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平成25年第1回定例会(第3日) 本文 開催日:2013年03月21日
平成25年第1回定例会(第3日) 名簿 開催日:2013年03月21日

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  1. 宮若市議会 2013-03-21
    平成25年第1回定例会(第3日) 本文 開催日:2013年03月21日


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    2013年03月21日:平成25年第1回定例会(第3日) 本文 ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット)                  午前10時00分開議 ◯議長(寳部  勝君) おはようございます。本日の出席議員は20名で定足数に達しております。これより平成25年第1回宮若市議会定例会を再開いたします。  それでは、会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。よって、この議事日程に従って本日の会議を進めてまいります。       ────────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯議長(寳部  勝君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、2番、中尾議員、3番、藤嶋議員を指名いたします。       ────────────・────・────────────   日程第2.一般質問 ◯議長(寳部  勝君) 日程第2、一般質問を行います。  今回は、お手元の一般質問通告書のとおり、14名の議員から23件の通告があっております。したがいまして、この一般質問通告書の順により質問をお受けします。  なお、2日間に分けて行うようにいたしておりますが、1日目をどこで終了するかについては、会議の推移を見ながら私のほうで判断し、会議に諮って決めたいと思いますので、よろしくご協力のほどお願いいたします。  また、いつも申し上げておりますが、的確な質問と簡潔なる答弁をお願いいたします。  それでは、中尾議員の質問を一括でお受けします。2番、中尾議員。 ◯議員(2番 中尾ハギ子君)〔登壇〕 おはようございます。2番、中尾ハギ子でございます。私は、2点についてお伺いをしたいと思います。  まず1つ目、本庁舎についてお伺いをいたします。質問要旨といたしまして、本庁舎の現状をどう、今、認識されているのか。2つ目、将来、庁舎の改築または建てかえのお考えはあるのか。  質問2つ目、国際交流についてお伺いをいたします。市として独自に国際交流を事業として行う予定、また、お考えはあるのか。  2点、よろしくお願いいたします。 ◯議長(寳部  勝君) ただいまの質問に対し、執行部より順次答弁を求めます。市長。
    ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 皆さん、おはようございます。ただいま、中尾議員から2点にわたりましてご質問をいただいております。順次ご答弁申し上げます。  まず、1点目の本庁舎の現状でございますけれども、本庁舎におきましては、本館、別館、第2別館、委員会室棟から構成をされておりまして、本館は昭和33年、別館は昭和53年、第2別館は平成5年、委員会室棟につきましては平成10年に建築をされておりまして、本館と別館につきましては、昭和56年6月に施行されました、改正建築基準法施行令に定める新耐震基準は満たしていない状況であります。また、本館を建築して以降、別棟の建て増しを行ってきたことから、市民サービスの面や職員の事務効率の面からも課題のある配置である、このように認識をいたしておるところであります。  次に、2点目の、将来、庁舎の改築あるいは建てかえの考えはあるかということでございますけれども、本庁舎につきましては、先ほど申し上げましたように、耐震性や市民サービスの面等について課題がある、こういう認識をしておりまして、第1次宮若市総合計画後期基本計画におきましては、中心拠点の整備として、拠点機能の充実や市民の利便性の向上に努めることといたしておりまして、本庁舎や宮若リコリスといった公共機能と文化機能が集積する中心拠点として、周辺の道路環境を含めた整備が必要であると考えておるところであります。  また、建築物の耐震改修の促進に関する法律におきまして、市町村に耐震改修促進計画の策定が求められておりまして、平成25年度の本計画の策定に当たりましては、耐震性の面から、庁舎を含め、公共施設につきまして、一定の方向性を示していきたいと考えておるところでございます。  続きまして、国際交流についてでございますけれども、施政方針で申し上げましたが、本市と宗像市並びにトヨタ自動車九州株式会社と締結をいたしました連携協力に関する協定3周年を機に、平成25年度から新たな地域連携事業として、次世代の教育支援を目的とした海外交流事業を実施いたします。  事業の概要といたしましては、目的地をカナダとし、両市に在住する高校生各5名及びトヨタ枠として2名の計12名によりまして、現地の同世代の子供たちをパートナーとしたホームステイやキャンプ体験、あるいは英語によるディスカッションなどを行い、異文化との触れ合いによるコミュニケーション能力の向上を図ることなどを目的といたしております。  事業費につきましては、トヨタ自動車九州株式会社が2分の1、残りの2分の1を本市と宗像市がそれぞれで負担をすることといたしております。  今回の事業は、本市が実施する初めての本格的な国際交流事業となるわけでございますが、青少年育成の面からも充実した内容であると判断をいたしておりますので、今後とも3者の地域連携事業として、引き続き事業を実施してまいりたいと思っておるところでございます。  以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 ◯議長(寳部  勝君) 再質問をお受けします。2番、中尾議員。 ◯議員(2番 中尾ハギ子君) 2番、中尾。本庁は昭和33年ということで、本当に古いと思います。本館の修理費用、最近3カ年でどのくらい要してますでしょうか。  また、その内容はどのようなものでしょうか。 ◯議長(寳部  勝君) 管財課長。 ◯管財課長(本田 克也君) 管財課長です。庁舎の修繕費用ということでございますが、まず、平成22年度が8工事を行っておりまして71万9,111円、うち雨漏り補修工事が2工事ございまして11万3,400円、平成23年度が11件補修工事を行っておりまして152万1,757円でございまして、雨漏り補修に関しましては7カ所、14万1,750円でございます。  平成24年度はまだ年度途中でございますが、補修に関しましては12工事発注しております。222万1,618円。雨漏り関係は4カ所ございまして98万1,750円となっております。  以上でございます。 ◯議長(寳部  勝君) 2番、中尾議員。 ◯議員(2番 中尾ハギ子君) 2番、中尾。本当に非常に古くて雨漏りも大変だろうと思います。3月11日が東日本大震災の日でございました。2年でございました。ことしの3月11日の西日本新聞にこういうことが載っておりました。  九州各庁と福岡県内の28カ所の庁舎の耐震不足に関する記事が載っておりました。耐震診断をせず、Is値自体がわからない自治体が、県内で10カ所あるそうでございます。当然その中に宮若市も含まれております。  お尋ねします。  この記事の中の、本市はIs値の診断をしていないのは、昭和33年の建築ということで、Is値を満たしていないことは明らかだから、ここもしなかったということはわかりますが、ここが防災の拠点で丸がついておりました。防災拠点とは、申しわけございません、具体的にどういう要素が必要なのか教えてください。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。防災拠点の要素ということでございますが、庁舎につきましては、災害時の状況によりまして、対策本部を庁舎内に設置をいたします。庁舎内の要素といたしましては、対策本部を設置する施設という形で認識をいたしております。  以上でございます。 ◯議長(寳部  勝君) 2番、中尾議員。 ◯議員(2番 中尾ハギ子君) 2番、中尾。新聞記事によると、防災拠点は本庁を避難場所として指定しておけば丸と記載されておりますが、避難場所としての現状の本庁庁舎が満たしているとお考えでしょうか、どうでしょうか。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。現状におきまして、本市の避難場所といたしましては、本庁舎を避難場所には指定をいたしておりません。雨等の災害が中心に想定をいたしておりますので、B&Gセンター、あるいは宮田中学校の体育館、こういったところを、庁舎の周辺では避難場所として指定をいたしております。 ◯議長(寳部  勝君) 2番、中尾議員。 ◯議員(2番 中尾ハギ子君) 本庁がやっぱり防災拠点としては適合していないと思います。再度、確認します。本庁を含めて現状で支障はないのでしょうか。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。防災拠点として本庁舎で支障はないかということでございますが、現時点におきまして、市庁舎に、市民の方の避難場所としての機能は持たせておりません。  それで、災害時に対策本部を設置して、情報の提供、あるいは市民からの求め、そういったことに対応いたしておるところでございますけども、問題はないかということでございますけども、もし仮に、万が一、庁舎が対策本部として機能できない、その場合につきましては隣接の中央公民館、こちらに対策本部の機能を移転させるという形で、防災計画の中では位置づけをいたしております。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 2番、中尾議員。 ◯議員(2番 中尾ハギ子君) 公民館を含めてというお話のようでございます。では、24年度から地域防災計画の策定が進められておりますが、25年度に計画書が示されると思いますが、この計画書の中でも、本庁舎は防災拠点と位置づけられますか。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。現在、地域防災計画の見直しを──集中的には25年度に行いますけども、今、事前に調査を行える分等について調査を行っております。修正が必要な箇所等の洗い出し等を行っておるところでございますが。  現時点におきましては、具体的にどうするという形まで決定をいたしておりませんので、具体的なご答弁はしかねますけども、庁舎以外の施設は、現在、ございませんので、25年度に策定する計画の中におきましては、庁舎を、対策本部を設置する施設として位置づけることになるというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(寳部  勝君) 2番、中尾議員。 ◯議員(2番 中尾ハギ子君) 本庁舎が防災拠点となるのは当然なことだと思っております。  先ほど答弁もありましたが、本庁は55年以上が経過して本当に老築化もひどいと思います。もちろん耐震構造もしてないし適していないと思います。もしものとき、災害で拠点となる対策本部の現状が、本庁で、これで災害時に機能しないことも、今、十分わかったところであります。  先ほど申しましたが、3月11日の西日本新聞の中で、県内28の庁舎で建築が3番目にここは古いということだそうでございます。これはやはり何とかしていかなければいけないと私は思います。  そこで、施政方針の質疑でもありましたが、市町村対策改修促進事業ですが、これは、学校は文部科学省の補助で耐震診断や耐震工事が年次的に進められていますが、この計画の中で、庁舎に関して具体的な方針が示されるのでしょうか。教えてください。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。先ほど、議員からお尋ねの庁舎についての具体的方針ということでございますけども、先ほど議員おっしゃいましたように、学校施設につきましては、この計画とは、位置づけとは別に補助対応されておりますので、耐震改修が進められております。  その他の公共施設につきまして、国の補助等を受けるには、必ずこの耐震化促進計画の中に、市の公共施設の耐震化ということで、位置づけが要るというふうに県のほうから説明を受けておりますので、公共施設の今後の耐震化につきまして、位置づけを行っていくと、市庁舎に限らず、市の公共施設について位置づけを行っていくことになるというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 2番、中尾議員。 ◯議員(2番 中尾ハギ子君) 2番、中尾。私は現状でのこの本庁は、建て増しとか、非常にわかりにくい、離れたところに部署もあると思います。市役所は市の顔でもあります。ましてや防災の拠点となるべきところだと思います。2011年、3・11東日本大震災以降、想定外という言葉はもう使えません。  私は定例会が終わったたびに市政報告会をやっております。その中で市民の方から、このごろ、こういう話をたくさん聞きます。中尾さん、あの市庁舎は何とかならんとかいな、ようわからんし、雨が降ったら、傘をさして外へ行かないけんとばいという声を聞きます。  今であれば、私は市庁舎の建てかえ、改築、わかりませんが、市民の皆様のご理解は得るのではないかと私は思っております。合併債が使えるこの時期に、するなら今でしょうと、こう思っておるところでございます。  建てかえをすべし、いろいろあると思いますが、市長が一定の方向性をという、さっき、ご答弁をいただきましたので、最後に、市長にこの一定の方向性とはどのようなものなのかお聞きして、これに対する質問を終わりたいと思います。 ◯議長(寳部  勝君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。市域の耐震計画の策定を25年度中に行います。その中で、当然、公共施設についても、これは耐震化計画の中に入ってくるわけで、それは、まず一番に入るのが恐らくこの庁舎のことだろうというふうに思っております。  耐震診断はもう昭和33年のこの本館は、もうIs値が非常に低いことは、これはもう火を見るよりも明らかな状態でございます。これを新築するのか、あるいは耐震補強をするのか、二通りの、最低、耐震補強はしなければいけないだろうと。  ただ、ご質問にありますように、非常に使い勝手の悪いこの庁舎の配置となっておりまして、市民の方々からも、そういう声を私のところにも非常に寄せられることはあるわけでございますが、資金の問題もありますし、敷地の問題もありますし、そういうところを総合的に勘案して、しかるべきに判断をしたいというふうに思っております。  ただ、幸いに合併特例債が10年から15年に延長されたということでございまして、かなり時間的に、これは、当然、特例債を使用するということになると思いますが、少し時間的に余裕がありますので、じっくりそこら辺は判断をしていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 2番、中尾議員。 ◯議員(2番 中尾ハギ子君) 2番、中尾です。じっくり考えてお願いをいたします。  次に参ります。国際交流についてお伺いをいたします。  25年度の新規事業として、さっきありました宗像市、トヨタ自動車九州と関連して、市内の高校生の海外交流化事業が計画されているようであります。私は、これは非常にいい事業だと本当に思ってます。若い時代に他国との交流、これが子供たちに、本当にプラスになることだと思って、これは歓迎をしております。  ところで、これまで私たち宮若市議団では、市内の中学校の子供たちと晋州東中学校の子供たちとの間で交流をずっとやってきました。市としては、これはどういうふうにお考えでしょうか。 ◯議長(寳部  勝君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。今、お尋ねの宮若市議団がこれまで取り組まれてきた、韓国との国際交流に関してですが、平成20年からこの事業に取り組まれとうと思います。各年、おおむね20人程度の中学生がこの事業に参加をされ、5年が経過をしとうと思います。  それに対してどういう考えかということですが、この事業に参加をした市内の中学生にとって、非常に印象深い異文化との交流ということもあって、参加した生徒の中には中学校を卒業した後の進路に関して、長崎県立対馬高校という高校があって、唯一、国内で珍しい韓国語、あるいは韓国文化のコースが設けられた高校ということもあって、そこの、市内の中学を卒業して対馬高校に進学した生徒がいると。  その生徒さんというのは、今回の──今回というか、韓国との国際交流事業を通じて、将来的な自分の仕事について、韓国と日本の橋渡しをしたい、そういう職業につきたいという思いから、お一人で対馬のほうに進学をされたということを伺っております。  そういう意味では、非常にこの取り組まれている事業というのは、そういう子供たちに国際的な、異文化との交流を図って、いい意味でいろんな、子供たちに体験ができてる事業ではないかなというふうには考えております。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 2番、中尾議員。 ◯議員(2番 中尾ハギ子君) 2番、中尾です。一定の評価をいただいたことは感謝をいたします。今言われましたように、国際交流の生徒が対馬高校に行ったり、個人的にも韓国の子供たちと、いろんなメールのやりとり、手紙のやりとりなんかを行っているところです。私もやってきてよかったなという思いを、今、しておるところでございます。  今から先も、こういう、今、韓国とのこういう時期だからこそ、こういう交流は必要ではないかと私は思っております。  そこで、韓国との交流事業に対して、市としての支援のお考えをちょっとお伺いしたいと思います。 ◯議長(寳部  勝君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。先ほど申し上げましたように、平成20年からこれまで5年間、この事業を継続して取り組まれてきております。これに対しては、宮若市のまちづくり人づくり事業等補助金交付要綱に従って、人材育成事業の一環として、一定の規定はありますけども、事業に対しての4分の3の補助ということで、支援をさせていただいております。こういった事業については、引き続きこの人材育成事業について支援をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 2番、中尾議員。 ◯議員(2番 中尾ハギ子君) ありがとうございます。我々市議団も国際交流のことについてはやっていきたい、子供たちを外の空気に、海外の空気に触れさせたいという思いがございますので、これを聞いたところでございます。ありがとうございました。  終わります。 ◯議長(寳部  勝君) これにて、中尾議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(寳部  勝君) 次に、塩川議員の質問をお受けします。6番、塩川議員。 ◯議員(6番 塩川 恭子君)〔登壇〕 おはようございます。6番、塩川です。通告に従い質問させていただきます。  本市においても、残念ながら過去に遊具による事故が発生しています。事故があったとき、必ず問われるのが管理責任であります。現在、市が管理している公園や広場、学校等の遊具の点検整備についてお聞きしたいと思います。  質問事項として公共の公園、広場、学校等の遊具の点検整備について。質問要旨として定期点検の現状、管理責任の所在についてお聞きをいたします。よろしくお願いします。 ◯議長(寳部  勝君) ただいまの質問に対し、執行部より答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただいま、塩川議員からの公共の公園、広場、学校等の遊具の点検整備についてというご質問でございます。ご答弁申し上げます。  まず、1点目の定期点検の現状についてでございますが、遊具を設置いたしております公共施設につきましては、保育所や幼稚園、小・中学校及び西鞍の丘運動公園、上大隈農園緑地公園及び桐野児童遊園などがあります。これらの施設の遊具につきましては、それぞれの所管におきまして、専門業者や担当職員により定期的に点検を実施いたしておるところでございます。  次に、2点目の管理責任の所在でございますが、事故等の発生状況によりさまざまな見解があると思われますが、基本的には市に管理責任があると、このように考えております。  以上でございます。 ◯議長(寳部  勝君) 再質問をお受けします。6番、塩川議員。 ◯議員(6番 塩川 恭子君) 答弁はそれだけですか。とても簡単な答弁、ありがとうございます。  最近の子供たちは余り外で遊ばなくなり、公園や広場等の遊具の利用が少なくなったとはいえ、日曜日とか休日などは、回ってみますと家族連れでにぎわっております。公園、広場の数、遊具の数を教えてください。全体でいいですよ。 ◯議長(寳部  勝君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。先ほど、市長答弁の中でありました遊具を備えている公園の中の1つ、上大隈農園緑地公園につきましては、4連ブランコ、それから。(「全部合計でいいですよ」と呼ぶ者あり)今、合計でいくと、上大隈農園緑地公園では、3種類の遊具を備えております。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 6番、塩川議員。 ◯議員(6番 塩川 恭子君) 通告してますから、しっかり調べとってください。
    ◯議長(寳部  勝君) 社会教育課長。 ◯社会教育課長(白土 成人君) 社会教育課長です。社会教育課所管の公園につきましては西鞍の丘総合運動公園がございます。こちらのほうには16基の遊具を設置いたしております。(「質問を変えます」と呼ぶ者あり) ◯議長(寳部  勝君) 6番、塩川議員。 ◯議員(6番 塩川 恭子君) わからなければいいです。時々、遊具による事故が発生していますが、その多くが、日常の点検や整備を十分に実施していれば未然に防げた事故だと思います。数がわからないとかいうのは、整備してないんじゃないですか。  先ほど、定期的に点検を実施していると答弁されましたが、定期的とは、どの程度の間隔でされているのか、また、最近ではいつされたのか教えてください。 ◯議長(寳部  勝君) 社会教育課長。 ◯社会教育課長(白土 成人君) 社会教育課長です。社会教育課所管の西鞍の丘運動公園につきましては、年1回の定期点検を実施しております。これにつきましては7月に実施をいたしております。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。24年度の実績で申し上げますと、先ほど、社会教育課長と同様に年1回の点検を行っておりまして、24年度については、修繕として5万1,975円の遊具の補修を行っております。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 学校教育課長。 ◯学校教育課長(灘波 千明君) 学校教育課です。学校教育課のほうで遊具が設置されてる箇所につきましては、幼稚園、小学校ございますが、各施設を管理しております幼稚園、小学校で月に1回安全の日を定めまして、目視や打撃による点検を行っております。 ◯議長(寳部  勝君) 子育て・人権課長。 ◯子育て・人権課長(有吉 光彦君) 子育て・人権課長です。子育て・人権課で所管しております公園について、まず、桐野児童遊園がございます。  これについては、まず、専門業者による遊具の一斉点検を平成23年度に実施をしております。それから、通常の点検につきましては、地元自治会に委託をしておりまして、基本的には目視での点検をお願いしているところでございます。  また、公立保育所、第1保育所、第2保育所、それからさくら幼稚園があるわけなんですが、これについても、遊具の点検を、平成23年度に一斉点検を実施しております。  それから、保育所については、遊具点検表をもとに月に1回、保育所職員による点検を行っております。それから、通常の保育業務の中で、保育士による目視の確認を行っているところでございます。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 6番、塩川議員。 ◯議員(6番 塩川 恭子君) 定期的とは2年に1回とか1年に1回とかなんですね。わかりました。  先ほどの市長答弁の中で、専門業者や担当職員と言われましたが、これは誰のことでしょうか。教えてください。 ◯議長(寳部  勝君) 社会教育課長。 ◯社会教育課長(白土 成人君) 社会教育課長です。社会教育課の西鞍の丘総合運動公園の委託業者につきましては、株式会社ハウツという公園遊具の専門業者でございます。点検につきましては、社団法人日本公園施設業協会の定めました遊具の安全に関する基準に基づいて、委託業者に実施をしていただいておるというところでございます。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。上大隈農園緑地公園の点検の委託については、公園の整備の際に遊具を設置した業者になりますけれども、株式会社コトブキという専門業者のほうに点検を依頼しております。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 学校教育課長。 ◯学校教育課長(灘波 千明君) 学校教育課です。幼稚園、小学校におきましては、園長、小学校では教頭のほうが主務者となりまして、各施設の地域を場所ごと分けながら、それぞれの教員のほうが担当となって点検を行っております。 ◯議長(寳部  勝君) 子育て・人権課長。 ◯子育て・人権課長(有吉 光彦君) 子育て・人権課長です。桐野児童遊園、それから各保育所につきましては、専門業者と申し上げましたが、株式会社遊具診断というところに委託をしております。  それから、通常の保育所における月1回の保育所職員、これはもう保育士でございますが、これの点検をしているところでございます。これは、毎年、県の指導監査がございまして、その中で県のほうが確認をしてるという状況がございます。それから、通常の保育士と、児童を遊具で遊ばせるときには、保育士がそこを確認しながら、目視での点検を行っているということでございます。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 6番、塩川議員。 ◯議員(6番 塩川 恭子君) 幼稚園や学校などは学校の備品に入るので、その学校長、あるいは教頭が見るということでよろしいですかね。それで日常的に点検をしていると、授業の一環の中でしているということで理解してよろしいですかね。  それでは、次に、西鞍の丘公園についてお尋ねします。  西鞍の丘公園は平成15年3月、供用開始になって、ことしで丸10年がたったのではないかと思います。そのときに16基の遊具が導入されています。10年たちましたけども、現在、その当時の遊具はまだあるのでしょうか。 ◯議長(寳部  勝君) 社会教育課長。 ◯社会教育課長(白土 成人君) 社会教育課長です。16基は、現在、設置している部分で、当初につきましては、一部、トヨタが事業展開しておりました、アドベンチャーフィールドのほうから一部を移設したということで記録をいたしております。  この部分につきましては、スプリング遊具といいまして、上に子供さんが乗って揺らして遊ぶ遊具でございますが、これにつきましては、使用が非常にもう危険であるということで、2基撤去いたしております。  遊具の現状でございますが、7月に実施いたしました専門業者による点検の中で、これは遊具の安全に関する基準に基づいてということで、先ほど、説明をさせていただきましたが、ABCD判定の4段階の判定をするようになっております。  このうち、16基中4基につきましてC判定ということで出ております。このC判定につきましては、異常があり、修繕が必要であるというところでございますので、社会教育課としましては、できる部分から即対応をしていきたいというふうに考えておるところでございます。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 6番、塩川議員。 ◯議員(6番 塩川 恭子君) 不備のところを掌握され、把握されているということですので、なるべく早目に修理はお願いします。利用状況はつかんであるでしょうか。大体どの辺からの方が、お子様連れが多いのかどうか、そういうところ。 ◯議長(寳部  勝君) 社会教育課長。 ◯社会教育課長(白土 成人君) 社会教育課長です。利用状況につきましては、大体、平日終日の利用状況ということで、具体的な数値につきましては、把握はちょっといたしておりませんが、休みの日には朝早くから、10組から20組の方が来られて、わんぱく広場のほうで遊ばせてるという状況のようでございます。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 6番、塩川議員。 ◯議員(6番 塩川 恭子君) 何度か運動公園に行っていろんな声を聞いてきました。  まず、利用している方は、案外、市外の方が多いんですね。一番多いのが宗像ですね。宗像、それから直方、中間、田川というところが多かったです。そして、地元の方は、いつも孫と遊びに来てるという方もおられましたけども、市として、大きな交流の場になってるなというのを感じました。  利用頻度については、月に1回程度というのが最も多いです。そして、2カ月に1回、年に二、三回、初めてという方もおられましたけども、そういうふうな感じでしたね。そして、子供の年齢から行くと1歳から7歳が最も多いです。  来られている方からの意見を聞きました。その中で最も多かったのは遊具が少な過ぎる。それからところどころさびている。アスレチックの両枠に網が張ってなくて落ちそうだった。すべり台に上る階段が壊れている。遊具がぐらぐらしているが大丈夫か。それから1歳から2歳が遊ぶ遊具が全くない。遊具の下に水たまりがあって遊べない。それから、先ほど言われましたサッカー場の横にあったアスレチックつきのすべり台ですかね、あれがとても人気があったのに撤去されて、とても残念だと子供が言っているというような声も上がっておりました。  この撤去された遊具について、いつ、今度、導入されるのか、いつ来るのかというような声も上がっておりましたが、その辺はどうでしょうか。 ◯議長(寳部  勝君) 社会教育課長。 ◯社会教育課長(白土 成人君) 社会教育課長です。遊具につきましては、非常に大きな複合遊具になりますと金額が高価なものになってまいります。1基当たり800万円とかするような部分もございますので、利用者の方のご意見を聞きながら、検討はさせていただきたいと思います。いつごろ新たに設置ができるかというのは、ちょっと現状ではお答えができかねるところでございます。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 6番、塩川議員。 ◯議員(6番 塩川 恭子君) 先ほども言いましたように、1歳から2歳の子の遊ぶのが全くなくて、あそこ、番号がずっとついてて、1番、ユニミニというのがありますが、あれの適用年齢を見ると1歳から6歳までと書いてありますが、とても1歳では、あのすべり台は滑れません。  私、ずっと見ておりましたら、滑りきったところで段差があり過ぎて、子供は着地できずに、お尻から落ちて泣いています。行って見られたらわかると思いますけども、そんなに高価なものじゃなくていいと思うんですよ。小さい子供が遊べるようなものを、未来の子供たちのために、少し投資をしていただきたいなと、そのように思っております。  遊具の事故は、設置構造とか管理による原因のほかに、想定外の危険な使用による、そういう事故もあると思います。事故を未然に防ぐためにも、しっかりとした点検をしていただいて、危険性のあるものは、一時使用禁止とか撤去などを行いながら、早急に対処していただきたいと思っております。その辺のところをよろしくお願いします、もう1回。 ◯議長(寳部  勝君) 社会教育課長。 ◯社会教育課長(白土 成人君) 社会教育課長です。遊具の点検等につきましては、現在、西鞍の丘のほうには2名管理人がおりますので、こちらのほうにも点検と、並びに、ちょっと塗装が剥げたり危険が伴う部分については、補修をしていただくようにお願いをしているところでございます。  幼児用の遊具ということで、これらにつきましては遊具の耐用年数等もありますので、そういうタイミングを見計らいながら、ご希望に添えるような形で、考えていきたいというふうに思っております。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 6番、塩川議員。 ◯議員(6番 塩川 恭子君) そんなに手のかかる修理でなくてもいいようなものもあるんですね。水たまりのところなんかは、砂か何か入れればできることだし、階段の崩れているところは、ちょっと何かとめればいいようなところもありますので、もう早急に対応をよろしくお願いします。  私がこれ、1日の日に通告を出してから、もう20日余りがたってますので、その間でもできたのではないかなと思いました。二、三日前に行って、まだそのままだなというのが何カ所かありましたので、早急な対応をお願いしたいと思います。  それぞれ所管が異なって、一元的な管理はできないと思いますけども、連絡とか情報交換などを行いながら、本当に安全対策に取り組んで、子供たちが安心して遊べる環境づくりに、今後も取り組んでいかれることを願って質問を終わります。 ◯議長(寳部  勝君) これにて、塩川議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(寳部  勝君) 次に、川口議員の質問をお受けします。1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君)〔登壇〕 おはようございます。1番、川口です。通告書に従って質問をさせていただきます。  質問事項といたしまして行財政改革について。要旨ですが、1番、今のままでの本当に防災対策は大丈夫なのか。2番目に、職員の配置について。3番目、定住化施策を進めていく上で課題はあるのか。4番目、今後の障がい者雇用対策についての検討をしているのか。  以上、4点について質問いたします。どうぞよろしくお願いいたします。 ◯議長(寳部  勝君) ただいまの質問に対し、執行部より答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただいま、川口議員から4点にわたりましてご質問をいただいております。順次ご答弁を申し上げます。  まず、1点目の現状の防災対策でいいのかということでございますが、平成24年度に、防災に関する取り組みといたしまして、現在、市内の危険箇所等を記した防災マップの改訂版の作成を進めておりまして、新年度に、全世帯に配布をすることといたしております。  また、防災に関する共助の取り組みといたしまして、自主防災組織の設立、育成を進めておりまして、今年度、新たに2自治会で結成をされ、2月末時点で27自治会の取り組みとなっております。災害時避難誘導訓練を7自治会、防災研修会を3自治会で実施をいたしております。  平成25年度におきましては、東日本大震災を踏まえまして、福岡県が平成24年度に、県地域防災計画につきまして地震・津波災害対策のさらなる強化と、原子力災害対策の確立を図るなど、大幅な見直しを行ったことに伴いまして、県計画との整合性を図るなど、宮若市地域防災計画の改定を行うことといたしております。  また、災害等の非常時におきます市民への情報伝達手段として、屋外拡声器による市内一斉通報と同時に、エリアメールやイントラ網等の利用可能な資源を活用しながら、複合的な手段により、いずれかの方法で、市民等に確実に情報が伝達できるシステムの構築を図るため、住民への情報伝達手段に関する実施設計を行うようにいたしております。  あわせて、耐震改修促進法の改正を受けまして、福岡県が耐震促進計画を策定し、県内市町村における計画策定を促進することとされておることから、本市におきましても、建築物の耐震化の促進を図り、地震による建築物倒壊などの被害から市民の生命、身体、財産を保護するため、宮若市耐震改修促進計画を策定することといたしております。今後とも、市民の防災意識の向上と災害時の被害軽減に向けて、各種取り組みを進めてまいりたいと考えておるところでございます。  2点目の職員の配置についてでございますが、多様化する市民ニーズや地方分権改革に伴う権限委譲事務、複雑化する行政課題等について、柔軟に迅速かつ的確に対応し、簡素で効率的な組織体制の整備が求められておるところであります。  最小の経費で最大の効果を上げるべく、組織の活性化及びスリム化を図るとともに、宮若市総合計画に掲げております施策及び各課の事務事業等を的確に確実に推進するため、限られた人材で、より効果的かつ効率的な機能する組織となるよう、管理職員や一般職員の意向を調査し、適材適所の人事配置に努めておるところであります。  3点目でございますが、定住施策を進めていく上での課題でございますけれども、定住施策を推進する上で、下水道等の生活インフラの整備を初め、公共交通機関の利便性、保育・教育環境の充実など、さまざまな課題があると考えております。  また、本市にはトヨタ自動車九州を初めとする企業が進出をしておりまして、多数の従業員が従事しておりますが、その従業員の多くが市外に居住し、市内への定住が進んでないことなども1つの課題として捉えておるところでございます。  この課題を解決するため、定住促進につきましては、総合計画でも重点プロジェクトとして位置づけておりまして、受け皿となる良質な住宅団地の整備を推進してまいりたいと考えております。  また、平成25年度から新たな定住施策として、将来の定住者となり得る若い世代の確保を目的といたしまして、新婚世帯と転入する就学前の子供を扶養する子育て世帯を対象に、民間賃貸住宅の家賃補助を実施し、現行の定住奨励金制度との相乗効果による定住促進を図ってまいる所存でございます。  4点目でございますが、今後の障がい者雇用対策でございますけれども、障がい者の雇用の促進等に関する法律の趣旨を踏まえまして、平成21年度及び平成22年度におきまして、直方養護学校の高等部2年生による職場体験実習を実施し、また、平成22年11月からは、民間企業へ就職を希望している知的障がい者等を短期的に雇用し、就職に向けた経験を積むことを目的とした、チャレンジ雇用を実施いたしております。  さらに、施設の清掃業務を委託するなど、障がい者雇用の対策に取り組んでおるところでございます。  今後も福岡県央障害就業・生活支援センターを初め、関係団体と連携を図りながら、障がい者雇用の促進に向けた取り組みを継続してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(寳部  勝君) 再質問をお受けします。1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) 1番、川口です。ご答弁ありがとうございます。じゃあ、順次、上から再質問をさせていただきます。  まず、防災マップについてですけど、今後、また新たにつくり直すということでございますけど、その内容等とか、今までの宮若市であった災害等々いろんなケースが考えられると思うんですけど、そういう面では、やっぱり市民の声を中には取り入れたような災害マップ等をつくる計画になるんですかね。あらかじめもう決まった形の中の、ただの災害マップ、誰が見ても当たり前のようなつくり方しかしないような内容になるのか。まずお示しください。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。災害マップにつきましては、現在、もう作成のほぼ後半に、終わりに来ております。  具体的な内容につきましては、従前のものを基礎といたしまして、新たに土砂災害の関係の部分がございました。洪水のおそれのある地域につきましては、これは国土交通省からデータをいただいておりますので、それを示しておりますので、そういった時間経過による修正の部分。  それと、今回につきましては、前回は1枚ものでしておりましたけれども、今回は冊子形式といいましょうか、市の地域を幾つかに区分しまして、1つの冊子にして、部分部分で見られるように、手元に置けるような形でつくっており、その中で具体的な災害時の対応とかにつきましても、前回より載せてある項目をふやして、今回は作成をいたしております。
     以上でございます。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) ありがとうございます。災害マップというのは本当に必要なものだと思いますので、例えば、今度、土砂災害がその中に入ってくるんであれば、やっぱり地域の方々、急傾斜地もあれば、いろいろ災害が起こる場所もあるかと思います。  そういうところに、やっぱり地元の人たちの声、避難経路は単に机上の上でつくるんじゃなくて、やっぱり地元の人たちの声も聞いた上でつくっていただいたほうが、より中身の濃いものになるかと思いますので、そういうところの改訂、手直しというのも、もう終盤戦に来ているということでございますけど、まだ時間があるんであれば、そういう意見も取り入れて、つくっていっていただきたいと思います。  続きまして、自主防災組織ですけど、現状で27自治会が参加されているということですけど、宮若市には自治会は何団体あるんですかね。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。自治会としては77自治会ございます。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) 77のうちの27団体。もう少し啓発活動をしていただかないと、確かに自治会によっては機能してないところもあるかと思います。そういう面ではやっぱり、それじゃあ1つの自治会だけでつくるんじゃなくて、二、三の自治会がまとまって自主防災組織をつくるとか、そういう形を、取り組みをしていただきたいと思います。  そうしないと、何かあったときはもう遅いですから。その前にもう少し訓練等も進めて、今、市長の答弁の中では、27自治会が新しく自主防災組織をつくっているにもかかわらず、避難訓練を実施したのは7団体、防災研修会をしたのは3団体というふうな報告をいただきましたけど、もう少しこれもふやしていただかないと、ただつくったわ、それだけでは事は足りないと思いますので、その辺も十分活用して、例えばそういう自主団体をつくったときに、それに対する補助とかそういうのはあるんですか。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。まず、今後の設定の、設立の関係ですけども、私どもも実際に災害が起こったときに、当然、消防とか、そういったものが行かれる前に、やはりご自身のご家族での対応、あるいは地域の方を含めた対応、こちらのほうで助かるというようなケースがかなり多いというのも、過去の神戸の震災等でも言われております。  そういったことで、私どもも地域の自主防災組織につきましては、最終的には100%やっていただきたいと思っておりますので、自治会長会等の場において、設置をされてないところについて、今後の設立について要請をしていきたいと思っております。  補助につきましては、設立当時に1回だけ備品等の助成を行っております。(「幾ら」と呼ぶ者あり)金額ではなくて、トランシーバーとか、そういった防災関係で必要な備品をお渡ししたりしております。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) 僕は書類を見た中では、安全・安心まちづくり活動団体補助金とか、そういうのを活用して、自主防災組織をつくっていただいた方々が、独自な、いろいろな機材の購入もできるかと思いますけど、それは使えないんですか。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 今、ご指摘ございました分につきましては、自主防犯組織として設立をお願いしている分でございますので、そちらについては、当初、設立時に交付金を渡して、地域で必要とする備品等を地域でご購入をいただけるようになっております。  自主防災組織のほうにつきましては、設立時に、先ほど申しました備品等を渡して、たしか懐中電灯とかトランシーバーとか、そういったものをお渡しして、災害時の連絡等がとれるような形で、そういうものをお渡しいたしております。  それと、今後の育成についても、私どもから入って、設立するだけでは意味がございませんので、訓練の実施、あるいは勉強会等を、どんどんやっていただくように対応してまいりたいというふうに考えてます。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) わかりました。じゃあ、その補助金も活用できるわけですよね、備品を買おうとすればね。(発言する者あり)安心・安全まちづくり活動団体補助金というので、その中の一部、位置づけとして補助は出せるわけですね。 ◯議長(寳部  勝君) ちょっともう1回言うて。総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 今、議員ご指摘の分につきましては、防災関係じゃなくて防犯の(「防犯、まあ同じようなもんです」と呼ぶ者あり)はい、その辺についてはお金を渡して地域で買っていただくと。(「はい、わかりました」と呼ぶ者あり)自主防災は、うちのほうから備品をお渡ししております。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) はい、わかりました。  続きまして、防災計画の改定について少しお聞きしたいと思うんですけど、今回、県が改定するということで、うちのほうも見直しを行うということですけど、当然これは、パブコメはやられるんですよね。市民に対して、防災計画に対する見直しを行いましたのでという形での報告はなされる予定ですか。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。今回の見直しにつきましては、県の計画見直しを踏まえて改定をするわけでございますけども、改定をいたす内容については、具体的な防災会議等でご意見をいただいて最終案をつくりますけども、ご指摘のパブコメについては、現状のところでは実施する予定ではおります。  以上でございます。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) なぜしないんですかね。環境基本計画もパブコメやりましたね。(「いや、実施する予定です」と呼ぶ者あり)するんかね、ああ、ごめんなさい。するんだったら結構です。どんどんやってください。わかりました。  続きまして、防災無線について、前の施政方針と、えらい中身が今度ころっと変わってきてるかと思うんですけど、前のときは個別受信機、全戸配布して、通信システムも活用したりとかいうふうになってますけど、今回は屋外での一斉通報や個別受信機等の配布というのは、もう考えられないんですか。なぜそういうふうに変わってきたのか、もう一度お示しいただきたいと思います。 ◯議長(寳部  勝君) 総務部長。 ◯総務部長(山内 賢治君) 総務部長です。防災無線の関係でのお尋ねでございます。以前に防災無線の計画を、実施設計をいたしております。  その中で個別受信機を、各家庭にお配りするということでの計画を進めておりましたけれど、実質的に費用面がかなりかかるというようなこともありまして、それと、3月11日の大震災に伴いまして、なかなか個別受信機だけでは、情報の伝達ができにくいということがございました。  そういう意味も含めまして、あらゆる種類での防災情報の伝達ができる形を組んでいきたいということもありまして、再度、計画の練り直しをやるということで考えております。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) ここで、10分間休憩します。                  午前11時00分休憩       ………………………………………………………………………………                  午前11時10分再開 ◯議長(寳部  勝君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) じゃあ、質問を再度進めさせていただきます。  先ほどの市長答弁の中で、エリアメールとかイントラ等の可能な資源を使ってということでございますけど、エリアメールというのはどういうものなんですかね。 ◯議長(寳部  勝君) 総務部長。 ◯総務部長(山内 賢治君) 総務部長です。市長答弁の中で、エリアメールという形をご報告させていただきましたけど、ある一定のエリアに対してメールで配信ができると、これは携帯電話のau、もしくはドコモ、ソフトバンク、それぞれのメールで一斉に配信を、その地域において行うというのがエリアメールでございます。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) その地域というのは、例えば災害が起きた地域の方々も対象にエリアメールを流すということですかね。そういうふうに理解してよろしいんですかね。 ◯議長(寳部  勝君) 総務部長。 ◯総務部長(山内 賢治君) 総務部長です。その地域という部分では、市全体が(「全体ということですね」と呼ぶ者あり)はい、範囲となっております。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) うちは高齢者率が28%近くありますけど、そういう方々が携帯電話をお持ちになっている数というのは把握されてます。 ◯議長(寳部  勝君) 総務部長。 ◯総務部長(山内 賢治君) 総務部長です。携帯電話の数ということでのお尋ねでございます。数は、ちょっと把握はし切れてはおりませんけれど、いろんな形で伝達をするということが、基本的に大事になるというふうに考えております。  これは、エリアメールというのはある種の1つの手段でございます。だから、それ以外の手段も含めて総合的に考えていく。実質的にはコミュニティーFMとか、八女市において災害が起こったときに、コミュニティーFMというので情報伝達をしたというようなこともあります。  それから、防災アプリといって、これはスマートフォンに限ってでございますが、自分の位置情報等をお知らせするということもできる。  それから、IP告知という形で、無線──WiMAX等を使って、各インターネットの環境が整っているところにおいて、そういった告知をすることもできるということで、いろいろな複合手段を持ち合わせて、今後、進めていきたいというふうには考えております。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) 今、すごくいろいろな情報伝達のやり方というのは、いろんな方法があるかと思いますので、より効果的なものを見つけ出して、ぜひ実施していただきたいと思います。  続いて、先ほど防災に関することで、共助の取り組みについて話が出ておりました。その中で公助の体制の中で、例えば災害等が起きた場合、例えば消防署、警察署や近隣の自治体との連携とか、そういうものは、どういうふうにお考えになられてるんですかね。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。まず、消防につきましては、消防で災害時の広域連携の体制が組まれておりますので、そちらはその部分での対応が可能というふうに考えております。  市内につきましては、現状で災害時の復旧に当たっての業者等についての災害時協定等は結ばせていただいておりますけども、他の市町村との協定につきましては、個別、まだそこまでは至っておりません。  以上でございます。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) ぜひ、そういうところも踏まえたところで、やられたほうがいいんじゃないですか。うちはもう無数な川でつながっている自治体が多いですから、1つの川で氾濫が起きたときには、よその自治体に、当然、助けを求めなくてはいけない場面も出てくるかと思います。そういうところでは、ぜひそれもしていただきたいと思います。  それと、あとは自衛隊との連携というのは、どういうふうになられてるんですかね。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。自衛隊につきましても、自衛隊の各部隊にそれぞれの市町村の担当が配属されております。災害等が発生される時期になりましたら、その担当者のほうが、市のほうに派遣をされてまいりますので、そこでの連絡等が対応できるようになっております。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) その場で来ていただくのもいいけど、うちにも自衛隊のOBがいらっしゃると思います。警察のOB、消防のOBもいるんであれば、当然そういうOBも置かれて、よそよりも早く体制づくりができるような形も、1つのやり方だと思いますので、今からの検討にしていただきたいと思います。  それと、先般、国の地震調査研究推進本部のほうで発表された中で、活断層ですね、断層、西山断層については、マグニチュード7.9から8.2程度、またはマグニチュード6.8以上の地震が、この30年以内に起こる、発生する確率が9%、ゼロじゃないということですよね、ということになっております。  だから、そういう面での備えというのも必要になってきている。確かに、うちは断層が少ないからじゃなくて、先に手当てができる分はしといたほうがいいと思います。その辺も踏まえたところでご検討いただきたいと思います。ちょっと後で、その辺は聞かせていただこうかと思っておりますので。  先ほど、課長の答弁の中で、災害が起きた場合の緊急対策本部を、市役所が使えない場合は、中央公民館に移すということで言われておりますけど、中央公民館は、耐震補強は終わってるんですか。耐震基準は満たされてるんですか。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。中央公民館につきましても、時期的な、建設時期から考えますと耐震の補強はされておりません。地域防災計画上、庁舎に災害対策本部を設置するとなっておりますが、庁舎が被災した場合には、中央公民館を、その代替として活用するという形の位置づけになっております。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) 課長が考える被災というのは、どういうことを指してるんですか。うちが一番多いのは何ですかね。豪雨災害ですよね。豪雨災害で、ここが使えんだったら、同じレベルである中央公民館は使えますか。  それであれば、今、見直しするんであれば、新しくできた中学校に持っていくと。川を挟んでますから、向こうに行くのは非常に厳しいかと思いますけど。ほかの施設のという形の位置づけというのを、もう少し明確に出されるべきだと思いますけど、そういうお考えはございませんか。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。今、ご指摘、お尋ねの件につきましては、地域防災計画の中での位置づけでございますので、今回の見直しの中で、その点については検討事項になりますので、検討してまいりたいというふうに考えております。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) ほかに質問があるんであれですけど、ちょっと最後にお聞きしたいんですけど、去年の年度末、議会対象に防災訓練等をやられましたよね。そのときの成果と、うちのほうは各議員が一生懸命、1人の議員はそのまま倒れ込んで担架で運ばれるような訓練、総務委員会のほうは大きな声を出して、火災だというふうな通報のやり方をして訓練をさせていただきましたけど、今まで宮若市職員対象に、そういう防災訓練をやられてると思いますけど、その検証、やった成果というのはどういうふうにあらわれてるか、お示しいただきたいと思います。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。議員ご指摘の、昨年の議会の方とご一緒にさせていただきました訓練でございますけども、これは施設を、庁舎という施設を設置いたしておりますので、そこにおきましては、年に1回、避難訓練を実施しなければなりません。  それにつきまして去年もいたしましたし、その前年度もいたしました。これ以後、毎年、実施してまいりますので、その都度、火災等の発生、あるいはそういった等の状況設定を変えながら、いろんなケースを想定して、今後とも実施してまいりたいと考えております。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) ちょうどその日は小雨が降ってましたよね。寒い時期、12月で、議員はみんな走ってマリーホールまで行ってますけど、職員の方々は傘をさしてジャンパーを着て、それが本当に防災訓練だったのかなと思います。  やるんであれば真剣に、人の命を守るのも僕ら議員でもあるし、職員の役目だと思っておりますので、そういう面では、もう少し念のいった防災訓練を実施していただきたいと思います。  それと、この問題の最後で、先ほど市長の答弁の中で、この市役所が耐震補強を全くできてない、それはもう市長もよくおわかりだと思います。一定の方向性を示すということで、いつの時期を言われるかと、ちょっと、今、自分自身も考えたんですけど、考えてみれば、僕らと市長の任期はあと1年しかございません。この1年の間の中で、はっきりとした方向性をお示しいただけるのかどうか、最後に市長に質問をさせていただいて、この分の質問を終わらせていただきたいと思います。 ◯議長(寳部  勝君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。任期が1年しかないにもかかわらず、5年間の後期基本計画を策定いたしておりまして、全てがこの1年間で方向づけができないものがほとんどだろうというふうには思っております。  まず、その1つとして、やはりこの防災拠点が当然、この確固たるべきものである庁舎について、この1年の間に方向性を示すことができるかどうか。これは地域防災計画、あるいは市域の耐震化計画、それの推移を見ながら、しかるべきに判断をしたいというふうに思っておりますが、まず、この計画が策定をいたしますと、割と最初にやらなきゃいけないのが、この宮若市庁舎の耐震診断であろうかというふうに思っております。かなり悪い数値が出てくるだろうと思いますし、先ほども中尾議員のご答弁でも申し上げましたけれども、しかるべき判断をさせていただきたいというふうに思っております。
     以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) ありがとうございます。耐震診断を行っても、結果はもう市長の頭の中にはっきりわかってるかと思いますので、早い時期に方向性をお示しいただきたいと思います。  じゃあ、2点目の職員の配置について質問をさせていただきます。  先ほどの答弁の中で、管理職や一般職員の意向調査ということを述べられました。これはどういう調査をまず行われたのか。それと、組織のスリム化というお言葉も使っております。それはどういうものを指すのか、まず、この2点についてお示しください。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。まず、部課長の意向調査と職員からの申告といいますか、希望調査、これについてでございますけども、部課長につきましては、所管する業務等の今後の状況等を踏まえて組織の体制、あるいは、今後、人員の関係、そういったものについて意見をいただいております。  そして、職員につきましては、現状の仕事、担当する仕事についての、自分なりの対応の状況とか、今後、やってみたい仕事、あるいはそういった個人の、今後、やってみたい仕事、そういったものについて、どういう考え方を持っているのか、そういったことを中心に調査をいたしております。  それと、組織のスリム化につきましては、議員も御存じのとおり、国のほうからさまざまな事業が、地方分権の流れの中で、県からかなり業務がおりてきております。特に民生関係が多いかなというふうに、そういう認識はいたしておりますけども、そういった業務が当然、多種おりてまいりますので、それに対応する中では、当然やっぱり肥大だけやなしに、そういったスリム化も当然、中に視野に入れながらやっていきたいということで、組織のスリム化ということをあわせて考えるという形で申し上げております。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) ありがとうございます。希望調査では、それに沿って人事配置なんかできるわけないというのは私もわかっておるんですけど。  あと、市長の答弁の中で、適材適所に人事の配置を努めているということでございます。それは当然、どういうところが適材適所かというのはよくわからないんですけど、例えば各係のほうから職員の配置について、増員や、専門知識を本当に有する方々を、うちの係、部、課に欲しいというふうな要望が通るというのは本当あってないんですかね。 ◯議長(寳部  勝君) 総務部長。 ◯総務部長(山内 賢治君) 総務部長です。ただいま、ご質問にありました、意向調査の結果の部分でございますけれど、当然、人事異動の前には、そういった実情の状況を聞かざるを得ない状況がございます。その中で人員が足らないというようなところというのは、当然、出てくるわけです。  その中で、やはり行財政改革の一環としての部分も捉えながら、先ほど、課長がご答弁しましたように、スリム化を図っていく形をとり、そして、できれば2つの係が1つでもいいのではないかというような検討もさせていただきながら、職員が足らない部分に関しては、再任用の職員を当てるなり何なりしてでも、少しでも業務が回るような人事配置を行っていきたいというふうには考えております。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) 本当、業務に支障がないように、適材適所に職員を配置されて、より以上な住民サービスができるようにお考えいただきたいと思います。  ちょっと見方を変えますけど、企業に対して、宮若市の職員を出向させるというような話というのは、当市のほうには来てないんですかね。 ◯議長(寳部  勝君) 総務部長。 ◯総務部長(山内 賢治君) 総務部長です。企業に職員を出向させるという、人事交流的なことを多分聞かれてるんだろうと思います。  本市においても、大きな企業、トヨタ自動車九州というのがございます。そこでは確かに他市町村の職員が来て、人事交流をやってるということは聞き及んでおります。  具体的にトヨタ自動車のほうから、直接人をよこしてくれというようなことはございませんけれど、今年度、新規採用職員が研修を行います。その中の一環として、トヨタ自動車九州の改善という、1つの企業の理念がございます。そういったものを、少し理解してもらうための研修を行うよう、今、準備を整えている状況でございます。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) ちょっと私がトヨタ自動車から聞いた内容とは違うんですけど、今、トヨタ自動車というふうに、部長のほうから先にお名前が出ましたけど、旧宮田町時代から、職員の出向についてはオファーがあってきてるんじゃないですか。私はそういうふうに聞いておりますけど。  今、トヨタ自動車九州のほうに、他の自治体から、行かれてる自治体が何団体あるかというのを把握されてますか。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。合計数についてまでは存じ上げておりませんけども、田川市さん、宗像市さん、遠くでは熊本県の八代市ですかね、この町等からは、職員の派遣があってるというお話はお伺いいたしました。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) 先ほどの部長の答弁から行けば、向こうからのオファーがないから、この、今言われた、私は聞いてる限りでは宗像、福津、福智町、田川市、熊本市、八代市、この7団体から現時点で職員が出向しております。  じゃあ、この自治体というのは、自分のほうからトヨタのほうに、うちの職員を勉強させてくれというふうに行かれてるんですかね。なぜ、そういう調査をまずやられないんですかね。一番お膝元にある宮若市から職員の出向というのはなぜできないんですか。向こうからオファーがないとできないわけ。  例えばトヨタ商法、生産のやり方、いろいろ効率的に、市の改善をするために必要なノウハウというのは持ってると思います、民間企業ですから。そういうとこにうちの若手の職員、幹部候補になれるような職員を配置するという考えは、総務、人事を預かっている部署では考えられないんですか。 ◯議長(寳部  勝君) 総務部長。 ◯総務部長(山内 賢治君) 総務部長です。ただいま川口議員からご指摘を受けました。トヨタからのオファーがないからやってないという答弁を、私は先ほどしましたけれど、具体的に今後、新人研修の一環として、今、トヨタとのつながりを持っていくつもりにしておりますし、今後の検討として、人事交流を深められる部分が出てきましたら、進めていきたいというふうに考えております。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) これは今後の課題というよりも、ぜひ実施していただきたい事業だと思います。というか、うちは進出企業によって、現状、今まで貝島からおんぶにだっこで来た旧宮田町から始まって、今はトヨタ自動車九州という大企業、それに関連企業を合わせたところの中でもってるような自治体の1つじゃないですかね。  うちが単独に、そういう大きな企業がなくて、やっていけるような地域までにはまだなってないと思います。市長はいろいろ政策を組んでいただいてますけど、当然そこからの税収があってからの話だと思いますので。  本当、トヨタ自身も、なぜうちからそういう話が来ないのかなというのをはっきり言ってました。僕らもその国際交流、先ほど、中尾議員が言ったように国際交流、いろいろ協賛のお願いとかで回りますけど、そのときでも、職員の1人でもおれば、もっと話が早いのになとかいうふうな考えもあります。一番多いとこ、宗像市ではもう10名超してますよ、出向職員。  それだけやっぱりトヨタ商法、民間ではどういうふうにやるのかという情報収集のために職員を行かせて、研修、研修というよりも仕事に従事させながら、一種の情報収集もやられてるということですので、もう研究、今からの課題じゃない、来年からでも実施、もう夏からでも実施していただきたいと思います。  本当、終わった後、出向契約が終わった後、担当者レベルの交流会というのは年に一度必ずやるそうです。その中で意見交換、情報交換をやってるそうです。  うちは大きな工業団地を抱えてます。市長は一生懸命、本当トップ営業でやっていただいてますけど、それよりももっと担当者レベルが、もっと密に交流を深めることによって、当然、市長、向こうの、トヨタの管理職が持たない、担当者レベルが持ってるいろんな情報もあると思うんですよね。そういうところを、少しでもうちの企業誘致のために活用することも1つの手段だと思いますので、ぜひこれはやっていただきたいと思います。  部長、やるというふうな答弁をいただいたら、この質問を終わりたいと思いますけど。 ◯議長(寳部  勝君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。私も情報はもうしっかり入ってきておりまして、恐らく川口議員が仕入れられた情報を、ほとんど私は知ってると思います。  トヨタ側からも、宮若市、派遣しませんかと、部長のところには届いてないんですけれども、私のところには実は届いておりまして、そういう交流会があってるということも聞いております。  ちょっと私の思いが少しございまして、非常にうちの組織体制が、合併して、それぞれが確立した組織体制の中で、まだ右往左往してる時期もありましたし、さらにはトヨタに対するいろんなことも、私の別の意識でございまして、いずれは派遣をするべく、今、考えております。  年度の中途ということにはいきませんので、来年度、これは僕はやりたいというふうに思って、これはトヨタのある幹部のほうにも内々にはお話をしておりまして、しかるときにしっかりとやっていきたい。  大体、入所して4年から5年ぐらいの職員が適当なのかなというふうに思っておりますので、実施をしていきたいというふうに思ってます。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) ありがとうございます。来年度から職員が1人でも2人でもトヨタに行って、あそこの商法を見習ってくればいいかと思います。  僕、一番がっかりしたのが、今回、トヨタ自動車九州の陸上部が全て宗像にとられましたよね。寮には1人も住んでませんよ、陸上部。そういうところもやっぱり、トヨタにいて活躍するから陸上部としての名は売れるんでしょうけど、一住民としていた方々が、そういう形で全て宗像にとられてます。  とられるという言い方はおかしいんですけど、やっぱり、この後で質問する定住化の中にもつながってくると思うんですよね。やっぱり一番大きな企業からの情報が、うちは必ず本当に不足してると思う。もう定住化で触れようと思ってますけど。  そういう面ではもう少し密な連携というのをとっていただいて、市長のほうから、来年からは職員を出していただけるということですので、そこで本当大いに勉強していただいて、宮若市のためになるような人材育成をやっていただきたいと思います。  じゃあ、この分についての質問はこれで終わります。  次、定住化ですけど、これはもう、ちょっと私を含めて、3人の議員が類似した質問を出しておりますので、簡単に行きたいと、施策の問題点とか疑問点については、後の議員に触れていただきたいと思うんですけど。  今回、定住化促進の中で、民間賃貸住宅への家賃補助、これは宗像を参考にしての事業だというふうに前回の答弁で聞かされておりますけど、宗像を対象にしても、うちの人口規模とは全然違うんですよね。生活環境内容も違うんですよ。宗像が2万円、うちが2万5,000円、宗像だったら全てが、ある程度整って、5,000円の差があるんだったら、みんな宗像に行っちゃいますよね。  それよりも、うちと類似した団体での、こういうふうな家賃補助等をやってる自治体がどれぐらいあるのか。もしあるんであれば、その自治体に対して、その成果等を確認された経緯はございますか。 ◯議長(寳部  勝君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。まず、25年度から導入しますこの家賃補助制度、確かに宗像市が24年度から導入したということもありまして、金額等々については参考にさせていただいたところはございます。  宗像市とは人口規模等々も本市とはかなり差がありますけど、類似団体としては豊前市が同様な制度を持っております。家賃の補助については、月額が1万円という制度で豊前市のほうは取り組まれております。  今回のこの家賃補助制度の導入に至った大きな要因としては、宗像がやってるからやるということではなくて、定住施策を進めていく中において、一般的には35歳前後の方が一番持ち家をされる年代層になるわけですけども、そのときに、一番にまずどこに家を建てるかということに関して、一番の要因は、どうも、今、住んでいるところが一番の候補地になる傾向が非常に強いと。  本市の場合、先ほども市長答弁にもありましたように、多くの企業が進出してるけども、多くが市外に住んで定住が進んでない。そういう中で、まず一旦、一度は宮若市に仮住まいでも住んでいただくことによって、将来、定住化を図るときに、今、住んでるところということで、候補地の1つとしてなるということをまず目的として、この家賃の補助制度を導入しております。  若干、宗像市さんの場合とうちの制度、金額だけではなくて少し、宗像市さんの場合は解体の補助とか、いろいろ違う趣旨の制度も持ち合わせておられます。今回、今申し上げたように、将来の定住者となり得る予備軍の方々を、まず、家賃補助をすることによって誘導してこよう、そして、一定期間、宮若市に住んでいただいて、子供さんなりができて、そして持ち家というときに、市内に定住をしていただくということを目的に今回の制度を導入しております。  ちょっとご質問から趣旨が離れたかもしれませんけども、今回、宗像市さんは、制度としては参考にはさせていただきましたけども、市としてできる最大限の家賃補助をやっていこうということで2万5,000円という月額の金額を定めたところでございます。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) 今、課長の答弁でその35歳前後、今から持ち家を持とうと思う方が対象だということですよね、一番は。その一番働いてる企業というのはどこですかね。進出企業ですよね。  そういうところに、この制度についてとか、要は、昔、宮若市──宮田町、宮若市になった、どちらかのときに、定住化促進のためにアンケート調査をやられてると思います。今、新たにこういう調査というのはやられたんですか。もしやってるんであれば、どこを対象にやったのか。 ◯議長(寳部  勝君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。一番直近といってもちょっと年数がたっておりますが、合併の直前にアンケート調査は実施をしております。そのときと大きな差は、今回、改めて実施はしておりませんけども。  35歳と今申し上げたのは、平成16年以降、つまりトヨタ自動車がこれまで年産20万台の工場規模だったのが43万台に工場を拡張した際に、平成16年以降に、市内に約160棟程度の新しい賃貸が建設をされております。その入居状況の調査をしたところ、その入居者の平均年齢が35歳という数値が出てきております。まさにこういう方々も定住をされる年代層の、十分考えられる方ではないかなというふうには思っております。  新しい直近のアンケートは実施しておりませんけども、17年に実施したときのアンケートとして、家を建てるときに、どういったところを着目されるかといったとこの一番大きなのは、まずやっぱり価格というのが圧倒的に一番に出てきておりました。  そういったところのアンケートを踏まえ、これまでも申し上げたように、光陵地区での住宅団地の、良質で安価な住宅地が提供できるような取り組みを進めてまいりたいというふうには考えております。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) もうちょっと調査をされてください。トヨタ自動車九州の職労では、独自の定住化の調査、アンケートをとってます。その中で、みんな、宮若市に住みたくないってはっきり出てるそうです。その理由も出てるそうです。  私も資料請求したんですけど、それはもう、ちょっと勘弁してくれというふうに言われましたので、行政のほうからそういうふうな問い合わせがあれば、また話もできるんじゃないかなと思っております。  新しい定住化施策も当然必要だと思います。それよりも現状の今の宮若市で人口が減少している理由、自然減はしようがないですよ、死亡等の自然減は仕方ないと思いますけど、それ以外に多くの方々が、今月の広報ですかね、転出が77件というふうになっておりました。これの一番の原因はどこにあるとお考えですか。 ◯議長(寳部  勝君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。転出の理由というのは、これは窓口で転出の届け出をされるときに、これは理由というのは聞くことができません。それぞれ、さまざまな要因があって転出をされてるかと思います。  ちなみに、合併後の数値なんですけども、先ほど申し上げられたように自然動態、つまり死亡と出生という割合でいくと、合併後ですけど、約2,800名の方が亡くなられ、約1,900名の方が出生されて、その差が約950程度あります。  一方、社会動態と言われる転入転出の動向ですけども、平成18年から20年までの3カ年間は、転出よりも転入のほうが逆にふえておりました。しかし、21年から以降は、年によって差異はありますけども、転出のほうが上回ってきているという状況は出ております。  どういう要因で転出されてるかというのは、これはちょっと、正直申し上げて調べようがないと思います。もちろん就職に伴って転出される方や、あるいはご結婚で転出される方等々さまざまな要因があろうと思いますけど、その中身については、ちょっと調査のしようがないというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) そうですね。平成21年から転出が多いということですね。理由は簡単だと思いますけどね。リーマンショックがあったからじゃないですか。当然それがあったからトヨタ自動車九州で働いている、関連企業で働いて、うちの賃貸住宅に住んでいた方々が一気に出ていったと。でも、それもとめることもできたんじゃないですか、施策を考えれば。  僕が一番懸念してるのは、今回の市長の答弁の中でも、インフラ整備等々、それと公共交通手段の利便性の確保、保育・教育環境の充実というふうにうたわれております。ここも、まず、現在、今、定住していただいてる方々に対して拡充が必要になってくるかと思います。  今回の委員会、予算審議の中で、子育て支援センターも新たにもう1つできてます。それもやっぱり若い親御さんたちを、ここに引きとめるための1つの手段、それと育児支援プログラム、これは1歳児を対象にお母さんの悩みとか、そういうのを聞くようなシステムを組んで、去年から実施しておりますけど、これについても1歳児、第1子の親だけじゃなくて、1子の子供よりも2子、3子を産んだ親御さんのほうが非常に悩みも多い。そういうところの、細かい目に見えないサービスを積み重ねてやることによって、またそれも定住化につながってくると思いますので、その辺の施策は、今後の課題として、ぜひ取り組んでいっていただきたいと思います。  先ほど課長の答弁の中で、安価な良質なということで言われておりますけど、うちで100坪を買うお金と宗像で50坪買うお金、確かに対比すればうちのほうが絶対安いですよね。でも、それでも50坪の土地の面積でいいから向こうに住みたいという方が、今、8割以上いると思います。それをとめるのも施策の1つだと思いますので、ぜひ今後の取り組みの中でしっかりやっていただきたいと思います。  最後にですけど、障がい者雇用について二、三お尋ねします。市長答弁の中で、障害者の雇用の促進等に関する法律の趣旨に基づいてというふうな答弁をいただきましたけど、この趣旨というのはどういうことを指しているのか、まずお示しいただきたいと思います。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。この法律の中で、障がいをお持ちの方についても、社会の中で自立して、地域の方と一緒に生活をしていくということが想定をされて、そのためには職につくと、雇用というものが大変重要になってまいりますので、そういう趣旨として、私どもとしては考えさせていただいております。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) ありがとうございます。現在の地方公共団体等の法定雇用率というのは何パーセントですか。我が市はそれに対してどういう形で、それに対してクリアされているのか、お示しいただきたいと思います。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。地方公共団体の法定雇用率につきましては、現在、2.1%になっております。御存じと思いますけど、25年度以降は、これが2.3%に引き上げられるという形になっております。  以上でございます。(「うちの、どうなってる」と呼ぶ者あり)現在ですね。現在、私どもは、昨年の調査時点で2.58%という形になっております。
     以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) 2.58%、何人になるんですかね、人数に直したら。雇用人員は。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。これはカウントの仕方が、重度の手帳をお持ちの方は、お一人でも2人分のカウントとなりますので、実人数とちょっとそことは変わってくる面がございます。  実際の数としては、たしか5名であったというふうに認識をいたしております。(「5名」と呼ぶ者あり)はい。重度の方がその中にお二人いらっしゃいます。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) 5名、結構な数が雇用されている。びっくりしました。  先ほどの市長答弁の中で、平成21年、22年では、職場体験を実施してきたということで答弁をいただきましたけど、それ以後というのは、やらない理由というのは何かあるんですか。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。やらない理由というのは、こちらとしては考えてはおりませんけども、あのとき、お二人の方を、たしか2回に分けてかな、たしかやったと思いますけども、何かそれは学校側として評価される中で、やっぱり保護者の支援とか、そういったものもなかなか必要だという形があったようにございます。うちとしてはもうご相談があれば、対応可能な職場等を見つけて対応をやっていきたいと思っております。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) ありがとうございます。今後もやっていただけるということですね。ありがとうございます。  その後、平成22年にはチャレンジ雇用を導入していただいてますね。もうことしは平成25年ですから、このチャレンジ雇用で来られた生徒、子供たちが、就職先がどういうふうになってるとか、そういうことの調査というのはされておりますか。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。まず、チャレンジ雇用の方の分でございますけども、議員がご質問ございましたように、現在、3年目に入っております。大体1年から3年以内で本人の状況を判断して、民間への就業をどうするのかという判断がなされるということで聞いております。  それで、これにつきましては県央の障害者就労・生活支援センター、あるいはハローワークと連携をとる中で受け入れを行っております。先日もハローワークの求人担当の方が、本人の適正等を確認のために来庁されておりますので、最終的な判断等はそちらのほうでされるように聞いております。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) ということは、もううちのほうでそのチャレンジ雇用で来た子が、本当に就職間近に来ているというのが見えてきたということですね。その先はどうなるかというのはわかりませんけど、もうこういう形で1人でも多くの方々を、雇用の場の創出のために市が協力するのは必要かと思いますので、今後も、市長、ぜひ実施していただきたいと思います。  それで、あと同じく市長答弁の中で、施設の清掃業務を障がい者のほうに委託しているということですけど、これの委託場所、雇用人数等がわかればお示しいただきたいと思います。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。まず、子育て・人権課の関係で隣保館の清掃業務、そちらに月4回程度お願いをいたしております。それと健康増進課の関係で保健センターの清掃業務と、それと社会教育課の関係で生涯学習センターの清掃業務、これについては、大体、作業人員が1回6名程度というふうにお聞きしております。  それと、これ以外に竹原古墳の関係、清掃と管理関係、それと千石峡の野営訓練所の関係で委託をしております。そういう形で把握をいたしております。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) 本当にありがたいことですね。今後、今言われた施設以外、例えばパレットを踏まえたところで、新しい施設に対しての、当然、要望がなければ、こういう事業は委託もできないかと思います。ただ、そういう障がい者団体のほうから、もう少し幅広い場所での職の提供等を求められたときには、その対応というのは考えてらっしゃいますでしょうか。 ◯議長(寳部  勝君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長でございます。今、新たな拡大といいますか、そういったお尋ねというふうに理解をいたしております。当然、今、同様に施設の維持管理部門で、可能な部分でご協力をいただいている分がございます。ただ、私どもとしましては、清掃等につきましては、高齢者の方の就業の機会についても一定の配慮が必要かと考えておりますので、そういう方も踏まえまして、方向としては、継続して実施をしてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) やっていただけるということで判断してよろしいわけですね。要望等があれば、当然シルバー等の兼ね合いもあるけど(「そういったものも含めて」と呼ぶ者あり)そういう要望があれば、うちの公共施設等に関しては、もう拡大してもいいということですね、就業支援については。 ◯議長(寳部  勝君) 総務部長。 ◯総務部長(山内 賢治君) 総務部長です。ただいま、川口議員からのお尋ねで、障がい者の今後の雇用に関しては、どんどん広げていくのかというようなたぐいのお尋ねだったと思います。  当然それに見合うだけの仕事を見つけ出した上で、そういう場合には検討をしていくということには変わりありませんので、そういうときには採用をしていく予定にはありますけど。今の段階で、すぐ要るかと言われると(「いえ、それはわかりません」と呼ぶ者あり)今の段階ではまだ必要ございませんということでございます。 ◯議長(寳部  勝君) 1番、川口議員。 ◯議員(1番 川口  誠君) 必要がないという言い方はちょっとやめましょうや。ちょっとおかしくなりますので。  もう障がい者は、やっぱり同じ、特に宮若市に住んでる方々については、本当に仕事につきたくてもつけない方もいらっしゃるし、働きたくても働けない方もいらっしゃると思います。やっぱり少しでも不平等さがないように、さらなる支援の拡大というのはぜひしていただきたいと思います。  今、法定雇用率で今5名という形で答弁をいただきましたけど、まだ違う形での雇用というのもできてくるかと思います。障がい者の種類によっても違うし、病状によっても、もしかしてこういう仕事だったらできるという形というのはあると思いますので、委託とかだけじゃなくて、市も雇用の窓口を、今後、広げていっていただきたいと思います。すぐはできないというのも僕も理解しています。  ただ、本当に先ほども申したように、働きたくても働けない方、仕事を本当にしたいけどできない方というのは多々いると思いますので、その辺は十分含み置きいただいて、今後の市政運営の中で、障がい者の雇用も、その役割も十分考えていっていただきたいと思います。  以上で終わります。 ◯議長(寳部  勝君) これにて、川口議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯議長(寳部  勝君) ここで、昼食のため1時間休憩します。午後1時からお願いします。                  午後0時00分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後1時00分再開 ◯副議長(川口  誠君) 地方自治法第161条第1項の規定により、ただいまより副議長が議長の職務を行います。  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、浜崎議員の質問をお受けします。10番、浜崎議員。 ◯議員(10番 浜崎 稔哉君)〔登壇〕 10番、浜崎です。通告書に従い質問をさせていただきます。25年度の施政方針が今議会で報告をされました。その施政方針について3点お尋ねをいたします。企業誘致について、定住化施策について、農林業の振興について、執行部のお考えをお伺いいたします。よろしくお願いします。 ◯副議長(川口  誠君) ただいまの質問に対し、執行部より答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただいま、浜崎議員から施政方針についてということで、3点にわたりまして御質問をいただいております。順次ご答弁申し上げます。  まず、1点目の企業誘致についてでございますが、本市内に福岡県企業局が所有をいたしております磯光工業団地への企業誘致につきましては、九州自動車道若宮インターチェンジ等との近接性や工業用水、上下水道等のインフラ整備の優位性を打ち出す取り組みを推進するとともに、現行の優遇措置に加えて、新たな助成金制度を導入し、早期の企業立地実現に向けた積極的な企業誘致活動を図ってまいる所存でございます。  次に、2点目の定住化施策でございますけれども、より具体的な定住施策として、良質な住宅団地の整備を推進するとともに、平成25年4月から、新婚世帯と就学前の子供を扶養する子育て世帯を対象に、最大で月額2万5,000円の家賃補助制度を開始し、現行の定住奨励金制度との相乗効果による定住促進を図ってまいる所存でございます。  続きまして、3点目の農林業の振興についてでございますが、本市の農林業振興につきましては、宮若市水田農業ビジョンを基本に、農業者個別補償制度等の、国、県の補助事業を活用しながら、農業経営の安定と生産力の確保に向けて取り組みを進めておりまして、新たな取り組みといたしまして、人・農地プランを策定し、各地域において中心となる経営体を確保しながら、農地の集積を図ってまいることといたしております。  また、特産品の開発及び市内外への販路拡大の観点から、本市の農業観光の振興を目的とした特産品等の販売促進施設の整備につきましては、専門家等の外部委員を含む検討委員会を設置いたしまして、整備基本計画の策定に取り組んでまいります。  今後も本市の豊かな農産物の恵みを享受できるまちづくりを目指して、農林業の振興に努めてまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 再質問をお受けします。10番、浜崎議員。 ◯議員(10番 浜崎 稔哉君) 10番、浜崎です。企業誘致に関しては、以前にも一般質問をさせていただきました。その折に、現状認識ということでお伺いをしておりますけれども、あのときから、随分現状は変わっているのではないかと思います。その点についてお考えを、認識をどうされているのかお尋ねします。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。これまでと現状の認識についてのお尋ねです。まず、磯光の工業団地については、平成20年8月に完成して分譲が開始されております。これまで4年半の中で企業の進出はないわけですが、県の企業局が造成しましたこの磯光工業団地につきましては、これまで、その分譲価格が、平米当たり1万4,500円から1万5,500円という形で分譲がなされておりました。しかしながら、最近の土地の下落等々もあって、県の企業局においては、この価格に対して大幅な見直しが行われ、その価格も1万円を切る価格で見直しがなされております。  また、今施政方針の中でも申し上げましたように、市としても、さらなる企業誘致の推進を図っていく上において、投資額に応じて最大2億円の助成金制度を設けております。  また、これまで継続して進めてきました公共下水道におきましても、磯光の工業団地へ25年の中期からは供用が開始される運びとなっております。  そういった磯光の工業団地が完成してから以降、今申し上げたようなことが、取り巻く環境として変わってきております。先ほど市長答弁にありましたように、さらなる企業誘致に努力をしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 10番、浜崎議員。 ◯議員(10番 浜崎 稔哉君) 10番、浜崎です。それはあれですね。工業団地を取り巻く状況の認識ということですね。企業、社会経済状態というか、そういったものの認識をちょっとお伺いいたします。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。企業を取り巻く環境というのは、昨年の暮れ、政権が交代して以降、70円台後半であった円高が一挙に十数円も円安傾向になったと。これは輸出を主とする製造業にとっては、非常な追い風になったんではないかなというふうに考えております。  新聞紙上では、非常に今回の景気対策に対して支持をする声も非常に高いということで、国内での製造業を初めとする設備投資が、ことしから、徐々にだと思いますけども、そういった傾向が出てくるんではなかろうかというふうには期待はしております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 10番、浜崎議員。 ◯議員(10番 浜崎 稔哉君) 10番、浜崎です。前回の一般質問のときに、売れなかった理由、これまで売れなかった理由として、経済状況というのを非常に強調されてました。その経済状況が、今後、非常によくなってくるんではないかというような状況ですから、そのチャンスというのは広がってくるんではないかと私も期待をしておるところですが、ただ、状況もよくなってきた。そして、先ほどの答弁の中にもありましたけれども、この団地の状況もいいと。下水、水道設備も整ってくるしということで、条件は非常によくなってきてるんですよね。  だから、ここが今後、売れない理由というのがなくなってくると思ってるんです。これは非常に、ここ何年かで企業が進出してこないと、じゃあ何やってるのという話になると思うんですけれども、そこら辺の覚悟をちょっと教えてください。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。確かに、これまで団地が完成してから以降、進出ができなかった、企業が進出できなかった理由の多くに、景気の動向ということを申し上げてきたと思います。  先ほど答弁申し上げましたように、年が明けてからの円安への動き、それから、民間企業の設備投資への意識が少し高まってきつつあると。それと、磯光工業団地の持ってる地理的なポテンシャル、あるいは用水、工水、豊富な水の供給、あるいは下水道、そういった環境を考えますと、これから非常に団地への進出というのは期待されるというふうに思っておりますし、また、情報収集に対しても、これまで以上に情報を、アンテナを高くしまして、さまざまな企業に対する誘致活動を進めていきたいというふうに考えてます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 10番、浜崎議員。 ◯議員(10番 浜崎 稔哉君) 10番、浜崎です。アンテナを高く上げてください。今までどれぐらいアンテナを高く上げられてたのかというところをお尋ねしたいんですけれども、企業訪問、大体どれぐらい回られたのかちょっと教えてください。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。アンテナというのは、従前も十分張りめぐらさせていただいてたというふうには認識をしてます。県の企業局が造成した工業団地ということもあります。県から入ってくる情報もさまざまございますし、また、民間のゼネコンさんから入ってくる情報等々があります。  今、手元で具体的に何件というのはちょっと持ち合わせておりませんけども、自動車関連産業に限らず、多数の企業にこちらの情報を発信するとともに、必要であれば企業訪問を行いながら、誘致活動は進めてきているところでございます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 10番、浜崎議員。 ◯議員(10番 浜崎 稔哉君) 10番、浜崎です。前回の一般質問でも、私、指摘をさせていただいたんですけれども、待ってても来ないですよ。やっぱりこっちから出て行って、それこそ市長のトップセールスということで、市長はこれまで実績も上げられてると思いますけれども、市長が1人で何ぼ頑張っても、そんな成果はやっぱり上がらないですよ。  やっぱりその露払いというか、その前段階のところを、職員の方、現場の方々がお膳立てまでをして、最後に市長が出ていくという形をとらないと、これはなかなか成果に結びつかないと思います。  そこで、お尋ねしますけれども、今後、企業誘致、企業訪問として大体月にどれぐらい、何社ぐらい回りたいというようなことがあれば、ちょっと教えてください。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。月に何社回るつもりがあるのかということですけど、これはその必要があれば何度でも回っていきたいと。決して毎月の1つの帳面消しで数をこなすものではなくて、そういった情報が入れば、まず、市長が出向く前に我々が県とともに企業訪問なりをして、団地のPRを行いながらやっていきたいと考えてます。1つの月に幾らという目標ではなくて、そういった必要があれば、随時対応はしていきたいというふうに考えてます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 10番、浜崎議員。 ◯議員(10番 浜崎 稔哉君) やっぱり必要があればということで、効率の面もあるかと思います。それだけやってるわけじゃないからですね、むやみやたらに出ていくというわけにもいかないでしょうけれども。  これも、前回、市長がおっしゃったことなんですけれども、さるき回れということをおっしゃいました。私はそこが、要は、情報は足で稼ぐもんだということを市長はおっしゃっているんじゃないかと思います。私もそう思います。待ってても限られた情報しか入ってきません。やっぱり月に何件という目標が難しければ、それにかわるような何か目標というか、情報を仕入れてくるような動き、これは必要ではないかと思います。  私、ちょっと予算審議のときにちょっと見てたんですけれども、2款1項1目9節の旅費というところがあります。これは総務費の中で県外旅費、旅費に関しての予算だったんですけれども、県外旅費というところで200万円超、202万円とか203万円ぐらい──203万2,000円とられてます。  この金額というのは、そういった企業訪問であるとか、そういったところに使うような県外旅費なんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。先ほど、今、質問がありました2款1項の県外旅費200万円程度については、これは市長がさまざまな公務で、全国市長会だとか九州市長会、あるいはさまざまな県外出張に対しての旅費を組んでおります。もちろん、その中にも企業訪問をする際の旅費も含まれております。また、企業誘致対策、企業誘致費の7款1項商工費の中の企業誘致の中で、県外旅費も予算をお願いしております。昨年よりも増額した形でお願いをしております。これがまさに我々職員が企業誘致の関係で県外に出張する際の予算として計上しております。  先ほど申し上げた200万円については、企業誘致を含めた、さまざまな市長の県外の旅費の予算を計上させていただいたところです。
     以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 10番、浜崎議員。 ◯議員(10番 浜崎 稔哉君) 10番、浜崎です。企業誘致に関しては、また別に旅費はあるということですね。幾らぐらいあるんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。詳細なあれはあれなんですけど、昨年が四十数万円の県外旅費だったのを、ことしは七十数万円予算計上をさせていただいております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 10番、浜崎議員。 ◯議員(10番 浜崎 稔哉君) 七十数万円だと、そんなに回数は行けないと思いますけれども、できたら、その辺はもうちょっとふやしていただいて、今さら言っても仕方がないんですけど、もっと出て歩くように、そしていろんな情報をとっていただいて、今がチャンスだと思いますので、ぜひそこはよろしくお願いしたいと思います。  企業誘致に関しては、前回にも言いましたけれども、これは定住化促進にもつながってきますし、企業誘致の目的というのは、雇用の創出であるとか税収の確保、そういったものもいろんな意味で含んでおりますので、ぜひ、企業誘致を成功させていただきたいと思います。  次に、定住化に関してお尋ねをいたします。  今回、新しい試みとして、宅地の開発であるとか家賃補助、こういったものが載せられてます。私も先ほどの課長のお話で、家賃補助をして、若い方に、ここに住んでもらって定住化、家を建ててもらうという流れになってるということで、非常に合理的というか、流れとしては非常にいいものであるというふうに思います。この流れで大体どれぐらいの定住化といいますか、世帯、人数、そういったものを見込んでおられるのかと、ちょっとお尋ねします。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。具体的にどのぐらいの定住化というお尋ねですが、光陵地区で計画する住宅団地の整備については、まだ具体的な設計とかの段階まで行ってませんけども、現状の中で150区画程度の区画は準備できるんではなかろうかと、現段階ではそういうふうに見込んでおります。  どのぐらいの定住化というのは、これは非常に難しい数値でございます。今回、家賃補助については500万円の予算を計上させていただいております。これも非常にどれほどの効果が、効果というか、申し込みがあるかというのは、予算要求する段階では非常に悩んだところなんですけども、先ほど川口議員の質問の中にも申し上げました宗像と豊前市が、平成24年度から同様な制度を導入しております。これは、ちなみに昨年の12月までの段階の宗像市の状況では、割合として、新婚の方の家賃補助の申請が全体の7割、そして、残りが転入される子育て世代の方が3割という状況になっております。  そういう中で、今回、500万円という予算をお願いさせていただいておりますけども、単純に計算をすると2万5,000円、これは結婚というのは、何月というのは非常にばらばらな状況にありますので、これもどのぐらいかというのはまだ初めての導入なもんで、見込みというのは非常に難しいわけですけども、宗像市の場合は、予算が足りなくて補正予算を組んだということもありますので、宮若市においてもそういうふうな状態になる、それだけたくさんの方が活用して宮若市に、賃貸に住んでいただくということを、1人でも多く期待しとるということでございます。  具体的な数値については、ちょっと現状ではまだ初めての導入ということで、明確なところを申し上げることはちょっと非常に難しいと思います。 ◯副議長(川口  誠君) 10番、浜崎議員。 ◯議員(10番 浜崎 稔哉君) 10番、浜崎です。総合計画の中で、3万2,000人という目標があるんですよね。それに向かって何らかの施策を打っていくということではないかと思うんですけれども、3万2,000人という数字、これは達成できそうですか。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。確かに総合計画の中では、目標人口として3万2,000人を掲げております。  先ほど川口議員の中で申し上げたように、合併時点での人口が3万1,297人という数字でした。今はもうきわめて3万人ちょうどぐらい。つまり、もう1,300人程度、現状の中で減少してきております。  この要因の中で、先ほど申し上げましたように、自然動態である死亡と出生の割合というのが、本市の場合は高齢化率が3月の段階で28.8%、県の平均が、私の記憶では23%ということで記憶しております。非常に高齢化率が高いということで、その現象がまさに自然動態である出生と死亡の中で、亡くなられる方のほうが非常に多い、これは避けて通れない現象だと思います。  一方、社会動態である転入と転出、要するに人口をカバーしていく上においては、この転入と転出の中で、転入を増加させるしかないと。それともう1つは、子育てである子供さんの出生をふやしていくというのが人口をふやす要因になります。そういった意味から今回の家賃補助というのは、子育て世代の転入を受け入れる受け皿づくり、それと、施政方針の中でも申し上げておりました、在籍児童の保育利用の第3子目の無料化、あるいはそういったものの子育て環境も充実することによって、先ほど申し上げました出生をふやしていく。また、家賃補助によって転入をふやして、人口の増加を図っていくという政策を打ち出しております。3万2,000人は目標として頑張ってまいりたいというふうに考えてます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 10番、浜崎議員。 ◯議員(10番 浜崎 稔哉君) 10番、浜崎です。合併時三万一千四百何ぼやったですかね、それに対して3万2,000人の目標を立てられて、今、実際にはもう3万人を切ってしまったと。実際、ずっと減り続けてるわけですね。  話の中では定住化施策ということで、固定資産税の減免、減免というか、固定資産税分の補助ということで、もっと大幅に減るのを防いでると、微減ということでとどめてるんだというお話もありましたけれども。  3万2,000人という目標をつくったら、達成しないと意味がないと思うんですよね。何か数字だけぽんと置いて、達成するかどうかわかりませんと。現状は達成できないでしょう、恐らく。よっぽどの何かないと、今、減り続けているものが急激に増加に転じて、3万2,000人だから約2,000人以上ふえるということは、もう、ちょっと考えられないですよね。  だから、さっきの企業誘致でもそうなんですけれども、制度をつくったと、条件は整ったと、しかし、そこから先がないんですよね。そこから先、やっぱり企業誘致にしても、外に出ていって足で稼いで情報をとってきて、そして、早い段階で企業誘致に成功して、結果を出していただきたい、そういうふうに思うんですけれども。  この定住化施策に関しても、やはり同じことであって、先ほどの2万5,000円の家賃補助、私は、これはこれで本当にインパクトがあるものではないかと思います。繰り返しますけど、家賃補助をして定住化、家を建ててもらう、その家を建ててもらう土地も確保するということは非常にすばらしい発想だと思います。  しかし、これを、じゃあ、どういうふうに市外の方にわかっていただいて、そして、これがこちらの思うとおりに完売するなり、それこそ補正を組むような事態になるというふうになるのかと、そこら辺の施策というのは何かお考えですか。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。今、議員からお尋ねの、今回、25年度から新たに打ち出します家賃制度、これはいかにPRをしていくかということが大きな課題だと考えてます。  予算の議決をいただきまして、早速チラシの作成に、今、取りかかっております。これを市内に限らず、やはり多くの方の目に届くように、市外のさまざまな施設に、チラシの配布だとかも行ってまいりますし、もちろんホームページとか、可能な限り、この情報を市外の方に多く発信していきたいというふうに考えてます。  特に、今回、子育て世代については転入が基本的になってますので、隣接の市に限らず、できるだけ多くのところに、そういったPRをやっていきたいというふうに考えてます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 10番、浜崎議員。 ◯議員(10番 浜崎 稔哉君) これまでにもあったようなPRということは、ゼロとは言いませんけど、誰でも考えるようなPRということは、効果として、じゃあ、どうなのかというところもあると思います。  これは35歳前後の方ということで、もうターゲットは決まってますから、35歳前後の方がいるところに持っていって、これをPRすると、これは効率的なことだと思います。このチラシであるとか、こういったものを持って企業を回るというようなことを考えられませんか。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長。今、市内の企業さんで、多くの方が市外に居住をされているという現状もご報告しましたが、まさに、今、浜崎議員がおっしゃるように、企業さんのほうにもこういったチラシを配布していただくように、企業回りをするようにしてますし、また、市内の企業さんだけに限らず、やっぱり家賃補助というのが、先ほど申し上げたように、県内で3番目は3番目ですが、額としては一番大きな額を用意しておりますので、これは企業さんに限らず、いろんな事業所だとか、そういったところにも、市外の事業所とかにも、こういったチラシを配布をしていきたいというふうに考えてます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 10番、浜崎議員。 ◯議員(10番 浜崎 稔哉君) 10番、浜崎です。企業誘致で県内、県外、いろんな企業を回られるときにも、1つの材料として持っていっていただければ、ある程度インパクトがあるんじゃないかなと思います。  ただ、家賃補助をしますと、固定資産税の補助をします、定住化として安い良質な団地をつくり、住宅地をつくりましたということだけで人口はふえるんでしょうか。私はもっと足りない部分がいっぱいあると思います。  先ほど川口議員の一般質問の中でありましたけれども、この町に魅力がないというような話もありましたよね。トヨタ自動車の社員さんは8割方、宮若に住みたくないとかいうようなアンケートの結果が出たというような何か、さっき、話もありましたけれども、これは具体的に、何かこういうところが足りないというのを、課長、何か指摘される分はありますか。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。先ほどの川口議員の一般質問の中での市長の答弁の中でも申し上げたかと思います。定住を図る上での課題というのはたくさんあります。下水道のことも申し上げました。それから教育環境、あるいは保育環境、それから公共交通機関、そういったさまざまな課題があるということは十分認識をしております。  これから光陵地区の整備を進めるに当たって、あれもこれも全てできるとは申し上げませんけども、課題は十分認識しているというつもりでおりますので、そういった課題が解消できるように頑張ってまいりたいというふうに考えてます。 ◯副議長(川口  誠君) 10番、浜崎議員。 ◯議員(10番 浜崎 稔哉君) 10番、浜崎です。先ほど言われた教育環境であるとか、そういったところは非常に大きな課題であると私は思っております。頑張ってください。  次に、農林業の振興について質問させていただきます。  農林業の振興について、この施政方針の中で、宮若市水田農業ビジョンと、これを基本とするということが載っておりますけれども、この宮若市水田農業ビジョン、ちょっと概要説明をお願いします。 ◯副議長(川口  誠君) 農政課長。 ◯農政課長(木下 省二君) 農政課長です。水田農業ビジョンについてお尋ねでございます。  水田農業ビジョンでございますが、平成14年12月に国が制定した米政策改革大綱に位置づけられた、市町村ごとに策定を行います、水田農業全体のあり方を示すものでございます。  内容としましては、大まかに5つの計画というのを定めておりまして、水田農業の振興の基本的な方向、それから具体的な目標、それから実現のための手段、担い手の明確化、推進体制というところでビジョンを定めており、随時必要な見直しを行っていくこととされております。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 10番、浜崎議員。 ◯議員(10番 浜崎 稔哉君) 10番、浜崎です。こういった計画、そういったものがあるんですから、それで農業、国の基本だと私も考えておりますので、ぜひちょっと頑張っていただきたいと思うんですけれども。  今般、TPPの交渉に参加をするということが表明をされました。農業については、非常に大きな影響があるというふうに言われております。このTPPについて、考えられる影響、それからそれに対する対応策、もしあればちょっと教えてください。 ◯副議長(川口  誠君) 農政課長。 ◯農政課長(木下 省二君) TPPについてお尋ねでございますが、国の施策といたしまして、現在、参加表明がなされたところでございます。先日、農林生産物の生産額、年間3兆円減少するとの試算が公表されたところでございます。  考えられる影響、対応策ということでございますが、現段階では、先が今のところ不透明な状態でございます。所管といたしましては、農業は本市の重要な産業の1つでございますので、現在、事業を進めております経営安定対策を初め、担い手の育成や農地の集積などを推進して、国、県の補助事業等を活用しながら、施設整備や機械導入など、強い農業づくりを推進し、支援していかなければならないと、このように考えております。答弁にはなってないかと思いますが、こういう考えでございます。 ◯副議長(川口  誠君) 10番、浜崎議員。 ◯議員(10番 浜崎 稔哉君) 10番、浜崎です。このTPPに関しては国がやることでもあるし、まだ先がわかってないわけですから、手の打ちようがないというのが実態かと思いますけれども、例えば、今言われた担い手の育成であるとか農地の集積、それから特産品の販売、それから特産品の販路、そういったもの全てが、こういったTPPに対応する施策になってくるんじゃないかと、総合的に考えてなってくるんではないかと思います。  要は強い農業をつくると、TPPが施行されようと、何が入ってこようと、それに負けないだけの強い農業が必要になってくるんじゃないかというふうに思います。  そこで、宮若市の農業に対して何か独自の施策、こういったものがあればちょっと教えてください。 ◯副議長(川口  誠君) 農政課長。 ◯農政課長(木下 省二君) 農政課長です。独自の取り組みと申しますか、農商工連携という、特産品販路開拓事業というのを進めております。この中で3月11日に宮若自慢振興会というのが、総会が開催され立ち上がっております。これは商業者並びに農業者が一体となって取り組んでおります振興会で、今後、認定された商品について宣伝、普及、販路拡大、こういうものを行っていく振興会でございます。これも1つの独自の取り組みではないかと考えております。  また、認定農業者の会というのがございます。この中でも認定農業者マップとか、それからはっぴ、のぼり等、こういうのを作成して、認定農業者とともに、行事等への参加も含めて、PR活動を推進しております。こういうこと。  また、まだ試験的ではございますが、竹粉砕機の竹粉を利用した堆肥化、こういうのにも取り組んでいきたい、こんなふうに考えております。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 10番、浜崎議員。 ◯議員(10番 浜崎 稔哉君) 10番、浜崎です。宮若独自の取り組みと、私、申し上げましたけれども、要はどこでもやってるような施策をやっても、要は目立たないと。どこもやってないようなことをやるところに意義があると。そうすることによって、宮若市の農家が非常に元気になっていくんではないかというふうに思います。  ちょっと質問を変えます。  施政方針の中で、販売促進施設の整備については、専門家等の外部委員会を含む検討委員会を設置してということがあります。この専門家委員会というのを、どういう人がどういう話をしてるのか、ちょっと教えていただけますか。 ◯副議長(川口  誠君) 農政課長。 ◯農政課長(木下 省二君) 農政課長です。外部の検討委員会に関しましては、今から委員会をつくっていくことになります。現在、所管が考えております委員会の構成メンバーといたしましては、副市長を初め、産業建設委員会、それから外部的に飯塚農林事務所、飯塚普及センター、宮若商工会議所、若宮商工会、観光協会、脇田温泉旅館組合、直鞍農協、生産者代表──生産者の代表ですね、それから学識経験者等を考えております。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 10番、浜崎議員。 ◯議員(10番 浜崎 稔哉君) 10番、浜崎です。いろんな方々が入って、いろんなお話をされるんだろうとは思いますけれども、この販売促進施設、前回出てきた道の駅のことですよね、これ。私も道の駅の建設をしてくれという意見書を出しましたので、この道の駅については非常に待ち遠しい、早くできてほしいというほうでありますけれども、道の駅に固執してるわけではなくて、こういった施設をつくっていただくことによって、農業が活性化するということを期待しているわけです。  ここの取り組みとして検討委員会というのがあるというふうに思うんですけれども、この検討委員会に、ぜひ、市の職員とかそういう人たちだけじゃなくて、民間の、例えばスーパーマーケットであるとか、そういった実際に物を売ったり買ったりするような、そういった施設の民間の方々というのを入れていただいて、販売の促進を検討していただければというふうに思います。  この農業というのも、先ほどの企業誘致、これは、定住化施策もそうですけれども、外に向かって、人を、宮若市に住んでもらうとか、そういうふうな施策だと思います。農業というのは、どちらかというとそこに住んでる人に対しての施策。これは若い人、次世代の農業を営む人たちを育てるとか、そういったことも定住化施策の中に入ってくる、効果として入ってくるのではないかと思いますので、ぜひ農家、農業に関しても、目新しいというか、宮若独自の元気になるような施策をとっていただきたいと思います。  以上で終わります。 ◯副議長(川口  誠君) これにて、浜崎議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯副議長(川口  誠君) 次に、茅野議員の質問を一括してお受けします。4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君)〔登壇〕 4番、茅野でございます。今回、3点ほど質問させていただきます。  第1点目が、教育行政について問う。質問要旨につきましては、宮田中学校の先生による買春事件の詳細な説明を求めます。2点目が、事件に対し、今後、どう教育行政は対応していくのか。3点目が、東中学の通学路の未整備の道路工事など学校の関係についてお尋ね申し上げます。  質問事項の2点目が、行政組織についてお伺いいたします。昇給・昇進・残業等に関する基準。また、職務権限、責任はどのように決められているのか。質問要旨の2点目は、自己評価制度の効果はどのように行政組織に反映されたのか。  3点目の質問は、第2西部露天掘跡地について、再度、お伺いいたします。質問要旨につきましては、県と交通安全対策、排水路・農業用水路の問題は、その後、どのように進展していますでしょうか。  以上3点、適確なる答弁をお願い申し上げます。 ◯副議長(川口  誠君) ただいまの質問に対し、執行部より順次答弁を求めます。教育長。 ◯教育長(有吉 宏昭君)〔登壇〕 ただいまの茅野議員からの、教育行政について問うという御質問に対してご答弁申し上げます。  まず、第1点目の、宮田中学校の先生による買春事件の詳細な説明を求めるについてでございますけれども、本市中学校の非常勤講師、石松克之、28歳でございますが、昨年7月20日に田川郡内のホテルで、当時14歳の女子中学生及び8月17日に京都郡内のホテルで、その中学生と、友人の15歳の女子中学生2人に対してわいせつな行為をしたとして、児童買春・ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護に関する法律違反ということで、1月23日に田川警察署に逮捕されました。  また、同年9月2日に中間市内のホテルで、別の当時15歳の女子中学生に対し同様の行為をしたとして、2月15日に再逮捕、さらに9月23日に北九州市門司区内のホテルにおいて、別の15歳の女子中学生に対して同様の行為を行いまして、同容疑で3月11日に再々逮捕をされております。  子供たちを初め、保護者の皆様、あるいは市民の皆様、議員の皆様に大変なご心配、ご迷惑をおかけいたしました。まことに申しわけございません。  この石松は県より派遣をされまして、宮田中学校及び宮田西中学校において、昨年8月27日の2学期の始まりから技術科を担当いたしておりました。  教育委員会といたしましては、この逮捕を受けまして、緊急の校長会を開催し、生徒にその事実を伝えること、何よりもその生徒の心のケアを最優先にすること、技術科の授業を、市内の教職員で計画どおりに行うことを初め、当該2校には、保護者への事件の説明会を、翌日、開催することを指示いたしました。そして、再度、教職員の不祥事防止につきまして、さらなる徹底を指示いたしたところでございます。
     なお、石松の処分につきましては、任命権者であります福岡県教育委員会が、2月18日付で解雇いたしております。  次に、2点目の、事件に対して、今後、どう教育行政は対応していくのかについてでございますけれども、教職員の不祥事防止について、さらなる徹底を行いたい、そして、教育者が持つ生徒や保護者への責任、自覚を喚起いたしまして、一丸となって子供たちの健やかな成長を目指す取り組みを行うと。信頼回復に努めてまいります。  議員各位には大変なご心配、ご迷惑をおかけいたしました。改めておわびを申し上げます。  3点目以降につきましては、市長から答弁をいただきます。  以上で私の答弁を終わらせていただきます。 ◯副議長(川口  誠君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 茅野議員から、教育行政について問うということで、3点目のご質問でございます、東中学校の通学路の未整備の道路工事等についてご答弁を申し上げます。  市道辻ケ峯・前隈線道路工事につきましては、全体計画延長331.9メートルのうち、暫定的に宮田南幼稚園、宮田南小学校前の188.3メートルの道路整備をしております。  未整備区間につきましては、現在もなお用地及び補償の協議を重ねておりますが、今後、これらの事業用地の取得及び補償協議の完了後、地元関係者のご理解とご協力をいただきながら、計画区間全線の道路整備工事完了に向けて努めてまいりたいと考えております。  続きまして、行政組織について問うということでございます。  まず、1点目の昇給・昇進・残業等に関する基準、また、職務権限責任はどのように決められているのかについてでございますが、昇給につきましては、昇給日前1年間における勤務成績に応じて行っております。また、昇進につきましては、任命権者が上位の級の職務を遂行する能力を備えていると認めた場合に行っておるところでございます。残業に関しましては、業務を遂行する上で必要な場合において、上司の職務上の命令に従い行うこととしておるところでございます。  次に、2点目の自己評価制度の効果はどのように行政組織に反映されているかというご質問ですが、目標管理制度の導入によりまして、職員が自己の課題を分析し、課題解決策を見出すことで、職員の質の向上や能力開発などの人材育成につながるとともに、行政組織として、達成すべき目標や職員個々の役割が明確となり、組織力の強化等につながっておると考えておるところでございます。  続きまして、第2西部露天掘跡地問題についてでございますが、第2西部露天掘跡地の土砂埋め立てにつきましては、事業者より福岡県に対し埋立区域の拡大及び埋立期間の変更申請が提出をされまして、昨年12月に許可をされております。  本市といたしましては、事業者に対し平成4年に締結した調定条項や、これに関連して、これまで市との間で締結した契約の履行確保を図ることを基本に、事業者に必要な措置を求めており、福岡県に対しても、埋め立てに伴う大型車両の通行等の交通安全対策、排水路や農業用水路の機能確保、保全について、許可権者として指導と監督を行っていただくよう要請をいたしておるところでございます。  今後も福岡県と連携を図りながら、事業者及び地元関係者と協議を行ってまいりたいと考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 再質問をお受けします。4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 何か私、教育長の答弁を聞きましてびっくりしたんですけどね。県からの職員が、事務職員さんか、どういう先生か知りませんけども、来られたときのその教師の管理監督責任はどこにあるんですか。県にあるんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 教育長。 ◯教育長(有吉 宏昭君) 通常、教職員の管理監督責任、これは服務監督責任と言いますが、服務を監督する権限は、あるいは責任は教育委員会にございます。  ただ、この非常勤講師の石松に関しましては、これは非常勤講師というのは、その時間だけ、その与えられた時間だけ子供たちを指導するわけですから、私たちの服務監督権は、その時間、子供たちに指導している時間のみ服務監督権、権限と責任があると、このように解釈をいたしております。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 少し認識がおかしいんじゃないですか。学校に来て教えるときだけの監督権ですか。その間だけですか。  だから、監督権がないき、来とった、学校に勤めよって、時間外に起こした行動については何ら考えてないということを言ってあるわけですか。 ◯副議長(川口  誠君) 教育長。 ◯教育長(有吉 宏昭君) 先ほど申しましたように、この非常勤講師が起こしました事件につきましては、私どもも責任を感じておりますけれども、実際に服務監督をする権限、あるいは責任というのは、その時間だけというのが、県、あるいは教育事務所の見解でございますし、私たちもそのように考えております。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) だから、何回も言いよるんですよ。だから、服務監督権限だけしかないから、非常勤講師であろうが非常勤講師でなかろうが先生は先生なんですよ。その時間だけは管理監督はせないかんけど、あとは知るかと、それが教育長の考え方ですか。私はちょっとずれとると思いますよ。  少なくとも、その時間だけではなくて、やっぱりその先生の行動、非常勤講師じゃなかろうがあろうが先生は先生なんですよ。その間だけ監督しときゃいいんだ。そういう答弁ですよ。私はちょっとずれた考え方だろうと思いますよ。 ◯副議長(川口  誠君) 教育長。 ◯教育長(有吉 宏昭君) 非常勤講師であろうとなかろうと、先生は先生だというのはそのとおりでございます。ただし、権限、服務監督をする権限と責任は、その子供たちを指導する時間だけということに、これは制度としてなっております。ですから、私たちがこの件について何か懲戒処分をするとか、そういう権限はございません。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) その先生の指導権限もないと言わっしゃるとですか、それじゃあ、教育長。その学校を教えよるときの教え方とか、何かあったときの権限も、県に全部あると言われるんですか。私はおかしいと思いますよ。  現実問題として、宮田中学に来てあったときに事件が、その前もあったかもわかりませんけど、事件があっとることは現実問題なんです。それは教えるときの間だけで、あとは知りませんよと、あれは県ですと、あなたはそう言ってあるんですよ。 ◯副議長(川口  誠君) 教育長。 ◯教育長(有吉 宏昭君) あとは知りませんよと言ってるわけではございませんけれども、しかし、私どもに、市の教育委員会に権限と責任がないということになっているわけですから、私たちが責任を、権限を行使しなさいと言われましても、これは行使できないわけです。  ですから、子供たちを実際に教えてる時間につきましては、きちんと私たちの服務権限が、服務監督の権限があるわけですから、これについては十分にいたしております。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) ここで教育長と押し問答をしたってどうなる問題でもないでしょう。教育長のあなたの考えはそんな考え方だと、そういう教育行政だというぐあいに私は認識しましょう。  私は、その先生が県から派遣して来てあろうが、日ごろの行動が悪い、時間外のときの態度が悪かったら、やっぱり指導していくのが教育委員と教育委員会の仕事だろうと思いますよ。それは県って。それがあなたの言われる教育行政、よくわかりました。  それじゃあ、2点目に、次のとに入りますけども、PTA会で説明会されましたね。されましたね。(「はい」と呼ぶ者あり)そのときは誰が許可されたんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 教育長。 ◯教育長(有吉 宏昭君) 許可ということではなくて、指示をいたしました。私が最終的な責任を持って指示をいたしました。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 何の目的で、PTAのそういう会を開かれたわけですか。 ◯副議長(川口  誠君) 教育長。 ◯教育長(有吉 宏昭君) 今回の事件の説明ということを主に考えました。それから、その説明会をいたした目的は、保護者との信頼性を確保する。学校と保護者との信頼性を確保する。このことが主の目的でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 教育委員会から出席されましたか。 ◯副議長(川口  誠君) 教育長。 ◯教育長(有吉 宏昭君) しておりません。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 私はおかしいと思いますよ。保護者がどう思っておるのか、生徒たちがどうある、考えとる、どういう反応を示すのか。教育委員会として当然把握しとくべき問題じゃないんですか。よくそんなことを平然と言われますね。保護者を集めて、その事件の説明をして、教育委員会から行ってない。どう思われますか。 ◯副議長(川口  誠君) 教育長。 ◯教育長(有吉 宏昭君) 今申しましたように、目的は、今申したとおりでございます。  そして、私どもも残りまして、最終的に学校のほうから事情をその日に聞いております。事情を聴取いたしました。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) これ、報道局か何かから、傍聴の申し入れがあっとりゃせんですか。(「えっ」と呼ぶ者あり)報道のほうから、PTAのその会合を取材させてくれという。 ◯副議長(川口  誠君) 教育長。 ◯教育長(有吉 宏昭君) 教育委員会には、一切報道からはあっておりません。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) そら、そうでしょう。あなた行ってないきわからんだけたい。あっとるんですよ。学校から何も連絡なかったんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 教育部長。 ◯教育部長(山中 敏範君) 教育部長です。今、茅野議員、確かに言われますように、当日、報道機関から学校のほうに、この保護者説明会に同席をさせていただきたいという話があったということは聞いております。その中で学校側は、その同席を拒んだということも聞いております。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 拒む理由も、あなたの言わっしゃるとやったら何もない。平然と、何かわけのわからん教育行政を論じておられますけどね、何で報道関係が行って取材させたら悪かったんですか。新聞にあんだけ載っとって、それを取材に来てあるのに、何で拒まないかんのですか。そこんとこもちょっと説明してください。 ◯副議長(川口  誠君) 教育部長。 ◯教育部長(山中 敏範君) 教育部長です。今、議員がご指摘のとおり、私ども、先ほど教育長が言われましたように、保護者説明会の指示をさせていただいております。そのときに、マスコミ関係等々の規制をするというような指示までいたしておりません。また、中に入れろという指示もいたしておりません。そういったところが、学校側との疎通が漏れたということだと思います。あれだけ新聞報道をされた中で、何でマスコミが入れなかったのかということは、十分反省点として、今後、学校側と十分協議をさせていただきます。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 非常におかしな話なんです。新聞報道でこれだけ報道されとって、そして、教育委員会がその場には出席しない。PTAは来とる。生徒も子供のケアとかいう問題じゃないんです。生徒もPTAもあきれ返っとるんです、先生の実態に。  教育長に聞きます。  非常勤であろうがなかろうが、先生がこういうことをすることがいいことですか、悪いことですか。 ◯副議長(川口  誠君) 教育長。 ◯教育長(有吉 宏昭君) 教育長です。決していいことではありません。悪いことです。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) そうでしょうね。当然それを指導していかれるのが、私は教育委員会だと思いますしね、恥ずかしいこと。そういう先生に子供たちを預けとったということに対して、あなたは少しぐらい申しわけないと思われませんか。 ◯副議長(川口  誠君) 教育長。 ◯教育長(有吉 宏昭君) 教育長です。先ほどから申し上げておりますように、非常に子供たち、それから保護者の皆様、市民の皆様、議員の皆様には大変ご心配、ご迷惑をかけたと、申しわけなく思っております。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 私はここでそんな言葉は欲しくない。何で中学の説明会があったときに教育長が出られて、こういう不祥事を起こして申しわけなかったと、今後、生徒、PTA、学校の先生の指導もきちっとしていくということを言われるのが教育長の立場じゃなかろうかと思いますけどね。そこんとこの考え方はどうですか。 ◯副議長(川口  誠君) 教育長。 ◯教育長(有吉 宏昭君) 教育長です。その当日、そこまで思いが至りませんでした。まことに申しわけございませんでした。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 教育長に、私に頭を下げてことわり言ってもらおうとは、もうこれから先も思ってないんですね。ただ、今後の教育行政について、先生の指導はきちっと教育委員会でしていただかないと非常に困るから言っとる。  そこで、ちょっとお尋ねしますけど、総合政策課長、先ほどから定住化施策、企業誘致ということが、再三再四、各議員さんから出てますけれども、教育行政が、これの中の非常に重要な役割を果たしとっとじゃなかろうかと思いますが、どう思われますか。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。先ほど浜崎議員の質問の中でもお答えしましたように、これから定住施策を図っていく上で、さまざまな課題があるということは申し上げたとおりでございます。その中に教育環境というのも大きな課題であるというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 行政の執行側は一生懸命、企業誘致しよっとですね。教育行政のほうは、こういうぐあいに新聞に何回も何回も載って、あそこの町に行ったら先生が買春するぞち。来ますか。もう少しきちっと教育行政を考えて指導していってください。教育長、そこんところは、今度は私のほうからお願いします。基本的に学校の先生、内部のたるみですよ。  宮中の卒業式のときに「仰げば尊し」という歌を歌ってます。恥ずかしい、先生たちが、こんなことがありよったら。非常に先生たち、教育委員会は恥ずべきことだと思いますよ。  次の質問に行かせていただきます。3点目の。 ◯副議長(川口  誠君) 茅野議員。3点目は休憩後にお願いできますか。長くなると思いますんで。 ◯議員(4番 茅野  勝君) はい。 ◯副議長(川口  誠君) ここで10分間休憩します。
                     午後2時05分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後2時15分再開 ◯副議長(川口  誠君) 休憩前に引き続き会議を再開します。  再質問をお受けします。4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 中学校の道路の未整備、当然、通学路にも4月からなるわけでございますけれども、大塚部長にお伺いしますが、上の工事が終わった後の、道路の傷んどる分については、これは通告してますので聞きますから、ちゃんと引き渡しが終わって、補修は終わってますでしょうね。 ◯副議長(川口  誠君) 産業建設部長。 ◯産業建設部長(大塚 和幸君) 産業建設部長です。議員お尋ねの辻ケ峯・前隈線の工事につきましては、一応工事は完了いたしております。ただ、一部手直しも残っておりまして、今、手直しをいたしまして、検査を受けておりませんので、引き取りはまだ行っていないところでございます。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 私はそういうとが終わって、全部工事が終わったという認識しか持ってないんですね。当然、学校の建設によって傷んだところを前の状態になり、そこを建設課のほうと話し合われて、補修をしていただいて、そして、宮若市のほうが、教育委員会から引き取るというぐあいの認識しか持ってないんですけど、まだ終わっとらんというようなことでございますけど。  管財課長にお尋ねしますけど、工事の延期願は出てますでしょうか。 ◯副議長(川口  誠君) 管財課長。 ◯管財課長(本田 克也君) 管財課長です。施工管理の関係で、管財課のほうはいただいておりません。所管課のほうだと思いますが。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 工事の延期願は出さなくていいんですか、工期が過ぎたとき。 ◯副議長(川口  誠君) 管財課長。 ◯管財課長(本田 克也君) 管財課長です。今、ちょっとお話ししましたとおり、施工管理の関係になりますので、完成までは所管課が事務をしておりますので、その関係で、もし事前に提出があれば、また管財のほうにも、当然、合い議なり提出があろうかと思いますが、今のところ管財課は受け取っておりません。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) ゆっくり聞いてください、私もゆっくり言いますので。工事が、契約してますね、しちゃいかんということを言っとんじゃないんですよ、私が。工期が来たら、工期の延期願は出さなくていいんですかということを聞いとるんですね。それは業者の人の勝手ですから、工期が終わろうが延びろうが。それは出さなくていいんですか、出さなければならないのですか。工期が何日の日になってましたか。ちょっと教えてください。 ◯副議長(川口  誠君) 管財課長。 ◯管財課長(本田 克也君) 管財課長です。お尋ねの関係ですが、契約条項の中に、請負者の責めに帰すべき理由によって工期までに完成ができない場合は、請負者の届け出によりまして工期の延長をすることができるようになっております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) だから、工期の延期願いをしたらいかんと言いよっとじゃないんですよ。よく聞いてくださいよ。延期願いを出さんといかんのじゃないですかと。出さなくてもいいんですか、出さないかんのですかということを聞いとるんです。 ◯副議長(川口  誠君) 管財課長、もう少し質問の意味をよく把握して、同じことの押し問答をやっておりますので、お願いします。管財課長。 ◯管財課長(本田 克也君) 管財課長です。お尋ねの場合でしたら、当然、提出していただかなければいけません。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 管財課として指導してありますか、そういうところ。これは内部のことですけどね。出さないかんわけでしょう、工期。出さんでいいんですか。出さないかんわけでしょう。  工期がおくれたっていい、我々がおくれたら悪いという権限も何にもない。工期が過ぎたら、工期の延期願を出さないかんわけでしょう。これは法律で決まっとるわけでしょうが、ちゃんと自治法で。契約条項の中で決まっとう、遵守するということになっとるわけでしょう。  せんでいいとやったらせんでいいとですよ、私は、何も。工期を決めんで、契約金額を決めて何年でもすりゃいいだけの話やから。あなたたちのしておられることは、今、そうなんですよ。どうして出せないんですか。教育部長。 ◯副議長(川口  誠君) 教育部長。 ◯教育部長(山中 敏範君) 教育部長です。今、議員ご指摘をいただきました学校建築に関しましては、3月1日工期までに検査を行いましたが、手直し等々で、この15日まで工事をさせていただいております。  議員、その点で、私どもの施工管理が不十分であったと、一定の手続を漏らしておるというご指摘は十分反省をさせていただきます。改めておわびを申し上げます。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) これは、あなたからわびられる問題じゃないの。3月1日には終わってなかったんやから。行っとるんです、私も確認に。手直しじゃない。何で延期の手続をとらないのですかということを聞いとる。行政が決まったことをきちっとしなかったらどうするんですか。済みませんでしたで済む話じゃない。どうするんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 教育部長。 ◯教育部長(山中 敏範君) 教育部長です。昨年の2月に臨時議会を開催していただきまして、13カ月間の工期をもって事業を遂行させていただきました。その間、本会議、あるいは委員会、合同審査の中で、工期は大丈夫なのかと、さまざまな議員のほうからご心配をいただきました。その都度、私は、工期は3月1日に間に合うということで答弁をさせていただいております。この12月議会におきまして、事業費の精算がある程度できたと、工期も間に合うということで私は判断をそこでいたしたものですから、一定の手続を踏むということを誤ってしまいました。申しわけございません。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) あなた、申しわけございませんって簡単に言わっしゃるけどね、設計事務所が入り、委託コンサルを入れ、県の指導課が入り、そのほかに職員が3人で、また担当までついとるんですよ。おくれたっていいんですよ。何でせんの。間に合うか間に合わんか、そんな把握も、それだけおってから、それだけ莫大な経費をかけとってわからんのですか。後づけの言いわけはやめましょうや。  私は契約書どおり延期は延期ですればいい。しちゃいかんという話をしとるんじゃない。間に合わんときは延期せないかん。それによって業者の点数が決まり、ペナルティーが決まってランクが決まるわけでしょう。違いますか、管財課長。 ◯副議長(川口  誠君) 管財課長。 ◯管財課長(本田 克也君) ご質問でございます宮若市東中学校の建設工事につきましては、平成25年4月の開校を目標に、鋭意、事務処理を進めてきたところでございますが、おおむね目標も達成して、来る3月23日には工事完成の内覧会を行う段階となっておりますようでございます。  しかしながら、厳正な意味での工事の履行確保の手続には不十分な点も認められます。  これまでも公共工事の施工、特に履行確保の手続に関し、厳正な事務処理を行うよう指摘を受けてきたところでございますが、十分に達成できておりません。  この事実を真摯に受けとめ、厳しく反省するとともに、改めまして施工管理全般のあり方について総括を行い、改善すべき点については改善をして今後の事務事業に取り組んでまいりますので、よろしくご理解をお願い申し上げます。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 理解できません。あなたと一緒に法律を破れというような話はできません、何も。  来年からランクは決めんのですか、今年度は。あなたたちは業者にランクを決めよるんです、あんたのところ。そして自分たちのしとることはでたらめなん。そんなむちゃくちゃな行政運営をしてもらったら困りますよ。  第何次総合計画とかいろいろ書いてあります。全然できてない。足元ができてないんですよ。そして評価制度を導入しようという。どういう評価制度、業者に対して評価するんですか。  もう1つ聞きますけども、教育委員会だけのことじゃございませんけども、建設課でも延期願を出してないとこはあらせんですか。 ◯副議長(川口  誠君) ちょっとここで暫時休憩を入れます。                  午後2時27分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後2時32分再開 ◯副議長(川口  誠君) 休憩前に引き続き会議を再開します。  再質問をお受けします。4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 次のところでもよかったんですけど、ちょっと話が脱線しようというとこで、副議長のほうから注意を受けましたので、また、次のところで聞くかもわかりませんけども。  もうテレビでよく言いますけども、テレビの俳優でよく言う俳優がおりますよ。なぜじゃとかどうしてじゃとか。もう私も本当言いたいですよ。  副市長、どう思われますか、今の、そういう、私の今までの意見を聞いて。 ◯副議長(川口  誠君) 副市長。 ◯副市長(向井 敏博君) 副市長。茅野議員からは、東中学校の工期の問題を含めまして、宮若市の公共工事の発注とその施工管理のあり方について、前々から厳しいご指摘があっておったところでございます。  発注者も、それから施工される方も含めて、契約をしたら守っていただくということが大原則でございますが、我々発注者側も十分な検査やら施工管理、進行管理の体制がまだ不十分な点もございますし、業者のほうも、そういう意味では意識が足りない部分もあるかもしれません。  我々がまず姿勢を正して、より厳正にすることで、事業者のほうにも、それを受けていただくという形を整えていかなければならないと。前々から県に準じてと言っておりましたが、県に準じたレベルまで立ち至っておらないのは事実でございますので、今後、できるだけ一生懸命頑張って、県のレベルまで行けるように努力をいたしてまいりたいと考えております。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) よくわかりました。トヨタにでも、先ほど言われましたように、研修に行かれるなり出向させとって、早く職員のレベルを上げていただいて、きちっとした行政をしていただくように言っときます。  それと、東中学校の道路のことですけど、先ほど私が部長に言いましたように、4月1日までの間にきちっと間に合うように、これ、一般財源から出すお金じゃなかろうと思いますのでね、施工業者のほうでちゃんと、こことここの悪いところは、また、今度は執行部側がしなければならないところはこんだけだということをきちっと明示して、4月1日の入校に間に合うように努力──努力じゃない、必ずしてください。  今の状態で、でこぼこのままの状態で新入生を迎えるということは非常に悲しいことですよ。だから、ここはちょっと舗装をやり直しとこう、ここは、側溝はああいう状態でがたがたじゃなくて、きちっとした側溝にやり直して、4月1日までに、立派な東中学が開校されるように努力しとってください。  それでは、次の2点目の行政組織についてお尋ねします。  これ、昇給、昇進については何か基準があるんですか。どういう基準がつくってあるんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。先ほど市長答弁で申し上げましたように、昇進につきましては、任命権者が、上の級の職務を行う能力を備えていると認めた場合に行うことといたしております。  それと、昇給につきましては、1年間ということになりますけども、病休、欠勤の期間が6分の1以内であれば昇給を通常どおりいたします。2分の1以内であれば半分ということで、それ以上休むと、病休、欠勤があれば昇給はいたしません。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) それじゃあ、昇進については、例えばその所管の課長とか、部長なり課長補佐なりが意見書をつけて、市長、この次はこうですよということじゃなくて、市長の考え方で、これを部長にする、これを課長にするということなんですかね。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。先ほど申し上げましたように、昇進につきましては、今までの職務の遂行状況とかを踏まえた上で、任命権者において判断をすることになります。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) だから、課長に言いよるわけでしょう。市長がいつもいつも職員を見て回りよるわけないわけですから。この職員さんは二重丸とか三角とか丸とかいう基準があるんですかということを聞いとる。何もないで、何もつけんで、市長がこうああと言われたとおりやるんですかということを聞いとる。  市長はやっぱりそういうとを参考資料にしていきながら、この職員は、そうだろうと思うんです。それの基準が何かありますか。ないならないでいいと。今後、やっていきますならやっていきますと、いつも言いよるとおり言えばいいやん。 ◯副議長(川口  誠君) 総務部長。 ◯総務部長(山内 賢治君) 総務部長です。この承認に関しましての基準という言い方で、今、ご質問がございました。当然その職種に適するということが裁量できた人に対して、当然、承認をして昇格をするという形をとっております。  これが全て市長がやってるのかということをご質問されておりますけれど、当然、任命権者であります市長に最終確認をさせていただくということにはなります。主な部分に関しては、人事担当の部分である程度の内容を決めた上で、市長に判断を仰ぐという形をとっておる状況でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) それは執行権の範囲内やから私たちはとやかく言う、ただ、それの基準があるのかな、ないのかな、話し合いで仲よし会をつくってもろても困るもんですからちょっと聞いとるだけの話ですな。  当然そうなってくると、次の質問に関係してくるんですけどね、自己評価制度、こういうとがそういうとの基準になってくるんじゃなかろうかと私は思うわけですね。それがどのように昇進のときに反映されとるのかなと思って。ちょっとそこんとこお尋ねします。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。今、お尋ねの目標管理制度におきます自己評価、それとともに、上司による評価を、両面、実施をいたしております。今、その制度の定着を図って研修等を行いながら、毎年、実施をいたしております。  それで、議員お尋ねのように、それを最終的にどうつなげていくのかということであろうと思っておりますけども、将来的には、そういう給料の処遇等につきましても、そういった結果を反映できるように進めてまいりたいと考えておりますが、現在のところは、管理制度を用いながら自己評価、そういったところの仕組みを定着させる作業を、今、行っております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) また何もしてないという話でしたな。こんな計画書をつくってもね、小さな足元の実行ができなかったらね、印刷代がばからしいだけよ。本当に住みよい、宮若市に住んでよかったというまちづくりをしようと思ったら、少なくとも自分たちの足元から先に整理するべき話じゃないですか。  それと、先ほどから言われましたけれども、課長にちょっと言いますけどね。上から権限委譲があったと、だから職務がふえる可能性があると言われましたけど、担当所管あたりは何もふえんち、変わらんと。今の体制で十二分にやっていかれるということははっきり言ってますよ。そこはちょっときちっと申し合わせとかんと。私は心配して言った、ふえるんじゃないかと。あなたも、さっき答弁ではそう言った。スリム化するのか、と言いようかと思ったら、仕事がふえる、権限委譲で。  担当所管は、今の陣容でやれますかということを委員会でも言ったら、十二分に間に合いますということなんですけど、それはどっちが正しいんですかね。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。担当所管におかれましては、現状の職員数の中で、何とか対応していくということの意思表示と考えております。  私どもとしては、そういった全体の流れの中で、職員数が今後どうあるべきかというのは、スリム化も踏まえて、委譲される事務の量と考慮しながら、私どもとしてはそれを検討していくと、そういう形で理解をいたしております。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 何回言うても。担当所管はできると言うた。あと1つか何かあったん、それを、あんた、どうできるとか判断するとか。担当所管はできるっちゅうとやけん、あんた何も、できるかできんか判断するとかいう話じゃない。  我々は心配して、その体制をきちっとしたらいいんじゃないですかと言っとるのに、担当所管はできると言ってあるわけやから。そこんとこの意見は、後で統一しとってくださいよ。
     それじゃあ、残業について聞きますけども、残業は誰が指示するんですかね。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。残業は所属長であります課長が命令をいたします。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 当然、残業する理由があると思いますから残業されるわけでしょう。それのチェックはどういうぐあいにされとるんですかね、残業の。当然ここからここまでの仕事を、きょう、残業させてくださいとかいうような残業願が出てきよると思うとですけどね。  大体その日のうちに仕事が終わるような、朝、朝礼をして、ここからここまでは1日の仕事で、ノルマはこんだけでできますよと。もしかしたらできなかったとか、夜、どっかに行って話さないかんとか、いろいろ起こったときに、当然、残業というとは起こります。ないっちゃあ言いよらん、私は。それのチェックは誰がしてどうなっとるんですかということを聞きよるわけ。課長が命令しとうとなら、どうなっとるんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。時間外勤務命令につきましては、例えば補助事業、あるいは申告の時期等、通常の時間内だけでは対応できない場合に、当然、上司が命令をいたしますけども、手順といたしましては、担当のほうが係長を経まして、こういう業務内容で、きょうは時間外命令を申請するという形で事前に申請を出して、それを係長、課長と承認をした上で命令を下します。その上で実績報告も上げてきますので、それで内容確認等を行っております。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 残業時間がつく職員さんが何名おられて、その人の給料と残業の金額の総金額はわかりますかね。それがその職員の給与の何パーセントになっとるんですかね、今、残業というのは。全体数ではないよ。概算でいい、概算でいい。 ◯副議長(川口  誠君) 総務部長。 ◯総務部長(山内 賢治君) ただいま、ご質問の時間外勤務の実績でよろしいでしょうか。一人一人にというのが、給与の額に応じて率を掛けて、1時間当たりの金額が出てきますので、それぞれ違いがございます。そういう意味で、所管の総トータルの時間数でよければ、それのほうの報告をさせていただきます。  平成23年度の時間外の、24年度がまだ終わっておりませんので、23年度の実績で申しますと、合計が3万1,984時間という形が(「三万八千」と呼ぶ者あり)3万1,984時間(「三万一千」と呼ぶ者あり)984時間が、23年度の時間外の、全ての課の職員の時間数になっております。(「何人で」と呼ぶ者あり)職員数は212でございます、済みません。(「212。金額は」と呼ぶ者あり)金額はちょっとこの場で、先ほどもお話ししましたように、一人一人が違いがありますので。(「総額は出るやん」「総額と平均はどれぐらいになる」と呼ぶ者あり)総額は。ちょっと持ち合わせてませんので、後でご報告差し上げます。 ◯副議長(川口  誠君) それでいいですか。4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 後で必ず各議員さんに配ってあげてください。私だけじゃない。聞きたいって言われる方は何人か、要らんって言われる方はあれでございますけども。私はやっぱりこういうところは大事に聞いとかんといかんと思う。  何で課長が命令したのに課長が残ってないんですかね。どうしてその効果、実績を。副市長、どう思われますか。命令しとって残らんというのは。 ◯副議長(川口  誠君) 副市長。 ◯副市長(向井 敏博君) 副市長。先ほどから総務課長が説明しておりますように、命令を出すのは課長でございますが、具体的な業務の進行の管理は、係長を含めていたしておるところで、どうしても課長、係長が一緒に仕事を残ってできない場合は、指示した内容は次の日に確認、できてるかどうかで確認をしておるところで、いつも常に課長が一緒に残って、時間外を管理監督するようなことにはなっておりません。そういうことで、総体的に管理監督しておるということでございます。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) これ、年間3万1,908時間、212人で。先ほど行財政のスリム化とか何とか言いながら、職員をふやしてやればいいじゃないですか、まだ。  昼休みは電気を消してますよ、クーラーも。夜は10時までも11時までもこうこうと、毎日。先ほど、年度末とかそういうところは言われましたけどね、ほとんど10時ぐらいまでついてますよ。町は真っ暗になって静かになっとるのに。電話したら1人か2人職員がおるだけ。  そして、残業するというたって、命令するのであれば、その前に、きょうの仕事はこれだけですよというのが課長の仕事じゃないんですか。課長がされるのか、課長補佐がされるのか知りませんけども。  金額は出てないきわかりませんし、近隣市町村を調べに行ったら、この人たちの労賃の何パーセントが平均かちょっと教えてくれんもんですからね。これで、今、金額が出てないきわかりませんけど、かなりの金額ですよ、これ。212人で3万1,000時間ち。8,000万円近くの金を、そのお金、残業手当、どれぐらい出よるかち。出てもいいんですよ。せなならん残業はせなならない。それを管理ができない。電気はどんどん、光熱費は使う。  そうなっておりません。ちょっと副市長、それは副市長として、ちょっと無責任じゃなかろうかと思いますけどね。 ◯副議長(川口  誠君) 副市長。 ◯副市長(向井 敏博君) 副市長。今、ちょっと確認しましたら、1人平均13時間、1カ月で時間外をしておるようです。  お話のように、できるだけ勤務時間中に整理ができるように、精力的に仕事をするのは当たり前の話なんですけども、特別に日にちが決まっておったり等々で、どうしても時間外をせざるを得ない。それから、急遽資料をつくらないけないので、他の業務と合わせてせないかん。特別な事情等々があるでやむを得ない場合には時間外ということで対応いたしております。  基本的には、できるだけ勤務時間内でするように、そういう姿勢で臨むのは当然のことでございます。今後、改めて気を引き締めて、職員も徹底しながら、しなければならないところはやむを得ないと思いますので、姿勢は改めて厳しくしていきたいというふうに考えております。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 今の副市長の言葉を聞いて安心しました。しなければならない残業はせないかんと、ですね。それをしちゃいかんと言うとやないと。きちっと、かなりある、8,000万円ぐらいあるんじゃないですか、これ。ざっと私が、ぽっと思うだけでも。かなりの金額ですから、足らんのであれば職員をふやしてあげて、早く職員の人も家庭に帰って、家庭の、子供と一緒に食事をされるという状態をつくってあげてください。これで2点目の質問を終わります。  3番目の西部露天掘の跡地問題について、総合政策課長にお伺いしますけど、県に何回ぐらい、それ以後、行かれましたですか。担当所管の農政課やら何やらと一緒に。それは一緒のことだろうと思いますけどね。この指示書を出してから、県の。許認可権者のとこに。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。昨年の9月議会だったと記憶してますけども、露天掘の埋め立てに関係して、県のほうに要請書を提出しております。提出に当たって、県のほうに持参をしました。  それ以降というのは、県のほうもその要請書に基づいて許認可がおろされたものと思っておりますので、それから以降は、私のほうは県のほうには出向いていっておりません。私の課としては行っておりません。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 私、これ、また錯覚されるとまた困りますからね、露天掘を埋めたら悪いという話をしてるんじゃないんですよ。要請書を出しとるから要請書のとおりやってもらうように、交渉を何回されましたかということを聞いとる。  建設課と農政課、何回行かれましたか。 ◯副議長(川口  誠君) 建設課長。 ◯建設課長(梶原 紀博君) 建設課長でございます。県の農政のほうになりますけど、何回行ったかということでございますが、先日、ちょっと苦情と申しますか、入った時点で県のほうに出向きまして、これにつきましては、許可権者であります農産漁村振興課でございますが、苦情の内容を含めまして、埋立事業者のほうに指導するようにお願いに参っております。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) たった1回しか行っとらんということですわな。そして、それをお願いに行ったと。お願いする話ですか。私はちょっと筋違いと思いますよ。これもできてない。何にもできてない。  教育委員会に聞きますけども、あそこは、通学路は入ってますか。 ◯副議長(川口  誠君) 学校教育課長。 ◯学校教育課長(灘波 千明君) 学校教育課です。露天掘の埋め立ての横の道は宮田小学校の通学路になっております。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 子供の安全対策に対して県と話し合われましたか、建設課と話し合われましたか。どういうぐあいにしてくれという要請をされておりますか、教育委員会として。 ◯副議長(川口  誠君) 学校教育課長。 ◯学校教育課長(灘波 千明君) 学校教育課長です。子供たちの通学時間の交通は、8時半までですかね、走らないようにということと、警備員をつけていただくようにという協議をしております。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) もう課長には言いたくないとけどね、できてないから言っとる。厳重に申し込んでくださいよ。通らないようにって通りますよ。そんなこと言ったって埋立業者も大変ですよ。ガードマンを立ててきちっと誘導してくださいという話なんです。何も難しい話をしとるんじゃないんです。  建設課のほうも農政課のほうも、この話を早く進めてください。もう、あと何年かしよるうちに終わりますよ、埋め立てが。もし、万が一、不幸にしてそこの会社がなくなった場合は、この問題は誰が解決するんですかね。ちょっと総合政策課になると、どっちになると。 ◯副議長(川口  誠君) 副市長。 ◯副市長(向井 敏博君) 副市長。先ほどから第2西部露天掘跡地の土砂埋め立てで、県に要請書を出しております。項目的に言えば、安全性の確保と交通安全対策や公害防止対策、それから農用水路、排水路の機能の確保、保全についてでございます。  事業者が万が一倒産した場合ということで言いますと、特に農用水路、排水路の機能の確保については市に責任があると思いますが、他のことにつきましては、仮定の話ではなかなかしにくい面があるんですが、どのような状況で問題が起きたかということで、対応をせざるを得ないというふうに考えます。 ◯副議長(川口  誠君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) それは副市長、考え方がおかしいと思いますよ。県が責任を持ってくれると言えばいいわけ。その前までは、あなた方は言っとった。許認可権は県やからち。  莫大な金額、市から金を出しますというようなことは、副市長、言ってもらったら困りますよ。県が指導できなかったとやったら、どうかしてもらわんと、県に。そのときは市の我々の税金でやりますよとしたら。その前までは許認可者は県やからと言いよった。  今すぐ結論が出らんにしても、きのう、きょう、あしたの問題になるわけございませんので、これはまた6月に聞きますけどね、何回行って、どういう話になって、どこまで煮詰めとるかということをきちっと言ってくださいよ。副市長の言ったように、万が一のことがあったとき、我々の市民の税金でそれを対応しますというようなことを言われたって困りますよ、これ。しつこく言うようになりますけど、許認可権は県やき知らん知らんというて今まで言うてきとって。そして、こういう要請書を出しておきながら話が全然進まない。県が責任を持ってします。あなたの許認可権であなたがやったんだから、県が責任を持ってしますと言ってくれればそれで済む話なん。そげんなったら、どうするか、こうするかということを3者なり4者なりで話し合うて、きちっと方向を出してください。いいでしょうか、副市長。(「また後で……」と呼ぶ者あり)またこれは6月に聞きます。  これで私の一般質問を終わらせていただきます。 ◯副議長(川口  誠君) これにて茅野議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯副議長(川口  誠君) 次に安永議員の質問をお受けします。15番、安永議員。 ◯議員(15番 安永 友則君)〔登壇〕 15番、安永でございます。先ほどからいろいろ問題があっております。基本計画云々のこともありました。簡潔に行きたいと思います。  私のほうからは、第1次宮若市の総合計画、基本計画です。後期基本計画ということにつきまして、この後期基本計画が策定をしてあります。前期の基本計画の総括した結果なり、その中でまた残された課題、そして、後期基本計画の策定の中で、パブリックコメントということも実施されております。そういったところの内容は、あるいは反応はどのようなのかをお尋ねしたいと思います。  以上、よろしくお願いします。 ◯副議長(川口  誠君) ただいまの質問に対し、執行部より答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただいま、安永議員から第1次宮若市総合計画後期基本計画についてご質問をいただいております。順次ご答弁をいたします。  まず、1点目の前期基本計画の総括した結果と残された課題につきましてでございますけれども、後期基本計画書の中で、前期基本計画の実績と課題について集約をしておりまして、前期基本計画の中の全246事業の検収を行い、平成24年度までに完了したもの、または完了予定である事業が全体の85%で209事業となっております。着手中でありますが、平成25年度以降に完了予定であるものは10.6%で26事業、未着手は4.5%で11事業となっております。  課題となります未着手の事業でございますが、農業観光振興センターにつきましては、既存施設の活用も視野に入れた、特産品等の販売促進施設の整備に向けた検討を進めていくことといたしまして、総合的な保健福祉施設につきましては、既存施設である保健センターパレットの充実を図り、保健福祉施設の拠点機能の拡大を図っていくことといたしておるとこでございます。  また、定住人口の増加に向けた総合的なまちづくりの展開や、地域の雇用を支える産業基盤の安定のための企業誘致など、継続して取り組むべき課題といたしまして、さらに一歩踏み込んだ積極的な取り組みを推進してまいります。  次に、2点目のパブリックコメントの反応についてでございますが、昨年の11月5日から30日間、本計画と環境基本計画について自治基本条例を制定後、初となるパブリックコメントを実施いたしました。  その結果、後期基本計画について、市民の皆様から41件の貴重なご意見をいただき、計画に反映するもの、今後、具体的な取り組みを実施していく中で検討するものなど、意見に対する考え方を整理いたしまして、本年1月29日から、その結果を公表いたしておるところでございます。  以上で答弁を終わらせていただきます。 ◯副議長(川口  誠君) ここで10分間休憩します。                  午後3時03分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後3時13分再開 ◯副議長(川口  誠君) 休憩前に引き続き会議を再開します。  再質問をお受けします。15番、安永議員。 ◯議員(15番 安永 友則君) 答弁ありがとうございました。もう私は何点かだけご質問させていただきますので、簡潔に答えていただきたいと思います。  この後期基本計画につきまして、市民の意見がどのように反映されたかというようなことで気にはなるわけでございますが、先日の施政方針等で同僚議員からパブリックコメント等につきまして、反映のお尋ねのところがありました。  私は市民意識調査、これ、平成23年12月に実施をされておるわけです。対象者が2,500人ということで資料にあります。回答者が788人、回収率が31%という資料があるわけですが、これ、市民の意識調査を、把握を行う上で、非常に少ないデータかなと思うわけですが、行政としてそこら辺のほうはどのように捉えてあるのかお伺いいたします。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。今回、市民意識調査につきましては、さまざまな各種計画を策定するに当たっては、基礎資料として意識調査というものを実施します。  その調査に当たって、その計画の中にもよりけりですけど、対象者を特定してアンケートをする場合は、50%を超える回答率というのがございます。しかしながら、無作為抽出という形でやる場合は、一般的に標準的な回答率がおおむね30%ということで統計的に出ております。  したがいまして、今回、31%という回答率でございましたけども、決して高い数字ではございませんけども、標準的な回答率ではなかったかなというふうには理解をしております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 15番、安永議員。 ◯議員(15番 安永 友則君) それでは、今、標準と言われましたけれども、その意識調査の結果を、分析はどのようにされたか、それとまた、前期も調査されたと思いますが、前期の調査との違いといいますか、変化、どのようなものでしたか。お尋ねをいたします。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。前期基本計画を策定する際も、平成18年に意識調査を実施しております。  今回の意識調査との比較につきましては、総合計画の15ページの中でその分析を行っております。町の住み心地や定住の意向については、前回よりもやや増加をしている。また、まちづくりの満足度と重要度については、これについては18ページの中で整理をさせていただいております。グラフの中で落とし込みをしておりまして、後期に向けた重点改善分野等々について、その解析を行っております。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 15番、安永議員。 ◯議員(15番 安永 友則君) それじゃあ、市民の公募による市民ボランティア会議ですか、7回ほど、資料によると実施されております。  メンバーといいますか、名前等は資料に載っておるわけでございますが、特にこの中でどのような意見が出されたのかを、かいつまんでで結構ですが伺います。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。市民ボランティア会議については、お尋ねのとおり、7回を実施しております。  市民ボランティアについては、広報や市のホームページで市内に在住または在勤の18歳以上の方を募集いたしまして、18名の応募があっております。これに市役所の職員4名を加え、22名で会議を進めてまいりました。
     公募のいただいた方は、20代の大学生から70歳までということで、幅広い年齢層で構成をしておりまして、これまでの前期の基本計画の中の実施状況などを説明しながら、また、必要に応じて各所管のほうから職員の出席をしていただいて、これまでの取り組み等々についての質疑などをお受けしております。  そういった中でいただいた意見としては、環境教育あるいは公共交通の充実、あるいは自治会の防災を含む地域コミュニティーの活性化とか、あるいは交流人口の増加と、そういった分野についてご意見をいただき、計画策定の中に可能な限りそういったボランティアの意見も加えたところで策定に取り組んできたところでございます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 15番、安永議員。 ◯議員(15番 安永 友則君) ボランティア会議はそういうことでございましたですかね。  それと同じように、審議会とかボランティア会議とか、そういうのが何回か開催をされておりますが、団体の代表者といいますか、先ほど市長の答弁の中にもちょっとあったかと思いますが、いわゆる外部の委員さんによって構成される審議会、これについても同じように開催をされておりますが、この中で特に、また同じようでございますけれど、これについても主な意見が出たのかをお尋ねしたいと思いますが。よろしく。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。後期基本計画の策定に当たりましては、条例に基づいて総合計画の審議会を設けております。  この審議会についても7回、回数を実施しておりまして、条例に基づいて市会議員の中から5名、あるいは教育委員、あるいは農業委員、各種団体、学識経験者など、全体で20名で構成して会議を進めてまいっております。  取りまとめた意見としましては、審議会の中で約180件近い意見をいただいております。そういったご意見、市民ボランティア会議と同様ですけども、可能な限り計画に反映をさせたつもりでございます。  この中で出た内容につきましては、これまでも議会の中でも出てました、農業観光振興センター、これを後期に向けてどういうふうに位置づけしていくのかとか、あるいは、前期基本計画の重点プロジェクトで掲げられてました総合的な保健福祉施設の整備について、あるいは、教育支援センターや幼稚園を含んだ教育施設の耐震補強とか、そういったところに数多くのご意見をいただいております。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 15番、安永議員。 ◯議員(15番 安永 友則君) 15番です。もう1つだけお尋ねをしたいと思いますが、前期基本計画の検証結果ということで、成果や課題と、それぞれ市長のほうからご答弁いただきました。  意識調査からボランティア会議、審議会、そしてパブリックコメントと、それぞれ手法によって意見を反映させたということでございますけれども、今度策定されました後期基本計画の中で、市長も先ほどおっしゃいましたけれども、市民と企業、それから行政が一体となってアクションを起こし、人も緑も産業もこれまで以上に輝くふるさと宮若づくりに向け、さらに一歩踏み込んだ積極的な取り組みを推進するということでコメントされておりますけれども、これらの後期基本計画の中で具体的にどのように一歩踏み込んだ取り組みをされるのか、少し具体的に伺いたいと思いますが。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。後期基本計画の中では前期を踏まえ、また、さまざまな社会情勢の変化も踏まえながら、財源の確保を行いながら、前期で達成できなかったものも踏まえ、計画の策定をしてまいりました。  今お尋ねの一歩踏み込んだ取り組みということでございますけども、本日の議会の中でも申し上げましたように、定住施策について家賃補助を新規に導入する、あるいは、企業誘致を積極的に推進するために投資額に応じた助成金制度を導入する、そういったものをこれまで以上に、一歩踏み込んだ政策を打ち出したつもりでございます。  今後、この計画策定に向けてさまざまな事務事業を進めていく上で、これまでの前期を踏まえて、いろんな各事務事業の中で一歩踏み込んだような取り組みが進めていかれればというふうに感じております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 15番、安永議員。 ◯議員(15番 安永 友則君) わかりました。終わりにしたいと思いますが、今いろいろ言われてきましたけれども、最初の意識調査から、23年12月でしたか、長い時間をかけてこの後期基本計画が策定されたということでございます。これは、これからの市政運営につきまして、根幹となる計画でございます。  先ほどから、同僚議員から、企業誘致なり定住化なり、農林業の振興、それぞれ提案をされておりますけれども、この後期5年の中でいろんな社会情勢も変わるとは思いますけれども、掲げられた事業が、先ほど同僚議員が言っておりますように、実質、確実に実行をしていただくように努力をお願いいたしまして終わりたいと思います。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) これにて安永議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯副議長(川口  誠君) 次に、谷口議員の質問をお受けします。13番、谷口議員。 ◯議員(13番 谷口 重隆君)〔登壇〕 こんにちは。私は質問としまして、今任期3年間の企業誘致及び定住政策の実績。また、今後の促進について市長にお尋ねします。  それと、要旨としまして、今任期3年間の企業活動の状況について。残任期間で企業誘致をどのように図られるのか。定住促進を積極的にされると思うが、どのくらいの成果があったのか。企業誘致同様、残任期間で定住促進をどのように図られるのか。ほとんどみんなが聞かれたんですが、少しだけ質問させていただきます。よろしくお願いします。 ◯副議長(川口  誠君) ただいまの質問に対し、執行部より答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただいま谷口議員から、今任期3年間の企業誘致及び定住政策の実績と今後の促進についてということで、4点にわたりましてご質問をいただいております。順次ご答弁申し上げます。  まず、1点目の、今任期中の企業誘致活動の状況でございますが、さまざまな媒体を通じまして磯光工業団地のPR広告や福岡県等が主催するセミナーにおきまして情報発信を行うとともに、市内外企業への訪問、情報交換を行い、九州への進出の可能性を有している企業への訪問を実施してまいったところであります。  次に、2点目の、残任期間で企業誘致をどのように図るかについてでございますが、磯光工業団地の九州自動車道若宮インターチェンジ等の近接性や、工業用水や上下水道等のインフラ整備の充実、さらには、今般の福岡県企業局における分譲単価の大幅な見直しとともに、本市においては新たな助成金制度の導入を図り、当該地の優位性を前面に、企業誘致活動に取り組んでまいりたいと考えております。  次に、3点目でございますけれども、定住促進活動にどれくらいの成果があったのかでございますが、これまでの定住促進策といたしましては、就学前乳幼児医療の無料化や定住奨励金制度の導入などを実施してまいりました。  定住促進の成果といたしましては、定住奨励金の交付実績として、平成21年度から平成24年度までの4年間、市外から87世帯、市内からの転居が158世帯、合計245世帯、世帯員数では902人の定住が図られております。この定住奨励金と子育て支援策によって、一定の効果があったものと考えておるところであります。  最後に、4点目の、残任期間で定住促進をどのように図られるのかということでございますが、これまでも答弁をしてまいりましたけれども、定住促進につきましては、総合計画の後期基本計画におきましても重点プロジェクトの1つとして位置づけをしておりまして、定住者の受け皿となる良質な住宅団地の整備を推進してまいります。  また、平成25年度から、新婚世帯及び転入する就学前の子供を扶養する子育て世帯への家賃補助制度を開始し、現行の定住奨励金制度との相乗効果による定住促進を図ってまいりたいと考えておるところでございます。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 再質問をお受けします。13番、谷口議員。 ◯議員(13番 谷口 重隆君) 議長に相談があります。私が同じような質問ばかりするようなことがありましたら、いつでも言ってくれたら私はやめますので、よろしくお願いします。  では、質問します。  磯光工業団地ができて4年半ということを聞いてますが、これ、1年間の維持管理費は幾らかかるんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。磯光工業団地の維持管理費についてでございますが、まず、団地ののり面について草刈りを実施しております。これは年1回の場合と2回がありますけど、今年度、24年については1回草刈りをやりまして、約435万9,000円の支出をしております。  また、のり面以外の宅盤の部分、これは18.9ヘクタール、18万9,000平米ございます。この草刈りについては318万4,000円ほどかかっておりまして、この宅盤については全額、県の企業局からの負担をいただいて管理をしているという状況にあります。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 13番、谷口議員。 ◯議員(13番 谷口 重隆君) 年間に幾らかかりよんですかと聞きよんですよ。市の持ち出しは幾らあるんですかと。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 申しわけありません。先ほど答弁いたしました、のり面の草刈りの実施が24年度で435万9,000円ほどかかっております。これは市の持ち出し分でございます。  先ほど申し上げました、宅盤の318万4,000円については、発注は市でしましたけども、このかかる経費は全部、県で負担をお願いしております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 13番、谷口議員。 ◯議員(13番 谷口 重隆君) 年間900万円ぐらいかかってないですか。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 先ほど申し上げましたように、草刈りの回数を、そのときの天候、気候によってやっぱり草の生い茂るあれも変わりますので、ことし24年は1回しか実施しておりませんので430万円ですが、ちなみに22年度は2回実施をしておりますので、840万円ほどかかっております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 13番、谷口議員。 ◯議員(13番 谷口 重隆君) ざっと計算したらですよ、でき上がってから3,000万円近くのお金がここにかかってると思うんですよね。そして、進出企業はゼロということで、これはしっかり精査されたとかなと思って。精査されましたか。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 精査といいますか、平成20年8月に完成してから以降、平成21年度から24年度まで、先ほど申し上げました、のり面の草刈りを、市費を出して実施をしております。  これまでの累積ですけども、先ほど申し上げました年2回草刈りをしたのが22年で840万円、それ以外、21年、23年、24年については年1回の実施ということで、それぞれ約450万円ほどの支出となっております。これまでに、ちょっと詳細なあれではないんですけど、2,000万円少々の維持管理費がかかっております。  精査をされたのかということですけども、もちろん企業が進出すれば、企業誘致の目的である税収の増加、雇用の創出、そういったものを含めて企業誘致を取り組んでおります。これまでにさまざまな要因の中で企業が進出するという状態には至っておりませんけども、本日答弁申し上げたように、さらなる一歩踏み込んだ企業誘致を推進していくことで、こういった経費が、用地はしておりますけども、進出をすれば、一定の税収と雇用の創出が図れるものということで理解をしております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 13番、谷口議員。 ◯議員(13番 谷口 重隆君) これを、やりとりを何度しても一緒のことだと思いますが、県企業局との兼ね合いもあると思いますが、私もそうですが、市民の皆様もそう思っておられると思いますが、これ、あなた、今言ってることは、本当、言いわけにしかならないと思うんですよね。  そこで私は、この質問を終わるのにあれして、ちょっと苦言を言わせてもらうと、これが民間企業やったら、企業の経営が悪化して倒産するおそれがありますよ。だから、一日も早い結果、結果を出していただきたいと思います。これでこの質問を終わります。  続けます。  そして、企業誘致の件につきましては、いろいろとされてるということで、これはもう皆さん聞かれたので私は聞きませんが、市長に、市長は最高のトップセールスですよね。それで、ここも一日も早い結果を出していただきたいことを願いまして、この質問も終わります。  3番目に行きます。そして、定住化について、私が質問させていただきます。これもみんなが、たくさんの方が言われましたが、私は、この定住化が進まない1つの原因として、職員の方が流出してるということが1つあるんじゃないかと思うのですが、そこ、どう思われますか。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 定住化が進まない理由として、職員の流出があるのではないかというお尋ねでございます。  職員が結婚をするときに新しい住居をどこに構えるかによって、市外に出て行く場合は生じております。そういった場合に、できるだけ市内に住むような形の話も私どももしておりますし、市長も折あるごとに若い職員に対して、ぜひ市内に住めという話をしているところでございますが、直接的に、定住化の促進が進まないことに直接影響があるかどうかというのは、私ども、少し判断はしかねます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 13番、谷口議員。 ◯議員(13番 谷口 重隆君) 同じような話やから、私は言いませんが、市長がせっかく外に向かって一生懸命、頭を下げられてるわけですよね。それでですよ、それにですよ、一方では職員が流出していって、それで市長の熱い気持ちが外に伝わりますか。 ◯副議長(川口  誠君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。ご指摘ごもっともでございまして、先ほど総務課長が言いましたように、結婚式に出席して、半分以上は市外に住むと。話をよく聞いてみますと、実情もあるようでございますけれども、ただ、いつも話すんですけれども、ぜひまた宮若市に帰ってほしいと、そしてまた、宮若市の市外にいるときは、宮若市のすばらしさも、これはしっかりとその地域でPRもしていただきたいと、そういうことは常々申し上げておりまして、熱い気持ちは職員にそれぞれ伝わっておるものというふうに思っております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 13番、谷口議員。 ◯議員(13番 谷口 重隆君) それはよかったです。  一例をちょっと言わせてもらいます。トヨタ自動車九州がありますよね。通勤に、もう九十何%と言っていいほど、ほとんど100%と言っていいほど、トヨタ車に乗ってこられるわけですよね。そうしないと、会社にも入れてもらえないような状態ですよね。そういうふうに管理、指導が行われていることをちょっと参考にしていただいて、私は、意識改革を積極的に取り組んでほしいと思います。これも終わります。  最後の質問をします。  皆さん、先ほど副議長も、浜崎議員も、若い人ばかりに定住化しろ、しろと言っておられますが、私はちょっと考え方を変えまして、シニア、元気なシニアの人たちに定住を促進していく考えはないのですか。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。定住に関して、そのターゲットとしてるところは若い方、そして子供を産んでいただいて、そして少子化を解消していく、また、転入世帯もそういった年齢層をターゲットにしているのは事実でございます。  シニアの方については、おおむね持ち家をもう既にされている方が大半じゃないかなというふうに理解をしております。決してシニアの方を否定するわけではございません。  今回の家賃補助等々については、新婚家庭については年齢制限を、一定の基準をちょっと設けておりますし、また、転入される方については、就学前の子供さんを扶養されているということから、シニアの方はおのずとこの制度にはなかなか難しいのかなという気はします。  しかし、光陵地区で、今後、展開する住宅団地、そういったものが具体的に分譲ということになった際には、もしそういうシニア世代の方が入居を希望されれば、それはそれで持ち家をしていただくということになれば、それは市としても十分受け入れていかなくてはいけないというふうに考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 13番、谷口議員。 ◯議員(13番 谷口 重隆君) この議事堂に入っている方、ほとんどシニアの方だと思うんですね。みんな、本当、元気がいいですよ、これ。市長にしてもそうやし、副市長にしてもそうだと思うんですよね。  それで、まずシニアの方にこちらのほうに住んでいただいて、この宮若のいいところ、たくさんありますよね。空気がおいしい。そしてまた、シニアの方というのは土扱い、家庭菜園が大変好きですよね。この宮若市には休耕田がたくさんあるきですよ、それを利活用して呼び込む手というのはあるんじゃないかと私は思うんですよね。  それで、もう最後になりますが、まずシニアの方に住んでいただいて、宮若のいいところをアピールしていただいて、子供、孫らがともに一緒に相乗効果で住めるような、いいじゃん、こういうとこ、いいところありますねとか言うてから来るような、こういう施策をとっていただきたいなと思って、私の一般質問を終わらせていただきます。どうも。 ◯副議長(川口  誠君) これにて谷口議員の質問を終了します。       ……………………………………………………………………………… ◯副議長(川口  誠君) 次に、安河議員の質問をお受けします。14番、安河議員。 ◯議員(14番 安河 英幸君)〔登壇〕 14番、安河です。本日は2点について質問させていただきます。  質問事項として、安全・安心でおいしい学校給食について。質問要旨といたしましては、1点目、学校給食における地産地消について、2点目、食物アレルギーの対策についてお伺いします。 ◯副議長(川口  誠君) ただいまの質問に対し、執行部より答弁を求めます。教育長。
    ◯教育長(有吉 宏昭君)〔登壇〕 ただいまの安河議員からの、安全・安心でおいしい学校給食についてというご質問に対してご答弁を申し上げます。  まず、1点目の地産地消の取り組みでございますけれども、本市の学校給食におきます地産地消、地場農産物の消費状況につきましては、これまでも主食のご飯につきましては地元米を使用しております。主食以外の給食食材につきましても、可能な限り地元の農家より調達をいたしておるわけです。平成23年度では、農産物の地産地消率は、重量ベースで37%でございます。  次に、2点目の食物アレルギーの対策についてでございますが、学校給食については共同調理場のセンター方式、それから、若宮地区では自校方式で供給をいたしておりますが、アレルギーを持つ園児、児童・生徒に対してアレルギー対応の給食は行っておりませんが、牛乳アレルギーの子供につきましては、医師の診断書を提出していただきまして、飲用を中止しているということでございます。  それから、自校方式につきましては、アレルギーの児童が限られておりますので、除去食の供給が可能でございますので、保護者と密接に連絡をとりながら、全職員で共有しながらやっているという状況でございます。  以上で答弁を終わらせていただきます。 ◯副議長(川口  誠君) 再質問をお受けします。14番、安河議員。 ◯議員(14番 安河 英幸君) 14番、安河です。教育長の答弁の中にもありましたが、可能な限り地場産物を使用するとのことですが、どのようなものを使用していますか。それと、22年、23年度の内訳をお尋ねします。 ◯副議長(川口  誠君) 学校給食課長。 ◯学校給食課長(筒井 義美君) 学校給食課長です。地場産の主な食材としまして、キャベツ、アスパラガス、大根、ブロッコリー、ナス等で、旬にあわせてタケノコやブドウ、イチゴを納入してます。  学校給食における地産地消の取り組みは、平成19年度よりJA直鞍農協組合と連携を図りながら取り組んでおります。  数量ですけども、教育長の答弁でもありましたように、平成23年度は重量ベースで37%です。平成22年度は36%です。  内訳といたしまして、平成22年度につきましては、米については25%で、地場の青果物については11%です。23年度は、米については25%で、地元青果物については12%です。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 14番、安河議員。 ◯議員(14番 安河 英幸君) 食育を通して、子供たちの交流はありますか。お尋ねいたします。 ◯副議長(川口  誠君) 学校給食課長。 ◯学校給食課長(筒井 義美君) 食育を通しての交流ですけども、全国学校給食週間が1月24日から1月30日までと決められてますので、共同調理場でも、この学校週間の取り組みといたしまして、調理員が各学校に出向き、児童と一緒に昼食をとりながら交流を図っています。  若宮地区の自校方式については、日常、調理員と子供たちと触れ合いがありますので、交流は図れていると思っています。  また、平成23年度の事業となりますが、JA直鞍青年部と連携して、地場産カレーの日ということで制定し、地場産物を使用して取り組みを行いました。今後も連携を図りながら進めていきたいと思っています。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 14番、安河議員。 ◯議員(14番 安河 英幸君) 14番、安河です。学校給食における地産地消の取り組みについてはわかりました。今後も新鮮でおいしい地場産物の活用をお願いします。  次に、食物アレルギー対策についてお聞きします。  共同調理場と若宮自校方式で給食が行われていますが、対象者の人数と対応についてお教えください。 ◯副議長(川口  誠君) 学校給食課長。 ◯学校給食課長(筒井 義美君) 学校給食課長です。食物アレルギーの人数につきましては、全体で34名、牛乳アレルギーが5名で、その他のアレルギーは29名となっています。  共同調理場では牛乳アレルギー5名で、飲用は中止しています。若宮地区の自校では該当者はいません。  それ以外の食物アレルギーの児童は、共同調理場では27名で、特にアレルギーの激しい児童・生徒8名については、事前に保護者に献立表と成分表を配分し、献立の中身を確認して、どうしても食べられない場合には家庭より弁当を持参しています。その他のアレルギーを持つ子供については、学校で対応をしてます。  若宮地区の自校方式については、アレルギー児童が2名ですので、除去食で対応しています。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 14番、安河議員。 ◯議員(14番 安河 英幸君) はい、わかりました。これから、今やっぱりニュースで問題になっております、中国からの大気汚染PM2.5が社会問題となっております。  県においても今月の9日から国の暫定数値指針を超えると予想される場合は、県のホームページに載せて、県民に注意を促すようされています。大気汚染量がふえれば、アレルギーや花粉症を持つ子供たちにも何らかの負担がかかるし、元気な子供たちの体にも悪影響を及ぼすことと思います。各学校においても、十分な対策をとられるようお願いして、私の質問を終わります。 ◯副議長(川口  誠君) これにて安河議員の質問を終了します。       ……………………………………………………………………………… ◯副議長(川口  誠君) 次に、吉崎議員の質問をお受けします。5番、吉崎議員。 ◯議員(5番 吉崎 順一君)〔登壇〕 通常ならやめる時間におおよそなりよるわけですが、手短に要点だけをお聞きしますので、よろしくお願いいたします。  私は農政についてお伺いをいたします。  1点目として、農業観光振興センターの設置について、どのようになっているのかお伺いします。2番目に、特産品の開発について、3番目に、特産品の販路についてお伺いいたします。よろしくお願いします。 ◯副議長(川口  誠君) ただいまの質問に対し、執行部より答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただいま吉崎議員から農政についてというご質問に対しまして、順次ご答弁申し上げます。  まず、1点目の、農業観光振興センターについてでございますが、本市の第1次総合計画後期基本計画に基本的な方針を位置づけるとともに、本年度の施政方針で述べておりますが、本市の農業観光振興に効果的な施設整備につきまして、専門家等の外部委員を含む検討委員会を設置いたしまして、整備計画の策定に取り組んでまいりたいと考えております。  道の駅につきましては、国土交通省所管事業として、道路利用者の休憩機能、情報発信機能、地域連携機能を有するとともに、24時間利用可能な駐車場やトイレの設置が義務づけされる等の制約がございます。  したがいまして、今後の目指すべき方向といたしましては、既存施設の活用を視野に入れた柔軟な方向性を持ちながら、道の駅としてではなく、農業観光振興センターとして、平成26年度に実施計画を作成し、27年度事業着手を目指してまいりたいと考えておるところであります。  次に、2点目の、特産品の開発についてと、3点目の、特産品の販路についてでございますが、農商工連携による特産品販路開拓推進事業での専門委員会におきまして、特産品の開発と販路開拓の取り組みを行っております。本年3月11日には、地域商業者と認定農業者等が連携した宮若自慢振興会が設立をいたしておりまして、新たな市場開拓と個々の事業の安定に向けた取り組みを進めておるところであります。また、昨年9月には、福津イオンにおいて宮若いきいきフェアを開催いたしまして、本市の特産品や農産物等のトップセールスを行うなど、今後も本市のPRを含めた幅広い活動を展開してまいりたいと考えておるところでございます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 再質問をお受けします。5番、吉崎議員。 ◯議員(5番 吉崎 順一君) 道の駅という言葉にこだわっているわけではございませんが、トヨタの工場見学等で来られても、宮若市内に貸し切りバスを何台もとめて食事をするようなところもございません。食事をする場所は、そりゃレストランでしょうが、大半の方が宗像のほうに出てあると思うんですよ。そういうレストラン機能も備えた設備にする気持ちはあるのですか、ないのですか。 ◯副議長(川口  誠君) 農政課長。 ◯農政課長(木下 省二君) 農政課長でございます。ただいま言われましたレストラン機能、確かに宮若市に、トヨタに見学に訪れた方が食事する場所がないというお話は以前から伺っております。そういうところも含めまして、検討委員会の中で協議はしていきたいと思います。  24年度にアンケート調査というのを実施いたしました。まだ分析結果というのは出ておりませんが、施設の設置場所、それから施設の規模、内容、直売所やレストランや休憩施設、情報発信機能、こういう施設の配置等も含めまして検討してまいりたいと考えております。 ◯副議長(川口  誠君) 5番、吉崎議員。 ◯議員(5番 吉崎 順一君) 外部の検討委員会を設置すると言われておりますが、どのような構成でなされるのですか。 ◯副議長(川口  誠君) 農政課長。 ◯農政課長(木下 省二君) 農政課長です。外部の検討委員会につきましては、浜崎議員からのご質問でもございましたが、まだ案として、所管として持っております。  委員会といたしましては、メンバーといたしましては、副市長、産業建設委員会、それから飯塚農林事務所や飯塚普及指導センター、宮若商工会議所、若宮商工会、観光協会、脇田温泉旅館組合、JA直鞍生産者代表、学識経験者等で構成したいというふうに考えておりますが、先ほども申しましたように、この中で施設の規模なり、それからまた、組織の運営体制、そういうものにつきましても検討してまいりたいというふうに考えております。 ◯副議長(川口  誠君) 5番、吉崎議員。 ◯議員(5番 吉崎 順一君) 検討委員会で検討される中の、市長のこの道の駅に対する答弁の中に、現在の宮若市内の農産物の生産規模に合わさったものと、現状に合わせたような言葉が出てきます。  これについて、私は、そうではないんじゃないかなと思ってます。現に旧若宮町が今のドリームを作成したときにも、当初は農産物が集まらなくて農家回りをされたと、生産してくださいということで回られたということを聞いております。  12月に産業建設委員会が筑前町のみなみの里を視察いたしました。この考え方をお聞きして、以前、私は道の駅、こういう施設をつくるなら、偏った場所で山の中に近い──脇田温泉はありますが、脇田につくるよりもインターの近くで交通量の多いところにと思っておりました。  ところが、筑前町においては、町内に国道が通っております。近くに大きな道の駅は数カ所あります。ものの10分か15分で届くんですよ。それで、あえて交通量の少ない山の手に、米、麦、大豆以外何もつくってなかった、要するに、野菜の生産のなかったところに施設を、大きな施設をつくってるわけですよね。敷地面積にして1.9ヘクタール。それは広いですよ。  この話を聞いたときに、やはり何もつくってないでも、過疎化が進むから、そこにあえてつくったと言われたときに、こういう考えもあったんだなと思いました。今まで私は脇田じゃなくていいよと思ってましたけども、やはりあそこでいいんだという気が非常に強くなってきました。  農家なんですね、つくる人は。そんで、旧若宮町のときもそうでした。生産してるものに合ったものをつくったんじゃないんです。当時としては、すばらしい大きなものをつくってるんですよ。そして、生産を喚起して3年たってますよね、もう。みなみの里は一緒に、宮若市と一緒に合併してるんですから。でき上がって3年です。その間、野菜については町内のもので全量ありますと。残念ながら、果樹についてはまだ外部からの持ち込みがありますと言われました。  生産を拡大して農業生産を上げる、それから、定年後の人がいろいろ野菜、農産物をつくるということを考えるときに、基本的に市長に申し上げたいのは、考え方が少しおかしいんじゃないかなと思ったんです。生産量に見合ったものをつくったら、それ以上進展せんやないですか。もう少し、市民の皆さんに生産を喚起する施設にしてほしいと、一農民として切実に思います。だから、あえて一般質問を私は──常日ごろしないんですが、あえてこれだけは申し上げたいということでしております。  みなみの里のような内部の役員構成とか、指定管理については、一部が指定管理、一部が直営ですが、その受け皿は株式会社です。町長が代表取締役、理事の方は生産者が1人でしょう、町長が理事です。それから副町長、農協、商工会、それから生産者代表ですけど、5人です。完全に無報酬でされていると聞いております。こういう構成も運営方法も参考にされるのか、参考にされないのか、お伺いをいたします。 ◯副議長(川口  誠君) 農政課長。 ◯農政課長(木下 省二君) 農政課長です。筑前町のみなみの里のお話が出ましたが、筑前町ファーマーズマーケットみなみの里ということで、町長を社長として、取締役に副町長ほかJAや商工会が役員となって立ち上げられております。  運営形態としては、今申し上げました、町と民間事業者と出荷組合の出資による株式会社を設立して、指定管理者として指定をされ、協定を締結してあるということで、客数としては33万人程度、売上金額としては4億1,000万円ということで報告は、調査はさせていただいております。検討委員会の中で、みなみの里の案件というのも情報提示しながら、どういったものが本市にとっていい農業観光振興センターになるのかということで、検討委員会の中でまた提示し、意見をお伺いしたいと考えております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 5番、吉崎議員。 ◯議員(5番 吉崎 順一君) お尋ねしますが、ドリームのことについては私どもわかるわけですが、宮田の町なかにあります四季菜館についてはどのような経緯になっておるんですか。お伺いいたします。 ◯副議長(川口  誠君) 農政課長。 ◯農政課長(木下 省二君) 農政課長です。四季菜館につきましては、平成7年に建設されております。補助事業、農業構造改善事業という事業で補助金を利用して設置がされております。  運営としましては、JA直鞍のほうで運営をされております。会員数としましては、平成23年時点で約10万7,000人、販売額としましては、23年度で1億2,000万円程度。済みません、四季菜館の会員数は211人と聞いております。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 5番、吉崎議員。 ◯議員(5番 吉崎 順一君) 市の財政も要ることと思いますけど、もし、民間でこういう施設をつくりたいと言った場合、補助金だけを出していただくと、そして後は、負担については民間で出していくと。市の指定管理とか、そういったものから一切外れる方法はあるとですか。そういう考えはできますか、できませんか。お伺いいたします。 ◯副議長(川口  誠君) 産業建設部次長。 ◯産業建設部次長(和田  修君) 産業建設部次長です。ご質問の内容につきましては、これまで調査研究を進めてまいった中で、そういった補助メニュー、補助対象事業があるかどうかということにつきましては、これまでの中では知り得ておりません。きょう、この場でお答えできませんが、内容については検討をしたい、調査をしたいというふうに思います。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 5番、吉崎議員。 ◯議員(5番 吉崎 順一君) 農業の振興、発展を常日ごろ考えております関係上、あえて申し上げましたが、柔軟な姿勢でやはり農産物の直売とか、こういう特産品の開発なんかは取り組んでいただきたいと思います。担当所管でもありますので、後ほどいい方法がありましたら、私がするというわけではありません。したいという方、大勢、何人かおられると思いますので、よろしくお願いいたします。  2点目の特産品についてお伺いいたします。  今、調査研究されていると思いますが、どのようなものが検討課題として浮かび上がっておりますか。お知らせください。 ◯副議長(川口  誠君) 農政課長。 ◯農政課長(木下 省二君) 農政課長です。特産品の開発につきましては、以前より産業観光課並びに若宮商工会とともに取り組んでおります特産品開発開拓推進事業におきまして、とうふヨーグルト、あまおうジャム、あまおうソースや干しタケノコ、こういうものがございます。直売所等への商品販売は実施いたしておりますが、大量生産には至ってないというのが現状でございます。  それから、先ほど市長答弁や、浜崎議員での質問の中でもお話しいたしましたが、農業者と商業者の連携によります宮若自慢振興会、こういう中で現在、商品が認定されており、その商品につきまして、今後、商品の普及、宣伝、販路拡大に取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ◯副議長(川口  誠君) 5番、吉崎議員。 ◯議員(5番 吉崎 順一君) 今から商品の認定を行うということですが、その商品の数は多いとですか。 ◯副議長(川口  誠君) 農政課長。 ◯農政課長(木下 省二君) 農政課長です。認定商品といたしましては、農産品が米、卵等の5点、それから加工品では洋菓子、和菓子、タケノコ等24点、工芸品では追い出し猫等4点の合計33点が認定されております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 5番、吉崎議員。 ◯議員(5番 吉崎 順一君) 特産品といってもいろいろあると思います。私は、特産品とは、その地域でなければできないような特別なものだと思ってます。特産品と言われましたが、これは市内でできる農産物等のイメージアップをやっていくと。宮若自慢という言葉からも出てきますような、そういう格付をして、ほとんどの商品が、イメージアップをするというふうに大体捉えていいですかね。特別、宮若市に来なければ買えないようなものでもなさそうですが。そういう認識でもいいとですかね。 ◯副議長(川口  誠君) 産業観光課長。 ◯産業観光課長(藤井 吉位君) 産業観光課長です。この特産品の認定というのは、基準を決めまして、まず、商品及び生産の製品の原材料が、まずはやはり宮若地域で生産されたもの、それから、製造方法、由来が深くて宮若市にやっぱりかかわるものという形、それから、市内で生産された生産物ということ、それと、最終的に宮若市及び商工会、それから特産品の開発段階からかかわって商品化及び宮若じまん振興会が支援できるものというのが、この特産品の認定の対象という形になっております。 ◯副議長(川口  誠君) 5番、吉崎議員。 ◯議員(5番 吉崎 順一君) 何かわかったようなわからんような感じになりましたが、これから先、どうせ政府はTPPの交渉に参加すると。1回で農産物全ての関税がゼロになるということはないと思いますが、年数をかけてだんだんそういった形に近づいていくものと思います。農業をする人にとっては大変なことだと思う。米、麦、大豆、第一次生産品がありますが、安倍総理が言うように、簡単には行かないんですよ。攻めの農業という言葉がたくさん出てきます。言葉の上ではわかります。私も農業しておりますから。  ある講演会のときに、JA中央会の方が、生産規模が違いますと言われました。生産規模が違えば、単位面積当たりの労賃を含んだところのもうけに対して、面積掛けたら出てくるわけです。  ところが、今の現状では、麦、大豆は、大体、一次生産費、農機具の償却とか労賃を一切含まないところで1万5,000円ほど大体かかります。それにならないのですよ、外国の農産物の単価掛けても。収量についても、ほとんど日本もアメリカも変わらないです、大豆も小麦も。
     ところが、どうしてそんなに違うか、あなた方は暇があるから出張やらで行ったときに調べてきてくださいと言いました。何でそんだけ差が出ますかと言ったら、物が言えんようになりました。日本の現状では、余計つくるほど赤字が出ます。今の状態では、麦、大豆は。  大変なときですが、私どもも、議員も、やはり地域のために頑張っていかないかんと思います。行政も前向きに積極的にやっていただきたいと思います。  みなみの里で一番印象になった言葉は、コンサルタントの方が計画に一緒に参加されて検討されてますよ。宮若市のドリームも視察されただろうなというような一節もありました。最初にでかいものをつくらんと、後で小刻みにふやしていくことはできませんと言われたんです。そのとおりだと思いますね。市長はあそこをリニューアルすると。これは、廃棄しなさいと私どもなかなか言えない立場ですが、あれリニューアルする、どうやってするとかなという気持ちが先に立ちます。たとえリニューアルするには、店、閉めるごとあるっちゃないかなという気がしました。  こういったことは検討委員会で検討されると思いますが、私どもも積極的に頑張りますので、行政の方も逃げ腰にならずに、じゃあ、工業団地はどうなんですか、どこもあるやないですか、工業団地は。どこの工業団地でも埋まって喜ぶとこあんまりないでしょう。飯塚なんか売れんから、ただでやりましょうかという話でしょうが。それでもつくりよるやないですか。  市長、ここで、もっと農業のことを真剣に考えていただきたい、前向きになってくださいとお願いして私の一般質問を終わります。 ◯副議長(川口  誠君) これにて吉崎議員の質問を終了いたします。       ……………………………………………………………………………… ◯副議長(川口  誠君) 次に、中島議員の質問を一括してお受けします。12番、中島議員。 ◯議員(12番 中島 健三君)〔登壇〕 12番、中島です。私は今回は、3点質問させていただきます。  1点目が、市民から寄せられる相談や意見、クレームについてお尋ねいたします。要旨としまして、提案箱を初め、各課に寄せられる相談、意見、クレームについて、現状はいかがでしょうか。また、対応はどうされてますか。3点目は、市民が議員に対して相談した事例について市の見解を求めるということですが、これは行政の方はわからないと思います。つまり、私に相談があった内容を、もう事前に担当の課長さんに言っておりますので、あれもこれも、あれもこれもどうしますかというのはできませんので、1点だけ、この場合はどうします、こういう場合がありましたと、どう対処されますかということをお聞きしたいと思います。  それと、提案箱に寄せられる、各課ということで入れてますので、各課にいろんな相談とかクレームが来てると思いますが、それにつきまして、何課、総務課から1つ、あるいは産建から1つといって、そういうことをちょっと聞いてみたいと思いますので、何件ぐらいあったのか、また、その内容はどうだったのかをお聞きしたいと思います。  2点目は、大阪市立高校のバスケット部の主将が男性顧問による体罰を苦に自殺した問題、また、全日本女子柔道監督の選手から告発など、たくさんの体罰問題が浮かび上がっております。先日も新聞で大分のほうの中学校ですか、そこで体罰問題がありました。そういうのが載っておりましたので、それをお聞きしたいと思います。  また、北九州市のほうでも1週間ほど前ですかね、何かテレビ報道で、やはり中学校で体罰問題があったということで改めて調査をすると、そういうような報道がありました。そういういろんな体罰問題が周囲では大変ですが、本市ではどうなのかということを含めてお聞きしたいと思います。  3点目、これは再任用と公務員65歳定年制問題をお聞きします。要旨としまして、65歳定年制と再任用制度の内容を具体的に示してほしいと。再任用のための2点目は、再任用のための対策はどのように行われておられますかと。再任用問題は、新人の採用と同じぐらいの人数だと思います。また、どんどんふえていくと思いますが、我が市にとっても大きな問題だと思います。この問題を行政としては中長期的にどう考えておられるのかお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◯副議長(川口  誠君) ただいまの質問に対し、執行部より答弁を求めます。市長。 ◯市長(有吉 哲信君)〔登壇〕 ただいま、中島議員から大きく分けまして3点のご質問をいただいております。2点目につきましては、後ほど教育長のほうから答弁をしていただきます。1点目と3点目について私のほうからご答弁申し上げたいと思います。  まず、提案箱を初め、各課に寄せられる相談兼クレームについての現状とその対応でございますけれども、現在、本市におけます広聴業務につきましては、市内11カ所に設置をいたしております市民提案箱や、市の公式ホームページを通じまして市内外の方々よりご意見やご質問等をいただいております。窓口であります総合政策課において随時、担当課と連絡調整を行い、対応を行っておるところであります。  また、各所管におきましても、窓口にお越しになった際や電話によりご相談をいただくこと、あるいは、自治会を初め、地域で活動する団体等からの要望等については、所管で随時、対応をいたしておりまして、相談や要望内容の対応に関しては、ご本人や団体宛てに必要に応じた回答を行っておるところでございます。  申しわけございません、1点目、2点目、あわせてご答弁させていただきました。  3番目の、市民が議員に対して相談した事例についてですが、市民の方が身近な議員を通じて相談され、その議員より市に相談等をいただく場合につきましても、前述と同様に、まずは相談内容を精査し、それぞれの担当課において随時、対応をいたしておるところでございます。  大きな3点目でございますが、再任用と公務員65歳定年制問題についてでございます。そのうちのまず1点目でございますが、65歳定年制と再任用制度の具体的な内容についてでございますけれども、65歳定年制につきましては、平成23年に人事院から定年延長に関する意見の申し出が行われ、公的年金の支給開始年齢が引き上げられることへの対応といたしまして、65歳までの定年延長が論議をされております。  平成24年3月23日に総務省が、国家公務員の雇用と年金の接続に関する基本方針を策定いたしておりまして、段階的な定年延長は実施せず、再任用制度を拡充することにより、無収入期間が発生しないよう、雇用と年金の接続を図ることとされました。地方公務員におきましても、この基本方針をもとに、現在、再任用制度の拡充に向けた議論がなされておるところであります。  次に、2点目の、再任用者のための対策でございますけれども、定年により退職する職員が再任用制度を希望した場合で、行政運営を行う上で人材を必要とする部署が存在し、在職中の知識と経験を生かせる部署があると任命権者が認めた場合に一般職員として任用を行っておりまして、再任用制度を効果的かつ効率的に活用できるように配置をいたしておるところでございます。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 教育長。 ◯教育長(有吉 宏昭君)〔登壇〕 体罰問題につきまして、中島議員のご質問に対しましてご答弁を申し上げます。  まず、1点目の、市内の小・中学校における調査と結果についてでございますけれども、今回の大阪市の高等学校におきます体罰問題によりまして、文部科学省の指示で全国の小・中学校及び高等学校において体罰調査をすることになりまして、福岡県教育委員会からは2月8日付で体罰の実態把握についてということで、アンケートによる調査の指示がございました。  本市では2月19日に臨時校長会を開きまして、体罰アンケートの調査の趣旨、実施方法等について通知をいたしまして、各小・中学校におきまして、アンケートの結果の回収及び管理職による聞き取り調査が、現在、終わったところでございます。  その結果でございますが、子供、保護者のアンケートでは、体罰をされたという回答はございませんでした。体罰を見たという回答が6件ございました。この6件につきまして、名前が挙がった子供、それからその保護者に管理職が聞き取り調査を行いましたが、その当該の子供が、あるいは保護者が、体罰をされたという認識を持っておりませんでした。ということで、体罰としては取り扱っておりません。ただし、当該の教職員に対しましては、今後、子供への懲戒が誰に対しても体罰と受けとめられないように注意を促しているところでございます。  以上のことから、宮若市内におきましては、この調査期間であります平成24年度中には、まだあと数日ございますけれども、体罰は行われておりません。  次に、2点目の、体罰に対する教育委員会の対応と考えということでございますが、体罰につきましては、学校教育法の第11条におきまして、「校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは児童、生徒に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない」と定められております。また、平成19年2月に文部科学省より出されました「問題行動を起こす児童生徒に対する指導について」という通知文の中で、児童・生徒の懲戒、体罰に関する考え方が明示をされております。本市といたしましても、国の考え方に沿った方法で児童・生徒への適切な指導を行うよう、学校に周知徹底をしているところでございます。今後も体罰が発生することのないように徹底して指導をしていきたいと考えております。  以上で答弁を終わらせていただきます。 ◯副議長(川口  誠君) 再質問をお受けします。12番、中島議員。 ◯議員(12番 中島 健三君) では、1点目から行きますが、提案箱を11カ所置かれていると言われましたが、大体、件数はどれぐらいありますか、年間。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。提案箱に寄せられた意見につきましては、過去3年間で申し上げますと、22年度が全体で10件、23年度が7件、それから24年度が19件となっております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、中島議員。 ◯議員(12番 中島 健三君) ありがとうございます。  続けてまいります。  その内容を市長やら副市長にはどのように伝えておられますか。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。その内容によって異なる部分がございますけども、24年度、これは3月4日現在ですけども、19件の、提案箱に意見が寄せられております。  この中で多いのが、内容としては、生涯学習、青少年に関する内容と、あと、広報広聴について、これは広報が何月に未着だったとか、そういったことも含めてですけど、その事案に応じてそれぞれ提案いただいた内容を所管に全部回しまして、所管でその対応についての方向性が決まったら、内部で決裁をとって、処理をやってるという流れになっております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、中島議員。 ◯議員(12番 中島 健三君) ちょっとあれやったんですけど、市長には伝えておられるんですか。そういうルートはわかりましたが、市長には届いてますかと。 ◯副議長(川口  誠君) 総合政策課長◯総合政策課長(吉田 順一君) 総合政策課長です。今申し上げましたように、寄せられた提案の内容の事案によって、その所管で、必要であれば市長まで決裁を回す、すぐに対応できるものとかいうのであれば、もう課長あるいは部長の決裁でとどまっている分もあろうかと思います。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、中島議員。 ◯議員(12番 中島 健三君) では、さっき言いました、各課の中で、どんなクレームとか提案がなされているかをお聞きしますが、総務部を代表しまして市民生活課、本田課長、一番窓口だからね、いろいろ市民の方の苦情やら意見が多いと思いますが、年間、大体どれぐらいの件数が、また、どういう内容が多いかちょっと説明してやらんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 市民生活課長。 ◯市民生活課長(本田 光生君) 市民生活課長です。今、議員お尋ねのクレームといいますか、特に市民生活課では、戸籍それから住民基本台帳のそれぞれの証明、それから印鑑証明、それから保険の関係では国民健康保険、後期高齢者医療保険等ですね。  クレームといいますのは、もう制度上できないところを無理やり──無理やりではないんですが、特に多いのは印鑑登録を行うのに、例えば、年老いた父母の印鑑登録を代理のお子さんが来られて、すぐその場で印鑑登録をして証明書が欲しいと。それはできませんよと。じゃあ、なぜできないのかというふうな、制度上のクレームといいますか、そういうふうなところでのトラブルというのは日々ございます。大体1日、二、三件はそういうケースがございますので、年間で何件というふうなところは、もう集計はしておりません。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、中島議員。 ◯議員(12番 中島 健三君) では、お聞きしますが、行政の職員が窓口でサービスの態度が悪いと、そういうようなクレームはありませんでしょうか。 ◯副議長(川口  誠君) 市民生活課長。 ◯市民生活課長(本田 光生君) 市民生活課長です。やはり、年間数件ではございますが、例えば、電話の応対が悪い、または、窓口での対応、説明の仕方が悪いというふうな苦情の電話というのはございますが、実際、応対した職員に面談して内容を聞いてみますと、やはり、先ほど説明いたしましたように、できないことを無理やり頼まれて、それはできませんよと言うと、もうそれは、何でそういう簡単なことが簡単に対応できないのかということでございますし、現在、総務のほうで窓口は業務委託職員が窓口の対応をしていただいておりますので、そこでのトラブルというのは、最近はございません。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、中島議員。 ◯議員(12番 中島 健三君) それはようございました。  ある会社なんかは、電話で内容を聞きますね、入社試験の場合。内容をどうですかと。そういうところからもう既に試験が始まってると。電話の対応というのは非常に大事なんですよね。そういうところからもうちゃんと、この子は我が社には必要なのかというところはちゃんと試験されているということで。本市の場合も、電話の対応は各課いかがなものかなと。やっぱり大事なところだと思うんですね。電話は市民の人がする、それを、ただ、用事は何ですかというようなことでなくて。  私は、一番、いつも電話をかけてますが、その中で一番感心するのは、我が議会事務局です。非常によろしい。どうかこれを模範にされて──いや、本当なんですよ。議会事務局の対応は、いつかけても立派ですよ。ちゃんとまず自分の名前を、職責を言って、そして用件を聞くと。ぜひ総務部長、きちんとその旨の教育を徹底して、マニュアルつくってもいいと思いますよ。それ、やるべきだと思いますよ。電話の受け答えはまず一番大事です。  次に、民生部保護課の課長、有田課長。どうですか。同じ質問をします。 ◯副議長(川口  誠君) 保護課長。 ◯保護課長(有田 勇二君) 保護課長です。本市の保護課におきましては、本年、総件数で10件あっております。内容等はほとんどが被保護者の関係で、投書的なものです。そういう関係で10件あっている状況です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、中島議員。 ◯議員(12番 中島 健三君) 例えば、その対応の中で、こういう、極端な例になると思いますけれども、身の危険を感じるというか、暴言とかあるやないですか、大きな声出すとかね。そういう事例はふだんあるんですか。そのときはどういう対処をされてるのかお聞きします。 ◯副議長(川口  誠君) 保護課長。 ◯保護課長(有田 勇二君) 保護課長です。合併当初は、かなり暴言等吐かれる方がいらっしゃったように聞いております。私が平成21年度から保護課のほうに参りまして、ほとんどそういう状況は今のところ見かけません。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、中島議員。 ◯議員(12番 中島 健三君) ありがとうございました。ほかも各課聞いていこうと思いましたら、時間がちょっと遅くなっておりますので省略させていただきます。  続けてまいります。 ◯副議長(川口  誠君) 中島議員、ちょっと先によろしいですか。再質問の前に。  ここでお諮りします。本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめ延長したいと思いますが、ご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯副議長(川口  誠君) 異議なしと認めます。よって、本日の会議時間は延長することに決定いたしました。どうぞ自由に質問されてください。とめる権利ありませんから、僕は。 ◯議員(12番 中島 健三君) 自由にしたいけど、もうちょっと疲れてですね。 ◯副議長(川口  誠君) ありがとうございます。 ◯議員(12番 中島 健三君) ありがとうございます。もうほどほどの時間で切り上げたいと思いますので、はい。  2点目。課長さんたちが、以前、私が宮田町時代に聞いたときは、税務課の方なんかは、かなり威圧を感じるような電話があると。一番怖いのは、やはり相手がわからないと。相手がわからないで抗議を受けるときが一番怖いというような、切実な話を聞いたことありますが、そういう場合、各課の方は、私は市長さんにどういうふうに伝えて対処されてるのかなと思うんですよ。  私がなぜこういうことを聞くかといいますと、市民の、クレームつけるのもやっぱり市民の本当に切実な思いがこもっていると思うんですね。それが、声が大きくなったり、そうでない人は、それぞれさまざまなタイプがあります。それが、どのように市長に伝わっているかな、また、市長はそのことに関して、それが一番大事なとこやないかなと思うんですよ。  それで、肝心なところは市長は何も知らないで、きれいなとこばっかりを、例えば、何をつくりましょう、これをつくりましょうとか、そういうことでなくて、そういうクレームもやはり市長が一番、全部を飲み込んで行政運営に当たらなければならないのじゃないかなと。そういう意味で、私は、課長さんたちに直接来る、それを毎日のように市長のほうに報告が上がってしかるべきじゃないかなと。  幸いに、インターネットでもきちっと皆さんの意見をすぐ市長に伝わるようになってるはずですからね。そういうところが、私は、やりとりは毎日のようにあっていいんじゃないかなと思って、こういう質問をしたんですけど。  現実はどうなんでしょうかね。上がっておられます。毎日いろんなクレームがあって、相談事もあると思います。小さな問題、大きな問題にかかわらず、やはり市長は、こういう状態にあるなということは把握されてます。 ◯副議長(川口  誠君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。先ほど答弁を課長がいたしましたように、私のところに全て上がっては来ておりません。それぞれの課でも処理ができるもの、あるいは、これは当該所管課の判断で、市長の耳には入れとったほうがいいと。中には、もうどんな手段使ってもやっぱりクレームというか、対応のしようがないという方々もいらっしゃいまして、そこら辺は情報として私も持っております。  先ほど申し上げましたように、所管のほうでは振り分けて、分別をして私のところに情報を伝えておるようでございます。大体の様子はつかめておるというふうに思っております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、中島議員。 ◯議員(12番 中島 健三君) はい、わかりました。  では、次に移ります。  3番目の、市民の議員に対して相談した事例についての市の見解を求めるということですが、これは何を指しているかというのは、社会教育の中のプールのことです。水泳協会ってありますよね。水泳協会が今ちょっと私のところに、こうこうこういうことでお願いできないかという相談がありましたので、そのことをちょっと例に出して、ちょっと話しさせていただきます。  水泳協会が今どのような現状にあるかというのをまず説明しますが、7月と8月と9月、この3カ月、水泳の練習をB&Gでやっておられます。あとの残りの月は、残念ながら宮若市には泳ぐところがないので、飯塚のほうの市民プールのほうに申し込んで、そこでお世話になっているという、そういう状況です。  この方々は、今度、東中学校が新品になりましたので、そこに屋内の、そして1年中泳げる、中学校の生徒と社会人が両方とも使える、そのようなプールができるんではないかというふうに非常に大きな期待を寄せられたけど、残念ながら従来どおりの野外の、やはり7、8、9月しか使えないプールが建設した、私もまだ見てませんので、そういうふうに聞いております。  じゃあ、従前どおりに水泳協会というのがある、皆さん、お年を召した方が一生懸命健康づくりのために泳いだりされてるんですが、今までどおり飯塚に行かなければならないという状況ですね。  ところが、飯塚ではあんまり好まれてないんですね。暇なときはよかったので、ぜひ来てくださいと宮若市まで赴かれて、うちを使ってくださいということで、それで行かれたんです。  しかし、今は、ご存じのように、皆さん、どんどん施設もできましたので、泳ぐ人がふえたんですね。そしたら、館のほうでは、飯塚市民の館では、あんまり来てもらっては困るよという態度なんです。だから、1コースを十五、六人で泳ぐ、ここで泳いでいいですよと許可もらって、芋の子洗うようなところでやってる。しかも、お金がかかるんです、これ。65歳以下の人で大体1カ月に3,200円かかります。そして、別にスイミングの会費を、コーチ料を納めますから2,200円別に要ります。合わせて5,400円払って健康づくりをしているんですよ。しかも、肩身の狭い思いをして、もう腹が立つからやめろうかと思うけど、やはりげってん起こしたら使われないので、せっかくの会員の人たちの健康のために始めたのがパアになるので、嫌ごと言われても我慢して使っているのが現状です。
     そういう状況の中で、水泳協会が果たす役割というのは健康のために、総務部長もおっしゃいましたけど、国保の赤字問題が深刻で、じゃあどうしようか、一般会計からも入れられない、国保税も上げられない、どうしたらいいですかということで総務部長が回答されたのが、これは健康づくりをして予防するのが一番ですと、まさに言われましたよ。  そういう目的で水泳協会が始めたけど、残念ながら宮若市には7、8、9、もう9月の中旬過ぎたら寒いんですよ、B&Gは。だから、それも2カ月半ぐらいで、あとはみんな飯塚まで出ていって、しかも、そういう状態でやってるということです。  こういう状況の中で、もう中学校はできなかったので仕方ないけども、じゃあ、せめて飯塚に出向いていってる、そこに補助してもらえませんかというお願いをされたはずですよね。そのときの回答はどういう回答でした。 ◯副議長(川口  誠君) 社会教育課長。 ◯社会教育課長(白土 成人君) 社会教育課長です。水泳協会のほうから飯塚市の健康の森の市民プールの使用に際しての負担軽減ということでお願いがなされております。  水泳協会、本市の体育協会に加盟をいたしておる団体でございます。本市といたしましては、体育協会を通しまして、加入されてある協会それぞれに5万円から8万円の活動助成ということで助成金のほうをお渡ししておりますので、個々の、水泳協会のみへの助成については、現状としては厳しいのではないかということでのご回答を申し上げております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、中島議員。 ◯議員(12番 中島 健三君) 4万7,000円、体育協会からいただいてますが、それは市の補助ですが、それは1人分の年間の利用料なんですよね。そういうのが現状なんです。これは根本的な解決にはならないんですよね。  そこで、私が思うのは、せっかくB&Gに屋内の、しかも屋内のプールがございます。そこをやっぱり社会人の人も1年中使えるように冷暖房の、そして、温水ぐらいに、ボイラーをつけていただいてできないものだろうかと。そうすれば、わざわざ水泳協会の人たちも遠くまで行って、肩身の狭い思いして泳ぐこともないわけですよ。宮若市で、それは新しくつくりましょうと言えば、それは、また話は別ですけど。それは財政的に無理ならば、B&Gで、そこを何とか改善していくという方法は考えられませんか。 ◯副議長(川口  誠君) 社会教育課長。 ◯社会教育課長(白土 成人君) 社会教育課長です。B&Gのプールの温水化ということでございます。東中学校、先ほど中島議員も温水プールができる予定だったが、これがなくなったということで、当初、東中学校も温水プールの予定ということで考えておったようですが、屋内の温水プールと屋外のプールの差で、当時の見積もりで約1億円ぐらいの差があるということでございます。  それから、B&Gの海洋センター関係でちょっと調べてみますと、屋内のプールでの温水プール化という部分で、きちっとした体育館のようなところにプールが設置されてる部分ですが、ここの温水化に伴っては3,000万円強の費用がかかっておるということで、これが即、本市のB&Gに適用できるかどうかというのは、これについては調査しなくてはなりませんが、いずれにしても、多額の経費がかかるということで現状としては認識をいたしております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、中島議員。 ◯議員(12番 中島 健三君) まず、あなた、おっしゃいましたけど、東中学校のプールを屋内の、しかも温水にするのに1億円もかかるからしなかったということですが、私は1億円でできるんならねという気持ちなんですよ。私も、また昔のことは蒸し返したくないですけれど、あれを全部新築しなくても、どこか工夫すれば、経費を節約すれば、そういうお金は十分できたんじゃないですか。  これは、水泳は、単にほかのスポーツといろいろ比べることもあれですけど、申しわけないんですけど、水泳の効果というのを、私、ちょっと調べさせてもらいましたけど、大体お医者さんたちもこの水泳というのはすごく本当に健康にいいし、病気にも水泳することで改善できるとはっきりいろんなところでされてますよ。  まず、水温による効果がありますと。内容はいろいろありますけど、言いませんけどね。それと、水圧と水の抵抗による効果。それから、水中のエアロビクスとしての効果があると。それから、浮力による効果があると。その結果、病気も、高血圧と、水泳はかなり高血圧にいいと。それから、肥満にもいいと、高脂血症にもいいと。水泳は、お年寄りには本当にいい運動なんですよ。  そういうことを考えたら、東中学校で1億円かかるからしなかったとか、B&Gで3,000万円ですか、私は、そこら辺は、むしろ、あなた、さっき谷口議員おっしゃったけど、シルバーを宮若市に呼んだほうがいいんじゃないかということですけど、こういう健康づくりにもいい町ということでも、大きな、私は、キャッチフレーズになるんじゃないでしょうかね。これだけ健康に、国民保険でも、大体、本来なら市挙げて推奨していっていいんじゃないでしょうか。  市長、それをちょっと、市長の考え方をお聞きしたいと思いますが。 ◯副議長(川口  誠君) 市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 市長です。温水プールの設置要請については、私も当該者から直接聞いたことがございます。  そういう社会教育施設、そのほかにも柔道場が欲しい、剣道場が欲しい、あるいは弓道場が欲しい、卓球場が欲しい、いろんな要望が私のところに寄せられるわけです。その中から、やっぱり一番ニーズの高いものから、順序立ててこれは設置をしていかなきゃいけないだろうと。それで、温水プールに行き着くかどうかというのも明言はできませんけれども。  今、B&Gの、この北九州地区の、私、会長をやっておりまして、この前、長崎でその大会があったときに、いろんなご挨拶の中で、B&Gに、市からも、市民から温水プールへの要望が非常に多いということで、B&G財団の資金を使って、できれば宮若市、今、会長に在任している間に、ぜひ設置をしていただきたい。これ、B&G財団の理事のほうにお伝えはしているんですけれども、何せ公益法人の改革が行われて、かなり財団も資金的に苦慮しておるようでございますので、それもなかなか難しいのかなということで、いろんな要望を承る中で、ニーズの高いものから、これは順次、検討はしていかなきゃいけないだろうというふうに思っております。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、中島議員。 ◯議員(12番 中島 健三君) ぜひB&G、せめて補助金もだめだと、B&Gで泳ぐこともできないと、水泳協会できたのも、もう十数年前ですかね、10年前ぐらい前からですが、ずっとそういう努力を、我慢して、たった3カ月で、しかも、B&G、ご存じと思いますけど、夏、泳げないんですよね。知ってます。夏、B&G、泳げないんですよ。暑いで泳げんとですよ、あれ。冷房がないから。だから、改善してほしいと。せめてB&G、建てかえてくれとは言わないけど、冷暖房をするべきじゃないかなと私は思います。ぜひ、前向きに検討していただきたいなと、そういうふうに思います。この質問を終わります。 ◯副議長(川口  誠君) 申しわけございません、中島議員。  ここで10分間休憩して、2番目以降の再質問をその後、お受けしようと思います。                  午後4時50分休憩       ………………………………………………………………………………                  午後5時00分再開 ◯副議長(川口  誠君) 休憩前に引き続き会議を再開します。  再質問をお受けします。12番、中島議員。 ◯議員(12番 中島 健三君) 2番目の体罰のことをお聞きしますが、ないということでした。それで、これ以上ないんですけどね、ネットで体罰問題に対するアンケートをしたら、1月17日ですか、それしたら、十二万何千件のアンケート調査が、ネットですから不確かですけれども、ありました。  その中で、体罰を経験してますかということで、はい、現在、体罰を受けてますというのが1.5%、過去に体罰を受けたことがありますかということで27.7%が受けたことがあると。体罰を受けたことが全くないというのが53.6%という、これ、日本の全体のことですから、そういうような結果が出ております。さらに、体罰の現場に居合わせたことがありますかということで、あるというのは37%。結構多いんですね。そういうのが、これ、ネットでの調査ですけど、本市はないということですよね。  そこでお聞きします。  四国で善通寺事件というのがあったんです。善通寺で体罰事件があった。そこで処罰された。処分されたんですね、中学校の先生が。その方が処分されて、それに対して、市民の方から長い詳しい内容の手紙が届いたんです、新聞社に。四国新聞社に。そういうことがあって、その手紙をもとに四国新聞社が、じゃあ、体罰問題に真剣に取り組んでみようということで取り組まれました。そして、実際に現場の教師の、小学生の教師、中学生の教師、3人からいろいろ、四国新聞の記者、これは実名が出てますので、それを新聞に載せました、その内容を。そしたら、やっぱり先生の本音が出てくるんですね、悩みが。それについて、ちょっと教育委員会ではどういうふうにされるかお聞きしますが。  そこで先生たちが本当のことを言われたのが、体罰がなければ維持できないと言うんです。体罰か、あるいは威圧。言葉による威圧。威圧ですね、それか体罰で、子供たちを、学級を支配しなければ、とてもじゃないけど授業が成り立たないと。  じゃあ、どういう例がありますかということで問われた、その例を簡単に言いましょうかということで言われてたんですけど、先生が、小学生ですよ、先生が、ノート出しなさいと。そしたら、児童は何でと。出さんと勉強ができんやろうと。うるさい、向こう行けと。きちんと勉強できんじゃないかということは、その子は、隣に、おい、おまえ。おまえも出さんでいいぞという内容のことを。そこでもう先生はアウトなんですよね。そこで引き下がって、そしたら、生徒から負けたという、小学生の生徒ですよ、負けたということで、その先生は、授業がもう成り立たない。  じゃあ、こういう場合は、実際の現場では、先生方の悩みなんですけど、どういうふうな指導をすればよろしいでしょうか。現実にですね、今のは小学生ですよ。中学校になったら、最初からもう同じ目線ですから、さらに授業崩壊。私も経験してます、自分の子供のとき。中学生で授業崩壊を目の前に見ましたけど。  じゃあ、そういう1人の子供が、学級を、明らかにもうこれは崩壊させるなというときに、先生はどういう指導をすればよろしいでしょうか。 ◯副議長(川口  誠君) 教育長。 ◯教育長(有吉 宏昭君) 大変難しい問題だと思います。まず、先ほどの調査につきましては、平成24年度に限って今回は調査をいたしました。ですから、過去の件につきましては調査をいたしておりません。そのことをまず申し上げておきます。  それから、今のような状態は、今、現在、今、宮若市の小・中学校ではあり得ません。ただ、この問題につきましては、このような状況を、今、議員がおっしゃったような状況になりましたときには、これはもう1人ではどうにも、先生1人ではどうにもならないという状況ですので、指導工夫の先生あるいは管理職がそこにつくということで現在は、もし、そういうことが起こればということで指導をいたしております。  現実に、議員が言われますように、中学校では、現在、宮若市でそういう状況はございませんけれども、話に聞きますと、廊下でわざとぶつかってきたりとか、あるいは、ポケットに、見えるようにたばこを持っているとか、それで、先生に対して、しきるならやってみいというようなことがあるというところもあるということを聞いております。幸いにして、今、宮若市ではそういう状況は一切ございません。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、中島議員。 ◯議員(12番 中島 健三君) 私、ちょっと心配するのが、教育長、今、そういうふうに断言されました。先ほども宮若市では、いじめは小・中学校は1件もありませんと──過去はちょっと別にしておいてね、1件もないということで(「体罰ですよ」と呼ぶ者あり)体罰はね。教育委員会はいろんな、ほかの市ですよ、大津のときもそうでした。ありません、いえ。それが結果的には、それは体罰ということで先生が処分されたり、そういうふうになっていくんですが、必ず、うちの市に限ってはありません、うちの学校に限ってはありませんということになるんですが、隠そうという体質がどこかに、学校の先生も含めてあるんじゃないかなと思うんですよ。そこら辺を、だから、どこかの、本音を先生たちから聞く機会を、それは非常に難しいかもわからないけれども、そういうことをどこかで、教育委員会もそこに入っていって調査をしないと、ただ、校長先生が上がってきた報告じゃですね、何か本音と違うんじゃないかなというのが、私はちょっと、今、感じました。これは感じただけですけど。  ちょっとそれでお聞きしますが、先ほどの学級が荒れる状態のときに、もしも、教育委員会側としては、出席停止とかいうのはできるんですか、義務教育で。その荒れた子、1人をとるか全体をとるかですよね。今、1人のために全体を、授業を中止してしなければならない、その子がおるので授業が進まないと、だめだというときには、その子供に対して、親に対して、出席停止とかいう処分はできるのでしょうかということをお聞きします。 ◯副議長(川口  誠君) 教育長。 ◯教育長(有吉 宏昭君) これは学校教育法の中で、出席停止をしなければならない、今、議員がおっしゃったような状況で、他の子供の学習権を侵害するというような状況のときには、保護者と相談をして、出席停止をすることができるというふうに決められております。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、中島議員。 ◯議員(12番 中島 健三君) じゃあ、我が市もそういうことが起これば、出席停止。  それと、もう1つ聞きますが、飯塚か田川かちょっと記憶にないんですが、警察が介入しましたよね、学校に、中学校に。そのことについて、どう思われます。そういう特別な事態だったと思いますけど。 ◯副議長(川口  誠君) 教育長。 ◯教育長(有吉 宏昭君) 学校において、子供の、いわゆる暴力みたいなもので、つまり、犯罪を更生する、そういうときには警察力を活用する。そうしなければ、学校の秩序が守れないときがあるというふうに思います。  ですから、そういう暴力とか、そういうことで、学校の秩序が守れないというときには学校長の判断で、当然、教育委員会にも相談がありますが、そのときには警察力の行使もやむを得ないと、このように考えております。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、中島議員。 ◯議員(12番 中島 健三君) 教育委員会の考え方はよくわかりましたので、この質問は終わります。  次に移ります。  再任用と公務員の定年制ですが、わかりました。再任用を、今後、進めていくということですが、今現在、何人おられるか。それと、ことしやめられる方で再任用を希望されている方は何人おられるか。また、採用に関しても、面接か何かあって、この人は採用する、この人はだめだと、そういう事例が過去にあったかどうかをお聞きします。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。まず、24年度につきましては、13名の方を再任用でいたしております。今年度3月末で定年退職を迎えられる方のうち、8名のうち、2人の方は希望されておりませんので、6名の方が希望されております。  それで、24年度から引き続き、年齢等にひっかからないで希望される方を合わせますと、25年度は14名の方を再任用として、今、希望が出ておりますので、再任用職員での配置を、今後、検討、各課への配置を検討してまいります。  今まで再任用しなかった者はあったのかということでございますが、先ほど市長の答弁でもございましたように、在職中の知識、経験等から、そういうのを生かせる部署があれば希望どおり再任用をいたしておりますけども、今まで、制度ができまして、1人の方について再任用をお断りいたしております。  以上でございます。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、中島議員。 ◯議員(12番 中島 健三君) 25年度は14名の方が再任用として採用になったということですが、非常にこれ、上手に運用しなければ難しいと思うんですね。例えば、総務部長が、あなたは今、トップですよね。部長職やから、行政職員のトップにいらっしゃる。その方が再任用を希望されたら、次の日から、例えば、今まであなたが指示しよった人の命令を、逆に指示を聞く立場になるわけですたいね、上から下に、そういう立場になるわけでしょう。耐えられます。いやいや、性格によっては、市長なんかの性格やと絶対、耐えられませんよ。一番耐えられないですよ。プライドが非常に高いでね、何か、人の命令は絶対聞かないと思います。また、受けるほうも、人によっては、この人はぜひうちに来てほしいと。そういう人もおられるし、この人だけはという方もいらっしゃると思います。  そういう状況の中でどういう、再任用を希望される方に研修と、どういう機構を考えておられます。再任用の人の立場に立ってですよ。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。今、議員のほうから部長にお話がございましたが、当然、管理職を務めた者が4月1日からは一般職員といいますか、係員になるわけです。当然、再任用の制度の中においては、そういうことになるということは、ご希望なさる方には伝えております。  また、配属をする部署につきましても、当然、今まで経験された場所とか、あるいは、そういった指揮命令系統が行いやすいように、そういうところには配慮をいたして配置をいたしておるところでございます。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、中島議員。 ◯議員(12番 中島 健三君) 私の感覚では、再任用された途端に姿が見えなくなるというのが印象にあるんです。姿が見えない、どこにおられるか、どこで採用されたのか全く見えないというのがあります。1人、2人の方はよく見られるというのもおられますけど、何か見えないところに、そういうような意図的なものがあるのかなというような感じがせんこともない。せんこともないんですよ。姿が突然、見えなくなるんです。あの方どこ行ったんだろうかと、再任用。  再任用というのは、本当言うたら、退職する人も60以上は勤めたくないんですよ。1つ肩の荷をおろして。でも、制度が変わったので、仕方なく再任用という方もおられるでしょう。  そこで、これだけ今度の14名の方が再任用されるということですよ。何か機構改革を考えて、再任用される方も気分よく、よし、一旦退職という形とったけれども、改めて頑張るよというような、そういうような機構にしなければもったいないと思うんですけどね。何かそういうとこを話し合われました。機構改革のための機構改革を何かしないと、今から先、ふえていくでしょう、これ。年次的にふえていきますよね。じゃあ、大きな問題だと思いますが、今のままでいいんですか。 ◯副議長(川口  誠君) 総務課長。 ◯総務課長(大五 裕之君) 総務課長です。機構改革等を考えたかということでございますけども、現在、24年度の再任用の方のうち、13名、うち3名の方がフルタイムで、再任用で仕事をしていただいております。残りの方は、10名は短時間ですので、週3回という形になっております。  それで、現在におきましても、もともとの職場との関係性とか、そういったことを踏まえて配置をいたしており、可能な限り今までの経験が生かせるところで私どもも配置をいたしておるところでございます。  それで、再任用の方を専用に特定な組織をということについては、現在のところは、検討はまだいたしておりません。  以上です。 ◯副議長(川口  誠君) 12番、中島議員。 ◯議員(12番 中島 健三君) すぐにあれでしょうけど、再任用の方しかできないというようなあれもあるんじゃないかなと思うんですよ。経験が一番豊富な時期にやめられるわけですから。だから、その経験を生かして、この再任用の人しかできないような、ただ、再任用される方も生きがいを持たれるし、あなた方も使いづらいというところがなくなるんじゃないかなと思う。実際問題、使いづらいちゃおかしい、言葉は悪いかもわからんけどですね、通常、これは生じてくるんじゃないかなと思うんです。だから、そこら辺をうまく機構改革すれば、お互いがいいのではないかなと思うんですけど、そこら辺は今後の課題として考えていただきたいと思います。長くなりましたが、これで私の質問を終わります。 ◯副議長(川口  誠君) これにて中島議員の質問を終了いたします。       ────────────・────・──────────── ◯副議長(川口  誠君) ここでお諮りいたします。冒頭で申し上げたように、本日の一般質問は、12番、中島議員の質問で終了したいと思いますが、これにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯副議長(川口  誠君) ご異議なしと認めます。  それでは、これにて本日の会議は終了し、残る質問については、あす22日にお受けすることにいたします。  本日は、これで散会いたします。                  午後5時20分散会       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃ 会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      ┃ ┃                                         ┃
    ┃                                         ┃ ┃   平成25年 3月21日                           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                宮若市議会議長  寳部  勝           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                宮若市議会副議長 川口  誠           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                会議録署名議員  中尾ハギ子           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                会議録署名議員  藤嶋  厚           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ Copyright (c) MIYAWAKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....