております。  平成30年度の実績といたしましては、年間1万1,566人の方が利用されまして、資源物を約79トン回収をいたしております。  事業開始当時の平成19年度と比較しますと、利用者数で約3倍、回収量で1.4倍となっております。  今後の取り組みにつきましては、インスタグラムを初めといたしますSNSで周知を図りながら、継続して、ごみの減量化、及びリサイクルの推進に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) 資源物拠点回収事業も平成19年から、行政と市民の大きな協力によって、このようなリサイクル活動が活発に行われているという現状は、本当に宮若市の誇りでもあると思います。  先ほど、19年度の比較をお知らせいただきましたが、ここ数年の回収量や利用者数はどのような推移になっていますでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 環境保全課長◯環境保全課長(関岡 雄二君) 環境保全課長です。  手元の資料でいきますと、平成29年度につきましては、利用者数が1万1,503名で、約76トンの回収を行っています。ちなみに、平成28年度は1万1,761名で、回収量が82トンとなっています。過去に一番多い回収量がございましたのが平成24年度で、97トンの回収を行っております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) ここ数年では利用者数は安定して御利用なさって、ごみが減ってきているという現状は、とてもいい方向ではないかと思いますので、今後もいろいろ御協力を、市民の方ともお願いしたいと思います。  次に、毎月、各家庭に配付されています宮若生活のインフォメーションコーナーでも、ごみに関する数量が掲載されています。  例えば、私も、4月から9月まで、半年の数値をずっと見ていったんですけれども、1か月1人当たりのごみの平均が24キロでした。目標値が21.8キロと書いてありましたので、日にちで計算してみると、目標値を達成するには、1人1日当たり約70グラムの減量ができればクリアできることになります。  ごみを削減する一歩は、ごみの分別にあると思います。このような目標に向けた啓発を、しっかりとやっていくことが重要ではないかと思いますが、ごみの分別の徹底に関するお考えはいかがでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 環境保全課長◯環境保全課長(関岡 雄二君) 環境保全課長です。  ごみの分別の徹底でございます。まず、ごみを出される際に、私どもがお示ししております分別の方法を守らない方につきましては、ごみは回収をいたしておりません。その場に置いていっているというのが現状であり、どこが悪いのかというのを、ステッカーをごみ袋に張って対応をいたしております。  それと、ごみの分別につきましては、私どもが出前講座をしておりますので、その中で分別の方法だとか、ごみの減量化だとかいうふうなことのお話をさせていただいております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) ごみの削減に取り組むメリットとしては、環境に与える影響などはもちろんのこと、各家庭のごみ袋代の節約や、ごみの処理費にも直結することも大きな課題であると思います。  市の経費として、今議会に提出してあります30年度決算書にありましたように、ごみの処理費にかかる費用、1市2町で利用しています、じん芥処理施設組合負担金は、約2億2,240万円でした。この負担金の積算内訳をお尋ねいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 環境保全課長◯環境保全課長(関岡 雄二君) 環境保全課長です。  宮若市外二町じん芥処理施設組合の負担金でございます。積算根拠につきましては、RFくらじクリーンセンターをつくりましたときの建設費が、宮田町と若宮町で合わせまして50%の負担をいたしております。  それと、処理費につきましては、平成28年度時点で申し上げますと、投入量割が50%、人口割が20%、そして、平等割が30%となっておりまして、28年度当時は宮田町・若宮町の宮若市分としまして2分の1を負担をいたしておりました。  平成29年度以降でございますが、平成33年度に向けまして、宮若市の平等割につきまして2分の1から3分の1へと段階的に負担を軽くするということをしております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) 5番、柴田です。  ごみの量によって左右される金額が、先ほど申されました、投入割が50%ということで、半分以上を占めているということは、例えば、ごみの量が1割削減できると、30年度決算から言いますと、単純計算で1,120万円の経費の軽減になるという額が出るんじゃないかと思いますが、このようなことを市民へ啓発したり、ごみ減量の意義を伝えていくことも重要ではないかと思います。  次に、事業所指定ごみ袋と処理について、現在の状況をお尋ねしたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 環境保全課長◯環境保全課長(関岡 雄二君) 環境保全課長です。  本市におけます事業所の指定袋でございますが、事業所専用の指定袋は現在ございません。過去におきまして、平成20年度から、一般家庭用の燃えるごみ、燃えないごみを活用いたしまして、事業所が今、排出をしているところでございます。  そうしまして、事業所がどれだけのごみの量を出しているのかいうことは、正確には把握ができていない状況でございます。  ただ、環境省の試算によりますと、一般廃棄物の約3割が事業系の廃棄物と、一般廃棄物というふうな試算がなされております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) 5番、柴田です。  それでは、ごみの総量には、事業所ごみの量も含まれているということでしょうか。各家庭におけるごみ減量の意識改革や取り組みのほかに、事業所ごみに対する対処課題はどのようにお考えなんでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 環境保全課長◯環境保全課長(関岡 雄二君) 環境保全課長です。  事業所におきますごみの減量化につきましては、紙類等につきましては、大半がリサイクルに回されているというふうに考えております。残します課題としましては、リサイクルできない物が今後どういうふうに取り組んでいくか、それとあわせまして、事業系の食品廃棄物の取り組み、減量化の取り組みが今後の課題ではないかというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) では、質問の内容を少し視点を変えてみたいと思います。  市内でもさまざまな団体や、企業や個人の方が、環境保全のために活動をされております。そのような活動の状況は把握をしておられますでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 環境保全課長◯環境保全課長(関岡 雄二君) 環境保全課長です。  市内におきまして環境活動に従事されておられる方は、正確な数字は把握はいたしておりませんが、多くの方の協力によって環境活動がなされておると思います。  それで、平成30年度にボランティア袋を配付を、自治会だとか、団体だとかいうところに配付をさせていただいているんですけど、64団体の方に配付をさせていただいております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) そのほとんどが、ボランティアの活動で御苦労くださっていることと思います。本当に、ありがたく感謝申し上げたいと思います。  行政の役割として、このような活動の調査や検証をしていくことも大切ではないかと思います。  また、ごみ減量を含む解決には、行政の啓発活動と環境教育が大きな力となってくるのではないかと思いますが、これらの解決に向けた具体的な取り組みはありますでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 環境保全課長◯環境保全課長(関岡 雄二君) 環境保全課長です。  まず、啓発活動につきましては、市の広報、ホームページ、インスタグラム、出前講座などにより行っております。また、毎年、開催をいたしております宮若市の環境衛生連合会の総会の中で、宮若市の現状とリサイクルの状況等を、パワーポイントを使いながら説明をさせていただいているところでございます。  それと、市民の方と企業の方の協力によりまして、河川ごみゼロ、5月の30日に合わせまして、河川の一斉清掃、それと、11月の第3日曜日、環境クリーン作戦、市内一斉の環境クリーン作成を実施をいたしております。  それとあと、ごみの減量化に伴います生ごみの減量対策としまして、段ボールコンポストの普及講座を年2回、開催をさせていただいております。  それと、2点目の環境教育でございます。環境教育につきましては、平成30年度につきまして、宮田南小学校の5年生におきまして、宮若市のごみの現状とリサイクルという出前講座をさせていただいております。その後、子供たちによりまして、ペットボトルキャップを回収して、リサイクルに回すという動きにつながっております。  また、本年度につきましては、一昨日、宮田南小学校、やはり5年生だったんですけど、廃プラスチックの現状と課題ということで、ちょっと難しいテーマだったんですけど、環境保全課の職員2人が行きまして、私も途中、参加をさせてもらったんですけど、そういった出前講座をいたしております。  それで、最後に子供のほうから意見が出まして、私はポイ捨てをしないという子供もいらっしゃいました。そして、マイバックを持っていくという子供もおられました。  そして、リサイクルに参加するというふうな言葉を最後にいただきまして、出前講座をさせていただいてよかったかなと思って、役所に戻ってきております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) 先ほど、課長のお話しにもありました生ごみの段ボールコンポストなど、補助金支援制度などもあると思いますので、これから、その活用なども含めてPRにしっかり努めていただきたいと思います。  また、これに関連して、これは一つの提案でありますが、先ほども御説明がありました環境教育の場面で、特に子供たちへの環境教育のための教材として、身近な取り組みや現状、これからやるべきことなどを記した宮若市オリジナルの副読本を作成して、教材として活用してはどうかと考えます。  これは、環境保全課のみならず、学校教育課や、まちづくり委員会、各活動団体の方々の協力もいただきながら、検討を進めていただきたいと思いますが、お考えをお聞かせいただきたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 学校教育課長◯学校教育課長(下田 和子君) 学校教育課長です。  ごみ問題、環境問題につきましては、小中学校、本当に各教科、道徳科、総合的な学習の時間含めて、教育活動全体で環境教育を進めております。その際、知識だけでなく、子供たちの感性を揺さぶる体験を取り入れながら実施するようになっております。  その際に、今、行われております、小学校ではよく、ごみの行方という形で、自分の出たごみがどのような形で流れていくかというのを、実際に、鞍手のクリーンセンターに実際に行って、見て、訪ねて、そういった実感を伴った学習。  又は、小学校の6年生の家庭科の中では、家庭生活の工夫という形で、よく言われている3R、リデュース、ごみを減らすとか、あと、繰り返して使うとか、先ほど、話題になっております再利用のリサイクル、そういった点を小学校の6年生から、そして、中学校。
     中学校におきましては、そういったことがしっかり自分の環境に、体に影響するんだという、そういったものも勉強させていただいております。  それに関しては、今、おっしゃられましたように、福岡県が、みんなの環境という副読本を出しておりまして、それが全ての小学校5年生から配付され、それを各学校は活用しながら、そして、地域、学校の実態に応じて、各教科通じてしておりますので、その効果的な活用、活用の促進も図りながら、まずは進めていきたいなというふうに思っておるところでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) 私も、県の副読本は見せていただきました。本当に、私たちも知らない内容なんかもたくさんありましたので、大変勉強になりましたので、いいと思ったんですが、もっとより身近に、5年生からということでしたけれども、もっと小さいころからとか、大人に対しても、そういう身近な副読本があるとより効果的ではないかなと思いましたので、お尋ねをいたしたところでございます。  次に、ことし6月に、環境省がプラスチックごみ削減の一環として、レジ袋の有料化を発表しました。報道等によりますと、来年の4月からの施行になるのではないかとも言われています。プラスチック製のレジ袋の有料化については、県内のスーパーなどでも少しずつその方向に向かっていますが、本市ではまだ普及が遅れているように感じます。  以前から、県を始めとするマイバック運動なども啓発されておりますが、本市では、このことに対してどのように取り組んでいかれるのか、お考えをお尋ねしたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 環境保全課長◯環境保全課長(関岡 雄二君) 環境保全課長です。  福岡県自体につきまして、レジ袋の有料化は全て統一ができていないという状況でございます。一部民間企業におきまして、レジ袋の有料化が進められております。  私も、買い物をする際には、レジ袋有料化のところには、なるべくマイバックを持っていくような形にしております。  ただ、コンビニエンスストアに寄ったときに、ちょっとレジ袋をもらうというケースがございましたので、きのは、車にレジ袋を積んでおりましたので、それをコンビニのほうに持ち込んで、レジ袋を辞退したというケースがございます。  それと、レジ袋、直接、リフューズですか、シールを張っていただくという活動も進めていきたいというふうに思っています。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) 先ほど、3Rということを学校教育課長が申されましたけれども、リフューズ、もらわないという取り組みも今後、市民の方にも普及が広がっていくのではないかと思っております。  このマイバック運動の普及に向けた一環として、ひとつ提案をまたさせていただきたいと思います。  宮若市のイメージキャラクターの追い出し猫がありますけれども、このデザインを活用したマイバックを作成して、市民全世帯や、啓発活動時などに配付して、買い物時にマイバック持参として活用していただきたいという事業です。  先ほども申しましたが、買い物時のレジ袋の削減に対する啓発の取り組みのきっかけとなり、市挙げての取り組みをアピールできるものと考えておりますが、最後に、市長にお尋ねしたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。  とてもすばらしい提案をいただきました。できることならば、来年度から、この有料化に合わせまして、導入も検討をしていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 5番、柴田議員。 ◯議員(5番 柴田裕美子君) このような取り組みは、市内外でこのまちを応援してくださっている方からの寄附金、ふるさと納税などの活用も御理解をしていただけるものと思います。ぜひ、御検討をお願いしたいと思います。  ただ、このような提案にとどまらず、ごみの削減や、資源リサイクルの普及による循環型社会の構築を目指し、住みよいまちのイメージアップや、まちづくり活動のために、いかに行政がリーダーシップをとり、本気のアクションを起こすかということに期待し、今後の取り組みを注視していきたいと思います。  これで、私の一般質問を終わります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) これにて、柴田議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(遠藤 嘉昭君) 次に、弓削田議員の質問を一括してお受けいたします。9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君)〔登壇〕 弓削田でございます。一般質問をさせていただきますが、冒頭、佐賀県武雄市、それから、千葉のほうでも台風被害がすごく発生しております。亡くなられた方に対しましてお悔やみ申し上げますし、地域の住民の方々にはお見舞い申し上げたいというふうに思います。  災害は、まさかじゃなくて、もしもの感覚でやっぱり進めていかないといけないなというふうに思います。つくづく感じた次第でございます。  本市は、幸いにもそういう被害がなかったわけですけれども、絶対ないわけじゃないんであって、本当に、もしもの精神を持って備えていきたいというふうに思います。  今回の一般質問の内容は違いますので、早速本題に入っていきたいというふうに思います。  前回、6月の本会議で一般質問をさせていただきました内容につきまして、市長より御答弁いただいた、高齢者の自動車事故発生抑制装置について、関係各課に調査研究を指示するというふうなお話をいただきました。そこで、追跡質問ということになりますけれども、その結果、どうだったのか、どう進んだのか尋ねたいというふうに思います。  とても急務なことであるというふうに、私も認識しておりますし、市長も同じ考えをお持ちであったということは、大変ありがたく、うれしく思うことではございます。関係各課に、どういう具体的に進んだのかお尋ねしたい。  また、高齢者の方々の生の声を聞いていただきたいというふうな要望もしておりましたが、それがどうだったのかも伺いたいというふうに思います。  また、高齢者の運転免許返納後の代替交通手段について、再度、市の考え方を伺いたいというふうに思います。  大きく2点目、宮若市の環境保全について伺いたいと思います。  要旨1点目として、最近、人の往来が少ない市道以外、幹線道路や生活道路でも、不法投棄や、ごみが散乱しているのをよく私は見かけます。現状をどのように把握されているのか伺いたい。  また、対応策をどう考えているのか伺いたいというふうに思います。  要旨2点目、これからの我が国は、少子化の進行により、核家族化や、いわゆる跡取りがいないとかで、老後に備え、利便性のよいところに住居を構えるというふうなことがあると思っております。田舎には戻ってこないというふうな結果がどんどん生まれてくるでしょう。そうしたときに、ますます増える空き家が出てくることだというふうに思います。  宮若市の将来を考えたときに、環境保全の観点から、この空き地、倒壊空き家について、行政の考え方を伺いたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の質問に対し、執行部より順次、答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただ今、弓削田議員から、質問事項として2点、要旨として4点にわたりまして御質問いただきました。順次、御答弁申し上げます。  まず、高齢者の自動車事故発生を抑制するための装置等の市の対策でございます。  その進捗状況でございますけれども、現在、担当課におきまして、既存の車に対する急発進防止装置などの安全運転支援装置の設置や、安全運転サポート機能がついた新車を購入する際の補助金の交付など、高齢ドライバーの事故防止を支援する取り組み事例についての調査や、課題の抽出等を行っております。  現在、詳細を詰めて、来年度からの実施に向けた準備を進めてまいりたいと考えております。  2点目の、それにかわる公共交通機関のあり方についてでございますけれども、運転に不安を持つ高齢者が、自家用車に依存しなくても生活ができる環境の整備を行うことは、他の地域と同様に、本市にとりましても課題となっておりますが、まずは、現状の公共交通体系の維持・確保を図ることが基本であると思っておるところでございます。  しかしながら、本市の公共交通を取り巻く環境は、人口減少や、交通事業者の経営状況等、需要と供給の両面で大変厳しい状況となっております。  高齢者を含めた市民の移動手段の確保につきまして、都市部とは事情が大きく異なる本市におきましては、非常に困難な状況ではございますが、高齢者等が利用しやすい交通手段の検討や、地域で移動を支え合う仕組みづくりなど、本市の現状に則した公共交通対策につきまして、他の自治体の導入事例等も参考にしながら、今後も調査・研究を進めてまいりたいと考えております。  市の環境保全についての1点目でございますけれども、不法投棄の対策についてでございますが、本市の取り組みといたしましては、不法投棄防止看板の設置や、不法投棄が多い場所への4台の監視カメラの設置など、効果的な対策に努めておりまして、現在、大型ごみの不法投棄は大幅に減少をいたしております。  しかしながら、ペットボトル等のポイ捨てごみは、後を絶たない状況でございまして、宮若市環境衛生連合会を初め、各自治会や市内企業に御協力をいただきまして、市内全域を対象に、年2回、清掃活動と不法投棄ごみの回収を行っております。  不法投棄の対策には特効薬がないことから、これまでの活動を継続しながら、引き続き不法投棄防止に取り組んでまいりたいと思っております。  2点目の、倒壊家屋の対策でございますが、本市の空き家等対策につきましては、平成27年5月の空家等対策の推進に関する特別措置法の施行後、平成28年度に安定した策定をいたしました、宮若市空家等対策計画に基づき、空家対策を進めておるところでございます。  管理不全な空き家につきましては、適切な管理についての啓発活動を継続的に行うとともに、倒壊の恐れがある空き家の所有者に対しては、老朽危険空き家を対象とした解体撤去補助金の活用を促し、その後の利活用についても助言を行っておるところでございます。  今後も、空き家の増加が予想され、問題も多岐にわたることから、関係機関や地域等との連携を図りながら、所有者等に対し適切な管理を促すなど、引き続き、空き家対策を推進してまいります。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 再質問をお受けします。9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) 早速、具体的に指示をされ、進んでおるということに対しまして、本当にありがたく思います。敬意を表したいと思います。  高齢者の自動車による交通事故発生抑制の補助については、当然のことながら、いろんな調べる方法がありまして、私も調べたんですけども、県内では、うきは市、それから、苅田町が早速されておるということで、本市が、これ3番目かなというふうに思うんですけれども、ぜひ、僕、内容をよく見ました。ただ、本当にこれでいいのかなというふうな、ちょっと思いもありましたので、しっかり、調査・研究して、本当に高齢者の方が喜んでいただける、事故が減るということがまず大事なので、よろしくお願いしたいと思います。  県外もいろいろ、愛知県の碧南市、栃木県日光市、いろいろ、やっぱり取り組みをされて、それぞれの特色を出しながら、いろんな形で、高齢者の方々の事故発生を抑制するための施策を打ち出しておられます。ぜひ、研究していただきたいというふうに思います。  そこで、質問をさせてもらいますけれども、高齢者の方の声をぜひ聞いてくれと、先ほど申しましたが、どうでしょうか、聞かれました。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 健康福祉課長。 ◯健康福祉課長(有川 淳子君) 健康福祉課長です。  高齢者福祉係のほうで実施しております介護予防事業者の参加者の一部の方ではございますけれども、高齢者の自動車事故防止の対策について、アンケートを行うという形で御意見を聞かせていただいておるところです。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) やっぱり、女性の課長さんはすごいですよね。ぱっとこう動かれる。男性の課長さんも頑張ってください。  早速、やっぱりアンケートをとられたということでございますけれども、その結果、課長、どういうふうに気づかれたり、このことを聞かれていく中で、どう感じられましたか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 健康福祉課長。 ◯健康福祉課長(有川 淳子君) 健康福祉課長です。  そのアンケートの結果ですけれども、今は運転は大丈夫だと思うけれども、体が衰えてきたら、いずれ運転はやめたいと考えている方が、全体の6割程度いらっしゃいました。  あとは、高齢運転者の事故防止対策について、重要だと思うものについて、うちのほうで選択肢を提示しましてお尋ねしましたところ、多かったものから、移動手段に向けた公共交通網の整備、安全運転支援機能のついた自動車購入の補助金、あと、今の車につける急発進防止装置などの設置補助金、運転免許証の自主返納による支援、安全意識を高める講習や講座などの実施といった順番でございました。  この中で、また意見としては幾つか上げさせていただきますと、交通の便がよければ車に乗らなくても済むのにとかいうことであったり、あとは、高齢者の事故が多くても、どうして車に乗らなければいけないのか考えてほしいとか、そういった意見や、あとは、高齢者の特性でありますけれども、バス停まで歩くのも今ではだんだん困難になっていると、あと、買い物にも行けなくなる。  そして、あと、今はまだ動くことが多いので、当分、免許の返納はしたくないとかいった意見であったり、あとは、移動手段があれば、すぐにでも返納は考えられるけれども、ひとり暮らしでは生活が心配で、運転がやめられないとかいった声が聞こえてまいりました。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) 本当に、やっぱり高齢者の方々の生の声というのは、本当に切実な問題であるし、我々もいずれそうなっていくというふうに考えるときに、やっぱり、市としてしっかりサポートできるような交通網の体系だとか、そういったものが本当に必要だと思いますし、やはり、外に出られないようになれば、やっぱり引きこもって、認知症が発生したりというふうなこともあると思います。  非常に参考になるというふうに思いますし、また、御自身から今から計画されるでしょうから、しっかり、その声に応えられるように。  今の健康福祉課ではできない部分については、後ほど聞いてまいりますけれども、しっかり、そこもやっていく必要があるというふうに思います。  自治会長会を担当されるのは、まちづくり推進課長でよろしいでしょうか。総務課長かな。そういうところで、この問題についてお尋ねされるというふうなことはありませんか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。  自治会長会の担当が、まちづくりですので、その場で、高齢者のドライバー、そういった話の問題というか、課題という議論はあっておりません。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) 自治会長会に来られる前期高齢者の方ぐらいからあるんでしょうか、後期の方もおられると思いますが、比較的元気で、運転もばっちりというふうな方々が多々おられると思います。  その方々に対してのこういう意見もしっかり聞いて、反映していただければいいのかなというふうに思いますし、総務課長は警察関係というふうになりますので、県内とか、県外の警察からの情報で、しっかり運転の事故の抑制装置、こういうのがあるから、ぜひ、健康福祉課長だけにしてもらえるじゃなくて、横の連携というのが、僕は必要だというふうに思います。ぜひ、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、続けてまいります。今の健康福祉課長の生の声を聞いて、私は、これは廃止ありきというふうなことではございませんけれども、地域バスの運転の補助金が7,000万強、年間にあります。これ、もっと有効な活用の仕方がないのかなというふうに思います。  例えば、主要幹線を走る、先ほど、市長の答弁にありましたように、主要幹線を走るJR九州バスのハブポイント、いわゆるJR宮田町、それから、福丸、各バス停、バスセンターから各地に乗り継ぎができるようなコミュニティバスの創設、また、JR線に乗り継ぐための小竹駅に行く便、それから、福丸から本市、唯一の高速交通手段であります5分に1本来ます高速バスとのアクセス、インターです。インターとのシャトル便だとか、地域の実情など、地域の実情は違いますけれども、小郡や筑紫野ではいろんなことをやられておられます。先進的にバスを回されておられますが、今後、検討をされていると答弁をされましたけれども、3か月たった今、どういうふうに進んでいますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。  今、検討につきましては、例えば、路線の状況を見ながら、運行方法のデマンド化、それや、路線の再編など、対処療法的な見直しではございますけども、検討は行っているところでございます。  また、今、お話が出ました筑紫野市の事例につきましても、直接訪問しての視察はいたしておりませんけども、情報収集は行っているところでございます。  その中で、ちょっと参考として考えた場合、メリットとして何があるかというふうに考えましたところ、地域住民がみずから、ルートや運行時間の設定にかかわることによって、その地域が運行する地域バスが、より地域の人にとって利用しやすい運行は可能になるのではないかということ。  それから、バス事業への地域の方の参加によって、バス路線の存続に対する住民の方々の意識の向上が見込まれるんではなかろうかということ。  それから、地域の方々がドライバーも賄う場合、バス内での交流、会話等が行われて、地域の住民の方々の結びつきが強くなることが見込まれるんではなかろうかということとあわせまして、じゃ、それに対するデメリットがどういったことが考えられるかとしましたところ、何よりも地域住民のバス運行に対する熱意と行動が必要になってきますということと、ドライバーも地域で賄う場合、ドライバーの高齢化、それから、確保の難しさ、将来的にこれが確保し続けることができるのか、安全の担保といった問題が生じてくるのではなかろうかと。  それから、地域に運行経費の一部を負担していただく場合に、地域の住民の方々の理解が得られるかによって、継続的な運行が左右されるんじゃなかろうかということでございますけども、今、課題となっています、従来の公共交通体制では対応が困難な地域におきましては、地域の住民が、地域バスのように主体的となって、みずからがその地域に必要な公共交通機関を検討して、行政交通事業者と連携しながら、利用促進などに主体的にかかわっていく交通手段でございます、その地域主体の運行バスについて、地域の実情に応じた移動手段の確保の観点から見ますと、有効な交通網ではないかというふうに考えております。  以上です。
    ◯議長(遠藤 嘉昭君) 課長、もう1回答弁が来たとき、冒頭に言うたごと、簡潔な答弁をお願いします。  9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) 議長の言われるとおりです。ありがとうございます。  今、荒牧課長、言われたこと、しっかり議事録に残っていますから、しっかり、同じ、考え方は一緒です。そのような形でやっていただきたいというふうに思います。  JRの福間線も廃止になりますし、飯塚線も廃止になります。今、現状的には西鉄とJR九州ということになるんですけれども、西鉄バスなんかというのは、ほとんど時間帯以外が少ないです。1人、2人乗られているというふうな状況、私の家の前通るんですけれども、そういう状況です。果たして7,000万、8,000万のお金をつぎ込んでいくよりも、それをカバーすることが大事じゃないかなと私は思います。  デメリットじゃなくて、問題点だというふうに思いますので、しっかり、そこはクリアできる内容ではなかろうかというふうに思います。  補助を出しての公共交通運行支援よりも、もっと有効な税金の使い方を考えていただきたい。市役所や支所近くのバス停をやっぱりハブポイントにして、効率よく回すべきであろうというふうに私は思います。  高齢者の方々も、市の手厚い施策で、安全に車を運転できるようなことになろうかというふうに思いますけれども、いずれはやっぱりおりるということになるでしょう。あとは、本市の支援で、引きこもりになることなく、生きがいを持って人生を送れるよう、生きがい対策も含めて考えていただきたいというふうに思います。  この問題については、終わります。  次に、不法投棄の現状と対応についてお尋ねします。  どうなっていますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 環境保全課長◯環境保全課長(関岡 雄二君) 環境保全課長です。  不法投棄の現状につきましては、平成30年度で相談件数が44件、市のほうに、主に市有地でございます、あっております。そのうちの2件につきまして、直方警察署のほうに捜査依頼をしております。そのうち1件につきましては、直方警察署に呼び出しをされまして、私どもの市役所に訪問されまして、謝罪と、適正な処理をしていただいたという状況でございます。  たしか、それと、平成20年度だったと思うんですけど、紙おむつを捨てていらっしゃる方がおられまして、そちらについては、警察と協力をして現地で張り込みを行いまして、その現場を確認したということで、後日、起訴をされまして、30万円か50万円かだったと思いますけど、罰金刑が課せられたという事案もございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) 覚えています、紙おむつの不法投棄。いろいろあるというふうに思います。  これ、先ほど、柴田議員の質問に出たんかな。毎年2回、不法投棄の回収、ゴミゼロクリーンキャンペーン、それと、秋口の回収でございますけど、回収量については、どう変動していますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 環境保全課長◯環境保全課長(関岡 雄二君) 環境保全課長です。  先ほどの遠賀川一斉清掃につきましては、昨年度と比べますと150キロの減、650キロになっております。  それと、11月の第3日曜日に環境クリーン作戦を行っておりますが、今、大体30トンぐらい、すみません。申しわけありません。16トンです。  それで、過去、19年度からしますと、約半分ぐらいになっておりまして、かなり減少はいたしております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) やっぱり、拠点回収とか、そういうものの効果もあるかというふうに思います。  以前、東芝の裏に大型ごみをぽんと捨てられたりとか、いろいろ、山間部にああいうのが、あの辺についてはどんなふうでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 環境保全課長◯環境保全課長(関岡 雄二君) 環境保全課長です。  山間部におきます大型ごみでございますが、近年はほとんど回収した経緯がございません。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) わかりました。その辺については、だんだん減ってきたというふうに言っていいんでしょう。それは、カメラの効果とか、啓発看板とかいうふうなのも効果もあったというふうに思います。  私の地元から県道21号に行く途中に、右側はそんなにないんやけど、左側、向かって、こっちが右側か、右側にすごいごみが、毎回あるんですけれども、御存じですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 環境保全課長◯環境保全課長(関岡 雄二君) 環境保全課長です。  たしか、北小の近くだったと思います。市民の方々の御協力によりまして、過去にボランティア袋、私自身も回収に行った経緯がございます。そのときは2袋か3袋か回収したと思っています。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) あんなに交通量が多くて、結構人目につくところで、結構あるという、何なのかなというふうに思うんですけれども、不思議とそんなもんなんですね。道路管理者にも考えてもらいたいなというふうに思いますけれども、聞きません、大丈夫です。  そこに、監視カメラとか啓発看板、つけることできませんか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 環境保全課長◯環境保全課長(関岡 雄二君) 環境保全課長です。  まずは現地を調査させていただいて、つける場所があるのか、移動式の監視カメラにつきましても、結構大きく、ちょっと面積を要しますので、一度現地調査をさせていただきたいというふうに考えています。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) 子供たちの通学路なので、ぜひ、検討をしていただきたいし、今現在、稼働しているのが4台ということ。これについて、補助金はないんですか。国・県の。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 環境保全課長◯環境保全課長(関岡 雄二君) 環境保全課長です。  不法投棄の防止監視カメラの補助金でございますが、福岡県よりの補助金で、3分の1程度が補助されるというような措置がございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) 市長、ぜひ、毎年決算して、執行残があって、基金送りというふうなことになるんでしょうけれども、1台ずつでも増やしていただきたいというふうに思います。  ここは、この件については、これで終わります。  終わりますけれども、朝夕の交通指導を、僕はしているんですけれども、空き缶やら食べ物の袋、それから、たばこの空き箱など、よく拾います。人としてのモラルを本当に疑うというふうに思いますし、モラルのない人に、法によってこれは罰せんとどうしようもないというふうに思います。  不法投棄をする人を特定できたら、ぜひ、先ほど言われましたように、関係各署で厳しく罰していただきたいというふうに思います。そうしないと、宮若市、ひいては日本国内がきれいにならないというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  続きます。  それから、環境保全の観点から聞きますけれども、これは、環境保全課ではないかもしれませんが、空き地について、草が生い茂っているところが多々見受けられます。近隣の方々に迷惑がかかっているかというふうに思いますけれども、ここの部分、空き地についての実態把握はされておられますか。これ、関係所管に御答弁いただきたいと思います。空き地。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(宗岡 雅人君) 建築都市課長です。  空き地についての実態を把握されているかということでございます。  空き家対策特別措置法が、平成27年度に執行されまして、平成28年度からのデータでございますけど、平成28年度に14件、29年度に6件、30年度は12件、そして、本年の8月末までに9件となっておりまして、この内容も、いずれも草木の繁茂による相談がほとんどでございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) 倒壊空き家同様、空き地も近隣住民の方々に大変な迷惑をかけています。多く苦情が出ております。  雑草除去は努力義務というふうなことになるんでしょうけれども、それによる害虫被害や、枝葉の侵入に対しての除去は、これは民法によって規定されております。行政のほうは、きちっと指導はされておられますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(宗岡 雅人君) 建築都市課長です。  基本的には、やはり、所有者の方が責任持って問題を解消するということが基本ではございます。しかし、空家等対策計画では、空き地に対する対応につきましても、住民の安全、それから、生活環境の観点から、この特措法に抵触しない範囲内で、所有者等を調査させていただきまして、その所有者が判明いたしますと、私たちのできる範囲の中で、その所有者に問題の解消に向けて、そういった内容を促しているという状況でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) なかなか、特措法の範囲の中で手を突っ込むのは難しいというふうに思いますけれども、この前、苦情が出ました天竺下の通学路でございますけれども、下の空き家から木が延びて、通学路、子供たちの通学に支障が出ているということで、業者のほうで対応はしていただきましたけれども、そういった部分もしっかり管理をしていただくよう、要望をしていただきたいと思います。  それでは、自治体のほうから、国や県、実際に困っている今、状況が多々あるかと思いますけれども、そういう国やら県に対してお願いしたり、一緒になって努力してもらうというような働きかけはされていますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(宗岡 雅人君) 建築都市課長です。  県への働きかけなどということでございますけど、福岡県には、福岡県が設置されました空き家対策連絡協議会というのがございます。これも各ブロックから参加しまして、年に数回程度、協議会が開催されておりますが、この県の協議会と連携して、総合的に対応を図っていきたいというふうに思っております。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) 空き地の管理については、これで終わりますけれども、本当に、現状、ひどい所はたくさんありますので、しっかりその辺実態を把握されて、監督官庁等々との連携を持って進めていただきたいと思います。  最後に、空き家についてお尋ねさせてもらいたいと思いますが、空き家等についての相談は現在、どのくらいでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(宗岡 雅人君) 建築都市課長です。  平成27年度に実施をいたしました結果でございますけど、空き家が全部で558戸、そのうち、人の住むことが困難であると思われる廃家、空き家が90戸程度という内容になっております。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) たくさんの空き家があるというふうに思います。  この空き家に対しての所有者は、しっかり把握をされていますか。もう一遍聞きます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(宗岡 雅人君) 空き家の所有者の把握ということでございますけど、基本的には、法務局に、対象地の地番を調べまして、法務局に行きまして、登記事項証明書を取得し、そして、所有者の住所、氏名等を確認いたしまして、把握をしているところでございます。  しかしながら、所有者も亡くなっておられるといったようなケースもございますので、そういった際には、この特措法を活用し、根拠法といたしまして、税の情報、あるいは戸籍の情報等の照会をいたしまして、相続人の確認等を行っておるということでございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) しっかり、所有者の方とお話をして、空き家は結構あるので、でも、持っておられる方は、資力がなくてできないというふうなことも多々あるというふうに思います。  老朽した空き家は、特定空き家というふうに言われるところです、先ほども出ていますけれども、これは何軒ありますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(宗岡 雅人君) 特定空き家の件数でございますけど、太蔵地区に1か所、菅牟田地区に1か所、福丸地区に1か所、咲原地区に1か所、計4か所が平成30年度に特定空き家として認定をされております。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) その中の菅牟田については、バス停前ということですし、子供たちの通学路にもなっております。非常に倒壊の危険がある状況ですけれども、ここをどうするのかお尋ねします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(宗岡 雅人君) 建築都市課長です。  お尋ねの、菅牟田の特定空き家の件につきましては、現在、最低限の措置として、道路のほうにバリカー等を設置しております。  そして、空き家の所有者でございますけど、面談の結果、資力の関係等で、この解体には非常に消極的といったようなことでございますけど、引き続き個別に意向を伺いながら、不動産業者との相談体制も充実をしていきたいというふうに、現在は考えております。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) 本当、危険なんです。やっぱり、資力がなくて、なかなか進まないのはわかりますけれども、この菅牟田、この4か所の特定空き家、どれも本当に早急にやらなければいけないと思いますけれども、しっかり、菅牟田のほうもよろしくお願いしたいと思います。
     解体についての補助制度、いいふうにあると思います。これ適用にはならないんですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(宗岡 雅人君) 建築都市課長です。  菅牟田の特定空き家の件が補助金の対象になるかという、個人情報もありますけど、この件については、現在のところ対象にはなりません。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員。 ◯議員(9番 弓削田 敬君) 最後、意見とさせてもらいますけれども、こういった部分について、補助の対象にならないというのはどうなのかなというふうに思います。法のもとでのことでしょうけれども、宮若市の中ではどうにかならないのかというような形。  いずれにしましても、市民の安全・安心を守るためにどうするべきかということを、しっかり考えていただきたい。四角四面の規則の中で物事を進めていくのはわかりますけれども、現状に応じた対応をしていただきたいというふうに思います。  今から先、どんどん空き家は増えていくというふうに、先ほど、市長の答弁にもありましたように、増えていくと思います。関係する、しっかり所管は考えていただきたいし、我々、議員としても、やっぱり、国やら省庁に対して要望活動も続けていきたいというふうに思います。必要だというふうに思いますので、一体となって頑張っていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。終わります。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(遠藤 嘉昭君) ここで、10分間、休憩します。                  午前11時09分休憩       ………………………………………………………………………………                  午前11時18分再開 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、中島議員の質問を一括してお受けいたします。15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君)〔登壇〕 15番、中島です。今回は2点質問させていただきます。  1点が、企業誘致が抱える課題を問うということです。  我が町がどこに行っても企業誘致に成功した町だということを、視察研修に行きましたらどこの町でも事前に調査しておられて、いい町ですねと、そういうような評価をいただいております。  これも、もう約30年前になりますかね、大きな自動車工場が旧宮田町に進出するということで、それの根本になったのは適切な団地があったということですね、地域整備公団が造成した団地があったということと、九州自動車道がその横を通っているという、そして若宮インターがあったということで、そんな条件があって企業誘致が成功したということだと思います。  だから、道路の大切さを改めて企業誘致につながっているなというふうに感じているわけでございます。  それから30年、市民生活にどういうふうな関わりを持ってきたかということを問いたいと思いますので、よろしくお願いします。  要旨としまして、(1)点目が誘致企業の現状についてお聞きします。  それから(2)点目は、誘致後、行政としてどのような戦略、またケアを行っているのかお聞きします。  2点目、宮若市の道路状況を問う。  その(1)点目、要旨としまして、宮若市内の県道、市道それぞれの総延長と、その舗装状況を問う。  (2)点目、勝野・長井鶴線についてお聞きします。  (3)点目、30年前トヨタ自動車九州が旧宮田町に進出して以来、どのような交通渋滞対策を行ってきたのか問います。  (4)点目、磯光工業団地の完売、さらに宮田工業団地、これは倉久にできる予定の工事用団地の実現に対して交通渋滞対策はどのようにするのか。  以上、4点の要旨にわたって質問をいたします。  どうかよろしくお願いいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の質問に対し、執行部より順次答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただ今、中島議員から質問事項2点にわたりまして御質問いただいております。順次御答弁申し上げます。  まず、1点目の企業誘致の現状についてでございますが、誘致した企業の累計におきましては、平成31年3月末時点で42社、また従業員数は平成30年度に本市が立地企業に対しまして実施をいたしました実態調査結果では1万260人となっておりまして、そのうち新規従業員数は382名となっております。  次に、2点目の誘致後、行政としてどのような戦略、ケアを行ってきたかということでございますが、本市の経済活性化と雇用の創出を図るための戦略として、立地企業の事業展開の支援を目的とした宮若市企業立地促進助成金や固定資産税の課税免除等の助成制度を設けております。  また、企業立地に対するケアにつきましては、市と企業間との情報交換や企業からの相談及び要望等に対する対応、関係機関との調整等を積極的に行うことで立地企業のサポートに努めているところでございます。  続きまして、宮若市の道路状況でごさいますけれども、まず1点目の宮若市内の県道、市道それぞれの総延長と、その舗装状況でございますが、宮若市内には計15路線の県道があり総延長は約116キロメートルで、舗装状況は約114キロメートルでございます。  また、市道の総延長は493キロメートルで、舗装状況は約404キロメートルでございます。  2点目の、市道勝野・長井鶴線についてでございますが、市道勝野・長井鶴線は平成9年度に事業着手をし、現在、過疎代行事業にて福岡県が施工中でございます。事業延長は5.34キロメートルで、宮若市内の区間は4.78キロメートルでございます。  工事の完成に向け、現在、用地買収を終えた矢萩団地から美里ケ丘団地までの区間の工事が進められておりますが、福岡県が施工する過疎代行事業が令和2年度で終息をすることから、残る事業区間の整備について、検討、十分な協議を行う必要がございます。  続きまして、3点目のトヨタ自動車九州が進出して以来、どのような交通渋滞対策を行ってきたかということでございますけれども、本市の交通渋滞対策といたしましては、宮田工業団地及び九州自動車若宮インターチェンジを結ぶ幹線道路であります、市道釜底・都地線を初め、赤木・大谷線や福丸・下有木線の道路整備を実施しております。  また、宮田スマートインターチェンジの開通により、周辺道路の大型車両減少による交通環境の改善を図っているところでございます。  4点目の、磯光工業団地の完売、さらに宮田工業団地の実現に対して交通渋滞対策はどのようにするのかということでございますが、磯光工業団地につきましては、必要に応じて調査、検討を行い、周辺道路の整備等により交通渋滞対策を図るとともに、宮田工業団地関連の新たな工業団地の整備につきましても、今後、事業化が進めば周辺道路の整備に取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 再質問をお受けします。15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) お聞きしました。それで1回目に質問要旨として上げているんですけれども、2点目の誘致後、行政としてどのような戦略、ケアを行っているかということもわざわざ上げているんですから、市長の答弁は具体性は全くなく観念論みたいな感じがして、何も、聞いていて私の質問に触れていないということですので、中身は課長さんたちに聞きなさいよということかなと、そういうふうに思いますが、大事なことは市長にお聞きしますので、市長、きちっと答弁していただきたいと思います。  まず、誘致企業というものの目的をきちっと説明していただきたいと思います。誘致企業の目的は一体何なのかというのをお聞きします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。  企業誘致の目的と申しますと、まずは税収の増に伴います安定的な財政基盤の確立があります。それから雇用の場の創出等、それに伴う定住を含みます地域の活性化等というのが目的として挙げられます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) 私、冷静に考えましたら平成2年か3年かに大きな自動車会社が進出してきて、確かに税収等につきましては非常に伸びてきたと思いますよ。ただし、言われたように定住も目的の一つでしょうが、その定住については残念ながら1割を切るというような状況で、何が言いたいかというのは、昼夜の人口が逆転していますね、昼と夜の人口が逆転しています。昼間のほうが圧倒的に多くなってきています。  というのは、昼間の多いときとは人が入ってくるということなんです。出入りするということなんですね。だから、税収は増えた、ただし定住人口は増えないということは出入りの人が多いということなんです。  それに伴ってその対策はどうするかというのは、おのずと一丁目一番地じゃないかと思うんですね。これは市民の人たちにとっても大変な問題ですけど通っている従業員の人たちにとっても大変な問題なんです。毎日通うけどいつも渋滞で引っかかると、毎日のことでしょ。では、どうするかというのは脇道を探したり、いろいろ工夫してそちらに流れて行ったりして、これは通学路に入るかもわからないし、万が一それが事故につながるかもわからない。そういう点の対策はどう対策してこられたかを聞きたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。  今、言われた渋滞の関係のことと思われます。渋滞のほうにつきましては、主要なところで交差点、信号制御になっているような箇所につきましては、信号の時間差等の対策と周辺道路の交差点改良等で対応をしてきております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) 今、こっち向いて話していたら土木建設課長のほうから答弁がありました。ちょっとそれで話をしますが、では土木建設課長、渋滞の調査と言いますか、それはやられておりますか。そしてやられた結果はどうだったでしょうか。それをお聞きします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。  直接ちょっと渋滞とは関連するかどうかなんですが、交通量調査というものを平成17年度以降、7回ほど定期的に実施しております。  この中で、結果としては、やはりそれぞれトヨタの勤務形態の変更、それと従業員の増大に伴うもの、それと生産車両の増産等とかのタイミングで行っており、それぞれの回数において前年度実施したときよりも、実際に調査箇所での交通量というのは増加してきております。  ここ近年の数字になりますが、平成25年11月26日に実施、それと近年では平成31年2月14日実施しておりますが、平成25年11月では3万4,176台、ことしの2月14日では3万9,582台、前年対比としまして、約15.8%、交通する車両の増加を確認いたしております。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) ありがとうございます。わずか5年で15.8%という、出入りする車がこれだけ増えたということなんですね。これは大変なことなんですよ。これに対してどのような対策を講じられてきたか、これをお聞きしたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(有吉 智和君) 土木建設課長です。  先ほど市長の答弁でもありましたが、大型車両の分散を図ることと、直接、工業団地のほうに入るような車両を分けるような意味合いも含みまして、宮若スマートインターチェンジのほうを設置、開設いたしております。  このときに、宮若スマートインターチェンジを設置する前でございますが、平成19年10月に同じように交通量調査をやっております。このときの全体交通量がその当時4万400台を数えております。  そして、このスマートインターチェンジ設置後、一定の期間を置いて調査したところ、これが平成25年11月に実施したものでございますが、そのときに交通量としましては3万4,100台、このスマートインターチェンジの設置で、その当時では約15.7%の減少効果というものを確認いたしております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) わかりました。私が先ほどから話しているのは、市民にとってどうなのかということを問うた場合は、企業誘致で成功したと、税収も入ってきたと、ただし人口は増えなくて出入りする車ばかりが増えているということで、本当にこれが市民のためになっているかというのは、これは生かし方だと思うんですけど、市長、ただ税収が上がればいいんですか、定住がなぜ進まないかということ、私はそこら辺の工夫、努力が足らないんじゃないかと思うんですよ。  当初から10%切ったままでずっときていますけど、よその例をちょっと調べましたけどね、同じような感じで熊本県の大津町、やっぱりそこは本田という自動車会社ですけど、自動車会社ができたときは1万何千人の人口ですよ、それが今は宮若市をはるかに超えて、逆に小学校を増やそうかというようになっていますが、そこら辺の分析はどうしておられるかちょっとお聞きします。我が町と熊本の大津町の差ですね。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。  熊本県の大津町のことですがちょっと調査をいたしております。議員、言われますように昭和50年ごろには人口は1万8,000人ぐらいだったということで、その後に企業誘致を柱とした政策を行われまして、言われました本田技研工業を初めとして40社近くの企業が進出をされております。  この本田の誘致を大きなターニングポイントにいたしまして、町では農工商併進の活力あるまちづくりを基本に、地理的な要件といたしまして熊本市の中心部から大体19キロメートルぐらい、市内には国道57号線が東西に走っておりまして、現在では熊本市のベットタウンとしても活用されておりまして、現在、人口が3万2,000人で毎年増加している傾向にあるということでは聞いております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) 我が町も、市長、覚えていますか、例のソフトバンクホークスの2軍が来るか来ないかというとき、そのときは福岡県下の中でソフトバンクが選んだのは四つの都市ですよ、その四つの福岡市、北九州市、これは大都市ですよね、それに加えて宮若市と筑後市、この四つが選ばれたんですよ、それだけの条件がいいということで選ばれたわけでしょう。  その結果、筑後市になったけれども、私は思うけど、あのときの市長を筆頭にしたアピールの仕方というのは感心して、結果的には何千万円か棒に振ったという考え方もありますけれども、私はあの運動は決してマイナスじゃなかったと思うんですよ。内外に大きなアピールをして、いろんな努力をされて宮若市のいいところを掘り起こした。あの熱をなぜ持続できないのかなと、せっかくのいい旗までつくっていろいろアピールした。こういうのはやっぱり宮若市に定住を進めるのに大きなエネルギーとなるんじゃないでしょうか。終わったらもうそれで負けたという感じで、何だかちょっと期待も、宮若市に対してこんなもんかなと思ったんですけど、市長いかがですか、当時から比べて今は熱が下がっていませんか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 定住化については、どこの町もこれは永遠の課題であろうというふうに思っております。将来的に東京一極集中を地方でそれを分散させるという国の施策は確かに地方創生という形でありますけれども、それはもうほとんどが実現をされていないという状況であります。  どこもそれなりの努力もしておりますし、宮若市も定住促進あるいは補助金、さらには光陵団地の造成等と、定住促進に向けて、それこそ職員一致団結して取り組みを進めておりますけれども、その成果は着実に上がってきているものと、評価はさまざまでございましょうけれども、私はそう思っております。熱意はいささかも衰えていないというふうに私は感じております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) 市長の熱意は衰えていないということで、今後も期待したいと思います。  では、お聞きしますけども、今度の企業誘致で市長報告でも出されましたけれども、正式名称はまだわかりませんが、宮田工業団地、倉久に市長報告で出されましたが、あればどういうふうな方向性で考えられておられますか。  それと、もしも実現するならばそれに対して、磯光工業団地もできました、今度はあそこもできましたということだったら、これはかなりの対策がいるんじゃないかなと思うんですね。定住化を含めての考え方をお聞きしたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。  前回、工業適地ということで1か所に絞らせていただきました。これが事業化できるかどうかというのはこれからの問題でありますけれども、まず事業化できる努力をやっていきたいと思っておりますし、当然、そういうことになれば周辺の環境整備というものも必要になってくるであろうというふうに思っております。  私も地元に住んでおりまして、確かに通勤時そして交替時の交通量の多さというのは田舎道1本道でございますので、もう1キロメートルぐらいが渋滞をすると、これが1日の交通量、確かにその分が底上げする部分というのはあるんだろうと思いますけれども、12時間とすれば1日を通して、では交通量の総数はどうなのかということは、これは地域の方々はかなり迷惑されている部分、全然、車のいないところ、いつでも県道に出られるような状況からも一変をしましたので、それはあるんだろうと思いますけれども、その一時的な時間帯だけでございますので、これはもう抜本的にその道路環境を整備するというのは無理かなというふうに私は感じております。  ただ、いろんな交差点の改良、これは県のほうに要望しておりますけれども、少しは改善ができたのかなと、またトヨタ九州のほうもいろいろと社員の通勤対応、いろんな方向から一方向に偏らないようにそういう指導もしておりますし、私も一番混むのが7時から7時半ぐらいでございますけれども、その時間帯に出ると、私が待っておりますと、トヨタの従業員でしょう、どうぞという形で譲り合いという、そういうところも、結構、教育ができているのかなというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) 市長に確認したいと思います。今、ちょっと答弁がわからなかったので聞きますが、磯光工業団地は、結局、今は県との話し合いでしょうが、県がもしも、うちは主導を握ってしませんよとそういうようなことになったら、今度は宮若市が責任を持って団地造成に走るということで解釈してよろしいでしょうか。
    ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。  今の段階では、大きな事業になりますので、ぜひ県のほうでやっていただきたいというふうに要望をし続けていきたいというふうに思っております。もしそうならなかったらどうするかということでございますけれども、それはいつかの時点で判断をさせていただきたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) 答えになっていないんですけど、市長としては今はそういう答弁しかできないというふうに感じますが、いずれにしましても現状のままでは通う従業員の人にも迷惑をかけるし、当然、地元の人にもかけるし、宮若市全体で考えてもいろんなところで一時的とは言いますけども渋滞が起こっています。  これがもとで、例えば通勤時に交通事故が起こったとか、そういうことが過去にあるんですよね、別の誘致企業の方の出勤時に急ぐ余りに地元の子供たちとちょっと交通事故があったりして、その企業がものすごく厳しく事故をした従業員に対しては指導したというようなことがあっておりますので、そういうことにならないように行政がやっぱり来ていただいた企業に対しては最高の力で迎えて、市民の方にも、全市を考えてどこがポイントかというのはやっぱりもう見直す時期ではないでしょうか。  もう誘致してから、随分、企業数も増えて通う従業員数は増えたんですから、そこら辺は再度確認しますがお聞きます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。  今の交通渋滞の状況を見て、市全体の道路網というのを根本的に見直すべきじゃないかということだろうというふうに思っておりますけれども、これは今の現状を見ておりましても幹線道路に渋滞が発生をして、この渋滞を解消するために何ができるかということを考えたときに、道路を拡幅して例えば右折レーンをつくるとか、そういう部分改良は可能だというふうに思っておりますけれども、これはもう道路を例えば2車線を4車線にするとか、これはちょっと無理かなというふうに思っておりますが、適宜、対処療法的にはなるかもしれませんけれども、一つ一つ解決に向かって努力はしていきたいというふうに思っています。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) この問題は、私の思いと市長は税務を司る立場の人間との違いがあると思いますけれども、私はやっぱり企業の人にもあるいは市民の人にとってもこれは解決すべき問題だと思います。  次に移ります。  次もちょっと延長みたいな感じになりますけれども、道路問題についてちょっと二、三お聞きしたいと思いますが、きょうの質問の一丁目一番地は、勝野・長井鶴線にあると思っております。勝野・長井鶴線でお聞きしますが、これはいつ着工したんでしょうか。それをお聞きします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(谷口 公成君) 土地対策課長です。  過疎代行事業の着手年につきましては、平成9年度からの事業着手となっております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) 9年ということは、以来22年になります。工事着工してから22年経っておりますが、今現在、先ほど市長もおっしゃいましたが過疎代行ということで事業を進められておりますが、これの過疎法というのはどういう法律なんですか。今、この工事が生きるも死ぬもこの過疎法ということになっていますが、過疎法というのはまずどういう法律なのかをお聞きします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(谷口 公成君) 土地対策課長です。  現行の過疎法、過疎地域自立促進特別措置法の法律の目的でございますが、人口の著しい減少に伴って地域社会における活力が低下し、生産機能及び生活環境の整備等が他の地域に比較して低位にある地域について、総合的かつ計画的な対策を実施するために必要な特別措置を講ずることにより、これらの地域の自立促進を図り、もって住民福祉の向上、雇用の増大、地域格差の是正及び美しく風格ある国土の形成に寄与することを目的とするということになっております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) 何かちょっと難しい言葉がずっと並んでいますが、要するに田舎の貧しい自治体が事業を行うにはあれなので法律をつくって援助しようということだろうと思うんですが、この法律ができてからもう何十年かになるんでしょうが、この法律が今はどういう状態にあって、この過疎法がいつ切れるのかというのは、今、市長が答弁で令和2年度と言われたから、令和2年度ということは令和3年の3月31日をもって切れるというふうに解釈してよろしいでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(谷口 公成君) 土地対策課長です。  過疎対策と言いますか、過疎地域自立促進特別措置法、現行の過疎法でございますが、平成12年度から特別措置法になっております。平成22年度から延長になりまして平成32年度まで、結局、令和2年度までの時限立法となっております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) そこをちょっとはっきり聞きたかったんですが、平成32年度ということは、平成33年の3月31日までという解釈でいいでしょうかということをお聞きしているんですけど。それまでに終わらなければあとはもう終わりですよということでしょう。そういう解釈でよろしいですかね。  では、お聞きします。これまた市長にお聞きしますけど、これは県の事業がそこでもうストップということになれば、あとの残りはどうするんですか。できますか宮若市で。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。  いわゆる過疎法につきましては時限立法でございますので、令和3年3月31日で一応期限は迎えますけれども、その後の延長というものは恐らくされるであろうということでございます。これは全国に過疎地域がございまして、いろんな財源の手当てがございますので、地方はこれがなければ何もできないというようなことでございます。これは延長されるであろうというふうに思っています。  ただ、延長がされても福岡県はもう令和2年度で終わりですよということでございますので、これは今、県といろんな協議をさせていただいておりますけれども、その間に県でできるだけのことをやっていただきたいということで、いろいろ協議を重ねておるところでございますけれども、それが全部、協議の内容を県のほうで飲んでいただいたとしても残余の事業が残るわけでございます。  一番大きな課題につきましては橋梁でございます。これが現状でちょっと難しいところがあるということでございますので、その後、市が受けてどういう道路改良をしていくかいうことは、もうこれからの大きな課題になるだろうというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) ちょっと整理したいと思いますけども、この勝野・長井鶴線は小竹町の過疎の地域からずっと来て、今は光陵グリーンパークの横の信号まできれいにできていますね。そして、今工事中なのは、そこの矢萩団地の信号からずっと来まして2000年公園を通って美里ケ丘と言うんですか、そこまでの区間は何らかの形で工事に入っていますよね。そこまでは県が責任を持って過疎代行事業でするというふうに解釈してよろしいんでしょうか。  その場合、美里ケ丘の団地に突き当たったところから終点の長井鶴まで、結局、橋がかかって長井鶴の手前の、前に何とか産業とかいうのがいらっしゃった、今、東中学校の駐車場になっていますよね、そこの前の橋までが手つかずで残っていますよね、いろんな問題があって手つかずで残っていますということですが、その間は、今の市長の答弁だと県は手は引くけれども、最大限、何かしてくれるんですか。  それとも、手は引いてあとは宮若市でその区間についてはしてください。その前の区間、勝野から始まって美里ケ丘までは、工事をやっている区間については県が責任を持って終わらせますと、そういうふうに解釈してよろしいんでしょうか。これは市長に。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(谷口 公成君) 土地対策課長です。  今現在、矢萩団地から美里ケ丘の交差点まで用地買収が既に済んでおります。その間につきましては、県のほうで完了するように一生懸命頑張っていただいているところでございます。  美里ケ丘から八木山川までの間1.1キロメートルが残りますけれども、その分については宮若市が引き継いで事業を行っていくことになります。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) 今、市長の代弁で土地対策課長がおっしゃいましたが、残りの1キロメートル、八木山川のところまでは宮若市がするというふうにおっしゃいましたが、市長、それでよろしいんでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 今、美里ケ丘から旧宮田駅前まで、これは県が施工するということで、それから今の現道、市道ですけれども、そこに付けかえる道路をこれまで県のほうで施工をしていただくということで、今の現道を通って勝野・長井鶴線、少し変形しますけれどもそういうルートになると。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) ちょっと、こう言われてもなかなかわかりにくいんですが、B&G過ぎたところまでは県が責任持ってすると市長が言われたけど、課長は美里ケ丘の交差点までは県が責任を持ってするということで、大分、食い違いますね、どっちが本当ですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 伊藤調整監。 ◯調整監(産業建設)(伊藤  剛君) 調整監です。  先ほど課長も申しましたけども、美里ケ丘までは、当然、県が責任を持ってやると、そのあとにつきましては、B&Gの前は既に完了しております。一部区間の地権者が反対されている、その区間はできない、その区間を除いては桐野の交差点まではやっていると、それ以外はですね。用地買収が済んでいるところは既に県がもうやると、それでそこから先がまた地権者ございますのでそれはできない、八木山川までですね、桐野の交差点から宮田駅の部分については代替道路ということで、そこを拡幅して県がやるということで、今、話をしています。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) はい、もうこれでよくわかりました。それでは最後にお聞きしますが、やはりこの事業は地権者の方がおられますので、いろいろ問題を解決していかなければならないという、それが二十何年間やっぱりかかったということのあらわれだと思うんですが、市長、超地元の市長として地権者の方と会われて話し合いされたことがありますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。  勝野・長井鶴線の一部の地権者という御質問ですが、何度も会いました。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 15番、中島議員。 ◯議員(15番 中島 健三君) わかりました。これで私の質問は終わります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) これにて、中島議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(遠藤 嘉昭君) 昼食のため、休憩して、午後1時より再開させていただきます。                  午後0時01分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後0時59分再開 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、安河議員の質問を一括してお受けいたします。安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君)〔登壇〕 7番、安河です。私は、質問事項として、マイナンバーカードの交付状況について伺う。質問要旨といたしましては、現在、交付率及び交付率を上げるための取組について伺います。2番目に、マイナンバーカードの交付を受けることで、どんなメリットがあるのか。次に3番目、住民票などが全国のコンビニ交付が可能になったのか伺う。  質問事項の2番目として、下水道整備の進捗状況について伺います。次に、質問要旨といたしましては、現在、整備された区域での負担金の徴収率と接続率について伺います。2番目に、負担金、分担金の未納者に対する徴収について伺います。3番目、整備を進めるに当たり、整備区域の優先順位の決め方について伺います。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の質問に対し、執行部より順次、答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただ今、安河議員から2点にわたりまして質問事項をいただいております。順次、御答弁申し上げます。  まず、マイナンバーカードの交付状況でございますけれども、現在の交付率及び交付率を上げるための取組でございますが、本市の現在の交付率につきましては、本年7月末現在で8.45%となっております。  マイナンバーカードの交付率を上げる取組につきましては、広報紙やホームページにおきまして、その概要や申請方法などの周知を行い、あわせて身分証明書として使用できることなども、御案内をいたしておりますが、交付申請手続が煩雑であることから、今後とも普及に向けて、窓口での職員による申請補助の充実などに取り組んでまいりたいと考えております。  2点目のマイナンバーカードの交付によるメリットでございますけれども、まずは身分証明書として使用できることはもちろんでございますが、国税申告の電子申請などの行政手続にも利用が可能でございます。さらに、国におきましては、今後、さまざまな用途に拡大していく予定となっておりますので、それを受けて、本市も対応してまいりたいと考えております。  最後に、3点目のコンビニ交付が可能になったのかということでございますが、現在、コンビニ交付を導入するためのシステム改修を行っておるところでございまして、今年度中に運用を開始したいと考えております。  また、本サービスを開始をすることで、市役所の窓口においてもコンビニ同様の証明書発行サービスの提供は可能となります。マイナンバーカードを利用することで、申請書への記載や本人確認などの事務が省略はできるため、待ち時間の短縮につながることから、新庁舎の開庁にあわせて実施をすることといたしております。  続きまして、下水道の整備状況でございますけれども、整備の進捗状況でございますが、1点目の現在、整備をされた区域での負担金の徴収率と接続率についてでございますが、平成30年度末の徴収率は約92%、接続率は約51%となっております。  次、2点目の負担金、分担金の未納者に対する徴収についてでございますが、納付期日後20日を過ぎた未納者に対し督促状、催告状により納付を促すとともに、電話催告や臨戸訪問による納付指導を行っております。それでも納付に応じない未納者に対しては、法的な滞納処分に移行することとなっております。  しかしながら、できるだけ自主納付をしていただけるよう、住民説明会等において、受益者負担金の必要性などの説明を徹底し、滞納が生じないように努めておるところでございます。  3点目の整備を進めるに当たっての整備区域の優先順位の決め方でございますが、整備区域の決定につきましては、宮若市下水道事業経営戦略に基づき、流域の下流からの整備とあわせ、工業団地、公共施設及び住宅密集地域等への整備促進を努めておるところでございます。  今後も、効率的かつ計画的な事業を進め、健全な下水道経営を行ってまいりたいと考えておるところでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 再質問をお受けします。7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) マイナンバーカードの交付率に関して、全国平均と比較して、宮若市の交付率が低いようですが、全国的な傾向と近隣自治体への交付率はどうなっていますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市民課長。 ◯市民課長(武谷 伸治君) 市民課長です。マイナンバーカードの交付率について、傾向はどうなっているのかというお尋ねでございますが、令和元年7月1日現在のマイナンバーカードの交付率につきましては、全国平均で13.5%となっておりますが、特別区では18.8%、政令指定都市では14.6%、市では12.9%、町村では10.8%となっております。  また、福岡県では11.9%となっておりまして、東京都や神奈川県の17%から18%と比較いたしますと、交付率は低目でございまして、これは地域性や自治体の規模において交付率に差が出る傾向があるのではないかと考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) 町村でも10.8%ぐらい出ているんですよね。だから、宮若市としては普及率をもっと上げるべきではないですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市民課長。
    ◯市民課長(武谷 伸治君) 宮若市でも交付率を上げるべきではないかということでございますが、市長答弁でもございましたように、今後は、窓口での申請の補助などの充実にも努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) 交付率向上させるために、先進自治体ではどんな取組がなされていますか。また、宮若市ではどのような取組を考えてありますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市民課長。 ◯市民課長(武谷 伸治君) 市民課長です。交付率を向上させるために、先進地ではどのような施策を行っているか。また、本市ではどのようなことを想定しているかという御質問でございますが、宮崎県の都城市が全国で一番交付率が高く、30.1%となっております。都城市では、職員がタブレット端末を使いまして、写真撮影や申請の補助を行うなど、都城方式と呼ばれる取組を行っております。  本市でも、申請の補助を行うための検討を行いますとともに、交付申請をする際に来庁していただき、本人確認を行って申請手続を行い、カード発行の準備ができ次第、本人限定受取郵便で申請者本人に郵送するという、申請時来庁方式の採用を検討しております。申請場所の確保等の幾つかの課題がありますが、早期に実現できるように検討いたしたいと考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) 次に、マイナンバーカードのメリットに関し、これ聞いたかな、マイナンバーカードのメリットに関しては、市長答弁でもさまざまなサービスに利用できると言われましたが、具体的にどんなことがありますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市民課長。 ◯市民課長(武谷 伸治君) 市民課長です。マイナンバーカードをつくることのメリットについて、具体的にはどのようなことができるのかという御質問でございますが、マイナンバーカードでは表面に住所、氏名、生年月日、性別と顔写真が表示されておりまして、裏面には個人番号が記されております。したがいまして、本人確認ができる身分証明書として利用することができます。  そのほかにも、健康保険証としての利用など、各種行政手続に加えまして、金融機関の口座の開設やオンラインバンキングなどのさまざまな場面での利用が可能となります。  また、新たな消費税の増税対策といたしまして、マイナンバーカードの取得者に民間事業者のキャッシュレス決済サービスの利用額を前払いすることで、全国共通のマイナポイントというポイントが付与される仕組みも検討しているという情報も入っておりまして、今後、メリットがさらに広がっていくものと思われます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) 全国で一番交付率が高いのが都城市です、30.1%。それで、マイナンバーカードのメリットとして、健康保険証のかわりにもなる、金融機関の口座開設、いろいろメリットはあると言われましたが、それでも交付が伸び悩んでおります。交付率が上がらない原因はどこにあるとお考えですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市民課長。 ◯市民課長(武谷 伸治君) 市民課長です。交付率が上がらない理由ということでございますが、今のところ、サービスを利用できる自治体がある程度限られておりまして、取得することで、身分証明書というだけでは、そこまでメリットと考えていらっしゃらない方が多いのではないかということと、それから申請される際に、交付を希望される方が御自分で、カードの作成管理を国から委託されておる地方公共団体情報システム機構という機構がございますけれども、そちらのほうに御自分で申請をされなくてはいけないということが考えられると思います。  ただ、今後、健康保険証としての利用が考えられておることから、本市におきましても、それに向けまして、申請の補助など充実させていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) ここで課長さん全員にお尋ねします。マイナンバーカードをつくられている方、手を挙げてください。成績いいですね。ありがとうございます。  次に、コンビニ交付についてですが、事業の概要を教えてください。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。コンビニ交付に関してのお尋ねでございます。本年度、総務課のほうで予算をいただきまして、現在進めておりますので、私のほうで御答弁をさせていただきます。  コンビニ交付につきましては、これマイナンバーカードを持っているのが前提となりますが、そのマイナンバーカードを活用することで、全国のコンビニなど約5万5,000店舗で住民票や印鑑証明、それから税証明等の証明が取得できるといったサービスになっております。  年末年始を除きまして、午前6時30分から午後11時までの間であれば、このサービスが受けられるというようになっております。  現在、8月末現在ということで、導入自治体につきましては、全国で633団体において、このサービスが提供されておるというところでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) 先ほど市長答弁で、今年度中にサービスを開始するとありました。コンビニはセブンイレブン、ローソン、いろいろありますけど、どこでも利用できるということですね。あと窓口業務とか、マイナンバーカードを持ったら便利になるようなことはありますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。窓口業務等においても、先ほど市長答弁の中でありましたけども、コンビニ交付と同様の形で、申請書に記載等せずに、証明書の発行を受けることができるということでなっております。したがいまして、待ち時間等が少なくなるということから、住民サービスの向上にはつながるというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) 全国でコンビニ数は先ほど5万5,000店舗と言われましたが、サービス内容が住民票、印鑑証明、所得証明とか、今、すみません、もとい。コンビニ交付を実施して、メリットはどんなことが考えられますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 今、それ、先ほど執行部、答弁したと思いますけど。 ◯議員(7番 安河 英幸君) すみません。全国でコンビニ数が5万5,000店舗で、サービス内容が住民票、印鑑証明、所得証明とたくさんあり、今、市民課や税務課の窓口に来られてある方も、マイナンバーカードを持たれてあれば、コンビニで交付ができることになります。例えば住民票が必要な方で、市役所まで遠い方などは、途中にあるコンビニで用件が済まされる。私は、これは大変便利だと思います。それを今年度末までに導入するということは、まさに市民の利便性の向上につながる事業と思いますが、逆にマイナンバーカードを持たないと利用できない。これを市民の方にもっとPRすべきと思います。  また、申請が煩雑であるかもしれませんが、コンビニ交付とかのサービスが受けられる、市民に情報が伝わってないこともあるのではないでしょうか。言われるようなメリットがあることは、広報やホームページでお知らせしているとのことですが、ホームページでは、「マイナンバーカードをつくってみませんか」とのタイトルで、何か積極的に進められているという感じではなく、どちらでもいいみたいな、受け取れるのですが、どうでしょうか。  また、「宮若生活」の記事で、ことしの1月から広報を見ましたが、マイナンバーカードの交付を普及させるための記事はなかったようですが、あったらすみません。多分ないと思いますが、いつ記事が出されましたか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) マイナンバーカード、全国的に普及は進んでおりません。宮若市も平均を下回っておりますが、私も御質問あるように、広報とかでPRしても、それを見て、さあ申請しようかっていう方々は非常に少ないというふうに、あるいはそれも見ないという市民もかなりいらっしゃいます。  これ2020年から、これは保険証、医療証として、これは使えるようになります。これには、これ使えるようにするためには、医療機関のそれだけの設備が必要になるわけで、これも総務省のほうで補助金出すわけでございますけれども、これ医療カードでマイナンバーカードが使えるということは、病歴がずっと記録されていく。先々はそういうことになると思います。  国は2023年までに、国民1億2,700万ぐらい今、人口おりますけれども、全部に交付をさせたいと、そういう計画を持っております。これは一度に処理、年間処理できるのが、どうも4,000万枚ぐらいで、早目に早目にということを国も言っております。  私も機会があるごとに、先ほど安河議員が職員何人持っとるかというような感じで、いろんな会合で、そういう聞き方をしております。やっぱり、僕が行くのは高齢者のところが多いんですけれども、ごく少数でございます。将来はこういうふうになりますよと。一度に来られても、なかなか処理できませんから、早目に交付をお願いしたい。  医療保険で使えるという。そして、病歴がちゃんとどこに行っても記録されておると。そういう状況になれば、普及はずっと広がっていくんだろうというふうに思っております。  市だけのPRじゃなくて、これ国全体の問題ですので、そういうところを国のほうが積極的に、いろんなところに今、使えるような仕組みをぜひとっていただきたいということで、いろいろ、この前も総務大臣が北九州、お見えになりましたけれども、そういうことも申し上げてきたところでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) あとはせっかく市民が便利になる事業を取り組んでおられますので、マイナンバーカードの交付を進めないと効果が薄れてしまうと思います。今からでも間に合うと思いますので、コンビニ交付は市民サービスの向上につながり、マイナンバーカードを持つことで、さまざまなメリットが受けられます。所管においても全力を挙げて、交付率向上に頑張ってもらいたいと思います。  また、来年3月の議会で現状からどう努力されたか、交付率が向上したのかを確認したいと思いますので、よろしくお願いします。  これで1点目の質問を終わります。  次に、下水道の整備状況について、先ほど市長より、接続率が51%と言われましたが、件数的には何件中何件が接続しているのか、数値がわかりましたら、よろしくお願いします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。平成30年度末の数字ですけれども、接続可能件数が1,484件、そのうち759件の接続をいただいているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) 接続率を上げるための対策は、どんなことを行っておられますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。接続率を上げるためには、一応住民説明会、又は先ほどからお話が出ています広報、ホームページ、あるいは戸別に訪問いたしまして、チラシの配布等を行いまして、下水道の公衆衛生、生活環境の改善などの啓発活動を行っているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) その対策で、どれくらいの効果がありましたか。住民説明会は、どこで何度行われましたか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。その効果ですけれども、平成27年度から29年度までの3か年での平均でいいますと、約、毎年度77件程度の接続があっております。それで、平成30年度におきましては107件の接続が行われている状況となっております。  住民説明会についてですけれども、今年度は今、工事の発注が終わりまして、工事着手の準備が行われている状況でございます。住民説明会につきましては、今月の19日の日に水原のところの工事を行いますので、その分の説明会を予定しているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) 今後、整備を行っていく中で、接続率と同じように、徴収率を上げるための対策は、どのようなことを行われておりますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。先ほどからの内容とも重複するところがあるかもしれませんけれども、住民説明会や戸別訪問などによりまして、十分住民の方々に御理解をいただきまして、受益者負担金の必要性や賦課徴収についての説明等の徹底を行いまして、滞納が生じないように努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) 今年度、住民説明会や戸別訪問の実績がわかれば、教えていただきたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 先ほど御説明させていただきましたように、今年度は今現在、工事の着手の準備をやっておりまして、説明会は行っておりません。今月の、来週ですけれども、19日の日に水原地区の工事を行いますので、そこで説明会を行う予定にしております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) 次に、負担金、分担金の未納者に対する徴収ですが、督促、催促に応じない方に対する徴収方法はありますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 督促、催促に応じない方に対しましては、都市計画法第75条及び地方自治法第224条を根拠としまして、下水道事業受益者負担金の条例を定めております。負担金、分担金を徴収いたしております場合に、督促を行っても、滞納者に対しましては、先ほどの都計法と地方自治法によりまして、国税徴収法、地方税法にも倣って滞納処分をすることができ、国税徴収法第146条の規定により財産調査を行いまして、差し押さえを行うことが可能となっておりますので、それに沿って努力しているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安川議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) 支払わない場合、最終的にどうなりますかね。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。支払わなかった場合ですけれども、財産の調査を行いまして、差し押さえといった後で、それで差し押さえをした後でも滞納金の納付がない場合は、公売というふうになってくるかと思います。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) これまでに差し押さえ、また、公売とかの実績はありますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。今までに財産調査、あるいは差し押さえといったことは、ケースはございませんが、手続に着手したケースはございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) 下水道事業では、この負担金、分担金に関して、基本的に滞納はあり得ない、逃げ得ではできないということでいいですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。確かに逃げ得というのはあり得ないかと思います。その上で差し押さえや財産調査などにより納付をお願いするような形をとっております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) 次に、下水道工事で旧宮田と旧若宮で、飛び地で工事を行っているが、なぜでしょうか。
    ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。旧宮田、旧若宮で飛び地で工事を行っておりますのは、両町がそれぞれの事業認可を取得しまして、それぞれの事業で引き続き工事を行っているのが、まず一つでございます。  宮田町におきましては、下流側から工事を行いながら進めている状況でございますけれども、旧若宮におきましては、何せ、流域下水道でございますので、流域の本管自体がまだ届かなかったということもございまして、一時中断して、平成27年度より再度工事に着手したという経緯がございます。  ですので、旧宮田、旧若宮のそれぞれの事業を継承して行っておりますので、飛び地という形にはなっております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) 両地区に、旧若宮、宮田の中間にある住宅密集地などを優先的に整備することはできないのですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。優先的に整備をできないのかということでございますけれども、認可をとった区域では、面積自体の60%が終わらないと、新たに認可区域を拡大することができないということが、県からの指導でもあっているところでございまして、下流からの整備とあわせて、有収水量の確保や接続率の向上が見込める地域であるのかどうかというのを検討しまして、その中の事業をすることは可能なのかなというふうに思います。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) 認可区域で60%以上の整備が終わらないと、次の拡大はできないということです。つまり、現在、認可がとれている区域の整備は進めている最中ということですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。そのとおりでございます。今現在、認可をいただいている区域の整備を行っている状況でございまして、その次にまた新たに有収水量などが確保できるような地域につきまして、拡大を図っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) 接続率が51%ということですが、一定の区域を整備してきた接続率の高い地域や、期待以上に少ない、平均より接続率が低い地域があると思います。接続率の51%という数値に満足してありますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。その接続率の51%というのについてですけれども、確かに100からいえば、半分程度しか接続があっておりません。ですので、満足しているのか、していないかというのであれば、満足はしていないところでございます。  しかしながら、これからも接続に関しての啓発に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) 接続すれば料金収入ができ、その収入は経営上の大きな収入となりますが、51%ということは、おおむね半分の世帯は加入していない。つまり、維持管理に必要な収入が十分に回収できていないと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。先ほども御答弁させていただきましたけれども、十分な収入がないということですが、これからも引き続き、接続に関しての啓発に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) 認可がとれている地域の整備に当たっては、事業実施前に意向調査、つまり接続するか否か把握し、接続率が高い地域から事業に着手する。そうすれば料金収入も増額となり、経営的にも効果があると思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 下水道課長。 ◯下水道課長(福田  治君) 下水道課長です。確かに接続率に関して、そこの地域自体が多く接続していただけるというのも一つだとは思いますけれども、我々の経営状態の中では、汚水量の処理をする、これがまず第一でございます。いかに汚水の量を確保して処理をしていくか。それによって下水道の経営が成り立つかと思いますので、確かに議員が言われるようなアンケート調査により、その地域が接続率が高いとしましても、汚水量が少なければいかがなものかということもございますので、今の御意見も踏まえながら、今後、検討してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 7番、安河議員。 ◯議員(7番 安河 英幸君) 待ち望んでいる地域もあると思います。やはり整備したら全世帯が接続することが一番だと思います。そのために事業に着手する前に、接続するかの意向調査を踏まえて事業に取り組むべきと思います。  答弁は要りませんので、これで私の一般質問終わります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) これにて、安河議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(遠藤 嘉昭君) 次に、藤嶋議員の質問をお受けいたします。3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君)〔登壇〕 3番、藤嶋です。質問事項として、幼児教育・保育の今後のあり方について問います。質問の要旨としては、10月から実施となる幼児教育・保育無償化について、本市の状況、対応はどうされるのか、2点について伺います。  1点目、3歳から5歳児の保育料無償化で、副食材料費は実費徴収となり、保育所現場に新たなる業務が加わることになります。業務負担についての本市の考えを伺います。  2点目、副食費(給食費)は市の公費負担とすべきと思いますが、本市の考えを伺います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の質問に対し、執行部より答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただ今、藤嶋議員から幼児教育・保育の今後のあり方についてということで御質問いただいております。順次、御答弁申し上げます。  まず、1点目の3歳児から5歳児までの保育料無償化で、副食材料費は実費徴収となると。保育所現場に新たな業務が加わることについての本市の対応ということでございますが、今回の無償化に係る国からの通知におきまして、保護者から実費で徴収している費用については、無償化の対象とされ、施設において徴収することが示されております。このことから副食費についても、教材費等の他の実費とともに、施設において徴収をしていただくべきものと考えております。  2点目の副食費は市の公費負担とすべきと思うがということでございますが、副食費につきましては、これまでも保育料の一部として保護者が負担をしてきた費用であります。  今回の無償化に伴い、年収360万未満の世帯の3歳から5歳までの子供及び所得階層にかかわらず、第3子以降の子供に係る副食費については、無償化されることとなっておりますが、副食費は在宅で子育てをする場合でも生じる費用であることから、従来どおり、保護者が負担すべき費用であると考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 再質問をお受けします。3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 無償化の対象から外された副食材料費、いわゆるおかず代です。この実費徴収に問題があると思います。今でも多忙な保育の現場です。この現場に実費徴収という実務の負担が増えて、複雑な対応が求められるのではないか。副食費を免除される方もあり、請求、説明、徴収などの負担が保育士にかかるのではないかということで、長時間、過密労働に拍車をかけてしまうのではないかという心配をしております。  そこで質問いたします。施設が直接保護者から徴収するということですが、休みが多い子供やさまざまな環境の子供たちがいます。どの子供たちの親にどれだけ徴収するかを把握するのは大変という声があります。保育現場が混乱することが想定されます。対象者、利用回数の把握は、どのようにされるのか伺います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。副食費の徴収に当たっての対象者の把握、それから利用回数の把握ということでございますが、まず副食費の免除につきましては、先ほど市長答弁にもありましたように、年収360万世帯の子供、それから第3子以降の子供が対象となりますので、こういった免除対象者が誰で、副食費の徴収対象者が誰になるのかという。これは一覧を作成をいたしまして、各施設のほうに配布をする予定といたしております。  副食費の徴収につきましては、月額を基本というふうにされております。あらかじめ、子供さんが休まれる場合とか、月の途中の入退所などのように、配食準備に反映がされるものに関しては、減額調整をしてもよいというふうにされております。  子供さんの出欠状況というのは、市のほうでは把握ができませんので、各施設のほうで日々の出欠確認ですとか、入退所の状況といったもので、各施設のほうで把握をしていただくということになります。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 実際としては、実務が増えるということになるわけですね。そしたら市として、保育者の実務の負担の軽減のために、どのような対応、対策を考えておられるのか、お聞かせください。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。確かに保育所の現場では実務が増えることになります。先ほど申し上げましたように、出欠確認というのは、施設のほうでしかできませんので、それは施設のほうでお願いをすることになるんですけれども、徴収の対象者が誰になるのかといった、一覧のほうは施設のほうでも把握はできるかと思うんですけれども、より確実にするためと業務負担の軽減のためということで、市のほうで、そちらの業務を行うようにいたしております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 今ほど、一覧表ということの説明もありましたけど、徴収を担う保育所と保護者との間で、一覧表ではなくて、さまざまな記録の食い違い、そういった問題でぎくしゃくした関係が生じるのではないかと思います。こういったことで保育士さんが不審を持たれたり、逆の立場であったり、それから子供たちがこういったことで困ることがないよう、責任のある対応していただきたいというふうに思います。  世帯収入360万未満の免除の話をされましたけど、それから超える方、対象から外される方、これについて伺います。国の基準で主食3,000円、副食費4,500円ということが新たな負担となりました。決して低い負担であるとは思いません。滞納問題が生じることも考えられます。その場合は、どういうような措置を講じられるのか、お聞きします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。副食費の滞納に関してなんですけれども、まず、今回の副食費の徴収に関しては、先ほどから出ておりますように、経済的なことも考慮いたしまして、世帯年収が360未満相当の世帯については、副食費を免除するという措置がまずとられております。  今、主食費3,000円、副食費4,500円というお話がありましたけれども、国の基準ではこういう金額になっておりますが、実際、市内の保育園の状況でいきますと、主食費が大体1,000円程度で、副食費が4,500円という金額になってこようかと思います。  滞納があった場合の対応なんですけれども、基本的には施設のほうで、ほかの教材費、通園費、そういったものと一緒に徴収をしていただくことになりますので、滞納が出ないように、そういう徴収をしていただくことになるんですけれども、どうしても滞納があると、そういう状況が生じた場合には、児童手当から徴収することも可能というふうにされておりますので、そこは施設、それから利用者の方の同意がありましたら、そういう児童手当からの徴収といった対応も考えていきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 今、同意、施設側がこういう説明を行われるわけですか。それとも市のほうが保護者に説明を行うということになるんですか。そこら辺だけ。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。今回の無償化に関しては、市のほうから各施設のほうに、まず説明をいたしまして、各施設のほうから保護者のほうに説明をしていただくようにお願いをいたしております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) その説明等ですけども、施設側から保護者のほうに十分な説明が得られた上で、この業務が円滑に進むように、そういった同意書によって滞納という、そういうものに発展しないように、事態が起こることはなるべく避けていただきたいというふうに思います。  これまでは保育料の滞納ということがあっても、それを理由に退所をするということ、園をやめてくださいということをできないとされておりました。副食材料費の滞納によって、利用調整の実施者、本市でありますと、宮若市は保護者から事情を聞き、利用継続の可否等を検討することが求められるというふうになっており、給食費の滞納によって、保育の利用を中断するということがあることも考えられるわけです。そこはどういうふうにお考えか、お聞きします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。今、お話がありました利用継続の可否等の検討というのは、国が示しておりますQアンドAの中で、そのような記載があるかと思います。  この記載の趣旨についてなんですけれども、まず滞納がある理由として考えられるのが、経済的な理由が一つと、もう一つは、施設と利用者側で何らかの事情で信頼関係が損なわれて、副食費の支払が滞るといったことが想定をされるということで、そういった場合には、施設と利用者の間に利用調整の実施者としての、市が間に入って信頼関係を再度構築して、副食費の支払を促すといった趣旨であるというふうに考えております。  保育料の滞納を理由にした退所はできないという、従来の考えは変わっていないと思いますので、もし滞納がありましたら、そういった状況での滞納がありましたら、間に入って調整をやっていくということで対応していきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 子供ではどうしようもない、こういった事情を、経済的なことで子供に負担がいくことがないように、そういった救済の道筋ということで、同意書ということが上げられていました。同意書のことも言われました。  しかしながら、児童手当からの徴収を、こういったことは子供の貧困、こういったものの拡大につながるのではないかというふうに心配しております。市が責任を持って、保護者からの了解を得た上で、十分了解を得た上で行っていただきたいというふうに思います。  次の2点目で、副食費の公費負担について伺います。  副食費の徴収者の対象、何人おられて、どのくらいの金額になるのか、お尋ねします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。副食費の徴収対象者ですが、3歳から5歳までの子供で、第4階層以上の子供さんが対象になります。第1子、第2子が対象になりまして、人数としては約240名で、金額としては約1,300万程度になると思います。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 今回の無償化で、これまで保育料として入ってきたものが減収になるわけです。一方で、国の多子減免という制度、これを広くしたものを、本市が独自の保育減免というのを行っておられると思います。これが減ることになる。この無償化によって、多子減免の費用はどうなるのか伺います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。今、御質問にありましたように、本市独自の多子減免の制度がございます。こちらの経費が今回の無償化によって浮くことになるんですけれども、新しい保育料の減額がされる分と、新しい費用負担の分と相殺をいたしますと、大体800万程度の経費の削減になるかと思います。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 結果的に財政の負担は減るのですか、増える、どちらですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(東  雅也君) こちらにつきましては、多子減免の費用負担が減るということになります。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) そういうことで800万程度の減になるということで、全国市町村の中で、今回の無償化にあわせて、副食費についても無償化をするという方針を打ち出している自治体もあります。
     田川市は、子育てしやすいまちづくりということで、保育完全無償化、これを先駆けて取り組まれて、給食費も対象にしようかというふうな声も聞こえてきます。  市の財源が負担が減るんであれば、もちろん財源論だけを語るわけではありませんが、若年層の定住対策、子育て支援ということを行うためにも、副食費を無償化してはどうかと考えますが、市の考えをお尋ねします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 子育て福祉課長。 ◯子育て福祉課長(東  雅也君) 子育て福祉課長です。確かに今回の無償化によりまして、多子減免の経費が浮く分がございます。国からの通知の中でも、市町村が独自で多子減免等を行っていた費用で、経費削減が図られた分については、さらなる子育て支援策に活用すべきであるという通知もあっております。  本市の状況を考えますと、現状として待機児童が発生しているという現状がございます。子育て支援策を充実させるためには、まず、待機児童対策につながる施策が優先されるべきじゃないかというふうに考えておりますので、まずは、そちらの対策を考えていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 待機児童対策としてですけど、この待機児童は保育士が不足しているということが主な原因、要因というふうによく聞きます。私もそう思います。保育現場の混乱の解消とか、保育士さんの不信につながるとか、そういった混乱を招かないように、解消、解決策としても、公費負担を行うべきではないかと思います。  次に、保育所指針の中で、食を営む力の育成に向けて、その基礎を培うことを目標とするとして、給食は保育の一環と位置づけられています。以前は保育料の中に、こういった一部の中に給食費というものも含まれ、それが回り回って公定価格というふうなことで、現場に支給されていたと。給食費そのものも保育費用ではないかという観点からお尋ねしたいんですけども、市長にお伺いします。  先日行われました教育フェスタです。これで市長が教育に関しては力を惜しまないというふうなお話をされまして、私は本当に非常にうれしく思いました。もちろん力を惜しまないのは、こういった教育の分野だけではないと思いますが、ぜひ、子ども・子育ての支援のことに、市長の惜しまない力をぜひ使っていただいて、給食費無償化に取り組んでいただきたいと思いますが、いかがお考えでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。私どもも少子化対策といたしまして、他市に先行して、多子世帯への保育料の減免等々に取り組んできたわけでございます。そういうことから、そういう声が地方から上がったからこそ、国のほうが幼児の保育料の無償化に踏み切ったんじゃないかなと、私はそう思っております。そういう意味では、ある一定の役割は終わったのかなというふうに思っております。  確かに計算上は、多子世帯の保育料の減免措置がなくなりますんで、800万程度の市費の持ち出しは、そこでなくなってくるわけでございますけれども、先ほど御質問にありましたように、今、待機児童が宮若市にも出ておるところでございます。これはこの経費、これじゃ足りないと思うんですけれども、そういうものを使って保育士の確保、そういう環境、教育環境の整備に使っていきたいというふうに思っております。  ただ、田川市も選挙で公約された施策のようでございます、これ全額無償化するっていうことは、でございますけれども、私は最初の答弁で申し上げましたように、給食費は保護者は当然、支払っていただくべきものというふうに思っておりまして、その経費に、浮いた経費につきましては、子育て支援に有効に使っていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋 嘉子君) 最後に、思いを述べさせていただきます。  無償化の財源が消費税に依存をするという制度であるということには問題があると思います。しかしながら、保育料の無償化は子育て世代、我々にも多くの方が望んでいることです。  幼児のころの食事、体、心の育成、こういった大きく人格形成ということに、生涯にわたって影響を与えるものと考えております。食事と保育を一体のものとして、給食費は公費で負担を行って、子ども・子育て支援事業をよりよいものにしていただきたいということを要望して、質問を終わります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) これにて、藤嶋議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(遠藤 嘉昭君) ここで10分間、休憩いたします。                  午後2時01分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後2時10分再開 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、茅野議員の質問を一括してお受けいたします。16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君)〔登壇〕 16番、茅野でございます。  今回、2点ほど質問させていただきます。  第1点目が、公有財産の管理運営と職員の行政管理についてお尋ねします。  2点目が、空家対策特措法について。  質問要旨つきましては、1点目につきましては公有財産の位置づけはどうなっているのか。  2点目が、旧宮田町の国鉄用地の計画、ロータリーほかはどうなっているのか。  3点目が、公衆トイレの位置づけはどうなっているのか。  4点目は、消防署前の土地の管理はどうなっているのか。  5点目は、職員は条例規則を守っているのか。  6点目が、施工管理、検査体制の強化の進捗状況はどうか。  2点目の質問要旨につきましては、空家特措法に基づく空き家の進捗状況についてお尋ねします。  的確な答弁をお願いしておきます。そうでないと、私、言われるんですね。議運でも言われましたけれども、同じような質問をいつもいつもしとることはならんと。こんな質問をしなくていいように、行政運営をしていただくために、今回質問しておりますので、よろしくお願いしておきます。よろしくじゃない、質問にできるところはきちっと行政運営をやっていただきたいということ申し上げます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の質問に対し、執行部より順次答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただ今、茅野議員から項目として2点御質問いただいております。順次、御答弁申し上げます。  まず、第1点目でございますけれども、公有財産の位置づけでございますが、公有財産とは地方自治法におきまして、地方公共団体の所有に属する財産と位置づけられております。  その区分といたしましては、地方公共団体が公務のために使用し、また直接住民の共同利用に供することを目的とする行政財産とそれ以外の普通財産とに分かれます。  なお、これらの公有財産の管理につきましては、総括的に管財課が行い、各所管にかかわる財産はそれぞれの所管で管理を行っておるところでございます。  続きまして、2点目の旧宮田町の国鉄用地の計画はどうなっておるかということでございますが、当該用地につきましては、社会資本整備総合交付金を活用いたしまして、旧宮田駅を含む宮田・三抗線の交差点改良を伴う道路整備について、本年度から令和3年度までの計画で実施をするとともに、ロータリー周辺を含めた整備につきましても計画を進めてまいりたいと考えております。  3点目の公衆トイレの位置づけでございますけれども、公衆トイレとは使用者を特定せずに広く一般に開放している供用の施設でございまして、主に公園等、不特定多数の人が利用する場所に、公共機関や民間が設置、管理するトイレと位置づけられております。  なお、旧JR宮田駅跡地の公衆トイレの位置づけにつきましては、このトイレは平成元年12月のJR宮田線の廃止に伴う代替輸送として、バス運行に転換された際の対策事業として設置をされたものでございます。  4点目につきましては、所管であります教育委員会のほうで御答弁していただきます。  続きまして5点目でございますが、職員は条例規則を守っているかということでございますが、職員は地方公務員法第32条によって職務の遂行に当たり、法令条例規則及び規定に従うことが義務づけられておりまして、日常における所属長の指揮監督により、法令順守の徹底に努めておるところでございます。  6点目の施工管理、検査体制の強化の進捗状況でございますが、施工管理につきましてはそれぞれの工事、発注、所管課において行っておりましたが、施工管理体制の強化を図るため、平成28年10月からは民間工事において豊富な知識及び経験を有する人材を施工管理委員として管財課に配置をし、専門的な見地から指導監督を行うとともに工事現場の安全点検パトロールを行うなど、施工管理体制の強化に努めてきたところでございます。  また検査体制につきましては、工事発注所管課及び工事検査員により福岡県の工事成績評定を準用して行っており、工事検査における留意点等の情報を共有するなど、より的確な検査が行えるよう努めておるところでございます。  続きまして、空家対策特別措置法についてでございますけれども、本市の空き家等対策につきましては、平成27年5月の空き家等対策の推進に関する特別措置法の施行後、平成28年度に宮若市空家等対策計画を策定をいたしまして、空き家化の予防、適切な管理の促進に関する啓発活動を行い、さらには空き家情報バンクへの情報の登録を広く推進するなど、空き家の利活用も含めた対策に取り組んでいるところでございます。  また平成30年9月より、国の補助制度を活用した老朽危険空き家等に対する解体除去補助金制度を創設し、平成30年度におきましては4件の補助を行い、本年度につきましても、8月末現在で4件の申請を受理をいたしておるところでございます。  空き家につきましては、私的な財産であり、所有者等が自らの責任で適正な管理を行うことが前提でございまして、このことを基本として、引き続き、空き家対策に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 教育長。 ◯教育長(中村 直史君)〔登壇〕 私のほうから、1の(4)の御質問、消防署前の土地の管理はどうなっているのかについて御答弁を申し上げます。  消防署前の土地につきましては、宮若市公共用駐車場として社会教育課で管理しており、駐車状況の確認を定期的に行っております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 再質問をお受けいたします。16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 1点目の再質問をさせていただきます。  これ位置づけはどうなっているのかと書いておりますけれども、位置づけはわかったんですけど、これ公有財産の管理はきちっと各所管でできとるということで間違いないですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 副市長。 ◯副市長(向井 敏博君)〔登壇〕 公有財産の管理につきましては、その管理の要領というのは公有財産の管理規則を制定をいたしております。そして、それらの事務処理を行うに当たっては、事務決済規定等を勘案しながら公有財産の管理規則にのっとって事務処理を行うことが定めておりますが、御質問でございますが、十分にできておるかという点につきましては、6月議会でも御答弁申し上げましたが、若干、無理なところがございますので、今後の課題として管理規則の内容自体がそれでいいのか、それから具体的に規則運用する職員の運用のあり方については、もう少し具体的な基準をつくって指示しておかなきゃならないか等々、反省事項がございますので、ただ今整理をいたしております。不十分な点は、今後は反省し整備を行ってまいります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 副市長の答弁は、はなはだ無責任すぎやしないですか。行政として、これできていない。どうするんですか、ぼくたちもそんな答弁がでてくるとか夢にも思いませんでした。市民の財産の管理運営ができていない。そんなことで行政が務まるんですか。だから、私が最初に聞いておる。できていなかったら後の質問されませんよ。そんなことでいいですよと私、言えますか。市長、どう思われますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。私どもは法律、条令、規則、規定、その他にのっとって、適正に業務を執行しなければいけない、これが市民の負託に応える原理、原則であります。  しかしながら、先ほど副市長答弁いたしましたように、その中で不十分なことがどうも見受けられておるようでございます。これはあってはならないことでありますけれども、しっかりとこの職員の管理監督を徹底していきたいというふうに思っています。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 宮田と若宮が合併しまして10年、旧宮田町は香井田村とかいろいろのあって、この現在ある行政の位置づけはもう何年になるんですか。明治から始まって何年たつんですか。それを、きのうきょうできたような話されても困るんですけどね。きのうきょうできとったって言ったら、まだそこまで行き届いていないとか、何とかちゅう答弁にはなるとそりゃそうやろうと。行政はずっと継続してやってきとるわけですよ。百何十年、明治から。それがまだ一番肝心な市民の財産の管理運営ができなくて、企業誘致あそこ貸しますこうしますとかいうようなこと言えるんですか。押し問答になるような話じゃないんですよ。皆さん真剣に考えていただかないと。執行権ちゅうとは法律の範囲内で執行するんだ、我々はそれをチェックするためにおるんですからね。法令、条例、規則にのっとって執行していただければいいだけの話であって、規則を守らんやったらあんた話にならん、守っていないというところがあるとそう言われたって、ああそうでございますかといって議会の議員としてはちょっと言えんから非常に困りますよ。ちょっと真剣な行政運営やっていただかな話にならないですよ。  それじゃあちょっと、もうこれ後に関係してきますけど、2点目の私、ここロータリーほかと書いていますからね。国鉄用地はあと残りはどうするんですか。今、使うところロータリーこうつくります。あとの残りはどうするんですか。もう何年になるんですか。宮田線が廃止になって、ふん詰まりのような状態になってしまっていますよ。どうするんですか。まちづくりはよそのところの話じゃないでしょう。市の中心部を道路にするんですか、あそこ。道路にするんならするでいいんですよ。誰が答弁するとですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 副市長。 ◯副市長(向井 敏博君) 副市長です。旧JRの線路跡地の問題ですが、旧宮田駅の周辺から一部、線路跡地が残っております。  JRは道路に使用するんであれば無償で提供しましょうということでございますが、それまでの間は、一応、今、JRが管理していて、私のほうで必要に応じて使っておるわけですけども、特に本白から駅に行くほうについては、一時遊歩道の整備の話があっておりましたが、現状ではその話もまだ休止状態に終わっております。  ただ今、先ほど答弁いたしましたように、宮田・三抗線の道路用としては使うと、その他の分は一部奥のほうは駐車場用地として使っております。現状は、今後どうするかというのはまだ遊歩道をつくる計画等もございますので、今後の課題として残っておるところでございますが、現状ではただ今、駐車場用地、それから3号線用地として使っておりまして本白からのところにつきましては、まだどのようにするかは決定はいたしておりませんが、今後の課題です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 財源がよく入ればいいということであればの話ですけど、ただでもらえるからちゅうて、ここちょっと税務課に聞きますけど、これ固定資産税はどうなっておるんですかね。もらえるんですか、もらえないんですかね。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 税務課長。 ◯税務収納課長(菊池 賢豪君) 税務課長です。今、議員御指摘の土地につきましては、市の実質的な所有ということで非課税の扱いになっていると思います。  以上です。(「課税じゃなくて」と呼ぶ者あり) ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) この間もなんか、やっぱり少しでも財源が入ってくればいいからと。計画もなにも、ただ宮若の真ん中の大事な土地。道路になるたってもう今更道路にしようがないような状態を、今度は遊歩道の計画を立てています。それこそ定住化政策で前に家が建つ前に、何で払い下げてもらってお金を払ってでもあそこを住宅地にしようとかいうような計画ができなかったんですか。そうすると若宮西小学校の跡地も1年間で40万円、2,000坪、貸し賃でよ、そんだけ入ってきますとか、いうようなことじゃなくても、こっちで固定資産税組みますよ、定住化にもなりますよ。今のままで遊歩道にする計画ですというような話で、ああそうですかちゅうわけにはいきませんよ。早急に考えてくださいよ。もう何年たちますか。国鉄用地についてはもう先輩の先輩のまだ上の先輩議員がいろいろ道路のこと言われたときぐらいから年数がたっておるんですよ。早急に考えてくださいよ。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 副市長。 ◯副市長(向井 敏博君) 先ほど言いましたように、遊歩道という話をしましたが、住宅用地とするとなれば有償で買わざるを得ません。ですから、(「買って払い下げてやればいいだけ」と呼ぶ者あり)適地になるかどうかも含めて検討が必要でございますので、今後の課題として検討させてください。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) そんなところがまちづくりの中の、まちづくりの課が考えることじゃないですか。宮若の町の中心市街地ちゅうて位置づけておるんですよ。国鉄用地いうのはもうあそこは道路できないような状態で何十年もほったらかしておってどうもないと。そして、今度はロータリーとか。ロータリーつくられることにつきましては、いいことですから早めにつくってください。それも3年計画。聞いて呆れます。  じゃあ次に、公衆トイレのことに入らせてもらいます。  これ、公衆トイレは行政財産ですか、普通財産ですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 管財課長。 ◯管財課長(野田 哲也君) 管財課長です。公衆トイレにつきましては、広く住民の共同利用ということで公共的な財産ですので、公共用財産でございますので行政財産というふうになります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) これ、どこの所管が管理しておったんですかね。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。旧JR宮田駅跡地の公衆トイレについては、産業観光課で管理をいたしております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) これ、トイレは昔は汽車の横に同じ位置に木のトイレがあったんですね。またちょっと高くなっていたけどね、木のトイレが。それが今の、この間トイレにかわったんでしょうけど。  何年にかわって、それまで、今日までかかった維持管理費、どれぐらいかかっておるかちょっと教えてください。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 産業観光課長。
    ◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。JR旧宮田駅前のトイレについては、鉄道廃止直後は駅舎が残っていたということで、その中にはトイレを利用していたということで、今の建物については平成4年ごろに整備が行われたということでございます。  それから、これまでの維持管理費につきましては、設置以降の維持管理費については把握はいたしておりませんが、ここ3年間の維持管理費については資料を今日持って来ております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。トイレの設置以降の維持管理費については、把握はいたしておりませんが、今、手元にある資料では、平成28年から3年間の維持管理費の費用については手元にありますので、お答えしたいと思います。  まず平成28年度については、電気使用量、水道使用量、し尿処理手数料、清掃委託料、それから花壇等の周辺の除草で合計で31万1,407円、それから平成29年度につきましては31万2,109円、そして平成30年度につきましては31万4,610円となっております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) これトイレ、行政財産ですね。これ普通財産に……簡単に聞きますけど落としてあるんですかね。何月何日、普通財産に落としたのか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。普通財産の処理につきましては、今回の用途廃止を、今、いつ行ったかということになると思いますけども、8月7日に起案をいたしまして、用途廃止の処理を行っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 誰が行ったんですか。行政財産だと普通財産に落とさないかんでしょう。そんな勝手に誰が行ったんですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。用途廃止の処理につきましては、維持管理を産業観光課のほうで行っておりましたので、産業観光課のほうで起案をいたしております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 私は、普通財産に落としたのか落としていないのかということを聞いておるんです。用途廃止をいう、それを産業観光課でしたと誰がしたかちゅうたけえ産業観光課ちゅうん。普通財産に落とさないかんのでしょう。行政財産を勝手に普通財産に落としたり、あなたの所管でできるんですか。管財課長にできるんですか、ちょっと聞きます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 副市長。 ◯副市長(向井 敏博君) 副市長。先ほど、答弁申し上げましたが、行政財産のほうは、今、言いますように特定の目的で使用いたしておりました所管は、産業観光課でこの公衆便所は会議をいたしておりましたが、用途廃止をするということはもう使う必要がなくなったということで、行政財産から廃止をするわけで、それを管財に廃止をしたとして引き継いだのが普通財産になります。  ただ、これは一連の工事の流れの中で用途廃止をして解体撤去いたしております。そこら辺の手順は、産業観光課と道路行政をいたしました土木建設のほうで手順をいたしております。  引継ぎの手続的に普通財産にして、なおかつそれから解体をしなければならなかったんじゃないかということですが、手順的にいえばもう必要がなくなって道路工事で解体をするから、今回撤去をいたしています。ですから、建物としてはもう存在はいたしておりません。ですから、管財にそこを引き継ぐ話にはなっていないんです。  だから、それは具体的な事務処理の手順でございますので、そこがもう少し決裁業務を含めて、きちっとすべきであったという点は、先ほどから、今後の課題と反省して整理をしていきますが、現状を覆すということは道路業者の中でやっておりますので、そのときに産業観光課と土木建設が協議を行って整備をしたということでございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 産業観光課と土木課とで協議して、行政財産、公衆トイレ要らないとう判断したんですか。そんな権限があるんですか。  ちょっとお尋ねしますけどね、市民が行政財産の窓ガラスを故意なら故意で割ったと、仮に仮定します。そんな事件もあってますからね。行政財産の位置づけのものを市民の人が故意に割ったと、そういう事例もあってますよ、警察が来るような事件も。弁償させますね。所管が勝手にまだ公衆トイレとして、みんな要らないと聞いたんですか、使わないと聞いたんですか。そんなの、どういう調査したんですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。要らないというよりも、今回は交差点改良工事の区域内にトイレがあります。工事について支障が出ますので、今回は解体を先行して行ったところでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 市長、副市長どちらでもいいですけど……。まあ、白土課長でもいいですけど。職員の教育はどげなっとっとですか、さっきから言いよるように。私にはわからん。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 副市長。 ◯副市長(向井 敏博君) 先ほどから荒牧課長、答えていますが、道路改良にかかったところに公衆トイレがございまして、それを廃止するときは近隣の方には話をしておるようですが、後事になりましたけどそれに当たって、その後どうするかという位置づけを協議をしておりません。私も含めまして、確認の協議を行いましたが、バス停を児童遊園のほうに動かすので、バスに乗ってきた人が若干使う可能性があるので、その代替措置としては児童遊園の便所を使っていただきたいという形に整理をさせていただいております。近隣の方は自分の家に便所がございますので、公衆便所使うのは近隣に住まわれている方じゃない方でございますので、バスに乗って来た方等でございますので、児童遊園のトイレを使わせていただくようにしておりますが、次の便所は下水道が敷設されまして、公園的に道路改良で整備をするときに便所を新たにし、建て直そうということで、現状では解体した状況になっております。  手順的には十分、手前から詰めていく話ができておりませんでしたが、後で整備をしたようなこともございますが、これも含めまして、今後の課題でございます。反省してまいります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) ちょっとお尋ねしますけどね、公有財産管理規則第3条では合議することになっておるじゃありませんですか。そういう場合は。それを、今、商工と土木課で決めたという、またこれもあんた規則違反じゃない。3条では合議しなければならないになっておりゃせんですか。もうね……。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 管財課長。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 公有財産管理規則でなっておるでしょ。 ◯管財課長(野田 哲也君) 管財課長です。  議員言われています宮若市の公有財産管理規則第3条におきまして、行政財産については各所管の課長が管理を行うこととなっておりますけれども、総括管理が管財課が行っておりますので、財産の用途廃止、又は処分、又は貸付等につきましては、管財課長への合議というふうに規定いたしております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 5項めは。3条の5項。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 管財課長。 ◯管財課長(野田 哲也君) 管財課長です。3条第3項の第5号になるかと思いますけれども、財産を売り払い譲与し、取り壊し、又は撤去しようとするとき、としておりますので、この場合は管財課長合議というふうに規定いたしております。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) それを商工振興と土木課で決めた。どういうことですか、だいたい、わからん。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 副市長。 ◯副市長(向井 敏博君) 茅野議員、何回も申しわけないけど、すいませんとお詫びを不備があったとか言って済む話じゃないということでしょうが、そういう手順も含めて後で話を確認したということで私も答弁いたしました。手順をきちっと踏んでいなかったいうのは事実でございます。今後はきちっと踏んでいきますので、御理解お願いします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 全然理解できません。それで聞きますけど、もう崩してしまったならしょうがない、地元の人には相談したと、教育委員会には何か相談か何かありましたか。学童が通って、あそこは相当学童も使いますが。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 教育総務課長。 ◯教育総務課長(尾藤 康弘君) 教育総務課長です。その辺のトイレにつきましては、壊すという分の報告等はあっております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 壊してしもうたもんを、今言うても、せやけどこれは教育総務課で大変な問題になりますよ。合議せにゃいかん法律破って、行政財産を勝手に崩した。自分のお金で崩したんですか。こらえてくださいとか、わかりませんとかいう話じゃないと思いますよ。崩したなら崩したと、崩したまではちょっと私が置いておきましょう。  その後、ここにあった公衆トイレにつきましては、どこどこに移転しておりますので、どこどこを使ってくださいとかいうような表札かけてありますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(荒牧 裕次君) 産業観光課長です。トイレの撤去については、張り紙をしておりましたけれども、新しい移設地でバス停の仮移設の場所でのトイレの利用については、周知はいたしておりません。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 何にもできていないじゃない。新しいバス停には、今度はここのトイレを使ってくださいと矢印かなんか方向ちゃんとつけてありますか。バス停にはこんな新しいバス停がかわっておるところのトイレを、今度は児童公園なら児童公園のトイレに使ってくださいということはかけてありますか。かけておりませんじゃ済む話じゃありませんよ、あなた。課長の職務ちゃ何なんですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 茅野議員。相対的に、今、質疑されよることに対して、もう執行部のほうが、こういう言い方したら大変申しわけないが、全面的に申しわけなかったというふうなことで言いよるわけですよ。そこら辺で、どこか御了承いただければと思うわけでございますが。ここで暫時休憩します。                  午後2時58分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後2時59分再開 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 今、産建の委員長も、議長も言ってありますので、産建の中でもう1回やり直させてくれという話でございます。そやけど、これは中途半端なと言われとるので、私はお聞きしますけども、そんなふしだらなことで、産建のほうでは話にはならんと思いますので、その職員の処分なり何なり、規則を守らなかったということまではきちっと追及していただきたいと思います。それじゃあ、産建の委員長、じゃあつくってあるので、産建さんのほうでこの問題についてはお願いしときます。  第一ね、もう1回だけ言っておきますよ。崩してもその後の処理が悪いでしょう。トイレは向こうにあるバス停も、このバス停の今度は新しいバス停に行ったら、今度はここのトイレでこうしてくださいって言うのが普通の行政職員の考えですたい。大体、課長の職務権限、課長の職責、課長の位置づけという仕事をわかってあるんですか。  次に移らせてもらいます。  消防署の前の土地の管理。消防署だけじゃないんですけどね、結局、教育委員会の関係等はきちっと管理運営されていますかね。それでないと、私、このこと何回も何回も言いよったら、同じような質問するなと議運で言われるんですよ。困るんですよ私は。こんな質問、毎回毎回同じことのようなことをさせんでいいようにきちっとしてくださいよ。それが職責でしょう、あなた方の。私が議運の中で指摘されないかんことですか。こんなこと言われないかんのですか。教育委員会の関係のとこのこっちの管財の関係のほうは、ちょっとずいぶんよくなりましたけど、教育委員会関係のあれまだ写真またいっぱい撮っていますよ、私、持っていますよ。持っていますけれども、それはいいですけど管理できていますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) すいません、ちょっと待って。先ほど茅野議員はずっと詰めていらっしゃるもんで、先ほど、暫時休憩する前の関係の3点目の公衆トイレの件は産業建設委員会にお願いするということで、終わっていいわけですね。(「はい」と呼ぶ者あり)委員長さんそれでいいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)よろしくお願いしときます。続けてください。社会教育課長。 ◯社会教育課長(松尾 竜彦君) 社会教育課長であります。  御質問の中にあります消防署前の土地、公共用駐車場でございますが、この部分におきましては、職員の通勤車両等についてはとめていないというふうに判断しております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 私、あなたに朝1回見て、私もきのうの夜も消防署の前に行きました。8時ごろ、3台ぐらいとまっとったですな。昼は10台近くとまっとったんじゃないですかね。朝も二、三台、近所の人がとめてある。教育委員会の横もそう、そやき私、朝7時とあれ見とってくださいと私、言っとったはず。何回見られましたですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 社会教育課長。 ◯社会教育課長(松尾 竜彦君) 社会教育課長であります。  議員おっしゃられますように、7時から現場のほうに、赴いた回数は2回でございます。そのときには、確かに数台車がとまっていたというふうに確認いたしております。  消防署前の公共用駐車場につきましては、とまっておる車両につきましては、ちょっといわゆる職員の駐車場ではございませんが、職員の車両ではございませんが、ちょっととまっている期間が長すぎるということで、早急に移動をするような指導の張り紙等を、今、張っておるところでございます。  教育委員会の前におきましても、1台ちょっと長きにわたってとまっているような車両が確認できましたので、その分につきましても早急に移動するようにという警告の張り紙は行っております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 別に私は、みんな開放施設、誰がとめられてもいいんですよ。ただ、規則でそこへしてあるから私が聞きよるだけの話であってね。そうでしょう、こっちが職員の駐車場とめなさいと。だからそれはもうそんなら駐車場は関係ないから、みんなどこでもとめてもいいですよなら、とめていいですよ、でいいんですよ。どうなんですか、どこでもとめていいんですか。まず最初、それ聞きましょうかそんなら。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 社会教育課長。 ◯社会教育課長(松尾 竜彦君) 社会教育課長であります。職員の通勤車両におきましては、きちんととめる位置が指定されております。したがいまして、そういったもし所定以外のところにとめてある車両等があれば、当然、指定の場所に移動するように注意なりをしていくという必要がございますが、今のところそういった指定場所への注意も徹底を図っておりますので、職員はとめていないというふうに私は信じております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) これはもう管財課も同じことですからね。職員の範囲ちゅうていったら、雇用職員から臨時職員から全部で契約職員から全部入りますよ、わかっておられますね。それを管理していただかんと困る。  そしたら、今度は白土課長にちょっとお尋ねしますけど、こうつけんでもいいとですか、職員の。職場で名前つけんでもいいと。そこへつけるというところで決めてあるわけでしょ。決めてあるわけでしょう。  副市長に聞きますけど、それをそんなことまで指摘しなければならないと、それでも守らないという職員の勤務心得、勤務体制について、あなたどう思われますか。そういうこときちっと指導してあるんですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 副市長。 ◯副市長(向井 敏博君) 職員の名札の着用につきましては、服務規程で定めてありますが、さきの議会等々から茅野議員から御指摘があっております。  基本的にはわざとつけないということではないんですが、例えば上着をかえたときにつけ忘れたりとかしておるようです。たまたま私の部屋で会議をするときも、若干、いつもはつけているんだけど、そのときは忘れたというようなこともございます。常時つけるようには注意はいたしておりますが、まだ全てにきちっと徹底はいっていない部分もございますので、改めて徹底をしたいと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) すいません。茅野議員、私のほうからいいですかね。一言ね。今、茅野議員が言われる関係の起因は、前々から再々言われていることで、市長答弁にもありましたことですね、所属長の指揮監督のもとで法令遵守を徹底するというようなことを先ほど述べられたわけですけど、ここに課長がみんなおらっしゃるけど、お宅の部下がこれをやりよるということで、茅野議員が質問しよるわけですよ。あなたたち、何を聞きよんかなと私も聞きたいわけですよ。私も同じ質問を何回も受けたくもないし。部下の徹底はしっかりしてほしいということで、一般質問終了後に部下にちゃんと通達していただくこと、二度とないようによろしくお願いします。どうぞ。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 議長が助け舟出されましたからね。今度は教育長に学校のことまで子供のことたちの自転車の乗り方、それ何回も注意しても聞かん生徒についてはどうするかまで聞こうかと思いましたけど、議長は間とって言われましたので、きちっとしてくださいよ。白土課長。副市長、きちんとしてもらわんと困りますよ。  次に入ります。施工管理体制、28年、書いてある。現状と課題について。平成28年に決まっておるんですよ。平成28年に。これあなたたちがこうしますというて持って行かれています。何でこう……管理体制ができていなかったから学校のクーラー事件があったんじゃないですか。入札のときのそういうのもきちっとできんとは、失格なのに有効とか言うたりせんないかん。そして、重大なミスがあっておるのに何もない、平然としとる。職責と職務という位置づけがあるでしょ。それは人事のほうの白土課長、副市長、ちゃんと職員を指導していただかんと困りますよ。行政ですから、何か言ったら執行権と執行権と言わっしゃるばって。権利と義務はイコールです。権利を主張したいなら、少なくとも初歩的な義務だけは果たしてくださいよ。非常に恥ずかしいと思わんやったら、話おかしいと思いますよ。議長さん、さっきよりも時間かかるから言ってあるんだろうと思います。  次、もう一番最初からできていないということも認めておられましたので、今後、そんなことのないように、また同じような質問を私がしなくていいように、きちっと守ってくださいよ。それじゃないと私が議運で皆さんから怒られるんですよ。毎回毎回、同じようなことを質問して何事かちゅう。私が言われないないかん話ですか、あなた方が言われないかん話なんですよ。きちっと守りよったらそんなことは何も言わない。それかちゅうて、もうみんなほかの人はいろいろ違う質問を、いろいろ同じことを、人間が違うだけで同じ質問ばかりされよるんですよ。きちっと守ってもらえればすむんです。言っときますよ。  空家特措法について、ちょっとお尋ねします。
     これ大体、建設課のほうに移行して特措法ができてから、何とか順調に前向きに歩き出したことありますけれども、たくさんまだある中でちょっと2点だけ聞きたいんですけど、我田引水のようなお話になるかもわかりませんけど、太蔵西区と太蔵中区の進捗状況だけ聞きます。  これ、太蔵西区の場合は、ここにおられる和田議員がもう7年ぐらい前、7年か8年ぐらい前だと思いますよ。危ないからというところで県に骨折っていただいて、県の応急処置までしていただいて、そしてまだそれがきちっとなっていないと。それで、今のそのあそこ進捗状況と中区の進捗状況だけちょっと教えていただけますでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(宗岡 雅人君) 建築都市課長です。太蔵中区、(「西区」と呼ぶ者あり)太蔵西区にある特定空家の件でございますけど、所有者の方は既にお亡くなりになられてその相続人の方が4名おられまして、先月ですけど、既に全員が相続放棄の申請を裁判所のほうにされまして、その手続をされた後、もう裁判所に受理をされております。  よって、今は宙に浮いた建物と申しますか、いわゆるその当該建物の所有者が特定できない、各地できないというんですけど、そういう状況でございます。  状況としては以上です。(「中区」と呼ぶ者あり)  太蔵中区の案件ではございますけど、中区の案件につきましては、ことしの6月に近隣の方から苦情、相談を受けまして、それから所有者の調査をさせていただきました。  そして、この件につきましても所有者の方お亡くなりになっておりますので、それから相続人の調査をさせていただきまして、市外のほうにおられますがまず手紙のほうで郵送させていただきまして、その返信がございましたので、その後につきましては電話でやりとりをしております。そして、やりとりを繰り返す中で、先月だったと思いますけど、解体の意思があるということで、その解体撤去補助金を活用した補助申請書の提出がされております。中身のほう精査いたしまして、全てが適切であったために同月に補助金の交付決定を通知いたしております。現在はその準備を進めておられるということであろうというふうに思っております。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 大体、進捗状況を聞きました。太蔵西区の場合につきましては、7年ぐらいになりますですかね、和田議員が大変骨折っていただいて、県までお金を出していただくような手続とって、それがまた危ないような状態になっとるのを、今やっと法的な措置で前に進んでおるということの話でございませんで、そのときはもう本当、和田議員に大変御迷惑をかけて、ありがたく感謝しております。  それで、空家特措法の空き家等の「等」の範囲はどうなるんですかね、空き地も入るんですかね。旧宮田町の私たちまちづくりのほうが説明したとき、空き地のことも最後に書いてあったから、これ法律的におかしなところがあるしね、そんなでたらめなこと書いとったら皆さん錯覚されますのでね、そこのとこの説明だけ、「等」だから空き地も入るのかどうか。その「等」の中に。それちょっとお尋ねしときます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(宗岡 雅人君) 建築都市課長です。空き家等の「等」と申しますのは、建築物それとそれに付属する工作物であって、居住されていないことが常態化された状況を空き家等と言います。  1つの戸建ての住宅で申しますと、住んである住家がございます。前に庭がございます。そしてその庭には庭木がございまして、敷地を例えばブロック、擁壁等、工作物で囲んでおります。こういった庭木、住んでいる建築物とあわせてこの庭木、あるいはその工作物、こういうのも含んだところで空き家等という表現がされております。  空家対策特別措置法の中では、この空き地というのは対象外でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 確か、まちづくりが説明文に書いてあった中に空き地のことも書いておったと思うけね。それがまちづくりが本当にそんなことわからんで、「等」ということもわからんでそんなこと書いて、これ知らん人が見たら空き地に向いとうやなかろうかち思いますよ。そこのところは、何かであれも公文書ですからね。皆さん錯覚されないように特措法についての「等」の範囲は空き地は入らんということで理解してよろしいですね。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(宗岡 雅人君) 建築都市課長です。法律上でいえば、確かに入りません。しかし、これは茅野議員が言われます宮若市の空家等対策計画、確かに空き家のこともうたわれています。これは住民サービスという観点から、この特措法に抵触をしない範囲において、所有者と調査して問題を解消するといったようなことです。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 人間ちゅうたらみんな自分にいいように解釈していくからね。そこのところも解釈の誤解があったらいかんから、今、聞いたわけ。  空き家のことにつきましては、年数がたったらたつだけどんどん余計家が出て、特定空家が出てくると思いますので、大変だろうと思いますけど危険家屋、特定空家で危ないとかいうようなところは、1日も早く進めていただくよう、進めていただかんと困りますので、これにて私の一般質問を終わらせていただきます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) これにて、茅野議員の質問を終了いたします。       ────────────・────・──────────── ◯議長(遠藤 嘉昭君) ここで、お諮りいたします。冒頭で申し上げましたように、本日の一般質問は16番、茅野議員の質問で終了したいと思いますが、これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 御異議なしと認めます。  それでは、これにて本日の会議は終了し、残る質問については、あす13日にお受けすることにいたします。  本日は、これにて散会いたします。                  午後3時09分散会       ────────────────────────────── ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃  会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。     ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃    令和元年 9月12日                           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                 宮若市議会議長  遠藤 嘉昭          ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                 会議録署名議員  山元 秀一          ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                 会議録署名議員  藤嶋 嘉子          ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ Copyright (c) MIYAWAKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....