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平成31年第1回定例会(第4日) 名簿 開催日:2019年03月19日
平成31年第1回定例会(第4日) 本文 開催日:2019年03月19日

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  1. 宮若市議会 2019-03-19
    平成31年第1回定例会(第4日) 本文 開催日:2019年03月19日


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    2019年03月19日:平成31年第1回定例会(第4日) 本文 ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット)                  午前10時00分開議 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 本日の出席議員は17名で定足数に達しております。これより平成31年第1回宮若市議会定例会を再開いたします。  それでは、会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配布したとおりであります。よって、この議事日程に従って、本日の会議を進めてまいります。       ────────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、4番、清水議員、5番、柴田議員を指名いたします。       ────────────・────・────────────   日程第2.一般質問 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 昨日は、2番、山元議員の質問で終了しておりましたので、本日は、9番、弓削田議員の質問からお受けいたします。9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君)〔登壇〕 皆さん、おはようございます。1番を務めます、弓削田でございます。  一般質問は、本当に1年半ぶりぐらいで、非常に久しぶりで緊張をしております。失敗するかもしれませんけども、よろしくお願いしたいと思います。  昨年7月に、県南の甘木地区で、非常な大変な豪雨が、災害が出ました。非常にもう、何ていうんでしょうか、短期間のうちにすごい雨が降って、もうみるみる川があふれて、私、よくあの道を通るんですけれども、いまだに復旧がままならんというところで、国道はあっという間に、やっぱり国、県の力でしょう、直ったんですけれども、やっぱり市道、主線とか幹線以外の道路は、なかなか復旧がままならんというふうな状況が見受けられます。家屋の復旧もまだ終わっていませんし、非常に悲惨な状況が続いておるなということ。また、JRの日田彦山線もいまだに通らない、めどがつかないという状況の中で、非常に悲惨であり、我々も、本当に何かできることがあればというふうなことを感じる次第、昨今でこざいますけれども、前線がもっと北上していたら、この宮若市の真上にいたらと考えると、どういうことになったのかなと思ったら、非常に恐ろしい限りでございます。  皆さんも、1回ぜひ想像してほしい、産業建設部、特に想像していただきたい。あれが、もう少し北に上がっていたら、どうなんだろうというふうに思うと、恐ろしい次第でございます。  市民の安全・安心を守っていく我々議員も、市の職員の方々に、災害は、私がいつも言うように、まさかではなく、もしもということを念頭に置いて業務執行していただきたいし、我々も、市民の安全を守っていく必要がある、義務があるというふうに思っております。  そういった観点から、通告に従いまして、一般質問させていただきます。  質問事項として、市民の安全・安心について、市の考え方を伺いたいと思います。  要旨として、過去に一般質問した追跡質問ということになりますけれども、急傾斜地崩壊危険区域の現状と、今後の整備について伺いたい。  2点目、橋梁の整備について伺いたい。
     3点目、堤防整備と、市内で水害が懸念される犬鳴川下流地区安全対策について伺いたいと思います。  以上、よろしくお願いします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の質問に対し、執行部より答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 皆さん、おはようございます。ただ今、弓削田議員から、3点にわたりまして御質問いただいております。順次、御答弁申し上げます。  まず、1点目の急傾斜地崩壊危険区域の現状と今後の整備についてでこざいますけれども、市内には、急傾斜地崩壊危険区域に指定されております箇所が25か所ありまして、そのうち21か所につきまして、急傾斜崩壊対策工事が完了しておりまして、残りの4か所につきましては、現在、福岡県及び本市により対策工事を実施しておるところでございます。  今後も、福岡県や地元と連携を図り、急傾斜地崩壊危険区域指定及び対策工事を進めてまいりたいと考えております。  2点目の橋梁の整備についででございますが、本市が管理を行っております橋梁のかけかえ及び補修につきましては、国の交付金により策定をいたしました宮若市橋梁長寿命化修繕計画に基づき、年次的に整備を行っておるところでございます。  3点目の堤防の整備と、市内で水害が懸念される犬鳴川下流区域安全対策についてでこざいますけれども、市内における河川につきましては、国土交通省や福岡県及び本市により管理、河川の除草、しゅんせつ、護岸などの整備を行っておるところでございます。  また、水害が懸念されております地区の河川や水路におきましては、しゅんせつや改修を行い、流下能力の向上に努め、特に犬鳴川下流地区におきましては、本年度に国土交通省と連携をとりながら、一部地域の排水施設整備を実施しておるところでございます。  今後とも、国土交通省など、関係機関と協議を行いながら、水害対策に努めるとともに、災害に強いまちを目指してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 再質問をお受けします。9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) 再質問いたします。  以前も、これ、聞いたんですけれども、市と県の急傾斜地崩壊危険区域指定基準について、以前と変わりがないのかお尋ねしたいと思います。  雨の降り方が、以前と全然、今、違うんです。ゲリラ豪雨、これも、もうピンスポットでばーっと降るわけですけれども、以前とこの基準というのは変わらないんですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(福田  治君) 土木建設課長です。  以前と指定の基準が変わらないのかという御質問でこざいますけれども、市が施工する基準におきましては、崖の高さが5メートル以上であること、斜面の勾配が30度以上であること、原則として被害想定区域内に、家屋などが5戸以上又は5戸未満であっても、官公署や学校、病院などの公共建物に被害が生ずる場合があれば、その都度、5戸未満でもそれはオーケーだと。  それとあと、県につきましては、高さや傾斜、勾配は変わりませんけれども、想定区域内に家屋が10戸以上、それと、先ほどの5戸未満という説明しましたけれども、これは、10戸未満でも、先ほど説明させていただきました官公署、学校、病院などがあれば、これが基準に乗るということでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) 産業建設部長にお尋ねしますけれども、私、聞いたように、この基準、これが、今の気候状況とか、天候とか、そういうふうな豪雨の降り方に対して基準が合致しておると思いますか。改善する必要は、ないのでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 産業建設部長◯産業建設部長(山中 敏範君) 産業建設部長でございます。  今、担当課長が御説明申し上げましたように、今の基準を、説明をさせていただいております。今の雨の降り方、議員も言われておりますように、かなり従前のデータ的には反するような雨が降っております。この辺の協議は、県、国とはさせていただきたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) 私の調べる限り、これから変更というのはないんです。ただ、実情に応じて、やっぱりそこは国、県の考え方から、市で管理する部分について、これで本当にいいのかというところは、やっぱり検討する必要性があると思います。残る皆さん、よろしくお願いしたいというふうに思います。  それでは質問を続けますけれども、これも、過去に一般質問し、その後に指定地域の数は、市長答弁では4か所増えています。21が25ということになっておりますけれども、これは、新たに指定されたんでしょうか。それとも、土砂災害警戒区域内からこの部分が移行されたのか、お尋ねします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(福田  治君) 土木建設課長です。  過去の質問の中では、平成26年の9月の定例会において御質問をされております。これにおきましては、土砂災害警戒区域内の急傾斜地は562か所、これは、変わりはありません。そのうちの急傾斜地に指定されたのが、過去は21か所で、今回、4か所増えて25か所になっておりますが、急傾斜地、新たに4か所が急傾斜地として指定されたということで、25か所になっております。これ、よろしいでしょうか。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) いいんですよ。その4か所増えたのが、土砂災害危険区域からこちらのほうに、いわゆる現状が壊れる、壊れているというか、崩壊状況がひどくなり過ぎてこっちに行ったのかどうかというのをちょっとお尋ねしたかったんですが、4か所増えた理由です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(福田  治君) 土木建設課長です。  562か所の中で、4か所を新たに区域に指定したということになってまいります。これが、地元からの御要望も、それを加味しながら、福岡県のほうに区域指定をしていただいたというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) ということは、562から558に減ったということでよろしいですね、そういうことですね。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(福田  治君) 562か所は変わってはおりません。そのうちで、区域指定を受けたということでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) 増えているということですよね、要は。  それでは、新たに指定されたところ、その4か所の理由というか、状況についてはどんなふうでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(福田  治君) 新たに指定された状況と理由ということでこざいますけれども、本市におきましては、指定された理由として、先ほども言いましたように、地元からの御要望がありまして、市と県の急傾斜地危険区域指定基準を満たした箇所につきまして、指定をしております。  ただ、その区域内の土地につきましては、市と県に無償譲渡をしていただくというのがありますので、これが可能となった区域について指定を行っているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) よくわかりました。  それでは、質問を続けます。もう一つ、当時の質問の中で、山腹崩壊について、当時の課長さんからの答弁ですけれども、山腹の崩壊と申すのは、山の中腹が崩壊したということで、一般的に土砂崩れと呼ばれるものであるということですね。その土砂災害には、山腹崩壊が起きる土石流、それから地すべり、それから急傾斜地の崩壊という3点が主なものであるというふうに言われております。  それぞれ対策工事があるわけですけれども、山腹崩壊につきましては、急傾斜地崩壊対策事業も、その山腹崩壊の防止のための一つの事業である。本市の対象は、1か所である。その1か所、地すべり危険箇所である龍泉寺はどうなったのか、本城ですね。新たな4か所は実施し、ここはいまだに手つかずだというふうに思いますが、その見解を伺います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(福田  治君) 土木建設課長です。  本城の龍泉寺付近でこざいますけれども、龍泉寺付近を急傾斜崩壊危険区域に指定をするのであれば、その条件が満たしているのか、現地のほうを再度確認させていただきまして、また、区域内の、先ほどから御説明させていただいております土地につきまして、土地の所有者から宮若市無償譲渡がされるというのであれば、事業としては、採択基準を満たせば可能かなと思います。  それとあと、地すべりについてでこざいますけれども、本市では、直方県土整備事務所にて、地すべり防止区域に指定されておりますのが、言われますように、本城の龍泉寺付近に1か所ございます。これ、箇所につきましては、直方県土整備事務所のほうで、用地測量であったり、また、地元説明であったり、それとあと、設計業務のほうを実施していただいておりますけれども、まだ工事の実施というところまでは至っておりませんので、再度、直方県土整備事務所のほうには、事業推進を行っていただけるようにお話をさせていただきたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) その当時の課長、次長と現場に行ったんです。あの付近が、ちょうど亀石のところは土砂災害危険区域になって、一部のあそこからは警戒区域というふうな線引きになって、そこは対象ではないと。現場に行ってもらって、山の状況を見たときに、これは危ないということで、早急に対応というふうなお話をもらったまんま、今に至っている。これ、経緯は御存じないというふうに思いますけれども、やはり市民の方々は不安に思っておられるんで、ぜひ、本会議終了後でも、現地のほうに赴かれて現場を見ていただきたい。非常に、山が立って危険な状況であることは間違いないんで、よろしくお願いしたいと思います。  残念ながら、私、相談をちょっと受けた経緯があるんですけれども、もうそこにはおられません。もう退去されて、怖くて住めないというふうに言われておられました。市内にもたくさんあると思いますんで、そういったところもあるということも、御理解いただきたいと思います。  質問を続けます。わずかに、いろいろ基準がある、県はちょっと大型な急傾斜、市内には市内の基準があってというふうにありますけれども、整備が早急に必要なところはないのかをお尋ねします。  先ほどの方は、対象地域に隣接しておりましたことは、今、お話したとおりでこざいますけれども、そのほかにそういった工事を急ぐ場所というのはありませんか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(福田  治君) 土木建設課長です。  弓削田議員が言われますように、わずかに基準が合わなくても、整備が必要な箇所はあるかとは思います。  ただし、全ての危険箇所を、この急傾斜地崩壊対策事業で整備するということは、大変困難であるかと思います。採択基準を満たす箇所から、順次整備のほうを行ってまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) 市長よく言われますように、あれもこれもじゃなくて、あれかこれか、全部ができるわけじゃないんで、わかります。ただ、小さな声をぜひ、しっかりキャッチしてもらって、そういった方々の市民の声に寄り添うような事業を進めていただきたいというふうに思います。  昨年、我々も改選ということで、いろいろ回らせていただきまして、いろんな相談を受けました。我々が聞いたから、それをやってねという話じゃなくて、やっぱり市内全域にそういったところがあるということは、十分御理解いただけているとは思いますけれども、なお一層、その辺を進めていただきたいというふうに思います。  それでは、続けます。それでは、全般にわたって、現在、進行中の工事についてお伺いします。どのぐらい工事が進んでいますでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(福田  治君) 土木建設課長です。  本市におけます急傾斜地崩壊対策事業の工事についてでこざいますけれども、まず、宮若市の施工分から先に説明させていただきます。宮若市におきましては、金生の宮日田地区と、ちょうど脇田の楠水閣道路を挟んだ対面になるんですけれども、そこの急傾斜地を、今現在、工事を実施しているところでございます。  また、福岡県におきましては、三ケ畑の五郎ヶ畑というか、前のJAの農協が、日吉にあったと思うんですけれども、あの付近の急傾斜地と、小竹と鶴田の行政境に面します箇所の急傾斜地を、今現在、施工している状況でございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) ありがとうございます。今、出ました箇所の中で、鶴田の尾勝、小竹、兵丹との境になりますけれども、ここは、今現在、小竹のほうがずっと工事が進んでいて、鶴田地区についてはまだ工事が手つかずの状況だというふうに認識しておりますけれども、こちらについての進捗状況はどうなっています。今、進んでいる状況ではないと思いますけれども。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(福田  治君) 土木建設課長です。  議員言われますように、今、小竹側から対策工事を実施しております。それで、鶴田地区につきましては、赤地のほうが大体めどがつきましたら、尾勝地区につきまして、一応県土整備のほうに確認をとりますと、平成32年度から実施を行っていきたいというふうには聞き及んでおります。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) ぜひ、工事が進むように、よろしくお願いいたします。  急傾斜につきましては、これで終わります。山を背負って住宅を建てられておられる、そういう方々、たくさんおられるというふうに思います。今現在、先祖代々からの土地と家を守っておられるがゆえに、そこを出られない。後を見ると、急傾斜だけがもうざっとあると。怖い思いされるのは、あると思います。ただ、そういう諸事情で、自費でそういったのり面の崩壊をとめるような工事というのは、相当の金額がかかるわけであって、その土地を無償譲渡して、国、県でやってもらおうというのがこの事業ですよね。そういったところはたくさんあるというふうに思いますので、ぜひ課長、御苦労おかけいたしますけれども、アンテナを張っていただきたい、市民の安全・安心を担保していただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。  それでは、橋梁について行きます。市民に欠かせない道路、まちには当然河川というものがあって、その川を渡るためには橋が必要であるというふうに思います。橋は、我々の生活に絶対必要なわけでございます。  昨今、ゲリラ豪雨等々で、激しい雨が降って、この前の犬鳴川、八木山川も非常に水位が上がったというふうな状況にありますけれども、こうなるとすごく危険にさらされるわけでございます。  橋が流されると、避難してくださいと避難勧告避難指示を出しても、避難できないというふうな状況、また、するにしても、かなりの遠回りになっちゃうというふうなことを考えると、橋の整備は絶対必要不可欠だというふうに思っております。  そういった観点から、橋のことについて質問させていただきますけれども、まず、県の管理の橋もあるでしょう。市もあるでしょうけれども、整備状況について、どのような計画で進めておられるのか、お尋ねします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(福田  治君) 土木建設課長です。  本市におけます橋梁の整備についてでこざいますけれども、かけかえと修繕により進めているところでございます。  このかけかえと修繕につきましては、社会資本整備交付金を活用して策定しました宮若市橋梁長寿命化修繕計画に基づきまして、橋梁の健全度や管理の状況などを踏まえ、効率的でかつ合理的な橋梁の長寿命化を図るために、緊急性の高い橋梁のほうから整備を進めているところでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) それでは、県の計画はありますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長
    ◯土木建設課長(福田  治君) 県の計画でこざいますけれども、福岡県にも、福岡県橋梁長寿命化計画というのがございまして、これは、たしか県庁のホームページにも公表されております。宮若市内におきましては、福岡県が管理を行います橋梁が131橋ございまして、平成30年度までに修繕工事が9橋、かけかえ工事が3橋を行うという計画が公表されております。  ただし、これは、福岡県の事業でございますので、その計画につきましての進捗は、福岡県のほうには一応確認はいたしておりますが、まだ進捗が鈍っているというのが事実でございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) 市内でそんなにあるということですが、ちょっと鈍っているというところですね、怖いですよね。市内で、今、実施中の工事、かけかえ終了も含めてどのくらい進んでいます、県の工事です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(福田  治君) 土木建設課長です。  県で、先ほど言いました修繕9橋、かけかえ3橋でこざいますけれども、修繕におきましては1橋、これが犬鳴大橋といいまして、ちょうど犬鳴ダム周辺のところにございます橋となってまいります。  それとあと、かけかえですけれども、かけかえが犬渕橋といいます。これが、かけかえが完了しております。この箇所につきましては、日吉のちょうど、前の採石場がございましたところの橋梁となってまいります。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) そのほか、ちょっと鈍っているという部分というふうに言われましたけれども、今、言われた2つというのは、割としっかりした橋ですよね。ほかにかけかえの予定があって、それが進んでいなくて、市民の生活に直結する影響のあるような危険な橋、状況のある橋はありませんか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(福田  治君) 土木建設課長です。  今の2橋以外でいいますと、一応、公表されている部分でのお話になるかと思うんですけれども、これ、何せ県での事業ですので、私がちょっと、今、言うのもどうかなとは思うんですが、かけかえの予定として公表されているのが、主な重要な橋としましては羅漢橋、それと、修繕では、これも福岡直方線になるんですが、芹田橋が修繕であったり、それとあと、飯塚福間線の五反田橋とか、こういうのが重要な路線上での橋のかけかえ、若しくは修繕でホームページによる公表になっているところでございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) 県の事業とは申せ、本市の主要幹線道路の橋梁ですから、よく把握をされて、そして、やっぱり工事が進むように御尽力賜りたいというふうに思います。  それでは、本市の部分についてお尋ねいたしますけれども、本市の管轄で老朽化している橋というのは、どう整備をされる予定でしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(福田  治君) 土木建設課長です。  本市が管理を行っております橋梁につきましてですけれども、まず、橋梁に発生しております劣化や損傷の状況に応じまして、その要因を調査して、その損傷に対して補修の要否、それをすべきかすべきでないかというのを、判定を行いまして、補修が必要であると判断された場合は、各部材の健全度や損傷発生要因などから、対策工事を選定しまして、工法を、その対策工法に基づきまして、補修設計及び工事のほうを行ってまいるようにしております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) 18年2月に、市制が敷かれて、僕が思うに、龍徳の下口橋、あれは、かけかえましたよね。それ以外にどこかかえたところってありますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(福田  治君) かけかえを行った橋ということでこざいますけれども、今現在、橋梁長寿命化計画の中でかけかえを行いましたのは、8橋ございます。  ただ、これは、短いスパンでの橋梁となってまいります。確かに議員言われますように、下口橋は、長大橋でございますし、かなりの金額をかけてかけかえた経緯がございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) この前の宮田橋、これも、同じようにひどい状況であると思いますけれども、計画はありますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(福田  治君) 土木建設課長です。  そこの宮田橋についてでこざいますけれども、この宮田橋は、1955年に建設された橋でございまして、約64年程度経過をいたしております。この宮田橋につきましては、橋梁の健全度から、修繕をすべきである、修繕をする、講ずることが望ましいと判断された橋梁でございます。この橋につきましては、平成32年度以降に、再度、近接目視などを行いながら、修繕工事を実施していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) 同じような答弁を26年にいただいて、変わっていないんですよね。課長、あの橋、渡られたことあります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(福田  治君) 土木建設課長です。  そこの橋を渡られたかというところでこざいますけれども、私は、通勤のときには、その付近を車で通過したり、若しくは病院とかに行くときに、あの橋を徒歩で渡っていることは渡っております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) あの欄干見ていると、ひどいでしょう。こんなすき間があいて、子供たちが落ちちゃうかもしれないような状況だというふうに思います。  余談ですけども、花火大会で、あそこに人がたくさん並んで見るわけです。警備員、うちの職員だろうと思いますけど、余りそこで立ちどまらないでくださいということを言われて、何ですかって言ったら、落ちるかもしれんみたいな話があったというぐらい、多分、市の職員、皆さん、そう思われとるんじゃないですか。そういう話もあったというふうに、私も聞きました。  大規模な改造が必要だというふうに、私、思うんですけれども、もうかけかえは、やっぱり周りの土地をかさ上げしたり、用地買収して、いろんなことをやらなければいけない。これは、もう大変だというふうに思います。であれば、大規模な修理が必要だというふうな状況だと思いますけど、どうでしょうか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(福田  治君) 土木建設課長です。  議員言われますように、大規模な修繕が必要になってくるかと思われます。宮若市橋梁長寿命化計画に基づきまして、国の補助金を活用して、修繕工事のほうを実施してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) ぜひ、よろしくお願いします。社会資本整備総合交付金、我々も、有志でまた東京に陳情に行っても構いませんので、ぜひ、やってください。非常に悪い状態だというふうに思います。よろしくお願いいたします。  最後です。堤防整備と、市内で水害が懸念される犬鳴川下流区域安全対策について伺いたいと思います。  犬鳴川の堤防整備状況というのを、全般的にわたって、どういうふうな状況になっているのか教えてください。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(福田  治君) 土木建設課長です。  犬鳴川の堤防整備の今の、現在の状況でこざいますけれども、管理者であります国土交通省のほうに確認を行いましたところ、近年、実施しましたのは、金生福丸地区の錦橋のかけかえと周辺の堤防の整備、それと、現在は、年次的ではけれども、原田地区の堤防の整備を行っているということでございます。  今後の予定としましては、引き続きまして、原田地区の堤防整備と、あとは、福丸地区の築堤の整備を計画されているというところでございます。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) この堤防に、何か穴を掘ったりとか、何かをつけるのに、非常に採択基準が厳しいところがある、整備基準というか、そういったところで、堤防の整備が必要だと思っていますけれども。  そこの、今の宮田橋の話なんですけれども、約10年ぐらい前に、堤防に穴があいていると、国交省の宮田の出張所の所長が、所長の名刺を持って、その対象の穴の前のお宅に行ったそうです。この前に穴があいとるので、工事をしたら出入りができんようになるが、いいですかというような話で来られたということで、大丈夫ですよというふうに答えたけれども、それっきりその所長さんが異動されたか何かでおられないということで、非常に不安ですというふうに言われていたんで、私も見にいったんですが、今、何か舗装は打ちかえてあるんですけども、この話、課長は御存じです。10年前やねえ……。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(福田  治君) 土木建設課長です。  この話につきましては、ちょっと私が記憶にしているものではございません。それで、宮田出張所のほうに確認をさせていただきました。その内容としましては、河川パトロールの折に、どうもその穴のほうを発見されて、その地権者の方とお話をしたというところでございます。  今の状況としましては、議員言われますように、舗装がかけられて、恐らく転圧とかは舗装をかけるときに行いますので、その補修のほうは終わっているのかなと思いますけれども、出張所のほうに、再度、確認のほうはさせていただきたいと思います。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) 要は、国交がそういうことをやっていて、うちが、あそこたしか高齢者の方が転倒してという話があって、舗装を打ちかえとるんですよね。それで、ついでにあそこの穴が埋まっちゃったという状況であって、抜本的な解決にはなってないんですよね。ぜひ、当時の状況とか、国交との綿密な打ち合わせをして、本当に大丈夫なのかという確認をよろしくお願いします。  それでは、下流域の対策でこざいますけれども、現在、上大隈・磯光地区は、国と連携をとりながら、排水施設を設置しているところでこざいますけれども、ポンプ車の停留場、それから釜場、それからポンプということで、いろいろつきましたけれども、30年の7月豪雨が、鶴田の尾勝も、冠水ばっちりしていますし、また、小竹の南良津地区でも同様の被害を受けております。両地区の一帯の冠水被害区域といたしまして、宮若市、小竹町及び国土交通省により、いろいろ考慮されている予定があるというふうに思います。  そこで、質問いたします。上大隈は、そういうふうにポンプ座がつきました。磯光は、釜場とポンプがつきましたけれども、鶴田は、当時、お話しましたけど、ポンプ車をとめる位置は国交の土地がありますけれども、県道をまたぐから、ホースが通れないよということは、前、質問したんです。対処しますと言われたけど、それっきり何もないんですけど、いかがお考えですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(福田  治君) 土木建設課長です。  鶴田のポンプ車が配置できるスペースで、県道を横断するために、どう考えられるかというところだと思いますけれども、これは、県道奈良津宮田線になってまいります。この道路を横断となりますと、河川堤防をまたぐような形になりますので、これは、県道でもありますし、河川の堤防でもございますので、福岡県や国のほうと、その課題について協議を行っていかなければならないというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) 同じような答弁されて、現在も変わらないんですよ。これ、避難道路やから、あっこにサニーホースとか通すわけにいけんし、掘れば堀ったで堤防やから、勝手に掘れない。上に上げるかというようなこと、さまざま方法はあるかと思いますけれども、もう現在、上大隈にポンプ車がとめれるようになって、上がります。磯光は、釜場があって、ポンプがあって上がります。多分こっちの、下のほうの鶴田は、そんなにないかとは思いますけど、やっぱり万が一のことを考えれば、この辺の対策というのは必要だというふうに、僕は思います。  もう答弁は結構ですので、ぜひ、これを実施できるようにかけ合ってください。26年から、何も進んでないんです。もう本当に、この前の、去年のあの豪雨で、本当に僕らはもう怖い思いをしたんで、よろしくお願いしたいと思います。  ここについては、この堤防全般にわたって、今、いろいろ問題点、私も出さしてもらいましたけれども、担当所管が思う今後の整備の進め方について、全般にわたってちょっとお気持ち、お考えを聞かせてください。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 土木建設課長◯土木建設課長(福田  治君) 土木建設課長です。  全般にわたってということでございますが、台風や梅雨前線豪雨などの局地的な集中豪雨、全国的にも水害被害というのが、かなり増加傾向にございます。  本市でも、確かに鶴田地区であったり、上大隈であったり、また金丸であったり、冠水被害というのが確認されております。  今後についてでこざいますけれども、第2次宮若市総合計画の施策目標でもありますように、自然災害の防止や減災に向けまして、河川、水路、森林などの環境整備を進めて、災害に強いまちをつくっていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 9番、弓削田議員◯議員(9番 弓削田 敬君) 私も、同感です。この宮若市、広い土地を有しております。そこにいろんな方が点在され、いろんな状況の中で生活をされておられます。一人一人の気持ちをしっかり、その気持ちに寄り添う気持ちで、急傾斜地、それから市民の安全・安心を守るための避難道路である橋梁、それから堤防決壊を起こさないような堤防の施策、市単独ではできない部分、よくわかっています。だから、市が、やっぱり国、県とかけ合いながら、宮若市の市民の安全・安心をしっかり守っていただくようにお願いいたしまして、一般質問を終わります。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) これにて、弓削田議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(遠藤 嘉昭君) ここで、10分間休憩します。                  午前10時44分休憩       ………………………………………………………………………………                  午前10時56分再開 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続きまして、茅野議員の質問を一括してお受けします。16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君)〔登壇〕 皆さん、おはようございます。16番、茅野でございます。今回、3点ほど一般質問させていただきます。  質問事項につきましては、空き家対策について伺う。要旨といたしまして、空き家対策の今後の取組と進捗状況についてお伺いいたします。  2点目が、定住化政策、定住人口について伺います。定住政策の今後の取り組みについてお伺いいたします。  3点目が、部制を課制に改めることについてお伺いいたします。部制を課制に改めることでの効果を、具体的に示していただきたい。  的確に行きますので、的確に質問に答えてください。別に、何も難しい問題でも何でもございませんので、3点目のとおり執行能力が十二分に発揮される答弁を期待しておりますので、よろしくお願い申し上げます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) ただ今の質問に対し、執行部より順次答弁を求めます。市長。
    ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただ今、茅野議員から、3点にわたりまして御質問いただいております。順次、御答弁申し上げます。  まず、空き家対策でございますけれども、本市の空き家対策につきましては、平成27年5月の空き家等対策の推進に関する特別措置法の施行後、平成28年度に同法に基づきまして、宮若市空家等対策計画を策定をいたしまして、空き家対策を進めておるところでございます。  現在の取組といたしましては、苦情や相談が寄せられた際は、随時対応を行うとともに、空き家化の予防、適切な管理の促進に関する啓発活動、さらには、空き家情報バンクへの情報の登録を広く推進するなど、空き家の利活用も含めて、空き家対策に取り組んでおるところでございます。  また、今年度より、国の補助制度を活用した解体撤去補助金制度を開始をいたしまして、老朽危険空き家等のさらなる対策を進めるとともに、同法で定めております特定空家に関しましては、4件の空き家を特定空家として認定しておりまして、今後は、同法に基づく措置手続に従って対策を進めていくことといたしておるところでございます。  2点目の定住化政策、定住人口についてでございますけれども、本市の定住促進につきましては、第1次及び第2次宮若市総合計画におきまして、重点プロジェクトとして、位置づけを行っておりまして、さまざまな施策を進めてまいりました。  具体的な取組といたしましては、定住促進の主要事業として、整備分譲を行った光陵団地は、当初5年間での販売を予定しておりましたが、1年余りで完売となりました。現在では、132世帯、469人の方が光陵団地に定住されているところでございます。  また、その他の施策といたしまして、現在、定住奨励金は677件、1,984人、家賃補助金では、479件、1,397人の方々が、これらの制度を利用いたしまして、本市に居住をしておることから、定住促進に一定の成果が得られておるものと考えております。  今後の取組といたしましては、現在、利活用の検討を進めております、若宮小学校跡地につきまして、新たな定住ゾーンとしての民間活力による整備を行うなど、今後も、定住移住人口の増加を図るため、積極的に取り組みを進めてまいります。  続きまして、部制を課制に改めることについてということでございますけれども、本議会に部制の廃止に係る関係条例を提案し、常任委員会におきまして、審議をいただきましたが、部制を課制に改めることについて、その効果といたしましては、現在、部長の専決事項としているものを基本的に課長の専決事項とすることで、従前よりも意思決定の迅速化につながり、より効率的な行政運営が図られるものと考えております。  また、職員全体に占める管理職の割合が抑制をされまして、よりスリムな組織体制が構築されることにより、機動的な組織運営が図られ、また、行財政改革の面からも一定の効果が、期待ができるものと考えております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 再質問をお受けします。16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 空き家対策につきまして、総合政策部長にお伺いいたしますけど、これ、特措法ができる前から、ここにおられる、名前出していいのか、悪いのか、わかりませんけれども、和田議員のほうから、ある家屋について、何度も何度も一般質問があったことを、私は記憶しております。  それで、今日まで、環境課のほうから総合政策のほうに移行して、どのような経過で今日の結論が出たのか、年数とあれを、何でこんなに時間がかかったのか。まず、最初に。それと、それまでにかかった費用について、ちょっとお伺いいたします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 総合政策部長。 ◯総合政策部長(吉田 順一君) 総合政策部長です。  空き家対策に関する、これまでの取組の経過という御質問だと思います。  まず、平成24年の9月に市議会より空き家に関係する意見書が提出されております。その後、空き家という所管というのが位置づけられてなかったということもあったんですけども、議会のほうからも、市としての条例制定に向けてという御意見がありましたので、市としても、空き家の適正化に関する条例、この条例制定に向けての検討を進めてきとったと思います。  そういった中で、平成25年の秋以降に、国のほうで、全国的に問題になっている、この空き家に対して、国のほうでの立法化が進められているということが報道されることになりまして、国のほうで法律が制定されるというのであれば、条例を制定するのではなく、国の立法化を待って、国の方針に従って、空き家対策の手続を進めていくということになりました。そういったことから、国のほうでは、平成26年の11月に空き家に対する特措法が公布をされ、27年の5月に完全施行という形で進んでいっております。  私の記憶では、平成26年に、環境のほうから私どもの総合政策のほうに所掌事務が変わったというように記憶しております。それ以降、国の法律が施行されまして、法律に従って、まず、宮若市内の空き家の実態調査を27年度に実施をいたしたところであります。  そして、法が施行されたことによって、まず、法に従って、まず、空き家対策の基本計画の策定というのが特措法の中で位置づけられておりましたので、28年に、この宮若市としての計画を策定をし、そして、29年の3月に市長報告という形で、計画書の報告をさせていただいたところであります。  その計画に従って、まず、空き家の把握をした、588件だったと思いますけども、そういった空き家の持ち主の方に意向調査を実施しまして、解体の意思があるのか、そういったことの意向調査を実施をしたところであります。  そういった年数を重ねてくる中で、危険家屋というのが市内に何点かありましたので、これにつきましては、空き家対策の協議会を立ち上げまして、本年の11月に、先ほど市長報告で申し上げましたような4件の特定空き家を認定をしたというところでございまして、これも、先ほど市長答弁ありましたように、この認定した特定空家については、これから法に従った手続を進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 何で、こんなことを聞きようかちゅうたら、先ほど市長は、部制を課制にして敏速に効果が上がるとかいうようなこと言われましたけれども、現実の実態として、何で、こんなに時間がかかったのかということを言っとるんですよ。わかられますか。近隣市町村はもうやっとる。特定空家、たった4件ですか。危険家屋。空き家バンクとか何とかちゅうことじゃない。市民が非常に危ない、市民の安心安全の生活ができるために、早く、そこのところを処理してくださいということを言っておられるのに、わけのわからんことで時間をどんどんどんどん費やし、お金をかけ、たった4件ですか、特定空家で、危険空き家が。ちょっとお伺いします。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。  本年度、法に基づきまして、特定空家を認定したのは4件でございます。このほか、市内には、実態調査を行いまして、588件の空き家がございましたが、その中で、特定空家となるような候補の空き家は、まだ、ございます。これは、また、判定に基づいて行えば、特定空家に認定されるだろうという候補空き家というのは多数あるということでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 本当に総合政策が、危険家屋で特定空家が4件。4件なんですか。今、課長が言っとる答弁でおかしいですよ。何を基準に4件決めたのか、聞きます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) 特定空家の基準といいますか、認定につきましては、現地の立入調査を行いまして、福岡県の空き家対策の連絡協議会が示しました特定空家の判定となる、判断の参考となる基準に基づきまして、うちの、宮若市の建築技師と担当職員で判定を行いまして、一定の基準を満たした空き家に対して、特定空家ということで、空き家対策の協議会に意見聴取を行いまして、特定空家の認定を行っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) それは、あなたの主観の話ですか。たった4件なんですか。危険家屋、特定空家。さっき、言わっしゃった答弁とかみ違いますよ。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) 特定空家の認定に当たりましては、自治会や近隣の住民の方から苦情があって、状況を目視調査等を行いまして、危険であると思われる空き家に対して、判定を行っております。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 討論がかみ合わんやったら、また、皆さんから、私、怒られますので言っていますけど、苦情やら何やらがあっとった特定空家に準ずる家屋は何件あるんですか、それじゃあ。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。  候補となる空き家と申しますと、市内の実態調査を行ったときに、4ランク、4段階で、不良度判定を行っております。その中で廃屋とされました空き家につきましては、約90件ほどございましたので、これが候補の空き家になるというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) そうでしょ。90件あったのを特定空家に今度4件認定したちゅう。言っとる意味がわからない、私には。それで、町の総合政策が務まりますか。だから、4件に選定した選定基準を言ってくださいちゅう言いよる。言ってくださいよ。誰が選定したのか、4件。あなたの主観でやったんですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。  先ほど答弁いたしましたように、判定に当たりましては、宮若市の建築技師と所管の担当職員が、福岡県が示しました特定空家の判断の参考となる基準に基づきまして、一定の点数をつけまして、それを満たした家屋に対して、特定空家ということで認定を行っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 言っとることが全然わからん。そんなことは、あなたの基準で決められるんですか。90何件あって、今度、危険で危ない箇所が4件。これ押し問答してもしょうがないから、具体的に言いましょう。  庁舎周辺の、これあとの問題にも関係してきますけど、中心市街地に、そういう物件はないですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。  今回、特定空家として認定した4件につきましては、1件は、太蔵西区で、1件は、菅牟田地区、そのほか、福丸地区と竹原地区の4件を特定空家として認定をいたしております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) それじゃあ、太蔵西区の、ここで個人名を出すのは何でございますけど、特定空家に認定されとると。問題のところはされとるというぐあいに理解してよろしいですか。  そして、中心市街地に、今のような状態で、何か、ブルーシートがばりばりになって、今後のまちづくりに影響を及ぼすようなことを今日まで放置しとったということについて、どう思われますか。あれ誰がしたんですか。あれ、誰がやったんですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。  ブルーシートの保護につきましては、前面道路が福岡直方線の県道になっておりますので、道路管理者であります福岡県が養生を行ったということで、聞いております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) もう、非常に悲しい。もう、ブルーシートがあんなになるまで、大体県がする話じゃないでしょう。県は、よくしていただいたと思いますよ。そして、ブルーシートがあんなになるまで、何年放置しとったんですか。特措法ができた頃の話ですよ。県にお礼言いに行かれましたか。していただきまして、ありがとうございますって。それを初めて、今年にやるんですか。それが、市長が言っておられる部制を改革して課制にすると行政効果がよくなるって、何年放置してたんですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。  県が養生を行った年は、すみません、ちょっと、はっきり記憶はしておりませんけど、以来、五、六年ぐらいはたつんではないかと思っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) こういうところがまちづくりにつながるんじゃないですか。政策はできとるんですか。よその近隣市町村はもう何年も前からやっとるんですよ。90件あんの、たった4件、特定空家が。これは私の話になりますが、特定空家で認定したときに家あったんですよ。今、崩れてない。どうなるんですか、そんなのは。たった4件ですか。この4件って、誰が決めた、先ほど言われた、あなたたちの感覚で決められたって困りますよ。委員会があるんですか、ないんですか、これ。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。  特定空家の候補となる空き家は、先ほど申しましたように、90件、実態調査の結果により、特定空家になるのではないかという候補の空き家はございます。この4件につきましては、先ほど申しましたように、近隣の自治会及び近隣の方からの苦情で、現地目視調査により危険であるということが判定されるような空き家に対して、県の基準、特定空家の基準にのっとって判定を行いまして、宮若市の協議会のほうに諮りまして、市として、認定を行っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) これ以上言っても押し問答になりますのでやめますけど、執行部の実態がこういう実態だということを皆さんわかっていただければいいわけです。非常に悲しいことですね。空き家バンクとか、何とかと言っとるんじゃない。市民は。自分たちの生活基盤の中で、安心安全な生活ができるように、危険家屋に対して言っとるだけの話なんです。それを特措法ができてから、近隣はどんどん進みよるのに、やっと、4件。非常に悲しいですね。和田議員がおられるときから言われて、何年になりますか。それすら、できない。もっと、行政に対して、真剣に考えてくださいよ。職員の人は。  これで1点目の質問は、それじゃあ、太蔵西区のあれについてはできるということで理解していいですね。特定空家の問題については。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。  太蔵の空き家に関しましては、特定空家として認定を行いましたので、今後は特措法の法に基づきまして、措置手続を進めてまいります。  以上でございます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 早急にやって、どんどん行政は進めてくださいよ。市民サービス向上のために。  2点目に入ります。定住化政策の今後の取り組みとあれについて、総合政策部長にお尋ねしますけど、団地をつくって売ることについては、定住化政策につながらんとは言いません。果たして、それだけが定住化政策なんですか。よその町から来て、住みたいっち。ここの町に住んでみたい。いろんな問題があると思いますが、定住化政策につながる要素を言ってください。道路問題とか、教育問題とか、いろいろあると思いますよ。ここまで、ヒント与えておりますので、言ってみてください。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 総合政策部長。 ◯総合政策部長(吉田 順一君) 総合政策部長です。  定住化を進めていく上において、宮若市に定住をしていただく方が何を定住の地として選ぶのかということについては、昨今のそれぞれの生活のスタイルが多様化してくる中で、いろんな要素があるかと思います。今、茅野議員がおっしゃったような、例えば、インフラ整備である道路事情がどうなのか。あるいは、教育環境がどうなのか。そういった、さまざまな要素も、当然定住をされる方が定住の地を選ぶ際に、一つの項目としては上がろうかと思います。そういった中で、日本全国、日本の人口が、今後間違いなく1億人を減っていくという状況の中で、ある意味では、定住というのは、人の取り合いこだというふうにも思います。そういった中で、これまでも、議会の中で申し上げましたように、やはり、魅力ある町として宮若市を感じていただける。そういったことが定住を進めていく上でも重要だと思います。今回、光陵の住宅団地が完売ということになりました。これは、ある意味では、近隣の宗像、福津、飯塚、そういった住宅都市が周りに隣接してくる中で、ある意味では、定住促進をしていく上では、差別化を図った政策を打ち出さないと、なかなか定住に結びつかないということで、議会の議決を経て、安価な単価を設定して販売を開始した結果が、今回のような状況になっております。  定住を進めていく上では、冒頭申し上げましたように、やはり、住んでみたいと思われるような町であることが、定住を進めていく上での、一つの要素だというふうには認識しております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) だから、そういうぐあいのことを考えた中で部長は今まで総合的に政策を取り組んでこられたんですか。交通網の問題。何一つ解決していませんよ。そして、団地は売ったが、たしかに、私、言いましたとおり、それも人口増の要因の1点だとは思いますけど、そんなことよりも、全体的なバランスと、よそから来て住んでみたいと、商業の振興、道路網、教育問題、いろいろあると思いますが、その政策はきちっとできたと思っておられますか、あなた。今度、あれになりますので、ちょっと聞きます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 総合政策部長。 ◯総合政策部長(吉田 順一君) 総合政策部長です。  今、申し上げた定住を推進していく上での行政課題について、道路問題、環境問題も含めて、総合政策という、総合という名前がついとるということで、私のほうにお尋ねですけども、そういったものについては、政策を進めていく上で、それぞれの担当部署と連携協議をしながら、これまで取り組んできたところでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。
    ◯議員(16番 茅野  勝君) また、押し問答のような話になるから言いたくないけど、そのために、部長会議、部長会議、1日のうちに半分くらい会議ばっかりするわけでしょう。それじゃあ、聞きます。光陵台ですか、あそこの団地について、平米当たりの造成、それを検証されましたですか、平米当たりの単価は造成賃が幾らかかっとるんですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。  光陵団地の総事業費ということで、約10億円の事業費がかかっております。平米単価につきましては、ちょっとお待ちください。すぐ出しますので。  坪で、約8万の事業費がかかっていると思っています。  以上でございます。(「坪単価の」と呼ぶ者あり)(発言する者あり)(「坪単価の1万」「8」「8万」と呼ぶ者あり) ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) これは、真ん中の市道と下水道も含めたところで、10億ですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。  道路も下水も含めての総事業費の単価になっております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) これで、有効面積が何割と出たんですか。それで計算して、8万ということですか。そこ、念だけ押しときます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。  開発の総面積で割っております。それぞれの事業費単価として、坪当たりが8万ということで算出しております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 普通の常識じゃ考えられないですね。有効面積で割るのが本当でしょう。有効面積で割ったら幾らになるんですか。道路も売ったんですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。  今、有効面積が、少し、ちょっと、今、把握しておりませんので、後ほど詳細な数字については御報告をさせていただきます。ただ、事業費として、大体8万から10万の坪単価がかかっているということでございます。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 市長も、あっちやら、こっちやらで言っておられるわけでしょう。完売した、完売した、5年計画のところ完売した、完売したちゅう。検証してないんですか。こんなことを検証する必要があるんじゃないですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) ここに来て光陵団地完売をいたしました。確かに完売したことは事実でございます。総工費が約10億程度かかった。これも事実であるわけでございます。これはもうね、総務委員会で恐らく議論がされたことと、私は思いますけれども、質問がどういう意図でもって、私に言わせれば、今さらという話が、気持ちがあるわけでございますけれども、これの費用対効果、これは、これだけの住民の方々が住んでいただいて、安価な価格で譲渡をして、そして、公共投資が幾らあって、大体平均年収からして、税金がどれくらい入るか。そういうシミュレーションはさせておりますし、また、これに対する相対的な経済効果ということも、今、調査をさせていただいておるところでございます。  したがって、茅野議員が言われるのが、何で今さらというのが、私どもの気持ちではあるんですけれども、そこら辺はしっかりと精査をさせていただいております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) あなたが、いっつも、あっちやら、こっちやらで言われるから、私がこれ聞きよるだけの話なんです。これ、坪単価に直して、計算ができたと思いますけども、有効面積の単価で大体幾らだったんですか。ちょっと先聞きます。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 総合政策部長。 ◯総合政策部長(吉田 順一君) 総合政策部長です。  先ほど課長が申し上げたように、総事業費が10億3,000万ほどです。今、細かな面積ではないんですけども、153画、平均80坪ということで売り出しをしております。それで、宅地の売れたところだけの坪単価を算出してみますと、坪単価で8万6,000円になります。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 8万6,000円の我々の血税を突っ込んで、これを幾らで売られたんですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) まちづくり推進課長。 ◯まちづくり推進課長(吉村 保彦君) まちづくり推進課長です。  平均2万5,000円です。以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 本当にそこんところ計算できとるんですか。議会は、確かに無償でやれっち言ったけど、あんな造成のことは考えていませんよ。区画割した中でという意見書は出てきとったと思う。坪単価の税金、我々の血税で8万6,000円もかかったもの、2万幾らかで売れば、売れますよ。売れますよ。売れるのが当たり前の話なん。坪単価8万かかっとるんでしょう。8万で売ったちゅうんだったら、市長の言っておられること、ああ、やっぱり、市長はやり手だなと思いますよ。バーゲンセールじゃないんですからね。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。私どもは、一定の公共投資をやって、その一時的には廉価な価格で譲渡をする。譲渡の価格というのは、議会の議決をいただいて、その価格でよろしかろうということの結果を踏まえて、私どもは売り出したんですよ。確かに、この公共投資をやって、それに対する費用対効果というのは、幾ら、どれくらいで取り戻すか。そういうシミュレーションは、大体十四、五年で、ペイは、費用対効果というのは、効果があらわれるんじゃないか。そういう想定はいたしております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) それは市長の、今、答弁の気持ちだろうと思いますけどね。私は委員会の中で随分言ったんですよ。それなのに検証もしてない。シミュレーションもできてない。それで民主主義の原則ですから、あえて一般質問しよったわけなんです。そして、人口が増えない。33人ですか。増えていたら、私、何も言いません。第一、そうでしょう。昔の宮若市の広報の中には、毎月の人口の増減載せていましたよ。転入人口が何ぼ、死亡が何人、流出が何人。現在人口はどれだけですよちゅう、毎月広報には載せていた。今、載っておりますか。(「載せています。載せています」と呼ぶ者あり)載っとうと。(笑声)それは、それじゃあ、すみません。訂正します。私が見落としとったわけ。私は載ってないと思うとったからね。見てもわかるところは、前のときは一番最後のページにぴしっと出とった。たった30何人で、これだけの、莫大な投資で議会も認めとるじゃないかちゅう言われたら、本当に定住化人口、今後増えるんですか。全体的に減っていくちゅうのわかっとるのに、ほかの政策何も進まない。いろんな施策を打っていくことによって、その効果が出ていくんじゃないですか。その政策ができてないから、私があえて、また聞かざるを得ない。進んどるんですか、第一。県との協議はどうなっていますか。そんなことも何も進まずに、どんどんどんどん資本投資して、我々の血税をやっていっていただいたら困りますよ。先ほどの空き家の特措法にしろ、たった4件やっと決まったちゅう。今度、部制を課制に変えてあるから、そういうことはないでしょうから。  とにかく、定住化政策について進められとるわけですから、基本方針をもう一度きちっと決めた中でやってください。家賃補助はどんどん出しよる。それの効果はどうなっとるか、この次のとき、もう一度聞き直しますよ。担当課に。  続いて、3点目の質問に入らせていただきます。  部制を課制に変えることで、どんな効果があるんですか。ちょっと具体的に示していただけたら。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。  部制から課制に改めることについての具体的な効果ということでの御質問でございます。  先ほど市長答弁の中でもありましたとおり、意思決定の迅速化という部分で、一つ上げさせていただいております。また、職員全体数が合併時から、約90名程度減ってきておるという中で、職員全体に占める管理職の割合を少なくすることで、より機動的な組織運営が図られるのではないか。それから、そういった部分に絡みましての人件費等の抑制効果が図られるのではないかというところで考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 人件費の抑制効果。かかるのはしょうがないんです。部長の総務委員会でも、残業時間が前年度は、幾らやったですかね、1,500万ですか。今年度が1,700万になっとるけ、何でですかっちゅうたら、補正で2,000万上げとりました。これ、ちょっと人事課長でも、どっちでもいいんですけど、辞令、職員に対する辞令の重みはどういうぐあいに指導してありますか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。  辞令の重みを職員がどのように理解しとるかということだろうと思います。  当然、各任命権者より我々辞令をいただきます。当然、それぞれのポジションにおいての職務というのが与えられるわけでございますので、その職責を全うするために努めるということで、職員そういった意識で、辞令の公布を受けておるというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 職員、それじゃあ、皆さん、辞令の重みと職責の重要さについては、みんな理解してあると考えていいですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。  当然そうあるべきであると私自身も思っておりますし、職員それぞれ、そのように考えておるというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 考えてないから、私が聞きよる。給与が7段階の主査から。これ、職責の重さに対応して上がってきとる。そこんところの教育はどういう教育してあるんですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 総務部長。 ◯総務部長(山本 和久君) 総務部長です。  辞令の重みについては、先ほど、それぞれが認識して仕事に全うしておるということで、考えておりますし、研修に関してですけども、そういうポジションを与えられた場合には、もちろん自庁内、そして、職員研修所等に派遣をいたしまして、それぞれ必要な仕事をしていく上での自分として認識しておくべき事項については、研修をしておるところと思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 職員にいろいろ規則がございますね。自治基本条例から、職員の服務規程、自治法、これ辞令に対応して、職員の方みんな把握してあるんでしょうね。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 暫時休憩します。                  午前11時40分休憩       ………………………………………………………………………………                  午前11時41分再開 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 服務規程はきちっと守られていることしていただかんと困りますよ。機構改革したって、だらだら、だらだらして、規則すら守らない。  それで、もう一つちょっと視点の違うところで聞きますけど、自治基本条例っちゃ、義務規定ですか、それともボランティア規定ですか。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 総務部長。 ◯総務部長(山本 和久君) 総務部長です。  自治基本条例は、自治の基本とする考え方に関しまして条例化しております。これ、ボランティア対象とする規定ではない。市全体の規定になると思います。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 部長のおっしゃるとおりだと私も思います。ただ、ボランティアっち言わっしゃるのは、あなた方が言っておられるから、私があえて、これ言わないかん。規則は守ってくださいよ。規則を守れんで、効率よく行けますか。写真ある。これ後でやりますので。その職員に対して、どういうことをして、どういう指導されるのか、聞きますよ。部を課に変えたんですから。今度は、課長がわかりませんとか、知りませんとか、係長とか、主査が、そのこと、私、わかりませんとか、知りませんとか、平然と言うんですよ。それでよくなるんですか。今度は、よくならんから副市長2人にしようかとかいうようなことは、まさか、ないでしょうから。これ、機構改革にならんから。行財政改革をした中で、3,000万余計かかると。だったと思いますよ。予算は。だから、職員の能力と気質を高めていただかないと、部制になっても、つまらん、今度は副市長を2人にしようかとか、3人にしようかとか、いうようなことは、まさか、ないでしょうね。部長。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長。今回の組織改正につきましては、既に議会にもうお預けをいたしております。議会の審査を受けた上で、議決をいただいた上で、私どもが執行するわけでございますんで、それはそれとして、今後組織として、どうあるべきかということは、その都度都度の社会の情勢適用に応じて、臨機応変に、これは組織を改正することは、私の判断で議会の議決をいただきながらさせていただくと。したがって、副市長を2人置くとか、3人置くとか、もし、必要であれば、当然議会のほうに条例案を提出をさせていただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) もう話がおかしくなるから、私が言っとるんですよ。部制を課制に変えたら、行財政改革、いろんなことをスムーズにいく。というところで、予算措置が3,000万増やしてでも、そうじゃないでしょう。言っておられること、しよることが。3,000万だったと思うんですけどね、差額が出るの。(「2,300」と呼ぶ者あり)2,000万、(「2,300」と呼ぶ者あり)2,300万余計かかるわけ。効率のよい……。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) すみません、市長です。質問をさえぎるようですが、どういうことか、ちょっと私には理解できないんですけれども、その予算が増えたっていうのは。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 増えとると、増えとるとよ。増えとるから聞いとるだけの話なの。増えとる。それはいい。それではちょっと予算のことは、ここで、また、ごとごと言うと、あれがずれますので。とりあえずは、職員が規則すら守れないような状態で、どうなるんですか。これ早急に、もう部長、答弁いい。私が。教育長も同じですよ。写真あるんですから。(「何の写真」「見せてもらいいや」「何の写真ですか。言うてください」と呼ぶ者あり)駐車場すら守れんのよ。何回言っとるですか、今まで。そんなことも指導できないのがあなたなんですよ。職員の指導は。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。私の服務管理監督権というの、私にもう専属しとるわけでございますけれども、職員のそういう規則を守らない、ルールを守らないというのは、ときどき耳にすることがあります。その写真を今お見せになりましたけれども、何の写真か、よくわかりませんが、これはゆっくり後から提供していただいて、ルール違反をしておる者があれば、厳重に注意をし、また、必要であれば、処分をさせていただきます。  以上です。
    ◯議長(遠藤 嘉昭君) 16番、茅野議員。 ◯議員(16番 茅野  勝君) 市長は総務課長のときに、駐車場はこんなことじゃいかないちゅうて、あの当時1,200万かけてつくった。3カ月で崩した、前も、カードまでつくった。今、うっぱんぱん、早急に改善して、部制を課制に改められたわけですから、市民から見て、職員の人はやっぱ頑張っとるな、宮若市に住みたいな、我々のほうに目が向いとるなと、いうような行政運営をやっていくのが市長の務めだろうと思うし、それを補佐するのが副市長だと思いますよ。毎日毎日会議して、何にも進歩しない。これは改めていただきたいと思って、私の一般質問を終わります。 ◯議長(遠藤 嘉昭君) これにて、茅野議員の質問を終了いたします。  これをもって、一般質問を終結いたします。       ────────────・────・──────────── ◯議長(遠藤 嘉昭君) あす、20日午前10時から再開いたします。  本日は、これにて散会いたします。                  午前11時48分散会       ────────────────────────────── ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃  会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。     ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃    平成31年 3月19日                          ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                 宮若市議会議長  遠藤 嘉昭          ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                 会議録署名議員  清水健太郎          ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                 会議録署名議員  柴田裕美子          ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ Copyright (c) MIYAWAKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....