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平成26年第4回定例会(第2日) 名簿 開催日:2014年09月17日
平成26年第4回定例会(第2日) 本文 開催日:2014年09月17日

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  1. 宮若市議会 2014-09-17
    平成26年第4回定例会(第2日) 本文 開催日:2014年09月17日


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    2014年09月17日:平成26年第4回定例会(第2日) 本文 ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット)                  午前10時00分開議 ◯副議長(川口  誠君) おはようございます。地方自治法第106条第1項の規定により、副議長が議長の職務を行います。  本日の出席議員は16名で定足数に達しております。これより平成26年度第4回宮若市議会定例会を再開いたします。  それでは、会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりでございます。よって、この議事日程に従って本日の会議を進めてまいります。       ────────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯副議長(川口  誠君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、15番、吉崎議員、16番、谷口議員を指名いたします。       ────────────・────・────────────   日程第2.一般質問 ◯副議長(川口  誠君) 日程第2、一般質問を行います。今回は、お手元の一般質問通告書のとおり、12名の議員から19件の通告があっております。したがって、この一般質問の通告書の順により質問をお受けします。  なお、1日目をどこで終了するかについては、会議の推移を見ながら私のほうで判断し、会議に諮って決めたいと思いますので、よろしくご協力のほどお願い申し上げます。  また、いつも申し上げておりますが、的確な質問と簡潔なる答弁をお願いいたします。  それでは、藤嶋議員の質問をお受けします。3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋  厚君)〔登壇〕 皆さん、おはようございます。最初に一般質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  来年4月より第6期目の介護保険事業がスタートします。ひとり暮らしや老老世帯がふえてくる中で、介護保険の役割は重要になっていっているというふうに判断いたします。しかし、残念ながら、今回、成立した医療・介護総合法案は、多くの要支援者を介護サービスから排除するなど、国民の福祉向上の願いに反するものと判断します。要支援者1・2をデイサービスホームヘルプサービスから排除する、こういったようなことが含まれているんですね。したがって、今回の医療・介護総合法案についての当局の見解を求め、改善される点についての見解を求めたいと思います。よろしくお願いいたします。 ◯副議長(川口  誠君) ただいまの質問に対し、執行部より答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 皆さん、おはようございます。ただいま、藤嶋議員から、介護保険制度制度改正についてというご質問をいただきました。順次ご答弁を申し上げます。  まず、今回の介護保険制度の改正につきましては、介護保険がスタートした平成12年には、約900万人であった75歳以上の高齢者が、団塊の世代が75歳以上となる平成27年には2,000万人を超えることが予想されております。年間の介護給付費介護保険スタート時には3兆6,000億円程度であったものが、平成37年には、約21兆円程度が見込まれること、また、今後、ひとり暮らし高齢者等の急速な増加、家族の介護力の低下などを背景に、地域における高齢者の生活支援ニーズが一層高まると予測をされております。このような状況の中で、高齢者が住みなれた地域で自立した日常生活を営むことができるよう、介護サービスのほか、介護予防、医療、住まい、生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムを構築するために必要な改正が行われるものであります。
     まず1点目の、要支援1について、今後、自治体としてどのような対策、計画をしているのかについてでございますけれども、今回の予防給付の見直しにつきましては、全国一律のサービス内容であった要支援1・2の方の訪問介護通所介護について、市町村において既存の介護事業所によるサービスに加えまして、多様な主体による多様なサービスが提供されることにより、利用者がこれまで以上にサービスを選択することができる仕組みに改められようとしております。  この対策と計画についてでございますけれども、厚生労働省では、事業の円滑な実施に向けたガイドラインの案を示したところでありますが、準備期間が必要であるため、平成29年度までの経過措置期間が設けられておりますので、事業開始に向けた調査検討を行うとともに、福岡県介護保険広域連合等とも十分に協議を行いまして、サービス低下につながらないよう事業実施に向けて取り組みを進めてまいりたいと考えております。  次に、2点目の施設入所基準が要介護3以上の基準になるが、要介護1・2の認定者対策についての質問でございますが、今回の改正におきましては、特別養護老人ホームに既に入所されている方を除き、原則、特別養護老人ホームでの新規入所者を要介護3以上の方に限定し、在宅での生活が困難な中、中重度の要介護者を支える施設としての機能に重点化が図られることとなります。しかし、要介護1また2の方についても、やむを得ない事情がある場合には、市町村の適切な関与のもと、特例的に入所を認めることとされております。詳細につきましては、今後、国から指針が示されますので、それに従い対応を行ってまいりたいと考えております。  次に、3点目の今回の制度改正に対する自治体としての基本的な計画は、どう準備しているのかについてでございますが、1点目でご答弁申し上げましたように、地域包括ケアシステムを構築するために、予防給付地域支援事業への移行や生活支援サービスの充実、強化等の改正項目に対応しなければなりませんので、福岡県介護保険広域連合等とも十分に協議を行いまして、事業実施に向け取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 再質問をお受けします。3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋  厚君) 今の市長答弁の中で感じることですけれども、基本的に国が指定している要支援1・2の方々について、ホームヘルプサービスデイサービス保険給付から外すということ等があって、地方自治体への地域支援事業に任せるということですけど、具体的にこの地域支援事業には、具体的な既存の業者に委託することも含めて、大体どの程度、どういうふうに構想を練られてあるのか、まだ29年度まで準備期間があるとするにしても、介護事業所の方々に私なりに意見を聞いてみると、大変不安に思っておられるというような一面を感じますし、また、サービスを利用されてある方々についても──特にお年寄りですけれども、そんなことうそでしょうと言う方のほうが大部分です。この点について、地域支援事業というのは、具体的にどの程度──財源的にもそうですけれども、準備をされているのか、見解を求めます。 ◯副議長(川口  誠君) 民生部次長◯民生部次長(大五 裕之君) 民生部次長です。どの程度準備をされておるのかというお尋ね、それと財源関係、この2点というふうに理解をいたしております。  まず、準備についてでございますけども、8月に国のほうの説明会を受けまして、県から全市町村に対して説明を受けております。それで、内部協議をしまして、この地域での新たな事業の立ち上げのためには、現在ある地域資源にどのようなものがあるのか、それを洗い出すことがまず第一番であるということで、現在その作業を行っているところでございます。  それと、財源的には、今までの財源構成と同じだという形で説明を受けております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋  厚君) そうしますと、地域支援事業については、まだ基本的に白紙の状態であるというふうに理解してよろしいんですか。それとも、もう基本的に表には出せないけれども、この程度はできてますよ、6割程度はできてますよというような状況ですかね。  その点について。 ◯副議長(川口  誠君) 民生部次長◯民生部次長(大五 裕之君) 民生部次長です。どの程度かということにつきましては、先ほどご答弁しましたように、お盆前に説明会を受けまして、どこの市町村も、現在の自分のところの地域の資源がどの程度あるのかと洗い出しを行っているところでございます。それから、ほとんど全て市町村がゼロに近い状態から組み立てていきますので、そういう意味では、ある程度でき上がっているけどもお示しされないとかいう状況ではなく、これからに向けての準備を行っているという状況でございます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋  厚君) そういうような苦労はわかるんですけれども、じゃあ、具体的に、これは私の言葉ですけれども、要支援1・2の方々等の介護保険事業から丸投げされて地方自治体が受け皿をつくらなきゃいけないということですけれども、これは基本的に完全に受け入れができるんだろうかという心配を持つんですけれども、これも努力の結果でしかわからないということですかね。その点についての見解を求めます。 ◯副議長(川口  誠君) 民生部次長◯民生部次長(大五 裕之君) 民生部次長です。1回目の答弁にも重なるかもしれませんけども、国のほうの法律は改正されまして制度の大枠はもう示されております。今現在、骨子案とか、今後、詳細が示されてきますので、そういうルール等を踏まえながら、地域資源を活用して、今までの介護サービスから低下しないように努めながら制度の構築を行ってまいりたいと考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋  厚君) そういうように言わざるを得ないというように感じるんですけれども、これは私の解釈です。ただ、これは私のほうの資料ですけれども、中央社会保障推進協議会が昨年11月から12月にかけて、全国の介護保険実態調査をいたしております。637自治体、それから広域連合が答えています。要支援者のデイサービスホームヘルプ利用市町村事業に移行について、205の保険者が不可能、251の保険者が判断不可能と答え、市町村事業への受け入れ困難は70%を超えています。移行可能と答えたのは大体17%前後ですね。こういうような状況がありますので、慎重に努力を行っていただきたいというふうに思います。  次に、認知症対策です。認知症の問題については、私も最近、非常に自分の実体験として感じたわけですけれども、個人の責任なのか家族の責任なのか、これは介護保険制度の最も大事な課題だというのではないかと思います。認知症の人が徘回で行方不明になるということを、個人の問題や家族の問題だけで責任を求めるということについては問題ではないかというふうに思います。やはり専門性のあるホームヘルパー等の定期的な見守り、生活援助、こういったような中で、認知症の人たちへの適切なアドバイス等がなされ、発見されていくのではないかというふうに思います。  これは、私の個人的な調査の結果ですけれども、認知症は初期段階の適切な援助がなくなれば、二、三倍のスピードで進行するというような資料を見ました。そういう意味で、この点についての見解は、今回のホームヘルパーが要支援1・2の中に配置されないわけですから、専門性の持ったある方々がどのようにこの実態把握をなされていくのか、1つの難問でしょうけれども、当局の見解を求めます。 ◯副議長(川口  誠君) 民生部次長◯民生部次長(大五 裕之君) 民生部次長です。認知症対策ということの視点でご質問というふうに考えております。  認知症をお持ちになりまして、要支援あるいは要介護認定をお持ちの方につきましては、さまざまなサービスを受けられるに当たりましては、担当のケアマネジャーが、ご本人あるいは家族とも話し合いをされた上で、一番適切なサービスを利用されているというのが現状でございます。当然、その方の状況に合わないものが見受けられれば、当然、サービスの見直しとか、そういうことも対応できますので、その人の状況を見ながら一番適切なサービスを提供するということは可能であろうと、ケアマネジャーも当然つきますので、そういうことは可能だというふうに考えております。  また、今回の制度改正の中におきましては、議員ご指摘のように、予防給付地域支援事業への移行のみだけでなく、認知症施策の推進という1つの項目も設定をされております。  今後、国のほうから詳細を示すということでされておりますけども、認知症支援のための組織づくり、あるいは、医師会との連携等を行うことによって、地域での認知症支援を行っていくという形で仕組みづくりを今後行っていきます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋  厚君) では、これ、私も調べようと思って調べてないんですけれども、どこに聞けばいいのかがわからなかったんですが、今、当市の中で認知症と判断される人たちの数は、大体──アバウトな数字で結構ですけど、どの程度なんですかね。 ◯副議長(川口  誠君) 民生部次長◯民生部次長(大五 裕之君) 民生部次長です。認知症の方の人数については、把握はできておりません。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋  厚君) 29年度までというような当局の見解ですけれども、特に認知症の場合については、専門性が、見る側にしても必要性が出てくるというふうに思うんです。特別な対策が求められるということについては、後で結構ですので、資料をいただければと思います。  それから、問題となります施設入所の問題です。要介護1・2が従来の要介護1・2の基準から除外され、要介護3以上でなければ施設入所ができないというようにハードルが上がるんですけれども、その中で、特別の事情があればというようなただし書きがあります。この特別な事情というのはどういうようなものなんですかね。 ◯副議長(川口  誠君) 民生部次長◯民生部次長(大五 裕之君) 民生部次長です。まだ、国から最終的なものは示されておりませんが、骨子の案という段階では、高齢者独居である、もしくは高齢者のみの世帯であるとか、家族からの虐待が疑われる場合とか、そういったことが骨子案の中には上げられております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋  厚君) 関連ですけれども、今現在の宮若市の中で、施設の待機者というのはいらっしゃるんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 民生部次長◯民生部次長(大五 裕之君) 民生部次長です。施設関係の待機者につきましては、県のほうが調査を実施いたしております。昨年の10月1日現在で特別養護老人ホームへの申し込み調査がされておりますが、71名の待機者となっております。このうち、ご自宅で待機されている方は26名と、他の方は他の施設におられるという方でございます。総数としては、今の人数でございます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋  厚君) これは、宮若市の数字。(「そうです、はい」と呼ぶ者あり)21名、26名か。そうすると、要介護1・2が今度から外されて、この要介護1・2をプラスしますと、この26名の数字はどういうふうに変化するんですかね。ふえるでしょう。現在の要介護1・2の人数は、これにプラスされますよね。入所待機者の中で。 ◯副議長(川口  誠君) 民生部次長◯民生部次長(大五 裕之君) 民生部次長です。今の分は、昨年の10月現在での待機者数でございますので、その中には、要介護1の方も2の方も既に含まれております。内訳を申しますと、要介護1の方が8名、要介護2の方が9名となっております。 ◯副議長(川口  誠君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋  厚君) 結局、今あれでしょう。当局の資料によりますと、要介護1が377名、要介護2が271名、合わせて約600名近い人がプラスになるでしょう。今度の新しい新基準になると、施設入所にされる場合については。現在の要介護1・2がプラスされますから。 ◯副議長(川口  誠君) 民生部次長◯民生部次長(大五 裕之君) 民生部次長です。議員が今おっしゃいました数、約600名の数は、介護認定を受けられて要介護1・2を認定されている方でございますので、その方が全員、特別養護老人ホームの入所を希望なさるわけではございませんので、それに単純に上積みとはなりません。先ほどの27名のうち──26名ですか、そのうちに既に1と2の方もいらっしゃいますので、新たな上積みという考え方にはならないと思いますけど。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋  厚君) それで、あとですね、こういうような改訂がなされると、必然的に地域包括支援センターの仕事が多くなると思うんです。こういうような仕事であるからこそ、私は専門職の配置が必要ではないかというふうに思うんですけれども、基本的に係長が正規職員、あとは嘱託職員ということでございますけれども、この体制を見直すというようなことについては、今後、考えておられないんですかね。  この点について。 ◯副議長(川口  誠君) 民生部次長◯民生部次長(大五 裕之君) 民生部次長です。議員ご指摘のように、団塊の世代が75歳以上となられます平成37年を最終的な目途に今回の改正がなされているところでございます。高齢者の増加等に伴い、包括支援センターの役割はますます重要になってくると、そういうように私どもも考えております。そのために当然センターの職員の役割も大きくなりますし、量的なものも必要になるかもしれませんけども、包括支援センター自体は──うちは直営ですけども、委託の場合も可能という形で、委託で包括支援センターが運営されているとこもございます。具体的に、職員を正職員でというお話でございますけども、職員の任用の形態については、市職員全体の中での検討事項になるものというように考えております。体制の充実については、今後、需要がふえてきますので、それはやっていかなければならないというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋  厚君) 一連の実務的なやりとりは終わったんですけれども、基本的に国のほうがこういうような大幅な改悪をするということについては、現状よりもこういうような制度が実施された場合に、住民にとってはプラスなのかマイナスなのか現状維持なのか、この点についての総論として当局はどういうふうに受けとめておられるんですかね。 ◯副議長(川口  誠君) 民生部次長◯民生部次長(大五 裕之君) 民生部次長です。プラス、マイナスかというお尋ねですけども、今回、将来を見越した大きな制度改正がなされております。この事務を担当する市のセクションとしては、当然、制度の目的を達成するために改正を進めていくという形で現在も今後も努力をしてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋  厚君) 市長に最終的にお尋ねします。  詳しいことはわからないと思うんですけれども、全国社保協の回答の中で、こういうようなことをなされた場合に自治体として受け入れ可能と答えたのは17%の自治体のみなんですね。ほとんどは受け入れが不可能であると、地域でそういう資源がないというような回答もなされているんです。  したがいまして、市長として今回のこういうような改正がなされることによって、市民は、私は、不利益をこうむるというふうに思うんですけれども、市長としてはどういうふうな見解を持っておられるのかお尋ねをいたします。 ◯副議長(川口  誠君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。今回の介護保険制度の改正については、全国市長会でも反対意見を唱えてきたところでございます。全く、市町村に国の制度を全部押しつけてしまうような制度改正については、基本的に反対だと。ただ、実行されるならば、マンパワーの配置とか財源の確保、そういうことをしっかりやってくれということでございます。  ただ、今の要支援1・2の通所介護、それから訪問介護等々は介護保険制度から切り離されることになりますけれども、一方では、首長の考え次第で、いろんな付加価値をつけたサービスの提供も可能であるということも言われておりまして、全国では先行して行っておる自治体もあるようでございますので、私といたしましては、制度は制度としてしっかり受け入れざるを得ませんので、しっかりサービスの低下につながらないような措置をしっかりとっていかなければいけないだろう、そういうように思っております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) これにて、藤嶋議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯副議長(川口  誠君) 次に、染矢議員の質問をお受けいたします。14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君)〔登壇〕 おはようございます。14番、染矢と申します。私のほうからは、質問事項として公共施設の維持管理について伺います。  質問要旨として、まず、1番、B&G施設は、どのような管理がなされているのか。次に、2番、公営住宅敷地内の管理等はどのようにされているのか。質問をしたいと思います。 ◯副議長(川口  誠君) ただいまの質問に対し、執行部より順次答弁を求めます。教育長。 ◯教育長(中村 直史君)〔登壇〕 染矢議員からの公共施設の維持管理について、B&G施設はどのような管理がなされているのかというご質問に対して、ご答弁を申し上げます。  宮若市宮田B&G海洋センターにつきましては、1,102平米の体育館と25メートル6コースの屋外プールを備えまして、社会体育及び市民の福祉の増進、青少年の育成を図ることを目的に、昭和57年3月に竣工いたしております。  施設の維持管理につきましては、周辺施設の整備や体育館及びプールの維持管理等があり、主に業者委託で──業務委託で行っており、軽微な補修は職員で対応しております。  このうち、体育館につきましては、2年ほど前より、数カ所雨漏りのような箇所があり、確認を行いましたが、結露によるものとの判断をいたしておりました。しかしながら、本年6月の集中豪雨の折に、15カ所の雨漏りが発生したため確認を行いましたところ、天窓の接合部からの雨漏りと確認できましたので、去る6月20日と8月13日に、天窓部分のコーキング処理を行ったところでございます。引き続き、施設の状況を注視しながら、利用者に不便がないよう対応してまいります。  以上で、答弁を終わらせていただきます。 ◯副議長(川口  誠君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 染矢議員からの2点目の質問でございますけれども、公営住宅敷地内の管理等はどのようになっておるのかということでございますが、市営住宅内の管理につきましては、住宅に損傷やふぐあいが生じたときは、住宅管理人を通じてその内容を建築都市課に連絡をいただきまして、その後、現場を確認し、必要に応じて、市で修繕等を行っておるところであります。  住宅の使用に伴いまして、占用されております敷地部分の管理につきましては、入居者の方にお願いをしており、また、公園や集会所など、供用で利用する部分につきましては、基本的に市で管理を行っておりますが、自治会などで除草作業、植栽の剪定作業などを実施していただいた際には、市で後片づけを行っておるところでございます。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 再質問をお受けします。14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君) ことしの3月にバレーボールをしている1人の青年から相談がありました。B&Gの体育館が雨漏りをして修理をお願いしているんですけど、なかなか雨漏りがとまらないということでした。その青年たちは、自分たち──バレーをしながら、雨が落ちたところを自分たちで拭きながらバレーをしていたそうです。そして、何回か滑ることもあったそうです。その青年が、自分たちは構わないんですけども、子供たちが足を滑らせてこけたらかわいそうですと声を詰まらせて訴えていました。今回、6月の大雨のことで、今まで結露ということだったんですが天窓からの雨漏りということで、原因がはっきりしたことで本当によかったと思います。6月、8月と天窓部分のコーキングを行ったということですけども、コーキング処理の後の結果を教えてもらいたいと思います。 ◯副議長(川口  誠君) 社会教育課長。 ◯社会教育課長(舌間  悟君) 社会教育課長です。今、議員お尋ねの6月、8月に行いましたコーキング処理の後の雨漏りの状況でございますが、現在のところ、コーキング処理を行いまして、雨漏り等については、処理をしたところについては発生をしておりませんけども、また逐一発生するおそれがありますので、現況を確認しながら、雨漏りの発生した箇所については、早急に対応を努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君) 今後、重視しながら利用者に不便がないように対応ということですけども、具体的な対応策を教えてください。 ◯副議長(川口  誠君) 社会教育課長。
    ◯社会教育課長(舌間  悟君) 社会教育課長です。今後の対応につきましては、引き続きB&Gの管理人によって雨が降るたびに、床面に落ちたところ、雨漏りの箇所についてはテープでマーキングしまして、晴れた後に天窓の付近からの雨漏りということが、原因がわかっておりますので、落ちた箇所の直上にある天窓のコーキングを行ってまいりたいと考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君) 体育館の法的な耐用年数と使用可能な年数を教えてください。 ◯副議長(川口  誠君) 社会教育課長。 ◯社会教育課長(舌間  悟君) 体育館ができ上がったのが昭和57年ということで、年数的には三十数余年かかっております。  耐用年数については、現在、具体的な資料を持ち合わせておりません。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君) 耐用年数がわかれば、その年数に見合った対策をお願いいたしたいと思います。  青少年が伸び伸びと利用できる安心・安全な体育館でありたいと思います。  次に、海洋プールについてお伺いいたします。  このプールは、週に何人ぐらいの人が利用されていますか。また、年間利用数、そして、耐久年数と、あと何年ぐらい使用できるのか、ご答弁をお願いいたします。 ◯副議長(川口  誠君) 社会教育課長。 ◯社会教育課長(舌間  悟君) 社会教育課長です。B&G海洋センターで開設しておりますプールにつきまして、6月1日より9月31日まで開設をいたしております。そのうち、開設期間の延べ利用人数を申し上げますと、平成25年では3,155人。平成24年度では3,119人。1日の利用については、現在、資料を持っておりませんけども、開設期間中、おおむね年間3,000人の利用があっております。  また、プールの耐用年数につきましても、B&G海洋センター体育館とともに竣工した建物でありまして、昭和57年度につくられたプールでございます。同様に老朽化等が進みますけども、維持管理に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君) 市民の皆様からの苦情等とかありませんか。 ◯副議長(川口  誠君) 社会教育課長。 ◯社会教育課長(舌間  悟君) 社会教育課長です。施設の──特に、施設を利用していただいて市民の方々からの声ということで、施設受付窓口等の苦情、また、施設老朽化に伴いまして、若干の不便をかけているなとの声も、課のほうとしては聞いております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君) ありがとうございました。以前、小学校は夏休みでも学校のプールを利用することができましたけども、現在は、学校で利用することはできません。だから、この海洋プールは、宮若市でただ一つのプールでございます。私たちが子供のころ、自転車で千石や岩渕へ泳ぎに行ったりしました。今、安全性を考えると、お父さん、お母さん方は、近くの安全な施設を望んでいると思います。子供たちのためにも維持管理の充実をお願いいたします。  次に、公営住宅の管理は、どうなさるかお伺いいたしたいと思います。  以前、環境運動をしているときに見かけない女性の方から、この団地はとてもきれいですねと言われたことがあります。私は、大変うれしくて、この環境美化運動に思いが──この運動に対する思いが強くなりました。市営団地を見かける中──いろんな宮若市の団地を見かける中で、家の前と後ろと、カイズカの木が大きく伸びて目につくとこがございます。このカイズカの木の管理状況を教えてください。 ◯副議長(川口  誠君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(塩川 順一君) 建築都市課長です。今ご質問の公営住宅敷地内のカイズカの状況でございますが、カイズカが植えてある団地は、主に矢萩団地の建設時期が早い団地、昭和56年度建設時、これまでの住宅に敷地の周りの囲い、生垣的な植樹としてカイズカが植えてございます。  この管理状況につきましては、公営住宅法第27条及び宮若市住宅管理条例第23条による入居者の保管義務というのがございます。この中で、入居している公営住宅または共同施設について、必要な注意を払い維持を管理することと定められております。住宅の使用許可に伴いまして、敷地の使用も許可されることとなります。同時に、敷地の保管義務も負うことになりますので、敷地内の植栽及び除草についてを入居者の方で管理していただくようにお願いしております。一方、団地内の公園や集会所等供用部分に植えてあるものにつきましては、市において伐採や剪定管理を行い対応している状況でございます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君) 宮若市以外の近隣等の管理状況がわかれば教えてください。 ◯副議長(川口  誠君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(塩川 順一君) 建築都市課長です。近隣自治体の管理状況というご質問でございますが、近隣で、直方市におきましては、敷地内の伐採、除草等、専有部分につきましては、入居者で管理していただいており、本市と同じような取り扱いをされております。また、飯塚市におきましては、各部分の専有部分の植栽等あるところが非常に少ない状況でございます。その中で、市で植えた植栽の伐採を行うこともありまして、ケース・バイ・ケースで対応を行っているということでございます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君) 矢萩団地は112世帯、単身世帯が52世帯のうち36世帯が高齢者です。69%、約7割の方が高齢者でございます。この矢萩団地の高齢者の方が、婦人の方が、自分でカイズカの木を切ろうとして木の枝に足をかけそこなって転落し背中の骨を2カ所折り、大けがをしたそうです。ほかに、自分で剪定をする方もいるそうです。また、屋根よりも大きくなったカイズカの木は少ない年金暮らしの方にとって──高齢者にとっては、手がつけられない状況でございます。このカイズカの木は、先ほど矢萩団地、昭和54年ということで35年たちます。当時、自分たちで剪定していた30代、40代の方々は、今70代、80代と高齢者です。炭鉱産業で汗水流して旧宮田町を支えてきた方々でございます。市で剪定や伐採の対応はできないのか、ご答弁をお願いいたします。 ◯副議長(川口  誠君) 建築都市課長。 ◯建築都市課長(塩川 順一君) 建築都市課長です。市での対応はできないのかというご質問でございますが、敷地のカイズカ等の管理につきましては、先ほど申しました公営住宅法及び市営住宅管理条例を踏まえられて、丁寧に手を入れられ管理されている入居者の方もございます。そういうことでございますので、現状での対応となりますことにつきまして、ご理解をお願いしたいと思います。  一方、公園、集会所等、緑地供用部分につきましては、市で定期的に除草作業を行っておりまして、また、今後も自治会からの要望等がありましたら、計画的に剪定、伐採の対応を行うように考えております。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 14番、染矢議員。 ◯議員(14番 染矢 正次君) 自分で管理するということですが、このままだと、どんどんカイズカの木は大きくなるばかりです。宮若市営住宅等整備基準条例第4条、市営住宅等は、安全、衛生、美観等を考慮し、かつ、入居者等にとって便利で快適なものになるよう整備しなければならないとあります。何か改善できる方法があればいいのですが、行政の方で解決方法を見つけていただきたいと思います。  以上で、一般質問を終わります。 ◯副議長(川口  誠君) これにて、染矢議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯副議長(川口  誠君) ここで、お諮りいたします。本来ならば、私、川口の一般質問の順番ですが、本日は、議長の職務を行っておりますので、質問を12番、神谷議員の後に変更したいと思いますが、これにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯副議長(川口  誠君) ご異議なしと認めます。  それでは、私、川口の一般質問につきましては、神谷議員の後に変更させていただきます。       ……………………………………………………………………………… ◯副議長(川口  誠君) では、次に、中尾議員の質問を一括してお受けします。11番、中尾議員。 ◯議員(11番 中尾ハギ子君)〔登壇〕 11番、中尾でございます。私は、質問事項3つ。  まず、若宮地区の小中一貫教育施設についてお伺いをいたします。  質問要旨といたしまして、ただいまの進捗状況は、どうなっているのか。2、これに伴う小学校の再編は、どのようになっているのか。  質問事項2、全国学力テストの結果について、お伺いをいたします。  質問要旨1、このテストの結果を、どう捉えられているのか。2、これから先、どのようにこの結果を受けて取り組まれるのか。  質問事項3つ目、本市に子供(幼児を含む)不明者はあるのか。  質問要旨、とあるとすれば、どのような対策をとられているのか。  以上、3点、よろしく答弁お願いいたします。 ◯副議長(川口  誠君) ただいまの質問に対し、執行部より順次答弁を求めます。教育長。 ◯教育長(中村 直史君)〔登壇〕 教育長です。中尾議員から、大きく分けて3点にわたりまして、ご質問をいただきました。順次ご答弁を申し上げます。  まず初めに、若宮地区の小中一貫教育施設についてお答えいたします。  1点目の進捗状況についてでございますが、昨年度、実施設計を終え、本年6月議会において予算の承認をいただき、建設に取りかかる準備をしているところでございます。建設につきましては、本市の他の施設と同様に、共同企業体を結成し9月中に業者を決定する予定でしたが、いまだ、業者が決定しておりません。これにつきましては、今後、協議を進め、本年度中に、工事に取りかかることができるよう努めてまいりたいと考えております。  次に、2点目の小学校の再編についてでございますが、平成20年に策定いたしました宮若市学校等整備方針に基づき、現在、宮若西中学校区の小学校あるいは幼稚園を対象とした学校等整備計画市民ボランティア会議と学校等整備計画策定委員会を立ち上げ、協議を進めているところでございます。今後、計画が決まり次第、議会を初め、市民の皆様に十分なご理解をいただくように、説明会の開催等を行っていくことにいたしております。  続きまして、全国学力テストの結果についてお答えいたします。  まず、1点目のこのテストの結果をどう捉えているのかについてでございますが、本市の学力テストの結果につきましては、本年は、小学校は県平均よりやや下回っており、中学校はほぼ県平均と同じでございました。また、学習状況調査を見ますと、家庭学習の時間が県平均に比べ短く、授業の予習、復習をする児童・生徒が少ないという結果も出ております。  ご承知のように、福岡県の学力テストの結果は、全国平均より下回っております。この結果につきまして、県教育委員会は、厳しい現実だが素直に受けとめざるを得ない。教育委員会や教育現場での学力の実態や課題の共有化が不十分だったのではないかと評価しております。このことは、本市におきましても同様であると、そのように捉えております。  次に、2点目の、これから先、どのように取り組むのかについてでございますが、各学校においては、本年度の結果の分析に取り組み、今後、各学校の実態に即した手だてを講じてまいります。また、市教育委員会としても課題を共有して、これまでの取り組みの見直しや充実を図ってまいります。とりわけ、教員の指導力の向上が必要であり、授業力の向上を目指して行っております、みやわか教師塾などの研修のさらなる充実を図りたいと、そのように考えております。  また、家庭学習及び生活習慣の形成につきましても働きかけていくことが必要であり、これにつきましては、プロジェクトE授業におきまして、生活のリズムづくりや家庭学習の習慣の確立、親子読書のさらなる推進等に取り組んでまいります。学力の向上は、本市の最重要課題の1つと捉えております。学校、家庭、地域が一層連携して、ねばり強く取り組んでまいりたいと、このように考えております。  最後に、本市に子供の不明者はいるのかについてお答えをいたします。  市教育委員会といたしましては、現在、本市には、居所不明の児童・生徒はいないと、このように把握しております。今後とも、就学時の健康診断あるいは各小学校で行います入学説明会等の機会を捉えまして、子供の居所の把握に努め、子供の安全の確保に努めてまいりたいと考えております。  以上で、答弁を終わらせていただきます。 ◯副議長(川口  誠君) 再質問をお受けします。11番、中尾議員。 ◯議員(11番 中尾ハギ子君) 今ご答弁を教育長からお受けいたしました。まず、進捗状況については、入札が不調に終わったということでございますが、確認でございます。前、建設金額が非常に上がっておったというときの説明で、給食を自校方式にしました。それと、資材の高騰でございますというのをいただきましたが、それでよろしゅうございましょうか。 ◯副議長(川口  誠君) 学校教育課長。 ◯学校教育課長(灘波 千明君) 学校教育課長です。予算の審議をしていただくときに、そういうふうなご答弁申し上げました。給食等で面積が広がったこと。資材等の高騰で予算額が最初の予定より大分上がって、当初予算のほうを計上させていただいております。 ◯副議長(川口  誠君) 11番、中尾議員。 ◯議員(11番 中尾ハギ子君) 11番、中尾です。今、自校方式にしました、資材の高騰がございますというのを、前、いただいたんですが、不調に終わって、これがまた長くなれば、資材の高騰ということも考えられるのではないかと思っております。28年4月に開校、私も含めて議員の皆様、間に合うのかというご心配をしておられます。答弁はよろしゅうございますので、次の入札に向けて再構築をきっちりなさって建設ができるように、また、議会のほうにもちゃんと言っていただければ、早い段階、早くしていただきたいという思いで、答弁はよろしゅうございます。とにかく、28年の4月には開校しなければならないので、しっかりと、そこら辺はしていただきたいと思っております。  今、入札が不調だったということですので、これ以上はございませんが、この小中一貫教育を進めていくに当たって、当然、教育のカリキュラムも変わってくると思いますし、子供たちにとって配慮されるべきはどんなことがございましょうか。 ◯副議長(川口  誠君) 学校教育課長。 ◯学校教育課長(灘波 千明君) 学校教育課長です。今後、再編するに当たりましては──小中一貫教育を行っていくに当たりましては、今後、内容については現在いろいろ協議しております。教育委員会といたしましても、小中一貫につきましては、分離型と統一型といろいろ出てくると思いますので、その辺の差異がないように、子供たちに同じような状況がつかめるような形で計画を策定していきたいと考えております。 ◯副議長(川口  誠君) 11番、中尾議員。 ◯議員(11番 中尾ハギ子君) 11番、中尾です。配慮されていく課程で、これはどのようにスケジュールを進めていかれるのでしょうか。お聞かせください。 ◯副議長(川口  誠君) 学校教育課長。 ◯学校教育課長(灘波 千明君) 学校教育課長です。小中一貫教育につきましては、現在、校区事業を通して小中一貫校の目標や設定を各中学校区ごとに策定し進めていくようにしております。西中校区につきましては、先行いたしまして、若宮小学校や宮若西中学校におきまして、一貫教育開設準備委員会をもう立ち上げまして、小中一貫校の目標の設定や教育プランの作成に取り組んでおります。27年度には一部施行できるように協議を進めておりますが、全市的に──宮若市全体として28年度には取り組んでまいりたいと考えております。 ◯副議長(川口  誠君) 11番、中尾議員。 ◯議員(11番 中尾ハギ子君) 粛々とそこら辺は進めていかれるのであろうと思いますので、またどこかでご報告を受ければいいと思っております。  小学校の再編についてでございますが、小中一貫教育の整備に伴い、若宮地区の小学校の再編も進められていくということになると思いますが、今後どのような、その部分の小学校のスケジュールは、どのようになっておりましょうか。再編についてですね。それを教えてください。 ◯副議長(川口  誠君) 学校教育課長。 ◯学校教育課長(灘波 千明君) 学校教育課長です。先ほど教育長の答弁の中で申し上げましたように、現在、ボランティアスタッフ会議と策定委員会を立ち上げまして協議を進めております。本年度中に方向性──その協議の中で再編の方向性、再編年度等を検討していくこととなりますが、本年度中には計画を策定し、皆様にご報告できるように進めておるところでございます。 ◯副議長(川口  誠君) 11番、中尾議員。 ◯議員(11番 中尾ハギ子君) 11番、中尾です。その再編に向けて、ある地域では、大変、整備に伴い強い反発があるところがあると聞いておりますが、そこについては、どのような配慮をなさるのでしょうか。 ◯副議長(川口  誠君) 学校教育課長。 ◯学校教育課長(灘波 千明君) 学校教育課長です。計画を策定するに当たりましては、市民ボランティア会議や策定委員会において、各小学校区から保護者や住民の方の参加をいただきまして、その方たちの意見を伺いながら計画を策定しております。計画を策定次第、説明会を開き、保護者や住民の方にご理解いただけるようにしてまいりたいと考えております。 ◯副議長(川口  誠君) 11番、中尾議員。 ◯議員(11番 中尾ハギ子君) 11番、中尾です。大変強い反発のあるところもあると、私、聞き及んでおりますので、その地域については丁寧にご賛同いただけるように説明をしていただきたいと思っております。若宮地区の小学校の再編は、今、粛々と進んでいると思うのですが、今後の小中一貫教育──旧宮田地区ですね、そういう宮田地区の小学校の再編については、どのような枠組み、また、スケジュールがあるのでしょうか。教えてください。 ◯副議長(川口  誠君) 学校教育課長。 ◯学校教育課長(灘波 千明君) 学校教育課長です。教育委員会といたしましては、先ほど教育長も申し上げましたように、平成20年5月に策定いたしました宮若市学校等整備方針に基づきまして検討いたしていくこととなります。現在、進めております宮若西中学校区の整備計画の策定後に、東中校区の整備計画に取り組んでまいることになりますが、計画策定するに当たりましては、宮若西中学校区で進めておりますように、市民ボランティア会議及び計画策定委員会を立ち上げ、そちらのほうの意見を聞きながら計画を策定していきたいと考えております。 ◯副議長(川口  誠君) 11番、中尾議員。
    ◯議員(11番 中尾ハギ子君) 旧宮田地区においても、今から再編が始まってくるのだろうと思いますので、それについては、やはり丁寧に父兄の方、地域の方にご理解いただけるように取り組んでいただければと思っております。これについては終わります。 ◯副議長(川口  誠君) 今、中尾議員の質問の最中でございますけど、10分間休憩いたします。11時10分より再開いたします。                  午前11時00分休憩       ………………………………………………………………………………                  午前11時10分再開 ◯副議長(川口  誠君) 休憩前に引き続き、中尾議員の再質問からお受けします。11番、中尾議員。 ◯議員(11番 中尾ハギ子君) 11番、中尾です。全国学力テストの結果について、ただいま教育長より答弁をいただきました。新聞なんかで筑豊全教科で県内最低とか、ここは北九州を見るんでしょうけども、それでも下から2番目ということなんでしょうが、毎年この時期になると心を傷めます。さっき、教育長もおっしゃいましたけども、県では、教育現場での学力の実施や課題の共有化が不十分だった、そういうふうに県のほうも言っているわけですね。さっき、教育長が、教員の指導力の向上が必要であるとおっしゃいました。  教育長にお伺いいたします。  教員の資質──指導力というのは、教育長はどのようにお考えでしょうか。この宮若市においてはですね。お願いします。 ◯副議長(川口  誠君) 教育長。 ◯教育長(中村 直史君) 学力に影響する要素は幾つかあると思いますけれども、その中でも教員の指導力というのは、1つの大きな要素を占めるというふうに考えております。  宮若市の教員全体を見て、この学力調査の結果と符合してみると、学校の先生が非常に宿題を出すところ、これは、学力が高いというよりも、解答の平均値が高いということなんでございますが、それは高いということが出ております。また、学校の先生が、言語活動というんですか、授業の中で聞いたり話したりするということを入れるということは、その学力が高くなるというような、そういうことを国も示しておりますが。  宿題を先生がよく出しているというのは、宮若は割とそれに該当いたします。ただし、言語活動等を入れていくということについては、全国平均よりやや低いという状況がございます。  そういうことから考えると、先生たちは、何とかせねばならんという思いで頑張っていらっしゃること、これは大いに認めるべきだというふうに考えております。ただし、その中身につきましては、つまり、全国学力学習状況テストに対応できるような指導に、もちろんなしてはいると思うんですけれども、授業を変えねばならんところがあるというのが現状だというふうに考えております。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 11番、中尾議員。 ◯議員(11番 中尾ハギ子君) ありがとうございます。ある統計によると、子供たちの貧困という、そこも非常にかかわってくるんだというのが載っておりました。ただし、それでも上がっているところもあるんですね。それを見ますと、さっき、私が聞きたかったのは、先生でしょうか、子供でしょうか、家庭でしょうかというのも聞きたかったんです。それで、統計によると、規則正しい生活習慣、親が読み聞かせに熱心、親子のコミュニケーションが良好、親の学校行事への参加が多いところの子は上がっているというのが現実にあります。なかなかこれは難しいと思うんですが、まず、さっき言いましたですね、原因は何でしょうか、先生でしょうか、家庭でしょうか、その子の性質によるんでしょうか、環境によるんでしょうかといろいろあるんです。それで、学校は、今、読み聞かせとか、そういうのを取り組んでらっしゃるところもあると思います。例えば昔、オアシス運動というのがあったでしょう。おはようございます。こんにちは。ごめんなさい。こういうのをもう一度、子供たちの精神面で言えば、すべきことが必要ではないかと思いますが、教育長は、どのようにお考えでしょうか。 ◯副議長(川口  誠君) 教育長。 ◯教育長(中村 直史君) 教育長です。大きく2つのご質問があったと思います。  まず、どこに原因があるかということでございますが、先ほど国が調査をしては、学力に影響してくる要素を公表しております。ご指摘ありましたような、親の学歴のことでありますとか収入のことも確かに国は申しておりました。あるいは、家庭での生活習慣、早寝早起き、早寝早起きというよりも決まった時間に起きる寝るということでございました。読書をするということも関係しておりましたし、学校の先生の指導のあり方もありました。そういう面から見ますと、宮若市の子供の状況というのは、いずれにせよ、そういう課題となるところに符合している面があるというのは、これは事実でございます。  この学力に影響する要素を整理しますと、1つは、学校の指導の問題、これがあります。家庭環境の問題があります。3番目に大きいのは、社会構造の問題が出てくるんだろうというふうに思います。どこに原因があるかということでございますが、まずは、この3つの問題というのは、相互に関連している問題である。つまり、みんな、どの学校も同じ状況で指導を始めているのではなくて、その地域の子供たちの実情に応じた指導をしていますし、親御さんたちは、そういう状況の中でお子さんを一生懸命育てていらっしゃるという、そういう状況がございます。  ですから、1つに絞ることは、これはちょっと非常に難しいことだというふうに考えております。強いて言うならば、いずれにも課題があると。それぞれに頑張っているけども、まだまだ十分ではないというふうに答えられるのかなというふうに思います。  要は、大事なのは、学校と家庭、地域がばらばらでやるということが、これが一番問題だと思います。これがどう連携をとるかということを前提に、それぞれがそれぞれの役目をしっかりと果たしていくということが大事なんだというふうに思います。  今ご指摘ありましたオアシス運動等の、これは基本的な生活習慣を確立する運動でございます。宮若市のこれまでの取り組みを見ますと、プロジェクトE事業というのが長くやられてまいりました。これは、幼稚園から小・中学校の先生までがみんな共通理解をして、そして、親御さんに働きかけていって、そして、読書を進めていくこと、読み聞かせをするということもこの中に含まれていましたし、挨拶をするということもこの中に含まれておりました。宮若は、ある意味で、そういう意味では先を見た取り組みをしていたというふうに自分は評価しております。  ですから、おっしゃいますように、今後も、プロジェクトE事業は現在も続いておりますけれども、本来何のためにやっていたのかという精神を忘れんように、そういう意味で各学校にもう一度共通理解をして進めていくこと、これが大事だというふうに思いますので、取り組んでまいりたいというふうに思います。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 11番、中尾議員。 ◯議員(11番 中尾ハギ子君) 11番、中尾です。本当に教育は人づくりだと思うんですね。決して成績だけが云々するわけではない。そこに、人格の向上もあると思うんです。だから、それを踏まえて、成績だけではない部分を取り組んでいただければ、おのずから成績も上がってくるのではないかと、私は考えておりますので。大きなことを言えば、静岡県が去年四十何位だったのが、静岡の知事さん、怒ってですね、ずっとやれということで、ことし27位まで上がっております。そういうトップの取り組みも──怒れということではありません、取り組みが必要になってくるのではないかと思ってます。教育長も、元北九州の事務所おられたのですから、優秀な方が、またここに来ていただければありがたいなという思いをしております。まず、学力テストについては、これで終わります。  不明者の部分ですが、ここにはおられないということですが、幼児に関してはどちらになるんでしょうか。 ◯副議長(川口  誠君) 子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(松尾 竜彦君) 子育て支援課長です。幼児におきましての不明者はいるのかというご質問かと思います。  本市におきましては、本市に住民票がある世帯につきましては、居所不明の幼児はいないものと把握しております。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 11番、中尾議員。 ◯議員(11番 中尾ハギ子君) 子供も幼児に関しても、宮若市には、ないということで、これは恐らく、ここに住民票なり戸籍のある方が、そういう方はおられないということだろうと思います。戸籍のない──このごろ発見されたのは戸籍のない方とか、そういうのもあったので、ちょっと聞いたんです。小学校に入る事前の検査とか、そういうときにおられなかった。つまり、もう、今ここはいないということで捉えてよろしいですね。  これで終わります。ありがとうございます。 ◯副議長(川口  誠君) これにて中尾議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯副議長(川口  誠君) 次に、萩本議員の質問をお受けいたします。12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君)〔登壇〕 おはようございます。12番、萩本です。私の一般質問につきましては、本市で平成23年度より市内各自治体に働きかけを行われております自主防災組織の現状と今後の課題についての質問をさせていただきます。  質問要旨といたしまして、現在、市内自治会のうち自主防災組織の設置数は何件か。  各防災組織の内容、組織内の連絡系統等についての把握はなされていらっしゃるのか。  災害時の行政サイドの取り組みについて具体的なマニュアルをお持ちになっていらっしゃるのか。  危険箇所等については、各防災組織と行政との間で情報の共有がなされていらっしゃるか。  災害時における自主防災組織と行政の情報伝達についてはどのような対策をとられておられるか。  今後、市民の方への防災組織の向上について、また、自主防災組織の設置の増加を含めて、どのような取り組みを今後されるのか。  最後に、本市独自での行政と自主防災組織のあり方についてどのようなお考えをお持ちなのかをご質問をさせていただきます。何とぞよろしくお願いいたします。 ◯副議長(川口  誠君) ただいまの質問に対し、執行部より答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただいま、萩本議員から自主防災組織の現状と今後の課題についてということでご質問をいただいております。順次ご答弁申し上げます。  まず、1点目の市内自治会の自主防災組織の設置数についてでございますが、平成23年度より設立に向けた働きかけを行いまして、本年9月1日現在、30自治会において設置がなされております。  2点目の各自主防災組織の内容、組織内連絡網等の把握についてでございますけれども、結成届の提出の際に添付書類といたしまして、組織の規約や役員名簿等の提出をいただいております。  3点目の災害時の行政側の取り組みに関するマニュアル化についてでございますけれども、平成25年度の宮若市地域防災計画の改訂時に、職員防災初動マニュアルについても見直しを行っておりまして、本年4月に全職員に配布をいたしたところでございます。  4点目の危険箇所等についての自主防災組織と行政間での情報の共有化についてでございますが、平成25年度に国や県の情報を活用しながら、土砂災害危険区域等を記載いたしました宮若市防災マップを新たに作成をし、全戸配布をするとともに、自主防災組織等の研修会の折には、危険個所などについての説明を行っておるところであります。  5点目の災害時における自主防災組織と行政との間の情報伝達についてでございますが、固定電話や携帯電話、あるいは、携帯電話各社のエリアメールによりまして通知を行っております。  6点目の市民の防災意識及び組織率向上の取り組みについてでございますが、防災講習会の開催や、市広報紙を活用した防災に関する啓発、周知とあわせまして、未設置の自治会長に対しまして個別に設立要請を行っておるところであります。  最後に、7点目の本市独自の行政と自主防災組織のあり方についてでございますが、災害による被害の防止、軽減を図るためには、自助・共助・公助が基本となるわけでございますけれども、特に、自主防災組織にあっては、地域のコミュニティーとして地域のさまざまな活動と防災活動を組み合わせること、また、消防団や地域のさまざまな団体と連携をすることが肝要であろうというふうに考えております。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 再質問をお受けします。12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) 12番、萩本です。まず最初に確認をお願いいたします。  本市、自治会数、全部で幾つあるのか。それと、今、市長のご答弁にございました、その中の設置が30自治会で、自主防災組織の設置が終わっておるということで、これを世帯率に置きかえた場合に、全世帯の何パーセントが防災組織に入られているのか。まずは、確認をお願いします。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。まず、自治会数でございますが、77自治会でございます。そのうち、先ほど市長の答弁でも申し上げましたとおり、30自治会が自主防災組織を立ち上げされております。世帯率に換算しますと63.6%という状況になっております。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) ありがとうございました。  続いて、自主防災組織の内容、連絡系統等についての把握に質問を移させていただきます。  市長のご答弁で、結成届というのが30の防災組織から提出されとおると。この内容については、行政のほうで統一された書式──フォーマットで管理がなされているんでしょうか。いかがでしょうか。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。自主防災組織の立ち上げにつきましては、平成23年度からモデル自治会を選定しまして、順次立ち上げの要請を行ってきたところでございます。その中で、やはり一定のフォーマットが必要だろうということで、基本的には市のほうでそのフォーマットを提供いたしまして、自治会ごとに、それに見合った形で作成をお願いしておるという状況でございます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) 早い防災組織は、3年前に多分設置されたと思うんですが、それ以降の役員さん等の変更が生じた場合、変更届、フォーマットの内容の修正、変更というのは、どのように、今、行われているんでしょうか。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。当然、自治会長さんの交代に伴って役員の交代というのも出てくる状況でございます。その都度、自主防災組織のほうから変更の申し出があった部分については、うちのほうで書きかえを行うという形をしております。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) 受動的に防災組織の変更が生じた場合に書面を受け取られて変更を加えていくということよりも、公助の一貫として、こちらからある程度、年に何回とかいう形で変更の内容を確認されて、その都度──これは連絡網等にもかかわってまいります、電話番号等が変わった場合には、早急に災害時対応できないような状況があろうかと思いますので、その辺、今後の取り組みについてお伺いしたいと思います。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。自主防災組織ということで、あくまでも自主的に防災活動を行っていただくという組織ですので、当然、行政からの働きかけも必要だろうと思っておりますが、やはりそういう意識を自主防災組織の方に持っていただくというのが必要だろうと思いますので、その辺につきましては、双方協議を行いながら有効な手段について確定をさせていきたいと、そういうふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) 有効な手段を講じてください。  次に、この自主防災組織の内容等々について、行政のほうから意見交換、また、アドバイス等の場を設けられることはあるんでしょうか。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。自主防災組織との意見の交換の場ということでございますが、23年度から自主防災組織を順次立ち上げていただきまして、24、25と、自主防災組織のほうで防災訓練の実施をお願いしております。そういった中で、研修会あるいは訓練の中で、お互いの懸案事項等を話し合うような機会を設けておると、そういう状況でございます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) ありがとうございます。  率先して防災組織を設置された自治会。もう3年ほどたとうと思いますけども、例えば、自治会単位で設立されておりますので、自治会長が頭、消防団組長さんがその次、で、住民の方がいらっしゃるというような流れになろうかと思います。自治会で小組合によっては、5軒、6軒の小組合もあろうかと思いますし、20軒、30軒の小組合もあろうかと思います。組長さんの下に例えば班長さんで五、六軒の情報を管理する。災害時についてのみでしょうけども、それを上に上げる。また、上から組長の下、班長さんに情報を下げるといったような、今からはきめ細かい行政のそういう──指導とまでは言いません、提案ということが、公助が担う一端になろうかと思いますが、その辺のもしお考えがあれば、お聞かせください。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。今、議員言われますように、組織体系については、やはりきめ細かな対応というのが必要になってくるかと思います。私どもも、県あるいは国のほうから一定のそういったマニュアル等々も提示されておりますので、そういったのを逐次、自主防のほうには提供してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) ありがとうございます。  続いて、災害が起こった場合の行政サイドの取り組みのマニュアル化については行われているということ。また、危険箇所については、自主防災組織と行政の間で情報の共有化はなされているというような市長のご答弁でございましたけども、本市は、豊かな自然環境が広く点在しておりまして、当然、山間部、2本の大きな河川、また、その支流、場所によっては大型の団地等々、各防災組織ごとに立地条件が異なってきてると思います。それに伴って、災害時の状況の対応も異なってくる可能性が高いと思うんですが、防災組織ごとに居住地域、住民の皆さんとの危険場所等の確認、把握等はなされていらっしゃるでしょうか。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。自主防災組織と共同で危険個所の把握というのは、現在のところできておりませんが、今年度、県のモデル事業で、また、自主防災組織、数団体に協力依頼を申し上げまして、モデル事業の取り組みをしておるんですが、脇田地区におきまして、要は、自分たちの住んでいる地区の危険箇所を見て回ろうということで、10月に実施予定ということですので、順次、モデル事業ですので、それを広げていきたいというふうには考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) 設置されている防災組織については、早い対応をお願いしたいと思います。ご自分のお住まいになっているご自宅が危ないということもご存じない方もいらっしゃろうかと存じます。早急にそういう行動を起こしていただきたいと思います。それと、防災組織ごとの避難所の確認並びに把握というのはできていらっしゃいますか。
    ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。自主防災組織ごとの避難所の確認ということは、個別に市のほうではしておりませんが、基本的には組織の中で、自分たちの住んでいる地区の避難施設はどこかというような確認は、基本的にお願いをしておるところでございます。  あわせまして、自主防災組織によりましては、民間の施設等を活用するようなところもあるようでございますが、ここの確認については、うちのほうではまだできていない状況です。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) 自主防災組織、その避難所等については、住民の方が災害が起こる前、また、災害が起こったときには、そこに身を寄せるわけですから、確認はぜひともしていただきたい。公民館、学校等々は、ある程度把握ができるでしょうけども、今、関係所管がおっしゃった自治会、防災組織によっては、民間の施設を避難所として指定されているところがございます。山を後ろに抱えているとか、いろんな立地条件の施設がございましょうから、そちらに避難したわ、災害に遭ったわというようなことが起こらないように、その分のご指摘をされるのが公助の務めだと思いますので、今後、設置された防災組織については、きめ細かい配慮をなされていただきたいというふうに存じます。  それと、災害時における防災組織と行政との情報伝達についてなんですが、これは、被災をされた地域の行政の反省検証点としまして4項目ございます。  1つは、各関係機関からの大量の情報を把握し切れない。それを生かせない。これは、県また関係各署でございましょうけども。  2番目が、防災担当人員の不足。この中には、防災専門の知識を持った方が少ない。  3項目めが、避難指示、避難勧告のタイミングの基準が曖昧である。  4番目、これは住民の方からの電話対応で、情報の処理が追いつかない。避難したほうがいいでしょうか等々、それとまた逆に、サイレンがうるさいなど、さまざまな緊急時にはパニックが生じてまいります。  これに対して行政サイドが備えていらっしゃるマニュアルで対応は可能なんでしょうか。お聞きします。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。今、議員ご指摘の部分につきましてですが、災害時には一挙に防災所管のほうに情報が集中するわけでございます。したがいまして、今回、広島で起きました土砂災害においても、避難勧告のタイミング、あるいは、どこの地区で、どういった被害が起きているか、情報把握に非常に苦慮したというふうに聞いております。本市におきましても、やはりああいった広域での災害が起こった場合は、非常に似たようなケースも当然想定されると思います。  公助につきましては、やはり点で起きる災害については、資機材、人員、こういった部分を、その地区に投入するということで公助の役割がある程度果たせるわけですが、面での災害になりますと、どうしてもその対応に時間がかかってしまうという現状はあると思いますので、これにつきましては、国・県が課題として抱えておるところでございますので、そういった指導を仰ぎながら、本市のほうも対策については講じてまいるような形になるかと思っております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) 私も、自助、共助の重要性というのは、十分把握しているつもりです。公助だけに、のみに頼るということがないような組織づくりを今からやっていかなけくてはならないというふうに思っております。  今、公助の面でとおっしゃいましたけども、例に出して失礼ですが、広島、北海道、明け方3時、4時に、当然、お役所等は閉まっている。1時間200ミリ等の豪雨が降った場合のシミュレーションとして、公助の立場で、行政はどういうふうな取り組みを考えていらっしゃるかお聞かせください。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。今般の広島に起こりました災害につきましては、局地的に短時間に非常に大量の雨が降ったということで、議員、言われますように、夜中ということもありまして、避難勧告のタイミングに非常に苦慮されたというふうに思っております。どの時点で勧告を出すのかという部分もあろうかと思います。夜の避難行動については、やはり危険が伴うということもありますので、その辺につきましては、市のほうとしましては、こういった土砂災害につきましては、気象庁が出します土砂災害の警報がございます。これを一定の避難の勧告あるいは避難準備情報の発令のタイミングというふうに考えております。  国のほうも今般の災害等を受けまして、空振りを恐れずに勧告を出すようにというような指導があっております。県も同じような形で、土砂災害警戒情報が出た場合には、空振りを恐れずに避難勧告を出すようにということですので、早目早目の避難を呼びかけるというのが現状ではないかと思っております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) 今おっしゃった──簡単に言えば、自助、共助、瞬間豪雨については自助、共助が一番機能しなくちゃいけないことなので、今おっしゃったようなことを各防災組織にご説明いただいて、このようなことが起こった場合には、行政はちょっと対応できない部分がありますよということを、防災組織の長またスタッフの方に知らしめることも公助の一端かと思います。  それと、あと、本市、この地域におきまして災害として予想されるのが、よく取り上げられるスーパー台風、それと、今ご説明いただきました瞬間豪雨、2つの災害は、これは基本的に災害の内容が異なっております。台風の場合には進路予想また上陸等が数日前からわかっているということで、この2つに対する──台風、瞬間豪雨に対するマニュアルが2つあってしかりかと思いますが、その辺はどうお考えですか。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。台風につきましては、議員が言われますように進路予想というのが出ますので、当然、防災担当部署におきましても、気象台あるいは米軍が出します台風の進路予想というのを収集しまして、どのタイミングで福岡県に近づくのかといった部分で一定のタイムライン的な部分については可能かなというふうに思っております。  しかしながら、局地的な集中豪雨につきましては、やはり予測が非常に困難な状況ということもございまして、そういった一定のマニュアルでは対応ができないのかなというふうには、現状として考えております。民間の気象予報関係で、会員さんを募って集中豪雨の情報を携帯電話等に流しているところもあるようでございますが、やはり発生から被害が出るまでの時間が非常に短いということで、こういった行動パターンといいますか、市のほうの行動マニュアルというのはなかなか作成はしづらい状況かなというふうには、現状としては認識しております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) 今、課長のほうからタイムラインという言葉が出ましてびっくりしております。タイムライン──簡単に説明しますと、これ、アメリカのシステムでハリケーンに備えたものです。ハリケーンが上陸する3日前からの措置が時系列で示されるものです。3日前──72時間前には首長、アメリカでは州知事が緊急事態宣言を発令する。48時間前には自治体ボランティアなどが避難所の準備を開始する。36時間前には避難勧告が発令されて、消防また警察などが避難所の誘導を始める。24時間前には交通機関、その他商業施設が全て営業停止。町の機能がとまってしまいます。12時間前には強制避難を発令。上陸時──これはゼロアワーと言うそうですけども、市民の皆様、行政、警察、消防など、全てが避難所に入って、町の中には1人も出ていない。通過後、12時間後に活動再開。これは2次災害を防ぐためという形で、これを使って台風に備えている町が、三重県の紀宝町というところにございます。  その点について、宮若市でも、こういった宮若市独自の、宮若市に合った、宮若市の地域地域に合ったマニュアルをこれから作成されたほうがいいと思いますけども、関係所管の見解をお聞きします。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。議員ご質問のタイムラインの策定ということでございますが、確かに台風につきましては、有効な部分もあろうかと思います。ただ、直撃の前に公的機関も全てが稼働しないというのは、現在の日本ではあり得ないかなというふうに感じております。  したがいまして、基本的に災害対応につきましては、防災計画に基づきます災害予防あるいは応急対策ということで対応していきまして、このタイムラインにつきましては、それらを補完するような部分になるのかなというふうに考えております。本市としましては、やはり早目の避難ということで市民の方には呼びかけを行っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) おっしゃるとおりです。専門家の方も、このタイムラインがそのまま日本に適用できるかと、これは困難でしょうという見解の方が大多数というかほとんどでございます。今申し上げた紀宝町が、これをベースにして独自の日本に来る台風の進路についてタイムラインを備えておるということで、紀宝町のそういう内容等々は、インターネット等で検索されたことはございますか。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。紀宝町の部分につきましては、直接は、検索はしておりませんが、国土交通省とかそういった部分では、そういったタイムラインということで、事前防災行動計画というのを策定しているという状況については確認いたしております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) いいところをまねるのも、1ついいことかと思います。全てが、要するに地域性もございましょうから、宮若市にはそぐわない部分があろうかと思いますが、まず検索をされて、地方また地方都市のマニュアルでいいところがあれば、どんどん取り入れていただいて、宮若市の皆さんの生命、財産等々を守っていただきたいというふうに思っております。  それでは、先ほど最初にご質問差し上げた設置が30組織で、特に自主防災組織が設置をされていないところ、これは同じ市の中でも温度差があるのではないかと現状思います。もし決まっておれば、何年度をめどに自主防災組織が宮若市全体に行き届いてカバーできるのか、これは大変に自治会さんとの交渉、また話になりますので、難しい内容、取り組みになろうかというのは承知しております。何年度がめどなのか、また、それに対してどういうふうな具体的な呼びかけ、働きかけをお考えになっているのかをお聞きしたいと思います。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。自主防災組織の組織率についてのご質問でございますが、基本的には、後期基本計画の期間内には100%を目指してということでございますが、なかなか自治会長さん、あるいは高齢化というのもあって、かなりハードルは高いのかなというふうに思っておりますが、設立されてない自治会に関しましては、個別にうちの職員が出向きましてお願いをしておると。近隣で設置された場合は、それに負けじと設置されるような自治会もございますので、職員のほうが出向きまして積極的に働きかけを行っていくという形で考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、萩本議員。 ◯議員(12番 萩本 広房君) 市内全域が自治会の皆様方の自主防災組織でカバーできて初めてスタートラインに立てるんじゃないかというふうに思っております。それがあって、それぞれの立地に応じたいろんな提案ができるのだと、私のほうはそういうふうに思っております。今後、早急にはできないことかもしれませんが、地道な働きかけで、早くこの町のベースになる自主防災組織の増加に努めていただきたいと存じます。  答弁は結構です。  以上で質問を終わります。ありがとうございました。 ◯副議長(川口  誠君) これにて、萩本議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯副議長(川口  誠君) 正午前でございますけど、運営上、ここで一旦昼食のため休憩し、午後1時より再開いたします。                  午前11時50分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後1時00分再開 ◯副議長(川口  誠君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  次に、安永議員の質問をお受けします。8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君)〔登壇〕 8番です。私は、新市建設計画変更議案というのが昨年12月議会に提案をされました。その中で、防災拠点ということで新庁舎の整備が出てまいりました。この整備が加えられました。今後の整備の進め方あるいは考え方をお聞かせいただきたいと思います。  以上です。よろしくお願いします。 ◯副議長(川口  誠君) ただいまの質問に対し、執行部より答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただいま、安永議員から新庁舎建設について今後の整備の進め方、考え方を伺うということでご質問をいただいております。ご答弁申し上げます。  新市建設計画の見直しにつきましては、東日本大震災による被害を受けた合併市町村に係る地方債の特例に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴いまして、合併特例債を起こす期間が10年から15年間に延長をされたことに伴いまして、本市の防災、減災の観点から、期間延長と合わせ、宮若市新市建設計画の一部を見直す中、防災拠点となる新庁舎の整備を追加するなどの一定の見直しを行ったところであります。  お尋ねの今後の新庁舎整備に関する考え方でございますが、現在、昭和56年以前に建設をされた本庁舎を初め、別館の耐震診断を実施いたしているところでありまして、その診断結果を見きわめる必要があると考えております。また、直方警察署宮若警部交番も、現在の国土交通省宮田出張所横に年度内に新築移転をし、平成27年度には現交番が解体をされる計画であります。このような中、新庁舎につきましては、庁舎周辺の全体計画をどのようにするのか。まずは、将来的な中心拠点の整備構想を策定する必要があると考えておるところでございます。  以上で終わります。 ◯副議長(川口  誠君) 再質問をお受けします。8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君) 8番です。今、答弁をいただきましたが、何点か質問したいと思いますが、今言われました中心拠点の整備構想ですかね。これは、新庁舎を含めたところの構想になるのか、まずは、それをお尋ねしたいと思います。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策部次長。 ◯総合政策部次長(有吉 光彦君) 総合政策部次長です。今の整備構想とは新庁舎を含めた構想であるかということのご質問でありますが、新庁舎に関しましては、具体的な計画は、将来的に基本計画を策定する中で具体化していかなければならないものと考えております。  それと、中心拠点の整備構想では、この本庁舎周辺は、平成24年に開館しました生涯学習センターリコリス、それから、周辺にはマリーホール、文化センターなどの施設が集積をしているわけでございます。その中で、来年度には、隣接しております宮若警部交番が移転、解体されますことから、この本庁舎の周辺の土地利用を含めた全体的な構想を策定する必要があるというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君) 今、この周辺を、一帯を全部含めたところの構想ということを言われました。新庁舎の建設、これは大変なことだと思います。宮若市としても100年の計とも言えるというふうに思うわけでございますが、これは当然、市民の皆さんのご意見、それから、私ども議会の意見も大変大事だということも思うわけですね。ですから、ここら辺をどんなふうに捉えられるか、市民の皆さんの意向も十分に取り上げていただきたいと思いますし、議会の意見も聞きながらということを思うわけですが、この点はいかがですか。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策部次長。 ◯総合政策部次長(有吉 光彦君) 総合政策部次長です。今、議員言われますように、この新庁舎の建設は、新市建設計画の見直しの中でおきまして、主要事業として位置づけているものでございます。もちろん市民の皆様の意見を拝聴しながら、また、議員各位のご意見を拝聴しながら、鋭意取り組んでまいりたいと考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君) ぜひとも、そのようにしていただきたいと思います。それで、新庁舎という話が去年から出てまいりましたが、私なりに思っております。執行部としてもお考えがあるんじゃなかろうかというふうに思うわけですが、大筋で方向性といいますか、そういったものを考えてあるというところがあるんじゃなかろうかなというふうに思うわけでございますが、その点は、執行部としていかがですか。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策部次長。 ◯総合政策部次長(有吉 光彦君) 総合政策部次長です。新庁舎に関しましては、先ほども申しましたように、新市建設計画、それから、第一次宮若市総合計画の中で、市役所を中心とした市の公共機能並びに文化機能などが集積する地区を、中心拠点として位置づけているわけでございます。現在、本庁舎を初め別館の耐震診断を実施しているところでございますが、この診断結果等を検証しながら、また、平成27年度に現在の宮若交番が解体されることを含め、新庁舎建設に関しましては、本庁舎周辺の全体計画をどのようにするのかという、このことを含め、まずは、中心拠点の整備構想をまず策定すべきであるというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君) 先ほどから、庁舎の耐震診断、それから、警部交番の解体のお話、聞かせていただいておりますが、今言われました中心拠点の整備構想、市長の答弁の中でもございましたが、この中心拠点の整備構想といいますか基本構想といいますか、これについては、具体的にいつから取りかかるのか伺っておきたいと思います。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策部次長。 ◯総合政策部次長(有吉 光彦君) 総合政策部次長です。先ほどから答弁の中で申し上げておりますように、本中心拠点の整備構想につきましては、新市建設計画の見直しを含めまして、その経緯を受けて、現在、進んでおるところです。そのため、できるだけ早期にこの計画の策定に取り組んでまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君) 今のところ、まだ明確な時期はないと──早くという答弁でございますが、それでですね、当初申し上げました見直しをされた新市建設計画、この中で防災拠点となる新庁舎というふうにうたわれております。今年度ですが──今ですね、防災行政無線、この実施計画の予算が計上されております。取り組みがなされておると思いますけれども、防災拠点と新庁舎、これについてどんなふうに考えてあるのか、思ってあるのか、何か案を考えてあるのか、そこら辺を伺っておきたいと思います。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。防災無線の関連がご質問の内容に上がっておりますので、私のほうでご答弁をさせていただきます。  具体的なものはこれからになってまいりますが、現在、防災行政無線の実施計画を発注いたしております。防災行政無線の整備に当たりましては、屋外の拡声子局のほか、親局となります通信司令室の設置が必要になってまいります。親局──通信司令室につきましては、原則、現庁舎内に設置することで、現在、業務を進めておりますが、将来的には移設等の問題も想定されることから、どのように整備するのが最善なのかという部分で、新庁舎との関連も含めて精査してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君) 新庁舎との関連もということですね。そうでしょうね。当然、それぞれ重要なかかわりがありますし、そこは十分に考えていただきたいと思います。  もう一つ聞いておきたいんですけれども、ことしは、先ほどもお話に出ましたが、ご存じのように全国的でございますが、災害──水の災害が多うございました。まして、広島で大災害が発生いたしました。そのときに避難場所ですね、先ほども、避難所、避難場所の話が出てましたけども、非常にこれが不足して住民の方々は大変苦労された。不便な生活をされているというふうに聞いておるわけですね。この宮若市の防災計画の中では、避難所といいますか、避難場所が学校の体育館──いろいろあるわけですけれども、学校の体育館も多く指定されておるというところがあります。  体育館の避難所というところは、どこにもあるわけでございますが、いろんな問題がどこもあります。プライバシーの問題とか、高齢者の方、体の不自由な方、いろいろいらっしゃる。乳幼児を抱えた女性の方と、女性の問題もあります。いろんなケースがあるわけですが、避難所としての対応ですね、そこの。そういった対応の機能を含めて、いろんなケースに対応できる十分な機能を考慮しなければならないと思います。そういう機能を含めたところの避難場所、この点いかがですかね。どういうふうに思われますか。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。避難所の部分についてのご質問でございますので、私のほうからご答弁申し上げます。
     防災拠点という観点から申しますと、基本的には災害が発生したときの災害対策本部の設置場所であったり、あるいは、応急復旧活動の拠点としての機能が必要になってまいります。それとあわせて、議員ご指摘のとおり、避難所としての機能を初め、市民への防災教育などの提供の場としてどのように整備するのか、検討は必要があるというふうに考えております。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 8番、安永議員。 ◯議員(8番 安永 友則君) まだまだ検討の余地が多いということでございましょうが、先ほどからお話がありますように、災害というのはいつ来るかわかりません。早くしっかりした対応を検討されていただきたいというふうに思います。  もう終わりにしたいと思いますけれども、毎年、水害を初めとする大災害が全国的に発生しております。特に、近年、ゲリラ豪雨とかいって予想もつかないというようなことがよく全国的にはあるわけですね。そういうことを考えると、我々の身近にも起こる、あるいは、あり得るということが考えられるわけでございます。ですから、宮若市も、その対応策というのが非常に急がれるというふうに思いますね。  先ほどから、タイムラインの話も聞かせていただきましたし、前段の質問の中でも対応策もいろいろお話をいただきました。庁舎建設ということにつきましても、急がれると思いますけれども、防災の関係を十分捉えながら、そして、市民の、先ほど言いましたように、皆さんの意見を十分に配慮、聞いていただきながら、これが十分反映できますように、そういった計画、そして、整備を進めていっていただきたいと思いますけど。それを強くお願いいたしまして終わりたいと思います。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) これにて、安永議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯副議長(川口  誠君) 次に、寳部議員の質問を一括してお受けします。2番、寳部議員。 ◯議員(2番 寳部  勝君)〔登壇〕 久しぶりにここに立たせていただきました。よろしくお願いします。  企業誘致の──企業の進出ということで、磯光工業団地が重点になってくるかと思います。その関係の中で、産と官の関係、どのような取り組みをしているのかということが1項目めと。  2項目め、究極のエコカーと評価される燃料電池自動車──FCV。マスコミ報道では、2015年からということで報道されてましたが、9日の新聞だったと思います。14年から販売する報道がなされております。地球温暖化に非常に貢献する、また、環境に優しい、二酸化炭素を排出しない究極のエコカーを製造しているトヨタ自動車九州がある本市の対応として、水素ステーション等の設置を進める考えはないかということの2項目をよろしくお願い申し上げます。 ◯副議長(川口  誠君) ただいまの質問に対し、執行部より順次答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 寳部議員からの企業進出についてにお答えをいたします。  企業進出の状況についてでございますけれども、平成17年のトヨタ自動車九州株式会社が43万台体制となったことで、自動車関連産業の企業立地が進みまして、現在、十数社の自動車関連企業が立地をいたしておるところでございます。その後、デフレやリーマン・ショックなどによる景気の後退によりまして、平成18年以降は、企業の進出はあっておりませんが、磯光工業団地への早期立地を目指しまして、福岡県企業局では、分譲単価の値下げの決定をされました。本市におきましては、新たな優遇制度を設けるなど、誘致対策を講じる中で、現在、数社の企業からの問い合わせもあっておるところでございます。また、本年4月に発表されましたトヨタ自動車九州株式会社の研究開発棟の新設によりまして、自動車関連産業の立地に弾みがつくことから、今後も積極的に企業誘致に取り組んでまいりたいと考えております。  産・官の関係でございますが、現在、自動車関連企業と福岡県、関係市町村、これに、大学等で構成する北部九州自動車産業アジア先進拠点推進会議におきまして、産・学・官での交流や情報交換を行いながら、国際競争力の高い企業の集積、アジアをリードする自動車の開発と生産拠点の構築、新たな自動車社会を提案して、アジアに発信する拠点の形成、自動車先端人材集積や交流拠点の形成などを推進していくことといたしております。  続きまして、究極のエコカーと評価をされております燃料電池自動車、いやゆるFCVの水素ステーション等の設置についてでございますが、水素ステーションにつきましては、平成26年6月時点で、全国に19カ所、福岡県内に2カ所設置をされています。また、燃料電池自動車は、二酸化炭素を排出しない究極のエコカーとして地球温暖化対策に貢献することが期待をされておりまして、本年度内に市販される予定となっています。  福岡県では、燃料電池自動車の普及促進を図るため、産・学・官が連携して、ふくおかFCVクラブが発足をされ、水素ステーションの設置状況や購入時の支援制度などの情報が発信されることとなっております。本市もこのクラブに加入をいたしておるところでございます。今後は、このクラブを通じて、産・学・官の連携を図り、水素ステーション等について情報収集に努めてまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 再質問をお受けします。2番、寳部議員。 ◯議員(2番 寳部  勝君) 再質問をさせていただきます。  まず、磯光工業団地の企業誘致の今の現状をお聞かせいただきたいと思います。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策部次長。 ◯総合政策部次長(有吉 光彦君) 総合政策部次長です。磯光工業団地の企業誘致の状況についてということでございますが、磯光工業団地の企業誘致につきましては、まず、この団地、平成20年の7月に分譲を開始しており、その後のリーマン・ショックなどの景気後退などの影響を受けまして、現在まで、企業の立地は実現をしていないところでございます。  しかしながら、これに対応するために、平成25年4月より、福岡県企業局では、団地の造成単価、これの分譲単価を1万5,500円から9,800円に値下げといいますか、値下げを決定し、本市におきましても、企業誘致を円滑に進めるために、同じく平成25年4月より新たに最大2億円の助成を行う、宮若市企業立地促進助成金を設けて対応しているところでございます。このところの景気回復、あるいは、先ほど市長が申しましたように、自動車関連産業の研究開発の整備構想も含めまして、その影響か、企業からの問い合わせも若干あっております。  また、先ほども言いましたが、本年4月に発表されましたトヨタ自動車九州株式会社の研究開発棟の新設により、自動車関連産業の立地に弾みがつくことから、今後も積極的に企業誘致に取り組んでまいりたいと考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 2番、寳部議員。 ◯議員(2番 寳部  勝君) ありがとうございます。  先ほど市長の答弁の中にもありましたのと、優遇制度という言葉が出てきました。企業立地助成金のことかなと、今、思うんですけど、その内容をもう少し詳しくお願いします。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策部次長。 ◯総合政策部次長(有吉 光彦君) 総合政策部次長です。まず、企業立地促成助成金ですが、これは先ほども申し上げましたように、平成25年からの新たな制度として行っているものでございます。これまでは、固定資産税の課税免除等を行ってきたわけなんですが、これに加えまして、助成金の交付を行うようにしております。この助成金の交付要件としましては、まず、雇用が、立地に伴います新設・増設に伴いまして、市内居住者が6人以上の雇用を行うこと。それから、土地区分としましては、福岡県企業局、それから、宮若市が所有する土地の購入または賃貸契約を行うことが条件としております。  それから、対象業種としましては、製造加工業、研究開発業、情報処理サービス業等でございます。  助成額につきましては、投下固定資本総額が25億円を超える場合に8%を、それから、それ未満の場合は6%の額としております。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 2番、寳部議員。 ◯議員(2番 寳部  勝君) 先ほど市長答弁の中に、また戻るわけですけど、北部九州自動車産業アジア先進拠点推進会議というのがありますが、それの説明をお願いします。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策部次長。 ◯総合政策部次長(有吉 光彦君) 総合政策部次長です。北部九州自動車産業アジア先進拠点推進会議についてでございますが、これにつきましては、以前まで、まず北部九州において自動車産業の100万台体制、それから、その次が、たしか150万台体制ということで、その推進構想を、県を含め関係団体で推進をしてきたわけなんですが、このたび、北部九州自動車産業アジア先進拠点推進会議として衣がえをしまして、これの会長には福岡県知事がつかれ、それから、副会長には自動車関連産業のデンソー九州等の社長さん等が就任をされております。そして、会員数は688企業、団体となっております。その内訳としまして、598の企業、それから36団体、16大学・高専等、それから38の市町村で構成をされております。  先ほどの市長答弁の中でも申し上げましたが、この会議の中で、推進構想として4つの目標を掲げて事業が推進をされております。1つの目標が、先ほども申し上げましたが、国際競争力の高い企業の集積、この中には、自動車関連産業の地元調達率を70%までに引き上げようという──目指すということも含まれておるようでございます。  それから、2番目のアジアをリードする自動車の開発、生産拠点の構築。これにつきましては、先ほども申し上げましたが、北部九州100万台構想、150万台構想というのがあったわけなんですが、それをさらに伸ばす180万台生産を目指すという目標がこの中にも込められております。  あと、目標の3つ目として、新たな自動車社会を提案し、アジアに発信する拠点の形成や、4つ目の目標として、自動車先端人材集積、それから、交流拠点の形成などを目標として掲げて運動を実施しているところでございます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 2番、寳部議員。 ◯議員(2番 寳部  勝君) 今から先、時代というか産業文明も、産業革命といいますか、化石燃料から水素燃料みたいな形の中で移っていって、自動車産業が、多分、麻生知事のころから、100万台から150万台というふうな数字が、北部九州の中で推進していこうじゃないかということでなってたと思います。小川知事にかわって、企業の流れというのが、リーマン・ショックから日本に戻ってくるような形に、経済的にも、企業的にも、企業の考え方も少しずつ変わってくるものではなかろうかと思っております。誠意、企業誘致には積極的に進んでいっていただきたいと思います。1点目の質問を、これで終わらせていただきます。  続きまして、究極のエコカー──FCVということで、市長答弁の中にもありましたように、2014年から販売するということで、販売するに至っては、今、福岡県で水素ステーションが2カ所という話を、先ほど市長答弁の中ありましたが、どことどこなのか、お聞かせいただきたいと思います。 ◯副議長(川口  誠君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(松本 信義君) 産業観光課長です。県内の水素ステーションの設置箇所というご質問でございます。  県内におきましては、北九州地区、これは八幡東区の東田地区でございます。それから、もう一点が、福岡地区でございますが、糸島の九大伊都キャンパス内の研究所ということになっております。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 2番、寳部議員。 ◯議員(2番 寳部  勝君) まだ福岡県で2カ所ということで、たしか全国で19カ所ぐらいだったかなと思うんですけど、今から本当、先ほども言いましたように、燃料電池自動車は、家庭用の電力としても利用できると、大体5日から1週間賄えて、災害時にも移動発電所としての機能を持ち備える、2つの機能を持った。また、1回充電することによって700キロ走行可能というような形での、このエコカーといいますか、これを、トヨタ自動車九州が今年度から売り出そうとする考えを持っているわけですけど。  この水素ステーション、まだまだ販売するに至っては、インフラ整備の中では水素ステーションをもっと進めるべきじゃないかと、また、地元であるこの宮若、取り組まなきゃいけないのではないかと思うわけですけど、そこら辺の、例えば2015年、2016年に向かって、水素ステーションの考え方を、どんなふうな考え方を持っておられるのか、そこをお聞きしたいと思います。 ◯副議長(川口  誠君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(松本 信義君) 産業観光課長です。水素ステーション設置の考え方というようなご質問でございますが、まず、国のほうが指針といいますか、ロードマップというのを公表しております。これによりますと、水素ステーションの建設につきましては、2015年までに4大都市圏を中心に100カ所整備するという指針を公表しておる状況でございます。  それに伴います補助関係ではございますが、大体1カ所つくるのに5億円程度かかるんじゃないかというような試算が出ておりますが、それの約半分、半額を国が補助するということでございます。  それで、本市におきまして、どういう取り組みかということではございますが、トヨタ自動車九州が宮若市にあるわけでございますが、トヨタの動向等もあるというふうに考えておりますけども、今のところまだはっきりどういう取り組みを行うというところまでは至ってないという状況ではございます。 ◯副議長(川口  誠君) 2番、寳部議員。 ◯議員(2番 寳部  勝君) そうですね、そこら辺が難しいとこではなかろうかと思います。  インターネットで調べた部分においては、公用車に国の政策として使用できないかというような形で、それの取り組みについて、まだ水素、このFCV車もかなり結構値段がするような形で700万円ぐらいの、今、値段がついてる。名前も「ミライ」というふうな名前で売り出すような形を報道されてました。  市長に伺いたいわけですが、このスーパーエコカーを公用車として買うような考えは、まずインフラ整備が必要だと思うわけですけど、今買うようなことはないかなと思うんですけど、そこら辺、私もこれはすばらしい車だなと思うわけですけど、どうでしょうか。 ◯副議長(川口  誠君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。いずれかの時期には、県のほうからそういう協力要請は来るんじゃないかなというふうには思っております。いずれにしても福岡県は購入する予定のようでございますので。ただ、700万円という価格はするわけでございますけれども、地方公共団体に補助制度があるのかないのかというのも、今、確認中でございまして、大体、個人購入者200万円ぐらいの補助金を出そうかという話はあります。  いずれにしても、今、水素ステーションが北九・福岡、これ700キロ走ったとしても燃料電池の補填ということがそこまで行かなきゃできないという状況でございますので、ご質問にありますように、ある程度インフラが整備された時期に、そういう検討も考慮に入れなきゃいけないかなというふうには思っております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 2番、寳部議員。 ◯議員(2番 寳部  勝君) 最後になりますが、トヨタの町として、インフラ整備をよそには負けたらいけないと私は思うわけですよね。今まだ北九州と糸島の九大のキャンパスの中に、これは研究材料として糸島の中に──キャンパスの中にあるわけですけど、宮若の中に1つ近い将来、本当に近い将来にインフラ整備をしていただきたいと思いながら私の一般質問をこれで終わらせていただきます。 ◯副議長(川口  誠君) これにて、寳部議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯副議長(川口  誠君) 次に、間地議員の質問を一括してお受けします。6番、間地議員。 ◯議員(6番 間地 陸人君)〔登壇〕 先ほど寳部議員が久しぶりということを言われたもので、私は、久しぶりの久しぶりの久しぶりって言わないかんのかと思っております。  3つほどお尋ねしたいと思います。  1つ目が、まちの駅について。要旨として現在のまちの駅の状況を伺う。行政のかかわりはどうなっているのか。  2つ目が、現在のクリーンセンターの状況について。運営体制はどうなっているのか。  3つ目に、溶融炉の建設について、今後、建設する予定はあるのか。で、よろしくお願いいたします。 ◯副議長(川口  誠君) ただいまの質問に対し、執行部より順次答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただいま、間地議員からのご質問に対しまして順次ご答弁申し上げます。  まず、1点目のまちの駅の状況でございますけれども、まちの駅は、NPO法人地域交流センターが提唱する取り組みでございまして、全国に1,600カ所、県内では約200カ所ございます。これは、地域交流を目的とした無料休憩施設で、道の駅の民間版とも言えるものでございます。本市におきましては、自分たちの地域おこしは自分たちでという理念のもと、旧若宮町時代の平成15年5月に8駅でスタートいたしまして、現在は、吉川郵便局、ドリームホープ若宮、宮若商工会議所などの20駅で、宮若市まちの駅連絡協議会が組織をされております。誰でもトイレが利用できる休憩スポット、地域の旬の情報が入手できる情報スポット、宮若の人の触れ合いや駅長のおもてなしで出会いと交流をサポートしてもらえる交流スポットとして位置づけがされておるところでございます。宮若市まちの駅連絡協議会の現在の主な活動内容といたしましては、毎月、駅長会議が開催をされているほか、イベントカレンダーの発行、パンフレットの作成、宮若まるごとナビの情報発信、スタンプラリーの実施などがございます。  次に、2点目の行政のかかわりはどうなっているのかでございますが、本市では、イベントカレンダー等への情報提供や、パンフレット等の配布協力、広報協力等を行っております。まちの駅連絡協議会の事務局は宮若市観光協会が務めておりまして、観光協会との連携により情報交換等を行っておるところでございます。組織の立ち上げ時には、県の補助事業を活用して、旧若宮町が支援を行った経緯はございますが、現在は、各駅の年会費や協賛金、まるごとナビの事業収入等によって自主運営がなされておるところでございます。  続きまして、現在のクリーンセンターの状況でございますけれども、本市のごみ処理につきましては、小竹町、鞍手町と構成する宮若市外二町じん芥処理施設組合において行っております。その中で、固形燃料化施設であります、くらじクリーンセンターにつきましては、平成14年12月より稼働を開始いたしまして、現在、当該組合職員は2名、民間委託業者11名の合計13名で処理コスト削減を図りながら、これまでに大きなトラブルもなく、安定した運営を行っております。  続きまして、溶融炉の建設についてでございますが、ごみ燃料化事業につきましては、平成25年9月の定例議会で報告をさせていただきましたが、平成30年度から平成34年度までの5年間の延長を決定いたしたところであります。したがいまして、現時点では、平成35年度以降の具体的な建設予定はありませんが、可燃ごみの処理方針を定めていく中で、現在のごみ燃料化処理の継続、ごみ処理の委託処理、溶融炉を含めた処理施設の新設、以上の3案を柱として35年以降の建設等に向けた具体的な検討に入っているところでございます。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 再質問をお受けします。6番、間地議員。 ◯議員(6番 間地 陸人君) 最近、私がまちの駅について尋ねられた。どういうこれは活動をされてあるのやろうか、また、どういう団体がしてあるのかと、私は、恥ずかしい話、全く知らんやったもんやけん、答えてなかったんですね。今、聞きましたけど。一般の人も入れるのかなということを、これ聞いてくれということも言われたんですが、この辺はどうなっとるんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(松本 信義君) 産業観光課長です。どういった方がまちの駅として活動できるのかということでございますが、一般商業者、それから、官公庁といっても問題はなく加入できると。ただ、個人の方が、まちの駅として登録できるということにはなってないというところでございます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 6番、間地議員。 ◯議員(6番 間地 陸人君) これは、地域の活性化につながると思いますが、これは防災とか福祉、教育等々の連携はとれないんですか。それ、検討できないのか。 ◯副議長(川口  誠君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(松本 信義君) 産業観光課長です。福祉関係との連携ということでございますが、まちの駅の設置目的では、一応まちの駅同士、登録してある方同士のネットワークづくりを介して地域の活性化に取り組もうと、それから、誘客、交流人口の増加につなげようというところまではございますが、そこのところの位置づけというか、そういうところまでは至ってないという状況でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 6番、間地議員。 ◯議員(6番 間地 陸人君) 行政と定期的な連絡はとっておるわけでしょう。それならば、市民のまちとして、私も訪ねられたぐらいやから、これを何かの方法で知らせてやるというようなことはできんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(松本 信義君) 産業観光課長です。福祉関係の事業所の方の会員ということであれば加入ができるということでございます。ただ、どういうことを啓発に取り組んでおるかということにつきましては、現在のところ、市が行うイベント、あるいは、それぞれのまちの駅の方のイベント等を周知しておるという、まちの駅カレンダーというところの発行はしておる状況ではございます。 ◯副議長(川口  誠君) 6番、間地議員。 ◯議員(6番 間地 陸人君) いろいろまちづくりのためには活動しておられるわけですから、当然、交付金なんかが出ているのかなということをお尋ねします。 ◯副議長(川口  誠君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(松本 信義君) 産業観光課長です。交付金あるいは補助金ということでございますが、現在、市が直接このまちの駅協議会のほうに補助金等の支出は行ってないという状況でございますが、観光協会を通じてまちの駅のほうに補助金は出しておるという経過はございます。大体5万円程度の補助金を出しております。
    ◯副議長(川口  誠君) 6番、間地議員。 ◯議員(6番 間地 陸人君) 今の話は、これで終わらせてもらいますが。  次に、クリーンセンター。これは、本当恥ずかしい話が、十二、三年前の私の質問に対して執行部の方が言われたことはどういうことかといいますと、不燃物ごみ処理施設の建てかえを進める中で、最も大切なことは、でき得る限り公害のない施設であることと言われたのですが、この方は全くわかってないなと思ったんです。灰が出る以上は、そんなことは考えられない。灰のできることは、さっきの市長の話じゃないけど、35年以降の話をされよったけど、これはもう早く打ち切って何とか考える方法はないですかね。 ◯副議長(川口  誠君) 環境保全課長。 ◯環境保全課長(本松 伸二君) 環境保全課長です。議会でも報告しておりますように5年延長は決まっています。当時、全国的に今50ぐらいRDFをしたところがあるんですが、当然いろんな問題もありまして困っておりますが、今はどこも安定した供給をされております。どちらにしましても、最後が決まりましたもので、今後、宮若市だけではなくて、構成市町村その他広域でも今後、未来、将来のごみをどう処理していくか。これは大きな問題でございます。しかし、私どもとしては、もう、ごみをどう処理するかというより、いかにごみを出さないような社会づくりをしていくかということが一番大きな考えではありますので、現在のところ、こういう5年間延長する中において、議会それから構成市町村とでいろいろ知恵をいただき、今後の、将来のごみ処理のあり方について考えていきたいと考えております。 ◯副議長(川口  誠君) 6番、間地議員。 ◯議員(6番 間地 陸人君) 燃料等の高騰が今後も続けられると思いますが、新たな経費の発生はございませんか。 ◯副議長(川口  誠君) 環境保全課長。 ◯環境保全課長(本松 伸二君) 今、じん芥組合におきましては、灯油代、電気代の負担が増加しているのは事実であります。しかし、夏場におきましても月曜日、施設の運転を今とめてます。一定のごみの量が入るまで回さないと、そういう状況で、コストの削減が行われておりますので、現時点で構成市町村への負担金の増額はなされておりません。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 6番、間地議員。 ◯議員(6番 間地 陸人君) 今現在、ごみの値段、どのぐらい、何億円ぐらいあるんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 環境保全課長。 ◯環境保全課長(本松 伸二君) 環境保全課長です。総額6億円程度かかっておるわけでございます。 ◯副議長(川口  誠君) 6番、間地議員。 ◯議員(6番 間地 陸人君) 6億円程度。直方市の人口に比べて、うちは半分以下ですよね。それなのに、直方市よりうちのほうが高いんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 環境保全課長。 ◯環境保全課長(本松 伸二君) 環境保全課長です。直方市は、現在、北九州に持ち込みをされております。これで大体2万円と、あと中継地点のコストが入りまして、1トン当たり大体2万6,500円ぐらいで算出、今のところされてます。うちが今のところ2万6,700円で200円程度。ただし、うちは建物を建てています以上、それの公債費、いわゆる起債が1億円ありますので、それのトータルいいますと、直方市と1万円ぐらいの違いが出てきますので、当然、直方市は自分のところでそういう建物を持ってありませんので、その差は出てくると思います。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 6番、間地議員。 ◯議員(6番 間地 陸人君) じゃあ、今まで、これ始まって十何年になるのかな。何回ほど値上げをされました。 ◯副議長(川口  誠君) 環境保全課長。 ◯環境保全課長(本松 伸二君) 5回、行っております。 ◯副議長(川口  誠君) 6番、間地議員。 ◯議員(6番 間地 陸人君) もう5回もですかね。まだ続くですね、相当まだ。  これは、誰が考えても簡単にわかることですが、何度も言いますが、わざわざ固形燃料をつくって、それで、それを運搬して大牟田へ持っていく。その運搬料でも、砂利を運搬するようなわけにはいかんとですよね。あれ1つでもこぼしたら大変なことになるから。それで大牟田持っていって、わざわざ燃料つくって、これ幾らでも燃やしてもらえますから。こんなもん、わけわからん話を乗ったんですよ。私は、これは危険ですよということをずっとこの10年ほど前から言うてきとったんやけど。そして、直方市が、あのとき、迷惑施設を直方市に建てるから、かたるだけかたんなさいと。私は、溶融炉の話だったから乗ったんです。それは、私は化学工場にずっとおったから。このダイオキシンの問題、ずっとかかわっとったから、私は、そうしたわけですね。ところが、だめやと。  それで、もう十何年なって、普通。今、市長の話じゃないけど、ああ、これはやっぱり溶融炉のほうがよかったと言うてもらえるかと思ったら、あとまた35年以降考えるということだから、これはどういうことかなと思うてから、途中で変わるということができんですか、市長。 ◯副議長(川口  誠君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。過去の経緯は別に置きまして、現在の状況でございますけれども、5回値上げがあって、なおかつ、直方市の処理委託料と遜色ない価格で今来てるわけでございます。私どもが、今の施設が平成14年に建って、10年程度たっておるわけでおるございますけれども、施設もしっかりしております。そして、今の大牟田の発電所も、発電、いろいろトラブルはございましたけれども、今、順調に運営がされております。この契約が平成30年まででしたから、30年すぐそこに来ておりますので、その後の5年間、次はどうするかということで、1市2町で十分な協議と──大牟田の発電所も当然そうですけれども、全ての構成市長の中でどういう方向をとるかいうことで、結果的には30年から5年延長して今の現状で行こうと。  その1つの大きな理由は、まず施設がしっかりしておることです。平成30年には、今、宮若市だけで2億円程度の公債費を支出しております。これの償還が30年で終わります。このうち、交付税が1億円程度ございますので、実質の負担は1億円程度でございますけれども、終わるわけです。そして、借金がなくなったということは、あとの5年間というのは、この2億円というのは出さなくていい。毎年1億円ずつ宮若市の財政負担を伴わず、この運営ができるということでございます。  それで、もう一つは、国の政策におきまして、発電──太陽光発電にしても自然エネルギーにしても売電価格が非常に上がりました。これは施設を設置して20年間、国がその保証をするということでございますので、この大牟田発電の売電価格もかなり上がっておると、そういうトータルコストを考えたときに、今、途中で離脱するよりもそのままこの施設を存続させて、そのしかるべき時期にどういうことを検討するかということは、今からの課題であると。先ほど、答弁申し上げましたように、その選択肢は、広域での溶融炉の選択肢もあるし、RDFの選択肢もあるだろうし、直方が行っておるような委託方式もあるであろう。そういう中で検討を重ねていきたいと、そういうふうに思っておるところでございます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 6番、間地議員。 ◯議員(6番 間地 陸人君) ごみ袋の件でも、かなり安いというように、いろいろ話がありよったと思いますけど、私が以前、段ボール、ごみ袋扱いよったから大体わかっとるんですけど、ごみ袋でもうかりよるという話はないですか、市民からもうけよると。ごみ袋はちょっと高いかなと思ったから。 ◯副議長(川口  誠君) 環境保全課長。 ◯環境保全課長(本松 伸二君) 環境保全課長です。高いというご指摘は議会のほうからも受けておりますし、そういう意見書も6月議会に出たと思いますが、その分、もうかって、別に我々の懐に入るわけじゃございませんで、それは、処理費のほうの、先ほど言いましたように6億円かかるわけですから、その中に、そういうふうに使わせていただくような形になっております。 ◯副議長(川口  誠君) 6番、間地議員。 ◯議員(6番 間地 陸人君) 今も大体話しされて、大体無駄なことが、もう無駄な話ばっかりあって。この6億円を何十年続けてきて、またさらに、私、あと四、五年で終わるのかなと思ったら、またさらに5年延長したというて、ちょっともうこれはわからんなと。どういうことでから、考えりゃわかることやと思うてから、初めからかたること自体が間違いやったと、絶対それは、こういうことになりますよということは、私は再々言うてきた。しかし、こうなった以上は仕方ないかなと思うけど。  今現在、久留米市も溶融炉を建てようです。久留米市がもめよると。なぜかいうたら、八女西部広域圏ね、広域事務所、あそこが3市5町で溶融炉をつくったんです。大牟田に一番近い八女西部が3市5町で、大牟田にはかたらんというてつくった。それだけ、無駄なことをうちはしよるとです、こんな遠いとこから運んでですね。それをまた大牟田で燃えた灰が、また山口の小野田に持っていかれようとですよね。それならば、うちで焼いて、灰を直接、小野田へ持っていったら、間で相当抜けるんだ。無駄なことが抜ける。  そういうことをまず考えて、やはり直方市とですね、直方市が7月の毎日新聞に出てましたですね、15年前に清掃工場の予定地を買った。それは溶融炉を建てるということで買われたんですけど、それが今ちょっと直方市で往生しとるということやから、市長、直方市やらと話を進めてもらって、そっち側へ変えられたらどうでしょうか。 ◯副議長(川口  誠君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。検討の中で、先ほど言いましたように、30年から35年間のこの5年間については、今の現在のままで行きます。これはもう決定事項でございます。  その後、どうするかというのは、溶融炉でした場合について、1市2町では容量が足らんだろう。これは大体、会議の中でも言われております。どこでやる。中遠とやるのか、直方市とやるのか、あるいは飯塚とやるのか。いろいろ近隣の市町村との、そういういろんな条件の中で、検討の1つにはなるだろうというふうには思っております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 6番、間地議員。 ◯議員(6番 間地 陸人君) これで終わります。 ◯副議長(川口  誠君) これにて、間地議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯副議長(川口  誠君) ここで10分間休憩いたします。                  午後2時00分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後2時10分再開 ◯副議長(川口  誠君) 休憩前に引き続き会議を再開します。  次に、茅野議員の質問を一括してお受けします。 ◯議員(9番 茅野  勝君)〔登壇〕 9番、茅野でございます。当然、最後だろうと思いますので、皆様、もうしばらくよろしくお願い申し上げます。  1点目は、公文書についてお尋ね申します。  質問要旨としましては、公文書とは何か。2点目が、公文書に虚偽記載したらどうなるのか。3点目が、矢萩団地の今後の問題点についてお尋ねします。  2番目の質問は、道路内民地についてお尋ね申し上げます。  質問要旨は、1点目は、道路内民地の問題の解決の進捗状況。道路内民地の借地料の検討についてお尋ねしたいと思います。  3点目が、6月定例議会において私が行いました一般質問の中で、脇田の農地に残土が山積みされている問題は、その後どうなったのか。2点目が、小原ため池の占使用問題。  3点目が、第2西部露天の埋め立て問題について、6月の答弁できなかった分についてお尋ね申し上げます。  以上、これ、大事な問題になりますので、慎重にきちっと答えてください。的確に。いいかげんなことをされると困りますので、答弁のほどよろしくお願い申し上げます。 ◯副議長(川口  誠君) ただいまの質問に対し、執行部より順次答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 茅野議員からのご質問に順次お答えを申し上げます。  まず、公文書についてでございますけれども、公文書とは、国または地方公共団体の機関または公務員がその職務上作成した文書のことでございます。  2点目でございますけれども、公文書に虚偽記載したらどうなるかということでございますけれども、公務員として不誠実な行為と言えますが、個々の内容に照らし合わせて判断をする必要があると思われます。  3点目の矢萩団地の今後の問題点についてでございますけれども、矢萩団地の敷地につきましては、住宅建設当時、市有地のほかに磯光財産管理委員会が所有する土地があったため、磯光財産管理委員会が所有する土地については、昭和55年度から借地をしておる状況でございます。この借地面積9万4,171平方メートルのうち、現在、未利用地となっておる部分につきましては、今後は利用の予定がないことから、今年度中に返還を行い、現在、住宅が建っている部分につきましては、平成27年度において適切に処理をすることにいたしております。  続きまして、道路内民地の件でございますけれども、まず、道路内民地の問題点の解決の進捗状況でございますが、市で管理をいたしております道路内には、多くの民有地が現に存在をしておりまして、事務処理につきましては、実態の把握や境界確認及び相続調査等、解決に至るまでには相当の時間と経費を要することから、道路内民地を一定期間で処理することは困難であります。道路内民地と判明した時点で、可能な限り整備に努めておるところでございます。  合併後におきます道路内民地の処理件数につきましては、平成18年度から平成24年までで合計151件でございまして、平成25年度につきましては、50件を処理いたしております。  2点目の道路内民地の借地料でございますが、平成25年度の道路内民地借地料の支払い実績といたしましては56件で、6,308平方メートル分といたしまして96万6,451円でございます。本市が道路敷として土地使用するには、地権者から所有権を取得することが最も望ましい形でありますが、境界確認ができずに分筆困難な場合や、相続や抵当権等の権利の調整が整わず、やむを得ずに借地にて対応してきた案件が借地案件として存在しているところでございます。借地をいたしております用地につきましても、整理可能な案件から地権者と用地交渉を行い、可能な限り所有権の取得に努めてまいりたいと考えております。  続きまして、脇田の農地に残土が山積みされておる問題についてでございますが、6月議会でもご答弁を申し上げましたとおり、農業委員会では、農地法関係事務処理要領に基づきまして、地権者及び事業主へ、速やかに農地へ戻すよう指導勧告を行っておるようですが、いまだ改善がなされてありませんので、今後も引き続き指導を行っていただきたいと考えております。  次に、2点目の小原ため池の占使用の問題でございますが、ため池敷につきましては、宮若市法定外公共物管理条例に基づき、管理をすることといたしておりまして、ため池敷を占用しようとする場合は、同条例第4条に基づき占用許可を受ける必要があります。  小原ため池敷につきましては、ゴルフ場による使用実態を調査したところ、一部において占用の実態を確認いたしておるところでございまして、今後、ゴルフ場と協議を行いまして、占使用許可申請手続を進めるようにいたしております。  3点目の第2西部埋め立ての問題でございますが、平成24年に埋立事業者が行った土砂埋め立て等の変更許可申請の手続にあわせまして、本市においても、同年の8月24日付で許可権者であります福岡県知事に対し、土砂埋め立てに関する要望書を提出いたしております。本要請内容に基づき、これまで福岡県の農山漁村振興課を5回訪問いたしまして、埋め立ての進捗状況等の確認や、周辺道路の交通安全対策について、埋立業者への指導要請等を行っておるところでございます。  また、第2西部露天掘跡地への埋め立ての土量につきましては、平成26年4月末時点で、約142万立法メートルの埋め立てが行われておるようでございます。  以上で、答弁を終わります。 ◯副議長(川口  誠君) 再質問をお受けします。9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) まず、1点目の公文書とは何かということについてお尋ねを申し上げます。  役所から出す書類は、公文書として考えていいんですかね。それと、登記簿謄本は公文書に値するんですかね。工事の契約、完了とか、何ていいますですかね、委託監理契約とか、そういうのも全部、公文書と考えてよろしいですか。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。今お尋ねの公文書に該当するかしないかというご質問でございますが、市長の答弁の中にもありましたとおり、国または地方公共団体の機関または公務員がその職務上作成した書類という形になりますので、基本的には公文書となるかと思います。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) それでは、2点目の──これは打ち合わせしておりますので、もし公文書に虚偽記載した場合は、罪はどうなるんですかね。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。公文書に虚偽記載をした場合どうなるかというご質問でございます。基本的に一般論でご回答申し上げますと、刑法第156条の偽造公文書作成罪、また、これを実行に移した場合は、同行使ということで、第158条の罪状がついてくるという形になるかと思います。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 罪の刑期を教えてください。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(白土 成人君) 総務課長です。罪の刑期ということでございますが、有印の公文書であった場合ですが、1年以上10年以下の懲役、それから、有印でなく無印の公文書であった場合は、3年以下の懲役または20万円以下の罰金という形になってまいります。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 私は、公文書の管理運営のあり方が物すごくずさんだと思いますのでね。工期の問題にしろ、契約条項にしろ、職員が勝手にその日にちを入れかえたりなんかすることはできるんですかね。 ◯副議長(川口  誠君) 総務部長。 ◯総務部長(山内 賢治君) 総務部長です。今ご質問ございましたように、職員が勝手に公文書を偽造するというようなことというのは、罪に問われるということを、先ほど総務課長のほうが答弁しておりますけれど、具体的に、錯誤的な感じで間違えるというようなケースはあるかと思いますが、基本的には公文書ですから、外に向けて出しますので、そういったことのないという形が基本というふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) よく答弁がわからんのですけどね、刑事事件に該当する公文書を錯誤したと。何言っとるんですか。住民課長にお尋ねしますけど、錯誤でも何でもいいんですよ、言われたとおり。印鑑証明が1週間前に要った。錯誤で1週間先のぼってもらえますか。住民票が1週間さきに要ると。錯誤でちょっとそうしてくれんか、できますか。 ◯副議長(川口  誠君) 市民生活課長。
    ◯市民生活課長(本田 光生君) 市民生活課長です。住民票、印鑑証明については──それだけではございませんが、そういう日付の虚偽というのは一切いたしません。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 公文書のそういう──私、錯誤は絶対使いませんよ。そういう虚偽記載をしちゃいけないということの職員に対する教育は、どういう教育をしてありますか。 ◯副議長(川口  誠君) 総務部長。 ◯総務部長(山内 賢治君) 総務部長です。職員に対しての教育がどういうふうにされているのかということでございます。  当然、職員として採用された時点で、それぞれ公務員としての誓約をしてもらっておる状況でございます。基本的に公務員がそういったことをしないということを誓約させているというような状況で、今、既に職員に対して、そういったことを、注意喚起を行って、実際にそういったことのないように努めているという状況にはあります。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 私は、努めてないと思っとるから聞きよるんです。どういう教育を職員にいつも徹底してあるのか。小さな決まり事も守らない、公文書まで適当に書く。ここで言いたくない。いっぱいあるんですよ、ここに。きちっと指導してくださいよ。大変な問題なんよ。そうでないと、訓告とか戒告とかいうような問題もいろいろ起こってくる。事実のとおり書いていくのが公文書でしょう、違いますかね。 ◯副議長(川口  誠君) 総務部長。 ◯総務部長(山内 賢治君) 総務部長です。当然、おっしゃるとおりのことでございますが、人間ですのでミスを犯すこともたまにはあるかもしれません。そういう意味の中では、徹底をさせるように考えはしております。実際に、職員にそういった研修会含めて教育をやっている状況ではございます。しかしながら、そういったミスもたまにはあるということもご理解はいただきたいなというふうに思います。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 市長なり、副市長なり、答弁を聞きたかったんですけども、これで置いときましょう。  今後そういうことがあったときは刑法に触れるんですからね、徹底してくださいよ。なってない、公文書の管理とか運営が。行政として一番だめなことなんですよ。職員にそれだけの裁量権はありませんよ、勝手に日にちを改ざんしたり。いっぱいあるんですよ。出しても時間がかかるからもうそれ以上言いませんけどね。そういうことは、今後、絶対ないようにしてください。今後あったときは、大変な問題になりますよ。  それで、次に、矢萩団地の問題に入りますけども、これ、私、わからんのですな。昭和54年5月30日に土地開発公社が取得しとるんです、売買で。先行取得の案件出してください。 ◯副議長(川口  誠君) 暫時休憩いたします。                  午後2時26分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後2時27分再開 ◯副議長(川口  誠君) 休憩前に引き続き会議を再開します。  総務部長。 ◯総務部長(山内 賢治君) 総務部長です。矢萩団地を取得した段階のときの内容に関しては、登記簿の中では、土地開発公社が先行取得をしたという形で売買の実例が出ております。しかしながら、開発公社の中での議事録という部分は、実際に保存されてないということで、登記簿上では、土地開発公社から市が──その当時は宮田町ですが、宮田町が取得をしたということでの状況は書いてありますので、議事録的な部分、土地開発公社の議事録的な部分に関しては、現在、存在をしておらない状況でございます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) それじゃ、開発公社から昭和58年8月6日に旧宮田町が取得してありますね。これ、幾らで取得されたのか、金額言ってください。 ◯副議長(川口  誠君) 総務部長。 ◯総務部長(山内 賢治君) 総務部長です。先ほどもお話ししましたように、議事録等がない状況でございます。幾らで取得したかという状況はつかめておりません。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) それじゃ、登記簿のとおり間違いないということで理解してよろしいですか。 ◯副議長(川口  誠君) 総務部長。 ◯総務部長(山内 賢治君) 総務部長です。取得の内容に関しては、間違いないという形になっております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 登記簿のとおり間違いないということで答弁いただいたので、あれでございます。  それじゃ、建築のほうにお尋ねしますけど、宮田3号線の矢萩団地の前の道路を取得してあります。昭和54年に、同じ年に、開発公社が。同じ質問します。それ間違いないですね。 ◯副議長(川口  誠君) 産業建設部長。 ◯産業建設部長(和田  修君) 産業建設部長です。今、議員がお尋ねになってる路線名は宮田3号線ではないと思います。正確な路線名、今ここで持ち合わせておりませんが、いずれにしましても、住宅団地の用地を取得した後に道路用地として分筆していることは事実ですが、そこら辺のその金額を含む経緯については、現状では、ここでお答えできる状況にはございません。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) これ、登記簿謄本のとおり間違いないということを、今、部長が言われましたので、もうこれはいいんですけれども、借地料は払ってあるんですよね。矢萩団地の借地料は、幾ら払われたんですか、今まで。金額をはっきり言ってくださいよ。 ◯副議長(川口  誠君) 管財課長。 ◯管財課長(長浜 裕一君) 管財課長です。矢萩団地の関係で支払ってきた借地料の合計というご質問でございますので、お答え申し上げます。今までの累計で、平成25年までの支払いで、1億6,894万7,383円となります。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 1億6,000万円も払ったんですか、1億6,800万円も。登記簿謄本が正しいのに何で借地料1億6,000万円も払わないかんのですか。そのほかに名義料って払ってありますね。それは、幾らありますか。 ◯副議長(川口  誠君) 管財課長。 ◯管財課長(長浜 裕一君) 名義料は650万円ぐらいになりますが、この中に入っております。合計で、先ほど申しました1億6,894万7,383円となります。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 借地料なら借地料という意味はわかるんですけど、名義料とは何ですか。 ◯副議長(川口  誠君) 総務部長。 ◯総務部長(山内 賢治君) 総務部長です。矢萩団地に関しましては、当時の状況を含めて財産区のほうからお借りをするという形で住宅団地がつくられたことがございます。そういったこともあって、借地に関しての、借地料の計算の中の一部として、名義を一時的に借りてるというような状況がございましたので、名義料として20万円をお支払いしているという状況でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) もうこれ以上言ったって押し問答になりますのでね。登記簿謄本が正しい、これは言われておる。そして、借地料とか名義料とか。そして1億6,000万円──1億7,000万円近く払ってあるんですよ。これ、先ほど言われたように、公文書、これ刑事事件ですよ。これ、矢萩団地造成するのに幾らぐらいかかっとるんですかね、ちょっとお尋ねしますが。 ◯副議長(川口  誠君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(木下 省二君) 土木建設課長です。団地造成につきましては、昭和54年度から60年度にかけまして、特定地域開発就労事業におきまして実施されております。工事関係の書類につきましては、文書管理規程に基づき、事績の保存年限が10年ということで経過いたしておるため確認ができておりません。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 団地造成する金の金額もわからない。そして、借地料だけ払うたとか、何かもうよくわかりませんけどね。これ、大変な問題なんですよ。宮若の市民の人が、普通の人が聞かれたらびっくりしますよ。行政がこんなことしとるって、あんた。1億7,000万円からの借地料出して、そのうち、何かわけのわからん名義料を出しよると。これ、どういうぐあいに解決されるつもりですか。 ◯副議長(川口  誠君) 副市長。 ◯副市長(向井 敏博君) ただいま、茅野議員から、公文書の定義から順次質問がされてまいりました。最終的に、現状では、矢萩団地が登記簿謄本上では宮若市の名義なのに、何で借地料を支払っておるのかと。公文書の取り扱いも含めておかしいのではないかというご指摘があっております。  旧宮田町内の公営住宅団地につきましては、3つの住宅団地、鍋田団地、それから矢萩団地、陽の浦団地につきまして、今お話があったように、失業対策事業をするに当たって、土地の取得ができませんので、実質借りて造成工事を行って公営住宅を建ててきたと、そして運営してきたという経緯がございます。  鍋田団地の件につきましては、これも、先般来から茅野議員からご指摘がありました。そのまま本来の地権者と協議が整いまして、宮若市の所有の土地となっておりますが、矢萩団地と陽の浦団地も同じような状況で解決ができておりません。茅野議員からは、解決を急ぐように催促されておりましたが、今日までできておりませんでしたが、改めてまた指摘を受けておるわけでございます。  登記簿謄本の名義が市の所有なのに借地料を支払っておると、大変間違ったことでございますので、早急に是正をしたいということで取り組みをいたしておりまして、陽の浦団地につきましては、地権者と協議が整いまして、これは、そのまま市の所有にしていただくということで、次年度においてしていただくという協議が整いましたが、矢萩団地につきましては、今現在、協議を行っているところでございます。本来の地権者は、地元の磯光のほうでございますので、その方に、本来の地権者に対しまして、使ってないところは返すと、借りておるところも、できたら同じように──鍋田団地と同様に無償で提供してくれないかという話をしておりますが、協議が整っておりません。お願いをしてまいりますが、協議が整わなければ、本来の地権者の名義に戻して、正式に借地料を支払っていかなければならないという状況になるわけでございます。  内容的には、大変不適切な事務処理を行ってきたことは間違いございませんが、当時、失業対策事業を実施するに当たっては、市の所有物でなければならないと、要するに、公共団体の所有物でなければ事業を入れられないという事情がございましたので、公営住宅の管理運営は借地でも構わないということなっておるわけですが、制度事業を入れるときに、公共用地でなければならないということでございましたので、苦肉の策として名義は借りて、借地料を払いながら、失業対策事業を行ってきたという経緯があるようでございます。  ご指摘のとおり、大変不適切な事務処理でございますので、早急に是正するように努めてまいりたいと思っております。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 副市長の言いよらっしゃることは、これもまた、よく私は理解できません。私は、登記簿謄本を重視しますのでね。これ、今、副市長の、全然、何もないわけやから。虚偽記載した場合で、それを同行使した場合は刑事事件ですよ。逮捕者が出るんですよ、これ。認めたような言い方されたけども、それじゃ、刑事告訴、自分で自分をするんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 副市長。 ◯副市長(向井 敏博君) 説明が十分に納得できていただくようにはならないと思いますが、公共の目的、公営住宅を建てて管理運営していくということは実現をいたしております。その手法としては、大変不適切な──不適正な手続であったということは間違いがございませんので、早急に是正をいたしたいというふうに考えております。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) これもう、このまま進めても押し問答になりますので、早急に解決してください。  名義料を出したということは、教唆されたんですよ。逮捕者出ますよ、これ。我々の市民の血税を1億6,800万円、延々と払ってきた。大変な問題なんです、ゆゆしき問題なんだ。それで、まちづくりとか何とか、人口の定住化とか、今後の町のあり方とか、公文書はでたらめか。よく執行部は考えてくださいよ。これまた12月の議会にどういう解決の仕方されたのか、また聞くなり、また別の方法を考えますので、これ以上、押し問答しません。したって、あなたたち結論出さない。最終的には、自分で刑事告訴せないかんだけの話ですから。当然、さっき聞いたとおり、刑法にひっかかっとるんだ。行政が刑法にひっかかるようなことしてる。まちづくり、人口定住化政策。私にしたら、ちょっとおかしな話だと思います。  これで、1点目の質問は終わらせていただきまして、また12月に引き続きさせていただきます。  2点目の問題は、道路内民地の問題について、今、進捗状況、ちょっと説明していただけますか。 ◯副議長(川口  誠君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(伊藤  剛君) 土地対策課長です。進捗状況でございますが、先ほど市長のほうからも答弁をいたしましたが、現在のところ、平成25年度までにつきましては、201件、2万4,416.61平米となっております。取得がです。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) これも矢萩団地の問題が起こってくるんですね。矢萩団地の中の道路はどうなっとるんですか。あれは。これも整理せないかんですよ。もう答弁要りませんけどね。これ、この次、聞きますよ。どういうぐあいにするのか。  次の質問で、道路内民地の借地料の基準はあるんですかね。 ◯副議長(川口  誠君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(伊藤  剛君) 土地対策課長です。道路内民地の借地料についてでございますが、借地料と申しましても相手方がおられます。地権者の方と個々協議してから契約するということになりますが、今、大部分につきましては、1平米当たり150円ということで契約しているのが実情でございます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) そのときそのとき、めいめい勝手に考えるということで考えてよろしゅうございますか。早く基準つくってくださいよ。  先ほど、庁舎の建設のことで何かもっともらしいことを言われたんですけども、庁舎をここのとこにつくりたいというような意見で、私、聞いたんですけどね。ここの前の道路は、都市計画路線ですね。庁舎を、当然、新しくつくるということになると道路のほうも整備せないかん。この中に、旧消防署横道路敷地、借地しとるんですな。それから先の道路も。そんなこと全部把握して、その話も進めながら計画立ててあるんですか、簡単に言ってありますが。答弁された方に聞きます。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策部次長。 ◯総合政策部次長(有吉 光彦君) 総合政策部次長です。前面道路の内容の確認も含めて、その中で検討してまいりたいと考えております。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) それじゃ、そこに借地してある方の名前、言っていただけますか。別にこれ関係ないき、言われてもいいと思いますよ。何筆ありますか。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策部次長。 ◯総合政策部次長(有吉 光彦君) 総合政策部次長です。今現在、手元では把握をしておりません。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 知らなかった。調べてなかったら調べてなかったと言いなさい。その場限りのことを言っちゃだめですよ。そこの前に借地しとるとこがどこがあるか。借地料払っとる。そういうところをね。 ◯副議長(川口  誠君) 茅野議員、いいですか。  執行部の方、これ、今から新市計画立てるために、先ほど、この辺の土地については、計画を立てますというふうに答えてますよね。その時点で、こういう類似した質問が出るというのは把握できてなかったんですか。  暫時休憩します。調べてから提出してください。
                     午後2時45分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後2時56分再開 ◯副議長(川口  誠君) 休憩前に引き続き会議を再開します。  9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) もうこれ以上言っても押し問答にまたなりますので、これも早急に整理して、そういうところを考えながら庁舎の建設とかまちづくりとか考えてください。  次に行きます。  6月定例会おいて、脇田の農地が山積みにされとる問題は、市長の答弁も聞いたんですけど、どんなぐあいですかね。 ◯副議長(川口  誠君) 農業委員会事務局。 ◯農業委員会事務局長(谷口  忠君) 農業委員会事務局長です。6月の議会で茅野議員から質問がありました脇田の上の農地の件なんですが、これにつきましては6月議会でもお答えしたように、農地改良ということで農業委員会のほうに届け出が出ております。農地改良の途中で、土がいっぱい入りましたので、その時点で、農業委員会が中止命令を出しております。その後は、泥の持ち出し、計画どおりの元の形に戻せという体制を、そういう話をしておりますが、本人がそれに応じられてないというのが現状でございます。6月議会の後に、7月にまた勧告書をもう一回出しております。それから、8月に本人を呼びまして──土の搬入をされた方ですね、を呼びまして、事情聴取をやっております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 脇田の農地のことはわかりました。これ、また12月に聞きますので、どこの残土を持ってきて、どういうぐあいにして、どうしたのか。そして、今後、宮若市の農業行政としてどういうぐあいに対処、きちっとするのか。もう、しばらく放置してあるわけですからね。まちづくりとか企業誘致してもらわないかんとか言うのに、ドリームの前に残土山積みしとるという。よそから住民の方、来られませんので、どこから残土持ってきて、今後、宮若市としては、この問題をどう解決するかということを、この次。農業委員会だけの問題じゃないと思いますよ。農政の中で、きちっと考えて、12月に答弁してください。  次に、小原ため池の占使用の築堤、水面等について、今、進捗はどうなってますでしょうか。 ◯副議長(川口  誠君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(伊藤  剛君) 土地対策課長です。小原ため池の進捗状況でございますが、ゴルフ場の実態を調査いたしまして、一部ゴルフ場のカート道として使用されていることを確認しております。よって、宮若市法定外公共物管理条例に規定の占用行為に該当するものと判断いたしております。行政財産としてのため池の機能を妨げないことが大前提であり、ため池の改修等、行政が必要な場合の措置を明確にして条件を付すこととしております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 今、相手方とどういう条件で、どういうぐあいに話を進めとるかということをちょっと聞きたかったんですけどね。 ◯副議長(川口  誠君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(伊藤  剛君) 土地対策課長です。まだ具体的にそこまで行っておりませんが、現地調査を行いまして、面積、それから断面、延長等をまずはかりまして、それから、条件を付して、許可の方向で進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) その条件が、私は、基本的に問題になってくると思うんですね。いろんな問題、また先送りすると、後輩の人たちは非常に困ると思うんですね。30年か40年すると、小原ため池は、しゅんせつせないかんかわからん、築堤やり直さないかんかもわからん。多分そういう時期が来ると思います。そのときの営業権の問題とか、それに係るゴルフ場の迂回路の道路の問題とか、今度はネットを張るというが、ネットの撤去費用の問題とか。それと、経営者がかわったときの問題とか。そういう問題は、きちっと整理して、それこそ更正踏んで、取得、必要がありはしないかと思うんですが、そこのとこの考え方はどうですか。 ◯副議長(川口  誠君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(伊藤  剛君) 土地対策課長です。今言われました内容につきましては、条件、許可証の条件の中に、きちっと明確に入れて、それで許可をするということにしたいというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) これもまだ残りになりますので、12月に行くのか、いつまでに解決するかわかりませんけど、またお尋ねしますので、きちっと答弁してください。  3点目の第2西部の埋め立て、これ、前のときに、図面やら余り何もわかりませんとか、わからないとかいうようなことだったんですけど、計画どおりに埋めてあるんですかね、今の状態は。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策部次長。 ◯総合政策部次長(有吉 光彦君) 総合政策部次長です。埋め戻しの状況については、県のほうにも確認をしておるところですが、現状では、計画どおり埋め立ててあるということを確認しております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 次長、あんた、現状を見られたんですか。水面まで隆起しとった、あそこは埋めんごとなっとったんじゃないですか。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策部次長。 ◯総合政策部次長(有吉 光彦君) 総合政策部次長です。ことしのいずれかの時点で、若干表面に土が出たような状況になっている部分がございましたが、そこは、埋立計画区域の範疇に入っていたと思います。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) ほとんど埋まっとるんですよ。ほとんど埋まっとるんですよ、見られたらわかるとおり。よくまたそんなこと、うそ言うね、本当。見に行って調べてくださいよ。あんだけ、図面の当初計画どおりの図面どおり埋めてしまっとるのか、埋まってないのか。  計画数量では何立米あったんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策部次長。 ◯総合政策部次長(有吉 光彦君) 総合政策部次長です。計画の埋め戻し土量は、当初計画から累計しまして、約250万立米となっております。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) それじゃ、あと100万立米ということですね。それじゃ、ことしの国土交通省・県・宮若市の残土は何立米ずつぐらい入る予定になっとるんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策部次長。 ◯総合政策部次長(有吉 光彦君) 総合政策部次長です。土砂の搬入については、それぞれの業者から計画土量が報告されるようになっておりますので、国・県等の計画土量等の把握はできておりません。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 私は、業者のことを聞いとるんじゃないの。国土交通省が大体残土何立米ぐらい持ってくるのか。県が何立米ぐらい出すのか。宮若市の建設課が何立米ぐらい出すのか。それの把握によって台数が制限されると、安全管理とか何とかという問題が起こってくるんじゃないですか。そんなことわからんと。わかりません。何しよるんですか、大体。どうするんですか、大体。あれだけの車をどんどん持ってくるのに。それすら把握できない。把握してない。どういうことですか。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策部次長。 ◯総合政策部次長(有吉 光彦君) 総合政策部次長です。先ほど申し上げましたように、国・県からどれだけの土量が、現在、埋め立てをされておるところに搬入されるかどうかというのは、それぞれの国・県でも予定はしていないと思います。基本的には、いずれかの土捨て場に搬入をするということで発注がされると思います。  それで、具体的に発注を終えた業者のほうから埋め立ての土量の、計画土量の提出が出され、それを本市のほうが報告を受けております。ちなみに、ことしの──先ほど総量で、ことしの4月末現在で約142万立米の実績というふうに申し上げておりますが、それ以降の5月から、ことしの8月分の報告については、それぞれの事業を合計しまして、約4万立米の計画土量の搬入が予定をされていると、状況は把握をしております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 私の言っておることわかってあるんですかね。あなた、建設課と調整されたことありますか。国土交通省遠賀川河川事務所は、土捨て場と残土処理はこことここと2カ所ぐらい指定しておるはず。どこか知りませんけどね。建設課もどこどこに持っていきなさい。それによって、積算単価、組みよるんでしょう。県もそうですよ。何キロ以内に。わかっとるんかな、大体。それで、結局、道路の車の台数がどう通るから、どうしていきたい、こうしていきたい、県にそういうことを要望して、地域の安全を図っていくのが行政の務めじゃないんですか。1日に、そうすると何台ぐらいに押さえてくださいと。そんなこともわからんで、何がまちづくりですか、何が定住化ですか。毎日毎日ダンプ街道のごとなって、あれ見に来た人が住みたいと思いますか。学童が、車の端に行かないかんような状態。そして、何も指導できてないんで、わからん。定住化政策とか、まちづくりとか、団地つくりゃいいとか、ちょっと、あんた。私のほうが頭かしげたくなりますよ。  ついでに、これは聞きますけど、ボックスカルバート、今どうなってますか。 ◯副議長(川口  誠君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(木下 省二君) 土木建設課長です。ボックスカルバートの状況でございますが、ボックスカルバートの呑口からコルゲート管に接続されており、ボックスカルバートもコルゲート管も、どちらも暗渠になっている状態でございます。それで、流水池からの流入は、コルゲート管を通って、ボックスを通って、梅ノ木水路のほうに放流されておるわけですが、流水池からの排水は、梅ノ木水路のほうで確認はいたしております。現在、ある一定水量──水位たまった分につきましては、梅ノ木水路のほうへ排出されております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 課長にお尋ねしますけど、それは、あなたが目で見られたんですか、業者のほうから聞かれたんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 土木建設課長。 ◯土木建設課長(木下 省二君) 土木建設課長です。自分の目で見てまいりました。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 先日、業者のほうと上大隈の水利とか上大隈の組合とかに何か申し出があったということがありますが、それはご存じですか。 ◯副議長(川口  誠君) 産業建設部長。 ◯産業建設部長(和田  修君) 産業建設部長です。先日、上大隈の関係自治会及び農事、水利の代表者と協議をいたしましたときに、埋立事業者のほうから、そういった文書が出されているということはお聞きをしました。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 調停条項を遵守して、そのときに、行政のほうは、県なり宮若市は、そういう話に立ち会われたんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 産業建設部長。 ◯産業建設部長(和田  修君) 申しわけございません、産業建設部長です。ご質問の意味が理解できませんが、もう一度お願いしたいと思います。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 業者と上大隈との話がありよるところに、行政と県は立ち会われました、宮若市の行政と県は立ち会われましたかと聞きよるんです。そして、それの内容は何だったんですかということを尋ねてます。 ◯副議長(川口  誠君) 産業建設部長。 ◯産業建設部長(和田  修君) 産業建設部長です。調停条項とは関係がございませんよね、今のご質問は。  先ほど私が答弁しました上大隈の地元とお話し合いをさせていただいたときに、事業者のほうから、そういった文書が出されているということは、水利組合長さんからお聞きしました。その話し合いとか、現地とかに、県も市も立ち会った経緯はございません。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 内容を説明してください。 ◯副議長(川口  誠君) 産業建設部長。 ◯産業建設部長(和田  修君) 産業建設部長です。当日、会議が終わった時点で、水利組合長さんのほうから、こういった文書が出てますということを見せていただいただけで、内容までは読んでおりません。全てを把握しておりません。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) また無責任な答弁ですね。総合政策部次長は、どう思われますか。そんなこと、把握しとかないかんのじゃないですか。あなたのところが窓口と言うんだったら。地域の住民の安全・安心を考えた中で政策やっていかないかんのでしょう。そうすると、県に対して、こう、こうというようなことをやっていくように、また、指導していただくようにお願い行かないかんのじゃないですか。余り無責任すぎやしないですか。市民のためを思うたら、もっと真剣にやってくださいよ。この文書、後でいただけますか。 ◯副議長(川口  誠君) 産業建設部長。 ◯産業建設部長(和田  修君) 産業建設部長です。先ほど私が答弁を申し上げました、そういった文書が出ているということは、その場でお聞きしましたし、その表面も見はしましたけども、その文書は、行政のほうにいただいたわけでもございませんし、中身も全て読んだわけでもございません。したがいまして、議員に提供することは不可能です。手元にもございません。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) もう、無責任すぎますね。これ、県にも意見書を出しておるのに。業者と地元の人とで勝手にしようとやき、知らんと言うわけですか。どんな話があって、どんなことがあって、調停条項は4者か3者か、なって、それに基づいて埋め立てしていくのが本当じゃないですか。そんな話があってないのかわからん。早急に調べてください。いいですか。調べていただけますか。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策部次長。 ◯総合政策部次長(有吉 光彦君) 総合政策部次長です。調停条項に関することで、事業者と地元のほうで協議がなされていることについて、市のほうがそれを一緒に協議に参加してもらいたいということがあれば、市のほうは、調停条項に基づいて協議に参加することができると思いますが、今現在は、市に、特に内容についての確認もされておりませんので、それは、地元のほうからそういう要請があれば対応はしていきたいと思っています。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) うそ言っちゃいかんよ。報告あったって言っているから部長は。当然、そんなことは知っとかないかん話でしょう。内容について、どういう話が進んで、どういうぐあいになりよるか。災害とかいろんなことが起こったときの責任は誰なんですか。人ごとじゃないんよ。そんなこと、行政が知らない。調停条項は、3者か4者条項ですよ。向こうから要請がないといかないとか。早急に調べて、その文書いただけますか。 ◯副議長(川口  誠君) 産業建設部長。 ◯産業建設部長(和田  修君) 産業建設部長です。先ほども申し上げましたように、その場で水利組合長さんのほうからお聞きしましたのは、水利組合が所有する土地において事業者のほうがボーリングをする。そのための申し出の文書というふうにお聞きをしました。当然、この埋め立ての計画にかかわるもの、あるいは、議員がおっしゃいますように、調停条項や当時交わした契約書に抵触するものに関しましては、これまでも事業者、地元、市のほうで、3者で協議を行いながら対応してまいりましたので、そういった文書が出るかと思いますけども、先ほどから申し上げております文書というのは、事業者のほうが水利組合に対して出された文書でございますので、それを市のほうが入手するということは、今現在考えてはおりません。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) 農業用水路は、水利組合の土地ですか。 ◯副議長(川口  誠君) 産業建設部長。 ◯産業建設部長(和田  修君) 産業建設部長です。農業水路敷ということで申し上げたわけではございません。上大隈の水利組合が所有する、今まで調停条項に基づいて、その流水池から水をくみ上げるために。(「議長。農業用水路は水利組合の土地かと聞きようとに、それを聞きゃいいだけの話」と呼ぶ者あり)ではございません。
    ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) そんなこと水利組合が勝手にできるんですか。何を言っとるんですか。当然、宮若市の土地であったら、宮若市が入っとかないかん話でしょう。水利組合がいいとか悪いとか言う権限があるんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 産業建設部長。 ◯産業建設部長(和田  修君) 産業建設部長です。そういった誤解をいただかないように、先ほど答弁の中で説明を申し上げてた途中でした。  水利組合の土地と申しますのは、流水池の水をポンプでくみ上げて、農業用水に利用するといった、そういった施設が現地にございます。その施設と土地については、事業者のほうが地元の水利組合に、施設もつくった上で、施設と土地含めて、地元にお渡しをするという過去の約定に基づいて、水利組合の土地になっているものでございます。  したがいまして、用水路敷──水路敷が水利組合の土地になっている、名義になっているということではございませんということを先ほどご説明をしかけたところです。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) これ以上押し問答しても、また時間がたつばっかりですので言いませんけど、用排水路についての占使用はどうなってますか。基本的にそこの問題からいかなあかんごとなってくるきね。 ◯副議長(川口  誠君) 土地対策課長。 ◯土地対策課長(伊藤  剛君) 土地対策課長です。第2西部露天掘内の里道、水路等につきましては、占使用許可について各関係機関と協議を行ってまいりましたが、今後、事業者と里道、水路等の取り扱いについて協議を行い、占使用許可申請手続を進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 9番、茅野議員。 ◯議員(9番 茅野  勝君) わかりました。  これも後先の話ですからね。埋め立てる前にそういう問題を解決しとって埋め立てないかんわけでしょう。どうする、こうすると。どばどばになって埋まってしもうたらどうするんですか、それはいいの。そやけど、その場合は、どうします、こうします。私、前からそんなことしか言ってないですよ。それもまだしてない。これもまた次の課題に残します、時間がたちますのでね。次の議会のときまでには的確に答弁していただけますよう指摘しとって、私の一般質問を終わらせていただきます。長くなって済みません。どうも、時間がかかりまして。 ◯副議長(川口  誠君) これにて、茅野議員の質問を終了いたします。       ────────────・────・──────────── ◯副議長(川口  誠君) ここでお諮りいたします。冒頭で申し上げたよう、本日の一般質問は、9番、茅野議員の質問で終了したいと思いますが、これにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯副議長(川口  誠君) ご異議なしと認めます。  それでは、これにて本日の会議を終了し、残る質問については、あす18日にお受けすることにいたします。  本日は、これにて散会いたします。                  午後3時20分散会       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃ 会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃   平成26年 9月17日                           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                宮若市議会副議長 川口  誠           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                会議録署名議員  吉崎 順一           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                会議録署名議員  谷口 重隆           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ Copyright (c) MIYAWAKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....